【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【雪化粧】
1 :
トナカイ(ダンサー):
2 :
二十面相:2006/12/09(土) 20:23:46.10 ID:26/2ET6H0
3 :
トナカイ(ダンサー):2006/12/09(土) 20:24:25.87 ID:NXsdaNkj0
4 :
五面鳥:2006/12/09(土) 20:26:29.09 ID:NVu0xHyXO
1乙!!!!
5 :
ツリー:2006/12/09(土) 20:27:13.70 ID:wgkEjVS00
6 :
ニタ:2006/12/09(土) 20:32:09.88 ID:FrNWFGfp0
7 :
サンダ:2006/12/09(土) 20:34:36.54 ID:4BczW62I0
8 :
煙突(四角):2006/12/09(土) 20:37:44.96 ID:S9OEYMg7O
9 :
トナカイ(ダンサー):2006/12/09(土) 20:41:41.44 ID:NXsdaNkj0
>>8 GJ!! おしゃれな子はやっぱ冬でも薄着なんだなw
10 :
ゴタ:2006/12/09(土) 20:43:03.98 ID:XX/rlZsp0
11 :
1/5:2006/12/09(土) 20:45:03.10 ID:NXsdaNkj0
行き当たりばったりにバスを乗り継ぎ、半日がかりで駅にたどり着いたときには、もうあたりは真っ暗だった。
「わー、前に来たときよりずっとずっと大きくなってる。電車もピカピカだし、あんなに速いとあっという間に世界一周しちゃうかも! 黒ちゃん、あれに乗ろ!」
「……なんで白はそんなに元気なんだ……」
改札を走り抜けて電車に飛び乗る白の後ろを、黒はぐったりしながらついていった。
「忘れていた……家を離れるとこんなにも“疲れる”のか……」
ずっしりと全身が重く、頭もうまく回らない。何十年かぶりに“外”を歩く黒にとって、それはできれば忘れたままでいたい感覚だった。
「黒ちゃん、窓際の席が空いてるよ! 早く早く!」
「……初めて会ったときもあんな感じだったな……白は疲れないのか……?」
果たして自分と白は同じ座敷童子なのだろうか、と根元的な疑問を抱きつつ、黒は白と向かい合った席に腰を下ろし、肩に食い込む風呂敷を下ろした。
「あっ、動いた! 電車が動いたよ! わー、速い速い! お外の灯りが後ろに飛んでっちゃうみたいだね! あっ、ちかちか光ってる。あれ何? ねぇ黒ちゃん……黒ちゃん?」
黒は風呂敷に埋もれるようにして、すでに泥のように眠っていた。
「も〜、つまんないなあ……でも、しょうがないね。黒ちゃんお外に出るの久しぶりだって言ってたし。新しいおうちが見つかるまでは、ちゃんと寝たり食べたりしないとね」
白は旅行鞄を開けると小さなキャンディーを取り出して口に含み、もう一つを寝ている黒の口に放り込んだ。
「……く……ちゃん……ろちゃん……黒ちゃん!」
「ん……?」
体を揺すられ、黒は重いまぶたを開けた。多少回復してはいるが、まだ節々が痛む。
「白……どうした?」
「どうした、じゃないよ〜。終点だって。この電車はここから先には行かないんだって。ずいぶん大きな町に来たし、ここで降りて見える人を探そうよ!」
ようやく血が巡ってきた頭で窓の外に目をやると、地面を埋め尽くす高い建物と、誰一人立ち止まることのない大河のような人の流れが見えた。
「こんなに大勢の人がいるんだもん、きっと見つかるよ!」
絶句する黒の手を引き、白はぐいぐいと人並みに逆らって進む。ようやく改札を抜けて駅を出ると、町の喧噪と汚れた空気が二人を出迎えた。
12 :
2/5:2006/12/09(土) 20:45:38.20 ID:NXsdaNkj0
それから三日。結論から言えば、新たな家探しはまったく進展していなかった。
「アリさん、アリさん、どこ行くの〜」
「白……アリなんか前の家の周りにだっていっぱいいただろう。今はそんなもの眺めている場合じゃない」
「ん〜、もうちょっとだけ」
座敷童子が家を離れることの大変さを、黒は今さらながらに痛感していた。試供品の匂いに釣られてスーパーに入っては自動ドアに挟まれ、夜露をしのげる場所を探しては野良猫にからまれた。
人が多すぎるのも問題だった。見えなくても歩行者や自転車は無意識に二人を避けてくれるのだが、自動車はお構いなしにつっこんでくるのでたびたびヒヤリとさせられた。
(バイクとやらは自転車とそう変わらないのに、なぜあれも突っ込んでくるんだろう)
黒にはどこに境目があるのか分からなかった。人避けの力も衰えているんだと諦めるより他にない。
「アリさん、アリさん……あ、巣をはっけーん」
だが一番の問題は白にあった。ことあるごとにいろいろなものに興味を示し、その足を止めるのだ。日が経つにつれ、その頻度は増すばかりだった。
「白、何度も言わせるな! もう私たちはいつ消えたっておかしくないんだぞ! もうすぐ雨も降ってきそうだし、遊んでる暇があったらどこか雨宿りする場所を……」
言い終わらないうちに、黒の頬に水滴が当たった。ポツ、ポツポツ……見上げた空から降る雨はあっという間に勢いを増し、氷雨が二人をぬれねずみにする。
「ほら、降ってきたじゃないか……白、傘をさして。あっちに公園があったから、そこまで走って……白? 白!!」
天に向かって悪態をつき、向き直った黒が見たものは、突然の雨に列を乱すアリの横で倒れ伏す白の姿だった。
13 :
3/5:2006/12/09(土) 20:46:08.63 ID:NXsdaNkj0
「白、どうした!?」
「……黒ちゃん……? あ〜、わたし倒れちゃったんだ……ごめんね、ちょっと公園までは行けそうもないから……ここで一休みしていい……?」
白の手は、雨に濡れているにしてもあまりに冷たすぎた。
「こんな……こんなになるまでどうして黙ってた! それになんで白だけ……まだしばらくは保つと思っていたのに――」
黒はうかつな自分を激しく呪った。黒は前の家で数十年を過ごしているが、白はまだ数年しか経っていない。家との縁が薄い白が先に消えるのは当然だった。
「ごめんね、せっかく頑張る気になってた黒ちゃんに心配かけたくなかったから……」
『鞄の中身が崩れちゃったから、少し整理するね』『虹が出てる! 黒ちゃん、虹が消えるまでここで見てようよ』『アリさん、アリさん、どこ行くの〜』
(全部……全部、遊んでたわけじゃなかった……疲れて歩けなくなって、休むための言い訳だったんだ……)
後悔にさいなまれる黒の頬を、白が優しくなでた。
「そんな顔しないで……大丈夫だよ、ちょっと休めばよくなるから。それに、ほら。昨日ナイショで作ったんだ」
おぼつかない手で傘をさし、白は鞄の中から立て札のようなものを取り出した。拾った木ぎれに、クレヨンで『見える人は拾って下さい』と書いてある。
「これを置いておけば、誰かがきっと見つけてくれるよ。そしたらその人のおうちに連れていってもらって、いっぱい甘えて、ごちそう食べさせてもらって、お布団で寝ようね」
黒はあたりに目をやった。車を避けて歩いていた裏通り。雨宿り先を求めて足早に歩いていた人影も、今はもうない。
「……ああ、そうだな。白は頭がいい。最初からそうしていれば、歩き回って疲れずにすんだのに」
「えへへ、ごめんね……」
ますます雨足が強くなり、伸ばした手の先も見えないような水の世界の中、二人は小さな傘の下でそっと寄り添った。
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20302.jpg
14 :
4/5:2006/12/09(土) 20:46:36.14 ID:NXsdaNkj0
「黒ちゃん……鯛焼き食べたいな……」
「ああ。昔婆さまが買ってきてくれた鯛焼きはおいしかった。新しい家主が見つかったら、たくさん買ってもらおう」
ときどき白は何かを思い出したように呟き、黒はそれに一つ一つ返事をした。その間隔がだんだん長くなっていく。白の存在がどんどん軽くなっていくのが分かった。
(白がいなくなる……消えてしまう……話すことも、遊ぶこともできなくなる……白……しろ……シロ……)
焦りばかりがつのる。そんな黒の視界の中で、白の姿が一瞬ゆがんだ。
(……シロッテ、ダレダッケ?)
「どうしたの、黒ちゃん……?」
白の声に、黒ははっと我に返った。白の手を強く握る。もうほとんど体温を感じない。そんな黒の手の上に、白はもう片方の手を重ねた。
「黒ちゃん、もし、もしもだけど……もしわたしが間に合わなくても、黒ちゃんは絶対諦めないで、新しいおうちを見つけてね……約束だよ?」
黒は白の手を乱暴に振り払い、傘をはねのけて立ち上がった。
「もしも、なんてない! 絶対二人で家を見つけるんだ! 白はここで待っていろ、今すぐ見える人間を探して連れてきてやる!」
黒は大通りを目指して駆けだした。
「白の馬鹿! 勝手にやってきて、止まっていたわたしの時間を動かして、いろんなこと教えておいて……それで勝手に消えるなんて許さないからな!」
歩道をまっすぐ走り抜ける。傘をさす人の流れが不自然に割れる。
「誰か! 誰かわたしが見える人間はいないのか! いたら返事をしてくれ!」
赤信号の横断歩道を叫びながら渡る。まったく減速せずに走る車に何度も轢かれそうになる。だがどれだけ声を張り上げても、誰一人見向きもしなかった。
「誰でもいい……私たちを助けて! 白が、白が消えてしまう……もう一人は嫌だ……」
誰かにぶつかり、はねとばされた拍子に草履の鼻緒が切れた。ついに心が折れ、黒はその場にへたり込んで悲痛な泣き声を上げた。
その違和感に気づかなければ、もしかしたら黒もその場で消えていたかもしれない。
(!? 誰かに……ぶつかった!?)
顔を上げ、もと来た方を振り向く。数歩離れたところで、ダウンジャケットを着た若い男が振り向いていた。
「私が……見えるの?」
男は黒から視線をはずし、歩道を歩く人々が黒を避けて歩くのを見て、もう一度黒と見つめ合った。
「こんな町中で座敷童子なんて、珍しいな。なんか消えるとか言ってたみたいだけど、もしかして家なしか――っておい! 引っ張るな、どこ行く気だ!」
黒は男の手を取ると、猛然と白のいる場所へと走り出した。すれ違った人は独り言を言う男を見て怪訝そうな顔をしたが、振り返る者はいなかった。
15 :
5/5:2006/12/09(土) 20:46:59.28 ID:NXsdaNkj0
「うわ、消える直前てこんなになるんだな……向こう側が透けて見える」
「馬鹿なこと言ってないで、急いで! この子の名前は白! さっき教えたようにして! 早く!」
二人が戻ったとき、白はもう傘も支えきれないほどに衰弱していた。黒はぐったりする白の手を取り、男の手に強引に握らせた。
「ああ、了解。ええと……『座敷童子の白、我が家にお越し下さい。代わりにどうか我が家に幸せをお与え下さい』……こんな感じだっけ?」
男が言い終えると同時に、白はぱちりと目を開けた。その頬にみるみる生気が戻ってくる。
「黒ちゃん……見つかったんだ……」
「白! もう大丈夫、もう大丈夫だから……よかった、本当によかった……」
「く、黒ちゃん、苦しいよ」
白の苦情もお構いなしに、ぎゅっと強く抱きしめる黒。その頭の上で、男は頭をかきながら二人に傘をさしかけた。
「ほんとうにありがとうございます。ええと……」
「色無。俺は色無っていうんだ」
「ありがとうございます、色無さん。うふふ、こんなふうに抱っこしてもらえるなんて、お姫様みたい」
「白、あんまり気を許さない方がいい。こいつがどんな奴か、まだ分からないんだから」
雨がやみ、白と黒は色無と名乗った男の家を目指していた。消える心配はなくなったものの、まだ本調子でない白は色無に抱きかかえられている。
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20311.jpg 「そういうことは聞こえないところで言うように。普通助けてやった人間にそういうこと言うか? さっきはあんなに取り乱してたくせに……」
色無に指摘されて感情的になっていた自分を思い出し、黒はわずかに顔を赤くして視線をそらした。
「あれは緊急事態だったからだ。普段の私はあんなふうじゃない。白、やっぱり落ち着いたらこいつとは縁を切ろう。どうもろくでなしのような気がする」
「そんなことないよ。黒ちゃん、色無さんの悪口言っちゃだめ」
「しかし白、契約の言葉も覚えられない上に、なんだか軽薄な言い方だったし……」
「契約は気持ちが大事なんだから、言い方はどうでもいいじゃない。ちゃんと成立したんだし」
「だが――」
言い争いを始めた二人を、色無は苦笑いしながら制止した。
「はいはい、そこまで。まあこれまでのこともこれからのことも、まずは落ち着いてからにしよう。ほら、着いたよ」
色無があごで示した先を見ると、小さいながらもよく手入れされた庭のある、居心地のよさそうな家が見えた。
「ここが俺の……俺たちの家だよ。ようこそ我が家へ」
色無は白を下ろすと扉を開け、笑顔で二人を迎え入れた。
16 :
トナカイ(ダンサー):2006/12/09(土) 20:48:22.41 ID:NXsdaNkj0
おしまい。やっと色無登場、長かったwここからはもう少し楽に書ける……はずw
時間切れ。後は頼んだ。適当に盛り上がったらツンデレ、クール、シュール、ヒート、ポケモン、ムジィあたりに宣伝しといてw控えめになw
17 :
煙突(四角):2006/12/09(土) 21:03:14.63 ID:sNMqejvd0
18 :
煙突(穴だらけ):2006/12/09(土) 21:12:46.22 ID:dA1say0sO
19 :
八面鳥:2006/12/09(土) 21:15:41.92 ID:S9/gADOo0
今北
>>1乙
>>16 すげぇ・・・すげぇよあんた・・・これにGJを言わないでどうするってもんだ
>>17 OSあぼんドンマイっす
でも絵はgj
20 :
六面鳥:2006/12/09(土) 21:16:02.43 ID:NVu0xHyXO
>>16 GJ!!!!!
自分の書いたくろしろは能天気すぎるなぁ……
21 :
ツリー:2006/12/09(土) 21:24:24.06 ID:wgkEjVS00
22 :
六面鳥:2006/12/09(土) 21:37:56.79 ID:NVu0xHyXO
空「さて、獣耳祭りはどうなったかな………あれ?」
青「………無いわね」
空「なんで?!絶対いけると思ったのに!!」
青「人それぞれ好みがあるからね」
空「仕方ない……こうなったらお姉ちゃんに一肌脱いでもらうか……」
青「え?………ちょっと何するの?!」
空「お姉ちゃんのキツヌ耳を活かして……」
━ 10分後
青「もぉ……何よぉこれ……////」
空「うん、良い!!実に似合ってるよ」
青「でもこれはちょっと……////」
空「何を言ってるの!!『キツヌ耳+巫女服+恥じらい顔』これに勝ものはない!!」
青「でも………////」
空「大丈夫!!これなら色無先輩の1人や2人ぐらい」
青「ほ、ホントに………?////」
空「ホントホント」
青「………私、頑張ってみる!!////」
保守@姉妹
23 :
ツリー:2006/12/09(土) 21:46:05.40 ID:wgkEjVS00
獣耳
ばたばた
黄「色無どうしよう……」
無「どうした、あわてて」
黄「こ、これ……(ひょこ)」
無「ん? クマ耳? はは〜んお前、こんなもので俺の気を引こうなんてそうはいかないぞ」
黄「ち、違うって、朝起きたら……うぅ……」
無「最近ギャグスルーしてばっかだったもんな。ごめんよ」
黄「ちっがう!」
無「どれ(にぎ)」
黄「あ///」
無「お?(何だコレ……普通にふさふさしてる……。まるで本物みたいだ……。にぎにぎ)
黄「う///だ、ダメだってそんなに強く握っちゃ……あっ///」
無(う……黄にこんな一面が……。つーかやっぱりコイツむちゃくちゃ可愛いな……いつもアホなことばっかりしてるからそっちに気を取られて……)
黄「い、いつまで触ってるつもり……?///」
無「あ、い、いや……。ごめん///」
黄「///ううん、いいんだけどさ……。でも、どうしよう。ずっとこのままなのかな……」
無「うーん。寝て起きたら生えてたって事は、寝て起きたら元に戻ってるんじゃね?」
黄「そうかなぁ……うぅ……不安だよぉ……」
次の日
黄「色無これ……」
無「……」
ぽんぽこ
黄「しっぽまで生えてる……」
無「今度はたぬきか……(何か悪化してるような……)」
黄「わわ、すごいコレ空も飛べるよ!(ピピピピピピピ)」
無「ちょwwwwそれマリオwwww」
24 :
一面鳥:2006/12/09(土) 21:46:14.26 ID:3uAN5qLS0
>>22 あ、青wwww色無の1人や2人どころかオレの100人や200人が(ry
獣耳はあなたにまかせておけば大丈夫そうですねwww
25 :
一面鳥:2006/12/09(土) 21:47:39.68 ID:3uAN5qLS0
色無(スヤスヤ…)
青「メリークリスマース!」
色無「わっ!お姉ちゃんもしかしてサンタさん?」
青「そうよ、良い子にプレゼントをもってき……」
色無「どうしたの?」
青「ち、違うわよ!別にあんたが良い子だから来てやったんじゃないわよ!」
色無「えぇっ!?」
青「つ、ついでよ!他の子どもにプレゼントあげるついでなんだから!勘違いしないで!」
色無「そんな…僕良い子じゃなかったんだ…うわぁぁぁんごめんなさーい」
空「ちょっとお姉ちゃん!なんで子どもを泣かせてるのよ!?あぁほら泣かないで、よしよし」
青「(あ、あれ?どうしちゃったんだろう私…)ご、ごめん冗談よ。ほらプレゼント」
色無「わーいありがとう、やったやったー」
青「あ、あんたにあげるんじゃないわよ!隣の家の子に渡しておいてちょうだい!」
色無「わぁぁぁんやっぱり僕良い子じゃなかったんだ〜」
空「だからお姉ちゃん!」
青(な、なんでだろう…この子の前だと…素直になれない)
良い子の色無くんと色鉛筆サンタ:青(&空)の場合
26 :
一面鳥:2006/12/09(土) 21:48:40.38 ID:3uAN5qLS0
色無(スヤスヤ…)
ヒュ〜ガッシャァァァァァン
色無「わー!?窓ガラスが!!なな何!?」
赤「メリークリスマース!」
色無「はい?…もしかしてサンタさんですか?」
赤「そうだよ!」
色無「…なんで窓ガラスつき破って来るんですか?」
赤「棒高跳びで来からさ!そんなことより、やったよ!ボク自己記録更新したよ!」
色無「…それは『おめでとう!』とでも言えばいいんですか?」
黄緑「あらあら赤ちゃんダメじゃないの、ごめんなさいね坊や、ウフフ」
色無「は、はい…(なんて素敵な笑顔のサンタさんなんだろう…まるで天使みたいだな)」
黄緑「はい、プレゼントどうぞ♪」
色無「わーいありがとぉぉぉぉぉぉぉお、重!な、中身何!?」
黄緑「ダンベルの詰め合わせセット(計30s)よ♪これで鍛えてたくましい子に育ってね」
赤「よかったね少年!」
色無(今笑顔で…軽々と…ガクガク)
良い子の色無くんと色鉛筆サンタ:赤&黄緑の場合
27 :
六面鳥:2006/12/09(土) 21:55:13.27 ID:NVu0xHyXO
無「おう、黄………お前は熊か………」
黄「そーだーよークマーだーよ」
無「そのゆっくりな喋り方はやめた方がいいぞバカっぽい」
黄「わかった………色無が言うならやめる」
無「よし、いい子だ……で、手に持ってる壷は?」
黄「これ?ほら某黄色の熊も持ってるじゃない」
無「てことは、中身はハチミツか?」
黄「ううん、カレー」
無(ひょとしてそれはギャグで言ってるのか………?)
━ カパッ ムワァ
無(え?………この臭いは?!)
黄「うんまぁー♪」
28 :
VIP皇帝:2006/12/09(土) 22:21:36.36 ID:wgkEjVS00
カレーwwww
29 :
七面鳥:2006/12/09(土) 22:25:54.27 ID:NVu0xHyXO
空「どうしよう………この尻尾と耳(ピクピク」
くろしろ「そらー」
空「おはよう2人と………えぇ?」
くろ「どしたー?」
空「くろ………頭のそれ………」
くろ「んー?………おぉ」
しろ「あれ?耳が生えてる?」
空「2人とも猫耳なんだね……」
くろ「そーなの」
空「しかも尻尾まで……」
くろ「ねーねー」
空「ん?何?」
くろ「にゃー」
空「!!(…………かわいい)」
しろ「にゃーにゃー♪」
空(黒先輩がいたら可愛さで気絶してるよ)
━ バターン
白「くくく黒ちゃーん!!!!誰かー!!!!」
空「見てたんだ………」
保守@くろしろ
30 :
九面鳥:2006/12/09(土) 22:29:00.47 ID:S9/gADOo0
これ絶対色無にもけもみみ生えるんだぜ・・・・・・
ウッ(゚∀゚)ヒョー
31 :
七面鳥:2006/12/09(土) 22:32:25.04 ID:NVu0xHyXO
男に生やしても萌えない………
だから色無には生やさないと決めたんだ!!
32 :
七面鳥:2006/12/09(土) 22:50:16.10 ID:NVu0xHyXO
色無にも生やしてみた
無「……………」
空「先輩どうしたんで…………」
青「色無?どうし…………」
くろ「いろな………………」
しろ「色…………………」
無「どうして…………」
空「……………」
青「……………」
くろ「……………」
しろ「……………」
無「どうして俺だけ……俺だけ『パンの耳』なんだよ!!俺は食パンマンか!!」
保守@耳
33 :
二面鳥:2006/12/09(土) 22:55:43.68 ID:tQAwxX1l0
今北
>>1乙
>>16 アナタのSSはクオリティ高すぎだwww
続き激しくwktk!!
>>17 羽緑かぁいいよwwwww
保守は任せてゆっくり頑張ってくれwww
>>25 あ、あれ?色無に萌えてる俺g(ry
>>29 アナタのSSではしゃぐそのちっちゃい二人を想像すると毎回幸せな気分になれるwww
これが座敷童の力なのか?w
34 :
九面鳥:2006/12/09(土) 22:57:25.65 ID:S9/gADOo0
35 :
十面鳥:2006/12/09(土) 22:58:14.12 ID:MrGuFDeP0
今北1乙!!&投下物すべてにGJ!!
今回は参加できないかもしれないんで楽しくROMらせてもらぜ。
36 :
三面鏡:2006/12/09(土) 23:02:23.73 ID:DSRYTVyKO
この際深緑、薄黄、侍黒にも耳欲しいな
できれば灰にもwwwwwwwww
37 :
八面鳥:2006/12/09(土) 23:19:19.49 ID:NVu0xHyXO
灰「しかし……面白いぐらいに成功したねこれ」
灰「………私が飲んだら何の耳が生えるんだろう?」
灰「………………よし」
━ ゴクン
灰「生えないなー…………あれ?なんだか眠く…………」
灰「………いつの間に私眠って………おぉ!!」
灰「私にも猫………じゃない……これは……羊耳と角?!」
灰「あれ…………?鏡に映った自分を見てたらまた眠気が………ぐー………」
保守@灰
38 :
煙突(四角):2006/12/09(土) 23:20:33.42 ID:Jc/HO7lG0
39 :
八面鳥:2006/12/09(土) 23:22:57.58 ID:NVu0xHyXO
>>38 これはwwwww萌えるwwwww
GJ!!!!
