【六日目】ローゼンメイデンが教師だったら。【二時間目】
1 :
r1:
学園名『私立有栖学園』(シリツアリスガクエン)
校長:ローゼン
教頭:ラプラス
英語担当:真紅
保健体育担当:水銀燈
家庭科担当:翠星石・雛苺
世界史担当:雪華綺晶
日本史担当:薔薇水晶
数学・情報担当:蒼星石
国語・化学担当:金糸雀
担任:薔薇水晶
副担任:水銀燈
他の設定は、各職人さん方の自前設定です。
例:ジュンが登校拒否してる話もあればちゃんと学校にきてる話もある。
他作品のキャラクター使用は『 全 面 禁 止 』となりました。
また、極度のグロ・虐待・エロは禁止で、それらを求める方はエロパロ等へ行ってください。
ただし、ラブコメ程度の微エロはOKで
喧嘩ネタも少年誌程度のものならOKという事になっています。
Wikiはできるだけ自己編集しましょう。
荒らしは華麗にスルーしましょう。
2 :
r1:2006/09/19(火) 19:32:57.44 ID:e0z2vg0/0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 19:34:11.81 ID:1EOXb70BO
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 19:44:34.39 ID:oBeQy5U8O
保守
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 19:55:47.70 ID:e0z2vg0/0
ほす。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 19:55:58.91 ID:R7QiI3cW0
1GETぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!
キターーーーーキテモウターーーーー!!!!くははっはあ!凡人め!
はhっはははっはあ!俺にひれ伏せぃ!!
キターーーーーーーーーーーーーーハアアアアアアアhッハハハハー!!!!
余裕。まじで余裕。本気と書いてマジで余裕。
くははっはあ!どうしたもんかなぁこのテンション。
ははっはhっは!泣けるぜおぃ。初だぜオィ。
よおおおおおおっしゃあああああああああああ!!!!
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:03:57.55 ID:1EOXb70BO
ほ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:18:17.55 ID:j6gpnlXtO
保守?
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:29:39.02 ID:oBeQy5U8O
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:29:39.78 ID:e0z2vg0/0
ほっしゅ。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:29:43.54 ID:NnE8Nep20
ほ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:30:33.17 ID:nAuF+1XB0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:38:49.50 ID:NnE8Nep20
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:45:34.31 ID:oJ27ASPrO
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 20:57:06.28 ID:e0z2vg0/0
ほしっ。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 21:03:19.39 ID:5H/DdQQe0
ho
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 21:14:20.30 ID:e0z2vg0/0
ほっしゅっ、ほっしゅっ。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 21:25:27.29 ID:e0z2vg0/0
ほーす。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 21:36:11.17 ID:e0z2vg0/0
ほっ。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 21:47:43.30 ID:e0z2vg0/0
ほ。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 21:56:39.44 ID:e0z2vg0/0
ほしゅなのーーっ。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 22:04:05.04 ID:NnE8Nep20
あぶねえほしゅ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 22:04:06.83 ID:oBeQy5U8O
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 22:14:52.19 ID:e0z2vg0/0
ほっしっし。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 22:24:53.58 ID:NnE8Nep20
ほ?
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 22:36:58.57 ID:e0z2vg0/0
ほー。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 22:47:22.50 ID:e0z2vg0/0
ほっほー。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 22:58:03.66 ID:NnE8Nep20
ほーっほっほっほほほほほ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:10:16.88 ID:e0z2vg0/0
ほすほす。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:10:40.92 ID:oBeQy5U8O
保守
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:10:54.49 ID:TcwRi9fpO
ほー
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:15:20.72 ID:mq4a599+0
ho
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:16:09.92 ID:ztcgqQC+O
ほ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:20:53.42 ID:QZApfZMKO
職員室にて
翠星石「飼育小屋に綿の塊があったんだけどあれなんなんですかぁ?」
雛苺「飼育小屋のモルモットさんたちがお口が暇そうだったからおもちゃをあげたの〜」
ガラガラガラ…。
真紅「誰か私のくんくん人形知らないかしら?」
超思いつき書き殴り保守
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:31:04.38 ID:e0z2vg0/0
ちのあめがふるのーーっ。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:41:12.81 ID:NnE8Nep20
ほ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:42:17.74 ID:WpP2FkDfO
雛苺マジ外道
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:52:31.26 ID:e0z2vg0/0
ほすす。
39 :
名無しさん:2006/09/19(火) 23:54:24.87 ID:Mcr7//Jk0
えーと、だーれも書かないんで(&誰かさんにそそのかされて)一応草案みたいなの書いてみたんですが…
体育祭のってこんな感じのでいいんでしょうか?
四方を森や草原に囲まれ、眼下に街を望む進学校…私立有栖学園…。
春には桜や若葉、夏には満天の星空、秋には紅葉、そして、冬の雪景色…
四季折々の景色が楽しめる風光明媚なこの場所は、さながら桃源郷を思わせ、争いとは無縁の場所に見えた。
だが…
翠星石「さっさと起きやがれですぅ!!体育祭を保健体育担当のおめーが仕切らないでどうするですか!?あと1ヶ月を切ったですよッ!!」
水銀燈「うるさいわね…。あんな日差しが照ってる中外にいたら、日焼けしちゃうでしょう…?冬になってからやればいいじゃなぁい…」
翠星石「はぁ!?どうせ、冬は冬で『寒い』とか言って…」
雪華綺晶「…あ、ねぇお姉様知らない…?」
翠星石「ん…?ああ、ここで砂浜に打ち上げられたトドみたいな格好で、布団に包まって腑抜けてるのが…」
水銀燈「…言ったわね…。」
この発言により、両者の関係は急激に悪化した。
その後、何とか水銀燈と仲直りをしようと、翠星石は1番の親友である蒼星石に声をかけたのだが…
40 :
名無しさん:2006/09/19(火) 23:55:08.16 ID:Mcr7//Jk0
翠星石「そ、蒼星石…!」
蒼星石「…水銀燈に聞いたよ…。君はいつだってそうだ…。無責任な発言で人を困らせて…」
翠星石「そ…そう…せ…」
蒼星石「…彼女…泣いてたよ…。君に酷いこと言われたからって…。だから、その名誉を復活させようと躍起になってる…」
翠星石「は、はぁ!?あいつがそんなので泣くわけがねぇです!!騙されるなで…」
蒼星石「来るな!翠星石!!…僕らはもう立場を違えた…。今は、お互い敵同士だ…!」
それが、水銀燈の罠である事は十分分かっていた。
しかし、それは同時に翠星石の頭にある疑念が生じさせた。
翠星石「…あのプライドの塊みたいな水銀燈が人前で泣く…?…なーんか、裏がある気がするですぅ…」
その疑問の種は日増しに大きくなり、ついに彼女はある人物にこのことを相談したのであった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:56:39.48 ID:Mcr7//Jk0
真紅「…なるほど。確かにおかしいわね…。でも、誰が…何のために…?」
翠星石「それに、水銀燈が素直に話を聞く相手なんてそういないはずですぅ…。はぁ…それにしてもまずい事になったですぅ…。ま、でもあいつの事だから、もうすぐ飽きる頃だとは思うんですが…」
真紅「…どうやら、そうは行かないみたい…。見なさい、あれ…」
翠星石「…!?…な、何ですかあれは!!何であんな凝った旗作るですか!?戦争でもやらかす気ですか!?」
真紅「…案外、そうかも知れないわね…急ぎましょう…。あの子が騎馬戦で本物の馬を連れてくる前に…!」
そう言うと、彼女達も急いで行動を開始した。
全ては、この無益な争いを止めさせる為に…
ちなみに、水銀燈と真紅はどちらもこの学園において重要な位置にある教員同士であり、実力は伯仲…。
すでに、水銀燈率いる白組には、雪華綺晶、薔薇水晶、蒼星石…それに彼女に心を奪われた男子生徒や、彼女のおかげでブランド物や恋愛相談等で女子達が味方し恩恵を受ける女子達などが支持を表明していたが、
彼女に歪んだ感情を抱くものや、翠星石達に恩義や好意を抱くものたちは、こぞって真紅たちの赤組を味方した。
そして、その噂は瞬く間に広がり…
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/19(火) 23:59:19.68 ID:Mcr7//Jk0
女子A「蒼星石様は白組かぁ…。じゃあ、私もそっちにしよーっと♪」
由奈「…だから、蒼星石先生は女…」
女子A「それは言わないで。」
それまで争いとは無縁だった者や…
雛苺「巴ー…。お願いなのー…一緒に赤組で頑張ろうよー?」
巴「…え?…う、うん…」
本来、中立であるものまで惑わせ…
?「…貴女と、その従姉妹であるコリンヌさんを雛苺先生に結びつけたのはこの私…。でも、貴女達フォッセー家はそれに報いるどころか、I商事と組んでサハリンの原油プラント製造に乗り出している…。お父様の子会社と手を組まずに…」
フォッセー「…そ、それは…私の管轄では…」
?「もしそうだとしても、いつから由緒あるフォッセー家はそんなに恩知らずになったの…?いずれ貴女はフォッセー家を率いていく身…そろそろあるべき姿に戻しましょう…。すでに、蒼星石先生のおかげで結菱グループも共に動いてる…。だから…」
互いを引き裂いた…
黒い逆十字とそれに絡まる白い薔薇を紋章とした白組、赤き大輪の薔薇とそれを彩る苺わだち等の植物を紋章とした赤組…
生徒達は、過去の歴史になぞらえ、この体育祭をこう称した…
『第二次ばら戦争』…と。
もちろん、校長であるローゼンや、ラプラスもこの事態をただ黙ってみていたわけではない。
だが…
ローゼン「…とにかく、こんなの今日1日だけだからね。それと、相手に必要以上の危害を加えないこと。もし破ったら、退学や退職も有り得るからね…」
…かくして、戦いの火蓋は切って落とされたのであった…。
____
…えーと、こんな感じなんですけど…
どうしましょう?
さっきも言ったように、これはあくまで『草案』なんで、自由にしてくださって結構です。
これは後に語り継がれる「松本草案」であった・・・・・
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 00:05:20.52 ID:pyB3csEV0
あげ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 00:15:50.67 ID:hkuSNqYt0
ううっ……続きが思い浮かばない。ちと難易度タカス……。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 00:20:35.60 ID:3hUp1FNyO
ええと…騎馬戦と棒倒しなら思い付いたので書けそうです。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 00:29:52.22 ID:hkuSNqYt0
ほ。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 00:40:14.95 ID:hkuSNqYt0
ほほ。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 00:41:03.77 ID:pyB3csEV0
ほほほほh
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 00:51:26.23 ID:m2PaSdjh0
緊急age
51 :
42:2006/09/20(水) 00:53:31.25 ID:7qEdqikv0
えーと、色々間違えがありましたのでwikiのほうに訂正したのを載せときました。
やっぱり、見直しって必要ですね…
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 01:08:50.12 ID:hkuSNqYt0
ほしし。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 01:18:31.22 ID:evcizdu50
ほ
>>42 なんか騎馬戦より恐ろしい戦車とか繰り出して来そうだw
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 01:35:26.34 ID:hkuSNqYt0
ほしゅ。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 01:49:26.04 ID:pyB3csEV0
ほ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 02:06:32.05 ID:hkuSNqYt0
ほしゅす。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 02:14:55.17 ID:mqLMzgra0
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 02:31:19.54 ID:pyB3csEV0
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 02:43:24.21 ID:hkuSNqYt0
それでは、今宵も自動保守を起動するのかーしらぁ。一時間間隔なのかしら。
例によってぇ、適度に手動保守をはさまないと、落ちてしまうかも知れないのかしら。みんな頑張るのかしらーーっ。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 03:03:21.18 ID:hkuSNqYt0
ねるほ。
ほしゅなのかしらぁ。
銀「夜更かしは、お肌の大敵よぉ……。ま、無理しない程度に頑張ってねぇ」
ほしゅするわぁ。
金「はぅぅ……まだ寝ないのかしらー? 頑張り屋さんなのかしら……」
雪「……………………もう、朝ご飯? ……美味しそう。いたらきまふ…………」
雛「ふわわっ、もう起きてるの? すごいの……ヒナには、とても真似できないの……むにゃむにゃ」
翠「ハンカチ持ったですか? 財布は忘れてねーですか? ほらほら、ネクタイが曲がってやがるですよ」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 08:10:06.25 ID:5k3vp4C2O
寄付
金「行ってらっしゃいなのかしらーーっ。寄り道しないで、真っすぐ帰ってくるのかしらーーっ」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 09:40:08.42 ID:MRSQNLKDO
保守
銀「ええっとぉ、この書類は蒼星石に任せて、こっちの分厚いのは真紅に押しつけてぇ……」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 10:33:18.66 ID:1nAclIkG0
寄付
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 10:48:01.32 ID:1nAclIkG0
更に寄付
翠「健やかにー、伸びやかに。植物のお手入れは、時間割り通りにいかないから、大変ですぅ。おめーも手伝うです」
ほしゅなのーーっ。
薔「……銀ちゃん、ちゃんと授業してるかな……? ……お姉ちゃん、また早弁してたりしないかな……?」
……ほしゅします……。
薔「……お弁当、ちょっと作りすぎちゃったかも……。よかったら、少し食べます……?」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 13:24:26.41 ID:UDeG4KVi0
保守
ほしゅなのーーっ。
雛「今日の学食の日替わり定食は、花丸ハンバーグなのーーっ」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 14:19:00.35 ID:3hUp1FNyO
ローゼン閣下落選保守
次回の総裁選に期待
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 14:41:05.75 ID:rHAvg2b00
mjk
何故か目からしょっぱい
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 14:43:59.28 ID:rHAvg2b00
(ry
雪「……ふぅ……。この重厚な金属の輝き……時の経つのも忘れる……。うっとり……」
……ほしゅ……。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 15:22:08.81 ID:rHAvg2b00
h
金「zzz……はっ! ねねね寝てたりしていないのかしら、玉子焼きの夢なんて見ていないのかしらーーっ」
ほしゅだよっ。
91 :
しとこうか:2006/09/20(水) 16:44:23.86 ID:pHJFc9JA0
ロ「新しい総裁が決まったか・・・今度の政権はどれくらいの長さになるかな」
白「そうですねぇ・・・個人的見解を述べるとすれば、長くても2〜3年、早ければ1年ぐらいじゃないですかねぇ」
ロ「ほぅ・・・聞いてみようじゃないか」
白「簡単に言えば、新総裁の人気の秘訣はなんと言っても特アに対する姿勢だと思うんです」
ロ「ふむふむ・・・」
白「いつまでも特アの言いなりにならない、言うべき点はちゃんと言うべき・・・この当たり前な姿勢が評価されてるのでは?と」
ロ「なるほどねぇ・・・つまり、その姿勢で臨んだ結果がちゃんと実を結べば後は次の代に任せると」
白「もちろん、消費税とかの問題はちゃんと筋道つけないといけませんけどね」
ロ「そうだね、まあとにもかくにも期待するとしようか」
全員『・・・・・・・・・』
ロ「あれ?どうしたの皆?」
蒼「・・・あの校長と白崎さんが政治の話をしている・・・明日は雪かな」
翠「台風かも知れねーですぅ」
雛「槍が降ってくるかもしれないの〜」
ロ「・・・・・・君達ねぇ・・・僕を一体なんだと・・・・・・」
薔「・・・・・・貴方・・・誰?・・・あの人は、何処?」
ロ「薔薇ちゃんまでぇぇ!」
真「人は時として与えられた役を演じ続けなくてはならない時が有るのだわ」
ラ「ええ、その役から離れた演技をすれば、それは違和感として周囲に影響を与えます」
水「真面目な話は、真面目な人にやらせれば良いのよぉ。例えば私とかぁ・・・」
全員『それは無い!!』
銀「ふぅ……。気だるい午後のひと時……。どこかに面白いネタでも転がっていないかしらぁ……」
ほしゅなのかしらぁ。
……ほしゅ……。
翠「さ。さっさと帰って、晩ご飯の支度するですぅ。今日は、腕によりをかけて作るですよぅ」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 18:05:37.07 ID:hkuSNqYt0
北区したので、自動保守を解除〜。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 18:24:28.34 ID:sqIkNJ060
保守
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 18:43:38.64 ID:hkuSNqYt0
おなかすいたのーーっ。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 19:00:37.19 ID:hkuSNqYt0
ほっしゅ。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 19:18:07.90 ID:hkuSNqYt0
ほっし。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 19:22:40.05 ID:LIVolluq0
ほしゅ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 19:38:01.13 ID:5k3vp4C2O
ほ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 19:57:34.13 ID:mHjCvPF20
ほ。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 19:59:24.98 ID:LIVolluq0
ほしゅい
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 20:14:45.93 ID:hkuSNqYt0
おなかいっぱいなのーーっ。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 20:30:57.66 ID:hkuSNqYt0
リーダーのしんくっ。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 20:36:13.58 ID:mHjCvPF20
参謀のかなりあっ。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 20:46:46.29 ID:hkuSNqYt0
キュートなそうせいせきっ。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 20:53:26.23 ID:mHjCvPF20
ムードメーカーのひないちごっ。
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 21:01:14.73 ID:hkuSNqYt0
そしてタフだぜ、すいせいせきっ。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 21:09:45.40 ID:hkuSNqYt0
黒幕のすいぎんとうっ。
・・・おしとやかなばらすいしょうっ・・。
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 21:21:24.88 ID:hkuSNqYt0
泣く子も黙る、きらきしょうっ。
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 21:28:20.33 ID:mHjCvPF20
そして一番強い私はローゼンちゃ(ry
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 21:42:56.52 ID:hkuSNqYt0
そんなわけで、今日も有栖学園の平和は守られたっ。
ありがとう、みんなのアイドル、パワーパフメイデン!
