文才ないけど小説書く

ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです。
■まとめwiki　：http://wing2.jp/~bnsk/index.php?bnsk　（一般作品まとめ。過去ログのUPなどはこちらへ）
■品評会まとめ：http://bnsk.kirisute-gomen.com/　　　
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■初心者の方は一度こちらをご覧ください。小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています。
　　　　　　　：http://yy46.60.kg/test/read.cgi/bnsk/1158071666/　

▽通常営業と週末品評会
ここでは誰かにお題をもらって小説を書く『通常営業』の他に土日に作品募集、月火に投票が行われる
『週末品評会』があります。『週末品評会』への参加は自由ですので、奮ってご参加ください。

▽投下を考えている人へ
まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです。
人のお題を使うのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります。
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※

▽投下の際の注意点
他の方が投下中の場合は投下終了まで待って下さい。投下前にはリロードを忘れずに。
投下する人は小説の最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願い致します。
また、読む人にわかりやすいように、タイトルを付けましょう。付けれない人はお題で構いません。
できれば名前欄に『「タイトルorお題」　現在のレス数/総レス数』のように書いて下さい。
作品を投下する際は一度テキストエディタで仕上げてから、まとめて投下しましょう。

▽読み手の方へ
感想は書き手側の意欲向上にも繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい。

▽保守をしてくれる勇士へ
保守は大体１５分間隔が効果的です。保守ついでの投下も勿論OKです。
雑談も構いませんが、投下しにくい空気を作ったりはしないようにお願い致します。
小説を書くに当たって有用な情報のやり取りはむしろ推奨します。

＜週末品評会について＞
毎週金曜日の24：00までに品評会のお題が提示されます。
作品は土曜日の00：00から日曜日の24:00までに投稿してください。
その後、それぞれに評価をしていただき、火曜日の24:00まで投票を受け付けます。

《作品投稿》
・目安は２〜３レス程度のSSですが、主催者の指示に従ってください。
・ジャンルは書き手に一任します。
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って、全部書き終わってから投下するようにお願いします。
・一人当たりの投稿数に、特に制限はありません。思う存分、表現してください。
・時間を過ぎての投稿も、選考外ではありますがまとめサイトに掲載します。
・毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです。
◆お題の他に、作品にタイトルをつけてください。
◆規制で本スレに書き込めなくなってしまった人は救済スレ　http://yy46.60.kg/test/read.cgi/bnsk/1158161532/
　をご利用ください。
《投票》
・本スレへの書き込みでお願いします。
・絞りきれない、選び難い場合には、気になる作品を複数挙げていただいても構いません。
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行ってください。
・投票はひとりで複数作を挙げてもOKです。
・簡単でよいので、感想、批評等書いてください。書き手の次への糧になります！
◆投票については『投票アナウンス』の指示に従ってください。

・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられますので
よろしくお願いいたします。

現在、週末品評会28thの投票受付中です。今回の品評会お題は『落下』でした。
投稿された作品は■まとめ http://yy46.60.kg/test/read.cgi/bnsk/1160054224/　　　（掲示板）
　　　　　　　　　　　　　　　　　http://bnsk.kirisute-gomen.com/28th/28thindex.html　　（作成中）　にてご覧頂けます。
投票期間は2006/10/10(火) 24:00 までとなっております。

感想や批評があると書き手は喜びますが、単純に『面白かった』と言うだけの理由での投票でも構いません。
毎回作品投稿数に対して投票数が少ないので、多くの方の投票をお待ちしております。
週末品評会では投票する作品のほかに気になった作品を挙げて頂き、同得票の際の判定基準とする方法をとっております。
ご協力ください。
投票には以下のテンプレートを使用していただくと集計の手助けとなります。
（投票、気になった作品は一作品でも複数でも構いません）

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　＜＜タイトル＞＞◆XXXXXXXXXX氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
　　　　　　＜＜タイトル＞＞◆YYYYYYYYYY氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
気になった作品：＜＜タイトル＞＞◆ZZZZZZZZZZ氏
********************************************************
携帯から投票される方は、今まで通り名前欄に【投票】と入力してください。
たくさんの方の投票をお待ちしています。　

―――――――――――前スレ317まで集計――――――――――
　　タイトル◆トリップorID【得票数】《関心数》
　　　とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM氏【３票】《》
　　　空の落としもの◆wDZmDiBnbU氏【１票】《１》
　　　俺 in the sky◆rEQhyhvBi2氏【１票】《１》
　　　キリキリマイ◆qwEN5QNa5M氏【１票】《１》

>>1
乙

気づいたらおちてたｗ；317以降投票あったかな？

317が最後か。よかった。
dat拾ってくる。

>>6
なしです

あのスレが
落ちたと君が言ったから

前スレの全批評って二回でしょうか？

>>10
全部で四つかな。過去datあげたので、X氏がHTML化してくれるまでしばしお待ちを

投下してもよかですか

どこにｄａｔうｐしたの？落としたいんだけど

>>11
ありがとう！

>>13
wikiです。ちょっと待ってて

>>12
おｋ

おｋ。wikiの1160312951.dat.gzがそうです

>>17
ありがとう。頂いた。

　「こんなものが発見されたんだが、見てくれるか、マイケル」
難しそうな顔をして、ジョンは書類を俺に突きつけた。そこに載っていたものはなにやら不思議な物体だった。
「なんだこりゃ」書類から俺が顔を上げると、ヤツは難しそうな顔を崩さないまま言った。「俺が聞きたいくらいさ」
俺はもう一度書類に目を落としてみた。書類に貼り付けられた写真には、赤と白が彩られたすり鉢型の器の中に琥珀色の液体がなみなみ注がれ、そこに得体の知れないものが浮かんでいる。
書類には写真と一緒にその物体の名称も書かれていた。
「ラーメン……だって？　どっから見つけてきたんだ、コレは」
「ライブラリーの中の、「食品」というカテゴリーの中さ。それにしてもマイケル、人間はよくこんなものを食べられるな。俺には無理だよ」
不安そうな顔をして、ジョンはそうつぶやいた。それを見て俺は一計を案じた。
「確かにな……しかし一度食べてみなくては始まらないぞ。敵を知り己を知れば百戦なお危うからずだ。頼んで作ってもらおうじゃないか」
こんな危険なことを言い出したのは、同僚を奮い立たせる意味でも、俺自身を勇気付ける意味でも、コレはとても重要なことなのではないかと思ったからだ。
「大丈夫か、マイケル……」
相変わらず不安そうな表情を浮かべるジョン。俺は対照的にとても興奮していた。

三十分後

　「おお、これがラーメンか、ジョン、感動的じゃないか」
写真どおり、赤と白の器に得体の知れない物体が浮いている。まさしく写真そのものだ。写真じゃわからなかったことも実物をみるとはっきりしてくる。このラーメンは具の中に何か細長いものが入っている。見た目のグロテスクさとは違い、芳香があたりに広がっている。
「マイケル……好奇心が旺盛なのはいいことだが、もう少し大人になれよ。君は一応ここの責任者なんだからな」
俺にため息をつきつつ、ジョンが書類を手繰っている。「ああ、済まない。つい興奮してしまってな……しかしこれはどうやって食べるんだ？」「はし、という二本の棒を使うらしい。ほら、ここにおいてある」
お盆の上には確かに二本の棒が置いてあった。コレを使ってこの細いものを掴めというのか。
「コレを食べてるヤツらは随分器用なんだな……仕方ない、食べるのに作法はあるのか？ジョン」
「ちょっと待ってくれ……ええと、まず「ハシを利き手で持ち、器の中のメンを掴む。そのまま口に運び、ズルズルと音を立てて一気にすする。ここですべてメンが口に入らなければマナー違反である」と……難しいな」
「ものは試しだ。早速食べてみよう」
　まず俺は利き手でハシを掴んだ。「マイケル、違う、一本ずつ持つんじゃない。二本一度に持つんだ」
ジョンから鋭い指示が飛んだ。「すまない、慣れないものでな」「いいんだマイケル。間違いは誰にだってある」
利き手でハシを掴み、俺は器の中にハシを入れた。しかしコレではどうにもメンを掴むことができない。
俺は不安になってジョンに尋ねた。「なぁジョン、俺は何か間違ってないか？」
「ちょっと待て…ハシは掴むんじゃなくて持つものらしい。ここに書いてある」
「おお……なるほど……確かにコレで持ちやすくなったぞ。なかなかこのハシというのは奥が深いな」
「ああ、俺も久々に興奮してきたよ、マイケル」
上気したマイケルの顔が、久しぶりの異文化との接触に興奮していることを物語っていた。やはりこの仕事はやめられない。

三十分後　

　「よし、よしいいぞマイケル！！　メンを掴んだぞ！！」ハシの練習を始めて三十分、俺はようやくメンをつかめるまでに成長していた。ジョンの興奮のボルテージはさらに上がり、顔も紅潮してきたように見える。
「ああ、これから俺はこのラーメンを食べるわけだ……いいか、よく見ておけ。これが「異文化交流」だ。そりゃあ！！」
先ほどジョンから聞いた作法どおり、俺は一気にメンを口に含んだ。
「ぅ熱っ！！！」
メンを口に含んだ瞬間、猛烈な熱が俺の舌を襲った。その刺激と痛みに俺は耐え切れず、メンを吐き出してしまった。
「マイケル！！　大丈夫かマイケル！！」心配したジョンが俺の下に駆け寄ってくる。俺は彼を手で制した。
「あ、ああ……なんとか大丈夫だ。しかしこのラーメン、危険だ。危険すぎる」
「まったくだよ。マイケルに怪我を負わせるとは、只者じゃあない。地球人はこんなものを年中食べているんだな……」
そのジョンの一言に俺はぞっとした。そうだ、こんな力強い食べ物を年中、しかも好んで食べているヤツらと戦争でもしてみろ。結果は火を見るより明らかだ。
「――今回の結果は火星に戻って直接報告しよう。地球を攻略するのはまだまだ先のことになりそうだな、ジョン」
「ああ……俺もマイケルがゆでだこになる姿は見たくないからな」


こうしてラーメンは火星人の侵略から地球を救ったのだった。
完

らめえ、落ちちゃうううう！

ほすほす

http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1160389915/

>>21
最後火星人オチできたか。
始めのうちに人間、って出しちゃったのが残念。人間以外じゃないとこの発言しないと思うので、この時点でオチが読める。
ヤツらとかにしておくと、マイケル、ジョージが人間以外だって言うことがボカせる。
セリフの後に地の文入れるのはいいけど、別の人間のセリフは改行した方がよい。
あとは内容だけど、三十分後もヤケドするほど熱いかなぁ、と思ったｗ；

>>21
なんか感動した
まともに読んでくれて感想くれるのがこんなにうれしいとは・・・ッ！！

よく考えてみればそうだとうなづくことしきりだわー
精進します

うわぁ、前スレ落ちたのか…。さすがはお題が落下なだけはあるな。
期間中に二度も落ちるとは。

んで、さっき全感想書き終わったんで投下しますね。
気に障ることいってたらスルーしてやってください…。

ＮＯ．０１鳥たちは踊る ◆QXQj1ELEyI
　最初は詩っぽい。途中からは、自伝、エッセイ、日記？あんまり言葉知らないので分かんないです。
　んー、ストーリーもないしオチと呼べるオチもない。好みの問題でしょうが、こういうジャンルは俺は面白みを
　感じることが出来ないです。ごめんなさい。
　哲学は老後の楽しみ、を地で行くような話ですね。言っていることは中々味があっていいのではないでしょうか。
　ごめんなさい、やっぱり俺からは何とも。

ＮＯ．０２落ちる女 ◆v1BzBDr2zk
　落ちることばかり経験、落ちることのスペシャリスト、と自負するわりには、人が経験しないような珍しい
　落ちる体験がない。そのせいで説得力に欠ける。しかも小説の読み始め十ページでオチを当てるとか、さすがに
　設定に無理がある。
　>>別に小説家になってもいいと思ったのだが
　なれないのに、なってもいいと思うというのは不自然。なろうかとも思ったが、くらいでいいのでは。
　ビルから落ちてもう助かる見込みがなくなってから「もう諦めよ」って思うのも違和感かな。
　ドイツ語に関しては、まあもういいかな。なかなかよかったけど、どうせならもっと意外な「落ちる」を見せて欲しかった。

ＮＯ．０３プレリュード ◆1pnOI8Jyso
　俺のです。しようもない話を長々とすみませんorz
　批評してくださった方へのレスは後ほど。

ＮＯ．０４末路 ◆ozOtJW9BFA
　何か勢いとその場のノリだけで書き進めていったような話ですね。ちゃんと纏めてから書き出したのかな。
　主人公のやることが一々突発的だし、その行動にも、周囲の反応にもいまいち説得力がない。
　最初の方の可愛い主人公はいいんだけど、途中からはギャグにもならない展開になってるし。
　というか、狙いが何なのかが分からなかった。何か俺の読み落とした、もしくは読み取れなかった意図とかがあったなら
　すまんとしか言いようがない。

ＮＯ．０５Not End But Fall ◆daFVkGT71A
　完全に夢オチかよw
　少しくらい夢にも意味を持たせて欲しかった。
　何か表現におかしなところがあっても、「まあ夢だしな」で終わっちゃうからコメントしにくいw
　おかしいおかしいと言いすぎなので、もっと学校のその異常性を描写とかで表せたらいいと思う。

ＮＯ．０６落下さん ◆uzrL9vnDLc
　身代わりに落ちてくれるのは落下さんなんじゃないのかw
　しかもクマのぬいぐるみが落ちたのは偶然にしても、写真立てが落ちたのが謎。
　絵をイメージするとホラーとしてはなかなかいいけど、もう少し落下さんの情報みたいなのがないと何とも消化不良。
　オチは読めたけど、薄気味悪さの演出は出来ていたと思います。

ＮＯ．０７励ましたい ◆ElgkDF.wBQ
　自分の意志で抜け落ちていたのか髪の毛の奴等……！！
　俺はオチが読めなかったです。読めなかったけど、最後まで読んでもフーンで終わってしまった感があったり…。
　髪の兄弟ってなんだよとか思いましたけど、ギャグに理屈は不要ですねw
　俺も可愛いお嫁さん欲しいぜ。

ＮＯ．０８人間失格 ◆AQKQQcmJ.A
　当てもなくぶらつくつもりで外に出たのに、何か途中から考え方が変わっているような…。
　最初に言っていた嫌な夢の話も回収されずに終わってますし。
　>>苦労の数がシワになった老婆が
　初対面なのに決め付けイクナイ！
　で、最後まで読んでいても別に主人公を人間失格だとは思えなかったのが何とも。
　むしろそう思えなかった俺は人間失格なのか？('A`)
　話も落ちていない感じで、読み終わっても全然すっきりしませんでした。

ＮＯ．０９恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY
　タイトルのセンスね(ry
　多少強引な感じもしましたが、落をいっぱい使うってことにテーマを絞って作った話として見ると
　結構面白かったです。
　>>大学のときはナンパ無敗を誇った俺も、今となっては社会人
　何か、今となっては、の使い方に違和感があるんですが…俺だけ？
　まあ何が言いたいかというと、貧乳ｽｷｰの俺にはたまりませんでしたよ、と。

ＮＯ．１０虹の雫 ◆D8MoDpzBRE
　話の纏まり方がハンパなく上手かったです。タイトルのセンスもいいし。五レスの区切りの使い方も上手ですね。
　後戻りは出来ませんよ、とか言っといて普通にハッピーエンドだったのは意外だったかな。あと、少しでいいから
　指輪とか声の正体みたいなのを憶測できる要素を入れて欲しかった。
　>>これは現代の天の川か。
　この描写は別にいらないかな。意図がよく分からなかったし。何かあったならすみません。
　全体的にはSSとしてかなりいい出来だったと思います。面白かった。

ＮＯ．１１Progress ◆QXQj1ELEyI
　んー、すまん、全く意味が分からなかった。
　床にある穴を「目の前の穴」と表現するのはどうかな。俺には紛らわしく感じました。

ＮＯ．１２とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM
　セルバンデスのキャラは良かったです。でもそれだけって感じかなぁ。何か色々気になる点が多すぎて、
　あまり話に入り込めませんでした。お姉さんの出し方も何とも中途半端だし。
　カナの傷口の描写はガチで痛かった。何か黒板を爪で引っ掻いた時みたいな気分になれましたよw

ＮＯ．１３空の落としもの ◆wDZmDiBnbU
　ライセンスがなきゃ飛んじゃいけないんじゃないのかw
　地の文の語り口調はテンポがよくて読みやすかったです。でもちょっとクドい所もあったかな。
　話はまあ結構ちゃんと纏まっていてよかったかな。
　設定厨の俺としては、んな高尚な箒を簡単に扱えるってのがよく分からんかったです。

ＮＯ．１４俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2
　んー、ところどころ面白い表現というか台詞はあったんだけど、話が中途半端で終わってるから評価しにくい。
　主人公の心理の変化もなんかよく分かんないし。何が書きたいのかよく分からん話でした。
　いや、笑えるところは笑えたんですけどね。でも完全にギャグでいくなら主人公の突っ込みも、甘いところがあったかな。

ＮＯ．１５ファースト・キス ◆qygXFPFdvk
　シリアスにするならするで、一レス目と五レス目の描写ももうちょっとしっかりしてほしかった。
　何か、ファースト・キスに喩えるのもよく意味が分からなかったです。ごめんなさい。
　銃弾散々貰って、彼流に言うならもうかなりキスされまくった後なのに大地とファーストキスっていうのも。
　主人公が優秀なのは分かったけど、戦闘の迫力も今一で、主人公に感情移入も出来なかった。
　オチも、よかったんだけど、タイトルがファースト・キスだし、何処が見せたいのかはっきりしない。

ＮＯ．１６童話 ◆sTg068oL4U
　うーん……ごめん、よく分かんないや。こういうのは素人の俺には判断不能です。

ＮＯ．１７二つの世界の ◆KARRBU6hjo
　設定がいまいち飲み込めなかったので若干消化不良気味でした。まあでも細かいことなので、
　話し自体はそれなりに楽しめました。
　ていうか主人公が頭悪すぎてやばいw
　話の中で一回出てきて、読んだ側が理解していたことを、後からまた説明して「〜らしい」とか言われても困る。
　あと、同級生ってのは同じクラスの人のことなので、隣のクラスの知里ちゃんは同級生ではないです。

ＮＯ．１８キリキリマイ ◆qwEN5QNa5M
　まあ、話としてまとまってはいるのかな。
　主人公の異常性を出すために、もっと主人公に色々させたほうがよかったかも。
　何となく話が弱い気がする。

ＮＯ．１９何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs
　んー、説明不足が目立ったかな。ライトもあんまり出番なかったし。
　描かれているセレネの性格から考えると、依頼がなくても自分が被害にあった時点で捜査に乗り出しそう。
　セガーレはうけたw

ＮＯ．２０幸せ螺旋 ◆U8ECTUBqMk
　んー、展開もオチもよく分からなかった。読解力不足ですまん。
　途中までの話が面白くてオチが気になっただけに、これは残念だった。
　結局なんだったのか理解出来ない部分が多すぎて、何ともいえないです。

ＮＯ．２１しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI
　会話のテンポとか台詞とか面白かったんだけど、描写の甘い感じな部分が多かったかな。
　ネタだから別にいいのか。まあ面白かったです。
　まあ、俺が妹好きなだけだがな…。

以上です。まあ、あくまで俺の感想なんであんま気にしないで下さい。

さあ、お題を伺おうか

>>35
『カマドウマ』

俺にも明日書くぶんのお題おくれ

把握……
最近、こんなんばっかりな気がするorz

飯食いに行ってる間に落ちるとは、あなどれんｗ

てことで保守。

>>37
ロボット

んで、投票です。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
　　　　　　　　完成度の高さにびびりました。面白かったです。
気になった作品：　恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY氏
　　　　しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI氏
********************************************************

全体的に面白いのが多かったですね。数が少なくて楽でよかったw

＞37
人形劇

先着順で>>40のを書くわ

では寝る
ほす組ｶﾞﾝｶﾞﾚ

んじゃ、>>42の『人形劇』をいただいて、一つ書いてみるわ。

　

「なんで……」
少年は夜空を見上げ、呟く。
「なんで、俺は生きてるんだろ……」
はき出す息は白い。
「ホントなら、俺、死んでるはずなのに……」
少年は身震いをすると、立ち上がる。
「保守」

おし、感想と投票でも投下するか。

では自分のことを棚に上げて、感想文を。
その前に、私のスタンスですが――誤字、脱字、作法などについては
基本的によほど酷いもの以外、気にせずに作品内容重視で拝読させて頂きました。
それと、私は読む本のジャンルが結構偏っているため、拝読させて頂いた作品のジャンルによっては、
間の抜けた感想になっている可能性があるかもしれません。その場合は、お許しを。
（海外のノワール、クライムノベル及び純文学です）
それを踏まえて、読んで頂ければと思います。

つまり、生意気言わせてもらいますが、私の感想はあまり気にしないで下さいということですｗ
つーか、初参加で自分の作品が、かなり実力不足の上に浮いていることがわかったｗ
それでは――。

No.01 鳥たちは踊る◇QXQj1ELEyI
――。

No.02 落ちる女◇v1BzBDr2zk氏
なぜか受けるチグハグな感じ。
主人公の自殺に必然性が感じられないです。
と同時に彼女の特殊な能力に対しても疑問符が。
最後のドイツ語には陳腐な印象を受けました。

No.03 プレリュード◇1pnOI8Jyso氏
最後の一行を早く読ませたいがために、
それ以前の文章がとってつけられたように感じられます。
落下中の出来事だからでしょうか、バタバタとした印象。
オチは、確かに綺麗なオチなのでしょうがが……うーん。
自分なりのオリジナリティが欲しかったというのが
読後の感想です。

No.04 末路◇ozOtJW9BFA氏
飛行機と主人公は確かに『落ちました』が……。
お題を上手く消化できていないのでは？
主人公の人生を書き綴っただけのような気がします。
そういう作品もありますが、その場合にはそれを通して
読み手に伝えたいテーマやメッセージが必要だと私は思います。
読解力不足のせいか、自分にはそれは感じられませんでした。

No.05 Not End But Fall◇daFVkGT71A氏
『奴』が結局、何だったのかわからなかったです。
夢の中で恐ろしい『奴』に追いかけられた話だけとしか
読み取れませんでした。ごめんなさい。

No.06 落下さん◇uzrL9vnDLc氏
良くも悪くもＳＳの教科書という感じです。
それだけに早い段階でオチがわかってしまったのが残念。
それと、タイトルがストレートすぎる気が……。

No.07 励ましたい◇ElgkDF.wBQ氏
オチがしっかりしていてよかったです。
三レスそれぞれを上手く使用しているし、読みやすい。

No.08 人間失格◇AQKQQcmJ.A氏
ある男の独白。
お題の消化の仕方が安直な気が。
私個人としては、作品の雰囲気自体が好きなだけに、残念です。
文章は凝った感じがして、いいのですが、いくつかクドイ印象を
受ける部分が見受けられました。

No.09 恋に落落落落落落落ちて◇2LnoVeLzqY 氏
簡潔な文章、テンポ感もあり、さらりと読ませる。
かなりの筆力をお持ちと思います。特に、一レス目。
ただ、話自体は力技でまとめられたという感じが少しします。
夢落ちは便利ですが時にアンフェアな印象を与えるケースがあります。
あと、あえて言えば、綺麗でさっぱりしすぎているということす。
すうっと、通り抜けてしまうような――。
何か、引っ掛かるところが欲しかったというのは、欲張りでしょうか？
結構、生意気なことを書きましたが、単なるあら探しですので気にしないで下さいｗ
面白かったです。

No.10 虹の雫◇D8MoDpzBRE氏
詳細で丁寧、そして洒落ていながらも鼻につかない文章。
かなりの筆力だと感じました。
ただ逆に、それが災いしてか、たった五レスなのに作品に中だるみを感じる部分もありました。
ラストは、「あっ！」ではなくて、「なるほどな」って印象です。
一言で言えば『キレイ』

No.11 Progress ◇QXQj1ELEyI
――。

No.12 とべない鳥、とぶ◇pt5fOvhgnM氏
まず、タイトルがいいですね。『飛ぶ』をひらいてるのが。
ストーリーの暖かい感じと上手くマッチしていると感じました。
セルバンデスが『とぶ』方法が安直だと思いましたが、
この作品でなら、『ありだな』と思ってしまいました。

No.13 空の落としもの◇wDZmDiBnbU氏
もし、本当にお母さんが空へ行ったのなら、ほうきを忘れてどうやって？
他のほうきで？　すいません、意地が悪い質問でした。
まず、この一人称の文体に個人的には、はまりました。
引き込まれるというか……。
上手くまとまっていると思います。

No.14 俺 in the sky◇rEQhyhvBi2氏
えーと……。
まさに『俺 in the sky』です。
読後に頭の中の空を漂いましたｗｗ

No.15 ファースト・キス◇qygXFPFdvk氏
頭と最後のレスが会話だけ。戦闘シーンの表現から受けるスピード感。
読ませ方が上手い。
ただ、オチが強引な感じが……。
――うーん、残念です。

No.16 童話◇sTg068oL4U氏
作品が作品を解説してしまって、読者が立ち入る部分がない感じがしました。
作者の考えを押し付けているとでも言えばいいのでしょうか？
読後感は、あまり良いものではありませんでした。
ただ、これは◇sTg068oL4U氏の、この作品において狙った意図を私が読み取れなかったか、
作品自体が私にフィットしなかっただけなのかもしれません。
気分を害されたら申し訳ありません。

No.17 二つの世界の◇KARRBU6hjo氏
設定的にやむを得ないのでしょうが、説明がクドイ上にかなり強引な感がします。
（特に二レス目）私だけかもしれませんが……。
その感じを最後まで引きずってしまうためか、
非現実的な設定の割には、作品の印象があまり残りませんでした。

No.18 キリキリマイ◇qwEN5QNa5M氏
最後のレスを読んで、「あれ？」という感じです。
出だしで引き込まれて、最後のレスまでは
いい感じで話は流れていたのですが……。期待していただけに残念です。

No.19 何でも解決魔法屋さん！◇InwGZIAUcs氏
「よく五レスにまとめたな」が第一印象。
ただ、ところどころにご都合主義が見え隠れ……。
この手のジャンルの作品は読んだことがなかったので、
貴重な体験をさせてもらいました。

No.20 幸せ螺旋◇U8ECTUBqMk氏
作品から漂う雰囲気は個人的に一番好きでした。
ただ、なぜか冗長に感じられ、オチもありがちという印象が拭えません。
こんなことを言うと失礼かもしれませんが、私の世界観に一番近い感じ？
を受けました。（筆力は全然、U8ECTUBqMk氏にはおよびませんが）
おかしなことを言って、すいません。
だから、ちょっと厳しい感想になったのかもしれません。

No.21 しすたぁすとらいく◇VXDElOORQI氏
『妹が空から降ってきた』
剛速球に乾杯ｗ
全体を通して流れる、ほのぼのとした空気。メルヘンですね。

投票です。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　虹の雫 ◇D8MoDpzBRE氏
　　　　　　とべない鳥、とぶ◇pt5fOvhgnM氏

気になった作品：なし
********************************************************
【最後に】
初めての参加でしたが、楽しむことができました。
皆さま、ありがとうございました。
また、貴重な時間を割いて稚拙を読んで頂いた方々、
感想・批評を下さった方々ありがとうございました。

すいませんorz

>>53
×稚拙→稚拙な作品
です。

>>54
どうせなら、拙作と呼ぼうか

それと過度な謙遜は相手にも失礼なんで、
読んでくれてありがとー
ぐらいで問題ないと思うよ。ここはVIPなんだし。

あー
一番書かなきゃいけないことを書き忘れたｗ

>>53
全感想乙

>>56
どうもｗｗ
いや、やっぱ。
全感想と投票の締めのときくらいはは、やっぱりさｗｗ
礼儀っつーかｗｗ　初参加だしｗ
いつもは、こんな感じじゃねえｗｗ

く。
何も思い付かね
さらに、お題を願いたい

>>58
豹変

ムチムチプリンプリン
カマドウマ
豹変

把握した

>>60
三つもあんのかｗ
ガンガレｗｗ

就寝前、保守。

ほ

保守だ！

―――――――――――此処まで集計――――――――――
　　　タイトル◆トリップorID【得票数】《関心数》
　　　とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM氏【４票】《》
　　　空の落としもの◆wDZmDiBnbU氏【１票】《１》
　　　俺 in the sky◆rEQhyhvBi2氏【１票】《１》
　　　キリキリマイ◆qwEN5QNa5M氏【１票】《１》
　　　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏【２票】《》

　　　恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY氏【】《１》
　　　しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI氏【】《１》


斬り捨てへの反映はパンプキンシザース見終わったら行います

前スレのdat上げてくれた人ありがとー。
html化も終わってるから見たい人はうぃきの過去スレからどうぞー。

抜けてる分は数えないとして、77スレか……長いなｗ

ほしゅ

　目が覚めたら、自分の頭があった。寝ている間に死んだらしい。
　辺りを見回すが、ここは自分のアパートみたいだ。ただ、ちゃぶ台の上に生首がある。
　胴体はどこに行ったのか。部屋にはない。
　どうやら、誰かに殺されたらしいが、思い当たる原因は何も無い。
　何の目的なのか。理不尽だ。納得いかない。次第に怒りが込みあがってくる。
　こんなわけがわからないなんて、死んでも死にきれない。
　考えていると、玄関が勢い良く開いた。
「どうも！　なにか危険な臭いをかぎつけてやってまいりました！」
　ゴレンジャーのピンクみたいな格好で、ねじが緩んだ言動をした女。つまり、馬鹿が入ってきた。
　見たことも無い馬鹿に意識を割くよりも、もっと重要なことがある。
　死んでるじゃんとテンション高めで言う馬鹿を無視することにしよう。
　まずは凶器だとか、証拠だとか、そういうものを探そう。
　足を動かそうとして、何もおきなかった。
　自分の体を見るがそこには何も無い。無いものは動かせないということか。
　見ることしか出来ないらしいが、ここからでは詳しいことは何も調べれない。
　頭に指を当てて、むむむと唸っている馬鹿を眺めることしか出来ない。
　馬鹿に事件の真相を暴いてもらうしか道は無い。
　突然馬鹿は手を叩いた。推理できたのか、事件のあらましを。
「あなたを成仏させます！　鉄拳で！」
　馬鹿は生首を殴ろうとして、躊躇した。拳を振り上げたまま固まる。やはりこいつに希望を持ってはいけない。
　死体を殴るのはいけないと思い直したのか、それとも単に手が汚れるのを嫌ったのか。たぶん後者だが。
「やっぱ、お経で！」
　馬鹿は生首を指差して念仏を唱え始めた。
　それを聞いていると眠くなってくる。奇跡的にも効果はあるらしい。
　ゆっくりと、意識が飛んでいく。しかも、なぜか気持ちいい。馬鹿にもこんなことができるのか。
　ふわふわと宙に浮いていく気がする。ありがとう、ありがとう。
「遅かったのか」
　なにか、知らない男の声がしたが、よくわからない。
　周りが明るくなっていく。
　なんかもう、どうでもいいや。

保守

途中までだけど。

鳥たちは踊る◆QXQj1ELEyI（可）
話の展開、お題の使い方は巧いと思った。
ただ、台詞回しっていうか言葉の使い方に一部ちょっと違和感を覚えた。
多分俺だけだろうけどｗ
『カップル』とかは他の言葉に置き換えれなかったかな、とか。


落ちる女◆v1BzBDr2zk（可）
期待を裏切らないオチまでの持って行き方が個人的には好きだｗ
変な能力のくだりはちょっと微妙だったかも。
あとは、特に3レス目なんだけど指示語がちょっと多過ぎる気がする。
確かに便利な言葉だけど、使いすぎると何を指しているのかわかりにくくなる場合もあるよ。


プレリュード◆1pnOI8Jyso（良）
このオチは読めなかったｗ
既存の物語をいい感じにパロディに出来てると思う。
ただ、途中の文章が所々微妙。いや微妙って言い方は失礼だが。
三人称で書いてありながら、妙に主人公の主観っぽく表現されてたりとかね。


末路◆ozOtJW9BFA（可）
なんていうか、勢いだなぁ。良くも悪くも。
個人的にはこういった勢いの文章が書けるのは羨ましい。
ただ、勢いに任せて表現が中途半端になってる印象を受けた。
細かいことを言うと、4レス目の3行目は「おこした」で4行目は「起こしまくった」になってる。
出来れば続けて同じ表現は用いない方が良いけど、用いるなら統一した方が読み易いと思う。

Not End But Fall◆daFVkGT71A（可）
タイトルが秀逸。わかりやすく内容を表現していて、オチへの絡ませ方もいい。
書き方も、程よい緊迫感を読者に与えていると思う。
ここまでベタなオチは、読んでいて却って清々かった。
でも逆に、言ってしまえばただそれだけ。内容でもうちょっと魅せて欲しかった。


落下さん◆uzrL9vnDLc（優）
これはいい世にも奇妙な物語ですね。いや、誉め言葉として受け取って欲しい。
話の展開がしっかりしていて、すらっと読めた。
ただ気になったのは、写真立ての落ちるタイミングとくまのぬいぐるみの落ちるタイミング。
里美が落ちてから写真立てが落ちた、ってのは物語の筋としておかしくないかな、と。


