15、16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
無かったから立てたんだがもう需要無いの?
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 18:41:37.90 ID:37PDOs/o0
ありません
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 18:42:41.67 ID:yb8ut/Xu0
ほとんど 女だよばか人間滅ぶだろwwww
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 18:49:08.27 ID:/RpdRtIf0
とりあえず人来るまで保守
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 18:59:45.37 ID:Np20JLp8O
>>1乙!
人が来る夜まで立てない予定だったから丁度いいと思う
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:00:26.66 ID:8QA9LhB50
そろそろ次スレよろ
7 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/14(木) 19:06:27.72 ID:o0WAaycv0
こばんは
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:11:46.46 ID:TwCy5do60
9 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/14(木) 19:12:22.48 ID:o0WAaycv0
今どれくらい人いる?
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:12:52.16 ID:N1OovIW90
ノ
ノ
でも寝落ち思想
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:13:50.50 ID:BfKrX0s20
>>3 ぶっちゃけメスが多いのは問題ない
イシダイとかそんな感じ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:19:46.79 ID:o0WAaycv0
一旦トリ外して・・・
さてどうするかな? 他のみんなが来るまでいつもどおりやってればいいのか?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:19:55.18 ID:JvKfoZ2/O
ノ
前スレはどのへんまでいったの?
ほしゅがみさきのゆめ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:25:30.38 ID:N1OovIW90
751までだよ
みんな集まるまで待つ?
俺も751
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:31:21.31 ID:MLJ1Kp7O0
保守すればいいのか
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:32:12.53 ID:aMvoHu1N0
オナニーやセックスを数年間やってなかったら女体化しましたが何か
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:35:38.47 ID:o0WAaycv0
とりあえずあと少なくとも5時間は張り付いてる捕手
+書いてる捕手
あまりにスレが寂しいから、いま何か再投下する?
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:42:21.56 ID:Y3HUSrPo0
ほす
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:42:34.59 ID:lC7Pl54X0
連絡dクス。
予定は未定でした。…ごめん、その内…。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:50:12.96 ID:kF501nSPO
登場人物の名前と性格決める→とりあえず書き出す→あらすじ決定
→細かい部分の書き方に迷う(今ココ)
完成まで後最低でも二日位かかりそう。
今聞くのも早いと思うけど、ここに何日かに分けて張ってくか
うpロダに上げるかどっちが良いと思う?
張ってく場合100回位に分けないとダメっぽいんだけど('A
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:51:04.85 ID:YQSWm8ae0
前スレの「ほしがみさきのゆめ」を書いた人ですが、
一応、中盤まで書いたんで投下しますか?
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:52:23.43 ID:TVgjeNyFO
前スレが今日に入ってからどれくらい投下来た?
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:53:29.44 ID:DLHvk1Sq0
誰か前スレうp頼む
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 19:53:56.30 ID:viW8h7kV0
もし
>>1の言うとおりの世界なら
俺はさぞや美人になっていただろうなぁ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:00:48.88 ID:Fyd0Z/WB0
>>26 どっちでも大丈夫だよー
自分は、先のが4日で終、今のがもう5日ぐらい立ってるけど終わってない(汗
>>27 キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
ほ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:19:54.22 ID:o0WAaycv0
か
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:20:14.83 ID:MLJ1Kp7O0
べ
ん
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:25:27.43 ID:DLHvk1Sq0
15,16で検索したら引っかからなかったから
ついに滅んだかと思っちまったぜ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:34:02.11 ID:YQSWm8ae0
「ほしがみさきのゆめ」 1
--
「ようやく若様も、十六歳ですな」
「うむ…」
「やはり、決心がつかないのですか?
しかし、これも殿のためでございます」
「…解っておる」
--
「ふう」軽いため息が虫の演奏にかき消された。
ぼ…いや、私は十六歳を明日迎える。
そしてここを離れ、将軍様の許へ嫁ぐことになっているのだ。
(明日の夜明けで…か…)
あくまでも、我が家元のため…
と思いを廻らせていたら、幼馴染が頬をつついていた。
「元気出せよっ」
「…言葉使いを直した方がいいね。一応、貴族のはしくれだろ」
「あの場所で待ってるから」
勝手に呟き、どっかに消えてく。
日は沈みかけ、辺りは朱に染まる。
空間を支配しようと、漆黒の闇が近づく。
「今日は、満月か…」独り言が漏れる。
誰もいない幻想的な中庭を私は、急ぐように去っていった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:39:58.18 ID:Fyd0Z/WB0
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:40:21.21 ID:TVgjeNyFO
星が岬wktk
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:42:09.41 ID:MLJ1Kp7O0
>>41 童貞とか・・・・・・・寂しいじゃねぇか・・・・・・・。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:42:59.49 ID:T8xE0+qv0
本当に15歳までに童貞を捨てたヤツって日本にいる?
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:45:03.05 ID:MLJ1Kp7O0
>>44 16歳までに童貞捨てた奴なら友達にいるYO!!
性病にかかって彼女の家から帰る途中に車に轢かれて死ねばいいのに・・・・・・・・・・・。
>>44 多少は居るだろうが、そこに突っ込んだらダメだ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:45:23.20 ID:DLHvk1Sq0
友人はセクロスしたとか言ってたけどどうだろう
ほんとにしたのかは本人しかわからんね
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:45:40.35 ID:Ki9XE+ou0
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 20:48:57.85 ID:YQSWm8ae0
「ほしがみさきのゆめ」 2 今日はここまでです。
--
最後の食事を胃に流し込こみ、幼馴染に最後の言葉を送ろうと立ち上がった。
あの場所
幼少の記憶が頭に駆け巡り、甘酸っぱいものが心にやってくる。
しかし、そこには誰もいなかった。
帰って身支度を整えようと重い腰をあげたとたん
「どさっ!」
闇の塊になすすべもなく私は、倒れるしかなかった。
「ちょっと、黙ってなさい」どっかで聞いた声がする。
けれども、馬乗りの状態だから手も足も動かせない。口も塞がれている。
暫しの沈黙。
私たち二人の気配しか今は無い。
「海に行かない?」
どうやら質問形なのに、拒否権は無いらしい…
規則的に体は揺れ、辺りは馬が走る音しか聞こえない。
整備された、道を越え、獣道になっても馬の速さは変わらなかった。
城から何里位離れたのだろうか?
辺りは月の光に淡く照らされた花が咲き乱れ、ささやかに潮風に吹かれていた。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:02:03.09 ID:lC7Pl54X0
>>49 乙
wktkしながら続き待ってるお( ^ω^)
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:09:13.45 ID:FugKXnn90
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:13:25.93 ID:o0WAaycv0
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:19:17.13 ID:/RpdRtIf0
不覚にも寝てる間に人来てた……
俺もヘタレながらに書いてみようと思うんだけど出来たら投下してもおk?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:20:02.63 ID:FugKXnn90
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:20:06.81 ID:lC7Pl54X0
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:22:29.98 ID:o0WAaycv0
グリーンダヨ!
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:23:58.71 ID:/RpdRtIf0
グリーンデイダヨー
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:24:05.92 ID:RIkyzPYs0
前々スレくらいの双子の話は続きないの?
マジレスすると16で童貞卒業できないヲタが女になったところで何もかわらねーよWW
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:25:21.98 ID:o0WAaycv0
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:27:07.26 ID:6k8EjHB50
>>60 30年童貞やってるお前が言うと説得力あるな
63 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/14(木) 21:30:24.55 ID:o0WAaycv0
そうしてほとんどの場所を見て回って、俺たちは最後に水族館のおみやげ屋に来た。
正直言えば買うつもりなんかない冷やかしで色んな商品を突きまわして遊ぶ。
すると突然目の前に何かを突きつけられて俺は上半身を仰け反らせた。
「これやる」
ラッピングされた小さな袋を手渡されて少しだけ困惑する。
「なに、これ?」
「プレゼント」
首を傾げつつ袋を開けると、プラスチックでできた小さなラッコのストラップが出てきた。
「なんで…?」
なんで、プレゼント…?
それに、どうして俺がラッコが好きだってばれてるんだ?
「よっぴーが一番熱心に見入ってたのがラッコだったからな」
その名前で呼ぶなと突っ込みながら、ああ、そうかと納得し……って、待てよ?
ラッコの水槽に行ったのは、二人でゆっくり回ってる時。
つまり…俺がラッコを見てるとき、こいつは俺のことをずっと見てたってことで…。
しかも、しかもだ。俺の反応の違いがわかるくらいに他の所でも佐瀬は俺の様子を見てたってことになる。
その事に気がついて、顔が熱くなる。
色んなことを言いたいのに、佐瀬の顔を直視することすらできない。
「ぁ…りがと……」
だから、やっと発せた俺の、本当に小さくなってしまった声でのお礼は、佐瀬に届いたかどうかわからなかった。
64 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/14(木) 21:31:24.85 ID:o0WAaycv0
さて俺は双子の続きを書けばいいのか、これを完結させるべきなのか?
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:33:27.40 ID:wkKUaZtO0
欲張りなボクはどっちも欲しいです><
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:36:08.32 ID:lC7Pl54X0
>>65 こらこら俺の精神
一人歩きしちゃあ駄目じゃないか
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:47:14.40 ID:N1OovIW90
おかしいな
俺がたくさんいる
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:48:05.38 ID:iEiS5Jza0
なんだ別次元から俺がきてるみたいじゃないか
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:50:34.00 ID:wkKUaZtO0
やはり俺がこのスレに書き込むと必ず俺2俺3が続々と現れるwww
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:51:43.10 ID:EtnkSKs40
俺5もここにいますよっと
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 21:52:00.37 ID:FugKXnn90
あれ俺がたくs(ry
このスレって時々信じられないくらいシンクロする時あるよなw
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:01:23.95 ID:0c4A1A+c0
ほ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:01:44.10 ID:XnPb2ZJM0
俺漏れも
俺に呼ばれてきますた!
寝てたと思ったら夢遊病だったか
俺がたくさん書き込んでる
76 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/14(木) 22:28:29.18 ID:o0WAaycv0
水族館を出てから、佐瀬と二人で駅に向かうことになった。
佐瀬とは高校からのいっしょになったわりには地元が近いから、これからそっちに戻ってから遊ぶつもりなのかと思ったんだ、
だから何も言わずに歩いていく佐瀬の後ろを何の疑問もなくついて行って。
切符も買ってくれて、ラッキーと思いながら、駅の中もついて行って。
そしてようやく何かおかしいと気づいたのは、帰るはずの線路の逆のホームに着いてからだった。
「佐瀬、こっち逆側だぞ?」
俺の言葉に反応しない佐瀬。
電車は俺たちがホームに着く直前に行ってしまったから、全くと言っていいほど人はいない。
だから移動するならまだ時間はあるんだけど、なぜか佐瀬は動こうとせずにいた。
「…あのさ、俺がさっき出した条件って覚えてるか?」
もう一度、場所を指摘しようとしたところで、そんなことを訊かれた。
その言葉に頷くと、奇妙なほどに真剣な声でさらに問われる。
「本当に、いいのか?」
あ〜も〜…。
「あのさ、いい加減しつこいぞ。俺は何度もいいって言ってるだろ」
「そうか……」
少しだけの沈黙。
その間、佐瀬の中では色んな葛藤が渦巻いてたんだと思う。
「じゃあさ…、俺がしてもらいたいこと、言うぞ?」
「おう。あんまり金かかんないなら何でもいいぞ」
……今思えば、この俺の言葉が最後のきっかけになってしまったんだろう。
「『ちかん』させてくれ」
「………………………………………………………………はあ?」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:29:08.31 ID:3JhiAfm00
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:33:37.55 ID:FugKXnn90
wkwktktk
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:33:59.75 ID:o0WAaycv0
だから言ったろう。こんなわかりやすい複線は無い、と。
書いてる捕手
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:38:30.34 ID:/RpdRtIf0
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:54:29.51 ID:3JhiAfm00
保守
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:54:59.81 ID:BgOOgIknO
ほ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:55:20.05 ID:/7WFBvbA0
なんかよく分からんうちに将棋教える事になった
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1152439067/l50 1 :名無し名人:2006/09/12(火) 20:00:52 ID:xqbfM6jq
今から言うことはネタでも何でもない
別に電車男とか痴漢男とか気取ってるわけでもない
それを信じてくれる人のみ聞いてくれ
今日、久しぶりに暇が取れたから街に行って将棋本買いに行ったわけよ
まあ結局買ったのは将棋世界だけだったけどな
んで自転車に乗って普通に帰ってたんだけど
正直ボーッとしてたから通行人とぶつかってしまったんですよ
「だ、大丈夫ですか?」
と言って相手を見る
正直、べらぼうにカワイイ。
2 :フサギコ ◆e51syuFUSA :2006/09/12(火) 20:01:13 ID:i2svVWVM
将棋男クルー
3 :名無し名人:2006/09/12(火) 20:03:26 ID:HY4IDe6j
>>2フサギコ早いなw
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 22:55:24.25 ID:lC7Pl54X0
どこが分かりやすかったんだwww
十分斜め上だぞwwwwwww
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:10:01.26 ID:3JhiAfm00
ほ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:16:44.04 ID:o0WAaycv0
し
い
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:20:43.73 ID:lC7Pl54X0
も
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:32:40.69 ID:N1OovIW90
の
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:35:11.60 ID:dTX47JQuO
ひ
レ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:38:02.37 ID:MLJ1Kp7O0
カ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:39:53.05 ID:imUTRmyl0
リボーンの六道骸が女体化した
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/14(木) 23:52:22.47 ID:o0WAaycv0
書いてる捕手
wktk投手
手伝ってもらいながら、俺は上半身を起こした。水を飲んだら、ちょっとは
気分が良くなった気がした。少しずつ話していたら、ろれつの悪さも治まって
きている。
その間に、あの3人の男は取り押さえられた事を聞いた。
そこで、勢い良くドアが開いた。
「あき!」
お袋が飛び込んできた。もの凄い表情をしている。
そして俺の顔を見つけるなり、そのままの勢いで近づいてきて、俺を抱きしめて
きた。がばっという効果音がしそうなぐらいの勢いで。
「あき!危ない事しちゃダメって言ったのに!
