【七日目】ローゼンメイデンが教師だったら。【五と半時間目】
1 :
r1:
俺は絶対に保険担当の水銀燈の授業は休まないと思うんだ。
……全ては、初代1の、この書き込みから始まった!!!!
このスレは、ローゼンメイデンが教師だったらという設定のもと、お話や絵を投下するコミュニティです。
安価で決められた基本設定は、以下の通り。
↓↓↓↓
学園名:私立有栖学園(しりつありすがくえん)
校長:ローゼン
教頭:ラプラス
英語担当:真紅
保健体育担当:水銀燈
家庭科担当:翠星石と雛苺
数学、情報担当:蒼星石
国語、化学担当:金糸雀
世界史担当:雪華綺晶
日本史担当:薔薇水晶
各々クラス担任を務めるが、水銀燈だけは例外的に、薔薇水晶のクラスの副担任を務める。
↑↑↑↑
その他の設定は、各職人さんの自前でおkです。
例:JUMが登校拒否している話もあれば、クラスの一員として受け入れられている話もある。
2 :
r1:2006/12/06(水) 22:10:35.30 ID:TcGTBwJZ0
なお、他作品のキャラクターを登場させるのは『 全 面 禁 止 』となっております。
パロディやオマージュは可能ですが、その場合は、元ネタを知らない読者でも楽しめるよう配慮し、
かつ登場させるゲストキャラクターは、職人さんの完全オリジナルでお願いします。
また、極度のエロ、グロ、虐待は禁止します。それらを求める方は、エロパロ板などへどうぞ。
ただし、表現上必要と思われる微エロや喧嘩ネタなどは、一般的な少年誌レベルまでならおkです。
投下される作品に、厳密に授業風景を描く必要はありません。同じく教師が主人公の学園もので例えれば、
『ネギま!?』や『ぱにぽに』などが挙げられます。要は、書き手と読み手が楽しめることが第一なのです。
以下、諸注意。
※Wikiについて。管理人さんに負担をかけないためにも、職人さんはできるだけ自分で編集しましょう。
わからないことがあったら、お気軽に雑談所兼避難所までどうぞ。
※荒らしに遭遇したら。単発荒らしなら、華麗にスルーしましょう。鯖に負荷をかける悪質なものは、
あらし報告・規制議論(仮)板へ通報しましょう。
※現在VIPでは、連投規制ツール『バイバイさるさん』が稼働しています。投下のレス数が10を超える場合は、
途中で小休止を入れるか、誰かに合いの手を入れてもらうか等の対策を、各々講じてください。
※雑談は、スレの活性化に役立つ範囲のものならおkです。ただし、職人さんの投下が始まったら、
速やかにレスを譲りましょう。
3 :
r1:2006/12/06(水) 22:10:52.39 ID:TcGTBwJZ0
4 :
VIP将軍:2006/12/06(水) 22:24:04.80 ID:SQA+CxCTO
5 :
VIP賢者:2006/12/06(水) 22:36:32.25 ID:ybd6RBon0
有栖学園の亞璃栖。
ローゼンが、学園外れの森で拾ってきた赤ん坊。
ローゼンは、その赤ん坊に亞璃栖と名づけた。
ローゼンは、その赤ん坊を養子縁組手続きを実に手早くこなした。
それを見ていたラプラスが、何故書類整理もコレだけ手早くしてくれればと愚痴ったのは余談。
とにかく、その赤ん坊はローゼンの養子となり有栖学園の名物(?)の一人になった。
実際、亞璃栖自身は何もしていないが……ローゼンと共に居ると言うだけでも、生徒達の話にはなった。
6 :
VIP足軽hentai:2006/12/06(水) 22:36:34.86 ID:TcGTBwJZ0
雛「えっほ、えっほ、えっほ、えっほ……」
雪「……雛苺先生、どうして走ってるの……?」
雛「師走だからなのーーーーっ」
雪「……………………そう……」
雪「…………」
翠「およ? 雪華綺晶、そんなに急いで、さてはまた校長が何かやらかしたんですかぁ?」
雪「……ううん、師走だから……」
翠「……はぁ?」
7 :
VIP賢者:2006/12/06(水) 22:37:03.04 ID:ybd6RBon0
>>5 「やぁ〜諸君!」
と、ローゼンは職員室に珍しく顔を出す。その腕には亞璃栖を抱いている。
教員達はローゼンが職員室に来た事に対して少々驚いたが、一番驚いたのはその腕に抱かれている赤ん坊。
