1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:30:56.70 ID:MoB99NKs0
3 :
第14話 変貌:2006/09/22(金) 22:37:37.84 ID:MoB99NKs0
今日は水曜日。
ブーンは授業後に特にやることなく、
歴史研究部の部室に入り込んで2chをしていた。
( ^ω^)「お? このアドは? まさか・・・」
( *^ω^)「ピンク色の、素敵空間な予感!」
ブーンは急いでクリックした。
別ウインドウに、画像が表示される。
( ;^ω^)「お・・・?」
4 :
第14話 変貌:2006/09/22(金) 22:39:32.64 ID:MoB99NKs0
グロ画像だった。
人のお腹が切り裂かれ、内臓が露出している。
まるで、牛の屠殺のように、
解体されている最中のようだ。
( ;^ω^)「うわー・・・」
グぅー・・・
ブーンのお腹がなった。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:40:49.82 ID:AxPoToUu0
ktkr
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:40:50.08 ID:dlrzm+nqO
まとめってある?
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:42:50.50 ID:MoB99NKs0
8 :
第14話 :2006/09/22(金) 22:47:02.56 ID:MoB99NKs0
Σ( ;^ω^)「おっ!? あれ、オカシイお・・・さっきオヤツ食べたのに」
ξ゚听)ξ「おい、ぶーん」
( ;^ω^)「あ、どうかしたのかお?」
ξ゚ー゚)ξ「ん? いつもに増して変な顔をしおってからに。
お主こそ、どうかしたのか?」
( ;^ω^)「いや、別に」
ξ゚听)ξ「儂は、また ちと出かけてくる」
( ;^ω^)「あ、うん。行ってらっしゃいだお」
ξ゚ー゚)ξ「? 何か、疲れてるんじゃないのか?」
( ;^ω^)「大丈夫だお!」
ξ゚听)ξ「そうか? じゃあな」
ツンは部室から、
壁抜けをして出て行った。
9 :
第14話 :2006/09/22(金) 22:49:54.94 ID:MoB99NKs0
( ;^ω^)「・・・」
パソコンを切り、ブーンも部室から出ようとする。
ブーンがドアノブを捻ろうとした瞬間、
勝手に向こうから開いた。
川*゚ー゚ハ「・・・なんだ、ブーンか」
( ^ω^)「クー! しぃさんの事、伝えておくお」
川*゚听ハ「しぃさん???」
( ;^ω^)「え・・・?」
川*゚听ハ「誰だ、それ?」
( ;^ω^)「誰って、歴史研究部の部長・・・
川;゚0゚ハ「はあ? 歴史研究部の部長は私だろう?」
( ;^ω^)「・・・???」
10 :
第14話 :2006/09/22(金) 22:50:43.11 ID:MoB99NKs0
川*゚ー゚ハ「夢でも、見たんじゃないか?」
( ;^ω^)「お・・・」
( ;^ω^)「・・・クー。日本史の先生って誰だっけ?」
川;゚0゚ハ「はあ? ツー先生だろお? 本当、大丈夫か?」
( ;^ω^)(記憶の・・・操作かお?)
( ^ω^)「・・・なんでもないお」
11 :
第14話 :2006/09/22(金) 22:52:43.68 ID:MoB99NKs0
川*゚ー゚ハ「ところでブーン。暇か?」
( ^ω^)「暇だおー」
川*゚ー゚ハ「じゃあ、街にでも遊びに行こうじゃないか。
付き合え」
( ^ω^)「いいお」
クーと二人、並んで歩くブーン。
車どおりの大きな通りに出て、その道沿いに歩く。
十分も歩くと、商店街に出た。
12 :
第14話 :2006/09/22(金) 22:53:51.82 ID:MoB99NKs0
ウインドウショッピングを楽しむクーと、
そんなクーを見るブーン。
前まで、よくあった光景。
ツンに会うまでは。
( ^ω^)「・・・」
ブーンとクーは喫茶店に入った。
紅茶二つと、クーはチョコレートケーキを注文したあと、
2階の席からブーンたちは商店街を歩く人ごみをみる。
川*゚ー゚ハ「平日なのに、人が多いな・・・」
( ^ω^)「・・・本当だお」
さる
14 :
第14話 :2006/09/22(金) 22:55:16.83 ID:MoB99NKs0
歩く人。
何で、こんなにいるんだお?
オカシイ。
ひょっとして、こいつらは実は家畜なんじゃないかお?
気が付いていないだけで。
本当は、食べるため、
誰かが管理している、
肉・・・
肉・・・
肉、肉、肉
肉、肉、肉、肉、肉肉、にくにくにくにくにくにくにくにくにくにく・・・・
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:55:18.36 ID:TsgumEfB0
おー、スレタイのツンかわいいなwww
16 :
第14話 :2006/09/22(金) 22:58:38.19 ID:MoB99NKs0
川*゚−゚ハ「ブーン?」
Σ( ;^ω^)「はっ!」
川*゚−゚ハ「どうかしたのか?」
( ;^ω^)「い、いや! なんでもないお!!!」
川*゚ー゚ハ「・・・なら、いいが」
( ;^ω^)「・・・」
17 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:00:05.27 ID:MoB99NKs0
ブーンはクーから視線をそらし、下を向いた。
クーのほっそりとした指が視界に入る。
( ^ω^)「おいしそうだお・・・」
川*゚ー゚ハ「ケーキ食べるか?」
Σ( ;^ω^)「あ、いや! いいお!」
川*゚−゚ハ「・・・そうか」
クーは少しショックそうな顔をした。
ブーンは再び、窓の外を眺めた。
18 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:03:57.97 ID:MoB99NKs0
( ^ω^)「・・・ん?」
川*゚ー゚ハ「どうかしたのか?」
( ^ω^)「今、人ごみにドックンがいたような・・・」
川*゚听ハ「ドックン? 誰だ?」
( ^ω^)「・・・昔の友達だお」
川*゚ー゚ハ「・・・会ってこなくていいのか?」
( ^ω^)「見間違いかもしれないお。こんな所にいるわけ
「みぎゃあああああああああああっ!!!!」
突然、悲鳴が聞こえた。
19 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:05:34.41 ID:MoB99NKs0
川*゚−゚ハ「・・・何だ?」
クーが通りを見ようとする。
ブーンはクーの手を引っ張り、首をふった。
川;゚听ハ「ブーン?」
( ^ω^)「クー。逃げて欲しいお」
川;゚听ハ「え?」
( ^ω^)「ブーンと櫛に任せて」
ブーンは喫茶店の二階から、窓を破って下の通りへ降りた。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:06:51.54 ID:swQnybA20
さるさる
21 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:06:56.81 ID:MoB99NKs0
● ●、「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
通りには
巨大な犬の化け物・・・
ではなく、
3mはある巨大な犬の顔に、二本の足が直接付いた不気味な怪物がいた。
唖然とする人。
触ろうとする人。
電話で誰かを呼ぶ人。
写真をとっている人。
アトラクションかと思っているのか
様々な行動をとっている者がいた。
が、
怪物の近くで腰を抜かした人が丸呑みされてからは、
皆が一斉に逃げ出した。
22 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:07:49.23 ID:MoB99NKs0
( ;^ω^)「くそ、間に合わなかったお」
ブーンは首を振り、流れに逆らって怪物へと近づく。
( ^ω^)「お前は?」
● ●、「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
( ;^ω^)「ぐおおおお、しか言えないのかお?」
● ●、「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
( ;^ω^)「おおっ・・・!?」
怪物がブーンへと突進してきた。
ブーンは咄嗟に跳び箱の要領で、
怪物の頭頂部に手を付き、飛び越えてよける。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:09:06.16 ID:AxPoToUu0
支援
24 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:09:48.90 ID:MoB99NKs0
目標を失った怪物は、
ぐしゃっという、嫌な音と共に怪物は近くの建物に突っ込んだ。
瓦礫の下から、赤い液体がにじみ出始める。
( ;^ω^)「あ・・・?」
( ;^ω^)(危なくて、これじゃあ避けられないお・・・!)
( ゚ω゚)「しょうがないかお・・・」
25 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:10:47.49 ID:MoB99NKs0
櫛は激しく光りながら、ブーンの右腕に力を宿した。
起き上がろうとする怪物の上に乗っかり、
ブーンは右腕を怪物の頭頂部に押し当てる。
( ゚ω゚)「動くなお!」
● ●、「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
怪物はブーンを振り落とそうと、暴れまわる。
( ゚ω゚)「・・・しょうがないお。お前からも、力を取り上げることにするお」
ブーンの右手が怪しく輝くと、
怪物の姿は小さくなってしまった。
26 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:13:24.92 ID:MoB99NKs0
( ;゚ω゚)「ふう・・・」
● ●、「・・・」
( ^ω^)「暴れないでくれお? 大人しくするなら、元に戻してやるお」
● ●、「・・・」
怪物は突然、倒れた。
( ^ω^)「お・・・?」
ブーンは駆け寄り、怪物の体を調べる。
返事はない。
ただの屍のようだ。
27 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:14:44.89 ID:MoB99NKs0
・・・怪物の体は徐々に薄くなり、消えた。
( ;^ω^)「な、なんでだお? こ、殺すつもりなんて・・・!」
('A`)「そいつ、ゾヌは力にプライドを掛けていた。
盗られたら、生きる意志なんてなくなるだろうな」
Σ( ;^ω^)「わっ! 吃驚した! ドックン!!!」
('A`)「ゾヌを殺したな?」
( ;^ω^)「お・・・」
28 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:15:47.31 ID:MoB99NKs0
('A`)「妖怪はな、生きる意志を無くしたときに死ぬんだ。
覚えとけよ、ブーン」
( 'ω`)「ごめんだお・・・ごめんだお・・・」
('A`)「なんで、謝る?」
( 'ω`)「ブーンは殺したくなんてないんだお・・・」
('A`)「妖怪でもか?」
( 'ω`)「関係ないお・・・」
('A`)「・・・」
29 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:16:53.28 ID:MoB99NKs0
('A`)「ブーン、あれを見てどう思う?」
ドクオは、怪物が破壊した建物を指差した。
瓦礫の下から赤い液体が染み出てきて、
近くの排水溝へと流れている。
('A`)「ゾヌも殺した。それも、この場だけじゃない。
数え切れないほどの、人間を」
( 'ω`)「・・・」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:17:53.43 ID:HwGtD0sN0
wktk支援
31 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:18:05.53 ID:MoB99NKs0
('A`)「俺にしても、ツン様にしてもそうだ。
何故、敵だと思わない?」
( 'ω`)「・・・」
('A`)「・・・教えてやろうか?」
( 'ω`)「・・・ドックン?」
('A`)「お前は実は今、こっち側に近いのさ」
32 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:18:52.17 ID:MoB99NKs0
( ;^ω^)「え・・・?」
('A`)「食べてみたいんだろう? 人間を」
( ;^ω^)「な、なに
('A`)「最近のお前を見させてもらった」
( ;^ω^)「す、ストーカー?」
('A`)「氏ね。話を続けるぞ。
最近、クーにまで食欲を感じ始めたはずだ」
( ;^ω^)「ど
('A`)「お前は、ギコの妖気を盗った。そして、今日はゾヌのまで」
('A`)「・・・お前の体は妖気を帯びており、いずれは妖怪化するだろうな」
( ;^ω^)「・・・!!!」
33 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:19:57.75 ID:MoB99NKs0
( ;^ω^)「よ、妖気はか、返すお!」
('A`)「・・・なあ」
( ;^ω^)「お?」
('A`)「俺はあの時、正直嬉しかった」
( ;^ω^)「あの時???」
('A`)「お前が妖気を奪う力を見た時な。
焦ったフリをしたが・・・」
('A`)「妖気を纏ったまま死ねば、ブーンは確実にこっち側に来てた」
( ;^ω^)「え・・・」
('A`)「だから俺は、お前を操っているときにギコに妖気を返すことを拒否した」
('A`)「今のまま、妖気を纏い続けろ。
そして、お前もこっち側に来い」
34 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:23:02.46 ID:MoB99NKs0
( ;^ω^)「ブーンも、妖怪に・・・?」
('A`)「・・・ツン様のこと、どう思う?」
( ;^ω^)「え・・・す、好きだお」
('A`)「・・・男と女としてか?」
( ;^ω^)「男と女???」
('A`)「お前には、クーもいる。
選べ。
クー達を選び、俺達と戦うか。
妖怪となり、ツン様達といる道を選ぶか」
( ;^ω^)「えーと・・・妖怪にならなければ、戦わなければならないのかお?」
('A`)「ああ。そうだ」
( ;^ω^)「そんな事、ないはずだお!!!」
35 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:24:27.04 ID:MoB99NKs0
('A`)「ある!!! でなきゃ、お前らは食料だ!」
( ;^ω^)「・・・!」
('A`)「俺も実は、お前と戦いたくないんだ」
( ;^ω^)「・・・ドックン」
('A`)「友だった者として忠告したぞ。
モナーが動くまでの少しの時間、考えろ」
( ;^ω^)「・・・」
('A`)「願わくば、友に戻りたいな・・・
・・・あばよ」
ドクオは消えた。
( ;^ω^)「ドックン・・・」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:26:25.58 ID:HwGtD0sN0
支援な
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:27:07.27 ID:AxPoToUu0
支援
38 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:27:55.22 ID:MoB99NKs0
( ^ω^)「・・・クーは、無事かお」
川*゚ー゚ハ「無事だ」
Σ( ;^ω^)「わっ! びつくりしたお!」
川*゚−゚ハ「倒したのか、妖怪を・・・」
( ^ω^)「・・・そうだお」
川*゚ー゚ハ「そうか、良かった」
( ^ω^)「え・・・?」
川*゚−゚ハ「ん? 変なこと言ったか?」
( ^ω^)「・・・いや、何でもないお」
川*゚−゚ハ「・・・」
ふと、沈黙が訪れた。
そして、それはそのまま続く。
ブーンは無言のまま、クーを家まで送り届けた。
39 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:29:56.85 ID:MoB99NKs0
川*゚ー゚ハ「・・・家に、ついたか」
( ^ω^)「すぐに帰ることにして、ごめんだお」
川*゚ー゚ハ「いい。あんなのの後だからな・・・」
( ^ω^)「そうかお」
川*゚−゚ハ「・・・なあ」
( ^ω^)「・・・お?」
川*゚−゚ハ「また誘っても、いいんだよな?」
( ^ω^)「もちろんだお!」
川 ゚ー゚ハ「・・・じゃあな!」
クーはまた寂しげな笑顔で、ブーンに別れを告げた。
ブーンはクーが家の中に消えるまで手を振ると、
帰路についた。
40 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:31:54.71 ID:MoB99NKs0
ブーンは自分の部屋へ入る。
ツンが、ブーンの椅子に腰掛けていた。
ξ゚−゚)ξ「・・・」
( ^ω^)「考え事かお? ツン」
ξ゚ー゚)ξ「おお、ぶーん か」
( ^ω^)「・・・」
ξ゚−゚)ξ「左手がまだ癒えんのだ」
( ^ω^)「・・・痛むのかお?」
ξ゚−゚)ξ「痛みは無いが、上手く術が使えん」
( ^ω^)「・・・大丈夫だお」
ξ゚听)ξ「え?」
( ^ω^)「モナーが来ても、ブーンが守るお」
ξ(゚、゚#ξ「・・・小僧が。生意気いうな」
41 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:34:04.56 ID:MoB99NKs0
( ^ω^)「・・・ツン」
ξ゚听)ξ「なんだ?」
( ^ω^)「ブーンが妖怪になるとしたら、どう思うお?」
ξ゚听)ξ「はあ? お前が?」
( ^ω^)「・・・」
ξ゚−゚)ξ「何かあったのか?」
( ^ω^)「・・・別に、なにもないお」
ξ゚听)ξ「・・・やめとけ」
( ^ω^)「お?」
ξ゚ー゚)ξ「らしくないからな」
( ;^ω^)「え?」
ξ゚−゚)ξ「それに妖怪化すると、色んなものを無くすと思うぞ」
( ^ω^)「・・・ツン」
42 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:35:15.74 ID:MoB99NKs0
( ^ω^)「色んなものってなんだお?」
ξ゚−゚)ξ「わからん。そんな気がしただけだ」
( ^ω^)「・・・」
ξ゚ー゚)ξ「それに、お主にはクーがおろうが?
妖怪になると、食べてしまうかも知れんぞ?」
( ^ω^)「・・・それは嫌だお」
ξ゚听)ξ「やっぱり、何かあったのか?」
( ^ω^)「・・・ツンと」
ξ゚−゚)ξ「ん?」
( ^ω^)「いや、本当に何でもないお」
ξ゚ー゚)ξ「やっぱり、変な奴だな」
一人と一匹は薄暗い部屋で
紅色に染まった空を眺めた。
43 :
第14話 :2006/09/22(金) 23:37:20.39 ID:MoB99NKs0
14話 終わり
ちょっと休憩
何か話がごちゃごちゃしてきたが、何か質問ある?
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:37:20.38 ID:HwGtD0sN0
シエーン
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:46:36.27 ID:MoB99NKs0
特になしか・・・
見てる人、いる?
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:47:12.27 ID:AxPoToUu0
全部書き溜めてあって少しずつ投下してんの?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:49:00.77 ID:HwGtD0sN0
みているぞwww
特に無いがじゃあ♀VIPPER 性格S とのフラグ立てた?
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:49:59.46 ID:MoB99NKs0
回線が激遅くて早く貼れない
+
大体の流れを最初に書いてて
肉付けしてる
あと、微妙に最終話が書けてない
話の流れは理解できてるし、楽しみにしてる
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:53:17.96 ID:AxPoToUu0
thx
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:54:52.12 ID:MoB99NKs0
>>47 フラグ・・・
フラグにも色々あるよな
「もっと怖がって?」
って言われて、本当に怖かった
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:58:34.85 ID:AxPoToUu0
KOEEEEEEEEE
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:04:59.72 ID:joVtmU8r0
飯を二度ほど一緒に食べたんだけど
一度目は何もなかた
二度目に・・・店出た後に、
いきなり叩かれて吃驚した所に言われた
やけに嬉しそうなんだよな
一体、あの人は何を考えているのだろう?
もう一話張る準備するから、
誰か教えてください
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:08:17.94 ID:wXl99WeKO
告白待ちだろ・・・
常識的に考えて・・・
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:10:31.66 ID:joVtmU8r0
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:12:07.46 ID:wXl99WeKO
超Sなんだろう。つーか好きな子ほどいじめたくなるってやつだろう
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:16:42.68 ID:joVtmU8r0
あの目を見てないから言えるんだ
そんなにカワイイ心理じゃない
正直、そのうち殺されるんじゃないかと思ったくらいだ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:20:23.75 ID:wXl99WeKO
殺意→自分のものにならないくらいなら殺そうという強い意志→由佳子
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:21:27.01 ID:VO2aWQRa0
ウベベxチュ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:31:21.11 ID:aRGg6JIF0
落ちそう
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:35:01.43 ID:joVtmU8r0
知らんがな分かる人いる?
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:40:36.15 ID:joVtmU8r0
人いないねえ・・・
まあ、どうでもいい話はるからいっか
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:41:46.25 ID:aRGg6JIF0
知らんがながなんだかは知っているが使い方が理解できなかったorz
投下まで時間かかりそうなの?
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:44:41.82 ID:joVtmU8r0
いや、何故か最近スレ立てづらい事が多いから
自動保守に頼ってみようかと思っただけ
再開するね
65 :
第14話 愚か者が山に集う〜読み飛ばし推奨のこと:2006/09/23(土) 00:45:25.32 ID:joVtmU8r0
( ^ω^)「・・・」
ブーンの家の居間。猫又が包丁をふるっていた。
ξ゚听)ξ「おお、ブーンか」
( ^ω^)「ツン」
ξ゚ー゚)ξ「猫又が魚をとってきた。食べるか?」
川=*’凵f)=「とれたて新鮮だよー!」
( ^ω^)「とってきたって、まさか魚屋からじゃないかおー?」
川=*’−’)=「・・・」
( ;^ω^)「え・・・?」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:46:15.26 ID:aRGg6JIF0
wktk
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:48:14.58 ID:wXl99WeKO
わくてか
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:48:37.53 ID:joVtmU8r0
69 :
第15話:2006/09/23(土) 00:49:27.20 ID:joVtmU8r0
川=*’ー’)=「嫌だな、ブーンさん。そんな訳ないじゃない!」
( ;^ω^)「今の沈黙は・・・?」
川=*’凵f)=「やれやれ。細かいことをいつまでもネチネチと・・・ッ!
細けえ野郎だぜッ・・・・!!!」
( ;^ω^)「・・・どこの魚屋かだけ、教えて下さい」
川=*’凵f)=「この家の前の通路50m直進して、左折した所の小さな魚屋」
(,,'Д`)「ふあーーーーネム・・・いぞゴルァ・・・」
70 :
ξ ◆E0xEtHH1SU :2006/09/23(土) 00:50:36.38 ID:joVtmU8r0
71 :
第15話:2006/09/23(土) 00:51:24.31 ID:joVtmU8r0
(*゚∀゚)「ツンちゃまー!」
( ^ω^)「あ、ジョッちゃん」
ξ#゚听)ξ「ちゃまぁ??? じょるじゅよ、お主、わざと言ってないか?」
(; ゚∀゚)「あ、いえ。舌かんじゃいました」
( ゚∀゚)「ところでツン様。報告があったので来ますた」
ξ゚听)ξ「ほお。櫛の壊し方か?」
( ;^ω^)「目の前で堂々と言わないで欲しいお」
72 :
ξ ◆E0xEtHH1SU :2006/09/23(土) 00:53:00.70 ID:joVtmU8r0
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:53:54.22 ID:aRGg6JIF0
どした?
74 :
第15話:2006/09/23(土) 00:54:36.67 ID:joVtmU8r0
( ゚∀゚)「残念ながら、違います」
川=*’凵f)=「じゃあ、何よ。この役立たずのブタが!」
(*゚∀゚)「ああ! 許してください!」
( ;^ω^)「あのー・・・ネタ的に古い・・・」
ξ゚听)ξ「・・・で?」
75 :
第15話:2006/09/23(土) 00:59:09.72 ID:joVtmU8r0
( ゚∀゚)「ツン様の傷を癒す、いいものの噂を聞きました!」
ξ゚听)ξ「ん? なんだそれは?」
( ゚∀゚)「何でも、ソラマメに似た外見で、食べるだけで非常に高い回復作用を持つようです」
( ;^ω^)「・・・え?」
( ゚∀゚)「味はあんまり美味しくないみたいですけど」
ξ゚听)ξ「まあ、贅沢は言っておれんわ。どこにある?」
( ゚∀゚)「何でも、偏屈な仙人が持っているみたいで・・・」
川=*’凵f)=「仙人? そんなものが、我々にくれるのか?」
( ゚∀゚)「とりゃいいじゃん。甘いなあ、猫又」
川=#’凵f)=「さんを付けろよ、デコスケ野郎!」
(;゚∀゚)「・・・猫又さん」
76 :
第15話:2006/09/23(土) 01:00:09.36 ID:joVtmU8r0
(,,゚Д゚)「・・・あのな」
川=#’凵f)=「何よ、イノシシ野郎!」
(;,,゚Д゚)「えーと、落ち着けよゴルァ」
ξ゚听)ξ「なんだ、ぎこよ」
(,,゚Д゚)「ブーンなら貰えるんじゃね?」
( ゚∀゚)「おお、天才現る。 一応人間だし、可能性高いかも」
( ;^ω^)「いいけど、そんなの本当に存在するのかお?」
77 :
第15話:2006/09/23(土) 01:01:15.32 ID:joVtmU8r0
( ゚∀゚)「場所は調べた! 割とここから近いぞ?」
川=*’凵f)=「どこ?」
( ゚∀゚)「荒巻山だ!」
( ;^ω^)「近いような、遠いような・・・」
ξ゚听)ξ「雲で移動はできんぞ? 今やると暴走するかもしれんからな」
川=*’凵f)=「じゃ、いざ行かん! ・・・徒歩で」
78 :
第15話:2006/09/23(土) 01:02:26.48 ID:joVtmU8r0
( ^ω^)「皆で行くのかお?」
( ゚∀゚)「そうじゃないのか?」
( ^ω^)「仙人って、妖怪嫌いなんだお?」
ξ゚听)ξ「ああ、大概な」
( ^ω^)「なら、ブーンだけで行ったほうが・・・」
ξ゚听)ξ「あのな、危険がある可能性もあるぞ?」
( ;^ω^)「・・・お?」
( ゚∀゚)「奴等、試すのが好きだからな。しかも、頑固だし」
川=*’凵f)=「自己中心的よね」
川=*’凵f)=「ブーンは次に、それは、お前らもあんまり変わらないお、と言う!」
( ;^ω^)「それは、お前らもあんまり
Σ( ;^ω^)「はっ!」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:02:34.26 ID:aRGg6JIF0
支援
80 :
第15話:2006/09/23(土) 01:03:29.41 ID:joVtmU8r0
(,,゚Д゚)「ま、皆で行けばいいんじゃねーの?」
( ゚∀゚)「と、俺も思うぞ」
ξ゚听)ξ「そもそも、ぶーん が無理に来る必要がないな」
川=*’凵f)=「ブーン次第ですね」
( ;^ω^)「・・・なんか、皆の中ではブンドル方向?」
川=*’ー’)= にやり
( ;^ω^)「じゃ、最初はブーンが行くから、それからだお・・・」
ξ゚听)ξ「面倒だなあ・・・」
( ;^ω^)「・・・」
(,,゚Д゚)「纏まりねえなあ。ゴルァ」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:04:02.11 ID:wXl99WeKO
眠い。しにそう
82 :
ξ ◆E0xEtHH1SU :2006/09/23(土) 01:05:10.08 ID:joVtmU8r0
83 :
第15話:2006/09/23(土) 01:07:06.93 ID:joVtmU8r0
とことことこ
とことことことことことこ
川=*’凵f)=「荒巻ー・・・荒巻ー・・・荒巻じゃけー・・・」
( ^ω^)「ついたお!」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:08:15.33 ID:joVtmU8r0
>>81 見てる人も少なそうだし
またにしようか・・・
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:09:46.84 ID:8dc40sgL0
まあ作者さんがやりたいようにやればいいと思うよ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:09:57.43 ID:joVtmU8r0
ああ・・・!
