ぶ、文才なんてないわよ！　小説書くのはあんたのためじゃないわっ！

でも、どうしてもって言うなら、あんたも楽しめるようなやつ、書いてあげてもいいわよ。

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 ／　　_＿＿＿＿＿＿＿　　＼　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　／　　　 ／-‐ '´ 　　　　　　　　　　　｀`ー-＼　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　 ／　　　 　 　 ／　　 ／　　.／〃　　!　＼丶　　｀ヽ 、　　　`､
　　　　　　　　　　　 /　　　 ／　　 /　 /　/　 　 /　:/{　　│　　ヽヽ　＼ 　＼
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　　　　　　　　　　 ;　　　 /　,　　/　 /　,'　 　 /　/ │ｌ 　　|　　　 | |　　　ｉ　　ﾊヘ　　|
　　　　　　　　　　 |　/　/ 　:!　 l　　|　 {　　 /jﾚ│　| |ｌ 　､| 　　　ｌ |　　　| 　 | l　| 　 l
　　　　　　　　　　 |/|　/l　　|　 |　　|__,厶斗匕l　!　 | l ヽ　l`ー‐-j_ﾊ. ___/ 　 j j │　∧
.　　　　　 　 　 　 　 | / |　　|　 ｌ　　lヽ { .ｧ≠ﾐﾍ {　 ヽ　　＼ _ｯ､/ ミ､　/　　// 　ｌ　　∧
　　　　　　　　　　　 ﾚ -ﾍ　 lヽ　ヽ　l　 Vl 圦_ﾊ　　 　 　 　 ｀代_ﾉ　ｌ}∨|　 /∧　 :|　 　 |　　　__, -‐'⌒l
　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 ヽ |　＼{＼!ｰ《.{fj::::::: !　　　　　　　 ｉfj::::::: ﾘ 》 !／ハﾉ　 :|　　 .|-‐'´ 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　 l 　 　 Ｎ　　{ヘハヽ弋辷ソ　　///// 　弋辷;ソ　/ｲ '´　|　　 li 　 │　　　　 　 /
　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　 / 　 　ﾊ と=-‐'　　　　'　　　 　 ｰ-=つ　　 　 i|　 　 ﾄ､　 !　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　ヽ / l　／! l　　　ﾍ　　　　　　〜〜ｫ'´ ￣｀ヽ、/　　　 /i|　 　 |　l　|　　　 _／、　うぐぅ〜
　　　　　　　　　　　　/＾l　�W　 ! |. 　　　lヽ､　　　　 　 〃　　　　　 ヽ｀ヽ　/ll |　　 /　∨-一''´　　 }　　　２げっとだよぉ〜
　　　　　　　　　　 　 {.　ﾘ∨　 .jハ　　　 ｉ＼ ＞　､ ___/　　　　　　　　＼}　/リ　　/　　 ｀ヽ　　　　/
　　　　　　　　　　　　 ＼ 〈　　　　 ＼　　l＼＼/＼　 !　　　　　　　　　　Y　 / 　/　　　　　|　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　＼f ￣＼ 　 ＼_ヽ_＼l＼_ヽ_{　　　　 　 　 　 　 l｀Y__／　 　-‐─ｲ＿／
　　　　　　　　　　　　　　（　〉　　　＼／　　　　｀ヽﾍ ∧　　　　　　　　　 ﾚ　ﾍ　／　　　　/　 ）
　　　　　　　　　　　　　 　 Y　　＼／　　　　　　　　Vﾊﾍ　　　　　　　　 //ヽ∧　　　　　 l　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 } 　 〃　　　　　　　　　　}}∨ヽ｀ ー　　　 ／　ヽ/ ∧　　　　/￣
　　　　　　　　　　　　　　　/　 /{{　　　　　　　　 　 /ハ!メ_＼＿＿／＼.／ヽ/　〉　　　 〉
　　　　　　　　 　 　 　 　 /　 ∧ﾍ　　　　　　　　　//＿＼{＿＿{＿＿／＼ /ヽ/＼／　{
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 /　Vヘ. 　 　 　 　 ／ｲ　　　|ヽ　　 l＿＿＿_／ ／　　}　　

じゃあ出来たら郵送してね

２げと

ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです。
■まとめwiki　：http://wing2.jp/~bnsk/index.php?bnsk　（一般作品まとめ。過去ログのUPなどはこちらへ）
■品評会まとめ：http://bnsk.kirisute-gomen.com/　　　
■まとめ掲示板：http://yy46.60.kg/bnsk/　　　　　　　 （2ch互換、専用ブラウザ対応）
■初心者の方は一度こちらをご覧ください。小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています。
　　　　　　　：http://yy46.60.kg/test/read.cgi/bnsk/1158071666/　

▽通常営業と週末品評会
ここでは誰かにお題をもらって小説を書く『通常営業』の他に土日に作品募集、月火に投票が行われる
『週末品評会』があります。『週末品評会』への参加は自由ですので、奮ってご参加ください。

▽投下を考えている人へ
まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです。
人のお題を使うのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります。
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※

▽投下の際の注意点
他の方が投下中の場合は投下終了まで待って下さい。投下前にはリロードを忘れずに。
投下する人は小説の最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願い致します。
また、読む人にわかりやすいように、タイトルを付けましょう。付けれない人はお題で構いません。
できれば名前欄に『「タイトルorお題」　現在のレス数/総レス数』のように書いて下さい。
作品を投下する際は一度テキストエディタで仕上げてから、まとめて投下しましょう。

▽読み手の方へ
感想は書き手側の意欲向上にも繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい。

▽保守をしてくれる勇士へ
保守は大体１５分間隔が効果的です。保守ついでの投下も勿論OKです。
雑談も構いませんが、投下しにくい空気を作ったりはしないようにお願い致します。
小説を書くに当たって有用な情報のやり取りはむしろ推奨します。

＜週末品評会について＞
毎週金曜日の24：00までに品評会のお題が提示されます。
作品は土曜日の00：00から日曜日の24:00までに投稿してください。
その後、それぞれに評価をしていただき、火曜日の24:00まで投票を受け付けます。

《作品投稿》
・目安は２〜３レス程度のSSですが、主催者の指示に従ってください。
・ジャンルは書き手に一任します。
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って、全部書き終わってから投下するようにお願いします。
・一人当たりの投稿数に、特に制限はありません。思う存分、表現してください。
・時間を過ぎての投稿も、選考外ではありますがまとめサイトに掲載します。
・毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです。
◆お題の他に、作品にタイトルをつけてください。
◆規制で本スレに書き込めなくなってしまった人は救済スレ　http://yy46.60.kg/test/read.cgi/bnsk/1158161532/
　をご利用ください。
《投票》
・本スレへの書き込みでお願いします。
・絞りきれない、選び難い場合には、気になる作品を複数挙げていただいても構いません。
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行ってください。
・投票はひとりで複数作を挙げてもOKです。
・簡単でよいので、感想、批評等書いてください。書き手の次への糧になります！
◆投票については『投票アナウンス』の指示に従ってください。

・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられますので
よろしくお願いいたします。

まさか立つとは思わなかった。
タイミングを間違えたことについて、後悔はしているが、反省はしていない。

>>3
おｋ

最後が「ないんだからねっ！」じゃないのがちょっと気になる

>>8
タイトルが長すぎると怒られましたっ＞＜

とっとと書けよ
お題いる？

ああ、パートスレだったのね…
ごめん消えるわ

お題；風が泣く夜

>>11
そいつは残念だ。

>>12
把握したけど、筆遅いから、投下は早くても昼過ぎになるよ。

>>13
書くのは好きなんだけどな、細かいルールがめんどくさい

細かいルールって……
基本的にはお題を他の人に貰って書くだけじゃないかｗ

週末の品評会は色々取り決めがあるけど
面倒なら参加しなければいいだけだし。

>>15
そーなの？ｗｗｗｗｗテンプレ見て敬遠してたｗｗｗｗｗｗｗ

じゃあ暇だから何か書く
お題は>>17

基本はお題をもらう→書き下ろしたのを投下、ってだけなんだけどね。

お題なしには厳しいが、それだけ満たしていれば、後は場の空気を読むだけ。
比較的なんでもありな感じ。

週末品評会ってところは、ローカルルールがいくつかあるけど。

>>16
ごめん、リロードしてなかった。

お題「通学路」

>>18
把握
食パンくわえて女の子とぶつかる妄想を喫煙所で消してくるｗｗｗｗｗｗｗｗ

小さい頃、放課後は暗くなるまで遊ぶのが好きだった
サッカーしたり、缶蹴りしたり、泥臭い遊びばっかりやってた気がする

ランドセルを背負って帰路につくのが嫌だった
俺一人だけ家の方向が違ったから、みんなが楽しそうにお喋りしながら家路に着くのがうらやましかった

ある日、草むらで野良犬を見つけた
ポケットに入ってたチョコバットの欠片をあげるとシッポ振って喜んで後をついてきた
ウチのカーチャンは動物が苦手で、飼う訳にはいかない
泣く泣くおっぱらって、一人家に帰った

次の日も同じ場所で、野良犬は待っていた
あげれるエサがたまごボーロしかなかったけど喜んでた

野良犬は次の次の日も、ずっとずっと同じ場所で待っていた
俺たちはすっかり友達になったんだ

休みの日は二人で草むらを走り回る
他の友達には無い秘密ができたみたいで嬉しかった
遊びに来た友達に「ちょっとごめん、今日は用事があるんだ」なんて断ったりするのが気持ちよかったんだよね
なんでか分からないけどちょっと大人になった気がして

俺は野良犬に名前をつけた、「タロー」なんてありきたりな名前だったけど
三日もしないうちにタローは自分の名前が「タロー」なんだ、って分かったみたい
賢いヤツだった

毎日遊んでいたのに、俺は中学に上がる頃から外で遊ばなくなった
部活が忙しかった、ってのもある
でもなんか外で泥だらけになって走り回るのがダサいように思えて…

帰り道で待っているタローを無視して家路に着くことが多くなった

しばらくして俺にも彼女ができた
部活が終わると彼女を家まで送ってから帰るようになった
タローのことはすっかり頭から離れていて、思い出しさえしなかった

結局タローって犬と遊んだことがある、くらいの思い出になる頃に少しだけ罪悪感を感じてあの草むらへ行ってみた

タローは居なかった
もう死んじゃったのかな、なんて浸りながらブラブラと歩いてみる
当時タローと遊んでいたボールやおもちゃがそのまま放置してある
ここだけ時間が止まったように、小学生時代の俺の残骸が転がっていた

ただ、タローだけがいない

（・∀・）

今まで数年間、思い出すことさえなかったのに
本当に人間ってやつは都合がいいと思う

タローの好きだったフリスビーを抱いて、その場にうずくまって泣いた

「やっと、来てくれた」

わくてか！！が、早くも泣きそうｗｗｗｗｗ

目の前には、タローがいた
おかしなことに半透明で、言葉まで喋っている
「お前、喋れるのかよ…てか、ごめんな、遊んでやんなくってごめんな」
「ううん、キミと遊べた時間は凄く幸せだった、それだけでも満足だよ」
「ごめん、ごめんなタロー…」

タローは独特のクセのある歩き方で俺のほうへ歩いてくる、あの頃と同じように

「ボクは怒ってなんかいないから、泣かないでいいんだよ？」
タローがペロペロと俺の顔をなめる
なめている…のだろうけど、感触がない
あのざらざらしたタローの舌の感触がない
「もう時間が無いから、ひとつだけ…いなくなっちゃう前に、ひとつだけキミに言いたい事があったの」
「…なんだ？」

もういっちゃうのかよ、って泣きすがりたかった
けど俺はグッとこらえて、次の言葉を待つ

「タローってつけてくれたの嬉しかったよ。でもね、ボク雌なんだよね…」
「！！？！？」
「あるかないかくらい、名前つけるとき確認してね…」
「タロオオオオオオオオオオオオオ！！！！！！」

俺は泣いた



完

ﾎﾞｸ雌ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

落ちﾋﾄﾞｽｗｗｗ
ストレートな感動物ってところがよかったです。
即興にしても早いね。
テンポよく、リアルタイムで書きつづる様に、VIPらしさをみた気がするｗ
文章自体にもテンポのよさがあるし。

ただ、ごめん。
書き出す前に言わなかった俺が悪いんだけど、
ここは作品を完成させてから投下というのも通例だった。
もしもまた書く意欲が湧いたら、次はメモ帳辺りで完成させたのを
投下してくれると嬉しいです。
おつかれさま。

このライブ感、いいなあ

>>32
ｵｵｩ
ごめんよー
即興でノリで書いちまったぜスレ汚しｿﾏｿ

また暇になったらくるよー、読んでくれたひとありがとう！

乙ｗｗｗｗｗ

>>1
おつ

ふぉっしゅ！

補修

お題お願い

鈴

把握

お題をくれたらうｐします

さあ、保守ろうか

お題くれさいｗｗｗｗｗｗ

>>44
ごめん

つ　「祭り」

保守なんてしねーからな

保守とかしてるスレって何なの？

みんな↓見れ！
中国軍がチベットの巡礼者を無差別に撃ち殺す映像（非グロ/日本語字幕付）
http://island.geocities.jp/apple6620012000/souko/favorite/china_kill_tibet.html

みんなでいろんなとこにコピペ汁！

ほ

ほ

保守

保守

ほ

ho

保守……代わりにお題プリーズ↓

一人称がボクの女の子

星の王

>>57
うはｗｗｗｗｗｗロマンチックｗｗ

把握

>>56
見落としてたorz
じゃあ、>>57と両方でｗ

お題になると人が沸くｗｗｗｗｗｗｗ

ほ

>>59
スルーされてこんなスレ二度と開くもんかパートスレしね、って思っちゃった

この際今まで貰ったお題と合わせて三題話作るからもう一つお題↓

通り魔

チョコレートパイ、練乳一本がけ

>>64
把握。

>>65
また今度。

久しぶりにお題をもらってみるｗｗｗ

manko

嘘とコーヒー

>>68
無理ｗｗｗ空気嫁ｗｗｗ
>>69
把握した

>>62
ｽﾏｿ
ちゃんと書いたから勘弁してくれ


さあ、投下しますぜ〜〜

>>70
なら安価すんなよﾁﾝｶｽが

「ねえ、王様？」
「なんだ」
「ボクどうすればいいのかな？あの人には会えないのかな？」
　あの方は憧れの方。
　近いのに、遠くて……ずっとそばにいるのに……届かない。
「俺はこの空間の秩序を護る長に過ぎない」
「つまり何も出来ないってこと？」
　すごく……悲しくなるよ。
　そうだったら、ボクの願いは叶わないんだね。
「……君の願いはこの空間の秩序を完璧に乱してしまうからな」
「…………」
　好きなのに……、
　好きなのに届かない。
　こんなのって無いよ。あんまりだよ。
「お願い、星の王様。ボクもう……嫌だよ。
　幸せになりたいよ。見てるだけなのは嫌なんだよ」
「……あの星にはね、何十億人という人が住んでいるんだよ」
「それが、どうしたの？」
「君が近付いていけば、引力が（ｒｙまあ悪影響を及ぼしてしまうんだ」
「ボクはそれでも構わないよ」
　星の王様は大袈裟に溜め息をついてから言った。
「君はたった一つの星の為に、多大な生命を奪おうというのか？」
「………」
「君のように、悲しい人が増えるだろう。会いたくて会えないのは
　君だけじゃないんだよ」

>>72
蹴ったのはスマン。
だが、それで小説書けって言うのはどうかと思うぞｗ

「あ〜あ、折角星の王様とお喋り出来たのにな」
　星の王様は時々、こうして宇宙空間を巡回してくれる。
　あの人は偉大な人だからこの空間を自由に移動できるんだ。
「あっ……、星の王様に伝言を頼めばよかったのかな」
　そうだった。そうすればあのお方に何かほんの少しだけでも距離が
近づけるのに。本当に……馬鹿だな…。
　その時だった。
「………える……？」
「えっ？」
　ふいに声がした。
　何処からだろう？
　意識を探るけれど、全然見当がつかない。
　もしかして、幻聴？
「聞こ……える？」
　また、聞こえた。今度ははっきりと。
「聞こえる？」
「聞こえるよ。あなたは誰？」
　３度目の問いではボクははっきりと返事を返す事ができた。
「僕かい？僕の名前は地球。君がずっと見つめてくれてる星の名前だよ」
　え？
　……………えっ？
　ええええええええええええええええ！！？？
　何で！？何で！？どうして！？
　何であの方が喋りかけてくれてるの！？
　っていうか、何で会話ができてるの！？
「星の王様がね、意識を繋げてくれたんだよ」
　ど！どうしよう！？
　ボク、心の準備が出来てないよ……。
「君の名前は？名前、何ていうの？」

「あっ、名前……私は月って名前だよ」
「月かぁ。あっ、そういえば、人間達がそんなこと言ってたような
　気もするね」
「人間？」
「うん、ボクの上に住んでる人たちの種類のことだよ」
　そうなんだ、地球さんの上にはそんな人たちがいるんだね。
　楽しそうだなぁ…。
「ねえ、君、僕の事ずっと見てくれてたよね？」
「………うん。地球さんと話してみたかった」
「僕もだよ」
　わっ、僕もって言ってくれた！
「地球さん、青く輝いてて綺麗だなって……ボク、ずっと憧れてたんだ」
「僕？僕は外から見たらそうかもね。でも、実際は凄く汚れてるんだ…
　月ちゃんこそ凄く綺麗だよ」
「え？……そんな事ないよ。私の体穴だらけだし、白黒の岩ばっかで…
　綺麗なんてものじゃないもん」
「そうかな？こっちから見たら、太陽の光に反射して金色に輝いてて
　凄く綺麗だよ」
「ほ、本当？」
　本当だったら、嬉しいな…。
　でも、やっぱりお世辞かな。
「今、お世辞って思ったでしょ」
「えっ！？」
　心、読まれた！？
「そんな事ないよ、本当の事だから。
「…………嬉しいよ///」
「……あっ、そろそろ通信が途切れそうだよ」
「えっ！？うそ！」
「本当、星の王様がもう時間だって」

「……あ、あのね」
「？？」
「ボク、地球さんに伝えたいことあるんだ」
　言わないと……。
　もう……話せなくなるんだから。
「あ、あのね……ボク、地球さんのこと……好きなんだ」
「…………えっと、……え？」
　さすがに地球さんも動揺してるみたいだった。
「だから……付き合うって変かな？変だよね。あはは」
　うう、恥ずかしいよ…。
「だから、ボク…地球さんと恋人同士になりたいなって」
「…………」
　ずっと見てたんだ。
　ずっと、ずっと……４０億年も見続けてきたんだ。
「駄目……かなぁ？」
「…………」
「…………」

熊らない鼓舞するまでも
不公平の片隅でも録音するか

>>77
GJ！この短時間で書ける才能にshit!ｗｗｗ

　凄い、ドキドキしてる。こんなの初めてだよ…。
「…………」
　えっ？
　……あれ？
「もしかして……」
　もう、意識繋がってないんだ。
「そっかー、あはは」
　もう本当、ボク馬鹿みたいだな…。
　せっかくのチャンスをふいにするなんて……。
「…………今度、星の王様に会える時にまた頼んでみようっと」
　後ろ向いてちゃ駄目だもんね。
　ちゃんと前向きに考えなくちゃ……。
「気持ちは伝えたんだから……大丈夫だよ」


　ボクはそれからまた、ずっと地球さんを見続けていたんだ。
　彼が人間とやらに精神を殺されるまで、ずっと――。


了

>>79
�dｸｽ

だが、続きあったんだよ
改行ではじかれたんだorz


もし、この稚作に感想・批評くれる人いたらよろしく

作品投下中のレスで小説に没頭できない俺ガイルｗｗｗｗ

>>81
GJ！
ボクっ娘なら地球を救える
少なくとも俺は救われる

最後の精神を殺される、ってのがなんか受け付けなかったです

みんな↓見れ！
中国軍がチベットの巡礼者を無差別に撃ち殺す映像（非グロ/日本語字幕付）
http://island.geocities.jp/apple6620012000/souko/favorite/china_kill_tibet.html

みんなでいろんなとこにコピペ汁！

＞さすがに地球さんも動揺してるみたいだった。

この地球が動揺こそが、後のスマトラ島沖大震災である。

>>81
GJ
すんなり読める、良作だとオモタ。
読んでるうちに、読み手にじわじわ与えるものを感じて、
羨ましい才能だな、と。少し妬む俺ｗ
「今、お世辞って思ったでしょ」
「そんな事ないよ、本当の事だから」

お題をくださいなｗ

夕日　街

>>87
把握。綺麗なお題をありがとうｗ

>>88
頑張れｗ

保守

やべ・・・・　　　チンコ立ってきた・・・・
http://cream.ath.cx/ichigo/cream/IchigoCream0156.jpg

携帯なんでID変わった

>>83
�dｸｽ
救われたようで何よりｗｗｗｗ

壊された精神ってのは最後迷ったんだよ。
オチをもう話せないってのにしようと思ったが
どうやってもっていこうかなｗ

次は万人受けするよう努力するよ

>>85
�dｸｽ
気に入ってもらえたようで嬉しいよｗ

〉スマトラ沖地震
そうだったのかｗｗ

前にもらったお題がどうしても無理だったので、新しいお題を……

空風の帰り道

>>94
把握

もう一個御代を貰おうかな

火花

把あちゅ

バイト中暇だから小説でも書こうかな
お題↓

夢見た後で

>>100
把握

ほ

今北。ほ。

品評会のお題マダー

アナル事務総長

お題ください↓

手遅れ

>>107
把握

雨の日の縁側

>>109
こっちももらっとこうかな

す、すごく嫌な予感がするぜ・・・

ってか全然関係無い話だけど、
天使の分け前についてが某超有名日記系サイトのネタになっててﾜﾛﾀｗ
前回優勝作がこれについてだったから、思わず「おっ」って思ったｗ

もう無理。裁判ネタならともかく裁判所ネタなんて浮かばない。パス壱。誰か貰って。
代わりのお題くださいな

そろばん

>>114
把握。さて今度はどんなショタを出そうかなっと。

結構悲しい系なお題ください。

sageって（　Д )ﾟ ﾟ

あの時に戻れたら

>>112
天使の分け前は昔に「かってに改蔵」でもネタにされてたっけ
自分はまずそれを思い出したなｗ

お題下さい↓

>>119
かってに改蔵は全部読んだがほとんど覚えてない罠ｗ
登場するトリビア多すぎだｗｗ

見てはいけない

>>120
すまん。携帯電話で。

>>118
ありがとー
書いてみるわﾉｼ

「夕焼け小焼けで日が暮れて……」
　昔どこかで聞いた歌が、不意に口からこぼれた。
　山のお寺の鐘がなる代わりに、自動車のクラクションや、街頭の巨大スクリーンから流れる広告が、夕焼
けに染まる街に鳴り響いている。
　もっとも、街がオレンジの光に照らされていることなど巨大なビルの狭間を行く人々が気付けるはずもな
いし、仮に気付いたとしても、どうでもいいことだろう。
　でも、このビルの屋上から見える夕日は、確かに美しかった。
　あの橙色の眩しさだけは、あの頃見ていたものと何一つ変わらない。
　空が夕焼け色になる頃には、みんなと別れて家に帰らなければならなくて、それは確かに残念なことであ
るはずだった。けれども、宙を舞う赤トンボとか、ふよふよと漂う晩ごはんの香りとか、汗に濡れた体には
冷たく感じられる空気とか、そんなものが好きだったのも、また事実だ。
　そして、手を繋いでみんなで帰った。小さな体の数倍にも伸びた影を追いかけるのが楽しくて、自分ひと
りだけ列を乱したり。かと思ったら、隣のあの子はコオロギを追いかけていたり。
　そんなこんなで辺りはいつの間にか暗くなりかけていて、心配して迎えに来てくれた母親に怒鳴られてし
まったり。
　そんな、誰にでも、どこにでもあるような記憶の断片。
　街を行く人々にも、友と手を繋いで帰った家があるのだろうか。
　……そう考えると、ほんの少しだけ、この無機質な街が温かいもののように思えた。
　ふとその時、赤い影が視界を横切った。
　忙しなく羽ばたいていたそれは、少し空を滑って、屋上を囲うフェンスへと止まった。

今北産業

「赤トンボ……」
　小さく赤いその体に、隅っこがほんの少し黒く染まった羽。子供の頃、赤トンボとかシオカラトンボのよ
うに羽の黒が小さいトンボは捕まえにくくて、たくさんいた羽の黒が大きいトンボは捕まえやすいと、そん
なふうに分類していたことを思い出す。我ながら、なんとも単純なものだと思う。
　確か、トンボは真後ろから捕まえるのがセオリーだったか。
　久しぶりに見られた獲物に、童心が刺激された。そうっと手を伸ばし、逃げるな、逃げるなと念じながら
あと数センチというところまできて――
「あっ」
　と、まるでこちらの動きなど全てお見通しだったかのように、赤トンボは宙へと身を躍らせた。
　そして間抜けな声を上げた人間を馬鹿にするかのようにひらひらと舞った後、黒の比率が増した街の中へ
と消えていった。
　その様子を、伸ばした手もそのままに、ただぼんやりと見ていた。
　……夕日は沈み、街は夜の顔を見せつつある。
　帰ろう。
　あの秋の夕焼けはないけれども、この街にはいつか見た夢がある。
　丸い月が街を見下ろす頃に、金色の星と夢を語るのも悪くないだろう。
　

　了

>>122>>123
把握。どっちからしか入れれんかもしれんが頑張ってみる

アナルタイムの幕開け保守

セロ弾きのホーシュ

保守という名のもとに

>>127
現在のほうの描写が少ないかな、と
もっと多いほうが切ない空気も出ていいとおもう
内容は見事な郷愁ものでいいと思います

キャッチャー

大体どれくらいの間隔で保守するのがベストなんだろうか

スレが400近くなったら、ageるくらいだろうか
スレ保持数が減ってから、よく分からんが。

sageでも大丈夫らしいが、確認したことはない

sageでも落ちないよ

お題発表は今日でっか？

早くて今日の22時
遅くて土曜の午前

早くて２分
遅くて５分

あれ、今日の22時って言ってなかったっけ

ヒーローは遅れてくるものさ

スレ落ちるんじゃね

落とさせはせん、落とさせはせんぞぉ！

お題plz↓

エンドロール

>>145
それがなんだか分からないけど、把握。

>>146
エンドクレジット　映画の最後に流れる奴

待たせたなぁっ！（cv:大塚明夫）
と言う事で、記念すべき第30回週末品評会のお題を発表いたします。
今回のお題は『薬』。
古くから小説の題材となっており、ショートショートでも頻出する薬。これを書いていただきます。
殺す薬、生かす薬、人を○○にする薬……。
あなたの思う薬を小説にしてください。

今回、レス数に制限は設けません。常識的な範囲で書き上げてください。
読む方は、あまりに長いと思った作品、途中で飽きた作品は最後まで読まなくて結構です。
全批評なさる方も「読めませんでした」でパスしていただいて結構です。
書く側は読んで貰える、最後まで読ませ切る作品を書く様、心掛けるように。
そして、もう一つ。タイトルを必ず付けること。その際、「薬」という漢字を必ず入れてください。
タイトルが「薬」のみやドラッグ（drug）等、別の表現も認めません。必ず「薬」を使ってください。

それでは、皆さんの力作をお待ちしております。

>>148
凄ぇ　時間ほぼぴったりだ
乙！！！！！！
薬師丸ひろ子が大活躍する話書いてくる

>>149
投稿確認されなければ秒数までは合わせられたはずなんだが…ｗ；

何か不明な点がありましたら、質問ください。金曜の24時までは受け付けます。

>>148
把握。
薬。。。とは、また難解な。。。。

>>148
おつ

じゃあ、俺は薬師寺保栄の話でも書こうかな・・・

畜生なんて野郎だ、これじゃ下手に短い話はかけやしないじゃないか……

>>150
アナルアップロードルールはどうなりましたか？

>>148
把握しました。

アナルに塗りこめということか、把握

>>153
えぇ、X氏が穴ロダを作ってくださったので、晒したい方はご自由にどうぞ。
全力で投票対象外にいたしますｗｗｗｗｗ

アナルと薬か…

ひらめいた！！

>>156
え？
いいの？
本当にいいの？

ボラギノール

>>153
長い作品ばかりだと、短い作品が逆に有利ということもある。
多分、４，５レスが多くなると予想。

手元に以前練習で書いた薬の話（原稿用紙80枚程度）があるのだが、ひょっとしてこいつの出番か？

つーか、マジでロダ作ったのかｗ

>>156,160
把握した。長さもアナルも書き手の腕次第ってことだな。

それにしても今回はタイトルの縛りがきついw

本当は「○○の薬」とか「○○する薬」みたいに、薬を最後につけるのを強制しようと思ってたのは内緒だｗ

それ面白そうだな、やればよかったのにｗ

薬で妹か……難しいな＞＜　一度言ってみたかった

>>163
それを回避するか真正面から挑むかは書き手の自由でいいんですね？
薬かぁ・・・。リベンジもこめてまた古典からのインスパイアで攻めよう。

>>147
サンクス。がんばってみる。

>>166
もち。
っつーかまとめに「〜〜〜〜〜〜薬」が30個近く並ぶのを見たかっただけだｗ

この薬局野郎め……

ということは、「薬師寺」とかでもいいのか

屁理屈言うと人名に薬って字を使ってもいいんだな
敷居の低いテーマなだけに今回は激戦の予想

薬とショタか……、駄目だ馬鹿一展開しか浮かばない。

>>170
タイトルはクリアしてる。
本文が薬に関係あれば、「新井薬師駅商店会へようこそ」という小説でもかまいません。

だめだ、全く浮かばねえ……
>>149のおかげで頭の中が完全に薬師丸ひろ子だ

閃いたｗｗｗｗｗｗ

>>171
テーマはちゃんと使ってもらわないと駄目だぜ。
投稿は受け付けるが、票は入らないと思う。
タイトルは薬師寺でも薬師丸でもいいけど、薬師寺が世界チャンピオンになる話は駄目です。
薬を使ってくださいｗｗｗｗ

今回浮かばなかったら傍観者になるぜ！！！
勿論全酷評してＭ豚どもをヒーヒー言わせてやるｗｗｗｗｗｗｗ
ケツ洗って待ってろよぃｗｗｗｗｗ

>>176
つまり、薬師寺がクスリを使ってチャンピオンになればいいんでしょ？
まかせとけ

>>178
それドーピングｗｗｗｗｗｗ

ディープ…

>>176
わかっております。まだ何も浮かばないけど。
とにかく今回は、奇想天外なオチがたくさん見られるはず。

>>177
浮かんだら、作品が読めるからおｋ
もし、浮かばなくて酷評されたとしても、ドＭの俺は無問題

どちらにせよ、俺はwktkできるｗｗｗｗ

鳥付けちゃった……。
俺がドＭってのがバレるじゃないか……orz

こてこてのストーリーが浮かんだ
誰かとかぶらないうちに書いちゃおう……

寝惚けながらキーボード叩いてたらあっという間に通常お題一作かけてしまったという恐怖。
しかもそれが台本に限りなく近い小説と化しているという恐怖。
どうすんだこれ……。

またバーローのインスパイヤが来るな

薬は出て来ないけど誰かが調子こいて失敗する話しを書いて、いいクスリになったとかは無し？

薬ねぇ……

ﾁｺｰﾝ!

はっ！
今神の啓示が！なになに……？
「ｱｼﾀﾊﾔｲｶﾗ、ﾓｳﾈﾛ」
こりゃ難解な暗号だ……はて……

ぐぅ

>>187
それも一つの表現だと思う。
票が得られるかは腕次第、といったところ

「おやおや……この程度でイってしまいました。あなた、淫乱ですねぇ」
「くっ……さっき塗った薬さえなければ……悔しいッ……」
「良かったですねぇ、薬のせいにできて」

>>190
クリムゾン乙

>>187
把握。

安価ミスった…orz
>>192
>>189ね

クスリを打ち過ぎた彼女が狂う猟気物語思い付いたぜ。

クスリといえばムスビ

お題小説>>100でもらった「夢見た後で」
投下していい？

復活？

よし、復活。
前スレのdat頂戴って言っとく。

人が居ない予感……。
何で落ちてたんだろうな。
品評会始まる前に復活してよかったけど。

ほ

>>196
ﾄﾞｿﾞｰ

>>201
いやいないだろｗｗｗｗｗ

保守ついでにお題ｐｌｚ↓

消せない消しゴム

なんか木曜にやってた奴みたいｗｗｗ

保守

>>94の「空風の通り道」を保守ついでに投下
多分4レスくらい

　雪が降ればいいのにと、彼女は言った。
　いつもはやけに大人びている彼女にしては、珍しく子供らしい言葉に、俺はそうだなと応えた。彼女はじっと
窓の外を見つめている。そこに広がっているのは、雪の気配など微塵もない、抜けるような青空。
　彼女は、この病院に長期入院中の小学五年生で、俺はしがない大学生である。彼女と俺は肉親と言うわけでも
なければ、家が近所で家族ぐるみの付き合いをしているわけでもない。しかし週に一度か二度、こうして彼女の
見舞いに訪れるのが、ここ最近の俺の習慣になっている。俺はそれを特に面倒だとは思わないし、彼女も俺の見
舞いを嫌がっているわけではない、と思う。
　この奇妙な関係は、俺の母親が体調を崩して入院したときから始まった。たまたま母親と同じ部屋に入院して
いた彼女に俺が挨拶がてら声を掛けたのがそもそものきっかけであり、母親の退院までそれを繰り返していたと
ころ、退院後も妙に彼女が気になってしばしば訪れるようになった、というのが簡単な事の顛末だ。
　別に俺はロリコンではない。本当のことを言えば……彼女のようなまだ幼い子供が、長い入院生活を強いられ
ていることに対する同情が、理由の大半を占めている。同情されることに嫌悪を覚える人も多いので、それは彼
女には言わないけれど。

「雪、降ればいいのに」
　窓の外を見つめたまま、彼女はもう一度、同じフレーズを繰り返した。俺はそれを、ベッドの脇に置かれた椅
子に腰掛けて聞いている。
「雪が好きなのか？」
　尋ねると、彼女は首を横に振った。だったらどうして、と俺が聞く前に、彼女が口を開いた。
「この真っ白な部屋と同じように、外の世界が白に覆われるの」
窓の外を見つめたまま、彼女は言葉を続ける。
「全部真っ白に染まって、溶け合って……そしたら、私はこの部屋から自由になれるでしょ？」
彼女は、そう言って笑った。
「別に、雪が降らなくても自由になれるだろ。お前が元気になれば良い」
その笑顔が、子供らしからぬどうしようもない諦めと悲しみに満ちている気がして、俺は言下に言葉を返す。し
かし彼女の笑顔は、やはりどこまでも悲しみで満ちていた。
　それは今に始まったことではない。彼女はいつも基本は無表情で、珍しく笑顔を見せたと思ったら、それも先
ほどのように自嘲めいていたり苦笑だったり、常にどこか悲しげで、胸に突き刺さるようなものばかり。俺は彼
女を大人びていると言ったけれど、それはきっと彼女のその笑顔のせいだ。
　俺の目下の目標は、そんな彼女が心から笑えるようにすることだった。そのために面白い漫画や本を見舞いに
持ってきてみたり、面白い話をネタとして仕込んできたりするのだが、今のところ中々成果が出ていない。漫画
は一応一通り目を通すものの無表情だし、俺の話は一笑に付すどころかクスリとも笑わない。何度挫折しそうに
なったことか。
　結局その日も目標を達成できないまま、面会時間の終了が迫り、俺は今度こそはと意気込みながら彼女の元を
後にした。もうすでに意地みたいなものだ。
　家への帰る途中で振り向くと、病院の白い外壁が夕陽によって紅く染め上げられていた。それが、明日もまた
快晴だと教えてくれている。雪を望む彼女の姿を思い出して、その夕陽がなんだか妙に憎たらしかった。
　週間天気予報によると、今週は晴天が続くらしい。

　彼女の容態が急変したと連絡があったのは、それから三日後のことだった。
　大学から急いで病院へと向かい、すでに暗記した部屋番号の病室へ駆け込んだ。しかしそこに彼女の姿はなく、
俺が以前見舞いとして持ってきた本だけが、机の上に置かれていた。
　呆然と、それを手に取る。空を見つめていた彼女がいるはずのベッドは、すでに温もりをなくして冷たかった。
彼女を探さなければという思いと、それが怖いという思いが交錯して、俺は動けなかった。
　病室の整理に来た看護婦から彼女が死んだと知らされたのは、そのすぐあとだった。
　
　彼女は窓のない部屋のベッドに、静かに横たわっていた。この部屋じゃ、彼女が窓の外を見れないじゃないか
と思ってしまう自分が、少し怖い。冷静に彼女の死を受け止めている今の自分と、どうしても受け入れることの
できないもう一人の自分がせめぎあって、今にも叫びだしそうだった。
　もともと色白の彼女は、どこをどう見ても眠っているようにしか見えなかった。いつものようにベッドの脇の
椅子に腰掛けて、その寝顔を見つめながら微笑みたくなるような、穏やかな顔をしていた。
　なぁ、と声を掛けながら、その頬に触れる。柔らかいそれは、しかし、すでに熱を失って、作り物めいた感触
を俺の手に残すだけだった。
　これは確かに彼女だけれど、もう彼女じゃない。
　もうあの悲しい笑顔も浮かべないし、窓の外をじっと見つめることもない。俺の話にクスリとも笑わずにツッ
コミを入れることもなければ――心からの笑顔を見せることも、ない。
　何度も見舞いに来ていたのに、俺は彼女の病気を知らなかった。聞けなかった、というのが正しい。彼女は生
まれつき心臓が弱く、いつ発作が起きてもおかしくない状態だったと、彼女の母親が泣きながら教えてくれた。

　病院を出ると、太陽はいつの間にかほとんど沈んでしまっていた。西の空では、夕暮れの名残りの薄紅色が、
藍色に侵食されている。東にはすでにいくつかの星が瞬いていた。吹く風は冷たく、ポケットに手を突っ込んだ。
　きっと、彼女は知っていたんだ。自分の命が、そう長くないことを。もうあの病室から出ることができないことを。
　彼女が雪を望んだのは、そのせいだったんだ。自分が外の世界に出られないなら、外の世界があの病室と溶け
合えばいいと、そう望んでいたんだ。もう……彼女は諦めてしまっていたんだ。生きることを。
　風が吹きぬける。どこまでも、どこまでも乾いた風。
　それなのに、頬が濡れていた。泣いているんだと気付くのに少し時間が掛かった。
　結局俺は、彼女に何ができたのだろうか。彼女の笑顔から悲しみを取り除くこともできず。全てを諦めてしまっ
た彼女に希望を持たせることもできず。
　もう一度、彼女に会いたかった。会って、今度こそ年相応に、屈託無く笑って欲しかった。希望を持たせてあ
げたかった。どんな願いでも聞いてあげたかった。それがたとえ雪を降らせるような、神様じゃないと叶えられ
ない願いだとしても。
　涙は止まることを知らず、俺はひたすら泣いた。彼女のために泣いた。一際強い風が吹きぬけて、俺の涙をさ
らっていく。
　ああ、俺のこの涙が、乾いた風を潤して、いつか雪となりますように。
　それを見ながら、そんなことを願った。


　了

またお題から遠ざかった……空風が吹く病院からの帰り道ということで
俺と彼女の関係の描写が甘いなー、これも長文向きだったか

これから品評会のを考えてきます

いわゆる保守

「ほら、次はどうなんです？」
意地悪い笑みを浮かべながら黒い服の男は、椅子に縛り付けられた女に迫る。
「ほら、どうなんですかっ！」
男は女の前にある机を蹴飛ばした。
「……ふん、何も言わないつもりですか。まあいいでしょう」
男はそう言うと女の髪をつかみ、つり上げる。
「あなたが強情を張っていると、村の人たちが苦しむ羽目になるんですよ？」
そう言うと女を投げ飛ばす。
「…………っ」
女は強い目で男を睨む。
「はっ！　そんなことで私が怖じ気づくとでも？」
男は笑いながら女の顔を踏みつける。
「ほら、なんとか言ってみてはどうなんですか？」
女は静かに目を閉じる。
「…………保守」

hosyu

保守すること風の如く

>>211
文章自体はすらすら読めていい感じ。
ただ、主人公の行動情動の動機がいまいち……。
動機がいまいち理解できないから、感情移入もしにくい、と感じる。
彼女の描写が厚くて、主人公の心理描写が薄いのも原因の一つかな。
最後の流れは綺麗でよかったー