ダディ「これは僕の高校時代の話なんだけどね」

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前スレ

ダディ「これは僕の高校時代の話なんだけどね」
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1162569341/l50

眞鍋かをりのスレのダディか？

ﾀﾞﾃﾞｨｷﾀ━━（ﾟ∀ﾟ）━（ ﾟ∀）━（　 ﾟ）━（ 　 ）━（ﾟ 　 ）━（∀ﾟ ）━（ﾟ∀ﾟ）━━！！

ｗｋｔｋ

初代スレ

眞鍋かをり
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1162309747/l50

24時間待ってたんだぜ！！
ｗｋｔｋ

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んじゃ、続き書くね。


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待ってたんだＹＯ！
はやくしてくれ！！

一応昨日のラストだけ貼っときますん。

69 名前： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 投稿日： 佐賀暦2006年,2006/11/04(佐賀県と談合) 02:16:17.04 ID:EzhuM8w+0
　僕はセンター試験で点が取れないと分かった瞬間に浪人することに決めていた。
そして彼女の後を追い、もう一度京大を目指すことに決めていた。
ただ僕はとある国公立大学へ出願し、試験を受けることなく布団で不貞腐れながら一般合格を獲得していた。
その合格の結果は後日郵送されてきた。これは決して進学校ではない僕の高校に報いるためである。
おかげでこの年度、少ない国公立合格者数に僕のそれが一つ加算された。それが僕のこの年度のハイライトである。

失意の中、明治に落ち早稲田に落ちたことを知った僕は、順調に浪人への道を歩むことになった。

ただし、想定していた状況とかなり異なった浪人生活になるとは、このとき予想だにしてはいなかった.。

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昨日の「続く」には泣いた

ダディ！！！！！待ってたYO！！！！！

3月1日。僕の卒業式。彼女の卒業式。試験が終わると何もかもが呆気なく過ぎていった。
卒業式の日は朝からひどい曇天だった。親は卒業式に来なかった。
それは単純に忙しかったからだし別にそのことに対して僕はどうもこうも思ったりしたことは無い。
式の途中から雨になった。卒業式は僕らの高校教育課程の修了を意味していたが、
僕の場合は卒業することはできても受験は終わらなかった。そう、僕の受験戦争は、決して終わらなかった。

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僕は、その日、僕と同じように親が来なかった二人の友人と一緒に自転車で走って帰ったことを覚えている。帰りの道はくだり坂ばかりなのだがそれでも家に着くまでには45分くらいは掛かる。
三人とも傘は持っていない。大雨で髪の毛も制服もぐしゃぐしゃに濡れてしまうことを覚悟したが、今日この日を以て、この制服で、この自転車で、この学校へ行くことはないのだと思えば、
そんなことはどうでもよかった。そして半ばヤケクソになりながら僕らは大雨の国道をしゃにむに爆走していた。この長くて長い、冬でも汗だくになるような凸凹の通学路ともこれでオサラバだと、
少し寂しいような変な気持ちになってしまったので、雨の中で「うおーっ！」て叫んでみた。他の二人も俺に習って叫んだ。彼らの境地は今も知れないが、アレこそ友情なんだろうなぁと思っている。
なんだか口の中に雨粒が入って気持ちが悪かった。

―それから幾日か経った日のこと。
無敵のはずの『彼女』が、京大に落ちたという知らせを受けた。

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こ、これは…

うわ･･･

無敵のはずの『彼女』が、まさか落ちるとは。そのメールは例の図書委員会の女の子、僕と彼女の共通の友達からだった。
彼女が言うには、今日も『彼女』は図書室で後期試験の勉強をしているのだという。僕は二度と行くまいと思っていた学校へ、
もう二度と着るまいと思っていたあの制服を着て、そしてあの自転車であの通学路をもう一度走ってみることにした。
理由は、……分からない。でも、たぶん彼女にもう一度会いたいと思ったんだと思う。及ばずながら何か声をかけてあげたかったんだと思う。

一時間かけて自転車を走らせて学校へ着いた。メールによると彼女は図書室の中で勉強しているそうだから、
タオルで汗を拭き拭き、アクエリアスのペットボトルを片手に廊下を歩いていると見慣れた老人の顔。
表情は少し驚いているらしかった。そしてそれは担任の先生だった。河原先生と言った。