頭痛くない?バージン奪われてない?怪我してない?大丈夫なの?」
ちょwww相変わらずだなwww空気嫁wwwww
と、ちょっと思ったが、お袋の目に涙が浮かんでるのが見えて。
「大丈夫。どれもこれも心配いらないよ」
それだけ、応えていた。
その言葉を聞くと、お袋はさらに強く抱きしめてきた。それはどこか映画や
ドラマのようだった。でも、見てるのとは違う、お袋の懐かしい暖かさは俺を
包み、実際の事なんだと自覚する。
「ごめんな、心配かけて」
俺は、そう言葉を付け足した。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:00:52.21 ID:qAadntbw0
「あ…あの。あき…ちゃんのお母さん」
その声に、俺とお袋は顔を一方向に向ける。
「は、初めまして。今日あきちゃんとは出会ったばかりですが、今日のイベントで
一緒に参加していた…白石真樹(しらいし まき)って言います。
参加していた私が言うのもなんですが、今日のイベントは、まったく危険なもの
ではなく、ただ、気の合う仲間同士が楽しむイベントでした。
でも、参加初めてなあきちゃんは、それを利用した悪い人に、運悪く出会って
しまったんです。あきちゃんは悪く無いです。どうか、怒らないで下さい」
一気に言い切ると一礼をし、足早にドアへと向かっていた。
「あ…」
俺は何か言おうとしたんだけれど、言う言葉が見るからず。
その声に反応して、一瞬俺と視線が合ったけど、すぐ部屋から出て行って
しまった。
その視線、表情は、どこか憂いげだった。
「お袋。心配かけて本当に悪かった。でも先の真樹さんが言ったのは本当で」
「分かってる。あんな礼儀正しい子が悪い事が出来る訳が無い。
ただ、私が言ってた危ない事と言うのは、あきは女の子になったのだから、
周囲の対応が変わってくる、それを見極められるように気を付けて、と言いた
かったの。
ちゃんと言わなかった私が悪かったよね」
それは自分の自覚の問題で、お袋は悪く無い…そう言いたいのに、何故か
ぐっと心が詰まって声にならない。
「だって、私は女体化の先輩だもの。
だから、これからも何かあったら相談していいからね」
俺は黙って、ただ、ただ頷いた。
この場所には親父も来ていた。別の部屋で、事件について聞いていたようだ。
「なぁ、あき。このまま晩飯食ってくか」
帰りの車の中。親父がぼそっと言う。
「うん…じゃ、ハンバーグが喰いたい」
「喰いたいじゃなくて、食 べ た い」
お袋が、即座に突っ込みを入れる。
はい…とちょっと小さくなると、続けて、私のハンバーグも美味しいのに、
と愚痴もこぼしていた。
親子で外食は久し振り。理由は簡単だ。俺が休日は引きこもっていたからだ。
それに、この年齢では、親と一緒に食事も気恥ずかしく思っていたから。
でもたまには、連れてってもらえるなら、出てもいいかな、そんな気分に
なっていた。
俺は帰宅後、コスプレ衣装を取り出した。
お袋が、似合ってたし可愛い衣装だから、洗濯しようか?と言ってきたからだ。
嫌な思い出のある服だ。捨ててもいいはずだけど、実はまだ、女に変わった
自分を、どこか客観的に見てる節がある。
おまけにずっと欲しかった衣装だら、とりあえず捨てるのももったいないしと、
洗濯してもらう事にした。
はらり。何かが落ちる。
あの真樹さんが渡してきたメアドの記載されている名刺だった。
そこにはコス用ネームで「可憐」と書いてある。
そうだ、あの時可憐って名乗ってた。
意を決して、本名でお袋を説得してくれた事、その事に付いてまだお礼を言って
ない事を思い出し、服を洗濯かごに入れると、俺は早速メールする事にした。
『可憐@白石真樹さん
本日、襲われた所を助けてもらった、前原秋です。
今日は本当にありがとうございます。それに母にフォローも入れてくれて。
本当にありがとう。』
そんな出だしから始まり、お袋は怒ってない事、何故、本名で申し出てくれたのか。
あと、もし迷惑じゃなければ、これからもメールとかで繋がりを持たせてもらい
たい事、そんな事を書き連ねて、送信した。
学校で女の子に囲まれても、以前の自分を知られているのもあって、なかなかいい、
人の繋がりを持てないでいた。変わる前よりは違うけど。
でも、真樹さんなら仲良くなれそうな気がした。
暫くしたら、ディスクトップのアニメキャラが「ご主人様、メールが届きましたよ」と
教えてくれた。メーラーをチェックすると、真樹さんからだった。
『前原秋さん
今日は本当に大変な目にあって、お疲れ様でした。
恐怖を味わったとは言え、大変な所まで悪戯されて無いと聞いて安心しました。
本名を名乗ったのは、あの場面でコス用ネームを名乗っても、信憑性が無いから(笑)
あと、なんだかあきちゃんとは仲良く出来そうな気がしたの。だから、メールも
もらえて、本当に嬉しかった。良かったら真樹って呼んで』
そこまで読んで、いい人に出会えて良かったなぁ、と、つくづく思った。
『P.S. そうだ。そのイベントで一緒に撮った写真だけど、どうしよう。』
最後に、そんな言葉も添えられていた。
どうしよう…でも。少し悩んでから、返事を送信した。
『真樹さん
メールありがとう。人を名前だけで呼ぶ事が今まで無かったので、ちょっと
抵抗があるから、さん付けで許して下さいw
こちらこそこれらも、宜しくお願いします。
写真だけど良かったらもらえますか?折角仲良くなった記念ですから』
やっぱりまだ、可愛くなった自分を第3者で見ているのかもしれない。
受け入れ切れてないのかな。日常生活上、どうしても自分が女になったと
言う事を感じる場面は多いけど、可愛くなって周囲の対応も変わった、そんな
自分を守りたいような気分が起こっていたのも確か。
だから、似合っていると思ったあの衣装を来た自分の写真が欲しいのかも。
いや、折角3人で写った写真だからな気もする。
そう思うと、ことさら欲しい思いが強くなっていた。
翌日、返信が届いた。
『了解!でも写真を撮ってた知り合いは、紫苑(実は私のいとこ。本名は
孝昌(たかまさ))の友達だから、孝昌から直接送らせるね。
もしよかったら、いつかまた一緒にイベントいけるといいね。一緒なら
衣装代はそんなにかからないよ。だって孝昌が裁縫得意なんだもん』
あの衣装は、孝昌さんの手作りだったのか。意外性にびっくりした。
…それにしても、直接メールのやり取り出来ちゃうんだぁ…。
気が付くと、いつメールが来るのかな、とか考えていた。
「バカ。もう夜遅いじゃん。いくらなんでも来ないよな…」
ぼそっと呟くと、俺はベットに倒れこんだ。なんとも言えない感覚に襲われて
いる気分。
それを振り払うように、俺はなんとなく今日を振り返っていた。
女体化前は、やれるなら誰だっていい。そんな風に思った時もありました。
なんて言ってられるのは男だけなんだろうか。思い出せば出すほど、
一つ々々が気持ち悪くて、おぞましいという言葉が似合う。
そこに現れた、孝昌さん…。
実質は殴り合いしたりしてないけど、3人の動きが止まってしまうほどの気迫。
それを見ていて、どうなってしまうのかはらはらしたのは事実だが、ちょっと
だけ安心したのも事実。
「女だったら、こういうシチュエーション。相手に惚れちゃうんだろうな…」
無意識のうちにそんな言葉が飛び出していた。
「あれ?…」
ふと思い出す。
俺って今、女だよね?
3人の動きを止めてくれた、あの行動。あいつらが逃げてからは、ゆっくりと
近づいて、動けない自分に上着をかけてくれた、その行動。
そして、あいつらを追いかけようとしたのを見た瞬間、どうしても行って欲しく
なかったあの感情。
あれ?俺、まさか…もしかして…。
(*´・ω・`)ノ 時系列が上手くいかなくなったので時間を頂いちゃいましたが、
流れが掴めたら、異様に長く…しかもまだ終わらない。
でもクライマックスに近づいたので、もうちょっとで終わるかも。
もう暫くお付き合い下さい。
そういや、スレはこのままVIPで続けるのかな。別板?とかの話しも…。
>>104 vipでいいんじゃない?
こういうスレは別の板にうつると一気に過疎するし
保守は大変だけどSS読みたいし
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:19:28.91 ID:mkRdmMDl0
この感じは…! と思ったらやっぱり焦らされたwwww
続きwktkwktk
どうしましょうか? 実際昼にいる人もかなり少ないし、夜の保守も大変そうですし
別板にこのスレがある情景が想像できないっすwww
乙!
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:22:42.07 ID:K3WttXW40
あれ〜。なんでまた、知らない間に俺、書き込みしてるんだよ。
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:28:24.45 ID:2quTxoTJ0
流れぶった切って投下してみようと思うんだが、よろしいか?
下手な文章で長くて、ぐだぐだかもしれないが。
許可が下りた。
……うん、あまり期待はしないでください。では行きます。
- - -
ある日の夜、俺は身体に妙な違和感を覚え目を覚ます。
机にある目覚まし時計は丁度二時を指そうとしている
「う……」
身体が熱い。
腹に掛けたタオルケットをどかし、俺は起き上がった。
窓は普段通り全開にしてある。時折入るゆったりとした風が心地良い。
俺がベッドから降り、窓の前に立つとまた風が入ってきた。
今はそんなに暑いというわけでもないのだが、体は汗ばみ、Tシャツは体に張り付いて……
張り……付いて………
「え?…え?」
胸にふっくらしたものが二つ…。
Tシャツが汗で張り付いているため、形がくっきりと浮き出ていた。
コレはどう見ても……
俺は右手をゆっくりと自分の股間の部分に持っていく。
………ない
男のモノがついていない。
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:39:13.24 ID:2quTxoTJ0
>>112 続き
「なっ!?」
思わず大きな声を出してしまいそうになり、俺は慌てて自分の口を左手でふさぐ。
…声もまったく別のものになっていた。
これが女体化というやつか…、まさか自分がなるとは思わなかった。
いや、昔は覚悟していたのだ。。
これは男性特有の現象で、童貞は一定の年齢になると女体化するというもの
しかし今の俺の年齢は17歳、そしてもうすぐ18歳の誕生日を迎えようとしている。
女体化の現象が起こるのは、15〜16歳の間だと確か中学の授業で習ったはずなのだが。
「過ぎても女体化するのか…」
……かなり冷静に見えるかもしれないが、これは普通に混乱する。
心の準備が出来ている奴だったら、多少は驚くだろうが、まぁそれだけだろう。
しかし俺は誕生日でもないし、童貞だが15〜16歳は過ぎていたから大丈夫だと思っていた。
童貞でも稀に女体化しない例もあると聞いていたから、俺はてっきりそれなのかと…
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:41:16.57 ID:2quTxoTJ0
なんか怖いな
>>112>>113 「…そうだ、鏡」
俺はなるべく静かにドアを開ける。
ギィィ……という音が発せられたが、これくらいのことじゃ家族は起きないだろう。
もっとも二階にいるのは俺と姉貴だけ。両親は一階にいるからコレで起きることはありえない。
…どんな地獄耳だよ、て事になるしな。
俺はゆっくりと廊下を歩いていく。
時々ミシ…という音が鳴り冷や汗をかいてしまう。
この程度で家族が起きないことは知っているが、万が一目が覚めて俺に気付いたりしたら困る。
いや、どの道…朝になれば見られるだろうが…。
階段前に到着する。後はここを降りて、洗面所に入れば鏡で自分の姿を確認出来る。
俺は一歩、二歩とゆっくり階段を降りて行く。
――ガチャ、バタン!
「!?」
姉貴の部屋からだ。よりによって今日、しかもこんなタイミングで起きて来るなんて。
>>112>>113>>114 「トイレ〜っと」
トン、トン、トン、と足音は徐々に近づいてくる。
俺は固まって動けない。やっぱりこの姿を見せるのは抵抗がある。
しかし足音は段々大きくなっている、待て…まだ心の準備が……
だが遂に姉貴は階段の前まで来てしまった。
「ん?褌貴(みつき)なの?」
姉貴は自分のすぐ横にある廊下の電気を付けた。
「え?」
「……」
俺の姿を見て驚いているようだ。まぁ当然だろうな。
俺は階段の半分のところで足を止めて、そのまま固まっている。
姉貴は口をパクパクさせていた。
「み…つき?」
「う、うん…」
そういえば、俺の顔はどんなものなのだろうか。
早く洗面所に行って、自分の姿を確認したい。
男の頃の俺の顔は、まぁ並だったと思う。イケメンではなかったし、ブサメンキモメンでもなかった。
と思う。まぁ、それだから今のこの顔も多分、並なのだろう。
反応がないと滅茶苦茶不安なんだぜ?
>>112>>113>>114>>115 …姉貴はハッとなって、慌てて俺の腕を掴み洗面所に急いだ。
途中階段から転びそうになったが、何とか持ちこたえた。
洗面所に入り、姉貴は慌ててドアを閉める。
こうドタバタしていたら両親が起きるんじゃないのか?
俺たちはしばらくじっとしていたが、どうやら起こさずに済んだようだ。
それを確認すると、姉貴は電気をつけて俺を鏡の前に立たせる。
「ちょ、ちょっと…」
「よ〜く見なさい、アンタの姿を」
どうせ大したことはないんだろう。
俺は視線を鏡に移した。…………
「え…」
これが、俺??
鏡に映っていたそいつは、以前の面影を残しながらも女となってしまった自分。
しかし予想を遥かに超えていた。自分で言うのも何だが、かなり可愛いと思う。
いや可愛いなんてものではない、まさに美少女といったところか。
腰まで伸びたサラサラの黒髪、綺麗な白い肌、少し大きくなった目。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:49:33.66 ID:2quTxoTJ0
神の方々にはかなわん…
>>112>>113>>114>>115>>116 顔はキモメン、ブサメンであればあるほど可愛く、または美人になると聞く。
俺の顔は並…だったと思う。並でこれなら、ブサメンキモメンが女体化したら一体どうなるというのか…。
残念ながら俺の周りにいる友人やクラスには、そういうやつはいない。
別学年やクラスやらにはいるかもしれないが…。
「それにしても、あんたが遂に女体化かぁ…」
「あまり驚いているようには見えないな」
「最初は驚いたけど……、まぁあんたが童貞だってことは知ってたしね」
「ふぅん……(何で知ってるんだ?……ま、いいか)」
俺は右手で自分の頬を触ってみる。
鏡に映る美少女も同じ行動をとった。…触り心地は……ご想像にお任せする。
「……」
「?…姉貴?」
姉貴は顎に右手を当てながらじぃ〜っと俺の姿を凝視している。
しばらく凝視した後、姉貴は右手を顎から離し、両手を自分の顔ぐらいまで上げた。
そして次の瞬間…
「えいっ!」
「ひぃぁ!」
腰を掴んできた。まさか腰に来るとは予想外だった。
俺は変な声を上げてしまい、思わず紅くなってしまう。
姉貴は前かがみになって腰を掴んだまま、にやにやしながら俺を見上げてくる。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:49:33.73 ID:8irLiWDH0
つ4
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:50:21.82 ID:8irLiWDH0
>>116 腕をつかみが胸をつかみにみえて一瞬ドキッとした
女だけど、女体化したい…そしたら美少女になr
反応サンクス
>>112>>113>>114>>115>>116>>117 「かぁいい声だったね〜♪ それに…ふむふむ、体つきもなかなか」
「ばっ!く、くすぐたいだろ! ひっ、ちょ…っと、手動かすな!」
ぱっと姉貴は腰から手を離し、俺は姉貴から少し離れる。
「ふぅ、もういい。俺は部屋に戻る」
「はいはい」
俺は静かに洗面所のドアをあけ、両親がいるであろう寝室に目を向けた。
さっきは変な声をあげてしまったし、思わず大きな声を出してしまったし…。
…………ふむ、どうやら気付かれていないようだ。
俺はそ〜っと、廊下に出て素早く自室に戻った。
姉貴は遅れて二階へあがってきた。ああ、そういえばトイレって言ってたっけ。
俺はベッドに横になり、目を閉じる。
あ……そういえば、Tシャツが体に張り付いたまま………。
…胸、確実に姉貴に見られたよな。…まぁ、別に問題はないわけだが。多分。
イイヨイイヨー
良質な作品のにおいがする
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 00:56:13.56 ID:2quTxoTJ0
>>122 次に目覚めたのは、朝の7時半だった。
俺はむくりと起き上がり、とりあえず着替えようと思いベッドから降りようとする。
「ニヤ(・∀・)ニヤ」
姉貴がいた。
「いつからそこに?」
「ん? 七時からずっと」
「何してんの」
「褌貴のかわいい寝顔を眺めてたの」
「出てけ」
「( ゚д゚ )」
「こっちみんな」
とりあえず、姉貴と俺は一階に降りる。リビングに行くと、両親がいた。
父は俺を見るなり、コーヒーを吹きだし。キッチンにいる母はいつものニコニコ顔で俺をじ〜っと見ている。
その間も料理の手は休めていないのだから、すごい。
「おぉおお、お前、その姿……!」
「あらあら、随分可愛らしくなっちゃって〜」
父はかなり驚いているようだ。母は…………いつもの母だった。
とりあえず俺は事情を説明する。
事情といっても、ただ起きたら女になっていた…としか言いようがないのだが。
童貞だったのか………、という父の言葉が俺の胸にグサリと突き刺さる。
気を取り直し、俺はテーブルに向かう。父と向かい側の席だ。
姉貴は俺の隣に座り、母は先ほど作っていた目玉焼きを四人分テーブルに並べて父の隣に座る。
俺は目玉焼きをマーガリンをつけたトーストの上に乗せて、それを口に運ぶ。
>>124 「今日は学校休みなさい、学校のほうには母さんが言っておきますからね」
「ん、わかった」
「(*´Д`)ハァハァ」
「(*´Д`)ハァハァ」
「……母さん、この二人が激しくウザイんだけど」
「あらあらうふふ♪」
「…まて」
こうして、俺の新たな生活が始まった。
〜 〜 〜
朝食を終えて、すぐに両親は仕事に出かけた。
時刻は8時半。
とりあえずやることがない、早速暇だ。
自室にあるベッドで横になっていると、ドアが開かれ姉貴が入ってきた。
「褌貴〜、お昼はどうする?」
「……、大学はどうした」
「こんな状態の褌貴を一人にして、大学になんていけないわっ!」
朝食のときの姉貴を見ていたから、はっきりいって余計に不安だ。
といっても、俺たちは血の繋がった姉弟だ。アレとかコレとかは流石にないだろう。
……………………うん、多分。おそらく。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:01:05.89 ID:2quTxoTJ0
>>126 「うん、まぁ、…ありがとう。昼は適当に炒飯でいいんじゃないか?」
「ん〜、そうね」
何かを考えたあと、姉貴はさっさと部屋を出て行ってしまう。
と思ったら、姉貴はすぐに戻ってきた。
「あ〜それと、アンタいつまでもそんな格好でいないで着替えたら?」
そういえば、Tシャツとハーフパンツのままだった。
俺は着替えを取り出して、Tシャツとハーフパンツを脱ぐ。
トランクス一枚になると、俺はまず黒いシャツに袖を通した。
そして白い三本線が入った黒の長ズボンを…………
「(*´Д`)ハァハァ」
――バタン
姉貴がいたような気がしたが、多分気のせいだということにする。でもドアを閉める。
黒の長ズボンを履いて、先程まで着ていたモノを片手にドアの前にたった。
女物の服を着るにはやっぱり抵抗がある、今日はこれで過ごすことにする。
…あれ、ドアが少し開いて…
「ニヤ(・∀・)ニヤ」
「…」
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァ お姉さんに負ける(?)ものか
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:04:21.55 ID:snHV/yS40
百合姉すげえwww
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:04:51.56 ID:aPbHsm+LO
これは良いな
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:05:35.54 ID:2quTxoTJ0
>>126 〜昼〜
姉貴はキッチンで炒飯を作っている。
俺の中では危険人物になってしまった姉貴だが、結構料理は巧い。
以前、両親が旅行に行っていたことがありその時に姉貴の料理を初めて食べた。
見た目、味、共に申し分なかったのを覚えている。
「いただきます」
俺はスプーンで炒飯を口に運ぶ。うん、やっぱり美味い。
「で、これからどうする? 買い物にいったほうがいいのかなぁ」
「ん、買い物?」
「だってそんな男っぽい格好してたらダメでしょ。それに、そのシャツ一枚って普通に乳首見えてるから」
「あ……」
俺は胸元に視線を向けた。確かに……浮き出てる。
まぁ当然だな。ブラなんて着けてないわけだし。
でも姉貴の言うとおり、やっぱりこの格好はマズイかったか?
