(　＾ω＾)ブーンがアフィリエイト戦争に巻き込まれるようです

（　＾ω＾）「この話は中二病全開な上に地の文が多いので、そこらへんご注意してくださいお」

　　　　　　　　　　　∩ノ
　　　　　　　　　　／　つ
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　　　　　　∧ ∧／　　 ＜　美光！
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　　 ＿＿__●●●＿__ ﾊﾞｲｰﾝ
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【おまいも】http://sun.iruka.ne.jp/a14/iruka.cgi【こないか？】

8月28日　

（　＾ω＾）「今日も暑いお…もう帰りたいお」
通学路を歩くブーン。彼の通うVIP第16高校は夏休みの終わり三日間に合宿を行う。
それが今日からなのだ。
（　＾ω＾）「なんで合宿なんてあるんだお。早く帰ってｴﾛｹﾞしたいお！」
（'A`）「はいはい、幸せなのは脳内だけにしてくれよな」
ドクオが語る。
（　ﾟωﾟ）「おまえほど幸せでもないけど？」
('A`)「ゴ、ゴメン…」

和やかに談笑しつつ、学校までの緩やかな下り坂を歩く。
('A`)とは小学生の頃、尿検査のタンパク反応で引っかかって以来の仲だ。

大通りに出ると、見知った顔もちらほらと現れる。
裏路地から、こちらを見つけたのだろう。クラスメイトのショボンが駆け寄ってきた。
(´･ω･`)「やあ、おはよう」
('A`)「おいすー。今日は体育館に直接集合だっけ？」
(´･ω･`)「そうみたいだね。ところでブーン、君のリュック、なんでパンパンなんだい？」

（　＾ω＾）「　|/ノ二__‐──ｧ　　 ヽﾆニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ　 　 ・
　　　　 /⌒!|　 =彳ｏ｡ﾄ￣ヽ　　　　　'´ !o_ｼ｀ヾ　| i/ ヽ !　　 ・
　　　　 ! ハ!|　　ー─　'　　i　　!　 　 `' 　 '' " 　 ||ヽ　l |　　 ・ 」

(´･ω･`)「ごめん、やっぱりいいよ」
('A`)「…ｺﾞｸﾘ」

ブーンのリュックは不自然なほどパンパンに膨れ上がっていたが、二人は気にしないことにした。

(´･ω･`)「さて、のんびり話していたせいか、あまり時間がないね」
('A`)「お、あと10分か。裏口から入ろうぜ」
時計は8時10分前を指している。
三人は正門まで回らず、近道である裏口から学校に入る。
裏口は普段から施錠しているため、門扉を乗り越えなければいけない。
今も彼らの目の前で、有刺鉄線付き門扉を乗り越えて行こうとする生徒の姿が見えた。

さる

（　＾ω＾）「あ、ツンだお」
ξﾟ�听)ξ「あら、馬鹿三人。早くしないと遅刻よ？」
('A`)「まーた、そんなこと言ってるとスカートが鉄線に絡まって破けちゃうぞ？ﾌﾋﾋ!」
ドクオは門扉に飛びつくと、ツンの下からまじまじとヒップを見つめる。
ξﾟ�听)ξ「…氏ね！一生童貞！」
叫ぶなり、鉄線をドクオの顔に押し付ける。
('A`)「ｱｯｰ!」　　　　　
（；＾ω＾）「これは痛い」
(´･ω･`)「馬鹿が。つけあがるからそうなるんだ」




ドクオは門扉からずり落ちた。

>>1
もうちょいペース落とせ

>>9
把握
書き溜めもたいした量じゃないもんな('A`)

('A`)「おー痛ぇ。あいつら先に行っちまったのか。薄情だなあ」
埃を払いつつ立ち上がると、既に周囲は閑散としていた。
('A`)「ヤベぇ。もう始まったかな。見つからないように入らなきゃな…」

