【米村】新ジャンル「天の道を往き総てを司る妹」【井上】
1 :
VIP足軽orz:2006/11/18(土) 22:05:27.13 ID:yVVLsH5G0
2 :
VIP足軽x:2006/11/18(土) 22:08:24.97 ID:Y9GJdytO0
保守
3 :
VIP足軽orz:2006/11/18(土) 22:08:25.69 ID:yVVLsH5G0
■ 主な登場人物(括弧内は元ネタ) ■
【兄】
妹の兄
【妹(天道)】
天の道を往き総てを司る妹。傲岸不遜の完璧超人。重度のブラコン
【兄友(矢車)】
兄の友人。以前は和を尊ぶ好青年だったが、彼女にふられてからやさぐれた
【妹友】
妹の友達。 妹の尊大な物言いを気にしない広い心の持ち主。兄友に惚れてる
【鏡(加賀美)】
いつでも元気な熱血猪突猛進娘。妹に対して度の越えた友情を抱いている
【嬢(神代)】
神に代わって剣を振るうお嬢様。ものすごい世間知らず
4 :
VIP足軽x:2006/11/18(土) 22:16:41.11 ID:MhNpD3M30
こんばんは!お邪魔してます!
俺は童貞だ!
捨てた奴には俺を止められない。
5 :
VIP足軽orz:2006/11/18(土) 22:17:30.39 ID:yVVLsH5G0
兄「……あれ? まだ起きてたのか?」
妹「ああ」
兄「ああ、って……もう四時だぞ、早く寝ろよ」
妹「気にするな。そう言う兄こそ何故こんな時間まで起きている?」
兄「(ここで正直に「エロゲやってた」なんて言ったらまた蹴られるんだろうなぁ……)」
妹「……まさか、またいかがわしいゲームをやっていたのか? 私というものがありながら……」
兄「え!? あ、いや、違う! ち、ちょっとトイレに行きたくなっただけだって! 」
妹「……ふん、まあ、それならいいが……」
兄「(うおお……あっぶねぇ……)……で、お前はなんでまだ起きてるんだよ。いくら明日が日曜だからって……」
妹「にぶい奴だな。そこまで分かっていて何故本当に大切な事に気付かない?」
兄「え……? 日曜がどうした……って、ま、まさかお前……」
妹「……おばあちゃんが言っていた、『ビデオの録画は番組が始まったのを自分の目で確かめてからやれ』とな」
兄「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww今週は駅伝ねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
6 :
VIP足軽orz:2006/11/18(土) 22:28:16.58 ID:yVVLsH5G0
兄「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「……おい、やめろ。キャラが被るだろ」
兄「ああ……兄友か……お前はいいよなぁ……影妹ちゃんは寛容で……」
兄友「……いいのはお前だ……お前の妹こそ才色兼備で文武両道のsnegな女じゃないか……」
兄「いや……こないださぁ……やっとの思いで手に入れた巨乳モノのエロ本を見つかってさぁ……」
兄友「なんだ……お前……贅沢だぞ……まさかお前、妹の貧乳に飽きた訳じゃないだろうな……」
兄「違うよ……でも……なんつーか……この……ほら……アレだよ……ないものねだりだよ……」
兄友「ああ……アレかぁ……確かにお前の妹に足りないのは唯一胸だけだからなぁ……」
兄「そうだよ……ああ……たまには巨乳も見たいのに……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「ふっ……いい顔になったな……兄ぃ……さあ……俺と一緒に地獄に落ちy」
兄「それだけは断固拒否する」
兄友「……ちっ」
7 :
一生足軽:2006/11/18(土) 22:49:07.57 ID:lXAbeEYl0
明日は新キャラが登場するな
8 :
VIP足軽orz:2006/11/18(土) 22:56:22.68 ID:yVVLsH5G0
嬢「私は調理実習でも頂点に立つ女……見ていろ妹、今日こそお前に勝つ!」
妹「やめておけ、あいにく私とお前では次元が違う……と言っても聞かないか。やれやれ」
妹友「でも何だかんだいって手際はいいよ? もしかするともしかするかもね」
妹「バカなことを言うな。星がいくら輝いても太陽には勝てん」
〜お嬢様料理中〜
嬢「……よしっ、完成だ! 私のように高貴な色艶、芳醇な香り……まさに完璧な和風ハンバーグ!」
ハンバーグ?「ギシャアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
妹友「なんか動いてる──────────!?(ガビーン)」
妹「ふ……ふざけるな! これのどこが和風ハンバーグだ! 人を悲しくさせるほどキモいぞ!」