…それに、なんだか姉貴の目付きが普通じゃない。とは言ったものの……
「俺、もう今月の小遣い残り少ないんだけど。服なんて買えないよ」
「ふぅん、じゃあ私が……と思ったけど、この前の飲み会で結構使っちゃったんだよね
しょうがない。明日は母さんもいる筈だから、明日買いに行きましょう」
「うん」
俺は皿のすぐ傍においてあった麦茶の入ったコップを手に取り、中のものを一気に飲み干した。
「ごちそうさま」
さっさと自室に戻る。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:07:14.19 ID:2quTxoTJ0
>>130 「はぁ、女体化か…」
「心配しない、アンタの通う高校にも一杯いるでしょ。女体化した子」
「そうだったっけ……………って、いつからそこにいた」
俺の通う高校はかなり変わった学校名だが、変わっているのは学校名だけではない。
姉貴が言うには、一年や二年のほうにそういう奴らが多いそうだ。
まぁ三年生で女体化する奴なんて俺くらいだろうな。それはさておき…
その女体化した奴というのは、サッカー部のエースだったり、天才バスケ少年だったり。
一年・二年には変わり者が多いと聞く。それと…女体化とは関係ないが
「男ぉぉぉおおおおお!!!!!!」と叫びながらそいつを追いかける女子生徒がいたり。
両手に話しかける危ない男子生徒がいたり。いつも男子生徒の後ろにピッタリくっつく女子生徒がいたり。
その男子生徒は超天才だったり。
まぁとにかく、変わっている…なんてものではない。
「で、何で姉貴は俺よりも学校事情詳しいの?」
「いやアンタが知ろうとしないだけで、変わり者が多い学校として有名なのよ?」
「……あ、そう…。……………ん?」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:08:16.46 ID:Ma5fgp8H0
男が暴行に走りそうだな
ハーレムを勝ち取るために
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:09:11.73 ID:snHV/yS40
>>131 俺と似たようなスレに居たなwwwwwwwwwww
>>131 〜 〜 〜 ? 〜 〜 〜
突然褌貴は頭を押さえて、ベッドに倒れこむ。
はじめは何かを我慢しているような感じだったけど、段々と息遣いが荒くなっていくのがわかる。
……どうやら効き始めてきたようね。
頬を紅く染め、褌貴は自分の体を抱くように手を回した。
「はぁっ…はぁっ……んぅ」
相当辛いようだね。
褌貴のこっちに視線を向けた目は、潤んでいた。なんという破壊力!
「あ。…あっ、姉貴……、さっきの炒飯に…くぅっ、何か、入れたのか?」
「ん〜ん、炒飯にはなにも?」
と、私が言うと褌貴は何かを思い出したようで一瞬表情が変わるが、すぐに元に戻る。
そう、麦茶の中にちょちょいっと細工を施してあった。いわゆる媚薬というやつだ。
褌貴はムクリと起き上がると、何とかベッドから降りる。
が、脚に力が入らないようですぐに倒れてしまった。それでも、褌貴は這ってでもその場から逃れようとする。
しかし、もちろん私は逃がすつもりはない。
>>134 ――バタン! カチッ
ドアを閉め、鍵を掛ける。
褌貴は驚いた表情で、私の顔を見上げた。
まともに力が入らない体で這いながら移動する褌貴では、ドアまで行くだけでもなかなか大変だろう。
「な…んで……、うぅぅ…」
「ふふ…」
私は褌貴の体に腕を回し、何とかベッドまで運び横に寝かせてみる。
「はぁっ、はぁっ、ぅぅ、何を……」
私は褌貴のお腹に手を這わせる。
「ひっっ…あっ!」
どうやらかなり敏感になっているようだった。
私はそのまま上に滑らせ、胸のところで手を止める。
〜 〜 〜 ? 〜 〜 〜
>>135 「(*´Д`)ハァハァ」
「おい、何してる」
「え?"あの時の麦茶にもし媚薬が入っていたら?"というシチュで妄想を」
「出てけ」
「( ゚д゚ )」
まったく、実の弟で何をやっているだろうか。
いや、もう"妹"か。どちらにしろ血の繋がった姉妹なのだから、そういう事はやめてほしい。
リアルではもっとやめてほしい。
姉を部屋から追い出した俺は、机に置いてある時計に視線を向ける。
「一時か」
外からはツクツクボウシの鳴き声が聴こえる。
そういえば、もう蝉は鳴かなくなったな。
晴れているとはいえ、やはりこの姿で外に出るのは抵抗がある。
かといって、家にいてもすることがない。
「寝るか」
親が帰ってくるのは夜の七時半頃だろうか。
今後のことは夕食の時にでも話し合って決めよう。
というわけで、おやすみ。
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:15:24.70 ID:2quTxoTJ0
>>136 〜 〜 〜
先程から褌貴の部屋は妙に静かだ。
私は読んでいたファッション雑誌を机に置いて、自分の部屋を出る。
「褌貴?」
へんじがない ただのしかばねのようだ
…じゃなくて。
私はそぉっとドアをあけて、部屋の様子を窺う。
本当はこんなことしちゃいけないけど、やっぱり気になる。
それにもしかしたら、自分の体を弄ってたりしてるかもしれないし……フフフ。
ん?
どうやらベッドの上のようだ。……眠っているらしい。
私はそのままドアを開けて中に入った。
ドアは開けっ放しにしておく。
ゆっくりとベッドの前まで来て、褌貴の寝顔を覗いてみる。
規則正しい寝息が聞こえてきた。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:16:22.28 ID:2quTxoTJ0
>>137 「…あっ」
目から何かが伝っていく……、もしかしなくても涙だろう。
それもそうだ、ちょっと考えればわかることだ。やっぱり不安なんだろう。
自分が突然女になってしまったのだから。
…少なくとも、もう今までどおりの生活は送れないと思う。
「褌貴…」
私は指で涙を拭ってやる。そしておもむろに立ち上がり
「写メ撮ろう〜っと♪」
携帯をとりに自室に戻った。
うはwwwwwwwww長すぎwwwwwwwwwwww
ここまでにしておきます
続きはまた今度ってことでノシ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:19:05.98 ID:nB6v00fD0
>>138 最後で台無しだwwwwww
そして良作投下乙!
続きをwktkしながら待ってるwwww
乙wwwwww
姉貴が!姉貴が!wwwwwwwwwwwwww
メガワロッシュwwwwwwww
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:19:33.98 ID:mkRdmMDl0
GJGJGJ
なにが下手な文章だこのやろう
うお、意外に好評か!?
おk、また明日ってことで。
寝るノシ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:23:59.69 ID:mkRdmMDl0
ノシ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:28:39.35 ID:AOrkG48q0
おおおお乙
(*´Д`)ハァハァ
148 :
(狐´・ω・`) ◆CBmnFOXXPg :2006/09/15(金) 01:42:05.68 ID:FgGnCNPM0
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:50:29.44 ID:mkRdmMDl0
やっと投下できそうだけど、人いるかな?
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:51:17.53 ID:lPnIJ9Kp0
wktkして待ってるぜ
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:52:23.83 ID:J9Aqx2rbO
ノ
wktk
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 01:56:19.53 ID:nB6v00fD0
ノ
153 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 01:59:41.25 ID:mkRdmMDl0
…えっと、今、こいつ何言った?
「ちかん?」
「そうだ」
「誰が?」
「俺が」
「誰に?」
「吉田に」
「何で?」
「してみたいから」
簡潔にして明瞭な一問一答。
…だめだ、ぜんぜんわかんない。
「ちかんは犯罪だぞ?」
混乱しまくった頭で、とりあえずよく聞くフレーズを口に出すと、佐瀬はそれに頷いた。
「ああ、だから『ちかんごっこ』みたいな感じで…」
ごっこ?
「なんだそれ?」
「だからな……」
そう言って、佐瀬は俺に説明を始めた。
触るのは絶対に服の上からだけ、俺が本気で嫌だと思ったらそこですぐに終了、絶対に周りにバレないようにする………。こんな感じだそうだ。
俺も元男なわけだし、こう、女の子に触りたいってところまではわかるんだけど…。
どうして電車でやる必要があるのか、まったくわからないぞ。
しかもそんな手癖がついたらどうするんだ?
それを佐瀬に伝えると……。
「こんなことおまえにしか頼めないし、おまえにしかしたくない」
…そんなこと言うのは、卑怯だろう。
「あ、電車来た」
何も言えずにいるうちに、ホームに滑り込んできた電車に乗せられる。
こんな時間なのに電車の中はかなり混んでいて、それでも佐瀬は俺を入り口脇の角に配置して、自分はその前に陣取る。
席の脇は高くて、そして佐瀬も俺よりずっと背が高いから、俺はすっぽりと埋まってしまう感じになってしまった。
154 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 02:00:23.92 ID:mkRdmMDl0
「ほ、ほんとにやるのか?」
バカみたいに心臓の音が大きく聞こえてくる。
もう何に緊張してるのかさえわからない。
「ああ。運よくうるさいのもいるし」
確かに。よく見えないけど、逆の扉の所に女の子たちが固まって大声で話してる。
「あんなにうるさけりゃ、よっぴーが少しくらい声出てもバレないだろ?」
「な――――っ!!!」
何を言うんだ、と続くはずだった声は途切れさせられた。
佐瀬の顔が俺の肩辺りに来て…。
(やっぱり、いい匂いするな)
耳元で俺だけに聞こえる声で囁かれて、そのかすかな息が首筋にかかるだけでぞくぞくとした感覚が這い上がってくる。
――なに、これ…っ…?
(吉田? どうしたんだ?)
――だから耳元でしゃべるな…!
心の中で叫んだ言葉が通じたのか、佐瀬は顔を離した。
それに内心ホッとして、でも次の瞬間、俺はさらに体をはねさせた。
佐瀬の手が、俺の、し、尻に……っ。
俺が口をパクパクさせていると、その手が動き始める。
最初はゆっくりと撫でるようにして…。
手のひらの熱がじんわりと服の中にまで伝わってきて、感触に合わさってあのぞくぞくがひどくなってくる。
155 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 02:00:56.08 ID:mkRdmMDl0
――…ぁっ!?
加えて指まで動き出して、息が荒くなってしまうのを隠せない。
あの大きな手の長い指が俺の尻の形を確かめるように這い回っている。
そう想像しただけで、さらに興奮してきてしまって、どんどん体の制御がきかなくなってくる。
「…ゃ……ぁ…」
何度も何度もしつこく往復する手に、ついに殺しきれなくなった声が口の端から漏れてしまった。
けど女の子たちの笑い声のおかげで周りに聞こえることはなかったと思う。俺の真後ろにいる奴以外には…。
(今の声……もしかして?)
また耳元で囁かれて、体がびくりと動いてしまう。
(ちがっ…、そんなこと…っ)
(そんなこと、ってなんだ? 俺、何も言ってないぞ?)
(―――――っ!!!!)
はめられたっ!
今俺が言ってしまったことは、自分から、佐瀬に触られて、気持ちいいなんてことをばらしてしまったも同然で…。
(もう、やだっ)
恥ずかしくて、体の向きを反転させる。
佐瀬と向きあうような状況になって、佐瀬の手は外れた。
(もう、やめっ! おしまい!)
小声のまま佐瀬の顔を見ずに主張する。
自分でもわかるほど真っ赤になってしまってる顔を見せられない。
これ以上されたら、どこかおかしくなってしまう…。
(……人間ってな、心と体がそれはもう密接にくっついてるもんなんだよ)
突然の意味不明な言葉に俺は動きを止められてしまった。
156 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 02:01:31.32 ID:mkRdmMDl0
(だからな、吉田が気持ち良くなってくれてるって事は、本気で嫌がってないって事だよな?)
(そ…んな…!)
確かに、佐瀬に触られるのは全然嫌じゃない。
――けど…っ、だけど……っ
俺の葛藤をよそに、唆すようなセリフを吐いた後、佐瀬は同じように手を動かし始めた。
そう。『同じように』だ。
(――――っっっっっっ!!!!!)
体を反転させたんだから、触られる場所も前後逆になる。
ふにふに、と体の正面からあの場所を探る動きに、体温が2、3度上がった錯覚すらあった。
(やっ……、さ、せ…ぇ…)
もうぞくぞくとか言っていられないほどの波が襲ってきた。
やめさせたいのに、力が入らなくて、佐瀬の腕に手を添えるだけになってしまう。
「……ぁ、ぁっ……」
声も抑えられなくなって、体を丸めるように佐瀬に縋り付いてしまう。
前を押し付けるように撫でられることが続いて、頭の中がどんどん使えなくなっていくのがわかった。
なのにどうしようもなくて、佐瀬の手がスカートの中に……。
『七広〜、七広〜です』
独特のアナウンスに俺はハッとさせられた。
電車が止まると同時に佐瀬の手も止まって…、横の開いた扉から外に逃げ出す。
突然逃げ出した俺に、一瞬佐瀬が呆気に取られて、でも扉が閉まるぎりぎり直前にホームに降りてきた。
俺たち以外誰も降りなかったホームで、俺は佐瀬を見つめていた。
この、ぐちゃぐちゃになってしまった感情の、出口を求めるように…。
157 :
(狐´・ω・`) ◆CBmnFOXXPg :2006/09/15(金) 02:01:57.23 ID:FgGnCNPM0
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:03:09.15 ID:mkRdmMDl0
こんだけ引っ張っといて、この程度が想像の限界だった
ちかんものってマジ難しいです すまん
それじゃあ おやすみなさい ノシ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:08:11.34 ID:J9Aqx2rbO
なっ生ごろしぃぃいぃ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:11:09.80 ID:nB6v00fD0
>>158 この後の展開が非常に気になる・・・。
うわぁぁぁぁぁorz
そしておやすみ。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:20:48.09 ID:LeJ6JaQVO
良作ktkr!
