15,16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら

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1おせち(3,000円)
避難所http://jbbs.livedoor.jp/study/7864/

まとめhttp://www.geocities.jp/story_ts/

定期的に保守しましょう。
あと、wikiのアドレスが変わりましたが、今まで通り貼らないようお願いします。
2はたち ◆Hiyokokid6 :2006/12/14(木) 22:42:57.06 ID:KorI1yzL0 BE:359932537-2BP(3508)
  _____     ____     _     ___
  |__  |    |__  |   l二 二l   |__  | [][]
     /_ノ       /_ノ    l二 二l      / /
                     __| |       / /
  ハ___     ハ___   / o ヽ__    | |
  |____|    |____|  ヽ、__ノヽ_|    ヽ_ヽ


       _          ‐j;'+..,_
       '''!i; "''l、   ‐t;;-..,, ゙'l_ `l!
         l! r'゙'     ゙'l, `゙l! l-fl!
  ,,,,     /゙ ..||_      ト-''
  l,."'‐''';;;;ニ ',,r‐''l..;゙'l、  '!l{ニ'l..,_
   `゙'''"´ ノ │   | l|    '':、 ゙'::,
      / │   || l     'l;  'l、
     ,f' _jl′   j| l!    ___|,  ''j
    f! l!    丿 ||  ''liiiii-''t、 │
   ,l' jl´    ;l! j        ゙゙゙`
  rノ f! ゙lil;;''l....r'l |l
  l |l   `゙l _,..|{`
   ""    ""

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   ─┬─    |     l   |
     /     _ノ   _/   |ノ
3おせち(3,000円):2006/12/14(木) 22:48:58.53 ID:HibKX2ok0
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
4猪(左利き):2006/12/14(木) 22:59:32.26 ID:VOc0VqbnO
いちおつ
5おせち(5,000円):2006/12/14(木) 23:31:51.23 ID:HibKX2ok0
6書初め(今年書くぞー):2006/12/14(木) 23:42:20.96 ID:5B6HJaNeO
くっそー俺も誰にも不自然がられず女体化したい。
病気で出来たとか言えばいいと割り切って女ホルでおっぱおを作ったとしても、
もし18くらいになって男のような顔になっちゃったらその後ずっと…思うと自殺したくなるorz
それに声だけはどうあがいても男になっちゃうんだろうし。
いやまあ今も女みたいな声出てないかもしれないけど。
マイケルうらやましいよジャクソン。
7神主と初詣:2006/12/14(木) 23:47:53.73 ID:wETrED1w0
>>1

早速で悪いんだが前スレのdatをもらえないだろうか
8猪(大人):2006/12/14(木) 23:54:46.75 ID:+JyZv4ne0
>>6
女性ホルモンを沢山取ると女性らしくはなれるが、女にはならない。
体型は女っぽくなるし、声も高くなるけど、一番の相違点はそのまんま。

とマジレスしてみる。
9おせち(5,000円):2006/12/14(木) 23:54:57.78 ID:HibKX2ok0
酔っぱらってるから間違ってるかも試練w

ttp://up2.viploader.net/mini/src/viploader92217.zip.html
10おせち(5,000円):2006/12/14(木) 23:55:36.64 ID:HibKX2ok0
>>9 は >>7宛でつ
11猪(友達がvipper):2006/12/15(金) 00:12:13.22 ID:pyRxTmlRO
>>1
126:2006/12/15(金) 00:31:40.18 ID:4q/JpGHGO
>>8
mjd?
以前GIDスレで声は変わらないって聞いたんだけど、もし高く保たれるなら凄くいい。

1番の相違点っていうと、下半身?
女にも男にも性欲は大して無いからそれはいいんだ。
まあもし性転換しちゃえたら完全に女になれて最高だけど一時の恥に耐えられないから無理。
138:2006/12/15(金) 00:40:54.22 ID:/Hwepc0z0
>>12
声変わらないってのは初めて聞いたね。
俺は実際そういった人に会ったこと無いから確証は無いんだけど、テレビとかで出てきたニューハーフは声が完全に変わってるのが結構いたね。
もちろん変わってないのもいたけどさ、そのタイプの人は見た目もそのまんまだったしな。

まあ、下半身なわけですが。
14猪(友達がvipper):2006/12/15(金) 00:43:06.84 ID:pyRxTmlRO
性転換は自殺率高いってよく聞く。
15猪(酒乱):2006/12/15(金) 01:01:32.40 ID:vnK3LLLkO
危ない捕手
16猪(過敏):2006/12/15(金) 01:38:12.50 ID:/Hwepc0z0
17トリマーと初詣:2006/12/15(金) 02:40:26.25 ID:Cxg7i2so0
18パティシエと初詣:2006/12/15(金) 03:49:55.90 ID:Cxg7i2so0
加曽
19猪(筋肉質):2006/12/15(金) 04:47:20.29 ID:vnK3LLLkO
危ない投手
20猪(ばくち打ち):2006/12/15(金) 05:04:54.48 ID:fvJsabo6O
あぶない刑事
21サトイモ:2006/12/15(金) 06:34:21.75 ID:VMr4z6WQ0
保守
22ぬこと初詣:2006/12/15(金) 06:58:18.00 ID:x/OkyKzz0
新スレ立ってて良かったほしゅ
23お年玉(もらいたい):2006/12/15(金) 07:02:39.37 ID:gWnHeVcUO
今北書く
けど昨日どこまで書いたか覚えてない
24ナースと初詣:2006/12/15(金) 07:07:12.88 ID:qiJcZQzy0
なんという神スレ

と思ったけど、女ホルとかそういう現実的な話なのか。残念だ。
朝起きたら美少女に変身してた系なら良かった。さようなら。
25お年玉(もらいたい):2006/12/15(金) 07:10:50.34 ID:gWnHeVcUO
>>24
いやそれであってる
26かき初め(虚脱感):2006/12/15(金) 07:12:16.96 ID:3mRNSwti0
おまえらの処女は俺が貰ってやるから安心しろ
27お年玉(もらいたい):2006/12/15(金) 07:17:13.44 ID:gWnHeVcUO
あぁ…香水臭いにおいきつすぎ死ねよブス軍団
28小松菜:2006/12/15(金) 07:33:01.41 ID:VMr4z6WQ0
>>27
あ〜いるいる
くしゃみするくらい臭いのとかいるよな
29猪(委員長):2006/12/15(金) 07:49:07.48 ID:UqAN1FVoO
そうゆうやつらにかぎって電車の中でばか騒ぎするよな
30 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/15(金) 07:59:51.17 ID:pyRxTmlRO
職場着いたらマターリ書く安価ちょうらい↓
31なまはげ(悪い子はいねがー):2006/12/15(金) 08:01:16.95 ID:pUqQzF870
というかアレじゃね?
女になりたくねーってガキが犯罪起こしそうで微妙に嫌な想像しちゃったんだが
32猪(禁煙中):2006/12/15(金) 08:09:46.80 ID:qNtMu5nl0
確か前にそんな感じの話あったぞ

安価は↓
33お年玉(現物支給):2006/12/15(金) 08:24:48.86 ID:gWnHeVcUO
にくまん
34お年玉(現物支給):2006/12/15(金) 08:26:27.18 ID:gWnHeVcUO
>>31
妹がレイプされて自殺するのは書いた気がする
35 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/15(金) 08:55:01.75 ID:pyRxTmlRO
「にくまんじゅうえんびき!」
そう叫んで、花恵は目の前のコンビニへ突っ込んで行った。
店の外で待ってたら、花恵が手招きしてる。
「なんだよ」
「お金450円」
しねばいいのにと思いました。



続きません。
36妹と初詣:2006/12/15(金) 08:59:22.13 ID:7cnWeWAxO
WIKIにやっと辿り着いたが多くてやってらんね
オススメのやつとかない?
37お年玉(すずめの涙):2006/12/15(金) 09:06:38.91 ID:gWnHeVcUO
>>36
何がオススメなんだろうな?俺にはわからん
38猪(里に下りてきた):2006/12/15(金) 09:10:50.41 ID:TMZ9FvXiO
自分は中野と谷野あたりがオヌヌメ
39お年玉(すずめの涙):2006/12/15(金) 09:12:02.13 ID:gWnHeVcUO
WIKIを読んでない俺にはわからん。ああわからん


だから安価↓
40猪(ばくち打ち):2006/12/15(金) 09:37:48.62 ID:7cnWeWAxO
富士急ハイランド


オススメサンクス
41お年玉(すずめの涙):2006/12/15(金) 09:43:13.09 ID:gWnHeVcUO
なにそれなにそれ
42猪(ばくち打ち):2006/12/15(金) 09:53:00.02 ID:7cnWeWAxO
日本一だか、世界一だかの落下距離(80mくらい?)があるジェットコースターFUJIYAMAがある遊園地
43お年玉(がっぽり):2006/12/15(金) 10:12:33.26 ID:gWnHeVcUO
うはwww月草で書けないwwwww


「遊園地とか久しぶり!」
大島は今までに無いほどにはしゃぎながら入場口に走っていく。
それを見て足立は苦笑いをしながら石田と一緒に追いかける。
「遊園地か……」
妹と一度来たことがあったなと山根は思い出し、ふぅっとため息をついた。
もう死んだんだ…だからもう会えない…なのに追いかけてしまいそうな自分が嫌だ。
「ゆうちゃーん!はやく!」
「みさとは元気だな」
苦笑いをする山根に大島は見上げながらうんっと嬉しそうにうなずいた。
「富士急ハイランド!ふじやま?っていうジェットコースターが有名なんだって」
「ジェットコースター?私はパス」
「えーみさちゃんノリ悪い」
「みさと一人で乗りなさいよ…恐くて泣いても知らないよ」
「泣かないし!」
顔を赤くして涙目になりつつ叫ぶ大島に足立はいぢわるそうに笑う。
うぅぅと唸っている大島に石田はまぁまぁと頭を撫でる。
「私が乗ってあげるから」
「流石にみず姉ちゃん!みさちゃんとは違う〜」
「私も乗ろうかな」
「ゆうちゃんも一緒ね!バイバーイみさちゃーん」
笑顔に戻った大島はいつものテンションでジェットコースターへ向かう。
「ま、待ちなさいよ!仕方ないわね…私も乗るわよ!」
「えー…恐がりのくせに…」
大島を振り回しながら4人でジェットコースターへやってきた。
大島は身長が足りなくて乗れなかった。
泣けた。
44お年玉(がっぽり):2006/12/15(金) 10:16:10.35 ID:gWnHeVcUO
久しぶりに大島で書くと難しいな…ってことで次


45妹と初詣:2006/12/15(金) 10:22:04.76 ID:Sdt2G/SIP
クリスマスの朝 長靴の中身
46妹と初詣:2006/12/15(金) 10:22:31.89 ID:Sdt2G/SIP
しもた 下げてもた
47妹と初詣:2006/12/15(金) 10:23:17.28 ID:Sdt2G/SIP
あれ? 連投規制ないのか?
48妹と初詣:2006/12/15(金) 10:24:41.77 ID:Sdt2G/SIP
ならば 保守
49お年玉(がっぽり):2006/12/15(金) 10:25:56.28 ID:gWnHeVcUO
>>45
お前良いお題くれるなwwww

三種類書くわ
50おせち(10,000円):2006/12/15(金) 10:43:51.67 ID:pyRxTmlRO
妹と初詣っていいなぁ…
お正月先取りしてしまおう。
51お年玉(がっぽり):2006/12/15(金) 10:46:55.19 ID:gWnHeVcUO
寒さに身を縮め布団に潜り込む。
暖かい布団の中でぬくぬくとしていたかったが、猫のバーローが頬を舐めるので目が覚めてしまった。
そういえば今日はクリスマスだ。
窓の外を見ると珍しく一面が太陽の光で銀色に染まり眩しいくらいだった。
腕をちょんちょんとつつくバーローに餌をやらないとと布団から這い出し寝ぼけたまま餌をあげる。
もう眠いなぁ…なんて思いながらベットに視線を移す。
「あ!クリスマスプレゼント!」
ベットの下にプレゼントを見つけ大島は飛びついた。
ビリビリに包装紙をやぶり中の物を取り出す。
「おおー…?」
それは毛糸の帽子とマフラー、子犬のぬいぐるみだった。
「おー!可愛い!」
さっそくパジャマのままマフラーを巻き帽子をかぶりぬいぐるみを持って部屋から出た。
「おかーさんサンタきたぁぁ!」
また騒がしい1日が始まった。
52おせち(10,000円):2006/12/15(金) 10:47:55.47 ID:pyRxTmlRO
>>51
大島カワユスwww
53お年玉(がっぽり):2006/12/15(金) 10:48:28.37 ID:gWnHeVcUO
>>50
妹三人いるから一人やるよ…姉が良ければ二人いるけど…
54お年玉(800円):2006/12/15(金) 11:03:53.52 ID:gWnHeVcUO
「ミサト……起きて……」
つんつんと頬をつつかれミサトはミサキに起こされ目をこすった。
里から降りて初めてのクリスマスの朝、外は雪はなかったが息が白くなるくらいに寒い。
「なぁに…?」
「プレゼント…ある…」
紙袋だったが確かに二人の枕元にはプレゼントが置いてあった。
「食べ物かな!」
ミサトは真っ先にプレゼントを破ると中に入っていたものを持ち上げた。
ミサキも同じものだったのか首を傾げる。
「赤い服…」
「サンタさんの服だ!」
赤い小さな服は確かにサンタの服で、二人にぴったりのサイズだった。
ミニスカートになっていて黒い尻尾が楽で良いが少し寒かった。
「バーロー!みてみて!!」
「……サンタ…さん……」
一階に降りるとブスッとした顔のユウキがサンタの服で立っていて、ミズキも同じ服に苦笑いをしている。
「いやぁ…犬耳幼女サンタが四人も…ふひひ」
「バーローは?」
「俺が着ても面白くないd」
ユウキに気絶させられたバーローにも同じミニスカートのサンタの服を着せておいた。
目が覚めたバーローは自分の姿を見てさらに何かに目覚めたようだった。
55お年玉(800円):2006/12/15(金) 11:14:47.44 ID:gWnHeVcUO
「……サンタクロース……?」
月草は眠そうな目で捕まえた相手を見ながら首を傾げる。
そんな職業の人は聞いたこともない。
「そ、そうじゃ…よい子にプレゼントを配ってまわっているんだよ」
「……僕…いいこ…?」
「ああ…だからほれ、これをあげよう」
「……?」
首を傾げて立ち上がったサンタクロースを見上げる月草は渡されたプレゼントを不思議そうに見ている。
それは銀のネックレスで、魚の形をした飾りが付いていて月草は一目で気に入った。
「……お魚…大好き…」
サンタクロースに向かって滅多に見せない幼い笑顔を見せ、そのネックレスを大事そうに両手で包んだ。
サンタクロースっていう人はとってもいい人だったんだ…。
月草は嬉しそうにそれを握りしめまた眠りについた。
次の朝宿屋の主人が新聞を読みながら月草にハハハっと笑いながらこう言った。
「最近サンタクロースとかいう幼い女の子を狙った凶悪犯がいるんだって、月草ちゃんも気をつけなよ」
「……お魚…こわい…」
月草は震えながら魚のネックレスを道具屋に売った。
56お年玉(800円):2006/12/15(金) 11:15:31.47 ID:gWnHeVcUO
書いた書いたこんな清々しい気分は久しぶりだよハハハ
57お年玉(800円):2006/12/15(金) 11:25:43.26 ID:gWnHeVcUO
連投になるかな?猿にならなきゃいいけど


次↓
58猪(赤詐欺):2006/12/15(金) 11:50:27.17 ID:7cnWeWAxO
縄遊び

解釈はご自由に
59お年玉(800円):2006/12/15(金) 11:58:33.80 ID:gWnHeVcUO
浮かびそうなのに浮かばないお題がきたな
60姫初め:2006/12/15(金) 12:08:56.84 ID:gWnHeVcUO
「…あや…とり…?」
月草は首を傾げて宿屋の息子ヤムチャの顔を見上げた。
その幼い表情に鼻血が出そうになるがヤムチャは何とかそれを抑えた。
「そうだ、あやとりというのはこういう紐を使ってな…」
すらすらと指を動かしヤムチャはゴムというのを作った。
伸び縮みするその面白いものに月草は目を輝かせて見入っている。
「ほら、手を出してみな」
こくんと頷いた月草は両手を出して紐を指にかける。
「ここをこうして…こうして…」
月草の手に触れるチャンスとばかりにベタベタ触りまくるヤムチャに月草は無表情のまま見上げた。
「……難しい…やめた……」
「まてまて!やらないのかよ」
「……だって…できない……」
よく見ると自分に出来ないのがよっぽど悔しかったのか涙を目に浮かべている姿があった。
それを隠すように月草はパタパタ走っていき部屋から出ていった。
ヤムチャは鼻血が出た。
61姫初め:2006/12/15(金) 12:10:07.11 ID:gWnHeVcUO
縄遊びがどこまでが縄なのか真剣に考えさせられるお題となりました
62猪(委員長):2006/12/15(金) 12:18:45.25 ID:/TScvQXC0
63姫初め:2006/12/15(金) 12:21:08.83 ID:gWnHeVcUO
64猪(ドラム):2006/12/15(金) 12:35:19.64 ID:Ssv8iPw+0
お風呂で遊ぶ
65姫初め:2006/12/15(金) 12:39:15.57 ID:gWnHeVcUO
エロか…エロいのが読みたいならそう言えばお
66猪(検問中):2006/12/15(金) 12:45:49.63 ID:qNtMu5nl0
横からエロいのが読みたいお><
67姫初め:2006/12/15(金) 12:51:21.45 ID:gWnHeVcUO
>>64くん!一緒にお風呂はいろぉ」
酒を飲んで酔っているのか顔を赤くして腕に抱きついてくる大島に>>64は苦笑いする。
酒臭い大島が一緒にお酒を飲もうなんて言い出したのが事の発端なのだが…。
「お風呂ぉ…ぐぅ…」
「寝るな寝るな!」
揺すって起こし風呂に入るからというとわぁいと万歳をする大島。
脱衣場に連れていくと大島はふらふらとした足取りをしながらも服を脱ぎだした。
このまま見て良いのだろうか?流石に良心が痛むような…。
「みてみて〜」
「うぁ…」
歳相応とは言えない体をまじまじと見てしまう。
発育が遅れてるとは足立から聞いていたが…まだ毛も生えてな…。
>>64くんもはやく脱いでよ!ほらほら!」
きゃっきゃと騒ぎながら風呂に入る大島の姿に>>64

続きを読みたい人はわっふr(ry
68猪(検問中):2006/12/15(金) 12:54:37.39 ID:qNtMu5nl0
わっふるわっふるわっふr(ry
月草Verだと書きにくいかな?かな?
69猪(72才):2006/12/15(金) 12:58:33.11 ID:HtR7ZFuC0
 ∧_∧
 ( ・ω・)=わ≡っ
 (っ ≡ふ=る
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
70猪(音速):2006/12/15(金) 13:08:22.30 ID:D9oltlT60
名無しに喧嘩を売る糞コテがいました。
これはヒドイ・・・

227 名前:ろんりー ◆Lonely.K5c [sage] 投稿日:2006/12/12(火) 08:48:35 ID:???
あ?名無しの分際で驕るな

301 名前:はじめまして名無しさん[sage] 投稿日:2006/12/13(水) 18:17:38 ID:???
ろんりー ◆Lonely.K5c 2006/12/13(水) 18:13:09.23 ID:Mw3zfxSxO
あれ?
俺って花レベルに邪魔コテじゃね??
俺ってネットでもリアルでも要らないコじゃね????