ローゼンは博士役w
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 21:52:31.70 ID:3hUp1FNyO
だが130票で総裁選落選orz
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 21:58:07.17 ID:hkuSNqYt0
ほしゅなのーーっ。
ぶっちゃけ知名度だけで総理になられても困るしな
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 22:12:38.97 ID:hkuSNqYt0
ほっしゅほっしゅ。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 22:24:37.54 ID:hkuSNqYt0
ぬかみそにきゅうりをつけこむのーーっ。
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 22:30:12.82 ID:hkuSNqYt0
ルッコラでサラダをつくるのーーっ。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 22:35:22.71 ID:hkuSNqYt0
ポートワインでおとなのきぶんなのーーっ。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 22:46:51.53 ID:hkuSNqYt0
ほしゅ。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 22:57:59.73 ID:m2PaSdjh0
「緊急あげかしらーっ」
「それ……なんて揚げ物?」
「何でも食べ物に結びつけるなかしらー!」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:01:52.41 ID:mHjCvPF20
翠「これが巾キュウ揚げですぅ。」
雪「何コレ?」
翠「巾着揚げの中にキュウリが入ってるですぅ。」
雪「む、(ボリボリ)・・・翠星石、キュウリにも味をつけてくれ・・・」
翠(ふぅ、他の人で試さなくてよかったですぅ・・・)
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:06:53.77 ID:m2PaSdjh0
>>125 は……発想のスケールでま……まけたwwwwww
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:09:02.18 ID:mHjCvPF20
よしwwwwww本作品は進まないくせにこっちは良く出るんですwwwww
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:17:58.35 ID:m2PaSdjh0
「ほしゅかしらー」
「それ……何てお酒?」
「だから何でも(ry
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:24:50.43 ID:mHjCvPF20
元「ほしゅ・・・補酒のことか?それなら少し待っていてくれ。」
元「これが『補酒』じゃ。戦時中は物価が高くてのぅ・・・アルコールが少ない酒しかなかったんだよ。」
雪「だが悪酔いしにくそうですね。戴いても宜しいですか?」
元「おぉいいぞ。今日はこれで酒盛りでもするか!」
雪「是非!」
ロ「酒かい?私も・・・」
ラ「仕事を終わらせてからにしろ!」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:30:12.46 ID:m2PaSdjh0
>>129 どんだけ引き出し豊富なんだwww
まぁ味は不味そうだよね補酒って(´・ω・`)
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:32:26.53 ID:mHjCvPF20
>>130 名前は適当ですよwwwwwwww
あくまでもその場その場の雰囲気ですので器量はないですよ・・・
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:37:38.92 ID:m2PaSdjh0
「補酒」でぐぐったら中国の薬用酒がひっかかった件wwwwww
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:38:53.32 ID:p8jRNGPh0
巴「あ…こんにちは。これからお昼の放送を始めます…。今日は読書の秋ということで、リクエストの高かった3人の方に好きな本を聞いていきたいと思います…
えっと…じゃあ、桑田さんから…」
由奈「え…あ…わ、私は『十二番目の天使』…かな…。この前ともちゃん…あっ…柏葉さんから貸してもらったんですけど、本の内容も分かりやすい、私はオススメ…かな…。」
巴「あ、ありがとう…。えっと、じゃあ雪華綺晶先生は…」
翠星石「プーッ!!聞くまでもねぇですぅ♪どうせ、人殺しの本とか食べ物の本に決まってるですぅ♪ホーント、色気もへったくれもねぇ…」
雪華綺晶「…うん…私は翠星石先生みたいに立派な先生じゃないから…」
翠星石「…へ?あっ人のバックを漁るなですぅ!!何するですか!?」
雪華綺晶「…翠星石先生は、今『 素直な心になるために(PHP文庫)』と言う本を読んでいます…。私には到底敵わない…」
翠星石「はぁ!?そんな本読んでねぇですぅ!!みんな信じて…」
雪華綺晶「…素直になればいいのに…」
翠星石「だーかーらー!!翠星石はそんなもの…」
雪華綺晶「…あ、そろそろ授業行かないと…。えっと、明日の特集は最新洋楽ランキング…だそうです…。お楽しみに…」
蒼星石「翠星石…放送聞いたよ…!君は何て立派な…」
翠星石「だーかーら違うですぅ!あんな本よんでねぇですぅ!!信じてくださいですぅ!!」
雪華綺晶「…ふふふふふ…。」
短編完
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:41:51.00 ID:mHjCvPF20
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/20(水) 23:53:11.96 ID:rHAvg2b00
h
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 00:03:46.92 ID:9faUPk/N0
ほ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 00:13:03.18 ID:IGrLunKGO
ほ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 00:20:29.99 ID:/qEIqDSvO
し
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 00:33:24.72 ID:CDtwWCnm0
ほし。
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 00:48:57.73 ID:CDtwWCnm0
ほしし。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 01:03:26.99 ID:CDtwWCnm0
ほししし。
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 01:04:09.98 ID:CDtwWCnm0
あがらなかったのーーっ。
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 01:20:56.87 ID:CDtwWCnm0
ほっしゅ。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 01:44:40.42 ID:9faUPk/N0
ほほほ。
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 01:48:04.23 ID:CDtwWCnm0
雛「きらきしょーーっ、ヒナも金キュウ揚げを作ってみたのっ。味見してなのーーっ」
雪「……………………えっ……?」
雛「どしたの? さっそく食べてみるのっ」
雪「……う、うん……(……何か、発音が引っかかったけど、きっと気のせい……)」
懐から愛用の箸を取り出す雪華綺晶。と、そこへ翠星石がやってくる。
翠「おーい、おめえらーーっ、金糸雀の奴は見なかったですかぁ?」
雛「ううん、ヒナ知らないのーーっ」
翠「全く、一体どこをほっつき歩いてんだか。校舎を上から下まで捜したんですよーっ。学園の外ですかねぇ?
雪華綺晶、おめーは知らないですか……って、どうしたです? 何だか顔が真っ青ですけどぉ」
雪「…………う、ううん、な、何でもない…………」
翠星石は、慌ただしく出て行った。
雛「さ、冷めないうちに食べてみるのっ」
雪「…………う、うん…………」
こんがり狐色に揚がった天ぷらを、一つ箸でつまみ上げる雪華綺晶。どうやら、たんざく切りにしたキュウリを、
何か弾力のある素材で包んであるらしい。
雪(……まさか……そんな、いくらなんでも……)
雛「どしたの? 今回のはヒナの自信作なのーーっ。据え膳食わないなんて、きらきしょーらしくないのっ。
ささっ、たーんと召し上がれなのーーっ。……ふふふふふふふふふふふふふふふふっ……」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 01:49:56.32 ID:CDtwWCnm0
雛苺の妖しげな微笑みに、雪華綺晶の思考が、ぐるぐると渦を巻く。
雪(……まさか……そんなことってっ……………………金糸雀先生、こんな変わり果てた姿に……
……いくら私が、出されたものは残さず食べるのが身上だからって………………
……で、でも、これを食べずに残してしまうと、金糸雀先生の尊い犠牲が、全くの無駄になってしまう……)
雪華綺晶は、意を決した。ごくりと喉を鳴らすと。ぱくりっ。もぐもぐもぐもぐ……。幾度も噛みしめて味わう。
衣の中から、濃厚な肉汁が口いっぱいにあふれ出した。さっぱりとしたキュウリとのハーモニーが絶妙だ。
彼女の舌は、食に対して、どこまでもまっすぐだった。
雪(……ああっ、金糸雀先生が、こんなにも美味しかったなんて…………)
雛「き、きらきしょー、どうしたなのっ? 泣くほど美味しかったのーーっ?」
金「ふぅ……ちょーーっとコンビニまでお菓子を買いに出たら、ばったりみっちゃんと出くわしてしまったのかしらーーっ。
解放されるのに、えらい時間がかかったわ……って、雪華綺晶、どうしたかしらーーっ?
まるで幽霊にでも出合ったみたいかしらーーっ」
雛「金キュウ揚げの正体? よくぞ聞いてくれましたなのっ。これは、翠星石の菜園で採れたばかりの新鮮なキュウリを、
銚子から取り寄せた特上の金目鯛の切り身で包んだものなのーーっ。肉汁を閉じ込めるために、
あらかじめ切り身を火であぶっておくなど、とぉーーっても手間がかかっているのよーーっ……」
雪華綺晶は、安堵のあまり、その場にへなへなとくずおれた。
しかし、それからしばらくの間、金糸雀の顔を見るたびに、だらだらとよだれをあふれさせ、周囲を驚かせたという。
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 01:58:24.78 ID:9faUPk/N0
この発想はまったくなかったwwwwwwここまで膨らますかwwwGJwww
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 02:00:30.21 ID:7DG9LxQm0
やばいwwwwwwwクソワロタwwwwwwwGJ!!
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 02:07:11.89 ID:fhkYe2Qx0
151 :
しとこうか:2006/09/21(木) 02:14:52.62 ID:Sfk/sfBm0
それ以上に、料理に苺投入が無かった事に驚いた
いや、雛苺先生には悪いけど
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 02:19:13.94 ID:NC2icc200
保守
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 02:46:24.02 ID:CDtwWCnm0
……えと、それでは、今宵も自動保守を起動します。……一時間間隔だそうです……。
……れ、例によって、適度に手動ほしょを……保守をはさまないと落ちてしまうので、
みなさんよろしくお願いします……どきどき……。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 03:06:58.38 ID:CDtwWCnm0
ねるほ。
雪「……深夜の見回り、ご苦労様。……コーヒー、淹れてみた。……飲む?」
真「こんな夜遅くまで、ご苦労様。ほら、紅茶を淹れてあげたわ。一服なさい」
雛「ふわわっ、もう起きてるの? すごいの……ヒナには、とても真似できないの……むにゃむにゃ」
蒼「ふわあああ……。こんな早くから大変だね。どう、気分転換にジョギングでも行かない?」
雪「……雪華綺晶、出ます。……途中まで、一緒に行く……?」
翠「ハンカチ持ったですか? 財布は忘れてねーですか? ほらほら、ネクタイが曲がってやがるですよ」
薔「……銀ちゃん、ちゃんと授業してるかな……? ……お姉ちゃん、また早弁してたりしないかな……?」
雛「zzz……うーん、苺……苺の大群が攻めてくるの……勇者雛苺が一人で立ち向かうの……役得なの……」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 11:46:51.90 ID:tGXFn0400
保守
銀「ええっとぉ、この書類は蒼星石に任せて、こっちの分厚いのは真紅に押しつけてぇ……」
ほしゅするわぁ。
真「ふぅ……今月も、くんくん関係で出費がかさんで大変……。お昼は紅茶漬けで我慢するのだわ……」
ほしゅだよっ。
翠「ひーっひっひっ、おバカ苺の花丸ハンバーグの中に、こっそりハバネロを仕込んどいたです。楽しみですぅ」
ほしゅですぅ。
金「zzz……はっ! ねねね寝てたりしていないのかしら、玉子焼きの夢なんて見ていないのかしらーーっ」
ほしゅなのーーっ。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 15:50:25.21 ID:B215glUD0
保守
雛「さあ、うにゅーを食べて一息ついたら、午後も頑張るなのーーっ」
ほしゅなのーーっ。
……ほしゅします……。
176 :
129:2006/09/21(木) 16:36:49.07 ID:OmyzUEbi0
雪「……ふぅ……。この重厚な金属の輝き……時の経つのも忘れる……。うっとり……」
ほしゅですぅ。
ほしゅですぅ。
雪「……やっと終わった。今日の晩ご飯、何かな……? あ、頼まれてたお豆腐3キロ、買って帰らないと……」
ほしゅだよっ。
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 18:26:19.30 ID:CDtwWCnm0
北区したので、自動保守を解除。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 18:46:31.04 ID:CDtwWCnm0
ほーし。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 19:05:32.15 ID:CDtwWCnm0
ほー。
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 19:26:18.02 ID:CDtwWCnm0
ほーしす。
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 19:45:49.00 ID:CDtwWCnm0
ほしす。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 20:03:36.56 ID:CDtwWCnm0
ほし。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 20:13:04.96 ID:OmyzUEbi0
ロ「ほし・・・ひゅうまか?」
ラ「誰です、それは?」
ラプラスは知らないらしい。得意げに語るローゼン。
ロ「知らないのかねラプラス君。星飛雄馬というのは昔の野球マンガの主人公さ。
・・・あぁ、私も小さいころは消える魔球を投げようとしていたな。」
ラ「はぁ・・・そうですか・・・。」
全く理解できていないラプラス。まず二人の年齢差が分からないが。
金「話は聞かせてもらったかしら!この金糸雀が『消える魔球を投げられる機械』を製作したかしら!
これは磁力を利用した・・・むぐっ」
蒼「はいそれは周りの人の健康に悪いからやめてね〜。」(カナを引っ張っていく)
こうしてこの機械は封印された。
(元ネタを知らないと多分全然話が分からないでしょうね・・・)
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 20:23:57.47 ID:5ZJZry9w0
h
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 20:43:15.06 ID:CDtwWCnm0
ほ。
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 20:43:18.90 ID:OmyzUEbi0
ほしゅ。
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 20:58:32.31 ID:CDtwWCnm0
ほーす。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 21:11:19.93 ID:5ZJZry9w0
h
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 21:24:04.97 ID:UCJ9NkV9O
保守かしら〜
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 21:36:37.54 ID:CDtwWCnm0
ほっしっし。
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 21:46:39.80 ID:Hu2cVvnR0
雪「…さっきテレビで一ヶ月一万円節約生活やってた…。結構面白かった…」
薔「…お姉ちゃんは料理を見るのが目的…でしょ?」
雪「美味しそうだった…。でも薔薇しぃーも見てた」
薔「あれは料理の勉強になるから…」
雪「…でも、あれ結構面白そう。…薔薇しぃー一緒にやってみない?」
薔「…多分一日で終わると思う…」
…………保守!
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 21:58:20.23 ID:CDtwWCnm0
ほ。
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 22:12:38.32 ID:CDtwWCnm0
ほ。
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 22:24:02.71 ID:CDtwWCnm0
ほ。
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 22:36:05.49 ID:CDtwWCnm0
ほほほ。
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 22:41:08.25 ID:nqrv6u8V0
ほほほほ。
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 22:53:29.27 ID:AOxSi9X60
ほほほほほ。
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 22:56:57.23 ID:CDtwWCnm0
どらごんきたのーーっ。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 23:09:00.90 ID:CDtwWCnm0
ほっしゅ。
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 23:10:11.91 ID:CDtwWCnm0
あがらなかったのーーっ。
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 23:22:42.30 ID:CDtwWCnm0
ほっしゅほっしゅ。
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 23:30:40.20 ID:IGrLunKGO
保守
209 :
しとこうか:2006/09/21(木) 23:37:46.98 ID:Sfk/sfBm0
寄付しましょう
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/21(木) 23:51:27.58 ID:AOxSi9X60
保守
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 00:03:55.99 ID:j/og696f0
ぬるぽなのーーっ。
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 00:18:08.87 ID:j/og696f0
ほし。
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 00:19:46.24 ID:KbJ/BMfk0
__ , -―===--===‐- 、 __
く必}廴__ _, _ .. ≧f必}ア三ニ=
-=ニ三竺勹  ̄ ̄ 「 `ヽ ヽメ≧≒=-
,イ必ナ / ,, / ; | 、 Y^ヾ\
厶斗/ / 〃 l| ! | 、 ', l ヾ ヽ.
