【LIVE AND】ローゼンメイデンがロックバンドだったら【LET DIE】
1 :
VIP村人t:
2 :
VIP村人t:2006/11/21(火) 22:56:22.29 ID:qPfhUTFA0
落ちたので立てたよ、スレタイはGUNS N'ROSESです。
いちおうテンプレにメンバー紹介を張ってみました。
3 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:12:01.45 ID:P6STOG790
乙。久々に来た
4 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:17:50.17 ID:P6STOG790
もう、誰もいないというのか・・・?
5 :
VIP村人xxx:2006/11/21(火) 23:18:42.64 ID:ne3k5s5LO
俺がいる
6 :
VIP魔法使い:2006/11/21(火) 23:19:21.94 ID:bANJSmuz0
7 :
VIP村人xxx:2006/11/21(火) 23:19:30.27 ID:ne3k5s5LO
8 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:22:32.26 ID:P6STOG790
>>5,6
やあ
しばらく来ない間にずいぶん人も減ったな。これも宿命か。
9 :
VIP村人xxx:2006/11/21(火) 23:26:41.26 ID:ne3k5s5LO
>>8 運命だとか言うけど、そんな言葉に興味はないぜ
って真紅が歌ってたよ
10 :
一生足軽:2006/11/21(火) 23:29:40.69 ID:NtXG2oJz0
11 :
VIP村人b:2006/11/21(火) 23:30:42.48 ID:WgvD9e8LO
12 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:31:21.36 ID:P6STOG790
まとめ氏、小指、イギリス人、酔いmanあたりが以前の常連だったが、今も来る?
13 :
VIP村人u:2006/11/21(火) 23:33:17.91 ID:qPfhUTFA0
>>11 落ちたとは言えVIP新ルールで強制的に落ちただけだよ。
14 :
VIP村人xxx:2006/11/21(火) 23:34:28.75 ID:ne3k5s5LO
15 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:39:28.44 ID:P6STOG790
>>14 あり。そうか・・・でもやっぱりいなくなるよなあ
16 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:47:03.60 ID:P6STOG790
景気づけにSS書いてくる。ぼちぼちやるから暇なら読んでくれ
17 :
VIP魔法使い:2006/11/21(火) 23:48:12.89 ID:bANJSmuz0
wktk、保守しかできないけどorz
18 :
VIP村人xxx:2006/11/21(火) 23:50:32.23 ID:ne3k5s5LO
>>16 wktk
俺はマニアックなSSしか書けないorz
19 :
VIP村人u:2006/11/21(火) 23:52:02.57 ID:qPfhUTFA0
>>16 wktkして待ってますよ〜。
>>17 保守しかと言うけどアナタも大切なメンバー(住人)なのだわ!
と真紅が言っていたよ。
20 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:54:07.70 ID:P6STOG790
とりあえずジュン×真紅の前提でいくべ
21 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:55:54.04 ID:P6STOG790
それはわずか30分に満たない間の出来事だった。
「トモエが大変なの!うにゅーがのどにつまって病院なの!すぐ行くの!」
がちゃ、ばたん。
「なぁあああ!!今日はみっちゃんが遅くなるからカナがお夕飯の当番だったかしらぁああああ!!」
がちゃ、どたどた・・・・・・ばたん。
「大変ですぅ!おじじとおばばが喉をモチに詰まらせて運ばれたです!すぐ病院に行かねばならんのです!!」
「す、翠星石、逆、逆!もが、むー・・・・・・」
がちゃ、ぎぃー、どどどどど・・・・・・ばたん。
「ごめんねぇ、メグがまた鼻血噴き出して瀕死みたいなのぉ」
ちゃっ、ばたん。
「・・・・・・今日はスーパーの特売日・・・・・・」
ばたん。最後に扉が閉まり、後には空のグラスと空席がそれぞれ6人分残された。
22 :
VIP足軽e:2006/11/21(火) 23:57:37.42 ID:P6STOG790
あ、書きながらなんでカキコは気にせずに頼む
23 :
散髪とめきち:2006/11/22(水) 00:20:19.37 ID:O6QA5Kl+0
※
「で、どうする」
と言いながら、僕はすぐにでも帰るつもりでいた。何もあいつらの仕組んだ茶番につきあってやる必要は無い。
当然真紅も同じ考えだろうと予想していたんだけど。
「・・・・・・今出るのはもったいないわ。せめて料金の分くらいは楽しみましょう」
僕はわが耳を疑った。
「はぁ?楽しむったって、たった二人でか?」
横目で様子を伺うと(僕と真紅はテーブルの角を挟んで90度の位置に座っている)、
てっきり6人のイタズラに憤慨しているかと思いきや、意外に落ち着いているようだった。少なくとも表情には怒りの色は見えない。
そしてその表情・・・・・・真顔で、いつもの凛とした態度のままで、僕の方を見て言う。
「あらジュン、私と二人きりでは楽しくないとでもいうのかしら」
「い、いや別にそういうわけじゃ・・・・・・て言うか、ふ、ふた、二人きりって」
こっちは意識しないようにしているのに、なんであえてそういう言い方をするんだ。
24 :
VIP足軽wktk:2006/11/22(水) 00:57:52.56 ID:pQiNKHHA0
>>22に書かれているけど、あえて聞いてみる。
寝る前投下してもヨロシイですか?
25 :
VIP悪魔:2006/11/22(水) 01:00:08.17 ID:eZvSMMd/0
ほ
26 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:02:21.27 ID:O6QA5Kl+0
27 :
酔いman:2006/11/22(水) 01:06:30.74 ID:pQiNKHHA0
>>26それではお言葉に甘えて投下。前スレ
>>137の続き。
ん〜〜ッ、あれっ?
蒼星石は書きかけの詞を読み返すといつの間にか甘いラブソングを書いている
のに気付き慌ててノートを破ると頬を真っ赤にしながらゴミ箱に向けてポンッ
と投げると、丸められた紙はゴミ箱のふちに当たり床に落ちた。
あぁ、どうしたんだろ僕? どうしてこんなに今日の事が…
いや、今日の僕は少し変だったのかもしれない…でも、どうして?
どうしてこんなにジュン君のことばかり思い出すんだろう?
えッ!――――――そ、そんな…ぼ、僕はジュン君のことを…
でも―――――――やっぱり僕はスキに…なったのかな…?
蒼星石が始めてジュンの事を知ったのは姉である翠星石からだった。
「変なオタクっぽい男が転校してきた」そんな言葉に蒼星石はいつもの
笑顔で当たり障りのないセリフで答えていたのを思い出す。
それからすぐに転校生が軽音楽部に入ったと聞かされた時は正直驚いた。
姉の学校で軽音楽部といえば自分もメンバーであるローゼンメイデンに入った
ということである。
女性ばかりのロックバンド、みんな仲の良い友達だけで組んだバンド、それは
ある意味、くさい言い方をすれば仲間との絆のようなものであった。
そこに転校してきたばかりの男が入ったのだ。しかも姉の翠星石はそれから
少し変わったように思えた。そう、なんだか可愛い感じに。
そんな事を思い出しながら蒼星石は気付かない。自分もあの時の姉と同じよう
に変わってきている事に。
28 :
酔いman:2006/11/22(水) 01:09:02.48 ID:pQiNKHHA0
>>27 僕が始めてジュン君と顔を合わせたのは確か……夏の合宿だったかな?
そうだ、そして足をケガしていた僕の荷物を持ってくれたんだ。
ついこの間の事なのに懐かしいな、確か地元の子、雛苺と出会ったのも
ジュン君が最初だったっけ。そしてみんなで海や川で泳いだり、そうだ、
ジュン君は無理やり雛苺の宿題を手伝うハメになったりして怒ってたかな?
でも僕達がバンドの練習をしている時にジュン君は一人で雛苺の宿題をして
いたなぁ〜、やっぱりジュン君は優しい人なんだ…。あの夏は楽しかったなぁ
、水銀燈はジュン君をネタに真紅や翠星石をからかったり………
えっ、ジュン君をネタにからかう…やっぱり真紅もジュン君の事を……
翠星石がどことなくジュンの事を気にかけているのは双子の姉妹である蒼星石
は気付いていた。
ただ真紅の場合は水銀燈が単にからかっているだけだとその時は思っていた。
しかし今になって思い起こせばいろんな場面でその時の真紅の表情から何かを
連想させるものがあった。
どうなんだろう?真紅はジュン君の事がスキなのかな?