何か変な書き込みがあると思ったら
知らんがな、成功してたのか
俺もねぼけてるな・・・
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:11:27.89 ID:wXl99WeKO
大丈夫。読み終わるまでねない
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:12:44.44 ID:aRGg6JIF0
終わるまでは起きてる
でも1が眠いなら終わりでもいいよ
89 :
第15話:2006/09/23(土) 01:13:17.52 ID:joVtmU8r0
( ;^ω^)「で、この山のどこにいるんだお?」
( ゚∀゚)「しらん」
(,,゚Д゚)「山に火でも放ったら、怒って出てくるんじゃね?」
川=*’凵f)=「あら? ギコさん。いいお考えですね」
ξ゚听)ξ「おお、じゃあ、火を起こすか」
( ;^ω^)「ま! まつお! そんなことしちゃあ駄目だお!」
ξ゚ー゚)ξ「冗談だ。そんな事せんよ」
( ゚∀゚)「そうだぞ、ブーン。流石に、人間じゃないんだからな」
川=*’凵f)=「え?・・・ごめん」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:14:46.61 ID:wXl99WeKO
猫又ワロス
91 :
第15話:2006/09/23(土) 01:15:03.61 ID:joVtmU8r0
( ;^ω^)「・・・ご
ξ゚听)ξ「め
(;゚∀゚)「ん?」
川=*’ー’)=o「火、既につけちゃった! てへ!」
(,,゚Д゚)「この糞暑いのに・・・」
( ;^ω^)「アッーーーーーー!!!」
92 :
第15話:2006/09/23(土) 01:16:04.41 ID:joVtmU8r0
山の上のほうから何か来た。
./#,゚ 3 `ヽーっ「この馬鹿もんどもがーーーーーーーーーーっ!!!」
( ;^ω^)「あ・・・本当に来たお。展開考えるのが面倒になってきたかお?」
( ゚∀゚)「お前、仙人か? お前、仙人か???」
./ ,' 3 `ヽーっ「いかにも。儂は荒巻スカルチノフ。
気軽に、ねむたーんって呼んでね!」
ξ゚听)ξ「断る」
./ ,' 3 `ヽーっ「ねむたん、かなしいっ↓↓」
川=*’凵f)=「ねむたん」
./ ,' 3 `ヽーっ「むふむふ」
( ゚∀゚)「ねむたん!」
./#,゚ 3 `ヽーっ「気軽に呼んでんじゃねーぞ、糞餓鬼がーーーっ!」
( ;^ω^)「帰っていいかな・・・」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:17:30.70 ID:lcbkedNdO
今北産業
94 :
第15話:2006/09/23(土) 01:18:40.95 ID:joVtmU8r0
ξ゚听)ξ「おい、荒巻すかるちのふよ」
./ ,' 3 `ヽーっ「どうした? 見たところ、妖怪どもの首魁のようだが。
何か、用か?」
ξ゚听)ξ「お主の持つ回復薬とやら、分けてもらえんかな?」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・ねむたん ね、して欲しいことがあるの!」
ξ#゚听)ξ「・・・は?」
./ ,' 3 `ヽーっ「怒っちゃいやん!」
ξ#゚听)ξ「殺したい・・・」
( ;^ω^)「ツン、落ち着くお・・・」
ξ#゚−゚)ξ「むう・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「聞いてくれる?」
ξ#゚−゚)ξ「・・・なんだ?」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:18:55.51 ID:wXl99WeKO
96 :
第15話:2006/09/23(土) 01:22:02.65 ID:joVtmU8r0
./*,' 3 `ヽーっ「ぱふぱふさせて貰えんかのう?」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:22:50.10 ID:VO2aWQRa0
エロジジィがッ!!
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:24:38.62 ID:aRGg6JIF0
荒巻はエロイ子
99 :
第15話:2006/09/23(土) 01:26:38.87 ID:joVtmU8r0
( #゚ω゚)「こ と わ る!」
ξ゚−゚)ξ「・・・ぱふぱふって何? ぶーん」
./ ,' 3 `ヽーっ「儂が実演つきで教えてしんぜよう」
ξ;゚听)ξ「な、なんだ、その手つきは・・・!?」
( #゚ω゚)「この変態仙人、近寄るなお!!!」
./#,゚ 3 `ヽーっ「邪魔するな、小童があーーーっ!!!」
( #゚ω゚)「お? 勝負すんのか、コラ! ぶ ち 殺 す ぞ!」
ξ;゚听)ξ「おーい、ぱふぱふって・・・?」
( ゚∀゚)「男のロマンです」
川=*’凵f)=「ツン様じゃ、挟めないから無理ですよ」
ξ;゚听)ξ「はさむぅ???」
100 :
第15話:2006/09/23(土) 01:28:01.23 ID:joVtmU8r0
派手に戦いを始めるブーンと荒巻。
困惑するツン。
豊満な胸を寄せて揺らす猫又。
もの欲しそうに見るジョルジュ。
山火事を消して、昼寝をするギコ。
101 :
第15話:2006/09/23(土) 01:29:24.08 ID:joVtmU8r0
( #゚ω゚)「これで決めるお!」
./#,゚ 3 `ヽーっ「くっ! 小僧っ! 貴様、自分がしていることが分っているのか?」
( #゚ω゚)「ツンの形の良いおっぱいを守るためなら、神でも敵に回してやるお!」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・見たの?」
( ^ω^)「見たよ」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:29:27.38 ID:8dc40sgL0
ギコテライイヒトwwwwwwww
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:30:34.29 ID:wXl99WeKO
ギコ能力ないんじゃなかったっけ
104 :
第15話:2006/09/23(土) 01:30:37.96 ID:joVtmU8r0
./ ,' 3 `ヽーっ「どうだった?」
( ^ω^)「綺麗な白い肌で、ふくらみがツンだけにツンと上を向いてんの。
それに、ピンク色の小さなちくびちゃんが可愛くついてたお」
./*,' 3 `ヽーっ「いい・・・」
( *^ω^)「だおだお」
./ ,' 3 `ヽーっ「僕わさー、やっぱりオッパイって大きさじゃないと思うんだよねー」
( *^ω^)「あ、ブーンもだお」
./ ,' 3 `ヽーっ「別に、貧乳が好きなわけじゃないけど・・・やっぱり形かな」
( *^ω^)「そうそう、ちゃんと上向いててさ、崩れてないのがいいお」
./ ,' 3 `ヽーっ「大きすぎると、垂れてきちゃうしねー」
( *^ω^)「ねー」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:31:36.84 ID:8dc40sgL0
この荒巻によって俺の荒巻像ががらりと変わったwww
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:31:43.48 ID:joVtmU8r0
消火器で
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:32:17.59 ID:wXl99WeKO
ねーwww
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:32:25.81 ID:joVtmU8r0
(*゚∀゚)=3「まった! やっぱり、大きさも大事だっ!」
( ^ω^)「そうかお?」
(*゚∀゚)「見ろよ! あの猫又の胸!」
川=*’ー’)=「ぱふぱふなら50Gよ?」
./*,' 3 `ヽーっ「おおっ!」
(*゚∀゚)=3「ゴールドって何だぁ!」
( *^ω^)「うーん。そりゃ、形も良ければ、大きいといいですよねぇ」
ξ゚−゚)ξ「・・・むう」
ツンは自分の胸元をみた。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:33:29.78 ID:wXl99WeKO
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:33:51.47 ID:VO2aWQRa0
このバカ共がwwwwwww
111 :
第15話:2006/09/23(土) 01:34:23.29 ID:joVtmU8r0
( *^ω^)「いや、ツンはツンでいいんだお」
ξ゚听)ξ「はあ?」
( *^ω^)「いや、ツンのおっぱい
ξ゚−゚)ξ「話についていけてないんだけど・・・」
( *^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ「胸とぱふぱふって、結局どう関係があるのだ?」
( ;^ω^)「え・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「だから、実演つきで・・・
( #゚ω゚)「許さん!」
ブーンと荒巻はまた火花を散らし、戦い始めた。
ξ#`凵L)ξ「きさまらーいい
川=*’ー’)=「ツン様、教えてさしあげます。お耳を・・・」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:34:48.06 ID:aRGg6JIF0
荒巻にぱふぱふしてもらいたい
113 :
第15話:2006/09/23(土) 01:35:46.18 ID:joVtmU8r0
ξ゚听)ξ「おおっ!」
川=*’ー’)=「実はですね・・・」
ξ////)ξ「えっ!?
・・・
( ;^ω^)「・・・!!!」
(;゚∀゚)「・・・ごくり」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・!」
・・・
川=*’ー’)=「更にですね・・・」
ξ////)ξ「う、うわー・・・」
川=*’ヮ’)=「あまつさえ、XXをXXして、さらにXXX!」
ξ////)ξ「む、無理だろ! そんなの!」
川=*’ヮ’)=「できますよー」
114 :
第15話:2006/09/23(土) 01:36:28.93 ID:joVtmU8r0
( *^ω^)「・・・」
(*゚∀゚)「・・・」
./*,' 3 `ヽーっ「・・・」
ξ゚−゚)ξ「・・・ん?」
川=*’ヮ’)=「にやにや。何で前かがみなのかしら?」
115 :
第15話:2006/09/23(土) 01:37:23.28 ID:joVtmU8r0
ξ(゚、゚*ξ ちらっ・・・
( *^ω^)「お・・・?」
ξ゚听)ξ「荒巻よ、交渉は決裂だ」
./ ,' 3 `ヽーっ「がーーーーん・・・」
ξ ゚∀゚)ξ「お主の秘薬、力ずくで奪い取らさせてもらう!」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・愚かな妖怪だ。その状態で儂に勝てるかな?」
ξ ゚∀゚)ξ「お主こそ、儂を誰だと思っているんだ!!!」
116 :
第15話:2006/09/23(土) 01:38:43.20 ID:joVtmU8r0
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・そーいや誰?」
ξ゚听)ξ「あ、ツンと申します」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:41:56.73 ID:eLsW1FRL0
テラ律儀www
118 :
第15話:2006/09/23(土) 01:42:18.28 ID:joVtmU8r0
./ ,' 3 `ヽーっ「おお! お主が・・・!」
ξ ゚∀゚)ξ「さあ、荒巻よ! 火炙りが良いか、切り刻まれるのが良いか、好きに選ぶが良い!」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・じゃあ、火で」
ξ;゚∀゚)ξ「・・・え? 選んじゃうの?」
./ ,' 3 `ヽーっ「これでお願いします・・・」
ξ(゚、゚*ξ「・・・ろうそく???」
./ ,' 3 `ヽーっ「これで私を苛めてーーーーーーーっ!!!」
ξ;゚−゚)ξ「え、えーと・・・?」
./ ,' 3 `ヽーっ「はやくぅ! ツンさまぁ!」
119 :
第15話:2006/09/23(土) 01:43:26.79 ID:joVtmU8r0
川=*’ー’)=「ツン様、こうやるんですよ?」
ξ;゚听)ξ「お、おお???」
./*,' 3 `ヽーっ「あっ 熱いですぅ・・・」
川=*’ヮ’)=「ほらほら、もっといい声でお鳴き?」
./*,' 3 `ヽーっ「もっとおっ!!! アッーーーー!!!!」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:44:20.33 ID:VmWD4ZVL0
荒巻wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:45:20.93 ID:8dc40sgL0
猫又テラジョウオウwwwww
これは>>1がMという事を表してるなwwww
122 :
第15話:2006/09/23(土) 01:45:45.40 ID:joVtmU8r0
(,,゚Д゚)「なあ」
( ^ω^)「なんだお?」
(,,゚Д゚)「猫又と荒巻置いて帰らねえ?」
( ^ω^)「いい考えだお! ツン、ジョルジュ、帰るお」
ξ゚听)ξ「ああ。こいつが仙人とは思えん」
( ゚∀゚)「あーあ・・・無駄足かア」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:46:44.03 ID:ju9h2owFO
荒巻wwwwwwwww
124 :
第15話:2006/09/23(土) 01:47:37.26 ID:joVtmU8r0
川=*’ヮ’)=「こんなところ踏まれて喜ぶなんて、何て卑しいのかしら?
恥かしくないの〜? この犬!」
./*,' 3 `ヽーっ「ああ、女王様あーーー! 私は卑しい奴隷ですぅ!!!」
楽しむ二人をおいて、
4人は仲良くお家へと帰っていきました。
めでたしめでたし
125 :
第15話:2006/09/23(土) 01:51:47.57 ID:joVtmU8r0
夜。
川=*’凵f)=「・・・置いて帰るの、酷くない?」
./ ,' 3 `ヽーっ「本当だよ」
( ;^ω^)「てか、なんでお前まで家にいるんだお?」
ξ゚听)ξ「・・・何か用か?」
./ ,' 3 `ヽーっ「堪能させていただいた礼だよ・・・」
荒巻はツンに豆のようなものを渡した。
ξ゚听)ξ「・・・これが?」
./ ,' 3 `ヽーっ「そう。これが、お主等が聞いてきた回復薬だ」
ξ゚听)ξ「・・・ほう。何なんだ、これは?」
./ ,' 3 `ヽーっ「これは、我が精じゃよ」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:51:58.47 ID:aRGg6JIF0
_,,..,,,,_
./ ,' 3 `∩ーっ
l *⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
127 :
第15話:2006/09/23(土) 01:52:30.91 ID:joVtmU8r0
( ;^ω^)「・・・精?」
( ゚∀゚)「精気? 仙人の精神と気力を練ったものか?」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・いや」
ξ゚听)ξ「・・・む? じゃあ、何だ?」
./ ,' 3 `ヽーっ「男性のエキスである液じゃよ」
ξ゚−゚)ξ「・・・?」
( ;^ω^)「もしや・・・」
128 :
第15話:2006/09/23(土) 01:53:50.87 ID:joVtmU8r0
./ ,' 3 `ヽーっ「ちんぽみるく練りこみまちた」
ξ;゚Δ゚)ξ「・・・・・・!!!!!!!」
( #゚ω゚) 「・・・・・・!!!!!!!」
129 :
第15話:2006/09/23(土) 01:54:35.12 ID:joVtmU8r0
./ ,' 3 `ヽーっ「ツンちゃんにごっくんして貰いたいの〜♪」
( #゚ω゚)つ#゚Δ゚)ξつ「この・・・ド変態があああああああっ!!!!」
./ xV 3 `ヽーっ「ぎゃあああああああああああああ。いいっ!」
川=*’凵f)=「あら、お二人の初めての共同作業ですのね」
( ゚∀゚)「・・・なんでちんぽみるくは分かるんだろう、ツン様」
川=*’凵f)=「私が教えた」
(;゚∀゚)「あ・・・そう」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:55:57.55 ID:joVtmU8r0
第15話 終わりだよ
はっきりいっとく
あと、俺はMではない
Sだと思う
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:58:02.27 ID:wXl99WeKO
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:59:50.36 ID:VmWD4ZVL0
>>罵ってください
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:59:52.56 ID:wXl99WeKO
1乙
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:59:52.83 ID:BJsuBmx+0
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:00:36.25 ID:aRGg6JIF0
おつでした
キャラがイキイキしてておもしろかった
荒巻が変態Mキャラってのはワラタw
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:01:22.72 ID:8dc40sgL0
>>130 そういうやつほど・・・
フラグ確定ツンデレ♀VIPPER に殺される覚悟でwwww
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:04:06.22 ID:6HYUUNMtO
( ^ω^)おもすれー
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:09:26.97 ID:joVtmU8r0
>>136 洒落にならん
この話はってる途中でメールきた
「見つけた」
何をだよ・・・?
>>all
自動保守して寝るつもりだから、
死んでさえなかったら、多分明日はこのスレで
まあ、初めて使うから失敗する可能性も大いにある
そのときはまた避難所にはる
避難所が機能しているかどうかは不安だけど
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:19:11.57 ID:wXl99WeKO
1おつ
このスレ見つけられたんじゃね?
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:21:32.90 ID:8dc40sgL0
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:23:18.70 ID:joVtmU8r0
たぶん違う
奴は飲み会中らしいから
意味不明だ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:27:32.56 ID:joVtmU8r0
家の住所だった
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:35:35.31 ID:8dc40sgL0
これは確実に酔った状態で転がり込んでくるフラグwwwwwww
ほ
145 :
ξ*`Д´)ξ:2006/09/23(土) 03:10:42.32 ID:joVtmU8r0
146 :
ξ*`Д´)ξ:2006/09/23(土) 03:22:54.33 ID:joVtmU8r0
147 :
ξ:2006/09/23(土) 03:56:32.54 ID:ZtKZ8TGY0
148 :
ξ:2006/09/23(土) 04:47:31.85 ID:ZtKZ8TGY0
149 :
ξ:2006/09/23(土) 05:52:24.08 ID:ZtKZ8TGY0
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 06:53:06.42 ID:WF+8w5lBO
ほ
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 07:07:01.46 ID:WF+8w5lBO
し
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 07:39:05.38 ID:5O0e6Dn+O
い
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 08:06:50.68 ID:hJo9I8GsO
保守
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 08:22:27.98 ID:DuwrIBNk0
保守
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 08:25:39.14 ID:5O0e6Dn+O
保守らなくていいよ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 08:56:14.07 ID:aRGg6JIF0
138 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/23(土) 02:09:26.97 ID:joVtmU8r0
>>all
自動保守して寝るつもりだから、
死んでさえなかったら、多分明日はこのスレで
まあ、初めて使うから失敗する可能性も大いにある
そのときはまた避難所にはる
避難所が機能しているかどうかは不安だけど
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 09:07:31.43 ID:5O0e6Dn+O
うい
330以下になったら保守するようにしてるから大丈夫なはず。接続わりいと携帯でやってるけど
スレ立たないことがあるからやってるけど、失敗したらしたでいいんだ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 09:21:55.18 ID:U8xvj26g0
ほっしゅ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 09:24:36.37 ID:9RII+5by0
まとめの中の人は見てますかねぇ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:04:00.44 ID:A/lcrGfK0
オモスレwwwwww
早く鎌持ったライバル出てこんかな〜
161 :
1:2006/09/23(土) 10:14:47.76 ID:rMe1LWB90
見てる人いる?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:17:13.41 ID:9RII+5by0
ノ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:17:39.08 ID:aRGg6JIF0
ノ
164 :
1:2006/09/23(土) 10:21:25.00 ID:rMe1LWB90
登場AAを簡単にまとめてみた
それ張ってから
一話分はるかな
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:22:53.29 ID:9RII+5by0
wktkしときます
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:25:04.31 ID:rMe1LWB90
( ^ω^) ブーン
ツンを封印した櫛を操り、妖怪を圧倒する力を持つ・・・が、
どっちかというと、妖怪とつるんで楽しんでいる。
クーと幼馴染。結構、変態。
ξ゚−゚)ξ ツン(月闇とも)
内藤家の隠された地下室に封印されてた妖怪。
2000年近く生き、様々な術を使う。
封印前にはブーン達が住む国で最強と言われていたらしい。
ひねくれた言動を繰り返すが、根は結構、単純。
おっぱいは小さいらしい
川*゚ー゚ハ クー
ブーンの事を気に掛けてる、喋り方以外は普通の女の子。
他スレの素直クールとは顔文字も異なるし、クーっぽくない。
おっぱい、大きいっぽい?
あんまり目立たないかも
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:26:27.13 ID:rMe1LWB90
川*=’ー’)= 猫又
ツンを慕う妖怪。サド。口悪い。性格がたまに変わる。
回復の術や、素早い連続攻撃が得意。あと、妙に人間臭い技術も使う。
ドクオを兄者と呼ぶ。
ゆさゆさ。ぱふぱふできるらしい。
( ゚∀゚) ジョルジュ
オッパイ性人。ツンと戦いに敗れ、従う事に。
本や、PC、携帯など、人間が意思伝達に使うものを媒介に移動したり、
人を多少なら操る能力があるようだ。
実戦には不向き。
(´・ω・`) ショボン
ブーンの父親。日本酒好き。
妻を妖怪に殺され、妖怪を脅かす存在になると心に誓った。
でも今はそれだけじゃ駄目、とも思ってるらしい。
実は両刀であるという噂もある。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:29:22.96 ID:rMe1LWB90
(#゚;;-゚) ディ
妖怪を操る能力をもつ、この話では傀儡師と呼ばれる一族。
歴史の教師も、表向きの仕事としてやっていた。
シラネーヨ、ギコを従える。
疲れた中年女性、といった風貌だが
意外とスーツの着こなしはスタイリッシュに決めている。
(*゚ー゚) シィ
ディの孫娘で、やはり傀儡師。
歴史研究部の部長であった。
ちんぽっぽ、わかんないです、式神ゴルァ、式神蛞蝓を従える。
普段は白い服、仕事中は黒い服を好んで着るらしい。
レズに目覚めた。
( ´ー`) シラネーヨ
ディに従う。
高速移動と再生能力に優れる。攻撃力は微妙。
その肉は美味しいらしい。
猫又が苦手。
(,,゚Д゚) ギコ
ディに従って、スパイをやっているようだが・・・
ちょっと前まで、炎を操る乱暴ものだった。
今は、何故かちょっと落ち着いている。
寝るときに、自分の尻尾を噛む癖がある。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:30:18.89 ID:Hk+LPsuf0
wktk
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:30:22.81 ID:wXl99WeKO
きてたぁ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:30:24.47 ID:rMe1LWB90
(@Σ@#) DQN
猫を苛めた人たち。
ツンに妖術をかけられてから、怯えてしまっている。
猫が通るたびに、「お猫様のお通りじゃあああ!」と道を譲っているらしい。
./ ,' 3 `ヽーっ 荒巻
変態仙人。ブーンとおっぱいの嗜好が合うらしい。
変態だが、それなりの力はあるようだ。
ヌイグルミの振りして若い娘に抱かれるのが日課。
でも、たまにハズレも引くらしい。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:31:39.42 ID:rMe1LWB90
( ´∀`) モナー
ツンと同じくらい多様な術を扱う様だ。
その力はかなり強く、刀も操り、モララ・ドライバーという技も使う。
昔のツンをかなり慕っており、
今のツンがかなり嫌いなようだ。
('A`) ドクオ
瞳術使いらしい。意味がよくわからんけど、人を操る能力かも。
猫又の兄者。
ちょっと、クーに惹かれてた。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:33:46.42 ID:rMe1LWB90
こんなもんか
じゃあ、一話はる
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:35:07.27 ID:9RII+5by0
wktk
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:37:26.58 ID:5O0e6Dn+O
ごめん
接続わりい
ちょっと待って
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:37:37.03 ID:aRGg6JIF0
wktk
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 10:45:21.79 ID:U8xvj26g0
wktk
178 :
第15話 あやかしの力:2006/09/23(土) 11:04:33.27 ID:rMe1LWB90
荒巻が昇天してしばらく。
ツンとブーンが落ち着いた頃
荒巻は帰る寸前、ブーンを連れ出した
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・所でな」
( ^ω^)「・・・ド変態、何だお?」
./ ,' 3 `ヽーっ「ちょっと、真面目な話だ。お主、人間だろう?」
( ^ω^)「当たり前だお」
./ ,' 3 `ヽーっ「最初、儂には分らなかったぞ。随分、妖気が馴染み始めている」
( ;^ω^)「お・・・?」
./ ,' 3 `ヽーっ「櫛使いに妖気を盗る力があるとは知らなかったな」
( ;^ω^)「・・・この櫛のこと、知ってるのかお?」
./ ,' 3 `ヽーっ「ああ。実はな、その櫛は儂が作った」
( ;^ω^)「え? ほ、本当かおっ!!!」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:07:18.73 ID:rMe1LWB90
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:08:07.34 ID:aRGg6JIF0
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
181 :
第16話:2006/09/23(土) 11:09:25.85 ID:rMe1LWB90
./ ,' 3 `ヽーっ「勿 論 う そ だぴょん♪」
( #^ω^)「・・・やべえ、マジ殺したいお」
182 :
第16話:2006/09/23(土) 11:13:17.49 ID:rMe1LWB90
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・」
( ^ω^)「・・・お?」
./ ,' 3 `ヽーっ「あの妖怪、面白い奴だな」
( ^ω^)「ツンの事かお?」
./ ,' 3 `ヽーっ「そうだ。色んな意味でな」
( ^ω^)「?」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・実は、儂は妖怪を治す術を持たんのじゃよ」
( ^ω^)「そうだったのかお。それじゃ、あれは誤魔化してたのかお?」
./ ,' 3 `ヽーっ「まあ、変態でもあるんだけどね」
( ;^ω^)「・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「だが、逆にお前は治してやれる」
( ^ω^)「お? 妖気を取り除くってことかお?」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:15:22.62 ID:rMe1LWB90
./ ,' 3 `ヽーっ「そうだ。見たところ、連れの一匹の妖気以外にも、混ざってるな?」
( ^ω^)「・・・もう一匹、死んだ妖怪のものだお」
./ ,' 3 `ヽーっ「連れの妖気は、返してやれ」
( ^ω^)「・・・死んだ妖怪のものは?」
./ ,' 3 `ヽーっ「その術は、持ち主にしか返せんみたいじゃからな・・・」
( ^ω^)「・・・どうするんだお?」
./ ,' 3 `ヽーっ「そっちは、儂が浄化してやろう・・・。ただ」
( ^ω^)「ただ?」
./ ,' 3 `ヽーっ「問題は二つある。連れに妖気を返して、今の関係に戻れるかだ」
( ^ω^)「?」
./ ,' 3 `ヽーっ「大きすぎる力は、持ち主を歪ませるものだ。
こと、妖気に関してはな」
( ^ω^)「・・・」
184 :
第16話:2006/09/23(土) 11:16:53.31 ID:rMe1LWB90
./ ,' 3 `ヽーっ「それから」
( ^ω^)「なんだお」
./ ,' 3 `ヽーっ「お主がどうしたいかだ」
( ^ω^)「・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「お主が新たに妖気を盗らない限りは、まだ時間がある」
./ ,' 3 `ヽーっ「よく考えろ」
( ^ω^)「ギコに妖気を戻して、また暴れだしたらどうしたらいいんだお?」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・」
( ^ω^)「新しく暴れまわる妖怪を見つけたとき、どうしたらいいんだお?」
( ・ω・)「・・・ブーンは例え妖怪でも殺したくないお」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・」
( ・ω・)「守るためなら戦うお。でも、できたら戦いはしたくないお。
どうしたら・・・」
185 :
第16話:2006/09/23(土) 11:18:32.34 ID:rMe1LWB90
./ ,' 3 `ヽーっ「お主の周りにいる妖怪。あいつ等は、なんでお前の周りにいる?」
( ・ω・)「・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「お主は妖怪に好かれやすい・・・不思議な気質だ」
( ・ω・)「・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「お主の望む道は、誰も解決法を見つけておらん」
./ ,' 3 `ヽーっ「でもな、この世の者はどうせ、その場で出来ることをするしかないんだ」
./ ,' 3 `ヽーっ「お主が人間も、妖怪も守りたいなら。
それをするにはどうすればいいか。
常にそれを考えて、精一杯行動しろ」
( ・ω・)「・・・でも、もし間違ってしまったら」
./ ,' 3 `ヽーっ「間違ってもいいじゃろ。笑って誤魔化せ。人間だもの」
( ^ω^)「・・・そうかお」
./ ,' 3 `ヽーっ「大事なのは間違った後、どうするかじゃよ・・・」
186 :
第16話:2006/09/23(土) 11:21:17.70 ID:rMe1LWB90
( ^ω^)「・・・ギコに、妖気を返すお」
./ ,' 3 `ヽーっ「そうか」
( ^ω^)「もう一匹分の妖気の浄化、お願いしますお」
./ ,' 3 `ヽーっ「うむ」
( ^ω^)「ツンにもらしくないと言われたし、とりあえず今は妖怪にはならないお。
人も食べたくないし」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・」
( ^ω^)「でも、ブーンは強くなるお」
./ ,' 3 `ヽーっ「ん?」
( ^ω^)「強くなって、ブーンの話が聞いてもらえるように。
単純に、力じゃなくて」
( ^ω^)「一人じゃ無理だから、仲間も探すお!」
( ^ω^)「人と妖怪、殺しあわなくてすむように」
./ ,' 3 `ヽーっ「・・・そうか」
187 :
第16話:2006/09/23(土) 11:22:05.85 ID:rMe1LWB90
( ^ω^)「荒巻、ただの変態と思ってたけど、違ったんだお・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「ああ。変態仙人だ」
( ;^ω^)「・・・じゃあ、ギコに返してくるお」
./ ,' 3 `ヽーっ「うむ。事が済んだら、また荒巻山に来るがよい」
ブーンは家へと戻った。
./ ,' 3 `ヽーっ「妖怪と、人がか・・・」
./ ,' 3 `ヽーっ「さて、どうなることやら・・・」
188 :
第16話:2006/09/23(土) 11:25:41.28 ID:rMe1LWB90
ブーンは部屋に戻った
( ^ω^)「ギコは?」
川=*’凵f)=「屋根の上で孤独を気取ってるわ。キャラ付け乙って感じ」
( ;^ω^)「あ、ありがとうだお」
川=*’凵f)=「どーいたしまして」
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:26:52.53 ID:aRGg6JIF0
支援
190 :
1:2006/09/23(土) 11:35:45.09 ID:5O0e6Dn+O
おさるさんだあ
解除どれくらい?