312 名前:ろんりー ◆Lonely.K5c [sage] 投稿日:2006/12/14(木) 00:55:42 ID:???
>>296
あーちょっと困るよー困るよチミ!!!!
コテつけて活動するってのはなああああああ個人情報垂れ流しでネット上をさまよってるって事なのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
1日限りの単発IDのいち名無しとは背負ってるリスクがちげーんだYOこのマヨネーズがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺たち結構頑張ってルンDAKARAコテを蔑ろ(ないがしろ)←ふりがな にしちゃ駄目だぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
つまり何が言いたいかってYOUと、特定とか本当怖いんで勘弁してくだしあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんでかっつーと名無しよりコテの方が偉いから!!!!わかったら日本中の年末ジャンボ買い占めて来いやwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



それじゃあお前らwwwwwwwww良いお年をwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


http://life7.2ch.net/test/read.cgi/intro/1161622413/l50
71猪(ベース):2006/12/15(金) 13:08:34.99 ID:Ssv8iPw+0
ありがとう・・・ありがとう・・・

そしてワッフルワフール
72初夢(見るの忘れた):2006/12/15(金) 13:11:51.25 ID:gWnHeVcUO
「…あ…の…!…一緒に……お風呂…入りたい…」
月草は精一杯に声を出してはいるようだが消えそうな声で聞き取り辛かった。
真っ赤になっている月草は俯いたまま何も言わないでいる。
「いいの?」
俺がそう聞くと月草は黙って頷く。
「……ぼく…むね…ちいさいし……かわいく…ないけど…」
今にも倒れそうな程に真っ赤になっている月草が無性に可愛く思えた。
脱衣場で恥ずかしそうに服を脱ぎタオルで体を隠すが慌てているのかチラチラ見える。
まだ毛も薄い未熟な部分と発育の遅い胸、真っ赤になったまま月草は喋らないでいる。
よっぽど頑張っているんだろうな…。
俺は服を脱ぐと月草と一緒に風呂へ
73猪(体臭きつめ):2006/12/15(金) 13:20:58.57 ID:qNtMu5nl0
わっふるわっふるわっふr(ry
ありがとう、鼻血出た 後は妄想補完
74おせち(30,000円):2006/12/15(金) 13:21:21.13 ID:pyRxTmlRO
ワッフルワッフル!
ワッフルワッフル!
ワッフルワッフル!
75初夢(見るの忘れた):2006/12/15(金) 13:32:24.04 ID:gWnHeVcUO
>>67
「頭洗って!」
大島はシャンプーハットをかぶり>>64を見上げながら言った。
こいつが元男だなんて今はもう思えない。
「シャンプーだけでいいの?」
大島は不思議そうに首を傾げて>>64を見上げる。
純粋に洗いあいこがしたいだけか…>>64はそうため息をついて髪を洗ってやった。
指通りの気持ちのいい髪を優しく洗ってやると大島は嬉しそうに笑っている。
…相手は酔っているんだ…この際…。
大島の胸をいきなり掴みグニグニと揉みながら片方の手を幼い縦スジに伸ばす。
「やだ!やめてよぉ!!」
敏感な部分をいじり続けると抵抗も力が抜けぐったりと寄りかかってきた。
肩で息をしながらもうだめ…と小さく呟いている。
「何がだめだって?」
「おしっこ…おしっこ…」
泣きそうな声で呟きながら見上げる顔は子犬のようで可愛らしい。
虐めたくなる顔、まさにその心を擽る姿だ。
「ここをいぢると何だっけ?」
「んぁ!!いぢ…いぢっちゃ!や…っ!ぁぁ!」
手に暖かい水がかかり>>64が手を離すと……
「こんな格好じゃやだよぉ…!」
「良いからはやく」
ぐすぐすと泣きながら嫌がる大島とのセクロスはとても気持ちよかった。


途中で疲れた。ごめん
76初夢(蛇の夢):2006/12/15(金) 14:11:19.34 ID:gWnHeVcUO
期待しても無駄さ…もう電池がないんだ
77猪(♀):2006/12/15(金) 14:14:45.25 ID:HtR7ZFuC0
携帯を休ませてやれw
78おせち(150j):2006/12/15(金) 15:04:13.59 ID:pyRxTmlRO
エロエロは書けないダメ人間。
(´・ω・)カキタイケドミリ
79初夢(宝船の夢):2006/12/15(金) 15:30:22.53 ID:gWnHeVcUO
俺も苦手だけどな…話がどうも俺の好きなのになってしま
80おせち(1d):2006/12/15(金) 16:11:20.49 ID:pyRxTmlRO
ほしゆ。
安価終わった途端人稲井。
81彼女と初詣:2006/12/15(金) 16:24:57.43 ID:UXIFFTj80
それが金曜クオリティ…
82初夢(ピザった夢):2006/12/15(金) 16:34:28.32 ID:gWnHeVcUO
電池一個なんだすまない
83おせち(1d):2006/12/15(金) 16:48:03.38 ID:pyRxTmlRO
同じく電池いっこ。
今日でおさらばこの携帯。
84 ◆azusaeVadc :2006/12/15(金) 16:49:46.07 ID:uz0N0kJx0
 いつも見ては居るんだけどなホシュ。
85 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 16:56:46.94 ID:CkZag5Kj0
誰もいないときに現れるのが俺クォリティww
86初夢(犯人だった):2006/12/15(金) 17:23:18.96 ID:UqDIzdRe0
俺がいるぜ
87 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 17:46:30.71 ID:CkZag5Kj0
その後も、麻耶の家庭教師をする日は私は編みかけのセーターを持参しながら麻耶に勉強を教えながら編み物を教えてもらった。
学校でも休みの時間にはこつこつと編んでいるのでセーター作りが思いのほか順調に進んだ。私のほうも受験勉強は滞りなく進んでおり
まさに順調と呼べる日々であった。麻耶のほうも以前のような無愛想な顔の中に少しずつではあるが表情をみせてくれている。やはり、麻耶のほうも
趣味を活かしたことをするのはおもしろいらしく、心なしか楽しいそうだった。

そして、明日には大学受験を控えた私はいつものように帰ろうとすると麻耶に呼び止められた。

「あの・・これ?」

「何だ・・人形??」

麻耶に呼び止められた私は麻耶からとあるものを渡された。渡されたのは小さな人形でご丁寧にもキーホルダーがついていた。それにデザインも女の子らしく
愛らしい小熊のものであった。しかも、お店とかで売っているものよりも精巧なつくりで細やかなところまで縫い付けてあった。


麻耶は私に人形を手渡すとこう言ってくれた。
88 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 17:47:03.36 ID:CkZag5Kj0

「あの、明日の受験・・頑張ってください」

「麻耶・・」

私は手の平サイズの小熊のぬいぐるみを見つめると、手作りならではの暖かさと温もりがじんわりと伝わってきた。やはりこれは麻耶なりのエールなんだろう。
これから受験を控えている私に少しでも力になりたい・・そう思ってこのぬいぐるみを一生懸命に作ったんだろう。そんなことを思いながら麻耶から受け取った
ぬいぐるみを懐へとしまった。

「・・ありがとよ、俺・・頑張るからさ」

「絶対、合格できます!!・・私はそう信じていますから」

「ああ・・絶対合格してやるよ」


私はそういいながら腕を伸ばし親指を突きたてた。麻耶もそれを見たのか安心して微笑んでくれた。この受験・・絶対に制覇してみせる。
自ずと私の心は燃え上がっていた。
89おせち(12,000円):2006/12/15(金) 17:57:48.42 ID:oezJCELCO
wktk
90 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 18:19:49.31 ID:CkZag5Kj0
自宅に帰ると私は彼に麻耶からもらったぬいぐるみを見せびらかした。やはり、初めて人からもらったものはうれしいものだ。
しかも、あの麻耶から・・私は喜ばずにはいられなかった。彼のほうもぬいぐるみを見つめてか、すこし羨ましがっていた。

「よかったですね。なんだか羨ましいな・・」

「まぁな・・明日は受験だし、俺も気合を入れんと」

食後、私は彼と一緒に最後の受験勉強に打ち込んだ。私はほとんどの問題はできているので受験当日も楽勝なのだが、私は最後まで気を抜かず
最後まで勉強することにした。彼もそんな私の姿勢を見たのか一緒に勉強を付き合ってくれた。

「そういや、お前は確か・・撤兵と同じ新設医科大学へ受けるんだよな?」

「ええ、細かいところは違いますが・・大まかに言えばそうですよ。担任の先生からもまぁ、大丈夫だろうと何とかお墨付きをもらいましたけどね」

元来努力家である彼はすごい努力もしたんだろう。事実、高校の成績も余り悪くはない。こないだのテスト発表のときにも順位は上位から私の1つ下を
いっていた。このまま勉学を続ければ何とか目標の大学に合格するだろう。まぁ、彼は成績は私と微妙にしか変わらないので合格はすると思うが、問題は
撤兵のほうだ。あいつは今までに勉強をしたことがなく、とてもじゃないが彼と一緒の大学に合格できるとは思えない。まぁ・・本人曰くそれ相応の努力は
しているらしいのだが・・心配だった。

「でもなぁ・・あの撤兵が合格するとは到底思えんな・・」

「そんなこと言っては失礼ですよ。・・徹子さんだって必死で頑張っていますし、ここは合格を祈りましょう。僕たちにできるのはそれだけです」

「・・まぁ、そうするしかないかな。ま、それよりも人のことよりも自分のことからだ」


そういって私は彼と一緒に受験勉強を再開した。
91 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 18:46:08.47 ID:CkZag5Kj0
そして翌日・・十分な睡眠を取り、私は受験の日を迎えた。私はペンケースにあの麻耶からもらったぬいぐるみをつけると、いざ受験に望んだ。
心なしか、心の負担はぐっと軽くなり力強い脈動を感じた。

(よし・・!!)

私は体中からあふれる自信と不安を入り混じらせながら受験会場の中へと入っていった。染めていた髪は元に色に染め直し、制服もきちんと
調えて受験に望んだ。会場の中は周りの緊張感で一杯であった。だけど私はその度にあのぬいぐるみをみながらやる気を養っていた。
あの時、麻耶からこのぬいぐるみを貰わなければ私は意気消沈していたのかもしれない。だけどこのぬいぐるみがある限り私はこうして受験することが
できるのだ。

(やることはすべてやった・・後は自分を出しきれるかだ。俺は頑張るぜ・・)


そして受験開始の合図がなると、一斉にプリントに書き込む音が鳴り響いた。




数時間経過してか・・ようやくすべての教科の試験が終わり、私はそのまま受験会場を後にすると意外な人物が私を出迎えてくれた。・・撤兵と彼であった。2人はそのまま受験会場から出てきた私を暖かく
出迎えてくれた。

「お疲れさん、戦況はどうだ冷夏?」

「ああ・・やることはすべてやったはずだ。・・後は結果を祈るだけだ」

「教育学部も医学部と同じで合格するのはかなり難しいそうですからね・・うまくいく合格すればいいのですが」


彼は自分のケースと当てはめながらしみじみと考えていた。
92おみくじ(やぶれた):2006/12/15(金) 18:46:14.45 ID:xQicc0sEP
wktk
93おせち(15,000円):2006/12/15(金) 18:59:03.68 ID:oezJCELCO
wktkwktkw
ktkwktkwk
tkwktkwkt
kwktkwktk
94 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 19:05:07.58 ID:CkZag5Kj0
「ま・・運は天のみが知るってところかな?」

私はそう呟きながら自分の合格を祈ってはいられなかった。そして、そのまま私たちは私の合格とそれぞれの受験を改めて
神社で祈りながら3人で和気藹々としながら1日を過ごしていった。一応、滑り止めのほうも受験はしたのだが・・希望としては本命の
この大学の合格が一番いい。この受験で私の明暗が別れていた。

更に翌日、受験を終えた私はそのまま編みかけのセーターを持っていきながら麻耶の家へと向かった。麻耶は私を出迎えると
戦況を興味津々になりながら聞いてきた。

「あの、受験のほうはどうでしたか?」

「ああ・・やれるだけやったさ。後は・・発表を待つだけだ。ああ、あれありがとな。受験のとき何度も助けられたよ」

「そうですか、それはよかったです」

麻耶はいつものように微笑みながら私の受験の状況を聞いていた。考えてみれば・・まだ出会ってほんの数ヶ月なのに麻耶は私に心を開いてくれている。
私自身も麻耶と出会ってから、以前感じていた心の痛みがすっぱりと消え去った。それに以前よりと比べて私は遥かにほかの人とこうして喋っていた。前までは
余り他人との係わり合いをもとうとしなかった自分とはえらい違いだった。

だけど・・麻耶は以前よりも増して私に心を開いてくれているのだが、自分の身内・・すなわち両親については余り口にしようとはしなかった。やはり・・麻耶はあまり
両親と係わり合いをもとうとはしないのだろうか?いくら私に心を開いたとしてもまだ・・自分の内面をすべて出し切れていないのかもしれない。


私は心の片隅でそんなことを想いながら麻耶の勉強を見ながらセーターを編んでいた。
95黒豆(二粒):2006/12/15(金) 19:19:38.50 ID:pyRxTmlRO
日付が変わったら書くかも。
入力大変だ…
96初夢(筋肉痛):2006/12/15(金) 19:22:16.04 ID:gWnHeVcUO
頑張れ
97 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 19:22:43.52 ID:CkZag5Kj0
それからかなり月日が経ち、いよいよ本命の大学の合格発表が来た。彼や撤兵たちも一緒に大学を受験して・・見事に合格通知を貰った。
彼はもちろん合格していたのだが、驚くべきことに撤兵も揃って合格を飾った。撤兵は夢か夢かと私に迫りながら自分の合格を半信半疑になりながら
自分の合格通知を受け取った。撤兵と彼の合格は私に大きな勇気と・・そして大きな不安を同時に与えてくれた。私は彼と撤兵と一緒に緊張と不安を
入り混じらせながらゆっくりと合格通知が入った封を開いた。


私の全生涯と麻耶の想いをかけた渾身の結果通知は・・・・・“合格”であった!!