何時結婚したっけ? この人? と、教員達は同時に思う。
「この中で育児経験のある人いない? 僕が一応面倒見てるんだけど」
そう言われてローゼンの顔を改めてみる教員達。
ローゼンの顔は何処と無く生気が無い。痩せこけて見えなくも無かった。
ローゼンが職員室に顔を出したのには訳がある。
ローゼンは、育児の経験がまったく無かったのである。
ベビーシッターでも雇えば? と、思うが……
8 :
VIP賢者:2006/12/06(水) 22:38:00.70 ID:ybd6RBon0
>>7 「身しらずの人に頼むのって嫌なんだよね僕」
と、言う始末。
なので、ローゼンは育児に関する本を購入して何とか亞璃栖の面倒を見てきた訳なのだが……
亞璃栖を拾い養子にして一週間。
どうやら、教員達に助けを求めにきた様だった。
何はともあれ、ローゼンの言葉に教員達は少々困った表情をした。
育児の経験と言うが……教員達は全員未婚者であり兄弟(姉妹)も居ない教員が殆どである。
教員の一人である雪華綺晶は、同じく教員の一人である薔薇水晶の姉であるが……
双子故に、雪華綺晶が赤ん坊の頃の薔薇水晶の面倒なぞ見れるはずも無く。(雪華綺晶も赤ん坊だし)
教員全員が沈黙か? と思われた時……ため息を一つついてローゼンに歩み寄る教員が一人。
9 :
VIP賢者:2006/12/06(水) 22:38:49.57 ID:ybd6RBon0
>>9 「かしなさぁい。校長ちょっと力入れすぎよぉ? 苦しそうじゃなぁい」
「え? マジ?」
保健体育担当の教員である水銀燈だった。
水銀燈は、ローゼンの腕から亞璃栖を取り上げ改めて抱きなおす。
亞璃栖は少々戸惑っていたが、嬉しそうな笑みを浮かべてペチペチと水銀燈を小さな手で叩いた。
他の教員達は、ローゼンが職員室に来た以上に驚きの表情をしていた。
問題児……ではなく、問題教員である水銀燈が育児経験があるなんて……と
水銀燈のライバルである教員の一人、真紅は水銀燈のそれを見て戦慄を覚えたとか覚えてないとか。
水銀燈の幼馴染である薔薇水晶は、あ、そう言えば銀ちゃん育児経験あったね。などと昔を思い出していた。
かくして、亞璃栖の面倒を水銀燈が見る事が決定された。
「ちょっとぉ〜私がなぁんで見ないといけないのよぉ〜」
「ボソボソボソ(給料うp+ボーナスもうp)」
「よぉ〜し、がんばろうかしらぁ〜」
こんなやり取りがあったとか無かったとか。
10 :
VIP賢者:2006/12/06(水) 22:39:06.83 ID:ybd6RBon0
続く。
11 :
VIP足軽hentai:2006/12/06(水) 22:45:21.20 ID:TcGTBwJZ0
かぶった……スマソorz
続きwktk!!
12 :
VIP足軽i:2006/12/06(水) 23:30:50.29 ID:TcGTBwJZ0
ほしゅなのーーっ。
13 :
裏有栖学園:2006/12/07(木) 00:04:46.39 ID:NgVjwL7H0
裏有栖学園 雪降る戦いの詩
第二話 出会いU
私が彼と出会ったのは本当に偶然だった。
学園内にある不死屋で、ホットコーヒーを飲んでいた時の事で
不死屋は珍しく、多くの人たちで満員と言った感じだった。
私は、そんな人々の喧騒の中ホットコーヒーを静かに飲んでいた。
しばらくして、不死屋の店員に声をかけられ相席お願いしてもよろしいですか? と言われる。
不死屋の店員の後ろには、一人の男性と一人の少女。
つまり、私は彼と相席する事になった訳だ。
正確には、彼と彼が連れた少女だが。
「すまないね」
と、彼は苦笑しながら椅子を引き少女を座らせた後で少女の隣の椅子を引き腰をかけた。
私は、そんな彼の言葉にいえ、別に。とそっけなく返した。
そして気づいた、彼はどこか誰かに似居ていて……どこか懐かしい気がした。
誰か。誰かとは誰だろうか? 私は心の中で首をかしげた。
でも、どこか懐かしい懐かしくて温かい気がした。
14 :
裏有栖学園:2006/12/07(木) 00:05:18.35 ID:NgVjwL7H0
>>13 「僕の顔に何かついてるかな?」
どうやら、私は彼の顔をじっと見ていたらしい。彼は、苦笑しながら頬を掻いていた。
多分私も苦笑を口端に浮かべていたと思う。
