1 :
ex17落とさないでね:
2 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:45:19.70 ID:yItxkx1r0
2
4 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:45:48.50 ID:5n+WcfeM0
▲通常営業
▽投下を考えている人へ
まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです。
人のお題を使うのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります。
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※
▽投下の際の注意点
他の方が投下中の場合は投下終了まで待って下さい。投下前にはリロードを忘れずに。
投下する人は小説の最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願い致します。
タイトルはつけた方が良いですが、付けれなければお題そのままでも構いません。
できれば名前欄に『「タイトルorお題」 現在のレス数/総レス数』のように書いて下さい。
作品を投下する際は一度テキストエディタで仕上げてから、まとめて投下しましょう。
▽読み手の方へ
感想は書き手側の意欲向上にも繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい。
▽保守をしてくれる勇士へ
保守は大体15分間隔が効果的です。保守ついでの投下も勿論OKです。
雑談も構いませんが、投下しにくい空気を作ったりはしないようにお願い致します。
5 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:46:03.52 ID:5n+WcfeM0
▲週末品評会
毎週木曜日の夜〜土曜日の午前中に、お題が出されます。
作品は土曜日の0:00から日曜日の24:00までの間に投稿してください。
その後それぞれに評価をして頂き、月曜日の0:00から火曜日の24:00まで投票を受け付けます。
▽作品投稿
目安は2〜3レス程度のSSでお願いします。
※主催者によって変動する場合もあります。
ジャンルは書き手に一任します
スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って全部書き終わってから投下するようにお願いします。
一人当たりの投稿数に特に制限はありません。思う存分、表現して下さい。
時間を過ぎての投稿も選考外ではありますがまとめサイトに掲載します。
毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです。
お題の他に、作品にタイトルをつけるよう指示が出る場合もあります。
◆優勝時の本人確認のため、週末品評会参加者は出来れば酉を付けて下さい。
※酉は名前欄に『#(任意の文字列)』を入れる事で自動生成されます。
6 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:46:14.96 ID:5n+WcfeM0
▲週末品評会(続き)
▽投票
本スレへの書き込みでお願いします。
絞りきれない・選び難い場合には、気になる作品を複数挙げて頂いても構いません。
ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行って下さい。
簡単でよいので、感想、批評等書いて下さい。書き手の次への糧になります!
◆投票用テンプレを使用するか、【投票】と分かりやすいワードを付けて下さい。
▽優勝者特権
投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられます。
お題の発表時間は優勝者に一任されますが、遅くても土曜日の午前中には提示して下さい。
7 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:46:29.41 ID:5n+WcfeM0
現在、週末品評会32thの投票受付中です。今回の品評会お題は『お菓子』でした。
投稿された作品は■まとめ
http://yy46.60.kg/test/read.cgi/bnsk/1162528441/ にてご覧頂けます。
投票期間は2006/11/07(火)24:00:00までとなっております。
感想や批評があると書き手は喜びますが、単純に『面白かった』と言うだけの理由での投票でも構いません。
毎回作品投稿数に対して投票数が少ないので、多くの方の投票をお待ちしております。
また、週末品評会では投票する作品のほかに気になった作品を挙げて頂き、同得票の際の判定基準とする方法をとっております。
ご協力ください。
投票には以下のテンプレートを使用していただくと集計の手助けとなります。
(投票、気になった作品は一作品でも複数でも構いません)
***********************【投票用紙】***********************
【投票】: <<タイトル>>◆XXXXXXXXXX氏
―感想―
<<タイトル>>◆YYYYYYYYYY氏
―感想―
気になった作品:<<タイトル>>◆ZZZZZZZZZZ氏
********************************************************
携帯から投票される方は、今まで通り名前欄に【投票】と入力してください。
たくさんの方の投票をお待ちしています。
うおい、前スレで出てたテンプレ改良案が何の役にも立ってねえwwwwwwwww
9 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:46:57.18 ID:5n+WcfeM0
テンプレ終わり。
10 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:47:27.36 ID:5n+WcfeM0
>>8 ごめん、ログ見ずにそのまんまコピペだったwwwwごめんwwwwww
11 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:49:10.81 ID:7ON/5jMLO
乙ー
12 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:49:22.55 ID:+ayQELxE0
13 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:51:17.15 ID:Arc4FDvg0
14 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:51:42.29 ID:DOst9qaY0
テンプレかわってねぇ、ずごーとか思いつつ乙
15 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:52:53.82 ID:v8b5oFKkO
16 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:53:14.98 ID:+ayQELxE0
完成。
佐賀県の頃に貰ったお題「挟まる」
投下して良いですか?
17 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 00:54:03.52 ID:DOst9qaY0
どうぞどうぞ
18 :
遠足の日の朝:2006/11/13(月) 00:58:09.93 ID:+ayQELxE0
起き抜けに窓から見上げた早朝の空は、ぼんやりと灰色でわずかに青みがかっている。
もう少し経てば、綺麗な青空が広がるだろう。絶好の遠足日和だ。
私はまだ暗い台所に明かりを点けて、お弁当を作る事にした。
昨夜仕込んでおいたハンバーグは焼くだけだ。ウィンナーはタコさんにするために、普
段は使わない着色料がきついのを買ってある。どうせ残してくるのだろうプチトマトで見
栄えを良くするよりは、確実に食べるポテトサラダを作ろう。もちろん卵焼きは外せない。
こっそりと摩り下ろしたかぼちゃを混ぜてあるのは、まだ気付かれていないようだ。涼し
い季節だから大丈夫とは思うけれど、やはりご飯には梅干を乗せるのが良いだろう。これ
ではまだ寂しいから、きゅうりをハムで軽く巻いて楊枝で留める事にしよう。デザートは
おかずやご飯と別の箱に詰める。チョイスは当然、リンゴのウサギさんだ。
そんな事を考えながら手を動かしていたら、ふと父の事が思い返された。
物心ついて間もなく母を亡くした私を、男手一つで育ててくれた父だ。自分も親となっ
た今では、その苦労に、ありがたさに頭が下がる。仕事も大変だったはずなのに、授業参
観には欠かさず出席してくれたし、遠足の日にはお弁当を作ってくれた。
そう、お弁当と言えば、小学一年の遠足で父が作ってくれた物は強烈だった。
19 :
遠足の日の朝:2006/11/13(月) 00:58:47.51 ID:+ayQELxE0
「お父さん、何してるの?」
その日、翌日の遠足が楽しみで中々眠れないというお約束をかました私は、まだ眠い目
をこすりながら父に問いかけた。
台所から聞こえてきたどたばたという足音や、ぎゃーだとかわーだとかいう叫び声に目
が覚めた私にとって、当然の疑問だった。
「おお、今日遠足だろう? だから弁当を作ろうと思ってな。うわ、また焦げた」
当時まだ料理の上手く無かった父は、フライパンに向かって悪戦苦闘していた。周囲に
は食べ物の焦げた苦い匂いが漂い、まな板の上には野菜の残骸が散乱し、流しには使った
端から包丁や菜箸が放り込まれていた。
夕飯は冷凍物とスーパーのお惣菜、ご飯だけは山盛りという食生活を送っていたという
のに、父は早起きしてお弁当作ろうとしてくれた。遠足のお弁当が冷凍物ばかりでは、馬
鹿にされるかもしれないという、親心だったのだろう。
どうにかこうにか、ハンバーグのようなものを焼き上げた父を待っていたのは、遅刻寸
前の私とスイッチを入れ忘れた炊飯器だった。
20 :
遠足の日の朝:2006/11/13(月) 00:59:24.65 ID:+ayQELxE0
結局、父と私は買い置きの食パンを使って大量のサンドイッチを作る事で、危機を乗り
切った。冷蔵庫の中から、加工済みの食品を全て出して、耳も落とさずに食パンに挟んだ。
ハム、チーズ、福神漬けにらっきょうの漬物、梅干、魚肉ソーセージ。冷蔵物を挟む傍ら、
冷凍物を解凍した。ミートボール、鶏のから揚げ、ソースカツ、カレーコロッケにミック
スベジタブル。片っ端から挟み込んだ。
「お父さん、サンドイッチに納豆なんて入れるの?」
半分泣きながらの台詞だったように思う。
「俺だって会社でこれ食うんだぞ。諦めろ」
返してきた父も涙目だった気がする。
最後に父の焼いたハンバーグを挟んで、サンドイッチは完成した。あれだけの具がたっ
た八つのサンドイッチに収まったのだから、中は想像するだに恐ろしいものになっている
はずだった。
二人で四つずつ弁当箱に詰め込んで、私たちは家を出た。
昼に食べたそのサンドイッチは今思い出しても笑えない味だったが、一枚も残さなかっ
た。夜遅くに帰ってきた父も、酷い味だったと零していた。もちろん、一枚も残っていな
かった。
21 :
遠足の日の朝:2006/11/13(月) 01:00:01.91 ID:+ayQELxE0
料理する手を止めて振り返れば、テーブルの上には完成間近のお弁当がある。自分で言
うのもなんだが、素晴らしく美味しそうだ。
くすりと笑う。
ハンバーグはそのままで大丈夫だろう。ウィンナーは薄くスライスして、ポテトサラダ
と一緒にしよう。綺麗に焼けた卵焼きは残念だけれど小さく切って、コーンと一緒にマヨ
ネーズで和える事にする。キュウリとハムはそのままでも行けるかな。ケーキ用の生クリ
ームとみかん缶があったはずだ。りんごはこの線で行こう。
……さて、肝心の食パンはあっただろうか。
「お母さん、おはよう。今日のお弁当なぁに?」
「素晴らしく美味しい、サンドイッチよ」
了
22 :
遠足の日の朝:2006/11/13(月) 01:01:08.32 ID:+ayQELxE0
以上です
レス数計算苦手
最後の子どもの台詞をお父さんにできなかった
俺は意気地なし
酷評とかお願いします
23 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:11:24.81 ID:+ayQELxE0
沈黙されると怖いんだぜw
24 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:13:28.16 ID:17Bh+voaO
父親と弁当作ったりの過去話はいいと思った。
けど何かラスト今に戻った(?)シーンに違和感が…
なんでだろう
25 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:17:54.91 ID:5n+WcfeM0
んー、なんというか、お腹一杯なんだけど、味がアレでなんか物足りない、みたいな気持ち。
細かい突っ込み所がない分、文才の無い俺にはどこが悪いと指摘もできない……
ただ、純粋に一読者としては、あまり面白いものではなかった。
すまんこ(´・ω・`)
26 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:20:04.93 ID:+ayQELxE0
>>24 なんでだろう
過去話を過去形じゃなくて
子ども言葉現在形にした方が良かったかな
>>25 うす、把握
やはり俺の話は盛り上がりに欠けるのかorz
前も言われたのに上達してないぜー
頑張ります
感想どもっす
27 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:27:24.58 ID:17Bh+voaO
〉こども言葉現在形〜
想像してみたらそっちのがいいかも…
私は文才ないから上手くアドバイスできない…orz
あやふやでスマソ
28 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:27:37.03 ID:whuFYaTm0
じゃあ、通りすがった俺が、
>>18-21 文章的な点だけ
>起き抜けに窓から見上げた早朝の空は、ぼんやりと灰色でわずかに青みがかっている。
灰色からは雲が連想されるので、曇っているのかと思った。
靄がかかった状態であることを伝えるなら、どっちつかずの表現じゃなくて、はっきり分からせるべき。
比喩表現でものを表すのはいいことだけど、伝わりやすく単語を書いてしまうのも場合によっては必要。
>ウィンナーはタコさんにするために、普段は使わない着色料がきついのを買ってある。
着色料がきついって、何色?黄色?緑?
分からない人には、まったくビジュアルが浮かばない。
描写とは、イメージを的確に読者に伝えること。
「これで分かるだろう」という表現は、読者に甘えているだけにすぎないので、
多くの人に読んでもらいたいと思うなら、もっと的確に描写することを心掛けると吉。
これらの点から判断するに、表現にやや酔っている部分があるように感じた。
それほど文章は悪くないので、もう少し的確な表現に気を使ってみては、というところか。
冒頭で息切れしてしまったので、後は他の人におまかせ。
29 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:35:43.00 ID:+ayQELxE0
>>28 把握
的確な表現、心がけます
もっと厳しい目で推敲しなければ
ここで流れを変えるべく次のお題ください↓
30 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:36:49.25 ID:DOst9qaY0
31 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:37:57.00 ID:17Bh+voaO
>>29 思いつきでお題出してみる
あめいろ
とかどうだろう
あえて平仮名にしてみたり
32 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:39:37.27 ID:+ayQELxE0
>>30 えーと、ゲーム用語でなく
心理学の方のロールプレイって事でおk?
とりあえず把握
>>31 あめいろ把握
33 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:43:35.03 ID:DOst9qaY0
34 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:44:49.31 ID:djufHc/E0
お題がちんことか童貞とかローゼンとかじゃないなんておかしなスレだ
35 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:48:32.83 ID:FKS0F79t0
たまにそういうのもあったはず
36 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 01:50:25.79 ID:+ayQELxE0
37 :
◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 01:58:55.57 ID:eztUtz3Y0
寝る前にお題「美容院」で投下します。
もしまだ人がいたらレスを付けていただければ、明日の朝見させていただきます。
スレが落ちてたら、その時はその時。
38 :
おねーさんの鋏さばき1/7 ◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 01:59:47.21 ID:eztUtz3Y0
あたしの仕事はお客さんに指名してもらって、大事なところのお毛毛のお手入れをする仕事。うちに来るお客さんは皆たっぷり生やしちゃってるからいじりがいがあるの。
中には「い、色を抜いてください」とか「ウェーブが欲しいっす」とか、ちょっと手の込んだお手入れを注文されることもあるよ。
そういうのはちょっと割高になっちゃうんだけど、お客さんの意思を尊重しつつ私のセンスで相談しながらヘアーを作り上げていくの。
そんな私は無名のカリスマ美容師。
無名とカリスマは同居し得ないって? いいの。まだ18だし、これから有名になるもん。
39 :
おねーさんの鋏さばき2/7 ◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 02:00:18.71 ID:eztUtz3Y0
今日も十一時になった。この日はちょうど一ヶ月前に予約が入れられた。すごい。あたし、本物の大人気カリスマ美容師みたいじゃん。
嘘。
正直に言うと、あたし個人が別に指名されたわけじゃない。って言うか、この店で働いてる美容師はあたしのほかに二人しかいなくて指名どころの話じゃない。
その日から一ヶ月間、ぱらぱらと降ってくる予約をこなしつつ、たまに予約なしで来るお客さんのお毛毛をいじりつつ過ごしてきた。
「あのぉ、すみませんん」
来た。山田敏夫さん、19歳男性。例の予約者。
全く手入れされていないぼっさりした頭。猫背で小さな声。よれよれのシャツに傷だらけのスニーカー。
色の半分落ちたようなベルト。しわしわなスラックス。無駄にごっつい眼鏡の中から、伏し目がちな瞳はおびえたようにこちらをちら見して……
試練かっ。このお客さんは神が与えたもうた試練なのかっ。この田中さんをイケメンにして帰らせたら、あたしの出世がひとつ早まるのかっ。違った、山田さんだった。
とにかく声をかけなきゃ仕方ない。と、前に出るあたしに
「え、えぇっと、予約していた……」
「た………………山田様ですねっ、お待ちしておりました」
ミスじゃない! 今の「た」はミスじゃないぞっ! 彼も緊張していて気付いていないようだ! セーフ! セーフっ!
「わたくし、本日担当させていただきます高天原と申します」
「はぁ、たかまがはらさん……」
言いづらそうにする山田さん?
「高天原さんクラスのレアな苗字だと山田とか田中とか……あ、何でもないです」
そこまで言ったらすでに何でもなくねえだろ! 美容師怒らせたら後が怖いぞ! 理容師ほどじゃないけど。奴ら、剃刀持ってるし。
40 :
おねーさんの鋏さばき3/5 ◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 02:01:27.59 ID:eztUtz3Y0
とにかく、山田さんを座らせた。座るやいなや彼は
「あの、美容院とか初めてで、わかんないこと多いんで。すいません」
って美容院童貞かっ! わぁっ、おねーさん責任重いのかなっ、重いのかなっ? 今日のあたしの切りっぷりでこの子の美容院のイメージが決まっちゃうのかなっ。この子とか言って、年上だけど全然そうは見えないし。
よぉし、思いっきり可愛がっちゃおー。とりあえず三ヶ月ほど通わせてチャラ男にしよう。ピアスで耳たぶが伸びるくらいにさせて
「床屋とかありえないっすよwwwwww」
とか言わせよう。
41 :
おねーさんの鋏さばき4/5 ◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 02:01:57.17 ID:eztUtz3Y0
いやいや、落ち着けあたし。いくら何でも人間はそこまで豹変しないだろ。
「今日はどのようにされますか?」
「えっと、とりあえずピンクに染めてもらって」
「!!!????」
え、って事はつまり頭がピンク、頭は全身の中で先っぽ……美容院童貞の先っぽがピンク…………っ!
「す、すいません。いきなりこんな事言ったらだめでした?」
「いいえー、大丈夫ですよぉ」
おねーさん一生懸命いじってあげるから。じゃなくて
「カットはどうされますか?」
「えっと、耳が出る感じで、でも耳の上でちょっとだけ膨らんで、後は頭頂部に向かって細くなっていくような」
「ええと…………」
いや、違う。その形はチャラ男とかをはるかに凌駕している。
「それで頭頂部だけ」
ん、何?
「頭頂部だけちょっと白くすることは、できますか?」
にじんでる! この人頭からにじんでるよ!
「そ、それでですね」
まだあるんかいっ! こいつ初心者だって最初に断ったのをいいことに言いたい放題だな!
「出来上がったら、その、ボクの頭の左右に手のひらを当てて上下にこすりながら「あら―、こんなに固くしちゃってぇ。もう白いの出ちゃってるわよ。なぁに、これ?」って言ってもらえませんか?」
「…………分かりました。やってみます」
こいつ、絶対美容院を何か別のお店と勘違いしてるっ! いいけど。とりあえず今の台詞はメモっておいたし。
42 :
おねーさんの鋏さばき5/6 ◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 02:02:38.40 ID:eztUtz3Y0
山田さんは、何かすごかった。とにかくやばいお客さんだった。
頭洗ってるとき
「あ、あの、先っぽをもっと泡立ててぐりぐりと……あっ!」
後ろのほうを梳いているとき
「そ、そこは裏s……ふぅぅっ」
染めているとき
「ああっ、黒かったボクのここがピンク色に、若々しいピンク色に……」
最初に指定された台詞を言い終わった瞬間
「ああっ、かなえちゃんっ!」
「……お、終わりましたが」
「あ…………はい。じゃあ、恥ずかしいから黒に染め直してください」
「…………二回分の料金かかってしまいますが」
「かまいません」
ピンクだった先っぽが真っ黒にもうどうでもいいや。黒くなーれ黒くなーれ。
43 :
おねーさんの鋏さばき6/6 ◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 02:03:07.90 ID:eztUtz3Y0
「今日はありがとうございました」
お金を払いながら、山田さんは満足げに笑った。
「いいえ、またお越しください」
と棒読みするあたし。
「いやぁ、美容院っていいところですねえ。あんなにサービスしてもらって、髪まで切ってもらえるなんて」
…………一ヶ月前に予約して何しに来たの、この人? っていうかまた来るの?
終
44 :
◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 02:05:37.88 ID:eztUtz3Y0
全体のレス数を良く考えてから名前欄を書くべきでしたね。
酷評、甘い言葉、完全にスルーした保守レス等何でも待ってます。
おやすみなさい
45 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 02:46:32.45 ID:sbcRQt1/0
ごめん一レス目で読む気なくした。
46 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 02:50:57.89 ID:sbcRQt1/0
それじゃ失礼だと思って最後まで読んだが、正直時間を返して欲しい。
47 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 02:51:06.61 ID:OAtSF7bTO
内容として、
キモオタが来る
→空気嫁
で終っちゃってるよね。展開は読めちゃうし、ギャグとしてもイマイチ。
あとwとか無用なアルファベット止めはどうかと思う。
表現等は分かりません。ごめんなさい
48 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:48:02.84 ID:OIToLT8KO
49 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:48:39.78 ID:OIToLT8KO
50 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:50:50.88 ID:OIToLT8KO
なぁ
無視しないでくれよ
寂しいよママン
51 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:52:23.05 ID:OIToLT8KO
このスレは俺しかいないのか
じゃあ痴態を晒しても大丈夫だな
ママン
おっぱいちゅうちゅう
52 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:53:31.35 ID:OIToLT8KO
ああ
おっぱいおいちいよ
ママン
大好き
ママン大好き
ちゅうちゅうちゅうちゅう
うまっうまっ
ママン
はぁはぁ
ママン
53 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:55:07.87 ID:OIToLT8KO
うふ
誰もいないよママン
大丈夫だから
ね?おっぱいみして
ね?ちゅうちゅうちゅうちゅう
54 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:56:18.77 ID:OIToLT8KO
にゃんにゃん
ママンのおっぱいあまーい
ちゅうちゅうちゅうちゅう
うひひひ
あまーいあまーい
55 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 03:57:13.48 ID:OIToLT8KO
こんな痴態を晒しても俺にはレスすらくれないのか
泣くわ
56 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 04:00:12.75 ID:OIToLT8KO
うひひひうひひひひひひひひ
俺おっぱいおいちいよはおっぱいおいちいよ変態おっぱいおいちいよだなおいちいよ
57 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 04:22:47.53 ID:oR5oxIWlO
なにやってんだwwwww
58 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 04:23:56.19 ID:FKS0F79t0
実はずっと見てました
59 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 04:24:14.21 ID:oR5oxIWlO
愛のVIP戦士は古い日付のスレを一掃するのですね
さて寝よう
60 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 04:24:51.81 ID:OIToLT8KO
61 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 04:25:29.09 ID:OIToLT8KO
>>58にも見られてる
ママン!逃げよう!逃げよう!
62 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 04:28:42.87 ID:sbcRQt1/0
携帯からご苦労なこったw
63 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 04:31:18.50 ID:OIToLT8KO
>>62 すごく携帯厨丸だしなのも見られてる!!!
ママン!ママン!
64 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 04:37:17.31 ID:OIToLT8KO
ママン
ボクもう寝るよ
おやすみ
65 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 05:11:01.77 ID:sbcRQt1/0
ほ
66 :
VIP賢者:2006/11/13(月) 05:52:42.38 ID:FKS0F79t0
保守の宝箱やー
67 :
VIP村人m:2006/11/13(月) 06:21:00.85 ID:FKS0F79t0
世界の中心で保守を叫ぶ
68 :
駅前食堂のメグ:2006/11/13(月) 06:49:40.92 ID:FKS0F79t0
らすt
69 :
VIP村人y:2006/11/13(月) 07:06:42.86 ID:17Bh+voaO
保守〜
70 :
VIP村人Ecup:2006/11/13(月) 08:00:19.98 ID:+ayQELxE0
今日も文才磨こうぜ
71 :
VIP村人i:2006/11/13(月) 08:10:59.46 ID:17Bh+voaO
ほしゅ
72 :
◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 08:17:57.92 ID:C5MbA4K5O
>>46 >>47 おはようございます。
自分ではかなり最強気味のものが出来てしまったと思っていたので、「滑ってるよ」と言ってもらえるのは非常に勉強になります。
ここに上げなければ、こっちの方向で成長してしまうところでした。
気を取り直して、お題ください
73 :
VIP村人f:2006/11/13(月) 08:18:33.42 ID:LpYExs2S0
つ 惜しい
74 :
VIP村人xxx:2006/11/13(月) 08:34:40.48 ID:bPWHO/RJ0
眠いぜ保守
75 :
◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 08:38:27.79 ID:ErEgOcxq0
>>73 惜しい把握。
今度は楽しませられるようがんばります。
76 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 09:42:07.42 ID:mvLZPOSo0
77 :
VIP足軽v:2006/11/13(月) 09:49:20.60 ID:LXusPXsb0
お題をください
78 :
VIP乙女:2006/11/13(月) 09:53:09.02 ID:6fQSl1it0
つ 槍
79 :
VIP足軽v:2006/11/13(月) 09:55:14.05 ID:LXusPXsb0
把握
80 :
牛のふん:2006/11/13(月) 10:13:12.32 ID:6fQSl1it0
>>37 全体的に、笑いどころが良くわからなかった
設定が飛びすぎてて、ちょっとついていけない
美容師はもっと常識人にしたほうが
客の異常さが伝わると思う
今だとどっちもただの変な人だし
地の文のテンポは良いと思う
全編に渡って意外性を狙うより
転とか結にギミックを仕込んだ
普通の話を書いてみて欲しい
81 :
牛のふん:2006/11/13(月) 10:29:41.75 ID:6fQSl1it0
ところで、今の名前って何で決まってるのかね
書き込んだ時間か何かか?
82 :
VIP足軽wwwww:2006/11/13(月) 10:52:28.39 ID:+9VHE5AN0
名前ランダムになったんか
ますますν速臭が強くなったな
83 :
ex17落とさないでね:2006/11/13(月) 10:53:26.63 ID:sbcRQt1/0
どれどれ
84 :
VIP神:2006/11/13(月) 11:03:00.34 ID:AnI9gDY/0
お題ください
85 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 11:10:16.01 ID:6fQSl1it0
つ 宗教
86 :
VIP村人e:2006/11/13(月) 11:21:26.84 ID:iDq7Gnup0
今日は一日オフ。
出かけるあいだに考えるからお題をおくれませい。
複数可。
↓
87 :
VIP村人e:2006/11/13(月) 11:32:01.65 ID:iDq7Gnup0
吃驚!
不在此処除我?
88 :
荒巻スカルチノフ:2006/11/13(月) 11:40:59.75 ID:Oo30ileD0
どこに書き込んでも同じ名前しか出ない
89 :
◆OfTC/.kplw :2006/11/13(月) 11:46:44.25 ID:C5MbA4K5O
>>80 ありがとうございます
確かに変人は一人にしないと分かりづらくなりますよね。以後役立てます
90 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 11:49:15.13 ID:iDq7Gnup0
いるなら俺にお題をくださいい……
91 :
VIP足軽hentai:2006/11/13(月) 11:53:26.85 ID:FKS0F79t0
変身
92 :
内藤ホライゾン:2006/11/13(月) 11:58:54.59 ID:6fQSl1it0
つ マイク
93 :
VIP奴隷:2006/11/13(月) 12:02:10.21 ID:Bnxa5zGBO
つ 竹取物語
94 :
VIP村人q:2006/11/13(月) 12:11:41.11 ID:Xq6ya6Qm0
マッスル
95 :
VIP村人j:2006/11/13(月) 12:31:57.31 ID:/KIcOVWBO
どうでもいいけどミスターマッスルって今なにやってんだろね
96 :
はぐれVIPPER:2006/11/13(月) 12:39:25.43 ID:G0QUfr46O
97 :
一生足軽:2006/11/13(月) 12:40:32.14 ID:Oo30ileD0
小坊主
98 :
VIP盗賊:2006/11/13(月) 12:40:56.35 ID:OAtSF7bTO
ピザ
99 :
はぐれVIPPER:2006/11/13(月) 12:44:34.04 ID:G0QUfr46O
100 :
VIP村人f:2006/11/13(月) 12:44:55.11 ID:iDq7Gnup0
101 :
VIP村人r:2006/11/13(月) 12:45:17.89 ID:Tu8iYMDS0
お題クレ
102 :
一生足軽:2006/11/13(月) 12:45:56.74 ID:Oo30ileD0
証拠
103 :
VIP村人f:2006/11/13(月) 12:46:41.66 ID:iDq7Gnup0
104 :
宿屋の女中:2006/11/13(月) 12:53:31.41 ID:F68bIKNo0
ふゃ!
105 :
VIP神:2006/11/13(月) 13:14:21.36 ID:5rg5J6PYO
発電
106 :
VIP村人n:2006/11/13(月) 13:15:51.11 ID:17Bh+voaO
あげ〜
107 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:2006/11/13(月) 13:25:33.94 ID:GHXXP4CnO
ポイント二倍サービス中
108 :
VIP女神:2006/11/13(月) 14:06:12.19 ID:GHXXP4CnO
そういえば今度から、スレ立てから二日経過すると、強制dat落ちらしいね。
後はスレ番が400〜450辺りでも、一時間書き込みがなければ、こちらも強制的に落とすようだ。
109 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 14:20:18.32 ID:V0qeRFIh0
なるほど。
ってことは、そろそろやばいってことかな
あー腹減った
110 :
VIP足軽b:2006/11/13(月) 15:03:03.86 ID:6fQSl1it0
ネタよ降りてこーい
来ないか・・・
111 :
武器屋のじじぃ:2006/11/13(月) 15:05:11.94 ID:vH/rWzsZO
>>108 うげ、マジで?
作品投下があれば2日で1000は行ったりするんだろうけど。
一時間書き込みなしで落ちるのはちょっと厳しいかなぁ。
112 :
VIP村人p:2006/11/13(月) 15:37:52.06 ID:o9MmRzqFO
保守
恋する機会もなく仕事に励み、気づいたら三十路に入っていた。
父は私に女としての幸せを掴んで欲しかったようで、何度も見合いをさせようとしたが、その父も昨年逝ってしまった。
広い家に一人で住み、仕事をして、自分の趣味のためだけに時間を使う。
ここ一年そんな毎日を送っていた私だったが、ある日遠い親戚の子を引き取ることになった。
聞いた話によるとその子の両親はなかなかにどうしようもない人物で、長期にわたってその子は虐待を受けてきたという。
最終的には両親が刃傷沙汰を起こして警察に御用となり、子供も保護されるに至ったのだが、両親とも親戚の間では鼻つまみ者だったせいで、その子供の面倒を見てやろうという人が現れなかった。
結局まわりまわって私のところに話が来て、その両親のことを元々良く知らなかった私は、特に悪感情も持っていなかったのでその子を引き取ることにしたのだ。
まだ幼いその子の名は幸子ちゃんといった。
幸の字が入っているところを見ると、生まれたときには両親も子供の未来の幸せを願っていたのだろう。
だが、小さな幸子ちゃんはガリガリにやせて、体のあちこちに痣の痕が残っていた。
幸子ちゃんは何も言わずとも良く働いた。
御飯を自分で作り、食べ終わったら皿を洗い、掃除や洗濯までやろうとした。
「あなたはまだ子供なんだから、外に出て友達と遊んで、あとたまに勉強していればそれでいいの。家事なんてやらなくていいのよ」
何度もそう言い、その度に幸子ちゃんは頷いて返したが、やはり幸子ちゃんは家事をやめなかった。
家事をやってもらえると仕事に専念できたので、実際のところ助かってはいた。
私の仕事は在宅でできる仕事とはいえ、深夜まで机に向かうこともしばしばある。
そんな時、朝起きたら御飯ができていて洗濯物がはためいていたりすると、実に気が楽になった。
しかし、家事をやらせるのもある程度はいいのだろうが、それで幸子ちゃんの一日の大半を潰してしまうのはいかがなものか。
柄にもなく育児書を買ったり、子供のいる友人に聞いてみたりしたが、やはり子供は外で遊ぶのが大切らしい。
幸子ちゃんを家事から解放するため、私はまず自分の生活習慣を改めることから始めた。
朝は早起きして、御飯を作る。
洗濯も幸子ちゃんがやる前にやってしまう。
私がきちんとしていないから幸子ちゃんが家事を頑張らざるを得なくなるわけで、そこのところを正そうと思ったのである。
日が昇り、起きてきた幸子ちゃんは、おずおずと聞いてきた。
「あの……私、何をすればいいの?」
「幸子ちゃん、今日から私がしっかりするから、幸子ちゃんはもっとやりたいことやっていいのよ」
「そう……」
幸子ちゃんは頷くと居間に行ってテレビをつけ、魔法少女の特撮番組を見始めた。
じっと集中して見ているところからして、これまでも見たかったけど家事のせいで見られなかったのかもしれない。
うん、子供らしくていい。
私はちょっと嬉しくなってしまった。
そんな感じで何日か過ぎたある夜、幸子ちゃんが私の部屋を訪ねてきた。
「あの……私、駄目だったの……? またぶたれるの?」
「え? なに言ってるの?」
突然の問いに驚いてしまった。
幸子ちゃんは俯いて、じっと床を見詰めている。
どうやら本気で思いつめているようだった。
「幸子ちゃん、どうしたの、いきなり?」
「だって、最近全然お仕事させてくれないし……私、駄目だったんでしょう……?」
「駄目って……」
「お願い……私、ちゃんとお仕事する。駄目だったのなら直すようにする。だから……嫌わないで……ぶたないで下さい……」
幸子ちゃんは目に涙をためて嘆願してきた。
「ちょ、ちょっと待って幸子ちゃん。私、幸子ちゃんはとってもいい子だと思うし、嫌ってなんていないわよ。ぶつなんて絶対にしないわ」
「でも、でも、働かないと、お父さんとお母さん、私のこと嫌いだって……それでいつもぶってきて……私……私……」
幸子ちゃんは体を小さく震わせて、ぽろぽろと涙を流していた。
ああ、と私は思った。
幸子ちゃんの両親はそういう教育をしてきたのだろう。
自分たちのするべきことを子供にすべて押し付けて、気にくわなければ脅しつけ、言うことを聞かなければ殴りつける。
そういう家で幸子ちゃんは育ったのだ。
「幸子ちゃん、落ち着いて。私は幸子ちゃんに子供らしく遊んでほしいと思っているの。家の中の仕事であなたの時間を奪っては悪いと思っているのよ」
「お願い、働かせてください。遊べなくてもいい。本当に何でもいいからお仕事させて……」
「幸子ちゃん、あなたと同じくらいの年の子供たちは、みんな遊んで成長していくのよ。だから……」
「お願いです! お仕事ください! 怖いの! ぶたれたくないの! お願い……!」
幸子ちゃんは大きな声で叫ぶと、ついにわっと泣き出し、床にうずくまってしまった。
抱きとめて落ち着かせようとすると、体をびくりと震わせ、這いずるように逃げてしまう。
怯えた目で私を見てきた。
「ご、ごめんなさい! ちゃんとしますから、お仕事ください……」
「……幸子ちゃん、私、あなたのことが好きなのよ。本当に。だからぶったりなんてしないわ」
「な、なんで好きなんですか? わかりません……なんですか、それ。お仕事しないのにいいんですか? だめでしょ? お願い、ぶたないで」
それからは何を言っても駄目だった。
半ば押し問答のようになり、結局幸子ちゃんが泣き疲れて眠ってしまって、その夜の話は終わった。
私は次の日、近所のおもちゃ屋を訪ね、指輪のおもちゃを買った。
幸子ちゃんが見ていた特撮番組の魔法少女が身につけているアイテムで、怪人を退治するための魔法の指輪だった。
「幸子ちゃん、これあげるわ」
「……え……これって……」
「私が幸子ちゃんを好きだっていう証拠よ。大人は好きな人に指輪を送る習慣があるのよ」
本当は男が女に、なのだが気にしない。
幸子ちゃんは指輪を手にとって少し嬉しそうな表情を見せたが、やはり昨晩のことが尾を引いてか、どこか警戒しているようにも見えた。
まあ、たかが指輪一つ贈られたからって安心しろというのも無理な話だろう。
そこで私は考えていた嘘を言った。
「幸子ちゃん、魔法少女プリティナナコがその指輪を使って悪者を退治するのは知ってるわよね」
「うん……」
「実際ね、その指輪には魔法がかかっているの。悪者を退治するための魔法が。どうやって使うかは簡単。
指輪をこすりながら、悪者の前でナナコの呪文を唱えればいいのよ。ナナコの呪文は知ってるわよね?」
「はい……いつも見ていたから……」
「何度も言うけどね、私は幸子ちゃんのことが好きよ。幸子ちゃんがうちに来てくれて本当に良かったと思ってるの。でも言葉だけじゃ幸子ちゃんは不安だろうから、その指輪を贈るの。
もし私が幸子ちゃんをぶったりするようなことがあれば、その指輪で私を退治してくれればいいから」
「退治しちゃっていいの……?」
幸子ちゃんは不思議そうに私を見ると、やがて静かに頷いた。
それから幸子ちゃんはいつも指輪をはめていた。
やはり手伝いはしたいと言ってきたので、少しは家事をしてもらったが、それ以外では外で遊ぶようになった。
魔法の指輪の力を信じてくれたのか、私が幸子ちゃんに暴力を振るう気はないということを一応納得してくれたようだった。
どうやら同い年の友達もできたようで、時折夕御飯を食べながらどんなことをして遊んだのか教えてくれるようになり、私はいつも幸子ちゃんの指に光る魔法の指輪を見てその話を聞いていた。
一年ほどして、幸子ちゃんの指から指輪が消えた。
聞くと、おもちゃ箱にしまったとのことだった。
さすがに魔法を信じる年ではなくなったということなのだろう。
もう幸子ちゃんとは普通に話せるようになっていたし、指輪を贈った目的は十分に果たせたと言ってよかったのだが、私は妙な不安に襲われた。
幸子ちゃんは私に笑いながら日々の出来事を聞かせてくれるが、本当に笑っているのか、何とも気になって仕方なかった。
そして気づいた。
私は、幸子ちゃんから私への愛情のはかりとして、あの指輪を見ていたのだと。
幸子ちゃんがあの指輪を私の前でこすらないということは、私は幸子ちゃんに嫌われてはいないことになる。
良い家族として認めてもらっていることになる。
だから幸子ちゃんがあの指輪をこすらずにいたことで、私は毎日安心と満足を得ることができたのだ。
今日、外で遊んで帰ってきた幸子ちゃんをそっと抱きしめた。
幸子ちゃんは恥ずかしそうにしながら、ぎゅっと私に抱きついてきてくれた。
「お帰りなさい」
「ただいま……お母さん……」
思わず涙が出てしまった。
幸子ちゃんへの愛情の証だったはずの指輪。
でも、本当に愛情を知りたかったのは私だったのかもしれない。
118 :
VIP村人v:2006/11/13(月) 16:05:11.88 ID:Tu8iYMDS0
5レスで済みました。
レス数を数え間違えました。
すみません。
改行とかまだよくわからないです。
批評お願いします。
119 :
VIP村人v:2006/11/13(月) 16:13:16.02 ID:Tu8iYMDS0
うぉ!