40 :
十面鳥:2006/12/09(土) 23:28:22.60 ID:S9/gADOo0
41 :
八面鳥:2006/12/09(土) 23:30:43.10 ID:NVu0xHyXO
赤「お、薄黄も犬耳なんだね」
薄「引っ張っても取れないよぉ……」
赤「しかも垂れ犬耳とは………ポイント高いね」
薄「くぅーん………」
赤「情けない声出さないの」
━ はむっ
薄「きゃうん!」
保守@薄黄
42 :
ゴタ:2006/12/09(土) 23:41:52.21 ID:v3KaeoCp0
土曜日っていいよな
43 :
ゴタ:2006/12/10(日) 00:03:05.56 ID:vVJdelPA0
俺もそう思う
44 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:05:46.62 ID:oNnoz3TqO
45 :
八面鳥:2006/12/10(日) 00:06:36.51 ID:BcSvAQyT0
次の日が月曜だと思うと日曜日って鬱だな
46 :
サンタ:2006/12/10(日) 00:07:55.50 ID:6TJHjMPz0
皆同じ事感じてるんだな
47 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:19:46.34 ID:oNnoz3TqO
今日は深夜なのに盛り上がらないなぁ
48 :
サンダル:2006/12/10(日) 00:30:46.61 ID:oPoBRKPi0
49 :
八面鳥:2006/12/10(日) 00:32:36.48 ID:BcSvAQyT0
50 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:33:38.78 ID:oNnoz3TqO
51 :
School Days 文化祭:2006/12/10(日) 00:38:17.03 ID:Lf5O3gqH0
〜ORANGE SIDE〜
馬鹿みたいに心臓が高鳴る。俺は恋する乙女かっつーの。…いや、恋する、までは合ってるけど。
仕事終了まで残り15分。気持ちはもう、終わったあとの午後にばかり向いている。
「青、腹減ってない?まずはなんか食おうぜ」
…誘い方としては無難だよな?時間的にも12時過ぎてるわけだし。
「そうね」
「何食おうか?」
「とりあえずクラスの売り上げに貢献しましょう」
…ホント、真面目なやつだ。
「じゃあとりあえず焼き鳥で」
52 :
School Days 文化祭:2006/12/10(日) 00:39:23.87 ID:Lf5O3gqH0
俺は焼き鳥を食いつつ、それを行儀が悪いと注意する青の存在の嬉しさに浸りながら、我がクラスをあとにした。若干赤がこっちを見てた気がしたけど、手を振って対応するぐらいにしておいた。
悪いね、リードさせてもらうよ。俺だって必死なんだ。
「和風白玉一つ」
「アイスをチョコ味で」
「ストロベリークレープください」
青と一緒に色んなクラスの店に寄っていく。正直、被ってるメニューがたくさんあるが、高校生の文化祭だから仕方ない。それにしても…
「青って意外に甘いもの好きなのな」
続々と甘いものを頼んでいく姿を見ると、改めて青も女の子だなあと思う。
「い、いいじゃない、好きなんだもの!」
ん、別に否定はしてねえんだが。
「別にいいけどさ。…でもこれはいただけねえな」
青の口の端にクレープの生クリームが付いてる。―――懐かしいな。黄のヤツが子供の頃は、クレープでもソフトクリームでもこうやって口の端に付けてたもんだった。
その時のように、俺は自然と手を伸ばした。
「ん、甘っ」
生クリームはやっぱり甘かった。嫌いじゃないけど……って、あれ、青が止まってる?
「どうした?」
「あっ、い、いまっ、ゆ、指っ、くちにっ、で、で、それを、た、たべっ…」
なんか顔を真っ赤にしてる。俺、なんかしたか?
………あ、今の行動はヤバかったのね。なるほど。確かに、考えてみりゃ唇の近くを触るわけだしな。ガキの頃の感覚でついやっちまった。
うん、反省終わり。さて、この茹でダコをどうしますかね。
53 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:40:47.78 ID:Lf5O3gqH0
とりあえず、楽しまなきゃ損だしね。縁日をやってるクラスにタコさんを引っ張ってきた。…若干ヘタれちゃって、手首を握って引っ張ってきたんだけど。さすがに手は握れなかった…。まあ、押しすぎてもアレだしね。
「なんかやりたいのある?」
輪投げ、ヨーヨーすくい、射撃に福引き…できる範囲の最大限で頑張ったんだと思わせる、3年生のクラスの縁日はけっこう盛り上がっていた。
俺の質問に、青は少しためらった後、
「射撃やりたい」
とぼそっと言った。
そして射撃開始。…なるほど、弓道部だけあって狙いが正確だ。その狙いの先は…
「テディベア…」
青が放った弾は、少し大きめなテディベアに全弾命中していた。しかし玉も軽く、テディベアはぴくりとも動かなかった。
「あーもう、全然動かないじゃない!」
若干テディベアを欲しがっていることを知られることに抵抗があったらしい青は、ちょっと照れた風にしながら文句をこぼした。
「ダメダメ、射撃をわかってねえなあ。狙いはあのクマでいいんだろ?」
青は頷いた。よっしゃ、やりますか。
あのクマぐらいならどうにかなる。景品を落とすためには当てるだけじゃダメなんだ。
…………とん。
任務完了。使用弾数、3。まずまずだね。
「はいどーぞ」
「すごいね、ありがと」
テディベアを渡すと、青は素直に微笑んでくれた。…可愛い。ちくしょう、単純だな俺…。
次は福引きでもやるかと、その場所に移動したとき、あるクラスメートに会った。ピンクだ。
「あ、青ちゃん、赤くんが探してたよ」
「えっ、ホント?」
…余計なことしやがって。青は驚いたような、でも少し嬉しそうな顔をしていた。
落ち着け、気にすんな。
「じゃあこれからは赤を探しながら行こうぜ」
冷静に対処する。…今日はできれば会いたくない。
…焦るよりは、先延ばしにするか?いや、今日逃げたらダメだ。きっとタイミングを失ってしまう。
早めに決めねえと。俺は福引きの次のコースを考えていた。
54 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:41:43.88 ID:Lf5O3gqH0
〜YELLOW SIDE〜
橙が青を連れ出していった。よしよし。
私も午前番だけど、善意ってことで少し延長して働いている。
正直、目的は赤君の足止めなんだけど。ごめんなさい、クラスの皆さん。
「さあ、シャキシャキ行くよ!焼き鳥3つ!」
ご飯時だし、スパートだ。とりあえず仕事は捌かないと。
「お疲れー」
「あとは任せてねー」
仕事終了。ここからが本当の勝負ですよ。
「………」
無言で急いで着替えている赤君。さっさと青ちゃんを探しに行きたいんだろう。
…うん、ホントごめん。私、これから史上最悪な女になります。
「ねえ、赤君。青ちゃん探してるんでしょ?」
「ん?ああ」
「多分、橙と一緒にいるよ。一緒に探しに行かない?」
「なんで黄色も?」
「私も橙に用があってね。私、あいつの幼馴染だからさ、どこに行きそうかとか大体わかるんだ」
すごい嘘だ。いや、行きそうなところがわかるのは本当だけど。それは、逆に言えば行かなそうなところもわかるってこと。赤君には悪いけど、あいつが来なさそうな場所にご招待します。
「あー……いいぜ、一緒に行こう」
赤君は何も知らずに了承した。…あー、やなヤツだなー私。
というか、赤君も青ちゃんの性格ぐらいわかってないのだろうか?
55 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:42:27.15 ID:Lf5O3gqH0
「いねえな」
「おかしいなー」
橙が来ないであろう場所めぐりの旅。校舎内を適当にグルグルと回ってみた。
こうなってくると赤君からは、ほんの少しだけ焦ってる感じがした。
…うーん、あんまり露骨に変なところばっかり行くと不自然だしなあ。ちょっと危ないけど、人で賑わってる場所も言っておかないとなあ。
3年生の担当しているところはやはり気合の入り方が違う。客引きもすごいから、お客さんの数も多い。
あの2人がいませんように…と祈りながら3年生の廊下を歩く。
「あ、いた」
!!
早いよ、いくらなんでも速攻で見つけすぎ!
「あ、赤だ」
…やばい、青ちゃんも赤君を見つけちゃった…。
橙と青ちゃんは、お化け屋敷に並んでいた。くそう、並んでるんじゃあっちは動けないじゃないか。
……やるしかないですかねえ、アレ。
「うわっ…と」
転んだ振りして、赤君の腕にしがみつく。そりゃあもう、がっしりと。
「き、黄色?!」
突然の行動に赤君は驚いてる。
「あはは、ごめん、転んじゃって…」
すんごい明るい笑顔を赤君に向ける。…青ちゃんに見えるように。
「………」
ほら、青ちゃんの目が冷たくなった。正直、さっきから橙の呆れてる視線が向けられてる気がするけど我慢我慢。
赤君も、青ちゃんの性格ぐらい考えないと。けっこうヤキモチ妬くんだから。
「……橙、行こ」
ちょうど順番が来たみたい。青ちゃんは橙の手首を掴んで中に入ろうとする。
「おい、青!ちょっと待てって!俺、お前に―――!」
赤君の、恥ずかしさを捨てた叫びが虚しく響いた。
―――赤君も必死なんだな。ごめんね。私も、必死なの。
56 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:44:15.18 ID:Lf5O3gqH0
〜BLUE SIDE〜
赤が私を探しているという事実は嬉しかった。
赤も、あのことを気にしてるんだろうな。早く話をして、このギクシャクしてる状態を元に戻したい。
フリーマーケットの品を見ながら、少し笑みがこぼれてくるのを自分でも感じていた。
「うっわ、お化け屋敷並んでんなー」
3年生が全力をもって作ったと思われるお化け屋敷。正直、他のクラスと被ってるんだけど。
「けっこう人気なのね」
「多分残念な感じになってると思うけどな」
「しーっ!ここには、弓道部の先輩もいるからね」
高校の客寄せで一番手っ取り早いのは後輩を呼んでくることだ。それに見事に引っかかり、こうして私達はお化け屋敷の列に並んでいる。
…中学生くらいの女の子2人が少しべそをかいて出てきた。え、怖いの?
「あ、いた」
ふと、後ろから聞きなれた声がした。振り向いて見れば、赤だった。
「あ、赤だ」
「ッ!?」
橙も赤に気がついたらしい。
そういえば、私、ケータイをまったく鳴らないように設定してた気がする。もしかしてメールとか着信あったのかな。
手を振ってきた赤の姿に嬉しくなる。声をかけようとすると―――
「うわっ…と」
黄色が赤の腕にしがみついた。可愛らしい笑顔を赤に向けている。赤も照れているのか、顔を赤く染めていた。
……仲、よかったんだ、あの2人。
57 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:45:39.98 ID:Lf5O3gqH0
別に驚くこともない。黄色は明るくて、可愛い子だ。文化祭を一緒に回ってるんだから、かなり仲はいいんだろう。
…仲直りをしたがってたのは、私だけだったのかな。
せっかく楽しい気分だったのに、気持ちがどんどん暗い方に沈んでいく。
「青?」
橙が心配そうな顔でこっちを見てる。…ダメだ、これじゃあ橙にまでつまらない思いをさせてしまう。
「橙、行こ」
私たちの前の係りの人が、どーぞ、と中に案内してる。いいタイミングなのかな。私は橙の手首を掴み、半ば引っ張るようにしてお化け屋敷の中に入った。
「おい、青!ちょっと待てって!俺、お前に―――!」
入る直前、そんな声が聞こえた。ほんの少しだけ振り向くと、赤は『あのとき』みたいなまっすぐな目で私を見ていた。心が、揺れた。戻りたくなったけど、気持ちを抑えて歩を進めた。
お化け屋敷がどうだったかなんて、まったく覚えていない。
馬鹿みたいに赤のことばっかり考えてて、でも橙に嫌な思いをさせないように笑顔は絶やさないようにしてた。
「少し、落ち着こうか」
橙がそう言って、私たちは喫茶店に入った。教室の癖に、個室にしようという努力がわかるところだった。
「………」「………」
重苦しい無言が続いた。
ふと、ケータイに目を向ける。メール、4件。全部赤から。着信、2件。両方赤から。
メールと着信の一番新しいものは、お化け屋敷のときのあとのすぐだった。
少し躊躇いながらもメールを開いて見る。
「題 なし
本文 会いたい。とにかく会ってちゃんと話がしたい。返信、頼む」
絵文字も顔文字もない、文字だけの、だけどそれゆえにまっすぐなメール。
赤らしすぎる。ほんの少しだけ、気持ちが緩んだ。
それでも返信は送りづらくて、とりあえずマナーモードに切り替えておくだけにした。
58 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:46:26.15 ID:Lf5O3gqH0
「メール、赤から?」
向かいに座った橙が、目はあまりこちらを見ないで聞いてきた。
「うん」
また無言。橙は何かを話しかけようとしてるみたいだったけど。
店員から紅茶が渡された。多少、会話がなくてもごまかせる感じ。
……でも、わかっちゃうよ。橙、何か重要なことを言おうとしてる。どんどん真面目になっていくのを感じる。
「…青」
「な、何?」
「メール」
そう言われてケータイを見ると、ブルブルと震えていた。私は慌ててそれを取る。
赤からだった。
「題 なし
本文 3時、体育館裏。待ってる」
…馬鹿じゃないの?待ってる、ってこっちの意見を一つも聞かないで、もし私が行かなかったらどうするんだろう。…多分、ずっと待ってるんだろうな。私が来ないなんて思いもしないで、あのまっすぐな目をしながらずっと待っていてくれるんだろう。
どうしてだかわからないが、笑みがこぼれてきた。アイツらしいや。
それでも、私はいまだに頑なだった。
隣にいた黄色はなんなんだろう。…嫉妬なんだろうか。ほんの少しだけ、躊躇いがあった。
橙がぽつぽつと話しかけてくる言葉も、耳には入っていかなかった。
時間だけが刻々と過ぎていく。
「……なあ、青」
橙が、ちょっとだけ強めに私を呼んだ。はっとしてそっちを見る。橙の表情は今まで見たことがないほど真剣だった。
「な、何?」
橙は何かに躊躇いながら、それを口にした。
「赤のことが好きか?」
息が、止まった。
59 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:47:49.43 ID:Lf5O3gqH0
〜RED SIDE〜
見つけたのに…。
さっきから、俺はそんなことばかり考えていた。メールも送ったし、電話もかけた。でも、返答はまるでなし。
…必死になって仲直りをしようとしてんのは俺だけなのか?
青は橙と行動してたみたいだし、つまりは……いや、これじゃ一年前と変わらねえじゃねえか。信じろよ、大切な人を。
「あー…なんか修羅場っぽいけど…赤君、お腹空かない?お昼まだでしょ?」
黄色が気まずそうにしながらも提案してくる。
悪くない。というか、腹が減っては戦はできぬっていうしな。
「そうだな。食堂でも行くか」
飯時を若干過ぎた食堂はがらんとしていた。
適当にものを頼む。空いているからか、すぐに頼んだものが来た。
速攻で食う。足りないが、んなことは気にしない。
―――青と、連絡が取りたい。電話のほうがいいか?いや、いつでも見れるメールにしよう。
まわりくどいメールなんて俺にはできない。
3時に、待っててくれるだろうか。……大切なのは信じることだ。もう二度と、大切な人を傷つけない為に。
現在、2時20分。待ち合わせの時間としては悪くないと思う。文面もおかしくないはずだ。うん、送ろう。
60 :
VIP皇帝:2006/12/10(日) 00:48:31.37 ID:Lf5O3gqH0
と、メールを送信する直前に、黄色が俺に問い掛けてきた。
「…もしかして、青ちゃんにメール?」
「ああ」
黄色の表情が曇った気がした。
「ケンカの仲直りだよね?そんなに焦んなくてもいいんじゃない?」
「いや。ちょっと、のんびりしてらんない理由があってね」
「見た感じ、電話とかメールとかしてるじゃん。それでも相手にされないってことは避けられてるんじゃない?あんまりしつこいとウザがられるよ」
普通に聞けばアドバイスなんだけど、何かが引っ掛かる。なんか、黄色自身が焦ってる感じがする。
こう言われても、引けないもんは引けないんだ。
「まあ、いいさ」
とりあえず、送信。
頼むから、見てくれよ?
「…今、なんて送ったの?」
ホント、今日の黄色はいつもクラスで見る彼女とは別人だ。
「ん?3時に体育館裏で待ってる、って」
正直、お前には関係ないだろ、とも思ったけど、別にコソコソすることでもない。
しかし、黄色の表情は明らかに変わった。
「そんなメール送ったの?!」
「ああ」
なんでそんなに驚くんだ。そんなの俺の自由だろ。
「……ねえ、赤君」
少し躊躇したあと、黄色が口を開いた。
普段の彼女からは想像もできないほど、真剣な眼差しをこちらに向けながら。
「お願い…行かないで」
61 :
サンク:2006/12/10(日) 00:48:32.63 ID:YUscSoTC0
このスレss職人がんばってるなぁ
62 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:50:58.31 ID:Lf5O3gqH0
〜YERROW SIDE〜
何を口走ってしまったんだ、私は。
赤君はキョトン顔。当然だ。
それでも、もう一度、零れるように言葉が私の口から漏れた。
「…行かないで」
本心だ。行かないで欲しい。橙の邪魔をしないで欲しい。
もし、赤君のメールに対して青ちゃんが応えてしまったら。それが意味するのは…。
それに、体育館裏なんていくらなんでもベタすぎる。そこで行われる展開なんて簡単に想像できる。
…させたくないよ、そんなの。本気になってる、大切な幼馴染の為に。
「…悪い。俺も、今回だけは譲れないんだ」
赤君の迷いのない声。まっすぐすぎる、その目。
…反則だよ。絶対揺るがないってわかっちゃうじゃない。
63 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:51:55.10 ID:Lf5O3gqH0
それでも、それでも私は諦めるわけにはいかなかった。―――私はもう、一度諦めてしまったのだから。
もう諦められない。私の、大切な人を想う全ての気持ちを懸けて。
「……私には、大切な人がいるんだ―――」
私は、私がその人をどんなに大切に想っているか、だからこそどんなにその人に幸せになってもらいたいかを、心が思うまま吐き出していた。
「だから…お願い…アイツを…幸せにさせてあげて……私の…唯一の望みを、止めないで…」
本当に、赤君には行かないで欲しかった。
それを叶える最後の足止めの為に、みっともないぐらい、私は全てを吐き出していた。
それでも、目の前の少年の瞳は、少しだって迷ってはいなかった。
「…わりぃ。…俺もさ、大切な人の為に、止まれねえんだ。俺はもう、絶対に逃げたりしねえ」
バカみたいに、きもちいいくらいにまっすぐな言葉。…わかっちゃったなあ、青ちゃんの気持ち。コイツの、こういうところを好きになったんでしょ?格好いいよ、赤君。彼の目はきっと一点だけを捉えてる。
「俺、行くわ」
立ち上がった彼を、私はもう完全に、止めることなんてできなかった。
終わった…。無力感が私を包み始めたその時、歩きだしていた赤君が、思い出したようにこっちを振り返った。
「あのさ、大切な人に幸せになってほしいならさ、お前自身がそいつを幸せにすりゃいいんじゃねえか?『誰か』じゃなくて、お前が大切な人の隣に居てみせろよ。…ホントに大切なら、譲れやしないだろ?」
じゃあな、とスピードを上げて走っていく姿を見送り、私はただ茫然としていた。
何をしてるんだろう。色んなことで頭がゴチャゴチャになってる。整理しようとしたら、涙が流れ始めた。止まらない。
嗚咽が隠せなくなってくる。
私はまた、負けちゃった。絶対譲れないと思った想いすら、叶わなかった。
大切な人の幸せを望むことすら、私には許されないの?
悲しみに染まる私の心。それでも、赤君の言葉は、心のどこかで響いていた
64 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:52:38.07 ID:Lf5O3gqH0
〜ORANGE SIDE〜
「赤のことが好きか?」
散々、悩んだ。諦めたくないって想い続けていた。
それでも、俺は今、青に向けてこの質問をすることを選んだ。
「………うん」
大きすぎる、たった一言の肯定。でも、わかってはいたさ。青の返事なんか聞くまでもなく。
俺も、こんな問い掛けなんかするつもりはなかった。ただ…ただ、赤に声を掛けられた後の表情や赤からのメールを見た一瞬だけ見せた、青のはにかんだような笑顔が、俺には眩しすぎたんだ。
あんな、あんな切なそうな顔をする青なんか見たことない。あんなに嬉しそうに笑う青だって見たことない。
そのどれもが、大切だった。そのどれもが、愛しかった。そして何より………その表情を守りたい、と思ってしまった。
だから、どうしても―――「好きだ」と伝えることができなかった。「俺じゃダメか?」なんて聞けなかった。
俺の想いが、青を迷わせるんじゃないかって、青の表情を曇らせてしまうんじゃないかって…そのことが何よりも恐ろしくなったんだ。
だから俺は今、愛の言葉じゃない言葉を彼女にかけると決めた。
「―――行けよ」
ああ、喉が震えてる。
「迷ってんじゃねえよ…」
頭がおかしくなりそうなくらい、胸が何かに締め付けられていた。―――きっとこれを、切ない、って言うんだろうな。
「…行け」
最後のたった一言に、全ての感情を押し殺して、だけど俺の気持ちを全て押し込めた。
青は少し戸惑いながらも、個室から出ていった。たぶん、走り始めたんだろう。遠くなっていく足音のリズムは速くなっていった。
…これでいいんだ。
65 :
六面鳥:2006/12/10(日) 00:53:14.85 ID:Lf5O3gqH0
初めて、本気になった。
初めて、絶対負けたくないって思った。
初めて、人を愛しいと思ったんだ。
だけど俺は今、譲れなかったものを諦め、情けなくテーブルと向き合っている。格好悪いし、とんでもなく惨めだ。
けどな、赤。一つだけ言わせてもらう。
―――俺は、負けてねえぞ。
青の、宝物みたいに輝いてる表情。きっとあの表情は、俺じゃあさせてやることはできない。赤に向けるからこそ、あんなに輝いているんだろう。
俺は、ずっとあの表情に惹かれていたんだ。
だからさ、俺は俺の為に、俺の一番大好きなものを守ったんだ。お前の為なんかじゃない。
なあ、青。きっとお前はさ、ずっと俺の大好きな表情をしていられるんだろ?なら、俺は勝ったよ。
大好きな人を、俺は守れたんだ。
でもさ、どうしても……切ねえよ…。負けてねえはずなのに、どうして涙が出てくるだろうな?