条件も教えて
エロいシト
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:39:16.40 ID:wXl99WeKO
おさるさんて何?
連投規制?
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:39:55.55 ID:aRGg6JIF0
・「バイバイさるさん」説明用テンプレ
8/20から、「バイバイさるさん」と呼ばれる新しい規制が導入されました
http://info.2ch.net/wiki/pukiwiki.php?Good-By_Monkey これは連投荒らし撃退のための規制で、(1)一つのスレに、(2)ある時間(H)内に、
(3)最近の投稿(N)のうち沢山投稿(M回)したら、(4)「バイバイさるさん」になる
というものです(凄く簡単に言えば「新しいバーボン」みたいなものです)
なので、最低でも(作者の)5レス中に1回くらいは
(読者からの)レスをいくつか(できれば5つくらい、少なくとも2〜3つ)はさんでください
ご協力よろしくお願いいたします
なお、現時点では規制は10分で解除されるようですが
解除されたと思ってすぐに書き込むと連続でさるさんを食らうこともあるようですので
多少時間を置き、他のレスがいくつか増えてから書き込みをするのが安全かと思われます
総合から拾ってきた
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:47:21.48 ID:5O0e6Dn+O
ありがとう
そろそろいいかな?
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:52:21.58 ID:5O0e6Dn+O
書けない…
時間変更されたか
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:57:03.42 ID:aRGg6JIF0
ということは自動保守も効かないってことだよな
しばらく保守してるよ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:58:47.27 ID:MlftX+Mz0
ヨクワカランけど保守
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 11:59:49.10 ID:5O0e6Dn+O
手間かけさせてごめんね
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:00:21.65 ID:U8xvj26g0
ほす
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:02:58.59 ID:MlftX+Mz0
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:14:46.96 ID:W6nVsNjr0
保守
201 :
第16話:2006/09/23(土) 12:20:00.93 ID:8p+abblw0
ブーンは屋根の上へとのぼる。
ギコは一匹、星を眺めていた。
( ^ω^)「ギコ」
(,,゚Д゚)「なんだ、ゴルァ」
( ^ω^)「ギコは最近、落ち着いてるお」
(,,゚Д゚)「お前に力を取られたからな。
無駄な力の浪費は、抑えたいんだよ」
( ^ω^)「・・・そうかお」
(,,゚Д゚)「ただの世間話に来たのか?」
( ^ω^)「・・・ギコ、力を返したいお」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:21:23.61 ID:5O0e6Dn+O
やっといった
30分くらいか
203 :
第16話:2006/09/23(土) 12:21:54.43 ID:8p+abblw0
(,,゚Д゚)「・・・? 急になんだ?」
( ^ω^)「喜ばないのかお?」
(,,゚Д゚)「突然すぎてな。警戒してるんだ、ゴルァ」
( ^ω^)「ブーンはこのまま妖気を纏い続けると、
妖怪になってしまうそうなんだお。
背に腹は変えられないお」
(,,゚Д゚)「ふーん」
( ^ω^)「でも・・・ギコ、まだ、人を襲うのかお?」
(,,゚Д゚)「・・・わからん」
( ;^ω^)「わからん?」
(,,゚Д゚)「お前らと敵対するのは面倒だからな」
( ^ω^)「・・・」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:22:08.53 ID:cHEiUJ9ZO
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:24:05.39 ID:MlftX+Mz0
wktk
206 :
第16話:2006/09/23(土) 12:25:05.15 ID:8p+abblw0
( ^ω^)「ギコは、なんでディの言う事を聞くんだお?」
(,,゚Д゚)「・・・」
( ^ω^)「お?」
(,,゚Д゚)「聞きたいか?」
( ^ω^)「聞きたいお」
(,,゚Д゚)「簡単な話だ。アイツの持つ中で最強の妖、クックルドゥドゥドゥに敗れたからだ」
( ^ω^)「くっくるどぅどぅどぅ?」
(,,゚Д゚)「チキンジョージの別名を持つ超獣だ。
肉弾戦だけなら、絶頂時のツンよりも強いかもな」
( ^ω^)「・・・負けたから、言う事を聞くようになったのかお?」
(,,゚Д゚)「ああ。負けて、契約させられた」
( ^ω^)「契約・・・」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:25:59.08 ID:aRGg6JIF0
さる避け
208 :
第16話:2006/09/23(土) 12:26:34.67 ID:8p+abblw0
(,,゚Д゚)「奴等が言うに、契約には二種類あってな」
( ^ω^)「二つ?」
(,,゚Д゚)「一つは、ある程度の意思疎通をとれるようになった後に、
術者の血を飲ませる事で傀儡師との関係を作るもの。
ちんぽっぽとかが、この方法だな。
比較的 納得した形で入るから、言う事も聞きやすいみてーだ」
( ^ω^)「・・・ギコは?」
209 :
第16話:2006/09/23(土) 12:28:03.71 ID:8p+abblw0
(,,゚Д゚)「そう。俺は違う。
命令に逆らわないように体の中に
直接 死に至る呪いの術式を書き込まれる。
そして、長い封印の間に、体に慣らさせられる・・・」
( ;^ω^)「・・・酷いお」
(,,゚Д゚)「ま、でも、殺されないだけ、ましだったのかもな」
( ^ω^)「・・・」
(,,゚Д゚)「だが、プライドは傷つけられたぜ。
そのうち、ディの奴は殺してやるつもりだった」
210 :
第16話:2006/09/23(土) 12:29:47.11 ID:8p+abblw0
( ^ω^)「・・・過去形、なのかお?」
(,,゚Д゚)「おい、ブーン」
( ^ω^)「なんだお?」
(,,゚Д゚)「お前、誇っていいぜ?」
( *^ω^)「え? 何が?」
(,,゚Д゚)「やる気をそぐ達人だよ。お前は」
( ;^ω^)「やる気って・・・酷いお」
(,,゚Д゚)「ああ。人間を殺して喰って回るやる気すら失せちまった。
お前見てるうちにな」
( ^ω^)「・・・」
(,,゚Д゚)「力、返してくれるんだろ?」
( ^ω^)「・・・いくお、ギコ!」
211 :
第16話:2006/09/23(土) 12:32:07.99 ID:8p+abblw0
ブーンはしゃがみこみ、ギコの額に右手をあてた。
( ゚ω゚)「・・・!!!!」
(,,-Д-)「・・・」
・・・ブーンとギコの周りが淡く光り、すぐに止んだ。
(,,゚Д゚)「やれやれ、取り戻せたか」
( ^ω^)「・・・ギコ」
(,,゚Д゚)「くっくっく。妖の口車に乗せられやがって」
( ;^ω^)「ぎ、ギコっ!?」
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:34:05.75 ID:5O0e6Dn+O
さるめんどくせぇ
213 :
第16話:2006/09/23(土) 12:34:44.52 ID:8p+abblw0
(,,゚Д゚)「しょうがない奴だよ、ブーン」
( ;^ω^)「・・・お?」
(,,゚Д゚)「お前が戦うのが嫌いなことは、よく分かったよ」
(,,゚Д゚)「・・・俺の名前は、ギコ・ハニャーン。用があれば、この名を呟け」
( ^ω^)「・・・?」
(,,゚Д゚)「・・・これで、3体目だよ。俺の本名を知る奴は」
ギコはふわりと浮かび上がり、夜空へと消えていった。
( ^ω^)「あ、ギコ・・・」
( ^ω^)「行ってしまったお・・・」
wktk
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:36:44.39 ID:MbKTopwcO
チキンジョージ………。w
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:36:47.31 ID:8p+abblw0
第16話 終わり
また 後でね
自動保守開始
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:38:14.54 ID:MlftX+Mz0
乙でした
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:41:02.17 ID:aRGg6JIF0
おつー
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:01:48.52 ID:aRGg6JIF0
ほ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:10:51.94 ID:MlftX+Mz0
ほす
221 :
(´・ω・'):2006/09/23(土) 13:31:24.81 ID:hJo9I8GsO
(´・ω・')保守だよ?
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:52:38.25 ID:8p+abblw0
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 14:15:02.65 ID:hJo9I8GsO
(´・ω・')保守だよ?
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 14:15:31.12 ID:5O0e6Dn+O
ほ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 14:37:21.25 ID:5mC28Cr/0
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:00:57.28 ID:5mC28Cr/0
227 :
第17話 ミケ:2006/09/23(土) 15:09:09.90 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)v「ゾヌの分の妖気も浄化してもらいました」
ξ゚听)ξ「・・・ぶーん、誰に言っておるんだ?」
( ^ω^)「パソコンの前にいる良い子の皆さっ!」
ξ゚听)ξ「誰だよ、お主」
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:11:43.19 ID:uR/icSG/0
ktkr
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:12:29.53 ID:cHEiUJ9ZO
230 :
第17話:2006/09/23(土) 15:15:53.55 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「ツン」
ξ゚听)ξ「何だ?」
( ^ω^)「ギコに本名を教えてもらったお」
ξ;゚Δ゚)ξ「・・・はあ!? まじで?」
( ;^ω^)「そこまで、吃驚する事かお?」
ξ;゚听)ξ「本名を教えると言う事はな、相手を認めると言う事だ」
( ^ω^)「何に?」
ξ゚听)ξ「仲間として、あるいは、主としてだな」
( ^ω^)「・・・」
( ;^ω^)「mjd?」
ξ゚ー゚)ξ「ふん。良かったじゃないか、ぶーん」
231 :
第17話:2006/09/23(土) 15:21:05.17 ID:5mC28Cr/0
川=*’−’)=「・・・そういや、ブーンさん」
( ^ω^)「お?」
川=*’凵f)=「妖気が消えたのね」
ξ゚听)ξ「ああ。さっき言ってたもんな」
( ゚∀゚)「荒巻にもう一回会いに行ったのは、そういうことか」
( ^ω^)「ギコの分は、ギコに返したお」
ξ゚听)ξ「・・・消えたと思ったら、どこかへ暴れにいったのか?」
( ^ω^)「違うお」
ξ゚听)ξ「ん?」
( ^ω^)「ギコは、もうそんな事しないお」
ξ゚ー゚)ξ「・・・ふん。そうか」
( ゚∀゚)「?」
川=*’−’)=「・・・」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:21:10.40 ID:MlftX+Mz0
wktk
233 :
第17話:2006/09/23(土) 15:22:07.58 ID:5mC28Cr/0
川=*’凵f)=「ちょっと、ブーンさん。お話が」
( ^ω^)「? なんだお?」
川=*’凵f)=「いいから、こっち!」
( ;^ω^)「お???」
ブーンは猫又に引き摺られていった。
ξ゚听)ξ「なんだあ?」
( ゚∀゚)「さあ?」
234 :
第17話:2006/09/23(土) 15:25:23.49 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「なんだお? 猫又さん」
川=*’凵f)=「実は、あれから兄者にあったんだ」
( ^ω^)「! ドックン・・・」
川=*’凵f)=「ブーンさんが妖怪化するかもしれないという話も・・・」
( ^ω^)「・・・」
川=*’凵f)=「ブーンさんは、それを止めてしまったの?」
( ^ω^)「止めたお」
235 :
第17話:2006/09/23(土) 15:27:37.73 ID:5mC28Cr/0
川=*’−’)=「ツン様のこと、どう思ってるの?」
( ^ω^)「・・・兄弟して、同じ質問かお」
川=*’凵f)=「どう?」
( *^ω^)「好きだお」
川=*’凵f)=「・・・それは、男と女として?」
( ;^ω^)「またかお」
236 :
第17話:2006/09/23(土) 15:31:26.89 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「わからないお」
川=*’−’)=「・・・」
( ^ω^)「ツンの方こそ、どう思ってるんだお・・・?」
川=*’凵f)=「わかりやすくない?」
( ^ω^)「あ、妖怪からみてもそうなのかお」
( *^ω^)「なら、一緒にいたいのは確かだお!」
川=*’凵f)=「ずっと?」
( ^ω^)「・・・だおだお。できるだけ」
川=*’凵f)=「じゃあ・・・
237 :
第17話:2006/09/23(土) 15:35:46.07 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「ツンに言われたお」
川=*’−’)=「?」
( ^ω^)「ブーンが妖怪化しても、らしくないって」
川=*’−’)=「・・・」
( ^ω^)「それに妖気を纏っているだけで、ブーンの意識にある衝動が生まれたお」
川=*’−’)=「・・・人間への、食欲?」
( ^ω^)「そうだお」
川=*’凵f)=「ギコは、その食欲の塊だったからね・・・」
( ^ω^)「やっぱり、ブーンはブーンのままでいたいお」
川=*’−’)=「そう」
238 :
第17話:2006/09/23(土) 15:38:24.36 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「猫又さんも、ブーンが妖怪にならないと
ツンと一緒にいれないと思うのかお?」
川=*’−’)=「うん」
( ^ω^)「・・・今でも、ブーンはツンと上手くやれてると思うお」
川=*’凵f)=「駄目よ。人間はもろいもの」
( ^ω^)「・・・?」
川=*’凵f)=「夜も、そうだったもの」
( ^ω^)「よく聞く、夜って誰なんだお?」
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:39:39.34 ID:wXl99WeKO
きてた
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:41:56.47 ID:5O0e6Dn+O
またさるか
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:00:40.15 ID:BGl1Vvl2O
ほし
242 :
第17話:2006/09/23(土) 16:00:49.60 ID:5mC28Cr/0
川=*’−’)=「昔、ツン様といた人間よ」
( ^ω^)「ツンと?」
川=*’−’)=「夜はツン様を裏切って、姿をすぐに消した」
( ^ω^)「・・・」
川=*’凵f)=「それ以来、ツン様は人間を憎むようになってたみたいなの」
( ^ω^)「でも、ツンはその夜って人、覚えてないみたいだお」
川=*’−’)=「・・・」
243 :
第17話:2006/09/23(土) 16:07:53.26 ID:5mC28Cr/0
川=*’凵f)=「妖怪はね、人間よりずっと長く生きるわ」
( ^ω^)「お・・・」
川=*’凵f)=「だから妖怪は、忘れられないくらい辛い記憶が生まれた場合、
生きていくため、
自らその記憶を捨てるのよ。術を使って」
( ^ω^)「じゃあ、ツンも・・・?」
川=*’−’)=「やっぱり、そう思う? 事実は知らないんだけど・・・」
( ^ω^)「・・・」
川=*’凵f)=「夜の時の繰り返しは起こしたくないの。
人間を選ぶなら、早く選んで」
( ^ω^)「ブーンは・・・
川=*’凵f)=「ツン様を悲しませたら、許さないわ」
( ;^ω^)「お・・・」
244 :
第17話:2006/09/23(土) 16:14:17.27 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「ブーンは両方を選びたいんだお」
川=*’凵f)=「二兎追う者は一兎も得ず、よ」
( ^ω^)「違うお。両方あわせてブーンの中では一つなんだお」
川=*’−’)=「・・・」
川=*’凵f)=「ツン様の立場に立って考えた事ある?」
( ^ω^)「どういうことだお?」
川=*’凵f)=「ツン様が仮に、もっと素直になって貴方と一緒にいる道を選んでも。
貴方はツン様より、随分と先に死んでしまうわ」
( ^ω^)「・・・」
川=*’凵f)=「貴方が死んだ後、ツン様は何百、あるいは何千年も生きるのね」
( ^ω^)「・・・」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:17:58.18 ID:rruj1nV80
おばあちゃんが言っていた
二兎追うものは二兎とも取れって
246 :
第17話:2006/09/23(土) 16:19:21.98 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「・・・違うお」
川=*’凵f)=「?」
( ^ω^)「ブーンは、今できる事をするだけだお」
川=*’凵f)=「どういうことよ?」
( ^ω^)「まずは、妖怪と人が生きる道を探すんだお。
ツンとの事は、その後で考えるお」
川=*’−’)=「・・・」
( ^ω^)「ブーンは人としてでないと、多分その道を探せないお。
だから少なくとも、今は・・・」
川=*’A’)=「やれやれ、人間は難しいわね。
兄者もそうだったけど」
( ^ω^)「え・・・?」
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:20:09.47 ID:wXl99WeKO
アブ蜂捕らず
248 :
第17話:2006/09/23(土) 16:22:45.15 ID:5mC28Cr/0
川=*’ー’)=「兄者、人間だったの」
( ^ω^)「え? でも、猫又さんは猫だお?」
川=*’ー’)=「そう。兄者っていうけど、本当は私の方が随分長生きしているのよね」
( ;^ω^)「じゃ、なんで兄者?」
川=*’凵f)=「デザイン&気分の問題」
( ;^ω^)「あ、そうかお。確かにドックンのほうが年上に見えるけど」
川=*’ー’)=「私を助けて死んじゃって。
でも、私がずっと近くに居たから妖怪として黄泉がえってしまった」
( ^ω^)「・・・」
川=*’凵f)=「兄者はその時のことを覚えてないんだけど・・・」
川=*’ー’)=「兄者がブーンを気にするの、その事もあるのかもね」
( ^ω^)「ドックン・・・」
249 :
第17話:2006/09/23(土) 16:24:59.40 ID:5mC28Cr/0
川=*’凵f)=「さて、私はどうするか」
( ^ω^)「猫又さん」
川=*’ー’)=「・・・ミケよ」
( ^ω^)「?」
川=*’凵f)=「私の本名」
( ;^ω^)「・・・いいのかお? そんな簡単に教えて」
川=*’ー’)=「とりあえず、ブーンがやりたい事を終えるまでは
答えが出なそうだからね」
川=*’凵f)=「死んでもらっちゃ、困るわ」
( ^ω^)「・・・わかったお」
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:25:36.69 ID:wXl99WeKO
衝撃の真実!!!!!!!!!
251 :
第17話:2006/09/23(土) 16:29:07.95 ID:5mC28Cr/0
川=*’ー’)=「それに本名教えるって、自分たちの中の誓いみたいなものなのよ?」
( ^ω^)「?」
川=*’凵f)=「自分に甘い私は、嫌いになったらスグに誓いを破って裏切るから」
( ;^ω^)「・・・」
川=*’ー’)=「それだけ、気をつけなさい?」
猫又はニヤリと笑って、ツン達のいる部屋に戻っていった。
( ^ω^)「・・・」
( ^ω^)「ありがとうだお、ミケさん」
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:30:51.45 ID:5mC28Cr/0
第17話 もわり
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:33:03.38 ID:g4vQtsDQO
乙カレー
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:38:59.18 ID:mFHuXHjS0
乙でした
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:42:47.27 ID:rruj1nV80
,乙
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:45:22.78 ID:wXl99WeKO
おつ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:46:15.74 ID:cHEiUJ9ZO
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:06:50.03 ID:5mC28Cr/0
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:14:15.93 ID:rruj1nV80
hbのー
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:28:27.86 ID:mFHuXHjS0
ほ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:51:22.71 ID:hJo9I8GsO
(´・ω・')保守
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:51:45.16 ID:5mC28Cr/0
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 18:06:58.09 ID:5mC28Cr/0
>>261 さっきから気になってたんだが、
左眉毛おかしくね?