蒼星石は床に落ちている丸めた紙を見つめながらまとまらない考えを巡らせて
いると、不意に思い出す場面があった。
あの夏の海で事故とは言えジュンと真紅の唇が一瞬ではあるが重なった場面が
鮮明に蒼星石の脳裏に甦る。
ハァ〜〜ッ ため息ともつかない声が蒼星石の口から漏れる。
そして、その声は力なく宙に漂う煙のように感じられた。
そんな蒼星石の部屋をノックする音が聞えてきた。
29 :
酔いman:2006/11/22(水) 01:10:55.82 ID:pQiNKHHA0
>>28 「蒼星石、起きてますかぁ? 翠星石ですぅ、ちょっと話しがしたいですぅ」
翠星石の声はどことなく曇っているように感じられる。蒼星石はそんな姉の
声に答えながらドアを開けた。
翠星石は少しよそよそしい感じで蒼星石の部屋に入っていく。その頃、ジュン
は何気なくTVでも見ようとリモコンに手を伸ばそうとした時、携帯電話が鳴り
出す。
――――プルルルル〜 プルルルル〜
なんだ、また電話か。今日はよくかかってくるな〜、誰だろう?
ジュンは着信表示を見てみると相手は水銀燈だった。
水銀燈から電話なんて珍しいな、そう思いながら通話ボタンを押す。
「もしもし水銀燈よぉ〜、あれぇ、もしかして寝てたぁ〜?」
「いや、ちょっと前までは寝てたけど、なんだか翠星石から電話がかかって
きて起きたよ」
「そぉ〜、わたし今ね、真紅の家で曲を作ってるんだけどぉ〜、どう、ジュン
も遊びに来ないぃ〜?」
(ちょっと水銀燈、何かってな事を言ってるの?)
30 :
酔いman:2006/11/22(水) 01:13:26.33 ID:pQiNKHHA0
>>29 受話器の向こうから真紅の声が微かに聞えてきた。恐らく水銀燈は曲作りに
詰まってヒマを持て余して僕のところに掛けてきたんだろう。
後ろで真紅も怒鳴っているみたいだし、今日はカゼ気味で早退したばかりだし
、とりあえず僕は断ることにした。
「いやぁ、カゼ気味だし、それに今日は親がいないから留守番もかねてるか
ら出れないんだよ」
「えぇ〜、じゃジュンは一人で家にいるのぉ?寂しい男ねぇ〜フフフ」
「寂しい男で悪かったなッ」
「フフフッ、それじゃぁ寂しくならないように私と真紅が遊びにいくわぁ」
「おい、お、オイ……」
水銀燈はそう言うと一方的に電話を切ってしまった。僕はまさか来ないだろう
と思いながらボンヤリとTVを見ていた。すると何やら聞き覚えのあるバイクの
音が聞えてきた。
あのマフラーの音は間違いなく水銀燈のZX-10Rニンジャに違いない。
僕は窓を開けて下を見てみると水銀燈がヘルメットを取りながら僕に手を
振っていた。そして驚くべき事にそのタンデムシートには真紅も乗っている。
「こぉんばんは〜〜、遊びに来ちゃったぁ、フフフ」
「まったく水銀燈には呆れるのだわ、いきなりジュンの家に遊びに行く
なんて言うのだから」
なんだか知らないが家に上がってきた真紅はいきなり「お茶」とだけ言うと
水銀燈と一緒に僕の部屋をキョロキョロと見渡していた。
31 :
酔いman:2006/11/22(水) 01:18:49.48 ID:pQiNKHHA0
書けた続きはここまでですよ。
>>26さん、お久しぶりです。オレは相変わらず妄想SSタレ流してますww
それと>26さんのSSを最後まで読みたいが睡魔に勝てない、こんなオレを
許してくれwwそれではオヤスー
32 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:21:11.23 ID:O6QA5Kl+0
>>31 お久し。そして乙。前回までを読んでないが、シチューションがあまーーーーーーーーーーい!
こちらも続きを楽しみにしつつ、おやすみ。
33 :
武器屋のじじぃ:2006/11/22(水) 01:22:35.92 ID:3NA0ta6R0
>>27-30 まとめに収録しました
テララブコメwwwwww
あと
>>1乙
まさかこんな時間に立つとは思わなかった
34 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:22:48.27 ID:O6QA5Kl+0
そして俺も
>>23続き
気まずくなり、顔を伏せる。真紅の方は特に気にかけた様子もなく、なおも話しかけてくる。
「とにかく、せっかく来たからにはこのまま帰るのも損だわ」
「・・・・・・じゃあ好きにすればいいだろ」
「ジュン、まさか私一人にやらせるつもりじゃあないでしょうね?」
「はぁ?僕はそもそもやり方もよく知らないぞ。こんなところほとんど来たことも無いし、最初から言ってるのにあいつらが無理やり・・・・・・」
「ジュン」
「・・・・・・何だよ」
真紅の声に少しトゲが混じる。経験から言って、このように僕の発言を遮る時は説教モードになることが多い。
「こういうときに率先してレディを楽しませるのが男の甲斐性というものよ。あなたから始めなさい」
「確かに僕は男だが残念なことにレディってのがこの場に一人も見当たらなげぶしッ!」
セリフの途中で真紅の金髪が鞭となって僕の頬を打ち据えた。予備動作のほとんど無いこの技を回避するのは至難のワザだ。
「・・・・・・ったぁ・・・・・・やったなこのツインデビル!」
頬を押さえ、抗議の声を上げて真紅の方に顔を向けたその時だった。
35 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:24:41.20 ID:O6QA5Kl+0
「・・・・・・ジュン?」
氷のように硬く鋭い声とともに、真紅の凍てつくような視線が僕を射抜き、異様な気配が僕に向けて押し寄せた。
「・・・・・・!な、何だよ・・・・・・」
急激に体温が下がってり、汗が体表に浮いてくるのがわかった。照明も操作していないのに部屋が暗くなったような錯覚すら覚える。
真紅の表情は特に変化していない。にも関わらず、室内の空気は一変していた。
僕はひどく落ち着かない気分になる・・・・・・昔から、こうなった真紅を前にすると僕はいつも同じ感覚に襲われるのだ。
それは例えるなら、無数のイバラが身体を通る神経の束に巻きついてくるかのような感覚だった。つまり、それをされると僕にはもうなす術など無く――
「や り な さ い」
――いつのことだったか、真紅のことをどう思っているのか、と皆に聞かれたときのことを思い出す。
その時にはもちろん何も言わなかったが、本当は僕の中で真紅に対する感想としてはっきりしていることがひとつだけあった。
それはつまり、今の状況と同じく『逆らっても無駄』というものだった。
36 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:26:43.47 ID:O6QA5Kl+0
>>35の3行目、「体温が下がってり」は「下がり」の間違い。
37 :
VIP村人h:2006/11/22(水) 01:28:03.32 ID:y/q6LvE/O
>>31 なんか背中あたりがムズムズするwwwww
テラGJ!!!
38 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:31:59.37 ID:O6QA5Kl+0
>>33 お久しぶり。1です。今もまとめしてもらってるとは、感謝の極み!
39 :
武器屋のじじぃ:2006/11/22(水) 01:35:45.57 ID:3NA0ta6R0
>>38 ……もしかして初代
>>1氏なのかー!?
俺はこのスレある限り夜はずっと貼り付いてますがwww
40 :
1 ◆6tDSZ/8cEU :2006/11/22(水) 01:40:00.20 ID:O6QA5Kl+0
>>39 うい、1ですぜ。
なんとそうだったのか。しかし無理は禁物www
41 :
VIP足軽になりたい:2006/11/22(水) 01:44:11.37 ID:pQiNKHHA0
寝る前にトイレ行って帰ってきたら1がキターーーー!!
なんとなく
>>21>>23の文書を読んでいて「あれ?1っぽいな」と思って
いたんだww
42 :
武器屋のじじぃ:2006/11/22(水) 01:49:01.52 ID:3NA0ta6R0
まぁだいたい3時には寝てるけどなw
まずはタイトルplz
43 :
VIP悪魔:2006/11/22(水) 01:50:20.92 ID:eZvSMMd/0
うほっwww初代が来てるwww
あとまとめの人に。
前スレのDislikeのメロ無しうpしたの一応本人なんで報告しときます。
(投稿者の覧がID表記になってたので。)
44 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:50:22.53 ID:O6QA5Kl+0
>>41 ばれてるwww
とはいえもったいぶってたわけじゃ無いんだ。
いきなり鳥つけて『初代でござい』もうざいと思って。したらまとめ氏とかいたから。
45 :
南蛮ムキトス:2006/11/22(水) 01:53:17.34 ID:O6QA5Kl+0
>>42 タイトルは『密室レッスン飲み放題』でよろしく頼む
46 :
武器屋のじじぃ:2006/11/22(水) 01:59:51.06 ID:3NA0ta6R0
>>43 出先で中身聞かないで収録したから色々勘違いしてますた
「メロ無しバージョン」ということで記載を修正しましたすんまそん
>>21、
>>23、
>>34-35 という訳でまとめに収録しました
とりあえず短編SS保管庫の方で
47 :
猿回しの勘三:2006/11/22(水) 02:01:22.04 ID:O6QA5Kl+0
>>46 すんまそん。長編みたいには長くならない予定なんで。
48 :
VIP足軽neet:2006/11/22(水) 02:04:27.35 ID:CHiG4pK30
初代
>>1って生きてたのかwwww
なんか人間を超えるぜみたいな事を言って以来知らないwww
49 :
門番の娘:2006/11/22(水) 02:04:31.28 ID:3NA0ta6R0
>>47 おk、wktkして待ってる
オカエリ(´;ω;`)ウッ
50 :
猿回しの勘三:2006/11/22(水) 02:09:50.72 ID:O6QA5Kl+0
>>48 人間超えるとか言ってねえwwwその記憶は更新かけてくれwww
>>49 タダイマ(`・ω・´)
51 :
VIP足軽neet:2006/11/22(水) 02:13:42.04 ID:CHiG4pK30
なんか旅先で超人に会ったとか言ってたじゃんw
んで絵も描くぜーみたいなww
その所為でこのスレ見なくなったとか秘密だ!
