15、16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:30:05.65 ID:4YSqBJjc0
4 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/25(月) 21:31:10.28 ID:+Y2h4j/j0
,. -‐ ニニニ ‐ 、
/ '´ ニ=-`丶、
, ' '´ ,ァ 7==、
/ / /,. イ=、ヽ
/ / / / / /ヽヽヽヽヽ
j| // / / //// i. l lヽ ll
|| / /l / //ィ,∠__ | l |i|ハiト、
|l /l r'| / //lィ存ミ、 ` ,!l|j/|| j l l
j/ l ト、! / // |` ゞ=′ r;テ/ /7/!|
/ /j | | {| 〈 l | 〈` 7 /// /iイ,.、
// j/ lノ| i i| l ! | ´ /i///<ニゝゝー、
j./'´ //| lヽヽ ヽ ト、 `´,.イf/ニ'`フ ヽ、
/' / ∠_ヽ\ヽヽヽ ヽテf=7// /_,.っ''" 丶
/ / / -─‐ヽ `ヽゝ、\j7/ '´,. - 'フ ● |
i| /l // r イ¬ニヽ= 、 二ヽ / , '´ ,. 、
lj /// l / }\\r \y/ / { l )
>>1乙
Vi./ / | i、 \ヽヽ |l ,.-< ー‐'フ''´
ヽji | \ \ー/ ∧ \ ヽ、 ____ ,.イ
|l | l 、ヽヽゝ-r‐、. ト、.\ \ヽy ̄トr7-/
/jハ l \ rj / /7 T7、 ヽ \丶ヽi // /ス
/ハ ヽ Yく l/ 〈 |ハヽ iト、ヽiト、'〈 / r'´
ヽ ┌=' j ∧ |イ j| j ト、ヽ-<
〉_ __ r 、 | 7/l ト、/j | \Y
ー--<<_,.-' r' \ヾー
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:31:40.19 ID:4/VB9qbq0
書きたいな…… とは思うんだ。
あんま文才無いけど
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:32:00.92 ID:Cp+NUh/T0
こっちが先だな
8 :
231 ◆hdeyvVQxEo :2006/09/25(月) 21:33:02.92 ID:fnjyWmZU0
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:33:30.83 ID:K3lyhLEe0
まず前スレ埋めようぜ!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:34:57.11 ID:HLvAkE1T0
1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/09/25(月) 21:34:24.76 ID:K3lyhLEe0
1000なら、全員女体化!
まじありがとう
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:35:10.83 ID:4YSqBJjc0
1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/25(月) 21:34:24.76 ID:K3lyhLEe0
1000なら、全員女体化!
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwww
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:35:12.35 ID:K3lyhLEe0
ID:4YSqBJjc0申し訳ないw 前スレ1000は頂いたw
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:35:47.31 ID:q9C/9bSB0
>>8 雑談とか保守の時ははずした方がまとめの人に優しいかもしれない
1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/09/25(月) 21:34:24.76 ID:K3lyhLEe0
1000なら、全員女体化!
GJJGGGJGJGJGJJJGGJ!
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:36:20.43 ID:4YSqBJjc0
俺は・・・まだまだだ・・・・orz
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:36:53.36 ID:fnjyWmZU0
>> 13
おk分かった。これからはそうする。
16 :
いつかの710 ◆lpYqKZtsus :2006/09/25(月) 21:37:38.98 ID:yMEfSfcr0
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:39:24.96 ID:IrBU1rzX0
前スレ1000のお陰で女体化した俺が来ましたよ
脳内でだけどwww
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:44:16.03 ID:RHYDKtiyO
もう何スレ目かもわかんないけど
>>1乙鰈♪
、、、、、
ミ・д・ミ <ホッシュ!
""""
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:46:37.38 ID:axYgjGtZ0
多分これが13スレ目のはず
20 :
231 ◆hdeyvVQxEo :2006/09/25(月) 21:49:34.36 ID:fnjyWmZU0
やっちまった…。
主人公と姉の年齢差・・・1じゃなくて3だった…orz
今になって気づくとは・・・
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:49:42.44 ID:IrBU1rzX0
さて続き続き・・・
あれ?もう950突破してる。
あ・・・980突破。
やべぇ1000は俺のものだー
1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/09/25(月) 21:34:24.76 ID:K3lyhLEe0
1000なら、全員女体化!
うはw1000取れなかったおwwwつーか全員女体化とかありえn・・・
くぁwせdrftgyなんか体がおかし・・・アッーーーーー!
見事に女体化です本当に前スレ1000には感謝しています。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:56:42.05 ID:zv7UqaaO0
保守
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:57:57.58 ID:uzCJ1fOk0
blood+
24 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 21:58:11.33 ID:7pknjMUb0
エロいのでも投下していいものなんでしょうか
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:01:53.14 ID:4YSqBJjc0
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:02:15.57 ID:miVHcjwf0
27 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 22:04:19.21 ID:7pknjMUb0
おkおk今「*17歳までに…の世界」でがんがって書き終え中
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:12:22.91 ID:OTp0TGU10
wktk
>>1乙です
メ欄の日本語が変だけど気にしちゃらめぇ
■第二話
10/8(日)19:30〜
■サイドストーリー
響太×章(小4時代)
10/14(土)21:30〜
(気分次第)
新ネタ芸能界モノなんだけど…………駄作度割増だけど、需要はあるのだろうか(´・ω・`)
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:22:39.34 ID:zv7UqaaO0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:25:22.64 ID:RHYDKtiyO
>>29 ∧_∧
(0゚・∀・) ドキドキ
oノ∧つ⊂)
( (0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
( (0゚・∀・) テカテカ
oノ∧つ⊂)
( (0゚-∀-) オモイ・・・
∪( ∪ ∪
と_)_)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:28:48.03 ID:Ga8kRPIx0
今投下しても平気かな?
33 :
孔明@短編:2006/09/25(月) 22:29:22.79 ID:IrBU1rzX0
「キミがいた夏」
僕は15年間ずーっとこの村に住んでいる。ある県の山奥にある辺鄙な村だ。
村の人全てを僕は知っているし、皆も僕を知っている。それぐらい小さな村なんだ。
そんな村で僕はキミに出会った。
村に唯一ある中学校。僕が通っている学校だ。
夏休みに入ると生徒で賑わう学校もえらく静かになる。静かな学校ってのもなかなかいいものだ。
僕は夏休みに入ってからほぼ毎日学校に来ている。一人でだけど。
友達は皆町場の高校に進学するために受験勉強に追われている。
・・・僕は中学校を卒業したら叔父さんの工場で働くことが決まっているから暇なんだ。
学校に来ると決まって裏山(通称:富士山。「ふじさん」じゃなくて「ふじやま」)の丘へ向かう。
ここは僕のお気に入りの場所。村が見渡せて凄くキレイなところなんだ。
この日も僕は一人で丘に向かった。そしていつも通りの時間を過ごすはずだった・・・
短編で投下しようかなと思っていたらネタが溢れてきたwwwタスケテwww
34 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/25(月) 22:33:27.99 ID:Ga8kRPIx0
頭の中で、疑問符が飛び交っている。
尋海がいないのに…、何の用もないのに……、なんで昌俊がここに来るんだ……?
――何か、言わなきゃ…。
玄関に立っている昌俊は黙ったまま、ずっとこっちを見ている。
重い沈黙に耐え切れず、空回りする頭で言葉を探す。
「尋海は……いっしょじゃなかったの?」
そしてようやく声が出せて……、けれども昌俊は答えてくれない。ただ無感情に向けられるその目を見て、昨日の出来事が頭に蘇ってきた。
『俺といる時、なんでそんな暗い顔してるんだ?』『もっと笑えよ』
投げつけられた言葉を思い出して、不意に走った胸の痛みに俯く。
――笑わないと………。
笑顔でいないと、昌俊が不快な気分になってしまう。…そんなのは、嫌だった。
「帰りにうちに寄るなんて珍しいね」
少し時間が掛かってしまったけど、ちゃんと笑顔を作れた。その表情のまま顔を上げて、なるべく普通に聞こえる声で昌俊に話しかける。
だけど昌俊は無言のまま僕から目を逸らして、明らかに怒りを含んだ溜息をついた。
……自分の顔が凍りついたのがわかった。
何がいけなかったのか、わからない…。ただ再び僕を見た昌俊の目はさっきまでとは違っていた。
長い間、いっしょにいたから、わかる。
昌俊がこんな目をする時は、ただ一つのことしか考えていないんだ。
『気に食わない』……と。
それ…が、僕に向けられている…。僕のことを気に食わない、と昌俊の目がはっきりと語っている…。ここまで強くその感情を隠さずにいるのなんか見たことがない。
目を見開いたまま固まってしまっていた僕は、昌俊が動き出したことでその金縛りから解放された。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:33:56.64 ID:RHYDKtiyO
36 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/25(月) 22:34:13.24 ID:Ga8kRPIx0
靴を脱いで、何も言わないまま……、とても厳しい顔をしたまま昌俊は近づいてくる。
「………!」
それがどうしようもなく怖くて、僕はたった今下りてきた階段の方に身を翻した。けれど一段目に足をかけることすらできずに、痛みを感じるほどの強い力で引き戻される。
ぎりぎりと昌俊の指が手首に食い込んでくる。
「昨日吐いたんだってな」
確認するような口調で昌俊が訊いてきて、それに僕はかぶりを振った。
「なんで嘘つくんだ!?」
至近距離で怒鳴られて体が竦み上がった。
怖くて昌俊の顔が見られない。けど、僕はただ頭を横に振り続ける。
せっかく…昌俊がくれた物を台無しにしてしまったなんて知られたくない。
「おまえが吐いたの、俺のせいだろ?」
「ちがう…!」
僕が勝手に戻してしまっただけなんだから、昌俊のせいじゃない…。
僕が……悪いんだ………。
「…………なんで、そこまで……」
あまりにも違う声色の言葉。でもその続きはなく、忌々しげな舌打ちだけが、この空間に響いた。
昌俊は…まだ放してくれない。
「どうして……うちに来たの…?」
また黙り込んでしまった昌俊に、今更なことを聞いてみる。
「……おまえが吐いた、って尋海に言われた。………だから『お見舞いに行け』だと」
―――…っ。
聞かなければ、良かった。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:34:16.11 ID:KFrNGpDsO
38 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/25(月) 22:34:54.85 ID:Ga8kRPIx0
昌俊が今、ここにいる理由は『尋海に言われたから』。こんなに不機嫌になってるのに尋海に言われたから我慢して、まだ、ここにいる…。
それは……僕のためじゃないんだ…。
「そっか…」
わかってる…。ずっと前から理解してた。
昌俊が大事にしてるのは尋海。僕のことはどうでも……っ。
「ごめんね」
――…もう、むり……だ…。
僕が、昌俊の心の中に入ることなんか出来ない。
これ以上、いっしょにいることなんか…出来ない。
「わざわざ来てくれてありがとう。でももう大丈夫だから」
にっこりと笑ってそう言うことができた。こんなに心は痛がってるのに……笑顔を作れるなんて不思議だけど、もう何でもいいや…。
最後に、昌俊に見せる顔は笑顔でいたかったから…。
「あのさ、付き合うの、終わりにしようか?」
自分でも驚くほどすんなりと最後の言葉が口から出た。もう自分を誤魔化すことは無理だった…。
どうしようもないくらい好きで……好きだから、すごく苦しい…。
事あるごとに、昌俊の目が誰に向いているか思い知らされてしまう。その度に、つらくて悲しくて…、それでも負の感情を隠して笑う…。そんなことはもう限界だった。
――でも、これでおしまい。
さすがに目を見ては言えなかったけど、昌俊の反応はとくにない。
……やっぱり、そうだよね。
別に終わりでも昌俊は……。
「……の………めろ」
「え?」
ぼそりと呟かれて、聞き取れなかった。
「なに…?」
「その気持ち悪い笑顔、やめろ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:38:32.83 ID:Ga8kRPIx0
時間無いってツライ 書く捕手
>>33 ん?(発見) ツンツン(確認) ぴょん(ジャンプで回避) ふっ(勝ち誇り) さて…(ズボッ
だれか前のスレのDATを分けてくれませんか・・・
ミラー見たけど途中までだった・・・
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:39:01.07 ID:RHYDKtiyO
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:40:48.58 ID:KFrNGpDsO
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:44:59.83 ID:IrBU1rzX0
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:45:29.27 ID:zv7UqaaO0
+ +
∩_∩ +
(0゚・(ェ)・) ハラハラ クマクマ
(0゚つ旦O +
と__)__) +
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:47:47.40 ID:KFrNGpDsO
>>30と
>>31の許可が取れたので
前スレを阿鼻叫喚の地獄絵図に陥れた糞イラつけて投下します。
予定日はまた後ほど
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:48:16.13 ID:K3lyhLEe0
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:48:45.72 ID:q9C/9bSB0
hrhrdkdk
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:50:22.98 ID:KFrNGpDsO
ティッシュ切れたからトイレットペーパーで涙拭きながら保守
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:55:08.19 ID:+Y2h4j/j0
50 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 22:56:00.37 ID:7pknjMUb0
ティッシュ箱と共に投下開始 つ□
「ふむ」
目が覚めて思ったことは、毎朝のあの感触がないことだった。
やっとこの日が来たか。
なってみたら何てことはない。
むしろ願ったり叶ったりだ。うはwwwwwwおkwwwww
制服の前がキツい。
下半身でなく、上半身が。
「おはようー」
「…どなた?」
「まさかそのケータイストラップは」
「その通り、進だよ、鷺坂進」
「女が学ラン着て童貞でヲタストラップ…」
「貴様らももうすぐだ、 気 を つ け ろ 」
「「「ひぃーーーー!」」」
いつもと違ったいつもと同じ友人との会話。
高校生活2年目の春のことだった。
51 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 22:57:49.08 ID:7pknjMUb0
俺はクラスで一番誕生日が早い。
男子で一番身長が小さい。
女子からは愛玩動物として可愛がられ、男子からもほぼ似たようなものだ。
それが俺のポジションだ。
…きっとこれからも。
「お前らに挨拶もしたことだし、役所行ってから学校行くんで連絡ヨロ」
「それにしても可愛くなったな」
「じゃあ後でなー」
性別欄が女になるのかー…。
うん、いいな。
53 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/25(月) 22:59:13.23 ID:+Y2h4j/j0
ええと、非常に遅筆なので、最初の方を読んでない/忘れちゃったって人がいそうなので、
とりあえず今まで書けた分をうpしておきました。
http://www.vipper.net/vip99376.txt.html で、一応前スレ
>>966の続きです。
「だって、それは…」
答えようとして、どうしても言葉に出来ず、俯いてしまった俺に、泰雄が追い打ちをかけてきた。
「それは?なんなの?」
「え、と…」
「ちゃんと言わないと、わからないでしょ?」
泰雄がなおも意地悪く聞いてくる。必死に声を絞り出して、ようやく小さな声を出すことが出来た。
「泰雄が、すき、だから…、泰雄にだけ、私は…。だから、わたしのこと、好きにして、いい、よ?」
言い終わると、余計に恥ずかしさがこみ上げてきて、思わず手で顔を覆って横になってしまった。その手を泰雄が優しくどけて、俺の顔を覗き込む。
「ありがとう。大切にするよ、ゆき。…いいんだね?」
俺が小さく頷くと、泰雄はついにペニスを俺のアソコにあてがってきた。
アソコの周りを、舌とも指とも違う熱く固いモノが這い回るたびに、自分でもヒクヒクとしているのがわかった。
「ゆき…いくよ。力ぬいて…」
泰雄はそう言うと、アソコの中心にペニスを押しつけ、徐々に侵入しようとしてきた。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:59:26.98 ID:KFrNGpDsO
>>50 ヌクモリティをありがとう
鼻水飛ばしながら吹いた
55 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:06:03.41 ID:7pknjMUb0
「…では来年の誕生日までに各種性別変換をしてください。
学生服はどちらを着られても構いません。
お直し代もかかりません。
携帯電話はお持ちですか?会社によっては割引などあるようですよ」
「ありがとうございます。ではこれで」
各種書類をもらった封筒を手に、役所を出る。
名前は せつな に変えてもらった。
イニシャルを変えずに、平仮名三文字がいいな、と思ったので。
56 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:07:50.72 ID:7pknjMUb0
「おそようございます。
鷺坂進改め鷺坂せつな、です。」
「かわいいーーーーー!!!」
「せつなって!鷺坂せつなって私たちなんかよりも数万倍名前も見かけもかわいいよ!!」
「鷺坂おはよう。黒髪がいい、非常にいい」
「百万回保存した。俺の脳内に」
「お褒めの言葉に感謝します。担任にも褒められたよ」
遅刻した俺を待つのは上々のお出迎えで。
その後二つ分の授業の先生の目も悪くない。
帰るまでに、明らかに見たことない同級生どころか先輩後輩まで
わざわざウチのクラスに俺を見に来てい。
そりゃそうだ、俺だって今までに女体化した先輩を見に行ったものだ。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:08:49.49 ID:JEviWlWGO
切なさ乱れ斬り
刹那五月雨斬り
…言ってみただけとです(´・ω・`)
58 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:09:51.42 ID:7pknjMUb0
「ひとつ頼みがある」
「何だ」
放課後、今までと変わらず友達とゲーセンに行き、俺から口を開けた。
…女になった今、男友達と言うべきなんだろうが。
「お前と寝たい」
「はいはい俺とねー。…ってちょっと待てあqwせdrftgyふじこ」
藤木は漫画のような反応をした。
そりゃ当然だろうな、昨日まで男だったヤツに寝たいと言われた反応としては正しい。
「嫌だろうな、ごめ」
「マジでいいの?」
「へ?」
「鷺坂の見た目だけ見るってんじゃないけどさ、俺の好みまんまなんだ」
言うか言われるかのうちに抱きしめてきた。
そりゃそうさ。
お前の好みはこの1年で把握していたからな!
俺はきちんと「呆気にとられていた表情」に見えただろうか?
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:11:25.91 ID:IrBU1rzX0
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:12:06.14 ID:KFrNGpDsO
>>56 >「鷺坂おはよう。黒髪がいい、非常にいい」
「百万回保存した。俺の脳内に」
吹きましてございます
61 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:12:33.37 ID:7pknjMUb0
>>57 せつなさみだれうち
じゃなく?
高校に入って男女問わず可愛がられて、俺はすっかり弄られポジションをキープしていた。
それが嫌だと言うわけじゃない。
仕返ししたい訳でもない。
ただ、皆の体にもっと触れてみたくなっただけだ。
「…優しくしてほしい。」
「それに答えられるかはすまん、答えられない」
「きゃっ」
今日は両親が共に出張に行っている日だ。
息子の誕生日に両方居ないとは、俺にとっては好都合以外の何事でもない。
自分の部屋へ異性(だよね?もう)を連れ込む。
誘い込む。が正しいのかな、今となっては。
「せつな、可愛いよ」
「藤木こそすごい…男に見えるよ…」
「名前で読んでくれる?充って」
「みつる、抱いて…」
返事の代わりに、首筋にキスされた。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:13:17.93 ID:JEviWlWGO
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:14:07.79 ID:4YSqBJjc0
>>57リアルにカフェオレ吹いたじゃねぇかw
・・・俺のカフェオレ返せ(´・ω・`)
64 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:14:09.83 ID:7pknjMUb0
>>59 ローションティッシュ置いときますね つ■
「ひゃぁぁぁんっ!!」
女の体は感じやすい。
噂には聞いていたけど、身を持って体験するとそれがよく分かる。
「何おまえ、すっげいい声」
「だって…気持ちいいんだもん…」
「へぇ、残念だな」
「何、が…?あ、ああんっ!」
学ランをむかれ、シャツに浮かんだ胸をさすられると、本当に声が抑えられない。
平静も保ってられなくなってきた。
シャツでこすられて痛いくらいだ。
「俺、今日で女になれないと思うとちょっと残念なんだよ」
「うん…して…もっとしてぇ…」
「言われなくても沢山しますが、何か?」
ズボンを脱がされたあたしの足の間は、すごく濡れていた。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:14:56.03 ID:SVwj6Vcg0
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:15:06.92 ID:KFrNGpDsO
>>59 クオリティの高さにさらに泣いた
これ、使いなされ
(´;ω;`)つ[ネピア]
67 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:17:12.33 ID:7pknjMUb0
「…恥ずかしいよぉ」
「誘っといて、今更何言ってんの? そんな顔も可愛くていいけどさ」
そんな顔?
あたし今どんな顔してんだろ…
「もっといい顔見せて」
「やっ、あああああっ!!」
充が入ってきた。
あたしの中に。
昨日まであたしもあったモノを。
「初めては痛いんだろ? だからゆっくりとね」
女の初体験は痛いって聞いていた。
でも、あんまり痛くない…それどころか…
「やぁっ」
「んっ?」
「痛くないよ…き、きもちいいのぉ、もっとしてぇっ!!」
「へぇ、じゃ遠慮しないよ?」
「あっ、あああんっ!!」
くるっと体位を変えて、後ろからずんずん突いてきた。
獣になった気がする…
シーツをつい掴んでしまう。
本当にこんなこと、しちゃうんだなぁ…
「うんうん、締めてきてすごい気持ちいいよ」
いたって冷静に脇や腰を撫でてくる。
あたしにはもう無理だけど、男だったらこんな余裕だったのかなぁ。
68 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:18:12.25 ID:7pknjMUb0
「さて、そろそろいくよ」
「うん、きてっ!中にいっぱいちょうだいっ!!」
「いいの?子供出来ちゃうかもしんないよ?」
「中に、熱いの、ほしいのっ!!」
自分でもすごいことを口走ってるのは分かってる。
分かってないのは体のほうだ。
「いいねぇ、せつなすごくエッチで可愛いよ…んっ」
「ああ、ああああああんっ!!!」
おなかの中で熱いものを感じながら、あたしも一緒にイった。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:18:16.06 ID:JEviWlWGO
>>61 さっきまでシグルイ見てた所為で素で間違えたhh
70 :
カレーうま ◆SadRzQKyFM :2006/09/25(月) 23:20:34.53 ID:m1W94qp20
71 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:20:49.64 ID:7pknjMUb0
>>69 やってくれた喃
2chは芝居をする場所ではござらん
[email protected] 「で?」
「なぁに…?」
まどろむあたしに充が聞く。
「クラスの女は、誰食べようとしてんの?」
「うーん綾瀬をっておまっあwせdrftyふじこl」
「それは俺も言った」
やばい、どうしてこいつ知ってるんだ
「今おまえは『やばい、どうしてこいつ知ってるんだ』と思う」
「J○J○ネタはどうでもいい!」
「伏字になってないぞ」
やっ…それもどうでもいいし…
狼狽していると、邪笑を浮かべて口を開いた。
72 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:21:31.63 ID:7pknjMUb0
「お前のことはこの1年で把握していたからな」
「全部知ってて…あたしを抱いたの…?」
「綾瀬かぁ、可愛いよなー。 俺 も 混 ぜ て く れ よ な ? 」
やばいやばい。
こいつの方がよっぽどトランスでカオスなセクシャリティーだよ。
そう言えばこいつに一番弄られた気がする。
ただのヲタ眼鏡イケメソだと思っていたのに…
今なら正に呆気に取られていた表情だろう。
「えっ…あの…」
「という訳でもう5回な」
「な、何言ってんの!?」
「お前の両親どうせ今日帰ってこないんだろ?」
「ひゃ、あああんっ!!!」
否定しようとしたけど無理だった。
なんとか次の月、初めての月のものが来ました。
…女子の制服でスカート短めニーソックスを履いた日の晩の事は、
また後で書きますね。。。(ばたり
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:24:08.67 ID:KFrNGpDsO
74 :
>>112:2006/09/25(月) 23:30:56.61 ID:61f552Tt0
――コンコン
「兄貴」
PCをしていると、ドアの向こうから俺を呼ぶ声。
――コンコン
もう一度ノックされるが、俺は返事をしない。
「兄貴? いないの?」
――コンコン
今、この家にいるのは俺と弟の二人だけのはず。
――コンコン
「お〜に〜い〜ちゃ〜ん、いるんだろ〜?」
――コンコン
何この女の子の声は。俺に妹はいない。
――コンコン
「おにいちゃ〜ん、開けてくれたらイイことしてあ・げ・る」
――コンコン
ぶふぉあ…! やべ、いい年こいて鼻血とか……ティッシュティッシュ。
――コンコン、……
「ひぐ……開けてくれないの…?」
今あけま〜す♪
――ガチャッ
75 :
>>112:2006/09/25(月) 23:32:15.70 ID:61f552Tt0
〜 〜 〜
「…え〜と、どちら様?」
そこに立つ美少女に俺は問いかける。
そういえばこの娘の服装、弟と同じものだなぁ。
まさかアイツの彼女? こんな可愛い子が彼女だなんて……。
俺もこんな彼女が欲しかったなぁ、前の彼女もそこそこだったけど喧嘩して分かれちゃったんだよな。
「弟の大樹(ひろき)だよ」
さっきとは打って変わって、こりゃまたクールなお声で…。
ん? 大樹?? いやまさかね、聞き間違いだろ。
あぁそうか、何かゲームでもしてて彼女が負けたから罰ゲームかなにか?
全くあいつも何をやらせてんだよ。
「あ〜、はいはい。もう帰っていいよ」
「ちょ、信じてないの!? あ、いやそうだよな、信じてねぇか」
何をぶつぶつ言ってんだ?
あ〜しかしホント可愛いな、なんであんなやつにこんな可愛い子が…。
76 :
>>112:2006/09/25(月) 23:34:02.18 ID:61f552Tt0
「梅宮 海都(うめみや かいと)。24歳。」
いきなり俺の名前と年齢を言い出してきた。
って、…あれ?
「誕生日は7月12日、身長182cm、体重75kg。
趣味は音楽鑑賞、読書と虹エロ画像集め。
ベッドの下にあるエロゲのタイトルは一番右から、痴k」
「ストップ!!」
それは……俺と弟しか知らないハズ。
まさかあいつ喋ったんじゃ。いやまて落ち着け。
そうだ、俺もアイツの本棚の奥にあるエロ本のタイトルを把握している。
弟もそれを知っているはずだし、もし喋ったら俺がアイツのものをばらす事も目に見えている。
つーかあいつもそんなバカじゃない。ってか、わざわざ他人に教えることでもないけどな。
結論、こいつは………
「まさか、マジで大樹?」
「だ〜か〜ら〜、言ってるだろ!?」
あ……、大事なことを忘れていた。
今日はこいつの誕生日。そして、こいつはまだ未経験。
TS症候群とかいう奇病に掛かったのか。
「おk、信じよう。まぁとりあえず中に入ってくれ」
「うん」
弟、いや妹を中に招き入れると俺はドアを閉めて・・・・・・・・・・・・・・・鍵をかけた。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:34:08.32 ID:JEviWlWGO
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:34:50.09 ID:q9C/9bSB0
79 :
>>112:2006/09/25(月) 23:35:26.88 ID:61f552Tt0
「え〜と、お前は女体化しちまったんだな。例の病気か」
「みたいだな。俺も今日が誕生日だってこと、すっかり忘れてた」
「ふぅん…」
俺は大樹の身体をなめまわすように見る。
整った顔立ち、ちょっと細めの目。肩まで掛かった髪。
出るとこ出て締まってるとこは締まってる、スレンダーな身体。
「まてぃ、服の上から何でそんなわかるわけ」
「くくく、俺を誰だと思ってる邪気g」
「ねえよ。…ったく、お前見てると悩んでる自分がバカらしくなってくるな」
ほう、一応悩んでたのか。
それで俺のところへ来たと。なかなか可愛い一面を持ち合せているではないか弟よ。
あ、今は妹か。さて……
「とりあえず、このメイド服着てみない?」
「どこから持ってきたそんなものを」
「いいからいいから、はい脱げ〜すぐ脱げ〜さっさと脱げ〜!」
「ちょ、ま、やめ……!アッー!!」
「ふむ、なかなかだな」
「く、こんな屈辱は初めてだ…」
メイド服を着た美少女が俺の目の前に。
もう我慢できん!
「いっただきま〜す」
「ちょっ! いただきますじゃない! ひゃっ! 何処触って…! ひん…、や、ダメそこh
(省略されてません。続きは脳内で補完してください)
すまん、なんとなく投下した。今は反省している。
>>77 ちょ、やめてwwwwwwwwwwwwww
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:39:34.52 ID:KFrNGpDsO
82 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:40:01.08 ID:7pknjMUb0
シグルイストが多くペルソナネタの分かるここに俺永住してもいいかな?
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:41:08.77 ID:IrBU1rzX0
84 :
>>112:2006/09/25(月) 23:43:27.02 ID:61f552Tt0
ペルソナネタの分からない俺はここで永眠してもいいかな?
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:44:10.91 ID:q9C/9bSB0
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:45:43.65 ID:KFrNGpDsO
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:46:48.40 ID:61f552Tt0
(`・ω・´) シャキーン
88 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/25(月) 23:46:54.09 ID:7pknjMUb0
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:47:02.58 ID:IrBU1rzX0
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:47:49.21 ID:q9C/9bSB0
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:49:30.50 ID:7lKxmzq1O
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:53:12.25 ID:IrBU1rzX0
>>90 サンクス
スレタイにそぐわない投下申し訳なかった。
孔明と心中してくる。みなに幸あれ
やっぱ芸能界モノやめますた(´・ω・`)
第2話とサイドストーリーで行きます。
また駄イラを駄作と共に投下します。
明日から早速模試そっちのけで製作するよ
(`・ω・´)=3
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:56:08.46 ID:KFrNGpDsO
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:01:22.28 ID:S0L8bBBlO
昨日が模試で。
次の日曜も模試で。
ぬるぽ
96 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:01:42.08 ID:wPcGA1q00
空気読めない俺が投下する
勉強の息抜きに二階から降りてキッチンに向かう。
階段を下りてリビングに繋がる扉を開けると、父さんが一人で酒を飲んでた。
傍らにはテーブルの上でうつ伏せのつかさ。
「とうさん。一人で飲んでたの?つかさはどうしたの?寝てるの?」
声をかけてみる。
「ん、直之か。今つかさと一緒に飲んでたんだよ」
つかさはどうやら酔いつぶれて寝てるみたいだ。
父さんは少し顔が赤くなってるだけ。
「未成年なのに。それにあんまり無理させちゃ駄目だからね。つかさは女の子なんだし」
「分かってたんだが……、想像以上に弱いみたいでな」
「全く。完全に酔ってるじゃないか」
「俺は酔っとらんぞ」
酔っ払いは皆そう言うんだ。
「父さんじゃないって。つかさだよ」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:02:25.68 ID:9xXwHO1P0
98 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:03:38.61 ID:wPcGA1q00
「う〜、そうか。悪いがつかさ運んでやってくれ。このままじゃ風邪引くかもしれん」
「わかった。お酒もほどほどにしといてよ」
父さんに注意しつつ、つかさを抱きかかえる。
女の子になったために背も小さくなり、体重も減ったので容易とはいかないまでも
何とか抱きかかえることが出来る。
いわゆるお姫様抱っこの状態。
(意識があるときにこんなことしたらすごい怒るんだろうな)
そう思ったらなんだか貴重な体験をしてるように感じられる。
なにせ今のつかさは女になった今でも男のままに振る舞っている。
しかしそれが少し心配でもある。
99 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:05:03.38 ID:wPcGA1q00
視線を下げると酒気を帯びてうっすら赤く染まった頬。
服の生地を通してもわかる女性特有の柔らかさ。
小さいながらも服を盛り上げる胸の膨らみに、兄とはいえ嫌でも女としてみてしまう。
風呂場でつかさがしていたことも知っている。その時も自分の中につかさに対して欲情していた。
あとになって自分に対してのとてつもない嫌悪感が湧き上がってきた。
いくらつかさが元男だとしてもまだ女に慣れていない。そんな今の状況で自分に欲情される。
やはりあまり気持ちの良いものではないだろう。
考えるほど自分に嫌気がする。
(クソ。最低だな俺……)
気が付けばもうつかさの部屋の前に来ていた。ドアを開け部屋に入る。
部屋に電気は点いていないが大体の物の配置は分かっている。
ベッドに近づき寝かせようと腰を低くする。
その時不意につかさの手が動き自分の首に回されるのを感じた。
「あ〜。なおゆきだ〜。どうしたの〜?」
突然のことで固まってしまう。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:05:39.41 ID:uMVVo6g90
wktk
101 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:06:37.94 ID:wPcGA1q00
「あ、いや、お前が下で寝てたんでな。ここまで運んできたんだ」
「そうなの?覚えてない〜。えへへ」
どうやらまだ酔ってるらしい。呂律が回っていない。
窓から入り込んだ月光に可憐な笑顔が照らされる。
(ヤバイ……。可愛すぎる)
さっきまで考えていたことが頭から吹き飛んでしまった。
ベッドに寝かせ、つかさの小さな唇に自分の唇を重ねる。
つかさの唇を貪るように求める。
「ぁ……ん」
唇の合間からつかさの声が漏れる。
「!」
どれくらいそうしていただろうか。突然肩を押され触れ合っていた唇が離れていく。
まだ足りない。もっと触れたいと思ってしまった。
近づこうとしたらつかさが泣いているのがわかった。
「……バカ!うっ、ひく。何するんだよ」
さっきまで頭を支配していた欲望が消え去り、一気に熱が冷める感覚。
最悪だ。自分の欲望に任せてつかさを傷つけてしまった。
冷静になったがつかさになんと言えばいいか分からなかった。
どうすればいいのか分からずつかさに近づく。
102 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:07:36.90 ID:wPcGA1q00
「来ないで……。今は来ないで」
しかしはっきりとした拒絶。涙声には少し恐怖の色も混ざっていた。
「……ごめん」
なんとかそれだけ言うことが出来た。
これ以上ここにはいられない。
つかさに背を向ける。
「ごめんな」
部屋を出る時に振り返り呟くように言った。
少し待ったがやはり返事は無い。
扉を閉めて部屋を出る。
(やっぱり俺は最低だ……)
103 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/26(火) 00:07:39.52 ID:RGAWj81V0
さらに空気を読まずに続きを投下
徐々に肉壁が押し広げられ、泰雄のペニスが躰の中に入ってくる感触に、一抹の不安感と同時に、ついに泰雄と一つになれるという期待感が高まってくる。
しかし、初めてペニスを迎え入れた肉壁は硬く閉じ、気持ちとは裏腹にその侵入を拒んでいるようだった。
何度か入り口付近で出入りを繰り返されていると、だんだんと緊張がほぐれ、柔らかくなってきたのがわかった。泰雄もそれを感じ取ったのか、だんだんと深くまで出し入れするようになっていた。
そのうちに、肉壁の中で破れるような感覚を感じると、そのまま泰雄のペニスが奥深くまで挿入されてきた。
「んんっ…!」
(女性化しても、処女膜ってあるんだ…)
それにしても、先ほどまでの快感とはほど遠い、文字通り躰を引き裂くような痛みに、歯を食いしばるしかなかった。
「大丈夫…?力を抜いて」
その顔を見たのか、泰雄が優しく声をかけてきた。俺は精一杯やせ我慢をして笑顔を作る。
「だいじょうぶ、だから…動いて、いい、よ…」
泰雄はもう一度口づけをしながら、段々と腰の動きを大きくなってきた。
相変わらず痛みはあったが、それよりも泰雄が俺の中にいる、一つになっていることに、心は歓喜で満たされていた。
104 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:08:58.25 ID:wPcGA1q00
気が付いたら口を塞がれていた。
自分の唇を欲望のままに犯しているのは直之だった。
どうしてこんなことになっているのか分からなかった。
今は女になっている訳だし何もおかしなことはないのかもしれない。
父さんと話している時も漠然とだがそのことを意識し、それに対する覚悟も決めたつもりでいた。
しかし今そのことが起ころうとしていた。自分が甘かったのかもしれない。
このまま何も言わなければ直之は最後までしてしまう。
そう思ったら急に怖くなり直之を突き飛ばしていた。
今はもう落ち着いているが、あの時は自然と涙も溢れていた。
何故か闇に浮かんだ直之の顔を思い出される。
学校にいる間は自分のことを普段と変わらないように見ていたが、やっぱり心では自分のことを
一人の女性として見ていたんだろうか。
105 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:09:58.31 ID:wPcGA1q00
そう考えると何故かドキッとした。
「何考えてんだよ。俺って……。いくら血が繋がってないとはいえ兄弟なのに……」
バカだな俺。さっきまではすごい怖かったのに。
今はそれほど怖くもないし、あいつに対しての怒りもない。
元が男だったせいかさっぱり許している。
フツーの女はこんな事されたらそう簡単には許さないんだろうか。
明日あいつが謝ってきたら許してやろう。
今の仲の良いままでいたいし。
そう思って寝ようと思ったが、なかなか寝付けなかった。
106 :
810ってことで鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 00:10:41.44 ID:y+y8K4M90
この投下ラッシュが終わったら俺も投下する。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:11:53.82 ID:S4crs8bQ0
投下ラッシュwkwktktkmrmr
108 :
◆5oTYnFGYew :2006/09/26(火) 00:12:10.79 ID:wPcGA1q00
とりあえずここまで
遅筆の上に書きたいことが上手く文章化出来ない…
もうだめぬるぽ…
109 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/26(火) 00:13:04.92 ID:vLIcoZNe0
wktkwktkwktk
今日のところはこれでおやすみなさい ノシ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:13:25.33 ID:S4crs8bQ0
>>煩悩の数
乙!
兄に成り代わりたい(*´д`*)
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:14:19.56 ID:lnqO/k5U0
なにこの生殺しラッシュ_ト ̄|○
112 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 00:15:24.54 ID:y+y8K4M90
どれが誰の台詞なんだかよくワカンネな状況になってました。
教室に入ってからも、俺は二人と話をしていた。
「でも俺は男のままでいたいんだ。そのためにも今日の内に・・・な。」
俺は何度も二人に同じことを頼んでいた。
「何とかしてやりたいが、さっきも言ったように、俺にはアテが無い。」
「何度頼まれても無理だ。それにお前、知らない奴相手にやれるのか?」
「く・・・それは確かに言えているな。俺には出来そうにない。」
彼女いない暦約16年 それでいて女が苦手という俺がそんな状況になったら、直前になって逃げ出してしまうと思う。
「それ以前にお前、政府公認のアレがあるだろ。身分証明書と親の承諾書さえあればできるはずだろ?何で今日まで行かなかったんだ?」
「いや、承諾書はもうあるんだ。ただ、そこに行くのは抵抗があるんだよ。」
俺の親は割と放任主義なのか、男として生きるも女になるも自由にしろ、と言われていた。
承諾書も中二の頃に書かれ、使いたいときに使えと言われた。
「抵抗もクソもあるかよ。女になるのが嫌なら行くしかない。それだけだ。」
「そうなんだけどな。実際施設の前まで行くと尻込みしちまって・・・・・・。」
「お前、そんなだと今日も多分行けないぜ。俺は構わんけどな。お前が女になるとどうなるかwktkしてるから。」
「だからwktkってお前な・・・・・・。」
こうなったら意地でも行ってやる。中に入ってしまえばあとは楽のはずだ。
113 :
カレーうま ◆SadRzQKyFM :2006/09/26(火) 00:15:42.23 ID:6/7u6Pfu0
wktkwktk(*´Д`)
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:16:29.45 ID:bPz5F673O
気が付くとレスがもう100オーバー
今、女体化が熱い!
wktk
115 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 00:16:35.39 ID:y+y8K4M90
こんな日の学校は早く感じてしまうのだろうか、気が付いたら既に学校は終わっていた。
大急ぎで施設の前まで来たものの、やはり建物の前でウロウロばかりして中には入れない。
知らない人が見ても、自分が童貞で誕生日が近いってことがわかるんじゃないか?
「このドアを開けるだけでいいってのに、何故こんなことも出来ねえんだ・・・・・・。」
俺はそう呟いた。だが、そんなことを呟いたからってどうなるものでもない。
結局、最後の日にも中に入ることが出来ず、家に帰ってしまった。
「結局、出来なかったな・・・・・・。」
正直、ここまで切羽詰っても行動できなかった自分が情けない。
「俺、女になっちまうのか。そんなの認めたくねえ。」
何もしなかった自分が悪いのだが、自分が女になることはどうしても認められなかった。
自分は男でいたい。しかしもう手遅れ。どうしようもない。
明日の朝には間違いなく女になっている。でも男である自分を捨てることなど出来ない。
俺は決意した。女になっても、男として生きてやる と・・・・・・。
少ないけどここまで。これでも数時間かかったんだぜ?
とはいえ今も書いてるから、もしかしたらもう一度投下するかもしれぬ。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:16:36.84 ID:YXknmpHi0
15、16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら にありがちなこと
・・・生殺しorz
>>109 乙!!wktkして続き待ってる
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:18:37.80 ID:bPz5F673O
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:20:02.98 ID:Y+M8YC1z0
今、女体化とほか弁が熱い!!!
なんか今夜はすげえ
生殺しが
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:20:35.87 ID:uMVVo6g90
121 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/26(火) 00:25:09.45 ID:RGAWj81V0
そろそろ眠くなってきたので本日最後の投下
「はぁ…はぁ…、ゆき、俺、もう…」
泰雄の声が、せっぱ詰まったものになってきた。そろそろ限界が近いのだろう。
「いい、よ…、やす…お、の…いっぱい、だし、て…」
俺はこれだけ言うのがやっとだった。先ほどまでの痛みはすでに消え、泰雄のペニスが出入りするたびに快感が高まっていった。
「ゆき、ゆき…イク、よ…」
「ああ、わたし、も…」
次の瞬間、熱い迸りが躰の奥に広がるのを感じ、同時に絶頂に達していた。
ゆっくりとペニスが引き抜かれると、アソコからどろりと何かが流れ落ちる感触があった。泰雄があわててティッシュで拭いてくれた。
「ゆき、可愛かった…よかったよ…」
泰雄がそう言って、顔を近づけてきた快感の余韻に浸りながら、今日すでに何度交わしたかわからないキスをした。
ここでいったんえちぃシーンは一区切りです。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:27:13.56 ID:nscvnTSqO
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:27:18.29 ID:YXknmpHi0
ほかべんに代表されるこのスレの時々ある異様な連帯感。そうあの時もP90氏から始まった。
54 :P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/01(金) 21:16:15.48 ID:Gss6z8yz0
書いてる捕手
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:17:45.05 ID:zThsX8Hs0
待ってる投手
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:24:00.14 ID:wlIbqTQ/0
見守っている野手
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:24:21.30 ID:bQu5rwPXO
苛立つ打者
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:25:34.41 ID:pZ1tHrHo0
既に退場させられた監督
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:27:08.29 ID:lNSjzi+X0
wktkする観客
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:27:45.84 ID:mpCRW1Bf0
怒り出す審判
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:28:21.46 ID:YXknmpHi0
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:29:36.54 ID:bQu5rwPXO
喝だ!!喝!!なOB
62 :P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/01(金) 21:33:08.87 ID:Gss6z8yz0
困ってきたコーチ
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:34:29.82 ID:bQu5rwPXO
黙り込む解説
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:39:35.04 ID:pZ1tHrHo0
出番のないストッパー
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:40:53.22 ID:fyg4oPaL0
眠くなってきた少年達
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:42:03.31 ID:kTxMElYY0
そして宇宙へ
67 :P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/01(金) 21:42:51.57 ID:Gss6z8yz0
>>54-66 テラシュールwwwwwwww
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 21:46:31.40 ID:pZ1tHrHo0
>>66 飛躍しすぎwww
これスレに来て最初にみて感動したw
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:28:22.26 ID:bPz5F673O
YOU!書いちゃいなよ!
↓
作者さんが増える
↓
活気あふれる
↓
落ちない
↓
ほかべん←今ここ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:31:11.84 ID:zHDjZwMu0
つまり
YOU!書いちゃいなよ
↓
ほかべん
ということですね
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:32:16.70 ID:uMVVo6g90
>>121 超乙
wktkと生殺しは体にいいと信じてます。
このスレがこんなにも続いてるのって、最初から居るP90さん方のお陰だっぺ?
ほんと乙です1111!!
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:32:19.72 ID:S4crs8bQ0
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:45:41.82 ID:YXknmpHi0
>>128-
>>129 HAHAHAなんだよお前達・・・
おまいらのせいでここでSS書こうって決めちまったじゃないか
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:45:45.80 ID:HQWv9fgz0
この流れって結構前のスレであったよねwww
その時には活躍させてもらいますた
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:46:36.89 ID:wPcGA1q00
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:48:19.74 ID:bPz5F673O
>>123-124 俺はそれを見て噴いてたw
初代スレからもうすぐ一ヶ月か・・・
なんか凄いなw
134 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 00:53:13.89 ID:y+y8K4M90
俺も初代から見てたよ。
当然
>>123-124見て吹いた。
その時は俺がまさかSS投下するとは思ってなかったよ。
今書き上げた分後で投下するけど、正直反応が無さ杉で自分の評判がわからないんだぜ?