あと「了」を付け忘れました。
すんません。
>>117で終わりです。
120 :
VIP魔王:2006/11/13(月) 16:25:50.03 ID:MFo6lapY0
>>113 もう1レスでいいから、主人公が幸子ちゃんがいることで
安心したりする描写があればもっと引き込めると思う。
それ以外は楽しんで読めましたよ。
121 :
VIP村人v:2006/11/13(月) 16:40:25.93 ID:Tu8iYMDS0
>>120 ありがとうございます。少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。
幸子ちゃんが指輪を外してから主人公が「気づく」までが、急と言うか物足りないかもと自分でも思っていたのですが、どうしたらいいのかわかりませんでした。
でもおっしゃるとおり主人公が幸子ちゃんがいることで安心する描写等を入れれば、自然な流れになるし、もっとほんわか盛り上がりそうですね。
参考にさせていただきます。
ご意見ありがとうございました。
122 :
愛のセーラー戦士:2006/11/13(月) 17:09:54.27 ID:V0qeRFIh0
さてと、やたら規制がきつくなった感じだけど、
文字数は、改善されてるみたいだね
123 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 17:40:20.90 ID:v8b5oFKkO
保守がてらお題下さいな↓
124 :
VIP将軍:2006/11/13(月) 17:41:26.06 ID:R0G1Qly00
毒
125 :
北町奉行:2006/11/13(月) 17:42:55.43 ID:v8b5oFKkO
126 :
暴れん坊VIPPER:2006/11/13(月) 18:04:45.69 ID:v8b5oFKkO
保守だよね
127 :
VIP足軽i:2006/11/13(月) 18:11:14.70 ID:S05xzZRy0
お題↓
128 :
VIP神父:2006/11/13(月) 18:13:46.43 ID:MFo6lapY0
横断歩道
とか、どう?
129 :
VIP足軽i:2006/11/13(月) 18:17:35.28 ID:S05xzZRy0
130 :
VIP足軽ktkr:2006/11/13(月) 18:30:33.82 ID:cXcqc90M0
お題プリーズ↓
131 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 18:31:22.50 ID:oM9/S6310
132 :
VIP足軽ktkr:2006/11/13(月) 18:32:23.98 ID:cXcqc90M0
133 :
VIP足軽hentai:2006/11/13(月) 19:06:14.20 ID:esrW5kca0
保守。
お題はもらってるんでいりません。
134 :
内藤ホライゾン:2006/11/13(月) 19:15:31.09 ID:52akzHL90
復活してたんだ
なにこの名前欄
135 :
VIP村人r:2006/11/13(月) 19:16:12.82 ID:ILqZiYYJO
携帯から失礼。
明日休みなのでお題よろしくお願いします。↓
136 :
VIP足軽neet:2006/11/13(月) 19:16:53.33 ID:65YvScgh0
つ 勤務
137 :
VIP村人r:2006/11/13(月) 19:19:20.82 ID:ILqZiYYJO
把握しました。
明日か今日の夜投下予定。
138 :
南蛮ムキトス:2006/11/13(月) 19:30:02.43 ID:zSDUqQgC0
誰かいますか?
いたら何かお題下さい。出来れば難易度低めの…
昨日のリベンジを試みたいです。
139 :
VIP足軽wwwww:2006/11/13(月) 19:32:41.79 ID:tQ/Kr3bW0
規制解除やったぜ!!!!
つパラサイト
140 :
南蛮ムキトス:2006/11/13(月) 19:34:18.44 ID:zSDUqQgC0
>>139 パラサイト、把握。
難易度低いようで高いようで低い…
とりあえず書いてみます。
141 :
VIP下手人:2006/11/13(月) 19:37:47.02 ID:v8b5oFKkO
さて、毒一応完成したんで投下します。
142 :
宿屋の女中:2006/11/13(月) 19:37:58.00 ID:aJmw6gdLO
書いてみたいな。
誰かお題を頼む。
あまりハードじゃないのを。
143 :
お題・毒(1/1):2006/11/13(月) 19:41:12.69 ID:v8b5oFKkO
タイトル・毒薬
「やつれたね…」
哀れみを込めた視線で彼女は俺を見る。
「あの毒のせいでな」
世間一般では、毒とは言われないソレを俺は毒と呼ぶ。
飲めば苦しむ事になるそれは俺の中でなんら毒と変わらないからだ。
「…でも、ソレがあるから今貴方は生きてるんでしょ」
彼女は俺が毒と呼んだ白い錠剤を見ながら言う。
「まぁな。ソレが無かったら俺は生きてないな」
三ヶ月前、俺はこのままだと一ヶ月の命だと宣告された。
しかしまだ俺は生きている。
あの錠剤のおかげで。
「じゃあ、私帰るね」
「…わかった。気をつけて帰れよ」
「…うん」
そして彼女は俺の病室から出ていった。
俺の病名は、胃癌。
発見が遅れてもう余命は幾ばくもない。
そして俺は毒と呼んだ錠剤に手を伸ばし、それを口に運ぶ。
それは「抗がん剤」と言う名の、俺の命を支える毒だった。
糸冬
144 :
VIP下手人:2006/11/13(月) 19:43:13.53 ID:v8b5oFKkO
145 :
VIP足軽t:2006/11/13(月) 19:45:02.86 ID:aJmw6gdLO
146 :
VIP足軽hentai:2006/11/13(月) 19:46:49.26 ID:esrW5kca0
>>143 もうちょっと分かりやすく苦しんでほしい。
「それでも生きてほしい」っていう回りの意思とか見れたら深い。
抗がん剤の副作用とか凄惨に書いてもらえると生々しくてよさげ。
視点はちょっと面白いと思う。
あと、雰囲気だけ出てる。
147 :
VIP盗賊:2006/11/13(月) 19:50:07.53 ID:QsGgfU9t0
148 :
VIP下手人:2006/11/13(月) 19:50:43.50 ID:v8b5oFKkO
>>146 批評d
やっぱり書き足りない部分があったか
前も言われて注意したつもりだったがorz
つ 『お題おくれやす』
150 :
VIP足軽wwwww:2006/11/13(月) 19:54:21.42 ID:tQ/Kr3bW0
お題を貰う僕を苛めて><↓
151 :
VIP下手人:2006/11/13(月) 19:56:37.89 ID:v8b5oFKkO
152 :
VIP足軽x:2006/11/13(月) 20:00:15.50 ID:tQ/Kr3bW0
鱗把握しますたたすsたたった
153 :
VIP奴隷:2006/11/13(月) 20:00:51.58 ID:QsGgfU9t0
小説って自分が書いたやつ見ると
すっげー鬱になるよね
よければお題頂戴
154 :
VIP足軽x:2006/11/13(月) 20:02:22.70 ID:tQ/Kr3bW0
つオンリーワン
155 :
VIP足軽utu:2006/11/13(月) 20:08:47.55 ID:0zUZfdSi0
お題plz↓
156 :
姫:2006/11/13(月) 20:12:00.60 ID:v8b5oFKkO
157 :
VIP足軽utu:2006/11/13(月) 20:13:27.18 ID:0zUZfdSi0
アナログ把握。
158 :
VIP足軽a:2006/11/13(月) 20:18:19.25 ID:fiyhWT+d0
>>143 切り貼りしていい?
世間一般では毒とは言われないソレを俺は毒と呼ぶ。
飲めば苦しむ事になるそれは俺の中でなんら毒と変わらないからだ。
「やつれたね…」
哀れみを込めた視線で彼女は俺を見る。
「あの毒のせいでな」
「…でも、ソレがあるから今貴方は生きてるんでしょ」
彼女は俺が毒と呼んだ白い錠剤を見ながら言う。
「まぁな。無かったら俺は生きてないな」
三ヶ月前、俺はこのままだと一ヶ月の命だと宣告された。
しかしまだ俺は生きている。錠剤のおかげで。
ソレは「抗がん剤」と言う名の、俺の命を支える毒だった。
俺は胃癌の発見が遅れてもう余命は幾ばくもない。
彼女は病室から出ていった。
俺は錠剤に手を伸ばし、口に運ぶ。
159 :
VIP奴隷:2006/11/13(月) 20:28:24.37 ID:QsGgfU9t0
「オンリーワン」
私は何をやっても一番になれない奴だった。
どんな競争事でも頂点から下を見下ろすことができない。
それが酷く悲しくもあり、私の希望でもあった。
常に上がいることで私は現状に満足できない。
それが私を成長させる。
いつか尊敬している人が話した。
「一人が百歩進むより 百人が一歩進む方がずっと良いのだ」と。
一人優秀な人物が生まれるよりも、皆が少し大きくなる方が良い。
その言葉は私の胸に縛りついて解けない。
number oneよりonly one。お気に入りの歌でも語っていた。
私は自分だけが上手くいっても何の意味も無いと思う。
そして私は自分が他人の足を引っ張ることを許さず、
さらに自分の身の回りの物事が上手くいくと、隣人の手伝いに努めるようになった。
160 :
VIP奴隷:2006/11/13(月) 20:29:12.50 ID:QsGgfU9t0
ある日膨大な宿題が私達に課せられた。
私は半狂乱になりつつ自分の分を済ませていると、友人からメールが届いた。
彼は用事ができてどうしても宿題ができていないと私に泣きついてくる。
私の中の正義が騒ぐ。無謀と思いつつも彼の分まで引き受けてしまった。
その日は徹夜になったが彼の分を仕上げた。しかし自分の分が終わらない……。
諦めて項垂れながら次の日に学校へ行くと、宿題を完全に済ませているのは私、
いや友人だけであった。
彼は先生に褒められ、成績の向上に繋がった。
彼は私に謝ってきた。しかし私は笑いつつこう言った。
「僕は僕なりの正義を貫いたから満足しているんだよ。
僕一人ができても意味が無い。君との約束を守ることが何より重要だったんだ。
本当はクラス全員で完全な宿題を提出したかったんだけどね」
彼は苦虫を噛み殺したような顔で、でも今度はありがとうと言った。
ああやはり個人の利益だけでは何も生まれない……
number oneよりonly oneだ。
私は清清しい気分に満ち溢れた。
五分後彼の用事が彼女とのデートだと知って、
横っ面を引っ叩いてやった。
>>154 お題サンクス
161 :
VIP奴隷:2006/11/13(月) 20:32:51.43 ID:QsGgfU9t0
【了】
忘れてた・・・
>
>>154 お題サンクス
ここの部分は外してみてください。
162 :
VIP足軽v:2006/11/13(月) 20:33:34.93 ID:GHXXP4CnO
シンプルな部分だけど、「抗がん剤」と表記しておきながら、「胃癌」はねーな。
結構、漢字を開いていて好感が持てるけど、統一感がないのはよろしくない。
些細な部分だけど、こういったところを直すと、文章の印象がずっとよくなると思うよ。
163 :
姫:2006/11/13(月) 20:43:34.73 ID:v8b5oFKkO
抗癌剤だとぱっと見読みにくいと思ったんだが駄目かorz
164 :
VIP足軽utu:2006/11/13(月) 20:46:17.52 ID:aJmw6gdLO
【北風】
扉を開けて家へさっさと入って、鍵を閉めて、重い買い物袋を玄関に置いて、私は思わず手を擦り合わせた。
外は寒かった。買い物に出掛けた私に、北風は容赦無く襲い掛かった。
厚めのコートを着ていても、手は関係なくかじかむ。こんな事なら、手袋を付けて行くべきだった……明日からはそうしよう。
そう決めて、私は床に無造作に置いた買い物袋を持ち上げる。
「……北風、かぁ……」
何気なく呟いた。北風が吹くと、毎年あの事を思い出す。
165 :
VIP足軽utu:2006/11/13(月) 20:48:27.28 ID:aJmw6gdLO
それは私がまだ高校生だった時の話だ。もう十年近く経ってしまった……時間が過ぎるのは早いものだ。
あの人は今、どこで何をしているんだろう?
彼氏とのデート。
女子高生にとってはかなりのビッグイベントではないだろうか?
当時の彼氏との、初めてのデートの日。私は気合いを入れてお洒落をして、待ち合わせ場所に向かった。
結果、気持ちが逸って待ち合わせ場所に一時間も早く着いてしまった。
166 :
武器屋のじじぃ:2006/11/13(月) 20:50:52.74 ID:aJmw6gdLO
その日は天気予報曰く「今年一番の冷え込み」で、北風が容赦無く吹いていた。あまりの寒さに、一時間も早く着いた自分を怨んだ覚えがある。
待ち合わせ場所は駅前の広場だった。私は備え付けのベンチに座って、寒さに身を縮めて彼氏を待っていた。
……その時。
ふと目線を上げると、広場の隅に座り込んでいた男と目が合った。咄嗟に視線を逸らす。
ホームレス……だろう。お世辞にも綺麗とは言えない身なりをした男は、道行く人々に疎ましげに見られていた。当の男はそんな事気にもせず、何かを考えるように空を見ている。
167 :
武器屋のじじぃ:2006/11/13(月) 20:52:04.52 ID:aJmw6gdLO
男が私の方を見ていない事を横目で確認して、私は男を観察してみる事にした。だって、暇だったから。
年は四十前半くらいだろうか。不精髭が年齢を分かりにくくしている。髪は肩辺りで乱雑に切り揃えられていて、彫りの深い顔にそれなりに似合っていた。そんなに防寒性は高くなさそうな服に身を包み、あちこちがほつれた毛布を羽織っている。
格好は誰が見てもホームレスといった感じだ。だが、目付きはホームレスらしくない。
168 :
武器屋のじじぃ:2006/11/13(月) 20:53:08.60 ID:aJmw6gdLO
生気に満ちている、というのだろうか? 生きる意欲に溢れている、ように見える。少なくとも世捨て人じゃなかった。
と、観察していると、またしても視線がぶつかった。慌てて目を逸らそうとすると、男は私に微笑みかけた。優しそうな笑みだった。
時計を見ると、八時二十分。彼氏が来るまではあと四十分あった。
「寒くないんですか?」
「いやあ、寒いよ。でも、これくらいは我慢しなきゃね」
私は男の横に腰掛けて、訊いてみた。いきなり訊かれて男は少し驚いたようだったが、柔和な笑みで答えてくれた。
169 :
VIP足軽utu:2006/11/13(月) 20:54:13.67 ID:aJmw6gdLO
「駅の中にいれば良いのに……」
「中じゃあ空が見えないからね」
「空?」
思いがけない答えに私は思わず訊き返してしまった。
「そういえばさっきも空を見てましたね」
私が言うと男は、よく見てるね、と苦笑して、
「僕の故郷は北海道なんだよ」
と、言った。
「北風が吹くと故郷を思い出すからね。此処の空は北海道の空と雰囲気が違うけど、北海道と繋がっているのは間違いないから」
照れ臭そうに笑って男は言った。私は訊いてみる。
「北海道には戻らないんですか?」
私の問いに男は首を振って答えた。
170 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 20:55:15.36 ID:aJmw6gdLO
「そもそも戻れないし、戻る気も無いよ。親戚はもう亡くなったし、此処で頑張って生きて行くって決めたからね」
もっとも、今はホームレスだけどね。あはは、と笑って男は言った。
「けど、まあ、北風を受けると北海道にいた頃を思い出すんだよ。で、空を見たくなる」
「故郷……ですか」
「そう、故郷。北風の厳しさは段違いだけど、思い起こさせるには十分」
でも、と言って男は続けた。
「思い出すって事は、僕は北海道に帰りたいのかもしれないね。故郷を忘れる事が出来ないんだから」
171 :
VIP足軽utu:2006/11/13(月) 20:56:15.76 ID:aJmw6gdLO
その後、私が男と別れて数分後に彼氏がやって来た。
「故郷は忘れちゃダメですよ、絶対」
私は男と別れる時にそう言った。なんでそんな事を言ったのかは分からなかったが、男はそれを聞いて微笑んでくれたので、良しとする。
北風が吹くと思い出す。
あのホームレスは、今どこで何をしているんだろう。
今もどこかで北風と一緒に思いを馳せているのだろうか。
私も北風と共に、毎年思いを馳せる。
糸冬
172 :
武器屋のじじぃ:2006/11/13(月) 20:58:02.31 ID:aJmw6gdLO
gdgd感があるな……。
北風もあまり活かせなかったし。
長くてスマソ。
173 :
VIP足軽e:2006/11/13(月) 21:04:56.63 ID:vOSYScyu0
初挑戦
お題plz
174 :
VIP村人y:2006/11/13(月) 21:06:28.82 ID:6e/I0SxH0
つ おでん
-----------------------
まだこのスレあったのか・・・
私もお題頼みます
ついでに投稿時のトリップ付けがどうなったか教えて欲しいです
175 :
VIP足軽t:2006/11/13(月) 21:07:48.37 ID:njPS0F0/0
つ ストロー
難しいかな
176 :
VIP神:2006/11/13(月) 21:10:39.14 ID:QsGgfU9t0
このスレでの小説は
ギ ャ グ 禁 止 なのですか?
177 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 21:12:29.50 ID:PY9+r1BmO
>176
ギャグ……なの?
178 :
VIP神:2006/11/13(月) 21:16:30.03 ID:QsGgfU9t0
・・・いやさっきの私の作品の痴態はともかく
全体的にそういう傾向なのかなぁと
>>177
179 :
VIP村人y:2006/11/13(月) 21:18:30.73 ID:6e/I0SxH0
小説という体裁が整ってればいいんでないの?
180 :
VIP毒蛇:2006/11/13(月) 21:20:48.40 ID:TSRylTy/0
官能小説書いてください
お題つ ゆいの淫らな声 〜人気声優は夜喘ぐ〜
181 :
VIP足軽j:2006/11/13(月) 21:21:53.26 ID:esrW5kca0
182 :
VIP下手人:2006/11/13(月) 21:22:59.40 ID:mvLZPOSo0
品評会優勝作品にもギャグ小説は結構ある
183 :
VIP神:2006/11/13(月) 21:24:50.17 ID:QsGgfU9t0
品評会優勝作品にも官能小説は?
184 :
VIP村人y:2006/11/13(月) 21:25:18.08 ID:6e/I0SxH0
185 :
VIP村人a:2006/11/13(月) 21:27:25.09 ID:2e+ELdaC0
186 :
VIP悪魔:2006/11/13(月) 21:28:12.31 ID:ssk0CMDa0
187 :
VIP足軽y:2006/11/13(月) 21:29:33.57 ID:tQ/Kr3bW0
駄目だorz
筆が進まんときは寝るにかぎるノシ
188 :
風邪 1/3 えなり ◆OOO/BVNqLQ :2006/11/13(月) 21:33:24.65 ID:F1bcZCqb0
金曜午後のフランス語の授業で俺は何時も通りに窓際の後ろから2番目に一人陣取っていた。
最近急に冷たい風が吹くようになり、染まり始めたもみじが心地よい。
「はっくしょ〜〜んっっっちっくしょうめぇ!」
男気ある豪快なクシャミに驚いて振り返ると、
いつもは女仲間の中心にいる桜井千里が一人でこちらを見つめていた。
綺麗で細身でクラブ通いが似合いそうなお姉さま。
一応同級生だが、一緒のクラスに居るだけで場違いな感じだ。
「土田陽平だっけ? そんなに見つめられると照れるわ」
と言いつつ俺の隣に移動してくる。
3人掛け机の窓側はピッチリ詰められていて逃げられそうもない。
「超楽勝そうじゃん。フランス語」
「高校の時に遊び半分でやってたからな。桜井さんは?」
「私は苦手。パリで暮らしたいと思ってとってみたの。
だけどね、それももう無理。後三日以内に死んじゃうんだって私。」
いきなり重い話を持ち出されて何を言えばいいか分からなくなっていた。
「風邪だと思ってたんだけど、違ったの。けど、いいの。もう決まってることだから。
それより、彼氏が欲しわ。」
「周りにいる男友達の中に、彼氏いないの?」
「あいつらには友達以上の感情をもてないんだ。
陽ちゃん明日一日だけ彼氏にならない?」
「俺? クラブなんて俺には似合わないよ?」
「わかってるわ。一緒にいてくれるだけでいいの。明日ケーキ焼くから私の家に来て」
189 :
風邪 2/3 えなり ◆OOO/BVNqLQ :2006/11/13(月) 21:33:40.28 ID:F1bcZCqb0
――翌日。
桜井さんの家へ向かう俺は浮き足立っていた。
いつの間にか陽ちゃん扱い。しかも家に遊びになんて騙されてるんじゃないかと思いつつも、
『三日以内には死んじゃう』という言葉だけが残像となって離れない。
家が近づくにつれ、緊張が高まる。
ゲーム? アニメ? パソコン? 電車? VIP?
俺の雑脳の中をどれだけ探しても似合いそうな話題が見つからない。
だが、現実は違った。
家に入るなりケーキの甘い香りに芸能話が盛り上がり、エルメスのティーカップに淹れた紅茶は無視して、
誘惑されるままに四時間半のピストン運動の末、三回の中田氏で千里の満足を得て帰宅した。
結局、誘いやすければ誰でもよかったのだ。後ろの席で鼻歌を歌っている奴が悪かったのさ。
けど、締まり具合は最高でしたよ。と、微妙に自分を納得させつつ、
月曜には居なくなっている千里を思うと涙が溢れ出てきて止まらなくなってしまった。
190 :
風邪 3/3 えなり ◆OOO/BVNqLQ :2006/11/13(月) 21:34:06.62 ID:F1bcZCqb0
――月曜日。
ジメッとした雨の中、気が滅入る様な足取りで学校へ向かった。
連絡を取ろうとしたが着信拒否されているのか一向に繋がらない千里。
もう千里がいないだろう教室の扉を開ける。
が、そこには元気な千里の姿があった。呆気に取られている俺を見つけて飛んでくる千里
「よぅっ! 元気ないじゃんっ。私の風邪ならよくなったわ。これからもよろしくねっ」
その瞬間に騙されたことに気づき、人生\(^o^)/オワタ のAAが頭の中を渦巻き俺は気絶した。
完
191 :
VIP毒蛇:2006/11/13(月) 21:35:55.07 ID:TSRylTy/0
最後はこんな感じでお願いします
彼女の中に熱いものを吐き出しながら、僕は何度も彼女の名前を叫んだ
「ほっちゃんほっちゃーん!ほーっ!ほあああああああああああああ!!!」
192 :
えなり ◆OOO/BVNqLQ :2006/11/13(月) 21:43:51.48 ID:F1bcZCqb0
初めての投下。
改行の居れ方が分からず適当に切ってしまったり、
後半やけに飛んでいるところとか
気になる所いっぱい上げてください><
193 :
棒またぎ姫:2006/11/13(月) 22:04:21.19 ID:v8b5oFKkO
>>192 棚上げ評価行きますよ
なんていうか無理矢理圧縮した感がある。
前半の家に行くまでの経過をもう少し書き込んで欲しかった。
あとはヒロインの呼び方を統一しないと誰が誰だかわからなくなりそう。
でも初めてでコレならセンスあると思うから頑張って下さい
194 :
VIP足軽i:2006/11/13(月) 22:04:53.00 ID:6fQSl1it0
>>188 全体的に「何故」の部分が弱い気がします
騙したのは前から好きだったからなのか、単に好きものなのか
好きだったとしたら何故好きになったのか
あと、土田が桜井を好きになるとことか、
誰でも良かったと悲しむとことか、もっと書きこんでほしかった
1レス目「いつもは女仲間の中心にいる」のに
「周りに居る男友達〜」は少し変
男女問わず人気あるって事なのかもしれないけど
ここ数回の投下見てると、行頭一マス空けるの
結構やってない人いるね
途中で忘れる人とかもw
195 :
花魁:2006/11/13(月) 22:07:52.14 ID:jzR1VIEg0
>>174 『おでん』
「おでん」、とだけぶっきらぼうに書かれたメモ用紙は姉さんの信頼を表していた。
コンビニまでのおつかい、僕は姉さんにほぼ命令されたかたちで出発する。
姉さんの好みは把握している。一品目も間違えず。
いつものように手早く購入し、帰宅、こたつ、おでん、が望ましい。
でも、繰り返すの使い走りの中で少しだけ、本当にわずかに抱いた疑問
「姉さん、僕がおつかいすることには感謝してくれているのかな」
毎度感謝の言葉はある。
ただそれが、労いなのかあるいは、自動的なものか、わからない。
走って帰った。つゆがこぼれないように。
手に持ったメモ用紙は風で揺れている。
信頼からくる言葉は、はじめからわかっている
今日も「ありがとう」と言ってくれるだろうか。
一つだけ、姉さんの嫌いな品を入れてもらった。
196 :
花魁:2006/11/13(月) 22:09:50.63 ID:jzR1VIEg0
>>195 最後の行
一つだけ、姉さんの嫌いな品を入れてもらった。
↓
一つだけ、姉さんの嫌いな品が入っていた。
197 :
VIP足軽i:2006/11/13(月) 22:13:01.78 ID:6fQSl1it0
198 :
花魁:2006/11/13(月) 22:13:25.73 ID:jzR1VIEg0
おわり!
199 :
VIP村人Ecup:2006/11/13(月) 22:14:34.34 ID:Tu8iYMDS0
>>171 読みやすい文章だったと思います。
少しまったり感が強いかなと思いましたが、北風がそれぞれの人の違った思い出の媒介になっているところが面白かったです。
200 :
VIP足軽i:2006/11/13(月) 22:17:36.01 ID:6fQSl1it0
んでは
>>195 姉最近人気だな
というか、なぜ前後を書かない!w
すげー面白くなる匂いがぷんぷんするのに
買い物頼まれる+姉紹介で1レス
>>195 嫌いなおでん種に切れる姉で1レス
意外性のあるオチで1レス
ぐらい使ってもおkな気がする
雰囲気が好き
上でも書いたけど、行頭は一マス空ける
201 :
VIP村人P:2006/11/13(月) 22:18:34.11 ID:uzzjDJDx0
ワンダーなお題ください
202 :
VIP足軽i:2006/11/13(月) 22:21:44.15 ID:6fQSl1it0
つ エッグ
203 :
花魁:2006/11/13(月) 22:23:57.95 ID:jzR1VIEg0
>>200 今度から一マスあけます
なんだかいつも書いてると短く短くなるんだよな
これはいらない、これもいらないって感じになってしまう
適当な一文をインスピレートするハイスペック右脳が欲しいな
204 :
棒またぎ姫:2006/11/13(月) 22:25:03.71 ID:v8b5oFKkO
冬っぽいお題
く れ な い か ?
205 :
VIP毒蛇:2006/11/13(月) 22:26:13.95 ID:PsjlMl1k0
206 :
棒またぎ姫:2006/11/13(月) 22:27:14.32 ID:v8b5oFKkO
207 :
水汲みおしち:2006/11/13(月) 22:40:02.49 ID:aJmw6gdLO
>>199 感想サンクス。
個人的には反省点も多いんだけど(描写の単調さとか)、それなりに上手く纏まったかも。
女性の一人称は難しいな。
208 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 22:48:00.23 ID:uzzjDJDx0
209 :
愛のセーラー戦士:2006/11/13(月) 22:51:38.29 ID:T3j+NooY0
行頭マス開けは横書きであるネット上ですら意見が分かれてるぐらいだから、絶対そうしろとは言い切れないけれど、
する方がスタンダード、という言い方が一番適当かなぁと思う。
210 :
VIP足軽a:2006/11/13(月) 22:58:34.00 ID:52akzHL90
久しぶりにお題をもらってみますよ?
211 :
だんご屋のはる:2006/11/13(月) 23:06:29.31 ID:v8b5oFKkO
212 :
VIP足軽b:2006/11/13(月) 23:07:31.13 ID:52akzHL90
213 :
だんご屋のはる:2006/11/13(月) 23:12:48.08 ID:v8b5oFKkO
焚き火が意外に書けませんorz
214 :
ただの戦士:2006/11/13(月) 23:13:54.48 ID:1Cx7ppnj0
遅れ馳せながら前スレのhtmlうp完了。
datファイル上げてくれた人はサンクス。
215 :
だんご屋のはる:2006/11/13(月) 23:15:59.20 ID:v8b5oFKkO
216 :
VIP女神:2006/11/13(月) 23:16:37.15 ID:ssk0CMDa0
お題くださいな
217 :
fushianasan:2006/11/13(月) 23:17:18.30 ID:Ln9+Az6A0
218 :
だんご屋のはる:2006/11/13(月) 23:18:32.20 ID:v8b5oFKkO
219 :
VIP足軽j:2006/11/13(月) 23:18:32.77 ID:6fQSl1it0
つ 湖
220 :
VIP女神:2006/11/13(月) 23:21:38.56 ID:ssk0CMDa0
221 :
駅前食堂のメグ:2006/11/13(月) 23:22:38.33 ID:NYJbQk2YO
222 :
宿屋の女中:2006/11/13(月) 23:27:14.99 ID:F1bcZCqb0
>>192 >>193 評価有難うございます。
圧縮しすぎも良くないのですね……
後から読み返すと千里のキャラが不安定なのが良くわかりますね><
反省しつつ、次を書こうと思います。
↓お題お願いします
223 :
宿屋の女中:2006/11/13(月) 23:29:07.60 ID:F1bcZCqb0
224 :
暴れん坊VIPPER:2006/11/13(月) 23:30:43.32 ID:mCD7O/Mr0
つ ペットボトル
225 :
宿屋の女中:2006/11/13(月) 23:32:00.99 ID:F1bcZCqb0
226 :
暴れん坊VIPPER:2006/11/13(月) 23:33:11.19 ID:mCD7O/Mr0
そしてお題くだしあ↓
227 :
宿屋の女中:2006/11/13(月) 23:37:02.75 ID:F1bcZCqb0
つ 宇宙食
228 :
だんご屋のはる:2006/11/13(月) 23:37:07.48 ID:v8b5oFKkO
229 :
暴れん坊VIPPER:2006/11/13(月) 23:39:25.61 ID:mCD7O/Mr0
230 :
棒またぎ姫:2006/11/13(月) 23:47:23.03 ID:zXG0XMvQ0
お題を下さいな
寝る前にちょちょいとかけるようなのがいいです、出来ればだけどね
231 :
ただの戦士:2006/11/13(月) 23:48:49.39 ID:1Cx7ppnj0
つ『お題:練乳』
232 :
愛のVIP戦士:2006/11/13(月) 23:49:52.41 ID:9JgzNUBRO
ムモ帳の中身晒してもいいですか?俺息臭いけど
233 :
暴れん坊VIPPER:2006/11/13(月) 23:50:13.51 ID:mCD7O/Mr0
234 :
棒またぎ姫:2006/11/13(月) 23:50:15.56 ID:zXG0XMvQ0
>>231 これはまた難解なのをよこしてくれちゃってありがとう……
れ、練乳……?
