昨日やってた「本妻は真紅、不倫相手に水銀燈」

って最後どうなったの？

／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　／　　ヽ_　　.＼
　　　　　　　　　　　　　 （ ●）（ ●）　　｜　　 　 ＿＿＿_ 　　　一万年と二千年前からやりたいお
　　　　　　　　　　　　　 （__人__）　 　 　 | 　 　 ／　　　 　 ＼ 　　
　　　　　　　　　　　　　　ｌ｀ ⌒´　　　　｜　 ／ ─　 　 ─　　＼ 　八千年過ぎた頃からもっとやりたくなった
　　　　　　　　　　　　　.　{　　 　 　 　 ｜／　 （●） 　（ ●） 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　 　{　　　　　　 / | 　 　 　（__人__）　　 　　 | 　一億と二千年後はやらないお
　　　　　　　　　　,-､　　　ヽ　　　　　ノ、＼ 　　 ｀ ⌒´ 　　　 ,／＿
　　　　　　　　　/ ノ／￣／ ` ー ─ '/＞＜　　` ー─ ' ┌､ ヽ　　ヽ, 　君を知ったその日から
　　　　　　　　/　 L_　 　 　 　 ￣　　／　　　 　　　 　　　_l__(　{　r-､ .ﾄ
　　　　　　　　　　　_,,二)　　　　　／　　　　　　　　　　 　〔― ‐} Lｌ　 | l) ） 僕の地獄に常識は絶えない
　　　　　　　　　　　>_,ﾌ　　　 　 /　　　　　　　　　 　　 　 }二 ｺ＼ 　 Li‐'
　　　　　　　　＿_,,,i‐ノ　　　　　l　　　　　　　　　　　　　 └―ｲ 　 ヽ　|
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　　　ヽl

爆発した

JUNは刺されて死にました

爆発したらしい

http://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1166233915/
これでも見テロ

誰かまとめサイトキボン

こういうやつを見たくてｋｓｋして１０００まで行かせたんだよｗｗ

確かに名作だった
真紅が辛苦のあまり自殺するというエンドはどうかと思うが

最後まで保守してくれるって言ってたのに･･･

頼むまとめサイトを･･･

頼む〜

まだ完結してないしまとめサイトも無い

「馬鹿な人間ねぇ、本当に私を選ぼうとするなんて。で、あの人間、どうなったわけぇ？」
「もちろん生きてるわ」
「そう、私の腕も鈍ったものだわぁ。あんな人間一人殺せなかったなんて」
水銀燈は黒翼を飛ばすとステンドガラスを割った。
「これで心置きなくこの町を離れられると思ったのに、残念だわぁ」
翼を羽ばたかせ舞い上がる水銀燈。
「さようならぁ、真紅。あんたのミーディアムに『死ななくて良かったわね』って伝えてちょうだぁい」
真紅は小さく噴き出した。
「死ぬわけ無いじゃない、あなた、急所を外したもの」
水銀燈は窓縁に立って真紅と向かい合う。
「真紅、幸せにしてもらいなさいよ？」
そう云うと今までに見たことのない美しい笑顔を残して水銀燈は飛び去った。
光の中に飛び出していくその姿をみて、真紅は不覚にも美しいと感じてしまった。
その姿は本当に、天使のようだった、と。

<了>

って書いてたから終わりじゃね？

つ【http://rozen-thread.org/i/】
たぶんここで見れると思う
拾ってきただけだから判らんが

まとめ作ろうか？

頼む

ttp://www.uploda.org/uporg620272.txt

ログ見るだけなら>>6とか>>18で。

こういうスレまとめ作るのは初めてなんでつたないと思うが
待っててくれ。

肉便器図鑑　携帯厨可
http://newsstation.info/up/img/ns16323.htm

名前が「姫初め」だったら公開セックスする
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1166326634/l50
とりあえず行ってくれ

取り敢えずvol.1

ttp://space-town.net/~rozenvip/furin1.html

おおっ、まとめの人だったのか
いつも乙です！！！

>>22
おお！

vol.2
ttp://space-town.net/~rozenvip/furin2.html


>>23
全力で見逃せっ！

vol.3
ttp://space-town.net/~rozenvip/furin3.html

　　　　　|　　 _,.,-r''fi,ッ､_
　　　　　|-''ｴ:::::ゞゝ,iソﾉ,=ｯ､.
　　　　　|::::__:tr-､r--､,:::::::::::ヽ
　　　　　|r'`ｴ　 　　　　　`'''r､:::＼
　　　　　|　　　　　　　　　 　　'＼:ヽ
　　　　　| 　 i　　,,　　　　　　　 　`,,|
　　　　　|.　/!　/|　　　　/|/|　 ,　　ﾄ､
　　　　　|ゝ| ∨ .|　　 ／ / .|　/　　ﾄ､t
　　　　　| Ｏ ヾ　| ／　,,ﾉ--| /!　　 ﾄ､/
　　　　　ト ｰ ,,,　"　　　Ｏ　i// /　!||l::!
　　　　　|　　　　　　　　`" ｴ/./ ,,,/i!ﾚ'
　　　　　|　　　､＿__　　　 　i/ 　/ 　 　.,＿,＿__
　　　　　ト.､　　` 　ｴ　 　 ／ / /-- ‐'":::::::;;ノ＿＿＿
　　　　　|::::|:::ゝt.-..r ＜､"ﾌ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〆
　　　　　|:::/''t/|!ゝ'|:::::://</ /:::::::::::::::::::::::＞"￣ ~
　　　 　..j-､ r-t､　/:::/::::::i／::::::::::::::::::::::::＼,,.＿__
　 　　 　{ 　ﾄ,,(ソ/::::::!:::::::::ト:__;:::＿:::::,:::::::::::::::: ,,:〆
　　　　　|!　ヽ,,ノ ;;::::::!:::::::ノ　　 ＼. ￣￣￣￣
　　　　　|ヽ.,/ (` r- ､fr　!! 　 　 　 ヽ,,
　　　　　|:::r'(　 )(,, 　 ﾊ!_jj　　　　 　　!
　　　　　|:::::)(　(,,. )　ト､＼|　 |　､　､　|
　　　　　|::::::＼( ( (.ノ:::::＼.＼|　 |ヽ|ヽ!
　　　　　|:::::::::::::~::~::::::::::::::::＼,＼|　i!　|
　　　　　|:::::::∧::::::::::::::::＼::::::::＼,,
　　　　　|::::/,><＼:::::::::::::::!＼::::＼＼
　　　　　|::/,＞＜,,＼::::::::::|,,　＼:::::>,.ヽ,
　　　　　|/,,,＞＜,,,__.|::::::::::|!　　､＼::::＼,!.
　　　　　|'' ー-､,,,__ノ|::::::::ノ　,,　　ゝ＼::::::ヽ

vol.4
ttp://space-town.net/~rozenvip/furin4.html

遅くてスマン。

vol.5
ttp://space-town.net/~rozenvip/furin5.html

フフフ、この子は迷子になってしまったのだわ

>>1とそれ以降を書いてる人が別人ということに今気付いた

まじ名作だったよな。蒼い子ともやるなんてＪＵＭすごすぎ。

>>32
それ別の作品ｗｗ

て訳でラストvol.6
シロートなんてまとめ方下手だけど取り敢えず。
ttp://space-town.net/~rozenvip/furin6.html

>>33乙です

まとめ乙

まとめ乙

>>33 禿げしく乙ですー。

細かくてすまんが 1 あたりに初出（元スレの URL）
書いておけば完璧なんだぜ。

まとめ乙

>>37
しようと思って忘れてたさんきゅ

久々の良スレだったな
真紅恐すぎ

>>32
それなんだっけ？途中まで読んだ記憶はあるんだが・・・

今見直してみるとミス発見、修正。

>>41
ttp://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1139813887/
ttp://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1140073396/

これかな？

まとめ読んだ
泣いた
ローゼンメイデンがもっと好きになった

ってまとめあったんだこれ。

ttp://www.geocities.jp/vip_rozen_jun/

>>42
おー�dクス

やっぱり銀ちゃん優しいわ

昨日やたら｢水銀灯｣って書いてたヤツいたなｗｗ
安価もらいまくってたｗｗｗ

>>46
流石に本筋から外れるから外したよｗ

やべぇ。蒼い子一筋だったのに不人気になびきかけてる

ふふふ…可哀相に、この子は迷子になってしまった

×可哀相
〇可哀想

もう迷子でも蒼でも真でもいいからアンティークドール風ダッチワイフが貰える紙下さい

リアルで見てた俺は勝ち組
空気読まずに銀様の画像はりまくってたぜｗｗｗｗｗｗｗｗ

今でも余韻に浸れてる俺は勝ち組！！

水銀灯発言をして場に混乱をもたらしたのは俺だ！！

>>52
あんたかｗｗｗｗｗｗｗ

性長画像のことかー

ああ、まとめを作ってくださってる。
しかし今見返してみると推敲無しに書いてるから矛盾やミスが一杯だ……

>>57
あなたが神か？

>>57
ID違うが書き士(どういえばいいんだ)さんか？

次があるならそれに生かしてくれると嬉しいんだぜ。
アレだけ楽しませてくれたら十分といえばそうなんだがｗ

俺も文書きたくなったよ。

次があるなら、シェークスピアも退くくらいドロドロ鬱エンドにしてほしいとかなんとか

アニメやマンガの最終話みた後の切なさみたいなのがあった。
また読みたいぜ

ｋｋｋ

誰か挿絵を描いてくれないかなぁ・・・・

>>63
それは確かに俺も思ったんだぜ。
だが、本スレの性徴シリーズがいい具合に挿絵の代わりを果してたんだぜ。

絵ｽﾚで描いてもらえば？

いきなり上げんなｗ

sage進行？

別にsage進行じゃないでしょｗ

ほ

>>66は底の方まで行ったんだからそのまま落とせばよかったのに
という意味で捉えて

大好きだよ

ドラマ化希望したい

ほしゅ

ネタで書いたんだけどまじであったのね。ｸｸﾝｸｰﾝ

雛｢ジュンーお見舞いなの〜。ペンギンさんのおにんぎょうなの〜｣
JUN｢…あぁ…ありがとう…(ペン…ギン…ペン銀？)｣

後日

真｢ジュ…ジュン？そのドールは…何なのかしら？｣
JUN｢ん？あぁ、ペン銀燈だよ。かわいいだろ？
　　ほら、ペン銀燈、真紅に挨拶しなさい｣

ペン銀(JUN)｢初めましてぇ、ペン銀燈よぉ。よろしくねぇ、真紅ぅ。｣

真｢…ちょｗｗｗｗｗｗ｣

保守ついでに思いつきで書いた。後悔はしていない

しかしこれでは真紅が哀れすぎる。最低男ジュンとまではいかないが、それに準ずる奴だ。ジュンだけに

それでも結局愛する男に逃げられなかったんだから
まぁ…幸せなんじゃない、かな？

あら、突っ込まれなかった。
でもさ、しこりとか残るんじゃね？
あれだけやっても、結局ジュンは銀を選んだんだし。
このSSで俺の中の真紅株が急上昇したのは紛れもない事実