励ましたい◆ElgkDF.wBQ（可）
なんとなくオチが読めてしまったのが勿体無いと言えば勿体無い。
後は水攻めと棒で叩かれるシーンが淡白というか、ちょっと稚拙かな。
もう少し展開できたんじゃないかな？


人間失格◆AQKQQcmJ.A（可）
うーん、お題の使い方が今一つ。
落ちていくっていうか、最初から底辺にいるんじゃね？
文章字体は悪くないんだけど、「それで？」ってのが読後の感想。
ちょっと勿体無いかなー。

恋に落落落落落落落ちて◆2LnoVeLzqY（良）
鬱陶しいくらいに落ちている。いやいい意味でｗ
お題の使い方はピカイチ。まさか此処まで落とすとは予想外だった。
文章的にも突っ込むところは殆どないけど、一ヶ所だけ。
『待ち合わせの場所』も折角なら『落ち合う場所』にして欲しかった。個人的にｗ


虹の雫◆D8MoDpzBRE（良）
短いレスの中で、しっかりと出来上がっている物語ってのが印象。
ただ、所々の文章が長ったらしく感じてしまうのが勿体無い。
端的に言うと、くどい。
話の筋はよく出来てたし、文章力もあるとは思うんだけど……好みの問題かな。


Progress◆QXQj1ELEyI（可）
んー……？なんだったんだろうか、これは。
ただ1シーンがそこにあるだけで、物語の全容がさっぱり掴めない。
文章的に見るなら、三人称でありながら所々に違和感を覚える。
『じゃあ』とか『で、』ってのは三人称の地の文で使うには相応しくないかな。


とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM（優）
うん、これにはしてやられた。
何でペンギンが喋ってるのかとか、そんな事はどうでもいいｗｗｗ
しっかりとキャラクターが立ってるし、物語の筋もきちんと通ってる。
文章面でも特に突っ込むべきところはなかったかな、今のところ。


※最初から最後まで一回だけ読んで感想つけてるから、深いところまでは読めてないと思う。すまねｗ

ほ

>>69
ぼーとーから、曖昧。

自分の視点が分からない。
自分という意識がまだ肉体に宿っているのか、幽霊のように離れているのか。
スタンスが一致していない。

＞目が覚めたら、自分の頭があった。
これ、自分の頭に対する客観的視点だよね。
なのに、
＞足を動かそうとして、何もおきなかった。
主観になってる。

読んでいる側は、主体の状態がわからないので、物語に入り込めない。
読んで理解しろ、という文章は、読者に優しくない。

短い文章はキレが命。
昨日もスレに書いたけど、一人称で書くときには、
自分が物語の主人公になりきって書いてみると、
このような中途半端な描写はしなくなるはず。
一応、参考までに。

話としては、まぁ、コメディのなりそこねか。
漢字が多すぎて、文章に軽さがないので笑えなかった。

空の落としもの◆wDZmDiBnbU（良）
んー、話としては綺麗に纏まってるとは思うんだけど、オチが弱いかな。
この街に落ちたからといってだからそれがどうした、ってわけでもないし。
キャラクターの立たせ方は巧いと思うから、後はそれを活かせる話の筋作りかな。
中々ノリが良くて読んでて楽しめた作品だった。


俺 in the sky◆rEQhyhvBi2（良）
地の文でインストラクターと会話してるのは読んでて中々楽しめた。
あれだ、ハルヒみたい。読んだ事ないけど。DVDちょっと見てそんな感じ。
こういうノリで文章が書けるのは羨ましい。
けど、オチがよくわからなかった。勿体無い。
　　>うまくいけば高速道路でバイクに轢かれるより高い確率で生存が可能です。
バイクに轢かれる確率ってどんくらいだｗ


ファースト・キス◆qygXFPFdvk（可）
切ないなぁ……巧い具合に話を展開させてるから、すらすらと読めた。
ただ、惜しむらくはキャラクターが弱い。
折角エースって呼ばれるだけの腕前があるのだから、そう感じさせられる描写が欲しい。
あと、最初の会話でオチが読めてしまったのは……これは難しいところかなぁ。


童話◆sTg068oL4U（可）
童話にしては酷い話だと思ったら、そういうオチかｗ
まぁ、一つの作品としては、ありと言えばありなのかもしれないけども。
やっぱり、ひらがなばっかってのは読みにくいわなぁ。
それと、お題の使い方が今一つな感じがする。最後のレスはぶっちゃけ不要だし。

第三者的な観点から言うと、感想・批評での採点式って、分かりやすくていいよね。
作品が居並ぶ品評会では、目安になっていい。
もっと色んな人の評価が増えるといいなぁ。

という寝保守

フヒヒ・・・こんな時間に時間外投稿を目論む男がやってきましたよ。
というか、いいのかな？　こんなに遅くなって。

>>78
さあ今すぐ投下するんだ
今なら斬り捨てに最速で転載できるぜい

>>78
今、まとめをしていない俺がいうのもなんだが、全然おｋ
ただし、感想・批評がつきにくいことだけはお覚悟召され。

そして本当に寝る。

それでは締め切りから丸一日と四時間が経ちましたが、投稿させて頂きます。
時間外って素敵。

お題「落下」
タイトル「Tragedy Tuesday」

　正確な日時は、今でもはっきりと思い出せる。１９２９年十月二十四日。
株式取引が始まってから一時間と二十五分の事だった。
　金融市場の中心が、ロンドンからニューヨークに移ってから、
随分と慌ただしくなった開始直後の売買もようやく収まり、いつもの通りコーヒーを飲んで一息つく頃。
ゼネラルモーターズの株が８０セントばかり下がったのが、全てのケチのつけ始めだった。
　最初こそ、市場にいる連中の顔は穏やかなもので、
「まいったもんだな、どんな影響が出てくるやら」
「天下のゼネラルモーターズだ。どうせ、すぐに持ち直すだろ？」
とまあ実にゆるゆるとした会話があちらこちらで交わされていたくらいだったのだが。
　これが世界を奈落の底へと引き落とす、大恐慌の始まりの合図となろうとは、この時は誰も予想できなかったに違いあるまい。
ともかく、まだこの時の自分たちには熱いコーヒーをすすりながら、株価の描く右肩下がりの直線を、
じっと眺めるくらいの余裕はあったのだ。
　
　だが、そんな平穏も長くは続かなかった。
投資家達の淡い予想を余所にして、市場全体で売りは徐々に膨らんでいく。
それに伴って、周囲の投資家連中の顔もまた、秒針が進んでゆく毎に徐々に青ざめてゆくのだった。
そして、時計の針が十一時を指す頃には、狂乱する人間達の地獄絵図が、市場中に描かれる羽目になったのである。
「売るぞ！　コカコーラ株を５００株だ！」
「いったい、どうなっていやがるんだ。今日だけで一体どれだけ損することになるんだ」
「ダメだ……もう終わりだ。畜生め！」
「全てだ。全てが紙切れになっちまった」
　受け付ける市場の従業員共が締めるタイを掴み、食ってかからん勢いで罵詈雑言を飛ばす男がいれば、
魂が抜けてしまったかの様にして、言葉にならぬ言葉を鬱々と繰り返す男もいた。
　この日だけで１２８９万４６５０株という途方もない数の株が売りに出され、
この日だけで１１人が摩天楼からその儚い命を散らすことになった。
　これが、暗黒の木曜日と呼ばれた、一日の顛末である。
　かくいう自分も、大損喰らった投資家の一人であった。
この日だけで今まで築いてきた財産が全て吹っ飛んでいたのである。
「大丈夫さ。大丈夫に決まっている。株価はすぐに元通りになるし、ここで売った連中が後悔するような値をつけるに決まっている」
と、当てにならない楽観論を呟いて、口に含んだコーヒーのぬるさが舌にこびりついて離れなかった。

　だが、である。火曜日には、木曜日以上の大暴落が起きた。
これで俺の財産は、無一文からとんでもない額の赤字となってしまった。
楽観論は呆気なく霧散して、空虚な物になったわけである。
　絶体絶命、四面楚歌。磔刑に処せられるキリストの心境もおそらく、この時の自分と似たような物だったに違いない。
　かくして、莫大な追証を払うこともできなくなった俺は、この世の全てに絶望しきって、
ぶらり入ったビルの屋上へとやってきたわけだった。

　既に夜となっていた。冷たい秋風が肌を撫でる。
投資家達の喧噪から離れた、久々のがらりとした空間に、思わず俺は深呼吸をしていた。
涼風は肺腑に満ちてゆく。その感覚に満足を覚え、背伸びをして空を見上げた。
　摩天楼の光が邪魔をして、星の光は随分と見にくい物になっていた。
だが。美しい。人工の光をうっすらと湛えた雲が漂い、滲んだ月が見える、あまり見栄えのしない空でさえ、
死を前にしたこの身には、感嘆を漏らすほどの絶景に映っていた。
　思えば。こうしてニューヨークの空を眺めるのは、初めての事かも知れない。
辺鄙な西部の田舎から出てきてからこの方、株価と企業の動向しか見ていなかった自分である。
　自分の世界が随分と偏狭になっていた事に、気づけば俺は苦笑していた。
「空か……」
　多重債務者として莫大な額の借金を抱え、路頭に迷い惨めな一生を送る。
そんな人生は真っ平御免であった。
　それよりかは、この美しい空に身を躍らせ、爽快な最期を遂げるのが幾分かはマシな事ではないか？
　そう自分に言い聞かせ、頬を二三度打って気合いを入れた。
「よし」
　何がよいのかは分からない。どこからともなく出た呟きを、抑えることはできなかった。
決意を決め、足を踏み出す。
そして、落下防止のためにつけられた、フェンスを乗り越えようとした時だった。
「あんた、死ぬのかい？」
　声が背中に響いていた。思わず後ろを振り返る。
ぴしっとしたスーツを纏い、ワインの瓶とグラスを手に持って、秋風にブロンドを靡かせる伊達男がそこにいた。

「ああ、その通りだが」
「ちょっと待ってくれないかな？」
　男はニヤニヤ笑ってこちらへと近づいてくる。
「止めるつもりか？　それだったらやめてくれ。俺はもう」
「違う違う」
　大袈裟に手を振って、男は自分の言葉を否定した。
「僕が先にこの屋上にいたんだ。だから、死ぬのは僕のが先だ」
「死ぬのに順番待ちをしろというのか？」
「ま、そういうことだね」
　肩を竦ませて、今度は自分の皮肉を肯定する。
芝居がかったその動きは、まるで舞台役者のようだった。
「君は投資家なのかな？」
「……まあな」
「そうか！　実を言うと、僕もウォール街で株取引をやっていたんだ。今日の今日までね」
　全財産がこの一週間で消えて無くなったのは、この男も変わらないのであろうに。
自棄を起こしているのだろう。エラく嬉しそうにして、男は口元を弛ませた。

　瓶の中にあるワインは音を立ててグラスへと注がれてゆく。
「こんな屋外で酒を飲むのは久しぶりなんだ。禁酒法なんてつまらない法律、一体誰が考えたんだろうね」
「連邦議会だろう」
「ハハハ、そりゃそうだ」
　真っ当な答を返しただけなのに、呵々と大笑して、男はグラスを空にした。
「酒は人類と共に歩んできた。歴史の影には常に酒があった。それなのに、今のアメリカと来たら。
酒と人間を切り離していったいどうするっていうんだろうね。酒に逃げるというのは、最も有効な逃避の手段なのに。
それを禁じてしまっては、人間は追い詰められるだけになってしまう。だから、投資家達もこんな所から飛び降りるしかない」
「……成る程」
　酔漢の理論に思わず頷く。
「どうせ最期だからね。やっぱり酒は良い。君も飲まないかい？」
「いや、いい」
　酔うつもりはなかったので、男の勧めをあっさりと断る。だらだらとした会話が、夜風に流れていった。

　そうこうして一時間くらい経った頃だろうか。
「じゃ、僕は先に行かせてもらうよ。この話の続きは向こうでやろう」
　とうとう、男は死ぬ気になったらしい。何杯目となったか分からないワインを飲み干した。
「君も一杯やってから行くといい。ここに置いておくから、後から持ってきてくれよ」
　間もなく死ぬというのになんとも軽快に男は舌を舞わせていた。
男の頬を紅く染める、酒が舌の動きを良くしているのだろうか。
　グラスと瓶を床に置き、軽い足取りでフェンスまで辿り着くと、あっさりとフェンスを男は乗り越えた。
　そして一声。
「それじゃ、後で！」
　男に躊躇いは微塵も無かった。
こちらに向けて手を振ると、ふわりと虚空へ身を躍らせて、瞬時にその姿は消えた。

　さて、残ったのはワインとグラスである。
男の勧め通り、酒を飲もうという気にはちっともならない自分がいた。
　酒を飲んでは、死ぬどころではない程に酔ってしまうのではないかという不安が胸中に漂っていたのである。
さっさと男の後を追った方が、良いというのが自分の出した結論だった。
　先ほど、男の誘いを断ったのもこういう考えが漠然としてあったからである。
　問題はゲイの心中か？　と現場を見た人間が思うくらいであるが、
所詮自分の死んだ後のことである。心配などするだけ面倒なことであった。
「持って行けと言ってはいたが……」
　フェンスを乗り越えるのに、瓶とグラスを片手に持つのは何かと不便である。
男は向こうで嘆くであろうが、それもまた仕方のないことであろう。
　そう思い、俺は佇むワインとグラスを後にして、一人フェンスを越えた。

　フェンスを越えた視界、そこには宝石を一面に散りばめた夜景が広がっていた。
ここが足下の確かな場所であるならば、その美しさの虜となるのだろう。
だが、その美しさは目に入らなかった。今感じるのはただ、
「……高いな」
　地上までの距離に対する恐怖感だけでしかない。先ほどの男は、良くもまああんなに勢い良く飛んだものだ。
　そう思ったときだった。
　摩天楼に特有のビル風が、ごうと吹いて、体を揺らす。
バランスは崩れ、足はもつれて、フェンスを握りしめる手の平に汗が滲んでいた。
「……なに、今すぐ死ぬ事もない」
　そう呟く自分の声が震えていた。

　フェンスの際から一時撤退した自分は、再びワインとグラスと向き合うことになっていた。
「飲もう」
　冷えた肝を暖めるには、アルコールが一番だったはずだ。そうでもしないと、落ち着いて再びフェンスを越えることなど、できそうにない。
「久しぶりだな、酒も」
　禁酒法施行以来、すっかり口にしなくなったアルコールである。酔いがどのような感覚だったかでさえ、うっすらとしか覚えていない。
　思い出すには、さっさと飲んでしまうのが一番だろう。そう思い、ワインをグラスに少しだけ注ぎ、一気に口の中へと流し込んだ。

「美味い」
　芳香が口内に満たされた。ワインは喉を通って胃を暖め、そこから熱は体全体へと行き渡ってゆく。
「ああ、思い出したぞ」
　そうだった。これが酔いという物だった。株券のお供にしていたコーヒーでは、味わえない懐かしい感覚が一気に蘇る。
　いつの間にやらグラスには、再びワインが満たされていた。それを再び飲み干して。
ビルの屋上の上には、酒へと溺れてゆく自分がいるだけだった。
　死ぬのは、もうどうでも良かった。今はただこの酒のもたらす酔いに浸っていたい。
ビルの下で、見るに耐えない死体をぶちまけるよりかは、まだ、この滲んだ月を肴に酒を飲むのがマシだった。
「悪いな。ワイン、俺だけで独り占めにさせてもらう」
　今頃は無惨な死体となって居るであろう男に詫びて、俺は酔いのもたらす温い感覚へと落ちていった。

　こうして、俺は大恐慌の時代を地を這うようにして生きることになったわけだ。

以上です。
行の見積もりを間違えた上に、最初は表題を入れ忘れたｗｗ

書きたいけど受験勉強しなきゃ

>>87
追加完了
さすがにもう寝るｗｗｗｗｗ

二つの世界の◆KARRBU6hjo（良）
こういう話は好きだｗ
前回だか前々回だかで品評会で恋愛話は向かないと言われていたが、俺はそうは思わない。
この作品を恋愛話と言っていいかどうかは難しいところではあるが。
短いながらも、よく纏まってていいと思う。俺は馬鹿なのだ。難しい事は言えないｗ


キリキリマイ◆qwEN5QNa5M（可）
1レス目で落下フェチと言っておきながら、落下フェチではないよねこの主人公。
話の展開に無理がありすぎるってのが感想。
普通、タワー崩したらそのまま店を放り出されるか、最悪営業妨害で捕まるよね。
最後に何本か一緒に投げるまで取り押さえられないってのも普通に考えればありえないし。
キャラクターが薄っぺらいのと、リアリティが欠如してるってのが俺的には欠点。


何でも解決魔法屋さん！◆InwGZIAUcs（可）
誤字は誰かが既に突っ込みいれてたと思うから、敢えて言わないでおこうｗ
魔女っ子を使うのはいい、しかし今回はお題の使い方が今一つだったと思う。
文章自体は、明らかにミスをしていたあそこを除けばそれほど悪くはないと思う。
ただ、品評会作品である以上は、もっとお題を活かして欲しいという個人的な意見。


幸せ螺旋◆U8ECTUBqMk（良）
ん……話自体は面白かったが、ラストの方が理解出来なかった。
文章面では特段問題はないかと思う。うん、多分。
この短さにしては登場人物が多く、説明が付いてない部分がある所為かよくわからない。
うん、結局のところ、よくわからないｗｗｗ

しすたぁすとらいく◆VXDElOORQI（良）
あー、俺も妹欲しいぜｗｗｗいや、じゃなくてだな。
こういう軽さの文章は好き。何だかんだ言って巧いな、と思う。
個人的に言えばラストは屋根をダンボールか何かで応急処置をしてある所にまた妹が降って来て欲しかった。
一週間後くらいにｗ


一応これで終わり、と。
他の人の感想はあまり見ずに作品読んだ直後に感想付けていったから変な事言ってるかもしらんが、そこはそれ。
中には厳しめの感想もあるけど、そんな風に受け取った人も居るってことで一つ。

んで、この勢いのまま投票。

***********************【投票用紙】***********************

【投票】：とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM

気になった作品：
落下さん◆uzrL9vnDLc
二つの世界の◆KARRBU6hjo
しすたぁすとらいく◆VXDElOORQI

********************************************************

お題の使い方と、話の面白さに重点を置いて。
話の面白さってのは単に文章どうこうだけじゃなくてね。
話の構成とか、展開のさせ方。
それから、感想の中で何回か書いたけどキャラクターってのはやっぱり大事だと思う。
いやしかし、回を重ねる毎に全体的なレベルが上がってる気がするね。
偉そうな事を言ってるけど、俺も面白い文章を書きたいもんだｗ

―――――――――――此処まで集計――――――――――
　　　タイトル◆トリップorID【得票数】《関心数》
　　　とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM氏【５票】《》
　　　空の落としもの◆wDZmDiBnbU氏【１票】《１》
　　　俺 in the sky◆rEQhyhvBi2氏【１票】《１》
　　　キリキリマイ◆qwEN5QNa5M氏【１票】《１》
　　　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏【２票】《》

　　　しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI氏【】《２》
　　　恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY氏【】《１》
　　　落下さん◆uzrL9vnDLc氏【】《１》
　　　二つの世界の◆KARRBU6hjo氏【】《１》

そして寝る。おやすみ。保守は任せたぜ。

ほ

ほ

ほ。

ほ。

文才も小説もどうでもいいから
お題

>>99　つらら

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

前スレ>>280
批評サンクス！
いつもなんだけど詰め込みすぎで……
基本頭の中が長編向きなのかなorz

前スレ>>295◆qygXFPFdvk 氏
批評サンクス！
おかげさまでなんとか抜け出せたようですｗ
そうですね、特に「……」が多かったと反省orz
そしてやはり長編向けorz自分もそう思います…

>>90◆Xenon/nazI 氏
批評サンクス！
あの誤字は切なかったorz
お題が消化されてないですね。正直自分も無理あるな、
と自覚していたのですが止められませんでしたorz
今度は気をつけます！
あと、すみません。前スレ見たら、俺関心票が一つ入ってたので、
追加をお願いしてもよろしいでしょうか？
お手数かけますorz

出かけ前の保守

ほ

ほぉ

ほす

おまえらおはよう

魔王の城まであと少しだ。
しかし道の生き方がわからない。
うっ……俺の脳内にある一言がこだました
「保守保守保守……」

ペンギンの人気に嫉妬
批評、投票してくれた人達ありがとう

全感想に挑戦してみたんで投下するぜ
っていうか、作品書くより難しかった

『鳥たちは踊る』1/5 ◆QXQj1ELEyI
種子の話がメインなのに突然ダンスシーンが出てくるから浮いて見える
後、1レス目は何が目的だったのかな、別にいらん気がする
人物紹介だとしたら、冗長
丁寧な描写で地味な話、純文学よりかな個人的には好きな話

「落ちる女」1/3 ◆v1BzBDr2zk
カタカナはちょっと……
おかげで、最後の一文が物凄く締まらない
話自体はそんなに悪くないだけに残念

｢プレリュード｣1/3 ◆1pnOI8Jyso
長編のプロローグを読まされた感じ
まぁ、その通りなんだろうけど、それにしてもどこかで盛り上がる場所が欲しい
さすがにこのオチはよめんかった
でもドラえもんネタはねーよｗｗｗ

末路1/4 ◆ozOtJW9BFA
ヒザカックンじゃねぇよｗｗｗ
>過激なことはするが、あまり強行をしないので、一部の部下からは人気がなかった。
この文章の意味がよくわからなかった
ついでに死刑判決から執行までは結構時間が有るから判決の段階で諦めるのはちょっと早くないかな
話自体は好き、愛すべき馬鹿に乾杯

Not End But Fall ◆daFVkGT71A
落ちてない、落ちてないよ
話が落ちてないよｗ
こうまでストレートな夢オチをした勇気は凄いけど
これはねぇよｗ
もう一ひねり欲しかった

落下さん 1/4 ◆uzrL9vnDLc
熊→写真の流れがくどい
熊の段階でオチが見えたから最後に写真を持ってこられても盛り上がらない
主人公の目の前で里美落とすとか、もうちょっと悲惨な話なら悲惨な話なりの進み方をして欲しい
出来が良いだけに残念

励ましたい　1/3　 ◆ElgkDF.wBQ
吹いたｗ
これは良い、大変阿呆らしくて良い
もう、大好き


人間失格 ◆AQKQQcmJ.A
最初の一段落が何のためにあったのか分からない
>何か嫌な夢を見ていた気がするのだが、思い出せない
で、悪夢オチにするつもりなのかな、と思ったけどそれとも違うみたいだし
何か伝えたいことがあったのかも知れないけどただの暗い話になってしまってる

恋に落落落落落落落ちて1/4 ◆2LnoVeLzqY
タイトルが読めねぇｗ
夢オチの使い方が上手い
お題の消化具合は一番かな

虹の雫 (1/5) ◇D8MoDpzBRE
――時間を戻せば、後戻りはできませんよ
時間を戻す事、それ自体が後戻りだからこの文章には強烈な違和感がある
狙ってやったならごめんなさい
祐二の登場に伏線が欲しかったかな
文章はお手本にしたいぐらい上手いね

Progress (1/5) ◇QXQj1ELEyI
雰囲気は良い、適度な絶望感も良い
>――おまえには選択肢が無数にある。さあ、次はどうするんだ？
この台詞なんてそれだけで票をあげたい
でも、小説として考えると、まるっきり意味がわからない
非常に扱いに困る話だとしか言えない

とべない鳥、とぶ (1/5) ◇pt5fOvhgnM
ペンギン　の　おはなし

空の落としもの (1/4) ◇wDZmDiBnbU
キレイに纏まってる話
それだけにオチの弱さが目立つ

俺 in the sky (1/2) ◇rEQhyhvBi2
インストラクターのキャラが良い……んだけど
オチが弱すぎ
と、いうか投げすぎ

ファースト・キス (1/5) ◇qygXFPFdvk
1レス目で話が読めた
おかげで、オチが完璧に死んだ
エースが語ってる部分が面白いだけに悲惨

童話 (1/4) ◇sTg068oL4U
童話部分の読み辛さに挫折

二つの世界の (1/5) ◇KARRBU6hjo
説明がくどい
話の筋自体は非常に好きです
舞台装置以外には大げさな部分が無いからすっきりしてる

キリキリマイ (1/4) ◇qwEN5QNa5M
落下フェチじゃなくて
破壊フェチになってる
設定がブレてるので読んでる側としては首を傾げてしまう

何でも解決魔法屋さん！(1/5) ◇InwGZIAUcs
デレの部分が無いじゃないか！
……失礼、脳汁を抑える蓋が外れていたようです
気になったのが一点
空を飛んでるなら少なくともそこらの建物よりは高度があると思うんだけど
打ち落とされたら死なない？　そうでもなくても怪我ぐらいすると思うんだけど

幸せ螺旋 (1/5) ◇U8ECTUBqMk
4レス目辺りからの流れが唐突過ぎて理解できなかった
結局、この包丁持った男は何だったのかな？

しすたぁすとらいく (1/4) ◇VXDElOORQI
えーと、妹だな
これは良い妹だ
……他に何を言えというんだ！

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　
＜＜励ましたい　＞＞◆ElgkDF.wBQ 氏
＜＜二つの世界の＞＞◆KARRBU6hjo氏
　　　　　　　　　　　　　
気になった作品：
＜＜俺 in the sky ＞＞rEQhyhvBi2氏
＜＜虹の雫＞＞◆D8MoDpzBRE 氏
＜＜『鳥たちは踊る』＞＞ ◆QXQj1ELEyI 氏
********************************************************

ほす

今回も投票だけですいません。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　とべない鳥、とぶ◇pt5fOvhgnM氏
気になった作品：なし
********************************************************

『童話』に感想くれた皆さん、どうもありがとうございました。
厳しい意見を沢山頂いたので、今後の参考にしたいと思います。

ほっす

便座に座りながら保守

ほっしゅ！

保守！

ﾎﾞｯｼｭﾀｿはｴﾛｶﾜｲｲ

感想・批評くださった方にレスをば。

前スレ>>216
　>>上空を地上に向かって
　理論的には間違いなんだろうと思いつつも個人的には何故か違和感がない罠。
　気をつけないとまた似たような失敗やらかしそうなんで意識しときますorz

前スレ>>232
　ぶっちゃけ、最初は二レスくらいにまとめて二レス目もオチだけ、位の長さにする予定でした。
　オチから考えて話を作ったんで、あっさり終わらせようと思ってたんですが書いてるうちに……。
　もうちょっとちゃんと全体の配分とか考えながら書くようにします。

前スレ>>277
　一応、ビームの効果は時間をかけてゆっくりと解けていく設定なので、成長面は多分大丈夫。多分。
　>>ドラえもんを匂わせておきながらいきなり昔話で落とす急転直下さ
　これは狙ってなかったww褒め上手ですねw

前スレ>>291
　>>かぐや姫は月の時に散々みた
　ﾏｼﾞスかww眠りからしか見てなくてサーセンwwww
　召し物は自分でも凄い違和感ありました…。でも服もドレスも違う気がするし、かと言って着物もどうかと
　悩んだ挙句、召し物に。語彙力なくて…。
　九センチは確かにそうですね、全然気がつかんかったorz　参考にさせてもらいます。

>>48
　確かに、オチから考えて話の中身は後付けだったので面白みがなかったですね…。
　オリジナリティかぁ…。分からん('A`)

>>71
　三人称は苦手とです…。でも品評会のは三人称でいきたいとです…。
　色々読んで参考にするとです…。

>>120
　山場つくりは完全に失敗、というか意識すらしてなかったorz
　オチばっかに頭が行ってちゃんと話が作れてなかったですね。反省です。
　ドラえもんネタは許してくれw

読んでくださった方々、ありがとうございました。
感想・批評くださった方々、更にありがとうございました！

前スレ>>219
最初の一行はインパクト狙いでした。成功したかはわかりませんが。
妹物が読み手を選ぶのは承知の上なので、しょうがないですね。

前スレ>>234
起承転結って頭ではわかってるんですが、実際に書くとどうもよくわからなかったり。
今回ははっきりしていたみたいなので、良かったです。
意識して書かないといけないとは思ってるんですけどね。

前スレ>>280
タイトル考えるの苦手なのでいつも直球です。今回はそれが良かったのかな。
テンポは意識して書いたので、テンポ良いと言ってもらえると嬉しいです。
妹物が読み手を選ぶのは承知の（ｒｙ

前スレ>>289
最初は妹が落ちてきた後、どこかへ出かけさせようと思ってたんですけどね。
でも時間がなかったのでその辺はばっさりカットして、いきなりオチにつなげました。
もうちょっと時間に余裕を持って書かないといけないとは思ってるんですが、
追い詰められないと書けないんですよね。

前スレ>>295
これで初参加から１１回連続妹物ですｗ　我ながら頑張ったｗ
ＤＮＡ鑑定書のあたりは深く考えてません。天国から来るぐらいだからそれぐらい可能だろ。みたいなノリで。
どの辺でカイジを思い出させるのか、自分にはわかりませんｗ

>>33
描写が甘いのは、完成したのが締め切り５分前だったからですね。
ろくに推敲できなかったので、普段の描写力不足に拍車がかかったみたいです。
次こそはもっと時間に余裕を持って書きたいと思います。毎回言ってるけど。

>>52
タイトル考えるの苦手なんでいつも直球ですｗ

>>91
つ脳内妹
>個人的に言えばラストは屋根をダンボールか何かで応急処置をしてある所にまた妹が降って来て欲しかった。
その発想はなかった。時間ギリギリだったので、他のオチを考えてる余裕がなかった。
やっぱり時間に余裕を持ってやらないとね。今回こればっかり言ってるけど。

>>123
それ以上の言葉はいりません。お褒めのお言葉ありがとうございます。

皆さん、感想、批評、アドバイスありがとうございました。

保守！！

保守！

捕手城島

くたけん

３連休でネットが落ちてて参加できんかった＞＜
今から読みます。批評は夜に。

あおぞらにかかったはかないにじのように保守

ほ

ほ

その時間になると生徒全員が乳首をいじりだす。
乳首をつかむと、液体が押しあがってきて
その一滴一滴を垂らしていく。
繊細に、丁寧に乳首をつまんだりする生徒達。
一部の生徒は興奮して失敗などをしたりしてしまうそうだ。
先生が話してるときも乳首をいじる生徒もいる。

――「ハイ。それじゃ実験終わりにするから、器具をかたしてね」
先生がそういうと生徒たちは、『こまごめピペット』と書いた
箱の中に乳首を投げ入れて教室に帰っていった。

　　　　　　　　　　　　保守

ほ

ほ

ほ

出かける前に保守

バイト中にストーリー考えるからお題下さいな

つ殉死

読んでくるか…時間が無いから全批評は無理だけど投票はしようっと

どなたか、お題plzです

銀杏のにおい

ほ

>>161
把握した！

>>158
了解です

お題…お題をおくれ…

さてさて、今更ですが本日は創英社短編ラノベの締め切りだったりします。
そんな俺は原稿用紙8枚書いたところでストップしてるわけですが、一応お知らせだけ。

次回の電撃掌編王のお題は一番。キーワードは温泉＆ポロリのようですね。
電撃hp12月号にて今回の入賞作品も載ってます。目を通しておくといいかも。

>>165
ごめんよ。一番で。

>>167
一番、把握

第何次だろうか…我々人間は不毛な戦争を幾度となく続けている。
俺は某国の科学兵器製造主任だ。俺は直接人を殺したことはないが
俺の作った兵器は何万人もの人の命を奪っているだろう。
「また、国からの新兵器製造依頼か……」
軽いため息をつきながら、通達に眼に通す。
もうこれ以上、人殺し兵器の製造はこりごりだ……
そう思いつつ、公園を散歩していた。
「何か、戦意を喪失させるような……うっ！」
俺は、独特な異臭にたじろいだ。『銀杏』だ。
銀杏は、この国にしか生らないもので、銀杏を食すのは、この国だけだ。
「く、臭い！ 待てよ……これは使える！！！！」
俺は閃き、部下の科学者に命じて国中の銀杏を集めた。
「王様！ 実は新兵器は……」
「ほう、それは面白い。 ワシも幼い頃散々苦しめられたからのう」

――作戦決行日。銀杏を満載した飛行機が飛び立っていった。
そして、敵国の兵士の宿舎の上空にたどり着いた
「いまだ！全機銀杏投下！！！」
宿舎にに落ちる大量の銀杏。そして、銀杏は落ちた瞬間とてつもない異臭を放つ。
なれない異臭に悶え苦しむ敵軍。そして、あっさり撤退して行った。

――あれから十年。周辺の国は、最強の兵器『銀杏』を恐れ
この世に戦争はなくなり、平和は取り戻された。
「さぁてと。公園に散歩にでもしに行って、銀杏をとってくるかな。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終

題名付け忘れたｗｗ題名は『平和的最終兵器』で。

推敲はあんまりしてない突発的な作品ｗｗ

もうノリで書き進んだんで、感想批評どんどんカモンｗ

最後のところ。
公園に散歩にでもしに行って　じゃなくて
公園に散歩でも行って　が正確ですねorz

やっぱし、推敲は大切ですねorz

ほ

>>166
HPの更新はまだですよねorz？

ほ

ほっしゅ。

ほ

うあぁ、通常のが中々進まねえ…。ていうか無駄にすげぇ長くなりそうorz

気晴らしに何か短いの書きたいからお題下さい。

ほ

>>177
兄貴

>>179
把握。短く収める練習だぜ。�d

意気揚々と書き進んでいたら原稿用紙の13枚終えた時点でストーリーが半分しか進んでいなかった俺を(字数制限は15〜20枚)保守ついでに優しく慰めてください。

>>181
なでなぜ

>>181
お前の豪腕を持ってすれば、二枚あれば十分さ

そしてどなたかこの卑しい私めにもお題をお与えください

つ豪腕

>>182
ずっと慰めてくれるものが左手しかなかったもんで、嬉しいんだぜ。

>>183
この左手は・・・岩をも砕くっ・・・かもしれない。
いや、2枚でオチまでってｗｗｗそれ打ち切り決まった漫画ｗｗｗｗ
あと7枚で上手くいけばいいな。
プロットは練ったには練ったんだけど、書いてみると思ったより伸びたんだ。こういうのは珍しいケースだ・・・。

>>184
ありがとう

　携帯なんで短編しか書けませんが
よければお題いただけますか？

>>187
断片

と、いうことでさっき銀杏も書いたんですが
精神がたぎってきたので御題plz!