門扉を乗り越え、そろりそろりと体育館へ向かう。
更衣室を横切り、焼却炉まで来た時、ふと人の気配を感じ、脇に目をやる。
('A`)「あ…」
焼却炉の片隅に、人がいた。
しゃがみこんでなにかを見ている。
('A`)「なにしてんすか？」
人影はびくっと肩を震わせ、こちらを向いた。

そこまで地の文多くないように思えるが

中二病全開なだけじゃね

川 ﾟ -ﾟ)「あ、いや…花が、咲いてたから」
びっくりしたのだろう、いささか焦点が合わない目でこちらを見る。
('A`)「…花ねえ。まあ確かにこんな所に咲くのは珍しいな」
川 ﾟ -ﾟ)「…とても綺麗ですよね」
('A`)「そーねー。きれいきれい。ってかあんた何年か知らないけど、もう結団式始まってるぜ？さっさと行ったほうがいいんじゃないいの？」
川 ﾟ -ﾟ)「え？　あ、ああ、そっか。…もう始まってるんだ。じゃあ行かなきゃね」
('A`)「そうそう。じゃ、またどこかで会えたらいいな」
川 ﾟ ﾟ)「そのツラで言うか？この不細工が」
('A`)「ｽﾐﾏｾﾝ」

お世辞にも満足とは言えない顔が去って行った後、女は一つ深呼吸し、呼吸を整える。
川 ﾟ -ﾟ)「さてと、そろそろ挨拶に行こうかな」



呟いて、腰のSIGに手をやる。

ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
SIGってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

SIGについて詳しく

>>15
正直銃はあまり自信がないです。
おかしかったら突っ込んでください('A`)

体育館では校長の話が続いていた。


/ ,' 3「毎年、いやいつも話していることだが、この合宿は実地演習である！敵はいないものの、本番と思い、集中して取り組むこと！」
校長の訓示に、まだ慣れていない1年生は姿勢を正す。
(´･ω･`)「しかし、三年目ともなるとあまり緊張しないね」
ショボンが呟く。
（　＾ω＾）「結局は練習だお。本番だったら恐ろしいお」
ξﾟ�听)ξ「あんたねぇ、そんなこと言ってる奴が怪我すんのよ」
(´･ω･`)「ツン、声が大きいよ」
彼ら3年ex組は一番端に整列しているため、横には来賓の席がある。
(　ﾟ∀ﾟ)「…」
（　＾ω＾）「どっかの偉い人がこっち睨んでるお」
さすがにツンも押し黙る。

>>17
いや間違ってないけどね。いきなり女子高生がピストル出したから驚いたｗｗｗｗｗｗｗｗ

/ ,' 3「特に1年生。君達はまだ実銃を手にとって3か月強。慎重にな。これで私の話を終わる。では3年生よりバスへ移動！速やかにな！」

校長が壇から降りて行く。それと同時にブーン達は外へ向かう。
('A`)「うぉ、もう終わってたの？」
(´･ω･`)「遅いよドクオ。ほら、早く列に入って」
ショボンがドクオを素早く割り込ませる。

('A`)「そういや俺らの野営地どこだっけ？」
(´･ω･`)「イミフ領エノギス市の南端、fc2地域らしいよ」
ξﾟ�听)ξ「イミフ領って、今一番安全な地域よね？2ろぐ領と並んで」
('A`)「らしいな。ま、へっぽこ学生の訓練だし、妥当なところじゃね」
（　＾ω＾）「正直野営は嫌だお。蚊は少ないけど暑いし、ｼｬﾄﾞｳｾｸﾛｽできな…」
<ヽ`∀´>「おいドクオ！煙草寄越せニダ！」
ブーンの話を遮るように、前にいたニダーが手を差し出してきた。
('A`)「へいへい。3本くらいでいいだろ？そんなに持ってきてないんだ」
<ヽ`∀´>「あと1本増やせニダ」
(#'A`)「…糞！これでラストだぞ！」
ドクオは煙草を渡す。

