ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
長編投下の際の注意
・超長編(もしくはSS職人)の場合はコテトリ付けようっ!でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ?
・前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ・・・あの、お茶どうですかぁ?
・基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系(特にハルヒ)が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョン君の恋愛話も大歓迎ですよマッガーレ
・当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ・・・けど、今はほとんど皆無。別に気にしないで。
・要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな。
・自分で投下した長編はなるべく自分で編集すること、わかった!?
それじゃ、さっさと投下しなさいっ!いい?あたしを退屈させたら死刑だからねっ!
DAT保管庫
http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/ 新まとめサイト
http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/ ━WorkTakeRの心得━
・作品が投下されてる間は批判や中傷、及び自分の予想を書き込む等の行為はやめましょう
・「つまんねぇ」「うぜぇ」等の書き込みは禁止です
・作品に対して注意点を挙げる場合、批判的意見に間違われないような書き込みをしましょう
・出来るだけまとめサイトの管理人さんを手伝いましょう
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:53:41.82 ID:3cUFN/L80
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:53:49.79 ID:GxFujj/n0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:53:50.03 ID:CH3NXjXe0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:54:10.18 ID:6wgmDFFE0
乙一
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:54:23.22 ID:cByibNbSO
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:56:13.74 ID:CH3NXjXe0
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:56:23.80 ID:UN0wrTrP0
otu
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:56:33.88 ID:i/OSz178O
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:58:32.81 ID:nNSGGaEo0
パーソナルネーム前スレ
>>1000を敵性と判定。
情報結合解除開始
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:58:40.70 ID:YvAOTMCdO
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:58:51.43 ID:UN0wrTrP0
前スレ1000 阻止
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:59:00.21 ID:cByibNbSO
なんで幽体離脱が・・・
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:59:08.41 ID:ELvcjyHy0
1000やたー
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:59:10.57 ID:6wgmDFFE0
やっぱり1000取れないな・・・
何書こうとしてたかは死んでも言えないけども
前スレ1000の情報結合解除を申請した
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 02:59:50.01 ID:RQ2WTgOU0
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:00:17.56 ID:ELvcjyHy0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:00:32.29 ID:qh4t2mC00
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:00:44.45 ID:9E7jw6ED0
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:00:45.98 ID:UN0wrTrP0
投下マダー?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:01:19.04 ID:UvmNlkMt0
1000までいったのも久々って感じがするな
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:03:03.00 ID:UN0wrTrP0
(´・ω・)誰もいないなら保守がてら一興
先程の安価がgdgdになったから、改めてお題くれ
>>26
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:04:02.66 ID:RQ2WTgOU0
踏み台
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:04:24.85 ID:nNSGGaEo0
キョンとハルヒのバカップルぶりを見せつけられて悶絶する谷口
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:04:48.89 ID:/figM5Zi0
>>1乙
さっきの続き
仕方なく俺は教室へ向かった。
あぁ、クラスメイトの視線が痛い・・・
「ちょっとキョン、なんなのそれ?」
「見ての通り犬耳だ」
「触ってもいい?」
ざけんなと思ったがさっきの長門と古泉の言葉を思い出す。
「あぁ、どうぞ」
さわさわ
「ちょ、これひょっとして本m「ちょっとこーい!!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:07:07.17 ID:+NmLmU6e0
誰かデイオブサジタリウスやろうぜ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:07:33.44 ID:rNHDL7mF0
>>26 まだまともだったから安心した・・・
遅筆ながら保守がてら書きます
毎度の事ながら保守ついでなのでまとめに載せないでおk
そいじゃ始めま。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:08:22.72 ID:CH3NXjXe0
部室にて
めずらしくハルヒと長門二人っきり。
ハルヒ「暇ねえ・・・・・・」
長門が机の上にとあるビンを置いた
ハルヒ「有希、なによそれ?」
長門「素直になる薬」
ハルヒ「え?なんなのよそれ?」
長門「これを飲めば素直になれる」
それだけ言って長門はカバン持って出て行った。
ハルヒ「フン、あほくさい。そんなのウソっぱちに決まってるじゃない」
ハルヒ「・・・・・・・・(そわそわ)」
ハルヒ「・・・・・・・・(きょどきょど)」
ハルヒ「・・・・・・・・(こそこそ)」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:10:12.58 ID:/figM5Zi0
俺は慌ててハルヒを中庭に連れ出す。
「な、何なのよ?」
「いや、なんとなくだ」
「はぁ?バカじゃないの?」
「あぁ、バカだ」
「はぁ、もういいわ。喉が渇いたからジュース買ってきて」
「あぁ、果汁っぽいのでいいんだよな?」
「あんた、今日はやけに素直ね?」
「そうか?いつも、こんなだと思うが」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:10:14.22 ID:QGht5gkQO
wktk
パソからニュー速に入れないのは何故?
規制ってやつか?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:11:25.85 ID:/figM5Zi0
ここまで・・・
起きたらつづき書く
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:11:43.01 ID:9E7jw6ED0
wktkいっぱい過ぎ!!!!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:12:36.35 ID:UN0wrTrP0
キョンからの視点じゃないとハルヒSSらしさが出ない事に絶望。
しかも谷口て・・・
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:12:48.70 ID:RQ2WTgOU0
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:15:32.83 ID:QGht5gkQO
乙&wktk。今夜も眠れないな…
>>37 すまん釣りじゃないんだ。
さっぱり分からん。他のサイトは普通に見られるのに。
39 :
長門さん巨乳化の謎の巻き(前スレ976):2006/08/09(水) 03:16:59.38 ID:51vH5vrM0
キョンとハルヒ、小声で会話しながら部室の定位置で本を読んでいる長門に視線を向ける。
ハルヒ「ね、ねぇキョン。あんた……気づいてる?」
キョン「ああ……あれはどういうことだ?」
ハルヒ「明らかに……その、大きい……わよね?」
キョン「だな……」
長門、2人の視線に気づいて顔を上げる。と同時に、2人は視線をはずし、さらに小声で会話。
ハルヒ「やっぱり大きいわ。あの胸、みくるちゃんより大きいもの」
手をわきわきさせるハルヒ。ため息を吐くキョン。
キョン「オレは男だからよくわからんが、一晩でああも成長するもんなのか?」
ハルヒ「ば、バカじゃないのアンタ!? んなわけないじゃない!」
キョン「だよな……」
ハルヒとキョン、再び長門に目を向ける。
長門、おもむろに自分の制服の中に手を入れて胸を鷲づかみ。
驚くハルヒ。固まるキョン。
ハルヒ「ちょちょちょ、ちょっと有希! 何やってんのよ!?」
長門「……肉まん」
長門の胸は元通りになりましたとさ。おしまい。
以上、長門巨乳化のお話でした。それでは今度こそ ノシ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:18:51.99 ID:CH3NXjXe0
ハルヒ「・・・・・ちょっとぐらいもらってもいいわよね。有希には必要なさそうだし」
ビンをカバンにしまうハルヒ。
ハルヒ「・・・・・その、薬の成分に興味あるだけだからね。特に深い意味はないのよ///」
ハルヒ「・・・・・かえろ」
家に帰ってカバンからビンを取り出す。
ハルヒ「液体の薬なのね・・・特に匂いはしないわね」
ハルヒ「持続時間とかあるのかしら・・・?明日学校で飲んだほうがいいわね」
ハルヒ「・・・・・・・やだ!私ったらなに考えてんのよ///」
ハルヒ「・・・そうよ、これは実験だわ。ただの実験なのよ」
自分を納得させたハルヒはその晩はやめに布団に入った。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:20:12.57 ID:nNSGGaEo0
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:24:04.96 ID:RQ2WTgOU0
保守
43 :
以下、名無しにかわりまして流がお送りします:2006/08/09(水) 03:27:48.21 ID:i/kqRgNN0
>>39 その後、ハルヒは帰路に着き、部屋には2人だけ。
キョン「なあ、1つだけ聞きたい。何故肉まんを…なんだ…あんなところに?」
長門「……コンビニからここに持って来るまでに冷めてしまった」
長門「だから胸板から遠赤外線を発し、蒸かしていた。」
キョン「……」
おわり すまん、適当だ。
今でも忘れられないのはあの時の事。
俺は放課後の教室に忘れ物を取りに行った。
あーっと、確か春と夏の中間くらいの時期だったか。
ともあれ俺はだーれもいないと思ってたマイホームルームクラスに向かった訳だ。
放課後という時間の枠の中でも人間の温もりを忘れた様な時間帯。
ほら、例えば学校が終わって疲れたぜ〜みたいなカンジで掃除当番の奴らを横目にダベってる、
そんな瞬間はとっくの当に過ぎてたハズの時間帯。
その時分、俺の耳には遠くに聞こえる野球部の掛け声とも叫び声とも取れる声。
空は朱の色に染まってどこまでも広がり、その雄大さを表現する。
俺はその時深い感銘を受けてね、その時出来たんだあの曲は・・・。
思わずそれを口ずさみながら教室の扉を開け放ったね。
「WAWAWA忘れ物〜」
谷口短編集「WAWAWA」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:30:49.26 ID:CH3NXjXe0
>>31 >>40 翌日、朝早く教室に着いたハルヒ
ハルヒ「じ、じゃ飲んでみよっかな(ドキドキ)」
ハルヒ「(ゴクリ)・・・・・特に味はしないわね」
そのうちキョンがやってきた。
キョン「よう、ハルヒ。朝からご機嫌そうだな」
ハルヒ(え、キ、キョン!どどどどどどうしよう!どうしたらいいの・・・まだ心の準備が)
キョン「なにあわててんだ?」
ハルヒ(とりあえずなんか言わなきゃ)
ハルヒ「おはよう。朝からマヌケ面してるわね。アンタの面見てるとこっちまでマヌケがうつりそうだわ」
ハルヒ(ちょ・・・ちょっと!なに言ってんのよ・・・・・やだ、キョン怒ってるわ・・・あやまらなきゃ)
ハルヒ「いつか言おうと思ってたんだけど、アンタの話はいつもくどすぎるのよ。
それにノリも悪いし頭も悪い。生きてて恥ずかしくないの?」
ハルヒ(や、やだ。私なに言ってんだろ。ちょ・・・キョン完全に怒っちゃったわ・・・どうしよう・・・・・)
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:31:31.10 ID:CH3NXjXe0
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:33:04.37 ID:S/6hSSDU0
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:36:02.54 ID:RQ2WTgOU0
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:41:13.33 ID:9E7jw6ED0
あの時から俺は、アイツを恨みの念とちょっとばかしの羨望の目で見る様になっていた。
羨ましいかと聞かれれば少々考えてから「YES」と答えるだろう。
性格は据え置いても、みてくれはかなり良い長門有希と、放課後、2人きりで、抱き合っt(ry
ともかく俺は(ry
何か今日は深夜組が多そうなんで帰ってもいいすか? (´・ω・)
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:42:37.96 ID:bJIztd800
リアルタイム投下大好き
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:45:50.99 ID:CH3NXjXe0
>>50 気にしないで
休み時間
ハルヒ「有希、ちょっと話があるんだけど・・・・・」
長門「あの薬、飲んだ?」
ハルヒ「え、いや、その、ちょっとだけ・・・・・」
長門「あの薬を飲めば、普段思ってても言えないことを言ってしまう」
ハルヒ「素直ってそういう意味だったの!?どうやって元に戻すのよ?」
長門「一日立てば自然に戻る」
ハルヒ「そうじゃなくて、今すぐ元に戻れる薬はないかって聞いてんの!」
長門「・・・・・ない」
ハルヒ「ど、どうしたらいいのよ・・・・・」
長門「今日一日はおとなしく過ごすべき」
ハルヒ「・・・なんだか腹が立ってきたわね。だいたいアンタ人とまともにしゃべれなくて平気なの?
そのキャラわざとやってるわけ?この根暗女」
長門「・・・・・ひどい」
ハルヒ「みんな思ってることを言っただけよ。そういやアンタも空気読めない子よね。
無口キャラかなんだかしんないけど、本読んでりゃそれで許されると思ってたら
大間違いよ。一回でいいから30秒以上会話してみなさいよ」
言いたいことだけ言ってハルヒは教室に帰っていった。
長門「・・・・・(クスン)」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:49:52.14 ID:pGfqruoa0
長門…orz
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:54:31.93 ID:UN0wrTrP0
>>51 いえいえお気になさらず
まず俺の体調がヤバいんだ・・・
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 03:54:54.45 ID:UN0wrTrP0
安価間違えた・・・吊ろう・・・
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:01:20.27 ID:bJIztd800
「なんだ、キョンか。」
何だその残念そうな声は。俺からじゃ不満か?
「あたりまえのこと聞くなよ。ところで、どうしたんだ今日は?」
⇒女の子の評価を聞く
デートスポットを聞く
「女の子達が、俺をどう思ってるか知りたいんだ。」
「評価か…。ちょっと待ってくれよ。女の子の、お前に対する評価は…。」
ハルヒ (#゚Д゚) ●〜*°
みくる (・∀・)
長門 (´∀`)
鶴屋 (゚∀゚)
森 ( ´_ゝ`)
妹 ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
古泉 ウホッ
「こんなとこだな。」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:01:21.18 ID:K55U+GHDO
wktk保守
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:01:52.03 ID:CH3NXjXe0
昼休み、中庭らへん
ハルヒ「まずい・・・・これは本格的にまずいわ。さっきの有希、ちょっと涙目になってたわね。
ひどいこと言っちゃったなあ・・・・・今日は早く家に帰っておとなしくしとこう」
めがっさ「おんやあ?そこにいるのはハルにゃんじゃないかい?」
みくる「ふふ、こんにちは!なにしてるんですか?」
ハルヒ「ギャーお約束!」
めがっさ「どうしたんだい急に慌てて?気分でも悪いにょろ?」
ハルヒ(まずいまずいまずい!普段だってツッコミ入れたくて仕方なかったのに、
今こられたりしたら・・・・もう・・・・)
みくる「もうお昼食べたんですかぁ?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:02:49.22 ID:CH3NXjXe0
>>56 長門狙いか。わかりやすいな。
ハルヒの爆弾処理が難しそうなゲームだ。
キキが狂ったw
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:11:40.82 ID:CH3NXjXe0
ハルヒ「・・・いつもにょろにょろうるさいのよ!あんたヘビの生まれ変わりなの?」
めがっさ「ど、どうしたにょろ?ハルにゃんめがっさおかしいにょろ」
ハルヒ「おかしいのはアンタの頭でしょ!そのしゃべりキモいのよ!
流行語大賞でも狙ってんの!それともキャラが中途半端だから
無理に特徴つけようとしてんの!」
みくる「す、涼宮さんひどいですぅ・・・」
ハルヒ「うるさいエロゲヒロイン!アンタはキャラ作りがあざとすぎんのよ!
上目づかいで男に媚びてんじゃないわよ!泣いたら許してもらえると
思ってんでしょ!いいかげんチチが垂れて邪魔になんないの?」
みくる「ふぇ、ふぇ〜ん・・・ひどいです」
ハルヒ「もうどっか行ってよバカコンビ!」
そこまで言うとハルヒは走っていった。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:12:46.60 ID:bJIztd800
>>56 「ちょっと待て谷口」
「どうした?」
「この爆弾は何だ」
「これか。爆弾が爆発すると、これがついているキャラはもちろん、
他のキャラの高感度もガタ落ちになる」
それはまずい。今までの努力が水の泡ってことかよ。
「爆弾を消すには、どうすればいいんだ」
「そいつと一回デートすりゃいい」
「……分かった。じゃあ、おすすめのデートスポットを教えてくれ」
「ちょっと遠いけど、光陽園駅前公園なんてわりといい雰囲気だぜ」
「そうか。ありがとな、谷口」
「なに、良いってことよ。女の子のことなら、いつでも俺に聞きな」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:24:07.71 ID:CH3NXjXe0
>>61 キョン「・・・・・という夢を見た」
ハルヒ「あっそ」
終わり。ウィキにはまとめないで下さい
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:25:48.95 ID:bJIztd800
ハルヒ ( ゚Д゚)
みくる (・A・) ●〜*°
長門 ( ´_ゝ`) ●〜*°
鶴屋 ( ゚∀゚)つ=lニニフ
森 ( ´_ゝ`)
妹 ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
古泉 ウホッ
「って、苦労してハルヒとデートしたのにこれかよ!爆弾増えてんじゃねぇか!」
「あー。まあ、公園なんかでデートしたら、他の女にバレることもあるわな」
「じゃあオススメとか言うなよ!信じちまったじゃねぇか!