保守っとこ♪
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:21:02.30 ID:r8Xci4b50
また生殺しかよちくしょぉぉぉぉぉ!!
このスレの書き手はみんなドSなんだぜ・・・・・・
163 :
53:2006/09/15(金) 02:35:44.16 ID:VssqLGsf0
書いてみたけど投下してみてもいい?
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:39:43.43 ID:nB6v00fD0
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:41:27.98 ID:RrpZOSHsO
どうぞ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:45:11.98 ID:VssqLGsf0
ではいかせてもらいます。
二学期が始まって2週間ほど過ぎた金曜日。今は昼食のことが気になりだす3時間目。
退屈な国語の授業を適当に聞き流して時間が過ぎるのを待つ。
早く終わんないかななんて窓の外を流れる雲を見ていると、後ろの席の
森田がシャーペンで背中をつついてきた。
振り返り聞いてみる。
「なんだよ?なんか面白いものでも見つけたか?」
「ちげーよバカ。お前当てられてるぞ」
森田の言葉で慌てて前を見ると、担任で国語教師の神崎かおり(28歳)がこちらを
見ていた。
「橘くん?ボーっとしてちゃ駄目よ?ここ試験に出るんだからちゃんと聞いてなきゃ
ダメよ?」
「はーい。すいませんでした」
授業態度が悪いと思われるのは得ではないので素直に謝っておいた。
「ん〜。なんだかあんまり反省してなさそうだね。田村君には特別に教科書97ページの
14行目から読んでもらおうかな」
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:46:47.38 ID:VssqLGsf0
ぬぅ。めんどくさいが仕方ない。
手に教科書を持って立ち上がり、14行目を探す。
しかし立ち眩みでもしてしまったのか、教科書の文字がぼやけて見える。
そしてそれは収まるどころかどんどん酷くなり、意識も朦朧としてきた。
ヤバイと思い、机に手をつき収まるのを待つが、収まることはなかった。
ついに足から力が抜け、自分の体が床に倒れるのを感じていた。
耳に教室のざわめきが聞こえてくる。世界が黒くなる。
ついに体は意識を保つことが出来なくってしまった。
「ん……」
目を覚ますと俺はベッドに寝かされていた。
上半身だけを起こしあたりを見回す。ベッドの周りにはカーテンが張られている。
その隙間から見える部屋の様子から察するにどうやらここは保健室のようだ。
そういえば俺倒れたんだっけ。おかしいななんか悪いものでも食べたのかなとか
考えていると、カーテンに影が映る。
そしてカーテンが開きこの保健室の先生である松川仁美が顔を覗かせた。
「あら、起きたの?もう大丈夫?」
「あ、ハイ。今はもう全然平気です」
「あれ?なんか声が……」
なんだか妙に声が高い。なんでだ?
「あ、まだ気付いてない……?」
「何をです?」
「ん〜。ちょっと待ってて」
そう言いカーテンの向こうに引っ込み、1分もかからないうちに戻ってきた。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:48:08.89 ID:VssqLGsf0
手には何故か鏡を持ってきている。
「あの……、あんまり驚かないようにね」
なんだか意味の分からないことを言っている。
「どういうことなんですか?」
「これ見たら分かるわ」
手に持った鏡を目の前にかざす。
そこに写るのはいつもと変わらぬ冴えない俺の顔のはず……。
ではなくとんでもなく可愛い美少女。
「あれ?これってもしかして……俺?」
「そうよ。女性経験がないと女の子になっちゃうって話聞いたことあるでしょう?」
「はい……。あの、元には戻れないんですか?」
確かに聞いていたが、モテない自分に経験などあるはずも無く、いつかは
変わるんだろうなぁなんて漠然と考えていた。
しかしそれでも元の姿に戻りたくて駄目もとで聞いてみたが……。
「う〜ん。残念だけど無理でしょうね」
「そうですか」
「あんまり気にしないほうがいいわよ」
しかし女の子になったとなると、俺はいずれ男と付き合うのだろうか。
そのことを考えた途端に背筋がゾワっとした。
(男と付き合うなんて冗談じゃない……)
いずれはそうなるにしても今はとてもじゃないが無理そうだ。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:49:20.81 ID:VssqLGsf0
「ところで今日はどうする?もう倒れたりはしないと思うけど、今日のところは
帰ってもいいのよ?」
先生から声が掛かった。
「あ、大丈夫です。受けていきます」
「そう。じゃあもうすぐ4時間目も終わるし、それまではここで休んでいるといいわ」
「はい。わかりました」
「あ、そうそう。お兄さんの直之くんが来てた。すごく心配してたよ」
直之が来たのか。後で大丈夫だって言いに行かないとな。
あの時から俺に何かあるとすごく慌てるんだよな。
4時間目が終わったら行くことにしよう。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:51:06.84 ID:VssqLGsf0
4時間目が終わり、今は昼休み。
学食に向かう生徒、教室で弁当を食べる生徒いろいろいる。
その中で俺は兄のいる4組に向かう。しかしすれ違う生徒にじろじろと見られる。
たぶん今の格好のせいだろう。女の子が男子の制服を着てるんだから。
俺は周りの視線から逃れるように早足になっていた。
確かこの先の曲がり角のすぐ近くの教室が直之のクラスだ。
急いで角を曲がって教室から出てきた男子生徒に直之を呼んでもらう。
その時もやっぱりじろじろ見られた。
やっぱり帰れば良かったかな……。
「あの、何か?」
考え事してる間に来たみたいだ。いきなり声をかけられてちょっと
ビックリしてしまう。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:52:42.84 ID:VssqLGsf0
「あ、直之。俺、つかさ。さっき保健室来たんだろ?」
「つかさ?……え?え?」
「な、なんだよ。手離せよ」
直之のヤツ、いきなり俺の顔を手で挟んできやがった。
さらに顔まで近づけてきやがる。
こいつ俺と比べて顔が良い……。そこそこモテるほうだ。そのせいなのか
鼻先にまでヤツの顔が近づいただけでドキドキしてきた。
「おい早く手を離せってば!」
恥ずかしてちょっと大きな声が出てしまった。顔が熱い。
「ほんとにつかさなの?じゃあお前が倒れた理由って……。それともう大丈夫なのか?」
「……御覧の通り。うんうん大丈夫だから」
「本当か?ならいいが……」
やっぱりまだちょっと心配なんだろうな。過保護もいいとこだ。
「ところで直之、昼はどうするの?」
「今日は学食に行こうと思ってるんだが、司はどうするんだ?」
「俺も学食行こうと思ってたんだ。一緒に食べようぜ」
「おう。じゃあ行くか」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:54:18.84 ID:VssqLGsf0
二人で食堂に向かって歩き出す。
女の子に変わったせいで背が縮んでる。男の時は同じくらいだったのに。
175くらいあったのに今じゃ俺の体は20センチ近く縮んでる。ちょっと悔しいな。
ちらりと横顔を盗み見る。男だったときの俺とは似ていない横顔。
まぁそれもそのはず。俺達は兄弟だと言っても本当の兄弟ではないのだ。
両親の再婚で兄弟になったので血の繋がりは無い。
俺達が小学校低学年の時の再婚だったんで本当の兄弟のように仲がいい。
「席空いてるな。良かった」
二人で向かい合わせに座って食べ始める。
「それにしても可愛くなったな、お前」
突然の言葉に直之の顔を見たまま固まってしまう。
口に運ぼうとしてた焼き魚が箸からポロリとこぼしてしまった。
「な、なな。いきなり何言ってんだよ」
「いやいや、見たまんまの感想だ。ほんとに可愛いよ」
可愛いとか言われるなんて思わなかった。しかも兄に。
「う、うるさいな。俺は男なんだ。そんなこと言われても嬉しくないっての!!」
「元男だろ。今は女なんだ素直に喜んでおけよ」
「元でも嫌ものは嫌なの!」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:55:22.64 ID:VssqLGsf0
恥ずかしさが込み上げてくる。そんな恥ずかしさを打ち消すようにご飯をかきこむ。
「ごちそうさま!」
ここに一緒にいるとまた何か言われそうなので早々に退散することにした。
「あ、待てよ」
立ち上がりかけたところで声が掛かる。
「なんだよ」
ちょっと警戒して声に緊張の色が混じる。
ちょいちょいと手招きの仕草。何かと思い顔を近づける。直之が俺の口元に
手を伸ばして来た。
軽く頬の当たりに触れた。また心臓の鼓動が早くなる。
「ご飯粒ついてた」
指先には白い粒。それをパクッと口に入れる。
「女の子なんだから気をつけないと駄目だよ?」
子供に言い聞かせるみたいに優しく微笑みかける。
顔から火が出るほど熱くなってしまった。メチャクチャ恥ずかしい。
「う、うるさいうるさいうるさい!子供扱いも女扱いもするな!」
そう言い残し脱兎のごとく駆け出した。
「廊下は走るなよ〜」
そんな声が聞こえた気がした。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 02:59:58.01 ID:VssqLGsf0
ここまで書いたんだけど、このスレの他の神に比べたら
俺の書いたSSなんてゴミみたいなもんだな。
それでも需要があるなら頑張って書こうと思ってるんだが、どうだろうか
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 03:01:32.22 ID:5SqLCRTQO
176 :
素人 ◆wRiTe9tg8k :2006/09/15(金) 03:05:06.56 ID:nB6v00fD0
>>174 いやー、結構良い感じだと思うけど。
あんまし自虐するのは良くないぞ?w
そして現在の進行状況。
製作時間7時間程でようやく1/2程度が完成。
終わりが見えてきた・・・?
スレ見ながらだったんでそんなに疲れてはないけど、流石にきつくなってきた。
ってことで一旦筆を置いて休むとします。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 03:13:17.30 ID:VssqLGsf0
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 03:29:26.63 ID:5SqLCRTQO
寝る前に保守
女体化の夢見たいな
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 03:33:40.51 ID:dAmMZqKQ0
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 03:33:57.55 ID:hFBLC+ws0
良スレ保守
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 03:50:41.48 ID:5SqLCRTQO
もいちど保守
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 04:01:17.00 ID:vJX0G+Yb0
ほす
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 04:14:21.21 ID:hFBLC+ws0
ほす
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 04:37:54.96 ID:vJX0G+Yb0
ほす
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 04:56:04.49 ID:JCTlV7qq0
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 05:13:31.89 ID:pcTL7z1s0
ほしゅう
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 06:37:03.96 ID:btlAnxsW0
保守
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 06:54:28.00 ID:GC9GC56O0
みんな頑張れ
電車保守
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 07:18:44.10 ID:FcNMsyCC0
出会い系サイトがうpろだになっててバロスwwwwwwwwwwww
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 07:35:40.16 ID:RrpZOSHsO
補
192 :
(狐´・ω・`) ◆CBmnFOXXPg :2006/09/15(金) 08:29:55.49 ID:FgGnCNPM0
ほす
誰もいない?
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 09:06:42.21 ID:8irLiWDH0
ノ イルヨー
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 09:18:34.13 ID:vaxqVAreO
ノシ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 09:31:44.12 ID:+g9g59wg0
ノシ
保守
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 10:08:24.25 ID:dX6ESL6eO
星河美咲の夢てどうなったっけ?
200 :
(狐´・ω・`) ◆CBmnFOXXPg :2006/09/15(金) 10:10:38.82 ID:FgGnCNPM0
捕手
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 10:26:58.90 ID:+g9g59wg0
DTSって略語が浮かんできたんだがどう思う?
いや、童貞をDTで+TSみたいな
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 11:10:09.25 ID:IXN+/Kdp0
一旦浮上して保守
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 11:56:10.12 ID:J9Aqx2rbO
ほ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 12:03:22.26 ID:XEZS22Q7O
ほ
がちゅーりからめしー
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 12:59:53.66 ID:NvBj+2TsO
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 13:33:49.64 ID:5d0n2QH80
ちょwwwいつも「15」で検索しててもう終わりかとかおもってたら・・・
全角で来たかーーー
自分は「女体化」で検索してるよw他で使ってなさそうだからw
まぁ見つかってよかった
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 14:06:21.82 ID:5d0n2QH80
ってことで保守ついでに投下してもおk?
内容は恋愛とかエロとか全然関係ない超短文だけど
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 14:35:10.79 ID:mkRdmMDl0
ほしほし
じゃなかったwktk
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 15:12:54.00 ID:5SqLCRTQO
あーーーー保守
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 15:25:11.04 ID:35s1C5so0
ほむ
>>保守ついでに適当に書いたからじっくり見んなよ?
去年、教員免許を取得し念願の高校教師になった。
しかし、現実と理想は相反するものだ。女子高生と触れ合いながらパラダイスのような教員生活を送る予定が・・・
赴任先は男子校、俺そっちの方には目覚めてませんよ。
でも、そんな俺の担当するクラスに奇跡が訪れたのは学校が始まってまだ1週間くらいのことだった。
「おはよう」『おはよーございまーす』
目の前に居る奴らが男共じゃなければなぁ・・・、おっと出席とらなきゃな。
「――伊藤。」『はーい』
「――宇都宮」『あーい』
「――加藤」・・・「ん?加藤は休みか?」
加藤の列を見渡す。「なんだいるじゃねぇか、返事ぐらいしろよ。欠席にする―」
『先生!』突然生徒(Aとしよう)が叫んだ。
「どしたー?」『加藤の様子が変なんです!』
「・・・どーせまた食い過ぎだ―」
その時、加藤の体から光が。
「ちょっ、まさかっ―」
その光が収まると、教室内に存在しない性別のオーラを感じる一同。
「か、加藤おまえ・・・童貞だったのか」
『・・・みたいです』
「はいはい、ガヤガヤしない!加藤のはいわゆるTSといわれるものだ。お前らも知ってるだろ?」
『実際にするんだな。女体化』ワイワイガヤガヤ
すると、加藤の前に座る宇都宮の様子がおかしい。
「おいっ宇都宮!どうしt―サンシャイン。
宇都宮も女体化した。
「おいおい、まさかお前ら全員童て・・・」
するととてつもない程の光が教室中にほとばしる。
「・・・おまえら」
俺の夢が意外な形で実現した。−完−
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 15:49:08.81 ID:mkRdmMDl0
>>220 これは・・・・
やはり回避できない孔明のわn(ry
孔明先生の作品レベルの上がりっぷりに驚愕
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 16:15:23.42 ID:VssqLGsf0
ほ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 16:21:22.19 ID:w+/LhPFE0
続編のハーレム談に期待保守
ほー
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 16:43:50.32 ID:mkRdmMDl0
いー
こー
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 17:04:32.76 ID:5d0n2QH80
これからは短編も投下しようと思う俺ガイルw
>>221 さんぴん茶をチョイスしているおまいに嫉妬www
>>222 かかりすぎwww
>>223 全然レベル高くないよwほかの神の見たあと見ると・・・
あーら不思議クオリティ低い・・・orz
>>225 あるあr・・・ねーよwww
>>229 笑ってくれwww
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 17:20:56.28 ID:P2YUXHaAO
ぬるぽ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 17:32:20.16 ID:mkRdmMDl0
が
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 17:42:18.80 ID:bh4zahbo0
「ほしがみさきのゆめ」仮完成しました。
伏線とか思い出とか特に書かなかったので
想像力で補ってください。
>>49の続き
--
少女と少年は互いに向き合う。
「ばしっ」
さざなみをかき消すような大きな高い音がはじけ飛ぶ。
「なんか言う事はないの? 女になっちゃうんだよ?