そろそろ下がってきたから、勝手に水銀燈ルートやるんだぜ？

俺は早朝の駅にやってきた。改札を抜け、ホームに向かう階段を上る。

「もし、私を選んでくれるなら、明日の朝、駅に来て。私は始発でこの町を去るわ。
　もうこの町には戻ってこない。あなたも全てを捨てる覚悟があるのなら、それでも私を選んでくれるのなら……」

昨日は一睡もせずに考えていた。ずっとずっと、考えていた。
そしてその果てに
───結論は出た。

階段を上りきる。
目に入ってきたのは……。

黒く美しい、天使のような翼。
きらきらと朝陽の光に煌く、銀糸のような髪。
俺が求め、俺が選んだ、薔薇の乙女。

水銀燈が、居た。

「ジュン……」
目を見張るように大きく広げ、信じられないという表情で俺を見る彼女。
「よう、待たせた……かな？」
「何、で……何できたの……どうして、来ちゃったのぉ……」
「『自分を選ぶなら全てを捨てて来い』、そう言ったのは水銀燈だろ？」
「だからって……本当に来るなん、て……っ……」
ポロポロと、水銀燈の顔に幾つもの小さな輝きが生まれる。
それは彼女の頬を伝って、地面に黒い染みを作った。
「バカじゃ、ないのぉ……っ」
搾り出すようにそう呟いた彼女が、俺の身体にしがみつく。
「ああ、そうだな……。バカだよ、俺は……」
客観的に見れば、俺の選択は批判されてしかるべきなのだろう。
長年連れ添った真紅を捨て、ふとした出会いから絆を深めてしまった水銀燈を選んだのだから。
けれど俺には、水銀燈を見捨てることなんて出来ない。
いや違う。
俺自身が水銀燈を求めたのだ。
「私、なんかを……本当に……バカ……」
「それは違うよ、水銀燈」
「え……」

「俺がここに居る意味、わからないか？」
「…………」
「ここに居る俺は、お前以外の全てを捨てて来たんだ。
それらは俺にとって無価値だったわけじゃないし、むしろ失いたくない掛け替えのないものだった」
「だったら……！」
「つまり、お前は！」
言い返そうとする水銀燈を遮り、声をことさらに張り上げる。
「俺にとって、それらを捨ててまで、手に入れたいほど大切な人なんだ！
これまで培った皆との絆も、限りない愛情を示してくれた真紅の存在さえも引き換えにして！
俺はお前が欲しいんだよッ！！」
「っ……」
「何よりも、誰よりも……水銀燈、お前が欲しいんだ」
「ジュン……」
「だから、お前は……俺にとって『なんか』じゃない……水銀燈───」
彼女の身体を離し、込み上げる感情に歪み、それでも整った顔を見つめる。
そして、
「愛してる」
想いを乗せた短い言葉と共に、軽く、触れるだけの口付けをした。
「あ……っ……ああ……」
彼女の顔に輝きが溢れる。
いくつも、ポロポロと、止め処なく流れ落ちていく。
「ジュン……ジュンっ……」
ぎゅっと力強く、身体が水銀燈によって抱きしめられる。
必死に縋るようなその仕草に、俺は同じく抱きしめることで答えた。
温かな水銀燈の小さな身体が、俺の身体に溶け込むように、強く。

想いが、繋がった気がした。

「──そう。そういうことなのね、ジュン」
そんな俺たちに、真冬の風のように凍りついた声が突き刺さった。

やっぱ寝よう。おやすみﾉｼ

ちょっとまてええええええええええええ
邪魔しちゃ悪いとおもってレスもしなかったのにｗｗｗ

>>83
すまん。
書いてた時は大丈夫だったんだが、いまは眠くて文章がおぼつかん。
万が一、起きてスレがまだあったら、続きを責任持って書かせてもらうんだぜ。

ほ

>>84
眠いなら寝てくれ。
本人っぽい、かな。

ほ

｜

>>83
くそﾜﾛﾀ
ほす

ほ

ほす

保守

落とすわけにはいかないね

次回作品にも気体

ホッシュ

ほ

ホンタク

ho

ほ

ほ

｢水銀燈、みてごらんこんなにファンが書き込みしているよ｣
｢やあねぇ、そんなの嬉しくないわよぉ｣
そう言いながらも水銀燈は羽をパタパタさせている。
水銀燈は嘘をつくときに羽をパタパタさせるのだ
｢本当に水銀燈は嘘が下手だなあ｣
｢そ、そぉかしらーでも私はあなたがこうして見ていてくれているのが一番嬉しいわぁ｣
｢(なんか混ざってるぞ)そっそんなこと、おっ、球場についたぞ
今日はスワローズ公開練習だからな、選手達が来ているはずだ。
今日こそスイングを見て貰ってからサインも貰おうな!｣
｢そうね！｣

〜ふぃん〜

すまん　いま　かいてる

ho

>>102　あなたが神か！！

ｗｋｔｋ

「あなたは私ではなく、その女を選ぶの」
一切の感情を殺ぎ落とした、抑揚のない声。
「……真紅」
俺が来たばかりのホームの入り口に、居るはずのない彼女が立っていた。
「どうして……」
「あれだけ一晩中思いつめた顔をしていれば、イヤでも気づかざるをえないもの。
……それとも私はそこまで愚かな女に見られていたのかしらね、ジュン」
「…………」
俺の問いに、真紅が答える。
まるで初めて出会ったときのような、無機質で、高圧的な態度だった。
「ねえ、一つ聞きたいのだけれど」
「…………」
「何が……いけなかったのかしら？」
「…………」
「これでも私は、あなたに私なりの愛情を示してきたつもりよ」
「…………」
「何か気にくわないことがあった？」
「…………」
「何か気に障るようなことでもしたかしら？」
「…………」
「悪いところがあるなら、なおすようにするから」
「…………」
「話し合って、分かり合うのが、『夫婦』というものでしょう？」
「…………」
「ねえ、ジュン」
「…………」
「答えて、くれないと、わからないわ」
「…………」

何て答えればいいのだろう。
真紅には何一つ、悪いところなどないのに。
「ジュン、答えて……」
悪いのは。
「でないと……何も」
責められるべきなのは。
「私、何もできないじゃない……っ！」
───俺だというのに。
「……っ」
傍らの水銀燈が、きゅっと、しがみつく力を強める。
「真紅……」
彼女の瞳から、涙が零れ落ちていた。
ズキリと、胸が痛む。
あの気高い少女だったはずの彼女が涙を流すのは、よほど辛い時でない限りありえない。
それはこれまで共に暮らしてきた俺が、一番よくわかっている。
その雫が落ちるたびに、心臓が見えない杭で打ち付けられるようだった。
「………………ごめん」
ようやく出た言葉は、そんなそっけないありふれた言葉だった。
「ジュン……」
「ごめん」
「ジュン……っ」
「ごめん」
「違う、私の聞きたいのは……」
「ごめん」
「そんな言葉じゃないのだわ……」
「……ごめん」

「そんな言葉じゃないのだわ……」
だわ？

真紅のだわ口調結構気に入ってるのだわ。

水銀燈ルートと言っておきながら、もうちょっと真紅メインのシーンやりたいけどいい？

前スレ>>425の絵はどこのサイトにあるんだろう

>>110
もう何でも書いて下されば嬉しいです

おきたらｷﾃﾙ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!
>>110
お任せします。

>>111
成長シリーズでググれ

これはｗｋｔｋ

書いてる人は同じ人？

「あ……うあ、あああ……っ」
一気に溢れ出る涙。
「イヤよ……何で、どうして……あなたは私の……この真紅のミーディアムなのに……っ」
「…………」
「どうして……どうしてぇ！！」
真紅の叫びに、俺は答える術をもたない。
「……真紅」
俺たちのやりとりに黙っていられなくなったのか、水銀燈がぽつりと呼びかける。
しかしその途端、
「───ッ！！」
真紅の様子が豹変した。
殺気すら伴う鋭い視線。
まるで昔の水銀燈のような……いや、それ以上の純粋な憎悪と殺意が彼女に叩きつけられる。
「泥棒猫」
「あ……」
「私、言ったわ。『お願いだから』って……『ジュンを奪らないで』って！」
「それは」
「それがどうして、こうなってるのかしら？　何で、ジュンがあなたの側にいるの？　何であなたなんかを抱いてるのよッ！？」
「やめろ、真紅ッ！」
真紅の口から浴びせられる剥き出しの感情から水銀燈を庇うように、一歩前に出る。
「どうしてジュンがっ……あなたなんかを……っ……庇うのよぉ……」
そんな俺を見て、泣き崩れるように、真紅がその場に崩れ落ちた。

───この最悪の別れが、俺と真紅との決別だった。

真紅ぅ.......(ノД` )