私は、彼に向かってゆっくりと首を横に振った後、コーヒーを一口啜った。
「睡銀燈」
その言葉の響きに私は、心の中で動揺した。
そんな事彼には分かるはずも無く、彼は自分の隣に座っている少女の頬についたクリームを
胸ポケットから取り出した白いハンカチで拭い取った。
「頬にクリームが着いていたよ? なぁにケーキは逃げないゆっくり食べなさい」
「ん……わかりました」
睡銀燈と呼ばれた少女は、彼の言葉に頷くとまたケーキの攻略を始めた。
睡銀燈の前に置かれていた苺ショートは、もうすでに三分の二が無く。
そのことに関して、まったく気づいていない私だった。
まぁ別に気にする様な事でもない訳だが……と、私は小さく苦笑した。
私と同じ呼び名の少女。
どこか懐かしく温かい感じのする彼。
私と不死屋で相席することになったのは偶然。
そして………夜の学園内で彼と出会ったのも偶然であり……
彼と戦う事になったのも偶然で……そして必然。
15 :
裏有栖学園:2006/12/07(木) 00:05:43.24 ID:NgVjwL7H0
>>14 「おや、また会ったね?」
夜の学園で彼は私にそう言う。傍らには、私の名と同じ呼び名の少女。
いや、少女ではなく……それは少女人形。
昼の時は気づかなかった。いや気づけなかった?
夜になった今、やっと気づいた。少女は人形であり。
彼が創り生み出したモノだ。
「夜は実に危険がいっぱいだ。早く帰りなさい。水銀燈」
彼の最後の言葉に、私の全身は粟立った。ゾクッとした。
私と彼は、昼の時出会った限りであり………最低限の会話しかしていない。
名前なんぞ言った覚えもない。
「アナタ…………」
私は目を細め彼と少女人形を睨む。
「なんだ……君も……『コチラ側』なのかい? まったくこの世界は……」
「お父様。考察している暇はありません……深紅の修理材料調達に支障が」
「あぁ、分かってる分かってるよ睡銀燈」
彼は、頭を掻きながら苦笑して隣に控える少女人形睡銀燈に声をかける。
彼は、苦笑しながら私を見る。
16 :
裏有栖学園:2006/12/07(木) 00:06:22.38 ID:NgVjwL7H0
>>15 「さて、多分君も、この場所を護る人なんだろうね? だろう?」
「だとしたら? どうなのかしら?」
私の言葉に、彼は苦笑しながら頭を掻く。
「近いうちに、戦うかもね? ん〜嫌だけど、しょうがないってヤツだよね?」
「お父様。私に聞かれても判断しかねますが?」
「まぁそんな訳で……今日の所はやめない?」
彼は、さも普通に言う。この状況でだ……私を舐めてるのか? と考えてしまうが……
どうも、彼は本気で言っているらしい……はぁ……と、ため息を一つ私はついた。
私は彼にさっさと行きなさいと手を振る。
今の彼は『有栖学園に敵対』しては居ない。
ならば、戦う必要もない。と、無理やり自分の中で理由付けた。
彼は、やっぱり苦笑を浮かべた後、睡銀燈を抱き上げその場を立ち去る。
立ち去る際、彼は顔だけを後ろに向けて私に言葉をかけた。
「では、また会おう。出来れば戦場ではない場所で」
「えぇそうね。出来れば戦場でない場所で」
私は、彼の言葉にそう答えた。
あぁそうだ。今日はくんくんの放送日だったけ? と、どうでも良い事を思い出す。
はぁ。と、ため息を一つ。
そのため息は、闇夜に消えた。
17 :
VIP盗賊:2006/12/07(木) 00:06:50.72 ID:NgVjwL7H0
続く。
18 :
VIP商人:2006/12/07(木) 00:37:35.04 ID:mnMtYJK20
kこれは続きにkwtkwww
19 :
VIP下手人:2006/12/07(木) 01:02:08.64 ID:4cLPVk7/0
いつもながら、GJ!!
20 :
姫:2006/12/07(木) 02:13:02.89 ID:4cLPVk7/0
ほ
21 :
花魁:2006/12/07(木) 03:23:46.75 ID:4cLPVk7/0
あとはまかせたのーーっ。
22 :
VIP商人:2006/12/07(木) 06:34:53.11 ID:3utWEUyu0
そ
23 :
VIP村人Ecup:2006/12/07(木) 07:30:19.95 ID:nGwwgyqrO
し
24 :
VIP村人o:
保守しとこうか