なのに…なのに…」
洪水の様に涙と言葉が幼馴染の口から溢れ出す。
「私だって…」
「だって何よ? 自分の人生位、自分で決めたらどうなのよっ」
「私、アンタの無理している笑顔なんて見なくないの、
幸せな笑顔を見たいのよっ!」 強い口調で奮起を促しているようだ。
「…言わせてくれ」
頭の中で色々な、感情・運命・過去が膨らんでいく。
今なら、思いを伝えられると感じ全霊を込めて喋った。
「君が好きだ、運命を変えてくれないか?」
一字一句に思いを込めた一言。
「本当?」
「ああ…本当だよ」
一人では動かせない歯車は、二人の手でゆっくりと動き始めた。
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 17:52:01.34 ID:mkRdmMDl0
まだかっ? 続きはまだなのかっ?
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 18:12:55.36 ID:mkRdmMDl0
ほ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 18:16:44.57 ID:mL8rDFgp0
というかれいちゃんSSがまとめにないのはなんでだぜ?
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 18:17:15.21 ID:bh4zahbo0
「ほしがみさきのゆめ」 4
--
星が輝き、月は舞う。潮の流れと虫たちは優しい曲を奏で出す。
わ…僕と幼馴染はこの清涼感溢れる
時の中で求め合い、やがて儀式を終えた。
--
海から太陽が顔を出し岬が赤色に染まる。
僕と幼馴染は新しい道へ走り出そうと、
ここを去ろうとした。
しかし、風を切って飛来する馬の足音と野太い声。
それから逃げる手立ても無く、ついに見つかってしまう。
「若! 探しましたぞ」
「動くな! この娘は貴族の一人娘であるぞ!」
僕は幼馴染に呟く。
「…」
小さく頷く、動作を確認した。
幸いにも囲んでいる大男は三人だった。
鯉口を切ろうにも、人質がいるので手を出せないでいる。
じりじりと、僕たちは後ろに下がり刀を捨てた。
その刹那--
二人は海へと消えていった。
「ほしがみさきのゆめ」 5
友人は話すのをやめた。
それなのにこう切り出す。
「最後に唄みたいにこう終わるんだ」
--
星が岬にかかるころ
二人の男女の恋実る
虫は喜び花開く
遠き思ひは近づくが
決して実らずすぐに散る
二人の体は海に消え
心は天に昇りけり
やがて天地でめぐり合い
変わらぬ愛を誓い合う
朧月夜の春が舞い
雷を落ちたり夏が鳴く
朝霧だちたる秋が来て
霜月降りる冬が去る
幾度の時が流れても
二人の想いひは変わらずや
--
ほしがみさきのよる 終わり
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 18:27:18.08 ID:mkRdmMDl0
乙!!! 色々情景が浮かぶぜ!!!
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 18:29:32.13 ID:mL8rDFgp0
>>239 じゃあ、あの人のがまとめにのることはないってことかwwwwwww
>>241 まとめ氏が今エロおkな所でまとめ作ってるらしいからそこでまとめられるんじゃね
>>238 あのキーワードで、こんな素晴らしい話しが出来上がるとは!!!
超GJを送らせて頂く!!!
>>241 geoだからエロで載せられないので、エロおkの所で再構築中なんだぜ。
まとめの中の人の再降臨待ち。
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 18:50:08.78 ID:bh4zahbo0
保守
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 19:08:29.95 ID:P2YUXHaAO
捕手
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 19:23:33.80 ID:mkRdmMDl0
補欠捕手
保護
ホーシュー
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 19:41:36.91 ID:mkRdmMDl0
一つ質問。
エロなくてもいい?
有り無し関わらず大歓迎
胸と一緒さ
予備校のTS数学に激しく反応した俺
はい、毒されすぎですね。
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 19:56:51.04 ID:AOrkG48q0
どんとこい
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 19:58:01.04 ID:o8zHq9dj0
まとめに絵がホシス
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:02:31.02 ID:bh4zahbo0
胸のwktkがとまらない
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:13:52.37 ID:mkRdmMDl0
大詰書いてる保守
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:26:32.07 ID:YOF73JPT0
wktk保守
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:26:39.24 ID:VssqLGsf0
wktk保守
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:27:19.49 ID:mkRdmMDl0
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:31:53.82 ID:YOF73JPT0
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:35:52.94 ID:VssqLGsf0
>>260 俺はもう女体化できない年齢なんだ。
嫁になってくれるならいいよ
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:45:08.89 ID:Z/jf9TYYO
ほ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:45:46.99 ID:t0yPAme50
っ
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:46:03.62 ID:YOF73JPT0
>>261 俺はノンケでも喰っちまうような男なんだぜ?
保守ついでにひとつ小説を
内容は「いつの間にか女体化した男」なんだが
アイディアが足りないから分けてほしい。
基本的に全部取り入れる予定です。
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:52:18.77 ID:VssqLGsf0
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:53:58.96 ID:mkRdmMDl0
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 20:56:03.72 ID:VewaHtlA0
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:03:53.08 ID:AOrkG48q0
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:06:33.41 ID:veaFOtM30
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:07:29.19 ID:bh4zahbo0
とりあえず、
主人公 女 幼馴染 未定 親友 男
幼馴染の性別と性格決めたら明日から投下します。
wktk
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:28:27.60 ID:mkRdmMDl0
そろそろ終わりそう保守
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:30:02.35 ID:bh4zahbo0
書きながらwktkしつつ保守
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:41:40.19 ID:lToay68+0
ほっし
保守シュ
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:52:49.54 ID:NmyU3G5y0
ほ
まとめですが、現在出ているように構築中です。
HTMLだけでやるのはきついかったので、PHPを使ってツールを作っています。
ただ、削除を回避するために前のところに載っているものと同じ物をアップしてあります。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 21:55:55.86 ID:mkRdmMDl0
まとめさん乙です!!!
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:02:59.43 ID:mkRdmMDl0
書きあがった。
が
人がいない。
|ω・`)
書いてみたいがアイデアが浮かばんな…
書けたらそのうちうpしよう。
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:04:51.26 ID:mkRdmMDl0
いいや、おとしちゃえ
がんがん投下してくれ
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:05:37.99 ID:K3WttXW40
>>280いるお
なんかまたスレに活気が出てきたなw
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:06:57.50 ID:nB6v00fD0
286 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 22:07:17.10 ID:mkRdmMDl0
>>156の続き
数歩離れた場所にいる佐瀬を俺はただ見つめる…。少しも動かずに、ただただ佐瀬の顔を……。
佐瀬も俺を凝視していて、時間が少しだけ止まった気がした。
でもそれは佐瀬が気まずげに目を逸らしたことで崩れる。
「………ごめん、悪かった」
ぐらり、と視界が揺れた。錯覚なんかじゃなく…本気で。
――……俺、謝られちゃったんだ…。
そうか……、謝られなきゃ、いけないようなことを…されてたんだ…。
「やだ…って言った…」
「それは…」
「俺は、やだって言った!」
相反する気持ちが渦巻いて、普通を装うことすらできない。
佐瀬にとって、これはただの気の迷い、ちょっとした暴走……。
だから『つい』やってしまったことなんだ、と…。
だから合意の上だったのに謝る必要があるんだと突きつけられて…。
「俺が嫌がったら、やめるって言ったくせに…っ」
だけどこれも俺の言葉だ。こんな場所で、あんなふうに触られるなんて、やっぱり嫌だった。
「吉田……」
佐瀬が一歩近づいてきて、俺は同じだけ後ろに下がる。
なんでそこでおまえが悲しそうな顔をするんだ…?
「そこまで、嫌だったんだな…?」
頷くことも、首を横に振ることもできなかった。
「……………」
お互いに目も合わせられないまま、次の通過電車が風を起こしていく。
「帰る…か?」
ポツリと佐瀬が漏らして、俺もそれに同意する。
このままここに居ても、何の解決にもならない。自分の感情が何も見えてこない。
けど、ここで帰ると、何かが手遅れになってしまうような焦りも感じていた。
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:07:43.43 ID:o8zHq9dj0
俺もいるおー
288 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 22:07:58.22 ID:mkRdmMDl0
階段を上がって、そして逆側のホームに下りる。もうすぐ電車が来るというアナウンスが聞こえた。
ちゃんと佐瀬と話したいのに、俺は顔を上げられない…。
こんな寂れている駅に、止まらなくてもいいのに電車は止まって…そしてそれに乗り込む。
「………え?」
なんで佐瀬、乗ってこないんだ?
『ドアが閉まります。ご注意ください』
無意識に俺は閉まり始めたドアの間から飛び降りていた。
幸い、どこにも引っかからなかったから、電車はそのまま走り去っていく。
「なっ…にやってんだこの馬鹿っ!」
怒鳴られて、体が竦むのと同時に、ほんの少しだけ嬉しくなる。
「だって…佐瀬が乗ってこないから……」
「そんな理由で……」
呆れたような溜息を吐かれた。
「あのな、吉田、今俺となんか居たくないだろ? だからおまえだけ先に帰そうと思ったのに…」
なんで降りてくるんだ、と佐瀬はもう一度溜息を吐く。
「俺に触られるのなんて、もうごめんだろ?」
自虐的な言葉で、俺に問いかける佐瀬。
ずきずきと胸が痛む…。
「好意につけ込まれて、あんなことされるなんて、いやだったろ?」
「………や…だった…」
口を開くと、佐瀬が息を飲んだような気配が伝わってきた。
「ほら…やっぱ…」
ををを
シリアス風味は大好きだ
290 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 22:08:30.26 ID:mkRdmMDl0
「こんな場所で……、あんな遊びみたいに、ふざけてる…延長みたくされて、すごくやだった…」
大した理由もなく、佐瀬にされるのはすごく哀しかった…。
あまりにも重さの違う想いを実感してしまって、すごくつらかった。
「吉田…? それ、って…」
「気づかないで…いたかったのに!」
この不安の、悲しさの……、それなのに、ずっと佐瀬とくっついていたいなんて気持ちの理由なんてっ…!
こんなに惨めな気分になるってわかりきってたのに…!
だからいつも途中で深く考えるのを止めてたのに…。
「佐瀬は、一回試してみたかっただけなんだろ!? だったら…だったら、何で…」
なんで、俺で試したんだ…!
もしされてなかったら、まだごまかしていられたのに。
いっしょにいれて嬉しい理由も、置いていかれたと思ってあそこまで泣きたくなった理由も、全部適当なところで納得できてたのに。
けど、もうそんなことできない…。
もう、自覚が生まれてしまったから。
「気づかないでいたかった、って…何をだ?」
いつ佐瀬が俺の目の前にきたのか、わからない。
しゃがみこんでしまいたいのに、両手首を掴まれた。
「なぁ…お願いだから、言ってくれ」
今の俺には、どこまでも残酷な要求が突きつけられる。
力なく首を振っても、強く握られた手首を放してくれない。
「なんでなんだよ?」
「…だって、いまさらおかしいだろ?」
「あ…?」
あんなに学校で男を嫌がってて、なのに今更…なんて、どんだけムシが良い話だ。
「俺の方のが…佐瀬を裏切ってたんだ……」
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:08:45.53 ID:RTniBme50
俺って性に目覚めるのが早かったんだ。小学生の時にオナニーなんてできないだろ。つうかしらんだろ。だから女体化した
292 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 22:09:12.29 ID:mkRdmMDl0
俺のことを心配してくれて、それで…付き合ってる『ふり』をしてくれてる佐瀬を、無自覚のうちに裏切っていた。
「佐瀬は、俺のこと…そんなふうに思ってないのに…、俺は…っ」
もう、まともに話せなかった。
ボロボロと水が頬を流れていくのを感じる。
「……好きに、なっちゃったんだもん…」
誰が…とは言えなかったけど、佐瀬には伝わってしまったみたいだった。
両方の手首から、佐瀬の手が離れていって、体を切りつけられたような痛みが走る。
「…ごめん」
「っっ!!!」
やっぱり、そうだよな…。いきなり、こんなこと言われて…。
「ごめん、俺、卑怯だったな」
…え……?
「先に言われないと動けない。…俺の悪い癖だ」
自嘲するように笑って、瞬間、真剣な顔になって言葉を続ける。
「吉田が困ってるのにつけこんで、学校では付き合ってることにして、ずっといっしょにいられるようにした。俺のせいで泣いてたのに、それをいいことに条件出した上、こんなことして……」
一旦言葉を区切って、ゆっくりと息を吐く。
何を意図してるのかわからないそれを、俺は黙って聞いていた。
「しかも…、しかもな、一番大事なことまで後手に回って、先に言われたんだから…。俺、かなり情けないな…」
まさか、という想いが湧き上がってくる。
けれど確かな言葉がなくて、信じられない。
「言っただろ? おまえにしか頼めないし、おまえにしかしたくないって」
「…教えて?」
293 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 22:10:06.02 ID:mkRdmMDl0
佐瀬の言葉を遮って、俺は訊いていた。
「佐瀬が…俺のこと、本当はどう思ってるのか、言って…」
そう言った俺に、佐瀬はたった三文字だけ返してくれた。
「好きだ」
絶対にもらえないと思っていた言葉。
俺と、同じだけの熱をもった言葉。
「ほんと…に?」
信じられなくて、嬉しくて…また涙が流れてくる。
「ああ。…それとも、こんな変態はやっぱ嫌か…?」
首を横に振って、自分から佐瀬に抱きついていった。
「佐瀬が…、佐瀬がいっしょにいないほうのが、やだ!」
顔を押し付けながら言うと、佐瀬の腕が背中に回される。
今日は、佐瀬に泣かされっぱなしな気がする。
「俺もだ。……ありがとう」
頬に手を添えられて、上を向かされる。
佐瀬の顔がゆっくり近づいてくるのが恥ずかしかったけど、俺はじっとそれを待っていた。
俺と佐瀬の付き合いは、今日のこの瞬間から新しいものに変わった。
そう、『親友』から『恋人』に。
P90小説 『遠回りの両想い』 完
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:11:11.15 ID:kTB0uR3K0
全俺が泣いた
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:13:29.37 ID:CMRgE8FY0
全俺も泣いた
乙
GJ
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:17:34.71 ID:mkRdmMDl0
ごめんなさい、長くなりすぎた o...rz
さて双子の方書くぞー
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:17:38.63 ID:o8zHq9dj0
全米で映画化
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:22:30.52 ID:6vBHlUJ+O
全わしも泣いた
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:26:00.51 ID:Fp0894lB0
今北泣いた
あま〜いwwwww
あなたの書く作品はそういうところが好きです
GJ!!!!!!!!!!!!!!!
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:33:48.67 ID:K3WttXW40
流石P90氏GJ!!0双子もwktk
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:35:00.78 ID:veaFOtM30
やっぱりあんたは凄いお人です
双子のほうにもwktkしております
304 :
素人 ◆wRiTe9tg8k :2006/09/15(金) 22:35:33.38 ID:nB6v00fD0
俺が沢山居るwww
予想外のラストだったわ・・・。
頭がようやく冴えてきたんで続き書いてくる ノシ
306 :
孔明 ◆fzpLpgOYbk :2006/09/15(金) 22:42:51.68 ID:veaFOtM30
――神様は意地悪だ。どうして僕達がこんなことにならなければならないんだろう。
第一話『今までの僕達とこれからの私達』
近日公開(予定)!
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:43:06.16 ID:VssqLGsf0
>>293 GJ&乙!!
涙で前が見えないお(´;ω;`)
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:43:22.28 ID:XOVZXtwxO
星
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:48:07.76 ID:u+OGmXod0
吉田も泣きました
孔明の罠にも泣きました。
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:51:47.97 ID:mkRdmMDl0
>>309 本物の人かな? 名前貸してくれてありがとう
ところで双子のあらすじってみんな覚えてるのかな?
