1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
女「もう負けない! 男くんに告白するんだから!」
嬢「そう……」
女「き、今日こそ絶対に!」
嬢「穏やかな日々が続くのも悪くない。そう思い自重してきたけれど……短い夢のようね」
女「え、嬢? な、何よそんな寂しそうな顔で言っても耳を貸すつもりはないんだから……」
嬢「貴女の想いが本物であると分かった以上、もう私には余裕がない。
だから本気で挑みますわ」
女「い、今までが本気じゃなかったの……?」
女「うぅ……聞いてよ! 今日も嬢が男くんを独り占めしてた……ずるい」
弟「あの、お姉ちゃん……僕これから塾に行くから」
妹「宣戦布告するなんてバカみたい。無視してさっさと告白すればよかったのに。
これはもう私がお膳立てしないとダメね。お姉ちゃん、携帯貸して」
女「あの、えっと……泣いてもいい?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:19:40.42 ID:v9K07kyc0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:24:26.41 ID:Mry1uqBs0
新ジャンルではないけれど 新ジャンルです
ひたすらにカキコという祈りを続けて神職人の降臨を待つスレです
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:26:05.68 ID:8obl9fYD0
久々に復活ktkr!
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:27:26.86 ID:Mry1uqBs0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:27:52.23 ID:WlgFpJnEO
全然新ジャンルじゃねぇじゃん
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:28:19.54 ID:Mry1uqBs0
スレを立てた責任を取り、夜明けまで保守
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:31:49.04 ID:Mry1uqBs0
男「中間試験の結果はまあまあだな」
嬢「そうね。けれどそれで満足されては困るのよ」
男「嬢! 勝手に俺の成績表を覗くな!」
嬢「私も男さんと同じ大学に通いたいわ。貴方には努力した上で成果を挙げていただかないと。
家族だっていつまでも私の我侭を許してはくれないでしょうから」
男「なんか気の早い話だな。それに高校卒業しても友達だろ?
先生も高校の時の友情は腐れ縁になると言ってたし」
嬢「悪くないわね。でも貴方はそれでもいいの?」
男「///………」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:37:16.42 ID:Mry1uqBs0
長文を連投します
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:40:02.30 ID:Mry1uqBs0
幼嬢「こんにちわ。あなたが新しいお医者様?」
医師「そうだよ。はじめまして」
幼嬢「今までのお医者様とは違うみたいね」
医師「それは分からないけど、僕が来る前に何人も辞めさせられているんそうだね?」
幼嬢「そうよ。私のこと、変な目で見るんだもの」
医師「そ、そうなのかい?」
幼嬢「先生は変なことしないでしょう?」
医師「当たり前だよ。それに僕には妻と娘がいるからね。
そんなことしたら、娘に嫌われてしまう」
幼嬢「先生のお嬢さんはどんな子なの? 私と同じくらいの年?」
医師「君と同い年だよ。優しくて、頑固で、明るい子だよ。
それに将来は絶対美人になる」
幼嬢「アハハ、お父様と同じようなこと言ってる。お父様もよく私の自慢するんだよ。
おかげで演技をするのが大変。でもきっと素敵な子なんだろうね。今度紹介してね」
医師「うん。あの子は君と良い友達になれると思うよ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:42:18.14 ID:Mry1uqBs0
医者「あ、執事さん。お嬢さんがどこへ行ったのか知りませんか?」
執事「存じておりますが、お嬢様は酷く腹を立てておられるご様子。
失礼ながら、事情をお話いただけませんか?」
医者「注射をしようとしたら、逃げてしまったんですよ。このタイプの注射だから痛みはないのですが。
学校の予防注射を受けていないから、必要なことなんです」
執事「分かりました。ご案内します」
医者「助かります」
執事「ところで昨日先生のご自宅にお電話を差し上げたのですが、奥方は不在でいらっしゃいましたか?」
医者「ええ。心配性だから娘が遊びに行くと必ずついていくんですよ」
執事「なるほど」
医者「それでご用件は何だったのですか?」
執事「旦那様と奥様が、是非先生の奥方にもご挨拶をと仰られまして」
医者「う〜ん、そういうのは遠慮してもらえますか? 彼女は恥ずかしがり屋で