ああ、格好わりぃ…
66 :
School Days:2006/12/10(日) 00:55:07.42 ID:Lf5O3gqH0
『掴んだ者への涼風』
少女は走る。自分を待つ、大切な人の所へ。
少年は待つ。大切な人へ、何かを伝える為。
午後の日差しは、まだ暖かさを残していた。約束の時間よりほんの少しだけ早い、約束の場所。
少女は少年を見つける。少年も少女に気付く。
縮まりゆく2人の距離。少年は少し照れ臭そうにしながら、口を開く。
「ありがとな、来てくれて」
少女は切らした息を落ち着けると、やや俯くようにしながら応える。
「ううん」
そして続けるように、言いたかった一言を告げる。
「赤、……ごめんね」
少年は微笑む。気にするなとばかりに少女を見る。
「俺のほうこそ。ごめんな、気にさせちゃって」
「そんなっ、私が…」
少年が謝るのは筋違いだと少女は慌てたように言う。
少年は、そんな少女を見てもう一度微笑む。
67 :
School Days:2006/12/10(日) 00:55:57.78 ID:Lf5O3gqH0
「いいよ、もう。もういいんだ」
受容。少女を?否、自分を、自らの過去を否定するのではなく、それを次へと繋げる為に。その先にこそ、大切なものがある。
少年の表情は真剣なものを含んでいく。
「青、俺、もう逃げねえから。『今まで』じゃなくて、『これから』と向き合うから」
誓い。まっすぐな瞳が捉えるのは、『今』。
「……?」
何を言っているのかはわからない。それでも、このまっすぐな目は何かを伝えようとしている。
「青、俺もう、大切なものを放したくない」
いつしか少年の表情が赤みを帯びている。それでも、その目は逸らさない。
「好きだ」
たった一言。その一言に全てを込めて。
少女は驚く。しかし、恥ずかしそうに少しだけ俯くと、赤くなった顔を隠そうともせず、少年の目を見つめた。
「大好きだよ。私も、あなたのことが」
もう隠さない。少女は少女で、気持ちをまっすぐに伝える。素直になると決めた。心に、嘘はつかない。
お互いがお互いを見つめる。こぼれ出たのは、微笑み。ともに赤くなった顔を見せあい、ともに笑う。
まだ暖かな、午後の陽だまり。いつか吹いた、爽やかな風が2人の間を通り抜けていった。
68 :
School Days:2006/12/10(日) 00:57:54.38 ID:Lf5O3gqH0
『零した者への月光』
高校の文化祭の後ともなれば、盛り上がった生徒達は打ち上げへとなだれ込むだろう。
文化祭の後の楽しげな生徒の波を抜け出て、黄色はいつかの公園へと向かっていた。
…うちはどうして橙の家の隣なんかに建っているんだろう。
ばったり橙に会いたくない。そんな気持ちがここへと足を向かわせた。
ブランコにでも揺られてよう。そう思って移動すると、向かいのベンチに知りすぎている姿があった。
「……よう」
ベンチをいっぱいに使って寝ている橙。お互いに気まずそうにしながら、黄色が口を開く。
「何してんの?」
「別に。お前は?」
「別に」
やる気のない言葉が行き来する。すっかり冷たくなった風が吹く。
「大体、あんた片付けサボったでしょ」
「…いっしんじょーのつごーによりー」
「私はサボれないんだよ、セキニンシャだし」
「知るか」
重い沈黙が流れる。この時期になると暗くなるのも早い。
5時過ぎの今は、もうかなり夜の暗闇が空を覆っていた。
「………格好わりぃな、俺」
呟くように、でも近くにいる幼馴染には聞こえてほしいかのように言う。
「本気になったのに、全力出し尽くしたのにダメだった」
初めての挑戦は、惨めな結果に終わってしまった。
「私のほうがすごいよ。負けられない戦いに2連敗。しかも、完敗」
大切な人を想う気持ちが一つだって届かなかった。
「すごいな」
「でしょ」
「俺もすごいだろ?」
「うん」
自嘲だとは、お互いわかっている。それでも、お互いが懸けていたものはあまりに大きかった。
69 :
School Days:2006/12/10(日) 00:58:24.99 ID:Lf5O3gqH0
「…格好悪いな、俺ら」
「…うん」
橙が仰向けになったまま、空に手を伸ばした。
「遠いな、空」
「そうだね」
届かないのは空か。それとも。
「………ちっくしょ…」
「ねえ橙」
「なんだ?」
「もしかして、泣いてる?」
聞き慣れた声が擦れている。
「…泣いてねーよ。お前こそ」
わからないわけはない。
「…泣いてないもん」
2人の強がり。本当はお互いわかっている。
「そっか。…………帰るか」
「…うん」
「格好悪いもの同士」
「…なんかやだな」
そうして2人は腰を上げる。
並ぶ様子はいつも通り。
「寒いなあ」
「寒いね」
他愛無い会話だっていつも通り。
「…今日さ、遊びに行っていい?」
「…久しぶりだな。いいぜ」
寂しさ含む、夜の風。
風をもたらすその空は月が顔を見せ、静かに、けれど確かに2人を照らしていた。
70 :
七面鳥:2006/12/10(日) 01:02:04.13 ID:Lf5O3gqH0
長々と投下して申し訳ありません。
これで一応、一段落つきました。続き、というかまだ書きたい話があるので、蛇足かもわかりませんがまた書きたいと思います。
またお付き合いしていただけると嬉しいです
71 :
ゴタ:2006/12/10(日) 01:11:28.05 ID:vVJdelPA0
こんだけストックあったなら、もう少し小出しにしてくれると前スレとかでも盛り上がったんじゃないかな…
だがGJ!!個人的には赤よりも青よりも黄色が好きですwwww
一応乙カレサマー。次もwktkしてるぜww
72 :
七面鳥:2006/12/10(日) 01:22:32.60 ID:Lf5O3gqH0
>>71 ごめんなさい…前スレが立ってたときはあんまり書いてなくて…
木曜あたりからガツガツ書いてたんですが、避難所に投下しようか迷ってしまって…
正直、俺も黄色がうわな(ry
73 :
七面鳥:2006/12/10(日) 01:22:44.52 ID:oNnoz3TqO
>>70 お前の文才にガチで嫉妬したw
どこまでも付き合ってやるぜ!!
続きばっちこい!!
74 :
サンタ:2006/12/10(日) 01:39:48.68 ID:vVJdelPA0
寝るほ
75 :
:2006/12/10(日) 01:49:28.96 ID:vVJdelPA0
◇
黄「灰色ちゃんこれ見てよ!」
灰「…ん〜?」
黄「氷!そこの池に張ってたよー。今年初じゃない!?」
灰「…あぁそう」
黄「何その心底どうでもよさそうな顔!」
灰「心底どうでもいいんです」
黄「先輩に向かってひどっ!?」
灰「寮生活だからみんな仲間だしー学年の垣根とかないしー」
黄「…確かに。あ、あとねぇこれも拾ってきた!ほらぁ四葉じゃなくて五葉のクローバー!珍しいでしょー」
灰「どうでもいい……」
黒「あの二人って結構いいコンビじゃない?」
男「どこが!?」
◇
76 :
凧(ひもなし):2006/12/10(日) 02:04:22.76 ID:vVJdelPA0
やっぱ寝る保
77 :
凧(100連):2006/12/10(日) 02:12:30.01 ID:oNnoz3TqO
あれは今から10年前
私がまだ小さかったあの日のこと
その日、友達とのささいな喧嘩が原因で私は公園で1人泣いていた
すると、そこに私の幼なじみが
無「青、どうしたんだ?」
青「うっ……ひっく……」
無「……これやるから泣くのやめろよ」
その時、彼がくれたキャンディーはヴェルタースオリジナル
こんなにも美味しいキャンディーをもらえる私はきっと特別な存在なんだって思った
今でも私は彼の幼なじみ
青「落ち込まないでよ……そうだ、はいこれ」
彼にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル
無「……ありがとう、青」
なぜなら私にとっても彼は特別な存在だからです
保守@青
78 :
凧(ひとりぼっち):2006/12/10(日) 02:23:07.90 ID:dzN9Oo8Z0
h
79 :
給食のおばさんと初詣:2006/12/10(日) 03:15:46.92 ID:oNnoz3TqO
ねるほ
80 :
初夢(虫なった夢):2006/12/10(日) 04:01:17.30 ID:sMzXCOfnO
>>75 五つ葉のクローバーは死を呼び込む不吉なものだったような気がする
81 :
猪(水着):2006/12/10(日) 04:08:11.85 ID:fQSKaCD/0
>>80 俺は金運って聞いた。
ちなみに最大は二本で取れた18枚葉
82 :
猪(友達がvipper):2006/12/10(日) 05:05:57.41 ID:F+KXhOB/0
83 :
猪(おもらし君):2006/12/10(日) 05:41:25.97 ID:7JDziUCt0
たまらんね…この幸せをかみしめつつ寝よう
84 :
猪(友達がvipper):2006/12/10(日) 05:53:32.73 ID:F+KXhOB/0
85 :
猪(ボーカル):2006/12/10(日) 06:12:21.34 ID:F+KXhOB/0
86 :
のびたと初詣:2006/12/10(日) 06:16:10.08 ID:fQSKaCD/0
>>84 ごはぁっ!か、可愛い…wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>85 こっちもやばいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
畜生色無羨ましい…
腹いせに久しぶりに桃と緑でラブラブさせてやる!
87 :
猪(イタ電中):2006/12/10(日) 06:21:47.67 ID:LbfoVPq30
(`・ω・´)v
88 :
猪(ボーカル):2006/12/10(日) 06:40:42.18 ID:F+KXhOB/0
89 :
黒豆(二粒):2006/12/10(日) 07:02:25.16 ID:5rHbCukF0
今起きたー…ってこんな早朝から獣耳祭りがwwww
牛桃たまらんよ牛桃
90 :
初夢(声優とデート):2006/12/10(日) 07:03:25.06 ID:1sw0RHgE0
黒が来るまでえwktkwktk
91 :
猪(ギター):2006/12/10(日) 07:05:34.33 ID:F+KXhOB/0
92 :
毘沙門(びしゃもん):2006/12/10(日) 07:10:02.50 ID:ob9C3Cdu0
みーーーーーーっwwwwwwwwwwwww
93 :
書初め(私はイケメン):2006/12/10(日) 07:24:44.34 ID:BcSvAQyT0
今沖・・・ゴファッ!!!!
94 :
猪(ギター):2006/12/10(日) 07:34:58.81 ID:F+KXhOB/0
95 :
初夢(声優とデート):2006/12/10(日) 07:35:43.37 ID:1sw0RHgE0
>>94 保存ダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
ヽ(´∀`)ノ
96 :
書初め(私は広東面):2006/12/10(日) 08:02:26.52 ID:BcSvAQyT0
>>94 萌え悶え転がりすぎて豆腐の角に頭をぶつけた
97 :
初夢(犯人だった):2006/12/10(日) 08:04:54.64 ID:SHLuxBo50
98 :
猪(ドラム):2006/12/10(日) 08:06:11.53 ID:F+KXhOB/0
99 :
初夢(犯人だった):2006/12/10(日) 08:25:03.86 ID:SHLuxBo50
>>98 ktkr!!
姉妹かわいいよ姉妹(*´Д`)
100 :
VIP皇帝:2006/12/10(日) 08:34:03.30 ID:F+KXhOB/0
101 :
猪(ドラム):2006/12/10(日) 08:53:54.67 ID:F+KXhOB/0
102 :
書初め(私は広東面):2006/12/10(日) 08:54:46.35 ID:BcSvAQyT0
103 :
長ネギ:2006/12/10(日) 08:55:54.88 ID:Ve/o4/Ev0
今沖田これなんて祭?
>>51-69 やばい…なんだこのドラマ……目からいろんなものが飛び出そうだ…(´;ω;`)
もはやGJとしかいいようがない!そして続きwktk!!
なんというID:F+KXhOB/0
早朝からの獣耳投下の大量無差別殺人によりスレ住人を萌え殺してしまった
間違いなく俺も殺される
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
104 :
お年玉(なし):2006/12/10(日) 09:00:31.88 ID:BcSvAQyT0
F+KXhOB/0を大量無差別萌殺人の容疑で緊急タイーホまで読んだwwwwwww
105 :
猪(アイドル):2006/12/10(日) 09:02:29.57 ID:kOjpJk2AO
もえ・・・・
うま・・・・
犯人は間違いなくID:F+KXhOB/0
今おきt……あべしッ!!!!!!!
ID:F+KXhOB/0は勿論gj、
避難所ID:92A4QO6i、お前のおかげだ激しくgj!!!!!!!!!
107 :
保母さんと初詣:2006/12/10(日) 09:09:33.07 ID:fQSKaCD/0
こっちでも怒涛の勢いで萌え絵投下してるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺も絵が描けたらなぁ
108 :
初夢(犯人だった):2006/12/10(日) 09:11:39.58 ID:1sw0RHgE0
>>107 かいちゃいなYO!!!
それにしても獣耳は可愛いなぁ…
オレもちょっと頑張ろう…
109 :
猪(ベース):2006/12/10(日) 09:11:44.38 ID:F+KXhOB/0
110 :
塩ザケ:2006/12/10(日) 09:12:03.99 ID:Ve/o4/Ev0
111 :
塩ザケ:2006/12/10(日) 09:13:30.82 ID:Ve/o4/Ev0
>>109 猫じゃらしwwwww振っているのは灰とみたwwwww
そして早朝から乙かれー&超GJ!!
112 :
保母さんと初詣:2006/12/10(日) 09:21:10.00 ID:fQSKaCD/0
113 :
塩ザケ:2006/12/10(日) 09:24:56.76 ID:Ve/o4/Ev0
>>112 桃と緑のSS師さんかwww
そっちも楽しみにしてるぜw
114 :
初夢(犯人だった):2006/12/10(日) 09:26:09.99 ID:1sw0RHgE0
115 :
塩ザケ:2006/12/10(日) 09:30:47.05 ID:Ve/o4/Ev0
>>114 黒猫大人気wwwww自分でくわえた猫じゃらしにじゃれてる黒を想像してしまったwwwww
116 :
猪(求職中):2006/12/10(日) 09:52:41.56 ID:MagslkWA0
>>114 なんじゃ? いきなり消えたw今回は特に問題なかったと思うが……
117 :
凧(ひもなし):2006/12/10(日) 09:56:15.22 ID:Gzal5maM0
>>114 何が描かれていたんだ・・・!
禿気になる
「寒いな」
「寒いね」
12月だから当然だとは思いつつ、それでもつい口に出してしまう。
息を吐けば白く染まるし、夕方を過ぎれば手袋をしてても手が冷える。
「大丈夫か?」
「うん、頑張って風邪ひかないようにするね」
隣にいる白は厚めの手袋、マフラー、コート、帽子を着け完全防備だ。少しやりすぎかもしれないが、彼女にはこれくらい必要だ。
―――今年は、クリスマスもお正月も元気でいるんだから。
去年、クリスマスは頑張ったが12月31日に具合が悪いと寝込んでしまいお正月のムードを感じないまま、さあ新学期だ、となってしまった白は今年こそ、と気をつけている。
「クリスマスも、初詣も、一緒にいたいもん」
ぐっ、と手を握り締めて気合をいれているらしい。
俺は、今の台詞がどうしようもなく可愛くて、笑みがこぼれてくるのを感じながら、彼女の手を取った。
今でも少し照れくさいが、手を繋ぐという行為が俺は好きだった。
「そうだな。一緒にいような」
手を繋いで、2人で歩いていく。
歩く道は今までと同じで、隣にいる人も変わらない。けれど俺たちは間違いなく、過去から今へと歩いてきた。
これからへも、一緒に歩きたい。それは思うものじゃなく、今の積み重ねでできていくものだ。
はっ、と振り返ったそのときに結果が見えてくるもんだろう?
119 :
School Days another story:2006/12/10(日) 10:09:59.12 ID:GCXL7P3/0
一年前、冬。
町はクリスマスに向けて、どこかしこが鮮やかや色や、光で彩られていた。
いつもと同じ道を2人で歩く。しかし、俺たちはまだ、あの喪失感を拭えてはいなかった。
「赤くんはさ、毎日遅くまで自主練してるんだって」
「知ってる」
赤が、秋のアレを気にしているのか、俺たちから離れていってしまった。
代わりに、と言っていいのかわからないが、陸上に集中し、毎日とんでもなくキツイ自主練を行なっている。
…まあ、あいつらしいと言えばらしいのだが。
「最近、一緒に帰ってないよね」
「ああ」
白は寂しそうな表情を見せる。俺以外の、初めての男友達。
いや、それ以上か。初恋の人、だろうな。
秋にはあんなことを赤に吐き捨てたが、間違いだった。
あいつは、いてくれるだけで白は嬉しそうな顔をするのに。たぶん、あの言葉のほとんどは―――嫉妬からのものだろう。
情けないな、あんな偉そうなことを言っておいて、結局それは自分のエゴだった。
自己嫌悪に陥りそうになるが、自分のせいで白が悲しんでるのに、それを放っておいて、勝手に落ち込むことすら俺の我がままだ。
やるべきことは、今、白を沈み込ませないことだ。
「…大丈夫だ。あいつは今、陸上の方に集中してるけど、またきっと前みたいになれるさ」
気休めかもしれない。それでも、白を励ますことができるならよかった。
「…うん」
寂しそうな笑顔。
胸に何かが突き刺さるが、顔には出さない。―――隣にいられれば、満足さ。
それが単なる逃げだって、わかってはいるが気付かない振りを決めこんでいた。
寒くなりゆく、12月の空。
120 :
凧(100連):2006/12/10(日) 10:25:08.42 ID:Gzal5maM0
>>118 相変わらずこのシリーズは甘酸っぱい気持ちになるなあ・・・GJ
121 :
小松菜:2006/12/10(日) 11:05:49.81 ID:BQ58yu180
122 :
猪(ギター):2006/12/10(日) 11:08:18.87 ID:oNnoz3TqO
>>ID:F+KXhOB/0
朝から素晴らしいものが見れて感動した!!
一枚残らず保存さしてもらいますた
>>ID:GCXL7P3/0
相変わらず惹きつけられるSSだ……最高!!
123 :
準備:2006/12/10(日) 11:09:46.97 ID:fQSKaCD/0
桃「ねぇねぇ、黒ちゃん」
黒「?どうしたの、桃?」
桃「編み物教えてくれない?」
黒「え?どうして?」
桃「えと…私も緑君に手編みのセーターあげたいなって…」(///)
黒「なるほど。でもそれなら私よりもっといい先生がいるわよ」
黄緑「…そういうことですか、わかりました。しっかりとお教えしましょう」
桃「おねがいします、黄緑先生」
黄緑「あらあら、先生だなんてそんな「黄緑いるー?」あら?」
桃「あっ、青ちゃん」
青「へ?なんで桃がいるの?」
桃「私は黄緑ちゃんに編み物教えてもらおうと…」
青「え!?も、桃も!?」
桃「…青ちゃんもそうなの?」
黄緑「あらあら。これじゃあ他のみんなも来るかもしれないわね」
青「あっ、それなら大丈夫。橙と紫はさっきプレゼント買ってくるって出かけたし」
黄緑「そういえばあの二人はバレンタインの頃に教えてあげたわね。じゃあ始めましょうか」
桃「中々上手くいかないなぁ…」
黄緑「焦っちゃ駄目。まだ時間は結構あるんだしじっくりと、ね?」
桃「はーい」
青「…よし、と」
黄緑「青ちゃんは上手ねぇ」
桃「私の倍以上進んでる…」
青「黄緑の教え方が上手いのよ」
黄緑「うふふ、ありがとう」
124 :
お年玉(少々):2006/12/10(日) 11:14:11.93 ID:BcSvAQyT0
>>121 _ ∩
( ゚∀゚)彡 白!おっぱい!
( ⊂彡 白!おっぱい!
| |
し ⌒J
125 :
猪(給食中):2006/12/10(日) 11:17:57.11 ID:MagslkWA0
126 :
初夢(宝船の夢):2006/12/10(日) 11:20:13.88 ID:vuQs2+h10
127 :
猪(給食中):2006/12/10(日) 11:23:28.10 ID:MagslkWA0
あーくそ、お前らスレ立てから24時間経ってないのにとばしすぎw
張りついていたいが夜勤明けの身にはここが限界。
目が覚めたら1000行ってますように ノシ
128 :
初夢(競馬あたった):2006/12/10(日) 11:23:50.82 ID:1sw0RHgE0
129 :
お年玉(少々):2006/12/10(日) 11:25:15.78 ID:BcSvAQyT0
>>125 うほっ焦りすぎて色間違えたwwwwwwwwwww
まじすまんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
130 :
初夢(正月からアニメ):2006/12/10(日) 11:32:57.37 ID:SHLuxBo50
獣耳水
水「ひん……どうしよう……」
無「どうしたの水ちゃん、耳なんか押さえて」
水「!! (ダダダッ)」
無「え!? ちょ、ちょっと!」
水(こんな姿……色無くんには見せられないよ……ぶるぶる)
無(おや? しっぽ……。そしてあの髪の色は……)
無「見ーつけた!」
水(ビクッ)
無「隠れてないで出ておいで〜」
水(ふるふる)
無「ほ〜ら、ねこじゃらしだよ〜(ふりふり) ノシ」
水「!! (ちらっ)」
無「ほらほら ノシ」
水「にゃ、にゃ〜///」
無「ノシ」
水「み〜///」
無「……」
水「あっ!!」
無「……」
水「……」
無「か、可愛いよ……?」
水「///あぅ……」
131 :
初夢(宝船の夢):2006/12/10(日) 11:38:53.74 ID:vuQs2+h10
132 :
初夢(宝船の夢):2006/12/10(日) 11:40:13.01 ID:vuQs2+h10
133 :
猪(ギター):2006/12/10(日) 11:40:34.28 ID:oNnoz3TqO
134 :
初夢(宝船の夢):2006/12/10(日) 11:47:42.53 ID:vuQs2+h10
135 :
猪(委員長):2006/12/10(日) 11:52:07.59 ID:kOjpJk2AO
>>134 この紫、俺の超ど真ん中即死コースだわwww
136 :
猪(ギター):2006/12/10(日) 11:54:19.45 ID:oNnoz3TqO
137 :
トリマーと初詣:2006/12/10(日) 11:55:15.27 ID:LCujkPml0
このスレは和む!!和むぞぉ!!