135 :
カレーうま ◆SadRzQKyFM :2006/09/26(火) 00:53:38.34 ID:6/7u6Pfu0
>>123-124 HAHAHA・・・・ROMってたorz
久々にお絵かきしたら止まらないんだぜ?
136 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 00:57:00.62 ID:9xXwHO1P0
<●><●>皆燃え萌えで感想の発言が少ないことはわかってます
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:58:11.73 ID:S4crs8bQ0
読んでると胸がいっぱいになって感想書くのたまに忘れるんだぜ?
138 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 00:58:18.74 ID:y+y8K4M90
朝、当然の様に俺は女になっていた。
が、俺はそんなのを認めていない。
いつものように体を起こし、いつものように顔を洗い、いつものように着替えた。
顔を洗う時、意識して自分の顔を見なかった。女になった自分なんざ見てられないってことだ。
用意を済ませ、朝飯を食べに一階へ行った。
父は既に仕事へ行き、いるのは母だけだった。
「あ、亮、結局女の子になったのね。」
「・・・・・・。そんなのは認めてない。」
「はい?どういうこと?」
「だから女になったのを認めてないってこと。だからこれからも前と同じ様に生活するから。」
「それは構わないけど、そうなっちゃったからには、今から色々行かなきゃならないのよ。」
「そんなのは知らない。俺は認めてない。だから今から普通に学校に行く。」
「そう・・・・・・。まあ、申請は義務じゃないわけだし。好きにしていいわ」
「そんなにあっさり認めて平気なの?色々問題があったりしないのか?」
「我が家は基本放任主義よ。好きなことをしてていいけど、その責任は自分で負うの。だから、亮がこれからも男として生きようが勝手」
母のあっさりした答えには少々びっくりしたが、そういうことで俺は学校へ向かった。
とはいえ、やはり不安があるのか、いつもより足取りが重い様だった。そのためいつもより10分程遅れて教室へ入った。
139 :
その1:2006/09/26(火) 00:58:22.55 ID:8hZQU0lS0
16才の誕生日を境に、ある特定の男子が女子になってしまう。今まで支配的だった男性ホルモンが
女性ホルモンに、徐々に取って代わられて、早くてその誕生日から1ヶ月で、なんとおち●ちんまで
取れてしまうのだから驚きだ。更に性格まで変わってしまい、成人する頃になると普通の女性として
たくましく、いや、美しく生活していくようになるのだ。
男のままでいられるには、ただ16才の誕生日までに女性との性交渉を済ませればいいのだが、15才の
ガキんちょには異性とキスをすることさえ難しい。(と俺は勝手に思ってる。)
140 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 00:59:19.58 ID:y+y8K4M90
ガラガラ・・・。俺は扉を開けた。
その瞬間、元々騒がしかった教室がさらに騒がしくなった。
"これがあの佐々木かよ"とか"可愛くなったなー"とかそんなことばかり言われた。
何故俺が佐々木だと判ったのか。俺が明日誕生日で童貞だなんて親友の岩田と池田にしか話してないはずだ。
手近な奴に尋ねてみると、
「あー、池田の奴が『佐々木は今日誕生日で昨日の時点では童貞だったぜ。もし見慣れない女子が男子の制服で入ってくれば佐々木の可能性大だ。』なんて言ってたんでな。」
あのバカ、何でそんな余計なことを言いやがるんだ・・・・・・。
今日はここまで。正直疲れた。
あとは寝るまで保守に回るとするか。
141 :
その2:2006/09/26(火) 00:59:29.63 ID:8hZQU0lS0
16才の誕生日まであと2ヶ月となった冬には、俺の頭の中はSEXの事で一杯になった。
「もしダメだったら耕平に・・・」
耕平とはうちの学年で一番早く”女”に”性”長した奴で、今、あずさと言う。耕平は男の頃、
いわゆるモーホーで、15になると化粧もし、おち●ちんが取れるや否や即、高3のワルたちの
たまり場へ行き、「私を輪して下さい。」と処女を捨てたといわれるタチの悪い男、いや今となっては
立派な女だ。耕平には一コ上のワルの”彼氏”がいるが、頼めばやらしてくれるとの噂があった。
しかし、その彼氏が余りにもDQNなため俺はとてもじゃないが耕平に頼む気が起きなかった。
142 :
その3:2006/09/26(火) 01:00:42.76 ID:8hZQU0lS0
「こうなったら身内か・・・」とは言っても、母は嫌だし、妹はまだ8才だし、姉は・・・。
姉は!!
「頼む!姉さん!一回、一発でいいから。ね。弟のピンチを救ってよ。」m(_ _)m
「やぁ〜だ。私も彼氏いるし・・・。あんた、私だって8年前は誰も相手にしてくれなかった
んだからね。私と同じ運命をたどりなさい!!」
なっ、なに〜。姉は昔、兄だったのか!?そういえば、昔しらないお兄さんとよく遊んだ記憶
が・・・。
仕方ないこうなったら従妹のメグちゃんだ。やつは14でしかも正真正銘の女の子だ。メグちゃんは
会うたびに「お兄ちゃ〜ん」とか言ってくるから頼み込めば・・・何とかなるはず。
143 :
その4:2006/09/26(火) 01:01:25.75 ID:8hZQU0lS0
「メグちゃん、お兄ちゃんのお願い。一生のお願いだから、その・・・ヤラして!」
「お兄ちゃん、本当にメグでいいの?初めての・・・」そう言いながらメグはスカートを少しずつ
たくし上げていった。
「キター!!(AA省略)ヤレる!!一生男キター!!」
次の瞬間メグの張り手が頬を打った。
「年下の従妹に頼み込むとは本当にダメな男ね。世の中の男全員が汗水たらして、童貞を捨てて、
一生男として生きていくのに・・・。お兄ちゃんは女になりなさい!」
そんな・・・。ああ。orz
144 :
その5:2006/09/26(火) 01:02:09.15 ID:8hZQU0lS0
「あぁー。あと30日しかないよ。このまま女になるのか〜。」ため息をつく鏡の向こうの自分が
なんかおかしい。
「あれっ!?ヒゲは?・・・ヒゲが無い!?」
腕を見ると、腕毛はもうそこには無かった。スネ毛も無い。そう言えば、最近、学校の友達に
「浩。お前いよいよだな。」って言われてきていたけど・・・
「マジ!?もう体は変わってきちゃってるの?」
つづく・・・かも。
145 :
カレーうま ◆SadRzQKyFM :2006/09/26(火) 01:05:10.10 ID:6/7u6Pfu0
伝統芸能生殺しktkrwwwwww
147 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 01:06:20.31 ID:y+y8K4M90
148 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 01:15:38.34 ID:9xXwHO1P0
>>147 何をおっしゃる鳩殿。
景気付けに投下開始↓
〜今までのあらすじ〜
鷺坂進から鷺坂せつなになった人間のハーレム話を熱く語るはずが、
藤木という実はかなりヤバい奴にメロメロになった話を語ることに
「はぁ…」
「せつなちゃんどうしたの? 浮かない顔しちゃって」
「いやー秋だし」
って事にしてもらおう。
いくら女子になって半年、元からの女子と仲良くなったからって。
一週間Hしてなくて生殺しなんてとても言えるもんじゃない。
当の本人は、俺と同じように童貞で女になった同級生と談笑している。
149 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 01:22:15.67 ID:9xXwHO1P0
「ねぇ?」
「何?」
帰り道、思い切って聞くことにした。
「あの…どうして…ιτ<яеη∀|」пΘ?」
「聞き取りづらいからはっきり話せ」
「あのね…したいの…」
清水の舞台から飛び降りるくらい思い切って聞くことにした。
のに。
「うーん、男子だった頃を思い出せたらいいよ」
「え…?」
「俺も楽しみにしてる、じゃあな」
夕暮れの下、元男子が一人途方に暮れる、の図…
わふるわふる
151 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 01:29:07.78 ID:9xXwHO1P0
「はぁ…」
「せつなちゃん今日も浮かない顔だね」
「…何か『男子だった頃を思い出せ』って言われてね、何の事かさっぱりわからないんだよー」
一晩考えたけどわからない。
「もう少し詳しく。良ければ。」
かといってあんまり充との仲は話したくないので、あまり多くは話せない。
「どうもあたしヲタク男子のリクエストに応えてないらしくって」
「ヲタクねぇ… うん、ちょっと耳貸して」
「うん… ぇ、あした?… うん、うん…や、やってみる」
「私も期待するねっ」
そ、そんなもんなのかな…
152 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 01:38:00.02 ID:9xXwHO1P0
「おはよう」
「おはよう。…お」
「履いて…きたよ…?」
にやり。と笑われた気がする。
「放課後、望みのままに」
…女になって初めて、ぞくっとした。
何だろう、この気持ち。
困ったことに授業に身が入らない。
せっかく慣れたお弁当タイムなのにおしゃべりについていけない。
「どうしたの、お弁当進まないじゃない」
「いや、ちょっとね…」
「靴下キツいんじゃない?」
うふふ、とアドバイザーが微笑む。
「そう言えばニーソックス可愛い〜♪」
「ねっ、放課後一緒にプリクラ撮りに行こう」
えっ、とつい充の方を向いたら、朝と同じ表情をしていた。
「う、うん…」
153 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 01:49:26.23 ID:9xXwHO1P0
「きゃあ、せつなったら超カワイイ!」
「ねっ、もう一枚撮ろうよー」
「うん、い、いいよ」
「じゃぁ次このフレームねっ」
「ダメよ、これじゃ脚が出ないじゃん」
「じゃぁこれこれ」
何してんだろう俺。
確かに女性化した時の夢は叶ってるけどさ。
こっそり充が同じ店内でゲームしてるし。
ほくそ笑んでる気さえする。
154 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 01:56:19.17 ID:9xXwHO1P0
「あ、あたしそろそろ帰らなきゃ」
「えーもうー?」
「何か足が疲れちゃって、な慣れないもの履くとだめだねー」
「そっか、また気が向いたら履いてよ」
「今度一緒に靴下買いに行こう☆」
「うん、分かった、ごめんね…」
「「「ばいばーい」」」
よろよろしながらゲーセンを出た。
「ふぅ…」
「脚が疲れただけ?」
「ひゃぁっ! み、充…」
ホッとしたのもほんの少しだけ、耳元から声がする。
いつの間に後ろに立っていたんだろう?
「他にも理由あるんじゃないの?」
太ももを撫でられて、何とも言えずびくびくしてしまった…
155 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 01:56:26.30 ID:y+y8K4M90
ポッポッポ俺ポッポ
豆が欲しいか
('A`)やらねえよ
156 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 01:56:56.15 ID:y+y8K4M90
あ、保守ね。書くの忘れてた
157 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 02:00:24.55 ID:9xXwHO1P0
>>155 鳩さん自分に豆ください
「女子に相談しないと答えが見つからないなんて、せつなは本当に男子じゃなくなったんだな」
ラブホテルのベッドで後ろから抱かれながら、脚を触られる。
「絶対領域なんて…忘れてたんだよ…」
「あんだけ語った夏を忘れたとは。もう1年と3ヶ月になるのか」
脚だけ触られてる。なのに気持ちいい。
「ねぇっ、他のとこも…」
「何? 言ってくれなきゃわかんない」
「いじわる…!!」
「女子に聞いた罰だよ」
「充だって…元男子と話してたじゃん…」
つい涙が出てしまう。
気持ちいいのか嫉妬なのかはよく分からない…
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:02:12.63 ID:k3deLcurO
こんな時間にまで投下が及ぶとは
159 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 02:03:22.44 ID:9xXwHO1P0
>>158 俺の行きつけはこの時間からが投下タイムな訳だが…
もっと早い時間の方が良かったかな?
「あれ?嫉妬? せつなは可愛いなぁ」
「ああっ、やぁぁぁん」
おっぱいを制服の上から触られると本当に気持ちがいい。
腕がつっぱるけど、はね返すほどの筋力も無くて。
「『藤木変わらないってことは…誰とヤったんだよー』って言われたから
『教えねーよ、でもすごく可愛い子だよ』って話したんだよ」
「あ、やっ、やぁぁぁーーーー!!!」
首筋にキスされて、それから…噛まれた。
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:08:11.88 ID:k3deLcurO
>>159 いや、そういう事じゃないんだぜ?
投下はいつでもわっふるわっふる
161 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 02:10:19.75 ID:9xXwHO1P0
>>160 では長いけどこのまま投下しちゃうんだぜ?
「いい子だからちょっと待ってな」
「いや…」
「…おやおや」
ゴムを付ける間すら待てなかった。
どんだけ溜まってたんだ、あたし。って話。
「んんっ、んうんう」
「忘れてないじゃん、気持ちいいよ」
口で全部入らない…
こんなのがあたしの体に入ってたんだ。
今更ながら、女の体ってすごい…
「うん、ストップ」
「ぷはっ、はぁっ、はぁっ…」
「せつなの中に入れたいから、ちょっと待ってて」
「いやぁんっ!!」
今度は耳を軽く噛まれた…
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:11:17.89 ID:k3deLcurO
わっふるわっふる!!!!
163 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 02:20:41.88 ID:9xXwHO1P0
「ああっ、いいっ、いいよぉっ!!」
「ただのゴムじゃつまらないので、今日は突起付にしてみたよ」
まだ着たままなのに、下着だけ脱がされて挿入されている。
「スカート…汚れちゃうよ…」
「とはいえ絶対領域の為だ、まぁ俺がイくまでちょっと我慢してくれ」
座って下から突かれる。
最近だんだんと持続してきた充、30分は続くってことじゃない…
「ちょっとって、あ、あああん!!!」
「ひくひくして気持ちいいよ」
「だめ、だめなの、あああ、いくぅーーー!!!」
2,3度からだが揺れる。
それに合わせて、なおのこと下から突き上げてくる。
「本当はダメじゃないくせに」
今日だって、充は冷静。
164 :
◆ChdC8VZqyE :2006/09/26(火) 02:21:36.41 ID:9xXwHO1P0
その後、一週間ぶりだからって7回ってどうなの?
充の体力が信じられません><;
最後は脱がしてくれたみたいだけどもう記憶が無くって…
気がついたら会計30分前でした。
シャワー浴びてるときも触られるのはやめてください*><
(おしまい)
…それでは今夜は寝ます。保守よろしくです
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:22:52.20 ID:k3deLcurO
wktkが体に染み込むぅ(*´Д`)
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:24:06.01 ID:k3deLcurO
うひっwwwGJwwwそして乙www
168 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 02:30:55.82 ID:y+y8K4M90
GJそして乙
俺も寝るかな。
俺はssを書き続ける。wktkする人がいるかぎりはね。
と書けば格好いいけど、
wktkが無ければもう書かねーよって意味にも取れるよね。
wktk保守
>>167 ちょっ、ブーン邪魔だwww
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:47:50.44 ID:xXs7cTMeO
ホッシュルホッシュル
15か16で童貞だったら女体化か・・・
俺には関係ないね。だってその頃には・・・右手に初めてを捧げたから
だ、だから・・・関係な・・・
。。 ウワァァァン
。 。 +
゚。・ 。 +゚ 。・゚(゚`Дフ。
ノ( /
/ >
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:54:00.64 ID:xXs7cTMeO
>>168さんにお願いがあります
時々でいいからわくてかしてる人が居ることを思い出してあげてください
ほしゅ
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 03:17:26.09 ID:4Yfcl7D60
ほーしゅ
ほ
か
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 04:03:08.89 ID:YCHs1CFWO
ほ
弁
179 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 05:29:29.38 ID:or7vUomEO
すすまねー捕手
指先から鼓動が伝わってくる。
規則的で優しくて暖かい。
瞼にオレンジ色の光りを感じて目が覚めた。
この感覚は一体今日何度目だろう。
いや、これは同じ日の出来事なのか。そんな事すらも曖昧。
「やっと起きたか」
「え───」
なんで。
どうして。
何が起こってこうなっているんだ。
僕は一体なにをしたんだ。
「いくら軽いっつっても流石に上で寝られたら重い」
なんで凌が僕のベッドに。しかも一緒に。添い寝を越えた、むしろ抱き枕になって。
何故僕は凌にしがみつくように、あいつの体の上にいるんだ?
180 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 05:32:48.51 ID:or7vUomEO
パニックを起こしかけていた僕を放置して、上半身を起こした凌は怠そうに欠伸をする。
「で───これなに?」
「何言って……ひぁっ!」
浮かした上半身に凌の腕が伸びて来たかと思うと、胸をわし掴みされた。
───胸!?
筋肉も無く、薄っぺらかった胸が。
「なんでこんな……」
はっきりと膨らんでいる。
盛り上がっているそれはどう見ても乳房と呼ぶに相応しい。
「心辺りないのか」
「あるわけ……んっ……ちょっ…やぁ……」
ぐにぐにと揉まれ、凌の手の中で形を変える。映像をみているような違和感があるのに、
181 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 05:37:18.33 ID:or7vUomEO
気持ちの良さは神経に伝わるこのギャップ。
「凌止め……ぁっん」
なんでこんな事に。わけなんか皆目わからない。
それ以上になんでこんな事態になっているんだ。
Tシャツ越しに乳首を擦り上げられると力も入らなくなる。
揉まれ、抓られ、弾かれ、擦られ、指先だけで僕は凌に弄ばれていた。
「本物っぽいな」
なのになんの変化も無い声で凌は言い放ち、胸をいたぶっていた手が離れていく。
───な、なんなんだ。
平然と立ち上がった凌は窓を開け、ミニキッチンへと向かった。
なんでああまで冷静というか、マイペースなんだ。
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 05:37:35.08 ID:6m9VU05zO
、、、、、
ミ・д・ミ <ワクテカ!
""""
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 05:40:04.09 ID:MgFuFAFV0
184 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 05:43:42.04 ID:or7vUomEO
初めての刺激で、体はふわふわしていた。言いようのない飢えと焦躁だけが残っている。
不思議な感覚だ。
なにかが足りない。
体中でほしがっている。
───でも
そんなことよりも大事なこと。
この胸。
一体なんなんだ。
確かにずっと女の子みたいだねとか言われ続けて来た。だけど僕は間違いなく男だった。
竿も玉もついていたし、人並み程度には自慰もして、出るべきものは出していた健康な男児だった。
───そうだ
胸にばかり気を取られて忘れていた。
付いているのか、いないのか。
この際縮んでいたっていいから───。
185 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 05:49:10.02 ID:or7vUomEO
だけど、いつも感じていたものの存在は感じられず。
ハーフパンツの上から確かめても平で。
急激に感情全体が喪失感で染められる。
ぽたりとシーツの上を叩く雫。拡がっていく染み。
止めたくても止まらない。
溢れるのは叫べない代わりだろうか。
泣き声もでないまま、呆然と泣き続けていた僕は、コーヒーをいれてくれた凌に抱き着いた。
夢であってほしかった。
嘘だと言ってほしかった。
───だけど僕はわかっていた。
原因や過程なんか関係なく、僕にとって無秩序すぎる今が結果の現実を。
そしてその現実はまやかしやなにかでない事
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 05:55:12.91 ID:or7vUomEO
話が一向に進まない('A`
方向性が定まらないせいだろうかorz
文才買います捕手
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 06:02:31.18 ID:6m9VU05zO
>>186 ワクテカが文才を伸ばすんだぜ
ガンガレ♪
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 06:18:51.85 ID:or7vUomEO
>>185 最後に脱字があります
×ない事
○ない事を。
すいませんorz
>>187 ガンガルヨー
・・・アレ、メカラミズガ・・・
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 06:31:30.90 ID:QkIJUMvr0
おはようの保守
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 07:02:02.60 ID:QkIJUMvr0
保守
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 07:13:09.52 ID:bPz5F673O
今起きた保守
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 07:34:06.61 ID:QkIJUMvr0
保守
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 07:46:20.53 ID:k3deLcurO
ほ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:02:53.33 ID:k3deLcurO
ほ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:04:49.97 ID:C/zOMkyDO
今15だから俺は…両性具有!?
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:19:26.39 ID:6m9VU05zO
、、、、、
ミ・д・ミ <そうかもホッシュ!
""""
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:23:54.63 ID:k3deLcurO
学校始まるよ!
始まるよ!
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:37:46.71 ID:6m9VU05zO
はじまた
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:40:20.86 ID:YCHs1CFWO
お
は
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:42:11.73 ID:bTtxsEm7O
新しい朝\(^o^)/ハジマタ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:46:29.09 ID:oaKTS21u0
希望の朝♪
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:53:04.52 ID:6m9VU05zO
女体化の喜びに 胸をひーろげ
保守拿捕主
ほしゅ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:21:21.43 ID:uKtWjhln0
ほ
206 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 09:26:16.82 ID:or7vUomEO
腕を伸ばしたり曲げたり、屈んだり立ったり。
飛んでみてと言われたから、跳ねてもみる。
「ちょっと緩いかも」
どこで調達したのかは知らないが、凌の持って来たサラシを胸に巻いてその上に服を着る。
こうすれば、ちょっと逞しくなったと見えない事もない。ラフな恰好ならそれすらばれないだろう。制服はシャツの上にベストを着るからこちらも問題ない。
「日常生活なら大丈夫だと思う。でも変な暴れ方はたぶんアウトだ。慣れるまでは体育自粛した方がいいかもな」
サラシを巻き直しながら凌は言う。
こんな事になったのは偏に僕の我が儘だ。
207 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 09:28:54.29 ID:or7vUomEO
親にでも連絡しろと言ってくれた凌にそれだけは嫌だと突っぱねたのだ。
女人禁制なんて旧時代な言葉だが、学宗院は現在進行形で女人禁制である。
そんな学校で生徒の僕が女になっちゃった、なんて言おうものなら即座に放校だ。たぶん。
それだけはなんとしても避けたい。
あの母親に知られたら何をするかわかったもんじゃない。ばあちゃんなんか心臓が弱ってるから沫吹いてそのまま逝っちゃいそうだ。
それ以上に、もしかしたら男に戻れるかもしれない。唯一の手掛かりであるあの鳥にまた会えるかもしれない。無いかもしれない希望に縋っていた。
208 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 09:30:38.01 ID:or7vUomEO
幸いと言うべきか、胸さえなんとかすればいいのだ。
体型はたぶん男のそれとは違うけれど、元々細いし小さい。なんとかなる。
それに万が一変化を知られたとしても、よもや男が女になったなんて考えまい。
「しかし本当に楓なんだよな」
凌がサラシを微調整しながら呟いた。
「だから……くっぅ」
言いかけた言葉を遮るように強くサラシを絞められる。
「い……き、できな……」
「あぁ悪い。やりすぎた」
軽く眩暈。
意識の奥のハレーション。
黒、赤、黒。
また赤が弾ける。
散り散りになった色は収束し、二つの赤い点になる。
ほ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:46:03.99 ID:K/GveJbk0
か
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:52:17.80 ID:bPz5F673O
ん
212 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 09:54:15.27 ID:or7vUomEO
幸いと言うべきか、胸さえなんとかすればいいのだ。
体型はたぶん男のそれとは違うけれど、元々細いし小さい。なんとかなる。
それに万が一変化を知られたとしても、よもや男が女になったなんて考えまい。
「しかし本当に楓なんだよな」
凌がサラシを微調整しながら呟いた。
「だから……くっぅ」
言いかけた言葉を遮るように強くサラシを絞められる。
「い……き、できな……」
「あぁ悪い。やりすぎた」
軽く眩暈。
意識の奥のハレーション。
黒、赤、黒。
また赤が弾ける。
散り散りになった色は収束し、二つの赤い点になる。
213 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 09:56:38.06 ID:or7vUomEO
長い間深淵を見ていると、深淵もまた君を覗き込む。
ニーチェはなんだってこんな恐ろしい事ばっかり言うんだ。
僕は見たんじゃない。ただ見えただけなのに。
しかも長い間なんか見ちゃいない。
───揺さぶれ。
そうすれば違うものも見えるだろう。
もう息も楽に出来る。
肩に触れた温度がじわじわと黒を消していく。
晴れる。
でも揺さぶってくれ。
また同じものを見たくない。
このまま離さないで。
そうすれば僕は闇の中飛び込まずに済む。
このままずっと触れていて───。
「大丈夫か?」
心配そうな顔は凌。
214 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 10:00:04.88 ID:or7vUomEO
女っぽくないすっきりしたきれいな顔。身長もたぶん180はある。悔しいけれどこうなりたかった、僕自身の理想。
性格は一匹狼というかかなりのマイペース。今日みたいに色々と世話を焼いてくれるなんて、明日日本が浮上しても驚かない。悪い奴じゃないが腹のうちがわからない男。
成績はクラスが違うから不明。なんとなくだけど悪くはなさそうな気がする。
その凌が心配そうに僕を覗き込みながら、あまつさえ僕の体に腕を回している。
これはどんなジョークだ?
「また顔色悪いぞ。ここで食事にするか?」
触れていてほしいなんて。
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 10:02:24.34 ID:5Se5jR+E0
216 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 10:03:30.23 ID:or7vUomEO
とりあえずここまで
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 10:07:01.74 ID:pqjXk1IS0
gj乙
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 10:10:43.32 ID:or7vUomEO
>>212はミスです
どう見ても寝ぼけてます本当にry
すいませんorz
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 10:22:30.02 ID:4Yfcl7D60
乙です
gj乙〜
まあ、ミスは誰にでもあることだから気にしない方がいい。
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 10:43:00.43 ID:NlugVuvM0
授業の隙間に学校で書いてる捕手
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 11:08:43.25 ID:NlugVuvM0
|ω・`) 誰もいない…
ほしゅ
順調ですね保守
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 11:48:34.23 ID:NlugVuvM0
めし
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 12:16:24.42 ID:B0Z4OCDJO
あ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 12:26:54.29 ID:bCS0ubBW0
げ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 12:37:32.81 ID:hvJNFg8x0
ま
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 12:48:20.38 ID:ARxZsm+90
す
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:01:09.12 ID:YCHs1CFWO
よ
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:02:46.79 ID:CVI7uOYNO
ほ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:07:37.53 ID:yp2qEDoPO
か
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:08:31.90 ID:q3OfY79CO
し
234 :
生殺>>4:2006/09/26(火) 13:15:47.36 ID:YGSvkcHW0
えー…お久しぶりです。生殺ししっぱなしの生殺し
>>444です…。
面倒くさくなって生殺
>>4とかにしてみました。
実は家庭事情のために執筆がうまく進みません……
事情が事情だったので、ネタもあるわけなく…。
で、ここらでスレにいる皆様にひとつ書いて欲しいネタを訊こうかと。
投下がかぶったらいけないので、書き込んでからすぐのお題を頑張ります。
調子が良かったら、気に入ったものも書くかもしれません。
俺ぁやるよ!やったるよ!
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:22:36.20 ID:sMDDN8SUO
深夜組の俺が保守
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:38:38.15 ID:1r49u3t30
237 :
生殺>>4:2006/09/26(火) 13:59:38.60 ID:YGSvkcHW0
>>236 まだ行為に至ってない男子高校生とかで構わないなら…。
頑張ります。
そういえば、過去に片方だけ女体化したってSS書いてた気が……
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 14:18:45.31 ID:4Yfcl7D60
ほすほす
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 14:30:12.41 ID:YCHs1CFWO
ほねほね
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 14:54:32.43 ID:qIzPFp22O
朝九時から今まで勉強してました保守
241 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/26(火) 14:55:43.00 ID:oaKTS21u0
保守ばかりじゃ悪いから、ちょっとだけ投下
俺たちが肩を並べて寝そべっていた。
「これで、ゆきは名実共に俺のものだな」
泰雄が満足そうな口調で言った。
「うん…。わたしは、泰雄のもの。これからも、ずっと…ね」
俺は、いつしか『わたし』と素直に言えるようになっていた。そして、泰雄と、男のままではあり得なかった一体感を感じられたことで、心情に変化が起きてきていた。
まどろみながら、何度でも飽き足らないと思うほどキスを交わし、その度に自分の心の中で泰雄の存在がさらに大きくなる。
そうこうしているうちに、午後の授業の終了を報せるチャイムが鳴った。
「結局、完全に授業サボっちゃったな」
泰雄が、名残惜しそうな顔をしながら立ち上がった。連られて俺も立ち上がると身支度を調える。
「大丈夫、なの?授業サボっちゃって」
俺のために授業をサボってくれた泰雄の気持ちは嬉しかったし、そのおかげで一つになれたのだけど、今になって罪悪感を感じていた。
「なぁに大丈夫だよ。こう見えても、俺、先生ウケはいいんだぜ?」
身支度を調えながら、泰雄は笑顔を向けてそう言ってくれた。
「じゃあ、俺は部活行くから。ゆきは先に帰るんだったっけ?」
「うん。一緒に帰れなくてゴメンね? また明日、朝一緒に登校してくれる?」
「ああ、もちろんだよ。これから毎日一緒に登校しようぜ」
泰雄の笑顔がとてもまぶしく見えた。
「ありがとう。あ、早く部活行かないと怒られちゃうよ?」
俺も、精一杯の笑顔を作って、泰雄を送り出していった。
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:15:09.17 ID:g0L2Ydnz0
wktk保守ッ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:21:12.74 ID:sMDDN8SUO
今何人の小説家がいるのさ
正直多くて把握できない
嬉しいけどさ
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:32:51.62 ID:YCHs1CFWO
bnbn!捕手★
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:54:54.52 ID:RqWFBzvR0
もっと捕手!
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:05:09.91 ID:UAyBYTmb0
ほっ?
247 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/26(火) 16:17:44.61 ID:oaKTS21u0
泰雄を送り出した後、いつものように無線機の電源を入れてみたが、すぐに消してしまった。
(そう言えば…明日香の用事ってなんなんだろ?)
放課後、裏門に呼び出されていることを思い出したのだ。
急いで帰り支度を済ませ、裏門に向かうことにした。
裏門に着くと、そこには明日香のほか、二人の女子が待っていた。たしか、明日香と一緒に泰雄のおっかけグループを組んでいた人たちのはずだ。
「待っていたわよ、由紀。ちょっと、顔貸してもらうわよ」
明日香がそう言うと、残りの二人が俺の左右に周り、腕を押さえてしまった。
「な、なに?どうするつもりなんだよ?」
抗議したが、明日香は聞く耳を持たないようで、二人に目配せをすると先に歩き出してしまった。
二人に抱えられたまま、明日香の後をついていくと、やがて繁華街の一角の、やや寂れた雰囲気のある路地に入っていった。
明日香は、その中のかなり古ぼけた雰囲気のあるビルを入ると、慣れた雰囲気で地下への階段を下りていった。
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:29:32.92 ID:UAyBYTmb0
おちるww
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:35:37.04 ID:qIzPFp22O
ホッシュール・バニパル王
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:49:00.41 ID:4Yfcl7D60
>>243 昨日から今日までの40時間ほどの間に16人ほどいるようですな
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:50:00.81 ID:6m9VU05zO
、、、、、
ミ・д・ミ <ホッシュ!
""""
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:51:57.59 ID:yp2qEDoPO
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:54:48.09 ID:qIzPFp22O
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:56:22.81 ID:S0L8bBBlO
テラオオスwwWwww
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:05:16.73 ID:RqWFBzvR0
慌てさせるわけじゃないんだけど、まとめの方はどうなったのかな〜。
(エロおkの方)
忙しい中、手がけてくれてたみたいだけど、新まとめが気になってる俺ガイル。
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:16:02.67 ID:OgHl68JY0
☆
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:26:08.51 ID:k3deLcurO
学校オワタ 保守
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:26:24.31 ID:DpPUx53K0
保守
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:27:13.95 ID:POt6ZonE0
★
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:33:16.83 ID:MnTsTufw0
職人達の神がかりなSSを読みながら
家族の前でシャツとパンツ一丁でチンコ勃ててるオレが保守
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:53:25.65 ID:QkIJUMvr0
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:55:22.61 ID:glTjDV520
フルチン保守
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:12:04.69 ID:glTjDV520
ほ
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:21:34.43 ID:qIzPFp22O
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:21:51.45 ID:6m9VU05zO
い
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:22:40.84 ID:MnTsTufw0
ん
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:26:53.18 ID:RZG6bRP10
保守
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:44:02.01 ID:PQ7SuI9D0
何とか今日中に投下できるかな
何が言いたいかっていうと保守。
「大丈夫……っ」
どうして気持ちいいんだ。
僕を僕だと知りながら無理矢理胸を───。
そんな奴の手なのに。
逃げたい。
もう全てがぐちゃぐちゃだ。
「暴れるなって……っ」
「放せっ」
凌が優しい事も、非道い事も、伝わってくる温度も、ずっとトーンの変わらない声も。
嫌だ。
なんでこいつは変わってないんだ。
なんで僕がこんな目に遭っているんだ。
「楓……」
僕が一体なにをしたと言うんだ。
「なんでだよ……」
「楓、」
「わけわかんないよ」
「楓」
優しく諌める声。見上げると困惑気味の凌がいる。
270 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 18:53:33.50 ID:or7vUomEO
その凌の手が頬を包む。
「腹が減ってるからだ」
脈絡が無さ過ぎる。
あまりにも説明を省き過ぎている。
凌の言葉に従うのは癪だったのが、先に部屋を出た彼の背中を追い掛けるしかなかった。
なにかあった時、僕は凌にしか頼れない。凌以外にしられるのはたぶんまずいんだ。
身体がうまく動かなくて遅れそうになるのに、同じ距離間で歩いているのは、僕に合わせてくれていたんだろうか。
まだ夕食には早い時刻の食堂はがらんとしている。
厨房の中で忙しそうにおばちゃんたちが動いているくらいで僕たちの他に生徒はいない。
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:53:39.88 ID:3Y9q9Nhf0
wktk
272 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 19:07:26.60 ID:or7vUomEO
筋肉の煮込みに雪のようなマッシュドポテト、具だくさんのコンソメスープ。硝子のボウルに山盛りのサラダは、実は学園内で採れたものだったりする。
食欲は余りなかったのに、いざ食べてみると普段以上にするすると入ってきた。
体に残っていた冷たい箇所が塗り潰されていく。
「顔色、マシになったな」「うん……って、何顔触ってんだよ」
「触診」
───触診だ?
もしかしてこの男。
「む…胸触ったのも……」
平然と、そうだと言ってのけた。
少しずつ人が増えていく食堂の中、僕の回りだけ音は無く、ただ凌の低い声だけ聞こえている。
273 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 19:10:16.64 ID:or7vUomEO
「驚いたのは俺も同じだ。
だいたい数時間の間にそうなってるなんて悪戯かとか、あんな状態で押し付けるから新手の嫌がらせかとか思った。
けどやたら冷えてたから放るわけにもいかないし」
トレーを返しながら凌は、周りを気にしてあれとかそればかりを言う。
マイペースで冷淡だと思っていたこの男はその実、優しい奴なのかもしれない。
もしかしたら、鉄面皮の下は慌てふためいていたのかもしれない。
本当に僕は凌の事を知らなかったみたいだ。
「ありがと」
恥ずかしいから聞こえないように言ったはずが、凌はぽんぽんと僕の頭を撫でた。
274 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 19:17:09.02 ID:or7vUomEO
嬉しかった。
そんな小さな幸福感に浸っていた僕の耳に入って来たダミ声。
「楓チャーン!」
あぁ───聞きたくない。
神様、僕のささやかな安らぎを返してください。
凌に隠れるように立ってみたけど、全く意味はない。
「相変わらず大人気だな」
しかも素っ気ない。
僕が慌てて食堂の出口を目指しても、我関せずと見ていそうなこの男。
やっぱり優しそうでは、ナイ。
「楓ちゃん、うちの部のマスコット…」
「受付に!」
「撮影会に是非…」
「ウェイトレスだったらいいよね?!」
「いや、うちの部の方が……あれ?……逃げたぞ!」
275 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 19:24:16.49 ID:or7vUomEO
凌に隠れながらうまいこと逃げたものの、あれが暫く続くのかと思うとぞっとしない。
少なくとも当日まではなんだかんだと理由をつけて、女装させようとする奴らから逃げなくては。
勿論クラスの出し物も決まっていて、言われてはいないがなんだかそれらしき雰囲気を出されたりする。
なんだってこんな事で逃げ回らなくちゃならないんだ。
僕はこんな体になった原因と元に戻る方法を探さなきゃならないのに。
実はこの学宗院高等部、テスト終了後一週間ほど休みがあり、その後女人禁制の不毛過ぎる学園祭が待っていたりするのである。
276 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/26(火) 19:30:29.00 ID:or7vUomEO
第一章終了です
お付き合いありがとうございました。
続きは書くか未定。
277 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 19:34:13.22 ID:qIzPFp22O
>>276 触診に正直萌えた
勉強しながら超途切れ途切れにボニーバタフライ第二話を投下します
あと萌えの嵐渦巻くこのスレで燃え系て需要あるもんでしょうかね
(´・ω・`)
>>276 お疲れさまでした! 未定と言わず、どんどん投下してほしいんだぜ?
>>277 YOU!カイチャイナヨww!!11!!!!!wwwww
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 19:46:39.16 ID:RqWFBzvR0
281 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 19:52:25.16 ID:qIzPFp22O
(´・ω・`)本当にいいのかい?賠償金は払えないよ、今手元に八十円しかないから
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:01:08.66 ID:97fqz/Am0
wktk
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:07:34.28 ID:RqWFBzvR0
>>281 問題あったら、80円でおkw
wktkwwwww
284 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 20:13:03.93 ID:qIzPFp22O
(´・ω・`)把握した。燃え系製作する
じゃあとりあえず今日はボニーバタフライ投下しておk?
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:22:32.83 ID:4Yfcl7D60
とりあえずほしゅ
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:22:56.70 ID:RqWFBzvR0
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:26:35.69 ID:6m9VU05zO
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:28:10.90 ID:or7vUomEO
>>284 某神に言われた言葉を捧げる
gdgd言ってないで投下しちゃいな!(うろ覚え)
wktk
(´・ω・`)この駄作第二話目はKinKi Kids「Bonnie Butterfly」を勝手にテーマソングにして、無才が途切れ途切れにお送りします。
喜多川社長怒らないでくださいYO。
では投下
290 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 20:38:34.22 ID:qIzPFp22O
どうして生きているんだ?
終わりの苦しみは一瞬だけなのにお前はどうしてぐずぐずといつまでも救いと赦しを求めて足掻く?
同じことの繰り返しでしかないこの人生にどうしていつまでも執着するんだ?
生きるのは意志じゃない。楽しいから生きるわけでも苦しいから生きるわけでもない。
ただ死ぬのが怖いだけ。本能でしかない。そうだろう?
こんな人生なんて償いのためにさっさと終わらせるのが道理だ。
もはや夢と現実の境界すら誤魔化すぼやけた霧の中で、
ただお前は呆然と、突っ立っていることしか出来なくなってしまっているじゃないか。
291 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 20:40:27.41 ID:qIzPFp22O
藍色がひとしきり俺の声で呟いたあと、急に視界が開けた。
春の日差しが柔らかく彼を浮かび上がらせていた。
毛先の細い黒髪を風に少し浮かせて、彼は呟いた。
―きれいで可愛いね、この蝶。
―お前と同じ色してるな
にこにこと笑いながら呟やく彼に、俺は見たままのことを言った。
淡く顔だちはぼかされているのに、目の藍色だけは濃く濁りがない。
しばらく彼は目を丸くして俺を見ていたが、白い顔に笑顔が咲いた。
292 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 20:42:53.60 ID:qIzPFp22O
―なんだか、優しいね。響太君て。
違う、俺は弱い人間だ。自分の痛みしか感じることの出来ない弱くて汚い人間なんだ。
お前をひたすら傷つけてのうのうと生きてる。
何食わぬ顔で笑って、怒って、喜んで生きてる。
彼が指を差し出すと蝶は物怖じもせず花からその淡く桃色を帯びた細い指先に移る。
俺の目の前に差し出された蝶は青い燐粉をさらさらときらめかせながら風化していった。
留まっている指の白さでそれは目の覚めるような鮮やかさで瞼の奥に灼きついた。
ボニーバタフライ
第二話
293 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 20:45:13.52 ID:qIzPFp22O
(´・ω・`)+
それじゃちょっと勉強に戻ってくる。
文才無くてスマソ
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:46:20.10 ID:9xXwHO1P0
GJと叫びながらの保守!!!!
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:48:16.47 ID:6WuIl7HD0
>>293 文才無しとか禁止!
…あんたが文才なかったら俺、ミジンコ以下ですわ
世 界 の 中 心 で G J !
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:50:49.82 ID:RqWFBzvR0
>>293 世界でGJ!と叫ぶ!
ごめん。無理があった…('A`)
297 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 20:50:51.08 ID:qIzPFp22O
(´・ω・`)もうちょっとだけ投下してから戻る
少しだけ投下再開
298 :
296:2006/09/26(火) 20:51:24.30 ID:RqWFBzvR0
あ。もちろん、無理は自分の書いた2行目なw
299 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 20:56:12.54 ID:qIzPFp22O
はっ、として目が覚める。
カーテンの隙間からうっすらと夜明けの青い光がこぼれる、薄暗い自室のくすんだ天井が響太の目に飛び込んできた。
自分の荒い呼吸が部屋に響くのを聞くと、急に体の力が抜けた。
「くそ………………」
響太は、しばらく呆然と額を覆っていた右手を、敷き布団へ力なく振り下ろした。
シーツの皺が押し伸ばされて、パサリと気の抜けた音がした。
枕元に置いた目覚まし時計を手に取る。
針は5時前を指している。朝練の為にセットしたアラームが鳴るより、1時間以上も前に目が覚めていた。
心臓の鼓動が鼓膜を五月蝿く震わせるのを止めない。無理をして目を閉じてもあの色しか浮かんでこなかった。
寝付けそうにもなく、響太は上体だけ起こして、ベッド脇の窓のカーテンを少しだけ開けた。
300 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 21:00:34.96 ID:qIzPFp22O
明けきらない空はまだ暗く、町並みに充満する早朝の冷気は青すぎる。
黒く縁取られる高層ビルの輪郭と屋根を紺色に染め上げられて軒を連ねる住宅街が、少ない光を掴んで像を結んだ眼球の奥をだるくさせる。
カーテンから手を放し、響太はぐったりとベッドにもたれた。
(……あいつに、姉妹なんかいたのか…?)
帰蝶谷なんて名字はそうそう巷にあるもんじゃない。
たまたまあいつと同じ名字の転校生が来ただけだ、と片づけることは響太にはできなかった。
301 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 21:05:03.97 ID:qIzPFp22O
考えつくのは、あの転校生は彼の知る小4の頃の「帰蝶谷」の姉妹か、
そうでないなら、名字は大体父方の姓を名乗るという一般論からして、「帰蝶谷」の父方の親戚か。
姉妹だとするなら、響太と同じ学年に編入して来たのだから双子だ。
一卵性か二卵性かは分からない。響太の中での「帰蝶谷」の顔は記憶の中ですっかりとぼやけている。
比較しようがなかった。
忘れたと思いたいだけなのかもしれない。
無意識下の夢の中でも彼の顔ははっきりと見えないのだから、忘却願望は堅固なものだろう。
夢を見る度、目以外の顔のパーツがあやふやな彼の顔が頭から離れず響太は記憶の海からの反芻を試みていたが、彼の中で「帰蝶谷」は目の色以外、顔だけがすっぽりと抜けていた。
302 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 21:07:44.55 ID:qIzPFp22O
(´・ω・`)とりあえずここまで。
そしてとりあえず第一話投下時に晒した登場人物イラもまた晒す
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:08:13.63 ID:7G1067HA0
女体かしました
304 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 21:11:02.85 ID:qIzPFp22O
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:12:00.89 ID:sMDDN8SUO
鳩だお。
今日の投下分ができたのでPCで接続できしだい投下するお。
多分11〜1時頃だと思うお。
明日の分も完成したらそっちも今日投下すると思うお。
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:12:51.73 ID:6m9VU05zO
、、、、、
ミ・д・ミ <イイッ!
""""
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:14:30.95 ID:9xXwHO1P0
イラストも実にいい
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:15:30.13 ID:6WuIl7HD0
・女体化までの物語
・女体化してからの物語
・↑2つの合わせ技
・ほかべん
正直どれが好みよ?
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:17:58.46 ID:bPz5F673O
>>308 ほか…個人的には女体化までのが好き
まぁ女体化ものならなんでもいいんだぜw
311 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 21:24:05.01 ID:wn+JCvxG0
ここで久々参上wwwww
3日ぐらい鋼3にはまっていたからブランクがあるかもしれんwwwww
保守代わりに続きを投下しまつ。
・・覚えてくれているかな?