通知に堂々と○○大学 教育学部 合格と書かれた書かれた紙を私は隅々まで何度も何度も見回した。

98 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 19:23:25.10 ID:CkZag5Kj0
「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!!合格か!!合格なんだな!!!!」

「やったな!!冷夏!!!!」

「すごいです!!!本当におめでとうございます!!!」

私はついに成し遂げた。こんな気持ちは初めてだ・・人から支え支えあい、ようやく掴み取った合格通知。これはただの合格通知ではない、私と・・そして私を支えてくれた
人が頑張って掴み取った合格通知だ。今までのように自分1人の力でやっていたらできないものだろう。だからこの合格通知の存在は私にとってはとてつもなく大きいものであった。
思えば・・私は大きく傷ついた。時にはこの世から姿を消そうとした。だけど・・思えばそれを克服できたのも周りの人たちのおかげなのかもしれない。決して私は1人で生きていたんじゃないんだ。
こうして誰かに頼って時には喧嘩して、悩みながらも私はここにいる人たちと一緒に成長していった・・


初めて私はほかの人の大きさを改めて感じ取った。


決して自分は1人でやってたんじゃないと・・

                                         数少ない仲間たちとともに私自身を成長させたんだと・・



                     





                    そして・・ようやくあの頃の私にさよならということができた。

99初夢(筋肉痛):2006/12/15(金) 19:30:49.14 ID:gWnHeVcUO
わくてか
100 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 19:44:26.31 ID:CkZag5Kj0
私の合格の発表の後、その晩は3人で大盛り上がりのまま夜が更けていった。しかし、たった1日で私たちの歓喜は収まるわけがなかった。
体中からあふれ出してくる、この歓喜と興奮・・これを1日で抑えれなくて当たり前だった。
そして私はその歓喜をまといながら麻耶との家庭教師の日を迎えた。私は歓喜のまま麻耶に合格通知を見せた。合格通知を見た麻耶は我がことの
ように私の合格を心から喜んでいた。多分、私が見た中で最大の笑顔だったのかもしれない。それぐらいマヤは私の合格を喜んでいた。

「おめでとうございます。合格できて本当によかった・・」

「ああ、思えばこいつのおかげかもしれないな。麻耶からこいつを貰わなければいったいどうなっていたことやら・・」

私は懐から麻耶から貰ったぬいぐるみを取り出した。本当にこれがなければ合格なんて貰えなかっただろう・・こいつはこの受験の影の功労者だ。麻耶も
自分が力になったことを察してかかなり喜んでいた。それからというものの麻耶は私のどの大学を受けたのか、どういった風に勉学するのかと私に聞いてきた。
麻耶がこれだけ喋るのも珍しかったので、私もこの日は麻耶の質問攻めに答えていた。麻耶の方も私の話を深々とした態度でじっくりと聞いていた。たまには
こんな日もあってもいいかっと思いながら、この日は私の戦況報告と合格祝いの歓喜に打ち震えていた。


私の合格発表から数日してか・・私がこつこつと編んでいたセーターが完成の時を迎えていた。麻耶に教えてもらいながらゆっくりとゆっくりと編み続けた
このセーター・・学校の休み時間やはたまた撤兵との家庭教師の合間・・それに暇な間はちょくちょくと編んでいた。その私の小さな努力が少しずつ身を結び
こうした大作が出来上がったのだ。ときたまには修正が難しいほど大きな失敗もやらかした。だけど、そんなときでも麻耶が私に親身になりながらわかりやすく修正の
手ほどきをしてくれた。そんな困難もあってか、セーターはついに完成した。


それに、今はセーターが欲しい寒い時期・・まさにぴったりな代物であった。だけど・・ここでとある問題が浮上した。
101 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 19:53:51.62 ID:CkZag5Kj0
「やったぜ!!ようやくできたぁぁぁ!!!・・・っとはいってもこれ誰にあげよう?」

最後の部分もしっかりと編みこみ、セーターはようやく完成した・・のだが、問題はサイズであった。セーターは今の私のサイズよりも
少し大きく、私が1度着てみたのだが・・かなりのゆとりがあった。

「う〜ん、麻耶と一緒に編んだこのセーター・・1度も着ないのも惜しいよな。かといって、私のサイズに全然合わないし・・」

「じゃあ、誰かに差し上げればいいと思いますよ。貰った相手はさぞかし喜びますよ」

「誰かにあげるって・・なぁ」

私はセーターを脱ぎじっと見つめていたのだが、あげる相手があまり思い浮かばなかった。一度は撤兵にあげようかと考えたのだが、やっぱり
人にあげるのは惜しいのですぐに取りやめた。しかし、せっかく麻耶と一緒に編みこんだこのセーター、全く着ないのはとても惜しいものであり
もったいない気がしてならなかった。

「まぁ・・差し上げる相手は後で考えればいいですよ」

「そうだな」


私は出来上がったセーターを袋にしまうと麻耶との勉強を再開した。
102ウリ坊:2006/12/15(金) 19:58:25.84 ID:HtR7ZFuC0
wktk
103 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 20:05:38.89 ID:CkZag5Kj0
その後も、私は彼の料理を食しながらセーターについて考えていた。彼は私を不思議な顔で見ながらこちらの様子を伺っていた。

「どうしたんですか?そんなに考え込んで・・」

「あ、ああ・・なんでもねぇよ」

そういって私はご飯を食べながらセーターについて考えていた。食後、彼がいつものように洗物をしていると、私は袋からセーターを取り出し
彼の身長と比較しながらセーターを見比べた。そして洗物を終えた彼は私の方向へ振り返るとセーターを見て驚愕していた。


「あれ?そのセーター・・どこで買ったんですか?ってイタッ!」


余りにも失礼なことを聞くので私は頭を叩き上げると、事情を説明した。


「バカヤロウ!!買ったんじゃねぇ、俺が麻耶と一緒に編んだんだ!!」

「えっ?本当ですか!!すごいじゃないですか!!」


彼は驚きながらも頭をさすりながらセーターを触っていると「着てもいいですか?」と聞いてきたので私は着させてみることにした。
驚くべきことにサイズは寸分も狂いもなく彼にぴったりであった。
104大黒(だいこく):2006/12/15(金) 20:17:37.62 ID:VMr4z6WQ0
               _   _   _   _
       +   +   | |   | | | |   | |  +   
               | | Π| | | | Π| |     +
     / ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
   / ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
  / ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl   +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

           古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
105 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 20:17:45.83 ID:CkZag5Kj0
「うわっ・・ぴったりじゃないですか」

「あ、ああ・・俺だとサイズが大きいらしい」

私は箱からタバコを1本取り出しタバコに火をつけながら彼に事情をポツリと説明した。しかし・・なんだか彼に着てもらうと、その・・うれしい?
いや、違うか。なんかこう・・ドキドキ感が出てきた。しかし、当時の私はまだそういったドキドキ感が異性を肌で感じている女性特有の感覚だとは
まだわからず。この感情を何とか抑えようと必死であった。

(な、なんだよ・・このドキドキ感は!!)

「?・・どうかしましたか?」

「う、うるせぇ!!」


私は震える手でタバコの火をもみくしゃに消しながらまた次のタバコに手をかけようとした。しかし、震える手が邪魔してなかなか箱からタバコが取り出せなかった。
初めて彼という異性を肌で感じていた当時の私は、とんでもないことを口走ってしまった。

「・・そ、その、なんだ?そ、そそそれやるよ・・い、今のじ、じ時期にはピ、ピッタリだろ・・」

「えっ・・いいんですか?ありがとうございます!!大切にしますよ!!」

「わ、わかったからそうはしゃぐな!!」

「?」


私はそういって何とかタバコに火をつけて彼にセーターを贈与した。これで万事解決と言ったところだが、私の心のモヤモヤはそう簡単にはとれず取ろうとするとかえって
ドキドキ感と緊張感が私を襲った。私がこの緊張感とドキドキ感を心地よく感じるのはまだしばし時間が掛かるのであった・・
106 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/15(金) 20:19:06.24 ID:CkZag5Kj0
今日はここで終いですwww
よく書けて良かったです。人も増えたようですしたくさんの作品がスレに埋まることを祈っております。

ではwww
今日も見てくれてありがとさんですwwwww
107黒豆(三粒):2006/12/15(金) 20:19:26.43 ID:pyRxTmlRO
カワユスwww
108クワイ:2006/12/15(金) 20:19:56.46 ID:d5k+hDyG0
>>106
109猪(求職中):2006/12/15(金) 20:22:47.04 ID:HtR7ZFuC0
>>106
おっつー
110おみくじ(汚れて読めない):2006/12/15(金) 20:44:48.14 ID:7cnWeWAxO
乙!
111おせち(150j):2006/12/15(金) 21:06:12.90 ID:oezJCELCO
乙&GJ
112弁天(べんてん):2006/12/15(金) 21:27:44.40 ID:VMr4z6WQ0
保守
113弁天(べんてん):2006/12/15(金) 21:59:58.77 ID:VMr4z6WQ0
保守
114猪(体臭きつめ):2006/12/15(金) 22:05:52.73 ID:sAFmNua30
規制?
115猪(体臭きつめ):2006/12/15(金) 22:06:08.27 ID:sAFmNua30
やった! 解除されてた!
116初夢(こんなにもてていいの?):2006/12/15(金) 22:06:22.33 ID:gWnHeVcUO
バイト終了安価↓
117猪(体臭きつめ):2006/12/15(金) 22:07:50.39 ID:sAFmNua30
寝坊
118猪(体臭きつめ):2006/12/15(金) 22:24:51.98 ID:sAFmNua30
┐ ∧,∧
| (   ) 
 ̄⊂/ ̄ ̄7 カタカタ・・・・・


まだエロシーンの半分なのに中谷のエロの倍以上になってきた・・・
119焼き豆腐:2006/12/15(金) 22:28:39.46 ID:d5k+hDyG0
wktk
120毘沙門(びしゃもん):2006/12/15(金) 22:32:45.92 ID:VMr4z6WQ0
>>118
な、なんだってー(AA略

wktkして待ってます
121初夢(こんなにもてていいの?):2006/12/15(金) 22:36:34.43 ID:gWnHeVcUO
月草は飛び起きて窓の外を見て驚いた。
いつも朝には起きるのにもう太陽が高くあがっていたのだ。
「…あ…あ…ねぼすけ…」
寝坊という言葉がでてこず一生懸命考えて出た言葉がそれだった。
慌ててエプロンドレスに着替えて宿屋の一階に駆け下りた。
「…ねぼ……すけ…?しました…」
「良い夢見たのか?」
「…は…はい…」
顔を真っ赤にして俯く月草に宿屋の主人は笑顔で頭を撫でる。
月草は頭を撫でられる感覚に恥ずかしくなりながら顔に力を入れて見上げる。
「…がん…ばる…!」
月草の新しい表情に寝坊しても可愛いなとお客の頬がゆるんだ。

短い、電池ない
122おみくじ(中がよろし):2006/12/15(金) 22:50:49.26 ID:UXIFFTj80
>>121
早く充電するんだwwwwwww
123初夢(勝ち組だった):2006/12/15(金) 22:51:12.52 ID:wRQSus/A0
また君か・・・早く精神科いきなって・・・

とりあえずここ読んできなよ
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1166189774/
124初夢(こんなにもてていいの?):2006/12/15(金) 22:55:56.13 ID:gWnHeVcUO
宣伝に必死だな
125布袋(ほてい):2006/12/15(金) 23:16:10.58 ID:VMr4z6WQ0
126布袋(ほてい):2006/12/15(金) 23:40:55.08 ID:VMr4z6WQ0
127猪(ボーカル):2006/12/15(金) 23:49:16.01 ID:mK2i2YPO0
128猪(ちょっと臭いあり):2006/12/15(金) 23:49:16.62 ID:sAFmNua30

129猪(ボーカル):2006/12/15(金) 23:49:41.44 ID:mK2i2YPO0
アッー!
130猪(ちょっと臭いあり):2006/12/15(金) 23:49:55.72 ID:sAFmNua30
0.6秒の罠・・・・orz
131かき初め(二回目):2006/12/15(金) 23:51:21.39 ID:Cxg7i2so0
23:49:16.01
23:49:16.62
この時奇跡が起きた
132凧(♀):2006/12/15(金) 23:53:12.66 ID:cqR6sWta0
奇跡でもなんでもないじゃん
馬鹿だろ
133かき初め(二回目):2006/12/15(金) 23:53:55.51 ID:Cxg7i2so0
>>132
サーセンwwwwww
134猪(ボーカル):2006/12/16(土) 00:22:15.15 ID:h/0s9kFfO
うぐぐ…
135猪(ボーカル):2006/12/16(土) 00:35:26.05 ID:h/0s9kFfO
ダメ、慣れる為に安価
136年賀状(ユニクロからだけ):2006/12/16(土) 00:37:48.61 ID:kG2lPREY0
やみなべ
137猪(ボーカル):2006/12/16(土) 00:51:42.49 ID:h/0s9kFfO
「まあくん、お鍋作ったげる」
珍しい花恵の申し出に、ちょっと警戒しながらも鍋なら失敗しないだろ、なんて油断したのが間違いだった。
「材料何だよこれ」
グツグツと煮えているのは、どう見てもバナナ。頭を出して、ダシの中に浸かっている。
ダシの色は茶色で、どうやら味噌とキムチを入れたらしい。
しねると思う。
「これ、お前が全部食えよ?」
「え?何で?全部まあくんが食べて」

三途の川はとても綺麗な場所でした。



闇鍋したことないや…
あぅ、打ちやすいんだか打ちにくいんだか…orz
138猪(カビ):2006/12/16(土) 01:15:18.26 ID:7z2ECC+TO
闇鍋って暗い中で食べるんじゃなかったっけ?
139初夢(二日酔い):2006/12/16(土) 01:19:11.73 ID:o1H0oOCm0
1、暗い中で自分の好きなものを持ち寄って入れる。
2、ぐつぐつ煮る
3、ゆっくり箸で掴み一口食べる。
4、これは結構美味しい!
月草「・・・トンまる・・・美味しい・・・」
140猪(カビ):2006/12/16(土) 01:28:22.33 ID:7z2ECC+TO
ちょwwwトンまるwww
141猪(ギター):2006/12/16(土) 01:31:26.69 ID:h/0s9kFfO
ダシが不透明で中に何入ってるかわかんない鍋じゃないんだwww
>>139
まさに、おいしい所を持っていかれた…!
142初夢(二日酔い):2006/12/16(土) 01:40:46.02 ID:o1H0oOCm0
あーもう夜は目覚める


月草のエロイの書く↓
143初夢(二日酔い):2006/12/16(土) 01:56:48.10 ID:o1H0oOCm0
お題くれお題↓
144猪(ドラム):2006/12/16(土) 02:00:52.25 ID:h/0s9kFfO
舐める
145お芋:2006/12/16(土) 02:19:23.31 ID:bqUA/Vrt0
相「ねーねー」
杉「ん?どうしたの?薫ちゃん」
相「この頃このスレも投下が少なくなったね」
三「しょうがねーよこのスレ結構長く続いたんだから人は少なくなるし
ネタも無くなってくるもんだろ」
相「でも少し寂しいね」
三「こうなったら俺達が頑張ってこのスレを盛り上げて・・・・」
杉「意気込むのはいいけど一つ問題があるんだよ」
三「ん?なんだ?」
杉「お芋が迷走中」
三「あんにゃろーーーー!この前書き出すって言ってしかも一昨日冒頭を少し投下したのに
迷走したのか!!!」
杉「本人曰く凄くいい見せ場は思いついてるんだけど
その見せ場に行き着くまでの話が思いつかないんだ・・・・・と」
相「妄想でありがちな事だね」
三「このままこの物語完結する前にお芋が投げ出すんじゃないのか・・・・」
杉「まだ新キャラも出てないのにね」
146お芋:2006/12/16(土) 02:20:28.53 ID:bqUA/Vrt0
三「新キャラでるのか?」
杉「でるよー♪しかもとっても綺麗なお・ね・え・さ・ん♪」
相「おねーちゃん」
三「おいおい新キャラなんて出して大丈夫なのか?迷走してるのに」
杉「だいじょぶだいじょーぶ♪新キャラのおねーさんはとてもじゅーよーな人なんだよ♪」
三「新キャラが出る前にお芋が投げたりしたら・・・」
相「大丈夫お芋なら一晩でやってくれる」
杉「そうだよ気長に待てばその内完結するでしょ」
三「気長に待つのもいいがこのスレ無くなったら完結しても投下できないんじゃ・・・・」
相&杉「あ・・・・」
杉「私としたことがそんな事に気付かなかったなんて・・・」
相「完結させてにスレ無くなってたら意味ないね・・・」
三「だろ?しかもお芋は超マイペース人間ときた」
杉「完結するのはいつになる事やら・・・」
相「投下ペースがハン○ー×ハン○ーみたいになるかも」
三「本当にそうなりそうで怖いな・・・」
杉「そうならない為にもお芋には今から頑張ってもらわなきゃ」
三「後はこのスレをいかに長く存続させるかだ・・・・」
相「任せて」
杉「薫ちゃん何かいい考えでもあるの?」
相「うん」
147お芋:2006/12/16(土) 02:23:38.90 ID:bqUA/Vrt0
三「ここは相原に任せてみよう」
杉「うん、薫ちゃんがんばってー♪」
相「スレの皆・・・・・・」
三「・・・・・・・・・・・・・・・」
杉「・・・・・・・・・・・・・・・」
相「書け。投下しろ」
三「ちょ待て!その発言は一歩間違えたらスレの皆を敵にまわ・・・・」
相「書け。投下しろ」
三「って聞いてねえ」
杉「あは・・あはははは・・・・(苦笑い)」
相「書け。投下しろ」
三「だからやめろって〜〜、おい!もう幕下げろ」
相「書け。投下しろ」
三「落ち着け、な、相原、な、落ち着け」
相「書け。投下しろ」
三「おい誰か相原止めてくれ・・・叶お前笑ってないで相原止めてくれ」
杉「あはははは・・・・」
三「はあ・・・あ〜ぁ・・・だめだこりゃ・・・」


はい、もう本当に迷走中です
だめだこりゃ〜って気持ちを長々とつづってみました後悔はしていないよ
148猪(ドラム):2006/12/16(土) 02:29:06.11 ID:h/0s9kFfO
お芋さんキタ!
ワクテカしてまてる。
149年賀状(お年玉つきでよろ):2006/12/16(土) 02:44:49.88 ID:kG2lPREY0
じゃあそろそろこれ置いてくか
http://ts.novels.jp/library.html