138 :
初夢(ピザった夢):2006/12/10(日) 12:13:12.52 ID:vuQs2+h10
139 :
初夢(ピザった夢):2006/12/10(日) 12:26:21.99 ID:vuQs2+h10
140 :
猪(ドラム):2006/12/10(日) 12:30:13.85 ID:oNnoz3TqO
141 :
初夢(ピザった夢):2006/12/10(日) 12:36:21.01 ID:vuQs2+h10
142 :
振り出しに戻る:2006/12/10(日) 12:40:23.57 ID:Ve/o4/Ev0
ちょっと目離した隙に投下ありすぎだwwwwww
>>118-119 切ねぇけどなんか暖かいなぁwww
>>121 その白い袋の中のプレゼントはいらないから桃をプレゼントとして頂k(ry
>>123 これは桃×緑だけじゃなく青×赤のフラグも立ったなwww
>>130 獣耳SSの中で一番萌えるのは水だと思う俺がいるwww
水かぁいいよ水www
もう遡っただけで萌え死ぬ一歩手前だ…
しかしID変わったみたいだが、ID:vuQs2+h10の容赦ない投下にトドメを刺される……と。
143 :
猪(青詐欺):2006/12/10(日) 12:41:15.77 ID:sMzXCOfnO
色「焼きイモうまー」
橙「よう色無し〜いい文句ってるじゃねぇか俺にも分けてくれよ」
色「どこのジャイアンですか…」
ひょい
色「あ…」
橙「へへ〜いただきま〜す」はむはむ
橙「うまー」
色「うわ〜食べるなよ〜返せよ〜」
橙「どこののびたですか?返してほしければ捕まえてみな〜」
ダッタッタッタ…
色「ふっふっふ…させるかぁ!!」
ドダダダダ
橙「うぇ…色無しはやい…ちょっストーップ!!」
色「え?ちょっ急には…」
コケッ抱き
http://imepita.jp/20061208/020960 橙「ちょっ…なにすんのよ〜」
みたいな感じ
144 :
猪(青詐欺):2006/12/10(日) 12:44:07.74 ID:sMzXCOfnO
145 :
振り出しに戻る:2006/12/10(日) 12:52:36.44 ID:Ve/o4/Ev0
>>143-144 倒される橙にちっちゃい橙キタwwwww絵もSSもかけるなんて羨ましい限りだwww
GJ!!!!111
146 :
初夢(正月からアニメ):2006/12/10(日) 12:52:45.80 ID:1sw0RHgE0
ちょwwwww
なんでこんなに今日は投下があるんだwwwwwwwwww
147 :
振り出しに戻る:2006/12/10(日) 12:55:19.02 ID:Ve/o4/Ev0
148 :
お年玉(とられた):2006/12/10(日) 13:14:37.63 ID:vS19lx6kO
今日は投下が多いなぁ…………
149 :
猪(赤詐欺):2006/12/10(日) 13:15:27.43 ID:aJGtWeUOO
さすが土曜日は違うなwwwこんなに投下があるなら絶対に色鉛筆は安泰だwww
サムライブラック保守
灰の薬を飲んで
侍「某も流行りに乗ってみたのだが…………」
男「ほぅ見せてみ?パクりとか言わんから。」
侍「なんのパクりだ?」
男「某エロゲのうっかり侍。」
侍「………………」
男「なんだ図星か?」
侍「ふっ………、貴様の浅知恵に悲観しておるのだ。これを見よッ!(バサッ)」
男「おぉ………なんて立派な黒く光るそそり立った………………………カブト?」
侍「こんな立派なものが生えてくるとは思わんかった。ん?何故引いておる?」
男「いや…………なんかね。」
侍「オンドゥルルラギッタンディスカー!」
151 :
猪(ベース):2006/12/10(日) 13:24:53.01 ID:oNnoz3TqO
152 :
凧(赤):2006/12/10(日) 13:27:52.85 ID:SHLuxBo50
>>150 侍黒キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
カブトwwwwその発想は無かったwwwwww
153 :
猪(24才):2006/12/10(日) 13:59:02.68 ID:ZmwrnJUo0
154 :
おみくじ(太吉):2006/12/10(日) 14:25:16.81 ID:aJGtWeUOO
クワガタwwwww
155 :
猪(48才):2006/12/10(日) 15:18:02.02 ID:HKrsj4ko0
みんなGJ!!!!
156 :
おみくじ(中がよろし):2006/12/10(日) 16:03:09.52 ID:QYrNeRoG0
何だこの爆撃は!?
避難所であった獣耳の流れかぁぁぁぁぁ!!!!????
そして侍黒作家さん、お帰りなさい。
お待ち申し上げておりました。
157 :
おみくじ(やぶれた):2006/12/10(日) 16:03:37.47 ID:sMzXCOfnO
158 :
姫初め:2006/12/10(日) 16:04:46.93 ID:mkPWevBGO
159 :
猪(黄色):2006/12/10(日) 16:09:18.60 ID:MagslkWA0
>>157 どうしたいったい、何がお前をそんなに橙へと駆り立てるんだw
しかしこの橙、実にいい笑顔であるw
絵をまったく描けない俺が上からものを言うのもなんだが、ものすごい勢いで絵がうまくなってるなw
160 :
おみくじ(中がよろし):2006/12/10(日) 16:13:31.26 ID:QYrNeRoG0
>>157 だめだ……橙に弱い俺はこの笑顔で昇天するしかない。
GJ!!!!
161 :
猪(大人):2006/12/10(日) 16:21:21.38 ID:sMzXCOfnO
>>159 ヒント:書き置き
色んな方向から橙を描いてみたくなったのさ
正面ばかりじゃつまらないでしょう?
ラスト
※これはあなたの感じていた橙のイメージを壊してしまう恐れのある絵です
見る、見ないは自己責任でお願いします
(橙大好きな人は)心の中で【わっふる】と三回言い、心を落ち着かせてからみることをお勧めします
http://imepita.jp/20061208/017460 反省はしていない
162 :
おみくじ(中がよろし):2006/12/10(日) 16:53:07.03 ID:QYrNeRoG0
163 :
お年玉(すずめの涙):2006/12/10(日) 17:07:55.00 ID:BcSvAQyT0
>>161 こんな橙もありな俺はヽ(゚∀゚)ノウヒョー
164 :
猪(カレー味):2006/12/10(日) 17:33:52.00 ID:MagslkWA0
突然過疎るwまあVIP全体がこの時間過疎っぽいが、それにしてもやっぱりとばしすぎだw
それとも、まだこれ以上の隠し球が用意されてるんだろうか……夜が楽しみだぜw
165 :
女教師と初詣:2006/12/10(日) 17:34:32.49 ID:j4GSgBxd0
166 :
ニンジン:2006/12/10(日) 17:52:17.69 ID:Sxzcf46Q0
167 :
なまはげ(悪い子はいねがー):2006/12/10(日) 17:57:41.23 ID:Ve/o4/Ev0
>>166 トナカイーwwwwwwwwこんな子にソリは引かせられねぇよwwwwwww
サンタさんが指定した場所に辿り着くまでに茶は何時間かかるんだろうかwwwww
168 :
猪(貧乏):2006/12/10(日) 18:00:09.78 ID:MagslkWA0
>>166 トナカイ茶キタコレwwwwwww
露出は桃より少ないのに、桃よりえろすを感じてしまうのはなぜだろうwww
クリスマスまであと2週間、カウントは20……間に合うかどうかドキドキだなwwwwww
169 :
おみくじ(やぶれた):2006/12/10(日) 18:01:11.77 ID:aJGtWeUOO
170 :
166:2006/12/10(日) 18:06:30.65 ID:Sxzcf46Q0
168 が 痛いことろを ついた
一日2枚描けば間に合う計算なんだ・・・。
171 :
凧(100連):2006/12/10(日) 18:10:25.88 ID:1sw0RHgE0
これが全色見れるのかwwww
期待してまっていよw
172 :
猪(貧乏):2006/12/10(日) 18:11:23.36 ID:MagslkWA0
無理しなさんなw
黄緑さんと紫のときみたいに、1枚で2つ進めちゃうとかw
でも二人描いたら手間は一緒かw最後に灰とかが一人で5つくらい進めちゃえば無問題だw
むしろクリスマスっぽい絵のアイディアがまだまだありそうなところがすごいw俺なんかクリスマスSS1本書いたら燃え尽きたぜ……
173 :
猪(カビ):2006/12/10(日) 18:14:02.12 ID:Nc9dz1Zu0
>>166 まいどまいどあなたの絵は俺の心をうへぁっとさせてくれる・・・
174 :
白菜:2006/12/10(日) 18:17:53.51 ID:Sxzcf46Q0
>>172
>クリスマスっぽい絵
ヒント:困ったときはミニスカサンタ
175 :
猪(貧乏):2006/12/10(日) 18:25:56.77 ID:MagslkWA0
>>174 いい……すごくいいよそれ……
むしろ困らなくてもミニスk(ry
空「お姉ちゃん見てよ!!」
青「え?ホントに獣耳祭りがあったんだ?!」
空「この調子だとキツヌ耳巫女服のお姉ちゃんも絵に………」
青「や、やめてよぉ……////」
空「………そうだね、お姉ちゃんだけじゃ可哀想だよね」
青「…………うぅ////」
空「ちょっと待ってて!」
空「ただいまー!」
水「どうしたの空ちゃん?」
空「これ着てもらえますか?」
水「え?これを?」
空「お姉ちゃん!今だ!抑えて!」
青「イェッフー!」
水「みー………ぐすっ……」
青・空(か、かわいい!!)
水「………いきなり抑えてひどいです……」
空「猫耳・着物・泣き顔……完璧だ!」
青「それはいいとして、あんただけ何も着ないのは不公平じゃない?」
空「心配ご無用!私もしっかり用意してあるよ!」
水「………メイド服?」
空「犬耳で尻尾つきときたらもうこれしかないでしょ!」
保守@青空水
177 :
恵比須(えびす):2006/12/10(日) 18:33:40.75 ID:Ve/o4/Ev0
>>176 3人の姿を想像したら鼻血吹いたwwwww
青、空、水ときたら群青さんが入らないわけにはいかないなwwwww
178 :
恵比須(えびす):2006/12/10(日) 18:55:08.75 ID:Ve/o4/Ev0
ほ
179 :
猪(ようじょ):2006/12/10(日) 19:02:48.23 ID:MagslkWA0
今日も一人で鍋をつつく
色鉛筆たちと寮で食べたらおいしいだろうなと妄想しつつ、今日も一人
赤は肉ばっか食べて青が怒って、紫は好き嫌いして黄緑にしかられて、灰は黒によそってもらって……でも俺はひと(ry
180 :
おみくじ(既知):2006/12/10(日) 19:08:10.41 ID:QYrNeRoG0
>>179 色達「いただきまーす!」
赤「あ、この肉大丈夫だね。いっただきー!」
青「こら、赤。野菜もちゃんと食べなさいよ?」
紫「ほうれん草入ってるぅ……これはそっと、青のお皿に」
黄緑「あらあら紫ちゃん? 好き嫌いはいけませんよ?」
灰「おねーちゃーん……お皿にもって〜」
黒「あんたねぇ……仕方ないわね。白、貴方のぶんもよそうわよ」
白「あ、ありがと、黒ちゃん」
なるほど、確かに鍋だなw
181 :
保母さんと初詣:2006/12/10(日) 19:08:32.28 ID:eLoWtcNy0
182 :
書初め(樹木希林):2006/12/10(日) 19:16:41.44 ID:Nh5rU0ap0
何このすれ、軽く萌死んだんだけど
183 :
大黒(だいこく):2006/12/10(日) 19:17:28.67 ID:Ve/o4/Ev0
>>182 ならばこのスレの住人になるしかないなw
184 :
猪(今日もカップラ):2006/12/10(日) 19:19:13.75 ID:ytpFXickO
185 :
猪(マヨラー):2006/12/10(日) 19:19:27.51 ID:+iiJidbD0
186 :
トリマーと初詣:2006/12/10(日) 19:19:45.62 ID:zwMuOkjS0
187 :
猪(赤詐欺):2006/12/10(日) 19:21:26.20 ID:cyJ6i74ZO
誘導されてきました
一枚描いてみます
何色にしよう
188 :
おみくじ(既知):2006/12/10(日) 19:22:19.93 ID:QYrNeRoG0
189 :
書初め(樹木希林):2006/12/10(日) 19:26:38.61 ID:Nh5rU0ap0
ちょwwwww何このぬくもりてぃwwwww
不束者ですが。
190 :
長ネギ:2006/12/10(日) 19:35:37.08 ID:Sxzcf46Q0
191 :
おみくじ(既知):2006/12/10(日) 19:37:03.73 ID:QYrNeRoG0
>>190 ……これは、赤、なのか!?
慣れていないミニスカートで染まる赤。
活発なイメージとは離れ、手をもじもじさせるその姿……。
駄目だ、俺、今までの赤を書けねぇ……。
192 :
おせち(30,000円):2006/12/10(日) 19:39:52.82 ID:+gcpdJYSO
>>190 これは来たwwwww俺も、描けないけどなんか書きたくなってきた
193 :
おみくじ(既知):2006/12/10(日) 19:50:08.80 ID:QYrNeRoG0
>>190 赤「ふぅ……今日の朝練も終了! さて、どうしようかなぁ……」
?「もしもし、そこの旦那」
赤「灰? なに、その旦那って」
灰「いや、特に気にしないで。それよりも、橙が赤を呼んでって言ってたから」
赤「え、橙が? わかったけど……なんで?」
灰「さぁ? ……とりあえず私はごろごろ〜」
赤「……橙がボクに? なんのようなんだろ?」
〜数十分後〜
色無「橙、面白いものがあるってなんだよ」
橙「まぁまぁ、そう慌てなさんな。とりあえず私の部屋に来てよ」
色無「まぁいいけど……橙の部屋にあるのか?」
橙「そうそう、とっても面白いものが、ね♪」
ガチャ
色無「……」
赤「……」
橙「じゃーん! 赤ということでミニスカサンター! どう、色無!?」
色無「……」
赤「……」
橙「あ、あれ、色無? おーい、もしもーし?」
色無「……かわいいな、赤」
赤「!? あ、あぅ……」
橙「おーい、そこのふたりー。私を無視しないでよー」
194 :
おせち(30,000ウォン):2006/12/10(日) 20:05:26.23 ID:KwVdmCvvO
なにこの投下の嵐
皆さん激しくGJ!!!!!!!!!
195 :
猪(青詐欺):2006/12/10(日) 20:11:00.68 ID:cyJ6i74ZO
196 :
弁天(べんてん):2006/12/10(日) 20:23:38.00 ID:Ve/o4/Ev0
>>195 う、うmeeeeeeeeee!!!!!!11111
機会があったらっていうか、もういっそのこと常駐してくれよwwwwwwww
197 :
おみくじ(きち):2006/12/10(日) 20:27:15.98 ID:QYrNeRoG0
>>195 ファッション的な黒ktkr!
GJっす! そしてありがとうございます!
できれば毎週この期間のこのスレに居ていただければ嬉しいです!
198 :
猪(イタ電中):2006/12/10(日) 20:59:58.40 ID:ytpFXickO
この静寂はっ……!!
199 :
毘沙門(びしゃもん):2006/12/10(日) 21:00:48.56 ID:Ve/o4/Ev0
嵐の前の静けさってやつだよ…きっと…
200 :
おせち(15,000円):2006/12/10(日) 21:03:36.66 ID:oNnoz3TqO
群「何か用………ってどうしたのその格好?!」
空「せっかく獣耳が生えたんだから楽しまないとと思いまして」
群「私を呼んだのはもしかして……」
青「察しがいいじゃないですか」
水「でも、群青さんには何を着せるの?」
空「心配ゴム用!!ちゃんと用意してあるよ!!」
群「えーと………これ着るの?」
青「えぇ、もちろん」
空「水先輩、群青さんを抑えて!」
水「い、いえっふー……」
群「ちょ、ちょっと!!」
空「後は色無先輩を呼んでと……」
群「………変じゃないかしら……////」
青「かわいいですよ」
━ ガチャッ
無「群青さん、用って…………はぅ…………」
━ ぶー
群「色無くん!!」
無(猫耳で裸ワイシャツ……群青さんにこんな格好させた神は誰だ……)
群「大変!血が止まらない!」
無(群青さんの太ももがっ!!このチラリズムはたまらない………もう死んでもいいや……)
保守@青空水群
201 :
毘沙門(びしゃもん):2006/12/10(日) 21:06:09.58 ID:Ve/o4/Ev0
>>200 群青さんキタwwwww猫耳Yシャツとかどう考えても反則だろwwwww
更に水の「いえっふー」っていう変な返事にも萌えたwwwww
202 :
おせち(15,000円):2006/12/10(日) 21:22:33.72 ID:oNnoz3TqO
age
203 :
猪(黒板係り):2006/12/10(日) 21:25:04.15 ID:4u0azWXJ0
始めてきたけどよかったお
自分でよかったら何か描くお(^ω^)
204 :
毘沙門(びしゃもん):2006/12/10(日) 21:26:29.14 ID:Ve/o4/Ev0
205 :
猪(スポーツマンタイプ):2006/12/10(日) 21:45:17.84 ID:ytpFXickO
wktk
206 :
猪(停学中):2006/12/10(日) 22:01:01.52 ID:4u0azWXJ0
もうちょっと時間かかるお
ごめんお(^ω^;)
207 :
布袋(ほてい):2006/12/10(日) 22:02:44.80 ID:Ve/o4/Ev0
>>206 イイヨイイヨー!
その間に久しぶりにちょっとSSでも書くかな。
208 :
おせち(30,000円):2006/12/10(日) 22:22:46.21 ID:oNnoz3TqO
wktk
209 :
布袋(ほてい):2006/12/10(日) 22:27:50.72 ID:Ve/o4/Ev0
つんでれ紫投下保守
紫「コタツはいいな〜♪」
色無「わざわざ俺の部屋まで来るなよ。自分の部屋にないのか?」
紫「ないよ。それにエアコンだと乾燥するんだもん。」
色無「ふーん。」
紫「コタツ〜♪(こつん)…ん、これ色無の足?」
色無「そうだけど?」
紫「狭いんだからもうちょっとそっちやってよー!」
色無「…人のコタツに入っといて生意気な事言う口はどの口だ?そういう奴は…こうだっ!(こちょこちょ)」
紫「ひっ!!ひぁっ…あははっ…ゃっ…………って、止めろーっ!!///」
色無「なんだよ、これからが面白いのに…。」
紫「お、面白い?!このド変態っ!!///」
色無「こういう事すんのもコタツの醍醐味だろ?」
紫「そ、そんなの知らないっ!///」
色無「しょうがないな…。じゃあこれはどうだ?」
紫「ん?(ぴとっ)!!―ひゃうっ!い、いきなりなにすんのっ?!」
色無「みかん。」
紫「……。」
色無「なんだ、いらないのか?」
紫「…い、いるよっ!食べるっ!!」
色無「じゃ早く取れよ。」
紫「……色無が剥いてくれたら…食べる。///」
色無「………ふぅ。まったく世話かかるなぁ。」
紫「…(ぼそ)色無がお世話してくれるからいっつもここに来ちゃうんだよ…。」
色無「ん?なんか言ったか?」
紫「!! な、なんも言ってないっ!///」
210 :
猪(vipper):2006/12/10(日) 22:34:57.36 ID:xqPNRhc7O
>>209 GJ!
ホントは全部書いてからと思いましたがそろそろ自分が落ちるかもしれないので、
出来た分だけ4連投します。
211 :
布袋(ほてい):2006/12/10(日) 22:39:09.05 ID:Ve/o4/Ev0
赤「色無っ! 遊ぼ!」
無「赤、その耳……それに尻尾まで」
赤「かわいいでしょ? 朝起きたら生えてたんだけど、害も無いみたいだしそれに」
無「それに?」
赤「なんだか走り回りたくってしょうがないのよねー」
ガシッ
無「あの、赤さん。この手は」
赤「しゅっぱーつ」
無「うわ、引っ張、力つよ――」
河原
無「宙に浮いたまま移動なんて二度と体験したくないな……」
赤「色無、はいこれ」
無「フリスビー?」
赤「そ、早く投げてよー」
無(尻尾まで振ってそんなに楽しいのか……なら)
赤「早く、早く」
無「じゃあ、えいっ!」
4時間後
無「……もう疲れたよ」
赤「えー、もっと遊ぼうよー」
無「……さすがに勘弁して下さい」
赤「仕方ないなー、はい」
無「座ったりしてどうした?」
赤「ひざ枕してあげる」
無「え、いや、いいって」
赤「遠慮しなーい」ぐいっ、ばふっ
無(うわ、柔らか……それにいい香りが)
赤「……今日はありがとう、色無」
無「ん? オレも楽しかったし、いいよ礼なんて」
赤(今日は色無といっぱい遊んじゃった……この耳のおかげかな?)
無「おはよ、今日も寒いな……青?」
青「おはよう色無……なによ」
無「その耳……キツネか?」
青「……みたいね」
無「尻尾もあるのか」
青「朝起きたらこうなってたのよ」
無「暖かそうだな」
青「……寒くはないわね」
無「……」
青「……って色無、手が真っ赤じゃない」
無「ああ、手袋忘れたんだ」
青「……しかたないわね」
ふわっ
無「青、お前尻尾で」
青「……手が可哀相だからよ」
無「ありがとう、青」
ナデナデ
青(ちょっと、色無いきなり頭なんか撫で……)
無「あ、スマン。何となく手が」
青「……私が手袋編んであげるから、もう忘れるんじゃないわよ」
黄「いろなしー」
無「黄、その頭」
黄「かわいいでしょ」
無「……くま?」
黄「そうよ、ねぇかわいいでしょ?」
無「確かにかわいいな」
黄「やったー」
無「……でも寝癖が」
黄「そんな餌にこの私がクマー」
無「クマー?」
黄「ノリが悪いよ色無」
無「ノリとか言われてもな……後ろ髪はねてるぞ」
黄「……え゛」
無「ほら、鏡」
黄「キャー、ホントだ。どうしよ、やだ、色無見ないで」
無「ほらハンカチ。濡らして使えよ」
黄「ありがとー色無」
ギュ
無「ちょっ、黄、なんでお前そんなに、ちから、つよ」
ガク
黄「あれ? どうしたの? 色無? 色無ー」
無「緑、また本を貸して欲し……いんだ……けど」
緑「…………」
無(あれはハムスターの耳か? それに本を読むスピードが普段の五倍くらいになってないか?)
緑「……ふぅ、早く読めるのはいいけど、読む本が無くなりそうね。……あら、色無」
無「えーと、それは?」
緑「ハムスターみたいでしょ? 本を早く読めるのはいいんだけど読む本が無くなりそうなのよ」
無「そっか……なんか忙しいみたいだからまた今度にするわ」
緑「色無はヒマなの?」
無「オレはヒマだけど……」
緑「なら図書館に付き合ってくれない?」
道中
緑「…………」
無「いつもと何か違うな……なんだろう」
緑(キョロキョロ)
無「(そうか!)……緑、手を繋ごう」
緑「え?」
無「イヤか?」
緑「……イヤじゃないわ」
きゅ
無(落ち着きが無くて、今日の緑は危なっかしいな)
緑(……なんでだろ、手を繋ぐとすごく落ち着く)
216 :
猪(vipper):2006/12/10(日) 22:47:33.11 ID:xqPNRhc7O
以上です。
各色のみみは絵師さんの投下を参考にさせていただきました。
気力が続けば他の色も近いうちに何とかしたいです……
それでは
217 :
おせち(30,000円):2006/12/10(日) 22:48:16.03 ID:oNnoz3TqO
218 :
猪(禁欲中):2006/12/10(日) 22:48:40.33 ID:ytpFXickO
>>216 GJ!!
残りの色も楽しみにしてるwwww
219 :
布袋(ほてい):2006/12/10(日) 22:50:23.38 ID:Ve/o4/Ev0
>>216 アナタの書くSSはホントに毎回全色萌えるから困るwww
無邪気な赤犬かぁいいよwww
他の色にも激しくwktk!!
220 :
丸焼もち:2006/12/10(日) 22:51:21.42 ID:5rHbCukF0
221 :
おみくじ(大吉):2006/12/10(日) 22:51:24.83 ID:QYrNeRoG0
>>216 黄色だけはギャグ扱いなんだな……w
GJです。
222 :
凧(ぱしり):2006/12/10(日) 22:51:31.74 ID:SHLuxBo50
223 :
多胡:2006/12/10(日) 22:52:56.76 ID:l/TdT83W0
何でも萌え化すればいいってもんじゃねーぞ!!
224 :
おせち(30,000円):2006/12/10(日) 22:56:13.48 ID:oNnoz3TqO
ここは深夜近づくと盛り上がるインターネッツですね
225 :
猪(大人):2006/12/10(日) 23:01:23.50 ID:4u0azWXJ0
226 :
猪(背中が弱いの):2006/12/10(日) 23:17:03.99 ID:ytpFXickO
>>225 着物な2人がやっぱり目立つなwwww
GJ!!!
227 :
おせち(30,000ウォン):2006/12/10(日) 23:18:21.47 ID:oNnoz3TqO
>>225 俺の大好きな裸ワイシャツをありがとうwww
GJ!!!!