あまり人前に出たがらないんです。手紙を送ってくだされば助かります」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:44:19.44 ID:Mry1uqBs0
幼嬢「昨日の夕飯にアスパラが出たのよ、私が嫌いだと伝えておいたのに!」
医師「好き嫌いは良くないよ。バランス良く栄養を摂取しないと、君が困るだろう」
幼嬢「う……お母様も同じことを仰っていたわ。ところで先生は昨日の夕食で何を食べたの?」
医師「えっと……何だったかな。思い出せないや」
幼嬢「一昨日は? その前の日は?」
医師「うーん、鮭だったような、ハンバーグだったような……カレーかな?」
幼嬢「先生の家では奥さんや子供と一緒に食事してるんだよね?」
医師「そうだよ。それがどうかしたのかい?」
幼嬢「……何でもない。ほら、私はお父様とお母様とあまりお食事する機会がないから、
羨ましかっただけ。本当にそれだけよ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:46:58.11 ID:Mry1uqBs0
侍女「先生、紅茶はいかがですか?」
医師「いただきます。すいません、気を遣わせてしまって」
侍女「いいんですよ。私、先週からここに勤めることになったんです。
ご挨拶代わりということで」
『次のニュースです。○県×市で起きた少女殺害事件で、県警は捜査本部を設置し――――」
医師「…………」
侍女「怖いですね。こういう事件は昔からあるそうですけど。
ウチのお嬢様には護衛の方がついていらっしゃるから安心だけど……。
先生もやっぱり心配ですよね、お年頃のお嬢さんがいらっしゃるから」
医師「…………」
侍女「あの、先生?」
医師「え? えっと、どうかしましたか?」
侍女「ニュースですよ、ニュース」
医師「ああ、ミサイル。確かに怖いですね。外交カードというやつでしょうが、
内部の事情もきな臭いですね」
侍女「……」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:48:14.33 ID:Mry1uqBs0
幼嬢「ね、先生! もうすぐ私の誕生日なの。お父様とお母様が都合の良い日を選んで
お誕生日会を開いてくださるのよ。次の土曜日なんだけど、先生のお嬢さんもお招きしたいわ」
医師「えっと…………ごめんね。週末は学校の友達と遊ぶ約束をしているらしいんだ」
幼嬢「え〜!? 先週も同じこと言ってたよ」
医師「そうかい? うん、まあ仕方ないよ。あの子は優しい良い子だから、人気者なんだ」
嬢「アハハ、先生の自慢の娘だもんね。それじゃあ来週は?」
先生「訊いてみるけど、あまり期待はしないでほしい」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:51:29.04 ID:Mry1uqBs0
幼嬢「ただいま〜。あ、先生、来てたんだ」
医師「庭師のお爺さんの体調が気になってね。ご健勝のようだけど、何分高齢の方だから」
幼嬢「誰が話しかけても返事をしないんだよ。でも頷いたり首を振ったりしてるの」
医師「そうなんだ。よく観察しているね」
幼嬢「昨日は疲れたよ。お父様の知り合いの方に挨拶して回って、あんまりお料理も食べられなかった」
医師「それは大変だったね」
幼嬢「うん。でも一緒にお出掛けするのは楽しいから、嫌いではないの。
先生は家族で旅行に行ったりする?」
医師「うん」
幼嬢「最近はどこへ行ったの?」
医師「そうだね……最近はあまり出掛けてないかな。娘も友達と遊ぶのに忙しいみたいだし」
幼嬢「そっか。じゃあ最後に旅行に行ったのはいつ? どこへ行ったの?」
医師「……一年くらい前かな。娘にせがまれて◇遊園地に連れて行ったんだ。ジェットコースターが大好きでね、
僕は嫌いだったから、からかわれてばかりだったよ」
幼嬢「へぇ〜。でもおかしいね。あの遊園地、随分前に潰れちゃったんだよ。
メイドのお姉さんが教えてくれたんだけど」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:53:18.11 ID:Mry1uqBs0
院長「やあ、医師くん。こんな場所で会うとは奇遇だね」
医師「院長……ご無沙汰してます」
院長「うむ。元気にやってるそうじゃないか」
医師「はい」
院長「……君が私達を恨むのも無理はない。だがあの頃の君は疲れていたし、医療はチームで行うものだ。
君には問題がなくても、他の医師や看護士が不安を覚えてしまうのだよ」
医師「承知しています」
院長「そうか。ところで今日は君に良い話を持ってきたんだ」
医師「良い話、ですか?」
院長「ああ。ウチの病院に戻ってこないか?」
医師「それは……」
院長「戸惑うのも無理はない。だがあれからもう×年も過ぎたんだ。
あの子もきっとそれを望んでいるはずだ」
医師「…………これから診察に行くので、失礼します」
院長「そうか……気が変わったら教えてくれ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 03:58:08.01 ID:Mry1uqBs0
医師「はあ、終電に間に合わなかった。飲み過ぎて朝帰りなんて何年振りかな……」
