ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
1 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :
佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:25:51.56 ID:+8/P6fwu0 長編投下の際の注意
超長編(もしくはSS職人)の場合はコテトリ付けようっ!でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ?
前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ・・・あの、お茶どうですかぁ?
基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系(特にハルヒ)が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョンたんの恋愛話も大歓迎ですよマッガーレ
当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ・・・けど、今はほとんど皆無。別に気にしないで
キョン君、過度な性的描写はやめようね〜、タンスにエロビデ隠してるの知ってるんだからね〜
台詞や呼称等もその人物にとって違和感がないようにしてくれたまえ
1レスには最大26行、全角で1024文字まで入るのね。詰め込み過ぎには注意するのね
要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな
自分で投下した長編はなるべく自分で編集すること、わかった!?
夜の時間帯(20時〜翌1時ぐらいまで)にWIKIを編集すると、重くて壊れたように表示されちまうけど、
その時間帯以外になったら直ってるので心配しないでくれ!うおっ!チャック!?
それじゃ、さっさと投下しなさいっ!いい?あたしを退屈させたら死刑だからねっ!
DAT保管庫
http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/ 新まとめサイト
http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/
乙
3 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:27:29.32 ID:HK/p0Hwd0
4 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:28:15.88 ID:zglvkr3OO
>>1 乙
wikiについては良いと思うけど、避難所がないぜ。 86スレ目
6 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:29:03.20 ID:C4wAcejV0
7 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:29:30.73 ID:+8/P6fwu0
8 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:31:23.88 ID:+wyrxiuX0
おっ新スレですね。 短いの書いたんで3レスほど投下します。 漏れ的には激甘テイストです。
9 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:31:33.02 ID:jCT8ORCoO
>>7 別に入れなくていいんじゃね?
先達を見習えばだが。
10 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:32:18.27 ID:+8/P6fwu0
>8及び前スレ>1000にwktk
11 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:32:18.59 ID:11sbanUg0
>>7 いらないだろ。そういうパート表記を明確に表すものは却って嵐の的になるし
12 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:32:49.56 ID:HK/p0Hwd0
13 :
めがっさ青春 1/3 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:33:19.24 ID:+wyrxiuX0
ハルにゃん、この別荘のお風呂はめがっさ広いにょろよ 「そうなんですか楽しみです、鶴屋さん」 ところで他のみんなは? 「もうちょっと休んでるそうです、すいません」 おや、あそこで居眠りしてるのはキョン君じゃないかい? 「しょうがないわね、馬鹿キョンなんだから、ちょっと起きなさいよ」 そっとしておいてあげるっさ、合宿には特訓が付き物って別荘の周りを走らされて その上キョン君だけ罰ゲームってめがっさ走らされたから 疲れて眠っちゃうのも仕方がないよ ぐずぐず言わないでさぁお風呂にいくにょろ 「あっあたしちょっと忘れ物したみたいです、とってきますので鶴屋さんはお先にどうぞ」 カポーン(サービスショット:鶴屋さんの入浴シーン、各自想像の事) ハルにゃんこないにょろ、疲れて寝ちゃったのかな? のぼせちゃうからお風呂から出るっさ おや、キョン君まだ寝てるにょろ、隣にいるのはハルにゃん? 寝てるキョン君を見てるハルにゃんはめがっさ楽しそうにょろ 今までずっと見てたんだねぇ、めがっさ青春してるにょろ しかしハルにゃんも素直になればいいっさ 邪魔しちゃ悪いから退散するにょろ んっ、ハルにゃん口をアヒルみたいにして・・・寝てるキョン君に何を・・・ こっこれはいわゆるチュー?
14 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:34:50.22 ID:+wyrxiuX0
ハルにゃん!ちょっと待つにょろ! 意識の無いキョン君にそんなことしちゃうのはお姉さん感心しないよ 「つっ鶴屋さん、これは・・・その・・」 好きな相手に黙ってそんなことしたら後で気まずくなってめがっさ後悔するにょろ 「すっ好きな相手なんて誤解よ、あたしとキョンは団長と平団員ってだけでー」 嘘にょろ、ハルにゃんは好きでもない相手とチューなんかしないっさ キョン君のことがめがっさ大好きだからチューしようとしたにょろ 「・・・ ・・・」 大好きなら相手の気持ちも考えないと駄目にょろ キョン君が起きたらハルにゃんの気持ちをちゃんとキョン君に伝えて それから好きなだけキョン君にめがっさチューして貰えばいいっさ 「・・・でもアイツは・・・そのニブチンだから・・・」 キョン君がぐずぐずいった時は『大好き!』っていいながらかじりついて 無理やりチューでもなんでもしちゃいなさい! 「つっ鶴屋さん、さっきと言うこと違いますよ!」 いいっさ、わがままは恋する女の子の特権にょろ、ハルにゃんも特権を利用するっさ 「っんー、あれっハルヒ、俺寝ちゃってたのか」 そうだね、ずっと寝てたみたいにょろ 「あっ鶴屋さんどうも」 湯冷めしちゃうから先にいくっさ、じゃハルにゃん頑張るにょろよ 「んっハルヒどうした?顔が赤いぞ」 「・・・キョン、ちょっちょっとあたしの話を聞いて−」 おっとここから先を聞くのは無粋にょろ、さっさと退散するっさ
15 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:35:18.10 ID:kXflBTaB0
>>8 wktk
>>前スレ1000 期待してます
16 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:36:02.86 ID:11sbanUg0
長編投下の際の注意
・超長編(もしくはSS職人)の場合はコテトリ付けようっ!でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ?
・前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ・・・あの、お茶どうですかぁ?
・基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系(特にハルヒ)が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョンたんの恋愛話も大歓迎ですよマッガーレ
・当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ・・・けど、今はほとんど皆無。別に気にしないで
・キョン君、過度な性的描写はやめようね〜、タンスにエロビデ隠してるの知ってるんだからね〜
・台詞や呼称等もその人物にとって違和感がないようにしてくれたまえ
・1レスには最大26行、全角で1024文字まで入るのね。詰め込み過ぎには注意するのね
・要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな
・夜の時間帯(20時〜翌1時ぐらいまで)にWIKIを編集すると、重くて壊れたように表示されちまうけど、
その時間帯以外になったら直ってるので心配しないでくれ!うおっ!チャック!?
・自分で投下した長編はなるべく自分で編集すること、わかった!?
・それじゃ、さっさと投下しなさいっ!いい?あたしを退屈させたら死刑だからねっ!
DAT保管庫
http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/ 新まとめサイト
http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/ 雑談所(避難所)
http://yy42.60.kg/haruhizatudan/ 携帯用
http://same.u.la/test/p.so/yy42.60.kg/haruhizatudan/ Wikiのテンプレのとこに追加しときます
17 :
めがっさ青春 3/3 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:36:08.38 ID:+wyrxiuX0
「あぁ鶴屋さんお風呂はいかがでしたか?空いているのでしたら僕もお風呂を頂こうと思うのですが−」 小泉君、お風呂は空いているけど今は駄目にょろ上に戻るっさ 「はぁそれはー」 『大好き!!!』 ドンッ! 「あれは・・・涼宮さん?」 とキョン君だよ、青春してるっさ 「なるほど確かに今は駄目ですね、戻りますか」 そう、戻りましょ小泉君 「所で鶴屋さん今日は星がとても綺麗ですよ、ちょっとそこのバルコニーで夜空を見ませんか」 ふえっ・・・ちょっちょっとだけならいいにょろ 湯冷めしちゃうと困るっさ、ホントにちょっとだけにょろよ ・・・こっちも青春にょろ、こっ今度こそちゃんと言うっさ −以上です。 しかし漏れの鶴屋弁はイマイチですね・・・ めがっさとか使いすぎると駄目ですな しかも番号間違えてるしorz
18 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:39:27.94 ID:OnV6HtZh0
GJにょろ〜ん
ちょwwにょろにょろうるさいにょろww いやGJでした。なんか雰囲気が良いかもね? >・・・こっちも青春にょろ に萌えた(*´▽`)
20 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:40:18.56 ID:glSapc0h0
GJ!まーその内なれるだろ
21 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:41:30.45 ID:vH0eSYdp0
GJっさ!次はもっとうまく書けるにょろ?
22 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:42:11.13 ID:zglvkr3OO
めがっさ乙!
23 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:42:37.74 ID:HK/p0Hwd0
いいね〜。 GJ!!!
24 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:42:41.29 ID:PUPaP7cW0
乙ー。続きあるよね?頑張って書いてね。 俺も明日投下頑張るよ。ただ内容は期待はしないでな。
25 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:42:46.72 ID:n19WYOBLO
26 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:47:12.05 ID:+8/P6fwu0
おつGJ! めがっさいい雰囲気だったさ! 鶴屋弁をじ〜っと眺めてると、なぜか現地語が浮かんだ。 上の言葉を現地語風に復元してみると、次のとおり。 めっさええ雰囲気やったし! そんなわたしは、さすらいの現地語版担当者。昨日のミスは、今日のスレ立てで挽回…… しようと思ったのにーーー!またミスったーーー!!
27 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:54:16.91 ID:kXflBTaB0
保守
28 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 01:55:44.56 ID:szDYZ6g20
保守代わりに質問 覚醒の人以外の作品で古泉×長門ものってあるかな? 何気にこの組み合わせ好きなんだが
29 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:02:17.59 ID:PUPaP7cW0
肉じゃが で検索したらほとんどあるんでね?
>>28 多分VIPには無いんじゃないかな?
だから俺も書いてみた。
キョン×長門はありふれているからな…。
古泉×長門もなかなかシュールで良いだろ?
31 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:06:57.47 ID:zglvkr3OO
古泉×長門は少ないだろうなぁ… むしろ無いかも… どんな会話してるか不明だし書きにくいんでない?
32 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:07:20.19 ID:mOIOssW70
33 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:07:54.71 ID:glSapc0h0
34 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:08:13.45 ID:szDYZ6g20
>>30 ああ、なかなかいいね。
おれも一本だけ書いたことあるんだけどな、
甘いのを書こうとしたらなぜかギャグ物になってしまったんだ。
だから他の人ので甘いの見てみたいなあと思ってたんだが、
やっぱないか
35 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:10:28.77 ID:szDYZ6g20
>>33 リロードしてなかった。残念ながらそれ書いたの俺なんだよね、
つーかさすがにマイナーすぎるよな。この組み合わせ
>>34 俺も基本甘いのは苦手だ。
だからいつも馬鹿な作品になる。
ここだけの話、最初に書いた肉じゃがも本当はまともなの書こうとしたんだけど何故か妄想が爆発してああなった…。
なんで俺、ミノタウロスなんてだしちゃったんだろうか…?
古泉×みくるってのはだめか?
38 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:14:52.61 ID:+8/P6fwu0
>36 みくる「規定事項です。」
39 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:16:10.66 ID:zglvkr3OO
むしろミノタウロスが出てくるっていうギャップが良いwww 俺、ギャグ系結構好きだしね。
>>35 あれはあんたかいな!?
あれのおかげで今の俺の古泉×長門はあると言っても過言では無い。
あれで妄想が爆発したw
>>37 みくるは苦手なんだ…。
>>38 規定事項かよ…orz
41 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:20:33.05 ID:szDYZ6g20
>>36 最初はまともなの書こうとしてたのかw肉じゃがにはまともさのかけらもないじゃないかw
>>37 別に駄目ってことはないだろう。ただ、書くのは難しそうだが
42 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:21:19.13 ID:zglvkr3OO
>>37 確か、古泉×みくるの絡みはコーヒーであったな…
そういえばプリンスレって、「鶴屋さん×誰か」って少ないよなぁ。
やっぱり王道が書きやすいか…
盛り上がってるとこ、悪いんだけど、投下していいすか? 8レスです。
44 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:22:35.31 ID:wT5514O30
おk
wktk
46 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:23:10.67 ID:szDYZ6g20
>>43 イインダヨー
>>40 そうだったのか。そう言われるとめちゃくちゃ嬉しい。書いてよかった
47 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:24:52.39 ID:zglvkr3OO
wktk
48 :
秋の花火 1/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:26:21.03 ID:xWNvkhin0
#日常系です。「機関のお仕事」と「日曜日の秘密」間のお話になります。これにて「打ち上げパーティ」から始まったお話は終了です。 「なるほど、ハルヒの力は変化したが消えてはいないってことか」 「そういうことになりますね。困ったものです。あなたがこの世界を望んだからなんでしょうね」 ハルヒのいない部室で、のんびりとお茶なぞ飲みながら古泉と無駄話をするという状況はそうない。 それにひさしぶりに顔を見たからな。つまらん話に付き合ってやっても構わないということだ。 「そうか」 「まあ紆余曲折はありましたが、わりとすんなりまとまったんで感謝しようと思ってました」 「過去形かよ」 「ええ、掃除機背中に背負ってモンスターと戦うまではね」 「心が狭いぞ、古泉」 古泉はふっと笑いを浮かべた。 「まぁ、閉鎖空間で神人と戦うよりは楽、でしたけどね。それでも僕は命懸けですからね」 「…すまんな」 「あなたに謝っていただく必要はありませんよ。世界はまず破滅しないでしょう。それはあなたのお陰です」 「世界を救ったヒーローにしては扱いが地味なんじゃねえか?」 古泉はくくっと忍び笑いを浮かべた。ふと、長門が視界に入った。 読書好きの無口キャラは世を忍ぶ姿。実は万能宇宙人である長門の任務はまだまだ続くのだろうか? 「長門はまだハルヒを観察するのか?」 長門は頷いた。 「もし、力の消失があったらどうする?」 「それでも観測は続行。涼宮ハルヒは我々にとって得難い情報」 「なるほどね、一生観測はするってか」 「人の一生は我々にとってほんの一瞬」 「なるほどね」俺は朝比奈さんに向き直った。 朝比奈さんは難しい顔で編み物をなされていて、その姿はキュートかつプリティ。 いやはやハルヒさえいなければ、なにがなんでもあなたを口説いていたことでしょう。ウソじゃないですよ。
49 :
秋の花火 2/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:27:00.09 ID:xWNvkhin0
「朝比奈さんはどうなんですか?」 「さぁ。いまのところは現状維持ですし」柔らかな物腰でしかし編み物からは目を離さず、朝比奈さんは答えた。「先のことは分かりませんけど」 「やっぱ未来には帰りたいですよね?」 「ええ。でも、こっちで学生生活を楽しむのもいいかなぁって」 「そうですね」 「だって、みなさんとご一緒できますし」やっと顔を上げて、微笑んでくれた。「未来にはいつでも帰れますから」 なるほど、時間を超越した人は言うことが違う……のか? ま、当分SOS団は安泰と考えて良さそうだ。 爆発音とともに部室の扉があき、ハルヒが入ってきた。 目が喜んでいる。手にチラシをもっている。それが理由か。 なにかまたへんてこなイベントでも見つけてきたのか。 「みんな、秋祭りにいかない?」 「また季節外れなイベントだな」と俺 「商店街でやるんだって」ハルヒは上機嫌だ。「今日はみんないるし、ぜひとも行きましょうよ」 みな異口同音に賛成した。……長門は頷いただけだったが。 とにかく帰り支度をして行くとするかね。 秋祭りとやらに。 夕焼けに彩られた商店街主催秋祭りは予想以上の人混みだった。この時期は目立ったイベントがないからな。 商店街主催だけあって、商店がそのまま屋台を出しているという寸法だった。 お付き合い程度に通常のテキ屋も姿を見せているがな。 「小腹もすいたことだし、まず食べましょうか」 ハルヒは当たり前のように言った。俺よりも食うからな、こいつは。 案外、ハルヒのいんちきパワーの源は旺盛な食欲に裏付けられているのかもしれんな。
50 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:28:04.85 ID:zglvkr3OO
wktk支援
支援ダヨ
52 :
秋の花火 3/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:29:03.37 ID:xWNvkhin0
お祭りの食事と言えば焼きそばであろう。 野菜多めで肉少量というお祭りスタイルの焼きそばは、給料日前の家庭でも出される品だしな。 肉屋と八百屋が共同で焼きそば屋を出していた。1つ200円か。 ハルヒがめずらしく財布を出して、5個注文する。朝比奈さんは慌てて、ハルヒに泣きついた。 「ふえ〜そんなに食べられませんよ、わたし」 「余った分は食べてあげるから平気よ」 ふむ。朝比奈さん食べかけの焼きそばか。校内で販売すれば意外に値がつくかもしれんな。 「サービスしとくよ!」 笑顔を浮かべながら、千円札を出すハルヒにおじさんが宣言した。 ……蓋がしまらないほどの焼きそばを、パックに詰められても困るんですが。 まあいい。あそこの休憩所で食うとするか。ちょうど椅子が空いてるし。 休憩所でペットボトルのお茶を人数分購入した。なぜかこれは俺の財布から金が出て行った。 なにかが間違っている様に思う。が、ハルヒが睨んでるのでこれ以上抗議するのはやめておこう。 テーブルに5人横に並んで高校生が焼きそばを食した。まるで早食い選手権を勝手に始めたように見えなくもない。 焼きそばというが、野菜たっぷり肉たっぷり。でも麺は少ないので、新種の野菜炒めを食っているような気がしなくもない。 「なかなか美味しいわね、これ」 俺のとなりに座っているハルヒは、満足そうに焼きそばを食べている。 「美味」 長門が感想を口にするとは驚いたね。 「なかなか美味しいですね、これ」 「麺が逆にいらないような気さえしますね」 朝比奈さんと古泉は笑顔で感想を述べ合っている。そこで世界を作るな。 「これならあんたもつくれるんじゃないの?」 ハルヒは箸を休めて俺にたずねた。 「焼きそばなら作るがな」 「へえ、今度食べさせてもらおっと」
53 :
秋の花火 4/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:29:43.01 ID:xWNvkhin0
結局朝比奈さんは焼きそばを半分残したが、長門が平らげた。恐るべき胃袋の持ち主といっていいかもしれない。 魔法を使うには、多量のカロリーが必要なのだろうか。そんなことを思ってしまう。 ゴミをごみ箱に投げ込んだ我々は、さらなる出店探索に踏み出した。 「あれ」 長門が指を差したのはリンゴ飴だった。これは普通の屋台だった。 長門はそれ以上なにも言わずすたすた歩いていく。かわいらしいがまぐち財布を取り出すと、リンゴ飴を5個も買ってきた。 無言で全員に渡していく。受け取らない訳にはいかないだろう。 「有希、こういうの好きなんだ」 リンゴ飴に豪快にかぶりつきながらハルヒが言った。 「そう」長門はリンゴ飴をぺろぺろとなめている。 古泉と朝比奈さんはリンゴ飴を持ったまま途方に暮れている。 なぜ食べないのだろうか。食い物だぞ、それ。 と、リンゴ飴をかじりながら俺は思った。 あ、金魚すくいだ。朝比奈さんが声を上げた。ホント、好きなんですね、金魚すくい。 朝比奈さんはなぜか5人でなどと声をかけている。パステルカラーのお財布からお金を払うと、ポイと皿を受け取った。 子供達に交じって、高校生が金魚すくいを楽しむというちょっとアレかもしれない状況が生まれた。 ハルヒは俺のとなりで金魚すくいを始めているのだが、とにかくうるさい。 朝比奈さんは古泉と楽しそうに金魚すくいを始めていて、とにかくうらやましい。なぜならうるさくないからだ。 長門は金魚すくいなどどうでもいいらしく、とにかくリンゴ飴に夢中だった。 五者五様のまま金魚すくいは行われ、結局、一人一匹づつお持ち帰りとなった。 シャミセンのおもちゃにならなければいいなと、俺は袋の中でゆらゆら泳ぐ金魚を見ながら思った。
54 :
秋の花火 5/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:30:25.53 ID:xWNvkhin0
電気屋の出店は有料くじ引きだった。特賞は最新型デジカメ。 「ちょっと、やってみようかしらね」 ハルヒがカーディガンの袖をまくった。お金を払ってくじ箱に腕を突っ込む。 まあ当然というか、必然というか、ハルヒは特等を引き当てた。 ハルヒが特等を当てたことより、箱の中に特等のくじがはいっていることに俺は驚いたがな。 いやいや、まいっちゃうねえと電気屋の主人は頭を掻きながらも、ハルヒに最新型デジカメを進呈した。 「へへ、すごいでしょう」 ハルヒは無邪気な笑顔を浮かべながら俺に言う。 95%の男がこの笑顔を独り占めしたいと思うだろうな。 「すごいな」 「当然だけどね」 ハルヒは上機嫌で、デジカメ入りの袋を手に歩きだした。 朝比奈さんと古泉は苦笑しながら歩きだす。 長門は残り少ないリンゴ飴にまだ夢中だった。 ハルヒは小腹が空いたといって、焼き肉屋プレゼンツの骨付きカルビに手を出した。俺と、リンゴ飴を食い終わった長門も手を出した。 が、朝比奈さんと古泉は談笑しているだけで、見向きもしない。 骨付きカルビを骨ごと食いそうな勢いで長門がほうばった。こいつの胃袋はどうなってるんだろうね。 ハルヒも負けじと肉にかぶりついた。こいつの胃袋もどうなっているのだろうか。 冷たい頬が風を撫でた。晩秋であり、もうそこまで冬が迫っている。 一刻一刻と時間は過ぎ、季節は移り変わって行く。同じ顔のようで、実は違う顔。いつまでこうして楽しんでいられるのだろうか。 目が覚めたら違う世界になっていたらどうするか。SOS団がいない世界になったら。 そんときはもう一度ハルヒを探して、焚き付ければいいか。 俺は骨付きカルビを食べながら、そんなことをぼんやり考えていた。
55 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:30:38.12 ID:zglvkr3OO
支援
支援
57 :
秋の花火 6/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:33:43.90 ID:xWNvkhin0
人ごみに押されて、いつの間にかハルヒと二人きりになった。携帯電話を取り出し、古泉に電話を掛けたが、つながらない。 おかしいわね、輻湊してんのかしらとハルヒは首をひねった。そこまでの人手じゃないと思うけど。 「まあいいか。行こうよ」 ハルヒは俺の手を取って歩きだした。ハルヒの手は華奢でそして驚くほど冷たかった。 「あんたの手、ぬくぬく」ハルヒはぼそりとつぶやいたが、それ以上何も言わなかった。 二人無言でお祭りの通りを歩いた。いつの間にか俺が先頭に立ち、ハルヒを引っ張っている。ハルヒは何も言わずに、俺の後をついてきている。 見慣れたはずの道を歩いているのに、人ごみのせいなのか、初めて来た土地のように感じる。誰も知った顔ではなく、皆が他人以上に他人だった。 空は紫色に染まっている。細く、頼りなげな雲が浮かんでいるだけの空は急速に夜にかわりつつある。街頭があちらこちらで点灯し始める。 遠くで花火を打ち上げるような音がした。 音のした方を見上げれば、紫色に染まった空に白い煙が上がった。 みな立ち止まり空を眺めた。俺とハルヒも道の真ん中で立ち止まり、空を眺めた。ハルヒは俺に背中を預けるように立っている。 するすると上がった煙が高く上っていき、破裂した。 独特の重低音が響き、紫を背景に光の花が咲いた。そして、すぐ消えて行く。 本当に打ち上げ花火だった。 風が甘い香りを運んできた。俺が好きなハルヒの香り。 それが心にまで甘い響きを呼ぶとは。本当、俺はこいつにやられちまったんだな。 花火が消えると、人ごみが動き出した。俺とハルヒも肩寄せ合いながら歩きだす。 祭りの役員らしき人々がなにごとか話し合っているのが見えたが、打ち合わせなのだろう。それにしては慌てているようだが。 さては打ち上げ時刻を間違えたのだろう。 「しっかし、みんなどこ行ったのかしらね」 「さぁなぁ、まあこの人ごみじゃあしょうがないだろう」 「あんたもはぐれないようにしっかりつかんでなさいよ」 ハルヒは笑顔を浮かべて言った。 「おまえも、な」 「ばーか」 くすくす笑うハルヒがしばらくは頭から離れそうになかった
58 :
秋の花火 7/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:34:51.81 ID:xWNvkhin0
結局、夜になっても誰の携帯にも繋がらなかった。 合流は諦めた。古泉の携帯に留守電を残し、ハルヒを家まで送って行った。 「ちょっと待ってて」 ハルヒは玄関に俺を待たせたまま中に消えた。と思ったら、すぐ顔を出した。 なぜ赤い顔をしているのだろうか。 「お茶でも飲んでけば。母さんいるけど」 嫌な予感がした。 予感どおりリビングに入った俺に、ハルヒ母が非常ににこやかに話しかけて来た。しかし、目は真剣だった。 探るような目。知りたがる目。 質問攻めにあったが、必要以上に体が堅くなり、ろくな返事ができない。 予想は当たったが、ここまでとは思わなかったね。こういう経験も人生には大事なんだろうが、心の準備が必要だと悟ったぜ。 「まぁまぁ、お茶も出さずに、ごめんなさいね」 ハルヒ母は台所に消えた。 ハルヒが例の睨むような目で俺を見た。が、何も言わなかった。 表情からは、戸惑いと恥ずかしさといらいらが読み取れた。いらいらは俺のふがいなさに対するものだろうし、それ以外の感情も理解できる。 説教するつもりはないらしいが、それが逆にこたえるね。 「あらあら、TVでも見ればどう?」 そして目の前にコーヒーカップが差し出された。来客用のそれだった。 「カフェオレ好きなんでしょ?つくって上げたから、どうぞ」 今度は俺がハルヒを睨む番だった。 ハルヒはそっぽを向いて受け流した。 しかし、ハルヒ父まで途中から参戦するとは思わなかった。 そして味のしない夕食を共にすることになった。ハルヒのニヤニヤ笑いは、父譲りのものだと判ったが、だからどうした。 とにかくハルヒ父母の探るような視線は痛かった。問い詰めるようなこともしなければ、説教する気もない。ただ興味津々という目で俺を見つめてくる。 ある程度は緊張もほぐれたので、それなりの返事は返すことができた。 TVは最後まで見れなかった。
59 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:34:54.43 ID:zglvkr3OO
支援
60 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:36:16.24 ID:szDYZ6g20
支援
61 :
秋の花火 8/8 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:36:49.74 ID:xWNvkhin0
「いやはや参ったぜ」 ため息と共に、俺は独り言のように言葉を吐いた。 「しょうがないわよ。……いつかは通る道なんだしさ」 「それはそうだがな。心の準備も必要だぜ」 ハルヒはなにも言わずに歩いている。 途中まで送ってくということで歩きだしたのだが、どこまで送るつもりだ。 「あんたん家」 「おまえはバカか」 「そんでまたあんたがあたしん家まで送っていくって繰り返し」 「なんだその無限ループ」 「あたしの気持ちも察しなさーいってね」 大きな瞳がくるくると動いた。手を胸の位置まで上げて、小さく手を振った。 最後は99Wの笑顔。1W分だけ欠けている笑顔がさみしく見えた。 「じゃあ、家に付いたら電話すること。判った?」 「判ったよ」 ハルヒは背中を向けた。そして走りだす。黄色いリボンがぴょこぴょこと揺れて遠ざかって行った。 どこからともなく、ハルヒの甘い匂いがした。それはどこからくるのだろうか。 俺はため息をついて、家路を急いだ。 おしまい
62 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:38:45.08 ID:zglvkr3OO
乙! いやぁ、やっぱり語りが上手いね。 次回作wktkっすよ。
乙&GJ 良かったよ。
64 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:40:08.47 ID:szDYZ6g20
GJ 相変わらず文章、構成ともに綺麗だね。読んでて落ち着くよ
65 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:48:23.71 ID:+8/P6fwu0
語りにするすると引き込まれました。 どうやったら、こんな滑らかで情感豊かな語りが紡ぎだされるのか。 そして晩秋の風のように、少し寂しいような読後感。
さて、俺も箱入り娘の続き書かないとな…。 今度の日曜日には投下したい。
67 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:51:01.39 ID:zglvkr3OO
68 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:52:07.35 ID:szDYZ6g20
>>66 wktkしながら待ってる。無理しない程度に頑張ってくれ
69 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:54:27.88 ID:+8/P6fwu0
わたしも、ReportかExtraの続きを書かないと。 実は一つネタを受信しているんですが、話に繋げられなくて。 Report.10のときみたいに、モーツァルト聴きながら練り上げますかね。 初めてクラシック聴きながら書いてみたら、以外に良かったです。 他にBGM聴きながら書いてる人に、保守がてら、質問。 面白いように物書きの紙が降臨し又は良質の電波を受信したBGMって、ありますか?
70 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 02:59:55.77 ID:PUPaP7cW0
>>43 滑らかで感情移入のしやすい文章。
こういうの読んだ後自分の作品見ると
自分のが見劣りしすぎて恥ずかしくなってくるなww
>>69 俺もイクラネタを考えた瞬間クラッシックが流れていたな…いやマジでよ。
72 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:07:05.05 ID:C4wAcejV0
さて、キョン視点で書くのが飽きてきたら変な電波を受信しちゃったんだが… アナルに置くにはいかんせん中途半端だったのでこっちに投下しておk? 内容はフツーだが取り扱ってる題材がちょっとシュールかつグロい
濃い
74 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:14:47.57 ID:+8/P6fwu0
もしやG!? 出されたものは残さず食うわけですが。
75 :
HAPPY TREE FRIENDS (1/4) :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:16:45.88 ID:C4wAcejV0
#じゃあ投下します 4レス+1レスほど
部室にて――
ハルヒ「ねぇねぇキョン、こっち来て」
キョン「なんだ?」
――ハルヒ、パソコンのディスプレイを指す
ハルヒ「これ見て」
キョン「なんだ?――『HAPPY TREE FRIENDS』?外国のアニメか?」
ハルヒ「まぁ見てごらんなさいって」
――ハルヒ、マウスを再生ボタンに移動させダブルクリック
http://happytreefriends.atomfilms.com/ ↑ある意味強烈なので心臓が弱い人は見るのを止めようね☆
――終了
キョン「……で、なんなんだ?この道徳的に悪い病んでるアニメは?」
ハルヒ「……何その反応……」
キョン「いや、なんでおまえそんな不満気な顔なんだ?」
ハルヒ「なんでそんなに反応薄いのよ!?」
キョン「質問に質問で返すな」
ハルヒ「こんな可愛らしい絵なのにこのグロさ!!
あんた神経一本とんでるんじゃないの!?」
キョン(お前に言われたくないわい!)
ハルヒ「みくるちゃんなんて最初の一撃で青ざめて最後には震えて泣き出したわよ!!」
キョン「朝比奈さんにこんなもん見せるな!!」
76 :
HAPPY TREE FRIENDS (2/4) :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:17:59.16 ID:C4wAcejV0
ハルヒ「もう……!あんたがどんな反応示すか楽しみだったのに……」
キョン「それはそれは。ご期待に添えなくて申し訳ございませんでしたねぇ」
ハルヒ「有希でさえちょっと意外な反応を示したわよ!」
キョン「ちょっと待て。おまえ朝比奈さん以外にも見せたのか?」
ハルヒ「もちろん」
キョン「『もちろん』の意味がわからんが、まあそれは置いといて――長門が『意外な反応』?気になるぞ」
ハルヒ「気に入っちゃったみたい」
キョン「――は?」
ハルヒ「トップの1本見せたら、自分のパソコンで他のエピソードまで見始めたわ」
http://happytreefriends.atomfilms.com/watch_episodes/# ↑他のエピソード集。中でもEye Candyが傑作といわれています☆
キョン「全部か……」
ハルヒ「たぶん……ずっと見てたから」
キョン(統合思念体の怒りを買わなきゃいいが……)
ハルヒ「あと鶴屋さんにとかにも見せたわ」
キョン「――どんな反応だった?」
ハルヒ「大ウケしてた」
キョン(やぱりな…)
ハルヒ「古泉君は笑顔が引き攣ってたわね」
キョン「なるほど……」(アイツでもこういうのはさすがに許容範囲外か……)
ハルヒ「谷口は『うげぇ』とか蛙が潰れたような声を出してたわね。国木田は『へぇー、おもしろいね』っていつも通り笑ってた。さすがあんたの友人ね」
キョン(国木田……あいつホントは黒いんじゃないか?)
77 :
HAPPY TREE FRIENDS (3/4) :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:19:41.30 ID:C4wAcejV0
キョン「で、お前は?」 ハルヒ「――え?」 キョン「お前はコレを始めて観たときどう思ったんだ?」 ハルヒ「あ、あたしのことはどうでもいいじゃない!スルーしたわよ、こんなもん」 キョン「そうか?お前さっき俺が見ている間、画面から目ぇ逸らしてただろ?」 ハルヒ「……!?い、一回見たんだから別に見たくな――見なくてもいいと思ったのよ!」 キョン「そうか。じゃあ耳まで塞いでたのはどういう理由だ?」 ハルヒ「!!え、とそれは……」 キョン「ふーん……ハルヒも女の子みたいにかわいらしいとこあるんだな?」 ハルヒ「!!!!ば、ば、バカなこと言わないでよ、バカキョン!こーんなの全然平気なんだから!全っ然!!」 キョン「ハルヒ――今は強がるとこじゃないぞ?」 ハルヒ「うっさいわね!本当にへっちゃらだし!!」 キョン「……じゃあこれでも見てみるか?」 ハルヒ「!」 ――キョン、こともあろうか『Eye Candy』をクリック! Candy can be very, very dangerous for your eyesight! キョン「ハルヒ、目ぇ閉じるな」 ハルヒ「キョ、キョンこそ手ぇ離しなさい!」 キョン「だーめ。お前耳塞ぐだろ?」 ハルヒ「い、いやああああああああ!いーやあ!!」
78 :
HAPPY TREE FRIENDS (4/4) :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:20:58.42 ID:C4wAcejV0
キョン「――おい、ハルヒ?もしかして泣いてるのか?」 ハルヒ「バカバカバカバカバカバカバカ!!キョンのアホンダラ!!」 キョン「あー……スマン、俺が悪かった」 ハルヒ「うー……」 キョン「よしよし」 ――キョン、涙目のハルヒの頭を撫でてやる ハルヒ「……バカ」 おしまい おまけ キョン「ところでハルヒ。こんなサイトどこで知ったんだ?」 ハルヒ「――森さんに教わった」 森さん「こんなのまだまだ序の口ですよ?」 新川さん「(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
79 :
HAPPY TREE FRIENDS 後日談 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:22:01.35 ID:C4wAcejV0
――数日後 部室にて 長門「〜〜〜♪」 ガタッ!! みくる「!!!」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 古泉「な、長門さん!?その鼻歌は……!!」 ハルヒ「ゆぅきぃ〜!?その歌は禁止よ!」 長門「……なぜ?」 ハルヒ「お、思い出すのよ!その歌聴くと……ううっ。と、とにかく部室内では禁止よ!」 長門「……そう」 キョン(やれやれ、とんだ嗜好を持たせちまったな……)
80 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:23:35.06 ID:zglvkr3OO
乙。 それにしても森さんの正体は…
81 :
HAPPY TREE FRIENDSの人 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:24:45.95 ID:C4wAcejV0
以上です。 久々に『HAPPY TREE FRIENDS』を見に行ったら「長門がオープニングの曲を鼻唄で歌っている」という電波を受信した阿呆です。 サーセン
むはっかーわいぃっ!
