15,16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら

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203ライアット ◆GU/ptbK4fw
「派手にやりすぎたかなぁ・・・」
狙い通り、貯蔵されていたダイナマイトに誘爆して瓦礫の山と化した周囲を見渡し誰にともなく呟く。
しかしかなりの敵を爆発に巻き込めたようだ、残りも突然の爆発に腰が抜けている。
「さて、適当に全滅させ・・・て・・・」
ん?
「ボスは・・・ど・・・こ」
おかしい
「これからって・・・時に・・・」
声も出なくなってきた、足が・・・身体が・・痺れて・・・動かない・・・?
「手こずらせやがって・・・」
先程の首領だ。くそ、離れていて巻き込めなかったか・・・
「屑野郎に・・・負ける・・・わけがぁ・・・」
銃を杖のように、必死に身体を支えるが力が入らない。痺れが痛みに変わっていく、この感覚は・・・
(疲労?)
その痛みは幼い頃、初めて撃った銃の反動に鍛えられていない体が受けた物と同じ。
単純な、疲労。身体の動きが規制されていき、回復を強要する。
細まった全身に依然と同じ耐久力はなかった。
無意識だった、構え、力加減の適応。それが減少する体力の変化を忘れさせていた。
(っくそぉぉぉぉぉぉぉ)
持ち上がらない銃、迫る敵。
動かない視界、進入する人影。
はっきりとした恐怖。
「何かしらねぇが・・・やってくれやがって。このアマァ!」
衝撃、腹に蹴りが入る。
(痛い・・・・)
仰向けに倒れると、下品に嗤う首領が視界に入る。
「お仕置きしてやらんとなぁ!」