嬢「照れるな照れるな! 知っているぞ、その反応は好きなものほど冷たく当たってしまうという『ツン・ディーレ』だろう?」
妹「お前はいい加減ここじゃなくて幼稚園からやり直せ!」
嬢「それはともかく料理勝負だ! さあ、食え! そして判定しろ! 私とお前の料理、どちらがうまいかをな!」
妹「な、何だと!? どうして対戦相手の私が審査員なんだ!?」
嬢「お前はショ・ミーンにしてはものを見る目が確かだ! だからお前が一番審査員にふさわしい! いいから食え!」
妹友「妹ちゃん……わたし、妹ちゃんのこと絶対に忘れないからね!」
妹「よ、よせ! 負け犬ムードを出すんじゃない!」
嬢「そんなに負けを認めたくないのか? 往生際の悪い奴だな、覚悟の心が足りんぞ!」
妹「おおおおばあちゃんが言っていた!『覚悟とは犠牲の心ではない、暗闇の荒野に進むべき道を切り開く事だ』と!」
おい、やめろ、待て、こら妹友はなせ、おいっ! あ、や、やだ……ちょ……まっ……お、お兄ちゃん……助け……!」
/ ̄ ̄\ ━━┓┃┃
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| ( ○)(○) ┃ ┃┃┃
. | (__人__) ┛
| ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
. | 。≧ 三 ==-
. ヽ -ァ, ≧=- 。
ヽ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
9 :
VIP村人z:2006/11/18(土) 23:00:21.52 ID:aqpspLGjO
良いスレだな
10 :
VIP足軽p:2006/11/18(土) 23:14:45.79 ID:yVVLsH5G0
風間「えいっ、アルティメットドローイングー」
シュパパァー
風間「よし、完成! さすが私、会心の出来だわー」
兄「なんという良絵画……一目見ただけでワクワクしてしまった、これは間違いなく名画」
風間「うふふ、ありがとー」
妹「それは違うな、芸術とは比べるものじゃない。本当に心がこもっていればすべてが名画だ」
兄「まぁ……そう考えると評論家の人達は大変だよなぁ、いろいろとさ」
妹「それよりこれを見てくれ、『一番大切な人』という課題で描いた兄の似顔絵だ。
どうだ? 誰のどんな絵でも足元に及ばぬほどの名画だろう?」
兄「言ってる事とやってる事がぜんぜん違う件」
風間「うふふ、そういうお年頃なのよー」
11 :
VIP足軽p:2006/11/18(土) 23:34:22.51 ID:yVVLsH5G0
【またどこか別の兄妹の末路】
黒妹「……! ……!(クイクイ)」
黒兄「……ん? どうした?」
黒妹「……!」
黒兄「おっ……山茶花か。そっか、もうそんな季節なんだな」
黒妹「………………♪」
黒兄「取ってきてやるって? いや、いいよ。第一人ん家の花だろあれ
黒妹「……;;」
黒兄「あーもう、泣くな泣くな。その、なんだ、花なんかなくてもお前がいればいいからさ」
黒妹「! ………………///」
黒兄「でも……そろそろこの町ともお別れだな」
黒妹「! ………………」
黒兄「……思ったより早くバレちゃったな、俺達が兄妹だって事」
黒妹「……(コクッ)」
黒兄「……世間様は冷たいよな、好きな相手すら自由に選ばせてくれないなんて」
黒妹「……(ぎゅっ)」
黒兄「……ああ、大丈夫だよ。さ、そろそろ帰るか。引越しの準備だ」
黒妹「……」
12 :
VIP勇者:2006/11/18(土) 23:40:33.56 ID:ZYbLeUYmO
このスレってさ、良スレだよね
13 :
VIP村人z:2006/11/18(土) 23:48:46.62 ID:aqpspLGjO
保守
14 :
油売りの左暮:2006/11/19(日) 00:01:46.23 ID:c6t+73Bs0
風間「……あらっ、兄友くんはお休みなの?」
兄「影妹ちゃんが風邪を引いたから休んで看病すると見せかけてエロい悪戯をするって言ってました」
風間「あけすけねぇ、まるでひとつの……えーと……ひとつの……」
兄「……それなんてエロゲ? ですか?」
風間「そうそう、それそれ。よく分かったわねぇ」
兄「……俺もそう思います」
風間「にしても最近風邪が流行ってるわね。妹さんのクラスも半分くらい欠席だったわよ」
兄「なんともはや……先生の娘さんは大丈夫ですか?」
風間「今のところはね。心配してくれてありがと」
一方その頃、隣のクラスでは
南さん「兄友君が風邪を引いた……ゴルゴムの仕業かッ! 絶対に許さんッ!」
南友「ありえないでしょ……常識的に考えて……」
ついでに三年生の教室では
風見先輩「ぶえ──────っくしょん!」
本郷先輩「……瞬間風速960km/h。また随分と豪快なくしゃみね」
一文字先輩「ダブルタイフーンでくしゃみの威力も二倍ってか? あはは!」