83 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:35:38.06 ID:32grOjdt0
長門wwwww
84 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:43:09.52 ID:zglvkr3OO
保守
85 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:43:34.43 ID:efRNxXYk0
今までハルヒ以外のアニメらしいアニメを見たことがなかったが 初めて他のアニメを見てみた。そして俺はヤンデレ属性もあるのかもと思うようになった・・・ だから彼岸花もおkだったのか
86 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:44:04.18 ID:Ab6OaALO0
ものすごくかわいいアニメ。ちょっと大人向けの表現もあるが、それがまたいい! ハルヒのフィギュアもほしくなるが、このアニメの人形を買いたくなる、アメリカから取り寄せたいよぉ。
88 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:48:48.46 ID:C4wAcejV0
>>86 行ってみればわかりますよ?
それか「HAPPY TREE FRIENDS」をWikipediaで調べれば大体どんなのかわかります。
89 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:49:31.04 ID:YMa7jgc40
ハピツリなつかしい。気持ち悪くなりつつ結局一週間くらいかけて全話見たなあ…(個人でまとめてたサイト はもうなくなったんだっけか?) つーか長門がこんな嗜好もったら危険杉だわwwwww
90 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:55:17.80 ID:C4wAcejV0
このアニメの特徴を一言で言うならば、血と臓器にまみれたシュールでグロテスクかつ愉快なアニメというようなものになろう。 一見すると、かわいらしい動物達が登場するコミカルな(子ども向け風の)アニメだが、最後には必ず登場キャラクターのほぼ全てが凄惨な死に方をして終わる、というものである。 基本的に一話完結のため(例外あり)、別の話に怪我や死が持ち越されることは無く、いくら殺されても別の話では何事も無かったかのようにまた新たな惨劇が繰り広げられる。 なお、この作品では登場回数が多ければ多いほど、凄惨な死に方をする傾向がある。 映像だけを見るならば残酷であるが、その唐突な、そして残酷なシーンそのものがギャグになっている。 加えて、ストーリーには「棒を持って走り回ると危険」「悪いことをすれば罰が当たる」などの寓話的要素も含まれている。 また、各話のエンドクレジットの後には「nice message for the kids」が存在する。 例えば、虫歯の治療から事故に発展する話の場合では「Brush after every meal! (食事の後には歯磨きをしよう)」といった具合である。 ↑Wikipediaから抜粋
91 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 03:55:31.21 ID:2AW7lam6O
保守
92 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:02:51.83 ID:Ab6OaALO0
93 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:06:06.19 ID:zglvkr3OO
俺はグロは大丈夫だが、ここのキャラでのグロやら鬱やらはどうも好きになれん。
94 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:17:12.11 ID:efRNxXYk0
空鍋
サウスパークよりさっぱりめだよね
96 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:24:06.68 ID:zglvkr3OO
アナル人居ないなぁ… 下手すりゃまた落ちるかもよ…?
97 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:26:14.59 ID:+9kTMSmxO
98 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:38:28.95 ID:1kTu+zoEO
ほしゅ
99 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:47:17.47 ID:A/w4lKkH0
保守
100 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 04:50:30.08 ID:C4wAcejV0
保守
101 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 05:21:20.92 ID:C4wAcejV0
102 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 05:48:20.93 ID:C4wAcejV0
落ちるぞ保守
103 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 06:11:29.76 ID:A/w4lKkH0
保守
104 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 06:32:36.50 ID:A/w4lKkH0
保守
105 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 06:58:23.86 ID:uPQV56uL0
保守
107 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 07:15:43.37 ID:qlVuF7cM0
酔ったキョンはエロくなるに決まってる保守 なんていうか優男
108 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 07:25:18.81 ID:A/w4lKkH0
保守
109 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 07:46:18.22 ID:m/z3jVHM0
思ったことを口に出してしまう病になったキョン。 はてさてどうなる。 ハルヒがポニーテールにしてきました。 「どう、キョン。似合ってる?」 「あぁ。メチャクチャ似合ってるぞ。正直たまらん。ずっとそれで居てくれ」 「へー、アンタってば私がポニーにする度にそんな事考えてたんだぁ」 「ニヤニヤするな。俺は病人だぞ。まぁ、お前にそんな事いっても聞かないだろうけど。もう諦めてるよ」 「……うっさいわね。失礼よ。そんなに傍若無人じゃないわよ」 「どの口がそんな事言うんだこの野郎」 「ちょ、何ですって!」 「本当のことだろうが。……あー、怒った顔も可愛いな、って俺の馬鹿、口に出しちまうのに!」 「な、何てこと考えてるのよ馬鹿! 馬鹿キョン!」 「照れながら怒って可愛いな……、ってだから俺の馬鹿、超馬鹿! 首吊りたい!」
110 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 07:46:24.32 ID:UNEiNCzyO
露出
111 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 07:51:12.00 ID:m/z3jVHM0
谷口が近づいてきました。 「よっ、大変だなキョン」 「俺の気もしらないでチャック馬鹿が近づいてきたよ。あぁ、くそうぜぇ、馬鹿が」 「(´・ω・`)」
112 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 07:59:53.12 ID:fm7RNfQm0
hoshu
113 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 08:24:19.51 ID:3v5DYD6CO
「…めがっさ」
114 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 08:28:38.71 ID:/4AgnKVK0
>>107 うわー!そのネタをハルヒ視点で書きたくなっちゃったじゃないかよ〜
朝から妄想に走るよ〜
115 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 08:29:09.89 ID:Ar8h63zKO
にょろ〜ん
116 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 08:42:43.95 ID:zglvkr3OO
保守
117 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 08:53:42.49 ID:n19WYOBLO
学校行く前保守
118 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:01:30.22 ID:zglvkr3OO
保守
119 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:02:53.67 ID:gwMUZOdqO
保守
120 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:08:51.52 ID:bRivRo3+O
テンプレに俺の谷口が使ってあって感動した 保守
121 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:20:49.25 ID:kegO21420
ハルヒが皆をパソコンの近くに呼び寄せて、いったいなんだどうしたと思ってみれば、 ウェブ上で出来る相性占いをやってみよう――いや、やるのよ! という事だった。 まぁ暇潰しにはなるか。付き合おう。どうせ俺以外の三人は辞退なんてしないし。 「じゃ、まずはキョンと有希ね」 かたかたかた、とハルヒがボードを叩いて俺たちの生年月日やらを入力していき、結果は、 「――二人の相性度は70%。まわりもうらやむ熱々カップルレベル」 ……結果は、モニタに表示さらた数値を見るなり黙り込んだハルヒに代わり当人の長門が読み上げた。 そして長門はモニタから俺に視線を移し、微かに目尻を下げ口元を緩め――確かに微笑んだ。危うく見惚れるところだったぜ。スマン嘘。ちょっと見惚れた。 「あー何ていうか……、長門、これからも宜しくな」 「そう」 ハルヒが黙り込み、古泉が冷や汗を垂らし、朝比奈さんがぷぅーっと膨れ面をしている理由は分からないが……うん、正直、照れる。 「次ッ! キョンとみくるちゃんよ!」 沈黙していたと思ったら雄叫び一線。ハルヒはガタガタとボードが気の毒なほどに荒いタイピングで朝比奈さんの生年月日――勿論本来のものではなく擬装の為のものだろう――を入力し、結果は、 「えーと、二人の相性度は80%。……お、おしどり夫婦レベル、ですかぁ」 ……結果は、また黙り込んだハルヒの代わりに当の朝比奈さんが照れつつ読み上げた。 そして「夫婦だなんて、そんなぁ」と頬に手を添えて桃色の歓声を上げつつ、ちらりと俺を見て目が合 うと、「ふみー」なんて言いつつ顔を赤くなさるものだからこっちから視線を逸らしてしまうだろう普通。可愛らしすぎて正視に耐えない。しまったカメラがあれば。 「キョンくん。ふ、ふつつかものですが、これからも宜しくお願いします」 「え、えぇ。こちらこそ」 ハルヒが黙り込み、古泉が半べそをかき、長門が暗黒面のフォースにとらわれたような無表情をしている理由は分からないが、……うん、正直嬉しいです。
122 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:22:25.97 ID:kegO21420
「一応私とキョンもやるわよ! 流れで一応ね! これ重要っ! その辺理解してよねキョン!」 うががーっ! 再び沈黙していたと思ったら、大口径の大砲の砲撃音のような喚声を上げ、 ハルヒは俺をずびしと指差した。指の先から霊力の丸い塊りが発射されそうで思わず身構えてしまうほどの指差しだ。 某うらめしな人は銀河の彼方に置いておくとして、どうして不機嫌なんだハルヒ。あといったい何が重要なのか教えてくれ。俺は何を理解したら良いんだ。 ……などと言おうものならややこしい事になりそうなので黙っておくことにする。 ハルヒはパイルバンカーの如く勢いでボードを殴りつけるように自分の生年月日を入力していき、結果は、 「二人の相性度は120%。何度生まれ変わっても必ず、む、むむむ結ばれる運命にある奇跡のレベル……」 ……なんていうか物凄い事が書いてある結果は、ハルヒがゆでたタコに赤いペンキを塗りたくったような顔でどもりつつしずしずと読み上げた。 そしてブリキ人形のようなグギグギとしたぎこちない動きで、髪の毛をかきあげると、 「な、何よこれ。こ、ここ壊れてるんじゃないの、あ、あはは」 そう言って無理矢理気味に笑ったが、俺も他の誰も笑わなかった。 ただ古泉だけがあからさまに安堵したような溜息を吐き、胸を撫で下ろしていた。 「……えーと、ハルヒ」 「な、なによ」 そんな顔や眼や声で凄まれても背筋がぞわっとなるくらい可愛らしいだけで迫力皆無だぞ。正直現在進行形でぞくぞく来てる。 なんて骨が融けそうな台詞なんて言えるはずもなく、 「俺って運命とか奇跡とか、そういうの信じる性質なんだ」 俺はハルヒにそれだけ言うのが精一杯で。 長門が無表情でハードカバーの本をへし折ったのにも朝比奈さんが笑顔ででかい舌打ちをしたのにも気がつかなかった。……うん。幸せなのか不幸なのか分りません。
123 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:26:43.96 ID:FGJiz5nX0
朝からニヤニヤが止まらない GJ!!
124 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:40:49.99 ID:zglvkr3OO
良いね! 是非古泉verも欲しいところだw
125 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 09:58:12.47 ID:A/w4lKkH0
hoshu
126 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 10:24:59.17 ID:2PpiwZZ8O
保守
127 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 10:27:23.11 ID:UNEiNCzyO
★
┌─┴─‐┐ ハ ハ ─◇ │| ̄ ̄ ̄|│ /ノ /ノ / │|___|│.《y'´ ̄`ヽ ♪ └───‐┘{ {八{从)} あーまーくーかおるーおちゃはーいかーがー♪ ノ,イ| ゚ヮ゚ノリ _ _ (w( つ¶/\_\. |[l O | し--J\/__/ |┌┐| | ̄ ̄ ̄| __ll__ .|└┘| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
129 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 10:45:38.40 ID:Y8nlb4FkO
保守
130 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 10:47:58.48 ID:N4NYobt50
ふゃ!
131 :
男だらけの修学旅行 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:13:34.24 ID:MLzy6u2v0
一日目の夜、男部屋の連中は全員布団に入って修学旅行ではお約束のあの話題で盛り上がっていた。 谷口「誰にも言うなよ!?」 垣ノ内「言わない言わない。口堅いからさ。」 谷口「俺は2年の・・・朝比奈みくるさんが好きだ!」 手島「フォ――www」 榊「レベルたけーなオイw」 岡部「おいお前ら!もう消灯時間だぞ。騒いでないで寝ろ。」 は〜い、すいませ〜ん。おやすみなさ〜い。 ・・・・・ 国木田「先生行った?」 山根「行った行った。」 吉崎「何して遊ぶ?」 松代「修学旅行と言〜え〜ば?♪」 あソレ♪ソレ♪ソレソレソレソレ♪ 枕 投 げ ! ♪ 谷口「オラ死ねー!」 新川「くらえー!」 キョン「オイ!オイ! お前らちょっと待て!」
132 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:14:59.16 ID:2AW7lam6O
支援
133 :
男だらけの修学旅行 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:21:42.54 ID:MLzy6u2v0
キョン「そんなに騒いだら先生に怒られんだろ!」 谷口「何だお前?w 先生が恐いのか? オラくらえー!」 手島「オラオラオラーw」 バシバシバシバシ! キョン「うわ、やめろって!やめろ!」 後藤「キョンを布団でくるんじまえ!」 バサーン キョン「やめろってww」 岡部「おーい」 キョン以外の生徒は全員布団に入り寝たふりを始めた。キョンは布団にくるまれていたため、岡部の接近に気付かず キョン「やめろってwおいwこんなに騒いだら先生に怒られんじゃんかw」 岡部「お前何やってんだ一人で?」 キョン「あ・・・いや・・・松代が枕投げしようって言ったんで・・・」 岡部「松代ちゃんと寝てんじゃねーか!」 キョン(あ!このやろう〜・・・・) 岡部「お前も寝ろ!馬鹿たれが。全く・・・」 キョン「・・・・」
134 :
男だらけの修学旅行 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:29:12.44 ID:MLzy6u2v0
谷口「危なかったぜ〜・・・」 花瀬「岡部こえ〜・・・」 キョン「もう〜・・・俺だけ怒られたじゃねーか。」 国木田「先生が来たらすぐに寝たフリするのが醍醐味じゃないか。」 谷口「そうだよな。何があって寝たふりだぞ?」 中嶋「そういえばさ、俺今日アレ買ってきちゃった。」 なになに? 中嶋「これだよ、木刀!」 榊「俺も買ったぜ!」 俺も俺も キョン以外の全員が一本ずつ木刀を持っていた。 谷口「じゃあさ、みんなでチャンバラやろうぜ!真の勇者は誰か!?」 オー! バシバシバシバシ! キョン「ねえ!ねえ! みんな! さすがにそれはヤバイって! 音聞こえちゃうだろ!」
135 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:35:25.91 ID:c7w016Ng0
アナル的な内容になりそうな悪寒
136 :
男だらけの修学旅行 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:37:27.86 ID:MLzy6u2v0
谷口「わかったキョン、お前もやりたいんだろ?w」 キョン「そんなのやりたくもねーよ」 谷口「ここに鞘に納められた模造刀があります。これを鞘から抜けた者が真の勇者だ。 真の勇者は誰だ?」 新川「クッ、駄目だ。抜けない。」 植松「う〜・・・抜けない。」 国木田「ん〜駄目だ!僕では抜けない」 谷口「よし、次はキョンだ。抜いてみ?」 キョン「ったく、メンドくせーな・・」 シャキーン♪ 谷口「抜けたー!w」 山根「勇者だ!」 キョン「うは〜ww」 キョン「オラ死ねー!」 谷口「ぐはーw」 キョン「お前もくらえ!」 国木田「やられた〜w」 キョン「オラオラオラー!」 ガラッ! 岡部「うるさいぞ!」 キョン「オラオラオ・・・・・」 岡部「何やってんだお前一人で。」 キョン以外の生徒はキョンに斬られて倒れこむと同時に寝たフリをしていた。またキョン一人が騒いでいる状況ができてしまった。
一瞬ドクロちゃんが始まったのかとオモタ。読んだことないけど
138 :
男だらけの修学旅行 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:45:06.48 ID:MLzy6u2v0
キョン「いや、あの・・・谷口君がチャンバラしようって言ったんで・・・」 岡部「谷口寝てるじゃねーか。木刀持ちながらちゃんと寝てるじゃねーか。戦の夢でもみてるんだろうな」 キョン「ちょwww」 岡部「お前次騒いでたらな、先生の部屋で一緒に寝てもらうからな!わかったか!」 キョン「・・・はい・・・」 キョン「は〜・・・また俺だけ怒られたじゃんか〜・・・」 国木田「何があっても寝たフリだって言ったじゃん!」 吉崎「そうだよ」 荒川「次何する?」 山根「実は俺、すげーもん持ってきちゃった!」 なになに? 山根「ほら、Hな本!」 谷口「フォ―――――!wwww」 手島「早く見ようぜ!早く見ようぜ!」 榊「オー・・・すげー!」 豊原「こんな風になってんだ・・・w」 キョン「・・・そういうの見ちゃいけないんだよ。」 一同「wwwwwwwwwwwww」
139 :
男だらけの修学旅行 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 11:55:47.76 ID:MLzy6u2v0
谷口「そう言わずにお前も見てみろってw」 キョン「・・・俺見ないよ。まだ未成年なんだから。」 国木田「ちょっとだけ見てみなって。すごいから。」 キョン「・・・じゃあちょっとだけ・・・」 キョン「うはwww」 垣ノ内「ムラムラするだろ?」 松代「鼻の下すげー伸びてるぞw」 国木田「先生が来た!寝たフリ寝たフリ」 キョン「来たか。よし寝たフリだ。」 ガラガラ! 岡部「・・・・はあ〜っ・・・・高校生なのにこんな本読んでたの誰だ!?」 するとキョン以外が全員起き上がり、キョンを指差した。 岡部「キョン・・・きっさま〜・・・オラ布団から出ろ!先生の部屋に行くぞ!」 キョン「ちょwwwwお前らwwwww」 一同「ニヤリ」
140 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:01:35.56 ID:FGJiz5nX0
これ高校の修学旅行じゃなくて小学校の修学旅行だろwww
高校の修学旅行ってどんな感じなの? うちの学校なかったからワカンネ
142 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:09:41.40 ID:8b5XipjlO
部屋に女子呼び出して脱いだり脱がされたりだった
143 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:10:43.23 ID:FGJiz5nX0
>>141 小学のころ
>>131-139 中学のころ「みんなで女風呂のぞきに行くぜ!!」
高校のころ「女部屋に酒もって突入すっぞ!!」or「彼女とこっそり抜け出してくるわ!」
よその高校では乱交パーティーが見つかって停学というところも聞いた。
俺の頃でこんな感じだったからもっと過激になっているかもしれんが
面白そうだなー。乱交してみてぇ
145 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:14:21.58 ID:MLzy6u2v0
>>143 すごい高校だなw
とりあえず酒を持ち込むのはデフォで、乱交とかするのはDQN校ぐらいだな。
146 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:16:04.30 ID:mX1Ppgy6O
ほ
147 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:21:06.72 ID:ZaFawxvyO
俺んとこは中学の修学旅行でウイスキー持参の奴が夜飲んでて怒られてたなぁ 俺は一口で寝てしまった
148 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:33:50.29 ID:glSapc0h0
保守
149 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:47:54.21 ID:32grOjdt0
ほ
150 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12:55:42.60 ID:c6ie1TTY0
保守
保守
152 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:05:58.91 ID:mENp0yBe0
高校の修学旅行でウイスキー飲まされて死にそうになった、 なんであんなもんがのめるんだ?
153 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:14:45.30 ID:zglvkr3OO
うちの高校、修学旅行ない…orz
155 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:18:35.86 ID:IlmKEKX40
ハルヒ達が2年生になってもシリーズが続けば当然修学旅行イベントが起こるんだろう それはまあ喜ばしいことなんだが どう考えても約1名、存在感が希薄すぎる人が…
156 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:19:14.02 ID:11sbanUg0
高校の修学旅行二人部屋だったから大部屋がよかった
厨房の時女子の部屋に忍び込んで途中で寝たことある。起きたら女子の隣で寝てた…… 朝の点呼の時にバレたのもいい思い出
158 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:26:47.78 ID:c6ie1TTY0
159 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:30:58.36 ID:mENp0yBe0
>>159 いやマジ、最初男数人で行ったのに…置いてかれた
最終日俺だけバス待機だったんだぜ
161 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:37:19.52 ID:Y8nlb4FkO
俺の高校でもあったな 男子校だったけど
162 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:42:30.64 ID:mENp0yBe0
男子校は色気以外は何でも揃ってるんだぜ!
163 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 13:47:34.93 ID:MLzy6u2v0
お前らの学校が羨ましい 俺の学校は男子と女子の仲が特別良いわけじゃなかったから、部屋で一緒に過ごすなんて考えられなかったぞ。
自分で言っておいてなんだが
>>159 で電波受信した。
165 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:01:09.48 ID:lwxDKFkBO
ワクテカイザー
167 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:04:37.44 ID:MFe6Sk4h0
wktk
168 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:07:29.41 ID:mENp0yBe0
ワークテイカー
169 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:10:36.68 ID:3v5DYD6CO
地酒で酒盛り
170 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:11:10.99 ID:IlmKEKX40
エロゲ展開と聞くと なぜかバスガイドな森さんで脳内が占められる俺
新川さん「もてあましますな」
172 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:16:06.91 ID:FGJiz5nX0
修学旅行のバスガイドに惚れるのはデフォwww とりあえず谷口あたりが森さんに言い寄ってみぞおちに一発もらう展開キボン
173 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:19:55.43 ID:11sbanUg0
修学旅行で彼女を寝取られてたやつもいたな。 (´・ω・) カワイソス
174 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:22:11.01 ID:IlmKEKX40
>>172 谷口 再起不能(リタイヤ)
To be continued…
175 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:23:58.57 ID:mENp0yBe0
そして後ろから新川さんが・・・アッー!!! はいはいアナルアナル
やべっ、2時間も昼寝してしまった……
177 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:42:38.38 ID:zglvkr3OO
保守ですよ
178 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 14:55:33.19 ID:zglvkr3OO
保守
179 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 15:04:26.17 ID:zglvkr3OO
保守
180 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 15:16:27.43 ID:K4an/Kps0
修学旅行。夜中にタクシー呼んで、仲のいい連中と抜け出して、ライブ観て夜景見に行って、夜の神社で静かに4人で酒のんだ。
181 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 15:21:18.45 ID:OxbeE/yM0
保守
182 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 15:29:44.57 ID:7nQ1vnLBO
SOS団VSみくるファンクラブの死闘って電波を受け取ったけど書けなかった
183 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 15:45:13.98 ID:zglvkr3OO
保守
184 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 15:47:31.99 ID:FGJiz5nX0
同じくハルヒの力でみくるがキョンの姉になり いつもならキョンが世界を元に戻すために奔走するのを 姉萌えに目覚め完全放棄してしまうという電波を受信し 書きかけたが挫折し没にした
185 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 15:56:56.54 ID:zglvkr3OO
でも妹とみくるで姉妹どんぶりっぽい感じはしないわけではない程度に自然と思われないこともないわけではない。
187 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 16:03:22.84 ID:+9kTMSmxO
妹=みくる=新一
188 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 16:05:23.36 ID:7nQ1vnLBO
そしてみくる=コナン
バーローwww
190 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 16:07:30.85 ID:K4an/Kps0
妹=みくる=新一=アカギ=
191 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 16:19:28.11 ID:A/w4lKkH0
保守
192 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 16:35:28.15 ID:zglvkr3OO
保守
193 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 16:42:21.68 ID:OxbeE/yM0
保守
194 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 16:52:46.62 ID:HK/p0Hwd0
保守
196 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:04:22.50 ID:glSapc0h0
俺も見てみたい
197 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:06:44.15 ID:OxbeE/yM0
何かするにしてもぷららの糞対応のせいでやる気でない つか、嵐のやつらいい加減BANしてくれないかな さすがに4日も続くとストレスやばい…
198 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:16:01.56 ID:zglvkr3OO
ほし
199 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:25:10.05 ID:FGJiz5nX0
>>195-196 それを入れて、書きかけのが長編2つ短編2つほどあるけど忙しくてな。
暇になったら気合いを入れて書くよ
200 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:29:56.60 ID:iXAt7GNP0
保守
201 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:46:04.38 ID:8O+jKqg8O
修学旅行・・・初めての本州脱出。初めての飛行機、初めての海外。 部活の県大会決勝と被って行けず。・・・・・・・orz な保守
202 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:49:03.63 ID:MLzy6u2v0
>>201 普通大会とかの実施日を避けて修学旅行の日付を決めると思うんだが
203 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:54:28.43 ID:Ox3FMJKx0
保守
204 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:54:30.68 ID:v7a6v8pz0
>>201 ●<連れて行って差し上げますので電話番号とお名前を……
205 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 17:59:08.07 ID:S4bug8jqO
>>202 修学旅行の為にわざと負けたがるアメフト部が学校にあります保守
206 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:10:38.55 ID:k+V/2pCKO
保守
207 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:10:41.34 ID:zglvkr3OO
●<ホシュ
208 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:11:51.70 ID:mX1Ppgy6O
へ
209 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:20:49.81 ID:glSapc0h0
210 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:29:06.28 ID:zglvkr3OO
ほしゅ
211 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:32:10.14 ID:Y8nlb4FkO
wktk
212 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:34:21.54 ID:mX1Ppgy6O
WKTK
213 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:42:45.13 ID:oM7Y8r1i0
ほ
214 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:43:03.12 ID:aCRuoLqT0
三者面談面作者です。 これから飯食って、7時頃から灯火したいと思うので、 また支援よろしくお願いします。たぶん9レスくらいです。
215 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:44:22.99 ID:zglvkr3OO
wktkだぜ
216 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:54:03.75 ID:HK/p0Hwd0
wktk〜
217 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 18:59:15.17 ID:MFe6Sk4h0
ホシュ
218 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:01:59.65 ID:vBWRe8r3O
19:02
219 :
三者面談4 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:02:52.45 ID:aCRuoLqT0
「チェックメイト。…悪いな、また俺の勝ちだ」 「参りましたね。さすがにここまで負けが続くと、少し落ち込んでしまいます」 困ったような顔で古泉はそう言うと、さっさとチェスの駒を片付け始めた。 今日は金曜日。 この1週間、こいつとのハイレートなボードゲームをし続け、 結果俺は古泉から約5000円を巻き上げる事に成功していた。 先週は古泉のバイトを間接的とはいえ手伝ったんだし、 このぐらいはもらってもバチはあたるまい? すっかりヌルくなってしまったお茶を飲み干すと、 すぐに朝比奈さんが笑顔でおかわりを注いでくれた。 勝利の後の朝比奈印のお茶は、また格別な味がしますよ。 「キョン君、今日涼宮さんは?」 「ああ、あいつなら掃除当番ですよ、もうじき来るんじゃないですか?」
220 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:03:51.33 ID:zglvkr3OO
wktk支援
221 :
三者面談4 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:04:04.76 ID:aCRuoLqT0
ハルヒか… あいつを家まで送ったあの日。家でお茶を飲んで、飯を食って、服を買って、 本屋に行って、ゲーセンで遊んで。 けっこう振り回された部分もあるが…。正直に言おう。俺は、楽しかった。 機会があれば、またハルヒとああいうのも悪くない… いや。これはごまかしだな。また、ハルヒと遊びに行きたいと思う。 その時はやっぱり俺が誘わなきゃいけないんだよな? ───こんなことを考えていると、またなんかモヤモヤするんだが。 「5人のうち2人いないだけで、なかなか寂しいと感じてしまうものですね」 もう負けた事など忘れてしまったのか、片付け終えた古泉がいつもの笑顔で言った。続けて 「それにしても、長門さんが風邪とは、珍しいですね」 そうなのだ。長門は朝から風邪で休んでいた。 おかげで今日部室に来てから、俺はほとんど敬語しか聞いていない気がする。
222 :
三者面談4 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:05:08.23 ID:aCRuoLqT0
「昨日は元気そうだったんですけどね〜」 心配そうに朝比奈さんがそう言った直後 バタンッ!!!!!! 「あ〜もう!手がつめたーい!みくるちゃん!お茶! ちょっとキョン!電気ストーブこっちに向けなさいよ!!」 ついさっきまで静かだった部室に、台風が入ってきた。 「あら、有希がいないわね。隣?」 いや、今日は風邪で休みだそうだ。 対ヒューマノイド・インターフェイスでも、やはり普通に風邪ひくのか? 「ふ〜ん。ちょっと心配だから電話してみよっか?あの子一人暮らしだし」 団長席に座りながら、ポケットから携帯を取り出すハルヒ。 「もしもし?有希?風邪なんだって?大丈夫?…そっか…うん… みんなで家にお見舞いに行くって話してたのよ。何か食べたいものはある?うん…」 もちろんそんな話俺達3人は一言も聞いてないわけだが。
223 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:05:15.36 ID:zglvkr3OO
支援
224 :
三者面談4 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:05:58.90 ID:aCRuoLqT0
2分程話していただろうか?電話を切ったハルヒは 「そういうわけで、今から有希の家にお見舞いに行くわよ!」 まぁ1人で風邪だからな。飯だって大変だろうし、俺に断る理由もない。 朝比奈さんが運んできたお茶を一気で飲み干したハルヒは、すぐに帰る支度を始めた。 結局、長門は世間で言う、典型的な風邪だったようだ。 玄関の鍵を開け、マスクをして出てきた長門は、発熱時特有の ぽわっとした表情で俺達を迎えた。 家にも少し上がりこみ、朝比奈さんが長門に冷えピタを張ってあげたり、 お粥を作ったりしていたが、あまり居座っても迷惑なので、さっさと帰ることになった。 「それじゃまたね、有希」 「無理しないでくださいね、長門さん」 それぞれ玄関であいさつをし、エレベータで下に降りた途端、ハルヒの携帯が鳴った。
225 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:06:52.00 ID:zglvkr3OO
支援
226 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:07:59.08 ID:c6ie1TTY0
支援
227 :
三者面談4 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:09:44.97 ID:aCRuoLqT0
「有希?どうしたの?うん…わかった、伝えとくわ」 どうかしたのか? 「あんた、携帯忘れてない?」 言われてポケットを探る。…ない!ハルヒはため息をつきながら 「こたつの中におちてたから取りに来てってさ。さっさと行ってきなさいよ!」 不機嫌オーラを放ち始めた。 「あたし達は先に帰るからね」 へいへい、わかりました。行ってきますよ。 俺は1人でエレベーターに乗り、7のボタンを押した。 …しかしおかしいな。俺こたつに足は入れてないんだがな。 だがまぁ考えていても仕方ない。こういうこともあるだろう。
228 :
三者面談4 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:10:30.85 ID:aCRuoLqT0
長門の家の前に着く。インターホンを鳴らすとすぐに鍵の開く音がした。 ただ最初に来た時とは違い、マスクはせず、下を向いていた。 「長門、すまんな」 「…いい」 そう言葉を交わし、長門の手にある俺の携帯を渡してもらおうとしたその時。 ───まるで立っていたのを我慢していたような、その緊張が途切れたかのように、 ふらっと、俺のほうに倒れてきた。 「長門っ!!」 俺は慌てて抱き止めた。息づかいが荒い。 額に手を当てると、最初に来た時と比べて、明らかに熱があがっていた。 そうか、俺達が来て、寝てた身体を起こしたもんだから、余計にひどくなっちまったんだな。 ごめんな、長門。 おんぶして寝室まで運び、布団をかけてやった。 窓から外を見る。外はすっかり暗くなっていた。うーむ…
229 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:10:46.52 ID:zglvkr3OO
支援
230 :
三者面談4 :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:12:10.83 ID:aCRuoLqT0
よし決めた。 お前、明日は病院行こうな。 「…病院」 目を少しだけ開け、そのうつろな目で俺を見ながらそう言った。 大丈夫だ。俺が連れていってやる。 「ぁ……………」 最後は言葉になっていなかった。どうやら寝てしまったようだ。 だが俺には長門がなんと言ったのか、口の動きでなんとなくわかった気がした。 たぶんそれは───── 「ありがとう」 だったんだと思う。 オートロックの扉をゆっくりと閉め、俺は再度エレベーターへと向かった。
231 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:12:52.63 ID:zglvkr3OO
支援
232 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:13:23.47 ID:HK/p0Hwd0
支援
233 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:14:03.62 ID:aCRuoLqT0
とりあえず以上です。オチもなくてすみません。 支援してくださった方ありがとうございます。 それでは、また。
234 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:14:37.02 ID:zglvkr3OO
乙! 続きwktk
235 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:20:56.16 ID:HK/p0Hwd0
乙です。 続き楽しみにしてます。
236 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:22:29.60 ID:n19WYOBLO
乙!wktk!