医師「……ただいま」
医師「…………そりゃ怒るよな。返事がないのも当然か。
仕方ない、今日は刺激しないように自分の部屋で過ごそう」
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
医師「……しつこいな、押し売りか? 僕が応対した方がいいな」
ガチャ
幼嬢「おはようございます、先生」
医師「嬢くん……どうしてここが?」
幼嬢「調べればすぐに分かるもの。それより、今日こそ先生の奥さんとお嬢さんに会わせてもらうわ」
医師「……二人とも出かけているよ。それに僕も今帰ってきたばかりで疲れているんだ。
すまないけど、君の相手をするつもりはない。帰ってくれ。あ、こら!」
幼嬢「台所、汚いね。ゴミ箱の中身はインスタント食品ばかりだし、冷蔵庫の中身も空っぽ」
医師「たまたまだよ。えっと、ウチは週末にまとめて買い溜めしておくんだ」
幼嬢「先生の奥さんは買出しに行ってるのね。それならここで待たせてもらうわ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:02:31.25 ID:Mry1uqBs0
医師「ああ、でも帰ってくるのは遅くなるよ。実家に寄ってくると言っていたから」
幼嬢「……気が変わったわ。執事、護衛! 家の中を徹底的に調べて」
医師「な……おい!」
幼嬢「どこ? 位牌はどこへ隠したの!?」
医師「何を言っているんだ? 僕の両親は田舎で達者に暮らしているよ」
幼嬢「まさか捨てたの? 違う、そんなことができる人じゃない。でもこの家にはないかもしれないし……」
医師「さっきから何を言ってるんだい?」
幼嬢「……他に方法はない、か。あまり選びたくない手段だけど……。護衛! 先生を車に乗せて!」
医師「いったいどこへ連れていくつもりだい? いくら君でも、流石に怒るよ」
幼嬢「もうすぐだから……着いたわ。降りて」
医師「ここは……」
幼嬢「お墓よ。私についてきて」
医師「いい加減にしないか! 休日に推し掛けて勝手に連れ回して!
子供の我侭にも限度がある。帰らせてもらう!」
幼嬢「先生を捕まえて連れてきなさい」
医師「なっ、離せ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:08:57.06 ID:Mry1uqBs0
幼嬢「先生のお嬢さんの墓よ」
医師「…………」
幼嬢「目を逸らさないで。彼女の前では嘘は吐けないはずよ」
医師「どうして……どうして放っておいてくれなかった」
幼嬢「夢は醒めるものよ。悪夢に魘されているなら、誰かが起こしてあげないと」
医師「夢を見て何が悪い!? 誰も傷つかないならそれでいいじゃないか!」
幼嬢「そんなことない。先生の奥さんが傷ついた。実はね、私も最初から知ってたの。
お父様があなたを専属医に選んだ理由は、あなたが夢の中で生きていたから。
だから私は絶対に安全だし、私の我侭を諌める意味もあったと思う」
幼嬢「先生の夢を壊すつもりはなかった。けれど我慢できなかったの。私が辛いし……先生が惨めで」
医師「……」
幼嬢「過去は今に繋がっている。だから忘れてはいけないの。だから過去を歪める者達は絶対に許さない。
それが先生でもね。先生も奥さんも悪くないのに、傷つくなんて間違えてる」
医師「そうか、それが君達の使命か。私は私の夢を壊す連中に協力していたんだな」
幼嬢「醒めない夢はない。でも放っておいたら、先生が先に壊れてしまう」
医師「君は一体何様だ! 僕が認めたら、殺された娘を生き返らせてくれるとでもいうのか!?」
幼嬢「どこへ行くの?」
医師「……さようなら。仕事は辞めさせてもらう。もう会うことはないだろう」
幼嬢「バカ!!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:20:23.28 ID:Mry1uqBs0
医師「すまないな。×年も忘れたふりをしていて。怒ってるよな。ごめん」
医師「……君も来ていたのか。もしかしてお墓の周りを綺麗にしてくれていたのは君か?」
嬢「いいえ、先生の奥さんです」
医師「……そうか。教えてくれてありがとう。ずいぶん背が伸びたね」
嬢「育ち盛りですから。屋敷の専属医をお辞めになられた後、先生はどちらにいらしたのですか?」
医師「県外の病院に勤めていたんだ。僕は医者だし……娘を殺した犯人を捜すための資金が欲しかったから」
医師「実はソイツがどこにいるのかも知っていたんだ。何年も前にね。犯人は外国へ逃亡していた。
警察に頼んでも、あちらの国の法律に守られていて手が出せないそうだ」
医師「僕も妻も悲しみを抱えたまま疲れてしまった。そして僕は彼女を置き去りにしたんだ」
医師「君は初めから知っていたんだね。すまない。でも君のおかげで目が覚めた。娘はもう戻ってこない。
それは分かっている。だけど親として人として、あんなヤツをのさばらせておくことはできない。
……建前だけどね。本当は自分のためなんだ」
嬢「いいえ。貴方の感情は、義憤と呼ぶべきものですわ」
医師「そうかな…………? 長い闘いになると思う。僕を助けてくれる人達は大勢いるが、
それでも難しいだろう。もし適わなければ……いや、何でもない。気にしないでくれ」