235 :
VIP皇帝:2006/11/13(月) 23:50:41.98 ID:6fQSl1it0
236 :
ただの戦士:2006/11/13(月) 23:51:44.53 ID:1Cx7ppnj0
>>234 寝ると練るをかけて、書けると掛けるをかけたんだよw
237 :
棒またぎ姫:2006/11/13(月) 23:53:25.16 ID:zXG0XMvQ0
>>236 アンタって人の素敵さ加減に打ちのめされて、思わず腰が抜けてしまったさ
238 :
VIP村人e:2006/11/13(月) 23:56:51.59 ID:DAArRp230
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ム ヒ /::::l/l::::lニ‐-、`` / /;;;;;;;;;;;;;ヽ! i::::l::::l:::::::::::l:
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.・. ・ ・. ・ _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´ u / し
ttp://pr4.cgiboy.com/S/6328087/ 理屈っぽくてキモイ。
239 :
VIP村人h:2006/11/13(月) 23:57:43.19 ID:GPe1BMXV0
お題くれたら投げキッス叩き売り↓
240 :
ひみつの検疫さん:2024/11/07(木) 08:35:44 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
242 :
VIP足軽q:2006/11/14(火) 00:01:05.36 ID:XZAqFlAb0
243 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:02:17.12 ID:yiOeNi6/O
大学入ってから書くわ
244 :
牛のふん:2006/11/14(火) 00:07:02.19 ID:lh5wxrqF0
>>240 なんだこれ? .docのヘッダか何かと予想。
245 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:17:39.21 ID:yiOeNi6/O
みなさんの目標の小説家は誰ですか?僕は井伏とカフカです
246 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 00:19:43.61 ID:ePnfJOJ40
カフカってーと昔読書感想文用に「変身(だっけ?」読んだなぁ。
247 :
牛のふん:2006/11/14(火) 00:19:46.97 ID:lh5wxrqF0
なぜか今更話題になってる浅田次郎
248 :
VIP侍:2006/11/14(火) 00:19:58.17 ID:6mOqLFir0
阿刀田高ですなぁ
249 :
VIP村人xxx:2006/11/14(火) 00:20:21.58 ID:Yn8VpnOd0
目標?いやいや今いる作家なんか越えてやるよ。夢見るだけならタダだろう?
250 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 00:21:29.28 ID:ePnfJOJ40
俺はやっぱりラノベ好きだからなぁ……特に目標とか居るわけではないけども。
伝勇伝の人とか悪魔のミカタの人とかは読んでて楽しい。
251 :
花魁:2006/11/14(火) 00:22:55.65 ID:TaRLd4670
252 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:24:46.13 ID:yiOeNi6/O
253 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 00:25:48.58 ID:ePnfJOJ40
>>252 ちょっと待て、アドレスの最後が激しく気になるんだがwwwww
254 :
牛のふん:2006/11/14(火) 00:27:35.53 ID:lh5wxrqF0
>>252 たぶんタカノさん。
あと三島由紀夫も言葉選びがやっぱりすごいと思わされる。
255 :
VIP足軽q:2006/11/14(火) 00:29:41.86 ID:gJr0JHeP0
俺は俺を目指している
256 :
VIP侍:2006/11/14(火) 00:35:38.15 ID:6mOqLFir0
257 :
VIP村人v:2006/11/14(火) 00:36:38.84 ID:YX7Eio8V0
258 :
VIP皇帝:2006/11/14(火) 00:37:03.03 ID:yiOeNi6/O
259 :
牛のふん:2006/11/14(火) 00:37:38.33 ID:lh5wxrqF0
roach=G
260 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 00:38:13.54 ID:ePnfJOJ40
あれ?なんだ?ブラクラじゃないのか?wwwww
261 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 00:38:45.07 ID:ePnfJOJ40
ブラクラじゃなくて精神的ブラクラ、って意味だ。
262 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:40:08.87 ID:yiOeNi6/O
263 :
練乳:2006/11/14(火) 00:40:17.19 ID:7itxSQCR0
「練乳ってさ、なんだかいやらしいよね」
チューブをわしづかみして、底の深い皿に盛られたイチゴにどばどばと練乳をかけながら、姉が言った。
俺はそんな姉の妄言を無視し、練乳を絡めたイチゴをフォークで刺し、口へ運んだ。
甘たるい練乳がイチゴの甘酸っぱさを引き立て、俺はその絶妙なイチゴと練乳のハーモニーに、ただただ舌鼓を打った。
「なにがやらしいって、この白くてどろどろー、ってしたところなんか、もうホントやらしいよね、変態チックだよね」
どうやら姉は、話題を引っ張るつもりらしかった。無視に懲りて、話を止めるかと思っていたのだが。
そうだね、と適当な相槌を返すと、姉はなにがそんなに嬉しいのか、だよねー! と満面の笑みで言った。
「それにさ、このチューブなんて、もうこの白いどろどろと合わさって、あれにしか見えないよねー」
姉はチューブを握ったまま、にへらと笑っていた。どうやらイチゴにはさほど興味がないようなので、全て俺がいただくことにする。
イチゴをフォークで突き刺すと、さくりとかすかに心地よい音がして、そこにまた食欲を誘われる。また一つ、イチゴを口に運ぶ。
そういえば、昔ジャンプにイチゴなんたらという漫画があったように思う。
ああ、もしかしたらあれは、姉の練乳云々の話が関係しているのかもしれないと思った。イチゴと練乳は、相性がいい。
「ほら、こうやって直接練乳を吸っちゃってみたりして。ちゅー、ってさ。ねえ、もうエロエロだよね。卑猥、ここに極まれりだよね」
相槌を打たなくても、姉はうわ言のように話を続けていた。どうやら独り言のようだ。なので完全に無視することにして、イチゴに集中する。
その間も、姉はしきりにチューブを弄ってみたり、練乳を手のひらに出してみたり、それをとろりと垂らしてみたりしていた。
そんな姉を横目に、イチゴを食べ続ける。じきなくなってしまって、食器を洗うために席を立った。
「……彼氏が欲しいよう」
そんな姉の呟きに、俺は「じき出来るさ」と言ってやった。
264 :
門番の娘:2006/11/14(火) 00:41:52.58 ID:7itxSQCR0
適当に書き綴ってみた
眠いので寝ます
よかったら感想の程をよろしくねがいます
ちなみに目標とする作家さんは乙一氏と滝本氏です
265 :
VIP村人xxx:2006/11/14(火) 00:43:04.06 ID:Yn8VpnOd0
>>255 正直かっこよすぎるが、色んな意味で停滞してる気もするw
266 :
牛のふん:2006/11/14(火) 00:45:12.65 ID:lh5wxrqF0
>>263 批評というかなんというか、一発ネタとしては面白かった。
新ジャンルっぽい。
267 :
水汲みおしち:2006/11/14(火) 00:45:24.78 ID:PmyZ9BeJO
>>265 目標はたどり着く為の物じゃない、越えて行く物なんだぜ
268 :
VIP村人u:2006/11/14(火) 00:45:57.55 ID:5Iv3h4QA0
>>263 やおい系文章垂れ流しですか?
無駄に垂れ流すより煮詰めてみてはどうでしょう
269 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:47:19.83 ID:yiOeNi6/O
270 :
姫:2006/11/14(火) 00:48:20.65 ID:NoFXCSbp0
>>263 これはシュール。
ただ「じきに出来るさ」という台詞、これに何かがかかっていたらちょっとしたメッセージ性も出てきて、話に深みが出来たと思います。
ただのワンシーンで終わらせないポイントです。
271 :
VIP侍:2006/11/14(火) 00:48:22.11 ID:6mOqLFir0
さぁて、さっき頂いたお題で書きましたよ。
投下してよろしいです?
272 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:48:36.45 ID:yiOeNi6/O
>>263 厨丸出しだな
もう筆握るのやめたほうがいいと思う
273 :
水汲みおしち:2006/11/14(火) 00:49:32.86 ID:PmyZ9BeJO
274 :
お題:蝶(1/4):2006/11/14(火) 00:49:51.78 ID:6mOqLFir0
あまりにも天気がよいので車を止めて外に出てみた。
四月の太陽は柔らかい日差しを土手に投げかけている。
今日は運良く二つも契約を取れていることだし、少しの間仕事を忘れてみても罰は当たらないだろう。
ううんと伸びをしてみてから、既に上着を着ていると暑く感じる季節になっていることに気付いた。
もう間違いなく、春がきたのだ。
俺は上着を車の中に投げ込み、ネクタイを少し緩めてから土手の傾斜に腰をおろし、煙草に火を付けた。
なにやらぼそぼそと呟く声が聞こえた気がして、俺ははっと顔を上げた。
どうやら春の日差しに晒されて、ついウトウトとしてしまっていたらしい。
ぐるりと周りを見渡してみるが、誰もいない。
アブラナの黄色い花の周りを、数匹のモンシロチョウがひらひらと舞っているだけだ。
なるほど幻聴か、さすが春だなぁと思い、煙草に手を伸ばした時、もう一度ぼそぼそと呟く声が聞こえた。
「あの……ちょっとすいません……」
慌てて周りを見渡すが、人影どころか犬猫の姿も見当たらない。
「あのぉ……」
声はどうやら、俺の右肩あたりから聞こえてくるようだ。
恐る恐る右肩を覗いてみると、そこには一匹のモンシロチョウがとまっていた。
275 :
お題:蝶(1/4):2006/11/14(火) 00:50:21.18 ID:6mOqLFir0
「あの、ちょっとすいません」
モンシロチョウはぼそぼそと呟く。
「乾燥機などお持ちではないでしょうか」
乾燥機だと。チョウチョが乾燥機を何に使うのだろうと思ったが、とにかく俺は乾燥機など持ち合わせてはいない。
「乾燥機ね。生憎持ってないな」
「それではドライヤーなどお持ちではないでしょうか」
モンシロチョウはひらひらと俺の前を横切り、今度は俺の左肩にとまった。
「ドライヤーね。今は持ってないけど家に帰ればあるにはあるね」
「よろしければそれをお借りしたいのですが」
まじまじと左肩のモンシロチョウを見てみるが、特に髪の毛が生えているようには見えない。
「構わないけど、何に使うんだ」
するとモンシロチョウは、小さな手(足?)に持った小さな袋らしき物を掲げて見せた。
「これを乾かすのです」
「何が入ってる」
「蜜です」
なるほどそれ以外の物であるわけもない。
「持ってくるのは別に構わないけど、ここにはコンセントがないよ」
「ですので、よろしければお宅にお邪魔したいのですが」
「あぁ、いいよ」
車の助手席のドアを開けると、モンシロチョウはダッシュボードの上に上品な素振りでとまった。
276 :
お題:蝶(3/4):2006/11/14(火) 00:50:53.31 ID:6mOqLFir0
会社の独身寮に着くと、モンシロチョウはまた俺の左肩にのった。
管理人には、いやぁ忘れ物をしちゃってねはははと言っておいた。
部屋に入る時に、そういえばこの部屋には今まで女を連れてきたことが無かったことを思い出した。
「ところで君はオスなのか」
「もちろんですよ、ヒトもチョウもオスの一人身は辛いですね」
モンシロチョウにはモンシロチョウなりの悩みがあるのだろう。
ドライヤーを取り出してコンセントに差すと、モンシロチョウは小さな袋からドロリとした蜜を取り出した。
「ふむ、これを乾かすのか」
「ええ」
ベトつく蜜を器用に手でまとめながらモンシロチョウが答えた。
「乾かして下さい」
ドライヤーの温風により蜜はみるみる乾いていき、三つの小さな塊が完成した。
モンシロチョウはもう一度それを小さな袋に詰めなおしてこう言った。
「申し訳ありませんが、あの土手まで送っていただけますか」
277 :
VIP村人y:2006/11/14(火) 00:51:08.97 ID:dAcbKUHs0
>>135です。
お題「勤務」が出来上がったので投下してみます。
278 :
VIP村人y:2006/11/14(火) 00:51:20.33 ID:dAcbKUHs0
>>135です。
お題「勤務」が出来上がったので投下してみます。
279 :
お題:蝶(4/4):2006/11/14(火) 00:51:22.64 ID:6mOqLFir0
日光降り注ぐ土手に帰ってくると、モンシロチョウはこう言った。
「このご恩は決して忘れません。生きて帰りましたら必ずやお礼を致します」
「何処へ行くんだ。そもそもこの季節に保存食じみた物を作ってどうするんだ」
モンシロチョウは既に俺の肩にではなく、アブラナの上にとまっている。
「向こうです」
小さな手(足?)は天空の彼方を指していた。
「空……?」
モンシロチョウは小さく首を振った。
「宇宙か」
モンシロチョウは小さくうなずいた。
「私の婚約者が星になったのです」
今度は俺が小さくうなずいた。
「では、行って参ります」
モンシロチョウはもう一度こちらに向かって頭を下げ、力強く大空へと舞い上がって行った。
太陽の白い光にモンシロチョウの白い体が溶け込むまで、俺はそれを見上げていた。
了
280 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 00:51:47.26 ID:ePnfJOJ40
>>263 一文が長く感じちゃうね。
書きたい事はわからなくはないんだけど、一文が長いと読んでて疲れる。
人それぞれはあるだろうけども、一文中に読点は一個に留めた方がリズムがいいと思う。
内容がないよう……じゃなくて。
なんていうかな、物語に一貫性がない。
更にオチが唐突過ぎて読者が置いてけぼり。
そんで、書き終わった後の「適当に書き綴ってみた」ってのは頂けない。
どんな作品でも、書き上げたんならそれは自分の子供に等しい。
文才があろうがなかろうが、物を書くなら自分の作品には自信を持つように心掛けて欲しい。
無駄に自意識過剰なのもアレだが、謙遜が過ぎるのは逃げ口上にしか聞こえない。
ちょい厳し目だが、俺の感想としてはこんな感じで。
281 :
VIP侍:2006/11/14(火) 00:52:22.79 ID:6mOqLFir0
1/4が二つあるよ俺テラアフォス
お題は「蝶、宇宙食」でした
批評激評お願いします。
282 :
断片の記憶(1/5):2006/11/14(火) 00:53:35.55 ID:dAcbKUHs0
寒空の下、太陽が雲ひとつ無い空を光らせている。
そんな中、男は、一人社内で黙々とパソコンと睨み合っていた。二十代半ばといっていい顔立ちと、しわが目立つスーツを着ながら必死にパソコンを打つ。
時計の針が午後五時を過ぎた頃、男は席を立ち、窓際の席で上司と思われる男に声をかける。「今日もこの時間に失礼させていただきます」軽くお辞儀をした後、
「わかった。けど、杉内君も大変だね」と上司が席を立ち、言った。
杉内と呼ばれる男はもう一度お辞儀をしてそそくさと出て行った。
寒空の下、杉内の最初の勤務は終わった。
空も暗くなり杉内は、もう一つの仕事をするために病院へ向かった。
受付の看護婦に「杉内 徹です」 と、一言言うと、看護婦も慣れたように「……どうぞ」と言い、403と書かれた札のついた小さな鍵を渡す。
徹は、四階の403と書かれた部屋の前まで来て、鍵を頑丈な扉に差し込み回した。「ガチャ」と小さな音がした後、徹は頑丈な扉を横に引き、部屋に入った。
部屋には、ベッドやテレビ、冷蔵庫が置かれており、ベッドの上で二十歳前後の女性が座って本を読んでいた。頭に包帯を巻いたパジャマ姿で。
徹はその女性に「ただいま……静枝」と一言言い、静枝も本にしおりを挟み「お帰り。お兄ちゃん」と微笑みながら話した。
283 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:53:43.03 ID:yiOeNi6/O
284 :
断片の記憶(2/5):2006/11/14(火) 00:54:06.29 ID:dAcbKUHs0
徹はベッドの横にあった椅子に腰掛け、ふぅとため息をつく。もう一つの仕事。それは、徹の妹 静枝を見守ることであった。
静枝は一週間前病院に運ばれた。原因は帰宅途中に気を失い、頭を地面に打ったことだと徹は聞かされている。本当ならそれくらいのケガなら問題は無かった。だが、打ち所が悪かったのか、静枝は一部の記憶を無くしてしまった。
自分自身や親の顔や親戚の名前、ここ数日間の出来事の記憶を無くしてしまった。今では自分のことや徹の名前を覚えてきたが、まだ完全には記憶が戻っていない。
では、なぜ徹が静枝を見守らなくてはならないのかというと、病院の院長曰く、もし、いきなり全て記憶を取り戻した場合、人間は記憶をなくしていた行動を再びやり直すかららしい。
こういう時、親族が止めに入らないとパニックを起こすため、静枝と生活を共にしていた徹が任されたのである。
285 :
断片の記憶(3/5):2006/11/14(火) 00:54:34.94 ID:dAcbKUHs0
「大体の記憶は取り戻せたよね?」と笑いながら静枝は語りかける。「まだまだ少ないな」と徹も返しながら話していた。時計の針はいつの間にか七時を過ぎていた。
「見たいテレビがあるから見るね」と話を中断していつも見ているテレビのチャンネルに合わす。笑いながら二人で番組を見ている時にニュース速報を伝える電子音が鳴った。
「今日午後六時二十五分頃、X県Y市で女性が刃物で刺されて倒れている所を近所の人が見つけ警察に通報。警察は傷跡から連続通り魔事件の可能性があると見て捜査」と書かれていた。
X県Y市は徹や静枝の近所であり、一週間前から三人の女性が何者かに刃物で刺される事件があった。傷口から同じ刃物を使用していることから、警察は連続通り魔事件として現在も捜索中である。
「怖いなぁ」と徹がつぶやく。その横で静枝が頭を抱え込んだ。「おい!どうした!」と徹が叫び肩を掴んだが静枝は頭を抱え込みながら震えている。
五分経っただろうか。静枝は気を失いベッドで横になっている。院長もこの騒ぎに駆けつけた。大体の話を院長にした後「杉内さん。ちょっとお話が……」と院長が言った。
403号室の隣にある食堂で徹と院長はテーブル越しに座りあった。
286 :
断片の記憶(4/5):2006/11/14(火) 00:56:21.32 ID:dAcbKUHs0
「実は、静枝さんの記憶喪失は……頭部のケガによるものではありません」と指を組み、肘をテーブルに載せたまま院長は話した。
徹が答えるまもなく院長は話を進めた。「精密検査を行ったときに外部の衝撃が原因とは思われませんでした。たぶん……一時的なショックで記憶を失ったのではないかと思われます」
徹も何を話しているのか分からなくなった。外部の衝撃だろうが一時的なショックだろうが記憶を失っていることに変わりは無かったのだ。しかし院長はこの違いは大きいと話した。
「いいですか? 一時的なショックの記憶喪失は、そのショックの原因に似たシーンや言葉などで記憶が戻ることが多いのです。さっきの静枝さんもあのニュースがショックの原因と考えていいでしょう。」
「じゃあ……私は何をすればいいのですか?」徹は手のひらを机に叩きつけたまま立った。
「落ち着いてください。今はまだあのニュースがショックの原因が全てではありません。静枝さんも回復に向かっていますし、明日、静枝さんと出かけてみてはどうでしょうか? もしかしたら何か記憶のヒントがあるかもしれません」
そう言いながら院長は帰っていった。もう時計の針は十時を過ぎていた。
部屋に戻ると静枝は寝ていた。小さな声で寝言をつぶやいている。徹が耳をそばだてると「逃げて……逃げて……」と何かを叫んでいるようだった。
287 :
断片の記憶(5/5):2006/11/14(火) 00:56:53.33 ID:dAcbKUHs0
翌日、会社に休みの電話を入れると朝早く病院に向かい静枝を待った。静枝も一週間ぶりの外出に喜びながら来た。
特にプランも考えていなかった徹と静枝はとりあえずショッピングや映画などを楽しんだ。
時間も経ちあたりが暗くなっていった頃「もう帰るか」と徹が言った。静枝もそれに頷き病院へ帰る途中の道で静枝が止まった。線路の下の小さなトンネルで明かりがあまりついていない所だった。
「静枝?」と徹は静枝に近づく。静枝は落書きのされている壁をじっと見たまま動かない。そして「逃げて……逃げて……」とつぶやき始めた。
徹は静枝の行動である一人の不審な男の存在に気がつかなかった。男は、いきなり走り出すと徹めがけてナイフを取り出した。
徹は突然の事態に迅速な行動ができず立ちすくんでしまった。もうだめだ……徹がそう思った時、静枝が徹の目の前に現れ「逃げて……逃げてぇぇ!」と大声で叫んだ。
そして……数秒の沈黙の後、静枝が倒れた。腹にナイフが刺さったまま。「静枝!」そういうと徹は静枝を抱きかかえた。「き……記憶……取り戻した……み……たい」かすかな声で静枝が言う。
「静枝!大丈夫か!」徹はそれしか言うことが無かった。男は逃走したが、静枝の大声で近くを徘徊していた警官に取り押さえられた。
静枝はその後病院に搬送されたが、既に息はしていなかった。
静枝は一週間前偶然通り魔が女性を指すところを目撃した。静枝は女性をかばおうと「逃げて」と叫ぼうとしたが遅かった。静枝はその時のショックが原因で記憶を無くしてしまった。
そして……記憶を取り戻したとき、徹をかばった。「人間は記憶をなくしていた行動を再びやり直す」と。
了
288 :
VIP村人y:2006/11/14(火) 00:58:25.28 ID:dAcbKUHs0
とりあえずこんなところです。
一気に書いたので変なところがあると思われますがその点も含めて批評をお願いします。
289 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 00:59:30.55 ID:yiOeNi6/O
290 :
VIP足軽x:2006/11/14(火) 01:03:05.65 ID:UFV19UcL0
>>282 自分の文を良く見返して欲しい。
一文一文のイメージが、連続する文の中でスムースにつながっていくか。
文の中で突然場面や主語が入れ替わったりすると、読み手はついて行けない。
ストーリー以前の問題として意識してみてくれ。
以下例。
>寒空の下、太陽が雲ひとつ無い空を光らせている。
この描写の後に社内の場面が描かれるのは明らかに変。
>二十代半ばといっていい顔立ちと、しわが目立つスーツを着ながら必死にパソコンを打つ。
文がおかしい。主語の転換が唐突に行われている。
>「今日もこの時間に失礼させていただきます」軽くお辞儀をした後、
>「わかった。けど、杉内君も大変だね」と上司が席を立ち、言った。
ここでも主語が突然変わっている。
とまあ、挙げればきりがない。
291 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:03:45.55 ID:6mOqLFir0
>>288 おそるおそる批評させていただく。
話の筋は煮詰めれば面白いものだと思う。
あとは
・地の文での主人公の呼び名が杉内から徹に変わってる
・医者の説明3時間弱は長いだろ
・>静枝もそれに頷き病院へ帰る途中の道で静枝が止まった。
何箇所か見られるけど、一つの文に情報詰めすぎじゃね?
ざっとこんなとこで。
292 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 01:04:14.37 ID:7/pH/5TgO
293 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 01:05:24.15 ID:Yn8VpnOd0
文章の前後関係、因果関係はこのスレ全体の課題だと俺は思う。
品評会作品でもこれらがあまりできていないものがあるし、
過去、これらが上手いって理由で投票した作品もある。
294 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 01:06:52.14 ID:yiOeNi6/O
295 :
VIP村人z:2006/11/14(火) 01:07:43.56 ID:dAcbKUHs0
品評ありがとうございました。
もう少し勉強してきます。
296 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 01:07:47.85 ID:HYB+Fv2P0
お題がほしいです
297 :
VIP足軽x:2006/11/14(火) 01:09:38.30 ID:UFV19UcL0
>>279 いい話。文も素朴な感じでよい。
簡潔な文体からしっかり場面をイメージできる。
突然モンシロチョウが話し出したのに、主人公が妙に冷静に受けている点、少し違和感。
こういう超日常な状況の描き方は意外に難しいと思うけど、なんか当然のように話が進むのだけはいただけない。
何らかのリアクションが必要だと思う。
298 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 01:09:52.78 ID:Yn8VpnOd0
日曜の朝
299 :
内藤ホライゾン:2006/11/14(火) 01:10:29.75 ID:lh5wxrqF0
>>288 説明が多く、描写が少ないように感じた。
そのせいで、文章がブッツンブッツン途切れる感じ。
なんとなーく印象としては、漫画とか映画とかはよく見るけど、小説はあんまり読まない人の文章っぽい。
あと「〜〜た。」で終わる文が目に付く。これもブツ切り感増長。初心者にありがち。
内容の方は、無駄が多くて実が少ない、かな。
同じレス数ならもうちょっと頑張れたと思う。
無駄を省いて、それから読者に伝わりやすいようストーリーを滑らかにする、そのために二三度推敲してみた方がいい。
300 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 01:11:02.82 ID:HYB+Fv2P0
301 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:11:14.53 ID:ePnfJOJ40
>>281 非現実的な内容に対して、主人公はやたら淡々としてるね。
それを持ち味として見れなくもないけど、俺にはどっちつかずに思えた。
>なるほど幻聴か、さすが春だなぁと思い、煙草に手を伸ばした時、もう一度ぼそぼそと呟く声が聞こえた。
こう書いてあるって事は、主人公の意識としては現実を見ているはずなんだけど。
その後モンシロチョウが喋り出した事に関してはまったく無反応。
この辺りが違和感の原因かな。
そしてオチが唐突、っていうかぶっちゃけ意味不明。
お題の「宇宙食」を無理やり捻じ込んだとしか思えないような話の飛び方。
よくわからなかった、ってのが感想で。
302 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:16:25.67 ID:6mOqLFir0
>>297 丁寧な批評どうもです。また、お褒めに預かり光栄です。
モンシロチョウとの話に関してはどうしようかと思ったんですがほっといてしまいました。
反省しときます。
>>301 丁寧な批評どうもです。
モンシロチョウとの会話については↑の通りです。反省しときます。
あと、「宇宙食」は捻じ込んだ感が否めません。もうちょっときちっと伏線貼っとけば良かったとまた反省。
303 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:22:47.66 ID:6mOqLFir0
というわけで次のお題頂いてよろしいか↓
304 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 01:24:12.47 ID:b5HJ7UjPO
305 :
VIP商人:2006/11/14(火) 01:24:52.59 ID:9hLHm0Oh0
暇なのでなんか書きたい
安価よろ
306 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:24:59.59 ID:ePnfJOJ40
>>288 既に突っ込みが多数入ってるから感想付けようかどうしようか迷いつつ。
とりあえずしょっぱなで躓いた。
> 寒空の下、太陽が雲ひとつ無い空を光らせている。
>そんな中、男は、一人社内で黙々とパソコンと睨み合っていた。
このの二文の繋がりもだし、
>二十代半ばといっていい顔立ちと、しわが目立つスーツを着ながら必死にパソコンを打つ。
この一文の繋がりも明らかにおかしい。まぁ、
>>290が既に言っている事だが。
また、
>>299が言ってるように文章がブツ切り。
映像なら視覚効果としてブツ切りにするのはありだけど、文章ではなしかな。
読み手にその場面を想像させる事を意識して書いて欲しい。
あと、誰も突っ込んでないようだけど「X県Y市」ってのはどうなんだろうか。
個人的には頂けない。市内で、とかでよくね?
>もし、いきなり全て記憶を取り戻した場合、人間は記憶をなくしていた行動を再びやり直すかららしい。
この一文はちょっと不明瞭。
『人間は記憶をなくしていた行動』って書かれても「?」ってなる。
もうちょっと、噛み砕いて描写した方が良いかも。
>徹は静枝の行動である一人の不審な男の存在に気がつかなかった。
とか。
全体的に文章が説明しすぎてて、逆に何が必要な情報なのかが読み取れなくなってる印象。
307 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:25:11.10 ID:6mOqLFir0
>>304 「アンタの作品を是非読みたいもんだねえ」把握
308 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:26:18.64 ID:ePnfJOJ40
309 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:26:42.57 ID:ePnfJOJ40
310 :
305:2006/11/14(火) 01:27:07.98 ID:9hLHm0Oh0
311 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:27:24.58 ID:6mOqLFir0
312 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:28:41.73 ID:ePnfJOJ40
NG推奨→ID:yiOeNi6/O
313 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 01:28:46.29 ID:b5HJ7UjPO
>>307 い、いや、把握しなくても……
代わりに
つ時間切れ
こいつでどうぞ
314 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:29:43.15 ID:6mOqLFir0
>>313 じゃあ把握しないでおくw
「時間切れ」把握d
315 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 01:30:29.22 ID:Yn8VpnOd0
地球食には不覚にもワラタ、が案外良いお題なのかもしれんw
316 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 01:31:15.50 ID:yiOeNi6/O
今のVIPは馴れ合いばっかだな
317 :
駅前食堂のメグ:2006/11/14(火) 01:37:49.30 ID:PmyZ9BeJO
てか地球食って日常の食事やんwww
318 :
内藤ホライゾン:2006/11/14(火) 01:40:18.18 ID:lh5wxrqF0
>>317 うちゅうのひと(宇宙人とか宇宙飛行士とか)が地球食を初めてor久しぶりに食って云々 ってのを今考えた。
それより避難所がアツイ。
319 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:41:00.26 ID:6mOqLFir0
>>318 今必死にネタ考えてるんだからばらすなよwwwwww
320 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 01:41:27.11 ID:HYB+Fv2P0
>>298 で貰ったお題が完成したので投下します。
初投下なので緊張気味。短いですw
321 :
日曜の朝:2006/11/14(火) 01:41:59.07 ID:HYB+Fv2P0
子供の頃は週の始まりは月曜日だと信じていた。
月曜から土曜に学校に行き、日曜日は一日中遊ぶ。だから、日曜日は週の終わりとして休日にされたのだと思っていた。
それが正しくないことに気づいたのは、10歳の時だった。ふと、カレンダーを眺めていて、日曜日が週の頭に置かれていることに気づいたからだ。
俺はもちろん驚いた。
先生に「日曜日は週の終わりですよね?」聞いてみると、「いや、週の始まりだよ」と言われて、さらに驚いた。
このとき俺は、裏切られたような気がしたのだ。
6日間がんばったご褒美として一日の休日が与えられるのではなく、一日の休日を先に与えられて、6日間そのツケを支払わされ続けていたと感じたからだ。
……すでに一人の大人として自立した今にして思えば、そんなことはどちらでも何も変わりはしないのに。
それに、先生の言っていたことも必ずしも正しいとは言えない。調べてみると、両方の説があるのだ。
それに週の終わりが日曜でも土曜でも、そんなことは人それぞれの感じ方次第。
曖昧に答えなんてないと思っていてもいいだろう。
俺はどうかというと、俺は今でも日曜日は週の終わりだと信じている。
なぜなら、その方がずっと気分が良いからだ。
だから日曜の朝はいつもワクワクする。惰眠を貪るなんて考えたこともない。毎週、今日一日何をして過ごすか、迷うくらいに思いつく。
日曜日は、週に一度自分に与えられる『完全に自由な一日』だから。
今は日曜日の午前0時。
会社の自分のデスクで一人カタカタと書類をまとめている。
日曜の朝を楽しく迎えるために。
322 :
VIP足軽x:2006/11/14(火) 01:44:57.86 ID:UFV19UcL0
>>321 これ、98%がエッセイ。
俺は勝手に、完結したエピソードの始終を書くのが小説だと思ってる。
フィクション、ノンフィクションは問わないよ。
323 :
内藤ホライゾン:2006/11/14(火) 01:45:58.08 ID:lh5wxrqF0
>>319 うはwwww頑張って斜め上行ってくれwwwww
324 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:47:02.46 ID:ePnfJOJ40
325 :
VIP将軍:2006/11/14(火) 01:48:36.12 ID:6mOqLFir0
>>323 難易度アップさせんなヴォケwwwwwwww
326 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 01:51:26.63 ID:RIaRmCcQ0
>>318 最初に絡んだの俺なんだけど、あっちでああいう議論をして欲しくなかったんだよね
このスレに関する批評や感想についての議論じゃない。ここでやって欲しかった。
誰にも伝わらなかったみたいだけど。
ああいう感じで、このスレとは関係ないところで話が展開していくと、
段々、「本スレ以外の場所での馴れ合い」が激しくなって、
本スレをヲチするスレ、本スレしかしらない人を無視した話題。
こういったのが必ず出てくるから、それが本スレへの影響を及ぼしたとき、
それがいわゆる「古参同士の馴れ合い」なんだよね。
今進行してる年末のイベントの話も、できればこっちでやって欲しい。
スレの未来を考えるのも、こっちでやって欲しい。
議論も「まとめサイトをどうするべきか」以外の議論はこっちでやって欲しい。
なぜなら、このスレの話だから。
そう思うのは俺だけですか、そうですか。
言い逃げだけど、寝ます。
327 :
VIP商人:2006/11/14(火) 01:51:35.56 ID:9hLHm0Oh0
ひつまぶしの話思いついたけど、捻りも何もないんだ。大丈夫かな
328 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 01:52:32.48 ID:RIaRmCcQ0
自己レス、
>>326 日本語おかしいんでスルーしてください
329 :
内藤ホライゾン:2006/11/14(火) 01:52:52.75 ID:lh5wxrqF0
>>321 んんー……避難所が熱いんで、批評側としても緊張しつつだけど、
これぞまさに「やおい」って感じする。ヤマなしオチなし意味なし。
「エッセイだからしゃーねーだろ」って言われりゃ、それまでだけど、
正直それじゃスレ違いじゃね?と思ってしまう。
文章は、一文がちょっと長いかな。でも割りとすらすら読めた。
330 :
VIP足軽x:2006/11/14(火) 01:53:12.07 ID:UFV19UcL0
>>326 こっちの流れでそれをやると、カオスになると思ったのさ……
331 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 01:53:21.28 ID:HYB+Fv2P0
>>322 うはwwwたしかにwww
今度は小説書くんで、誰かまたお題よろ
332 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 01:54:14.99 ID:Yn8VpnOd0
卵
333 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:56:40.78 ID:ePnfJOJ40
>>321 んー、これが小説かどうか、ってのはさておいて。
小説の定義なんてぶっちゃけわかんないしw
話自体は小綺麗に纏まってると思うけど、今一つ盛り上がりに欠けるね。
個人的にはこういう語り口も嫌いではないんだけども。
> 6日間がんばったご褒美として一日の休日が与えられるのではなく、一日の休日を先に与えられて、6日間そのツケを支払わされ続けていたと感じたからだ。
この一文に妙に受けたw
ツケを払わされるって感じる10歳ってどんなだwww
部分部分でちょっと引っかかる表現があるかな。
>俺はどうかというと、俺は今でも日曜日は週の終わりだと信じている。
これなんかは「俺は」が重複してるし。
あと、できれば数字は漢数字で統一した方が良いと思う。
334 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 01:56:46.34 ID:HYB+Fv2P0
335 :
VIP村人P:2006/11/14(火) 01:57:30.48 ID:Yn8VpnOd0
>>326 そもそもの話題の発端が向こうだから、何とも言えないよなぁ。
進行中の議論を場所を移してやれ、って言われても、レスなり何なりの関係でできないことが多いし。
年末イベントについては、いずれこっちでやらなくちゃとは思う。
ただ今の批評やらの話を今からここでやれ、というのは難しいとも思う。
次回からはこっちでやるように、としか言えない気がするよ。
336 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 01:58:26.07 ID:HYB+Fv2P0
>>333 なるほど。参考になりました。批評どうもです。
337 :
VIP足軽x:2006/11/14(火) 01:58:37.93 ID:UFV19UcL0
批評があーだこーだは、本スレでも散々既出なんですよね
338 :
VIP足軽e:2006/11/14(火) 01:59:00.27 ID:u8xktQ1K0
よっしゃ空気読まずにお題貰っちゃうかんね!