カゼ引くとえっちしたくなるよな。
238 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:32:05.41 ID:SrJ/oHXdO
危ねぇ保守
239 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:41:06.10 ID:FGJiz5nX0
さて出かけるか保守
240 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:41:21.53 ID:zglvkr3OO
保守
241 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:43:30.85 ID:v7a6v8pz0
保守よ
242 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:43:36.32 ID:ejwzj5/d0
ほしゅ
243 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:44:04.99 ID:c6ie1TTY0
保守
244 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:52:29.95 ID:zglvkr3OO
保守
245 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 19:59:07.18 ID:MFe6Sk4h0
ホシュ
246 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:02:40.18 ID:mc4gYPwu0
ドタキャンされたorz 仕方がないので家に帰ってきて今からSS書くぜ保守
247 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:06:58.65 ID:wVl0SKWZ0
ほしゅ
248 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:11:23.07 ID:bRivRo3+O
新潟のローマ字がにゃがとに見えた俺が保守
249 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:19:04.82 ID:NfPw2KuW0
250 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:19:19.98 ID:zglvkr3OO
保守
251 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:29:41.31 ID:KjXn9T590
保守
252 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:29:41.69 ID:zglvkr3OO
保守
253 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:35:39.05 ID:UNEiNCzyO
254 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:43:57.85 ID:zglvkr3OO
保守
255 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:44:22.44 ID:8O+jKqg8O
256 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:52:05.90 ID:zglvkr3OO
ほし
257 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 20:59:14.54 ID:YxpSmoI50
★
258 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:05:43.89 ID:YxpSmoI50
☆
259 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:06:56.55 ID:v7a6v8pz0
ほsy
260 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:07:54.67 ID:Y8nlb4FkO
保守
261 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:11:15.69 ID:MFe6Sk4h0
☆
262 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:18:56.48 ID:c6ie1TTY0
保守
263 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:23:21.53 ID:thx+0s+eO
保守
264 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:28:20.48 ID:zglvkr3OO
保守
265 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:29:54.21 ID:gwMUZOdqO
保守
266 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:30:59.86 ID:419R4/u20
保守
267 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:35:15.94 ID:JpDTqbxW0
保守
268 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:40:45.54 ID:MFe6Sk4h0
保守
269 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:43:47.70 ID:Ox3FMJKx0
保健体育
270 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:48:52.20 ID:Ox3FMJKx0
情報連結の解除っていわゆる"意味消滅"だよな保守
271 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:55:04.09 ID:T2he//UH0
アニメしか見た事ない人が投下してもいいの?
272 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:55:09.95 ID:L9rNiM/30
人イネ
273 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:56:45.66 ID:4UCr/eRrO
275 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 21:59:03.11 ID:cJQdjBoWO
276 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:07:01.23 ID:zglvkr3OO
wktk
277 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:10:49.41 ID:2AW7lam6O
wktk
278 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:17:44.71 ID:Y8nlb4FkO
保守
279 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:23:18.68 ID:hq+g/Ppw0
捕手
280 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:27:22.33 ID:n19WYOBLO
投下してもおKか? 予約じゃなかったんだよな?
281 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:27:43.76 ID:v7a6v8pz0
ごーじょにごごごー
282 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:30:03.11 ID:+9kTMSmxO
はわくぅ
283 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:31:12.96 ID:4UCr/eRrO
>>280 漢は黙って投下汁
あれは予約じゃなかったみたいだし
284 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:31:17.55 ID:hq+g/Ppw0
285 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:31:23.68 ID:mENp0yBe0
つーか予約なんて必要ねーよwww
286 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:35:15.62 ID:Ox3FMJKx0
タイミングがかぶってなきゃいいさ。
287 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:35:39.42 ID:n19WYOBLO
さっきのは予約じゃなかったんだなww 投下します 夏休み。 今日は団活も休みでやることがなくヒマだ。……やっぱり俺はSOS団の連中といないとダメらしい。 というよりハルヒに会いたい。どうやら俺はハルヒに惚れていたというのに気付いたのは、6月だった。 ハルヒが雨に濡れたのか、風邪をこじらせた時に会えなくてとても寂しかった……って思った時には好きになっていた。 まぁ、そのときに見舞いに行ったことでハルヒの家を知ることになったわけだが、上がったことは無い。 俺の部屋には上げたのに、これじゃ不平等じゃないか? 「……そうだ、ハルヒの家に行ってみるか」 俺は呟いた。たまにはいきなり行って俺が驚かす側に回ってもいいだろう? そう思い、すぐに着替えて俺は自転車に飛び乗った。 ハルヒの家までは20分で着いた。俺は自転車を止めて、鍵をかけた。 そしてドアに近付いて、インターホンを鳴らした。 「はいはい!……あ〜もう!歩きにくいわ!!」 ドアの向こうからはそんな声が聞こえてきた。うむ、ハルヒの元気の良い、いつもと変わらない声だ。 そして、ゆっくりとドアが開いた……え?
288 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:36:31.45 ID:n19WYOBLO
「わわっ!キョ……キョン!?なんであんたがいるのよっ!!」 そこには浴衣を完全に着こなした、かわいいという表現より綺麗という表現が似合っているハルヒが顔を赤らめて立っていた。 「いや……ヒマだったから。お前なんで浴衣なんだ?」 ハルヒは半分だけ顔をドアから覗かせて答えた。 「だって、今日お祭りがあるからさぁ……浴衣姿をちゃんと整えてからあんたを呼び出そうと思ったのに……。約束もしてないのに突然来るなんてずるいわ!!」 なんか悪いことをした気分になるな……。だが、俺は今ある言葉を発せずにはいられなかった。 「そりゃ悪かったな。しかしハルヒ、メチャクチャ綺麗だ。似合ってるぞ」 そう、まるで吸い込まれてしまいそうなくらい似合っている。いつものかわいくて、うるさいハルヒとのギャップがまた俺の目を釘付けにした。 「あ……うん、ありがと」 頬を赤らめるハルヒ。まったくもっていじらしい。 「一緒に、行ってくれるわよね?お祭り……」 「もちろんだ」 聞くところによると、祭りは17時くらいかららしい。今は14時半、まったくもって時間がありすぎる。 突然、ハルヒの後ろから綺麗な人が顔をだした。 「あら、あなたがもしかしてキョンくん?私がハルヒの母です」 おいおい……美人親子とはこの二人のことを指す言葉で間違いないと確信したね。 浴衣とかは着込んでいないが、エプロン姿でも綺麗さが分かる程、美しい人だった。 「ふ〜ん、ハルヒが話してた通りの子ね。……そうだ!お父さんの浴衣があるからキョンくんも着ていきなさいよ!ほら、早く早く!!」 なるほど、ハルヒの強引さは母親譲りか。などと考えながらも俺は引きずられてハルヒの家の中へと招待された。
289 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:36:58.07 ID:zglvkr3OO
wktk支援
290 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:38:43.39 ID:n19WYOBLO
俺がちょっと手の込んだ浴衣を着せられてる間、ハルヒは自室待機だった。 ハルヒ母いわく、「そっちの方が盛り上がるでしょ?」だそうだ。メチャクチャ似た者親子である。 「よし!出来上がりよ。早くハルヒに見せていらっしゃい!」 と言われて、ポンと背中を押された。俺は軽く頭を下げて礼をすると、ハルヒの部屋へと向かった。 「ハルヒ、入るぞ」 返事が来る前に俺はドアを開けた。ベッドに腰掛けて、浴衣のまま俺を見るハルヒと目が合った。 「あんた……それなりのカッコすればなかなかのもんじゃない」 珍しくお褒めの言葉をもらったので、礼を言っておくとするか。 「ありがとよ。……ん?なんでお前顔赤いんだ?」 ハルヒはそっぽを向いて機嫌悪そうに言った。 「ば、バカ!なんでもないわよ!」 「……そうか。ハルヒ、お前ともあろう者が俺の浴衣姿に見惚れたな?」 などとふざけたことを言ってみた。当然、『ふざけんな!』と言われることを前提にな。 「そ、そうよ……。べ、別にいいじゃない!悪い!?」 なんてことだ。そんな返し方されると俺の顔まで赤くなるじゃねーか。 「い、いや。悪くないぞ……むしろうれしい。サンキュな、ハルヒ」 そこで俺は立ちっぱなしもなんなので、ハルヒの横に座った。 顔は合わせられん、恥ずかしいからな。というわけで、ハルヒの部屋を観察することにした。 まず目についたのは本棚、あやしい感じの本が建ち並んでいる、特に宇宙人のが多いな。 次に一番に確認しないといけないはずの部屋全体の様子。かなりきれいに片付けられていて、いかにも女の子っぽい一面だな。 あとは机か。普通に教科書とかが立ててある。……お?《SOS団用アルバム》か。興味あるな。
291 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:39:16.52 ID:DVLuA/jV0
私怨ね
292 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:39:59.50 ID:zglvkr3OO
支援
293 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:40:38.20 ID:n19WYOBLO
「ハルヒ、ちょっとこれ見せてもら「ダメっ!これだけはダメ!!」 俺が手に取ったアルバムをすぐに奪い取られた。よっぽど見られたくない写真が入っているのだろうか? 「お願い!これだけは見ないで!……ね?」 そんな顔で『ね?』なんて言われたら何もできねぇよ。俺は諦めて、もう一度ハルヒのベッドに腰掛けた。 少し話したおかげか、今度はすんなりとハルヒの顔を見ることができた。 チョコンとベッドに座っているハルヒを見ると、どこかしらおしとやかなイメージを持ってしまう。 「な、なに見てんのよ?」 ハルヒが再び顔を赤らめて口を開いた。 「悪い。綺麗なお前に普通に見とれてた」 今なら恥ずかしがらずにこのセリフを何回でも言えるね。むしろ、好きだとも言えるはず。 ……なんてな。 「な、なにを恥ずかしいこと言っちゃってるのよ……あ、そろそろ時間だし行きましょう?」 歩いて30分の所で開かれる祭り。小規模ながら花火も打ち上げられるとか。 俺はハルヒに倣い、立ち上がると後ろからついていった。なれない浴衣を着て…な。 ハルヒの親に一時の別れを告げて、外にでた。だいぶ涼しくなり、かなり歩きやすいあったかさになっていた。 俺はハルヒの手を取った。振りほどかれることもなく、むしろ握り返してくれたが緊張しているのか、俺の手は少し汗ばんでいた。 まったく恥ずかしいな。 ちょくちょくとあれがしたい、これがしたいと喋りながら祭りの会場へと向かい、着いた。 「まず何からしよっか?」 いつもなら自分の好きな所に勝手に突っ込んで行くハルヒが聞いてきた。珍しいな。 「お前の好きな所でいいぞ。ゆっくり回ろう」
294 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:41:06.22 ID:hq+g/Ppw0
紫煙
295 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:41:37.18 ID:n19WYOBLO
そう、俺はすでに幸せだったから特に行きたい所などなかった。ただハルヒの笑顔が見れればそれだけで充分だ。 「じゃあ……たこ焼きでも食べよっか?あたし、お腹空いちゃったわ」 同意して、たこ焼きの屋台まで歩いた。途中で思ったが、やはり支払いは俺なのだろうか? 「安心しなさい。自分の分は自分でだすわ」 ……顔に出てたかな。俺が払ってもよかったがここは好意に甘えておこう。 「おじさん!たこ焼き一つちょうだい!」 元気よく買い物をするハルヒは、たこ焼き屋のおっさんと一言二言と会話をしてたこ焼きを手に持って戻ってきた。 「えへへへ、おまけしてもらっちゃったわ」 気持ちはわかるぜ、おっさん。こんなかわいい奴に上手い言葉をもらえば確かにおまけしたくなるもんさ。 「はい、キョン。あーんして?」 ……やれやれ。まったくなに考えてるかわかりゃしねぇ。そう思いながらも口を開けてたこ焼きを待った。 「あっちぃ!バカ、熱いって!」 たこ焼きを口の中に思いっきり押しつけられた。浴衣でどんなにおしとやかに見えても、やっぱりハルヒはハルヒだった。 「あはははは!おいしいからいいじゃない!」 それから俺達は綿菓子や、りんご飴や、イカ焼きなどの屋台をまわった。……食ってばっかだな。 しばらく歩いていると、豪快な音が響いてきた。花火が上がり始めたようなので、人ごみを避けた所に二人で腰掛けた。 「意外に良いもんだな、小規模な打ち上げ花火ってのもさ」 「そうね……、今一つインパクトが足りないけどね」 派手好きなこいつには物足りないかもしれないな。しかしながらハルヒと二人きりで花火を見ることになるとは考えもしなかったな。
296 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:42:11.31 ID:zglvkr3OO
支援
297 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:44:03.09 ID:n19WYOBLO
今日は一日中暇なはずだったんだが、妙な思いつきからこんな幸せなことを出来るなんて思いもしなかった。 ……なんて俺らしくないか。もうじき花火も終わる。そしたらハルヒともお別れで、また明日から団長と平団員に戻るんだよな。 そんなことを考えている間に最後の花火が打ち上がって開いたあと、静かに闇に消えていった。 「……終わったわね。うん、帰ろっか!」 ハルヒはそう言うと、俺の手を取って歩きだした。 「……ちょっとだけ、ここで待っててくれないか?」 ハルヒにそう告げると、俺は一人早足で歩きだした。『ちょっと……どこ行くのよ!?』なんて後ろから聞こえて来るが、気にせずに俺は近くの店へと向かった。 「……何してたのよ、バカ」 ハルヒは少し悲しげで、不機嫌そうにそう言った。俺はハルヒの前に買ってきたものを出して、言葉を発した。 「これ、お前と一緒にしたくてな。俺が一番好きな花火なんだ」 線香花火と、百円ライター。それが俺の買ってきたものだった。 「線香……花火?あんた、意外にロマンチストなのね」 ハルヒはニヤリと笑ってそう言った。あぁ、ロマンチストでいいじゃないか、好きなんだよ。 二人で半分ずつに分けて、一本ずつ火をつけて眺める。赤い小さな玉が火花を出して、しばらくして落ちる。 こんなことを繰り返している間、二人は一言も会話を交わさなかった。 しばらく楽しんだあと、ハルヒが口を開いた。 「ねぇ、どっちが長持ちするか勝負しない?負けた方は勝った方の命令を聞くこと!決まりね!」 やれやれ、勝手に決定か。どうせハルヒが勝つんだろうが受けてたつか。
298 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:44:49.52 ID:n19WYOBLO
二人で同時に火をつけて、向かい合って眺めた。俺はひたすら手がぶれないように神経を集中させた。 「……あ、落ちちゃった」 とても予想外なことにハルヒのが先に落ちてしまった。 「じゃあ、俺の命令をハルヒが聞いてくれるんだな?」 ハルヒは頷いた。……しかし、俺が負けるものだと思っていたから何も考えてない。 俺の今一番の望み、俺の今一番の望み……。 「じゃあ、俺と付き合ってくれ」 ……今、俺とんでもないことを言わなかったか?無意識に。 ハルヒの顔をうかがっても口をパクパクしてるだけだった。長門が改変した世界以来か、ハルヒのこんな顔を見る野は。 「……め、命令なのよね。仕方ないわ、付き合ったげる」 これは暗に告白したらOKをもらえましたと考えて良いんだよな? 「ただし!まだもう一本ずつ残ってるからもう一勝負ね!」 次に負けたら別れなさいって命令されるのだろうか。とはいえ、もう一勝負を断るわけにはいかないので俺は線香花火を握った。……頼むぜ、俺の右手。 ふとハルヒの顔を見ると、無邪気な微笑みで線香花火を見つめていた。 その無邪気な微笑みに見とれてしまい、俺は線香花火ごと落としていた。 「あんたマヌケね!でも、あたしの勝ちだから命令するわよ!」 ハルヒは100ワットの笑顔を作って言ったが、次のセリフを吐く時には、浴衣のイメージにピッタリな少し恥じらいだ顔になっていた。 「あたしに……キスしなさい」 真っ赤な顔で上目遣いで俺を見て来るハルヒに引き寄せられるように近付いた。 「優しくね。……これも命令だから」 俺は言いつけ通りに、ハルヒを優しく抱いてキスをした。
299 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:45:04.84 ID:zglvkr3OO
支援
300 :
浴衣とお祭り ◆mtod1dSyOc :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:46:15.42 ID:n19WYOBLO
「さぁ、帰ろうぜ」 俺はハルヒにそう言うと指と指をしっかり絡ませながら手を繋ぎ、ハルヒの家に向かう道を二人でゆっくりと歩きだした。 おわり 以上です。支援等ありがとうございましたorz まとまらなかった感があるww
301 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:46:52.21 ID:mc4gYPwu0
あっまーい! GJ!!
302 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:47:24.23 ID:v7a6v8pz0
支援よ|
303 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:47:27.94 ID:SrJ/oHXdO
甘〜い! GJです!これで安心して寝られる
304 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:47:36.20 ID:zglvkr3OO
この角砂糖のような甘さ! GJ!
305 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:47:42.43 ID:L9rNiM/30
あまああああああああああああああい!!!!! 乙
306 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:48:39.01 ID:mENp0yBe0
甘いwwwwwwwwwwwww GJ!
2年に進学したという設定の話か?
308 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:51:04.14 ID:v7a6v8pz0
キョンが花火を買いにハルヒから離れたとき、貴方が変なフラグたてる人じゃなくて良かったとほっとしたぜw また読ましてねぇ
309 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:51:26.18 ID:n19WYOBLO
>>307 そうっす。
書いとかないといけなかったなorz
310 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:52:05.43 ID:mc4gYPwu0
そういえばプリンでは祭りと花火というシチュエーションが結構多いな
311 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:55:11.66 ID:n19WYOBLO
祭りネタが被ってるからもっと浴衣を前面に出しときゃよかったな、精進してくるorz
312 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:55:49.18 ID:Ox3FMJKx0
あめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
313 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:58:17.82 ID:mc4gYPwu0
>>311 酢マンそういう意味で言ったんじゃない
あまけりゃイインダヨ
それに線香花火で勝負って言うのは新しいぜ!
314 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:59:26.15 ID:v7a6v8pz0
>>310 それは誰かに、海、遭難、を書けといってるのか?それとも海→幽霊船漂着→舞台は月へとかを欲してるのか?!
>>311 きにしちゃいやん
315 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 22:59:43.23 ID:EZIEM7cMO
やっぱ、こういうハルヒが一番いい!
316 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:04:16.21 ID:hq+g/Ppw0
甘いねぇ
317 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:07:31.92 ID:mc4gYPwu0
>>314 ちょwwwそこまで言ってねえwww
是非書いてくださいオナガイシマスwww
318 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:14:42.25 ID:mc4gYPwu0
スレストしちまった保守
319 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:16:37.19 ID:n19WYOBLO
また俺が投下した直後にwwサーセンww
320 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:17:40.86 ID:vBWRe8r3O
甘いなっおつか!
321 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:18:34.01 ID:Ox3FMJKx0
長門ぶらぼー保守
322 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:19:11.57 ID:4UCr/eRrO
最近投下スクナイヨー wktkwktk
323 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:20:11.54 ID:aCRuoLqT0
オチはあるけどネタがない。 なんかキーワードください(´・ω・`)
324 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:20:38.62 ID:LXoEl5EUO
「なあ、ジャイ子」 誰がジャイ子だ誰が。 「待て谷口、それはどういう事だ? 俺がお前を張り倒さない内に説明願おうか」 「いや、昨日の夜寝ないで考えたんだけどな」 寝ろ。 「ジャイアンっていうあだ名は"ジャイ子の兄"から来てるだろ?」 それがどうした。 「お前の妹はすっかり"キョンの妹"って事で定着してるだろ」 つまり? 「よってお前=ジャイ子が成り立つじゃないか」 意味が分からん。 「だからだなあ」 キーンコーンカーンコーン 「お、授業が始まるな。じゃあな谷口」 「……国木田、お前なら俺の言ってる事が」 「分かんない」 「………」
325 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:21:17.99 ID:glSapc0h0
そういえば朝倉×古泉のやつはどうなったんだ?
326 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:22:33.79 ID:gNMMdDnzO
327 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:25:41.90 ID:11sbanUg0
328 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:26:36.07 ID:QW2LBSBt0
休み時間 ハルヒ「ダイエットしてる人って、ダイエット飲料を良く飲んでるわよね。」 キョン「あぁ、そういえばそうだな。」 ハルヒ「でも、普通の3倍は飲むから効果は皆無だと思うの。」 キョン「夢壊すなよ」
ねーよwwww
330 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:35:58.21 ID:4UCr/eRrO
ARIAの世界になにも知らないハルヒが飛ばされたら大変なことになりそうじゃね?
331 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:37:00.28 ID:Ox3FMJKx0
・・・TRPGの世界でハルヒをやってみるか・・・(電波受信
332 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:37:12.52 ID:n6oFvPid0
保守
333 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:40:38.69 ID:DXjaqr8U0
涼宮ハルヒ劇場って、単行本には収録されない運命なのかな。
334 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:43:40.25 ID:9KCHJfP/0
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:44:29.78 ID:hU+YwNDH0
ようつべで涼宮ハルヒの創聖見たら、 曲のすばらしさにびびった。 ここんとこずっとハルヒ中毒だったのにアクエリオン借りてきたら中毒対象変わりそうだ。
336 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:47:04.14 ID:7nQ1vnLBO
なんか書きたいと思うネタがないんだよね……
337 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:48:35.28 ID:1AcY71E10
涼宮ハルヒのしあわせ読んで鬱成分たっぷりなんだぜ・・・
>>335 そういやキョンの中の人、アクエリオンに乗ってたなw
>>336 ]
そういうときは一度、離れてみると良いかも。一日くらい。
339 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 23:58:33.40 ID:zglvkr3OO
保守
340 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:02:11.73 ID:1jXQ+LRRO
ちぇけら
341 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:08:12.15 ID:+jeKJ4a/0
ほっし
342 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:08:45.11 ID:l1SlZWhkO
ID&保守
343 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:09:01.98 ID:7sELLi9IO
IDチェック保守
344 :
14才 ◆LLLLLLLLL. :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:09:01.90 ID:W/6XUUey0 BE:424318638-2BP(33)
※今寝ています
345 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:19:03.18 ID:l1SlZWhkO
保守
346 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:21:52.26 ID:INTIsiKy0
???「ちょっとキョン!聞いてんの?」 キョン「何だこの幼女?」 ハルヒ「私よ、ハルヒよ!何か黒ずくめの男達からパクった薬飲んだら縮んじゃったみたいなのよ! キョン「バーローwww」 こっから先考えるの面倒なんで放置
347 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:24:48.94 ID:l1SlZWhkO
自分から飲んだのかwww ハルヒらしいぜwww
348 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:25:17.52 ID:m/ItDtW9O
349 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:33:49.41 ID:l1SlZWhkO
保守
350 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:37:54.09 ID:INTIsiKy0
ハルヒ「ABC□DEFG。この□を埋めなさい」 キョン「Cの次のDでもないし・・・。Hか?」 ハルヒ「残念。正解はABC■DEFG、でした〜!」 キョン「帰る。」 ハルヒ「ゴメン。」
351 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:42:08.30 ID:lwr5v3km0
キョン「じゃあ問題。PRND■L。■に入るのはなんだ?」
352 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:42:15.24 ID:Zv2asS/M0
保守
353 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:42:53.67 ID:/R/aR5K90
>>346 ハルヒ「このままなんて嫌よ!なんとかしなさいよ!」
キョン「わかったわかった落ち着けハルヒ。
いいか、落ち着いてタイムマシンを探せ」
ハルヒ「あんたが落ち着けぇ!」
キョン「じゃあ宇宙に散らばったドラゴ○ボールを集めに行くとするか」
ハルヒ「ちょwwwwもうどこにでも行けwwwww」
354 :
初雪 1/6 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:48:38.74 ID:fjn9x1NU0
#日常系です。初めての連続物でうまくまとめられるか心配ですが… ちょっと前に中間試験だったのに、もう期末試験かよ。 ぼやいていても仕方がなく、それにこれが終わればほぼ冬休みになる。 もっとも年末年始はSOS団で遊びまくるとハルヒが宣言しているから、例年になく忙しい年末年始になりそうだがな。 中間試験で予想以上の結果を収めることができたため、期末試験もハルヒに教えを請わざろうえない。親からのプレッシャーがきついというのもある。 明日から試験だという最後の日曜日。なぜか俺の部屋にSOS団全員そろっている。 さほど広くない俺の部屋に、五人+妹+シャミセンがいる。ちょっと人口密度たかすぎやしねえか? ハルヒは俺に問題集を押し付けて妹とゲームに勤んでいるし、古泉はなぜか朝比奈さんの勉強をみていた。 長門に至っては、シャミセンをひざに乗せて遊んでいる。しかし、見方を変えれば刺激を与えて反応を見る科学者のようにも見えるな。 そんなばたばたした一年にももうじき区切りがつく。 期末試験さえ乗り越えればな。それもまあ、明日のことだ。 それが終わった後、冬休みにもハルヒはいろいろとイベントを企画しているらしい。 最近はもっぱら季節事のイベントを企画して遊ぶお遊びサークルになってるが、ハルヒとしても満足しているのだろう。 思いついたように不思議探索をやるが、特に成果を期待してのことでは無さそうだ。単にみんなで遊べればそれでいいことに気が付いたようだ。 「恋愛なんて精神病の一種」などと公言していたが、すんなり俺とそういう関係になってしまった。もっとも、あれはなんだったんだと聞く気にはならないね。 来年のことを思えば鬼が笑うというが、来年はいよいよ2年生になる。 そうすればいまのようには遊べないかもしれんがな。 できれば楽しく過ごしたいものだ。 忙しく問題を解きながら、俺はそう思った。
355 :
初雪 2/6 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:49:33.12 ID:fjn9x1NU0
夕食はカレーだった。母親はまるで合宿ねと苦笑しながら、全員にカレーをふるまった。みな満足したようだが、ハルヒだけが物足りなさそうな顔をしている。 おかわり一度じゃ満足できない体なのか、こいつは。 皆が帰り支度を始める。俺はハルヒを家まで送り届けないとな。 「ずいぶん冷えてきたわね」 途中で皆と別れ、ハルヒと二人だけになった。 「ああ、この分じゃ雪が降るかもな」 「そうねえ、もう今年も終わりだもんね」 ハルヒは寂しそうに笑った。 「どうしたんだよ」 「ずーっとそばにいてよね」 ハルヒは珍しく甘い言葉を口に出した。明日は雪になるかもしれん。 しかし、まるで世界が変わってしまうかのような言葉にすこし寒気を覚えた。 「なにいってんだ。おまえがいやだと言っても隣にいてやる」 「ふん、ストーカーじゃないのよそれじゃ」 ハルヒは明るい表情になって俺に笑いかけた。 家に帰り、風呂に入れば寝るだけである。やるべきことはすべてやったし、今日はもう寝ることにするか。 とにかく期末テストでそれなりの結果を出せれば、大手を振ってみんなで遊べるだけでなく、親からのプレッシャーもずいぶん軽くなるというものだ。 俺は部屋の明かりを消し、目を閉じた。
356 :
初雪 3/6 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:50:13.65 ID:fjn9x1NU0
まるでスイッチが入ったかのように目覚めた。 ベッドに起き上がったが、なにか混乱しているような感覚が襲う。 足元にはシャミセンが丸まって寝ている。時計を見れば目覚めるべき時間。 頭を振ってベッドから起き上がった。なにか物足りなさを覚えるが、それがなんだか判らない。 洗面所で顔を洗い、歯を磨いた。朝食をとった。あれ、一人だったか、俺は? なにかこう妹がいたような気がするのだが… いや、そうか。昨日、ハルヒの愚痴に妹さんの話が出ていたからだな、影響されたんだろうな、きっと。 通学用ハイキングコースを歩く。風が冷たく、空は重い鉛色をしている。TVによれば初雪が降るかもしれないという。 「おはよう!」 背後から声がかかった。朝倉の声にぎくりするとはどうしたんだろうな、俺は。 そもそも朝倉は消え…おいおい、朝倉は入学当時からずっといるじゃないか。 どうも頭がぼけているようだな。勉強もしてないのにな。 「おはよう」 「もうすぐ期末試験ね、勉強進んでる?」 「え。今日からじゃなかったか?」 「どうしたの?まだ寝ぼけているの?来週よ、期末試験は」 そうだったっけ?俺は頭を捻った。突然、朝倉の言っていることが正しいことに気が付いた。「ああ、なんか勘違いしてたようだ」 「大丈夫?部活のかけもちもほどほどにね」朝倉は笑顔をみせた。「あ、あたし当番なんだ、先行くね」 そういって、朝倉は駆け出していった。朝から元気だね、まったく。
357 :
初雪 4/6 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:50:59.45 ID:fjn9x1NU0
教室に入れば、ハルヒが険しい顔で何か机に向かって書き物をしているのが目には言った。またなにかよからぬ事を考えていないか? いやハルヒはそんなタイプではなかった。美人で頭もよく、わりと運動神経も良い。しかし、性格はかなり自己中でずけずけと物を言うタイプ。 そのため男子からの人気はそれほどでもない。同姓には好かれるタイプであり、女友達は多いのだが。 「おはよう」 「ああ、キョン。おはよう」 俺は席に座った。ハルヒは書く手を休め、ふうとため息を付いた。 赤いカチューシャと、背中まで延ばした黒髪に違和感を覚えた。黄色いリボン付きカチューシャと、肩までの髪じゃなかったか? いや、それは入学当時の話で、あんときは非常にとっつきにくかったな。 廃部寸前の文芸部に入部したのはいいが、部員がいないので、たまたま話しかけた(ハルヒ談)俺を無理やり入部させたときの話だ。 最初はまともな文章が書けなかった俺だが、半年で急激に上達した(ハルヒ談)。 それと競うように、ハルヒの髪も伸びたんだった。 「なにやってんだ?」 「文芸部の冊子つくりに精を出してんじゃない。そうでないと廃部になんだから」 ん? ああ、そうだ。生徒会からクレームが付いて、今月中に冊子を作らなければ廃部にすると脅されているのだった。なにせ部員四人で顧問もいない同好会のようなものだからね、立場が弱いの何のって。 「あんたは書けたの?」 え? 何の話だかわからな…ああ、部室のノートパソコンに文章を書き溜めているのを突然思い出した。 「もうすぐ完了だな」 「あんたの話、わりと好評なんだから、穴あけないでね」 「頑張るよ」 「終わったら、その…どっか取材にでもいかない? まあ期末終わらないと話になんないけど、さ」 「そうだな、打ち上げってことでみんなで行くか」 ハルヒはアヒル口を作り、無言で抗議の目を俺に向けた。 「いや、ああ、二人で行くか、な」 そういうしか、ハルヒの不機嫌は直りそうになかった。
358 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:51:55.59 ID:KboEZKe80
支援
359 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:52:05.74 ID:+TuXzhax0
リアルタイムキタ
360 :
初雪 5/7 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:54:03.04 ID:fjn9x1NU0
#数え間違えました。トータル7レスです。 「朝からお熱いね」谷口がやってきて、俺達に声を掛けた。 「ほっといてよ」ハルヒが頬を膨らませて、そっぽを向いた。 「キョン、文芸部の仕事もいいが、試合も忘れんなよ」 試合って何……ああ、フットサルな。近所の高校が集まってワンデートーナメントがあるんだった。文芸部の文章書きで、最近お留守になってるな。 「せめて走っといてくれよ。試合でばてばてになってもらっちゃこまるからな」 「ああ、そうするさ」 谷口はそれだけいって、自分の席に戻っていった。 「まったく、文芸部の存亡がかかってんだから、そっちもしっかりしてよね」 ハルヒがぷんぷん怒っているのをなだめているうちに、始業のチャイムが鳴った。 放課後。文芸部の部室にハルヒと向かった。ハルヒはいわゆるショートショートを10本乗せる予定らしく、ネタ出しに苦労しているようだった。 「連作で、ひとつのお話の違う部分を違うキャラクターが語るって実験作なんだけどね」 俺は、SF的要素を含んだ高校生の恋愛ストーリーを紡ぐのに苦労している。 おおむね好評のようでほっと胸をなでおろしている。ま、ほめられるのは嫌いじゃないしな。 部室の扉を開ければ、朝比奈さんと古泉が既に居た。 朝比奈さんは上級生で、書道部と掛け持ちで文芸部に所属している。たしかハルヒに口説かれたんだったな。 グリム童話好きで、それを下敷きに黒い童話を書くのがうまい。 古泉はもともとミステリ同好会にいたのだが、自分でミステリを書きたくなったということで、文芸部に参加するようになった。 きっかけが俺の文章だったというから、気恥ずかしいものがあるな。 「ミステリなどいかがですか。あなたなら良いものが書けますよ」などと言われても、下調べが大変そうに思えていまだ書くに至らない。 ハルヒはお隣のコンピ研から譲ってもらったお古のデスクトップを使っている。年代ものなのだが、文章を書くには不自由はないそうだ。 3人分のノートパソコンは、みんなでバイトして買った格安ノートだが、これまた文章を書くのに支障はない。
361 :
初雪 6/7 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:54:55.83 ID:fjn9x1NU0
朝比奈さんは自費で買ったタブレットを使って、たまに挿絵なんかを描いたりしている。グロかわいいと表される絵を得意としている。 みな無言で文章を書きつづけている。期末試験があるから、その分締切りが早い。できればこの2、3日のうちに完成させたいところだ。 特定のジャンルのBGMを必要とする書き手もいるが、俺は不要なタイプだ。ネタはうんうんうなっていればそのうちひらめく。 そもそも文章を作ることに夢中になればなるほど何も聞こえなくなるしな。 朝比奈さんや古泉は音楽が必要なタイプらしく、音楽プレーヤでなにかを聞きながら書き進めているようだが。 「ねえ、キョン」 ささやくようにハルヒが言った。振り向くとハルヒがちいさく手招きしていた。 ハルヒの机に行くと、インターネットのウェブページが表示されていて、そこには古い戦艦が表示されていた。 「これ、長門っていうんだけどさ」ハルヒは首を捻りながら言った。「なんか気になんのよねえ」 「長門か……」 その名前を聞くと、心がかすかにざわつくのを感じ、なにか大事なことを忘れているような気がしなくもない。が、まるで記憶にない。 「確かに、なんか気になるな。でも、なんでこれを見つけたんだ?」 「タイムスリップネタを思いついたんで、検索してたんだけど、なぜかこれが表示されたの」 「そうか。まあいいネタになるかもしれんから、寝かしとくのがいいんじゃねえか?」 「そうね」 ハルヒはそのページをブックマークした。 席に戻ろうとする俺をハルヒの声が引き留めた。 「あんたの話、どこまでできたの?」 「ほぼ完成だな」 「へえ、見せて見せて」 「メールで送るわ」 俺は席に戻り、ノートPCを操作してほぼ完成した文章をメールでハルヒに送った。
362 :
初雪 7/7 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:56:00.76 ID:fjn9x1NU0
お茶でもいれるか。そう思い、俺はまた腰を上げた。 カセットコンロに水をいれたヤカンを乗せた。火をつける。 ふとハルヒの方を見れば、神妙な顔付きで俺が送ったメールを読んでいるようだった。 ハルヒの机の向こうに、誰も座っていないパイプ椅子が見えた。 片付けようかと一瞬思ったが、その必要もないと思い直した。 窓の外に雪がひらひらと舞っていたが見えた。どす黒い空から、白い雪がひらひらと舞い降りていた。 雪か。予報どおり初雪だな。しかし雪……ゆき……ユキ……有希? 突然心に湧き出た名前が、心にひっかかる。 どこであったことがある?いや、そんな名前に心あたりはないのだが。 しかし、何かとても大事なことを忘れているような…でも思い出せない。 なにか、とっておきの切り札のような、そんなイメージが心に浮かぶ。 いろいろ忙しくて疲れてんのかね、俺は。 しかし有希か。良い名前だな。次回作で使おうか。 外は静かに雪が降り続けていた。 つづく
363 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:57:54.90 ID:+TuXzhax0
GJ! これは続きが楽しみだ
364 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 00:59:20.76 ID:U39zkfZkO
GJ!続きにwktk(゚∀゚)
おつ!続きwktkでござる
366 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:03:25.85 ID:7sELLi9IO
こりゃwktk
367 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:03:48.67 ID:l1SlZWhkO
乙! 続きwktk
368 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:10:10.29 ID:INTIsiKy0
>>346 ミクル「キョン君、お願いがあるんだけど」
キョン「朝比奈さん、どうかしたんですか?」
ミクル「実は私、未来から来たほうの朝比奈みくるなんです」
キョン「え?でも小さいままですよ?」
ミクル「それが、つい喉が渇いてしまったから、黒ずくめの人たちが持ってた薬を飲んでしまって・・・」
キョン「ちょっwww、あんたもかバーローwww」
369 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:20:34.67 ID:/R/aR5K90
>>368 長門 「実はわたしも飲んだ」
キョン「ん?お前は別に変わってないように見えるが」
長門 「胸が小さくなった」
キョン「元から貧乳wwww言い訳乙wwww」
370 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:23:10.86 ID:1jXQ+LRRO
長門はDカップ
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) パートスレはもはやパー速でやるべきだろ
. | (__人__) 常識的に考えて…
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
パー速(VIP)はこちら
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/
372 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:29:08.45 ID:k4kcQGAx0 BE:231455849-2BP(1)
喜緑「と、会長がおっしゃっておりますが」
373 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:36:07.30 ID:bCe7qnA+O
保守
374 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:37:23.88 ID:INTIsiKy0
ハルヒ「う〜、風邪引いた。うつしてあげよっか?」 キョン「そうだな〜、風邪引けば学校休む口実になるしな。まぁ、どうやってうつすかが問題だがな」 ハルヒ「こうやってよ!」 ハルヒ体を乗り出しキョンにキス! ズキューン! キョン「お、おい何すんだよ!」 ハルヒ「顔赤いわよ?もう風邪引いたんじゃな〜い?」 キョン「う、うるさい!」
375 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 01:44:11.94 ID:KboEZKe80
保守
376 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:01:19.61 ID:KboEZKe80
保守
377 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:04:21.03 ID:1hujsNSL0
霜月はるか†Revo - schwarzweiβ 〜霧の向こうに繋がる世界〜 イリスのアトリエ グランファンタズムの主題歌だぜ
378 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:05:21.72 ID:1hujsNSL0
フヒヒヒwwwww誤爆サーセンwwwwwwww
379 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:15:59.82 ID:lwr5v3km0
ho
380 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:19:29.04 ID:xpT+cUTq0
る
381 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:23:14.06 ID:g4fojyiCO
す
382 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:40:32.08 ID:1qhixQp00
保守
383 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:52:25.10 ID:t2RgT50u0
保守
384 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:56:02.93 ID:z5Uh+MNu0
ネタを練りつつ、保守。 今回のは、結構てこずりそうだ…… むしろ一読者として他の作品のwktk待機モードになってます。
385 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 02:58:12.90 ID:oP4g2kFO0
鬱物読んでかなりテンション下がってる俺 今だ!今甘々物が来れば俺は一瞬にして糖尿病になれるぞ!
