1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
プロローグ
季節はリアルとズレながれも夏
8月に入り、気温は30度を超える日ばかりだ
俺の住んでいるここニュー速市は湿度も高くやる気が全く起こらない
「ふぅ…学校どうするかな……」
公園のベンチに座りタバコに火をつける
周りには子供のはしゃぐ声が聞こえる
このクソあちーのに何であんな元気なのかね
そんなくだらないことを考えながら俺はタバコをふかす
('A`)「17歳の夏休み……ねぇ…」
季節はずれの夏休み
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/08(日) 18:06:18.84 ID:cbA9W2de0
仮面ライダーガイが2げっとだ
ii
l l
/:l l:\
l ミl l彡l /l
lヽ_∨_ノl //
_______ _,|l::::''~'':::l|,_ __,,,,,,,,,_/ /
//ヽ--/ll~o~''''-,,-'''~ ~oll/ ヽヾ/
lヽ,,_ ,ll-,,,_ | _,,,,-ll \,/ l ヽ
ヽl''''-,,i:::ヽ--~''''i''''~--/:::ヽ--'''l 丿
'' /::::::/lヽ-,,~''''''~,,-/:::ヘ::::::ヽ ''
/ヽ;::/ !;;''--,,,i,,,--'':;;! ヽ/ヽ
>>1あっそ、じゃあ死んでよ
>>3へぇ、君ライダーになったばかりなんだ
>>4カードが1枚とは限らないんだよね〜
>>5ゲームに参加しといて今さら何言ってんのってかんじ
>>6とどめを刺すのを躊躇ったりしないけどいいよね?
>>7二人がかり?いいよ、こいつら全然相手にならないもん
>>8邪魔しないでよ、世界一楽しいゲームなんだからさ
>>9お前・・せっかくゲームを面白くしてやったのに・・・・
>>10は・・離せよ・・うぎゃああ〜!!
ms-its:mhtml:file://C:\
4 :
1 :2006/10/08(日) 18:08:30.13 ID:ZzoXL0F70
すいません、代理で立ててもらいました。
今から投下していきます
5 :
1 :2006/10/08(日) 18:09:00.55 ID:ZzoXL0F70
壱
先にも言った通り季節はクソ暑い夏だ。
俺は夏が嫌いだった。
彼女もいなければ友達も少ない
友達はたった3人だが、とてもいい奴だと思ってる
生まれたときから一緒にいるよーな奴らだしな
「おーい、ドクオー!!」
ほら、来たよ。バカみてーにでかい声で叫びやがって
周りの子連れのおばさんがこっち見てんじゃねーか
(;^ω^)「遅くなったお、ドクオ」
俺んとこまで走ってきて汗だくなこの男はブーン
さっき紹介した友達の中の一人だ
思い出せば、何か約束をしていた気がする。何だっけ?
('A`)「おせーぞピザ、しかも汗きめぇ……」
(;^ω^)「いや、マジであついんすよwwwwwサーセンwwwwww」
何でこうもハイテンションなんだろう……そんなことを考えた
6 :
1 :2006/10/08(日) 18:09:31.68 ID:ZzoXL0F70
(;^ω^)「そうそう、それで用って何なんだお?」
は?何言ってんだこいつ。俺が呼び出したんだっけ?