つ『悪夢』

>>189
血沸き肉踊る

ﾃﾗｱﾎｽｗｗｗ
http://www.geocities.jp/vipper_orz_jp/yarisugi/index.html

>>190 >>191
把握した。
多分近いものがあるから両方組み込めると思うけど
シリアス苦手なんだよな……

>>193
逆に考えるんだ
「何もシリアスにすることはない、ギャグに持っていけばいい」
と考えるんだ

>>188
ありがとうございます。
断片

どなたかお題おながいします

>>194
サンクス！！
おもいっきし馬鹿路線で行って見ます！

>>196
すまない

お題：電話

これで。

あたしはおだいを求めていた｡３年前までは･･･

おだいちょーだい!

昔の自分

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：とべない鳥、とぶ (1/5) ◇pt5fOvhgnM 氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
全批評・感想の時書きます
　　
気になった作品：虹の雫 (1/5) ◇D8MoDpzBRE 氏
　　　　　　　　　　　二つの世界の (1/5) ◇KARRBU6hjo 氏
********************************************************
とりあえず投票だけ。
あとで感想とか書きます。
今から創英社を頑張ろうとする俺オワタ＼(^O^)／

はあくだす

「酒だ。酒。世の中酒でできてるんだ。だからこんなことがおきるんだよな」
俺の目の前に迫るのは、酒の洪水。人が酒に飲まれてる……
「酒は飲んでも飲まれるな、ってか、全部飲み尽くせばいいんだろ！」
俺は、酒の洪水に大きく口を開けて立ちはばかった。
「酒よ！世界の酒よ！俺の血肉となれぇぇ！！！」

　ジュゴゴゴゴゴゴゴゴ

吸引音がたちまち鳴り響き、酒は俺の口の中に吸い寄せられていく。
あぁ……だんだん気持ちよくなってきた。これが至福の時なんだろうか。
だんだん体が熱くなっていく。もう自分がなにやってるのかすらわからない。
ただ俺は酒を飲むのみ。体全体が激しく運動している。そして俺は気を失った。

――起き上がってみると、とてつもない倦怠感とだるさが俺を襲った。
フラフラの俺に更なる不幸が発覚した。
「うぉぉぉ！！！ ボウコウが破裂しそうだぁぁぁぁ！！！！」
トイレ！トイレはどこだ！えぇい！もう立ちションベンしかない！

ジョボボボボボボ！！！ゴワァァァ！！！

とてつもない量の尿がでて、俺は反動に耐えられず吹っ飛んだ。
そして吹っ飛んだと同時に俺は死んでいた。
そう、陰茎が排尿時の衝撃に耐えられず破裂し、俺はショック死していたのであった。

あぁ……意識が薄れていく、こんな死に方、格好悪いな…

――ガバッ！俺は汗だくで布団から飛び出した。
「なんだ、夢だったのか」
布団の隣には大量の酒。そして夢と同じように襲い掛かる倦怠感とだるさ。
そして、ボウコウの激しい痛み……
「正夢かぁ……」
終

どうみても、お題消化不足ですorz

とりあえず、さっきの銀杏と合わしてどなたか批評を頂けたら幸いです。

ほ

　

ちょっと気になったんだけど、「言いたげな」って言葉って通じると思う？
〜とでも言いたげな表情、とか視線って使いたいんだけど、大丈夫だろうか。

>>208
よくある表現であるから別に良いんじゃないかな？

こんな初心者じゃなくて、エロイ人の回答を真に受けてくださいｗ

普通に大丈夫だろう

ほ

ｔｈｘ
いいたげな、で一発変換できないからちょっと不安だった。

　月が出ている。
私はそんな当たり前のことに軽く驚いた。
空気は冷たく澄んでいるものの、都会の空は常に薄く澱んでいる。
星の瞬きがぎこちない。
その中で、場違いなほどに月だけが権勢を誇っている。
しばらく空を眺めていると、身震いが一つ走った。
気付かないうちに身体は冷えていたらしい。
ふと前を見ると、居酒屋の赤い暖簾が風に揺れている。
たまには飲んで帰るのも悪くはないか。
女房が待っているが、少し位遅くなっても文句など言わないだろう。

暖簾をくぐると同時に、威勢のいい声が出迎えてくれる。
室内の熱気で、かけていた眼鏡が白く曇る。
ハンカチでそれを拭いながら、空いている席に腰を下ろした。
明日が週末ということもあってか、店の中には意外と人が多い。
ビールを注文して、なんとはなく辺りを見渡す。

居酒屋というのは不思議な空間だ。
一人で訪れたとしても、たまたま隣り合った者と話が弾むことも珍しくない。
そうやって知らない人間と話すのが私は好きだった。
隣に座っている人が話しやすそうな場合、大抵話しかける。
自分の知らない、そして、おそらくこれから関わることのない人。
そういう人の一面を知ることができるのは、居酒屋ならではの楽しみだろう。
居酒屋の会話は軽い挨拶から入って、会社の愚痴や人間関係といった深い話に至る。
多少の違いはあるが、概ねこの手順を踏む。

　「僕はね、人形を作っているんですよ」
隣に座っていた四十台後半の男と話し始めてから、一時間が経つ。
何気なく男の職業を聞いたとき、照れくさそうに彼が答えてくれた。
それを聞いて、私はなんとなく納得した。
やせこけた顔に、多少禿げかけた額。
白く細長い指が、人形師のような繊細な職業についている印象を与えてくれた。
初めに見た時に感じた内気そうな印象も、その職業にぴったりと当てはまっている。
ほぅ、と一つ感嘆の息を漏らして、私は尋ねた。
「人形師というと……日本人形ですか？」
頷きながら、男がくぃっと日本酒を呷った。
その姿を横目で見ながら、男の仕事現場を想像する。
薄暗い部屋の中、沢山のできかけの日本人形に囲まれながら、
神経質そうなこの男が胸に人形を抱いている。
男は薄笑いを浮かべて、出来上がった人形を愛撫する。
そんな薄気味悪い光景が浮かんできた。

「気味悪いでしょう、人形師なんて職業は」
男が薄く笑って、問いかけてきた。
慌てて否定するも、さきほどの想像が脳裏にちらつく。
男は自嘲するような微笑を浮かべて言った。
「いいんですよ。客観的に見たら、僕だって気味悪いと思いますよ。
　いい大人が人形を抱いて、真剣な顔しているんですから」
そう言って、取り繕うように男が笑う。
私は曖昧な笑顔を浮かべて、それに追従した。

　ふ、と隙間風が入るように、男の笑いが止む。
真剣な顔をして、私の顔を男が見つめる。
「でもねぇ、一番気持ち悪いのは、僕自身なんですよ。
　たまにね。そうやって人形を作ってると、どうしても寂しくなるんです。
　僕は独り身ですから、家にいても喋る人間が居ない。
　そう言うときに、人形と話すんですよ。」
男が私の目を覗き込んでくる。
私は何も言えずにじっとその目を見返していた。
脳裏に必死で人形に話かける男の姿が浮かんできた。
「そうやって話しかけていると、段々返事が欲しくなるんですよね。
　でも、人形は応えてくれない。そうすると、自分で二役をやるんですよ。
　声色を変えてね。そうやって会話する。自分で言うのもなんですけど、
　気味悪いですよ、僕は。」
ニヤリ、と男が笑う。
その表情を見て、私は途端に居心地が悪くなった。
「……あら、怖くなったのかしら？」
私の狼狽を見て取ったのか、男が声色を変えてそう言った。
今まで話していた男とは同じ声とは思えないほど、男の声は変わっている。
目をつぶって聞いたら、低い女の声にしか聞こえないだろう。

得体の知れない男に、私は小さく身震いをした。
なんとも気味悪い男に話かけてしまった。
早々に話を切り上げ、私は逃げるように居酒屋を飛び出した。
その間中、男は黙って私の方を見ていた。

　帰り道を歩きながら、男のことをぼんやりと考えた。
きっと男は私を驚かそうとしたのだろう。
我ながら情けないほどに、男の脅しは効いたわけだ。
思わず笑いがこみ上げる。
男の話など、よく考えてみれば大して気味悪くは無い。
妙な想像が重なって、怖くなっただけだろう。
今となっては笑い話にしかならない。
女房に男の孤独な人形劇の話を聞かせよう。
そんなことを考えながら、私は自分の家の扉を開いた。

「ただいま」
家の中は暗く、返事は無い。
女房はいるんだろうか。
居間へ行く。
電気を付けると、今朝出て行ったときのまま、
居間の壁に背をあずけて、女房が座っていた。
見開かれた目が、私を捉えている。
都会の空のように、その目は澱んでいた。
「ただいま」
私は繰り返しながら、女房に近付いた。
女房の手を掴む。氷のように冷え切ったその手を動かしながら、
「おかえり」
と、私が言った。

あの男のように、上手く声を変えられているかどうかは、分からない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終

頂いたお題『人形劇』で作ってみました。
批評、感想、アドバイスなどありましたら、よろしく。

お題もらったけど今日中には書ききれないぽ
朝早いからもう寝なきゃ……


もらったお題はロボットなんだけど
暗い話と明るい話どっちがいいかな。両方思いついたもので

で、ほしゅ

　

もう今日は二作品も書いて疲れたよ…

ということで、お題を。。。

葉巻

>>221
把握した

ほ

***********************【投票用紙】*********************** 
【投票】：
とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM氏 
二つの世界の ◆KARRBU6hjo氏
　　 
気になった作品：俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2氏 
　　　　　　　　　　　しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI氏 
******************************************************** 

>>188
お待たせしました。
今、書き上げましたので
よろしくお願いします。

　気がつけば空は、桃色とオレンジ色のグラデーションにおおわれていた。
嵐が過ぎ去った秋色の空は、どこか寂しい顔をしている。

　いま僕は公園のベンチに座り、秋空の下で自分の過ごしてきた時間を振り返っている。

　高校時代の友達がこんな事を言った。「人生なんてなるようなる」と。
友達は高校卒業後、普通の大学に進学し、当時はまだめずらしかったＩＴ関係の仕事に就いた。
正義感が強く、誰にでも優しく女うけも良い。

　昔は物事を深く考える習慣なんて、自分には持ち合わせていなかった。
当時はそれでよかったんだ。しかし今は……

　パーカーの右ポケットには、ドラッグストアで買ってきた風邪薬が入っている。
「お大事にどうぞ」なんて言いやがるから、思わず笑ってしまった。


　今から死ぬ


　もう、すでに覚悟は出来ていた。この希望もない人生とは縁を切る。
何も無い。自分には、もう何も無い。

　パーカーの右ポケットに手を入れ風邪薬のビンを握った。

　不思議な事に、座っているベンチの空いているスペースに友達が座っていた。
彼は昔と変わらない口調で話しだした
「オイオイまさかお前、本気か？今のままこっち来たって何も変わらねーぞ？」
心の中で彼に言葉を返した
「もう、わからねーんだよ何が何だか」
すると彼は聞き慣れた言い回しでこう言った。
「人生なんてなるようになる」
「ああ、わかってるよ」俺は返す。
「でもなぁ、この言葉には続きがあるんよ」と彼は言う。

「聞かせて、くれよ」
「……忘れちまったわぁ」
何だよそれ。気になるじゃないかよ。

彼は「でもまぁ、生きてりゃこの言葉の続きに出会えるんじゃねえかな？ははは……」なんて言いやがる。そう言って彼は、フッと姿を消した。


　彼は深夜のコンビニで、強盗に遭い
犯人が逃げた跡を追い掛け捕まえたところ、反撃にあい刃物で心臓をグサリ。
即死だったそうだ。
犯人はいまだに捕まっていない。

　本当に人の良い男だった。僕の事を責めようともしない。
いや、ある意味これは残酷な事だ。


　コンビニ強盗殺人の犯人は、僕なのに。

よろしければ感想などいただけたら今後の参考にさせていただきたく思います。

落ちる落ちる！
ほしゅ

「ふぅ……やっぱし仕事の後の一服は格別だな」
俺はいつも仕事が終ると、葉巻を吸う。タバコじゃなくて葉巻。
敏腕刑事みたいで格好良いだろ？
それにしても、最近仕事が少なくて困る。
みんな蓄えがないというか、貧しいというか。この不景気の中俺みたいな職業は
儲からないよな。
さて、次の仕事は来週くらいかな

――仕事の日。俺は夜家を出る。どうも、お出迎えがたくさん来るそうだ。
「お出迎えねぇ、正直いらないんだけどね」
俺はお出迎えの集団の後ろをそっと忍び歩きで歩き通過する。
仕事場に着いた。今日の仕事場は上々ってとこかな。
「手早く済ませて、あの一服を吸うかな」
そうつぶやき、俺は箱のロックを解除して中に入っている物品を
目利きしながら袋に詰めていく。
「いたぞ！！あそこだ！！」
「あっちゃぁー お出迎えさん来ちゃいましたか」
「まて流班！！！今日こそ捕まえてやるぞ！！」
「お断りだよ！また来週〜！」
捨て台詞を残し、外に置いておいた自転車で帰る俺。
「くそ！ また逃げられた！」
　警部のおっちゃんは悔しそうに叫びながらタバコに火を点けた。
　鼻歌を歌いつつ、俺は葉巻に火をつけた
「な、敏腕刑事みたいで格好良いだろ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　終

ほ

これも消化不良気味か……

やっぱし一日三作もやるとネタが尽きるorz

批評で漏れをいじめていただければ幸いです

絵心の無さに絶望した俺がトンチンカンかもしれない感想を述べるぜ。

>>226-230
携帯ながらよくがんばった。
が、何を言いたいのかさっぱりなんだ。即死したのにベンチの隣に居る？　幽霊か妄想か？
お題どおり断片的な話。オチにインパクトを持たせようという気持ちは分かるから、もう少し話をまとめてみるといいやも。

>>184でいただいたお題「豪腕」が出来ましたので投下します。
言い訳も反省もしません。後悔だけします。

　傾城傾国の美女、という言葉がある。文字通り、城やら国やらが傾いてしまうほどのスー
パー美人のことだ。そんな女がいるのなら、ぜひ一度はお目にかかってみたい――そんな
どうでもいい願望が、まさかこんな形で叶うとは。和博は改めて前を見据えた。
　一人の少女が立っている。真澄だ。さっき本人がそう言っていたのだから間違いない。
小学校を出るまでお隣同士の、いわゆる幼なじみなのだが、正直全く面影がない。同い年
のはずだから、真澄も今は十七歳、確かに変わって当然だ。だが、まさか、こんなに可愛
くなって帰ってくるなんて。一緒に野球をして遊んでいた頃とはまるで別人だ。いや、今
にして思えばあの頃から可愛かったような気もする。そして思い出した。あいつはいつも
エースで四番、それもものすごい豪速球を投げていた。バットにかするどころか球すら見
えない。たまにとんでもない暴投をするのでみんなの恐怖の的でもあったのだが、俺はそ
の度に素早い腰のひねりでかわしていたっけ。
　でも、初めてデッドボールを受けたあの日。俺は救急車で運ばれた。真澄、ずっと俺の
手を握って、泣いて謝ってたな。俺は薄れ行く意識の中で、そんな真澄を『可愛いな』っ
て思ったんだ。ああそうだ、俺はあのときから、真澄のことを――。
「和博」
　顔を上げると、そこには真澄の顔があった。長くつやのある髪。柔らかそうな頬には紅
がさしている。すっとのびた長い鼻柱に、ほのかに輝く薄い唇。そして、昔からそうだっ
た、どこか気の強そうなその瞳を潤ませ、心配そうに見つめている。もう、ただ、可愛い。
心の底からそう思う。和博は、心の中でそっと打ち明けた。
　真澄、大好きだ。愛してる。

「ごめん」
　そんな真澄の声すら愛おしい。もっと聞かせてくれ、意識が遠のきそうだ。
「その、なんて言っていいか……ほんとごめん、大丈夫？」
　申し訳なさそうに、そして恥じらうような仕草。真澄も、すっかり大人になった。思え
ば五年ぶりの勝負。まるでブランクを感じさせない、見事な豪速球。そして、見事なスト
ライクだった。
　大丈夫、かすっただけさ。
　和博は彼女を安心させようと、そう言った――つもりだったが、やはり声は出なかった。
どうしていいかわからずうろたえる真澄。それでも和博は、ただ亀のようにうずくまるこ
としかできなかった。和博は歯噛みした。声が出ない。呼吸が苦しい。脂汗が止まらない。
意識が、遠のく。
　五年。短いようでも、その差は大きかった。真澄は女になった。同様に、和博も男になっ
ていた。暴投ではなかった。本当にただ、かすっただけ。五年前のあの日なら、得意の腰
のひねりでかわせたはずの球。だが、一つだけ計算外だった。当然だ、あのときは当たる
はずもないのだから。
　余計なことを考えるんじゃなかった。それが、敗因だった。
　――いい、勝負だったぜ。
　そう思った刹那、ぐらりと世界が傾いた。和博は、一人股間を抱えたまま、深い闇の中
へと落ちて行った。

＜了＞

イジメカッコワルイ。だが感想は書く。

>>235
バタバタしている間に終わってしまった。自分を捕まえられない刑事に対する皮肉かな。
だが「葉巻、って言うと敏腕刑事みたいでカッコイイだろ？」には痺れた。膨らませば面白いに違いない。
惜しい。3作が辛いのはわかるけれど。

>>240
早速サンクス。
3作っていうのも自分に対するイジメですのでｗｗｗ
軽快な感じを狙ってみたんですけど、うん。
展開が速くてバタバタって感じですね〜

次からの参考にさせてもらいます！

>>236
感想まりがとう。
書いている途中でオチへの持って行き方がわからなくなってしまった。
まだまだ修業の身、親指がつったので今日は終了です。
参考になる意見ありがと(･∀･)

新ジャンル作家になるか感想専門家になるか。それが問題だ。

>>238-239
股間吹いたｗｗｗこれは良い不意打ちですね。
先を読める人には読めるかもしれないが、淡々とした語り口が不意打ちに一役買っているのかもしれない。
ところどころ何かが欠けている気がする。真澄はどこから帰ってきたんだ？とか。

ちょｗｗｗちんこｗｗｗｗ
http://www.geocities.jp/vipper_orz_jp/chinko/index.html

>>243
両方極めたらいかがか。
今度新ジャンル総合で鮫書いてくれよ鮫。

お題:一番

　アイツはほんっとーに一番が好きだった。
教室につくのも、かけっこも、低い背で『小ささ一番』なんて強がりも言った。

　俺達が付き合うことになったあの日、
お前、俺に「二番目に好き」なんていうから、
誰か他の男が居るのかと思ったら、一番は自分、て。
心配したんだぞｗｗ

　なんだかんだで、高校、大学と付き合って、
結婚式まで挙げた。本当に、本当に一番幸せな日々。
子供は１０人欲しい！みんな一番なの！っていつも言ってたっけ。
あの時のお前の笑顔は、一番輝いてた。

　息子と娘が出来て、俺もやっとこさ稼ぎが出てきたころに、
やっぱりというか、お前は床に伏せた。
血相変えて病院に駆け込んだ俺に、お前は『二等賞』なんて言ってたっけ。
病名は……忘れちまったよ。
お前は病名も告げず、『一番重い病気だぞー心配しろー』ってしか言ってくれなかったもんな。

　盛大にあげたよ。結婚式と同じ日に。
あぁ、一番だ。お前は間違いなく一番だよ。記念日、二つもつくると、
一番にならないからな。あわせるのが一番だと思ったんだ。
葬式……お前は一番優しい顔だったよ。

　お前ってやつはまったく……死ぬのくらい、俺に一番譲ってくれよ……
一番大好きなママになれないだろっての……

了　批判とご指導よろしくです。

よし。もう今日四作目の極限に挑戦！
っていい加減ウザイか…
とりあえずお題だけ。投下はおそらく明日になりますね

>>247
すずめ

>>248
把握した！

せっかくなので感想をば。

>>213-216　人形劇
１レス目、無い方がいいような気がしました。２レス目冒頭のスタートの方が引き込まれるかなと。
あと最後、あの書き方だとオチが丸見えなので、ここはベタでも普通に夫婦が会話してるような書き方にしてミスリードを誘う、でも良かったかなと思いました。
ただとても良かったのが人形師のキャラ。雰囲気でまくりです。

>>226-230 断片
>>236の方とほぼ同様の感想。
主人公と友達のトークは友情感が出ていて好感持てました。
あと、一行にぽつんと『今から死ぬ』というのがインパクトが大きかったです。

>>233　一服の違い
流班で脱力したｗｗｗｗｗ
たまに句点がないのが気になりました。
ラスト、いいですね。『な、』がいい味出してると思います。

>>246
小説に「ｗ」は禁じ手ジャマイカ？　ブーンならともかく、テンプレに成り下がりかねない。
それはともかく、内容はせつないなぁもう。どつかれさん！

>>243
感想ありがとう！
> ところどころ何かが欠けている気がする。真澄はどこから帰ってきたんだ？とか。
アッー！
ひでえ凡ミスでした。すいません。

感想貰えるとやる気出ますね。
母さん、俺、頑張ってまた股間書くよ……！

>>233
流班はある意味逃げでもありますｗｗｗ
見直してみると結構ミスありますね…我ながら。
忍び歩きで歩いた
とか。

>>245
総合見てきたがどうにも流れが見えないんだぜ。しばらく様子見だ。
感想は気紛れにやるのが丁度良い。
どっちにしろ極めるためにはそれなりの力が必要ってことかぁぁぁぁッ

>>252
冒頭で和博は改――とあるのに、途中から俺は――の一人称になってるけど、意図的なもの？
あと、俺まで股間が痛いのはどうしてくれる。

>>254
そうだぁぁぁ！　何かを為す為には努力が必要不可欠！
だがお前ならやれる！　お前なら皆を萌やし尽くせる！　俺は信じてる！

>>251
やっちまった…
申し訳ないです…しかもなんか説明不足だったり文おかしかったりでだめだめですね…
精進します。

空気を読まず、むしろ空気を切り裂く勢いで全感想投下してもいいですか？
しますね。

ＮＯ．０１ 鳥たちは踊る ◆QXQj1ELEyI
前半部分がくどい感じ。後半部分へと展開するのに必要な描写とも思えなかった。
わし一人称の言葉遣いにも違和感。年寄りなのに口調が普通に現代調なのが原因か。
静かに一人の人間が命を終えようとしている雰囲気は良かったと思う。

ＮＯ．０２ 落ちる女 ◆v1BzBDr2zk
結局主人公、落ちるのかよwwwww　オチまでの流れは良かったと思う。
ただ、主人公が小説のオチが分かるって言う設定に意味があるのか疑問だった。

ＮＯ．０３ プレリュード ◆1pnOI8Jyso
ドラえもんインスパイヤネタは、最初のうちは笑いを取れたが、濫用で少しだれた印象。
転移装置って言葉に違和感。転移っていったら癌を連想してしまう。転送とかかな？　いや、分からないけど。
かぐや姫というオチは想定になく、面白かった。

ＮＯ．０４ 末路 ◆ozOtJW9BFA
主人公がテロ活動に荷担する動機が余りに浅すぎて、感情移入できなかった。
それに、飛行機が急角度で墜落すれば、海に落ちても無事には済まないはず。
緊迫感のある表現が随所に見られてたとは思った。

ＮＯ．０５ Not End But Fall ◆daFVkGT71A
何の説明もなくモンスターパニックが始まり、唐突に夢オチで終わるという流れ。
読んで得る物があまりないと言う印象だった。
夢オチを使う以上、何らかの必然性が欲しい。

ＮＯ．０６ 落下さん ◆uzrL9vnDLc
おまじないの設定は良かった。
最後、彼女が墜落死を遂げる展開も、文中のアイテムの使い方から予感させている辺り、秀逸だと思う。
「　　」　の表現は目にうるさい。
見慣れない物を作中に出すときは、よほどの覚悟と入念さを持って投入するべきかと。

ＮＯ．０７ 励ましたい ◆ElgkDF.wBQ
禿オチは好感。このくらいのくだらなさは、読んでいて心地よい。
ただ、オチで謎が解けるまでの展開の尺が長い。
謎が解ける前の、なにやら訳の分からない文章を読まされる読者の立場も考慮すべき。
もしくは、別の何かと勘違いさせるような、ミスリード風の展開にした方がだれないかと思う。

ＮＯ．０８ 人間失格 ◆AQKQQcmJ.A
高名な作家の作品とダブるような作品を書く以上、それなりの覚悟が必要かと思う。
太宰の『人間失格』は、追従するにはどんな人でも手に余ると思うのだが。
展開はスムースで、読みやすい。
最後の辺、主人公の独白はちょっと蛇足感。
主観や価値観があまりに前面に出た文は、読んでいて疲れる

ＮＯ．０９ 恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY
一本調子な展開という印象。夢オチの必然性も感じられない。
夢である割には、やたらと現実感の強い文章だし。
前でも指摘されているとおり、やっぱり指輪を見落としているというのは変だと思う。

ＮＯ．１０ 虹の雫 ◆D8MoDpzBRE
拙作。反省点は、過剰演出で話のテンポを害したのと、キャラが立たなかった点。
出来れば短編くらいの長さで、登場人物の背景に関してうるさくならない程度に書き込めたら良かった。
どちらかというとプロットありきの作品だったので、書く側として身動きが取れないもどかしさがあった。

ＮＯ．１１ Progress ◆QXQj1ELEyI
ストーリー性とメッセージ性、どちらも伝えきれずにいるという印象。
なにやら訳の分からない展開が延々と続くというパターンで、読んでいて疲れた。
先が見えない恐怖とかはよく出ていたので、後は設定に対する理由付けとかをして欲しいと思った。

ＮＯ．１２ とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM
キャラが生き生きしてると思った。飛ぶことに執着するペンギンっていうのも味がある。
ただ、五百回のトライ＆エラーを繰り返してなお、同じことを続けるってのは少し違和感がある。
ストーリー性やキャラ、表現には文句ないけど、設定背景に所々疑問符がつくという感じ。

ＮＯ．１３ 空の落としもの ◆wDZmDiBnbU
魔女モノが最近多いような希ガス。なごみ系の作風には好感が持てた。
仮免通ってないのに、ほうきで単独飛行してもいいのか？　この主人公は。
ってのは無粋な突っ込みか。

ＮＯ．１４ 俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2
唐突な展開も、面白い内容だと思った。
だが、主人公の台詞の全てが「」で括られていないのは、読んでて違和感と同時にストレスでもあった。
最後、余韻を残すような終わり方は斬新。このくらいの尺でなら、こういうラストもアリだと思う。
序盤を読み返せば、一応結末も分かるようになってるし。
分かりづらいけど、これが分かったらこの作品に対する評価も変わるはず。

ＮＯ．１５ ファースト・キス ◆qygXFPFdvk
空中戦の描写が、複雑な状況を描いているにもかかわらず分かりやすかった。
少し、尺としては長い印象だったけど。
オチは唐突ではあるが面白かった。

ＮＯ．１６ 童話 ◆sTg068oL4U
ﾃﾗﾖﾐﾂﾞﾗｽ。
ってか小説である以上、読みやすい文章っていう項目もトップクラスに重視すべきだと思うのだが……
全文しっかりと目を通したわけではないので批評をするのにも腰が引けるのだけど、展開にストーリー性も
欠けてるような印象。
実験的手法だとしても、どこか読み手を満足させる部分を作って欲しかった。

ＮＯ．１７ 二つの世界の ◆KARRBU6hjo
設定が勝ちすぎていて、中身に入り込みにくい。
複雑な設定を用いるときは、なるべく簡略化する努力をして欲しいかな。
「同位体」って言葉を聞くと、アイソトープしか連想できない。俺も適当な言葉が思い浮かばないけど。
ラストは、ああしたい気持ちは痛いほど分かるけど、ご都合展開だなと思ってしまった。

ＮＯ．１８ キリキリマイ ◆qwEN5QNa5M
フェチものは、心理描写が成功の鍵を握っていると思う。
単なる基地外には当然感情移入など出来るはずもないし。
そう言う意味では、中々上手いな、と思った。
ただ、やはり主人公が基地外なのは明らかだから、ラストはもう少しサイケデリックで良かったと思う。

ＮＯ．１９ 何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs
テンポが良くて、スラスラ読めた。この分量にこれだけの内容を詰め込んだのはさすが。
ただ、展開が余りに上手くいきすぎていて、ピンチらしいピンチが訪れないため、興奮度は低め。
セガーレにはもう少し頑張って欲しかった。って、この分量じゃ厳しいか。

ＮＯ．２０ 幸せ螺旋 ◆U8ECTUBqMk
途中まですごく良かった。
世にも奇妙な的雰囲気で進行し、その先に何か波乱のようなものを予感させる雰囲気を持っている。
それだけに、オチが腑に落ちない。じゃんけんで「無敵」を出されたときの気持ちに似ている。

ＮＯ．２１ しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI
安定したクオリティを誇る妹ネタの神髄を見たような気がする。その発想力は枯れることを知らない泉か。
だが、やはり妹ネタ縛りは思いの外、きつい制限だと思った。ごめんなさい、正直食傷気味なんだ……
いかに上手い飯でも、同じメニューだといつか飽きるって言う、アレだ。

　
投票は後でします。

>>255
意図的というより、ただの筆力不足です。
三人称視点で、主人公の思考をどうやって表現するのかさっぱり。
全部「彼は思った」として行くとなんかぬるいので……。
この辺り、皆さんどうやってるのか知りたいです。

股間のうずきは、もっと痛い想像で吹き飛ばすのが一番です。
『万力で、ゆっくりと、締めてゆく……』とか。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　＜＜人間失格＞＞◆AQKQQcmJ.A
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
すごい好み。なんか人間の弱いところを表現してるよね。
ほとんど主観で進んでいくけど、いろいろと考えさせられる文学的な作品だと思いました。
夢の部分がよくわからなかったけど、たぶんこれは夢落ちという期待を裏切るためのものか、もしくは夢であって欲しいという
主人公の願いなのかな？色々と分析したくなる作品でした。

気になった作品：＜ 落ちる女＞＞ ◆v1BzBDr2zk
ﾜﾗﾀｗなかなかセンスあると思う。
********************************************************

>>263
スレで聞くより、本を読むことをお勧めする。
他人の文章を注意深く観察するのも、筆力向上に役立つことだと思うよ

>>263
いやあなたの筆力じゃなくて俺の読解力の問題だった。見間違いに類するものだった。
ごめんなさい、間違えました。

今回みたいな一人称に近い三人称なら俺はとつけないでも心理描写は和博のものだと分かるんじゃないかな。

痛い想像というと、
『真っ赤に焼けた裁縫針を、まだ幼い爪と指の間にゆっくりと、抉るように突き刺していく……』
みたいなかんじだね。

>>258
批評サンクス
末路の中の人です。
確かに。もう少し主人公に重みを持たせればよかったかもしれませんね。
海に落ちても無事ではすまない…ごもっともですorz
奇跡的にも　とかの一言が必要だったですね。

>>250
人形劇の作者です。
感想とアドバイス、ありがとうございました。
精進します。

>>263､>>266
痛い痛い痛い痛い痛い……ｗ

批評・感想に対するお返事を
皆さん、�dクス

前スレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>217
素敵王子ｗｗｗｗｗｗ　�dクスｗｗｗｗｗｗ
ループです。初ループ。

>>233
時間経過に関しては、時系列が飛んでからはじめの数行を読んだだけでは分からないけど、
最終的には読み手に伝わるくらいの、ギリギリのラインを狙ってみた。
あまりにはっきり時間経過が伝わりすぎると、なんとなく話がわざとらしくなる気がしたんだ。

>>278
モテイケメンじゃないッスｗｗｗｗ
プロットの分量的には、ギリギリって感じで書いてた。

>>293
文が長いってのは、ずばりその通り。図星過ぎて生きているのが辛いッスｗｗｗｗｗ
たくさんの要素を一文に詰め込まないって言うのが原則ですよね。
非常に参考になる御指摘、�dクス

現スレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>31
そう言っていただけるとうれしいッスね。本当のところ、何とか話を無理やり収めたって感じ。
五レスの区切りが上手くいったのは偶然ｗｗｗｗｗｗ
「天の川」って言葉は、「銀河鉄道」に呼応した表現ですﾀｲ。
売り言葉に買い言葉というか、何となく出してしまった。確かに蛇足と言えば蛇足かも。

>>50
中だるみ感が出たのも、やはり描写による演出過剰でテンポが悪くなったからだと反省しております。
やりすぎればくどくなる、っていういい見本になってしまった。

>>73
そう、長ったらしい文、くどいっていう印象。まさに痛いところを突かれたって感じ。
身にしみて、今後の励みになるッス。

>>121
言われてみると、確かに違和感ありまくり。
何となく書いてしまった文なのだけど、そう言うところに気づかなきゃ駄目ッスね。

終わったー！
じゃ、前批評行きます。例のごとく酷評で。

ＮＯ．０１ 鳥たちは踊る ◆QXQj1ELEyI氏
最初のイントロが冗長。それが最後まで尾を引きずっています。それと、ストーリーになっていません。寝たきりの主人公の随筆といったところでしょうか。
落ちるという言い回しもところどころ入っていますが、これはただの表現。お題の消化とはいえません。全体的に実態がつかみにくい構成になっています。

ＮＯ．０２ 落ちる女 ◆v1BzBDr2zk氏
衝撃的な出会いですね。女性にとっては。そこにたまたま好みの男がいたご都合設定はおいといて、一目惚れで自殺をやめようと思いましたはちょっと短絡的かと思います。
それと、最初から最後まで落ちっぱなしは話としてはいただけません。ヤマがあって、落ちがある。最初のテンションから落としっぱなしは後味が悪いだけです。

ＮＯ．０３ プレリュード ◆1pnOI8Jyso氏
おもしろい！　といいたいところですが、竹取物語って赤ちゃんじゃなかったっけ？　あとスモールビームの説明を台詞にしたのはちょっと厳しいところです。簡単なエピソードでも挿入すれば不自然なところはなくなってると思います。

ＮＯ．０４ 末路 ◆ozOtJW9BFA氏
あれ、落ちは？　あと、描写がストレートすぎです。例えばちょっとした表情の変化とか、ちょっとした仕草とか、その程度の表現がないとキャラクターは生きてきません。

ＮＯ．０５ Not End But Fall ◆daFVkGT71A氏
これは強引な夢落ち！　今まで構築してきた世界が全部台無しです。夢落ちには何か余韻を残すのがもっともスタンダードな締め方なんですが、この話にはそれがありません。
せめてちょっとした切り傷をつけるとか、そういう小技が必要です。

ＮＯ．０６ 落下さん ◆uzrL9vnDLc氏
里美とクマのぬいぐるみって、どこもつながってなかったように思うんですが。その辺の描写が薄いから、里美が死んでもえ、何で？　という感じ。
落ちに直接つながる大切な伏線です。もうちょと劇的な印象を与えるべきです。

ＮＯ．０７ 励ましたい ◆ElgkDF.wBQ氏
あー、髪の毛ですか。……何か盛り上がらないというか、淡々としすぎていて話としての面白みに欠けています。盛り上がる場面を作りましょう。
擬人化に無理があるかどうかは臨場感の問題です。

ＮＯ．０８ 人間失格 ◆AQKQQcmJ.A氏
自分勝手な男が後悔して、その、落ちは？　主人公がいやな奴というか、そういう印象は２つのエピソードで分かったんですが、その後が後悔しながら寝ました、じゃ明らかに消化不良です。お題も後付け。プロットの練り直しが必要です。

ＮＯ．０９ 恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY氏
お題を意識したんでしょうが、「落ち」という表現にこだわりすぎて、内容は二の次。ナンパに失敗してそれが夢落ちという構図はいいんですが、そこに盛り上がりが一切ありません。
小技はちゃんとした土台の上にあって始めて生きてくるものです。

ＮＯ．１０ 虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏
お題は？　後付けは消化とはいえません。過去に戻って人生やり直した。そこに何の障害もなければただのおとぎ話です。表現はきれいですが、内容に難あり。まずはお題を消化してください。

ＮＯ．１１ Progress ◆QXQj1ELEyI氏
意味不明。結果がありません。また、疑問符がたくさんあって、それがすべて丸投げです。最終的なところを読者に任せるのも一つの方法ですが、何のヒントもないままに投げられても、読者は判断しようがありません。

ＮＯ．１２ とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM氏
細かいところでたくさん突っ込みたいところがあるのは、話としておかしいところがあるからだと思います。それを全部ご都合主義にしてしまうのはちょっと無理があります。
プロットはいいので、必要のない設定を省くだけで、話の芯が固まると思います。

ＮＯ．１３ 空の落としもの ◆wDZmDiBnbU氏
お題が未消化です。あと、お母さんの形見で空が飛べました、まではいいけど、その落ちがありません。主人公の心理の変化を落ちにするなら、イントロの段階でそれと反対の描写が必要です。

ＮＯ．１４ 俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2氏
これは、何の話？　主人公が巻き添えになったけど、多分助かります、じゃ話として消化不良です。途中経過も意味不明。プロットはちゃんと紙に書いて整理しないと、起承転結の流れは明確になりません。

ＮＯ．１５ ファースト・キス ◆qygXFPFdvk氏
落ちに納得ができないのは僕だけでしょうか？　なんでエースパイロットの存在が戦力の偏りになるの？　という単純な疑問に答えていません。
お題との絡め方はよかったのに、落ちで話が盛り下がってしまっています。これなら主人公を生かした締めのほうがまだ余韻は残ります。

ＮＯ．１６ 童話 ◆sTg068oL4U氏
落ちにお題を絡めないと、単なるオブジェクトになってしまいます。これではお題が消化されたとはいえません。最後の挿話も蛇足。むしろ童話のままで終わらせたほうが良かったかもしれません。

ＮＯ．１７ 二つの世界の ◆KARRBU6hjo氏
お題が未消化です。プロットは良くて話もしっかりしてるけど、これが致命的です。

ＮＯ．１８ キリキリマイ ◆qwEN5QNa5M氏
キチガイさんが発作を起こした話でしょうか？　残念ながらそれ以上の筋が見えません。そのため、余韻もなし。落ちの締め方も薄味で、読者は置いてきぼりです。

ＮＯ．１９ 何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs氏
これはいいツンデレですね。落ちと、それに繋がる伏線が絶妙です。最初の、美少女という紹介はひねる余地あり。特徴を具体的に描写して、後は読者のイメージに任せるべきです。どうせ美人を連想するんですから。

ＮＯ．２０ 幸せ螺旋 ◆U8ECTUBqMk氏
落ちが意味不明。何で死ぬの？あとお題も後付け。ただの１シーンに成り下がってしまっています。

ＮＯ．２１ しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI氏
妹さんの水子ですか。落ちが分かりやすすぎ。話しとしての面白さを盛り込むべきです。

総評：最近お題が後付けの作品が増えたと思うのは僕だけでしょか？ただ盛り込めばいいってものじゃないと思います。
惜しい作品もたくさんありましたが、お題未消化の作品には投票していません。
ただ、文章的な指摘がだんだん減ってきているのも事実。正直にすごいと思います。作者の皆様、お疲れ様でした。

で、最後に投票。
***********************【投票用紙】***********************
【投票】：＜＜何でも解決魔法屋さん！＞＞◆InwGZIAUcs氏

気になった作品：＜＜プレリュード＞＞ ◆1pnOI8Jyso氏
　　　　　　　　　　＜＜とべない鳥、とぶ＞＞ ◆pt5fOvhgnM氏
********************************************************

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
　　　　モテイケメンの作品はこれですか？
　　　　　　　　　　あ、もう書くことねーやｗ　憎い演出が決めて
　　　　　　とべない鳥、とぶ ◇pt5fOvhgnM氏
―感想―
　　　　　　　私自身課題であるキャラ作り。
　　　　　　　見事にキャラを立たせた手腕に・・・アレです。
気になった作品：　恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY氏
　　　　
********************************************************

お婆ちゃんのしわしわな手が、伸びてきてやばい。
でもお題は貰う↓

>>271
批評サンクス！
伏線とか、落ちの落とし方とか色々と課題はありそうです。

投票もそろそろ終わりですかねぇ。
初登場だったんで、次回はもっと良くしてがんばりたいです。

>>275
すまない…

お題：つ老化

これで。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM
　　　　　　　――　感想　――
　　　　　キャラが立ってる作品ってのはかくあるべし、っていうお手本のようですね。

　　　　　ファースト・キス ◆qygXFPFdvk
　　　　　　　――　感想　――
　　　　　専門知識的な内容を無理なく読ませる手法も見習いたいです。

気になった作品：俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2氏
　　　　　――　感想　――
　　　　　ラストが斬新。こういう演出もアリだと思った。

　　　　　　　　　　何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs
　　　　　――　感想　――
　　　　　スラスラ読ませる軽妙な文章、これも盗みたい技術です。

　　　　　　　　　　幸せ螺旋 ◆U8ECTUBqMk
　　　　　――　感想　――
　　　　　途中までとても良かった。最後が惜しかったという印象。
********************************************************

今日星新一を読んで感銘を受けた俺にお題↓

>>279
一番星

『二つの世界の』の中の人です。
個人の事情により全批評が無理そうなんで、今回は言い訳と投票だけ。すいません。
取り合えずボーイ・ミーツ・ガールを書いてみよう、思って書いた作品です。
お題が『落下』なので、こりゃ女の子を空から落すしかないだろうと思い至った訳ですが、気が付けば設定の量が凄い事に。
長くてくどいと散々言われている世界観の説明ですが、これでも結構削ったんです。
最初は、よく分かんないで誤魔化されている諸々の話を一から説明するつもりでした。
あとは、これでちゃんと伝わるか、という不安が大きく出たと思います。読み手舐め過ぎ。
同級生という単語については、ガチで勘違いしてました。同級生じゃなくて同学年だよねorz
読んでくれた皆様、批評くれた神さま方、ありがとうございました。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：
とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM氏
感想：
もうね、喋るペンギンにひたすら萌えてました。
誰か映像化してくれ。

気になった作品：
俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2氏
感想：
こういう馬鹿馬鹿しいノリを書けるのは、正直羨ましい。
自分がやるとただ寒いだけになるんですよね……。
********************************************************

>>280
把握。
てか最近文章からお題を抜き取るのが流行？ｗ

投票します
***********************【投票用紙】***********************
【投票】：＜＜とべない鳥、とぶ＞＞ ◆pt5fOvhgnM氏
文章の読みやすさ、個性的なキャラクター、爽やかなストーリー、どれをとってもすばらしかったです

気になった作品：＜＜空の落としもの＞＞ ◆wDZmDiBnbU氏
　　　　　　　　　　＜＜虹の雫 ＞＞ ◆D8MoDpzBRE氏
　　　　　　　　　　
********************************************************
他の作品の感想は、前スレに投下したので割愛させていただきます

残り一時間です。

―――――――――――此処まで集計――――――――――
　　タイトル◆トリップorID【得票数】《関心数》
　　　とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM氏【１２票】《１》
　　　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏【３票】《３》
　　　二つの世界の◆KARRBU6hjo氏【２票】《２》
　　　俺 in the sky◆rEQhyhvBi2氏【１票】《５》
　　　空の落としもの◆wDZmDiBnbU氏【１票】《２》
　　　キリキリマイ◆qwEN5QNa5M氏【１票】《１》
　　　何でも解決魔法屋さん！◆InwGZIAUcs氏【１票】《１》
　　　励ましたい◆ElgkDF.wBQ氏【１票】《》
　　　人間失格◆AQKQQcmJ.A氏【１票】《》
　　　ファースト・キス◆qygXFPFdvk氏【１票】《》

　　　しすたぁすとらいく◆VXDElOORQI氏【】《４》
　　　恋に落落落落落落落ちて◆2LnoVeLzqY氏【】《２》
　　　人間失格◆AQKQQcmJ.A氏【】《１》
　　　何でも解決魔法屋さん！◆InwGZIAUcs氏【】《１》
　　　落下さん◆uzrL9vnDLc氏【】《１》
　　　鳥たちは踊る◆QXQj1ELEyI氏【】《１》
　　　落ちる女◆v1BzBDr2zk氏【】《１》
　　　プレリュード◆1pnOI8Jyso氏【】《１》
　　　幸せ螺旋◆U8ECTUBqMk氏【】《１》

ああ〜鳥が変なことに……偽者じゃないデスヨ？

ちょｗｗｗｗセルバンデス圧倒的過ぎてワロタｗｗｗｗ

>>272
批評�dクス！　確かに、過去に戻ってからオチまでの流れに障害がない。
実際、書きたかったってのもあるんですが何せ分量がね……。難しいッスね。

お題の消化度かぁ……。
考えさせられるね。自分としておざなりにしたつもりはなかったんだが、足りなかったか。

保守

さて、一つ書きたくなったので、お題をお願いします。

>>289
上昇

了解。頑張る。

創英社応募完了っ。締め切り40分前かよ・・・。これは来月締め切り分と取られてもおかしくないなぁ・・・。
とにかく完成してよかったよかった。
前回の投稿作よりはマシなものになってる・・・はず。

ってか投票もそれなりに賑わってるね。
今回は創英社の方にかかりっきりだったから、まだ品評会を全部読んですらいないし、投票なんて全然できそうになくて申し訳ないんだけど、俺の批評投票いらないんじゃね？みたいな感じはするｗ
創英社用作品の合間見て書いた拙作に感想批評をくれた方、ありがとうございます。
ストーリーがゴミでごめんなさい。「落」を辞書で引くのにばっかり時間かけてましたｗ

創英社での2度目の入賞がこのスレへの恩返しになると信じて、それを願うばかりです。

>>292
入賞？月間賞＆出版の間違いだろ？

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　＜＜とべない鳥、とぶ ＞＞◆pt5fOvhgnM氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
これ以上入れてもどうかと思ったけど、面白かった投票ｗ
個人的にはペンギンよりカナのほうが好き。てか萌え。俺のストライクゾーンど真ん中を突いたキャラです。

気になった作品：＜＜人間失格＞＞◆AQKQQcmJ.A氏
こういう話好きです。うん、面白かった。
********************************************************

保守

セルバンデス読んで、余りの自分との落差に落ち込んで投下止めた俺は意地でも投票などしない！

鳥たちは踊る ◆QXQj1ELEyI
なんだか日常の一場面を切り取ったような感じ？そんな気がした。
オチはないけどこういうタイプの文章は好き。
ただひとつ、個人的なことだが「わし」って言うのには違和感を覚えた。「私」のほうがよかったんじゃないかと。

落ちる女 ◆v1BzBDr2zk
最後のあれは唐突過ぎて分からなかった。
ああいう言葉を使うならそれなりに何かが必要だと思う。
あといきなり恋に落ちるっていうのにも違和感を覚えた。
二つとも要素がないのにいきなりで、置いてけぼり。

プレリュード ◆1pnOI8Jyso
途中のスモールビームのところでの説明は別のやり方があったと思う。
でもオチはうまくできてた。

末路 ◆ozOtJW9BFA
展開が急すぎる。いきなり組織に入るのも、ボスを殺すのもなんだかちょっと。
あと、ボスを殺しても何もおきなかったのか。
その辺が気になった。

Not End But Fall ◆daFVkGT71A
どのくらい書けるか試してみた作品なのでストーリーは適当です。すいません。
『奴』には何の意味もありませんし、夢にも意味はありません。マジですいません。
…は確かに使いすぎたと思います。あまりこれに頼ってばっかりじゃダメですね。勉強になります。

落下さん ◆uzrL9vnDLc
展開も構成も上手いと思った。
普通に楽しめたし、まとまってると思う。

励ましたい ◆ElgkDF.wBQ
水攻めと太い棒での拷問の描写が弱かった。
もっと痛みを伝えるように書いたらいいと思う。
でもそれ以外はよかった。オチも読めなかった。

人間失格 ◆AQKQQcmJ.A
鬱展開ですね。
こういう話は好きです。
ただ、タイトルを某作品からそのまま持ってきてるのはどうかと。

恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY
ちょっと強引な気がした。
でも落をたくさん使うっていうのは面白い。
あと、あれでナンパ無敗は……

虹の雫 ◆D8MoDpzBRE
きれいにまとまっていてよかった。
文章力はかなりのものだと思う。
ただちょっと盛り上がりに欠ける気がした。
もう少し展開に強弱をつけるべきだったと思う。

Progress ◆QXQj1ELEyI
どういうことかまったく分からなかった。

とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM
キャラが凄く立っていた。分かりやすい構図で、読みやすかった。
脇役の友人もよかったと思う。
ただ、姉は必要なかったんじゃないかと。

空の落としもの ◆wDZmDiBnbU
すごくいい話だ。かなりよかった。
それぐらいしかいえません。

俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2
なんだか微妙だった。
なんとも言いづらい。

ファースト・キス ◆qygXFPFdvk
戦争を終わらせてはいけない理由が分からなかった。
あとファーストキスという表現に少し疑問を感じた。
それ以外はよかったと思う。

童話 ◆sTg068oL4U
あまりよく分からなかった。
童話なのにそれらしくない言葉が使われてるのは意図的？

二つの世界の ◆KARRBU6hjo
ほのぼの感がいいね。
やわらかい文章で内容に上手くあってると思う。
特に気になったこともなかった。

キリキリマイ ◆qwEN5QNa5M
あまりにも急すぎる展開。
いきなり飛び降りようとするのは謎だった。

何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs
上手いこと伏線ができてると思う。
ただ、依頼が来るまでは自分たちで犯人を捜そうとしなかったのか疑問に思った。

幸せ螺旋 ◆U8ECTUBqMk
怪しげな雰囲気でなにかが起こることを予感させているのはよかった。
ただ、これだけ何かを匂わせてきたのだからもう少し強いオチがよかったと思う。
若干オチが弱かった。
しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI
テンポのいい文章で読みやすい。
DNA鑑定をどうやったのかに突っ込むのは野暮か。




以上です。
自分のこと棚に上げてますが……。
思ったことをそのまま書きました。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：空の落としもの ◆wDZmDiBnbU
　　　　　 二つの世界の ◆KARRBU6hjo
気になった作品：幸せ螺旋 ◆U8ECTUBqMk
　　　　　　　　　　　何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs
********************************************************

一番星書いた


違和感を感じて辞書引いたら、俺が書いたのはただの一等星でした。
お題ください…↓

今、一生懸命全部読もうとしてるんですけど、間に合いそうもない予感。
投票したいけど、間に合わなかったらごめんなさいっ！

>>302　゜ﾟ(>ω<｡人)ｺﾞﾒﾝﾁｬｨ
　　　お題つ　昨日の晩御飯

>>304
いや時間考えずにすまんｗお題把握ｗ

みんなお疲れ様。今回は、不完全燃焼しまくりだった気がしてる。
創英社終わったし、次回はフルパワーで品評会に臨めそう。

どうしても投票しないと死ぬ、って言う人はいませんか？

お題たのんます

死

>>306
七時から書き始めて今投稿したｗ
今回は落ちたかもわからんねorz

ちょっと平常お題のが詰まったので評判のとべない鳥、とぶを読んでみたのだが、
なんだこりゃあああああ！　すげぇ！　なんだこのペンギン！
騎士とは心意気、まさしく！　格好良いよこのペンギン！　

擦り傷って凄く痛いよな。

死ぬ人は居なさそうなので＆どのみち変わらないので結果発表。

―――――――――――集計結果――――――――――
　　タイトル◆トリップorID【得票数】《関心数》
　　　とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM氏【１３票】《１》　　　←観測史上最多得票
　　　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏【３票】《３》
　　　二つの世界の◆KARRBU6hjo氏【３票】《２》
　　　空の落としもの◆wDZmDiBnbU氏【２票】《２》
　　　俺 in the sky◆rEQhyhvBi2氏【１票】《５》
　　　何でも解決魔法屋さん！◆InwGZIAUcs氏【１票】《２》
　　　キリキリマイ◆qwEN5QNa5M氏【１票】《１》
　　　励ましたい◆ElgkDF.wBQ氏【１票】《》
　　　人間失格◆AQKQQcmJ.A氏【１票】《》
　　　ファースト・キス◆qygXFPFdvk氏【１票】《》

　　　しすたぁすとらいく◆VXDElOORQI氏【】《４》
　　　恋に落落落落落落落ちて◆2LnoVeLzqY氏【】《２》
　　　人間失格◆AQKQQcmJ.A氏【】《２》
　　　幸せ螺旋◆U8ECTUBqMk氏【】《２》
　　　何でも解決魔法屋さん！◆InwGZIAUcs氏【】《１》
　　　落下さん◆uzrL9vnDLc氏【】《１》
　　　鳥たちは踊る◆QXQj1ELEyI氏【】《１》
　　　落ちる女◆v1BzBDr2zk氏【】《１》
　　　プレリュード◆1pnOI8Jyso氏【】《１》


ということでとべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM氏の優勝とします。おめでとうございます。
次回のお題発表の時間を発表してください。

>>310
まぁ似たようなもんかもねｗ
原稿用紙20枚ぐらいなら、執筆にあたってる時間って実質6時間とかだし。
俺も前回がまぐれって可能性もあるから、正直不安ではあるｗ

>>312
うは、今更だけど何でも解決魔法屋さん！◆InwGZIAUcsに
前スレで一票関心が入っていたので、追加していただけると嬉しくて……アーｯ！

今回も関心票が一票以上入ってる
目標クリアだな

「死」


「うっわーすっげー並んでるな」
「ここのラーメンすっげー上手いんだよ」
「仕方ない並ぶか」
「…いやだ」
「え、なんで」
「お前あれ見ろよ」

死の最後尾はここ



完

>>312
pt5fOvhgnM氏、おめでとうございますー
いくらなんでも圧勝でわらたｗｗ

ｵﾜﾀｰ

>>314
ソーリ、足し忘れてる。上と下に二個に分かれてる

―――――――――――集計結果――――――――――
　　タイトル◆トリップorID【得票数】《関心数》
　　　とべない鳥、とぶ◆pt5fOvhgnM氏【１３票】《１》
　　　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE氏【３票】《３》
　　　二つの世界の◆KARRBU6hjo氏【３票】《２》
　　　空の落としもの◆wDZmDiBnbU氏【２票】《２》
　　　俺 in the sky◆rEQhyhvBi2氏【１票】《５》
　　　何でも解決魔法屋さん！◆InwGZIAUcs氏【１票】《３》
　　　キリキリマイ◆qwEN5QNa5M氏【１票】《１》
　　　励ましたい◆ElgkDF.wBQ氏【１票】《》
　　　人間失格◆AQKQQcmJ.A氏【１票】《》
　　　ファースト・キス◆qygXFPFdvk氏【１票】《》

　　　しすたぁすとらいく◆VXDElOORQI氏【】《４》
　　　恋に落落落落落落落ちて◆2LnoVeLzqY氏【】《２》
　　　人間失格◆AQKQQcmJ.A氏【】《２》
　　　幸せ螺旋◆U8ECTUBqMk氏【】《２》
　　　落下さん◆uzrL9vnDLc氏【】《１》
　　　鳥たちは踊る◆QXQj1ELEyI氏【】《１》
　　　落ちる女◆v1BzBDr2zk氏【】《１》
　　　プレリュード◆1pnOI8Jyso氏【】《１》

なんか御代ｐｌｚ↓

>>313
今回は十七枚……推敲してないorz
というのも、投稿した時間が５７分ｗｗ品評会みたいにカオスったorz
今更だけど推敲してきまつ

◆pt5fOvhgnM氏オメ！
これはいいペンギンですね。誰かイラスト描いてくれｗ

お前らのペンギン好きは異常ｗ

沢山の投票ありがとうございます
身に余るほどの光栄です

お題の発表ですが、私用により金曜夜、もしくは土曜午前になりそうです
ご迷惑おかけします

>>320
メイド

>>322
了解しました。
お疲れ様でした。

>>322
レス数制限とタイトルうんぬんも指示してくれると嬉しいんだぜ。


久しぶりの土曜午前の予感にｗｋｔｋ

>>322
優勝おめ！！！！！
俺も初連対！！！　一着とは十馬身差だけど_/>。

>>322
ええええええええええ！
むしろ今ｗｗｗｗｗ無理かｗｗｗおｋｗｗｗ

>>323
把握

>>322
おめでとう！！

>>322
優勝＆最多記録おめでとう。
みんなペンギンが好きだって言ってるけどそれは照れ隠しなんだぜ？

「死」


「今日はみんな来てくれてありがとう。
悩める子羊たちへ、この曲を贈ります。行くぜ！死のバラード！！」

天気がいい　ポカポカ陽気
青い空　笑う太陽
君がいる　オレもいる
明日のおかずは何にしよう
外食か　それもいい
さぁ手を取って歌おう
ボクたちは生きている


「…めっちゃ前向きじゃん」


完

狼といいペンギンといい、動物萌えも大事だなと思った今日この頃。


>>331
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗﾊﾞﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>331
＞ボクたちは生きている
わざとらしさに吹いたｗｗｗｗ

>>327
無理だｗｗｗ
ちょっと修羅場モード入ってるからなｗ

>>330
なんだってー！
思わずまたペンギンの話を書こうかと思ったじゃないかｗ

突然ですが、ニュースです。
俺にお題をくれ。

>>335
ニュース

木曜夜以降に発表ってもう決定事項なんだっけ？
もしそうじゃないなら水曜とかが嬉しいんだが、無理か、無理だね

>>336
よし来た

>>334
kwsk




それはともかく、創英社に送ったの推敲したら……

／(^O^)＼なんてこったい

日本語がおかしいところが多数……流石にｵﾜﾀ＼(^O^)／

あれ、木曜以降に決定してなかったっけ？

主催の中の人、誰か教えてー

>>340
とりあえず、木曜夜以降に決定しています。
反対意見が少なかったので。
土曜の12時前までに発表していただければ品評会進行上は問題ありません。

「死」


「病気だったんです…」
「そうですか…」
「ほんとに…ほんとにいい子だったんです…
素直で、人なつっこくて、いつも私をはげましてくれました」
「お気持ち察します」
「うわぁああん！！戻ってきて！私のサイイグアナ！」
「密輸入容疑で逮捕する」


完

いつもギリギリの俺には土曜の午前だろうが関係ないぜ

>>342
今日は一段とオチが冴えてるな・・・

>>341
�dクス、把握した

お題くださいな

ローキックで始まる恋

うは、忘れてた、今日（昨日）火曜日だったじゃんｗｗｗｗｗ
ペンギンの人おめｗｗｗ

「死」


「この一撃で決める！
くらえ！スペシャル太郎ボンバースマッシュ！！」
「ぐあああああああ」
「やったか！？」
「ぐあああああああ」
「どうだ！？」
「ぐ・・・ぐ・・・ぐあああああ」
「早くしてよ。午後からデートの約束あるんだ」
「ご、ごめん・・・」パタッ


完

「死」


「む…血のにおい…」
「いや、おめぇ鼻血出てるよ」


完

「死」


アンケート結果：死因
トップ３
「ガン」・・・二十九万人
「心疾患」・・・十五万人
「脳血管障害」・・・十四万人

圏外
「サイバイマンによる自爆」・・・一人


完

ヤムチャのことかー！！！１！ｗｗｗｗｗ

ヤムチャｗｗｗｗｗｗ

>>351
ワロス

二日前くらいのお題ですが、「濁った水」完成しました。投下します。

　私がこのボロアパートの住み込みの管理人になって、もう３年が経とうとしている。
ここに来た当事は、昔の漫画みたいにドタバタした日常が待っているのかしら、と思ったりした。
しかし実際は、住民との深い交流などまったくなく、平々凡々と静かな日々が過ぎてゆくだけだった。
まあそれが当然かもしれない。このまま退屈な毎日が、ずっと続いていくものだと思っていた。
あの日までは。

　最初に異変に気がついたのは、朝、歯を磨いているときだった。
コップ注いだ水が、いつもより若干濁っているように感じたのだ。
水道のパイプが錆びてきたのかな？と思ったくらいで、そのときは特に気にも留めなかったのだが。
　事件が起きたのはその日の夜のことだった。風呂にお湯をはろうとして蛇口をひねると、とたんに悪臭が鼻を突いた。
魚の腐ったような、生臭いにおい。
なんだろうこれは、と思いながら湯船に溜まるお湯を見つめていたら、信じられないものが私の目に飛び込んできた。
　毛。
　明らかに動物の毛と思われるものが、蛇口から流れ出てきたのだ。
私は仰天して、それをよく調べてみた。
色は殆ど黒に近い茶色で、半分溶けているが、長さはちょうどセミロングの女性の髪の毛くらいだろうか。
私は恐怖で固まった。もしや、給水タンクに誰か落ちたのでは……。
恐ろしい予感が頭を過ぎったが、確かめないわけにもいかない。私は非常用の懐中電灯を手に屋上へ向かった。

　屋上に着くと、生ぬるい夜風が頬を撫でた。
夜の屋上にぼーっと浮かぶ円柱形の給水タンクは、それ自体が意思を持った化物のようだ。
私は滑らないように注意しながら梯子を上り、タンクの上部にあるマンホールを検めた。
……鍵がこじ開けられている。
　冷や汗が、背筋をつーっと伝っていくのが分かった。
心臓がバクバクと高鳴り、開けてはならない、と警鐘を鳴らしている。
しかし私は、管理人であることの責任感と、ある種怖いもの見たさに似た好奇心から、その扉を開けてしまった。
　タンクの中は、当然真っ暗で何も見えない。懐中電灯で水面を照らす。
何もない。水面をくまなく照らしてみるが、何も見つからなかった。なんだ、何もないじゃないか。
　ほっとして蓋を閉めかけた私の目に、二つ、光る点が映った。
びくっとして身構える。しばらくそのまま膠着状態が続いたが、突然ばしゃっと音がして点が消えた。
パシャパシャと音がする。泳いでいる……？私はじっとりと汗ばんだ手に握られた懐中電灯で、音のする方を照らしてみた。
　カワウソのようにしなやかな身体、黒く光沢のある毛で覆われた皮膚、水かきのついた手足、そして特徴的な愛嬌のあるクチバシ。
実際に見るのは初めてだが、その姿は図鑑やテレビでよく知っている。そう、それは一匹のカモノハシだった。

　警察に説明するのが大変だった。うちのアパートの給水タンクでカモノハシが泳いでます、なんて言っても、取り合ってもらえない。
結局近所の交番まで出向いて事情を必死に説明し、やっとお巡りさんに来てもらえたのは明るくなってからだった。
　その後調べてもらったところ、このカモノハシの飼い主はなんと、私の隣の部屋に住む大学生だった。
この男性、もう病的な珍獣マニアらしく、どこから手に入れたのか知らないが、
屋上の給水タンクでカモノハシをもう一週間も飼っていたらしい。
幸い？うちの給水タンクは常にタンク上部に空間があり、タンクと繋がる部分にちょっとしたスペースもあったので、
カモノハシが溺れることもなかったようだ。あの生臭いにおいは、えさに与えた魚によるものだった。
なんで自室の風呂場で飼わなかったのかと尋ねると、風呂場はもう他の珍獣で一杯なのだと答えた。
わたしは呆れて開いた口が塞がらなかった。
　とりあえずこの迷惑な男性には即刻ご退去願うことにして、私は部屋に戻ってきた。
疲れた……結局丸々徹夜してしまった。
　自室に戻ると、扉が半開きだった。しまった、鍵を掛け忘れた。泥棒にでも入られたら大変だ。
でも、まさかそんな不運ばかり続きないだろうと自嘲して玄関を潜ると、風呂場のほうで音がする。
水の流れる音。まさか、事件は解決したはずじゃ……私は再びえもいわれぬ恐怖に襲われた。
廊下を駆け抜け、風呂場の戸をばんっ、と開け放った。

　我が家の風呂場では、カンガルーが水浴びをしていた。
(終わり）

>>358
ホラーを予感させておいての見事な切り返し。
ほのぼの動物モノという、外しようのない見事なジャンル選択。
上手いと思った。

http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1160492914/

>>359
ニュースさんありがとー。これで心置きなく眠れます。
あと遅くなりましたが、感想・批評を下さった方々本当にありがとうございました。来週もがんばろうと思います。

さあ、時間外投稿で、感想さえ貰えなかった俺に新しいお題を！

>>362
寂しがり屋ツンデレの美少女

>>362
ストップ！時間外あった？

お題は「ストップウォッチ」で

>>363>>364
把握した

>>364
品評会まとめの方には張られてあったが、
まとめ掲示板の方には張られてなかったんだぜ？

まあ、得票０な某スレに晒してみたので、程なくとてつもなく厳しい奴が（ｒｙ

>>364
あ、ごめん
掲示板のほうに貼りつけるの忘れてた

>>365
把握すげえｗｗ
楽しみにしてますｗｗ

>>365
そいつはすまなかった。
もし、そういう抜けがあったら連絡スレの方に報告してください

>>362
忘れてた。

Tragedy Tuesday ◆Awb6SrK3w6
大恐慌の時が舞台か。禁酒法とか、歴史モノとして扱うアイテム選びがにくいね。
ひょうひょうとして飛び降りる男が、あまりにひょうひょうとしてるような希ガス。
揺れる主人公の心理描写は良かった。
オチが、もう少しオチらしくオチてるといいのだけど。