228 :
丸煮もち:2006/12/10(日) 23:27:18.33 ID:5rHbCukF0
ここで流れに関係なく白保守
無「ゴホッゴホッ…」
白「色無君、大丈夫?おかゆつくったけど食べられそう?」
無「おぉ、ありがとう…」
白「…ふふ」
無「どうした?」
白「なんかいつもと逆だね」
無「そういえばそーだな…いつもこっちがお見舞い行ったり看病する側だったからな…白は最近体調良さそうでよかったな」
白「うん、お陰様で。この調子ならクリスマスもお正月もみんなと一緒に過ごせそう」
無「ホントよかったなー…おまえがいないと寂しいからな」
白「え…あ、ありがとう…色無君こそ、はやく元気になってね…私も色無君がいないと寂しいから…」
無「お、おう」
白「………そうだ、熱測らなきゃ」
無「あぁ…って白顔近すg」
ピタッ
白「………よかった、大分熱下がってきたみたいだね///……ごめんね、どうしてもこれ1回やってみたかったんだ///……
そ、それじゃあお大事にね」
無(ぉぉおでことおでこが…てか唇があんな近くに……あわわわプシュゥゥゥ)
黄「色無まだ風邪治らないね」
橙「うん、熱39℃もあるし…よくなりかけてるっていってたのに心配だな」
白(はわわ…もしかして私のせい…?)
229 :
猪(ほろよい):2006/12/11(月) 00:07:46.46 ID:JwpXYXctO
230 :
猪(酒乱):2006/12/11(月) 00:18:38.86 ID:v3EfG58UO
みなさんGJ!!!
いろいろと忙しくてただ一つの取り柄のssも書けないんだが……ROMらせて頂いてます。
獣耳の流れいいなぁwwww強いて言えば灰色の獣耳絵が一つしかないことが気掛かり……
こう言っておけば誰か描(書)いてくれるんだろうかwww
明日の朝には投下で埋まってることを祈るぜ!!
231 :
おせち(30,000円):2006/12/11(月) 00:25:03.38 ID:o0YYvXpx0
寝る前保守
232 :
猪(子持ち):2006/12/11(月) 00:34:50.87 ID:riKaD6qJO
紺ってこんなイメージ
紺「おや、無色君が図書室なんて珍しいじゃないか」
無「あ、紺先輩。こんにちは」
紺「今日は何をしに?」
無「はは。テスト勉強に、ね」
紺「あぁ、君のクラスは騒がしいものな」
無「えぇ、返す言葉もないです」
紺「どれ、ここは優しい先輩が勉強を見てやろうか?」
無「え、いやいや。悪いですって!?」
紺「くはははは。照れてるのかい?君は可愛い後輩だよ」
なんとなくイメージが伝われば嬉しい
233 :
猪(音速):2006/12/11(月) 01:10:27.02 ID:O6y6lKDk0
h
234 :
書初め(点滴必要):2006/12/11(月) 01:22:32.53 ID:ZIj7OaEdO
なぜか『紳士的な彼女』というフレーズが浮かんだ
235 :
トリマーと初詣:2006/12/11(月) 01:41:01.26 ID:0BdSgPmBO
236 :
猪(浴衣姿):2006/12/11(月) 02:56:58.18 ID:YsSzvEZO0
落として溜まるか!!
237 :
猪(入浴中):2006/12/11(月) 03:45:32.27 ID:YsSzvEZO0
溜まるか
238 :
書初め(女優になるんだ):2006/12/11(月) 05:11:52.95 ID:lAOWWFGy0
保守
239 :
猪(禁風呂中):2006/12/11(月) 06:30:41.22 ID:q/4zO8xsO
ほ
240 :
猪(青):2006/12/11(月) 06:40:22.55 ID:pfOsEV3q0
241 :
猪(もどき):2006/12/11(月) 06:54:35.78 ID:01Q6Dknj0
>>240 朝っぱらからあんたって人は……GJ!!!
ああ食べるさ食べるともwだがその前に羊毛を刈らないと(ry
242 :
黒豆(二粒):2006/12/11(月) 06:57:47.60 ID:o0YYvXpx0
243 :
猪(vipper):2006/12/11(月) 07:04:54.30 ID:9F0Av4r4O
244 :
猪(黄色):2006/12/11(月) 07:19:07.93 ID:pfOsEV3q0
245 :
ウリ坊:2006/12/11(月) 07:19:08.54 ID:01Q6Dknj0
遡ってきた
夕べの分だと
>>209と
>>228がお気に入りだぜw
素直じゃない紫も、いろんな経験してみたがる白もかわいすぎるwGJ!!
ケモ耳は絵のお題としちゃ優秀だが、やっぱSSは日常の萌えを切り取ったものの方がいい感じw
初めて来た人もケモ耳SSばっかじゃ何のスレかわかんねーしなw
246 :
ウリ坊:2006/12/11(月) 07:22:14.45 ID:01Q6Dknj0
>>244 !!!!!!!!!!!!
おお……おお神よ、生まれてきたことに今ほど感謝したことはありません……
エローイwwwwwだがまだちょっと毛が残ってるな、仕方ない俺が刈って……え、黒が後ろに(ry
247 :
黒豆(三粒):2006/12/11(月) 07:32:43.41 ID:o0YYvXpx0
248 :
巫女と初詣:2006/12/11(月) 07:52:25.77 ID:v3EfG58UO
灰キテター!!!!
あなたなら描いてくれると思ってたぜwww
249 :
猪(カレー味):2006/12/11(月) 08:19:46.30 ID:pfOsEV3q0
250 :
猪(求職中):2006/12/11(月) 08:23:08.27 ID:01Q6Dknj0
>>249 なんて人畜無害な奴なんだwまさにギャルゲの主人公にふさわしい性格だw
あなたが男をきっちり描くの始めて見たw
251 :
猪(ドラム):2006/12/11(月) 08:25:04.22 ID:riKaD6qJO
252 :
保母さんと初詣:2006/12/11(月) 08:29:53.01 ID:4pp7JqYi0
>>249 まさか色無を描いてくれるとはw
てか貴方が男の顔も描いたのって見たことなかったので新鮮
253 :
猪(カレー味):2006/12/11(月) 08:55:22.69 ID:pfOsEV3q0
254 :
猪(求職中):2006/12/11(月) 08:59:56.60 ID:01Q6Dknj0
もうね、何つーか、あれだ
____ r っ ________ _ __
| .__ | __| |__ |____ ,____| ,! / | l´ く`ヽ ___| ̄|__ r‐―― ̄└‐――┐
| | | | | __ __ | r┐ ___| |___ r┐ / / | | /\ ヽ冫L_ _ | | ┌─────┐ |
| |_| | _| |_| |_| |_ | | | r┐ r┐ | | | / | | レ'´ / く`ヽ,__| |_| |_ !┘| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|‐┘
| r┐| |___ __|. | | | 二 二 | | |く_/l | | , ‐'´ ∨|__ ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
| |_.| | / ヽ | | | |__| |__| | | | | | | | __ /`〉 / \ │ | |  ̄ ̄|
| | / /\ \. | |└------┘| | | | | |__| | / / / /\ `- 、_ 丿 \| | ̄ ̄
 ̄ ̄ く_/ \ `フ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |____丿く / <´ / `- 、_// ノ\ `ー―--┐
`´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'  ̄ ` `´ `ー' `ー───-′
255 :
猪(休職中):2006/12/11(月) 09:23:34.48 ID:01Q6Dknj0
またドラゴン圧縮か
256 :
猪(貧乏):2006/12/11(月) 09:49:07.89 ID:pfOsEV3q0
257 :
猪(休職中):2006/12/11(月) 09:57:00.01 ID:01Q6Dknj0
やべ……さっそく涙が出てきましたw
もう外出予定はキャンセルwおれとお前と二人きりだが、完結までスレに張りつくぜw
258 :
猪(メイド服):2006/12/11(月) 10:01:08.15 ID:riKaD6qJO
俺もいる。寝るまで起きてるwww
259 :
猪(ようじょ):2006/12/11(月) 10:10:52.18 ID:pfOsEV3q0
260 :
黒豆(六粒):2006/12/11(月) 10:25:10.44 ID:o0YYvXpx0
ちょっwww外出してた間に凄いことになってるwww昨日の祭に参加できなくて平日の今日は期待してなかったのにww
261 :
猪(ようじょ):2006/12/11(月) 10:27:16.88 ID:pfOsEV3q0
262 :
猪(ようじょ):2006/12/11(月) 10:28:37.18 ID:pfOsEV3q0
以上
小出しですいませんでした
263 :
猪(給食中):2006/12/11(月) 10:31:06.89 ID:01Q6Dknj0
色無かっこいいよ色無
現実を題材にした寓話って感じでマジGJだった
「本当は強いんだぞ」「知ってる」でもう脳みそ溶けそうになったw
絵もSSも一人でこなすなんて、いったい俺はどうしたらいいんだw
264 :
黒豆(六粒):2006/12/11(月) 10:32:15.35 ID:o0YYvXpx0
>>262 あぁもうGJ!!!GJ!!!朝からなんか幸せな気分にさせて頂きましたww
265 :
猪(メイド服):2006/12/11(月) 10:32:46.88 ID:riKaD6qJO
脳味噌溶けました。本当にあり(ry
266 :
初夢(正月からアニメ):2006/12/11(月) 10:55:22.29 ID:fRmhMXa+0
267 :
黒豆(七粒):2006/12/11(月) 11:31:54.62 ID:o0YYvXpx0
保守
268 :
猪(ドラム):2006/12/11(月) 11:38:31.63 ID:9F0Av4r4O
269 :
猪(赤ら顔):2006/12/11(月) 11:41:29.81 ID:pfOsEV3q0
270 :
猪(緑):2006/12/11(月) 11:47:23.68 ID:01Q6Dknj0
色無やっぱへたれwwww立場が逆だろwwwww
271 :
猪(委員長):2006/12/11(月) 12:12:14.43 ID:goRI1l18O
しかし逆のことをしてたら18禁な絵になるぞwwwww
272 :
鯛:2006/12/11(月) 12:13:28.58 ID:s4IADC7i0
色無が灰の耳を甘噛み
これならなんとか
273 :
猪(不倫中):2006/12/11(月) 12:15:21.75 ID:p8qa96s70
いいなぁこのスレ・・・
ID:pfOsEV3q0の集めて壁紙つくろ
274 :
猪(赤):2006/12/11(月) 12:17:32.81 ID:01Q6Dknj0
275 :
猪(不倫中):2006/12/11(月) 12:19:45.61 ID:p8qa96s70
276 :
一回休み:2006/12/11(月) 12:26:01.06 ID:BBy800fG0
今北なんだこのID:pfOsEV3q0の投下ラッシュwwwwwww
仕事の昼休みなのに目から汗が止まらない……
灰は前から好きだったけど、灰にここまで心を奪われたのは初めてだ……
もうGJっていうレベルじゃねぇぞ!(´;ω;`)ウッ…
277 :
猪(ピンク):2006/12/11(月) 13:14:19.15 ID:01Q6Dknj0
結婚式にお呼ばれしたor通りすがりに結婚式を見かけた色鉛筆
とかいうテーマが浮かんだぜ
さて、祝儀用に5万円下ろしてくるか……orz
278 :
ボス狼焦茶:2006/12/11(月) 13:22:19.66 ID:pfOsEV3q0
279 :
猪(ピンク):2006/12/11(月) 13:27:42.87 ID:01Q6Dknj0
いきなりハードボイルドな展開になったw
焦茶狼カッコヨスwwwwwwwwww
280 :
猪(青詐欺):2006/12/11(月) 13:28:41.52 ID:v3EfG58UO
灰色不足って書いといた甲斐があったぜ!!!
だがこれだけあると……もう死ねるwwwwwwGJ!!!!
281 :
猪(禁煙中):2006/12/11(月) 13:42:48.69 ID:pfOsEV3q0
282 :
猪(ギャンブラー):2006/12/11(月) 13:53:19.70 ID:sBJ54nOnO
もうGJすぎてGJとしか言えないんだぜwww
ひとつのしあわせのかたちだな
283 :
猪(倉庫係り):2006/12/11(月) 14:45:15.37 ID:v3EfG58UO
平日に朝から投下とは愛を感じるぜ
284 :
おせち(200円):2006/12/11(月) 14:53:27.18 ID:9F0Av4r4O
もう本当に心から和んだ……(*´∀`)
285 :
猪(緑):2006/12/11(月) 15:11:37.81 ID:KwOeBfb70
>281
もっと消費しちゃってくださいwww
286 :
猪(禁風呂中):2006/12/11(月) 15:54:00.93 ID:pfOsEV3q0
色無「よし、今日もいっぱい木の実がとれたぞ。これなら灰も喜んで……あれ?」
灰「あ、お帰りー色無」
色無「ただいま。はい、おみやげ」
灰「うわあ、木の実いっぱい。ありがと、色無」
色無「今日は珍しいものもみつけたよ」
灰「なに?……やだ、この木の実悪くなってるよー」
色無「ふふ、ところがこれ、食べられるんだよ。おいしいよ」
灰「えー?……どれ……」
ぱく
色無「たまにこうして発酵した実が……灰?灰?」
灰「ふええぇ〜〜……色無がいっぱい〜?目が回る〜」
色無「灰ー!?うわ、酔っ払っちゃったか」
灰「きゅー……」
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20417.gif
287 :
猪(カレー味):2006/12/11(月) 16:01:51.43 ID:01Q6Dknj0
あまりにラブラブすぎてみてるこっちが恥ずかしいwwwwwww
異種族間恋愛にはきっとこの先波瀾万丈あるんだろうなあ……
そういうのも見てみたい気もするし、いつまでもこのままラブい雰囲気でいいような気もするしw
288 :
おせち(5,000円):2006/12/11(月) 16:03:13.64 ID:9F0Av4r4O
289 :
猪(検便中):2006/12/11(月) 16:06:00.57 ID:pfOsEV3q0
こっちに投下忘れてた
色無狼と灰羊が新しいおうちを見つけました。
灰「ここが新しいおうち?」
色無「うん、やっと落ち着けるね」
灰「疲れた……」
色無「じゃ、今日はもう寝ようか」
灰「うん……って一緒に?」
色無「夜はまだ寒いよ。それにオレの近くにいた方が安全だ」
灰「うー……わかった」
色無「ぐう……」
灰「……ってしっかり寝てんじゃないの……」
色無「むにゃ……灰……」
ぎゅっ
灰「ふえぁ!?」
色無「……ぐう」
灰(寝ぼけて抱きつくなー!!……ちっとも眠れないっ!)
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20416.gif 色無「おはよ、灰。あれ?顔色悪いね、眠れなかった?」
灰「誰のせいだと……馬鹿色無!」
色無「???」
290 :
猪(36才):2006/12/11(月) 16:07:59.25 ID:yyLdv/FE0
二人のラブラブぶりに嫉妬
291 :
水猫と緑ねずみ:2006/12/11(月) 16:34:12.17 ID:pfOsEV3q0
水猫「にゃあ、ねずみを捕まえました。これでようやくごはんが食べられます」
緑ねずみ「……つかまっちゃった」
水「邪魔者はいません、覚悟ー」
緑「あなた一人?」
水「そうです、一人です……」
緑「私も一人ぼっちだった。つまらない人生だったけど、最後にだれかをお腹いっぱいにできるならいいかもね」
水「……」
緑「どうしたの?食べないの?」
水「うえ……ごめんなさいぃ……やっぱり食べられません」
緑「おかしな猫。ああ、でもこれで私たち、一人ぼっちじゃなくなったのね」
水「うええぇん」
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20418.gif
292 :
凧(100連):2006/12/11(月) 16:34:33.55 ID:fRmhMXa+0
まとめサイト、不安定になってね?
293 :
猪(カレー味):2006/12/11(月) 16:41:39.87 ID:01Q6Dknj0
>>291 新シリーズキタコレwwwwwwwつかまってるくせに緑ネズミクールすぎw
しかし……ケモ耳がツボだったんだなあwいつだって大量投下だが、こんなに生き生きしてるのは初めてな希ガスw
>>292 さほど問題ないようだけど。色鉛筆まとめが置かれてる鯖は丈夫だし、PUKIwikiも安定してるし、大丈夫っぽいかな。
@wikiに比べたら、操作性といい安定性といい天地の差だぜw
294 :
凧(100連):2006/12/11(月) 16:42:29.70 ID:b2CyR7Z10
295 :
おせち(8,000円):2006/12/11(月) 17:04:14.66 ID:9F0Av4r4O
>>291 緑と水ktkr!!!!!
あなたは何回俺を萌殺すんだwwwww
296 :
1/4:2006/12/11(月) 17:14:12.70 ID:b2CyR7Z10
黒「ちょっと灰! これどういうこと!?」
灰(ふふふ……さすがお姉ちゃん……可愛い……)
黒「どうして私にしっぽと耳が生えるのよ!」
灰「心配要らないよ。一晩寝れば元に戻れるように作ったから」
黒「作ったって……やっぱりあなたの仕業だったのね……この……」
パシャッ!
黒「う……!」
パシャッパシャッ
灰「うん、お姉ちゃん可愛い! いいよいいよ〜(パシャパシャッ)」
黒「ちょっと、眩しい……フラッシュ焚かないで……」
灰(ふふふ……私のお姉ちゃんアルバムに新たなコレクションが……)
黒「うう……」
灰「そんなに落ち込まないで。きっと今に良い事が有るから」
黒「あんたの所為でしょ!」
灰「あれ? そうだっけ?」
黒「まったくもう……」
ガチャッ
黄「黒〜この前のCD貸して……え?」
黒「わわ、黄、これは!」
黄「えーえー何それ〜作ったの?(わしっ)」
黒「わっ、掴まないでったら////」
黄「何コレ……本物……? すごーい! みんな来て来てー!」
黒「ちょっと黄!」
橙「何ー? どうしたの〜。あ、何それ黒!」
赤「呼んだ? あれ、黒、何やってんの?」
白「わぁ、黒ちゃん可愛い〜」
桃「猫の耳だぁ〜」
茶「ふぇ! 黒ちゃんに耳が!」
黒「(うう……恥ずかしい……)灰、元に戻す薬は無いの?」
297 :
2/4:2006/12/11(月) 17:15:07.40 ID:b2CyR7Z10
緑(なるほど……灰の薬で……)
灰「ここにあるけど?」
黒「な! あるんだったらそれを早く……(ガバッ)」
灰「(サッ)よっと。ほれほれ ノシ」
黒「! ふ、ふにゃ///」
灰「よーしよーし ノシ」
黒「にゃにゃんにゃにゃ////」
青「これは……」
茶「猫じゃらしだー」
緑「どうやら薬を飲んだ所為で精神的な部分までネコに近づいたようね」
黒「にゃにゃ……はっ! ///もういや……」
赤「あ、色無! 凄いんだよ、黒に耳が!」
無「……」
赤「色無?」
無「可愛い……(ボソッ)」
黒「えっ///」
ざわざわ
赤「灰、ボクにもそれを!」
橙「私も貰うわ!」
紫「あたしにも一つ!」
白「あの、私にも……」
空「先輩が可愛いと言うのなら!」
灰「いっぱい有るからもっていっていいよ〜」
ごきゅごきゅ
赤「ぷはぁ〜っ。コレでボクにも耳が……お?(むくむく)」
水「わ、私にも生えてきました……」
桃「あれ? 何か角まで……」
黄「どう、色無? クマだよ?」
白「どう……ですか……?」
青「変じゃない……かな……?」
298 :
3/4:2006/12/11(月) 17:15:58.34 ID:b2CyR7Z10
無(う……みんな可愛いけど……これだけの獣耳に迫られるのってちょっと異様な光景……)
橙「ん〜? 何か反応薄いわね〜」
桃「可愛く……無いのかな……」
茶「ううん、桃ちゃんすっごくかわいいよ!」
黄「そうだ! 色無に飲ませたらどうなるかな!」
緑「面白そうね……」
無「おい、ちょっと……みんな……」
朱「さあ遠慮しないで飲め!」
無「むぐ!? 朱色さん……やめっ……ぷはっ!」
黄「お次はこっち〜」
無「むぐぐ……(ごきゅごきゅ)ぷはっ」
橙「次はこれ〜」
無「んぐぐ……」
黄緑「あらあら」
灰「ちょっとちょっと! そんなに飲ましたら!」
ポンッ!
無「にゃ〜」
黄緑「あら可愛い」
白「可愛い〜///」
青「本物の猫になっちゃった……」
緑「全身……ね……」
赤「ちっちゃくてかわい〜///」
紫(ぴくっ)
灰「これは……三日は治んないよ……」
黒「……わりと大した事は無いのね……戻す薬はダメなの?」
灰「効き目を弱くする事は出来るかもしれないけど……さすがにすぐには……」
薄黄「でも……///」
群青「可愛い////」
焦茶「うん、可愛いな」
色無はそれから三日間、寮のペットとして過ごしました。
299 :
4/4:2006/12/11(月) 17:16:38.59 ID:b2CyR7Z10
翠「あれ……深緑それ何?」
深緑「これは竜の角だよ〜えへへ〜強そうでしょ〜」
灰「ガン○ムみたい……」
侍黒「某も試してみるかな」
*
たぶん全色入ってるはずw
300 :
猪(大人):2006/12/11(月) 17:21:05.99 ID:v3EfG58UO
お約束なパターンだなwwwwそれにしても色無し羨ましい……
301 :
黒豆(万粒):2006/12/11(月) 17:25:46.48 ID:o0YYvXpx0
>>297 黒の「にゃにゃんにゃにゃ////」で完全に萌え死んだwwwww
ねこじゃらしに体が勝手に反応してしまう黒の恥ずかしそうな顔を想像するだけで…あああぁぁぁあ
侍黒は鳥系の耳ですか?
303 :
猪(貧乏):2006/12/11(月) 17:32:24.22 ID:01Q6Dknj0
お好きなように妄想してかまわないが、早いモン勝ちってことなら、すでにクワガタとカブトムシの角を生やした投下があったようだw
304 :
猪(ギャンブラー):2006/12/11(月) 17:33:20.99 ID:L5EOqW6ZO
侍黒にその耳は危険すぎる
305 :
白猫黒猫:2006/12/11(月) 17:43:57.30 ID:pfOsEV3q0
ここはとあるペットショップ。
二匹の子猫が買われるのを待っています。
白猫「おきゃくさん、こないねー」
黒猫「そうね」
白「くろちゃんとおなじおうちがいいなー」
黒「むりね」
白「わかんないよー?」
一人の紳士がやってきました。
白が買われていくようです。
黒「……やっぱり。いっしょになんていられないのよ」
白「くろちゃん、またあおうねー」
黒「むりよ。さよなら、しろ」
一人の婦人がやってきました。
黒が買われていくようです。
黒「どこでもおなじよ。……しろはいないもの」
少年色無「お父さん、お母さん、おかえりなさい!
……え?プレゼント?」
白「あっ!」
黒「あっ!?」
少年色無「うわあ、かわいい猫、二匹も!ありがとう!」
白「うふふ、くろちゃん、いっしょのおうちになったね」
黒「うん」
白「よかったね」
黒「うん」
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20419.gif ここはとある少年の家。
二匹の子猫は、今日も一緒に過ごしています。
306 :
おせち(8,000円):2006/12/11(月) 17:46:08.39 ID:9F0Av4r4O
>>305 どこのペットショップに行けば会えますか?
