涼宮ハルヒのなく頃に

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1VIP村人t
 何故俺はこんなクソ暑い中バスを待たねばならんのか。
また涼宮ハルヒの突拍子もない思いつきのおかげなのは間違いない。
おかげで俺はこんなG県内の一田舎都市で重たい荷物を持たされ、
永遠とバスを待たねばならないわけだ。
彼女に言わせれば「合宿」らしいのだが、なぜこんな場所をハルヒが選んだのか。
実際その原因を作ったのは俺かもしれない。
 ヤツの為の不思議探しに行くのがどうしてもだるかった時。
俺は「ネットを探る」という言い訳の元朝比奈さんのいれてくれたコーヒーをすすりながら
ネットサーフィンをしていたのだ。そんなとき目に入ったのは、巨大掲示板の1トピック。
「雛見沢の祟り!みんなで突撃しようぜ!」
ネットにはハルヒとおなじ人種が一体何人いるのかと呆れながらも画面スクロールし始めたとき、
たまたまこのトピックが画面をのぞきこんだハルヒの目が捕らえてしまったわけだ。
俺はハルヒに突き飛ばされパソコンの前を明け渡す事10分。
「決めたわ!夏休みの合宿先はここよここ!」

…ああ、ウチの部室のパソコンに横見防止シートを貼って欲しい。
2ψゴルバットψ ◆IZSFXnQYJg :2006/12/06(水) 19:51:14.31 ID:MakdwUk00
>>1
キモヲタしねW
3だんご屋のはる:2006/12/06(水) 19:51:15.53 ID:8yksHRRO0
死んでください
4VIP足軽c:2006/12/06(水) 19:51:56.47 ID:BqLvhKQw0
つまんにえ
5VIP奴隷:2006/12/06(水) 19:52:56.01 ID:XYuI1UiB0
J( 'ー`)し けいいちくんげんきですか。いまげんかんのまえです

(`Д)   うるさい死ね はいってくんな殺すぞ

J( 'ー`)し ごめんなさいごめんなさいレナに知らないことは無いからごめんなさいごめんなさい

(`Д)   うるさいくたばれ、その目をやめろ

J( 'ー`)し カップラーメンだけじゃおなかすくと思うな。いっしょに食べよ?

(`Д)   くたばれくそ女、今日のメニューあてんな
6VIP足軽MS:2006/12/06(水) 19:52:57.32 ID:Jpci59so0
読む気にならない
7:2006/12/06(水) 19:53:10.66 ID:0ZpK9tzTO
アニサロのパクリじゃね?
8VIP村人t:2006/12/06(水) 19:53:44.32 ID:YFBqE4mL0
長門は俺の嫁、まで呼んだ
9散髪とめきち:2006/12/06(水) 19:54:22.68 ID:UMNNkLBe0
>>8
いや、文章の中に書かれて無いじゃん
10VIP村人XL:2006/12/06(水) 19:54:37.20 ID:LZpBhma30
>>8
いや俺だ
11愛のVIP戦士:2006/12/06(水) 19:55:05.36 ID:YUy2eAAv0
>>1はもっと評価されるべき
12門番の娘:2006/12/06(水) 19:55:12.26 ID:TmmRL04kO
>>9
ウォーリー(鈍←これ)を探せ

感患素儀魂糞巷黒幼解貧勉輪頭亀曜命老波舗道
皆宛欝先様端学絵響釈豊筑岩読徳率永破居明州
豊前然累爽設不美北術館慣楽快歳感計芝後老数
若頭和霧対馬島解勢権欝姿街詳理語学期練登被
歳害録馬区待最細設不美北術館慣楽快歳感計芝
後老数埼葛保痴偏値呆症釈豊筑岩読徳率永破居
明破居明州設州設不美北術館慣楽破居明州設快
歳後老数若頭和霧対馬島解勢権欝設快歳感計芝
後老数険西京姿街詳理語美北買館慣楽快歳感素
歳後老数若頭和霧対馬島明破居明州設州設不美
北術館慣楽歳害録馬区待最細設不美北術館慣楽
快歳感計芝後老数埼葛保痴偏値呆症釈豊筑岩読
皆宛欝先様端学絵響釈豊筑岩読徳率永破居明州
徳率後老数険西京姿街詳理語美北鈍館慣楽快歳
感素永破居破居後老数若筑岩読徳率永破居明州
後老数埼葛保痴偏値呆症釈豊筑岩読徳率永破居
明破居明州設州設不美北術館慣楽破居明州設快
歳後老数若頭和霧対馬島解勢権欝設快歳感計芝
後老数険西京姿街詳理語美北買館慣楽快歳感素
歳後老数若頭和霧対馬島明破居明州設州設不美
豊前然累爽設不美北術館慣楽快歳感計芝後老数
若頭和霧対馬島解勢権欝設快歳感計芝州設快解
13散髪とめきち:2006/12/06(水) 19:55:51.08 ID:UMNNkLBe0
>>12
感患素儀魂糞巷黒幼解貧勉輪頭亀曜命老波舗道
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皆宛欝先様端学絵響釈豊筑岩読徳率永破居明州
徳率後老数険西京姿街詳理語美北鈍←←←館慣楽快歳
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14VIP村人i:2006/12/06(水) 19:56:05.87 ID:oLOud9Tr0
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
15駅前食堂のメグ:2006/12/06(水) 19:56:10.87 ID:9lmXkWVv0
>>12
いやぁ検索って便利ですね^^
16高校の女教師:2006/12/06(水) 19:58:05.01 ID:tpksusKn0
r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。A。)
17門番の娘:2006/12/06(水) 19:59:05.42 ID:TmmRL04kO
>>15
つまりお前はその程度ってこった
18VIP村人u:2006/12/06(水) 20:04:49.87 ID:lzr+V9JW0
「大丈夫ですか…?少し持つ…?」
朝比奈さんの声。その声がかかるごとに持続時間が5分は延びますからご安心を。
実際あと5分もあればいい加減バスも来るだろう。
さっきから古泉とハルヒは地図をつつきながらなにやら話し合っているようだ。
俺はこのカメラとデジカメとその予備電池と備品などなど拷問としか思えないような内容の
スポーツバッグをぶる下げている。一方古泉も同様にパソコンと替えディスクとビデオを
持っているはずなのだが、なんなんだその暑さも吹き飛ぶサワヤカフェイスは。
お前の顔を10分以上眺めていたら暑さどころか寒気に襲われそうだな。
そしてこうしていると存在しているのかどうかも危うくなるほど静かな長門。
さっきからおなじ位置から微動だにせずに黙々と小説を読んでいる。
コイツが普通じゃないのはご存知の通りだが、もはやここまで来ると拝みたくなってくる。
長門、何が起きても動じないでいられるコツを教えてくれ。
ちなみに俺が地面に荷物を置かない理由はこうだ。
映画研究部から借り受けた(ハルヒ談)ビデオに傷がつくとハルヒが自腹弁償らしい。
「地面に置いたら死刑」という命令を受けた俺はこのバックに苦しめられ続けているわけだ。
太陽はまだそんなに高くは無いが流石は夏だ。アスファルトに照り返す日光が酷い。
19VIP神父:2006/12/06(水) 20:07:36.57 ID:U+kCq8Ed0
脳内で声を再生させながら読んでいるのは俺だけでいい
20愛のVIP戦士:2006/12/06(水) 20:10:51.41 ID:YUy2eAAv0
ナカーマ
21VIP村人u:2006/12/06(水) 20:20:21.40 ID:lzr+V9JW0
 くだらないことに考えをめぐらせ、時々聞こえる天使の声に耳を傾けているうちに
いつの間にか自分の立ち位置が陰になった事に気が付いた。
「早くしなさいよ!時間通りにいかなかったらあんたのせいだからね!罰金よ罰金!」
出発いらい語尾に「!」が無いときは無い。集合してからエンドレスハイテンションなハルヒ。
まぁイライラされるよりは幾分かマシだが、気分がいいときぐらい他人に気を使ってほしい。
エアコンが効いた車内に踏み込む。ふむ。料金は前払いじゃないのか。
後ろの席に集まっているようだ。発車の勢いで足をとられ、そのままの勢いで一番後ろの
ロングシートにドサッと腰を下ろす。
「随分疲れてますね。こっちも宿に着く前に干からびるかと思いました。」
彼はエアコンの風邪に髪をなびかせながら手のひらを宙に返した。
お前の爽やかさがあればサハラ砂漠でも生き残れるよ。俺に殴り殺されなきゃな。
だらーんと脇に置いたスポーツバックに寄りかかるようにくつろぐ。
わきでパタパタとパンフレットで風を送ってくれる朝比奈さん。
そのままその優しい手であせもぬぐっていただきたい。いろんな意味で成仏できますから。
前の座席に目を配すと長門と並んだハルヒは窓の外をじっと見つめたまま動かない。
なんかまるで目の前に二つ地蔵が並んでいるようだ。
22VIP番長:2006/12/06(水) 20:22:06.40 ID:m9Sv5SOL0
文字が詰まりすぎて読む気にならない

魅力的な文章を身につけろ
23だんご屋のはる:2006/12/06(水) 20:24:51.91 ID:Nz4rWCgq0
>>19
残念だが俺もだ
24VIP村人u:2006/12/06(水) 20:31:36.05 ID:lzr+V9JW0
釣られて窓の外に目を向ける。
街路樹の向こうに見えるのは精々高くて5階建ての建物だ。
時々バス停に止まっても乗り降りする客は2〜3人。
正に田舎だな。
古泉や朝比奈さんと適当に言葉を交わしつつもチラチラと外を見る。
時々なぜかデジャウのようなものを感じる。
これさっきも見たような…気のせいだろうか?
次第に建物が商店から一般住宅に移り変わる。林も目立ち始めた。
バスの料金が600円を越えた辺りでハルヒが座席を立つ。
つられてゾロゾロバス前方に向かう。
床は木製。歩くたびにギシギシ音を立てる。…田舎だ。
ポケットから小銭を取り出すとプラスチックの料金入れに放り込む。
バスから降りるといっせいにセミの大合唱が始まった。
「すごいですねー、セミの声。」
「本当です。自然が豊かなんですよこの辺。あっちに行けば林道もあります。」
古泉、お前一度来たことでもあるのか?
25VIP神父:2006/12/06(水) 20:40:04.68 ID:U+kCq8Ed0
これは書ききるのに体力いるだろ
26愛のVIP戦士:2006/12/06(水) 20:41:01.84 ID:YUy2eAAv0
こっそりwktkしてるからがんがって書いてね
27VIP村人u:2006/12/06(水) 20:42:39.54 ID:lzr+V9JW0
「…で、ハルヒ。ここで降りたからには合宿地は近いんだろうな?」
「もちろんよ!あすこに見えてるやつよ。」
「うわ〜、どれですか?」
蜃気楼のせいか自分の目のせいか、俺の視界はゆがんでいるからよく見えん。
「ほらあの園崎、っていう看板ですよ。」
…おー、たしかに言われてみれば白い電柱にくっついた白い看板が。
夜になれば光って少しは目立つのかもしれないね。だが目立たなすぎだ。
まぁあと少しでこの灼熱重量地獄を抜け出せることは間違い無さそうだ。
部員一同は一列にならび、その旅館を目指す。
靴の裏が暑い。
このバス停がもうあと15mでもあの旅館に近かったら…ああもう暑い。
28VIP村人u:2006/12/06(水) 20:49:49.74 ID:lzr+V9JW0
古泉と並んで歩く。流石に応えているのか顔に汗がにじんでいる。
…それなのにコイツはどうしてこう爽やかなのか。
「大丈夫ですかキョン君…すこし休みますか?」
いやここで休んだら多分もっと辛くなるだけだと思うんだが。
「…それもそうですね、いやぁ灼熱地獄ですここは…」
お前の顔は涼しそうだがな。
長門は相変わらず文庫本を片手に俺らの後ろを黙って付いてくる。
ふと顔が上がった。
目が合ったが長門はそのまま何事も無かったように視線を戻した。
どうしてここの集団はまともなヤツがこうも少ないんだ!
ふと視線の端に白いものが踊っているのが目に入った。
朝比奈さんの白いワンピースの裾だ。
いやー、この気候にピッタリのナイスチョイスだね。
自分も他人もクールビズだ。この人は本当に何を着ても似合う。
29VIP村人x:2006/12/06(水) 20:50:09.10 ID:Low/OklP0
こうもボロクソに言われてまでも続ける>>1に漢気を感じた
俺は好きだぜ。
30VIP皇帝:2006/12/06(水) 20:54:40.44 ID:eGK7N36t0
ハルヒ読んだことないが
おもしろいぜ >>1がんばれ
31VIP村人q:2006/12/06(水) 20:54:49.41 ID:41FJY8Qz0
SS書くスレ行って投下すればボロクソ言われるどころか賞賛されるんじゃ?

ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165387980/

ハルヒ「アナル、いじめ、シュールのSSはここまできなさい!」
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165304052/
32VIP村人m:2006/12/06(水) 20:57:19.35 ID:DarHYoX70
すずみやのなく頃に
33籠屋の銀二:2006/12/06(水) 20:57:44.11 ID:ttu8Unc+O
長門がりかちゃんの役割だな
34VIP村人v:2006/12/06(水) 21:02:09.99 ID:lzr+V9JW0
「そういえばこの辺って園崎って名前、多くありませんか?」
園崎って言えばここの旅館の名前だが…ああそうか。
「俺もそう思いましたよ。なんだがやらた商店の名前に多いですね。」
さっきデジャウだと思ったのはコレか。なるほど。
「そうなんですよ。」
お、地元人同様の古泉君がどうやらおしえてくださるらしい。
「園崎というのは地方財閥みたいなものらしいです。
八百屋から暴力屋までいろんなものを牛耳っているそうで。」
今日ばかりはお前に感心するぞ。
「県議会議員までいて、一時は園崎天皇とかいってたらしいですよ。
園崎でひっかけたらいっぱいでてきましたよ。関連企業やら事務所やら。」
「古泉君すごーい!やっぱり涼宮さんに言われて…?」
「まぁそんなところですね。」
「あんたんたちおそーーーい!もっと早く歩きなさい!」
気づくとハルヒはすでに旅館の前だ。
…ていうか早く歩く元気があるならこの荷物を少しでいいから持て!
35VIP皇帝:2006/12/06(水) 21:03:26.78 ID:qZDc6k/NO
藤岡ハルヒのなく頃に
36VIP足軽t:2006/12/06(水) 21:04:39.47 ID:bF4iDTl90
人がなくのがおかしい
よってシャミセンのなくころに
に改名するように
37VIP足軽neet:2006/12/06(水) 21:04:59.08 ID:pFSaec9h0
>>31
氏ねばいいのに
38VIP神父:2006/12/06(水) 21:05:38.94 ID:n3lzhx2T0
プロットできた上でやってるなら頑張れ
できてないならやめとけ
39油売りの左暮:2006/12/06(水) 21:07:41.57 ID:ttu8Unc+O
おーきな夢、夢好きにょろ
40愛のVIP戦士:2006/12/06(水) 21:09:50.10 ID:HLOrO8e10
wktk(・∀・)
41VIP村人v:2006/12/06(水) 21:12:33.20 ID:lzr+V9JW0
…そんなこんなで旅館の前に立つ。
振り返ればここはバス停からそんなに離れていないようだ。
永遠に思えた距離が今となっては非常にむなしい。
引き戸を開けると初老の男性が出迎えた。
「いらっしゃいませ、SOS団様一行の方々ですね?ではここに名前を…」
古泉が帳簿(こんなもん始めて見たな)に記入している間に俺は靴を靴箱にしまう。
いつの間に受け取ったのかハルヒがかぎを振り回しながらやってきた。
「ヒグラシの間よ。突き当たり右側らしいわ。一番大きい部屋だって!」
ハルヒが満面の笑みを浮かべながら廊下を失踪していく。
やれやれ。腰を上げると俺はハルヒの後を追う。
でも珍しいな。蝉の名前が部屋の名前になってるとは。
扉を開けると10畳ほどの部屋が広がった。
縁側つきで一泊7500円… やっぱこりゃ田舎だな。
42VIP村人h:2006/12/06(水) 21:14:32.74 ID:jkShSbb90
思ったよりwktkできるから困る
43VIP乙女:2006/12/06(水) 21:15:23.83 ID:fFJE1bTW0
残念だが二番煎じ
44VIP女神:2006/12/06(水) 21:16:01.92 ID:r+isf2QE0
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1164369963/                           ひぐらしとハルヒのクロスものなら
45VIP足軽b:2006/12/06(水) 21:16:51.21 ID:0M6xgsoT0
うわくだらね
46高校の女教師:2006/12/06(水) 21:18:11.06 ID:b17SYGy+0
こういうクロス系なら、これが絶賛されてた。実際おもしろい
「おまえんち、本当にお化け屋敷だったのかもSIRENね」
http://oma.s1.xrea.com/other/siren/
47VIP村人v:2006/12/06(水) 21:22:21.15 ID:lzr+V9JW0
「…全員集まりましたね。それじゃ合宿の概要を。」
全員といっても高が知れているが。
しかし古泉はこのために事前に色々調べていたのか。
「簡単に話すと、この合宿の目標は"オヤシロ様の祟り"の解明らしいです。」
ちょっとまて、なんなんだそのオヤシロ様ってのは。
雛見沢村とかいう廃村めぐりじゃないのか。
「キョン、あんた全く知らないのねー、呆れたわ!部員としての自覚あるの!?」
自覚はもうとうございません。
「まぁ説明しますと、これからく雛見沢村っていうのはただの廃村じゃないらしいです。
なんでも昭和56年の6月ぐらいに火山ガス災害が発生して全滅した集落で…
その影響で全国にオヤシロ様の祟りと称して精神異常者が多発しました。
話によると災害前日にオヤシロ様の生まれ変わりの巫女が殺されたとかで、
そののろいでこういうことがおきたんじゃないかと言われているらしいです。」
…一種の都市伝説みたいなもんか。
48油売りの左暮:2006/12/06(水) 21:26:34.98 ID:vgL9eyZtO
>>46がまじでおもしろい件
49VIP乙女:2006/12/06(水) 21:27:40.81 ID:fFJE1bTW0
>>48
ハルヒが絡んでれば・・と思った

内容は普通に面白い
50VIP村人v:2006/12/06(水) 21:28:24.99 ID:lzr+V9JW0
「そう!それで私達SOS団でその謎を解明して一気に知名度UPってわけ!」
全国の学者が頭捻ってもわからんことを解明できると本気でおもっているのか?
「…でっ、でもそんな今年たら私たちまで祟りにあっちゃわないんですかぁ…?」
ごもっともな意見だ。流石は朝比奈さん。普通だ。とりあえず涙を拭いてください。
「そんなもんが怖くてSOS団はやってられないわ!
オヤシロ様だろうがゾンビだろうが私にかかれば朝飯前よ!」
まぁこの集団を統制しているお前なら不可能ではないかもわからんが。
「そもそもの問題としてそんな結滞なところにどうやって入るるんだよ…」
「簡単じゃない、フェンスを乗り越える!それだけ!」
…学校のグランドじゃないんだぞ!ただじゃすまんことぐらい分かれ。
「…まぁ、普通なら人が入らないところらしいですし、
オカルトマニアの人々が相当行ってる超有名心霊スポットみたいです。」
心霊スポットと言う言葉に朝比奈さんの目が更にうるうるになる。
その愛らしさゆえに幽霊も離れてはくれないでしょうな。
51VIP村人y:2006/12/06(水) 21:30:15.54 ID:N3Ul9fFJ0
>>46
これVIPでやってたのか。
文章もすげーうまいし、クオリティ高いな
しかもまとめサイトのこりっぷりに脱帽www
52VIP毒蛇:2006/12/06(水) 21:38:36.98 ID:+/b69g1pO
平成が舞台なのか
53VIP村人v:2006/12/06(水) 21:47:44.76 ID:lzr+V9JW0
そんなこんなでハルヒの出動号令により俺らはしぶしぶ旅館を後にした。
旅館を出るときにりょかんのおばちゃんが神棚に拝んでいくと言いと言っていた。
行くところが行くところな為、俺は素直にそれを実行する事にした。
顔を上げると脇で朝比奈さんがひっきりなしに神棚に向かって十字架を切っていた。
…多分神棚じゃぁそれは余り効果がないとは思いますが。