339 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 01:59:44.35 ID:ePnfJOJ40
340 :
荒巻スカルチノフ:2006/11/14(火) 02:00:19.13 ID:lh5wxrqF0
Air二次創作が来ると予想してみる。
341 :
VIP足軽flash:2006/11/14(火) 02:00:28.69 ID:u8xktQ1K0
>>339 読めない男になりたくて、空気読めない男になりました。
把握
342 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 02:01:07.17 ID:yiOeNi6/O
まっ、せいぜい無駄な時間を潰しなよ
期待してるからな
343 :
VIP神父:2006/11/14(火) 02:01:19.39 ID:ePnfJOJ40
>>341 ちょwww書き始める前からあらすじwwwww
344 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:01:56.53 ID:Yn8VpnOd0
>>340 全くわからん俺はきっと正常、と信じる。
345 :
荒巻スカルチノフ:2006/11/14(火) 02:05:19.30 ID:lh5wxrqF0
>>341を見てその直前のウィットの無さに泣いた。そんな俺は機知外。
346 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 02:05:55.48 ID:RIaRmCcQ0
せっかくレスもらったんで、
>>330,335
だから、最初に絡んだときに、議論は本スレでやれって書いたんだけどね。
このスレがより多くの人に開放されていることを謳うなら、
議論が終わってから該当するレスのURLを貼り付けるなどをして、
「一部の人たちだけの情報」にはして欲しくない。
これでも伝わらなきゃ、俺の文才がないってことで後はどうでもいいや。
マジで寝るノシ
347 :
VIP足軽y:2006/11/14(火) 02:09:00.97 ID:UFV19UcL0
348 :
VIP神父:2006/11/14(火) 02:10:41.40 ID:ePnfJOJ40
>>346 昔、外部の掲示板がなかった頃の話。
本スレでこういう話題が上ったことは何度となくあるわけだが。
そういった時に、うぃきでそれらを纏めてた事もあった。
でも、誰も反応くれなかったから存在意義を疑ってしまう(´・ω・`)
349 :
荒巻スカルチノフ:2006/11/14(火) 02:11:08.77 ID:lh5wxrqF0
>>346 避難所が一応「ウチ」側で、「ソト」から見れば簡単に入れる場所ではないとは承知してるけど、
でもさ、なんか一回そこで始めちゃうと、わざわざ別のところで改めて再開、ってのもなんかなぁ……
いや、怠慢だとはわかってはいるんだがー…
350 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:11:18.10 ID:Yn8VpnOd0
>>346 一度始まってしまった議論はどうしようもないと思うけどね。
たとえそれが最初の方でも、発端がそこなら場所を移すのはやっぱり難しい。
今度から、議論になりそうなテーマがあれば本スレで、としか言いようが無いと思うよ。
351 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 02:12:05.32 ID:yiOeNi6/O
変んにひねんないで直球で行けよ
352 :
VIP足軽l:2006/11/14(火) 02:12:32.23 ID:hlZ/vVCV0
今北産業
353 :
VIP足軽roop:2006/11/14(火) 02:12:47.72 ID:H5F+StYa0
最近、ここ馴れ合いがひどい
354 :
VIP神父:2006/11/14(火) 02:14:07.75 ID:ePnfJOJ40
355 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:21:45.36 ID:PzXZdSeP0
>>353 最近vipで保守が好まれない傾向にあるからしょうがない。
そしてお題plz↓
356 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:22:53.63 ID:Yn8VpnOd0
単発IDで最近とか言われてもなぁという気はするけどね。
お題なら「まわる」
357 :
VIP神父:2006/11/14(火) 02:24:04.22 ID:ePnfJOJ40
保守
↓
「保守しなきゃ落ちないスレならVIPには不要」
↓
雑談
↓
「馴れ合いウザイ」
↓
糸冬
つ『お題:八方塞がり』
>>355
358 :
VIP足軽y:2006/11/14(火) 02:27:39.49 ID:UFV19UcL0
なんか、もっとスパンの長い品評会が欲しい。
木曜お題発表、日曜締め切りは今の俺には厳しいのだ。
でも、それは無理だと言うことも分かっている。分かっているのさ……
だから俺は、一週間以上前にもらったお題を未だに抱え続けている。
アハハハハ
359 :
荒巻スカルチノフ:2006/11/14(火) 02:28:16.66 ID:lh5wxrqF0
とりあえず、避難所での議論とかで考えたんだけど、
通常営業と週末品評会、それぞれ批評される側(つまり書き手だけど)の批評の受け取り方、明確に分けたらいんでね?
というのも、週末品評会はいかんせん量が量だし、一つひとつにじっくり批評をつけることは難しい。
だから、批評を受け取る側も「ふむ、さらっと撫でたらこんな風に読めたか」って程度に受け取ってみるとか。
まぁ、批評というよりは感想か。
通常営業はもちろん単発だから、ある程度じっくり読んでもらった上でのものだと受け取る、と。
品評会は発表の場、通常営業は鍛錬の場と割り切る感じ。
品評会でのものをじっくり読んでほしければ、Mの館へどうぞ、みたいな。
360 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:28:57.47 ID:PzXZdSeP0
361 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:30:58.27 ID:Yn8VpnOd0
>>358 出版されているものの多くには締め切りがあるわけで。
もし締め切りを設定しないなら、確かにずっと考えていることはできるけど、
それじゃぁあんまり力つかないかも、って感じ。
プロ作家の中には1日に原稿用紙20枚ぐらい書く人も少なくないから、品評会のスパンは割と適切だと思っている今日この頃。
362 :
VIP足軽y:2006/11/14(火) 02:35:00.62 ID:UFV19UcL0
>>359 じゃあ、品評会用作品で、2回読まないと気づかないような伏線を張る俺は大馬鹿ものというわけですね
ウワァァァン
363 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:35:17.73 ID:9hLHm0Oh0
>>305だがお題「ひつまぶし」のものが完成したので、
投下してみますね。
364 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:35:53.44 ID:Yn8VpnOd0
>>362 大丈夫だ、俺は品評会のときは全作品、気合入れて読んでるから。
365 :
VIP足軽q:2006/11/14(火) 02:36:12.84 ID:3lWSiFEZ0
>>358 遅筆にはよくあること
べ、別に私は遅筆なんかじゃないんだからねっ!
実は自分も大分このスレにいるんだけど、品評会デビューどころか
通常作品も滅多に投稿できないorz
366 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:36:25.22 ID:9hLHm0Oh0
タイトル「二人の男」
ここはしがない小さな飲み屋。ある一人の男性が、飲み屋に入っていきました。
「おう、お客さん。まだ営業時間外ですぜ」
おっさんは、気勢よく男にいいました。
その男は、明らかに敵意のある目でおっさんの目を見ました。どちらかというと、睨むといった方がいいのでしょうか。そのまま、男はいいました。
「この店は、ひつまぶしという料理が有名なそうだな」
おっさんには、心あたりがありました。
この飲み屋は、ひつまぶしと共に育ったといってもよく、ひつまぶしの味が上がるほど、客は増え、雑誌なんかにも載る有名店になっていったのです。
367 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:37:19.09 ID:9hLHm0Oh0
「それが、どうかしたのかい?」
おっさんも、しっかりと客の目を睨んで言いました。
「うなぎを三度に分けて、食べるそうだな」
男は、言いました。
ひつまぶしは、昔から、三回に分けて食べるものと決まっているのです。
「それが、どうかしたのかい?」
おっさんは、この客が普通の客じゃないことを悟りました。そして、また客の目を睨み返しました。
「うなぎにお湯をかけることもあるらしいじゃないか」
客とおっさんの間に、いや店中に電流がまさに走っているような、ピリピリした感じが
しました。
「それが、どうかしたのかい?」
おっさんは、同じ台詞でも、一回一回睨みかえしていました。
368 :
VIP村人s:2006/11/14(火) 02:37:55.31 ID:QaIJk4se0
にしても前回の品評会は酷かった
金曜の昼にお題発表じゃ時間足りねーっつーの
369 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:39:05.33 ID:9hLHm0Oh0
「うなぎがかわいそうじゃないか」
「へ?」
おっさんは、思わず声を出してしまいました。男が、おっさんにとって突拍子もないことを言い始めたからです。
「三回に分けるなんて、うなぎに対する拷問なのか?」
「……」
おっさんは黙っていました。
「あなたは、うなぎはかわいそうだと思わないのか?」
おっさんは、男の目をもう一度見ました。おっさんは、敵意を持った目というよりも、諭すような目をしていました。そして、静かに語りだしました。
「俺だって、かわいそうだって、思ったことがあるさ。」
男は途端にうれしそうな顔になりました。
「じゃあ…」
「悪いが、ちょっと話を聞いてくれねえか?」
諭すような目で見られた男は、たちまち黙ってしまいました。
「でもな、生きていくためにしょうがないんだ。俺たちは、食べて生きているだろう?だから、しかたねぇのさ」
370 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:39:32.24 ID:9hLHm0Oh0
男は、おっさんに飛び掛らん勢いでまくし立てました。
「しかたないって諦めてるのかよ! それだから、大人は……」
おっさんは、また、諭す目をして言いました。
「お前さんは、食べないで生きていけるのか?」
男は、黙ったままでした。
「俺は、認めないぞ……俺は……」
男は、ぶつぶつ言いながら、立ち去っていきました。
371 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:39:33.24 ID:Yn8VpnOd0
>>368 昔々、品評会のお題は土曜の午前に発表s(ry
372 :
VIP足軽y:2006/11/14(火) 02:39:37.83 ID:UFV19UcL0
>>364 じっくり読まれたら読まれたで、ボロが出そうで怖いwwwww
俺ダメスwwwwww
373 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:40:29.63 ID:9hLHm0Oh0
おっさんは、残念でした。
食べるという行為への感謝と喜びを教えたかったのに男が帰ってしまったからです。
男は、怒っていました。自分の考えが見事に否定されたからです。
男は、思いました。この店を燃やせば、この店で死ぬはずだったうなぎが助かる。
そして、俺の考えを否定したおっさんも死ぬ。一石二鳥ではないか。
そうして、男は持っていたライターで、店の裏にあった灯油に火をつけたのでした。
374 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:41:00.68 ID:9hLHm0Oh0
以上です。
なんだかひねりがなくてすみませんです。
375 :
VIP神父:2006/11/14(火) 02:41:32.90 ID:ePnfJOJ40
>>368 かつての品評会のお題発表は土曜日の午前中だったって事を、たまには思い出してあげてください。
懐古厨乙。
376 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:43:11.05 ID:PzXZdSeP0
>「うなぎがかわいそうじゃないか」
ワロタwww
377 :
荒巻スカルチノフ:2006/11/14(火) 02:44:49.25 ID:lh5wxrqF0
>>374 星新一の香りがちょっとした。
軽快に読めてあっさりながら落ちもついているので好感触。
ただ、たまにわかりにくい長い文が出てきて気になった。
>この飲み屋は、ひつまぶしと共に育ったといってもよく、ひつまぶしの味が上がるほど、客は増え、雑誌なんかにも載る有名店になっていったのです。
とか。
378 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 02:44:56.06 ID:Yn8VpnOd0
>>373 >おっさんは、残念でした。
この文を、よくよく眺めて欲しいんだ。
379 :
VIP足軽y:2006/11/14(火) 02:47:57.33 ID:UFV19UcL0
>>374 リアリティがないことがこの作品における最大の欠点と言ってもいいと思う。
舞台は現実世界。だが、現実世界では決して起こりえない。
起こりえないばかりか、彼らのやりとり、考え方に共感を持つことも不可能。
読み返してみたら分かるはず。
表現なんかもぎこちない。
登場人物を「おっさん」と呼ぶのも変。店主、とかでいいはず。
おっさんと呼ぶことで作品に味を出そうとしているのかも知れないけど、三人称小説では語り手は絶対的に
客観的な存在であるはず。
だが、おっさんという言葉は、呼ばれる相手に対する何らかの価値観が包含された表現だ。
やたら睨む、睨むって言葉が出てくるし。
380 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 02:51:49.39 ID:9hLHm0Oh0
>>377 ご指摘ありがとうございます
一文をちょうどいい長さにするよう勉強ですね
>>379 おっさんは変でしたねw
381 :
VIP神:2006/11/14(火) 02:53:20.12 ID:jnYOD/Zs0
気づいたら板が移動してたんだぜ
382 :
VIP足軽になりたい:2006/11/14(火) 02:54:49.87 ID:uLkiHlDqO
今北だがお題もらえるか
383 :
VIP足軽y:2006/11/14(火) 02:55:18.86 ID:UFV19UcL0
384 :
VIP神:2006/11/14(火) 02:55:40.93 ID:jnYOD/Zs0
深夜ニ時
385 :
VIP村人s:2006/11/14(火) 02:59:13.56 ID:QaIJk4se0
メロディ
386 :
VIP足軽MS:2006/11/14(火) 03:37:32.14 ID:Bew97AeH0
こんな時間まで残ってるんだなあ的ほしゅ
おやすみ
387 :
VIP盗賊:2006/11/14(火) 03:38:37.14 ID:ePnfJOJ40
388 :
VIP盗賊:2006/11/14(火) 03:41:46.09 ID:ePnfJOJ40
Online: 4
おまえらwwwww
389 :
108:2006/11/14(火) 03:48:22.17 ID:YT6rM00fO
>>108でレスした者だけど、これらについてはまだ適用されていないのかも。
運用で話題にされていたから、そのまま書き込んだんだが、
二時間書き込みなしで生き残ったスレもあるようだ……_ト ̄|°
ソースも貼れない携帯厨ですまぬ。
390 :
VIP村人t:2006/11/14(火) 03:51:41.53 ID:QaIJk4se0
>>389 顔よりチ○ポの方がでかいんだなアッー!
391 :
VIP村人h:2006/11/14(火) 03:53:33.78 ID:AHVjp/YVO
四つん這いになれば、お題をくれるんですね?
392 :
VIP足軽roop:2006/11/14(火) 03:54:13.53 ID:3lWSiFEZ0
393 :
VIP足軽MS:2006/11/14(火) 03:55:07.51 ID:Bew97AeH0
>>387 寝る前に大変興味深く読ませていただいた。
自分の記憶している限りでも、
自分の作品への批評に反論したこともあるし
いい加減な感想つけて作者以外から怒られたこともあるし
自分のではない作品への批評に反論したこともあるし(こちらはスルーされたが。)
なんだかんだでやり方さえ間違えなければタブーなんてない場所である。
個人的には批評へのレスも、荒れない程度に大いにやればいいんじゃないかと思う。
ただ、読み手や感想の書き手へのレベルを求めるのはやはりどこか違う。
最初に文才がない、と前置きして文章を書いている場所であることを忘れてはならない。
それをきちんと読んで理解して、あまつさえ適切なコメントが欲しいとは、思い上がりじゃないかい?
金払ってやってもらうべきことだよ。
本当なら。
ここに投下する時点で、書き手は読み手を選べないっつーことを忘れちゃいかん。
と、ここにレスしてよかったのかいな
394 :
VIP村人h:2006/11/14(火) 03:55:33.58 ID:AHVjp/YVO
395 :
VIP村人u:2006/11/14(火) 04:00:09.17 ID:QaIJk4se0
「本来は金払ってやる事」なんていわれながらこんな著作権フリーみたいなところのために頑張る気なんかしねえっつーの
396 :
VIP奴隷:2006/11/14(火) 04:07:47.13 ID:ePnfJOJ40
>>393 良かった、誰も反応くれなかったらまた枕を涙で濡らすところだったwww
読み手は書き手を選べるけれども、書き手は読み手を選ぶべきではない。
此処の利点は、『色んな人に読んでもらえる』って事に他ならないと思うんだ。
どこでも言ってるけど、読む人が10人居ればその受け止め方、感じ方は10通りある。
中には的外れな感想を返す人だって居るだろう。
それを全部鵜呑みにするんじゃなくて、必要なものを取捨択一していければ書き手のレベル向上に繋がるんじゃないかな。
まぁ、批評する人も文章をじっくり読んでどこがおかしいかを正しく指摘できるようになれば、
それはそれで書き手としてのレベル向上に繋がるとは思うんだけどもね。
397 :
VIP足軽wktk:2006/11/14(火) 04:08:24.65 ID:Bew97AeH0
や、だから
「金払わなくて済むここで得られるレスポンスはある程度質が低い可能性があることも許容しろ」
って言ってるだけなんだ。
実力がある人間が迅速かつ懇切丁寧に添削してくれるシステムだと思って利用するのは間違っている。
もしあなたがもっと真剣に頑張ってる人なら、
ある程度の実力が身に付いたらこういう場所から離れるべきだと思うぞ。
自分に投資して行動してさ。
あなたの言うとおり、ここは著作権フリーみたいなとこだからここに書いてもお金にならない。
398 :
VIP足軽wktk:2006/11/14(火) 04:10:14.33 ID:Bew97AeH0
>>396 そのとおりだね。
言ってることは大筋同じだと思います。
399 :
VIP神父:2006/11/14(火) 04:11:26.44 ID:PzXZdSeP0
ぼくは『読んでもらうため』に
小説を描いているっ!
単純なただひとつの理由だが
それ以外はどうでもいいのだ!
400 :
VIP奴隷:2006/11/14(火) 04:17:22.76 ID:ePnfJOJ40
なんか堅苦しい空気になってるけど、結局行きつく先は
>>399なんだよなぁwww
アレだろ? お前らみんな、小説書くのが好きなんだろ?
それを人に読んでもらうのが好きなんだろ?
じゃあそれでいいじゃねーかwwwww
書くのが好きだから、酷評されてもまた次を書くんだろ?
そうやって挫折を繰り返して巧くなっていけばいい。
それがbnskクオリティ。
401 :
VIP奴隷:2006/11/14(火) 04:24:59.52 ID:ePnfJOJ40
俺ちょっと格好良い事言ったと思ったのに反応なしかよwwwwwwwwww
402 :
VIP神父:2006/11/14(火) 04:25:17.24 ID:PzXZdSeP0
味もみておこう
403 :
VIP村人a:2006/11/14(火) 04:25:27.50 ID:iybaCXu60
批評での主な議論ポインツ
Q1:本スレでの批評は当てになるか?
Q2:批評する側もレベルを上げるべきでは?
Q3:一定水準を満たせない人間は批評を控えるべきでは?
Q4:レベルの低い人間とそれ以外で、一票の価値が同等でいいのか?
Q5:納得できない批評へは、どうする対処すべきか?
404 :
VIP奴隷:2006/11/14(火) 04:27:51.22 ID:ePnfJOJ40
405 :
VIP神父:2006/11/14(火) 04:28:41.98 ID:PzXZdSeP0
>>404 良かった
みんながみんな読む人に対してレベルがどうこうとか言ってる人じゃないんだね
406 :
VIP村人g:2006/11/14(火) 04:28:47.44 ID:HYB+Fv2P0
>>332 で貰ったお題の小説ができたので時間も考えずにこれから投下します。
かなりお約束のラブコメかも。
407 :
ex17落とさないでね:2006/11/14(火) 04:29:15.64 ID:QaIJk4se0
「あまつさえ適切なコメントが欲しい」から頑張れるんじゃん。金もらえなくても。
それを「金はらわねえんだからクソみたいなコメントでも我慢しやがれ」といわれながら頑張れますか? って言ってるわけですが。
408 :
VIP足軽gif:2006/11/14(火) 04:29:47.10 ID:YT6rM00fO
>>396 いつもレスはしてないけど、まとめやコンテンツに目を通して、GJと思ってるのよ?
よかったらいつでもおじさんの所へいらっしゃい。
抱いてあげるから。
で、俺は自分が楽しい、素晴らしいと思ったことを、みんなにも教えたい。伝えたい。
それでみんなが面白い、楽しいと感じてくれることが何より楽しい。
だから、もっと面白いものを書いて、もっと多くの人に楽しんで欲しい。
ただそれだけの理由で書いている。
……書いている?
409 :
卵 1:2006/11/14(火) 04:30:54.35 ID:HYB+Fv2P0
休日の昼。自室で一人ゲームをしていたところに母が侵入していた。
「卵安いから買って来て」
そう言ってチラシを渡し、返事を聞く前に部屋を出て行ってしまう。
我が家の卵消費速度は速い。母と父と妹の三人がかなり好きだからだ。もちろん僕も嫌いではない。
妹は友人宅に行っているようで、僕が起きた時にはすでに居なかった。
だから、いつもなら母も妹と二人で買いに出かけるところを僕に命令したのだろう。
父の命令には逆らっても母の命令には絶対服従。これは我が家の鉄の掟だ。
遅くなって売り切れていたなどという事態になって夕食を抜かれては堪らないので、セーブもせずにゲームを停止。着替えて外に出る。
寒い。
まだ秋とはいえ、半袖は辛かったかもしれない。だが、引き返して着替え直すのも面倒だと思い、そのまま歩き始める。
渡されたチラシは、近場のスーパーだったので自転車はやめておく。卵が割れる可能性もあるからだ。
「しかし、僕も日々父さんに近づいているな」
呟いてさらに実感する。なんというか、父には悪いが落ち込む。
この程度のおつかいは別に気にすることではないのだが、ここ数年母に反抗した覚えがないというのはどうなのだろう。
高校二年にもなって反抗期がまだということは、これからなのだろうか?
どうでもいいことだ。
410 :
卵 2:2006/11/14(火) 04:31:13.29 ID:HYB+Fv2P0
スーパーに入り、レジで卵を差し出したところで、母に金を渡されていなかったことを思い出す。
仕方ないのでポケットの中にある自分の財布から金を出して支払う。
まぁ、100円程度なら別にいいか。
後で金を請求しようとも思わない自分に、ますます家での立場の低さを感じる。
卵一パックを入れたビニール袋を片手にスーパーを出たとき、ポケットで何かが震えた。
取り出して見るとメールが一件。タイトルは無題。中を開く。
『二時からやる再放送のドラマを録画しておいて!!』
送信者の欄には妹の名前。
時間を見る。一時四十三分。
普通に歩けば間に合う時間で安心した。妹は母のように怒ったりしないが、笑顔で僕の弱みを付いて来るから性質が悪い。
前に、朝起こしてくれと言われていたことを忘れていたら、僕が昔妹に描いてやった絵を持ち出してきて「これ覚えてる?」などと言ってきた。
その絵というのが、母の顔に鬼のような角と牙をつけた絵なのだから、それを母に見られることを考えて恐怖で震え上がってしまった。
もちろんそれだけで終わるはずがなく、一時間ほどいたぶられてから解放された。
二の舞はごめんだ。
念のため足早に自宅に向かう。
411 :
卵 3:2006/11/14(火) 04:31:26.45 ID:HYB+Fv2P0
十字路を曲がるところで何かが僕の胸を強打した。
かなりの勢いでぶつかってきたらしく、僕はそのまま尻餅を付いてしまう。
どうやら僕は目の前でおろおろしている女性に頭突きを食らったらしい。
そういえばワールドカップでも似たようなことがあったな、などと思いながら立ち上がったところで卵のことを思い出す。
案の定、無残にも九割の卵が割れていた。
「ご、ごめんなさい! その、倉橋君」
突然名前を呼ばれて驚く。
謝っている女性を改めてみると、どこか見覚えがあった。たしか、クラスメイトの……。
「ああ、大丈夫。えっと、雨宮」
なんとか思い出してその名前を口にする。
しかし、困ったことになった。卵をもう一度買いに行っては妹の頼みを聞けない。だが、割れた卵を持って帰れば母に何を言われるかわかったものではない。
「あ、あの。卵、すぐに新しいの……待ってて!」
「え……あ、待っ……」
僕が声をかけようとするが、雨宮はそのまま走って行ってしまった。結局何が言いたかったのかわからない。
「あー、どうする……」
幸いスーパーの卵はまだ二桁以上残っていた。今から走って家に戻り、録画してもう一度スーパーに買いに行くのが最善だろうか。
この割れた卵は、そこの公園のごみ箱にでも捨てて、母には財布を忘れたと言えば誤魔化せるか。
時間はない。僕はすぐにそれを行動に移した。
412 :
卵 4:2006/11/14(火) 04:31:39.46 ID:HYB+Fv2P0
翌日の月曜日。
いつも通り朝早くに家を出て高校に向かう。特に用事はないが、誰もいない教室の窓から登校してくる生徒を眺めるのが日課となっていた。
人間ウォッチングというやつだ。
だが、いつもと違い、先客がいた。雨宮だ。
「おはよう」
明らかにこちらを凝視しているので挨拶をする。
「昨日、どうして待ってなかったの?」
少し語気が強い。怒っているのだろうか?
「いや、急ぎの用事があってさ。悪かった」
「……ううん。謝るのは私の方だから。昨日はごめんなさい」
「えっと、卵くらい別に大したことないから、気にしないで」
「……これ、お詫び」
そう言って差し出してきたのは、大きさと布の包みから想像するに弁当なのだろう。
「えっと、これって……」
「お弁当。箱はプラスチックだから返さないで捨てちゃって」
頭が混乱する。
たかが卵一パックのために弁当を作ってくるだろうか?
いや、それはない。お詫びなら言葉だけで十分だ。それならば、この弁当は何だろう?
……まさかな。一瞬頭に浮かんだ想像をすぐに打ち消す。そんなことは今まで一度だって僕に起こらなかったのだ。起こるわけがない。
「律儀なんだね」
「躾られてますから」
「そっか。じゃ、僕は図書館に本を返しにいくから……」
どこかぎこちない会話。他の生徒が来る前に弁当を机の中に突っ込むべきと思い、会話を何とか終わらせる。
本を返すのは放課後の予定だったが、この雰囲気から逃げる手段には丁度良かった。
413 :
卵 5:2006/11/14(火) 04:31:51.81 ID:HYB+Fv2P0
どこか落ち着かない気持ちで授業を受けたため、いつもなら簡単に解ける問題に何度もぶつかってしまった。
昼休みになり、いつもなら教室で食べるところだが、いつもパン食の僕が弁当を持っていては友人に何か言われそうなので、一人で静かに食べれそうな場所を考える。
こうやって考えると、学校という閉鎖的な空間には一人になれる場所が非常に少ないことがわかる。
僕は仕方なく、いつも通り教室で食べることにした。
包みを剥がすと、普通の弁当屋で売っていそうなプラスチックの箱に詰められた料理の数々が見えた。
「何だ、これ」
別段料理一つ一つにおかしいところはない。見た目もおいしそうで食欲をそそる。
だが、決定的におかしいところがある。
ご飯の上には卵そぼろ。おかずには卵焼き、目玉焼き、ゆで卵、炒り卵。
「新手のいじめか?」
別に卵料理は嫌いではないが、これはひどい。
だが、貰ったものにケチをつけるのも悪い。ありがたくいただくことにして割り箸を割る。
「あ、うまい」
どの料理も普通においしい。箸が進む。
だが、如何せん卵ばかりでせっかくの料理が台無しである。
「しかしこれ、どのくらい卵を使ったんだ?」
どう考えても卵一パック分くらいに……あ!
「あはは……そこまで律儀だとは……」
もはや呆れて何も言えない。
完食し、言われた通りゴミ箱に箱を捨てる。
「あ、包み布は返した方がいいか」
けれど、さすがに人目のあるところでは返せないな。放課後にでも機会があれば返すとしよう。
……小声とはいえ、独り言多かったかもな。
414 :
卵 6:2006/11/14(火) 04:32:26.09 ID:HYB+Fv2P0
放課後、帰ろうとする彼女を追い、校門を出たところで声をかける。
「雨宮さん。帰り、一緒してもいいかな?」
「……いいよ」
帰宅方向は同じようで、少しは会話する時間がありそうだった。
「とりあえず、弁当ありがとう。この布は返しておくね」
「ああ、別にそれも捨てちゃって良かったのに」
「まぁ、ちょっと聞きたいこともあって、その口実みたいなものかな」
「そう……それで聞きたいことって?」
雨宮はそれの内容を予想しているのだろう。落ち着いている。
「あのさ、何で卵料理ばかりだったの?」
「……ごめんね」
「いや、気になっただけだから。それに、やっぱりわざわざ弁当を作ってもらうほどのことでもなかった気がしてさ」
「卵アレルギー」
唐突な彼女の言葉にわけがわからなくなる。
415 :
卵 7:2006/11/14(火) 04:32:49.05 ID:HYB+Fv2P0
「え?」
「私、卵アレルギーなの。昨日卵買ったけど、倉橋君は帰っちゃってたみたいだし、仕方なく持って帰った」
「えっと、家族の人も?」
「ううん。私だけ。でも父は単身赴任で、母は一昨日から父のところに行ってて……明日には帰ってくるって言ってたけど、そのときに卵が冷蔵庫にあったら絶対何があったか聞かれるでしょ?」
その気持ちはわかる。昨日僕が公園に卵を捨てたのと同じ理屈だ。
雨宮は言葉を続ける。
「でも、恥を知られるみたいで恥ずかしいし、かといって捨てるのももったいないし……」
「ああ、それで……」
つまり、僕は卵を処分する方法だったわけだ。
ほっとした反面。どこか残念に思うのはなぜだろう?
「やっぱりおいしくなかった? 私は味見とかできなかったし」
「いや、食べたことないとは思えないくらいおいしかったよ。すごいね」
「料理自体は好きだから」
「でも弁当を渡された時はびっくりしたよ。もしかしてってさ」
「もしかして、私が倉橋君のことを好きだと思った?」
ニヤリと笑って雨宮は言う。
それを見て、やはり僕は女性には勝てないんだな、と思った。
「正直、一瞬だけね。でもさすがにありえないよな」
「そうだよ。世の中そんな好都合にできていません」
そうして二人で笑いあった。
--了--
416 :
VIP足軽a:2006/11/14(火) 04:37:49.07 ID:lh5wxrqF0
>>403 どれどれ。
A1:取捨選択は自分でする。
A2:レベルってのがいまいち把握できません。
ただ、その批評が一定の指標になるということを評者は心がけておくことは必要かと。
A3:A2を満たしていれば、誰でも可能。ってか、水準と言ったってテストする基準がない。
A4:俺は品評会は「発表の場」であると見るので、同等。
というか、なるべく無作為な人間から投票された方がいいくらいだ。
A5:納得できない批評へは、言い訳すべきだ。
なぜなら、納得できない批評というのは大体、作者の言いたかったことが伝わっていなかったことの証拠。
言い訳をし、その上で評者から「それならこうするといいよ」と指導が入る形が望ましい。
長くて悪い。僕は言い訳支持論者ちゃん!