386 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 03:24:12.15 ID:q8iftKcuO
ほしゅ
387 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 03:31:28.94 ID:g4fojyiCO
保守
388 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 03:41:43.14 ID:1mWW2UTn0
今北
上原あずみの「Special Holynight」聞きながら
>>287-300 見てる俺ガイル訳だが
389 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 04:02:29.66 ID:t2RgT50u0
保守
391 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 04:28:19.93 ID:Nbz2kuX9O
保守
392 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 04:41:47.83 ID:g4fojyiCO
保守
393 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 05:24:00.17 ID:utIL+G2SO
保守
394 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 05:46:39.32 ID:TWKGKAtcO
★
395 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 06:03:46.68 ID:1qhixQp00
さすがにこの時間だと下がるの遅いな ほしゅ
396 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 06:34:44.64 ID:290dhDY2O
露出
397 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 06:37:22.41 ID:TWKGKAtcO
家出た保守
398 :
古泉と長門 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 06:52:31.89 ID:6BwVyLn+O
「おや? 雨が降ってきましたねぇ。今日は誰も来ませんし帰りますか」 「……」 「長門さん? どうしたんです、帰りませんか?」 「……一人で帰れ」 「そんなんだから、彼に嫌われるんですよ。長門さんが言うとツンツンしてませんし」 「彼はわたしのことを好いている」 「そういうのを盲信っていうんですよ」 「彼の嗜好をデータ化した結果、わたしはこの形をしている。彼はわたしのことが好き」 「彼は見た目だけで好きになるような人ではないでしょう?」 「性格も彼に合わせて作られている。問題ない。彼はわたしのことが好き」 「人ってのは不思議なものでね。かわいくて性格も良い子より、普通の子を選んでしまうときもあるのです」 「……彼はわたしのことが好き」 「僕から見れば彼が好きなのは涼宮さんでしょうね」 「……」 「それはそうと、雨が強くなってきましたね。早く帰らないと」 「……」 「……」 「はい」 「え?」 「傘、一本しかなかった」 「じゃあ帰りましょうか」 ――コクリ。 「さっきは言いすぎましたすみません」 「……いじわる」 「……かわいいですよ」
399 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 07:08:47.32 ID:l1SlZWhkO
保守
保守
401 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 07:37:56.68 ID:GyL5cxw50
保守
402 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 07:51:38.14 ID:RoKy9pwa0
おはよう保守
403 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 07:51:39.14 ID:lwr5v3km0
朝ー。
404 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 08:03:07.47 ID:mcjq/Rxy0
hoshu
405 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 08:20:15.48 ID:p7PHYC75O
ほ
406 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 08:22:59.34 ID:ywGJUn3R0
ほ
407 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 08:35:41.50 ID:sIOjOP09O
し
ひゅ
409 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 08:50:36.70 ID:9LKwZwYAO
いつ学校行こうかな… 保守
ハルヒの『ハ』は破天荒の『ハ』
411 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 09:00:41.48 ID:rUn+L6wT0
ほ
412 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 09:12:59.28 ID:rUn+L6wT0
しゅ
413 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 09:37:04.68 ID:ElBNVdfw0
保守
414 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 09:45:29.64 ID:9LKwZwYAO
孤島症候群を見ながら保守
偏頭痛症候群に悩まされながら保守
416 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 10:02:11.75 ID:EXgf6qM10
ホッシャ
417 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 10:09:20.55 ID:DnQw6/db0
雛見沢症候群に悩まされながら保守
418 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 10:17:13.14 ID:Zv2asS/M0
オッシャ
419 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 10:32:09.40 ID:ywGJUn3R0
保守
420 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 10:52:39.37 ID:sIOjOP09O
保守
421 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 11:05:58.69 ID:T1Pju47a0
過換気症候群で倒れるキョンを読みつつ保守
_ さっ!愛の巣に戻るわよっ! ィ<´ `ヽ {从イト、 ヘ ゞリ1X^` ズルズル {y'ハ⌒ヽ レ/ '`ト、 \ j}r┬ヘ. \_ヽ_x--、 イヤダー L| ! \ゝ(xf::::::从 オレハジユウダ゙ー (<_ム __ノ ヾi代'゙ソ / /~ヽ ヘ 〈^`r=ヽ_ / / ヽ ヽ 1 i| |ハ\ /゙-/ \ヘヽ! {込ヽ! / / ヾヽ\\ヘ_≧、 . r=x'_〃 )xクム_>了′` ̄¨==- 、_/},-、 ` ー’ 'ー′`´ゞ'ー──==- ,___/Z_/
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 11:31:06.26 ID:tPnpR4pG0
部屋が汚い……試験前に限って気になるんだよなw しかたないから保守しとく。
424 :
変なキョンと普通のハルヒの憂鬱(保守代わり予告)1/2 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 11:42:19.03 ID:RoKy9pwa0
あたしは、いまだかつて無いくらい悩んでいた。 高校入学式後の初めてのホームルームで担任の岡部が、面白くもないハンドボールの話を 長々と続け、やっと終わったと思ったら突然、 「みんなに自己紹介をしてもらおう」 などと言ったからだ。 夢色の高校性生活の第一歩よ!男女の出会いは全て第一印象で決まると言っても過言では ないわ!失敗は絶対に許されない! あたしは、気になる男子の出身校や趣味とかを暗記し女子は適当に聞き流しながら、 休眠中の全ての脳細胞をフル回転させ、自己紹介の内容を考えた。 『東中学出身の涼宮ハルヒです。趣味はお料理とかスポーツ全般かな。カラオケなんかも 大好きなのでカラオケに行くことがあったら、是非あたしも誘って下さい。よろしくね!』 むぅ〜。こんな感じかしら。カラオケのくだりは言わない方がいいのかな? そんなことを考えていると、あたしの前の席の男が立ち上がった。 次はあたしの番よ。神様お願い。うまく噛まずに言えますよぅに。 緊張が極致に達し、鼓動が周りの人に聞こえるんじゃないかと言うくらいドキドキしていると 目の前の男が――ええ、あたしはたぶんこのショックを一生、忘れる事が出来ないわね―― バカみたいに大きな声で自己紹介を始めた。
425 :
変なキョンと普通のハルヒの憂鬱(保守代わり予告)2/2 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 11:42:49.85 ID:RoKy9pwa0
「押忍!俺のことはキョンとでも呼んでくれ。ごく普通のありきたりな名前はとっくに捨てた からな。ま、そんなことはどうでもいい。それよりもこの中に、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や 超能力者や悪の組織やもしくはそれらと戦うアニメ的特撮的漫画的ヒーローがいたら俺の所に来い! いつでも挑戦を受けてやる。以上!」 あたしの前の席の男は喧嘩でも売るような目つきでゆっくりと教室中を見渡し、最後に大口開けて 見上げているあたしをふり返りギロリと睨むと、にこりともせずに着席した。 特にかっこいいって訳ではない、本当にごく普通のありきたりな顔。身長も格別高いって訳ではない、 本当に普通の一般男子生徒。 だた、クラス全員の視線を傲然と受け止める顔は変に大人びていて、意志の強そうな鋭い視線を あたりかまわず放射し続ける。 ただの電波DQNがそこにいた。 これってギャグなの?それともただのバカ? そのバカ男のバカカミングアウトのおかげで、今まで和やかだった教室内の空気が凍り付いて しまったのだ。空気が死ぬってこういう事を言うのね。 とにかくそのおかげで、あたしはあらかじめ考えていた自己紹介をすっかり忘れてしまった上に、 いったい何を喋ったのか覚えていないほど混乱してしまい、クラス中にいらぬ恥をさらして しまったのだった。 こうして、あたしの虹色の高校生ライフの第一歩はおもいっきり躓いてしまったわけ。 もし、目の前にリセットスイッチか核ミサイルの発射ボタンか判らないモノがあったとしても、 迷わず押してしまったでしょうね。ああ、もう死にたい。
_ さっ!ハルヒ教官様によるテスト勉強に戻るわよっ! ィ<´ `ヽ {从イト、 ヘ ゞリ1X^` ズルズル {y'ハ⌒ヽ レ/ '`ト、 \ j}r┬ヘ. \_ヽ_x--、 イヤダー L| ! \ゝ(xf::::::从 ヘヤノソウジスルンダ゙ー (<_ム __ノ ヾi代'゙ソ / /~ヽ ヘ 〈^`r=ヽ_ / / ヽ ヽ 1 i| |ハ\ /゙-/ \ヘヽ! {込ヽ! / / ヾヽ\\ヘ_≧、 . r=x'_〃 )xクム_>了′` ̄¨==- 、_/},-、 ` ー’ 'ー′`´ゞ'ー──==- ,___/Z_/
427 :
変なキョンと普通のハルヒの憂鬱(保守代わり予告) :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 11:46:25.21 ID:RoKy9pwa0
SOS団の面々が出てくるあたりで躓いた 憂鬱リメイクモノってガールミーツガール以外に他にもあったっけ? 同じ展開にしたくないので参考に教えてくれ
428 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 11:58:34.51 ID:RoKy9pwa0
止まってるぞホシュ
429 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:04:26.14 ID:l1SlZWhkO
430 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:17:05.66 ID:RoKy9pwa0
431 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:29:35.97 ID:l1SlZWhkO
保守
432 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:38:17.03 ID:96BhA2PF0
実はリメイク物の傑作は寝キョンだと思うんだ保守
433 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:39:29.79 ID:p7PHYC75O
捕手
434 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:40:45.13 ID:l1SlZWhkO
>>432 それ忘れてた!
良いリメイク物だよな。
435 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:51:47.13 ID:l1SlZWhkO
保守
436 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 12:52:06.19 ID:wU2Wyucy0
保守
437 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:06:07.09 ID:l1SlZWhkO
保守
438 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:14:56.73 ID:l1SlZWhkO
保守
439 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:18:05.47 ID:RoKy9pwa0
寝キョン読んだ面白かった保守
440 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:27:32.31 ID:l1SlZWhkO
保守
441 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:37:38.71 ID:l1SlZWhkO
ホシュ
442 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:40:45.67 ID:9LKwZwYAO
寝キョンってアナルか 保守
443 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:53:34.89 ID:l1SlZWhkO
だろうね。 シュールだから…
444 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 13:56:52.78 ID:zIwrViiA0
寝キョンて藤崎竜の漫画の封神演義に出てくる太上老君みたいだw
445 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:09:41.86 ID:l1SlZWhkO
ほし
446 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:11:35.09 ID:9RgQlKhA0
wikiへの投下の仕方がわからない。誰かヘルプミー
447 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:13:39.11 ID:1hujsNSL0
ここに投下すればいいと思うよ
448 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:19:34.36 ID:9RgQlKhA0
なんか保管の手間かけさせるのが忍びないんだよ。保管してから投下しようかと思ってさ。
449 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:25:23.16 ID:1hujsNSL0
451 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:39:32.59 ID:sIOjOP09O
wktk
452 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:41:58.86 ID:RoKy9pwa0
>>448 俺もここに投下してからwikiに投下した方がいいけど一応やり方だけ
wikiのトップページから[新しいページ] をポチっとクリック
↓
新しいページ名にタイトルを入力、モードはwikiモードのまま[作成する]をクリック
↓
出てきたテキストボックスの中に作品をコピぺし[プレビュー]をクリック
ちゃんと表示されているかを確認後[投稿]をクリック
これで作品のページが出来上がり
↓
次にメニューを登録するので作品の分類が例えば長編のハルヒモノ なら
左のメニューから長編をクリック→ハルヒをクリックし、作品タイトル一覧を開き[編集]をクリック
↓
さっきの編集モードと同じのが出るのでテキストボックスを一番下までスクロールさせ
現在の長編ハルヒのメニューなら一番下に
-[[浴衣とお祭り>浴衣とお祭り]] と出ているのでその下に先ほど造った作品タイトルが「たいとるA」なら
-[[たいとるA>たいとるA]]
と言う感じで入力して[プレビュー]をクリック
ちゃんと表示されているかを確認後[投稿]をクリック
で終了。
最後にメニュー内に自分の作品がリンクされているか確認
453 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:45:07.13 ID:1mWW2UTn0
どーも。お久しぶりです。 投下してもいいかな…?
454 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:45:59.65 ID:RoKy9pwa0
455 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:48:06.83 ID:1mWW2UTn0
じゃあ投下します。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ある暑い日の午後。 「あー暑いわねー」 気だるそうに団扇を仰ぐハルヒの声を背に、俺は古泉とトランプをしている。 今日も最高気温は30度を越える、と天気予報では言っていた。 外では、サッカー、野球、テニスなど、皆思い思いのままに放課後を過ごしている。 しかし、この文芸部室が活動拠点となっている俺たちは、蒸し暑い室内で放課後を過ごすしかないのだ。 ハルヒが「外にでも行きましょ!」などとでも言ってくれたらとも思ったが、それもなんかかったるい。 まさに『太陽は罪な奴』である。
456 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:48:23.60 ID:9RgQlKhA0
457 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:48:44.87 ID:1mWW2UTn0
しかし、二人でやるトランプというのも味気悪い。 誰か一緒にやってくれる人は……。 ハルヒ。トランプやらないか? 「……あたし、パス。なんかだるい」 「別に無理やり誰かを誘わなくても良いじゃないですか。 僕はあなたとなら全然………」 古泉、気持ち悪いことを言うな。 ……長門。トランプを……。 「わたしはそのような遊戯の規則をあまり知らない」 ……そうだ、朝比奈さん。一緒にトランプでも……。 「あ、ちょ、ちょっと忙しいので、また後にして下さい……」 やれやれ。 古泉の案で、トランプをやり始めたのはいいものの、二人だけだと流石に飽きてくる。 窓に飾った風鈴は音を立てることも無く、時間だけが流れる。
458 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:48:57.93 ID:dTHJl5iVO
wktk
459 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:50:16.07 ID:1mWW2UTn0
トランプを投げ出し、一思いに耽る俺と古泉。完全な沈黙が辺りを包んだ。 ふと、ハルヒがその空気を破った。 「ああもう!暑さで頭が狂っちゃいそうじゃない!」 …ハルヒ。お前のその叫びが暑苦しいぞ。 「なんですってええええええ!!!!!!」 わ、分かった。謝るから、手を離してくれ。窒息死させる気か。 「……まったく。何がこんなに暑くて……そうだ!みんなで怖い話しましょ! キョン?もちろん何かあるわよね?」 はあ?いきなりそんなこと言われてもだな………。 「……あの、わたし、怖いとまではいかないんですけど、不思議な話なら一つ……」 「ほう、朝比奈さんの怪談ですか。非常に心惹かれますね」 「いいわよみくるちゃん。話してみなさい」
460 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:52:49.78 ID:1mWW2UTn0
「最近、テストが近いじゃないですか。だから、わたし最近はよく勉強するんです。 昨日の午後も、いつものように自分の部屋で勉強してたんです」 「なるほど。その時、何か事件みたいなのが起こったわけね」 早合点しすぎだ、ハルヒ。 「いえ、何か起こったわけではありません」 「それなら、気にすることも無いではありませんか」 「しかし、何も起こらないのに、入場券が破れたりはしないでしょう」 「……何の入場券?」 「この間から来日していて、評判のいい外人音楽家の演奏会です。 最近はクラシックにも興味を持っていて、だからその切符を買いました。 わたしは、その演奏が始まる夕方まで勉強をしていました。 しかし、気がついてみると………」 入場券が破れていた、と……。 「そうです。それでも、わたしはその破れた券を持って会場へ出かけてみました。 わけを話して頼んでみたんですが、係の人は入れてくれませんでした。 仕方ないので、わたしは家に帰りましたが、これはどういうことなんでしょうか」
461 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:54:27.40 ID:RoKy9pwa0
>>450 ループタイムはリアルタイムで読んだからよく知っているよ。あれには勝てそうにないわw
とにかく好きにやらせてもらおうと言う支援
462 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:54:31.62 ID:1mWW2UTn0
「……なるほど、わかりました」 「!?な、何が分かったの?」 「朝比奈さん。不思議とも思えますが、あり得ない事ではありません。 つまりあなたは勉強に疲れ、暑さのためもあってついうとうとしていたのでしょう。 その間に、寝ぼけて自分の手で、入場券を破いてしまったにちがいありません」 「……そうかもしれませんが、なんとなく納得できません。 わたしは今まで、寝ぼけたことなどありませんし、眠った覚えも無いのですから」 いや、たとえ寝ぼけたとしても、大切な入場券を破ったりはしないだろう、古泉。 「入場券は本に挟んで、机の端においてありました。 そして、気がついたときにも、机の上は乱れてもいませんでした」 そりゃそうだ。大切なものを自分で壊すなんて、寝ぼけてもしないだろう。
463 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:55:53.60 ID:l1SlZWhkO
wktk支援
464 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:56:09.60 ID:1mWW2UTn0
「「「「うーん………」」」」 ほかに何か変わったことはありませんか、朝比奈さん。 「えーと……あ、そういえば、わたし切符が破けたときに、なんとなく時計を見たんですよ。 その時計は、何故かいつの間にか30分経っていたんです。 はじめは、時計が狂っているのかなとも思いましたが、後で調べると、狂ってはいませんでした。 その30分の間に、何かが起こったのでしょうか」 「その30分の記憶はあるの?」 「分かりません。わたしにとっては、ほんの一瞬の間の出来事でしたから…」 うーん……長門、分かるか? 「……おそらく、彼女、朝比奈みくるは、その時間帯についての記憶を喪失したと思われる」 「え?な、長門さん何言って……」 「何か奇妙な出来事がその時間帯に起きたので、それが与えた衝撃によってその記憶を思い出すことを脳が拒否している。 彼女だけではなく、人間は時々そのようなことが起こる」 「僕は経験していませんが、何もしないうちに、いつの間にか数分から、 数十分が経っていた、という体験をしている人はわりといるようです」
465 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:57:21.71 ID:l1SlZWhkO
支援
466 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:57:50.20 ID:1mWW2UTn0
「何とかしてみくるちゃんにそれを思い出させる方法は無いの?」 「忘れてしまってはいても、朝比奈さんが何かを体験したことは確かです。 僕が朝比奈さんに催眠術をかけて、昨日の午後起こったことを再現させてみましょう」 おい古泉。お前いつからそんなものを……。 「フフフ。僕の力を見くびらないでいただきたい。 それにこれは、趣味で習得したものですから」 「では長門さん。これから再現することをメモしてもらえませんか」 「了解」 「こ、古泉君、わたしは何を………」 「朝比奈さんは楽にしてていいですよ。では長門さん。準備の方は……」 「大丈夫」 「では始めます。 ………さあ、あなたは昨日に戻るのです。いいですか。 ………はい、あなたは今、昨日の午後にいます。今、机に向かって勉強をしていますね」 「はい。わたしは勉強をしています」 「さあ、周りを見てください。何か変わったことはありませんか」 「はい、見たこともない男が立っています………」
467 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:59:06.25 ID:l1SlZWhkO
支援
468 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:59:08.98 ID:1mWW2UTn0
それから、朝比奈さんは古泉に聞かれるままに、そのありさまを話し始めた。 それを長門がメモに書き留めていった。その要点はこんなぐあいだった……。 ――<ここから朝比奈さん視点>―― わたしがふと窓に目を映そうとすると、その視線をさえぎるように男の人が一人、立っていました。 変な形の黒い服を着て、やせた背の高い男の人でした。 ( ・∀・)「ニヤニヤ」 「あ、あのう、あなたは一体………」 ( ・∀・)「そんなことはどうでもいいじゃないですか。さて、一勝負やりませんか」 と、その人はポケットから一組のトランプを出し、わたしを誘ってきました。 テスト勉強があるのでとも言ってみましたが、結局それをやらされる羽目になりました。 勝負が済んで計算してみると、わたしの方が少しだけ勝っているようです。 ( ・∀・)「どうやら私の負けのようですね。では、これで帰らせてもらいます。 そうそう、忘れているところでした。私が負けたのだから、それは貰って帰りますよ」 その人は、そういうとわたしの入場券を本の間から抜き取りました。 「ちょっと待ってください。何てことをするんですか。 トランプに勝ったんならまだしも、負けて持っていくなんて、おかしいですよ」 ( ・∀・)「いや、これがきまりなのです」 「そんなの、ひどいじゃないですかぁ」 ( ・∀・)「だめですね、トランプで私が負けたんですから」 そして、その人は入場券をずたずたに破いてしまいました………。 ――<ここまで朝比奈さん視点>――
469 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 14:59:43.79 ID:bfJU6eklO
wktk
470 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:00:38.01 ID:1mWW2UTn0
古泉は催眠術を解除した。 「さあ、あなたは現在に戻りました。目を開けてください」 「ふぇ、な、何かわかりましたか?」 「……見て」 そういうと長門は、今書き留めたメモを渡した。 「……そんなことがあったんですか」 「まったくひどい話ね。自己中にもほどがあるわ」 俺としては誰かさんと同レベルだと思……。 「ん?なんか言った、キョン?」 いや、なんでもない。 それより朝比奈さん、その男が誰か、心当たりはありませんか。 「うーん、特には……」 「しかし、調べた結果では、あなたの記憶の断層には、今のメモのような経験が入っていましたよ」 「そ、そうなんですか。なんだか、信じられないですね」
471 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:01:48.91 ID:l1SlZWhkO
支援
472 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:01:51.85 ID:1mWW2UTn0
確かに朝比奈さんの言うとおり、信じられない。 この暑い日に黒い服を着て歩くとは。黙って人の部屋に忍び込み、トランプの勝負を始めるとは。 その上、負けたからといって、大事な入場券を破り捨ててしまうとは。 ん?入場券……外人音楽家……演奏会……あ! その瞬間、俺はとんでもないことに気がついた。 「ね、ねえキョン。あんた、き、今日の新聞……」 ああ、ああ見たさ。 おそらく、ハルヒも同じ事に気がついたらしく、その顔はどんどん青ざめていっている。
473 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:02:30.39 ID:l1SlZWhkO
支援
474 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:02:51.37 ID:1mWW2UTn0
「?どうしたんですか二人とも?」 古泉……長門……今日の朝刊見たか? 「どうしたのですか急にジャパネットた○たみたいな事を言い出して」 「……質問の意図が分からない」 「………いい?あたしから話すわよキョン………」 そういうとハルヒは、昨夜起きた事故の記事について話した。 「昨日ね、外人の音楽家を迎えての演奏会の途中に、突然劇場の天井から照明装置が落ちたの。 でも、幸い死傷者は一人も出なくて、飛び散った破片で怪我をした人が数名いたみたい。 たまたま、落下地点の客席だけが、空席になってたようなの」 朝比奈さん、もしかして、その空席ってあなたの席だったのでは……。 「そ、そんな………」 「おそらく、昨日の会なら、切符を買って出かけない人は、いなかったでしょう。 ということは、あの空席は間違いなく朝比奈さん、あなたの席……」 「じゃ、じゃああの日わたしがその演奏会に行っていたら……」 「……間違いなく、即死」 朝比奈さんは、椅子の上で身震いしていた。
475 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:03:15.84 ID:RoKy9pwa0
支援
476 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:03:42.51 ID:l1SlZWhkO
支援
478 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:04:03.30 ID:1mWW2UTn0
…………………。 なんともいえない空気が漂う。 俺は、我慢がならなくなり、ついに最後の疑問を口にした。 じゃあ、一体その黒い男は………。 「「「………」」」 「ぼ、僕の推測する限りでは、死神、ということに……」 「もしわたしが、そのトランプで負けていたら………」 頬を流れる汗がこそばゆかったが、拭う気にはとてもなれなかった。
479 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:05:30.03 ID:RoKy9pwa0
支援
480 :
☆ ◆ZkQJyPyhCs :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:06:30.75 ID:1mWW2UTn0
【涼宮ハルヒの憂鬱 meets 星新一 第七部 「午後の出来事」】 原作:星新一「おせっかいな神々」に収録 「午後の出来事」 なんか今回は余計な設定多いな。 朝比奈さんがクラシック好きだったり、古泉が催眠術使えたり……
481 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:06:43.29 ID:l1SlZWhkO
支援
482 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:07:56.76 ID:l1SlZWhkO
乙! 恐ろしい話しだな… 次回作wktk
これはおもしれい、さすがみくる
484 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:16:20.51 ID:bfJU6eklO
乙です! かなりおもしろかった!
485 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:17:54.43 ID:RoKy9pwa0
GJ!! あいかわらずいい感じだ
486 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:26:54.52 ID:l1SlZWhkO
保守ですよ
5レス投下。日常。幼き日の衝撃。
「長門?!」 ――秋がこれから到来する季節に埋もれ始める今は11月9日。 そしてここはいつもの文芸部室と廊下の境目。ちなみに俺は一人でここに立ちつくしている。 放課後すぐに部室へ向かおうと教室を後にしたところ、古泉と朝比奈さんをサルベージしたハルヒにつかまり 消防の日を満喫させられていた。 しかし、119に書けたときのオペレーターが「救急ですか?火事ですか?」というテンプレートを寄越した時 「はい、火事です」「はい、救急です」と返答する自分を想像して、妙にナンセンスな気持ちになった。 古泉が事態の収拾に動いて、朝比奈さんは気絶したハルヒの横で賢明に声をかけ、俺のに回った役割は予想通りのものになった。 些末な出来事だ。語るまでもあるまいて。 はてさて、とりあえず、どう現状認識をしたらよいのだろうか。今日のイベント参加表を空欄にしていた長門が映る。 人は古きを学び新しきを知る、ギリシャの政治と現代の政治のうわべ的相違はすぐに戦争に至らずに対話し折衝することだ。 最近は例外が続いているようだが。ここは音便に会話をしてみようじゃないか。 なぁ、長門――声をかけると軽い会釈が作った5ミリの傾斜が夕の陽を反射させ、柔らかな猫っ毛と目元の物体を輝かせていた。 「……何」 いや、確かに俺も昔を思い出したりするし、時期的にもそんな季節だ。 「……大丈夫。今はあの時のバグを内包し、処理することが出来るようになってきた。理解できるが納得できない 情報は存在するがそれも心地よいと感じるようになった。私は私自身のアプローチでプロセスを構築していきたいと思っている 他社の自律進化を妨げることなく未来を作っていきたい。私は負けず嫌い」
珍しくはっきりと心情を吐露したこいつに驚きつつ、大規模改編が行われていない事を確認し、とりあえず胸をなで下ろす。 しかし、普段であればこいつの口から成長の便りをもらえば素直に喜ぶのだが 俺の今の笑顔は、口に飛び込んでしまった虫を気の迷いからか味わおうと してしまった瞬間の…いや、正直どうしたらいいのか分からないってことなのだが。 ただ、ハルヒの踏切での独白の時に俺がすれば良かった行動をする事にした。目の前に立って話しをしよう。 そして話を聞こうじゃないか。幸いながらここであれば、背中を追いかけて引き留める必要は無いからな。 「なぁ……いやええと、んーあーえー、ふぇぇ」 禁則か?!クソッ、よくよく考えたらかける言葉が見つからん。というか俺の中にある地球の辞書をいくら引いてもわからん。 ジーっという擬音すら聞こえてきそうな視線をこちらに向ける宇宙書庫。…普通につっこみ入れるか。 そうさ、人によって普通とか当たり前なんて違うんだよ。色々事情があるんですよ。 「長門、何で眼鏡……に類する何かをかけてるんだ?お前なら視力だろうかなんだろうがどうにでもできそうだが いや、すまん。失礼な物言いだとは思うんだが、いや、聞きたいのはそこじゃなくてだな……」 そういや長門はなんで眼鏡をかけて生み出されたんだろう。いや今はそれより確認しなくては。お前を疑う分け ではないんだが。よく考えたら改編されてたらこいつがそれを自覚しないだろう、と1人で戦々恐々としている所に あまりに人間的な回答が帰ってきて、俺の口は、真空状態で空気を探すような仕草を始めた。 「……目が悪くなった」 「……………嘘だろ?」 「本当」
俺は疑った。全対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスを。こいつらは昆虫か?昆虫人間か? いやいや、待て待て待て。一応、有機生命体(人類)の性能を副次的に使って得られる情報も観察してるんじゃなかったか? 今日は宇宙DAY?何故直さない。もしかしてそれがこいつらにとっての普通なのか? 「お前らは普段そういう視覚情報を捉えているのか?それでそんなものを付けて対応してるのか?」 「……不具合のある視覚に対して適切な処置を模索している。これは新鮮」 鮮度が良すぎて俺の頭の中で飛び跳ねまくってる。 いや、確かそういうものが目を良くする、なんていう雑誌の裏にでも載ってそうな信憑性のない話も記憶にあるが。 そうだ。一歩進もう。対話で得られなかったものを対象と共に実体験し、更に、会話する事で昇華させ獲得しよう。 「……飛び出さないだろう?」 「そうでもない」 「少しの間、貸してくれないか?」 「いい。是非体験するといい――」 音も立てずに立ち上がり俺の顔に不思議眼鏡をセットした。俺はこいつが首を傾げる前に首を傾げた。 俺に向かって少しつま先立ちになる長門の姿勢が端からどう見えるのか、なんて事は一切考えつかなかった。 今、目の前にある視界があまりにも……当然のものだったからだ。宇宙的要素0。 ただ青く、ただ赤かった。 しばらく考え込んだ俺は――俺は何をしているんだろう。 青と赤に染まった視界に朦朧としながら、どこからかもう一つ同じ眼鏡を取り出し装着した長門を呆然と見つめた。 「どう?」 どうと、言われましても。何も変わらないな。 「……そう?」 そうと、言葉を返して、俺はとりあえず自分の定位置に戻ることにした。眼鏡をそのままに。
491 :
とびだせ大作戦はサイケデリック 4/5 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:37:11.49 ID:9RgQlKhA0
てっきり、とんでもパワーの仕込みを想定していた俺は、肩すかしを食らうと同時に何故こんなアイテムを 嬉々として装備している長門に頭を抱えざるを得なかった。 とその時だった。 ふいに頬の当たりに暖かい物が触れる感触があった。思わず手をそこに触れると何もない。 周りを見渡す間に二度三度と繰り返されたところで俺は気が付いた。 長門の口元が何かをついばむ小鳥のように動いていることに。 飛び出す?お前まさか―――― 「長門」 「……………」 私は知りません、みたいな顔して首を傾げちゃいけません。パパは分かってますよ。ああでも これがあれば朝比奈さんに――ロクデナシまっしぐらな妄想を振り払い長門の便利道具を無効化させることにした。 これもこいつの成長の一途なんだろうと少し満足感を覚えた自分が微笑ましかった。 たまになら……いいかもな。インチキも。 この後、無効化の方法がナノマシンの注入以外無いと言い張り、俺の前まで幽霊のような足取りで近づいてきて 本日2度目のつま先立ちをしたとき、先程の失念を恥じ、必要以上に赤面しているところに非常にまずいタイミングで 躍り込んできた人間がいた。いや3人一緒だった――
492 :
とびだせ大作戦はサイケデリック 5/5 :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:38:05.05 ID:9RgQlKhA0
修羅場を予想したが、俺達がハルヒに振り向いた瞬間にで大爆笑された事、長門に眼鏡が必要だとフォローしたこと ですんなりとその場は収まった。 どこから取り出したのか分からない、Cマークと明らかに手書きで大きさの違う文字の書かれた紙と 「黒いアレ」で、視力測定会が始まった。長門が「アレ」の使い方が分からずに、カレーを食べる素振りをしきり に見せていたが、朝比奈さんとハルヒがそこに抱きついた当たりで本日はお開き――とはならなかった。 鷹揚な態度ひとしきりのそいつが、土曜日の探索の際に、先程の立体眼鏡の装着を義務付け 朝比奈さんが未来に視力検査を受けに行くからと言って泣きながら拒絶し、古泉もそこに便乗して逃走するかのように 「朝比奈さん、いつぞやのカラーコンタクトはお似合いでしたねぇ、よろしければ僕も……」 と明らかに隙だらけの台詞を吐きながら笑顔を引きつらせていた。 俺はその横で、はじける太陽のように笑顔を振りまくハルヒから目を逸らしつつ その当日に黒いサインペンを持参して、この忌々しい眼鏡をサングラスよろしく塗りつぶしてやろうと思惑するのであった。 今思えばこれは長門なりのネタ振りだったんだろうか。 「おや?そこまでして太陽を眺めたいとおっしゃるのですか――」 ハルヒ、眼鏡にするぞ。全員眼鏡だ。眼鏡でいい。普通のな。
493 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:44:17.43 ID:l1SlZWhkO
乙! 立体メガネか…?