保守
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 18:34:16.29 ID:mFHuXHjS0
ほ
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 18:50:40.06 ID:5mC28Cr/0
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:12:41.05 ID:5O0e6Dn+O
ほ
mo
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:25:07.47 ID:hJo9I8GsO
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:28:21.81 ID:rruj1nV80
m9っ`・ω・´)シャキーンこれだろ
ほ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:44:31.92 ID:5mC28Cr/0
m9っ`・ω・´)ヤラナイカ
8時20分くらいから
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:07:00.70 ID:UCubluW0P
wktk
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:12:20.78 ID:mFHuXHjS0
wktk
275 :
第18話 MONSTER MANIPULATOR1:2006/09/23(土) 20:21:51.24 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「・・・」
ブーンは朝、一人で学校にむかっている。
クーが部長だからと言って、一人で先に学校に行くようになったためだ。
( ^ω^)「朝練なんてないのに、早く行ってどうするんだお???」
川=*’凵f)=「わからないとしたら、鈍いわねえ」
( ;^ω^)「・・・お?」
川=*’凵f)=「ブーンはもっと、女の気持ちを理解しなさい」
( ;^ω^)「てか、いつのまに背後に?」
川=*’ー’)=「いつの間にかよ。・・・じゃあねえー」
276 :
第18話:2006/09/23(土) 20:25:23.58 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「・・・お」
ブーンがそのまま一人歩いていると、
クーがコンビニから出てくるのが見えた。
・・・誰かと一緒だ。
川*゚−゚ハ「XXXXXXXX」
(´<_` )「XXXXX」
何か喋っている。
スーツを着た男だ。
( ^ω^)「・・・」
( ;^ω^)「まさか・・・彼氏? パパ?」
クーと男はブーンに気が付かず、二人並んで歩いていった。
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:29:12.99 ID:C2k0u5GiO
wktk
278 :
第18話:2006/09/23(土) 20:29:39.09 ID:5mC28Cr/0
何となく、後をつけるブーン。
二人は学校から離れていく。
( ;^ω^)「クー・・・」
川*゚听ハ「xxxxx!」
(´<_` )「xxxxxxxxxxxxxxx」
( ^ω^)「・・・喧嘩かお?」
(´<_` )「xxxx」
川*゚−゚ハ「・・・」
学校を通り過ぎて10分。
薄暗い路地裏の空き地に止めてあった車にクーを連れ込み、
男は走り去った。
279 :
第18話:2006/09/23(土) 20:33:18.14 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「・・・」
( ゚ω゚)「・・・」
ポケットの中の櫛を握り締めるブーン。
右ポケットがぼんやりと光る。
そして、ブーンは車を追いかけ始めた。
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:34:59.93 ID:wXl99WeKO
きてたぁ
281 :
第18話:2006/09/23(土) 20:36:17.93 ID:5mC28Cr/0
車の中、男とクー。
川*゚−゚ハ「・・・」
(´<_` )「・・・」
川*゚听ハ「ブーンは無事なんだろうな?」
(´<_` )「ああ。我々についてくれば、ちゃんと会わせてあげるよ」
川*゚听ハ「なんでブーンを誘拐した?」
(´<_` )「自分の身を守るためさ。その、協力をして貰いたいと思っててね」
川*゚−゚ハ「・・・?」
(´<_` )「彼が櫛使いなのは知っているだろう?」
川*゚−゚ハ「ああ」
(´<_` )「我々は、櫛使いを自分達の手で作り出したいのさ」
川*゚听ハ「え・・・?」
(´<_` )「ふふふ。我々は正義だ。今はその事だけ、保障しておいてあげよう」
川*゚−゚ハ「?」
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:36:51.21 ID:wXl99WeKO
支援
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:37:43.10 ID:MlftX+Mz0
支援('∀`)
284 :
第18話:2006/09/23(土) 20:40:14.40 ID:5mC28Cr/0
(´<_` )「さて、ここからは目隠しをしてもらう」
川*゚−゚ハ「・・・なぜ?」
(´<_` )「正義のヒーローに、秘密はつき物だからさ」
川*゚听ハ「うさんくさいな・・・」
クーは男から細長い布を受け取って、自分の目を隠した。
それから一時間。
車は走り回り、
止まった。
なんの変哲もない、小さなアパート。
その一階に車が駐車してある。
( ;゚ω゚)「疲れたお・・・」
285 :
第18話:2006/09/23(土) 20:43:27.63 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「アパートか」
( ^ω^)「帰るかお・・・お邪魔虫っぽいし」
クーが男に手を引かれて、車から降りてきた。
ブーンにとっては不思議な事に、目隠ししている。
( ;^ω^)「・・・目隠し?」
( ^ω^)「あー・・・そういうプレイかお・・・?」
ちょっと残念そうに、ブーンは立ち去ろうとする。
・・・立ち去れない。
( ^ω^)「・・・何か、気になるおー」
( ^ω^)「クーに、男がいたなんて・・・」
( ^ω^)「そっか・・・もう高校生だから、普通だお・・・」
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:44:37.89 ID:wXl99WeKO
おいおいwww
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:44:37.88 ID:8JH0p+/Y0
支援
288 :
第18話:2006/09/23(土) 20:44:42.21 ID:5mC28Cr/0
男が、アパートの扉を開いた。
その瞬間、ブーンの体が固まる。
( ^ω^)「お・・・?」
( ;^ω^)「今の感覚、もしかして・・・?」
( ゚ω゚)「・・・妖怪かお・・・?」
ブーンはしばらく、様子を伺うことにした。
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:46:21.64 ID:C2k0u5GiO
wktk
290 :
第18話:2006/09/23(土) 20:47:17.44 ID:5mC28Cr/0
建物の中の一室。
男とクーが話している。
(´<_` )「さあ、ここでしばらく、大人しくしていて欲しい」
川*゚−゚ハ「・・・ブーンはどうした?」
(´<_` )「今から来るよ。君を助けにね」
川*゚听ハ「な・・・!」
(´<_` )「ふっふっふ。可愛いもんだな」
男は笑いながら、部屋から出て行った。
川*゚−゚ハ「・・・ごめん、ブーン」
「・・・やれやれ。人間って本当に馬鹿だな」
部屋の奥から、何者かの声がした。
291 :
第18話:2006/09/23(土) 20:49:02.20 ID:5mC28Cr/0
クーを連れてきた男は、階段を下りる。
延々と続く階段を。
アパートは2階建てにしか見えなかった。
どうやら、地下に大きな建造物を隠しているらしい。
下から、別の男が現れた。姿、振る舞い、声まで似ている。
292 :
いち:2006/09/23(土) 20:53:54.84 ID:5O0e6Dn+O
さるうううう!
またかあああああ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:54:19.17 ID:wXl99WeKO
さるめが
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:55:03.09 ID:8JH0p+/Y0
このくらいでもさるになっちゃうのか
295 :
いち:2006/09/23(土) 20:57:02.13 ID:5O0e6Dn+O
ちょっと厳しすぎ
ムッキィ!!!!!!!!
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:59:01.59 ID:8JH0p+/Y0
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:01:51.26 ID:BRQDxYqtO
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:06:07.39 ID:LErRXH4x0
お
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:07:17.16 ID:wXl99WeKO
300 :
いち:2006/09/23(土) 21:11:41.02 ID:5O0e6Dn+O
>>296 つんすげえ
猫又と荒巻は別の意味でいい
301 :
第18話:2006/09/23(土) 21:13:19.48 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「よう。お嬢ちゃんはどうした? 弟者」
(´<_` )「部屋でゆっくりしてるよ、兄者」
( ´_ゝ`)兄「どの部屋だ?」
(´<_` )弟「203だ」
(;´_ゝ`)兄「・・・あの部屋、spectre02がいるぜ?」
(´<_` )弟「知ってるよ?」
( ´_ゝ`)兄「・・・そうか、もう、要らないってか」
(´<_` )弟「ああ。だから、今頃これ以上ないってくらい、ゆっくりしてるさ」
( ´_ゝ`)兄「・・・可愛そうに」
(´<_` )弟「しょうがない。大儀の前に犠牲はつきものだ、兄者」
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:14:17.72 ID:Hk+LPsuf0
猿支援
303 :
第18話:2006/09/23(土) 21:15:23.78 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)兄「そもそも、俺には殺す理由がないと思うんだが? 弟者」
(´<_` )弟「あるさ。この情報を知るものは、少ない方がいい。それに」
( ´_ゝ`)兄「それに?」
(´<_` )弟「見た所、spectre02は人間を食べることで大幅に力を回復できそうだ」
( ´_ゝ`)兄「・・・」
(´<_` )弟「ブーンの坊やの捕獲や、その後の櫛の生産に役立ってくれるだろう」
( ´_ゝ`)兄「・・・弟者、本当に日本を救おうとしてるんだよな?」
(´<_` )弟「ああ。そのために、無駄は省かねば。流石だと、思わないか?」
( ´_ゝ`)兄「・・・」
弟者と呼ばれた男は、後から来た兄者をおいて階下へと降りていった。
( ´_ゝ`)「弟を止めるのは、兄の務め・・・か」
( ´_ゝ`)「俺は、どうしたら・・・」
一人、階段を上りながら悩み始めた。
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:18:18.88 ID:wXl99WeKO
支援
305 :
第18話:2006/09/23(土) 21:19:24.28 ID:5mC28Cr/0
ある男が、203と呼んだ部屋。
そこにクーはいる。
部屋の奥にいる、何者かの気配を感じながら。
川;゚听ハ「だ、誰だ・・・!」
「娘。前に会ったな」
(,,-Д-)「俺だよ」
Σ川;゚听ハ「お、お前はっ!」
(,,゚Д゚)「そう。ギコ、spectre02、好きな方で呼んでくれ」
川;゚听ハ「ま、まさか・・・」
(,,゚Д゚)「おお、娘・・・美味そうだ」
川*゚−゚ハ「・・・ごめん、ブーン」
クーは諦めて、目をつぶった。
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:20:15.01 ID:Hk+LPsuf0
猿追い払い
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:21:15.04 ID:wXl99WeKO
さるはさる
308 :
第18話:2006/09/23(土) 21:24:28.85 ID:5mC28Cr/0
クーは来るであろう衝撃を待っていたが、いつまで経っても来ない。
・・・うすく、目を開けた。
ギコは、詰まらなそうな顔をしている。
(,,゚Д゚)「美味そうだから、あっちいけ。腹減るだろ?」
川*゚−゚ハ「・・・食べないのか?」
(,,゚Д゚)「残念ながら、仕事中だ。ゴルァ・・・」
川*゚−゚ハ「・・・差し支えなければ、聞いてもいいだろうか?」
(,,゚Д゚)「・・・ほお。前と比べて、度胸据わってるじゃねえか」
川*゚听ハ「少し、慣れた。それにブーンが危ないしな・・・」
(,,゚Д゚)「・・・いいだろう。だがな、この部屋には盗聴器とカメラがあるんでな・・・」
川*゚−゚ハ「・・・む、どうする?」
(,,゚Д゚)「そうだな・・・女、言う事を聞け。あいつの足を引っ張りたくないならな」
309 :
第18話:2006/09/23(土) 21:26:31.57 ID:5mC28Cr/0
川*゚听ハ「あいつ? ブーンの事、知ってるのか?」
(,,゚Д゚)「・・・最近、ブーンの周りに小さい猫みたいな妖怪がいたろう?
あれ、俺だ」
川;゚−゚ハ「えっ! 知らなかった」
(,,゚Д゚)「本来の姿はこっちだ。まあ、そんな話はどーでもいい。
お前をこれから暫く、変化させる」
川*゚听ハ「・・・変化?」
(,,゚Д゚)「そうだな・・・鼠にでもするか」
川;゚听ハ「え・・・?」
(,,゚Д゚)「ほれ、ちょっと椅子の陰に屈め。そこならカメラに映らん」
川;゚听ハ「あ、ああ」
クーは言われたとおりにした。
ギコも同じく、顔から下半分を椅子の陰に隠す。
ギコは目を瞑り、何かを口から吐き出した。
白く、もやもやした塊。それをクーに上から掛けた。
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:29:16.39 ID:wXl99WeKO
支援
311 :
第18話:2006/09/23(土) 21:29:55.11 ID:5mC28Cr/0
塊はクーを覆い、クーは自分の体が少し歪むのを感じた。
ノq|;゚听ハ「あわわ」
クーは、ハムスターみたいになってしまった。
(,,゚Д゚)「白くて餅みてえだな」
(,,゚Д゚)「さて・・・」
ギコは何も無いところにまたもや、白い塊を吐き出す。
今度はその塊は、ギコの姿へと瓜二つになった。
(,,-Д-) ・・・
312 :
第18話:2006/09/23(土) 21:32:10.06 ID:5mC28Cr/0
(,,゚Д゚)「んで、俺は」
ギコはちょっと苦しそうな顔をすると、
自分の姿を変えた。
川,,゚Д゚ハ「こんなもんか、ゴルァ!」
ギコは、クーになってしまった。
・クー → ハムスター
・ギコ → クー
・ギコの吐き出した塊 → ギコ
313 :
第18話:2006/09/23(土) 21:33:34.08 ID:5mC28Cr/0
川,,゚Д゚ハ「おい、娘」
ノq|;゚听ハ「なんだ?」
川,,゚Д゚ハ「鼠の姿なら、狭い所に隠れたりしながら様子を探れるだろう?
ここを探るのが俺の仕事だ。娘、お前にとっても重要だろ?
それで、この建物の下にある研究施設を探ってくれ」
ノq|*゚听ハ「・・・お前は?」
川,,゚Д゚ハ「お前の姿を借りて、隙あらば俺も外を探る」
ノq|*゚听ハ「・・・お前がこのネズミの姿になれば早いんじゃ?」
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:36:03.74 ID:Hk+LPsuf0
よいしょ
315 :
第18話:2006/09/23(土) 21:36:22.45 ID:5mC28Cr/0
川,,゚Д゚ハ「俺はこの術が下手だから、体積をあんまり小さく出来ないんだよ。
お前はチッコイからできたがな」
ノq|*゚听ハ「そうか」
川,,゚Д゚ハ「それにお前の今の大きさでも、部屋から出る隙間はねぇ。
だから、俺のこの姿で隙を作る。
その間に、行け」
ノq|*゚听ハ「わかった」
クーが返事した語尾に、部屋のドアを叩く音がした。
316 :
第18話:2006/09/23(土) 21:38:10.78 ID:5mC28Cr/0
川,,゚Д゚ハ「誰だ?」
( ´_ゝ`)「spectre02か、入室してもいいかね?」
川,,゚Д゚ハ「そいつなら、寝てる」
( ´_ゝ`)「・・・お嬢さん、生きておいででしたか」
川,,゚Д゚ハ「酷い奴らだな。あんたら。生きて肉食獣の餌にしようとは」
( ´_ゝ`)「・・・俺は、そんな事には反対なんだがな」
川,,゚Д゚ハ「・・・で、何のようだ?」
( ´_ゝ`)「入ってもいいかい?」
川,,゚Д゚ハ「ああ」
扉が開き、男が入ってきた。
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:40:37.38 ID:wXl99WeKO
わくてか
318 :
いち:2006/09/23(土) 21:44:40.29 ID:5O0e6Dn+O
…これでおさるさんはひでえよ
一度なるとかかりやすくなるのか?
>>296の絵師さんの力作で妄想しながら待ってて
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:46:41.33 ID:g0+jmynWO
支援
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:48:40.12 ID:wXl99WeKO
支援
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:54:56.42 ID:wXl99WeKO
支援
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:57:41.77 ID:xBpzHWKG0
支援
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:58:22.89 ID:wXl99WeKO
支援
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:02:50.25 ID:wXl99WeKO
支援
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:03:45.12 ID:wXl99WeKO
支援
326 :
第18話:2006/09/23(土) 22:05:19.10 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「初めまして、兄者と呼んでくれ」
川,,゚Д゚ハ「で?」
( ´_ゝ`)「君をここから出そうと思う」
川,,゚Д゚ハ「ほう。開放してくれるのか?」
( ´_ゝ`)「・・・それは無理だ」
川,,゚Д゚ハ「じゃあ、どうするつもりだ?」
( ´_ゝ`)「他の妖怪がいない部屋にいてもらう」
327 :
第18話:2006/09/23(土) 22:06:10.53 ID:5mC28Cr/0
川,,゚Д゚ハ「・・・一体、どうするつもりなんだ?」
( ´_ゝ`)「残念ながら、ここの実権を握っているのは弟者でね
私の好きがってにはできない。
・・・さしあたり、別の部屋で勘弁してくれ」
川,,゚Д゚ハ「いいだろう」
( ´_ゝ`)(・・・変な喋り方だなあ)
ギコはクーに目配せした。
ギコが兄者に連れられて出て行くのにあわせて、ハムスター姿のクーは部屋を出た。
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:06:18.86 ID:8JH0p+/Y0
ktkr
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:08:22.22 ID:Hk+LPsuf0
支援
330 :
第18話:2006/09/23(土) 22:08:45.81 ID:5mC28Cr/0
・・・
ブーンの家。
ぷるるるるるるるる
ξ ´兪)ξ「うるさいのう。誰もおらんのか?」
ツンは髪の毛の先で受話器をとりあげ、
自分の顔の近くに持ってきた。
「もしもし・・・内藤さんのお宅ですか」
ξ ´兪)ξ「お宅のお子さんを預かった。
返して欲しくば、3000万円用意しろ」
「・・・は?」
ξ ゚兪)ξ「いや、何でもない。てれびの真似したかっただけだ。
いま、ブーン親子は留守だ。またにせよ」
「すると、もしや貴方はツン・・・さん?」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:09:39.23 ID:wXl99WeKO
支援わくてか
332 :
第18話:2006/09/23(土) 22:10:12.98 ID:5mC28Cr/0
ξ゚听)ξ「・・・誰だ、お主は」
「肯定と受け取って、かまわないですね? 私は・・・弟者と申すもの」
ξ゚听)ξ「あ、そう」
「・・・よろしければ、貴方にとって重要な情報をお伝えする事ができます。
当方まで、ご足労願えませんでしょうか?」
ξ゚听)ξ「んー・・・めんどい」
「・・・櫛に関することです」
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:13:52.41 ID:OUkM8L2GO
支援
334 :
第18話:2006/09/23(土) 22:16:47.77 ID:5mC28Cr/0
ξ゚听)ξ「・・・む?」
「貴方に、櫛の持つ秘密を伝える事ができます。どうでしょう」
ξ゚ー゚)ξ「ふん」
「・・・どちらですか?」
ξ゚听)ξ「人間程度に暴ける情報になど、期待しておらんわ。
じゃあな」
「・・・そうですか。では・・・ブーン君に伝言を頼めませんか?」
335 :
第18話:2006/09/23(土) 22:18:18.93 ID:5mC28Cr/0
ξ゚听)ξ「儂は伝言係じゃあないぞ?」
「一言でよいのです。クーは預かったと」
ξ゚听)ξ「・・・なんだと?」
「後で改めて連絡しますので。それでは・・・」
ξ゚−゚)ξ「・・・」
ツンは受話器を置いた。
ξ゚听)ξ「・・・じょるじゅ、じょるじゅよ!」
・・・
(*゚∀゚)「はい! ツンたん!!!」
ξ#`凵L)ξ ・・・
(*゚∀゚)(最近、このプレッシャーがタマラナイ・・・)
336 :
第18話:2006/09/23(土) 22:20:17.78 ID:5mC28Cr/0
謎のアパートの前
( ^ω^)「うーん。何の変哲も無いアパートだお・・・
さっきのは気のせいかお?」
( ^ω^)「・・・入りたいけど、入り口がオートロックだし」
( ;^ω^)「どーするかお。クーにメール入れても返信ないお」
( ^ω^)「ん?」
ブーンの携帯から着うたが流れる。
「いでよ、心に住み着く雷獣♪ 我に力、与えよ
いでよ、邪神を崇める妖獣! くだけ!くだけ! 暗黒を砕け!!!・・・
( ;^ω^)「誰だお、こんな時に?」
ブーンは慌てて、画面を開いた。
( ゚∀゚)「よっ!」
携帯の画面から、奇妙な音と共にジョルジュが現れた。
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:20:58.22 ID:8JH0p+/Y0
支援
338 :
第18話:2006/09/23(土) 22:23:29.43 ID:5mC28Cr/0
( ;^ω^)「なんだお、じょっちゃん」
( ゚∀゚)「ツン様からの伝言だ。・・・クーが、誘拐されたらしい」
Σ( ;^ω^)「なっ!!!」
( ゚∀゚)「また連絡くるから、家にいた方がいいカモナ」
( ^ω^)「クーは、ここにいるお」
( ゚∀゚)「えっ?」
( ^ω^)「見知らぬ男と一緒にいたから、ちょっとつけてみたんだお。
そしたら、ここへ・・・」
( ゚∀゚)「・・・ふーん」
( ;^ω^)「ジョっちゃん?」
( ゚∀゚)「いや・・・奴ら、櫛についての情報も持ってるみたいだ。
妖しいぞ」
( ;^ω^)「だお」
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:25:15.94 ID:wXl99WeKO
支援
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:27:09.74 ID:Hk+LPsuf0
どっこいしょ
341 :
第18話:2006/09/23(土) 22:28:44.52 ID:5mC28Cr/0
( ゚∀゚)「で、どーすんだ?」
( ^ω^)「接触してみるお。妖の気配を感じたお。
クーが危ないかも・・・」
( ゚∀゚)「そーか・・・」
( ^ω^)「ジョっちゃんは?」
( ゚∀゚)「とりあえず、このことをツン様に伝える。
また、携帯に連絡いれるよ。マナーにしとけな」
( ^ω^)「お」
ジョルジュは消えた。
( ^ω^)「さてと・・・」
ブーンは堂々と、インターホンを押した。
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:30:13.97 ID:uGTygZ/L0
かわいいブーンのAAマダー?
343 :
第18話:2006/09/23(土) 22:30:15.00 ID:5mC28Cr/0
「・・・どなたです?」
( ^ω^)「こっちから、出向いてやったお」
「!!! ブーン君か? な、何故ここが」
( ^ω^)「どうでもいいお。開けるのかお?」
「・・・今、開けます。歓迎しますよ」
ロックが外れる音がした。ブーンは内部へと入る。
3分も待つと、朝にクーと一緒にいた男が姿を現した。
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:30:59.32 ID:wXl99WeKO
支援
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:33:38.98 ID:8JH0p+/Y0
枠々
346 :
いち:2006/09/23(土) 22:35:13.83 ID:5O0e6Dn+O
またさる
ごめんね
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:41:13.70 ID:wXl99WeKO
ガンガレ
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:41:49.04 ID:8JH0p+/Y0
さる意外と強力だな
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:48:59.74 ID:OUkM8L2GO
支援
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:55:37.29 ID:LErRXH4x0
ひょ
351 :
第18話:2006/09/23(土) 22:57:35.68 ID:5mC28Cr/0
(´<_` )「まさか、こんな早くブーン君と会えるとはね。弟者といいます」
( ^ω^)「クーはどうしたお?」
(´<_` )「今、ゆっくり休憩してますよ。
それより、見せたいものがあります。一緒に来てくだ
( ^ω^)「クーの安全の確認が先だお」
(´<_` )「・・・クーさんも、そこにいます」
( ^ω^)「・・・」
弟者はブーンを引き連れ、階下へと向った。
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:00:37.63 ID:8JH0p+/Y0
支援
353 :
第18話:2006/09/23(土) 23:01:08.65 ID:5mC28Cr/0
ノq|*゚听ハ「ああ・・・階段下りるのも大変だ」
ハムスター姿のクーは、とっとこ一生懸命降りている。
ノq|;゚听ハ「もう、あのギコとか言う奴、
どうせなら鳥にでもしてくれたら良かったのに・・・」
ノq|;゚听ハ「ん?」
「・・・ずいぶん、降りるんだお?」
「はい。まあ、だいたい、あと6階分下へ潜りますので」
ノq|*゚听ハ「この声は、ブーン!!!」
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:01:31.96 ID:Hk+LPsuf0
支援
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:03:16.82 ID:wXl99WeKO
支援
356 :
第18話:2006/09/23(土) 23:03:49.55 ID:5mC28Cr/0
( ^ω^)「見せたいものって、何なんだお?」
(´<_` )「今の人間側の力です」
( ^ω^)「・・・?」
(´<_` )「なに、すぐですよ」
−−−−−−−−−−−−−−
ノq|;゚听ハ「うーん。弟者も一緒か・・・」
ノq|*゚−゚ハ(ブーンの鞄に、何とかくっつけないかな?)
ノq|*゚A゚ハ(跡をつけて、5階分も降りられないしな〜)
ノq|*゚听ハ「よっしゃ、女は度胸! 何とか飛びつくぞっと!」
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:04:03.60 ID:8JH0p+/Y0
しえんしえん
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:05:00.79 ID:Hk+LPsuf0
全力で支援
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:07:36.58 ID:LErRXH4x0
俺にとってのクーの声のイメージはハスキーボイスなんだが
なぜかこのクーの場合、脳内でハスキーボイスが流れない
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:08:58.04 ID:wXl99WeKO
支援
361 :
第18話:2006/09/23(土) 23:10:35.93 ID:5mC28Cr/0
クーはブーン達が通り過ぎるまで、身を潜ませていた。
それから、ブーンの鞄とクーのいる段が大体同じになった時
ノq|#`凵Lハ「どりゃああああああああ!」
ぺちゃ。
クーは大きく飛び上がり、
ブーンの肩掛け鞄の中に着地した。
ノq|;++ハ「きゅう・・・」
・・・頭をぶつけたらしい。クーは気絶してしまった。
−−−−−−−−−−−−−−
( ;^ω^)「ん?」
(´<_` )「どうかしました?」
( ;^ω^)「いや、なんでもないお」
( ;^ω^)(・・・なんか、聞きなれた声がしたお?)
(´<_` )「歩く時間が勿体無いし、我々の立場、というのを教えましょうか」
( ^ω^)「・・・頼むお」
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:12:28.42 ID:8JH0p+/Y0
しえんしえん
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:13:28.46 ID:Hk+LPsuf0
ノq|#`凵Lハ「どりゃああああああああ!」
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:13:47.90 ID:F4MTEE/MO
シェーーーン
365 :
第18話:2006/09/23(土) 23:14:36.86 ID:5mC28Cr/0
地上の部屋・・・
川,,゚Д゚ハ「・・・で、隣の部屋か?」
( ´_ゝ`)「大丈夫だ。このアパートは壁の間に鉄の板を挟んでいてな。
他の部屋の妖怪は、入って来れない。
この部屋は、安全だ」
川,,゚Д゚ハ「お前らは、一体ここで何をやってるんだ?」
( ´_ゝ`)「・・・聞けば、帰れなくなるぞ?」
川,,゚Д゚ハ「正直に言えよ。どうせ、帰す気はないんだろ?」
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:17:25.34 ID:wXl99WeKO
シエラレオネ
367 :
第18話:2006/09/23(土) 23:17:49.47 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「・・・私は、殺す気はない」
川,,゚Д゚ハ「あー、まどろっこしいなぁ。早く、話せよ」
( ´_ゝ`)「・・・対妖怪用の武器の開発と、妖怪を使役する技術の開発だ」
川,,゚Д゚ハ「む・・・?」
( ´_ゝ`)「妖怪なんてものが存在するなんて、
ブーン君が櫛使いになるまで知らなかっただろう?」
川,,゚Д゚ハ「・・・ああ」
368 :
第18話:2006/09/23(土) 23:19:46.54 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「亜矢家・・・という一族がいる。
そいつらは妖怪を操り、人間と妖怪の間に立つ立場だった」
( ´_ゝ`)「ブーン君のいる内藤家・・・こいつらは、人間側に立ち、
古の秘術をもって妖怪を倒す立場だ」
( ´_ゝ`)「古い・・・と思わないか?」
川,,゚Д゚ハ「・・・古い?」
( ´_ゝ`)「そうだ。もっと効率的に妖怪を狩る方法、利用する方法が、ないかってことさ」
川,,゚Д゚ハ「・・・」
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:20:05.37 ID:Hk+LPsuf0
支援
370 :
第18話:2006/09/23(土) 23:23:12.57 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「我々は国の一部・・・のお偉方の作った
対妖怪業務を担う‘朧’のメンバーだ」
川,,゚Д゚ハ「おぼろ?」
( ´_ゝ`)「悪趣味な名前だろう? はっきりしない事を意味する言葉さ。
国のTop secretにでもしたいのかな」
川,,゚Д゚ハ「それで? その朧とやら、今までと何が違うんだ?」
( ´_ゝ`)「国家というものは、国民を守るためにある。
それは、妖怪からだとて、変わりはしない」
川,,゚Д゚ハ「ほお」
( ´_ゝ`)「内藤家のショボンの秘術、亜矢家のでぃの使役術。
二人からは、今もある程度の協力を得ている。
・・・それで、妖怪に対抗する力を我々は得た。
妖怪を従属させる力を得た。
そして、これらに現代科学技術を組み合わせ、効率化を図った」
川,,゚Д゚ハ「・・・」
371 :
第18話:2006/09/23(土) 23:25:17.64 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「さて、クーさん。屈服させ、従属させた妖怪・・・
対妖怪用だけでは勿体なくないか?」
川,,゚Д゚ハ「?」
( ´_ゝ`)「もっと、広い範囲で・・・
例えば他国の侵略などからの防御にも、使えるじゃないか・・・?