鶴屋さんとかマジ怖ぇって!何なんだよそのナイフは!」
「朝比奈さんを悲しませる奴は許さないってことじゃねぇの?」
「爆弾爆発したら一発DEAD ENDかよ!
しょうがない、とりあえず朝比奈さんの機嫌直すしかないな。
長門は後回しだ。もうこの際、爆弾が爆発してもしょうがな
「うん、それ無理♪」
後ろから、声が聞こえた。
どうやら、既にもうDEAD ENDのルートに入ってしまっていたらしい。
どうみてもクソゲーです、本当にありがとうございました。
DEAD END
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:31:41.27 ID:RQ2WTgOU0
二つとも乙!こんな時間に投下する作者カモン
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:44:11.47 ID:iGRojLF70
乙です。
保守係は今何人位いるんだ?起きてるやつノシ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:47:02.78 ID:UvmNlkMt0
ノシ
気付いたら日が昇ってら・・・
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:47:28.66 ID:RQ2WTgOU0
ノシ
だが5時には落ちる
69 :
◆HaRuHIKiN. :2006/08/09(水) 04:50:27.55 ID:Dvidphmi0
m9(^Д^)
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:57:19.76 ID:iGRojLF70
キ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 04:57:33.91 ID:RQ2WTgOU0
保守…もう眠い
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:00:08.05 ID:RQ2WTgOU0
もう耐えられんから寝る
保守は任せた ノシ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:01:42.20 ID:iGRojLF70
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:01:43.38 ID:1vGdr4zv0
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:06:54.05 ID:nNSGGaEo0
ほ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:08:50.56 ID:iGRojLF70
し
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:13:23.01 ID:plBq9ys/0
ゅ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:28:50.14 ID:iGRojLF70
う
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:35:50.96 ID:rNHDL7mF0
じ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:39:46.54 ID:aPIfr12Q0
ゅ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:42:05.60 ID:cByibNbSO
SS職人おつかれー。
ぎ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:42:11.61 ID:iGRojLF70
ぎ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:52:56.79 ID:2ly/NDAK0
ぎ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:53:12.28 ID:iGRojLF70
ぎ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 05:55:28.28 ID:iGRojLF70
寝る。誰かいたら保守は頼んだノシ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 06:07:43.52 ID:k3K6PDwy0
ほ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 06:25:26.22 ID:rNHDL7mF0
し
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 06:41:35.67 ID:rNHDL7mF0
保守
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 07:01:14.30 ID:rNHDL7mF0
保守
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 07:15:51.57 ID:rNHDL7mF0
保守
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 07:21:59.34 ID:kt7OM9piO
ほ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 07:29:03.87 ID:UpUObWKs0
保温
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 07:41:07.36 ID:rNHDL7mF0
保守
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 07:42:13.94 ID:1vGdr4zv0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 07:53:32.99 ID:rNHDL7mF0
保守
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:07:25.31 ID:rNHDL7mF0
保守
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:17:17.19 ID:rNHDL7mF0
保守
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:18:47.81 ID:1vGdr4zv0
保守乙です。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:23:36.11 ID:rNHDL7mF0
やっと援軍が・・・
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:24:41.26 ID:D48Qz+VY0
おれもおれも
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:31:44.14 ID:rNHDL7mF0
おお・・・
今日は部活だからね。
うち暇な部だから一日張り付いてられるよ。
保守
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:50:28.47 ID:ox0rRahTO
ほしゅ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:51:38.21 ID:ZOTji+gN0
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 08:51:38.56 ID:1vGdr4zv0
ほ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:01:49.14 ID:k3K6PDwy0
も
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:03:28.47 ID:Zo9g//RdO
古
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:03:32.97 ID:rNHDL7mF0
じゃあまかせた。
おやすみなさい
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:16:33.88 ID:YvAOTMCdO
おはようお前ら保守
保守マッガーレ
皆来たな。
ほし
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:27:19.40 ID:Zo9g//RdO
長門「狙われるとしたらまず、あなた」
キョン「どうすりゃいいんだ?」
長門「お尻に注意をす」
キョン「そっちかよ」
ヘックシ!
●「誰かが僕の噂をしているようですね」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:27:32.17 ID:LB3/A98XO
今沖田副隊長
前スレ700あたりから見逃したんだが完結した作品とか新しい作品とかはありますかい?
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:34:42.86 ID:JwWcbzbRO
○
<| ○|\
_ト○| ̄ヒ|_
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 09:55:30.83 ID:x+RDf2+V0
保守
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:05:00.07 ID:YvAOTMCdO
ホッシューレ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:06:56.40 ID:/zOe7Nni0
今外出産業
122 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 10:07:58.26 ID:G1uIjioO0
昨日22時過ぎに落ちた時にはまだ300台だったのに3時前に落ちるなんてまた
爆撃でもあったんですか?
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:15:23.79 ID:x+RDf2+V0
>>122 12時半頃ちらっと見たときは7すでに00を超えていました。
それ以降はわかりませんが爆撃は無かったように思います。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:16:00.34 ID:x+RDf2+V0
すいません、訂正
12時半頃ちらっと見たときは7すでに00を超えていました。
↓
12時半頃ちらっと見たときはすでに700を超えていました。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:18:32.05 ID:/zOe7Nni0
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:20:18.21 ID:0zLFnt9v0
なんか、昨日は不覚の人あたりから一気に加速がついた
爆撃で逆にエネルギーが溜まってたのかもしんない
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:21:14.85 ID:/figM5Zi0
128 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 10:28:40.04 ID:G1uIjioO0
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:34:00.90 ID:5v5uhP2DO
ぽ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:34:39.17 ID:/figM5Zi0
っ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:45:15.08 ID:/figM5Zi0
また一気に過疎ったね
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:51:20.74 ID:UpUObWKs0
平日の昼はいっつもこんなかんじ?
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 10:53:33.72 ID:ewgydgFD0
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:02:55.09 ID:K55U+GHDO
保守
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:03:12.22 ID:/figM5Zi0
>>32の続き
「そうかしら?いつもならもうちょっと突っ掛かってくるじゃない」
「いや、そんな事ないだろう。俺は至っていつも通りだ」
「まぁ、いいわ。さっさと買ってきてちょうだい」
「おう、行ってくる」
自販機に向かうとそこに古泉が立っていた。
「何か用か?」
「はい、涼宮さんはもうかなりの物足りなさを感じています。あと少しですから頑張って下さい」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:06:25.08 ID:CH3NXjXe0
ほっしゅ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:07:35.29 ID:RQ2WTgOU0
今来た産業
みんなおはよう ノシ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:11:34.63 ID:/figM5Zi0
>>135 「はいはい」
古泉にそう返すとジュースを買いハルヒの元へ戻った。
「遅い!!罰として今日は昼御飯奢りなさい!!」
戻ったらそこにはプンプンハルヒさんがいた。
「あぁ、分かったよ。ほれジュースだ」
俺はジュースをハルヒに手渡した。
いつもの俺なら流石にもう文句の1つでも言っているだろう。
しかし、実はさっきから意識せずに一連の行動をしているのだ・・・
これが、躾というものなのだろうか?
保守
保守
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:21:20.93 ID:QGht5gkQO
今沖田wktk
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:26:31.90 ID:CH3NXjXe0
ほ
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:32:07.47 ID:/figM5Zi0
>>138 そして昼休み
「さぁ、キョン学食へ行くわよ」
と言ったハルヒにズルズル引きずられ学食へと到着した。
「で、何を食うんだ?」
「出来れば千円するセレブランチを奢らせたいけど、今日はカツ丼でいいわ」
そんな怪しいメニューが存在したのか・・・
「分かった。じゃあ買ってくるな」
俺は食券の自販機でカツ丼の食券を2枚買い、それをカウンターで出しカツ丼2つを受け取りハルヒの待つ席に戻った。
「ほい、お待ちどうさん」
「ありがと、さぁ食べましょ!!」
wktk
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:43:08.84 ID:/figM5Zi0
>>143 「あぁ」
そう言ってカツ丼を食べ始めた。
カツ丼を食べながらハルヒと雑談していると突然俺は体の感覚が無くなった。
「ちょっと、キョンどうしたのっ!?なんか答えなさいよ!!」
駄目だ・・・体に力が入らん・・・どうしたんっていうんだ?
そこで今の自分の状況を思い出す。
・・・・・まさか、犬になったからネギを食っちゃマズかったのか?
「キョン!!キョン!!ねぇ、なんとか言ってよ!!」
ハルヒ・・・なんで泣いてるんだ?
そう疑問に思いながら俺は意識を失った・・・・
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:44:40.93 ID:pGfqruoa0
めがっさ『後はみくるを…すれば…キョンくんは……フフフにょろ。』
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:45:36.12 ID:/figM5Zi0
ここまでしか書いてない。
つづくかどうかは気分次第ということで
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:49:12.64 ID:YvAOTMCdO
>>147 乙ー
それと中途半端は許されないからな
149 :
147:2006/08/09(水) 11:51:08.01 ID:/figM5Zi0
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 11:53:59.60 ID:G1uIjioO0
それとコテ付けてもらえると助かる
保守
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:00:27.54 ID:9E7jw6ED0
>>147 乙。
wktkしてる。続けてください。
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:05:43.25 ID:CH3NXjXe0
最近だいぶマンネリ化してきたかな?
告白
泣く
キス
の流れがパターン化してるような気がす
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:09:25.51 ID:Zo9g//RdO
じゃあ新ネタ
バトルロワイヤル
誰かよろ
俺には谷口はともかくSOS団のメンバーの死の描写はできん
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:12:11.07 ID:ojkYd2M50
国木田が生存しそうだな
黒みくるも生存しそうだ
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:18:15.55 ID:UpUObWKs0
長門は誰が倒すんだ?
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:18:19.60 ID:6wgmDFFE0
まぁ真面目に考えたら長門だろうけど
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:22:10.17 ID:Zo9g//RdO
朝倉を登場させて同士打ちかキョンをかばって…
くらいしかないな
長門は自殺でしょ
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:27:00.44 ID:Zo9g//RdO
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:33:27.83 ID:/zOe7Nni0
>>161 まだ書いて無いけど、絶対そうなるから絶賛鬱!
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:34:36.16 ID:6wgmDFFE0
物語的なラストとしてはハルヒとキョンが島脱出だろうな
谷口
防弾着を入手するが、チャックを閉め忘れ、股間を打ちぬかれて死亡
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:37:14.07 ID:LtzX4NCH0
ほす
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:44:29.65 ID:YvAOTMCdO
バトルロワイアルは一回考えたけど書きはしなかったな
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:48:45.50 ID:6wgmDFFE0
どうでもいいけどAA板で昔BRのリレー小説やってたの思い出した
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:50:13.40 ID:ZOTji+gN0
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:50:55.59 ID:ZOTji+gN0
>>154 実際の殺し合いはアレなのでサバゲーで
統合思念体革新派インタフェースの『ひきこもりだけどサバゲーマニアっ娘』の指導のもと
樹海あたりでやるっていうのはどうかと考えたが、そういえばそんなSSをどっかで見た気がする
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:56:12.70 ID:LB3/A98XO
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 12:57:01.43 ID:LtHyvCCi0
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:00:42.67 ID:LB3/A98XO
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:01:52.16 ID:I7v6r3MI0
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:07:41.41 ID:L0uioGxX0
保守
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:13:35.27 ID:ELvcjyHy0
長門「・・・・・・保守。」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:17:31.48 ID:/figM5Zi0
さっきの続き投下していい?
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:17:56.28 ID:LtzX4NCH0
wktk
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:18:03.61 ID:CH3NXjXe0
いつから気になっていたんだろう。
いつも教室の片隅で本を読んでいる女の子。
もう6月になるというのにまだ冬服のカーディガンを着て、
昼休みになると足早に教室から出て行く。
彼女を見るたびボクの鼓動は跳ね上がり、息が浅くなる。
不意に目が合った瞬間が何度かあったけど、その度ボクは
何事もなかったかのように目を反らしてしまう。
こんなことはいままでなかった。これが恋ってやつなのだろうか。
気がつけば彼女のことを見ている。心が締め付けられるように苦しい。
彼女と仲良くなることができるのなら死んでもいい。
そういえば彼女は最近メガネを外した。コンタクトに変えたんだろうか?
一体どんな心境の変化があったんだろう。まさか好きな人が・・・・・・
181 :
犬キョン:2006/08/09(水) 13:19:21.56 ID:/figM5Zi0
>>145の続き
俺が目を覚ますとすっかり日が暮れていた。
ここは保健室か、俺はどれ位気を失っていたんだ・・・
しかし体が重いな・・・どうなってるんだ?
と考えていたら見覚えのある顔が立っていた。
「どうやら、目が覚めたみたいですね。あなたは突然気を失うわ、涼宮さんはパニックを起こして閉鎖空間を大量発生させるわで大変だったんですよ」
「そうか、迷惑掛けたな・・・スマン」
「いえいえ、今回の事は完全な事故だと認識しています。ですからあなたにも涼宮さんにも非はないでしょう。ですよね?長門さん」
「そう。私は事前にこの事態を把握出来なかった。許して欲しい」
「事故だったんだからしょうがないさ。長門も気にするな、俺は怒っちゃいない」
「ありがとう」
182 :
犬キョン:2006/08/09(水) 13:19:44.88 ID:/figM5Zi0
「まぁ、結果オーライじゃないですか。今回の事態もどうやら終息したようですし」
「ん?どういうことだ?」
「あなたの愛くるしい耳が無くなっていますよ」
俺は一瞬背筋が寒くなった・・・今はそれを気にしている場合じゃない。
俺は恐る恐る自分の頭を触ってみた。
あ、ほんとに耳が無くなってる。
「どういうことだ?どうしていきなり耳が消えたんだ?」
「これはあくまで推測ですが、涼宮さんはあなたの耳が本物だと思った。
そしてその耳を着けたあなたがネギを食べて倒れたと思い咄嗟に「キョンは人間なんだから!!犬じゃないんだからネギを食べて死ぬなんてありえない!!お願いキョン、死なないで!!」と願ったのでしょう」
古泉のハルヒの声真似のキモさはこの際おいておこう。
「そうかい。じゃあそういう事にしておこう」
「相変わらず素直じゃないですね」
「何が言いたい?」
「男のツンデレカッコ悪い」
長門の一言が俺の心にクリーンヒットした・・・
「長門さん、幾らなんでもそれはストレート過ぎですよ」
「そう」
183 :
犬キョン:2006/08/09(水) 13:20:16.82 ID:/figM5Zi0
「で、でだ!あの団長様はどこに居るんだ?」
「随分打たれ強くなりましたね。涼宮さんならあなたの上で寝てますよ」
へ?今こいつなんて言った?
俺の上?そんなのありえないだろ!!
と思いつつ俺はそーっと掛け布団を捲ってみた。
そこには、俺の上でぐーすか寝てる団長がいらっしゃった!!
「パニックを起こした涼宮さんを止めるために長門さん特製の睡眠薬を盛らせてもらいました」
「この睡眠薬を飲むと朝までは何があっても起きない」
「そうか。で、俺はどうすればいいんだ?」
「朝まで此処で寝るといい」
「ちょ、幾らなんでもそれは!?」
「では、後はお任せしますね。さぁ、行きましょう長門さん」
「お、おい。行くn「じゃあ」
そう言って二人は出て行った。
おいおいどうすんだよ・・・これは流石にマズイだろ。
と思ったが能天気に眠るハルヒの顔を見ていたらどうでも良くなった。
ふぁ、俺も眠くなってきたので寝るとしよう。
じゃあな、おやすみハルヒ・・・
fin
184 :
犬キョン:2006/08/09(水) 13:20:59.73 ID:/figM5Zi0
オチ弱くてスマン。
さぁ、出産の続き書くぞー!!