「ジュン、行かないで」
「私と一緒に居て」
「私から離れないで」
いつまでも耳に響く彼女の言葉。
俺たち以外に乗客の居ない、始発の電車の入り口に立ち尽くしたまま、俺はずっと、もういない真紅の声に心を炙られていた。
「ジュン……」
ただ傍らにある小さな温もりだけが、俺の支えであるかのように、固く強く抱きしめる。
「本当に……おバカさぁん……」
「水銀燈……」
「いいじゃない」
「え……？」
「あなたみたいな弱い人間は、強がらなくたっていいじゃないのぉ……」
すっと彼女の身体が離れる。
「ジュン」
そして伸ばされた腕にかき抱かれ、柔らかな彼女の胸に頭が引き寄せられた。
「別れが辛いことは、私がよくわかっているわ……だから、辛くて泣くことは別に悪いことじゃない」
…………。
「お泣きなさいな、ジュン」
まるで真紅のような言葉。

その瞬間、キた。

「あ、う、ああああああああああ」
恥も外聞も体裁も、罪悪を受けてしかるべきという考えも、全てがどうでもよくなった。
滑稽で、みっともなく、醜い声をあげて、彼女の胸で泣いた。
「ごめん、ごめんよ、真紅ぅ……！　俺、お前にひどいことを……あああ、うあああああっ」

大丈夫！真紅の新しいミーディアムはこの僕だ！

銀様ぁ.......(ノД` )

初めて出会った頃からずっと、真紅は俺と共にあり、俺を助けてきてくれた。
俺をあの闇から救ってくれたんだ。
だから俺たちは、共に乗り越えた苦難の果てに、一緒になることを誓い、そして想いを交わしあった。
俺はそれを一方的に裏切ったのだ。
「ジュン……」
「お前が、悪いんじゃない、俺が全部悪いんだッ、なのに俺は……お前に！」
「そう、『私達が』、ね」
「違うっ！　俺が！」
「違わないわよぉ……私達はもう、ずっと一緒なんだから……」
「水銀燈……っ」
「本当なら私は、あなたを完全に拒絶しなければいけなかった……でも、私はそうしなかった。
それはどうしてかしら……？」
「……あ……っ」
「あなたが私を選んでくれたの、私があなたから選ばれることを望んだの」
「……水銀……燈……っ」
「だから一緒なのよ、全て。あなたと私が二人で、真紅を……姉妹を傷つけたの……」
水銀燈の言葉が心にじわりと染み渡り、それがいっそう、渦巻く激しい感情の波を溢れさせた。
ずっと、いつまでも、二人で泣きつづけた。
ずっと、ずっと、いつまでも───

多分、次でラストなんだぜ。

おｋ、覚悟しとく。

ID:2Td7JVMz0.......(ノД` )

あれ…？おかしいな…俺、水銀党のはずなのに、何で不人気が気になるんだ(ﾉД`)

俺も銀様派なのに真紅が木になるﾉД`)

ワクワクテッカテカ

>>124-125
お前らなんてこっちから願いさ・・・
あれ、俺も真ｒｙ

>>124-125
あれ？俺が二人もいる

BGMは『共月亭で逢いましょう』でおｋ？

またリアルタイムで拝めるとは…
これも銀様一筋だった賜物か

閉じた瞼の上から、力強い光が差し込んでくる。
混濁した眠りから、意識が浮かび上がり、自分が覚醒していくのがわかる。
───そして俺は目覚めた。
「おはよう、なのかしらぁ……？」
少しばかり気だるげな、艶のある声。
そちらの方に目をやれば、

すぐ側に、銀色に輝く天使がいた。

「…………」
「どうしたの？　間の抜けた顔ぉ……クスクス」
窓から差し込む眩い陽射しが、薄衣を纏った水銀燈を光の彩りで飾っている。
美しい、と俺は思った。
「いや……確かに、この時間じゃその挨拶はおかしいかもな」
枕元の時計は既に、午後を軽く過ぎていることを示している。
俺たちは今、とある宿に部屋を取っていた。
図らずもそれは、前に話していたあの旅館の一室だ。
「ずっと、見てたのか？」
「他にすることないものぉ……」
そう言って俺が起きたことを確認すると、ぐったりとまた身体を横たえる。
ぷるんと乳房が小さく跳ねた。
「それにまだ……身体に力はいらないしぃ」
「───ッ」
悪戯っ子のように無邪気な、それでいて色気たっぷりな笑み。
起き抜けの身体には充分すぎる刺激だ。
顔が瞬く間に赤くなっていくのがわかる。
「まるで子供みたいね……」
その様子をからかうように、水銀燈がすっと身体を寄せてくる。
「……子供かどうか、試してやるよ」
「あン、きゃっ、ちょっとぉ……あは、くすぐったぁい」

しかしファン投票でも不人気で、ＪＵＭにまで棄てられるって可哀想とかいうレベルじゃねーぞ。
蒼がいるから真紅を選べねー

抜いた

甘いなーオイ

彼女の滑らかな肌に手を這わせる。
そっと静かに、自分が手に入れたものを確かめるように、ゆっくりと。
「……水銀燈」
「ええ」
動きを止めて呼びかける俺に、彼女は全てわかっているという風に答えた。
「幸せに、なろうな」
これで良かった、なんて言わない。
俺たちの関係は、俺たち以外の全てを傷つけた上で、手に入れたものだ。
今でも罪悪の念は、心の中に渦巻いている。
「……ええ、ジュン。当たり前よ」
けれど後悔はしていない。しちゃいけない。
それは、目の前にいる、この最愛の人への想いを否定してしまうことになるのだから。
全ての人との絆───真紅との絆を断ち切ってまで手に入れた、この水銀燈への想いを。
「ジュン」
いつの間にか水銀燈が身体の上に乗り、俺の顔を見下ろしている。
その表情は、悲しみと優しさの入り混じった複雑なものだった。
「水銀燈……」
「ジュン───」
頬を伝う一滴の涙と共に、彼女は言った。

「愛してるわ」

さらりと落ちる、銀糸の髪。
近づいて来る彼女の顔。
「俺も……」
言葉は、温かで心地よい、やわらかな感触に塞がれる。
俺たちは再び、お互いを求めるように、重なりあった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水銀燈ルート　ＥＮＤ

乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙

まず最初に、このスレを保守してくれたお前らに感謝なんだぜ。
それから名作を作り出した前スレの>>1と>>11に感謝と謝罪を。

いちおう言い訳、していい？

乙と言うしか無いほど乙
じゃあ次は他のルートいこうか

乙乙！

>>137
幾らでもするがいいｗ

あとまとめに追加しておｋ？

>>139
全く持ってお願いしたいくらいＯＫなんだぜ。

お言葉に甘えて言い訳させてもらうと、まず何故水銀燈ルートに真紅が出てきたのか。
これは不倫モノの修羅場が前スレでは少しばかり消化不良だったのを、自分なりの解釈で解消したかったからなんだぜ。
そして妻である真紅を捨てて、愛人の水銀燈に走るジュンに、罪過を背負わせたかったから。
選択するということは、他の可能性を捨てることと同義なんだぜ。
それを演出したかった。
あとはまあ、個人的趣味なんだぜ！

次にラストが甘いのは何故か。
これはやっぱり、少しでもジュン……ではなく、水銀燈の幸せに感じている一面を自分自身が見たかったからなんだぜ。
悲劇的なラストもいいけど、俺はどっちかというとハッピーエンド派だから。
雰囲気が打ち壊れてたら、謝る。すまん。

ちなみに俺は誰派かというと……おっと、そろそろ時間なんだぜ。
お前ら、自分達の嫁を大切にしろよ、浮気はほどほどにな！

原作は水銀燈>真紅
アニメは真紅>水銀燈


しかし雪華綺晶派なんだよな

ゆきかきしょうってなんでつか？

>>142
きらきしょう

真紅が好きな俺には辛すぎた

>>143
いや普通に返されても…
正直すまんかった

きらきーは知らない人も結構いるからね
しょうがないっちゃあしょうがない

ID:2Td7JVMz0
乙

真紅とＪＵＭのミーディアムとしての関係はどうなるの？
真紅が力吸い続けたらＪＵＭ死ぬような気がするんだが。
それにしても、銀様以外のドール達の気まずさよ

ID:2Td7JVMz0
激しく乙なんだぜ。

>>148
個人的解釈なんだがドールたちはもうドールではないのだと思うんだぜ。
残滓として水銀燈の羽とかは残っているみたいだけど。

まとめてて今気付いた。

前スレの人とは別人なのな。

バレまつた。
同一人物だとは言ってないんだぜ？

確かに言ってないなｗ
>>137見て気付いた。

取り敢えずまとめました。
ttp://space-town.net/~rozenvip/furins.html

乙
さぁて、ＪＵＭでも探してぶちのめすか

真紅エンドはこないのか・・・？

ある意味、真紅はＥＮＤだよね

>>152
まとめ激しく乙＆感謝なんだぜ。
こうして改めて読んでみると、不倫本編は全キャラに渡ってキャラクターが生きててうまいよなー。

翠星石なんか、いい感じに大人っぽいというか。
妄想をかき立てられるんだぜ。

一昨日のはノーマルエンド、今日のが銀様エンドだよな・・？

>>153
手伝わせてくれ。腹の虫が収まらない

個人的に翠星石はスコーンは買うのじゃなくて作る子だと思ってたから
それがちょっと不満かなｗ

>>159
『材料』を買ったんだよ

なるほどねｗ

真紅が幸せになれるENDをくだしあ・・・。
かわいそう過ぎる・・・・。

真紅エンドでＪＵＭが心から改心して真紅に戻るのが欲しいよぅ

この設定で他の話を見てみたい
今度は綺羅気象や薔薇水晶も出してさ　

言われてみればのレベルだけど俺の銀様ルートは終盤が説教臭かったな
本スレは少ないセリフを効果的に使ってると感じたんだがな

ｋｋｋ

続編キボン

ｋｋｋ

kkk

過酷？

ｸｰ･ｸﾗｯｸｽ･ｸﾗﾝだったとｵﾓ

マジレスすると意味はﾅｲ。

>>171
黒人迫害乙

>>173
本当だってｗｗｗｗ
銀様がｋｋｋの格好した絵とか貼られてたんだぜｗｗｗ

いや…VIPのローゼンスレにおけるｋｋｋ自体の由来は
http://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1164117024/
ここの>>100だぞ。