やはり外に出ると熱い。帽子を忘れたのは非常に大きなミスだ。
妹の忠告を素直に受け止めればよかったものを。
「それじゃあ持ち物チェック!」
「朝比奈さん!懐中電灯と予備電池」
めずらしくさん付けか。
「は、はい。これですよね…?」
「古泉君!デジカメと三脚」
「ちゃんと持ってますよ。」
「長門さん!地図!」
「…大丈夫。」
「そしてキョン!ビデオカメラと備品一式」
何故おれだけあだ名なんだ!
「もってるから、それよりハルヒお前は何持ってんだ?」
「アタシはテレホンカードと、これ。」
テレホンカード、まるで小学生だな…ん?それはアタッシュケース?
「証拠の品を発見したときばっちり収集できるようにね!」
…コイツは身のこなしというものを考えないのか?
山に入るのにそんなカチンコチンなものを何故にチョイスする?
54VIP村人v:2006/12/06(水) 21:59:46.16 ID:lzr+V9JW0
先ほどの話によると20分ぐらい歩くと巨大なフェンスがあり、
更にそこから30分ほど歩くと到着するらしい。
この炎天下をまた歩くと思うだけで先が思いやられる。
アスファルトの舗装道路じゃなきゃいくらかマシにはなるか…
途中旅館に面していた片側1車線の道路を途中で左に折れた。
状態のあまり良くない前の道よりも更に酷いボコボコの道を歩く。
スポーツドリンクをもっと買っておくべきだった。
おそらく昭和に廃村になった村には自販機は期待できない。
…ということはハルヒがもっているテレホンカードもきっと用を成さないだろう。
そのうち道はいよいよ本格的に上り坂になり、道が木々に覆われ始めた。
おかげで日陰が多い。また風が良く通るため非常に歩きやすい気候になっていく。
古泉と言葉を交わしながら山道を歩いていく。
そしていよいよ第一関門がやってきた。

約2メートルのフェンス。有刺鉄線が切れているのがせめてもの救いか。
55VIP村人P:2006/12/06(水) 22:00:01.24 ID:pgWWbXHU0
>>46
まとめサイトsugeeeeeeeeeeeeee
56壷ふりお京:2006/12/06(水) 22:01:21.25 ID:1zKofwZpO
ハルヒ厨予備軍
アニメ板の癌、ゴミのギアス厨を潰そう!
奴らスレ乱立してやがる糞うぜぇ

コードギアス 反逆のルルーシュ stage132
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime/1165332128/

間違ってもおとボク、Kanon、キャベツスレには来んなよw
俺のお気に入りスレだからな。
理解したよな、2chの癌共?
57VIP村人w:2006/12/06(水) 22:10:47.17 ID:lzr+V9JW0
「おいハルヒどうするんだy」
言い終わらないうちにハルヒはあたかもそこに何も無いかのようにフェンスに突進し、
それがまるで当たり前であるように足を掛けてよじ登る。
「…こうやる以外に方法はないのか?」
ハルヒはすでに昇り終わり、身をかがめ今にも飛び降りんとばかりである。
「そっち側から鍵、あきませんか?」
タン、と軽い音と共にハルヒがフェンスの反対側に現れた。
まるで警察に不法侵入で捕まった様子を見ているようだ。
妙にリアリティがあって少し怖いぞ。
「…開かないわ。南京錠2つにナンバーロック。流石にこれは無理ね。」
国家機関が管理しているわりには手薄な施錠であるな。
気づくと長門が反対側に居た。こいついつの間に…!
「壊すと器物破損罪にも問われる。素直に昇った方がいいと思う」
こいつに言われたら従うしかないか… てか「にも」ってなんだ「にも」って。
仕方が無い。昇るか。なんか前にもこんな事があった気がするが…
古泉が向こう側に降り立つ。
「精密機器を背負ってやるのはちょっと気が引けますね。」
お前がその顔で言っても全く説得力がないな。
そういえばこっち側に居るのはもうあとは朝比奈さんだけだ。
58VIP乙女:2006/12/06(水) 22:14:14.34 ID:vfnpASJiO
続きにwktkしてきちまった
59VIP村人w:2006/12/06(水) 22:18:28.55 ID:lzr+V9JW0
ここで気づく。そうだ、ワンピースでここを昇るのは様々な面で危険である。
「あ、あの〜、ど、どうすれば、いいかな…」
本人も分かっているようでワンピースを両手で押さえてコッチを見る。
ああ、そんな助けを請うような目で見ないでください、死んでしまうっ!
「とにかくよじ登るしかないんじゃないですかね?」
「そんなぁ…」
辺りをそわそわと見回すがやはりそれ以外にわたる方法は無さそうだ。
朝比奈さん、早速ピンチか!?
「うう、じゃあ…登るけど、キョン君、あんまりコッチ見ないでね…?」
ドサクサにまぎれてスカートの中身を拝見するのは俺のポリシーにも反する。
俺は大きくうなずくともと来た道の方向を見る。
改めてこの道を眺めてみると、色々考えさせられなくも無い。
普通に車も通っていた道がある日突然、道として機能しなくなる。
いや、必要とされなくなる。…コレはもしかして人間も同じかもしれない。
風の音に混じりさっきから声がきこえる気がする。
「…ません、ダメです、ダメなのです…ちゃだめです…」
…朝比奈さんか?
60VIP神父:2006/12/06(水) 22:20:47.53 ID:3ikzycXX0
キョン視点うまいな
61VIP村人w:2006/12/06(水) 22:23:42.19 ID:lzr+V9JW0
この声の主は必死に訴えている。
ほらハルヒ、もういいじゃないか。
朝比奈さんいやがってるぞ、スカートの中身なんて見るんじゃない。
ゆるしてやれよ。ほら、まだ訴えて…
「キョン君!」
はっとして振り返るともうすでに4人は向こう側に居た。
「なにボサーッとしてんのよ!置いてくわよ、日が暮れちゃうじゃない!」
そうだった。俺には何よりもまずこの場を乗り越えて早く雛見沢に行かねばならん。
そして一分一秒でも早くハルヒをこの場から連れ出さねばならない使命がある。
「ああ、悪かったな…」
気づけば太陽はそろそろ南中を迎えようとしていた。
いつの間にか蝉の声が、ひぐらしの声に限定されていた。
俺はハルヒにおいてかれまいとフェンスによじ登った。
62VIP女神:2006/12/06(水) 22:32:00.91 ID:+/b69g1pO
キョンが雛見沢症候郡に感染か?
63VIP乙女:2006/12/06(水) 22:36:52.98 ID:vfnpASJiO
きっと長門がなんとかしてくれるハズさ……ドキドキ
64VIP村人w:2006/12/06(水) 22:38:12.99 ID:lzr+V9JW0
フェンスをすぎると程なくして道路が舗装道路からわだちの残る土道に変わった。
時々古泉が先に回っては爽やかカメラマンをやっている。
ハルヒがブイサインをする以外は特に大きなリアクションをするやつはいない。
整備用の車両がちょくちょく来ているのか、轍ははっきりしている。
「…本当お前朝からテンション高いな」
「当たり前じゃない!
 世紀の大発見を目前にしてるのにわくわくしないわけにはいかないわよ!」
目の前に世紀の大発見が3人ほど居るというのに…灯台下暗し。
「でも、結構な場所みたいですから面白いものが見つかるかもしれません。」
「ゆ、幽霊は出ませんよね!?」
「もしかしたらもう取り付いてるかも知れませんよ。コイツとか。」
長門は幽霊のように後ろかたペタペタと付いてくる。
…超ノーリアクションだな。これはこれで新たなる芸の一種になるかもしれない。
「あーーーーーーーーーーッ!」
ハルヒの絶叫にその場に居たが注目した。
「どうしたんですか、涼宮さん」
「見えたわ!あれ!合掌造り!」
たしかに彼女が指差す方向に茶色い屋根の大きな木造の建物が見えた。
65VIP盗賊:2006/12/06(水) 22:39:18.27 ID:eNEL6YV30
ほう。VIPらしく省略しないで割と頑張って書いてるんだな
66VIP村人r:2006/12/06(水) 22:43:33.00 ID:vfnpASJiO
誰か>>100まで行ったらまとめ作ろうぜ と他力本願な俺が言ってみる
67宿屋の女中:2006/12/06(水) 22:44:21.70 ID:L4BplVsh0
期末テスト期間中なのにこんなに面白いスレを見つけてしまった・・・。
もうこうなったらとことんつきあうぜ!
68武器屋のじじぃ:2006/12/06(水) 22:46:11.12 ID:iFS0Y9xgO
書きながら投下してるのか?
69VIP村人w:2006/12/06(水) 22:51:47.23 ID:lzr+V9JW0
「…へぇ、こうやってみるとすげえな…」
わらぶき屋根から雑草が生えてはいるものの、それも味かもしれない。
建物自体はまだ傾いてもいない。
「すごいですね。まだ電柱が全部木でできてますし…タイムスリップしたみたいです。」
古泉はファインダーにこの合掌造りを収めることに熱中しだした。
ハルヒがまたブイサインをしながら合掌造りと一緒に映して貰っている。
めずらしく長門が本以外のものに気をとられている。
「長門、やっぱこれ、お前にとっても珍しいものなのか。」
「すごい、国宝級。」
もうちょっと保存状態がよかったら指定公園になってたかもしれんな。
雛見沢郷集団合掌造り自然公園…なんか長い。
「おじゃましまーす!」
という大声での断りのあとハルヒが家屋内に入っていく。
古泉もその後を追って入って行った。
あーあ、不法侵入…おねがいだから窃盗はやめてください。
建物を眺めているとすぐにハルヒが家屋から出てきた。
「なにこれ!ひどいのよキョン!なか凄くあらされちゃってね!」
嬉しそうに言うな。…なんだお前その手に持ってるのは。
「電話帳。凄いわ昭和56年付けよ!記念に持ってこうとおもって。」
村内だけのものか?随分うすべったいんだな。茶色いし。
70VIP足軽wwwww:2006/12/06(水) 22:52:03.53 ID:UiWJM08V0
158 :2006/12/06(水) 13:11:48
死ねVIP
169 :2006/12/06(水) 17:19:45
まあVIP狩りしたのも事実だけどw。

(#^ω^)こいつらVIPの怖さを知らないお
      VIPの力を見せつけてやるお
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1165077142/
71VIP村人x:2006/12/06(水) 23:04:03.85 ID:lzr+V9JW0
>>68
いえっさー


「ここではそこまで面白いものは見つからないと思いますよ。」
後から古泉が門をくぐる。お前も物色してたのか?
「ネットの情報によると、園崎本家っていう建物と…神社がポイントみたいです。」
珍しくハルヒが人の話に耳を傾けている。
古泉いつからお前は爽やかBOY兼勤勉BOYになったんだ。
「とにかくこの通りをまっすぐ歩けばいいみたいですね。」
言い終わるか言い終わらないかのうちにハルヒは段差を飛び降り道路をすすんでゆく。
まぁいつもの事だから驚くには全く値しないがほとほと自分勝手なヤツだ。
「はやくしなさい!置いてくわよー!」
はいはい。ハルヒ様。貴方には勝てません。
段差をおり道に出る。
特に目立ったわき道はなく、ところどころに同じようなわらぶき屋根のうちがある。
背丈の低い普通の家屋もあるようだ。
ビデオカメラを回しながら画面を通して雛見沢を見物する。
―昭和56年から眠ったまま目を覚まさない村、雛見沢。―
たしかにそうだよな。建物のガラスが劣化して割れても誰も治すやつなんていない。
車もさびてもう動かないだろう。シャッターも開きっぱなし。
救出時のままってことか?そういえばさっきもそうだが扉に鍵が付いてないのか?
72VIP女神:2006/12/06(水) 23:07:47.54 ID:00ckLxzd0
うまいけど長門のキャラが少々違う気がするな・・・
2年目の夏脳内補完しとくか
73VIP村人x:2006/12/06(水) 23:12:37.11 ID:lzr+V9JW0
朝比奈さんはさっきから俺と長門の間にぴったりはさまって肩をすくめている。
「大丈夫ですか?気分悪そうですよ?」
「だ、大丈夫です、ありがとうキョン君。ただ…ただすこし怖いだけです。」
「たしかに俺ら以外に誰も居ないって言うのはよくよく考えると怖いですね」
「それに…なんだか謝りたくなりませんか?」
「そうですか?」
「はい。眠ってるのに、起こしてごめんなさい、って。」
「あはははは、やっぱり朝比奈さんは繊細な方ですね。」
「古泉、お前ハルヒと一緒じゃなくていいのか?」
「ええ、長門さんが地図をもっていらっしゃるのでお任せしてきました。」
あの動くカーナビ見たいのが居れば確かに安心できる。
「そうか。まぁ呼びつけられるのは時間の問題だな。」
「涼宮さん、本当に元気ですよね。私もすこし分けてほしいですよ〜。」
いやいや、朝比奈さんにハルヒの要素がくわわったら、
それは朝比奈さんではなくなってしまいますッ!
「それにしても本当に静かですね〜。蝉の声が綺麗…」
「コレを録音するのもキョン君、君の仕事ですよ。」
「へいへい。まぁ犯行の証拠品として警察に提出しなけりゃそうなるな。」
日が真上に来たようだ。先ほどまであんなに暑かったはずがここではそうでもないな。
森林に囲まれているからだろうか、空気が清らかで美味しい。
74牛のふん:2006/12/06(水) 23:15:34.46 ID:vfnpASJiO
束の間のへいわであった
75VIP足軽v:2006/12/06(水) 23:16:44.80 ID:bF4iDTl90
古泉が首を掻き毟って死んだら、それは物語のターイングポイントです
76VIP女神:2006/12/06(水) 23:17:29.93 ID:00ckLxzd0
>>75
時報乙wwwwwwww
77VIP足軽wwwww:2006/12/06(水) 23:20:47.04 ID:iq1PEMqO0
長門とレナは俺の嫁まで呼んだ
78VIP盗賊:2006/12/06(水) 23:22:01.30 ID:JEmi+gcw0
79VIP村人x:2006/12/06(水) 23:22:37.40 ID:lzr+V9JW0
この後予想通りハルヒに召集された俺らは一団となって神社を目指した。
ハルヒはカメラの前に来ては実況を繰り返す。
「あの建物は…あのわらぶきが…この電柱なんて…」
全く、昭和村の取材に来たわけじゃない。…とその時。
「ねえキョン、あれ、何かしら?」
…ん?目を細めてみると…ああ、アレは学校か何かか?
グランドがあるようだ。なんにせよ土地の割りにはチンケな建物だ。
ハルヒは例に外れず駆け出すと土手を駆け下りグランドに走っていった。
見ただけでは何の建物かは分からないが…
おぉ、道を折れた所に門柱があるようだな。
ハルヒがただっぴろい土地の真ん中でSOS団の演説をしているようだが
それを収録するよりは俺は建物の正体のほうが気になる。
門に近づき文字を読み取る。銅でできているのか、緑色にさびている。
「雛見沢分校」 …学校か。
ひた、後ろに足音を聞き振り返る。朝比奈さんか。
「学校なんですよね?かわいい学校ですね〜♪」
朝比奈さんは後ろで手を組み学校を見回している。
あなたなら絶対にいい先生になれますとも。そして俺にプライベートレッスンを。
校庭に下りるとハルヒはいつの間にか校舎の屋根の上でSOS団の偉大さを語っている。
今日は本当にハイテンションだな。それと古泉、むやみにフラッシュ焚くな!
80VIP魔王:2006/12/06(水) 23:25:52.85 ID:LZpBhma30
>>78
それAVじゃねぇ?
81VIP乙女:2006/12/06(水) 23:27:47.96 ID:ttu8Unc+O
ハルヒが実写化されたら突撃するなガチで
コスプレしてる奴見るだけでも吐き気がする
82VIP足軽MS:2006/12/06(水) 23:32:34.95 ID:5+AlPbq/0
期待age
83VIP足軽MS:2006/12/06(水) 23:33:24.22 ID:5+AlPbq/0
84内藤ホライゾン:2006/12/06(水) 23:33:39.26 ID:MALtO3fGO
>>72
そうか?俺は長門は基本話さないんだからこのほうが原作に忠実だと思う
85VIP村人x:2006/12/06(水) 23:34:23.55 ID:lzr+V9JW0
ハルヒと記者会見ごっこをしている古泉の近くによる。
古泉はファインダーから目を離すとこっちを見てわざとらしく肩をすくめて見せた。
「ご機嫌ですねぇ。きっと今日は閉鎖空間が少なくて済むでしょうね。」
「まぁあいつのことだからきっと発見がないと機嫌損ねるだろうからな。
 夕方あたりにならなきゃわからんぞ。」
「ごもっともです。」
「コレばかりは長門に言ってもどうにもならんだろう。」
相変わらず長門は校庭の隅のシャベルカーのキャタピラに腰を下ろして小説をめくっている。
…本当に学校だろうか?学校にシャベルカーがあるか普通?
「…花壇でも作ったんじゃないですか?」
実に繊細な答えではあるが多分的を得ていないだろう。残念賞。
「…ま、おおかた工事の事務所をかりて学校やってる、って所でしょうね。」
「説得力があるな。」
「ちょっとー!あんたたち聞いてる訳ー!?」
「ほれほれ、ハルヒがヘソ曲げるぞ。」
「そのときは貴方にも手伝って貰いますから。」
それだけは勘弁だな。俺も収録に立ち会うしかないだろう。
86VIP女神:2006/12/06(水) 23:36:29.14 ID:00ckLxzd0
>>84
しゃべる知識に少々違和感あり
国宝〜みたいな文化的なことはしゃべらないんじゃないかな・・・と

まぁ違和感があるのは当たり前だけどねw
87ただの戦士:2006/12/06(水) 23:44:36.29 ID:k7/vXRuq0
>>84
国宝云々は言わないだろ常識的に考えて

