('A`)ドクオの策略がとんでもない方向に向かうようです

まとめサイトさん
http://boonsoldier.web.fc2.com/sakuryaku.htm
http://plaza.rakuten.co.jp/uzakopr/24000
http://www.geocities.jp/bmwe30m3138/page106.html

キタアッーー!!

>>1さんありがとうございます！

長いこと間が空いてしまってすみません・・・
第9話を投下します
可能であれば第10話も投下します
さるさんに気をつけながらゆっくりいきまっす

待ちわびたんです＞＜

頑張って下さい。


…支援。
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【Ninth Color ： Black】


　陽炎が揺れている。
　その実体は掴めず、ただ、俺の視界を惑わせる。

　死とは、例えるならそんな感じだった。

『……死ぬんだお……もう、ダメなんだお……』

　か細い内藤の掠れ声。
　嗚咽が入り混じって、聞き取るのが困難になっていた。
　しかしそれは、決して内藤のせいだけではなかった。

『毒尾と屋上で別れた次の日から……しぃちゃんは体調を崩して……そのまま入院したお……それから一ヶ月近く、ずっと苦しんで……』

　頭上から鴉が一羽舞い降りた。
　俺のほうを見ることもなく、すぐに再び飛び上がる。
　黒い線を俺の頭に残して。

『もう、明日は迎えられないって……さっき、医者はそう言ったお……』

　内藤が、はっきり声を上げて泣いていた。
　俺は、相変わらず体が硬直したままで、唇さえ、動いてくれなかった。

『意識も失ったままだお……ブーンが最後に話したのは三日前だお……今まで何回も言われてた言葉を……"ドっくんには絶対言わないで"っていう言葉を最後に……意識は戻ってないお……』

　単純な言葉で言うなら、苦しさ。
　それが、俺の心に突き刺さった。
　何故だ、何故なんだ。

『何で……なんで俺に黙ってたんだよ……！！』

　何故、全てを秘密にしていたんだ。
　彼氏だった。お互い支えあうべき、恋人同士だった。
　死に立ち向かい、生を得ようとするなら、俺に全てを打ち明けてほしかった。
　一緒に、椎野と歩みたかった。支えたかった。
　椎野はその孤独を何とも思わなかったのか？ そんなはずはない。
　怖かったはずだ。震えていたはずだ。
　それなら俺に何もかも話してほしかった。
　寂しければ一緒に居てやれた。恋しければ側に居てやれた。
　何もかも、椎野の望みどおりにしてやれた。それなのに、何故なんだ。

『……毒尾が、何もかも望みどおりになってしまうからだお……』

　唐突、そして意外すぎる一言に、頭が白くなった。
　切れかけた公園の灯りが、明滅を繰り返していた。

投下ﾊｼﾞﾏﾀ＼(^O^)／
10話は完成したの？

■■お前ら全員逮捕のお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

糞VIPPER氏ね！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
VIPのチキン℃も、お前ら全員唐揚げにして食ってやる！！！
厨房で油用意して待ってるからかかって鯉やｗｗｗｗｗｗ

【3年生】出版社214頁【いらっしゃい】
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1159703246/
↑
ageたら逮捕してやるからな
（serendr7896）

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　　　　　　【警告】

このスレは絶対にsage進行でお願いします。
あげた人は,刑法361条「勧告無視に関する法律」に抵触するため、
即警察に通報します。
また民法902条の「肖像権の侵害」も適用されます。
個人情報保護法も特別に適用外となりますので、
逆アクセス探知により容疑者を特定します。
（serendr7896）

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超wktk

>>8
あとちょっとで完成ですが、微妙・・・
第9話の投下終了までに何とかなったらいいなぁ、って感じです

『しぃちゃんは……そんなの、望まなかったんだお……』
『何でだよ！ それが分かんねぇよ！！』
『とにかく今はそれどころじゃないんだお！！ しぃちゃん、しぃちゃんホントに死んじゃうお！！』

　はっとした。
　椎野が、死んでしまう。独りで、死と戦ったまま。
　それなのに、こんなところで内藤と口論など、している場合ではなかった。

　とにかく走り出した。駅へと向かって。

『椎野はどこにいるんだ！？ 教えてくれ！』
『東京だお！ 早く来るんだお！！』
『……東京！？』

　唖然とし、愕然とした。
　東京。普通に電車に乗っていけば、３時間半はかかる。
　遠すぎた。

『何で東京なんだよ！ こっちじゃねぇのかよ！』
『当たり前だお！ そっちのショボい病院じゃどうしようもないほどの病気なんだお！』

　３時間半経てば、時間は午後１１時。
　明日は迎えられない、と医者は言った。午後１１時。椎野は、まだ熱を保っているだろうか。

>>11待ってる
年が明けても待ってる

やっと北か

wktk

『東京駅で待ってるお！ 早く電車に乗るお！』
『今改札くぐった！ 早く、早くしないと……』

　独り言のような焦りが、口から飛び出す。
　すぐにホームに降りて、停車していた電車に乗り込む。
　２時間ほど乗ったあと、乗り換えて更に１時間半。
　長すぎた。

　内藤との電話と切って、座席に腰掛けた。
　乗客も疎らな電車の中では当然、隣に誰かが座ってくることはない。
　それでも、襲い来る寂寥感。
　３時間半ですら、耐えられそうになかった。


　去り行く風景をただ眺めるだけだった２時間を終え、急いで電車を乗り換える。
　靴を脱いで眠るサラリーマンが何人か居るだけで、やはり人は多くない。
　窓際に座ると、左側の空虚感が辛く、あえて通路側に座った。
　窓の外を見る気にもなれなかった。

　夜も更けてきたが眠くはならず、ただ呆然としていた。
　今までのことを思い出そうとしても、何故かすぐにぼやけていく。
　結局頭に残るのは、電車が刻む規則的な音と、外の闇の色だけだ。
　そうしたまま、電車は東京駅に到着した。

待ってたよ甲子園

リアルタイム遭遇ｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!

ｗｋｔｋだけど、アレの方も期待してるんだぜ？＜作者
　　　　　　　　　・ ・

「内藤！」
「毒尾！ 遅いお！」
「早く病院に連れてってくれ！！ 椎野は、椎野はまだ大丈夫なんだよな！？」
「かなり危険な状態だお……とにかく早く行くお！」

　地下鉄に乗って、２０分。
　更に降りてから走って１０分。
　ドラマにでも出てきそうな大病院に着いた。

「こっちだお！」

　内藤が再び走り出した。
　病院の正面を過ぎ、裏側の出入り口から中へと入る。

　暗く、静かな廊下。
　二人の走る音が騒々しく響き渡る。
　仄かな光に作り出された影は、離されることもなく密着している。
　どれだけ早く走っても、逃れられない。あがけば、疲れるだけだ。
　その影の意味を、深く考えないようにして、急いだ。

　階段を数段飛ばしで昇った。
　息を切らし、肩で呼吸しながら、それでも急く。
　何階まで昇ったか分からなくなったとき、ようやく、到着したようだった。

「ここだお……」

忘れかけてた頃にｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!

支援

　内藤の息遣いもかなり荒くなっていた。
　汗ばんだ手で病室の扉を開け、慌てて中に入る。
　中から光が漏れることはなく、月の青白い光にのみ、その部屋は照らされていた。

　そして、その部屋の中心で、家族と医者が、ベッドを囲んでいる。


　そのベッドの上に、確かに椎野は居た。


「……君は……毒尾くん……？」

　窓に背を向けた女の人が、言葉を向けた。
　顔は確認できないが、母親だということはすぐに分かった。

「知らせたのね、ブーンくん……」
「……すみませんお……でも、でも、そうしたほうが」
「分かってるわ……私もずっとそう思ってたから……ありがとう、ブーンくん」

　医者と看護婦が一人ずつ、母親と姉らしき人物。
　病室に立っていたのは、四人だけだった。

「わざわざ遠くまでありがとう、毒尾くん……」
「……いえ……」
「由依もきっと喜んでるわ……」
「……そんな憶測は、どうでもいいです……」

本名は椎野由依なんだね

支援

支援

ｗｋｔｋ支援

　ベッドの左側に近づき、椎野の顔を見た。
　目が閉じられ、呼吸は淡い。
　頬も少しこけている。

「意識は……」
「ずっと戻ってないわ……」

　声が聞きたい。
　話したいことがたくさんある。椎野の口から直接聞きたいことも、山ほどある。
　しかし、椎野は微動だにしない。

「……しぃ……」

　呟いて、握りなれた椎野の右手に触れた。
　椎野の熱を感じる。確かに、生きている。
　しかしもう、喋らないのだろう。
　何も伝えられない、何も伝えてくれない。
　このまま、ただ、首に巻きつく静謐に耐えながら、死を待つのか。
　それで、全てが終わってしまうのか。



「……ドっ……くん……？」

紫煙

イキテタ――――( ﾟ∀ﾟ)

ｗｋｔｋ

この一ヶ月間ずっと待ってました

　篭った声。
　弱弱しく、消えかけた。しかし確かに響いた。


　椎野が、俺を見ていた。


「しぃちゃん！」
「由依！」
「椎野さん！ 意識が……！」
「静かにしてくれ！！」

　椎野が何かを喋っている。しかし、周りからの声で聞き取れない。
　絶え絶えの息遣いで、掠れた声を必死に絞り出していた。

「これ……とって……」

　口の周りの透明なプラスチックを見ていた。
　すぐにそれを剥がしてやる。医者が何か言いかけたが、結局口を噤んだ。

「あり……がと……やっぱ……やさしいね……ドっくん……」

　薄く開いた瞼。鈍々しく開く唇。
　あまり脆弱な笑顔。

　儚さとは、きっと、こういうことだろう、と思った。

奇跡的意識回復キタアッーーー！！




_/_/ちらうら_/_/
>>5はこの小説のイメージで作った。
本当は詞もつけたかったのだが、展開よませてくんないから迂闊な詞をかけなかった。

稚拙だが、受け取ってくれ。

「……わたしのこと……しぃって……さっき……はじめて……呼んでくれた……よね……」

　言われて、初めて気づいた。さっきそう呼んだことも、今までそう呼称しなかったことも。
　何故か、少し照れた。

「うれしかっ……たよ……ありがとう……」

　しぃが、精いっぱい笑おうとしてみせ、しかしぎこちない笑顔になった。
　顔の筋肉が上手く動かないのかも知れない、と思った。

「おかぁ……さん……」

　慌てるように、呼び止めた。
　他の五人が、病室を去ろうとしていた。

「ごめ……んね……いっぱい……迷惑……かけて……」

　母親の目から、大粒の涙が零れ落ちていた。
　何か言おうとしているが、言葉になっていない。

「おねえ……ちゃん……わたしの、ために……学校……やめて……働いて……お金、かせいで……くれて……ありがとう……」

　姉の嗚咽も、あふれ出していた。
　ただ流れ落ちる涙とともに。

なるほど！
きっと一回心臓が停止してから
ドッ……クン…
って動きはじめんだな
すごい伏線だぜ！

>>33
その発想は無かったわ

相変わらずすごい焦らしっぷりなんだぜ(´･ω･`;)