417 :
北町奉行:2006/11/14(火) 04:38:25.71 ID:OytAZAnY0
まぁ俺はいつも叩かれる人生だけどな
418 :
VIP村人v:2006/11/14(火) 05:00:37.90 ID:QaIJk4se0
>>409 乙。
なんかちょっといい話でほのぼのした
ほのぼのしたから、最後の「ニヤリ」という表情表現だけが不自然な気がする
あとストーリー展開として仕方がないし瑣末なことかもしれないけど、
妹からのメールのところ、用事中なら普通は用事中であるという旨のメールか断りのメールをかえすのが自然じゃなかろうか
そこが引っかかって、なんか話を無理やりまとめたのかなと思った
結局教室で弁当を食べるところも、教室ではなんかおちつかないという事を直前に書くなら
ぜひ無理にでも違う所で食べて欲しかった
直前の文章が中に浮いちゃった感じが残った
あと、なんか分からんけど「律儀なんだね」って言うのがすごく浮いてる気がする
直前がいろいろ言外に匂わすところだからかもしれない
クッションが欲しかったように思う
文体については私はよくわかりません
ただ、改行はもっと少なくてもいいんじゃない?なにも一文ごとに改行しなくても
心の機微は伝わってきたので、好きな感じの作品です
419 :
VIP足軽b:2006/11/14(火) 05:02:42.52 ID:lh5wxrqF0
>>415 多少、一文の長さが気になるかな? 俺だけかも知らんが。
全体的にはすらすら読みやすい文章で、取り立ててツッコミ入れる箇所もなし。
内容は、転結が弱いかなぁ、と少し思う。さほど意外性はない。
「なるほど」とは思うけど、「そうだったのか!」ってのがない感じ。いや、別にそれが必要ないのかもしれないけど。
心理描写は簡潔でわかりやすい。情景描写がもうちょっとほしいところかな。
雰囲気は、好き。続きがちょっと気にもなる。
なんか投げやりみたいですまん。俺の評者レヴェルじゃあんまり偉いこと言えないw ごめんよ
420 :
VIP村人i:2006/11/14(火) 05:07:19.58 ID:gbeTn0NvO
この時間で読む人いるかどうか分からないけど
誰かお題下さい
421 :
VIP村人v:2006/11/14(火) 05:08:12.51 ID:QaIJk4se0
422 :
VIP村人f:2006/11/14(火) 05:08:16.79 ID:3re1N6jjO
テーマ:命
423 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 05:08:49.34 ID:YT6rM00fO
携帯厨は流れに乗れないから困る。死にたい。
>>409-415 ちょっと文章に難があるかな。
1行目の「〜母が侵入していた。」は「母がやってきた」で十分。
「侵入していた」だと部屋のどこかに隠れていたようで、キモい。
こういった感じで、ところどころ引っ掛かる。
全体は流れがあって良かったように思えたので、細部にも気を配れればと思います。
自分の作品の読み込みを強化すれば、よいかと思われます。
内容は7レス必要?とも思えるけど、逆にこれぐらいのボリュームのお陰で、お腹一杯になりました。丁寧さが良かったです。
424 :
VIP魔王:2006/11/14(火) 05:09:03.61 ID:Q1BzyhD10
yazawa
425 :
VIP村人v:2006/11/14(火) 05:11:14.63 ID:QaIJk4se0
426 :
VIP村人f:2006/11/14(火) 05:12:59.64 ID:KXLJKf6JO
>>409 弁当もらって動揺する主人公と一緒にどきどきした。終盤の種明かしの部分では俺の鼓動が偉いことになった。人はそれを「感動」と呼ぶと思う。
不自然な文章から、若い男女のぎこちなさがまざまざと浮き出ている。また、少年のぬるい日常感が随所ににじみ出ている。それは「文章力」と呼ばれるだろう。
愛してる。
427 :
VIP村人i:2006/11/14(火) 05:14:18.59 ID:gbeTn0NvO
ポルノと命かw
てか官能系っておk?まぁ官能は経験がないからちょっぴり苦手だけどw
428 :
VIP村人l:2006/11/14(火) 05:15:51.88 ID:94iA11Uh0
おはよう。二度寝する前に批評をば
>>415 文章:
現在形で文を終えているところが多く、ちょっと落ち着きを欠いた雰囲気になっている気がする。
日常を書いた話なので、もっと完了形を織り交ぜて全体的に落ち着かせても良かったと思う。
主人公の動作や心理についての描写が、一人称にしては説明的過ぎる部分があるかもと思った。
そのせいか、時折文章がぎこちなく感じられる。
とはいえ私がシンプル志向の人間だからそう思うだけで、これくらいでもいいのかもしれない。
話:
日常の中のちょっとどきっとした出来事という感じで、ほのぼのできた。
雨宮の人物描写が母や妹に比べて明らかに少ないのが気になる。
登場する女性のうちでは重要な位置を占めているはずなのに。
彼女についてわかる小さなエピソードとかがあったら、もっと話に入り込めたかも。
こんな感じ
429 :
VIP村人l:2006/11/14(火) 05:20:16.94 ID:94iA11Uh0
やっぱり寝る前にちょっと書こう
お題くださいな
430 :
VIP足軽i:2006/11/14(火) 05:21:58.27 ID:u8xktQ1K0
腕時計
431 :
VIP足軽t:2006/11/14(火) 05:27:25.91 ID:3lWSiFEZ0
>>427 良い子も見てるので、年齢制限がつかないものをお願いします><
と、自分は思うけど、どうでしょ?
432 :
VIP足軽b:2006/11/14(火) 05:31:24.67 ID:lh5wxrqF0
>>431 意味もなく、女主人公が平装無表情で
「ペニス! ペニス!」
って連呼してる図が浮かんだ俺はそろそろ寝ていい。
433 :
ex17落とさないでね:2006/11/14(火) 05:32:28.96 ID:QaIJk4se0
全年齢向けでも書きようはいくらでもあるぜ
ポルノに夢中になるオトナを軽蔑する子供の話とかな
まあエロスもたまには読みたいので、ドエロエロな物でもお待ちしてますがね
434 :
VIP村人Ecup:2006/11/14(火) 05:33:49.85 ID:0Uc8ohcQ0
>>432 ああ、その情景が鮮明に見えた俺はもっと寝ていいよな?
435 :
VIP村人h:2006/11/14(火) 05:35:45.36 ID:HYB+Fv2P0
遅くなったけどレス。
なかなか批評ないから落ち込んでたw
>>418 いくつもご指摘ありがとうございます。
言われて見ると良くわかる。とても参考になりました。
>>419 やはり改行が多かったですね。
情景描写は苦手ですががんばってみます!
読んでくれるだけでも嬉しいですよ。
>>423 ああ、やっぱり読み直して訂正とかしっかりしないと駄目でしたね。
完成した勢いに任せて投稿してしまった。気をつけます。
>>426 ありがとうございます!
人に感動してもらえる作品を書くことが目標なので、とても嬉しいです。
>>428 現在形と過去形の使い分け、難しいですね。良く考えて見ます。
雨宮の人物描写が少なかったのは確かですね。主人公の一人称なので全然書けなかった。
主人公の視点で見た雨宮の性質とかを書けば少しは補えたかもしれませんね。
皆さん本当にthx
また来ます
436 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 05:37:32.56 ID:s6EHnIui0
こんな時間ですがお題下さい。↓
437 :
VIP足軽b:2006/11/14(火) 05:38:02.24 ID:lh5wxrqF0
ヴェニス
438 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 05:40:48.08 ID:s6EHnIui0
439 :
門番の娘:2006/11/14(火) 06:32:58.17 ID:bJsPTxn+0
VIP復帰したの知らなかったぜー
なんか面白い事になってんな
>>403 Q1:本スレでの批評は当てになるか?
人による
Q2:批評する側もレベルを上げるべきでは?
読み手側が自発的に心がけるなら良し
書き手側が強制するのは甘え
Q3:一定水準を満たせない人間は批評を控えるべきでは?
書き手側の傲慢
Q4:レベルの低い人間とそれ以外で、一票の価値が同等でいいのか?
品評会を内輪受け狙いの票取りゲームの場にしたいならどうぞ
Q5:納得できない批評へは、どうする対処すべきか?
意図が伝わらなかった理由がわからないならそれを聞いたほうが良い
感情的な反論は論外
440 :
VIP村人i:2006/11/14(火) 06:53:19.72 ID:HYB+Fv2P0
寝てない俺はこれから大学。
道中寝ないために小説のネタを考えるから誰かお題をください。
441 :
VIP足軽j:2006/11/14(火) 06:54:41.46 ID:u8xktQ1K0
ナチュラル・ハイ
442 :
VIP村人i:2006/11/14(火) 06:56:20.69 ID:HYB+Fv2P0
443 :
VIP村人i:2006/11/14(火) 08:02:36.81 ID:sBbaIrUgO
なんていうか保守は味気ないから雑談しよう
444 :
VIP村人m:2006/11/14(火) 08:09:44.85 ID:7a6EG3ld0
登校前保守
445 :
VIP足軽j:2006/11/14(火) 08:17:59.22 ID:wi4p5rWiO
446 :
はぐれVIPPER:2006/11/14(火) 08:29:36.33 ID:6mOqLFir0
じゃあ俺は
>>442から生み出されるハイテンション小説に期待
447 :
VIP村人g:2006/11/14(火) 08:40:44.97 ID:hNWdniB70
激しく乗り遅れた感が
>>403 A1:他者の視点がわかるという意味でどれも作者の糧になりうる
A2:理想論としてなら同意、強制させようとするのなら論外
A3:そんなことしたら批評書く人いなくなりますよ
A4:小説の価値って「どれだけ多くの人に読まれるか」だと思うので
むしろ一票の価値は同等であるべき
A5:・言い訳する
・甘んじて受け入れる
・自分の参考になりそうなところだけ気に留める
お好きな方針をどうぞ
全体の結論としては
発信側が向上心を持つのは良いこと
受信側が発信側に一方的に何かを要求するのは論外
448 :
牛のふん:2006/11/14(火) 08:45:57.17 ID:NoFXCSbp0
>>403 こんなんやってたんだ。しらんかった><
Q1:本スレでの批評は当てになるか?
なるし、ずいぶん助かってます。
Q2:批評する側もレベルを上げるべきでは?
読んでたらそのうち上がるだろうし、初めて来た人にそんなことは言えない。
Q3:一定水準を満たせない人間は批評を控えるべきでは?
ハードルを上げて批評が減るのは勘弁。
Q4:レベルの低い人間とそれ以外で、一票の価値が同等でいいのか?
同等じゃないとダメ。
Q5:納得できない批評へは、どうする対処すべきか?
そういう見方もあるのかと考えるのが明日への糧。それが嫌なら酷評は禁止とでも書けばいい。
一言だけ。
書き手は誰に対しての小説かを考えること。
読み手は書き手の苦心を汲み取ってあげること。
これだけで済む話です。
449 :
愛のセーラー戦士:2006/11/14(火) 08:47:25.70 ID:eMGXi6Zj0
キーを叩き込み、ロックからスタートへ。
目覚ましでたたき起こされた馬のようにエンジンが跳ね上がる。
低い唸り声に微かだが規則正しい振動。
オーケー、今日も絶好調だな。
唇の端を歪め少しだけ笑い、アクセルを踏み込んだ。
まとめの「どうすれば文章力は上達するか?」スレより
「車のエンジンがかかる」
誰も本スレでやらないから俺がやってみた
オーケー、陳腐だ
450 :
牛のふん:2006/11/14(火) 08:52:26.17 ID:NoFXCSbp0
>>449 まとめを見てない人もいるので、落ちは「保守」で締めてくれ。
いい企画だと思うけど、エスカレートしたらお題もらわずに小説書いてるのと変わらなくなるので。
451 :
宿屋の女中:2006/11/14(火) 08:54:32.52 ID:YJ29rx7N0
ほとんどの人の意見が、ほぼ同じ方向性なのにワロタ
452 :
VIP村人d:2006/11/14(火) 09:15:41.95 ID:Bew97AeH0
>>407 他の人の作品になるべく適切なコメントをつけていこう、
という個人的な努力の積み重ねは当然あっていいんじゃないかな。
しかしそれを強制するならvipでやる意味があるだろうか。
昔にも同じこと書いたけど
レスポンスの早さ、多彩さがここのいいところであって、
そういう長所を潰すようなルールは作って欲しくないんです。
453 :
悲しい一人暮らし:2006/11/14(火) 09:31:49.43 ID:eMGXi6Zj0
454 :
>>430 腕時計 1/5:2006/11/14(火) 09:34:12.17 ID:94iA11Uh0
孝雄はその腕時計をとても大切にしていた。
黒い皮ベルトの外国製の腕時計。
有名なブランドの高級腕時計なのだが、孝雄がその時計を大切にしているのはそんな理由からではない。
その時計は、亡くなった孝雄の父親が贈ってくれた、大切な思い出の品だった。
なのでクラスメイトの佐々が腕時計を見せてくれと言ってきた時、正直気が進まなかった。
「ねえ小野君、その腕時計、見せてもらっていいかな?」
「え……?」
昼休み、生徒たちのざわめく教室内でのことだった。
「えーと……何で僕の時計なんか?」
「小野君その時計すごく気に入ってるって聞いたから。どんなのかなと思って」
大切にしている理由は、時計をくれた父にあるのであって時計そのものにあるわけではない。
なので時計を見たところで孝雄がそれを気に入っている理由は見て取れないのだが、単なる級友に亡くなった父親のことをわざわざ説明するのもどうかと思われる。
孝雄は腕から時計を外し、佐々に渡した。
「はい。壊したりしないでくれよ」
「やあね。私そこまで間抜けじゃないわよ」
微笑んで、佐々は時計をしげしげと眺めた。
表面のガラスを指でなぞったり、裏返して見てみたりと、実に熱心な様子である。
そんな佐々の背後から、すぐ後ろで仲間とふざけあっていた男子生徒が一人、倒れこんできた。
不意に背中を押された形になり、佐々は腕時計を取り落としてしまう。
「あ……」
佐々も孝雄も慌てて拾い上げようとしたが、次の瞬間腕時計は男子生徒の足に踏まれてしまった。
パキリと小さな音を立てる。
退いた足の下から現れた時計は、ガラスは割れ金属部も歪み、その動きを止めてしまっていた。
455 :
>>430 腕時計 1/5:2006/11/14(火) 09:35:55.60 ID:94iA11Uh0
「ごめんなさい! 本当にごめんなさい!」
「いや、いいよ……。佐々が悪いわけじゃないし」
「ううん。私がちゃんと持っていなかったからあんなことになっちゃったんだもの。間抜けじゃないなんて胸張っておいて……私……」
放課後、孝雄は腕時計を商店街の時計屋に持って行って修理を頼んだ。
佐々も一緒に行くと言い張り、孝雄は断ったのだが結局ついてきた。
時計屋の主人は壊れた時計をとりあえず引き受けてくれたが、正直なところ直せるかわからないと孝雄に言った。
そんなわけで佐々は、時計屋から出た炉辺で孝雄にひたすら頭を下げ続けていたのだ。
「ごめんなさい……私、弁償するから。同じのを絶対見つけるわ」
「いいって。同じ時計ならそれでいいってわけじゃないし……」
「え……? どういうこと?」
「いや……つまり弁償とかはいいってこと。元々時計そのものが大切だったわけじゃないしね」
実際のところ孝雄は腕時計を失って落ち込んでいたし、佐々や男子生徒に少しは憤りを感じもした。
しかし佐々にあたったところで腕時計がかえって来るわけではないのはわかっている。
もし時計が直らなくても、父との思い出をきちんと胸に刻んでおけばいい――そう思って孝雄は平静を保っていた。
「とにかくいいからさ」
「でも、それじゃ私の気がすまないわ」
「とはいってもね、弁償すると結構な値段になるんだよ、あの時計。君のお小遣いじゃまず無理だと思う」
「お小遣いは貯めれば何とかなるわ。その……だからちょっと時間がかかるけど、必ず弁償する。お願い、させて。そうじゃないと私、申し訳なくて……」
余程に自責の念が強いのか、力を込めて言う佐々を、孝雄はまあまあとなだめた。
「まだ直らないと決まったわけじゃないしさ。そこまで自分を責めることもないよ。とりあえず修理期間が終わってからまた考えよう」
「そう……そうよね。修理の間、小野君時計が無いんだよね。それも何とかしなくちゃ」
「え? いや、そんなことまで気にしなくていいって」
「ううん。決めた。あの時計の修理の間、私が小野君の時計になるわ。学校や外にいるときはいつでも時間を教えてあげる」
「はい?」
正気を疑う提案だったが、どうやら佐々は本気のようだった。
「腕時計ほど持ち運びに便利じゃないけど、スケジュール管理とかもできるから。どんどん使ってちょうだいね」
「おい、ちょっと待ってくれ……」
孝雄は当然断ったが佐々は頑として譲らなかった。少しでも罪滅ぼしがしたいとのことだったが、孝雄としては困ってしまう。
しばらく時計になるならないといった言い合いをしていたが、そこは商店街のど真ん中。
道ゆく人の好奇の眼差しに耐え切れず、ついに孝雄は議論を終わらせるため、わかったと返事をしてしまった。
456 :
>>430 腕時計 3/5:2006/11/14(火) 09:40:46.01 ID:94iA11Uh0
次の日孝雄が学校に行くと、早速佐々が話しかけてきた。
「おはよう小野君。今八時二十分だよ」
「あ、ああ。そう……」
「今日は十一月十一日。カート・ヴォネガットの日、アンゴラ国祭日、世界平和記念日よ。あと鮭とポッキーとチーズとピーナッツ。それにきりたんぽともやしの日」
「へえ……随分詳しいんだな」
素直に感心して言う孝雄に、佐々はにこやかに頷いた。
「私、結構いろいろ知っているのよ。時計としては高機能でしょ?」
「そうだな。宿題とか予習とかやってたりしたらますます高機能だな」
「ふふ、任せてくださいな」
佐々は胸を張ってノートを鞄から取り出す。見ると、数英理社すべての課題と予習がきっちりこなされていた。
「やるな、君」
「でしょ? どんどん使ってね」
そんな風にその日一日、佐々は孝雄に奉仕した。時間を教えるのはもちろんのこと、佐々は購買への買い物や居眠り防止、週番の仕事の手伝いまでこなした。
そこまでしなくてもいいと言ったのだが、佐々いわく、「高機能時計だからこれくらいするのは当然」ということだった。
放課後、校門を二人並んで出たところで佐々は孝雄に聞いてきた。
「どうだった? 今日一日使ってみて。佐々時計の感想は?」
「うん。便利……って言ったら、物扱いしてるみたいで言い方悪いけど、便利だったよ」
「いいのいいの。そう言ってもらうために頑張ったんだから。よかった」
小さくガッツポーズをして佐々は笑った。
「明日もお役に立ちますから。使ってくださいませ」
「うん、まあ……わかったよ」
「あ、でも時計としてひとこと言わせてもらうと、宿題や予復習はちゃんと自分ですること。そうじゃないと身につかないわよ? あと寝不足みたいだからちゃんと家で寝ること。いい?」
佐々は人差し指を孝雄の顔にびしりと突きつけ、言い聞かせるように言った。
「と、時計としてひとこと、ね……本当すごい時計だな」
「ええ。持ち主をきちんと生活させようとするのは時計の義務だもの」
「でも家に帰るとどうにも勉強する気を失くしちゃうんだよな」
「なら時計が勉強をみてあげようか? これで結構成績はいいのよ?」
孝雄はちょっと考えたが、結局お願いすることにした。
その日から毎日のように佐々は孝雄の家に寄り、勉強を見たり色々な話をしていくようになった。
457 :
>>430 腕時計 4/5:2006/11/14(火) 09:42:14.34 ID:94iA11Uh0
一週間ほど経ったある日のこと、学校に登校した孝雄は開口一番佐々に言った。
「やったよ! 直ったって!」
「え?」
「時計だよ! 腕時計! あのおじさん、なんとか直せたって! やるもんだなあ」
喜びを露に、孝雄は佐々の手を握り、ぶんぶんと振った。
「そう……直ったんだ」
「ああ。これで君は今日から人間だよ。今までありがとう。悪かったな」
「ううん。元々私が望んでやったことだもの。気にしないで……」
孝雄はもう佐々に時間を聞くことはなかった。その日が何の日か聞くことも、一緒に食事をしながらカロリー計算の話をすることもなかった。
時計と持ち主という関係から元のクラスメイトの関係に戻ると、それまでのように口をきくことがなくなってしまったのだ。
そうして放課後になり、時計屋に腕時計を取りに行こうとする孝雄を、佐々が呼び止めた。
「ねえ、私も一緒に行っていいかな?」
「え? まあ別にかまわないけど……」
夕方のにぎわいを見せる商店街を、孝雄と佐々は二人並んで歩いた。
「直って……良かったね……」
「うん……」
「思ったより早かったね」
「そう? 時計の修理はこんなもんじゃないか?」
「ううん。早かったよ。私には早かった」
「ふーん……? お?」
孝雄は鼻先に冷たい感触がして、空を見上げた。灰色の重たい雲から、初雪がちらほらと舞い降りていた。
「雪か……今日降るなんて言ってたっけ……?」
「『本日太平洋側は今季一番の冷え込みとなり、夕方ごろから雪が降るでしょう。転倒、事故にはご注意ください』どこの局もそう言ってたわよ」
「お、さすが。そうなんだ。今初めて知ったよ」
「そうよね。朝聞いてくれれば言ったのに。聞いてくれなかったものね」
気がつくと佐々は、孝雄のコートの袖を掴んでいた。俯いて拗ねたように唇を尖らせる。
「どうして今日は一度も時計を使ってくれなかったの?」
「え……? いや、だって、腕時計が直ったわけだし、もう別に君は時計の役なんかしなくたって……」
「まだ小野君は腕時計を受け取っていないじゃない。受け取るまでは私は小野君の時計だよ」
もう時計屋は目の前だった。
458 :
>>430 腕時計 5/5:2006/11/14(火) 09:44:16.30 ID:94iA11Uh0
そこで腕時計を受け取れば、佐々の時計としての役目は終わる。
「ねえ小野君。最後に今日が何の日か聞いてみない……?」
「え、まあいいけど……」
佐々の意図がわからぬまま、孝雄は尋ねた。
「えーと、今日は何の日?」
「今日は十一月十九日。鉄道電化の日、農協記念日。……小野孝雄と佐々雪子が歌野高等学校に入学してから一年七ヶ月と十一日」
「え?」
入学してからの経過なんて今まで佐々が口にしたことは無かった。
佐々はさらに続けた。
「そして佐々雪子が小野孝雄に恋してから一年四ヶ月と十五日……です。はい」
「…………? え?」
「この記録は正確です。間違いありません。これからもさらに延びることが予想されます」
「え? え? ちょ、ちょっと……」
「こんな時計ですがどうしますか。捨てますか?」
「ちょ、ちょっと待てって! どうして君はいつもそう急なんだ!」
「急じゃないわよ。私いつもアピールしていたもの。普通は気づくはずだもの」
「え、あ、アピールって……いや、でも……」
孝雄の脳内は混乱を極めた。まったく予想外のことだった。
雪の舞う中、いつまでも煮え切らない孝雄に、佐々がぱっと飛びついた。
そのまま孝雄の腕に自分の腕を絡め、ぎゅっと抱きしめる。
「お、おい、ちょっと……!」
「気にしないで。腕時計が腕にくっついてるだけだから」
「また無茶な……」
「嫌って言ってくれれば離れるから。大丈夫。私、壊れにくいヘビーデューティー志向の腕時計だから。何言われても平気だから、遠慮なく言って」
腕にしがみつく佐々の顔は、孝雄からは見えない。佐々は言いながら、かすかに震えていた。
「君、本当に変な奴だな」
「悪い? 仕方ないじゃない。必死なんだから」
孝雄はくすりと笑って同級生の少女の頭を撫でた。
そして目の前の扉を開け、時計屋に入る。
数分後、時計屋から出てきた孝雄の腕には、やっぱりでっかい腕時計がしっかりとくっついたままだった。
459 :
VIP村人p:2006/11/14(火) 09:45:39.29 ID:94iA11Uh0
以上です。
行頭下げはできてないです。すんません。
どうか批評をお願いします。
460 :
VIP村人n:2006/11/14(火) 10:15:08.03 ID:gbeTn0NvO
折角出来たのに規制のせいでPCから投稿出来なくてマンドクセ
461 :
VIP村人l:2006/11/14(火) 10:28:12.02 ID:9ErILvqR0
>>403 俺も
>>448に完全に同意。
誰か言ってたろうがよ、『読み手を選ぶなら書くのやめちまえ』って。
誰でも面白く読める作品を書くために文才を伸ばしてるんだろ?
納得できない批評は納得できない物としてそれでもそういう見方も出来ちゃったんだから、
それは自分の説明描写不足を嘆け。
462 :
VIP村人k:2006/11/14(火) 10:56:27.97 ID:sBbaIrUgO
>403
かなり遅れたけど回答してみる
A01:愚問。それは個人の判断。個人的には当てになると思う
A02:みんなでレベルあげてけばいいと思うよ。でも、そんなに今のレベルがそんなに低いと思うなら他でやれって話だが
A03:愚問。誰が判断するんだよ。そんなことしたら批評つかないっての
A04:これはおそろしく愚問。プロがいる訳じゃないんだし一票は一票。みんな立場は同じ、民主主義を勉強してこい。
A05:対処も糞もあるかっての。物の見方は一つじゃねぇだろ。どうしても気に食わないなら無視だっていいじゃん
なんかあまりにも>403の質問が上から目線だったから酷いこと書いてるかもしれん。
463 :
VIP村人k:2006/11/14(火) 10:57:54.84 ID:sBbaIrUgO
A02にそんなにが二つもあるけど気にしない
464 :
VIP村人l:2006/11/14(火) 11:19:57.49 ID:sBbaIrUgO
>459
面白く読めました。落ちもよかったです。
465 :
VIP賢者:2006/11/14(火) 11:20:06.51 ID:BM1wlBjV0
自分の作品についた大量の批評をまとめて、読み返してニヤニヤしてる俺としては、
感想は一つでも多いほうがいい。たとえ当てにならない批評があったとしても。
感想を書きにくくするようなやり方は賛成できないな。
466 :
VIP侍:2006/11/14(火) 11:28:32.99 ID:vWWiGOSPO
まあでも、あんまり読み手マンセーなのも嫌だなあ…逆もしかり
お互いそれなりの誠意を込めて、書いて、推敲して、読んで、批評してほしい。
467 :
VIP足軽mp3:2006/11/14(火) 11:45:13.31 ID:yaQQmo+x0
遅筆どころか遅読なおれは、一つの作品の感想を書くのに一時間以上かけたことがあるがな
それでも作者からノーリアクションだったりな!がはははは・・・・・・死のう。
批評家とは自分が理解できないことを罵る者である。
byクウィンティリアヌス
469 :
水汲みおしち:2006/11/14(火) 12:06:11.61 ID:ELFIlQbA0
>>421>>422規制解除されたので投下
『一寸先』
もう私にはすがる物がなかった。けど、一つの道が見えたマスコミというヤツだ。
確かにマスコミは酷いけど力になることもある
「とりあえず、全部話してくれますか?」
多分ディレクターと思わしき人が私にそう話しかけてきた。
「大丈夫だってお姉ちゃん。この心強い妹にまっかせなさい」
「そんな。美咲が関わらなくていいって。これは私の問題だから」
最近姉にストーカーが付きまとう様になった。
見た目には気の弱く見える姉だけど芯は強く、こんな厄介ごとにあうと
誰に相談するでもなく一人で解決しようとするから質が悪い。
それでも警察に一回ぐらいは、行ったようだけど相手にしてもらえなかったらしい。
「お姉ちゃん、ここのとこ辛そうだもん。力になるよホントに」
「ありがとう。気持ちだけで十分。
それじゃあアタシは、先に学校行くから」
ストーカーなんてお構いなしという感じで家を出ようとする姉に対し私は
「そんな、だめだよ。一人で行ったら」
と姉を止めようとした、けど――
「人の心配する前にあんたが早く家出るようにしないとね。
それじゃあ、いってきます」
と言って姉は、家を出て行った。
私はというとこれからシャワーに入ったり御飯食べたりして家を出て
ちゃっかり学校に遅刻した。
470 :
水汲みおしち:2006/11/14(火) 12:07:08.77 ID:ELFIlQbA0
昼休み中の校内。この喧騒の中なら遅刻をしても何も言われない
遅刻王と言われる私が考える、学校に行く最善の時間帯だ。
「美咲ぃ、また遅刻?あんたやばいんじゃない?出席とか」
おっと、いつものパターンか・・・・・・。
「加代に言われたかないよ。あんたは成績がやばいでしょ」
そう言うと加世は吹き出した。私も一緒に吹き出し
二人でケラケラと笑い、私たちにしか理解できない微妙な笑いを分かち合う。
加世は笑いながら何かを思い出したようで、口に笑いを携えたまま
「そういえばあんたになんかあるみたいだよ。さっき放送であんたのこと
呼んでたから。職員室行ってきなよ」と言った。
「どうせまた体育の高松の小言じゃない? ホント勘弁。行かなーい」
と私は返した。そうこうしてるうちチャイムが鳴ったので私は自分の席に座る。
授業中、高松が怒鳴り込んでくるかなとびくびくしていたけど何事もなく授業は終わり。
結局、高松は授業中に来なかったが休み時間にまた呼び出しの放送がかかり、
逆に私を不安にした。
私は6限目の授業が終わると高松と顔を合わせないようにとダッシュで家に帰った
471 :
一寸先3:2006/11/14(火) 12:07:51.07 ID:ELFIlQbA0
で、今は午後八時。
あほ高校の高校二年で何もやっていない私なら遅く帰っていても不思議はないけど
この地域でかなり頭のいい進学校の高校三年で予備校にも入ってない姉が
この時間に帰っていない、それに専業主婦のお母さんもいない。
どこかに御飯でも食べに行ってるのかな? と思っていたら
お母さんがただいまも言わずにどたどたと家に入ってきた。
お母さんは、私を見ると「あんた帰ってたの?」
と素っ気無いように言われ、私は少し腹が立ったので
「何? お母さんこそこんな時間まで何してたの? か弱い娘がおなか減らして
待ってたっていうのに。」と少し悔しい思いをぶつけた。
お母さんは、そんなことは眼中にないという感じで
「こんなときにつまらない冗談はやめて。あんたも少しは心配したらどうなの?」と言う
私は、いつもと違う非常事態というオーラが出ているのに遅蒔きながら今、気付いた。
私がそう察知したのを感知したのかどうかは分からないけど
お母さんは、せきを切ったようにしゃべり始める。
「お姉ちゃんがいなくなったってのに。あんたは何してんの? 学校から聞いてないの?
あんた危機感ってものがないの? いい加減――」
「ごめん、聞いてなかった。
――ちょっと探してくる。」
と言い、私は家を飛び出した。後ろでお母さんが何か言ってたけど全く聞こえなかった。
472 :
一寸先4:2006/11/14(火) 12:09:18.76 ID:ELFIlQbA0
「ごめん。高松が今日、休みなの忘れてた。それで話って?」
お姉ちゃんの行きそうなところをほとんど探したけど、見つからない。
八方塞りとなった私は加世に電話をかけた。
これで解決するとは思わないけど。とりあえず私は誰かに指図して欲しかった。
「いやそれは別にいいんだけど。―― お姉ちゃんがいなくなったんだ。」
「え?・・・・・・あんたのお姉さんってストーカーにあってたっていう?」
「そうその。」
電話越しでも私の表情は多分 加世に筒抜けだろう。
「いやそれはヤバイってあんたで解決できる問題じゃないよ。警察に連絡は?」
「多分、お母さんがしたと思う。」
「もうあんたがすることはないって、もう夜も遅いし早く家に帰ったほうがいいよ
あんたまで襲われたらどうするの?」
「うん」
「とりあえず早く帰れ。もしかしたらもう帰ってるかもしれないし。」
「うん分かった。」
「それじゃあ電話切るよ。」
加世は早く帰れと言った、
私も確かにそれが一番良いと思い家路へ着こうとすると電話が鳴る。
非通知着信。
私はその電話を取り第一声に
「お姉ちゃん!?」と叫んだ。
473 :
一寸先5:2006/11/14(火) 12:09:54.96 ID:ELFIlQbA0
すると一呼吸してから、聞きなれた体育教師の声が聞こえてくる
「いや、俺だ。」
高松だった。
私は明らかに落胆した声で
「先生なんですか? いたずらなら切りますよ。」と答える。
すると電話から予想もしてない言葉が投げかけられた
「お前の姉ちゃん見つかったぞ。とりあえず、今俺が保護してるから俺の家まで来い。」
今まで胸につかえてたものがスッと無くなり、私は安堵のため息を漏らした。
「それで先生の家は何処に――」
そこはかなりジャパニーズテイストを持ったクラシカルなアパートだった。
まぁ単純にいうとただのぼろアパートだ。そこの201号室を探す。
教師の給料は結構いいと思ったけどこんな安アパートに住むとは
というか教師寮みたいなところに住んだほうがいいじゃないかなどと考えていると
すぐに201号室を見つけた。
そのドアにはインターホンというかブザーもついていなかったので私はドアをコンコン
と叩いた。
すると中から
「入っていいぞ。後、そういう時は三回ノックするんだ。二回はトイレだ」
また小言かと思ったが、今はお姉ちゃんを救った大英雄様だ。
不思議と腹は立たなかった。
部屋に上がりこむと中は2DK? というような家だった。
入るとすぐ脇には台所があり目の前はちょっとしたスペースがありその先には襖を開けた
和室でそこでは高松がコタツに入って何やら怪しいテレビを見ていた。
474 :
一寸先6:2006/11/14(火) 12:11:26.16 ID:ELFIlQbA0
「なに?か弱い女の子が家に来てるってのに、AVってあんた何考えてんの?」
高松はテーブルに肘を着きながらふてぶてしく笑い。
「いや、まぁ一人暮らしで彼女もいない俺はオナニーぐらいしかすることがないんでね」
と言った。私は、さっきまで英雄だと思ってたこいつの事を
一番の危険人物だったということに気付きお姉ちゃんのことが心配になった。
今すぐこの家を出たかった。
「お姉ちゃんはどこ?」
「風呂だ。」
私はさっきの台所の近くにあった風呂の曇りガラスのドアを開ける。
そこには後姿で制服を着たままのお姉ちゃんがいた、
お姉ちゃんは顔を浴槽につけてぐったりとしている。
私はすぐさま駆け寄り体を揺するが反応がない。
「軽いもんだな、人の命って。
確かに大学で人間なんて軽く死ぬって聞いたがこんな簡単に死ぬとは思わなかったよ。
あー後、良かったよ、お前の姉の体。少し予定は狂ったが、終わりよければ全て良しだ」
風呂の戸のそばにあいつが立っていた。
「なんで!? なんでなの!? 何でおねえちゃんなの? 何で? 」
475 :
一寸先7:2006/11/14(火) 12:12:01.91 ID:ELFIlQbA0
あいつは、せせら笑いをあげ始める
「そんなの決まってるじゃないか。お前だよ。お前。俺はお前の事が好きだったんだ。
でもお前は俺の愛にちっとも気付かない。お前が悪いんだよ。
保健の授業中にお前がペニス、ペニスと叫んだ時から俺の愛は性欲に変わった。
こんなに愛してる俺を理解できないお前が異常なんだ。
だから今日俺はお前の家に行った、そうするとお前が向こうから来るから
抱きついた。そして良く見ると違うんだ何か違うんだ。でもこの際に似てるし
後々面倒だからなとりあえず拉致って犯った。
それで学生帳を見るとお前の姉だってな、後はお前の姉の携帯を使って
電話をかけさせてもらった。
まぁ電話しようとするとあいつがギャーギャーわめくから殺したけどな。
あいつが悪いんだ。俺とお前との愛の障害になろうとするからだ。
俺はこんなに好きなんだ――」
――なんて自分勝手な言い分。お姉ちゃんはこんなヤツに殺されたの?