原作読んだ?
88VIP乙女:2006/12/06(水) 23:44:38.31 ID:ttu8Unc+O
長門は変わったんだよ
時間的なことはあまり考えてないんじゃないかな?かな?
キョンの長門に対する態度が冷たい気ガス
89VIP村人x:2006/12/06(水) 23:46:43.54 ID:lzr+V9JW0
ハルヒの演説は大円満に終わり、満足したハルヒが降りてくると朝比奈さんが口を開いた。
「あの〜、お昼にしませんか?」
そういえばすっかり忘れていた。携帯を取り出す。13:26。圏外。
「そうですね、2時になる前に済ましちゃいますか。」
ビニールシートを広げる。5人で座るにはちょっと物足りない。
仕方が無いので俺と古泉は土手に座る事になる。
出発前にコンビニで買ってきたものばかりだ。
BLTサンドがないかと一通りサンドイッチをチェックした長門は卵サンドしかないことを知り、
しかし表情を一つ変えずに卵サンドを黙々と口にし始める。
それを合図に各々好きなものを手に取ると口へ運ぶ。
空気に味があるのかどうかは分からない。空気がいいことは確かだろう。
ただ決していい気分はしない。何せ廃村の真ん中だからな。
しかも全滅したという曰つきだ。
「そういや長門、目的の神社はここからどのぐらいなんだ?」
長門は手を止めるとサンドイッチを片手に持ったまま、ポケットの中から地図を取り出す。
そして地図の一点を指差して
「ここ」
すまん、俺らはまだここがどこかが分からんのだ。順を追って説明してくれ。
すると長門の指は地図の来た側に移動し、地図の真ん中を通る白い道を南下しだした。
地図といっても目だって大きい道は他にはない。
東西に走る道に突き当たった場所で西にそれ、十字路の角を差した。
「いまはここ」
なるほど。目と鼻の先ってわけだ。
長門は一通り説明が終わると地図をピッチリ8等分に居るとポケットにしまった。
そして何事も無かったかのようにサンドイッチをついばむ。
90内藤ホライゾン:2006/12/06(水) 23:50:22.44 ID:MALtO3fGO
>>87
それはそうだけど……全体的に雰囲気が忠実だと思った。
91VIP魔法使い:2006/12/06(水) 23:52:59.39 ID:V2MC7mnc0
>>90
まぁ、「ここ」
とかは原作っぽいな
92VIP侍:2006/12/07(木) 00:02:59.29 ID:CaLj9T540
>>77
いや、文章の中に書かれて無いじゃん
93VIP村人b:2006/12/07(木) 00:11:51.91 ID:ACnl0E6f0
特に大きな出来事もなく昼飯の時間を過ごした。
特に美味しいということも無く、かといって特にまずいという事も無かった。
まぁ何も無かったんだ。何もな。
ゴミをまとめると俺はカメラが入っていたスポーツバッグに突っ込む。
さて目と鼻の先にあると言われても実際実感がわくほど目だった建物は見えない。
先ほど俺と朝比奈さんが眺めていた校門を左にまがるともと来た道を通過する。
すると、さっきは気づかなかったが鳥居が見えた。
気がそり出てきて鳥居が陰になっていたせいだろう。
確かに古泉じゃないがこの神社にはなにかがある、といわれるとそんな気がしなくも無い。
先ほどまでハルヒと一緒に歩いていた長門が俺の後ろに回ってきていた。
小説を手にもっていない。
「どうした長門、手に卵でも付いたか?」
「なぜ」
「お前さっきまで小説読んでただろ。」
「状況解析及び関連情報の読み込みに邪魔。」
「どういうことだ?」
長門は答えなかった。俺の頭の中でクエスチョンマークが踊っている。
朝比奈さんはそわそわと落ち着かない様子で俺の一歩前を移動しているようだ。
いや、そのそわそわがまたたまらなくかわいいのだが。
ハルヒはスキップしながら石段を駆け上がっていく。
古泉はいつもと変わらぬ爽やかさでハルヒに声をかけながら追いかけてゆく。
94VIP皇帝:2006/12/07(木) 00:22:58.86 ID:7bIk2eYAO
wktk
95VIP村人b:2006/12/07(木) 00:25:48.26 ID:ACnl0E6f0
さっきから何かおびえている朝比奈さんの肩にポンと手を置く。
ひぃっ!と小さな声を上げると小さく跳ね上がった。
おっと、あやうくこっちも階段を転げ落ちるところだった…
ハルヒと古泉はすでに階段を登り終え陽だまりの中で写真を撮っている。
古泉、そのままハルヒの機嫌をとり続けてくれ。頼むから。
「どうしたんですか?やっぱりさっきからおかしいですよ?」
「いや、なんだか…怖いっていうか…生理的に受け付けないって言うか…」
「怖いんですね?」
「…はい。怖いんです…」
涙目のあなたを見ている限りこっちは幸せになれますが本人はどうも本気でダメらしい。
「キョン君は何か感じたりしない…?」
「いえ、今のところは特に。」
あなたの行動がちょっと変かな、と思う以外は。
「なんというか…さっきからずっと後ろの方に誰かが居るような気がするんですけど…」
「長門と俺じゃないんですか?」
長門はふと顔をあげたがすぐに視線を前に戻した。
この人は余りにも繊細すぎて感じてはいけないものまで感じてしまっているのか!?
「まぁとにかく明るい所まで移動しましょう。」
階段をあがると正面に境内が見えた。手前には再び鳥居。
左側には小さい小屋が建っている。…社務所ではないように見えるが。
そのとき俺は後ろから袖を引っ張られビクッと振り向く。
長門だ。…本当に幽霊みたいなヤツだな。
「来て」
96VIP足軽の子:2006/12/07(木) 00:28:22.73 ID:Vph6KxwyO
脳内でハヒルが再生されて頭が…
97愛のセーラー戦士:2006/12/07(木) 00:31:17.05 ID:je8g6xhfO
面白い
寝るから頑張っててくれ
98VIP村人b:2006/12/07(木) 00:37:21.29 ID:ACnl0E6f0
「ああ、分かったけど…ちょっと待ってくれ。」
俺は朝比奈さんにビデオカメラを手渡した。
「朝比奈さん、俺はちょっと長門の相手してきますんで、これ預かっててください。」
「あ…はい。いいですけどぉ…」
「大丈夫ですよ。あの二人と一緒に居れば怖いのなんて吹き飛びますから。」
「…そうですよね。考えすぎですよね。ごめんなさいキョン君…」
「いえ、全然構いませんよ。」
何をしても様になる貴方なら何をしていても一向に構いませんとも。
朝比奈さんが古泉とハルヒのドンちゃん騒ぎに合流したのを見届けると
俺はその後ろをなぜか忍び足で通過し、長門のあとを追った。
「どうしたんだ?その分析とやらがおわったのか」
「終わった」
「そうか。で、その結果はどうだったんだ?」
「非断続型時間往来体。」
「なんだそれは…?朝比奈さんと同類か?」
同類という言葉をつかってちょっと公開した。
すまん、朝比奈さん。
「移動範囲が一時間平面上でない物体のこと」
…どういう奴なのかはさっぱり分からないが。
「つまりそれはそいつが俺らの後をつけているということか?」
「そう」
「でもその姿をうかがうことは出来んが…」
「肉眼では確認できない」
「…それってひょっとして幽霊か?」
「波長が可視域じゃないから認識できないだけ」
「難しいな。そいつを俺らはどうすればいいんだ?」
「干渉する」
「できるのか」
「可能」
99VIP村人b:2006/12/07(木) 00:49:23.41 ID:ACnl0E6f0
長門は目を閉じると何かをブツブツと唱え始めた。
一体どういう方法で干渉するのか…?
声だけとか見えるだけっていうのは困るんだが。
…しかしなぁ。
長門をみつめていてもしょうがない。
俺は長門から目をそらそうとしたその瞬間。
「完了」
え、もう終わったんですか?15秒もたってないぞ。
「閉鎖空間を作成し波長を調整するだけだから」
閉鎖空間か…
もしかしたらまた乱闘騒ぎに備えてですか?
それだけは勘弁してください。

「…何故ですか?」
心臓が止まるかと思った。
まぁこんなんで止まっていてはSOS団には居られないがな。
振り向くとそこには巫女のような格好をした少女が立っていた。
髪の色は紫。
髪型は…安比奈さんって感じだな。でも微妙に違うけど。
「…何故、ですか?」
いきなり何故ですか、といわれても何故そんな事いうのかこちらにも分からなのだが。
「何故この村に入ってきたですか?」
ドキっとした。長門は違うといったがやっぱりコレは幽霊じゃないのか!?
幽霊はプラズマだ、という話を良く聞くが…声が出るプラズマってのもあるのだろうか?
100VIP将軍:2006/12/07(木) 00:54:16.86 ID:Ca9ThjIU0
(0゚・∀・) <wktk
101VIP村人t:2006/12/07(木) 00:54:46.01 ID:QNeCAxAf0
このスレはイミフに載る
102悲しい一人暮らし:2006/12/07(木) 00:56:02.43 ID:lbkR+Rn3O
梨花ちゃんキター-------(゚∀゚)----------!!!
103VIP盗賊:2006/12/07(木) 00:57:19.55 ID:PJkTezXG0
>>102
どうみてもあぅあぅです本当に
104VIP村人c:2006/12/07(木) 01:00:00.96 ID:ACnl0E6f0
よく見ると頭から角が生えている。
いま目の前に居る者が人間じゃない事は良くわかった。
…角?…角… 鬼か!?
いままでいろんなものに出会ってきたがこんな空想動物にあったのは始めてだ。
声を出せずにただ相手の指を差し固まっていると
「何故追跡する」
と長門が非常に的を得た問いを投げかける。
流石は長門。何があっても動じない。
「それはここが僕の村だからです。あうあう…」
…鬼?この村?そういえば行きの電車の中で古泉と長門がそんな話をしていたような。
鬼が淵とかいう沼があって?そしてそこから火山ガスが…
昔その沼から鬼が沸いてきたとか… なんだかあほらしくなってきた。
「よし。分かった…あぁもう、何で俺はこういう奴との遭遇率が高いかな…
 まず一体あんたは何者なんだ?」
ぺたぺたと少女は俺の目と鼻の先までやってきた。
相手の背が小さい。俺が見下ろす形となった。
「僕の名前は羽入といいますです。
僕は強いて言えばこの村の守り神みたいなものなのです。」
守り神様が直々に俺に伝達か。
やはりハルヒを一分一秒でもはやく連れ出さねば。
105VIP村人s:2006/12/07(木) 01:09:49.07 ID:7bIk2eYAO
羽入とキョンとはまた変わった組み合わせ
106VIP村人c:2006/12/07(木) 01:10:32.09 ID:ACnl0E6f0
「そうか。まぁ言わずともいいたい事は分かる。
ようするに俺らに村を荒らさないでほしいと?」
守り神様がコクコクとうなずく。朝比奈さんとおなじ空気を感じる。
「僕にはこの村を守って、そしてこの村の記憶を新たな昭和56年6月に伝える役目があるのです。」
新しい昭和56年…?時間往来体っていうのはそういう意味か。
でも過去に未来の知識をもっていって歴史を改変するのは
禁則事項だと朝比奈さんは言っていた。
「でも新しい記憶をって言っても、それはやっちゃいけない事なんじゃないんですか?」
「あうあう、何故ですか?」
「既存の過去を改変すると未来も影響を受けて大きなズレが生じるからじゃないですか。」
羽入とやらは目をつぶりじっと何かを考えているようだ。
こんな小さいのが神様か。いま秋葉原につれて行けば大そう大切にしてもらえるだろうね。
「未来を変えてはいけないのですか?」
「時間空間の改変はナントカ法に反するって聞いたことがあります。」
まぁ言っても分からないだろうが。
「僕が変えるのは未来ではないのです。
 僕が変えるのは来るべき未来へ向かうための運命なのです。」
…む、また難しい事がはじまったようだ。
こういうのを聞いても驚く事のない自分はやっぱり変人の一種なんだろうか。
107VIP魔王:2006/12/07(木) 01:13:56.85 ID:KnDo6U/BO
wktk
108VIP村人c:2006/12/07(木) 01:18:37.43 ID:ACnl0E6f0
長門のほうをチラ見する。
羽入をみつめたまま動かない。
これは待機モードなのか?まぁ攻撃されたらすぐにでも反撃できるだろう。
「…どういうことですか?」
「僕には与えられた使命があるのです。昭和56年6月以降もこの雛見沢を…
 そして何よりも梨花を、沙都子を、圭一を、魅音を、そしてレナを…
 その未来に送り届ける使命があるのです。」
うーむ。人数が多い分朝比奈さんよりも苦労なさっているに違いない。
ただその5人に来るべき未来って言うのは一体何なんだ。
「それは5人全員がそろっている未来、雛見沢村が存続している未来なのです。」
…辺りを見回す。どの角度からみてもこの村が存続しているようには見えない。
「これが未来なんじゃないんですか?いまこの現状が…」
「違うのです。」
「…こうじゃない未来が来ると。」
「そうなのです。」
時間は断続的じゃないから途中の時間軸が狂ったとしても
他の部分に影響はないと聞いていたが…それは違うのだろうか?
朝比奈さんの言っている時間論には少々矛盾も多いためになんともいえないが。
109宿屋の女中:2006/12/07(木) 01:27:00.40 ID:Ca9ThjIU0
゚+.(o・∀・o)+.゚。ワクテカ
110VIP村人c:2006/12/07(木) 01:28:04.64 ID:ACnl0E6f0
「その未来がくるまでこの雛見沢をそっとしておいて欲しい、と。」
「そうなのですよ。そうなのですよ。」
…おれはどうしてこう涙目とか感情的なものに弱いのか。
「…分かりました。ではハルヒをつれて即刻にここから退散いたします。」
さて、あいつをなんと言い訳して連れ出そうか。難しい課題だ。
「そのまえにもう一人連れ出してほしい人がいますです…」
誰だ?俺ら以外にもこの村に人が居るのか。
「あの女なのです。あうあう…」
指を指す方向にふりむく。
すると…ハルヒ一向の輪の中にもう一人加わっているではないか。
これはどうしたことか…!つーか、誰だ?
「…あいつも連れ出せ、と。」
「あうあうあう…」
コクコクと首を上下に振る。
「分かりました。貴方の期待にこたえられるよう最善の努力を尽くします。」
「ありがとうなのです…ならもし…」
もし、何だ?
「もしこの村の事を正しく伝えてくれるのであれば…もう少しこの村にいても良いのですよ。」
「正しく、ですか。」
「そうなのです。最近根も葉もない噂を流してこの村をけなす人がいるのですよ。
そうなってはダメなのです…ありのままの雛見沢を…伝えてほしいのです…。それともうひとつ…」
まだあるんですか。羽入は長門のはるか後方を指差す。
…ん?その指の先には…?朝比奈さん。
「あの子はいまとても危険なのですよ。」
「朝比奈さんが…?なぜ?」
「雛見沢症候群です…ほうっておくと大変なのですよ…」
111門番の娘:2006/12/07(木) 01:30:46.99 ID:OBqnfvaX0
追いついた。おもしろいよ、多少長門とかに違和感あるけど
>>1ガンガレ

>>91
「神社はどこだ?」と言う質問に長門ならその方向を指差しそうな気がする
112VIP村人c:2006/12/07(木) 01:37:15.29 ID:ACnl0E6f0
俺の額から冷や汗がたれる。なんだって。
「大変って、どんなですか?」
「雛見沢症候群は人を信じられなくなる病気なのです。」
耳を疑う。人を信じられなくなる?そんなアホな話があってたまるか。
「大丈夫なのです。東京が薬を作っていますです。
 病院に連れて行ってあげてほしいのです…ごめんなさい…」
なぜ、何故謝るんだ?
「謝るぐらいなら今すぐ治してあげていただきたいのだが」
「ごめんなさい…ごめんなさい…できないのです…無理なのです…」
「ちょっとまてって…じゃあなんで貴方が謝る必要があるんですか!?」
「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめ…さ……」
声が次第に聞こえなくなっていく。羽入の姿が半透明になった。
「待ってくれって…!まだ話は…!」
そういっているうちにも羽入の姿は完全に消えた。
…その場に居るのは俺と長門。それ以外は…誰もいない。
振り返り長門を見る…長門も少々表情を歪めている。
「一体どうしたんだ…?」
「エラー。波長が乱れた」
「…お前は今の話、信じるのか?」
「信憑性は中度。ただし朝比奈みくるの体内で異常が起こっているのも確か」
「な、何てこった…」
113VIP村人r:2006/12/07(木) 01:37:40.11 ID:kUigFKTn0
朝比奈さん感染はええwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
114VIP村人c:2006/12/07(木) 01:49:41.63 ID:ACnl0E6f0
俺の額から冷や汗がたれる。なんだって。
「大変って、どんなですか?」
「雛見沢症候群は人を信じられなくなる病気なのです。」
耳を疑う。人を信じられなくなる?そんなアホな話があってたまるか。
「大丈夫なのです。東京が薬を作っていますです。
 病院に連れて行ってあげてほしいのです…ごめんなさい…」
なぜ、何故謝るんだ?
「謝るぐらいなら今すぐ治してあげていただきたいのだが」
「ごめんなさい…ごめんなさい…できないのです…無理なのです…」
「ちょっとまてって…じゃあなんで貴方が謝る必要があるんですか!?」
「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめ…さ……」
声が次第に聞こえなくなっていく。羽入の姿が半透明になった。
「待ってくれって…!まだ話は…!」
そういっているうちにも羽入の姿は完全に消えた。
…その場に居るのは俺と長門。それ以外は…誰もいない。
振り返り長門を見る…長門も少々表情を歪めている。
「一体どうしたんだ…?」
「エラー。波長が乱れた」
「…お前は今の話、信じるのか?」
「信憑性は中度。ただし朝比奈みくるの体内で異常が起こっているのも確か」
「な、何てこった…」
115VIP村人c:2006/12/07(木) 01:50:21.24 ID:ACnl0E6f0
すまん、間違ったほうをはってしもうた…