追われる男 古泉一樹
いつぞやの約束を実行する時がきてしまったようです、残念なので
すが、機関は涼宮ハルヒの排除を決定しました。私は現在機関の管
理を離れすでに追われる身です、鶴屋さんの動きがまだよみきれな
い状況でどこまでを手伝いできるがは、少々こころもとないですが
時空の魔術師 長門有希
あなたにあやまらなければならない、先ほど統合思念体急進派は
朝倉涼子をあなたの排除のためターミネータモードで再構成するこ
とに決定した。私と黄緑の2名はあなたと涼宮ハルヒの保護を引き
続き独断で実行することに合意した。
運命に立ち向かう者 朝比奈みくる(小)
キョン君、私の未来との通信が先ほどを最後に途絶しました、最後
に私のすべての禁則事項の解除と火気及びTPDDの無制限利用権限を
受けました。規定事項として確定した未来はありません! 運命は
変える事が出来るはずです、信じています(みくる(小))
すべての鍵 キョン
わかった、ハルヒにすべてを話そう、いやわかっているさ でも
あいつ本人だけが蚊帳の外で、こんなおもろしろい話が進んでいる
じゃ後でうらまれちまう、そうだろう、自分と自分の世界の運命な
ら自分の手でなんとかしたいじゃないか、その結果がたとえ…
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:29:17.89 ID:iGRojLF70
>>184 乙&GJ!!ってかあんた出産のひとだったのかwww
>>185 【時間と空間のすべてを賭けての戦いは今その火蓋がきられた】
涼宮ハルヒの覚醒
予告編
リーサルウェポン 森園生
古泉君、あなたには失望したわ、もう少し頭がよい子だとおもって
いたのに
稀代のナイフ使い 朝倉涼子
おしさしぶり、ショーの再開よ、冗談だって、それ無理、私、本気
だもの
運命を受け入れる者 朝比奈みくる(大)
さあ、元の時空に帰りましょう、あなたは私、私は今ここにいる事
実そのもが規定事項、あたなに規定事項は変えることはできないわ
もうひとつの鍵 谷口
キョン、俺がなんで涼宮と中学からずっと一緒のクラスだったのか
疑ったことはなかったのか、おめでてー奴だな
2008年7月7月 ロードショー
ってのはどう?
中身はとても描けないので
おしまい
>>185 あーまちがい 黄緑→喜緑
すんません、仕事にもどります
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:31:25.37 ID:LtzX4NCH0
≫189
それがちゃんと描ければ 本編もきっと描ける
多分最後のハッピーエンドに大車輪で活躍してくれるはず
メインがでないもの広告の常套手段ですよ ははは
誰か前スレDATくれないか・・・?
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:34:50.96 ID:L0uioGxX0
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:36:19.14 ID:LtzX4NCH0
>>190 ちょwwwwマジ気になるんだからSS書いてくれよwww
>>193 それ無理、だって短いのしか描けないんだもん
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:40:37.79 ID:LtzX4NCH0
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:41:00.84 ID:CH3NXjXe0
>>180 ある日、彼女が突然ボクの席まで歩いてきた。
ど、どどどどうしよう!なにかボクに用があるのかな?
まさかボクのことが・・・・・いやいやそんなわけないじゃないか。
まだ一回も話したことないんだぞ。
まずい、動悸が止まらない。このままいけばボクは心停止してしまうんじゃないだろうか。
彼女がボクのことを見ている。一体なんで?どうしてボクなの・・・・・?
「・・・・・気持ち悪いからこっち見ないで」
( ゚д゚ )!?
終わり。ウィキに乗せないでください
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:45:48.20 ID:G1uIjioO0
DAT保管所にも前スレdatないんだが誰か持っていますか?
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:53:45.90 ID:K55U+GHDO
保守
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 13:59:51.30 ID:5v5uhP2DO
阪中SSホスィ…
>>199 実は今書いてる、夜になったら投下しますよ(短いけど)
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:17:18.39 ID:75fyNAaAO
202 :
平和は守らなきゃなぁ:2006/08/09(水) 14:23:54.69 ID:/zOe7Nni0
続き投下おk?
※このSSには萌え要素、恋愛要素、エロが含まれる事は稀です
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:26:39.29 ID:Zo9g//RdO
ハルヒ「しのごの言わずにやりなさい!」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:26:47.37 ID:zhtbHgf40
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:26:49.14 ID:aatn5ces0
206 :
涼宮ハルヒの平和:2006/08/09(水) 14:27:34.94 ID:/zOe7Nni0
「入っていいわよー」
ハルヒがそう言うと、二人同時に部屋に戻った。
…もう朝比奈さんの半泣きの顔とハルヒの満足げな顔にも慣れたな…
いやそりゃ、巨乳でロリ、俺にとって最強の組み合わせに反応しない訳が無いが、頭の中はそれどころではなかった。
……そういや、朝比奈さんに未来から来てた朝比奈さんの事言ったけど…大丈夫かな?
「で、ハルヒ。一体今は何を作っているんだ」
ブラウザを立ち上げ、
http://www.cnn.comをザッと見る。ハルヒ曰く、日頃の普遍的なニュースの中にこそ謎が潜んでいるらしい。
といってもそこは、フツーの高校に通う、成績面ではフツーの高校生。英文でのニュースを完全に理解する事など出来ず、
結局長門やハルヒの助けを借りるのだった。んで、コイツはドサクサに紛れてパソコンを奪い取ってから答えた。
「ん? 自衛用のブービートラップよ。これからSOS団室に入る時は、ドアの右上の方を三回叩いて」
…もう、どうでもいいや。
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:28:45.95 ID:aatn5ces0
h抜かさなくて良いのか?
208 :
涼宮ハルヒの平和:2006/08/09(水) 14:29:22.49 ID:/zOe7Nni0
>>206 っとまあ、その後は朝比奈さんがハルヒの撮影会の犠牲になり、その後は各自ダラダラとしたりやらなんやら。
ハルヒが「んじゃ、明日も宜しくねー」と言って部屋を出て行くと、俺は三人分の視線を感じた。
「…で、俺は何をすればいいんだ」
「………戦争に対する興味の消失・または転換…」
「俺にそんな事出来るわけないだろ。相手はあのハルヒだぞ」
「いやいや、意外と上手くいくかもしれませんよ」
爽やかにニヤつくなうっとうしい。
「あ、ところで。俺が未来から朝比奈さんが来る、って言ったけどなんで皆疑問に思わなかったの?」
「っと、いいますと?」
「いやさ、俺今まで来たって言って無いし、しかも未来の朝比奈さんが来た、ってのは言わない方が…」
「禁則事項です♪」
…そっか…その一言で片付けちゃうんですね朝比奈さん。俺まだ何も言ってないんだけどな、理由。
「じゃあ、『あの時』って何ですか?」
「禁則事項です♪」
「……あまり、時間は無い…」
「ん?どういう事だ、長門?」
「これ…見て…」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:30:12.14 ID:5v5uhP2DO
210 :
涼宮ハルヒの平和:2006/08/09(水) 14:30:38.16 ID:/zOe7Nni0
>>208 そう言うと長門はパソコンの前に座り、とんでもない速さでタイピングを始めた。
速すぎてブラウザの認識が追いつかず、結局入力しなおすハメにさえなっていた。
皆がパソコンの前に立って待つと、一つのニュースが出てきた。
「えーと…『イスラエル人技術者、イランに亡命』…これがどうしたんだよ」
「始まった」
………
……
…
「……なあ、一つ質問してもいいか?」
「……どうぞ」
「なんでハルヒは、一気に戦争を起こさないんだ」
「それは…涼宮ハルヒが望んでいるから」
「ん?しかし、戦争が欲しいんだろ?」
「いいえ、それは違う。正確には、『ゆっくりと世界が戦争に包まれていく』のを求めている」
211 :
涼宮ハルヒの平和:2006/08/09(水) 14:35:54.28 ID:/zOe7Nni0
はあっ、と溜息をつきながら椅子に座る。
「で?とりあえず俺は何をすればいいんだ?」
「まずは、涼宮ハルヒの感情を昂らせないように行動して」
「次に、出来るだけ涼宮ハルヒを戦争から引き離して」
「『機関』からもサポートさせて頂きます」
「……キョン君、お願いします。もし貴方が失敗すれば…」
そう言うと朝比奈さんも座った。その髪は夕日に濡れ、淡いワインレッドに染まっていた。
「…私には、今現在何もする事が出来ませんが…」
呟く朝比奈さんは、本当に弱々しく、そして今にも壊れてしまいそうだった。
その時、ドアが開いた。
212 :
涼宮ハルヒの平和:2006/08/09(水) 14:39:57.96 ID:/zOe7Nni0
「やー、缶ジュース買ってきたにょろ!」
長門を除く全員に凝視されている事に驚く様子も無く、鶴屋さんは不思議そうに
「あれ?ハルにゃんは?」
「涼宮さんは、今日家の用事で帰宅なさいました」
「ふーん…めがっさ珍しい。あ、みくるに渡しとくから適当に飲むっさ」
そう言うと鶴屋さんは、紙袋一杯に詰められた缶ジュースを手渡した。
「んじゃ、ハルにゃんによろしくねぇ」
そう言うと鶴屋さんはドアを閉めた。
…あれ?ブービートラップは?
213 :
涼宮ハルヒの平和:2006/08/09(水) 14:44:03.70 ID:/zOe7Nni0
その時、ドアが開いた。
「やー、缶ジュース買ってきたにょろ!」
長門を除く全員に凝視されている事に驚く様子も無く、鶴屋さんは不思議そうに
「あれ?ハルにゃんは?」
「涼宮さんは、今日家の用事で帰宅なさいました」
「ふーん…めがっさ珍しい。あ、みくるに渡しとくから適当に飲むっさ」
そう言うと鶴屋さんは、紙袋一杯に詰められた缶ジュースを手渡した。
「んじゃ、ハルにゃんによろしくねぇ」
そう言うと鶴屋さんはドアを閉めた。
…あれ?ブービートラップは?
っという流れで今俺は、こうして本屋で情報収集している。
「んーと…って、明日長門に聞けばいいのか」
そう言うと「週刊アサヒ」をラックに戻す。っていうかこの本なんか関係あるか?
家に帰った俺は、いつも通り妹のハサミに恐怖を覚えつつも、なーんも変わらん生活を送った。
テレビのニュースでは、亡命の事なんてさっぱりやっていなかった。
「ま、明日またSOS団で聞くか」
ベッドに体を滑り込ませると、電気を消した。そうそう、焦らなくても明日があるさ。明日がね。
そう、この時はまだ、明日には戦争なんて起こってるはずが無い、と思っていた。
続く
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:44:45.53 ID:/zOe7Nni0
やたらPCが落ちます…投稿まで漕ぎ着けたらすぐに。
ご迷惑おかけしましたー。
では、↓職人さんwktk
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:47:27.16 ID:CH3NXjXe0
↓ まかせた!
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:49:17.57 ID:/zOe7Nni0
職人さんwktk
ああ、エロがよみたひ。谷口Xキョンとか。
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:49:35.87 ID:/figM5Zi0
↓wktk
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:50:32.80 ID:YvAOTMCdO
↓wktk
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 14:51:53.97 ID:/figM5Zi0
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:00:21.47 ID:/zOe7Nni0
捕手
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:00:42.66 ID:OcL7QLQ40
キョン「谷口、俺は普通の高校生か?」
谷口「はぁ?なに言ってんだよ?お前が普通だったら俺はミジンコ並みに普通だぜ」
キョン「……そうか」
谷口「俺にとってはな」
キョン「え?」
谷口「お前は俺にとって普通じゃないんだよ。ずっと前からお前のことが気になってたんだ」
キョン「谷口…」
谷口「だからよ。よかったらでいいんだが。俺と…付き合ってくれないか?」
キョン「…た…にぐ…グス……谷口ぃ!」
谷口「ごめんな、キョン。言うのが遅くなった」
キョン「バカ!バカ谷口!あんたなんか死刑なんだからね!」
谷口「そりゃまいったな。これで許してくれないか?」
チュ
オエェ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:02:03.03 ID:CH3NXjXe0
キモスwww
告白されただけで泣き出すような女の子どっかにいないもんかな?
ちょwww
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:07:12.81 ID:CH3NXjXe0
>>225 二次元www
ツンデレカフェでもいってみようかな・・・・・
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:16:29.86 ID:OcL7QLQ40
キョン「長門、あれがレインボーブリッジだよ」
長門「………綺麗」
キョン「そうだな。………まぁ、お前ほどじゃないけどな」
みくる「キメェwww」
「みくるちゃん。キョンと有希が駆け落ちしたんだってね!!」
「いや、あの…違うんです涼宮さん」
「何が違うのよ!だからで二人共三日も続けて休んでたのね!見つけだして問い詰めてやらなきゃいけないようね!!」
バタン!!タッタッタ
「古泉く〜ん。どんな説明したんですかぁ〜」
「僕はただキョンくんと長門さんが緊急の用事で一緒に出かけてしまった。と伝えただけです」
「それはそうですけど…その説明じゃだめですよぉ!も〜」
「どちらにせよ、涼宮さんが動かなければ現状は変わりません」
「う〜ん…」
キョンくん達大丈夫かなぁ?
キョン「長門、あれがレインボーブリッジだよ」
谷口「………綺麗」
キョン「そうだな。………まぁ、お前ほどじゃないけどな」
みくる「キメェwww」
キョン「谷口、あれがレインボーブリッジだよ」
谷口「………綺麗」
キョン「そうだな。………まぁ、お前ほどじゃないけどな」
みくる「キメェwww」
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:23:46.93 ID:CH3NXjXe0
キョン「長門、あれが腐女子だよ」
長門「………キメェ」
キョン「そうだな。………まぁ、お前ほどじゃないけどな」
みくる「ちょwww」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:23:58.11 ID:D48Qz+VY0
キョン「長門、あれがレインボーブリッジだよ」
長門「・・・・綺麗」
キョン「そうだな・・・・・あそこで二人だけで居たいな」
長門「今すぐ閉鎖してくる」
キョン「お、おう頼んだ」
20分後
長門「レインボーブリッジ封鎖できません!!」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:26:12.12 ID:6T411lG/0
投下しても大丈夫でしょうか?
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:26:51.90 ID:D48Qz+VY0
俺たちにそんなの愚問だな。もちろん待ってる、wktkwktk
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:26:57.10 ID:CH3NXjXe0
おkです
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:27:28.85 ID:ZOTji+gN0
涼宮ハルヒの決意
「ねぇ、キョン。駆け落ちしよっか?」
朝っぱらから物思いに耽っていると思ったら・・・何を言い出すんだ、コイツは。
”駆け落ち”なんていう言葉は、お互いを愛し合っているが結ばれない運命にある二人がその運命を打ち破るためにだな。
「あたしとさ、樹海に行かない?」
しかも、死ぬこと前提でかよ。
頬杖つきながら、ぼーっとした顔で空を眺めんでくれ。
俺はいつも馬鹿みたいにテンション高いお前しか知らんのだ。
そんな違う一面を見せられたら、したくなくても『なぜか』動揺してしまう。
「ねぇ、聞いてるの?」
頬杖を止めてこちらを向いたハルヒの眉がキリキリと上がる。
これでこそ、俺の知っているハルヒだ。
論理的な思考型な俺は、理由を聞いてから何事にも答えるようにしているが、
ハルヒは突飛なことを言う割りにその理由を聞かれると不機嫌になるし、答えようとはしない。
『駆け落ちしよっか?』って言った理由をハルヒに聞くのはナンセンスだ。
・・・だが、聞いてしまう。
だって、それが俺の思考パターンだからだ。
「聞いてたけど、どうしてまた駆け落ちなんだ?・・・その前にどうして俺なんだ?」
こいつはいつも主語と述語が抜ける。そして、その経緯、説明もない。
まるで”私の思考はアンタには伝わってるから、説明しなくてもいいのよ”みたいな。
あいにく俺は、古泉みたいに超能力者でもないから相手の思考を読み取ったりできない。
・・・ってアイツは閉鎖空間の中でしか能力使えなかったか。
例えにもならないとは、本当に使えない奴だ。
「キョンなら、着いてきてくれると思ったの!」
恥ずかしそうに目線を外す・・・普通の女の子っぽい仕草も出来たんだな。
って、どうして俺なら着いてきてくれるなんて思ったんだ?