〃/ / || l| i| | ! |! : |U ヽ ヽ
〃/ / ! ! ヽ、l| l| }i| | |‖ ! i : j ! 〉 }
〃/ ,′| | U`ヽ、 jjハ|| ! }i|| |Ui i : ハ /
{L{..__,′ { { {_j_j_L≧xl|{ j}、ji|| ||| | }l ,′ . / /
. `¬7メ、、 \ 云=弌 从メ≪卅ナナノノ从ハ ∨/
,′}ハ i i l}{戈::::!:::} ヽ≧≪j乂i| |ハ / /
,′ノノ }i i 从  ̄ 、 `~フノ| i| U y /ハ
,'/ / i l/j l|ヽ、 、_, ナ| i| i / / ハ
/ / i| i iUl| j}>。、 ィァ| i| U { { / ハ
// __」..⊥.i.=fjfjfjfjfjfjfjfjfjfjfjfjfjfjfjfjfj=.i: i _ ≧ニニミ、
/〃,' ハ | |ノ´ / )メ
`≒=、 { ヽ、 _ |
>>211 ガッ .| -‐ f´}//∧
,'\\ ) | | _/ _// ハ
,′ ヽ ヽ r‐┴、 ./´ヽ _// / ハ
,′ ノノノ (` ー、 ヽ / /ヽ } {{_ ハ
. ′ // r'ー-、 ゝ', (_./ / |彡≒、`ヽ/ ∧
. ,′// 〉- ..__`゙) ゝ-´__ -' }=ヘ. 〉 } / ∧
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 00:20:13.40 ID:mOj6HkMLO
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 00:25:10.60 ID:j/og696f0
ふっふっふっ、しかーーしっ、このスレには、まだ「ガッ」されていない「ぬるぽ」が、かくされているのーーっ。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 00:42:49.47 ID:j/og696f0
ほっし。
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 01:01:30.91 ID:KbJ/BMfk0
h
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 01:18:23.72 ID:spBATiqb0
o
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 01:20:02.93 ID:UqLQQ/qGO
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 01:36:03.47 ID:q29fCUjWO
ほ
あぼーん
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 02:40:16.17 ID:j/og696f0
ほっししぃ。
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 03:04:11.40 ID:j/og696f0
それでは、今宵も自動保守を起動するのだわ。一時間間隔なのだわ。
例によって、適度に手動保守をはさまないと、落ちてしまう恐れがあるのだわ。みな精進するのだわ。
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 03:46:27.86 ID:f4oPRdO40
寄付
雪「……深夜の見回り、ご苦労様。……コーヒー、淹れてみた。……飲む?」
226 :
mc:lamp:2006/09/22(金) 04:40:32.91 ID:3iWPewvW0
「蒼星石の病気」
職員室〜昼休み〜
お弁当を食べ終え一息ついていた蒼星石は何か落ち着かない様子だった。
蒼(なんかうずいてきちゃった・・・・どうしよう・・・)
キョロキョロと辺りを見回す蒼星石。しかし今職員室には男性教員数名しか残っていない。
皆はめいめい昼食をとってるらしい。
蒼(男の人にはちょっと頼みにくいしなあ・・・しょうがない、今日は一人で・・・)
そう思い立ち上がろうとしたとき、職員室のドアが開いて誰かが帰ってきた。
銀「ただいまぁ。やっぱりお昼は松屋よね〜♪」
蒼(あ、水銀燈・・・この際彼女でも・・・)
小走りで水銀燈に近寄る蒼星石。
蒼「水銀燈・・ちょっと・・いいかな・・・?」
銀「ん〜、どうしたのぉ?」
蒼「あの・・・その・・ちょっと付き合ってほしいんだけど・・・」
蒼星石は少し顔を赤らめている。
銀(ふ〜ん・・この子、また例の『アレ』ね・・・)
銀「いいわよぉ。あたしも最近ご無沙汰だし、一人でヤルのも寂しいしねぇ♪」
蒼「あ、ありがとう水銀燈!じゃあ、いつのも場所でね!」
蒼星石の表情は明るくなった。
227 :
mc:lamp:2006/09/22(金) 04:44:39.60 ID:3iWPewvW0
〜校舎裏〜
銀「アナタ・・相変わらず体力あるわねぇ・・・」
蒼「水銀燈は上手だからね、一緒にやってて飽きないんだ♪」
銀「じゃあ、これはどう?」
蒼「うわっ!?い、いきなりはズルイよぉ・・・じゃあボクも・・えい!」
銀「イタっ・・そんなに強くしないでちょうだい!」
蒼「あ、ゴメン;久しぶりでちょっと力入れすぎちゃったかな・・」
銀「ふぅん・・・そんなにやってないのぉ?」
蒼「うん・・・翠星石は全然相手にしてくれないし。」
銀「別に誰でもいいじゃない?できさえすれば。」
蒼「それは違うよ・・・それに、これは水銀燈が一番上手だからね。」
銀「ま、真紅とかぁ?他の子に比べたらそうでしょうけどぉ。」
蒼「そういうことかな♪」
二人は談笑を交えながら楽しんでいた。
銀「それにしても、アナタも好きよねぇ。病的じゃないの?『キャッチボール』なんて・・・」
蒼「そんなこと言わないでよ;水銀燈と違ってちゃんと仕事してるとなかなか暇が無いんだからさ。」
銀「言ってくれるじゃない・・・じゃあ、もう付き合ってあ〜げない。」
蒼「え、それは困るよ・・・;」
蒼星石は少し悲しい表情を浮かべる。
228 :
mc:lamp:2006/09/22(金) 04:45:16.77 ID:3iWPewvW0
ふと腕時計を見る水銀燈。
銀「そろそろ予鈴が鳴るわねぇ・・・」
蒼「もうそんな時間か・・・じゃあ、授業の準備をしないとね・・・」
蒼星石と水銀燈はグローブをはずし戻る支度をした。
蒼「あのさ水銀燈・・・・・また、付き合ってくれるかな?」
翠星石は怯えるように質問した。
銀「いいわよ、どうせあたしは暇ばっかりだしねぇ。」
蒼「あれは冗談だって;機嫌直してくれないかなあ・・・」
銀「わかってるわよwただちょっと意地悪したくなっただけ♪」
蒼「もう・・・・」
帰り際、ふと見上げると黄色がかった木の葉が一枚降ってきた。
蒼「もう秋なんだね・・・」
少し汗ばんだ頬に秋風が涼しく通り抜けていった。
fin
229 :
しとこうか:2006/09/22(金) 05:00:31.86 ID:YBfm/Z9v0
徹夜の頭に前半部は色んな意味でくらっと来たw
蒼「ふわあああ……。こんな早くから大変だね。どう、気分転換にジョギングでも行かない?」
雛「ふわわっ、もう起きてるの? すごいの……ヒナには、とても真似できないの……むにゃむにゃ」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 06:29:29.44 ID:3iWPewvW0
保守
翠「ハンカチ持ったですか? 財布は忘れてねーですか? ほらほら、ネクタイが曲がってやがるですよ」
蒼「さあ、今日も一日張り切っていこうね。どっちが早く帰ってこれるか、競争だよっ」
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 08:58:00.47 ID:J5jwirBQ0
良スレの予感
翠「健やかにー、伸びやかに。植物のお手入れは、時間割り通りにいかないから、大変ですぅ。おめーも手伝うです」
銀「ええっとぉ、この書類は蒼星石に任せて、こっちの分厚いのは真紅に押しつけてぇ……」
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 10:36:53.75 ID:3iWPewvW0
梅「今日も皆元気してるな!先生はうれしいぞ!」
真「あら、ちょうどいいところで会ったわね。そろそろお茶の時間だと思ってたの」
……ほしゅします……。
翠「ひーっひっひっ、おバカ苺の花丸ハンバーグの中に、こっそりハバネロを仕込んどいたです。楽しみですぅ」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 12:38:26.81 ID:3iWPewvW0
薔「読書感想文提出してない人たち、夏休みはとっくに終わってますよ?」
243 :
しとこうか:2006/09/22(金) 13:05:58.35 ID:YBfm/Z9v0
今こそ、何を読んでも推理小説になるフォッセー姉妹の出番だ!
雪「……えと……まだマークされていない、チャレンジメニューのお店、どこだっけ……?」
……ほしゅします……。
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 13:56:00.65 ID:3iWPewvW0
JUM「・・・この年で裁縫の授業は無いよな・・・」
巴「桜田君、その・・・糸がほつれて直せないの。手伝ってくれない・・・?」
JUM「ああ、かせよ・・・ほら。」
巴「!?どうもありがとう・・・(珍しくやさしいのね)」
JUM「先生、一通り終わったんで自習してていいですか?」
翠「おめー、まだ授業は半分以上残ってるですよ!?」
苺「JUMは相変わらず裁縫早いのー!」
JUM「(ほっとけよ・・・)それで、自習なんですけど・・・」
苺「コソ(先生の裁縫手伝ってほしいのぉ・・・)」
JUM「・・・・・・」
生徒A「先生がズルしちゃだめっすよー」
苺「シィーっなのー!」
翠「こーーら!生徒に手伝わせるなんておめープライドはねえんですかー!?」
苺「ヒナはお料理が好きなのー!」
JUM「・・・ええと、次の定期の範囲はと・・・」
翠「こおら!翠星石の授業の時間に他の教科書持ってくるとは何事ですかー!」
巴(桜田君に直してもらったポーチ・・・キュッ)
翠「えーと、マフィンを焼いたです。そ、その……一個だけ余ったから、おめーにやらねーこともないです」
ほしゅですぅ。
蒼「ふぅ……午後の一服は日本茶に限る。日本に生まれて、しみじみよかったと思うよ……」
ほしゅだよっ。
雛「さあ、うにゅーを食べて一息ついたら、午後も頑張るなのーーっ」
ほしゅだよっ。
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 17:03:29.32 ID:KbJ/BMfk0
hhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh
銀「さあっ、今夜も目一杯、羽を伸ばすわよぉっ」
ほしゅなのかしらぁ。
ほしゅなのだわ。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 18:05:37.94 ID:j/og696f0
北区したので、自動保守を解除。
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 18:28:29.06 ID:Q3ZXY32J0
保守
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 18:54:10.78 ID:Q3ZXY32J0
保守
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 19:14:39.44 ID:Q3ZXY32J0
保守
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 19:38:47.80 ID:j/og696f0
ほっ。
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 20:00:17.04 ID:j/og696f0
ほーす。
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 20:16:08.99 ID:Q3ZXY32J0
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 20:32:41.56 ID:j/og696f0
ほっしす。
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 20:46:48.46 ID:j/og696f0
ほししす。
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 21:04:32.44 ID:KbJ/BMfk0
ho
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 21:19:15.94 ID:koKakcDN0
h
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 21:33:10.67 ID:j/og696f0
ほーーっしゅっ。
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 21:51:48.86 ID:j/og696f0
ほおおっしゅーーっ。
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 21:54:17.89 ID:Hy9oqJpLO
最近まともな投下がないけど職人達はやる気あるの?
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:09:43.63 ID:j/og696f0
ほ。
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:20:09.97 ID:Q3ZXY32J0
ほっ。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:28:31.76 ID:KbJ/BMfk0
hp
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:45:40.50 ID:j/og696f0
ほ しゅ なのーーっ!
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 22:56:23.96 ID:j/og696f0
ほ。
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:06:32.83 ID:koKakcDN0
h
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:19:17.09 ID:j/og696f0
ほっ……しゅなのぉーーっ。
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:32:55.62 ID:j/og696f0
ほしゅっとな。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:33:01.41 ID:Q3ZXY32J0
保守。
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:45:46.82 ID:KbJ/BMfk0
ho
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/22(金) 23:58:52.64 ID:j/og696f0
ほっ。
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:08:28.05 ID:+r3KQdx60
ほっほっ。
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:21:24.60 ID:FNgz40xR0
ほっほっほっ。
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:27:00.99 ID:Pp4vyKBmO
ん
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:42:05.85 ID:FNgz40xR0
っ
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 00:59:36.05 ID:+r3KQdx60
ほ。
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:19:13.62 ID:+r3KQdx60
ほし。
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:19:36.18 ID:JpPLEgB10
ほ
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:44:59.31 ID:JpPLEgB10
か
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 01:45:01.84 ID:+r3KQdx60
ほっしゅ。
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:06:12.47 ID:JpPLEgB10
にゃあ
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:29:12.87 ID:+r3KQdx60
ねこだいすきなのーーっ。
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 02:47:48.95 ID:cPoEo5VAO
ここにいるかしらーっ!
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 03:04:05.40 ID:+r3KQdx60
それでは、今宵も自動保守を起動するのーーっ。一時間間隔でぇ、休日なので、お昼までの予定なのっ。
例によってぇ、適度に手動保守をはさまないとぉ、落ちちゃうかも知れないのっ。みんな頑張れなのーーっ。
ほしゅなのーーっ。
蒼「うわぁ、こんなに遅くまで大変だね。及ばずながら、僕も手伝うよ」
翠「ううう……まだ眠いです。もう少し寝てくるです。後は任せたですぅ……」
薔「……もしかして、徹夜したの? ……おなか空いたでしょう? 待ってて、すぐ朝ご飯の支度するから……」
真「さあ、今日も一日頑張りましょう! 早速だけど、紅茶を淹れて頂戴」
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 07:57:43.45 ID:gpKj2XrX0
保守、そして300
蒼「さあ、今日も一日張り切っていこうね。どっちが早く帰ってこれるか、競争だよっ」
金「どこが解らないのかしらーーっ? 有栖学園一の頭脳派のこのカナに任せるかーーしらぁ。ええっと……」
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 09:53:27.40 ID:ayKfzJWT0
ho
薔「……銀ちゃん、ちゃんと授業してるかな……? ……お姉ちゃん、また早弁してたりしないかな……?」
ほしゅですぅ。
ほしゅなのーーっ。
ほしゅなのだわ。
雪「……えと……まだマークされていない、チャレンジメニューのお店、どこだっけ……?」
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:14:34.77 ID:JpPLEgB10
きふ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
きめぇ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 12:32:20.40 ID:JpPLEgB10
ほ
ほしゅですぅ。
銀「さあ、ヤクルト飲んで、気分リフレッシュ。午後も頑張るわぁ〜」
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:26:28.89 ID:ayKfzJWT0
ho
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:27:14.77 ID:swceMmtt0
2日立ってもまだあるんだこのスレ
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:44:22.17 ID:lyQAy7DK0
保守
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:52:18.10 ID:d17bqmlO0
h
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:53:22.10 ID:qBGLNNvE0
\ | /
\ | /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ', / _/\/\/\/|_
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ < バーカ >
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/ ̄
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
/ ∠_
−− | f\ ノ  ̄`丶.
| | ヽ__ノー─-- 、_ ) − _
. | | / /
| | ,' /
/ / ノ | ,' \
/ / | / \
/_ノ / ,ノ 〈 \
( 〈 ヽ.__ \ \
ヽ._> \__)
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 13:54:07.73 ID:qBGLNNvE0
\ | /
\ | /
/ ̄○ ̄ ヽ,
/ ', / _/\/\/\/|_
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ < ハイメガキャノン >
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/ ̄
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
/ ∠_
−− | f\ ノ  ̄`丶.
| | ヽ__ノー─-- 、_ ) − _
. | | / /
| | ,' /
/ / ノ | ,' \
/ / | / \
/_ノ / ,ノ 〈 \
( 〈 ヽ.__ \ \
ヽ._> \__)
銀「ふぅ……。気だるい午後のひと時……。どこかに面白いネタでも転がっていないかしらぁ……」
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 14:35:14.99 ID:gpKj2XrX0
翠「肩こったですねえ・・・そこのお前、ちょっと翠星石の肩を揉むです。」
ほしゅするわぁ。
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:04:15.86 ID:VV/yJKjl0
真「そろそろ午後のお茶の時間ね。どなたか、手の空いている人はいないかしら?」
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 15:24:50.57 ID:d17bqmlO0
h
……ほしゅ……。
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:04:41.71 ID:d17bqmlO0
h
翠「えーと、マフィンを焼いたです。そ、その……一個だけ余ったから、おめーにやらねーこともないです」
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:24:58.48 ID:d17bqmlO0
h
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:39:40.09 ID:+r3KQdx60
今沖田ので、自動保守を解除〜。
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 16:58:07.19 ID:ASqj5NuW0
h
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:22:00.31 ID:+r3KQdx60
ほっし。
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:39:40.99 ID:JpPLEgB10
にゃあ
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 17:51:16.20 ID:ASqj5NuW0
h
335 :
しとこうか:2006/09/23(土) 18:01:57.32 ID:+0W1KNqo0
蒼星石先生〜、パソコンの調子が悪いんで見てくださ〜い
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 18:19:49.73 ID:+r3KQdx60
どーれ、カナに任せるかしらーーっ。
ここをこうやって、こことここをつなぎ換えて……ええっとぉ……何か焦げくさいのは、きっと気のせいかしらーーっ。
脱兎。
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 18:27:32.68 ID:zH20a/mr0
雪「・・・えいっ。」(ちょっぷ)
「システムを初期化しています・・・しばらくお待ちください」
雪「・・・人は失敗を重ねて成功を得るのだ。」
そして逃走。 「疾きこと風の如し!」
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 18:41:17.32 ID:+r3KQdx60
ふふふっ、仕方ないわねぇ、私が見てあげるわぁ。
どれどれぇ……ふぅむ、この2ギガのメモリーが焼けついているみたいねぇ……。
ちょうど持ち合わせがあったから、この256メガのメモリーと交換してあげるわぁ。
銀様は、2ギガのメモリーを持ち逃げした!