494 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:45:35.62 ID:sjQ0YBS40
495 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:51:24.56 ID:RoKy9pwa0
ちょwww赤と青の例のメガネか! とびだせ大作戦のとびだせメガネってマニアックなネタをwww
>>480 朝比奈さんの
クラシックとか古泉の催眠術とかなんかすっげー自然だったww
ただセリフの途中で改行するのは読みにくいな。
>>492 乙!やっぱりメガネは無いほうがいいぞww
497 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 15:53:11.94 ID:9LKwZwYAO
乙…なんだが足りない頭ではなかなか理解しがたい…立体メガネ的なのはわかったが…
498 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 16:10:17.03 ID:RoKy9pwa0
解説する戸棚 昔、ファミコンのディスクシステムにファイナルファンタジーで有名なスクエアーが造った 『とびだせ大作戦』という3Dシューティングゲームがあった。 そのゲームの画期的なところは、付属の赤と青のメガネをかけると画面が立体的になり、 まるで敵の弾が飛んでくるように見えたというすっごい代物だった。 (本当は画面が凹んで立体的に見えるだけで目の前に弾が飛んでくるようなことはなかったんだが) 赤と青のメガネをかけたキョンは長門のインチキで まるで長門の唇が飛んでくるように見えたとというか実際にキスされたという解釈でOK?
499 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 16:13:12.55 ID:l1SlZWhkO
500 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 16:26:26.06 ID:KboEZKe80
保守
501 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 16:35:49.22 ID:l1SlZWhkO
保守
502 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 16:41:09.12 ID:IpYDAs4VO
保守
503 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 16:52:06.37 ID:9RgQlKhA0
>>452 おかげで自分で投下できたよ。今までできんかった自分が疎ましい。
504 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:06:37.05 ID:l1SlZWhkO
ほし
505 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:07:58.59 ID:1hujsNSL0
保守
506 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:13:04.93 ID:UguyuBYv0
保守
507 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:19:30.03 ID:FE76vu7IO
みくる「あんびりーばぼぉ?」
508 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:26:51.02 ID:k+Q2smQ80
保守
509 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:33:23.86 ID:290dhDY2O
★<美術館退屈
510 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:43:34.43 ID:OYQTFetuO
●<ネムイ
511 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:57:35.46 ID:l1SlZWhkO
●<ハラヘッタ
512 :
JaM :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 18:01:40.30 ID:yeIxrLGpO
513 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 18:06:32.15 ID:g4fojyiCO
保守
514 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 18:52:30.33 ID:98hI585uO
復活保守
515 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 19:00:51.27 ID:cVPd7dK70
保守
516 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 19:05:42.09 ID:+t14hQXi0
保守
517 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 19:06:00.89 ID:5rwYJvFMO
佐賀…
518 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 19:12:02.64 ID:fwYPGvLX0
お、復活保守
519 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 19:19:33.43 ID:qtLr917/0
復活こっちも保守
520 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 19:25:07.94 ID:cVPd7dK70
保守
521 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 19:30:57.27 ID:8aRm7cssO
保守
hukkatu?
523 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/11(佐賀県と談合) 14:46:53.91 ID:uSjGLI5B0
復活だな。 保守
524 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/11(佐賀県と談合) 14:48:13.04 ID:cnZFXW6E0
>911 名前: ちょろ ★ 投稿日: 2006/11/11(土) 14:29:50 ID:???0 >おっ bbs.cgi うごいたっすね、 >何にも対策していないどころか、急遽作ったサーバなので >落とさないように、壊さないように。 > >落ちたらそのままにしておいてください > 関係各位 落ちたらほったらかしにするそうだ。 とりあえずしばらくおとなしく使おうぜ
あー。・・・じゃあ保守とかしねぇほうが良いのかなぁ このスレは好きだがVipがなくなるほうが困る(´・ω・`)
526 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 15:28:28.87 ID:Bmpd6u5KO
復活ktkr
(^o^)ノ<死ねよくずどもーーーーー
528 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 15:40:38.04 ID:QUnynu2C0
あげ
529 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 16:07:23.78 ID:ORH/Z+5+0
復活したはいいがどうなるのかねぇ
530 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 16:31:56.34 ID:MDylU0HR0
保守
保守の必要もなさそうだな 今のところ
532 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:07:39.63 ID:rmbzcNJe0
復活おめ
533 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:15:10.46 ID:44bH0/r80
どっちに投下したらいいのか わからなくなってきましたねぃ。
534 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:19:52.82 ID:q6qKS2nu0
ふぇぇ やっと見られたぜ
535 :
ex16落とさないでね :2006/11/11(土) 17:36:38.98 ID:JjUF52Wx0
保守
536 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:40:21.51 ID:bM+CHkVLO
復活した? 完全復活じゃないのか? とりあえず保守
537 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:40:26.16 ID:f/CQnFMo0
運営や避難所覗いてないと復活したのわからなそうだから、まだ勢いないな。 2ちゃんのトップから来れるようになったら人が増えるんだろうけど。
538 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:42:34.23 ID:ns4jYWl/O
復活記念
539 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:48:20.99 ID:NIzBRXHlO
復活したのか…? とりあえずおめでとう。
540 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 17:48:36.90 ID:HznNhq8EO
おめ
541 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:00:25.60 ID:HznNhq8EO
人いないな保守 専ブラ板更新してもVIP板でてこない
とりあえずまだここに投下しない方が良さそうだな。鯖負担になる
投下はwikiの方のが良いかもね。 支援も必要無いし。 ここで、投下&支援なんてしたら負担かかるだろうし…
544 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:05:23.17 ID:f/CQnFMo0
>>542 なに言ってんの?これから人は人が増えてくるしかないんだから鯖負担もなにもないだろ。
546 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:19:54.19 ID:2ku2ihbs0
復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」 キョン「うむ、復活記念に食った。ついでにハルヒ、お前もいただく!」 ハルヒ「あ〜れ〜!(喜)」 ホッシュ
548 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:30:57.24 ID:9rPqnaQIO
549 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:32:15.48 ID:wbYKdLeN0
ひとついえるのは落ちそうだからって自動保守を使うな、ということだ
550 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:33:40.90 ID:q6qKS2nu0
>>545 短編とか8レス程度のサル食らうまで位ならここでもいいんじゃね?
支援なしならそんなに負担じゃないだろ
551 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:34:15.54 ID:IYxssVeO0
ばいさる は効いてるのかな?
このスレじゃ誰も使ってなくね? つーかそんなもん使ってたらあんなしょっちゅう落ちない。 そういえばハルヒ総合の●とか、ハルヒのアヒル口とかはどうだったのかね
553 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:37:14.45 ID:IYxssVeO0
>>552 プリンスレは常に手動保守だったように記憶している
555 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:41:32.15 ID:q6qKS2nu0
平日昼間、俺が保守しているときは手動だぜ スクリプトで定期的なのは以前出ていた●以外見かけていないな
556 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 18:54:46.63 ID:NIzBRXHlO
平日の夕方の俺のは手動保守だ。 だって携帯ですもんw
557 :
ex16落とさないでね :2006/11/11(土) 19:06:06.00 ID:JjUF52Wx0
保守
558 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 19:23:00.89 ID:NIzBRXHlO
保守
559 :
”復帰”祝いの小ねた 1/2 :2006/11/11(土) 19:33:32.60 ID:FiHwhwyj0
キョンの助手席 「キョン、入試に合格したし車の免許をとるわよ!」 俺は耳を疑った、ハルヒに車のハンドルを握らせるなど正に走る凶器、それ以外の何ものでもない。 闘牛場の牛のごとく赤信号でも構わずアクセルを踏み込むハルヒの姿が容易に想像できた。 古泉と「非常にヤバイよな?」、「ええ、かなり」とのアイコンタクトを交わした俺はハルヒの説得に取り掛かった。 あぁハルヒ、なんで車の免許が必要なんだ? この辺は駅も近いし徒歩か自転車で用件が済むだろ? 「わかってないわねぇ車を使ってみんなで不思議探索にいくのよ、近場は大体行ったから次は車でもっと遠くへいくわよ!」 恐れていたことが現実になりつつある、なんと俺達はハルヒが運転する車に同乗しなければいけないらしい。 ハルヒの車に乗るのと人間爆弾桜花に搭乗するのと果たしてどちらが安全だろうか? あっあれだハルヒ、団長自ら運転手役というのはどうかと思うぞ、そういうのは俺達に任せてとけ 俺も古泉も免許をとりにいくから、もちろんすぐにだ、なぁ古泉。 「えぇもちろんです、涼宮さんは安心して彼の助手席にお座りください」 おい古泉最後の一言は余計だぞ。 「えっ、キョンの助手席・・・・・・・、なっならいいわ不思議探索の運転手役はキョンにゆずるわよ」 そうかそれは光栄だ、謹んで運転手役を務めさせていただく。 俺は胸をなでおろした、古泉も「上手くいきましたね」と目で合図してきた。
560 :
小ねた 2/2 :2006/11/11(土) 19:35:57.19 ID:FiHwhwyj0
「でも大学に通うのも車があると便利じゃない?不思議探索の運転手はキョンでもいいけどやっぱりあたしも免許は必要よね」 大学へは車で送り迎えしてやるから安心しろ、とにかく免許は不要だ。 「えっホントに?、でも卒業したら・・・」 えーい、まだいうかハルヒめ。こうなりゃ出血大サービスだ。 大学卒業しても俺がハルヒの運転手役をするから免許なんかとらなくていいぞ。 ハルヒはずっと俺の車の助手席に座ってろ。 「えっホントに?約束だからね、ずっとよ」 もちろんだ、いつでもハルヒが行きたいところまで連れってやる、だから免許はいいだろ。 「もっもちろんよ、約束やぶったら死刑なんだから・・・」 どうだ古泉上手くいったろ?ってにやけすぎだぞ、なにか言いたいことがあるならはっきり言え 「いやぁまさかあなたのプロポーズの目撃者になれるとは思っても見ませんでしたよ、おめでとうございます」 プロポーズ?一体なんのことだ・・・あっ! 「えーそれでは宴も酣でございますがここで新郎新婦にお約束の質問をさせていただきます お二人のプロポーズの言葉はなんでした?」 「『ずっと俺の人生の助手席に座っててくれ』だったわ!」
謀ったな古泉www
562 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 19:41:13.12 ID:cI41159VO
流石だ古泉
563 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 19:42:50.09 ID:NIzBRXHlO
流石、古泉はいい奴だw
いいねぇ、甘いねぇ
565 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 19:46:39.09 ID:q6qKS2nu0
GJ古泉!!www
566 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:10:32.72 ID:tq1tahu3O
ふもっふ
567 :
ex16落とさないでね :2006/11/11(土) 20:26:55.74 ID:JjUF52Wx0
人少ないな
568 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:32:41.44 ID:NIzBRXHlO
ほとんど保守しなくて良いからね…
569 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:34:40.00 ID:Odc9axJ80
人が戻ってきたとき、今までのようにやってると落ちるってことだよな・・・。 その辺どうよ?
570 :
ex16落とさないでね :2006/11/11(土) 20:35:55.85 ID:JjUF52Wx0
どんどんSS投下すればいいんじゃね 保守代わりにもなるし
571 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:35:56.17 ID:3ci9mKQRO
お前らのせいだからな
572 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:43:10.63 ID:Odc9axJ80
流石に24時間投稿は無理だろ(´・ω・`) まぁ、ここは保守ツール使ってねーんだけどな・・・
573 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:52:43.38 ID:BiDmtJGaO
渾身の保守
574 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:56:07.37 ID:JjUF52Wx0
30分保守無しでも落ちないな・・・
575 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 20:59:44.05 ID:KjamBTz/0
毎日落として、毎日立て直せばいいんじゃねーの
576 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:04:53.86 ID:y90mxIkaO
577 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:20:36.35 ID:NIzBRXHlO
少しづつ人増えてきたな… 保守
578 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:25:48.84 ID:O33o07wbO
立て直しが多いと「またか。パートスレうぜぇ」ってなるぞww いや、むしろ俺がそう思う保守
580 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:38:08.44 ID:DTJ59cKY0
保守
581 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:46:13.59 ID:uSjGLI5B0
保守
583 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:48:28.14 ID:O33o07wbO
単発物ってこっちに投下おK?
584 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:52:07.83 ID:Bmpd6u5KO
ある程度下げで保守しねぇ?(´・ω・`) あんま目立つとパートスレ叩きの槍玉に上がるぜ
586 :
デッサン ◆mtod1dSyOc :2006/11/11(土) 21:56:03.08 ID:O33o07wbO
じゃあ投下しますね。単発って言わないかも、続きもかくつもりだしww 設定は……メチャクチャかもww 俺は一人部室に佇んでいた。目の前には真っ白な何も描かれていないスケッチブックと、鉛筆。 終了式が終わった後に美術担当教員に呼び出された俺はこんなことを言われた。 「スケッチブックを最低5枚以上埋めてこい。じゃないと単位はやらんぞ」 俺の中学時代の美術の成績は《5》だった。しかし、高校に入りやる気のないまま美術の時間を睡眠に当てていたらこの様な不測の事態になってしまったのだ。 ともかく、こんな教科で単位を落としたとなるとハルヒに何を言われるかわかったもんでは無いので、真面目に絵を書くことにしたわけだ。 しかし、何を描こうか。どうせなら成績を上げるために少し難しいのを描きたいな……。 「な〜に一人で青春感じてんのよっ!」 大きな声とともにドアの開く音がした。ハルヒがやってきた。 「……あれ?それって美術?」 「あぁ。全部寝てたから少し絵を描いて提出しないと単位やらないだとよ」 俺がそう言うと、ハルヒは顔色を変えて俺の顔の近くまで自分の顔を寄せて大声をだした。 「SOS団員ともあろうものが単位取れなかったら死刑だからねっ!」 死刑は困るし、単位が取れないのも困る。しかし何を描こうかね……。 ふと、目の前にいる最高の被写体に俺の目は釘付けになった。こいつらを描いてみるのもいいな。 その時、静かに部室が開いて長門が入ってきた。と同時にハルヒがなにか思いついた時の声。 「そうだ!キョン、あんた有希を描きなさいよ!有希の読書してる姿は描きやすいでしょ?」 同感である。ほとんどページをめくる動きしかしないので、かなり描きやすい。 「長門、お前を描かせてもらっていいか?」
587 :
デッサン ◆mtod1dSyOc :2006/11/11(土) 21:58:19.63 ID:O33o07wbO
「……いい」 いつもの短い会話を挟んだあと、俺は体を長門に向けて鉛筆を動かし始めた。 単色で表現できることには限りがあるが、俺は可能な限り長門らしさが出るように鉛筆を走らせた。 物静かで、それでいて力強い意志を持ったような長門が無表情に本を読み続けるさまを俺はスケッチブックに描いていった。 「よし、出来たぞ」 俺は誰にともなくそう言った。 「キョンくん……すごいです」 「まさかあなたにこんな才能があるとは思いませんでしたね」 俺は驚いて振り向くと、そこに朝比奈さんと古泉がスケッチブックを覗きこんでいた。……と同時に今度はハルヒにスケッチブックを奪われた。 「へぇ……すごいじゃない。あたしより上手い……?」 ハルヒに褒められるとは珍しい。やっと一つだけ勝てるものが出来たみたいだな。 ハルヒからスケッチブックを受け取り、ゆっくりと長門に手渡した。 「こんな感じだ。なかなかのもんだろ?」 ハードカバーを膝に乗せたまま、しばらく長門は絵を注視していた。 「……これ、もらっていい?」 遠慮がちに……とは言っても無表情だが、そう言われたので「提出した後な」と答えたら、また読書へと戻っていった。 「キョンくん、次わたしも描いてくださいっ!」 朝比奈さんもはしゃぎながら笑顔で言ってきた。 元よりそのつもりである。こんなにかわいい笑顔をしばらくの間見ておけるんだぜ? やらないわけがないだろうが。 そんなこんなで朝比奈さんを描き、成り行き上で古泉を描いた所で長門が本を閉じた。時間か……まだハルヒを描いてないんだけどな。 そう思いながらも長門、古泉と次々に部室を去って行く。順序的にも次はハルヒだ。
588 :
デッサン ◆mtod1dSyOc :2006/11/11(土) 21:59:42.00 ID:O33o07wbO
正直に言って俺はハルヒを描きたい。好きだからとかそんな感情ではなく、本能的に描きたいのだ。 ドアに手をかけ、出て行こうとした瞬間、俺はハルヒを呼び止めた。 「なによ、早く帰るわよ」 「あ〜……なんだ。その……お前の絵、描かせてくれないか?」 ハルヒは勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。 「ふっふ〜ん、あたしの魅力に気付いて自分から描きたいって言い出したわけね。いいわ、描かせてあげる」 まぁ多少間違った部分はあるが、訂正するのも面倒なのでそのままにしておく。 「でも、ここ閉めるのに何処で描くのよ」 もっともだ。もう二度と上げることはないと思っていたが俺の部屋を使うしかないか。 その旨をハルヒに伝えると、少し上機嫌になりながら俺に早くしろと言いながら部室から出ていった。 朝比奈さんに別れの挨拶をして、すぐに俺もハルヒの後を追った。 「いいか、絶対に入ってくるんじゃないぞ」 妹に言い聞かせて部屋のドアを閉めた。 現在ハルヒと部屋に二人きり。なんとも言えない珍しい状況に緊張してるのか、二人とも特に会話をしなかった。 俺はハルヒに椅子に座るように言って、スケッチブックと鉛筆を準備してベッドに腰掛けた。 「ハルヒ、ちょっとだけ柔らかく微笑んでみてくれないか?少し堅いぞ」 冗談混じりにそう言うと、深呼吸を一つしてハルヒは微笑んだ。 自分で指示しときながら俺はしばらく見とれてしまった。朝比奈さんに優るとも劣らない笑顔だった。 「何してんの?早く描きなさいよ、ずっと笑ってるの疲れるんだからねっ!」 一瞬だけいつもの明るい笑顔になったあと、また柔らかく微笑んだハルヒを俺は描き始めた。 《黙ってればまともな少女》 このキャッチフレーズが似合うような絵を描きあげたが、どうも納得がいかない出来だった。
589 :
デッサン ◆mtod1dSyOc :2006/11/11(土) 22:01:35.63 ID:O33o07wbO
「あたしは好きだけどな、こんな雰囲気の絵もさ。まぁいいじゃない、どうせ学校の課題よ」 ハルヒにはそう言われたが、俺は学校の課題だということ以上に満足のいく絵を描くことに心が向いていた。 「頼む。あと一枚だけ描かせてくれないか?」 諦めきれないよな。いつものハルヒを描きたいのだということに気付いた俺は頭を下げた。 「……いいわよ。一枚って言わずにあんたが満足するまで描きなさいよ。何回でも笑ったげるからさっ!」 そう言った時の笑顔、これを俺は描こうと思い、ハルヒにはシャミセンと遊んでもらうことにした。 動いている顔を描くのは難しい。だから所々で出るハルヒの明るい満面の笑みを頭に焼き付けながら、ちょこちょこと描いていく。 明るい笑顔でとんでもないことを言い出す、俺の大好きなハルヒの絵を……。 「出来たぞ、ほれ」 ハルヒにスケッチブックを投げ渡して、ベッドに寝転がった。 あ〜、疲れた。もうしばらくは鉛筆なんて握りたくねぇな……。 目の前に出てくるハルヒの顔。いつの間にか上から覗きこまれていた。 「……なんだよ」 「あ……いや、ほら。なんか……ありがと。あたしってこんな感じなのかな?なんか恥ずかしい……」 どうやら俺の描いた絵に対しての感想らしい。自分でも快心の一作だったため、非常に喜んでもらえてうれしいもんだ。 「あぁ、俺の中でのハルヒはこんな風にメチャクチャ笑顔が輝いてる女だ。恥ずかしがることなんかないぞ」 こんな月並みなセリフしか言えないが、それだけでよかった。 俺は描いた絵に全部の気持ちを込めていたからな。 「……提出したらあたしにもちょうだいね?命令なんだからねっ!」 どこかうれしそうにスケッチブックを抱き締めながらそう言ったハルヒの笑顔も、俺は脳内フォルダにきちんと納めた。
590 :
デッサン ◆mtod1dSyOc :2006/11/11(土) 22:02:32.54 ID:O33o07wbO
課題の提出も終わり、部室でだらけながらも朝比奈さんのお茶を啜っていた。 ハルヒはネットサーフィン、長門は読書、朝比奈さんは編み物、俺と古泉はボードゲームという相変わらずの日常が過ぎていた。 春休みなのに何故部室にいるのかと言うと、うれしいことにみんな俺の描いた絵を心待ちにしているらしい。 15時に取りに来いと言われているが、現在13時。 みんながこんなに楽しみにしてくれているとは本当にうれしい。 とりあえず今はこの日常を堪能しよう。俺は今この時がとても幸せな時間なのだから……。 なんて俺の日常はまだまだ平穏を迎えることは出来ないらしい。 15時になり、美術担当教員にスケッチブックを受け取りにいくと、唐突にこんなことを言われた。 「お前、今度のコンクールに出品しろ。たぶん学校一上手いからな。……そうすりゃ《5》を付けてやるぞ、やらないなら《1》だ」 なんて教師だ……。やるしかないじゃねぇか。 俺はわざとらしく、美術教師に聞こえるように言った。 「やれやれ」……と。 おわり 以上です。 駄作ですがありがとうございましたorz
キョンって確かに何か意外な一芸持ってるかもw 程よく甘くてGJ!
さて、保守
594 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 22:26:34.89 ID:zjT+DoZZ0
GJ! VIP復活してたのかww
595 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 22:35:55.74 ID:XimhipmF0
( ´∀`)<GJ!
596 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 22:37:20.83 ID:NIzBRXHlO
GJ! 何時だか見た、長門の水彩画風の画像を思い出した。
597 :
初カキコ :2006/11/11(土) 22:45:25.75 ID:PmW+gRL/O
俺の友達が通ってる女子大で明日ハレハレ踊るやつがいるらしいんだが誰か行って映像とってきてくれないか 行けないんだ頼む
598 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 22:50:10.39 ID:fleWfNAFO
GJ! 今夜は久々に投下ラッシュクル━━━(゚∀゚)━━━━!!??
プロローグ 1/2 天高く馬肥ゆる秋。俺はこれほど自分の無能さを嘆きたいと思ったことはないね。 なんせSOS団結成の一年生の五月より二年生も折り返しを過ぎた十月まで一年 五ヶ月もの間ハルヒに連れ回されているおかげで環境に対する適応力とかいうや つはそんじょそこらの人よりは身についているはずである。閉鎖空間、雪山、過去、 一種の電脳世界のようなところで巨大カマドウマとも戦った。そんな俺が自分はま だまだ世界を知らないとか言ったら谷口あたりは呆れ返るだろうね、うん。 そういうわけでちょっとやそっとの事態じゃ動揺しない精神を手に得れた俺である がまさかこんな欠点があったとはな。 今俺はハルヒとともに街をさまよっている。ハルヒは不機嫌モード全開で騒いでい る。 「ちょっと!キョン!ここどこなのよ!」 わかるならとっくにホテルに着いているんだがな。悪いが今の俺にはここがどこな のか聞くことも見ることもままならない。 なぜならここは日本じゃないからだ。――――
保守はどんくらいの間隔ですれば良いんだ?30分くらい?
601 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:11:42.09 ID:4cwMDtGu0
sienn
うわ、2レスじゃおさまらねぇorz 2/3 ―――― 一週間前 「キョン!遅い!こんな大事な会議に遅れるなんて。アンタ団員の自覚あるの?」 今日もわれらが団長涼宮ハルヒは絶好調のようだ。 「わりぃ、わりぃ。掃除当番だったんだよ。」 他の団員は全員そろっている。古泉はいつものニヤケ顔で俺のほうを眺めている し、長門はいつものように本を読む置き物と化している。朝比奈さんはもはや制服と なりつつあるメイド服を完璧にまといつつあっつあつの朝比奈印のお茶を淹れてくれ た。 「ふん。まぁいいわ。今日は一週間後に迫った修学旅行について話し合いましょう。 まず、目標。これはSOS団支部をつくることね。」 これを話し合いと言うのだろうか?一方的な演説みたいなもんじゃないか。これが 話し合いになるのは北の某国くらいじゃないのか?あいもかわらず反論する団員は いないので反論する役割は自動的に俺に回ってくる。 「待て。俺たちの修学旅行の行き先を知っていてそれを言っているのか?」 「当然よ。台湾でしょう?ついにSOS団も世界進出ね。」 「それはそれは。われらがSOS団がワールドワイドな組織になるのに微力でも貢献 できればいいのですが。」 古泉は部下の理想的な返事を返しているし長門はだんまりを続けている。
603 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:14:50.80 ID:f/CQnFMo0
>>600 そのぐらいだろうな。まだ板全体がゆっくりだから下手したらこの時間に1時間放っておいても落ちないかもしれん
3/3 「えぇぇぇ〜。今年の修学旅行は台湾なんですかぁ?去年は北海道だったのにぃ〜。」 よく考えたら朝比奈さんは先輩だった。ということは朝比奈さんはこのSOS団台湾進 出計画に参加できないわけか。 「みくるちゃん、心配しなくてもいいわよ。お土産はちゃんと買ってきてあげるから。そう ね〜。チャイナドレスなんていいかもしれないわね。」 おいおい。マジか。それには賛成せざるを得まい。メイド服の似合いっぷりも完璧なの だからチャイナドレスも似合うに決まっている。セクシーな朝比奈さんというのもいいか もしれない。新境地だな。 「キョン!何ニヤついてるのよ。どうせまたみくるちゃんで妄想してるんでしょ?このエロ キョン!」 う、図星だ。最近思うんだがハルヒには読心術があるんじゃないか?なぁ古泉。ってい っても古泉も古泉で俺の心を読んでいるような気がするんだがな。って古泉よ、こっちみ んな。ニヤつくな。 「自由行動はこの四人で行動しましょう。不思議探索IN台湾よ。世界は広いわよ。そこら じゅうに不思議が落ちてるかもしれないわね。」 ハルヒは輝くような笑顔で待ちどおしそうに話している。願わくばこのままなにごともなく すんでくれればいいんだがな。 ―――― プロローグ Fin
605 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:21:44.29 ID:f/CQnFMo0
確認したら下のほうのスレは2時間放っておいても落ちてないな。 スレ番が550越えたぐらいになったら保守すればいいんじゃね? 流石に600越えてからは危ないだろうけど
606 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:24:26.56 ID:NIzBRXHlO
乙。
607 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:24:46.91 ID:PcGO9K3DO
608 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:27:39.04 ID:44bH0/r80
いきなりですみませんが 連投規制はあるんですかね?ここ。
609 :
600 :2006/11/11(土) 23:28:10.85 ID:Je4kcQBs0
610 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:38:03.80 ID:NIzBRXHlO
>>608 詳しくはまだ解りませんね…
でも今まで通りあるかと。
>>610 ありがとうございます。
それでは駄文ではありますが、久々に投下しますね。
22:50頃からやります、よろしくお願いします。
本編のほうは明日の21:00ころから投下始めたいと思ってます。 こんな駄文に支援dクスです。
615 :
三者面談5 :2006/11/11(土) 23:53:17.09 ID:44bH0/r80
>>613 23:50でしたorz ってわけでいきます
「キョン君おかえり〜〜!」
玄関を開けると、台所から妹が出迎えてくれた。
いい匂いがする。今日の晩飯は寄せ鍋か?
「そうだよ〜、だからキョン君を待ってたの」
やれやれ、それは悪かったな、妹よ。
「ねぇねぇ、どこに行ってたの〜?」
俺からの返事が楽しみでしょうがない、と言った表情で尋ねてきた。
ちょっとみんなと遊んでただけだ。
「ホントにぃ〜?」
ちょっとスネた顔になった。安心しろ、どっか行く時はお前に言うから。
「やったーー!約束ねっ!」
そう言うと、俺との会話に満足したのか、再び台所に消えた。
明日も早いので、飯を食って風呂入ってさっさと寝ることにする。
まるで疲れたサラリーマンの如く、メシ、フロ、ネルを実行した。
───静かな俺の部屋に、けたたましい音が鳴り響く。慌てて飛び起きて音の原因を探す。
犯人は携帯電話。誰か知らんが何考えてるんだ?もう夜の11時だぞ?