今、この国にいる妖怪を出来るだけ従属させ、軍事力へ転用させたい」
川,,゚Д゚ハ「・・・むなくそわりぃ」
372 :
第18話:2006/09/23(土) 23:26:59.51 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「胸糞悪い? 何故だい? 妖怪、彼らは人間の敵だ」
川,,゚−゚ハ「・・・」
( ´_ゝ`)「そして彼らを使う事で、これからの世界情勢の変化の中、
国民に被害をほとんど出すことなく、
わが国は生き延びていけるかもしれない。一石二鳥だ」
川,,゚Д゚ハ「世界情勢の変化だと?」
( ´_ゝ`)「・・・今の世界情勢は、君達が思っている以上に綱渡りということさ」
川,,゚Д゚ハ「・・・そーかよ。で、ブーンには何の用だ?」
( ´_ゝ`)「妖怪を捕獲するため、制御するためにまだまだ我々には力がいる。
そこで、ブーン君の持つ櫛と同じようなものを作りたいんだ」
川,,゚Д゚ハ「んで、その櫛のために俺もブーンも巻き込まれたってわけか」
( ´_ゝ`)「君を巻き込んで済まないと思ってる」
川,,゚Д゚ハ「・・・」
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:29:22.36 ID:8JH0p+/Y0
しえんしえん
374 :
第18話:2006/09/23(土) 23:30:33.83 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「君を帰す気はないが、私は弟者と違い殺す気は断じてない。
・・・そこで、ここで働いてもらいたいと思う」
川,,゚Д゚ハ「・・・あ?」
( ´_ゝ`)「・・・見たところ、女性ながらその胆力には目を見張る。
技術者としては役に立たんだろうが、他に仕事は幾らでもある」
川,,-Д-ハ「・・・そうだな。まだわからない。
とりあえず、施設内を見せてくれないか?
具体的にどんな事してるかわからないと、なんとも・・・」
( ´_ゝ`)「・・・悪いが、これ以上詳しくは教えられない。
今はな。弟者と話しをつけなければならないのでな」
川,,゚Д゚ハ「・・・」
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:30:43.69 ID:Hk+LPsuf0
支援
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:31:29.44 ID:X1SUI8yW0
377 :
第18話:2006/09/23(土) 23:34:01.03 ID:5mC28Cr/0
( ´_ゝ`)「今しばらく、ここで大人しくしててくれ。
ブーン君の事も、まとめて次来た時に伝えるよ」
川,,゚Д゚ハ「・・・ブーンは今?」
( ´_ゝ`)「あの子は今、弟者がここに来るよう交渉中だよ」
川,,゚Д゚ハ「・・・そーか。なるべく早く、結論つけてくれ」
( ´_ゝ`)「ああ」
・・・
川,,゚Д゚ハ(やれやれ・・・打ち殺したいぜ・・・)
てすてす
379 :
第18話:2006/09/23(土) 23:36:59.05 ID:5mC28Cr/0
ブーンは弟者から、ほぼギコが聞いた内容と同じ話を聞いていた。
( ^ω^)「胸糞悪いお」
(´<_` )「・・・流石だと、思わないか?」
( ^ω^)「思えないお。あいつらは、道具じゃないお」(口調変わった???)
(´<_` )「・・・クローン技術で培養した人工皮膚を、
火傷患者に移植する」
( ^ω^)「・・・は?」
(´<_` )「心臓など、一部の病人は健康な内臓を欲して止まない」
(´<_` )「だがな、他人の内臓を移植した所で、拒絶反応が起きる。
よって、免疫機能を抑える薬を服用せねばならない。
だが、これが人体に良くない結果をもたらす事はわかるな?
実際、運よく内臓が手に入ってもその患者はどうせ長生きできない。
・・・本人のゲノムと合致する、内臓でなければな」
( ;^ω^)「???」
(´<_` )「そこで、面白いクローン技術が注目されてる」
( ;^ω^)「突然、何の話だお!」
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:38:36.70 ID:LErRXH4x0
おおおおお
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:41:34.94 ID:Hk+LPsuf0
どっせい
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:42:01.39 ID:wXl99WeKO
さる?
383 :
第18話:2006/09/23(土) 23:42:32.67 ID:5mC28Cr/0
(´<_` )「豚に、内臓を作らせるんだ」
( ;^ω^)「え?」
(´<_` )「わかるか?
人間は豚を培養器に見立てて、健康な臓器を豚体内で培養するんだ。
これって、豚を物としか見てないよな?」
( ;^ω^)(・・・わかんないです)
(´<_` )「わからんか? 人は、今までも他の生き物を
食べ物として、道具として扱ってきた。
・・・今更、何をためらう?
牛を食べるのと一緒だ。馬を乗り物として使うのと!」
( ;^ω^)「で、でも、それとこれとは話が・・・
(´<_` )「ほう、知性が低ければ、どう扱ってもいいか?」
( ;^ω^)「・・・」
(´<_` )「牛にしても、馬にしても、人間はそれらが、
人間の目的に適するよう、長い時間を掛けて作り変えてきた。
・・・我らがやる事と、何が違う?」
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:45:07.16 ID:wXl99WeKO
ゴクリ
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:52:44.12 ID:LErRXH4x0
まさかSARU?
386 :
第18話:2006/09/23(土) 23:53:45.20 ID:5mC28Cr/0
( ;^ω^)「で、でも! お前らは戦争の道具にまでする気だお!」
(´<_` )「馬は古来から、軍事用として使われてきた事、
流石に知らんわけじゃあるまい」
( ;^ω^)「・・・」
(´<_` )「ブーン君。くだらない常識に捕らわれるな。
もっと、広く考えてくれ・・・
我々がやってることは、悪か? 否!」
(´<_` )「我々がやる事は、これからの日本人全ての幸せに直結する!」
(´<_` )「君には力がある。君もこっちに来て、我らに手を貸してくれないか?」
( ^ω^)「・・・」
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:54:23.15 ID:Hk+LPsuf0
どらばっぱ
388 :
第18話:2006/09/23(土) 23:57:14.20 ID:5mC28Cr/0
(´<_` )「私は焦らない。よく考え
( ^ω^)「だ が 断 る」
(´<_`; )「む・・・何故だ?」
( ^ω^)「理由はシンプルだお。
気に食わないから」
( ^ω^)「ブーンは、妖怪の友達がいるお!
・・・それに今から、分かり合えるはずの奴もいるお!
難しい事は分からなくても、それで十分だお」
(´<_` )「・・・やはり、まだ子供か。
1の犠牲で10を救える事があるのに」
( #^ω^)「じゃあ、その1にお前がなってみるお!」
(´<_` )「ある意味、なってるさ・・・」
( ;^ω^)「お・・・?」
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:58:50.29 ID:yZE/B9LH0
支援支援
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:59:37.47 ID:yZE/B9LH0
支援支援
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:00:34.57 ID:ml0y/frD0
支援支援
392 :
第18話:2006/09/24(日) 00:01:24.64 ID:DPQHFyIr0
(´<_` )「まあ、今の君に何を言っても無駄なようだ。
先に、クーさんに会わせてあげよう」
( ^ω^)「・・・随分と、あっさりと会わせるんだお?」
(´<_` )「約束だからな」
( ^ω^)「・・・」
弟者は目的の階にたどり着いたようで、その階の中を移動する。
ある扉の前で立ち止まり、ブーンにその部屋の中に入るよう指示した。
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:01:57.65 ID:cZ+L5mpt0
支援
394 :
第18話:2006/09/24(日) 00:02:33.89 ID:DPQHFyIr0
ブーンは部屋の中に入る。
外から、かちゃっと音がした。
( ^ω^)「・・・お?」
( ;^ω^)「か、鍵ぃかけたお!?」
扉の向こう側から、弟者の声が聞こえる。
(´<_` )「かけた」
( ;^ω^)「何するんだおっ!」
(´<_` )「今から、ブーン君を妖怪が襲う。
生き残るためには、戦うしかない」
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:04:38.83 ID:3AW/ppzK0
これは期待。
396 :
第18話:2006/09/24(日) 00:06:01.05 ID:DPQHFyIr0
( ;^ω^)「なんで
(´<_` )「貴重なデータとなるからな」
( ;^ω^)「データ?」
(´<_` )「我々は知りたいんだ。
ただの櫛が、わが国最強の妖怪を凌駕する力を持ちえた、
その理由が」
( ;^ω^)「この櫛は、お前らのいう科学なんかで測れるものじゃないお!」
(´<_` )「はかってみせるさ」
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:06:51.71 ID:ml0y/frD0
支援支援
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:08:36.53 ID:6mGiEXg/0
才能に私怨
399 :
第18話:2006/09/24(日) 00:10:03.36 ID:DPQHFyIr0
部屋の中から、気配がする。ブーンはそちらを向いた。
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~ しゅぼっ・・・
( ;^ω^)「・・・お前は誰だお?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「・・・」
( ;^ω^)「誰だお!!!」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「・・・俺が誰かが、問題か?」
( ;^ω^)「・・・お前、人間だお?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~ こくり
400 :
第18話:2006/09/24(日) 00:13:10.83 ID:DPQHFyIr0
( ;^ω^)「弟者! 妖怪を襲わせるんじゃなかったのかお?」
(´<_` )「その人は渋沢さんさ。
大丈夫、彼が君と戦う妖怪を操ってくれる」
( ;^ω^)「・・・お?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「来なさい・・・spectre01」
ズドン!
( ・∀・) ・・・
モララーが一体現れた!
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:14:26.37 ID:m5GiIGsF0
支援
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:14:58.69 ID:S0NtsvaN0
田代しながらwktk
403 :
第18話:2006/09/24(日) 00:16:43.04 ID:DPQHFyIr0
( ^ω^)「・・・戦うのかお?」
( ・∀・) ・・・
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「spectre01・・・破壊意欲を暴走させなさい」
( ・∀・) ・・・
( ・∀・) ・・・・
( #・∀・)「お・・・・おおおお・・・・・・・!!!」
( ;^ω^)「!」
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:17:20.17 ID:ml0y/frD0
wktk1号
405 :
第18話:2006/09/24(日) 00:18:56.13 ID:DPQHFyIr0
( #・∀・)「せ、世界征服してやるからなああああああ!!!!!」
( ;^ω^)「・・・は????」
406 :
第18話:2006/09/24(日) 00:20:47.95 ID:DPQHFyIr0
( #・∀・)「くらえ! マターリ光線!!!!」
( ;^ω^)「わっ! 危ないお!」
( #・∀・)「モラスマッシャー!!!」
( ;^ω^)「わっ! 汚いおっ! ションベン飛ばすな!」
( #・∀・)「四方八方マターリ光線 乱れ撃ちっ!!!」
( ;^ω^)「おおおおおおおおっ!!!!!」
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:23:17.29 ID:ml0y/frD0
四方八方マターリ光線 乱れ撃ちっ!!!
408 :
第18話:2006/09/24(日) 00:24:06.94 ID:DPQHFyIr0
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「・・・ふむ。鞄を抱えたまま、全て避けるか」
(´<_` )「驚いたな・・・人間の肉体で、あの様な動きが出来るとは」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「成る程。私も欲しくなってきたよ」
(´<_` )「兄者に急ぎ、spectre02を連れてきてもらわねば」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「ああ。spectre01だけじゃ、もたない」
(´<_` )「ナンバーを初めて与えた実験体なんだがな」
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:24:45.00 ID:cZ+L5mpt0
支援
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:25:27.62 ID:ml0y/frD0
( ゚∀゚)彡wltlt!wktk
411 :
第18話:2006/09/24(日) 00:26:10.54 ID:DPQHFyIr0
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「spectre02・・・自らの意思で協力する化物・・・
今、保有する最大の戦力か。
やはり本来の思考力がないと本来の実力は発揮できない・・・」
(´<_` )「そうだな。spectre01も、本来はこの程度じゃないからな。
ディのクルックドゥドゥドゥでなければ、捕獲は無理だった」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「私も、spectre01の補助にまわる」
(´<_` )「実弾は使うなよ?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「わかってる」
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:28:04.74 ID:ml0y/frD0
そろそろsaru?
413 :
第18話:2006/09/24(日) 00:28:09.08 ID:DPQHFyIr0
_、_
( ,_ノ` )y━・ パスッ パスッ
( #・∀・)「モララララララララァァァアアアアアアッ!!!!」
( ;^ω^)「おおお! 2対1とは卑怯なりぃ!」
激しく逃げるブーン。その肩に下げた鞄の中、
クーは目を覚ました。
Σノq|;゚听ハ「はっ!」
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:28:50.57 ID:cZ+L5mpt0
支援
415 :
第18話:2006/09/24(日) 00:30:42.62 ID:DPQHFyIr0
ノq|;゚听ハ「ブーン・・・!」
( ;^ω^)「お? クーの声が聞こえたような?」
ノq|;゚听ハ「そうだ! クーだ!」
( ;^ω^)「クー! ど、どこだお!」
(´<_` )「・・・? 何だ、何を言ってるんだ?」
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:33:42.50 ID:W5tv24LGO
おさるさんきたー
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:35:00.96 ID:cZ+L5mpt0
きびしいな
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:37:12.34 ID:SsqOJ0Lk0
厳しすぎやしないか。お猿さんよー
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:41:46.95 ID:2VAGPXA8O
世界制服懐かしいな
420 :
第18話:2006/09/24(日) 00:43:33.76 ID:DPQHFyIr0
( ;^ω^)「・・・?」
( ゚ω゚ )「!」
ノq|*゚听ハ「こっち見んな」
( ;^ω^)「クー!? ちっちゃなクーが、ハムスターの着ぐるみ着てるぅううう!」
ノq|*゚听ハ「もちつけ。目立たないようにギコに姿を変えてもらったんだ」
( #・∀・)「変異抜刀! モララ斬り!!!」
( ;^ω^)「わっと」
_、_
( ,_ノ` )y━・3「ふん。そこだっ!」
( ;^ω^)「うにょわおっ! あ、アブねえ!」
( ;^ω^)「ギコが来てるのかお?」
ノq|*゚听ハ「ああ。この建物にいる。何か、ここで調べたい事があるみたいだ」
( ;^ω^)「一体、何を。おっとお!」
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:44:39.49 ID:cZ+L5mpt0
支援
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:44:43.03 ID:c34HlQfXO
今でもあるね
423 :
第18話:2006/09/24(日) 00:48:02.79 ID:DPQHFyIr0
(´<_`; )「ブーン君、余裕そうだな」
弟者は携帯をとりだした。
(´<_` )「兄者」
「・・・こちら、兄者だ。どうした、弟者」
(´<_` )「spectre02を連れてきてくれ」
「どうかしたのか?」
(´<_` )「期待以上だ。櫛の力、恐るべし」
「・・・わかった。動いてくれればよいが」
(´<_` )「早く頼むぞ、兄者」
「おう」
ぷつ。
(´<_` )「もってくれよ? 渋沢さん」
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:50:34.08 ID:c34HlQfXO
まとめの人乙です
425 :
第18話:2006/09/24(日) 00:51:09.99 ID:DPQHFyIr0
・・・
兄者とギコのいる部屋。
川,,゚Д゚ハ「誰から電話だ?」
( ´_ゝ`)「弟者からだよ。君はここで大人しくしててくれ」
川,,゚Д゚ハ「俺も連れて行ってくれ」
( ´_ゝ`)「駄目だ」
川,,゚Д゚ハ「・・・じゃ、何が起きたか教えてくれ」
( ´_ゝ`)「・・・知らないほうがいい」
兄者は外に出ようとした。
川,,-Д-ハ「・・・」
クーの姿をしたギコが、兄者の手を掴む。
( *´_ゝ`)「・・・手をはな
ぐしゃ・・・
426 :
第18話:2006/09/24(日) 00:54:04.26 ID:DPQHFyIr0
再び、地下の部屋。
(´<_` )「・・・」
(´<_`; )「何故、ブーン君は避け続けているんだ?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「・・・」
(´<_`; )「私でもわかる。攻撃するチャンスはあったろう?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「ああ」
(´<_`; )「な、何故・・・?」
( ^ω^)「お前らに、櫛の何もわからないお!」
(´<_`; )「・・・?」
427 :
第18話:2006/09/24(日) 00:58:24.91 ID:DPQHFyIr0
( #・∀・)「モラモラモラモラモラモラモラモラモラモラモラッ!!!」
( ;^ω^)「うぃっ・・・と。この櫛は、
誰かを傷つけるために作られたんじゃないお!」
(´<_`; )「何をいう。その櫛は、古より伝わる破魔の武器だろう?」
( ^ω^)「違うお! この櫛はただ単に、誰かを守るために作られたんだおっ!」
(´<_`; )「?」
( ^ω^)「ブーンは最近、この櫛を使うと声が聞こえるようになったお」
(´<_`; )「声だと?」
428 :
第18話:2006/09/24(日) 00:59:41.31 ID:DPQHFyIr0
( ^ω^)「誰かを助けられなかった事を後悔する、悲痛な叫び声だお」
(´<_`; )「・・・」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「spectre01、攻撃やめ」
( ・∀・) ・・・
( ^ω^)「そして・・・」
(´<_`; )「そして?」
( ^ω^)「今度こそ、貴方は死なないでって・・・言われるお」
夜遅くGJ
430 :
第18話:2006/09/24(日) 01:02:25.90 ID:DPQHFyIr0
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「・・・」
(´<_`; )「馬鹿な・・・」
(´<_`; )「その櫛は、今まで何百体と化物を殺してきたという話だ!
そんな、死なないでだと・・・?」
( ^ω^)「本当だお」
(´<_`; )「それで、何故攻撃に使わない?」
( ^ω^)「言ったはずだお。この櫛は守るために使うものだお」
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~「・・・」
(´<_` )「・・・それは、困る」
( ^ω^)「?」
(´<_` )「クーさんに死んで欲しくなくば、戦え!」
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:10:24.23 ID:kBMv8uZM0
さ・るー?
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:10:47.43 ID:c34HlQfXO
wktk
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:15:08.47 ID:cZ+L5mpt0
支援
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:21:21.62 ID:Q26hQXtzO
てかてか
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:25:24.36 ID:J1rqYnm1O
支援
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:31:26.92 ID:0x1z8XeB0
さるかよー
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:42:59.02 ID:DPQHFyIr0
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:49:25.82 ID:0x1z8XeB0
(´・ω・`)
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:56:02.51 ID:SsqOJ0Lk0
もしかして今回も寝落ちとかか?wwwwwww
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:07:30.67 ID:khWfLSXbO
('A`)
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:19:22.89 ID:cZ+L5mpt0
信じて保守
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:29:58.91 ID:ml0y/frD0
めっさいいところ(・∀・)
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:47:09.43 ID:DPQHFyIr0
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 03:01:09.93 ID:khWfLSXbO
( ^ω^)
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 03:21:40.03 ID:DPQHFyIr0
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 03:45:08.06 ID:DPQHFyIr0
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:12:39.58 ID:Rxp5dJEGO
( ^ω^)
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:26:30.53 ID:DPQHFyIr0
ご、ごめんなさい
449 :
第18話:2006/09/24(日) 04:27:44.94 ID:DPQHFyIr0
( ;^ω^)「・・・く」
(´<_` )「避けてばかりのデータじゃ面白くないんだ。
戦って勝てば、クーさんを返してあげよう」
( ^ω^)「クーならここにいるお?」
ノq|*゚听ハ「あれ? 言っちゃった? まあ、いいけど」
ブーンの持つ鞄から、クーは顔だけ出した。
(´<_`; )「・・・は? それがクーさん???」
( ^ω^)「わかったかお? 実は、もうブーンはここにいる必要ないんだお!」
( ゚ω゚)「」
猿?サーセンwwwww
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:29:22.11 ID:W5tv24LGO
回避
452 :
第18話:2006/09/24(日) 04:30:25.52 ID:DPQHFyIr0
右手から伸ばした爪で派手に扉を壊し、一直線にブーンは弟者に詰め寄った。
(´<_`; )「ぐ・・・」
( ^ω^)「動くなお」
弟者の首を左手で締め上げ、ブーンは命じた。
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:31:18.49 ID:khWfLSXbO
猿
454 :
第18話:2006/09/24(日) 04:31:58.63 ID:DPQHFyIr0
(´<_`; )「・・・誰も、傷つけないんじゃなかったのか?」
( ^ω^)「ブーンは、櫛でって言ったお〜♪」
(´<_`; )「く・・・」
_、_
(;,_ノ` )y━・~~~「・・・」
( ^ω^)「渋沢さんも動くなだお〜」
_、_
(;,_ノ` )y━・~~~「・・・」
( ^ω^)「悪いけど、人質になって貰うお」
(´・(ェ)・` )
456 :
第18話:2006/09/24(日) 04:36:14.74 ID:DPQHFyIr0
ノq|*゚听ハ((ギコはどうするんだ?))
クーが囁いた。ブーンも、弟者に聞こえないくらいの声で返す。
( ^ω^)((渋沢さんとあの妖怪、手ごわいお。
他にもいるかもしれないしどうせなら合流したいお))
ノq|*゚听ハ((そっか
クーが納得したような顔をして返事しようとした時。
その時、鳴き声みたいなものが聞こえた。
「クックルドウドウドウ」
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:36:47.84 ID:W5tv24LGO
回避
wktk
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:39:34.06 ID:b7tD1d2j0
こんな時間にキタwwwww
460 :
第18話:2006/09/24(日) 04:41:05.17 ID:DPQHFyIr0
( ^ω^)「・・・何か、言ったかお?」
(´<_`; )「・・・まさか」
がこんっ・・・!
突如、真上から派手な音がした。
上で、何かが暴れているような。床を叩いているような。
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:44:08.82 ID:b7tD1d2j0
かいひかいひ
(´。・ω・`)
463 :
第18話:2006/09/24(日) 04:50:05.07 ID:DPQHFyIr0
( ;^ω^)「・・・?」
「クックルドウドウドウ」
ガドムッ!
ノq|;゚听ハ「・・・揺れてないか?」
「クックルドウドウドウ」
ドギャムッ!
_、_
(;,_ノ` )y━・~~~「て、天井にヒビが・・・?」
「クックルドウドウドウ」
ズギャアアアンッ!!!!!!!!!!!
だろう昆虫の場代並ww
465 :
第18話:2006/09/24(日) 04:51:04.88 ID:DPQHFyIr0
天井が割れる。
大小のコンクリート材が、ブーンたちに降りかかってきた。
( ;^ω^)「わっ、なんだおっ!!!」
ノq|;><ハ「おおっ?」
(´<_`; )「ぐおおおっ!?」
_、_
(;,_ノ` )y━・~~~「・・・終わり、か」
コンクリートの細かい破片や塵が舞い上がり、
一時的に視界が悪くなった。
そして・・・
その中に隠れ、いつの間にか何者かがブーンの近くに立っていた。
鳥面で体が人間の、化け物だった。
( ゚∋゚) ・・・・
足りないならそう言って与えるから
467 :
第18話:2006/09/24(日) 04:53:47.49 ID:DPQHFyIr0
( ;^ω^)「・・・だれだお?」
( ゚∋゚) ・・・・
ブーンは余りの事に、弟者を解放してしまっている。
弟者は渋沢さんの近くに逃げた。
(´<_`; )「な、何故ここが?」
_、_
(;,_ノ` )y━・~~~「ディにここがばれたんでしょうな」
( ;^ω^)「ディ先生が??? お前ら、敵対してるのかお?」
(´<_`; )「・・・ディは妖怪を戦争に使う事は反対なんだ」
_、_
(;,_ノ` )y━・「しかし意外ですな。ここまで強硬手段をとるとは」
(´<_`; )「ブーン君。いくら君でも、彼には勝てないだろうな・・・」
( ;^ω^)「・・・」
( ゚∋゚) ク・・・
海底撈月門前自摸タンピンサンシキ
アンパンマンの免許
470 :
第18話:2006/09/24(日) 04:55:21.39 ID:DPQHFyIr0
( ゚ω゚)「!」
突然、ブーンの目の前からクックルが消えた。
慌てて、左右を見回すブーン。
弟者や渋沢さんも同様のようだ。
ク
いきなり上から、クックルのものと思しき鳴き声がブーンに聞こえた。
攻撃を警戒しながら、ブーンは慌てて上を見る。
ブーンの丁度真上に、クックルはいた。
そして・・・
クックルは分裂した。
8体のクックルがそれぞれ降りてきて、ブーンを取り囲む。
チョンのウ考えて常識的になってる筈
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 04:56:19.54 ID:b7tD1d2j0
?
473 :
第18話:2006/09/24(日) 04:56:58.95 ID:DPQHFyIr0
( ;^ω^)「なんじゃこりゃああああああああああ!!!!」
(´<_`; )「で、でたでた、でたでぇ!!
クックル自慢の分身技!!!!!