52 :
猿回しの勘三:2006/11/22(水) 02:17:18.36 ID:O6QA5Kl+0
>>51 スレを去ったのはそれとはまた別の話だ・・・・・・。暇が宇宙レベルなら過去ログでも参照してくれ。
53 :
猿回しの勘三:2006/11/22(水) 02:18:08.88 ID:O6QA5Kl+0
眠いので寝るわ。また明日ー。
54 :
VIP足軽neet:2006/11/22(水) 02:19:25.51 ID:CHiG4pK30
お疲れさん。
変な事言って悪かったなー。
ちょっと嬉しかったんだw
55 :
門番の娘:2006/11/22(水) 02:22:01.31 ID:3NA0ta6R0
>>53 オヤスミ ノシ
JUM×真紅とか思いっきりツボなんですけどwww
56 :
VIP村人i:2006/11/22(水) 02:24:47.90 ID:y/q6LvE/O
>>53 乙ー
ところで、皆のメンバーのイメージってどんなの?俺的に
真紅・エイミー・リーか林檎嬢
銀様・リッチー・ブラックモア
なんだけど蒼と翠のイメージがどうもorz
57 :
VIP足軽roop:2006/11/22(水) 02:38:44.85 ID:R/3erpyP0
うはwww初代
>>1が来てるとか最高にハイって奴だぜェェェェェー!!!
>>56 翠はコージー・パウエルでいいんじゃね?とか適当なことを言ってみる。
少なくともジェフ・ポーカロとかでは絶対無いwwww
58 :
門番の娘:2006/11/22(水) 02:45:51.35 ID:3NA0ta6R0
正直洋楽はこのスレで興味を持ったくらいの新参なので何ともorz
うんすまない俺の翠のイメージはデーモン小暮閣下なんだwwwwww
59 :
VIP村人i:2006/11/22(水) 02:59:25.04 ID:y/q6LvE/O
>>57 その二人だと対極だしなwwwwだが翠は間違いなくコージー・パウエルのようなタイプだろうなwwwww
音的にイメージに近いのは東京事変の畑さんかなぁとか思ってみたり
60 :
VIP村人j:2006/11/22(水) 03:34:55.85 ID:y/q6LvE/O
銀「ギュィ〜…ィィィィィイイィィィンイィィィィィ♪」
客「出たァ!銀様のフィードバック奏方だ!!」
翠「タタタタンドロロロロドロロロロドロロロロッッ!!」
客「負けじと翠の子も一秒間に10回のタムロールだぁ!」
真「キョワァウワァァァゥギョワァァァ」
客「真紅のワウも絶妙だぜ!!」
蒼「…。」
蒼「いいんだ…。僕は影から皆を支えてるから…別に目立ちたくないもん…」
真「ちょ、すねんなよ」
後日、蒼星石は轟音スラップに目覚める
61 :
VIP村人k:2006/11/22(水) 04:17:14.52 ID:y/q6LvE/O
恐怖の戦場って言う名の保守
62 :
駅前食堂のメグ:2006/11/22(水) 04:39:32.63 ID:3NA0ta6R0
>>60 まとめに収録しますた
ばらしーとかヒナとかは何やってんだwww
63 :
VIP村人e:2006/11/22(水) 06:32:53.79 ID:pQiNKHHA0
おはよ
64 :
VIP女神:2006/11/22(水) 07:05:27.99 ID:7l7wAFMiO
ばらしーは小室みたいにキーボード、シンセに囲まれながらジャズピアノばりの演奏をBPM200とか平気でやってのける。
雛は…高音域とデス声を使い分けそうだ。イントロだけ高音域とか出来そう。
65 :
VIP女神:2006/11/22(水) 08:18:51.35 ID:88AEfuqyO
俺の中での翠星石はボンゾなんだよなぁ・・・
66 :
VIP村人q:2006/11/22(水) 10:33:00.81 ID:y/q6LvE/O
蒼「DNAのベースドラッガー…。この激しすぎるオーバードライブは今まで構築して来たバンドサウンドが見事に破壊される…使うか…」
他メンバー「ちょwwwww考え直せwwwwww」
蒼「いいや限界だ!踏むね(エフェクターを)ッ!」
他「アッー!」
激しいオーバードライブはベーシストの最終兵器だと思う
67 :
水汲みおしち:2006/11/22(水) 12:35:34.24 ID:viHyDwgx0
お昼ご飯と共に保守
68 :
猿回しの勘三:2006/11/22(水) 12:57:18.13 ID:BFH2yS0P0
おはよう
69 :
駅前食堂のメグ:2006/11/22(水) 13:18:28.28 ID:cEuMIUpFO
おはよう
70 :
北町奉行:2006/11/22(水) 13:21:21.78 ID:BFH2yS0P0
ここで昨日の続き
>>35 ※
「ジュン、あなたは・・・・・・その、よく頑張ったわ。そう、いい子ね、ジュン」
先ほどとは一転、真紅は不自然なまでに穏やかな笑顔・・・・・・を失敗気味に頬を引きつらせ、
今度は明確にお互いが気まずいこの空気を中和しようと必死なようだった。
「だから、言ったのに・・・・・・」
床にくずおれる僕の頭上では大型のテレビモニターの画面が輝いている。そこには『8』という数字が、
スピーカーから響くいかにも残念な調子の効果音とともに踊っていた。
その意味するところは、すなわち『100点満点中の8点』。
「ジュン?気を落としては駄目よ。ええ、もう少し全体的に音程が合って、
あとわずかに声量が安定して、さらにリズム感を養うことができれば」
「うがぁあああ!!はっきり『音痴』って言えばいいだろぉぉぉぉぉ!!」
僕はマイクを放り投げ、絶望的な気分で壁に頭を打ち付ける。こんな醜態をさらした後では
生きている希望も無い。とりあえず壁を割って僕は死ぬ。
「ジュン!落ち着きなさい!!あなたの何処が駄目だっていうの・・・・・・!」
真紅が何か言っている。が、次第に意識が遠のいてきたために
その声も判別しがたいものになっていく。こうなってくると僕の頭蓋骨と部屋の壁、どちらが先に砕けるかの勝負だ。
あー、くそ。翠星石め。だから嫌だって言ったんだ。他の奴らも、よくも僕をこんな目に。
だからカラオケなんて行かないって言ったんだ――
71 :
はぐれVIPPER:2006/11/22(水) 15:08:18.78 ID:viHyDwgx0
保守
72 :
VIP村人v:2006/11/22(水) 15:39:20.85 ID:y/q6LvE/O
絶望と言う名の保守に I love you
73 :
VIP足軽b:2006/11/22(水) 16:53:58.92 ID:7Gz7pIdIO
ほ
74 :
悲しい一人暮らし:2006/11/22(水) 17:42:16.78 ID:cEuMIUpFO
し
75 :
水汲みおしち:2006/11/22(水) 18:23:35.77 ID:2EWfShqN0
ゅ
76 :
VIP村人u:2006/11/22(水) 19:10:46.92 ID:UqbJKMdd0
し
77 :
駅前食堂のメグ:2006/11/22(水) 19:48:42.09 ID:2EWfShqN0
>>70 何かじわじわ来たww
慰める真紅いい娘だよ真紅
78 :
高校の女教師:2006/11/22(水) 20:30:18.76 ID:2EWfShqN0
保守
79 :
はぐれVIPPER:2006/11/22(水) 21:03:18.50 ID:2EWfShqN0
ほしゅ
80 :
VIP足軽wwwww:2006/11/22(水) 21:41:51.74 ID:npO3Ba7I0
ほしゅ
81 :
油売りの左暮:2006/11/22(水) 21:42:00.82 ID:BFH2yS0P0
>>70続き
※
意識を取り戻したとき、目の前には真紅の顔があった。
「・・・・・・あら、気がついたのね」
つかの間、目が合う。
「う、わ」
反射的に身体を起こす。真紅はひょいと顔を上げて僕との衝突を避ける。
額から何かががずり落ちた。見るとおしぼりだった。その額が割れるように痛い。自分の置かれた状況がよくわからない。
場所は、カラオケボックス。真紅と、二人。歌わされて、ひどい結果で、やけになって頭を壁に、そして。
「ひ、膝枕?」
されていたらしい。真紅を見ると、のん気にコーヒーカップから何か飲んでいる。たぶんドリンクバーでホットティーでも入れてきたんだろう。
「10分くらい気絶していたわ」
こちらを見もせずに真紅が告げる。
82 :
油売りの左暮:2006/11/22(水) 21:43:34.18 ID:BFH2yS0P0
>>81 「あまり無茶なことをしないで頂戴」
と言いつつあまり咎めるような調子でもない。
「あ、ああ・・・・・・悪かったな」
なんとなくこちらも素直に謝ってしまう。
真紅がカップをテーブルに置き、それきりお互いに黙り込む。
すごく落ち着かない。
今更ながら、真紅に膝枕されていた事実を思う。別にそのままソファに寝かせておいてくれてもよかったのだ。
それをわざわざ、などと考え出すと今度は顔が熱くなってくる。ますます落ち着かない。
でも目が覚めたときの一瞬、至近距離で目にした真紅の顔は、なんていうか、きれいだった。
それなりに長い付き合いではあるけど、あんな顔は滅多に見せない。こっちを見守るような、穏やかな眼・・・・・・。
「ジュン」
名を呼ばれて我に返る。真紅がこちらを見ていた。
83 :
油売りの左暮:2006/11/22(水) 21:44:37.00 ID:BFH2yS0P0
続きはまた数時間後か明日ってことで
84 :
VIP賢者:2006/11/22(水) 21:45:48.63 ID:viHyDwgx0
>>83 乙!このJUM×真紅イイ!