ここの人なら好きだろうな
150初夢(虫なった夢):2006/12/16(土) 03:07:34.97 ID:o1H0oOCm0
月草が眠り続けてもう3日、全く起きる気配のない月草の顔をべろりと舌で舐めた。
それでも月草は起きない。
トンまるも一緒になって舐め始める。
最初は手や足を舐めていたがそれだけでは起きないのだろう。
「靴脱がしてくすぐってよう」
「じゃあ俺は脇だな」
器用に服や靴を脱がすと少し汗のにおいがするその部分を舐める。
「な・・・なんかもっと刺激強くないとだめかな・・・?」
「それは・・・俺もそう思ったところだ」
露草のスカートの中に頭をつっこみトンまるはパンツを引き摺って降ろした。
不思議なにおいのする股のにおいを嗅ぎながらトンまるはぺろりとその部分を舐めた。
口の中に月草の汗のにおいと尿のにおいが広がる。
「うわぁ・・・人間のってこんな味なのか・・・」
「俺にも見せろ」
「あ、じゃあここにひっくり返そう」
トンまるが荷造り用の縄を口で咥えアナゴが月草の尻を鼻で持ち上げ木を足で挟むように返す。
その足をトンまるがぐるぐると縄を回して尻の穴と秘部が見えるようにした。
「俺こっちのスジ・・・」
「じゃあ俺はこっちの穴」
トンまるがアナルを舐め始めるとアナゴは秘部を舐め始める。
月草はその行為に震えながらもまだ起きない。
151猪(ベース):2006/12/16(土) 03:14:02.49 ID:h/0s9kFfO
ワクテカワクテカワクテカ
152初夢(虫なった夢):2006/12/16(土) 03:16:46.84 ID:o1H0oOCm0
すまないここで終わりだ
153猪(ベース):2006/12/16(土) 03:18:12.50 ID:h/0s9kFfO
脳内補完しとくっ
乙!
154ナースと初詣:2006/12/16(土) 04:30:29.09 ID:cpudS2Fn0
喪主
155巫女と初詣:2006/12/16(土) 05:40:52.97 ID:cpudS2Fn0
156ナースと初詣:2006/12/16(土) 06:22:02.25 ID:cWESVi1mP
おはようの保守
157猪(禁煙中):2006/12/16(土) 07:22:04.25 ID:kbCkBd9f0
起きてる奴らおはよう
158猪(しいたけ目):2006/12/16(土) 07:33:10.54 ID:8+K2LdI0O
おはやぅ★
159猪(しいたけ目):2006/12/16(土) 07:43:48.99 ID:8+K2LdI0O
そして誰もいなくなる………
160巫女と初詣:2006/12/16(土) 07:46:25.12 ID:cWESVi1mP
いるお
161巫女と初詣:2006/12/16(土) 07:54:10.57 ID:cWESVi1mP
そして 保守
162妹と初詣:2006/12/16(土) 09:03:15.46 ID:cWESVi1mP
更に保守
年末の土曜日だからなぁ
みんな忙しいのかなぁ
163妹と初詣:2006/12/16(土) 09:03:32.52 ID:cWESVi1mP
更に保守
年末の土曜日だからなぁ
みんな忙しいのかなぁ
164妹と初詣:2006/12/16(土) 09:04:14.32 ID:cWESVi1mP
タブってごめんなしい><
165猪(メイド服):2006/12/16(土) 09:05:27.68 ID:xHwXPTs6O
ぽしゅ
166猪(ベース):2006/12/16(土) 09:38:56.64 ID:7z2ECC+TO
ほっするほっする
167イクラ:2006/12/16(土) 10:05:41.09 ID:4lH5kIuG0
ほす
168おせち(200円):2006/12/16(土) 11:03:35.57 ID:7z2ECC+TO
うは超絶過疎
169初夢(ろうそく熱い):2006/12/16(土) 11:28:05.80 ID:o1H0oOCm0
あゆあgふdげうぃgrふぃあshd
170猪(青詐欺):2006/12/16(土) 11:37:04.42 ID:gnByoW3BO
もちついて
171禁断の初詣:2006/12/16(土) 11:53:10.77 ID:zDyHmZB10
そろそろ餅つきだな
172初夢(ろうそく熱い):2006/12/16(土) 11:57:05.40 ID:o1H0oOCm0
月草「・・・ぺったん・・・ぺったん・・・」
アナゴ「美味しそうに出来てるな、何か隠し味があるのか?」
黒豆「この餅は豚肉餅よ!こんがりと焼かれた豚肉の旨みが凝縮されてるの!」
アナゴ「なるほど!むしゃむしゃ・・・これは確かに美味い!」
月草「・・・ぼく・・・もちつき・・・はじめて・・・」
黒豆「美味しいわよ!食べてみなさい」
月草「・・・もぐもぐ・・・美味しい・・・トンまるにも・・・食べさせたい・・・」
アナゴ「・・・トンまる・・・お前の強さはみんな知ってるぜ・・・」
黒豆「血肉になって働くということね・・・」
173 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 12:00:31.62 ID:73nBpuN00
おはよう
174初夢(熱湯風呂):2006/12/16(土) 12:01:54.56 ID:o1H0oOCm0
おはようございます今日も元気だご飯がうまい
175のびたと初詣:2006/12/16(土) 12:18:03.55 ID:zDyHmZB10
おはよう
>>172
トンまる・・・・
176のびたと初詣:2006/12/16(土) 12:18:28.45 ID:zDyHmZB10
sageてるしね、俺
177 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 12:22:01.80 ID:73nBpuN00
受験という最大の困難も乗り越えた私は高校の卒業式を控えていた・・とは言ってもほんの数ヶ月しか通っていなかったので
余り卒業という実感がない。でも、今までの単位も含め十分に卒業できるそうで担任からも生徒代表でやってくれないか?といった
ことも言われたのだが、麻耶の家庭教師があるので丁重にお断りした。麻耶のほうだが、以前と変わりなく私には笑顔になっているものの
ここ最近になってか・・少しまた別の意味で表情を曇らせていた。何かあったのだろうかと?私は気になって仕方なかったのだが肝心の麻耶からは
余り話してくれなかった。


・・そして、決定的な出来事が起きた。


その日、時間を見て私がいつものように帰ろうとすると麻耶から・・腕を押さえられた。それもかなり力強く、まるで私の帰りを
認めたくない・・そんな感じであった。私は突然の麻耶の行動に戸惑いながらも何とか離そうとしたが・・麻耶の表情を見ると下を俯いたまま目から
光るものが見えた。

「お、おい、麻耶・・」

「・・お願いです。もう少しだけ・・もう少しだけ・・いて、頂けませんか?」

「麻耶・・」

麻耶は声を震わせながら、私の帰宅を阻んだ。もしかしたら・・麻耶が今まで感じた寂しさというものが一気に爆発したのかもしれない。おそらく、ここまともに
話していたのが私だけだったのだろう。だから私が帰る際に少しずつ溜まっていた寂しさがこういう形で一気に爆発したのであろう。だけど、私の部屋にはおそらく
彼がご飯を作りながら私の帰りを待ってくれている・・自分自身で取り付けた約束をほかならぬ自分で潰すわけにはいかなかった。


私は何とかマヤを振り切りたかったのだが・・麻耶は黙ったまま腕の力をさらに強めた。
178 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 12:34:19.85 ID:73nBpuN00
「麻耶、お前・・俺にもっといてほしいのか?」

私はそう麻耶に問いかけると麻耶は黙って涙ながらにこくんと首を縦に振った。私は再び座るとそのまま携帯を取り出し、今私の部屋にいるであろう
彼に電話を掛けた。

「(仕方ないか・・)・・もしもし、俺だ。ちょっと今日はそっちに帰れないかもしれん。実は麻耶がな・・」

私は事の詳細を彼に話すと彼のほうも少ししんみりした声になりながら私の話しを聞いてきた。やはり麻耶をこのまま放って置くわけには行かなかった
麻耶は黙って私の会話を聞いていた。彼は電話越しで私の話をすべて聞き終えると・・微笑しながらも帰宅できないことを承諾してくれた。

「そうか・・すまないな。・・わかった、じゃあな」

私は携帯を切るとそのまま麻耶のほうに振り返った。

「おいおい、もう泣くな。・・さっ、ご飯にしようか?」

「はい!・・ありがとうございます」


麻耶は涙を再び笑顔になり、いそいそとご飯の支度を始めた。
179 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 12:47:18.25 ID:73nBpuN00
幸い、カレンダーをみると今日は金曜であったので泊まっても全然、問題はなかった。麻耶のほうは自宅の台所へと向かい、慣れた手つきで料理をしていた。
私はそのまま、麻耶が作ってくれたご飯を食べ終えるとそのまま女2人でお風呂に入った。しかし、こうして自分の裸をみると・・やはり女体化
はもう体にすっかりと馴染んでいるなぁ・・っと改めて実感した。麻耶のほうも私のほうをじっと見つめていた。やはり少しばかり
成長した女性の体というものに興味はあるらしい。私は湯船につかりながら麻耶にこう言ってあげた。

「なぁに・・麻耶も成長すれば嫌でもこんな体になるさ。・・もしかしたら、俺よりも美人になるかも知れんぞ」

「そうですか?」

「ああ・・多分な」

私はそう微笑しながら麻耶に話すと、麻耶のほうも心なしか笑っていた。そして、風呂上りになりしばらく2人で楽しく過ごした。そんな時間が淡々と
続いていたのだが、就寝の前に私はどうしても麻耶に聞いておきたいことがあった。

「なぁ・・麻耶、さっきはなんで俺を止めたんだ?」

そう、さっきの麻耶の行動について私は聞いておきたかった。もしかしたら私の予測していたように麻耶はきっと両親から・・余り構われていなかったのか?
それをはっきりさせたかった。それにこんな時間になっても麻耶の父親は一向に帰宅する気配がなかった。


すると・・私の横でいた麻耶が重たい口をついに開いた。
180おせち(30,000円):2006/12/16(土) 12:54:55.01 ID:h/0s9kFfO
麻耶タソ…
181 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 13:12:03.09 ID:73nBpuN00
「・・さっきはすみませんでした。私・・お母さんが入院して、お父さんは・・何処かへ行っている。・・昔からそうだったんです。
お母さんは精神的に不安定で私が小さい頃からいつも入退院を繰り返していました。お父さんのほうは・・仕事でいつも何処か
行っているらしいですが・・たまに帰ってきても、すぐに帰ってきても自分の部屋に行って・・小さい頃から両親とは会話も余り
していませんでした・・」

麻耶は私の体をぬいぐるみのようにぎゅっと抱きしめ震える声の中、淡々と自分の過去を話していた。やはり、麻耶は私の
読みどおり。余り両親に構われていない子であった。父親は仕事と称して何処か行っているかもしれないが、本当の目的は多分・・愛人や
そういったものだろう。母親のほうはやはり、麻耶の小さいころからあんな感じだったらしい。よく、精神安定剤を飲んで気持ちを落ち着かせて
いたらしい。


麻耶は・・両親の愛情をいうものを感じたことのないかわいそうな子であった。いや、かわいそうの一言で片付けるのは余りにも言いがたい。まだ、心の整理も
つかない年頃で、私と同じ・・いや、それ以上か。心にとてつもなく大きな傷を作っていた。


麻耶が淡々と話していく中、次第に泣き声が混じりながら麻耶は私にしがみついた・・

「私・・私・・いつもただ1人・・ぽつんと暗い中、誰もいなかった。・・もう、1人が怖い」

「麻耶・・安心しろ、俺だってそうだ」

「―――えっ?」


麻耶は驚きながら私を見つめていた。麻耶にかっての私を見たんだろう・・私は自然と麻耶に自分の生い立ちを話してしまった。

182 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 13:21:50.86 ID:73nBpuN00
「俺だってそうだ・・小さいころから勉学を強要させられ、誰からも認めてもらえなかった。だから、中学の頃にはそれが爆発してクソッタレ共を集めて族を作った。
暴走してしまくって自分のそういった自分の淋しい気持ちを無理矢理押し殺してきた。
だけどな、いくらTOPになっても内心ではその中でも誰も私を認めてくれちゃいなかった。だから私は余計、人を拒絶した。1人が心地いいと思ってな・・
だけど女体化したとたん、かっての両親から手切れ金でポイッだ。その挙句にはボンクラ共には裏切られ俺は生きる気力さえもなくした・・

・・でもな、そんな絶望の中で俺を留めてくれたのは僅かな仲間だった。俺は拒絶したと思ってもそいつらはしつこいぐらいに俺についてきた。
そしたらな・・自然と暖かい気持ちになってきたんだよ。だから生きていこうって俺は思った。

麻耶・・お前は俺みたいに道を踏み外すな。そして決して俺みたいになるな・・」

「・・・・」

麻耶は泣き声が響く中、だんまりしながら私の話を聞いていた。かって道を踏み外した私だから言える・・麻耶には決して私みたいに道を踏み外してほしくなかった。
人を信用できなくなった私に再び信用をすることを教えてくれたのは撤兵と・・それに彼であった。


だから余計、麻耶にはそういったことをしてほしくなかった・・


「麻耶、その寂しさに負けたら終わりだ。俺みたいにその寂しさに負けてしまったら駄目だ・・安心しろ、俺は麻耶についている。たとえ目に見えなくても心の中では私は
ちゃんとお前の中にいる。麻耶、お前は・・俺よりも強い子だ。そう・・俺は信じてる」

「・・はい」


麻耶も私の存在を心の中で確信したのか私の横でそのまま眠ってしまった。まさか、こんなことをいえるなんて私も成長したのだろうか?
そんなことを思いながら私も寝ることにした。
183 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 13:46:03.04 ID:73nBpuN00
高校も無事卒業し終えると、私たちは晴れて大学生活へと駒を進めることとなった。流石に医大に入った彼と撤兵は進学
早々から忙しいらしく、ほぼ毎日出会っていたのもかなり日数を空けてでしか遊べなくなった。それに、私は教育学部へと入学できた
のだが、今年の教育学部の合格者は歴代でもかなり多いらしくかなりの倍率が予想された。それに勉強のほうも高校とは比較にならないぐらいに
増えていった。流石に人材を育成する教育学部とあってか、ほかの学部よりも比較にならにぐらいの膨大な量であった。
幸いにも麻耶のほうもあれから精神的に安定を見せており、前みたいに寂しさが爆発することはなかった。大学に入ってから彼とは相変わらず隣の部屋なのだが、会う回数が激減していった。
それに最近は医大の関係でジジィのところへは出かけてはいないらしい。


・・そんな激動の大学生活を送っていた私であったが、悲劇とは突然何も脈略もなしにやってくるものである。


私は普通に久しぶりに休日を享受していたのだが携帯に電話がかかってきた。電話の主は何と今まで私の前に姿を現さなかった麻耶の父親であった。
こういった形で出会ったのはかなり驚きであったが、突然話がしたいと言ってきた。それも・・麻耶に関する重大なことで

私は電話を切ると、すぐに指定の場所へと向かった。


指定された場所はとある喫茶店であった。私は喫茶店の中に入ると麻耶と父親らしき人物が座っているのが確認できた。私はそのまま席に着いたのだが、麻耶の表情はどことなく暗い雰囲気が
漂ってきた。私は麻耶の父親に自己紹介するとそのまま少し談笑をした。麻耶の父親はどっちかというと余り喋らないほうで早く用件を伝えてこのままとっとと去りたい気分がプンプン感じた。
すると突然、麻耶の父親が私の前に分厚い茶封筒を差し出した。中にはお札がぎっしりとつまっていた。


私は突然のことでわからず驚いていると更に麻耶の父親がこう言いあげた。
184 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 13:59:23.54 ID:73nBpuN00
「これは・・今までのお礼です。あなたのおかげで麻耶の学力もあがりました」

「あの・・それはわかりますけど、どういった・・」


私が困惑しながら麻耶の父親と応対していると麻耶の父親はとんでもないことを言い放った。

「実は・・仕事の関係で海外に発つことが決まりまして、その時に妻から離婚を申し渡されてしまったので麻耶は私と一緒に
海外の学校へ行くことが決まりました」

「え!!」

私は突然の麻耶との別れに混乱している中、父親は更なる追い討ちをかけた。

「それは今までのお礼もこめてお支払いしたものです。・・それでは」

「待ってください!!麻耶は・・麻耶はそれを納得したのですか!!」

私は麻耶本人の意思表示を聞いておきたかった。いきなりの両親の離婚、そして交流を深めた私との突然の別れ・・余りにも我が儘な
この行動は麻耶を傷付けてしまうこと大であった。だから、私は麻耶の意志を聞いておきたかったのだが・・麻耶の父親は「やれやれ」といった表情で
タバコに手を掛けながら語り始めた。

「あなたは何を言っているのですか?偶々、妻との離婚と私の転勤が決まっただけですよ。麻耶の意思なんて関係なく周りが勝手に決めたことですからね。
一番困惑しているのはこの私ですよ。全く・・」


余りにも身勝手な言い分に私は怒りが一気に溜まってきた。麻耶の意思に関係なく勝手に事を進めていく麻耶の父親・・
私の怒りはついに爆発した。
185 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 14:13:20.17 ID:73nBpuN00
「・・てめぇ!!麻耶が・・麻耶がどんな気持ちなのかわかってるのかぁぁぁ!!!!!自分の意思も聞かされず勝手に事を
進めやがって・・」

喫茶店の周りの視線がこちらの注目する中、私は憤怒の表情で麻耶の父親に詰め寄った。だけど、麻耶の父親は目を閉じながら
冷静に語気を強めこう切り替えしてきた。

「何言ってるんですか?・・別れなんてこの人生の中、数え切れないほどありますよ。それにあなたはただの一介の家庭教師
・・こちらの家の都合に一切口を挟まないでいただきたい!!」

「・・クッ!!」

私は自分の中に溢れるこの怒りをこの父親にぶつけたかったのだが、家庭教師という“壁”の前にはどうすることもできなかった。
だけど、麻耶の気持ちは無駄にはしたくなかった。かってに子の気持ちを無視して自分の都合を優先して事を進めていく親・・私は麻耶を救ってあげることが出来ない


自分の不甲斐なさを悔やんだ。私は更に言い放とうと思ったのだが・・ここで渦中の麻耶が沈黙を破った。

186 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 14:13:30.04 ID:73nBpuN00
「てめぇ!!・・」

「・・やめてください。もう、いいです」

「麻耶ッ!!」

「・・お父さん、最後にこの人と話をさせて。・・お願いします」

麻耶は父親に頭を下げると、父親は時計を見ながらこう告げた。


「・・・フライトまで3時間だけ時間がある。その間に話してこい」

「・・ありがとうございます」


そういって麻耶の父親は会計を払うとそのまま喫茶店を後にした。
187書初め(冠婚葬祭):2006/12/16(土) 14:18:07.66 ID:EgC1BRCw0
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
188おせち(150j):2006/12/16(土) 14:21:06.40 ID:h/0s9kFfO
ワクテカ
ウルウル
189 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 14:26:40.08 ID:73nBpuN00
麻耶の父親が喫茶店に出て数分してからか・・私たちも喫茶店を後にした。喫茶店を後にした私は限りない時間の中
近くの公園で麻耶と話し合った。私はさっきの内容を麻耶に訊ねると、麻耶は薄っすらと涙を浮かべた。