も、もうこれでブーンには勝ち目はないでえっ!!!」
_、_
(;,_ノ` )y━・~~~「落ち着きたまえ、弟者・・・」
ノq|;゚听ハ「ブーン・・・!」
( ゚ω゚)「」
クックルが一斉に襲い掛かってきた。
ブーンは前方からのクックルの攻撃を避けたが、
他の7体のクックルの攻撃を避ける事は出来なかった。
前後左右へ満遍なく激しく体を殴り飛ばされながら、
ブーンは倒れた。
Cardigans Bangles BON JOVI Aerosmith EVANESCENCE Queen Adreena COLDPLAY SUM41 Nirvana Hilary Duff Phil Collins Mr.BIG RADIOHEAD
475 :
第18話:2006/09/24(日) 04:58:50.60 ID:DPQHFyIr0
( ゚∋゚)「クックルドウドウドウ」
( メ'ω`)「お・・・」
クックルは分身を解き、ブーンに馬乗りになる。
クーはブーンの鞄から這い出て、クックルへと怒鳴りつけた。
ノq|#゚听ハ「このー! ブーンになにするんだっ!!!」
( ゚∋゚)「?」
ノq|#゚听ハ「ブーンから早く降りろっ!」
σ( ゚∋゚)「?」
476 :
第18話:2006/09/24(日) 05:00:22.05 ID:DPQHFyIr0
ノq|#゚听ハ「おりろーっ!!!」
ぺちぺち
( ゚∋゚)つ ぺしっ
ノq|;++ハ「きゅう・・・」
クーはクックルに軽く叩かれて、気絶した。
Backstreet Boys Britney Spears Franz Ferdinand
478 :
第18話:2006/09/24(日) 05:01:42.09 ID:DPQHFyIr0
( メ'ω`)「く、クー・・・」
「久しぶりだね。内藤家の坊や?」
「ぐおっ!」
( ´ー`)「シラネーヨ」
渋沢さんが、突然あらわれた妙な動物のようなものの下敷きになった。
その動物の上に、気だるそうな中年女性が跨っている。
(´<_`; )「でいっ!」
(#゚;;-゚)「・・・やあ。お前は元気そうだね」
クーカワユスwwww
480 :
第18話:2006/09/24(日) 05:02:45.59 ID:DPQHFyIr0
(´<_`; )「お、お前、どういうつもりだっ!?」
(#゚;;听)「どうもこうもないよ。自分の不始末の責任をつけにきた」
(´<_`; )「ふしまつ?」
(#゚;;ー゚)「あんたらの考え、妖怪どもを全て道具にするやり方が
ここまで具体的に進んでると知らなかったからね・・・」
(´<_`; )「な、なぜ、でぃがその事をっ!?」
(#゚;;听)「聞いたよ。ギコにね」
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:04:10.31 ID:b7tD1d2j0
回避
482 :
第18話:2006/09/24(日) 05:06:03.27 ID:DPQHFyIr0
(´<_`; )「・・・ギコ?」
(#゚;;-゚)「お前らがspectre02と呼ぶ個体だよ」
(´<_`; )「なっ!!!」
(#゚;;ー゚)「私からのスパイとも知らず、馬鹿だねえ」
(´<_`; )「くぅ・・・」
(#゚;;-゚)「私がアンタ等に手を貸したのは、バランスをより効率よく保つためだ。
妖怪達を奴隷にするためじゃないよ」
(´<_`; )「何故だ? アンタは妖怪の味方かっ!?」
(#゚;;听)「やれやれ。理系の坊やには、難しい科学しか分からんか。
もう、話はいい。この施設、破壊させてもらう」
(´<_`; )「・・・くそ、ここまで来て・・・」
483 :
第18話:2006/09/24(日) 05:07:42.26 ID:DPQHFyIr0
(#゚;;ー゚)「さて、内藤家の坊や?」
( メ'ω`)「なんだお?」
(#゚;;听)「まあ、クックルの攻撃を受けて意識があるのも驚きだが・・・
でも、ツンを追い詰める力、こんなものか?」
( メ'ω`)「・・・」
(#゚;;听)「・・・相性が悪いのかねぇ。それとも、まだ何か隠してるのか・・・?」
( メ'ω`)「何も隠してないお・・・」
(#゚;;-゚)「・・・」
( メ'ω`)「・・・でも、ディ先生・・・」
(#゚;;听)「なんだい?」
( メ'ω`)「ブーンは、何も無くても、貴方を止めなきゃならないお」
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:07:58.53 ID:pGqcJgeVO
さるよけ
485 :
第18話:2006/09/24(日) 05:09:49.10 ID:DPQHFyIr0
(#゚;;-゚)「・・・何故だい?」
( メ'ω`)「貴方のやり方は、大きな乱を呼ばないやり方かも知れないお。
・・・でも、一部の悲劇の元になりたってるお」
(#゚;;听)「・・・そんなのは、どんなやり方でも同じだろうよ」
( メ'ω`)「でも、貴方のやり方では、その一部の悲劇がずっと続くやり方だと思うお」
(#゚;;-゚)「・・・」
( メ'ω`)「その証拠に、今も・・・」
(#゚;;-゚)「・・・」
ブーンはクックルの腕を掴む。
(#゚;;-゚)「・・・力の無いものは、何も語れないよ?」
486 :
第18話:2006/09/24(日) 05:11:35.62 ID:DPQHFyIr0
( メ'ω`)「どけお。クックル・・・」
( ゚∋゚) ・・・
( メ'ω`)「どけお。先生も苦しんでるんだお?」
( ;゚∋゚) ・・・
クックルは困惑したように、ディを見る。
(#゚;;听)「・・・クックル! アンタともあろうものが、シャンとしないか!」
( メ'ω`)「先生は、本当はこんなやり方は好きじゃないんだお。クックル?」
( ;゚∋゚) ・・・
「やれやれ・・・」
(#゚;;听)「・・・ん?」
487 :
wktk:2006/09/24(日) 05:13:22.08 ID:khWfLSXbO
wktk
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:13:40.52 ID:s3Fl30sA0
∀・)
489 :
第18話:2006/09/24(日) 05:14:07.17 ID:DPQHFyIr0
(,,゚Д゚)「完全に病気だよな、ディ・・・?」
(#゚;;-゚)「ギコか」
(,,゚Д゚)「なんで、ディが苦しんでるんだ? ブーン」
( メ'ω`)「ディ先生に懐いてる妖怪たちを見れば分かるお。
・・・先生は、守りたいんだお。徐々に弱りくる妖怪や、暴走する人間を。
だから、仕方なく今の道を・・・」
(#゚;;-゚)「・・・そこまで分かってて、何故手を貸さない?」
( メ'ω`)「先生、新しい方法、考えればいいお」
(#゚;;-゚)「・・・先祖代々行ってきた大事な仕事だ。
私の代で放棄するつもりはない」
( メ'ω`)「どうせ、人間が考えたやり方だお?
なら、人間が変えてもいいはずだお」
(#゚;;-゚)「・・・」
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:14:09.24 ID:5MXPKQ/s0
wktk
491 :
第18話:2006/09/24(日) 05:15:03.29 ID:DPQHFyIr0
( メ'ω`)「先生、もっと妖怪達と話してみるお・・・」
(#゚;;听)「クックル! この小僧の口を止めろ!」
( ゚∋゚) ・・・クックル!
(,,゚Д゚)「おおっとお!!!」
ギコは突然、クックルに炎を吐き掛けた。
クックルはブーンを殴りつけようとした拳を途中で止め、
炎を避けた。
ギコはクックルが避けた瞬間、ブーンの前に立つ。
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:16:55.95 ID:khWfLSXbO
wktk
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:17:23.44 ID:kQ57stWJ0
スレと関係ないけど、てんぱいぽんちん体操動画おもすれーーーーーwwwww
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:17:32.43 ID:b7tD1d2j0
支援
495 :
第18話:2006/09/24(日) 05:18:25.52 ID:DPQHFyIr0
(#゚;;-゚)「・・・ギコ、どういうつもりだ?」
(,,゚Д゚)「こいつにゃ、思い入れがあってな。
殺すなら俺がやる」
(#゚;;-゚)「・・・好きにしろ。お前は確かに今回役立った」
(,,゚Д゚)「・・・そうかい。じゃ、お言葉に甘えて」
ギコは、ブーンを咥え、放り投げる。
そして、落ちてきた所を丸呑みにした。
(,,゚Д゚)「ついでに、そこの小娘も頂くぜ?」
(#゚;;-゚)「ああ」
ノq|*--ハ ・・・
(,,゚Д゚) ごくん
ギコは続いて、クーを呑みこんだ。
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:20:23.12 ID:khWfLSXbO
卵かけご飯うめぇwwwwww
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:21:28.00 ID:pGqcJgeVO
さるよけ
498 :
第18話:2006/09/24(日) 05:21:34.21 ID:DPQHFyIr0
(#゚;;听)「さあ、クックル、シラネーヨ、ギコ。
この施設を壊せ!!!」
(´<_`; )「・・・ちくしょう
もっと早く、取り掛かってれば・・・」
破壊音が施設内に響く。
小さな電子音も同時に鳴り響いた。
流石弟者はその音を聞きながら、
疲れきった顔をしてうな垂れた。
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:24:07.71 ID:b7tD1d2j0
支援
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:25:23.15 ID:DPQHFyIr0
第18話 終わり
そして、卵かけご飯食いたくなった
さる→寝落ちしちゃった
まじで申し訳ない
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:34:38.14 ID:b7tD1d2j0
乙でした
思わぬ時間の再開読めてよかった
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 05:40:53.57 ID:pGqcJgeVO
おつ
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 06:26:35.20 ID:YD2AGLyfO
おつ〜
504 :
まとめ中の人:2006/09/24(日) 07:24:35.08 ID:YNQt16HjO
乙です。
更新遅くてすみませんorz
今日も部活終わったら更新します。
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 08:20:41.81 ID:9nky1TMIO
(`・ω・´)保守
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 08:52:17.99 ID:9nky1TMIO
(´・ω・')保守
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 09:30:53.75 ID:0XgBjaZ1P
('A`)保守
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 10:03:43.75 ID:fbt2QtdN0
保守
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 10:18:15.25 ID:OjCq21wR0
今読んだがおもすれー
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 10:41:02.77 ID:9nky1TMIO
保守
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 10:48:58.99 ID:W5tv24LGO
すまない
上司に呼び出されたんで再開は夜になると思われ
計画が狂ってしまた
だからスレ落ちたら落ちたでいいよ
また立てる
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 10:51:46.99 ID:J1rqYnm1O
おk
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 11:17:21.65 ID:DPQHFyIr0
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 11:41:53.65 ID:DPQHFyIr0
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 12:07:00.72 ID:DPQHFyIr0
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 12:27:51.03 ID:DPQHFyIr0
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 12:54:38.82 ID:9gLWMmL4O
ほふ
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 13:18:48.40 ID:DPQHFyIr0
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 13:35:06.38 ID:DPQHFyIr0
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 13:51:54.55 ID:DPQHFyIr0
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 14:09:12.46 ID:DPQHFyIr0
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 14:30:06.85 ID:DPQHFyIr0
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 14:51:08.78 ID:DPQHFyIr0
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 15:20:23.90 ID:WVCkgy0t0
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 15:37:34.09 ID:WVCkgy0t0
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 15:59:25.00 ID:WVCkgy0t0
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 16:17:18.32 ID:WVCkgy0t0
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 16:35:48.56 ID:m5GiIGsF0
ほ
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 16:54:06.38 ID:WVCkgy0t0
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 17:14:49.60 ID:WVCkgy0t0
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 17:35:37.31 ID:WVCkgy0t0
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 17:51:52.73 ID:WVCkgy0t0
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 17:59:15.47 ID:eTHdSOME0
ALMAに似てるな・・・
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:12:19.36 ID:WVCkgy0t0
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:23:53.17 ID:W5tv24LGO
ALMAってなんだ?
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:27:31.02 ID:eTHdSOME0
って言うエロゲー
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:31:12.74 ID:W5tv24LGO
ほー
知らなんだ
再開は8時かな
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:34:46.65 ID:b7tD1d2j0
wktkしつつ待つ
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:50:44.92 ID:W5tv24LGO
ほ
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:13:33.67 ID:W5tv24LGO
ほ
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:28:18.62 ID:LjxkA8fO0
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:37:01.15 ID:LjxkA8fO0
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:52:43.60 ID:LjxkA8fO0
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:57:12.29 ID:B8batpI+0
>540
やたら重い上に何もないじゃないか
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:58:51.42 ID:/r6wNVLB0
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:59:25.41 ID:SsqOJ0Lk0
>>545 ウィルスみたいなもんだから踏んだらダメなんだ
もう遅いけど
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:12:16.09 ID:LjxkA8fO0
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:13:14.40 ID:3qwsniWe0
>>545 ____
/_ノ ヽ、_\
o゚((●)) ((●))゚o プギャアアアアアアアアアアアアアア
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-| | (⌒)
| | | | | ノ ~.レ-r┐、
| | | | | ノ__ | .| | |
\ `ー'´ ./〈 ̄ `-Lλ_レレ
 ̄`ー‐---‐‐´
550 :
第19話 MONSTER MANIPULATOR2:2006/09/24(日) 20:20:57.47 ID:LjxkA8fO0
「・・・まだ足りない・・・モナ」
「モナー、一体どこまで・・・?」
「ツンを一瞬で殺さなければ・・・
あの闇に、また捕まってしまう」
「・・・それだけの力をつけるまで・・・か?」
「本当は、お前に目になってもらいたいモナ」
「・・・御免だ」
「残念だモナ・・・
じゃあ、せめて、手伝って欲しいモナ」
「・・・・・」
551 :
第19話:2006/09/24(日) 20:21:31.24 ID:LjxkA8fO0
「そうだな、あいつを探してきてくれモナ」
「・・・あいつ? まさか・・・」
・・・
・・・・・
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:22:47.60 ID:cZ+L5mpt0
ktkr
553 :
第19話:2006/09/24(日) 20:22:48.68 ID:LjxkA8fO0
・・・
ξ゚−゚)ξ (・・・ぶーん)
朧の施設が潰れる少し前、
ツンと猫又はアパートの前に来た。
ξ ´兪)ξ「何で儂がわざわざ来なきゃならんのだ・・・」
川=*’凵f)=「まあまあ、ツン様。どうせ家にいても気になってるでしょ?」
ξ(゚、゚#ξ「・・・はあ? 猫又、お前何か誤解しておらんか?」
川=*’凵f)=「いいえ、してませんよ」
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:27:27.64 ID:SsqOJ0Lk0
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:27:28.16 ID:aRd3xMLd0
今更なんだが儂が読めない俺
556 :
第19話:2006/09/24(日) 20:28:16.90 ID:LjxkA8fO0
ξ(゚、゚#ξ「・・・・・・・・・・・・・・」
川*=’ー’)=「だって、人間どもが妖しい企みをしてるのですもの。
調べない訳にはいかないと思います」
ξ゚听)ξ「あっ・・・。お、おう」
川=*’凵f)=「あれ、ツン様は何か別の事がお気にかかっていたのですか〜?」
ξ;`凵L)ξ「い、いや! それだ! それが儂も気になっておったのだ!」
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:28:22.02 ID:SsqOJ0Lk0
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:29:54.52 ID:aRd3xMLd0
d
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:29:54.56 ID:hRY0rU2dO
馬鹿ざねここ?
560 :
第19話:2006/09/24(日) 20:33:32.42 ID:LjxkA8fO0
二匹が妖術を使って、建物内に入ろうとした時
派手な音がした。
地下の方から・・・
ξ;゚听)ξ「な、なんだあっ!?」
川=*’凵f)=「ツン様、急ぎましょう!」
ξ;゚听)ξ ・・・
ツンは壁抜けしようと、急いで頭から壁に突っ込んだ。
ごちん
ξT儺)ξ 「いったあああああああああああああああ!!!!!!」
ツンのおでこに、大きなタンコブが出来てしまいました。
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:35:02.13 ID:cZ+L5mpt0
支援
562 :
第19話:2006/09/24(日) 20:35:10.94 ID:LjxkA8fO0
川=;’凵f)=「・・・この壁、鉄板を中に入れてるみたいですね・・・」
ξ#`凵L)ξ「糞おおおおおお! こんな壁・・・!!!」
川=;’凵f)=「ツン様、落ち着いて。ジョルジュなら、内部から扉を開けることも可能なはずです。
ジョルジュにやらせてみましょう?」
ξ#`凵L)ξ「・・・うむ」
ツンがジョルジュを呼ぼうとすると、向こうから扉が勝手にあいた。
ξ(゚、゚;ξ「お・・・?」
( ;´_ゝ`)「え・・・?」
563 :
第19話:2006/09/24(日) 20:36:09.28 ID:LjxkA8fO0
川=*’凵f)=「誰だ! お前はっ!!!」
( ;´_ゝ`)「ぐっ! ここにも化け物がっ!」
中に再び逃げ込もうとした兄者を、
猫又が捕らえる。
川=*’凵f)=「おい、お前。ここで何をしている?」
( ;´_ゝ`)「・・・」
ξ゚听)ξ「言え。まだ、死にたくなかろうが?」
( ;´_ゝ`)「・・・お、弟を助けたい。そのために、車にある武器を・・・」
ξ゚听)ξ「・・・?」
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:36:23.53 ID:3qwsniWe0
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:37:14.05 ID:b7tD1d2j0
しえんしえん
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:37:30.41 ID:o/tpsx9zO
wktk
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:37:51.39 ID:/r6wNVLB0
>>564 他人を簡単に馬鹿扱いするのもどうかと
あとヤル夫死ね
568 :
第19話:2006/09/24(日) 20:38:54.65 ID:LjxkA8fO0
川=*’凵f)=「・・・んで」
ξ゚听)ξ「とりあえず、地下に降りてみるか」
ツンと猫又は、地下に降りる事にした。
猫又は流石兄者を縛り上げ(亀甲縛り)、引き摺っている。
( ;´_ゝ`)「いてっ! いてっ!!!」
川=*’凵f)=「うるさいなあ」
ξ゚听)ξ「んで、お前ら兄弟はここで何をやっておったのだ?」
( ;´_ゝ`)「・・・ログ嫁」
ξ#`凵L)ξ「・・・あ?」
( ;´_ゝ`)「あ、いや。読んでください・・・」
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:39:14.17 ID:iC4qRkl+0
きめぇwwwwwwwwwww
570 :
第19話:2006/09/24(日) 20:40:07.54 ID:LjxkA8fO0
ξ゚听)ξ「・・・んで、そのクーに化けた化け物にやられたのか」
( ;´_ゝ`)「はい」
川=*’凵f)=「やれやれ。その化け物、何者でしょうか?」
( ;´_ゝ`)「・・・な、なあ。あんたら。弟者を、殺さないでやってくれないか?」
ξ゚听)ξ「・・・」
( ;´_ゝ`)「弟の責任は、俺がとるから。俺だけで・・・」
ξ゚听)ξ「・・・さあ、どうするかな」
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:42:52.57 ID:3qwsniWe0
>>567 簡単に馬鹿扱いされたくなけりゃ
簡単に馬鹿扱いされない立場になってみろっての。
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:43:06.92 ID:LjxkA8fO0
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:43:22.46 ID:3qwsniWe0
おいどうしたよ
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:44:19.86 ID:cZ+L5mpt0
支援だけしてましょ
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:45:56.33 ID:OjCq21wR0
ちょwwwせっかくきたとおもったのにwwww
576 :
第19話:2006/09/24(日) 20:46:53.79 ID:LjxkA8fO0
( ;´_ゝ`)「お、俺達は、技術を買われて、無理にここに連れてこられただけなんだ!
責任はないとは言わないが、せめて弟は・・・!」
ξ゚听)ξ「ほお・・・?」
( ;´_ゝ`)「お願いします!」
川=*’凵f)=「どうします?」
ξ゚ー゚)ξ にやり・・・
( ;´_ゝ`)「・・・!」
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:49:38.21 ID:J1rqYnm1O
>>564 自分で馬鹿な発言しといて馬鹿扱いするなだなんてこれだからゆとり世代は。
578 :
第19話:2006/09/24(日) 20:50:32.62 ID:LjxkA8fO0
ξ ´兪)ξ「・・・心配せんでも、お前らの命なんざ、はなから興味ないわ」
( ;´_ゝ`)「え・・・?」
ξ゚听)ξ「ぶーん や くぅ は地下におるのだな?」
( ;´_ゝ`)「は、はい。おそらく」
ξ ´兪)ξ「じゃあ、さっさといくぞ? 猫又」
川=*’凵f)=「はい」
ツンたちは地下へと急いだ。
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:51:51.00 ID:cZ+L5mpt0
支援
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:52:14.77 ID:LjxkA8fO0
____
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:54:08.38 ID:/r6wNVLB0
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:54:46.46 ID:aRd3xMLd0
流れおかしくしてすまなんだ
頑張ってくれ
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:57:17.05 ID:J1rqYnm1O
584 :
第19話:2006/09/24(日) 20:57:30.32 ID:LjxkA8fO0
・・・地下
(#゚;;-゚)「さて、しぃが待っている。帰ろうか」
( ゚∋゚) ・・・
(#゚;;-゚)「ギコ。お前は再び、モナーの所へ行け」
(,,゚Д゚)「やれやれ。相変わらずの化け物使いの悪さだな」
(#゚;;-゚)「・・・さて、クックル、私の中にお帰り?
シラネーヨ。乗せておくれ」
( ´ー`)「・・・シラネーヨ・・・」
ディがシラネーヨに跨ろうとしたとき、
突然背後から雷が走った。
( ;´ー`)「!!!」
慌ててシラネーヨはディを突き飛ばし、
自分がその雷撃を浴びてしまった。
・・・シラネーヨは真っ黒に焦げて、動かなくなった。
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:00:24.35 ID:B8batpI+0
し、シラネーヨォォォォォォォォォォォッッッ!!!!!!!!!!!
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:01:11.45 ID:hNl6HV1g0
14章から読みだしたのに、ハマってしまったwwwwwwww
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:01:38.45 ID:OjCq21wR0
やばい面白い
何かこれを読んでいると昔のアニメの懐かしさと言うかそんなものが広がっていく
588 :
第19話:2006/09/24(日) 21:03:04.06 ID:LjxkA8fO0
川=*’凵f)=「・・・いい匂いだこと。ほほほ」
(#゚;;-゚)「く・・・シラネーヨ・・・!!!」
ξ゚听)ξ「4日ぶりだな・・・でぃ」
(#゚;;-゚)「ツンか」
ξ゚听)ξ「なんでお前がここにいる? ぶーんは?」
(#゚;;-゚)「・・・坊やならね?」
(,,゚Д゚)「くっ。喰っちまったよ」
ξ゚−゚)ξ「・・・あ?」
川=;’凵f)=「ぎ、ぎこ・・・」
ξ゚−゚)ξ「・・・」
ξ^ー^)ξ「・・・よし」
589 :
第19話:2006/09/24(日) 21:03:48.99 ID:LjxkA8fO0
ξ゚−゚)ξ「皆殺しにしてやろう」
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:04:02.54 ID:OjCq21wR0
ちょwwww
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:05:45.50 ID:B8batpI+0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
592 :
第19話:2006/09/24(日) 21:07:05.48 ID:LjxkA8fO0
(#゚;;听)「・・・クックル!行け!」
( ゚∋゚)「クックル」
クックルは一直線にツンの元に詰め寄る。
そのまま、ツンの顔面を殴りつけた。
ばつんっ
ξ????)ξ「・・・」
593 :
第19話:2006/09/24(日) 21:08:11.55 ID:LjxkA8fO0
( ;゚∋゚)「クックル?」
クックルは吃驚したような顔をして、後ろに下がる。
・・・クックルの右手は、親指から中指に掛けて噛み千切られていた。
ツンは、何かを吐き捨てる。
そして、無表情のまま・・・
ξ ゚Δ゚)ξ「・・・!」
ツンはクックルに向って、青白い炎を吐きかけた。
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:08:31.62 ID:b7tD1d2j0
キレタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
595 :
第19話:2006/09/24(日) 21:11:01.01 ID:LjxkA8fO0
肉の焼ける嫌な臭いと共に、クックルは床へと崩れ落ちた。
(メ'∋V)「グルルル・・・」
(;゚;;听)「な、なに・・・クックルがあっさりと・・・?」
ξ゚−゚)ξ「なぜ、人間のお前が ぶーん を殺す?」
(#゚;;-゚)「・・・ふん。邪魔になりそうだったからさ」
ξ゚−゚)ξ「・・・」
(#゚;;-゚)「私のやる事を理解しながらも、断った。馬鹿な餓鬼さね・・・」
ξ゚−゚)ξ「・・・確かに、馬鹿だ」
ξ????)ξ「だが、お主に言われる程じゃないぞ?
儂を・・・怒らせたんだからな・・・」
再びツンは、青白い炎を吐く。
生身の人間の、ディに向って。
596 :
第19話:2006/09/24(日) 21:13:41.61 ID:LjxkA8fO0
(,,゚Д゚)「おおっとお!!!」
ギコがディの前に躍り出て、ツンの炎に向かい自分も炎を吐きかける。
赤い炎が、青白い炎の軌道を変えた。
(,,゚Д゚)「おい、婆ァ! 早く逃げろや」
(#゚;;-゚)「ぎ・・・ギコ?」
(,,゚Д゚)「シラネーヨ、クックル! お前らも化け物ならそれくらいでヘタレてんじゃねえぞ!
ディを連れて逃げろっ!」
(メ'∋V)「グルルル!」
クックルが焦げた肉を落としながらディを抱え、
シラネーヨの首に手をかける。
今まで全く動かなかったシラネーヨはその瞬間、
一人と一匹を連れて逃げ出した。
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:15:44.31 ID:b7tD1d2j0
さるきた?