>>33
その発想なかった

あれ？ なんかもう目から……

「内藤君……ありがと……やっぱ……ちゃんと……わたしの口から……いわなきゃ……ダメなん……だよね……」

　内藤の表情は、闇に隠れていてよく分からない。
　しかし、足元が月明かりを浴びて輝いているのが確認できた。

「……わたしが……わるいん……だもん……ね……」

　五人が、病室から、静かに退出した。


「……ドっくん……ゴメン……ね……」
「……何を謝ってるのか、分かんない……」
「ぜんぶ……わたし、最低……最低な……女だった……から……」
「一緒に居て楽しかった。本気でしぃのこと好きだった。しぃも、俺のこと好きだって、思った。なのに……」

　聞かなければならない。
　しぃが、まだ、意識を保っているうちに。

「……なんで……病気のこと、黙ってたんだよ……！」

　内藤には全てを話し、俺には全てを隠していた。
　納得できるはずがなかった。

「……ゴメン……ね……」

佐賀でラストってのもなんだかなんだかな

>>33はもっと評価されるべき

ずっと待っていたんだこの小説を('A`)

>>39言うな！

…畜生、ケータイからだと追いにくい…。
…なんでこんな時に壊れるんだうちのＰＣ

　しぃのこめかみを伝う涙。
　潤んだ瞳は、まだしっかり光を持している。

「話そうって……思った……なんども……なんども……」
「俺に話してもしょうがないからか……？ 俺じゃ、力になれないから……？」
「ちがう……！ そんなんじゃ……ない……！」
「じゃあなんで！！」

　語気が自然に荒くなってしまった。
　冷静になれ、感情を抑えろ。自分に言い聞かせた。

「……ドっくん……やさしい……から……病気の、こと……打ち明け……たら……対等じゃ……なくなっちゃう……」
「対等……？ 俺と、しぃが……？」
「うん……」
「……俺が、しぃにずっと気を遣って……しぃの望むことは全部叶えて……立場が下になっちゃう、ってことか……」

　微かに、しぃが頷いた。

「そんなの……ドっくんに……失礼だもん……せっかく……わたしのこと……好きに……なって……くれたのに……」

　不意に、暗い影が降りた。
　心の、奥底で、寝息を立てていた。それが、起こされた。
　そうだ。そうだった。
　あれを、言わなければならない。
　全ての発端である、策略のことを。

まってましたああああああああああああああああああああああああああああああああ

小説は携帯からの方が読みやすくないか？

あぁ…バラすんだ……

>>45
そうなのか？

追いついた

>>46
俺の場合はね

「……しぃ……ゴメン……俺……」
「ドっくん……最初、わたしのこと……好きじゃなかった……よね……？」

　血の気が引いた。
　気づかれていた。しぃは、気づいていた。
　申し訳なさが体中からあふれ出そうだった。

「ゴメン……ゴメン……！ 俺、俺……すっげぇ下らないこと考えて……しぃに告白して……まさか、俺みたいな奴相手に、オッケーするって思ってなくて……俺……」
「あやまら……ないで……ドっくん……わるいのは……わたしのほう……だから……」
「……は……？」

　また、不意だった。
　しぃに非など、一つもない。なのに、悪いのは私のほう、と言っている。
　錯乱した。

「……すごい下らないこと……っていうのが……なんなのか……それは……あえて……聞かないけど……」

　しぃの息がまた荒くなってきた。
　苦しそうに言葉を発する。しかし、止めることはできない。
　頑張っているしぃに、やめてくれとは言えない。

「でも……わたし……利用した……」

　しぃの表情が、少し、穏やかになった。
　しかしそれは、限りなく、恐怖の色にも近かった。

きたああああ

わくわく

wktkwktkwktk

きたいきたいwktkwktkくぁwせdrftgyふじこlp；＠：「」

ｗｋｔｋｗｋｔｋｗｋｔｋｗｔｋｗｔｋｗｔｋｗｔｋｗｔｋ

「わたしの……目的のために……ドっくんの、告白……利用したの……ゴメンね……ゴメンね……」

　止め処なくあふれ出す涙がシーツにシミを作る。
　手でその涙を拭ってやる。涙は、生温かかった。

「……目的って……何なんだ……？」
「……すごく……自分勝手……だから……わたし……最低……」

　また、顔を伝う涙。
　掬い上げるように、そっと、指を這わせる。
　人差し指が月光を浴びて煌いた。

「わたし……ね……死が、近いって……知らされて……すごく……怖かった……」

　荒ぶる息遣いを、必死で抑えようとするしぃ。
　目を閉じたとき、再び涙が流れ落ちた。

「なにも、残せない……ままで……死んじゃう……のが……いやで……いやで……怖くて……怖く……て……」

　しぃが軽く咳き込んだ。
　繋がれた手に、力が伝わる。しぃが、強く、しかし弱弱しく握り締めていた。


「……わたし……赤ちゃんが……ほしかったの……」

だからゴムをするのを拒んでたのか

ｱｯｰ

くぁかちゃんwせdrftgyふじこlp；＠：「」

しぃ……恐ろしい子っ！！

　しぃの力が、更に強まった。

　繋がった。しぃがあれほど性交したがったわけは、ずっと気になっていた。
　普通、避妊なしでセックスしようとは考えない。だが、最初から、しぃの狙いは、妊娠だった。
　そのために、俺の申し出を受け入れ、そして懐妊を願った。
　ただ、自らの生きた証のために。

「ゴメンね……ホントに……ゴメンね……」

　しぃの涙を、拭う気になれなかった。

「だから……ドっくんに……嫌われて……しょうがないって……思った……わたし……最低……だから……」
「……でも、あの屋上でのことと、これは、関係ない……」
「罰だ……って思った……ドっくんの、好意を……利用した……罰が……」
「違う……俺だって、しぃのこと、好きでもないのに告白した……だからお互い様だ……」
「……だけ……ど……だけど……」
「もういい……やめよう……今更言ったってしょうがないことだ……」

　脆く、崩れそうなほど柔いしぃの手を、ぎゅっと握り締めた。
　しかし、握り返すしぃの力は、あまりに弱い。

「俺、しぃと一緒に居て……凄く楽しかった。毎日が充実してた……本気で好きになれた」
「わたし……も……ドっくんと……いっしょのとき……たのしくて……うれしく……て……」

　しぃが再び咳き込んだ。
　心配になって、大丈夫か、と問うも、しぃは微かに笑っただけだった。

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糞VIPPER氏ね！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
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【準備】出★版社215頁【期間】
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↑
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心臓がドッくんドッくんなっております

スレ違いだがこの話には「ブラックジャックによろしく」のガン治療編であった絵が恐ろしく似合うんだよな。

うろ覚えだけど主人公とあと２人が花畑みたいな所で悲しそうに立っていて。

誰か持っているやつは確認してみてくれ

>>62
はいはいワロスワロス

「心から……好きに……なれた……ホントに……大好きな、人……たいせつな……人……」
「……俺もだ……」
「……だから……ぜんぶ……話し……たかった……だけど……話せな……かった……」
「対等でありたいって思ってくれたのは、嬉しいけど……でも、俺は……しぃを……支えたかった……」
「……ゴメ……ンね……」

　今更何を言っても、遅すぎた。
　しぃの考えは理解できるし、仕方のないことだとも思う。
　それでも納得しきれない。
　これまでのことも、これからのことも。

（……本当……に……）

　本当に、しぃは、死んでしまうのか？
　今、生きている。目の光は虚ろでも、声は掠れていても、生きている。
　なのに、死ぬということなど、あり得るのか。

「死ぬのは……こわく……ないよ……」

　しぃが、唇を震えさせながら声を出した。
　しかし、微笑んでいるようにも見えた。

「……ドっくんを……振り回して……勝手に……迷惑……かけて……そのまま……死んじゃう、のが……すこし……心残り……だけど……」
「迷惑なんかじゃない！ 俺はホントに、ホントに、しぃのことを大好きになって……一緒に居れて、嬉しくて……」
「……わたしも……だよ……」

しぃ…（´・ω:;.:...

てかてか

　夜月が翳る。薄雲が空に襲いかかる。
　もう、長くないのだ。時間は、幾許かしか、残されていないのだ。
　それが、はっきり分かった。

「……だから……本当に……ドっくんの、こども……欲しかった……愛してた……から……」

　俺の手を握るしぃの手が、不意に、冷え始めた。
　まだ熱を感じる。しかし、失われつつある。
　死が、熱を奪っていく。

「好きに、なれて……愛して……もらえて……わたし……幸せ……だった……」
「やめてくれ……そんな、そんな……最後の言葉みたいな……そんなセリフ……！」
「ゴメン……ね……でも……もう……」

　俺の右手から、零れ落ちるしぃの右手。
　判然と、しぃの手に、力がなくなっていた。

　そして、輝く薬指。

「……指輪……」
「あっ……」

　しぃが、焦りを見せた。
　力を振り絞って、慌てて、手を固く閉じる。
　しかし、指輪が隠れるはずはなかった。

泣きそう(´；ω；｀)

(Ｊ･ω･し)ｷｭｰ

>>69
お先に泣いてるぜ

( ；ω；)

>>69
まだ泣いてなかったのか

（´・ω・`）ルパンザファイヤー

「……バカ……だよね……フラれた……のに……こんなの……付けて……」

　痩せ細った指には、あまりに不釣合いな指輪だった。
　今にも抜け落ちそうなほどに。

「これを……外すと……ホントに……ドっくんと……離れ、離れに……なっちゃう……気がして……」
「……ずっと、つけてたのか……？」
「ゴメン……ね……ただ……ひとりが……つらくて……」

　また力が弱まって、広がるしぃの手のひら。
　そっと、触れた。

「外して……いいよ……私、もう……ドっくんの……彼女じゃ……ないもんね……」

　言って、しぃは少し首を振る動作を見せた。
　はにかむように、申し訳なさそうに。

「いいよ……じゃないね……えらそうに……ゴメン……お願い、だから……外して……」

　戸惑って、しぃの、薬指に触れる。
　指輪を摘んで、ゆっくり、その指から抜いてやる。
　悲しいほど、スムーズだった。


　そしてそれを、左手の薬指に、嵌めた。

泣いた

気付いた

ドクオが主人公の奴に弱いわ俺

少しは発言抑えろよ

>>78
発言はあるほうが嬉しいです
関係ない話題はイヤですけど、この話に関する発言ならがんがんしてほしいと思います

じゃあ皆ガンガンいこうぜ

>>79
おまい文章書くの上手いよ・・・・・・・・・
ここまででも感動した

(´；ω；`)

マ・チースネタは控えろよ

「えっ……」

　しぃは一瞬、わけが分からなさそうに、左手と俺を交互に見つめた。
　顔が赤らむ。困惑、そして喜びを主張するように。

「結婚しよう、しぃ」

　左手を固く握りしめた。
　しぃの吐息が荒くなる。しかし、苦しいのではないと分かっていた。

「ずっと一緒にいよう……結婚して、ずっと一緒に……一生愛するから……」
「ダメ、ダメ……！ ドっくん……私の、ことは……忘れて……！ ドっくんは……もっと……いい子と……幸せに……」
「愛したいんだ……しぃと一緒に居たいんだ……だから、生きよう……ずっと支えあって……生きよう……」

　しぃの体を、抱きしめた。
　伝わる体温が、俺に安らぎを与える。
　一生触れていたい、感じていたいと思った。

　しぃは、右手で眼を覆っていた。

「……うれしい……よぉ……」

　涙声が微かに聞こえた。
　鼻水をすする音よりも小さかった。

(´;;;ω;;;｀)

あぁほんといい作品だ

久々にVIPで泣きそう

しかし>>74の空気の読めなさには少し頭に来た



ポケモンの最終話もリアルタイムで見させてもらって思ったけど作者さんはホントにクライマックスの描写がうまいな

はいはい涙腺崩壊
>>1のブァアカアァ〜!!1!(；Д；)