「麻耶ッ!!・・お前こでれいいのか!!親の勝手で事を運ばれてッ!!!」

「私だって嫌ですッ!!だけどッ!!・・だけど、こればかりは仕方ないです。両親の離婚と父の転勤・・せめてどちらかが遅れてくれれば」

「麻耶・・」

麻耶は私の前でわんわんと泣きながら今回の現実を重く受け止めていた。私だってこんな形で教え子をみすみす失いたくはない。私は・・せめて麻耶にあげるものは
ないかとポケットの中を探していると、セーターを編んだ毛糸の余りで麻耶に作り方を教えてもらった小さい人形がでて来た。

「(これは・・)麻耶、これ・・」

「これは・・」

「俺、こんなことしか出来ないからさ・・・麻耶、頑張るんだぞ」


私は麻耶に人形を渡すと、麻耶は涙を堪えて精一杯の笑顔を出すと私の生涯の中で最も忘れられない台詞を残してくれた。
190 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 14:27:07.45 ID:73nBpuN00


「今まで・・今まで本当にありがとうございました!!」


“ありがとう・・礼子先生・・・”


「麻耶ーッ!!!」


皮肉にも、最後の最後の麻耶との別れの日に麻耶は初めて私のことを先生と呼んでくれた。今でも、あの麻耶の笑顔と言葉は私の中では
一生忘れられないものとなった・・


191おせち(150j):2006/12/16(土) 14:38:18.23 ID:h/0s9kFfO
マジ泣きワクテカ
192 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 14:44:11.31 ID:73nBpuN00
「・・さん・・礼子さん・・」

「麻耶ッ!!・・ハッ、ここは?・・そうか、眠ってしまったのか」

「なんか、少し魘されていたけど・・どうかした?」

「いや、大丈夫だ」

私は目を覚めると病院の中にいた。そうだった・・旦那の仕事が片付けるまでここで待っていたのだった。おそらく私は
寝てしまって過去の自分を夢で思い出していたんだろう。旦那と一緒に帰る支度を始めた。

「さて、帰るよ。・・さっきはどうしたの?」

「ああ・・ちょっとな、昔のことを思い出しちまった」


麻耶と別れてからもう数年も経つ・・今頃は麻耶は異国の地でどこで何をしているのやら、あれから全く足取りがつかめていない。現在、麻耶が生きてたとしたら
聖よりかは少し年上の立派な大人の女性になっていただろう。もしかしたら、結婚して幸せな家庭を築いているのかもしてない・・
確か、あの日の後は大変であった。1人永遠と部屋のこもりながら「教え子を救えなくて何が教師なんだッ!!!」っと机を叩きながら1人永延と泣いていた。時には勉強が
全く手につかないこともあった。


だけどその度に、彼や撤兵がそんな私に救いの手を差し伸べてくれた。
193 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 14:45:32.26 ID:73nBpuN00
「・・なぁ、子供って1人でたくましく生きていくものかな?」

「どうしたの急に?あの時、もしかして嫌な夢でも見たの?」

「いいから答えろよ!!」

車に乗り込んで、自宅へ帰る帰り道、私は横にいた旦那に質問を浴びせた。突然の質問に最初は焦っていた旦那だったが、一呼吸置きこう答えてくれた。


「さぁね・・でも、その子が明るく強い心を持っていたら、たとえ大きな困難も乗り越えてきっと幸せになっていると思うよ」

「・・そうかい」


私は車を運転しながら懐にある受験のときに麻耶からもらった小熊のぬいぐるみをぎゅっと握り締めながら遠く異国の地で暮らしているであろう
麻耶の幸せを祈った。
194 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 14:46:58.83 ID:73nBpuN00
今日はここまでですwww
見てくれて本当にありがとうですwww

マジナキの返事ももらえて作者としてうれしかったです。

ここで終わりではないから勘違いしないでねwwww
ではwww
195書初め(冠婚葬祭):2006/12/16(土) 14:48:35.76 ID:EgC1BRCw0
>>194
イイハナシダナー( ;∀;)
乙です!続き待ってます!
196おせち(150j):2006/12/16(土) 14:53:10.28 ID:h/0s9kFfO
>>194
待ってます!ワクテカして待ってます!
197ライアット ◆GU/ptbK4fw :2006/12/16(土) 15:22:00.12 ID:zDyHmZB10
こんちゃー
198おせち(1d):2006/12/16(土) 15:31:01.37 ID:h/0s9kFfO
キタ━━(゚∀゚)━━!!
199ライアット ◆GU/ptbK4fw :2006/12/16(土) 15:35:33.89 ID:zDyHmZB10
書き溜まったんでちょっと投下

その先にあったのは廃集落、岩山が迫るぼろ小屋の密集は待ち伏せには打ってつけだ。あのまま進んでいたら囲まれていただろう。
前方に二人、まだ気付いていない。しかし拳銃を持っていやがる、ならば。
かるく脚を開き銃を抱える。
「ハァッ!」
軽く叫びながら一人、
「オラァッ!」
すぐさまもう一人、軽く吹き飛ばすと周囲が殺気立つ。
「出て来やがれ!このヘタレ共がッ!」
叫ぶと、
「このクソ・・・アマ・・・?」
銃撃と共に汚らしい山賊の一人が現れる。おお、女だと気付いた。
「うっひょぉおお」
「生け捕りにしてヤリ廻してやるぜぇ!」
「うっわ・・・・」
物隠に身を潜めそのやたらと汚いセリフに軽く引いている、と。
「ッッッッシャァァ」
腰を落とすと一瞬前まで頭があった場所に斧が突き刺さる、上半身裸の片手斧使い。気付くと数人の部下とおぼしき連中が包囲している。
そして舞うように斧を操り迫る、速い速い。
さらに他の連中の攻撃も加わる、四方八方から刃が迫る、が関係ない。全部見切ればよいのである。
熟練の手斧に注意を払いつつ、大振りな長剣は見切り小技の効くナイフは遠巻きにし、確実に避ける。
当たらない、敵の動きに焦りが加わってきたところで、
「なんかいろんなもんが止まって見えるぜ?」
その一言を言い終わる間に8回(人数分)、ナイフを閃かせその得物をはじき飛ばす。
「あの世へ行きな!」
更に適当なことを言いながら一発ずつ銃弾を浴びせる。
とりあえず殲滅完了。
200ライアット ◆GU/ptbK4fw :2006/12/16(土) 15:41:00.78 ID:zDyHmZB10
「これでも喰らえ!」
早撃ちで全員仕留めた所で降ってきたのは筒状の物体、導火線が火花を散らすそれは・・・
「ちぃっダイナマイトか。」
隣の岩陰へと転がり退避する。
他の敵がこちらを狙っているのが気配で分かる、空所には出たくない。
「あぶね。」
目の前に迫る転がってきたダイナマイトを蹴り飛ばすと数メートル先で破裂する。
生産精度が悪いらしく近づかなければどうということはないが・・・
「そっちか!」
逃げれば逃げた方へとダイナマイトが飛んでくる。
「喰らえ。」「死ね!」
そして前方を伺おうとすると2発、耳元に着弾する。
ガンマンが二人、こちらを狙っている。ダイナマイトを投げている奴は更にその後ろの方だ。
ちょうど通路のようになった先、燻りだして仕留める気か。
「ならこっちから出ていってやる!」
飛び出し敵の位置を確認すると、全力で駆け出し相手が現れる前に一発。弾は古木の防御壁を易々と貫きガンマンを倒す。
そして物陰へ。もう一人のガンマンが放った銃弾をやり過ごし、また通路へと躍り出る。
瞬殺、次弾が来る前に反撃を喰らわす。巨砲の直撃を受けたガンマンが吹っ飛び壁に張り付く、と。
201猪(双子の妹):2006/12/16(土) 15:46:41.16 ID:2HyMugoV0
wktk
202ライアット ◆GU/ptbK4fw :2006/12/16(土) 15:52:10.66 ID:zDyHmZB10
「これでも喰らえ!」
「うひょぉ」
その突き当たりから飛来する無数のダイナマイト。
放物線を描き雨のように降り注ぐ・・・前に。
「うぅらぁうぅらぁうぅらぁうぅらぁっ!」
一本一本、精密射撃で破壊する。筒状のそれは時に不安定な軌道を描くが、ショットガンならかすっただけで外殻を破砕し爆発力を殺せる。
「おりゃぁぁぁぁぁぁぁ」
「きしぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
そして更に湧く敵。拳銃、ライフル、ナイフ、サーベル、斧、ナタ、素手、イカミサイル、ころころ弾・・・・
ピンチと判断したらしい、一斉攻撃のようだ。
これを待ってた。
「まとめて来やがれぇぇぇぇwwwwwwww」
貫通力のある銃で直線上の敵をまとめて倒し、接近する者は即斬る。
乱戦、接戦。最も得意とする戦い方である。
「何なんだこの女ぁ!」
「ああ?なんか言ったか?!」
わめく野郎から斬り倒す、そして襟首を掴み盾に、銃弾を防ぎながら反対を撃つ。
「そっちかぁ!」
接近戦を挑んできた奴に投げつけ、まとめて撃ち抜く!
「甘い!」
「そっちがな」
更に背後の敵を斬る、倒れる前に連射を叩き込み他も巻き込んで倒す。
撃つ、撃つ、斬る、撃つ、撃つ、投げる、斬る、斬る、殴る、撃つ・・・・
「きりがない・・・・」
更に降りそぐダイナマイト・・・これだ。
上をチラ見し、
(いいのが来たな・・・)
前後の敵を一瞬で斬り倒し、空いたところで軌道の安定したダイナマイトを選び蹴り飛ばす。
ダイナマイトは壁を越えてその元へと帰っていき。
炸裂した。
203ライアット ◆GU/ptbK4fw :2006/12/16(土) 15:55:24.19 ID:zDyHmZB10
「派手にやりすぎたかなぁ・・・」
狙い通り、貯蔵されていたダイナマイトに誘爆して瓦礫の山と化した周囲を見渡し誰にともなく呟く。
しかしかなりの敵を爆発に巻き込めたようだ、残りも突然の爆発に腰が抜けている。
「さて、適当に全滅させ・・・て・・・」
ん?
「ボスは・・・ど・・・こ」
おかしい
「これからって・・・時に・・・」
声も出なくなってきた、足が・・・身体が・・痺れて・・・動かない・・・?
「手こずらせやがって・・・」
先程の首領だ。くそ、離れていて巻き込めなかったか・・・
「屑野郎に・・・負ける・・・わけがぁ・・・」
銃を杖のように、必死に身体を支えるが力が入らない。痺れが痛みに変わっていく、この感覚は・・・
(疲労?)
その痛みは幼い頃、初めて撃った銃の反動に鍛えられていない体が受けた物と同じ。
単純な、疲労。身体の動きが規制されていき、回復を強要する。
細まった全身に依然と同じ耐久力はなかった。
無意識だった、構え、力加減の適応。それが減少する体力の変化を忘れさせていた。
(っくそぉぉぉぉぉぉぉ)
持ち上がらない銃、迫る敵。
動かない視界、進入する人影。
はっきりとした恐怖。
「何かしらねぇが・・・やってくれやがって。このアマァ!」
衝撃、腹に蹴りが入る。
(痛い・・・・)
仰向けに倒れると、下品に嗤う首領が視界に入る。
「お仕置きしてやらんとなぁ!」
204保母さんと初詣:2006/12/16(土) 15:58:47.17 ID:zDyHmZB10
ここまで、また落とせるかも?
保守に戻りますね
205猪(お手伝い):2006/12/16(土) 16:00:18.22 ID:2HyMugoV0
おっつー
206おせつ:2006/12/16(土) 16:02:42.62 ID:h/0s9kFfO
>>204
乙!面白いです…どうなるかワクテカ
207美容師と初詣:2006/12/16(土) 16:34:33.95 ID:zDyHmZB10
>>205
>>206
ありがとぅーのほしゅ
208あしたこそ初詣:2006/12/16(土) 17:15:59.45 ID:Nx4YSN8C0
ほす
209トリマーと初詣:2006/12/16(土) 17:32:21.96 ID:zDyHmZB10
ほす
210黒豆(一粒):2006/12/16(土) 17:48:30.44 ID:h/0s9kFfO
保守が続いたら安価
211初夢(ろうそく熱い):2006/12/16(土) 17:52:59.14 ID:iD3jI5+K0
ずっと俺のターン!
212 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/16(土) 18:07:39.65 ID:h/0s9kFfO
「何やっての?」
テレビゲームをやっている所に、花恵がきた。
「ゲーム」
「見ればわかります。敵動かないよ?バグ?」
隣に座り、画面をじっと見つめてる。
「いや、レベル上げとジョブポイント稼ぎで…ずっと俺のターン」
「どSめ…」



最初に思いついた。
何のゲームかは秘密。
213 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/16(土) 18:09:00.29 ID:h/0s9kFfO
もいっこ短いの。


「はっ、ん…ぅや」
ずっと俺のターン!



想像汁。
214あいつと初詣:2006/12/16(土) 18:10:29.05 ID:Nx4YSN8C0
>>213
乙w
215布袋(ほてい):2006/12/16(土) 18:14:24.56 ID:N6QGC3o40
肉便器図鑑 携帯厨可
http://newsstation.info/up/img/ns16272.htm
216パティシエと初詣:2006/12/16(土) 18:40:02.58 ID:zDyHmZB10
>>212
さけぶさけぶさけぶさけぶさけぶさけぶ(ry
217猪(禁酒中):2006/12/16(土) 18:53:05.95 ID:Tkwd3F3z0
あ・・・甘エビ・・・
218歯科助手と初詣:2006/12/16(土) 18:56:24.38 ID:HJde1OhEO
http://pr2.cgiboy.com/S/2988360
ブーン出来てないw
219給食のおばさんと初詣:2006/12/16(土) 19:02:53.78 ID:Nx4YSN8C0
>>217
食べごろマンマ?
220大黒(だいこく):2006/12/16(土) 19:21:43.85 ID:4lH5kIuG0
ほし
221給食のおばさんと初詣:2006/12/16(土) 19:39:16.53 ID:Nx4YSN8C0
もし
222 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/16(土) 20:01:40.40 ID:73nBpuN00
hosi
223福禄寿(ふくろくじゅ):2006/12/16(土) 20:21:28.77 ID:F9onNqhU0

224黒豆(五粒):2006/12/16(土) 21:02:02.84 ID:h/0s9kFfO
今遊んでるから安価できないや…
225おせち(12,000円):2006/12/16(土) 21:02:54.29 ID:TrEsbSrM0
じゃぁおれが安価↓
226黒豆(六粒):2006/12/16(土) 21:36:30.01 ID:/EzvokJTO
天体観測
227毘沙門(びしゃもん):2006/12/16(土) 21:56:16.68 ID:4lH5kIuG0
保守
228おみくじ(大吉):2006/12/16(土) 22:07:24.58 ID:cWESVi1mP
保守
229美容師と初詣:2006/12/16(土) 22:25:51.13 ID:/i5ipRGZ0
漏れと言う名の捕手
230おせち(15,000円):2006/12/16(土) 22:30:35.00 ID:TrEsbSrM0
>>226
巨大なレンズを通して得られた情報を元にモニターが画像を表示する。
遙か彼方、何万光年の星に生きる一個の生命体である。
「博士、そろそろです。」
「うむ。」
近年発見されたその外部生物の、謎に包まれた特性を監視しているのだ。
「1800週ちょうどですね。代謝が上がっています。」
「やはりこの時期か。」
彼等の研究により、その生物の一部は生後1800週を迎えると大きく変態することが解っていた。
しかしそれまでであった、
「これだけの精度の望遠鏡が使えるとはな・・・あのオンボロで我慢してきた苦労が報われたな。」
よく見えなかったのである。
これまでの精度の低い観測機器では実現できなかったはっきりとした画像でのその現象の観測。
博士は感動していた。
「代謝、体温、心拍。急上昇しています。」
モニターの中では対象がうずくまり苦悶の表情を浮かべている。
「素晴らしい・・・」
「対象、安定しました。」
「状況を・・・」
「えーこれまで、受胎し子を産む方を雌、それに精子を植え付ける方を雄と仮定してきたわけですが・・・。」
「ふむ。」
「雄が雌に変態しました。」
「なんと・・・それは・・・」
「まだ見た目で照合しての判断ですが、胴部の脂肪塊に始まる体格の変化。間違いありません。」
報告を聞くと、博士はその触手をうねらせる。そしてそれに助手も触手の動きで答え、生物学における重大な発見を助手と分かち合った。
彼等が見た物は原住民に地球と呼ばれる星での、青春の一コマだと知るのは地球時間でもう半世紀先の話である。
231布袋(ほてい):2006/12/16(土) 22:34:05.34 ID:4lH5kIuG0
>>230
すっげー! 超GJです!
こんな切り口で来るとは思ってなかった!
232書初め(あの子にアタック):2006/12/16(土) 22:39:06.99 ID:XjU9oy/X0
これは中々面白いじゃない!