wktkしてまっせ〜。
85 :
VIP足軽wwwww:2006/11/22(水) 21:56:08.34 ID:s82rpx0h0
はははmilky氏ねwwwww
86 :
VIP村人u:2006/11/22(水) 22:21:49.73 ID:pQiNKHHA0
ただいま帰宅保守
87 :
VIP村人xxx:2006/11/22(水) 22:23:36.97 ID:y/q6LvE/O
おいらも帰宅
そしてオレンジジュースとミルク混ぜながら保守と呟いた
88 :
姫:2006/11/22(水) 22:33:49.02 ID:3NA0ta6R0
89 :
油売りの左暮:2006/11/22(水) 22:52:35.24 ID:7yiW14Ln0
90 :
VIP村人h:2006/11/22(水) 23:05:09.82 ID:febyZYKi0
Highway Starを聴きながら銀様と真紅のハーモナイズドソロを妄想しつつ保守
91 :
VIP村人v:2006/11/22(水) 23:14:28.27 ID:pQiNKHHA0
だ、ダメだ。今日は疲れまくったので寝ます保守
92 :
VIP村人P:2006/11/22(水) 23:31:36.73 ID:y/q6LvE/O
う〜ぅぅI'm a killing machine♪
保守
93 :
武器屋のじじぃ:2006/11/23(木) 00:03:32.99 ID:bZgbMpLE0
ねむいぜほしゅ
94 :
愛のセーラー戦士:2006/11/23(木) 00:04:34.20 ID:H0+EUOPe0
95 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 00:39:20.42 ID:tM9Azz1GO
みんなおやすみ。
俺はもうしばらく張り付きつつ投下でもしようかな
96 :
武器屋のじじぃ:2006/11/23(木) 00:41:58.89 ID:bZgbMpLE0
97 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 00:46:56.53 ID:tM9Azz1GO
【正しいロックバンドのあり方】
翠「今日は特別に、正しいロックバンドのあり方を教えてやるですぅ。感謝して敬えですぅ」
ジュン(なぜ僕がこんなこと…)
翠「まず最初に、ロッカーは基本的に不健康そうにしてなくてはいけないですぅ。その点についてジュンは言う事ないですね。現代を象徴するような不健康さです」
ジュン「うるさいよ」
翠「次に、ロッカーは基本的に不機嫌そうにしてなくてはいけないですぅ。その点もジュンは問題ないですね。何がジュンの機嫌を損ねるのか知りたいぐらいですぅ」
98 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 00:47:16.85 ID:tM9Azz1GO
翠「そして三つ目、ロッカーは二言目には『ファック』と言わなくてはならないですぅ。『ファック』は世界共通語なので安心するです。はいリピートアフタミー、ファァック!!」
ジュン「ファ…ファック」
翠「ぜんっぜんダメです!『ファック』という感情が全くこもってないですぅ。かのジミーペイジは一睨みして『ファック!』と言っただけで野良犬を殺したそうですぅ。まさにロックンローラーの神ですぅ」
ジュン(絶対嘘だ…)
翠「まぁジュンみたいな甲斐性なしにはむりかもです…」
99 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 00:48:22.49 ID:tM9Azz1GO
ジュン「黙ってきいてりゃ言いたい放題言ってくれやがって…!だいたい正しいロックバンドのあり方とか言って、全然楽器については触れないじゃないか!」
翠「文句を言うなです。今からやろうと思ってたです。さて、さっき言った事をふまえてギターを構えたらもうあなたはロック・ギタリストの仲間入りですぅ。銜え煙草でギターを弾くと尚いいですけど、ジュンは未成年なのでタバコチョコで我慢するですぅ」
ジュン「タバコチョコでロックギター…」
100 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 00:49:21.95 ID:tM9Azz1GO
翠「さて、ここにジュンが練習中のGod knows...の譜面があります。まったくジュンのくせに西川進さんの真似事をしようなんて一世紀早いですぅ」
ジュン「…なんだかんだ言いつつ、それを教えてくれるのか?」
翠「べ…!別にジュンが出来なくて困ってたからとかじゃないですぅ!勘違いして調子に乗るなですぅ!それに、ロックンローラーにこんなもの必要ないです!」
ジュン「あー!何するんだよ!」
101 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 00:49:55.90 ID:tM9Azz1GO
翠「こんな時は『ファック!なにしやがんだこのあばずれ!』と言うです。それに、ロッカーは有無を言わずに譜面を窓の外へ投げ捨てるのが70年代からの掟なのですぅ」
ジュン「これじゃ練習出来ないじゃないか!」
翠「お前の耳は飾りですか?音を聴いて音を拾えですぅ」
ジュン「んな無茶な…」
翠「こんな時は出来ない時の最後の手段、ギタークラッシュをするのも手ですぅ。それを見たがってるオーディエンスも少なくないです」
ジュン「出来るか!演奏面に関してはものすごく投げやりじゃないか!」
102 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 00:54:25.74 ID:tM9Azz1GO
翠「それがロッカーというものです。ほら、翠星石が助けてやるから、さっさと練習するです」
ジュン「こいつだけは…!」
〜数時間後〜
のり「ジュンく〜ん、練習はかどってる?ちょっとお茶に…」
ジュン「ファァック!!勝手に俺の部屋に入るんじゃねぇ!3秒以内に出ていかねぇとケツの穴を増やす事になるぜ!そうすりゃ便秘ともオサラバできるな!ハッハッハッ!」
翠「完・璧・ですぅ…」
後で真紅にこっぴどく怒られたとか水銀燈に気に入られたとかられないとか。チャンチャン♪
103 :
門番の娘:2006/11/23(木) 01:12:13.34 ID:bZgbMpLE0
>>97-102 まとめに収録しました
ちょwww翠wwwwwwおまwww夜中に吹いたジャマイカwww
104 :
VIP村人i:2006/11/23(木) 01:37:08.99 ID:tM9Azz1GO
メンバー、パート別に考えてみようかな
105 :
門番の娘:2006/11/23(木) 01:41:41.19 ID:bZgbMpLE0
106 :
イギリス人:2006/11/23(木) 01:43:09.37 ID:1qGPIAcr0
初めましての人は初めまして、知っている人にはお久しぶりです(*^ー゚)b
久しぶりにSSを投下してみます。久しぶりだから…どうかな、これ('∀`)
「無題」
この世界は嘘や矛盾で満たされている。
けれど僕は、一つだけ信じられるものがあることを知っている。
皆と紡ぐ音楽だけは、誰よりも何よりも素晴らしく尊いものだということを。
そしてまた今夜、僕らは混沌としたうねりの中に身を投げる。
それがさも当たり前のように。
ステージに立つと、スポットライトに身を焦がし、オーディエンスの声で奮い立つ。
そして饗宴が終わる頃には、心地良い解脱感と包まれ、そして爪先から頭の先までゆっくりと幸福感に満たされる。
これが幸せなんだと思う。
僕らは決して止まることのない列車のようなもの。
それはガソリンが切れるまで動き続ける。
でもふとした瞬間こう思う。
『僕らはあと何回この夜を過ごすことができるのだろうか』
時間は有限であり、僕らも歳を取る。
ずっと一緒、なんて叶うわけがない。
いつかは皆と離れ離れになる。
そんなことを考えてしまう自分に吐き気が――やめよう。
今は満たされたこの感覚を受け入れよう。
だから僕はそっと目を閉じた―――
107 :
イギリス人:2006/11/23(木) 01:44:48.83 ID:1qGPIAcr0
>>106の続き
「――石」
遠くで誰かが何か言っている。
「――星石」
少しづつ声が大きくなっ、
「――蒼星石!」
「うわぁぁっ!!」
驚いて思わず大声を出した。
どうやら眠ってしまっていたらしい。
周りを見渡すとそこは見慣れた教室だった。
「ようやく目を醒ましたですか。全く蒼星石はお寝坊さんですぅ」
この聞き覚えのある声は―――
「……翠星石?」
「何ですか、その初めて知ったみたいな声は?」
よっぽど寝ぼけた声をしていたみたいだ。
「いや、ごめん。ちょっと寝てたみたい」
「そんなこと見ればわかるです。ほら行くですよ」
行く? 何処へ?