307 :
白猫黒猫:2006/12/11(月) 17:46:48.16 ID:pfOsEV3q0
308 :
凧(ひとりぼっち):2006/12/11(月) 17:48:01.36 ID:b2CyR7Z10
309 :
凧(ひとりぼっち):2006/12/11(月) 17:51:52.60 ID:b2CyR7Z10
ぬこ紫
紫「に〜」
無「おい、また隠し通路から来たな……いい加減にしろよ紫」
紫「に〜?」
無「首を傾げて誤魔化そうとしたって無駄だから」
紫「に〜に♪(すりすり)」
無「――っ!? ……これは紫……なのか? やたらとなついてくるしなんか耳は生えてるし……しっぽまで!?」
紫「み〜♪」
無「(試してみよう……)ちっちゃいな……(ボソッ)」
紫「!!」
無「ちんちくりんで胸もちっちゃくて……本当に紫は……」
紫「にっにににーに!」
バリバリ
無「にぎゃ――――っ!!!」
紫「にゃふ〜!!!!」
無「ゴメンなさいゴメンなさい、ちっちゃくて可愛いです!!!」
紫「……に〜♪///」
無「やっぱり紫か……」
310 :
猪(貧乏):2006/12/11(月) 17:56:17.05 ID:01Q6Dknj0
>>305 いったい今日一日で何度俺のハートをウォーミングさせれば気がすむんだwwwwwww
>>309 そこは本能で怒るのかwww紫は永遠に仔猫のままだなwwwww
311 :
おせち(10,000円):2006/12/11(月) 18:01:17.66 ID:9F0Av4r4O
くろ「そらー」
空「2人ともどうしたの?」
しろ「今日は私たちがご飯を作るよ」
青「2人とも料理できるの?」
くろ「すっごいできるー」
空「じゃあお願いしようかな」
しろ「任せて!」
しろ「今日は野草の天ぷらよー♪」
くろ「しろー、『よもぎ』みつけたー」
しろ「ホントに?どれどれ………」
くろ「ここにたくさんあるよー」
しろ「くろ、これトリカブト」
くろ「んー?」
しろ「これじゃ2人とも死んじゃうよ!」
くろ「え………空、死んじゃうの………ぅ……ひく……」
しろ「大丈夫!食べなきゃ死なないから!」
くろ「ほんと………?」
しろ「ほんとほんと!」
くろ「よかったー」
しろ「うんうん」
くろ「じゃあ、とり……なんとかたくさんとらなきゃね!」
しろ「だーかーらー」
保守@くろしろ
まさか、けもみみ好きだからという理由で書いたSSでこんな流れになるとは思わなかった
312 :
猪(体臭きつめ):2006/12/11(月) 18:04:55.52 ID:pfOsEV3q0
313 :
凧(♀):2006/12/11(月) 18:09:03.09 ID:b2CyR7Z10
314 :
初夢(蛇の夢):2006/12/11(月) 18:16:24.27 ID:U5wVnHH30
これからペットショップ廻って来るわww
市内に60件か……
315 :
猪(体臭きつめ):2006/12/11(月) 18:23:45.41 ID:pfOsEV3q0
316 :
猪(ようじょ):2006/12/11(月) 18:28:59.30 ID:01Q6Dknj0
>>315 ふつーにエロ無狼が白昼堂々とセクハラしてるようにしか見えねえw
あ〜くそ、それにしてもラブラブだなちくしょうw
317 :
おせち(10,000円):2006/12/11(月) 18:29:40.62 ID:9F0Av4r4O
>>315 あまがみしてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
318 :
初夢(蛇の夢):2006/12/11(月) 18:32:32.48 ID:U5wVnHH30
いったい、何人の灰色スキーが萌え殺されたのだろうかwwwww
猫耳くろしろお昼寝
くろ「すーすー」
しろ「んー……むにゃむにゃ」
くろ「すーすー………ぅん?」
しろ「んー……はむはむ」
くろ「ぅう……みみがこそばゆい」
しろ「はむはむ」
くろ「んー!!しろ、やーめ……ぅう」
しろ「はむはむはむはむ」
くろ「んー!!!!」
しろ「はむはむはむはむハフッ」
くろ「!!!」
保守@くろしろ
あまがみ……良い!!
320 :
猪(体臭きつめ):2006/12/11(月) 18:44:03.38 ID:pfOsEV3q0
321 :
おせち(10,000円):2006/12/11(月) 18:49:53.62 ID:9F0Av4r4O
322 :
猪(ようじょ):2006/12/11(月) 18:51:28.99 ID:01Q6Dknj0
323 :
凧(中華風):2006/12/11(月) 19:03:49.91 ID:b2CyR7Z10
324 :
おみくじ(既知):2006/12/11(月) 19:07:20.41 ID:v3EfG58UO
◇
灰「お姉ちゃん」
黒「何?」
灰「ほらよーく見て。あなたはだんだん眠くなーる……」
黒「そんなものでこの私が………」
灰「眠くなーる」
黒「……くー…」
灰「眠く……よし、成功?」
黒「くー…くー…」
灰「さぁここからか。あなたは一番大事な人に今すぐ会いたくなーる……」
黒「くー…」
灰「(パチン)……さあ行け!お姉ちゃん!」
黒「…ん……ん?(ムズムズ」
灰「来てます、来てますよ〜」
黒「……灰色ぉ!!」(バッ
灰「え…えぇ!?お姉ちゃん!?」
黒「灰色ぉ…」
灰「これは……つまり…そういうこと…?(パチン)」
黒「……あれ?私何で抱きついて…」
灰「よ、喜んでなんかないんだからね!///」
黒「いきなりツンデレ?」◇
久々に姉妹分
325 :
猪(ちょっと臭いあり):2006/12/11(月) 19:17:31.27 ID:pfOsEV3q0
326 :
凧(中華風):2006/12/11(月) 19:20:16.09 ID:b2CyR7Z10
ぬこ耳白
白「色無さぁーん」
無「あ、白さ……どうしたの!? その耳……」
白「あの、灰ちゃんからお薬もらって……その……」
無「……?」
白「か、可愛いですか……?」
無「! そりゃあ……」
白「良かったぁ〜……」
無(笑うとさらに……これは……)
白「にゃ、にゃあ///……なんて///……あっ!」
バタンッ
白「わ、色無さん! 大丈夫ですか!? やだ、鼻血!」
無(もう思い残す事は……ガクッ)
*
>>324 灰かぁいいよ灰wwww
327 :
1/3:2006/12/11(月) 19:24:15.26 ID:01Q6Dknj0
それは11月の半ば、天気予報が『今年一番の冷え込み』と伝えた、寒い日のことだった。
「でさ、今年も寮のみんなで集まってクリスマスパーティするんだと。朱色さんは『彼氏彼女のいる奴はそっち優先しろよ』って言ってたけど、結局全員参加するみたいだ」
「……そうなんだ」
「群青さんも『当日の予定がキャンセルになっちゃったから、こっちに参加させてもらうわ』って言ってた。どこまでホントか分かんないけどな。それで、その……白も参加、するよな?」
見舞いの席で、色無は面会時間終了ギリギリになって、ようやく本題を切り出した。
「うん……ごめんなさい。やっぱり私、参加できないと思う」
「なんでだよ? 最近元気そうだったし、白だって体調いいって言ってたじゃん。退院は無理でもさ、一時帰宅とか、どうしてもだめならパーティの時間だけでも……」
説得にかかった色無だったが、悲しそうな笑みを浮かべて首を振る白を見て、続ける言葉を失った。
「あのね……急に、手術することになったの」
「手術? いつ?」
「……明日」
「明日!?」
ガタン! 立ち上がった拍子に椅子を蹴倒してしまう。びくっと身をすくませた白に、色無は自分が声を荒げていたことに気づいた。
「あ……ごめん。でも、何でそんな急に」
「だいぶ前、血液検査に異常が出たの。精密検査を受けようってことになったんだけど、機械が順番待ちでなかなか使えなくて……このあいだようやく検査できて、それで――」
「なんだよそれ! 順番待ちって何だよ! そのせいで病気が進んで、それで緊急手術が必要になったのかよ! そんなの……そんなのあるか!」
ふるえる色無の握り拳を、白は両手でそっと包み込んだ。
「しかたないんだよ。病気を治したくて、検査を待ってる人は私だけじゃないんだもの」
「……それにしてもさ。明日手術ならクリスマスには間に合うんじゃないか? まだ1ヶ月以上あるし……よく知らないけど、手術から退院まで、普通二週間くらいだろ?」
「そうだね……手術が成功すればね」
328 :
2/3:2006/12/11(月) 19:24:46.87 ID:01Q6Dknj0
言葉の意味を理解するのに、少し時間がかかった。
「ちょ……白、お前何言って――」
「ちょっとね、難しい症例で、成功率が低いんだって。担当のお医者様が言うには……五分五分ぐらいでしょう、って」
「五分五分……成功率50%ってことか。何だ、全然高いじゃん。野球の打率なら超メジャー級だぜ」
それはつまり、失敗率50%ということだった。
「ふふ、そうだね。それでね、実はこんなのを用意したんだけど……はい」
白は枕元をごそごそとあさり、色無にかわいらしい封筒をつきだした。
「これは……手紙?」
「うん。一足早いクリスマスメッセージ。あ、でも恥ずかしいから今読まないで! 明日……手術が始まったら読んでいいよ」
「白……それじゃまるで――」
『遺言状だろ』――のど元まで出かかった言葉を、色無は何とか飲み込んだ。
「……分かった。なんて書いてあるのか楽しみだな。手術、絶対成功させてパーティに間に合わせようぜ。来てくれなかったらみんなの前でこれ読んじゃうからな」
「ちょっと、やめてよ〜」
看護士が面会時間の終了を知らせに来たとき、二人はいつもと何も変わらずふざけあっていた。
329 :
3/3:2006/12/11(月) 19:25:43.04 ID:01Q6Dknj0
雲がゆっくりと流れていくのを、色無は公園のベンチに座ってぼーっと眺めていた。あの日の寒さは、今では日常だ。
「今日はパーティ当日だぞ〜。もうすぐ始まっちゃうぞ〜」
独り言を呟く色無を、寒さに負けずにはしゃぎ回っている子供たちが怪訝そうに見つめた。
「……」
ポケットから、あの日白にもらった手紙を取り出す。何度も何度も読み返したせいで、封筒はもちろん、中の便せんもずいぶんくたびれていた。
「……『まずは、ごめんなさい。手術の成功率、五分五分って言ったのは嘘です。ホントは二割あるかないからしいです』……ったく、そういうことはちゃんと言えっての」
色無の指が、分厚い便せんの束をぱらぱらとめくっていく。そこには白の丁寧な字で、寮のみんなと初めて会ったときのことから、本人も忘れているような小さな思い出まで書き連ねてあった。
「ホント、何度読んでも笑える。そのまんま走馬燈だよな、これ」
最後の便せんに到達し、色無の指が止まった。
「……『たぶん、もう会えないと思うから、お手紙で気持ちを伝えるね。私は色無くんのことが』――」
「あーーーーーーーーーーっ!!! 何読んでるの!? 読んじゃだめーーーーーーー!!」
耳をつんざく悲鳴が脳を右から左へと貫き、色無は顔をしかめて振り返った。
「おせーよ、白。パーティに間に合わなかったら読み上げるって言ったろ……朱色さん、群青さん、お疲れ様です」
車椅子に乗った白が猛然とダッシュしてくる。やれやれといった顔の群青さんと、軽く手を振る朱色さんに頭を下げ、色無は立ち上がった。
「しょうがないでしょ、道が混んでたんだから! それにほんとはまだ外に出ちゃいけないんだよ。朱色さんたちが一生懸命お医者様に頭を下げてくれて……」
「分かってるって、ちょっと顔出してすぐ戻るんだよな。それでもいいさ。白がいなくなったら改めて手紙を読ませてもらうから」
「だめ!! もう、返してよ!」
「おっと! 手紙ってのはな、いっぺん出したらもう受取人のものなんだよ……送った気持ちも含めてな。手術成功おめでとう。さあ行こう、みんな待ってるぞ」
「……ありがとう、色無くん。うん、久しぶりにみんなに会うの楽しみ!」
色無は白と笑みを交わすと、車椅子を押して仲間の待つ寮に足を向けた。
330 :
猪(赤ら顔):2006/12/11(月) 19:26:34.16 ID:01Q6Dknj0
おしまい。はいそこ、ベタなオチとか言わないw
331 :
猪(ちょっと臭いあり):2006/12/11(月) 19:29:57.39 ID:pfOsEV3q0
332 :
凧(中華風):2006/12/11(月) 19:32:05.29 ID:b2CyR7Z10
>>330 だがそれがいいwwwwwGJ!!!!!!
333 :
おせち(12,000円):2006/12/11(月) 19:39:19.42 ID:9F0Av4r4O
>>330 ベタなオチだぁ?
そういうの大好きです
334 :
猪(白髪):2006/12/11(月) 19:43:04.71 ID:WMufCz000
サムライブラック保守
侍「某も一肌脱ぐ時が来たみたいだな……………」
男「じゃ、一緒にお風呂」
侍「違う!
>>302だ!
>>302!某も甲虫はもう食傷気味でな。」
男「その小瓶は例のあの薬!危険だ!」
侍「某は人間をやめるぞぉぉぉぉぉ!!!(ゴクゴク)ふぅ………おっ!この感覚は!」
男「角がなくなった!」
侍「んー耳に違和感が…………」
男「あぁとうとうタブーを…………」
侍「生えてきた!おぉなんと立派なエヴェンクルガ族………なんか耳がまだでかくなるんですけど…………」
5分後
男「あちゃぁ〜これじゃデビルマンレディだよ。」
侍「聖上〜!」
男「俺は一国の皇でもなければアモンでもないから。」
侍「やがて自ー由に飛び回れるー羽をー手に入れてー……………グスン」
男「明日になりゃ少しは縮むって。な?」
336 :
猪(子持ち):2006/12/11(月) 19:56:23.44 ID:v3EfG58UO
しがない灰色スキーだが、引っ越したためにネット環境がまだ敷けてないんだ。
それで携帯から投下してるんだが、思った以上に大変なのな。
侍黒書きと@保守さんには本当に頭が下がるぜwwww
以上チラ裏スマン
337 :
おせち(12,000円):2006/12/11(月) 19:59:04.53 ID:9F0Av4r4O
338 :
猪(ちょっと臭いあり):2006/12/11(月) 19:59:10.68 ID:pfOsEV3q0
339 :
凧(無印):2006/12/11(月) 20:00:54.13 ID:b2CyR7Z10
>>335 腹がwwwwよじれるwwww咽てしまって一気に読めなかったwwwww
人間やめちゃ不味いだろwwwwそしてトウカwwwww
340 :
色無狼と灰羊:2006/12/11(月) 20:33:59.47 ID:pfOsEV3q0
夢を、見た。
「灰色の羊なんて」
「白くない羊なんて」
「変な子」
「仲間にもよりつかないし」
「変な子」
「変な子」
「あんな子仲間じゃない」
「……っ!」
落ちるような感覚で目が覚めた。
「夢……か」
まだ鼓動が速い。
色無と出会う前の、羊の群れの思い出。
ひとりぼっちだったときの思い出の夢だ。
「色無……いろなし」
暗闇の中で、隣で眠る色無にすがりつく。
規則正しい寝息、心音。色無の暖かさ。
ようやく安心して、うとうととまどろむ。
色無が、ぎゅっと抱きよせてくれた。
もう一人じゃない。
仲間の中でも一人ぼっちだった私は、色無に出会えた。
ttp://collateral.bitter.jp/cgi/uploader2/src/iro20423.gif この時が永遠に続きますように。
祈りながら、眠りに落ちた。
341 :
初夢(見るの忘れた):2006/12/11(月) 20:37:38.73 ID:zdmYDBAw0
>>340 追撃キターヽ(゚∀゚)ノ
もう逃げられねぇwwwwwwww
342 :
猪(発情中):2006/12/11(月) 20:44:24.07 ID:01Q6Dknj0
>>340 もう俺の涙腺は壊れた蛇口みたいになってるwwww
灰いいいいいいい!!!! 幸せになってくれエエエエエ!!!!!!
343 :
初夢(見るの忘れた):2006/12/11(月) 20:49:25.40 ID:zdmYDBAw0
ベタなものといえば、朝起きたら居なくなってて・・・
344 :
書初め(蛙の子は蛙):2006/12/11(月) 20:50:12.64 ID:wgvKWW3C0
雨の日に戻ってくる・・・
345 :
猪(カビ):2006/12/11(月) 20:53:04.70 ID:v3EfG58UO
その後二人は……
346 :
おせち(15,000円):2006/12/11(月) 20:53:37.02 ID:9F0Av4r4O
爆発炎上
347 :
書初め(蛙の子は蛙):2006/12/11(月) 20:54:20.44 ID:wgvKWW3C0
実は壮大なイリュージョン
348 :
毘沙門(びしゃもん):2006/12/11(月) 20:58:25.44 ID:BBy800fG0
お前らの尽きることのない妄想力に脱帽したwww
349 :
ハチミツ:2006/12/11(月) 21:05:14.71 ID:pfOsEV3q0
350 :
猪(禁煙中):2006/12/11(月) 21:07:34.20 ID:01Q6Dknj0
>>349 あまーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!(ハチミツだけに)
羊や狼がハチミツ食うかどうかは、このさい枝葉末節に過ぎないなw
351 :
おせち(30,000円):2006/12/11(月) 21:08:27.68 ID:9F0Av4r4O
>>349 うわあぁぁぁぁあ!!!!色無、てめぇ!!!!!
甘いよwww甘すぎるよwwwGJすぎるよwww
352 :
おせち(30,000円):2006/12/11(月) 21:10:44.66 ID:9F0Av4r4O
無「さてと……あれ?………あれれ?どうしよう紙が無い……」
くろ「いろなしー」
無「あ、ちょうどよかった!くろ、紙をとってくれないか?」
くろ「かみ?わかったー」
無「ありがとう助かるよ」
くろ「おまたせー」
無「おぉ、サンキュ……これは?」
くろ「さらさらー」
しろ「痛いよ!くろちゃん引っ張らないでー!」
無「そうじゃなくて……紙だよ『ペーパー』だよ」
しろ「ペーパーだね!待ってて!」
無「遅いな……」
しろ「おまたせ!」
無「おぉ、あり…………」
━ カシャ カシャ
焦「色無のトイレ姿と聞いて」
桃「飛んで来ましたー!」
━ カシャ カシャ
焦「笑って笑って」
桃「あははは!」
しろ「ちゃんと持って来たでしょ!ペーパー 私えらい?」
無「これはペー・パー!!どこで覚えたんだよ………」
しろ「違ったんだ…………(しゅん」
無「………ありがとなしろ、くろ」
しろ「うん!」
保守@くろしろ
353 :
猪(禁煙中):2006/12/11(月) 21:13:09.03 ID:01Q6Dknj0
しろの間違いは苦しすぎるだろwwwwwwwww
354 :
猪(里に下りてきた):2006/12/11(月) 21:15:46.49 ID:pfOsEV3q0
355 :
VIP皇帝:2006/12/11(月) 21:19:24.74 ID:BBy800fG0
>>349 次第にエロ無狼の本性が表れてきたなwwwww
ていうか甘すぎwwwwwもう脳が溶けそうだwwwww
>>352 ちっちゃい白かぁいいよwwwww
どっちがペーでどっちがパーなんだろう?w
356 :
猪(禁煙中):2006/12/11(月) 21:36:17.47 ID:01Q6Dknj0
さて、絵師の降臨とともに張りつき続けて15時間……世間的には宵の口だが、もう限界w
2日でこんだけ盛り上がればもう大満足w
最後に、ネタに困ってそうなカウントダウン用にお題おいてくぜ。ちょっとでも役に立てるといいがw
ツリーに飾り付け
繁華街のイルミネーション
繁華街の巨大ツリー
クリスマス料理の買い出し
ショーウインドウに張りつく紫
プレゼントを両手に持って、どっちにするか悩む
ブランド雑誌に目を輝かせる橙
ケーキ屋で売り子のバイト
もちろんカウントダウン以外の絵やSSに使ってくれるのも大歓迎だw
じゃいつものように、深夜まで盛り上がってくれ ノシ
357 :
凧(ひもなし):2006/12/11(月) 21:51:04.58 ID:K64T0oGX0
358 :
おみくじ(汚れて読めない):2006/12/11(月) 21:55:36.46 ID:v3EfG58UO
どうみても紫
おかえりなさいませ
359 :
猪(里に下りてきた):2006/12/11(月) 21:57:52.72 ID:pfOsEV3q0
>>357 紫ktkr!!!
かわいいよかわいいよ
360 :
凧(ぱしり):2006/12/11(月) 21:58:09.51 ID:b2CyR7Z10
>>357 色塗らなくてもわかるwwwww
これは間違いなく紫wwwwww
紫かわいいよ紫www
361 :
布袋(ほてい):2006/12/11(月) 21:59:55.77 ID:BBy800fG0
>>357 紫絵師さんキタwwwwwwwおかえりwwwwwww
アナタの紫がたくさん投下されると紫スキーがまた大量に増える予感wwwww
362 :
猪(病気がち):2006/12/11(月) 22:17:15.72 ID:goRI1l18O
そんな紫スキーがここに参上
363 :
おせち(30,000ウォン):2006/12/11(月) 22:19:01.20 ID:9F0Av4r4O
>>357 ムラサキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
364 :
黒豆(九粒):2006/12/11(月) 22:28:28.07 ID:lfpHx8se0
h
365 :
おせち(30,000ウォン):2006/12/11(月) 22:31:43.83 ID:9F0Av4r4O
紫「ほぉ〜ちょ〜い〜ぽぉ〜ん♪さら〜しに〜まいて〜♪」
紫「ぼ…… 桃「ぼい〜ん♪」
紫「…………ぐすっ」
保守@紫
366 :
猪(病気がち):2006/12/11(月) 22:35:48.55 ID:goRI1l18O
なぁみんな聞いてくれ
携帯厨のオレはログ把握する前にろだで絵の確保するんだが…ログ確認したら投下されてない絵があることに気付いたんだwww
某絵師、投下してくれよw
367 :
福禄寿(ふくろくじゅ):2006/12/11(月) 22:40:18.91 ID:BBy800fG0
>>366 なるほどwww発見してしまったwwwww
まぁ投下してくれるまで待とうじゃまいか(・∀・)ニヤニヤ
368 :
おせち(30,000ウォン):2006/12/11(月) 22:45:31.97 ID:9F0Av4r4O
ログ確認してないけど、ストックを持ってる絵師はあの人だけだ!
と思う
369 :
225:2006/12/11(月) 22:46:03.72 ID:Q+in1MU/0
370 :
349とか:2006/12/11(月) 22:48:28.56 ID:pfOsEV3q0
え、自分だったらどうしよう
描きすぎて貼りもれがあってももうわからない(´・ω・`)
371 :
猪(病気がち):2006/12/11(月) 22:50:21.96 ID:goRI1l18O
>>369 な、なんだってー??