銀「うふふ、パソコンをグレードアップするのは楽しいわぁ。
・・・ついでだし皆のPCからもちょーっとメモリー貰っちゃおうかしら・・・」
銀様は学校中のPCから1ギガづつ持ち逃げした!
銀「おーほっほっほっほ。見なさい、私のPCを!
メモリー100ギガの化け物PCよぉ!」
真「・・・水銀燈。私たちのPCに何かしなかったかしら?」
銀「知らないわぁ。・・・あえていうなら思い出をいっぱい貰ったことくらいかしらねぇ。」
真「???」
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:08:30.49 ID:+r3KQdx60
ほし。
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:28:38.45 ID:+r3KQdx60
ほーす。
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:39:16.08 ID:+r3KQdx60
……えっ、私ですか? ……じゃあ、見てみますね……どきどき……。
……ええと、まずは全体を赤で塗装して、天板には角飾りを接着してと……ふぅ、できました……。
……我ながら、なかなかの力作だと思います……うっとり……。
しかし、ケースが派手になっただけで、三倍速くなったりはしなかった!
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 19:56:52.62 ID:+r3KQdx60
ほっ。
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:11:29.98 ID:d17bqmlO0
h
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:28:28.31 ID:+r3KQdx60
ほっしほっし。
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:37:44.44 ID:d17bqmlO0
h
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:51:58.95 ID:JpPLEgB10
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 20:52:54.65 ID:+r3KQdx60
ほ。
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:07:37.11 ID:+r3KQdx60
ほっす。
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:20:31.32 ID:ASqj5NuW0
えーと、ネタ出してもらった「結婚式」のやつ書き終わりました。
では、ちょっと長いですがどうぞ。
真紅「…『つきましては、下記の通り結婚式を行い、ささやかではありますが披露宴を催したく存じます。お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、ぜひご出席くださいますよう お願い申し上げます』…ですって。みんな、予定は空いてる?」
その日、有栖学園の職員室にはいつも以上ににぎやかな声が響いていた。
普段なら、「騒々しいわね」とこれを注意する真紅でさえ、今日ばかりはこれを止めようとはしない。
と言うのも、この学校の卒業生であるAと言う生徒が、このたびめでたく結婚する事になったと言う知らせを受けたからである。
その知らせを、まるで自分の事のように喜ぶもの…彼を懐かしがるもの…自分を覚えていてくれているか不安になるもの…教師達の反応は様々だった。
そんな中、彼と面識の無い教師のうちの1人は、こんな疑問を翠星石に投げかけた。
薔薇水晶「…A君て…誰?どんな人…?」
翠星石「ん?ああ…一昨年の卒業生ですぅ♪こいつは翠星石達にとって、最初の生徒の中の1人でですねぇ…」
したり顔でそう説明する翠星石を横目に、遅れて学校に到着した1人の教師はその入り口で踵を返し、その場から離れようとする。
それを目ざとく発見した雪華綺晶は、彼女に対しこう声をかけた。
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:21:45.70 ID:ASqj5NuW0
雪華綺晶「お姉様、どこ行くの…?」
声をかけられた本人は、ちらりと後ろを振り返りこう答えた。
水銀燈「何よ…。この学校はトイレに行くのにも許可が必要なわけぇ…?」
とっさの一言とはいえ、これは上手い言い訳ではなかった。
昔から彼女を知る者は、彼女に対しこう問いかける。
真紅「…荷物も机に置かずに?」
水銀燈「何か盗まれでもしたら嫌でしょう…?特に、この学校には手癖の悪い子が何人も居るしぃ…」
真紅「でも、トイレはここに来る途中にあったでしょう?まあ、貴女が話に加わりたくない理由は大体分かるけど…」
水銀燈「加わりたくないも何も、私は部外者だもの…。だから、お祝いがしたいのなら私抜きで…」
真紅「いいえ、部外者などではないわ。ほら、スピーチの依頼がきてるもの。」
そう言いながら、真紅は彼女に対し1枚の紙を差し出す。
その思わぬ言動に、水銀燈は「え?」と素っ頓狂な声をあげた。
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:22:16.33 ID:ASqj5NuW0
薔薇水晶「…ちょっと整理させて…。一体どういうこと…?」
招待状を見ながら固まる水銀燈を横目に、真紅はひとつ空咳をしてからこう答えた。
真紅「…あの子が昔、長い間学校を休んでいた事は知ってるでしょう?その時受け持っていたクラスの1人なのよ…。このAって子は…」
その言葉に、薔薇水晶は「あ…」と言ったきり声が出ない。
それは、生徒達から何度も聞かされた話だった。
3年前…初めてこの学校に赴任してきた彼女は完璧を強く求めるがあまり、生徒達から恐れられ、そして忌み嫌われた…。
そして、それが元で彼女は心を病み、自分と初めて会うその日まで、長い長い休みをとっていた…と。
でも、今では決してそんな事は無く、そんな彼女にも『お気に入りの生徒』が何名かいたりするようなのだが…
水銀燈「…ま、ご指名とあらば行ってあげるわ…。」
ようやく覚悟を決めたのか、水銀燈は誰に言うでもなくそう呟いた。
その言葉に、真紅は眉をひそめながら、こう注意を促す。
真紅「…何考えているのか知らないけど、教え子の人生1度きりの晴れ舞台を無茶苦茶にしたら、ただじゃおかないわよ。」
水銀燈「…馬鹿じゃない?そんなの、負け犬のする事よ。」
それだけ言うと、彼女は髪を掻き揚げながら、いつも通り保健室へと向かっていった。
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:22:47.52 ID:ASqj5NuW0
水銀燈「A君…卒業してからまだ2年も経っていないというのに、あなたは本当に見違えるように立派になったわね…。でも、困った事があったら、何でも私に言うのよぉ…?これから何年経とうと、私の生徒にはかわりないんだから…。
…ま、そんな素敵なお嫁さんが一緒なら、そんな事無さそうだけどぉ…♪
結婚おめでとう…♪いつまでも温かい家庭を築かれることを心よりお祈りしております。」
ありきたりのスピーチに、ありきたりの反応…。
結婚式当日、式は目立った混乱もなく…式終了後の写真撮影のとき、人見知りの激しい翠星石が他の出席者に暴言を吐きまくった事以外は、順調に執り行われた。
出席者の中には、何人か知った顔もあった。
しかし、その者たちはどれも目を合わせると途端に下を向き、その場を離れようとした。
どうやら、彼ら卒業生にとっては私は未だに恐怖の存在であり、二度と会いたくない者の1人なのだろう…
だが、何故あの子は…
結婚式後の披露宴も終盤に差し掛かった頃、水銀燈は1人、式場のロビーの椅子に腰掛け、そんな事をずっと考えていた。
まあ、多少財界人にも顔がきくし、その事で私を呼んだのかと思ったが…
?「ここにいたんですか、先生…!今日はありがとうございます!!」
そう言うと、彼は昔のように煙草を差し出しながら、丁寧にお辞儀をした。
その変わらない態度に少し微笑むと、彼女はそっけなくこう言った。
水銀燈「…煙草はやめたのよ…。1年半前にね…。」
A「あ、そうなんですか!すいません…。でも、今日は本当にありがとうございます!!
来てもらえるとは思ってなかっ…」
水銀燈「何故…?」
A「はい?」
水銀燈「何故、この私にスピーチを任せたりしたの…?」
その問いに、彼は頭を掻きながらこう答えた。
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:23:36.59 ID:ASqj5NuW0
A「んー…何ていうか…先生方の中じゃ、一番お世話になったんで…。ほら、受験の事とかで、相談にも乗ってもらえたし…」
水銀燈「…私が?9ヶ月も休職してたのに?」
自嘲気味にそう言う彼女に対し、彼は首を振ってこう続ける。
A「でも、クラスの生徒1人1人のタイムスケジュールを考えたり、志望校別の問題を毎日作ったり…夜遅くまで頑張ってたのは知ってるんで…」
水銀燈「…。」
A「…そりゃあ、中には先生の事怖がっている奴もいます。でも、そんな奴ばかりじゃないですから…!あー、卒業式のときにこれ言いたかったんだよなー!言えてよかった!!」
よほど照れくさかったのか、早口でそう言うと彼は屈託の無い笑みを水銀燈に向ける。
…奇妙な間があった。
時間にすれば数十秒…水銀燈はしきりに目線を泳がせ、ある事を考えているようだった。
ややあってから、彼女は更なる疑問を彼にぶつけた。
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:24:58.08 ID:ASqj5NuW0
水銀燈「…そういえば、あなた大学はどうするのよ?聞いたところによると、辞めてどこかで働きに出るって…」
A「はい、そうですけど…」
水銀燈「…随分簡単に言うわね…。今更言うのも何だけど、高卒と大卒じゃあ給料も待遇も全然違うのよぉ…?別に、出来ちゃった結婚ってわけでも無いんでしょう?だったら…」
A「それは、もう相手の両親にも納得してもらってます。それに、先生が昔言ってたじゃないですか…。『やると決めたら、すぐ行動を起こせ。でないと、いつまで経ってもやらないで後悔だけが残ることになる』って…。」
水銀燈「…確かに言ったけど、でも…」
A「…確かに、就職の事や将来のことは何度も考えました…。たった2年待てばいいだけじゃないかって考えたっこともあります。でも…」
少し言葉をつまらせた後、彼は気恥ずかしそうにこう続けた。
A「…でも、あの人とこれからずっと一緒にいられるのなら…あの人になら人生を賭けるだけの価値があると思ったんで…」
それだけ言うと、彼は時計を見ながらこう言った。
A「…あ、スイマセン…。そろそろ式場のほうに戻らないと…一応主役なんで…」
その言葉に、水銀燈は快く応じた。
燕尾服に、エナメルの靴…
昔、『へロンの公式』を麻薬の製造方法と勘違いしていた子が、たった数年でこんな立派になろうとは…
水銀燈「…しばらく見ないうちに、随分成長しちゃって…」
走り去る彼を見ながら、彼女はため息混じりにそう呟くと、さらにこう続ける。
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:25:31.14 ID:ASqj5NuW0
水銀燈「…でも、私の決めた進路を勝手に変えようなんて、許さないわ…。」
それは、本来『やってはいけない』行為だった。
だが、今日は…
一度そう決心したら、水銀燈の動きは実に素早かった。
彼女はなごやかに親戚の人と話す彼の背後にそっと近づき、ある物を彼のポケットに忍ばせた。
本当なら他にも方法はあるのだろうが、今日はあいにく日曜日…
窓口は休みだし、今のあの子なら馬鹿正直に警察に持って行きかねない…
となると、その効果が発揮されるまでには6ヶ月を要してしまう…
水銀燈「…だから来たくなかったのよ…。ホント、大損だわ…」
1人駐車場に向かいながら、彼女は誰に言うでもなくそう呟いた。
しかしその顔はむしろ、どこかすっきりした様子さえ感じられる。
彼女が彼のポケットに忍ばせたもの…それは1枚のキャッシュカードと暗証番号を記したメモだった。
遠ざかる式場をルームミラーで確認しながら、彼女は先ほど貰い損ねた…そして先ほど替わりに奪ってきた煙草に火をつけながらこう言った。
水銀燈「ご祝儀よ…。とっておきなさぁい…♪」
と。
式場の上には、そんな2人の結婚を祝うような、雲一つない真っ青に澄み渡った空が一面に広がっていた。
完
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:40:44.29 ID:JpPLEgB10
>>356 大作乙
ラストがちょっと理解できなくて困ったのは俺だけでいい
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:45:05.81 ID:+r3KQdx60
GJ!!!
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 21:57:52.99 ID:ASqj5NuW0
んー、じゃああんまり言うのもなんだけど補則します。
翠星石「A…おめー、これからあの人を養っていかなきゃいけないんだろ…ですぅ。
…多分、あいつ学費とか生活費の肩代わりをしようと思ったんですぅ…
そりゃあ、足長おじさんみたいにコソコソ隠れてそれが出来ればいいけど、あいにく今日は銀行が休みですぅ…
それに、もしそれを拾得物として警察に届けたら、あいつが名乗り出ないにしても貰うまでに6ヶ月はかかるんですぅ…
だから…
え?心配するなですぅ♪あいつペイオフがどーたらとか言って、銀行口座たくさん持ってるですし、必要とあらば自分で稼ぐ力は持ってるです!
…ま、本来はいけない事なんだろうけど…騙されるやつも悪いという事で…
うわー!!よるな触るな近寄るなですぅ!!この翠星石に手を出したら、蒼星石が相手になるですよっ!!」
蒼星石「…翠星石、彼はA君のお父さんだよ…。ナンパじゃないってば…」
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:08:22.09 ID:JpPLEgB10
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:19:42.87 ID:JpPLEgB10
緊急age
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:37:14.26 ID:+r3KQdx60
ほっしぃ。
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 22:54:06.54 ID:+r3KQdx60
ほ。
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:07:22.26 ID:+r3KQdx60
ほーしゅ。
365 :
しとこうか:2006/09/23(土) 23:11:21.38 ID:+0W1KNqo0
20で学生結婚か・・・てっきりもっと年取ってからだと思ってた
まあとにかくネタだしして良かったと思える話でした
それと、先生たち・・・パソコンの件なんですけど、最終的にシステムの復元で何とかなりました
単にネットが繋がりにくい状況だっただけなんで・・・
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:16:47.12 ID:Qd+gLlzU0
>>356 銀様カッコイイー!卒業した生徒を思いある気持ちはやはり教師ですな!
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:30:18.91 ID:+r3KQdx60
ほ。
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:39:19.55 ID:gGiKYCJ70
早めに保守
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:49:26.78 ID:+r3KQdx60
ほすす。
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:49:58.71 ID:ayKfzJWT0
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:50:57.18 ID:zH20a/mr0
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:54:27.68 ID:ASqj5NuW0
339の間違いじゃない?
なら、記憶=メモリーって事だろうけど…
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:56:05.92 ID:ASqj5NuW0
ごめん、思い出=メモリー だ。
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:56:23.75 ID:ayKfzJWT0
すまん過去ログ倉庫みたら俺のPCだっけだったっぽいおwww
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:56:53.21 ID:zH20a/mr0
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/23(土) 23:59:29.02 ID:hHGViLqVO
要は、340がおかしい事になってるって事か?