>>367
こちとら、お題放棄スルーのプロなんだぜ？
期待はしないほうが吉ってもんだ。

「死」


「ああ…オレも遂に死んじゃったか」
「どうぞこちらの方へ」
「どうも」
「よく来たな。わしは閻魔様じゃ。これから君が天国へ行くか地獄へ行くか
二、三尋問する。正直に答えるんじゃぞ」
「わかりました」
「コンビニで何も買わずトイレだけ借りたことはあるか」
「はい」
「掃除機をほっぺたに当てて遊んだことはあるか」
「はい」
「色黒の友達にチョコボール向井というあだ名を付けたことはあるか」
「はい」
「ipodを買った時調子に乗っていた自分がいたか」
「はい」
「ふむ・・・保留じゃな。また来週来なさい」


完

>>371
これはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>370
そうかorz
ではこれからお題を求める方皆に寂しがりツンデレ美少女を出そうかな。

そして住人の方々にやめろと叩かれ、それでも粘る俺もとうとう折れる。
その時に言う台詞はもちろん
「べ、別にあんた達の為に止めるんじゃないからね！　ちょっと飽きただけなんだから！」
って落ち。

ごめん全部嘘orz

>>371
小市民でごめんなさいorz

>>369
ひょうひょうとした男がひょうひょうとしすぎ・・・
うん。書いてるときに思っていましたが、確かにこいつは軽すぎだｗｗｗ
死ぬことができずに酒浸りになる男の話ってのは少しオチが弱かったかな・・・。
有り難うございます。

>>373
弩級の、遅筆なんだ。
その・・・思い出した頃に出てくるかも知れないからそれを待ってくれｗｗｗ

お題ください

じゃあ俺も寂しがり屋のツンデレ美少女書いてみようかな
他の人に出たお題で書くのっていいんだっけ？

>>375
散髪屋での惨劇

>>375
すまん
つ失敗

>>376
おｋ

今夜はお題が難解だなｗｗｗ

>>377
なんて良いお題なんだ・・・

>>376
改めてだすぜ！
「寂しがり屋ツンデレ美少女」！

おｋなんだorz
改めて出した俺バーカ！

>>377
はあく

こんなのはどうだ？
ある天才ハッカーがVIPを占拠する。そいつは自分の居る場所を暗号にして晒す。
しかもそいつは、１０分ごとに他の板も占拠していくと宣言、VIPPERや他の板のハッカー達、現場突撃隊達がそいつのハッキングを止めるべく手を組む。
とかなんかそんなストーリー。

>>385
なんか「おまいらに挑戦」スレみたいだｗｗ

オダイヲクダサイ。

登山

>>388
ムリポ・・・ジャナクテハアク。

おくれながらも感想投下

鳥たちは踊る (1/5) ◇QXQj1ELEyI 氏
最初読むとよく分らないけど、二回目だと分りました。
ええ、こういう話に弱いんですよ……泣いたorz
正直、面白いかどうかはよくわかりません……でも泣いたｗ

落ちる女 (1/3) ◇v1BzBDr2zk氏
まさにSSといった印象。小綺麗にまとまった作品だと思います。
お題消化も良くできているとも思います。物語もよいとは思いますが、
できればハッピーエンドが良かったなあ……

プレリュード (1/3) ◇1pnOI8Jyso 氏
文体は好みですが、舞台が解りにくかったです。
状況も少し把握しにくかったorz
でももえた萌えた燃えた。

末路 (1/4) ◇ozOtJW9BFA氏
最初が狙ったようにぶっとんでいたので、
何か特別なオチでもあるのかと思いましたが、
意外と普通でしたね。

Not End But Fall (1/5) ◇daFVkGT71A氏
最初からなんとなく夢なんだろうなあって思ってたから、
オチに新鮮さがなかったです。
でも初めてここまで書ければ立派だお思うおort

落下さん (1/4) ◇uzrL9vnDLc氏
怖い＆悲しい＆面白かった。
ああ、切ないね……結局幸せになれた人が一人もいないわけだ。
ようは熊の隣にあった、彼女に拝んでたってことだよね？

励ましたい (1/3) ◇ElgkDF.wBQ氏
なるほど！ってな感じでオチが楽しめましたｗ
なかなか面白い発想ですね。髪が落下……笑えません。

人間失格 (1/2) ◇AQKQQcmJ.A氏
伝えたいこと伝わりました。この主人公のような人が増えている世の中。
否定はしませんが、悲しいことですねorz

恋に落落落落落落落ちて1/4 ◆2LnoVeLzqY 氏
お題を消化しまくるというお題消化ですかｗ
発想は面白かったと思いますが、男がアホすぎて先が見えたのが残念かなorz

虹の雫 (1/5) ◇D8MoDpzBRE 氏
あー鬱になるorz
素晴らしい情景描写と物語。オチも良い。
なんもいえないorz

Progress (1/5) ◇QXQj1ELEyI 氏
穴の位置がわからな……アーｯ！
そんな感じですｗどんな感じだｗ
真面目な話、よく分らなかったorz

とべない鳥、とぶ (1/5) ◇pt5fOvhgnM 氏
面白い！この生きたキャラクター達は本当に見習いたいです。
でも、キャラクター達のもう少し詳しい描写があればよかったなと思います。

空の落としもの (1/4) ◇wDZmDiBnbU 氏
すみません。ほんわかした雰囲気は好きなのですが、
この主人公にはどうも萌えれないorz
え？萌えはどうでもいいって？その通りですねorz

in the sky (1/2) ◇rEQhyhvBi2 氏
うん面白いｗこれはいいですね。
でもオチが少しよく分らない……自分の読解力不足を恨むorz

ファースト・キス (1/5) ◇qygXFPFdvk 氏
主人公は結構子供かな？それが少し気になりました。
他は面白かったです。なんか所詮上の人間に踊らされているのかと、
リアルでも少し思ってしまいましたorz

童話 (1/4) ◇sTg068oL4U 氏
ごめん諦めたorz

二つの世界の (1/5) ◇KARRBU6hjo 氏
こういう話も好きです。なんか時をかける少女に収録されていた
お話を思い出しました。面白かったです。

キリキリマイ (1/4) ◇qwEN5QNa5M 氏
難しい。共感できる部分が無いため、作中にのめり込む事は出来なかったorz
それでも、こういう世界もあると、勉強にはなります。

何でも解決魔法屋さん！(1/5) ◇InwGZIAUcs 氏
自作。読んで頂いた皆様ありがとうございます。
最近は詰め込みすぎと反省しております。
次こそは、萌えを含めたショートを目指したいので、
ヨロシクお願いしますｗｗｗ

幸せ螺旋 (1/5) ◇U8ECTUBqMk 氏
んーちょっとオチがよく分らなかった俺のIQを誰か上昇させて探偵とかに
スカウトしてくれ！「じっちゃんの名にかけて！」
ごめん、ちょっと思考回路が飛んでたｗ
途中まで面白かったので、とても残念です。

しすたぁすとらいく (1/4) ◇VXDElOORQI 氏
妹か……「ギュッて……して」
鼻血鼻血判事鼻血鼻血鼻血鼻血鼻血ですたorz
面白かったですはい。

皆様オツカレ様です。

お題を！！！

>>395
カツレツ定食

把握

>>123
ありがとうございます。
年中蓋が開けっ放しで周りの友達が困惑している俺ですorz
ここで俺のダメ癖である脳内設定がでてしまいました。
魔法使いなので、いざとなったら自力で衝撃を和らげることができる。
明らかに説明不足でした。ごめんなさいorz

>>261
ありがとうございます。
セガーレがお金でライトをはたいて瀕死。
くらいな展開だったら……ギャグまっしぐらorz

>>273
ありがとうございます。
おお！てっきりどんな酷評いただけるかとぞくぞく……いやビクビクしていたのですがｗ
美少女と表現するのは安直だったと後悔しておりますorz

>>299
ありがとうございます。
確かに……依頼こなくて暇なら恨めしい犯人でも探しにいけって話ですよねorz

寝る前の保守
もうお題落下は終わったから落ちたら…やだよ？

　

　

ほす

らすと

とらぶる

ほす

保守ついでに　お題をください

>>406
「探し物」

ほ。

この時間だと1時間くらいは平気なのか。

ほ。

ほ。

できました。
２パターンくらい考えましたが
設定にムリがあったので書き直してて時間がかかりましたが投下しま

カッチ　カッチ　カッチ　カッチ
時計の針は無常にも一定のリズムで時を刻んでいる。
楽しいときほど時間は早く進み、苦しいときほど時間は遅く進む
だが所詮それは体感としてそう思えるだけであって時間とは絶対的なものだ。
急に早くなったり遅くなったりもしない。
探しつかれて無駄にこんな哲学的なことを考えているあいだにも時間はどんどん過ぎていく
カッチ　カッチ　カッチ　カッチ
耳障りな秒針の音が余計に俺を焦らせる。もっと静かな時計を買えばよかったと後悔した

後悔か・・・　思えば俺の人生　後悔の積み重ねばっかりだった。

学生のころ、夏休みの宿題は8月半ばを過ぎても　本気でやればなんとかなると
たかをくくって、結局夏休み最終日に必死で移した。「来年は絶対7月中に終わらせよう」
などと考えても　毎年繰り返した。
夏休みでさえそんな状態だった俺が　受験勉強などもまともにできるはずもなく
1年棒にふってから　結局私立のＦランク大に入って・・・
いや、今はそんなことは関係なかった。とにかく探さなければ。
なんでこんなに部屋が散らかってるんだ。普段から掃除しておけば
こんなに必死になって探さなくても　すぐに見つかったかも知れないものを・・・
もしもタイムスリップできたなら、過去の自分に鉄拳制裁を食らわしてやりたい。

もう一度おちついて考えよう。
帰ってきて、メシ食って、風呂入って・・・そう、その後、何をしたっけ？・・・
ダメだ。一番肝心なところが思い出せない。
「クソッ！」
もどかしさのあまり俺は床に散らばった座布団を蹴とばした。
1時間も探し続けた物が　なんとそこにあった。灯台もとくらし　とはまさにこのことだ
俺はそれを拾い上げてすぐさま時計を見た。9時53分。時間がない。

カギも閉めずに家の外にでて　自転車にまたがり　いきおいよくペダルをこいだ。
途中　赤信号もあったが車が来てなかったので無視して通った。
10時まで、そうタイムリミットは10時ジャスト。
腕時計を見ると9時57分。必死に自転車をこぎながら右前方を見ると
青っぽい色をした看板が見えた。急げ！時間がない！
その店に到着するやいなや俺は自転車を止め、前カゴに入れていたそれをひったくりのように抜

き取り
店の扉を開けて中に入った。そして　一直線にカウンターのほうへ歩いていき、
息を切らしながら店員に青い折りたたまれた袋を手渡した。
「ありがとうございます。確認とりますので　少々お待ちください。」
もう一度時計を見た。9:58.32とあった。1日おきに時刻が修正される電波時計だから間違いない

間に合ったのだ。　俺は肩で息をしながら　勝利を確信した

しかし次の瞬間　店員は思いもよらぬことを口にした。

「あのー、申し訳ありません。こちら中身が無いようなのですが・・・」

─
──
───・・・翌日、俺は改めてツタヤに行き、エロビデオ3本を返却し、延滞料を店員に支払っ

た。

>>414を2/2にするのわすれてました。すいません。

ほ。

賞の名称：　第4回　SQUARE ENIX　小説大賞

主催　　：　SQUARE ENIX

ＵＲＬ　：　ttp://www.square-enix.co.jp/magazine/prize_novel.html

テーマ　：　なし

ジャンル：　不問。

字数制限：　400字詰め原稿用紙200枚以上（縦書き）。上限なし。

締め切り：　2007年3月31日。

賞金　：
大賞>>100万円+書籍刊行+コミック化【連載】
入選>>50万円+書籍刊行+コミック化（掲載）
佳作>>30万円+書籍刊行+コミック化（掲載）
奨励賞>>10万円+コミック化（掲載）
期待賞>>5万円

賞の詳細　：　URLで確認してくれ。

何でもいいのかな、これｗｗｗｗｗ

ほ。

>>413-414
こんな時間に乙。
あんまり書き慣れてないのかな？基本的な部分で粗が目立つ。

まず、句読点はしっかりと打とう。それだけで読み易さが大分変わる。
次に、『・・・（中黒）』は使用せず、『…（三点リーダ）』を二つ重ねて『……』とするのが最近のルール。
いや最近かどうかは知らないけども。

話の内容としてはTSUTAYAで借りたAVを探して、時間ギリギリに見つけて持っていったら中身がなかったってだけ。
途中の後悔のくだりはぶっちゃけ微妙。夏休みの宿題とかって別に対して後悔してるように感じないし。
もっと後悔した話を書いて、大層な問題であるかのうように思わせておいた方がオチとのギャップを楽しめる。

後、どうでも良い事だけど返す時って返却用のボックスに放り入れるだけじゃないの？
それで後から請求の連絡がきて後悔したとかってなら途中のくだりとリンクできると思うがどうか。

そんな俺がお題を所望する。寝てないからテンションおかしいが。

ﾃﾗｱﾎｽｗｗｗ
http://www.geocities.jp/vipper_orz_jp/yarisugi/index.html

>>420　つ「はみ出る」

>>422
把握。
つかずっと保守してくれてたんだなｗ

私じゃなく「保守ざえもん（マル秘）」が保守してましたｗ

「励ましたい」の作者ですー。批評感想投票ありがとうございます。
　好みや捉え方の違いの部分もあるかと思いますので、あくまでも一読者の感想としてみて下さいませー
ＮＯ．０１　鳥たちは踊る ◆QXQj1ELEyI　様
　二レス目までの詩的な描写が、好みの問題かもしれないけれども、どうも読む気が失せてきてしまう。
　なんだか昔の本を読んでいる感じ。もう少し最初に引き込まれるような描写があったらよかったのかも。
　でも読み終わる頃には、何だか少しいい話を読んだ気になりました。

ＮＯ．０２　落ちる女 ◆v1BzBDr2zk　様
　自殺するキッカケって人それぞれなんだろうけど、なんだかそんなことくらいで自殺？
　そのくらいの歳まで恋に落ちたことがないっていうのも、どうなんだろ？
　でも最後に彼女が落ちるところのオチまで読むと、漫画とかにしたら面白いかもって思いました。

ＮＯ．０３　プレリュード ◆1pnOI8Jyso　様
　洋服はブカブカになって脱げたのに「常に腕につけていたブレスレット形の発光機」は残っているとか、
　ドラエもんかよとか、突っ込みどころ満載だけど、最後のオチはうまいなと思いました。

ＮＯ．０４　末路 ◆ozOtJW9BFA　様
　最初の二行を読んだ時は、子供が主人公の話なのかと思ったんですけど、話がでっかくなりましたねぇｗ
　二年経ってからやっとやってきた事の小ささに気づくなんて馬鹿ウケでした。
　でも、なぜか話が進むにつれて面白くなくなってきてしまいました。最初が面白すぎだったんですかねぇ？

ＮＯ．０５　Not End But Fall ◆daFVkGT71A　様
　なんだか最初から夢オチのような気がしてて、やっぱり夢オチなのですね。
　取り合えずお題の落下を消化しようとして、無理やり話を作ったのはいいもののどうしようって感じで
　夢オチにした感が否めないのですが。

ＮＯ．０６　落下さん ◆uzrL9vnDLc　様
　こわ〜い　なんだか背筋が寒くなりますねぇ　最後に写真立てが落ちたのって里美が来たんですかねぇ
　ぞくぞくしました。でもぬいぐるみってタカシが取った設定になってましたよねぇ？

ちょｗｗｗだまされたｗｗｗｗｗ

仕事行って来る
｜会社｜　λ....................

　感想の続き
ＮＯ．０７　励ましたい ◆ElgkDF.wBQ
　私の作品です。頂いた批評感想については後からお返事したいと思います。
　私だったら好きな人が禿げようが関係ないなぁって思って作った内容だったんですけど、もし現時点
　で頭頂部の状態が切羽詰ってる人なんかには、痛い設定だったかもしれません。
　当てはまってる人いたら　ごめんなさいです。

ＮＯ．０８　人間失格 ◆AQKQQcmJ.A　様
　人間失格ぶりが大した事ないですよねぇ。まぁ主人公の設定が、よっぽど善人なのかもしれませんけど。

ＮＯ．０９　恋に落落落落落落落ちて ◆2LnoVeLzqY　様
　読ませ方がうまいですねぇ。タイトルに工夫が欲しいところが何だかおしい。
　
ＮＯ．１０　虹の雫 ◆D8MoDpzBRE　様
　三年間付き合って帰れっていうほど冷めた仲でも男の人って抱くんですねぇ。そんなの(ノ≧ロ)ノ<嫌嫌嫌
　最後のまとめ方がうまいと思いました。　

ＮＯ．１１　Progress ◆QXQj1ELEyI　様
　うーん。意味がよく判らなかったです。最後の最後で意味不明。全て男のものだったとしたら、何で
　こういう状況になったんですかねぇ。気が遠くなりそうな恐怖って感じですよね。

ＮＯ．１２　とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM　様
　うわー　これすごい好きー。いいなーこういうペンギン。友達に欲しいなぁ。アニメとかにしてほしいまじで。
　カナちゃんが、いい味だしてるんだね。
　セルバンデス＆カナのアイテムとか売り出して欲しいー　買うか買わないかは見てから決めるけどｗ

ＮＯ．１３　空の落としもの ◆wDZmDiBnbU　様
　男の子のお母さんがどこに行ったのかが謎のまんまだけど、なんだかいい話。結構好き。

ＮＯ．１４　俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2　様
　これ面白ーい。なんだかインストラクターがひょうひょうとして嫌なやつかと思ったけど、最後いいやつ
　じゃないですかー。読後感がすごくいいですね。

ＮＯ．１５　ファースト・キス ◆qygXFPFdvk　様
　最初、ファーストキスってそういう意味かぁって思って読んでたら最後が意外な展開だったんですねぇ。
　出る杭は打たれるってまさしくこれですね。

ＮＯ．１６　童話 ◆sTg068oL4U　様
　四レス目に「重箱の隅を突いて評論家気取りか」ってセリフがあるので感想書くのも気が引けたんですけど
　一言で言うと、面白みにかけるかな。

ＮＯ．１７　二つの世界の ◆KARRBU6hjo　様
　なんだかＳＦでよくあるパターンに近いですよね。でもほのぼのとして良かったです。　

ＮＯ．１８　キリキリマイ ◆qwEN5QNa5M　様
　私もシャンパンタワー崩したーいなんて思ってしまった。でも物が落ちるのを見るのがすきな落下フェチ
　なのに、自分で落ちたら意味ないですよねぇ？　友達の「何なんだお前は」ってセリフ私も思いましたよｗ

ＮＯ．１９　何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs　様
　なんだか面白くていいお話。でも所々の言い回しが気になったのとレイモンの息子の名前が「セガーレ」って
　なんだか「息子＝せがれ」みたいに安直に名前をつけた印象を受けました。
　話はとてもうまいと思います。

ＮＯ．２０　幸せ螺旋 ◆U8ECTUBqMk　様
　私の読解力の無さのせいなんですけど、お婆さんが車に轢かれるところからが理解不能でした。
　お婆さんの言ってる真の理と、轢き逃げ女が言ってた幸せになるはずだったっていうのと、包丁男が言った
　お前のせいで人生が狂ったっていう所の部分がまったく不明でした。

ＮＯ．２１　しすたぁすとらいく ◆VXDElOORQI　様
　私♀なので妹モノに萌えーとかしないんですよねぇ　幽霊みたいな存在なのに天井に穴があくとか
　ＤＮＡ鑑定してもらったとかって、え〜ｗ　妹だけじゃなくて両親とかも来るべきじゃないのかなぁ
　
時間外　Tragedy Tuesday ◆Awb6SrK3w6　様
　後から出てきた男の人の存在を、何か特別な役回りをする人なんだろうなって勝手に想像して読んでた。
　そのまま飛び降りたんですねぇ。なんだかオチが意外とあっさりしすぎだったような気が。
　でも話の作りはうまいです。読みやすかった。


今回は、全部読んでいる時間がなく投票できずに感想だけになってしまいました。ごめんなさい。

もし時間に間に合ってたら投票したのはやっぱり「とべない鳥、とぶ ◆pt5fOvhgnM　様」ですねー。
優勝おめでとうございました！　絶妙にペンギンとカナちゃんのキャラが光ってましたよｗ
気になった作品は「俺 in the sky ◆rEQhyhvBi2　様」と「何でも解決魔法屋さん！ ◆InwGZIAUcs　様」

他の方々皆さんうまいですねー。人の作品を読むのも、話の作り方とかの上でとても参考になりました。

ほ。

ほ。

ほ。

ヒソヒソ……。
俺が街を歩く度、誰かが俺を噂する。
俺ははみ出し者だった。
アウトローと言えば響きだけはいいが、そんな大層なものではない。
他人の敷いたレールの上は走れない、ただそれだけの自己中心的な性格をしているだけ。
他人から奇異の目で見られるのもこそこそと何かを囁かれるのも日常茶飯事で、もう慣れたものだった。
「あの」
交差点で信号待ちをしていると、後ろから声をかけられた。
これは日常茶飯事ではないが、たまにある事ではある。
他人の敷いたレールに沿って生きている人間からしてみれば、俺のような自由奔放な生き方は眩しく見えるのだろうか。
だが、俺がそういった女と付き合うに至った事はない。
所詮は一時の感情にしか過ぎないのだ。
決して俺が真に理解される事はないと、他ならぬ俺自身が一番よくわかっている。
女はOLだろうか。
見たところそれほど歳は取っていない感じだ。
俺が何も答えずに黙っていると、どこか怯えたような表情で俺をしばらく見ていたが、やがて意を決したように口を開いた。
「ズボンからシャツ、はみ出てますよ」
「はみ出しているんです」
間発入れず、俺はそう答えた。
やっぱり、理解出来なかったのだろう。
女はキョトンとしていたが、いつもの事なので俺は気にせずに青になった横断歩道を渡った。
今日も、俺ははみ出している。



完。
----
後悔も反省もしていない。
批評、感想どんとこい。
携帯からなんで出来映えがわからんがｗ

>>433
＞俺ははみ出し者だった。
これを読んだとき、チンコがはみ出してるのかとおもた。
その点においては、予想を裏切られた。

＞所詮
全然NGじゃないけど、開くか別の文字を使った方が、という漢字だね。

＞間発
間髪

文章としては悪くないように感じた。
ちょっと理性が働きすぎたか、ってところでしょうか。

>>433
前俺が泣いた。世間に無意味な反発をする男の小ささが身にしみる。
パソコンだと文章が少し凸凹してるけど、見づらい程じゃないよ。

>>434
その発想はな……くはなかったが下ネタ書けない俺チキン。

>所詮
そうか、普通に使っちゃうなぁ。
いわゆる、とかは平仮名にするんだがｗ

>間発
何か違和感があるとは思ったが……変換してくれない携帯が悪いんだ。
いやすまん、言い訳だｗ


>>435
前俺はどんなお前だｗ

やっぱり凸凹してるよなぁ。
改行とかにも気を遣いたいんだが携帯からだと難しいね。

ほ。

北朝鮮核実験のニュースに驚きつつ雷の音に怯える俺保守

日々鍛えなくちゃだめなんだと反省

ということでお題を！

>>439
腹筋

>>440
把握したｗｗｗ

ほ。

腹筋できましたよ。

速筆なんでミスがあると思いますが…

筋肉。これがないとどうも今の世の中はモテないらしい。
ついこの間、ずっと片思いの子に告白したんだが――

――校舎裏
「あの、河合さん! ずっと前から好きでした!」
「え……えっと、それじゃちょっと脱いでみてください」
「え!　それはまさか。 フフフ。解りましたよ!」
いがいとセッカチなんだな、と思いにやけつつ服を脱ぐ僕。
「あ……腹筋がない。ご、ごめんなさい。あの。無理です……」
「え! そんな! 待ってよ！！！待ってくれ！」
俺は河合さんを追いかけたら、半裸でグラウンドに出てしまった
「アッハッハ! あいつ腹筋もないくせに告白してんでやんの!」
「常識知らずも良いところだよな!!」
なんだ、これ。腹筋？なんで腹筋？そう、僕はこの時初めて知った。
世の中は空前の腹筋ブームであったことを！

――そして現在
「フンッ！ フンッ！ フンッ！」
ワンセット200回の腹筋を、毎日300セット。
気の遠くなるような思い。しかしこれも、河合さんを僕の手に……
そして僕は気付いたのであった。これは神の与えた試練だったのだ!!!
そう思うと俄然ヤル気が出る。待っててくれ河合さん! いや、マイハニー！！

　

――半年後
俺は腹筋だけ超ムキムキになった。これで河合さんを……
半年前と同じように河合さんを校舎裏に呼び出す。さぁ、成果を見せ付けるとき!
「河合さん! やっぱし僕は君のことが好きなんだ! それに見てくれ!」
勢いよく服を脱ぎ自慢の腹筋を見せ付ける。
「あ……」
「どうだい？ 君を思う一心で僕はここまで強くなれた。 是非付き合ってくれ!」
「あ、あの、上腕二頭筋見せてもらって良いですか?」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終

どうも、俺は馬鹿小説しか書けないらしいですｗｗ

もう、昨日からこんなんばっかｗ

是非感想・批評をお願いします！

調子に乗ってもう一本書きたいのでお題を！

ほ。

>>447
雷

>>449
把握した

お題お願いします↓

つ寝坊

>>452
了解

ほ。

「次の落雷予定日は、明日かぁ……」
俺は雷神なんだが、最近仕事が多くて、もう太鼓を鳴らし続けるのも
飛んだり跳ねたりして雷を落とすのも飽きてきた。大体範囲が地球全域とか
それそろ俺、過労死しちゃうよ?
そんな物憂げな俺に、不幸が更にのしかかる。
「雷神! 吉報ですよ! 最近がんばってるから、雨神も兼ねろって神が言ってましたよ」
「お前、俺を殺す気か？ ここは強制収容所か？」
「別に良いじゃないですか。神なんだから死ぬことはないし。」
「そういう問題じゃなくてな……」
俺が文句をぐだぐだ垂れようとしたら、丁稚神は既に去っていた。
数時間後俺に届く雨のスケジュール。
「仕事にも慣れてないって言うのに、いきなり日本に大雨か……」
しかも、その日は日本に落雷予定も入ってる。
雷と雨がダブルから俺に両方やらせたのか。
雨はどうやって降らすんだろうか。スケジュールに同梱してるマニュアルに眼に通す。
なになに? タバコで煙を作り、水量を蛇口で調節してホースで下界に向かって撒く　か。
随分簡単だな。唯一の不安要素はタバコ吸ったことないくらいだな。
明日までにマスターするため太平洋にでも向かって練習するかな。

――当日。タバコの問題も練習で吸ってみたら意外と大丈夫だった。
さてと、働くかな、ってちょっと待て。雷も担当するんだろ。
右手で太鼓を叩き、口はタバコをくわえ左はホースを持ち、そして常に飛んだり跳ねたりする。
なんだこの重労働は!　しょうがない。なるようになれ!
俺はやってみた。跳ねたりするとタバコが口から外れそうになる!
もっと雨量をあげなきゃ。でも、両手は塞がってる。
モタモタしてる俺のところに丁稚神が来る
「雷雨神! 何やってるんですか。しっかり働きなさい!」
「うるせぇ! てめぇも手伝え!」
強引に丁稚神にホースを持たせてタバコをくわえさせる。
なんとかのりきったな。
「なぁ、丁稚神。雷雨神になっちゃくれねぇか?」
「そんな!? 折角の名誉職ですよ? 捨てちゃって良いんですか?」
「やってみればわかる。俺は名誉なんかより、休息がほしい」
　　　　　　　　　　　　　　　終

無理やりですｗ
シリアスものが書きたいなぁと思ってたら
やっぱし馬鹿路線に……
こちらも批評感想お願いします。

ありゃ投票期間おわとるがな…orz

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

気分が乗ってきたのでお題を。。。

マネキン

>>465
把握した

ほ。

電撃hp上にて掌編コンテストの入賞作品載ってますー。要チェックや。
なんというか、やっぱりアイディア第一文章第二な感じが否めないなー。
というのは貧困な発想力しか持たない俺の妬みだったりするんですが。

うーん、案外トライアングルを素直に使っちゃって大丈夫だったんだな。
次回はもう少し気楽にざくざくと行こう・・・。

僕の視界は変わらない。動きたい。でも動けない。
僕はマネキンなのだ。毎日子供服を着飾られ、お店の前に突っ立てるだけ。
マネキンに生まれてきたことを恨む日々。
僕の目の前で店長と何処かの業者らしき人が話してる
「このマネキンもそろそろ処分ですかねぇ」
「えぇ。汚れてますからね。我が社の最新のマネキンは……」
え……? 僕は捨てられちゃうのかな。でも、捨てられるっていうのも
ゴミ捨て場までの景色が楽しめるし、別に良いかなって思ってる。
業者と店長の話は続く。
「そうですか。処理はどうしましょうか?」
「それなら、我が社が引き取りましょうか。丁度古マネキンの出荷依頼があったんですよ」
なんだろう。僕はどこだに連れて行かれるのだろうか。
どこなんだろう。出来れば美しい景色で、四季の彩りがあるところが良いなぁ。

――数日後。業者のトラックが来た。
僕は乱雑にトラックに投げ入れられた。少しムッと思ったが新天地にどきどきしていた。
中は薄暗く、僕と同じような古くて汚れたマネキンが積まれている。
一部のマネキンは泣いているように見えた。
「それじゃ開けて下に降ろして」
業者の声が聞こえる。何処なんだろうか。不安と共に胸の鼓動が高鳴る。
僕がトラックから降ろされて見た景色。それは真っ暗で倉庫の中のようだった。
訳が解らなく戸惑っている僕。そして、混乱しているうちに
どこかの中に押し込まれた。
冷静に見て見ると、車の中だった。僕は運転席にいて、もう一個のマネキンが
助手席にいる。
「衝撃実験スタート!」
車が独りでに走り出し、気付いた瞬間僕は粉々になっていた。
「失敗か。次はもう少し強度を上げたやつにマネキンを乗せろ。」
終

今まで馬鹿小説しか書いてなかったので
ちょっと真面目というか悲しいやつを。

批評・感想待ってます。

よし、暇人は保守がてらに>>433を読んで感想、批評をつけるんだ。



言ってみただけだ、済まないｗｗｗｗｗ

>>471
よし、んじゃ感想批評。

ズボンからシャツがはみ出るって意外とやってる人多くないかｗ？
でもこの男には痺れるｗｗ
ひとつの信念を守り通すって格好良いねｗ
内容は短編ならではのシュールな感じが出ていて
好感が持てました！

ほ。

ほ。

ほ。

ほしゅ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほしゅ

>>472
お、サンクスｗ

普通にズボンからシャツを全部だしてるわけじゃなくて、文字通り『はみ出て』る感じのイメージ。
もうちょっとその辺描写すりゃよかったかな。
感想批評サンクス。

書けるかわからんけども一個お題ｐｌｚ↓

左手

>>444 >>455 >>469
に暇な人は感想をしてやってｗ

やっぱし言って見ただけなんだ、反省はしてない。

ほ。

ほ。

後学のために今日の夜は14歳の母見ようと思ってるんだが、どうなることかねぇ・・・。

家族の前であれ見てたらドン引きされそうだがｗ

ほ。

>>483
左手把握ー。

ほ。

お題ください↓

ビスケット

>>492把握

>>428
ありがとうございます！
セガーレは半分受け狙いだったｗ


今回の創英社はメール送って辞退させてもらったorz
ああ、推敲はちゃんとしなきゃいかんね……orz
というわけで◆2LnoVeLzqYさん。月間賞とれるといいですね！
俺は来月がんばります！

創英社送ったんだけど
ここに載せた奴を送っちゃたんだけど
大丈夫だよね…？

4編送ったんでひとつくらい入賞になればいいなぁｗ

>>495
その手があったか！

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

ほ。

初デビューに相応しい御題下さい。

じゃあ以前の品評会のお題でいこうか。
「眠り」

>>504
おｋ

ほ。

ほ。

>>444 >>455 >>469
に感想を……

すまない、いい加減くどいと思うんだ。反省はしてる。

反省してたらレスしなくね？

じゃあ、無気力全開、今なら何でもつまらない！　と思える俺が感想を書いてみる

>>444
ルール、読みましたか？　読んでるはずですよね。
一部、できてないところがあります。意識的に手を動かしてください。
！　の後の空白、忘れてますよ
あと、以前このスレで見たんですけど　！！！　などの表現は作品を陳腐にするそうです。
それがねらいであるのならば別にかまいませんが……。

私はバカ小説が嫌いなのかは知りません。ただ、残念ながら笑えませんでした。




>>455
丁稚神の仕事は何？　いや、気にしなくて良いのかもしれませんが。
雷神様の苦悩に共感し得ませんでした。
飽きるだけやったなら体は自然に動くはずです。
つまり雨を降らせる際に雷を落とすのは気にならないのでは……？
まあ、どうでもいいですけど