風見先輩「からかわないでよ……いいわよね、あんたらみたいなバカは風邪引かなくて」
本郷先輩「あら、心外だわ。自分で言うのもなんだけどもこれでも私IQ600よ?」
風見先輩「あんたみたいなのを学者バカって言うのよ」
一文字先輩「じゃー私は……」
風見先輩「あんたはただのバカ」
一文字先輩「だっしゃー!」
我ながら脇道にそれすぎた
15 :
VIP村人d:2006/11/19(日) 00:16:53.86 ID:A2YFVkvHO
保守
16 :
VIP村人d:2006/11/19(日) 00:28:58.58 ID:A2YFVkvHO
ほ・・保守
17 :
油売りの左暮:2006/11/19(日) 00:40:04.83 ID:c6t+73Bs0
カポーン
兄「風呂は心の洗濯場……ンッン〜名言だなこれは」
妹「ああ、さすがは兄だ。おばあちゃんの言葉に勝るとも劣らない」
兄「こりゃどーも……って、うおおおおお! いつもの如く何やってんだお前!」
妹「質問の仕方がよくないな。兄が本当に聞きたいのは『なんでここにいるか』だろう?」
兄「こ、細かいことはどうでもいい! な、なんでお前がここにいるんだよ!?」
妹「愚問だな、愛し合う兄と妹が一緒に風呂に入ることに理由がいるか?」
兄「確かに理論的に考えればいらないけど! いらないけどさぁ!」
妹「ふ……おばあちゃんは言っていた、男と女は時に化学反応を起こす、何があってもおかしくないとな。
その証拠に……ほら(ぴとっ)」
兄「ちょ、そ、そこは……あ、熱いお湯とまだ少し冷たい手のギャップが……!」
妹「ふふ……遠慮するな、どうせ風呂の中だ。私は気にしないぞ」
兄「いやまて俺は気にする……アッー!」
18 :
油売りの左暮:2006/11/19(日) 00:52:03.99 ID:c6t+73Bs0
兄「また妹にレイプされました。謝罪と賠償を要求します」
妹友「なんという悩み……」
兄「……いやホント、男のプライドとかそういう問題以前に体がもたないんだよ。
あまりにも気持ちよすぎて毎回俺が失神して終るし……」
兄友「お前はいいよなぁ、兄……妹が超絶的なテクの持ち主で……」
兄「限度があるだろ、常識的に考えて……。これじゃ体の前に頭がおかしくなっちまうよ……」
妹友「そうですねぇ……主導権を握るんだったら無防備な寝込みを襲うのはどうです?」
兄「……それはダメだった。無邪気な寝顔と寝言のコンボで轟沈されたよ」
妹友「だったらなんらかの手段で妹ちゃんを弱らせるしかないですね。そこにつけ込みましょう」
兄「なるほど……でもアイツ胸以外に弱点なんかあったかなぁ……」
兄友「……妹に地獄を見せたいのなら手っ取り早い方法がある?」
兄「え? マジっすか?」
兄友「簡単な事だ……お前が一言、妹なんて大嫌いだといってやればいい……」
兄「……」
妹友「……」
兄友「……いや、これはねーわ。忘れてくれ」
兄「……確かにないわ」
妹友「世界が滅びますよ……妹ちゃんの性格的に考えて……」
19 :
VIP足軽e:2006/11/19(日) 01:02:16.12 ID:Ejr4g1Hv0
そんなことしたら闇妹が出てきてしまうなwwwwwww
20 :
VIP村人k:2006/11/19(日) 01:11:32.04 ID:VhcumvXoO
まとめと避難所が出来てたのか…
とりま復活おめw
21 :
壷ふりお京:2006/11/19(日) 01:21:27.61 ID:c6t+73Bs0
22 :
壷ふりお京:2006/11/19(日) 01:41:04.51 ID:c6t+73Bs0
妹友「妹ちゃんのクロックアップって時間軸をいじくってすごい速さで動けるんだよね」
妹「まあ、そんなところだ。だがそれがどうした?」
妹友「じゃあお兄さんとキスした瞬間に発動すればしこたまベロチューしてられるねー」
妹「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1」
妹友「え……ちょ、妹ちゃん!? ま、待って! そっちは窓! ここ三階……あ」
妹「おっにいちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん! キスしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」
妹友「……やっば〜……また地雷踏んづけちゃった……」
次の日
風間「……あら? 兄くんはお休み?」
兄友「……謎の酸欠で病院に運ばれたそうです」
今日は寝る
23 :
VIP神父:2006/11/19(日) 01:49:56.53 ID:ii4BZadtO
24 :
VIP無職:2006/11/19(日) 02:29:25.19 ID:eV3ygMil0
保守
25 :
VIP村人h:
嬢「私は保守においても頂点に立つ女だ」