>>308 「2つの合わせ技」 希望しますっ(><)
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:25:42.14 ID:6m9VU05zO
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:28:01.07 ID:6m9VU05zO
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:38:52.61 ID:nscvnTSqO
アジャパー
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:47:59.10 ID:qK2XzyUb0
男「時に友よ。」
友「なんだ。」
男「ほか弁=ほかほか亭でいいのか。」
友「さぁ、どうだろうな。」
男「ほかほか亭と言えば、俺がまだ小さい頃にあったそぼろ弁当が大好きだったな。」
友「そぼろご飯より、ウィンナーが大好きだっただろう。」
男「そうだ。」
友「しかし、そぼろ弁当は量が少なかったな。今もあるのだろうか。」
男「うむ、どうだろうな。それより腹減ってきた。」
友「そうか。」
男「かまどやののり弁でも…」
友「この流れでかまどやか。」
男「ほか弁もかまどやも変わらんよ。」
友「お前はほか弁愛好会を敵に回した。」
男「友、まさかお前もアッー!!」
317 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 21:48:12.21 ID:PQ7SuI9D0
今から保守ついでに本編投下しますが、いいでしょうか?
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:50:30.88 ID:glTjDV520
イインダヨー
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:50:33.53 ID:qK2XzyUb0
イインダヨー
320 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 21:51:30.26 ID:RfCvBjDA0
意外と早くネット繋げたので
>>317の投下後に俺も投下する。
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:51:53.63 ID:6WuIl7HD0
>>308を書いたものです。
色々意見もらいましたが関係のないもの凄くダークな女体化ものが出来ました。
恋愛とか幸せとかそんなものこれっぽっちも御座いません。
ダークなものが苦手の方がいましたら挙手してください。
ちなみに短編です。
>>317 イインダヨー
322 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 21:54:39.65 ID:wn+JCvxG0
初めて人と下校・・俺は正直奇妙な気分になっていた。俺は授業が早めに終わったので
内藤たちを律儀に待っていた。待って数分が経ち、内藤たちが女以外にもほかの奴を
引き連れていた。
「遅れてごめんお。ここにいるのが僕の友人のドクオだお。仲良くしてくれお。」
ドクオと呼ばれた人物は俺の姿を見ると少しびくついていた。・・なんだかムカつくな。
「あ、あんたがあの・・相良か。へー・・女体化したって聞いたが
なかなかの美人だな。」
「・・まあな。女の中の女でも目指してみるか?」
まぁ、最初はどんな風になるかと思ったけど話すにつれてドクオのほうも
最初のおどおどした雰囲気も抜け、道が進むにつれて結構話し込んでいた。
323 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 21:55:23.00 ID:wn+JCvxG0
「ブーンを助けてくれてありがとうな。こいつ気が弱そうだけど結構優しいやつなんだ。
まぁ、こいつは優しさゆえに争い後とは嫌いな性質だな。」
「そういわれると照れるお。」
「あのな・・」
まぁ、結構気が合ってるじゃねぇか。それにこいつらといるとなんとなく楽しい・・かもしれない。俺たちはポツリポツリと話していると
ツンが俺に話しかけてくれた。
「そういえば、あんた女の子についてはどれぐらいの知識があるの?」
「あ、ああ・・こないだから母さんに言われたな。・・まぁ、生理面に
ついては把握している。」
「てことはあんたは女の子の服については全く無頓着なわけね。」
服だと・・それなら男の時のを代用できるんじゃないのか?
まぁ、母さんに女のトイレやら生理やら、挙句の果てには男とのセックスに
ついてありとあらゆる事を聞かされたな。ファッションについてはそういやなんかぶつくさと言ってたな。
「でも、服なんて男の頃のもので十ぶ・・」
「甘いわあんた!!・・そうだ、今週あたしたちと街に行きましょう。そこで私があんたの服を
ばっちりコーディネートしてあげるわ。ついでに身の回りのものも買っといたほうがいいわね。」
おいおい・・なんでそこまで話が飛躍するんだ。俺が少し困惑しているとドクオたちが話しに乗ってきた。
324 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 21:55:34.20 ID:PQ7SuI9D0
それでは投下します。
因みにタイトルは「笑顔の欠片」です。
───
あの後、朝食をすませ。俺は自分の部屋に向かった。
皆、案外と立ち直りは早いようで、親父は硬直から戻ると。
「学校には連絡しておくから、今日は学校を休みなよ」
っと言う事で今日一日、学校を休む事になった。
女体化した今となっては、今まで使っていた服も使えないし、色々買う必要があるらしい。
そして今現在。
何故か、俺の目の前に姉さんが居る。
「〜♪〜♪」
笑顔でしかも、妙に楽しそうな雰囲気。
「ねえ、夏輝。」
「・・何?」
「あんた昨日お風呂、入ってないよね?」
「・・・・・」
とても、嫌な予感がした。
こう言う時、姉さんは決まってロクな事しか言わない。
姉さんは上機嫌な笑顔なまま、
325 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 21:56:27.34 ID:wn+JCvxG0
「そういえば俺も買い物があったな。ブーンはどうだ?」
「俺もたまには買い物したいお。」
え・・こいつらも行くって事は、傍目から見たらダブルデートじゃねーか!!!
そんなの俺は嫌だぞ!!男となんて・・考えただけでも反吐が出そうだ。だが、こいつら3人を
止める気力など今の俺にはなかった。そして、話はどんどん進み結局今週の休みに街へ買い物へ
出かけることが決定した。
「楽しみだおwwww」
(女の子2人とショッピング・・いいじゃねーかwwww)
「じゃ、今週の休みね。」
3人は別れ際にそれぞれのセリフを言いながら帰宅していった。
326 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 21:57:27.64 ID:PQ7SuI9D0
「お風呂、一緒に入ろうか。女の子の体は、男の子とは勝手が違うからねえ。」
絶望的な笑顔で死刑判決を下した。
ああ、神様。
願わくば、この邪悪な笑みをした姉を、どうか止めてください。
「嫌だ、一人で入る。」
そう言い、立ち上がろうとした時。
「まあまあ、そう言いなさんな。」
ガシッと腕を掴まれ、捕縛される。
ああ、神様。
貴方は俺の願いを、聞いてはくださらないのですね。
──そして脱衣所。
「さあ、ちゃっちゃと脱ぎなさーい♪」
「嫌だあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
そこには、一人の少女の絶叫が木霊していた。
(省略されました。全てを読むには薫姐さんと書き込んでください。)
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:58:19.16 ID:azd/or8r0
薫姐さん
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:00:01.24 ID:glTjDV520
薫姐さぁーん
薫姐さん
330 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 22:00:54.61 ID:RfCvBjDA0
薫姐さん
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:02:50.22 ID:MnTsTufw0
薫さーん!
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:03:19.11 ID:K/ehuF+N0
薫姐さん
333 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:04:24.18 ID:wn+JCvxG0
結局、休みの日が来ちまった。俺は渋々支度を済ませると肝心の問題が残っていた。
「そういえば・・金がねぇな。どうすっかな・・」
俺は結局、相変わらず寒い財布と睨めっこしながら予算をどうしようか考えていた。男のときは土木のバイトで
まぁまぁ稼いでいたのだが、女になったとたんすぐにクビになり無一文生活へと転落した。
仕方なしに俺は母さんから事情を話し金の工面をしてもらおうと思ったのだが、事情を聞いた母さんはすぐに横にいた
親父の財布を取り上げて財布の札束を全部俺によこしてくれた。俺は驚きつつも親父を哀れに思った。
「母さん・・これは?」
「何言ってるの!!服を買うんならちゃんと私に言いなさい!!・・母さんうれしいわついにあんたも女の子を自覚したのね。」
このまま話を聞いてしまうと確実に遅れてしまうので俺はそそくさと家を後にした。
・・しかし、俺が女のなってからやけに母さんが優しいのは気のせいだろうか?
考えても仕方ないので俺は待ち合わせの場所へと向かった。
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:04:43.26 ID:kVqbYbX20
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:05:05.46 ID:tt8BDpHZ0
336 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 22:05:33.03 ID:PQ7SuI9D0
大して面白くもない、それが俺の文章。
風呂場。
「・・・・・」
「・・・・・」
そこには、二人の少女が背中合わせで、湯船に浸かっていた。
捕縛された後、無理矢理脱衣所に連れ込まれ、パジャマを脱がされた。
流石に女の裸を見るのは忍びないので、俺は姉さんを見ないように背中を向けている。
「女同士なんだから、別に裸見られても何ともないわよ。」
と言うのが姉さんの言い分だが、こちらはそうはいかない。
今は女だけれども、昨日まで男だったのだ。
昨日の今日で体は女になってしまったが、心はまだ男である。女の裸は自然と意識してしまう。
「・・・・・・」
視線を下に落とす。
そこには、昨日まで無かった双丘が、確かにあった。
大きさは大きくもなければ、小さくもない。至って普通の大きさである。
さらに視線を下へ。
昨日まで股間についていたもの。今はそれが無い。
「はあ・・・・。」
337 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 22:06:53.99 ID:PQ7SuI9D0
溜息。
確認するまでもないのだが、やはり俺は女になったんだなあ、と今更ながら実感する。
実感したら、脳裏に千夏の顔が浮かんできた。
「(千夏・・・・)」
昔からの幼馴染で、妹のような存在の千夏。
その幼馴染が昨日俺に抱いて、と言ってきた。
そして、それを拒絶した俺。
拒絶した理由は、やっぱり、
「(傷つけたくなかったから、なのかな。)」
俺にとって千夏は、妹みたいな存在だ。
そして千夏にとって俺は、兄貴みたいな存在。
その関係を崩したくないし、恋愛感情を挟み込む余地もない。
ましてや、千夏を抱くだなんて・・・・。
もしも千夏を抱いたら、その後はどうなるんだろうな。
付き合うのかな?
・・・・無理だろうな。
千夏の事は嫌いではないが、あっちに恋愛感情はないのだろう。
そんな状態で付き合ったって、破局は目に見えてる。
338 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 22:08:26.22 ID:PQ7SuI9D0
だから、
「(俺が千夏を拒絶したのは間違っていないと信じている。)」
それが千夏の為であると、信じている。
そんな事を考えていると。
「フフフフフフフフフ。」
背後から、とてつもなく嫌な気配を感じた。
エマージェンシーエマージェンシー。
「夏輝ちゃん♪」
俺の脳内警報レベル5。
緊急事態である。
誰か、助けて。
「もうたっぷり湯船に浸かったから、そろそろ・・・・」
「自分で───」
「お姉さんが洗ってあげまーす♪」
俺の声は最後まで続く事なく、姉の言葉と同時に俺は捕獲され。
「フーンフーンフーン♪」
「嫌だああああああああ!!やめろおおおおおおお!!!」
風呂場に、叫び声が木霊した。
ああ、ジーザス・・・・。
339 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 22:09:24.66 ID:PQ7SuI9D0
美少女二人の裸の絡み合い、うーん。そそるねえ。」
「親父、趣味が悪い。」
薫と夏輝が風呂場で絡み合っている時、それを覗いている二つの影。
清人と浩介である。
大の大人二人が風呂場を覗いているのは、異様な光景と言えるだろう。
「だってだって、こんな機会滅多にないもの。今の内に目に焼き付けておかないと。」
言いつつ、顔は浩介の方を向いていない。薫と夏輝の裸の絡み合いに、視線は釘付け状態である。
そんな清人は見て浩介は溜息をつきながら、思った。
確かに、あの二人の絡み合いはそそるな、と。
340 :
夏輝(74)の人:2006/09/26(火) 22:11:13.34 ID:PQ7SuI9D0
今日は此処までです。
大しても面白くもない文章ですが勘弁してくださいませ
薫姐さん絡みのイベントはまだ今度、沢山用意しますよ。多分。
341 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 22:13:26.63 ID:RfCvBjDA0
じゃあ俺も投下
俺は急いで池田の所へ向かった。
「おい池田、お前何余計なこと言ってんだ。」
「いや、まさか本当になってるとは思ってなくてな、昨日ああ言っておいたから意地でも施設へ行くと思ってたし。」
「だとしてもそんな冗談はやめてくれ、迷惑だ。」
「…そうだな、迷惑掛けたのなら謝る、スマン。」
「え?あ、ああ、わかったならいい。」
何かおかしい、いつもの池田なら何を言っても謝る様なことは無いはずだ。
「そんなことよりお前、新しい自分をどう思ってる?かなりいいと思うぜ。」
そう訊いてきたのは岩田だ。
「悪いが俺はまだ自分の顔を見ていない。自分が女になっただなんて認めたくないからな。」
「マジかよ。いいから見てこい。いくら認めたくないからって事実なんだから仕方ないだろ。」
「わかったよ。行ってくる。」
男として生きると決めても、実際女になってしまったのだから、幾らかは甘んじる必要があるのは確かだ。
全てを認めないのであれば、今の自分を全て否定してしまうことになる。
男として生きる、ということは、女になってしまった自分を認めなければならない。
そう自分に言い聞かせ、階段の踊り場にある鏡の前に立った。
342 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 22:14:10.92 ID:RfCvBjDA0
「え?これが俺?」
思わず言ってしまった。無理も無い。
鏡に映っている人物に今までの自分の面影は殆ど無かった。寧ろ別人といった感じだ。
ナルシストではないが、確かに結構いい。
上手く表現することもできないが、敢えて言えば、 これが自分でなければ惚れていた といったところだ。
こう見てしまうと、他にも自分の新しい体が気になってくる。
VIPだか何処かに、朝起きると胸に違和感があると書いてあったのを思い出した。
自分にそんな違和感は……無かった。何となく悔しく思えてくる。
そして男と女の最大の違いとも言えるアレだが、ここでは考えないことにしておく。
「俺…なんだよな。」
誰に確認するわけでもないのに言ってしまう。今まで認めようとしなかったのもあって、実感は皆無に等しいからだ。
俺は、複雑な気分で教室へ戻った。
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:14:20.84 ID:RqWFBzvR0
>>340 ちょwwwww家族wwwww
超GJですよ!絡みイベント、沢山用意して下さい!!!
344 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:14:37.21 ID:wn+JCvxG0
俺は待ち合わせの場所へと向かうとそこにはツンが待ってくれていた。
「あれ・・あいつらは?」
「ブーンたちならまだ着てないわ。それよりもあんた・・こんだけかわいいのにほんとに無頓着なのね。」
「仕方ないだろ。前まで男だったんだからな。」
ま、金もかなり貰ったし予算については心配なしだな。俺たちはそのまま内藤たちを待つことにした。
・・遅い、もう10分も待っている。ツンの横顔をチラッと見たが、多分怒り心頭だ。このままだと置いてくぞ。
俺たちは内藤たちを待ち続けると2人の男組みがこちらに現れた。
「へ〜い、お姉ちゃんたち。俺たちと遊ばない?」
「いいところ連れてってあげるよ〜?」
うぜぇ!!男はみんなこうだったか?いや、俺は断じて違う!!これははっきり言う。
・・俺は殺人と正当防衛の境界線を考えながらこの状況をどうやり過ごすか考えていた。
345 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/26(火) 22:14:47.51 ID:RfCvBjDA0
教室に戻ると、すぐに鐘が鳴った。
HRが始まってすぐ、教師は俺を呼んだ。
「佐々木はいるか?」
「ここにいます。」
「HRが終わったら職員室に来い。話がある。」
「わかりました。」
今後のことについての相談だと思う。
俺が女体化した話は瞬く間に学校中に広まった様で、教師はさほど驚いている様には見えなかった。
下手に驚かれるよりもこちらの方が良いので別に気にならなかった。
と、ここまで、残りは12時頃かもしれないし、投下しないかもしれぬ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:16:28.95 ID:6WuIl7HD0
>>321です
挙手がないので鳩さんの後から投下しようと思います
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:17:31.59 ID:glTjDV520
>>340 生殺し乙wwwwwww
読んでる間に帯状爆撃ktkr!
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:21:27.19 ID:6m9VU05zO
薫姉さん
349 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:22:23.05 ID:wn+JCvxG0
「ナンパなら お 断 り 待っている人がいるから、とっとと別のを探してきなさい。」
俺が境界線を考えている中、ツンがあっさりと男共を切り返してきやがった。・・流石に俺に盾突いただけであって
あっさりしているのかもしれん。しかし、ナンパ野郎たちも負けてはおらず俺たちに誘い文句を言ってきた。
「おいおい、姉ちゃん。そんなのほっといて俺たちと楽すぃ所へ行こうぜww」
「だが断るなんていったらお兄ちゃんたち怒っちゃうよ〜www」
うぬぬ・・野郎のほうも男だけあって流石に粘るな。獲物に狙いを定めるその眼が懐かしいぜ・・
「何度も言うけど連れがいるからお断り。さっさと消えてちょうだい。」
おいおい、そんなこと言ったら・・
「じゃあ、隣のかわいこちゃんと一緒に無理矢理でも連れて行っちゃうよ〜」
「儲け儲け♪」
・・やっちゃいますか。この野郎どもには言い聞かせないとわからないからな。
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:23:56.55 ID:RqWFBzvR0
>>346 挙手が無いって、これだけ投下ラッシュされてたら、どれに返事したか
忘れちゃうんだぜ!
いきなり落としてくれてOK!
んで。あと少しで終わる話しの続きを書かず、別の話しを仕上げ、
しかもエロが書きたかっただけですか、そうですか、なのがあるんだけど。
今、投下してもいいですかね…。
351 :
孔明 ◆fzpLpgOYbk :2006/09/26(火) 22:26:00.17 ID:6WuIl7HD0
この日記はある人物の部屋から発見された日記である・・・
9月1日
またいつもの奴らに殴られた。俺は何もしていないのだが・・・
目が合っただけで「こっち見てんじゃねぇよ」と文句をつけて俺を殴る。
いつもコレだ。体からアザが消えない。
9月6日
朝起きたら女性になっていた。嘘だと思うかもしれないが本当だ。信じなければそれでいいけど。
母さんに相談したところ女体化症候群とかいうらしい。そういえば前にテレビでそんなこと言ってたような・・・まぁいいか。
とりあえずコレを口実に学校を休むことにした。
9月9日
先生が家に来た。明日から学校に来てくれとの事。
仕方がないので明日から学校に行こうと思う。
9月10日
いつもの奴らの態度が違っていた。
やたらと俺に絡んでくる。
「カワイイ」だの「キレイ」だの。
こいつらはまともな言葉も喋れたのか。少し感心した。
352 :
孔明 ◆fzpLpgOYbk :2006/09/26(火) 22:27:01.27 ID:6WuIl7HD0
9月15日
いつもの奴らのリーダー格が告白してきた。
白々しい奴だ。下心が見え見え。お断りしといた。
9月18日
奴らに犯された。
心の奥底からどす黒いものがこみ上げてきた。
コ ロ シ テ ヤ ル
9月19日
これが俺の最後の日記になるだろう。
俺は今からやつらを裁きに行きます。
母さん今まで育ててくれてありがとうございました。
息子・・・娘か。娘が犯罪者になることをどうかお許しください。
父さん、母さんのこと頼みます。
お母さん、お父さんそれでは行ってきます。
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:27:32.67 ID:S0L8bBBlO
>>349 ヤッヂマイナー!
キルビルを思い出したw
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:27:46.06 ID:9xXwHO1P0
孔明の罠にひっかかりまだ眠れぬ
355 :
孔明 ◆fzpLpgOYbk :2006/09/26(火) 22:27:53.31 ID:6WuIl7HD0
「・・・行くか・・・」
俺はカバンの中にキッチンで見つけた出刃包丁を入れた。
・・・
・・
・
「おやっさんラーメン大盛!」
「はいよ」
「テレビのチャンネル変えていい?」
「かまわんよ」
ピッ
『ここで緊急速報が入りました。今日午前11時ごろ○○県○○町の○○高校で生徒6名が刺殺される事件が発生しました。
警察の発表では犯人は同校の生徒の犯行―――――』
『ある犯罪者の日記』-完-
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:29:29.56 ID:6WuIl7HD0
こういう世界もありかなとか書いたらものすごく暗いお話になり申し訳ない。
もう寝ますノシ
ここ最近の爆撃数は異常
358 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:31:26.18 ID:wn+JCvxG0
「嫌よ!!離してちょうだい!」
「抵抗する姿がまたいいねwww」
チッ、手が早い野郎どもだ・・ん?俺の右手にも既に掴んでいやがる。
全く・・こうなったら拳で言い聞かせるしかないか。
「そっちもかわいこちゃんも僕と一緒に・・グゲッ!!」
俺は言葉よりも握られた右手を払いのけ左の拳を握りながら男の腹にめがけて一発入れてやった。
案の定、男は殴られた腹を抱えてその場に蹲った。さて、次はツンのほうだ。
「て、てめぇ・・女だからってなめるんじゃねぇぞ!!」
「うるせぇ!!!てめぇこそ女をなめるんじゃねぇぞ!!」
ハッ・・俺何言ってるんだ言葉が違うだろ!!女じゃなくて元男を言うつもりだったのに・・
とりあえず俺は男の手からツンの腕を払いのけ、男の手首を思いっきり握ってやった。
「イデデデデ・・・女なのになんて力だ。」
「そいつと一緒にどっかいかないと離さんぞ。」
「わかったわかった・・だから離してくれ、イデデデデ・・」
俺は手首をひょいと離すと腹を殴った奴を抱えて2人の野郎は消え去った。
ま、正当防衛だよな?
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:32:09.70 ID:9xXwHO1P0
孔明ありがとう
ラーメ うま
とか落ちが欲しかったとか言わないね
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:36:46.97 ID:TIlz9D4Z0
小説、ほんとにかじっただけなんだがここで書いてみたい。
ダメ?
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:38:51.81 ID:RqWFBzvR0
あれ…ここはどこだ…。さっき、何かに落ちた気が… タスケテー
362 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:39:26.43 ID:wn+JCvxG0
「ふぅ・・」
俺はとりあえず元の場所へと腰掛けるとツンのほうが俺に礼を言ってきた。
「ありがとう。・・大丈夫なの?」
「ああ、あれでも一応手加減したつもりだ。ほら、俺野郎共に恨み買われているだろ?
女の体じゃ力がねぇから合気道をやってるんだ。」
「へぇ〜・・すごいわね。」
ナンパ野郎共を撃退してから更に数分後・・ようやく内藤たちが到着した。
「2人とも遅いわよ!!・・こっちはさっきナンパにあったんだから。」
「ご、ごめんお。それにしても大丈夫かお?」
「うん、相良が軽く倒してくれていた。」
「相良が・・すげぇな。」
全員集合ということでまずは待たされてしまったため一向は喫茶店で
ひとまず休憩することになった。
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:40:12.84 ID:RqWFBzvR0
投下ラッシュ
365 :
かゆうま:2006/09/26(火) 22:41:11.18 ID:S0L8bBBlO
>>355 欝になりそうだったので勝手にかゆうまさせて戴く。
少女によれば、同級生も数人女体化の兆候を示しているそうだ。
彼らの事が気になるそうなので、一度学校に行ってみることにした。
・・・
「ここが僕の学校。じゃあこっそり様子を見てくるから、隠れててくれない?」
了承した。
が、あまりにも暇だったので辺りを散策することにした。
む?何やら建物の影で争っているような音が聞こえる。
よな?ゴツイ顔?
やはり聞こえるようだ。
ので、行ってみた。
366 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:47:22.47 ID:wn+JCvxG0
俺たちは喫茶店で涼みながら渇いた喉を潤していた。
「それにしても合気道やっているのかよ。」
「ああ、一応フォローにはなると思ってな。」
「あたしも驚いちゃったわよ。だって、大の男を簡単にのしてしまったもの。」
まぁ、免許皆伝ものだしな。・・しかし、ナンパ野郎はああ見えて根が深いから用心せねばなるまいな。
「そういえばどこへ行くのかは決まったのかお?」
「ええ、まずはこのショッピングモールへ行って相良の服を買いに行くわ。こいつ無頓着だからあたしが選ぶわ。」
「おいおい、選ぶのは勝手だが大丈夫か?」
それが心配だ。しかし、内藤が笑顔でこう言った。
「ツンはセンスがいいから大丈夫だお。お、ツンが照れてるおwwww」
「べ、別にうれしいわけじゃないからね!!」
・・なんだこいつらは、それに何じゃれあいこをしているのだか?
しかし、不思議と俺の中にはドス黒い感情が芽生えていた。
・・男のときはなかったのに誰か教えてくれーッ!!
367 :
かゆうま:2006/09/26(火) 22:48:37.54 ID:S0L8bBBlO
…ふむ。
何やら少女がDQNっぽい奴に襲い掛かっている。
これはいかんな。
貴重な生きた人間g…ゲフンゲフン
殺生はいかんからな。うむ。
というわけで止めてみた。
「離せ!離せよっ!」
…どうやら興奮のあまり私の奇怪な姿が目に入らないようだ。
ので、二人に当て身をくらわせて落ち着かせた。
しばらくすると少女が目を覚ました。
…おや。私の姿を見ても動じないな。
女になると神経が図太くなるんだろうか。
とにかく好都合だったので、襲っていた理由を聞いてみた。
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:50:04.71 ID:6m9VU05zO
>>364 無理せずに
みんなすごい
みんな やればできる子ばっかしじゃね?
369 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:55:02.57 ID:wn+JCvxG0
俺の行く場所が大方決定すると突然ドクオがにやついた顔でしゃべり始めた。
「なぁ、相良のもんが変えたらちょっと行ってみたいところがあるのだが・・」
「どこかお?」
「え、何々?どこへ行くの?」
「下らん場所だったら即刻帰るぞ。」
何だ・・こいつは俺たちをどこへ行かせようとしているんだ?
みんなの期待を一新に集めながらドクオは更に笑みを浮かべてこう言った。
「ま、行ってからのお楽しみだ。」
気味の悪い顔をしながらドクオは秘密を突き通した。そして、遅れた内藤とドクオに
飲み物代を奢らせると俺の服と身の回りのものを買うために一向はショッピングモールへと向かった。
・・それにしてもあのドクオの笑みはなんだったんだ?全く思い出す度に気味が悪いぜ。
370 :
350:2006/09/26(火) 22:55:51.62 ID:RqWFBzvR0
投下するなら今のうち?(*´・ω・`)、
371 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/26(火) 22:58:25.91 ID:wn+JCvxG0
今日はここで落ちまつ。
また時間が合ったら書き込みます。
見てくれてありがとさんwwwwwwwwwww
後忘れていたが薫姐さぁ〜ん
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:00:12.51 ID:RqWFBzvR0
「たっだいま〜♪」
ほろ酔いどころか、泥酔に近い程飲んだ、20歳になったばかりの姉貴が帰宅したが、俺の
心境は、それに応えられるものではなかった。
「あっれぇ〜?弟くんよ。姉の帰宅に対して、返事が、きっこえないぞぉ?」
「うわっ!」
聞き流していた所、急に身体に重い物が乗ってきた。
「姉貴、重い…」
そして、めちゃくちゃ酒臭い。
「だってぇ…。2人きりの家族なのに…」
両親は2年前に事故で他界してから、それから姉貴と2人暮らし。だが、この神妙なセリフは、
それに参り続けてる姉貴の心境ではなく、ただ単に酔ってるだけの事。
「はいはい。姉貴は大切な家族ですよ」
それが証拠に、一言返しただけで、満足そうな笑みを浮かべていた。
「じゃ。気分が良くなったので、迎え酒〜!」
「待て!もう飲むな!!」
焼酎の瓶を手にしている姉貴を、俺は慌てて留めに入る。これ以上は、今までの経験から
いけば、間違いなく、危ない。
「んー…じゃ。私は飲まないんで、弟くんが飲め」
「待て。俺は未成年だっての」
「だいじょ〜ぶ。言わなきゃ分かんないって。私だって未成年飲酒経験者〜」
グラスに氷を入れ、焼酎を注ぐ。
「ほら!」
「しかもロックかよ!」
焼酎は、ロックで飲むのが旨いんだ…と、説明を始める。それを横目に、グラス内の氷を
回すように傾けながら、ふと思い出す、さっきの出来事。
「弟くん。キミがしんみりすると姉は寂しい。さぁ話せ!」
「断る」
即答。言えるか…今まで言った事が無かった事だ。言えるものか…。
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:01:36.21 ID:RqWFBzvR0
「じゃ。飲め」
「んぐぐぐ…」
勢いよく飛んできた姉貴は、俺の手を掴み、強制的に飲ませてきた。かなりこぼれたけど、
幾分かは口の中に苦味のある液体が流れ込む。食道と胃を冷やしたかと思った次の瞬間、
焼けるように熱くなった。
「…ぷぷっ!あっははははは!!!!!」
結局、改めて注がれ、今度は水で割ってもらったそれを飲み干し…ただけで酔ってしまった
ついでに。俺はしょげてた理由を話してた。姉貴は、床をバンバン叩きながら大笑いし続けた。
酒は舐めた事はあっても、ここまで飲んだのは初めてだ。とは言え、焼酎一杯だけなんだが。
酒が、ここまで気分を変える物とは思っても見なかった。
おまけに、大爆笑の姉貴を見てると、さらにもうヤケもいいとこ、どうにでもなれ!そう
いった気持ちになってくる。自ら焼酎の瓶を手にして、グラスに注ぐ。
「女の子が『デカチンとやるのが怖い』って言うなんて。どんだけデカいんだよwww」
「そ!そんなに、大声で言うなよ!!!」
自分で話した事だが、改めて言われて、思わず顔が熱くなる。口にグラスを運ぶが、まだ
アルコール度の濃かった液体に、思わずむせた。
「今まで、何人も女の子連れ込んでるから、すっかりやってるものだとwwwww
お前の17歳の誕生日、来月じゃんかwwwww」
15、16歳までに童貞を捨てなければ、女体化する。
これまで変化しなかったから、俺は17歳がリミットだろう。
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:03:05.89 ID:RqWFBzvR0
これまで、何人の女の子がやる事に「OK」を出したか分からない。
自分で言うのもなんだが、もてる。だから、キスして、脱がせ、身体中をもて遊び、
秘所をもまさぐって、指や舌でいかせた事もなんどもでもある。
だが、俺のを見た瞬間。
「無理かも」
「あ、…ごめん。今日危険日だった」
とかなんとか…。その言葉や雰囲気で、俺は萎えてしまい、終わる事ばかりだった。
何度も起こってる事態だ。そんな噂は、女の子の間でもう広まっているようで。
今回はその状態を知った上で、了承を取っていたから、やれるはずだった。
自分の将来がかかっている。俺は、帰ってくるなと、姉貴を追い出したのだった。
順調にいい雰囲気になり、触る度にその子の呼吸も荒く、感じているその声を聞いているだけで、
こっちも爆発しそうな感覚になる。
遂に俺の股間を見せた時。その子も、見るなり驚愕の目を向けてきたけど「あなたの為なら…」と、
ちょっと笑顔になりつつも、不安そうな眼差しを向けながら一言…。
俺は思わず押し倒し「入れるよ」と声を掛ける。うんと顔だけ縦に振る健気さ。でも可哀相なほど、
身体が硬直してるのが分かる。それじゃ余計に痛いだろう…そう思って、いきなり敏感な所をを触る。
急な刺激に「う…んんっ」甘い声が漏れる。身体がくたっとなった所で、秘所に硬直した物を
押し付けて、そのまま奥へ…。
先が入った所でだった。
「痛い!痛い!無理だよぉぉ!!!」
そう叫ぶように言うと。その子は思いっきり、大粒の涙を流し続けた。
375 :
かゆうま:2006/09/26(火) 23:03:13.48 ID:S0L8bBBlO
続きはまた後程…
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:04:25.44 ID:RqWFBzvR0
こんな拒否のされ方は初めてだったので、かなりショックを受けた。
もういいや。これが無くなるなら、女になった方がいいんじゃないか…。
あの子が帰った、静まり返った部屋の隅で、俺はひざを折り呆然と考えていた。
いつの間にか雨が降り出していて、外が雨音で騒がしくなっていた。
「で。弟くんは、女になりたいわけ?」
ちびちびやってる所に、笑いつかれた姉貴が尋ねてきた。あれ?いつのまに自分用のグラスを
用意したんだ。中身も入ってる。
「…このまま、男がいいよ…」
これまで過ごしてきた事が変わってしまう。それがまず怖い。
それに、女より男の生活の方がいいと思っている。
「じゃ…ぁさ」
姉貴はテーブルを端へと追いやりつつ、四つんばいになりながら俺に近づき、
「姉が、相手してあげよっか?」
妖艶な、というのが似合う視線を向けながら、言葉を続けた。
酒が引くような感じがした。続けて、姉貴に、いつもは見ない大人の色気を感じて、違う
何かで鼓動が早くなる。
いくら女体化防止の為とはいえ、近親相姦が許されている訳ではない。
「い、いや。さすが、に…」
「私じゃ、ダメ?」
なんなんだ、今日の酔い方は。あまりに危険すぎる。
俺は、視線がだんだんずれいくのを意識しながら、言葉を続ける。
「だ、大丈夫!ほら、国の施設でやってくる…から…」
「姉の言葉には、し・た・が・え!」
そういい終わると、姉貴は俺に飛びついてきた。もしかして俺、襲われてる?
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:05:42.65 ID:RqWFBzvR0
「だってぇ。弟くんの、その大きいのに興味あるし〜」
ダメだ。やっぱり酔ってるじゃんか。
押し倒されて、蛍光灯の陰になっている姉貴の目を見て、改めて酔ってるからだと自分に
言い聞かせ、気持ちを落ち着かせる。
「ホントは。そんな悲しそうな顔させたくないから。
このまま落ち込ませたくない…私でよければ、ホントにいいんだよ」
影になってるはずなのに。目に映った、姉であり、女である、その表情に俺は完全に飲まれた。
「きゃんっ!!」
何も言わずに。俺は姉貴を反対に押し倒していた。
「はぁ…はぁ…。ちょっ…と。何でこんなに上手いの…?」
いつも女の子にしていたよりも、勢いに任せ、荒々しくいじっていく。
姉貴は乳首が凄く敏感らしく、攻め立てたらそこで1回、すでにぐっしょりしてるパンツの
横から指を挿入して1回、完全に脱がして、秘所を口でむしゃぶって1回。
さすがに3回もイったら、元々白い姉貴の肌が、全体的に赤みを帯び、呼吸の荒さが半端じゃ
なくなっていた。
「ここまでは、よくやってるから」
変な言い方だが、本当の事だ。でも、だんだんと声が小さくなる。
それを見て、軽く笑うと、
「じゃ。次は私が…」
上体を起こし、そのままジーパンのチャックを開け中身を引き出した。
「すご…」
やっぱり目を丸くする姉貴。だが、その言葉にへこむ暇を与えず。姉貴はそれに口を
あてがってきた。
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:07:24.95 ID:RqWFBzvR0
「…!」
やばい。これまで年齢の近い女の子のテクと、比べ物にならない程凄い。
「ぷはっ!咥えてたら、口痛くなった。…気持ちよさそうね」
「姉貴、気持ちいいよ…」
「んー♪じゃ。出しちゃいなさい♪」
今度は俺は息も絶え絶えに言うと、姉貴はさらに刺激を与えてきた。触ったり、舐めたり…
受けている刺激は限界へと導く。
「出る…っ!」
肩で息を軽く整えると、そこには思いっきり顔射されてる姉貴がいた。
「ご、ごめん!」
「いやぁ。あまりの量に、びっくりした」
だけど姉貴は余裕で、全部飲めなかったわ、と言うと、ぺろっと口元を舐めた。
「…なぁ。姉貴って、そんなにやりまくってるの?」
気分が落ち着いてくると、ちょっとその辺りが弟として心配になってきた。
「んー。前の彼氏にいっぱい教わった感じ」
「そ、そうなんだ」
さらりと返されて、困る弟。姉貴はそんな俺を見て、
「キミは童貞くんだもんね〜」
と、茶化してくる。
「んだよ!」
俺は姉貴を改めて押し倒した。
「でもさ。俺…このまま男でいて、いい事あるのかな」
ふと不安が込み上げる。いいのか悪いのかなんて分からない…。
「バカ。セックスするだけが男じゃないでしょ。バカ」
姉貴は、あったま悪いわねーと言った表情で応える。それを聞いた俺は、姉貴の唇に
口を合わせ、舌を突っ込み、胸を揉みしだいていた。
さっきの言葉が悔しくて、もうぐしょぐしょだけど、さらに攻めてやる。だんだん
悩ましい声を上げる姉貴。でも途中で止めてやった。
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:08:31.40 ID:RqWFBzvR0
「ん…やめちゃダメ…」
「待ってて」
俺は下を全部脱ぐと、姉貴の股の間に身体を置く。
「あ、ゴム…」
思い出したように俺は呟いた。でも、
「いいの。そのまま……」
早く、と身体全体で俺を誘っている姉貴。
「それじゃ、入れるからな。止めないからな」
俺はそう言うと、ごくんと唾を飲み込んで、入り口にあてがった。姉貴の粘液と俺の粘液が
混ざり合う。
「熱い…」
その言葉を皮切りに。俺は腰を押し進めた。
「あっ…んんっ…すご……あっあっ…」
苦しそうな表情で、言葉にならない声を上げ続ける姉貴。3分の1まで押し込んだ。
初めての感覚。中は温かくて、締め付けが気持ちいい。
「無理?」
「だ、大丈夫…かも…」
「ちょっと慣らそうか」
俺はそう声をかけて。来た道を戻り、また進み…姉貴の中を繰り返し動いた。
「ダ、ダメ…あんっ……あっ…」
さっきより悦の入った声になったと思ったら、押し込んだ瞬間、急に締め付けられた。
「くっ…あ、姉貴…」
「ごめん…またイった…」
危うく、ここで果てる所だった。
「まだ。まだまだだから…」
今まで女の子に拒否されていた事なんて、すっかり忘れていた。姉貴の中を、全部で
感じたい…。俺は、躊躇することなく、奥を目指し、腰を進めていった。
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:09:40.95 ID:RqWFBzvR0
「全部入った…」
俺は思わず声に出してしまった。幾度か、腰を動かして慣らそうと思ったんだが、そろそろ
ヤバイ。4分の1ぐらいか3分の2位か。それぐらいでもう、ぐっと押し進めてしまった。
「くぅっ…」
俺の股と姉貴の股が触れ合った瞬間。姉貴が呻き声を上げた。
「だめ?抜いた方がいい?」
それから、眉をひそめたままの姉貴が心配になって、思わず声を掛ける。
「…平気…じゃないけど、こんなの初体験だし…」
ようやく開いた口から、苦しそうな声。でも。
「もっとして…きて…」
その一言で俺は、理性が飛んだ。ぐちゅぐちゅと粘液が立てる音、パンパンと肉がぶつかる音、
姉貴の言葉にならない声、そして、俺の荒い息。
それしか感じられない、この場所。
「…もう、俺…」
限界が来ていた。
「…その…ままで、いい、から……んあぁっ!!」
奥の奥まで押し込んだその時、全体を締め付ける感覚が。
それに合わせて、俺は姉貴の中に勢い良く精液をぶちまけていた。
耐え切れず、思わず姉貴を抱きしめる。
「あん…ふぅ…んんっ……」
なかなか締め付けが終わらない。全部絞り出されている感じがする。
姉貴の息が、俺の左耳に軽く当たる。ぞくぞくっとした感覚が全身を襲う。
「…あ。……バカ」
ようやく締め付けが収まってきたかと思ったその時、姉貴が言葉を漏らした。
「また、硬くなってる」
さっきのぞくっとしたのが影響したらしい。なんだよ、姉気のせいじゃないか。
ちょっと先を見ると、姉貴の胸が見えたから、乳首をぎゅっとつねってやった。
その瞬間、ちょっとだけ。まだ締め付けが強くなった。
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:10:37.66 ID:RqWFBzvR0
やっと身体を離す。連結していた所から、どろりと白い物があふれ出るのが見えた。
「これで、女体化は無し、だね」
「おかげ様で…」
これで姉貴には逆らえないだろうな…なんて考えていた。
まぁ、周囲には国ので済ませたと言え、言わなきゃ近親相姦ってばれないよ、なんて姉貴は
軽い口調で語る…。
「あれっ?」
「ん?どうしたの?」
急に、すっとんきょうな声を出されてびっくりしてると、さらに衝撃の事実。
「今日は中出し、まずかったかも」
「ええぇぇぇぇぇ!!!!!」
「出来たら、どうしようかね?」
そんな。出来たら、兄弟でやったってばれるじゃん!
なんの強運か。結局出来てなかった。
あれだけ中に出したのに、もしかして薄いのかな…違った悩みが勃発する、今日この頃。
さらに時々起こる、悩みがもう一つ…。
「ねぇ、弟くぅん。姉は身体が寂しいんだけどぉ」
TV観てたら、後ろから抱きつかれた。そして目の前にコンドームをプラプラさせる。
ぎゅーっと押し付けられたこの感覚…しかも今日はノーブラかよ!
いろんな手で迫ってくる姉貴。結局、いつも負けてる。
FIN
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:10:50.88 ID:DVd3pOOrO
ksk
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:12:58.42 ID:DVd3pOOrO
俺にもこんな姉をくれ的GJ
GJ
次回作もきぼん
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:21:47.83 ID:TIlz9D4Z0
投下
昭和後期、バブル全盛期に立てられた少し古い一軒屋の一部屋。
俺は一人、パソコンの目の前でひたすら更新とスクロールを繰り返し、時たま書き込みをしている。
画面の前には魚が描かれた壷が、来場者を待ち構えるかのようにずっしりと置いてある。
2ちゃんねる…… ニュースやテレビでも話題になっているこの掲示板群の中に、「ニュー速VIP」という掲示板がある。
世間からは「ニートの溜まり場」「社会のゴミ捨て場」なんて言われている板だが、俺はそんな嫌いではない。
寧ろ、ニートや社会のゴミなんてほんの一部、掲示板にいる人物の殆どはまともで、逆に別の板の方が殺伐として息苦しい。
俺はそんな風に思っている。
「しかし、いつもの釣りスレや団結スレも見飽きた……」
俺は呟く。そう、この掲示板の最大の弱点「飽き」という物に遭遇したのである。
「飽き」という物は何時何時でも現れ、数秒前まで妙に熱中していた物でさえすぐに酔いから覚めてしまう。
この「飽き」という物が最近妙にしつこく、数十〜百レス程度読んだだけですぐ飽きるようになってしまった。
「ラジオも実況Vに行ったし、そっちに行こうか……」
俺は音楽が好きだ。今もVIPを見ながらJUM Projectの熱いアニソンを聞きながらVIPを見ている。
ただ、時たまラジオに切り替え、時に笑い、時に萌えながらVIPを見るという習慣も今ではすっかり慣れた。
最後のF5キーを押し、期待もせずVIPを覗く。
恐らく別のパラレルワールドにいた俺は、特に面白いスレも無かったらすぐに実況VIPへ移っただろう。
386 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 23:21:57.60 ID:qIzPFp22O
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:22:33.53 ID:QkIJUMvr0
GJwwww11!!111!!!!!
投下ラッシュで嬉しい悲鳴wwwwwww
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:23:03.23 ID:TIlz9D4Z0
1: 暇だからおっぱいうp (15) 2: 居酒屋でありがちな事 (126) 3: おいwwww新発見wwww (1) 4: こ れ は 糞 コ テ (921) 5: これから**県の**小に行ってくる (410) 6: 埼玉VIPPERち
ょっと来い (206) 7: 新ジャンル「ツンデレ」 (6) 8: 学校行きたくないんだが (15) 9: 暇だから全レスしてやるよ>< (799) 10: ( ^ω^)・・・ (6) 11: V I P 終 わ っ た な .exe
(496) 12: 15、16歳までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら (368) 13: 学校でおしっこもらした (1001) 14:は、はにゃぁ……らめぇ…… (294) 15: 19歳♂おっぱいうpします (1)
「なんだ、つまんねぇ奴ばっか……」
おっぱいうpはどうせ釣り、15なんかただの脂肪うpだろが。
5なんか犯罪予告乙。でもって通報しました、と…… こんだけ言えば満足するだろ。
7よ、そんなの今の人間社会には腐るほど存在するぞ。
11…… アーッ!!