殺してやる。
今度は私がこいつに地獄を見せてやる絶対に殺す。
「コロス」
476 :
一寸先8:2006/11/14(火) 12:13:00.32 ID:ELFIlQbA0
ここまでが少女の記憶だ。
記録ではこの後少女は男の腹に向かって突進。
男は虚をつかれたようでそのまま転倒。
少女はその隙に台所に行き包丁を取り出し
男に切りかかったと言う。
しかし、男は柔道黒帯である。真正面から突進してくる少女を軽く投げ飛ばし
少女はその後、この男に強姦された
男と同じ職場の教員が二日後様子を見に来た時に事件は発覚。
その間まで少女はずっと強姦を受けていたらしい。
しかし事件発覚後も姉の遺体は発見できずその件は不起訴となった。
強姦罪で禁固13年。それがこの男に下った裁決だ。
今30歳になるこの女性は、塀の外を出てまた教師をしているこの男への再捜査を
求めているが同じ公務員同士ということもありあまり熱心な再捜査はされていない
というのが実情だ。
女性は言う「お姉ちゃんの命はなんだったの?」と。
477 :
水汲みおしち:2006/11/14(火) 12:14:38.65 ID:ELFIlQbA0
終わりです
お題に沿ってるかどうかとか
色々と批評おねがいします
478 :
VIP足軽j:2006/11/14(火) 13:48:00.56 ID:lh5wxrqF0
割と俺のせいで不幸な話になったようで、姉妹に謝りたい。
おれが
>>432なんて書くから(´・ω・`)
479 :
VIP村人h:2006/11/14(火) 13:48:42.57 ID:Bew97AeH0
>>454-
腕時計、ということで
お題をきっちり使い切ってて気持ちいいですね
恋人が欲しくなりました……この季節、寒いです。
後半はなるほどよく練られていると思いましたが
前半はちょい粗いかな。
最初の五行で何回時計って言葉を使うんでしょう、と不安になります。
引き込めない導入部、これははっきり弱点と言っていいでしょう
480 :
VIP足軽flash:2006/11/14(火) 14:02:30.05 ID:5nAUpIev0
>>477 一文が長いし、読みにくい。
最初と回想は妹目線なのに、最後でディレクター目線になって若干わかりにくかった。
最初はディレクター目線にして、回想は妹目線。で最後にまたディレクター目線にしたほうがよかったような気もする。
あと読点をもう少し入れたほうがいいと思う。読んでて息切れしてしまう。
感想はあんまり書かないからなにが言いたいのかうまく伝えられない。
わかりにくくて申し訳ない。
481 :
VIP村人k:2006/11/14(火) 14:03:14.29 ID:iybaCXu60
>>462 >質問が上から目線
これは質問を纏めた人が、回答の方向性を誘導するため
意図的にこの形で纏めたんじゃないかと思ったりして……。
というか、ぶっちゃけ自分はその意図をもって転載した。
議論の発端が行き場の無い愚痴ポロリみたいな感じだったから
皆同じような結論に落ち着いてヨカタ\(^o^)/
482 :
VIP足軽flash:2006/11/14(火) 14:05:26.15 ID:5nAUpIev0
オダイクレヨォ
483 :
VIP足軽ktkr:2006/11/14(火) 14:06:20.25 ID:lh5wxrqF0
鳥瞰図
難しそうだけど。
484 :
VIP村人o:2006/11/14(火) 14:10:17.24 ID:sBbaIrUgO
>481
見事に釣られたww
でも結論纏まってヨカタヨカタ
↓とりあえずお題が欲しい
485 :
VIP足軽ktkr:2006/11/14(火) 14:11:38.49 ID:lh5wxrqF0
魚眼レンズ
486 :
VIP足軽flash:2006/11/14(火) 14:13:11.09 ID:5nAUpIev0
487 :
VIP村人w:2006/11/14(火) 14:20:02.07 ID:VSszAtyT0
お題↓
488 :
高校の女教師:2006/11/14(火) 14:21:34.49 ID:ELFIlQbA0
>>480 最近句読点が多いかもなーと思って、縛ってたんだ。
とりあえずまた句読点を増やすよ。
最初を妹にしたのは失敗だったかな
やっぱり最後の目線がわかりにくいよね・・・・・・。
とりあえずこんな駄文読んでくれて
それに批評してくれて ありがとう
489 :
VIP足軽ktkr:2006/11/14(火) 14:21:42.98 ID:lh5wxrqF0
紅茶キノコ
わかんなかったら華麗にスルーしてくれ。
490 :
武器屋のじじぃ:2006/11/14(火) 14:31:04.09 ID:b5HJ7UjPO
お題くれー
491 :
ただの戦士:2006/11/14(火) 14:32:25.90 ID:2B+rlpOu0
鼓動
492 :
花魁:2006/11/14(火) 14:51:48.21 ID:0Nt+1SoXO
オダイください
493 :
VIP村人u:2006/11/14(火) 14:52:05.84 ID:94iA11Uh0
>>464 ありがとうございます。面白いと言っていただけて嬉しいです。
落ちはひょっとしたら物足りないかもと思っていたのですが、どうやら大丈夫だったようで良かったです。
励みとしたいと思います。
>>479 ありがとうございます。
最初の1レスは、頭の中の映像をどう言葉にすればと四苦八苦したところでありました。
冒頭で引き込む、というのは確かに良く聞く言葉ですし、今後意識していきたいと思います。
後半練られているとのお言葉、ありがとうございます。
今後とも精進していきます。
お二方に感謝感激です。
ご批評ありがとうございました!
494 :
VIP村人u:2006/11/14(火) 14:54:16.12 ID:94iA11Uh0
495 :
棒またぎ姫:2006/11/14(火) 15:00:14.91 ID:0Nt+1SoXO
496 :
VIP勇者:2006/11/14(火) 15:00:53.39 ID:2B+rlpOu0
お題おくれ
497 :
内藤ホライゾン:2006/11/14(火) 15:02:54.14 ID:UZ0DIMPk0
鍋
498 :
VIP足軽l:2006/11/14(火) 15:20:10.75 ID:lh5wxrqF0
なんというのか、いつ保守していいのかわからない。
499 :
VIP足軽l:2006/11/14(火) 15:42:41.71 ID:lh5wxrqF0
もういっちょ保守るか。
500 :
ex17落とさないでね:2006/11/14(火) 15:43:30.20 ID:QaIJk4se0
お題クレヨン
501 :
VIP足軽l:2006/11/14(火) 15:47:01.80 ID:lh5wxrqF0
午後三時四十三分
502 :
VIP遊び人:2006/11/14(火) 15:48:05.99 ID:QaIJk4se0
断る。
もっと普通なのくれ
503 :
VIP足軽l:2006/11/14(火) 15:49:32.91 ID:lh5wxrqF0
キュビズム
504 :
VIP村人v:2006/11/14(火) 15:49:56.14 ID:94iA11Uh0
お題クレ
505 :
ex17落とさないでね:2006/11/14(火) 15:50:50.76 ID:QaIJk4se0
506 :
VIP女神:2006/11/14(火) 16:21:59.13 ID:lwHFV1qvO
保守しなくても長く保つのは、良いことだ
そしてお題くだしあ
507 :
VIP足軽roop:2006/11/14(火) 16:27:13.88 ID:yaQQmo+x0
つ 楽器(捉え方は自由。種類もなんでも可)
508 :
VIP村人XL:2006/11/14(火) 16:36:46.82 ID:Y9nU7L840
お題ください
509 :
VIP女神:2006/11/14(火) 16:39:32.78 ID:lwHFV1qvO
510 :
VIP足軽neet:2006/11/14(火) 17:02:00.11 ID:lh5wxrqF0
磨?
511 :
VIP足軽MS:2006/11/14(火) 17:04:04.12 ID:nuxOoy0q0
間違ったんじゃない?
512 :
VIP足軽s:2006/11/14(火) 17:13:40.79 ID:yaQQmo+x0
いや、これは意図的な誤用だろう
513 :
VIP足軽neet:2006/11/14(火) 17:48:20.93 ID:lh5wxrqF0
ほしゅ?
514 :
VIP村人o:2006/11/14(火) 18:00:30.93 ID:iybaCXu60
ホッと胸を撫で下ろしたのもつかの間
シチュー引きまわしの刑は無情にも再執行された。
ゆきのように白いソレが、実はホワイトカレーのルーである等とは、誰一人として信じようとしなかったのである。
515 :
VIP足軽mp3:2006/11/14(火) 18:09:36.96 ID:ciiyOjW40
今から晩ご飯作るからその間にお題よろ
516 :
VIP足軽orz:2006/11/14(火) 18:11:55.00 ID:lh5wxrqF0
雪辱
517 :
VIP村人j:2006/11/14(火) 18:25:37.31 ID:W8FAwHfR0
お題↓
518 :
VIP足軽y:2006/11/14(火) 18:27:01.36 ID:CW/l9ZBg0
519 :
VIP村人j:2006/11/14(火) 18:27:40.06 ID:W8FAwHfR0
520 :
VIP足軽ktkr:2006/11/14(火) 18:35:16.90 ID:kDHoDdpv0
冷蔵庫いいな。俺ももらお
521 :
VIP足軽s:2006/11/14(火) 18:47:56.82 ID:h+4S0YKD0
明日学校で書くんでお題↓
生まれて初めてだから優しくしてくれ
522 :
VIP足軽orz:2006/11/14(火) 18:49:10.62 ID:lh5wxrqF0
花火
多分わりと優しいかと思われる。
523 :
北町奉行:2006/11/14(火) 18:49:15.02 ID:BM1wlBjV0
自転車
524 :
猿回しの勘三:2006/11/14(火) 18:49:20.63 ID:m21plxeZ0
つ 海
525 :
VIP村人s:2006/11/14(火) 18:49:54.85 ID:hc36+CRvO
火山
526 :
VIP足軽orz:2006/11/14(火) 18:50:07.62 ID:lh5wxrqF0
なんで今更こんな夏ワードが並ぶんだwwwwwwww
527 :
VIP足軽s:2006/11/14(火) 18:53:31.07 ID:h+4S0YKD0
ちょw今冬wwww
花火・自転車・海・火山ね、把握。
無理だろコレ
528 :
VIP村人s:2006/11/14(火) 18:54:54.29 ID:hc36+CRvO
529 :
猿回しの勘三:2006/11/14(火) 18:56:31.59 ID:m21plxeZ0
いや、その単語なら結構出来そう…。
火山さえなければwwwwwwwww
530 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 19:04:04.03 ID:lh5wxrqF0
今日は私の誕生日! 彼が海に連れてってくれるって!
学生だから自転車だけどね。でも、嬉しい!
郊外の海は山も近くて空気がきれい! 休日なのになぜか誰もいなくてプライベートビーチ状態なんですけどー!?
ひとしきり遊んで夕暮れ。いい雰囲気になってきた。
でもちょっと……いい雰囲気過ぎて彼がエッチになってきたんですけど……
「そ、そうだ、ね、花火しよ、花火」
彼のバッグから花火を漁る。
いつも準備に怠りがない彼は、不覚にも準備のよさが仇になったみたい。
二人でパチパチきゃーきゃー遊んでいると、彼は次の花火に火もつけず、時計を確かめた。
「どうしたの?」
覗き込むと、かれはニヤリと笑った。にっこりじゃなくて、ニヤリ。
「今日は君の誕生日だろ?」
彼は私を威嚇するように両手を広げた。な、なに、ちょっと、だいじょぶ?
後ろは海で、退路はない。山を背負った彼が、いつもの二倍も三倍も大きく見える。
「君に、もっと大きな花火をプレゼントするよ」
言い終わるや否や、彼の後ろで、山が、火を噴いた。
流石にヒいた。
お題勝手にパクってみた。ごめんwww
531 :
VIP足軽t:2006/11/14(火) 19:18:40.66 ID:h+4S0YKD0
負けたwww
俺もとりあえず明日頑張ってみる……が、これはwww
532 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 19:23:28.14 ID:lh5wxrqF0
すまんかった。正直反省している
533 :
棒またぎ姫:2006/11/14(火) 19:38:18.60 ID:RaQp7EQh0
保守次いでにお題ください
534 :
門番の娘:2006/11/14(火) 19:40:35.96 ID:Q1BzyhD10
夢見る少女
535 :
棒またぎ姫:2006/11/14(火) 19:41:31.32 ID:RaQp7EQh0
536 :
VIP足軽t:2006/11/14(火) 20:06:26.20 ID:9OQWz1piO
お題はあるかい?
あれば貰おう
537 :
VIP足軽q:2006/11/14(火) 20:07:23.59 ID:lh5wxrqF0
合言葉
538 :
VIP足軽mp3:2006/11/14(火) 20:07:33.61 ID:kDHoDdpv0
539 :
VIP足軽t:2006/11/14(火) 20:08:53.63 ID:9OQWz1piO
540 :
VIP神:2006/11/14(火) 20:19:16.63 ID:tFZoc0JO0
お題おくれ><
541 :
VIP足軽q:2006/11/14(火) 20:19:49.11 ID:lh5wxrqF0
桃
542 :
VIP神:2006/11/14(火) 20:21:26.94 ID:tFZoc0JO0
543 :
姫:2006/11/14(火) 20:23:47.39 ID:7nqqiAvS0
お題ください!
544 :
VIP神:2006/11/14(火) 20:24:36.21 ID:tFZoc0JO0
狼狽
545 :
姫:2006/11/14(火) 20:25:22.12 ID:7nqqiAvS0
>>544 把握しました
無理だったら挫折報告しますwww
546 :
桃源郷:2006/11/14(火) 20:41:45.85 ID:tFZoc0JO0
太陽が赤い。足は棒になっても歩き続ける。
何度挫けたことだろう。それでも私は歩いている。
私の命はあとどれだけ残っているのだろう。
遠い昔に死んだような気がする。
知らない方が幸せな事も世の中にはある。
桃源郷。その存在を知ってから私の人生は変わってしまった。
この世に永遠にあり続ける物体でありたかった。
桃源郷に流れる川の水を飲むと永遠に喉は渇くことが無く。
そこにある桃を食べると不老不死になれるという。
そして天女を侍らせ、舞ってもらおう。
ああどれほど馬鹿げた妄言だろう。
だがその妄言が私を歩かせ続ける。
空腹に耐えかねて倒れそうになる。水分をとったのもどれほど前だろうか。
限界が見え始めてきた時に、ある果実が目に入った。
私はどこから生まれる力だろうか、その果実に駆け寄った。
これは何という果実だったろう。林檎によく似ている。
酷く懐かしい。だが何かが引っかかる。
その果実を貪ると、また少しだけ歩くことができる。
力がわいてくるようだった。
廃人のようにふらふらと。私は再び歩き出す。
―――今何処を歩いているのだろう。
―――私は何故歩いているのだろう。
彼は歩き続ける。
永遠に朽ちることの無い肉体を持ち、
永遠に桃源郷を探し続ける。
彼は歩き続ける。
桃源郷という地獄で桃源郷といく極楽を探して。
547 :
桃源郷:2006/11/14(火) 20:42:47.54 ID:tFZoc0JO0
終わりです
もし良ければ批評をお願いします。
548 :
◆qygXFPFdvk :2006/11/14(火) 20:43:41.80 ID:kDHoDdpv0
終わりかな?続いて俺も投下します。
お題は
>>518の冷蔵庫を借りました。
タイトル:雪女 3レスを予定
549 :
雪女(1/3) ◆qygXFPFdvk :2006/11/14(火) 20:44:01.20 ID:kDHoDdpv0
白い壁。壁に窓は無く、奥にサッシ戸があるだけ。その戸も白いカーテンで閉ざされ、
外の光は射し込まない。青白い蛍光灯の光が、部屋の無機質さを一層際立たせていた。
テレビ等の家電は無く、テーブル一つも置いてはいなかった。唯一置かれていたのは
大きな冷蔵庫。一人暮らしにはあまりにも大きく、例え大家族でもこれほどの冷蔵庫は
必要としないだろう。これは業務用の冷蔵庫だった。
無機質な部屋の中に、冷蔵庫のファンが発するブーンという音が響いていた。俺は扉
に近づき、ゆっくりと開ける。中には、――女がいた。
「ユキ、今日は暑くない? もう少し冷やせるけど」
ユキは答えなかった。だが、それはいつものこと。表情は不機嫌を表してはいない。
嬉しそうにも見える。不平を言わない彼女に、俺は満足していた。
ユキと出会ったのは、前に付き合っていた女性、秋子との旅行の途中だった。秋子は
酷く我が侭な女で、その旅行も唐突に「スノーボードがしたい」と言い出した事で急遽
行くことになったのだった。俺は免許こそ持っているものの、マイカーなど無く、運転
にも自信があるわけではない。慣れぬレンタカーに雪道で、ノロノロ運転が続いた。助
手席の秋子はどんどんと膨れ、スキー場に付くや否や、顔を真っ赤にして俺に当り散らした。
運転でクタクタになっていた俺にその言葉は突き刺さり、ついきつく言い返してしま
った。すると秋子は更に顔を赤らめ、「別れる」と一言残すと俺を置いてどこかへ行っ
てしまった。どうやって帰ったのかは分からないが、その後連絡は無い。電車ででも帰
ったのだろう。
550 :
雪女(2/3) ◆qygXFPFdvk :2006/11/14(火) 20:44:19.88 ID:kDHoDdpv0
とにかく、秋子にフラれてしまった俺は、一人でスキー場にいる気も起こらず、帰路
に着くべく再び車を走らせた。その道中だった。行きは穏やかだった山の天気も帰る頃
には猛吹雪となり、前方の見通しもかなり悪くなっていた。危険を感じてはいながらも、
早く家に着きたいという気持ちがはやり、ついつい急いでしまった。同然、結果はスリ
ップ。後輪を雪の壁に突っ込んでしまい、発進が出来なくなってしまった。
あぁ、ツイてない……、とぼやきながら、後輪の様子を見に外へ出た。タイヤは雪に
埋まり、掘り出さなければ進めない。何か道具はないかと周りを見回したときだった。
奥の林の中に気配を感じた。背伸びをして覗き込むと、白い服を着たユキがいた――
はっきり言って俺のタイプだった。積もる雪と同じ色をした美しい肌、濡れた様に艶
やかな黒髪。細身の長身には、肉付きこそ薄かったが女性的なしなやかさが感じられた。
俺は口説いた。口説いて口説いて。ユキははっきりとうん、とは言わなかったが、嫌
そうな顔もしなかった。だから、連れて来た。そして俺の部屋にいる。
彼女を連れ帰ってからは忙しかった。秋子の荷物を全て捨て、家具を売り払い、業務
用の冷蔵庫を購入した。中古、旧型の冷蔵庫は消費電力も凄まじく、家計を逼迫した。
食費を減らし、バイトを増やした。周りからは「急に痩せた」「顔色が悪い」と心配さ
れたが、新しい彼女のおかげで俺は幸せだった。最早、秋子のことなど忘れていた。
551 :
雪女(3/3完) ◆qygXFPFdvk :2006/11/14(火) 20:44:42.78 ID:kDHoDdpv0
それが、だ。冬も終わり、春の暖かな日差しが増してきた頃にその問題は起きた。冷
蔵庫が壊れたのだ。
バイト中に汗をかくほど暑い日だった。心配はしていたのだが、よもや壊れるとは思
っていなかった。バイトが終わり、急いでアパートへと戻ると、大家が鍵を開けて部屋
を覗いていた。部屋を覗かれたことに傷つき、厳しい口調で言い寄る。
「人の部屋で勝手に何をしているんですか!」
「あなたの部屋から煙が出てて……それよりあなた、これは一体何なの?」
「出て行ってください!」
大家を追い出し、冷蔵庫に近づく。背面から煙が出ていて、壁が黒くくすんでいる。
中は温度が上がっていた。ユキの美しい顔も、表情が崩れている。急がなければ……
俺はすぐにレンタカーを借りると、ユキを乗せて雪山へと向かった。これから暑くな
る期間だけ、山に帰そうと考えたのだ。クーラーを聞かせた車内でも、ユキの表情は暗
く曇り、機嫌が悪かった。きっと、俺と離れるのが辛いのだろう。俺だって辛い。
嫌がるユキを言い聞かせ、「必ず迎えに来る」と言い残して、アパートへと戻った。
俺はこれから次の冬まで何を希望に生きていけばいいのか。たまにレンタカーを借りて
会いに行くのも悪くない、などと考えながらアパートに着く。
アパートの部屋の前では、また大家が騒ぎ立てていた。壁が汚れたので契約がどうと
か、うるさいことを言われるのだろうか。顔をあわせるのも嫌になった俺は、階段を上
らず、どこかで時間を潰そうと歩き出した。そのとき、カーキ色のコートを羽織った男
に話しかけられる。
「ちょっといいかな。君、あの部屋の住人だよね? 警察です。以前交際していた秋子
さんのことで聞きたいことがあります。署まで同行願えますか? おい、逃げるな!
大家さんが冷蔵庫の中の死体を見ているんだ。レンタカーでどこかに捨てに行った事だ
って分かってるんだぞ――」
<了>
552 :
◆qygXFPFdvk :2006/11/14(火) 20:45:41.90 ID:kDHoDdpv0
終わりです。感想お願いします。
>>547 今から読みます
553 :
VIP足軽mp3:2006/11/14(火) 20:51:26.69 ID:kDHoDdpv0
>>546 主人公はすでに桃源郷にいるって事か。
不老不死の体を持ってしまうと、逆に永遠の命が地獄のように感じると。
なるほどとは思わせられる。だけど、ストーリー性が少ないのかな。
引き込まれるような展開が無いから、詩のような印象を受ける。
文章的には、読点の少なさが目に付く。
あまり読みやすくは無いと思う。読点は文章の区切れ、読みやすいように打った方がいいと思う。
後は、誤字を減らしていけばいいんじゃないかな。
お疲れ様です。
554 :
VIP神:2006/11/14(火) 20:54:26.60 ID:tFZoc0JO0
>>552 ミステリーホラーのジャンルでしょうか。
伏線等を考えると長い話になりがちなのに、
短い話に上手くまとめられて、さらにはオチが秀逸で良かったです。
主人公の気が狂っている部分をもっと濃くすると
味がですぎて良いかなと思います。
555 :
VIP女神:2006/11/14(火) 21:02:53.30 ID:OyGrunzn0
おだいください↓
556 :
散髪とめきち:2006/11/14(火) 21:04:09.21 ID:MECOjmNh0
557 :
VIP足軽neet:2006/11/14(火) 21:05:07.43 ID:kDHoDdpv0
558 :
VIP女神:2006/11/14(火) 21:05:59.12 ID:OyGrunzn0
559 :
花魁:2006/11/14(火) 21:10:17.49 ID:7nqqiAvS0
>>544『狼狽』
自治会で催される盆祭りの日だった。
たいして規模の大きなものではない。僕は親友と二人、夏の余興と勇んで参加した。
ただ当時僕は小学校に入ったばかり、二人とはいえ父親の付き添いもあった。
むしろ父親にくっつき離れずで、思い返しても随分興醒めな感じではある。
いつの間にか親友とはぐれても父と祭りを楽しんでいたあたり救いようがない。
後に聞くところによれば友人は僕の父に一言断って一人祭りを巡っていたそうだが
果たしてその頃の僕は彼の豪胆さに感服した。
一人で踊ることもできなければ、露店をまわることもできない、
孤独という恐怖が僕を一人にさせることを拒んだ。
祭りの肝である踊りは面白かった。
つい夢中になって父が「トイレいってくる」という言葉を吟味もせずに頷いていた。
気がついたときには周りには誰もいない。しまったと思っても遅い。
走って帰った。振り向きもしない。父を探すこともない。
家に着くと家族が暖かく迎えてくれた。団欒。僕の居場所はここだった。
僕の世界がここだった。父はいない。
友人は――知らない
父親は――知らない
近くにいないから――僕をおいて帰ったんだ。
父は息を切らして帰ってきた。いまでも忘れられない顔、父が見せる初めての不安。
僕は何も言わなかった、いや何を言っていいのかわからなかった。
だからぎこちない笑顔で「おかえりなさい」といつも通りに言った。
終わり
560 :
VIP足軽neet:2006/11/14(火) 21:20:59.05 ID:kDHoDdpv0
>>559 むうぅ。難しいな。
ストーリーがあるのは分かったんだけど、この話は読者にどう思わせたかったのかな?
感動?恐怖?
なんとなく、そこが絞れて無いから出来事をまんま話した、という感じになってしまっている。
読者にどう思わせたいのか、目標を定めてから書くと良いと思う。
561 :
花魁:2006/11/14(火) 21:26:19.42 ID:7nqqiAvS0
>>560 う〜ん、そうですね確かに支離滅裂というか
不安定になってるかも
レスthxです
もっと頑張らねば
562 :
VIP悪魔:2006/11/14(火) 21:26:37.86 ID:tFZoc0JO0
>>559 同様に筆者の伝えたかったことを受け取るのが
難しいように感じました。
オチでもっと工夫すれば面白いかと思います。
テーマに沿って書けていて良かったです。
「狼狽」なんて難しそうな題だったんですけどねww
563 :
VIP村人p:2006/11/14(火) 21:34:22.15 ID:Bew97AeH0
まだまだ探す気ですか
お題をぼくにおくれませんか
564 :
VIP村人m:2006/11/14(火) 21:35:13.69 ID:W8FAwHfR0
夢の中
565 :
VIP村人p:2006/11/14(火) 21:36:00.48 ID:Bew97AeH0
うふっふ〜
おk
566 :
VIP悪魔:2006/11/14(火) 21:40:17.76 ID:tFZoc0JO0
なんでハイテンションwwww
567 :
棒またぎ姫:2006/11/14(火) 22:05:20.69 ID:7nqqiAvS0
書く前に寝るかもしれないけど
お題plz!!
568 :
門番の娘:2006/11/14(火) 22:06:26.05 ID:lwHFV1qvO
569 :
棒またぎ姫:2006/11/14(火) 22:07:35.96 ID:7nqqiAvS0
570 :
ただの戦士:2006/11/14(火) 22:09:31.25 ID:Xp/m6FvG0
レールガンとバルナグに四苦八苦してる俺がきましたよ。
まあ、面白いんだがなwww
そんなこんなで息抜きに軽いお題ください↓
571 :
VIP村人n:2006/11/14(火) 22:10:36.65 ID:W8FAwHfR0
肉
572 :
VIP毒蛇:2006/11/14(火) 22:11:01.91 ID:tFZoc0JO0
【譲渡】
573 :
ただの戦士:2006/11/14(火) 22:11:41.65 ID:Xp/m6FvG0
574 :
VIP毒蛇:2006/11/14(火) 22:14:55.84 ID:tFZoc0JO0
575 :
VIP村人w:2006/11/14(火) 22:21:26.35 ID:hc36+CRvO
はたして息抜きになるのだろうか
576 :
VIP村人q:2006/11/14(火) 22:22:52.17 ID:HbPd09XG0
最近になってキノの旅を読み始めたんだが
俺が二週間くらい前に考えた話のアイデアは数年前に時雨沢恵一が開拓していたんですね
577 :
VIP足軽orz:2006/11/14(火) 22:24:51.68 ID:kDHoDdpv0
感想、まことに少なくなり申した……_/>。
578 :
VIP村人x:2006/11/14(火) 22:27:28.39 ID:9ErILvqR0
>>576 旅系とそれに付随する妙な民族系の定番はあらかたやられてるっぽいからな、シグーに。
579 :
VIP毒蛇:2006/11/14(火) 22:29:27.25 ID:tFZoc0JO0
今、桐野夏男著のout読んでる。
書き方が怖い 引きつけられる。
秀作と思うお勧めの本を教えて。
580 :
VIP村人z:2006/11/14(火) 22:32:11.09 ID:6YZVO+vs0
>>466 男が短気すぎるのが気になる。
話し合いと言うより、一方通行の批判をして店を燃やす・・・・・・
何が言いたいのか良くわかりませんでした。
>>409 ほのぼのしてて好き。
しかし、ところどころで読みにくい部分がある
そして、長い><
>>454 ながい><
>>469 ながい><
581 :
VIP村人q:2006/11/14(火) 22:42:38.97 ID:HbPd09XG0
今の仕事に嫌気がさしたから本気で作家を目指そうと思う
そう思う
582 :
VIP毒蛇:2006/11/14(火) 22:45:47.62 ID:tFZoc0JO0
583 :
VIP村人q:2006/11/14(火) 22:59:23.33 ID:HbPd09XG0
書きたいからお題おくれ
練習練習っと
584 :
だんご屋のはる:2006/11/14(火) 23:00:35.85 ID:7itxSQCR0
賢者の胃石
585 :
VIP皇帝:2006/11/14(火) 23:01:56.49 ID:6YZVO+vs0
>>530 噴火の時間を正確に知ってる彼氏に萌えっ
>>546 自分しかいないなら一人称いらないんじゃないかな
無限に廻っている感じが良く出てていい感じ
>>549 「前に付き合っていた女性」が変な言い回しに感じた。
全体としては面白いが、最後の一齣をもう少し分かりやすくしたら
読みやすいんじゃないかな。
586 :
だんご屋のはる:2006/11/14(火) 23:04:15.31 ID:7nqqiAvS0
>>568『工事現場』
高校の夏休みは長い。一ヶ月も登校しなくてもいい。
その代わり無駄にすると尾をひいてしまう。
有意義な休暇―俺は生まれて初めてアルバイトをした。
働いて、給料をもらう。ちょっと違う社会に刺激を求めて飛び込む一大決心である。
選んだバイトは親戚がやっている建築会社の雑用。
周りは反対していた。お前には事務方のほうが似合っている、と。
しかしながら俺は理由があった。どうしても、の理由。
単純な話ではあるが、仕事内容が担任のマイホーム建設である。受けない手はない。
どうしても、の中身はその教師に寄せる俺の好意が無駄に高いがためなのだが、
それと言うのも教職という身にありながら中々の女性である担任は罪深いのである。
閑話休題、仕事は順調、もといあらかじめ進んでいた作業の上に俺がやることはほとんどなかった。
確かに楽ではあるのだが、作業してるおっちゃんたちの身の世話係は何だか虚しい。
自分も何か仕事らしい仕事がしたい、そう言ってみたところ、
親戚のおじさんは物資運びを俺に任命してくれた。
新居は完成した。あっという間の休暇、満足していた結果である。
あまり興奮したのか壁に自分の名前をさり気無く刻んでいた。
何をしている、と言われた時には既にピリオドまで打ち込んでいて取り返しがつかない。
おじさんだった。ひどく叱られ、しぼられた。
「お前のシアワセ如きをこの家に残すな、人に与える仕事で、物に満足するな」
俺の刻印は消された。
学校初日、担任はいつものように笑っていた。
「先生、新しい家、どうです」
「ええ、とってもいいわ」
いい仕事しました。
やべぇ、これは冴えない><
587 :
VIP村人r:2006/11/14(火) 23:04:42.69 ID:HbPd09XG0
>>584 なんという重病……
わかった。やってみよう
投下するかどうかは出来次第だな
588 :
VIP村人XL:2006/11/14(火) 23:06:44.41 ID:6YZVO+vs0
>>559 子供のころの傲慢さ?を見た気がする。
だが、どこかで聞いたような話。デジャブ?
今一しっくり来ない感じは、『狼狽』が父の感情だったってところか?
589 :
だんご屋のはる:2006/11/14(火) 23:10:31.76 ID:7nqqiAvS0
>>588 「狼狽」は僕です
これだけじゃ描写の追い込みが足りないですよね
というより僕の後ろめたさを醸し出したかったんですが
敢え無く爆死いたしました
デジャブ、ですか?見当がつかないです
まぁとるにも足らない話ですからね、しょうがないかも
590 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 23:13:37.84 ID:kDHoDdpv0
>>554 感想ありがとう。
とりあえずホラーッぽく仕上げてみた。
主人公は、一人称視点で最初から狂っているように書いてみたんだけど、もっと狂ってたほうが面白かったか。
なるほど。参考にします。
>>585 あー……前に付き合っていた女性は彼女に名前つける前の修正漏れでした。
ホラー調にしたかったので、元カノという言葉は避けたんだけど、他の言葉って何かあるのかなぁ。
最後のセリフは正直逃げました。ネタを早く投下したかったのもあったので。
ありがとうございました。
591 :
VIP村人XL:2006/11/14(火) 23:15:43.29 ID:6YZVO+vs0
>>586 話の前後関係がgdgdです。落ちも良くわからず
もうニ・三度書き直したら旨くまとまるんじゃないかな。
592 :
だんご屋のはる:2006/11/14(火) 23:16:57.25 ID:7itxSQCR0
お題をオークレー
593 :
VIP女神:2006/11/14(火) 23:17:25.20 ID:tFZoc0JO0
寝る前にもう一回書いてみよう
頑張って15分くらいでかきますんで
あまり厳しすぎないお題ください><
594 :
だんご屋のはる:2006/11/14(火) 23:18:54.31 ID:7nqqiAvS0
>>591 もうだめだ、俺にうまくまとめる脳は存在しないのぅ
595 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 23:19:38.34 ID:kDHoDdpv0
596 :
北町奉行:2006/11/14(火) 23:19:47.34 ID:2B+rlpOu0
597 :
VIP村人g:2006/11/14(火) 23:21:22.88 ID:3lWSiFEZ0
>>593 夜明け
というか、そんな早く書くように頑張らなくていいと思うよ?