書き込みの内容に関係なく
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:11:06.03 ID:U7xbmY0G0
ほ。
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:22:36.91 ID:U7xbmY0G0
ほしす。
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:25:06.56 ID:rfNcnl2O0
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:37:21.82 ID:U7xbmY0G0
ほ。
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 00:50:14.49 ID:U7xbmY0G0
ほっしゅーーっ。
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:05:57.59 ID:clzN1/Ub0
保守
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:18:09.65 ID:U7xbmY0G0
ほっしっし。
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:33:25.96 ID:U7xbmY0G0
ほしゅしゅ。
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 01:48:22.55 ID:U7xbmY0G0
ほ。
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:08:29.56 ID:U7xbmY0G0
うぃ……ほしゅ。
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:21:24.70 ID:rfNcnl2O0
h
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:28:42.60 ID:T7F4UI/30
生徒A「せんせえ・・・バスケが・・・したいです・・・!!」
銀「?勝手にやればぁ?」
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:44:55.19 ID:XuOx2yyb0
保守
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 02:57:00.63 ID:U7xbmY0G0
それでは、今宵も自動保守を起動するですぅ。一時間間隔でぇ、日曜なので、昼までの予定でっす。
例によって、適度に手動保守をはさまねーと、落ちちまう心配があるので、おめーらに後は任せたですぅ。
ほしゅするわぁ。
ほしゅなのーーっ。
薔「……あ、あの……お夜食作りました。……お口に合うといいんだけど……」
ほしゅですぅ。
銀「夜更かしは、お肌の大敵よぉ……。ま、無理しない程度に頑張ってねぇ」
蒼「ふわあああ……。こんな早くから大変だね。どう、気分転換にジョギングでも行かない?」
雛「ふわわっ、もう起きてるの? すごいの……ヒナには、とても真似できないの……むにゃむにゃ」
真「さあ、今日も一日頑張りましょう! 早速だけど、紅茶を淹れて頂戴」
金「どこが解らないのかしらーーっ? 有栖学園一の頭脳派のこのカナに任せるかーーしらぁ。ええっと……」
真「あら、ちょうどいいところで会ったわね。そろそろお茶の時間だと思ってたの」
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 10:27:22.78 ID:R6SZzRk/0
保守
雛「zzz……うーん、苺……苺の大群が攻めてくるの……勇者雛苺が一人で立ち向かうの……役得なの……」
ほしゅだよっ。
真「ふぅ……今月も、くんくん関係で出費がかさんで大変……。お昼は紅茶漬けで我慢するのだわ……」
ほしゅですぅ。
……ほしゅします……。
蒼「お昼食べないの? だめだよ、体が資本なんだから……。はい、お弁当。ふふっ、作ってきちゃった」
ほしゅなのかしらぁ。
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 13:44:07.82 ID:rfNcnl2O0
ho
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 14:02:09.67 ID:f4wFOhSO0
h
金「zzz……はっ! ねねね寝てたりしていないのかしら、玉子焼きの夢なんて見ていないのかしらーーっ」
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 14:18:30.49 ID:f4wFOhSO0
h
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 14:41:19.25 ID:T7F4UI/30
誰も書くやついないな保守。
なんか。。。さびしいね。。。
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 14:52:45.03 ID:rfNcnl2O0
雪「……ふぅ……。この重厚な金属の輝き……時の経つのも忘れる……。うっとり……」
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 15:17:32.17 ID:f4wFOhSO0
h
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 15:31:57.68 ID:vWmgyFB10
保守
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 15:35:51.10 ID:1+tIQ2IRO
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 15:46:06.24 ID:U7xbmY0G0
そろそろ自動保守を解除。
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 16:11:30.30 ID:U7xbmY0G0
ほし。
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 16:38:05.80 ID:U7xbmY0G0
ほーしす。
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 17:03:20.22 ID:U7xbmY0G0
ほっ。
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 17:30:01.53 ID:LDYgvYnv0
h
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 17:50:21.41 ID:U7xbmY0G0
ほっしす。
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:09:09.51 ID:U7xbmY0G0
ほしゅす。
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:22:03.32 ID:KS8FnqE/0
_,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
,r'" `ヽ.
__,,::r'7" ::. ヽ_
゙l | :: ゙) 7
| ヽ`l :: /ノ )
.| ヾミ,l _;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヽ"::::''  ̄´.::;i, i `'' ̄ r';' } | 久々にローゼンメイデンお絵かきチャット
. ゙N l ::. ....:;イ;:' l 、 ,l,フ ノ | 毎晩10人以上集まって賑やかだった
. |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. /i l" < のが昔のロゼチャなんだよな 今はいつ見ても
.| ::゙l ::´~===' '===''` ,il" .|'". | 参加者1人か2人だから困る
.{ ::| 、 :: `::=====::" , il | \________
/ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \_
http://www11.atwiki.jp/rozenvip/
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:36:51.99 ID:U7xbmY0G0
ほー。
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:53:48.50 ID:U7xbmY0G0
ほす。
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 18:55:51.97 ID:rfNcnl2O0
ho
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:12:01.91 ID:U7xbmY0G0
ほしす。
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:29:40.04 ID:U7xbmY0G0
ほししす。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:48:21.12 ID:U7xbmY0G0
ほしし。
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:03:28.02 ID:U7xbmY0G0
ほ。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:18:25.44 ID:U7xbmY0G0
ほーし。
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:24:49.61 ID:ZVkzqTPYO
ほ………
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:36:26.10 ID:1+tIQ2IRO
ほ
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:52:45.50 ID:Aic3xUJkO
ほし
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:06:42.39 ID:U7xbmY0G0
うーーゆーー……たいりょくおちたのーーっ、このままだとやばいのーーっ。
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:20:09.20 ID:U7xbmY0G0
ぬこスレと、すいぎんとうのがぞうスレで、にかいもブラクラふんだのーーっ。
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:23:49.75 ID:cq6PRWfG0
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:34:42.05 ID:cq6PRWfG0
落ちるの早いですぅ保守
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:48:14.03 ID:U7xbmY0G0
ほしゅなのっ。
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:00:28.08 ID:1+tIQ2IRO
ほ
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:06:31.86 ID:rfNcnl2O0
ho
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:17:28.88 ID:cq6PRWfG0
あぶないわよう
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:26:11.78 ID:cq6PRWfG0
ほしゅ
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:38:42.03 ID:U7xbmY0G0
ふふふっ、おばかさぁん。
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:51:50.89 ID:U7xbmY0G0
ほんとにほんとに、おばかさぁん。
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:56:07.27 ID:vv+019R20
う〜ん…。23時くらいに投下できるかな…?
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:57:50.28 ID:LDYgvYnv0
wktk!!
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:01:00.89 ID:rfNcnl2O0
wktk
452 :
フチ:2006/09/24(日) 23:03:06.28 ID:vv+019R20
えっと…。久しぶりの投下になります。なので文章力がかなり落ちてるのでご勘弁を。
題名はシリーズもので、『空に輝く八色の虹』です。では投下
453 :
エピローグ:2006/09/24(日) 23:04:12.23 ID:vv+019R20
晴れた空 雲ひとつない汚れなき空
その空で七色に輝く虹が架かっていた。
そんな空を会議室の窓から眺める者が二人。
ロ「…今日の天気は最高だね〜それに虹も綺麗だ。」
ラ「久しぶりに見ましたがやはり美しいものです」
ロ「だよね〜。まるでこの後の会議を中止して私を見てって言っているようだよ。」
ラ「んなわけ有りますか。サボりたいからって変なこと言わないで下さい。」
ロ「ラプラス君ノリ悪いな〜。」
ラ「あなたの馬鹿に付き合っていたら胃が持ちません」
最近ますます胃痛が酷くなっているので、困っている
ラ「さぁ、そろそろ先生達も来ますから、窓を閉めてください」
ロ「へ〜い」
と窓を閉めに行く。まさか窓から逃げるのではと目を光らせていたが今回は逃げないようだった
そして数分後、職員たちも集まり会議が始まった
ラ「……というわけで最近生徒の深夜徘徊が目立ってきているので、ご指導の方宜しくお願いします。
それから最近、教師が起こす事件が相次いで起こる為、来週に急遽教育委員会が学校を訪れることになりました。」
真「……ということは授業の視察も?」
ラ「はい。後、放課後に面接のような形で色々質問があるそうです。
ということでくれぐれも問題のないように。」
最後の言葉は教師全員に向けられた言葉だろうか。
ロ「心配だな〜。頼むから問題は起こさないでよね。」
ラ「貴方が言わないで下さい。その日は校長室から一歩も外に出しませんからね。」
ロ「わかってるよ〜。全く心配性だな〜ラプラス君は」
ラ「ならいいのですが…」
その時真紅はローゼンの目がキラーンと怪しく光ったように見えたが、目の錯覚だと思い、特に気にしなかった。
454 :
エピローグ:2006/09/24(日) 23:05:31.06 ID:vv+019R20
会議も終了し、廊下を歩きながら会議のことを口々に話す教師一行
水「ふぅ…会議なんて退屈以外の何者でもないわぁ」
そう言って背伸びをする
真「全くだらしないわね。それで教師が勤まるのかしら?」
水「五月蝿いわねぇ。会議なんて堅苦しくって自由主義の私には地獄よ。」
雛「確か水銀燈は会議中に欠伸を36回もしてたの〜。」
金「ヒナ数えてたかしら…」
漫画みたいな汗を垂らしながら金糸雀が言う
翠「それにしても授業も視察なんて面倒臭いですぅ」
蒼「しょうがないよ。最近教師が起こす事件が多発してるんだから。教育委員会が焦るのも無理ないよ」
教育委員会は少しでも事件を防ごうと、全国の教師に対しての調査を厳しく行っている。
もし問題のある教師がいれば、厳しい指導を受けることになる
薔「…お姉ちゃん。その日だけはちゃんと授業してね…」
雪「丸で、私が普通の授業をしてないみたいな言い方だな…」
金「多分、普通じゃないかしら」
自分のことを棚どころか天井に上げて言う金糸雀
水「ようはその日だけ教師らしい授業をやればいいのよ。」
真「まるで学生のテストが近くなった時だけ勉強するって手段ね。」
水「ふっふっふ。でも紅茶を飲んで授業をする貴方よりはマシね。せいぜい、クビにならないように気をつけなさぁい。」
真「ふっ…。言ったわね。絶対に貴方に負けないような、授業をして見せるのだわ。」
水「それは楽しみねぇ。それじゃあ、私は約束があるから♪」
そう言って、鼻歌を歌いながら一行を後にする
蒼「まぁ、とりあえず来週は踏ん張り所ってことだね。多分偉い人も来るだろうから皆頑張ろう。」
雛「了解なの〜。それじゃあ、ヒナは巴の所に行ってくるの〜。」
雪「…射撃部…」
翠「さて、翠星石は料理研究会の所へ行ってくるですぅ」
と十字に分かれる廊下で別れる教師達
それぞれ向かう目的の場所へと歩いていった。
455 :
金糸雀編 支える者:2006/09/24(日) 23:07:10.16 ID:vv+019R20
金「…ということから、二重結合は電子を二個ずつ、三重結合は電子を三個共有しているのかしら。」
現在は化学の授業中だ。その化学の担当である金糸雀は黒板に授業のポイントを書き記していく
金「例えば二酸化炭素や窒素がこれ当たるからよく覚えておくかしら。」
黒板の内容をノートに写していく生徒達。
教壇から見ると、生徒達はノートと黒板を繰り返して見るため、頭が上下している。
とその中で机に突っ伏して居眠りをしている女子生徒が一人。
金「(Aさんは前も居眠りしてたかしら)」
前回の授業でも彼女は寝ていた。いつもなら軽く注意するだけで済ましていたが、さすがに何度も居眠りとなると厳しくしないといけない。
それに他の教科の授業でも居眠りしていたらしいから、これは教師としては見逃せない。
金「(あまり説教はしたくないけど、これもAさんの為かしら)」
授業が終わった後、話があるとその女子生徒を教壇の前に呼んだ
金「Aさん、何でいつもカナの授業中に居眠りしてるかしら?もしかしてカナの授業つまらないかしら?」
目の前の女子生徒はまだ眠たいのかボーっとしている。
何だか事務員のスィドリームに似ているなと金糸雀は思った
A「いえ、金糸雀先生の授業はいつも楽しいんですけど…」
金「じゃあ、何で居眠りするのかしら?確か部活には入ってないから疲れてるってことはないと思うけど…」
A「確かに部活には入ってないんですけど、実はバイトが忙しくて…」
金「バイト?ちなみに、どんなバイトをしているのかしら?」
A「マッ○の店員とファミリー○ートのレジとローソ○と…」
金「ち、ちょっと待つかしら!?一体どれくらい働いてるのかしら!?」
聞いてみると彼女は学校が終わるとすぐにバイトに行き、午後十時まで働くという。
金「それじゃあ、疲れるのも当たり前かしら。一つくらいバイトを減らした方がいいかしら」
A「…でも、それじゃあ……あ!もうこんな時間。次の授業があるので失礼します」
金「あ……」
結局詳しくは聞けなかった。とりあえず次の授業にでも聞いてみようと思って、その時は然程気にしなかった。
456 :
金糸雀編 支える者:2006/09/24(日) 23:09:12.82 ID:vv+019R20
金「ふぅ…。今日は遅くなったから、夕飯はお惣菜で済まそうかしら。」
そして金糸雀はスーパーに来ている。目の前には、照り焼きチキン、手羽先、焼き鳥等がずらりと並んでいる。
金「お肉ばっかかしら…」
落胆しながら、やっぱり卵パックでも買って卵焼きでも作ろうかと悩む。その姿は、お使いで何を買うか迷う子供そっくりだった。
とりあえず卵パックとお菓子をいくつか買い物籠に入れ、レジに向かう
金「(今日はやっぱりオムライスでも作って元気をチャージかしら♪)」
半熟のオムライスにたっぷりケチャップが乗った所を想像しながら、買い物篭をカウンターに置く。
それを店員が一品一品手に取りながら袋に詰めていく。
?「卵パックとお菓子で合計1200円になります……って金糸雀先生!?」
金「はい…?ってAさんかしら!?ここで何してるかしら!?」
スーパーのレジを売っていた店員は、昼間金糸雀の授業で居眠りしていた女子生徒だった。
A「何ってバイトですけど…」
金「バイトってもう十時を過ぎてるかしら。十時以降のバイトは禁止されてるかしら」
A「そうなんですけど。ええっと…。」
客「あのー…。レジまだですか?」
金糸雀の後ろの客が、焦らすように言う。見れば長い列ができている。
金「す、すいません…。えっと…Aさんのバイトはいつ終わるかしら?」
A「もう少しで終わりますが…」
金「じゃあ、外で待ってるから終わったらすぐ来るかしら。」
A「……はい。」
そうして会計を済まし、買い物袋を手に下げてスーパーを出た
457 :
金糸雀編 支える者:2006/09/24(日) 23:10:40.87 ID:vv+019R20
暫くして、スーパーから制服姿のAが姿を現す。何となく疲れが見える
A「お待たせしました…」
金「制服ってことは、やっぱり学校終わってからすぐにバイトかしら?」
金糸雀の問いにこっくり頷くA
金「やっぱり…。こんな遅くまでバイトするなんて、授業中居眠りするのも無理ないかしら。」
A「…あの、その…」
何かを気にするようにおどおどするA
金「どうかしたかしら?…あ、今回は学校には知らせないかしら。」
A「…ホッ。あの…ありがとうございます」
もし問題を起こせば内申書に大きく響く。学生としてはなんとも避けたいところである。
金「でも今回だけかしら。その代わり、十時以降のバイトは止めるかしら。」
A「……はい。」
金「よろしいかしら。もう夜遅いから、送っていくかしら。」
458 :
金糸雀編 支える者:2006/09/24(日) 23:11:45.31 ID:vv+019R20
そして二人は金糸雀の車にいる。金糸雀の愛用するMAZDA RX-8は快適に夜道を走る
助手席に買い物袋、後ろにはAが乗っている。
A「今日はありがとうございました。」
金「カナだったから良かったかしら。真紅先生だったら絶対にただでは済まなかったかしら」
真紅が憤怒する所を想像して思わずブルッと震えるA
A「本当にありがとうございます。それに送ってもらえて感謝で一杯です」
前半は前の台詞に比べ何倍の感謝が込められていた。それ程にAの想像の中の真紅は怖かったのだろうか…
金「気にすることないかしら。どうせカナの家と同じ方向だったし…。あ、ここかしら?」
金糸雀の愛車、MAZDA RX-8の走りを止めた場所は、質素なアパートだった。
自分の部屋は二階の端っこだとAは説明した
金「それにしても、電気が点いてないかしら?両親はもう寝てるのかしら?」
見ると端っこの部屋だけ電気が点いていない
A「……いえ、親は今家にいません。」
金「そうなのかしら!?う〜ん…。Aさんは夕飯はもう食べたかしら?」
A「いえ、バイトが忙しくて、ご飯は帰ってから食べますけど…」
金「だったら任せるかしら♪」
A「?」
459 :
フチ:2006/09/24(日) 23:13:03.42 ID:vv+019R20
そろそろ、バイさるが怖いので五分休憩します。投下ある人どうぞ
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:15:14.69 ID:LDYgvYnv0
随分いい車乗ってるなw
続きwktk!!!