13…は、もう終わったスレだしいいか。にしても14、こりゃ明らかな腹筋スレだな。
「さて、行くか……」
繰り出される痛いスレの数々に急所を狙ったツッコミをぶち込み、個人的にも程がある爽快感に浸った後、マウスカーソルを動かそうと思った時だった。
12: 15、16歳までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら (368)
………
「はいはい、わろすわろす……」
くだらん。何でこんなスレに引き止められなきゃいけないんだ。
そもそも女体化って…… そんな夢のような話あるわけ無いだろ。
どうせ軽いコントだけだと思った俺は、軽い気持ちでリンクをクリックした。
「…………」
案の定、ただの小説スレ。
コント…… とまでは行かないが、そこには職人達が誠意と根気を込めて創り上げた小説がずらりと並んでいる。
「いいや、見るか……」
明日のバイトは昼間から。元々朝には弱い俺にとって、昼間からの出勤はまさに「天国への階段」に値する。
また、夜更かししても明日には余裕で間に合うというオマケ付き。軽い気持ちではるが、少しづつ読み始めた。
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:24:48.94 ID:TIlz9D4Z0
「………」
見入った。
いや、それしか表現として言葉に表せないから困る。
「お……
おもすれwwwwwwwwww」
どんだけ時間が経っただろう。
今ではもう、このスレの虜だ。
明日のバイトは昼間から。さて、これからどうしようか。
オナニーして寝る
軽くゲームでもやる
別のスレを読む
このスレで小説でも書こうか
答えは決まっている。
=>このスレで小説でも書こうか
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:25:25.73 ID:TIlz9D4Z0
Fin
何が言いたいかというと職人さんの小説wktk
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:25:45.65 ID:oG44YhJ60
そうきたかwwwwwww
>>391 にもwktkなんだぜ
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:26:40.84 ID:TIlz9D4Z0
>>392 ごめんwwwwwwwwwwwwwwwwww
自分が女体化したら…… ってイメージしてたらgdgdになってこんな結末になっちまったwwwwwwwwwwwww
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:27:09.85 ID:RqWFBzvR0
>>386 気にせず、投下しちゃいなyo!
>>391 確かに、ここははまる。1ヶ月近くいるのがその証拠www
395 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 23:28:14.28 ID:qIzPFp22O
>>391 GJww語り手の淡々さがなんともww
(´・ω・`)んじゃ投下します
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:28:40.37 ID:2vY0Lt9d0
2スレ程前に中途半端に投下したものだが、それは最初から投下したほうが良いのだろうか?って前にも聞いてたな
「行ってきます」
少し疲れの見える声で言い、響太はドアを閉めた。
ベランダと屋根に切り取られた、水に解かれた絵の具のように淡く伸ばされた雲が薄い膜のようになっている水色の空はやけに眩しく、
蝉は相変わらずやかましかった。
ジリジリと言う品もへったくれも無い声からして、ここ一帯に生息している蝉は、アブラゼミに違いないだろう。
日が暮れてくると、部活中の体育館に黒い染みを散らばらせた茶色い羽を羽ばたかせて、奴はよく侵入してくる。
男子は面白がるが、女子バスケット部のコートに乱入したときは大変なことになる。
練習そっちのけで走り回って逃げる可愛い一年生がいて、彼女の甲高い悲鳴は男子にとってはひとつの娯楽になっている。
398 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 23:35:40.77 ID:qIzPFp22O
とはいえ彼女、身内の部内からはその行動で大変な顰蹙を買っているのだが。
響太はすぐ横の階段を降り始めた。屋根から出ると、日の光が一気に瞳の中へと入り込んで、彼は一瞬だけ目を細める。学生靴のかかとが、コンクリート作りの、湯立つように熱い階段にくぐもるような音を立てた。
結局あれから学校には余り行く気にはなれなかった。
受験に差し障るからと、親にしきりに騒ぎ立てられて、響太が重い頭を押さえながらアパートの部屋を出た今、すっかり昼過ぎになっていた。
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:37:28.27 ID:glTjDV520
>>396 まとめがあれば確認しやすいだろうけど
まとめさんあんまり時間無いようだから
いっその事ウィキかなんかにして更新できる奴がしたほうがいいんじゃないのかな
400 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 23:42:08.39 ID:qIzPFp22O
昨日は初めて練習をサボった。そして、今日初めて朝練をすっぽかし、補習に途中から出る。
いつもは一時間目から最後までちゃんと出席していたのだが、帰蝶谷の存在が気にかかって、正直他のことに気が回らなかった。
階段を降りきると、アスファルトの照り返しのきつさに顔をしかめながら、響太は途切れ途切れの街路樹の影を歩き出す。
響太は、朝礼の時の、彼女の微笑みを思い出していた。
もうあれから六年が過ぎたというのに、「帰蝶谷」に対する罪悪感は拭い去られ消えることなく、ずっと奥底に青黒い根を張って、必死でそれを押さえ込む自分をあざ笑っていたのだろう。
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:43:04.68 ID:6m9VU05zO
>>399 まとめの人が気を悪くされないのなら 仮設置き場として やってもいいんじゃないかな?
まとめの人待ちだぜ
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:43:45.51 ID:2vY0Lt9d0
>>399 ウィキとかあんま解んないんで一気に投下しようと思う。スマン
403 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/26(火) 23:46:11.95 ID:qIzPFp22O
響太は俯きながら、調合された細かな石材の浮かぶ鼠色の道を見つめた。
せいぜい知らぬふりを決め込めばいい。
いつか気付かずにいられなくなる日が来るのだから……、と。
それは自分を指差して高笑いをしていたに違いない。
響太が家族と住むアパートから、炎天下の道を真っ直ぐ10分も歩けば高校につく。
青く晴れ渡った空の向こうに見え始めた校舎の姿が目に入ると、
響太は気が重くなった。
これ以降は来月まとめて新ネタと共に誰も期待していないと分かりきっていながらも投下します
今月いっぱい絵師に徹します(´・ω・`)
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:49:00.99 ID:6m9VU05zO
、、、、、
ミ・д・ミ <それまでホッシュ!
""""
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:54:31.44 ID:bPz5F673O
ほっしゅ
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:02:01.25 ID:lsBLp/LhO
誕生日の前日に童貞喪失フラグが立つんだけど
入れる直前に日付変わって女体化!落ち込む主人公に女の子が
「これはこれでイイかもね」って怪しい笑みでそのまま犯される
こんなシチュってもう書かれてる?
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:06:38.05 ID:uFxP/J9U0
>>406 「入れてる間に日付が変わったら〜」的な議論?は有ったみたいだけど、そのシチュは書かれて無いと思う
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:07:10.69 ID:EFFQ1hN4O
ほかべん保守
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:12:18.28 ID:Q2zfH7e50
家の近くに、ほかべんが無い保守
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:13:35.47 ID:1kkzwVYd0
徒歩1分の所にほかべんがある保守
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:13:54.40 ID:gRNRRr0JO
ほるすたいんとかもあったなぁ と懐かしみつつ 保守
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:14:53.41 ID:saM4x3+n0
そろそろ投下しようかと画策捕手
413 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 00:17:31.91 ID:nMW1MFHv0
そろそろ次が出来るので投下予告を兼ねて保守
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:19:32.17 ID:1kkzwVYd0
帯状爆撃wktk
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:23:07.76 ID:EFFQ1hN4O
隊長!砲撃が止まりません!
416 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/27(水) 00:32:54.48 ID:saM4x3+n0
>>38の続き
何もかもが凍りつく…。今度こそ……完全に壊れてしまった。
痛い、いたい…イタイイタイイタイ…。
心から、血が噴出す。今まで付けられた小さな傷全部から、止めることができないほどに…。
「おまえ、俺と付き合いだしてから……」
きもちわるい……僕はキモチワルイ…。尋海と、同じ顔なのに、僕は……僕だから、気持ち悪いんだ…。
「……………」
何か、言われてる気がしたけど、何も耳に入らない。
気づけば、昌俊は僕の腕を放していた。それは、僕に……もう触りたくないから…?
「………っ…」
全身の力を使って、目の前の人を突き飛ばす。そして僕は階段を駆け上った。
――早くしなきゃ……。
自分の部屋に入って、さっき出しっぱなしにしていたボールペンを拾う。キャップはどこかに行ってしまったみたいだった。
座ったままそれを順手に握って、持った右手を振り上げる。
そして、肘から先を思い切り顔に向かって振り下ろし…。
「なにやってんだ!!!?」
突然響いた怒声に驚いて、軌道がずれてすかしてしまった。
――もう一回、やらなきゃ。
そう思って、また右手を持ち上げようとしたところで、とても強い力に腕を止められる。
「放して」
「放したら、どうするつもりなんだっ?」
決まってる。こんな顔いらないんだから。
「いいからっ。こんなもん持ってんじゃねぇ!!」
ぎゅっと握っていたのに、無理やり手からペンが奪い取られる。
417 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/27(水) 00:33:53.43 ID:saM4x3+n0
「返してっ!!」
それがないと、傷を付けられない。
届かない高い場所にペンを掲げられて、それを取り戻そうとやっきになる。
「なんだって、こんなことするんだ!?」
おまえが…それを言うのか…?
「ったく、いきなりこんな馬鹿な真似しやがって…」
「………昌俊は、いらないんだろ…?」
「あ?」
「僕の…中身なんか、どうでもいいんだろ? …僕、なんか……、気持ち…悪いんだろ? だったら放っといてよっ!!」
好きなのに、そいつは僕の存在を全部否定した。
だったらいっそ…何をどうしてしまおうと、もうどうでもいいじゃないか。
「気持ち悪い…って、そういう意味じゃない」
「でも、気持ち悪いんだろう? 僕の顔なんか見ていたくないんだろ…っ?」
「違うって言ってるだろ!」
「…………っ!?」
本気で怒鳴られて、抵抗とか反論が押し込められてしまった。
そのまま呆然としてるうちにベッドに座らされて、そして正面に昌俊が膝立ちになった。
「おまえ…正直に言って俺のことどう思ってる?」
静かな声で訊かれて、ぎゅっと胸が引き絞られる。
そんなことも伝わってなかったんだ…。
418 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/27(水) 00:34:36.31 ID:saM4x3+n0
ただ悲しくて、思わず叫んでしまいそうになる。…けど、気づいたんだ。
昌俊がこんなふうに僕の考えを訊いてくるのは、付き合いだしてから初めてのことだった。…そんなのは今更過ぎて……でも初めてのそれに…、胸が痛くなった。
――いい、よね…?
もう、最後なんだから……少しくらい本音を言っても、許されるよね…?
そう考えた瞬間には、すでに口が動き出していた。
「…好き………だった…よ」
「な………」
昌俊が絶句する。
そんな顔を見ていたくなかったけど……、これが最後だと思うと、目を逸らすことなんか、できなかった。
「絶対に振り向いてくれなくて、不機嫌な顔しか向けてくれなくても」
一言で終わりたかったのに、勝手に言葉が出てきてしまって…止められなかった。
「僕のこと何にも覚えてなくても……、絶対に、名前を呼んでくれなくても………」
頬を、水が伝っていった。
「昌俊のことが…好き、だったよ…」
そして僕は最後の言葉を告げた…。
419 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/27(水) 00:36:54.75 ID:saM4x3+n0
好き『だった』、と、初めて告げられた言葉に、俺は簡単に動揺した。
こいつが女になってしまった日に、俺はちょうどこの家に来て、そして尋海そっくりになってしまったこいつと会った。
最初こそわからなかったけれどすぐに悟った。昔に見た、泣きそうな辛い顔をしていたからわかったんだ。
なんでそんな顔してるのか真面目にわからなくて、それを聞こうとして泣き出されて、それでついキスしていた。
なんでそうしてしまったかわからずに、単なる勢いだった、とその時は自分を納得させたけれど、結局それは意味のないことだった。
幼馴染の双子が女体化してから少しした頃、昼休みにこいつが告白されてる現場を見て、殺意を覚えるほどもの凄く不愉快だった。
『てめぇがこいつの何を知ってるんだ?』
俺の横を気まずげに抜けていった野郎に、マジにそういった考えを抱いた。そしてもう一つ再確認させられた。
そうか、こいつはもう女なのか、と。
「別に全校生徒に誤解されてもいいけどな、俺は」
なぜ、こんなことを言ってしまったのか。
一番好き勝手言い合える友人を無くしたくないという独占欲か、それとも……。
いっそどっちでも良かった。ただ、俺とこいつの間に尋海以外の奴が入ってくるのが我慢できなかった。
「だから、俺と付き合え」
その日の放課後にそう言った。
自分でも答えの出ていない感情に振り回されてのその会話は、後で思い出したらかなり支離滅裂で、てっきり断られるものだと思っていた。
「……………わかった」
それなのにこいつは承諾して、俺はかなり舞い上がっていた。けれどおまえはいきなり泣き出した。俺には…その理由がわからなかった。
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:37:56.17 ID:1kkzwVYd0
途中だというのに涙こぼれたジャマイカ
421 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/27(水) 00:38:10.77 ID:saM4x3+n0
それからだ。こいつの表情がどんどん無くなっていったのは。
俺といる時は、ずっと諦めたように笑ってて、でもふとした瞬間に不安げに顔を曇らせる。たったそれだけの顔しか見せなくなった。
俺が好きな、怒ってるような顔も、呆れたようなそれでも笑ってる顔は見せなくなった。
そこでようやく自分の気持ちに気づいた。
こいつのことが本気で好きだと…。
それから余計にこいつの顔を見るのがつらくなった。こいつらしくない暗い表情で、それで無理して笑ってるのを見ていられなかった。
俺と付き合うのなんか嫌なんじゃないかと思ったのと合わさって、俺はこいつの先を歩くようになった。
そうすれば辛そうな顔を見なくて済む。そしてついてきてくれることで、俺といっしょにいたいと思ってくれているんだ、と確認も出来た。
いっそそれに文句でも言ってくれれば
でも映画を見に行った日――昨日、俺自身がそれを崩してしまった。
「もっと、俺の前で笑えよ」
あまりにも自分勝手なセリフに、こいつは反論もせずにただ俯いた。
いっそ死んでしまえ、と心の中で自分に吐き捨てる。どこまでも腹が立った。自分がつらいからといって、その責任を全部こいつにぶつけてしまった俺は最低だった。
舌打ちをして踵を返す。頭を冷やすように歩き続けて、気づいたときには俺は一人で歩いていた。後ろからついてくる奴は誰もいなかった……。
「アキちゃん…、昨日、吐いたんだって…」
今日になって尋海にそう言われた。自分の愚かさに眩暈すら感じた瞬間だった。
どうしたのかな……と心配げに眉を寄せる尋海には何も感じなかった。ただ一つのことが頭の中を回っている。
あいつは……まだチョコが苦手だったんだ…。
昨日俺が渡したシェイクのせいだというのは明白だった。怒ってでもくれればと思って、わざとあいつが苦手な物を渡して反応を見ていたんだが、一見普通に飲んでいたから、もう克服したのかと勝手に解釈していた。
でもそれは単なる勘違いに過ぎなかったんだ。
同じ事を延々と考えてるうちに学校が終わった。用があるという尋海を置いて、俺は早足でこの家まで来た。何も言わずに玄関を開ける。
そこで待っていると、青い顔をしたままのこいつが現れて、そして俺の姿を認めると瞬時に目を泳がせる。
そしてあの…俺を拒絶しているかのような笑みを向けられて、かっとなってまた酷い言葉をぶつけてしまった。
422 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/27(水) 00:38:59.40 ID:saM4x3+n0
こいつは押し黙った。その隙にいろんなことを話そうとして、話す前に突き飛ばされた。二階に走っていくのを追いかけて、いざ見つけてみれば、こいつは自分の顔をペンで傷つけようとしていた。
とっさにそんなことができないように腕を掴んでペンを奪い取る。
「中身なんかどうでもいいんだろ?」
そうこいつは言った。俺が吐いてしまった言葉に、初めて傷ついたという顔を見せた。
俺のせいでこんなことになってしまった…。ずん、と腹の底が重くなる。
こいつが俺のせいでだめになるのをもう見ていられなかった。俺を切り捨てられるきっかけを作る。
それがこいつのために俺が出来ることだった……。
「おまえ…正直に言って俺のことどう思ってる?」
そう訊くと、こいつは一旦顔を伏せて、それでも何かを決意した目を俺に向けた。
久しぶりに見るその目に見惚れているうちに、こいつはさっきの言葉を言ったんだ。
「絶対に振り向いてくれなくて、不機嫌な顔しか向けてくれなくても…。僕のこと何にも覚えてなくても……、絶対に、名前を呼んでくれなくても………」
その目から雫が流れ出す。
「昌俊のことが…好き、だったよ…」
胸が痛かった。
こいつは本当に辛い時ほど、何も言わない。そんなこと、とっくの昔にわかっていたことなのに……俺はそれをずっと見落としていた。ただ自分のことしか考えられずにいた自分が心底情けない。
だがそれよりも、大事なことが目の前にある。
「もう『過去形』なのか…?」
何よりも大事な奴に、俺はそう声をかけた。
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:41:00.34 ID:saM4x3+n0
昌俊編も入れてみた。視点変わって読みにくかったらごめんなさい。
多分次の投下でラストまで行くと思われ
それじゃ、おやすみなさい ノシ
425 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 00:43:11.42 ID:nMW1MFHv0
こんな神な作品投下された後じゃ、俺が投下し辛くてしょうがないじゃないか。
結構書き溜めたけど今日は投下やめるかな。
とにかくGJ 乙。
426 :
>>112:2006/09/27(水) 00:43:45.64 ID:ToC2C2Io0
GJ!
なんだかもう俺泣きそう
上手く言葉に出来ないんだけど泣きそう
続きがきになる〜
あ〜 生 殺 し か 。
この後誰か投下する?
新作が途中まで書けたので投下してみたいんだが
427 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 00:45:22.80 ID:nMW1MFHv0
>>345の続き
P90氏の直後だと投下し辛いよ。
職員室
「来たか佐々木、まあ何の話かは言うまでも無いと思うが……。」
「今後の学校生活についてですね。」
「その通りだ。早速だが、ここの校則では女体化生徒は女子生徒として扱うことになっているが、それでいいのか?」
「そう決められているのなら仕方ないと思いますが。」
「そうか、それならそれでいい。ちょっと違う話になるが、戸籍の変更とかはしなくていいのか?」
「今のところ、現状を認めることはできそうにないので変更するつもりはありません。」
「変更するのは義務じゃないから強制できないが、この状態だと変更した方が後のためにいいと思うぞ。」
「・・・・・・。それについては親と相談して決めます。」
「そうか、わかった。それと今日は早退しろ。戸籍の変更は義務じゃないが、女体化した際に必要な手続きは色々あるんだ。」
「わかりました。」
早退せずに学校に残りたかったが、学校に残ったところで授業を受けさせてもらえるわけでは無かったので言われた通り学校を早退した
ちょwwwいいところで生殺し乙wwwwwwww
>>112 イインダヨー
まとめですよ
一様木曜日までにきりが付きそうだけど、まだ出来ているのは根本部分だけだな・・・
とりあえずこのような仕組みを考えたのだが甘いかな・・・
wiki
(制御がむずかしそうなのでどんな内容があっても知りませんということにしておく)
↓
こっち側(私)が整理
430 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 00:46:17.25 ID:nMW1MFHv0
家に帰ると、大学の関係で一人暮らしをしているはずの姉がいた。
「おかえり〜、本当に女の子になったんだね。」
「認めたくないけどな、で、何でここにいるのさ。」
「今日と明日は大学休みだし、亮が女の子になったって聞いたから来てみたの。そっちこそ早退してきたの?」
「そうだよ。色々手続きがあるからとっとと帰れだとさ。」
「そうそう、お母さんが呼んでたよ。」
「わかった。」
リビングに入り母さんのところへ行く。
「何の用?」
「朝はああ言ったけど、戸籍の変更以外は義務だからついてきて欲しいのよ。」
「学校でもそう言われたし、仕方ないからついていくよ。」
「それに、新しい制服のサイズも測定しなくちゃいけないしね。」
これくらいのことは仕方ないので別にいいだろう。
そうして俺は母さんについていった。
431 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 00:47:13.78 ID:nMW1MFHv0
役所でのよくわからない手続きも終わり、体のサイズ測定も終わり、帰り道を歩いていた
正直測定の時は物凄く恥ずかしかった。もう思い出したくも無い。
そういえばあの時母さんが姉さんに電話していたみたいだが何を話していたのだろうか。気になるけど放っておこう。
「ただいま。」
「おかえり。」
「疲れたから昼寝してくる。」
「あ、そう。わかった。(ニヤニヤ)」
なんなんだその不気味な笑いは。一体何を企んでやがる。
やべぇ、眠い。あの不気味な笑いが気になるがそれ以上に眠い。
ベッドに乗った俺は一分もしないうちに眠ってしまった。
432 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 00:48:27.44 ID:nMW1MFHv0
一体どの程度眠っていたのだろうか、寝汗が酷い。
仕方ないので着替えることにする。
ベッドの横に置いてあるタンスの引き出しを開いて・・・・・・!?
その下の引き出しを開いて・・・・・・!!??
その下の・・・・・・???
「どういうことだよこれ。」
引き出しの中に入っていたのは下着を含めほぼ全て女物の服、男物は、ジーパン一着と、制服しか入っていなかった。
「あ、起きた?」
姉の声だ。
「姉さん?これどういうことだ?」
「ああそれ?私のお古だけどどうかした?」
「どうもこうもあるかよ。何でそんなのが俺の引き出しに入ってるんだ。」
「何でって、アンタもう女の子でしょ。だから私のをあげただけよ。サイズは電話で聞いてるしね」
「前に入ってた服は?」
「アレはもう古着屋に売っちゃったよ。もういらないでしょ。」
やられた。完全にやられた。姉がついてこない時点で気付くべきだたった。
俺はもう何も言えなかった。
433 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 00:51:38.64 ID:nMW1MFHv0
と、今日はここまで。
何か最初に目指してた方向性「女体化後も男として生きる」ってのはこのままだと無理っぽくなってきた。
このまま路線変更してもおk?それとも修正すべき?
いつも区切りのいいとこまで書いてから投下してるから今度から生殺ししてみるかな。
>>433 GJ!
好きなように書くといいんだぜ?
生殺し楽しみにしてるwwwww
435 :
>>112:2006/09/27(水) 00:53:52.91 ID:ToC2C2Io0
>>433 乙&GJ!
好きなように書けばイインダヨー
じゃ、投下するぜ
436 :
>>112:2006/09/27(水) 00:57:11.56 ID:ToC2C2Io0
――ここはどこ?
俺は暗闇の中にいた。
立っているのか、浮いているのか、それすらもわからない。
空も、壁面も、地面も存在しない闇の世界。
――これは夢?
そう、俺は確か自分の部屋のベッドで寝ていたはず。
それにしても、妙な夢だ。
目の前は闇、音は聞こえない、自分の息遣いさえも……
両手を自分の目の前に持ってくる。
――見える。
光が無い筈なのに、自分の両手がハッキリと視認出来た。
次に俺は足を動かしてみる。右足を前に、左足を前に。
ゆっくりと歩いてみるが、進んでいるのかはさっぱりだ。
何せ感覚もないのだから。
――誰?
暗闇の向こうに誰かいる。
俺が一歩進むと、向こうにいる誰かも歩を進めた。
一歩、二歩、三歩……。
少しずつ、"誰か"の姿が大きくなってくる。
四歩、五歩、六歩……
437 :
>>112:2006/09/27(水) 00:58:12.81 ID:ToC2C2Io0
>>436 ――女の子?
顔の形、身体の形、大きさからして女だという事がわかる。
彼女の身体からは淡い光が発せられているが、周りは暗闇のままだった。
俺が動きを止めると少女も動きを止める。
右手を上げれば、少女も同じように右手を上げた。
――何だってんだ?
舌打ちをしながらも、俺は歩き続ける。
少女はもうすぐそこにいた。
――へぇ。
近づくにつれて顔もはっきり確認できた。
端整な顔立ち、二重の瞼に少し鋭い眼。髪は腰の辺りまであるようだ。
服は……着ていなかった。
無駄な肉はついておらず、しかし胸は大きめで形も良い。
そして腰の括れが何ともいえない。
――可愛いな。
少女はもう目の前にいる。
――可愛いな。
少女はしゃべる。俺の言葉を。
438 :
>>112:2006/09/27(水) 00:58:56.40 ID:ToC2C2Io0
――真似するなよ。
――真似するなよ。
…妙だ。夢なんてそんなものだろうけど。
いや……夢とも何か違う感じがする。
…俺はあることに気が付いた。
少女の身長が俺とほとんど同じだということに。…俺が縮んだのか?
俺は腕を少女のほうへ伸ばした。
すると、少女も俺のほうへ腕を伸ばしてきた。
――触れない…
あと少し、というところで俺の手がそこで止まる。
触れない。届かない。
いや、この手触りは……まさか……
――鏡?
439 :
>>112:2006/09/27(水) 00:59:59.94 ID:ToC2C2Io0
>>438 〜 〜 〜 〜 〜 〜
「…っ!!」
見慣れた天井が俺の目の前に広がっていた。
身体は汗でびっしょり、パジャマは張り付き、息は乱れ、髪の毛は汗で顔に張り付いている。
俺はゆっくりと上体を起こし、枕元に置いてある目覚ましにも使っている携帯を手に取った。
――AM 4:32
カーテンの隙間から、白んだ空が見えた。
俺はベッドから降りて、部屋を出る。
家族を起こさないようにそっと廊下を進み、階段を降りて俺はリビングに向かった。
コップを取り出し、冷蔵庫から冷えた麦茶を出してコップに注ぐ。
そして一気に飲み干して、コップをテーブルに置いてそのまま椅子に腰掛ける。
「…」
あの夢はなんだったのだろうか。
まだ完全に覚醒していない意識のなかで、俺はあの夢を思い出していた。
見たことの無い少女。年の頃は、17、8?
いや、下手をすればもっと下なのかもしれない。
(……寝なおそう)
440 :
>>112:2006/09/27(水) 01:01:09.75 ID:ToC2C2Io0
立ち上がると、汗で張り付いたパジャマを剥がす。
寝直すといっても、このパジャマのままいるのは気持ち悪い。
とりあえず着替えてから、もう一度寝よう。
俺はパジャマを脱いで、そのまま洗濯機もある洗面所へ向かった。
「っ!」
…息が止まる。
鏡に映っているのは、夢に出てきたあの少女だったからだ。
――なんで、お前がここに…?
鏡の向こうにいる少女を見ていると、俺は吐き気に襲われた。
すぐさま洗面台に顔を近づけ、俺はそのまま吐き出す。
「げほっ、ごほっ……っは、ごほ……」
俺はまた恐る恐る顔を上げる。
そこにいるのはやはり夢に出てきたあの少女。
顔色が悪いようだ。あぁ……これは、俺か…。
夢の"鏡"を思い出しながら、そう口に出して、俺の意識はそこで途絶えた。
…
………
441 :
>>112:2006/09/27(水) 01:02:21.62 ID:ToC2C2Io0
>>440 〜 〜 〜 〜
目を覚ますと、俺は自分の部屋にいた。
ベッドの上で、布団を掛けられている。
「……俺は…」
少女の声。…俺は思わず口を閉ざした。
(…そうだ、俺洗面所で……)
身体は寝かせたまま、俺は右手を伸ばし携帯を掴む。
時間を確認すると、もう10時に差し掛かろうとしている。
学校の授業がとっくに始まっている時間だ。
――コンコン
「空〜、起きてる〜?」
「姉さん? うん、入ってきていいよ」
――ガチャッ
ドアが開かれると、ちょっと身長高めの女が部屋に入ってきた。俺の姉だ。
彼女はドアを閉めて、ベッドの横まで来るとそのままベッドに腰掛ける。
「気分はどう?」
「うん、まだちょっと気持ち悪い…」
442 :
>>112:2006/09/27(水) 01:03:27.73 ID:ToC2C2Io0
>>441 そういえば、あの少女の顔と姉の顔はなんとなく似ている。
まぁ冷静になって考えてみれば、あれは俺自身だ。
姉弟なのだから、似ていて当然といえば当然か。
などと考えていると、突然姉は俺の額に自分の額を重ね合わせた。
「ちょ、姉さん?」
「何赤くなってんの、熱は……うん、無いみたいね」
「姉さん、俺どうなったんだ?」
姉の話によると、これは女性化症候群という一種の病気らしい。
だがこの病気自体は身体の作りを男から女に変えるだけで、体調面には問題ない……らしい。
唯、突然の変化で精神が不安定になり体調を崩すことはあるようだ。
俺がそれだが、今は何とか落ち着いてこの状況を把握出来た。
「鏡は、見たの?」
「うん。今日変な夢見てさ、それに出てきたのが今の俺の顔。
鏡見てびっくりしちゃってさ、急に気持ち悪くなって……それで……」
「ふぅ……うん、学校には連絡いれといたから今日はゆっくり休みなさい」
「姉さんは?」
「私は今日はお休み。何かあったら呼んでね、あ…服何とかしないと。それまで、ソレ、貸しとくからね」
言われて俺は初めて姉の服を身に着けているのに気付く。
「あ、女の身体についてレクチャーしてあげよっか」
「い、いいよそんなの(///)」
「ふふ」
443 :
>>112:2006/09/27(水) 01:04:45.65 ID:ToC2C2Io0
>>442 冗談とわかっていても、俺の顔は赤くなってしまう。
けど姉のおかげで少しだけ、気が楽になった。
姉は部屋を出て行く。
身体の変化には多少の苦しみが伴う。
体温が異常に上昇したり、身体を引きちぎられるような痛みがあったり、大量の精子が吐き出されたり。
その時に出る症状は人それぞれだ。
俺は運が良かったのかもしれない。寝ている間に女体化していたのだから。
変わりにあの変な夢を見てしまったけど。
「ふぅ…」
もう少し寝ていよう。
……そう思って目を瞑るが、全然眠れない。
(女の身体についてレクチャーしてあげよっか?)
姉の言葉が脳裏をよぎった。……女の身体か。
俺は布団持ち上げ、身体に視線を向けた。
姉貴が貸してくれた緑のタンクトップとブラウンのスカートが目に映る。
スカートをめくってみると、下着も着けられていた。
「……」
タンクトップを捲ると、やはり同じ色のブラ。
俺はそっと右手を胸に持っていき、ちょっと弱めに揉んでみた。
444 :
>>112:2006/09/27(水) 01:06:00.54 ID:ToC2C2Io0
>>443 「…ん」
…変な感覚が俺を襲う。
暫くそのまま続けてみるが、その後は特になんとも思わない。
そう思って手をずらした瞬間…
「んぁっ!」
俺は慌てて口を押さえた。
……姉には気付かれていない。
しかし、さっきのはなんだったのだろう。
人差し指が乳首に当たった瞬間、雷に打たれたように身体がはねた。
俺は再び、右手を胸に持っていく。
「…ぁ」
今度は乳首も一緒に弄ってみる。
「ん、ん……んん…ぁ…」
男よりも女のほうが気持ち良い、というのは本当なのかもしれない。
感度が全然違う。女は皆こうなのか、それとも俺が変なのか。
……俺はあまった左手を股間に持っていく。
――濡れてる。
下着越しからでもわかる、確かに濡れていた。
姉になんていえばいいんだろう、そんな考えがふと浮かんだけど…
445 :
>>112:2006/09/27(水) 01:07:22.43 ID:ToC2C2Io0
>>444 「ひぅ…!」
ちょっと擦っただけで声が出てしまう。
初めての刺激に少し戸惑うが、俺はまたそこに手を持っていく。
今度はやさしく擦ってみる
「あぁ…あ、あ、あ……んん、ひぁっ!」
下着越しからワレメを指でなぞっていると、突然の感覚が俺の身体を襲った。
あまりの快感にまた声が出てしまったが、姉に気付かれていないかな?
…完全に濡れてしまった下着を脱ぎ、片足に掛ける。
毛は……手で確認してみると、あまりないようだ。
「……」
性欲…は、もちろんあるが、それよりも好奇心のほうが勝り俺の心を支配している。
ここに指をいれたらどうなるか、さっきの快感はなんだったんだろう?
あれこれ考えながら、三度目…俺はそこに手を持っていく。
「んん……んっ」
まずはさっきのように擦ってみる。
汁でそこはびしょびしょになっていて、布団も汁のせいで濡れていた。
そして指を上へ上へと持っていくと、またさっきの快感が全身を駆け巡る。
「あっ!…はぁ、ん…」
446 :
>>112:2006/09/27(水) 01:09:13.65 ID:ToC2C2Io0
>>445 …何か当たった。豆?クリ??……。
胸を弄っていた右手も股間のほうへ持っていって、両手でそこを弄った。
右手はワレメのほう、左手はクリのほう。
そして俺は布団を口に銜えて、声が外に漏れないようにする。
「んぐ…んんんっ!」
指をゆっくりゆっくり、中へ進入させてみた。
そしてゆっくりゆっくりと引き抜く。
「ん、ん、んぁ…」
……慣れると、俺は二本の指を使って出し入れし始めた。
左手でクリを弄りながら、右手で出し入れを繰り返す。
「んぐ、ん…ぁぁあ、きもひぃよぉ…」
布団を口に入れて、上手く言葉が出ない。
手の動きは段々と早くなり、出し入れじゃなく気付けば中をかき回していた。
「ん、ん、んぐぅ…っ!」
――何か、身体の中から何か来る…!
「ひぐぅっ!!」
ビクン、ビクン…と二度、三度と身体がはねる。
何とか落ち着くと、俺は右手を抜いて…目の前に持っていく。
…べとべとになっていた。
447 :
>>112:2006/09/27(水) 01:10:12.16 ID:ToC2C2Io0
>>446 「んぐ…んふっ…」
二本の指を俺は口に含み、舐めとる。
…よくわからないけど、…甘い??
「…なんだろ、癖になりそう…」
そんなことを呟くと、同時にドアがノックされた。
――コンコン
「っ!!」
やばい、どうしよう。
この状況はまずい。布団は濡れてる下着も濡れてる指も濡れてる。
あそこはぐちょぐちょで……
「そら〜? 入って良い?」
「は、はひ!」
「ふふ、な〜に声裏返しちゃって…」
くすくすと姉はドアの向こうで笑っている。
俺は掛け布団を整え、すっぽりと身体を隠し顔だけ出てる状態になった。
お願いだから気付かないでくれ…
――ガチャッ
448 :
>>112:2006/09/27(水) 01:11:10.33 ID:ToC2C2Io0
>>447 「ちょっといいかな?」
「な、なに?」
「体調はどう?」
「え?」
そういえば、もうなんともない。
吐き気もなくなっている。
「大丈夫」
「そう、なら今からあなたの服とか下着買いに行こうと思うんだけど、いける?」
「うん、いけるよ」
「じゃあ、着替えなきゃね。まずは今着てる服と下着、返してくれる?」
「え?……あ、あの」
「外出るんだからちゃんとしたもの着なきゃ、また私の貸してあげるから。だからまずそれを返して?」
「え…えっと、あの…」
「ん?」
にっこりした表情のまま、姉は首をかしげる。
「ふふ、ど〜したの? 返せない理由でもあるのかなぁ?」
「あ、あの……あの……」
言葉に詰まっていると、姉は耳元まで顔を近づけてきた次の瞬間、俺の身体が固まった。
「気持ちよかった?」
「――っ!」
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:12:23.54 ID:ToC2C2Io0
ここまで。
ところでトリップってつけたほうがいいの?
俺つけかたわかんないけど
450 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 01:14:02.51 ID:nMW1MFHv0
乙そしてGJ
トリップは名前の後に#と適当な文字を入れればおk
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:14:03.12 ID:bmqe3aIG0
付け方は名前欄に
#○○○
○のなかは好きな文字を入れればいい
半角8文字 全角4文字までだったかな
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:14:58.93 ID:W6i7KGt1O
>>429 仮まとめとまとめと二つを作るってこと?
えと、ラッシュ終わった?
>>452 そうゆうことです・・・
でもなんか、2度手間かな・・・
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:24:33.00 ID:nMW1MFHv0
ほ
456 :
かゆうま:2006/09/27(水) 01:25:56.89 ID:EMwRQpViO
>>365>>367続き
…なるほど痛ましい。
だが君が殺してしまえば人生を丸々棒にふることになるだろう?
「そんなことはどうだって良いんだ…奴らを殺せればどうだって…」
うむ。それはいかんな。
というわけで私が殺ろうか。
「へ!?ちょっ…」
安心したまえ。きちんと拷問した後でやるよ。
「いや、そういう問題じゃな
ドスッ ズバシュ プチッ モグモグ
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:38:03.38 ID:EMwRQpViO
>>456 DQN2「おいDQN1、ここにいるのk…うわ…うわぁぁぁぁぁぁ!」
ふむ。目撃者か。
ではコイツには下手人になってもらおうか。
少女の手から包丁を奪い突き刺す。
その後、少女の指紋を拭き取った包丁をDQN2の屍に握らせる。
これでコイツが殺したように見えるだろう。
…ちょっとばかし死体の損傷が激しすぎる気もするが何とかなるだろう。キニシナイ
DQN3「おーい(ry」
ふむ(ry
‥‥‥
本日、〜高校で殺人事件が発生しました。
被害者少年達と加害者少年は友人関係にあり、警察では何らかのトラブルがあったものと見て捜査をしています。
ご馳走様でした。
うま…
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:39:40.12 ID:J7HzcwKq0
今の時間は投下可?
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:39:45.76 ID:EMwRQpViO
欝が嫌だったのでやった。
今は反省している
460 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 01:50:34.64 ID:nMW1MFHv0
ほ
誰もいないようなのでほしゅ
462 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 01:58:26.12 ID:vwDlGNOn0
投下するなら今のうち……
463 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 02:08:11.44 ID:nMW1MFHv0
ほ
464 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:15:02.98 ID:vwDlGNOn0
とりあえず、できた部分だけ投下してみる。
シュールすぎてつまんないかもしれないけどwww
「女だろうが男だろうが関係ない。俺には俺の人生がある…… と」
よし、これで今日の分は終わりと。
まあなんというか、結局いろいろと小説を書いて、今じゃ職人級とまで言われてしまった。
純愛、サバイバル、ドエロ…… 振り返っただけで10作品は書いただろう。
本当に、小説のしの字をかじった程度の文才なんだが……
「眠い……」
時計はもう1時。夜中にコーヒーは飲んだものの、もう眠気がやって来た。
俺は執筆を終えると、布団の中に潜り込む。パソコンは勝手に電源が切れるようにセットしてあるので、安心して眠れる。
「しかし、女体化ねぇ……」
よく考えれば、俺は明日16の誕生日を迎える。
急だな、と言われても困る。俺だって好きで迎えた訳じゃない。
現実世界でもそんな事があれば良いんだが…… 当然、そんなのは妄想。
自分で小説書いててなんだが、絶対ありえないって。
そもそも性別が変わるんだ。今の世界なら手術でも施さないとまず無謀。
「明日はバイトだし、寝よう……」
俺は電気を消す…… おっと、その前に書き込み書き込み。
465 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:16:03.25 ID:vwDlGNOn0
195 いつかの
>>391 New! 20**/03/29(金) 01:14:03.12 ID:kl46Fde0WE0
今日の投下はここまで。
続きは明後日かなぁ
196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 20**/03/29(金) 1:14:35.94 ID:f3jkA2F9b0
>>195乙!
197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 20**/03/29(金) 1:14:39.16 ID:p6K4o6cJow0
>>195 期待してるよ
198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 20**/03/29(金) 1:15:09.28 ID:E4dw6p4ww0
>>195 wktkr
「ありがとう」と素直に言える。
あんな素人だった俺がここまで成長できた。正直、電車男なんて簡単にひねり潰せるだろう。
「さあ、寝よう」
電気を消す。布団に入る。
……ぐーすかぴー
ってあれ?寝れないぞ。
466 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:16:48.77 ID:vwDlGNOn0
「ん……寝付けない……」
だめだ、どうしても目が冴える。
コーヒーの効き目は切れたんじゃないのか……?
「うー……」
寝返りを打つ。それでも体はまだビクビク稼動する。
明日はバイトなのに…… そんな気持ちも空しく、体は動く。
「待て…… 尋常じゃないぞこれは……」
いつもなら数分でぐっすりと眠れる俺。むしろ低血圧で朝が起きられないほど。
しかし眠れないのだ。それはコーヒーでもなんでもない、別の事が起こってるという証拠なのだろうか。
……待て。何か引っかかる。いくつか状況を整理しよう。
まず俺は眠れない。それは眠気覚ましによる物ではなく、体がエマージェンシーを発令しているから。
……エマージェンシー? それは何だ?
おかしい。俺はここ最近何も体調不良を起こしていない。
無論風邪とかなら特有のだるさと寒気が発生する。しかし今回は逆に火照っている。
そうだ。眠れないのはこの体の熱さ。異様に体が熱い。
体が火照っている…… まさか性欲を…いや、俺は毎日無修正動画で抜いている。そんな事はありえない。
467 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:17:54.01 ID:vwDlGNOn0
結論。
「女体化?」
……ねーよwwwwwwwwwwww
そんなもんあるわけねーってwwwwwwwwwwwwww
つーか発症報告ねえってwwwwwwwwwww
そもそもTS症候群のTSって何の(ry
チュンチュン……
……いつの間にか朝になっていた。
(ryの部分から思い出せない…… 考え込みすぎて寝てしまったんだろう。
まあ、いい睡眠薬になったし、何事もなく朝を迎えられたんだ。終わり……いや、目覚めが良ければ全て良し。
さあ、布団から出よう……
「で、あなたは誰なの?」
ああ。自己紹介を忘れていた。
俺の名前は「新藤和彦(しんどう かずひこ)」。まあ、最近の趣味といえばVIPと遊戯王だろうか。
ちなみに職業はフリーター。高校は行かずにバイトに専念してる。
簡単な自己紹介はいいか?母さん。
俺は母の方を振り向いたが、母の表情がいつもと違う。
「あなた…… 誰?」
468 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:18:36.69 ID:vwDlGNOn0
いや、あなたの大好きなカズちゃんですけど?