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そんなに汗かくのかｗｗｗ

「・・・・○○、おまえ、やっぱり浪人するのか？」
「はい」
「そうか、ならもう止めはしない。がんばれよ、浪人はとても厳しい。俺もやったことがあるからな。」
期せずして浪人の承諾を得た僕（とは言っても浪人するのに担任の許可など全く必要ないのだが）は、
引き続いて図書室へ向かうと、丁度ばったりと『彼女』が現れた。俺も驚いたが、向こうも同じくらい驚いていたと思う。
会うはず無い人間にお互い会ってしまったのだから。僕はなんだか夢を見ているみたいだった。
夢の続きを見ているような、そんな不思議な脱力感と現実感の欠落。だってこの前卒業式だったのに。
もう高校生活は終わりだってのに。なのに二人は変わらず学校へ来て、変わらず制服を着ていて。
やっぱり受験勉強のことで頭がいっぱいの彼女と、彼女のことで頭がいっぱいの僕がそこにはいたのだ。
3月。南中前の日差しはとても柔らかくて、少しひんやりとした空気が彼女と僕を包んでいた。

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ｗｋｔｋ

とりあえず「やぁ」って挨拶しようと思ったら、やたらと緊張しておかしな声になってしまった。
向こうは、でもすぐに落ち着きを取り戻して

「○○くん、どうしたの？」

と声をかけてきてくれた。やっぱり僕は理由をはっきりといえなかった。

「何か、謝りたいような、元気を出して欲しいような気持ちになって・・・さ。それで来たんだ。」

喋りながら突然ぐーってお腹の虫が声を出す。そうだ、僕は朝飯を食ってない。
俺のマヌケなそれを聞いた『彼女』の笑顔は、かわいかった。

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「・・・・えっと、食べる？」

彼女は差し出すのは、チョコレートのお菓子。それはkitkatだった。彼女の受験も終わっていなかった。
好きな女に食べ物をもらうのはなんだか嬉しいような情けないかったが、
少なくとも「彼女」のやさしさをむげにするわけにもいかないのでありがたく頂戴することにした。
それを食べながらよく見てみると、彼女が手にしていた赤本は、某上位駅弁の後期日程のもの。
京大ではなかった。そうかやっぱりあの知らせどおり、……落ちたんだな、と思った。
彼女が既に早稲田に合格してたのは知っていたから何も言わなかった。彼女のその後期試験が終わるまでは彼女に対して何も言うまいと、思っていた。
だって……言えないじゃないか。僕は、何も言えないよ。僕はただの負け犬だから。なにもアドバイスなんか出来ない。
だから僕のこれからのことを言うことにした。

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「僕は……浪人するよ、東京で。」

「……そうなんだ。」

彼女は少し間を置いて、なんだか泣きたいような、でも絶対泣かないっていうような顔をしてそう言った。
彼女は早稲田に合格していた。僕は早稲田に落ちた。僕は京大にも一緒に行かなかった。僕は約束を破った。
でも、彼女が早稲田に来るなら、僕は東京で彼女に会うことが出来るかもしれなかった。
僕はとことん彼女に着いて行くつもりだった。だから、東京で浪人、なんていう突飛な発想が生まれたんだと思う。

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とは言っても駿台なら東大文系スーパーまでの招待状は届いていた。河合塾は一橋コースまでの招待状しか届いていなかった。代ゼミからは何の音沙汰はなかったと思う。
なぜぼくが河合塾を選択したのかは分からない。でも大学受験板の情報から「国立文系なら河合塾」っていうのは聞いていたから、だからそれでいいと思ったんだ。
決断こそ僕がしたものの、僕自身の考えってのはほとんどなかった。

「私は分からない。早稲田に行くかもしれないけれど、浪人するかも。もしかしたら仮面するかもしれない。親があんまり・・・・浪人とか、許してくれなさそうだから」

彼女からどんどん元気が無くなっていく。彼女の表情が一瞬だけくしゃくしゃになった。このままではまずいと思ったが、彼女の今季の京大への道はもうなかった。
かといって浪人を薦めるのは気がひけた。僕は負け犬だし、彼女は頑張っていたから、僕が頑張れって言うのはおかしいと思った。