>>175
その>>100俺だからそれは知ってるぜｗｗｗｗ

>>176
お 前 か

いまだにやってるのか…ｗ

ｻｰｾﾝｗｗｗｗｗｗｗｗ

ほほほ

じゃあまた嘘アンカでもたてるか

ここはSSｽﾚだから止めようぜ・・・
ｋｋｋはあくまで保守代わり。

もっとも最悪なBADENDを書いて欲しいと思ってるのは俺だけでいい

ｋｋｋ

待っているだけではダメなんだ。
作らなければ。

ところで単行本オンリーの俺にもわかりやすいよう、
雪華綺晶と薔薇水晶の違いをｋｗｓｋ

>>184
ばらしーは好き
きらきーはちょっと苦手

>>184
薔薇水晶はローゼンメイデンではない。

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　　　　　ト ｰ ,,,　"　　　Ｏ　i// /　!||l::! また何か書いていい？
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>>187
好きにするがいいのだわ。

いいのだわ
いいのだわ

保守しとこうか

ほしゅ！

ちょｗｗｗｗｗ立ってたんかいｗｗｗｗ

いま更だが>>140乙。

仕方ねーなーですぅ。保守してやるですっ。

>>185
把握。
漫画に出てきたのは確かバラスィーちゃんの方だな。

二人でぷりっぷりのきゅあっきゅあということか。

>>187
wktk
出来れば俺の嫁の、翠星石で頼む。

>>194
>漫画に出てきたのは確かバラスィーちゃんの方だな。
ちょｗｗｗちげぇｗｗｗｗ

また作品が読めるのか！？

保守ついで
手書きでｻｰｾﾝｗｗｗｗｗｗ
http://space-town.net/~rozenvip/cgi/src/rose0476.jpg

今北。読んだ。読むんじゃなかった、真紅たん…orz
これが水銀燈のトゥルーエンドなら、真紅たんのトゥルーエンドもなきゃウソだろ。
誰か書いてくれ、頼む、お願いだorz

>>197
もちろん水銀燈だけということはないだろうな。

>>197
おつおつ。修道女水銀燈か。

>>198
自らの手で幸せにしてやるというのも素晴らしいのではないのかね？


一瞬書こうと考えたんだがどうあっても
このストーリーで幸せな真紅が想像できなかった…。

>>199
そこを何とかorz
当方文才なし。

ノーマルエンドもいいんだが、ＪＵＭの奴は結局水銀燈に走ってるしなあ。
心底笑ってる真紅たんの話が読みたい。

うお、すまん寝てた。
ぼちぼち書くから期待しないでくれ。

>>194>>198
申し訳ないが、蒼い子が脳内を駆け巡ったｗｗｗ

『動き出した時計(仮)』

カチャカチャと、暗い室内に作業の音が響く。
もう十年も前からずっと聞いてきたどこか心地よい音。
ボクがマスターからこの時計店を継いでもう五年になる。

あの日、アリスゲームの決着が着いた時。ボクはその場にいなかった。只の物言わぬ人形になっていたから。
永遠の眠りに就く覚悟はできていた。
戦いを拒んだ翠星石や真紅とは違って、ボクは自分の意思で戦い、そして敗れたのだから。

これは後から聴いた話になるんだけど、あの時の戦いの勝者、薔薇水晶はお父様の手で作られたのではなかったらしい。
だから薔薇水晶に敗れた翠星石や真紅、金糸雀たちは奪われたローザミスティカを取り戻す事ができた。
そう、あの水銀燈も。
でもボクは違った。ボクが戦って敗れたのは水銀燈。
つまり、ボクらの戦いは正統なアリスゲームだったんだ。
だから、敗者であるボクのローザミスティカは勝者である水銀燈の物。
それがルールだから仕方がなかったんだ。
でもボクはまだ、永遠の眠りには就いていない。

ｗｋｔｋ

「蒼星石ー！遊びに来てやったですぅ！」
店の入り口から元気な声が聞こえてきた。翠星石だ。
今日は遊びに来ると言っていたけれど、もうそんな時間だったんだ。
「やあ、翠星石。いらっしゃい」
「まーた暗いところで仕事してたんですか。蒼星石、何だかじいさんにそっくりですぅ」
翠星石が部屋の明かりを灯すと、蛍光灯の無機質な光が店内にある時計を照らした。
「相変わらず儲かってなさそうですぅ」
店内を見渡した翠星石が溜息混じりにそう言った。
「まあ、確かに儲かっては無いけどさ、ボクは今のままで充分だよ」
その言葉通りだった。ボクはマスターから受け継いだこのお店を静かに守っていけたらそれでいいんだ。

結局、ボクらは誰もアリスに辿り着けなかった。
お父様の愛を得る為に、姉妹で刃を向け合ったというのに。
あ、一緒にしたら翠星石に怒られちゃうかな？
でも、少なくともボクは、みんなを犠牲にしてでもアリスになろうとしていた。
今考えると愚かな話だよね。そうでもしないと、お父様の愛を信じられなかったんだから。
戦いの後、傷ついたボクたちは不思議な力で癒されていた。
nのフィールドの彼方からやって来たその暖かい力は、きっとお父様だと信じてる。
皮肉な話だよね。お父様を求めて戦ったボクらみんなをお父様の愛は包み込んでいたんだから。
ボクらみんなが初めから『アリス』なんだって、そう言われたような気がしたんだ。

眠いがｶﾞﾝｶﾞﾙ…

「ジュンと真紅の結婚式、もうすぐですねぇ」
翠星石が彼女手作りのスコーンを齧りながら呟くように言った。
ジュン君と真紅の結婚式は二週間後に迫っていた。
「どうしたの、翠星石？何だか寂しそうじゃない？」
「そ、そんな事あるわけねーですぅ！な、何を言うですか、蒼星石！」
全くわかりやすいなって思う。翠星石のこういう素直なところが本当に羨ましかった。
「真紅たちの結婚式のお花はぜーんぶうちの店で用意するですぅ。商売繁盛ですぅ！」
翠星石は小さなフラワーショップをやっていた。
開店の時、ボクも一緒にやらないかって誘われた。でも、断った。
マスターのやっているこの時計店が大好きだったし、それが少しでも恩返しになればって思ったんだ。
それに、どんな綺麗ごとを言ったって、ボクの鋏は命を育てるものではないのだから。

以前ならボクら人形達がこうして働いて、人間と結婚する、なんて馬鹿な話だって思ったんだろう。
でも、今のボクらにはそれができる。
無限という時間を捨てて手に入れた有限という自由。
それもきっと、戦う愚かさに気が付いたボクらへの、お父様からの贈り物なんだと思う。
力のほとんどを失い、様々な制約に縛られた代わりに、ボクらは『人の命』という物を手に入れた。
それからボクらは人間のように成長したし、学校にも通って多くの事を学ぶことができた。
ああそうだ、真紅や金糸雀なんて大学にも行ったんだよ？
ボクらはお父様に作られてから何百年という時間を生きてきたけど、こんなに濃厚な時間は初めてだった。

ｗｋｔｋ

「結婚式にはみんな参加できそうかな？」
ボクもスコーンを齧る。とても美味しい。どうしてこの腕前が他の料理には活かせないのか不思議だ。
「もちろんですぅ！金糸雀も有給とって来るって言ってたですぅ。税金泥棒ですぅ」
そうそう、金糸雀は刑事になったんだった。昔から色々調べ回ったりするのが得意だったから似合ってるのかも知れない。
雛苺は幼稚園の先生をやってるみたいだし、真紅は銀行を寿退社。――そしてもう一人
「水銀燈は、どうなのかな？」
ボクの問いに、翠星石は少し困ったような顔をした。
「水銀燈は……相変わらず行方不明ですぅ」
水銀燈は戦いの後、誰にも何も告げないまま去って行った。
それ以来、10年以上何の音沙汰も無い。
「そっか、残念だね」
翠星石は不思議そうな顔をした。
「蒼星石……水銀燈の事、怒ってないんですか？」
ああ、やっぱりみんなそんな風に思ってたのかな？
でもボクは水銀燈の事を恨んでたりしてないんだ。むしろ――

薔薇水晶の消滅によって元に戻ることのできた姉妹達。
でも、ボクは本当はそのまま永遠の眠りに就くはずだったんだ。
ボクのローザミスティカは正統に奪われてしまったんだから。
それはもう、お父様にもどうしようもない事だった。

でもボクは、再び目覚めた。
それがどういうことか初めはよくわからなかったんだ。
でも、ボクと同じように正統な『アリスゲーム』によってローザミスティカを真紅に渡していた雛苺。
彼女の目覚めの理由をジュン君から聞いて、全てを理解したんだ。
奪われたローザミスティカは元々あったローザミスティカと融合する形になる。
それはもう、２つのローザミスティカが共存するのではなくて、１つの新しいローザミスティカになってしまうらしいんだ。
そして、真紅は雛苺のローザミスティカを半ば強引に自らのローザミスティカから分離して返してあげたんだって。
それには大変な苦痛を伴ったらしい。見ている方が苦しくなるくらいだったって。
真紅は何も言わないけど、自分のローザミスティカをも失ってしまうかもしれない危険な行為だったらしいんだ。
ボクは、自分が眠りから覚めた意味に気が付いた。
水銀燈は真紅と同じ事をボクにしてくれたんだって。

「怒ってなんかないよ？確かに昔は敵同士だったけど、ボクたちは姉妹じゃないか」
「蒼星石は優しいですぅ。さすがは翠星石の双子の妹ですぅ！」
翠星石が感極まったように抱きついてくる。
ボクはその頭を優しく撫でてあげながら、心の中で首を横に振った。
違うよ、翠星石。僕は優しくなんかない。
本当に優しいのは、自分の身を危険に晒してまでボクを目覚めさせてくれた水銀燈なんだ。
そして、みんなに刃を向けたボクを、なんの蟠りも無く受け入れてくれた君達なんだよ？