仕事と遊びを華麗にこなし、あらゆる辛口料理をこよなく愛するあなたの子供です。
「そんな言うなら、顔見てごらん」
あら手鏡を。これはご丁寧に。
朝は寝癖がひどいですからねー、これで髪形が変な部分を……
「おい、お前誰だよ」
紛れもない自分の言葉だ。
よく聴けば、いつもより少し声が高い。というか声が女っぽい。
そして鏡に映ってるのは、これはまたビューティフルなお嬢さん。
さて、俺はどうなってしまったんだろうか。
「ひとまず、警察を呼びますね」
今までとても平穏に、そして冷静に進んできた言葉のやり取りが、ここで急激に殺伐となる。
俺は見知らぬ女性として、110番で駆けつけてくれたお巡りさんに連れて行かれた。
469 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:19:49.04 ID:vwDlGNOn0
「好きな食べ物」
「さっき言いました。暴君ハバネロと坦坦麺。辛いものに目が無いです」
「好きなタバコ」
「マルボロのメンソール。お金がないときはセッターのメンソール。
たまに変えてるけど、とにかくメンソールでないと気がすみません」
「自己紹介をもっと詳しく」
「19**年3月30日生まれ、血液型はO型。
現在フリーター、コンビニで働いてます」
「ふむ…… 君、ストーカー?」
「ちゃうわ!」
どちらかというと都会な地元とは思えないどっかの方言が取調室内に響く。
無論俺もさっきの冷静なやり取りは何処へ行ったのか、動揺していた。
「ストーカーじゃないともなると…… 本当に本人なのでしょうか」
「分かりません。ねえあなた、私の事知ってる?」
「知ってるよ。
新藤登紀子、50代後半、40代で腹を裂いて見事に俺を出産
血液型O型、バストは……」
「……ストーカーか」
「違うわ!!」
明らかに胸の小ささを好評して欲しく無かったな。今のは。
「嘘よ嘘。
でも、ここまで的確に私のことを喋るとなると…… あなた和彦なの?」
「ああ。自分でもこうなったのかよく分からないよ」
「………」
本当に自分でもよく分からない。
VIPでのアレはただの妄想だったのに、それが現実になっちまったんだからほんと困る。
よく見りゃ、俺はほんとうに美しい体になっている。
小太りしていた体はほっそりと痩せ、胸も少し大きくなっている。
面影は残ってるものの、本当に小説どおりの美少女と化しているのだ。
「奥さん、どうするつもりですか?」
「私にもよく分かりません。和彦がこんな姿になるとは想像できないんです」
軽く皮肉を混ぜたな。今。
「私もこんな事件は聞いたことがありません。
朝、子供を起こしに行ったら女になってただなんて……」
「病院に行ってみたほうが良いですか?」
「そうですね。
遺伝子検査やらもすれば、彼女が本当に和彦くんだって可能性もあるかもしれません」
「遺伝子検査…… ですか」
やれやれ、今度は病院へ行けと……
まあいいか。それで俺の証明ができるなら行く以外に方法は無い。
「じゃあ、行きましょうか」
「へいへい……」
471 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:21:13.83 ID:vwDlGNOn0
「新藤さーん」
医師に呼ばれる。
あれからいろいろ検査を受けて、正直身がもたないんだが。
医師から検査結果が発表された。
「和彦君…… ですね」
「本当に!?」
いや、当たり前だから。俺は和彦だ。
しかし、お袋はともかく、医師や看護士は目を丸くしている。
「どうしてこうなったのかはよく分かりません。
ただ、仮説として言える事がひとつ……」
「はい」
「人類の進化です」
「……はい?」
人類の進化…… ああ、そんなのを題材にした小説書いたことあるな。
そうそう、初めて女体化した人間はどうかっていう……
「恐らく、今の少子高齢化の現象が人類に影響を及ぼしたのでしょう。
男性の体内にわずかに残っていた女性ホルモンが異常な分泌を始め、体を女体化させてしまった……」
「しかし、それはどうして起こったんですか?」
「分かりませんが…… ひとつだけお伺いしてもいいですか?」
まさかな、ここで例のあのセリフを聴くことになるとはな。
472 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:21:44.74 ID:vwDlGNOn0
「あなた、童貞でしたか?」
キタコレ。顔文字でも使いたいほど図星を突かれた。
「恥ずかしながら……」
「恥ずかしがる事はありません。童貞なのはいい事です」
そんなフォローしないでくれ……
「童貞は本来、性交をしていない20歳以上の男性を指しますが、今回は特例として和彦さんも童貞とします。
恐らく、和彦さんの中で「子孫を残せない」という危機に直面したのでしょう」
「……はい」
「そこで登場するのが進化論です。
進化というのは、動物が生きていく上で起こりうる障害に対応するために、自らの体を改造する事を進化といいます」
「まあ、常識でしょうか」
「あなたはその進化を実際に行うことができた。その女体化が何よりの証拠です。
女体化により生殖機能を手に入れたあなたは、後は精子さえあれば簡単に子孫を残せます」
「………」
唖然。
いや、そうなるのも無理は無い。俺が想像してたんだから。
「とりあえず、原因不明の難病という事にしときましょう。
仕組みさえ分かれば元に戻ることもできるはずです」
「分かりました……」
原因も分からない上に、特に体調不良も起こってないので今回は診療だけ。薬は無し。
473 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 02:22:37.78 ID:vwDlGNOn0
「***円頂戴します」
ふざけんな。
……ここまでですorz
>進化論
そのネタ使おうと思ってた・・・orz
乙
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 03:00:39.03 ID:/lkaMda90
保守
nerumaehosyu
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 03:30:09.03 ID:2arqH4lSO
寝ない捕手★
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 04:26:47.72 ID:gmYK0RgU0
ほ
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 04:53:50.33 ID:2arqH4lSO
また捕手★
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 06:07:51.26 ID:gRNRRr0JO
目覚めた捕手
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 06:32:51.20 ID:gRNRRr0JO
お出かけ保守
483 :
231 ◆hdeyvVQxEo :2006/09/27(水) 06:43:14.54 ID:U1Fs8w9YO
ほす
エンタイトルツーベース
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 07:57:06.85 ID:gRNRRr0JO
到着保守
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:10:40.79 ID:l5SiVs42O
おはよう保守
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:25:29.04 ID:XZGBFP4q0
登校保守
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:28:34.98 ID:gcOqCFcvO
出勤保守
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:43:03.21 ID:j3whsLQG0
仕事だり〜、保守
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:43:38.54 ID:2zHQiCIL0
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:50:20.81 ID:urzJz+Z3O
電車待ち保守
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:59:39.74 ID:DlS+PyLX0
寝起き保守
hosyu
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 09:22:47.48 ID:k6t4F8yj0
緊急保守
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 09:46:10.44 ID:MOK0GtRs0
ほす
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 09:59:23.99 ID:gRNRRr0JO
休憩保守
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 10:02:32.60 ID:EMwRQpViO
ロベスピエール「私は童貞だ!」
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 10:16:45.54 ID:gRNRRr0JO
┣┣┣┣ 童貞ちゃうわっ!! 保守
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 10:17:59.46 ID:eBKvY1PsO
居眠り保守
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 10:25:56.90 ID:FiFOED4NO
学校から保守
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 10:35:15.89 ID:j3whsLQG0
保守
502 :
231 ◆hdeyvVQxEo :2006/09/27(水) 10:48:16.94 ID:U1Fs8w9YO
放課になった保守
保守
504 :
いつかの>>391:2006/09/27(水) 10:58:29.41 ID:vwDlGNOn0
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 11:15:33.28 ID:tUbMEvVcO
こっち見んな保守
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 11:29:03.80 ID:j3whsLQG0
保守
カーテンの隙間から漏れる日差しを感じて、ゆっくりと意識が浮き上がる。
寝起きは悪くないはずなのに、妙に息苦しいのは何故だろう。
「・・・・・・・っっっっっ」
「あ、起きちゃった? おはよう、カズ君」
「・・・オハヨウゴザイマス・・・って、何してるの、かーさん」
「お目覚めのキス」
そう言って、オレに覆いかぶさったままニッコリ笑ったのが、自分の母親だってのは
認めたくはないが事実なわけで。
508 :
507:2006/09/27(水) 11:40:25.23 ID:j3whsLQG0
数度、瞬きを繰り返して現実を確認する。確認したところで母親が布団の上に上半身を
乗せている事態は変わらない。
「オレを窒息させる気?」
溜息とともにそう言うと、母さんの頬がぷくっと膨れた。
・・・かわいいじゃねーかよ、この人、今年で幾つになるんだっけか。
「だって」
「だって?」
よいせ、と起き上がったオレを、心なしか残念そうに見ながら母さんはこう言った。
「あんまり可愛らしいものだから、つい」
そう言って小首をかしげて微笑む様は、確かに、親父が以前酔った勢いで口を滑らせた通り
『性別を無視して一目惚れした』代物ではあるものの。
509 :
507:2006/09/27(水) 11:46:31.11 ID:j3whsLQG0
「つい、で、息子にキスするんかい」
「いけない?」
あたりまえだろ、とオレが言おうとした時、ドタドタと騒々しい足音が部屋に入ってきた。
「遅いと思って心配して来てみれば!」
「あら、あなた」
「・・・・親父・・・・」
この家の中で、いったい何が心配なのか、聞くだけ愚問だというもんだ。
毎朝こうなんだ、この夫婦。
つまり親父は、それが自分の息子であっても男が母さんの傍にいるのが気にくわないんだな。
「大丈夫か? なにかされなかったか?」
なにをするんだ。つーか、されたのはオレの方だ。
「大丈夫、心配性ね、コウ君は」
まったくだよ、心配の方向が違うよ。
大体、結婚して何十年も経つのに、いまだに名前呼びかよ。
「アカリが可愛いから、いけないんだよ」
「あら、私のせい?」
「それ以上は自分たちの部屋でやりやがれ! この万年発情夫婦!!」
両親が自分たちの世界を作っている間に、とっとと制服に着替えたオレは、言い捨てて部屋を出た。
510 :
507:2006/09/27(水) 11:56:15.94 ID:j3whsLQG0
オレの家族は、両親、姉1、姉2、そしてオレの五人家族だ。
ちょっと間を置いて生まれた三人姉弟の末っ子なんて、家庭の中じゃ
おもちゃみたいな物なんだろうけど。
『いや、どっちかってーと、ペットかな』
ガシガシと顔を洗いながら考える。
仲が良いのはいいことだし、あんな両親でもキライじゃないけど、
毎朝毎朝繰り返されるアレは、いいかげん何とかしてほしい。
「あ、おはよう、カズ」
「おはよ、マナ姉」
キッチンにいた姉2にあいさつして、オレは冷蔵庫から麦茶を取り出した。
「カズ、お母さん、あんた起こしに言ったんじゃないの?」
「来たけど」
「けど?」
「親父が乱入してきて」
「ああ」
その一言で分かるってのもどーよ。
ほしゅ
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 11:57:52.20 ID:2arqH4lSO
>>509 ( ゚д゚)
(゚д゚ )
( ゚д゚)
(゚д゚ )
( ゚д゚ )/wktk!!
513 :
507:2006/09/27(水) 12:04:08.52 ID:j3whsLQG0
マナ姉は隣に来て冷蔵庫をあけると、サラダを取り出してオレの手にのせながら言った。
「お父さん、浮かれてるからねぇ」
「浮かれてる? いつもあんなもんだろ」
そう言ったオレに、マナ姉は大げさに肩を竦めると、チッチッチと眼前で人差し指を振った。
「分かってないわねー」
「なにがだよ」
渡されたサラダを持ってテーブルに着くと、まだ湯気の出ている目玉焼きがセッティングされていた。
「いただきます」
少しの間、無言が続く。食事中は無駄話はしないとかいうルールがあるわけじゃないんだが、
メシを集中して食ってると無口にならないか? なるよな。
つーかさ、・・・本気で来ないんだが、あの両親。
514 :
507:2006/09/27(水) 12:15:47.99 ID:j3whsLQG0
「で、なにが分かってないって?」
食事の仕上げに麦茶を啜ったオレに、マナ姉は短く言った。
「あんた、もうすぐ誕生日でしょ」
「ぐぶっっ」
「汚いなー」
麦茶を噴出したオレに、マナ姉がタオルを投げつける。
顔洗ったばかりなのに、と見当違いなこと考えているオレは、やっぱり動揺しているんだろうか。
「お父さん言ってたわよー、どうやら野望は達成できそうだって」
「・・・あんのクソ親父ーっっっ!!」
あの父親はどういう訳か昔から “三姉妹”という響きに憧れていたらしい。
理由は知らない。
幼馴染だった母さんと結婚して子供ができて。
それが女の子が続いたもんだから本人は有頂天だったらしい。
515 :
507:2006/09/27(水) 12:25:18.10 ID:j3whsLQG0
ああ、『らしい』って伝聞推量形なのは、姉1から聞いた内容だからなんだけど。
当然だよな、オレ、生まれてないし。
とにかく、よし目標達成だ! って時に生まれたのがオレだった。
姉1であるリカ姉曰く『笑えるほど落ち込んでいた』らしい。オレに言われても困るけど。
その態度を姉1に笑われ、姉2に蔑まされ、母さんに窘められ、
さすがに心を入れ替えたのかと思いきや、次の日にはもう『女体化ってこともあるよな』
と言っていたんだと。
男が童貞だからって、別に全員女体化するわけじゃない。なんだか色々と難しい要因が絡んで
性別が変わっちまうんだ。けれど、どうやら女体化しやすい傾向の家系があるってのは
分かってきている。
516 :
507:2006/09/27(水) 12:35:00.03 ID:j3whsLQG0
確かにオレの母さんは以前は男だった。
両親から幼馴染だってことは聞いてたんだけど、
それにしちゃあ、母さんの写真がないことが小さい頃は不思議だったんだよな。
だってさ、分かんないぜ、ふつーさ。
黒いランドセル背負ってる小さい頃の親父の隣で、やっぱり
黒いランドセル背負ってる半ズボンの子が母親だなんて。
でも小学校に上がって暫くしてから説明されたし、大体、今は女体化についての講習会みたいのを
学校でやるんだぜ。親父たちの時代はそんなのなかったから大変だって言ってたもんなぁ。
「誕生日に必ず変化するわけじゃないだろ」
なぜか言い訳じみて聞こえるオレの言葉に、マナ姉は肩を竦めて言った。
「そりゃそうだけどね」
変化の期間には幅がある。だいたい15歳を境にして三年くらいだそうだ。
いつ変化するかは、こればっかりは個人差なんで分かり様がない。
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 12:43:40.20 ID:oJTm2GYTP
携帯から P2経由してみた 保守
518 :
507:2006/09/27(水) 12:46:35.53 ID:j3whsLQG0
「カズ、あんた、ただでさえお母さんにそっくりなんだから、このままいくと
九割九分の確立で女体化するわよ」
「あー・・・うん・・・」
なんだその高打率。
確かに母さんの昔の写真は、感心するほどオレとよく似ていて、
見る度に複雑な気分になるのは確かだった。
昔と造作が変わってるわけじゃないのに、なんだってそんなにちゃんとした女顔なんだ、母さん。
・・・それって、オレも女顔ってことかよ・・・
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 12:49:36.30 ID:oJTm2GYTP
、、、、、
ミ・д・ミ <ホッシュ!
""""
520 :
507:2006/09/27(水) 12:52:24.35 ID:j3whsLQG0
「まあ、うちの家族の場合、女体化で慌てふためいたりはしないけど」
慌てないどころか、喜んでるだろ、約一名。
正直なところ、男の性別にこだわっているわけじゃない。女体化して幸せになっている
具体例を身近で見てるから、悲観することもない。
あんなバカップルの両親でも、少しは役にたつこともあるもんだ、うん。
「でも・・・」
「なに? カズ?」
食べ終わった後の食器を片付けていたマナ姉が、オレの呟きを聞きとめた。
「・・・このまま親父の思い通りになるのも癪だ・・・っ」
拳を握り締めるオレを見て、マナ姉は何か言いかけたが、結局なにも言わず
呆れたように三たび肩を竦めただけだった。
・・・ひとまず終わります。
読んで下さってありがとうございましたw
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 12:59:02.32 ID:urzJz+Z3O
GJ乙です
続き待ってます
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:04:25.24 ID:k6t4F8yj0
>>454 自分が私的に保存してるwikiがあるんだが、それで良ければ解放しますよ。
威容だった。
誘われて行った家は大きなお寺で、小さい僕にはお城みたいに思えた。
光淳(コウジュン)は身体が大きくて乱暴だったから余り好きではなかったけど、機嫌を損ねたくなくて、殴られたくなくて渋々行ったのを覚えている。
滴る水は砂利の上を蛇行し流れを作る。川みたいで、僕たちのためにあるような小ささで、それが子供心に嬉しかった。
雨は降り続けていた。
細い雫は絶え間無く傘を濡らしていく。弾けて煙り、色彩の淡い中に靄をかける。お堂は靄の向こうで濃く佇んでいた。
誘われるがまま上がると、廊下は宵闇よりも昏い。
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:32:11.88 ID:k6t4F8yj0
ほしゅ
湿気を吸った床板はひんやりとしていて寒気すら覚えた。
歩く毎に軋む床。
冷たい足と床の境目がわからなくなっていた。このままずぼりとはまり込んで抜けなくなりそうだ。
土の匂いか木の匂いかわからないけど、噎せそうだ。
苦しくなる。
溺れそうだと不意に思った。
見渡す限りに続く廊下は薄ぼんやりとほの暗く、その先には僕を搦め捕ろうと朱い舌がうごめいている。ぽっかりと開いた蛇の顎(アギト)。
磨かれ黒光りする廊下はならば冥道か。
途端ねっとりと足を捕らえられ、足元が覚束なくなる。
光淳の顔がてらてらと浮かんでいる。
527 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 13:40:58.92 ID:h6AvsWT0O
手を引かれ、逃げることもできず、僕はただ恐かった。
自分が小さすぎて潰されそうだった。
朱い光りはもう近く、ゆらゆら揺れながら僕を飲み込もうと待っている。
先を歩く光淳は、僕の事なんか気にもかけていない様子でずんずん進んで行く。
待って、と言えなかった。
それは光淳が恐かったからじゃなくて、ただ声を出せなかった。
舌に飲まれる。朧な朱が拡がっていく。薄墨を掃いた部屋の中で、奥に聳える大きな人影も朱に薄く染まっていた。
その顔が揺らぎ、唇が動いたような記憶。
般若波羅密多───。
大音声に頭をぶん殴られた。
528 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 13:57:42.60 ID:h6AvsWT0O
脳のてっぺんから喰われていく。
なのに光淳は笑っている。僕は潰されそうなのに。
笑いながら僕を置いて走り出す。
一人にしないでと泣くこともできなかった。
ゆらゆらと揺らいだ蝋燭の灯。曖昧になっていく影。取り込まれていく僕。
板張りの床は柔らかく、今にも沈み込もうとしている。
呑まれていく。全てが僕を覆っていく。消えていく。
雨雲の隙間から最後の光を放った太陽は天涯に果て、僕は喰い尽くされる。
「あの時の楓、マジ可愛かった」
その後すぐに親の都合で引っ越した僕は、縁が切れたと喜んでいたのだが。
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:02:38.06 ID:vQKufNPV0
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
530 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 14:04:52.59 ID:h6AvsWT0O
なんの因果か遠く離れた学宗院で再会したこの男、佐々光淳。
昔ほどでかいと感じなくはなったが、甚だしく煩くなっている。つーかチャラい。
「中等部に入った時はこの世の地獄かと思ったが……」
今も昔も僕にとって天敵の茶髪頭は、終鈴が鳴ると同時に絡んで来た。
「捨てる神あれば拾う仏ありだな!」
さりげなくお家の知れる物言いだが、こいつに仏なんて語られたくない。
こっちはここ一週間程爆弾を抱えて日々悶々としているのに、光淳の晴れた秋空みたいな脳天気さは殺意を通り越して壊れたラジオに纏わり付かれた気分になる。
531 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 14:09:11.65 ID:h6AvsWT0O
前期の期末テストが終わり、明日から数日間テスト休み兼学祭準備期間が始まる。
参加すら自由だし、別段なにかをやれと言われていないから、手伝いもしなくていいのだろう。
「でさー衣装合わせをしたいんだけど」
立ち上がった僕の肩に手を回す光淳。やっぱりそういうことか。
がやがやと騒がしかったクラスが水を打ったように静まる。
あぁ───神様。
出来ることなら周りにいる馬鹿な男たち全てに僕のこの苦難を分け与え賜え。
持っていたテストの問題用紙で光淳の腕を叩いて抜け出した後、クラス全体に聞こえるよう僕は振り返り言った。
532 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 14:16:36.08 ID:h6AvsWT0O
「二度と女装はしない。それ以外なら手伝う」
全ては女人禁制とかいう旧弊なこの学校が悪いにしても、ここは精神的に良くないことばかりだ。
今だってツンデレ最高とか、馬鹿あれはクーデレだとか言っている。
───謎語だ。
意味はわからないでは無いけども、対象が自分なんていうのは堪らなく欝陶しい。
たった数分で今日一日分の体力を消耗した気がする。
疲れ果てた体でどうにか教室から逃げ出して、周りを見回す。
相変わらずやる気のかけらも見えない凌が怠そうに壁に凭れ、多分さっきのテスト問題のプリントを眺めつつ待っていた。
533 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 14:25:01.05 ID:h6AvsWT0O
あれから───僕が変わってしまった日から、なるべく凌と行動を一緒にしている。
クラスが違うから授業中は別にして、食事や登下校、それから寮内。極力僕に人が寄らないための弾避けみたいなものだと凌は言うけど、僕は嬉しかった。
学宗院に高校から編入した僕は最初から異分子で、しばらくすると「かわいい」扱いになり、いい子を装っていて断れなかった五月祭での忌まわしい記憶の数々!
セーラー服にチアガール、それからナース。
思い出すだけでも身の毛もよだつ悍ましい記憶。
僕はたぶん派手にキレた。しばらくずっとキレたままだった。
534 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 14:32:14.61 ID:h6AvsWT0O
そうしてわずかなりといた、まともな友人は離れ、女の子みたいな扱いを受け入れられるほどのノリも、寛容さも持ち合わせていなかった僕は孤立した。
別にいじめられはしない。ただずっと異端。
───本当は少し淋しかった。
「もういいのか」
「うん」
だからこうやってなんでもない会話の出来る凌という存在が、きっかけはともかく、僕にはとても大きなものになっていた。
「女装、じゃないのにな」
その凌は面白そうに笑う。
身体が女になっている今、女装は最も忌避すべきものの一つだ。
それでなくとも日常生活に神経を使っている。
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:33:46.17 ID:h6AvsWT0O
電池切れるから一旦終了
wktkhs
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:44:18.06 ID:vQKufNPV0
wktk
538 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 15:01:05.90 ID:h6AvsWT0O
毎朝着替える前に息苦しいし暑いサラシを胸に巻き、学校でトイレは必ず個室を使い、光淳みたいな馬鹿から体を、特に胸を触られないように周囲を警戒し───。
テスト期間だったからこのところはマシだったものの、これから先どうやって切り抜けていけばいいのか頭が痛い。
体育はしばらく見学でも通るだろうが、ずっとは無理だ。医者からの診断書を出せなんて言われたら、もしかしなくとも騒ぎになる。
どんな医者が「ある日女になっちゃったんです」なんて言葉を信じるだろうか。
真偽はともかく親に連絡は行くし、学校も事の次第を知るだろう。
539 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 15:15:22.65 ID:h6AvsWT0O
そうなれば退学に実家送還のコンボが待っている。
別に学校をクビになる位はいいのだ。でも僕はここから離れるわけにいかない。
女になった原因は不明にしても手掛かりが皆無というわけじゃない。
あの日見た夢みたいな出来事を凌に話してみたところ、部屋の中をひっくり返すことになった。
そして埃を被ったドレッサーの裏から───正確に言えばドレッサーの裏に隠した胸像の下から40p近い黒い羽根が出て来たのだ。
半信半疑だった僕も凌も信じざるをえなかった。あの巨大な鳥、凌に拠れば大鴉の存在を認めないわけにいかなかった。
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:16:38.08 ID:tEwqA9bB0
wktk
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:23:08.39 ID:gRNRRr0JO
、、、、、
ミ・д・ミ <ワクテカ
""""
542 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 15:36:25.07 ID:h6AvsWT0O
「大鴉は日本に棲息しない。北海道辺りじゃたまに渡り鳥として見るらしいけど、こんな南に来ることは滅多に無い」
図書室に連れていかれた僕の前に広げられた分布図上の日本は白かった。
「居ないはずなんだ。だとしたら飼われているか、迷い込んで住み着いたか」
───少なくともこの近辺にいるんじゃないか。
凌はそう言った。
たった一つの手掛かりだけど、大事な手掛かりだった。
これで学宗院が街中にあるのなら辞めたってばあちゃんが悲しむくらいで───それはかなり胸が痛いけど──近くの別の学校に行くなりすれば良い。
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:54:54.12 ID:vQKufNPV0
_ _ _ _
+ + | | | | | | | | +
| | Π| | | | Π| | +
/ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
544 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/27(水) 15:57:29.70 ID:h6AvsWT0O
だが世の中はどこまでも不都合に出来ていて。
陸の孤島、それが学宗院だった。
辞めるわけにはいかない。男に戻るまでは絶対にここを離れるわけにいかない。
凌がなにを思って僕を助けているのかは知らない。
ただそれなりに真剣になっているのは確かで、僕にはそれで十分だった。
学業から一瞬だけ開放され、浮かれて酒に酔った学生が黒い影を目撃した事を僕らは知らなかった。
オカルトじみた噂が流れ始めてその噂を聞き付けた時、学園祭は翌日に迫っていた。
帳が降りる。
昏い闇路をばさりと羽ばたく鳥が一羽───。
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:09:56.25 ID:h6AvsWT0O
とりあえずここまで
明らかに暴走気味です
最初ははこんな事になるなんて…
ネタをくれた方すんませんorz
547 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/27(水) 16:14:08.05 ID:hY9PnZIg0
>>247 の続き。
相変わらずの遅筆ですまないんだぜ?orz
明日香は地下にある一室の前で立ち止まると、ポケットから鍵を取り出すと、慣れた手つきでドアを開けた。ちょっと凝った装飾の、重たそうな分厚い木製のドアが開くと、明日香は俺たちを招き入れた。
照明のついていない暗い室内に入ると、明日香はドアを閉めた。続いてかちゃり、と鍵のかかる音が聞こえた。
「な、なに?ここは?」
真っ暗になって視界を失った俺は、不安にとらわれてしまい、思わず声を上げた。
すると、俺を抱えていた二人が余計に力を入れてきて、腕を後ろで組むようにねじり上げられた。
「な、なにするんだ。俺が何したって言うんだ?」
抵抗してみるが、いくら女子とはいえ、俺自身も女子並みの体力しかなくなっているので、二人がかりで押さえ込まれていては振りほどくことが出来なかった。
パチリ、と音がして、室内の照明がついた。急に明るさを取り戻した視覚が眩しさに慣れるまでしばらくかかった。
明るさになれると、そこにはカウンターの奥に何種類ものお酒が並んだ、バーとかそういう感じの店だということが分かった。しかし、壁にぶら下げられている数え切れないほどのロープや鞭、手錠などの拘束具が、ここがただのバーではないことを物語っていた。
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:24:40.14 ID:vQKufNPV0
>>545 乙〜。こんな展開もwktkなんだぜ!
>>546 まとめの中の人かな?
最近、特に投下量が多いから、仮まとめ設置もありかもしれないですね。
新サイト制作そろそろベースが出来上がるんでしたっけ?
無理せずがんがって下さい。
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:28:56.51 ID:k6t4F8yj0
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:40:28.03 ID:gRNRRr0JO
>>549 GJ!GJ!
これでまとめの方も無理せずにすむ♪
551 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/27(水) 16:42:58.46 ID:hY9PnZIg0
>>549 飛んでみたらいきなり自分のがトップに出ててビックリ
自分の駄文を収録してもらって、ありがとうございます。
ところで、最初の部分、うpしたのはダウソ出来たのでしょうか?
必要であれば、改めてうpしますけど。
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:43:25.56 ID:mezxPcAA0
俺がまだ女体化してないのはなんでだ?
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:44:51.30 ID:hY9PnZIg0
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:45:36.51 ID:vQKufNPV0
>>549 早い作業に乙としか言えない!!
かなり小説が投下されてた事に、改めてびっくりしたwwwww
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:49:20.93 ID:K9L828T80
556 :
554:2006/09/27(水) 16:50:17.15 ID:vQKufNPV0
あ。昔から貯めていたんですね>Wikiに小説
21日以前のは、まとめて貰えるなら、スレをうpしますが。
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:55:12.97 ID:k6t4F8yj0
>>551 >>556 21日以前の投稿に関しては、まとめの人が必要とされるならばご協力お願いします。
自分としてはこのwikiはメモ程度と考えていますので、過去の部分は今のところ不要です。
ウチはまとめの人ではないんで・・・
558 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/27(水) 17:02:09.05 ID:hY9PnZIg0
ほ
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:12:15.10 ID:oJTm2GYTP
か
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:16:22.86 ID:y34wvpRY0
ほ
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:18:40.92 ID:B/UFgntK0
か
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:18:50.80 ID:y34wvpRY0
って、俺もまとめられてる?!
恐縮です><><><
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:30:38.30 ID:j3whsLQG0
保守
565 :
231 ◆hdeyvVQxEo :2006/09/27(水) 17:32:46.75 ID:U1Fs8w9YO
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:41:30.73 ID:y34wvpRY0
ひ
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:49:40.85 ID:k6t4F8yj0
っ
か
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:08:20.21 ID:y34wvpRY0
か
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:09:20.21 ID:LIFp4Pu6O
る
571 :
556:2006/09/27(水) 18:12:16.60 ID:vQKufNPV0
孔明の罠かぁぁぁ!!111!!!1!!
亀ですが、
>>557 了解です。
と言うか、そうですよねι 失礼しました。
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:14:35.17 ID:LIFp4Pu6O
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:24:55.87 ID:j3whsLQG0
☆
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:37:26.28 ID:oJTm2GYTP
ゅ
も
前スレ
>>485からの続き〜
投下する度に新しいスレになってるのは仕様ですか('A`)
――――――――――――――
それから、俺はそんな吸血鬼まがいの事を続けていた。
飲む対象は野良犬や野良猫が標的だった。さすがに、人間を襲うまで理性は吹っ飛んでいなかったのだろう。
ただ、慣れとは恐ろしいもので、血などに対する恐怖などが薄れていっていた。
最近は、この行為が自分を満たすなによりの方法なのではないか、という事まで考えるようになっていた。
そんなある日―――――
8月3日
その夜、俺は働いているのかいないのか判らない頭に動かされ、獲物を探していた。
夜とはいえ、夏真っ盛りである。体中から汗が吹き出て、着ているTシャツが身体に張り付く。
邪魔だと思ったが、さすがに上半身裸同然でうろつくのは不味いと思い、脱ぐのを辞める。
しばらく川沿いを歩き、小柄な犬を1匹飲んだ。
初めの頃ならこの時点で辞めていただろう。しかし、半ば味をしめた俺にとっては物足りなくなっていた。
その時、堤防の近くの道路で1人の女性を見つけた。かなり酔っているのであろう、足取りが覚束ない様子だった。
あレニしヨウ。
俺は近くに何かないか探した。河原に少し錆びた包丁が落ちていた。おそらく、どこかの家族がバーベキューをやった時に置いていったのだろう。
そして、その女性の後ろ、距離は数メートルぐらいだろう。そこで、どの様に処理するか考えていた。
その時の俺は、人をただの獲物としかとらえていなかったのだろう。
『血が飲みたい』
その事だけが頭をかけ巡っていた。
処理の段取りを決め、その獲物に近づこうと歩き出したその時―――――
トンッ
首筋に衝撃を受け、俺は意識を失っていった。
気を失う直前、俺が見たのは―――
廣「お…じさ………」
好「……まったく」
しばらくして目が覚める。
辺りを見回して、状況を確認する。
俺は、家のリビングのソファーに寝かされていた。
状況の把握がまだしきれていない時に、叔父さんがグラス2つと、赤ワインを持ってきた。
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:46:09.99 ID:y34wvpRY0
wktk
好「目が覚めたか」
廣「叔父さん…」
好「まったく…ここ最近、猫や犬の死骸が多いと思ったら…」
廣「…」
好「ま、たまに佳澄が血の着いた洗濯物を持ってきたりしたから、うすうす関係あるんじゃないかと思って後をつけてみたら、これだ」
廣「ごめん…なさい…」
好「ごめんで済んだら警察はいらんよ。つっても、通報なんてしないけどな」
廣・好「…」
沈黙が流れる。
廣「あのさ…叔父さん……」
好「…なんだ」
俺はある決心をした。
廣「俺さ…この家…出て行こうと思うんだ」
好「…」
廣「実は…さ…前々から、考えてたんだ。大学ここから通っていくのはキツイし…」
俺の目指す〇〇大は首都にあり、新幹線や電車を乗り継いでも、5時間はかかってしまう。
廣「それに…今回の事で思ったんだ…。このままじゃ、いつか里緒や悠、叔父さん佳澄さんも襲ってしまうかもしれないから…」
自分の家族を2度も失うわけにはいかないという思いがあった。
好「そうか…」
叔父さんはそう呟き、「後悔しないな?」と尋ねた。
俺は、叔父さんの目を見据え、黙って頷いた。
好「…それじゃ、買い物をしなけりゃならんな」
その言葉は叔父さんが俺の決意に手を貸してくれる意思の表れだった。
廣「…買い物?」
好「お前は、死体が大検受けたり、部屋借りられると思ってんのか?」
廣「あ……」
戸籍を買うのだと俺は気づいた。
好「大部分は俺の方でなんとかするから、お前は名前考えておけ」
廣「名前…」
好「別に今のままでもいいなら構わんけどな」
廣「いや、変える。女なのに廣隆ってのもおかしいし」
宇津木廣隆は、あの時死んだのだ。そんな死人の名を名乗るつもりも無い。
しばらく考えた後、
廣「…うん、決めた」
そして俺は、叔父さんに自分の名前を伝える。
いつまでも里緒や悠の兄である事を忘れないよう、お世話になった叔父さん夫婦と過ごした日々を忘れないように、
それぞれ兄妹の名前と叔父さん夫婦の苗字から1文字づつ取って、
好「廣隆の『廣』、野中の『野』、悠はまんま『悠』、そして里緒の『里』で『廣野悠里』か…お前らしいな」
廣「…」
好「それじゃ、届けは出しておくとして、いつまで居るんだ?」
廣「とりあえず、住むところを探して、いろいろと荷物まとめて……後は、戸籍の確認ができ次第」
好「ん…わかった。佳澄や、里緒達にも言っておけよ」
廣「うん」
8月9日
廣「…それじゃ、今までお世話になりました」
好「たまには、顔見せろよ。後、アレは程ほどにな」
佳「がんばってね。叔母さん応援してるわ」
悠「言いたい事はいろいろあるけど、とりあえず…いってらっしゃい」
里「ねえ…」廣「ん?」
里「廣はどこへ行っても廣だよね…?」
廣「何訳のわからん事を言ってんだ。どんな名前だろうが、どんな格好だろうが、俺はお前と悠の兄貴さ」
里「そうだよね…うん。それじゃ、いってらっしゃい!」
家族に見送られ、俺は廣野悠里としての人生を歩み始めた――――――――
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とりあえずここまで。大学に入った所も書いていきますですよ。他に書いてない事もまだあるので。
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:58:40.12 ID:y34wvpRY0
乙!
ワッフルワッフル
ほす
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:05:45.73 ID:GfVPLj0M0
部活帰りに喧嘩を止めて帰ってきた俺が保守
>>584 喧嘩をとめてきたのかやめてきたのかちょっとだけ気になった
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:14:56.59 ID:k6t4F8yj0
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:16:04.69 ID:oJTm2GYTP
>>584 『私』のために闘わないで と止めたまで読んだ
喧嘩両成敗ということで喧嘩してた面子をボコボコにして帰ってきたと予想
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:19:04.58 ID:GfVPLj0M0
>>585 お答えしよう!!
オレが喧嘩をとめてきたの
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:20:07.08 ID:y34wvpRY0
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:22:19.40 ID:XZGBFP4q0
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:25:04.82 ID:GfVPLj0M0
>>588 最初はソレで行こうと思ったけど、止めに入った途端に先輩に顔面殴られたwwww鼻血止まんねぇえwwwwwwww
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:34:32.13 ID:73kXer+80
hossi
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:41:54.42 ID:y34wvpRY0
胃が痛む捕手
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:43:19.78 ID:eBKvY1PsO
頭痛に悩む投手
596 :
お目汚し保守:2006/09/27(水) 19:43:25.11 ID:0HeFKDgg0
ODで飛んでたのか性質の悪いのにレイプされたショックなのか自分の名前はおろか身元も年も話さない男の子を勤める店の裏で拾ってそろそろ一週間が経つ
店のボーイさんに頼んで自分の家まで連れてきたのはいいがコミニケーションも図れず難儀をしていたがここ数日の間に一緒にいる間はご飯を食べるようになった
当時少年が持っていた物はプリペイドの携帯と小分けされたカラフルな錠剤が入った袋が4パック、それと財布には身分を証明できるものはなく現金は2万円分の紙幣
プリペイド携帯へ電話はかかってこないし、リダイヤルや着信番号へ電話しても「お掛けになった電話番語は現在・・・」という始末
カラフルな錠剤はボーイさんに調べてもらったところ最近出回っている脱法ドラッグらしいとの事
「めんどくさい事になる前に警察に突き出したほうが良いんじゃないですかね」とボーイは言うが
名を明かさないこの少年(便宜上『ポチ』と呼んでいる)を一週間も面倒を見てると正直情が沸いてきている
「でもあの子、未成年じゃないっすか?15,6才ぐらいでしょ、マズイっすよ」とボーイ
「うーん、でも拘束してるわけじゃないしなぁ・・・、財布も返したから出て行こうと思えばいつでも出て行けるはずなんだよね」
「でも、何かあってからじゃ遅いっすよ」
「だねぇ・・・」
「もしあれだったら、俺が叩き出しましょうか?」
「いざとなれば力ずくで押さえ込むから大丈夫だよ、一応私も戸籍上は男だからね」とホルモン注射でプニプニになってしまった力こぶを作ってみせるが
「そんなプニプニの二の腕見せられても姐さんが男なのは戸籍上と竿だけっすよ」と笑うボーイ
「睾丸とったら途端に身体の造りが変わってきたんだよねぇ」と笑う私
「最近は子供たちが女性化する病気が流行ってるって言うのにニューハーフの人は大変ですよね」
「本当だよ、働いたお金のほとんどが女性になるために消えていく私からしたら羨ましい事だよねぇ」
「なんか噂だと女性化するのは童貞の子だけらしいからどっちにしろ姐さんはもう無理ですよww」
「笑うなってw なんであんな女に私の純潔を上げちゃったんだろうねぇ」
「あんな女って、ひでえwww まあ、どっちにしろ何かあってからじゃ遅いんですから気をつけてくださいよ」
「ん?あぁポチの事か」
「ポチって呼んでるんですか?やっぱりひでえwww」
「自分の事をなにも話さないんだからポチで十分だってww」
「でもほんとに気をつけてくださいよ」
「わかったよ、ありがとね色々と」
「いえいえ、姐さんに何かあったらお店のほうが大変ですからww 一応、指名ナンバー1なんですから」
「お礼に抜いてやろうか?ナンバー1のテクニックでww」
「いえいえ、俺はストレートですからお礼はお店のほうに還元してください、今日も良いお客さん回しますからww」とボーイは軽口を叩き受付に出て行く
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:45:39.24 ID:y34wvpRY0
wktkwtk
598 :
お目汚し保守:2006/09/27(水) 19:47:56.40 ID:0HeFKDgg0
いや、続きはまだ書いてないんです
まとめ次第保守がでら順次投稿していきますのでよろしくです
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:50:33.90 ID:y34wvpRY0
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:53:48.47 ID:LIFp4Pu6O
ギャグ系投下したいが
OKですか?
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:55:00.29 ID:y34wvpRY0
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:05:40.17 ID:LIFp4Pu6O
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:18:31.16 ID:hTD30go+0
投下おk?
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:20:21.01 ID:j3whsLQG0
おkおkおkwwwwwww
じゃぁお言葉に甘えて
───────────────────────────────
愛用の自転車にチェーンをはめると、とりあえず気付いていた問題を片づけることにした。
下手に留守番中に電波を拾うもんじゃぁないね、もう7時過ぎだ。
「さぁ〜て、出て来な。」
「うらぁッ!」
と、何をどうしたのかは知らないが高さ2メートルのお隣との塀を乗り越えてそいつが出て来た、なんか溜めながら。
当然の如くというか当然それを避ける、痛そうだし。
しかしそれで終わらなかった、着地しながらスカッた勢いを逃さず更にこちらに飛翔して来やがる。
(この女なら容赦は要らんか)
半身を引き・・・相手の拳を狙い・・・・全身の力を乗せた拳撃で突き飛ばす。
いい感じに相手は駐車場の端に吹っ飛んでいった。
うん、満足満足。
「よう、みな、相手が悪かったなw。」
「そういうこと言いながら『w』とか付けないでよ、うわ、なんかこれ痛いよ。」
「いや、『うらぁッ!』とか叫びながら何かの如く湧く女に言われたくねぇよ。」
ムスッとしながら立ち上がったのは最悪のお隣さん、梶原実菜都。呼び名はみな。
何が最悪って、性格がである。
「だって京パパが言ってたじゃん
『そうだなぁ、ちび京に勝てたら認めてやるよ』
だろ」
実菜都に重ねてぼやいてみる、これは遙か昔に酔ったうちの親父が行った演説より抜粋だ、なんでも完遂すれば漢として認められるらしい。
そんなこんなで俺、廣瀬京也はかれこれ13年間こいつに背後を付け狙われていた。単細胞生物なのである、こいつは。
まぁ常識という物を理解したここ数年は収まった傾向にあるが・・・。
「で、用件はなんじゃらほい。」
「ん・・・それはね。」
妙にごもる、そういえば最近様子がおかしい。
思春期独特のアレのナニかとは思っていたが、こうして対面してやられるとなぁ。
「とりあえず中入ろうぜ、コーヒーでも飲んでゆっくりしようや。」
「うん、・・・だね!おじゃましま〜」
(いきなりここで先行して人の家に入るのかよ)
気付いていなかった『・・・』に妙な決意が込められていた事に。
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:27:25.29 ID:hTD30go+0
「ヒャッハーイ!」とか「ファッホー!」とか
そんなかけ声を背で受けながら淹れたコーヒーを差し出すと、とりあえずは実菜都を落ち着かせることができた。
「何故暴れる?」
「ほら、壁にマシンガンがあったら、ねぇ?京パパママは遠征中だっけ?」
「・・・・まぁわからんでもないが。どちらも旅行だよ、父さんだけ仕事だから明日来るとか・・・で、何をそんなにもじらもじらと?」
一拍、目線を明後日に向けてから答えは、
「ほら・・明後日・・・京の誕生日・・・でしょ・・・」
「その話か。」
性転成身体異常、要は性別が変わってしまうというお話である。
なんでも一定年齢までの童貞を理由に身体が『男性』に見切りを付け、より子孫繁栄の可能性のある『女性』に変化してしまうそうなのだ。
その大まかなタイムリミットが17歳の誕生日、すなわち明後日である。
ちなみに自身の起爆装置解除の目処は─────立っていない。
それなりの回避システムがあるにはあるが、漢たる者、自分の(ryと以下延々熱弁垂れたのはうちの親父、決して許しはしなかった。
そして、この東京マルイ製MP5を2丁流にして振り回していた女だ。
俺は美奈都が好きだった、愛おしかった、何よりも。
でも、その気持ちを伝える事は不可能だった、この関係を壊してしまうかも知れない。怖い。
故に、ほかの女子との関係なんぞもってのほかと考えていた、親父譲りの頑固さの見せ場であった。ま、それについては美奈都自身が防波堤になっていたのだが。
ともかく、今はこいつをなだめる必要があるか。
「んな心配事か。それはだな、なんでも『なる』ときには前兆的なもんがあるらしい、その間にヤッてしまえば問題ない、と。」
「そ・・・そうなんだ。じゃ、じゃ今は・・・・」
「特に何ともないよ、なんとかなるべ。」
「そ、そっか。でも、なっちゃうときはなっちゃうんだよねぇ。」
「そだなぁ・・・・困ったなぁ。」
悩みの種、というか漠然とした問題にぶち当たり口を紡ぐ。
何でも女性化すると趣向まで変化するとかなんとか、困る。それは困る。
「その・・・なんだけどね。ぼ・・僕で良かったら・・・相手に・・・」
「ぶうはっ・・げっううぅぇぇ。いきな・・なに・・・げふぇ。」
「飲んで多量と噴いた量矛盾してない?」
そう来られたか。
「あのね、小学校のときに学校で聞いてからずっと『京の相手は僕だけだって』ずっと、ずっと。」
「と、ともかくだ、そういうことは軽々しく言うんじゃねぇ。わかったら帰って寝れ。」
「軽くないよ!むしろ重いよ!ずっと前から京のことが・・・好きで・・・好きで・・それで。せぇぇぇぇいやぁぁぁぁ!!」
突然のタックル、そして紅潮しきった美奈都の顔が迫り。
キス。
マウントポジションからの、むさぼられるような感覚のキス・・・これって野郎がやる事じゃね?
しかし何かは吹っ切れさせられた、隠していた感情は表に出て来た。
「ああそうさ!俺だってお前がなぁ、好きでたまらないんだよ。だからなぁ、無理なんだよ。」
「好きならヤばいいじゃない!それでねぇ、僕はねぇ、京のお嫁さんになってねぇ、毎日殴ってねぇ。」
「だからッ!好きだからできねぇんだよ!断じて断る!」
「そ、そんなぁ、いいの?女になっちゃって?あれだよ?速攻で倒しちゃうよ?」
「ま、待て、発狂するな。落ち着け・・あ・・あれ。」
「やだよ、僕は!そんな殴りがいのない京は!」
「やめ・・・からだ・・重・・」
なんだ・・・身体が・・・熱い?何故、美奈都はにんまりしてるんだ・・・・?
「だから、毒、もとい媚薬を盛ったんだよぉ。」
「きさま・・・後で・・・絶対、うわぁ」
にへらにへらと笑う美奈都にソファーへぶん投げられると、もう身体は動かなかった。ちくしょう。
「これ結構きつくてさ、僕も飲んじゃったんだけど、えへ、なんかね、すっごいの。」
(ああ、なんでお前はもう全裸なんだ・・・。うわ、ズボン脱がすな・・・)
「う〜ん、期待してたよりちっちゃめだけど今後に〜ってやつだね。今日は許しておくね。」
媚薬の感覚には慣れてきたが、動くのは無理だった。美奈都がモノをくわえはじめた。童貞が女の舌使いに敵う訳がなかった。
「ふふ〜ん、やってみるもんだねぇ。じゃぁ、いただきま〜す。」
美奈都が覆い被さって・・・身体が・・・包まれて。
「ふへぇ・・・入った。いったぁい。」
接合点から赤い液体が流れるのが見えた、無茶は承知の上か。
「じゃ、動かすね。」
ヤツは痛覚が麻痺してるのか、そのまま動き始める。
「うぅわ・・あんまり強く・・動かす・・ひぃゃぁっ!」
「ああぁ・・・京のが・・中で・・こすれて・・・いいよぉ・・・」
「もう・・・持たないぃっ!」
美奈都が「はうっ・・・」と引きつる、俺はこいつに中で果てた。なんだ、ぼーっとしてきた・・・。
「これで京は僕の物。」
そう言って、『にまぁっ』と笑う美奈都の顔を見ながら俺は気絶した。
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:36:59.50 ID:hTD30go+0
この改行見づらいよね?