誰からだ?涼宮ハルヒ…。なんというか、ある意味予想通りだが。
616 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:53:28.11 ID:/4KY8tf80
617 :
三者面談5 :2006/11/11(土) 23:54:15.54 ID:44bH0/r80
なんだ?どうした? 「明日はあたし、用事あるから」 相変わらずあいさつもなく、用件からか。 なんで俺にそれをいきなり報告するんだ? 「はぁ?今度ジャケット買いに行くってあんたが言ったんでしょうが!!」 言葉の頭にお金が足りないから、ってのが抜けてるな。ハルヒ。 それに今度にしましょうって言ったのはお前だった気がする。 言うと面倒だから口には出さんがな。 先週3つも買ったばかりだぞ?明日なんて行けるわけないだろ。 「まったくしょうがないわねぇ。お小遣いはもっと節約しなさいよ」 …俺の小遣いがすぐなくなる原因についてなら、今すぐ小一時間は語れそうな気がする。 「来月、お小遣いもらったらすぐにあたしに言うこと。いいわね?」 もうこの時点で、来月の使い道が決定されてしまったわけだが。続けて 「言わないと、死刑」 へいへい…わかりましたよ。 「それじゃ、明後日遅刻するんじゃないわよ」 「わかったよ、それじゃまたな」 なんだか説教をうけているような気分になったので そう言ってさっさと電話を切り、俺はそのまま瞼を閉じた。
618 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:54:42.34 ID:NIzBRXHlO
久しぶりのwktk支援
619 :
三者面談5 :2006/11/11(土) 23:55:01.87 ID:44bH0/r80
「それじゃ、明後日遅刻するんじゃないわよ」 「わかったよ、それじゃまたな」 なんだか説教をうけているような気分になったので そう言ってさっさと電話を切り、俺はそのまま瞼を閉じた。 次の日の朝。長門の家に行こうと玄関を出ると、俺の自転車がない。 親が乗ってどこかへ出かけてしまったようだ、くそ、使うなら一言くらいあってもいいだろう。 というわけで、徒歩で向かった。 ああ、もちろん家を出る前に電話したってのを付け加えておく。 インターホンを鳴らすと、ファー付きのオレンジ色ジャケット、紺のデニムスカートに 身を包んだ長門が出てきた。 ───病人だと言うのに、そんなオシャレしなくてもいいんじゃないかね? まぁそのへんは男の俺にはよくわからんし、いちいち突っ込んだりはしないが。 顔色は…やはりというか、良くはなかった。 「よぉ、具合はどうだ?」 「…大丈夫」 「そうか。それじゃあ熱は…」長門の額を触る。相変わらず熱い。 「あんまり昨日と変わってないな、それじゃあ行くぞ。ちゃんと歩けるか?」 「わからない。やってみる」
620 :
三者面談5 :2006/11/11(土) 23:55:45.65 ID:44bH0/r80
エレベーターに先に乗り、1のボタンを押す。 なんともなしに 「その服、似合ってるな。制服姿より、そっちのほうがいいと思うぞ」 「そう」 とだけ言うと長門は下を向いてしまった。風邪ひいて辛い時に言う事でもなかったか。 横並びで歩く。病院までは10分程度の距離といったところだ。 最初はフラフラと頑張っていたようだが、やはり体力を使うらしく、 歩くスピードがどんどん落ちていった。 「ほら、つかまれ」 手を出すと、長門は両手でつかんできた。 下を向いているので、その表情はわからない。 ハタから見ると、少しヘンテコな2人に見えるかもしれないが、1人は病人なのだ、仕方がない。 …唇がなにやら動いているように見えたが、独り言か? 「無理はするなよ?辛かったら言えよ?」 コクンとだけ頷くと、俺の手を持ったまま、ゆっくりと歩き出した。
621 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:56:11.87 ID:NIzBRXHlO
支援
622 :
三者面談5 :2006/11/11(土) 23:56:45.08 ID:44bH0/r80
長門の名前が看護婦さん(今は看護士さんと言うんだったか?)に呼ばれて20分程経っただろうか。 俺は待合室で、置いてあった雑誌を読んでいた。 ガラガラガラ、という音とともに、診察室から灰色ショートカットが出てきたのに気づく。 本人曰く、検査をして、点滴を打ってもらったそうだ。 「長門さーん、長門有希さーん」 受付のお姉さんが早速呼んでいる。薬の説明を一通り話した後、お姉さんは俺に笑顔を向けこう言った。 「彼氏さんですか?彼女、朝から何も食べてないようだから、一口でも何か食べさせてあげてね。 あとは薬を飲んで安静にしてれば大丈夫だから」 いえあの…彼氏とかそういうのではn 「それじゃあお大事にね」 俺の話を聞こうともせず、受付お姉さんは変わらぬ営業スマイルでそう言うと、次の人の名前を呼んだ。 うーむ、そう見えてしまうのかねぇ? 長門はただ、何も言わず、また下を向いていた。 病院を出る。点滴を打ってもらったとはいえ、 今日は安静にしていた方がいいだろう。それじゃ帰るか。
623 :
ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 23:57:25.81 ID:NIzBRXHlO
早いよ 支援
624 :
三者面談5 :2006/11/12(日) 00:03:09.17 ID:ilDKHw3b0
「帰りに、食料を買う」 「そうだな。イチゴとか、リンゴなんてのは食べやすいかもな。あとポカリは必需品だ。」 「わかった」 そう言うと、病院まで来た時と同じように、俺の手をつかむ。 今度は片手で。 ───あれ?これって、あの… ま、まぁいいか? 正直少し恥ずかしかったが、こんな事で病人を突き放すほど俺の心は荒んでいない。 嬉しいくせにって? いや、そういうのは、なんだ。わからん。わからんし、こういうときは違うだろ? というわけで、そのまま俺達は歩き出した。 ゆっくり歩く、長門の歩調に合わせて。
15秒規制だからな
626 :
三者面談5 :2006/11/12(日) 00:04:00.75 ID:ilDKHw3b0
長門の家に着いたのは、時計の長針短針が共に「1」を指している頃だった。 どちらからともなく手を離す。いや、買い物中もさすがに繋いでなかったが。 長門は終始無表情だった…と思う、帰り道、俺はあまりコイツの顔を見ていなかったらしい。 「早速お前、何か食っとけ。んで薬飲んで寝たほうがいいぞ?」 「そう」 「イチゴでいいか?軽く洗ってきてやるから待ってろ」 「…ありがとう」 台所にあった皿を勝手に出し、ある程度の量を盛って居間に戻る。 皿の上のひとつを手に取り、ヘタをきれいに取ってやってから、 「ほらよ」 とテーブルの前でちょこんと座っていた長門に、イチゴを渡そうとする。 差し出した俺の手をしばし見つめていたようだが、手に取り、ゆっくり食べ始めた。 …結局長門は3つしか食べなかった! やれやれ。いつもの食欲も、天下の万病の元様には勝なかったようで。 すぐに薬を飲ませ、部屋着姿になった長門を布団に寝かせた。 ───断っておくが、着替えてる間、俺は外に出ていたからな。
627 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:04:37.98 ID:VIPpxxuxO
支援
628 :
三者面談5 :2006/11/12(日) 00:05:54.06 ID:ilDKHw3b0
さて、長門はこれから寝る事だし、俺はそろそろ帰るとするか。 顔色も、点滴と薬の効果なのか、朝に比べてだいぶよくなっているように見える。 もちろん、その薬が切れればまた苦しくなるのは言うまでもないが。 「それじゃお前が寝たら、おr」 「帰る?」 …宇宙人ってのは俺の思考も読めるのか? 「ああ。年頃の男が夜遅くまで、若い女と1つ屋根の下で一緒にいるってのも 問題があるからな」 2mmほど、よくわからないといった表情をする。俺は続けて 「それにしても、長門でも風邪をひくことがあるんだな。意外だったよ」 「…」 5秒ほど俺の目を見続け、何も言わず寝返りをし、俺に背中を向けた。 ん?なんかマズい事言ったか?俺?
629 :
三者面談5 :2006/11/12(日) 00:06:12.12 ID:ilDKHw3b0
そのまま15分程経っただろうか、長門は静かに寝息を立て始めた。 俺は買ってきた食料を冷蔵庫に入れ、できるだけ音を立てないようにして 長門の家を後にした。 長門の寝顔は、ほんの少しだけ、寂しそうな、申し訳なさそうな、そんな顔だった。 まだ、太陽が西に傾きかけているくらいの時刻だったが、 俺はまっすぐ家に帰った。 たまには家でごろごろしながら読書ってのも悪くはないだろう? まったりとした時間をすごしながら、俺は床についた。
630 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:06:31.41 ID:VIPpxxuxO
支援
631 :
三者面談5 :2006/11/12(日) 00:07:59.44 ID:ilDKHw3b0
日曜日の朝。 今日は不思議探索の日である。 ───駅前の集合場所に着いてから、俺は驚いた。 集合に一番遅かったのが俺であったのはいつもの事なのだが、 なんと長門が来ていたのだ。 昨日の風邪など最初からひいていなかったかのように、平然とした顔で本を読んでいる。 「お前、大丈夫なのか?」 「問題ない」 風邪ってこんなに急に治るもんだったか?俺が思考していると 「遅いわよ」 朝からハルヒはなぜか不機嫌だった。やれやれ、いきなりわからない事だらけだな。
632 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:08:36.77 ID:VIPpxxuxO
支援
633 :
三者面談5 :2006/11/12(日) 00:08:53.80 ID:ilDKHw3b0
いつもの喫茶店で、楊枝を引く。午前の部は、俺とハルヒの2人となった。 組み合わせが決まると、伝票を俺に渡し、さっさと外に出てしまった。 支払いを終え、俺達は3人と別の方向に歩き出した。 ハルヒは俺の前をすたすたと歩く。 喫茶店にいた時からそうだったが、ずっと何かを考えているかのようだった。 いつもと比べて口数も少ない。 おいおいどこに行くんだ?まぁ行き先を言わないのはいつもの事だが。 ハルヒは、前を向いたまま歩を進めつつ、 「あんたさぁ」 俺の問いには答えず、間をおいてこう言った。 「───昨日、有希となにしてたの??」
634 :
三者面談5 :2006/11/12(日) 00:09:51.38 ID:ilDKHw3b0
えっとここで 5は終了です。 支援ほ本当に助かりました、ありがとうございます。 また続きは近日中に。 毎度のことですが駄文すみませんです、それでは
635 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:10:11.63 ID:VIPpxxuxO
支援
636 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:11:26.30 ID:VIPpxxuxO
乙! 久々の生殺しか… 続きwktk
637 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:13:47.36 ID:02z4nVxkO
乙!続きwktk!
638 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:15:58.86 ID:eZp/Dol6O
GJです! 続きwktkして待ってます
639 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:22:03.43 ID:mAFU7IAZ0
乙です! 続き楽しみ。wktkして待ってる!
#初雪というお話の続きです。
#これまでのお話は
http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/ref/1728.htmlにあります 。(まとめ管理人さんありがとう)
朝倉はなにもしゃべらなかった。
喜緑がにこやかにしゃべった内容は衝撃的というより、俺達にとっては意味不明でしかなかった。
「な、なんであたしたちが長門有希って子を助けなきゃなんないのよ!」
ハルヒは俺の背中から大声で叫んだ。
こいつの性格が変わっているというが、どんな性格だったというんだろうか。
いまでも手に負えなくなる時があるというのに。
「やっぱり忘れてるんですね。全部」喜緑は考えるような目で言った。
「悪いが意味がわからん」
「立ち話もなんだから、場所を変えませんか? あたしたちは何ともないけど、ここって寒いんですよね?」
そういって喜緑は歩きだした。俺達を見もせずに。喜緑に付き添うように朝倉も歩きだした。まるで護衛かなにかのように。
俺もその後を追おうとして、ハルヒに止められた。
「ばか、あいつらおかしいって。いまの隙に逃げちゃおうよ」
そうハルヒが思う気持ちも分かるが、長門有希なる名前が心に引っ掛かりを残す事実、そして好奇心をかき立てられているのも事実。
「そう面倒なことにはならないだろう」
「わかんないわよ。あたしたちをどうにかする気だったらどうすんのよ」
「それはそうだが……分かった。俺が行くからおまえは部室に行ってろ」
「あんた一人で行かせらんない」ハルヒは堅い口調で言った。「あたしも行く」
喜緑が訪れた先は、使われていない部室だった。鍵が掛かっているはずのドアはすんなり開いた。 中には文芸部にもある長テーブルがあり、パイプ椅子が四脚用意されていた。 「どうぞ。っていっても、わたしのじゃないですけど」 喜緑は笑顔を絶やさない。 俺とハルヒは隣同士のパイプ椅子に腰掛けた。ハルヒと対面する椅子に喜緑がすわった。 「お茶、飲みますか?」 「ああ」喉も渇いたしな。 「馬鹿、何入れられるかわかったもんじゃないでしょ」ハルヒは小声で囁くように、喜緑には聞こえたようだ。 「大当たり」喜緑は喜んでいるかのような表情を見せた。「このお茶を飲めば、本当の記憶が戻りますよ」 「本当の記憶?」 「ええ、詳しいことは後で話しますが、今あなたたちは記憶が改ざんされているのです」 朝倉が盆を持ってきた。盆には湯飲みがふたつ湯気を立てていた。小降りの急須も乗っている。 朝倉は無言のまま、湯飲みを俺とハルヒの前に置いた。そのままクルリと背中を向け、喜緑のとなりに立っている。 まるでボディーガードのようだ。素手だが、いざとなれば武器の一つや二つ、なにもないところから作り出さないとも限らない。 「始まりは日曜日の深夜0時0分からです。非常に広範囲の情報が一度に書き換えられました。記憶もそのなかに含まれます」 「それがどうした?」 「あなたたちもその影響を受けています。いわば偽の記憶にすり替えられてしまっているのです」 「どうして、それが判る?」 「わたしも影響を受けましたから」 「さっき長門有希を助けたいといったな、それは誰で俺達とどんな関係がある?」 「いまはどんな部活に参加されていますか?」 「文芸部だ。あと谷口に誘われてフットサルもやっている」 「あなたはSOS団団員ですよ」 「SOS団?」 「世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団ですよ…涼宮さんが作り、あなたもその一員です」
#トータル9レスでした。で、さっきのは2/9です。いろいろごめんなさい。 「なにそれの小学生並のネーミング」ハルヒが小声でつぶやいた。「ウソつくならましなのにしなさいよね」 「長門有希はSOS団のメンバーです。あなたと同じように」 「他のメンバーは?」 「朝比奈みくるに古泉一樹ですね」 「全員で5人……ど、どういうこと?」ハルヒは俺の腕をつかんだ。 制服が破れそうだから、馬鹿力でひっぱんな、ハルヒ。 「これ以上はそのお茶を飲んで思い出していただくほうがよいでしょう」 喜緑はやさしい瞳で、俺とハルヒを交互に見つめた。 「お茶、冷めますよ」 さてどうするかね。 テーブルでもひっくりかえして啖呵でも切っておさらばするか。 しかし、朝倉が不気味すぎる。座らないで立ってるところが怪しい。 下手すりゃあの夢のように攻撃してくるかもしれん。 だが、喜緑が言うように俺達の力が必要なのだとしたら、死にはすまい。 もっともこの世には死が楽だと思うような生がごろごろしているようだがな。 喜緑は微笑みを絶やさず、俺とハルヒを交互に見つめている。 俺は湯飲みを手に取った。ハルヒが驚いたように俺の手を抑えた。 「馬鹿、こんなの飲む必要ないわよ」 「本当の記憶とやらが知りたい」 「そんなのウソに決まってる。死んじゃったらどうすんのよ」 「死なねえんだろう?これ飲んでも」 俺は喜緑に尋ねた。喜緑はコクンとうなづいた。どこかでみたことのあるような仕草に思えてきた。長門の仕草? だからそれは誰なんだ。 それが誰なのか、俺は知りたい。
俺は空いている手でハルヒの手を外した。ハルヒは呆然としながら、俺を見つめている。 「ね、お願いだからあたしの言うことを聞いて」 「これ飲んだ後で聞いてやるよ」 「ね、聞いて。全員の記憶が一瞬にして書き換えられるなんてことあるわけないわよ。そんなのありえない。だから絶対あの子の言ってるのはウソなの。ウソに決まってる。 あたしの言うことを信じてよ。ねえ、キョン」 「すまんが、俺には喜緑のいう話がウソに聞こえない」 「馬鹿。あんな奴の言うこと信じることないわよ。もしあんた死んだりしたら、あたしどうすればいいのよ」 「頑張って生きろ」 「ふざけないでよ、もう。あんたのこと好きなの。大好き。だからサヨナラしたくないよ」 ハルヒの大きな目からはいまにも涙がこぼれそうだ。俺は空いている手でハルヒの涙を拭ってやった。 ハルヒはその手を両手でつかんだ。真剣なまなざしで俺を見つめる。 「このままでもいいじゃない。ずっと仲良くやっていきましょうよ」 「大丈夫。本当に記憶でもあなたと彼は一緒ですよ」 「本当?」ハルヒが喜緑の方を向いている間に、俺は湯飲みを一気に飲み干した。 何も起こらなかった。ただの緑茶じゃねえか、これ。 うまいお茶だがな。本当の記憶がよみがえるとか、それこそ大法螺じゃねえのか? 「どうですか?」 聞き覚えのある声のほうをみれば、喜緑が笑顔を浮かべていた。 その隣には朝倉がいる。どうやって復活したのかわからんが、不気味な笑顔を浮かべている。 ハルヒはなにが起こったのか分からないという表情で俺を見ている。 「ねえ大丈夫?」おずおずとハルヒが言った。やけに弱々しい表情を浮かべている。「あたしのこと覚えてる?」 「忘れようにも忘れられねえな」俺は手の中の湯飲みを机に置いた。 「よかったぁ」 ハルヒもまたほっとした表情を浮かべた。口元に笑みがこぼれた。 「ちょうどあたしも喉乾いてるし」そういいながらハルヒは湯飲みを手に取った。女の子みたいにそろそろと口をつけ、一口一口飲んでいる。
「本当の記憶が戻るというが、なにも変っちゃいねえぜ」 俺は喜緑に向かって言った。 「なんの部に所属しておいでですか?」 「知ってるだろう? SOS団だ。といっても部じゃねえがな」 「さっきは文芸部ってお答えになりましたよ」 「なに言ってんだか……」 ふうとハルヒが一息ついた。ハルヒは見慣れたセミロングの髪を黄色いリボン付カチューシャでまとめていた。これも記憶どおりじゃねえか。 「あれ?朝倉さんじゃない。ホンジャマカに転校したんじゃなかったっけ?」 カナダだ、カナダ。 「ちょっとしたジョークじゃないのよ。で、なんで喜緑さんもいるの?」 「おひさしぶりです」 喜緑は優雅にほほ笑んでいた。 喜緑の説明によれば、世界は日曜日深夜に有り様を変えてしまったらしい。 さまざまな情報が改変され、日付まで一週間巻き戻されたという。 「時間も巻戻っているってことか?」 「いえ、時間は逆には進みませんから。ただあらゆるカレンダーが一週間巻戻ったということです」 「……んで、記憶もそれにあうように書き換えられたということか」 「そういうことだと考えています」 「なぜ朝倉はよみがえったんだ?」 「彼女は再構成されました」 「誰がやったか分かっているのか?」 「判っています」 「誰なんだ?」 「長門有希」
喜緑の湯飲みが空になった。何も言わずに朝倉が急須からお茶を注いだ。 「情報が更新されたとき、わたしもそれに巻き込まれました」 「とすると、記憶が置き換わった…」 「そうです」 「どうやって記憶を取り戻したんだ?」 「このお茶ですよ」 「それを飲ませたのが朝倉か。なぜ朝倉は記憶を失わなかった?」 「長門有希が再構成し、プログラムを与えたことまでは判っています」 「だが、長門も記憶を失ったのではないのか?改変時に」 「それを防ぐことが出来たのでしょう。なんらかの方法で。しかし、彼女はいない。この世界のどこにも」 「まさか、殺された?」 「それはありません。あの子は強い子ですし、それならわたしにも分かります」 「じゃ、どこにいるんだ?」 「文芸部部室に閉鎖空間のような物が存在しています。そこからは情報を得ることが出来ません」 「そこにいるかもしれんわけか」 「そうです」 「長門を助ければこの情報改変はなんとかなるのか?それとももう一頑張りが必要なのか?」 「いまのところわかりません。ゆえにあの子を助ける。話はそれからです」 「ちょっとちょっと、話が全然見えないわ」ハルヒは口からツバを飛ばしながら言った。汚いぞ、ハルヒ。「あたしにも分かるように話しなさい」 「あなたはなにも御存じないのですよね」 喜緑はため息を付いた。
「あなたには情報を生み出す力があります」 「そんなの初耳よ」 「3年ほど前になりますが、この地球上に情報の爆発が観測されました。それを情報フレアと呼んでます。で、その中心にいたのがあなたなのです」 「3年前?あたし中一じゃない。そんなことした記憶ないけど」 「中学校の校庭に夜に忍び込んた記憶ありませんか?」 「ああ、あれ。ナスカの地上絵みてさ、あたしもあーゆーの書いてみたくなったの。んで、怪しい高校生が近くにいたもんで、手伝ってもらったんだけど」 俺がほとんど描いたんだろうが、あれは。 「その人のこと、覚えてますか?」 「ジョンスミスとかくだらない偽名、名乗ってたわね。頭イカレてんじゃないかと思ってたけど?」 おまえほどじゃねえよ。 「その人が、隣にいるとしたら、どうします?」 それは俺の切り札なんだがな。なぜ他人がそれを堂々と利用するのか。 「キョン? ……やっぱり。あたしの勘は当たってたのね」 「は?」 俺はハルヒの顔を見つめた。ハルヒは面白そうに俺の顔をしげしげと眺めた。 「どうやって中一のあたしに声をかけたの。答えなさい」 「いや、それはだなぁ」 「言い訳は無用よ。答え次第では本気で死刑」 「待て待て」 「あの、話がすすまないんですけど」 すこし困り顔の喜緑さんを制止するように手の平をかざしながらハルヒが言った。 「ちょっと待ってて。こいつ中一のあたしにきっとやらしいことを教えようとしたんだわ。まったくド変態ね。犯罪よ、そんなの。絶対許さないから」 「そんな趣味はねえから落ち着け」 「だったら説明しなさい」 俺は事の顛末を説明した。
「なにそのタイムパラドックス。馬鹿みたい。もうちょっとましな理由はないの?」 「だからそういう事になるって」 「あの、そろそろ話を進めていいですか?」 「後でもう一回ちゃんと説明しなさい。いいわね?」 「ベッドの中でならな」 「はい、死刑決定」ハルヒは俺を睨みつけながら言った。「どんな最後がいい?それぐらい選ばせてあげるわ」 「もう二人とも話を聞いてください!」 喜緑は困り切った表情で叫ぶように言った。 「統合情報思念体は自立進化への道を模索しています。あなたの力を観測することにより、それが果たせるのではないかと考えているのです 長門有希はあなたの力を近くで観測するために派遣されたのです」 「つーことはつまり有希は宇宙人?」 「そういうことになりますね」 「へえ〜」ハルヒは湯飲みを朝倉に差し出した。朝倉は黙ったまま急須から湯飲みにお茶を注いだ。 「古泉一樹は機関なる組織に所属する超能力者であり、朝比奈みくるは未来から派遣された未来人です」 「ふ〜ん」まったく信じてない声でハルヒが言った。 「彼は一般人ですけど」 喜緑は俺に視線を送った。ハルヒはため息をつきながら、こう答えた。 「こいつはいいんだけどさ。別に」 「隣にいてくれれば、ですか?」 ハルヒは喜緑を睨みつけた。喜緑は笑顔でその視線を受け止めた。 「有希は宇宙人でしょ、なんかすごい力とかあんの?」 「情報操作能力があります」 「大体話はわかったわ。誰かが情報を書き換え、世界を作り替えたと。ひょっとして有希がやったんじゃないかしら」
648 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:40:22.35 ID:VIPpxxuxO
支援
「その懸念もあります。あの子がなんらかの理由で暴走した可能性ですね」 「それなら朝倉を再構成したりはしないだろう」 「それもそうか…」 「そこらへんも含めてあの子がこの事件に関与していることは間違いないと考えています」 「もし別の宇宙人が有希を捕まえていいように使ってるかも!」 「それも一つの可能性ですけどね。それで涼宮さんにお願いがあります」 「ん?なに?」 「単刀直入に言って閉鎖空間を展開していただきたいのです。この学校を包んでいただければ構いません」喜緑さんは身を乗り出している。「そうすれば、あの子がいる可能性のある空間に限りなく近寄れます」 「いいけど、一つ教えてほしいことがあるんだけど」 「なんでしょう?」 「閉鎖空間の作り方、教えてくれる?」 ハルヒは満面の笑みを浮かべ、上機嫌で言った。 「え?」喜緑さんはきょとんとした顔でハルヒを見つめた。 「だって、作り方知らないから」 つづく
650 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 00:47:48.74 ID:VIPpxxuxO
乙! 凄い展開だ… 続きwktk
651 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:09:32.42 ID:VIPpxxuxO
凄く人居ないな…
652 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:10:39.13 ID:tn1OM2eWO
乙!久しぶりにwktkしたよ
653 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:12:25.94 ID:wbVvMAP70
wikiがみれない
654 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:13:19.32 ID:bizQoCeN0
スレッドの数が1000越えてるけどどうなってんだこれ? 祭りでもやってるのかなぁ?
655 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:13:44.58 ID:vZZvvCgS0
wiki TOPページきえちゃってるの?
658 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:27:00.82 ID:hLX1CnKD0
乙、ってかどうやって閉鎖空間作り出すんだwww
>>654 乱立が起こったみたいだぜ、
660 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:29:06.49 ID:hLX1CnKD0
あれ?10秒規制になったのか?
661 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:29:26.28 ID:hLX1CnKD0
ちょwwwwwwwwwwwwwまじだwwwwwwwwwwwwwwwww
662 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:30:28.95 ID:bizQoCeN0
いつのまにか人大杉も解除されてるね。 2ちゃんのトップからも入れるようになったからスレの急上昇はそのせいか。 TATESUGI値は64か…これぐらいが一番丁度いいかも
663 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:33:51.95 ID:hLX1CnKD0
80くらいでもよくねぇか?
664 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:35:17.37 ID:GbwhXIgR0
どうせヒマだし保守がてらちょっとだけ投下するよ
665 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:36:53.75 ID:GbwhXIgR0
「おい何してんだ、部室の電気まで消して…」 「ちょっとキョン、静かにしなさい!!」 「何なんだよ…」 『長門さんが降霊術してるらしいいんです』 『なっ…なんだってー!!マジッすか朝比奈さん』 『何か部室にきたら長門さんが水晶玉を見ながらじっとしてて 涼宮さんがこれは絶対に降霊術だって…』 (なんだそりゃ…いつものハルヒも思い込みじゃねぇか…)
666 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:37:57.01 ID:GbwhXIgR0
・・・う…うっぅぅう……」 「どうしたの有希、誰か降りてきたの!?」 「…ぅう…どん・・・うどん…たべた…い・・」 「こっ…これはっ!」 「どうしたんですか、涼宮さん!?」 「あたしのお爺ちゃんかもしれないわ、うどん時々食べてたもの」 「素晴らしいですね、流石長門さんです」 「本当に降霊術だったんですねぇ〜」 「なんて事なの、本物の霊が降りてくるなんて…これはとっておきの不思議よ」 「いやいや、うどんなんて誰でも時々は食べんだろ。俺も昨日食ったよ」 「…」「…」「…」 「えっ、何で俺そんな刺される様な眼で見られてんだ…」
667 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:39:32.37 ID:GbwhXIgR0
すまん、よくよく考えたらギャグとかシュールに属するから アナルに移ります。あんま考えずに投下して申し訳ないです。
668 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:41:30.06 ID:VIPpxxuxO
凄い急にwww よし、俺もアナルに行こう。
669 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:48:35.16 ID:qwewUESCO
670 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:52:34.33 ID:hLX1CnKD0
>>668 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
671 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 01:59:07.47 ID:4bW3E6MF0
ハルヒ「ちょっとキョン!>668のIDがVIPよ!」 キョン「は? びっぷ? なんだそりゃ」 ハルヒ「野菜をレイプしたりiPODを煮込んだり、色々有名じゃないのよ。知らないの?」 キョン「レイプて……知らねぇよそんなもん。知りたくもない」 ハルヒ「面白いから見てみなさいって、ほら、コレが有名な梅毒……」 キョン「ごめん。俺帰るわ」 ハルヒ「あっ……」 ハルヒ「(´;ω:`)グスッ」
672 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:03:50.67 ID:VIPpxxuxO
>>671 ちょwwwIDがネタにされたwww
喜んで良いのか?w
673 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:07:06.89 ID:10iHT9TN0
ハルヒ「ちょっと>668! アンタの所為でキョンに変な目で見られたじゃないの!」 VIP「フヒヒヒヒwwwwサーセンwwww」 ハルヒ「キョンに嫌われたらあんたの所為よ、この無職童貞!」 VIP「ちょwwwwwwヒドスwwwwwww」 ハルヒ「何へらへらしてんのよ! ムカツクわね……!」ガスガスガス! VIP「アーッ!?」 ハルヒ「きたな! うわ、きたな! 私帰る!」 VIP「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」
674 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:14:09.01 ID:qwewUESCO
わーいわーいqweだqweだ な保守
675 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:15:59.91 ID:1YEqlsMl0
676 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:21:26.06 ID:2V2nkmWQ0
おめーらうぜーよ死ね
677 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:34:27.25 ID:LB3ZPCVeO
保守
678 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:57:41.27 ID:XvtLhBcA0
保守しとこうか
679 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 02:58:44.45 ID:FHZ9WI+Q0
久しぶりに繋がった!
680 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 03:01:59.18 ID:lZZ5KS620
何の因果か、俺の後ろの席となった涼宮ハルヒに、 気の向いた時はたまに声をかけるようになって数日。 昼休み後の、退屈でロクに連絡事項も無いホームルームに、 さらに昼飯後故の眠気に襲い掛かられては、これに勝利できる学生がいかほど居るだろうか。 しかし、この日ばかりは起きていた方が良かったのかもしれない。 いや、俺が惰眠をむさぼっていようとそうでなかろうと、俺に出来ることはなかっただろう。 つまるところ、これは不可抗力だったのだ。 「×××××××は、××と×××がやることに決定した。皆拍手」 パチパチパチ・・・ 俺は、半分以上夢の中へ足を突っ込んでいた意識をエンジン全開で覚醒させた。 担任の岡部は、今何と言った?俺の名前が呼ばれた気がするのだが。 しかし、自分が居眠りをしていたことを理由に、担任教師に同じ発言をさせるのは気が引ける。 俺は、後ろの席に先ほどの岡部の発言の内容を聞くべく声をかけた。 「あんたと、あの女が学級委員に決まったのよ。 ふん。ご愁傷様ね。学級委員なんて、雑用係以外の何物でもないわ」 そうして涼宮が指差した先をみると、そこには谷口曰くAAランク+、 朝倉涼子がこちらに向かって軽く手を振っている。 こちらも手を振って返しながら、俺はこんなことを考えていた。 ・・・フラグ?
681 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 03:03:03.26 ID:lZZ5KS620
ってやったら手軽に朝倉ルートに行けるんじゃないかと妄想した
682 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 03:06:15.62 ID:x1tmTG7kO
>>681 いや、その後なにかとハルヒが絡んできそうだ
「学級委員なんだからちょっとあたしに付き合いなさい!」
とか言って
気が付けば眠ってしまっていたらしい。 ハルヒが背中をシャーペンでつっついてきた。 「ちょっとっ!キョン!キョン!起きろ!」 いてぇなハルヒ。もうちょっと優しく起こそうって気遣いはないのか・・・ってあるわけないか。 枕代わりにしていた腕をどけ、むくりと身体を起こし黒板を見た。 そして次の瞬間!!信じられない光景が!!!!! ってガチンコごっこしてる場合じゃない、なんたってそこには俺とハルヒの名前の下に「正」という字が 何文字か書かれていた。そしてそれが意味するのは・・・ 「・・というわけで、男女二人三脚に出場するのは、キョンと涼宮に決定した。頑張れよ」 岡部もすっかり俺のことをあだ名で呼ぶようになりやがって。教育委員会に訴えたら減棒処分だろうな。 お前の教師人生も一緒に障害物競走させてやろうか。
684 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 03:11:42.43 ID:ilDKHw3b0
という没ネタを(と言っても途中の1コマですが)
書いてた時期もありまして。
>>680 見たとき一瞬ドキっとしました。な保守。
685 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 03:22:13.19 ID:lZZ5KS620
ありがちな展開だし。 でも、恋愛モノってベタな展開でも、いやむしろベタな方が良いのかもしれんね。
ねるほ
687 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 03:48:26.50 ID:iY33gJvU0
保守
688 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 03:59:52.12 ID:LB3ZPCVeO
保守
689 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 04:09:51.60 ID:pN5t3Qt4O
690 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 04:17:41.29 ID:h1+jw8wkO
いや充分うまいぞ ハルヒに「分かってんの?!」って言われたい保守
691 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 04:24:28.68 ID:9KjdqVR30
復活したの今気づいた保守
692 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 04:33:46.23 ID:LCpKu66F0
これくらい人がいない方がいい
693 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 04:51:33.13 ID:9KjdqVR30
ほ
694 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 05:26:24.97 ID:bLC188k10
し
695 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 05:33:02.27 ID:0aSvT69Z0
ほ
696 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 06:02:38.41 ID:ckyJuKH1O
朝保守
697 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 06:20:24.97 ID:9KjdqVR30
朝
698 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 06:24:16.37 ID:dAhOP1Hk0
倉
699 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 06:51:53.70 ID:mAFU7IAZ0
涼
700 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 06:52:30.95 ID:tYQrCMKVO
子
701 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 07:01:54.81 ID:mASQeVAH0
の
フ
703 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 07:10:12.45 ID:G05JIxX1O
ハルヒ「ぐぅ・・・」 キョン「ああーああー・・・ヨダレなんかたらして・・・」 長門「熟睡しているという証拠」 ハルヒ「ん・・・キョン・・・」 キョン「寝言か・・・長門、確かそこのダンボールの中に毛布が・・・」 ハルヒ「スキ」 キョン「・・・辻褄が合わない!これは夢だ!」 ハルヒ「スキンヘッドにしたの・・・?」 キョン「(゚д゚)」 長門「 プ 」 キョン「(゚д゚)」 そんな保守 でも漫画しか読んでない漏れの保守なんか・・・
古
705 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 07:50:28.56 ID:LB3ZPCVeO
泉
706 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 07:57:07.97 ID:hLX1CnKD0
>>703 ちょwwwww漫画は黒歴史wwwww
ラノベ買えwwwwwwwwww
707 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 08:04:04.57 ID:VIPpxxuxO
おはようだコノヤロウ。 このぐらいの流れが良いね。
708 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 08:31:41.41 ID:VIPpxxuxO
保守
709 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 08:33:05.43 ID:G05JIxX1O
小説読むのすらめんどくさいヨー 時間軸がバラバラって聞いたヨー 分かりやすくないとヤダヨー
710 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 08:41:30.91 ID:mASQeVAH0
ラノベの新刊ってまだでないのか
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/11/12(日) 08:42:03.48 ID:sKUlVXFv0
ラノベじゃどうかって話もあるが、本読まなきゃ書くのは上達しないんじゃないか? 時間軸バラバラでもあんまり気にはならないなあ。基本的にそこまでめちゃくちゃじゃないし、一つ一つの話は行ったり来たりしてない。アニメよりわかりやすい。
712 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 08:55:19.21 ID:tYQrCMKVO
誰もつっこまないが
>>707 のIDがVIP
小さな初恋読んで泣いちまった
って普通に670当たりでネタにされてたか…恥ずかしい
714 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 09:00:21.80 ID:bizQoCeN0
715 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 09:07:47.08 ID:VIPpxxuxO
>>713 アナルに行ったらネタにされまくるだぜwww
こっちより解りやすいぞw
PCから書き込めねぇorz 専ブラなのに
717 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 09:13:05.83 ID:mASQeVAH0
wikiの色々読んでたら スーパームカついてきた
718 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 09:13:55.97 ID:6jzTpHZQ0
>>715 逝ってきたwwwwwwwwバロスwwwwwwwwwwww
720 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 09:33:25.47 ID:93UL8psB0
hoshu
721 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 09:47:23.31 ID:tn1OM2eWO
長門「朝だよ━━━━」 ハルヒ&キョン「オジー!?」 木更津良かった保守
ハルヒ「なあ」 キョン「何よ!」 ハルヒ「いや…なんかだな…おかしいというか…」 キョン「何がおかしいのよ!はっきり言いなさいよ!」 ハルヒ「うーん…何かおかしいのにそれがわからない」 長門「みくるさんお茶が入りましたよ〜」 みくる「……………………………」 古泉「こんにちわ…おわっ何ですかこれは?」
723 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 10:21:24.89 ID:tn1OM2eWO
724 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 10:56:21.16 ID:323eNcRv0
ふゃ!