('A`)「あ?お前が俺呼んだんじゃなかった?」
( ^ω^)「ちょwwwwwそれはおかしいおwwwww」
このままではラチが開かないと思ったブーンは俺にメールを見せてきた
内容は俺がブーンを呼び出したようだった。忘れてた。
俺はこいつと話そうと思ってたんだった。
('A`)「ああ、そうだ思い出した。そんでな、俺学校やめようと思うんだ」
( ^ω^)「……は?」
本当に驚いている。この男。
( ^ω^)「本気で言ってるのかお?」
暑苦しい中、ウザイ質問。まぁ、話したのは俺だけど
7 :
1 :2006/10/08(日) 18:10:08.57 ID:ZzoXL0F70
('A`)「お前は俺が片親ってこと知ってるよな」
( ^ω^)「知ってるお、ドクオのかーちゃんはいい人だお」
俺のオヤジは、俺の記憶もままならない時にいなくなっていた。
カーチャンの話によると事故死したらしいが……
今までに墓参りに行ったことがないことを考えると
大方、他の女でも作ったかなんかで逃げたんだろう。
自分で言うのはなんだけど、俺は親孝行なほうだと思う。
('A`)「……カーチャンがな、倒れたんだ」
(;^ω^)「だっ、だいじょぶなのこfjk?¥!?1?」
自分のことでもないのに、あせりすぎ、かみすぎ
(;'A`)「いや、別に軽い貧血だって」
( ^ω^)「それならよかったお、ビックリするお」
こいつはいい奴だ。と、今ふとそう思った。
人のことをそんなに心配できるやつがいるんだってね
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 18:10:54.77 ID:QTv+2OQl0
さ
9 :
1 :2006/10/08(日) 18:11:13.05 ID:ZzoXL0F70
('A`)「んで、これ以上カーチャンに無理させるわけにもいかねーし
まぁ、高校中退ってのもカーチャンに傷負わせちまうけどな」
( ^ω^)「ブーンが何か言って変わるものじゃないと思うけど言うお」
そう言ってブーンは口を開いた
( ^ω^)「ドクオのカーチャンはきっと高校は卒業してほしいと思ってるお
4人でがんばって入学した高校を、4人で卒業してほしいとそう思ってるはずだお」
ブーンの言うことには一理ある。というよりカーチャンが昔そう言ってた
「ドクオが高校卒業するまでは必死に働くからね。贅沢はさせてあげられないけど」
確かにカーチャンは俺に高校を卒業して欲しいと思ってるかもしれない。
だけど、これ以上カーチャンに無理をさせたら……
そ思うと学校に行ってられないのだ。
その時後ろから声が聞こえた
「ブーンの言うとおりだよ、ドックン☆」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 18:11:13.23 ID:dsrdFikG0
しえん
11 :
1 :2006/10/08(日) 18:11:47.92 ID:ZzoXL0F70
出ました出ました。キモイです助けてください。呼んだ覚えありません。
こいつはショボン。ゲイ
(´・ω・`)「ウフフ、やっと会えたね」
どう見てもゲイです。本当にry
(;'A`)「お…お前を呼んだ覚えはねーぞ……」
(´・ω・`)「ブーンがドクオが心配って言うから僕もきたんだよ」
確かに深い話ならこいつが最もいい話し相手になるだろう……
だけどこいつは俺のことを狙っている。間違いなくそう思う。
助けてください助けてください助けてくださいたす……
(´・ω・`)「僕もドクオと一緒に高校卒業したいよ」
( ^ω^)「そうだお、がんばるお」
('A`)「……カーチャンとも相談してみるよ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 18:11:54.97 ID:aO+F/O0FO
大学!\('A`)/オチタ! 人生!\('A`)/オワタ!
キモヲタ!ガリベン!人生\('A`)/シンダ!
公立\('A`)/全落ち!私立も\('A`)/全落ち!
早稲田!慶應!学力\('A`)/タリネ!
全落ち!代ゼミ! 二浪!代ゼミ!
ネトゲ!イェーイ!
廃人!イェーイ!
自殺!イェーイ!
13 :
1 :2006/10/08(日) 18:12:57.54 ID:ZzoXL0F70
すっかり日も暮れてしまって、辺りは真っ暗だ。
色々あったが、結局カーチャンに話すことにしたんだ。
J('ー')し「お帰り、ドクオ」
('A`)「たでーま」
たったそれだけの挨拶を交わし、俺は自分の部屋へ向かった。
あいつらとの別れ際に放たれた言葉を思い出していた。
「カーチャンの意見を聞くんだぞ」
「俺は学校やめたいんだ。とかじゃなくてちゃんと話すんだぞ」
('A`)「ふん……分かってるよ」
「ドクオ、ご飯よー」
('A`)「あぁ、今行くよ」
いつもの用に軽い返事をしながら階段を下りる。
14 :
1 :2006/10/08(日) 18:13:30.14 ID:ZzoXL0F70
('A`)「…なぁ、カーチャン」
J('ー')し「何?ハンバーグ嫌いだったっけ?」
('A`)「いや、ちげーんだ。話聞いてくれないか」
俺は思っていることを全て打ち明けた。
一切作らずに。全て。
話終わったあと、カーチャンは困ったような顔で口を開いた
J('ー')し「ドクオには迷惑かけてばっかりだね、ごめんね」