確かに宇宙の方々から見ればこんな感じだろうなw
触手をうねらせる博士と助手想像して吹いた
233 ◆GU/ptbK4fw :2006/12/16(土) 22:40:27.13 ID:TrEsbSrM0
>>231
ただロマンティックな雰囲気が作れなかっただけなんだぜ?
234黒豆(七粒):2006/12/16(土) 22:40:55.07 ID:/EzvokJTO
>>230

これは予想外だった
235おせち(15,000円):2006/12/16(土) 22:53:48.26 ID:TrEsbSrM0
>>231
>>233-234
いろんな斬りクチでいけるもんだなw
星新一読んでくるノ
2362Get!!:2006/12/16(土) 23:21:34.16 ID:F9onNqhU0
まー
237黒豆(七粒):2006/12/16(土) 23:32:19.19 ID:h/0s9kFfO
>>233
うねうねGJ
238福禄寿(ふくろくじゅ):2006/12/16(土) 23:52:20.23 ID:4lH5kIuG0
239猪(禁酒中):2006/12/17(日) 00:12:03.58 ID:+yo3rvfxO
書いてるほし
240猪(ギター):2006/12/17(日) 00:22:22.21 ID:14yQkJSIO
ワクテカ!
241猪(禁酒中):2006/12/17(日) 00:43:14.30 ID:+yo3rvfxO
すすまねえほし
242お年玉(少々):2006/12/17(日) 01:05:02.29 ID:MlaS4pMgO
豚って人間の排泄物が好物とかテレビがいってた
243猪(ドラム):2006/12/17(日) 01:06:01.47 ID:14yQkJSIO
まさか、トンまる…
244初夢(すべてが夢):2006/12/17(日) 01:08:55.15 ID:GjsDHdLi0
>>242
だからインドではトイレの下に飼われてる
ジョジョ読んだことないのか?
245猪(停学中):2006/12/17(日) 01:16:37.45 ID:xvXqP6j40
>>244
一応インドでもめずらしい方式をとったトイレだから注意汁
あと2行目はみんなで脳内あぼーんな?
246猪(禁風呂中):2006/12/17(日) 01:19:49.86 ID:+yo3rvfxO
投下するぜ
247猪(停学中):2006/12/17(日) 01:24:18.42 ID:xvXqP6j40
きゃまーん!
248 ◆sUOXLav4ic :2006/12/17(日) 01:26:14.87 ID:+yo3rvfxO
それから数日、俺はこっそり女言葉を練習した。

そして未だに慣れない制服のスカートをいつもより短くして、
俺はどぎまぎしながら体育館裏で待っていた。

人の近づく気配がする。やばい、来た。

現れたのは黒田。目が合った。
心臓が爆発しそうなくらいどきどきする。
もしかしたらこんなに近くで見るのは初めてかもしれない。

「で、何? 用って。」

やっぱり向こうは慣れてる。多分言われること分かってんだろな。
でも向こうは慣れててもこっちは初めて、勇気を出して言っちまえ俺!

「・・・・ あ、あの・・・ぅ・・・・。」

やばい声裏返りまくりだ。
ああああもうどうせ元童貞だしふられるのは当たり前なんだからもう勢いしかない。

「・・・おr・・・・わたし、黒田君のことがずっと好きでした!!」
249 ◆sUOXLav4ic :2006/12/17(日) 01:31:34.17 ID:+yo3rvfxO
言った。言ってやった。
あーちょっと声でかすぎた。恥ずかしいぞこれは。


「・・・ごめん。」

あーあ、やっぱりな。そりゃ元童貞とは無理だよな・・・。

「あのさ、誰にも言わないで欲しいんだけど。」

あぁ、彼女でもいるのか。こんなにかっこいいんだから当たり前だな。



「実は俺、・・・・・男が好きなんだよ。」




・・・・・・・は?


「だから君とは付き合えない。本当にごめん。」
250初夢(すべてが夢):2006/12/17(日) 01:31:49.83 ID:GjsDHdLi0
保管庫のほうももっと更新してほしいです><
251 ◆sUOXLav4ic :2006/12/17(日) 01:32:44.76 ID:+yo3rvfxO
なんてこったい。そりゃないぜ神様。
なんのために女になったと思ってるんだい。

「男だったときの君は・・・・結構好きだったんだけど。」


さようなら俺の人生。グッバイマイライフ。




The End.....
252初夢(すべてが夢):2006/12/17(日) 01:34:16.28 ID:GjsDHdLi0
あれ?いつかの703の人って復活した?
253猪(禁風呂中):2006/12/17(日) 01:34:51.42 ID:+yo3rvfxO
んじゃ今度>>248の後から投下するから。
ちなみに反省はしていない。
254初夢(筋肉痛):2006/12/17(日) 01:47:44.60 ID:bAjXy+N30
>>242
肉便器とはまさに
255お年玉(少々):2006/12/17(日) 01:58:42.00 ID:MlaS4pMgO
月草「…トンまる…口あけて…」
トンまる「仕方ないなぁ…」
月草「……おいし…かった…?」
トンまる「月草がくれるのはいつも美味しいよ」












月草「……また…ハーブ…あげるからね…」
トンまる「ハーブ大好きだ」
想像しちゃらめぇ
256猪(求職中):2006/12/17(日) 02:03:14.72 ID:OlqHI5y00
┐ ∧,∧
| (   ) 
 ̄⊂/ ̄ ̄7 カタカタ…
257猪(検便中):2006/12/17(日) 02:03:18.61 ID:+yo3rvfxO
うはwwwww無反応wwwww
これもしかしてやっちゃった?
258猪(ケツ拭くの忘れた):2006/12/17(日) 02:06:26.31 ID:UoHOo4pa0
そんなことないぞ
続きwktk
259婦警さんと初詣:2006/12/17(日) 02:08:40.29 ID:6iDP4A+g0
>>256
投下っすか!?
260猪(ベース):2006/12/17(日) 02:10:38.03 ID:14yQkJSIO
>>257
良かった、続くんだ…びっくりした。


私、無反応に慣れたwwwwww

>>256
あぁ、眠れない…
261お年玉(Wii):2006/12/17(日) 02:10:56.59 ID:MlaS4pMgO
うはーおっきしたおー
262猪(求職中):2006/12/17(日) 02:11:30.17 ID:OlqHI5y00
|ω・`) 六、七段分くらい書いたけどまだエロが終わってない


|) しかもぬるいから全部書いてから置き逃げしたいんだ
263猪(ベース):2006/12/17(日) 02:12:42.80 ID:14yQkJSIO
やーん、未だに生殺し。
264猪(検便中):2006/12/17(日) 02:13:09.96 ID:+yo3rvfxO
>>258
ありがとう ただ人がいないだけか?
P90氏の投下あるかどうか気になるがもう寝る
265お年玉(Wii):2006/12/17(日) 02:21:57.51 ID:MlaS4pMgO
うんこ食われてまずいとか言われたら気まずいよな
266婦警さんと初詣:2006/12/17(日) 02:22:50.56 ID:6iDP4A+g0
>>265
35点www
267猪(加齢臭):2006/12/17(日) 02:55:14.44 ID:dBHFKGirO
捕手寝る
268犬と初詣:2006/12/17(日) 03:16:20.99 ID:revhWC3g0
投手寝ない
269巫女と初詣:2006/12/17(日) 04:18:06.86 ID:6iDP4A+g0
野手まだまだ
270お年玉(とられた):2006/12/17(日) 04:21:11.39 ID:MlaS4pMgO
トンまる「…俺、いつか月草の専用便器になりたいんだ」
月草「…………………」
271巫女と初詣:2006/12/17(日) 04:26:49.67 ID:6iDP4A+g0
トンまるwwwwwwwww
272猪(ボーカル):2006/12/17(日) 05:32:25.67 ID:wBxOuPK7O
新聞配達始まってる☆
273猪(禁煙中):2006/12/17(日) 06:32:02.87 ID:sJA1W+Ii0
今日もおはよう起きてる奴ら
274猪(しいたけ目):2006/12/17(日) 06:43:52.86 ID:yoaate1XO
おはやぅ★そしてモヤスミ
275おみくじ(ひく金ねー):2006/12/17(日) 08:04:05.65 ID:dBHFKGirO
276妹と初詣:2006/12/17(日) 08:11:54.00 ID:1+HoJA9eP
277初夢(見るの忘れた):2006/12/17(日) 08:13:19.08 ID:J3N7Dm5MO
278猪(しいたけ目):2006/12/17(日) 08:13:37.09 ID:afS7lqJQ0
279妹と初詣:2006/12/17(日) 08:15:17.76 ID:1+HoJA9eP
280猪(しいたけ目):2006/12/17(日) 08:15:37.21 ID:afS7lqJQ0
281初夢(見るの忘れた):2006/12/17(日) 08:17:05.55 ID:J3N7Dm5MO
282猪(しいたけ目):2006/12/17(日) 08:18:14.68 ID:afS7lqJQ0
283おせち(10,000円):2006/12/17(日) 08:21:25.91 ID:OEKVoBRnO
284猪(しいたけ目):2006/12/17(日) 08:21:43.90 ID:afS7lqJQ0
285書初め(あの子にアタック):2006/12/17(日) 08:35:17.19 ID:9vg2Eugh0
286書初め(あの子にアタック):2006/12/17(日) 08:50:36.39 ID:9vg2Eugh0

287書初め(あの子にアタック):2006/12/17(日) 08:50:47.39 ID:9vg2Eugh0
288書初め(あの子にアタック):2006/12/17(日) 08:50:57.26 ID:9vg2Eugh0
289猪(委員長):2006/12/17(日) 09:00:58.36 ID:afS7lqJQ0
ID:9vg2Eugh0
290彼女と初詣:2006/12/17(日) 09:03:46.14 ID:1+HoJA9eP
>>289 ヒドスwww
291書初め(今年こそデート):2006/12/17(日) 09:40:47.96 ID:9vg2Eugh0
正直スマンかった
292猪(停学中):2006/12/17(日) 09:40:49.76 ID:FVeTHjiRO
保守
293彼女と初詣:2006/12/17(日) 09:51:18.11 ID:1+HoJA9eP
低血圧の保守
294猪(青詐欺):2006/12/17(日) 10:10:50.65 ID:dBHFKGirO
アクセス規制に巻き込まれてパソから書けない俺P90
295猪(72才):2006/12/17(日) 10:17:43.87 ID:vNaBf43c0
>>294
規制にめげずに頑張ってください><
296おみくじ(ひく金ねー):2006/12/17(日) 10:22:42.92 ID:1+HoJA9eP
>>P90様 プレゼントつhttp://mickey.mirv.net/help2ch/mbile2ch.html
携帯から2ちゃんねるを見るに 便利なサイト
もうひとつ つhttp://6hp.jp/page.cgi?id=7style&ak=&pn=3&sm=usually
297猪(浴衣姿):2006/12/17(日) 11:15:03.22 ID:+yo3rvfxO
298猪(倉庫係り):2006/12/17(日) 11:52:04.16 ID:dBHFKGirO
299猪(72才):2006/12/17(日) 12:23:35.15 ID:9vW+Y6ML0
流れ無視して、もはよう!
まとめ、それぞれの話にキーワード設置って無理なのかな?
甘いとかエロとか…。
出来たら便利なんだけどなぁ。
300初夢(声優とデート):2006/12/17(日) 13:08:20.63 ID:bAjXy+N30
トンまる「便器?そんな優しいものじゃ足りない!俺はブヒブヒ言いたいんだ!」
黒豆「ブヒブヒは最初からでしょ・・・」
月草「・・・・・・べんき・・・?」
トンまる「月草の携帯便器でさぁふひひwwwww」
月草「・・・・・・黒豆・・・・・・」
黒豆「焼き払え」
トンまる「ぶひぃん!!」


こうだよ
301 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/17(日) 13:49:47.73 ID:14yQkJSIO
花「んっ…すご、きもちぃ…」

花「ふ、いたっ…も、ちょっと、優しく…」

花「はぁ…終わっ、た?」

花「もう一回、イイ?」

雅「ダメ、帰るぞ」
花「えぇー!やぁだぁ!もう一回!揉んでもらうのー!」
雅「マッサージチェアで変な声出すな」


リアルでエロ声出た。
302 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 13:49:54.47 ID:zq+z09/K0
もはよう
過疎っているようだから投下する
303猪(停学中):2006/12/17(日) 13:50:17.64 ID:dBHFKGirO
書きあがったけど規制されたまんま・・・orz
304猪(入れ歯):2006/12/17(日) 14:03:42.38 ID:aHmIoOja0
wktk
305 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 14:18:29.34 ID:zq+z09/K0
そのまま自宅に帰った私たちは旦那の作ってくれた食事を食べた後、自宅の部屋でのんびりとくつろいでいた。とはいっても全く仕事が
ないわけではなく旦那のほうはそのまま洗物を終えるとそのまま病院の仕事をやってのけた。やはり院長になると、仕事もぐっと多くなるみたいだった。

「はぁ〜・・旦那である僕がいつも料理を作るとはね。やっぱ看護婦さんたちのいいネタになるよ」

「仕方ないだろ。俺、料理できないんだから」

「ま、今に始まったことじゃないんだけどね・・」

そう言いながら旦那は仕事に戻った。病院内の仕事はすっかり片付けていたみたいなのだが、院外の仕事もたくさんあるみたいだ。だけど、旦那はそう
滅多に家には仕事を持ち込まない。旦那が院長になってかなり年数が過ぎるが、こう家に仕事を持ち込むのは珍しかった。考えてみれば結婚してどれぐらい
経っただろう?確か、お互い仕事がまだ新人に近かった時に結婚したのだから・・ま、考えるのはよそう。

しかし、それにしても旦那が仕事を持ち込むのは珍しいことだ。私は旦那に持ち込んだ仕事の内容を聞いてみた。

「しかし、お前が家に仕事を持ち込むなんて・・何があるんだ?」

「ああ、明日ある患者さんの手術があるんだ。手術のプランを練り直さないと患者さんの命に係わることだからね、指揮する立場としてちゃんと真剣に練らないと
こればかりはまずいからね」

「そうか・・じゃ、先に寝るわ」

「うん、おやすみ」

そうって私は寝室へと戻った。考えてみれば最近、旦那にかまわれていない。流石に仕事が忙しいのは重々承知であるが、もう少し私にかまってほしいものだ・・
そんなことを考えながら身体的な欲求を叶えられないまま私は就寝についた。


夢というのは突発的でまた私はちょこんと1人スクリーンの前にいた。スクリーンには私の過去が鮮明に映し出されようとしていた・・
306おみくじ(やぶれた):2006/12/17(日) 14:37:38.04 ID:6iDP4A+g0
>>303
えぇい規制め!!!
307 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 14:39:20.61 ID:zq+z09/K0
麻耶との余りにも突発的な別れは私に大きな衝撃を与えた。あの時、麻耶が別れ際に言ってくれていた言葉・・麻耶はあの時
私のことを先生と呼んでくれた。だけど、その言葉は当時まだ教育の先端を学んでいた私にとっては大きくずっしりとした
重たいものであった。

やはり、言葉ではわかっていても体のほうは簡単に現実を言うものを受け止められていなかった。


「・・先生か」

私は突然筆を止めた。あのときの麻耶の言葉が今でもリフレインされてくる。前にも彼や撤兵に励まされて何とか勉強する気は
起きてはいたのだが、やはりまだ心のつっかえが取れないままでいた。私はあの言葉の重みを必死に考えていると毎度おなじみノックの
音が聞こえてきた。私は出迎えるとやはりノックの主は決まっていた。

「どうしたんだよ・・こんなところで油売っていいのか?」

「ああ、今日は珍しく休みになったので・・どうです?たまには気分転換に外にでてみませんか?」

私はチラッと外を見てみると撤兵がバイクのエンジンを吹かしながらこっちに手を振っていた。私は部屋に戻りメットを取り出した。

「ボサッとすんな・・行くぞ」


そういって私は彼を引きつれ相棒に乗り込んだ。考えてみれば・・こうしてバイクを走らすのは初めてかもしれない。
308おせち(1d):2006/12/17(日) 14:40:40.35 ID:14yQkJSIO
ワクテカ
309 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 14:53:15.61 ID:zq+z09/K0
外の空気というものはこんなにも心地よいものであったかと不思議なものであった。まだ外に出てからそんなに時間も
経っていないのに私の心は晴れ晴れとした気持ちになった。しばらく外を走っていると、大きな公園があったのでそこで
一休みすることにした。バイクを適当に止めると撤兵のバイクに乗っていた彼がジュースを買ってきてくれるという。
私たちは彼の好意に甘えることにした。

「何がいいですか?」

「じゃ、俺コーラ」

「俺は・・紅茶でいいや。ダッシュで言って来いよ」

「はいはい、わかりました」


そういって彼は自販機へと向かった。私はタバコを取り出し撤兵と一服した。

「そういや、撤兵・・どこの学部なんだ?医学部といってもいろいろあるだろう?」

「ああ、俺は女体化専門のところ。泰助は外科と内科両方やってるよ」

「えっ!!両方だと・・」

私はタバコの煙を咳き込みながらかなり驚いた。本来なら外科と内科は一本のはずなのだが外科と内科両方なんてものは
確かできないはずだ。できたとしてもこうして私たちと遊べるはずがないほど忙しいはずだ。


驚く私を見ながら撤兵はさらに詳しい説明をしてくれた。
310おせち(12,000円):2006/12/17(日) 15:09:29.00 ID:wBxOuPK7O
( ゚д゚)そ  外科と内科両方とかってリアルだったら神だろ。と言いつつwktk
311 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 15:11:38.81 ID:zq+z09/K0
「ああ、5年ぐらい前まではうちの大学も外科と内科に分かれてたらしいんだ。でもなんか、両方やりたいっていう生徒が
急増してそれで外科と内科両方学べるようになったんだ」

「へぇ〜・・なるほどな」

私は感心しながら撤兵の話を聞いていた。しかし、そんな話をしていても彼は遅かった。すでにタバコの本数は5本以上吸っており
このまま待つのは少し限界であった。仕方なしに私たちはタバコを消し彼を探そうと思ったのだが・・
そんなときに私たちの前に1匹の・・・猫がいた。猫は黒猫であり私たちをじっと監察するように見ていた。私は撤兵に放っておけと
言ったのだが・・どうも撤兵は黒猫に夢中なようだ。付近に生えていたねこじゃらしをとって黒猫を弄んでいた。