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:18:00.20 ID:uYLNyamvO
462 :
金糸雀編 支える者:2006/09/24(日) 23:20:51.41 ID:vv+019R20
10分くらい行方不明だったら緊急投下スレに投下するのでご了承を
でわ投下
今、Aの台所にはサイズの合わないエプロンを着た金糸雀の姿があった。
金「〜♪」
台所からは美味しそうな匂いと共にジューッっという音が部屋に響き渡る。
A「それにしてもいいんですか?料理なんか作ってもらって。それに材料はさっき金糸雀先生がスーパーで買った物ですし…」
金「気にしない気にしないかしら♪家に帰って一人で食べるより一緒に食べた方が美味しいかしら。」
茶碗に慣れた手付きで卵を割り、箸で掻き混ぜて鉄板の鍋に移す。再び卵が熱で焼かれる音がする。
それに炒めておいた玉葱、人参、ピーマン、ケチャップ等を加えたご飯を投入し、焼けた卵でひっくり返しながら包んでいく
463 :
金糸雀編 支える者:2006/09/24(日) 23:21:49.57 ID:vv+019R20
A「わぁ……」
テキパキと料理を進めていく金糸雀に感心の声を上げるA。小さなコックは既に出来上がった料理を皿に移している
金「完成かしらー。カナ特性黄金オムライスかしら〜。」
A「お、美味しそう…」
Aは完成したばかりの湯気を立てているオムライスを見た。その黄金の卵にたっぷりと艶のあるケチャップが乗っている。
金糸雀のオムライスにはKANAの赤い文字が描かれている。自分のにはお決まりのハートマーク。Aは急にお腹が空いてきた。
金糸雀は既によだれを垂らしそうな顔をしている。いや、垂らしているかもしれない。
金「じゃあ、いただきますかしら〜。」
そう言ってスプーンでオムライスを掬い口に運ぶ。
A「………!」
金「ど、どうかしたかしら?口に合わなかったかしら?」
そう言って心配そうに顔を覗き込む。
A「美味しいです!こんなオムライス食べたことないです。」
金「それは良かったかしら。さぁ、どんどん食べるかしら」
A「こんな美味しい料理を作れるなんて、先生はいいお嫁さんになれますね。」
金「いいいいい、いきなり何を言うかしら!?ま、全く、誉めても何もでないかしら。もぐもぐもぐ」
かなりの動揺をしてから、オムライスを口につぎ込む。
A「先生は結婚しないんですか?」
金「もうっ、しつこいかしら。」
顔をぷぅっと膨らませながら言う。
金「…でも結婚なんて考えたこともないかしら。」
A「え〜。女性なら誰もが一度も考えることでしょう?」
金「う〜ん…まぁ、多分もう少し後の話かしら」
そう言ってオムライスをまた一口食べる。
オムライスを幸せそうに食べる金糸雀を見て、結婚はもう少し後になるかなと何となく思うAだった。
464 :
フチ:2006/09/24(日) 23:32:32.03 ID:u3dTlD1JO
すいません…バイさるかかりました。スミマセン…緊急投下スレに投下します。御迷惑おかけします
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:35:04.47 ID:LDYgvYnv0
了解しました…
では、向こうで楽しませてもらいますw
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:36:48.67 ID:rfNcnl2O0
把握
A「ふぅ…。もうお腹一杯です。ご馳走様でした。」
金「ふぅ、久しぶりに腕を揮ったかしら。」
料理の片づけを終えると、再び小さい居間に戻る。
金「それにしても、まだ両親は帰って来ないかしら。か弱い女の子を一人放っとくなんて酷いかしら。」
その言葉に顔を曇らせるA。
A「……実は、この家には私一人しか住んでいません。」
金「…え!?それじゃあ、両親はどこにいるのかしら?」
Aが上京してきたと言う話は聞いたことはない。とすると一体…
A「……父親は去年交通事故でなくなりました。」
金「…ごめんなさいかしら。変な事を聞いてしまって…。」
A「いえ、いいんです。」
金「でもお母さんはどうしたのかしら?まさか、一人になったAさんを見捨てたわけじゃないかしら?」
A「違います。…母は入院しています。」
金「え!?大丈夫なのかしら?病気かしら?」
A「いえ、過度のストレスと疲労で倒れたんです。突然父の支えを失った母と私は、バイトで生活費を稼ぎながら過ごしていました。
特に母は私の学費もあるから、私の何倍も働いていたと思います。疲労が溜まるのも無理は無かったと思います」
スカートを力強く握り締めるA。
金「…立派なお母さんかしら。だからAさんは自分の生活費と学費を稼ぐ為にバイトをしていたのかしら。」
A「それだけじゃありません。元々体が弱かった母は、抵抗力がかなり低くなっていたそうです。
だから風邪や肺炎を起こして、治療費がどんどん重なってきました。
でも、家にそんなお金はありません。普段のバイトでも追いつかないくらいの値段でした。
私は日に日に弱っていく母を見るのが耐えられませんでした。だからバイトの時間を増やしたんです。
そして何とか治療費を払うことができましたが、生活は苦しいままです。」
金「…………」
A「だから…。家に帰るといつも一人…。友達にこんな質素な部屋も見られたくないので、呼んだこともありません。
だから、この家に私以外の人が入ったのは久しぶりです。
それに、人に作ってもらった料理を食べるなんて母が作ってもらった時以来です。だから…だから…
母の料理の味を思い出して…ひっく…ぐす…」
ポロポロと大量の涙を流すA。そのAにガシッと僅かな衝撃が伝わった。
金「ごめんなさいかしら…。もっと早く知っていれば…カナがもっと早く知っていれば…。こんなに…
こんなに寂しい思いをしている生徒を見つけられなかったなんて…教師失格かしら…。」
金糸雀は泣いていた。Aにも負けないくらいに泣いていた。そして抱きしめた。強く強くAを抱きしめた。
その小さな体に身を預け、Aは大きく、子供のように泣いた。
チュンチュン……
小さな居間をカーテンの隙間から太陽の光が差し込む。
金「どうやら、寝てしまったみたいかしら…」
少し寝ぼけた様子で隣を見る。それは目をパンパンに腫らせて眠るAだった。しかし今はすやすやと眠っている。
その顔を見て思わず笑顔が零れる。しかし、昨日のことを思い出すと胸が痛んだ。
ふと自分の足元を見ると、毛布が掛けられていた。Aが掛けてくれたのだろう。
その毛布をそっとAに掛けてあげる。そして、時計を見ると五時を回っている。
少し時間が有るので、卵焼きでも作っておこうと思い台所に向かった。
そして、テーブルに朝ご飯を作ったから食べるかしら〜と言うメモを残して、金糸雀は学校に向かった
金「おはようかしら〜。」
職員室に入り、挨拶をする。少し眠いのかボーっとしている。
翠「おはようですぅ。って金糸雀、昨日の服と変わってねーですね?……ハッ!まさか…!!」
金「ち、違うかしら。昨日はちょっと…色々あったかしら。」
まさか生徒の家に泊まっていたとは言えず、言葉を濁す
翠「色々ですか〜。ま、今回はそういうことにしとくです。〜♪」
当分はこのネタでからかわれそうだな…と覚悟した所で、自分のデスクに座る。そして今朝見た生徒のことを思い出す
金「(それにしても、あんなに辛い思いをしている子がいたなんて…。)」
辛い現実を突きつけられて、沈み込む金糸雀
金「(カナにできることは何かないのかしら?……あ!)」
雛「ねぇ、金糸雀〜?」
金「ひぃ!?」
突然後ろから声を掛けられて、びっくりする。
雛「さっきから呼んでるのに、返事しないの〜。」
金「あぁ、ちょっと考え事してたかしら。…で、何か用かしら?」
雛「えっと…来週の件のことなんだけど…」
金「来週?あぁ、教育委員会の調査のことかしら?」
雛「そうそう、それなの〜。昨日から良い授業をしなきゃって考えてたんだけど、ちっとも良いアイデアが思いつかないの…。」
金「う〜ん…。そんなに拘らないで、いつも通りにやればいいんじゃないかしら?少なくともカナはそうするかしら」
その言葉に暫く考え込む。
雛「うー…。やっぱりそれが一番なの〜。生徒と仲良く授業ができればそれが一番なの〜。
えへへー、やっぱり金糸雀に相談して良かったの〜。」
満面の笑顔を見せる。いつ見ても眩しい笑顔だと金糸雀は思った。まぁ、その笑顔が周りを元気にさせてくれるのだが
金「どういたしましてかしら。…あ、雛苺、カナからも質問してもいいかしら?」
雛「うぃ?もちろんなの〜。何でも聞いてなの〜」
A「ふぅ…。今日も遅くなっちゃったな。」
今日のバイトを終えたAは、スーパーの買い物袋を持ちながら、自宅前にくる。そして、鍵を差し込んで中に入る。
A「ただいまー…って誰もいないけど…。」
ドアを開けると見えるのは真っ暗な暗闇だけ。電気を点け、居間の小さなテーブルで買い物袋を広げた
A「さて、お腹も空いたし…」
ピンポーン 突然インターホンの音が小さな居間に響き渡る
A「誰だろうこんな時間に…」
まさか不審者だろうか…。時間が時間なので警戒心を強める。
そして恐る恐るドアの覗き穴から外を見ると…
A「……金糸雀先生?」
金「どうせ一人でご飯食べると思って、色々買ってきたかしら。」
そう言ってテーブルにAと同じように袋の中身を出していく。シーチキン缶詰、卵、ネギ等種類は様々だ
A「それより何か用ですか?…まさか、昨日のことで何か問題でも…」
顔を青ざめて尋ねるA
金「大有りかしら。」
A「え!?」
金「生徒が一人で寂しい思いをしているのに、ほっとくなんて教師として見捨てられないかしら。
だからカナと一緒にご飯を食べるのかしら。…駄目かしら?」
予想していたこととは違っていたのでホッっとした。それと同時に嬉しさが込み上げてくる。
A「金糸雀先生……。いえ、とっても嬉しいです」
金「なら、ボーっとしてないで手伝うかしら。今日の卵は上質かしら。」
台所には昨日と同じく、台所に立つ金糸雀。やはりエプロンのサイズはあっていない。
そして隣では、卵、シーチキン、木綿豆腐、片栗粉を掻き混ぜているA。こちらはよく似合っていた。
こうして見ると、姉妹のようにも見える。特に兎の絵がプリントしてあるエプロンを着る金糸雀はAの妹と言ってもばれないだろう。
金「さて、後はこの掻き混ぜた材料を揚げるだけかしら。」
そーっと、先程の材料を油の中へと入れていく。それと同時にジュワーという音と同時に、材料から大量の泡が出てくる。
A「それにしても、今回は卵料理がメインじゃないんですね。」
金「今回は雛苺に教えてもらった栄養満点の料理のレシピを教えてもらったかしら。これで楽してズルして栄養ゲットかしら♪
Aさんは疲れが溜まっているから栄養付けないと体もたないかしら」
そう言って揚げている途中の材料を菜ばしで裏返す。
A「先生…。でもどうして私なんかの為に?」
金「教師は生徒が頑張っている所や苦しんでいる所を見ると、応援したくなるものかしら。
Aさんはカナが見てきた中で一番の頑張り屋さんなのかしら」
A「…(///)そんなことないですよ。」
金「学校では苦しんでいる生徒や頑張る生徒が沢山いるのかしら。
授業だけでなく、それ以外の所でも生徒を助けたり、応戦するのも教師の仕事ってカナは思うのかしら。
だから今のカナにできること、それはAさんの苦しみを少しでも無くすことかしら。」
そう言ってAを見る。その時の金糸雀はとても優しい目をしていた。なんだか落ち着く瞳だった。
何だかじっと見られていたのでAは照れた
A「私ってそんなに苦しんでいるように。こんなに元気なのに〜」
そう言って、力瘤を作る動作をして照れ隠しをする。
A「……でもうれしいです。正直家に一人でいるのって心細いんです。だから今日は本当に金糸雀先生が来てくれてよかったです。」
金「まぁ、教師としては生徒に頼ってもらうのは嬉しいことかしら。だからいつでも頼ってかしら。」
胸を張って、どーんと来るかしら!と意気込む。
A「ふふっ、それじゃあ、頼らせて頂きます。…って先生一個焦げてます!」
金「かしらーっ!」
A「うわぁ…、美味しそう…」
目の前に並ぶのはなんとも美味しそうな料理だった。シーチキンナゲット、卵スープ、サラダ、そしてご飯である
金「えっと…、卵に含まれるたんぱく質は虚弱体質を防ぐかしら、そしてスープのワカメは貧血防止かしら。
ご飯は玄米でカルシウムたっぷりかしら」
雛苺に教えてもらった知識を疲労して天狗になる。正に虎の威を借る金糸雀である
A「へぇ〜。昨日とは随分健康に良さそうな料理ですね。」
金「雛苺先生はAさんのこと心配してたかしら。全く家庭科でも居眠りしてたなんて相当疲れてたかしら。
レシピのことを聞いた時に
『だったらいい料理があるの〜。絶対食べさせてなのー』って何度も言ってたかしら」
結構生徒のこと見てるんだなと感心しつつ、明日ちゃんとお礼を言おうと思うAだった
金「さて、冷めるといけないから早く食べるかしら。」
既に準備万端な体制にある金糸雀。口もその気持ちを表している。
A「わかりました。だからよだれは拭いてください。」
金「(フキフキ)それじゃあ、頂きますかしらー」
料理はとても美味しかった。さすが家庭科の先生が薦めることはある。
二人は料理を食べながら、互いに話し手と聞き手の交代を繰り返していた
金「――それでその時翠星石先生が…」
A「えー!何て大胆かつ恐ろしい悪戯を…」
金糸雀の話題は主に教師たちの普段の様子だった。少し秘密的な事も話したが然程気にしなかった。
聞いているAも、これは聞いていいものなのか…と思うところもあったが、
『黙っていれば大丈夫かしら』という金糸雀の言葉に仕方なく頷いた
A「あ、そういえば今日母が来週中に退院する事が決まったんです。」
金「本当かしら!良かったのかしら。」
思わずAの手を取りブンブンと振る金糸雀
A「はい!やっと…やっと元気な母を見れると思うと、嬉しくて…」
金「Aさんが一生懸命頑張ったからかしら。お母さんもきっと感謝してるかしら。」
A「はい。もう一度母と一緒にご飯を食べるのが楽しみです。その時はオムライスにしようかな〜。」
金「お!Aさんは卵の魅力がわかってきたかしら?」
A「はい!何だか好きになっちゃいました。だから今度卵料理教えて下さいよ?」
金「もちろんかしら!」
そうして卵同盟(?)を結んだ二人は再び料理を口に運ぶのだった
料理を全て食べ終わり、料理の後片付けも二人で一緒に片付けた
金「じゃあ、カナはそろそろ行くかしら。」
その言葉を聞いてドアまで送るA。
A「今日はありがとうございました。帰りは気をつけて下さいよ。」
金「カナは常に安全運転かしら。それより、もうすぐお母さんに会うから、体には気をつけるかしら。後バイトも程々にかしら」
A「はい。気をつけます。」
それじゃあ、バイバイかしら〜と言って去る金糸雀を名残おしそうに見送るAだった
一週間後―
翠「いよいよですね…」
蒼「うん。何か緊張するね…」
いよいよ今日は教育委員会学校が有栖学園に訪れる日である
真「服もOK!化粧OK。これで準備は万端なのだわ。」
水「あーら。果たして授業中紅茶を飲むの我慢できるかしらねぇ?」
真「ふふふ…。この日の為にずっと訓練してきたのだわ。」
不気味な笑みを浮かべる真紅。相当自信があるらしい。
名前: 金糸雀編 『支える者』 投稿日: 2006/09/24(日) 23:48:41 [ fvqZSyVA ]
一方、真紅と水銀燈から少し離れた場所では雪華綺晶が何やらそわそわしている。
雪「むむむ…。落ち着かない…。薔薇しぃー?やっぱり駄目?」
薔「…駄目…スタンガンとか銃持ってるの見られたら…クビだけじゃ済まないよ…?」
勿論銃などを所持しているのを見つかれば、即逮捕である。
薔「…逮捕されたら、ご飯もお腹一杯食べられないんだよ……?」
その言葉が聞いたのかうなだれる雪華綺晶。