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:39:22.71 ID:j3whsLQG0
キラキラ
+ +
| + +
|" ̄ ゙゙̄`∩ + キラキラ
| ヽ + + +
|● ● i'゙ ゙゙゙̄`''、+
| (_●_) ミ ヾつ +
| ヽノ ノ● ● i
{ヽ,__ )´(_●_) `,ミ
>>610 うーん、専ブラだとそうでもないけど、携帯だとどうなんだろう?
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:39:32.99 ID:k6t4F8yj0
了解、ageたりsageたりしてるのは専ブラの仕様
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:46:16.03 ID:hTD30go+0
「ふぅ・・・、おは・・」
先に目覚めたのは美奈都だった。
床に転がった戦利品を見見て満足なような恥ずかしいような気持ちでいっぱいになる。
勝利のバルカンパンチを乱射していると外から爆音が聞こえてきた、この家の主、廣瀬京介のお帰りである。
流石にこの格好は不味い、慌てて服を着て戦利品の下半身も隠して・・・と、ちらりと目に入った股間に違和感を感じ。
「なんかおかしいような。」
(──────ッ!)
「ただい、うわっ。なんだ、遂にやられたか京也。夜襲でも・・・ん?」
「京パパ、男の人にその・・なんていうか、その・・子供を産むための機能は付いていないよね?」
「だな、どうした?」
「これ・・」
京介がのぞき込む。
「どう見ても女性器、いわゆるお○んこだな・・・ああ息子よ、お前はついに。」
「・・・・うそだ・・・童貞奪ったはずなのに、戦利品なのに・・・」
「なに?」
「先月から画策して・・・、タックルから・・・馬乗りギャラクティカの要領で・・・・毒殺・・・」
「ちょっと待て、詳しい話を聞こうか」
「んあっと、昨日の夜〜〜〜〜で、今朝。誕生日は明日だよね、ね、ね?元に戻るよね?」
「な、なるほど。とりあえず・・・病院だ。おい、起きろ。」
『ドゥハァッ!』という鈍い音が響いた、拳が上から振り下ろされたのに京也の身体は10cm跳ね飛んだと描写しておく。
「あ・・父さんおはよう。おみやは?ん?みな、み・・・ってぇんめぇこのやろぅぐぁああああああああ」
と盛大にこける、ズボンが下げられっぱなしだった。
いつもと変わらない感じなので安心・・・できないよ。
「便所に行って自分のナニの後ろを見てこい、話はそれからだ。みなちゃん、付き合ってくれるな?」
当事者はトイレに入る、僕はため息を付く、で数十秒後。
「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
J・P・ポルナレフを乗せた改造車が病院へと駆けていった。
運が悪かったらしい。
他の人なら女性化の際に兆候として体毛が減ったり体脂肪が激変したり。京也にはそれがなかった、元々そういう体質だったのか。
男に戻る事は不可能とか、既に睾丸が機能していなくて子宮が完成していたとか、そんな事を頭の中でリフレインさせながら自室でベッドに潜っていた。
身体器官が変化していく甘痒い感覚は、それこそ陵辱という単語がぴたりと当てはまった。認めたくなかった、変化していく自分を。
「入っても・・いい?」
どぞ、と小声で返すと、入ってきたのは美奈都だった。
ベッドに腰掛けたのは気配で分かったが、それから口を開くことはしなかった。大まかなことだけは親父から聞いているはずだったので簡潔に伝えることにした。
「2〜3日だって、それで全部終わるって。安静にしてろって。」
「そ・・そう、あの、ごめん。もっと僕が早く襲ってたらこんな事。」
「黙れ。」
そうだ、黙ってくれ、謝らないでくれ、悪いのは俺なんだ、お前を後悔させたのも俺がびくびくしてて・・・。
「帰ってくれ・・・もう、いいよ、俺大丈夫だから。」
「うん、とりあえず顔色だけでも見せてよ。」
「やめてくれ。」
変化を人に見られるのが怖かった。っというか自分でも見るのがいやだった。
それは緩やかな物だとは聞いていたが、もし違うと言われたら、変化を指摘されたら・・・。
「あぁったくもう。」
背後で膨れあがる殺気、本能的に構えを取る。
「おりゃぁ!おりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃうりゃぁ!」
「ちぃ、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄むぅだぁうわぁ」
慣れたラッシュのぶつけ合い、だが身体が上手く動かない・・・・。
結果はじき飛ばされ、対面する形となる。
目の前にはぽかんとした美奈都の顔、そして、一言。
「これはこれでいいかも。」
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:55:22.31 ID:oJTm2GYTP
、、、、、
ミ・д・ミ <なんか新展開ワクテカ
""""
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:02:38.72 ID:ipEGg3ZT0
wktk
「ふぇ?」
「もう顔とか、女の子っぽく。あ、これいいいねぇ、いいよ、正に戦利品だよ。」
ぺたぺたと顔を触られ、頭を撫でられ。あれ?なんか変な。
「中身は京だもんね、うん、問題なし。いろいろ楽しみが増え・・・ん?何その目は。」
「いや・・・」
なんだこいつは、何を喜んでるんだ、そんなに人を小馬鹿にして楽しいのか・・・?
「だって京は京でしょ?なんか中身まで変わっちゃう人とかがいるって聞いてたから、それだけ心配してたの。」
「そんな事か。それは変わらんさ、俺は俺だ。でも、でも。」
「いいじゃん。女の子で、これから更に変化するんでしょ。それは、それで、食べ応えが。」
最後の一言がやけに引っかかったが。
「そか、みなにそう言ってもらえるとなんだかな、気まずいな。だがもう帰って寝れ、いい時間だろうが。」
一言で言えば安心できた。『この』俺でも認めてもらえた、またこいつと馬鹿ができる・・・うれしい・・・
「えへへ。じゃ、またくるね。う〜んいろいろ調べ物もあるし。」
「何かあったのか?」
「ん?女の子の食べ方。」
「身体が安定したらいっぺん死なすと予告しよう。」
「戦利品にいわれたくないよ、それに女の子の身体で僕に勝てるかな?あ、それと・・・・誕生日おめでとう。」
時計は12時過ぎを指していた。
fin
ご静聴ありがとうございました
途中で規制喰らったのは悲しいお話
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:11:12.28 ID:b6srb6JM0
GJ!!
621 :
お目汚し保守:2006/09/27(水) 21:13:44.87 ID:0HeFKDgg0
>>596続き
仕事を終え着替えて控え室を出るとボーイが立っている
「お疲れ様です、今日も好評でしたよ」と労いの言葉をかけてくる
「好評といっても来る客来る客みな変態ばっかじゃんw」
「変態と言われてもNH(ニューハーフ)風俗自体・・・」
「まあ確かにそうなんだけどさ・・・ 今日来た○○なんて自分のを入れたまま私のも入れてくれって言うんだよ」
「うわぁ・・・ で、やったんですか?」
「まあ、仕事だからね ってか気持ち良かったしw」
「気持ち良かったんかよw まあ、なら良いんですけど・・・来週も予約を入れてくれましたんで」
「うわ・・・来週も入ってるんだ・・・」
「お疲れ様です」
「だね、頑張らないとww」
「女性になる為には、身体を維持するためには大変だけど頑張ろう・・・」そう思いながら家に帰ると今は家にポチがいる
自分のことは何一つ話さず返事も曖昧で先行きは不安、でも部屋に帰れば擦り寄ってくるポチがいる
そう思うと明日も頑張ろうと思える自分がいる、にやける顔を堪えながら部屋の扉を開ける
「ポチ、ただいまぁ」
「あ、お帰りなさい」玄関先まで駆け寄ってくるポチ
小柄な身体はどちらが女性なのかわからなくなる(両方男なんだが)
テーブルの上には昼に作っていったままのご飯が出ている
「ご飯食べなかったの?」
「・・・・」
「なんで?お腹すいたでしょ?」
「あの・・・一緒に食べたかったから・・・」
「バカだねぇ、ポチはw じゃあ一緒に食べようか」
「はいっ」可愛い笑顔で笑うポチ
頭をなでてやると目を細めて笑う程にはコミニケーションも図れる様になったことが私も嬉しい
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:23:41.94 ID:j3whsLQG0
∧,,∧
(,,・∀・) ミャァー
〜(_u,uノ これはタマ
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:32:04.14 ID:EMwRQpViO
日本にはぽち袋と呼ばれる特殊な袋がある!
624 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/27(水) 21:32:11.64 ID:kp+oW7db0
ほ
625 :
お目汚し保守:2006/09/27(水) 21:34:59.04 ID:0HeFKDgg0
大入袋等のご祝儀を入れる袋のことだっけ?
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:43:25.83 ID:gRNRRr0JO
へーへーへーへーへーへーへーへーへーへーへーへー
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:48:33.22 ID:gRNRRr0JO
みんな 保守を忘れてトリビアみてる悪寒
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:52:13.63 ID:gRNRRr0JO
帰ってこーいっ!!www
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:53:15.96 ID:saM4x3+n0
呼ばれて飛び出る書いてる捕手
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:53:47.13 ID:gRNRRr0JO
一人保守(ノ_・。)
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:54:30.67 ID:GfVPLj0M0
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:54:48.62 ID:gRNRRr0JO
ほしゅ
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:56:33.40 ID:gRNRRr0JO
635 :
231 ◆hdeyvVQxEo :2006/09/27(水) 22:00:52.61 ID:1Fs+snoP0
現在製作中です。はい。
…今日は投下できないと思いますが…。
ところで、
男のときの一人称→俺
男のときの一地の文→〜だ、〜であるみたいな断定調
女になってからの一人称→私・わたし
女になってからの地の文→ですます調の丁寧な文
の形ってあり?今までの見る限り無いっぽいんだけど…。
もしかしてうざがられる形だったりする?
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:02:07.84 ID:gRNRRr0JO
>>635 > 現在製作中です。はい。
> …今日は投下できないと思いますが…。
>
> ところで、
>
>
> 男のときの一人称→俺
> 男のときの一地の文→〜だ、〜であるみたいな断定調
>
> 女になってからの一人称→私・わたし
> 女になってからの地の文→ですます調の丁寧な文
グリーンダヨ
637 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/27(水) 22:06:29.47 ID:b3qCoilt0
>>635 えーと、自分の場合、主人公が完全に心まで女性化したときのために、
普段の一人称を「俺」で残してますけど…
正直、タイミングを逸した感がorz
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:06:49.69 ID:kp+oW7db0
こうやって文章書いてると思う。
普段喋ってる言葉を文章にしてみると不自然というかキモイんだ。
ただ喋ってる時は口調の関係か違和感が全く無いんだよ。
俺も友人も「〜だもん」みたいな喋り方普通にするからな。もしかして方言か何かか?
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:17:59.27 ID:saM4x3+n0
俺は声に出しても普通に聞こえるセリフを書くように心がけてる
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:23:09.74 ID:1Fs+snoP0
>>636 分かりました。では、今の作品にそれを混ぜますね。
別にそんなのは気にしないがなぁ
中学生くらいのおにゃのこが、「普通だぜ。」とか、案外違和感ないものだ
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:36:59.25 ID:ov2dqaVa0
ほ
女だって腹の中じゃ
馴れ馴れしく触ってんじゃねーよクソがっ!
とか思ってたりするから好きなように書いちゃえばイインダヨー
喧嘩するとよくわかるはず。
育ちがよければその限りでもないだろうが。
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:51:28.09 ID:y34wvpRY0
ほ
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:01:48.31 ID:saM4x3+n0
か
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:01:49.73 ID:j3whsLQG0
か
かぶった・・・・・・・・orz
648 :
112 ◆nSAPBcqQQw :2006/09/27(水) 23:03:44.96 ID:ToC2C2Io0
昨日規制掛かって書き込めなくなったから、かなり遅レスになるけど。
>>450.451
thx、ちょっとテストしてみる
>>549 GJ! 結構あるんだなぁ、すげぇwwwwww
昨日うpした作品、続きが思いつかなかったから
無理やり完結させちまったorz
やっぱ設定とかストーリーを考えてからやったほうがいいのかな
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:11:01.22 ID:EMwRQpViO
模試の英語で自己最高点age
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:12:57.98 ID:2arqH4lSO
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:13:49.43 ID:4yyx4zJY0
正にかゆうまのお陰だな
絶対違うと思うが
652 :
231 ◆hdeyvVQxEo :2006/09/27(水) 23:14:55.20 ID:U1Fs8w9YO
「か」とか書き込むぐらいなら聞いてみるか
一度区切りまで書いたら続きは書いた方がいいのかね?
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:20:28.27 ID:XZGBFP4q0
「ほ」と書き込むついでに言ってみるが
個人的にはwktkしてる。続きが書けるなら書いて欲しい
ただ無理はして欲しくないんだぜ
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:21:09.15 ID:EMwRQpViO
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:33:20.48 ID:29K0lBvi0
ho
657 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/27(水) 23:35:45.28 ID:x0Dm9H1V0
ここで参上wwww
投下しまつwwwwwww
そういえばまとめの人がいるようだが今書いているのは最初からとってあるが
よければこのスレに送りましょうか?
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:40:07.84 ID:ipEGg3ZT0
wktk
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:40:22.25 ID:b3qCoilt0
wktk
660 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/27(水) 23:41:43.03 ID:x0Dm9H1V0
俺たちはショッピングモールに到着すると俺は適当に服に手をとった。
(こんなの着るのかよ・・)
服はいかにも女の人が着そうなものばかりであった。こんなのを俺は一生着なきゃいけないのか・・
俺はとりあえず動きやすい服を選ぶと早速ツンに駄目だしをされた。
「ちょっと待った!!それじゃ駄目よ。もっとこんなのを着なさいよ。」
といいながらツンが俺に差し出したのはいかにも女の子らしい服であった。
「え・・これじゃ駄目なのか?」
「当たり前よ。あんた本当にセンス0ね。ほら、早速試着しましょう。手伝ってあげるから。」
「おいおい、ちょっと待て・・」
俺の健闘も空しくツンに押される形となり、俺たちは試着室への中へと入り込んだ。
krtk
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:54:33.71 ID:XZGBFP4q0
wktk
663 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/27(水) 23:55:50.22 ID:x0Dm9H1V0
数分後、俺はツンに選ばされた服を試着して着終えるとカーテンが開いた。
「・・凝視すんな」
「どお、私のセンスは?」
「す、すごいおwww」
「ああ・・あの相良だと思うと余計すごいぜ・・」
チッ・・やたらと男ほうのの視線が多いな。それにしてもこの服は少し動きづらいな。
まぁ、下のスカートをジーンズ系に変えてもらえば俺としてはうれしいのだがな・・
次はジーンズ系をに合うのを選んでもらうか。
「なぁ、ツン・・次はジーンズ系に合うのにしてくれ。この服だと少し動きづらい・・」
「そうね・・じゃあ、選んであげる。」
こうして俺の女体化は思うように進んでいた。
・・それにしても心なしかツンが楽しそうに俺の服を選んでいるのは
気のせいだろうか?
しかし・・嫌な気分ではないな。これが楽しい・・か?
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:58:51.34 ID:GfVPLj0M0
相良と聞くと某ASのプロフェッショナルを思い出す
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:02:27.42 ID:CU44O/RJ0
いつか書くかも
666 :
いつかの703 ◆wDzhckWXCA :2006/09/28(木) 00:02:30.51 ID:1edE6rF90
>>547の続きです。
今日はもう眠いので、続きは翌日以降になる予定です。
「ここはね、私のお姉ちゃんが勤めてるお店なの。たまに手伝ったりもするから、鍵を持ってるんだけど、お店が開くのは夜の9時からだから、まだまだ時間はあるわ」
明日香がこちらを振り向いて言った。その表情は冷徹という表現がぴったり当てはまるようだった。
俺は周りの雰囲気に飲まれてしまって、何も言うことが出来なかった。
すると、明日香が壁からロープを一束持って近づいてきた。
「よしのり…。あんた、どういうつもりで泰雄さんに近づいてるわけ?」
「ち、近づくも何も、幼馴染みだし…」
なんとかそれだけを口にすると、明日香はフンと鼻を鳴らしただけで、俺の背後に回ると、手にしたロープで背中に回された腕を縛ってしまった。
「ちょっ…なにするんだ?」
俺の抗議など聞こえない振りをして、そのままロープは上半身に回され、ちょうど胸の上下を腕ごと拘束するような形に縛り上げられてしまった。なんとか身をよじって逃れようとしてみたが、まったく緩む気配がない。
「なんで…なんで?」
必死に身をよじりながら問いかけるが、明日香は全く無視したまま、今度は背中の結び目からロープを天井のフックに通して固定してしまった。
「ふふ…これで逃げられないわよ…。今後、泰雄さんに近づかないように、たっぷりお仕置きしてあげるわ。このお店は完全防音だから、いくら声をあげてもいいわよ?」
明日香はさらにロープを用意しながら、そう告げた。俺はサディスティックは光を放つ明日香の目に、身をすくめることしかできなかった。
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:07:52.85 ID:BlUrk3wj0
>>675 まとめの中の人→サイト作成中
Wiki公開した中の人→個人保守用(?)仮公開
今までの投下分→多分不要、大丈夫。
それにしても、ブーンとツンとドクオが出てくるとVIPらしくていいなw
>>666 これは以外に新しい展開!まだ童貞の女体化には未知なる部分が!
668 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/28(木) 00:09:52.27 ID:vpDCzAXz0
さて俺もそろそろ投下しますか。
いつもより少ないけど勘弁な。
それといつもの様にこれで終わりとか言っておきながらその後も投下するかもしれぬ。
669 :
667:2006/09/28(木) 00:10:41.57 ID:BlUrk3wj0
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:19:10.84 ID:0tST469U0
今日は人が少ないね
671 :
お目汚し保守:2006/09/28(木) 00:19:58.05 ID:V5ZabTKp0
今日は投稿ラッシュが無いね
672 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/28(木) 00:23:01.88 ID:r3g1imiD0
あれから俺たちは試着室を占領しながらいろいろな服を着た。
意外にも俺の選んだ服もツンが見事にファッション性と俺の事情を考慮してうまく選んでくれた。そこでついでに
財布やらバッグやら買わされて母さんが親父から取った金はあっという間に底をついた。
「ん〜、よく買ったわ。前々からほしいものもあったし・・」
「それにしてもたくさん買ってたお・・」
「ま、当分は服には困らんな。その点では感謝してるぜ。」
店を出た俺たちは荷物を抱えながら行く先もなく歩いていた。
673 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/28(木) 00:23:10.50 ID:vpDCzAXz0
投下が無いっぽいので投下
仕方なく、一着だけ残っていたジーパンと、女物の中でも比較的男っぽいシャツを選んで着た。
下着は・・・・・・考えたくも無い。着け方がわからないからといって姉さんに訊いたのは間違いだった。
今は7時、昼食は軽く済ませ、その後歩き回っていたためか、結構腹が空いていた。
夕食が気になるので下へ降りていった。
母さんに今日の夕食が何か尋ねる。
「今日の夕食何?」
「余ってるご飯で炒飯作るつもりだけど。」
炒飯かよ。しかも余りかよ。
「今から作るから、風呂でも入ってくれば?」
「そうするよ。」
そう言った瞬間、寒気を感じた。
恐る恐る寒気を感じた方向、自分の後方を見ると、姉さんがさも嬉しそうな顔をしてこちらを見ていた。
厄日だ・・・。今日は厄日なんだ。
俺は心の底からそう思った。
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:24:51.69 ID:G3WOaHzm0
逆に考えるんだ
今日ラッシュがないということは職人さんが次のラッシュに向けて書き溜めているんだ
675 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/28(木) 00:25:35.50 ID:r3g1imiD0
「さて、帰るか。」
「そうね。」
「もうそんな時間かお。」
俺たちが帰りに支度を始めると突然ドクオが俺たちを引き止めた。
「ちょっと待ってくれ。俺言ったじゃねーか。買い物終わったら行くところあるって」
「え・・そんなこといってたっけ?」
ツンの一言で俺は喫茶店での一言を思い出した。そういや、こいつ買い物終わったらどこかいきたいって
言っていたな。すっかり忘れてたぜ。しかも、俺たちをどこに連れて行く気だ・・
「おい、ドクオ、くだらねーところじゃねーよな!!」
「フフフ・・この私にまかっせなさーい。とっておきの場所に連れててやるぜ。」
大丈夫かこいつ・・とにかく俺たちはそのドクオのいうとっておきの場所へと向かうことにした。
くだらないところだったらとりあえずこいつを殴る!!・・手加減は一応してやるか。
676 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/28(木) 00:26:39.44 ID:vpDCzAXz0
実は今日これだけなんだ。
この後風呂でどうなったかは書くつもりないんだぜ?てか俺の知識じゃ書けないんだぜ?
でもここはどこだ?VIPだろ?というわけでそこは各自妄想してくれ。
どうも話が変な方向へ逸れてるみたいなんだが。
文才が無いとそうなるのか?
677 :
◆Zsc8I5zA3U :2006/09/28(木) 00:28:39.32 ID:r3g1imiD0
>>667 把握www
まぁ、逆に既存のキャラに頼っているからちょっと反則かもしれんとは思ったなwwww
そういってもらえるとうれしいwww
てことで今日は少ないですが落ちまつ。
見てくれてありがとさんwwwwwwwww
ほしゃぁぁぁぁぁ!
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:36:31.53 ID:uSzziKlpO
く
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:37:55.42 ID:t3ytiSiFO
と
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:38:59.35 ID:G3WOaHzm0
し
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:41:15.76 ID:vpDCzAXz0
空気を読まず「ち」
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:41:27.66 ID:0tST469U0
り
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:41:48.71 ID:sbndCeuZ0
「ん」 書きながら保守
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:43:51.00 ID:uSzziKlpO
北斗七輪てw
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:52:21.83 ID:0tST469U0
もうすぐ書き終わる捕手
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:54:57.28 ID:G3WOaHzm0
なんとなく大作の予感
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:57:03.18 ID:vpDCzAXz0
689 :
お目汚し保守:2006/09/28(木) 00:58:46.10 ID:V5ZabTKp0
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:59:32.47 ID:uSzziKlpO
携帯で未練…
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:01:06.88 ID:BlUrk3wj0
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:04:09.13 ID:pHKXBaa10
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:05:50.01 ID:G3WOaHzm0
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:09:16.01 ID:sbndCeuZ0
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:12:50.27 ID:BlUrk3wj0
と言う風に盛り上がってる所だが、以外に携帯での利用者が多そうだ。
>>668よ。携帯向けに再うpはどうだろう。
@pitaと言う手がある…。一案だが。
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:14:14.38 ID:BlUrk3wj0
あれ?
>>668じゃねぇや、
>>688だわ…('A`)
こりゃ今夜はマズイ。ミンヤク効いてきてるようだから寝るわ… ...λ
697 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/28(木) 01:16:09.24 ID:vpDCzAXz0
数分で作ったものなんで携帯用サイズは考慮してなかったんだ。
もう一度作るんで待っててくれろ。
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:17:56.25 ID:uSzziKlpO
合点承知
かゆうましながら待っております
699 :
お目汚し保守:2006/09/28(木) 01:22:32.78 ID:V5ZabTKp0
その間に
>>621続き
「じゃあ僕が暖めるね、その間にお風呂入る?」と作ってあった料理をレンジに入れるポチ
お言葉に甘えてお風呂をいただく私
風呂上りに料理とビールを出してくれるのは嬉しいのだが相変わらずテーブルの上に置かれたままの財布を見てポチに聞いてみる
「ポチさ、財布が動いてないけど・・・ 家帰らなくていいの?」
「・・・・」
「別に私は構わないけどさ、家の人たち心配するんじゃない?」
「・・・家には帰りたくないです」
「って言ってもねぇ・・・ 連絡ぐらいしとかないと私も捕まっちゃうよ」
「え・・・」
「だって話してくれないけどポチ未成年でしょ?変な薬も持ってたし」
「・・・・」
「私もヘルスに勤めてるから・・・社会的には立場が弱いからねぇ」
「・・・・」
「色々と話したくないこともあるんだろうけど」
「・・・ごめんなさい」
「怒っているわけじゃないんだよ、ポチが家に居てくれて嬉しいし」
「・・・はい」
「だから、一度家に帰るなり無事な事を連絡するなり」
「・・・・じゃあ」
「じゃあ?」
「連絡します・・・家に・・・」
「うん、それがいいと思うよ」
「あの、僕の携帯は・・・」
「そこの電話からかけてもいいよ」と言うと
「番号が知られると・・・ なので僕の携帯から・・・」と言うポチ
「あ、ここにあるよ」といつポチの知り合いから連絡があっても対応できるように持ち歩いていたプリペイド携帯をバッグから出す
受け取った携帯を持ったまま動きの固まるポチ
700 :
お目汚し保守:2006/09/28(木) 01:23:53.62 ID:V5ZabTKp0
>>621続き
「・・・よし」と意を決して携帯のダイヤルを押し出すポチ
数回の呼び出し音の後「はい、もしもし」と声が漏れる
「・・・俺」と話し出すポチ 電話の向こうでは何度も名前を呼ぶ女性の声が聞こえる
「・・・大丈夫 ・・・食べてるよ ・・・知り合いのところ」
携帯からは心配をしているような大きな声が漏れているがよく聞き取れない
「・・・あいつは」とポチが問いかけたような声を出すと携帯からは「お父さんも心配してる」と声が聞こえる 母親だろうか・・・
「心配?あいつが?」と声を荒らげ続けて「あいつが居る家には帰れない」と言い電話を切るポチ
背中を震わせ泣いているポチに掛ける言葉が見つからない・・・
しばらくしてから顔を伏せたまま「ごめんなさい」というポチ
頭を抱いて、背中をさすり「いいよ、大丈夫だよ」としか言えない私
腕の中で大声を上げて泣き出した小さな子が私の部屋に来るまでに何があったのかを話してくれている
なのにそんなポチを愛しいと思う自分に自己嫌悪する
ポチが泣きながら話してくれた事は
・母親の再婚相手は母の不在時にポチにも手を出してくる変態野郎ということ
・家を飛び出したがお金もない事に自棄になり男娼になったこと
・お客のところに行ったら薬を飲まされ外に連れて行かれて殴られて犯されて殺されると思ったこと
・電話は男娼の事務所から支給されていて事後連絡をしないと即切り捨てられること
全てを話したら安心したのか泣きつかれて寝てしまったポチ
確かに女になろうとしてる私から見てもポチは嗜虐心を煽られるよ・・・と思いながら泣き疲れたポチを撫でる
「ポチは可愛すぎるんだよ、私も襲っちゃいそうだよ・・・」と、つい言葉が漏れる
701 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/28(木) 01:24:44.85 ID:vpDCzAXz0
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:27:05.41 ID:M9YQZGfFO
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:28:29.05 ID:0tST469U0
姉者に文句言われてPC使えなくなったのでラスト投下は明日になります
すまんです。 ではおやすみなさい ノシ
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:29:58.44 ID:uSzziKlpO
見れた。
ワロスww
絶対落とさない保守
707 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/28(木) 01:48:37.04 ID:vpDCzAXz0
708 :
かゆうま:2006/09/28(木) 01:48:36.50 ID:uSzziKlpO
ある朝起きると肩のゴツイ顔がでっかくなっていた。
ぬう、段々身体の方も侵食され始めている。
さてどうしたものか…
と、次の瞬間
たいへんだ!ごついかおがおそいかかってきた!
ブルータスお前もか!
おのれ光秀、裏切ったな!
という台詞を吐く暇なんぞない。
どうする。どーすんのよ俺!
[>なぐる たべる
かじる まるのみ
めつぶし どうぐ
にげる ねじる
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:04:42.47 ID:vpDCzAXz0
ほ
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:05:27.73 ID:uSzziKlpO
続き考えてたがどーにもグダグダになってぬるぽ
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:11:56.24 ID:uSzziKlpO
ラス保守 ノシ
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:18:53.99 ID:vpDCzAXz0
>>711 最後だけうまくまとまれば途中のgdgdはなんとかなるよ!よ!
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:29:11.67 ID:uSzziKlpO
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:59:24.05 ID:fmHvjP9mO
age
腹減った保守
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 03:20:03.02 ID:FW/sSEPd0
今日は静かやね保守
719 :
お目汚し保守:2006/09/28(木) 03:30:56.82 ID:V5ZabTKp0
>>715 そのイメージ画像の所為でポチはメイド服を着せられてしまう事になりましたw
勿論女性化する前でございますw
その話はまた後日
ではお休みラスト保守
勢いに任せて書いてみた
前半を書き終えたので初めて投稿してみるテスツ
体が、熱い
暫くうなされていた俺だが、結局我慢できずに毛布を蹴り上げ上体をベッドから起こす
枕元の時計に目をやると、デジタル表示のディスプレイに並んだ数字が全てゼロに変わる所だった
「今日で、16か」
火照った体を冷まそうとカーテンを開け窓を少し開ける
まだまだ冷房を入れるには時期が早い
頃合いを見てベッドに再度横たわるが、いっこうに眠くならない
頭の中ではサクを飛び越える羊の代わりに、
去年散々中学で聞かされた言葉がリフレインしている
「16を過ぎても童貞の男は女の体になる」
その言葉を聞く都度一笑に付してきた
性別が変わるなんてゲームの世界だけで十分だ
そもそも、本当に男が女になるのだとしたら
女も男になるという話がないと収支が合わない
どこにでもある怪談かなにかだろうと思っていたのだが
いざ、こうして童貞のまま16になる日を迎えた今、
何故か体が興奮して眠る事を拒んでいる
まさか、この体の火照りが、性転換の前兆とでもいうのか?
バカバカしい、お茶でも飲んで寝てしまおう
そう思い体を起こそうとして違和感に気付く
体がぴくりとも動かない事に
【続】
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 04:06:04.98 ID:8kRn46x+0
保守
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 04:31:51.38 ID:1AiMSzbf0
ほ
725 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 04:45:00.39 ID:s8dbyJDaO
恒例になりつつある早朝投下
学祭二日前の昼、僕と凌はバスに揺られていた。
まだ太陽も昇らないうちに物音と言うには大きな音で叩き起こされると、安全だったはずの部屋が危険地帯になっていたためだ。
鍵を掛けていたドアはピッキングで開けられかけ、三階だというのに開けていた窓から侵入しようとする、馬鹿、阿呆、変態の面々。
ソファでバリケードを作り窓を閉めて急場は凌いだものの、得体の知れない凄まじいパワーに恐怖を感じ、逃げ出すように寮から出た。
運良く来たバスに飛び乗ったけど、当然行き先なんかは見ていない。
726 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 04:48:20.62 ID:s8dbyJDaO
サラシを巻く暇も無く、取り敢えずシャツの上に緩いパーカーを着込んだだけの僕の胸は、バスが揺れる度上下に揺れる。それが例えようも無く気持ち悪い。
あまり大きくはないのに重しを一瞬ぶら下げられた感じで、皮膚ごと身体の中を混ぜられた気分になる。
しかも下はハーフパンツで足はサンダル。凌もニットとジーンズにサンダルと言う、二人して着の身着のままで出てきましたと言わんばかりの服装でバスである。
「───で、これどこに行くの」
「さあ」
緑ばかりでずっとさっきから変化の無い窓の外を眺めている凌が怠そうに言った。
727 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 04:57:12.06 ID:s8dbyJDaO
学内では僕ら二人が最近よく一緒にいるため馬鹿馬鹿しい噂をちらほら聞くが、実際はこんなものだ。
凌になぜ僕を構うのか聞いた時、ばっかじゃねーのと言った後、面白そうだからと彼は答えた。
日々は繰り返しで、楽しみもさして無い学園生活。
テレビはあっても映るのはNHKと民放2局(しかも週遅れが普通)、当然ゲームは禁止、共有スペースにあるPCも時間制でネット閲覧のみ。
そんな中にあって降って湧いたルームメイトの変異。
───確かに暇潰しにはもって来いだ。
僕が凌なら面倒に巻き込まれたくないからしないだろうけど理解は出来る。
728 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:12:14.39 ID:s8dbyJDaO
それにしたってどんだけ田舎なんだ。
うんざりするくらい延々と続く緑。
確か人間は緑色を見ると安心だか落ち着くだか偉い人が言っていたけど、絶対に違う。変わらない風景と色に、落ち着くどころか暴れたくなる。
鄙びたとか趣のあるとか情緒的な言葉が浮かばない位平和で、穏やかで、静かでだだっ広くて、とにかく田舎だった。
バスは僕らだけを乗せて痛んだ田舎のアスファルトを走っていた。
がたがた揺れながらも心地良い日和で僕らは目を閉じた。
729 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:15:07.41 ID:s8dbyJDaO
暗いトンネルを抜けると午後の光が目を焼いた。すぐに行き交う車の数が増えた。そこはようやく人里だった。
信号待ちに賑やかな家族連れ、はしゃぐ女子高生たち、買い物途中のおばちゃんに学校帰りの小学生。
夏休みも補習だなんだと学校に縛り付けられていたから、職員でもない、生徒でもない人を見るのは半年ぶりだった。
あまりにもそれは刺激的で、自分たちがどれだけ外界から隔絶された場所にいるのかを再認識する。
いくら一流大学への進学率が八割とは言え、あそこは牢獄だ。閉じ込められて抑圧されて、まともな神経じゃいられない。
730 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:19:01.94 ID:s8dbyJDaO
だからこそ僕を追い掛ける変態もいれば、部屋に閉じこもって怪しげな研究の真似事をする変人、得体の知れない趣味に没頭するオタク、日頃の鬱憤をスポーツにぶつけるドロップアウトギリギリ筋肉馬鹿なんかもいるわけだ。
まともな人間はあそこでは本当に希少で、正直僕自身自分がまともかどうかも客観的に判断できない。
繁華街らしき駅の前で降りた僕らは人の流れに任せ、小さなショッピングモールに辿り着いた。
結局バスに二時間だ。
何も考えずに乗り込んだから喉はからからで空腹だった。行き先を決める前に自然と足は飲食店に向かう。
731 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:21:10.73 ID:s8dbyJDaO
学生ばかりのカフェでパニーニを頬張っていると、凌は溜息をついた。
「なに?」
手を止めた僕の胸元を指差してまた溜息。
「……見えてる」
俯くと、ついいつもの癖で第二ボタンまで開けていた襟元から緩やかに隆起した膨らみが覗いていた。
「───っ」
「あのなぁ、もう少し……見せ付けられる身にもなれ。幾らお前ってわかってても……」
「ごめん!」
遮るように言ったのは、聞きたくなかったからだ。
その先の言葉を聞いたら自分の一部を失いそうだった。
身体が女になっている事実を僕はまだ受け止めきれていない。
732 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:30:50.22 ID:s8dbyJDaO
面倒でも毎朝サラシを巻いたり、以前より意識して男を振る舞い装うのは周囲へのカモフラージュもあるが、自分の中の男を失いたくないからだ。
凌は僕を男として扱う。僕はそんな凌で自分を確かめる。
やっとできた友人だった。失いたくなかった。
凌とは馬鹿な話も真面目な話も軽口も叩き合える仲のままでいたかった。
「言い過ぎた」
頭を撫でられるのは慣れた。
小動物に対するような扱いは最初嫌だったけど、それが言葉足らずになりがちな彼なりの感情表現だと知り、撫で方でなにを言いたいかもわかるようになってきた。
733 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:37:41.69 ID:s8dbyJDaO
軽い昼食を終わらせた僕はずっと気になっていたものをなんとか収めるために立ち上がる。
「じゃちょっと買い物行ってくるから、時間潰してて。ここ戻ってくるから」
「なに?」
「ん、ちょっとね」
訝しむそぶりも無く納得した様子の凌を置いて、足早に僕は店を出た。
走ると胸が弾んで、付け根辺りが引っ張られて痛い。乳首も服に擦れるし、早いところなんとかしたかった。
僕の気になっているものはこれだ。
探しているのは女性用下着屋、つまりランジェリーショップ。
胸は今日だけだが、下もトランクスじゃどうにも不便で困っていたのだ。
734 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:40:53.73 ID:s8dbyJDaO
体が細くなってしまって、ズボンで辛うじて下がらずに止まっている状態で、ズボンを脱ぐと尻まで落ちる。
さすがに男でもいたいとは思ってもこればっかりは仕方ないし、万が一女にしかない生理なんか来た日にはとんでもないことになる。
───一応買っておくかなぁ。
今まで踏み入れた事も、目を向ける事すら避けていたランジェリーショップはパステルカラーで僕を圧倒した。
「何かお探しですか?」
「え、いや、あの」
何を買えばいいか考えあぐねてうろうろと店内を歩いていた時、不意に店員に声をかけられて僕はしどろもどろになった。
735 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:43:54.76 ID:s8dbyJDaO
「着けやすいやつで…」
「スポーツブラでしょうか?でしたらこちらにございますよ」
はきはきした店員のおばさんは手際のいい営業トークを見せ、優しい笑顔で色々と勧めてくる。
結果、サイズを計られた揚句予定していた「楽そうなブラ」とパンツ───女物だからパンティか?───を数枚、予定外な白いフリフリレースのついた上下セットを買う羽目になった。
「アンダーは65でトップ83。65のCですね」
あの悪魔の言葉。
わかっていたつもりだった。覚悟はしていた。
でも聞いたことのある言葉で実際に言われると堪えた。
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 05:46:21.95 ID:Tb7IBAAHO
( ゚д゚ )wkwktktk……………
737 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:46:25.22 ID:s8dbyJDaO
「ありがとうございました」
にこやかなおばさんの声を背中で受けながら、ふらつく足取りでメルヘンチックな店から出ると、憮然とした表情の凌が待っていた。
「言ったのに……」
恨み言も文句もこれ以上出てこなかった。
初めて着けたブラジャーの締め付けに気分が悪かった。サラシとは違い一部をゴムが締めるせいで肺が圧迫されるから息苦しくもある。
こんなものを着けていて平気な顔をしている女はすごい。やっぱり僕は女になった事を甘く見すぎていた。
抜け殻状態でも途中にあったドラッグストアに寄って生理用品を適当に買った。
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 05:49:35.93 ID:OMF3L2aPO
、、、、、
ミ・д・ミ <ワクテカ!
""""
739 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 05:59:39.63 ID:s8dbyJDaO
用意だけは周到にしておかないと気が済まない性格なんだ。
不要になったらなったで良かったと喜べばいいのだ。
しばらくの間凌はずっと黙ったままで、その沈黙が心地良かった。
「片方貸せ」
「……ありがと、凌」
凌に言うと、僕たちの前を歩いていた見覚えのない女の子が立ち止まった。
裾の縁を這う赤いラインが印象的なプリーツスカートと白いポロシャツを着ている。小麦色に焼けた肌は健康的で活動的だ。
「凌?久しぶり!」
愛嬌のある顔にくるくる表情を変えて彼女は凌に腕を絡ませた。
たったそれだけなのに、僕は釘付けになった。
740 :
◆CrZFiJnWzo :2006/09/28(木) 06:05:48.16 ID:s8dbyJDaO
今はここまで。
毎日締切があるかのような勢いで書いてる気がするんだぜ
こんな勢いあったこと無いwww
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 06:33:29.07 ID:PUHX62jY0
ほしゅ
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 06:58:50.53 ID:PUHX62jY0
保守
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 07:19:57.01 ID:H5hadNN3O
こ
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 07:41:57.19 ID:TJh5dut4O
おはよー保守
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 07:48:02.04 ID:OMF3L2aPO
通勤中保守
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 08:02:24.25 ID:NylM7VfH0
保守
747 :
お目汚し保守:2006/09/28(木) 08:13:11.95 ID:V5ZabTKp0
出社前に
>>700続き
普段はソファで丸くなって眠るポチをベッドまで運び一緒の布団に入る
さっき出た言葉が頭の中を回るがそれをかき消し眠りにつく
「あ・・・そういえばご飯食べなかったな・・・・・・zzz」
翌朝目を覚ますと私の腕枕でこちらを見てるポチにキュンとするが冷静を装い「おはよう、寝れた?」と聞いてみる
「昨日はごめんなさい・・・」
「もういいよ、事情は大体わかったから・・・ よく頑張ったね」
目に涙を浮かべたポチを見ていたら堪らなくなり抱きしめてしまう
小さい体のポチは更に体を縮めて「はぅ・・」と声を漏らす
「あ、ゴメン 痛かったね」
「平気です」と私の背中に手を回し、しがみつくポチ
私の中の残り少ない男の部分が湧き出てきそうなのを必死に抑えて
「ポチ、ご飯食べようか 昨日食べなかったからお腹すいたでしょ」と話し出す
「いえ・・・そんなに・・」離れたくなさそうにしがみつきながら答えるポチ
だが布団の中から『グーーーッ』と音が鳴る
「本当にすいてないのぉ?」笑いを堪えながら聞くと
耳まで赤くして胸に顔をうずめるポチ
「じゃあ、私がお腹すいたからご飯にしようか」と聞くと
尻尾が生えてたら千切れるほど振っているであろう笑顔で「はい」と答えるポチ
一緒にベッドを抜け出すと「僕が作ります」と健気にキッチンまで駆け出すポチ
『可愛いなー、お尻ちっちゃいなー、腕細いなー、髪の毛さらさらだなー』と男の目線でポチを見ていると、冷茶を持ってきてくれる
「はい、お茶どうぞ さっぱりして目が覚めますよ」
「ポチってさワンコみたいだね」と私
「なんですかワンコって・・・」小首を傾げる仕草
「子犬みたいに可愛いってこと」と笑うと
「えへへ、じゃあ僕はご主人様に拾われたんですね」と照れた感じで笑うポチ
その仕草が可愛くて頭をわっしゃわっしゃと撫でてやると目を細めて見えない尻尾を振って喜ぶ
748 :
お目汚し保守:2006/09/28(木) 08:16:14.52 ID:V5ZabTKp0
「ご主人様、ご飯もうちょっと待って下さいね」
キッチンに向かうポチが言う
「ご主人様ってなんかメイドカフェみたいで落ち着かないよ」
「じゃあメイド服でも着ましょうか」
「じゃあって、メイド服なんて無いでしょ」
「そうですよね」と笑うポチ
でもその時、犬耳ワンコでメイド服のポチを想像してニヤニヤしてしまう私
有り合わせの材料のピザトーストとインスタントの野菜スープを運んでくる姿を見てつい聞いてしまう
「ねえポチ、メイド服持ってきたら着てくれる」
「え、あるんですか」
「うちのお店に可愛いのがあるんだよねぇ」
「ご主人様が着ろって言うならなんでも着ますよ」
「そんなこと言ったら本当に持ってきちゃうよ」
「・・・いいですよ」
「可愛いなぁポチは」とまた頭を撫でると見えない尻尾を振って喜ぶポチ
ちゃっかり隣に座るポチと遅めの朝食を済ませ買い物に行こうと提案してみるが表に出るのはまだ躊躇する様子
男娼の事務所の人やお客に会うのが怖いと言うポチ
「じゃあさ、変装と言うか女装して出てみる」と聞いてみると
「ご主人様が言うのなら・・・」とポチ
早速とクーロゼットから半そでのカットソートとファー付きベスト、膝丈のスパッツとデニムスカート、それと昔使っていたウィッグとキャップを渡す
「え、スカートですか・・・」と恥ずかしそうなポチ
「やるんなら徹底的にやらないと」と言うとコクリとうなずき脱衣場までかけて行く
「ご主人さまぁ・・・これで良いですか」うつむきながら出てくるポチ
体形の違いから半そでのカットソーや膝丈のスパッツは7分袖6分丈に、スカートのウエストと胸元はスカスカ
女になりたい私より華奢なポチに少し嫉妬しながらもスカートはベルトで、胸元はサイズの合わなくなったブラにシリコンのヌーブラで対応
一度カットソーを脱がせてブラを付けたときに欲情しそうになったが、そこは堪えてお化粧を施す
保守
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 08:51:32.31 ID:13rEMIypO
駅で保守
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:13:30.49 ID:FW/sSEPd0
おはよう保守
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:17:30.27 ID:mLEpv6yL0
穂吸ったら干す
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:43:27.74 ID:FW/sSEPd0
人少ないね保守
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:53:55.74 ID:FW/sSEPd0
さて、洗濯物ほす
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:06:30.13 ID:FW/sSEPd0
ハンガー吊しつつ干す
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:17:03.08 ID:FW/sSEPd0
干し終わり
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:18:03.75 ID:R0lTFOJv0
('A`)「ウヴァ〜やめて〜」
漏れは毒男。んで、今俺を締め上げてるのが悪友の達哉。
今は昼休み。いつも二人で麻雀の話しなんかをしながら食べている。
が、今日は何故か締め上げられている。さっき話していた「もうすぐリミット」という話のせいだ。
漏れが不用意に女でもいいかなあ。なんていったばっかりに喧嘩になったのだ。
漏れがいけなかった。今までつるんできたこいつを裏切るような発言。
('A`)「いやほんとまじゴメン」
「わ、わかりゃあいいんだよ・・・」
( '∇`)「俺たちずっと友達だもんナ!」
「お、おう・・・」
その日漏れは早速市役所に童貞処理の届出を出した。今までもこれからも達哉とは一緒になってバカをやりたい。
漏れが女になることでそれが続けられなくなるなんて持っての他だ。
達哉は顔がよくてオシャレサンだ。きっと心配しなくても童貞なんかじゃないだろう。
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:23:05.47 ID:R0lTFOJv0
('A`)「ひ、ひどい・・・も、漏れの童貞こんなぴざに・・・」
('A`:)「でも・・でも・・・アーーーーーッ!」
踊る肉団子の甘酢がけ
そういうのがしっくりk
素敵だったわ〜。ねえ、これからもきていい?」
('A`)「かんべんしてつかぁさい。」
(*゚3゚)「ムキーしつれいね!」(ビターン!)