もう、だめ。
目からしょっぱい液体流れてとまらない

( ﾟ∀ﾟ)「…………」


( ；∀；)「…………」

「結婚……したい……ドっくんと……ずっと……いっしょに……いたい……」

　しかし、喜びに満ち溢れた表情は、徐々に、悲しみへと移ろった。

「なのに……なんで、なんで……！」

　あふれ出る涙を、止める術はなかった。


「……死にたく……ない……」


　悲痛な、叫び。
　それでも、天邪鬼のように、しぃの時間を削り取る死。
　何の権利があるんだ。こんなに生きようしているのに、どうして、どうして！

　ただしぃに触れることしかできない。
　何もできず、ただ、死を共に待つしか。それしか、できない。
　死の前では、何もかもが、あまりに無力だ。

「死ぬのは……いや……怖い……いや……いやだよ……なんで……どうして……！」
「しぃ……！」

　はっきりと、しぃから熱が消えていく。
　もう、数分もない。確実に、明日は迎えられない。
　何故か、そう感じた。

>>88
おまえきもちわるい。
狂信者は去ってよ。

何故だか分からんが、泣いたって言ってる奴を見ると
この信者うぜーなって気持ちになる

泣きはしないが
感動してる

「幸せ……だったよ……ありがとう……いろいろ……ゴメンね……」
「謝らないでくれ……俺だって、しぃにいっぱい幸せもらったんだ……」
「……だけど……勝手に、いなく……なって……ゴメン……」

　寒気がするほど、冷え切ったしぃの手。
　死の色に、もうほとんど、染まっていた。

「……ドっくんは……ちゃんと……他の人と……幸せに……なってね……」
「しぃ以外考えられない。他の人なんて……そんな……」
「ダメ……ダメ……忘れて……ドっくんが……幸せに……なってくれなきゃ……わたし……つらい……本当に、好きだから……こそ……」

　数秒迷って、頷いた。
　そうしなければ、しぃは、安心できない。それが分かった。

「……ありがとう……」

　しぃが、一つ、大きな息を吐いた。
　疲れきった表情を隠そうともせず、ただ、脱力していた。
　抗うのをやめたのだ、と分かった。

>>93>>94
思うだけにしとこうな。

wktkwktk

１ヶ月以上待ったかいがあった

ｗｋｔｋ

「ドックン………」

「しぃ………」

ドクオは真魔剛竜剣を手にした

「ドックン…何それ……？」

ドクオはこうさけんだ
「我が真魔剛竜剣は竜闘気に耐えうる地上ただひとつの剣だ！！」

「ドックン……ギガブレイクで来い………！！」
それに対しドクオは
「いいだろう！その望み叶えてやる」

「我が最強の秘剣！！」

「うぉぉぉ！！」

ドクオはしぃに接近し

「ギガブレイク！！」

「ぎゃああ」

しぃ死亡

「……たのしかった……なぁ……」

　いつしか、厚い雲が空に広がっている。
　月は隠れてしまい、しぃの瞳に、光を与えることはなくなっていた。

「わたし……ホントに……幸せもの……だった……ドっくん、っていう……最高の……人に……であえた……から……」

　0時まで、あと、20秒。
　同時に、恐らく、タイムリミットだ。しぃもそれを、心のどこかで、何故か、分かっているようだった。

　抗する術は、何もなかった。

「……いっぱい、いっぱい……ありがとう……」

　いったん、閉じられた瞳。
　また、薄く開いて、微笑む。


　最後だ、と分かった。


　微かに震えながら、唇が、動く。
　しぃの表情は、満ち足りていた。

人が死ぬシーンになると「泣いた」とか言ってるﾔｼはだいたい偽善者







(´;ω;｀)ウッ……

>>102
ま だ し ん で な い ！！！！１！

>>100
おまｗｗｗｗ空気嫁ｗｗｗｗｗ

>102
泣いたっていいんだぜ？

>>100これだけは言ってはいけないと思ったがとめられない









三ヶ月後、そこには元気に走り回るしぃの姿が･･･！

>>100で一瞬焦った

勝手にVIPのスレが転載されてるぞ
http://tool-3.net/?GANTZ
ここのBlog

>>100
不覚にも笑っちまったじゃねえか畜生

ちょｗｗｗｗ第九話ｋｔｋｒ！！！！！１１

ｗｋｔｋ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「バイバイ……ドっくん……」

さる支援

>>111
でポケモン最終回を思い出した

逝っちゃらめええぇぇぇ

　光が、消えた。

　静寂に包まれた空間で、俺は、独りになった。



「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！」



　あまりに空虚な空間に、響き渡る慟哭。
　もう居ない、もう居ない。
　あれほど愛したしぃは、もう、居ない。

　二度と、俺に熱を与えてはくれない。二度と、笑いかけてもくれない。
　二度と、帰ってこない。

　モノクロームな天使が、俺としぃの中核を、奪い去っていった。


　家族や医者が病室に入ってきても、俺はずっと、泣き叫んでいた。
　どうすることもできずに、ただ、ひたすらに。

　視界は、純粋すぎるほどの黒に、覆われていた。

作者は空白の使い方がうまいというかなんと言うか
すごくいい感じ

ｗｋｔｋ

　あまりに強すぎた喪失感によって、俺はしばらく病院のベッドの上だった。
　何も考えられず、何もする気になれず、ただ転がっていた。
　抜け殻のように。

　俺も、死んでいるのではないか。
　そう思うことが時々あった。
　大切なものを失った。それは、命と等しいほど、重かった。
　ならば、今の俺は、屍も同然だ。
　ただ呼吸をしているだけで、それ以外、しぃとなんら違いはない。
　俺もいっそ、焼かれたほうがましか、と思った。

さる〜ん

何このベタな展開
プロローグ読んだ時の俺のwktkを返せ

さる

>>100>>106










( ﾟдﾟ )

syrup16gの『明日を落としても』を聞きながらだとかなりくるな………

面白いなぁと思って読んできたけどムカつく
悪いけど作者も感動したってやつも死ね
こんな茶番で感動すんのかよ
文字だぜ
俺の高校の時付き合ってた女の子は
ダイエットだって遠くから自転車で学校来てて
トラックに引かれて死んだよ
結局意識は戻んなかったよ
何か知らないけど意識はないのに目が開いてきちゃっていろいろ酷かったよ
皮肉なことに昏睡の間は何も食えないから
見事に痩せてて死に顔は事故ったわりにすごく綺麗だった
俺のわがままだってわかってるけど
これで感動したやつは死ね
俺だって最後に話したいことがあってずっと考えてたんだ
創作とはいえしっかり伝えられてるのをみると心底ムカつく
ふざけんな

はいはいスルースルー

支援

>>124
ドッ……クン…

　そんな時だった。
　病室に、しぃの姉が訪れ、そして、俺に一冊のノートを手渡したのは。

「……日記……？」
「由依が、死ぬ直前までつけてた日記……多分、君には読む権利があると思う」

　姉の手は、ずいぶん細かった。
　前からそうだったのかどうかは知らないが、心労しきった表情を見れば、大体察することができた。

「……きっと、由依のストレートな気持ちが、分かるはずだから……」

　そして、姉は病室から立ち去った。

しぃの死に対し…ドクオは…
「何で…何で……うぉぉ！！……」

「ドックン…」

「しぃ！！」

なんとしぃが生き返った！

「ドックン……」

「いいだろう！！次こそは一気に打ち砕いてくれるぞ！！」

「この最強剣ギガブレイクでな！！！」

「ドックン…それは完全なギガブレイクじゃない！！」
「！！」

「あんたが今使ったのはギガディンじゃない……ライディンだ！！！」
そう、ドクオにはギガディンを使う程の魔法力が残されてなかったのだ
「だまれぇ！！」

「ぎゃあああああべし！」

しぃ死亡
（´・ω・`）ルパンザファイヤー

>>120
はげしくどうい
どこが泣けるのか謎

くりぃむしちゅーのベタｄ（ｒｙ

>>124
m9(^Д^)プギャーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

…なんだかなぁ…ハァ・・・。
ベタっすねぇ…。




ポケモンで評価もらったからって調子に乗るんじゃないよほんと
手ぇ抜くな。

さるしえーん

>>124
そう。これは文字。創作。現実とは違う。
お前さんが伝えられなかった事を悔い病んで、辛いのも現実。
お前さんの言葉、彼女に届いてたらいいなぁ。今も。これからも。

そのうち、
「そんな事言うなら見なけりゃいいだろ」っていう奴が出てきそうだな

　真っ白な表紙に、ただ一言、日記とだけ書かれている。
　俺は、その表紙を、ゆっくりめくった。



















　第９話　終わり

　　　　　〜to be continued

そんな事言うなら見なけりゃいいだろ

>>136
乙！！


なんか外野うるさいけど気にしないでくれ

>>136
お疲れ!

「そんな事言うなら見なけりゃいいだろ」
ハッ！

ＧＪとしか言えない。
現実で叶わないからこそ、
創作や非現実では叶って欲しい。

ベタを否定したらキリがない。
ベタをどこまで惹き込める様に掛けるかが作者の腕だ。
面白くないと感じるならお前は目が肥えてるのだろう。

第9話は以上です、ありがとうございました

いくつかレスしなきゃいけないこともあるみたいですけど、終わってからまとめてレスしますね

最終話投下します

相変わらずいいとこで終わるな

ただ単に好みの問題だろ

最終話書き終わってるのかｗｋｔｋ

つ�C

>>143
乙、そしてｗｋｔｋ

>>136
乙

工作員もとりあえずおつかれ
もう来なくていいよ

彼女と読んでるんだが二人とも泣いてるぜ。






あ、丸めた布団扮する脳内彼女ですけどね。

【Last Color ： White】


　最初の日付は5月20日。
　内容は、ユータという友人から告白された、というものだった。

（いきなりこう来るか……）

　日記初日が告白。さすがにしぃだ、と思った。
　それなりに仲の良い友達だったようだが、その場で断ったらしい。
　明日から気まずくなるのが嫌だ、心配だ、と書かれている。


　暫くページをめくった。
　全部読みたいが、今はとりあえず、気になるページだけを読む。
　目に留まったのは、6月13日だった。

（……病院……）

　余命宣告をされた日だ、と分かった。

乙！
最終話wktk

ベタだな




だがそれもいい

信者もアンチもうぜぇ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　6月13日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　病院で余命二ヶ月って宣告された。
　正直、まだ実感が沸かない。

　私は普通なのに、健康なのに。
　死ぬなんて、信じられない。
　夢か幻だと思ったけど、でも、リアルすぎる。

　お医者さんには「このままなら余命二ヶ月」って言われた。
　何の病気かわかんない、だけどこのままだと私生活にも影響が出てきて、衰弱していくって言ってた。
　これから調べる、絶対解き明かしてみせるって言ってたお医者さんの表情、暗かったなぁ……。
　あんな絶望的な顔見せられたら、気持ちが沈んじゃうなぁ……。

　友達にも、先生にも、誰にも言えない。
　近いうちに死ぬって分かったままの態度で来られるのは、辛すぎる。
　みんな気を遣ってくると思うし、そんなの、耐えられない。
　だから精一杯明るく振舞おう。
　そう決めた。