翠星石が帰っていった後、ボクは作業を再開した。
と、お客さんが来たみたいだ。
小さな女の子が可愛らしい腕時計を持って悲しそうな顔をしている。
「どうかしたのかな？」
ボクは子どもの前にしゃがみこむ。女の子はおずおずと手にした時計を差し出した。
「これ、動かなくなっちゃったの……」
凝った作りの可愛らしい時計だったが、確かに時を刻んではいなかった。
「お父さんに買ってもらったばっかりなのに、初めから壊れてたのかな……」
今にも泣き出しそうな女の子の声。ボクは小さく首を振ると、裏側の蓋を開いた。
何のことは無い。一つの歯車の噛み合わせがおかしくなっているだけだった。
歯車を交換すると時計はすぐに動き出した。
直った時計を腕に巻いてあげると、途端に笑顔が零れた。
「うわぁ、ありがとう」
さっき翠星石にしたように、優しく頭を撫でてあげる。
「大事にしてあげてね」
女の子はもう一度お礼を言うと、来た時とはうって変わって元気に帰っていった。
外はもう薄暗い。ボクは走っていく女の子の背中を見送りながら何故か水銀燈の事を思い出していた。
――初めからジャンクなんて存在しない、愛情さえかけてあげればどんな物だって、か。そうだよね、水銀燈。

ボクは再び作業に戻った。
結婚式まで後２週間。
それまでにこの時計を組み上げないと。
二人の新しい門出を祝う、ペアの腕時計を。
カチャカチャと、明るい室内にいつまでも作業の音が響いていた。


<了>

乙！
人間化のところは巧くぼかしてるなｗ

…じじい夫婦は鬼籍に入ってるのかな。

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ｲｲﾊﾅｼﾀﾞｰ
また泣いたんたけど

>>212
見てるっちゅーねんｗｗｗ
番外編としてまとめていいかな？

てか元スレ>>11氏？

>>214
元スレで長々と書かせて頂いた者です……
もお、こんなのでよければお好きに纏めて下さい。

調子に乗ってまた誰かの番外編を書こうかなｗ

>>215
許可さんきゅ、まぁ元々勝手に纏めてたんだがｗ

乗りまくってくれておｋ

ってーかスレ違いかもしれないが
誰か総合スレ立ててくれないか…。

テンプレはここの終わりの辺りにまとめてる…。
http://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1166207701/

じゃあ、立ててみようかな

お手数かけますm(_ _)m

一応立てました

http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1166468043/l50

>>220
ありがとう！
過疎スレなもんで…ｗ

さて、そろそろ翠の出番かなと

>>222
じゃあ次はチビ苺で書くですぅｗｗｗ

薔薇水晶や雪華綺晶も気になるな、描写がないから。

考えてみると巴やのりもみっちゃんも不明かー。

あれ？ID変わったｗｗｗ

勝手な設定ですが、まとめてみようかと思います。

ジュン→サラリーマン（営業？）
真紅　→銀行員(寿退社)
水銀燈→シスター
翠星石→フラワーショップ
蒼星石→時計屋
雛苺　→幼稚園の先生
金糸雀→刑事
メグ　→死去(ほんとすいません)

後、アニメの方がベースになってるんできらきーは今のところ居ません。
薔薇水晶は残念ながら消滅という形になってます。
後はどうだろう。のりは今でもジュンの世話を焼きたがってるかもしれませんねｗｗ

とりあえずやっつけですが
ttp://space-town.net/~rozenvip/furinao.html

ジュンが営業かーｗ成長したもんだｗｗ

めぐｶﾜｲｿｽ

幼稚園の先生って大学で資格取るみたいだｗ
ってことはチビ苺も大卒かｗｗｗ

戸籍とかは…どうやったんだろうｗ

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　　　　　|　　　　　　　　`" ｴ/./ ,,,/i!ﾚ' 　　　　　明日書きます
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>>215
真紅たんトゥルーを是非に！

>>231
了解、乙。

>>231
ynd.
蒼の子話、激しく乙！　本人降臨か！
このまま全員のサイドストーリーを読みたいな。

そして、チビ苺を尻目に翠がすれすれで滑り込むわけだな。

この蒼だったらブチキレてジュンを襲いにくることもなさそうだ。
ところで、生活能力を無くした真紅は修道院に入るのかな？

心が壊れて精神病棟送りとか、最悪、人形に戻ってしまうとか、嫌な想像ばかりが浮かぶ。

真紅たんorz

>>235
いや、この蒼い子はやっぱり姉妹達をすごく大事に思ってるって言うか、
自ら傷付けようとしてしまった事にすごく引け目を感じているから、
ジュンに対してブチギレるような気がする。
本編の喫茶店でのジュンに対する脅迫じみた態度もこれを読んで納得できたような気がする。

特に、『一つの歯車の噛み合わせが――』の件なんて、
後の事件を示唆してるようでちょっとぞっと来たけどな。

なおも勝手に解釈。

元スレの最後に『誰が真紅にチクった』ってのがあったけど、
広場？で園児が遊んでる描写があって、そこからヒナが見てたってあるけど、
多分もう一箇所、それを裏付けるところがあったと思う。
ヒナはさ、蒼星石には「久し振り〜」って言ってたけど、
ジュンや水銀燈に対してはそう言ってないんだよね。
つまりはそういう事なんじゃないかって。勝手な想像だけどｗ

能動的に動くかな。
個人的な希望としてはブチキレて欲しいんだが

>>239
また推測だけどさ、元スレで蒼星石って不自然に中立だって思わなかった？
最終的には「真紅と水銀燈のどっちを選んでもいい」みたいな事言ってたし。
他の人が真実を知ってたらこんなに中立でいられたかな。
雛苺なんてこっそり真紅にチクってる訳だし、なんだかんだでみんな真紅の味方になるんじゃないかな？
で、その蒼星石の態度がちょっと疑問だったんだ。
今回のを読んでああそういうことかって思った。
蒼星石は復活時の一件で水銀燈に味方する要素ができたんだなって。
だから真紅の側にも水銀燈の側にも立ってない。
で、ジュンがそのどちらを傷付けても、許す事ができないんじゃないかと。
わかりにくいな…ｽﾏｿ

推理はくんくんに任せれば

くんくん「ペロ。。。これは青酸カリ・・・！！」

ほっしゅ

ほっしゃん

ﾎﾟﾎﾟﾀｧ!!!

ほっしゅ

ほしゅ

ホッホ

アクセス規制に巻き込まれてずっと見てるだけだった（´；ω；｀)
遅すぎるが作家に乙

めいめいめい

保守って要るっけ？

hosi

まあいいや
保守

水

翠

芋

ダディクールを使って日本語を勉強しようぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

　　　　 └-i:::::::::::::::::::::::: ,.　　'"´　　　　　｀`ヽ:::::::.: : ヽ、
　　　　 __...ﾉ: : : : : : :,.ィ´　　　／ 　 　 ', 　 ヽ ｀丶､: : : :ト.､　 ,.ィ"ヽ
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　 　 　 ヽ.ィ: : : :/　 　 / 　 ,'　　　　　　 l　　　',　｀丶ﾄ､:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート､､ヽ
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　　＜._ <.|　　 ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:｀`:./:.:.:.:.:.:.:.!　!;/: : ＼　　　　 ! l　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　真紅（しんく）

'　 l | !_／ｲl |, 　 l ',　　| ﾍ. 　 l　 　　　/ |　 ;ｉ　 ,　　　 | l
　 ,l/,r‐'´!.| ',|ヽ　| ヽ　 ｌ　ヽ　｜ 　 　 l　l　/ｌ　 l, 　 　 ｌ｜
　/ /　 　',| 十' 寸 二ﾏＴ´　ヽ.|!　 　 / ┼/-l､_,|　 　 /! !
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/　 ! ヽ.　 　|　　　　　（●）,　　　　　､（●）､.:／´　/　 　 　 /'ヽ
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　ｌ　 l｜ 　 |　ト￣´　　.::::::｀-=ﾆ=- '　／ 　 ｌ|.　 　/　 /
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:::::::::::ﾍ:::::::::l/ ＼ヽＬ.V‖　 　 ヽ　 　 / /!|:::::::::::l　 　 　丶　　　　　ﾚ´

　　　　　　　　　　　水銀燈（すいぎんとう）

''"´ニニニニニニニﾆニﾆニニﾆニﾆニニ/
ニニニニニニニニニニニﾆ_ニニニニﾆ/
ﾆニニニニニ_,.. - ''': ´￣ : : : : : : : : : : : ＼
ヽﾆニニ: '"´: : : !:. : : : : : : : i: : : : :｀ヽ : : : : ヽ
　 >'´: : : : : : : : .|: : l : : i: : : '; : : : : : : ヽ.: : : : ﾍ
　, : : : : : : .!: : : :ﾊ : :!: : '; : : : ＼ : : : : : '; : : ヽ : !
　|: : : : : : :ｉ: : :./.ハ:.ヽ: : ヽ : :___lヽ.: : : : !: :ｉ : :|!:.|
　| : : : : : / : :/　 _,.ヽ ﾄ、 .l＼: : ヽ ＼　「: |: : l !:|
　'; : ; : :./: : /　　''''''　ヾ:.＼ヽ.　　'''''　 l: :/ ﾘ
　 Ｖ : :/: ;.ｲ.　　　（●）,　　　､（●）､.: ./;/
　　l:／イ: ､ヽ 　ゞ‐ '　 　 　　 　 　　//ノ: :!:ヽ
. 　 |∧: ' : :ﾍ.`　　　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, ,.ｲ ´: :|.｜:.:.＼
　　　,.ﾍ : : : : ヽ、 　　 ｀-=ﾆ=- '／| |/!: :ﾊ |:.:.:.／
-､／.　 ヽ: : : :ｌ ｌ ＞ｔ-　｀ﾆﾆ´イ:.　 ）! | / .ﾚ:／
ヽ､⌒l　 　＼: : | : . . ＞ｧｔ＜ヾヽ　（　ﾄ'´:.:,.ｲ
＜´ﾍ.`ｰｔ　　ヽ:|　／／ //ﾄ､ヽ! |　 ）!.）.ｲ:. |
:.:.:じｒ.l　:.ヽ　　　　ヾ ー'/　| | ー' .（ .ﾄ､:.:.:.: |