725 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 10:56:29.53 ID:VIPpxxuxO
保守
ちょっとうPしたいものがあるわけですが‥‥‥ 携帯からうPできるろだとか教えていただけませんかね‥‥‥
VIPあらわる!
728 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 11:21:19.43 ID:IUBIgvnW0
729 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 11:21:34.76 ID:qwewUESCO
おまよう 星
730 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 11:45:15.82 ID:aDTjXz170 BE:128586454-2BP(1)
ほ
よう。人多杉がやっと解除された。半月ぶりか? …ところで、投下された作品には一言乙やGJ以外のレスを付けた方が良いのか? 作者さん中心に意見を聞きたいんだが…。
732 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 12:01:55.93 ID:0OqIEjEo0
age
733 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 12:03:27.23 ID:9AmhV2kK0
それはもちろんあった方が良いというか 作品書いても反応がない、というのが作者さんにとって一番寂しいと思う
734 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 12:23:01.60 ID:VIPpxxuxO
携帯からは、まだ人大杉出る…
735 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 12:35:09.20 ID:x1tmTG7kO
736 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 12:46:25.35 ID:tYQrCMKVO
737 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 12:50:08.00 ID:VIPpxxuxO
>>736 今のブラウザ気に入ってるんだよね…
まぁ人大杉出るのたまにだから我慢するか…
738 :
ひみつの検疫さん :2024/11/25(月) 08:27:46 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
740 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 13:06:34.02 ID:tYQrCMKVO
741 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 13:11:57.79 ID:MHEA/G//O
>>738 ウイルス注意
俺PCじゃプリンスレの接続が遮断される
742 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 13:16:06.48 ID:VIPpxxuxO
ん?>738のURLはウィルスなん?
745 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 13:31:00.24 ID:ckyJuKH1O
ウイルスと誤認識させるものじゃない? 携帯厨の俺はあまりわからんが
746 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 13:42:04.83 ID:lpySzoqr0
スレ一覧見るとわけのわからない英文のスレがたくさんあるが… ウイルス?
747 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 13:58:50.14 ID:8F0tVobuO
久しぶりに保守
748 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 14:06:55.99 ID:fTwBCxde0
ノートンなどにウィルスと誤認させて強制的に落とす罠。 見てるだけなら基本的に無害。 さっきからVIPのいろんなスレに貼られてる
749 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 14:27:53.61 ID:ry3iJrbl0
ログが削除されますた
750 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 14:58:43.92 ID:zVmlxtO+0
保守
hoshu
保守
753 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 15:47:58.86 ID:GoIKwG2sO
みっくるんるん♪
754 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 15:57:25.90 ID:tYQrCMKVO
朝
755 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 16:05:29.52 ID:tn1OM2eWO
比
756 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 16:09:18.07 ID:1YEqlsMl0
那
757 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 16:09:59.18 ID:fTwBCxde0
み
758 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 16:19:07.67 ID:8F0tVobuO
く
759 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 16:20:11.13 ID:UztcUMVMO
れ
る
761 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 16:23:23.60 ID:GoIKwG2sO
は
ち
763 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 16:55:06.10 ID:LB3ZPCVeO
ん
764 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:05:25.09 ID:163R1aA2O
ぽ
765 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:06:33.93 ID:MHEA/G//O
朝比那みくれるはちんぽ
766 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:14:44.53 ID:GoIKwG2sO
ハルヒ「キョン私と付き合いなさい!」 みくる「キョン君!す、すきです!」 長門「……すき」 キョン「とりあえず全員脱げよ」
ホントに保守しか無いパートスレは流石に駄目だろ。 だからいろんな作者さんwktkして待ってるんだぜ。自分で書ければそれが一番なのだが……
768 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:18:29.23 ID:GoIKwG2sO
まあ、投下は夜にあるでしょ。自分も30レスちょっとくらい(予定)書いてるし。今週中に投下すると思うけど。
769 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:35:47.26 ID:163R1aA2O
ほし
770 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:37:33.72 ID:LCpKu66F0
新作ラッシュを期待してたが・・・ 復活を知らないとか戻ってきてないとか
ま、昨日避難所でだいぶ投下されちゃったしな
772 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:52:48.54 ID:eZp/Dol6O
30分位放っておいても落ちないみたいだな
ウィルスのせいか分からんが、このスレだけ赤表示だ
避難スレで敬愛の人が新作は来週中には投下するって言ってたよ保守
775 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 17:58:53.29 ID:Ubtj0LNnO
776 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 18:11:04.25 ID:VIPpxxuxO
今日の21時に投下予告あったしwktkだぜ。
777 :
ひみつの検疫さん :2024/11/25(月) 08:27:46 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
778 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 18:37:04.58 ID:UztcUMVMO
まったく……
779 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 18:37:58.07 ID:hLX1CnKD0
そういえば聖杯の人は?
780 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 18:44:25.83 ID:Bm436nKR0
VIP復活に今頃気がついて ようやく追いついた…orz
781 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 18:51:58.58 ID:bizQoCeN0
てす
急かすのはよくないと思いつつも覚醒の人が 週末に投下するかもしれないと言ってたので、 wktkしてる俺がいる
783 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:05:39.87 ID:XhKamq7m0
>782 実は自分もだ
784 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:09:21.43 ID:m3HOh2M70
>>779 次最終回だっけか?
いつ投下されるかここ1週間ばかりwktkし続けてるんだが
785 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:10:42.35 ID:tifEsMK70
イラクの人の投下…を待つ 当然職人さんの作品総てをwktkして待ってるぜぃ
786 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:17:16.63 ID:vYZM2vaw0
長「私は宇宙人。」 キ「そうか。」 長「そう。」 キ「そうか。」 長「・・・そう。」 キ「そうか。」 長「・・・そう。」 長「そう。」 キ「そうか。」 長「・・・そう。」 以下無限ループ保守
787 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:19:22.03 ID:VIPpxxuxO
788 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:36:15.92 ID:02z4nVxkO
投下していいかな? デッサンってのの続きみたいな作品だけど……
よし、俺のケツの中に投下しろ
790 :
パレット ◆mtod1dSyOc :2006/11/12(日) 19:42:17.12 ID:02z4nVxkO
デッサンは
>>586-590 です
ケツに入るかどうかはわかりませんが投下しますww
ちょっとまとまりない感じですが悪しからずorz
画板に絵の具やその他などのある文芸部室。
俺は部室でコンクールに出品するための作品を描くことにした。学校内で一番落ち着く場所、ここ以外で作業するのは何かと気が重いからな。
しかしながら何を描こうか。テーマは《光》だそうだ。
……なんだよ《光》って。何を描けってんだ。太陽か?それとも電球でも描くか?
などとおどけてみたが、描くものは決めていた。
俺にとっての《光》、ハルヒを描くと。窓際に座らせて陽光に照らされるハルヒというイメージができている。
そんなわけでいい感じに陽が降り注いでいるこの時間に終わらせることにした。
準備を終えた部室にハルヒが入ってくる。ちなみに今日は他の連中は気を使ってくれたのか、部室に来ないと言っていた。
「なんか……いつもの部室と違うわね」
いろんな物を移動させてるから当然だ。いつもと変わらないのは長門の定位置くらいか?
「まぁいいわ。あたしはどこに座ればいいの?」
その長門の定位置を示した。窓から差し込む陽で明るくなっているその場所を。
「ここあったかいわね……寝ててもいい?」
「好きにしていいぞ、座ってさえいれば問題ない」
冗談っぽく言ったハルヒに俺はそう答えて、下描きを始めた。
適当な雑誌に目を落としているハルヒを、陽の光の明るさをだしながら下描きを仕上げていく。
細部にまで目を通し、充分にハルヒらしさが出ていることを確認すると鉛筆を筆に持ち替えた。
今回は色をつけなければならないので、少し大きめのパレットに幾つかの色を落としていく。
「ちゃんと色は混ぜてから作った色を使うのよ!そっちの方が本物っぽく見えるからねっ!」
791 :
パレット ◆mtod1dSyOc :2006/11/12(日) 19:46:01.60 ID:02z4nVxkO
とか笑顔でアドバイスをくれるハルヒに笑顔で答えながら大まかな色塗りを進めていく。 ……と、そこで問題発生。 制服の色の感じと、窓から差し込む光の色の感じがどうもイメージが湧かない。 青、緑、黄色、白……。様々な色を混ぜ合わせてもどうしても上手く合わない。 「あ〜、くそっ!ハルヒ……悪い、休憩取ろうぜ」 やはり自分の本能には逆らえないもので、最初は適当でいいと思っていた提出作品もいつの間にか真面目に取り組んでいた自分がいた。 俺は筆だけを置き、パレットを左手につけたまま自分で淹れた茶を飲んだ。 ぬるい、不味い。こんなんじゃ色のイメージすらできやしねぇ。 その時、俺の背中に柔らかくあったかい物が当たった。そして左手にあるパレットに当たる手は、一つ増えていた。 背中側からハルヒに抱かれていた。パレットと、右手を支えられるような形で。 「ちょっ……おい!何してんだよ!」 「そんなにイライラしながら描くんならやめてもいいのよ?あたしもそんな顔で描かれても全然うれしくないし」 顔にも態度にも上手くいかないイライラが出ていたらしい。自分の顔に意識を集中させると……なるほど。言われた通り険しい表情になっていた。 「もし、あんたが元のイキイキとした顔で描くってんなら……ほら、こうやって手伝ってあげるから」 ハルヒが筆を取ってパレット上で色を混ぜると、俺のイメージぴったりの色が出来上がった。 俺は振り向いてハルヒを見上げると、『ね?』と言わんばかりの顔で俺に向かって笑顔を飛ばした。 ……やれやれ、こいつにはかなわないな。 俺は気を取り直して再びハルヒを窓際に座らせて一人で作業を再開した。 中断する前のような感じはなく、楽しく作業をすることが出来て、イメージもどんどん湧いてきた。 久しぶりに描く面白さに浸ることができ、俺は自己満足のためだけに筆を走らせた。 「よしっ!終わりだ。ハルヒ、お疲れさん」 白い陽光が赤色に変わる頃に俺は描き上げた。 とりあえず教師に提出して、道具を片付けないといけないので、ハルヒに先に帰るように伝えた。
792 :
パレット ◆mtod1dSyOc :2006/11/12(日) 19:46:37.57 ID:02z4nVxkO
「あたしは美術室に大きい荷物を持ってってあげるから。あんたは提出した後は細かい道具片付けなさい」 ハルヒはそう言うと、まとめていろいろな物を持って部室を去った。 「勝手な奴だな……ありがとうな」 誰もいない部室に一人呟いてから美術教師の所へと作品を提出しに行った。 いろいろと話を聞かされるのもだるいから、俺は提出を済ますとすぐに職員室を去り、部室の小さい道具の片付けに取り掛かった。 水で筆を洗い、他の道具も洗って残るはパレットだけ。 ……そのパレットを見て、俺は洗わずに保管しておくことを決めた。 ハルヒが俺のためだけに作ってくれた色が中心に残っていて、どうしても洗い流したくないという気持ちになっていた。 パレットをそのままに、洗った道具を持って部室に戻るとハルヒは座っていた。 「遅い。早くしないと罰金よ!」 不機嫌そうな顔をしながら、どこかうれしそうで、それでも俺を待っていてくれたハルヒを背中から抱き締めた。 「ちょっと……な、何してんのよ!?」 「今日は……ありがとな」 簡単に礼を言い、さらに続けて思いのたけをぶつけた。 「ハルヒ、やっぱ俺お前のこと好きだ。……付き合ってほしい」 返事を聞く前にこっちを座ったまま振り向いているハルヒにキスをした。 赤い、夕焼けのようなハルヒの唇はとても柔らかく、安心できるあたたかさだった。 「……バカ、まだ返事してないじゃない。それに……順序が逆よ」 アヒル口を作り俺を見上げてくる。俺は考えるよりも先に行動していたからしょうがない。 「……あたしも、好き。うん、付き合うわよ」 返事が返って来た後、俺はもう一度キスをした。 強く抱き締めて、今まで抑えていた気持ちを出し尽くすように何度も何度も口付けた。
793 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:47:19.65 ID:VIPpxxuxO
wktk支援
794 :
パレット ◆mtod1dSyOc :2006/11/12(日) 19:49:12.80 ID:02z4nVxkO
「んもう……ほら、早く帰るわよっ!ちゃんと送ってよね?」 颯爽と部室を出ていくハルヒに追いつき、手を握った。 俺達は二人で手を強く繋ぎながらパレットの上では作れそうにない神秘的な夕焼けの中を帰って行った……。 その後のことを少し。 俺の描いた絵は特選にはならなかったものの、特別賞とやらに選ばれたらしい。 特に大騒ぎするような物でもなかったが、例によってハルヒ企画でのパーティーをすることになった。 みんなで飯を食って、ゲームをしたりするだけのパーティーだが、俺にはこんなのがとてもうれしかった。 それから、ハルヒとのデートでは絵を描くことが多かった。俺に絵を描いてもらうのはとても幸せを感じられるのだという……よくわからん。 ともかく、俺はいつもと変わらない日常に戻り、それに対応していた。 ただ一つ違うもの、ハルヒとの交際だけを俺は特別扱いして過ごそうと思う。 俺のパレットに未だに残り続けるあの色のような特別扱いにな。 おわり 以上です。 駄作ですがありがとうございました。
795 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:52:22.04 ID:VIPpxxuxO
GJ! 甘いぜ…
んもう乙!
いいね! GJでした!
798 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 19:59:54.03 ID:02z4nVxkO
ありがとうございます。
それと、
>>712 くらいで小さな初恋で泣いたと言ってくれた方もありがとうございました
中秋とか聖杯とか覚醒の人とか全部楽しみにしてる。朝比奈みくるの抵抗もいまだに期待して待ってる
前は10分で落ちたのにな
801 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 20:24:07.70 ID:W32r6NjzO
パレットの人GJ!(゚∀゚)
802 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 20:25:12.85 ID:bizQoCeN0
グロ画像見たせいで気持ち悪くなっちまった。 誰かSSでこの気持ちを癒してくれないものか
虐殺、呪い乃日って終わっちゃったの?
アクセス規制食らってしまったんだが・・・
805 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 20:54:39.53 ID:163R1aA2O
>>799 俺も朝比奈みくるの抵抗にはワクテカしている
806 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 20:55:09.37 ID:5ONBIu4v0
>>804 マジか!!
wikiに直投下はどうだい?
807 :
涼宮ハルヒの台湾 ◆bKCLHudz.k :2006/11/12(日) 20:59:47.58 ID:9gI5CzF9O
808 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:04:30.91 ID:5ONBIu4v0
編集中にwiki行ったら壊れるから気をつけて。
809 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:06:33.66 ID:02z4nVxkO
まとめサイトの緊急用投下スレに投下するのはどうだい?……あんまり意味ないかww
810 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:19:16.25 ID:yVTwPsdT0
ところで 阪中はいつから百合キャラになったんだ?
>>810 ハルヒと仲良くしたいというのを妄想肥大化させた結果ではないかと。
……ところで、良いタイミングだから聞きたいが、阪中ってキョンのことを「キョン」と呼ぶんだろうかな?
大して重要でもないところなのに、これで詰まってしまった。
812 :
涼宮ハルヒの台湾 ◆bKCLHudz.k :2006/11/12(日) 21:30:54.97 ID:9gI5CzF9O
wikiに投下完了しました。 リンク貼れなかったので親切な方編集お願いします。 くそ。回線が遅すぎる。
813 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:31:28.39 ID:5ONBIu4v0
814 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:34:33.10 ID:yVTwPsdT0
>>812 乙
wikiがなんかくそ重くなってるから後でじっくりみるよ
>>811 原作でどうだったかは覚えてないが、
現実に即して考えると同じクラスで誰かがあだ名で呼ばれてたりすると
自然と呼び方がうつるもんだし、キョンと呼んでも不自然ではないんじゃないか?
俺のイメージ的には阪中は「キョンくん」って感じだが。
ノシ 23時ぐらいに投下するよ。 箱入り娘の第2話。
817 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:36:44.61 ID:VIPpxxuxO
818 :
涼宮ハルヒの台湾 ◆bKCLHudz.k :2006/11/12(日) 21:37:39.53 ID:9gI5CzF9O
>>813 ,814
サンクス
二日目は近日中に投下します。
819 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:37:51.62 ID:PYOJI4Ie0
ちょっと間抜けなこのIDともあと少しでお別れさ
820 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:38:30.21 ID:c4yPoTwS0
821 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:38:50.04 ID:XODQASlq0
wiki一瞬落ちた\(^o^)/
>>815 サンクス。確かにキョンくんなら違和感ないな。
823 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 21:46:49.62 ID:yVTwPsdT0
wiki落ちてました orz
824 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:01:22.18 ID:9KjdqVR30
保守
825 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:12:37.38 ID:HVX1Az3e0
wikiの調子が悪い。 さっきから落ちたりしてますよ、っと報告。 保守
826 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:21:13.07 ID:VIPpxxuxO
ばいさるは変わらず9レスぐらいでなる?
827 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:30:26.32 ID:LB3ZPCVeO
保守
828 :
挙式の人 ◆UW1cwqXO4. :2006/11/12(日) 22:34:16.59 ID:JMKJpC9L0
避難所の返事をこっちでするのも何ですが
敬愛の人さん、あんまり畏まらないでくださいねい。
勘違いなんざよく起こる事ですから。
おいらは全然気にせずに、また妙なお話を書いてますw
てな訳で短いのを投下したいと思います。
なんか
>>811 の人と被ったみたいですがw 初阪中さん話。
百合ではないですかちょいヤンデレかも。
んじゃ、5レスほど行きますぜ。
829 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:36:22.48 ID:VIPpxxuxO
wktk
830 :
阪中さんは目でコロス ◆UW1cwqXO4. :2006/11/12(日) 22:36:48.86 ID:JMKJpC9L0
共学校では、男女別の授業というのがたまにある。 「生活」というのもそのひとつだ。中学の頃は男子が工作で 女子は家庭科って呼称だったな。まあ、内容自体は 高校になってもそんなに変わらない。 基盤にいろいろ配線つないでハンダ付けしたりするのが 本当に将来役に立つのかは多少なりとも疑問だが、 普通の授業に比べれば成すべき事が直感的に分かるって点で マシではある、かもしれないな。 まあ、そんなこんなで谷口や国木田らとダベりつつ 教室に戻ってきた俺だった。のだが。 「あ、キョン!」 教室に入るなり、ハルヒのホッとしたような声に 出迎えられるという、なんとも珍しい事態に巡り合わせた。 なんだ? いったい何が起こったってんだ? その疑問はすぐに氷解した。なにしろ大元の張本人が 俺に呼び掛けてきたからな。 「あっ、キョン君、聞いて聞いてなのね! 今日の授業はマドレーヌを作ったんだけど、涼宮さんってば ものすごく手際が良いのね! わたしもう、本当に感激しちゃったのね!」
831 :
阪中さんは目でコロス ◆UW1cwqXO4. :2006/11/12(日) 22:39:08.84 ID:JMKJpC9L0
えらく嬉しそうだなあ、阪中。 そう、ハルヒは二つ右隣の席のクラスメート、阪中に 熱烈に話し掛けられていたらしい。どうやら今日は同じ班で 作業をしてたようだな。 何と言うか、阪中があまりに嬉しそうなので、ハルヒも むげに突き放せないみたいだ。4月辺りと比べると、こいつも だいぶ丸くなったもんだな。いい傾向だ。 それは良いんだが、しかし他人の上手を我が事のように 喜ぶという、女子特有のこういう感覚はどうも理解できない。 たとえば体育でサッカーをして、同じチームの誰かが 活躍したとしてもそれを俺が喜び勇んでハルヒに報告するかといったら、 そんな事は無い。男子は無意識に周りをライバル視しているという 事なのか。まあ考えても詮のない事ではある。 というか、ここまで考えている間にも阪中は、器にバターを塗る 手付きが鮮やかだっただの小麦粉を振るう動作もなめらかだっただの、 ハルヒの出来っぷりを奇跡のごとく俺に語っており。 当のハルヒは完全に困りきった様子で 「ちょっとキョン! 早くなんとかしなさいよ!」 と俺に目で訴えていた。
832 :
阪中さんは目でコロス ◆UW1cwqXO4. :2006/11/12(日) 22:40:49.01 ID:JMKJpC9L0
うむ、その気持ちは分からないでもない。妹にしつこく まとわり付かれて、弱った鳴き声をあげるシャミセンと同様だな。 自信家のハルヒでも、こうして持ち上げられまくるのは 面映ゆいんだろう。何というか、阪中の陶酔っぷりはいささか 狂信者めいた物すら感じさせるしな。 ハルヒのこんな表情はかなり貴重なものであり、俺としては もうしばらく眺めていたい気もしないではなかったが、 そうすると後でキリキリと首を絞められるのは目に見えて 明らかでもあったし。 詰まる所、自分の席に着いた俺は二人の会話に――というか、 阪中が一方的にハルヒを賞賛しているんだが――割り込むように ハルヒに話しかけたのだった。 「ふうん。今日の菓子はそんなにうまく出来たのか」 「別に大した事じゃないわ。レシピ通りに作っただけだし」 「そりゃ、授業は共同作業だからな。一人で独走ってわけにも 行かないだろ。アレンジしたけりゃ自宅でどうぞ、って所だな」 「なあに? その言い草じゃ、まるであたしにお菓子を 焼いてきて貰いたいみたいね?」 「は? いや、別に俺は…」
833 :
阪中さんは目でコロス ◆UW1cwqXO4. :2006/11/12(日) 22:43:03.15 ID:JMKJpC9L0
はにかんだような表情でそんな事を言い出すハルヒに、俺は 訂正を入れようとした。だが、その時。 自分の席に座って、後ろに振り向きながら話していた俺の 視界の左端で、阪中が“にこっ”と笑ったのだ。 なぜだかその笑顔に、俺は 『否定したらコロス。いやさオロス』 と書いてあるような気がした。オロス? 3枚に? 俺の方を向いているハルヒは、そんな阪中には全く気付いていない 様子で、机の中からハンカチに包まれたタッパーなんぞを いそいそと取り出している。 「今日焼いたのなら…少し残りがあるけど… あんたがどうしてもって言うなら、め、恵んでやらない事もないわよ?」 窓の外へ視線を泳がせながら、俺にタッパーを突き出すハルヒ。 その二つ左隣には、やはりにこやかな笑顔があった。彼女の両手には 先の授業で使ったらしい道具袋がある。 ええと、その袋の絞り口からはみ出してる木の先端はもしかして 包丁の柄ですかそうですか。
834 :
阪中さんは目でコロス ◆UW1cwqXO4. :2006/11/12(日) 22:44:31.36 ID:JMKJpC9L0
「ハイ、ゼヒ食サセテ頂キタイデス」 気が付くと俺の口は勝手にそう返事をしていた。さもなくば 命の保障は無いと、体の方が判断したのかもしれない。 こうして、俺はハルヒの照れくさそうな笑顔と、そんなハルヒを 嬉しそうに眺めるもうひとつの笑顔に見守られながら、 出来立てのマドレーヌをご馳走になったのだった。 ああ、もちろんその味は絶品でございました。ホントダヨ? 阪中さんは目でコロス おわり
835 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:45:49.40 ID:C6SyCmMC0
G・Jなんだぜ?
836 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:46:01.66 ID:VIPpxxuxO
GJ! 阪中さん恐ぇよwww
837 :
挙式の人 ◆UW1cwqXO4. :2006/11/12(日) 22:46:32.82 ID:JMKJpC9L0
以上です。うん、たまにはブラックジョークもいいかな、とw まあ露払いにはなったかな。覚醒の人さん、期待してますんで 投下がんばってください。では〜ノシ
838 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 22:50:00.38 ID:vn4LTFSQ0
あなたの書くハルヒ像はすばらしい。頭の中で出来上がってるに違いないw 極端に社交性が無いわけでも無く、ハルヒの成長(心の変遷)が滲み出てる。俺が書きたくても書けない微妙な所に手が出てる。 何が言いたいかというと GJ
ハルヒかわいいな。しかし、阪中さんコワスwww
840 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:00:42.54 ID:QCpQSYmnO
挙式の人GJですたww ハルヒカワユスw
841 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:01:36.62 ID:uRnRXUa10
これくらいの短編が好き
842 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:07:03.74 ID:eZp/Dol6O
そろそろ覚醒の人の出番かな?
乙&GJでした。 んなら次投下するよ。 箱入り娘第2話 今回もギャグは少なめ。 さらにあまり甘く無い…駄作だな。 とりあえず投下 ↓
…。 チュンチュン …。 ……ん…朝か…。 …。 …。 ……うぉ!? …。 目を覚ますと隣に長門さんが寝ていた。 …ああ、そうだった。 昨日の事を思い出す…あれからすぐに寝てしまったんでした。 …しかし…今のこの体勢は‥。 長門さんは僕に寄り添うように…密着して寝ていた。 スペースには余裕があるのですが…寒かったのでしょうか? 時計を見ると…6時前ですか。 いつもなら今からジョギングに行くのですが今動くと長門さんを起こしてしまうかもしれない。
…こんなに気持ち良さそうに寝てるのを起こすのは気が引ける。 …。 …可愛い寝顔ですね。 こうして見ると普通の女の子となんら変わりは無い。 …。 「……ん…古泉…一樹…。」 …。 起きましたか? …。 「……シャミセンを‥。」 …。 シャミセン?…寝言ですか、ふふ、長門さんも寝言を言うんですね。 僕とシャミセン君の夢を見ているんですかね。 …。 「……ひくの?‥。」 …。 ひく?楽器のシャミセンですか。 僕は弾けませんよ。 …。 「……車で‥。」 …。 「はい!?」
846 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:10:55.96 ID:KMcESnkl0
支援
…。 「…ん‥。」 …。 しまった!つい声が出てしまった。 長門さんは目を開けて僕を見た。 …。 「……おはよう。古泉一樹。」 「おはようございます。長門さん。」 …。 …。 …。 今2人で朝食をとっています…朝から素晴らしい食べっぷりですね。 …。 「古泉一樹。」 「なんですか?」 「朝食を作るついでに弁当も作った。」 …。 彼女はそう言って僕に差し出した。 …。 「お弁当ですか、ありがとうございます……すごい量ですね‥。」 「少し作りすぎた。」 …。
848 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:12:14.28 ID:JMKJpC9L0
いきなり吹いたw支援
849 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:12:21.24 ID:VIPpxxuxO
やっべwww既にやっべwww 支援
少しって…これは明らかに3人前はありそうな量ですが‥。 …。 …。 「……おや、もうこんな時間ですか! …。 いつもよりも遅い時間になってしまいました。 「そろそろ出ましょう。」 「コクン。」 …。 …。 …。 2人でマンションから出た時……それは現れました‥。 …。 …。 「古泉?」 「え?……!?」 …。 谷口君が呆然とした顔で僕達を見ていた。 …。 「なんでお前ら…同じマンションから出てくるんだ?」 …。 まずい…。 …。 「谷口君…なぜここに?」 …。
待ち伏せか? …。 「俺の家こっちの方なんだよ。」 …。 こっち?しかし今まで会った事が…そうか、僕はいつも早く家を出るので会う事が無かったのですね…まずいですね‥。 …。 「…で、何で一緒に出て来たんだ。」 「いや、長門さんも同じマンションなんですよ。偶然会ったもので…。」 …。 僕はとっさに嘘をつく…しかし‥。 …。 「あれ〜、俺のデータでは長門の家はここじゃ無いはずだが?」 …。 …データってあなた‥。 …。 「嘘つくって事は……なるほどな。」 …。
シャミセンww
853 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:13:15.33 ID:VIPpxxuxO
支援
チャックTwwww
wktk支援
856 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:14:46.72 ID:GbrjpOi00
長門wwww
谷口君は笑みを浮かべそう言った。 …。 「…いや…あの…その…。」 「分かってる分かってる。お前の汗が全てを語っている。 それじゃ!俺は急いで学校に行かないといけない用事が出来た。」 「ちょ!!」 「BigNewSだぜ。」 …。 言いふらす気か!?…こうなったら! …。 バッ …。 僕は走り出そうとする谷口君に飛びつき羽交い締めにした。 …。 「長門さん!」 …。 僕の呼びかけの意味を察したのか彼女は頷き…。 …。 ドスッ!! …。 「う゛っ…」 …。 長門さんのボディブロウが谷口君の腹に突き刺さった。 …。 …。
858 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:17:11.42 ID:vn4LTFSQ0
谷口死亡フラグの予感w
859 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:17:49.76 ID:KMcESnkl0
どうする支援
…。 …。 「さて、気絶させたは良いですが…どうしましょうか?」 …。 僕は気絶した谷口君を物陰まで引きずり途方に暮れていた‥。 …。 「まかせて。」 …。 長門さん? …。 「情報操作は得意。彼の該当の記憶を消去する。」 「出来ますか?」 …。 長門さんは大きく頷いた。 さすが長門さん、頼もしいです。 …。 「ではお願いします。」 …。 長門さんは谷口君の頭を掴み……え?