　「このままなら余命二ヶ月」っていうのは、つまり、もしかしたらもっと生きれるかもってことだよね。
　頑張れば、もしかしたら、死なないで済むかもってことだよね。
　「病は気の持ちよう、生きたい気持ちだけで生き延びた人も大勢いる」
　お医者さん、そう言ってた。

し

日記で逆転に期待

　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ_ﾊ　　
　　　　　　　　　　　　　　　('(ﾟ∀ﾟ∩　さる支援するよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　〈　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ_)

wktkしながら待たせてもらうぜ

ｗｋｔｋ

　死ぬのはイヤ、死ぬのは怖い。
　生きたい……生きるために、何かしなきゃいけない……。
　結婚もできず、子供もできず、死ぬなんて……絶対イヤ。
　もう17歳だし、その気になれば結婚できる。
　結婚しなくたって、子供は産める。

　子供が欲しい。誰かとエッチして、子供ができたら、私、もっと生きれる気がする。
　もし仮に死んじゃっても……私の代わりに子供が生きてくれる。
　エッチする相手は、子供をしっかり育ててくれる人がいいな……。
　年上は好きじゃないけど、こういう場合はやっぱ大人のほうが良いんだよね……。
　でもできれば同い年がいいなぁ……お金持ちで、子供を育てる余裕がある人、いないかなぁ……。

　とにかく明日から、生きるために、頑張る！

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

金目当てってのも当たらずとも遠からじだったわけだ

さる

>>124
お前同情してほしいだけだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　6月14日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　死ぬって言われただけで、学校も全然違う場所みたいに感じた。
　みんな幸せそうに見える。みんながうらやましい。
　何もしなくても生きられる。それが、どれだけ幸福か、分かってない。
　そう思うと、イライラする。

　みんなにイライラぶつけたってしょうがない……抑えなきゃ……。
　明るく振舞うって決めたんだから……。

　今日はいっぱい男の子と話してみたけど、やっぱ難しそうだなぁ……。
　冷静に考えたら、子供ができるなんて、向こうにしたらだいぶ負担だよね……。
　自由な時間が奪われちゃうし……私が死んじゃったら、一人で育てなきゃいけない……。
　私、自分勝手な希望を持っちゃったんだ、って分かった……。

　でも諦めきれそうにない……。
　やっぱ赤ちゃん欲しい……誰かに迷惑かけるって分かってるけど……それでも、欲しい……。
　この気持ちだけは抑えられないよ……。

　また明日、頑張ってみる。
　好きな人でもいたら良かったんだけどなぁ……誰も思い当たらないなぁ……。
　タカシくんは、まぁ、カッコいいと思うけど……でも好きとは違うなぁ……。
　他には誰も思い浮かばないし……。

支援ｶﾞｵﾚﾝ

この後の展開に淡く期待

お願い…

読者は素直にｗｋｔｋだぜ

急にしぃが黒く見え始めた…(´つω-`)

なんか最終兵器彼女を思い出した

　今誰かに告白されたら……多分、付き合っちゃうなぁ……断る気になれそうにない……。
　死ぬ恐怖に怯えながら生きるのは、辛い……誰かの愛で和らげてほしい……。
　だから、オッケーしちゃうだろうなぁ……。

　ユータくん、ここで告白したら良かったのに……あの人タイミング悪いなぁ……。
　でも今更ユータくんに私から言う気にはなれないし……別に、好きじゃないし……。
　お金持ちでもないし……。

　本当に凄く難しい……辛い……。
　お金があって、子供を育てることを許容してくれて、私を好きになってくれる人……。
　そんなの、世界中探さなきゃ見つからないかも……。
　同じ学校に居る可能性……凄く低いなぁ……。

　出会い系とかで、テキトーにオジさん引っ掛けるのは簡単だろうけど……。
　でも……できれば、私もその人のこと、好きになりたい……。
　好きになれる人がいい……。

　どんだけワガママなんだろ……最低だなぁ……。
　死って、人をめちゃくちゃにするのかな……怖いなぁ……。

　とにかく頑張らなきゃ……時間がいっぱいあるわけじゃないんだし……。
　また明日、色んな人と話してみる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(*ﾟーﾟ)「そうだ　援助交際しよう」

(*ﾟーﾟ)「そうだ　逆レイプしよう」

(*ﾟーﾟ)「そうだ　京都に行こう」

(*ﾟーﾟ)「そうだ　隣は晩御飯」

>>173
テメェ空気嫁よ！！マジ死ね！！！こっちは真面目に感動してんのによ！！
あ〜やだやだ。こういう空気嫁ないヤツは

　しぃの目的が、はっきりしはじめていた。
　この時点で既に、俺が適役だったのだと分かる。
　お金があって、俺から告白しているのだから、しぃが断るわけはなかった。

　次の日から書かれているのは、ひたすら、焦燥だった。
　この人だ、と思える男に、出会えていない。今日も何もなかった、という日々が、一週間以上続いている。
　動悸が激しい、体がふらつく、など、身体の異変についても何度か触れられていた。


　次に目に留まったのは、6月24日だった。

釣りだか面白いと思ってるんだが知らないが、やめて欲しい

>>173-176
マジ空気嫁よ！何で邪魔すんだよ……作者さんも真面目に書いてんのに……次やったらギガブレイクくらわすからな

>>177
>>100,128

>>177
いや、お前が死ね
死ねじゃなくて死ね

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　6月24日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　内藤君は鋭いなぁ……。
　私が最近おかしい、って、分かっちゃったみたい……。
　誰かに吐き出したかったし……内藤君なら信頼できるし……。
　だから、全部話しちゃった……。

　内藤君、何がなんだか分からない、って顔だった。
　それから突然、泣き出した。
　だけどすぐに泣き止んで、何でも協力する、って言ってくれた。

　真っ先に思い浮かんだのは、内藤君にエッチしてもらうこと。
　でも内藤君、ツンちゃんと付き合ってるから……それはダメだ、って思い直した。
　人の幸せ壊すわけにはいかないもんね……。

　そしたら内藤君から、「ブーンで良ければ」って言われたけど……。
　やっぱツンちゃんのことがあるから、ダメだって言った。
　ツンも分かってくれるお、って言ってたけど……やっぱ私には無理だよ……。
　心苦しくて……申し訳なさ過ぎるから……。
　しぃちゃんが望まないなら仕方ないお、って内藤君言ってくれて、納得してくれて、良かった……。

　内藤君が、それっぽい男の子の名前をいっぱい挙げてくれたけど……。
　正直言って……どの人も、好きになれそうになかったかな……。

甲子園

支援

いやいや、おまいらもちつけ

とりあえずユータくんのタイミングの悪さに同情しようぜｗｗｗ

（´・ω・`）みんな今日の晩御飯なんだった？

え？あれ？何？もしかして>>180を笑ってあげるとこ？

　特に内藤君が押してきたのは、四組の毒尾君。
　親が開業医で金があるし、マジメで、いいやつだって。
　毒尾君は電車でよく見かけるけど……なんかいつも無表情で、怖い人だなぁって感じ……。
　いい人そうには見えなかったなぁ……。
　もちろん、ちゃんと話してみなきゃわかんないけど……。

　そういえば一回隣に座ったことあったっけ……。
　あの時はタカシくんが一緒じゃなくて、一人で……久々に座って帰ったなぁ……。
　同じ学校だし、話しかけてみようかなぁとか思ったけど……なんか無視されそうで怖かった……。

　でもなんか、隣に座ってると、落ち着いたなぁ……。
　あの時は、怖いっていうより、クールで……雰囲気はカッコよかったかな……。
　一緒にいたら安心できそうな人だな、ってちょっと感じた……。

　心が落ち着いて……いつの間にか眠っちゃって、肩にもたれかかっちゃって……。
　あれは焦ったなぁ……ゴメンね、って言っても、無反応で……。
　もしかしたら、私のこと、嫌いになっちゃったかも……。

　毒尾君と話してみたいけど……でも、嫌われちゃってたら怖いし……。
　どうしよう……。
　とりあえず、様子見かなぁ……時間に余裕があるわけじゃないけど、焦ってもしょうがないし……。
　とにかくまた明日、頑張ろう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ユータくんは作者の本名だと予想

（´・ω・`）日本シリーズ一勝一負でおもしろくなってきたね

ユータ君ってレッサーパンダじゃなかったっけ？

それフウタ

それ、フウタ君

　しぃがこの時期から俺のことを意識していたのが意外だった。
　クールでカッコイイ、という理由も、嘘ではなかったようだ。

　次の日の日記では、俺のことには一切触れていない。
　その次の日に、やっぱり話しかけづらい、と少し書いてあるだけだ。
　しかし、その次は、俺のことばかりだった。

　しぃに、告白した日だ。

それ、神山満月ちゃん！！

ｗｋｔｋ

支援

本日のちんちんうｐ会場はここですか？

>>192->>194
吹いた

ハイ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　6月27日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　毒尾君から告白された。

　もちろんすぐにオッケーした。嬉しくて、嬉しくて、言葉にできないくらい、嬉しかった。
　その嬉しさのせいか分かんないけど、ドっくんのこと、すごく好きだって感じた。

　嫌われてるのかな、って思ってたから、ホント意外だった。
　まさか私のこと好きだったなんて……全然思わなかった。

　でもドっくんも意外だったみたい。
　告白、オッケーされるって思ってなかったのかな……確かに私、告白は断ったことしかないけど……。
　タカシくんのこと、私の彼氏だと思ってたみたいだし……ダメ元だった、って言ってたし……。
　でも、告白してくれて良かったぁ……。

　隣に座ったこと、わざとだって、咄嗟に嘘ついちゃったのはちょっと後悔してる……。
　私も好きだった、っていうのも……嘘に、なっちゃうよね……。
　好きになったのは、告白されたからだし……。
　その嘘をカバーするために、更に嘘をついちゃった、って感じ……。
　なんか、心苦しいなぁ……。

　でも今はホントに好き。心の底から、好き。
　明るくて、可愛いから好きになった、って言ってくれた。嬉しかった。
　可愛いって言われてこんなに嬉しいの、初めてだなぁ……体が熱くなっちゃったもん……。

（´・ω・`）オッホ？

　明日の遠足、一緒に回ってくれるみたい。
　ユミとリサにメールしなきゃ……彼氏できたから一緒に回れない、って……。
　私のこと、嫌いになるかなぁ……でも、今は友達よりドっくんのほうが大事……気にしてられない……。

　ドっくんのこと、もっと知りたいな……。
　子供ができて……その子供を見捨てずに、育ててくれるような人だったら……すごく嬉しい……。
　お金はあるみたいだし……。
　仮にそうじゃなかったとしても……好きな人が、できた。それだけでも嬉しい。
　もし今死んじゃっても、昨日までよりは満足できると思う。

　とにかくドっくんにはいっぱい可愛さを見せて、もっと好きになってもらわなきゃ……。
　嫌われちゃったら終わりだ……色々、気をつけなきゃいけない……。
　これまでより、もっともっと頑張らなきゃ……。

　でも、希望が見えてきた。
　なんか体の調子もいいし、頑張れそう。
　学校がすごく楽しみ。ドっくんに早く会いたい。
　明日はいっぱいいっぱい楽しめる気がする！

　早く明日にならないかなぁ……。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

（´・ω・`）………？ドラゴンボールのパクリ……？

ｗｋｔｋ

>>205
誤爆乙

（´・ω・`）厨房小説だな

|　 |
|　 |　∧∧
|＿|(´･ω･`)
|文|ｏ　　 ヾ
|￣|―ｕ' 　 http://plaza.rakuten.co.jp/uzakopr/24000　<ｺﾄｯ
""""""""""""""""

wktk

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　6月28日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　朝ドっくんの姿を見たとき、心臓がドクン！ってなった。
　それからもずっとドキドキした……好きな人がいるって、こんな感じなんだ……。
　あんな気持ち、生まれて初めてかも……。

