793 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 15:36:53.86 ID:DP3EUwll0 BE:135199542-2BP(1000)
神がいるというスレに舞い戻ってきました〜
ジャンルがあまり物珍しくないだけに不安だったけど神が降臨したみたいで良かった
お嬢大ファン><
794 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 15:53:12.12 ID:kVqsjvqnO
795 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 15:55:17.62 ID:VTTl24fN0
796 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 15:58:50.46 ID:lQchkCJT0
嬢「たらこーたらこーたーっぷーりたらこー」
男「・・・(数ヶ月遅いな)」
嬢「ふぅ・・・カラオケって楽しいですね(でも男君の前で歌うのはちょっと恥かしいかな)」
男「楽しんでもらえて嬉しいよ(ナデナデ)」
嬢「はふぅ・・・ゴロゴロ」
執「(・・・私が歌ってるのは無視ですか・・・)」
そんな保守
797 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 16:03:34.41 ID:VTTl24fN0
>>796なんか執事さん、マイク持ったら離しそうにないよね保守
798 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 16:09:10.07 ID:lQchkCJT0
執「なっ!流石にそれはないですが・・・」
嬢「その割には1時間くらい1人で歌って・・・」
執「そ、それはお嬢様が男殿t(ry」
嬢「あうぅぅ・・・(でも頭ナデナデしてもらえたし・・・)」
男「・・・(言えない、嬢が歌ったのがたらこの歌だけなんて言えない・・・)」
結局2時間の内のほとんどを執が熱唱してましたとさ
799 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 16:28:58.22 ID:DP3EUwll0 BE:354898073-2BP(1000)
800 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 16:48:25.98 ID:zG1stQQ90
ほす
801 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 17:03:17.74 ID:lQchkCJT0
嬢「携帯を買ってみましたー」
男「今まで持ってなかったの?」
嬢「ええ、連絡があれば執事が伝えてくれてましたから」
男「じゃあ今回はなんで?」
嬢「それを・・・言わせるんですかぁ・・・?あぅぅ」
男「あー・・・すまんかった、なら番号とアドレス教えてくれないか?」
嬢「喜んで!」
今はお嬢様とかでも携帯使ってそうだよな、な保守
ほ
803 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 17:21:08.93 ID:DP3EUwll0 BE:506997465-2BP(1000)
しゅ
804 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 17:33:06.49 ID:yzH+xx8PO
ほしゅ
805 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 17:40:48.58 ID:ai4S/Pur0
男「はー。静かだー……」
女「……うん」
男「よくこんな場所見つけたな、お前」
女「えへへ。いい所でしょ?」
男「ああ。空は良く見えるし、静かだし、女はいるし」
女「……男君もいるしね」
男「だな」
執事「くっ……お嬢様が門限まで帰ってこないだとっ……この執事一生の不覚……!」
黒服「まだ五時半ですけど……」
お嬢って門限短そうだよね、とか
806 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 17:58:09.77 ID:yzH+xx8PO
ほしゅ
807 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 18:04:31.41 ID:ai4S/Pur0
ある朝の話
女「……ここで降ろして」
執事「?学校にはまだ遠いですが……」
女「……降ろして」
執事「かしこまりました」
バタン ブロロロオォォ……
女「……」
男「あれ?女?」
女「……おはようございます」
男「いつもは学校まで車で来てんのに……なんでこんなとこにいるんだ?」
女「偶々です」
男「じゃあもうひとついいか?」
女「何でしょう?」
男「なんで立ち止まってんの?誰か待ってたとか?」
女「……偶々です」
男「(限りなく怪しい……)」
女「それより早く学校に行きましょう」
男「あ、ああ。そだな」
808 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 18:18:36.60 ID:AU5WclWv0
なんだぁ、このスレはぁ? 亀みてぇだなぁ
(´-`).。oO(まだ残ってたんだ。よかった)
809 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 18:31:30.59 ID:aenGx9560
ほしゅ
保守
811 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 18:45:15.71 ID:a0r5Vmoe0
812 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 18:45:19.65 ID:QI9Hk6OW0
保守
813 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 18:48:56.79 ID:QI9Hk6OW0
815 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:03:46.57 ID:YehtH3oDO
こんばんは
>>722まで書いて急に出かけることになって今帰ってきました続き書いてよろしいでしょうか?