俺の思考を読み取ったかのようにハルヒが続けて口を開いた。
「だって、アタシのいう事素直に聞いてくれるんだもん。だから」
ちょっと待て。この際、俺の長所・性格・人物像は関係なしかよ。
どうみても、ハルヒの主観イメージだけじゃねぇか・・・
しかし、俺が安易に否定すればハルヒはまた不機嫌になるだろう。
古泉・長門・朝比奈さん(大)は口を揃えて、その事を忠告したけど、俺には関係ないし、
どうするかはハルヒ次第なのだから・・・ごく平凡一般の俺がとやかく言っても仕方がない。
まぁ、古泉の言っていたハルヒの言葉をできるだけ尊重するようにしてやんわりと話を流してみるか。
「お前がどうして『駆け落ち』だとか、『樹海に行きたい』とか言ったか分からんが、そんな事しなくても俺は3年間お前にこきつかわれる運命だ」
「いつ、何処で、何時、何分、何秒にアタシがアンタをコキ使いたいって言ったのよ!」
「お前の俺への態度を見たら、誰が見ても奴隷とご主人様みたいな関係に見えるぜ?」
ハルヒが何か言おうとしたので、トドメの一撃を刺しておこうと思う。
「でも、別にお前に使われるのは嫌いじゃない」
ちょっとでも、恥ずかしい台詞を言われるとあたふたして、柄にもなく論理的に否定したり、話変えたりするから
この戦法はかなり有効なのだ。・・・しかも、実証済み。
すると、暫くハルヒは何か考え込んだ後、パチンと手を合わせて、俺を指差した。
「決めたっ!アタシに使われるのが好きなら、高校3年間と言わずその後も使ってあげるわ」
***
「・・・なーんて、事があったんだよ」
部室にて、古泉と将棋を指しながら今日の昼休みあった事を話した。
・・・ていうか、どうしてコイツは手数掛かるのに穴熊作ろうとしてんだ?その間に攻め込まれたら終わりなのに。
「キョン君はまた仕出かしましたね」
なんて、真剣な台詞をにこやかに言う古泉。
続けて「僕のバイトもずっと続きそうですねぇ」なんて言いながら、ため息つきやがって。
「どういうことだよ?俺がなんかやったか?」
俺が質問を投げかけると、古泉は鼻の頭を撫でながらこう言った。
「涼宮さんは新たに思い込んでしまいました・・・いや、決意したと言ったところでしょう。彼女は言ったのでしょう?
『高校3年間と言わずその後も使ってあげるわ』と。その意味は分かりますか?その後とは彼女にとってどれぐらいの期間なんでしょうねぇ。
その言葉を推理して、最も現実的で実現可能な事となると・・・」
「なんだよ」
「キョン君。結婚式には呼んでくださいね。・・・あと、あなたは主夫に向いてますよ」
古泉がまたアホな事を言い出した。
こいつは、推理してるとき自分に酔っているんじゃないかと思うことがある。
推理に気を取られて、将棋がおざなりになっているのはコイツらしい。
「王手・・・はい、どうやっても詰みな。しかし、お前の例えはよく分からん」
「はは、負けちゃいましたね」
自分が負けたのにニコニコとしているのもコイツらしい。
さて、と。ハルヒが朝比奈さんの写真撮影を終えて帰ってくる前に、このフラッシュメモリにmikuruフォルダを移動させておくか。
将棋の片付けをしている古泉がポツリとこう言った。
「あなたは、涼宮さんにプロポーズにしてOKされたんですよ。順序から言うと、涼宮さんがプロポーズして、あなたがOKしたというか」
なんて言いながら、クスクス笑う古泉。
今のお前相当キモイ悪いぞ。
fin
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:31:19.56 ID:CH3NXjXe0
樹海大冒険は(´・ω・`)?
樹海大冒険バロスwwwwwwwwwww
>>240 読み返したつもりが、キモイ悪いになってたorz
ハルヒに殺される前にこれから何倍も精進する事にしますね。
また、投稿させて頂きます。
レイボーブリッジラブストリー最終回
キョン「長門、あれがレインボーブリッジだよ」
谷口「ミジンコ並みに普通だぜ」
長門「私のセリフをとらないで」
キョン「そうだな・・・・・あそこで二人だけで居たいな」
長門「谷口の情報結合を解除する」
キョン「お、おう頼んだ」
20分後
谷口「俺と長門、付き合うことにしたから」
長門「そう」
キョン「な、なんですと」
1
長門「嘘ではない」
キョン「まさか、冗談だろ」
ハルヒ「ちょっと、キョン」
キョン「め、めっかった」
ハルヒ「最近、うちに来ないと思ったらこんなことしてたのね、さあ
帰りましょう」
キョン「た、助けて、助けて、助けてえ〜りん」
古泉「これでうまいこと涼宮さんとキョン君をくっつけられましたね
朝比奈さん」
みくる「ひぁ〜い、そうでしゅね。でも古泉君えーりんって何ですか」
古泉「…スレ違いです。●マガーレ」
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:42:30.43 ID:Zo9g//RdO
冒険でしょでしょ
死体ばかりで
怖い樹海も
君がいるから
強がれるのよ
だって好きだもん
一緒に来て下さい
どこまでも自由な
私と来てよね
明日朝になって目がさめたら死体〜
泣こうよ〜
嘆こう〜
I LOVE YOU〜
すいませんorz
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:44:33.65 ID:RQ2WTgOU0
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:46:47.06 ID:9E7jw6ED0
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:47:05.86 ID:Zo9g//RdO
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:47:52.31 ID:/figM5Zi0
>>247 あー、俺も書いたな。姉歯バージョンの替え歌
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:48:20.06 ID:fHv7FpA3O
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:54:48.28 ID:RQ2WTgOU0
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:54:52.67 ID:/figM5Zi0
ほす
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 15:59:35.65 ID:/zOe7Nni0
俺も…樹海行ってくる…orz
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:00:48.27 ID:orKTRCiN0
誰か前スレdat持ってない?
700以降見てないにょろ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:01:42.76 ID:/rH/uNZ70
祝ってやる
>>247 勝手に上の方の歌詞も考えたぞ
答えはいつも樹海の中に
なんでだろあなたを選んだ私です
もうとまらない樹海へ行くこと決められけど
I believe
樹海だけじゃつまらいないの
You'll be right!
感じるまま感じることだけをするよ
赤だし飲みてぇ
260 :
259:2006/08/09(水) 16:12:55.92 ID:/8nRMjMlO
ぬはっ誤爆した
樹海行ってくるわ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:14:15.06 ID:jx2FCiqb0
262 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:14:31.99 ID:/figM5Zi0
やっほー
5レス分くらい出来たけど投下するする?
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:16:11.62 ID:RQ2WTgOU0
きてええええええええええええええええwww
264 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:17:23.98 ID:/figM5Zi0
おk
無事結婚式を終えアパートへと帰宅した俺とハルヒはベッドに入るや否や新婚初夜という事で激しくお互いを求め合った。
ようやくハルヒが安定期に入った事と
「これでホントにあたしはキョンのものになれたのよね。さぁ、好きなだけあたしを求めて、キョンの好きにして?」
というハルヒの言葉に俺の理性は完全に陥落したのである。
だが、詳しい内容は割合させてもらおう。
何故かって?
そんなの決まっている。
あんなに可愛いハルヒは誰にも見せたくないからな。
なんたってハルヒは俺だけのものになった訳だしな。
まぁ、俺もハルヒだけのものな訳なのだが・・・
265 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:17:43.68 ID:/figM5Zi0
まぁ、ノロケ話はこれ位にして本題に入ろう。
今日から俺とハルヒは新婚旅行へ行く訳なのだが、昨晩、頑張り過ぎた為に二人して寝坊してしまったのである。
「ちょっと、この目覚まし時計壊れてるんじゃないかしらっ!?」
ハルヒは朝からご立腹のようだ。
「いや、それはないだろう。ちゃんと時間通りに鳴って気がするぞ」
「じゃあ、なんで起きられなかったのよ?」
「そ、それは、その、昨晩頑張り過ぎたからな・・・・」
あ、ハルヒの顔がみるみる赤くなる。
あぁ、ほんとにカワイイなぁ。
俺は思わずハルヒを抱きしめた。
「こ、このバカキョン!!朝から何言ってるのよ!?」
等とイチャイチャしてたらマジで時間が無くなった!!
266 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:18:11.82 ID:/figM5Zi0
「さぁ、時間も無いしそろそろ支度を始めましょ」
「あぁ、そうだな」
俺は渋々ハルヒを離した。
ハルヒ特製の朝食を食べ、着替えを済ませいよいよ俺達は家を出た。
目的地はここから電車を使って4時間ほどの場所にある温泉が有名な観光地だ。
「さぁ、行くわよキョン!!いざ新婚旅行へ出発よっ!!」
「あぁ!!行こう!!」
さぁ、遂に新婚旅行のはじまりであるっ!!
俺達は昨日の疲れを忘れこれから始まるイベントに心を躍らせていた。
俺達は腕を組んで駅へと歩き出した。
267 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:18:36.32 ID:/figM5Zi0
駅に着いた俺とハルヒは改札を通りホームで電車を待っている。
「なぁ、今日泊まる旅館何て言ったっけか?」
俺はふとそんなどうでもいい事をハルヒに聞いた。
「今更何よ?ちゃんとそれ位覚えておきなさいよっ!」
「あぁ、スマン」
「あたし達が泊まるのは旅館「未来」よ。名物は夜は星空を見ながら入れる予約制混浴露天風呂「宇宙」って何度も教えたでしょ?もう予約も済ませてあるわ!!」
268 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:18:59.53 ID:/figM5Zi0
なんともネーミングセンスが無いな・・・
俺も人の事は言えないのだが・・・
と思い耽っていると
「ひょっとして、一緒にお風呂とか嫌だった?」
と心配そうな面持ちでハルヒが聞いてきた。
「いや、むしろ大歓迎だね。ただ予約制で良かったと思ってたのさ。ハルヒの綺麗な身体を他の男に見せなくて済むと安心してたんだ」
そう言うとまたハルヒは顔を真っ赤にしていた。
「あ、ありがと・・・。あ、あたしもキョン以外には見せたくないからね」
俺も顔が熱くなってくる。
まだまだこれからだというのに俺達は何やってんだ・・・
二人でバカップル、いや今はバカ夫婦だな。
バカ夫婦をやっていると電車がやってきた。
269 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:20:09.77 ID:/figM5Zi0
ここまで
またコテ変えるの忘れた・・・・orz
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:20:37.23 ID:CH3NXjXe0
きのさきおんせん?
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:23:01.49 ID:RQ2WTgOU0
>>269 GJ!!見ているこっちも赤面だっぜ
それから2つ目は『鳴って気が』→『鳴ってた気が』だと思う
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:23:15.24 ID:jx2FCiqb0
273 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:25:44.89 ID:/figM5Zi0
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:25:50.79 ID:jx2FCiqb0
>>269 GJ!!!!!!
これはエロイwwww
誰か前スレDATを!
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:29:59.65 ID:9E7jw6ED0
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:33:46.36 ID:ZDYXdq+eO
出産長杉
早く終らせろ
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:34:31.42 ID:CH3NXjXe0
まだ2ヶ月目か?
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:35:28.01 ID:cByibNbSO
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:36:47.12 ID:cByibNbSO
違う保管のとこだった
281 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:39:36.63 ID:/figM5Zi0
>>277 そうか
じゃあ
旅行から帰ってきた8ヵ月後無事子供が生まれた
おしまい
じゃあ、みんなお疲れ!!
ちょwwwwwwwww乙wwwwwwwwww
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:40:54.17 ID:CH3NXjXe0
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:42:23.80 ID:K55U+GHDO
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:46:50.25 ID:9E7jw6ED0
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:49:05.95 ID:SDSL819wO
書きたいんなら書きゃいいけど、
無理して書かなくていいと思う
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:49:26.43 ID:cByibNbSO
>>287 たしかに、書くか書かないかは作者の自由だから
本当に書きたくないなら仕方ない
疲れたんならやめてもらってもかまわないけど…
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:52:35.62 ID:jx2FCiqb0
>>281 本当に書きたくないなら仕方ないが、
もしノリでいった冗談なら、楽しみにしてwktkして待ってる人もいるということを思い出してくれ
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:54:05.49 ID:jx2FCiqb0
>>281 というかまだ疲れてないなら、お願いしますo┐
疲れたor他の書きたい だったら乙カレー様でした
293 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 16:55:41.83 ID:/figM5Zi0
あぁ、みんなスマンかった。
最近色々あってフラストレーション溜まっててちょっとぷちっときてしまったんだ・・・orz
あんなの書いてしまった俺を許してくれるか?
許してもらえたなら中途半端で終わるのは嫌なので続きを書きたいと思う。
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:57:16.71 ID:ZDYXdq+eO
いいよ
続きなんか書かなくて、早く終らせろ
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 16:58:46.99 ID:jx2FCiqb0
勿論!
>>277 >>294はいらん!!
漏れもあんなの書かれたらぷちっとくる、というかさっきもぷちっときた!
続きが読みたい・・・
296 :
以下、名無しにかわりまして流がお送りします:2006/08/09(水) 16:58:59.80 ID:i/kqRgNN0
>>293 わざわざ時間を割いて投下して頂いている方々に
どうして我々worktakerが許す許さないの判断を下せるというんだい?
´・ω・)
⊂彡☆))Д´)ノ
クルッ
(´・ω・)
O( )O゙
パーン
(´・ω・)∩
彡☆))゚゚Д)) .:,.;'∴
パーン
(´・ω・) パーン (・ω・`)
⊂彡☆))Д´(☆ミ⊃
パーン (´・ω・)(・ω・`) パーン
(´・ω・)☆ミ⊂ ⊃彡☆(・ω・`)
⊂彡☆))∀゚(
>>294 ..☆ミ⊃ パーン
, ,∩彡☆ ☆ミ∩, ,
( ) パーン ( ) パーン
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:00:54.61 ID:jx2FCiqb0
>>295は
>>293で・・・
スマソ・・・
あと、やっぱり
>>296だと思
急いで何も考えず何か書き込もうとして偉そうな書き込みしてスマソかった・・・orz
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:01:17.11 ID:K55U+GHDO
>>293 それでこそ職人だ!!
wktkしてる奴の方がはるかに多いんだからな?
期待してるよ
300 :
g210002238014.d041.icnet.ne.jpso:2006/08/09(水) 17:04:52.43 ID:jx2FCiqb0
「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
「ちょっ待て食べてない食べてないプリンがあったことも知らな」
「嘘でしょっ!!今部室にアンタしか来てないじゃない!!私がさっき来たときにはあったのよ!?
私がジャージを取りに教室に戻った隙に食べたのね・・・!!キョンのバカっ!昨日から楽しみにしてたのに!!」
ハルヒが近づいてくる。
襲撃か!?
「おいおい・・・違うしそれに昨日からって・・・」
反論しかけた時にはハルヒはすでに俺の目の前に・・・。
ハルヒは・・・
「・・・出しなさいよ。プリン。」
ハルヒは俺の肩に手を置いて激しく揺さぶってくる。
「出しなさい!!!!プリン返して!!!!あたしのささやかな楽しみを返してよ!!」
最悪の事態は微妙に避けたようだが、これはなんとかしないと・・・
・・・・・・ここは・・・
> ☆「分かった。今度買ってきてやるから!」 <
★ 「だから食ってないって!!プリンを誰かに食われたのは残念だったな、だが俺は無実だ!!」
空気の読めていない保守age
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:05:06.00 ID:9E7jw6ED0
>>293 書いてくれたら嬉しいな。
wktkしてまってていいかい?