　昨日夜、メールが返ってこなくて、すごく不安だった……。
　ドっくんに聞いたら、寝ちゃったってことだったけど……怖かったなぁ……。
　好きな人からメールが返って来ないのって、こんなに不安になるんだ……知らなかったぁ……。
　でも、別になんともなくて良かったぁ……ホっとした……。

　そのあと、ドっくん、私の脚ずっと見てた……。
　ちょっと顔赤くしながら、見てて……可愛かったなぁ……。
　ずっと見ててほしいくらいだった……なんちゃって。
　ホントに私、ドっくんのこと大好きなんだって実感した。

　遊園地じゃずっと一緒に居れて……凄く楽しくて……。
　……だけど、ドっくんは全然楽しそうじゃなかった。

　会話も気だるそうで、足取りも重くて……。
　私が乗り物とか全部決めちゃって、ずっと連れ回しちゃって……帰り際に、やっと怒ってることに気づいた。
　どういう風に謝っていいのか分かんなくて……怖さと焦りで必死だったなぁ……。
　でもドっくん許してくれたみたい……楽しかった、とも言ってくれたし……。
　ホントかどうか分かんないけど……。

心臓がドッくん！ってなった。

全vipperが泣いた

オチがすごい楽しみ

そもそも余命2ヶ月だと子供できなくね？

>>212
(；＾ω＾)

　そのあと電車で明日ドっくんの家に行く約束した！
　そういう流れに持っていけるかな……って感じでお父さんの話出したけど……ナイス私！
　すっごく楽しみ！

　彼氏の家で遊ぶ、って言ったら……。
　普通は、ちょっとエッチな気分になるよね……。
　……期待していいのかな……。

　ドっくんだって……男の子なんだし……。
　まして、高校生なんて……したがる年頃、だよね……。
　付き合ってから明日で二日だけど……別に、日が経たなきゃいけないわけじゃないし……。
　お互いやりたいなら……関係ないよね……。

　でもどうなんだろう……ドっくん、そういうとこ誠実っぽいなぁ……。
　もうちょっと時間が経ってから、って言いそう……。
　そうやって大事に思ってくれるのは凄く嬉しいけど、状況が状況だし……。
　無理やり押し切ることも可能だけど……でも嫌がってるのに、とかはドっくんに失礼だよね……。
　それじゃレイプみたいなもんだし……。

　もし、エッチを受け入れてくれたとしても……。
　コンドームなしは……どうなんだろ……。
　私の中のドっくんイメージでは……ダメって言いそう……。
　ここも無理やりになるのかなぁ……押し切れるかなぁ……。
　雰囲気で、ドっくんの気持ちを流せたらいいけど……。

ID:gUhE/LTA0先生の新連載

（　＾ω＾）の策略がとんでもない方向に向かうようです

（　＾ω＾）フヒヒ！うんこしたいお！

しかしトイレに誰か入っていた………！！！
（´・ω・`）今俺が入ってるからお前漏らせよ

（　＾ω＾）把握した

こうしてブーンはうんこを漏らした
〜完〜

>>215
子供はコウノトリｇ(ｒｙ

おい！ちょっと集合！
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/32930/1161465359/

さてＮＧワードに登録するか

　なんか色々申し訳なくなってきちゃったなぁ……。
　いっぱい迷惑かけてゴメンね、ドっくん……。
　その代わり……ドっくんをいっぱい愛して、いっぱい喜ばせてみせるから……。
　私が居なくなるまで……いっぱい幸せにしてみせるよ……。

　もちろん、生きつづけることができたら、一生愛する！
　ドっくんが私のこと好きでいてくれるかは分かんないけど……でも、そうなるように頑張る。
　ドっくんに尽くして、毎日幸せにしてみせる。
　ちゃんとココに書いといて、決意が揺るがないようにしなきゃ。

　とにかく明日は頑張る！

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スルーもできない馬鹿がいるな
もちろん俺もだが

>>221
多分おまいのNG登録するやつは総合でも荒らしてたやつだと思う。

支援

　視界が滲んだ。
　すぐに目に手を当て、慌てるようにして日記のページを捲った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　6月29日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　できなかった……。
　焦りすぎたのかなぁ……全然ダメだった……。

　今日は両親が居ない、ってドっくんが言ったから、もう今日しかない、って思ったけど……。
　肝心なところで帰ってきちゃった……。

　私もドっくんも脱いで……ホントにあとちょっとだったのに……。
　まだ膜あるよ……要らないのに……。

　でも、何も前進しなかったわけじゃない。
　ドっくん、私の体に触れてくれた……まだ胸に熱が残ってるもん……。
　ドっくんのアレにも、触れた……すごく熱かった……。
　あの時は、お互いにそういう気分になれてたと思う……。

　でもやっぱドっくん、ゴムなしは嫌がってた……。
　嫌がってた、っていうより……私のため、なのかな……。
　そう考えたら嬉しいけど……やっぱ、子供ができるのはゴメン、っていう風にも思える……。
　どっちなんだろう……分かんない……。

しぃの真意は想像ついても読めないままだったからな…

ｗｋｔｋ

支援

（´・ω・`）厨房小説キモキモ

なんかしぃの気持ちわかる…

>>221
携帯が何を言うか

>>231
(´・∀・)そうだね、プロテインだね。

泣いた

　まぁ、普通に考えたら、「私のほうが子供できるのを嫌がる」って認識だよね……。
　ドっくん的な気遣いって捉えていいのかな……。
　でも、ナマで良いって言ったのになぁ……ドっくんもナマのほうが気持ちいいはずなのに……。
　やっぱ……子供は、ゴメンなのかな……。
　でも、ホントに嫌ならもっと抵抗するはずだよね……。
　本気になればどうにでもできるわけだし……。

　よく分かんなくなってきた……。
　苦しいなぁ……。


　ドっくんの家行く前に、指輪を買った。
　そんなに高くなくて、シンプルで……でも、私はこういうデザイン好きで……。
　昨日の夜に駅周辺の地図調べて、施設も調べて……何とか計画通りに指輪買えた。
　ちょっと強引だった気がしないでもないけど……結果おーらい！
　嬉しいなぁ……彼女っていう感じがしてきた。

　そのあと家では、会話が盛り上がった。
　ドっくん、色んなこと知ってるからすごく話しやすい。
　どんなネタ振ってもノってくれる……話が合う、ってこういう感じなんだろうなぁ……。
　楽しかったぁ……。

　でもやっぱ良いことばっかじゃなかったなぁ……。
　エッチに持ち込むのは失敗しちゃったし……。
　それに、帰り際は……微妙だった……。

>>235

さる支援

　帰り道を一緒に歩いてるとき、なんか、すごくドっくんのこと好きだって改めて思って……。
　こんなに信頼できる人、他にはいない……この人なら、きっと私を受け入れてくれる……。
　はっきりした理由もなく、そう思っちゃって……全部、話してみよう、って考えた……。

　でも、少し冷静になったら、やっぱ言わないほうがいいって気づいて……。
　中途半端なことしちゃった……。
　途中で雨が降ってきちゃって……風邪引いたら大変だ、ってお医者さんに言われてたから、焦ったのもあったし……。
　ドっくん、怒ってるかな……。
　怒ってるまでいかなくても、きっと不機嫌になっちゃってるよね……。
　謝りたいけど……どうしよう……。
　この日記書き終わったらメールしてみよっかな……。

　明日は病院行かなきゃだから、会えない……。
　遊びたかったなぁ……昨日の続き、とか言って、そのままエッチに持ち込めたかもだし……。
　ドっくんはどう思ってるんだろ……残念がってるかなぁ……。
　そうだったら嬉しいけど……。

　来週は試験直前だから、遊べないなぁ……。
　一緒に勉強する？ って言われたけど……勉強は、ヤダなぁ……。
　でも一緒には居たいし……どうしよう……もうちょっと考えなきゃ……。

　とにかく、頑張る。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

俺のなかでツン＝綺麗、しぃ＝カワイイってなってるんだがみんなは？

あれ、目から熱いものが……なんだろう……

>>240
同意

>>240
同じ

>>240はいはいワロスワロス

>>240
禿同

さーるさーるさるわくてーかてか

>>240
一緒

　しぃがあれほどゴムなしに拘っていた理由も、全て合点がいった。
　何もかも、目的のための行動だったようだ。
　しかしそれを恨む気持ちはなかった。

　生きるために、しぃがこんなに頑張っていた。
　それに、気づいてやれなかった。
　今ここにあるのは、悔いだけだ。

　この日の帰り際、全てを打ち明けてくれていたら、今頃、どうなっていただろうか。
　意味のない想定をしばらく続けた。
　

　次の日の日記では、病気の進行が遅れている、と医者に言われたらしいことが書いてあった。
　毎日が楽しいからだ、としぃは喜んでいる。

　それから一週間の日記は、他愛ない毎日が綴られている。
　俺のことがどれだけ好きだったのかが分かって、嬉しさと恥ずかしさが混同した。
　そして、苦しみや悲しみも、同時に押し寄せた。


　次に目に付いたのは、7月9日。
　しぃとカラオケに行き、内藤の監視に気づいた日だ。

>>240
ツン：カットダイヤ
クー：水晶玉
しぃ：ガラス細工

庶民派なイメージ。
あくまでも俺の中でのイメージな。

俺的にＢＧＭはMr.Childrenの名もなき詩なんだが、みんなはどう？

漏れ的ＢＧＭ〜さよならまた明日〜

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　7月9日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　ドっくんから遊びに誘ってくれて、一緒にカラオケ行った。
　そしたらすごいビックリした！ ドっくんめっちゃ歌上手いんだもん！
　どんだけ私の好きな気持ちを膨らませるつもりなんだろ……すごいなぁ……。
　ホントにドっくんの彼女になれて良かったぁ……毎日が楽しい……。

　でも、オゴってもらっちゃったのは反省……。
　あんまりお金ないから、助かると言えば助かるんだけど……でも、変だよね……。
　恋人同士なんだし、きっちりワリカンしなきゃ……。
　今度どっか行ったときは絶対私が払おっと……。
　それでチャラにして、次からはワリカンで……うん。

　カラオケ出た時間、まだ夕方だったし、どっか別のとこ行きたかったけど……。
　夕方から病院だったから……行けなくて残念……。
　今日行ったカラオケが病院の近くだったから、一緒に帰るのも微妙だし……。
　少しでも一緒に居たいのに……。


　今日はこれで終わりじゃなくって……。
　さっき、内藤君から電話があって……。

　内藤君、私とドっくんが付き合ってから、ずっとドっくんのこと監視してたらしくて……。
　他の女に絶対行かないように、って考えだったらしいけど……それが、見つかったって……。