まぁここは落ち着け、俺。あせってもあまりいいことは無いだろう。
つまり今おれがすべき事は…
1「あの古泉一味と話をしているへんな女を引き剥がして帰す事」
2「はやく朝比奈さんを病院へ連れて行くこと」
当然優先順位として高いのは2、だ。
ただし1を守らなかった場合何が起こるのかもさっぱりわからない。
…とにかく、いまはあの女の正体を知る事から始めよう。
「とりあえず長門、サンキュウな。」
長門はコクリとうなずくと古泉ハルヒ一向の方向へ向かう。
そして俺も後を追う。
境内前の石段上に古泉、ハルヒ、朝比奈さんが座っている。
どうも前に立っている女が何か話しているらしい。
そしてハルヒはその女の話に大興奮のようだ。
「ちょっとキョン!すっごいのよこの人!この村のこと何でも知ってて!」
金髪の女。年齢は…むずかしいな、うちのお袋前後ってところか?
「はじめましてキョン君。
 あなたがハルヒちゃんのボーイフレンド?くすくす…」
気に食わんなこいつ。とくに笑い方とこの微笑が。
「貴方は一体誰なんですか?」
「私?私はそうね…美濃田佳代よ。」
「み、みのたかよ?」
そう。この辺の風土研究をしてるの。あと、趣味はバードウォッチングよ。」
ふむ。だからカメラ持ってるのか。
…それにしてもなんだこの黄色い変なカメラは。…防水加工か?
116VIP魔王:2006/12/07(木) 01:52:48.53 ID:SCVno5BM0
みみみみ来たwwww
117VIP村人d:2006/12/07(木) 02:01:13.49 ID:ACnl0E6f0
「風土研究…?本当ですかそれ」
「あら、疑うの?大人はむやみに疑うものじゃないわよ。坊や。」
怪しいな確かに。
「かよさんのおかげで凄くこの辺のこと分かったわ!謎解きまであと一歩よキョン!」
「そうか…まぁ実際それどころじゃなかったりもするんだけどな。」
「どうしたんですかキョン君、あなたらしくない。そわそわしているようですが。」
「あ、まぁな、ちょっと託を頼まれててな。それをどうするか考えてるだけだ。」
かよという人を見る。目があうとくすくすと笑ってみせる。
この笑顔は古泉の100倍は凶悪であろう。
「その託の相手、じつはオヤシロ様だったりしてね…くすくす。」
一瞬ビビる。たしかにこの地方の守り神=オヤシロ様、の可能性は否定できない。
…雛見沢症候群、この事について試しに聞いてみるとするか。
「雛見沢症候群、ってご存知ですか?」
ピク、と佳代さんが反応するのが見えた。もしやここに接点があるかもしれない…
「…ええもちろん知っているわよ…。」
「それってどんな病気なんですか?」
「そうね…たしか相手に対する信頼って言うのが次第に保てなくなって…」
む、ここまでは一緒だ。それで、何だ?
「それでね、それが末期症状に近づくにつれて被害妄想が激しくなって…」
被害妄想が?…まぁ信頼が出来なくなるなら仕方が無い、か…?
「それで最終的には喉を掻き毟って、喉に穴があくまで掻き毟り続けてね、」
…何だって?
「死ぬの。」
…この人はマジか?
118VIP村人p:2006/12/07(木) 02:08:44.09 ID:XgW4qnId0
おもしろいし、野暮な突っ込みなんだが
古泉はキョンのことは名前で呼ばないぞ
119水汲みおしち:2006/12/07(木) 02:09:23.66 ID:OBqnfvaX0
「あなた」、だな
120VIP足軽wktk:2006/12/07(木) 02:09:58.62 ID:RM9W9evj0
だがwktk
明日講義1限からだが関係ない
121VIP村人d:2006/12/07(木) 02:13:31.90 ID:ACnl0E6f0
話の雰囲気がやばくなったところで古泉がどこかもっと撮影に行きましょうと発言。
ハルヒが朝比奈さんをつれてビデオ撮影をやっている間に
俺は佳代さんを捕まえて話を聞くことにした。よくやった古泉。
「もしも、もしもの話ですよ、その病気にかかったらどのぐらいで末期症状に至りますか?」
「そうねぇ…個人差にもよるわね。その人の性格とか。
 心配性なら進行ははやいでしょうし、もしも外部からなんらかの刺激があった場合…」
…あった場合、で切るところとか、もう本当にイヤらしい。ちゃんと話してくれ。
「一気に末期症状、という事も考えられなくはないわよ」
刺激って一体…?
「まぁ自分を不安に陥れるような何か…かしら?
 自分が窮地だって突発的に思わせるなにかっていうべきかしら?」
「俺らの中に雛見沢症候群の患者がいたら…どうしますか?」
「そしたらいい病院を紹介してあげるわ。私の病院なんだけどね。」
うぅ、話すべきか否か…!
「あら、どうしたの坊や、言いたい事があるならはっきりいいなさいな?」
この挑発的な態度が…あぁもう、ここは理性で抑えろ。落ち着け、俺。
「…ねぇ?」
「実は…あの子なんですが。」
朝比奈さんを指差す。
このタイミングでこっちを向くとかいうのはなしにしてくれ。
「あの子、雛見沢症候群かもしれないって言われたんです。」
「…誰に?」
うぅ、痛いな、なんと言えばいいのか…
122VIP勇者:2006/12/07(木) 02:15:55.64 ID:yap50a3cO
これはなかなか
123VIP村人xxx:2006/12/07(木) 02:23:52.46 ID:C8EDnzdzO
>>1も中々話の切り方かがイヤらしいジャマイカwww
124VIP村人d:2006/12/07(木) 02:24:17.15 ID:ACnl0E6f0
佳代さんはハルヒに「いい資料をあげるから」と上手く言いくるめると、
SOS団一同を引き連れ、神社を左に折れるとまた更に左に折れてそのまま歩いていった。
…色々不都合が出るかもしれないが…朝比奈さんのためだ、仕方があるまいて。
5分ほどで診療所のような建物に着いた。
佳代さんは慣れた手つきで建物の鍵を開け入る。
…そういえばこの建物、他の建物とちがって管理が行き届いているようだ。
窓ガラスも割れてないし鍵も壊れていない。
おまけにまだ動きそうな白いワゴン車まで止まっていた。
一体ここはどういう村なのか、だれか簡潔に説明してくれ。
ここで俺はふと心配になり長門にささやいた
「あの佳代って人が朝比奈さんになにかやらかしたら…そのときはよろしく。」
「何を」
「あの人から朝比奈さんを取り戻してくれ。」
「分かった」
診察室に入ったのは長門、朝比奈さん、そしてハルヒ。
…女三人が入っていった今、天気の付いていない待合室にいるのは古泉と俺だけだ。
「…あの、さ、古泉」
「なんでしょうか?」
「実はだな…」
125:2006/12/07(木) 02:27:06.27 ID:0B4fHvBZ0
やあ(´・ω・`) また会ったネ
お前らに呪いをかけたよ
解く方法は一つだけ!
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/gamenews/1165420110/
このスレに

ID:LDfVRhgyは在日ハゲGK!お前の母親臭くて臭くてたまんねー!

と書き込むだけでいいんだ。
そしたらロリロリのおっぱいしゃぶり放題の毎日だよ!
126愛のVIP戦士:2006/12/07(木) 02:30:58.72 ID:qvoFj6/70
           __, -──- 、
        / /        `ヽ
          / ,'           \
       /  ! / / ,  ,   } ヽ  ヽ
       ,'  │ {, 'i ィレ'レ|  ハ ハ !  ハ          ________
      ,イ   |   |‐‐‐-、 レ' _ム__!_i/ ! }         /
     ~ レ、 i  ,ィ≠、     ___ }ノノ}ノ   。 ○  | >>1
        N,ヘ  V:rソ    {!::jテ//           \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ` レヽ ! ̄   ' └' //              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          `ヘ |>、  ‐   , イ/
            ,∨- ≧ー≦´W     カキカキ
         ,<ヾ、  \ニミ! `¨ヽ__
         /::::\ , ――┘、/, ―‐┤/
         /::::::::::|  ̄ ̄ ̄ iー 'i    . |/
         /::::::::::::レ-Death |  |    |)
         〈:::_/::{  ]Note |  |    |
       /::´::::::::::>ー'    │ !     |
        {::::::::::/::|_____|_|_, ---
       `ー‐フ:::::::::::::::|/廾、ヽ:::|
          /:::::::::::::::::|∨| || V::::|

127VIP足軽neet:2006/12/07(木) 02:31:14.34 ID:ogfpcbEB0
これはwktk
128VIP村人d:2006/12/07(木) 02:33:12.58 ID:ACnl0E6f0
古泉は驚くでもなくうなずくでもなく話を聞いていた。
一通り話したがいったいこいつはどんな顔をするのか。
「それは驚きです。本当ですか?」
「わからん。ただ長門が言うには確かに異変があるにはあるらしい。」
「そうですか…たしかにさっきから朝比奈さん、様子がおかしいですよね。」
「お前も思ったか?俺と長門が居なかった間、何か変わった事しなかったか?」
「いや特に…ただ声がする、とは時々言ってました。」
「…マジか。」
「ええ。確か今ごめんなさい、って言った?って何度か言ってましたよ。」
…これは…被害妄想なんだろうか。
…としているうちに診察室から3人が出てきた。
やはり朝比奈さん、浮かない顔してるな…
「ちょっとそこの二人とも、お顔を拝借してもよろしくて?」
はいはい、仰せの通りに。
「結論からいうと、彼女はL3ね。」
「える3?」
「そう。ちなみに末期が5ね。」
「それってあと少しじゃ…」
「彼女がここに来たのは勿論初めてよね?」
「はい。そうです。僕や彼もそうですよ。もちろん涼宮さんも。」
「だとしたら…ものすごいスピードね、これ。」
「…え?」
ものすごいスピード?それというのはその…
129VIP遊び人:2006/12/07(木) 02:35:47.86 ID:K2e5GS40O
やばいおもしろい
130牛のふん:2006/12/07(木) 02:36:38.62 ID:7kZO6HI20
>>1

これ何回も前に投下したことあるっしょ?
同じスレタイのものを数回見たことある。
131水汲みおしち:2006/12/07(木) 02:37:43.10 ID:OBqnfvaX0
wktk
132VIP村人d:2006/12/07(木) 02:41:06.95 ID:ACnl0E6f0
>>130 ない


「症状のすすむスピードの話よ」
あー、口で言いたくない事をなぜもこの人はさらっと言ってしまうのだ!
「…どうなるんですか?」
「最悪何らかの刺激があったらすぐL4…最悪の場合一気にL5もありえなくは無いわ。」
くそ、ただ一つ大きな悩みといえば…
「それは彼女にいうべきなんでしょうか?」
それだ。古泉、お前やっぱさえてるぞ今日。
「そうね、言わない方が得策じゃないかしら?くすくす…」
笑いながら言うな。
人の不幸を笑いものにするとは全く不謹慎な。
「ごめんなさい、笑ったりして。それじゃ、この薬。」
一つのビンを渡された。内容量、6粒。
…少なッ!
「こんなんで本当に足りるんですか?」
「…信じられないなら処方しなくたっていいのよ。
 ただしあなたのお友達がどうなっても知らないわよ…くすくす」
これはもうもらうしかない。
こんな事言われては不安で仕方が無い。
「お金は要らないわ。あの子を大切にしてあげてね。」
そういうと佳代さんは診察室に戻った。
「村はずれまで送ってあげるわ。」
133VIP足軽l:2006/12/07(木) 02:42:29.64 ID:U8ULZ6Bf0
wktk
134VIP村人d:2006/12/07(木) 02:52:30.85 ID:ACnl0E6f0
診療所の外に止まっていた白いワゴン車に乗せて貰い
俺らはフェンスの少し手前の場所まで5分足らずで着てしまった。
人間の足に比べてなんとまぁ早い事か。
「じゃぁね、坊やたち。帰りはくれぐれもオヤシロ様に気をつけるのよ。くすくす。」
運転席から顔をだして佳代さんは言うと、そのまま車をUターンさせてもと来た道を戻っていった。
…さて、またフェンス越えだ。
先ほど同様にハルヒ、長門、古泉の順にフェンスを越えていく。全く問題は無い。
そして朝比奈さんだ。別に体が動かなくなる病気ではないからこれも問題無いだろう。
「えいっ」
というかわいらしい掛け声を聞けるかと思ったが、彼女は黙ってフェンスをよじ登り始めた。
危なっかしくてみてられない。
いまにもワンピースのすそをふんで滑り落ちそうだ。
首をそらせたまま朝比奈さんを支えようと近寄ったが
「い、いいよキョン君…私一人でできるから…」
…断られてしまった。まぁ花も恥らう乙女か…仕方がない。
必死になって登ろうとしているのだがやはり一向に進展が無い。
やっと上部に手がかかり、体を持ち上げようとしたその瞬間だ。
フェンスから足を滑らせそのまま下半身を空中に投げ出すように落ちる。
とっさに俺は朝比奈さんの脚をささえもとの位置に押し上げた。…のだが。
その時、俺の額に鈍い痛みが走りそのまま後ろへしりもちをつく。
…え?一体今何が…
135VIP遊び人:2006/12/07(木) 02:54:37.37 ID:SCVno5BM0
KOEEEEEwww
136水汲みおしち:2006/12/07(木) 02:59:29.04 ID:OBqnfvaX0
wktk
137VIP村人e:2006/12/07(木) 03:01:34.95 ID:ACnl0E6f0
…蹴られた?
フェンス上部にまたがるようにしがみついている朝比奈さんの目は…
いつもの目じゃない。何かにおびえているのか…?
それとも、敵意の目なのか。
あんな目見たことが無い。
そのまま朝比奈さんは反対側におそるおそる足をだす。
腹を抱えて笑っているハルヒの反面、古泉は真剣な目で俺を見つめている。
いや古泉、俺にそんな変な意志はなかったって…
フェンスをよじ登り反対側に難なく降り立った俺は朝比奈さんの顔をみた。
目が合った瞬間彼女はハルヒの反対側にもぐりこみ俺との距離を置いた。
なんというか、俺、誤解された?
古泉が近寄ってくる。だからそんな意志は…
「あなたにも分かりますよね、朝比奈さんのこれは…」
…レベルが上がった?さっきまではそわそわと過剰反応だけだったが。
「僕らを警戒しているようです。涼宮さんや長門さんも…時間の問題でしょう。」
そうだ、この薬を飲んで貰えばいいじゃないか。
そうすればすこしは症状が…
「僕らが渡した薬を飲んでくれると思いますか?」
…くっ、鋭い突込みだ…。
「いま涼宮さん達に渡しても怪しまれてしまうだけです。宿に戻るまで少し待ちましょう…」
それが…得策なんだろうか…
138VIP村人e:2006/12/07(木) 03:09:24.25 ID:ACnl0E6f0
宿に付く頃にはすでに5時を回っていた。
ハルヒと朝比奈さんと長門はどうやら風呂に入りに行くらしい。
この旅館なんと男女混浴らしい。
今すぐにでもダイビングしたいのは山々だが…状況が状況なのだ。
…しかし、渡すチャンスは今だ。
長門は風呂の時間があの二人よりもきっと短いはずだ。
先に出てきたあいつを捕まえてこの薬を渡す。
それで万事解決だ。
冷静に考えればすぐの事じゃないか。
俺と古泉はとりあえず浴衣の準備をすると浴室横のロビーで長門を待ち構える。
30分程、予想的中、他二人より短い風呂を終えでてきた長門をひっぱってロビーにつれる。
「長門、お前ならわかってくれるな。コレを朝比奈さんに渡してくれ。」
「何故」
「この薬を飲めば雛見沢症候群、だとしたら症状が軽くなるはずだ。」
「そうです。私達が怪しまれてしまっている以上、
 貴方に渡すのがもっとも得策と判断しました。
 頭痛薬だ、とでもいって渡してくれるとありがたいのですが…」
「分かった」
「流石は長門、物分りがいい。」
「…たのみましたよ!」


眠い
139VIP神父:2006/12/07(木) 03:10:28.73 ID:SCVno5BM0
実は俺も眠い
保守は出来そうにないぜ
140駅前食堂のメグ:2006/12/07(木) 03:10:46.36 ID:OBqnfvaX0
眠いがwktk
141VIP足軽になりたい:2006/12/07(木) 03:13:45.29 ID:Vph6KxwyO
ほしゅる
142VIP村人e:2006/12/07(木) 03:18:57.52 ID:ACnl0E6f0
無事に風呂を終え、達成感を胸に部屋に戻る。
朝比奈さんがロビーで一人テレビを見ていたので声をかける。
「朝比奈さん、調子はどうですか?」
「体調良く無さそうですよ?」
「え、あ…うん…まぁ…」
「今夜は眠れませんよ、きっと。」
「な、なんでですか?」
「ハルヒも居るからな。長門は参加しないだろうけど…」
「あなたは興味ないって言ってるくせに強いですしね。」
「まぁ長門とやってるとな、いい訓練になるしな。」
「そうですね、彼女なら確かにそうかもしれませんね。」
オセロを長門とやるのはコンピューター戦をやるのとほぼ変わらないだろう。
話しながら部屋に戻ると、まもなく夕食の時間が訪れる。
食堂に集まる。
そう大して豪華というわけでもないが消してチンケではない。
わいわいと箸をすすめ、次第に肉の取り合いにまで発展する。
そう。これこそが我らSOS団、この活気がなきゃぁ…って…あれ。
その輪に朝比奈さんの姿はなかった。
ところどころ魚をつつくだけで、他のものには全く手を出してない。
「みくるちゃーん、たべないならそのカラアゲいただきッ!」
「あーこらハルヒ!朝比奈さんに失礼だぞー!
 朝比奈さんにはいっぱい食べて元気になって貰わないと。」
「え…」
「SOS団の花ですからね。花がしおれては困りますよ。」
「そうよそうよ、元気じゃなきゃ何も出来ないって!」
なんだか酒のんだようなテンションだな。


次が限界
143駅前食堂のメグ:2006/12/07(木) 03:26:12.22 ID:OBqnfvaX0
俺も眠い・・・・
ガンガレ
144VIP村人e:2006/12/07(木) 03:29:46.50 ID:ACnl0E6f0
そして食後。俺と古泉は彼女がちゃんと薬をのむかしっかり観察した。
飲みました。ええ飲みましたとも。
これで我らが朝比奈さんはきっと戻ってくるだろう。
薬がそう早めに効くとは思わないが。
朝比奈さんが4人よりおくれて部屋に入った。
トイレにでも行っていたんだろう。
全員そろった。よし。暇だしな。
みんなでオセロのトーナメント戦でもするか。
部屋の端っこにいってしまった朝比奈さんをハルヒが羽交い絞めにしてつれてくる。
そして座布団の上にオセロを準備した古泉がどっかりとその前に胡坐を組んだ。
いやですいやですを連呼する朝比奈さんをハルヒが羽交い絞めのまますわらせる。
「おいハルヒ、朝比奈さん嫌がってるぞ。そろそろその攻撃をやめろ。」
「何言ってんのよ!こんなの私の技の序の口よ!
 こんなのでへたれる朝比奈さんじゃないわ。
 そんじゃ第一回戦!みくるちゃんVS古泉君!」
「次は俺と長門か?」
「うーん、それじゃ面白くないからキョン、アンタは私と。」
「それじゃ、一発めいきますよ。僕からでいいですよね?」
「あぁ…いや、な、何するんですか…!」
だからオセロですってば。朝比奈さん。まったく可愛いなぁ。
「じゃあ僕が黒で…」
古泉が前かがみになり白をひっくり返そうとした――

「危ない」

え、長門、いまなんて――
145VIP村人e:2006/12/07(木) 03:33:00.94 ID:ACnl0E6f0
――一瞬の出来事。
ハルヒが横に倒れるのが見えるのとほぼ同時に古泉が俺に飛んできた。
長門が前に走り出した瞬間がみえたが、
どこかに頭を打ち付けたらしい…めのまえが真っ白になった――

ガラスの音。ハルヒの声。長門が何かをぶつぶつっている…
あぁ、ごめんな朝比奈さん。
でもこれ朝比奈さんのためだとおもったんですよ…
146駅前食堂のメグ:2006/12/07(木) 03:41:36.89 ID:OBqnfvaX0
ほしゅ
147VIP足軽y:2006/12/07(木) 03:43:15.72 ID:B2fecSfN0
wktk
148VIP村人z:2006/12/07(木) 03:48:54.96 ID:eLiZB0/K0
wktk
149VIP村人e:2006/12/07(木) 03:51:13.75 ID:ACnl0E6f0
次の日の朝。
昨日は何があったかよく覚えていない。
なんかいやな夢を見た気がする…。
みんなが普通にいびきをかいて寝ている。
あぁ、今日はSOS団初の「合宿」二日目できのうはオセロ大会をやったんだ。
たしか決勝で古泉と朝比奈さんが戦って…朝比奈さんがかったんじゃなかったか?
やべぇな酒飲んだわけでもないのにあんまり思い出せない。
…それに、なんか違う気がする。
すごくこれは遠い昔の記憶なきがする。
ちかい過去にもっと違う事が起きたような…

タイムパラドックス?IFの世界?
あはは、そんな物がある訳ないじゃないか。
ハルヒが殺されたり、朝比奈さんが友達を裏切ったり、
古泉がぶっ飛ばされたりなんて…ないよな。

「来るべき未来。」

でも、それ以外の未来があってもいいかもしれないね。
ハルヒもさぞかし退屈せずにすむだろう。

さて顔でもあらって今日のハルヒの重労働にでも備えるとするか。
寝ぼけたせいか、足音がだぶって聞こえる。
はは、Ifの世界なら、俺がSOS団をぶっ潰すなんてこともあったりしてな。

ぺたぺた。ひたひた。     ぺた。
150VIP村人e:2006/12/07(木) 03:52:45.14 ID:ACnl0E6f0
不本意ながらパラドックス(夢)オチになってしまった
くー くやしいぜ もっとふくらませたかっただぜ
151VIP神父:2006/12/07(木) 03:56:34.45 ID:K2e5GS40O
>>150
まだ続きそうな気もするが、楽しませてもらったw
152駅前食堂のメグ:2006/12/07(木) 03:56:34.88 ID:OBqnfvaX0
もう少し読んでみたかった。残念だが結構楽しめたよ
>>1乙
153VIP商人:2006/12/07(木) 03:56:35.84 ID:XGrzNyQDO
>>150
乙。
気が向いたら、149を無かったことにして明日でもかけばいいんじゃない?
154高校の女教師:2006/12/07(木) 04:01:55.83 ID:OBqnfvaX0
>>153に賛成して、寝る
155VIP村人XL:2006/12/07(木) 04:05:07.10 ID:eLiZB0/K0
>>154
乙w
先生の次回作に(ry
156VIP村人xxx:2006/12/07(木) 04:08:16.32 ID:X17Chhp+O
ENOZverのハレ晴れ歌詞予想