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:17:42.85 ID:J1rqYnm1O
ここは俺が支援するッだからお前たちは早く先に行けッ必ず後で追いつくから・・・
599 :
第19話:2006/09/24(日) 21:17:55.15 ID:LjxkA8fO0
ξ゚−゚)ξ「ぎこ・・・貴様、さっさと消し炭にしてやればよかったな」
(,,゚Д゚)「ふん。なにを切れてやがる。人が一人死んだくらいでよ?」
ξ゚−゚)ξ「・・・殺す」
(,,゚Д゚)「はっ・・・お前にとって、そんな大事な奴だったのか?」
ξ゚−゚)ξ「・・・」
(,,゚Д゚)「どうなんだよ?」
ξ゚−゚)ξ「・・・そうだったのかも、しれんな」
(,,゚Д゚)「くっくっく」
ξ゚−゚)ξ「下らん話は終わりだ。焼き殺してやろう、ぎこ」
(,,゚Д゚)「ふん。じゃあ、こっちは・・・」
ξ゚−゚)ξ「・・・ほう、何だ? 最後に悪あがきくらいさせてやろうか?」
600 :
第19話:2006/09/24(日) 21:18:55.96 ID:LjxkA8fO0
(,,゚Д゚)「吐くっ!!!」
ξ ゚A゚)ξ「・・・は?」
(,,゚Д゚)「おえええええええええーーーー」
ξ;゚Δ゚)ξ「わっ! 汚い! こっち飛ばすなあっ!」
川=*’凵f)=「もんじゃ焼き、一丁!」
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:19:27.41 ID:B8batpI+0
猫又wwwwwwwwwwwwwww
ちょwwwwwww
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:23:33.08 ID:3qwsniWe0
ゲロ焼きktkrwwwwwwww
604 :
第19話:2006/09/24(日) 21:24:07.17 ID:LjxkA8fO0
なにかの麺やパンの残骸みたいものが混じった嘔吐物のなかに、
大きな二つの膨らみがある。
・・・その二体は、人の形をしていた。
ξ゚−゚)ξ「・・・?」
ツンはどこからか水を呼び出し、その二つの物体に掛けた。
( 'ω`)「・・・」
ノq|*==ハ 「・・・」
川=*’凵f)=「おお」
ξ ゚A゚)ξ「・・・!」
ぺたん
ツンはブーンの前で、へたりこんでしまった。
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:25:02.59 ID:3qwsniWe0
>なにかの麺やパンの残骸みたいものが混じった嘔吐物のなかに、
やめてくれえええええええええええ
美食家の俺舐めとんのかああああああああっ!!
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:25:14.97 ID:cZ+L5mpt0
支援
607 :
第19話:2006/09/24(日) 21:26:12.33 ID:LjxkA8fO0
ブーンの携帯が鞄から転がりでる。
そして勝手に開き、ジョルジュが現れた。
( ゚∀゚)「あー、臭かった」
(#,,゚Д゚)「んだと?」
( ;゚∀゚)「あ、嘘です。ごめんなさい」
川=*’凵f)=「どういうこと?」
(,,゚Д゚)「ジョルジュに体内で結界を張らせたんだ」
( ゚∀゚)「そうそう。ギコに呼ばれて、何事かと思った」
川=*’凵f)=「はあ。よくそんな打ち合わせする暇があったわね?」
(,,゚Д゚)「いや、体内に入れてからジョルジュ呼んだからな」
( ゚∀゚)「うん。後数分遅れてたら、溶けてたなあ〜」
川=*’凵f)=「・・・なんだ。結局、あいも変わらず無計画か」
(#,,゚Д゚)「やっぱ、お前、ムカつくわ」
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:26:59.57 ID:b7tD1d2j0
しえんしえん
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:27:19.89 ID:ylsTLzTCO
610 :
第19話:2006/09/24(日) 21:27:51.96 ID:LjxkA8fO0
ξ;゚听)ξ「ぎ、ギコ。お前、どうして?」
(,,゚Д゚)「ん?」
ξ;゚听)ξ「いや、何で食べてしまわなかったんだ?」
(,,゚Д゚)「コイツの場合、食べるよりも生きてるほうが楽しめそうだからな」
ξ;゚−゚)ξ「・・・」
(,,゚Д゚)「それに、実はコイツには借りがあるんだよ」
ξ;゚听)ξ「借り?」
(,,゚Д゚)「・・・まあ、お前には関係のない話だ。それじゃ、あばよ」
ξ;゚o゚)ξ「あっ・・・」
ギコは破壊された階段を上っていった。
611 :
第19話:2006/09/24(日) 21:29:49.95 ID:LjxkA8fO0
川=*’凵f)=「・・・ツン様?」
ξ゚听)ξ「なんだ?」
川=*’凵f)=「今回の事、傀儡師からの命令違反にはならないのでしょうか?」
ξ゚−゚)ξ「・・・」
川=*’凵f)=「ギコの中で、何かが起こったのでしょうか・・・」
ξ ´兪)ξ「・・・考えても、わからんわ」
ξ゚听)ξ「この建物は、破壊された事だし。我々も帰るか」
川=*’凵f)=「はいはい」
ツンはふわりと浮かび上がり、地上へと向う。
猫又は右手にブーン、左手にクーを掴み、ツンの後を追った。
ジョルジュは既に携帯の画面へと消えている。
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:30:50.58 ID:J1rqYnm1O
猫又力持ちwww
613 :
第19話:2006/09/24(日) 21:31:57.94 ID:LjxkA8fO0
( ´_ゝ`)兄「弟者・・・」
(´<_`; )弟「・・・兄者、なんだ、その趣味性の高い格好は?」
( ;´_ゝ`)兄「亀甲縛りなら、俺の趣味じゃない! ツン達にやられたんだっ!」
(´<_`; )弟「・・・そうか」
( ´_ゝ`)兄「振り出し、戻っちまったな」
(´<_` )弟「ああ」
( ´_ゝ`)兄「でも、政府のお偉方がこれで解放してくれるとも思えん」
(´<_` )弟「やり直しだな・・・兄者」
( ´_ゝ`)兄「自我を持つ妖怪の恐ろしさ、再確認させられた」
支援
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:32:31.69 ID:yLvPbGdXO
616 :
第19話:2006/09/24(日) 21:34:23.90 ID:LjxkA8fO0
(´<_` )弟「・・・兄者?」
( ´_ゝ`)兄「なんだ?」
(´<_` )弟「恐ろしいだけじゃ、ないのかもな」
( ´_ゝ`)兄「・・・」
( ´_ゝ`)兄「ああ。人の心配をする妖怪も、いるんだな・・・」
(´<_` )弟「それに比べて、俺は妖怪にも劣ってたのか・・・?」
( ´_ゝ`)兄「・・・」
(´<_` )弟「・・・方向性から、考え直しが必要かもな」
( ´_ゝ`)兄「・・・そうだな」
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:34:56.78 ID:cZ+L5mpt0
支援
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:35:13.07 ID:3qwsniWe0
619 :
第19話:2006/09/24(日) 21:35:40.56 ID:LjxkA8fO0
兄弟は、瓦礫の中、気の抜けてしまった表情で語り合う。
彼らが作ったspetre01、モララーは、その傍らで静まり返っていた。
ふと、流石兄者が、上を見上げる。
( ´_ゝ`)兄「ん・・・? 誰だ、あんた?」
上から、誰かが見下ろしている。
酷く、根暗そうな、疲れた顔の男だ。
( ´_ゝ`)兄「残念ながら、もうここの一大イベントは終わっちまったよ」
「・・・見つけた」
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:40:24.86 ID:LjxkA8fO0
第19話 終わり
多分 11時くらいから再開?
やべえ。最終話全然書けてないのに・・・
かなり進んでる
張るのは早いなあ
>>609 >>618 / ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ そんなことより野球しようぜ…
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:41:10.11 ID:3qwsniWe0
>>620 乙、楽しみにしてるよ次も
だが生憎野球は嫌いなんでね
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:42:10.01 ID:b7tD1d2j0
乙
今話の何割ぐらいまできてんの?
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:42:18.23 ID:J1rqYnm1O
一もつ
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:42:56.94 ID:OjCq21wR0
終わっちゃってほしくないなぁ…
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:44:21.97 ID:3qwsniWe0
始まりがあれば終わりがあるもんさね
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:45:23.93 ID:cZ+L5mpt0
乙
ツンがあいかわらずカワユス
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:47:49.36 ID:LjxkA8fO0
8割以上終わってる
本当はもっと色んな妖怪・・・くねくねとかと戦う話を入れたかったんだけどね
諸所の事情がありまして
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:54:15.31 ID:LjxkA8fO0
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:56:49.51 ID:b7tD1d2j0
8割以上きてるんじゃ最終話目前じゃねーか
今週で終わりにしたいとかって言ってなかったけ
今日じゃ終わらないよね?
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:04:27.15 ID:cZ+L5mpt0
今日はもう終わりかな
別スレでも煽ってるばかが2人
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:06:06.88 ID:3qwsniWe0
>>630 11時からって書いてあるだろうがwwwww
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:06:08.25 ID:LjxkA8fO0
今日、上司に呼ばれなかったら
最終話書ききって張るつもりだったんだよ
ああ
最終話があああああああ
につまってます
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:08:24.18 ID:3qwsniWe0
>>633 そんな時は辞表を上司に向かってシュッと投げて
NEETになるんだ!
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:10:03.43 ID:cZ+L5mpt0
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:10:04.51 ID:b7tD1d2j0
過去ログ確認してきたら
今月中に終了、できたら今週いっぱいで、だった
気楽にがんがれ 焦らされるのも悪くない
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:10:52.32 ID:LjxkA8fO0
今日の11時だかんね
自動保守かけるから保守らなくていいよ
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:12:45.21 ID:3qwsniWe0
作者自ら保守…。
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:22:07.07 ID:LjxkA8fO0
640 :
まとめ中の人:2006/09/24(日) 22:32:43.00 ID:su5eyzXg0
乙です。
色々と更新しときました。
20話は今日は更新できそうにないですorz
すみません><
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:37:45.85 ID:c34HlQfXO
いえいえ乙かれです
642 :
1:2006/09/24(日) 22:39:41.18 ID:LjxkA8fO0
まとめのひと いつも乙です
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:40:37.61 ID:cZ+L5mpt0
まとめの人も乙
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:43:22.78 ID:b7tD1d2j0
まとめさん乙華麗
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:50:34.04 ID:0XgBjaZ1P
期待しとる
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:01:33.90 ID:LjxkA8fO0
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:02:10.09 ID:LjxkA8fO0
さーて
ハルカ
648 :
第20話 混沌の山へ:2006/09/24(日) 23:03:27.88 ID:LjxkA8fO0
ξ゚−゚)ξ ・・・
川=*’凵f)=「ツン様・・・」
ツンは、ブーンが眠る布団の近くに座る。
ブーンは静かに眠っているようだ。
( ゚∀゚)「起きないなあ」
川=*’凵f)=「モナーにやられた時より、よっぽどマシなのに」
ジョルジュと猫又は、ツンから少し下がった所に同じように座っていた。
649 :
第20話:2006/09/24(日) 23:04:16.90 ID:LjxkA8fO0
川*゚−゚ハ「・・・」
クーは少し離れたところで、壁にもたれかかっている。
川=*’凵f)=「・・・クーさん?」
川*゚−゚ハ「はい」
川=*’凵f)=「別に、クーさんの責任じゃないでしょ?
心配なら、もっと近くにおいでよ」
川*゚−゚ハ「・・・」
クーは無言のまま、静かに部屋から出て行った。
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:04:31.80 ID:J1rqYnm1O
wktk
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:07:02.86 ID:c34HlQfXO
明日までこのスレが残っていますように
652 :
第20話:2006/09/24(日) 23:07:36.74 ID:LjxkA8fO0
川=*’−’)=「・・・」
( ゚∀゚)「ブーンも心配だけど、俺はちょっと出てくる」
川=*’凵f)=「ん? どこへ?」
( ゚∀゚)「モナーの所に、沢山の妖怪が集まってるみたいなんだ」
川=*’−’)=「・・・そう」
( ゚∀゚)「でも、おかしいんだよなあ」
川=*’凵f)=「・・・何が?」
( ゚∀゚)「沢山、移動してるのは確認してるんだけど。
奴らが集まってる場所がどうにもわからん」
川=*’凵f)=「上手く隠れてるんでしょうね」
( ゚∀゚)「・・・にしても、あれだけの数が移動してたら手がかりくらい・・・」
ジョルジュはボヤキながら、ブーンのPCの画面へと消えていった。
653 :
第20話:2006/09/24(日) 23:10:14.44 ID:LjxkA8fO0
川=*’凵f)=「さーて」
猫又は勝手にブーンのパソコンを弄り始める。
最近、どーも掲示板が沢山あるサイトがお気に入りらしい。
川=*’ー’)=「高校生♀30分以内に500いったらおっぱいうpっと」
ξ゚听)ξ「・・・お主、適応力あるなあ」
川=*’凵f)=「ツン様もやってみたらどうです?
ブーンは、どうせ寝てるだけですよ」
ξ゚听)ξ「うむ・・・」
川=*’ー’)=「ブーンが心配なんですねえ〜」
ξ;`凵L)ξ「そ、そんなわけがなかろうが・・・、
単にアホな顔だなと思っておっただけだ」
川=*’凵f)=「そうですねー」
ξ;`凵L)ξ「・・・」
654 :
第20話:2006/09/24(日) 23:14:05.84 ID:LjxkA8fO0
ξ ´兪)ξ「・・・はぁ」
川=*’凵f)=「あっ」
ξ゚听)ξ「ん? どうした?」
川=*’凵f)=「ツン様の顔写真をうpしたら、500いっちゃった」
ξ゚听)ξ「??? それどーいうこと?」
川=*’ー’)=「ツン様が人気があるって事ですよ」
ξ゚听)ξ「??? ぱそこんの中の人にか?」
川=;’ー’)=「えっ? 中の人?」
ξ;゚听)ξ「えっ? 中に人はいないのか? 前、人間の顔みたいのが映ってたぞ?」
川=;’ー’)=「・・・人はいませんよ(・・・ブーンのエロ動画でもみたのかしら」
ξ゚听)ξ「・・・おお。じょるじゅの仲間みたいなのがいるのか」
川=*’ー’)=「・・・そうですよ」
ξ゚听)ξ「ほー。妖気も感じさせんとは、中々やるなあ。
猫又、ちょっと呼び出してくれ」
655 :
第20話:2006/09/24(日) 23:16:17.97 ID:LjxkA8fO0
川=;’凵f)=「えっ、いや、彼は今、忙しいのです」
ξ゚听)ξ「そーか。じゃあ、その内、時間が出来たら会わせてくれ」
川=;’凵f)=「あ・・・はい」
川=;’凵f)=(ツン様・・・素?)
ちょっと呆然とする猫又。
その時、突然 パソコンから慌てたジョルジュが飛び出してきた。
656 :
第20話:2006/09/24(日) 23:16:51.27 ID:LjxkA8fO0
(; ゚∀゚)「つ、つ、つつつつつ、ツンひゃまっ!!!」
ξ ´兪)ξ「・・・なんだ、落ち着け」
(; ゚∀゚)「て、て、てててテレビっ!!!」
ξ゚−゚)ξ「なんだ・・・?」
猫又は無言でテレビをつけた。
・・・Newsが流れる
657 :
第20話:2006/09/24(日) 23:18:46.41 ID:LjxkA8fO0
「・・・午後1:30分ごろ、突然 尾布山頂上付近から
巨大な物体が現れました」
「手・・・みたいに見えますね」
「形から言うと・・・人間のものに似てますが・・・」
「山から垂直に生えた巨大な手・・・高さは40m近くに達しているようです」
「これは一体?」
「プラズマだぁーーーーーっ!!!」
「・・・まだ、正確な情報が入ってきておりません。
わかりしだい、お伝えしていこうと思います・・・」
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:19:37.79 ID:cZ+L5mpt0
支援
659 :
いち:2006/09/24(日) 23:22:55.63 ID:W5tv24LGO
おさるさんがきたんだよ?
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:23:10.56 ID:GGl5WnIh0
ぷyぎゃー
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:28:17.13 ID:J1rqYnm1O
支援
662 :
いち:2006/09/24(日) 23:35:14.05 ID:W5tv24LGO
ああ
十分じゃたらなかた
二十分後くらいかな…
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:48:28.39 ID:TFOj74WDO
ほ
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:52:21.37 ID:Xnb7/5xdO
支援
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:53:09.74 ID:W5tv24LGO
ところで、見てしまいましたを読んでくれた人で
過去ログもってる椰子いない?
なんか当時のスレを読みたくなた
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:57:52.50 ID:W5tv24LGO
…やっぱいないかそんなやつ
667 :
第20話:2006/09/24(日) 23:58:19.72 ID:LjxkA8fO0
川=*’凵f)=「巨大な手・・・?」
(; ゚∀゚)「こ、この山の近くに行ってみたんだ。この妖気・・・どーも」
ξ゚听)ξ「もなー・・・か?」
(; ゚∀゚)「・・・はい」
ξ゚−゚)ξ「・・・」
川=*’凵f)=「どうします? ツンさま」
ξ゚听)ξ「もなーの奴、気に食わんし・・・」
ξ ´兪)ξ「会うのも面倒だ。ほっとけば、よかろう」
(; ゚∀゚)「・・・いいんですか?」
ξ゚听)ξ「・・・じゃ、情報だけ集めておいてくれ」
(; ゚∀゚)「はい」
668 :
第20話:2006/09/24(日) 23:59:13.72 ID:LjxkA8fO0
ジョルジュは再び、画面内に消えた。
猫又は携帯に着信があったことに気が付き、あわてて出て行った。
ツンと、寝ているブーンだけが部屋に残る。
ξ゚−゚)ξ ・・・
( ・ω・)「 ・・・お?」
しばらくして、ブーンがゆっくり目を覚ました。
ξ゚ー゚)ξ「・・・お? 起きたか。ブーン」
( ^ω^)「ツンかお?」
ξ゚ー゚)ξ「よく、寝てたな」
( ^ω^)「・・・ちょっと、頭が痛いお」
ξ゚ー゚)ξ「無理せず、寝とくんだな」
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:59:39.05 ID:GGl5WnIh0
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:00:46.88 ID:FSpbK8W30
支援
671 :
第20話:2006/09/25(月) 00:02:25.16 ID:iRMvBO2B0
( *^ω^)「・・・? なんか、ツンが優しいお。心配してくれたのかお」
ξ;`凵L)ξ「は? べ、別に、心配なんぞはしておらんわ!」
( ^ω^)「・・・そうかお」
ξ゚−゚)ξ「・・・うん」
( ^ω^)「・・・他の皆は?」
ξ゚ー゚)ξ「猫又は私用だな。ジョルジュは、ちょっと調べごとだ」
Σ( ^ω^)「あっ! そうだお! あのなんたら兄弟やディたちはどうなったんだお?
・・・それに、クーも?」
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:02:53.82 ID:FSpbK8W30
支援
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:03:31.33 ID:Shnjf8wEO
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:04:16.76 ID:HE8FtTp10
支援
675 :
第20話:2006/09/25(月) 00:04:25.16 ID:iRMvBO2B0
ξ゚−゚)ξ「ディは、儂が追い返した。人間の兄弟は、なにやら放心状態だったぞ」
( ^ω^)「・・・クーは?」
ξ゚−゚)ξ「クーなら、無事に家に帰った」
( ^ω^)「そうかお・・・良かったお」
( ^ω^)「・・・」
ξ゚ー゚)ξ「クーが心配なら、あやつの所に行ってきたらどうだ?」
( ^ω^)「お?」
ξ゚−゚)ξ「・・・いや、考え事してたから」
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:04:54.02 ID:FSpbK8W30
支援
支援
678 :
第20話:2006/09/25(月) 00:05:22.72 ID:iRMvBO2B0
( ^ω^)「いや、ツンのことを考えてたお」
ξ゚听)ξ「え?」
( ^ω^)「ツン、また助けてくれてありがとうだお・・・」
ξ*゚听)ξ ・・・
ξ(゚、゚#ξ「・・・ふん。お前は、儂が決着を付けねば気が済まないんでな」
( ^ω^)「でも、ありがとうだお」
ξ(゚、゚*ξ「・・・ふん」
( ^ω^)「・・・ちょっと、まだ頭が痛いお。寝るお」
ξ゚ー゚)ξ「・・・そうか。ゆっくり、休め」
( ^ω^)「ありがとうだお」
679 :
第20話:2006/09/25(月) 00:07:22.08 ID:iRMvBO2B0
ξ゚−゚)ξ(・・・やはり、こやつも人間か。
・・・脆いものだな)
ツンはブーンの寝顔を見ながら、考え事をしている。
ブーンが寝てから、十分も経った頃。
電話が掛かってきた。
ξ ´兪)ξ「まったく。この電話とか言う奴、騒々しいなあ。
どういうカラクリになっておるんだ?
遠くにいるのに、近くにいるように聞こえるし」
ツンが髪の毛で受話器をとる。
聞こえてきた声は、ツンにとって意外な者だった。
支援
支援
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:09:00.40 ID:KqsXBMd1O
支援
683 :
第20話:2006/09/25(月) 00:09:01.23 ID:iRMvBO2B0
「ツンさま」
ξ゚−゚)ξ「・・・この声、ドクオか?」
('A`)「・・・はい」
ξ゚听)ξ「何用だ?」
('A`)「モナーからの伝言です。
お前を殺すから、出て来い・・・とのこと」
ξ ´兪)ξ「たく。面倒な奴だな」
('A`)「私としては、ツン様と争おうとは思いません。
人間を滅ぼす様、静観して頂けませんでしょうか?」
ξ ´兪)ξ「勝手にすればよかろうが」
('A`)「ブーンが、止めにきても?」
ξ゚−゚)ξ「・・・」
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:09:51.28 ID:KqsXBMd1O
支援れす
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:10:52.87 ID:FSpbK8W30
支援
686 :
第20話:2006/09/25(月) 00:11:08.39 ID:iRMvBO2B0
('A`)「ツンさま?」
ξ゚听)ξ「ああ・・・そうだな」
('A`)「なら・・・安心です。その言葉が、聞きたかったのです。
我々は、はるか昔に貴方様が開発した秘術・・・
闇の人形を実行したのです」
ξ゚−゚)ξ「・・・ああ、あれか」
('A`)「人間どもが滅ぶ様・・・ゆっくりご覧下さい。
・・・モナーが落ち着きを取り戻せたら、また参ります・・・」
ドクオからの電話が切れた。
687 :
第20話:2006/09/25(月) 00:12:04.99 ID:iRMvBO2B0
受話器を戻し、ブーンを見るツン。
ξ゚−゚)ξ「・・・」
( *-ω-) 「うーん・・・ツン・・・」
ξ ´兪)ξ「・・・はぁ。馬鹿だなあ」
「・・・儂」
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:12:52.52 ID:JASPH/bm0
支援
689 :
第20話:2006/09/25(月) 00:13:36.90 ID:iRMvBO2B0
・・・
川=*’凵f)=「・・・あれ、ツンさま?」
ドクオの電話があってから、しばらくして猫又が帰ってきた。
・・・ブーンは一人で眠っており、
ツンの姿は見えなかった。
支援
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:14:21.87 ID:FSpbK8W30
支援
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:18:33.63 ID:iRMvBO2B0
第20話 おわり
なんとも中途半端なところで区切ってるなあ俺
明日、22時前後・・・かなあ
>>665のくれなきゃ
〃〃∩ _, ,_ ヤダ
ヤダ ⊂⌒( `Д´) /) ヤダ
〃∩ _, ,_ `ヽ_つ ⊂ノミ( ⌒ヽつ
⊂⌒( `Д´) ⊂( ,∀、)つ. ∩ _, ,_
`ヽ._つ⊂ノ ´ ` ⊂⌒( `Д´)
/) /)゛`ヽ.つ⊂ノ
ミ( ⌒ヽつ〃 ∩ _, ,_ ミ( ⌒ヽつ
⊂( ,∀、)つ. ⊂⌒( `Д´)⊂( ,∀、)つ
´ ` ヤダ `ヽ._つ⊂ノ ヤダ
ってほどでもないけど
出来たら・・・欲しいかな・・・なんて
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:19:50.15 ID:3u9T6aDS0
♪ ∧,_∧
(´・ω・`) )) お疲れ〜
(( ( つ ヽ、 ♪
〉 とノ ) ))
(__ノ^(_)
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:19:50.65 ID:U8Xv2qAj0
乙ー
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:21:03.04 ID:iRMvBO2B0
あ、一応 自動保守はかけときます・・・
でも、失敗して落ちてもスレたてればいいだけだから、
皆は保守る必要ないよ
読んでくれるだけで十分
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:21:29.07 ID:KqsXBMd1O
つカレー
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:23:22.54 ID:FSpbK8W30
オツー
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:28:00.50 ID:Enp8n8Sg0
返せ!返してくれよぉ!!
俺のザビーゼクター返してくれよぉっ!!
〃〃∩ Å_,,_ ヤダ
ヤダ ⊂⌒( `Д´) /) ヤダ
〃∩Å_,,_ `ヽ_つ ⊂ノミ( ⌒ヽつ
⊂⌒( `Д´) ⊂( ,∀、)つ. ∩Å_,,_
`ヽ._つ⊂ノ ´∨` ⊂⌒( `Д´)
/) /)゛`ヽ.つ⊂ノ
ミ( ⌒ヽつ〃 ∩Å_,,_ ミ( ⌒ヽつ
⊂( ,∀、)つ. ⊂⌒( `Д´)⊂( ,∀、)つ
∨` ヤダ `ヽ._つ⊂ノ ヤダ ∨
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:35:19.73 ID:inNQH/e3O
風呂はいってから見るけど乙かれ様!
自動保守発動を祈りながら…
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:51:40.80 ID:iRMvBO2B0
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:03:25.97 ID:iRMvBO2B0
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:15:12.65 ID:iRMvBO2B0
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:30:57.82 ID:iRMvBO2B0
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:47:32.15 ID:iRMvBO2B0
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:52:24.44 ID:QDPPeGoDO
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:11:12.69 ID:iRMvBO2B0
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:31:11.20 ID:iRMvBO2B0
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:56:20.35 ID:iRMvBO2B0
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:20:01.96 ID:iRMvBO2B0
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:51:31.54 ID:iRMvBO2B0
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 04:26:30.74 ID:iRMvBO2B0
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 05:25:53.04 ID:iRMvBO2B0
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 06:49:13.94 ID:rDIcYvcq0
昨日は寝落ちして今読んだ
ツンがカワイイな
乙でした
wktkしつつ待つ
>>697 無茶いったらいかん
715 :
まとめ中の人:2006/09/25(月) 07:55:31.85 ID:17iJH1urO
遅いですが乙です。
今日部活終わって家帰ったら、まとめ更新しておきます。
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 07:57:18.51 ID:guUPxhczO
⊂二二(^ω^ )二二⊃ブーン
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 08:35:29.47 ID:WkSOMKRF0
( ^ω^)おはようスパンキング
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:36:45.56 ID:lPKkosLF0
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:37:46.95 ID:xvAbSHR4O
これどこのサイトでまとめられてる?