>>240
ツン：薔薇
クー：紫陽花
しぃ；向日葵

ってイメージ

なぜかFFXザナルカンドにてがリピートされてる…

>>240
（´・ω・`）今日の晩御飯なんだった？

>>250
スピッツの渚

>>255ラーメン

>>249
ツンがカットダイヤは同意

しかし後の二人は俺のなかで
クー：アメジストかパライバトルマリン
しぃ：ムーンストーン
ってイメージ

(´･ω･`)…(｀･ω･')内藤！すべてはてめえのせいか！！

>>254
お前のせいで「ザナルカンド」が頭から離れないｗｗｗ

　ドっくんとは何も話してないらしいけど……でも、ドっくん、何て思ったのかな……。
　さすがにちょっと不審だよね……。
　一緒にツンちゃんも居たらしいから、ツンちゃんを見てたって言い訳もできそうだけど……。
　でもそれなら隠れて見てる意味はないよね……。
　あ、でも、ツンちゃんの浮気調査とか……そういうウソなら通るかな……？
　……なんかワケ分かんなくなってきちゃった……。

　ツンちゃんに私のことは話さなかったらしいけど……別に、ツンちゃんなら話してもいいかな……。
　色々協力してくれそうだし……。
　でも、誰からどう話が広まるか分かんないし……やっぱ内藤君だけに留めておくのがベストなのかな……。
　この苦しみを、誰かに理解してほしい、って気持ちはあるけど……。

　内藤君にはいっぱい話聞いてもらって、迷惑かけちゃってるなぁ……。
　どうしようもない不安とか、恐怖とか……内藤君にしたら、関係ないことなのに……。
　それでも、何時まででも聞いてくれて……ずいぶん助けてもらっちゃってるなぁ……。
　今度なんかお礼しなきゃ……。

　また明日も頑張ろっと。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

>>250気が変わった、ELLEの指輪。歌詞もそれっぽい

ｿﾋｨｱのthank youがﾙｰﾌﾟしてる
泣くっていいな

the pillowsの『ONE LIFE』

　あまりに下らない、嫌疑。
　しぃは俺に払わせてしまったことを申し訳なく思い、次は払う気でいた。
　普通に発言を受け止めていれば良かった。下らない読みで、疑いを深めてしまった。

　こんな浅はかな疑いさえなければ、これからの二日間も、平和だったかも知れない。

>>262
確かに・・でもちょいと違うかもなｗ

ジョルジュ･･･

ｗｋｔｋ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　7月10日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　朝電車の中で先生からメールが来た。
　お医者さんのほう……検査したいから病院に来てほしい、って……。
　ダメだなんて言えるわけないし、行くことにしたけど……。
　ドっくんと一緒に帰りたかったなぁ……。

　検査は時間かかったなぁ……夕方近くまでずっと病院だった……。
　お腹ぺこぺこで倒れそうだったよ……。

　病気のことは……何も言ってこない……。
　治療法とか……多分、何も分からないんだろうな、って思う……。
　最近体調は、微妙かな……ドっくんと一緒に居るときは、ほとんど大丈夫！
　でも一人になると苦しくなったりする……このまま死んじゃうんじゃないか、ってくらい……。
　めまいとか、吐き気とか……そんな優しいものじゃなくて……。
　ただただ、苦しい……生きているのが苦しい、って感じる……。
　これが、死の力なんだろうな、って思う……。

ｗｋｔｋ

GLAYのhoweverの「言葉では伝えることがry」がループしてる

>>262
ピッタリじゃね？

よかったまだスレ残ってた(｀・ω・´)

　生きたい。ずっとずっと、生きつづけたい。
　その気持ちは変わらない。これからも、絶対。
　苦しみはきっと、生きようとしてるからだ。死に抵抗できてるからだ。
　そう思うと、苦しみにも耐えられる。

　ずっとドっくんと一緒に居たい。今は、それが私の生きる意味。
　まだまだ、幸せにできてない……ドっくんのこと、もっと幸せにしたい。
　愛しつづけたい……。
　そのために、生きたい。

　明日からも頑張る！

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　そして、7月11日。

　生きよう、生きようとしていた前日と同じ人物が書いたとは、思えなかった。

　屋上で、しぃと別れた日だ。

支援

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　7月11日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　私、死ぬ。
　それがはっきり分かった。
　生きられない。生きる意味がない。

　全部、お終い。

　何もかも私のせいだ。全部分かってる。
　悪いのは私。何もかも、何もかも。

　何もドっくんに言わなかった。
　嘘もいっぱいついた。ドっくんの疑いも当然。
　私のせいでドっくんをいっぱい苦しめた……それが、申し訳なくて、申し訳なくて……。
　命で償えるなら、いくらでも投げ出すのに……。

　私の下らない目的のために、ドっくんを利用した。
　ただ子供のためだけに……ドっくんの気持ちを、もてあそんだ。
　その罰が下った……それだけの話だよね……。
　私、最低な女……最低な人間だもん……。
　人の好意を……私みたいな最低な女を、好きになってくれた人の想いを、踏みにじって……。
　死んで当然だ、って思う。

俺は Melodies of Life がずっと流れてる

銀杏の「NO　FUTUER　NO　CRY」が流れてる

支援

>>279
奇遇だな

バンプのワッショイが脳内に響いている

　内藤君と手を繋いじゃったのは、不安だったから……。
　ドっくん、病院の先生とのメール、疑ってた……何か隠してる、ってバレてたと思う……。
　そこを、ごまかしきれなくて……ドっくん、多分イライラしてた……。
　その後は普通に接してくれたけど……どうしよう、ってずっと怖くて……。
　……安心したくて……手を握っちゃった……。

　ドっくんは勘違いしてる……それを、否定しなきゃいけない……。
　それは分かってる……内藤君も、何度もそう言ってきた……。
　だけど……悪いのは私だもん……。
　何も真実を語らなかった……疑われるような行動を取ってきた……。
　全部、私のせい……ドっくんの考えを否定するのは、結局、自己弁護に過ぎない……。
　全部、終わりだもん……やっぱり、私が間違ってた……。

　ドっくんを幸せにしたい、なんて、自分のための行動の意味をすりかえて……。
　私が満たされるために、利用しただけなのに……。
　生きたいなんてワガママを、押し付けて……。

　ドっくんを失った世界で生きたいなんて思わない。
　あとは時の流れに任せるだけ。何もかも、どうでもいい。
　私の生死なんて、特に。

Rainy〜愛の調べ〜が無限ループ


二人で輝きながら確かな愛育てたよね(´･ω･`)

樹海のホシアカリ

ここに君がいなきゃなんの意味さえない
沈む夕日に暮れる星空
まるでガラクタだね
君がくれた日々
甘い記憶も残る言葉も…
やっぱまんまだなｗｗｗｗｗ

　謝りたい気持ちはある……だけど、それはダメ……。
　今謝ったら、ドっくんに、全部話さなきゃいけなくなる……。
　話した後で、私が死んじゃったら……多分ドっくん、私の死を引きずっちゃう……。
　このままでいいんだ……このまま、私は静かに消えればいい……。
　学校を退学すれば、学校から「私が死んだ」って伝わることもなくなる……。
　どっか遠い病院でひっそり、居なくなれば……ドっくんには何の迷惑もかからない……。
　ずっと私を恨んだまま、人生を送れるから……。
　それがドっくんにとっては一番だから……。

　ドっくん、ゴメンね……。
　いっぱいいっぱい、迷惑かけて……傷つけて……。
　ドっくんと一緒に居れた時間、楽しかった……私、それだけで、充分だった……。
　高望みしすぎて、ゴメンね……ドっくん、幸せになってね……。

　この日記、私が死んだあとに、私と一緒に燃やして、って頼まなきゃ……。
　もしドっくんに見られたら、最悪だ……。
　お母さん、お姉ちゃん、内藤君……みんなちゃんと黙っててくれるかな……。
　ちょっと不安だけど……信じるしかないよね……。

>>281
「NO　FUTUER　NO　CRY　NO　FUTUER　NO　CRY　
未来はないけど泣いちゃだめさ」
とこだよな？ｗ

支援

　たくさんの人に迷惑かけて、私はまだ、生きてる……。
　だけど、長続きはしない……それでいい、って思う。
　悲しむ人が少しだけ居る……私みたいな人間の死を……。
　それを、少しだけ……嬉しく感じちゃってる……。
　だから、満たされてるよ……充分に……。　

　17年、育ててくれたお母さん……ゴメンね……。
　お姉ちゃん、内藤君……ゴメンね……ダメな子の相手させて、ゴメンね……。

　もし生まれ変われるなら、今度は、誰かを幸せにできる人間になりたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

>>288
わかるよ、わかるよ

「HERE WITHOUT YOU」

　零れ落ちた涙で日記の文字が滲んだ。

　今抱いている感情が、自分でも分からない。説明できない。
　悲しみに似ている。しかし、苦しみも擦り寄ってくる。
　あまりに痛切だった。


　次の日、ページを埋めたのは、俺への謝罪の言葉、一色。
　そして、明らかな体の異変。前日の日記を書き終えたあと、しばらく意識を失ったらしい。

　それからは、学校を辞めたこと、東京の病院に入院したこと。
　俺への謝罪、検査の結果、俺への謝罪。
　その日の天候、俺への謝罪、その日の夕食。
　俺への謝罪、医者の言葉、俺への謝罪。
　淡々と日々が綴られている。
　そうやって日々が経過していた

　そして、8月5日。
　しぃが居なくなる、三日前。
　この日から死ぬ直前まで、意識を失っていたと、内藤が言っていた。

　徐々に、しぃの字が雑になっている。
　というより、上手く書けなかったのだろう。字が震えている。

　この日の字は、判別にも苦労するほどだった。
　どれだけ苦しみながら書いたのかがダイレクトに伝わってきて、心が震えた。

ｗｋｔｋ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　8月5日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　わたしはまだ生きてます。
　ほとんど、死にかけだけど。
　みんなに、がんばれっていわれて、生きてます。

　あたまの中は、だいじょうぶ。
　だけど、からだがうまくうごいてくれない。
　かんじでかきたいけど、むずかしいのはかけない。
　字じゃなくなっちゃう。

　ほとんどしゃべれません。
　こえを出そうとすると、のどとむねがいたい。
　むりにしゃべるひつようも、ないけど。

　少し、くびをうごかすくらいしか、コミュニケーションがとれない。
　おかあさん、おねえちゃん、ないとうくん。みんな、まいにち、こえをかけてくれるけど……。
　くるしいから、こえは、出したくないんだ。
　ごめんね。


　ドっくんのこと、いまでもずっとかんがえる。
　いまどうしてるのかな、とか。なつやすみをたのしんでるのかな、とか。
　しあわせかな、とか。

ﾄﾞｸｵってそんなにしぃの事好きだったっけ？

それは吊り橋効果でしょう

…ただ言いたかっただけです、すいません。

　わたしがドっくんのへいわをみだした。
　だから、おだやかではないとおもう。
　わたしのせい。ごめんね。
　そのうち、わすれてくれるといいな。

　っていうか、もうわすれられてるかも。
　うれしいような、さみしいような。
　でも、それがいちばんだよね。


　ながくにっきをかくとつらい。
　ここまでで、２じかんかかってるし。
　やだなぁ。
　死って、すごいなぁ。
　なにもかも、うばっちゃうつもりだ。
　きっと、なにものこらないね。

　やさしく、わたしのほおをなでる死。
　なれなれしいよ。
　わたしにふれていいのは、ドっくんだけなのに。
　でも、あらがえない。
　そんなつもりもない。

まとめ嫁

そういえば ◆azwd/t2EpE はいつも最終話を書き終えたら次回作の予告があるけど
今回はどうなんだろう
たしか次回作はあるって言ってたし

>ここまでで、２じかんかかってるし。

がつんときた

ｗｋｔｋ

　もうながくないのはわかってる。
　まいにち、さいごのつもりで、にっきかいてる。
　いしょがわりだね。
　だれにもよまれたくないけど。

　わがまま、いっこだけ。
　ドっくんに、あいたい。こえが、ききたい。
　あれ、２つになっちゃった。
　とにかく、そばにいてほしい。

　さいていのわがまま、いじょうです。
　死なんて、ひとりでうけいれるもんだよね。
　まして、ドっくんなんて。ありえない。
　どれだけめいわくかければ、きがすむの？ わたし。
　ちゃんと、がまんして。