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:51:49.67 ID:2quTxoTJ0
>>306 期待しちゃったじゃないかwwwwwwwwwwww
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 22:56:56.47 ID:JUyXnbYH0
女体化のフレーズでかしまししか浮かばなくて文が書けない俺
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:00:57.02 ID:6vBHlUJ+O
>>311 はじめてのかたのために 少しあらすじ紹介するのもありかも
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:07:41.27 ID:u+OGmXod0
このスレのシリーズの一番最初で弱々しい奴がいてそれを題材にしようと思うんだが文才無い件
317 :
孔明 ◆fzpLpgOYbk :2006/09/15(金) 23:10:00.36 ID:veaFOtM30
さっきの予告とはまったく関係ない投下
俺には中学から付き合っている子がいる。名前はサヤカ
保育園、小学校、中学校とともに同じ学校でともに育ってきた。いわゆる幼馴染ってやつ。
そんな俺達の関係も年月を重ねるごとに変わっていった。
小学校を卒業したあたりから幼馴染であるサヤカが少しずつ異性としてなっていた。
今までは普通に接っしていたのが、急に意識してしまう。
そして、俺はサヤカと話すことが次第に少なくなっていく、そして2年の月日が流れた。
中三の夏、僕は県大会決勝戦のマウンドに立っていた。
1点リードで迎えた9回裏、2アウト満塁、カウント2-3。
俺にはストライクを投げることしか許されない。しかし、甘い球を投げるわけにはいかない。
キャッチャーのサインは――ストレート。だよな、やっぱりここはストレートだよな。
小学校からずっとバッテリーを組んでいるタクヤと意見が一致する。
(ここで負けるわけにはいかないんだ)
そしてサインに頷いた後、深く深呼吸し振りかぶる。
(行くぜタクヤ)
ビュッ―渾身のストレートだった。
カッキーン
・・・
・・
・
そして俺達の夏が終わった・・・
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:10:33.33 ID:mkRdmMDl0
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:12:42.57 ID:7eVOY2D0O
二重トラップだったのかぁーwww
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:13:33.98 ID:nB6v00fD0
>>316 つまり、要約すると・・・今までに無いタイプの気弱な主人公にしてみるってこと?
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:17:21.48 ID:a6WVj1v/O
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:19:01.09 ID:u+OGmXod0
>>320 そんな感じ
最初のスレに内気とか気弱を絵にしたような奴がいてな
それが読みたい
だれか書いてくれまいか?
俺に文才はないはずなんで
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:20:35.54 ID:veaFOtM30
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:22:14.20 ID:nB6v00fD0
>>322 んー、気弱とは少し違う様な気がするんだけど
今書いてる奴の主人公はそんな感じ・・・かな?
完成までまだまだ掛かりそうなんで、気長に待っててくれ。
進まないから設定だけでもぶちまけようと思ったけどやめておくことにした
やっぱ完成させないとダメだよな!
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:29:06.62 ID:nB6v00fD0
>>325 アイデア浮かばなくても突然思い浮かんでくることもある。
風呂にでも入って考えると良いんじゃね?
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:34:44.06 ID:mkRdmMDl0
ごめ・・・だめだった。
途中から再投下していいかな?
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:36:19.69 ID:6vBHlUJ+O
バッチコーイ
330 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 23:40:46.72 ID:mkRdmMDl0
『双子』(←まだ題考えてない)超大まかなあらすじ
似てない双子で外見かわいい、中身人望有りとともに良しの兄『尋海』と、それにコンプレックスを感じていながらも、
幼馴染の『昌俊』の言葉のおかげでそれを乗り越えて、普通に生きていた弟、『明』(主人公)
けれども、ある夜、同時に女体化現象に襲われる兄弟。尋海の方は外見的には大した変化はなく、そのままの美少女になる。
しかし明は違った。あくまでも十人並みだった外見が、尋海そっくりに変わってしまっていたのである。
次の朝(日曜日)。夜通しの仕事から帰ってきた母親に事情を説明。
あまりに変わってしまったため、準備が終わるまで外に出ない方がいいと母親に言われた明を残して、
兄弟の分の買い物に母親と尋海が出かけていった。
こっから再投下するつもり
331 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 23:44:21.44 ID:mkRdmMDl0
再投下分
―――ガチャ―――
空気が動く感じがして、僕は目を覚ました。
「開いてるし……。おじゃましまーす」
母さんめ…鍵かけないで出かけて行ったな…?
返事も待たずに勝手に入ってきた足音の主は、廊下を抜けて、そしてリビングに来たところで歩みを止めた。
こんなふうに入ってくるのは一人しかいない。
もう10年以上の付き合いだから、ある程度は信頼してるし、今更誰も注意したりしな……。
「なんだ、尋海だけなのか?」
何かが、壊れる音がした。
「あいつは、どこ行ってるんだ?」
キョロキョロ見回しながらの昌俊の声が、こんなに近くにいるのに、フィルター越しのように聞こえてくる。
「あいつ…って?」
「尋海の弟だよ」
尋海の弟は…僕だ。今、おまえの目の前にいる『明』なのに……。
「いまは、出かけてるみたい」
いつから昌俊は僕の名前すら呼んでくれなくなった…?
「『アキちゃん』、に何か用でもあるの?」
どうして僕は尋海の口調を真似ているんだろう…?
「いや、別に何もないけどさ」
やっぱり、だよね。昌俊の中では、『僕』にはほとんど価値なんか無いんだよね…。
「尋海? どうかしたのか?」
「なんでもない……」
「そんな変な顔色して、なんでもないってことないだろ」
両方の肩を掴まれて、無理やり上を向かされる。
332 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 23:45:04.18 ID:mkRdmMDl0
そんなに心配するのは尋海だから、だろう?
「女の子になっちゃったのが、ちょっとショックで…」
何に傷ついてるかなんて知られたくなくて、自分から体の変化を明かした。
「お、んな…って、おまえ、女体化しちゃったのか!? …だけど、あんまり変わってないな、可愛いまんまだ」
僕は、こんなにも変わってしまったのに、昌俊はまったく気づかない。
――……違う…。
昌俊の中では、ここには『明』は存在してないんだ……。
ずっと、ずっといっしょにいたのに…、こんなに穴だらけの演技なのに……、僕が明だとは思いつかない昌俊。
それほどまでに僕は必要とされていない、と突きつけられた気がした。
「でも女になったってわりに胸の方は…」
「帰って」
必死に、それだけ紡ぎ出せた。
「今日は、帰って!」
あまりの剣幕に面食らった昌俊は、それでも僕――尋海のそばから離れようとしない。
「帰って! 帰ってったら!!」
「落ち着けよ。いきなりどうしたんだ?」
手首を掴まれて、抵抗が止められる。力がまったく及ばなくなってることにさらに恐慌が深まっていく。
「放してよっ!」
こんな顔、見られたくないのに…っ。
だだをこねるように、ぶんぶんと手を振り回して、でもそれは昌俊に止められてしまう。
333 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/15(金) 23:45:39.18 ID:mkRdmMDl0
「こんなになってる奴を放って帰れって言うのか?」
真剣になった昌俊の声に一瞬嬉しさが湧いて。だけどその言葉は一つも僕に向いていないことにどこまでも深い悲しみに覆われた。
溢れそうになっていた涙を、もうこらえていることはできなかった。
「……っふ、…ぇ…」
情けないしゃくり声も出てしまって、いっそここから消えてしまいたくなる。
――…それもいいかも……。
僕を僕だと、誰もわかってくれてない。尋海の顔をしているのは尋海だけで十分なんだから…。
「…………っ…」
困惑したような、昌俊の小さすぎる声が聞こえたけど、何を言ったのかわからなかった。
次の瞬間、突然引き寄せられて、気づけば僕は昌俊に抱きしめられているかのような体勢になっていた。
まだ状況が理解できないうちに、僕は昌俊にあごをすくいあげられて。
そして唇をふさがれた。
「――――っ!?」
意味がわからなかった。
頭の中が真っ白になって、何も考えられない。
どうして、どうして、どうして???
それでも唇が離されて、至近距離で昌俊の顔を見た瞬間、今まで感じたことのない強い感情に支配されて。
僕は思いっきり昌俊の頬を殴って、自分の部屋に駆け込んだ。
昌俊が僕を追ってくることはなく、玄関が閉められる音を僕は自分の部屋で聞いたんだ…。
ここまでは落とした
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:49:24.21 ID:J9Aqx2rbO
続きwktk
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/15(金) 23:50:06.39 ID:2quTxoTJ0
wktkwktk
336 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/16(土) 00:03:47.16 ID:CePGn0150
次の日の月曜日、学校での出来事は語るに落ちる程度のことだった。
みんな、誰もが僕が女の子になってしまったことよりも、僕が尋海そっくりになったことに興味を持った。
『わぁ〜、本当に双子になったみたい』
『尋海くんそっくりでかわい〜!』
『なあ、ちょっと3組まで行って並んでみてくれよ〜』
休み時間という休み時間、毎回同じようなことだけを繰り返されて、心が凍り付いていくのがわかった。
ようやく僕が返事をする気がないと理解したのか、放課後になった今はみんなさっさと思い思いの場所へ散っていく。
僕も、いつもならすぐに尋海のクラスまで向かうんだけど、自分の席からどうしても立ち上がることができなかった。
昌俊は尋海と同じクラスで、尋海に会いに行くと、必然的にあいつとも顔を合わせることになってしまう。
――そんなこと、できるわけがない…。
僕と尋海が女体化してしまったことは伝わってないはずないけど、幸いにも昌俊は僕の前には現れなかった。
――いや、やっぱり…って言うべきなのかも…。
あんなに可愛い尋海が女の子になったんだから…、余計に僕に気を回すことなんかないもんね…?
そうだよ。だから昨日、僕を尋海と間違えてあんなこと……っ。
「って……あれ?」
昌俊は『アレ』を尋海にしたつもりなんだから、いっしょにいる尋海はかなり危ないんじゃないか?
それに気づいて、僕は教室を飛び出した。
尋海に手を出されるのをむざむざ見逃すことなんかできないし。
…それに昨日のあのことを、間違えて僕にしたんだと昌俊にばれたくなかったんだ……。
337 :
P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/09/16(土) 00:04:35.12 ID:CePGn0150
廊下を歩いていく間、何人にもちらちらと見られるのがわかったけど、そんなのに構わず、僕は尋海の教室の前まで来た。
だけどいつものように教室の扉を開けることは躊躇われた。
もし、もう昌俊が話してしまっていたら…。
それに今は昌俊に軽口を言われても、冷静に受け止められる自信が…無い。
――やっぱり、帰ろうかな…。
気持ちが負けてしまって、扉にかけた手が落ちてしまう。
それでも踵を返しかけた僕は、中から聞こえてきた声に足を止めた。
「尋海…、今日はあいつ、来ないのか?」
昌俊の、声だ。
「ね、アキちゃん、遅いね」
続いて尋海の声も聞こえてきた。
3人で帰るのが、習慣になっているけど、実際僕は昌俊にいっしょに帰ろうと言われたことはない。
昌俊が尋海を誘って、それに僕は監視役のようについて行ってるものだと思っていた。
だけど、昌俊も少しは僕のことを気にしてくれていた。
昌俊の目は全部尋海に向いているとしても、その中から僕の存在を消さずにいてくれた。
たったそれだけのことなのに、とても嬉しい…。
「ごめん。掃除当番で遅くなった」
さも今来たように。今の会話なんか聞いてないように装って、教室の中に入り話しかける。
昌俊は僕の姿を見て、目を見開いて。けどやっぱり何も言わずに、いつもみたいなセリフを吐いた。
「でも、遅刻は遅刻だしな〜」
それだけで…十分だった。
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:09:51.02 ID:CePGn0150
また長くなりそうな悪寒
ここで重大発表。20日までにレポートかかなあかんから、こっち書く速度が落ちます。
すんません
じゃあ今夜はお休みなさい ノシ
>>338 乙乙乙です!無理せずに!!!
おやすみなさい!
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:16:14.30 ID:ZFRec19L0
>>338 おつかれー
こっちに力入れ過ぎてリアル棒に振っちゃ元も子もないからねー
続きは気になるけどそっち優先で無理せずに。
続きwktk保守
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:20:12.31 ID:W+3RvJz70
乙。
なんだか明が…orz
ところで、この後誰か投下する?
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:22:13.38 ID:2X9+5S4c0
孔明っすけど今書いてますが、まだ投下までかかりそうです
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:23:30.20 ID:tUQ0nPrz0
ここのサイトにこのAAを貼ればダイジョウブだよ
http://fishing-bass.bbs.thebbs.jp/1146750487/600- 熊 本の バ ス 釣 り は 俺 ら に 任 せ と け!!
∩∩ .V∩
(7ヌ) (/ /
/ / ∧_∧ /
/ / ∧_∧ ∧_∧ (´∀` ) ∧_∧ ||
\ \( ´∀`)―--( ´∀` ) ̄ ⌒(´∀` ) //
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ前科者 /~⌒ ⌒ /
| |ー、 / ̄| //`iさとも系 /
| 中卒 | 高校中退 (ミ ミ) | |
| | | | / \ | |
| | ) / /\ \| ヽ
/ ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ |
| | | / /| / レ \`ー ' | | /
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:24:43.80 ID:W+3RvJz70
把握
俺
>>112なんだけど、孔明氏が投下出来るまで俺が投下していい?
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:26:20.23 ID:+7XTfSZo0
どんとこい
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:28:05.28 ID:W+3RvJz70
サンクス
とりあえず昨日の反省を生かして、あまり長くならないようにする。
17レス使ってるとか orz
348 :
>>112:2006/09/16(土) 00:29:55.36 ID:W+3RvJz70
>>138 〜 〜 〜
俺はゆっくりと目を開けた。
部屋の中は既に暗く、どうやら日は沈んでいるようだった。
電気をつけ、俺が時計を確認すると針は丁度七時を指している。
ドアを開け、部屋を出る。
階段から下の様子を窺うと、どうやら両親はもう帰ってきているようだ。
トン、トン、と俺は階段を降りていく。
リビングにいくと、丁度皿が並べられるところだった。
「あ、褌貴ちゃんおはよう〜」
「……あぁ」
姉貴のちゃん付けに違和感を感じたが、気にしないようにする。
家族四人が揃った所で、俺たちは夕食をとる。
「あのさ、学校のことなんだけど」
「あぁわかってる。とりあえず、名前はそのままでいいよな?」
と、父。
俺の名前は"みつき"。男でも女でも通用する名前だ。
いや、どちらかというと女寄りか?