嬢「ではここでお別れですね」
医師「うん。ありがとう、お世話になった」
嬢「その言葉は私の台詞ですわ。ごきげんよう」
侍女「お引き留めしなくてよろしいのですか?」
嬢「理由がないわ。先生は一年前に我が家の専属医の仕事をお辞めになっているもの。今は他人よ」
侍女「ですが! 先生が私達の前から姿を消したのは、お嬢様を嫌いになったからではありません!」
嬢「ええ。一年は立ち直るために要した時間ではなく、我が家との縁を断ち、迷惑をかけないようにするため。
お優しい方だけれど、頼りにされないというのも辛いものね。私が手伝えることなど何もないのだけれど」
侍女「さきほどの先生の目は本気でした。本気で復讐を考えて……」
嬢「犯行を仄めかされたわけではないわ。それに、これからは身軽に動けなくなるでしょうから」
侍女「あの、その手紙は?」
嬢「先生の奥さんからお預かりしていたの。今日ここで渡すつもりだったのだけれど、必要ないわね」
侍女「え? あ、あの人は! ……そういうことですか。よかった……」
嬢「ただ待つだけというのは、きっととても辛いことだわ。さあ、私達も屋敷へ帰りましょう」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:23:20.06 ID:Mry1uqBs0
糸冬
いきなり連投で申し訳ありません。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:30:46.48 ID:Mry1uqBs0
ほ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:38:25.04 ID:Mry1uqBs0
ほ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:48:58.28 ID:Mry1uqBs0
ほ
何故私は夜明けを待たなかったのだorz
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:50:29.26 ID:hd6EzVjA0
ほしゅ
>>24「なにを弱気な事を…。そんな事では駄目ですわよ!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 04:59:59.99 ID:Mry1uqBs0
承知。とりあえずほ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:08:11.74 ID:Mry1uqBs0
連投は拙いが……投下して時間稼ぎ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:11:22.64 ID:Mry1uqBs0
一般的な高校生の範疇から逸脱したこの館の令嬢には、自分で決めた習慣がいくつかある。
嬢「ごきげんよう」
庭師「……」
嬢「朝からご苦労様」
庭師「……」
嬢「休憩して朝食を摂りなさい。食事係を困らせないで」
庭師「……(コクン)」
嬢「それではまた明日」
この言葉を忘れたのかと思わせるほどに寡黙な老庭師に、毎朝欠かさず言葉を掛けることもその一つ。
無愛想な老人もそうだが、半年間も通い続けて飽きもせず怒ることもなく庭師に話しかける
令嬢の頑固さには、彼女に仕える侍女たちも呆れていた。
この令嬢は自分で定めたことを投げ出すことはしない。また無理な約束を交わすこともない。
己に課したのは朝の挨拶、ただそれだけのこと。
そして近頃は、老人も仕草で答えを返すことが分かった。
注意深く観察していなければ分からないほど微妙なものではあったが。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:14:16.88 ID:Mry1uqBs0
嬢「ごきげんよう」
庭師「……」
嬢「今日から私がこの屋敷の責任者となったのよ。お父様から説明を受けているわね?」
庭師「……」
嬢「ご苦労さま。この区画はあなた一人で担当しているのでしょう? 手伝いを頼まないのかしら?」
庭師「……」
嬢「余計なお世話みたいね。邪魔したわ。仕事を続けて」
青年がいた。故郷へ帰ると、家族と家と町が消えていた。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:17:05.15 ID:Mry1uqBs0
嬢「ごきげんよう」
庭師「……」
嬢「手を休めないで聞いて。実は昨日仕事を怠けている不届き者を発見したの。
問い詰めたら他にも怠け者がいると判明したのよ。私が小娘だから侮られているのかしら?」
庭師「……」
嬢「代わりにあなたの仕事を手伝わせようと考えたのだけれど、本格的なお庭の手入れは素人ができるものではないそうね。
あなた一人で十分に務めているし。でも無理はしないで。ああ、これも余計なお世話かしら」
庭師「……」
嬢「今日から朝礼を始めることにしたのよ。別に特別なことをするつもりはないの。
私が常に目を光らせていると示すだけでも効果があるし、使用人の健康に気を遣うのも主人の務めだと思うから」
毎朝欠かさず挨拶を交わす隣人がいた。
二人で生きようと願ってくれた女性がいた。