分からないという顔をしていると、翠星石は深い溜息を吐いた。
「まだ寝ぼけてるみたいですぅ……練習ですよ、れ・ん・しゅう!」
練習……そうだ、今日はバンドの練習日だった。
「ごめん、ちょっと頭から抜けてたみたい」
「ハァ…これは頭が痛くなるですぅ…。とにかく急ぐですよ!遅刻でもしたら真紅の野郎に何言われるかわからねぇですぅ!」
そう言いながら力強く僕の右手を取って翠星石が走り出した。
僕はそれに付いていくしかない。
108 :
イギリス人:2006/11/23(木) 01:46:56.24 ID:1qGPIAcr0
>>107の続き
「ちょ…ちょっと!カバンは!?」
「そんなの置いといてもノープロブレムですぅ!」
翠星石は振り返りもしないでグングン前を進む。
問題はあると思うけど…まぁいいか。
僕の手を引いてくれる翠星石の背中を見つめながら呟く―――ありがとう、と。
「ん?何か言ったですか?」
急に翠星石が振り返った。僕はそれを見て笑った。
「いや、何も」
「何笑ってるですか…ああもう時間がないですぅ!走るですよ、蒼星石!!」
走りだした翠星石に合わせて少し前のめりになりながら僕も走った。
走りながら思った。
さっきまで見ていたのは夢。
でも決して遠くないはずの夢。
今はまだそれでもいい。
いつかそれを僕たちが現実にする――そう思ったら、胸の中があの時のような感覚に包まれた。
終
109 :
VIP村人i:2006/11/23(木) 01:48:59.36 ID:tM9Azz1GO
>>108 GJ!!このスレにいるとバンド熱が上がるぜwwwww
110 :
VIP悪魔:2006/11/23(木) 02:01:56.42 ID:rjTal4FwO
>>108 GJです
初代1さんやら英国紳士やら、戻ってきて嬉しいわ!
111 :
VIP足軽p:2006/11/23(木) 02:12:12.08 ID:1qGPIAcr0
>>108,110
ありがとうございます(*´▽`*)
何か呼ばれたような気がしたから、すっごい久しぶりに来て
すっごい久しぶりにロックバンドSSを書いてみましたよ。
まぁ色々やってたんでw
112 :
水汲みおしち:2006/11/23(木) 02:18:10.86 ID:bZgbMpLE0
>>111 。・゚・(ノД`)・゚・。オカエリ
……タイトルタノム
113 :
VIP足軽p:2006/11/23(木) 02:19:44.07 ID:1qGPIAcr0
>>112 タイトルですか…じゃあ「夢の花」で(*^ー゚)b
114 :
845:2006/11/23(木) 02:36:40.92 ID:bZgbMpLE0
115 :
水汲みおしち:2006/11/23(木) 02:41:23.94 ID:bZgbMpLE0
116 :
VIP皇帝:2006/11/23(木) 02:43:57.41 ID:tM9Azz1GO
117 :
VIP足軽p:2006/11/23(木) 02:47:40.75 ID:1qGPIAcr0
118 :
VIP足軽neet:2006/11/23(木) 02:56:17.32 ID:rjTal4FwO
119 :
VIP村人j:2006/11/23(木) 02:58:13.76 ID:tM9Azz1GO
【正しいロック・ボーカリストのあり方】
雛「まず猟奇的なマスクをつけるの」
ジュン「なぜ?」
雛「声を出す時、喉から出してはだめなのぉ。心から絞り出すように声を出すのぉ」
ジュン「無視ですか。で、声って腹から出すんじゃないの?心からってのも分かる気はするけど…」
雛「この世への憎しみ全てを叩付ける様に出すのぉ」
ジュン「黒い。黒いよ雛苺さん」
雛「ヘッドバンキングは腰からいくの。最近のバンドのヘドバンは頭を振ってればいいと思ってるのぉ。ヒナ納得いかないの」
雛「マイクは1ステージ使い捨てなのぉ。ヒナ、ドジだから振り回したり叩付けたりして壊しちゃうのぉ。テヘッ」
ジュン(もしかしたらこいつが一番ダークサイドよりかもしれない…雛苺…恐ろしい子…!)
真「ジュンはまだダークサイドの力を知らないのだわ…」
120 :
VIP村人j:2006/11/23(木) 02:59:57.11 ID:tM9Azz1GO
【正しいロック・ギタリストのあり方】
ジュン「前は翠星石にさんざんな事教えられたから、今回はちゃんとしたギタリストに聞こう…」
銀「いいわよぉ。ギタリストにとって大事なものを教えたげる」
ジュン「よろしくお願いします」
銀「まずなんと言っても目立つ事よね。ヤードバーズ以降、ロックにおいてギターこそが主役と言っても過言ではなくなったわ。ソロになったら思いきり前に出なくちゃダメよぉ」
ジュン「ふむふむ」
銀「目立つ為のテクニックは色々あるけど、やっぱりコレよねぇ」
ジュン「おぉ!背面弾き!」
121 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:00:50.03 ID:tM9Azz1GO
銀「後、ギターは必ず3本以上用意する事。メイン・サブ・破壊用にねぇ」
ジュン「破壊用って…」
銀「ライターオイルとZIPPOは常にポケットに入れておきなさぁい。どんな時でもジャンクに出来る様に♪」
ジュン「ジャンク…」
銀「アンプを客席に落としたりしてもいいわねぇ。ただ、真下にいるお客さんの安全の保証はしないけどぉ♪」
ジュン「…で、演奏面のテクニックについてなんだけど…」
銀「あなた、タッピングとスウィープは出来る?」
ジュン「それを教わろうと思って…」
122 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:01:16.43 ID:tM9Azz1GO
銀つ【地獄のメカニカル・ギター・トレーニング】
ジュン「へ…?」
銀「タッピング・スウィープなんて基本テクニックも出来ないんじゃお話にならないわぁ。その本で練習してラウドネスとインギー様が出来る様になったらまたいらっしゃぁい♪クスクス」
ジュン「…orz」
その日のジュンの日記「ラウドネスなんてもう意味わかんねぇよ('A')」
123 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:03:07.97 ID:tM9Azz1GO
【正しいロック・ベーシストのあり方】
ジュン「メンバーのベースが抜けて、急遽ベース弾かなくちゃならなくなったから教えて欲しいんだ。でも僕ギター弾けるし、ベースってギターより簡単そうだから楽に弾けるんじゃない?」
蒼「…君はベースという楽器を過小評価し過ぎだね。いいかい、バンドの最低音部を担うベースは、バンドサウンドの鍵を握ってると言っても過言じゃないんだ。そもそもベースというのは〜」
〜小一時間ベースについてお説教〜
124 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:04:09.38 ID:tM9Azz1GO
蒼「分かったかい?ベースっていうのは、ギタリストが付け焼き刃で弾ける程簡単な楽器じゃないんだよ」
ジュン「はい…。今は反省してます…」
蒼「分かってくれたんならいいよ。で、ベースの弾き方だけど。まずはストラップを可能な限り下げるんだ」
ジュン「え…でも、下げすぎるとハイポジションが弾きにくいんじゃない?」
蒼「ハイポジションと言っても、使うのはせいぜい14フレットあたりまでだから問題ないよ」
ジュン(14フレットあたりでも十分弾きにくいんだけど…)
125 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:05:31.70 ID:tM9Azz1GO
蒼「指弾きの場合、右手の親指を何処かに置いて固定するんだ。ちなみに僕はフロントピックアップの上に置くよ」
ジュン「なぁ〜る」
蒼「で、人差し指と中指で弾く。指が痛くなっても弾く。皮がめくれても弾く。水膨れが出来ても弾く。血豆が出来ても弾く」
ジュン「そ…そんなに大変なんだ…」
蒼「覚悟しておいたほうがいいよ(ニッコリ)」
ジュン「あ…ねぇ蒼星石、友達から借りたベースの弦が古いから代えようと思うんだけど、何がいいと思う?どれでも一緒なら安いのにしようと思うんだけど。ベースの弦って高いし」
126 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:07:20.85 ID:tM9Azz1GO
蒼「はぁ。これだからギタリストは。すぐ弦を甘く見る。ベースは弦で驚く程サウンドが変わるからね。いい弦を張るにこしたことはないよ。交換の周期は人それぞれだけど。
おすすめのメーカーはR.Coccoかなぁ。DR、ロトサウンドも悪くなかったよ。ステンレス・スティールとニッケルワウンドっていうのがあって〜」
〜小一時間弦について語らう〜
蒼「…というわけなんだよね。分かった?」
ジュン「十分わかりました…」