僕は何も言えなかった。

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銀月か

なんとか元気付けてあげようとか思ったのに、
それができないどころか悲しませるだけになってしまって、不本意だった。
正確に言えば悔しかったのかもしれない。
かわいい顔して気が強い彼女が、今日は……弱っていた。
こんなとき、僕はなんて言ったらいいのか、とうとう答えが出なかった。
せめて、側にいてあげようかと思ったが、勉強の邪魔だからと、
半ば追い払われるような形で僕は図書室を去った。


彼女は一人で泣きたいらしかった。


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今北
ダディ、おもしろすぎだよこのスレ！

受験時代を思い出すなー
京大受からなかったとことかかぶるわ
滑り止めは受かったんだっけど

今北連中は少し待っとけ。
ダディの話が終了したら、過去ログうｐしてやっから。

ダディ！まだか！？

ｗｋｔｋ

第一回全統マーク模試　2004/05/04
国語　135/200/61.7　数学　096/200/51.1
英語　153/200/66.0　世史　080/100/69.5
現社　095/100/85.2　地学　081/100/71.7
合計　640/900/67.7　私文　---/600/71.0

第一回全統記述模試　2004/05/25
英語　159/200/69.5　国語　141/200/67.9
数学　043/200/39.1　世史　073/100/69.2
政経　081/100/80.1
国文　---/800/65.0　私文　---/500/72.0

――「ともかく覚えればいいんだろう。苦しめばいいんだろう」　
　　　　　理解とかそんなこと関係ない。参考書を片っ端から覚えていった。　　――

　出典『偏差値70からの大学受験』
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ダディ・・・まさか　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・泣いてる？

数学ボロボロｗｗｗ

三流高校から出てきた僕は、東京の河合塾のとある寮で、辛酸という辛酸を舐め続ける運命を甘受せねばらなぬこととなった。
周りの人間は東大や医学部志望の名門中高一貫出身の「受験戦士」ばかりだった。だからもちろん『彼女』と同等、
いやそれ以上の人間もたくさんいた。地球育ちのサイヤ人ならこんな状況に陥ったとしても「オラ、なんだかワクワクしてきたぜ」
くらいの余裕はかませるのだろうが、そんなものは漫画やアニメの中だけの話だ。現実とは違う。僕は今までで孤高のトップを保ってきたのに、
しかしその矜持というものは実に脆弱なもので、この寮の中ではただの底辺の男ということになり下がってしまった。

でも、こんなに凄い成績、高校にいたときには一度も出せなかったよ……。
　　　
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教科偏差値80超えとかはじめて見たわ！
教科75が自己記録な俺はダディが泣いて嫌がった大学出身。

結局浪人生として河合塾の寮に入ることになった僕。そして『彼女』もまた、
紆余曲折はあったものの、早稲田と合格した後期の国立を蹴って、
やはり東京の河合塾で寮生活をしながら浪人することに決めた。
高校を卒業して、予備校に通うまでの間。それはどこにも属していない不思議な、
強いて言えば無防備な、そんな危うい感じがしていたのを覚えている。
　　　
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マジで銀月じゃねぇか。ビビッタ。

そんな空白の期間、僕は何故か『彼女』とずいぶん長文メールを交換していた。内容は、まぁ明かすほどのものでもないが、近況だとか、
これからどうするのだとか、あっちへ行っても頑張ろうだとか、東京行ったらこんな田舎と違って面白いトコもあるかもね、
だとかそういうったコトを送ってきてくれた。負け犬の約束破りの僕に向かって、『彼女』はなんて優しかったろう。
子どもの頃から昔話が好きだったで（そしてそれは今でもこんな話をするくらいだから相当なものなのだろう）僕は、
『高校三年生の林間学校でのあの私服はかわいかった』、などと他愛のないメールを送ると、物凄い勢いでそんなことないよ！！
って返事がきた。その時の『彼女』の「もぉー！」っていうような顔が思い浮かぶようだった。妄想は尽きない。
　　　
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「彼女」も河合塾か
運命的な何かを…