J('ー')し「でもね、カーチャンはドクオにがんばって学校行って欲しいよ
せっかくみんなで頑張って合格したのに、中退なんてダメだよ。
カーチャンも無理しない程度に頑張るから。ね?」
正直この返答を聞いた俺は嬉しかった。
あいつらと話して、やっぱり学校に行きたかったからだ。
('A`)「……ありがとうカーチャン。無理すんなよ」
そう言って俺は席を立ち部屋に戻ってちょっと泣いた。ちょっと。
そしてメールでブーンとショボンともう一人の幼馴染にメールをして
明日近くの喫茶店で会うことにした。
15 :
1 :2006/10/08(日) 18:14:16.39 ID:ZzoXL0F70
弐
J('ー')し「今日もまたでかけるのね、気をつけてね」
('A`)「あぁ、行ってくるよ」
そして喫茶「ウホッ、いいry達」についた
いつも来るたび思うが、ryって何を略してんだろうな
男 じゃなかったらいいな……
そんなくだらないことを考えながら入る
カランカラーン
そんなような音が流れる。
店員の挨拶。
辺りを見回すがまだ誰もきていな…
と思ったが見たことのある、金髪巻き毛の女を見つけた
あぁ、来てたのか
16 :
1 :2006/10/08(日) 18:14:51.25 ID:ZzoXL0F70
店員に待ち合わせということを説明すると、おしぼりだけくれた。可愛い
('A`)「よう、はえーな」
ξ#゚听)ξ「ちょっと10時じゃなかったの!?ぶっ殺すわよ」
こいつはツン、俺の唯一の女友達
昔なんて一緒に風呂とか入ったりしてたのにな
何か今は少し可愛く見えるような気がする。
大人の色でも出てきたのかね
('A`)「待ち合わせ時間はどう見ても10時です。本当にry」
デュクシッ
あぁ、何か聞いたことある打撃音だね。中ニかよ。こいつ
そんなことを考えたが、右ほほにアリエナスな痛みが走った
17 :
1 :2006/10/08(日) 18:15:26.01 ID:ZzoXL0F70
('A(メ)「すいませんすいませんすいm」
ξ゚听)ξ「いいから座れ」
怖かった。マジ怖かった
どれくらい怖いかっていうと
亀○のオヤジがファンのヤジに対してキレたくらい怖かった
('A`)「……まぁ、時間は守ろうぜ」
ξ#゚听)ξ
なんか凄い殺気を帯びた女が目の前に座っている。
やべーからこれ以上は何も言わずに落ち着いていよう。
くだらない話をしながらブーンとショボンを待つことにした。
( ^ω^)ノ「おいすー」
10分遅刻してやってきやがった。おせーよボケ
グシャッ
18 :
1 :2006/10/08(日) 18:16:00.07 ID:ZzoXL0F70
そんなひどい音が聞こえた。やばいだろマジで
(;-ω-)「すいません。99車をお願いします。」
めちゃくちゃ痛そうだが、いつものことだったし、特に心配はしなかった
ξ#゚听)ξ「10分の遅刻よ、死になさい」
俺は思った。時間は守ろう。と
あぁ、ショボンもきてねーな。アイツ殺されんじゃねーのかとか
そんなことを考えていたら携帯が鳴った。
I wanna be a vip star♪
(´・ω・`)「あぁ、ドックン?ちょっと今日行けなくなったんだよね
で、これだけきいときたかったんだけど、学校はやめないよね?」
俺は「あぁ、やめねーよ」とだけ返事をした。
(´・ω・`)「やっぱりね、じゃあゴメン。3人で楽しんでよ」
そんなこんなで電話を切った
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 18:16:09.02 ID:QTv+2OQl0
る
20 :
1 :2006/10/08(日) 18:16:30.36 ID:ZzoXL0F70
( ^ω^)ξ゚听)ξ「やっぱやめないんだ(お)ね」
人の電話を盗み聞きとはね、こいつらには正直引く
そして俺は昨日のカーチャンとの会話をありのまま話した。
ξ゚听)ξ「お母さん優しいのね、無理しないでよ。何かあったら私たちに言ってよね?」
こいつは突然優しい。こええ
( ^ω^)「そうだお、ブーンたちは友達だお?」
('A`)「あぁ、これから色々あるかもしれねーけど頼むわ」
こんなダルそうな返事をしたが
心の中では本当に嬉しかったんだ。
俺の友達ってやっぱこいつらしかいねーんじゃねーかって
だけどまだ夏休みは始まったばっかりなんだよな……
21 :
1 :2006/10/08(日) 18:17:32.64 ID:ZzoXL0F70
とりあえず投下えんど(´・ω・`)
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 18:18:12.87 ID:QTv+2OQl0
さ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 18:18:20.04 ID:JPsPjrn/0
だからこーゆースレいらないって(´・ω・`)
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 18:18:54.26 ID:QTv+2OQl0
本当にここで終わったのなら>>1のケツマンコの中にしょんべんする
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
今北読んだ
ここまでレスの少ないのは始めて見た