「うりうり〜・・冷夏もやってみろよ。楽しいぞ」

「あのなぁ・・その猫、飼い猫か?」

私は撤兵に弄ばれてた猫を見てみるが野良にしてはどうも人懐っこかったので飼い猫と踏んだ。まぁ、彼が来るまでの暇潰しになるとおもい私もどこぞやの
飼い猫かは知らなかったがねこじゃらしを一本とって、撤兵と一緒に黒猫を弄ぶことにした。意外にもこれが楽しく、猫のほうも2本のねこじゃらしにさまざまな対応を
みせてくれた。

「うりゃ〜・・流石の猫も俺と冷夏のねこじゃらしのダブルパンチには応えているようだな」

「ま、そりゃ猫だからな・・」


しばらく猫と遊んでいた私たちであったが、突然「バーロー、帰るよ」っと叫ぶ女性の声が聞こえた。それを聞いた黒猫は一目散に私たちの前から素早く消え去った。
312 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 15:26:23.66 ID:zq+z09/K0
「チッ、帰っちまったか・・泰助を混ぜてもっと遊びたかったのによ」

「ま、飼い猫ならしゃあねぇだろ」

私は少し不機嫌な撤兵を宥めながら彼の帰りを待っていた。そして、黒猫が去ってものの数秒後・・彼が颯爽と現れた。

「すみません、遅くなりま・・」

「遅すぎだっての!!!・・ったく」

「まぁまぁ・・泰助だってわざとじゃないんだからな」

今度は立場が逆転し私が撤兵に宥められながら彼から紅茶を受け取った。タバコも吸っていたので喉がからからだった私は
紅茶を一気に飲んだ。その後はしばらく3人で公園を散策しながら互いの状況やらいろいろなことを話していた。やはり、彼のほうは
外科と内科の勉強はかなり大変らしく、論文やらいろんなのが鬼のようにドッと出るらしい。それを終えてもこうした休日は僅か1日ぐらいしか
取れず今日もいろいろ大変だったらしい。撤兵のほうも女体化を扱ったものらしく、それにまだ治療法も確立されていない難病中の難病らしいので
かなり覚えることもあるらしいのだ。

「ま、俺たちはそんなわけだ。冷夏も教育学部は大変だろう?」

「まぁな・・児童の心理やら学習の指導方法など覚えることはたくさんあるしな」

私はポツリと自分の大学について話すとやはり麻耶のことが気が気でならなかった。携帯の番号も一応教えたのだが、あれから一件も
連絡がない。私の心配は募るばかりであった・・


そんな私の心境を察したのか、2人は私にこう進言してくれた。
313 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 15:42:00.77 ID:zq+z09/K0
「まぁ、確かにその女の子のことは心配だろうけどな・・冷夏だったらお前はなおさら、そいつに誇れるいい先生になるべきだ。
もしもそいつと再会したとき、お前が教師じゃなかったらその子はかなりショックだろうぜ?」

「それはわかってる・・わかってるんだ。だけどな体が・・思うようにいかなくて」

撤兵の言いたいことはわかる。だけど、まだ私の中ではどうも踏ん切りがつかないのだ。麻耶との別れの悲しさに囚われ続けている自分・・
本来ならこれを乗り越え、また前に進まなければならないのだが・・それをわかっていても私自身はまだそれができずにいた。

「・・礼子さん、彼女はきっとそっち頑張っていますよ。こんなことしか言えないのは何ですが・・“信じて”みることが大事だと思います」

(“信じる”・・か)

思いもよらない言葉に私は立ち止まった。麻耶が外国で幸せに暮らしていることを信じてみる・・確かにそれが一番大事なのだが、もし麻耶と
再会したとき、思いのほか変わってしまった麻耶を私は受け止められることができるであろうか?それが一番の不安であった。

「なぁ、冷夏。俺らはこんなことしか言えないが、何事も信じてみるのも悪くないと思うぜ。・・むしろいいじゃねぇか。俺たちは冷夏とその子に何が
あったのかはわからねぇが、冷夏はそれがわかるじゃねぇか。

・・なら、信じてみろよ。なぁに、お前はもう1人じゃないさ」

「撤兵・・そうだな。信じてみるか・・麻耶が遠く異国の地で幸せに暮らしていることを」


そうだった、私はまた1人で抱え込んでしまうところであった。私にはもう昔と違い周りに人がいる。だからこうやって前に進めるんだ・・大学で受験したときも
みんなで喜びを分かち合ってきた。不安は大きいけれど、今回もその不安を乗り越えてみせる。今までもそうだったから・・

だから・・今回も信じてみようと私は思った。
314初夢(犯人だった):2006/12/17(日) 15:42:49.03 ID:bAjXy+N30
猿解除
315 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 15:44:30.87 ID:zq+z09/K0
一時中断です。
見てくれてありがとうございますwwwwww

そしてみさとの人、勝手にキャラを使ってしまい申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げたいと思います。
もし、駄目だったらほかとすり替えますのでご容赦のほどをお願いします。

では、また投下します。
316猪(病気がち):2006/12/17(日) 15:45:36.14 ID:dBHFKGirO
今からバイト。帰ったら解除されてますように
317 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/17(日) 15:46:28.68 ID:bAjXy+N30
>>315
俺のキャラなんかでいいなら使ってくださいw
318猪(甘党):2006/12/17(日) 15:48:40.23 ID:wk47rzw20
>>299
調べてみたところ、よさそうなプラグインを見つけた

アップしてみる。
319 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 15:51:53.96 ID:zq+z09/K0
>>315
そういってもらえると助かりますwwww

本来ならみさきやみさともだそうと思ったのだが、矛盾しちゃうのでバーローにしたんだぜwwww

320 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 15:52:25.65 ID:zq+z09/K0
間違えた>>318だた
321猪(白髪):2006/12/17(日) 15:53:36.04 ID:aHmIoOja0
駄作ながら、初投下してもいいでつか?
322初夢(犯人だった):2006/12/17(日) 15:57:06.94 ID:bAjXy+N30
「本当にもう行くのか?」
「・・・・・・お世話に・・・なりました・・・」
ぺこりと頭を下げて月草はアナゴの背中に攀じ登った。
次に行く町は王都、このまま道なりに5日ほど行けばすぐだ。
「また来るんだぞ」
宿屋の主人に言われ月草は少し顔を赤くして小さく頷いた。
やはり感情表現が上手く出来ないのはバイトをしても変わらなかった。
月草を見送った宿屋の主人は自分の息子が見送りに来ないことに首をかしげた。
「・・まぁいいか」
ヤムチャが見送りに来ようが来まいが何も変わらない。

「またあの豚が来たりして」
「トンまるの仲間?」
「俺の仲間が豚人間のわけねーだろ!」
トンまるはふんっと怒ったように黒豆にいうと何か思い出すように空想をはじめたようだ。
何をやっているんだろうかとアナゴは不思議そうに歩きながら空想の世界に飛び立ったトンまるを見ていた。
「・・・・・・あ・・・トンまる・・・」
「え!?なに?」
月草の声には素早く反応するトンまるの姿にアナゴと黒豆は苦笑いを零す。
そんなトンまるに月草は腰のポーチの中からハーブを取り出すとアナゴの上からトンまるに差し出した。
「・・・お金なくて・・・安いけど・・・ごめんね・・・・・・」
「ハーブだ!やったぁ!俺これがないとぼーっとしちゃうんだ!」
差し出されたハーブをトンまるはもぐもぐと食べながらご機嫌な風に歩いている。
「トンまるの燃料ってハーブなの?高価ね・・・」
「野豚ってのはハーブ豚っても言われてるからな。ハーブを食べて育ったハーブ豚は高級食材ってわけだ」
「・・・アナゴは・・・にんじん・・・たべる・・・?」
「食べます!」
「・・・黒豆に・・・蜂蜜の・・・ドロップ・・・買った・・・」
「わーい!」
魔物使いだけあって流石に飼いならすのが上手かった。
323初夢(犯人だった):2006/12/17(日) 15:57:36.67 ID:bAjXy+N30
>>321
いいよん
324321:2006/12/17(日) 16:09:00.54 ID:aHmIoOja0
・・・・・・いつの間にか寝てしまっていたようだ。
趣味の悪いカーコロンと真新しい布生地の匂いを感じ、
「あぁ、まだか」と安心してもう少し惰眠を貪ろうとする。
時計の時刻は午後1時を少し過ぎたあたり。
ところで、この車はとある地方の中枢都市に向かっている。
一週間前の高校総体のテニス競技が雷雨で中断、延期されたために、
俺たちは再び辺境の小さな町から車に揺られてわざわざ県の中心まで出向かなくては
ならなくなったのだ。といっても、10年間ずっと1,2回戦で負けていた
我が部が今年ようやくベスト8の舞台に立てるのだ。そのため、保護者会とやらが奮発して、
金を出し合ってくれて団体戦のユニフォームも新調した。親たちの期待を背負って、3年生はもちろん、
2年生の俺たちも言いようの無い興奮に包まれ、車内は静かな熱気に
満ちていた。主力である3年の先輩2人は、準々決勝の対戦相手の話をしているようだ。
その後ろでは俺と同じ2年の戸部と坂田が、ヘッドホンで何かを聴きながら瞑想している。
俺はベンチコートを頭からかぶり、3列目のシートの上で体を精一杯丸めて寝ていた。
車はすでに田舎道を抜け、市街地に入ったようだ。今日は市営コートで軽く練習してから旅館で
一泊し、明日の試合に備える予定である。コートまではあと15分ぐらいか。
 しかしさすがは都会。パチンコ屋の宣伝カーがうるさい。耳をふさぐようにベンチコートを
深くかぶる。既に田舎街の静けさが恋しい・・・・・・・
325書いてみた ◆oCJZGVXoGI :2006/12/17(日) 16:15:56.02 ID:bAjXy+N30
>>319

「バーロー!どこいったの・・・」
大島は自分がベンチで眠っている間に居なくなってしまったバーローを探して歩き回っていた。
もしかしたら悪い人に連れて行かれたのかもしれない!
いや・・・交通事故にあって・・・。
そんな悪いことばかりが考えるたびに浮かんできて大島は焦り始めていた。
ずっと探しているのになんで見つからないんだろう・・・やっぱり連れて行かれちゃったのかな・・・。
大島はベンチに戻るとそこに座って悲しそうに溜息を付いた。
「あの・・・どうかされました・・・?」
顔を上げるとそこに心配そうにこちらを見ている人が二人いた。
自分より年上そうなその二人の言葉に大島は目に涙を浮かべたまま顔をあげた。
「バーローが・・・猫が・・・いなくなって・・・」
「どんな猫なんですか?」
「えっと・・・小さくて・・・えっと・・・黒くて・・・」
慌てて思い出そうとするとだんだんわからなくなってくる。
大島は必死に思い出しながらその思いついた単語を言葉にした。
「あそこにいるのは・・・?」
「あ・・・いた!バーロー!!」
大島が叫ぶと猫じゃらしで遊ばれていたバーローはこちらを振り向き走ってきた。
バーローと大島の感動の再会を見た二人組みはそのまま猫と遊んでいた人の所に行ってしまった。
お礼・・・忘れてた・・・そう思いながら大島はバーローを抱きかかえて家路へついた。
326321:2006/12/17(日) 16:16:45.92 ID:aHmIoOja0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・??
ここで俺はモウロウとしつつも違和感を感じた。何かがおかしい。そうだ。座席にやたらと余裕がある。
出発時に感じた窮屈さが今は感じられない。そしてベンチコートがでかい。
180センチで筋肉質の俺がこんなに見事にすっぽりと全身を包まれているのだ。
誰かが気を遣って自分の物をかけてくれたのか?いや、前に座っている2人は
そんな繊細な気遣いなどしそうもない。まぁ気のせいだろう。もう起きなくては・・
おもむろに身を起こし、窓を見る。・・・・・目の錯覚か?寝ぼけているのか?
今日の俺はなんだか髪が長い??今日は曇っていて薄暗いので、窓ガラスに映る
物がいくらか把握できるのだ。しかも顔が小さい。目がややたれ目で大きめだ。
男くさい俺の顔はどこへいったんだ?あ、もしかして・・・謎が解けた気がした俺はキャプテンに聞いてみた。
「先輩・・新しい女子マネ入ったんですか?」
 その刹那、3年の二人、主将の竹田さんと副主将の甲斐さんはばっと振り返り、
地球儀のようなまんまるの目で俺を見た。不思議な反応だったが、俺は続けた。
     「可愛いじゃないですか!うぉーやる気出るぅ!俺がんばっちゃお!」
竹田さんが震える声で俺に聞く。  「髪が長くて・・・色白の・・女の子か?」
・・やっぱり。俺はうきうきしつつ返した。  「そうそう。1年のコですか?」
・・・あ、そういえば図体のでかい俺のとなりにその娘は座っているのだ。大丈夫か?
「あ、君ごめんね。狭かったでしょ。」     ・・・あれ?いない。
窓ガラスの中にいた可憐な少女の姿は、俺の隣にはいなかった。
甲斐さんが呆然としつつ言った。

「それ・・・・・・お前だよ、林。」
327禁断の初詣:2006/12/17(日) 16:23:20.91 ID:revhWC3g0
つづきwktk
328猪(酒乱):2006/12/17(日) 16:23:44.89 ID:wk47rzw20
すまない、もう出かけないといけなくなった

tagとlsxプラグインを入れたので、できる人がいたら後はお願いします。
ttp://www.room01.com/~story/index.php?PukiWiki%2F1.4%2FManual%2FPlugin
(説明がすごい手抜きですがご了承ください)
329321:2006/12/17(日) 16:29:31.07 ID:aHmIoOja0
「まさか・・」
自分の名前が呼ばれて、これほど戦慄した事があっただろうか。
冷たい風が背筋を駆け巡った。・・・・そうだ、はじめから
おかしい話だ。その「女子マネ」が俺のとなりにいたなら、
ガラスに映る少女の前に、俺の目にはその少女の後頭部が見えたはずだ。
スポーツバッグから鏡を取り出す。可愛らしい顔。青ざめた頬。
その映像は次第に小刻みに震え出し、手から鏡が落ちた。
2006年、6月14日。
俺はこの日を一生忘れる事はないだろう。
 俺、「ハヤシ スグル」はこの日・・・・女になったのだ。

スレ汚し&読みづらくてスマソ。
330黒豆(一粒):2006/12/17(日) 16:39:08.17 ID:14yQkJSIO
いや、面白い。続く?続く?続くよね?
331初夢(勝ち組だった):2006/12/17(日) 16:41:36.82 ID:bAjXy+N30
おもしれーから続けるんだ
332 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 16:43:24.19 ID:zq+z09/K0
>>325
GJwww
改めて友情出演ありがとうですwwww
333禁断の初詣:2006/12/17(日) 16:43:39.55 ID:revhWC3g0
続けるんだいや続けてください
334321:2006/12/17(日) 17:06:25.62 ID:aHmIoOja0
保守がてら続けます。
それからの処置は速かった。顧問が近くのパーキングに車を停め、
親に連絡した。そしてコートにチームメイトを送った後、俺と顧問は
検査のために病院へ行った。もうわかりきった事だったが、検査結果は
女体化症候群。テニスに明け暮れ、彼女など作らなかったのだから
当然であった。しかし、誕生日を過ぎて油断しきっていた俺が浅はかだった。
遅れて発症する者もごく稀ではあるが、確かにいるのだ。
病院から旅館へ向かう途中、顧問と話をした。
「すみません。総体前にこんなことになって・・」
俺はレギュラーであり、選手層の薄いチームにとっては痛手のはずだ。
恐らく代わりに副顧問の車で明日やってくる1年か2年の補欠の誰かが
試合に出るのだろう。申し訳なさでうつむいていると、顧問が言った。
「まぁ、お前も無念だろうが、元気出せ。明日は体調が良かったら
3年のやつらを応援してやってくれ。そうすりゃあいつらも喜ぶよ。」
ヒゲを片手でなでながら、顧問は顔をくしゃくしゃにして微笑んだ。
俺は少し救われた気がした。
 旅館にはすでにチームメイトがいた。幸いなことに、その誰もが冷静だった。
そして親から電話があり、役所の手続きは明日にもやってくれるという。
母親は少し残念だと言ったが、父親はウキウキだという。
顧問が部屋を1つ余分にとってくれ、俺はそこで寝る事になった。
夕食の時、俺は無言だったが、他のチームメイトはいつものように
話をし、ふざけもした。キャプテンは俺を気遣い、気にするなと
声をかけてくれた。女になると涙腺が緩くなるのか、泣きそうになった。
食欲も無かったので、部屋に帰り横になった。
30分も経つと、ミーティングが始まった。
335321:2006/12/17(日) 17:33:55.91 ID:aHmIoOja0
皆神妙な面持ちで旅館の一室に腰掛けた。ミーティングの時は
いつもそうだ。俺は申し訳なさと恥ずかしさで顧問のとなりのやや後ろに
隠れるように座った。まず明日の試合のオーダーが発表された。
俺の場所、ダブルス1には別のやつが選ばれた。この発表の時、
俺は中学2年で初めてレギュラーに選ばれた時の嬉しさや、逆に
落とされた時の悔しさや絶望を思い出していた。特に落とされた
時は、脱力し、憂鬱になり、心底落ち込んだものだった。それが、
しかたのない理由とは言え、今我が身に降りかかり、全身を叩きのめしている。
・・・・・・ダメだ、涙腺のダムが決壊し、雫がぽたぽたと畳に落ちる。
女ってのは、こういう時に踏ん張りが利かないんだな。残酷なものだ。
副主将の甲斐さんが気付き、あわてて大丈夫かと駆け寄り、手を背中に回そうとした。
さすってくれるのかと思ったが、ためらっているのが良くわかる。手が背中の
近くの空中でさまよっているのだ。
そうだ。当たり前の事だ。男というのはそんなに気安く女に触れるようには
できていない。自分はもう女なのだ。残酷な運命を受け入れるべきかという
葛藤はもう出来ないのだ。否応なしに待ち受ける悲運に飛び込まなくてはならない。
「気分が悪いんだな?戸部、部屋に連れて行け。」
顧問が言葉を発した。俺は戸部に肩を借りて自分の部屋に帰り、両手を膝に挟んで
正座した。

もう少し読みやすく書ければいいんでつが・・
336猪(お手伝い):2006/12/17(日) 17:38:03.99 ID:9vW+Y6ML0
>>318
おぉぉ!ありがとう!wktkwktk!