<ヽ`∀´>「マイセンニダか。なんでチョッパリはこんな不味いもん吸うニダかね」
(#'A`)「余計なお世話だ」
<ヽ`∀´>「まあ、これでこないだの貸しは帳消しにしてやるニダ。ところで、ドクオはどこで野営するニダ？」
('A`)「俺達はイミフの南端だ。おまえは？」
<ヽ`∀´>「ウリたちは2ろぐ領の北端、ちゃぶろ地域ニダ」
(´･ω･`)「ニャー速領との境目だね」
（　＾ω＾）「別にどこでも安全じゃね？」
ξﾟ�听)ξ「ブーンの言う通り、国内の小競り合いも停戦状態が続いているんだし、どこでもたいして変わらないのかしら」
(´･ω･`)「どこぞの国が戦争でも始めない限りね」
2ろぐ領行きのバスに乗り込むニダーを尻目に喋る。
('A`)「ま、とにかく訓練だ。俺達もバスに乗ろうぜ」

正直普通の高校かと思ってたからさ、クーが拳銃取り出したときは驚いたのだけれど
なんか自衛隊の学校みたいだな。背景とか分からんけどこれから説明あるのかな？

なければ分からん

( ,,ﾟДﾟ) 「全員バスに乗ったか？おい班長、各自点呼しろ。1分以内な」
ξﾟ�听)ξ「えっと、ブーンにショボンにドクオ。はいちゃんといるわね。連絡してくるわ」
('A`)「おｋ」

ツンが担任のギコの元へ向かった。
（　＾ω＾）「やっぱり旅の出発は楽しいお」
(´･ω･`)「僕も少しワクワクするね」
('A`)「おまえら…この後のことを考えろよな。しょせん学生兵とはいえ、訓練は結構キツいじゃん」
ため息をつきつつ、ドクオが答える。

ξﾟ�听)ξ「はいはい。ドクオが正しいわよ。なんだかんだいってもしんどいじゃない」
(´･ω･`)「お疲れさん、班長。そうは言ってもほら、出発ってなんだかね？」
ξﾟ�听)ξ「ん。まあ、どっちの気持ちもわかるけどね」

('A`)「…お、やっと出発か」



バスが走り出し、車内が少し静かになる。

これから三日間の、合宿の始まり。

>>23
ごめ、後に説明します

期待していいのかな？

レスをするのは投下が一段落すんでからにしようぜ。叩きの原因になりかねないから

彼らの通うVIP第16高校は、民主主義国VIPの直轄領アナル市にある。
そもそもVIPは50年前に起こったニュー速国の内乱でできた新興国だ。

元々どうしようもないとこまで来ていた世界情勢を憂いた初代大統領、魔少年D.Tは、自国民に銃の所持を許可し、
高校生の教育課程に実弾訓練を加えた。
インテリぶった知識人の批判は上がったものの、ニュー速国や厨房国などのテロが相次ぐに従い、次第に聞こえなくなった。
それ以来、二十歳にもならぬ高校生が毎年夏に実銃訓練を行っている。
「夏合宿」はVIP国内の全ての高校が合同で行う軍事演習で、わざわざ合宿なんて呼ぶのはモラリストの必死の抵抗の名残らしい。
各地の高校生は4人一組の班を組み、指定された地域で野営し、三日間の訓練を行う。

なんとなく地図↓
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader284977.bmp

( ﾟдﾟ )「なんとか送り出せましたね」
/ ,' 3「こっちみんな」
( ﾟдﾟ )「…」
/ ,' 3「…すまん。別段情勢に異常もないし、いつも通り、ぶうぶう言いながら帰ってくるじゃろ」
校長は豪快に笑う。