127 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:08:23.71 ID:tM9Azz1GO
蒼「バンドで合わせる時の注意は、とにかくドラムの音をよく聴いて息を合わせることだね。普段からコミュニケーションをとっておこう。僕も毎晩翠星石と…ゲフンゲフン!!」
ジュン「翠星石と?」
蒼「な…なんでもないよ(////)ささ、練習練習!」
ジュン「翠星石と蒼星石は夜な夜な何をしてるのか激しく気になる…」
雛「ベーシストはみんな変態だって有名な話なのぉ」
128 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:09:29.76 ID:tM9Azz1GO
【正しいロック・ドラマーのあり方】
翠「ドラムなんて叩いたもん勝ちですぅ」
ジュン「いやリズムキープが第一だろ」
翠「そんな事言うやつには1秒間に10回のブラストビートをお見舞いしてやるですぅ!」
ジュン「いたいいたい!ごめん、ごめんってば!」
翠「わかればよろしいです。注意点として、たまにテンションが上がりきったメンバーが突っ込んで来るので注意しやがれですぅ」
ジュン「何を注意すりゃいいんだ…」
129 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:10:46.09 ID:tM9Azz1GO
翠「そうなったらこっちのもんです!ドラムセットを解体してシンバルをフリスビーのように客に投げ付けてやるです!これぞ48の客殺しの一つ、非情なるシンバルですぅ!」
ジュン「今までローゼンメイデンのライブで死者が出なかったのが不思議だ…てゆーか客殺しとか言っちゃってるし…」
翠「それを期待してるオーディエンスも少なくないです」
ジュンは次からローゼンメイデンのライブに行く時は絶対に遠巻きに見守ろうと思った。それが無駄な事だと分かるのはもう少し先のお話。
130 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:12:44.13 ID:tM9Azz1GO
お粗末でしたm(__)m
キーボーディストとバンド組んだ事ないからキーボーディストがどんなんかイマイチわかんねぇorz
131 :
VIP足軽orz:2006/11/23(木) 03:16:59.75 ID:rjTal4FwO
132 :
駅前食堂のメグ:2006/11/23(木) 03:18:35.57 ID:bZgbMpLE0
133 :
VIP村人k:2006/11/23(木) 03:25:58.77 ID:tM9Azz1GO
>>132 多少脚色はしてるがうちのバンドのメンバーが基本的にこんなのだから困るwwwww
さすがにドラムに突っ込み、48の客殺しは今まで出た事ないがwwwww
134 :
VIP毒蛇:2006/11/23(木) 03:28:14.56 ID:rjTal4FwO
135 :
駅前食堂のメグ:2006/11/23(木) 03:41:55.78 ID:bZgbMpLE0
>>130 一般にキーボーディストがどうかは知らんが
YMOの教授を見る限り、薔薇水晶がどんなキャラかを書けば
それがそのまま正しいロックキーボーディストのような気がしてならないwww
136 :
駅前食堂のメグ:2006/11/23(木) 03:59:58.79 ID:bZgbMpLE0
今日は久しぶりにスレの勢いがとてもよかったり
職人諸氏が帰ってきたりして幸せだた(*´∀`)
保守して寝る オヤスミー ノシ
137 :
VIP村人l:2006/11/23(木) 04:04:35.24 ID:tM9Azz1GO
>>134 ベースですw
ばいばいさるさんの餌食になっちまって書き込めなかったwwwww
138 :
VIP村人l:2006/11/23(木) 04:05:51.24 ID:tM9Azz1GO
139 :
VIP村人Ecup:2006/11/23(木) 04:52:41.30 ID:d4iLDrqK0
おお!初代
>>1だけじゃなく英国紳士まで・・・
これは夢か幻か
140 :
VIP村人f:2006/11/23(木) 06:19:56.19 ID:I9s5CTYo0
おはよー。起きてスレをみたら英国紳士もいるではないか。
しかも日付が変わってからの盛り上がりにあの頃を感じて感激した
141 :
荒巻スカルチノフ:2006/11/23(木) 06:22:18.14 ID:S0eNFzGc0
今北区
なんかこのスレ活気が戻ってきたっぽい?
142 :
VIP足軽t:2006/11/23(木) 09:08:49.20 ID:hpRXdALx0
ho
143 :
門番の娘:2006/11/23(木) 10:02:24.75 ID:rjTal4FwO
>>137 やっぱベーシストって変態ですよね
オレもベースやってる
144 :
宿屋の女中:2006/11/23(木) 10:41:25.92 ID:t7FX4/4oO
つまり
>>137と
>>143はドラマーと寝tあれ遠くからメガデスバージョンのパラノイドがうわなにするやめろくぁw背drftgyふじこlp;@:
145 :
VIP侍:2006/11/23(木) 12:03:06.28 ID:8iF4B40e0
ほしゅ
146 :
VIP皇帝:2006/11/23(木) 12:47:54.85 ID:8iF4B40e0
ほっ
147 :
VIP足軽b:2006/11/23(木) 12:49:14.66 ID:ctSGHH7M0
おはやう。なんか人増えたな。
英国紳士久しぶり。正しいあり方シリーズと
>>114にも激しいGJ
また今日もぼちぼち続き書いてくわ
148 :
VIP村人t:2006/11/23(木) 12:52:48.60 ID:tM9Azz1GO
みんなおはようノシ
なんか友達のお使いで明日朝一から日本橋行かなきゃならなくなったから今日のうちに散髪行っとかないといけない保守
149 :
VIP村人P:2006/11/23(木) 12:53:39.88 ID:mRe5i0nv0
作詞だけに参加してたがSSもかいてみようかと妄想中
150 :
VIP村人u:2006/11/23(木) 13:04:39.71 ID:tM9Azz1GO
151 :
駅前食堂のメグ:2006/11/23(木) 13:47:41.05 ID:cO0kmGnPO
保守
152 :
VIP足軽j:2006/11/23(木) 14:26:08.45 ID:CAy9Y6vz0
ほし
153 :
武器屋のじじぃ:2006/11/23(木) 15:06:47.83 ID:8iF4B40e0
保守ぅ
154 :
VIP村人w:2006/11/23(木) 15:49:48.72 ID:tM9Azz1GO
メロンソーダとチリドッグがあれば生きて行ける保守
155 :
散髪とめきち:2006/11/23(木) 15:54:34.22 ID:bZgbMpLE0
買い物いてくるノシ保守
156 :
VIP村人P:2006/11/23(木) 15:54:39.13 ID:lcszPitjO
>>154 C・B・jim乙
そのメニュー、モスバーガーでコンプできるよな
157 :
VIP村人x:2006/11/23(木) 16:04:30.55 ID:tM9Azz1GO
>>156 つまりD.I.J.のピストルはモスバーガーがあれば生きていけるという事かwww
158 :
門番の娘:2006/11/23(木) 16:46:37.76 ID:8iF4B40e0
ほ
159 :
愛のセーラー戦士:2006/11/23(木) 16:49:41.66 ID:cO0kmGnPO
保守
160 :
VIP村人y:2006/11/23(木) 17:34:19.11 ID:tM9Azz1GO
スモーク・オン・ザ・保守
161 :
愛のセーラー戦士:2006/11/23(木) 17:38:17.79 ID:t7FX4/4oO
ピストルズとラプラチャーズ買ってきた保守。
高校の文化祭でRAMONESのBLITZKRIEG BOP、MEGADETHのPARANOID、SEX PISTOLSのANARCHY IN THE U.K.を演ってからもう一年か…いい思い出だ。
162 :
VIP村人y:2006/11/23(木) 17:42:39.95 ID:tM9Azz1GO
>>161 いい趣味してるぜ。
俺なんてキューティーハニーロックアレンジ、ペッパー警部ロックアレンジ、だんご三兄弟ロックアレンジ、東京事変っていう意味の分からんセットリストだったぜwww
163 :
VIP足軽hentai:2006/11/23(木) 18:07:17.15 ID:67++stX10
オリジナルやって全く盛り上がらなくて夜枕を濡らしたのも・・・・・・
いい思い出か?('A`)
164 :
VIP村人f:2006/11/23(木) 19:18:35.84 ID:BFHNp1zX0