>>469
古マネキンで間接が動くのってあるんですかね。知識に乏しい俺にはよくわからないですが。
まあ、どうでもいいですね。
オチは、まあいいんじゃないっすか？



って、俺の感想、ゴミだな……。ごめん、気にしないでくれ。

>>508の要望に添おうとした結果がこれ(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
ヌクモリティーのかけらもない感想をした自分を消してしまいたい……。俺、死ね！　氏ねじゃなくて死ね！
ごめんね、>>508ごめんね
ホントは文句つける所なんて俺には見あたってないんだよ？

……まあ、どうでもいいか
なんかお題ちょうだい↓

追い討ちをかけるようにトンチンカンな奴行くぜ

>>469
車の耐久テストにゃ古マネキンなんか使わないと思うんだけどどうよ。
人間と同じくらい強度の奴じゃないと意味無いんだからさ。マネキンが車運転するわけじゃなかろ？
モノの気持ちを書くのは正直難しいと思う。ツクモガミを参照にするといいやもしれん。

スマン。つ「夕立」

>>513
把握した

>>444-445
腹筋だけ鍛えりゃいいってもんじゃないだろｗｗｗ
主人公ｱﾎｽｗｗｗｗｗ
筋肉が流行ってのがちょっち弱いね。
なんかもっと流行っぽい描写が欲しい。
あと、200回300セットはまず無理だｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


>>455
舞台設定は悪くないが、オチが弱い。
投げっぱなし感満載だ。
あと、途中に出てくる『神』ってのはもっといい表現なかったものか。
丁稚神ってのにはちょとﾜﾛﾀｗ


>>469
マネキンに感情移入出来なかったからあまり悲しくなかった。
ただその風景だけを描写するんじゃなくて、せっかく一人称小説なんだからもっと心理描写が欲しかった。


全体的に、句読点の打ち方がなってない印象。
前も書いたと思うけど。
早く書くのもいいが、もっと練ってみよう。

あえてヌクモリティーは滅し、非情に徹するのが私の感想。

>>455-456
OK、誤字発見。捜してみてくれ。
地球全域で雷？　おかしくないか。
気持ちは分かる。が、◆Xenon/nazI氏と同じく投げっぱなしな感を受ける。
素材はいいからに、もうちょい文章力が欲しい。がんばれ。

>>444-445
どうでもいいがOn Your Markのサビを思い出した。
これもまた惜しいなぁ。馬鹿らしさがたまらない。
ちなみに30回5セット10度の傾斜付きで悲鳴を上げていた俺が言う。回数が飛びぬけちゃってちょち引いた。

>>495
その発想は無かったわ

ほ。

お題をもらって俺は逃げる！
↓

つ　監獄

つ「四脚」

>>519
逃亡劇

へへ……三つももらっちまったぜ……
だが絶望しない

お題くだしあ

つ　おはなばたけ

みんなの厳しい批判が明日の糧になるものです。

うん。投げっぱなし感は充分だった。反省はしている。

次は品評会に向けて頑張ってみますｗ

把握しました

http://chinko.dip.jp:8080/?&f_Cno=201

おらにもお題+ジャンル指定ください

自転車で家を飛び出す

>>530＋コメディ

>>530+コメディ+悲劇

把握した

>>530+コメディ+悲劇−悲劇

ちょｗ　どうすりゃいいんだよそれｗ
まあいいや、やってみる

お題くださいな。

カルテット

ポリデント

把握です。

>>510
！の後の空白。基本的なミスを犯してましたね。。。
丁稚神は、神様の雑用全般する神ってな感じで。

>>512
早速ツクモガミ読んでみます!
古マネキンはなんかCMでやってたんでｗｗｗ

>>515
三人称がちゃらんぽらんな俺には
心理描写って言うのが結構な課題のようですね。

>>516
地球全域が雷神の担当範囲って意味でした。
描写不足orz
回数が飛びぬけてたのは……神の与えた試練だからですｗ


皆さん、こんなくだらない三作品にわざわざ感想どうもでした！

今北。良スレ発見ですか？

>>541
人によるが、俺は良スレだと思ってる。じゃなきゃ半年も居ついてない

天麩羅見てきた！　
お題ちょーーーーーーーーだひ

>>543
長い

ほ。

畜生、オチがつかなかったぜ
早漏小説投下する



冷房の効いた部屋で私は読み終えた漫画を読み返していた。
「はあ……」
私はため息を吐き、窓の外を見る。
外は憎たらしいほどの快晴。
私は雨が好きだ。
雨が降らないと外に出ようとも思えない。
今の季節なら夕立の一つや二つやすいものだろうと思うのだが、神様はそうも優しくないようだ。
「雨、降らないかなあ」
私が不平を漏らしたところで何も変わらない。
私は読んでいた漫画を放り投げると大の字に寝転がる。
「つまんなーい」
手足をばたばたと動かす。
見ろ、まるでだだをこねる子供のようだ。
ばたばたするのに飽きると私はベッドにのしかかり、そのまま目をつぶった。
何かが何かを叩きつける騒がしい音が私を眠りの世界から現実へと引きずり戻す。
窓の外を見ると、雨が降っていた。
夕立だ。
外の色が紫がかっていたので簡単に判断がつく。
着替えもろくにせず私は大急ぎで外に出た。
どうせずぶ濡れになるのだから、着の身着のままでも問題はないはずだ。
土砂降りの中、傘も差さずに歩く私。
私は手を広げ、全身で雨を感じる。
降りしきる雨は優しく私を迎えてくれた。

偶然通りかかった和菓子屋の前で足が止まった。
普段は寄りもしない和菓子屋に吸い寄せられるように入っていく。
そして店に並ぶ和菓子を一つずつ見ていく。
びしょぬれの私が入ってきたのだ、店はさぞかし迷惑だろうが私は気にしない。
私はある和菓子に釘付けになった。
不思議な形をしたそれは「夕立」という名前のお菓子だった。
「あの、これ……」
私は夕立を指しながら店の人に言う。
店の人ははじめからわかっています、とでも言うように私が指した和菓子の乗ったトレイを取り出す。
「おいくつですか？」
「な、とととと突然ひ、人の年を聞くなんてし、失礼ね！」
「ああ、そうじゃなくて、おいくつお買いあげになりますか？」
店員は少し困った顔をしながら答える。
「あ、ああ。そ、そんなのはじめからわかってたわよ！　わ、わざとよ！　わざと！」
「はあ、でおいくつお買いあげに？」
「一つで良いわ」
私はきわめて冷静に答え、財布を取り出す。
「248円です」
店員はとても優しい声で答える。
私は250円を財布から取り出すと、和菓子をひったくるように奪うと店から出て行った。
夕立はいつの間にか止んでいて、綺麗な虹が空に架かっていた。

ちなみに夕立の感想だが、あまりおいしくなかった。
ごまが入っていたのだが、そのつぶつぶ感が私に限りない不快感を与えた。


おしまい

酷評が下ることはわかっている
でも、何がいけないかがわからない
教えて！　エロい人！

お題って色んな解釈でおｋ？

>>549
いいんじゃないかな？　

お題雪だるまで三レス使わせて頂きます。
なんていうか食材の調理方を見事に間違えたような出来上がりで、ちょっと悔しい。
では、行きます。

　机の上にそびえているそれは、彼の常識から大きく外れていた。
　直径二十センチはあろうかという深めのボウルに山盛りされたかき氷――彼にはよくわ
からないがフラッペというのが正式名称らしい――の胴体。頭部のつもりなのかにソフト
ボール大のバニラアイス。左右には太さが親指程あるチョコレートの腕が刺してあり、ボ
タン代わりに、さくらんぼが腹にあたるところへ埋め込まれていた。
　アイスには真っ赤なラズベリーソースがかけられている。
　メニューにはスノウマンという文字が躍っていた。
「……噂以上ね」
　呆れたふうな口調で、正面に座る少女が呟いた。
「本当に食うのか、それ？」
「もちろん。今日みたいな真夏の炎天下に外をうろついてたんだから、冷たい物を食べた
くなるのは当然のことでしょう？　あんたもどう？」
「見ただけで背筋が凍りついたからいいよ……」
　顔の前で手を振りながら断った。広いとは言えない店内の片隅で、彼は言う。
「これ、どうみても四人前はあるよな。……頭おかしいとしか思えないもんをよくもまあ
喫茶店で出す気になったと、俺は今とても感動してるよ」
「あらおいしい、手作りのソースとアイスが作り出す甘味と酸味のバランスが絶妙だわ」
「大体この店、客入ってるのか？　学校じゃスノウマンの話題以外聞かないぞ」
「ん、このビターなチョコレートがまたマッチしてること」
「人を無視して甘味ですかい。もう少しコミュニケーションしようよ、美佳さん？」
「わあ、フラッペとアイスって一緒に食べると面白い食感なのね。霜の降りちゃった市販
のアイスは死ぬほどまずいのにね」
　輝かんばかりの笑みを浮かべながら、美佳は言った。
　喫茶『デザートイーグル』の中に彼ら以外の客は無く、しゃくしゃくと雪だるまを削る
音が静かな店内に響く。
　彼は諦めて、コーヒーに手を伸ばす。……自家焙煎とやらは伊達ではないらしい。

　ふと、美佳の手が止まった。俯きながら、地獄の釜から漏れ出てくるような声で呟く。
「本当に暑かった。汗で髪の毛が顔に張りついてたし、セミまで私を馬鹿にしてるみたい
だった。大体なによあの男、『好きな人いるから』って、断るにしてももうちょっと言い
方ってもんがあるでしょうに。いいわよ、あんな男こっちから願い下げよ、よく考えたら
私なんであんなのが好きだと思ったのかしら、あんな軽薄な優男なんて……」
　しまいにはギリギリと歯軋りを始める美佳。高い所にあるぶどうはすっぱいのである。
　――やれやれ、いきなりメールで『今すぐ来て』なんて言うから期待して行ったのに、
また愚痴とやけぐいの付き添いとはなぁ……。幼馴染を気安く扱うなよ。
　彼は肩を落として嘆息した。こうして美佳の自棄食いに付き合わされるのは今年に入っ
てもう三度目である。しかし、今回はただ見ているだけじゃない。とある計画があるのだ。
　ひとしきり怨念を吐き散らして落ち着いたのか、再びスプーンが動き始める。いや落ち
着いていない。速度が尋常じゃない。涙目である。
「おい、そんなに急いで食べると……」
「むぐぅっ！」
　冷たい物を食べた際発生する痛みに、こめかみを押さえる美佳。
　気がつけば雪だるまの三分の二が消失していた。
「ほらみろ、馬鹿め」
「うっさい！」
　――にしても、なんで俺、幼馴染だからって振られたこいつの暴食を見届けないといけ
ないんだろう。なんで俺、こいつのこと、好きなんだろう。
　彼は、苦笑しながら食いすぎだと言った。美佳は、憤激しながらまだいけると怒鳴った。
「よくもまあそんなもんを食えるよな。俺、見てるだけでそろそろ胸焼けしてきたよ」
「量はともかく味は良いから。……そろそろきついけど」
　あとスプーンを十往復させれば完食というところまで器の中身は減っていたが、しかし
美佳の手もとうとう止まってしまった。
「……なんで私、こんなことしてるんだろ。すぐ誰かが好きになって、振られて、そうす
るとまたどうでもよくなって、また好きになって」
「知らねえな。良い傾向ではないと思うけど」
「そうよね……」
　もう食べられない、と呟いて目を伏せる美佳。

　悩んでいることの内容はともあれ、好きな女の子が顔を歪めている姿を見ているのは、
あまり彼の好みでは無い。
　美佳がボウルをこちらへ押しやってきた。
「これ、食べる？」
「いや、食わん。甘い物は好きじゃないんだ」
「ああ、そう。もったいないな。どうでもいいけど」
「どうでもいいなら気にするな」
　ややぞんざいな口調で言った。二人の間に重い空気が流れる。
　彼は店内に目を泳がせ、指を組んで、眉間を押さえて、ようやく意を決した。
　気づかれないように深呼吸をして、言う。
「あの、あのさ美佳、俺と――」
「あ、ごめん！　ちょっとトイレ！」
　美佳は慌ただしく立ち上がり、走り去った。一人取り残された彼は天を仰ぎ、息をつく。
「付き合ってくれないか、なんてな」
　温くなったコーヒーを啜る。自家焙煎も温くなってはおしまいだった。
「あー。なんか俺、だせぇな。格好悪い」
　一人ごちて、椅子に弛緩した体を預ける。
　雪だるまも、器の中で液体となっていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わらない。

以上、ラブコめいたことをしようとしてどうにも至れなかった物です。

風は通り過ぎ、太陽は傾きつつある。僕は空を見上げる雲が流れまた風が通り過ぎた。遠くから何かの音楽が聞こえるでも何の音楽なのかわからない、たぶんクラシックだろう。そんな感じの音楽だった。家の窓から姉が顔を出し「どこいくの？」と声をかける。今日は休日なのだ。
「これ持ってく？」と姉は言って扇風機の羽を僕に渡した
「なんだいこれ？」
「あの、ブーメランとかに使えないかなって」
「無理だよ」
「そうだよね」と姉は言って今度はCDを僕に渡した
「またブーメラン？」
「これは使えそうだよ」
「飛ばす所が無いよ」
姉は笑った、そして「私を持っててくれないかな？」と僕に言った
　なんて答えていいのかわからなかった、でも言わんとする事は理解することが出来た、僕の思い違いでなければの話だけど。

　僕は自転車の後ろに姉を乗せて川の側の道を走った、綺麗だ。
「ねえ？これから目覚まし時計とりに行かない？」と姉は言った
「どこに？」
「あの家にしようよ」と姉は言ってすこし大きめの家を指差した
「でも無かったらどうする？それに家に人いるかもしれないし」
「なにも盗むなんて言ってないよ、ただ貰うだけ」
「くれるかな？」
「たぶんね」

　僕はその家の前に自転車を停めた、音楽がまたどこからか聴こえてきた今度は何処かの国の多分有名な曲だ。
姉は僕の手をとって家の前に立った。そしてその家のチャイムを二回鳴らした。
しばらくしてドアが開いて、中から35歳くらいの女性が現れ、なにか御用ですか？と僕達に訊いた
「お宅の目覚まし時計を頂けないでしょうか？」と姉は言った。
　女性はあなたは何を言っているの？とでも言いそうな顔をしていた
「重要なことなんです」と姉は強く言った
しばらく沈黙があった、すると僕らの裏から学生服を着た男が来て家の中に入った。その男は姉をしばらくじっと眺めてから母親にこの人は誰だ？と訊いた
母親が事の成り行きを説明すると男は何処かに行ってすぐに戻ってきて僕達に目覚まし時計を渡した
「ありがとう」と姉が言うと男は
「あの、連絡先とか教えてもらえませんか？」と言って携帯電話を取り出した
「ごめんなさい、私の電話もうすぐ使えなくなるの」と姉は言った
男はすこし残念そうな表情をして僕を睨んだ、僕が目をそらすと男は「この人とはどうゆう関係で？」
「兄弟です」と姉は言った「それじゃあこれで時計ありがとう」
姉は僕の手をとって家を離れた

「じゃあ海に行こう」と姉は言った「ついた頃にはもう真っ暗かもしれないけど」
「いいよ、じゃあそこからいこう」
彼女は僕の腰に手を回してすこし強く僕にしがみついた。背中になにか冷たい物が当たっているのがわかる、それは姉であり一人の女で僕自身でもある。

港に着いた時ちょうど太陽が沈んだ、僕達は歩いて人気の無い所で腰を下ろした。
しばらく何をするでもなくまだ少し明るい空を見ていると姉が僕の手に彼女の手を重ねた。
「すこしこれでいさせてね」と姉は言った

空はもう明るさを無くし星が綺麗に輝いている。僕達は寝転びその数々の星達を眺めた。
こんなにたくさんの綺麗な星達を見たのは多分これで最後だ、もう見ることのない星達。
姉も同じ事を考えていただろう。なぜか僕にはそれがわかる、だって兄弟なんだから。
「そろそろ目覚ましをセットしようね」と姉は言って立ち上がり目覚ましをセットした
「ところでなんで目覚ましを貰ったのかな？」と僕は訊いてみた
「朝に鳴るようにセットしておけば誰かが私達を見つけてくれるかもしてないじゃない？」
「そうだったのか」と僕は甘心した「ありがとう」

僕も立ち上がる、今度は僕から彼女の手を取り強く握った。彼女が僕に抱きつく僕は優しく受け止めてあげる。
「ねぇ次に合う時は結婚しようね」と彼女は言った
「うん、絶対、約束するよ」
　再び手を繋いだ状態になる、彼女と僕は前からお互いの気持ちが理解できていた、僕が死を求めていたと同じく姉も死を求めていた。
僕達は愛し合っていた、兄弟ではなく男と女として。

　朝日の中で深く愛し合った男女が優しく抱きしめあう事を、僕達の死を誰もが認める事を

僕達は暗く深い闇のという海へ飛び込んだ

途中ご飯食べちゃったかかなんか変な感じになっちゃった

なんかこのスレ面白そうだけどお題に沿うってのが苦手なんでROMてる

>>558
起承転結を別々に書いたようなことになってるかも。
句読点をもうすこし増やしてもいいかも。
姉属性の同志かも。

投下しﾏｯｽﾙ

>>551
喫茶「マウンテン」を思い出したのは俺だけだよな。寂しいもんだ。
面白かったかな、想像しやすいというかなんというか。
個人的には好きです。
文句言う箇所はあまり見あたりませんでした。

>>555
表現がところどころおかしい気がします。
あと、姉弟なのに一つの個人という表現にはいささか理解し難いものを感じました。
いや、時々一つの個体としての表現が見られたような気がしましてね。
まあ学のない私の言うことなので他のエロい人にはわかっているのかもしれませんが。


以上、ためにならない感想文です

>>547
虹で爽やかに落としたところをあえて夕立でぶち壊す手法に舌を巻きました。
あと僕の読解力によるものだろうけれど、途中で一人称視点なのに自分の行動を客観的に記述しているふしが。
＞和菓子をひったくるように奪うと店から出て行った。
のところとか。

　俺はこれほど放課後を待ち遠しく思ったことはなかった。
胸が高ぶっている。普段は自己主張をそれほどしない心臓の音がはっきり聞こえるくらいだ。
　今日、俺は大好きなあの子に告白する。下準備はＯＫだ。すでに屋上に彼女を呼び出してある。
思えば長い一年だった。彼女がウチのクラスに転校してきて隣の席に座ってから、俺の心は未だ彼女に奪われたままだ。
　俺は彼女と出来るだけ仲良くなるべく手を尽くした。いろいろ失敗もあったが彼女は少しずつ俺に打ち解けてくれて、クラスでは一番仲のいい男子という「定位置」を苦労の末に獲得したのだった。
三年生になるときにクラス替えで離れ離れになってしまったが、同じ委員会に入っていたし積極的に彼女は廊下や外ですれ違ったときに話しかけてくれた……と思う。不安だけど。
しかしそんな不安とも今日でおさらばだ。彼女との関係に決着をつけるべく俺は屋上へと向かった。
　足が震えて歩くこともおぼつかない。これが武者震いというやつか。まるで決闘をしにいく侍のような心境だ。
屋上へ続く階段へと到着したものの、俺の二本の足は情けなく震えている。階段を一段一段上るたび、俺の口からは心臓が飛び出しそうだった。いつ胸から口元へせり上がってきたんだろうか。いや、余計な
ことは考えるな。平常心平常心……
人の字を手のひらに書いて飲み込み、俺は鉄製の重い扉に手をかけた。ノブを回して開くと、錆び付いた蝶番のぎいっという音が耳を刺激した。果たしてこの音は地獄への序曲か、それとも天国への合図か。
　目当ての彼女は屋上を囲っている網格子にもたれて空を眺めていた。少し強めの風が彼女の長くて黒い髪の毛を弄ぶ。うっすらな夕焼け空が彼女を照らし出し、その姿はどこか神々しささえ感じられる。
俺のことを見つけた彼女は、俺に向かってにっこり微笑んだ。俺はそれだけでどうでもよくなってしまいそうだった。いかんいかん。当初の目的を忘れてはいけない。俺には彼女に伝えなければいけないことが
あるはずだ。
「どうしたの、今日は」
「いや、ちょっと話があってさ……」

俺はそのままうつむいてしまった。彼女の目を見ることができない。目を見たらきっと何も言えなくなってしまう。くだらないことをたくさん喋ってしまう。少しカッコ悪いが背に腹は代えられない。うつむき
ながら俺は緊張で粘つく口をなんとかこじ開け想いを伝えた。意外にスラスラと言葉は出てきた。
「俺、ずっと君のことが好きだった。これからもずっと好きだ。だから、君さえよければ俺と付き合って欲しい」
　とうとう言ってしまった。一年間の想いをこれほどまでに短い言葉で表すことが出来るとは。便利だけど、なにかあっけなさも感じた。
このとき俺はようやく顔をあげ、彼女の目を見ることが出来た。でも後悔した。目は口ほどにモノを言うとよく聞く。彼女の瞳に浮かんでいるのは明らかな「迷い」の色だった。
　どうしよう。いやな意味で心臓の鼓動は跳ね上がった。さっきとは違う。さっきは期待と不安が混ざったドキドキだった。今は不安だけのドキドキだ。喉が張り付く。次の声がうまく出せないに違いない。
　少しの沈黙のあと、彼女は口を開いた。
「私も、君のことが好き。だけど」
「だけど？」
友達としか思えない……とかいうつもりだろうか。ああ、俺の青春はここで幕を閉じるのだ。長くて短い一年間だったなぁ。明日から俺は何を糧に生きていけばいいんだろう。受験勉強？そんなことして
られるかチクショウめ。なんで告白しちゃったんだろうなぁ。彼女は何か言っているがまるで耳に入らない。断りの言葉なんて聞きたくない。
　そんな俺の心を読み取ったのか、彼女は俺の肩を揺すった。はっと現実に戻る。
「ねぇ、ちょっと、聞いてる？」
「え？　ああ、ゴメン……」
　どうやら彼女は強制的に別れの理由を聞かせるつもりらしい。なんて女だ。信じられない。
「もう、しっかりしてよね。また話すからよく聞いて。私は君のことが好き。だけど、私と君の間には乗り越えられない壁があるの。その壁がなんなのかは私しか知らない。本当はずっと言わずにいようと
思ってたけど、君が私に告白してくれた勇気に感動したので私も言います。覚悟して聞いてね。もし君がこれを聞いても気持ちが変わらずにいてくれるなら……付き合いたい」
「へ？　ああ、うん。いいよ。なに？」
　いまさら何をいうつもりだろうか。乗り越えられない壁だって？家柄とかでもいうつもりだろうか。でも待てよ、彼女を家まで送ったことが何度かあるが、それほど大きな家じゃなかった。どこにでもある
普通の一軒屋だったはずだ。それにそんなに秘密にすることでもないような気がする。
　彼女を見ている限り、それは相当に深刻な問題のようだ。何度か深呼吸をして心構えをしているように見える。
ここまでくるといよいよ俺はその秘密とやらが気になった。それにさっき付き合ってもいいって言ってたような。

　彼女は意を決したらしい。俺を見るその目は決意の色に満ちていた。
「実はね、私……ロボットなの」
はぁ？何を言ってるんだこの子は。
「日本が極秘に開発した第五世代型アンドロイド、それが私。形式番号は「ＲＡＹ−００１」。私の名前、玲っていうでしょ？それはここからきてるの。苗字はね、私を開発した「荒川重工」からとって荒川。あ、信じてないでしょう」
「あ、当たり前だ！！　信じれるわけないだろ！？　どっからどう見たって人間じゃないか。ヘンなウソつくなよ！！」
　もはやこの俺の目の前にいる女の子は気が触れてしまったとしか思えない。アンドロイドだって？どういうことだ。フるためにつくウソならひどい出来だ。ひとつも面白くない。
確かに荒川重工はこの世に存在する。日本で一番大きな旧財閥の会社で、いくつもの子会社を持っている。しかしそんなことは今関係ないのだ。俺はとうとう頭にきた。もう付き合っていられない。
「ふざけんな！！　俺はもう帰るぞ。人の気持ちを踏みにじりやがって。そんな人間だとは思わなかったよ。じゃあな」
「ちょっと待ってよ！！　それに私人間じゃないし……もし帰るならこれを見てから帰って頂戴」
　あまりに彼女の一言に迫力があったので、俺は思わず足を止めてしまった。俺はなんてお人よしなんだろう。こんなバカに付き合ってやるなんて。早く帰ってゲームがしたい。
　じっと彼女を注視していると、彼女はおもむろに自分の胸元をつかんだ。そして、何をするかと思えば力任せにぐいっと制服を破ったのだ！！
なんということだ！！これは役得……いや、違う。マズい。何がマズいのかよくわからないがこれは非常にマズい。俺は両手で顔を覆ったが、指の隙間からチラッと彼女の胸元を見てしまった。
わざとじゃない。わざとじゃないんだ。
　しかし俺は自分の目を疑うことになる。視線の先にあったのは、彼女の豊かな乳房ではなかった。機械仕掛けの、人工的な体だった。真っ赤な色の動力炉のようなものが、ドクドクと動いている。多分あれが心臓の役目を果たしているに違いない。
　そういえば思い当たる節がいくつかある。そのひとつに、知り合いの女子から「あの子はいつも一人で着替えている」という話を聞いたことがあった。昔負った大きな火傷の後が残っているとか、単純に皆に裸を見せるのが恥ずかしいんだといった
他愛のない噂話ではあったが、まさかこれが本当の理由とは……
　彼女は自慢げに笑っていた。
「どう？これで少しは……ってちょっと！！　なに気絶してるのよ！！　ちょっと！！　ちょっとってば！！」
　俺は遠ざかる意識の中、彼女の必死に呼びかける声を聞いていた。次に目が覚めたら夢だったっていうのがいいなぁ。どうして好きになった女の子がよりによってロボットなんだろう。
でもあれほど精密に作ってあるのだから、ひょっとしたらおっぱいも頼めば作ってくれるかもしれないなぁ。
そしたら、ロボットでもなんでもいいのに。

完
お題は「ロボット」でした

御題：時は冬。夏に帰国したばかりの天才ピアニスト子女が
在るバンドと出会い、それまでクラシック一筋だった彼女の何かが
変わってゆく。

>>563
感想ありがとうございます。
そこがおかしかったですか。
私としては客観的に描写を進めていたつもりだったので、基本的に失敗という結果になってますなｗ
三人称視点なのに「私」の表現は問題ありだったようですねぇ。

感想、ありがとうございました

>>566
改行を活用したい。
動力炉みたいなものって、高校生が機械の動力炉なんて見たことあるのか。
おっぱいが無いとロボットじゃいけないのか貴様の一年間はそんなもんか。
ヒューマノイドインｔ（ｒｙ。
荒川さん萌えす。

っていうか↑は俺の書いてる小説のシナリオだけどな。
音楽物って小説で表すのはむずいな。

お、お題を、ください……

戦闘機

月の宮殿（チャンドラ・マハル）
できればファンタジー・歴史入れないで、現代で。

ほ。

よし、あらかた駄目感想を呟いたところでまた書いてきます。
お題くださいな。

>>560
>>562
感想ありがとうございます。自分文才を上げたいと思っているので感想はすごくありがたいです
起承転結はもう短い物語をさらに切り取った感じでうすから、ちょっとどうすることも出来ないです（僕にとっては）
表現がおかしい所は教えていただけたら幸いです

じゃあ、裁判物。

>>562
イチゴスパゲティ、死ぬ前に一度は食ってみたいんだぜ？

>>577
把握。……あんまり無茶言うな。

お題：カルテット　ポリデント

――時は剣と魔法の時代。騎士達はこぞって剣技を磨き、
　　　　　　魔道士は日進月歩の魔法を極め続ける。――

「とー、いうことでー本日はーこれよりー年間ー最優秀ー騎士団をー開催ーするー」
　ながく間延びする声で、軍事大臣が開会の言葉を告げる。
年間最優秀騎士団選出武道会。長くまた堅苦しいその名称は、
最選会の愛称で親しまれ、騎士達の夢の頂である。
数ある騎士団は、その代表選手をカルテット(四人組)で選出する。
　チームのバランス、信頼、実力。すべてを損なわず持ちえるチームが、
代表となりうるのである。

　今年もっとも注目を集め、各報道陣をにぎわせるカルテット、
『Old Og』その平均年齢は60歳を超え、
試合の最中の老衰が心配される問題チームである。
　控え室では緊張と興奮が混じり、静かな熱気を漂わせる。
剣を磨く者、仲間と談笑する者、プレッシャーに押しつぶされ気が狂う者。

　そんな控え室の扉が重い音を立てて開く、開かれた先に居たのは、
『Old Og』の面々であった。その表情は重く沈み、悲しみを浮かべている。

「負けてしまったのぅ……」
「ゲンさん、動きにキレがなかったぞい？」
「……」
「ゲンさん？」
「……ふがふが、ふが。ふがふ……」
「なんじゃ、そんなこと、言ってくれればよかったのに」
「……ふが？」
　ゲンさんと呼ばれた老人を引っ張り、仲間たちは洗面所に入り込んでいった。
洗面所からは、雄叫びとも悲鳴とも取れる声が上がり続けていた……

「ではー今年ー最優秀ー騎士団をー発表ーするー」
　騎士達は息を呑み、こぶしを握りしめる。
我こそはと立ち上がり、仲間と共に勝ち上がって掴んだ代表の座。
ここで負けては……他の仲間に示しが付かない。
「えー最優秀ーはー……『アクリル絵の具』！　『アクリル絵の具』じゃー！」
　湧き上がる歓声。『アクリル絵の具』の面々はその突然に唖然としている。
実感よりも先に衝撃が来たのであろう。
　他のカルテットたちは無念さをかみ締めつつも、優勝者達に拍手を送る。
その顔に曇りは無く、晴れ晴れと輝いていた。

「ではー審査員ー賞ーをー発表ーするー」
　瞬時にしんと静まり返る会場、みなが大臣の声に耳を傾ける。
チームの信頼関係を評価し、与えられる賞。これを与えられるということは、
信頼関係、つまりは心を評価されるということ。
「んー……『Old Og』！　『Old Og』がー審査員ー賞ーじゃー！」
　またも歓声と拍手が巻き起こる。老輩な騎士達は共に抱きあい、
栄光をたたえあう。

「では、審査員賞を受賞した感想を一言、どうぞ！」
　記者たちに囲まれ、若干赤面した騎士達は顔を見合わせる。
「持ってて良かった！」
「騎士の心と！」
「予備の入れ歯と！」
「ポリデント！」
　記者たちはみな、なぜこのカルテットが審査員賞を得たのか、すごくわかった気がした。

了
なんか消化不良気味、批判とダメだしお願いします。

>>576
>背中になにか冷たい物が当たっているのがわかる、それは姉であり一人の女で僕自身でもある。
ごめんなさい。私の読解力不足です。冷たい姉は生きてるんですよね？

>こんなにたくさんの綺麗な星達を見たのは多分これで最後だ、もう見ることのない星達。
ここは最後の星達がくどいのでは、と。主観ですけど。

>なぜか僕にはそれがわかる、だって兄弟なんだから。
後ろの理由があるのであれば「なぜか」はいらないのでは？

まあ、全部主観なので何とも言えませんが。
あと、やっぱり句読点が欲しいですね。
句点をうち忘れてる部分が目立ちます。いや、手法だとするなら話は違うのでこれは無視してください。


>>578
ふふふ、うちは地元よ？
もう何度地獄を見たかしら……。
甘味スパ、裏目ニューのかき氷、一部のピラフ、どれもこれも食べ物とは思いたくありませんでしたわ。
機会があればいらっしゃいな。
話によると今年の十月中に改装閉店。半年間は店に入れなくなるそうですよ。

>>572
亀ですが把握

>>579
良いですね。笑わせてもらいました。
持っててよかった！騎士の心と！予備のいればと！ポリデント！
いや、つっこむとしたら剣と魔法の世界にポリデントっスか、てことくらいですかね。
ごちそうさまでした。

おぉ、すげえ…一般作で盛り上がってる。
最近見なかった光景だぜｗ

んじゃ、俺はM館行ってシバいてくるわ

>>419
あんな時間に評価していただいでありがとうござました。
ご意見、かなり参考になりました。
ＤＶＤを返却ボックスに入れた後は話が続かなくなってしまうと思い込んでましたが
請求書が来るとか電話がかかってくるとか　もっとおもしろく続きましたね。
もっと練ればよかったですね。
ちょっと暇つぶしに文章書くのが楽しくなって参加してみました。
基礎を頭に入れて　がんばっていきたいと思います。

週末用のお題って明日？

>>587
明日の夜かな

>>584
笑っていただけて光栄ですー。
確かに剣と魔法とポリデントはアレだったかなーと少し反省中です。
おそまつさまでした。

>>588
優勝者の都合で金曜夜から土曜午前になる

というわけで誰か御題plz

>>591
猫

じゃあ俺もお題plz

>>593
かっぱ

魔法世界が舞台で中世っぽいんだけど、実は今の世界のなれの果て。
２０１１年に世界は滅んでしまっていて、そこから又生まれた世界。
白髪の魔女が世界を征服しようとしている。主人公は魔女を倒すよう
派遣されるが、実は魔女はイイ奴で、次第に魔女と仲良くなっていく

亀だが>>569感想ﾄﾝｸｽ
ＰＯ見てたよ

動力炉云々はﾇﾙｰしてくれると思ったがさすがにﾀﾞﾒだったか……精進します
荒川さんに萌えてくれたのはありがたい
俺も書いてて萌えた
男子たるものおっぱいに一年を賭けても(ｒｙ