品評会とは違って締め切りが無いんだし
じっくり書けばいいとおもう
598 :
VIP足軽t:2006/11/14(火) 23:23:52.76 ID:lh5wxrqF0
文字数 3543
行数 119
の「普通の短編サイズ」のが出来上がっちゃったんだけど、流石にここに投下は厳しいよな……
599 :
VIP女神:2006/11/14(火) 23:24:05.01 ID:tFZoc0JO0
>>595 >>597 ありがとう夜明けに投げるで頑張ってみる
お題に対して早く書くっていうのもある種の
勉強になるかな…っと思って
とりあえず頑張ってみます
600 :
VIP魔法使い:2006/11/14(火) 23:24:42.26 ID:AzXyHpIe0
601 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 23:24:51.27 ID:kDHoDdpv0
602 :
VIP足軽t:2006/11/14(火) 23:26:04.13 ID:lh5wxrqF0
4〜5レスで済むかな……
いいや、お言葉に甘えて投下させてもらおう。
603 :
学級閉鎖(1/5) ◆TjtGQagjt6 :2006/11/14(火) 23:27:59.64 ID:lh5wxrqF0
四月の桜を、見たことがなかった。
新入生が桜吹雪の中、母親に手を引かれ新規入校する姿を、一度でもいい、そんなドラマティックな光景を見てみたかった。
私は今期をもって、退職する。
同時に、三十年見続けた一年生も、もう見ることはないだろう。
「ただいま」
学校からの帰路にすっかりまとってしまった雪を払い、居間の戸を引く。
「おかえりなさい」
食事の支度は済んでいる。
妻の笑顔は六十年、絶えたことがない。
口に出したことはないが、この隙間風さす木造住宅において、彼女の笑顔が果たす役割は大きい。
妻の笑みを見るたび、血液のめぐりがよくなる。昔からそうだ。あの、小さな小学校にすし詰めになって勉強した、あの頃から。
「あなた?」
「……飯にするぞ」
少し感傷的になっている。
わざとぶっきらぼうに、いつもの調子で食卓に手を合わせた。
もう、小学校に入学した頃の記憶なんて頭髪と同様にその大半を失ってしまっている。
母の姿すらおぼろげだ。
けれど、賑わいだけは、覚えている。
きれいなトタンと、ぴかぴかの廊下と、それからイモ洗いのような教室。
ほとんどは鉱山の職員の子供だったのだろう。社宅はけっして豪華ではなく、それに比べて学校の普請は豪勢に映っていたのではないだろうか。
いや、ちがう。
仲間がいたからだ。何の話をしていたかはすっかり忘れてしまったが、多くの仲間が居、賑やかだった教室を離れたくはなかった。
家に帰っても、手伝いばかりやらされていたというのも、あるだろう。
雨の日も、雪の日も、喜び勇んで素敵な学校へと足を運んでいた。そんな幻想めいた印象のみを、覚えている。
604 :
VIP村人p:2006/11/14(火) 23:28:19.10 ID:RaJj0ecU0
原稿用紙にして60枚に到達した俺に比べればかわいいもの
さすがに投下は出来なかったが
605 :
学級閉鎖(2/5) ◆TjtGQagjt6 :2006/11/14(火) 23:29:02.24 ID:lh5wxrqF0
タカシも、アツシも、リュウタも、カナメも、マナも、みな仲がいい。
屈託のない笑顔がまぶしい。溌剌とした声が心地よい。貪欲な好奇心も、教師冥利に尽きるというものだ。
ただ、今年度の一年生は、この五人しかいない。
私の退職とともに、新規入校生はゼロになる。
この子供たちは、この学校最後の一年生だ。たった、五人だけの。
年々減り続ける生徒数は、すでにこの学校だけの問題ではない。
町全体が、過疎高齢化の波に半ば以上飲まれてしまっている。
「せんせー!」
リュウタが手を挙げる。私は発言を許可した。
「東京では入学式に桜が咲くって本当?」
誰から聞いたのか、唐突な質問は授業に関係するものではなかった。私は窓の外を見る。
大きな桜の木が、一本、横殴りに降る雪に耐えていた。
この雪は五月上旬まで解け残る。桜が咲くのは、それからだ。
気がつくと生徒全員が雪まみれの桜を眺めていた。
「あちらではおおよそ三月の終わりから、四月の初めまでに桜が咲く。
春は、別れと出会いの季節なんだ」
生徒は一様にきょとんとした顔をしている。
この土地では卒業式も入学式も、降り積もる雪と分厚い雲の間でしめやかに執り行われるのだ。
花の入学式など、幼い彼らに想像できるだろうか。
「それより、アツシ、五十二ページの二行目からだ。読みなさい」
アツシは素直に立ち上がると、ときどき突っかかりながらも、丁寧に文字を追っていった。
606 :
学級閉鎖(2/5) ◆TjtGQagjt6 :2006/11/14(火) 23:30:34.97 ID:lh5wxrqF0
桜。
四月の、桜。
薄桃の、その華やかな始まりの季節を誰よりも望んだのは、私だった。
校庭にぽつんとたたずむ桜は、樹齢五十一年になる。
私が三年生の頃、父親にわがままを言ったのだ。花の入学式が見たい、と。
無論それは反対された。反対というより、技術的不可能によって切り捨てられたといったほうが正しいか。
けれど、小学生のパワーが大人の常識に適わないことは、この職業を続けていれば嫌というほどわかる。
どのような方法を用いたかは例によって覚えていない。しかし、あの木は、私が苗木からずっと育て続けてきたものだった。
別れも出会いもひと段落ついた、みんなが落ち着き始めた頃にそっと、はかなげな花を散らし続けてきた。
「今年の寒さも、きびしかったですなあ」
校長がひとりごつように言った。
職員室にひとつだけの灯油ストーブは私のすぐうしろにあり、私は汗をかきながら引継ぎの準備をしていた。
「子供らは大したものですよ。この寒さの中でも夕暮れまで遊んでいます」
童顔の新任教師が答えた。
若い身空の彼が、どういった経緯でこんな僻地に配属されたのか、私は知らない。
男三人ばかりの職員室に、やかんのシュンシュンと沸騰する音がやけにむなしく響く。
「里見先生は――」
顔を上げると、校長が私を見ていた。
「退職後、どうなさるおつもりですか?」
校長は肥えた頬に不安の色をたたえている。
高血圧と糖尿病をかかえた彼も、近頃はほんの少しずつ、痩せていっているようであった。
「そうですね、私はこの町に残ろうかと思います。子供もできませんでしたし、年寄り二人、年金をもらうまでくらいの蓄えはあります」
そうですか、とお互いあいまいなままで会話を閉めた。
校長からしてみれば、私はうまい時期に定年になった、そうとも見えよう。
崩れかける足場から、一人お先に勝ち逃げしたようなものだ。
一方、彼の年齢は五十四。この学校が廃校になったとき、最も年齢的に厳しい立場に立たされるのは、彼だろう。
やかんの音が変化した。
私はやかんをストーブからはずし、水を汲みに立った。
607 :
学級閉鎖(4/5) ◆TjtGQagjt6 :2006/11/14(火) 23:32:48.24 ID:lh5wxrqF0
「廃校になったらあの桜、どうなっちゃうんでしょうねえ」
とっさに足を止めそうになって、けれど強引に歩を進めた。
校長と新任教師はお互い難しい顔をしていた。
こんな僻地に設備を残しておいても旨味はない。何もかも取り壊され、ここもなんの変哲もない山の一部と化すのだろう。
私は冷たい蛇口をひねった。
二ヵ月後、卒業式は例年通り粛々と行われた。
卒業生は十名。いずれも、一年生ばかり担任していた私からすれば、すでに少年の精悍さを備えているように見える。
彼らが一年生だった頃の担任も、私だ。
私の腰の高さにも満たないヒヨっ子だったのにな。
思い出して少し笑うと、鼻水がでた。涙をこらえると鼻がゆるむ。
しんと冷え切った体育館に、ボイラーの音が低くうなっている。
まだ、泣くまい。卒業式が終われば、引き続き私は定年退職の挨拶をしなければならない。
送られる側は泣いてはならない。頑固だ偏屈だ冷淡だと罵られようが、送られる側は泣いてはならない。
卒業生だって凛と耐えている。先生たる私が耐えられなくてどうする。
それでも、毎年滂沱しているものを、今年は急に、というのも難しい。
そっと窓の外に視界を移した。
雪は何にも遮られることなく水平に積もっている。どこまでも、真っ平らだ。
桜がない。少し前に撤去された。学校は徐々に設備を縮小している。
私はすぐに視線を戻した。
校長が証書を手渡したのは松江カヨコ。薄紅のワンピースがしっとりとしていながら爽やかで、上品だ。
カヨコが校長と一言二言やりとりをし、段を降りた。私の出番までさほど時間はない。
「それでは、里美先生からお別れの言葉です。さ、里見先生、お願いします」
校長がマイクを譲る。私は三歩前に出て、マイク前に直立した。
原稿は完璧に記憶している。視界も良好だ。
「長年、四半世紀以上の長年にわたり、まず第一に保護者の方からお子さんを預からせていただきました、里見です。
おかげさまで先日無事に還暦を迎え、今日をもちまして定年退職させていただくことと相成りました」
それから、全校生徒五十三人をぐるりと見渡す。保護者にではなく、彼らに言葉を伝えるためだ。
が、私の口は容易には開くことができなかった。気づいてしまったのだ。
608 :
学級閉鎖(5/5) ◆TjtGQagjt6 :2006/11/14(火) 23:33:28.68 ID:lh5wxrqF0
が、私の口は容易には開くことができなかった。気づいてしまったのだ。
サトシは曙色のセータ。キミエは鴇色のジャケット。秋桜色の振袖はサチ。
男の子も女の子も、みな、同系色の装いで私を見ていた。
それらは、すべて桜染めの仕立てだった。
校庭に、ぽつんと儚く咲いては散っていた、あの桜だ。
奥歯に強い力がこもる。
震えるあごが漏らした小さな嗚咽をマイクは拾っただろうか。
私は急遽台本を改変した。涙だけはこぼさないよう、つよく目をつむり、開く。
「みんなは、桜染めというのを知っているだろうか。そのとおり、きれいな桜色の染物だ。
でも、それは桜の花で染めるものじゃない。
桜染めは、桜の幹を使って染めるものだ。特に、開花前の幹を使ったものが一番にきれいだ。
桜は、花咲く前からもう、桜なんだ。
みんなはまだまだ子供だ。まだ、咲かない桜だ。
けれど、まだ咲かずとも、桜なんだ。
一年生諸君、それから、一年生だった諸君。
君たちは私の誇りだ。
君たちの桜色が、もっと、もっと大きく花開くことを心待ちにしている。
私にたくさんの誇りと希望をくれて、どうもありがとう。
以上を、別れの挨拶と代えさせていただきます」
おわり
609 :
◆TjtGQagjt6 :2006/11/14(火) 23:35:31.38 ID:lh5wxrqF0
途中で通し番号間違ったり、そもそも主題がすりかわってたり、散々です。
もうバイトの時間なんで、批評は帰ってから読みます。
なんかもういろいろごめんなさい。
610 :
愛のVIP戦士:2006/11/14(火) 23:36:13.61 ID:P2IydBst0
>>586 物資運びを任せられてからの状況をちょっとでもかいてもよかったのでわ?
「やることはほとんどなかった」とか「「虚しい」とその前に書かれているので
完成した後の、満足できる結果というところの充実感がよく伝わってこないかも
611 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 23:42:40.96 ID:kDHoDdpv0
>>609 このぐらいの分量はこのスレでは普通の部類に入ると思う。このごろ長くなる傾向があるけどこれぐらいなら普通。
内容については、感動系の話なんだけど、ちょっと無駄に長い部分があるかな。
最後の挨拶に向けて職員室のシーンは必要だったのか?このシーンがあることで挨拶(オチ)にどういう影響があるのか?
この辺がちょっと難しかった。
後は表現かな。新規入校生としたのは何故なんだろう?普請?
文の前後がおかしいところも見受けられる。唐突感が多いんだよね。
最初の4行もつながりが薄い。書き出しはまとまりある文章の方がとっつきやすい。
612 :
ペットボトル ◆OOO/BVNqLQ :2006/11/14(火) 23:46:14.72 ID:6YZVO+vs0
最近のマイブームはペットボトルのリサイクルだ。
自分で飲んだコーラやお茶はもちろん、道端に落ちている物も拾って回収箱へ居れるんだ。
周りの奴らに言わせると、『金にならないし労力を使うだけ無駄骨』と言う奴らしい。
しかし、俺は続けた。自然保護に一躍買っているという感じが煙草を旨くさせる。
そうして今日も煙草の吸殻を指先で弾いた。
完
613 :
◆OOO/BVNqLQ :2006/11/14(火) 23:46:28.38 ID:6YZVO+vs0
>>224 のペットボトルでした。
日常物ばかりが浮かんで最終的にコレ……
感想ありましたらよろしく
614 :
キャッチボール:2006/11/14(火) 23:50:31.94 ID:tFZoc0JO0
「おいっ起きろよ!なっ!」
親父は、俺を揺り起こす。
まだ外は薄暗く、太陽も顔を見せない。
「せっかくの休日だよ……眠たい」
「親父くさいこと言うんじゃねえ!」
そういうと、俺の布団を引っぺがした。
秋と冬の間頃とはいえ、朝方は寒い。
俺は身震いし、親父を睨みつけた。
親父は、一家を養うために、毎日身を粉にして働いていた。
だから子供と遊ぶ機会が無いことを気にしていたのだろう。
親父も疲れていたろうに、その気持ちはありがたい。
ただこんな朝方にキャッチボールをしたいなどとは思わない。
―――はっきりいってありがた迷惑だ。
やはり外は薄暗かった。家の明かりでなんとか球が見える程度。
親父は張り切っている。俺は寒がっている。
球が弧を描いて二人の間を往復する。
同様に言葉のキャッチボールも始まる。
「お前……野球部止めたいんだってな」
少しドキリとする。しかし応えた。
「……そうだよ」
親父は一段と速く球を投げ返した
「途中で諦めるなって、匙は投げるなって育てただろうが!」
俺は理不尽な彼の台詞を聞いて苛立った。
「だって……人間関係が上手くいかないんだからしょうがないじゃないか!
俺だって止めたくない…けど苛めたくないし、苛めないと除け者にされるし」
気がつくと俺は球を投げていなかった。
「俺が他人を苛めてでも野球を続けた方がいいの?」
そういうと彼は、俺が何を言っているか分からないというような表情で、
こういった。
615 :
キャッチボール 2:2006/11/14(火) 23:51:17.52 ID:tFZoc0JO0
「人を苛める奴は人間の屑だ」
それなら……言い返す俺の言葉を止める
「でも苛めと野球は関係ないだろうが」
何も考えていないような台詞。だが―目から鱗。
当たり前のことを当たり前に言いのけた親父。
「そりゃ、そうだよね」
何故か可笑しかった。うん。そりゃ、そうだよ。
俺は、球を投げ返した。
親父は思い切り深呼吸して、俺にこういった。
「野球やめるなよ!この朝日約束だ」
そういって彼はキャッチボールを終えた。
見ると知らぬ間に、世界が光に包まれている。
朝焼けが眩しく、目にしみる。
何故だかその日仕事に行く親父の背中は、いつもより逞しかった。
だがそれが彼との最後のキャッチボールになった。
「……もうこんな時間か…」
彼との約束は今でも守り続けている。
俺は野球を止めていないし、人を苛めない。
そして匙を投げない。
「これも悲しいけど、ちゃんとやり遂げるよ」
喪主となった俺の目に映る、あの日と同じ朝日。
目に沁みて涙がこぼれた。
思い出すのは、あの親父の追いつけない背中。
了
616 :
VIP番長:2006/11/14(火) 23:52:22.36 ID:yia5nS4A0
617 :
キャッチボール:2006/11/14(火) 23:53:04.42 ID:tFZoc0JO0
全然15分でかけてないですね。
申し訳。
批評感想いただけると狂喜乱舞です。
618 :
VIP村人o:2006/11/14(火) 23:55:00.88 ID:UFV19UcL0
>>609 文の雰囲気もいいし、いい話。
綺麗に言葉を選ばれた表現にも好感が持てる。
ただ、核となるストーリーが漠然としているかな。
主人公が抱いた定年間際の感傷を、つらつらと箇条書きにしているという感じ。
「結」に近づいて一つ見せ場が来る以外は、起伏のない展開という印象。
淡々とした雰囲気自体は嫌いではないけど。
619 :
VIP足軽p:2006/11/14(火) 23:56:56.22 ID:kDHoDdpv0
>>613 短い作品だって全然かまわないんだけど、推敲はしっかり。
他人に見せる以上、しっかりと書くべきです。
誤字を指摘されるのは恥ずかしいことだと思ってください。
ストーリーは無いより有った方がいいはずです。
読者にどう思わせたいのかをしっかり考えましょう。
>>615 これもいい話なんだけど、誤字脱字が目立つ。
早く書くのはいいことだけど、推敲は時間を掛けた方がいいです。
約物の使い方もしっかりとしましょう。
話は感動系の話でよかったと思います。
でも、野球部を辞める辞めないのはなしがなぁなぁで終わっているので、最後の感動が薄い。
父親との約束を守り通した、という話を作りたいなら、その辺のストーリーも欲しいところ。
620 :
VIP村人o:2006/11/14(火) 23:57:33.72 ID:UFV19UcL0
>>612 エッセイの出来損ないというか、リサイクル運動の30秒ラジオCM応募作といった雰囲気。
小説の命とも言えるストーリー性が無いので困る。
621 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:01:46.05 ID:RvoCROHe0
>>615 話は完結しているけど、問題はこれで解決されてしまったのか? というのが率直な感想。
ある人の一言に感銘を受けるっていう話は良くあるけど、目から鱗と言うほどの話でもない感じ。
いや、いいんだけど。
そして親父の突然死。これも唐突。
15分で書いたものよりも、納得がいくまで練ったものを読みたいです。
622 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:06:08.39 ID:z0TYoOrWO
最近、面白い作品ないな。
623 :
VIP村人q:2006/11/15(水) 00:08:36.92 ID:ywjYh6iU0
>>619 パソコンで書いているのに誤字脱字とは恥ずかしい。
今後気をつけるようにします。
父親との約束の部分。どう守ったのか等も
頑張ってしっかり書いた方が良かったですね
>>621 やっぱり、簡単に書いたものでは矛盾や納得できないところが
多々出てきて読み手側も不満を与えてしまうので反省です。
次回はじっくりことこと煮込んで書こうと思います。
最後の部分は突然死でなくずっと後という雰囲気を出したかったんですけど、
前後の部分から見てどう見ても、そうは見えないですよね。死にたい。
批評まことにありがとうございます。本当勉強になります。おやすみ。
624 :
VIP足軽wwwww:2006/11/15(水) 00:10:00.38 ID:ys8ai4iY0
すまん。賢者の胃石は無理だ。
チェンジお願いします!
625 :
VIP足軽p:2006/11/15(水) 00:10:45.40 ID:LNZsYl5u0
626 :
VIP村人r:2006/11/15(水) 00:11:17.43 ID:2x0P2D/R0
お題をくれないか?
627 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:11:58.25 ID:RvoCROHe0
628 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:14:38.34 ID:leC7mApd0
>>622 どこが面白くないのか教えてあげると面白い作品が増えるぞ?
629 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 00:15:14.05 ID:LF9i6lFK0
>>625 これはひどい、と言おうと思ったが、案外良いお題に見えるw
630 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:18:08.36 ID:RvoCROHe0
>>623 うん、「突然死」と書いたのは言葉のアヤだったんだ、済まない。
つまり、ストーリー展開の曲がり角が唐突だった、ってことかな。
ちょっと付け加えると、初志貫徹を説く教訓モノ→苛めがテーマ→グリーングリーン系偉大な親父ネタ
という風に、テーマもコロコロ変わってついていくのがやっとでした。
631 :
悲しい一人暮らし:2006/11/15(水) 00:18:13.02 ID:Ts/s/6Sf0
>>605 あー、こういう話大好き。じいさんとかおっさんとか大好き
語彙の選び方も、ちゃんとじじむさくて良い
最初の四行は後ろ二行削って、退職するとかは本文に絡めて行けると思う
なんで見たことが無かったねん、って読者に思わせられれば勝ち
場面があっち行ったりこっち行ったりしてるのがちょっと忙しい
もっと子どもとのからみとか、授業の回想にシーン回しても良かったと思う
卒業生が桜染めの服で統一する伏線とか張れればなお良し
一番の問題点は、学級閉鎖が消化しきれてないことだなw
632 :
VIP足軽wwwww:2006/11/15(水) 00:19:36.83 ID:ys8ai4iY0
組分け帽子「秘密の部屋!」
……把握しました
633 :
VIP足軽p:2006/11/15(水) 00:21:51.55 ID:LNZsYl5u0
>>629 もうちょっとひねればよかったと
書き込んでから反省した。
自分にもお題くださいなー
634 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 00:24:17.72 ID:LF9i6lFK0
りんご
635 :
VIP村人b:2006/11/15(水) 00:24:30.11 ID:B88zOMGsO
636 :
VIP村人r:2006/11/15(水) 00:25:35.89 ID:2x0P2D/R0
鶏肉か、晩飯にはちょうどいいな
637 :
VIP足軽p:2006/11/15(水) 00:27:30.85 ID:LNZsYl5u0
638 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:28:55.13 ID:CPhNSgBH0
おだいをください
639 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:29:21.72 ID:RvoCROHe0
640 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:30:22.92 ID:CPhNSgBH0
食い物がシリーズ化してないか?www
把握
641 :
悲しい一人暮らし:2006/11/15(水) 00:30:39.57 ID:Ts/s/6Sf0
>>612 えーと、小説……か、これ
日常物をしっかりと書いた方が良かったのでは
お話として面白くないというより、お話として成立してない
>>614 >>630も言ってるけど、テーマは絞った方が良かった
え、結局苛めは見捨てっぱなし? とか思ってしまうし
主人公が目から鱗落としてる台詞が「苛めと野球は関係ない」ってのも
微妙に納得いかない
そこはせめて読者にもああなるほど、と思わせられる解決策を提示して欲しかった
早く書くよりは、練りこんで欲しい
即興でどこまで書けるか挑戦するのも楽しくはあるけど
642 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:32:18.79 ID:leC7mApd0
643 :
悲しい一人暮らし:2006/11/15(水) 00:33:35.38 ID:Ts/s/6Sf0
なんか俺の名前だけ嫌がらせのようだ
隙間風が身に染みるぜw
お題「リアル・ロールプレイ」が「あめいろ」に
全く絡みそうになくて困る
ていうか、リアル・ロールプレイって何だ
考えるほどに分からなくなる
644 :
VIP遊び人:2006/11/15(水) 00:35:55.43 ID:VtgXNiDb0
直訳すると現実的役割演戯、かな。中国語っぽいがw
645 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 00:39:56.28 ID:LF9i6lFK0
>>643 自分の頭の中をよくよく探してごらんよ。
ほら、見てごらん、幼女でも少女でも何だっているだろう?
646 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:40:35.71 ID:RvoCROHe0
>>549 短い話なので、オチは何となく読めた。
ただ、どういうトリックがあってこのオチに誘導されるのかに興味があった。
結論から言うと、そのトリックの説明が不十分に思われる。
秋子がユキと同一人物であるのに、主人公がそれに気づいていないようである理由は。
秋子がスキー場から消えて、主人公が通りかかる帰り道の途中で死ぬまでに何があったのか。
この辺に納得の行く説明なり描写が欲しかった。
主人公の妄想と、現実との間に乖離があるってことかしら?
647 :
VIP遊び人:2006/11/15(水) 00:42:04.72 ID:VtgXNiDb0
648 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:43:25.32 ID:CPhNSgBH0
>>642 えーと、オチの警察のセリフからするとユキ=秋子(の死体)になりそうだけど
それ以前の部分を読んだ限りではそうだと判る個所がない。
その辺がなんだかよくわからなくて混乱してしまった。
最後の警察のセリフを真だと仮定すると
大家がいつ秋子の死体を見たのかが不明になる。
最初に部屋を覗き込んだ時に見てるんなら、主人公と顔を合わせた時に
もっと取り乱してるとか、慌てて主人公の前から逃げるとか
他の行動も考えられそうなもんだけど…
「一体何なの」って言ってるときの大家はわりと平然としてるしなあ。
なんか辻褄が合わないように思えた。
俺の読解力がないせいだったらスルーしてくださいw
649 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 00:47:48.25 ID:LF9i6lFK0
>>647 妄想? 何を言ってるんだ。君の頭の中は寂しかろうに。
おっと、少女たちに呼ばれたもんで、このへんで失礼するよ。
650 :
悲しい一人暮らし:2006/11/15(水) 00:47:49.08 ID:Ts/s/6Sf0
>>549 レス番離れてると読んでても感想つけ難いんだぜw
改行に気を遣ってるのが読みやすくて好印象
メモ帳と違って文字の大きさで微妙にずれるけどなw
冷蔵庫に死体のギミックはありがちだけど、
タイトルでのミスリーディングが上手く働いてると思う
気付かない人はぎりぎりまで気付かないんじゃないかと
ただ、ユキとの出会いのくだりが、丸々男の捏造(というか妄想)に
なってしまうのが、嫌な感じ
個人的にはホラーというよりサスペンスな感じがしたので、
そこがフェアじゃない気がした
死体の表情を自分に都合良く解釈するのは
狂いっぷりが窺えて良いと思う
651 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:47:53.18 ID:leC7mApd0
>>646 なるほど。
主人公は彼女の我が侭が嫌で、死んで物言わなくなった彼女は理想のタイプ、というのを表したかったんだけど、
確かにその部分は説明が足りなかった。
実際は主人公が殺してる設定なんだけど、その辺ももっと掛けたような気がする。
>>648 大家ともみ合うシーンは主人公が一方的に追い払った様子を描くべきでした。
ここはもっと書き込めた。残念。
ユキ=秋子はもう少しほのめかしてもよかったのか。オチまで騙し切る予定だったので黙りすぎてしまった。
嘘を付かずにつじつまを合わせるのはなかなか難しいね。
参考にさせていただきます。
ついでに次のお題をください↓
652 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:51:40.36 ID:RvoCROHe0
653 :
悲しい一人暮らし:2006/11/15(水) 00:52:15.01 ID:Ts/s/6Sf0
>>645 幼女や少女がいても解決しないw
TRPGか、TRPGなのか? リアル・ロールプレイ
そうすっとあめいろにつながらねえっ
以下ループ
654 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:54:11.81 ID:leC7mApd0
>>650 ありがとう。
改行は癖付けるようにしたw
やはり、出会いの部分だよね。そこをもっと捻ればよかった。
殺すシーンを入れてもよかったのかなぁ……
死体の表情は結構苦心しました。伝わって嬉しい。
>>652 アロマオイル把握。専門分野だw
655 :
悲しい一人暮らし:2006/11/15(水) 00:55:53.29 ID:Ts/s/6Sf0
おまいら、お題が二つも三つも来て
カオスになっちゃった時って
どうやってネタ引き摺りだしてる?
656 :
VIP足軽x:2006/11/15(水) 00:55:54.67 ID:RvoCROHe0
>>651 蛇足かも分からないけど、以前からおまいの作品を楽しく読ませていただいている俺の立場から言わせてもらう。
おまいの作品は、結構オチまで謎を溜めに溜めて、最後タネを仄めかすって感じのが多いと思う。
それがハマるときは面白いけど、説明がイマイチ足りて無くて頭の中で「?」が残ってしまうことも多い。
その辺を意識するとさらに良くなると思ったんです。余計なお世話かも知らんけど。
657 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:58:02.94 ID:leC7mApd0
>>656 なんか、俺の全てを見透かされているようで怖いw
間違いなくそうです。
いつのまにかそういうスタイルになっていました。
一番怖いのが独りよがりになって読者に謎を残してしまうこと。
これからも気をつけます。
本当にありがとう。これからも楽しみにしていてくださいw
658 :
油売りの左暮:2006/11/15(水) 00:58:06.20 ID:CPhNSgBH0
>>655 ・自分の中に神が降臨するのを待つ
・二つのキーワードから連想していく
・どうしてもダメな時は一つだけ採用させてもらう
とかいいつつ実際は一つのお題からでも発想が苦しい俺orz
659 :
VIP足軽wktk:2006/11/15(水) 01:08:28.88 ID:UCnIWrJr0
お題をください↓
660 :
愛のVIP戦士:2006/11/15(水) 01:09:38.28 ID:Ts/s/6Sf0
>>658 神、来い神w
この二つのお題の交点か・・・
美味しいカレーライスを作るという目的を達成するために
あめいろになるまで玉ねぎを炒める、というロールプレイをする
・・・不自然極まりないw
明日中に案が浮かばなかったら一つずつ使って
二回書くことにしますorz
661 :
愛のVIP戦士:2006/11/15(水) 01:10:28.11 ID:Ts/s/6Sf0
662 :
VIP足軽wktk:2006/11/15(水) 01:13:31.05 ID:UCnIWrJr0
663 :
愛のVIP戦士:2006/11/15(水) 01:20:47.76 ID:LNZsYl5u0
駄目だ、ネタがまとまらない
もう1つお題くださー
664 :
VIP神父:2006/11/15(水) 01:22:39.04 ID:VtgXNiDb0
河童
665 :
VIP足軽q:2006/11/15(水) 01:25:07.46 ID:LNZsYl5u0
666 :
VIP神父:2006/11/15(水) 01:26:19.38 ID:VtgXNiDb0
酷いか? ……前のお題は『翼』か、正直すまんかったwwwww
667 :
一生足軽:2006/11/15(水) 01:36:32.90 ID:4yFIQ4cH0
正直、河童と翼とか凄く簡単そうなんだけど。
俺なんか昔、奴隷とラム酒とかだったんだぞ!!
668 :
VIP皇帝:2006/11/15(水) 01:39:23.93 ID:RvoCROHe0
「部屋とYシャツと私」なんてお題でヒットした奴もいるくらいだから分からんぞ
669 :
武器屋のじじぃ:2006/11/15(水) 02:01:45.47 ID:RcWoKEch0
670 :
お題:地球食&時間切れ1/3:2006/11/15(水) 02:02:22.98 ID:RcWoKEch0
「おい、おい、お前」
「……んん」
「起きろって」
「……んぁ……もう木星に着いたの?」
「いや、火星の公転周期を過ぎたあたりかな」
男はそう言って手元をまさぐり、何かしらのスイッチを押した。
カチリと小さく音がなり、次第にぼうっと室内が照らし出されていく。
「まぶしー……」
光から身を隠すかのように、女が黒い布の中に更に潜り込む。
「お前寝すぎだろ」
「起こさなくてもいいじゃない」
男が声をかけるが、女は面倒くさそうに黒い布の中から答える。
「いや、腹が減ったんだ。地球で買ったお土産どこに置いたっけ?」
「お土産食べちゃってどうするのよ。ヌバティラさんに渡すやつじゃないの?」
「あの土産は賞味期限があるとか言ってた気がするんだ。腐った物をヌバティラに渡すわけにもいかないだろ」
「とかなんとか言って、どうせ自分が食べるために買ったんでしょ……」
ぶつぶつと文句を言いながらも女は起き上がり、黒い布の下から大きな袋を取り出してまさぐりはじめた。
671 :
お題:地球食&時間切れ2/3:2006/11/15(水) 02:02:49.50 ID:RcWoKEch0
「それにしても地球はいいところだったな」
男が前方に広がる星空を見ながら呟いた。
「どこに行っても旨い物があるし。特になんだ、ハワイのキラウェアだっけか。あれは良かった」
「あんたはいつも食い気ばかりだね」
袋をまさぐりながら女が答える。
「私はニホンのフジサンってとこが良かったわ」
「なんだ、お前も食い気先行じゃないか。太るぞ」
「うるさいなぁ……あ、あった。これよね?」
そう言って女が四角い銀色の箱を取り出した。
「あぁ、それだそれだ。賞味期限とか書いてるか?」
「うーん」
女が箱を光にかざす。
「書いてないみたい。中に書いてあるんじゃないの?」
「とりあえず開けてみてよ」
男は相変わらず前方を見つめている。
女は器用に銀色の箱の蓋を取り払った。チッチッチッという小刻みな音が聞こえ始めた。
「あぁ、書いてるわ。えっと……1:00って書いてる……0:59に減ったわ」
「なに、食べられる期限までのカウントダウンが表示されるのか。さすが地球、凄いテクノロジーを惜しげもなく使ってやがる」
「……ねぇ、もう0:40ってなってるけどこれどうやって食べるの?」
「え、何か食べ方の説明書とか書いてないのか」
男はようやく女の方を向いた。
「何もないわ」
「ちょっと見せてみろ」
男が銀色の箱を取り上げる。チッチッチッという音は次第に大きくなってきたようだ。
「0:21、0:20、……まずいな、賞味期限が切れてしまう」
「えー、折角のお土産なのに食べれないの?」
「とは言っても……なんだ、二本のコードが出てるな。これを切るのか?」
「どれどれ」
「この青と赤のコードなんだけど……あ、0:01」
ドゴォォォォォンという大きな音と閃光が室内を埋め尽くした。
672 :
お題:地球食&時間切れ3/3:2006/11/15(水) 02:03:10.81 ID:RcWoKEch0
「なかなか美味しかったわね」
「あぁ、こんな旨い爆発は木星にもなかなかあるもんじゃない」
「賞味期限と見せかけておいてカウントダウンが終わったら食べれるってのも素敵だわ」
「テクノロジーをふんだんに使ったニクい演出だな」
「ヌバティラさんには土産話だけになったわね」
「悔しがるだろうな、あいつ」
「うーん、お腹も膨れたし、私はもう一眠りするとするわ」
「あぁ、俺も寝るとするよ」
「おやすみ……」
「おやすみ……」
了
673 :
武器屋のじじぃ:2006/11/15(水) 02:04:11.38 ID:RcWoKEch0
誰も起きてないだろうなぁ。泣けてくるなぁ。
というわけで批評感想激評ヨロスク
674 :
◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 02:16:48.40 ID:qmGj9Uej0
>>670 んじゃあ感想を。
バクハツを食べる宇宙人たちのお話でイインダヨね?
うーん浅学の俺はキラウェアって何かわからんかったから、
調べて、なるほどと思った。富士山も噴火してるのねw
発想で押し切った!と思いました。
ああ、よくわからん感想だね。スルーでおkw
675 :
武器屋のじじぃ:2006/11/15(水) 02:19:56.28 ID:RcWoKEch0
>>670 感想thx
いや、意図が伝わったことが確認できただけで嬉しいw
676 :
武器屋のじじぃ:2006/11/15(水) 02:20:46.24 ID:RcWoKEch0
677 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 02:22:43.32 ID:VtgXNiDb0
>>673 あ、俺だよ俺。
ちょっと事故っちゃってさ、お金振り込んでくれない?