だが彼は伸ばされた手を掴むことができなかった。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:20:27.57 ID:Mry1uqBs0
嬢「ああ、誰かに話したくて仕方ないわ! 聞いてくれるかしら?
あなたは口が固そうだから」
庭師「……」
嬢「昨日学校から帰る途中で偶然あの方を見かけて……いけない、私としたことがはしゃぎすぎているわ」
庭師「……」
嬢「今はまだ言えないの。私もこの家の娘として相応しい振る舞いと思慮を心掛けているから。
今はまだ、気持ちの整理がつかないわ。時間を置いて考えてみないと……」
四十を前に教授職を辞した後、彼はとある屋敷に家庭教師として招かれた。
古代ローマでは、貴族の子弟と奴隷の子供を共に育て、同じ師に学ばせたという。
共に学び、遊び、競い合う。絆を深め、運命共同体を形成する。
指導は厳しかった。
あまりの厳しさに、彼に家庭教師を頼んだ屋敷の主人夫妻の不興を買い、解雇されたこともある。
だがしばらくして呼び戻された。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:24:38.27 ID:Mry1uqBs0
令嬢「ごきげんよう」
庭師「……」
令嬢「今朝は冷えるわね。注意するつもりだったけれど、その厚着では必要ないみたいね」
庭師「……」
令嬢「話は変わるけれど、学校のお友達に何か贈り物をしたいと思うの。手編みのマフラーか手袋が喜ばれると聞いて
隣りの彼女に教わっているのだけれど、なかなか難しくて。急がないと冬が終わってしまうわ」
庭師「……」
令嬢「今の話はお父様には内緒よ。隠すことではないけれど、勘違いされても困るから」
彼は仕事の合間に自宅の庭の手入れを始めた。生真面目な彼の場合、それは趣味でも憩いでもなく、義務となった。
技術と資格を身に着け、屋敷の庭師を手伝うほどまでになった。
程なくして職を辞した。庭の手入れが彼の新しい仕事になった。『孫世代』の教育には関与しなかった。
彼もまた他人の未来を預かる重荷に耐えかねて、耳を塞ぎ目を逸らした。
教え子達は驚いたが、当然の結末であった。彼の心は彼らに出会う遥か昔に挫けていた。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:26:21.87 ID:Mry1uqBs0
嬢「ごきげんよう」
庭師「……」
嬢「そろそろ椿が咲く季節ね」
庭師「……」
嬢「あなたとお話するのも、もうすぐ一年になるわ」
メイド「あの、お嬢様。そろそろ食堂へ行かれませんと、旦那様をお待たせしてしまいます」
嬢「そうね。庭師さん、また後で」
後でといっても、再会は明日の朝になるだろう。
庭師の相変わらずの無反応に、メイドは呆れて溜息を吐いた。
ガタン
驚いて振り返ると、庭師が脚立を畳んでいるところだった。次の作業に移るかと思えば、
仕事道具を抱えて、少女と侍女の後に影のように付き従う。
嬢「私の勝ちね♪」
侍女は呆れて密かに溜息を吐いた。勝ち負けの問題だろうか。
彼は余計なお喋りをしなかった。
そして彼を知る者が屋敷を去る度に寡黙になっていく。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:31:18.29 ID:Mry1uqBs0
朝礼は、挨拶と簡単な連絡事項の通達で終わる。
もちろん元気な姿を見せれば、互いの励みになる。
いつもならここで解散を宣言して少女は学校へ向かい、使用人たちは仕事に戻るのだが、今日は違った。
欠席常習者の庭師が来ていて、少女が咲き誇る薔薇の笑みを老人に向けていたからだ。
少女付きの侍女はそれを悪戯が成功した子供の笑顔だと理解していたが、大半の人々は呆然と見蕩れていた。
少女が庭師に『今日の天気はどうなるしら?』と質問すると、庭師は『傘を用意なされると良い』と答えた。
庭師の声を初めて聞く者が少なくなかった。
庭師は相変わらず表情がなく寡黙であったが、話しかけられると言葉で返すようになった。
口調はむしろハキハキしていて力強く、時に威厳さえ感じさせるほど落ち着いた声である。
凍てついた時間が溶けて動き出したかと思われる二週間が過ぎた。
そして錆付いていた歯車が壊れた。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:33:22.50 ID:Mry1uqBs0
老人は死が訪れる瞬間まで意識を保っていた。
不安の眼差しで見つめる者、目を逸らして息を殺す者、涙を流す者。
老人が横たわるベッドを囲む人の群れの中心で、令嬢とその両親が彼を見守っている。
少女の様子はいつもと変わらない。けれども握り締めた小さな手が震えていた。
老人は少女に笑いかけようとした。
だが久しく表情を忘れていた顔の筋肉は、上手く笑みを形作ることができない。
老人は後悔した。それが最期の思考となった。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:37:18.13 ID:Mry1uqBs0
令嬢「昔、お屋敷にはとても怖くて厳しい家庭教師が居られたそうね」
執事「はい、左様でございます」