　　　　　蒼星石（そうせいせき）

>>260 てめーー銀様になにをした！！！

もはやダディクールの面影ねえｗｗｗ

ノ　　 /　　　 /　　 　 l｜　　 　 　 　 　 　 ! 　　　 　 　 ',　　｀`
.　　 //　　　,'　　　　 l｜　 　 　 　 　 　 |｜　　　　　 　 ',
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　　　　　_.. ∠∠、　　　　　｀-=ﾆ=- '　　　　 rｰ`―ト .._
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' ヽ-‐＜<＿ ,　￣ｰ' /丶､　　　__　 _.. ＜ ､__）￣ ｀`ト-　..＿_
　　　　　￣　　　　　',　 　 ｀丶--　'"　　　/　　　　　 ﾞｰ- ､..二
､　 ､　　　　　　　　　ヽ　　　　　　 　 　 ／　　　　 ヽ､__-'ノ　 /　

　　　　　　　　　　　　雛苺（ひないちご）

　　　　　　　　　　　　　　　　　,.rｎ─‐-　 .,_
　　　　　　　　　　　　　　 　ｧﾆ´入}￣｀`　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　,.　/ ´ﾚ′ !|　|　| |　 |l　 ',
　　　　　　　　　　,　 '´　/　　　　 i |l ｣_ ﾄ､!　|| | |l
　　　　　　　　 ／　　　/　　　　　,'.ﾊl!lL]_TN |ﾘ lﾘ
　　　　　　　 /　　　　// 　 　 　/,　（●）　､似}′
　　　 　 　 　 ｰ-　.,_//　! 　　 __/_　　 _ (､_, ) }'ﾍ
　　　　　　　　　 　 /）　l　,.イ　　　ヽ、-=ﾆ= .ｲ
　　　　　　_,.　-‐ ７/{ 　　,. ‐　´　　　　//　{l:　　　　　!{,〃ﾞYﾆ .r‐─ヽ＿|_＿二二――─---.r| |
　〈　　　　　 　 //　　 { /:|:.　　　ヾ,ヽ='ｨ､ﾆ|｀ﾞﾞﾞ''―ll＿__＿＿二二二二│｀""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
　　｀丶､　　　//ｲ/:.:.|:　　: /:　　 ＼/ !　ヽ　　　_|＿M60　　　　　　　＿"l￣￣￣￣￣￣ |二;;二二;;二='''''''''''￣ﾉ
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　　　　　 //_,ノ:.:.:.:／ﾊ:/:　.イ7/〈:､　　 　 !'.):.　　 ｀ヽ/'､ヽ二-ﾌ　　　|　 |　|
　 _,.. -‐/'´:.:.／:./:./　　:/://:.:.:ヽ:＼ 　 |ﾍ:r,.-.､､／　　ﾞｰｧ'´

　　　　　　　　　　　　　薔薇水晶（ばらしぃ）

　 ／　｀ー〈　　｀` ヽ　 　 　 　 　 　 '¨´　｀ヽY/´　ヽ
／ 　　　ノﾉ　　　　　　　　 /　 |　 　 !　　　　,))　|　 |
　　 　 （(´ 　 　 ／　 /　 ./1　 !　 .::,′　　 .(（　 |　 |
　　　 //　　　 /./　,ｲ　.:/　|　,′.::/i::.　　 l.::| |　 |　 !
　　 .//,′　,.ｲ:/__/_/ .:ﾉ） / /|_.:./_」:: .:/ /l.:| |　 |　 !
　　// i　　/.::ﾊ　7仁l7X / /´l//''''''「.:/l/　リ ',.　|　 |
　/l/　|/|/.:/′Vf.{.い.},':!〃　 ､（●）:l::::l.:.　 　!　|　 |
／　　　　　　 /（(ヽ こノ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,`,'.::.:|::.　 | |　|　 |
　　　 .:/　　 /.:.::))了´　｀-=ﾆ=- ' 　/.::.:::i |　 | |　|　 |
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　 .:::/　　 /.:.::/.::/:.:ヽ ￣｀ヽ__∠￣｀7.:.:::l/　 | |＜
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.:.:〈ィ^ヽ､　　　　　￣ 　 　　<　　　　 ￣　 　　　　｀)　＼
´￣｀`ヽ　　 　 ＿ _, ィ(＿_入 ＿>ｭ､＿,　─-､ノ＜-─‐- ､
´￣｀`ヽ ｀7´￣｀`7｡/／ ,　-- ､ ＼｡',　　　　　＼:.:.:.::::::::::/ 〉
　　　　 ハ　r-､_,/ / 　 <　 　　 >　ﾊ ',　　　　　　L.:.:.::／ /:､
　　　 （::::::.:ﾉ .:.:/｡/￣＼ ＼__／ ／ 」｡V^Y⌒ヽ /:「￣　 /丶＼
　　　　 ￣ .:::::/ /　　　 ハ ⌒ ハ /　| |　人　　/::/　　　 ＼ ヽﾉ

　　　　　　　　　　　雪華綺晶（きらきー）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　,　ィ ´　＿_,.､_＿　｀＞､
　　　　　　　　　　　　　／　__.r‐┘　　　＼ └‐ｔ _　＼
　　　　　　 　 　 　 ／/ ／　　／／　　　l　',　､　　＼ﾊ＼
　　　　　　　　　／　/イ　　 /／　　/　　l　 |　 ＼　　ヽ!　 ＼
　 　 　 　 　 ／　　/ 　 /　/.: :　　:/　　/　l |:.:.　　',　　 V　 　＼
　　　 　 　 / 　 　 j/　/　/.:. : : ／　／　/ l |＼:.: 　',　　 ',　　,.:　〉
　　　　　 /　　　　/　　　l:.　　／　／/ ｲﾅ 　l　 　 !イ::／
　　　　 　￣ヾー-|l　＿ 斗　'''''' ´ ／　 　/　ｘ　'''''':.:j　l/
　　　　　　　　 ＼|:!:.　:.:.ｌｉヽ　（●）,　　　/　 ､（●） ｲ.:.　/!　l
　　　　　　　　　 l|小、:.:.:.ヽ. 　　　 　 ／　 　　　　 /.:.: ｲ　}　l
　　　　　　 　 　 l|　{　ヽ､:.:.:.＼　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　 ／ィ´_ {!_ ｌ:　l
　　　 　 　 　 　 l|　 ｝ _{!_ 下Ｔ、　 ｀-=ﾆ=- '　／i:.ﾊ.　{!　}:.　',
　 　 　 　 　 　 ‖　 {　{!　 }:::i::::＞:..､｀ﾆﾆ´ ィ:::::::.:l:::.:}　 　{:.:.　 ,
　　　　　　　　 /'　　 }　　　{::l.:.::::::l::::|　　 : :|::::l::::::::.:i:::.{'_{!_/:.:.:　 ',
　　　　　　 　 /　/ 　ﾄ､　}!,jV.:.__／￣¨ Y ¨￣＼＿:ｒ､} }!/ .:.:.:..　 ',
　　　　　　　 ,'　/　　{こ入 { ｲ　,.‐',二¨Ｔ¨二.'‐､　　{ j／¨ヽ:.:.:.:..　ヽ
　　　　　　　,' .:'　　/ _ｒ'_{! ﾉ { /／　/ ,小.ヽ　＼ヽ r' |!｣ i　 l :.:.:.:..　 ヽ
　　　 　 　 /.:.: ｒ ‥'.ノ　ノi　{ ヽ.二 ｨ | {｜ト 二.ノ { 〈| ! ヽ　V :.:.:..　　ヽ
　 　 　 　 /.:,:-'　／ヽ _/, = , ‐ ､二二二二二 _−- ､{. ＼ !　ヽ :.:.:.:..　　＼
　　　　 /￣､ 〃　　／ / r＝/¨＼「￣}‐､:::）＿ｒ＝i!　 ',　└ｔ._　ヽ :.:.:..　　　＼
　　　 「´　　〃丶 /　l: ヽ._､_:':､::::::/j⌒i_ ﾉｲこノー'' ., ｲ��,　､ハ_l ＼:.:.:..　　　 ＼
　　 /´　　　　　_,｢　　}　 ヽ二＞-,＿´＿ ＿,ｒ_― '´ﾉ}:.:　 Ｌ ﾊ 　 ＼ ヽ :.:..　　 　 ヽ
　／　､　／　　/　＼/　 /ｰｔ.￣´ー┘'ｰヽﾆゝ‐'￣　:.|:.:　 　｛　　､ 　'┴､:.:.:...