ナゾナゾみたいに地球儀を解き明かしたら
皆でどこまでもFever
ワクワクしたいと願いながら過ごしてたよ
叶えてくれるのは誰なの
時間の果てまでBoooon!
ワープでループなこの想いは
何もかもを巻き込んだライブで弾ける

アル晴レタ日ノ事
魔法以上のユカイが
限りなく降りそそぐ 不可能じゃないわ
明日また会うとき 笑いながら
ハミング
カンタンなんだよ こ・ん・な・の
追いかけてね 捕まえてみて
大きな夢&夢 好きだよ
157VIP村人v:2006/12/07(木) 04:18:36.29 ID:7bIk2eYAO
乙!
内容の割りに長かったな
158VIP足軽gif:2006/12/07(木) 05:11:20.66 ID:kjzGoSqy0
hosyu
159VIP足軽utu:2006/12/07(木) 06:45:08.42 ID:u0NSj7jA0
このスレはイミフに転載禁止です
160VIP魔法使い:2006/12/07(木) 07:44:47.30 ID:vPVtRToZO
ほしゅ
161散髪とめきち:2006/12/07(木) 08:26:00.55 ID:Vph6KxwyO
面白かった
暇があったらまた書いとくれ
162VIP商人:2006/12/07(木) 09:46:03.18 ID:Dhb+RvXPO
保守
163VIP村人Ecup:2006/12/07(木) 10:32:17.50 ID:7bIk2eYAO
ハンゲハレハレイ
164VIP商人:2006/12/07(木) 10:44:46.53 ID:RcaWMopEO
ホッ ホホ
165VIP足軽wktk:2006/12/07(木) 11:13:23.42 ID:/BKgHnvX0
ほっはは
166VIP悪魔:2006/12/07(木) 11:26:04.09 ID:QknSHDzTO
ハンゲハレハレイ
167VIP村人P:2006/12/07(木) 12:07:20.53 ID:7bIk2eYAO
オヤシロ様はいつも私の胸に
168南蛮ムキトス:2006/12/07(木) 12:23:23.60 ID:RcaWMopEO
なんでだろ あなたを選んだはにゅうです
169VIP魔王:2006/12/07(木) 13:01:41.69 ID:7bIk2eYAO
もう止まらない
秘めたるおはぎを鏡に投げた
170暴れん坊VIPPER:2006/12/07(木) 13:04:14.79 ID:je8g6xhfO
はーりーがー
171VIP足軽wwwww:2006/12/07(木) 13:53:34.73 ID:Gky0SH8E0
はにゅうの胸は・・・
172VIP遊び人:2006/12/07(木) 14:46:16.35 ID:7bIk2eYAO
まないた
173VIP皇帝:2006/12/07(木) 14:49:42.26 ID:znI8+fSM0
おい、俺の後ろでドタン、バタンうるさいんだが・・・・
174VIP足軽x:2006/12/07(木) 15:09:08.51 ID:yYCfeaec0
そりゃカップルがギシアンしてるからな
175棒またぎ姫:2006/12/07(木) 15:59:18.57 ID:nSdqVKldO
オチがよくわからなかったんだが……
みくるとキョンが暴走したの?
176VIP盗賊:2006/12/07(木) 16:09:28.52 ID:7bIk2eYAO
今日途中から書き直しらしい
177VIP村人r:2006/12/07(木) 16:49:50.54 ID:ACnl0E6f0
かえった 続き書く
>>144の続きからと言う形でおねがしいます。
178VIP女神:2006/12/07(木) 16:51:02.78 ID:eLiZB0/K0
>>177
おかえりw
179VIP毒蛇:2006/12/07(木) 16:52:46.02 ID:0LHM3hhP0
神の凱旋ktkr!
180VIP村人s:2006/12/07(木) 17:02:07.79 ID:ACnl0E6f0
――一瞬の出来事。
ハルヒが横に倒れるのが見えるのとほぼ同時に古泉が俺に飛んできた。
そして蛍光灯の下にそびえるは… 息の上がった朝比奈さん。
ハルヒは敷いてあった布団を飛び出したたみの上でひっくり返っている。
古泉、痛いのは分かるんだがたのむ、俺の上からどいてくれ。
状況確認もできん。
まぁするまでも無いかもしれない――

朝比奈さんがハルヒを振り落とし、古泉を蹴り飛ばしたと。
そして古泉は見事に俺の上に墜落しハルヒはたたみにたたきつけられた…
とにかく唖然、の一言だ。
朝比奈さんはあの美しい瞳をうるうるとうるませ…
しかしその瞳に光を宿しては居なかった。
「あ…あぁ…そ、その…」
朝比奈さんが口元に手を当てながら、一歩、一歩と後ずさりをする。
「あ、朝比奈さん…?だ、大丈b」
「ご、ごめんなさい!違うんです!ちがうの!許して、許して…!」
そういうと朝比奈さんは部屋を飛び出していった。
…ダメだったのか。
181花魁:2006/12/07(木) 17:07:15.55 ID:wRl43lez0
続き来たーーー
182牛のふん:2006/12/07(木) 17:14:54.67 ID:HOm0R8Em0
wktk
183VIP村人e:2006/12/07(木) 17:16:38.14 ID:/BKgHnvX0
トイレで吐いたなw
184VIP村人s:2006/12/07(木) 17:17:19.25 ID:ACnl0E6f0
とりあえず腹部に直撃を食らった古泉の様子を見る。
「う…彼女を刺激してしまった…様ですね…」
こいつは大丈夫そうだ。
古泉の上半身を起こすと今度はハルヒの元へ移動する。
いくら頑丈で常人でないと言えどヤツだって女だ。
たたみにひっくり返り眉間を微動させている。
「ちょっとキョン…あんたみくるちゃんに何かちょっかい出した…?」
いいえ、全く出しておりません。
まぁ出したとしてもいつもの朝比奈さんならあんなにオーバーにはなるまい。
「…ふん、まあ訳ありって感じね。あんたら何か知ってるんじゃないの?」
とっさに古泉の顔を見る。
ま、話すしかないようですね、と爽やかフェイスは語っている。
…コイツにも話すしかないのか。
変な方向に話が弾まないといいが…
まぁ変にテンションあげられてまた刺激するようなことがあっても困るか。
185VIP村人s:2006/12/07(木) 17:27:32.75 ID:ACnl0E6f0
「もーーーー!あんたたちそれでもSOS団部員な訳!?
 部員が聞いて呆れるわ!」
しかし部員は我ら5人しか居ないわけですが。
「あんたらね、隠し事はなしにしなさいよ!
 こんな重大な事団長に黙ってるなんて信じられないわ!
 おかげでみくるちゃんあんなに悪化しちゃったじゃない!」
でもお前のいつもの行動パターンから言うと、
更に悪化するか「自分で解決方法探す」とか言い出しそうだし。
そうなると余計にややこしくなると多分ここにいるお前以外は全員そう思ってたぞ。
「…で、それでみくるちゃんはちゃんと薬飲んだの?」
さっき見ていた限りではちゃんと口に入れていましたが。
「飲んでない」
…長門?
「洗面台の排水溝にこれがあった」
ひっくり返ったオセロ台の上に放られた白い塊が。
…錠剤ですな。間違いない。
たしかに仮に飲んだとしても即効性があるとも限らないだろうしな。
どうやら俺らは普通に接しようとしてイヤに神経質になっていたのかもしれない。
とりあえず薬を飲んで貰わないと状況が良くも悪くも進展しない。
186VIP奴隷:2006/12/07(木) 17:38:54.06 ID:7bIk2eYAO
wktk
187VIP村人s:2006/12/07(木) 17:39:35.46 ID:ACnl0E6f0
古泉は朝比奈さんのバックの上においてあった薬瓶を手に取っていた。
確かに錠剤は少なくはなっているが、もうその所在はもう知れている。
さぁ、どうすればいいのか…お茶でも入れてそこに混ぜるか?
「いや、いまお茶を入れても飲んでくれると思いますか?」
…NOだな。100%怪しむだろう。
俺だって怪しむし。
「長門、さっきお前なんて言ってその薬渡した?」
「頭痛薬」
「…朝比奈さん本当に頭痛してるのか?」
「さぁ、そればかりは本人が言ってくれない限りは分かりかねますね…」
「じゃあ私が直接手渡してくる。」
俺と古泉が同時にハルヒを振り返った。
「みくるちゃんの異常に気がつかなかった上にあんな事したんだから。
 団長として当然のことをしなきゃ。ついでにあやまっておきたいし。」
ハルヒの口から謝罪の言葉が出るとはこれは珍しい。
「…本当に大丈夫か?」
「さっきお風呂でどんちゃん騒ぎしちゃったしね。
 それが原因だったら大変じゃない?
 長としての責任は重いのよ。こういう場合。
 私に任せなさいって。ちゃんと飲んで貰うわ!」
責任を負い込むなんて更に輪をかけて珍しい。明日はふぶくぞ。
ハルヒはそのまま部屋の外へ出ようとした。
扉から姿が消えかかったとき、上半身だけが視界に戻ってきた。
「いい、合図するまで絶対に見るんじゃないわよ…?」
…心配この上ない。
188VIP村人f:2006/12/07(木) 18:01:40.51 ID:/BKgHnvX0
wktk
189壷ふりお京:2006/12/07(木) 18:11:56.81 ID:/OglMSvtO
保守
190壷ふりお京:2006/12/07(木) 18:15:58.49 ID:fW6BhTT1O
ひぐらしを知らんが



保守
191VIP村人f:2006/12/07(木) 18:40:42.03 ID:/BKgHnvX0
ほはあは
192棒またぎ姫:2006/12/07(木) 18:41:39.23 ID:Dhb+RvXPO
193内藤ホライゾン:2006/12/07(木) 18:55:52.73 ID:HOm0R8Em0
194VIP乙女:2006/12/07(木) 19:07:18.15 ID:pMNMzdmEO
ひぐらしを知らんが



保守
195VIP侍:2006/12/07(木) 19:07:47.16 ID:0LHM3hhP0
期待干す
196VIP村人w:2006/12/07(木) 19:15:45.01 ID:e1Z8J/mu0
ほしゅ
197だんご屋のはる:2006/12/07(木) 19:43:36.79 ID:vPVtRToZO
ほしゅ
198VIP足軽a:2006/12/07(木) 19:44:33.10 ID:0DhsLBZg0
199愛のセーラー戦士:2006/12/07(木) 20:01:59.34 ID:SCVno5BM0
ほしゅ
200油売りの左暮:2006/12/07(木) 20:08:57.93 ID:je8g6xhfO
1がこない
オヤシロ様か…

あれ?何か後ろにけは
201VIP足軽hentai:2006/12/07(木) 20:12:04.21 ID:uzrnQHoL0
今北wktk
>>1はハルヒも結構読んでるみたいだがちゃんとひぐらしもやり込んでそうだな
てか途中から書く力上がってるな
202VIP村人v:2006/12/07(木) 20:19:37.02 ID:ACnl0E6f0
こうも時間がすぎるのが遅いと感じたのは随分久しぶりだ。
3年もの間寝ていても一瞬だったのにな。
しばらくするとハルヒがかえってきた。
行くときとは特に変わった様子もない。
こいつ意外とできるのか!?
「渡してきたわ。飲むようにちゃんと言ってきた。」
「その薬なんていったんだ?」
「疲れてるみたいだからこの薬のんでゆっくり寝なさいって言ったのよ。」
…お前にしては気持ち悪いほどに上出来だ。
「さすがは涼宮さんです。」
ハルヒは俺と古泉のまえに座る。
「まぁ精神的に疲れちゃったのかもねー。酷使しすぎちゃったかしら。」
あれだけのコスプレなら極度の精神疲労も否定は出来ませんな。
「とりあえず今はそっとしておいてほしいらしいから放っておきましょ。」
今日のお前は上出来だ。
人のことを考えて行動するなんてアビリティがあったとは。
とりあえず朝比奈さんはそっとしておいて、とりあえず俺らはとこにつくことにした。
203VIP村人x:2006/12/07(木) 20:30:28.50 ID:e1Z8J/mu0
ほしゅ
204VIP村人v:2006/12/07(木) 20:33:02.40 ID:ACnl0E6f0
酒を飲んだわけでもないのに夜中トイレに行きたくなってしまった。
周りの奴らを起こさないように部屋を出る。
朝比奈さんは布団にはいっていない。まだロビーだろうか。
周りの連中の寝相が良いせいもあり気づかれずに外に出た。
べつにこそこそする必要もないけどな。
トイレが部屋の中にないのは案外不便だ。
他に客は無いが床がきしむのが非常に気になる。
用を足して部屋に戻る途中、やはりロビーから光がもれる。
時々明るさが変わるところをみるとテレビの光か?
ロビーに顔をだすと、朝比奈さんがテレビの前に座っていた。
彼女はもうこっちの存在に気づいていたらしい。
すぐに目が合った。俺は会釈をすると朝比奈さんに近寄る。
「こんばんは…で言えばいいんですかね?」
朝比奈さんは俺をじっと見つめたまま視線をそらさない。
警戒の深さがうかがえる。
なぜか心が締め付けられる思いがする。
205VIP村人t:2006/12/07(木) 20:39:12.73 ID:Aa7MaPwt0
ひぐらしサントラ聴きながら支援
206VIP村人v:2006/12/07(木) 20:39:40.08 ID:ACnl0E6f0
「どうしたんですか…こんな夜中に…」
その言葉、そっくり変えさせていただきます。
「朝比奈さんこそこんな時間までテレビ見てるなんて。
 あしたバテちゃいますよ?」
「い、いいんです…私のためなんですから。」
その言葉の意味が分からなかった。
夜遅くまでおきている事が自分のためになるとは到底思えない。
朝比奈さんに静かに近寄るとちょうどソファの隣までやってくる。
距離を置くべくソファの端まで移動した。
そう警戒せんでください。
とって食いやしませんって。
「…」
どうやら受けなかったようだ。
「疲れてるみたいじゃないですね。大丈夫ですか?」
「いえ、ぜ、全然大丈夫ですよ。
 薬だってちゃんと飲みましたし…」
さっきからそうだ。
いつもとは違う違和感。
そして、表現しがたい喪失感。
俺はその気持ちを彼女に率直にぶつける事を選択した。
「どうしてですか?」
207悲しい一人暮らし:2006/12/07(木) 20:45:06.98 ID:XD4fu8vN0
朝倉のキャラソン聞きつつwktk
208VIP村人v:2006/12/07(木) 20:46:23.35 ID:ACnl0E6f0
「な、なんですか、突然…」
さっきの羽入との会話が思い出される。
いまの朝比奈さんの気持ちは俺のあの時の気持ちと一緒だろうね。
一体何の話ですか?そう切り出すだろう。
だが、少し待っても朝比奈さんは口を開く様子が無い。
こっちが答えるべきだな。
「なんで、そんなに警戒するんですか?」
「それは…その…だって…」
口ごもる。俺は彼女に出来る限り丸い表情を見せるよう心がける。
聞いてますから。ちゃんと教えてくださいよ。
「だって…だってみんなこっちにきてからずっとおかしくて…!」
…どういうことだ?おかしいっていうと?
確かに終始ハイテンションのハルヒがおかしいと言えばそうかもしれないが。
でもそれは今日だけの話ではないはずだ。
「…口では表現できないんです。でも…でもなんだかすごく不安になるんです…!
 なんだかキョン君だって、涼宮さんだって…古泉君だって!
 なんだか様子がへんです…なんていうか、その…」
そうやって口ごもっちゃう所はいつもの朝比奈さんと変わらない。
やっぱりこの人は朝比奈さんその人間違いない。
「みんな…何か私に隠し事してるみたいで…」
209VIP足軽hentai:2006/12/07(木) 20:48:09.94 ID:uzrnQHoL0
路上のギリジン聞きつつwktk
210VIP村人v:2006/12/07(木) 20:53:43.23 ID:ACnl0E6f0
…隠し事?
「そうですよ…
 だから…すごく怖いんです…
 だって、だっていまこの会話でだって嘘をついてるかもしれないのに…!」
信頼が崩れる病気、まさにその通りなんだな。
朝比奈さんのソファの隣にお邪魔した。
「…じゃぁ、俺が朝比奈さんに嘘をついたこと、ありますか?」
「それは…」
「貴方が駄目だといったことはちゃんと守ってるじゃないですか。」
そうでなきゃ多分時間軸が大幅に乱れている事だろうね。
「でも…」
「俺は朝比奈さんのことを信じてますよ。」
朝比奈さんはうつむいたまま視線を泳がせている。
「だから、朝比奈さんも俺らの事、信じてください。」
SOS団なんていうわけのわからない集団ではあるが、
実に下らない毎日を過ごしているかもしれないが…
「俺らは仲間だと思うんですよ。」
朝比奈さんが顔を上げて俺のほうを見る。
「…仲間?」
「そうです。今伝えたかったのはそれだけです。」
「…ごめんなさい、キョン君。」
「いいんですよ。おやすみなさい。」
俺はその場を後にした。朝比奈さん、明日は明るい笑顔を見せてくれるだろうか。



諸事情によりここまでの予感 ごめんなさいごめんなさい…
211VIP村人s:2006/12/07(木) 20:55:03.61 ID:oJ8PLNsG0
/^o^\
212一生足軽:2006/12/07(木) 20:56:09.37 ID:HOm0R8Em0
>>210
おつだッ!
213油売りの左暮:2006/12/07(木) 20:58:56.16 ID:je8g6xhfO
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
214VIP村人u:2006/12/07(木) 21:06:48.43 ID:Aa7MaPwt0
215駅前食堂のメグ:2006/12/07(木) 21:21:39.35 ID:kn0qbxzKO
明日 頼んだ
216宿屋の女中:2006/12/07(木) 21:23:17.54 ID:0LHM3hhP0
乙だッ!
楽しみにしてる。
217高校の女教師:2006/12/07(木) 21:27:37.65 ID:C8EDnzdzO
明日の夜19:50には強制的にdat落ちな訳だが…

続きを読みたいけど
まとめサイトが無いのが悔まれる
218VIP女神:2006/12/07(木) 21:29:15.37 ID:7bIk2eYAO
誰か作ってくださる猛者はおらぬか
219VIP村人t:2006/12/07(木) 21:30:22.90 ID:oJ8PLNsG0
ひたすら書き込んでってVIP皇帝が出た人がまとめ
220武器屋のじじぃ:2006/12/07(木) 21:33:40.38 ID:eLiZB0/K0
>>217-218
簡単なのでよければ作ってくるわ、まってて
221VIP足軽i:2006/12/07(木) 21:35:34.78 ID:uzrnQHoL0
>>220
がんがれ
222宿屋の女中:2006/12/07(木) 21:41:24.42 ID:0LHM3hhP0
>>220
超がんがれ!
俺もがんがって応戦するぜお
223VIP女神:2006/12/07(木) 21:44:06.33 ID:7bIk2eYAO
>>220
さすがは武器屋のじじい
がんばってほしいだぜ
224VIP番長:2006/12/07(木) 22:08:00.06 ID:7bIk2eYAO
連レスながらほし
225門番の娘:2006/12/07(木) 22:21:11.69 ID:eLiZB0/K0
もうちょっとまって、あとうpるだけなんでww
226門番の娘:2006/12/07(木) 22:27:11.82 ID:eLiZB0/K0
ttp://freett.com/haru_vip_ma
とりあえずスレが落ちる前にはっとくw
これから色々つけたしてくる
227VIP毒蛇:2006/12/07(木) 22:27:35.40 ID:5ullyWvm0
期待してます
228VIP足軽wwwww:2006/12/07(木) 22:28:40.01 ID:9TqqezCV0
>>226乙です
229武器屋のじじぃ:2006/12/07(木) 22:30:31.46 ID:0LHM3hhP0
乙だッ!
230VIP村人u:2006/12/07(木) 22:31:27.28 ID:oJ8PLNsG0
おつした
231門番の娘:2006/12/07(木) 22:59:53.54 ID:eLiZB0/K0
おわたw
232VIP女神:2006/12/07(木) 23:03:12.87 ID:5ullyWvm0
>>231
乙です。
233水汲みおしち:2006/12/07(木) 23:05:18.34 ID:eLiZB0/K0
まとめ用にとってきたメアドのパスがわからなくなった
なにやってんだおれwwwwwwww
234水汲みおしち:2006/12/07(木) 23:08:26.67 ID:eLiZB0/K0
ごめwww自己解決したwww
235愛のセーラー戦士:2006/12/07(木) 23:18:12.31 ID:C8EDnzdzO
うおっ!まとめサイトだ!
漠然と抱えた気持も、時には言葉にして言ってみる物だなと実感した…
>>226乙です