違う人だが
あなたも上げっぱなのかwww
みんな投下汁wwwww
372 :
225:2006/12/11(月) 22:52:20.88 ID:Q+in1MU/0
373 :
猪(ダイエット中):2006/12/11(月) 22:59:31.55 ID:WMufCz000
無「バスを〜のっとぉ〜りもぉ〜♪」
374 :
猪(子持ち):2006/12/11(月) 23:00:38.73 ID:goRI1l18O
>>372 うはwwwww
サンクスww
混乱を招いてすまんw
某絵師ってのは某着ぐるみの人です
投下しないのかな…
375 :
おせち(150j):2006/12/11(月) 23:04:00.66 ID:9F0Av4r4O
空「お姉ちゃん、また戦争が起こったって」
青「ウォーって感じ?」
空「……………」
くろ「くしゅん!」
しろ「今日は冷えるねー」
保守@姉妹
376 :
おせち(200円):2006/12/11(月) 23:08:11.22 ID:dDdd8tzR0
377 :
猪(乱視):2006/12/11(月) 23:11:24.83 ID:pfOsEV3q0
378 :
しょうゆ出汁:2006/12/11(月) 23:13:42.48 ID:o0YYvXpx0
379 :
凧(直立歩行):2006/12/11(月) 23:16:38.36 ID:faF0AUO+0
>>374 オレかwwwwwww
まぁ
ちょっと手直ししただけなので別にいらんかなとw
この獣耳の流れはイイワァ(*´∀`)
380 :
凧(エンジニア):2006/12/11(月) 23:17:43.28 ID:b2CyR7Z10
>>376 これはいいケモミミwwwww鈴が可愛いwwwww
381 :
おせち(150j):2006/12/11(月) 23:17:54.75 ID:9F0Av4r4O
>>376 かわいいよ、くろしろ本当にかわいいよ、くろしろ(*´∀`)
382 :
おせち(150j):2006/12/11(月) 23:26:24.14 ID:9F0Av4r4O
空「いいなぁ、灰ちゃん」
灰「なんで?」
空「羊耳かわいい」
灰「え……そ、そうかな?////」
━ (照れながらそこら辺を行ったり来たりする灰
空「じー………………ふぁ……」
灰「他にどんなと………寝てる……」
保守@空
383 :
凧(直立歩行):2006/12/11(月) 23:36:08.44 ID:faF0AUO+0
黒「なぁ」
灰「んー?」
黒「羊ってさ」
灰「んー」
黒「美味しいのかな」
灰「さー?」
白「…グレーな会話です…」
姉妹保守(偽)
384 :
VIP皇帝:2006/12/11(月) 23:44:20.75 ID:ZIj7OaEdO
サムライブラック保守
男「どうしたんだよ………急に?屋上に呼び出して。」
侍「今日はこの翼の訓練の成果を見せたいと思う。」
男「なんだ……告白じゃねぇの?くだんね。」
侍「まぁ見ておれ。とぅ!(バッサバッサ)」
男「すげーな。やればできるもんなんだな。」
侍「あーでも5分限界。重力には勝てん。首が抜けそうだ。」
男「俺はそんな変な耳はいらんから興味ないな。」
侍「そういうと思い先ほどお前に出した茶に仕込ませてもらった。」
男「どおりでさっきから耳が痒いわけだ!てめぇ何してくれんだ!後遺症残ったらどうする!」
侍「ほれ鏡だ。生まれ変わった自分を見るがよい。」
男「まぁ、それも一興かって魚のヒレかよ!俺はドラクエ4の主人公か!?」
侍「なんだ……お前を見ると食欲が湧いてくる。」
男「まさか…………来るな!俺はまだ生きたい!てめぇの餌になるのはごめんだ!」
385 :
初夢(ピザった夢):2006/12/11(月) 23:46:03.75 ID:zdmYDBAw0
>>384 男\(^o^)/オワタ(性的な意味で)
386 :
しょうゆ出汁:2006/12/11(月) 23:47:37.55 ID:o0YYvXpx0
>>384 ちょっww男にまで耳がwwwどこまでいくんだこの祭はwwww
387 :
猪(メイド服):2006/12/12(火) 00:03:58.99 ID:foMY9kSm0
このスレが続く限り
388 :
色無狼と灰羊:2006/12/12(火) 00:07:06.69 ID:3PLCXrwb0
389 :
猪(大人):2006/12/12(火) 00:09:32.24 ID:XsBjO3R3O
>>388 色無ときたら…………
うらやましいぜちきしょうwwwww
俺は空一筋なのに灰に傾き始めてるなんて………くやしい……ビクビク……
390 :
書初め(給料倍増):2006/12/12(火) 00:10:14.25 ID:iI6uhHiv0
>>388 まだ萌え殺し足りないんですか><
いつまで死ねb;y=ー( ゚д゚)・∵.ターン
391 :
初夢(アキバでびゅーしてきた):2006/12/12(火) 00:11:29.70 ID:xaZE0j540
392 :
おせち(30,000ウォン):2006/12/12(火) 00:13:33.83 ID:7eShetm20
>>388 ま、まだ続くのかww?ちくしょう、寝るに寝れぇwwww
393 :
猪(カビ):2006/12/12(火) 00:41:22.68 ID:cWXJENtRO
なんとなく
赤「紺先輩、おはようございます」
紺「うん、おはよう」
緑「……おはようございます」
赤「あ、そうだ!!紺先輩に質問です」
紺「ん?なんだい、答えられることなら答えるよ」
赤「先輩にはなんで普通の耳しかないんですか?」
緑「……不思議」
紺「いや待て。むしろ有るのがどうかと思うんだが」
赤「先輩なら、キツネ耳とかかな?性格的に」
緑「ウサギとか……アンマッチでいいかも」
紺「…………」
ていう保守
紺とキツネの鳴き声はかけていない
六年前、秋。
昨日まで降っていた雨が上がり、綺麗に晴れた日だった。
けっこう『もしも』のことを考えるタイプの俺は、一応折りたたみ傘をランドセルに入れた。
すぐそこの家まで白を迎えに行って、一緒に登校する。俺にとっては習慣になった、いつも通りの行動だ。
「黒くん、おはよう」
ニコッと笑って白が挨拶をする。
「おはよ、白」
俺は白みたいに綺麗に笑うことができない。なんでなんだろう。
秋なのに朝から日差しは暖かめで、これからは暑くなるんだろうと思った。
「…こほ」
軽く白がせきをした。…おかしいな、白は体が弱くてよく風邪をひくから、せきをするような日はあまり積極的に学校に来ないんだけど。
「白、風邪ひいてるの?」
「ううん、大丈夫だよ」
白はまた笑顔になったが、ちょっといつもとは違う感じがした。
今日は5時間目に体育がある。今やっているのはサッカー。俺はけっこうサッカーが好きだった。前の授業ではゴールも決めていたので、今日はわくわくした気分だった。
「サッカー楽しみだなー」
独り言のようになったが、すぐに失敗した、と思った。白はほとんど体育は見学している。確かそれを気にしているはずだ。
「あはは、頑張ってねー」
意外と大丈夫だった?
「私は調理実習が楽しみだな。友達と一緒に作るんだ」
…ああ、なるほど。今日は3・4時間目に調理実習があるんだ。もしかして、それが楽しみで今日は頑張って来たんだろうか。
2人で笑いながら学校へ向かう。今日も楽しい一日になればいいな。
395 :
School Days another story:2006/12/12(火) 00:51:36.79 ID:Ka9HhVcO0
「ナイッシュー、黒―!」
「っしッ!」
2点目を決めた。みんなも喜んでくれた。気持ちがいい。
…キーンコーンカーンコーン
チャイムだ。結果、3対2で勝ち。やっぱり勝ったほうがいい。
「黒、すごい上手いじゃん!」
「そうかな」
「今日さ、隣のクラスの連中と試合するんだけど、来てくれない?」
…どうしようか。今日も白と一緒に帰る予定だけど。正直、行きたい。
でも、一応聞いてみないとな。
「いいよ。いつも黒くん一緒に帰ってくれてるもんね」
「そうか。サンキュ」
白が了解してくれたことで、気持ちはもうサッカーのほうに向いていた。
「頑張ってね」
「ああ。じゃあな」
「うん。………こほ」
俺は走って友達の方に向かったが、一瞬聞こえた白のせきが少し気になった。でも走り出した足を止める気にはならなかった。
ザーザー―――天気が一変し、雨がしとしと降り始めた。
途中まで気にせずサッカーを続けていたが、みんな寒くなったのか、誰からともなく解散となった。
濡れてしまった服を着替えて、シャワーで暖まった。
特別なことがあるわけじゃない、普通の一日だった。―――俺にとっては。
396 :
School Days another story:2006/12/12(火) 00:52:25.88 ID:Ka9HhVcO0
「ごめんねー。白、風邪ひいちゃったみたいなのよ」
翌日、いつも通り白を迎えに行くと、白の母親にそう言われた。
少し驚いたが、白が風邪をひくことは珍しくない。気にせず、とまではいかないが、そうなのかぐらいの受け止め方をして学校へ向かった。
しかしそれが金曜日まで続いた。さすがに心配になってくる。金曜の夕方、俺は白の家に行くことにした。
白の家を訪れると、白の母親が外出の準備を慌ただしそうにしていた。どこかへ行くんだろうか?単純にそんなことを考えていた。
「おばさん、白、大丈夫?」
俺が声をかけると、おばさんはようやく気付いたようだった。
「あ、黒くん。こんにちは。白はねえ、今病院にいるの」
「病院!?」
病院と聞くと、白が3年生ぐらいの頃に入院していたのを思い出す。あの時の白はとても退屈そうで、可哀相だなと思った。
「おばさん、俺もお見舞い行っていい?」
あの時は、俺が行けば白はすごく嬉しそうな顔をしていた。そのときみたいに、白を元気付けようと考えていた。
「うーん……」
おばさんは躊躇っていたようだったが、俺があんまり頼むので渋々了解したようだった。俺の母親には、おばさんから連絡してくれたみたいだった。
397 :
School Days another story:2006/12/12(火) 00:53:12.04 ID:Ka9HhVcO0
病院独特のにおいが鼻につく。いつも思うが、いいものじゃない。
俺はてっきり、白はベットで休んでいて、俺が行けば笑いかけてくれるものだと楽観視していた。
「白、大丈夫か……?」
病室に入ると、そこは別世界のようだった。ドラマでしか見たことがないような医療器具。それに包まれるように、白は苦しそうに寝ていた。
「白ッ?!」
慌てる俺をおばさんは静かに諭した。
「今はだいぶ落ち着いてるわ。昨日はもっと酷かったんだけど。この子、風邪をこじらせちゃってね。この前の雨に当たっちゃったみたいで」
おばさんがぽつりぽつりと話す内容を聞き取ると、一時は命も危なかったらしい。
……この前の雨のせい?
あの日、俺は傘を持っていなかったか?せきをする白の異変に気付いていなかったか?それなのに白を放っておいて、サッカーをしにいかなかったか?
…俺のせいだ。俺があの時、サッカーをしに行かなかったら。そうすれば、白がこんな目に遭うことはなかったのに。もし、何かが間違っていたら、俺は白を殺してしまうところだったんだ。
―――もう、絶対に白をこんな目には遭わせない。もうこいつを危険な目に遭わせたりしない。温かみのない病室で寝かされている白を見て、俺はそう決意した。
398 :
友達と初詣:2006/12/12(火) 00:56:35.92 ID:Ka9HhVcO0
GJの嵐の中、大変投下しづらいですがちびちびいきたいと思います
>>388 やばすぎです。萌え死ぬとはこういうことか…
399 :
書初め(一人身脱却):2006/12/12(火) 02:25:20.85 ID:4fA0ZrXa0
hoshu
400 :
猪(しいたけ目):2006/12/12(火) 04:41:37.10 ID:TZyV0n2mO
保朱
401 :
山師さん:2006/12/12(火) 06:29:41.61 ID:R3LGD6c50
保守
402 :
猪(おまっ):2006/12/12(火) 06:39:52.19 ID:TZyV0n2mO
403 :
猪(求職中):2006/12/12(火) 07:02:54.70 ID:61+VzMtB0
今北
>>357 お久しぶりwww原稿について激しくkwsk
避難所でもwiki掲示板でもけっこうですんで、ぜひお教えいただきたいw
404 :
色無狼と灰羊:2006/12/12(火) 07:21:17.95 ID:6/GGF6p90
405 :
お年玉(800円):2006/12/12(火) 07:22:43.46 ID:jytTPXDFO
今沖田獣耳祭マンセー(*´д`*)
そしてまだ読んでないが、いつものようにシリーズもの投下してる方々もGJ!!
家に帰ったらゆっくりPCで読ませてもらうぜ!
そして来週、再来週はついにクリスマスネタの祭か…w
406 :
お年玉(800円):2006/12/12(火) 07:27:02.70 ID:jytTPXDFO
>>404 書き込んでる間に投下キテター!
灰羊かぁいいよwww朝から幸せな気分になったwww
407 :
黒豆(四粒):2006/12/12(火) 07:29:52.71 ID:7eShetm20
>>404 今日も朝からktkrwwwww
ちくしょう、色無が羨ましすぎる……ww
408 :
猪(委員長):2006/12/12(火) 07:50:35.88 ID:SWbMTCJHO
灰……
灰色かぁいいよ灰色wwwww
409 :
妹と初詣:2006/12/12(火) 08:34:29.71 ID:SWbMTCJHO
テスト前ほ
410 :
猪(委員長):2006/12/12(火) 10:07:23.47 ID:lKJeZBbmO
保守
411 :
猪(おまっ):2006/12/12(火) 11:06:55.60 ID:lKJeZBbmO
保守
412 :
猪(赤):2006/12/12(火) 11:26:15.13 ID:61+VzMtB0
もっとクリスマス用のお題を!
・渡せなかったプレゼント
・セーター>マフラー>結局間に合わず、編みぐるみに
413 :
おみくじ(太吉):2006/12/12(火) 12:12:52.87 ID:SWbMTCJHO
寒いなぁ。こんな寒い日は灰色の寝てるこたつに入りながら紫の猫を抱いて、そこに紫が寄ってきて……
あーあ
414 :
携帯色無狼と灰羊:2006/12/12(火) 12:24:25.91 ID:algpbfD0O
灰「さむうっ!寒いよ色無」
色無「はいはい、こっちおいで」
ぱさぱさ
灰「はあ〜……色無の尻尾あったかーい♪」
色無「じゃオレも」
もふっ
灰「ふゃーっ!け、毛皮に顔埋めるなーっ!」
色無「ふわふわして気持ちいいよ」
灰「馬鹿色無!」
415 :
猪(ピンク):2006/12/12(火) 12:32:25.57 ID:61+VzMtB0
もうどんだけ獣シリーズ好きなんだあんたはw
しかし灰色、何という理不尽wwwwwだがそれがいいwwwww
416 :
黒豆(七粒):2006/12/12(火) 12:32:53.73 ID:4fSVGFAO0
417 :
携帯色無狼と灰羊:2006/12/12(火) 12:43:47.35 ID:algpbfD0O
色無「灰さんごめんなさいだから尻尾かじるのやめていててて」
灰「まったく、いきなりあんなところに顔つけるから……」
色無「じゃ、この手首のふわふわは?」
灰「んー……いいよ」
もふっ
色無「あー……幸せ」
灰「……」
色無「灰の手はちっちゃいねー」
灰「……」
色無「……ちょっと噛んでいい?」
灰「だめっ!」
418 :
凧(一人身):2006/12/12(火) 12:45:49.64 ID:xaZE0j540
噛みたいwwww
419 :
おまえの番だよ:2006/12/12(火) 12:47:53.00 ID:BvOo8AbY0
420 :
猪(倉庫係り):2006/12/12(火) 13:30:29.12 ID:SWbMTCJHO
果たしていつまで続くんだろうか灰色羊はwwww
期待の保守
421 :
書初め(遠山金さん):2006/12/12(火) 13:30:42.84 ID:o266rqTA0
保守
422 :
初夢(猿の夢):2006/12/12(火) 14:02:55.24 ID:GkqgX1pW0
この絵師さんの通り名はけもみみ絵師と呼んでやるwwwww
423 :
携帯色無狼と灰羊:2006/12/12(火) 14:42:16.72 ID:algpbfD0O
色無「灰さん」
灰「んー」
色無「オレ向こうの木の実を取りたいんですが」
灰「取れば」
色無「膝の上からどいてくれないと取れないんだけど」
灰「やだ」
色無「……」
灰「うわ、ちょっと首ねっこくわえたまま歩かないでよ!どくから!」
色無「ひゃーほれはほれれ(いやーこれはこれで)」
灰「馬鹿色無!」
424 :
猪(黄色):2006/12/12(火) 14:53:31.91 ID:61+VzMtB0
昨日はハートフルストーリーだったのに、今日はサムライブラック保守とか空色保守とかと同じ感じになってるwwww
まあそれもありだなw
425 :
猪(カレー味):2006/12/12(火) 15:22:33.97 ID:61+VzMtB0
・残業中、PCのモニターに乗せたサンタクロースの人形をつつく群青さん
・当日は空けてあったけど、急な仕事でやっぱり残業な群青さん、待ってるみんな
今日の20時半ごろDAT落ちか。近ごろじゃ一番の盛り上がりだったが、500の壁は厚いなw
426 :
おせち(5,000円):2006/12/12(火) 15:55:28.06 ID:XsBjO3R3O
青「男はお金よ!!」
空「違うわ、お姉ちゃん!この世にはお金では買えない大事なものもあるのよ!」
青「そんなものあるわけないじゃない」
空「お姉ちゃん……色無先輩はどうするの?!」
青「はっ…………」
焦「青!!」
青「東十条焦茶さん………」
焦「青、どうしたんだ?」
青「私、行かなくちゃ!!」
焦「青!!」
無「……………何してんだ?」
青「はっ!!////」
空「やまとなでし〇ごっこ」
保守@姉妹
427 :
猪(入浴中):2006/12/12(火) 16:17:59.13 ID:Go9LtdDdO
428 :
しょうゆ出汁:2006/12/12(火) 16:22:58.60 ID:FEivhXal0
しかし息の長いスレだな
429 :
おせち(8,000円):2006/12/12(火) 16:40:56.93 ID:XsBjO3R3O
犬耳青(尻尾つき)
無「散歩にでも行くか………青も行くか?」
青「しかたないからついて行ってあげるわ!」
━ びゅんびゅん
無(尻尾びゅんびゅん振ってるよなぁ………)
無「青、そんなに楽しいか?」
青「あ、あんたの散歩に付き合ってあげてるだけなんだからね!楽しくなんかないんだからね!」
━ びゅんびゅん
無「……………」
無「そうか………楽しくないなら帰るか」
青「え…………?」
━ しゅん
無「やっぱり、もう少しいるか」
青「し、しかたないわね!」
━ びゅんびゅん
無「…………(おもしろい)」
保守@青
430 :
凧(♀):2006/12/12(火) 17:00:24.89 ID:xaZE0j540
>>429 これはwwww青かわいいよ青wwwww
431 :
1/2:2006/12/12(火) 17:07:02.22 ID:xaZE0j540
ぬくぬく。コタツに入り温まる色鉛筆たち。
無「にゃ〜ん」
桃「くすくす、やぁだぁ、色無くん」
昨日猫にされてしまった色無は皆に可愛がられていた。
無「にゃにゃ♪」
桃「うふふ、くすぐったい///」
無「にゃあ〜♪」
そう鳴くとネコ無は桃の服の中に潜り込み……
桃「きゃん! やぁだぁ、もう////」
『み』と鳴いて桃の襟元から顔を覗かせる。
青「桃、それ猫の姿をしていても色無よ?」
桃「え〜でも〜」
間延びをした声で桃が答える。
桃「こんなに可愛いし、それにきっと脳味噌もちっちゃくなってるから覚えてないよ、きっと」
意に介さないと行った様子だ。
水「そうなのかなぁ……?」
黒「馬鹿ね、そんな訳無いじゃない」
水「え?」
水の言葉に黒が答える。
黒「桃の言っている事は半分本当で半分嘘よ。確かに記憶は無くなっているかも知れないけれど、
元に戻った色無は今の姿の延長線上にある……桃は桃の匂いや感触を色無の無意識下に刷り込むつもりだわ」
水「え……!?」
黒「元に戻った後も自然に惹かれるように、ね」
水「そ、そんな……」
黒「それに気付いている人が私以外にも一人……」
緑「ほ〜ら、ほ〜ら」
水色が視線を向けるとそこには猫じゃらしでネコ無を釣ろうとする緑の姿があった。
緑「ほれほれ」
そう言って緑は猫じゃらしをネコ無の眼前に突き出してリズミカルに振る。
緑「あっ!」
432 :
2/2:2006/12/12(火) 17:07:59.49 ID:xaZE0j540
無「み〜♪」
しかし顔に近づけられたネコ無はいやいやと首を振ると再び桃の服の中へと潜り込んでしまった。
桃「くすっ、やぁだ、くすぐったい///」
嫌がる素振りを見せながらもどこか嬉しそうな桃は優しく、しかししっかりと色無の身体を抱きかかえている。
青「エロ無……」
白「男の子って、やっぱり胸が好きなのかな……」
焦茶「若いうちはやはりそういう人が多いらしいな。しかし年を経るに従って他の部分にも目が行くようだ」
白「え?///」
茶「ふぇ!?///お、お姉ちゃん何言ってるの!?」
群青「それは……どこの情報なの?」
焦茶「ネットで見た。どうやら胸やくびれ、お尻以外にも色んなフェティシズムがあるらしいな」
茶「///ふぇぇ!? お姉ちゃんそれ以上言ったら18禁だよぉ///」
紫「///……それなら頑張れるかも……」
無「に〜♪」
桃「ふふ、可愛い///」
緑「……」
ぎゅっと握った拳がふるふると震えている。緑の顔は引き攣り、『ピキピキ』という音が聞こえてきそうだった。
無「に〜///」
それに追い討ちをかけるように桃に甘えるネコ無。桃もそれに答えて頬を摺り寄せる。
ピキン。何かが切れる音がした。
緑「こぉんのぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
赤「み、緑?」
黄「緑が暴走した〜止めろ〜☆」
青「楽しんでない?」
無「み〜?」
みんなで必死に緑を取り押さえる中、ネコになった色無は何も考えていないふうに小首を傾げた。
433 :
1/2:2006/12/12(火) 18:10:22.36 ID:xaZE0j540
「み〜」
「あっ……」
寮の廊下で白は猫化した色無を見つけた。どうやら他の色たちが取り合っている間を擦り抜けてきたらしい。
いつも他の色に取られて中々触れなかった白は、その瞬間に胸が高鳴った。
「み〜?」
「ごめんね、いい子にしててね?」
バタン。暗がりの部屋、閉めたドアに背を預け明かりをつけると白は『ふ〜』っと息をついた。
「どうしよう……」
思わず身体が動いてしまったが、何だかいけないことをした気がする。
私だけが色無くんを独り占めしてしまってもいいんだろうか。そんな考えが頭をよぎる。
「み〜?」
不安気な白の顔をネコ無が不思議そうに覗き込んだ。
「ふふ」
思わず白は笑った。余りにも無防備だったから。何も疑いの無い目。そういえば色無くんはいつもそうだった。
「み〜」
白が笑いかけると遊んでくれとばかりにネコ無は全身を使ってジタバタ暴れ出した。
「わわわ」
白が掴み損ねるとネコ無は一瞬宙に浮き、そして何事も無かったかのように着地した。
「ご、ごめんなさい……」
白の声を気に止めずにネコ無は白の足に擦り寄ってくる。
「にゃ〜、にゃ〜♪」
「遊んで欲しいの……?」
***
楽しくて時間が止まったようだった。今の色無くんは私しか知らない色無くん。この時間、この空間、二人だけ。
***
434 :
2/2:2006/12/12(火) 18:11:12.53 ID:xaZE0j540
どのくらい時間が立っただろう。色無を探して呼ぶ声に白はふと我に返った。遊びは終わったのだ。
――コンコン。ドアをノックする音が聞こえる。誰かは分かっている。こういうとき大抵――
「白、居るんでしょう? 色無も」
静かな部屋に黒の声が響いた。
「みんな心配してるわよ?」
嫌。
「白?」
嫌。
「……それは色無であっても猫なのよ?」
知ってる。
「それは本当の色無じゃないわ」
……。
「白?」
……。
「開けるわよ?」
「待って!」
「もうちょっとだけ……」
「み?」
そう言うと白は色無を抱きかかえて、抱き締めた。ぎゅっ。
「み〜?」
ネコ無はそんな白の様子を不思議そうに見上げていた。
一分経っただろうか、経たないだろうか。白はそっとドアを開け、黒にネコ無を渡した。
「み〜♪」
その顔は笑顔だった。
435 :
おみくじ(既知):2006/12/12(火) 18:12:30.09 ID:SWbMTCJHO
色無し……許せないおAAry
黄色がそれなりの立場を得た今、一番目立たないのは緑……
緑スキーは来ないのか!?