('A`(*)「ギギギ・・・」
達哉のためだ。我慢しよう・・・でも・・・しどい・・・ねよう欝だし。
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:30:15.89 ID:yCbRF3/w0
俺は―――中学生になってから初めて男女の体について意識しだした。
小学生のころはイタズラばかりして、女の子といったらただのイタズラの対象でしかなかった。
髪は長いから引っ張って遊べるし、すぐ泣くからイタズラのしがいもある。
恰好のターゲットというわけだ。
しかし、中学生になってから女の子の変化にやっと気づき始めた。
胸のふくらみ、におい、しぐさ。
女の先輩の女性らしさなどに触れるころ、俺は男の自家発電を覚え、
悶々とした日々を過ごすようになっていた。
高校受験も終わり、卒業式を残すだけとなったある日。
女体化の片鱗が見え始めた。
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:33:51.54 ID:R0lTFOJv0
あけて次の日。コケッコッコーーーーゴホ!いやちょっと鶏のくせにタバコ吸いすぎてさ。
ガラ!
川^ロ^)「よう!ドクオ!」
(゚A゚)
誰このスタイル抜群の女子
潰した手提げ鞄を肩越しに背中へまわし、漏れの前でポーズをきめるこの女子は誰だよ。
いやマジ誰だよ!しりたくねえよ!
川^ロ^)「なんつう顔してんだよ、それよりさ、昨日ハンGの麻雀でスーアンコーあがっちまったwっうぇwww」
('A`)「:::::」
決定だ。こいつは達哉だ。もてないブチャメンの漏れに話しかけてくる女なんてこの世にいねえ。
とどのつまり元男。てことは知り合いの誰かなわけだが、麻雀の話なんて達哉しかしねえ。
=達哉
('A`:)わあああああああああああああああ
絶叫が教室に響いた
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:34:09.33 ID:kJ/vwXa60
いいのにね
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:36:43.31 ID:ATH3Zf0p0
出会い系サイトがうpろだになっててバロスwwwwwwwwwwwwたまには役に立つなwwwww
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:42:31.84 ID:R0lTFOJv0
川^o^) 「ちょwwwセイセイセイ。時におちけ」
('A`;「た、達哉・・オメエなんで女になってんだよ!」
川^o^)「昨日届け出だしたんだけどさあ。すげえピザがきてさあ、チェンジ!って大声で叫んだら切れて帰ってさwwww」
('A`;「そ、そんで間に合わなかったのかよ」
川^o^)「そういうことだwwwwwwwww」
なんてこった。こんなことが・・・こんなことがががががg
ガラ
ちゃくせ〜き出席取るぞ〜
無常にもHRがはじまった。
('A`)「どうあつかえと・・・」
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:50:56.11 ID:E/HSwkvj0
続きマダー?
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:52:26.38 ID:R0lTFOJv0
昼休み。地獄だ。何が地獄って。昨日まで何気なく話してた奴が女子の服着て目の前に座ってる。
「でさぁ〜アンカンしたらラス1の4ピン引いてきたわけよ。しんじらんねえwww」
それに加えてなんなんだ。このボインは。なあ。ボインって信じるか?お前はおっぱいなのか?
いやお前はおっぱいであっておっぱいではない。そして私はおっぱいだ。私もまたおっぱいではないのだ。
「オイ。もしも〜し」
なあ、なんでYシャツのボタンあいてるわけ?まじで。いやまじで。
いやおれだってさ。驚いてるよ?昨日まで男だった奴だもん。いくら綺麗でもちょっと考えるよ?
でもさあ。おめえ。なんでブラねえの?さらしでもまいとけよ。
あ、身を乗り出してきた。あああああああああ、い、いや!あれは自爆スイッチだ!自爆スイッチに違いない。
予備で2つあるんだよ!予備で!片方作動しなかったら怖いだろ?機密保持だろ?時代はセキュリティの時代だよ?
川゚ロ゚)「ドクオきいてんのか!?」
('A`*「え?あ?えあ?あ、ごめんきいてなかった。自爆スイッチが何で2つあるかだっけ?」
川゚ロ゚)「なにいってんだよ!スーアンコーツモッタ話だろ?」
川゚o゚)「つうか全然くえてねえぞ。昼休みおわっちまうぜ?」
('A`:「え?うぇ?」
ガラ 次の体育男女で別れてバスケな〜
無常の昼休み終了。漏れの平穏はどこへ。
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:04:08.14 ID:su5p7QpJO
ほー
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:07:54.45 ID:R0lTFOJv0
あと2時間。2時間で・・・ギギギ
と、とりあえずバスケに集中しよう。さっきの自爆スイッチが頭から離れない。
雑念をスポーツで振り払おう。おお、なんて健全なんだ!スポーツメンじゃね漏れ?
お、つぎは漏れのチームだ。
('A`)「いこう!いこうぜみんな!」
一同「・・・」
('A`;「2P仕様ってかツバサくんいないチームカヨ」
そんなこんなでバスケだ。いやぁ楽しい!楽しいなあ!なれない運動って楽しいなあ!
('A`;「ハヒィハヒィ」
メンツ「おい、翼君へバンなよ!@5分あるぜ?!」
('A`;「ボ、ボールは友達・・・」
( '∇`)「俺たちずっと友達だもんナ!」
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:09:29.41 ID:E/HSwkvj0
はだしのゲンを思い出さすなwwww
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:09:34.95 ID:R0lTFOJv0
友達といえばあのおっぱい魔神は・・・
('A`*)「ウホ体育ずわり」
あ、ちょ、ば!まじちげえって、そういうんじゃなくてだな。そういうんじゃなくて・・・
いやしかしあいつなんで長袖ジャージのチャック全開なんだ?
ああ、そうかうっすら汗かいてるな。あいつさっきまで試合してたのか。
そうかそうか。あれ・・・なんだか心なしかスケテマセンカ?
スケテネエ!スケテネエエ!いや、邪念の性だ!透けてなんかない!透けてない!
あ、そういえばあいつノーブラだったな。え、あちょまじちげえから!ちげえって!
あれ、こっち見てる?やばい、ばれた?!なんか叫んでる。「ド・ク・オ・・あzwcfb?」
ダメだ聞こえない。いやそれ以前にこれ以上見るのはまずい。
('A`(○= 「うぼあ〜〜〜〜〜」
川つn∩)「あちゃ〜」
メンツ「だ、大丈夫か?エクスデス!?ちが、ドクオ!」
('A`*「へ、へへ・・・もえたろ?」
メンツ「だめだこりゃ。ねかせとけ。誰かかわりはいって〜」
こうして5時間目は終わった。
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:17:38.73 ID:sDHErPpVO
補習
771 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 11:22:36.91 ID:E/HSwkvj0
学校より書き込み。夜に、「明日投下する」って言って寝ちゃったけど
今投下しても平気かな?
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:23:39.37 ID:uSzziKlpO
予習
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:23:54.36 ID:FW/sSEPd0
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:26:07.71 ID:R0lTFOJv0
キーンコーンカーンコーン
6時間目は世界史デス。
え〜このとき教会は何かに責任を押し付けるため魔女っていうものを捏造したわけです。
('A`)「魔女裁判か」
なんでも魔女裁判というのはランダム抽出ではい、あんた魔女ね。というものらしい。
タレコミもあるらしいがほとんどが逆恨みのようだ。裁判は速攻らしい。
拷問も死ぬような拷問をしておいて耐え切れずに吐けば死刑。はかなくても死刑。なんて話だ。
水牢という拷問があるらしい。でっかい鳥かごに魔女を裸にして入れる。
んで川でシーソー要領でギッコンバッタンするのだ。てつかごの内側にはとげが作ってあって揺らされてごろごろ転がるたびに刺さって痛いらしい。
さらにギッコンギッコンくりかえすうちに被告の体は紫に膨れていくらしい。
ンで結局は溺死。か、自白。と。
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:27:05.88 ID:R0lTFOJv0
確か見るに見かねて魔女に仕立てられた少女を助けた騎士の話があったっけな。
川:゚ロ゚)「ゴボ!・・・あぶ・・・!助け・・・」
クッソ!この子だって冤罪だろ!?ひでえ!今助けてやっかんな!
漏れは剣に手をかける。そして鉄かごをかっこよくぶった切った。
川で行きも絶え絶えな少女を助けようと飛び込む!鎧が重い。うまく進めない。
アレ・・・なんだこれ?何でこんなすすまねえの?つうかアレ、達哉じゃね?オイ、今たすけっかんナ!
やっとのことで達哉を抱えるも達哉は目を閉じてぐったりしている。
助けを求めようと辺りを見回すと・・・信者である村人や兵士達が岸を埋め尽くしている。
あれ・・・たしかこの騎士の結末って・・・
世界史教師の宝具それは・・・
「約束された勝利の剣〜〜〜〜ッッ!」
('A`)「あべええええ」
分厚い地図帳の角が額にめり込んだ。
776 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 11:30:50.69 ID:E/HSwkvj0
>>422の続き
ぼろぼろと流れ続ける涙が、すごく嫌だった。
言葉の途中から我慢できなくなってしまったそれに、自己嫌悪が強くなる。
泣いたからって、何も解決なんかしない。そんなことは、わかってる……。昌俊の前で泣きたくなんかなかったのに、溢れる涙を止めることはできない……。
昌俊にこんな顔を見せたくない。
こんな…っ、気持ち悪い、顔なんか見せたくないから。
お願いだから、もう帰って……っ。
「……もう、過去形なのか?」
不意に、とても静かな声が僕の部屋に落とされた。
真剣な顔をした昌俊がまっすぐ僕を見ていて、一瞬息が止まる。こんな時なのに、それに見惚れてしまって、僕は黙ってしまっていた。
「俺のこと…………だっていうのは、過去形なのか…?」
途中が聞こえなかったけど、その問いはさっきの僕の言葉に対してのもので……。
――答えられない……。
過去のはずなんかない。だって今もこんなに胸が痛くて…、それ以上に昌俊のことが…。
けどそんなの正直に言えるわけない。正直に言ったって昌俊にはどうでもいいこと。それどころかただの迷惑にしかならないんだから。
「嘘なら嘘って、今ここで…」
「っ、そんなことない!!」
それだけは、言って欲しくなかった。
僕の全部を否定しても……この気持ちだけは贋物だなんて、思ってほしくなかった。
「じゃあ、今は俺のことどう思ってるんだ?」
それも、訊いてほしくなかった。
もしここで、拒絶されたら……本当に僕は壊れる、立ち直れなくなる…。
目を彷徨わせて、僕は何も言えずにじっと床を見つめるしかできなかった。
「俺は……」
昌俊が声を出す。
「俺は、おまえのことが好きだ」
777 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 11:32:01.10 ID:E/HSwkvj0
驚きに顔が跳ね上がった
「な……に?」
喉が詰まって、奇妙に枯れた声が出る。
耳に届いた言葉が信じられない。
「誰が……誰を…?」
自分に向けられるはずのないその言葉。
「一回で聞き取れよ。……俺が、おまえのことを、だ」
「おまえ…って、尋海のこと…?」
そんな都合の良いことがあるわけがない…。
そう思うのに言葉を止めることはできなくて…。更に問いかけると、昌俊は顔を曇らせた。
「なんでここで尋海が出てくる? 今ここでおまえって言ったら、おまえしかいないだろ!?」
腹立たしげに言いながら顔を背けられて、また哀しさが膨らんでくる。
やっぱり、僕だけ言ってくれなかった……。
「『おまえ』…じゃ、わかんない……」
凄い勢いで昌俊がこっちを見た。その目は怒ってるようで……けれど僕の顔を見た瞬間にその色は消え去った。
「なに…泣いて…」
「昌俊はさ…」
決して言うまいとしてた言葉。言えばそれだけ自分が惨めで、どこまでも滑稽になってしまうから。
「僕の『名前』……知ってるの?」
一瞬、え、と口を開けた昌俊は、すぐに言い返してきた。
「んなの、当たり前だろ…!」
「だったら!」
また昌俊の声を遮って、僕はさらに問いを重ねる。
「どうして今まで、一回も…僕の名前っ……呼んでくれなかったんだっ!」
ずっと、昌俊にだけは呼ばれなかった僕の名前。昌俊がどんなふうに呼ぶのかさえ忘れてしまうほど、ずっと長い間……。
778 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 11:32:47.86 ID:E/HSwkvj0
半分叫び声になってしまった僕に、昌俊はぐっと言葉を詰まらせた。
「それは……恥ずかしかったからだ…」
信じられないセリフに、くらりと視界が揺れた。
「……恥ずかしいんだ…?」
この人は、どこまで僕を傷つければ気が済むんだろう…?
「昌俊は、僕の名前なんか、恥ずかしくて呼べないんだ……?」
はっと息を飲むような気配が伝わってくる。
「そこまで……呼びたくなかったんだ……?」
口に出すのも嫌なほどだったんだ…?
もう涙を我慢する方法がわからなかった。昌俊が目の前にいるのに……目からの水を止めることができない。
それでも見られないように顔を手で覆ったところで、その手は両方とも掬い取られた。
「そういう意味じゃない」
じゃあ、どういう意味なんだ、と言いたかったのに、僕の口からはしゃくり上げるような息しか出なかった。
「ただ、照れくさかっただけだ…」
ふざけた答えにかっと頭に血が上る。
「そんな理由…って」
色んな感情が一気に湧き上がって。でもそれを口にする前に、昌俊が更に言葉を続ける。
「なんかまだ俺らが小さいころ急に名前で呼ぶのが、妙に気恥ずかしくなって……。それでそのうちに、呼ぶタイミングが無くなった」
「そんなの…っ」
「ああ。納得できないよな? でもこれしか理由が見当たらなかったんだ」
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:33:03.04 ID:R0lTFOJv0
何が冤罪だって?あれか?タイムスリップか?お前の頭の中はのびたの机か?
('A`:「ご、ごめぽ・・・」
起きて見れば机の上でよだれが海になっていた。溺死しそうな量だ。
ったく。おめえもういっかい寝たら今度はブレイドワークスな。
('A`:「どれだけ強いんだ世界史教師」
なんかいったか?
('A`::「な、なにも」
ちなみに騎士の結末とは助けた女の子と一緒に仲良く水牢。いくらゆすられようが抱き合った二人は離れることはなかったらしい。
('A`*「ポ」
ポじゃねえ!なに考えてんだ漏れ!
I am bone ・・・
('A`)「ギャアアアアア」
780 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 11:33:54.55 ID:E/HSwkvj0
ごめんな、…と。
心が込められてるとわかる謝罪が、浸み込んでいく。
「でも、尋海のことは名前で…」
「別に言っても照れないからな」
こともなくそう言い放って、昌俊は僕に手を差し出した。
「俺が照れくさくて名前も満足に呼んでやれないほど好きなのは……。明、おまえだけだ」
初めて悲しみからじゃない涙が流れた。
――この手は、本当に僕のものなの…?
もう、この手を諦めなくてもいいの?
自問して答えが出ないまま、僕はその手を取らなかった。
でも代わりに、昌俊の胸に抱きついていく。
いきなりの僕の動きに…、昌俊はそれをちゃんと受け止めてくれた。
「昌俊の……馬鹿」
「わかってる」
「さいてい…」
「まったくもってその通りだ」
もっと言ってやりたかったのに、罵る言葉はあっという間に底をついてしまった。
胸がいっぱいになって、何も言えなかった。
だから精一杯の力で昌俊に抱き付く。言葉で伝えられない分を伝えたくて。
「俺、無神経で…今までずっと、本当にごめんな」
ぎゅっと抱きしめ返してくれながらの言葉に、僕は首を横に振る。
欲しい言葉はそんなのじゃなかった。
それがわかったのか……昌俊は僕が一番欲しい言葉をくれた。
どこまでもぶっきらぼうだったけど、どこまでも優しくて幸せになれるその言葉を……。
781 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 11:35:41.95 ID:E/HSwkvj0
次の日、僕は学校に来ていた。
今日の授業もHRも全部終わって、いつものように立ち上がる。尋海の教室に行くためだ。
いつものように教室の扉を開けて、そして僕は自然と笑顔になった。
笑顔は作るものじゃない。
嬉しい時に、勝手に顔が動くものだって、ようやくわかった。
「明、迎えにきたぞ」
少しだけ恥ずかしいけれど、その言葉がとても嬉しい。
今まであまりにも言葉が足りなすぎた僕たち。
だから昨日、いっぱい話し合って誤解を解き合った後に、二人で決めたんだ。
『これからは、思ったことを口に出していこう』と。
だから、僕はそれに従った。
「ありがと。昌俊が来てくれて、うれしい」
すごくびっくりした顔をされて心外だったけど、そんな顔が見れるのも楽しかった。
「あ、いたいた。…って、ふ〜ん?」
そこに尋海がやってきて、そして突然にやけた顔になる。
782 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 11:36:40.29 ID:E/HSwkvj0
「なんだよ…?」
それに居心地悪そうに答えたのは昌俊だった。
「ん〜ん、別に〜? ただ僕のことをアキちゃんと話すためのダシにし続けたわりには時間かかったな〜って思っただけ」
「なっ!?」
昌俊が絶句する。そんなのは気にせずに尋海は今日も用事があるから先に帰っててと言い残して去っていった。
「ダシって何?」
わざと冷たい声を出してやると、昌俊は目を泳がせた。
「それは、な……」
明らかに動揺している昌俊。
――…まぁ、いいか。
これからは時間もある。また機会があった時に訊いてやろう。
「行こっか?」
そう言って僕は昌俊の手を引いて歩き出す。もう、昌俊の背中を見ることなんてない。
僕と昌俊はいっしょに、横に並んで歩き出したんだ。
P90小説 『名前を呼んで』 完
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:36:41.30 ID:ATH3Zf0p0
出会い系サイトがうpろだになっててバロスwwwwwwwwwwwwたまには役に立つなwwwww
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:41:19.85 ID:E/HSwkvj0
暗い主人公でやっとこういう形に持ってけた orz
多少納得の行かない部分もあるかもしれませんが、これが限界です。俺はハッピーエンドしか書けませんたい。
こんな長ったらしい文、読んでくれた方感謝です。
じゃ、メシに行ってきますよ ノシ
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:44:34.43 ID:FW/sSEPd0
>>784 長いことありがとうございました。
またそのうちネタがボコボコ湧き上がってくると信じてます。
乙!
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:45:36.58 ID:R0lTFOJv0
放課後。麻雀部と称した帰宅部である。と、いうことで帰宅だ!
ガシィ!
後ろ手をつかまれる。恐る恐る振り返らないでも相手から回り込んでくれた。
川^ロ^)「ドクオ!帰ろうぜ!」
('A`:「お、おういえ。」
下駄箱で違和感に気づいた。あれ?こいつ靴まで女の子のだ。
あれあれ?そういや、制服も・・・すぐに調達できるものなのか?
そんな違和感を口に出すことなんてできず帰路に着く
川^ロ^)「ドクオ!カクゲしねえ?」
半分も着たころに達哉が言い出した。
('A`「じゃあゲーセンいくか」
最もゲーセンはさっき通り過ぎた。
川^ロ^)「ちげえw狂箱360のカクゲだ。よって俺んちだ」
('A`:「え?えぇ?」
川^ロ^)「ほれいくぞ!」
('A`:「あぼぶま、ひっぱらんでぇ〜」
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:49:17.42 ID:R0lTFOJv0
ちょwwwwwどうすんのwwwっをwwwwれwwwwww
か、かーどは・・・
行く
行く
行く
('A`::(ええええええええ)
川llll)「な、なんだよ・・・ろ、露骨にいやそうな顔すんなよ・・・」
お、俺としたことが!顔に出たのかよ!
('A`:「ば、ばかいうなよ!元々こんな顔だろ?!行くって!ボコボコにすっかんな?」
川^o^)「そ、そうか!うはwwwwwまけねえしwwwwwww」
未だに腕は引っ張られっぱなしだった。
('A`)「ところで何のカクゲ?」
川^ロ^)「DOA」
('A`;::::::::
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:54:43.44 ID:R0lTFOJv0
で、達哉の部屋。
漏れたちは黙々とおっぱいげーをやっている。
いやカクゲだ。これはカクゲだ!漏れは男キャラだぜ?ほら、胸板があんなに厚い。
惚れちゃいそう!たくまっしい!
川^o^)「あまいぜ!そこはホールドだ!」
('A`;「あべぁ〜」
か弱い女の子キャラがいとも簡単に倍以上体重がありそうな男キャラをぶっとばす。
いちいち、カメラがおっぱいに向くのがミソだ。
はるか上空へ投げられた漏れの男キャラは地面に落着することさえ許されずに空中コンボを叩き込まれる
最後に回し蹴りを叩き込んだ達哉のキャラは当然おっぱいが揺れている。
正直、気が気ではない。
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:00:08.92 ID:R0lTFOJv0
川^o^)「よし漏れの勝ちだ。どうだ?そろそろ慣れてきただろ?」
('A`;「お。おう。当然だぜ。次は勝たせてもらうぜ?!」
ゲームには慣れたがおまえになれねえっつうの!なんでリアルでキョヌーが隣にいるんだよ!
川^o^)「じゃあ次なんかかけようぜ?」
('A`;「はい?」
川^o^)「おお、受けてくれるのか」
('A`;;;「マテマテ時にモチツケ」
川^o^)「じゃあ勝ったほうが負けたほうに命令するってのはどうだ?」
('A`;;「え?え?」
川^o^)「一回勝負ナ」
('A`;「ちょwwwwまwwせめて3回wwwwww」
川^o^)「もうおそーい!」
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:03:29.72 ID:FW/sSEPd0
tktk
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:04:27.43 ID:R0lTFOJv0
・・・(え?ご都合主義?しらね。gdgdスマソン)
アウェイアウェイアウェイ〜。
('A`;「・・・」
当然のごとく負けた。あいつ策士だぜ・・・
川^o^)「よっしゃあ!俺の勝ち!というわけで漏れの命令を奴隷のごとくこなせ!」
('A`:「どう考えても目が血走ってるぞ///」
川///)「フッフッフ貴様はこの部屋に入った時点ですでに負けていたのだ・・・おとなしく・・・くわれろおおお」
('A`;;「う、うわあああ」
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:14:29.22 ID:uSzziKlpO
wktk
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:16:25.15 ID:R0lTFOJv0
む、むかれてしまった。丸裸だ。そのうえ達哉は下着姿だ。
ちなみにベットにおし倒された挙句漏れのベルトで手を縛られてしまった。
('A`;「あうあうあ〜」
川///)「おま・・・ちょこれはでけえよ・・・」
('A`*)「み、みるなぁ〜」
声が上ずってしまった。
しばらく漏れのマスターソードを眺めていた達哉が意を決したように
川;゚O゚)「よ、よし舐めるぞ・・・」
('A`*「え、ちょば・・・やめ・・はぅぅぅぅ!・・・ウ!」
ぺちょ〜〜〜〜〜〜
生ぬるく、あやふやな感触がマイサンを根元から舐め上げていく
驚いて目を向けてしまったのがまずかった。
少しずつ上へ向かっていく達哉のなまめかしい舌を見てしまった。
そしてピントがその少し奥。達哉の陶酔しきった目を見てしまったとき。目が合ってしまったとき。
舌先がカリ首にかかった。
('A`*「ウ!」
ビクンビクン ビュルリュ!ビュリュ!
「あぁん!」
達哉の顔面に思いっきりぶちまけてしまった。
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:32:06.08 ID:R0lTFOJv0
ハァハァ!
ハァ・・・ァン・・・えろっ・・・ぺちゅ・・・
達哉が顔にかかった白濁液を手に取り、舐め上げている。取り付かれたようにうっとりと。丁寧に舐め上げていく。
見せ付けるような姿勢に思わず呼吸することも忘れ見入ってしまった。
そんな漏れに気づいたのか
「フフ、元気なくなっちゃったね」
ピンと軽く先っぽをはじかれた。
('A`*「ヒャウン!」
「ア ハ ハ かわいいね!かわいいよドクオ!」
血走った目でいきなり唇を貪ってきた。頭を抱かれアゴをこじ開けられ口腔を余すとこなく犯される。
両手を縛られている漏れはなす術もなく犯された。顔を背けることすら許されず、激しい攻めに窒息しないようにあえぐのが精一杯だ。
('A`*「はぐ・・んうううぅ!・・・フゥフゥ・・・あぐ・・・ちょ・・・はぁああ!息が・・・」
「はう・・・ん・・・ふぅ・・・あぁむ」
漏れの訴えを聞き入れてくれたのか唇が下に移動する。
「あぐ・・・」
のどを横から甘噛みされる。8割の苦しさと2割の痛みが走る。
目の前がちかちかした。刹那、首筋に今までに感じたことのない感覚。
「ちゅぅぅぅぅ・・・んぁっ!」
キスマークをつけられたのだろうその場所を丁寧に何度も唇が往復する
('A`「はぁ・・・あああぁぁぁ・・・」
頭を振る。どうにかしてしまいそうだった。いや・・・もうどうにかしていた。
部屋に誘われた時点でこうなることは予想が付いていたのに、ここにいるということh
('A`*「ふぁ!」
「ドクオ乳首こんな立ててる・・・」
乳首をつままれた。羞恥に下らない思考など吹き飛んだ。
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:39:34.52 ID:JsnV4c/k0
今昼休み
P90氏の作品を読んで泣いてしまった……食堂で。
隣のテーブルのヤツらの視線が痛いぜ。
次回作楽しみに待ってます!
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:39:49.36 ID:R0lTFOJv0
至近距離で見つめてくる上目遣い。目じりが妖しく尖っている。
舌先が皮膚を離れずに片方の乳首まで降りていく。
('A`*「うぁ・・ぁ」
もうだめだもうだめだ手かせを外そうともがく。目の前の雌を抱きたい。
「外してほしい?」
いたずらっぽい声で聞いてくる。
('A`*「はずし・・・あぁぁっ・・・して・・・」
乳首を思いっきり吸い上げると同時に反対の副乳腺をもみあげられた。
そのまま口で愛撫を続けながら後ろでにまわされた手を解いてくれる。
両手で友を抱いた。
あぁ、あぁ、なんという快感だろう
息を呑んだ。強く抱きしめられる感覚に酔いしれた。
顔をうずめる友の髪の何とよい香り。
首筋で大きく吸い込まれる。その微細な感覚すら意識を拭きとばしそうだ
食堂の椅子から 立ち上がれない俺ガイルwww
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:54:50.04 ID:RcovxHg60
wkwktktk
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:56:22.09 ID:R0lTFOJv0
とにかく自由になった手でまさぐった。肩。背中。尻。
肉付きのよい尻を揉みあげると達哉のからだが少し浮き上がってまた落ちてきた。
下腹部とこすれあう肉飴の感覚にやみつきになった。
唇を貪り尻をもみあげながら、腹に擦りつけていく。
次第に腰は激しくなる。そのとき嬌声が耳に届いた。
「あ・・・はぁっ!はむぅ・・・」
かすかな嬌声。すでに漏れの意識など崩壊寸前だった。そして今崩れ去った。
倒錯に次ぐ倒錯。一つ貪るたびに罪の意識と目の前にいる変わってしまった友の美しさに酔いしれる。
二つ貪ればもはや昔の友など忘れようとしている自分に気が付きうちのめされ、今目の前にいる友を受け入れている。
気が付けば体位を逆転していた。
目の前にはのぼせた瞳。ふくよかな胸。そうだった・・・
('A`*「自爆スイッチ・・・」
「え?」
('A`*「さっきはよくもやってくれたなぁ!許さん!こうしてくれる!」
「え?うあぁ!あぐ!」
左手で乳房を思いっきりわしづかみにする。手加減なんてない。痛さを与えるためだけの行為。
ソレと同時に右手はさっきからぬれにぬれている股へと滑り込ませる。
顔が苦痛と快感にゆがんでいた。よほど余裕がないのか口調に昨日までの強さが戻っていた。
「ばか!いてぇって!ぁぁ!っくぁぁぁ!んうう!」
わざと上から顎を上げさせるように口付けをする。唇が付くか付かないかのところで止め舌先を口先へ運ぶ。
達哉もそれに釣られて下を伸ばしてきた。すべての手つきを快楽を与えるものへと変えてゆく。
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:07:32.89 ID:R0lTFOJv0
舌先しか届かないもどかしさ。欲しい。キスしてよ!もっと近づいてよ!
弄ぶのを楽しむようなドクオの目に射抜かれる。
体が打ち震えた。あぁぁぁ!ドクオ、ドクオ!首を上げ唇を貪ろうとする。
それに合わせてドクオは離れてしまう。無理やりに近づこうとすると
「ふぁあッ!」
くちゅりと中へ中指を滑り込ませながら手のひらで秘部を包むように愛撫してくる。
力が抜けたところを乳房を揉みしだきながら押さえつけてくる。
「んあぁ!ふぁあ!」
自分のものとは思えない嬌声が上がる。それもそうだ。昨日まで野太い声だったのだ。
そのうれしさにまた震える。やっとだ、やっと願いがかなう体に。
また近づいてきたドクオの舌先と絡み合っていると、ドクオが中指を抜き様に割れ目に沿って強くなで上げてきた。
今までよりおおきな快楽の波。大きな寄せ波のあとに、よりいっそう強い引き波が意識をかき混ぜる。
「あぁぁ!はぐっ!あ・・・ぁ・・・」
荒い息をつき愛しい人の名を呼ぶ。
「ドク・・・オ・・・どくぉ」
やっと腕を回すことを許され唇が重なる。満たされる感覚。あぁ。こんなにも、こんなにも女というのは幸せなのか。
体が重ねられる。すると今よりももっと強い幸せがあると知った。
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:21:28.08 ID:FW/sSEPd0
wktk
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:22:51.16 ID:R0lTFOJv0
('A`*(ハァハァ・・・)
昨日の事忘れたい。やべえ・・・すげえ・・・なにこれ・・・アタマいっちまう・・・
体を重ね唇を合わせる。自分のよりずっといじらしくて上手なまさぐり方をする達哉の手。
唇を離すたびに漏れの名前を呼ぶ。たまらない。こいつのためなら頭なんて焼き切れてもかまわない。
すでにダウンから起き上がったマイサン。とすれば行き着くところはそこしかあるまい。
('A`*「達哉・・・どうしてくれんのこれ」
マイサンというよりマスターソードを見せ付ける。醜悪で凶悪なサイズの長剣。ちなみに前回はかったら500ml缶と同じ長さだった。
ふとさはそんなに凶悪ではないが。
達哉がほうけたように見入る。しばらくして
「い、いいよ・・・いれ・・・て」
恥ずかしそうにそういった。いや恥ずかしいんだろう。だがその目は期待に潤んでいる。きっとあいつも今俺と同じ倒錯を味わっているに違いない。
漏れがやろうとすると、達哉は気が付いたように股を広げてきた。男であったがためにどういう姿勢がそそるのかを知っているのだろう。
処女には決してできえないようなポーズを取る。両足を手で持ち上げ腰を少し上げる。
美しさの中に、入れてくださいといわんばかりの卑猥さ。くっそ!こんなん我慢できるか!
肉飴を手に取り達哉の恥部へあてがう。少し腰を進めようとしたら滑ってしまった。
('A`*「ああぁぁ!」
やばい感覚。入り口に入り損ねて滑っただけなのに、愛液にまみれて恥部を擦り上げてしまうとたまらない快感が襲ってきた。
「も、もっと下・・・」
達哉が片手を肉鉄砲にかけてきた。少し乱暴にいざなわれる。ぬちゃっと先っぽがあてがわれた。
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:33:35.33 ID:FW/sSEPd0
ワクワク
+ +
| + +
|" ̄ ゙゙̄`∩ + クマクマ
| ヽ + + +
|● ● i'゙ ゙゙゙̄`''、+
| (_●_) ミ ヾつ +
| ヽノ ノ● ● i
{ヽ,__ )´(_●_) `,ミ
でーおーえーって何?
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:34:30.03 ID:R0lTFOJv0
「そこ・・・そのまま・・・」
('A`*「う、うん」
見上げてみればマンコしか見ていなくて気づかなかった健気さがあった。
両脚を抱え顔をシーツに擦るように脇を向き目を閉じる達哉。
( ア ハ ハ ハ ハ ハ ハ )
目に今までよりさらに強い情欲がともった。
やべえ。かわいい。かわいい。かわいい。かわいい。ぐちゅ
「は!ぐぅぅぅぅぅぅう!」
達哉が声を上げる。止まれない止まれない。一気におくまで押し込む体重をかけながら押し進み
根元まで突き入れる。そのまま体を倒しこみ脚を支える手をかわってやる。
破瓜の感覚なんぞわからんが多分血がでているのだろう。
ビクビクと波打っていた襞は次第にきつく締め上げてくる。
「はぁぁ!あぁぁ・・くうぅぅう・・・」
('A`*「き、きつすぎ、達也力抜いて」
「そ、そんなこと・・・できるわけ・・・ね・・あぁぁ!」
達哉が頭を振る。
('A`*「そんなにいたい?ぬ、ぬこうか?」
自慢じゃないがそんな経験アリマセン。昨日だって目をつぶってレイプに耐えてました。
あわてて抜こうとする。ていうか抜いてしまった。抜く瞬間ちゅぽっとでてくる肉棒に今までに感じたことのない快感がはしる。
「あぁぁあっ!なんで・・・ぬくんだよぅ」
なみだ目になって顔をくしゃくしゃにする。
('A`*「ご、ゴメ・・・」
あわてて挿入れて気づいたことがあった。
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:42:03.30 ID:FW/sSEPd0
>>804 Dead Or Alive
でっだらのことだと思われ
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:43:23.71 ID:R0lTFOJv0
('A`****(抜き差し気持ちEEEEEE)
「大丈夫だからもう抜かないで、動いていいよ・・・」
漏れは無言で答えた。さっきなかれそうになったので少し冷静になり快感を送り込むためにピストンを開始する。
「ぁ・・・ぁぁぁ!ふあ!ぁああ!」
('A`*「やべ・・・声イイ・・・うわあぁぁそのまま鳴かれたら漏れ!漏れ!」
漏れそうというわけではないがかなり厳しいだろう。っていうか気持ちよすぎて何にも考えられるわけがない。
次第に腰を打ち付ける速度が速くなる。意思とは関係せずに。
「あ!ぁ!あ!あ!ああぁ!」
ぱちゅ!ぱちゅ!と水音と肌がぶつかる音が重なる。卑猥すぎてどうにかしそうだ。
大体においてその声をどうにかしろチンポがぎんぎんに張り詰めてやべえんだよ。
ぐいっといっそう脚を持ち上げる自然に腰が上を向く形になる。上から落とすように打ち付ける
「ドク!オ!はずかし!いぃぃ!ああああ!ふああああ!あああ!」
大きなグラインドで乱暴に打ち付ける
('A`**「うあああ、もうすぐ、いく!でる!でるぅ!」
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:49:35.91 ID:zmxBikTwO
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:53:28.11 ID:R0lTFOJv0
ドクオが脚から手を離した腰のくびれをつかんで引き寄せるように激しく打ち付けてくる。
「ぁああ!ドクオ!ドクオォ!」
私も限界が近かった。細かく果ててはいたのだがドクオがそれに気づくはずもなく一心不乱に動き続ける。
一つきごとにえぐられていく感覚。自分の意思ではなく犯されるという感覚。組み敷かれている快感。
とりつかれたように、乱暴に腰を振る愛しい人。すべてが昨日までは知りえない快感だった。
('A`**「うあああ、もうすぐ、いく!でる!でるぅ!」
「あ!あ!あ!あぁ〜〜〜〜ぁぁぁぁあああ!」
ドクオがスピードを上げた。息が詰まる。想像を超えたスピードで打ち付けられる。とうに痛みなど何処かへ吹き飛んでしまっていた。
めのまえが段々白んでくる。
ドクオが喜んでる。でるって。よかった。ちゃんとできた。
涙が出た。
「だしてぇ!中で!なかでぇ〜!」
ごまかすように叫んで両手で両脚でドクオにしがみついた。
('A`*「うあぁああ!あぁあ・・・あ!ハァハァ。。。」
「ああぁぁ!あつ・・いいい!ドクオ!だしてる!あああ!でてるよぉ!」
ビュグ!ビュグ!ドクオのペニスが波打つのが伝わってくる。内部に膨大な量の精液を流し込んでいる。
体の中が焼け付きそうだ。
「ドクオ・・・」
もう一度愛しい人の名前を呼びそこで意識が途切れた。
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:00:13.26 ID:R0lTFOJv0
('A`「あ、気が付いた?」
「あ・・・ドクオ」
添い寝していた達哉が目覚めた。漏れはというと一睡もしていない。
なぜなら。すべてが終わったと思って充実していると・・・
達哉〜達哉〜?いるの〜?
(::::ピA゚)「ぴ、ぴ、ぴ、ぴ〜〜〜んち!!!」
どうにかこうにかできないかとあわてているうちに、扉が開けられてしまった。
情けない格好のまま素っ裸でなにやらはぁはぁしている漏れとぐったりしている達哉の姿をばっちりお母様に見られてしまった。
('A`;;;;「あ、どうも・・・お邪魔してます・・・」
「えぇ、どうも・・・ドクオ君・・・よね?」
('A`::「そ、そうです。(DETHスペル不安)」
「あぁ〜、ええと、その、お、おめでとう?あはは・・・それじゃ。」
ガチャ。
何の弁解も許されぬまま扉は閉められた。
>549です
今保管wikiの閲覧を一旦クローズしてます。
えろ分増えてきたんで(´д`;)
まとめの人が必要なときにまたオープンします。
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:09:48.33 ID:R0lTFOJv0
('A`:「と、いうわけなんだ。」
「・・・プwあっははwwwwwタイミング悪いねwwwwww」
('A`;;;「わ、わるいどころじゃねえよぅ。ていうか笑い事じゃないし人事でもネエよwwww」
なんだかんだ笑いあった。
たんすからバスタオルを引っ張り出して体に巻きつける達哉。あ、やべえまたおっきしそう。
「ドクオじゃあ今日うちで食べていきなヨ。どうせシャワーも浴びなきゃいけないし。ここまできたら覚悟をきめろwwww」
('A`:::「うぇwっうぇwwwwwまじでじま?」
「マジマジおおマジwwwwwww」
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:10:44.50 ID:R0lTFOJv0
ふと真顔に戻ると体を預けてきた。軽くて受け止めるのはたやすかった。
「ねぇ・・・もっと女になるからさ・・・その・・・」
ここでいわせちゃあ男がすたりますよ!EEそうDETHとも!
('A`「付き合ってやるよ。つうか結婚前提ナ。これ決定事項だから。」
「え?!ドクオ・・・ドク・・・オ」
一瞬華やいだかおがみるみる泣き顔になる。漏れの薄い胸に顔を埋めながらしくしく泣いている。
で、そのご。
たつや〜シャワー浴びなさ〜い。お父さん帰ってきちゃうわよ〜。
下の階からお母様の声が聞こえた。それに元気よくは〜い。とこたえた達哉には笑顔が戻っていた。
「じゃあ、先にシャワー浴びるね」
ガチャ。出て行こうとする達哉に
('A`「達哉」
「なに?」
('A`*「今度は抜き差しさせて(もじもじ)」
('A(#)「ナ、何で・・・・・」 FIN
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:12:14.15 ID:R0lTFOJv0
後書きだけど、稚拙だし、小説では使っていけない事を何度もやってます。
ひッどいできで申し訳ないが反省するきは0('A`:)呼んでくれた人いたら感謝多謝。
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:15:44.40 ID:h3kSCXls0
GJ!
ドクオが健気で健気で・・・
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:27:48.85 ID:vYyoPvb80
GJ
ヱロカッタ、興奮をありがとう
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:46:03.10 ID:iS5fZ3fOO
一万回抜いた
GJ
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:59:54.48 ID:mJeLVinp0
ほす
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:22:05.54 ID:FW/sSEPd0
ほっす
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:30:00.86 ID:IAxKf4SJ0
エロの後だからきついが…投下
朝、目が覚めると、オレは女になっていた
16歳と9ヶ月…短い男人生だった
まぁ、一昔前だと魔法使い決定のブサメンのオレだ、覚悟はできていた
覚悟はできていたが、絶世の美少女になっていたorz
洗面台の鏡にうつるのは、明らかにエロゲで強姦とかされそうな美少女だった
「あーあー…」
声すら、可愛らしい
「ぶ、ぶさ男、あ…あんたかい!!!」
お袋が洗面台の入り口で愕然としていた
「おー、おれだー、思ったより早かったな」
お袋が泣き出した…どーしたものか
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:31:33.31 ID:IAxKf4SJ0
「ぶ…ぶさ男、あんた…あんた……」
愕然とした声がした、アネキだ
オレと良く似た、アネキだ…あぁ、もう、似てないのか
「アネキ、おはよー」
「だ…ダレがアネキよ!!!許せない!!!」
アネキが台所へ走った。許せない?
慌てて後を追うと、アネキが包丁を握り締めていた
包丁?
包丁ーーーーーー!!!!!
「どうして、あんただけ、そんなに綺麗になれるの、どうして、許せない!!!」
アネキの目が完全に据わっている…両手で握り締める包丁はカタカタと揺れている
「どうせ、あんたも、私をせせら笑うんでしょ!! そして、男を誘うんでしょ!!」
アネキが突っ込んできた、ギリギリで避ける
「いつぅぅ」
腕に包丁が引っかかった、血がうっすらと流れ出る
『人間ってのは、血を見ると、より興奮するもんなんですよ』
イツカの夜に、どっかのコメンテーターが偉そうにくっちゃべってた
ヤバイ…ヤバイ…アネキの顔は般若のようになっている
「止めなさい、止めなさい、お姉ちゃん」
お袋がアネキの後ろから羽交い絞めにしてくれた、今だ!! 距離をとる
「止めないでよ、こんなの許せない!!」
アネキがお袋を跳ね飛ばした、ハデに食器が散らばる音がする
じゃーーーーーー、バタン
「何の騒ぎだ?」
親父が新聞片手にトイレから出てきた
「親父、アネキを止めてくれ!!」
「えー、どちらさまで?」
「とぼけるな、ぶさ男だ!! 魔法使いにならないで美少女になったんだ」
「え?お、おぉ…、アレか」
オレと良く似た顔でとぼけた事を言いやがる
「父さんどいて!!」
「え?お、おい、お姉ちゃん、そんな危ないぞ」
「どいて、そいつを殺せない!!」
殺せないって…マジですか…
アネキが包丁を構えて突っ込んでいた
「ひえぇぇ」
慌てて、外に飛び出した、靴なんて履いてる余裕が無い
「お姉ちゃん止めて」
「落ち着くんだ、お姉ちゃん」
「いやーーー、離して!!絶対に許せない」
家から物凄い音と、怒鳴り声が響いた
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:32:45.73 ID:ATH3Zf0p0
スレと関係ないけど、てんぱいぽんちん体操動画おもすれーーーーーwwwww
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:33:31.64 ID:IAxKf4SJ0
外に飛び出したオレに、お隣のおばちゃんが飛んできた
「どうしたの?お嬢ちゃん」
「警察、呼んでください!!アネキが発狂しました!!」
「え?アネキって?ここのお家はお姉ちゃんと弟だったはずだけど」
「早く、早く、アネキが身内殺しにならないあいだに!!」
オレの剣幕と家から響く騒音に、おばちゃんは慌てて自宅に走ってくれた
立ち上がろうとしたが、腰が引けてるのか、上手く動けない
早く逃げないと…アネキに殺されかねない
オレは這いずるように、お隣の玄関に移動した
******
警察に保護されたオレは、この問題の専門家というカンセラーと話ができた
姉がいた場合、容姿がかけ離れて女体化した弟を受け入れられない事が多いらしい
表面化してはいないが、傷害事件はよく起こっているという話だった
後は、美容整形をしたがる…変化した弟に売春を強制し、その代金にする事件も起こってるらしい
女は怖い、その女にオレはなったのか…受け入れられるのだろうか?