雪「むぅ…わかった。…orz」
雛「そういえば、金糸雀は今日の一校時に教育委員会の人達が来るの〜。」
金「うぅ……緊張するかしら。…でも頑張るかしら。」
とこんな感じで話し合っていると、一本の電話が鳴る。
蒼「はい、もしもし有栖学園職員室ですけど。………え!?」
大きな声に注目が集まる。
蒼「……はい。…はい。わかりました。すぐに行きます。」
そう言って静かに受話器を置く
真「何かあったのかしら?」
真紅が心配そうに訊ねる
その問いに蒼星石は重々しく口を開く
蒼「実は…ウチの生徒が近くのコンビニで車に引かれたらしいんだ」
教師一同「!!!」
教師達は皆驚きの表情を隠し切れないでいる
真「それで、その生徒の容体は?」
真紅が冷静に聞く
蒼「かなりの重体みたいだ。大量の血を流している。…今夜が峠かもしれないって」
再び教師に驚きの表情が走る
翠「…そういえば、その生徒の名前は何ていうですか?」
翠星石がおどおどしながら聞く
蒼「確かAって女子生徒だって聞いたけど…」
金「!!!」
目を大きく開き、思わず手に持っていたプリントを落とす。
蒼「何でも、信号が赤なのに横断歩道を渡ろうとしたんだって、傍にいた目撃者によると何だかボーっとしてたらしいんだ。」
話を聞いた職員達は、皆驚きの表情を顔に出している。
とにかくこれからのことを話し合おうと蒼星石が切り出そうとしたその時
ガラガラ―
真「ちょっと金糸雀!どこに行くの!?」
金「…有栖病院まで行ってくるかしら!」
蒼「ちょっと待って!君はこれから教育委員会の調査があるんだよ?」
金「大切な生徒が苦しんでいる時に、そんなことに構ってられないのかしら!」
そう言って、職員室を飛び出していった。
今、金糸雀はできる限りのスピードで車を走らせている。
金「(お母さんに会うって楽しみにしてたかしら。卵料理教えるって約束したかしら。だから…だから…死なないでかしら)」
そして有栖病院に着くと、既に手術が始ろうとしていた
金「先生!Aさんは助かるのかしら!」
医者「分かりません…。しかし、全力を尽くします」
そう言って手術室に入る。金糸雀はそれを黙って見送るしかなっかた
何時間たったのだろうか。時計を見ると、もう午後三時を回っている。ということは六時間以上ここにいることになる。
手術室の前には金糸雀しかいない。そこで顔を俯きながら待っている。
その時である
?「あの…もしかして金糸雀先生ですか?」
金「あ…はい。そうかしら」
見ると、病院の服をきた40代くらいの女性が立っていた
?「私…Aの母です。いつもAがお世話になっています。」
金「…!Aさんのお母さんかしら!?でも何で私の名前を知ってるかしら?」
素朴な疑問を口にする
母「いつもAが私の所を訪れた時に金糸雀先生のことを楽しそうにしゃべるんですよ。」
金「Aさんが…?」
母「はい。あんな楽しそうにしゃべるのは久しぶりに見ました。でも…」
そこまで言って言葉が途切れる。
母「でも…ひょっとしたら、あの笑顔は二度と見れないかもしれません…。」
金「そ、そんなことないかしら。医者は全力を尽くすって言ってたかしら。だから…絶対に助かるかしら!」
そう言って手術室のランプを見つめる。
母「そうですね。そう信じます。あなたが支えてくれた娘ですもの。」
金「え!?」
母「Aが私の部屋に来た時、いつも言うんですよ。金糸雀先生が来てから毎日家に帰るのが楽しみだって。支えてくれる人がいて安心だって」
金「そんな…カナは何も…」
母「自信持ってください。少なくとも私もAも貴方を最高の先生と思っています。」
金「でも…本当に偉いのはあの子かしら…。あんな良い生徒は中々いないかしら」
母「Aは本当にいい子です。私の為に治療代も払ってくれて。多分今回の事故もバイトの疲れでボーっとしていた所を
車に引かれたと思います。……馬鹿な子です」
金「……本当に馬鹿かしら。」
その瞬間、一緒にご飯を食べたこと、お互い笑いながら話し合ったこと、彼女の笑顔。
この数日間で彼女と過ごした出来事が一気に頭に浮かんできた
金「Aさん…死なないでかしら…ひっく。また一緒に卵焼き作るかしら……ぐす…お母さんも待ってるかしら。だから…死なないでかしら。」
母「金糸雀先生…」
そっとハンカチを金糸雀に渡す。
金「すみませんかしら…ぐす。」
とその時手術室のランプが消え、扉が開いた。Aの母と金糸雀が同時に駆け寄る
金「先生!Aさんは…Aさんは助かったのかしら!?」
病院から戻った金糸雀はすぐに、校長室に呼ばれた。
ロ「全く、生徒を心配する気持ちはわかるけど、授業を放り出すなんて…。教育委員会の人達もびっくりしてたよ
待っていても肝心の教師が来ないんだから。」
金「……すみませんかしら。」
ロ「…とにかく、今回の処分は後ほど知らせるからね。それから教育委員会の人が君に話があるみたいだから、
、会議室に行くようにね」
金「…はいかしら。」
失礼しますと言って校長室を出る
金「(もしかしてクビかしら?・・・きっと、そうかしら。教育委員会の調査であんなことすれば当然かしら)」
そう思いながら廊下を歩いて会議室に向かう
金「(でも悔いは無いかしら。だって…あんな素敵な生徒に出会えたんだから…)」
そして会議室のドアに手を掛ける
金「し、失礼します」
会議室に入ると、50代くらいの男性が椅子に腰掛けていた。
教育委員会(以下教)「君が金糸雀君かね?」
金「…はい。この度は申し訳ありませんでした。」
頭を深々と下げる。
教「いや、今は謝らなくていい。今回は個人的な話で君を呼んだのだから。」
そういえば他にも何名かいるはずだが、会議室には目の前の男しかいない
金「…えっと…個人的な話とは何でしょうか?」
教「いくつか聞きたいことがある。まず、君が授業を放り出したことで多くの人に迷惑がかかった。
皆それぞれ忙しいにも関わらずだ。そのことを自覚しているかね?」
金「…はい。自覚してます。」
シュンとする金糸雀。今回のことで真紅達に大きな迷惑を掛けただろう。申し訳ない気持ちで一杯だ申し訳ない気持ちで一杯だ
教「ふむ…。二つ目だが、どうして大事な教育委員会の調査対象の授業を放り出したのかね?もしかしたら君の将来が狂うかもしれないのにだ」
金「…例え自分が処分を受けようとも、大切な生徒が苦しんでいる時に、自分の将来のための授業なんて
私には…私にはできません。例え、クビを言い渡されても私は、大切な生徒の傍で支えてあげたい。…そう思ったからです。」
その答えに目の前の男性は、鋭い眼光で睨みつける。終わった…。そう金糸雀が思った時、男が口を開く
教「…合格だ。」
金「………へ?」
思いがけない言葉に思わず素に戻ってしまう
教「合格だと言ったのだよ。ローゼン校長はいい部下を持ったようだ」
金「あのー…。状況が飲み込めないのですが…」
教「すまんね。ちょっと興味を持ったのでどんな先生か見たかったのだよ。
自分の将来も犠牲にしてまで、瀕死の生徒に駆けつける教師なんてそういないだろうからな。」
そう言って盛大に笑う男。その行動に金糸雀は口をあんぐり開けている。
金「(何かキャラ変わったかしら…?)……でも、悪いのは私です。処分は受けるので…」
教「いや、今回はいいだろう。」
金「え!?」
教「私は生徒一人一人を思える教師こそ、真の教師と思っている。それに生徒も応えて頑張ろうとするからだ。
その証拠に、君が来ないと聞いた生徒は、授業中に自習をしっかりしていた。しかも授業が終わった後に『金糸雀先生をクビにしないで下さい』
と頼み込んで来た。…こんなに生徒に思われている教師をクビにするはずがない。ありえないことだ。」
金「みんなが……?」
大きく目を開いて驚く
教「ということだ。さて、最後の質問だ。君はこれから教師として、どう生徒と接していきたいかね?」
その問いに暫く考え込む。そして考えがまとまったのか静かに口を開く
金「私は…この学校の生徒を支えていきたい。そして、支えながら生徒の成長を見守っていきたい…です。」
教「…その気持ちを大事にしたまえ、それはきっとこの学校で活かせることだろう。」
金「……はい!」
大きく返事をする。男はそれを見て頷く
教「では、外で皆を待たせているので、失礼する。」
金「…あのー…、お願いがあります。」
教「……なんだね?」
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:06:59.68 ID:c36lLWC00
三日後
真「それにしても、あんな事態を起こしたのに、よく処分を免れたわね」
デスクで何やら袋にまとめている金糸雀に言う
金「も、もちろんこの有栖学園一の策士金糸雀に不可能はないのかしら」
水「ふ〜ん。それにしても、あんな授業はしたくないわぁ。」
そう言って、茶菓子を一口
真「ふっ…。愚かね。まさかあんな授業をするなんて」
金「?」
一体水銀燈がどんな授業をしていたのか金糸雀は知らない。しかし、後ほど雛苺から聞いて密かに笑うのであった
とその時金糸雀のデスクの電話が鳴る
金「もしもし…。……え!?本当かしら!すぐに行くかしら」
そう言ってガチャリと電話を切る。
金「ちょっと用事ができたからこれで失礼するのかしら。」
真「用事?一体どこへ行くというの?」
たくさんの荷物を抱えている金糸雀に問い掛ける真紅。
金「もちろん。支えてあげなきゃいけない大切な生徒の元に、かしら♪」
パチッっとウィンクしてから、職員室からタッタッタと出て行った
水「何か嬉しそうだったわねぇ…。」
真「そうね。ま、私たちには関係ないことなのだわ。」
水「それもそうね。あ!真紅ぅ?私の分の茶菓子食べたわねぇ?」
真「もぐもぐもぐ…。ふぃららいのらわ」
数秒後職員室が騒がしくなったのは言うまでも無い
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:07:49.67 ID:c36lLWC00
あ、何となくやっただけ。お知りのとうり作者じゃない
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:10:16.40 ID:c36lLWC00
正直、すまんかった
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:14:17.36 ID:1dFjFn6X0
こっちで読めて助かった俺ガイル
金糸雀は有栖病院に来ていた。病院独特の匂いがする。清潔な香りに戸惑いながら一つの病室で足を止める
ガラガラ―
金「失礼しますかしら〜。」
A「あ、金糸雀先生!」
そこには三日前手術を終えたばかりのAだった。傍で退院したばかりのAの母が会釈する
金「目を覚ましたって聞いたからすぐに飛んできたかしら」
Aは三日間意識不明だった。自分も聞いてびっくりしたとAは語った
A「……それより先生ごめんなさい。私のせいで色々迷惑掛けちゃって…。」
金「え?何の事かしら?」
余計な心配をさせたくないので、この間の件は伏せておいたはずだが…
A「雛苺先生が、さっき来て全部話してくれたんです。私のせいで偉い人に怒られたんでしょ?」
どうやらばれているらしい
金「全く、雛苺は余計な事言いすぎかしら。少しはAさんのことを考えてほしいかしら」
ぷぅっと頬を膨らませる。少し怒っているらしい
A「…でも嬉しかったです。」
金「……へ?」
膨らんだ頬がプシュ〜と空気が抜ける
A「先生が私の為に病院に来てくれた事、そして…私の為に泣いてくれた事」
金「え…何故それを…ハッ!」
傍で母がすいません…といった表情で見ている。
何だか恥ずかしくなって顔を赤らめる
A「先生顔真っ赤〜。可愛いー」
金「お、大人をからかうなかしらーっ」
子供っぽい金糸雀が大人と言ったのでAはますます笑い声を上げた
金「もうっ、そんなに笑うならせっかく作ってきた。これあげないかしら」
さっきより頬を膨らませて袋から何かを出す。
A「こ、これは…!」
それはオムライスだった。半熟でたっぷりケチャップが乗っている。
金「せっかく作ってきたのに。もうあげないかしら。」
A「先生ゴメン。このとーりだから!」
両手を合わせて頼むしぐさをする
金「ふっふーん。そこまで言うなら特別にあげてもいいかしら。」
A「やったー。」
そのままで冷たいので、看護婦に暖めてもらうようお願いした。
金「さて三人分作ってきたから。お母さんも一緒にどうかしら?」
母「いいんですか?じゃあ、ご馳走になります。」
食事の為、小さいテーブルを持ってきてAの左に母、右に金糸雀という感じで
Aのベットを囲むように座る
金「あ、そういえばこれを渡しとくかしら。」
そう言って一枚の書類らしきものを渡す
A「何ですか?これ」
金「それは収入が困難な家庭に授業料を一部免除してくれる人が申し込む書類かしら。
本来有栖学園にない制度だけど、教育委員会に頼んで作ってもらったかしら。」
昨日教育委員会から電話があり、この制度を導入して良いと許可が出たのだ。
A「先生……本当に、本当にありがとうございます」
母「私からもお礼を言わせて下さい。本当に色んな事まで面倒見てもらって、感謝の言葉も足りません」
金「あ、頭を上げてくださいかしらー。、教師として当然のことをしたまでかしら」
いきなり頭を下げられ、おろおろする。とその時に看護婦が入ってきた
看護婦「失礼します。先程のオムライスが暖まりましたよ」
目の前に看護婦が暖めてたオムライスをそれぞれのテーブルに並べる。
A「わぁ、金糸雀先生のオムライス…何時見ても美味しそう。」
母「本当ね。私はこんなの作れないわ。」
二人が感嘆の声を上げる
金「今度細かいレシピを教えるかしら?」
母「はい!ぜひお願いします」
二人目の卵同盟をゲットすると、売店で買ってきたジュースを配る。これで準備は整った
金「さて、それでは皆々様、準備はよろしいかしら?」
母「先生…。よだれは拭いた方が…」
またもや、よだれを出現させている金糸雀
金「……親子揃って痛いツッコミかしら…」
A「………」
Aも以前の事を思い出して笑いを堪えている
金「とにかく…頂きますかしらぁーっ!」
A「はーい。もぐもぐもぐ…美味しいー」
母「本当。これはぜひともマスターしないとね」
金「当然かしら〜。あぁ〜ほっぺが落ちるかしら〜」
この時Aは、今の状況は以前自分が望んでいた事と似ているなと思った
母と一緒にオムライスを食べたいと…言う望みに
しかし、場所は病院、それに人物が一人多い。
だが、今の状況こそが自分にとって最高に望んでいた事と思った
なぜなら、自分の大好きな母と卒業まで自分を支えてくれる大好きな先生が一緒にいるのだから…
次回 空に輝く八色の虹 真紅編 タイトルは『物語を紡ぐ者(仮)』です。
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:26:31.41 ID:qjI6VAF30
フチ氏GJ!!!!!!!!
すごいの来たなー。よだれと変な汁があふれそうになったwwww
最初は雛苺でも通じるなと思っていたが、最後まで読んでみると、
ああ、これはやっぱり金糸雀のお話なんだなと納得できた。お見事であります!!
492 :
フチ:2006/09/25(月) 00:28:29.18 ID:CDFfLVGK0
やっと書き込めました…
まずコピペして下さった方々。本当にありがとうございます。
今回の投下は、みなさんのお陰です。ご迷惑お掛けしました。
そして読んで下さった方、つまらない未熟な長文を読んでくれて
ありがとうございました。
後緊急投下スレで、42さんから指摘があったので訂正。42さんありがとうございました。
エピローグ→プロローグ
馬鹿です…自分
後、Wikiへの投下は色々修正したいところがあるので、明日にします。
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:41:03.98 ID:XyI2UNrzO
GJ!!