302 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 17:05:12.28 ID:/figM5Zi0
うおおおおおおおおおおおおおおお!!!
ここの住人はホントにいい奴ばっかりだな。
感動して涙が出てきた!!
みんなの期待に応えるためにも書くぜっ!!
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:05:49.13 ID:qYnHlTH/O
出産wktk
やっぱ甘いのはいいね(゚∀゚)
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:08:23.25 ID:jx2FCiqb0
wktk
甘いハルヒいっぱい下さい
結局戻ってくるのか。
おれみたいな、いっつもROMってる単発がいうのもあれだがな。
職人さんだって人のために書いてる訳じゃないだろ。
(もし「僕は人のために書いてます!」思い込んでるなら即刻立ち去れ。)
自己満足のためにSS書いた。そしたら、それにwktkしてくれる人がいた。
順番としては自己満足が先なわけで、書きたくないなら止めればいい。
匿名掲示板なんだし、日付が変われば居心地の悪い思いをすることもないだろ。
俺が言いたいのはあれだ。
単発に煽られたぐらいで「やめる!」とかいって周りをいちいち振り回すなと。
構ってちゃん、自意識過剰って言われても文句言えないぞ。
>>284-293の流れを見ると、このスレが爆撃される理由がなんとなくわかるだろ。
職人は淡々とSS張って、読み手はwktkしたり、保守したり、感想述べたりするぐらいが丁度いいんじゃないのか。
あくまで俺の尺度だがな。
どんな文句つけられようと、その後どうするかは自分の問題なわけだ。
それに周りを巻き込むな。
亀ですまんな。タイプ遅いんだ。
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:11:13.42 ID:ZDYXdq+eO
きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
もう書かなくていいって言ってんだろwwwwwww氏ねwwwwwwwwww
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:11:24.75 ID:K55U+GHDO
ハルキョンに限らず俺は甘いのが大好きだな。
おれの書くSSが甘くなる確率は現在100%wwww
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:11:57.23 ID:/ToopVOR0
>>306 荒らしも賢くなったな。爆撃よりよっぽど効果がある。
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:13:50.53 ID:jx2FCiqb0
>>305 鋭い言葉言いながらヌクモリティがあるじゃないk(ry
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:14:01.97 ID:xD9zq8Y60
俺は面白いSSが読めればそれでいい
311 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 17:14:33.41 ID:/figM5Zi0
>>305 あぁ、十分理解したさ
今後は気をつけるよ
みんな、本当に済まなかった
>>300 ちょっと待て、なんで君は…。いや、なんでもない
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:16:16.83 ID:jx2FCiqb0
>>300 300ゲトズサ
空気は嫁てないが選ぶまで進めないという罠
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:17:11.79 ID:ZDYXdq+eO
夏房が書いたSSなんてキモくて見てらんねーよwwwwwwwwwwwwww
いいからもう終らせろwwwwwww
そんでもう来んなwwwwwwwwwwwwww
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:17:26.67 ID:jx2FCiqb0
>>313 じゃなかった
一番言いたかったのは・・・うーんアレだ
名前欄で回したせいかなぜか変なのが出ちまったじゃないか
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:19:36.59 ID:Gp1EvM+F0
これ以降ID:ZDYXdq+eOは透明あぼ〜んでよろしく。
本日のNGID:ZDYXdq+eO
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:21:11.50 ID:jx2FCiqb0
>>316 ふふふ、漏れはZDXdq+e初登場時からやってるぜwww
↑矛盾した文章
>>306 阿部「あまり強い言葉を使うなよ、
弱く見えるぞ?」
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:29:19.95 ID:jx2FCiqb0
>>300 ☆「分かった!!今度はそのプリンより5倍くらいは高いプリン買ってきてやるから!!」
「・・・・・・」
「・・・・・・どうだ?」
「・・・ふーん。まあそれなら別にいいけど・・・。ただし今度じゃダメ!今すぐよ!今すぐ買いに行ってきなさい!!
30秒以上私を待たせたら死刑だから♪」
また空気の嫁ていない保守age
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:33:31.57 ID:/zOe7Nni0
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:34:38.90 ID:lQZWELH3O
キョン「なあハルヒ。おまえはいつも俺を面倒なことに巻き込んでるが、俺のことをなんだと思ってるんだ?」
ハルヒ「…あたしはただ、あんたと一緒にいたいだけよ…」
キョン「それならさ、もう俺につきまとわないでくれ」
ハルヒ「!!………そんな」
キョン「これからは俺がおまえに勝手についていくからさ。無理しなくていいんだ」
ハルヒ「キョン。…ありがとう」
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:47:37.35 ID:jx2FCiqb0
>>300 まあ当たり前だが誰も選ばなかったから自分で選(ry
>>302 俺は憂鬱に学校→家のルートを辿っている。
なんでこんなことになるんだよ・・・
無実の罪を着せられた上、500円自腹かよ・・・
ほんとあいつといるとろくなことがない―
end
というhshage
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:49:35.14 ID:jx2FCiqb0
涼宮ハルヒ「キョン、あたし、今すばらしいアイデアを思いついたわ」
キョン「なんだいってみろ」
だいたい、こうやってハルヒが持ち込んだ提案はなぜか、他のSOS団
メンバーが疲れるカラクリになってる。
涼宮ハルヒ「選挙に出ることにしたわ」
全世界の思考が停止したかと思われた、て言うのは嘘ぴょんで、あまりにも壮大過ぎる
ボケをどうやって突っ込んでやろうかなどと考えてたんだけどな。
キョン「ハルヒ、すまんが
ハルヒ「キョン、それ以上言う必要はないわ、あんたの言いたいこと位
分かるわよ、衆議院議員の被選挙権は25歳からって言いたいんでしょ
そんなこと位知ってるわよ、一応先に言っておくけど生徒会選挙のことよ」
あー、去年の生徒会選挙を回避したと思ったらこれかよ、まあ、この前
生徒会といざこざを起こしたハルヒがその諸悪の根源である生徒会を乗っ取ろう
としても不思議はない。遂にこの日が来てしまったかやれやれ
古泉「なかなか良いアイデアではないでしょうか」
みくる「あたしも賛成でしゅ」
長門「ユニーク」
ハルヒ「賛成4 棄権1で可決ね」
キョン「ちょっと待て、多数決は民主主義の暴力だぜ」
ハルヒ「そんなこというなら革命を起こして、私から団長の職を奪って見なさいよ」
俺の必死の抵抗空しく以上のように決まった。もう好きにしてくれ
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:54:05.98 ID:jx2FCiqb0
次回予告
キョン「ハルヒ次回は第何話目だ」
ハルヒ「次回涼宮ハルヒの憂鬱第120話 北高派閥抗争U」
キョン「ちっが〜う 涼宮ハルヒの憂鬱第15話 涼宮ハルヒU」
ハルヒ「次の投下はいつになるか分からないわ、黙って私についてこい」
キョン「つまり、まともにオチも話の内容も方向性も決めてないまま投下しちまった
訳だ。作者は神聖のあほなだな、やれやれ」
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:59:29.10 ID:jx2FCiqb0
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 17:59:30.93 ID:/zOe7Nni0
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:03:49.93 ID:PJpDINK60
○●○ あなたは呪いをかけられました ○●○
このレスが貼られているスレにいるあなたは呪いにより
今後一切性行為が出来ない身体になってしまいました。
しかも呪いにより数日中に事故にあい、大怪我を負ってしまう危険性があります。。
しかし大丈夫!呪いをときたい場合は以下のスレ↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/6066/1145963372/ に
ルシ様マンセー
と書き込むのです。
するとどうでしょう。。呪いが解けたばかりか、
好きなあの子と付き合えたり、お金ががっぽがっぽ入ってきたり
幸せ三昧になる可能性が高いです!
さぁ、あなたも、呪いをといて一発逆転の人生に踏み出そう!
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:09:43.27 ID:/ToopVOR0
まあほしゅ
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:09:47.00 ID:jx2FCiqb0
>>300 「だから食ってないって!!プリンを誰かに食われたのは残念だったな、だが俺は無実だ!!」
「む・・・」
ハルヒの動きが少し弱まった・・・と思ったとき、ハルヒによっかかられて俺はバランスを崩した。
「うわっ・・・」
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:10:05.30 ID:jx2FCiqb0
>>334 ・・・大きな音もせず、気がつけば俺はハルヒに押し倒されているような状態になっていた。
ハルヒの細い指に、俺の腕が押さえられている。
ハルヒと目が合う。
息がかかりそうな距離で、サラサラの髪が揺れ、果物のような香りがただよう。
ハルヒは、さっきは何か怒っていたが、今は少し切なげな表情をしているように見えた。
・・・夕日のせいだろうか。ハルヒの顔がうっすら紅く染まっている。
336 :
初コテ ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 18:12:51.94 ID:7yV8+aNCO
リンクストーリーを思い付いたお
二分後に投下するお
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:13:30.51 ID:ELvcjyHy0
よくわかんないがktkr
前にちょっと書き溜めしたやつだから長いけど失礼する
謹啓
梅雨のうっとうしい長雨もようやく日本列島から去り、初夏の足音が聞こえてくる今日この頃、【Your name】いかがお過ごしでしょうか? 俺はふとしたことで知り合った、度を越した迷惑女のお陰で今日も憂鬱極まりないです。
昨日はそいつが「部室の本が少ない!!」と愚痴りだし、あと数日で廃舘になる二駅越した図書館に真夜中、本を失敬しに行かされ、俺は罪悪感と捕まるかもしれないという恐怖の念にかられ今日も、本当にいっぱいいっぱいです。
ではお体にお気をつけて厳しい夏を乗り越えてください。
頓首
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:18:35.40 ID:jx2FCiqb0
>>335 実際の時間は1,2秒だったんじゃないかと思う。
でも、俺には長く感じられた。
「っ・・・!あんたが・・・悪いんだからね!あたしのプリン・・・食べちゃうから・・・っ!!」
とハルヒが立ち上がりながら言うか言わないかのところで、俺はすでに気づいていた。
薄紫色の髪を持つ少女がドアの傍らに立っていた。
少し前からずっと立っていた、と言わんばかりの顔で。
341 :
2 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 18:18:39.33 ID:7yV8+aNCO
「なあ、ハルヒ……もう駄目だ、俺……もう……自首したい……」
「なに言ってんのよ、図書館が廃館になったら本は地元の町民に配られるか処分されるかでしょ? だったら私達が少し頂いても別にどうってこと……」
「ない、わけあるか!! おまえが持ってきたのは殆ど新品だろうが!! どう考えても最寄りの図書館に寄贈されるに決まってるだろ!! それに、150冊を“少し”とは言わん!!」
「あんな怠慢職員なんかちゃんと本の整理してるわけないわよ! 大丈夫よ……多分……! それに私達SOS団に役立つ怪奇資料の本なんて普通に買うと高いのよ!? あんたがそれ全部払ってくれるの!? 無理よね? じゃあ仕方ないじゃない!」
「公務員をナメるなよ!! 毎日暇で暇で、無駄に手当の多い給料しか楽しみがないんだから本の記録整理くらいしてるだろ!? それに、おまえが持ってきた怪奇資料なんてほんの数冊じゃねえか!! 他はみんなマンガだろ!!」
「うっ……し、資料は資料! マンガはマンガよ! なによ!? あんなにあるなかからちょっとくらい自分のために貰って来たってバチはあたらないわ! マンガ本だって買うと高いのよ!!」
「言ってることが滅茶苦茶だがまず“貰った”じゃなく“盗んだ”ということを認識しろ! 犯罪だぞ犯罪! そして一番の疑問は何故俺とハルヒだけで盗みに行ったんだ!? 古泉や長門のほうが役立つと思うぞ!?」
「なに言ってんの!? 古泉君や有希やみくるちゃんにそんな危ない真似させられる訳ないじゃない! 本来なら雑用のあんたひとりでやるはずなのを団長自ら手を汚して協力してあげたんじゃない! 感謝されてもいいくらいだわ!」
「あああぁぁぁ!! もういいもういい分かった分かった!! おまえに何言っても無駄なことは充分分かったから、もうこの話は止めにしよう!! 頭の中から完全に消すからもうこのことについて俺に話かけんな!!」
「最初からそう言えばいいのよ! バカキョンッ!」
「いやはや仲のいいことで、羨ましいでs」
「黙るか死ね」
「古泉君ウザイ」
「……いやはや」
342 :
3 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 18:20:47.49 ID:7yV8+aNCO
さて、先程までの会話を耳にした方は容易に想像がつくであろう、俺の憂鬱を。あと一歩のところで神風に邪魔され日本を占領できなかったモンゴルの某族でさえここまで憂いを感じてはいないはずだ。
少年法が適用されないギリギリの年齢の自分が警察の御用になって、その理由が“図書館から本を盗みだし部室に陳列した”という異常なほどケチで少しカワイソウなものであった事がバレたら……なんて心配をすれば、この憂いは当然なことだろう……?
主犯格の女が、この世界の言語がわからない宇宙人以上に正当な話ができないとなれば、願わくばこの憂いが杞憂に終わることを望む他ないのさ。
梅雨明けの日差しが体育会系を悩ますことなど知るよしもなく今日もSOS団は平和だ。俺以外はみんな、俺の心配の種になっている本を読み耽っているため、ハルヒも今日はおとなしい。
ああ、朝比奈さん……あなたが悩ましい姿勢で読んでいらっしゃる大人気シリーズ小説は、俺の約三年分の寿命と引換にここにあるのですよ……それにしても、それに出てくる猫は頭が良すぎですね。
おい、古泉……お前が読んでるのはハルヒが面白そうだといって逐伝したマンガ本だ……大トロステーキが涎をさそう感動作……ハルヒの度胸と俺の双腕の筋肉にせいぜい感謝するんだな……
なあ長門……おまえもマンガ読むんだな……しかもジャンルがまた……まあ、それもハルヒの度胸と俺の双腕の筋肉に感謝しろよ……? 全80巻にして全6章の壮絶アドベンチャーだぞ……
そして全ての根元であるハルヒ……汚しても構わない上にロハのマンガ本を読むのはさぞかし気分がよいでしょうね……おまえはあれだけの本の中から何をチョイスしたんだ……?
……逆行で見えないな、大判のマンガ本であるのは確かなようだが……おまえは資料を盗みに行ったんじゃないのか? そして本に没頭しての含み笑いは不気味なものがあるからやめろ。
などとほざいても俺が支離滅裂な理由で悪者にされるのは火を見るより明らかだ。ああ……いつから俺は、自らの犠牲を伴ってでも戦い続ける正義のヒーローより、自分の立場が一番可愛いアカ(共産主義)になってしまったんだろうなあ……?
ちょっと続く〉
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:23:16.28 ID:jx2FCiqb0
344 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 18:24:29.42 ID:ZMA6v6vk0
投下予言、今日中に冒険続きを投下します(´・ω・`)
つかこれ覚えてる人いるのかな?
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:26:50.67 ID:9E7jw6ED0
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:28:56.58 ID:jx2FCiqb0
>>340 タイミング悪かった・・・しかもキモくてスマソ 初SSが撃沈して終わった・・・。 というか考えナシに書き込んだので
今度はもっとマシなの書き溜めて書こう・・・。
単にハルヒとキョンが何故か変な体勢になりそれを長門が見ていたっていうのを書きたかっただk(激しくry
いや実はそんなつもりは無く、ハルヒの怒→切のCGを描いてみたいという夢の話で選択制n(
さて、職人方のストーリーをwktkしながら見ますか(´Д`;)ハァハァ
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:30:14.14 ID:jx2FCiqb0
>>344 漏れは新参の為読んでいなくて激しく残念だが今から読み返してくる
wktk
348 :
劇場版嘘予告 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 18:31:04.40 ID:ZMA6v6vk0
涼宮ハルヒの憂鬱劇場版第一弾!