とりあえず、オレは転校する事にした
アネキとは二度と逢えないような気がする…
Fin
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:42:16.12 ID:FW/sSEPd0
gktkしつつほしゅ
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:51:21.66 ID:s8dbyJDaO
お兄ちゃんどいてwktkできない!
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:52:24.15 ID:rytmGfWy0
生まれて初めて書いてみたけど難しいのな小説って。
どうがんばっても山もオチもない内容になる。
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:58:25.80 ID:yCbRF3/w0
高校入学三日前。 俺は女になった。
まさかまさかとは思ったが、やはり女を知らずに大人になる男はアレが起こるらしい。
アレとは女体化だ。 体が丸一日かけてメキメキと骨が縮小し、顔立ちも変わる。
男だったころから体全体のサイズが小さくなり、血中に溶け出した筋肉や骨の成分が髪に変わり、
ついにこの日晴れて俺は腰まで伸びた髪の美少女になった。
姿見の前でくるくると自分をためつすがめつして、そしてため息を吐いた。
「女だ・・・ 完全に良い女になってるよ・・・」
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:59:31.69 ID:uSzziKlpO
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:05:00.49 ID:yCbRF3/w0
完全に女体化が収まってからというもの、母は戦々恐々としていた。
なにせ息子が娘に変化し、扱いに困っているらしい。
入学二日前
「ねえ、ヨシ、あんた、どうすんの?」
母は言葉につまづきながらこう聞いてきた。
俺「どうって、とにかく今は飯食いたいんだけど・・・」
女体化で随分とエネルギーを使ったらしい。腹がかなり減っていた。
「あ、ああ。そうよね。」
母はスリッパを鳴らしながらキッチンに駆け込んで―――行こうとして気絶した。
俺「ちょっ! 母さん!」
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:05:40.96 ID:33UdU5QS0
わふわふ
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:12:35.93 ID:yCbRF3/w0
その後
母は父に支えられ、持ち直した。
案外父は芯があったらしい。昨日、ふうむと無精ひげをさわりうなった。
「義之、お前制服買いなおして来い。」それだけ言って母さんをソファに寝かした。
俺はとりあえず父の支持に従い、制服を仕立てに行った。
俺「・・・」
なんというべきか。注文書に名前を書く段になって、やっと気づいた。
まるきり男の名前で書いてよいものか。
なんせ女体化は童貞をさらけ出すことであり、なんとも情けない。
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:16:22.58 ID:yCbRF3/w0
迷った挙句保護者の名前だけ書いて注文を店員に差し出した。
制服が届くまで四日はかかるらしい。
俺「気晴らしにゲーセンでも行くか・・・」
制服の仕立ての後、俺は駅前のゲーセンに立ち寄ることにした。
ゲーセンは騒がしいし、高校生活への不安を紛らわすには家よりマシだろう。
で、ここでやっと俺は女体化の本領を見ることになった。
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:27:29.40 ID:yCbRF3/w0
ゲーセンについて、俺は格ゲーのコーナーをぶらついて適当な筐体にコインを投入した。
その瞬間後ろで舌打ちが聞こえる。
振り返るとヤンキーが俺にガンをくれている。
どうやらこのゲームをやりたかったらしい。ふん。ガキくせえ。
シカトしてプレイ開始。
俺はいつもは使わない女キャラを使う事にした。なんでかな。まぁいいんだけどさ・・・
三戦目の途中で乱入があった。乱入者は苦手だ。
プレイの腰おりやがって。いっちょ懲らしめてやる。
俺「!」
なんてことだ!こいつ! 弱い!
ろくすっぽガードも出来てねえよ!
らくらく超必でKOを決め、元の筋でゲームが再開される。
そのとき向こうの筐体から声がかかった。
「うっぜえ!」
あ。さっきのヤンキーだ。
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:36:07.31 ID:yCbRF3/w0
「んだよ クソアマがよぉ!」
金髪が筐体を回りこんできて俺の胸倉をつかんできた。
ああ、アマ。俺の事ね。
ため息をついてその手を振り払おうとする。
「オメーさっき気づいてた癖に続けやがってよぉ!」
なおもヒートアップするヤンキー。どうやら後ろの二人もコイツの仲間らしい。
俺「分かった、スンマセンでした。」落ち着いた声で応対しようとして、声が震える。
なんせ俺は中学時代、自慢じゃないが喧嘩をしたことがない。
そんな度胸あったら童貞卒業してるよ畜生。と心の中で卑屈になりつつ続ける。
俺「痛いんで手はなしてもらえませんか?」
「あー? うっぜえなぁてめえよぉ、ちょっとついて来いよ、分からせてやっからよぉ!」
と後ろの二人ににやけ顔を向ける。
俺はピンと来た。ああ、そうか俺今そこそこの良い女じゃんか。
女にヤンキーがからんでするっつったら、アレだ。あんま大声じゃいえないこととかだ。
ゾクッとして、つい俺はヤンキーの胸を突き飛ばした。
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:44:15.55 ID:mLEpv6yL0
ksk
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:44:32.32 ID:yCbRF3/w0
ヤンキーが宙を泳いだ。
うっ、と息の詰まった顔で胸倉をつかんでいたヤンキーが仲間ヤンキーズのほうにぶっとんでいく。
唖然としたのは俺のほうだ。そりゃ人間突き飛ばされたらよろけるか倒れるかするだろう。
でもまさか4mも飛ぶなんて大げさだ。
一瞬ヤンキーがおどけて「なんだこいつバカ力だぜ、へへへ」と立ち上がるのだろうと思った。
でも俺は三人が目をぱちくりさせてこっちを見ていることから、
どうやら本気でぶっ飛んだらしいことを知った。
俺は、プレイヤーのいなくなったキャラが負けているのも気づかずそこから逃げ出した。
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:46:51.51 ID:FW/sSEPd0
怪力美少女ktkr
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:49:10.48 ID:yCbRF3/w0
逃げるうちに俺は冷静になってきて、気づけばかなりの速度で走っていた。
その割に全然疲れていない。
一時、戻って様子を見ようとも思ったが、俺は振り返らず自宅へと歩を進めた。
とにかく自分の置かれた状況を知らねばならない。
自分の、か細くなった両手を見て、ゆっくりとため息をついた。
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:51:54.94 ID:su5p7QpJO
弟「どうする・・・あれをやるしかないのか・・・?」
姉「するしかないっしょ」
弟「そうか。なら一緒に」
姉「はいはい」
弟・姉「wktk」
wktk
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:01:06.57 ID:yCbRF3/w0
俺は帰るなり、父さんに制服の件を話してから急いでPCを立ち上げた。
ネット上の検索エンジンに言葉を打ち込んだ。
言わずもがな。その言葉は『女体化』だ。
大抵は「女体化するヤツって要はただの童貞だろww」とか
「本当になるわけねえよ!」とか小ばかにしたサイトだった。
その中でやっと医療関係のHPで有力な情報を得た。
俺はそれを見てゾクゾクした。
それ、とは副作用の項目だった。要約するとこうなる。
「女体化に伴い、削れた分の肉とか骨が力に変わる。」ということだ。
女体化はホルモンバランスが崩れるせいで、筋肉を男のように保持していられないらしい。
そのかわり血液に溶け出した細胞はいざというときエネルギーなどとして使われ―――
後は読み飛ばした。
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:09:41.91 ID:mLEpv6yL0
保守
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:12:05.10 ID:yCbRF3/w0
男のシンボルも無くなり、一生便座と仲良くしないと用も足せないとか
胸が膨れて乳首が擦れて痛いだとか。
マイナス面にしか頭が行かなかったが、なるほど、怪力か悪くない。
思わず顔がにやける。
子供のころ夢見ていたスーパーヒーローにはちょっと及ばないが、
良い意味で人とは違う特典がついたじゃないか!
PCのモニター電源を落とし、俺は明るい顔で階下の両親に声をかけた。
すっかり声変わり(妙だが)した声で
「明日、服とかみたいから付き合ってよ!」と。
でも、俺は読み飛ばした部分に重要なことがまだ書かれていることに気づいてなかった。
「――――エネルギーなどとして使われる。そしてその内エネルギーが使い果たされると、普通の女性となんら変わりない状態になる。」
俺の力は、限りがあった。
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:14:09.71 ID:yCbRF3/w0
さて、どうなんでしょう。
読んでいる人がいるのか心配になってきているわけですが^^;
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:16:02.82 ID:7qVC6ixY0
居る居る!
居るよ!
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:16:40.77 ID:uSzziKlpO
ニョッキ
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:21:29.86 ID:ZcUoD+ng0
ノシ
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:21:49.25 ID:yCbRF3/w0
ごはっ ぬかった
それじゃ続き行きますね
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:24:41.69 ID:7qVC6ixY0
wktk
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:32:34.70 ID:yCbRF3/w0
入学式前日―――
HPで吉報を受けてから(受け取りにいったっていうか・・・)俺の顔は輝いていた。
今日は、学園生活用の服ではなく日常の下着だとかを買いに行くことになっていた。
母さんは、昨日の夜の内に明るく接してくる俺にやっと安心したらしい。
いまは出かける準備に忙しく動いている。
「ヨシと買い物に行くなんて久しぶりだね。」わくわく顔で母が言う。
俺「そうだね・・・そういや小六くらいに行ったのが最後だっけ。」
昔の記憶を引っ張り出してくる。
「あらやだ、中学一年のころ競泳用の水着買いに行ったわよ。」
あー そんなこともあったような
思春期に入った男子が恐れるのは、親と一緒に歩く姿を友達に見られることだ。
お前、こないだママと○○歩いてたよなぁ? なんて仲間内で言われたら一週間はマザコンの印を押される。
そんな普通の男の子の俺は いや違う。 男の子「だった」俺は母とは多少距離を開けていた。
出かける前の準備中に交わす言葉のおかげで、中学三年間離れかけていた距離が縮まる。
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:40:26.24 ID:7qVC6ixY0
ワッフル
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:40:52.74 ID:yCbRF3/w0
父さんはこの日会社を休み、ヒゲでジョリジョリしたあごを擦りつつ
「おう、お前ら晩飯は俺が準備しとくから行って来い。」
と俺達を送り出してくれた。
母と同じく、父との間の壁が音もなく崩れ去った気がした。
「ヨシ、あんた早く決めなさいよ。」
俺「いや、でも俺、こんな・・・なぁ適当でいいよ・・・」
「だめよ。やっぱりちゃんとしたモノつけないとすぐ形崩れるのよ!」
俺と母さんは下着売り場に来ていた。
こんなこと改めて言うことじゃないが、当然、周りは女性ばかりだ。
壁一面に、棚にとさまざまな色形のブラとショーツのセットが陳列されている。
俺は男だぞ!という言葉を鏡に映った自分を見て飲み込む。
そうだよ。まるっきり女だよ。畜生。
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:48:59.10 ID:yCbRF3/w0
ブラをつけようとして、自分が情けなくなってきた。
理由は良く分からないが、いじめられている、と親に打ち明けるような心境とでもいうか。
膨らんだ胸にカップを当てる・・・無理だ!
とつけ方を教わってから試行錯誤すること五分。
ついに母が痺れを切らして店員を呼んだ。
さらに五分後。店員の完璧なる手際の下、俺はピンクの上下のセットを身に着けていた。
鏡に映る自分の姿に食い入るように見入って、母を振り返る。
母はにこにこと、かつ複雑な心境をにわかに呈して、元息子の可憐な姿を見て
「良いセンいってるじゃないの。」と言ってくれた。
やっと下着売り場を出た頃には昼過ぎで、母さんと昼飯を食うことにした。
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:54:42.17 ID:7qVC6ixY0
tktk
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:55:21.56 ID:yCbRF3/w0
母さんは自分に運ばれてきたパスタをちゅるっと吸ってから
「母さんね、実は娘も欲しかったのよ。」といった。
俺はちょっとむっとして
俺「じゃあ良かったじゃないか。俺がなったんだから。」
と少し皮肉ってみる。
「でもちょっと仕草とかそれっぽくしないといけないみたいじゃない?」
俺「それっぽくっていうと?」
「あなた食べ方汚いわよ。」
自分の食事跡を見て、あ、と声を漏らした。
「女の子なんだから、」俺は言葉を引き取って
俺「それっぽく、ね?」とイタズラっぽく続けた。
「うまいじゃない。」
それから二人でちょっと笑って、これからについて軽く話した。
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:07:27.79 ID:yCbRF3/w0
学校での手続きもしなきゃいけないことを持ち出されると俺はうっ、と詰まった。
「ほら、アレになっちゃう人って結構少ないのよ。」
政府のお情けで、童貞の男子には施術係という筆おろし隊が市役所にはいる。
ほとんどのモテない、冴えない、童貞確定みたいな男子生徒は
人生にかかわることだから、と中学二年生の頃に集められ、ガイダンスを受ける。
母親達にその知らせを持たせ、施術係に頼るかを委ねる。
俺はというと―――幸いその呼び出しは無かった。
彼女はいなかったが、それらしい女子がいないでもなかったし、
俺自身だって高校に入ってから女体化が始まると思ってたのだ。
俺「学校に知らせないとやっぱまずいよね・・・」
「あんた、入学式で男の名前で呼ばれて出て行ったら、ねぇ?」
確かに、そんなことしたら女体化がおおっぴろげだ。
そのことについて母さんと意見を交わしていると、
レストランの窓の向こうに知り合いの顔が見え、さっとテーブルの下に隠れた。
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:17:23.64 ID:yCbRF3/w0
母さんもちょっと経ってからその意図に気づき、ため息をついた。
俺「やっぱり、届け出ないと不都合だ。」
母さんも頷いてから伝票を持って、いきましょう、とつぶやいた。
午後の買い物中、
「アレも似合うじゃない。」「コレもいいわねえ。」
などと楽しそうに俺に服をあてがう母さんに俺は
「そんなに買ったら金なくなるよ。」と笑いかけた。
「いいのよ、あんた服にはあんまり気かけてなかったんだから。」
と服の事ばかり考えている。
俺はというと、同じ学校に行くことになっていた友達の事を考えていた。
レストランで知り合いを見かけた。でもあっちは気づかない。
急に孤独感を感じ始めていた。
もし、女としての俺が受け入れられなかったら?
いままでのように仲良く過ごせるか?
たぶん、無理だ。
もし友達が気にしない、といってくれても
何もかも今までどおりには行かないだろう。
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:29:29.76 ID:yCbRF3/w0
俺の服。男物の服が、女物の服に変わっていく。
俺の心はどうなんだろう。
母さんは娘が突然できたことを今は少し楽しんでいるようだ。
でも俺は・・・
あてがってくる服をぼんやりと見つめ、胸の中のもやもやを感じていた。
ひとしきり買い物を満喫した母さんは、コーヒーチェーン店で甘く冷たい飲み物を買ってきてくれた。
俺に手渡しながら母さんは自分のものをすすって、
「・・・あんたは私の息子だって事にかわりはないんだよ。」とつぶやいた。
ちょっと驚いて、俺は自分の分をすすった。結構、うまい。
少し遅れてついていき、やっと追いついて肩をぶつけながらにっこりしてこう言った。
俺「息子だった、でしょ?」
背丈が違わなくなった俺達は、春の風に包まれて一緒に歩いた。
言葉がなくても親子だ、という感覚に俺の胸は違うもやもやを抱えたが、
心地よいものだったので俺は安心した。
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:42:03.53 ID:yCbRF3/w0
帰宅すると父さんは、女物の服を着た俺を一瞥して
「おう、なかなかいいじゃないか。」と言った。
そして飯が出来てるぞ、とダイニングテーブルを指差した。
親父様よ。あんたは何者だ。
ダイニングテーブルには、中流家庭がご馳走、と呼ぶもののさらに上を行ったご馳走が準備されていた。
口をあんぐり開けて、父さんを見ると仏頂面をほころばせまいと懸命に口の端をピクピクさせていた。
どうやら自分の技を見せ付けられて嬉しいらしい。
「あらあら、冷めちゃうじゃない、早く食べましょう。」
お袋様。ツッコミもないのですか。
俺はご馳走を堪能しながら父さんが手続きは済ませた、という話を聞き、ほっとした。
何せ胸につかえるものがあっては味が鈍る。
名前は明日学校に言って告げることにしたらしい。
飯はうまかった。ただ、赤飯があるのは間違ってるきがしたが。
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:55:44.97 ID:yCbRF3/w0
晩飯を食って、部屋のベッドに転がる。
元の自分より縮んでしまって、頭にも足にも余裕がある。
電気をつけずに天井を見つめ、明日について考えた。
そうしようとしたが、やめた。
ええい、考えても始まらない。当たって砕けてみるしかないだろう。
鼻から息を吹きだして、目を瞑った。
コトンと眠りに落ちて、深く深く、夢も見ないくらい深く・・・
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:56:04.00 ID:dG67EQE40
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:58:10.03 ID:yCbRF3/w0
妙に止まらなくなってきてしまった^^;
もし、引っ込みついてねーよ
と尻叩いてくださる方がいるなら明日、同じ頃に。
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:05:05.83 ID:PUHX62jY0
>>864 wktkして待ってるけど、無理は禁物なんだぜ
866 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 19:11:03.15 ID:iS5fZ3fOO
(´・ω・`)やぁ
すまないね、またなんだ。無才です。
取りあえず第二話中盤まで書いたのですけども、やっぱり最後まで書いてからまとめて投下したほういいよね?
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:16:08.26 ID:lTp0tmUb0
好きにしてイインダヨー
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:19:55.64 ID:iS5fZ3fOO
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:27:37.93 ID:pHKXBaa10
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:37:23.91 ID:PUHX62jY0
保守
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:49:53.15 ID:PDbtcw36O
保守
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:04:10.93 ID:7qVC6ixY0
ho
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:15:08.45 ID:mLEpv6yL0
hoshu
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:27:01.10 ID:0tST469U0
やっぱり夜に投下すればよかた捕手
875 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 20:42:32.15 ID:iS5fZ3fOO
(´・ω・`)+
途中までだけど投下します
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:43:37.33 ID:PUHX62jY0
877 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 20:46:33.65 ID:iS5fZ3fOO
(´・ω・`)タイトル適当につけてましたが、「青い肌」に決めました。
あと今後の展開ふまえて最適なBGM探してたら高宮マキの「Blue butterfly」という曲があったので、BGMそれに変えました。
これからは上記で通しますんでよろしくなんだぜ?
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:48:49.36 ID:PUHX62jY0
>>877 了解なんだぜ?
高宮マキ知らんので、あとでぐぐっとくお
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:49:17.70 ID:7Q67Xiq/0
wktk
880 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 20:53:32.16 ID:iS5fZ3fOO
>>878 (´・ω・`)かなり良い曲だから是非とも聞いてほしいんだぜ?
それでは
>>403の続きから投下します。
881 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 20:54:56.55 ID:iS5fZ3fOO
校門をくぐればからからに乾いた細い雑草群が点在する赤土のグラウンドが広がる。
各クラスの窓にちらちらと見える教師の姿を見ながら歩ききり、響太はドアから生徒玄関へと入った。
暑さ対策のために、それは開けっ放しにされていた。
ドアとドアの間に傘入れの置かれた石床の上に、閉められた方の扉の、銀色の冷たい戸枠が、外から照りつけられて影を描いている。
光が遮られて薄暗い空間の中に、靴箱と履き替えの板場が静かに蝉の声を聞いていた。
我が物顔で空に浮かんだ太陽のせいで額と首筋にうっすらと浮かんだ汗を、肘のあたりまでたくしあげたワイシャツの袖で拭ってから彼は自分の靴箱へと歩み寄る。
三年生の靴箱は響太が入ったドアからちょうど一番左端にある。
882 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 20:58:06.80 ID:iS5fZ3fOO
履き古して、縫い合わせ部分に少し塗装の剥げが目立つ学生靴を板場で脱ぎ、上履きに履き替えようと自分の靴箱を開けていると、
昇降口からザリ、と誰かが入ってくるゆっくりとした靴音がした。
それは三年生の靴箱のほうへと近寄ってくる。
自分と同じように途中から補習を受ける人間なんだろうと響太は思い、特に関心を抱くこともなく上履きを取り出す。
こんな暑い中にご苦労なことだ。
自分にも入ってきた人間にも労いの言葉を心の中で呟く。
足音は響太の後ろで止まった。
「森崎君」
落ち着きのある声は静かすぎて、靴箱との接合部を軋ませて閉じようとした扉の音に消されかける。
聞き覚えのある声に、一瞬肩をびくりと震わせて響太はゆっくり振り向いた。
そこには昨日と同じように黒い髪を結い上げた帰蝶谷がいて、彼女は、おはよう、とどこかぎこちなく笑った。
883 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:02:52.91 ID:iS5fZ3fOO
「あ……帰蝶…谷…」
「おはよう」
自分を見つめてくる真っ黒な目が、今日の夢を思い起こさせ、響太の心臓は嫌な速さを刻み出した。
―優しいね、響太君は
夢の中で聞いたまだ声変わりのしていない、淡やかな彼の声を思い出す。
…違う。
響太は頭の中で叫んだ。
今ここにいるのはその「帰蝶谷」じゃない。
自分は何を脅えているのだろう。彼女が「帰蝶谷」なはずがない。あいつは男だった。俺が知っているあいつは女じゃない。
ごちゃごちゃになる思考の中で、
響太が何もそれから先の言葉を言うことができずにいると、彼女は決まり悪そうに話しかけてきた。
「あのね、来たばっかりで本当に悪いんだけど…………」
薄い唇から漏れる声が、少しだけかすれている。
「保健室どこか…教えてくれないかな?」
884 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:05:41.40 ID:iS5fZ3fOO
「え?」
響太は帰蝶谷を見つめた。
どこか具合が悪いんだろうか。そう考えてみると少し顔が青い。それは色の白さによるものではないようだった。
帰蝶谷は、駄目かな、と弱りきった声で懇願するように響太を見てきたので、響太は慌てて言葉を返した。
「あ、うん、いいよ。俺…案内するから」
「本当?ごめんね。昨日先生から場所とかいろいろ説明受けたんだけど、忘れちゃってさ」
助かったあ、と心底安心したように言って、帰蝶谷は響太に並び立つと、靴を履き替え始めた。
それを見て、響太も止まっていた手を動かし、急いで上履きを履いた。
885 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:07:13.90 ID:iS5fZ3fOO
上履きを履き終え、響太は板場の上に一旦下ろしていた鞄を、また肩にかけた。
章の方を見やると、さっきよりも青い顔で上履きに足を入れている。
「保健室、二階だけど…昇れる?階段」
「うん……、大丈夫」
響太が尋ねると、爪先を軽く床に叩いて上履きの中の足位置を直しながら、章は力無く頷く。
風邪でもひいた?と響太が問うと、章は「まあ、そんなとこ」と曖昧に淡く笑った。
生徒玄関の横にはすぐ職員室があり、真っ直ぐ行った廊下の突き当たりに、二階へと続く階段がある。
窓から見える植木の緑は目に染みるように鮮やかで、額の中の絵のようだった。
886 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:11:03.90 ID:iS5fZ3fOO
職員室とは反対側の廊下に、アルミサッシの窓枠は金属的な冷たさでパズルのように居並び、風景を抜粋している。
その前を通り過ぎながら、二人は職員室のドア横の行事黒板の前に立ち止まる。
「夏期講習」とチョークで書かれ、そこから月末まで、同じくチョークで書かれた矢印が伸びているだけの行事日程の欄のすぐ横に職員の在校状況の掲示欄がある。
少し首を伸ばしてそこを見ると、養護教諭は何かの用事で三時まで出払っているようだった。
鍵は開いているので具合の悪い者は担任の許可を取ったら入って休んでいてよい、と備考欄に書かれてある。
「先生、居る?」
寒気がするらしく、章は長袖に包まれた細い肩のあたりをしきりにさすりながら言う。
「いや、3時まで居ないって。保健室で休むこと、担任には俺が言っておくから」
「ありがとう。ていうか私も馬鹿だね……思えば職員室の場所は分かってたから、入って保健室の先生に聞けばよかったのに」
887 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:13:32.57 ID:iS5fZ3fOO
具合悪くて頭回らなかったよ、と響太に帰蝶谷はすまなそうに謝った。
職員室の中を覗くが、補習で教師は殆ど出払っていて、残っている教師は何やら難しそうな顔でパソコンや机の書面の上を見つめて、忙しなく手を動かしている。
とても邪魔の出来る雰囲気ではないし、何よりこんな時間に廊下を歩いていることを咎められそうな気がした。
「気にしなくてもいい」と平静を装いながら響太は言って、再び歩き出す。
正直、「あいつ」と同姓のこの転校生とあまり一緒に居たくはなかったのだが。
窓の途切れる突き当たりの階段は少し冷たく薄暗い。
888 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:15:33.01 ID:iS5fZ3fOO
(´・ω・`)ごめん、章と帰蝶谷ごっちゃになってましたorz
889 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:19:47.86 ID:iS5fZ3fOO
踊場にある一枚の窓は、鬱蒼とした常緑樹が微風に葉を擦れさせる、その隙間からの淡いこぼれ日しか採光出来ていなかった。
言葉を交わすことなく、ゆっくり階段を二人は昇りだす。時々、帰蝶谷の苦しそうな呼吸が響太の耳に届いた。
「もうすぐだから」
「うん」
その二言だけ、階段で二人は言葉を交わした。
保健室は階段を昇りきってすぐ真ん前にある。
だから、はっきり言って踊場から先は案内が要らないような気がして逃げ出したい気分に駆られたが、さすがに病人を一人で放っていくことは、彼には出来なかった。
「ところでさ、さっき」
「え?」
階段を昇りきると、響太は帰蝶谷に話しかけた。
帰蝶谷は少しだけ目を丸くして、さっきって?と聞き返したので、
生徒玄関で会ったときだと響太は付け加える。
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:21:07.56 ID:LLkNoWqc0
>>888 イインダヨー
つオートスキル【脳内補完】
ついでにさるさる回避
891 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:29:24.58 ID:iS5fZ3fOO
「何で、俺の名前知ってたんだ?」
真顔で尋ねる彼に、帰蝶谷は血の巡りの悪い青白い顔で、ああ、と微笑む。
「昨日教卓の上の座席表見たの。グラウンドで会ったとき、あなたすごく背が高かったからよく覚えてて。朝礼のときも、すぐ分かった。だから名前なんなのかなー、って…………」
それだけよ、と帰蝶谷は言って、それじゃ、私休むから。と保健室のドアを開けた。
がらんとした廊下に、引き戸がガラガラとレールを滑る音が、やけに大きく響いた。
「ごめんな、変なこと聞いて」
響太が謝ると、彼女は弱々しく笑いながら、構わないと言うように頭を振った。
「じゃあ、俺上行くから」
「うん」
響太が階上をあごで軽くしゃくると、帰蝶谷は柔らかく頷いた。
閉める間際、彼女は顔をドアの隙間から覗かせて、「わざわざありがと」と響太に弱く笑いかけ、静かにドアを閉めた。
892 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:32:15.05 ID:iS5fZ3fOO
(´・ω・`)今夜はここまでです。
なんかクオリティ低くてすみません。誤字もして…………orz
上手く描写出来てなくてスマソ。
893 :
無才C判定 ◆8JqZBHfJBk :2006/09/28(木) 21:35:33.19 ID:iS5fZ3fOO
今話で帰蝶谷の女体化の原因が明らかになり、以降鬱まっしぐらになりますのでよろしく
(´・ω・`)
模試終わってから最後まで投下する
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:43:44.66 ID:PUHX62jY0
>>893 待ってるwwwwwwww
模試ガンバレwww!!!!
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:47:54.13 ID:7Q67Xiq/0
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:49:52.33 ID:7p1J18nzP
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:00:24.79 ID:iS5fZ3fOO
ありがとう…!なっ、泣いてなんかないんだからねっ(グス
(`・ω・´)+A判取ってやるんだぜ
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:04:31.07 ID:uSzziKlpO
未だ本命校A判定でない俺ガイル
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:06:43.77 ID:g4+SD1MB0
べつにA判定取れなくてもいいって学校の先生が言ってたよ。
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:06:51.68 ID:iS5fZ3fOO
>>898 (´・ω・`)自分もですよ。名前の通り
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:08:39.68 ID:fRO2goMW0
2つほど前のスレに中途半端に投下したものの続き書いてる。
で、投下する時はその続きからの投下で良いかい?
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:09:31.11 ID:uSzziKlpO
委員だよ
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:10:25.50 ID:iS5fZ3fOO
緑だよ
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:25:07.62 ID:2e2pVHvn0
wktk
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:35:21.10 ID:PUHX62jY0
>>901 このスレ埋める勢いで、どーんとコイwwwwww
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:39:21.20 ID:fRO2goMW0
どうしよう.hackのせいで筆がががが・・・
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:52:49.61 ID:g4+SD1MB0
モノマネ選手権のせいで筆がぁぁぁ
909 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/28(木) 22:55:33.97 ID:0tST469U0
別口の原稿がやばいのでこっちのペースがまた遅くなりそうです orz
次は先輩後輩モノでも書こうかな〜
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:58:05.35 ID:7Q67Xiq/0
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:03:41.27 ID:PUHX62jY0
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:07:44.88 ID:LLkNoWqc0
>>909 マジモンの小説家だったのか
是非支持したい保守
913 :
以下、名無しにかわりまして孔明がお送りします:2006/09/28(木) 23:09:58.00 ID:tYBAAfd90
最近リアルのほうが忙しすぎて書いてる時間がない保守
もうしわけねぇです
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:11:06.41 ID:tYBAAfd90
>>909 先輩後輩ものとかktkrwww
別口のほうも頑張ってくださいね
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:11:34.20 ID:mLEpv6yL0
応援保守&次スレの時期?
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:15:56.62 ID:PUHX62jY0
900超えたしこのペースだと夜中に1000かな?
dat落ちする前に、どなたか立てて下され……
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:19:03.29 ID:t3ytiSiFO
>>913 ちょw孔明ww久しぶりwww
まったり待ってるよ
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:30:03.66 ID:1SNi8Er90
>>909 止まってた双子の続き催促した者なんだが
今、最後まで読んで感動の嵐だったぜ?
続きのリクして良かったと思ったんだぜ?
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:40:34.77 ID:7qVC6ixY0
ほ
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:49:29.79 ID:t3ytiSiFO
も
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:52:57.66 ID:LLkNoWqc0
ん
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:57:03.58 ID:0tST469U0
ごめ、みんなに聞きたいんだけど、この双子の話、違うとこに流用してもいいかな?
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:00:01.82 ID:HeY1MPobO
俺に決定権はないんだぜ
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:01:08.73 ID:eGMVY42w0
著作権は本人の物ジャマイカ?
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:07:00.35 ID:sX4Z07Gb0
サンクス。じゃあ、最後にP90って入れて流用させてもらうわ。
じゃ、おやすみなさい ノシ
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:08:38.24 ID:HeY1MPobO
で、どこに流用するのかキニナル保守
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:11:56.03 ID:eGMVY42w0
見かけたら10冊は買う保守
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:18:58.78 ID:1yN9J9wo0
じゃあ俺20冊買うぜ
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:30:17.83 ID:wK9iZsERO
この時間で900過ぎだと寝れないんだぜ?
保守
930 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/29(金) 00:30:20.23 ID:S3CxC3xG0
もうすぐ1000いくみたいだけど新スレ立ってから投下の方がいいかえ?
あと俺のssに出てくる岩田君。
彼を登場させるつもりなんだけど、特徴が無いから地味すぎるんだよね。
だから何かしらの属性を付けようと思ってるんだけど、何かいいのある?エロに繋がるものは無しな。
個人的に素直ヒートでも付けて暴走させてしまっても良かったりとか考えてます。
最初の方向性からどれだけ逸れてるんだ俺のss
>>721-722の続き
どうした訳か体が金縛りにあってしまった
呼吸はできる様なのでとりあえずこのまま窒息してしまう事はなさそうだが、
これは一体どうした事か
視界の端には風に揺れるカーテンが見える
時間まで止まってしまった訳ではなさそうだが、さてどうしたものか
ふと、カーテンの揺れが大きくなった気がした
窓から誰かが入ってくるのが見える
なんてこった、金縛りにあっている時に限って空き巣か
しかし、そいつは室内を物色するでもなく、一直線に俺の目の前までやってきたばかりか、
ご丁寧に俺の上体を起こしてくれた
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:30:54.13 ID:ixmL9FtR0
『P90』て、分かりやすければいいんだが。ヒントが無いとなぁ…。
見かけたら、俺も買う!
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:32:35.14 ID:CoJQZN/G0
>>930 個人的には新スレたってからのほうがありがたいかな
そいつはご丁寧に俺の上体を壁にもたれかけさせた
頭が動かないのでその空き巣がどんな奴だか分からなかったが、
そいつが俺の正面に立ってくれたおかげでそいつの姿がよく見えた
そして、そいつの風貌を見て、俺は確信した
そいつは、いや彼女は空き巣などではない
女の空き巣も世の中にはいるのだろうが、
取るモノも取らずに一直線に部屋の主の元へアイサツに来る空き巣などいないだろう
まして、全裸で部屋に入ってくる空き巣など尚更だ
部屋が暗いので顔はよく見えないが、どうやら彼女は金髪のようだ
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:34:01.27 ID:sX4Z07Gb0
しかし分からない事はまだ残っている
彼女は空き巣で無ければ何者なのか
そして何故俺の体はずっと動かせないのか
もしや金縛りは彼女の仕業か?とも考えたが、
それならば余計彼女の正体が謎になってくる
この情報化社会に魔法使い?そんな馬鹿な
彼女は俺に顔を近づけると、
俺が着ていたシャツを喉元からへそに向かって
ゆっくりと真っ直ぐになぞり始めた
一体何を?
その疑問は次の瞬間驚きへと変わる
彼女がなぞったところが音も無く縦に裂けたかと思うと、
シャツがきれいさっぱり消失し、
俺の上半身は裸にされた
【続く】
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:37:30.99 ID:ixmL9FtR0
>>935 各作家さん毎か、まとめてで、B6サイズにして同人誌配布したら面白そう…
とか思ってたんだけど…。
てか、情報主さんー!!!ΣΣ(゚Д゚;)
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:40:50.18 ID:ixmL9FtR0
>>936 ほんのり、エロスな香り…(゚∀゚)wktk!
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:41:25.65 ID:1yN9J9wo0
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:42:29.42 ID:HeY1MPobO
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:47:37.82 ID:1yN9J9wo0
そろそろ950だから落ちないか心配だが寝る保守
942 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/29(金) 01:01:46.92 ID:S3CxC3xG0
ほ
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:13:14.02 ID:XiMWNCGRO
い
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:25:41.55 ID:xcCoJJsJ0
っ
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:28:37.23 ID:36siaB4qO
ほ
946 :
鳩 ◆kLJfcedqlU :2006/09/29(金) 01:45:10.48 ID:S3CxC3xG0
い
もう寝るわ、投下は明日な。
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:55:08.88 ID:+D5hCHZV0
保守
投下したいが微妙だなぁ
次のスレ待ってたら20レス位使いそうで申し訳ナスorz
>>948 できれば明日投下で
次スレそろそろか?
>>949 次スレ立ち次第にするよ
明日から修羅場の山場なのでキリよく……終わらないが('A`
修羅場の山場って変な日本語orz
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 02:51:33.43 ID:qdDDPlOM0
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 03:25:13.33 ID:+D5hCHZV0
保守
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 03:43:21.52 ID:TOH5wgPp0
保守
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 04:18:24.89 ID:TOH5wgPp0
ほしゅー
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 04:35:13.47 ID:Hthh/2cb0
ho
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 05:55:49.92 ID:Rc706WJn0
syu
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 06:17:44.45 ID:/PWAY15BO
ほしゅ
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 06:28:55.37 ID:Hthh/2cb0
オハヨウ
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 06:37:28.66 ID:Hthh/2cb0
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 06:46:08.83 ID:TOH5wgPp0
こっちも保守
保守
梅
うめ
埋め
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:05:42.64 ID:ixmL9FtR0
おは〜。
スレ…埋まるのに、もうちょっとかかりそうじゃマイか?
する雑談も特に無いし。
P90氏のコピー本と、ほかべんと、いつ俺達女体化するの?しか思いつかない。
ksk
ksk
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:09:38.59 ID:ixmL9FtR0
ksk
>>966 うーん、やっぱり早まったかなぁ('A`)
KSK
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:14:12.18 ID:ixmL9FtR0
K
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:16:22.84 ID:ixmL9FtR0
S
埋め
ksk
ksk
ほ
か
ほ
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:27:12.57 ID:UObNfG8x0
教師「えー、田中と佐藤は昨日婦女暴行未遂で誕生日までの残りを留置所で過ごす事になった」
朝のSHR、まったく何気ない風で担任が告げる
まぁ良くある事だ。最悪16歳まで童貞だったら女になってしまう現実から、誕生日を前にこうなる奴は多い
教師「ま、レイプは犯罪だからな。ヤるなら同意の上だぞ、金銭なんてもっての外。いいなー」
よく考えると明らかにおかしなセリフで締める担任、だが俺を含めクラスメートの何人かは他人事ではない
生徒A「はぁ…」
生徒B「ふぅ…」
生徒C「まじかよ…」
明日は我が身と思いながらも行動を起こせないと女体化してしまう。
既にクラスでは3人男が減り、代わりに女が3人増えてしまっている…まぁそういう事だ
か
突然キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ksk
ksk
だが仕事行かねばならん…orz
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:31:47.04 ID:CNqb34jJO
兵に告ぐ 兵に告ぐ
加速中止 加速中止
職人降臨
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:35:16.71 ID:UObNfG8x0
女「やっ、朝から暗い顔してるね」
ポンと肩を叩かれ振り返る…とそこには親友…だった女がいる
男「暗くもなるよ…俺誕生日まで後3ヶ月切ったからな。下手すると明日朝起きたらなんて事だって」
女「まぁまぁ、慣れれば女も結構いいもんだよ。流石に生理はこれ程辛いと思わなかったけど」
後半のセリフに顔を赤らめながら俺は元親友の姿を見る
そう、こいつは元男。いわゆる女体化してしまったうちの一人だ
男「お前は…いや、なんつーか元々女体化したいと思ってたようなとこもあったろうしな」
女「あ、ひどーい。偏見だー」
男「本当かよ」
女「私だってショックだったんだからね。まぁなっちゃったのはアレだし、折角だから女の人生を楽しむけど」
あっけらかんと笑うこいつを見てると「そんなに悩む事でもないかな」と思えるから怖い
俺は今更女の体なんてごめんだ
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:37:19.73 ID:Hthh/2cb0
誰か今日の夜にでもdat上げてくれると助かる……
会社行って来ます………orz
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:44:22.63 ID:UObNfG8x0
女「なんだったらさ」
男「なんだよ?」
女はしばらく言い出せなかったようだが、一つ「フッ」と息を吐くとグッと顔を近づけてきた
女「わ、私が…その。相手しても、いいんだよ?」
男「はい?」
いきなりのセリフに俺は自分でも分かる、間抜けた声を出していた
俺が言葉を反芻させながら意味を考える
男「って、おまっ」
女「なーんてねっ、じょーだんだよ冗談。男だってこんな元男にそんな事したくないよねー」
男「あ、おい女っ」
女「あはは、ごめんちょっとトイレー」
ケラケラ笑いながら女は小走りに俺から離れていった
あいつは女体化してもまったく変わらない。性格も、態度も
男「まぁ、その辺りで救われてるのもあるんだよなぁ…俺も」
いきなり朝から起こされて「女になっちゃった」なんて言われた日にはどうなる事かと思ったが
向こうは男の時と変わらない距離で接してくれる。色々とありがたい
女「あーあ…伝わらないよねぇ、こんな元男なんかじゃ…」
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:55:37.83 ID:UObNfG8x0
その日は特に何もなく、一見しただけではいつもの日常と変わらなかった
ただ、俺の頭にはさっきの女の言葉がグルグル回っていた
男「まったく、あいつが変な事言うから昔の事思い出しちゃったじゃねーか…」
−一年前。まだ女が男だった頃−
男「でもさ、お互いどうするよ。女になっちゃうんだぜ」
女「あはははは、相手もいないしねー」
男「笑い事じゃねーっつーの、まぁお前は元々女顔だしいいかもしれないけどさ」
女「うわ酷い、それってイジメ?ねぇイジメ?」
男「ま、お前のが誕生日早いんだから女体化するとしたらお前が先だな」
女「わかんないよ〜?僕が初体験済ませちゃったら問題ないわけだし」
男「ぐ…た、確かにお前モテるよな」
女(男もモテるんだけどね。隠れファンなだけで表に出ないからなー)
女「まぁ、もし僕が女になっちゃってさ、男がまだ童貞脱出できてなかったら…」
男「だったらなんだよ」
女「僕が童貞を貰ってあげるよっ、あははははははは」
他愛無い、冗談だった。実際に状況はできてしまったわけだが
恐らく女は覚えてないだろうし(実際俺もついさっき思い出した)、覚えていても男同士の話だ。冗談に決まってる
そう、冗談のはずなんだ…
991 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:57:43.27 ID:UObNfG8x0
後10レス分しかないので止めますね
タイトルだけ見て勢いで書いたので、中身が違ってても反省しません。本当にあr(ry
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:00:43.23 ID:ixmL9FtR0
>>991 マジっすか。
wktkしていいものか悩んでた。
お陰で残すは…。さて。ぬるい1000取り合戦行きますか?
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:03:21.34 ID:ixmL9FtR0
1000なら、投下ラッシュでwktkが止まらなくなる!
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:05:08.09 ID:Dye0ld9D0
994なら俺も書く
ぬるぽ
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:06:00.52 ID:ixmL9FtR0
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:06:14.42 ID:6Aip0b3VO
997なら女体化
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:07:46.55 ID:Do0pZO6CO
1000なら
女体化がとまらない
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:08:41.08 ID:6Aip0b3VO
1000ならみんな幸せ
/ ̄| / ̄ ̄ヽ ./ ̄ ̄ヽ ./ ̄ ̄ヽ
 ̄| | | | ̄| | | | ̄| | | | ̄| |
| | | | | | | | | | | | | |
| | | | | | | | | | | | | |
__| |__ .| |_| | | |_| | | |_| |
|__| .ヽ__/ ヽ__/ ヽ__/
< 二‐ 、ー-_/ , / / l ヽ_ニ―<_
/:::::_/::::_/ ./ / ,' ! ! ! ', ヽ :\::::__`‐-、
∠ィ-,‐'´l// ./ | .| l | l ! !、::_ヽ_、 ̄``
/./ / l !l| l! l,イ ∩ | ,l ,l !l | l !l ヽ`ー 、_
. / / | l | ! -l┼'ト ll ', .`乂/|ノ廾ナノイ.!|| l ! ヽ、 `ー-、
. / / ,!',! l | |ヾl‐!lニ、ヽ ヽノ/'´r'イΞトlィノ|ノ / !/ | `i / ヤハリアナタハ・・・・・ヨワイ・・・・・
,' ! ,' ´ヽ|`ヽ! ` いソ` ヽ)〈ヘ'ly''/'|/l ノ' ! ,' ./
ヽ 、_.ヽ / .| ,l l  ̄ `ヾ='<´\|| ! / / コノワタシ・・・バラスイショウガ・・・1000ゲット・・・・・
\ヽ / | !〈| ′ 、ノ' /l | レ' /
)ヽ l l'ー、 ─- /,r|| /.,ィ'
/ 〉 | | |\ /| ! | / / ',
_/ / | l| ! _r‐ヽ、 _, -'ヽ、_|. l|〈 \ ',
._, -' ,, -'" / l l.| .Κ._ ヽ.__`ーィ'"冫 __,∠ l ! `‐ 、_`ー─ ----
‐''´ / l !.| く :::`:´:::::::L 'y-, -': : _> |.l `', ̄ ̄ ̄
,' ___.l .! ! l``,ー、 ::::::::ヽ_:::::: .<ー| l.l ____L
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1001 :
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* + 巛 ヽ
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〈_} ) | 次スレも…VIPクオリティ!!
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