861 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:18:43.82 ID:vn4LTFSQ0
ドキドキ……
862 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:18:46.33 ID:VIPpxxuxO
谷口を忘れない! 支援
谷口、死亡確認!(王大人)
…。 …。 ガッ …。 「……。」 …。 ガッ …。 「…長門…さん?」 …。 ガッ …。 「…死ぬ…。」 …。 ガッ …。 「死んじゃいますって!!」 …。 長門さんは…谷口君の頭を塀に叩きつけていた。 …。
谷口w支援
866 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:20:26.17 ID:vn4LTFSQ0
ヒドスww
867 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:20:30.33 ID:VIPpxxuxO
長門www
血まみれになった谷口君の頭を掴んだまま彼女は言った。 …。 「問題無い。」 「はい?」 「彼の生命活動を停止させるにはあと8回必要。該当の記憶を消去させるにはあと4回。」 「しかし…。」 「余裕。傷は消去終了後治すので問題ない。」 …。 問題ないのならば…しかしなぜこんな原始的な手段なのでしょうか‥。 …。 「…お願いします。」 …。 長門さんは頷き再開した。 … ガッ…ガッ…ガキッ!! …。 「あ…。」 …。 小さい言葉を発した後、長門さんの動きが止まった。 …。 「あ…って…何ですか?」 「力加減を間違えた。」 「間違えたって…。」 「問題ない。該当の記憶は消去された。」
「そうですか!」 …。 何事かと思いましたが…良かった。 …。 「そして…。」 「……そして?」 「彼の生命活動が停止するまでまだ20秒の余裕がある。」 「!? 無い無い無い無い!!早く傷を治して下さい!!」 「……慌てる必要は無い。まだ12秒の余裕が…。」 「どんどん減ってます!急いで!!」 …。 長門さんは谷口君の頭に手を当て…。 …。 「治療完了。」 …。 …セーフみたいですね。
870 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:21:35.34 ID:yVTwPsdT0
谷口死亡確認 さぁみなさんで 合掌
871 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:21:52.45 ID:VIPpxxuxO
ちょwww 支援www
長門ぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉぉっ!!wwwww
873 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:23:35.79 ID:JMKJpC9L0
古泉も谷口も壊れてくw いろんな意味でwww
874 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:24:07.38 ID:KMcESnkl0
ユニークwwwwwww
875 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:24:11.71 ID:vn4LTFSQ0
古泉は最悪のケースを考えて携帯に手をかけていたに違いないww
…。 「さて、では谷口君は…とりあえずそこらへんに放置して学校に行きましょう。」 「コクン…急げば間に合う。」 …。 …。 僕達は学校へ向かった…何とか間に合いました。 良かった。 …。 …。 …。 …。 〜放課後文芸部室〜 …。 …。 いつもの様に皆集まり思い思いの行動をしています。 僕は彼と将棋の対局中です。 …。 「やるな…古泉。」 「今日こそは勝たせていただきますよ。」 …。 対局は中盤、このまま行けば勝てるかも…あ、そうでした…。 …。
877 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:25:41.66 ID:VIPpxxuxO
支援
「今日、谷口君は来てましたか?」 「……ん?谷口?ああ、遅刻したがちゃんと来たぞ。」 「そうですか。」 「谷口がどうかしたのか?」 「いえ、別に。」 …。 …問題ないみたいですね。 …。 「しかしあいつの遅刻の言い訳には笑わせてもらったぜ。」 …。 え!? …。 「登校途中に三途の川に行ってたとか言うんだぜ。」 「三途の川…ですか?」 「ああ、三途の川を渡りきる寸前に引き戻されて目が覚めたら路上に倒れていたってな。 言い訳するにしてもそれは無いだろう。」 「…そうですね。」
「ん?顔色が悪いぞ古泉。」 「気のせいですよ‥。」 …。 …。 その後対局は進み…まずいですね…動揺したせいか調子が悪くなってきました。 そして僕は長考に入った。 …何としても今日は勝ちたい。 長門さんを見ると本から目を離し、僕達の対局を見守っていた。 「頑張って」と言ってくれた長門さんの為にも…勝ちたい。 考えろ…考えるんだ古泉一樹……。 …。 ……!?…見えた! 勝利への道が見えました! 僕は手持ちの角をその場所に……へ? …。 …。 ビシッ!!! …。 …。 乾いた音が部室に響いた……。
880 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:26:17.98 ID:VIPpxxuxO
支援
881 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:26:27.86 ID:3HciVDvq0
バロスwwwwwwwwwwww
谷口不憫www
…。 …長門さん…。 …。 「古泉。」 「はい‥。」 「長く考えて派手に打ったが…何故ここだ?」 …。 僕が角を置いた場所…彼の歩の前だった。 …。 「悪いな、頂くぞ。」 …。 彼は当然の様に僕の角を取った…終わった。 …。 …。 結局その後彼に僕の王を取られたのは言うまでもないでしょう‥。 …。 ちなみにあの打ち方…涼宮さんに『稲妻打ち』と命名されました。 世界が違ってもセンスは同じなんですね。 …。 …。 …。 「…申し訳ない。」 「…長門さん。」 …。
帰り道、長門さんから謝罪を受けた。 …。 「あのままではあなたが負けると判断した。だから…。」 「あの世界の真似をした…って訳ですね。」 …。 前回の不思議探索で彼女と行った別世界の話です。 …。 「そう。」 「…やっぱり適当に置いたんですか?」 「そう…超適当。」 「……怒られますよ。」 「…多分大丈夫。」 …。 僕が代わりに謝っておきます…あの世界の創造主さん…申し訳ありませんでした。 …。 「まぁ、別に何かを賭けていた訳では無いので良いですよ。次回頑張ります。」
885 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:27:32.77 ID:1IApAXXJ0
886 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:27:45.63 ID:VIPpxxuxO
壊れてくwww
これはwwwシュール
そういえば会心の一手?も古泉×長門風味だったっけか
ちょwwwwww超適当wwwww
「お詫びに今日も私が夕食を作る。」 「何にしましょうか?」 「カレー。」 …。 だと思いました。 …。 …。 …。 〜自宅〜 …。 …。 …。 「古泉一樹。」 「はい?」 「美味しい?」 「最高です。」 …。 長門さんお手製のカレー、レトルトかと思ったらしっかりと最初から…カレー粉から作ってくれました。 そこらのカレー屋には負けない味です。 …しかし…。 …。
「お代わりは?」 「いえ…もう満腹です。」 …。 カレータワーが出てきた時にはさすがに驚きました。 …。 …。 …。 その後入浴し、今2人でこたつに入りテレビを見ています。 …。 「長門さん。」 「なに?」 「部屋の修繕の方ですがあとどれくらい掛かりそうですか?」 「…おそらく日曜日には‥。」 「あさってですね。」 「古泉一樹。」 「私…迷惑?」 …。 長門さんは僕を見つめて小さい声で言った。 …。 「まさか、全然迷惑だなんて思っていませんよ。」
892 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:31:20.16 ID:VIPpxxuxO
腹痛痛ぇwww 支援
893 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:31:27.47 ID:JMKJpC9L0
生まれ変わった谷口を谷口2と呼んでやろうw
894 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:32:00.15 ID:O9fQ0lL90
支援
895 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:32:19.16 ID:KMcESnkl0
wktk支援
谷口は一度死に掛けると驚異的にチャック度が上がる
支援ってレベルじゃねぇぞwww
898 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:35:16.78 ID:U8w1Tc6Z0
谷口は死ぬとチャックが閉まる。
「本当に?」 「はい、だから気にしないで下さい。」 「……ありがとう古泉一樹。」 「いえいえ。」 …。 長門さんは僕が迷惑がっているのでは?と不安なのですね。 正直楽しいです。 あさってにはこの生活も終わりですか…。 なんだか少し寂しいですね。 …。 あ、そうだ。 …。 「長門さん、あのダンボールですけど…長門さんが入って来たのは片付けてよいですか?」 「…駄目。」
900 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:35:56.59 ID:WSePULji0
901 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:36:47.13 ID:VIPpxxuxO
wktk支援
902 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:40:15.82 ID:qwewUESCO
今追いついた さすがだwwwwwww 支援wwwwwww
「…なぜですか?」 「ダンボールは良い。」 「…良いって。」 「あなたも入れば分かる。」 …。 本気で言ってますね。 …。 「長門さん。」 「なに?」 「新川さんもダンボールに関してはうるさいんですよ。」 「そう?」 「ええ、多分話しが弾むと思います。」 …。 新川さん、ダンボール友の会に仲間が増えましたよ…。 …。 「さて、明日は不思議探索ですし今日は早めに寝ましょう。」 「コクン。」 「…やっぱり今日も‥。」 「私が寝る場所はベッドかダンボール箱の中…どちらか。」 「…ベッドにどうぞ。」 …。 僕達はベッドに入った。 …。 「お休みなさい、長門さん。」 「お休み、古泉一樹。」
904 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:42:44.92 ID:JMKJpC9L0
なんか、この勢いだとこのスレ埋まっちゃうんじゃないかっていう支援www
905 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:42:54.40 ID:VIPpxxuxO
スネークwww
…。 「長門さん?」 「なに?」 「この体勢は…。」 …。 朝目覚めた時と同じ体勢になっている。 「こうするとあったかい。」 「…そうですか。」 …。 …。 理性…持つかな…。 …。 …。 …。 続く。
907 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:45:16.91 ID:VIPpxxuxO
GJ! 今回も存分に笑わせてもらったぜwww 続きwktk
908 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:45:51.77 ID:O9fQ0lL90
>>906 乙
相変わらず面白いw
あと途中で自分の書いた作品のネタ使われててびびったw
乙っていうレベルじゃねーぞ! GJ
さて、第2話でした。 短くてごめんね。 おそらく全4話になると思う。 しかし…あんまり馬鹿なのばかり書いてるとシリアスな奴書きたくなるな…。 また覚醒みたいなのでも書くかな…。
911 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:46:49.09 ID:AXlF7o7M0
谷口=チャック 肉じゃが=ミノタウロス 新川=スネーク 誰が考えたのか知らんが、定着しつつあるなw
912 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:47:13.92 ID:JMKJpC9L0
GJ!ですた。いやあこれは続き期待せざるを得ないなあw 良い気分で眠りにつけそうです。乙!
913 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:48:09.54 ID:qwewUESCO
>>911 新川=スネークはアニメの声の中の人が一緒だからじゃね?
>>908 やあ、すいません。
前回の不思議探索でうちの古泉と長門がそちらに遊びに行ったみたいで…すんませんした。
自分の書きたいネタを書くといいんだぜ
916 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:49:09.23 ID:O9fQ0lL90
>>914 気にしてないから大丈夫。続き待ってるよ
917 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:50:25.20 ID:JMKJpC9L0
>>910 あー、自分はシリアスなの長く書いてるとバカ話を書きたくなりますw
前回の『阿鼻叫喚! 地獄極楽鍋疑獄☆』しかり、今回の『阪中さんは目でコロス』しかりw
めげずに続きがんがって!
918 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:51:30.96 ID:eZp/Dol6O
GJです! 憂鬱な気分を吹っ飛ばしてくれた! これで安心して眠れるよ
919 :
メンチ :2006/11/12(日) 23:52:40.14 ID:fTfOZ1vs0
アニキャラ個別のハルヒスレで安価で書くやってる
920 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:52:41.89 ID:AXlF7o7M0
>>913 そうなのか!俺はてっきり新川さんのダンディな容姿がスネークを
彷彿とさせるからかと思っていたのだが。SS以外でも、個人の
マンガサイトでも新川スネークを見たことがあるw
921 :
ex17落とさないでね :2006/11/12(日) 23:57:34.36 ID:Ubtj0LNnO
覚醒の人乙wwwwww甘いとかそんなもんじゃねぇぜwww そういや友達にチャックが勝手に下がるとか言ってたやつが居たな………
922 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:00:27.94 ID:KyHlaPPG0
やはり萌えるし笑えるなぁ GJ!
1〜2レスだけだけど投下おk?
924 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:05:04.92 ID:HsLOIYXFO
カモン!
926 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:05:29.66 ID:WWGVzKVS0
バッチコーイ
今追いついた
挙式の人と覚醒の人のリアルタイム逃したorz
>>828 挙式の人わざわざありがとうございます!
なんかそういうレスが多かったので、ヤバっと思ってwww
阪中黒くてヨカッタッス!また書いてくださいwktk
覚醒の人も乙です!めちゃ笑い転げました。腹筋痛いwww
続きwktk
もう900超ですね。前半部分だけでも投下しようと思うんですが次スレまで待った方がよいですかね?
「なんだ。長門だけか」 部室に少し来るのが早かったか。まあいいか。 朝比奈さんが来るの待っておくか。 しかし、こうして2人で居る機会も貴重なもので無駄にしたくはないものだ。 が、長門とどういう会話をしていいかがよく分からない。 一言で言うと話題が無いのだ。 「・・・ところで長門はメイド服とかのことどう思ってる?」 話題に困ったのでなんとなく聞いてみた。今は朝比奈さんもいないしな。 「別に。何も。」 「そうか・・・」 まあ、長門らしい答えだ。 俺はメイド服をハンガーのまま、手に取って自分にあてがってみてみた。 朝比奈さんサイズなので少し小さい。 軽い冗談のつもりだった。 「なあ、こんなのどうだ?」 「・・・似合ってない」 ミリ単位で表情が少し驚きに変わったようだ。冗談として成功したようで一安心した。 さて。次はどれで驚かせてやろうか?魔法使いがいいかな。いやここはやはり・・・
929 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:07:49.28 ID:HsLOIYXFO
>>927 投下レス数にもよるが…
ここで良いかと。
「ちょっと!キョン!?何してんのよ!」 ハ、ハルヒ、、さん? いつの間にそこにいたんだ? ドアの開く音したっけ?いやそんなことはどうでもいい。 とにかく誤解のないように説明せねば。 いやそのこれはあくまでも冗談でな、その俺はだな、長門をちょっと驚かせようとだな、 「こら!そこ!言い訳しない!」 頼むから最後まで聞いてくれ! 「なんでキョンも着たいって言わないのよ?安心しなさい。SOS団団長として、 キョン用の衣装もちゃーんと用意してあげるわよっ!」 いやその、それは誤解でだな、、、、、ってやっぱり聞いちゃいないか。。っはあ。 こうして俺のコスプレも日課となったのであった。
933 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:09:41.02 ID:HsLOIYXFO
ナースキョン… 危ないwww
>>931 乙です!GJ
13レスほどです。
行っちゃいましょうか?
935 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:10:20.20 ID:HsLOIYXFO
13なら大丈夫っしょ。
936 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:10:24.05 ID:Sbu/jJQdO
寝るぜ!ノシ
937 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:10:32.06 ID:EiNIca4n0
wktk
#ではお言葉に甘えて 『 a unique solution 』 それは穏やかな放課後だった。 長門が定位置でハードカバーを読み耽り、古泉と俺は花札に興じ、メイド服に身を包んだ朝比奈さんがたまにお茶のお代わりを煎れてくれるという、SOS団にとっては極々フツーの日常風景である。 俺はこのひとときに常日頃から安らぎを感じていた。なぜならこの後嵐がやってくるからだ。今の内に癒されておかなくては身が持たん。 いつもこの和やかな雰囲気を竜巻のごとくぶち壊してくれるSOS団長様なのだが、今日はやけに登場が遅い。一体何処で道草くっているのやら。 「遅いですね」 唐突に古泉が言った。 人の考えを読んだかのようなタイミングが毎度のことながら気に障る。 「またどこぞで良からぬことでも仕込んでいるんだろ」 「けれどこんなに遅いのも珍しいですよね?」 小首を傾げながら朝比奈さんが言う。 しかも長門までいつの間にか本から顔を上げ、無言でこちらを見ていた。 いや、だから、何が言いたい。 宇宙人、未来人、超能力者の三方向からの意味深な視線プレッシャーを、俺はしばし気付かないふりをした。が、勝てるわけがない。 「………探してくる」 観念し、席を立った俺の背中に、 「………そう」 「行ってらっしゃ〜い」 「お気をつけて」 と三人三様の見送りの言葉が投げかけられた。 くそぅ、あと一枚で四光だったのに。忌々しい。
それにしてもあいつはどこをほっつき歩いているんだろうな? ハルヒの行くあてなど教室か学食くらいしか思い当たらなかった。まずは距離的に近い学食へと思ったが、もう閉まっているだろうと思い立った。 じゃあ教室か。階段を昇って四階に向かう。 しかし一時間ほど前に後にした教室はものの見事に空だった。 これは構内探索せねばならんのか、いや、もしかしたら何か機嫌を損ねて帰ったのか、と深く息を吐いて、 気付いた。 ハルヒの机にまだ鞄が下がっている。では持ち主はどこだ? 四階の廊下を左右見渡したが影ひとつない。 仕方ない、構内探索決定だな、と階段に向かった。 三階に降りようと一段降りたところで、頭上から話し声が聞こえた。 思わず足を止め顔を上げたとき、その話し声のボリュームが図ったようにでかくなった。 「……だから、僕は涼宮さんのことが好きなんだ!」 俺は自分の鼓膜を通して脳に達した台詞の意味を理解するまで数秒を要した。 『ボクハスズミヤサンノコトガスキナンダ』 『スズミヤサン ノコトガ スキ ナンダ』 『涼宮さん ノコトガ 好き ナンダ』 ハルヒが告白されている……のか? 呆然と立ち尽くしたまま、俺はハルヒがいると思われる頭上を見上げた。
941 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:12:45.91 ID:HsLOIYXFO
wktk支援
沈黙が続く。 「……だから?」 可愛げもへったくれもない口調。確かにハルヒの声だ。 告白されたというのにその返しは何だ。もうちょっと恥らうとかないのか。 ああ、この様子ならハルヒにそんな気は更々ねぇな、と俺は安堵した。 ――って、なんで俺が安堵しなくてはならんのだ。 俺は切望していただろうに。誰か奇特な野郎が、このじゃじゃ馬の手綱を引いていってくれることを。そうすれば、色々な厄介ごとが俺自身から去って行ってくれる。寧ろ好都合じゃないか。 「……返事は明日にしてくれないかな?」 相手の男は少しの沈黙の後、そう申し出た。 それはヘタレ根性から出た言葉ではなく、よく知りもしない自分からの告白に反射的に返事してほしくはない、是非一晩考えてから答えてほしいというものだった。 大した根性の奴だ。褒めてやりたい。 しかし何だろうな。さっきからコイツの声を聞くと胃のあたりがムカムカするんだが。 「わかったわ」 これまた果たし状を突きつけられた返答のようなハルヒの声。 もしかしたら、ふんぞりかえっているのかもしれない。 「ありがとう」 男の声。じゃあ、と言って階段を降りてくる。 ――降りてくる? しまった、と俺はちょうど扉が開いていた近くの教室に滑り込んだ。 壁に隠れやり過ごす。 男は階段をそのまま降りていった。 やれやれ。
ここで奴と俺が鉢合わせでもしたら、気まずいことこの上なかっただろう。 何せ『涼宮ハルヒと言えば?』という連想ゲームの解答に俺の名前が高確率で挙がるのは間違いないからな。 さて、教室を出ようかとしたとき、今度はハルヒの足音が聞こえてきた。 俺は反射的に身を隠す。――何故に。 ハルヒの足音は俺が背にした壁の向こうを通り過ぎていった。 足音が遠ざかってからその場に座り込み、深い深い溜息を吐く。 一体何をしているんだろうね、俺は。 それから少し時間をおいて俺は部室に向かった。恐らく用件を済まされた団長様は、部室に登場するはずだ。ならば雑用係もすべからく戻るべきだろう。 SOS団の拠点と化した文芸部室の扉の前に辿り着きドアノブに手をかけたところで、中からハルヒの声が聞こえてきた。 古泉と話しているらしい。 『―……ってどんなヤツ?』 『あまり話したことがないのでなんとも言えませんが……』 どうやら、告白してきた相手のことを聞いているらしい。古泉に聞いているということは、9組の奴だったのか。 古泉曰く、奴は成績も良く、外見もまとも、運動もそこそこ、性格は至って温厚だそうだ。 なんでそんなまともな人間がこの傍若無人代表のハルヒに告白するかねぇ。 そしてハルヒ。 さっきは全然気がないような素振りだったクセに、何で今相手のことを根掘り葉掘り聞いてんだ? 世の中謎だらけだぜ。 ――って、なんで俺はまたもやコソコソと聞耳を立てているんだ? そして何でムカムカしているんだ? ああ忌々しい。
944 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:14:09.30 ID:HsLOIYXFO
支援
ガチャッ、と思い切り扉を開く。 と、まるでビデオの一時停止ボタンを押されたようにハルヒが止まった。 何だ?喋り続けてもいいんだぜ? しかしハルヒは話の続きはせず、ワザとらしい咳払いをひとつしてから、 「あんたドコ行ってたのよ?」 「お前を探しに」 俺の返答に再び一時停止。 なんか面白いぞハルヒ。 「まあ見つからなかったから戻ってきたんだがな……行き違いになったな」 と俺は嘘を吐いた。 ハルヒは「そう……」と安堵の吐息とともに呟いた。あまり知られたくないらしいな。告白されたこと。 「それじゃ今日はもう解散!」 長門が本を閉じる前にハルヒはそう宣言して、そそくさと帰り支度をし、一番乗りで部室を出て行った。 つーかお前は、一番遅く来たくせに一番先に帰るんかい。 さて、俺も帰るかと自分の鞄に手をかけて―― 突き刺さる視線。しかも三方向から。 顔を上げると、いつも通りの古泉のニヤケ顔と、長門の無表情ながら何か言いたげな顔と、珍しくも好奇心で目を輝かせた朝比奈さんの愛らしいお顔があった。 つまり三人が聞きたいことは、 『涼宮ハルヒに何があった?』 ハルヒは古泉に相手の男の人となりを聞いただけで、告白のこと自体は言ってないらしい。それが余計訝しがられたということか。
946 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:15:18.17 ID:s0kDhSwR0
はや! 支援
三人を代表して、古泉が口を開いた。 「実はですね、あなたが先ほど帰ってくる前に涼宮さんが僕のクラスメイトのことについて色々聞いてきたんですよ」 「ほう、そうなのか」 マズった、棒読みだ。これでは古泉に俺が扉の向こうで立ち聞きしていたのがバレてしまう。 案の定古泉は、 「ご存知でしたが」 と言ってきやがった。 黙秘だ。肯定してやるものか。 しかし古泉は構わず話を進める。 「ご存知の通り、彼は頭の出来がちょっと優秀な一般人なんですが、さして涼宮さんが気に留める相手とは思えないんですよ」 そうか?ここに一般人代表の模範みたいな俺がいることを忘れてないか? 「あなたは別」 違うところから異論が唱えられた。長門だ。 「あなたは涼宮ハルヒによって選ばれた人間。『彼』は選ばれていない」 いや、これから選ばれるかもしれないだろ。 「それはなぜです?」 古泉がここぞとばかり聞いてきた。 う、ヤブヘビだったか……… しかしハルヒのことだからといって、ホイホイこの三人に何でも話してしまうのも気が引ける。 俺はどう答えていいか、考えあぐねいた。 すると、 「もしかして涼宮さん、その人に告白されたんですか?」 意外なところから満点の解答を出されて俺は絶句した。
948 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:15:29.84 ID:HsLOIYXFO
支援
あ、朝比奈さん?なぜそう思うのでしょうか? 「え〜と、なんだか涼宮さんがその人について古泉君に聞いていたとき、なんというか………自分から興味を持った感じに見えなくて………とりあえず知っておこうという感じだったし、それに………」 「それに?」 朝比奈さんは続く言葉を口に出すのを少しだけ躊躇って、でも意を決したように俺に向かって言った。 「キョン君が入ってきたら、その人のこと聞くの止めちゃったじゃないですか!!」 ええ、確かに。 しかしそこからなぜ『ハルヒがそいつに告白された』という事実が浮かび上がるのだ?俺は納得できない顔をしていたことだろう。 その顔を見てか朝比奈さんは安堵と憐憫が入り混じった微笑みを浮かべた。 古泉は「ああ、なるほど、言われてみればそうですね」と、ポンと自分の手を打ち、長門も微かに頷く。 「ですよね!?」と、二人の同意が嬉しかったのか、朝比奈さんは手放しで喜んだ。 ………え〜、そこで三人だけで納得されても寂しいものがあるんですが……… と、そこで朝比奈さんはまた何かに気づいたように、俺の方に向き直った。 「それと、キョン君がなんか機嫌悪そうだったから………」 え、そう見えました? 「ええ、滲み出てましたね」 古泉が同意する。 「安定しているとは言い難い精神状態」 長門も指摘する。 ………しかし、だから何で、それが『ハルヒが告白された』に繋がるんだ? 「キョン君………」 「あなたという人は………」 「………」 明らかに、『呆れた』空気が流れている。 いつもに増して結託している宇宙人、未来人、超能力者。微笑ましいことだ。 だが、その生暖かい目で俺の見るのだけは止めていただけませんでしょうかね?
950 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:16:22.03 ID:UVF6rp1k0
支援
妙に居心地が悪い。──話を本題に戻そう。 俺は告白してきた野郎が9組の人間だったと知ったときから、頭の片隅によぎった一つの可能性を口にした。 「古泉」 「なんでしょう?」 「そいつは『機関』の関係者だったりするのか?」 実は裏で糸を引いていたのがコイツだった、という可能性が一番高い。今までの経験上な。 しかし古泉はきょとんとした顔をし、数瞬後「ああ」と俺が言わんとしたことがわかったように頷いて、 「今回それはないです。神に誓ってもいいですね」 神とはハルヒか?確かにアイツに嘘をついたら後が怖いしな。ここは信じてやる。 ついでに確認しておこう。 「長門──」 「違う」 寡黙な宇宙人は俺が皆まで言う前に、否定の単語を一言述べた。だろうな。 「朝比奈さんも──違いますね?」 「?ええ?」 愛らしい未来人メイドは何のことやらよくわからないまま頷いている。 まあ時空的策謀は朝比奈さん(大)が請け負っているみたいだから、この方が主体で今回のことを動かした、なんてことは長門が読書をしなくなることくらい有り得ない。 と、言うことは何だ?今回の告白は誰かの陰謀も策略もまったく抜きの純粋なものであって…… そう思い当たった俺は、何故か気分が急降下していった。 なんでこんなに落ちこんでんだ、俺?
952 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:16:57.74 ID:HsLOIYXFO
支援
「まあ、涼宮さんのことですし、断ったのでしょう?」 古泉は立ち上がりながらさもそれが当たり前のように俺に確認してきた。 「いや……返事は明日らしい」 「ええ!?なんでですかぁ?」 朝比奈さんまで『ハルヒは断る』と頭っから決めつけているらしい。 「いや、相手がそう指定してきて……」 「あ、なら涼宮さんが迷っているわけじゃないんですね」 朝比奈さんはホッと胸を撫で下ろして微笑んだ。 なんだってそんな確信をもって『ハルヒが断る』と思い込めるのだろう。 そして── 逆に俺はなんでハルヒが断ると断言できないんだろう。 何か引っ掛かる。何かが。 「不安ですか?」 昇降口に向かう道中、古泉が窺うように聞いてきた。 ちなみに朝比奈さんは制服に着替えなくてはならなく、長門は部室に鍵を掛けなくてはならないので別行動だ。 「何がだ」 「今日の告白のことですよ」 「別に」 と言うしかない。なんでこの正体不明のモヤモヤを古泉に吐露せにゃいかんのだ。 「けれど先ほどよりずっと暗いオーラが出てますよ?」 「ほっとけ」 俺だってこの鬱々な精神状態から抜け出したい。しかし、原因がわからなきゃ対策のしようがない。 まったくハルヒが告白されただけなのに、なんで俺がこんな気分になっているのだろう。とばっちりもいいとこだぞ。
古泉は困ったような笑顔を浮かべ肩を竦めた。 「そろそろあなた自身にも気付いてほしいですね」 「?何をだ?」 「自分の本音と向き合うべきだ、と言ったんですよ」 「本音?」 「そうです。あなたの、涼宮さんに対する本音です」 ハルヒに対する本音……? 「あなたはそのことに関して結論を先送りにする傾向がある。故意なのか無意識なのかは知りませんが、そのアルゴリズムを解除してはどうですか?」 「……俺は自分なりにハルヒのことを考えているつもりだが……」 「ええ、でもそれは一定の範囲内に限られていますがね」 と古泉は含み笑いを寄越した。 何だよ気色悪い。 昇降口に着いて、古泉は立ち止まった。出入り口の方を眺めながら、 「僕は今回のことは、涼宮さんにとってもあなたにとってもよい機会だと思いますよ」 と言って踵を返す。 どうした? 「忘れ物をしました。どうぞお先に帰ってください」 そう言って来た道を戻っていく。
955 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:18:22.07 ID:HsLOIYXFO
支援
しかし忘れ物なんか本当にあるか、部室に。まさか朝比奈さんとか言わないだろうな。それとも長門か? と阿呆なことを考えながら靴を履き替えガラス戸を押して外に出ると── すぐ横の柱にもたれ掛かった人影があった。黄色のリボンが風に揺れる。 「遅い!!」 そいつは──涼宮ハルヒは振り返り俺の姿を認めるや否やずかずかと近寄ってきた。 「何もたもたしてたのよ!結構待ったわよ!!」 「待っててくれと言った覚えはないんだが……」 「うるさい!行くわよ!!」 むんずと俺の腕を掴んでハルヒは校門に向かう。俺は引き摺られるまま学校を後にした。 ハルヒの手から俺の左腕が解放されたのは坂を半分ほど降り切った頃だった。 同じく下校している北高生徒が半径200メートルいなくなったのを見計らったように。 普通逆なんじゃないか?という言葉は口に出さずにいた。 ハルヒは何やら思案顔でいたからだ。無言のままずんずん進んでいく。 俺は肩口で揺れるハルヒの毛先を眺めながら二歩後ろを黙ってついていった。 二十歩ほど無言で進んでからハルヒは突然立ち止まった。俺も倣って立ち止まる。 ハルヒは振り向かずに深呼吸一つして言った。 「あたしね、今日9組の男子に告白されたの」 内容とは裏腹に声のトーンはまったく浮ついてなく、寧ろ重く感じた。まるで『重大な事故が起こりました』と告げるアナウンサーのようだ。 その重大ニュースを報告された俺は俺でどう反応したらいいものか悩んだ。 その事実は現場の直下に居合わせて知っていたからな。驚きは半減以上だ。 しかし俺は『今初めて聞いたフリ』をしなくてはならない。 ここは何も余計なことを言わない方がいいな。というより、その件に関してこれ以上考えたくないというのが正直なところだ。 沈黙を守っているとハルヒがゆっくり振り向いた。目が合う。 ハルヒはそれ以上何も言わず、俺の瞳を覗きこむ。まるでその奥底に潜む俺自身の感情を読み取ろうとするように。 俺は堪らず「そうか」と言って顔を背けた。
「……それだけ?」 その声が怒りを含んでいたら何万倍マシだっただろう。 しかし現実は、 悲嘆 が混じっているように聞こえた。 顔を戻すとハルヒはもうこちらを見ていなかった。 再び坂を降り始める。俺も遅れながら歩を進めた。 ──空気が、重い。 「返事はしたのか?」 沈殿する沈黙を誤魔化すかのように『今初めてこのことを聞いた人間が言いそうな台詞』を述べてみた。その答えは勿論知っていたがな。 「……まだ」 終了。 さらに空気が重くなる。 なんだろう。俺は知らん内に地雷を踏んでしまったのか? しかもいつもの『激怒×罵倒攻撃』よりも、『悄然×無言攻撃』の方が数段俺の精神の弱体化を促進させてくれる。 もともと俺のほうが鬱々状態だったのに、まるで伝染したかのようにハルヒの精神まで暗雲が垂れ込めてしまった。神人が暴れてなきゃいいが。 この状況をなんとか打開したかったがハルヒが何故そんなに沈んでいるのかさっぱりだ。 だから解決策など浮かばぬ内にハルヒと別れる地点まで来た。少しの安堵感とひどい焦燥感。 「……じゃあな」 成す術もなく俺は無言のハルヒの背中に声を掛けて、自転車置き場に向かおうとした。 しかし一歩進んだところで立ち止まる。いや、立ち止まるしかなかった。
958 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:20:01.38 ID:HsLOIYXFO
支援
ハルヒが俺のブレザーの裾を掴んでいた。表情は俯いているから見えない。 さてどうしたもんだ、と俺は考えた。これはどういう要求を意味しているんだ? 「ハルヒ」 無言。 俺はハルヒと向き合うために裾を掴むハルヒの右手をとって振り向いた。 「どうしたんだ?ハルヒ」 「……って」 なに?よく聞こえなかったんだが…… 「送って!」 いきなり我が儘言い始めた。 支離滅裂だぞ、お前。 しかしさっきまでのハルヒより、こういうことを言ってくるハルヒの方がホッとする。 それに数分前の気まずさを解消するにはいいかもしれないと、俺は反論なしでその勅命を受諾した。 続く
960 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:21:34.84 ID:HsLOIYXFO
乙! 続きwktk
以上です。 駄文サーセンorz 続きは来週中になんとか……します
乙 GJ!
乙!!
生殺しっ! 乙です、続きwktk
966 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:25:35.93 ID:YrbQYX8/0
GJ! ちょびっと手に汗かいたよ…
ハルヒらしく、キョンらしい会話だね。 いいねぇ、俺こういうの好きよ。 続き待ってます。
968 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:30:09.92 ID:HsLOIYXFO
969 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:31:01.91 ID:WWGVzKVS0
970 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:31:22.70 ID:zPTxEHws0
乙!乙!乙! 続きがwktkすぎる
971 :
医家系腐女子 :2006/11/13(月) 00:31:50.74 ID:Mam9EuTs0
まえ、「涼宮ハルヒの病院」って投下したんだけど、続編投下していい?3レスくらい。 それとも、次スレ待ったがいいかな?
972 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/11/13(月) 00:32:23.65 ID:UVF6rp1k0
>>1 のテンプレの編集時間の部分だけ変更して置いてください。お願いします。
長編投下の際の注意
・超長編(もしくはSS職人)の場合はコテトリ付けようっ!でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ?
・前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ・・・あの、お茶どうですかぁ?
・基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系(特にハルヒ)が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョンたんの恋愛話も大歓迎ですよマッガーレ
・当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ・・・けど、今はほとんど皆無。別に気にしないで
・キョン君、過度な性的描写はやめようね〜、タンスにエロビデ隠してるの知ってるんだからね〜
・台詞や呼称等もその人物にとって違和感がないようにしてくれたまえ
・1レスには最大26行、全角で1024文字まで入るのね。詰め込み過ぎには注意するのね
・要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな
・19時〜翌1時ぐらいまでにWikiを編集すると、重くて壊れたように表示されちゃうけど少し待てば直るから心配しないでね。じゃあ死んで
・自分で投下した長編はなるべく自分で編集すること、わかった!?
・それじゃ、さっさと投下しなさいっ!いい?あたしを退屈させたら死刑だからねっ!
DAT保管庫
http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/ 新まとめサイト
http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/ 雑談所(避難所)
http://yy42.60.kg/haruhizatudan/ 携帯用
http://same.u.la/test/p.so/yy42.60.kg/haruhizatudan/
973 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:33:00.37 ID:zPTxEHws0
3レスぐらいならOKでは でもすぐスレ落ちちゃうから次がいいか?
974 :
友楽 ◆6W05SoDuN6 :2006/11/13(月) 00:35:04.79 ID:+7ubkI8N0
975 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:37:27.65 ID:UVF6rp1k0
976 :
医家系腐女子 :2006/11/13(月) 00:37:36.76 ID:Mam9EuTs0
>>973 了解。
もう一度文章を推敲して、次スレで投下します。
感想欲しいし。
普段、報告書や論文と言った系統しか書かないから、ストーリーをまとめるのはまだまだなのさっ
そぉい!
978 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:39:25.36 ID:eaFozVOT0
新ジャンル「IDがVIP」
埋めますか。
980 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:43:25.78 ID:Cs3E7biFO
>>961 乙!久し振りに鈍感キョンに怒りを覚えるSSだぜ!
産め
携帯は20秒規制になったのか産め
梅
984 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:46:40.07 ID:5SGc5mhR0
楳
埋め
埋めや増やせや
埋め
膿め
あたしと二人だけの何が嫌なのよ! 産んで増やすのよ!
埋め
だが断る!
埋め
1000なら阪中祭り
995 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:53:09.11 ID:E77IUz/40
1000ならハルキョン純愛書く
996 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:53:35.94 ID:OYiO3Gdg0
1000なら久しぶりに何か書くかも!
1000ならみくるの話投下
1000なら昔書いたSS書きなおす
1000 :
ex17落とさないでね :2006/11/13(月) 00:54:16.59 ID:Hfvc8haL0
1000
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread * + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
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/ ュヘ | * + 。 + 。 + このスレッドは1000を超えました。
〈_} ) | 次スレも…VIPクオリティ!!
/ ! + 。 + + *
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ガタン ||| j / | | |||
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