ロックマンXクワンガー強すぎワロタ

>>314
了解投下するよー。萌えも笑いもないけど、保守代わりに

　「このまま…だと…いけない」
　私は最近妻としての責務を果たしていない気がする。料理や、洗濯はいうに及ばず、果ては途方もない
電気代の支払いもエックスの役割になりつつある。
　私といえば、ボディブレードを家の中でブンブンと振り回しているだけ…。最近エックスの私を見る
目も冷たくなっている気がする。
これはかなりまずい。

　「これが…倦怠期なの…かな」
　私はそう独白する。このままではいけない。そう分かってはいるのだが、エックスがやさしいすぎる
のだ。なんだかんだ言いながらも、律儀に世話を焼いてくれる。

　その世話焼きぶりに、勘違いする娘も一人や二人ではない。最近ではあのイーグリートですら、
その態度を柔かいものに変えつつある。
　イーグリートは女性体の私から見ても綺麗だ。料理も出来るし、胸も…その、大きい。
　もちろん、エックスは浮気できるタイプではないと理解してはいる。だが、同時に押しに弱いタイプだ。
いつか流されて、他の娘に盗られてしまうのではないかという不安が、私の脳裏によぎる。

　「それは…絶対…いやッ」
　その考えを頭をふるふると振って、脳内から追い出す。追い出しても、心の奥底に残るぼんやり
としたものが、残り続ける。これでは、私は駄目になってしまう。解決策を早急に考えなくては、私
はそもそもの原因を考え始めた。

　「もしかしたら、エックスが…やさしすぎるのが…悪いの…かも」
　どうも私は、エックスのやさしさに甘えてしまう傾向が強い。今の状況はエックスに甘えすぎたが
ゆえの結果。もしかしたらこの甘えをなくせば、私はエックスの妻として、大きな一歩を踏み出せる
のではないか？と

　その考えは、思った以上に良いものに感じた。だが、そもそもどうすればこの甘えを捨てられるのか…
皆目見当がつかない。だが、考えれば何かしら案が出てくるはずだ。頭をクリアにすれば、考えつか
ないわけがない。
そう、私は氷のレプリロイド、COOLな女


　そして、散々悩んでいると、唐突に私のCOOLな頭脳は、天啓を得た。
　「クワックワッ！よし…相談…しよう」
　私は考えすぎて、熱暴走し始めた頭を抱え。家を出る事にした。



　「はい。どなたですか？っとアイ君じゃないか」
　向かったのは、イーグリート宅。相談番組などやっていた彼女ならば、甘えを捨てるという。悩み
も解決できるはずだ。…決して、考えるのが億劫だったわけではない。本当だよ？

　「めずらしいね。アイ君が尋ねてくるなんて」
　イーグリートは淹れたての紅茶と、手作りらしきクッキーをテーブルに出しながら、そう私に話し掛
ける。
　「余計な…お世話…べつに…たいした用事じゃ…ない」
　「でも、うれしいよ。こうしてお話するのが、夢だったからね」
　ﾆｺﾆｺと私がクッキーをほおばる仕草をのぞき見るイーグリート。なんだかこの余裕がシャクにさわる。
でも、クッキーに罪はない。クッキーは許す。
　「で、アイ君。今日は何の用事かな？」
　そんなことを考えていた私に、イーグリートは微笑を崩さないまま、たずねてきた。私はクッキーを
ほおばりながら、私の悩みを打ち明ける事にした。

　「甘えを捨てる…ねぇ。ずいぶんな事を考えているようだけど、どうしてそんなことを思ったのかな？」
　イーグリートは頬杖をつきながら、いまだに微笑みを崩さない。どこから来るのだろうか。この余
裕は…
なんだか意地悪してやりたくなった。
　「アナタ…には…教え…ない」
　どうだ。肝心なところを教える気がないこのそぶり、さすがに気を悪くしただろうと思ったが、イー
グリートは苦笑いするだけだった。つまらない…

　「まあ、深くは聞かないよ。でもね、アイ君。アイ君は今のままが一番自然なのさ。それは、皆が理
解している事だし、君自身そう考えている面もあるんじゃないのかな？」
　イーグリートはそこまで言うと、カップを口元に運び、ほどよく冷めた紅茶を一口飲んだ。
　「それでも、自分を変えたいなら、その過程で失ってしまうものがあるかもしれないよ？」
　コトリとカップをソーサーに戻すと、再び頬杖をつく。
　「たとえば、エックス君とかね」
　彼女はまた、ニコリと微笑んだ。

　「そんな…こと…ない…だって、これは…エックスの…ために…」
　あまりの驚きに、思わずいらない事まで喋ってしまう。いつもの私らしくなく、わたわたと慌ててしまった。
…不覚。
　そんな私に、イーグリートはため息を一つつくと、真面目な顔になり、こう言った。