　　　　　　　　　　　　　　　翠星石（すいせいせき）

ノｔ┘　　　　　　　　　　　 _ ∨｣　　　＼　　/ ／
r┘　　　　　　　 ,　-,二ﾆ-'´ _,. --―‐┴‐{/⌒ヽ、
.　　　 　 　 rｔﾆ_シ′ ＼ ,. '´r― ､ ―-- ､{〉　　　ヾ- ､
　 　 　 , ィ┘＼ヽ　　 ／　　 ＼　｀丶、　 ｀ヾ､ ,.-圦彡ﾄ､
　　　／r┘　　 ヽ＼/　　　 ／　｀ヽ_　｀丶、 >'::.:／｀=彳:ヽ
　　 ｢/´　　　　　 ＼ヽ　　 / 　 ／!　 ￣｀ーへ:∧ヽ　　}∨
　　/｣　　　　　 　 / ヽ＼ ,′ /　/　　　　　　　 ｀ヽ、 /r┘
　 ｢/　　　　,..-_ﾆｲ　　＼ヽ　,′/　　　　　　　　　-､Vｲヽ
ヽ/}　　　／／　　|　　　 ﾄ､＼r'′ ,　-‐　 　 　 　 _,. l ﾚ'′
ノ　 V　//´　　　｜　 　 |　＼ヽ '´ y=-;ミ 　 　 彳::.k!′
　　　∨/　　　　　Vﾍ　　|　　 ヽ＼7っ: ﾊ　　　　ヾﾆﾊｰ-､
_二ﾆ／ 　 　 　 　 ヽ ヽ　Y⌒ｰへ ヾ -‐′ 　 　 !　　 |　　ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　弋＿ 　 ＼＼　　 ＿, ｨ　　 ﾉ　　ノ
　　　　　　　　　　　　　｀￣＞┴‐ ¬ ､ヽ 　 　 ´　／- ､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 く　　　_　r┘_ヽ＼＿_／　　　 ｝
　　　　　　　　　　　　　 , '´￣｀ヾく」-―ｰ＼ヽ‐{r＜二∠_
　　　　　　　　　　　　／　　　　　 {　　r-‐}|::ﾄ､＼｛　＿_}　｀丶､
　　　　　 　 　 　 　 /　　　　　 　 ヽｰｲ＜_|::|　＼ヽ仁ﾆ、　　　 }
　　　 　 　 　 　 　 ,′　　　　　　 　 く＿ノ|::l 　 rY¨¨ユ　　 ∨/
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 　 　 ∧　|:」　/　｝　 二}_　　〈
　　　 　 　 　 　 　 ヽ、　　 　 　 　 ,イ　 ￣＞ｲ| 厶　 ,. -く　　 (⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　 ｀ー--､　　　ヾ、　／　 |:|　厶ノ　＼｀ヽ　　}　}｀丶、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　 Y´　 　 |:|　_ノ　　　 ﾄ､ ｀¨´ ノ　　　l
　　　　　　　　　　　　　 　 　 / ｀、　〃　　 　 |:| ￣〉　　　 ヽ ｀フ′　　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　金糸雀（かなりあ）

>>268
お前さんのカナへの愛は解ったｗ

リアルでレスした俺に対してまだ一回もふれられてないだろな。でもこうやって
まとめサイトで残るのってなんかコテやっててよかった。

ダディクソワロタｗｗｗｗｗ

水銀保守

勝手に投下してみる


　　　どちらかを選ぶなんて…出来るのか…？

時計に目をやると既に3時を回っていた
今日…いや昨日水銀燈にあってからの事は何一つ覚えていない
自分に課せられた選択のみが頭を支配していた

真紅はもう寝ているだろうか…暗くてよくわからない

明日僕がこの家からいなくなったら、彼女は何を思うだろう…
恨まれても…仕方ないよな…

静かな部屋に時計の音のみが響いていた…。


需要があれば、不定期になるけど続きを書こうと思う

( ﾟдﾟ )

>>1と同じ人？

ジュンの一人称が僕になってるから違う人だろう

出始めから挫いてるのはどうかと思う。

>>273
いらないおｗ

携帯からで失礼
投下は初めて
幸せな真紅をみたかったから書いてみたんだが…

またROMに戻るぜｗうぇｗ

IDがSSだからって調子にのるなよ

ただし、お前がカナリーＬＯＶＥを貫いてくれるなら続けることも吝かではなきにしもあらずだ。

この時間帯は冷たい人が多いでつね

もうじき温かくなるよ

リアルで読んでその日に漫画全巻まとめ買いした俺がきましたよっと

翠星石は金糸雀より可愛いよ

>>285
はっはっはー、外に出て俺達もアリスゲームとしゃれ込もうじゃないか。

別にしたきゃすればいいと思うんだけどね。

こういうのって変に付け加えると、大概駄作になるよね

ｋｋｋ

>>288
確かにオリジナル入りすぎてるのはよそでやれと言いたくなる

でもこの作品は原作の設定を生かしつつ書かれていたので
良作だと思う。

まあ、カナリーの扱いが気に入らないが、その点さえ除けば認めてやらないこともない。
合作にしては上出来なんじゃないか。

ほもｱｯｰ!!

真紅エンドを考えているんだが、
やっぱりｼﾞｭﾝが真紅に全てを打ち明け
真紅がそれを許すみたいな終わり方になるのかな?

ほっしゅ

原作の設定も生きてるし伏線の張り方も素晴らしい
ドロドロで見るのが辛いが続きを見たくなってた俺。
本編作者はかなり上手くないか、リアルで読んで久々に本気でｗｋｔｋしてた。

つか文才無い俺は評価できる立場じゃねーっすねｗｗｗｻｰｾﾝｗｗｗｗｗｗ

真紅と水銀燈両方幸せになる方法はやっぱり無いのかねえ……

ダディメイデンのAA張ってたのはもしかする前に立ってたとここはどこ？スレの>>1じゃないかと一瞬頭によぎった

【百合END】

JUM死亡ｗｗｗ

>>297
ｗｗｗｗｗサーセンｗｗｗｗｗｗまったく身に覚えがありませんｗｗｗｗｗｗｗっうぇ

>>300
そうか
つーか共通点ダディとカナ好きしかなかったからなｗｗｗｗ
こちらこそｻｰｾﾝｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ほっしゅっしゅ

保守

ほ

水

銀

病

闘

病

記

第

>>238
鋭いですね。そこまで読んでくれて光栄ですｗ

ええと、また番外編を書かせていただいてよろしいでしょうかｗ

>>312
どうぞどうぞ

いい題名が思いつかんｗ
書きながら考えるからもうちょっと待って下さいｗ

これには激しくｗｋｔｋ

「天秤(仮)」

「トモエー！トモエー！ヒナ、先生になったのー！」
雛苺が満面の笑顔で私に飛びついてきました。
大きくなってもほんと、こういうところは変わらないんだから。

あの日、雛苺はただのお人形に戻ってしまいました。
詳しい事は私には判りません。でも、もう二度と雛苺のあの笑顔は見れないんだと思っていました。
別れは悲しいけれど、最後の時を私と一緒に過ごす事を選んでくれた。
それだけで私は、充分に幸せでした。
でも、雛苺は帰ってきてくれた。

帰ってきた雛苺は、もう、人形なんかじゃありませんでした。
そして、真紅ちゃんが傍にいなくてももう大丈夫みたいです。
桜田君は全てが終わったから、と言っていました。
また、雛苺と一緒に暮らせる、それも今度は人形としてじゃなく、本当の家族として。

WKTK！！！！

雛苺はいつからか幼稚園の先生を目指すようになっていました。
いつまでも子どもみたいだったあの子が先生？
初めは何だか信じられませんでした。
でも、あの子は本気だったみたいです。
それはもう、熱心に勉強をして、資格を取って、今日近くの町の幼稚園から採用通知が来たのです。
あ、私はというと、大学院に残って勉強を続けています。
雛苺の方が先に社会に出ちゃうなんて。本当に、大きくなったんだなぁって思います。

雛苺の勤めている幼稚園は私の町から電車で１時間くらい離れています。
うちから通えない距離ではないんですが、雛苺は一人暮らしをすることを選びました。
本人曰く、『社会人としての自覚』らしいです。
あの子がそんな事を言うようになるなんて、嬉しい反面、ちょっとだけ寂しい気もする私は過保護なんでしょうか。
でも、引越しの日にぼろぼろと涙を流したり、毎日のように私に電話をかけてくるあたりなんか昔のままでホッとします。
私の大切な妹、雛苺。本当に、立派になったよね。

幼稚園での話は雛苺からいつも聴いています。
あの子、本当に毎日が楽しそうです。
子どもたちと一緒に何をして遊んだとか、おやつを食べたとか……
話だけ聞いてると、まるで雛苺も園児の方なんじゃないかって思ってしまいます。
他の先生たちに怒られちゃうんじゃないかって心配です。

今北ｗｋｔｋ

動き出した時計の方は本タイトルでいいのかな。

雛苺から桜田君の話を聞きました。
毎朝、スーツ姿で雛苺の幼稚園の近くを通って仕事に行っているみたいです。
私がよく知っているのは中学生までの桜田君、
失礼な話ですけど、彼、あまり社交的な方じゃなかったから、ああ頑張ってるんだって感心してしまいました。
そんなある日、桜田君の結婚の話を聞きました。
早い時期の結婚にもびっくりだったんですけど、さらに相手は真紅ちゃん。
私はあんまりロマンティックな話に興味は無いんですけど、それを聞いたときは本当に感激してしまいました。
本当におめでとう、桜田君と真紅ちゃん。

二人の結婚式から半年が過ぎた頃、雛苺の様子が何だかおかしくなりました。
元気が無いと言うか、何かを考え込んでいると言うか。
普段が元気の塊のような雛苺だけに、ちょっと心配です。
私は雛苺がちょうど仕事が休みだという平日に会いに行く事にしました。

「雛苺、最近元気ないよ？どうかした？」
私の言葉に、雛苺は一瞬驚いた顔をしてそれから笑顔になりました。
「そんな事のないのー、ヒナはいつも元気なのー」
ダメだよ、雛苺。私にそんな嘘が通じるわけ無いじゃない。
「そんな嘘はダメよ？言いたくないならいいんだけど、私は心配だよ……？」
雛苺は少しの間黙って考えているようでした。
そして、時計を見ると私に言いました。
「トモエ……、ちょっと付いて来て欲しいの……」

KTKR！

( ﾟ�听)ﾈﾗﾚﾈ

私は雛苺に連れられて雛苺の勤めている幼稚園の近くにやってきました。
広場では子ども達が遊んでいます。
雛苺はその光景を嬉しそうに目を細めて見ていました。
「ヒナはあの子たちの先生なのー」
雛苺の幼稚園の園児さんみたいです。
子ども達を見つめるその瞳は確かな雛苺の成長の証しでしょうか。
「雛苺、あの子たちを見せたかったの？」
そう尋ねると、雛苺は黙って首を振りました。
「違うの……こっちなの……」
雛苺の指差す先には、一軒の喫茶店がありました。