妄想乙ｗ

そんな平和な時間は一瞬にして終わった。
僕が河合塾の寮に入ったのはその年の四月一日。新幹線で単身、東京へと向かう。
小学校六年生の修学旅行以来の東京。初めての街に戸惑い彷徨った。今年一年間、
僕がお世話になるのはいったいどこなのだろうか。そこにはいったい誰がいるのだろうか。
期待と不安、いや不安の方がはるかに大きかったのだが、どこか期待もしていたのだ。

僕は強くなれるだろうか……京都へ行けるだろうか、と。

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ダディ・・・・・・

まあそりゃそうだ

第一回全統私大模試　2004/07/04
英語　140/200/64.3
国語　084/100/68.9
世史　092/100/69.2
政経　094/100/76.1
私文　410/500/69.*

誰がなんと言おうと僕は強い。でも、それが愉しかったと聞かれたら、僕はどのように返答すればいいのか分からない。
確かに僕は全国レベルの中でもかなりの実力者になっていた。しかし、どの道、僕は京大へは行けないらしかった。
それは数学の圧倒的な不利のため。どんなに勉強しても京大レベルの数学は解けそうになかった。
センターレベルの数学ですら怪しかったのに、どうして京大の数学が解けたりするのだろうか？


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銀月乙

受験に運だの、奇跡だの、そんなものは一切作用しない。偏差値70の段階に入ると如実に理解せざるを得なくなる。
日々の勉強が、鍛錬が、それらだけが模試の結果に反映するのだと知った僕らの寮の友達で「天才」と呼ばれるような奴でも、
その裏では日々もの凄い量の課題を淡々とこなしていたのだ。「勉強は量じゃなくて質なんだ」という姿勢は、
勉強（とりわけ大学受験）に対するものとしては全くの誤りであると痛感した。

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まあそりゃそうだ

そしてそれは三流出身だろうが、超一流の名門私立出身だろうが、そんな事は関係がないっていうことの証明。
受験界で一般的に通用するのことわりであって、今思えば、そこが三流出身のボクの唯一の希望のようにも思えた。
でも僕にそんなことができるほどの根性はなかった。京大に行けないことが悟ると僕は受験から逃げるように、
京王井の頭線の下北沢や新宿の本屋やゲーセンに入り浸った。ほとんど毎週、予備校の授業を抜け出しては、
参考書漁りとゲームに興じていた。そうするしか不安から逃げる方法はなかった。

もう京都へは行けない。

もう……彼女と一緒に京都へはいけないんだ。
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ダディ…
オレも数学が弱点だぜ
ダディよりもひどいぜ

なあこれ銀月本人？

それとも別の人？

結局『彼女』とは東京では二度会った。一度目は春の池袋、二度目は冬の新宿だった。
春はメールで会おうかという話になった。俺が少し強引気味に誘った。
最初はなんかやっぱりというか渋ってたんだけど、説得工作を続けていくうちについに承諾を戴く。
「１４日ならいいよ☆」ってメールが来た時はちょっと小躍りしたね。
「びっくりするほどユートピア！」みたいな。
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彼女とは池袋の南口で待ち合わせということだったが、そこはほとんど初めての大都会東京、
そして初めての池袋という街。集合時間の10時になっても南口がどこだかさっぱり分からなかったので、
西口の交番でおまわりさんに南口はどこですか？と尋ねていたら、背中のジャケットをちょこんと引っ張られた。
彼女だった。端的に言うと、もぉーっ！て顔をしてた。僕はしまったぁ〜！って顔をにやにやしていたかもしれない。
でも怒った顔が可愛い女ほど可愛い女っていないなって思った。そしてもちろん彼女は可愛かった。
　

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寛大な彼女だった。自分から誘ったくせに、集合場所に来ないというありえない失態を許された僕は、
近くの公園でとりあえず話しでもしようかとベンチを探して一緒に座る。そこでなにやらイベントがあるらしく、
大勢の人間がいそいそと楽器を持って準備に勤しんでいた。何かのコンサートなのだろうか。
とここで一つ気がついたのだが、思えばこんなデートらしいデートは初めてだなと思ったが、もう遅かった。
俺の片想いの女は、今俺のすぐ横に座っているのだ。まぁ俺が誘ったんだから仕方がない。色んなコトをしゃべった。
勉強の方はどうだ、とか。寮で友達できたか？とか。まぁ友達なんて全然出来なかったんだけど、
しかたがないから何人か出来たと嘘をついて誤魔化すことにした。彼女の方はすぐに何人か友達が出来たらしくて、
なんだやっぱり彼女は得な性格をしているなぁなどと思ったりした。