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:43:00.14 ID:P2pmRXU20
緊急用投下スレでも書いたけど、ホント凄いわ…
俺も精進しないとなぁ…
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:00:57.89 ID:0FFk2NnyO
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:15:45.93 ID:AO1WiJpMO
GJ!感動したwwww読み応えあったわwwwww
あと緊投スレでの空気読んでないツッコミはすまんかった…orz
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:33:42.22 ID:qjI6VAF30
ほ。
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:50:50.93 ID:AO1WiJpMO
も。
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:19:53.63 ID:qjI6VAF30
元。
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:41:23.68 ID:4sYXWU980
保守
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:53:05.53 ID:qjI6VAF30
それでは、今宵も自動保守を起動するわぁ。一時間間隔だそうよぉ。
例によってぇ、適度に手動保守をはさまないとぉ、落ちちゃうかも知れないんだって。みんな頑張ってねぇ。
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:00:41.65 ID:4sYXWU980
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:27:47.51 ID:4sYXWU980
保守
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:28:02.44 ID:1dFjFn6X0
寝る前に保守
金「はぅぅ……まだ寝ないのかしらー? 頑張り屋さんなのかしら……」
ほしゅするわぁ。
薔「……あ、あの……お夜食作りました。……お口に合うといいんだけど……」
真「ふわわわわわ……、まだ眠いのだわ。こんな朝早くから、ご苦労様」
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 05:59:17.26 ID:BnC2WelC0
雪「……………………もう、朝ご飯? ……美味しそう。いたらきまふ…………」
薔「……行ってらっしゃい……気をつけて。……あ、あの…………早く帰ってきてね……」
真「さあ、今日も一日頑張りましょう! 早速だけど、紅茶を淹れて頂戴」
ほしゅするわぁ。
翠「健やかにー、伸びやかに。植物のお手入れは、時間割り通りにいかないから、大変ですぅ。おめーも手伝うです」
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:18:57.89 ID:lS/fiqPE0
雛「分かったのー!・・・確かコレは・・・なす?」
翠「その通りですぅ。そろそろ収穫の時期ですねぇ。」
校舎裏の菜園で話す二人。そこには数々の見事な野菜が実っていた。
雛「収穫したらどうするのー?マーボーナス?お漬物?」
翠「甘いですぅ。揚げるという調理法もあるですぅ。家庭科教師なら色々な調理法も知っておくべきですぅ。」
得意げに話す翠星石。他にも天麩羅などの調理法を用いても旨い。
雛「せっかくヒナが品種改良した秋でも食べられる苺をあげようと思ったんだけどなー。」
翠「そ、それは欲しいですぅ!」
笑いあう二人。そんな・・・和やかな秋空の下のひととき。
蒼「ああ、もう何やってるの? 刃物を扱ってるときは、もっと気を配らないと。ほら、傷口を見せてみて……」
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 11:10:39.75 ID:N6muQXuy0
保守
銀「ええっとぉ、この書類は蒼星石に任せて、こっちの分厚いのは真紅に押しつけてぇ……」
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 12:28:20.84 ID:bUPyUt5o0
保守
翠「ひーっひっひっ、おバカ苺の花丸ハンバーグの中に、こっそりハバネロを仕込んどいたです。楽しみですぅ」
ほしゅですぅ。
銀「さあ、ヤクルト飲んで、気分リフレッシュ。午後も頑張るわぁ〜」
523 :
しとこうか:2006/09/25(月) 13:59:55.08 ID:X086x2k40
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 14:36:57.30 ID:0FFk2NnyO
金「zzz……はっ! ねねね寝てたりしていないのかしら、玉子焼きの夢なんて見ていないのかしらーーっ」
ほしゅなのかしらぁ。
銀「ふぅ……。気だるい午後のひと時……。どこかに面白いネタでも転がっていないかしらぁ……」
ほしゅなのかしらぁ。
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:34:43.22 ID:kXULN4rP0
>>492 やはりカナは素晴らしいです
カナこそ至高の乙女だと実感させられました
雛「わーーい、終わったなのーーっ。今日も一日ご苦労様なのーーっ」
……ほしゅします……。
……ほしゅ……。
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:53:41.22 ID:qjI6VAF30
北区したので、自動保守を解除。
534 :
雛苺、教頭になる:2006/09/25(月) 18:02:34.10 ID:rUhoc40y0
>>523 『「自分に向かない」…校長・教頭の降格申し出が激増』
という新聞の見出しをみて感想を漏らす教師達
真「・・・うちの校長にはありえない話ね」
翠「少なくとも自覚はねーです」
蒼「教頭は大丈夫かな」
金「教頭が辞めたら誰がこの学校をまとめるかしら〜」
雛「その時はヒナが教頭になるの〜」
―数日後―
プルルルルルル…
朝から自宅の電話が鳴り響く。
雛「う〜ん…。眠いの…。」
毛布に体ごと包まり、防音を試みる
プルルルルルルー プルルルルー
それでも早く取れと言わんばかりに電話は鳴る。
雛「うみゅー…。分ったから静かにしてほしいの」
だるそうにベットから起き出す。
雛「もしもしなの…」
起きたばかりのせいか。まだボーっとしている
真「教頭!今何時だと思っているのですか!?遅刻しますよ!」
雛「ひぇ?教頭?職員会議?」
真紅の前半の台詞は理解できなかったが、職員会議と聞いて咄嗟に時計を見る。
現在の時刻 AM8:05
雛「ち、遅刻なのー!」
急いで電話を切り、支度をして、朝ご飯も食べずに、家を出た
535 :
雛苺、教頭になる:2006/09/25(月) 18:03:14.59 ID:rUhoc40y0
職員室に辿り着いた雛苺は同じ教科を持つ翠星石に出会った
雛「あ!翠星石おはよ…」
翠「やっと来たですぅ。真紅ー、やっと教頭が来たですよ」
教頭?さっきから何故、皆自分の事を教頭と呼ぶのだろう。
そういえばここに来る途中でも、朝練をしている部活生に『教頭おはようございます』と挨拶された。
ラプラス教頭はどうしたのだろうか。
頭の中が?で一杯になっている間に、真紅がやってきた
真「教頭おはようございます。教頭が遅いから会議は私たちで進めておきました。
後これは今日の書類です。校長先生に渡して下さい」
そう言って大量の書類を渡される
雛「う…ちょっと待ってなのよ。一体どういうことなの〜。わけがわからないの〜。」
真「あら?この間貴方が教頭になりたいって言ったから、その通りになったのよ。」
雛「…でもラプラス教頭はどうしたの?」
素朴な疑問をする
翠「前の教頭なら雛苺の変わりに家庭科の先生をする事になったです。」
雛「…うぃ?確か教頭の担当教科は倫理だったような…?」
ラ「それなら心配に及びません。」
雛「ぴぎゃ!教頭いつのまに…。」
後ろにはいつのまにかラプラスが立っている
ラ「私はもう教頭ではありませんよ。…もう校長の相手をするのには疲れたんです。
そんな未熟な自分は教頭に向いてないじゃないかと思っていたのです
胃も痛いし…。そして困っている所に雛苺教頭が名乗りあげてくれたものですから助かりました。」
雛「う…。確かに言ったけど、あれは冗談なの…。」
ラ「冗談でももう決まった事です。それに家庭科のことなら安心してください。私結構人参料理は得意なんですよ。倫理もそのまま続けますから問題ありません。」
ラプラスがエプロンを着て人参を煮込む所を想像して、うげ…となる雛苺
ラ「とにかく、貴方にはまず、校長室に行ってその書類を処理させてください。」
雛「う…。わかったの…。」
536 :
雛苺、教頭になる:2006/09/25(月) 18:04:09.54 ID:rUhoc40y0
雛「失礼しますなの〜」
校長室に入るとローゼンが待っていた
ロ「よー教頭。今日もいい天気だね〜。」
片手を挙げながら軽々しく挨拶。その言葉を無視しローゼンのデスクに書類を置く
雛「これが今日の書類なの〜。処理して下さいなの〜」
ロ「えー!面倒くさい〜。教頭やってよ。」
ぶーたれるローゼン
雛「駄目なの。今日中にやらないと怒られるの〜」
誰に怒られのかということはともかく。とりあえず脅すつもりで言ったのである
ロ「仕方ない…。いつもの方法で行くぞ。」
雛「…いつもの方法?」
雛苺の言葉も聞かずローゼンは後ろの窓から飛び降りる。
雛「あ!ち、ちょっと待つのー!!」
急いで窓に駆け寄るが、ローゼンは既に地面に着地していた。
ロ「悔しかったらここまでおいでー。それじゃっ!」
そして何処かに走り去っていった。飛び降りて追いかけようと思ったが、怖くて飛び降りられない
雛「うぅ…取り逃がしたの…」
これからどうしていいか分らず、ラプラスに相談しに行く
ラ「そりゃもちろん。教頭が校長の代わりに処理するんですよ。今日中に処理しないと駄目ですよ?」
あの書類を自分で処理する?しかも今日中に?考えただけでくらりとしそうだった
再び校長室に戻る。やはりローゼンの姿は無い。
代わりに大量の書類が積まれてあるだけである
雛「えっと…。これは明日の朝礼の言葉なの〜。うぅ…何か書けばいいかわからないの…とりあえずやってみるの」
とりあえず、少しずつ書類を片付けていく。
しかし、一向に減る気がしない
一時間後
雛「もー!ちっとも減らないのー!うぅ…。教頭なんて…教頭なんて…二度となりたくないの…。」
そう呟いて雛苺は疲れて寝てしまった
537 :
雛苺、教頭になる:2006/09/25(月) 18:05:37.09 ID:rUhoc40y0
雛「うゆ…。眠いの…。ハッ…!寝てしまったの!……あれ?」
目が覚めて周りをキョロキョロする。しかし、そこはいつもと変わらない自分の部屋だった。
雛苺は自分がいつも寝ているベットの上にいた
雛「…夢だったの…。良かったぁ。」
一息ついて安心する。
とその時
プルルルルルー
雛「ぴぎゃ!」
自宅の電話が鳴る。丸で夢の内容と一緒だ
雛「…もしかして」
恐る恐る電話に近づき、受話器を取る。すると受話器から真紅の声が響く
真「雛苺!今何時だと思っているの!?もうすぐ職員会議始まるわよ!」
電話の内容は夢と同じ。しかし真紅は自分の事を教頭とは呼んでいない
雛「真紅ぅー、ヒナはヒナなのよね?教頭じゃないのよね?」
真「…?何を言っているの?教頭はラプラス教頭なのだわ。おかしなこと言ってないで早く来るのだわ。」
ガチャと電話が切れる。
そしてしばらく沈黙して、現実である事を確かめる
雛「痛いのー。でも良かったの…。今度は現実なの〜」
頬をヒリヒリさせながら一安心する。
そして、ふと時計を見る
現在の時刻 AM8:05
雛「ち、遅刻なのー!!」
538 :
雛苺、教頭になる:2006/09/25(月) 18:07:31.22 ID:rUhoc40y0
職員室に来ると、翠星石と出合った。思わず唾を飲み込む
翠「全くお馬鹿苺はノロマのノロマ助ですぅ。とっくに会議は終わったです。」
今度も同僚は自分の名を呼んでくれた
雛「ご、ごめんなさいなの…。でもよかったの〜」
翠「よかった?会議に遅刻して何がうれしいですか。あ、真紅ー、やっと雛苺が来たですよ」
真紅が雛苺に気づいてやって来る。
真「全く…。会議に遅刻するなんて教師としての自覚はあるのかしら?」
雛「うゆ…。ごめんなさいなの…。」
シュンとする雛苺
真「まぁ、今回は許してあげるのだわ。会議の内容は金糸雀からでも聞いて頂戴。」
雛「了解なの〜」
真「全く…返事だけはいいのだけれど」
539 :
雛苺、教頭になる:2006/09/25(月) 18:08:03.15 ID:rUhoc40y0
雛「あの〜教頭先生…」
ラ「何です?雛苺先生?」
ラプラスの前でおろおろしている雛苺。
雛「えーっと…これあげるのなの」
そう言ってラプラスの前にお茶とあるものを置く
ラ「苺大福…?何だかよくわかりませんが有り難く受け取っておきます。…しかし、これは雛苺先生が食べるのでは?」
雛「いいのなの〜。教頭先生いつも頑張ってるからご褒美なの〜。教頭の仕事はとっても大変なの〜」
後半はうんざりした様子で言う
ラ「丸で実際に体験したような言い方ですね。」
雛「まぁ、気にしないでなの〜。それじゃあ、これでなの〜。…あ、教頭」
再び声を掛けられたので、ラプラスは下げた頭をまた上げる
ラ「なんでしょうか?」
雛「えっと…、教頭は教頭を辞めないでなの〜。教頭は立派に教頭やってるの〜。だから自身持つの〜」
そう言って自分のデスクに戻っていく
ラ「一体何の事やら…」
訳がわからないラプラスだったが、
この学校も中々悪くないなと目の前にある苺大福を見て思うのだった
540 :
フチ:2006/09/25(月) 18:09:47.54 ID:rUhoc40y0
何となくイメージ湧いたので書いてみました。
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:17:16.92 ID:qjI6VAF30
ラプラスが苦労するところを直接書いても、笑いの要素が強くなってしまうが、
雛苺なら、教頭の苦労がより身近に伝わってくるなww
GJ!!!
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:34:48.52 ID:qjI6VAF30
ほ。
543 :
フチ:2006/09/25(月) 18:40:14.38 ID:cEilFDOx0
しとこうか氏の許可も無く投下してしまいました。
申し訳ありませんでした
544 :
しとこうか:2006/09/25(月) 18:45:25.64 ID:X086x2k40
いえいえ、保守代わりに書いただけなので問題無いですよ
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:03:39.45 ID:qjI6VAF30
ほっし。
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:05:50.29 ID:n26timgW0
∩___∩ /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
| 丿資産家ヽ i ノ 大金持ち ヽ'
/ ○ ○ | / `(○) (○)´i、 みなさん助けてっ!、
| U ( _●_) ミ 彡,U ミ(__,▼_)彡ミ うちの金使いたくないから
彡、 |∪| ,,/ ,へ、, |∪| /゙ 全額募金でお願い!!
/ ヽ ヽノ ヾ_,,..,,,,_ / ' ヽノ `/´ ヽ
| ヽ ./ ,' 3 `ヽーっ / |
│ ヾ ヾl ⊃ ⌒_つ ソ │
│ \,,__`'ー-⊃⊂'''''"__,,,ノ |
★資産家のNHK職員が自分の娘を救うために募金呼びかけ★
さくらちゃんの親の持ち家。自宅は都内の一等地
ttp://www.uploda.org/uporg527349.jpg 【募金】 "さくらちゃん(4)助けて" 米での心臓移植で費用1億3600万…NHK職員の両親ら、支援呼びかけ★26
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1159178389/ 【ストップ】さくらのために皆様の愛(金)をください!★9【死ぬ死ぬ詐欺】
http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1159160864/
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:22:41.27 ID:zcWpCUcR0
h
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:41:44.49 ID:qjI6VAF30
ほししし。
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:58:53.01 ID:qjI6VAF30
うにゅにゅにゅ。
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:13:38.05 ID:qjI6VAF30
にゅにゅにゅーさんきん。
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:22:12.20 ID:szuR3w0JO
フチ氏超GJ!!!!!!!!!!!
やっぱり職人は投下してなんぼですね
投下しない職人なんてこういっちゃなんだけどただの糞コテだし
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:32:43.18 ID:gP9hagZz0
痛烈ですな・・・しかし何も言えない自分が情けないですが
553 :
しとこうか:2006/09/25(月) 20:38:15.07 ID:X086x2k40
私も耳が痛い・・・
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:53:04.46 ID:qjI6VAF30
ほ。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:07:38.72 ID:qjI6VAF30
くんくんくんくん。
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:18:27.46 ID:qjI6VAF30
じょじょじょじょーろ。
557 :
フチ:2006/09/25(月) 21:21:43.68 ID:cEilFDOx0
私も約一ヶ月間投稿してませんでした。
しかし、その間に、チビ樹氏やしとこうか氏や新人物書き氏や名前の無い人達のたくさんの素晴らしい作品を投稿してくれたから
今回の投稿もそれを見て頑張ろうと気持ちになったからです。
だから私も糞コテです。
変な投稿失礼しました
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:25:14.96 ID:gP9hagZz0
しかしさっきの一言はかなり効きました。
それでは発奮して執筆しようかと思います
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:37:29.03 ID:qjI6VAF30
wktk。
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:49:17.93 ID:qjI6VAF30
かかかかかかーずきぃ。
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:03:45.66 ID:qjI6VAF30
かなかなかなかな。
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:04:08.55 ID:cEilFDOx0
ししししししーんくぅ。
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:13:30.04 ID:DstzK0ha0
wktk!!
俺は明日のコミックスしだいだな…
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:25:54.21 ID:qjI6VAF30
ほ。
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:35:48.62 ID:1dFjFn6X0
に
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:46:47.63 ID:1dFjFn6X0
あぶないわよぅ
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:58:59.34 ID:qjI6VAF30
ほしゅ。
568 :
1000:2006/09/25(月) 22:59:54.20 ID:uA1dd7/M0
<203.136.73.*>
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:01:29.11 ID:45ZKBkch0
二期真紅の声おばさんクサス
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:11:00.22 ID:c36lLWC00
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:22:53.39 ID:qjI6VAF30
ほ。
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>342 今見たが、それ実際にやった人オーバーヒートしてたぞwww