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:40:31.58 ID:rDIcYvcq0
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:42:08.49 ID:Wy07csSO0
( ^ധ^)プーン
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:58:41.87 ID:bjdVvxBkO
(´・ω・')保守だよ?
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:00:36.36 ID:Wy07csSO0
(´・ӟ・`)ヱヱー
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:02:02.70 ID:Mvu6xIaM0
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:49:31.35 ID:rDIcYvcq0
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:56:31.99 ID:Wy07csSO0
>>725 ウイルスじゃないけど巨大なJPEGファイルでPFを食い潰そうって魂胆らしいですよ
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 11:14:48.68 ID:rDIcYvcq0
>>726 そうなのか thx
どっちにしろあぼん推奨
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 11:52:36.02 ID:lPKkosLF0
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 12:23:39.39 ID:lPKkosLF0
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 12:53:36.05 ID:lPKkosLF0
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:31:37.70 ID:lPKkosLF0
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:56:59.53 ID:w0Nl1/sk0
ほっしゅ
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:59:12.71 ID:3yLaVSO10
( ^ω^)保守スパンキング
保守
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 14:33:50.07 ID:bjdVvxBkO
(´・ω・')保守だよ?
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 14:57:48.22 ID:lPKkosLF0
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 15:31:58.39 ID:17iJH1urO
ほ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 15:58:00.28 ID:lPKkosLF0
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:06:01.97 ID:oKqhdTLy0
ぜったいALMAだね
作者は知ってる?
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:33:05.44 ID:bjdVvxBkO
(´・ω・')保守だよ?
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:56:14.77 ID:lPKkosLF0
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:00:44.16 ID:AlD1bqqhO
(`・ω・´)保守
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:31:59.11 ID:lPKkosLF0
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:39:38.20 ID:bjdVvxBkO
(´・ω・')保守だよ?
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:44:05.48 ID:3yLaVSO10
( ^ω^)保守スパンキング
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:57:23.46 ID:HE8FtTp10
tuhu
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:08:21.04 ID:Shnjf8wEO
ほ
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:18:22.42 ID:Shnjf8wEO
ほ
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:19:18.91 ID:dH4F5A+2O
まとめにアクセスできねぇ…
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:39:57.65 ID:Shnjf8wEO
ほ
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:48:39.33 ID:3yLaVSO10
( ^ω^)保守スパンキング
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:04:33.78 ID:Shnjf8wEO
ほ
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:14:33.42 ID:rDIcYvcq0
ほっしゅ
754 :
いち:2006/09/25(月) 19:21:17.46 ID:Shnjf8wEO
悪いがALMA知らなかった
検索しても何処が似てるのやらわからなかった
元ネタはうしおととらだよ
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:38:44.76 ID:Shnjf8wEO
ほ
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:39:58.52 ID:bjdVvxBkO
(´・ω・)y―┛~~保守だよ?
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:54:20.36 ID:Shnjf8wEO
ほ
758 :
まとめ中の人:2006/09/25(月) 20:06:02.53 ID:17iJH1urO
現在帰宅中
今日の更新は夜9時位になると思います。
いつも更新遅くなってすみません。
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:08:26.83 ID:qse6yPPU0
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:21:23.82 ID:dM6oLDoj0
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:33:00.95 ID:dM6oLDoj0
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:45:12.81 ID:dM6oLDoj0
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:56:48.57 ID:dM6oLDoj0
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:08:41.94 ID:dM6oLDoj0
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:16:30.26 ID:dM6oLDoj0
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:24:17.43 ID:dM6oLDoj0
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:28:58.29 ID:dM6oLDoj0
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うおっ、なんか人生に迷っちまったぞ、ゴルァ!
./ つ つ \______________________
〜(_⌒ヽ ドキドキ
)ノ `Jззз
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:40:04.38 ID:dM6oLDoj0
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:41:31.55 ID:Z8IvJ0kf0
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:48:26.20 ID:dM6oLDoj0
あと20分後
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:59:56.85 ID:dM6oLDoj0
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:07:59.31 ID:dM6oLDoj0
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:11:16.76 ID:mCO/ysi80
_____________
|__/⌒i__________/|
| '`-イ ./⌒ 三⌒\ |
| ヽ ノ /( ●)三(●)\ |
| ,| /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
774 :
第21話 雷鳴の山:2006/09/25(月) 22:15:23.62 ID:dM6oLDoj0
( ´∀`)「やっと・・・完成したモナ」
('A`)「一体・・・何体の妖怪に参加させた?」
( ´∀`)「・・・600以上はいったモナ」
('A`)「モララーを核に、お前をブレインに・・・」
( ´∀`)「お前が、目になってくれたらモナ・・・」
('A`)「ごめんだ。べたべたくっつくのは苦手だ」
( ´∀`)「とか言って、お前の大事な妹とはベタベタ・・・」
(#'A`)「・・・何か言ったか?」
( ;´∀`)「怒るなモナ・・・別にお前の趣味に口出しする気は無いモナ」
('A`)「趣味?」
( ´∀`)「おにいちゃんプレイが好きな癖にモナ」
(#'A`)「あれはっ! あいつのっ! 趣味だっ!」
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:17:12.89 ID:Kzb1SXfI0
ktkr!!!!
776 :
第21話:2006/09/25(月) 22:18:09.71 ID:dM6oLDoj0
ごほん。
( ´∀`)「さて・・・行くモナ」
('A`)「ああ」
( ´∀`)「巨大合体妖‘ヤミノヒトガタ’・・・発進だモナ!」
( *´∀`)「モナー・・・いっきまーす !」
(;'A`)「・・・ニンゲンキライジャナカッタノ?」
( ´∀`)「くっくっく、ツン見ているモナ!
600体以上の妖怪を寄せ集めて作った巨大合体妖・・・
その力、半端じゃ無いモナ!」
暗い何処か。
ドクオを残して、モナーは何かの塊の中へと埋もれていった。
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:19:04.45 ID:NXHP7yWs0
ktkr!
778 :
第21話:2006/09/25(月) 22:19:47.07 ID:dM6oLDoj0
尾布山から生えた巨大な手。
その指先が不気味に動き出したと思うと、
山頂辺りが爆発した。
巨大な土砂物が周辺地域に飛来する。
それとともに、真っ黒な色をした巨大な人間のようなものが
破壊された山の中から姿を現した。
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:23:52.38 ID:KqsXBMd1O
wktk
780 :
第21話:2006/09/25(月) 22:24:12.87 ID:dM6oLDoj0
テレビでは、怪物が現れた事を騒ぎ始めた
ブーンが一人眠る部屋に、騒々しいニュースアナウンサーの声が響く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
VIP News!
「臨時ニュースです。
尾布山に生えた手の続報が!
その手の持ち主にふさわしい、巨大な化け物が姿を現しました!」
「100mはありますかね?化け物というか、もはや怪獣ですな」
「一体、何しに現れたのでしょうか?」
「友好的・・・には見えないですよねえ」
「今、自衛隊が周辺に待機して、その対応策を練っています。
尾布山周辺にもし、残っていらっしゃる方はいそぎ避難してください・・・
781 :
第21話:2006/09/25(月) 22:25:02.16 ID:dM6oLDoj0
('A`)「・・・さっそく、何か来たぞ? モナー」
( ´∀`)「ほう。腕試し・・・と行くかモナ」
山から現れた怪物は自衛隊が集まってる付近に体を向けた。
そして、口をだらしなく開く。
・・・次の瞬間、口の中から
暗く光る光の束が、周囲を旋回するヘリに突き刺さった。
数台のヘリが、まとめてかき消される。
782 :
第21話:2006/09/25(月) 22:26:52.92 ID:dM6oLDoj0
( ´∀`)「くっくっくっ! す、凄いモナ!
この力・・・ツンなんて全く問題になら無いモナ!
早く出て来い! ツン!!」
('A`)「ツン様は人間の味方じゃない・・・来はしないよ」
( ´∀`)「いや、アイツは来るモナ! 絶対にっ!」
('A`)「・・・」
( ´∀`)「あの・・・裏切りモノめ・・・・早く、こい・・・」
783 :
第21話:2006/09/25(月) 22:29:34.66 ID:dM6oLDoj0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
VIP News!
「み、見ましたか! 正体不明の巨人が、攻撃を仕掛けてきました!
こ、これは怪獣映画ではありません!
実際の、映像を放映しているのです!」
「・・・じ、自衛隊に打つ手はあるんでしょうか?」
「戦闘機によるミサイル攻撃とか?」
「もし、倒せなければ、我々が深刻な被害を受ける可能性も・・・」
「自衛隊、一度撤退するもよう・・・」
・・・
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:32:50.51 ID:Kzb1SXfI0
さる支援
785 :
第21話:2006/09/25(月) 22:33:12.36 ID:dM6oLDoj0
('A`)「これからどうする?」
( ´∀`)「ツンがいる、あそこの町だモナ!」
('A`)「尾布市の中心街か?
・・・それよか、一気にこの国の首都をとる方がいいと思うがな」
( ´∀`)「日夜練かモナ・・・?」
('A`)「・・・ツン様は、メインディッシュでいいだろう」
( ´∀`)「・・・そうだモナ。
あいつは、最後がいいモナ・・・」
('A`)「・・・」
786 :
第21話:2006/09/25(月) 22:34:40.79 ID:dM6oLDoj0
( ^ω^)「・・・」
怪獣が動く音と、人の発する音で包まれる尾布山。
その中腹を走る道に少年が一人、立っている。
その少年は目を見開くと、
左手から本人よりも大きな光の爪を生やして
山の中から現れた怪獣に向っていった。
( ゚ω゚)
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:36:03.26 ID:rDIcYvcq0
wktk
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:39:14.67 ID:Shnjf8wEO
なんですぐおさるさんはくるん…?
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:42:59.14 ID:FSpbK8W30
いまさらだが支援
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:44:32.78 ID:HE8FtTp10
おさるって何だ?
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:46:05.57 ID:34L5Dq5x0
よし、ちょっと猿退治してくる
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:50:54.07 ID:mCO/ysi80
ノ _, '
/ , - '
( (
,,.r'' ゛~~` ''ッ,, ) )
、 ゛ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ヾ. ,.、 / /
ミ ミ゛,へ.__, ,_ノヽ i. .| |l l ,´
ミ ミ, ( ・) {・フ 〉 ミ. _-、i::| |ニニii '
、,,,,ツi: ミ,`~´ ヽ~〈 .ミ /,‐ヽヽ`、||
、シ`` i: ,ゞ 'n.inヽ. .ミ ( .〉〉/
シ // ミ` l.l ヽ"、 / ノ
ミ/ シ 彡 ,=こ二=.{ ミ,, ,r'´ ,,、'゛
ミi. / / ' ! w、`~^' vwv '、 ミ 〃 .ミ
.ミ / i: / `^^ \ ." 〃 ミ
.ミ.:/ / / i: v ! ,, \ 、 〃 ミ
:i; .i: w !! ミ!: ミ \\( ⌒ヽ
:i; / i: !! .ミ キ , ⌒`、_ ) )
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:50:55.00 ID:AO1WiJpMO
誰かまとめサイト教えてください><
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:52:09.36 ID:AO1WiJpMO
あ、見付かりました
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:54:28.04 ID:Z8IvJ0kf0
ぐわぁぁぁあああああああああああwwwwwwwwwwwwwwww
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:55:00.18 ID:Z8IvJ0kf0
あ、悪い誤爆った
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:56:56.65 ID:rDIcYvcq0
さるのばか
798 :
第21話:2006/09/25(月) 22:57:56.08 ID:dM6oLDoj0
('A`)「・・・」
('A`)「・・・ブーンか」
( ´∀`)「・・・それは、本当かモナ? ドクオ」
('A`)「ああ」
( #´∀`)「じゃ、じゃあ! ツンも来てるモナっ!?」
('A`)「いや、来てない」
( #´∀`)「・・・あ?」
('A`)「・・・」
( ´∀`)「ち、あんなゴミ虫、一撃で殺してやるモナっ!」
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:59:47.45 ID:rDIcYvcq0
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
800 :
第21話:2006/09/25(月) 23:00:36.83 ID:dM6oLDoj0
ブーンは飛び上がり、鳥の様に真っ直ぐ怪物にむかう。
('A`)「・・・?」
怪物はそのブーンに対して、
一直線に巨大な拳を振り下ろした。
( #´∀`)「一瞬で潰れろ、虫!」
( ゚ω゚)「・・・ぉお雄ぉ嗚雄おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
光の爪が怪物の拳に刺さる。
しかし怪物はその事を物ともせず、ブーンごと拳は地面へ向う。
地面と怪物の拳の間にブーンが潰されそうになったとき、
巨大な稲妻がひかった。
( ;゚ω゚)「・・・この力は流石だな」
----------------------------------------
( #´∀`)「く・・・櫛使いが稲妻を操るとはな・・・」
怪物の拳が焼け落ち、ブーンは死を免れた。
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:00:42.60 ID:QEBFvpp0O
支援
802 :
第21話:2006/09/25(月) 23:03:08.95 ID:dM6oLDoj0
( #´∀`)「だが・・・!」
今度は怪物がブーンに向けて口を大きく開き、
怪光線を発する。
この攻撃にブーンは同じく、口から大量の炎を吐き出した。
怪光線はブーンから逸れ、近くの地面を大きくえぐった。
('A`)「・・・」
( #´∀`)「く・・・? こ、この野郎っ!!!」
('A`)「・・・落ち着け、モナー」
( #´∀`)「あ???」
('A`)「・・・」
('A`)「・・・あいつは、ブーンじゃない。
・・・ツン様だ」
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:03:56.62 ID:rDIcYvcq0
さるよけ
804 :
第21話:2006/09/25(月) 23:04:19.44 ID:dM6oLDoj0
怪物は突然、叫んだ。
「つ、つつつっつ、ツウゥウウウウンンンンンッ!!!」
( ;゚ω゚)「・・・ち、やっぱりばれたか」
ブーンの周りを突然、白色に淡く輝く光が包む。
ξ゚−゚)ξ「流石に、ぶーんの戦い方じゃ、無理だったからな」
光が止まると、その中からツンが現れた。
805 :
第21話:2006/09/25(月) 23:06:49.14 ID:dM6oLDoj0
怪物の額の辺りの肉の中から、モナーが現れた。
( #´∀`)「ツン! 決着をつ ぶひっ
叫ぶモナーの頭の上にドクオが乗っかり、モナーの発言を遮った。
('A`)「ツン様・・・」
ξ゚听)ξ「ドクオか」
('A`)「先ほどの話・・・とは違うのではありませんか?」
ξ゚听)ξ「ふん・・・折角昼寝しておったのに、お前らが五月蝿くて腹が立ってきてな」
('A`)「・・・結局、貴方様と一時的にでも対立せねばならないのですね」
ξ゚听)ξ「喋るのはもう良い」
('A`)「・・・ツンさま、死なないで下さい」
( #´∀`)「死ねえぇえええ! ツゥウウウウンンンンンン!!!!」
顔の上のドクオを叩き落とし、再びモナーが叫んだ。
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:07:13.35 ID:Kzb1SXfI0
ゴクリ
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:07:39.07 ID:rDIcYvcq0
さるよけ
808 :
第21話:2006/09/25(月) 23:12:11.44 ID:dM6oLDoj0
怪物の胸の辺りが白く輝き、ツンに向い巨大な火柱が走る。
( #´∀`)「ブレスト・ファイアアアアアアアアアアア!!!!!」
(;'A`)「・・・マタカ」
ξ゚听)ξ「・・・ちっ」
火柱を避けるため、急ぎ移動するツン。
そこを狙い、巨大な手のひらで怪物はツンを叩きあげた。
809 :
第21話:2006/09/25(月) 23:13:11.36 ID:dM6oLDoj0
ξメ><)ξ「むぅっ!!!!」
叩き飛ばされたツンは、何とか空中で停止する。
しかし、一撃でツンの体には深刻なダメージが刻まれた。
左腕はひしゃげ、顔は大きく傷が付いている。
( #´∀`)「あーはっはっはっ! おうおう、弱えモナ、ツンさまようっ!!!」
ξ(゚Δ゚メξ「くそ・・・」
( #´∀`)「くくく。ツンよ、我が配下となるなら、ここまでにしてやるモナ?」
ξ#゚∀゚)ξ「・・・儂を馬鹿にしたな?」
ツンは折れた左腕を無理やり持ち上げ、雲を呼ぶ。
怪物の上に、どす黒く分厚い雲の層ができあがる。
( ´∀`)「む・・・」
モナーとドクオは慌てて、怪物の肉の中に埋もれていった。
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:15:08.85 ID:AXoUE1xwO
支援
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:15:45.61 ID:FSpbK8W30
支援
812 :
第21話:2006/09/25(月) 23:17:55.01 ID:dM6oLDoj0
ξ#゚∀゚)ξ「くくくくく・・・本調子じゃなくて精度は悪くが・・・
大きい分には底なしだぞ?」
ξ#゚∀゚)ξ「乱暴者の稲妻どもっ! 好き勝手に踊り狂うが良い!」
ツンは笑いながら、手を激しく振り下ろした。
ぐにゃぐにゃと間接を無視した動きをしながら、
振り下ろした左腕が揺れる。
そして、
雲の中央に巨大な穴が開き、
そこから幾筋もの雷が怪物へ向かって走った。
「ぐおおおおおおおおおおおっ!」
怪物の表面が黒く焦げながら裂け、
濁った紫色の体液が吹き出る。
五分ほど電撃を受け続ける怪物。
しかし・・・
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:18:27.00 ID:FSpbK8W30
支援
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:19:12.12 ID:mCO/ysi80
sienn
815 :
第21話:2006/09/25(月) 23:19:23.08 ID:dM6oLDoj0
ξ゚−゚)ξ「ち・・・これでも表面を焼く位か・・・」
「おわ、おわ・・・おわりぃいいいいいいいいいっだあああああああ」
表面を焦がしながら、ツンがいる辺りに倒れこむ怪物。
戦い方は美しくないが、
その巨体自体がもはや 凶器
圧倒的な質量に
ツンは押しつぶされていった。
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:19:50.91 ID:FSpbK8W30
支援
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:20:51.54 ID:rDIcYvcq0
支援
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:22:41.32 ID:FSpbK8W30
さるのあほー
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:24:26.55 ID:dM6oLDoj0
第21話 終わりぃ
さて。
一応説明しとこうかな
ツンの左腕はまだ完治してなくて、
術の精度が悪い。
だから、接触して雷を撃ったり、
でかい大味の技は使えるけど
普段の状態のような狙った攻撃がうまくできない
たぶん・・・わかりにくいよねー
未熟ですまん
つづけて、22話を少し休んでハル。
疑問があったら書いといて
あと、
>>665ないかなとしつこく言ってみる
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:27:10.78 ID:KqsXBMd1O
wktkしてまってる
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:32:04.05 ID:rDIcYvcq0
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:36:45.86 ID:KVgujieY0
もうすぐ終わっちまうのか
もっと見たかった
作者さんガンガレ
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:36:59.25 ID:rDIcYvcq0
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:42:42.78 ID:dM6oLDoj0
>>823 おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
知らなかった
ありがとう!
一スレ目も貰えたらありがたいな・・・
>>822 ありがとう
825 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:44:02.56 ID:dM6oLDoj0
「・・・ぶーん?」
( -ω・) 「・・・誰だお?」
気だるさに包まれながら、ブーンは目を覚ました。
目を開くと、クーがいる。
川*゚ー^ハ「おはよう、ブーン?」
( ・ω・)「クー?」
川*^ー^ハ「おはようはどうした?」
( ・ω・)「・・・おはようだお」
川*^ー^ハ「もう、起きなきゃ?」
( -ω・) 「ちょっと、体が重いお・・・」
826 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:46:05.31 ID:dM6oLDoj0
川*゚ー^ハ「じゃ、もうちょっと寝るか?」
( -ω-) 「 お・・・」
川*^ー^ハ「私はその方がいいんだがな・・・」
( -ω・) 「??? クー?」
川*゚ー゚ハ「でも、起きないとブーンは絶対後悔する」
( ・ω・)「・・・?」
川*^ー^ハ「ツンさんが・・・」
( ・ω・)「・・・」
Σ( ;^ω^)「ツンがどうかしたのかおっ???」
川*゚−゚ハ ・・・
川*^ー^ハ「ツンさんが戦ってるよ?」
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:47:03.27 ID:FSpbK8W30
支援
828 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:48:32.46 ID:dM6oLDoj0
( ;^ω^)「誰とだお???」
川*^ー^ハ「ほら、テレビをみろ。あの怪物とだ」
( ;^ω^)「は・・・? つ、ツン・・・!」
川*^ー^ハ「ブーンは行かないとね。。。」
( ;^ω^)「! そ、そうだお! 起こしてくれてありがとうだおっ、クー!」
川*^ー^ハ「気にするな」
( ;^ω^)「じゃ、じゃあ、行くおっ!!!」
川*゚−゚ハ ・・・
クーがブーンに抱きつく。
ブーンは吃驚した顔をした。
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:50:02.23 ID:FSpbK8W30
支援
830 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:50:30.02 ID:dM6oLDoj0
「死なないでね?」
「・・・どうしたんだお? クー?」
「ブーンに幸せになってほしいんだ」
「? ・・・ありがとうだお」
「これ、お守り。。。」
「・・・手作りかお?」
「ああ」
「クー・・・」
「・・・よし、行って来い! ブーン」
「・・・分かったお! 行って来るお!!!」
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:50:48.50 ID:FSpbK8W30
支援
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:51:23.66 ID:rDIcYvcq0
支援
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:51:44.63 ID:KqsXBMd1O
ハァハァゴクリ
834 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:52:10.67 ID:dM6oLDoj0
ブーンが急いで部屋から飛び出る。
クーは一人ブーンの部屋に残った。
ぴりりりりり
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:53:46.05 ID:FSpbK8W30
支援
836 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:54:10.97 ID:dM6oLDoj0
川*゚−゚ハ「はい。クーだ」
「・・・ブーン君はいったか?」
川*゚−゚ハ「ああ」
「大事になった。ツンが倒れた」
川*゚−゚ハ「・・・そうか」
「あの怪物を倒すため・・・最悪、核が使われるかもしれない」
川*゚−゚ハ「!」
「クーさんは、ブーン君を呼び戻してくれないか?
私は、大統領に早まるなと直訴してく
川*゚−゚ハ「ブーンなら、戻らないぞ?」
「・・・クーさん?」
川*゚−゚ハ「ブーンがツンさんが傷ついてて、放っておくわけがない」
「・・・」
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:55:09.22 ID:FSpbK8W30
支援
838 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:56:14.93 ID:dM6oLDoj0
川*゚−゚ハ「兄者さん、貴方は核攻撃を止める努力を・・・」
「ああ、それはいいがクーさんは?」
川*゚−゚ハ「私はしぃ先輩を探す。そして、ディ先生にあの怪物を一緒に止めてもらえるよう努力する」
「・・・そうか」
川*゚−゚ハ「なるべく、ツンさんの取り巻きとも接触してみるよ」
「よし・・・それじゃ、互い何か動きがあったら連絡しあおう」
川*゚−゚ハ「・・・ああ」
ぷつ。つー・・・つー・・・
839 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/25(月) 23:58:56.16 ID:dM6oLDoj0
川*゚−゚ハ「・・・さて」
川*=’−’)=「今の電話・・。」
Σ川;゚听ハ「わっ! いたのか、吃驚したっ!!!」
川*=’−’)=「どういうこと?」
川*゚−゚ハ「・・・実は」
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:00:49.35 ID:ZkAG/hQq0
支援
841 :
第22話 ブーンとクー:2006/09/26(火) 00:02:39.82 ID:5qACEn/S0
ブーンの部屋から場面は移り、尾布山。
ツンを押しつぶした怪物は、再び起き上がって
移動を始めた。
その足元あたり。
ブーンは動かなくなったツンを抱きしめ
叫び声をあげた。
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:05:23.57 ID:5qACEn/S0
第22話 短くてごめんね 終わり
23話はある意味この話の山場・・・かも?
明日も22時くらいに!
しばらく、最終話で頭を悩ませているから・・・・
何か要望があったら言ってくれい
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:07:15.66 ID:IYF8cnpuO
1乙
このスレはもう使わない?
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:08:39.55 ID:j8LXl8t80
乙乙
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:10:13.32 ID:5qACEn/S0
あー・・・
どうするかな
まとめの人が見てたら、
落としてもいいかな
自動保守で1000にいくのも馬鹿らしいし
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:11:40.07 ID:IYF8cnpuO
保守で確実に1000行くね。あとIDがエース。
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:12:37.14 ID:ZkAG/hQq0
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:16:18.50 ID:JrVfCZogO
>>1乙でした!
最終話の要望は、ハッピーエンドなら何でもおkだよ!
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:17:14.36 ID:5qACEn/S0
ほんとうだACEだ
>>847 まじでありがとうっ!!!!!
これで心残りはないよ
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:20:20.27 ID:5qACEn/S0
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:21:32.03 ID:ZkAG/hQq0
どうした?
ファイル壊れてた?
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:24:54.63 ID:5qACEn/S0
あ、安価まちがい
>>848のつもりだった
ごめんごめん
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:31:39.58 ID:5qACEn/S0
まとめのひと・・・いないのかな?
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
なんとなくほす