帰宅保守
165 :
VIP足軽になりたい:2006/11/23(木) 19:50:14.11 ID:rjTal4FwO
ほ
166 :
VIP村人g:2006/11/23(木) 20:22:05.97 ID:BFHNp1zX0
っ
167 :
VIP下手人:2006/11/23(木) 21:00:44.25 ID:L4rEFKDO0
ち
168 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 21:04:36.62 ID:BFHNp1zX0
ゅ
169 :
姫:2006/11/23(木) 21:38:32.48 ID:bZgbMpLE0
なのー
170 :
VIP村人xxx:2006/11/23(木) 21:44:41.80 ID:tM9Azz1GO
散髪から帰って来たぜ保守
美容師さんから漫画の話フラれたけどローゼンメイデンなんて言えねぇwwwww
ヘルシングをオススメしといたぜwwwwwwwww
171 :
VIP村人h:2006/11/23(木) 21:51:32.54 ID:BFHNp1zX0
>>170 知り合いの女の子と飯中にマンガの話になった。
熱をこめてローゼンをオススメしてたオレ。
後は皆様のご想像にお任せします……orz
172 :
VIP村人s:2006/11/23(木) 22:03:08.42 ID:tFEcI40q0
>>171は麻生外相
知り合いの女の子=ライス国務長官
173 :
花魁:2006/11/23(木) 22:25:14.37 ID:bZgbMpLE0
174 :
VIP村人i:2006/11/23(木) 22:28:17.88 ID:BFHNp1zX0
日本一祭りのためにちょい保守しときます
175 :
VIP村人i:2006/11/23(木) 22:30:51.58 ID:BFHNp1zX0
上がらなかった保守
176 :
宿屋の女中:2006/11/23(木) 22:58:21.82 ID:WYPKQ2s/0
今北保守
177 :
VIP遊び人:2006/11/23(木) 23:15:25.29 ID:2qTnDl7J0
保守
178 :
VIP商人:2006/11/23(木) 23:34:31.54 ID:rjTal4FwO
ほ
179 :
酔いman:2006/11/23(木) 23:36:31.60 ID:BFHNp1zX0
>>30の続き投下ーー。
「殺風景な部屋ねぇ〜」
「そうね、男の子の部屋ってもっと汚いものかと思っていたわ」
真紅は僕がもってきたお茶を飲みながらキョロキョロしている。
よほど同年代の異性の部屋が珍しいのだろう。
かたや水銀燈は、まるで自分の部屋のように思っているらしく
ベッドに腰を掛けてバイク雑誌を読もうとしていた。
「なぁ、本当に真紅の家で曲を作っていたのか?」
「そうよ、曲っていってもまだイメージの段階だわ」
「イメージ? どんなイメージで曲を作ろうとしてるんだ?」
「ジュンはおバカさんねぇ〜、それが思い浮かばないからヒマしてたん
じゃない〜」
「あっ、なるほど、そう言う事か」
どうやら何のアイデアも浮かばなかった水銀燈は気晴らしにと考えて真紅を
無理やり連れて来たみたいだ。しかし、2人は対照的のようで、真紅はまだ
キョロキョロと部屋の隅から隅まで忙しく視線を走らせている。
水銀燈はとうとう僕のベッドに世転がって雑誌を読み出した。
そして僕はと言うとこの2人にお茶のお代りだとか、茶菓子が欲しいだとか
言われ、そのたびにキッチンに足を運ぶ。
ったく、僕は真紅と水銀燈の召使じゃないぞ!つーか僕はカゼで早退
したって言うのに、この2人ときたら…蒼星石を見習えよ。
180 :
酔いman:2006/11/23(木) 23:38:37.20 ID:BFHNp1zX0
>>179 ジュンはキッチンで適当なスナック類をもって部屋に戻ると真紅は勝手にPCを
起動させファッションサイトを見ている。
水銀燈にいたってはベッドの下を覗き込んでいた。
「おい、お前らッ、何ヤッてるんだ! おい真紅、勝手にPCいじるなよ」
「あら、別にいいじゃない。それよりもジュン、邪魔しないで頂戴」
「じゃ、邪魔って…。つーか水銀燈は何ヤッてんだよ?」
「おかしいわねぇ〜普通こういう場所にHな本とか隠してるんでしょ〜?」
「だぁぁぁーー、何を探してるんだよー!!」
最悪だ、この2人を家に入れたのがそもそもの間違いだったんだ。
この分だと次は何をしだすか解らないぞ!
真紅はさっきからモニターに出てくるリンク先を手当たりしだいにクリック
しているし、水銀燈は本棚の裏を覗き込もうとしているし……誰か助けてくれ。
そんなジュンの悲痛な願いが届いたのか、水銀燈のポケットから携帯の着歌が
聴こえてきた。
着信表示を確かめた電話にでると うん、うん、えぇ〜、最悪ねぇ〜、
ホーネットはどうなってるのぉ〜? と話し込んでいる。どうやら会話の様子
から相手は金糸雀のようである。
それを横で聞いていたジュンは、 おいおい、金糸雀まで来るのか? そう
思って内心ビクビクしていたが、金糸雀からの電話を切った水銀燈の口からは
以外な言葉が出た。
181 :
酔いman:2006/11/23(木) 23:40:38.78 ID:BFHNp1zX0
>>180 「出先でバイクの調子が悪いみたいだから向かえに行ってくるわぁ〜」
「ホ−ネットの調子が悪いのか? それと真紅はどうするんだ?ニンジャに
3人も乗れないだろ?」
「真紅は後で迎えに来るから待ってて〜、それから2人っきりになった
からって変なことしちゃダメよぉ〜フフフ」
「何を言ってんだよッ!!」
「バカな事を言わないで! それよりも早く金糸雀を迎えに行ってらっしゃい」
「ウフフフ、冗談よぉ〜。じゃ、金糸雀を向かえに行ったらすぐに帰ってくる
から〜」
そう言うと玄関先でジュンと真紅に見送られた水銀燈のZX-10Rは太い排気音を
轟かせながら消えていった。
「相変わらず速そうな音だな…」
「ジュン、貴方はあんな事故にあったのにまだバイクに乗りたいの?」
「うん、乗りたいよ。バイクで走ったときの感覚、あんな感じは初めてだった
んだ…緊張しているようで、なんだか開放感があって、どう言ったらいいの
か解らないけど、とにかく気持ちいいんだ…」
「そう…ジュンがそういう気持ちなら止めないけれど、今度バイクに乗る時は
ゆっくり走りなさい。そ、それと、あ、新しいお守りも用意するわ」
182 :
酔いman:2006/11/23(木) 23:41:41.51 ID:BFHNp1zX0
>>181 ジュンから視線をわざとに逸らしながら真紅はポツリと呟いた。
その言葉にジュンはただ素直に「ありがとう」とだけ言う。
ヒュ〜〜〜―――――夜9時過ぎの北風が2人の首筋を撫でていく。
ジュンと真紅は夜風にブルッと体を震わせると部屋に戻った。
その冷たい北風が蒼星石の部屋の窓を小刻みに叩く。
その音を聞きながら蒼星石の前に座っている翠星石はどこか的を得ない
会話をしている。何かを言いたそうな、そんな会話である。
話の本筋を言い出せない時は決まってどうでもよい話題を永遠と話し続け
るクセがある翠星石のことを誰よりもよく知っている蒼星石はそれとなく
話しを切り出しやすいように誘導するのだが、今夜の翠星石はついに話しを
切り出す事なくスクッと立ち上がるとカラ元気なのか、いつもより大きな声
を出す。
「さ、ささ、もうこんな時間ですぅ、今夜は大雨になるってニュースで言って
たから早く風呂に入って暖かくして寝るですよッ」
「そうだね、風も強くなってきたし、気温もずいぶん下がった感じだから
ジュン君みたいにカゼを引いたら大変だね」
「…ジュ、ジュンみたいにカゼをひいたらイケねぇですから早く風呂に入る
ですよッ。そして歌詞のことは明日にするですぅ〜」
183 :
酔いman:2006/11/23(木) 23:43:48.48 ID:BFHNp1zX0
>>182 それだけ言うと翠星石は部屋から出てるといつものようにドタドタと騒々しい
ほどの足音を立てながら今夜は口笛混じりで自室に戻る。
そんな元気な翠星石を見て蒼星石はクスッと笑うと着替えを持って風呂場に
向かった。
何の話かと思ったけど詞のことだったのかな?何にしても翠星石は元気そ
うで良かったよ。
シャツを脱いだ蒼星石は風呂場に足を踏み入れる。
ヒヤリとしたタイルの冷たさが足の裏から伝わり 「ひやっ」 と小声が出る。
そしてすぐに湯船からお湯を取り、左肩からお湯を流す。
白い地肌に小さな肩、両胸のふくらみと細く伸びた首筋から湯気が立ち上がる。
そしてゆっくりつまさきから湯船に入り、その小さな肩まで浸かるとショート
カットの髪の先がお湯に濡れた。
体が温かいお湯に馴染むと蒼星石は翠星石が部屋をノックするまで考えていた
続きを思い起こす。
ジュン君も今頃はお風呂に入ってるのかな? あっ、そうだ、カゼを引いてる
から今夜は無理かな? また何か食べ物を作ったら喜んでくれるかな?