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それでボクは「なんか夢みたいだなぁ」と何気なしに呟いたんだ。ホント、何の意味もなくね。
夢みたいな感じがしていたから。ただそれだけなんだけど彼女の方は随分この台詞に食いついてきて
「何が夢みたいなの？」って聞いてくるの。おいおい、片想いの女の子が隣に鎮座してて夢みたい、
なんて素面で云えるわけねーだろ。困った俺は少し考えて、全然知らない街で、
知っている人が一人だけいるのは夢みたいだなぁ、とそういう風に説明しておいた。
彼女は分かったような分からなかったような微笑をたたえていた。もしかして彼女は俺のことが好きなのではないか、
……妄想は尽きなかった。

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まぁそりゃそうだわな

しばらくして主催者のアナウンスでそのコンサートは自衛隊主催のモノだと知った。
さきほどの彼女との話で彼女は現役時代に実力試しに防衛大学まで受けようとしていらしいが、
それは担任の先生に止められたそうだ。曰く「お前にゃ無理」だって。俺も先生だったらそういうだろうね。
彼女みたいなかわいい子を戦場になんかやりたくない。戦争なんかやらせたくない。
とは言ってもボクも彼女に匹敵するくらい貧弱なわけで、戦争になっても彼女は守れないわけだが。
話は逸れたが程なくして演奏は始まった。偶然通りかかった公園で無料で本格的なコンサートとはラッキーだった。
デートとしては完璧じゃないですか。これぞビギナーズ・ラック、童貞クンのなせる奇跡。
このときは本当に神様を信じました。
あの時は神様！どうもありがとうございます。

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彼女とはそれから近くの美術館に行き、そしてそれから本屋へ行って受験参考書を見てきた。
非常に浪人生らしいと言えばらしいデートだった。手は繋がなかった。夕暮れ、池袋の改札で別れた。
自動改札機に切符を通して向こう側へ行くと、彼女とはとても遠くに感じられた。彼女は微笑みながら、
ちょこちょこと手を振ってくれた。僕もちょこちょこと手を振った。

とある休日の出来事だった。

そんな彼女とも、もう会えないのだろうか。

ボクはどうしても京大へ、せめて関西へ行きたかった。


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ちょwwww
しかもVIPってwwww
何やってんだよwwwwwww

ぐおおおおお
ダディ、あんた素敵だぜ！

銀月？？？

K？？？？

長いからまとめサイト期待あげ

すいません、続きます。
また次回。

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まぁそうなるわな

銀月って？

明日は何時に来る？
予告しといてくれないと見落としそうだＹＯ！

これとあるコテの大学受験の話

本当はもうブログで完結してる

晒すのは本人かどうかわからんからやめとく

ダディ、楽しみにしてるぜ！
さぁ勉強しないとorz

「偏差値40からの大学受験」
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本人じゃないっぽい

転載っぽい

死ね

>>68
�d

銀月のブログ発見した

>>73
教えてくれ！

え〜ってことはこのスレはどうなんの？終わり？

タンヤオ

>>74
銀月　大学受験　でググれ

本人光臨期待上げ

>>77
�dクス！

で、明日はやんないの？

無断転載だろうからやんなくていいよ

ふ〜ん、やっぱないか・・・

>vipperへ


>「ふ、ふん。転載するなら一言言って欲しかったけど、盛り上がってるなら別にどんどんやってもいいわよ。」

>「彼女」はそういう人間らしかった。僕は泣いた。


ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗ本人のお墨付き来たコレｗｗｗｗｗｗ

ねｗｗｗｗ来たねｗｗｗｗｗ
まあどっちでもいいけど。

銀ちゃん、なにやってんだよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

やっぱり銀月じゃなかったのか…