「雛苺、お昼ご飯食べに来たの？」
私の問いには答えず、雛苺はすたすたと窓際の席に向かいました。
お昼時はちょっと過ぎていた事もあって、目当ての席が空いていたようです。
雛苺は席に着くと、私に手招きをしました。
窓の外には今歩いて来た道と、一軒のコンビニエンスストアが見えます。
とりあえず、私達は昼食を摂る事にしました。
雛苺は深刻そうな顔でしきりに窓の外を気にしています。
「どうかしたの？」
私が尋ねると、雛苺は窓の外を指差してぽつりと言いました。
「あれを、見て欲しいの……」
道を歩いて来るのは桜田君でした。そして、その隣には見知らぬ女性が一人。

アッー

ああ・・次はSSだ・・

桜田君とその女性は楽しそうに話しながらコンビニに入って行きました。
「あれって、桜田君よね？隣の人は会社の人…かな？」
そうは言ってみたものの、雛苺の態度や女性の服装を考えたらその可能性は低いように思えます。
「水銀燈なの……」
雛苺の口から聞き覚えのある名前が発せられました。
――水銀燈。確か、雛苺たち姉妹の一人。そして、10年も行方不明なんだって……
「見つかったんだ……？でも、どうして桜田君と一緒に？」
「わからないの……でも、いつも二人は一緒なの……」
雛苺の声がだんだんと小さくなりました。
「いつも？……水銀燈さんが戻って来たこと、みんなは知ってるの？」
「誰も知らないの……翠星石も金糸雀も……真紅も、知らないの」
詳しい理屈は抜きにして、桜田君の行動がどういう事なのか、漠然と悟っているみたいでした。
「トモエ、ヒナはどうしたらいいのかな……」
雛苺は今にも泣き出しそうでした。
私は桜田君に苛立ちを覚えました。それは桜田君の行為に対してではありません。
桜田君や真紅ちゃん、水銀燈さんの間にどんな事があったか、私には知る由もありませんから。
ただ、雛苺をこんなにも悩ませて悲しませてる事に苛立ちを覚えたんです。
見当違いの怒りだって言われたらそれっきりかも知れません。
でも、時間というものはいい方向に流れていくものばかりではない、と改めて感じてしまいました。

「雛苺は、どうしたいの？」
私は優しく雛苺の頭を撫でました。
「ヒナは……ヒナは、真紅とジュンが仲良くなきゃ嫌なの……だから困ってるの……」
ああ、この子は私が思ってるよりもずっとずっとみんなの事を考えてるんだ。
だからこんなにも悩んで、迷って、傷ついて……
「雛苺。私にはこういう経験が無いから、桜田君の気持ちも真紅ちゃんの気持ちもはっきりとはわからないわ。
　それに、本当に正しい答えがあるかどうかもわからないの。　
　だからね、雛苺。あなたが考えて考えて、考えた結果に正しいと思ったことをしなさい。
　それがみんなの事を考えた末の結果なら、きっとうまくいくはずだから」
雛苺は目に溜まっていた涙を拭うと、大きく頷きました。
「ヒナは、真紅に幸せになって欲しいの……」
ふと窓の外に目をやると、買い物を終えた２人がコンビニから出てきました。
楽しそうに並んで歩く２人の姿を見ながら、私は思わず大きな溜息をついてしまいました。

それから、雛苺がその話題について話すことはありませんでした。
でもまだ解決していないんだなという事は、雰囲気から伝わってきます。
雛苺はもう子どもじゃない。私が考えているよりずっとずっと大人です。
だから私は自分からその事について聞くことはしませんでした。

その電話がかかってきたのは喫茶店での一件から一月が過ぎようとした頃でした。
聞いたことも無いくらい、動揺した雛苺の声。
私は一瞬でただ事ではない事を把握しました。
「トモエー、ジュンが、ジュンがぁ……」
後はもう、言葉にはなっていませんでした。
部屋に駆けつけた私は、部屋の隅で震えている雛苺を見つけました。
「雛苺！どうしたの！？」
私が駆け寄ると、雛苺は抱きついて声をあげて泣き始めました。
「ジュンが、ジュンが……ヒナのせいなの……」
「雛苺、落ち着いて？桜田君がどうしたの？」
何とか雛苺を落ち着かせようとしましたが、雛苺はさらに泣きじゃくるばかりで手に負えません。
「ヒナが……ヒナがあんな事言わなきゃ、ジュンは……！」
「雛苺……」
「ジュンが死んじゃうの……」
桜田君が死ぬ？雛苺のせいで？
一瞬それがどういうことか理解できませんでした。
でも、少しして記憶のピースが重なりました。とても悲しいジグソーパズルのように。
「真紅ちゃんなの……？」
雛苺は大きく首を振りました。
「違うの……水銀燈なの……」

http://info.from.jp/mu/robom.cgi?nono=3303&tp=1
雛苺

gj

雛苺はちょっとずつ、これまでの事を話してくれました。
真紅ちゃんに桜田君と水銀燈さんの事を話したこと、
桜田君に真紅ちゃんを悲しませないでとお願いしたこと、
桜田君の部屋で真紅ちゃんが泣きながら水銀燈さんにお願いをしたこと……
「雛苺」
私は強く強く雛苺を抱きしめました。
「雛苺は悪くなんか無い。だから自分を責めるのはやめて」
「でも、でもぉ……」
「確かに雛苺が真紅ちゃんに話さなければ今回の事は起きなかったと思う。
　でもね、いつまでもそのままでいられるわけじゃないのよ？
　時が経てば経つほど、真紅ちゃんは深く傷つく事になるの。もちろん、桜田君も、水銀燈さんも……
　今回の事でそれが全て片付いたとも思えないけど、それでも、みんな一歩先に進む事はできたと思う。
　これからその一歩がいいほうに向かうか悪い方に向かうかは、みんな次第なんじゃないかな？」
雛苺はようやく泣き止んで真剣な目をしました。
「みんなって、ヒナも？」
「もちろんよ」
私が笑顔で答えると、雛苺も釣られて涙の上に笑顔を浮かべました。

「電話……」
シューマンのトロイメライのメロディーが着信を告げていました。
私が雛苺に代わって電話を取ると、それは金糸雀ちゃんが病院からかけてきたものでした。
桜田君は手術の結果、命に別状は無い、との事でした。
その事を雛苺に告げると、泣き笑いで私に飛びついてきます。
本当に、こういうところは変わらないんだなぁ。

もう受験いいや！！
腸wktk！！！！！！

wktkで眠気が消え失せた

雛苺と二人、病院の廊下を歩きます。
手には不死屋の苺大福。雛苺の大好きな『うにゅ〜』です。
ノックをして桜田君の病室に入りました。
ベットで本を読んでいた桜田君は私達の来訪に驚いているようです。
「雛苺……柏葉まで……」
病室には他に誰もいませんでした。
机の上の花瓶には色とりどりの花が生けられています。きっと、翠星石ちゃんでしょう。
雛苺は無言のまま桜田君の方に向かっていき、そして、桜田君の左頬に平手打ちをしました。
突然の事に言葉を失う私と桜田君。
「真紅を悲しませた分なの！」
雛苺の声にようやく我に返った２人。
「雛苺……」
桜田君は打たれた左頬を押さえながら謝りました。
「俺……ごめん…っ！？」
今度は右頬に平手打ちが入りました。
再びあっけにとられる２人。
でも、雛苺は笑顔で言いました。
「今のは水銀燈を悲しませた分なのー、これで、ちょうどいいのー」
呆然としている私達をよそに、雛苺は私からお見舞いの『うにゅ〜』を受け取ると、桜田君に渡しました。
「ジュン、うにゅ〜食べて早く元気になるのー」
受け取った『うにゅ〜』を手に、照れたように笑う桜田君。
それを見て私は何故か懐かしさを感じたのでした。


<了>

>>334
乙っす
キャラの成長が描けてるってのはいいなぁ…。

乙！！
雛苺…大人になったな…

またこんなに晩くまで駄文に付き合っていただいてありがとうございます。
もう少し短く纏めたかったんですが、結局だらだらと書いちゃいましたｗ
巴の喋り方もよくわからないしｗｗ

>>319
はい、タイトルはもう何でもいいですｗ
何となく、(仮)を付けないと照れ臭いんでｗ

乙です！！！いいもんみしてもらた！！！

　　　　　|　　 _,.,-r''fi,ッ､_
　　　　　|-''´:::::ゞゝ,iソﾉ,=ｯ､.
　　　　　|::::__:tr-､r--､,:::::::::::ヽ
　　　　　|r'`´　 　　　　　`'''r､:::＼
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　　　　　|ゝ| ∨ .|　　 ／ / .|　/　　ﾄ､t
　　　　　| Ｏ ヾ　| ／　,,ﾉ--| /!　　 ﾄ､/
　　　　　ト ｰ ,,,　"　　　Ｏ　i// /　!||l::!
　　　　　|　　　　　　　　`" ´/./ ,,,/i!ﾚ'　　　　　　　>>332　こんなもの読んでないで勉強しなさいよぉ？
　　　　　|　　　､＿__　　　 　i/ 　/ 　 　.,＿,＿__
　　　　　ト.､　　` 　´　 　 ／ / /-- ‐'":::::::;;ノ＿＿＿
　　　　　|::::|:::ゝt.-..r ＜､"ﾌ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〆
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　　　　　|/,,,＞＜,,,__.|::::::::::|!　　､＼::::＼,!.
　　　　　|'' ー-､,,,__ノ|::::::::ノ　,,　　ゝ＼::::::ヽ

ほ

眠いので後でまとめます、乙でしたー。

乙っす。
あれ、やっぱりＪＵＭに殺意が（ｒｙ

おいおい危ない

乙っした〜
結局寝てしまって、今、会社で仕事前に読んでたりする

次は誰だろう？
ｗｋｔｋ

>>339
銀様がいうなら…仕方ない。
山籠もりしてくる

ほぬ

otitenele

ほ