ミクル「きゃああああああああああ!!」
次々と襲われる団員達
コイズミ「ダメです!もう武器がありません!!」
積み上げられる屍の山
349 :
劇場版嘘予告 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 18:31:47.76 ID:ZMA6v6vk0
ナガト「地球上にこれほどの生命力を持つ生命体がいるなんて想定外。
私にはこれ以上活動できるエネルギーが残されていない。
SOS団の全ては……あなたにかかってい……」
宙を舞うのは禍々しい黒い影
その影は、増殖を始める
キョン「くそっ!あんなの相手に素手で戦わなきゃいけないのか!?」
日常に潜む悪意と恐怖と戦慄に、あなたは耐えられるか?
『 キ ョ ン 、 早 く 助 け に き て 』
【G(ジー)】
2112年夏、全国SOS劇場で放映開始!
前売り券には「特製!ちゅるやストラップ」が付いてくるっさ!
>>350 公開日がちょうどドラえもんが生まれる年だね
作者が死んでから無茶苦茶やっちゃったって感じだね
地球上の生命体で、増殖して情報統合思念もかなわないなんて
なんなのかは非常に気になるねwktk
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:36:55.95 ID:jx2FCiqb0
>>350 見たいwktk 一分
ちゅるやさんがほしいwww
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:38:41.92 ID:jx2FCiqb0
>>351 も し か し て ド ラ エ モ ソ の 増殖 で す か
そ ん な こ と な い で す よ ね
354 :
4 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 18:41:07.26 ID:7yV8+aNCO
>>339 >>341 >>342 ――パタン
「おや、もう時間ですか?」
「…………」
「あ、ほんとだ……あの、キョン君……? この本、今日貸してもらってもいいかな?」
「私も……」
「では僕も、よろしいでしょうか? まだ8巻までしか読んでいないのですが新人コンクールのこの早握r」
「まず俺の本じゃないからいいんじゃないんですか、としか言えませんが……責任はもてませんよ? あと長門、全80巻持ち帰るのか……?」
「ダメ?」
「いや、持てるならいいが……」
「ふえぇ……」
「……という訳でやはりこの寿司早握り勝負は彼が負けてしまうのでしょうか……? しかし彼はいつでも必ず諦めない精神とどんなことにも全力で取り組む底ぢ(ry」
今日はSOS団は原点に戻って、文芸部らしく地味に本を読み続けるようだな。まあ、本にさえ熱中してればハルヒも閉鎖空間なんて起こさないだろうしな。それはそれでいい。
>>353 あれは地球破壊爆弾とか、熱線銃、無敵砲弾とかリアルにやばい兵器
を持ってるからね
>>352 1分ちゅるやさんバレバレですよ。だが阻止しない
ただし、みくるは貰っていくぞ
357 :
5 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 18:43:35.06 ID:7yV8+aNCO
紅く染まる校舎から学校一の活動内容不明瞭な集団が、おのおののバックや紙袋をパンパンに膨らまして下校するなど、周りの奴らにはさぞかし不気味に映るんだろうな。今日は視線が痛い……
俺はふと、部活中ほとんど喋らなかったハルヒ(と言っても今日は、最初の騒ぎと朝比奈さんの『お茶いかがですか?』以外は誰も喋らなかったが)がなにを読んでいたのか気になった。
あのハルヒが含み笑いをもらす程の本だ、読み終わったら貸してもらいたいしな。
「なあハルヒ」
「なに? キョン」
「お前が読んでたのはなんていう本なんだ?」
「ええっと……名前覚えてないわ」
「面白いか?」
「シュールで最高の4コママンガよ! 学校モノなんだけど、なんていうか……平和……?……ああいう学校生活もまた憧れるわ……」
「恋愛か?」
「違うわよ、どっちかっていうと友情モノ……かな? 不思議も非日常も宇宙戦争もないけど……なんていうか……言葉にできないけど、とにかく最高よ!」
「ふ〜ん……読み終わったら貸してくれないか?」
「いいわ、じゃまた明日……遅刻しないで来なさいよ!」
「へいへい」
358 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 18:43:36.82 ID:G1uIjioO0
前スレ(プリン33)のdat誰かもらえないでしょうか?
保管庫のほうにもないようなのでお願いします。
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:44:48.36 ID:jx2FCiqb0
>>354 wktk
>>356 そんなの持って(ry
SOS団VSヂュラエモソ
みくるも阻止
一分ミクル
360 :
6 涼宮ハルヒの大王:2006/08/09(水) 18:45:12.07 ID:7yV8+aNCO
ふむ、ハルヒが憧れる程の平和とはいかなものだろうか? 今俺が憧れる平和はハルヒが大人しくなる程度のものだが……
とにかく明日が楽しみだ、さぞかし面白いモノなんだろう……まあ、本が楽しみになるなんてのは、情報社会で人と人とのコミュニケーションが取りにくくなった近代人特有のモノなんだろうな。
俺も知らない内に周りの色に合わせて自分に色を描きたしていっているのか……それが当然なようで悲しくもあるな……
「おっと、じゃあ僕はここで失礼します」
「じゃあね、古泉君」
「…………」
昔は趣味が読書なんていうと、俺達みたいなボンクラにとって生まれながら遥かに上に位置する人を想像したもんだが、今の時代に地味なやつが「趣味は読書です」なんていうと大抵オタク臭プンプンのライトノベルだもんな。
「じゃあ、私はここで……キョン君と……えっと……長門さん、じ、じゃあね」
「…………」
「あ、朝比奈さん、さようなら」
暫し続く〉
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:47:01.03 ID:jx2FCiqb0
363 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 18:52:04.22 ID:/figM5Zi0
いまだに前スレ開きっぱなしの俺がいる。
364 :
◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 18:53:40.18 ID:7yV8+aNCO
その前スレのdatを管理人に提供すべきだと思ふ
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:53:40.63 ID:cByibNbSO
一分〇〇はそろそろやめろ。やりたいなら総合いけよ
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:54:52.56 ID:/figM5Zi0
>>364 したいが、何をどうすればいいのかさっぱり分からない
遅れながら
出産の人GJ!!
あまーいあまーーーい
これからも頑張ってな!!!
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:56:32.50 ID:Zu1KpWF20
たったの1レスだがエンドレスエイト〜消失の補完話ができた
投下してもよろしいか
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 18:58:38.35 ID:/zOe7Nni0
>>363 さすが出産の中の人!
俺達に出来ない事を平然とやってくれる!
そこに痺れる憧れるぅ!
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:00:00.30 ID:/zOe7Nni0
そっか!文章を少なくし、間を出来るだけ補間させる形式にして
なおかつ萌え・純愛要素を含めばいいんだ!
・・・二時間前はそう思ってました。今は秀丸が物故割れた
371 :
やさしい人 0:2006/08/09(水) 19:00:03.34 ID:p2WA6f4p0
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:00:24.89 ID:/figM5Zi0
datってどうすればいいのー?
全部コピーでいいの?
誰か教えてー
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:00:26.69 ID:/zOe7Nni0
374 :
やさしい人 1:2006/08/09(水) 19:00:42.49 ID:p2WA6f4p0
みすった
多重に張られた防壁の隙をつかれて直接の攻撃を受ける
江美里も個別に攻撃を受けているらしく通信が遮断、とっさに放っ
たデコイで致命的となる攻撃を避ける
最近になって私達への直接的な干渉が増えてきた、そのうち今の人
数では対応しきれなくなるかもしれない、ちょっと弱気になる
ダミーを放ち敵の目標を霍乱、同時に自閉モードに移行 これでし
ばらく時間が稼げるだろう
通常空間にもどったとたん、私はその場に崩れ落ちた
傷ついたインターフェイスを再構成する間の時間が稼げただろうか
【やさしい人】
「大丈夫ですかぁ どうかしましたぁ」
遠くで声がする、誰
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:00:51.86 ID:/zOe7Nni0
>>372 とりあえずDAT保管庫にそのままぶち込めば大丈夫だと思いますよ
376 :
やさしい人 2:2006/08/09(水) 19:01:34.44 ID:p2WA6f4p0
「長門さんですよね、涼宮さんのお友達の
あ、覚えてます? 私 阪中です ルソーの時にお世話になった」
記憶領域を走査 キーワード ”ルソー” 該当メモリを参照
阪中 涼宮ハルヒのクラスメイト、珪素生命素子
思い出した前に事件を持ち込んだ印象の薄い女生徒
「大丈夫ですか、けがはないですかぁ あ、今お兄ちゃんを呼んだ
のね、一応医者のたまごだから…」
「問題ない」
そっけなく答え立ち上がろうとしたものの、まだインターフェイス
の機能は回復が完全ではない、そのまま、また意識が薄くなる
思ったより体力の消耗は激しかったようだ
「無理しないほうが」
次に気がつくとソファーにねかされていた
377 :
やさしい人 3:2006/08/09(水) 19:02:14.51 ID:p2WA6f4p0
「あっ、気が付いたのね」
周囲の走査、彼女の家の居間のようだ、インターフェイスの再構成
はほぼ終了している、これ以上ここにとどまる理由はない、江美里
とも通信を回復、それぞれ自力で干渉を回避 また観察対象に
対する影響も無事排除できたようだ、少し安心
「まだ 無理しないほうがいいのね、お兄ちゃんにちょっと診ても
たっらけど、多分貧血だって あっお兄ちゃんは追い出したいとか
らね、安心してね」
「いい、問題ない、感謝する」
簡単に謝辞を告げる
「たいぶ顔色がよくなったね、起きれるのね、あっ、これ、ココア
体あっためて糖分とるのがいいってお兄ちゃんがね はいこれ」
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:02:18.27 ID:Zu1KpWF20
おっとwktk
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:02:36.32 ID:MGz5b4Jp0
380 :
やさしい人 4:2006/08/09(水) 19:02:49.90 ID:p2WA6f4p0
すぐに辞そうとしたが、ココアの入ったマグカップを渡され、ソフ
ァーに押し戻される
状況を判断 現在敵の干渉は受けてない、威力偵察だったのだろう
か、深追をする気はないらしい、それならここで体力の回復を図る
のは合理的
「なぜ」
「えっ だって長門さん、ルソーの命の恩人の人じゃないですかぁ
あっ命の恩人だから助けたって訳じゃないのね、誰だって、あんな
ふう困っている人がいたら出来るだけのことをしようと思うのね私
あっ私がじゃなくて 誰だってきっとそう思っているのね」
「でもよかった 最初あなた 顔色真っ白だったもんね あっごめ
んね、助けたのが私で、最初駆け寄った時 長門さん うわごとで
誰かの名前よんでたのに まあ、そこはこのココアにでも免じて」
記憶にない、彼の名前でも呼んでしまったのだろうか、そうゆう彼
女は友人の弱みを偶然見つけたような笑顔で話を続ける
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:02:56.74 ID:/ToopVOR0
>>372 janeだったらタイトルタブ右クリックしてこのログを削除
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:03:19.10 ID:/ToopVOR0
383 :
やさしい人 5:2006/08/09(水) 19:03:30.41 ID:p2WA6f4p0
「あっ 落ち着いたらルソーにも会っていってね、もうあれから
散歩コースも元にもどって そう涼宮さんに相談して本当によかっ
た、そのままだったらどんなことになってたろう、涼宮さんって本
当 思ったことを実現できる力があると思うのね」
ふいに彼女の言葉に反応してしまっている、こちら側の人間なのか
「ほら、普通、なんかしたいとおもっても、おもっているだけで終
わっちゃうじゃない、でも涼宮さんはきっと、やりたいことを実現
するために なんでも実行しちゃうじゃない、すごいと思うのね
まあ、私は引っ込み思案なせいもあると思うけど、最初彼女に会っ
た時は、怖い人だとおもった、話かけても返事してくれないのね、
返事がないだけではなくって、なんでそんな事に興味があるのって
顔されるのね、するとこっちはなんかすごくちっぽけなつまんない
存在なんだぁってそんな気がするのね、でも最近は余裕ができたと
ゆうか、きっとSOS団だっけ、その部のみんな、ううん違うな、き
っとあの人 キョン君だっけ、彼の影響だね、そう思うのね」
384 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 19:03:36.74 ID:G1uIjioO0
さて、まとめも追いついたという事で前から希望のあった人気投票(アンケート)をプリンとSS総合スレで
呼びかけようと思います。内容については1回目ということで作品投票よりもキャラ投票にしたいと思っています。
そして、1位を取ったキャラをお題にしてSS企画を立てるなどの計画をしています。
どうでしょう?意見待っています。
385 :
やさしい人 6:2006/08/09(水) 19:04:13.32 ID:p2WA6f4p0
こちらの表情の変化には気がつかなったようで、そのまま話は続く
彼女はあくまでの一般的な人間の性格の範囲内で涼宮ハルヒの評価
をしているらしい有機生命体の精神活動への評価を少し修正する必
要があるのかもしれない、彼女の話に興味を持ち始めている自分が
少し不思議だった
「キョン君ってやさしいのね、でもクラスメイトである私にやさし
いのと涼宮さんにやさしいのと、くやしいけどちがうのね、あの間
には入れないなぁなんて思うのね、どこが違うって具体的にはうま
くいえないんだけどね、なんていうか、キョン君は涼宮さんのこと
ちゃんと見てるのね、きっと私にやさしいのなんてきっとあたりま
えすぎて彼は覚えていないんだろうけど 涼宮さんへのやさしさっ
てずっとつながってゆくやさしさ、なんかそうな感じだな 私もあ
んなふうに思ってくれる人に出会えるのかぁ」
なんか論理も整合性も出鱈目なんだけどなんとなく共感できるよう
な彼女の言葉を聞いているうちに、なぜか私は彼女と彼の相違点を
比較している自分に気が付いた、彼の私へのやさしはは一体どちら
なのだろうか へんな感覚 エラー
386 :
やさしい人 7:2006/08/09(水) 19:04:51.66 ID:p2WA6f4p0
「涼宮さんとくらべるとほんっと私ってなんの変哲もないなぁと
でもあれだけ圧倒的に行動力を見せ付けられると ある意味感動だ
よね、自分のことなってほっといて、ただ拍手をおくりますって感
じね、きっとは私はこのまま高校生活を続けて、きっと短大にでも
はいって、おとうさんの知り合いかお見合いで結婚して、ちょっと
退屈でちょっとだけほんわかした 絵にかいたような生活をおくる
んだろうな なんてね あれ私なにしゃべっているんだろうね は
は ごめんね」
白い毛糸球のようなそれはかんだかい鳴き声をたてて彼女の懐に
とびこんでいくのが見えた
「あっ ルソー こっちおいで、ほら、あんたの命の恩人だよ」
「長門さん、よかったら抱いてあげて、前の時 この子前の時は、
涼宮さんとあと先輩の人だっけあのかわいい感じの人にべったりで
長門さんに抱いてもらってないでしょ ね、なにしろ恩人なんだか
らこの子の、長門さんはね」
その小さい生き物の体温を胸に感じる、単にお客がうれしいのだろ
うか、頬を舌でなめられる この子の暖かさと彼の暖かさに違いは
あるのだろうか
387 :
やさしい人 8:2006/08/09(水) 19:05:25.52 ID:p2WA6f4p0
「あっ ルソー、長門さんは体調あんまりよくないんだからね、ほ
どほどにね」
まだ名残惜しそうなルソーを引き離しながら彼女は、古泉はかっこ
よいけどなんとなく胡散臭いよね、とか、新学期のクラス編成の話
とか、話題のドラマの話とか、脈絡もなく話を続けた、後半の話は
個人的にも興味を引くものはなかったが感謝の意味を含めてしずか
に小さく相槌をうちながら話を聞いていた
どのくらい時間がたったのだろうか、即答できないほど体調が不調
であっとは思えないのだか、すでのココアのはいったカップは空に
なっており、あたりはすでに暗くなってきているようだった、彼女
の話に聞きいっていた?なぜ私が?