どっちにしろ、そんな名前だから変える必要もないだろう。俺は父の言葉に頷いた。
349 :
>>112:2006/09/16(土) 00:31:23.58 ID:W+3RvJz70
>>348 「うふふ、制服はもう注文してきたからね。あとは…服と下着をどうにかしないとね〜」
「明日買いに行こうよ、母さん明日休みでしょ? 私もついていくからね!」
はいはい、と母。心なしか楽しそうに見える。
確かに俺は男物の服しか持っていない。
いや所持していたらそれはそれで問題だろう。
色々と話し合いながら俺は夕食を片付ける。
そして傍に置いてあった麦茶を飲み干し、席を立った。
「(*´Д`)ハァハァ」
「妄想はしなくていい」
幸先不安だが、まぁなってしまったものはしょうがない。
前向きに考えてみよう。
昼寝の前に少し泣いてしまったが、大丈夫…もう落ち着いた。
「ちょwwwwwwwおまwwwwwwww最初から落ち着いてるだろwwwwwwwwwwww」
という声が聞こえてきそうだがそんなことはない。
不安にならない者などいるだろうか。……いるかもしれないが、それはごく一部の者だけだろう。
350 :
>>112:2006/09/16(土) 00:33:04.15 ID:W+3RvJz70
>>349 ――ガチャッ
ベッドの上でジャ○プを読んでいると、姉貴が部屋に入ってきた。
「俺は部屋に入る時はノックしろと、いつもいってたと思うけど…」
「あぁごめんごめん、風呂の準備が出来たから呼びにきただけ」
「ん、わかった」
パタンとジャ○プを閉じて、本棚にしまう。
「そのしゃべり方、なんとかしないとね〜」
「……いきなり変えられるわけないだろ」
着替えを持って、俺は洗面所に向かう。
なぜか姉貴もついてくる。
「"俺"じゃなくて、"私"とか"自分の名前"で喋り方はそのままで。ん〜クールビューティー♪」
「自分の名前って、サッカー部のエースの子じゃないんだから……それよりもついてくるな」
洗面所の前まで来た俺は、姉貴に向かってしっしっと手を振る。
姉貴は頬を膨らませているが、そこは無視。
ドアを開けて、閉める。……そして鍵をかける。
「あれ〜? 何で鍵かけたの?」
「……わかるだろ?」
351 :
>>112:2006/09/16(土) 00:35:36.12 ID:W+3RvJz70
>>350 俺はさっさと黒のシャツと長ズボン、トランクスを脱いで風呂の戸に手を掛ける。
そこで動きが止まってしまった。鏡には一糸まとわぬ自分の姿。
胸は小さすぎず大きすぎず。…B、Cくらいあるのだろうか? よくわからない。
そして本当に綺麗な白い肌、シミひとつない。腰のくびれもあわさって妙に色っぽい。
……俺は思わず頬を紅く染めてしまう。 ………あれ、ドアが少し開いて…
「ニヤ(・∀・)ニヤ」
「っ!!」
バタンっ!!
「み、みみ、見るなっていっただろっ!(恥)」
俺は勢いよくしめて、もう一回鍵をかける。
どうやってあけたのだろうか? まぁそんなことはどうでもいい。
とにかく早く風呂から上がったほうがよさそうだ、身の危険を感じる。
――チャプン
「…ふぅ……」
「お〜い、湯加減はどう〜?」
姉貴はどうやらまだドアの前にいるようだ。
「丁度良い……だから、頼むからどっかいっててくれ」
「それは出来ない相談だなぁ〜」
「……」
俺は速攻で体を洗い始めた。
352 :
>>112:2006/09/16(土) 00:39:32.33 ID:W+3RvJz70
>>351 丁度パジャマに袖を通したところで、ガチャリと鍵があけられた。
そしてドアが開けられ、姉貴のがっかりした顔が隙間から覗いてくる。
「なんだ、もうあがっちゃったんだ」
「……落ち着いてゆっくり入れるわけないだろう」
タオルで髪の毛を拭きながら、俺は洗面所をあとにした。
どうも姉貴の様子が変だ。
俺が女体化してからか。俺が男だった頃はとても優しい良い姉貴だったのだが。
まさか"そっちの気"があるのでは?……俺は首を横に振り、馬鹿な考えを捨てる。
そんな………いやまて、今までの行動から……十分にありえる。今後も注意を怠らないようにしなければ。
…まさか、俺が昼寝していた時も何かやられたんじゃ…?
「…」
自室に戻り、俺はベッドに横になる。
最近は涼しくなったとはいえ、やはりパジャマを着るには暑い。
だがこんな体になってしまった以上、Tシャツとハーフパンツというわけにもいかないだろう。
「…下だけ脱ぐか」
ドアを確認してから、俺はズボンをおろす。
下に履いているのはトランクスではなくボクサーパンツだ。
「ふぅ、これなら少しは楽かな」
脱いだズボンを適当に放って、俺は再びベッドに横になる。
心地良い風が俺は包み込む。それを感じていると眠気が襲ってきた。
俺は抵抗せずに、そのまま眠りに落ちていった。
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:40:46.36 ID:lBJqO2NjO
354 :
>>112:2006/09/16(土) 00:41:06.10 ID:W+3RvJz70
>>353 〜 〜 〜
〜 〜 〜
「う〜ん、上はパジャマ。下はボクサーパンツ……か。綺麗な脚…フフフ」
朝の六時半を過ぎた頃。私は昨日のように褌貴の寝顔を覗き込んだ。
視線は段々と下にいって、脚でとまる。
もう一度褌貴の顔を見てみるが、よく眠っているようだ。
「すぅ…すぅ…」
「…ん〜」
最初は眺めているだけって思ったけど。
ちょっとイタズラしてみたくなった。ということで早速やってみる。
…にやにやがやめられない止まらない。
とりあえず腿(モモ)に手を乗せて動かしてみる。
「んっ…んぁ……ぁ」
「…(ドキドキ)」
355 :
>>112:2006/09/16(土) 00:42:42.48 ID:W+3RvJz70
ここまで。
こんくらいでいいんかな
とりあえず最終的にどうしたいのかわからないんだぜ?
行き当たりばったり。じゃ名無しに戻る。ノシ
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:43:50.21 ID:+7XTfSZo0
生殺しwwwwwww
次もwktkしてるんだぜ?
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:44:25.83 ID:5TUil1sV0
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:46:47.98 ID:cpP1z3CS0
ここで熟練の 生 殺 し
GJ!
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:47:23.26 ID:RY8AGczt0
ちょwww続き気になるwww
身長低いのを気にしてる主人公
女体化したらますます身長が低くなるんだが縮んだ分が胸に回ってきて・・・
ま た 生 殺 し か
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:52:50.59 ID:ZFRec19L0
ちょwwwこれは酷い生殺しですねwww
えぇい!続きは俺の妄想で補ってやるわっ!
とりあえずwktkして続き待ってるwwwww
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:53:32.25 ID:W+3RvJz70
このスレに書き込んだの昨日が初めてなんだけどな。
だからあれだ。職人さんの真似してみたぜ生殺し
ちなみに俺は元々文章書く人じゃなくて絵描く人なんだぜ?
そんなわけだから気が向いたら俺の書いてる作品のキャラを描いてみようと思う
それよりも次の職人さんにwktk
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 00:56:48.38 ID:navJZcBV0
>>173の続き書いてみたんだが、神二人のあとだと投下しづらいな…
保守代わりの投下ってことにするけどいいよね
>>363 絵師さん、ktkr!うp!うp!
>>364 何言ってるんだyo!どんどん投下待ってるんだyo!
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:00:33.29 ID:RY8AGczt0
>>363 おまっww才能有りすぎww
作家兼絵師てwww
これは漫画うpか?www
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:01:09.95 ID:navJZcBV0
食堂で直之と別れてから、そのまま自分の教室へ戻る。
何にも考えずズンズン入ってしまったのはちょっと失敗だったかも。
自分に気付いた近くの生徒から、水面に広がる波紋のようにひそひそ話が始まる。
今さら引き返せないのでかまわず自分の席に着いた。
「あのそこ橘の席なんだけど?」
森田め。なんの億劫も無く話しかけてきやがって。
「俺は橘だ。だからここに座ってるんだ。何か文句あるのか」
振り返って言い返す。ちょっと口調が荒いのはイライラしてるせいかもしれない。
「お前が橘?お前女じゃん。でもなんで男子の制服着てるの?」
めんどくさいけど説明してやった。
そしたらこの森田のヤツめ。とんでも無いことをしやがった。
「お〜い。高野、青山、小西!こいつ橘!!例の女になるってヤツで女になったらし
いぞ!!」
離れた席で話していたやつらに大声で叫びやがった。
その瞬間にざわめきが広がる。なんか教室から飛び出していくやつもいる。恐らく
他のクラスにも伝えにいったんだろう。
「バ、バカ野郎!大声で言うな!」
「どうせすぐ広まることだろ。そんなこと気にすんなよ」
気にするってんだ。
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:06:05.00 ID:W+3RvJz70
職人ktkr!!
wktk!!
>>365 すまん、そんな体力は残ってないwwwwwwwwww
>>366 俺に漫画描ける画力はないんだぜ?
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:06:53.07 ID:navJZcBV0
じゃあ一気に投下していきます
「なぁなぁ森田。さっきの話本当?この子橘なの?」
「おぉ。本当らしいぞ」
比較的席の近かった青山が先に来て森田に質問している。
「俺の彼女になってくれ」
「断る」
高野と一緒に話していた小西が俺の前に来るなりたわけたこと言ってきやがった。しか
し即答で撃墜した。
「乳揉ませろ」
「嫌だ」
そんなことさせるはず無い。
「なんか小さくなってるね」
「そうだな。女になると背も低くなるんだな。今160も無いかもしれん」
青山はわりとまじめに質問してきた。
「スリーサイズは?」
「知らん」
バッサリと切り捨てる。それに知ってたとしても教えない。
「乳揉ませろ」
「……」
高野は無視した。
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:07:39.27 ID:navJZcBV0
「髪も伸びてるね」
「ホントだ。顔が変わるだけじゃなく髪も伸びるのか」
気にしてなかったけど肩位まで伸びている。それにしても青山は真面目で良いやつだ。
「もう一度言う。俺の彼女になってくれ」
「もう一度言う。断る」
なんだよコイツ。そんなことしか考えてないのかよ。
「乳揉ませろ」
「……」
高野は完全に無視した。
なんだか一気に相手をしたせいで疲れてきた。
早く先生が来ないかなと思ったところでタイミングよく先生が来てくれた。
「よ〜し。始めるぞ、席に着け」
「ほら、お前ら散れ」
しっしっと追い払う仕草をする。
バカ2人の相手をしたせいで疲れた。この時間はもう寝ることにしよう。
そう思い机に伏せた。9月にしては心地よい日差しで、すぐに眠れそうだった。
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:08:38.07 ID:cpP1z3CS0
wktk
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:09:18.10 ID:navJZcBV0
目を覚ますと教室は夕焼けでオレンジに染まっていた。
寝起きの頭で考えること数十秒。
「もしかして俺……。置いていかれた?」
何だよ。みんな酷いな。せめてホームルームの時に起こしてくれてもいいのに。
「お、やっと起きたな。じゃあ帰るか」
自分の右側からいきなり声が掛かり驚いてしまった。
「わ、わ。直之。いたのか。……ってなんで起こしてくれないんだよ!」
「スマンな。多分疲れてるだろうと思って起こさなかった。それに……」
「それに?」
「よだれ垂らして気持ち良さそうに寝てるのに、それを起こすのはかわいそう
に思えてな」
「え?え?嘘、よだれ!?」
慌てて口元に手を当ててみるが……。
「なんだよ。よだれなんか垂らしてないじゃないか!くだらないこと言うなよ!」
見るとイタズラっぽい笑みで俺を見てる。
またこいつにいいように遊ばれたと思うと悔しさと恥ずかしさで頭がいっぱいになる。
なんだか直之は、昔からこんなしょーもないこと言って俺があたふたするのを楽しんで
る節がある。
「そう怒るな。ほら帰るぞ」
「ていうかなんで俺が起きるの待ってたんだ?さっさと帰ればいいのに」
「ん〜。まぁ、それでも良かったんだがな。また倒れたりしたら大変だろ」
「だからもう大丈夫だってば。心配しすぎ」
鞄を持ち席を立つ。一緒に連れ立って教室を出る。
こんな調子で喋りながらだったからすぐ家に着いた。
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:12:43.05 ID:navJZcBV0
ここまでしか書けてないです
しかもあんまり先のこと考えてないし…
自分ではこれでみんなが満足してるのかと心配です
>>373 ま さ か の 2 連 装 生 殺 し
乙GJ!
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:14:51.63 ID:W+3RvJz70
>>373 いつも思うが
生殺しっていやなものだなwwwwwwwwww
GJ!!
続き楽しみにしてる!
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:16:53.73 ID:ZFRec19L0
>>373 先のことは考えないで書いた方が良いかも知れないぞ?
あらすじとか決めると書ける内容制限されたりするし
自分の思うままに書いてけばそれでいいと思う
それと、他人の反応は気になるだろうけど、楽しく書ければイージャナイ
続きwktk
377 :
孔明 ◆fzpLpgOYbk :2006/09/16(土) 01:18:28.75 ID:RY8AGczt0
>>317の続き。そして俺の文のクオリティの低さに愕然orz
夏が終わり、秋。
俺とサヤカの関係がこの秋に大きく動き出した。
学園祭当日。
俺達のクラスの出し物はプラネタりウム。大きな布に特殊な塗料で星を書いて、そこに紫外線を当てて光らせる。
これがなかなかキレイなんだ。
運が良いのか悪いのか俺とサヤカは共に午前中の担当。しかも二人だけだ。
「じゃ、あとはよろしくー」クラスメイト達は最後の準備が終わると各クラスの出し物を見に行ってしまった。
真っ暗な教室には俺とサヤカの二人きり。どことなく気まずい。
「・・・お客さんこないな」沈黙に耐えかねて口を開く。
「・・・うん」
そこで会話が終了した。
・・・また沈黙が訪れる。
「ヒロ」今度はサヤカが口を開いた
「ん?」
「・・・前から私のこと、避けてるよね?」
サヤカの突然の問いかけに俺はすぐに答えることができなかった。
そして答えを出そうとしたとき、教室のドアが開きお客さんが入ってきた。
378 :
孔明 ◆fzpLpgOYbk :2006/09/16(土) 01:21:46.80 ID:RY8AGczt0
>>377続き。そして初めての連投。そして切るとこ間違えた
学園祭が終わり、教室の後片付けが終わりクラスメイトのほとんど帰り始めていた。
俺もそろそろ帰ろうと思いタクヤを呼びに行く。
「おーいタクヤー、そろそろ帰ろうぜ」
するとタクヤの傍でサヤカが泣いていた。
「おい、タクヤ、なにサヤカ泣かせてんだよ!」
俺はタクヤに掴みかかる。いくら親友でもサヤカを泣かすのは許せねぇ。
「・・・っ、離せよ!泣かせたのはおめぇのほうだろ!」
意味がわからねぇよ。「おい、タクヤ―」
「あとはおめぇの問題だ、さき帰るぜ」
そういうとタクヤは教室を出て行った。教室には俺と、小さくなって泣いている女の子。
サヤカが泣き止むまで俺はなにも出来なかった。
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:23:26.81 ID:RY8AGczt0
>>378続き。正直、ぬるぽ
タクヤが出て行って30分くらいたった頃、サヤカは顔を上げた。その顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた。
「ひっ・・・えぐっ・・・ヒロの・・・ばがぁ」
そう俺に言った後、サヤカはさらに泣き出してしまった。
「・・・あー、俺が何かしたか?サヤカの気に障るようなことでもしたか?」
「だってぇ・・・2年前くらいから・・・あんまり話してくれなかったり、避けたりしてぇ」
「そ、それは違うんだよ。別にサヤカの事嫌いになったとかじゃなくて」
「じゃあなんなのよぉ!さっきも答えてくれなかったじゃない」
・・・まいったな。今までサヤカが泣いているところは何回か見てきたが、こんなに取り乱しているのは初めてだった。
「・・・わかったよ。ちゃんと答えるから、だから落ち着いて聞いてくれ」
「・・・うん」
「中学入ってから、その、サヤカのこと意識しちまって上手く話せたりできなくて・・・目があったりすると恥ずかしくて・・・それで避けたりしたようになっちゃってて」
「・・・じゃあ、嫌われてたわけじゃないの?」
「違ぇよ!逆だよ、好きなんだよ。大好きなんだよ」
・・・勢いで言ってしまった。急に恥ずかしくなって思わず俯く。
「ヒロ」
「なんだよ」
チュッ。俺の唇にやわらかいものが触れた。
「なっ、なにしてんだよ!」
「仲直りのチュウ♪」
この後の帰り道で俺は改めてサヤカに告白し、2年越しの両想いがようやく実を結んだ。
俺達は再びキスをした。
こうして俺とサヤカは付き合うことになった。付き合ってからといっても小学生のころに戻った様な気がする。
お互いにふざけあったり、笑いあったり。ようやく元に戻ったという感じがした。
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:25:24.35 ID:cpP1z3CS0
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:27:19.36 ID:RY8AGczt0
最後にコテつけ忘れたw
このお話はハッピーで純愛なお話
・・・じゃないよwww
こっからどんどん鬱展開がまってるぜw
構想練ってる俺も鬱になりそうだぜorz
やっぱハッピーエンドがいいのかな?