816 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:12:48.94 ID:OiuBXm6kO
818 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:33:19.67 ID:ECKAJt/6O
819 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:35:34.72 ID:AU5WclWv0
職人がやって来ては去っていく……ここはそういう場所なのかな。
ま、私は職人じゃないけど。ともあれ
>>811 GJ、GJにございまする
820 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:43:32.07 ID:YehtH3oDO
帰り道
男「嬢は歩いて帰るのはじめて?」
嬢「・・・うん」
男「じゃ一緒に歩いて帰るの俺がはじめてか♪」
嬢「うん・・・」
男「・・・」
嬢「・・・」
男「嬢って綺麗だな」
嬢「うん・・・えっ!!?!!」
男「やっと違う言葉話した♪」
嬢「・・・うん」
嬢は顔を赤くして下を向いてしまった。
男「嬢は可愛いなー♪」
嬢「恥ずかしいよー・・・///」
楽しい時間はすぐに過ぎ嬢の家の前についた。
821 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:43:45.10 ID:Qkfhw6fHP
ほ
822 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:49:14.07 ID:gpujB0rOO
せ
823 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:52:37.91 ID:jCGLxhqMO
824 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 19:57:23.75 ID:AU5WclWv0
>>823 な、なんのことかしら。よく解らないのだわ。
825 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:05:00.21 ID:YehtH3oDO
男「じゃあまた明日」
嬢「あっ・・・待ってください・・・」
男「ん?」
嬢「あ・・・あの・・・お茶を飲んでいきませんか?」
男「お邪魔しても大丈夫なの?」
嬢「えーと・・・」
執「お嬢様お帰りなさいませ。」
男「もう終わったんですか?」
執「はい。速やかに終わらせました。」
男「そうなんですかー」
執「お嬢様を送っていただいたお礼として、今夜はお夕食を食べていかれませんか?」
男「いいんですか?」
執「お嬢様がよろしければ」
嬢「いいですよ・・・」
執「との事なのでどうぞ」男「お邪魔します♪」
826 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:09:36.14 ID:YehtH3oDO
執事かくのが好きになってきた・・・
827 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:09:47.17 ID:jCGLxhqMO
>>824 馴れ合いはウザがられるんでこれきりにするが
まぁ俺はあんたに何度も会ってる携帯厨さ。
あんたの保守には感謝してるんだ。
できればこれからも頑張って欲しい。
828 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:15:06.50 ID:O4fv7qpj0
このスレの伸びとともにお嬢の内気も改善されている希ガス
829 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:15:41.78 ID:AU5WclWv0
ネタが出来たら。
馴れ合いはイカンのだったね。では、私もコレにて。ドロン
831 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:27:46.51 ID:ai4S/Pur0
ほっしゅ
832 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:29:54.73 ID:YehtH3oDO
とりあえずでかいと言うしかない豪邸に着いたらたくさんの迎えの人がでてた。
予想以上に別世界だった
男「嬢っていまさらだけどすごいな」
嬢「そうかなー・・・」
執「お嬢様、本日の夕食どういたしましょうか?」
嬢「きょ、今日は私が作りたい・・・」
執「かしこまいりました。料理長にお伝えしておきます。」
嬢「男くんちょっと待っててね///」
執「私は、男様をご案内しておきます。」
833 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:39:21.57 ID:ai4S/Pur0
保守
834 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:46:36.35 ID:QI9Hk6OW0
ども、長編書いてたんだが、ちょっと長くなりそうなんで
連投規制ギリギリの分を一回投下します。
あ、読む前に自分の投下したのを一度読んで頂けるとより分かりやすいかと。
では、投下
835 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:47:15.30 ID:QI9Hk6OW0
嬢「男さん……わ、私その、お、お、男さんのことが……す、すす、す……」
男「分かってるよ、お嬢。俺もだ」
嬢「え?」
男「好きだよ、お嬢」
嬢「あ……わ、わた、しも……好き、です」
男「お嬢……」
嬢「男さん……」
これは、夢じゃないよね? 夢じゃないなら、このまま……――――
嬢「あううぅぅ……あ、あぅぅうう……」ジタバタジタバタ
委員長(お嬢! お嬢ってば!)