明日のためのお題をください

ほ。

>>596
つ「打ち上げ会」

>>596
つ「くい」

>>592
把握

ところで一般投下書く人は
プロット組んでから書いてる？
それともぶっつけ？

ほ。

お題くださいな

>>598で

>>600
おいらはほぼぶっつけ
もやんと頭に浮かんだことを矛盾なく書く努力をしてる……つもり

プロット組んでもそのとおりに進んだことないんだよなぁ
難しいね

>>600
あらすじと起承転結を軽くまとめられるとイイのが書ける。
まとめられなきゃぶっつけでやる。

>>602
つ「かいせん」

>>604
ひらがなでの「かいせん」の意味がわかんねぇｗｗ

お好きに変換してくださいってこった。

>>606
把握

お題ぷりぃいいいいいいいいいいいいいず

ぬーぶら

出た、最難題ｗ；

やべ、14歳の母クソドラマの予感

それ終わったら、出先でみられない俺に三行でｋｗｓｋ

先取りして俺が答えてやるよ

１４歳
妊娠
私産む！！

捨て子を拾ってきたとかそんなドラマじゃないのか？
そんなことよりサッカー見ようぜ！

え？気難しい年頃（14歳）の女の子を持つお母さんの奮闘日記ではないのか？

残念ながら違うそ、おまいらｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
バッチリセックスしてバッチリ妊娠してっていうお話ですよ、見てないけど

>>614
播戸頑張ってるね

ママは小学四年生的な話かと思ってた

モノ書くってことをやってると、ドラマ見てると嫌でもセリフ回しとかプロットとか伏線に目がいくねｗｗ

逆にヘタに名作とか呼ばれてる小説読めないよね
自分のヘタレ加減がよーくわかるから

でも勉強になるから頑張って読む

酷評覚悟。

お題を。。。

なんというモビルアーマー･･･
乗った瞬間捨て駒だとわかってしまった
この俺は間違いなく死ぬ

　　　┏━
　　／￣ヽ
　　|　＾o＾|
　 └⊂└⊂

>>613,616
なんだ。
レイプされて、どこの誰とも知れない男の子を妊娠して、
一度宿った命を捨てるわけにいかないと決断するも、不安が拭えず、家族や周りに堕ろせと言われることに怯えながら辛い日々を送るが、
そのとき好きだった彼氏に悩みを打ち明けると、
誰が何と言おうとお前の子だ、俺はお前が好きだ。だからその子も愛することができる。
堕ろすことはないんだ。俺がお前とその子を攻撃する全てのものから守ってやる。だから心配するな。

ってドラマかと思ってた。

>>621
これで書けって言うのかｗｗｗｗ
やれるとこまでやってみますｗｗ

>>622
まぁそんなような話
レイプじゃないような気がすんだ。彼氏とガッチュンするんだ確か

14歳の母1回目糸冬。
>>622
一回ノリでヤッちゃったら子供できてました。
産むべきか産まざるべきか、それが問題だ、ってお話。

>>572でいただいたお題「戦闘機」ができましたので投下。

しかし､あの女の蹴撃が今後大きく関わるとは･･･

>>624-625
まぁ、その方が物語としては稀だろうし、かつ現代社会を表現してるんだぞ、
といった風を装えるもんな。

>622は使い古しのネタだから、さすがに今更使わないか。

雰囲気はつかめた。ｔｈｘ．

　警報の鳴った日の夜、シェルドンの店には上客が訪れる。そして、その度にシェルドン
は戸惑うのだ。今日もそう。とうに日の落ちた真夜中に、建て付けの悪いドアを鳴らして、
彼女は現れた。
「もう、あんたの右腕には掘る場所がない」
　素っ気なくつぶやくシェルドンをよそに、彼女は何の戸惑いもなく衣服をはだけた。露
になる細い体。だが先程までその身を包んでいたものは、その華奢な体にはまるでそぐわ
ない、灰色の軍服だった。
「なら左腕だ」
　抑揚のない、無機質な彼女の声。シェルドンは寝台に身を横たえた彼女に歩み寄ると、
その左腕に指先を添える。
　美しい。瑞々しく、若い、女の肌。思わずため息がこぼれる。全く、勿体ない。
「今日は幾つだ」
　シェルドンの問いかけに、彼女は短く「二つ」とだけ答えた。薄暗いランプの明かりを
たよりに、道具箱をまさぐる。
「最近思うんだ」
　傍らの机に針を並べながら、シェルドンは独り言のようにつぶやく。
「時々だがな、この仕事が厭になる。こんな裏通りでひっそりと、刺青を彫るだけの毎日。
しかも、こんな若い女の肌にまで彫らなきゃならないなんてな。俺ももっと、陽のあたる
所で仕事がしてみたいもんだよ」
　彼女は聞いているのかいないのか、寝台の上にうつ伏せたままだ。
「だがいくら考えても結局、同じ答えに行き着くんだ。俺にはこれしかない。親父の残し
たこの仕事場と、商売道具。それと、技術か。それでしか食って行けないのさ」
　いい終えると、シェルドンは針を右手に、彼女の方へと向き直った。さあ、仕事の時間
だ。まだ真っ白なこの左腕に、これから十字架を彫らなきゃならない。シェルドンは胃の
あたりにずしりと重い感覚を覚えた。気が乗らない。
　彼女が首をもたげ、シェルドンの方を見る。どうした、とでも言いたげな顔だ。シェル
ドンは控えめに口を開いた。

「なあ、あんたは、なんだってこんな仕事を続けてるんだい。女だてらに、飛行機乗りだ
なんて。他にもっといい生き方があるだろう」
　前から引っかかっていた。こんなまだうら若くか弱い彼女が、軍部でも一二を争う腕前
のエースパイロットだということ。仮に才能に恵まれていたとしても、やって行けるもの
なのだろうか。
　彼女はしばらく黙っていたが、やがて身を起こすと、シェルドンの方へと向き直った。
「飛行機乗りではない。私は、戦闘機乗りだ」
　張りのある、堂々とした声。だがその表情には深い陰りがあった。彼女の細い指先が傍
らの机へとのびる。
「父の遺した、針、か」
　普段は操縦桿を握っているであろう、彼女の指が、針をなぞった。
「道具には、全て意義がある。飛行機は人に翼を与えた。人が大空を舞うために生まれて
きた。だが、戦闘機は違う。戦闘機は、それを撃ち落とすため、そのためだけに生まれた。
他に目的も、存在意義もない」
　ただ純粋な、人殺しの道具だ――彼女は、手にした針を戻しながらながらつぶやいた。
シェルドンは息をのんだ。道具、それも人殺しの。わかりきっていたことだったが、しか
し今まで考えてもみなかった。彼女は人を殺めているのだ。それこそ、毎日のように。
　ほの暗いランプの灯りがゆらめき、彼女の横顔をかすかに照らす。
「一つの道具の存在意義を奪うため、もう一つの道具が生まれる。因果なものだ。だが、
人も、同じかもしれない」
　再び身を横たえる彼女。その言葉は、シェルドンに向けられたものなのか、それとも、
彼女それ自身への問いかけなのか。
「私は武門の家に生まれた。だが皮肉にも、両親は男子に恵まれなくてな。この役目は、
大隊長でもあった父の遺志だ」
　目を閉じた彼女の左腕を、シェルドンはそっと掴む。
　――今日はたしか、二機だったか。
　戦闘機。人を殺すための、巨大な鉄の塊。その中で散った命のことを思いながら、シェ
ルドンはその墓標を、彼女の肌に刻んだ。

＜了＞

>>627
ちょｗｗｗそれｾｸﾛｽ前ｗｗｗ
子宮傷ついたりってあるのかな？

ノリでヤッちゃうような女には萌えられんな(´_ゝ｀)

多分昨日貰ったような気がするお題の兄貴。書き終わったから投下するぜ。
気晴らしになったかは不明w

俺も感想欲しいから他の人のに感想書くか……

以上です。作中に戦闘機が出てきません。ホントすいません。
もしよろしければなにか感想とか批評とかお願いします。

>>594でもらったお題で書いてみたんですが投下してもいいですか？

この世には、二種類の人間がいる。兄貴と、それ以外だ。

兄貴、と一括りに言っても、人種は様々だ。カタギの者もいれば、そうでない者もいる。
だが一様に言えるのは、兄貴って奴がみな、兄貴のハートを持ってるってこった。
上に立つ者の資質、とも言えるが、頭の良さだとか器量だとかそんなもんは関係ねえ。
要は生き様だ。己の魂に刻まれた信念。それに従って生きてきた背中が映す漢の生き様。
それが他人の魂をも揺さぶるかどうか。それが兄貴と、そうでない者の違いだ。
「兄貴！　兄貴ィ！」
　今日もまた、俺のいる部屋に若造共が押しかけてくる。揃いも揃って顔を焦燥に染め、
興奮し、どこか怯えた眼差しは「兄貴」を慕ってやまない。俺は吸っていた煙草を灰皿に押し付けた。
「どうした。落ち着いて話してみな」
　部屋に、静かで重厚な声が響く。格の違い。兄貴たる者の声だ。
「兄貴！　兄貴兄貴兄貴！　兄貴ィ！」
「何ぃ……夜魔田組の奴等め、とうとう本格的に動き出しやがったか……」
　俺は戦慄した。夜魔田組は俺たちと同じ程度の規模の組。ヤクザもんだ。
前々からちょっとした小競り合いはあったが、とうとう大規模な行動を起こしやがったらしい。
戦争になれば、負けることもある。負ければ俺達は終わりだ。勝っても相当な被害が出るのは目に見えてる。
──兄貴には、大事な局面、場を動かす様なでかい決断をしなくてはならない時がある。
ちょうど今が、その時なのだ。ここで正しい決断を下し、自ら先頭に立って集団を率いることが出来るのが、真の兄貴だ。
「行くぞ野郎共！　戦争じゃああ！」
　アンタは、兄貴かい？　それとも、兄貴にゃあなれないかい？　道は、自分で決めな。

「おいヤス！　さっきから何ぶつぶつ言ってやがる。出るぞ！」
「へい、兄貴ィ！」

─了─

散髪屋での惨劇
できたので投下
ただ惨劇とはちょっと違うけど……

　定幸は今、行きつけの散髪屋に来ている。
簡素な造りだが、店員の腕は確かで何よりも早い。
ここに引っ越してきたときからずっと贔屓にしている店だ。
そのおかげか顔を覚えられ、店主とも親しい仲である。
「今日はどんな感じにします？」
「いつも通りで」
こんな返答でも相手に通じるのだからうれしい。やっぱり常連はいい。
定幸はなぜか少し優越感を覚えた。
「結構伸びてますね」
「そうでしょう。最近は忙しくてあまり時間がなかったものですから」
「そうですか、大変ですね。私なんかは毎日暇を持て余してるのに」
と店主が自虐的に笑う。
確かにこの店が繁盛しているところを見たことがない。今日も定幸の他には一人だけである。
「本当は今日も忙しいんですけどね。週末に娘と会う約束があるので無理に時間を作ってきたんです」
「娘さんがいたんですか。今、何歳ですか？」
「話してませんでしたか、それは失礼。娘は24歳です。私の手を離れても妻が立派に育ててくれたみたいで」
定幸は10年前に離婚していた。
そのときにいた一人娘は妻に引き取られたのだ。定幸には娘を一人で育てる自信がなかった。双方が望んでしたことだった。
そして離婚してからは妻や娘との交流はほとんどなくなった。ただ妻が再婚したことだけは聞いていた。
始めはその再婚が娘に悪い影響を与えるのではないかと不安に思ったが、それは杞憂に終わった。ただそれはそれでショックだったのも事実だ。
しかしその娘と今週末会えることになった。
娘のほうから電話をかけてきた。
突然のことだったので驚いたが、娘から会いたいという話を聞いて飛び上がるほど喜んだ。もう会えない気がしていたのだ。
「娘さん、もう結婚が近い年齢ですね」
「もうそんな歳になるのか。あらためて考えてみると10年は早かったな」
店主は始めはキョトンとしていたが、すぐに分かったようだった。
「10年？　ああ、そういえば前に奥さんと離婚されてから今年で10年って聞きましたね」
「娘の話はしていないのに離婚の話はしていたんだな……歳をとると記憶力が落ちてくるな」
「分かりますよ。私も最近は物忘れがひどくってね。もしかしたらその話を忘れてるのはこっちかもしれませんよ」
と店主は言い、からからと笑う。

だが、話しながらでもその鋏さばきは見事なもので一時も手が休まることはない。
「そういえば――もし私が忘れていなければですが、娘さんの名前まだ聞いてませんでしたね。なんていうお名前ですか」
とわざとらしく自虐的に言う。
「可奈です。一応私が考えた名前ですよ」
「可奈……」
「ええ、それがどうかしましたか」
「いや、私の娘も可奈という名前なんですよ」
と、なぜか深刻気な顔で言う。
「それは奇遇ですね。でもどうしてそんな顔をしているんです？」
「実は私10年前に再婚してるんです。そのときの妻の連れ子が可奈なんですよ」
「まさか？　そんなことはないでしょう」
「それに可奈も24歳ですし……」
そのときばかりは店主の手はすっかり止まっていた。
まさか本当にこの店主が妻の――――再婚相手？
気まずい沈黙が流れる。
その後聞こえたのは店主の操る鋏の音だけ。
お互いに口を開くことはなかった。
それ以上そのことを確認したくはなかったのだ。
結局、その日の会話はそれっきりだった。

その週末、この予想が正しいことが判明する。
「もう、あの散髪屋には行けないな」
定幸は思った。

以上です。
普通に思いつく惨劇だと面白くないので考えましたが、これが限界です。

>>621じゃ書けませんでしたorz
申し訳ないんだけどもう一回お題を。

一番大切なもの

>>641
ウホッ！良いお題！
まぁ、俺が書くとどうなるか分からないけどねｗ

とりあえず寝る前に
お題「かっぱ」投下しときますね

　河童が引っ越して来たのは十一月のよく晴れた日曜日だった。
　僕はその頃、いままで生きてきた中で一番ひどい風邪をこじらせていて休日だというのにアパートの部屋に籠って毛布の
中でふるえていて、ひどい悪寒に苛まれながら何度目かのチャイムに音を上げて扉を開くとそこに河童が立っていた。
「あの、すみません。今度隣に引っ越して来た者なんですけれども」
そんな月並みな挨拶をしてくる彼の姿はどう見ても月並みではなく、緑色でおなかの部分だけが剥き卵のように白い肌は水
気を含んで光を反射している。
そのお腹の前で重ねられた指の間には大きな水掻きが付いており、控えめに下げられた頭の皿からは止めどなく水がこぼれ
ている。
　ただでさえ風邪で気が滅入っているというのに休日の朝から玄関口で河童に水をまき散らされるのもあまり気分のいい話
ではないのでこちらも当たり障りの無い挨拶を返し、では体調が思わしくありませんので今日はこの辺でと玄関を閉めてま
たベッドにもぐり込んで寝ていると、隣の部屋でペタペタと足音がして、またノックの音がする。
仕方なく玄関を開けるとまた河童が立っていた。
「おやすみのところ何度もすみません。体調が思わしくないと伺ったので微力ながらお役に立てればと思いまして。」
そう言って河童は卵酒を手渡して来る。
確かに風邪にはたまご酒が効くというものの、実際に風邪を引いた時に飲んだ記憶がある訳でもない僕は、ものは試しだと
思い、礼を云うと一息に飲みほした。
コップを返して息を付くと体があたたまり、こころなしか頭痛も和らいだ様な気がする。
もう一度礼を言う僕に
「一族御用達の酒に秘伝の尻小玉を煎じたものですから効果は覿面ですよ。」
と、河童は今日初めての笑顔を僕に見せながらそう言い残して部屋に戻っていった。
　一人残された僕はまた部屋で毛布にくるまり、時折、尻小玉の入手経路について思いを巡らせ複雑な気分になりながら深
く眠った。翌日、目をさますと、それまでの悪寒や頭痛が嘘のように消えていて、ベーコンエッグとトーストを2枚食べた
後、学校へ行く準備をした。
　玄関を開けると辺りはその年初めての雪がうっすらと積もっていて、駐輪場まで降りると幾つもの靴跡に紛れて大きな水
かきの跡が地面にくっきりと残っていて、僕はなぜだかこみ上げてくる笑みをマフラーで隠しながら自転車のペダルを踏む
足に力をこめた。

>>630
重いテーマを、重く書ききってる。力が伝わってくる文章だと思った。
ただ、これは俺の好みなのかも知れないけど、教訓とか主観をストレートに言葉にされると読んでいて疲れる。
人を殺めることでしかその存在価値を満たせない、という悲哀は、肌に十字架の刺青を掘り続けている主人公の
尋常ならざる行動から十分伝わってくる。
敢えて、文字にならない行間からメッセージを伝えて欲しかったかな。

>>635
小説として、まずストーリーがあることが重要だと思う。
ストーリーってのは、独立したエピソードが完結することだと思ってる。
そう言う意味では、これは小説になりきれていないかな。
例文付きの兄貴論と言ったところ。

>>637
算用数字は嫌いです＞＜
このような偶然の一致ネタは、結構ありふれているところ。
それをサプライズとして生かすには、もうすこし工夫が欲しかった。
定之と店主が会話を掛け合う中で、偶然の一致が重なり続けて、「エーッ」みたいな流れを作るとか、
驚愕の展開に店主の手元が狂うとか。

>>644
文を適当なところで区切ってくれ。
カッパがいきなり出現したところや、カッパを見て全く驚かない主人公に違和感。
荒唐無稽な展開をまったく荒唐無稽なまま、生かすでもなく扱っている感じ。
なぜ、突如現れた隣人がカッパでなければならなかったのか。
その部分に展開上の必然性を持たせるように、考えて欲しかった。

>>645
すいません数字のこと忘れてました。
偶然の一致が重なり続ける……ムズかしいですね。
もういっそ素直に手元を狂わせておけばよかったかも。

>>647
今とっさに思いついたんだけど、店主の店に可奈が入ってきてしまうってオチでも良かったかも。
話を盛り上げるために、いろいろ修羅場なシチュエーションを考えてみると話がふくらむような気がした。

>>644
>緑色でおなかの部分だけが剥き卵のように白い肌は水気を含んで光を反射している。

主語が重複していて、少し不自然な気がします。
あと、よく私が言われたことなんですけど……。
カッパさんが突然来訪するのは常人にとってとんでもないことなのに主人公は驚きもしないことは不自然では？
て、これは書かれてますね……。


お題、誰かください

バニーガール

>>650
おーけーぼす
ネタも何も降臨しないぜ！

一番大切なもの
できたんだが、思いっきりテーマから外れてるんだｗ

もうテーマ無視したっていうほうが正確かもしれないｗ

一応投下しときますね。

>>648
ああ、確かに。色々あるもんだね。精進します。

　俺は呼吸を整えつつ、装備の確認をしている。
「ついにここまで辿り着いたか……」
　目の前には魔王の城。そう、あれは数ヶ月前――

――朝起きると、なにやら変な集団が俺の家のドアを叩いている。
「新聞の取立てか？ 俺は絶対に払わないぞ」
眠かったので俺は適当にあしらった。
「違う。王からのお達しだ」
その瞬間俺の目が一気に覚めた。ここの国王は人見知りで有名で
国連会議にも参加しない程だ。その王が俺になんの用なんだ？
「とりあえず。謁見の間まで来てもらうぞ」
訳も分からず連れて行かれる。悪いことはしてないし、一般人の王道を行く俺だ。
悪いことではないだろう。
そして城内。こんな田舎国といえども城だけは立派だ。
「王様。勇者を連れてきました」
優者？ 俺に最優秀一般人賞でもくれるのか？
「連れてきてくれたか。それでは、勇者だけ中に入られい」
流石に田舎の王といえども、謁見は緊張する。
謁見の間に入ると王がいるはずの玉座に王の姿は見えない。
「今回お主を呼んだ理由はだな……」
どこからともなく、声が聞こえる。そして、声の発信場所は荘厳なベッドの下ということに
俺は気付いた。
「聞いておるのか? お主にはこの国一番の宝物。デ・レールを取り戻してほしいんじゃ。」
「それはどこにあるんですか」
「魔王の城じゃ。ここから南西にある」
魔王だって？ なんでそんな強そうな者と俺みたいなパンピーが格闘しなくちゃいけないんだ。

「そのデ・レールはなぜ大切な物なんですか？」
「この国を。いや、世界を変えることの出来る物じゃ。しかし、国家機密で詳細は言えん」
それを言われたら俺みたいな身分は口答えが出来ない。
「旅に必要な物はそこの、袋に詰めておいた」
ご丁寧に有難い。俺はベッドに一礼をして部屋を出ようとした。しかし、部屋を出ようと
した瞬間ある疑問がよぎり、俺はそれを聞いて見た。
「王様。なんで俺なんですか？」
「……クジ」
その返答を聞かなかったことにして俺は旅立った。

道中危険がたくさんあった。魔王の仕掛けたと思われるトラップ。モンスター。
それをこなすごとに、よくわからないがレベルが上がってるような気がした。
最初はあまりやる気のない旅立ったが、だんだん俺に使命感が湧き出した。
「国を救う。いや、世界を救う」
幼い頃見ていた舞台の勇者になった気分で、俺のたびは快調に進んで言った。

――そして、現在。魔王の城の前に立っている。
大きく深呼吸をした。よし、この旅に終止符を打ってやる。

ギギギギィィィ

古い門を開ける。罠があるかもしれない。慎重に。慎重に……
「ここまでよく来たな勇者よ。 しかしそれもここまでよ！」
待て待て。魔王の城、いわゆる最後面なんだから、もうちょっと中ボスとか
罠とかそういう仕掛けはないのか。俺は拍子抜けしたが、形どおり返事を返す。
「魔王。デ・レールを返してもらおうか」
「私に勝ったら渡そう。だが、お前の勝てる可能性はゼロだ」
魔王の城は簡素だったか、やはり魔王の実力は、今までの敵とは一段階違う。
ここで負けるわけには行かない、デ・レールを取り戻し、世界を救うんだ！
戦いは三日三晩続き、なんとか俺が制した。
「コングラッチュエーション……デ・レールは俺の引き出しの中にある」
潔く魔王は場所を教え灰になった。デ・レールは、この粉末でいいんだな。
「魔王……お前は騎士道精神にあふれる奴だった」
魔王と俺の間に生まれた奇妙な友情を確かめつつ、俺は故郷に戻った。
そう、城門をくぐれば、皆の勇者を迎える歓迎が……なかった。
おかしいな。世界を救ったはずなのに。寂しい。
人通りもまばらな通りを、ボロボロの鎧をつけ、大事そうに粉末を抱えて歩いてる俺。
しかし、王の報酬は多分すごい物なんだろう。その期待だけが俺の動力源となっていた

謁見の間に着いた。兵士などは俺を歓迎する気は全く無い様だったが
王だけは熱烈に歓迎した。熱烈といっても、ベットの下からなんだが。
「勇者よ。デ・レールを持ち帰ったか！」
俺はうなずき。まぁうなずいても見えてないだろうけど、ベットの下に粉末の入った袋を投げ込んだ。
「これさえあれば。ワシは……」
王が一人でぶつぶつ呟いている。どうしたのだろうか。
「王様。どうですかデ・レールは？」
「よくやった。少し待ってろよ」
王はそういうと数分間黙り込んだ。
数分後。沈黙を破るように王がベットを引っ繰り返し玉座に座った。
「ワッハッハ！ デ・レールというのはワシの人見知りを直してくれる薬なのだ」
え……？その程度の物の為、俺は命を張っていたのか？
「ワシの一番大切なものじゃ。勇者よ、よくやったぞ」

プツンッ！

「母さん。ご飯まだ？」
「ご飯は丁度出来たわよ。 カズもすぐに一回に降りてきなさい」
とんでもない糞ゲーだった。大切なものを教えてくれるって裏に書いてあったのに
なんだあのオチは。
魔王の城からセーブしてないけどあのエンディングをもう見る気はしない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終

どうみてもお題から逸れてますorz

感想・批評、そして酷評は大歓迎ですので

遠慮なく虐めてくださいNE

ほ。

>>658
ドンマイ。ただドンマイ。
どうしようもねえよぅ……。
一番大切なもの……。
王様、あんたどうしようもない人ですね……。
デ・レール　と聞いてツンデレな魔王（ないしは国王）をﾜｸﾃｶしてたのにぃ！

まあいいや5レスなのに重量はさほど感じませんでした。
面白い話だったとは思うんですけど、長編向きな内容だったかもしれませんね。

　朝のニュース。きっと全国に俺の顔写真がプロフィールとともに流されていることだろう。あらかじめ言っておく、
俺は無実だ。
　都合の悪いことに、俺はいわゆる有名人だ。知名度は中途半端だったが。しかしそれでも、一般人がやった
ならたいしたニュースにもならないだろう軽犯罪も、俺がやれば違う。週刊誌があらぬ事を書き立て、俺の家族
までもが好奇の目に晒される。
　ああ、何と言うことだ。あれは事故だったんだ。誰か、俺を信じてくれ……
「今朝もやって参りました、おはよう列島テレビの時間です。アナウンサーの小森好恵でーす」
「好恵ちゃん、今朝も驚きのニュースが盛りだくさんですよ。見逃せない朝のニュース一番だしのコーナー。わた
くし、飯場哲朗がお送りします」
　ああ、いよいよ俺に天誅が下されるのか。俺は、息をのみながら電気屋の軒先で流れる映像に見入っていた。
「まず最初はコレ。あの国がついに核実験です」
　ふう、セーフ。冷静に考えてみりゃ、最初に流れるニュースってのは、大抵もっと大きな話題だよな。
　だが、最後の審判が下るのも時間の問題だろう。俺の胃がキリキリと締め上げられる。

　事件が起こったのは、昨日の夜。俺は、その日引っ越してきたばかりの自宅のアパートにいた。どうやら、隣
の住人もつい最近引っ越してきたばかりらしい。お互い、段ボールの荷物を抱えているのに何度も出くわして
いるのだ。
　相手は、二十代の女性。多分、大学生。一応俺の顔はテレビ等で見知ってるらしく、「太田権三さんですよね？」
と声をかけられた。俺は、そのとき相当なにやけ顔になっていたに違いない。この娘と、一枚の薄い壁越しに生
活するのだと考えると、心躍らないわけがなかった。
　ところで、セキュリティを語る上で欠かせなくなったオートロック。これには皆さん、注意してくれ。ビールを飲ん
でしこたま酔った挙げ句、風呂に入った後、夜風に当たりたいなんて思った日にはなおさらだ。
　全裸は、まずかった。
　夜中、開かないドアをガシガシ揺すっている裸の中年親父を、うら若き乙女が見てしまったのだ。二人の視線
が交錯する。真夜中の悲劇。俺は、背後に悲鳴を聞きながら逃げ出した。一糸まとわず、夜の街中へと。
　俺はそのままゴミ捨て場へ走り、無造作に置かれた古着の束をほどくと、ノーパンのままあり合わせの服を選
んで着用した。毎週火曜日が古着の日でよかった。
　しかし、これから、どうしよう。
　まずいことに、被害者には俺の名前や職業は知られている。身元は完全に割れているのだ。
　その後、俺は徹夜で街を彷徨う羽目となったのだ。

　結局、その日のニュースで俺が話題になることはなかった。
　ほとぼりが冷めた頃、俺は自宅のアパートへ帰ってきた。管理人からマスターキーを借りて、部屋のドアを開け
る。するとそこには、うら若き乙女の透き通るような裸体があった。部屋を間違えた。
「キャー」
　裸を見ても、見られても、悲鳴を上げるのはいつも女の方。不公平だ。
　だが次の瞬間、信じられないことが起きた。なんと、女の方から俺の方に近づいてきて、いきなり俺に抱きつい
たのだ。来た、急展開。
「ずっと昔からファンだったんです。それが今や隣同士だなんて、信じられない」
　悲鳴を上げたのも、俺のファンだからなのか。確かに、人気者を取り囲む人垣からは女の悲鳴が聞こえてくる
ものだ。
　勢いに任せて、俺も裸になる。後はお楽しみの時間だ。

「こんばんわ、栗川タキステルです」
　テレビで、夜のニュースが始まった。一瞬焦ったが、今の俺には関係ないことだと思い直す。ニュース番組は少
しトラウマだ。
「……今夜未明、街中で全裸の男が目撃されました。何とその男は、テレビでもおなじみの、あの人でした」
　え？　今更かよ。ベッドの上で冷や汗をかく。
　続いてテレビに晒された映像は、ご丁寧にも局部にモザイクを施されていた。いつの間に撮られたんだろう。生
き恥をさらす俺の姿を前に、俺の逸物が萎える。
　そう言えば、と俺が振り返る。目の前の女の局部にもモザイクがかかっていた。
「そりゃそうだよな、俺まだ女のアソコ見たことないし」
　いつの間にか、俺はテレビモニタに囲まれている。モザイクだらけの映像。女も、今や全身をモザイクに隠され
ていた。あはははは。こりゃあいい。全部隠してしまえ。

　ってところで目が醒めたんだ。何故こんな夢を見たのだろう。そもそも、俺は有名人ですらないじゃないか。
　ふと、手元のビデオケースに目がとまった。くだらない表題に力が抜ける。
「ニュースキャスターの醜聞　〜夜のニュースをお伝えします〜」

>>336さんのお題で「ニュース」でした
酷い出来だｗｗｗｗｗｗ

>>666
>今夜未明
この表現に引っかかりました。
昨夜未明の間違いでしょうが、一応指摘しておきます。

内容としては面白かったのではないでしょうか、疲れた頭ではよく理解し得ません。
三レス目がかなり難解な印象を受けましたが、頭が疲れているからです本当にありｇ……。

お題おねがいします

>>668
米櫃

>>659
RPGの世界観をそのままインスパイヤしたのでは、二次創作物の雰囲気になってしまうのが惜しい。
軽めのギャグがちりばめられている構成は良い物の、全体としては平坦な感じかな。
山場を用意すると良かったかも知れない。

「米櫃」


「社長いかがでしょう」
「むぅ・・・これ、どんだけ入るんだ？」
「約五粒くらいかと」
「よし、三色展開でいこう」


完

>>671
お前かｗｗｗｗｗ

「米櫃」


「これ付けとけば安心だよ。虫が寄り付かない」
「へぇーこんなのがあるのね」
「えいっ！」
「キャ！　ひろしさん、何するのよ」
「よしえにも付けとかないとな。悪い虫が寄り付かないように」
「ひ・・ひろしさん！！」
「よしえ！」


完

>>673
ｱﾎｽｗｗｗ
そしてお題↓

>>674
袋小路

「米櫃」


「続いて紹介する商品はこちらです」
「あら、いいデザインね」
「はい。スッキリしていてお台所周りの場所を取りません
そしてなんと！この商品、タイ米にも対応してるんですよ。」
「すごい！」
「タイ米対応で内容量１０ｋｇ、注目のお値段は…1500バーツ！」
「これは是非買いタイ！」


完

>>676
すごい発想力だな
普通の小説書いても面白いの書けるだろｗ

なんか書くか
お題ください↓

>>671
>>673
>>676

イイwww
お題だした甲斐ありましたわ

>>678
猿

>>678
碁石

>>680>>681
おｋ。どっちかで書いてくる

ほ。

ほっしゅ

誰かここに
「うそつき大戦」と「バニーガール」を合体して小説を書ける猛者はいませんか？
いや、いたからと言って何かして欲しい訳じゃないけどね。
あはーはー……。

>>685
嘘が真になる世界(空間)で、うそつき大戦が勃発。
量産型バニーガールが両国の主戦力になる話をぱっと思いついた。

>>686
何という神だ。
「うそつき大戦」をどう処理したらと思っていたがそう言う手もあるのか……。
しかし、かなりカオスだなｗ

>>686鬼才現る

>>687
>>688
ネタが良くても文才がない。
しかもオチ思いつかないぜうぇうぇ

>>689
爆発させればとりあえずオチじゃないかって誰かが言ってた！

　目の前にいる二人の爺さんは、日当たりのいい縁側で、碁盤を挟んで向かい合わせに座っている。
俺はそれを見つめながら、この爺さんたちのこれまでに思いを馳せる。喜びや楽しみ、苦しみや悲しみ。その四つ
の瞳には、あらゆる感情が混ざり合って、すでに暗く濁っている。
　ぱちん、ぱちん、ぱちん。
　一定の間隔は途切れることを知らず、小気味良いリズムとなって耳に届く。
　黒、白、黒。ぱちん、ぱちん、ぱちん。
　碁のルールなど知らない。俺には、ただ適当に石を並べているだけに見える。しかしこの二人は、実に楽しそうだ。
「今日こそは、アンタに勝てそうだ」
黒の爺さんが白の爺さんに向かって言った。
「何を言う、いつもどおり返り討ちだ」
白の爺さんも言い返した。そんなやり取りを、これまでも何回も、何十回も繰り返してきたのだろう。
　ぱちん、ぱちん、ぱちん……。
　音が止んだ。白の爺さんが頭をぽりぽりとかいた。
　勝敗が、決まったらしい。
「負けた負けた。最期の最後で負けるとは」
白の爺さんが笑う。
「これで思い残すことはなくなった。勝ち逃げで悪いな」
黒の爺さんも笑う。
　二人で、屈託なく笑う。何かおかしいのか、それとも嬉しいのか。
「待たせて悪かった。じゃあ行こうか」
　ひとしきり笑ってから、黒の爺さんが俺に向かっていった。俺はただ、黙って頷いた。
　かちんと、小さな音がやけに響いた。黒の爺さんが手に持っていた黒い碁石が、縁側の木の板の上に落ちた。
「先に向こうで待ってろよ。次は、負けん」
　白の爺さんの言葉に、黒の爺さんはもう応えない。白の爺さんは笑顔のまま、一粒涙をこぼした。