>>322
月草かわいいよ、月草

>>321
イインダヨー!
337猪(お手伝い):2006/12/17(日) 17:41:09.68 ID:9vW+Y6ML0
あれれ、リロード忘れてた。

>>335
自分はこのままでもおk!wktkが止まらないww
338321:2006/12/17(日) 18:00:12.30 ID:aHmIoOja0
戸部というのは高校に入ってから知り合った同い年の親友である。
地元は隣県の小都市で、中学時代に全国大会に出ている。頭もいい。
背が高く、やや細身でキャプテン顔というか、凛々しい顔である。
性格は明るいが、部活が絡むと人が変わって真面目になる。
さて、なぜ顔の話などしたかと言うと、さっきから彼がじぃっと俺の顔を
横から見ているからである。何か気の利いたことを言ってくれるのか?
いや、こいつはそんな紳士なことはできない奴だ。俺が一番わかっている。
すると不意に戸部が言った。
「女子テニスでやれば?林ならいいトコまでいけるよ。」
俺はその一言をありがたく聞き入れるべきだったのだろうか。しかし、
今の仲間と別れて部活をするのが寂しいという気持ちが勝った。
「ぅ・と・・とベぁ・・おれのこと・・もういらないのか?」
鼻声とダム決壊の第二波がやってきた。言葉が日本語にならない。
座布団をぎゅっと掴み、もう俺のことを見るなと思いながらうつむいた。
戸部は少し押し黙ると・・・・言った。
「じゃあマネージャーやるか?おまえスコアもつけれるし。」
これはいくらかマシだった。少なくとも自分が必要とされているのだから。
俺はすがるような思いで首を縦にふった。これだけ迷惑をかけてしまったのだ。
せめて戸部や坂田が引退する来年まで、部を手伝おう。そう俺は決心した。

さて。結構な量になってきますたが・・
339黒豆(三粒):2006/12/17(日) 18:29:36.24 ID:14yQkJSIO
出先からワクテカしてますよ!
340猪(もどき):2006/12/17(日) 18:30:30.99 ID:9vW+Y6ML0
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
341321:2006/12/17(日) 18:34:17.33 ID:aHmIoOja0
「じゃあ今から林はジャーマネね。先生にもゆっとくから。それはそうと、
その・・・・・下着とかは?」
俺は質問の意図がわからず、聞き返した。
「下着?バッグの中。それがどーしたの?」
要領を得なかったので、戸部はやや赤面しつつ説明した。
「ちが・・くて、その・上は・・女の方の・・いるでしょ?買いにいかないと。
明日応援行くなら・・大勢の人前に出るんだぞ?」
ここでようやく理解した俺は、だぶだぶのジャージからかすかに
のぞく胸のふくらみを確認すると、部屋の金庫から自分の財布を引っ張り出した。
「じゃ・・行ってくる。恥ずかしながらブラ買いに。先生には言っといて。」
シリアスな空気を和ませようとネタのつもりでブラ買うなどと言ってみたのだが、
思いのほか戸部が恥ずかしがっている。彼はもう俺の事を完全に女として
見ているようだ。そしてどうやらネタが本当になってしまったようだ。
なぜなら彼は止めるのも聞かず、即座に顧問へ俺の外出を伝えに行ってしまったのだ。
玄関に降りると、林が顧問から了解を得た事を伝えに来た。さらに、
「夜道は危ないから」と一緒に行ってくれるそうだ。
そんな恥ずかしい状況は避けたいが・・と思っていたら、旅館の前に
銀色のワゴン車が1台止まった。降りてきたのは副顧問の女教師。
新任で、初々しさの残る背の高い女性である。
「あっ・・と・・は・・林君だよね?」
彼女はうかがうような顔で俺を指差し、聞いた。俺は丁寧に答えた。
「大事な時に、こんな姿になって・・すみません。」
342大黒(だいこく):2006/12/17(日) 18:53:20.66 ID:ETvW9qlO0
.   ∩____∩: :.+
ワク. | ノ      ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ 
 -(___.)─(__)─
343321:2006/12/17(日) 18:56:50.72 ID:aHmIoOja0
副顧問はそれが俺だと分かると、安心したのか冗舌になった。
「あららー・・可愛くなっちゃって!あ!戸部君と今からデートかなぁ?
でもちょっと待ってね!えっと・・下着と・・あと洗顔セットと・・」
・・どうやら副顧問は必要なものを買い、持ってきてくれたようだ。
そして後部座席のドアが開き、後輩部員2名と同級生が間抜け面で
騒ぎ出した。補欠も到着である。
「あー・・え?・・林先輩っすかぁ?やべーかわいい・・」
「うっそ!?」
「おぉ・・今晩一緒に寝ようぜ林!!」
とりあえず恥ずかしいデートは避ける事が出来たが、後輩及び同級生の
能天気ぶりに腹が立ったので、頭をげんこつで殴ってやる事にした。
さっと歩み寄り、拳を振り上げる。しかし三人ともニコニコしている。
いつもはもっと恐れるんだが・・不思議に思いつつ一撃を見舞う。

・・・・・・届かない・・なんてことだ。

俺の身長は縮み、今やこいつらの頭上から拳を振り下ろす事など
出来はしないのであった。・・と、3人は俺に群がり、事もあろうに頭をなではじめた。
「おーよしよし」
「いやーがんばったっすねぇ」
「何も言うな・・俺の胸に飛び込むがいい!」
口々にこんな事を言う。後輩に舐められるというのは人生初の事だ。
344女教師と初詣:2006/12/17(日) 19:07:16.19 ID:revhWC3g0
拳骨届かないとかモエス
どんだけ縮んだんだ
345321:2006/12/17(日) 19:10:38.08 ID:aHmIoOja0
今までは長身の恩恵を受け、後輩を威圧することが容易かったが、
今の身長は下手をすれば150を切る。そのためにこんな屈辱的な
仕打ちを受けているのだ。そして体はわなわなと震え、もはや
涙腺上のダムは用を成さなくなっていた。心と体に巣食う女の弱さが
同時にあらわになり、俺はしゃがみこんで泣いた。
この姿勢はまるで女のようだ。しかし、今はそんな事には構っていられない。
とにかく、悔しくて泣きたいのだ。そして涙を見られたくないのだ。
・・・・・・・・・ふと人の気配がした。見上げると、鬼のような顔の
キャプテンと戸部が、平手を振り上げ、後輩と同級生の顔を張っていた。
旅館の玄関先で、3つの音が高らかに鳴り響いた。

読んでくれた方、ありがとうございます。P90神の前座、本日は終了でつ。
駄文大変失礼しますた。続きは明日まとめて出します。
346黒豆(四粒):2006/12/17(日) 19:11:20.94 ID:14yQkJSIO
林かわいいよ林
347 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 19:12:52.29 ID:zq+z09/K0
投下再開しまつ
348黒豆(四粒):2006/12/17(日) 19:12:54.13 ID:14yQkJSIO
>>345
乙!
349猪(体操着):2006/12/17(日) 19:14:46.24 ID:aHmIoOja0
あ、321です。
長編になりそうなのですが、過疎を狙って投下していきます。
宜しくお願いします。
飽きたら遠慮なく言ってください。
350黒豆(四粒):2006/12/17(日) 19:22:57.14 ID:14yQkJSIO
>>347
ワクテカワクテカクマクマ
>>349
涎モンです。

今日で落ちるね
351猪(体操着):2006/12/17(日) 19:25:25.95 ID:aHmIoOja0
>>347
wktk
352 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 19:34:44.71 ID:zq+z09/K0
さて、一応気持ちに踏ん切りがつき現実へ帰還した私は勉学を再会した。大学も順々に慣れた私は莫大に上るレポートやら論文をこなしていった。
流石に資料の少ない自宅では思うようにままならず、場所を図書館に移しレポートをこなしていった。流石に内容はどれも難しく、自動のための
よりよい指導法とか、女体化していった生徒に対する精神的なケアや周りの環境への対策等、難しいの一言では片付けられないものとなっていた。
それでも、何とか周りの支えがあってこそ成り立っていたものであったのだが・・私の周りの人間関係も徐々に変化していった。

きっかけは私が彼に電話をしようとした時であった・・

その日、私は珍しく暇だったので彼を呼び寄せようと携帯に連絡を入れた、しばらくして彼は電話先から出たのだが・・どことなく周りのざわめきが
聞こえてきた。

“あ、どうかしましたか?”

「・・いや、今日暇かなって」

私は本能的に不安を覚えながら彼との電話に対応した。しかし・・どことなく会話を続けたがなぜか気まずいものであった。しばらくして会話を続けていたが
そのときに撤兵の声が聞こえた。

“あ、すみません。今日は徹子さんに誘われているので”

「あ、ああ・・悪かった。・・またな」


そういって私は一歩的に会話を終えた。どうやら向こうはそのつもりだったらしい。水を差してしまった私は慌てて申し訳ない気持ちになりながら電話を切った。
その時の気持ちは・・どことなく別の意味でつらいものであった。そして沸々と彼に対する想いが強まってきた。
353 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 19:51:16.12 ID:zq+z09/K0
そのとき私はなぜか外に出たくなってきた。気分的なものではない、本能的にだ・・。次第に自分にまとっている気持ちが本能的に出る
嫉妬だというのも自覚するのにそう時間はかからなかった。
やはり、あの時2人はデートに間違いあるまい。女体化してからそういった気持ちにはなぜか鋭くなっていた。どうも
男というものはそういった気持ちは本能的に疎いらしい。私も男だった時はそうだったのだから・・
かといって、本当なら友人としてそういうのは応援してあげるべきであろう。こういった嫉妬に塗れているのではなく素直に2人の友人として
送り届けるべきであろう。だけど・・なぜか私の中の部分が“それ”を許さなかった。

(ざまぁねぇな・・嫉妬なんてよ・・)

私はそんな自分の気持ちを嘲笑しながらとある橋の上に立ち止まりタバコに火をつけた。不思議といつも味わっているタバコの味が今回はまた別に深く苦味のある味へと
感じていた。まるで今の私の気持ちを表しているかのように・・


私はタバコを吸いながら橋の先をただ一点と呆然としながら見据えていた。


「・・・・フッ、俺も知らないうちに女になったものなんだな。あんな奴に恋しちまうなんてよ・・」

煙を吐き出しながら、私はこの気持ちは誰かに恋する故から出る嫉妬だと自覚せざるを得なかった。それに異性をかけた女の戦いなんてバカバカしいにも腹ただしく思える。
自分の都合のために友人を見捨てる人間にはなりたくはなかった。だからといってこの嫉妬はどうにかしなければ後々の私の人間関係や私自身に大きなヒビを入れる。


私は吸殻を川に投げ捨てるとそのまま部屋へと戻ることにした。
354弁天(べんてん):2006/12/17(日) 19:57:26.95 ID:ETvW9qlO0
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
355 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 20:09:59.22 ID:zq+z09/K0
それからしばらく月日が経った。あの日以降、3人ではちょくちょく会うのだが・・個人個人と会うとなると、どことなく胸が締め付けられて
いるように苦しかった。そんなこともあってか、ここ数日は2人と出会うのも息苦しくなってきた。特に撤兵と2人きりとなると、どうしても彼のことを
思い出してしまうのでいつも胸がつまるような思いであった。いつも普段どおりに話したかったのだが、日に日に私の中で大きくなっている嫉妬がそれを
邪魔してなかなか思うように言い出せなかった。

そんな気持ちのままさらに数日の月日が経過した。そして・・撤兵が私にあることを聞いてきた。


「なぁ、冷夏・・お前、泰助の誕生日って知ってるか?」

その日、珍しく撤兵が私の部屋を訪ねてきたので私はうやむやの気持ちのまま撤兵を迎え入れた。しばらくはお互い、和気藹々とした会話をしていたのだが
突然、撤兵が口調を変えて私に語りかけた。


彼の誕生日を知っているかと・・・


356 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 20:10:16.78 ID:zq+z09/K0
私は体中からビクンッと本能的な危険信号を感じたが、すぐにそれを抑えてすぐに答えた。だけど突如として私の中に溢れ出す黒い黒い・・深い感情は
留まることを知らなかった。

「さ、さぁな・・俺もわかんねぇや・・」

「・・そうか」

あの日から不味いタバコが更にいっそう不味くなった日であった。その会話の後は互いに気まずい雰囲気となり撤兵は帰っていった。私はその空気を何とか
打破したかったのだが・・全身から嫌というほど感じるその感情は私にそのことを喋る事さえも許さなかった。撤兵が帰った後、私の心はぽっかりと穴が開いたかのように
部屋の空気の流れを嫌というほど感じた。


それに堪らなくなり私は部屋の外を飛び出した。
357黒豆(五粒):2006/12/17(日) 20:11:51.53 ID:14yQkJSIO
切ない…
358 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 20:12:30.48 ID:zq+z09/K0
飯落ちで一時中断><
359毘沙門(びしゃもん):2006/12/17(日) 20:19:43.07 ID:ETvW9qlO0
>>358
いてら〜
360 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 20:52:57.57 ID:zq+z09/K0
部屋を飛び出した私はそのままあてがいもなく走り続けていた。とにかく私はこの辛い現実から一刻も早く逃れたかった。
早く・・早く・・この迫り来る辛い気持ちやこの現実から逃れたかった。私は走り走りぬき走りながらこの世界を彷徨っていた・・
だけど、いくら私が走り続けていてもそれは単なる逃避に過ぎなかった。結局逃避したって所詮はただの一時しのぎ・・私は走るのを
やめた。すると、我武者羅に走り続けて見えなかった周りが徐々に見えてきた。そのまま私は歩き続けていると、とある神社が目に立った。
そこで休憩していこうと思い、タバコに手をかけた。

だけど・・私はそっとタバコを納めた。いや、収めたんじゃないこの身体が吸うことを拒絶したのだ。もう、吸うたび吸うたびに不味い味となり虚しさが
煙とともに身体から充満される・・
私はそのままタバコを中身の入ったまま投げ捨てるとそのまますとんと力が抜け、その場に立ちすくんでしまった。おのずと私の中からは今まで
溜め込んだ黒い部分が大々的に噴出された。


「畜生!!!!畜生畜生畜生畜生・・・畜生ォォォォォ!!!!!!!!!!」


まるで罪深き人が教会で懺悔するかのごとく・・私の中に堪りに堪り、徐々に肥大していった黒い嫉妬の感情は留まることを知らずに私の中から
放出されていった。

「・・・・・・・糞ッ!!これから俺はどうやってあいつらと向き合えばいいんだ!!素直に祝福できない、かといって!!・・それを許す事もできはしない
これから・・これからどうやって生きてゆけばいいんだよ・・・
この想いはどうすりゃいいんだよ・・

わからねぇよ・・」

私はそのままたくさんの感情を放出すると、今度はそのまま脱力し泣いてしまった。もう、私は感情を抑えるのが限界に達していた。素直に2人の仲も祝福できない。
かといって、彼に対するこの想いも捨てきれない・・むしろ徐々に肥大していくばかりだ。取り返しがつかない・・考えれば考えるほど身体がえぐられるように痛く苦しいものだった。

恋と友情の狭間・・これがどんなに辛いのか骨身に嫌というほど染みた夜であった。
361毘沙門(びしゃもん):2006/12/17(日) 20:56:29.12 ID:ETvW9qlO0
>>360
おかえり〜
362 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/17(日) 21:08:52.16 ID:zq+z09/K0
しばらく泣いてか・・へなへなとしたままようやく私は自力で立ち上がった。だけど・・気持ちの整理もつかぬまま私は人の通りの多い
繁華街を歩いていった。歩いてみると街にはいろいろな人がいる。希望するもの、絶望するもの、何かをやり遂げたもの、何かに挑もうとするもの・・

いろんな想いの詰まった人たちがこの街という街を彷徨うように歩いていた。

さまざまなネオンが私を照らす中、私は彷徨い歩き続けた。時には誰かに声も掛けられた・・だけど私はそれに気づかずそのまんま歩いた。
人と話すことがこれほど辛いなんて初めて感じた。今の私はもう、理性すら働かない感情的な存在になっているので、話してしまえば誰かを殺してしまいそうな
勢いだった。


しばらくしてか・・何にもなくなった私はそのままあの土手に来ていた。歩いて歩き続けた結果だろう。私は土手に座り込むとそこから見える月をじっと
眺めていた。月は私の心とは対照的にその銀色とコンパスで描いたような球体をじっと維持し続けて私に月光を浴びせてくれた。私が呆然と月を見続ける中、とある声が
聞こえてきた。それもえらく聞き覚えのある・・私は立ち上がり自然とその声に導かれるように声の方向へと歩いた。


そして声の方向へしばらく歩いていると、何とあの診療所のジジィがいた。ジジィは私に気づくと酒を片手に私に突き出してきた。


「あんた・・」

「ほぅ・・お前か?ご覧の通り月夜を肴にして楽しんでいるぞ。ほれ、飲まんか?」


ジジィは酔っているのかどうかわからなかったが私に茶碗を差し出した。
363初夢(みんなと仲間だった)
wktk