嬢「ひゃ、ひゃい! ……あ」
先生「嬢さん、授業中は静かにね?」
クスクス……
嬢「あぅっ……すいません……」
委員長「あちゃー……」
男「何やってんだか……」
――昼休み
委員長「もう〜、授業中に居眠りするなんて……お嬢らしくないわよ?」
嬢「う、うん……昨日遅くまで起きてたから、つい……」
委員長「……ねえ、もしかしてそれって、この間話してた――」
男「ん? 何の話だ?」
836 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:47:54.57 ID:QI9Hk6OW0
嬢「ひゃう! お、男さん、いつの間に!?」
男「ついさっきな。それで何の話してたんだ?」
委員長「秘密よ秘密。男には関係ないの」
男「関係ないなら教えてくれてもいいじゃないか」
嬢「い、いえその……男さんにも関係あったり、なかったり……」
男「?? 新手のなぞなぞか?」
委員長「と・に・か・く! 男には関係ないの! ほら、あっち行った行った」
男「結局どっちなんだよ!? 俺関係あるの! 無いの! どっち?!」
嬢「え、えぇっと……」
委員長「お嬢も健気に答えなくてよし! お邪魔虫はたいさーーん!」
男「だああ、もう! 分かったから押すなっての!」
嬢「あ、あはは……」
委員長「全くもう……しつこいったらありゃしないんだから」
嬢「ま、まあ、男さんも悪気があって聞いたわけじゃ……」
委員長「悪気が無いから余計に性質が悪いのよ。もう……お嬢も男に少し甘過ぎ」
嬢「そ、そうかな……?」
委員長「そうよ。あいつは偶にはガツン! って言ってやった方が薬になるのよ」
嬢「そ、そっか……がつんと……」
委員長「それでさっきの話の続きなんだけど……どう? 進んでる?」
嬢「うん……やっと半分って所かな……?」
委員長「そっか……何とか間に合いそうね、男へのクリスマスプレゼント♪」
嬢「あ、あうぅ……」
委員長「なーにそのぐらいで恥ずかしがってるんだか……小学生か」
嬢「だ、だってぇ……プレゼントを人に渡すの初めてなんだよ? しかも、手作りだなんて……」
委員長「だーいじょうぶよ! プレゼントにその人の気持ちが入ってたら、誰だって喜んでくれるわよ」
嬢「……その人の……気持ち……」
837 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:48:39.09 ID:QI9Hk6OW0
委員長「そ。その人の相手を想う気持ちさえあれば、どんなに形が悪くったって嬉しいわよ」
嬢「そっか……それで、委員長さんは何を?」
委員長「えっ、私? うーん……私ぐらい付き合い長いと、もう何でもいいような感じになっちゃうのよねー」
嬢「でも……今年は違うんでしょ?」
委員長「うん……伝えるって決めたしね。いつも以上に気合入れなきゃ」
嬢「……頑張ろうね、お互い」
委員長「うんっ」
キーンコーンカーン……
委員長「あっ、もう昼休み終わり! 次移動教室だし、急いで戻ろ!」
嬢「あっ、ま、待って!」
――その放課後
執事「お嬢様、お迎えに上がりました」
嬢「ええ、ありがとう」
男「お、今日は車で帰るのか?」
嬢「う、うん……ごめんね」
男「いいって謝らなくて。また徒歩のときは誘ってくれ」
嬢「うん……また明日ね」
男「おう、また明日」
ブロロロロロロ……
838 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:49:20.10 ID:QI9Hk6OW0
執事「また明日、ですか……」
嬢「え?」
執事「いえ、そう言える方がいるということは良いこと、と思っただけです」
嬢「うん……」
執事「大分親しくなられましたね、男殿とは」
嬢「うん、以前よりもどもらずに喋れるようになったし……」
執事「お弁当も格段に上達しましたね」
嬢「あはは……最初の頃はあんまり食べられたものじゃなかったなあ……」
執事「それだけ時も経った、ということですね」
嬢「そっか……そうだね……遊園地に行ったのも何だか昔のように感じる……まだ半年程度しか経ってないのに……」