「無ければ作ればいいのよ!」
>>226はハルヒだねwwww
236門番の娘:2006/12/07(木) 23:19:52.13 ID:lGBIBzbk0
リンクにハヒルwww
237武器屋のじじぃ:2006/12/07(木) 23:19:56.53 ID:jwcdjmh00
>>235
つまりお前はキョンだな
238VIP足軽c:2006/12/07(木) 23:33:21.65 ID:HOm0R8Em0
>>237
キンョじゃね?
239水汲みおしち:2006/12/07(木) 23:38:34.66 ID:eLiZB0/K0
>>235
ちなみに登録者名は涼宮ハヒルだwwwww
240愛のセーラー戦士:2006/12/07(木) 23:39:18.96 ID:C8EDnzdzO
>>237
その考えは無かったわ
>>238
ハヒルのリンクがあるからか?wwwww
241愛のセーラー戦士:2006/12/07(木) 23:43:24.48 ID:C8EDnzdzO
>>239
ちょwwwどこまでハヒルが好きなんだよwwwww


まぁ俺も香坂百合は可愛いと思うけどなwwwww
242VIP乙女:2006/12/07(木) 23:45:37.30 ID:g2qHHaGe0
こういうのは嫌いじゃないぜ 頑張れ しっかり読むから
243門番の娘:2006/12/07(木) 23:48:35.67 ID:lGBIBzbk0
amazon、「涼宮ハヒルの憂鬱 香坂百合」の”この商品を買った人はこんな商品も買っています ”に
ハルヒのDVDwww
244VIP皇帝:2006/12/08(金) 01:00:11.99 ID:NCqcg51gO
マジで質問なんだが、単行本3巻が急遽発売日が延期されたのは本当か?
回収されたという話も聞いたんだが。
作画者が何とかでとか聞いたのだが誰かそこら辺をkwsk頼む
245VIP村人p:2006/12/08(金) 01:25:40.29 ID:H9KPB+Vy0
ほっしゅー☆
246愛のVIP戦士:2006/12/08(金) 02:41:11.26 ID:TMVdAVk5O
247VIP村人Ecup:2006/12/08(金) 02:42:06.73 ID:YMSCe6GdO
続き頼む
248VIP村人z:2006/12/08(金) 03:15:44.99 ID:Y16JgQCa0
            ____
         __,,/  _, ----`ヽ  :.
     :.  / _     ___   、\
       / /   i      \   \\ :.
     :. ,'./       i  ヽ:.   ヽ:.:.. ヽ.ヽ
      ,'/    / .ハ ヽ ヽ:.:.:.:. ヽ::.. ヽヽ :.
     :. |i .i i  .i /  ヽ ト 、 \、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
       |i .i l  :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:}
    :. |i∧ ', :{ ,ィjモト \  イjミトイイV :.  ほ…
       .|  :メヽ.', `ozZ}      izN。ハ::{     保守なんですか?
      :. |  :ヾ_! ゝ "゙゙    '  `゙ ハ.:', :.   ここ、どこですか?
      |  :.:_イ .:.ヽ.   (二フ , イ :.:.:!:.ヽ     なんであたしで
   :.  / rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\:.   保守するんですか?
      / ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\
 :.  / .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^`  |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.:.
   / /  ) ヽ ヾ、ヽ:.ハ ヤ{   ∧/.-‐'": : |:.:. i ',
  ./ .,イ .:..} : :\ヾレ'ハ ∧__ノノハヾ、  : : : l:.:.: .ハ ',
  { /| .:.:ハ : : :i Y {ヾ`Yヽニン'ノ}: : } : : : :/:.:.:/ }:.}
  V | .:.:/:.:|_,ィ' ̄  ヽ三{ `ー-ノ : イ : : :/:.:i.:{  リ
    ヽ:.:{、.:.V     : : ヘ     : : {: : :/:.::∧|
     ヽ! )人    : : :人      : : : / \! :.
      "  ヽ : : : : :/イ{     :.ノ: : : :.\ :.
       :.  \__///: :\______/: : : : : : : ヽ
           / //: : :|;|: : : : : : i: : : __: : : : ',
       :.     / 、 {;{   |;|   . : i/. : : : : : :|
          / `Y;{. . . .|;|. : : : /i: : : : : : : : :l
249VIP足軽mp3:2006/12/08(金) 04:05:12.27 ID:av4xFWp/0
ほす
250VIP遊び人:2006/12/08(金) 04:19:37.87 ID:nW32R6gbO
ひぐらしハルヒの憂鬱な頃に
251VIP足軽utu:2006/12/08(金) 04:27:43.04 ID:gQT6QlOG0
ほす
252VIP村人Ecup:2006/12/08(金) 05:45:09.99 ID:Y16JgQCa0
ほしゅ
253トナカイ:2006/12/08(金) 06:45:21.94 ID:Y16JgQCa0
連ほしゅ
254サンダ:2006/12/08(金) 07:36:50.48 ID:9+Feuxk9O
保守
255煙突:2006/12/08(金) 07:42:09.24 ID:lkURtCVM0
256ゴタ:2006/12/08(金) 07:47:21.23 ID:BlTcDq2g0

作者様がんばってくだされ。学校へいってまいる
257ユダ:2006/12/08(金) 07:49:31.57 ID:lj4OeJKNO
執筆!執筆!さっさと執筆!
258:2006/12/08(金) 08:10:57.67 ID:Y16JgQCa0
hosyu
259トナカイ(雄):2006/12/08(金) 09:21:22.46 ID:rjr1auSUO
めがっさ
260ヨンタ:2006/12/08(金) 09:55:26.74 ID:l1xTE3sc0
ごめん、ふつうに楽しんで呼んでるわ俺ww
こう・・>>1ガンバれって思った



もちろん脳内音声垂れ流しで
261七面鳥:2006/12/08(金) 10:18:58.17 ID:+uVOulmiO
ほしっ
262九面鳥:2006/12/08(金) 10:26:46.97 ID:WmagiZUTO
ほす
263四面鳥:2006/12/08(金) 11:04:51.56 ID:hrqzqS4p0
涼宮ハヒルがなくころに

らめぇぇぇぇぇ
264トナカイ(ネナベ):2006/12/08(金) 12:32:55.02 ID:rjr1auSUO
携帯からは無理か…
>まとめサイト
265そり(GT):2006/12/08(金) 12:36:57.85 ID:TMVdAVk5O
266そり(GT):2006/12/08(金) 12:42:25.52 ID:TMVdAVk5O
267靴下左:2006/12/08(金) 12:42:54.59 ID:eY6vOEjG0
268そり(GT):2006/12/08(金) 12:48:09.80 ID:TMVdAVk5O
269二面鳥:2006/12/08(金) 13:27:15.75 ID:WmagiZUTO
270ゴタ:2006/12/08(金) 13:29:43.36 ID:2Necd0sb0
271サンタロウ:2006/12/08(金) 13:30:49.37 ID:IRsdD2J40
272九面鳥:2006/12/08(金) 13:39:59.03 ID:XGrPGnUG0
273そり(GT):2006/12/08(金) 13:40:00.91 ID:rL0BMtuCO
274ニタ:2006/12/08(金) 13:43:18.85 ID:lMcGjhG70
275ゴタ:2006/12/08(金) 13:44:14.81 ID:2Necd0sb0
276ゴタ:2006/12/08(金) 13:45:29.77 ID:2Necd0sb0
277そり(GT):2006/12/08(金) 13:51:05.78 ID:rL0BMtuCO
278九面鳥:2006/12/08(金) 13:55:19.27 ID:XGrPGnUG0
279ゴタ:2006/12/08(金) 14:01:07.92 ID:2Necd0sb0
280七面鳥:2006/12/08(金) 14:06:56.36 ID:rL0BMtuCO
281トナカイ(赤い鼻):2006/12/08(金) 14:07:39.28 ID:rjr1auSUO
282ニタ:2006/12/08(金) 14:15:09.33 ID:lMcGjhG70
283:2006/12/08(金) 14:15:35.34 ID:qjqL3/E40
284ツリー:2006/12/08(金) 14:15:57.67 ID:azBQOMIJO
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めるぽ
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288ゴタ:2006/12/08(金) 15:23:57.55 ID:7vcG69hv0
289ゴタ:2006/12/08(金) 15:32:09.91 ID:7vcG69hv0
290トナカイ(ダンサー):2006/12/08(金) 15:37:38.68 ID:3orhKNoi0
291まとめのひと:2006/12/08(金) 15:55:28.51 ID:DEwQfCF4O
>264
「なければつくればいいのよ!」
ついでだから携帯のもつくっとく
292トナカイ(ダッシャー):2006/12/08(金) 16:17:34.05 ID:rjr1auSUO
>>291
お前小まめだなぁ
Thanksなりゆ
293 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2006/12/08(金) 16:19:00.74 ID:eGWzcL7G0
        ,. -ー冖'⌒'ー-、
       ,ノ         \
       / ,r‐へへく⌒'¬、  ヽ
       {ノ へ.._、 ,,/~`  〉  }    ,r=-、   
      /プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く    /,ミ=/
    ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐'  リ,イ}    〃 /
   / _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ    〃 /
  ,/ └' ノ \   こ¨`    ノ{ー--、〃__/
  人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\
. /   |/ |::::::|、       〃 /:::::/    ヽ
/   |   |::::::|\、_________/'   /:::::/〃
294四面鳥:2006/12/08(金) 16:36:54.98 ID:2lfu92B6O
>>293
貴様!
何故俺の顔を知ってる?
295サンタ:2006/12/08(金) 17:01:21.24 ID:+FiK9IY/0
保守
296ヨンタ:2006/12/08(金) 17:05:11.92 ID:XXRS6iNY0
帰還。
まとめサイトできててビビりましたw
ただ一部文章がぬけちゃってますヨ。

ちょっと忙しいのでまた少ししか掛けないかもしれませんがお付き合いください。
297トナカイ(八頭だて):2006/12/08(金) 17:14:43.69 ID:JDMaCCWB0
>>296
頑張れ応援してるぜ
298そり(ミニ四駆):2006/12/08(金) 17:15:16.99 ID:rL0BMtuCO
>>296
おかえりktkr!
wktkwktk
299三面鳥:2006/12/08(金) 17:21:32.00 ID:LSj7SB8P0
おかえり!
ごめん、NGワードに巻き込まれて透明化したの木がつかなかった><
いまなおしてますorz
300ヨンタ:2006/12/08(金) 17:21:38.14 ID:XXRS6iNY0
TIPS キョン君の憂鬱

合宿まであと3週間というところまで来てしまった。
さっきからリビングでPCとにらめっこをしているせいか、
なぜか目の焦点がずれてしまった感じがする。
こう…物が小さめに見えるというか?
「キョンくーん!メールきてるよー!」
疚しい事をしているわけでもないから特に驚く事も無い。
が、ただ一つ言いたい事がある。妹よ!いいかげんそのキョン君をやめてくれ!
「ハルにゃんがよんでるからそれでいいんだよー。」
元凶はやはりそこか。
やはりアイツを放っておけばいずれ中心に世界は確実に傾いていくだろう。
「…とってくれ。」
「はーい。」
ここで素直に渡してくれるお前はまだ良い方か。
受け取った携帯のバックモニターに映る文字は…「涼宮ハルヒ」
はぁ…やはりいこいつか。
「明日までに計画書を出す事。あと学割申請もしておきなさい。以上。」
これに反撃してもどうせ返事は来ない。
あいつのメールは一方通行だからな。
「…計画書なんて大げさな…」
特に書く程のこともないっつーの!
どうせ当日にはお前の都合で変わる日程表なんて必要ない。
目の前の検索サイト。ひっかけたワードは雛見沢。なんだこりゃ。
「オカルト廃墟めぐり 雛見沢編」
「【オヤシロ】雛見沢に突撃しようぜ!【症候群】」
「雛見沢症候群考察」
「雛見沢症候群は既知だった〜恐るべき高野一二三先生とは〜」
…あいつもこういうのの一種じゃないのか?涼宮憂鬱症候群。
俺もこれにかかれば少しはハルヒの考えを理解できるかも知れないね。全く。
301五面鳥:2006/12/08(金) 17:27:27.16 ID:2lfu92B6O
早速キテル―!!
302ヨンタ:2006/12/08(金) 17:36:09.18 ID:XXRS6iNY0
部屋に入ると妙な違和感を覚えた。
さっきは気づかなかったがファンの音が聞こえるような。
む?古泉の布団に四角い影が…
「ははは、気付かれたようですね。」
お前はかくれんぼがへたくそだな。ノートパソコンぐらい隠せんでどうする。
「…実は携帯でネットに繋ぎましてね、調べごとをしてたんです。
 みんな睡眠中でしたからお邪魔になるかと思ってちょっと秘密にしてたんですが…
 で、色々今日起こった事に関連しそうな単語を引っ掛けてみたんです。
 それで更にそこに出てくる気になる単語をピックアップしてみました。」
わきから取り出されたメモ帳。ふむ。字は汚くは無い。
急性雛見沢症候群、レベル、治療、オヤシロ様の祟り、鷹野三四。
「…これの何処が気になったんだ?」
「昼間会った女性は我々に「急な症状だ」といいましたよね。」
「ああ、そうだが」
「急性の雛見沢症候群があるみたいです。
 発症すると事あるごとに症状のレベルが上がり、末期症状を見せると。
 どうやらこれ、相当危ないみたいなんですよ。」
それはどういうことだ。もっと詳しく言っていただきたい。
「相手を信頼できなくなる病気ですから、レベルが上がるごとに更に薄くなっていきます。
 そうすると相手に対する信頼は徐々に欠落していく一方ですから…」
つまり。
「一度発症するともう止まらなくなる、ということです。」
303ヨンタ:2006/12/08(金) 17:37:07.29 ID:XXRS6iNY0
↑ ※本編です。それと急性雛(ryというのがあるかどうかは定かでないです。
    その辺甘く見てやってください…
304六面鳥:2006/12/08(金) 17:38:05.72 ID:CNlqkZ040
おk把握
305トナカイ(ダンダー):2006/12/08(金) 17:46:06.61 ID:t/g3szZo0
ktkr
306五面鳥:2006/12/08(金) 17:48:27.45 ID:2lfu92B6O
携帯用のまとめ(・∀・*)っ/凵⌒マダァ?
19:50に強制datだよー
307五面鳥:2006/12/08(金) 17:49:52.02 ID:2lfu92B6O
>>306
ごめん強制datは明日だった…
308ヨンタ:2006/12/08(金) 17:53:49.82 ID:XXRS6iNY0
やはり薬に頼るしかないんだろうか。
「信頼を取り戻させる事はできないのか?」
「可能な場合も無くはなさそうですが…基本的には無理なようです。」
…なら、レベルと治療についても詳しく知るべきだ。
俺は立ち状態からその場に胡坐をかく。
ハルヒはのんきに寝息を立てている。
しかし騒ぎにならない分にはそのほうがいいかもしれない。
すまんが起こさないでおく。
「レベルについてです。
 レベル1は感染しているが症状が出ていない状態。
 レベル2は症状に気付かない場合が多いようです。
 幻聴が聞こえる、と言う場合もあるらしいですが。」
昼間ごめんなさい、って聞こえるって言ってたな…もうここまできていたのか?
「レベル3になると時々言動に不審の色がちらつくようになるそうです。
 不意な行為を受けたときの反動が少々オーバーになります。
 たとえば肩をふと叩くとものすごく驚いたりとか。」
悲しいほどに符合している。
神社に踏み込んだ辺りでこのレベルか…
時間的に相当短時間だな。
「そしてレベル4。ほとんど周りの人間をほぼ敵、と感知するようになるらしいです。
 刺激を加えられると必要以上に反撃したり、相手から距離をおいたり。」
…まさかとは思うがさっきのは…
「ここまでくると症状は明白なので薬を投与するなどして、
 一時的に安静にさせて専門医に見せる、と。」
じゃあ今すぐ病院に連れて行かねばならんじゃないか。
「…専門医がいたらの話らしいです。」
309:2006/12/08(金) 17:58:36.07 ID:LSj7SB8P0
なおしますた、ご迷惑おけかしました(´A`;)
XXRS6iNY0氏、今日も期待してます(´∀`*)
>>306
できた、うpってます
310ヨンタ:2006/12/08(金) 18:01:37.71 ID:XXRS6iNY0
>>309 アリガトゴザイマース!