「もう大丈夫そうだね、私ばっかりがしゃべってばっかで、ごめん
ね 苦笑なのかもしれないけど、長門さんに笑顔ってちょっとミス
テリアスで素敵だね そんな眼でみつめられちゃうとちょっとドッ
キとしちゃうね はは あっ まって、帰りはお兄ちゃんに送らせ
るから 車で、もう時間遅いしね」
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:05:50.18 ID:Zu1KpWF20
>>384 キャラ投票の基準は「SSスレにおけるキャラ」と解釈しておkですか
389 :
やさしい人 9:2006/08/09(水) 19:06:03.60 ID:p2WA6f4p0
固辞したが、彼女、その母、兄から総がかりで女の子はこんなに暗
くなって一人で外を歩いてはいけないそうだ、マンションの場所を
告げると彼女は道案内するといって一緒に車に乗り込んできた。
「長門さん、私はあなたや涼宮さんみたいにズバットなにかを解決
できるわけではないんだけど、なにかあったら、うんん、うまく言
えないけど、私のこんなおしゃべりで、あなたのいつもの少し寂し
げな表情でなく、そんな笑顔をみせてもらえるなら 私も少しは何
かの役にたってたりするのかな なんてね」
車の中で最後に彼女はそういった、私はうまく答えを返すことが出
来なかった、きっと私は彼のことを含めてより有効なコミニュケー
ト能力の向上にはげまねばならないようだ
「ありがとう」
マンションの前で自分でもびっくりするほど素直な感謝の言葉を告げることができた
「気にしない気にしない、それよりまたルソーにも会いに来てね、
また学校でね」
彼女の最後の言葉を胸に私はゆっくりとマンションの自分の部屋へ
向かった 少し寂しいということを思えるような私を少し不思議に
思いながら
【おしまい】
帰りの車の中、私は、別れ際の長門さんの表情を思い出して少し安
堵する、長門さんあんな所にたおれているんだものね、私、自殺未
遂かとおもっちゃったのね それに駆け寄った時、たしかに、キョ
ン君という言葉を聴いたのね、私 二人の間になにがあったのかは
今の私には、想像もつかないけど、長門さん多分あなたの恋はかな
わないと思う、でもきっと貴方の思いを判ってくれる人が現れるは
ずだから きっと
助手席で変な顔してたのか、不意にお兄ちゃんの大きな手が私の頭
をつつむようにかぶさってきた
「お兄ちゃん、ちょっと遠回りしてかえろうよ ね」
【本当におしまい】
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:08:26.63 ID:Zu1KpWF20
>>389 乙!
内容は良かったから、改行とか句読点をもうちょっと何とかして読みやすくするといいと思う
>>391 ・・・
乙うううううぅううGJ!!!!!11
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:09:52.14 ID:Zu1KpWF20
395 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 19:10:17.11 ID:G1uIjioO0
長編の間に挟んでしまったのでもう一度
さて、まとめも追いついたという事で前から希望のあった人気投票(アンケート)をプリンとSS総合スレで
呼びかけようと思います。内容については1回目ということで作品投票よりもキャラ投票にしたいと思っています。
そして、1位を取ったキャラをお題にしてSS企画を立てるなどの計画をしています。
どうでしょう?意見待っています。
>>384 違います、もっと単純に『俺・私はこのキャラが好きだーーー!!』という普遍的なもので構いません。
そこに、SS・原作・アニメの違いは原則的になしと考えています。
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:10:55.62 ID:Zu1KpWF20
ここで望まれてもいない補完SSを投下するか
2レスになっちゃったけど
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:11:25.43 ID:/figM5Zi0
とりあえず保管庫行ってくる
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:11:31.84 ID:Zu1KpWF20
GGGGGGGJJJJJ!!!
なんでおまいらはそう上手い文章が書けるんだ(#^ω^)ビキビキ
400 :
やさしい人:2006/08/09(水) 19:11:54.46 ID:p2WA6f4p0
>>392 阪中さんの台詞部分を中心に句読点が妙なのは、全面的は作者の力量です
阪中さんの あのね を使おうとするあまり全体がひきずられました。
ははは、むつかしいねやっぱり ね
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:12:24.57 ID:/ToopVOR0
403 :
7 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 19:13:39.79 ID:7yV8+aNCO
>>354 >>357 >>360 外見によってもそうだが人は趣味でも結構判断できるもんだ。ギターが趣味なんてのは結構熱狂的なやつが多くて、好きなバンドをけなされると殺意まで覚えられる始末だ。
「……今日の夜から明日の朝にかけて涼宮ハルヒによる……」
ゲーム好きなやつは中々ユーモラスな奴が多いし、映画好きは意外な所で涙脆い。小動物が好きな人は温厚で優しい心の持ち主が多い。小説が書ける奴は独特の倫理感を持っている。趣味だけでも中々わかるもんだ。
「……今日の夜から明日の……」
趣味でイメージが固定化された人間の殆どが、そのイメージ通りの人間であるかというと、一概にそうとは言えない。でも、大半がそうである事実がある。とすると俺達は、自分が心から好きでこれなら誰にも負けない……ん?
――クイクイ
「……私の話、聞いて……」
「ん……? ああ、長門……? なんだ、何か話でもあるのか……?」
「…………ハァ」
「どうした? 溜め息なんて長門らしくないな」
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:13:43.25 ID:cByibNbSO
405 :
The End Of Endless-Eight 1/2 ◆FkU2TTn/Ik :2006/08/09(水) 19:14:16.54 ID:Zu1KpWF20
「…………」
ちゃぶ台以外何もない部屋に正座し、じっと閉じていた目を開けた。
日付と時間を確認する。9月1日、午前00時00分13秒。どうやら、彼らはこのループを抜け出すことに成功したらしい。
「…………」
不意に、小さく溜息が漏れた。2週間の、15498回もの繰り返し。
もしかしたら、わたしは人間で言うところの「退屈」というものを感じていたのかもしれない。
古泉一樹が繰り返される2週間の中で何度も言っていた言葉を思い出す。
――自分がそんなループに囚われていると自覚して、記憶もそのまま蓄積するのだとしたら、通常の人間の精神では持たないでしょう。
…人間になりたいと思ったことはないが、何故か「人間でなくてよかった」と、ふと思った。
午前00時02分24秒。近頃どうも思考に若干のノイズが走るようになってきた。
涼宮ハルヒが北高に入学するまで待機していた3年間と、約594年分の繰り返された2週間を思い起こす。
どちらも変わり映えしない日々。時間長で言えば、絶対的に終わりなき8月の方が「退屈」だっただろう。
しかし…涼宮ハルヒの言動に振り回されSOS団と共に行動したこの15948回の2週間を、
わたしはどこかしら「楽しい」と感じていたのかもしれない。この「感情」がノイズでないという保証は、どこにもないけれど。
「…………」
休もう。少しでもノイズを取り除かなければならない。
統合思念体は、我々を人間と同じ形に作った。「睡眠」という非効率的な休息方法までも、律儀に再現して。
…そうしなければ、不都合があったのだろうが。
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:14:28.66 ID:LtzX4NCH0
不覚、まだ終わって無かったよな?
だったら待ってやるぜ!
やばい、小説書きたいが…ネタが無いよぅ〜… (´;ω;)
>>406 ネタならあるよ!いっぱいあるよ!
・・・文才と交換な
408 :
◆M54RhbBmhE :2006/08/09(水) 19:15:26.78 ID:Zu1KpWF20
うは酉間違えたwww
しかもかぶったゴメソ
409 :
8 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 19:15:46.08 ID:7yV8+aNCO
「えっと……今日の夜から明日の朝にかけて涼宮ハルヒによる時空改変または世界改変が92%の確率で予測される……」
「……そういうことは古泉や朝比奈さんがいる間に言って欲しかったな……理由はなんだ?」
「私も含め、あの二人では対応が出来ない……理由は本」
「……? ハルヒが今日読んでいたやつか……?」
「恐らくそう……しかし対応が出来ない代わりに、被害は殆ど無いと予測される」
「どういうことだ……?」
「涼宮ハルヒが今日から明日にかけて起こすと予測される改変の被害は少ないと予測される……しかしあなたにも対応策はない」
「……想像がつかんな……あのマンガの作者にたまたま会えてサイン貰えるとかか……? そういえばアレ、なんのマンガなんだ……?」
「……□□□□□■■……」
「聞いたことないな……まあいい、それで俺は何をしたらいいんだ?」
「特に対策はないし、対策の必要もない程度の被害と予測される……あなたが困らないように報告しただけ」
「……そうか……」
「……そう……」
「……私はこっち……」
「ああ、じゃあな長門」
「…………」
「…………?」
「…………(コクリ)」
――タッタッ
「…………?」
410 :
The End Of Endless-Eight 2/2 ◆M54RhbBmhE :2006/08/09(水) 19:16:13.02 ID:Zu1KpWF20
「…………」
布団の上に横になり、枕に頭を預けた。徐々に襲い来る睡魔に身を任せ、わたしは目を閉じる。
…あと3ヵ月半。わたしが異常動作を起こすまで、あと3ヵ月半だ。
3年前にわたしのもとにやってきた彼と朝比奈みくるによって知った、わたしの暴走。
午前00時07分31秒。
…繰り返された2週間を解放したのは、最終的に彼だった。涼宮ハルヒの鍵である彼。
彼は、何の能力もない普遍中庸的な一般人だ。しかし、涼宮ハルヒにとっての、世界にとっての鍵でもある。
ならば、異常動作を起こしたわたしを修正してくれるのも、また彼なのだろう。
彼は、わたしが作り変えた世界を元に戻す3年前にやってきたのだから。
あと3ヵ月半。あと3ヵ月半で、わたしは暴走する。
…それまでにわたしにできるのは、彼が可能な限り元の状態のままその日を迎えられるように保持することだけ。
「…………」
世界を、彼に託そう。きっと彼なら、何とかしてくれるはずだ――
――もしかしたら、わたしはこの時初めて「他の誰かに頼る」ということをしたのかもしれない――
――今日から、新学期が始まる。
411 :
9 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 19:17:21.00 ID:7yV8+aNCO
さて、俺は一人で帰途に着いた訳だが……良かったらさっきの続きでも聞くか? あ、いらない? まあいいんだけどな。
俺は家から800mほど離れた商店街の角を曲がり家路に歩む。ふと、自販機の前にピンクのうさぎを見つけた。と思ったらマスコットを型どったリュックを背負った女性だった。
語り口がちょっと変だって? 気にすんな、もっと巧く書けりゃこんなもん書かないでどっかのスニーカーにでも応募してるさ。いや、こっちの話だ、気にするな……
ちょっと続きますよ>
412 :
◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 19:18:19.51 ID:7yV8+aNCO
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:19:04.92 ID:Zu1KpWF20
すまん、物凄い勢いでかぶった
2レス目の9行目の「世界を元に戻す3年前にやってきた」は「世界を元に戻す為に3年前にやってきた」の間違いね
じゃ、wktk!!
414 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 19:20:32.77 ID:/figM5Zi0
帰ってきた。
だめだ、やっぱり分からない。
管理人さんヘルプ!!
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:22:04.49 ID:i1XrGP18O
>>407 「涼宮ハルヒの平和」とかわけわからんSS投下した上に
空気読まずに投下して、投げ出して挙句しょうもない事ばっか書き込む…死ねよwwww
お前のSSなんて誰も読んでねーし、とりあえず乙とか言ってるだけだからなwwwww
>>407 まあ、一人ツンデレさんがいるが気にしないでくれ
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:24:02.39 ID:UJQ5xzF00
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:24:19.24 ID:PbxiXCkj0
└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ `丶、: : : :ト.、 ,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :/ ./ / ', ', 「: : : : :|:.:.:ヽ: : : : : 〉ニニ、二
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ 今夜も
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬ ローゼンメイデンの絵を
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |: みんなで描くのだわ
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !:
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!:
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |:
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |:
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! |
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:``:./:.:.:.:.:.:.:.! !;/: : \ ! l |
ローゼンメイデンお絵かきチャットWiki
http://www11.atwiki.jp/rozenvip/
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:24:42.50 ID:3a2yeu+b0
420 :
10 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 19:25:11.35 ID:7yV8+aNCO
で、俺がもの珍しくジュースを買う女性を見ていると……もう一人の女性が同じように凝視していた。頬が少し赤みを帯ているようだかそれよりなにより驚いたのは、その身長と髪の長さだ。
俺より身長はデカい、そして俺の妹ほどはあろうかという綺麗な漆黒ストレートの長髪だ。いやがおうでも目につく。そして端正な顔立ち、すらっと高い鼻につり目が冷たいイメージを抱かせるが、はっきり言って、超美人だ。
俺が見ていることに気付く様子もなく、リュックの女性がジュースをとろうと身を屈めると、同じように屈めた。 ……もしや新手のスタンドか……?
なんてバカことを考えているとリュックの女性は俺が来た道とは逆に歩き出した。つられて巨乳長身長髪美女も、夢遊病患者の様についていった……あながちスタンド説も一理ありかもな……
目の保養を中断された俺は、またいつかどこかで会えることを楽しみにしつつ家路に着いた。しかし俺のオチンロンはあろうことかキャンプ中だった。
モナリザの手を見てキャンプファイヤーをするやつもいるが俺も似たようなものかもしれんなあ……
まだまだ続くにょろ!>
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:27:12.23 ID:3a2yeu+b0
で、早速ですが、やはり小説やアニメ板に移動していただきたいんですが…
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:28:10.39 ID:7yV8+aNCO
>>421 wwwwwwwもしかしてwwwwwwww俺?
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:28:26.45 ID:/ToopVOR0
>>421 また同じスレたてて議論すればいいんじゃないかな
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:29:03.57 ID:LtzX4NCH0
今ネタ掴んだ
タイトル「A memory without the end」(仮題?)
出演者
・ハルヒ
・キョン
・長門
・古泉
・ジョン・スミス
ハルヒ視点の物語ね
これで行こうと思ってるんだ…
なんつーか、、すまんかった。
ROMorwktkに移るわ
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:30:25.75 ID:Zu1KpWF20
>>424 みくるのことも忘れないであげてください
一番動かしづらいけど
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:31:10.70 ID:LtzX4NCH0
あと、書いてうpするけど、誤字が多くあると思うが気にしないでね
(´・ω・)
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:31:18.34 ID:/figM5Zi0
>>414 すまん。機械音痴でそれさえも良く分からないんだ
なんとかdatは出せたからあとは貼る場所の指示さえくれればなんとかなると思う。
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:31:24.88 ID:3a2yeu+b0
>>423 今はいろいろ忙しいので今日はたぶん話し合うことは無理なのですが、
明日、土日あたりなら可能かもしれません。その間にできれば移っていただきたいな。
と思っているのですが……
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:31:53.05 ID:LtzX4NCH0
>>426 入れたいけど、難しいからやめた…鶴屋さんならまだいいや
>>425 はっきり言って涼宮ハルヒの平和は非常に面白いよ
俺が軍事オタであるというのもあるけど
どういう形でハルヒを戦争から引き離すかというととろも
見たいと思った。まあ、批判されることもあるけど
俺だけは応援してるから。ということでwktkさせてもらうよ
作者の投下したい時に、投下するのがこのスレのルールだから
まだ投下した時に自由に投下して欲しいと思う
長文スマン
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:33:23.62 ID:Zu1KpWF20
>>430 正直俺も
鶴屋さん>>>みくる
くらいの動かしやすさだと思ってる
腹減ったから夏祭りで飯確保してくるか
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:36:05.81 ID:LtzX4NCH0
>>432 だってアレだろ?