……じゃなくて。『地球食』のお題出した者だw
>「私はニホンのフジサンってとこが良かったわ」
>「なんだ、お前も食い気先行じゃないか。太るぞ」
最初「ん?」ってなったが、そういうオチかw
『ハワイのキラウェア』ってのは知らないから読み飛ばしたんだが、多分似たようなもんなんだろうね。
話の筋としては面白かったけど、ちょっと会話文に頼りすぎかな?
もうちょっと地の文で描写できるところはして欲しいかな。
『……』は多用するとちょっと鬱陶しいから、その辺りを地の文で巧い事してくれると。
678 :
武器屋のじじぃ:2006/11/15(水) 02:26:47.43 ID:RcWoKEch0
>>677 素敵なお題をありがとうw
感想批評d
……の多用は悪い癖だと自覚してます。「間」みたいなのをを簡単に表現できるもので。
あんまり地の文でやると文章量が多くなるし…完全に筆力不足です。ほんと(ry
679 :
VIP遊び人:2006/11/15(水) 02:31:53.80 ID:Qwhb4Od10
お題が欲しいのだけれど
↓
680 :
VIP賢者:2006/11/15(水) 02:33:43.51 ID:4hYSEncm0
黒妹
681 :
VIP遊び人:2006/11/15(水) 02:34:26.81 ID:Qwhb4Od10
断る
682 :
武器屋のじじぃ:2006/11/15(水) 02:34:36.45 ID:RcWoKEch0
ちょwww
683 :
VIP足軽a:2006/11/15(水) 02:40:38.85 ID:xljiwDJq0
684 :
VIP村人y:2006/11/15(水) 02:50:16.17 ID:qmGj9Uej0
誰もいないかな?
685 :
武器屋のじじぃ:2006/11/15(水) 02:52:59.99 ID:RcWoKEch0
じゃあお題ください↓
686 :
VIP村人y:2006/11/15(水) 02:53:31.30 ID:qmGj9Uej0
投下しようと思ったけど明日にするー
>>685 独楽
687 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 02:54:11.56 ID:VtgXNiDb0
いるよ!
688 :
◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 02:56:36.95 ID:qmGj9Uej0
じゃあ投下w
お題がの消化が微妙だったけど止められなかったorz
お題「郷愁」
題名「愛の形」
689 :
愛の形1 ◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 02:57:49.71 ID:qmGj9Uej0
春の陽気に誘われテラスにでる。ルルナはゆっくりと深呼吸をした。
早速紅茶とお菓子を用意した彼女は、テラスの椅子にそっと座った。椅子から伝わる温もりもこの季節
独特なものである。
ルルナは少し長くなった髪を耳に掛ける。甘い紅茶の香りがとても美味しい午後の一時。
彼女は微笑んで紅茶を一口含んだ。
テラスに面した部屋でピアノを奏でる壮年の男がいた。去年ルルナと結婚し、蜂蜜のように甘い幸せを
謳歌しているランスである。彼はチラッと横目でルルナを見る。少女の面影が濃い彼女の美しい横顔は、
それだけで絵画と見間違えるほど芸術的であった。
「この曲を聴くと故郷を思い出すの」
穏やかな旋律は心地よくルルナを包み込む。そのメロディーに合わせて彼女は鼻歌でハミングしてみせた。
今日も平和で愛のある一日であるよう祈りを込めて。
「あなた……私は幸せよ」
優しく鍵盤を撫でるランスをルルナはそっと抱きしめた。
その日も空は青く、柔らかい春の風が吹き抜けている。
ルルナはもはや日課になっている午後のお茶をテラスで楽しんでいた。この無人島での生活は三年になる。
それは同時にルルナがランスと結婚して三年の月日が流れている事を意味していた。
見慣れた風景にも飽きることのないこの島での生活も極めて快適である。
優しい夫と素晴らしい自然に囲まれて、不満など何一つ無かった。しかし、時々ふと思うことがある。
(あの人はここで何の研究をしているのかしら?)
地下に籠もっているランスの仕事をルルナは知らない。科学の研究をしていて、その結果が莫大な財産を産み
出したとだけは聞いていた。なので、無人島から外に出るのは買い物や旅行に行く時だけだった。
690 :
愛の形2:2006/11/15(水) 02:58:46.14 ID:qmGj9Uej0
すると、そんなことを考えていたルルナの視界が突然回転した。そして視界は霞み、何も見えなくなる。
そして手にしていたカップが地面で砕け、破片が飛び散る。しかし、その音も、破片が飛び散る様も感じ
られないほど、彼女の意識は混濁し、暗闇の縁へと落ちていった。
ルルナの身体が地面に倒れた時、研究室から上がってきたランスは慌てて駆け寄った。
「ルルナ! 大丈夫か?」
その力強い声に彼女の意識が、暗闇の中から蘇る。
「あなた……」
「休もう。きっと疲れているんだ」
「……ええ」
ランスは彼女を抱きかかえ寝室へと連れて行くと、ゆっくりとベットの上に寝かせた。
ルルナの顔は青ざめ、呼吸も荒く、一目で医者を要する状況だと分る。
「ルルナ、君は私のモノなのだ」
「ええ……わ、私は、はぁ……あなたの……もの」
「そうだ、少し待っていてくれ」
ランスはルルナの頬に口づけすると、寝室を後にした。
コツコツと、地下室への階段を下ると、少しずつ音楽が聞こえ始める。
ランスは、その居慣れた研究室に入ると、机にいれてある一冊の日記と、瓶に入れられた錠剤を取り出した。
「頃合いか……」
そう呟くと、ランスはルルナの待つ寝室へと向かった。
「さあ、これを飲むんだ」
691 :
愛の形3:2006/11/15(水) 02:59:34.10 ID:qmGj9Uej0
水と、先程研究室から持ってきた錠剤を飲ませると、ルルナは落ち着きを取戻した。
ルルナ「ありがとう」と言い目を軽く閉じた。
「愛しいルルナ、眠る前に私の研究の話をしておこう」
「話?」
先程まで、考えていた事を話し出す彼に少し驚きながら、前々から聞けなかったそれに耳を傾けた。
「さて、どこから話したものか……」
ランスは日記を開き、語り始めた。
「分ったかい? 最後の最後まで君は私のモノだ」
事実を告げられたルルナは狼狽し発狂し狂いだす。そんな彼女を愛おしい目でランスは見守り続けた。
ルルナは寝室を飛び出し、研究室への階段を降りる。扉を乱暴に開け放つと、最初に奪われたのは聴覚であった。
いつか聞いた旋律、そうランスがピアノで奏でていた曲である。
「……私はココで……産まれた?」
呆然と涙を流すルルナ。次に奪われたのは視界、目の前には巨大な水槽があり、その中にルルナがもう一人
浮かんでいた。しかし、今の彼女よりも若く見える。そう、三歳程若く。
「人工的に造られた人間。ホムンクルスだ」
いつの間にか後ろまで来ていたランスが告げる。
「よく見てごらん愛しいルルナ。あの薬を飲んだ君の命に時間がそうあるわけでもない。
先程話した私の研究の結晶、君の故郷にあたる場所だ」
「あ、あ……」
ルルナは後退し、床を這うコードに躓き尻餅をついてしまう。そんな様子をランスはやはり愛おしく、
しかしどこか寂しそうな目で見守った。
692 :
愛の形4:2006/11/15(水) 03:00:09.64 ID:qmGj9Uej0
「あと数日の寿命を全うするより苦しみは無いはずだ……その為に死薬を飲ませたのだよ」
それは私の愛だ、と言うランスから逃げるように研究室の階段をルルナは上がった。そして、動かなくなる。
よほど事実は残酷で耐え難かったのだろう、死に顔はお世辞にも穏やかであるとは言い難く、
悲痛な恐怖に歪んでいた。
ランスは日記に綴る。
――2006年11月15日。三体目のルルナの死。事実を知ると、やはり最後まで私を受け入れてはくれなかった。
次のルルナには、もっと強烈な記憶の刷り込みが必要だ。寿命も三体目よりかは長くなるだろう。次はきっと……
月日とはいつの間にか流れていくもの。ランスとルルナが住んでいる無人島は、
いつの間にか本当の無人島になっていた。
光も届かない研究室の机に突っ伏しているのはランス。その背中にはナイフが突き刺さっていた。
傍らには血で汚れた何冊目かの日記。日記の最後のページには、こう書かれていた。
――2041年9月28日。ホムンクルスという事実を告げ、死を目前とした八体目のルルナに聞かれた。
「何故私を産み出したのか?」と。私は答えた。「こんな醜い私を愛してくれるのは、記憶を操作した君しかい
ないからだ」と、私は生涯において憎み続けた自分の容姿について正直に話した。ルルナは言ってくれた。
「私が、記憶を操作されていようと今あなたを愛している……」と。私はようやく全て受け入れてくれるルルナ
に出会えた。私は幸せ者だ。
血まみれた手で、ランスを椅子ごと抱きしめるように死んでいるのはルルナ。
自分の全てを愛する人形は、彼を殺してでも一緒にいたいと思わせていた事に、
ランスは本望であったのだろう、その死に顔は満足そうな笑みを携えていた。
終わり
693 :
◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 03:01:42.52 ID:qmGj9Uej0
以上です。
何か感想・批評とか貰えたらうれしいです。
694 :
VIP遊び人:2006/11/15(水) 03:10:26.34 ID:47R1gqG9O
695 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 03:14:28.47 ID:VtgXNiDb0
>>693 あれ、魔女っ子がいないよ? ……って冗談はさておいて。
相変わらずの独特の世界観は、流石と言うべきかな。
物語の世界を創る能力は尊敬に値する。
と、ちょっと贔屓目に誉めておいてw
今作品に関しては地の文が説明的過ぎると感じたかな。
読者を世界に引き込むためにはある程度の説明は必要とは言え、それが過ぎると逆に冷めてしまう事もある。
具体的に何処がと聞かれると返答に困ってしまうが。
話の内容が内容だけに仕方がない部分はあるけど、空気が堅苦しいっていうか重いっていうか。
ちょっと冗長だと感じる部分も幾つかあった。
1レス目の前半から後半への時間の流れが唐突過ぎたと思った。
一ヶ所、目に付いたところ。
> 地下に籠もっているランスの仕事をルルナは知らない。科学の研究をしていて、その結果が莫大な財産を産み
>出したとだけは聞いていた。なので、無人島から外に出るのは買い物や旅行に行く時だけだった。
一文目と二文目の繋がりは普通だけど、二文目と三文目の繋がりに違和感。
莫大な財産を産み出した=無人島から外に出ない、ってのはなんか違う気がした。
それと『なので』ってのは口語的表現だと思う。地の文で書くなら『そのため』とかの方が良いかも。
やべえ細かく書いてたら一レスに収まらないwww
696 :
VIP神父:2006/11/15(水) 03:16:33.16 ID:Qwhb4Od10
697 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 03:22:20.48 ID:VtgXNiDb0
> 見慣れた風景にも飽きることのないこの島での生活も極めて快適である。
前後しちゃったけど、この辺の表現はくどいと思う。
二レス目に入って最初の文で、またも表現に違和感あり。
> すると、そんなことを考えていたルルナの視界が突然回転した。
そんなことを考えていたから視界が回転したの? 『すると』って接続詞は不適切かな。
飛んで、三レス目。
> 事実を告げられたルルナは狼狽し発狂し狂いだす。
発狂と狂いだすが重複。
なんか後半の感想端折っちゃったきがするけどw
話としては悪くないと思うんだけど、表現で気になる点が何ヶ所か。
三人称視点で描かれていながら、視点がブレて感じる箇所があったって感じ。
698 :
VIP遊び人:2006/11/15(水) 03:24:05.24 ID:47R1gqG9O
>>693 冒頭から結末まですんなり読めた。
世界観も美しくまとまっててすばらしい。見習いたい。
気になったのは2レス目冒頭の接続詞乱発。
描写を書き込むあまりにちょっとくどく感じた。
699 :
VIP村人z:2006/11/15(水) 03:29:29.68 ID:qmGj9Uej0
>>695 ありがとう!!
しかし異質な世界を書く時、どうしても説明的になってしまうorz
うーん会話が説明っぽいかな……
てか細かいとこまでありがとうww俺の推敲力のなさに乾杯w
というかこういう話しは自分も鬱になるから困る。
もっと明るいお話かけばよかったorz
視点も最近悩む所。所々三人称と一人称を使い分けたい時がある。
技術的にそれはルール違反なのかな?
>>698 ありがとう。というか照れるんだぜw
描写を書き込むことは普段あまりしない分、
やると結構書き込んでしまうと今自覚。
ありがとうorz
700 :
姫:2006/11/15(水) 03:31:14.24 ID:uV0cGJ230
ごめん。タイトルがデジャウだった。寝ようと思ったのに思わず読んだ。
批評書こうとしたらさき越されて言う事残ってないし。
個人的に勝手に思ってる細かいことでも。
カタカナ名前は日本人になれないから、同じ文字数とかは止めた方が特徴が分かって読み手に優しい。
「ー」とか「ッ」とか入ると尚区別しやすい。と、勝手に思っています。
テラスに面した〜。〜ランスである。はごちゃ混ぜになった。
話は読みやすくて分かりやすい。おもしろかった。
でも何かものすごい他人事、という感じで進むね。
もっとおまいの独創的な話とか読んでみたいなーと。
701 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 03:37:44.03 ID:VtgXNiDb0
>>699 ルール違反、ってわけではないはず。
そういった小説だって世の中にはあるわけだし。
ただし、それをするにはリスクが伴うって事を忘れちゃいけない。
巧くいけば持ち味だが、失敗すれば読者を置いてけぼりにする諸刃の剣。
センテンスで分けるくらいならまだマシだけど、ごっちゃになったら正直読むのがしんどい。
>>700 つ『岬の魔女っ子物語』
702 :
◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 03:38:39.82 ID:qmGj9Uej0
>>700 姫様ありがとうございます!
人事ですか……うーん多分自分の好きな話しでないからかなあ…
というのもこういう鬱話はあまり書かないのでorz
因みに普段は魔女っ子を書いていますw
703 :
◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 03:40:57.50 ID:qmGj9Uej0
>>701 今回は意図したわけでないので、
単なるミスというか、かなり適当ですorz
今度はちゃんと意図したものに挑戦してみようかなw
辛口覚悟でw
って魔女っ子物語を勧めないでw
あれは個人的に未熟な部分の目立つ恥ずかしい作品だからorz
704 :
◆Xenon/nazI :2006/11/15(水) 03:43:49.49 ID:VtgXNiDb0
ごめんね、奴隷の癖に偉そうな事言ってごめんねwwwww
『岬の魔女っ子物語』はうぃきのコンテスト → 創英社 超短編&ライトノベルコンテストを参照。
あと、品評会にも魔女っ子は多数登場してるからそちらも宜しく!
ってなんで俺が宣伝してるんだwww
705 :
VIP足軽wwwww:2006/11/15(水) 03:44:36.82 ID:z0TYoOrWO
ところで、最近まっとうなお題が減ってる気がするんだけど何で?
706 :
◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 03:47:05.95 ID:qmGj9Uej0
>>704 ちょwwwwX殿wwww
だ、誰も宣伝なんかして欲しいなんて頼んでないんだからね! 勘違いしないで!
>>705 それは暗に俺に言っているのかorz
707 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 03:48:04.09 ID:VtgXNiDb0
うはwww名前ミスったwwwwww
>>705 俺はそんなに変なお題出してるつもりはないけど。
昔から、まっとうじゃないお題ってのもかなり出されてきてるとは思うよw
708 :
◆InwGZIAUcs :2006/11/15(水) 03:49:58.36 ID:qmGj9Uej0
>>705 ミスッタ!
間違えてz0TYoOrWO氏の
>>622に対する発言だったorz
お題はよくわからんです。ごめんです。
709 :
VIP将軍:2006/11/15(水) 03:54:31.23 ID:QcxoBWDm0
710 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 03:56:52.81 ID:VtgXNiDb0
初代スレのお題(抜粋)
屋上で夕日をバックに告白した男女がそこから立ち去りそれぞれが物を思うシーン
主人公部活帰り+一人で歩いてると幼馴染(恋愛感情アリ)登場+ヒロインはツンデレ気味
鬼の立場からみた「桃太郎」
携帯はどこまで便利になるんだろう+理想の世界ネトゲと冷たいリアルの境目+バイブオナニー
選抜甲子園準決勝延長15回引き分け再試合の延長15回裏の攻防
……こんな感じかwwwww
711 :
VIP足軽の子:2006/11/15(水) 03:57:55.72 ID:pJiGE9940
お題ください
712 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 03:59:48.15 ID:vG1dyuIDO
713 :
宿屋の女中:2006/11/15(水) 04:00:36.28 ID:QcxoBWDm0
わろすwwwwww
それでいて、お題出されて投下されるまで、どれも1時間以内くらいだからなwwwww
おそろしい……
>>711 つ明日
714 :
VIP足軽の子:2006/11/15(水) 04:01:47.46 ID:z0TYoOrWO
どうやら俺が来た頃がたまたま安定してただけっぽいな。
715 :
宿屋の女中:2006/11/15(水) 04:03:10.15 ID:QcxoBWDm0
>>714 いやタイミングの問題だと思うよ
まっとうなお題も多いとおも
716 :
VIP神:2006/11/15(水) 04:03:45.96 ID:VtgXNiDb0
>>712 ま た お 前 か
>>714 まぁ、時期的なものもないとは言い切れないね。
お題を出す人間がこのスレに常駐している人間とは限らないってのもあるとは思うが。
717 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 04:04:52.51 ID:vG1dyuIDO
718 :
VIP足軽MS:2006/11/15(水) 04:05:58.84 ID:pJiGE9940
719 :
VIP村人XL:2006/11/15(水) 04:07:24.70 ID:qmGj9Uej0
720 :
VIP神:2006/11/15(水) 04:09:31.12 ID:VtgXNiDb0
>>717 = ID:vG1dyuIDO = ID:yiOeNi6/O = ID:9JgzNUBRO
もう一回だけ構ってあげよう。
荒らしはウザイから消えて下さいね。
あと、コテと酉の違いもわからず、VIPでsageてる携帯厨乙。
721 :
VIP足軽c:2006/11/15(水) 04:09:55.29 ID:xljiwDJq0
ところで今俺が書いてる作品が16レスくらいになりそうなんだがw
なんかスレを埋め尽くしそうな勢いだ・・・
どうしたら四分の一くらいになるかな?かな?
722 :
VIP足軽roop:2006/11/15(水) 04:15:18.42 ID:4B+j2jwh0
長くするのは大して難しくないが、短くするのは難しい。
そう言う意味で腕の見せ所じゃね?
物語の中の時間・登場人物数・場所の数
これらはどうよ?
723 :
VIP神:2006/11/15(水) 04:15:48.22 ID:VtgXNiDb0
724 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 04:18:15.22 ID:JQlMYANt0
>>720 ごめんね、携帯から書き込んだときにsageてごめんね。
>>721 適当に段落を丸々抜いてみる。意外と文章がつながってることがある。
・・・まぁ、何を書いているのか分からんけど、人いない時間帯なら冒険してみてもいい頃。
無理に削って、中途半端な作品にするのももったいないからね。
ただ長いだけで、gdgdなのは勘弁だけど。
725 :
VIP足軽c:2006/11/15(水) 04:19:04.52 ID:xljiwDJq0
>>722 時間が1レス目から五年くらい経過してるw
そ れ だ
>>723 21レス・・・
上には上がいるな
とりあえず半分くらいになるように頑張ってみる。サンクス!
726 :
VIP足軽c:2006/11/15(水) 04:21:31.65 ID:xljiwDJq0
>>724 スルーしたわけじゃないんだぜ?w
なるほど、時間帯か・・・なんか10レスくらいならアリな気がしてきた
727 :
VIP神:2006/11/15(水) 04:46:58.13 ID:VtgXNiDb0
ただし、投下する時間を間違えると折角長い作品を書いたのに、
読み手が少なくて感想がもらえないかもしれないという諸刃の剣www
728 :
VIP足軽c:2006/11/15(水) 04:47:11.97 ID:xljiwDJq0
ほしゅれ俺
729 :
VIP足軽c:2006/11/15(水) 04:50:37.53 ID:xljiwDJq0
空回りスマン。感想くれくれはオーケー?
730 :
VIP神:2006/11/15(水) 04:54:16.56 ID:VtgXNiDb0
俺は読んだら感想は書くよ。
ちょっと厳し目な事言ったりたまに的外れな事言ったりするかもしれないけどwww
731 :
VIP足軽c:2006/11/15(水) 04:57:36.48 ID:xljiwDJq0
厳しい意見はありがたいんだよなあ・・・
特に推敲の時に役立つ希ガス。思い出しながらやると第三者の目線で見られる。
732 :
VIP奴隷:2006/11/15(水) 04:57:46.86 ID:JQlMYANt0
>>726 後書きに何か一言添えておけば、もしかしたら、文章として削れる部分の意見がもらえるかも。
もらえそうになければ、通常版M館へどうぞ。
半月以上の放置プレイに耐えられれば、きっと誰かが(ry
ここをどうしたらいいんだろう?といった具体的なポイントを挙げて、
アドバイスを欲しがるのもありだと思うんだよね。
自分で問題点が分かっていても、解決できない場合があるわけだから。
ただし、なんでも教えて君になっちゃうと、ウゼェェェェとなるけど。
733 :
VIP神:2006/11/15(水) 05:03:02.04 ID:JQlMYANt0
リロードしなかったら、すでに話が進んでいた件
>>731 感想クレ、厳しい意見クレ、忌憚ない意見をクレ、と書いてもらった方が、あれこれいいやすい。
投下時に何も書いていないと、気を遣ってしまう。
最近、たまにしか感想書いてない俺がいうセリフじゃないけど。
734 :
テンプレ修正案(1/1) ◆Xenon/nazI :2006/11/15(水) 05:07:55.95 ID:VtgXNiDb0
ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※
各まとめ入口:
http://bnsk.jf.land.to/ 初心者の方は掲示板を一度ご覧下さい。小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています
まずは安価でお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです
→人のお題を使って書くのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります
▽投下の際の注意点
・他の作者が投下中は投下完了まで待って下さい。投下前にはリロードを忘れずに。投下宣言するのもありです
・投下する人は最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願いします
・できれば名前欄に『「タイトル or お題」 現在のレス数/総レス数』のように書いて下さい
・作品を投下する際は、テキストエディタで仕上げてからまとめて投下して下さい
▽読み手の方へ
・感想は書き手側の意欲向上に繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい
▽保守について
・創作に役立つ雑談や、保守を兼ねての書き下ろし投下は大歓迎です
・落ちた場合は立てれる人が新スレを立てて下さい。人がいる時間を目安に
735 :
テンプレ修正案(2/2) ◆Xenon/nazI :2006/11/15(水) 05:08:18.48 ID:VtgXNiDb0
▲週末品評会
毎週木曜日の夜〜土曜日の午前中に、お題が出されます
作品は土曜日の0:00から日曜日の24:00までの間に投稿してください
その後それぞれに評価をして頂き、月曜日の0:00から火曜日の24:00まで投票を受け付けます
▽作品投稿
・ジャンルは自由、時間を過ぎての投稿も選考外ではありますがまとめサイトに掲載します
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って全部書き終わってから投下するようにお願いします
・優勝時の本人確認のため、週末品評会参加者は出来れば酉を付けて下さい(酉は名前欄に#と自由な文字列)
→毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです
▽投票
・本スレへの書き込みでお願いします(複数選択可)
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行って下さい
・簡単でよいので、感想、批評等書いて下さい。書き手の次への糧になります!
・投票は投票用テンプレを使うか、【投票】と書いて書き込んで下さい
▽優勝者特権
・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられます
・投票数が同数の場合は、気になった作品の投票数の差で決定します
・お題の発表時間は優勝者に一任されますが、遅くても土曜日の午前中には提示して下さい
736 :
VIP悪魔:2006/11/15(水) 05:09:13.04 ID:VtgXNiDb0
前スレで話題になったものの今スレでは修正されなかったというwww
そして通常の方、1/1てなんだよ。完結してるじゃねぇか_/>。
737 :
VIP足軽dca:2006/11/15(水) 05:18:03.34 ID:xljiwDJq0
>>732-733 なるほど、欲しい感想もらう方法はいろいろありそうです・・・
書き上げたモノが自信あるなら怖がらずに投下してみよう!ということでFAと。
738 :
VIP足軽dca:2006/11/15(水) 05:54:04.99 ID:xljiwDJq0
睡魔になんか負けない保守
739 :
VIP足軽e:2006/11/15(水) 06:18:33.18 ID:xljiwDJq0
ほしゅ・・うま・・
740 :
VIPゾンビa:2006/11/15(水) 06:45:12.71 ID:xljiwDJq0
なんか脳みそ食いたくね?wwwwwwwwwっうぇwwwwwwうぇwww
741 :
VIP毒蛇:2006/11/15(水) 06:45:12.50 ID:VtgXNiDb0
睡魔ってなんだろう。
空腹ってなんだろう。
昨日は缶コーヒーを3本飲んだくらいだった。
742 :
VIP村人w:2006/11/15(水) 06:48:29.24 ID:ywjYh6iU0
今日マラソン大会あるのに…wwww
743 :
VIP村人w:2006/11/15(水) 06:50:50.25 ID:ywjYh6iU0
保守がてらお題plz
744 :
VIPゾンビa:2006/11/15(水) 06:52:51.99 ID:xljiwDJq0
つ ゾンビ
745 :
VIP足軽e:2006/11/15(水) 06:55:10.35 ID:xljiwDJq0
正直すまんかった
もう寝る
746 :
VIP村人w:2006/11/15(水) 06:57:18.20 ID:ywjYh6iU0
747 :
VIP女神:2006/11/15(水) 07:13:12.28 ID:VtgXNiDb0
なんだろう。結局朝まで寝ずに過ごしてしまった。
748 :
ex17落とさないでね:2006/11/15(水) 07:14:22.76 ID:Sz/odEGl0
749 :
はぐれVIPPER:2006/11/15(水) 07:38:19.12 ID:Llo/fIMqO
書けないタスケテ
750 :
VIP村人j:2006/11/15(水) 07:44:06.34 ID:AC9yKITW0
>>749 書かないタスケタ
そういう時は外でスポーツを楽しんでこいってばっちゃがいってた!
町内を全速力で長距離走してらっしゃい!
751 :
南蛮ムキトス:2006/11/15(水) 07:51:21.54 ID:pRxvIchm0
>>710 初代スレのお題リスト吹いたwwwwwwwwwwバロスwwwwwwwwwww
752 :
VIP女神:2006/11/15(水) 07:52:00.73 ID:VtgXNiDb0
753 :
南蛮ムキトス:2006/11/15(水) 07:54:42.51 ID:pRxvIchm0
ありがとう女神様
754 :
VIP足軽j:2006/11/15(水) 08:24:33.58 ID:7tqyqpi50
俺も何か書いてみるか
というわけでお題プリーズ
755 :
高校の女教師:2006/11/15(水) 08:35:26.71 ID:9eX7kR6k0
756 :
VIP足軽j:2006/11/15(水) 08:41:42.26 ID:7tqyqpi50
757 :
VIP侍:2006/11/15(水) 08:43:54.29 ID:Jyn90p/9O
お題下さい
758 :
VIP番長:2006/11/15(水) 08:47:40.15 ID:VtgXNiDb0
759 :
609:2006/11/15(水) 08:51:35.80 ID:xxELOoVT0
>>611 >>618 >>631 感想、ありがとうございました。一緒くたにしてしまってごめんなさい。
かなり時間も空いてしまったので各レスってのも今更感が否めないだろうと判断したので……
俺は文章に目が行き過ぎて、全体がおろそかになる傾向がまだまだ強いみたいだな。
次からはマクロな視点から推敲を重ねてみる。
もっかい、感想ありがとうございました!
で、練習用に短いの書こうと思うんで、サディスティックなお題を!
760 :
VIP番長:2006/11/15(水) 08:54:38.03 ID:VtgXNiDb0
761 :
VIP侍:2006/11/15(水) 08:58:33.47 ID:Jyn90p/9O
762 :
VIP遊び人:2006/11/15(水) 08:59:04.01 ID:4ohFJ+lsO
漏れも書きたい。
おだいください。
763 :
VIP足軽gif:2006/11/15(水) 09:00:34.63 ID:xxELOoVT0
>>760 書いてみる
あとお題だったら「ドメスティック」
764 :
762:2006/11/15(水) 09:06:03.46 ID:4ohFJ+lsO
>>763 ドメスティックは760にむけたのかな?
俺もらっていいのかな。書 く ぜ 。
765 :
763:2006/11/15(水) 09:15:03.47 ID:xxELOoVT0
766 :
VIP侍:2006/11/15(水) 09:15:52.70 ID:VtgXNiDb0
767 :
VIP侍:2006/11/15(水) 09:16:54.60 ID:VtgXNiDb0
768 :
VIP神父:2006/11/15(水) 09:37:01.75 ID:4ohFJ+lsO
>>767 丁寧にありがとう!
とりあえずドメスティックでいかせてもらう。
769 :
VIP足軽j:2006/11/15(水) 10:13:26.90 ID:Hzo4pfLV0
お題↓
770 :
VIP足軽hentai:2006/11/15(水) 10:20:35.83 ID:xxELOoVT0
うまい棒
771 :
VIP足軽neet:2006/11/15(水) 11:35:19.21 ID:XV3ubm400
お昼休みはウキウキ・・・しねーよ
772 :
VIP村人h:2006/11/15(水) 12:16:29.20 ID:B5e5Nuw70
しないのか。
ていうかスレ落ちにくくなったね。
773 :
VIP足軽roop:2006/11/15(水) 12:41:48.32 ID:r19WtlHr0
お題を貰って書いてみようかなと思ったら忘れてたから、お題を貰って何かを書いてみようと思ったのはいいが、忘れてしまわないように気をつけておきたいとおもった。
ところで、お題を(ry ↓
774 :
VIP村人n:2006/11/15(水) 12:43:28.47 ID:4+hlruORO
775 :
763:2006/11/15(水) 13:10:39.45 ID:xxELOoVT0
「ドラムスティック」、書けたけど、これは、ひどい。
長い上、いろいろとどうしようもない。
スレ汚しにならないようにbnskうpろだの0017に上げといた。
ウザかったら消してくれ。DELパスはvip。
ウザくなくても22時頃には消すと思われる。
776 :
VIP足軽s:2006/11/15(水) 13:13:53.62 ID:r19WtlHr0
スレ汚してもいいんだぜ?
あんたの作品はあんたにしか書けねぇ。
おれは、そんなあんたが好きなんだっ!
777 :
VIP足軽q:2006/11/15(水) 14:23:42.61 ID:XV3ubm400
だが断る
778 :
VIP番長:2006/11/15(水) 15:06:33.75 ID:jvNATVNnO
生きてるのか
779 :
VIP村人k:2006/11/15(水) 15:08:52.42 ID:NtoYBkFB0
それとも…死んでいるのか?
780 :
VIP足軽utu:2006/11/15(水) 15:09:26.19 ID:r19WtlHr0
生きていた
781 :
VIP毒蛇:2006/11/15(水) 15:10:31.19 ID:qmGj9Uej0
>>752 亀だけどすごい勢いでお疲れ様です!
意見をまとめるのも大変だったと思う。
このスレに有意義なものが書かれているので、
皆さんも一度目を通して損はないかと!
782 :
VIP足軽p:2006/11/15(水) 15:17:23.57 ID:XRd/urjZO
冬に備えてお題下さい
783 :
VIP村人k:2006/11/15(水) 15:18:32.00 ID:NtoYBkFB0
八甲田山
784 :
VIP足軽p:2006/11/15(水) 15:21:00.39 ID:XRd/urjZO
ヨクワカランガ把握
785 :
VIP足軽utu:2006/11/15(水) 15:26:23.09 ID:r19WtlHr0
ところで品評会ってどうなったの??
786 :
VIP商人:2006/11/15(水) 15:40:54.02 ID:TocIgX3q0
今晩0時以降に前回優勝者がお題を投下するはず
787 :
VIP村人n:2006/11/15(水) 16:20:05.00 ID:UCnIWrJr0
しゅ
788 :
VIP足軽s:2006/11/15(水) 16:21:32.13 ID:XV3ubm400
足軽sが軽やかに参上。
参上、推参、見参
ライオン丸Gみて思ったけど、これ使い分けるの大変な
789 :
VIP神父:2006/11/15(水) 16:59:01.51 ID:xgWq/X8h0
>>788 改まって言われると確かに難しい……
っていうか、違いを説明できない自分に絶望した。
790 :
VIP村人q:2006/11/15(水) 17:15:14.64 ID:/lF7y4+iO
天空真剣、ブルー・ジェット!推して参る!
791 :
VIP盗賊:2006/11/15(水) 17:24:53.03 ID:xgWq/X8h0
推参、は自分から勝手に来る、か。
見参と参上の具体的な差がよくわかんねー。
見参は目下の者に対して使う意図もあるみたいだけど。
792 :
VIP村人q:2006/11/15(水) 17:51:12.17 ID:/lF7y4+iO
見参→上から下へ
参上→下から上へ
推参→押し掛け
らしいよ
793 :
VIP村人z:2006/11/15(水) 18:12:47.81 ID:sUiL9ryM0
お題下さい↓
794 :
VIP村人p:2006/11/15(水) 18:13:14.78 ID:UCnIWrJr0
美少女が悪漢に襲われているときに、正義の味方が登場する場合
○○マン、推参!(=うはwww来ちゃったwww)
○○マン、見参!(=正義の鉄槌を下しに来たぜ!お前ら頭がたけえ!)
○○マン、参上!(=お嬢さん、貴方の僕が助けに来ましたよ☆ハアハア)
みたいな感じかとおもてた。
>>793 トートロジー
795 :
VIP村人z:2006/11/15(水) 18:15:11.42 ID:sUiL9ryM0
ありがとう、駄目かもしんないけどやってみる。
796 :
VIP村人p: