1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
うばしゃああああああ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/18(水) 23:45:16.49 ID:0CPSL2xp0
655 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 17:32:21.17 ID:WhmAg05t0
最後の日から10日目。 1/2
しかし、俺の中では色々な疑問がうかんできた。
何でお袋が死にそうなのを知っていたんだ・・・?
それに最後の日以降に俺のお袋がこうなることを知っていたように・・・
まてよ・・・もしこれが全部そのドッペルのオバケの仕業だとしたら・・・?
俺はしばらく黙って考えた・・・やっぱり・・・
俺 は 間 違 い な く 女 を 疑 う
しかし、仮に女がドッペルのオバケだとしよう・・・
何でわざわざ自分の正体をばらすようなことを俺に・・・?
分からない、余計に分からない・・・orz
女「男君・・・大丈夫・・・?」
俺がずっと黙っていたのが気になったのだろうか?
女が俺のコトを心配そうに見つめている。
男「あ、あぁ・・・大丈夫・・・ちょっと考えていたんだ・・・ドッペルのオバケについてな。」
俺はもぅ冷えてしまった紅茶を飲んで答えた。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/18(水) 23:45:53.99 ID:0CPSL2xp0
656 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 17:34:02.29 ID:WhmAg05t0
最後の日から10日目。 2/2
すると女は俺の隣に歩み寄ってきて座っている俺の横から抱きしめてきた。
男「っ!?おい!!何すんだよ!!」
俺は慌てて振り払おうとした・・・
女「大丈夫・・・大丈夫・・・男君怖がらないで・・・女は・・・男君の味方だよ・・・
この先・・・こっちの世界で辛いことがいくつも起きると思うの・・・でも負けないで・・・
そして・・・騙されないで・・・」
女の腕は震えていた・・・長袖で気付かなかったが右腕には包帯が巻かれていた。
男「わかったよ・・・お前こそ怖がるな・・・正直まだドッペルのオバケだとか夢とか全然分からない
でも・・・俺だってお前の味方だ・・・」
俺は女の右腕にそっと手をあてながら女を慰めた。
女はその後直ぐに家に帰っていった。
俺はソファーに横になった
男「後輩・・・悪い。アレは事故だ・・・ゆるしてくれよな・・・」
俺の申し訳なさが呟きとなって溢れた。
その後俺はどうやらすぐに眠ってしまったらしい。
朝起きるとお袋が毛布をかけていてくれた。
今日も俺は家族水いらずで過ごした・・・。
女の唇は冷たく、少しだけ唇は荒れていた。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/18(水) 23:46:32.51 ID:0CPSL2xp0
722 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 19:58:37.66 ID:WhmAg05t0
【30分で復活のつもりが・・・orz】
最後の日から11日目。
朝、友達からのメールで目が覚める。
「事件!事件!隣のクラスの5人組のワルが3人入院
1人が死んだらしい!残りの1人は失踪中だってよ!!
お前は失踪したりしてねーよな!?な!?」
・・・これは酷い。とりあえず返信。
「俺は平気だ。お袋側にいてやりたくて休んでるだけだって前にも言っただろ。」
・・・これは直ぐに返信がきそうだな。
ピロr・・・着信アリ・・・っと・・・
「マザコン乙。お前しかいないんだからしっかり側にいてやれよノシ」
やっぱりな・・・。
お袋は最近余計に背中を痒いようで俺のあげた孫の手でよくかいている。
男母「こーゆーのってかいてると治んないんだっけ?;」
孫の手を動かしながらお袋はこっちを見る。
男「よくお袋はそういって虫に刺された時に俺をしかってたぞ」
俺は小さい頃を思い出しながら返した。
男母「あははwこれじゃぁ母親失格だねw自分が言ったことも守れないなんてww」
そんなことない、お袋は最高のお袋だ。俺の大好きな誇りに思えるお袋だよ。
言葉は喉の辺りで何かにひっかかって出なかった。
恥ずかしかったんじゃない・・・言ったら泣いてしまうと思ったからだ。
734 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 20:13:14.92 ID:WhmAg05t0
最後の日から12日後。
お袋の様子が急変した。
朝、ついに起き上がれなくなった。
子機で電話を受けてお袋の部屋にいったら
お袋は電話を持って床に転がっていた。
ベットから起き上がろうとしたら思ったように体が動かず
転落してしまったらしい・・・。
男「ドコも痛くないかお袋?」
俺はお袋を抱っこしてベットに寝かせた・・・軽い。そして熱い。
男母「ごめんね;やっぱり私病気なんだね;あははw」
お袋はこんな時も笑っている・・・俺の今思い出せる記憶のお袋の顔ははいつも笑顔だ。
俺は前買っておいた白桃の缶詰を開けて食べやすい大きさに切って枕元にもっていった。
男「体だけでも起こせないのか・・・?」
お袋は体をおこしながら答える。
男母「体はおこせるよ。あw白桃かぁ・・・私が好きなのしっとったんだねーww」
俺は笑いながら答えた
男「何年息子やってると思ってるんだよwwwww」
俺は白桃をお袋の口に運んだ。お袋はパクっと子供っぽく食らい付いた。
男母「ん〜〜〜♪おいしw息子が私のタメに買ってきて冷やして開けて切ってくれた白桃!!
甘くて美味しいぞwwwありがとね〜w息子ww」
お袋は俺の頭を撫でた・・・遂にお袋の前で泣いてしまった。
お袋のひざの上に顔をうずめて泣く俺。
男母「なんだよw褒めたら直ぐに子供にもどるのかい?・・・息子・・・」
お袋も泣いていた。頭に涙が落ちるのが分かった。
御互いお別れが近いことを再認識した。
747 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 20:32:43.33 ID:WhmAg05t0
最後の日から13日後。 1/3
俺は昨夜、お袋のベットの横に布団を敷いて眠った。
寝る前に思い出話になるかと思ったらお袋がいきなり・・・
男母「息子の『む』からスタートねwムース!はい!息子『す』!!」
しりとり大会を始めやがった・・・お袋らしいっちゃお袋らしいか・・・
そしてお袋が寝てしまったのでそこで試合終了。俺は寝不足気味で朝のお袋の声で目を覚ました。
男母「息子!息子!我が息子!!」
何だよその呼び方・・・
男「なんだよお袋・・・」
俺は少し機嫌悪く起きた。
男母「息子にしか頼めないだろ;トイレ・・・昨日から我慢してたりwww」
おいおい・・・昨日言いなさい・・・でもお袋も女か・・・恥ずかしいんだろうな・・・
俺はお袋をトイレまで連れて行き便座に座らせて
男「終わったらドア内側からノックしてな」
と言ってドアを閉めた。
そして俺は直ぐ近くの台所で白桃の準備をしていた。
コンコン・・・
トイレからノック・・・
じゃない・・・
コンコン・・・
裏口のドアからだ。
751 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 20:39:00.19 ID:WhmAg05t0
最後の日から13日後。 2/3
男「どちら様ですか?」
俺はドアを開けようと近づいた・・・
女「そろそろちゃんとお母さんとのお別れの準備をしたほうがいいよ・・・」
ドアの向こうから聞こえたのは女の声だった。
男「お、女!?」
俺はドアを置けようとドアノブを握った。
女「開けないで!!・・・開けないでいいよ・・・じゃぁ私帰るね・・・」
女の走り去る音が聞こえた。
男「女!待てよ!!」
ドアを勢い良く開けた・・・もぅ女の姿は無かった。
コンコン・・・
男母「息子ー・・・息子ー・・・」
トイレから声がする。俺はいそいそとトイレにお袋を迎えに行った。
お袋をベットに寝かしつけた。
男「何かあったら直ぐに子機だからな!」
そして子機を起き上がらなくても届く位置に置いた。
752 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 20:44:56.00 ID:WhmAg05t0
最後の日から13日後。 3/3
俺が部屋を出ようとしたとき・・・
男母「息子ー息子ー、最後にお母さんのワガママ聞いてくれないかなw」
お袋がそんなことを言った。
男「ん?何だよw何でもいいなww」
俺は半分不安だったが答えた。
男母「明日、息子の彼女家に呼んで3人でご飯食べたいなw」
キョトンとした・・・
男「きっと後輩も喜んできてくれるよ・・・連絡してみる。」
俺はニッコリ笑った。
男母「あの子可愛くて、私は好きだよw・・・いい子だもんねー・・・」
お袋は何かしみじみブツブツ独り言を始めた・・・
俺は部屋を出て後輩に連絡を入れた。
返信は直ぐに来た。
「絶対にいく!!私を信じて待っててね♪」
775 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 21:09:49.78 ID:WhmAg05t0
最後の日から14日目。 1/3
後輩は昼ごろに俺の家に来た。
男「よっ・・・って、いつもより質素なのな・・・服装」
後輩は薄い色のジーパンに灰色のパーカーを着てきた。
後輩「長居するなら動きやすいほうがいいと思ってw」
ニコニコしながら答えた。そして抱きついてきた。
後輩「ん〜・・・先輩久しぶり・・・会いたかったんですよ〜・・・」
俺も両手で後輩を抱きしめた。いい香りがした。
後輩「ねぇねぇ、来るって信じてた?信じてた?」
抱き合いながら後輩は俺にきいてきた。
男「もちろんだよ・・・」
俺は後輩を強く抱きしめた。
もぅ昼だがお袋はまだ眠っていたのでそっとしておいた。
後輩「夕食のメニューとか決まってるの?」
後輩は俺の隣に座り寄り添うように聞いてきた。
男「いや、何も決まってない。でもスープとかがイイと思うんだ。
お袋・・・正直かなり体が弱ってる。ここ最近は白桃とかヨーグルトしか食べてない。」
俺は横にいる後輩の頭に自分の頬をあてながら答えた。
後輩「買い物しなきゃ材料無いよね・・・一緒に買いにいこっか?」
後輩は俺の顔を見ながら目を輝かせた。
男「だーめーだ。お袋を一人にはできん。悪いけど買い物は俺がいってくるから
その時は後輩、お前に留守番たのんでいいか?」
後輩は唇をとがらせてムッ・・・って顔を下が・・・
後輩「何かそれって夫の帰りを待つ奥さんみたいでいいね!いいよ!」
と、さらに目を輝かせて答えた。
782 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 21:18:47.15 ID:WhmAg05t0
最後の日から14日目。 2/3
今夜の献立はクリームシチューになった。
俺は後輩からおつかいメモをもらい赤いマフラーをして玄関で靴を履いた。
男「いってきます」
後輩が物足りなそうな顔をしている。
男「どうした?」
後輩「いってきますのチューは?」
俺は確かに恥ずかしかったが目を閉じた後輩にそっとキスをした。
女とはまるで違う唇・・・
男「じゃ、いってきます。」
後輩「いってらっしゃい」
後輩が可愛く手を振ってくれた。
何で、女が一瞬浮かんだんだろう・・・バカな俺。
いつもの商店街で国産のばかりを選んで買い物をする俺。
馬鹿みたいに色々気を使って買い物をした。
何だかんだ言って結構な量になってしまった。
俺は早く後輩とお袋に会いたい気持ちで早足で家に向かった。
途中。花屋を見つけた。名前なんて知らないが
キレイだったので一輪だけ白い花を買って俺はまた早足で家に向かった。
玄関についてカギを開けて家に入った。
男「ただいま〜」
俺は後輩が走り寄ってきて・・・「ただいまのチューは?」と言うのを期待していた。
が、俺の予想は見事に玉砕された。
最悪な形で。
799 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 21:34:08.05 ID:WhmAg05t0
最後の日から14日目。 3/4(ごめん、長くなってるorz)
俺は後輩が玄関に走ってくるコトを期待して待っていたが一向に来ない。
男「待ちつかれて寝てたりしてな・・・」
と軽く想像し幸せな気持ちでリビングに入った。
そこに軽く予想していた可愛い寝顔の後輩はいなかった。
リビングのテーブルに買い物してきた荷物を置き、赤いマフラーを椅子に掛けた。
お袋の部屋にいるのか?と思いお袋の部屋に俺は向かった。
お袋の部屋のドアの前で後輩が座り込んでいた。
男「どうした?そんな所で座り込んで?」
俺は後輩に近づいた・・・後輩の灰色のパーカーの右袖と薄い色のジーパンの一部がが赤黒く染まっている。
後輩「あ・・・ぅ・・・あ・・・あああぁあぁぁ・・・」
後輩は先ほどまで呆然としていたが俺を認識すると急に激しく震えだして涙をボロボロ流した。
男「おい!?どうしたんだよ!?何だよ・・・この赤黒い・・・染み・・・は・・・」
俺は嫌な予感が頭を過ぎった。直ぐにお袋の部屋に入ろうとしたが後輩の手が力強く俺の服の裾を引っ張った。
後輩「だ・・・だだだだd・・・だめぇ・・・めめ・・・はいっちゃ・・・だ・・・・だだだだ・・・」
必死に言葉を出しているのが分かる。顔も物凄い恐怖で歪んでいる。
俺はそっと裾を握る後輩の手を握って言った。
男「何があったか知らないけど・・・お袋は俺のお袋なんだ・・・ちょっと様子を見てくるだけだって・・・
俺のコト、信じて待ってろ・・・」
俺は後輩の頭を撫でて立ち上がりお袋の部屋のドアを開けた。
酷い異臭が部屋には立ち込めていた。
830 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 21:52:23.37 ID:WhmAg05t0
最後の日から15日目。 4/5(改行問題)
部屋のベットの上にはお袋がいた。
でも、俺の知っているお袋とはかなり違っていた。
男「お・・・お袋?」
俺は目を疑った。お袋は全身血まみれに見えた。
直ぐさま俺はお袋に近づいてお袋の肩を掴んだ。
男「お袋!!??・・・?」
手に変な感触・・・手を離すと何かの塊とお袋の血がベットり俺の手についていた。
男母「息子・・・息子・・・今夜は後輩ちゃんきてるんだろ?さっき顔を見せてくれたに恥ずかしかったのかね・・・
すぐに部屋から出て行っちゃったよ。それとも嫌われちゃったかねー・・・」
お袋はいつもの口調で話している。
お袋が痒そうに背中を引っかくと、背中から塊が崩れて流れるのが分かった。
・・・腐ってるのか・・・何なのかは俺には判断できなかった。
ただ、お袋は何も苦痛を感じていないようだ。しかし、明らかにその体は異常だ。
男「お袋・・・電話、子機どこにおいた?救急車呼ぼう!!」
俺は枕元に転がっていた子機を手に取って耳に押し当てた。
血が入ってしまって壊れたのか何も音が聞こえない・・・
男「ちくしょう!!!携帯、携帯は!?」
ポケットに入っているはずが何故か見つからない。いや、パニックで携帯を確認できない。
831 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 21:53:21.77 ID:WhmAg05t0
最後の日から14日目。 6/6(前のレス番号間違えたorz)
男母「何だか今日は調子がいいみたいなんだよ・・・ほら、たって歩けるんだよ?」
きっとお袋はニッコリいつもの笑顔で笑ってる。でも確認はできない。
男「お袋・・・お袋・・・」
俺はどうすることもできなくなっていた。
男母「息子はいつから泣き虫になったんだい?w」
お袋は俺の首に手を回して抱きしめた。お袋の体は風呂の湯のように熱かった。
男「お袋・・・」
俺は泣いていた。どうすることもできない自分を悔やんでいた。
男母「何泣いてるのさwさ、夕飯の準備はわたし・・・もや・・・r」
お袋の体から力が無くなった。
目の前にあったお袋の顔は下にベチョっと音を立てて砕けた。体も俺に寄りかかるようにしてズルズル床に崩れていった。
しばらく呆然と立ち尽くす俺・・・
ガチャ・・・
後ろでドアが開いた。後輩が立っていた。
後輩「あはははは・・・先輩赤いマフラーやっぱり似合いますよ。とってもカッコイイですよ。その服も素敵です。あはははは」
後輩は笑っていた。
俺の首にはお袋の赤く変色した皮膚が残ってぶら下がっていた。
878 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 22:04:30.29 ID:WhmAg05t0
最後の日から15日目。
後輩はあの後その場で倒れてしまった。
相当ショックだったのだろう・・・上着のパーカーだけ脱がせて
ソファーに寝かせて俺の部屋の毛布をそっとかけてやった。
俺も汚れた服を着替えて、ちゃっかり風呂にも入った。
お袋には悪いがお袋はそのまま部屋に放置されたままだ。
現在、一時半。
何故か今、俺は冷静だ。いや、もういかれているのかも知れない。
しかし、この状況を警察などに知らせるべきなのだろうか・・・
それとも・・・女に知らせるべきか・・・俺は悩んでいた。
ただ、確実に分かること・・・これは異常だ。医師から聞いた事例とは違いすぎる。
俺は悩み続けた。
朝が来て、昼が来て、夕方が来て・・・そしてまた夜が来た。
後輩は目を覚まさない。
俺が昨日帰ってきたときに予想していた可愛い寝顔がそこにある。
テーブルの上の白い名前も知らない1輪の花はグッタリとしおれていた。
894 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 22:17:17.97 ID:WhmAg05t0
最後の日から16日後。
俺は昨日いつの間にか寝てしまったようだ。
後輩が眠っているソファーにもたれかかった状態で目が覚めた。
後輩の赤黒く染まったパーカーの右袖を見て夢じゃなかったと思った。
男「お袋・・・」
とりあえず体を動かそうと思った。
テーブルの上に放置されていた食材で悪くなってないもの冷蔵庫に入れた。
思ったよりどれも悪くなかったので全部入れた。白い花はゴミ箱の中へ捨てた。
昼になった。
後輩は目を覚まさない。
俺は食事をとろうと思って冷蔵庫を開けた。
目に入ったのはシチューに入れるはずだった鶏肉だった。
俺はトイレに駆け込んだ。
空っぽのはずの胃なのに俺は嘔吐した・・・
男「肉は・・・しばらく食えないかもな・・・」
夕方になった。
俺はリビングの掃除と後輩のパーカーの選択をしていた。
ナゼだろう。どこにも連絡をとる気にはなれなかった。
俺はただ、家の中の仕事をコツコツとこなしている。
夜になった。
腹が空いた。肉を見ないように冷蔵庫に手を伸ばして手に取ったのは
サラダに入れるはずのキュウリだった。俺は塩を適当にふりかけバリバリ食べた。
そしてまた時間はすぎていく・・・。
後輩は目を覚まさない。
900 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 22:19:19.26 ID:WhmAg05t0
今気付いたが・・・
14日の途中で日にちが15日になってしまっている・・・
これは酷いミスorz
次の投下から
1日ずらしますね・・・。
902 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 22:20:33.64 ID:WhmAg05t0
さらにミス。
ずらさなくても進行できそうだorz
一度だけおかしくなってたみたいね・・・
935 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 22:37:10.15 ID:WhmAg05t0
最後の日から17日目。 1/3
後輩は目を覚ます様子が無い。
相変わらず可愛い寝顔だ。
昼前にバレー女からメールが入った。
「友達が最近学校に来ていない!!無断欠席みたい・・・家にいないみたい!!どうしよう・・・」
俺は驚いた。俺が休んでいる間に学校でも事件は起きていた。
友達はあー見えて金持ちで・・・一人暮らしをしている。
心配になってバレー女が昨日、部屋をたずねたらもぅいなかったらしい。
俺は直ぐにバレー女に電話した。
・・・出ない・・・何で・・・まさか・・・バレー女も・・・消えた?そんな・・・!!!!
バレー「もしもし、授業中に電話してもでれないからねー男君。最近君もサボり過ぎじゃないかい?」
そうゆうことか・・・orz最近、お袋ばかりで学校のコトなんてすっかり忘れていた。
男「それより、友達・・・本当に行方不明なのか?」
俺はすぐに話を切り替えた。
バレー「うん・・・最近メールもこないし・・・どうしちゃったんだろう・・・」
バレー女は本当に心配そうだった・・・
男「心当たりは?」
バレー「全く無い。いつも行くゲーセンにも最近顔出してないみたいなの・・・」
俺は嫌な予感がしてならなかった。
954 名前:旭 ◆zYWrhqMVos [] 投稿日:2006/10/18(水) 22:50:50.88 ID:WhmAg05t0
最後の日から17日目。 2/3
とりあえず学校が終わったら公園に集合しようという事で電話を切った。
後輩も心配だが大親友の友達もほってはおけなかった。
俺は後輩が起きたら直ぐに気付くようにソファーの近くのテーブルに
「友達が失踪した。俺も探してくる。起きても家から出るな。それにお袋の部屋にも入るな。
シャワー、キッチン、冷蔵庫は自由に使え。以上。男より。」
と、殴り書いて出かける準備をした。
家を出る前にお袋の部屋の前に行き合掌した。
男「帰ってきたらちゃんとするから・・・それまで・・・ごめんな・・・お袋・・・」
そして俺は出かけた。赤いマフラーはしていかなかった。
公園には既にバスケ女が到着してブランコに乗っていた。
男「久しぶり、元気か?」
バスケ「あ、男君ひさしぶり〜♪うん、元気だよ。男君は?最近学校着て無いじゃん?」
バスケ女はいつもと変わらない幼さっぷり全快だった。
男「俺は・・・ん、いたって元気だ。」
色々話そうかと思ったがやめておいた。
バレー「ごめーん;ちょっと遅れたか・・・すまんかった;」
バレー女が走り寄ってきた。とりあえず近くの自動販売機で温かい飲み物を買ってきた3人で話し始めた。
俺はホットココア、バスケ女はミルクティー、バレー女は紅茶だった。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/18(水) 23:59:58.21 ID:/BX8Q9D6O
乙です
乙カレーw
フレイムヘイズは知らんがパープルヘイズはジョジョだw
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/19(木) 00:13:48.73 ID:n5EHSIcD0
ほ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/19(木) 00:19:38.58 ID:EQ/TBCmWO
ルカーヴのこともたまには思い出してあげてください
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/19(木) 00:20:00.85 ID:lDd2YV2cO
キーオも混ぜれば良かったのにな
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/19(木) 00:22:08.96 ID:JaG/nCW70
フレイムヘ伊豆ってロマサガ???
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/19(木) 00:24:19.16 ID:lDd2YV2cO
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