>>681の「碁石」より
お題が碁石なのに、碁石っていうか碁そのものになっちまった。すまん

>>691
「俺」っていう視点は必要だったのかな？
ただ突っ立ってたように見えるんだが…
あとオチが分かりにくいと思う。黒の爺さんは死んだってこと？
それにしても「なぜ？」が付きまとう。ちと消化不足な感じが否めないかな、と。

>>693
正直つっこまれると思ってた……かなり悩んだところだったから
黒の爺さんが死んだってことがわかれば、「俺」の正体もわかると思ったんだが、その肝心の前者が伝わらなかったみたいだ
「俺は死神だ」とか「爺さんは死んだ」とか直接的な描写をあまりいれたくなかったんで
「最期」とか「思い残すことはなくなった」とか最後の場面とか、黒の爺さんが死んだことはそれなりに情報入れたつもりだったんだが、残念

もっと精進します

ほしゅ

ほー。

ほー。

ほー。

ほー。

ほー。

１５分間隔じゃなくてもいけそうな気がしてきた。

３０分でいってみよう的な保守。

ほっほー。

保守がてらなんか書いてみたい
お題くれよん

ほっほー。

>>703
死守

>>705
はあくした

俺にもお題お願い

空回り

把握したぜ

お保守バンシー

保守のエスクード

昨日はぐっすりと寝てる間に、なんだこの通常作品投下ラッシュｗｗｗｗｗ

保守

お題ください

模倣

ほす

私の知り合いに双子の姉妹がいる。
一卵性のために姿形はほぼ変わらないが、明らかな違いが一つだけある。
姉のほうが、常に不機嫌そうな顔をしているのだ。
私ははじめその理由が分からなかったが、時が過ぎて彼女等が大学生になる頃にはうすうす分かってきた。
二人のファッションが、今でも全くお揃いなのだ。しかも、服を買うタイミングが姉→妹の順番である。つまり妹は姉の真似をしてばかりなのだ。
先日、その姉と話す機会があったのでその件を訊いてみると、ずばりその通りだとの返事。私の予想は合っていたようだ。

さてその姉妹、姉は常に不機嫌な顔で結構きついことを言う性格だが妹は愛想がよい。男からすればどちらが近づきやすいかは言うまでもないだろう。
案の定妹はモテモテで、さらにファッションセンス(実際それは姉のなのだが)を褒められ、地元ではかなり人気の女子大生になった。模倣品に負けた姉がかわいそうである。
しかし私は昔から二人を知っている。仲が良いし二人の内面もよく分かっている。
だから私は姉を選んだ。妹は真似をするしか能が無いのを知っているからだ。
周りの皆は驚いたが、私にとっては当然の選択だ。
なぜなら私はツンデレを愛しているからである。

>>717
終わり、かな？
わざわざ書いてもらってなんだけど、物足りないです。
いや、俺もツンデレ好きですけどね……。
というか、これは小説じゃなくね？

と思いました。


あと、私も投下します。
推敲？　普通に読める程度にするのが精一杯です。

俺の学校にはある噂が流れていた。
それはあり得ない嘘を吐き、相手と戦うというなんとも意味不明な闘技場があるという噂だ。
しかし、それだけでは噂は広まらない。
つまりその闘技場で優勝すると何が得られるのか、それが原因だった。
その優勝者には嘘が嘘じゃなくなる能力を持つことができるらしい。
あくまで噂は噂であり、それ以上でもそれ以下にもならない。
と少なくとも俺は思っていた。
しかし、今この目の前にある光景はどうだろうか。
目の前にはぼろぼろの小屋が一つ。
これだけではどう見てもぼろ小屋なのだが、一つだけただのぼろ小屋とは違うものがあった。
このぼろ小屋の前には看板が置いてあり、それには「闘技場　入り口　ここ」と下手くそな字で書いてあった。
すこし怪しかったが噂が本当かどうか確かめたいという好奇心から、俺はぼろ小屋に入った。
しかし、結局ぼろ小屋はぼろ小屋であり、中には何もなかった。
諦めて帰ろうとしたその時、ビュンと一際強い風が外で吹き、思い切り小屋の扉が閉まってしまった。
勢いよく閉じた扉を目にした俺は、閉じこめられたと思いこみ、パニック状態に陥った。
俺は小屋から出るために慌てて扉をガタガタと揺する。
しかし、扉はいっこうに開く気配がない。
ぼろ小屋のくせに扉はやけに頑丈だった。
壁をぶち破って出てやろうとも思ったが、どんな作りをしているのか、扉と同様に俺の力では破壊はおろか傷一つつけることはできなかった。
諦めて他の脱出経路を探すことにした俺は、大好きなゲームの主人公にでもなった気分で部屋中をあさりだした。
とんぬら　はタンスをしらべた。
しかし中身はからっぽだった。

隅々まで調べること30分、俺はついにベッドの下に地下へと続く階段を見つけた。
わき上がる好奇心、やっと出られるかもしれないという安心感。
俺はすぐに階段を下りていった。
長く続く暗い階段。
俺の足音だけが響き、不気味さが最高潮に達しようとしたときだった。
階段の先が少しだけ明るくなっていた。
僕は一気に階段を駆け下り、その明るい空間へと飛び出した。
耳の痛くなるような静寂。
その空間はただ少し明るいだけで、周りなんてろくに見えない。
見えるとしてもせいぜい三メートル先が限界だ。
後に戻る訳にもいかず、ゆっくりと警戒しながら前へと進む。
「よく来たな挑戦者よ！」
どこからともなく声がする。
その声は無理矢理低い声を出して、威厳を出そうと精一杯な印象を受けた。
つまり俺が言いたいのはその声がくりくりのロリータボイスだったのだ。
「さあ、我と戦うか否か答えよ！」
いきなり戦うか否かと言われても正直状況がつかめない。
俺が混乱し頭を抱えていると、声は丁寧に説明を始めてくれた。
その話をまとめてみると、自分が思うあり得ない嘘をつき、そのあり得ないはずの嘘があり得た瞬間、その嘘を吐いた者が負けとなり、新たな王者としてこの闘技場に君臨することになる。
と、だいたいこんな感じの話だった。
つまり噂は本当だった、ということだ。
舌っ足らずなロリータボイスはそれを一時間近くかけて丁寧に説明してくれたのだ。
「ご丁寧にありがとうございます」
「べ、別にルールを知らないと不利だろうから説明しただけなんだから、勘違いしないでよね！」
「いや、別に勘違いなんてしていないと思いますけど……？」
「ああ、もう！　わかった！　わかったから！　もう、試合開始ぃ！」
盛大な銅鑼の音が鳴り、俺の大好きなあのゲームの戦闘音楽がなり始める。
おうじゃ　があらわれた　！
なんとなく脳内で表示してみると意外にツボにはまり、笑えてきてしまった。

「ほら、あんたの番だよ。何か言ってよ」
「え？　俺の番？　じゃ、じゃあ……」
いきなりあり得ない嘘を吐けと言われても、何も思いつかない。
「５、４、３、２――」
なぜかタイムリミットをつけられ、更に焦る俺。
ヤバイ、どつぼじゃないか。
「――１、２、３……」
なんだ、意外と優しい王者様のようで何よりでした。
ほっとして、無駄なカウントを続ける王者をよそにあり得ない嘘を考える。
考えども考えども何も思いつかない。
ええい、ままよ。
「ごめん、食い過ぎて苦しいから俺のブラ取ってくれる？」
「ありえなーい！　そんな、男の、しかも中学生のあなたがブラをしてるなんてありえなーい！」
絶望的な叫びが、闘技場内にこだまする。
なぜ、俺が男で中学生だとわかったのかはよくわからないが、ここはつっこんではいけないところなのだろう、ぐっとこらえる。
「はっ！　次は私の番だった！」
ﾇﾇﾈﾉﾇﾇﾈﾉﾇﾇﾈﾉﾇﾇﾈﾉ……♪
ｳｰﾝｳｰﾝｳｳｳｳｳｰﾝ、ｳｰﾝｳｰﾝｯﾝｯﾝｯ♪
意味不明な男性オンリーの効果音が流れ始める。
「ﾗｳﾞｨ(ﾟ∀ﾟ)」
よくわからないが王者様はノリノリでした。
「えと、えっと、じゃあじゃあ……。あと一時間後に地球は崩壊しま――」
突然の爆発音。
「ひゃう！」
これまたかわいらしい声が奥から聞こえてくる。
「勝者、挑戦者花田勝俊！」
突然、渋い声で俺の名前が呼ばれた。
「敗者、桃井遥香は退場！」
そして聞き覚えのある名前が読み上げられた。

よく見るとそいつは僕が通う同じ中学校で同じクラス、一週間あたり前から無断欠席していた幼なじみだった。
「な、お前、何やってんだよ！　ていうか何だよその恰好！」
「え？　あ、かっちゃんだ！」
そう言うと遥香は俺に抱きついてきた。
「ぇあ？　おい、やめろって！」
「えー、いいじゃない。私はかっちゃんのことがだーい好きなんだから」
猫のようにじゃれてくる遥香を引きはがすのに苦労していると、先ほどの渋い声が言った。
「これより、花田勝俊をこの闘技場の王者と認める！　王者よ、奥の玉座で挑戦者を待てぃ！」
「あ、そっかあ、今度はかっちゃんがここにいなきゃダメなんだ……」
「え？　は？　何言ってるんだ遥香？」
「なんかね、ここの王者は次の王者が生まれるまでここから出られないんだって」
「え？　じゃあ、あの渋い声の人は誰？」
「さあ？」
遥香はアメリカンコメディの様に首をかしげる。
「ほら、早く玉座について挑戦者を待ってなさい。あ、あとこのバニーガールの恰好は敗者の証らしいから」
そう言うと遥香はそのまま階段を上っていった
「あ、おい！　待てよ遥香！」
遥香はそのまま振り返ることなく階段を上がっていき、俺は一人、この闘技場に残された。
噂が本当ならば、この闘技場での王者はものすごく弱いのではないだろうか。
何せ、嘘が嘘でなくなる能力を――。




――地球は崩壊した。




おしまい

批評、ください。
酷評、ください。
私に、ください。

保守

今こそ保守する絶好機

ほっほー。

お題をくださいな

逃げる

>>728
把握

ほっほー。

昨日ダメ出しもらったんだけど懲りずに書くんでお題下さい。

丁度逃げる、に近いお題をテーマにした小説？ショートストーリーを
以前短い時間で書いたことがあるのですが
どんな意見を頂けるか気になるので投下してもよかですか？

ほっほー。

>>732
スレ主旨とは多少異なるけど、ちょうどお題も出た所って事で俺的にはおｋ。
読むとは思う。感想書くかはしらんｗｗｗｗｗ

読み直したら流石に作りが荒い、恥ずかしい('A`)といきなり言い訳から。
Dat落ち消滅も近いことなので勇気出して投下してみますお(　^ω^)
クオリティ低いので覚悟してくださいね

ほっほー。

眼前に迫る、コンクリートが迫る
ちょっと待ってくれ。視界がブレる、焦点が合わない。
間に合わない、間に合わない。もう遅い。全てが遅い。


僕は自殺をしようと思う。
面白い事なんもない、死後の世界は信じない。
死んでしまえば全て楽、無に帰る、肉の塊となるだけだ、それでおさらば。
この世に生きる、存在理由、そんなものは感じない。
怖いか、怖くないかといえば、そりゃ怖い。
でも、なんとかなると思うんだ。
一瞬、踏み出す、それで終わる。やれる。出来る。

遺書も要らない、財産もない、自分には何も残らない。
きっと泣いてくれる人もいない。少しはいるのかなぁ・・・？
ダメ、ダメ、そんなんじゃダメっ…！
僕は行く。やる。そう、何もないんだから。

飛び出そう、この大空に・・・
きっと、行ってしまえば一瞬さ、何も考える余地もないさ。
踏み出せる・・・怖い・・・怖くない・・・！
足が、固まる、動かない、足を打ち付けられたようだ。
でも僕はいかなきゃいけない、だって行かなきゃまた繰り返しだもん。
辛い日々、夢も希望も、楽しいと思う事さえも、忘れた日々。思い出したくもない。

行く･･･！出る･･･！僕は行ける・・・！
今まで、勇気も何も、持てなくて、何の行動も起こさなかった僕だけど
ここくらい決めなきゃね・・・！よし・・・！行くぞ・・・。

飛び出す、世界に飛び出す
それは彼のイメージでは、大空に飛び立つ鳥のよう、優雅なものだったのかもしれない。
けれどもそれは滑稽な現実で、ただ重力に抗えず、地面に向かい速度を上げる。

落ちる、落ちる、とてつもないスピード、きっと時間にして、10秒、20秒・・・。
彼の頭の中で、ある変化が起こる

ぶわ・・・
水滴が置いていかれる。余り経験する事も無い、涙の逆行だ。
なんで・・・なんで泣いてるの・・・？わからない
頭の中がスパークする。地面が止まる、動かない。

思い出す、喉の奥に手を突っ込まれるかのよう、苦しい嗚咽を漏らす。
苦しい、苦しい、何が、苦しい？
頭の中が、ぐるぐるぐるぐる回ってる。やっぱり地面は、動かない。

巡り巡る、過去の記憶は、それはそれは鮮烈で、綺麗で、優しくて。
多分に、美化されて、残っている事もあるだろう
でも、今の彼には、その優しさは酷過ぎる。

母さん、ごめん、何してんだろう
ごめん、ごめんね、あんなに優しくしてくれた
ひどい言葉も言った、どうして僕なんか生んだの？
誰もが抱く疑問を、何のためらいも無く、ぶちまけた。それでも母は、柔らかく、居てくれて・・・。
「ごめんね、私があなたを欲しかったから」どうして謝るの？
あなたは僕に何をしてくれた？なんでもしてくれた。
父さんはいなかったけれど、そんな事、気にならなかった。
傍から見て、お世辞にも、幸せな家庭ではなかったかもしれない
でもやっぱり、どんな時にも、笑顔でいてくれた、ぶーぶー文句言いながら
あなたは僕を見放さなかった。どうして謝るの・・・？ごめん、こっちこそ、ごめん。母さん。

僕に友達っていた・・・っけ？・・・居ない・・・そんなはずはない・・・。
いつも、皆バカにしてるんだ、だって学校にも行ってない。
毎日、毎日、出かけたり、してないし、僕には何も無いんだ。
ほら、届けに来てくれた、今日のプリント、明日の予定表。
笑顔が解るその声で、おばさん今日も調子悪いの？早く良くなるといいね！ってさ
んなわけないじゃん、僕、ここにいるよ、ゲームしてる。元気。
わかってんだろ？そっちだって。どうせ毎日サボってるくせに、なんか思ってるくせに
なんでそんな笑顔なんだよ！元気なんだよ！俺なんかほっときゃいいじゃん！
先生に頼まれたから？義務？いらないよ、そんなの・・・
毎日、電話かけてくるなよ、こっちも芝居がきついんだ。
どうせ、先生に頼まれて、無理矢理だろう？嫌だろう？なんでそんな元気にさぁ
「まだ良くなんない？早く一緒に遊ぼうぜ」なんか、声かけるなよ・・・。
昔はずっと一緒に、遊んだ仲なのに、今じゃこんな疎遠だもんな。
何か言ってた、見逃してた。
「先生も、呆れ気味だけど、俺はお前とまた遊べるのを楽しみにしてるし
お前がどれだけ楽しい奴かも知ってるつもり、だから早く良くなれ」

見逃してた、いや見てた。見たくなかった、信じられないし信じたくない。
ごめん、ごめん。今思い出した、ほんのちょっと前の事なのに、なんで気付かなかった？
いつまでも、長い間、あいつは僕の事、考えてたし、一緒に遊んだことも、忘れてなかった。
でも僕は、それでいいと思ってた。
あの笑顔は、芝居でも、やらせられたでもなく、あいつの気持ちそのものだって
わかってたよ！！でも、認めちゃったら、僕どうしたらいいの・・・？
でも、認める、ごめん。どうして今気付く・・・？

あ・・・地面が近付いた。少しだけ、縮まってる。本当に飛べたかな。遅いね。

夢、持っていた。
好きな事して、金稼げたら、それがどれだけ幸せだろうって。
今は抱いて居なかった。
自分のやりたい事はあっても、やらなきゃいけない事ばかりで、進まない。
それもただの言い訳で、やりたい事を出来る時間を持て余しても
あれこれ理由付けて、これが今大事だから、って、ネットゲーム。
何が大事？LVが大事？アイテムが大事？皆と居ることが大事？
その先に、何がある？･･･考えた事も無かった。
惰性、皆と離れて、また僕だけ一人、そんなのが嫌、ただそれだけ。
皆と一緒になる、一緒にLV上げが出来る、レアアイテムが取れる。ただそれだけ。
残った物はなんだろう・・・。その世界に居るだけで、動作一つが面倒になった、飽きたゲーム。
勲章の一つにでもなるかな？LVカンストした、箱庭世界のキャラクター。
随分苦労したなぁ・・・。

夢？持っていた。忘れてた、無いと思ってた・・・・・・。

眼前に迫る、コンクリートが迫る
気付いた、大切な事
僕には大事な人もいる、大事な友達もいる、夢だってあった
忘れてた、見ないように考えた
それが僕の人生、全てだと、考えた
何も解っていなかった、自分の世界すらも把握してない僕が
何を解った気になっている？
やりたい事を実現する、手段の一つも考えず、ただ漠然と過ごす日々
つまらない、楽しくない、苦しい、家にいるだけで、苦しい。
ああ、僕は一つも必要とされていない。そんなことは無かった。
一人でもいた。少なくとも二人いた。
だったら僕の生きる理由、十分だと感じた。

ちょっと待ってくれ。視界がブレる、焦点が合わない。
間に合わない、間に合わない。もう遅い。全てが遅い。
ハッとして地面を見る、近い。
リセットボタンを探る、無い。
ログアウトしたい、出来ない。
これはリアル、現実。
終わる・・・終わるって、ああ、そうか。これが終わるってこと・・・。
これが失う。失望。

後悔！後悔！後戻りは出来ない！
迫るコンクリートに、うまく着地出来ないか！
潰れる、無理！これは無理！腕すらまともに動かない！じゃあどうする？
何も出来ない！許して！もう、戻るから、さぁ・・・！！
涙が溢れてる！怖い、怖いよ！喉の奥から、全てが出そう・・・
今まで、なんでも、やり直してこれたじゃん！
悪いことしても、今まで、なんとかなったじゃん！
母さん、助けて、早く迎えにきて、今までみたいに・・・
ちょっと困った顔しててもさぁ！怒った顔しててもさぁ！それでも許してくれたじゃん！
許して、なんとか、して・・・！お願い、お願いだから・・・！！
早く！早くっっ！！

ああ、あああ、ああああ、あああああああああああああああ

意外と長かったｗｗ以上で終わりです。
自殺をテーマに何か書いてくれと以前言われて即興で書いたのですが
今回の逃げるに近い感じだったので投下させて頂きました。

中間のエピソードが取って付けたよう冗長になってしまったのが反省点です。
句読点を大目にしてたり文体を変えてるのは、一応狙ってやったのですが、良くないですかね('A`)
意見批評等有りましたらください

ほっほー。

ほっほー。

今こそ保守

ほっほー。

人いないかな？
お題ください↓

ほかほかのお弁当

保守

保守がてら、お題をねだってみます

日傘

>>751
サンバ

>>752-753
日傘、サンバ、了解しました。
どうしても無理なら、どちらか一方にします…

保守ニティブラッド

保守がてらに。
お題ください

>>756
充電式妹

【社会】人気お笑いコンビ番組中の暴挙で逮捕か。

吉本興業に所属するオリエンタルラジオ（通称オリラジ・中田敦彦、藤森慎吾の二人組）が
テレビ番組に出演した際ゲストの私物を破損したとして器物破損の容疑で逮捕されている事が判明した。

被害を受けたのは、時価12万円のビックリマンシールで、コレクターには非常に人気の有るシールだった。

↑ひどくね？

問題のシーン
http://www.geocities.jp/vipper_orz_jp/oriradi/

お題くだっせ

さぼりま　が　いっぴき　でた！
FIGHT
[>TALK

さぼりま　は　かんそう　を　かたりだした！

>>717
「うすうす」は漢字の方が見やすい、とだけ。
確かに物足りない。一人称とはいえ、姉と妹の気持ちはどこに行ったのさ。選んだだけ？
ツンデレを愛すのはよくわかる。だが不機嫌な顔なだけでツンデレとは限らんだぜ？　描写不足です。

>>719-722
(ﾟ∀ﾟ)ラヴィ！　だが突っ込みどころを挙げるのが俺の仕事なんだぜ。
ボロ屋なのに傷一つ付かないのは違和感覚えるね。今にも壊れそうなんだからボロボロと違う？　要フォロー。
例としては「下手に壊せば下敷きになるかもしれない」、とか。
「俺が言いたいのは〜」のくだりは「〜ということだった」と締めるべきじゃね？
ルール説明がわかりにくい。嘘を信じさせた方の勝ちで……あぁ、話そのものが変わりかねないか。
オチのためだけに用意したルールだよな。
小説に顔文字は禁じ手。基本は縦だと言うことを忘れないで欲しい。
で、王者よ。いつ闘技場に出てきた。負けた時に放り出されたのか？
小さなネタにくすりとはしたが話としてはイマイチ。全体的に端的過ぎると思うんだけど、表現については偉い人に任せる。

>>737-742
誰か曲をつけてくれないか？　こりゃ詩だ。
基本ルールを読み直してくるといい。三点リーダは「……」でワンセットだ。
詩である以上、これ以上言うことはない。偉い人に任せる。お題は「自殺」でいいんだよな？

>>759
つ「列車」

>>760
そうですね、小説というにはちょっと違うか
ルールに関しては申し訳ないとしか言えません
お題は逃避が元の自殺って感じでした。

なんだか乱したようで失礼しました。

>>757
は。。把握。
書ける気がしないｗｗ

>>761
把握、電車男しか思い浮かばんけど書いてみる

お題なんていらねーよ。べ、べつに欲しいわけじゃないからねっ！　↓

じゃあこいつで連想してみるといい。
つttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader325711.jpg

ぐわはｗｗｗｗｗ
連想苦手ｗｗｗｗｗｗｗ把握ｗｗ

ほっ

>>760
批評ありがとうございます。
非日常＝魔法の世界　みたいな俺の脳内は病気か何かでしょうか。
目に見えない力はきっと存在する！
みたいなガキくさいこと考えてるんで、普通の世界観の中に魔法みたいな展開が出てしまうんでしょうねorz
いや、もうぼろ小屋に見えるのにアストロン使ったように固い、みたいな脳内設定はダメですよね……(´；ω；｀)ｳｯ
大変、参考になりました。

王者様はですね、遠くが見えないからその見えない先で待っていた、と言うことで……ってダメですね

だあああああああああ、自分の文才の至らなさを痛感しました。あざーっす！

すいあっせん！お題をもう一つ貰いたい

>>770
フルーツ

半分の保守が上る空

　外灯がじりりと音を立てて、明滅を繰り返している。やけに眩しい自動販売機の唸り声のような冷却音が耳に
障る。口にくわえた煙草のほのかに赤い火が、夜の闇に線を描く。
　それらを、澄み切ったこの季節特有の空気を伝わってきた、眩しいくらいの月明かりが照らす。そんな夜。
　風が吹きぬけ、最期まで離れまいと必死で枝にすがりつく茶色い葉を意地悪く揺さぶる。かさかさと不協和音
を奏でるそれを横目で見ながら、男はコートのポケットに突っ込んだ左手をさらに押し込めた。今日はよく冷える。
　肺にたまった煙を吐くと、真っ白なそれはすぐ、夜に溶けていった。
　いつだったか、男がもっとずっと小さな頃、冬の空気の中で深呼吸をして、煙草ごっこをやったことを唐突に
思い出した。それはまだ大人に、憧れと期待を持っていた頃の話。
　いつからか、それは「ごっこ」ではなくなった。息が白く染まる冬を過ぎて、春になって、夏になっても、男は
子供の頃に憧れたように、煙を吐き出しながら生活していた。その頃にはもう、大人に憧れなんて抱けるわけ
がなかったけれど。男はすでに大人になってしまっていたから。
　右手に持つ、弁当の入ったコンビニの袋がやけに重い。一休みも兼ねて、アスファルトの上に立ち止まり、空
を見上げた。西に傾き始めた満月に向かって、煙を吐く。一瞬だけ白く濁り、それでもまた、何事もなく輝きだす。
　子供の頃より近づいたはずのそれは、しかし、子供の頃より小さく見えた。ポケットから左手を抜き、手を伸
ばす。指の先が痛いほど冷え込んだ空気の中で、その手は悲しいまでの虚無感を掴むだけだった。
　冷えた左手を、先ほど温めてもらったばかりの弁当で温める。
　なにやってるんだろうな。
　自問はできても、自答はできない。
　なに、やってるんだろうな。
　男はもう一度問う。しかしやはり、自分の中で答えは出ない。憧れや期待で満たされて、虚無感なんてものと
は無縁だった頃の自分なら、あるいは何か答えをくれるかもしれないけれど。
　いつから変わってしまったのだろうか。いつから、こんなに孤独になってしまったのだろうか。
　コンビニで大して好きでもない弁当を買って、寒さに身を縮めながら独り夜の闇の中を歩くことが、大人にな
ることだったのだろうか。伸ばした手で虚無感しか掴めなくなることが、大人になることだったのだろうか。
　だったら、大人になんてなりたくなかった。煙草なんて吸いたくなかった。
　手を伸ばせば月だって掴めそうな、希望に満ちた子供のままでいたかった。
　気付けば、男は泣いていた。嗚咽しながら、この涙が何の涙かすらわからなかった。情けないのか、悲しいの
か、苦しいのか、寂しいのか。多分、その全てだった。

　どれくらい、そうしていただろうか。ようやく涙が収まると、それまで男が見ていた世界はガラリと変わった。
心なしか、月が大きく見える。
　ほとんど吸い尽くした煙草を、靴でもみ消した。そしてポケットに入っていた残りの煙草を、思い切り握りつぶした。
　これでいい、これで。
　温かいはずの弁当が、何故か酷く冷たく感じる。
　それはきっと、大人から子供への「進化」の証明だった。

>>749「ほかほかのお弁当」より
>>773に題名つけるの忘れたorz
なんでこのお題でこんな話になるんだか自分でもよくわからないです
ピーターパン症候群とは少し違うけど、テーマはそんな感じ……かな

ダディフェイス　ホシューサ
課題終わってから感想かく。

（　＾ω＾）おっおっｗｗｗ

なんかお代ください

>>778
100万円

あるある！保守学園

だが保守

おだいくだしあ↓

苫小牧

保守

京子は普通のＯＬであった。陰気な性格が災いして特に親しい同僚も、
甘い言葉を交わす恋人もいない。
したがって、この日の昼休みもいつもと同じように、
自分のデスクで黙々と仕事をこなしていた。
お節介な同僚がいれば、
「こっちに来て一緒に話さない？」
と誘っただろうし、勤勉な上司がいれば、
「お、頑張っているね」
と一声かけたりもしただろう。
しかし、あいにく京子の周りにそんな人間は一人もいなかった。
みんな京子のことなど無関心に、自分の楽しみを優先させていた。

京子は思い溜息と共に眼鏡を外し、一度強く眦を揉んでから、窓の外を見た。
窓枠に切り取られた景色の中を縫うように、鳥が二、三羽飛んでいった。
その様子をボンヤリと見ながら、京子は今日何度目になるか分からない溜息を吐いた。
社会に出てからすっかり癖になってしまった溜息。
吐けば吐くほど自分が嫌いになるのを分かっていながら、
耐え切れないと言わんばかりに、京子はもう一度溜息を吐いた。

その時、カシン、と何かがぶつかる音が京子の耳に飛び込んできた。
普段なら気にも留めないであろう小さな音が、その時ばかりはやけに大きく、
異質なものとして聞こえた。
その音に思わず身を固くして、京子はあたりを見渡した。
音の発信源は、先ほどまで見ていた窓とは九十度ずれた位置にある窓だった。
窓枠の外には、細かく震えるワイヤーが４本ぶら下がっており、
それが風に煽られてビルの外壁に当たるたびに、カシン、という硬質な音を出していた。

「そっか、今日は窓掃除の業者が入ってるんだっけ」
ワイヤーの存在理由を少し考えて、京子は小さく一人ごちる。
誰に聞かせるでもないその呟きは、オフィスに満ちる雑音の中にまぎれて消えていった。
見るとはなくそのワイヤーを眺めていると、
業者の人を乗せたゴンドラがゆっくりとせり上がってきた。
窓枠に切り取られた景色の中に、手にＴ字型の掃除用具を持った青年が現れ、
彼の胸が見えたあたりでゴンドラが止まった。
決められた儀式の手順をなぞるかのように、青年は足元のバケツに入っている洗剤に
掃除用具を一旦浸し、窓を拭き始めた。
真剣な顔をしたまま、上から下へ。右から左へ。
一通り窓を拭き終わった後、またゴンドラがゆっくりと音を立てて上昇していき、
やがて青年の姿は窓枠の景色から消えた。

京子はその一部始終をじっと見ていた。
胸が高鳴って、頬が高潮しているのが自分でも分かった。
息が上手く吐けない。慌てて深呼吸をするも、一度高まった動悸は
なかなか治まってはくれなかった。
「私、あの人を好きになったの？」
誰にも聞かれることのないように、小さく口の中だけで呟いた言葉は、
確信と喜びを伴って京子の中にすぅっと入り込んできた。
ドクン、と一つ心臓が強く鼓動するのを感じて、京子は椅子から立ち上がった。
「あの青年にもう一度会いたい。会って、自分の気持ちをあの人に伝えたい」
普段の京子の内気さからは考えられないほど、積極的な衝動に突き動かされ、
京子はオフィスを飛び出した。
お節介な同僚がいれば、
「なにがあったの？」
と聞いただろうし、勤勉な上司がいれば、
「昼休みはもう終わったぞ、仕事をしろ！」
と怒っただろうが、幸いなことに、京子の周りにそんな人物はいなかった。
みんな京子のことなど気にも留めずに、自分の仕事に励んでいた。

最初は早足程度に歩いていたが、徐々に駆け足になり、
最後には非常階段を駆け上がっていた。
あまりに慌しく走っていく様子を怪訝に思ったのか、
すれ違いざまに何人かが京子の方を見て首をかしげた。
しかし、その訝しげな視線すらも京子には届かなかった。
あの青年に早く会いたい。
きっとあの青年は作業を終えて、屋上に着いている頃だろう。
もしかしたら、仲間達に、作業中に自分を見ていた女のことを話しているかもしれない。
京子の頭の中は青年の事で一杯だった。
目に映るもの全てが、今の京子にはバラ色に輝いて見えていた。
悪い想像など一つも浮かばない。
自分が屋上に飛び込むと、はにかんだ笑顔を浮かべながら、
両手を広げて迎え入れてくれる青年の姿ばかりが、何度も頭をよぎった。
屋上に通じるドアの前で、京子は大きく息を吸って、ノブに手をかけた。
ドアの向こうに人の気配がする。青年がいるに違いない。
私のことを待っていてくれているはずだ。

京子はドアを開けた。
鈍い音を立てながら、ドアが開くと同時に、強いビル風が吹き込んでくる。
その風に混じって、何人かの男の声が聞こえてきた。
京子はその声に胸を躍らせつつ、屋上に一歩踏み出した。
男達が一箇所に固まって談笑をしている。その中に、あの青年の姿があった。
青年の姿を視界に捉えた途端、キクン、と一つ京子の胸が跳ねた。
男達は京子のことに気付かないように、談笑を続けている。
京子が男達にそっと近付くにつれて、話の内容が鮮明に聞き取れるようになってきた。
どうも、青年が何かを熱っぽく話しおり、それを周りの男達が揶揄しているらしい。

「だから、本当に気味悪かったんだって！　窓拭いてる間中、陰気な目でこっち見ててさ。
　気持ち悪いったらないよ」
青年が一際声を荒げて、そう言った。
私のことだ、と京子は直感した。
噂している本人が後ろに立っているとも気付かずに、
青年はさっき見た「不気味な女」のことを繰り返し他の男達に話している。

京子は恋が終わったことを悟ると同時に、世界に絶望した。
この世界はどうあっても自分を受け入れてくれる気はないらしい。
いつもより重い溜息を一つ吐く。
ビョウ、と強いビル風が吹いた。
それに乗るかのように、京子の体がゆっくりと上昇して、
灰色のビルに溶け込むように、消えた。

はい、お題未消化ですね……。
アドバイス、感想、批評、その他諸々、お待ちしています。


ついでに、次のお題をﾌﾟﾘｰｽﾞ