僕の肉じゃがをあんなに喜んで食べてくれたんだから……。
作った料理を越さずに食べているジュンの笑顔を思い出した蒼星石の顔は
お風呂でのぼせた訳ではないのに見る見る顔が赤くなっていく。
そんな蒼星石は今日のジュンに対する行動を思い出してみてみると、恥ずかし
さがこみ上げてくる。
そして蒼星石はお湯に沈むように深く浸かる。湯船に顔半分だけ浸かった
蒼星石の口から漏れた空気が泡となって湯船にはじけていた。
184 :
酔いman:2006/11/23(木) 23:44:51.88 ID:BFHNp1zX0
続きはここまでです。
ウヒャッ、恋せよ乙女
185 :
VIP村人t:2006/11/23(木) 23:49:05.57 ID:tFEcI40q0
186 :
VIP魔王:2006/11/23(木) 23:50:05.34 ID:tM9Azz1GO
>>184 あまいよ〜あますぎるよ〜
ジュンがうらやましいよ〜
187 :
VIP村人i:2006/11/24(金) 00:12:35.08 ID:WM6v9bFYO
眼鏡壊れた保守
明日日本橋行かなきゃいけないのにwwwwwwwwww
188 :
VIP村人j:2006/11/24(金) 00:37:11.22 ID:dByLx+Zj0
ほしゅ〜
189 :
VIP村人m:2006/11/24(金) 01:13:18.71 ID:KDp6rEV0O
190 :
VIP村人j:2006/11/24(金) 01:19:32.96 ID:WM6v9bFYO
【正しいロッカーのファッション〜パンク編〜】
翠「ジュンの普段着。ありゃぁダメです。ロックのロの字も感じられないですぅ」
ジュン「ほっといてくれ…」
翠「ですので、今日は特別にロッカーの正しいファッションを教えてやるですぅ」
ジュン「また頼んでも無い事を…」
翠「今回はオーソドックスなパンクファッションを攻めるです。まずはインナーですけど、基本的にシャツの下にはなにも着けずに、シャツのボタンを全開にするですぅ」
ジュン「ちょ!勝手に着替えさすな!えっ!?水銀燈に蒼星石!?なに押え付けてんだよ!?」
191 :
VIP村人j:2006/11/24(金) 01:20:35.72 ID:WM6v9bFYO
銀「あらぁ、おばかさぁんなジュンをもっと男前にしてあげようとしてるんじゃなぁい♪」
蒼「ごめんね…でも翠星石には逆らえないんだ…」
ジュン「オイコラ蒼いの!顔が半笑いだぞ!」
翠「さぁ、次はボトムスですぅ。ジュンのために特別に用意してやったですぅ」
ジュン「なんだその穴&安全ピンだらけのジーパンは!しかもめちゃめちゃ細身じゃないか!」
翠「つべこべ言わずさっさとはくですぅ〜」
ジュン「ちょっとやめくぁjm!j:blAnkEY^ajt$gmjふじこgt/aдxj」
翠「あとはこの南京錠ネックレスをつけて…」
192 :
VIP村人j:2006/11/24(金) 01:22:26.68 ID:WM6v9bFYO
ジュン「うわー!なんだそのセンスのないネックレス!?」
翠「このネックレスをバカにするとブッ殺すですよ?…よっと。これでばっちりですぅ。でもやっぱりその引きこもり丸出しの髪型はいただけませんねぇ。髪を全部たてるです」
銀「じゅぅん、ずいぶん見れるようになったじゃなぁい」
蒼「ジュンくん…クックッ…その…よく似合って…ぷふー!だめだぁ!もう我慢出来ない!アーッハッハッハッハッハッハッ!!」
ジュン「…orz」
翠「…はっ!そうですぅ!なにか違うと思ったら眼鏡ですぅ!こんなものとるですぅ!」
193 :
VIP村人j:2006/11/24(金) 01:23:03.57 ID:WM6v9bFYO
ジュン「ちょ、それがないと見えな…」
翠「それですぅ!その目付きですぅ!それで上唇をつり上げるですぅ」
ジュン「聞いちゃいねぇ…始めから…orz
こ…こう?」
真紅「ただいまなのだわ…。!!??」
翠・銀「!」
蒼(笑いすぎて悶絶)
ジュン「真紅ぅ〜!」
真紅「し…信じられない…シド…?あなたシドなの…?」
ジュン「…へ?」
翠、銀、蒼を引きずりながら逃走
真紅「その格好、目付き、つり上げた上唇…シド・ヴィシャスなのだわ…」
ジュン「あの…真紅さん?」
194 :
VIP村人j:2006/11/24(金) 01:24:48.57 ID:WM6v9bFYO
真紅「信じられないわ!あの伝説のパンクロッカーが目の前にいるなんて!」
ジュン「あの…ジュンですよ?ほら、眼鏡かけたら」
真紅「…!?ジュン…?…。愚問のような気もするけど、一応聞いとくわ。なぜ急にパンクファッションに目覚めたの?」
ジュン「翠星石がむりやり…」
真紅「やっぱりね。…でもジュン、今のあなたとても素敵よ。次のライヴには是非その格好で来てちょうだい」
ジュン「…orz」
翠「次はメタルのスタイルを教えてやるですぅ」
銀「その次はジミヘンスタイルにしなぁい?絶対面白いわよぉ♪」
ジュンの騒がしい日々はまだまだ続く。
195 :
VIP村人j:2006/11/24(金) 01:46:42.34 ID:WM6v9bFYO
よーし寝る
みんなおやすみノシ
196 :
水汲みおしち:2006/11/24(金) 01:51:34.60 ID:IXkyj7BA0
>>179-183 まとめに収録しました
遅くなってスマソ
毎度のことながらほんといつも背中がムズムズするwwwテラホホエマシスwww
197 :
水汲みおしち:2006/11/24(金) 01:57:34.85 ID:IXkyj7BA0
198 :
牛のふん:2006/11/24(金) 02:06:25.32 ID:PT+/hUor0
199 :
駅前食堂のメグ:2006/11/24(金) 02:48:03.76 ID:IXkyj7BA0
200 :
高校の女教師:2006/11/24(金) 03:55:59.17 ID:IXkyj7BA0
寝るぜ保守
201 :
VIP村人o:2006/11/24(金) 06:08:02.44 ID:WM6v9bFYO
おはようの保守
202 :
VIP将軍:2006/11/24(金) 07:21:53.46 ID:vZsI9ZA9O
保守
203 :
VIP村人r:2006/11/24(金) 08:08:52.82 ID:dByLx+Zj0
出かける前に保守
204 :
VIP村人XL:2006/11/24(金) 09:52:47.02 ID:TNeEGJl80
手動保守
205 :
VIP足軽x:2006/11/24(金) 11:27:07.69 ID:ILSxlwfCO
ほ
206 :
VIP村人P:2006/11/24(金) 12:01:48.08 ID:TNeEGJl80
手動保守
207 :
VIP無職:2006/11/24(金) 12:34:13.06 ID:IXkyj7BA0
でかけるほしゅ
208 :
駅前食堂のメグ:2006/11/24(金) 12:36:53.23 ID:vZsI9ZA9O
保守
209 :
愛のセーラー戦士:2006/11/24(金) 14:42:54.70 ID:ILSxlwfCO
ほ
210 :
VIP勇者:2006/11/24(金) 16:23:09.82 ID:k9O5c9Lu0
っ
211 :
VIP足軽wktk:2006/11/24(金) 17:35:59.28 ID:ILSxlwfCO
ち
212 :
VIP足軽t:2006/11/24(金) 17:36:04.98 ID:Mh8y+vWt0
し
213 :
愛のVIP戦士:2006/11/24(金) 17:47:41.58 ID:vZsI9ZA9O
保守
214 :
VIP村人f:2006/11/24(金) 18:46:57.54 ID:7htY11n/0
ただいま〜保守
215 :
VIP村人xxx:2006/11/24(金) 19:17:47.31 ID:dByLx+Zj0
ほしゅ
216 :
VIP毒蛇:2006/11/24(金) 19:53:16.70 ID:HdCfWDpf0
保守ぅ
217 :
VIP女神:2006/11/24(金) 20:25:46.48 ID:HdCfWDpf0
保守
218 :
VIP神父:2006/11/24(金) 21:08:56.08 ID:KDp6rEV0O
219 :
VIP神父:2006/11/24(金) 21:09:58.75 ID:ZOEellSN0
こんなのアニメ板とかオタク板でやれよ
220 :
VIP足軽hentai:2006/11/24(金) 21:32:25.52 ID:NZ3e7D4ZP
ほすほす
221 :
VIP番長:
ほっほ