　「アイ君。君は、変わらないものというものが、どれだけ大切か身をもって知っているだろう…」
　「それは…」
　それは、忘れたくても忘れられないモノ。深い深い心の闇。Σウイルスという電子の亡霊が、刻ん
だ消えようのない傷痕。

　だがそれは、私だけに刻まれたモノではない。たくさんのレプリロイドに刻まれ、いまだに生き続
けているモノだ。もちろん、私の目の前にいる笑顔のやさしい彼女にも。

　「なら、アイシー・ペンギーゴ君。君は、彼をいつも通りに迎えてあげなさい。さあ、今日はもう遅い。
彼も帰ってくるころだろう。そのときにやさしくおかえりなさいと言ってあげるのが、妻の役目なんじ
ゃないのかな。どうだい、アイ君？」

　最後にそう悪戯気に笑って、彼女は玄関まで私を送ってくれた。
　そんな彼女の言葉を思い出しながら、私は急いで家路に着いた。いつもやさしく微笑んでくれる大
好きな女顔の彼に、最高の「おかえりなさい」を言ってあげるために

FIN

イーグリードに惚れ直した

以上でした。では、他のSS師が来る事を願ってﾉｼ

うおお……さっきXIPで自分がイーグリードにした仕打ちが恥ずかしくなるほどにGJ!！

ちょ、高レベルｋｔｋｒ
ああ、これはいいイーグリードですね

これは良いロリコンだ

いやあ…意外、いや失礼。偉大だなぁイーグリード。
そうだよな……変わらないって結構大事なことだよな。

wikiだけど旧館から、ほぼ引っ越した
あとはナイトメアポリスだけ
最近の短編や、アンケートも、まとめて追加した


もう疲れた　　　寝る

>>328
まとめさん、乙かれ様です
おやすみなさい。良い夢をﾉｼ

>>328めがっさ乙！良い夢を。

そうそう。まとめてて黙ってたけどさ

その、なんだ
エレジーの投下が無いのは、まとめが引っ越すのを待ってんじゃね？

だから、きっと、もうすぐ投下があるよ
今度こそ、おやすみなさい

>>331
乙かれ

いいユメ見ろよ

グラフまでwww乙wwww

>>331
乙かれー！
ゆっくり寝るんだぜッ！

ＡＡまでｗｗｗ
セリフは変えておいていいかな？
単体で見ると意味不明さが増しててハズカシすぎる　(((( ；ﾟДﾟ)))

>>331
お疲れ様

俺のマンマンダーまでまとめてもらえるとは

こんなときに限ってメールが来たせいで、まだ起きてたり
寝かせろー　orz

念のため、荒れる前に……
まとめてない作品は、どれも長いからです
誰か、あとお願いします


>>335
どうぞどうぞ、ご自分のＡＡです

>>337
わざわざ自分のAAを入れてくださった上に
ご丁寧にどうも

今度こそ安眠できるよう祈っとくぜ

保守するのですよー

取り合えず保守

まとめの方に本編も手直しして欲しいな保守

ほ

↑で何か論争があったのね

なんか活気が戻ってきたな。よかったよかった

クワンガーなつかしー！赤いやつだよね？
どれも倒せなくて最初に倒したやつだ(・∀・)

赤？

あぁ赤だ赤だ。勘違いしてたｗ

って最初に倒したのか…

>>1

オマーン国大好き

まで読んだ

>>347
おはよう有賀

ほい

ほい

ほいっと

wiki見てて思ったんだけどさ

他の短編は行が普通なのにエレジーたんのだけ 空いてるのは何で？

颯爽と保守

保守代わりに

クワンガー「うぐいす分が足りない！」
マンドリラー「な、何だよいきなり。その……うぐいす分ってのは、うぐいす最中に含まれてるのか？」
クワンガー「不不不。当たり前だろう、卑猥な名前のレプリロイドよ。因みにお稲荷堂にはより多く含まれる！」

クワンガー「食べたいなぁ、甘いもの……」



マック「クワンガー、インスリン注射の時間だぞ」

ろっくまんが大王じゃねーかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>355のネーミングセンスに嫉妬

>>355天才的なネーミングセンスだな。

面白そうとか思ったらパートかよ

パー速でやれよクズ

有賀がいっぱい

>>355
鬼才現るｗ

J-COM規制ウゼェェェエ！
ボコボコにしてやるのDEATHよ！




あれ、前にも言ったような、、、

今日はおひっこしDEATHね

>>352
旧館から、あいてました

>>354
どかーん、どかーん、ちよちゃーんｗｗｗｗｗ

うわっ


またエレジースレか
てっきりボス戦でﾋｨﾋｨ言ってる初心者君のスレかとオモタ

>>365
ちょｗｗｗｗｗｗｗﾃﾗ狙い通りｗｗｗｗｗｗｗｗ

今日もＸＩＰでロックマンＸ
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1166514189/l50

カメリーオ「今日の集会場は、ここ！」