　さいあいのドっくん。ずっとずっと、あいしてるよ。
　ごめんね。ゆびわ、はずせそうにない。
　これだけは、ずっと、はめていたい。
　これがなくなったら、もう、ドっくんのかお、おもいだせないんじゃないか、って。
　こわいんだ。

頭を横殴りされている気分だ。

胸が痛い・・・


しぃ・・・

支援

　ドっくん。
　かってながら、あいしてます。
　ごめんね。
　でも、あいさせて。

　さいごの、しゅんかんまで。


　それから、そのあとも。
　ずっと、ずっと。

　あいしてます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オチｗｋｔｋ

　日記はそこで途絶えていた。

　あとは、何もかも、真っ白だ。


　止め処なくあふれる涙が顎から滴る。
　何も見えない。視界は全て歪んでいる。
　しぃの日記も、何もかも、見えない。

　しぃの全てを、今、理解した。
　これで、良かったのだと思う。
　しぃは読まれたくなかったようだが、それはきっと、死ぬ直前に俺を会うことを想定していなかったからだ。
　今はきっと、読まれても、嫌な気分ではないだろう。
　半ば問いかけるように、自分に言い聞かせた。


　一度見えなくなった視界もはっきりしはじめた。
　それは、まるで未来のように。

　確固たる決意と、覚悟。
　一生を賭す。しぃが全力で生きたように、俺も全力で生きる。
　全てを費やす覚悟で。

なんか皮肉なもんだな…病気がなかったら付き合ってたかどうかわからんし

こんなカッコいいドクオは初めてだ

wktk

病気じゃなかったら死んでたのはドクオの方なんだよな

>>313
答えはあなたがレスした時間

　日記を閉じ、病室のベットから降り、立ち上がる。
　俺がいるべき場所は、間違っていない。ここだ。
　ただし、ベットの上ではない。

　高校二年生。まだ、進路は充分に変えられる。
　努力次第で、どうにでもなる。

（……親と、話そう）

　誰もいない病室で、一人、頷いた。















――――15年後

なるほど！！！！！！！！！！！

オチも楽しみだが終わってしまうのも悲しい

そこには元気に走りまわｒ（ｒｙ

ああ…

「先生、お昼一緒に食べませんか？」

　白いスカートを微かに揺らしながら、近づいてくる。
　緊張交じりに話すその姿は、初々しく思えた。

「いや、悪い。まだ片付きそうにない」
「お手伝いします！」
「いいよ。今日は看護師の人手が足りなくて疲れるだろうから、昼はちゃんと休んで」
「先生だって疲れてるはずです！ 私がお手伝いして、少しでも負担を減らせれたら」
「これが俺の仕事なんだ。他の誰かに迷惑かけるわけにはいかない」
「迷惑なんかじゃありません！」

　迫る看護師に対して、軽く微笑んだ。
　落ち着いて、と小声で言う。

「終わったらそっち行くから。屋上で待ってて」
「絶対ですよ！？」
「うん、絶対だ」

　少し照れながら、看護師はドアを開けて退出した。
　軽く息を吐いて、ペンを握る。音を立てて文字を書き始めた。

　窓の外の空は澄みきっている。
　心地よい夏風を受けて、前髪が揺れた。
　中庭からは子供の遊ぶ元気な声も聞こえた。

そろそろか・・

　医者として、しぃが居なくなった病院で働きだしてから、10年。
　最初の数年はとにかく必死だった。
　仕事を覚えることや、辛さに慣れる事。
　毎日疲労に染められた体は、いつ壊れてもおかしくない、と自分で思った。
　それでも、何とか耐えてきた。

　親は医者を志すことに、賛成してくれた。
　ただし、賢い息子ではないことが、両親は分かっていた。それゆえ、不安だっただろう。
　自分自身、不安はあった。

　毎日気が狂うほど勉強して、勉強して、勉強して、何とか現役で合格できた。
　浪人して年月を無駄に過ごすのは、耐えられそうになかった。だから現役には拘った。
　大学に入ってからもひたすら勉強し、いつしか、自分より上の人間はいなくなった。
　無論、それに満足することはなく、勉強を重ねた。
　疲れても、倒れそうになっても、頑張った。道半ばで、歩みを緩めるわけにはいかなかった。

　しぃの病気を解明するまで、諦めるわけにはいかなかった。


　あの病気にかかった者は、いまだしぃ以外に現れていない。
　既知の病気を、未知の病気だと勘違いしたのではないか、という説も出ている。
　しかし、誰もはっきりした答えは出せないでいた。
　解明も捗々しく進んでいるとは言えない。研究している人間も、多くない。

ラストに間に合った！wktk

しぃカワイソス

ｗｋｔｋ

　それでも、突き止める。
　しぃの未来を奪った病気を。
　もう、同じようなことが、この世界に起こらないように。
　しぃのためだけではなく、未来のために、人のために。
　悲しみなんて、一つで充分だ。
　拭いきれず、癒されることは決してない、悲しみなんて。

（……ん？）

　パソコンに、メールが来ている。
　内藤からだった。


件名
『元気かお？』

(　＾ω＾)元気？

('A`)「あぁ」

(　＾ω＾)キモッ

別れた彼女、今幸せになってることを祈るよ。

♪Sheryl CrowのIf It Makes You Happy

ウツカレエ

本文
『久しぶりだお。頑張ってるかお？
　来週の水曜の、しぃちゃんの命日、お墓に一緒に行かないかお？
　返事待ってるお』


　すぐに返事を打ち始めた。
　一緒に行くことに問題はない。去年は一人だったが、一昨年も内藤と一緒だった。
　返事を送信して、椅子から立ち上がる。
　部屋の扉を開けて、廊下を歩き出した。

　内藤は実家の酒屋を継いで、津出と結婚した。
　全ての誤解がなくなり、津出は尚更内藤を愛するようになった。
　結婚は互いが20歳のときだから、もう12年になる。
　子供も二人いた。

　内藤とは時々連絡を取り合っている。
　しぃの話題を内藤が出すことは、あまりなかった。
　気を遣われているのだろう、と思い、こちらから出すこともほとんどなかった。


　しぃのことを思い出さない日はなかった。
　薄れることもなく、霞むこともなく。
　はっきり、鮮明に、記憶に残り続けている。

ガゼットのreilaが合うな

ガゼットｗｗｗｗ

三沢｢やるじゃない｣

　しぃは、俺に生きる意味を与えてくれた。
　あの日、屋上で自殺を決意していた男を、愛してくれて、日々を充実させてくれた。
　人生を蔑視して、いつ死んでもいいと思っていた男を、変えてくれた。
　立ち上がって、歩く、力をくれた。

　恐らく、お互いに、支えあえたのだ。
　人生において、お互い、なくてはならない存在だった。
　だから出会った。そして触れた。
　全て、めぐり合わせだったのだ、と思う。

　これからもしぃを忘れることはない。
　存在、そして、発言。
　しぃの、俺に対する、望みも。


　階段を昇って、屋上へと向かった。
　真っ白な扉を開けて、空に近しい場所に踏み入る。
　何人かが昼食を取ったり、休んでいたりするだけで、比較的静かなところだった。

　フェンス際から外を眺める看護師の背中を、突いた。
　驚いてこちらを振り向く。嬉しそうで、それを隠そうともしない。
　純粋さは、前から分かっていた。
　素直に、感情を表現してくる。

サガットはつえーぞ

（　＾ω＾）デスノートにくるいなし

屋上……

ワクワク

まさか…

看護師死亡

ここでさわおの出番だよ

こんな考え捨てたい…違っていて

「何見てたの？」
「中庭で遊ぶ子供を……」
「子供かぁ……」
「可愛いですよね。無邪気な感じが、いいなぁって……私は思います」

　フラッシュバックする過去。
　少しだけ意識して、しかしはっきり頭には残らなかった。

「……そうだね」

　ベンチに腰掛けた。
　慌てるように隣に腰掛けてくる。甘い香りが漂った。

「食べようか」
「はい！」

　笑顔で頷き、弁当の包みを解く。
　俺も、買って来たコンビニのパンの袋を破いて、かぶりついた。
　この無機質な味にも、ずいぶん慣れた。
　しかし、誰かの手料理でも食べたい、と思うことはしばしばあった。

「……どうかしました？」

屋上での出来事がフラッシュバックして邪気眼が･･･

医学部って6年制じゃなかったけ？

>>338 ちょｗｗっをまｗｗｗｗｗ

岡山の雪(本名なお)です☆
30才､二人の子持ち(小学生の息子)だよ!
旦那はﾃﾞﾘﾍﾙで本番強要してﾔ○ｻﾞが罰金うん十万円取りに来ました(T_T)
ちなみにデリヘルの面接に落ちました☆彡
こんな雪をよろしくね☆
http://p.pita.st/?m=b3mxt8mk

http://life7.2ch.net/test/read.cgi/intro/1161272301/


支援して！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

>>343
アウイェー？

ｗｋｔｋ

あぁぁ期待と虚しさが込み上げてくる・・・

椎名由依
死因:病死
医者に余命宣告され2か月間、本心を日記を書き続ける。
恋人に見守られ死亡。

（　＾ω＾）「……僕は新世界の神となる！」

（´；ω；）

　看護師の顔を、見つめてしまっていた。
　はっきりした二重瞼、長く伸びた睫毛、しっかり通った鼻筋。
　夏の光を浴びて輝く白い肌、桃色の唇。

　似ても似つかない。しかし、どこか似ている。
　よく分からない矛盾を、抱えてしまっていた。

「何でもない。ゴメン」
「は、はぁ……」
「ちゃっちゃと食べて、散歩でも行こう。そんな気分だ」
「あ、はい！ 行きます！」

　また、笑った。
　お互いに。


　これからもしぃを忘れることはない。
　しかし、しぃのために生きることはしない。
　しぃも、望まないと分かっている。

　生きたいように生きること。
　きっと、それを望んでくれているはずだ。
　15年の間に、少し、考えも変わってきていた。
　大人になった、と思う。

>>353
残念23日までだ

　青い空は遠く彼方まで広がって、白い雲が疎らに浮かぶ。
　緑色の木々の葉が、音を立てて揺れる。
　赤い弁当箱が紫の袋に包まり、灰色のベンチから二人が立ち上がる。
　銀色のドアノブを回して、扉を開き、階段を下りた。

　オレンジと黄色の花が咲き誇る道を、談笑しながら歩く。
　道は、広かった。


　空を、見上げた。
　そして、視線を落として、前を見据える。
　後ろを振り向きはしない。
　気にするのは、前、そして左右だ。
　後ろに、置き去りには、していない。

　歩幅を広げる。
　しっかり、それに合わせてくる。
　少し、微笑んだ。

ｗｋｔｋ

（　＾ω＾）アザラシの口をした奴がそれを見ていた



完

ｗｋｔｋ

もうすぐ終わりか‥‥

ｗｋｔｋ

なかなかねれないじゃないか

　とんでもない方向に、向かった。
　しかし、間違った方向ではなかった。

　歩む道は、決して間違いではない。
　色んな積み重ねが道となり、色んな思いが足跡となっている。
　だから、このまま、突き進めばいい。

　しぃが、示してくれた、道を。
　作り上げてくれた、道を。

　歩く。これからも、ずっと。
　ひたすらに。

　しぃの分まで。









('A`)ドクオの策略がとんでもない方向に向かうようです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜The End〜

　　　　　　　映　　　　　画　　　　　化　　　　　決　　　　　定　　　　！　　　　！





感動した。乙！

乙

('A`)「なんてことになったらなぁ･･･」

>>363
乙！！！

>>1
乙!面白かった!