令嬢「あなたもその先生から指導を受けていたのよね。どんな方だったの?」
執事「理を尊び公正を重んじる、立派な方でした。厳格で容赦のない先生でしたので、先代の旦那様も私や他の者達も、
お叱りを受ける度に震え上がったものです。ですが強くお優しい方でもありました」
令嬢「あの人は最期にとても辛そうな表情を浮かべて亡くなったわ。やはり死ぬのは痛くて怖いのでしょうけれど、
私を安心させるために笑顔を浮かべようとしているように見えたの。都合の良い錯覚なのでしょうけれど」
令嬢「私は彼の過去に興味がないわ。でも彼は誰の記憶にも残らないように身を縮めていたのではないかしら?
私は彼の晩節を、もしかしたら人生そのものを否定して最後に苦痛を与えてしまったのではないかと考えてしまうの」
執事「それはあの者が残した『課題』でありましょう。そしてお嬢様はすでにお答えを示されていた」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:43:58.17 ID:Mry1uqBs0
そこは庭師が使っていた物置だった。
既に片付けられ、塵一つ落ちていない。
少女は泣かなかった。その理由もない。
他人の未来を預かることを義務付けられ、
自らもそれを望んだ少女が経験してきた、
無数の出会いと別れの一つに過ぎない。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:44:37.12 ID:Mry1uqBs0
糸冬
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 05:53:52.60 ID:Mry1uqBs0
ほ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:01:35.43 ID:Mry1uqBs0
し
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:09:11.52 ID:Mry1uqBs0
ゅ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:11:43.62 ID:hd6EzVjA0
「なにを生ぬるいことをやってるの?保守は保守と書きなさい!」
ほしゅ支援
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:20:14.84 ID:Mry1uqBs0
保守
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:28:59.89 ID:Mry1uqBs0
保守
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:36:39.61 ID:Mry1uqBs0
保守
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:44:37.26 ID:Mry1uqBs0
男「こんなに天気がいいと、空を飛ぼうと考えたヤツの気持ちが分かる気がする」
嬢「あら、飛んでみます?」
男「何でこうなるんだよ! 地上4000メートルなんて俺は知らない!」
教官「落ち着け! 降下したら訓練通りの手順でパラシュートを開くんだ」
男「んなこと言ったって!」
教官「私も同じタイミングで飛び降りる。だが君が暴れてしまうと距離が離れてサポートできない。
いいか、絶対に焦るな。準備はいいか!?」
男「断る! ていうか帰らせてくれ!」
男「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!?」
男「という夢を見た。これからは会話に気をつけるよ」
嬢「貴方は私を何だと思っていらっしゃるのかしら?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:52:33.44 ID:Mry1uqBs0
保守
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 06:57:45.76 ID:DM4W/xuL0
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 07:00:45.24 ID:Mry1uqBs0
助かった……おやすみなさい
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 07:11:56.84 ID:kUFbXvHqO
保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 07:16:47.90 ID:Mry1uqBs0
女「ただいまー。ねえ、聞いて聞いて!」
妹「どうしたの?」
女「学校の文化祭でウチのクラスが劇をやることに決まったんだけど、その主役に選ばれたの!」
妹「凄いじゃない! ちなみにお芝居の内容は?」
女「白雪姫」
妹「……オーソドックスね。なるほど、それで嬢先輩はヒロインじゃないのか」
女「何だか引っ掛かる言い方ね。どういうこと?」
妹「嬢先輩は白馬の王子様を待つお姫様って感じじゃないでしょ?
