数年前まで、派遣で夜勤の仕事をしていた。
狭い部屋に男二人のペアで機器の画面を監視するような仕事だった。
エラーなんかが出なければ、30分に一度の見回り以外やることは無く、
俺とペアのI氏はプラモを持ち込んで作ったり、プレステを持ったきたりと、
だんだんダラけていった。
I氏は某テレビ製作会社からの出向(左遷か?)で来たという、彼女いない暦
26年の26歳だった。ケーブルさばきだけはうまかった。
ある日、俺がヤマハのシーケンサー(曲作ったりするやつ)を持っていくと、
メール用のPHS端末で出会い系ばっかりやっていたI氏が興味を示した。
チャゲアスが何より好きだが音楽製作の経験は皆無、というI氏に簡単に
使い方を説明して、キーとかがグチャグチャにならないように白鍵のとこ
だけ使えよ、とか教えて、交代で取る仮眠の時間が来たので、俺は先に
寝ることにした。
見事に俺は寝坊し、「ごめんごめん」とか言いながら監視の部屋に戻った。
そこで、I氏に「ちょっと聴いてみてよ」といって聴かされたのがこの曲。
もう、なんていうか、天才かと。バットで後頭部をぶん殴られたような衝撃を
受けた。 古いHDD整理してたら出てきたからUPした。
1分に満たない曲だから、皆聴いてみれw
特に、40秒くらいからの発狂したような展開から、怒涛のエンディングまで、
一部のスキもありゃしねぇwwww
ttp://eload.run.buttobi.net/cgi-bin/img/e_2046.mp3