「どういうことだよそれは」
「この病気あんまり国からよろしく思われてないみたいです。
 だから病院にいっても隔離されたり隠蔽されたり…
 そんなですからきっと専門医も相当少ないんでしょう。
 感染手段がものすごく多いらしいです。接触感染から母乳感染…
 とにかく感染手段が多くて感染症の扱いになるようですね。
 ちなみにキョン君ももしかしたら感染してるかもしれませんよ。」
なっなんだって!じゃあ俺もお前らの事が信頼できなく…
「いや、多分全国にレベル1の患者だけなら相当居るらしいんです。
 レベル1から発展するのはものすごく低確率らしんですよ。
 まぁその土地に長く居れば別かもしれませんが…
 昔は雛見沢から離れるだけで発症した時代もあるそうですがね。
 きっと今じゃ日本中…いや、世界中にいるかもしれません。」
じゃあどういうことだよ?
朝比奈さんだけ発症するって…もしやその低確率に?
「…これは予想ですが、もうすでにL3以上になっている人から菌をもたったとか。
 L3になった患者はチェックされて、家に謹慎という処理になっているようです」
311サンタ:2006/12/08(金) 18:10:21.17 ID:lMcGjhG70
19:40くらいに新スレ立てたほうがいいな
312ヨンタ:2006/12/08(金) 18:14:59.50 ID:XXRS6iNY0
家庭謹慎みたいなもんか。
…じゃあ朝比奈さんはこっちにきて誰か家から出られない人と接触したということだ。
「屋内で感染したとすると、朝比奈さんが上がった家と言えば…」
…この宿かよ!それしかない。
あの宿屋のおばちゃんかおじさんという事になるだろうな。
治療を受けていたにも関わらず営業をしている、というのも考えられなくは無い。
ただ朝比奈さんが他の人と触れたりおなじものを飲んだり…
まさか口移しやその他の理由は絶対にないだろう。
それに家に出てはいけない人が外に出たとか?
でもきっとそんな人と触ったりしてないだろう。
肩がぶつかったりすると朝比奈さんはすぐに謝るだろうからすぐに気付くはずだ。
…やはり後者が有力だ。
確か朝比奈さんはここに来てすぐに宿の人に麦茶をもらっていた。
俺らは各々自販機でかった炭酸飲料やらアルカリ飲料をもらっていた。
小銭がないしお札も使えないから朝比奈さんだけお茶をもらったのだ。
それがもしもあの二人どっちが飲んでいた、もしくはいつも使っていたものだとしたら…
これだ!
「僕もそれを考えました。やはりそれがもっとも自然でしょうね。」
「…俺らも十分に注意する必要があるな…」
ただし調理中にくしゃみしたりをした時に食事に入る可能性もある。
…そういえばおばちゃんはずっと食堂に居るときにマスクしてたような。
「それは無い、と信じましょう。
 とにかく彼らとの直接的な接触を避けましょう。」
「ああ分かった。…それとその個人名はなんだ?たかの…みよ?」



きらりんレボリューションが脇で流れてるから調子狂うwwwwバラライカwwwww
313サンタ:2006/12/08(金) 18:18:22.38 ID:lMcGjhG70
忘れていた。この電話がかかってくるまで。
忘れていた。この声を聞くまで。

もう何ヶ月も前のことになるが、成人式の日に俺はある女の子と出会った。
出会ったと言うよりは、再開した。俺はその子を知っている。
その子は、俺が中学生の頃密かに想いを寄せていた子だ。
結局、勇気を出せずに何もできないまま卒業した。
その子がまた、俺の目の前にいるのだ。
どうせまた何もできずに終わるんだろうな……。と思っているとなんとその子が電話番号を教えてと言ってきた。
内心、羽が生えたかのように飛び上がりたい気持ちになったが、ぐっとこらえた。
その日は特に何もなかった。
……1週間たっても電話は掛かってこない
既に俺はそのことを忘れていた。
今、この瞬間まで。
あの子から電話がきた。
「ひさしぶり〜、元気してる?」
俺は舌を噛みそうになりながら、なんとか答えた。
わずか一言二言が、俺の心を満たしてくる。
何度か言葉を交わした後、本題がやってきた。
「あのね……○○君にお願いがあるんだけど……」
なんだろう、そんなに大切なことなんだろうか。
「あのね、今度の選挙ね、公明党に入れて欲しいんだけど……」
そうか。そういうことか。
314サンタ:2006/12/08(金) 18:18:39.87 ID:lMcGjhG70
コピペスレと間違えたwwwwwwwwww
315六面鳥:2006/12/08(金) 18:24:57.54 ID:O8/RUI9Z0
>>314
ちょwwwwwww難解だなぁ・・・とか思って読んじまったじゃねぇかwwwwwwwwwww
316ヨンタ:2006/12/08(金) 18:26:03.15 ID:XXRS6iNY0
「そうです。この名前、聞き覚えありませんか?」
どうだろう、聞いたような聞かないような…なんというかこのもやもやは…
もう少し頭の回転がはやかったら思い出せたかもしれない。
非常に悔やまれる。
「じゃあこれをもう一度声に出して読んでみてください。」
「たかのみよ、だな」
「じゃあこの5文字を並び替えて見ましょう。そうするとですね。」
古泉はさっきのメモにペンで「たかのみよ」と書き込んだ。
ああ、たかのみよだな。コレを並び替えるって…
試しに真ん中でも入れ替えてみるか。
「たみのかよ」。こんな人聞いたこと…   あ。そうか。「美濃田佳代」!
「このひと雛見沢症候群に関する論文に沢山出てくる名前なんですよ。
 ただですね、この人おかしいんです。」
頭がおかしいのか?雛見沢症候群に自らも犯されたとか。
「このひと、昭和56年に岐阜県で焼死体と言う形で発見されてるんです。」
じゃあやっぱ別人なのか?…畜生どうなってんだ!
「…普通はそう考えますよね。でもこれはオカルト系の掲示板の情報なんですがね。
 死亡推定時刻がどうしても合わないらしいんですよ。」
なるほど…つまり発見された死体は偽装された死体だった可能性が大きいのか!
「さすがです。すぐにわかっていただけて光栄です。と言う事は、です。
 この人には死体を偽装してまで死んだ事になりたかった理由があるんでしょう。
 まぁこんな憶測が当たっていたら、ですがね。」


ちょっとブランクが開きそうです。もう一段落投下したいとは思いますが…
317サンダ:2006/12/08(金) 18:26:24.43 ID:8dZ2AwG/0
       ____
     ,: 三ニ三ミミ;、-、     \/   ̄   | --十 i   、.__/__ \  ,   ____|__l l ー十
     xX''     `YY"゙ミ、    ∠=ー  ̄ヽ |  __|.  |   | /  ヽ  /   __|   ,二i ̄
    彡"     ..______.  ミ.    (___   ノ. | (__i゙'' し      ノ /^ヽ_ノ (__ (__
    :::::             ::;
   ,=ミ______=三ミ ji,=三ミi
   i 、'ーーー|,-・ー |=|,ー・- |                ,-v-、
   i; '::  ::: ーー" ゙i ,ーー'j             / _ノ_ノ:^)
    ーi:: ::i:  /`^ー゙`、_ ..i           / _ノ_ノ_ノ /)
     |:::. ゙"i _,,.-==-、;゙゙i             / ノ ノノ//
     〉::.:..  丶 " ゙̄ .'.ノ       ____  /  ______ ノ
   / i, `ー-、.,____,___ノ\____("  `ー" 、    ノ
 ー'/  'i. ヽ、 ,二ニ/   \       ``ー-、   ゙   ノ
  /   'i、 /\ /      >       ( `ー''"ー'"
  \   'i," (__) /   /         \ /ノ

318ヨンタ:2006/12/08(金) 18:38:21.87 ID:XXRS6iNY0
なるほど…思えばさっきあの人…
古泉が気付かなければきっと明日にはかき消されていただろう記憶。
俺は確信した。
「多分生きてるってことで間違いないだろうな。」
「なぜ、そう思いますか?」
そうあの人はまず自分の名前を名乗るときに答えるまでにすこし時間があった。
そしてなによりも…あの人の話を聞いているとき。
どうしても目を合わせるのがいやだった俺は目をそらし下に向けていた。
その時見えた。確かに見えたね。
彼女のはいていたナースサンダルかかとに刻まれた「M.T.」
最初は変な傷だとしか思わなかったがよく見ているうちにローマ字であることが分かった。
あの施設にあの人専用のサンダルがあるはずが無い。
あったとしたらそこに通いつけている人間か、もともとそこに居た人となる。
居たんだ。そうに違いない。
きっとあの人はあの病院にいたんだろう
そしてその「雛見沢症候群」の研究をしていたとすれば。
「…すごいです、すべてが合致しましたね。
 どうやら明日あの人にもう一度あってみる必要がありそうです。」
疚しい事があるにしろ内にしろ、あの人は専門家に違いないんだからな。

ちょっと用事があるので一旦中断…忙しいものですみません…
ごめんなさい、ごめんなさい…とくに朝比奈さんごめんなさい…
319トナカイ(プランサー):2006/12/08(金) 18:43:11.91 ID:rjr1auSUO
乙。
それとまとめサイトのトップ画像さっきのほうがよかったんじゃね?
320九面鳥:2006/12/08(金) 18:46:36.14 ID:clcGj7ff0
無粋な突っ込みかもしれんがあえて聞く。
なぜ昭和58年でなく、昭和56年なの?
そういう編ならともかく、たかのん焼死事件まで
出てくると、ちょっと気になる・・・・・・
321四面鳥:2006/12/08(金) 18:49:33.68 ID:LSj7SB8P0
乙!
続きたのしみにしてますw
322ヨンタ:2006/12/08(金) 18:51:56.23 ID:XXRS6iNY0
>>320
うわっ 本当だ
昭和58年の間違いです。自分のなかでごっちゃになってるもので…
どうか脳内訂正してください。それだけが私の願いです…
323四面鳥:2006/12/08(金) 18:56:01.21 ID:LSj7SB8P0
>>319
ツッコミ待ちだったんです><
>>322
まとめのほうでは訂正しちゃっていいですか?
324そり(夏タイヤ):2006/12/08(金) 19:01:14.49 ID:HbjlEt2sO
バッドエンドにだけはならないことを祈るよ
325トナカイ(ブリクセム):2006/12/08(金) 19:09:26.98 ID:3orhKNoi0
むしろバッドエンドを見たいと思う俺は(ry
326奇面組:2006/12/08(金) 19:18:09.79 ID:pyBluBsF0
バッドエンドじゃなきゃひぐらしじゃねぇ
327ニタ:2006/12/08(金) 19:30:52.19 ID:JpyWEeph0
ttp://www.uploda.org/uporg609074.jpg
ムシャムシャしてやった
328トナカイ(インフルエンザ):2006/12/08(金) 19:37:19.01 ID:JDMaCCWB0
>>327
百万回保存した
329三面鳥:2006/12/08(金) 19:37:29.92 ID:zrKq1oShO
ここもうすぐ落ちんじゃね?
330かちゃまほ ◆r4Tbwy5y8w :2006/12/08(金) 19:46:28.18 ID:l/VC5lHW0
>>327
おおすげえええええw
331:2006/12/08(金) 19:51:19.38 ID:ceiuZlE/0
あれ・・・?
332そり(AWD):2006/12/08(金) 19:54:56.65 ID:rL0BMtuCO
落ちるの明日じゃないの?


ついでに晒し
http://kjm.kir.jp/?p=79824
333八面鳥:2006/12/08(金) 19:56:21.56 ID:CNlqkZ040
安価の人だ わーい
334三面鳥:2006/12/08(金) 20:10:22.16 ID:rL0BMtuCO
>>333
なぜわかっt
335ゴタ:2006/12/08(金) 20:11:00.87 ID:1hr97Un30
落ちてないじゃん
336靴下右:2006/12/08(金) 20:15:21.84 ID:ih3nURLc0
なんだなんだ
明日は強制的に全スレ落ちるの?
337三面鳥:2006/12/08(金) 20:39:32.37 ID:DFpe89Mp0
仕様くらい確認しとけよ
338:2006/12/08(金) 20:48:39.59 ID:ceiuZlE/0
ほっしゅん
339六面鳥:2006/12/08(金) 20:56:11.94 ID:rBykhhAsO









340キャンドル:2006/12/08(金) 21:02:14.59 ID:Mb6+Hz0v0
じゃあ保守がわりに短編を即席で書こうと思った。
許可を。
341八面鳥:2006/12/08(金) 21:02:48.75 ID:mhkbSiYz0
GO
342:2006/12/08(金) 21:04:31.08 ID:ceiuZlE/0
343ヨンタ:2006/12/08(金) 21:08:59.41 ID:XXRS6iNY0
TIPS 会話記録


「…今までに無い大規模なものですね。」
「はい。東京山手圏内から埼玉県南部、および阪神工業地帯から淡路島まで。
 確認が取れただけもこれだけの量とは…一体何が起きてるんだ?」
「ただ本人の機嫌が悪いだけとは思えません。
 神人の数も相当多いようで各地での処理が難航しております。
 先ほど私も見たんですが、いやぁ、これは酷い。
 東京では内部の首都高橋脚がすべてパーでしたよ…いやはや。」
「アイツは一体何をしてるんだ…?」
「監視を続けているようですが外から見た様子では全く変わりはないと。
 寧ろ機嫌がいいぐらいだと言っておりますが…
 どうしましょう、現状を伝えるべきですかねぇ?」
「変な行動を見せて逆に本人の神経を逆なでする事も考えられなくもない。」
「なんてこった、このままでいくと本当にひっくり返る事にもなりかねませんね。…」
「全くですよ。あー、また入った。今度は名古屋市内、それと…なんだこりゃ!
 千葉と札幌も!…これはもう…」
「そんなこと言ってもこっちはこれ以上手が離せませんよぉ。」
「ヤバイな…おい、動かせるだけ動かしてくれ。
 それとアイツに本当に以上が無いかたしかめさせろ!
 …目標はG県内か。一体何が起きてるんだ…?」


今日はここまでになりそうデス。
>>340
ぜひとも拝見したいですね。オネガイシマス。
344ゴタ:2006/12/08(金) 21:09:51.50 ID:DLmR1oq40
スレタイ凄いな。
345キャンドル:2006/12/08(金) 21:15:44.53 ID:Mb6+Hz0v0
ぶえっくし!!

ああ寒いああ寒い寒い寒い。
そりゃ寒いですとも。今は12月31日午後10時。新年迎える2時間前が、30度とかなら
それはそれで嫌だ。
にしてもなんでウチの部はこれということはな〜んにもしていないのに毎日毎日あんな部屋に人が集まるんだ。
まさか大晦日の前日にまで全員が揃うとは。ま、かく言うおれも行ったんだけどな。

「明日はみんなで初詣に行くわよっ!」

誰の発言かは言うまでもない。そして前日に言い出すから大したもんである。今更だが。

「うう、それにしても重いな...。」

そしてみんなの注文したもんをコンビニなんかで買った。
そうおれはパシr...いやなんでもない。
346キャンドル:2006/12/08(金) 21:38:08.21 ID:Mb6+Hz0v0
本当に重い。コンビニ、スーパー、本屋。
お菓子にカイロ、つーか食い物。そして本。
もちろんこの本は長門のリクエスト。...明らかに今日のために用意されたものではない。
こら長門!ちゃっかり自分の趣味におれを巻き込むんじゃない!

おや?
見たことのあるシルエットがおれに近づいてきた。朝比奈さんでありますように。
「やぁ。なかなか重たそうに歩いてますね。」
古泉か。このくそ重い荷物を持つ中でこの宙に浮くほど物腰の軽い爽やかさを見るのは
非常にストレスがたまるものである。
「そう思うなら片方持ってくれ。」
古泉は満面の笑みを常に浮かべている。
「ははは、遠慮しておきますよ。涼宮さんの期待に応えなくては、ね。」
むかつくほど爽やかなやつである。少しはおれに分けてくれ。
「昨日の涼宮さんの晴れ晴れとした顔を思い出して頑張って下さい。」
その顔を見るたびにおれは寿命がちぢむほど疲れる目に遭うのだが。

でも確かに昨日のハルヒはなんか機嫌がよかったな。
そして古泉に言われたからではないが、おれは少し思い出していた。
今日のことの発端となった昨日のことを。
347十面鳥:2006/12/08(金) 21:52:46.93 ID:CNlqkZ040
ほしゅー
348ゴタ:2006/12/08(金) 21:53:04.83 ID:jwJGLkWk0
ほs
349キャンドル:2006/12/08(金) 21:57:16.67 ID:Mb6+Hz0v0
...いまからPCから携帯に変えます。
ああ自分のパソが欲しい。
350ヨンタ:2006/12/08(金) 21:59:42.44 ID:IOVceatcO
変わりました。
....続きいりますか?
351七面鳥:2006/12/08(金) 22:03:17.84 ID:RTDO4VwlO
キタ―(゚∀゚)―!
352ヨンタ:2006/12/08(金) 22:15:41.83 ID:IOVceatcO
ずいぶん下がったな。
じゃあちと書きます。
353六面鳥:2006/12/08(金) 22:28:08.23 ID:zrKq1oShO
おら、あげといてやるよ
354ヨンタ:2006/12/08(金) 22:31:04.62 ID:IOVceatcO
12月30日午前七時半。おれは目を覚ました。
別に、部活に行かなくちゃ!みたいなまことに普通な高校生だから、というわけではない。
ヒマなのだ。
特にやることもなく早く寝て早く起きていた。
布団から起きて、顔を洗い、食事を済ませ、歯を磨き、服を着替え、居間に座る。
この間実に30分。

「おにいちゃん今日もヒマなの?」

人間、ヒマと自覚してても他から指摘されるとイラっとくるのは何故だろうな。

さて、どうするか。
今日も学校に行くか。特にやることもないのに、全く習性ってのは恐ろしい。
ふとおれは携帯を開いた。着信履歴に涼宮ハルヒの名前があった。
....行くか。行かないと怖そうだ。
まぁ、行けば向こうには皆いるんじゃないか。
長門も古泉も朝比奈さんも、なんだかんだで結構あそこが好きみたいだし。
しかし長門。あいつは一体何時から登校しているのだろう。
そう思いながらおれは制服を来て早朝ハイキングに乗り出した。
....冬休みだよな今?
355七面鳥:2006/12/08(金) 22:53:33.73 ID:J4jnN51KO
キョン妹はキョンをお兄ちゃんとは呼ばないす
356ヨンタ:2006/12/08(金) 22:58:35.40 ID:IOVceatcO
もうすぐ学校だな。
気温は低く、乾燥している。
だがこの太陽の眩しさはそれらを吹っ飛ばしてくれる。いやぁ、こういうのも悪くない。
校門を過ぎ、下駄箱で靴を履き代え部室へ向かう。隣のコンピ研はどうやら今日も活動中だ。あんたらも物好きだねぇ。

コンコン

部室をノック。
「はぁい、どうぞ〜」
おお、この愛くるしい声は!
おれは天へ昇る気持ちでドアを開けた。
そこにはお茶をいれている朝比奈さんと、それを飲む古泉、そしてひなたぼっこしながら読書をしている長門のいつも通りの姿が映っていた。
全くどいつもこいつもヒマである。
「揃ってるみたいだな。ホント皆一体何時に登校してるんだ?」
古泉が笑みを浮かべながら答えた。
「僕も先程着いたところです。朝比奈さんも。長門さんはもういましたけどね。」
朝比奈さんがお茶を出してくれた。いやぁ、五臓六腑にしみわたる素晴らしい味。
「長門さんはいつ来たんですか?」
目が合うことはないとわかりながらも笑顔で尋ねる古泉。まぁこいつはこういう性格だ。
「....七時半。」
おれが起きた時間じゃねぇか。
それよりおまえは本と会話をしてるのか?
まぁこいつもこういう性格だ。

そしてそれぞれが思い思いの時間を過ごして一時間。

「へぇ、皆そろってるとはやるじゃない。」

我等が団長、涼宮ハルヒの登場だった。
357ヨンタ:2006/12/08(金) 23:03:06.24 ID:IOVceatcO
>>355
スマソorz
そういえばそうかも。
358ヨンタ:2006/12/08(金) 23:05:57.56 ID:IOVceatcO
短編とか言いながらしばらくおさまりそうになくなってきた...orz
即興だからそうなっちゃう。
おれはどうすればいいの?
359ヨンタ:2006/12/08(金) 23:11:44.09 ID:IOVceatcO
とりあえず書きます
360サンクス:2006/12/08(金) 23:14:21.95 ID:SnfgrKcw0
1もそうだが改行して欲しい
361ヨンタ:2006/12/08(金) 23:28:25.08 ID:IOVceatcO
「こんな大事な日にこの早さで全員とは流石ねぇ。」

今日が大事な日とは知らなかったのは皆同じだ。
「みんな、喜びなさい!明日はSOS団全員で年を越し、初詣をすることが決定したわ!」

誰の頭の中でだ?もはや驚かないおれである。
でもとりあえず言っておかねば。
「またえらく急だな。予定とかは大丈夫なのか?」
今のハルヒは古泉並の笑みを浮かべている。
「大丈夫よ、SOS団なのよ。どうせアンタはヒマなんでしょ。」
いちいちつっかかる言い方をっ...。
「古泉くん?」
「奇遇にも。」
「有希?」
頷く長門。
「みくるちゃんは?」
「だ、大丈夫ですぅ。」
「と、いうことよ。さて、早速明日の当番を決めるわよっ!」
ホントに生き生きとしているハルヒであった。
362:2006/12/08(金) 23:41:52.64 ID:IcJxJ0MP0
暴走・動揺でしっかり描かれていたが、SOS団は年末は鶴屋さんの別荘で例の『機関』の方々と年を越したよな。
363靴下右:2006/12/09(土) 00:03:07.15 ID:uk5d31y/O
「当番だぁ?なんだそれ。」
「そりゃスムーズに進めるには分担は基本でしょ。古泉くんには事前調査を頼んでいい?具体的には紙に書いておくから。」
事前調査てスパイごっこでもやるのか。やりかねないが。
「みくるちゃんは記録係ね。有希はみんなのサポートお願い。」
「キョンは買い出し。明日必要な物資を集合前に買ってきて貰うわ。何かは皆に聞いてね。はい、これ。あたしの注文リスト」
そこには上手いようで下手くそなようなつまり普通な字がずらずらっとナルトの中忍試験の暗号問題のように羅列されていた。
「こんなに買ってくんのか!面倒だな。」
「うだうだ言わないの。皆から一つは希望とるのよ。」
まぁいいか、腹を括ろう。
「朝比奈さんはどうします?」
「うーん、とりあえず寒いでしょうからカイロとか体が暖まるものを。」
おれが暖め、いや、馬鹿おれ。
「古泉はどうだ?」
「そうですね、最近、カード系のゲームがボロになってきましたので、トランプやUNOなんかを。あ、プラスチック製でお願いしますね。」
妙なこだわりを持ったやつである。
「長門は?なんかあるか?」
相変わらず本とにらめっこ。
「特に、ない。」
「そうか?なんでもいいらしいぞ?」
「....なんでも?」
「ああ、おれは破産しうるものはアレだが。」
「....じゃあ、本。」
「本でいいのか?」
「うん。........8冊。」