見た目とか演技は完璧だと思うけど、普段騒いでるときのイメージが強い有名人だから」
女「なるほど……そう考えると私が嬢に勝てたわけじゃないんだね。悔しいかも」
妹「今はまだお姉ちゃんが勝てる相手じゃない。でも良かったじゃない。
お姉ちゃんが主役を引き受けたってことは、相手役は男先輩なんでしょ?」
女「えっとそれがね……私も男くんがいいと思って、恥ずかしかったけどがんばって男くんを推薦したんだけど……」
妹「だけど?」
女「その、本人が辞退して大道具係になっちゃったの」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 08:03:16.96 ID:RV3YM4yG0
h
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 08:29:18.81 ID:RV3YM4yG0
hosyu
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 08:54:35.03 ID:RV3YM4yG0
ほしゅ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 09:18:02.11 ID:DvaJObKOO
h
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 09:41:30.84 ID:RV3YM4yG0
保守
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 10:06:47.91 ID:RV3YM4yG0
hosyu
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 10:26:16.55 ID:NGdhSXEVO
保守
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 10:44:45.59 ID:RV3YM4yG0
ほしゅ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 10:45:40.88 ID:x17LdPNY0
投下待ち保守
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 11:06:30.52 ID:RV3YM4yG0
ほしゅ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 11:24:38.83 ID:RV3YM4yG0
hosyu
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 11:34:48.97 ID:CJTnDVLS0
此処も良い・・・
お嬢は和服美人だ。絶対に。
帆
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 11:50:02.53 ID:RV3YM4yG0
ほしゅ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 11:57:07.11 ID:CJTnDVLS0
| |
| |∧_∧
|_|´・ω・`) そ〜〜・・・
|桃|o旦 o
| ̄|―u'
""""""""""
| |
| |∧∧
|_|・ω・`)
|桃|o旦o.
| ̄|―u'
""""""""""
| |
| | ∧∧
|_|(´・ω・`)
|桃|o ヾ
| ̄|―u' 旦 <コトッ
""""""""""""""""
| |
|_| ピャッ!
|桃| ミ
| ̄| 旦
""""""""""""""""
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 12:06:46.88 ID:CJTnDVLS0
(/;∩;)/はいはーい
保守理益男ーーーー!