436 :
凧(♀):2006/12/12(火) 18:16:34.53 ID:LtP92QYF0
黄色なんて所詮カレーですよwww
とNG発言をしてみる
推奨しないでくださいwwww
437 :
おみくじ(既知):2006/12/12(火) 18:28:18.62 ID:SWbMTCJHO
◇
黄「……私ってそんなにカレー?」
黒「うんカレー」
黄「そんなぁ…」
緑「黄色、得意料理は?」
黄「カレー」
緑「好きなものは?」
黄「カレー」
緑「バーモント?」
黄「カレー」
緑「こくまろ?」
黄「カレー」
緑「熟?」
黄「カレー」
緑「銀座屋?」
黄「カリー」
緑「やっぱりあんたカレーだわ」
黄「ほんとだ〜☆ってそぉい!!」
◇
438 :
凧(一人身):2006/12/12(火) 18:35:58.05 ID:Uo4anqN60
439 :
凧(♀):2006/12/12(火) 18:36:41.19 ID:LtP92QYF0
440 :
姫初め:2006/12/12(火) 18:44:45.64 ID:iI6uhHiv0
>>438 っちょwwwwwwwww紫wwwwwwww
441 :
猪(もどき):2006/12/12(火) 19:09:49.96 ID:MjgyBsL80
・色鉛筆が凍えたようです
442 :
姉と初詣:2006/12/12(火) 19:15:02.83 ID:XHg5BDBX0
ほしゅ
443 :
猪(2ch中):2006/12/12(火) 19:18:17.56 ID:TZyV0n2mO
お詫びとお知らせ
焦茶さんごめんなさい。
間に合いそうにないので今回は……
以下8レス行きます。
444 :
しろのゆめ?:2006/12/12(火) 19:19:36.38 ID:TZyV0n2mO
白「あれ? もう朝かな?」
チュンチュン
白「朝よね……あれ、耳が」
カチャ
無「スースー」
白「簡単に色無君の部屋にこれた……体も軽いしやっぱり夢よね」
無「スースー」
白「なら……ぇぃ」ゴソゴソ
無「んっ、朝か……あれ? 何か……」
白「すぅすぅ」
無「白!」
白「……ぁ、おはようございます色無君」スリスリ
無「し、白さん。朝からそんな……」
白「外は寒いけど色無君の布団は暖かくて気持ちいい……すぅすぅ」
無「…………」
白「すぅすぅ」
無「寝ぼけてるにしては、ずいぶんハッキリ喋ってたし……ひょっとして夢だと思ってるのかな」
白「……いろなしくん……むにゃむにゃ」ぐいっ
無「ちょ、抱き付いたら動けな」
白「……しあわせ〜……むにゃむにゃ」
無「……さてと、色々名残惜しいけど、起きる前に白の部屋に運ばないと……」
白「ふぁ……私の部屋だ。……やっぱり夢だったのかな」
無「おはよ、白。その耳かわいいね」
白「色無君……夢じゃ無かったんだ」
無「ホントに猫みたいだったよ、気がついたら布団に入ってきてたしね」
白「私……すごいことを……」ボッ
無「あ、赤くなった」
445 :
ばにーがーる:2006/12/12(火) 19:20:39.43 ID:TZyV0n2mO
橙「じゃーん」
無「…………」
橙「……何か言いなさいよ、私がバカみたいじゃない」
無「……バニーガールなんて初めて見た」
橙「どう?」
無「……ああ」
橙「……ちゃんと見てよ。せっかくうさぎの耳が生えたから頑張ってみたのに」
無「落ち込むなよ……正直なんか照れちゃってまともに見れないんだから」
橙「! やっぱりそうなんだー、ふふふ」
無「まて、その格好のまま近付かれると困る」
橙「いいじゃない、私がいいって言ってるんだから」
無「いや、だからね、橙」
橙「なによ、色無が喜ぶと思って着たんだから」
無「だから、健全な男子にその格好は刺激が強すぎるんだって」
橙「ぅー」
だきっ
無「うわ! 橙、抱き付くなよ」
――逃げる色無
橙「なによ逃げたりして……うさぎは寂しいと死んじゃうんだからね」
無「のど乾いたな何か飲むか」
ガチャ
無「……何もないな、なんか買ってくるか」
桃「だーれだ?」
無「…………」
桃「……」むに
無「桃」
桃「当たりー」
無「せめて手のひらでやってくれ、腕で目隠しされると色々危険なものが……」
桃「だって、手が塞がってるんだもん」
無「塞がってるって、なに持って……」
桃「これ」
無「牛乳?」
桃「そう、飲む?」
無「ああ、頼む…………うし?」
桃「うん」
無「いつから?」
桃「今朝から。紫ちゃんに『……負けた』って言われちゃった」
無「それはまた……ある意味はまりすぎと言うか、何と言うか……」
桃「特製牛乳……いる?」
無「特製? まさか」
桃「そう、お砂糖入れたの。おいしいよ?」
無「……そういう特製ね」
桃「直接飲ませてあげようか?」
無「わかって言ってるだろ」
桃「びんから直接よ?」
無「…………ん?」
さっ
無「……おい」
?「……」
無「耳が見えてるぞ、紫」
紫「……見つかっちゃった」
無「カチューシャか?」
紫「違う」
無「え、それじゃあ」
さわさわ
紫「ん……」
ぴくぴく
無「生えてるのか……すごいな」
紫「なんでかわかんないけど、いつのまにか勝手に」
さわさわ
紫「ん……色無、いつまで触ってるのよ」
無「いや、なんか触りごこちが良くて離すに離せない」
さわさわ
紫「ん……だから、もう」
さわさわ
無「頭もちょうどいい位置にあるし」
紫「…………あむ」
無「痛っ!」
紫「ちっちゃいって言うなー」
無「行っちゃった。でも触りごこちよかったな」
紫「……ぅぅ、どうして逃げたんだろ私。嬉しかったのに」
水「色無くん……どうしよう」
無「水? どうしたの帽子なんかかぶって?」
水「あの……笑わない?」
無「笑わないよ、水が困ってる事で笑ったりなんかしない」
水「色無くん……これ」
無「ぁ……」
水「どうしよう、朝起きたら頭の上にこんなのはえちゃってたの」
無「……かわいい」
水「こんなの変だよね……え?」
無「かわいいよ、水。変なんかじゃないよ」
水「……ほんと?」
無「うん、思わず抱きしめたくなるというか、撫でたくなるというか」
水「え? えぇー!」
無「ホントにかわいいよ、って水?」
水「色無くんに抱きしめ……撫でられ……」
ぷしゅー
無「うわ、ちょっと、水しっかり!」
水(私、色無くんに抱きしめられてる……恥ずかしいけど嬉しい)
黒「……」
無「おーい、くろー」
黒「……」スタスタスタスタ
タッタッタッ
無「……ハァハァハァ、聞こえてるだろ? どうして無視するんだよ」
黒「今の私は黒猫よ……ほら」
無「……耳が」
黒「黒猫は不吉の象徴って言うし、あまりかかわらないほうがいいわよ」
無「……」
黒「じゃあね、色無」
ぐいっ
黒「……色無?」
無「目の前を横切ったら、だろ? なら並んで歩けばいいじゃないか」
黒「色無……ありがとう」
無「それで、あの、黒さん?」
黒「何?」
無「腕を組むのはやり過ぎな気がするんだけど?」
黒「色無がイヤならやめるけど、私はもっと組んでいたいわ……だって」
無「だって?」
黒「だって、私は今世界で一番幸せな黒猫だもの」
無「茶、何してるんだ?」
茶「鍵を落としちゃったの……」
無「探すの手伝うよ……それで犬耳のカチューシャつけてるのか」
茶「え? ホントだ、いつの間に」ぴくぴく
無「へぇ、最近のは動くんだ」
茶「……生えてるみたい」
無「え?」
茶「だって触ると暖かいし」
無「そうなのか?」
茶「って、今は早く見つけないと」
2時間後
無「見つからないな……なあ、茶。その鍵って大事な鍵なのか」
茶「鍵よりキーホルダーが大事なの」
無「そっか」
4時間後
茶「どうしよう、見つからないよ」
無「もう暗くなってきたし、また明日探そう?」
茶「ありがとう、でもまだ探してみるわ」
6時間後
茶(色無くんに貰ったプレゼント……見つからないよぉ)
無(よっぽど大切なんだな……耳が表情よりもわかりやすく動いてるもんな)
茶「ぅぅ……ぐすっ」
無「なあ、茶。……ん?(キラッ)これじゃないか? 今月明りに反射して」
茶「!! そうそれ、ありがとう色無くん」
ぎゅー
無「ちょっと茶、そんなに嬉しいのか(あれ、でもこのキーホルダーって確か……)」
ガチャ
色無「黄緑さーん」
黄緑「……すぅすぅ」
色無「……毛玉?」
猫達「……zzz」
色無「すごい……これ全部猫だ」
黄緑「ん…………色無さん」
色無「おはようございます、黄緑さん」
黄緑「ちょっとお昼寝のつもりが、ずいぶん眠ってしまったんですね」
色無「この猫達は?」
黄緑「いつも餌を食べに来る子達なんです。いつもはすぐに行ってしまうんですけど」
色無「それは、その頭の上のものが原因じゃないでしょうか」
黄緑「え? あら、これは?」
色無「かわいい猫の耳がついてますよ」
黄緑「かわいいだなんて嬉しいです」
色無「黄緑さん」
猫達「にゃあ、にゃあ」
色無「うわっ!」
黄緑「あら、この子たち色無さんが気に入ったみたいですね」
色無「……かまれてるんですけど」
黄緑「愛情表現ですよ」
色無「そうなんですか?」
黄緑「ええそうですよ。じゃあ私も」
色無「え! 黄緑さ――」
黄緑「かぷっ」
452 :
猪(2ch中):2006/12/12(火) 19:29:13.95 ID:TZyV0n2mO
以上です。
次は焦茶さんも必ず……
それでは
453 :
色無狼と灰羊:2006/12/12(火) 19:33:03.32 ID:w+c52DRm0
454 :
凧(中華風):2006/12/12(火) 19:38:41.16 ID:LtP92QYF0
なんかスゴイことになってるwwwwww
455 :
おせち(15,000円):2006/12/12(火) 19:43:15.79 ID:XsBjO3R3O
>>452 焦茶さんwktkwktk
そしてGJ!!!!
>>453 このエロ狼めっ!!俺と代われ!!
456 :
猪(カビ):2006/12/12(火) 19:50:08.32 ID:SWbMTCJHO
いま思い出したが、このスレ20時までだったな……くそ、こんなに盛り上がっているのにぃ!!
457 :
猪(72才):2006/12/12(火) 19:53:19.44 ID:VaWqk5Jq0
え? 30分までじゃなかったっけ?
458 :
猪(スポーツマンタイプ):2006/12/12(火) 19:55:09.38 ID:Go9LtdDdO
今日から暇になったのにもうお別れだなんて…
459 :
さて、メールでもしてみようか 何より勢いが重要です編:2006/12/12(火) 19:59:35.10 ID:hhhx8J400
赤『なんか眠れないや。起きてたら相手して?』
男『いいぞ〜』
・・・
男『お〜い、返事しろ〜』
・・・
男『……寝てもいいのか〜?』
・・・
赤『おはよ〜。ゴメンゴメン、気晴らしに走りに行ったらすっかり忘れてた!』
男『…携帯見てなかったのか?』
赤『持って出てなかったよ? 邪魔だし』
男『お前携帯持つな』
・・・・・・・
橙『あんたの意見としては、写メのピアスの右と左どっち買えばいいと思う?』
男『む〜、右かな』
橙『じゃあ左買う』
男『人の意見を取り入れろ。ってかお前とのメールも代わり映えしないな。何か面白いネタないか?』
橙『これτ〃`⊂〃ぅ? 勺〃→レ)冫☆』
男『謝るから日本語で話してください』
・・・・・・・
黄『勇者よ時は来た! 美少女黄と旅立つため、今すぐおめかしをして家の外に飛び出せ!!』
男『バカ』
黄「(バターン)ちょっとどういうつもり!? 私からのデートのお誘いは受けれないってこと!?」
男「家の前どころか部屋の前で待ち構えてるんじゃねぇよ!」
・・・・・・・
紫『――だから、(左辺)=(右辺)で証明終了』
男『サンキュー、助かった』
紫『面倒臭いんだからこんな事メールでさせないでよね』
男『なるべく自力でできるようにする。それよりも紫、相変わらずメール打つの早いな。どうやって打ってるんだ?』
紫『いまの台詞何? 私の手がちっちゃいのにどうやってメール打ってるんだって言いたいの? 明日会ったら殴るから』
男『訳の分からん勘違いをするな』
460 :
おせち(15,000円):2006/12/12(火) 19:59:52.28 ID:XsBjO3R3O
まだ避難所には若干の余裕があるんだぜ
461 :
さて、メールでもしてみようか ヨソウガイ編:2006/12/12(火) 20:01:40.59 ID:hhhx8J400
青『じゃあ、明日遅刻しないようにね。おやすみなさい』
男『なぁ、ちょっと気になったんだけど。青ってたまには顔文字とか使わないのか?』
青『私、そういうの使うの似合わないし。……一応自覚してるんだから』
男『んなことないって。お前だって顔文字使って当然なくらい可愛い女の子だと思うぞ』
青『……からかわないでよ、もう。とりあえずこうかしら? おやすみなさい(@u@ .:;)ノシ』
男『前言撤回させてくれ』
・・・・・・・
水『それじゃあ長々とすいませんでした』
男『俺も楽しかったから謝らなくていいよ。後、敬語やめない? せっかくクラスメート同士なんだしさ』
水『ごめんなさい……』
男『あ、別に否定してる訳じゃなくて、水色ちゃんが喋りやすいなら今のままでオッケーだし』
MAILER-DAEMON『m9(^Д^)』
・・・
男「もしもし水色ちゃん!? 別に怒ってる訳じゃないからメアド元に戻して!」
・・・・・・・
黄緑『こんばんははじめてめーるしてみましたちゃんとできてますか』
男『オッケーオッケー、ちゃんと出来てる。後は漢字の変換と、句読点をつけてみようか』
黄緑『どうやるんでしょうまたおしえてくださいね』
男『了解。ってかいきなりだけど、こののメールって初めてメールしたお母さんって感じでなんか和むなぁ』
黄緑『怒りますよ?』
男『ごめんなさい』
・・・・・・・
茶『ああの明日ひまだたりしますですか?』
男『一応ヒマだよ』
茶『ずじゃあ、ましよかったり一所に出かけません!』
男『……いや、一緒にでかけるのはいいけどさ。メールで噛む必要はないんじゃないかな? 実はクリアボタン携帯になかったりする?』
茶『よく分かりましちたね。使いすぎて動かなくなったですよ』
男『……とりあえず明日は携帯ショップに行こうか』
462 :
さて、メールでもしてみようか 思春期ですから編:2006/12/12(火) 20:02:56.85 ID:hhhx8J400
桃『あのね、実はまた一回り大きくなっちゃったの』
男『へ?』
桃『前に相談した時、君が女の子はぽっちゃりぐらいが可愛いって言ってたから自由にしてたら、ほんとに大きくなっちゃった』
男『……そんな事言ったっけ?』
桃『うん、言ってたよ。やっぱりサイズ小さくするにはダイエットかなぁ?』
男『えっと……そう言っても全然太ってる感じじゃないし、今のままでもいいと思うよ、うん。勿体無いし』
桃『でも実際に妊娠中とか、オスに間違われるのはどうかと思うんだよね。うちの猫も』
男『だよね〜』
・・・・・・・
白『病院って携帯がダメな訳じゃないんだよ? わたしが個室だったってこともあるかもしれないけど』
男『じゃあ病室で携帯つかってた?』
白『そうだよ、看護師さんにバレないようにおおっぴらには使えなかったけどね』
男『って事は普段は隠してたの?』
白『うん。使ってない時はマナーモードにしてたから着信した時くすぐったかったけど、ちゃんとナカに入れてたよ』
男『ど、どこの!?』
白『あ、私ってワイシャツ着て寝てるから、胸ポケットに入れてたの』
男『だよね〜』
・・・・・・・
黒『それじゃあ、そろそろ私お風呂に行くから』
男『うーい。そういやさ、お前って風呂入ったらどこから洗う?』
黒『セクハラ?』
男『違うって。単純に髪の長い人間って、髪から洗うのか体から洗うのか気になったんだよ』
黒『ま、答えてあげましょうか。私は大事な所から洗うわ』
男『どこだよ』
黒『洗ってたらくすぐったいけど、やっぱりいざという時のためにね。自分じゃ見る事ないから、あんたかわりに綺麗かどうか見てもらえる?』
男『……』
黒『もちろん耳の裏の事よ』
男『だよね〜』
黒『何を想像したのかはっきり言いなさい。今なら白にバラすだけにしてあげない事もないわよ?』
男『いい加減にしろよこのいじめっ子が。ほんっと勘弁してください』
463 :
さて、メールでもしてみようか 特権乱用編:2006/12/12(火) 20:05:25.96 ID:hhhx8J400
緑『メールの練習に付き合って』
男『あいよ。まずは顔文字付きでメールしてみろ』
緑『馬鹿にしないで(^^)』
男『台詞に合ってねぇよ。じゃあ次は絵文字付きで』
緑『ぁξレヽ、ζ,』
男「……やっぱりな」
・・・・・・
コンコン
男「開いてるぞ〜」
緑「(ガラガラ)携帯動かなくなったわ。直して」
男「へ〜いへい。お前、これを見越して俺と同じ携帯にしたのか?」
緑「…それもあるけど」
男「けど?」
緑「……それ以上言える訳ないでしょ、馬鹿」
久しぶりに滑り込みで投下
毎日投下してたのが昔の俺なんだよな
最近の俺は書き込み自体しないから困る
というわけで、皆さん乙でした。
464 :
おせち(30,000円):2006/12/12(火) 20:05:35.79 ID:XsBjO3R3O
青に一番萌えたwwwwwwwwww
465 :
凧(無印):2006/12/12(火) 20:06:16.10 ID:LtP92QYF0
オレは青で吹いたwwwwwwwwwwww
焦茶「ぅぅ……」
色無「あの、焦茶さん元気出して下さい」
焦茶「修学旅行に続いて私の出番がないとは……さすがにショックが大きい」
色無「でも、ほら、似合ってますよ……犬耳」
ピク
焦茶「本当か!」
色無「ええ、思わず撫でたくなるくらいですよ」
焦茶「そうか……なら遠慮はいらない、むしろ頼む。撫でて欲しい」
パタパタ
色無「(尻尾まで振って)……はい」
ナデナデ
焦茶「これは……こんなに気持ちが安らぐことがこの世にあったとは」
色無「おおげさですよ」
焦茶「おおげさなどではない。この為になら一生色無のいぬになってもいい」
色無「いやそれはちょっと」
焦茶「……忠犬になるぞ?」
色無「いや、普通がいいですから」
焦茶「……そうか、残念だ」
以上、思いついたので即興で書いてみました。
467 :
猪(♂):2006/12/12(火) 20:08:10.56 ID:VaWqk5Jq0
468 :
猪(♂):2006/12/12(火) 20:09:03.07 ID:VaWqk5Jq0
あっショーウィンドーみてうっへりしてる紫というシチュでひとつ
469 :
凧(無印):2006/12/12(火) 20:09:53.12 ID:LtP92QYF0
ちょwwwwwwww
投下多過ぎwwww
こうなったら5分でかく
色指定くれ!
470 :
おせち(1d):2006/12/12(火) 20:10:37.88 ID:hhhx8J400
もちろん緑だぜ
471 :
猪(♂):2006/12/12(火) 20:10:44.72 ID:VaWqk5Jq0
>>452 レスが間に合わないかと思うとゆっくり読むこともできないけど、とりあえず白に禿げ萌えたGJ
>>453 色無しの手つきがテラエロスwww
472 :
おせち(30,000円):2006/12/12(火) 20:10:55.64 ID:XsBjO3R3O
>>466 なら俺の忠犬に(ry
焦茶さんかわいいよwww
>>467 萌えるってレベルじゃねぇぞ!!
473 :
猪(禁欲中):2006/12/12(火) 20:11:31.26 ID:Go9LtdDdO
てか頑張れば500越えるんでね?
474 :
猪(♂):2006/12/12(火) 20:13:38.23 ID:VaWqk5Jq0
>>463 やっぱり青に吹いたww
(@u@ .:;)ノシ
475 :
猪(発情中):2006/12/12(火) 20:18:08.17 ID:w+c52DRm0
く、ぎりぎりで間に合うか
3レスもらいます
色無狼と灰羊最後の話
476 :
色無狼と灰羊1/3:2006/12/12(火) 20:18:48.62 ID:w+c52DRm0
それは、突然のことだった。
「色無ー、待ってよー」
「こっちだよー、灰。……灰?」
いつもならすぐに駆けてくる灰が、来ない。
振り返った目に入ったのは、倒れている灰だった。
「灰!?」
元々の性格なのか、あまり動きたがらない灰だったが、ここ数日は外に出るのも億劫そうだった。
寒くなってきたからだと思っていた。
「なまけものだなあ、灰は」
「うっさい」
そんなことを言って笑っていたのがつい昨日のこと。
本当は、小さな身体には、故郷を離れた地での無理が過ぎたのだ。
気付かなかった自分を殴りたいくらい後悔した。
二人の小さなねぐらで、灰は苦しそうに浅く息をしている。
「いろ……なし……」
「灰……」
灰の身体は火がついたように熱かった。
「ありがと……今まで……本当に、たのし……」
「馬鹿言うな!……オレを置いていかないでくれ!」
灰の小さな手をきつく握る。
477 :
凧(ひもなし):2006/12/12(火) 20:19:49.35 ID:Uo4anqN60
478 :
色無狼と灰羊2/3:
羊は嫌いだった。
真っ白な、輪郭さえも曖昧な群れは、「色無」の自分を思い知らされるから。
「色無」は、群れの中でもただ一匹の、色のない狼。
周りに合わせて生きてきて、本当はいつでも一人ぼっちだった。
初めて灰を見たときから、心奪われた。
白い白い、色のない羊たちの中で、たった一匹の灰色の羊。
色のない羊たちに混じらず、まっすぐに見返してきた。
自分と同じようで、全く違う灰色の羊を、いつしかこんなにも大切に思うようになっていた。
置いていかないでくれ。
オレを本当の一人ぼっちにしないでくれ。
ねぐらの外に出て、駆け出す。
いつか、焦茶が教えてくれた熱病の草。
具合の悪くなったときにそれを食べて治すのだという。
灰に効くかどうかは分からないが、今はじっとしていられなかった。
岩が足を切り、枝が毛皮を裂く。
それでも走り続けた。
「……あった!」
ねぐらに戻って、灰の頬に触れる。
熱いくらいだが、今はさっきより穏やかに息をしているようだ。
「……効いてくれ」
口の中で噛み切った薬草を灰の口に流し込む。
狼には苦すぎる草だが、今はただ灰を助けたかった。