執事「それだけ充実していたんですよ、お嬢様」
嬢「うん……そうだね」
執事「ところで、話は変わりますがお嬢様」
嬢「何?」
執事「男殿にはいつ告白なされるおつもりで?」
嬢「あぅっ!?」ボンッ
執事「そうですねぇ……時期的に考えるとクリスマス辺りが妥当でしょうか」
嬢「あ、あう……あううぅ……」
執事「くすっ……その調子じゃあ告白もいつになるやら分かりませんね」
嬢「も、もぉー……」
執事「アシカの次は牛ですか?」
嬢「……もうっ!」プイッ
執事「ふふふっ……」
運転手「はははっ……」
嬢「もぉ! 運転手も笑わないでよぉ〜」
839 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:50:24.89 ID:QI9Hk6OW0
――委員長宅
コンコン
委員長「えぇーっと……ここはこの公式でっと」
コンコンコンコン
委員長「そんで……こうだから……」
コンコンコンコンコンコンコンコンコン
委員長「…………? ここ、こうだっけ? むぅ……」
ドンドンドンドンドン!
委員長「……でもって………………よしっ! 解けた! で、次の問題はっと……」
ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!
委員長「あああぁっもう! うっさいわね! 何よ!?」ガラガラ
男「聞こえてんならすぐ開けろよ!」
委員長「こっちは勉強してんのよ! もうすぐ期末なんだから! それにそんなにドンドン叩いて、近所迷惑でしょ!?」
男「おめえが早く出ないのは悪いんだろうが! 大体なあ――」
近所のおっさん「うるせえぞ! 静かにしねえか!」
男・委員長「す、すいません……」
委員長「……で、何? またノート?」
男「いや、そうじゃねえんだ……ちょっとお前に聞きたいことがあってな」
委員長「聞きたいこと? あんたが?」
男「おう……あのだな……そのぉ……」
委員長「……何? そんなに言い難い事?」
男「えっとだな…………女って、どんなの渡されると嬉しいんだ?」
委員長「はい?」
840 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:51:13.11 ID:QI9Hk6OW0
男「いや、大した事じゃないんだけどさ。そういうのって俺疎いしさ、女のお前に聞いたら分かるかなあって……」
委員長(……こいつもですか……)
委員長「あのねえ、そんなこと考えてる時点で間違ってるでしょ?」
男「……と、と言いますと?」
委員長「どんなの渡したら喜ぶかじゃなくて、どんなのでも渡したら喜ぶのよ、女ってのは」
男「そ、そうなのか?」
委員長「そうよ。特に好きな人からのなら格別にね」
男「そっか……好きな人、か……」
委員長「ま、お嬢ならどんなの渡したって喜んでくれるわよ、きっと」
男「そうだよな、お嬢なら……って、誰もお嬢に渡すって言ってねえだろうが!」
委員長「ん〜そうなんだ〜? お嬢にじゃないんだ〜?」
男「そうだよ! ていうかなんだその気持ち悪いニヤケ顔は!」
委員長「ん〜? べっつに〜?」
男「くっ……お、お前なぁ〜」
委員長「ま、誰に渡すか知んないけど、せいぜい振られないようにね〜」ガラガラ、シャーー
男「うっせぇ!」
委員長「さて……私へのプレゼントは……期待しない方がいいみたいね、こりゃ」
――お嬢の屋敷
嬢「……」コクリ……コクリ……
嬢「……」コクリ……コクリ……
嬢「……はぅっ! わ、私また寝てた!? うぅ……でも、今日はもう少し……」
執事(お嬢様……入らない方がいいわね、これは)
それぞれの想いは交錯し、クリスマスは刻一刻と近づく。……だが、事件は起こった。
841 :
80:佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:51:54.19 ID:QI9Hk6OW0
とりあえずここまで。
また書き溜めてから投下に来るノシ
842 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:
>>841 お久しぶりです
これはまたしてもwktk