乙！！！！！長い間待った甲斐があった！！！

乙

（　＾ω＾）タイムパラドックス…

おつ！
良かった。
いいもん見せてもらったわ

>>1
おつかれさま。

あぁ…脱力感……

>>363
お疲れ様でした！！！！！！
次回作も絶対見る！！

乙！激しく乙！俺も明日から頑張るよ。

うおー！超乙！

乙でした！１
次回策の予告ってまたやるの？

>>１乙！良かった

('A`)ドクオの策略がとんでもない方向に向かうようです、は以上で終了です
三ヶ月以上もの長き間、お付き合いいただき本当にありがとうございました！

まさかこんな短編でこんなにかかるとは・・・；
長かった・・・

良作だった･･･おつかれ>>1！！！

いちおつ！
よく頑張ったお
正直、ベタな展開になったと思うけど、感動はあるよ

おつかれさま そして、ありがとう！

作者乙！！！１

ちゃっかり内藤もよりもどしてたなｗｗｗｗ

('A`) 東京大学理科三類に現役合格。
著書【毒尾式カリキュラム受験英語攻略法】【新・受験勉強マニュアル】など。

名言「マスは布団の中でかけ」

>>379
ホントに面白かったよ

次回作はバトル物だっけ？

確かにとんでもない方向に向かってたな

>>1
次回作の予定はあるのかい？

乙！！！

内藤としいは中学の頃付き合ってたの？

すばらしい
三ヶ月追い続けたかいがあったよ

すばらしい話をありがとう

作者乙!！！！！！！！！！！！！！！！！

ゴメンこの作品を好いてるからこそ言わせてくれ
医学部は６年制だと思った。
まとめさんにでも訂正してもらえばいいさ

乙。ありがとう。

（´・ω・`）ルパンザファイヤー

>>389
そう

ハッピーエンドで終わってよかった……
屋上で看護しが告白して自殺するんじゃないかとひやひやしたぜ

>>395
サンクス

（´・ω・`）みんな今日の晩御飯なんだった？

１乙。おもしろかった。

ところで学生挙手

皆さんありがとうございます！！
やっぱり作品を書く原動力は、読んでくださる方のレスだなぁと改めて感じます

展開のベタっぷりに関してはちょっと否定できないです
多分そのつっこみも入るだろうなと思って、展開を変えようか悩んだときもありました
強引に変えることもできなくはなかったんですが、やっぱ書きたいことを書くのが一番かなと思って、そのままいきました
伝えたいことを書けた、と思います

この話の根幹は生死です
生の力と死の力を描こうと思って話を作りました
最終的には全てがそれに繋がっています
しぃの生きたい思いとか、ドクオの生きる意味とか
自分自身、生死についてはよく考えることなので、しっかり自分の考えを描きたいなって感じでした
その部分に関しては充分満足してます

まとまり自体はそれなりにあったんじゃないかなと思います
書ききれてよかったです

>>399
ノ

>>398
夜のオカズを聞くなんて失礼だな

ノシ　大学留年決まったぜｗｗｗｗ

次回作はあるのか！？

ノ 化学やりながら見てる

>>399
ノ

実は今日から中間試験ｗｗｗ

厨房小説だったが………

（´・ω・`）俺がいつも統合スレで書いてる小説の次くらいにすごかった

寝るタイミングがねぇｗｗ

次回作は（　＾ω＾）が職を失ったようです

>>377
やるつもりだったんですが・・・策略をひたすら書き続けてたので、予告編がまだ完成してないんです・・・；
7割くらいは書けてるので今から書いて投下するのも不可能ではないんですが・・・どーしましょ；

>>389
付き合ってないですよ
仲の良い友達です

>>392
そうなんですか？　知らなかった・・・；
勉強不足ですみません・・・；
まとめさん、よろしければ>>322の「病院で働き出してから、10年。」を「8年」に変えてくださると助かります・・・

ノシ 明日の英語テストの勉強しながら見てた

ところでダイの大冒険って名作じゃね？１２巻のポップがメガンテ唱えるシーンで泣いた

>>410
じゃ次回作の予告はいいから、次回作のおおまかな内容kwsk

（´・ω・`）みんな今日の晩御飯なんだった？

>>414秋刀魚

>>410
つまりあれは長岡の思い違いってことか。わざわざありがとう！
>>395の人もありがとう！

('A`)「はぁ…はぁ……」


(*ﾟーﾟ)「Oh〜yes、Oh〜yes」


('A`)「生は最高だぜ」

作者さんにはｗｋｔｋさせてもらった！最後の最後にリアルタイムで見れて本当に良かった。おつうううううううううううううう

ポケモン，運命のマウンドとクオリティ高いのを見たからかな。正直イマイチだった…。
途中一ヶ月も空いたし、作る側もいろいろ事情があったのかもしれないけど、これが正直な意見です。
次に期待してます

結局予告なし？

ポケモンみたいに毎日投下してくれたら超ありがたい

（´・ω・`）みんな今日の晩御飯なんだった？

レス忘れてた；　すみません・・・
>>5
ありがとうございます！　すごく嬉しいです♪
投下中ずっと聴いてましたお
話が終わったあとのエンディングBGMとしてすごくいい感じだなと思いました

>>413
次の作品は多分「(　＾ω＾)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」になると思います
26種類のアルファベット状の武器で戦争します
大体そんな感じです

>>419
期待してくださった方を裏切る結果になっているのなら、本当に申し訳ないです；
この話は序盤にストーリー性を意識して、終盤はメッセージ性を意識しました
最初からそうするつもりだったんですが、途中かなり期待が高まってるように感じたので、不安も少なからずありました
期待に沿えず申し訳ない限りです

>>420
もうそろそろ寝なきゃいけないのでやっぱ無理っぽいです・・・すみません・・・

>>421
あの頃は毎日時間があったので毎日投下できてましたが、今は絶対無理です・・・
地の文なしで書ける作品じゃないのでスピーディに作成できないですし・・・

１さんお疲れ様です。
感動しました。
いま追い付いた。

>>423
そうですか

じゃあ最後に質問
次回作はいつ投下？

>>1の死生観、いいね。

やっと追い付いた…携帯厨には辛いな
乙でした。

次回作も楽しみにしてます。

合作の方もがんばりましょうね。

途中で送信しちまったorz

毒尾の持ってたタナトスを
しぃのエロスが消した
そしてしぃのタナトスによって
毒尾はエロスを得た

みたいな感じ？

俺、じつはこれまとめで更新されるのずっとまってた。
おもしろかったぞ！乙！

乙でした。

うい、乙

毎日投下って、ホントできていた自分が信じられなくなるよな。次回作も頑張ってな

>>425
いつごろかなぁ・・・
第1話だけなら次の休みにでも投下できそうです
できれば第2話もいきたいけど・・・その前に画像を完備しなきゃいけないので、遅れるかも・・・；
またまとめサイトさんの掲示板に色々書き込みます

>>428
頑張ります
策略がやっと終わったので、合作のほうもがしがし頑張ります
よろしくお願いします

>>429
？？？
よく分かんないですけど、お話っていうのは読んでくださった方それぞれがそれぞれの解釈でいいと自分は思います
全部の解釈が全部正解、って感じで
そうやって色んな解釈をしてくださることが書き手としては嬉しいことです

>>432
あの頃の自分にはもう戻れないですね・・・；　投下スタイルも全然違いますし・・・
次回作も頑張ります　ありがとうございます！


皆さん本当に長い間ありがとうございました
色々あった作品でしたが何とか皆さんのおかげで終結を迎えられました
この話が、読んでくださる方に何かしら影響を与えられたなら、書き手としては大変幸福なことです
またお暇なときにでも読み返してくださると嬉しいです

ありがとうございました
また次回作でお会いできることを願って、おやすみなさい

>>434
ばいばいチンカスまた会う日まで

作者ウザ ＶＩＰにこんな奴イラネ

おやすみなさい

ツンデレ多いなｗ

作者乙
アナタのスレみるために毎日VIPやってるわけじゃないんだからっ

今まとめ見て急いで来た
スレ残ってて良かった。乙でした

ほ

超よかったぜｗｗｗ泣いた

乙ですよ、乙

まとめ見て慌てて来た。乙！！！！！

まとめから慌てて飛んで来た。乙！！！！！

>>444
まほめめたァあばばデボンで来た。弓!!!!

に見えた。

作者乙！
よかったぜ

面白かっよ。
作者乙

乙
アルファベットの武器はこの作品の中で使うのかと思ってたぜ

作者乙!
もう一度最初から読み直してくるよ。

>>448
お前は俺かｗｗｗｗ

今北号泣こんな時間にどうしてくれる畜生誰か俺の心の汗をぬぐってくれ

保守

作者には素直に乙といえる。

だが途中の学生挙手、とかいう流れに持っていった奴は本当にアホだと思った
お前らどんだけ馴れ合いたいのかと
学生なんてここで主張することじゃなかろうに

保守

保守

保守

第9話までは最高だたね

補修

sage

10話読んだ後最初から読み直して感動した
文盲な俺にはこの気持ちをどう表現するのか分からん

先に出てる曲聞きながら読み直したらまた泣いたww

お前らアレだな

いかにも感動系の映画のインタビューCMみたいだな

ほ

面白かった。
ベタな素材を良く消費出来たと思う。

ただ信者も煽りも、煽りに反応する信者もウザイ。
ついで言うなら完結する前に批評出来る奴らも凄いな。

保守してた奴ら有難う

確かにとんでもない…
乙です

>>461
あるあｒ…あるある。

しっかし期待ハズレだ。
病気物には飽きたっつの。

この作者の病気モノって他にもあんの？

ないよ

まあなんだ。それだけ皆期待してたってことだろ。悪いとは言わんが、やっぱベタだったな

ほ

>>468
そう言うことか…。
…俺は、ベタだからこそ、見せ方、読ませ方のセンスが見えると思うし、その点この作品はよく出来てたと思う。
同じ作者が同じベタなお題を使い回すのは（お約束以外）流石にどうかとは思うが…。



>>423
そう言ってもらえると光栄です。
一戦は見逃したし、ポケモンの時は本家ＢＧＭ以外思いつきませんでしたから…。
…でも、１０話にはちょっと合わなかったかな(苦笑。
なにはともあれ、改めてお疲れ様でした！
次回作も期待してます！

俺は情景描写がうまいと思ったな。
面白かった、乙

よく話にでてるポケモンのやつってのはそんなに名作なの？
どこで読める??

>>473
http://sos.sppd.ne.jp/ffx2/albed/

>>473
ttp://boonsoldier.web.fc2.com/
ここの完結済作品
次からは自分で調べようね

ほす

今読んでるんだけどさ。

ガキとか言われるかもしれないけどAquaの青い空が日記の場面に合ってる希ガス

>>477
ｶﾞｷだな

>>478
餓鬼や

ガキだよｗ

>>477
ガキめ

ヒント：メ欄にsage