>>381 チョイスされた名前に、ちょっとびっくりなんだぜ。
ここはおとなしく罠にかかるので、思う存分罠を張って欲しいんだぜ。
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:41:31.16 ID:lBJqO2NjO
仕置きつかまつりまする
我ら読者をかような生殺し地獄へと陥れた
神々を仕置きつかまつりまする…
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:50:50.70 ID:ZFRec19L0
保守
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:51:02.90 ID:RY8AGczt0
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 01:56:26.20 ID:QoY8PoDV0
388 :
女体化しないネタ:2006/09/16(土) 02:04:08.24 ID:C3TUYy+G0
「お前誕生日って明日だっけ?www 例のアレ、ヤバイんじゃね?www
まあ俺は平気だけどwww」
――悪友の言葉。それが漠然と考えていた俺の不安を具現化した。
これが、この軽口の一言がターニングポイントだったのかもしれない。
「あのさ、ちょっと言いたいことがあるんだ」
「え、なになに?」
――隣に住む幼馴染。小さい頃から一緒にいた。家族ぐるみで付き合いもある。
でも、違うと思ったんだ。女同士で付き合うのは違うと思ったんだ。だって、この俺の気持ちは――
「えーと、うーん……困ったな。いきなりだもんね。……でも、いいよ」
「え」
「してもいいよ、って言ってるの」
「でもお前、俺のこと」
「そうね恋愛対象としては見れない。でもアンタは男でないと……なんかイヤ。
男でいたいんでしょ? 一生の問題だもん、だったら許す。アンタだけだからね、こんなの。
でももし、責任感じるなら」
「感じるなら?」
「私を惚れさせるいーい男になんなさい。いいわね?」
――それは、嘘だった。はじめての、ぎこちない情事の後のことだ。
「さっきの撤回」
「は?」
「ゴメン。私、強がってた。怖かったんだ、そういうことするの。だから、アンタの気持ちが強くないなら、って思った。
でもね、今思ったんだ。もししてなかったら、私が後悔した。キミが女になっちゃうのは、イヤだよ」
「俺、何度も言うけどさ。お前のことが好きだよ」
「わかってる。私は初めて言うけど……キミが、好きだよ」
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 02:04:44.53 ID:ZFRec19L0
>>381 ハッピーエンドの方が精神的には良いけど
見るも耐えれぬドロドロな鬱展開も見てみたいような・・・
>>386 だぼだぼの服萌えスwwwww
390 :
女体化しないネタ:2006/09/16(土) 02:04:49.14 ID:C3TUYy+G0
――そうして俺は女体化を免れ、幼馴染から幼馴染の恋人へとランクアップした彼女と一緒に、今、登校している。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
――猛烈な勢いで走ってくる女子生徒。はて、見覚えは無いが。
「お、おおお俺誕生日まだだから大丈夫だと思ってたのに! 女に女にいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
――最悪のオチだ。彼……いや、彼女にかけてやる言葉はひとつだけだった。
「お前がなっちゃうのかよ!」
――彼女は、俺の良く見知った悪友だった。
〜fin〜
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 02:13:30.47 ID:ZFRec19L0
>>390 最後のオチと三村風ツッコミにワラタwwwww
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 02:28:07.25 ID:RY8AGczt0
>>386 おいおい保存しちまったじゃないかwww萌えたわwww
>>387 YOU教えちゃいなよ
ちなみにこの話の25〜50%くらいは実話
>>389 みるも耐えかねないのは書く自信ないわw
でも、女体化した葛藤っつーかいろいろ書いてみたいわけよ
>>390 悪友に萌えたwww
キオクノアトサキ風味ならば大歓迎
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 02:51:17.43 ID:qLV74yT1O
ほ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 02:51:50.43 ID:DvpDFtg20
り
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 03:10:39.67 ID:ZFRec19L0
か
397 :
SoN ◆wRiTe9tg8k :2006/09/16(土) 03:20:53.27 ID:ZFRec19L0
どうも、素人改めSoNです。
激しく減速してるんで保守のついでに現在の進行状況報告。
とりあえず八割方は完成して、早ければ明日にも投下出来そう
それと、夢中になって書いてる内にかなりの長文になってたことを先に言っておく。
んじゃ、おやすみ ノシ
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 03:23:15.59 ID:+7XTfSZo0
俺は長文歓迎だ
どんとこい
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 03:36:12.86 ID:FzP7d9xQO
「あーあ、もうこんな時間か。寝なきゃ…」
ケータイの小さなサブ画面を見て、日付が変わっている事を確認すると私はもそもそとベッドにもぐりこんだ。
少しひんやりしたベッドの中でぼんやりしてると、ある事を思い出してケータイを開く。
ピッピッ…
電子音だけが静かに響く。
『まだ起きてるー?』
そうとだけ書いたメールを送信する。
返事は1分も待たずに届いた。
『こんな時間になんだよ。』
ほす
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 04:01:41.14 ID:FzP7d9xQO
だめだ、ねむいorz
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 04:26:23.26 ID:xoLwDSE30
ほす
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 05:37:33.93 ID:fB7U2WLr0
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 06:31:44.13 ID:BZ3S6q6OO
ほ
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 07:58:37.88 ID:R18MO5K4O
る
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 08:34:20.37 ID:BGRWvtC5O
も
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 08:41:13.01 ID:QoY8PoDV0
ん
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 09:06:05.80 ID:BGRWvtC5O
へ
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 09:21:02.62 ID:c6JLWiAM0
>>271です。保守ついでに報告です。
エロなしの方向だけどストーリ完成。
アイディアありがとうございました一応全部入ってます。
--
派手な音が聞こえる。ざわめく野次馬。
体の感覚はない。世界が赤く廻りだす。
思考を止め、私の意識は落ちていった。
--
完全な暗闇から投げ出されたように、意識は戻った。
辺りは白いものばかりだ。
気配を感じ、誰かが来る。それは、近づいてなにやらしゃべった。
>>409の続き
少女(主人公)の日記から
--
○月 ○日
はじめて りょうしんというひとにあった。わたしには あにもいたらしい。
おぼえてはいなかった。 きおくそうしつに なったらしい。
--
×月 △日
あれから、三ヶ月がたった。日本語も少しずつわかってきた。
わたしと同じくらいの人が来て、泣いていた。なぜだろう。
--
#月 ○日
相変わらず記憶は戻ってこない。やっと二人と同じくらいに、
勉強できるようになった。次のテストでは負けない。
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 09:41:55.12 ID:c6JLWiAM0
>>410の続き
兄の視点から
--
今日があいつの誕生日。
数少ない親友と隣のコがお祝いに来てくるらしい。
パーティーも終わりを告げかける頃。
「忘れてた。ほら、プレゼントだ」
俺は小さな包みを出す。
「ありがとー」
無邪気な笑顔を見せてくれた。
「後は三人で楽しんでってくれー」
「おかまいなくー」
隣のコが優しい声をだす。
その言葉を背中で受けながら部屋へ向かった。
女になって三年か…
長い植物人間状態で童貞は卒業できぬまま、女体化した。
ほかのヤツよりかなり早く十二歳で女体化していったっけ…
元男とは本人も知らない。なにせ記憶が無いからな。
そんなことを無意識に考えた後に、俺は眠りについた。
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 09:59:25.65 ID:lBJqO2NjO
ほ
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 10:05:05.14 ID:c6JLWiAM0
>>411の続き 続きは午後から書きます。
少女(主人公)視点から
--
「いってきまーす」
玄関から台所に向かって声をだし、家をでる。
幼馴染がバス停でキョロキョロと辺りを窺っていた。
「おはよー」
「いっつも待たせる気なの?」
そんなやり取りをして、学校に向かった。
--
教室のみんなのテンションは異様だった。
明日から夏休みだからだけど…
--
軽やかに時間は過ぎた。親友がこっちに来て話しかける。
「明日出かけないか?」 なぜか顔が赤くなってる。
「いいよ」 即答して軽く頷く。
「十時駅にきてくれよ」
逃げるように去っていく親友をみながら、帰っていった。
414 :
>>444:2006/09/16(土) 10:11:51.69 ID:PP06vw+K0
前スレでぶつ切り生殺しした人です。
今思いついた小ネタ。
---
「ここをこうやってだな…」
「あー…うんうん」
カタカタとクリックの音とキーボードの音、少しのPCのファンの音がする中、
僕らは黙々と学校の課題をしていた。
ただし『僕ら』と言っても、僕は女体化してしまった童貞男で、友達は女体化が起きなかった健全な男子。
夏休みの寒いくらい効いたクーラーの中、極端に席を近付けて僕らは座っていた。
「だから、そこ違うって」
「ぁわ…ごめ、ちょっと待ってよ…」
課題が未だに訳の分からなかった僕に、優しく手を差し伸べてくれた友達の手を取らないわけが無かった。
情報の先生は課題が出来てないことを理解してくれ、特別に二人だけのために情報処理室を開けてくれた。
時折、無言になる中で黙々と消化されていく課題。
そういえば、夏休み頭で女体化してしまった僕の制服姿を見るのは、彼は初めてじゃないだろうか。
そのままを受け入れる彼にとても感動してしまった。
『そういうことがあっても良いだろ』って。
415 :
>>444:2006/09/16(土) 10:24:54.87 ID:PP06vw+K0
>>413 わ。投下かぶりましたね。
申し訳ない…。
---
>>414 「…ん?…うーん…」
「何?分からんのか?」
「いや、ここの指定をするのがさ…」
「これはこうすると楽…」
「…っ」
マウスを持つ手に上から重ねられて、少しどきりと心臓が鳴った気がした。
男のときは何も感じなかった…というか、同性に対してそんな感情が起きるわけが無いんだけど…
女になって気付く。
こいつの手…大きいな……。
自分にはそんな感情は似合わないと瞬時に頭の中で変換されて、僕はふるふると頭を振った。
「どした?」
「いや…何でもないよ、うん」
軽く首を傾げた彼は、それ以上深くは追求しなかった。
女になってすぐに誰かを好きになるなんてこと、そんなことはない。
女体化した、という事実にすらまだ自分の気持ちは追いついていないんだから。
しばらく課題をしていて、軽いスキンシップでも微かに反応してしまう自分を振り払うためにその度に頭を振っていたら、
『お前、今日変じゃね?』と軽く笑われてしまった。
その少し八重歯の見える笑顔にも、なんとなくときめいてしまったり。
416 :
>>444:2006/09/16(土) 10:26:56.14 ID:PP06vw+K0
ラスト。
>>415 課題の大半を終え、もう太陽が夕焼けに変わってしまう頃、友達は『そろそろ帰ろうか』と提案した。
PCでの作業は思ってる以上に眼の疲労を呼んでいたようで、かなり疲れていたから、助かる一言だった。
「また、処理室開けてもらったら、もう課題は終わるな」
「ありがと、すごい助かったー」
オレンジの夕日を背にして僕に笑いかける彼がとても男らしく、格好良く見えて…。
帰宅する途中もじっと彼の顔を見つめる自分に気付いてしまった。
背中まできちんと見送ってしまう始末。
家に帰って反芻する。
気持ちに整理をつけると、もうそこまで答えは見えていた。
---
また、生殺し的ですみません…。
おにゃのこになった『僕』の恋の始まりを思いついたんで…。
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 10:43:56.12 ID:CePGn0150
>>416 あんたは生殺しばっかりwwww GJ!!!!!!!
>>414の説明がぶつ切り殺人に見えたwww
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 11:10:42.65 ID:cfmDX9R20
ほ
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 11:40:07.95 ID:1uzJS+kB0
保守
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 12:03:30.80 ID:navJZcBV0
ほ
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 12:19:43.00 ID:myrNpTYr0
書いてる&専ブラばぐって最終レスが17200とかいってた保守
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 12:42:10.57 ID:dRtOMHnxO
ほ
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 12:46:48.30 ID:navJZcBV0
く
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 12:49:23.79 ID:cfmDX9R20
と
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 12:59:14.96 ID:wDBLTbacO
し
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 12:59:54.37 ID:XEc39r8dO
ん
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 13:02:49.64 ID:NVrDq1X/0
け
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 13:04:43.22 ID:R18MO5K4O
ん
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 13:10:06.09 ID:+7XTfSZo0
お
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 13:27:44.95 ID:TiKBUeXT0
っ
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 13:39:53.25 ID:nfvUi1I+0
ぱ
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 13:46:35.39 ID:NyKqOnLE0
い
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 13:53:17.81 ID:c6JLWiAM0
流れぶった切りして
>>413の続き 長くてすいません。
親友視点
--
ピピピ ピピピ
アラーム音が叫び狂い本能に刺激を与える。
俺の頭に再起動がかかり、感覚が戻ってきた。
用意を済ませ、駅へ向かう。
「おそーい。なにやってんのよ」
「お前が早すぎるだけだ」
軽やかに発言をスルーし服を一瞥した。
ロングスカートにサマーセーターがよく似合ってる。
別にやましい事は考えていない…本当ですよ?
--
近くのゲーセン
ランキング一位! なんて輝かしき記録を打ち立てる
親友(主人公)をよそ目に、俺の気分は沈んだままだった。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 14:13:47.06 ID:c6JLWiAM0
>>433の続き
親友視点
--
他人の目からはデートに見えるだろう。
あくまでも他人の目から…だ。
あいつは俺のことをどう思ってるのだろう?
親友? 友達? まさか…
深く考える事は出来ずに思考は中断した。
腕をギュッと抱きしめられて、柔和な肌と柔らかな胸の感覚が
俺の頭を刺激した。
「あたってるよ…」と言う前に
「カラオケに行くぞっ!」
…いや、まてカラオケ…ダメだ! 理性が緊急信号をだす。
女としてはよく出来てたヤツだと思うが、歌はちょっとな…
「いーからついてくればいいの!」
あのだから、胸がね? あたってるの。分かってる?
俺の気持ちは1mmも理解されぬままに消えていった。
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 14:27:51.10 ID:c6JLWiAM0
>>434の続き あと
>>444さんきにしないでくだいね
親友視点
--
「……」声にならない声。生ける屍と化した俺とはうってかわって
つやつや、ハイテンションの親友(主人公)。
通りかかった公園で、俺は告白への段階へと紡ぎだした。
「あのさ…俺おまえのことが好きだ」 ストレートな言葉。
「私も好きだよ…」
きた、きたきた、きた。今、幸せの絶頂に立ってますよ! 俺!!
しかし、次の一言で俺のストレートは打ち砕かれた…
「人間としてね。確かに好きだけど、愛とかとはまた違うな」
逆転ホームランを打たれ心のマウンドに平伏す。
「楽しかったよ。じゃーねー」
…俺は、負け投手となり帰路に着いた。
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 14:38:27.88 ID:c6JLWiAM0
>>435の続き 後は夜に投下します。
幼馴染視点
--
コツコツ。
誰かが窓を叩く。こんな事をする人間を私は一人しか知らない。
コツコツ。
窓を開き少女(主人公)を迎え入れた。
「おじゃましまーす」
「変なとこから入ってくるからホント邪魔だよ…」
「つれないなー。まったく」
といいながら紙を見せびらかす。
「ジャン、ジャジャーン」
口でファンファーレを奏で印籠を見せつけるように私の前に近づけた。
「…かぶき?」
「うん。チケットもらったから、日ごろのお礼を兼ねて。ね」
「お礼より行動を改めてほしいな」
「何か言った?」 怒っている。
「冗談よ…着替えるから家で待ってて」
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 15:00:37.94 ID:ZFRec19L0
保守
ひす
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 15:41:54.38 ID:BGRWvtC5O
バイトやだー
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 16:01:13.24 ID:ZFRec19L0
ほす
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 16:30:48.26 ID:wDBLTbacO
と
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 16:50:42.82 ID:navJZcBV0
が
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
き