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 12:20:44.98 ID:Mry1uqBs0
ほ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 12:30:48.08 ID:Mry1uqBs0
まだ祈りが足りないのか
FBが糞使用に変更かよ・・・保守
>69
保守は、10分おき位で問題ねぇよな
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 12:42:37.44 ID:Mry1uqBs0
>>51 男「魔女の衣装、似合ってるじゃないか」
嬢「それは喜ぶべきか悩むべきか微妙な評価ですわね」
男「褒めてるんだよ。悪役が微妙だと主役が映えないしな。にしてもよくすんなり引き受けたな」
嬢「本当は姫の役を演じてみたかったのですが、どうも私はこういう役を与えられることが多くて。
その分経験を積んでいるし、女さんならヒロイン役には適任でしょうから」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 12:48:23.34 ID:Mry1uqBs0
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 12:56:05.21 ID:CJTnDVLS0
アカン。そろそろ昼休み、終わりやん。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:01:01.15 ID:CJTnDVLS0
昼休み、終了。ではまた。保守
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:12:23.25 ID:CJTnDVLS0
保守
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:17:31.93 ID:XXMGZtHs0
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:21:52.66 ID:Mry1uqBs0
担任「学校の裏庭にスズメバチが巣を作っていることが判明しました。危ないから絶対に近付かないように。
校舎まで飛んでくることもあるでしょうが、捕まえようとしたり、怯える子をからかわないように。
見つけたらゆっくり慎重にその場を離れて。あの連中、止まってる人間でも刺すときは刺すわよ」
男「一度刺されたことがあるヤツは危ないんだっけ。保健所が来るまで待つしかないか」
嬢「悠長なことを! 犠牲者が出てからでは遅いわ!」
男「たかがハチ退治に私設軍隊投入かよ……」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:31:11.50 ID:Mry1uqBs0
ほ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:41:12.89 ID:Mry1uqBs0
祈りと祈りと祈りの果てに……
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:50:05.95 ID:Mry1uqBs0
それでもなおあきらめを踏破するのなら
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 13:58:47.66 ID:Mry1uqBs0
保守
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 14:06:40.88 ID:Mry1uqBs0
ほ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 14:16:25.09 ID:Mry1uqBs0
し
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 14:24:59.74 ID:Mry1uqBs0
ゅ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 14:35:10.71 ID:Mry1uqBs0
ほ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 14:44:10.16 ID:RV3YM4yG0
ほしゅ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 14:51:27.08 ID:RV3YM4yG0
hosyu
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします佐賀:佐賀暦2006年,2006/10/21(佐賀) 14:58:44.13 ID:RV3YM4yG0
保守
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/22(日) 03:03:57.47 ID:pNgJxkYF0
保守
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/22(日) 03:05:10.02 ID:tR52KlGcO
(*´∀`)
91 :
復活祝:2006/10/22(日) 03:17:20.63 ID:BHk/Ttp/O
ほ
92 :
以下名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/22(日) 03:29:15.28 ID:BHk/Ttp/O
保守
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 03:51:39.02 ID:zXtQl7u1O
保守
94 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 04:14:16.52 ID:cFwR0X7uO
保守
95 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 04:37:18.41 ID:fcn+Zwqs0
保守
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 04:48:51.21 ID:BHk/Ttp/O
保守
97 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 05:14:43.82 ID:BHk/Ttp/O
ほ
98 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 05:31:54.05 ID:BHk/Ttp/O
保守
99 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 05:48:12.82 ID:3l+X5y2S0
100 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 06:04:56.17 ID:3l+X5y2S0
保守
101 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 06:20:52.79 ID:3l+X5y2S0
保守
102 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 06:21:23.33 ID:fcn+Zwqs0
103 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 06:34:51.75 ID:fcn+Zwqs0
hosyu
104 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 06:50:55.63 ID:pNgJxkYF0
105 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 07:07:44.66 ID:BHk/Ttp/O
ほ
106 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 07:26:01.31 ID:BHk/Ttp/O
ほ
107 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 07:51:23.56 ID:7G8ZI20qO
ほ
108 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 08:40:26.89 ID:I5zzFrTIO
ほ
109 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 09:09:40.31 ID:fcn+Zwqs0
保守
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 09:33:36.48 ID:WcfMZnnk0
穂
111 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 09:55:47.84 ID:XshFPUrC0
ほ
112 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 10:15:37.09 ID:lfiU/hb1O
ふ
113 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 10:22:41.45 ID:XshFPUrC0
か
114 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 10:22:57.13 ID:I5zzFrTIO
く
115 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 10:37:19.85 ID:fcn+Zwqs0
ほしゅ
116 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 11:00:07.34 ID:cFwR0X7uO
保守
117 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 11:21:25.71 ID:fcn+Zwqs0
保守。
118 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 11:24:11.93 ID:x3cdyUfc0
119 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 11:45:27.89 ID:zXtQl7u1O
保守
120 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 11:59:35.19 ID:XshFPUrC0
ほ
121 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 12:11:52.60 ID:Xi8KK4+h0
h
122 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 12:24:48.32 ID:BHk/Ttp/O
保守
123 :
以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:
ほ