と、いうわけだ。買い物袋と長門の本の重さはおれの腰をバリバリ言わせていた。
「さ、もうすぐです。しっかり歩きましょう。」
なら代われ、せめて片方もて。ああ、ゴールが待ち遠しい。
364靴下右:2006/12/09(土) 00:05:36.15 ID:uk5d31y/O
>>362
パラレルだから無問題。
ていうか改行が多すぎますがうざいのなんのって....orz
365十面鳥:2006/12/09(土) 00:22:27.43 ID:Zzq2f+P3O
ここはあげざるを得ない
366靴下右:2006/12/09(土) 00:31:15.66 ID:uk5d31y/O
よし、もうすぐだ。もう少しで目的の神社に着く。
しかし、初詣と言われても神社か寺かで迷うが正しいのはどっちだっけ?神仏習合のなれの果てかねぇ。
ん?そこへふらふらっと風のように小柄の少女が現れた。
長門有希だった。
「よう長門。今日も制服で来るんじゃないかと思ってたぞ。」
そりゃたまには私服も見てみたい。
「こんばんは、長門さん。」
軽く頷く。いつも通り。
そしたら急に長門がおれの腕を引っ張ってきた。正直ドキッとしたおれだが、今のおれの腕を引っ張るのは爆弾のスイッチを押すようなもの。ここは冷静に。
「どうした?」
「....本。」
なんだ。ドキッとして損した。
「こっちの袋に入ってる。」
片方の袋を本だけにして渡す。
少しは楽になったかな。
「....お金。」
そういっておれの手に野口さんを何人か渡した。
その手の暖かさに正直おれは和んだ。
「おまえの手、暖かいな。」
「....そう。」
いつも通り。嬉しいような悲しいようないつも通り。
「顔赤いですよ、イヴがもう一人欲しいんですか?」
「お前はどうも一度おれに殴られたいらしいな。」
「冗談です、ほら、あちらを見てください。」
「んなもんにひっかかるか....」

「コラー!遅いわよ、キョン。」

神社に待っていたのはお馴染み涼宮ハルヒと朝比奈さんだった。
367靴下右:2006/12/09(土) 00:37:27.22 ID:uk5d31y/O
かくまでの合間ほす
368七面鳥:2006/12/09(土) 00:37:57.08 ID:yw2IEiIS0
>>366
まとめに追加しちゃうけどいいよね?wwww
369靴下右:2006/12/09(土) 00:42:29.91 ID:uk5d31y/O
>>368
まとめって何?
こんな即興で考えたもんならごじゆうにどうぞ。
370ヨンタ:2006/12/09(土) 00:44:02.74 ID:hZO5pdxrO
>>1
おいおい、駄作と駄作を合わせても駄作しか生まれねーぜ?
371一面鳥:2006/12/09(土) 01:07:43.00 ID:Zzq2f+P3O
そんなこと書いてどうすんだか
とぼやきつつ保守
372靴下右:2006/12/09(土) 01:08:59.00 ID:uk5d31y/O
「おっそいじゃないの。今年に追い越されるかと思ったわ。ねぇみくるちゃん。」
この買い出しの八割はお前の注文だったわけだが。労いすらかけないのは相変わらずである。
「そっちが早過ぎるだけじゃないのか?時間は守っただろう。」
「こういうのは早いほうがいいのよ!あんまり遅かったら巫女のコスプレさせてるところよ。」
羞恥心と寒さでとんでもないことになりそうだ。
「ところで、年越すにもまだ時間はあるぞ。何かするのか?」
「ここはね。私達一般人も一回なら除夜の鐘をならさせてくれるのよ。百八回までね。それまでは何か遊びましょ。」
そのための買い出しか。確かに自分で鳴らせば煩悩なんか一発で飛んでいきそうだ。
「そうか。それにしても神社で年越しね。雰囲気もあるし、悪くないな。」
ハルヒの顔が更にぱっと明るくなった。
「でしょでしょ。こういうのはね、電気に囲まれた中でやるもんじゃないのよ。自然の雰囲気の中でやるもんなのよ。」
神社はまっすぐ鳥居をくぐればそのまま賽銭箱に一直線。
その横に石で作られた低めの高台に除夜の鐘。通路は篝火で囲んであるときている。
久しく忘れていたな、こんな感覚。
神聖さに心が揺り動かされるようだ。
燃える薪のパキッという音が響く。正直来てよかったと思った。
「まぁ、いいところだな。」
「こういうのも、悪くないですね。」
「....綺麗。」
「本当、いいところです。」
得意満面なハルヒの顔がおれの目に映った。雰囲気ぶち壊し、ほどじゃないが..。
「ふ、ふふ今日はみんな素直じゃない。」

褒められなれしていないハルヒの下手な照れ隠しだった。
373そり(年代物):2006/12/09(土) 01:23:11.65 ID:LvNnqK+Y0
374靴下右:2006/12/09(土) 01:41:52.91 ID:uk5d31y/O
「さて、じゃあ何する?新年まであと一時間以上はあるぜ。」
「そうねぇ。とりあえず体を動かしましょ。あんまり人いないし。」
神主さんに目玉くらってもしらんぞ。まぁ寒いから体を動かしたいのは事実だ。
「わかったよ。でも周りに迷惑かけないやつな。」
「わかってるわよ。あたしがいつ他人に迷惑かけたってのよ。」
本気でそう言ってるのならたいしたもんである。

10分後。

だぁー るぅー まぁー さぁー ん がぁ こ ろ ん だっ!
「ほう、皆一歩も動かないなんてなかなかやるわね。」
高校生にもなってだるまさんがころんだかよ。
とかそう思ってるくせにいざやるとなると意外にアツい。なぜなら
「わかってるわねー、五回負けたらコスプレ巫女だから!」
というわけだ。負けられるかぁっ!
「だーるーまーさんが両手を挙げて右足を挙げた!」
ハルヒめ、皆で仲良く鶴の舞かっ!
「あらぁキョン、右足がプルついてるわよ?」
そんなことはない、そんなことはないぞぉ、もっと己の強さを信じろおれ。コスはいやだ巫女は嫌だ。ハルヒならやりかねない。おれが嫌がっても古泉と組んで無理矢理にでも着せるだろう。くそうまけるかぁっ。
「だーるーまーさんが シ〇ッコの真似をした!」
キョ・長門・古泉「落ちろ、カトンボ!」
コンピ研との戦い以来だなあこのセリフ。
いや、すいませんやりたかっただけなんです好きなんですガンダム。ってアレ
「あらぁ、みくるちゃん言ってないわねぇ。これでお手付き何回?三回目かしら?だめじゃない、〇ロッコぐらい知っとかなくちゃ。」
すっかり悪ノリのハルヒである。
「だって知らないんですよぉ。」
ごもっともですよ。普通は知らないんです。
ちなみに長門が知っていた件については誰も突っ込まなかった一同であった。
375靴下右:2006/12/09(土) 01:44:51.22 ID:uk5d31y/O
そろそろ今日書くの限界ほす
376VIP皇帝:2006/12/09(土) 01:49:25.87 ID:uk5d31y/O
落ちるの阻止。そろそろ眠い。
続き今、書こうかなぁ。
377そり(年代物):2006/12/09(土) 01:52:41.17 ID:LvNnqK+Y0
ふぁいとー
378靴下右:2006/12/09(土) 02:05:49.47 ID:uk5d31y/O
うーん、さっきのだるまさんのとこで鶴屋さん話しに入れようとしたんだけどなんとなく見送った。
とりあえず保守。
次で今日ラストかも。
明日も続き書ければいいなぁ。
379そり(GT):2006/12/09(土) 02:19:52.89 ID:LvNnqK+Y0
あーもうだめだ・・・
380一面鳥:2006/12/09(土) 02:32:43.70 ID:OGU/72fEO
ブヒヒヒ
381:2006/12/09(土) 02:51:41.83 ID:mQhStrWT0
ほしぃ
382:2006/12/09(土) 02:52:14.98 ID:uk5d31y/O
今11時あたり、だるまさんがころんだに熱中している一同だが只今そんなこんなで
シ〇ッコを知らなかった朝比奈さんが三回。
精密笑顔機械古泉が一回。
常識に欠けた宇宙人長門が三回。
そして鶴の舞はよかったが、その次のスペシウム光線で手が逆だったおれの四回である。やばいぞおれ。
「あらキョン、もうチェックメイトかしら?どうやら今年は笑いながら年越せるようね。」
くそったれ。言いたい放題言いやがって、コスプレはいやだ〜、巫女はいやだ〜。
「へ、まだわからんぜ。意外に意外、古泉かも知れない。」
「いやぁ、流石にそれは無いですよ。」
わかっとるわバカ。
「あと三回ですぅ。」
「....。」
ま、皆が皆ピンチってわけだ。


とりあえずもう無理。
おやすみ。
そして名前は秋でよろしく
383:2006/12/09(土) 03:36:55.62 ID:ZZhp2Glf0
. /   /   .:::/:    .::     :::.  |::. |::::. : ヽ:. ヽ
//  :/   .:::/::: .:   /:::   .::|:::  |::::. |',::::. : ',::. ハ
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384四面鳥:2006/12/09(土) 04:14:00.35 ID:A966Fe/O0
ほしゅう
385ニタ:2006/12/09(土) 05:29:34.00 ID:RFomMM7K0
保守
386三太九郎:2006/12/09(土) 06:31:01.06 ID:TzFO6YrTO
ほっし
387十面鳥:2006/12/09(土) 07:47:11.42 ID:vctgCT5jO
保守
388六面鳥:2006/12/09(土) 09:06:20.72 ID:FDoWNZHtO
3891000ならクリスマスは中止:2006/12/09(土) 09:38:34.12 ID:pl3hhfzk0
ほしゅ
390五面鳥:2006/12/09(土) 11:35:47.13 ID:Hx0GQ0vHO
391ニタ:2006/12/09(土) 11:41:00.01 ID:2wg9mvAy0
ho
392ヨンタ:2006/12/09(土) 13:03:18.45 ID:uk5d31y/O
保守
393:2006/12/09(土) 13:28:38.21 ID:uk5d31y/O
また来ました。
とりあえず即席で書きます保守。
394靴下右:2006/12/09(土) 13:40:08.39 ID:HQ1rFwP20
>>393
wktk
395四面鳥:2006/12/09(土) 14:24:02.03 ID:Zzq2f+P3O
ほし
396:2006/12/09(土) 14:27:55.73 ID:uk5d31y/O
ああピンチ、ピンチ。おれが1番地獄のコスプレ列車に近づいているっ。
片道切符だ。帰りは無い。
さあどうする。もうミスれないんだぞ。
「だーるーまーさんが」
だーくそ、どうなる。
「かめは〇波を撃ったぁ!」
サンキュードラゴンボール!
とおれはかめ〇め波のポーズをとった。大丈夫、左右逆でもない。
「あらぁ、どうしたの有希?」
と、長門を見たらそこには突っ立った長門がいた。
「....かめはめ波って何?」
言っちゃったよ。せめて〇つけろ。
「知らないか。まぁ仕方ないな。ハルヒの趣味だ、気にするな。」
「これで二人お手付き四回ねぇ。面倒だから次にお手付きしたやつが罰ゲームよ!」
今までのカウント意味なしかよ!っとこれなら古泉の可能性もアリか?
「それは手厳しい。流石に今回は無事に終わりそうでしたのに。」
わざとらしくため息を漏らす爽やか男。実にわざとらしい。
「ふ、甘いわよ古泉くん。人生ってのは何が起こるのかわからないんだから。」
ハルヒが関わっているなら尚更である。
「みくるちゃんも油断してたらあっという間に巫女さんがあなたをさらいにやってくるわよ!」
「ど、努力しますぅ。」
嗚呼、なんともかわいらしい声。このお方の巫女姿、拝んでみたいのは決しておれだけではないはずだ。
「じゃあいくわよ!」
ホント楽しそうだなあいつ。
「はぁ、このままコスプレ巫女なんて御免だぜ。」
「....罰ゲームは嫌?」
隣に突っ立ってた長門がいきなり口をきいた。
「当たり前だろ。おれが今巫女姿でもしてみろ。寒さと羞恥心で今世紀最悪の風邪を催すこと請け合いだ。」
「....そう。」
相変わらずよくわからないやつである。
397靴下左:2006/12/09(土) 14:54:40.51 ID:yBXI1LMM0
長門、俺たちも雛見沢症候群とやらを患ってるかも知れん。
「何故?」
以前、朝倉涼子が暴走した事があっただろ。
「あった」
あれは俺たちの被害妄想かも―――
「それはない」
だな。
「そう」
398:2006/12/09(土) 15:20:06.69 ID:uk5d31y/O
「だーるーまーさんがー」
さぁ来い。もうミスってたまるか。どんなポーズだってとって見せよう。
「ころんだっ!」
ここでストップかよっ!やばい、すっかりポーズをとる気満々だったおれは勢いあまり倒れそうになった。ここまでか、このまま今年最後の恥を来年最初の恥まで持ち越してしまうのかっ。
トンッ

とおれの上着を誰かがちょっとだけ引っ張り、支えてくれた。おかげでおれの動きは止まった。
その手は長門の小さな手だった。
「はい?...長門?」
「罰ゲームが、嫌だと聞いた。」
目を交わすこともなく、淡々と喋る長門。
「今回の私の役割はみんなをサポートすること。すぐ近くのあなたが危機ならばサポートするのは私の役目。」
危機って...。どこまでも生真面目といかなんと言うか。
「でもそんなことしてたらお前が....。」
「大丈夫。鬼には見えないところかr....」
「あらぁ有希。その浮いた右手は何かしら?」
...言わんこっちゃない。
399:2006/12/09(土) 15:21:28.13 ID:uk5d31y/O

「今日はやっぱり寒いですねぇ。」
「これカイロです。はい朝比奈さん。」
「ありがとうございますぅ。」
おれ達は今、長門の着替えの間、休憩を兼ねて雑談をしていた。
「そういえば、ハルヒはどうした?」
「長門さんの着替えの手伝いだそうです。寒いですし、場所を確保しに神社の人に掛け合っているのでしょう。」
全く、いつもながら無理をする。
「元気だなぁ、あいつ。」
「全くです。特に最近の涼宮さんの精神の安定ぶりには目を見張るものがあります。昨日のあの嬉しそうな顔、あういうのを見ると僕は心底安心するんですよ。」
「世界の寿命が延びることにか?」
「それもありますが、あなたたちとこうして馬鹿なことができることが1番大きいようです。あなたや涼宮さん、このSOS団のような刺激が僕には必要のようですから。」
真顔で言うな。照れちまうだろうが。
「私もそう思います。」
「朝比奈さん?」
「私がここに来るまで、涼宮さんは気性が荒く、一般人からは掛け離れた人だと聞いていました。」
「そうなんですか?」
「ええ、でも実際つきあってみるとまるで違う。多少無茶はするけど普通の女の子でした。」
あなたが1番色んな目にあっているのに。そのように考えられるこのお方をおれは菩薩の様に感じていた。

「さぁてみんな。お待たせしたわねっ!」

二人がとうとう現れた。
400:2006/12/09(土) 15:38:08.70 ID:uk5d31y/O
>>397さん来ましたね
じゃあ僕は保守に回りましょ。
じゃまにならないように。
401ヨンタ:2006/12/09(土) 15:39:23.32 ID:uk5d31y/O
保守
402ヨンタ:2006/12/09(土) 16:06:14.00 ID:uk5d31y/O
保守
403VIP皇帝:2006/12/09(土) 16:29:52.37 ID:+8mZj7F80
保守参加
404愛のVIP戦士:2006/12/09(土) 16:52:55.80 ID:uPgSXFSR0
このスレまだ残ってたwww
405ヨンタ:2006/12/09(土) 17:13:57.23 ID:iIJSxpox0
喜緑「ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」


保守
406サンク:2006/12/09(土) 17:21:34.47 ID:yI4hZ8cy0
まだあるるぅのか
407煙突(小さめ):2006/12/09(土) 17:39:22.75 ID:1FBMePDt0
コンピ研部長「KOOLになれ・・・」


保守
408靴下左:2006/12/09(土) 17:53:03.91 ID:ejAPRnAM0
>>397
フイタww

保守
409:2006/12/09(土) 17:56:56.27 ID:uk5d31y/O
保守
410四面鳥:2006/12/09(土) 18:13:14.13 ID:CeQ1MePnO
ほっしゃげ
411:2006/12/09(土) 18:26:19.99 ID:uk5d31y/O
>>1さん来ないんでちょっと書きます保守。
412ヨンタ:2006/12/09(土) 18:29:27.32 ID:C9HkLaPw0
今晩は。一晩保守ありがとうございました。そろそろタイムリミットでしょうか?

本編投下開始。
このトピック消滅まであと1時間22分と34秒。

とりあえず今夜は夜も更けて来た為にとりあえず俺は寝る。
古泉はもう少し粘りますね、と再びパソコンをいじり始める。
寝不足するなよ、頼むから。
朝比奈さんが部屋に戻ってくることは多分…無いとみたな。
とりあえず団長にも今日古泉と話したことはしっかり伝えなければならん。
ハルヒは明日も雛見沢に行くと言っていたはずだ。
と言う事は、十分に「美濃田佳代」に会う可能性だってあるはずだ。
それに賭けるしかない。
「…長門、起きてんだろ?」
小声で話しかける。
聞こえてるはずだ。何せ隣の布団だからな。
「…」
返事は無い。
だが俺は言葉を続ける。
「さっきの会話の通りだ。
 俺らは明日あの美濃田という奴に合って話をつけねばならん。
 そこでお前にも頼みがある。」
「何」
やはり起きてたか。
「美濃田っていう女の情報を出来るだけ集めて欲しい。」
413ヨンタ:2006/12/09(土) 18:34:29.64 ID:HQ1rFwP20
紫煙
414トナカイ(まくり):2006/12/09(土) 18:36:56.87 ID:rFC1ZYkm0
初リアルタイムかな?がんばってくだされ。
415ヨンタ:2006/12/09(土) 18:38:20.42 ID:C9HkLaPw0
「何故」
「あの女どうも怪しい。
 名前もどうせ偽名だろうしな。
 多分本名は鷹野三四。
 鳥の鷹って言う字に野原の野、3、4とかいて三四。
 一応偽名じゃなかったとしても、別々に調べてくれないか?」
「…分かった」
ネットの情報だけじゃ分からない事だらけだからな。
「そう」
朝比奈さんをその女に任せるとして。
特に長門により美濃田=鷹野の方程式が成立したとしてだ。
そんな身分を隠すような奴に本当は任せたくは無い。
自分を偽ってまで居る理由が何かあるに違いないのだから。
医療上の立場が悪いからってそこまでするか?
それに医者が少ないならそれなりにいい身分でいられると思うのだが。
だから特別な理由があるに違いない。
本当は朝比奈さんをそんな奴らに預けるのは嫌だ。
だから、もしものときの場合の情報が不可欠になる。
一体何なんだ?
この雛見沢症候群って病気は。
奥が深すぎる…
ああもう、寝るわ。
あ、それとありがとうな、長門。
本当に助かる。
「…そう」
416七面鳥
やれやれ秋の人の間の悪さと来たらwwwww


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