川 ﾟ -ﾟ)「そうだといいですね、校長」
/ ,' 3「…」
校長の足が止まる。
( ﾟдﾟ )「まったく、そうだったらよかったんですがね」

突如現れた女と、教頭のミルナが銃をこちらに向けていた。




/ ,' 3「こりゃどういうこった」

クーは至極ゆったりとした足取りで新巻に近づく。

川 ﾟ -ﾟ)「この高校の生徒には、ちゃぶろ地域とfc2地域へ行く子達がいますよね？」
/ ,' 3「大半がその二箇所じゃ」
新巻の背中を、じっとりとした汗が流れる。
( ﾟдﾟ )「彼らに怪我させたくなかったら、言うこと聞いてくれます？校長」
/ ,' 3「…ミルナ君もそっちのお姉さんのお仲間か。して、言うこととは？」
川 ﾟ -ﾟ)「あなた、今年で定年でしたっけ？校長」
/ ,' 3「そうだが…」

( ﾟдﾟ )「長いことお疲れさんです。本当あなたは教職者の鏡ですな」
/ ,' 3「おまえに言われる筋合いはないが」
川 ﾟ -ﾟ)「あなたの出生地は、ニュー速国、news20地域」
( ﾟдﾟ )「news20と言えば、戦前からアフィリエイト研究所があった場所」

川 ﾟ -ﾟ)「そしてあなたの父、中島バルケン氏はSEO対策研究の権威だった」

/ ,' 3「…」

( ﾟдﾟ )「校長、渡していただけますか？SEOツールを」
/ ,' 3「…生徒の命には変えられん。わしの自宅の机の中に置いてある。勝手に調べろ」
川 ﾟ -ﾟ)「それはどうもご丁寧に」
( ﾟдﾟ )「私が行ってこよう。クー、後は任せた」
川 ﾟ -ﾟ)「…はい」

そう言うなりミルナは体育館を出て行く。

生徒の出て行った館内は静かだ。
新巻のせわしない息遣いのみが響いている。

これって何気に犯罪だよな？
↓
http://terapika.exblog.jp/

川 ﾟ -ﾟ)「さて校長、最後の言葉は」
/ ,' 3「おまえさんに死に水移してもらおうかのう」
川 ﾟ -ﾟ)「それは無理な話です」
/ ,' 3「ふん、わかっとるわい。最近のVIP国内の税率上昇、ニャー速領の使途不明金、ハルヒ政策の不明瞭さ、それを支持するニャー速領主のハゲ。
…なるほど、繋がったわい。機会を待っとたか」
川 ﾟ -ﾟ)「…さあ？下っ端の私にはいかんとも」
/ ,' 3「ふん…さっさと処分しておけばよかったか」
川 ﾟ -ﾟ)「研究事故で、あれがバルケン氏の唯一の形見でしたっけ？ご不運なことで」
/ ,' 3「生徒だけは…頼む」

縋るように声を出す荒巻。けれども＿＿

川 ﾟ -ﾟ)「ご期待に添えられるかどうか、わかりませんね。では失礼」






喧しい銃声が一発。後には何も残らなかった。

投下分はひとまずここまでです。
半端な理解度ですが、6月のブログ連合の騒動をアレンジした話を書くつもりです。
ここまででニャー速側の暗躍の始まり、次にブーンたちの合宿に起こる異変を書きます。
その後実際のブログ連合の騒動を脚色しつつ終わりまで、といった感じです。
何か質問やツッコミがあったらお願いします。

続きが気になる

>>36
思ったより書き溜め分が少なかったので、このスレが残っている間はちょくちょく書いていこうかと思います。
書ききれなかった分は、後日まとまった量を書き上げた時にスレ立てます。
…それまでに規制解除されたらいいんだが。



そういや鳥ってつけたほうがいいのかな。ま、いいか。

携帯で>>28の絵が見れないヤシのためにほい。
http://gw.mobile.goo.ne.jp/gw/http://up2.viploader.net/pic/src/viploader284977.bmp

>>38
わざわざすみませんでした。