「ふえぇ〜ここはどこなんですかぁ〜」だろ…
気が弱そうなセリフを考えるのが難しいし、優しい言葉も難しい
>>433 そんなあなたには 朝比奈みくる(大)
でも、タイムトラベラーだすと話の整合とれなくなるものたしか はは
>>433 しかし、みくるが出てくると場が和むぞ、強制はしないけど
みくるは使い方が上手ければ相当の破壊力を持つ
そう考えると原作の谷川さんは偉大だよな
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:40:00.32 ID:UJQ5xzF00
つーか書き手側よ、読み手側が「気に入らない作品はスルー」っていうのが原則なら
書き手側も気に入らないレスはスルーすりゃあいいんだよ。
いちいち誹謗中傷を真に受けても無駄だぞ
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:42:05.21 ID:Zu1KpWF20
438 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 19:47:54.59 ID:G1uIjioO0
439 :
待ち長門:2006/08/09(水) 19:48:11.44 ID:RuQ2TCsr0
いつものように部室に行くと長門が一人蹲っていた
「なんだ、長門おまえだけか」
反応がないので少し心配になって近寄る・・・
「ソニックブーム!」
なにっ!?おれはとっさに波動拳で相殺しようと構える。
ん、おれに波動拳が出せるのか?否、む、無理!おれはとっさにジャンプしてかわした。
長門はまた蹲っていて、なにか呪文を唱えている。チャンス!このまま脳天に一発叩き込んでやる。
おれは長門に拳を振り下ろす・・・
・・・が、長門は宙返りしながら華麗にかわし足を振り上げる。見事におれの顎にクリーンヒット。
薄れゆく意識の中おれは数日前長門と一緒にストUをやったことを後悔した。
長門は無表情のままクシで髪をセットしその場をあとにした。
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:49:23.06 ID:cByibNbSO
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:49:34.73 ID:UJQ5xzF00
>>437 的を射てたら誹謗中傷とは思わないんだけどな
442 :
237:2006/08/09(水) 19:51:36.76 ID:6T411lG/0
涼宮ハルヒの挑発
樹海探検家 前編
まるで、白雪姫に出てくる神秘の森みたいだ・・・
樹海の鬱そうと茂った木々の間から入り込む光が薄暗く地面を照らし出す。
何か幻想的な場所であるとつい、俺は錯覚してしまう。
「ここが、自殺で有名な富士の樹海だと忘れてしまいそうだぜ・・・」
と、現実逃避したくなるのは分かるが気をしっかり持つんだ、俺。
「ねぇ、キョン。ここ何処?皆は」
なぜ、二人してここに佇んでいるのだろう。
・・・どうせなら、純粋かつ可憐、守ってあげたい人No.1の朝比奈さんと一緒の方が良かったのに。
しかし、風景が灰色じゃないって事はここは閉鎖空間じゃないのか。
俺は一際飛び出ている岩の上に座り、これまでの出来事を思い起こしてみた。
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:51:43.10 ID:/figM5Zi0
444 :
237:2006/08/09(水) 19:51:52.65 ID:6T411lG/0
***
熱しやすく冷めやすい。
涼宮ハルヒを形容する様々な例えの中の一つにこの言葉がある。
しかし、『熱しやすく冷めやすい』のプロセスの中に、もう一つハルヒを形容する言葉が入る。
何事も貫き通す。
これ程まで面倒な言葉はない、と俺はつくづく思う。
熱しやすく冷めやすいだけなら俺も苦労はしないのだが、その間に違う形容語が入ることによって
事態は全くといいほど変わってくる。
つまり、のめり込みやすく自分の探求心を満たすまでは飽きないのだ。
それなら違う形容の仕方があるんじゃないか?と首を傾げる奴も居るだろう。
だが、ハルヒの実態を知らない者には最初に上げた『熱しやすく冷めやすい』という形容部分しか見えないのである。
下であげた形容語は数限られた・・・SOS団のメンバーしか知らない事であり、
一般的な数の法則から見れば上記であげた『熱しやすく冷めやすい』がハルヒを形容するのに最も合致する最良の言葉なのだ。
と、論理的にハルヒを語っている俺だが、こうする事で現実逃避している。
ハルヒとは何か?こいつの思考パターンはどうなっているのか?と理詰めで考えるのは
どうして、人間が地球に生まれたのかという問題を考えるのに等しく壮大かつ無駄な事だ。
だが、そうでもしないと俺の気が収まりゃしない。
ハルヒが延々と熱弁を奮う横で俺は外の景色をぼんやりと眺めていた。
このアンニュイな気分になったのは30分前・・・
445 :
237:2006/08/09(水) 19:52:15.21 ID:6T411lG/0
***
「よーしっ、今度のSOS団の合宿は樹海にけって〜いっ!」
昨日の『駆け落ちしよう』は別として『樹海へ行こう』っていうのは本気だったのか、ハルヒよ。
半ば諦めるように俺は椅子へと崩れ落ちた。
そこへ、古泉が俺に向かって小声で
「良かったじゃないですか。ハルヒさんはあなたよりも樹海の方が気になってたという事は、結婚はしなくていいかもしれませんよ。
・・・ですが、言わないだけで胸の内では思っているのかも知れませんが」
いいから、お前は黙ってくれ。
「え・・・どっどうして、樹海なんですか?」
朝比奈さんが両手でお願いポーズを取りながら、ビクビクと震えている。
いつも怯えているか弱いうさぎみたいな人を樹海に連れて行ったら、心臓発作で倒れてしまうぞ。
というか、樹海に入る前に自殺を止める看板を見ただけで卒倒しそうだな。
「いい質問してくれて、ありがとうみくるちゃん!樹海っていうのは、溶岩流の形成する磁場の関係で方位磁針とかが使えないの。
その磁場の異常さは、バミューダトライアングルとそっくり!よく磁場が異常な場所では霊現象が発生しやすいって言うし、
それに、富士の樹海は自殺の名所と来てるわ!これは、何か邪悪の意思を感じるの!」
自殺とか、邪悪とか、霊とかの単語を聞いて、喚きながら座り込む朝比奈さん。
こんな純粋無垢な人を樹海に連れて行くとはどんな神経してるんだお前は・・・
「しかし、磁場が異常だから脳が誤作動し霊を見たりする・・・霊を見たりするのは脳の異常作動だっていう見解もあるんだぞ?」
ひぃひぃ言いながら朝比奈さんを見るのは、それはそれで癒されるが何よりも可哀想で仕方ない。
ここは、俺が否定しなければ長門も古泉も賛成し樹海行きが決定するだろう。
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:52:19.38 ID:YvAOTMCdO
>>439 ちょっとニヤッとしたwwwwwwwwwwwwwwwwwww
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:52:20.31 ID:Zu1KpWF20
混んでるし高いしで飯調達する気失せたから帰ってきた
投下途中のSSの続き書こ…
>>439 ちょwwwwww
448 :
237:2006/08/09(水) 19:52:38.62 ID:6T411lG/0
「何よ、キョン。アンタには夢がないのね。あっ、分かった幽霊が恐いんでしょ〜」
ハルヒが腕を組んで俺を蔑んだ目で見つめてくる。
宇宙人、未来人、超能力者を見た俺が今更幽霊ぐらいで驚くと思ってんのか?
「朝比奈さんが可哀想だろ」
「えー、みくるちゃんのせいにするの?女の子のせいにするなんて、最低ねぇ・・・そうよねぇ、キョンは幽霊が恐くて
オシッコちびっちゃう弱虫だもんね。仕方ないわよねぇ」
なんていう子供の煽りかた・・・『失望した』という言い回しの中に事実無根の出来事を織り交ぜて、挑発する。
ここで俺が行かないとか言ったら、その事実無根の噂をウィルスの如く爆発的に校内に流すだろう・・・次の日にはお漏らしキョンとして有名って事か。
・・・くそっ、俺に否定権はないのか。ここは民主国家だぞ!
「だ、大丈夫だからキョン君。わ、私は大丈夫・・・だからね?」
俺の腕にすがりつく朝比奈さんのおかげで、俺の怒りは急速に萎んできた。・・・ああ、やっぱりこの人癒しの天使だ。
「古泉君も有希もいいわね?」
ハルヒは意気揚々としながら、長門と古泉の方を交互に見渡しながら同意を求めた。
「はい。僕はいいですよ」
「それでいい」
長門は本を見ながら、古泉はニコニコしながら。
・・・どうせ、これまでもこれからもお前らはハルヒに対して否定形を使うことはないんだろうな。
「よし、それじゃあまず必要な物と合宿の内容について話あうわよっ!キョン、アンタは買出し係りね!」
はいはい、どうせこんな風になる事は分かっていたよ。
この前、堂々と『お前に使われるのは嫌いじゃないぜ』なんて言っちゃったしな。
俺が否定すれば、その言葉を出してくるに違いない・・・朝比奈さんも居るんだし、それだけは言われたくない。
結局俺も子飼いにされている。
449 :
舞台裏 0:2006/08/09(水) 19:52:40.29 ID:p2WA6f4p0
流れを読まずいきなり投下
450 :
237:2006/08/09(水) 19:52:55.87 ID:6T411lG/0
古泉がいきなり話の中に入ったと思うとこんな事を言い出した。
「樹海の中に僕の知り合いが居てですね・・・」
はい、嘘だな。
「樹海が見える場所にペンションを持っているのです」
はい、これも嘘だな。
どうせ組織の力を使うんだろ。
全く、いちいちハルヒを期待させるのは止めろ・・・っていうか、もうお前は喋るな。
しかし、俺の意見はどちらにせよ無視されるのな。
そんな事を考えたら少し物悲しくなる。
***
一連の流れでいうと、ハルヒの権限は絶対なのだなぁという事実を再確認したっていう所か。
「ちょっとキョン、買出しするもの決まったから早く行きなさい!」
はいはい。分かってますよっと。そんなに耳元で怒鳴らない・・・鼓膜破れるだろ。
俺はアンニュイな気分のまま部室を後にした。
〜続く
>>444 本当に始めちゃいましたね、樹海探検www
もちろんwktkですよ
452 :
舞台裏 1:2006/08/09(水) 19:53:25.34 ID:p2WA6f4p0
とある昼下がり、場所はいつものSOS団アジトとなっている、文芸
部室、今日は珍しく、宇宙人未来人超能力者の3名だけのようです
古泉「おや、お二人はまだいらしゃっていませんでしたか」
朝比奈「ええ、なんかキョン君、涼宮さんにひっぱられていっちゃ
いましたけど、あ、お茶いれますね、そう最近古泉君のほうはどう
ですかぁ」
長門「早期警戒網をアクティブモードに変更」
古泉「八方塞がりって感じてすね、最近閉鎖空間の発生もめっきり
少なくなりましたし、長門さん、前に相談した朝倉さんの件ってど
うなりました」
長門「再構成は許可されない、前回の後始末の件は例外の対応」
古泉「カマドウマの時ですね、地方の分の対応ありがとうござい
ました、久しぶりにお会いした朝倉さんも生き生きしてましたね」
453 :
237:2006/08/09(水) 19:53:50.82 ID:6T411lG/0
すっ、すいません。
やっぱり投稿がOKか確認してからの方が良かったですかね。
皆さん、ご迷惑かけますm(_ _)m
454 :
舞台裏 2:2006/08/09(水) 19:53:57.58 ID:p2WA6f4p0
長門「いい、事前に対応しきれなったのは、こっちの責任」
朝比奈「そんなぁ、もちつもたれつじゃないですか、あの時は本当
お役にたてなくて」
古泉「そろそろまた、ゆさぶりを掛けてもいいころだとは思うんで
すがね」
朝比奈「でもボーイフレンドができたら、おしまいってのも脱力も
のですよね、この時間平面でなしにているんだろうって思っちゃい
ます」
古泉「あの力が現在の科学技術レベルの発展に向かえは、うちもス
ポンサーに顔向けできるってもんですがね」
朝比奈「鶴屋さんから何かわれました ふふ」
古泉「あの笑顔でプレッシャーかけられるとうちの上の方も太刀打
ち出来ないですよ、さすがですよあの次期当主様は、朝比奈さんの
情報には感謝してますよ、御礼はそのうち、精神的に」
朝比奈「そのうちまとめて返してもらいますよ」
455 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 19:54:15.41 ID:G1uIjioO0
>>443 どうもです。あとはこちらで変換します。
456 :
舞台裏 3:2006/08/09(水) 19:54:35.98 ID:p2WA6f4p0
朝比奈「そうそう、喜緑さんと生徒会長さんでなにたくらんでんで
すか、古泉さん、長門さん、蚊帳の外はいやですよ」
長門「喜緑は私の監視とバックアップが任務、現時点でこちらから
アクションを起こす予定は聞いていない」
古泉「まあまあ、今年度の最後にちょっとしたイベントを起こそう
かと思いまして」
朝比奈「今度はなんですかぁ あんまり恥ずかしいのは勘弁してく
ださいね、あの商店街いまでに足がむけれないんですから」
古泉「生徒会とひと悶着、今回は文芸部を助ける涼宮さんってこと
あたりを想定しているんですが、まあ骨子がきまった時点でまた
シナリオをお渡ししますよ」
朝比奈「まぁ、期待しないでまってます、そうそう、こないだ鶴屋
さんとこの山のお宝やっぱり出たみたいですよ、江戸時代のチタン
合金だかなんだか、あれって長門さん管轄ですか」
457 :
舞台裏 4:2006/08/09(水) 19:55:11.13 ID:p2WA6f4p0
長門「情報は入手している、現在調査中だが、直近の時間軸での
脅威にはならないと判断している」
朝比奈「するとうち関連なのかぁ、今は江戸時代までジャンプでき
ないだけどなぁ、ひょっとして古泉君関係?」
古泉「あれ、本当になんか出たんですか、今回そっちには関与して
ないと 思いますよ」
長門「早期警戒網に涼宮ハルヒとキョンの存在情報を確認、あと
2分15秒で部室前に到着」
古泉「さて、今日はなに始めるのでしょう」
朝比奈「そうですね、さて、何事もない一日をはじめましょか」
「おっくれて ごめーん」
「ちょっとまて おい ハルヒ」
朝比奈「あ はーい お茶いれますね」
【おしまい】
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:55:17.83 ID:/figM5Zi0
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:55:53.50 ID:LtzX4NCH0
樹海を聞いて思い出した。
あの稲川淳二が樹海で恐ろしい体験したと聞いた。
・写真を撮ると変な物が写る
・どこから「ウーッ」って音がした。
・自分達に追っかけてると気付いて逃げた。
そういう内容だったらしいな
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:56:36.44 ID:3a2yeu+b0
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:57:06.91 ID:Zu1KpWF20
>>457 3人仲いいなwwwwGJ
樹海も最初不謹慎と思いつつ今はwktk!
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 19:57:48.81 ID:YvAOTMCdO
463 :
舞台裏:2006/08/09(水) 19:58:11.19 ID:p2WA6f4p0
>>453 すんません、みごとにかぶっちゃいました
ごめんなさい
燃料きれたので今日はこれでお仕舞いです
すみませんでした
464 :
237:2006/08/09(水) 19:58:58.58 ID:6T411lG/0
>>463 いえ、お気になさらずに。
新参者ですが、よろしくお願いします。
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:00:24.16 ID:LtzX4NCH0
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:07:00.85 ID:/figM5Zi0
保守
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:08:05.76 ID:9E7jw6ED0
Htmlアップロードサンクスでした。
それとちゃんとDAT収穫できなくてスミマセンでした。
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:13:49.79 ID:cByibNbSO
職人乙
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:14:25.61 ID:PJpDINK60
○●○ あなたは呪.いをかけられました ○●○
このレスが貼られているスレにいるあなたは呪.いにより
今後一切VIPが出来ない身体になってしまいました。
しかも呪.いにより数日中に事.故にあい、大怪.我を負ってしまう危.険性があります。。
しかし大丈.夫!呪.いをときたい場合は以下のス.レ↓
http://www.37vote.net/politics/1110446311/ の
田代帝国
に投票するのです。
するとどうでしょう。。呪.いが解けたばかりか、
好.きなあ.の子と付き合えたり、お金が.がっぽがっ.ぽ入.ってき.たり
幸せ.三昧になる可.能性が高い.です!
さ.ぁ、あな.たも、呪.いをといて一発逆.転の人.生に踏み.出そう!
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:19:19.86 ID:CH3NXjXe0
>>460 お前昨日釣り宣言して逃げてったじゃないかwww
今日もまたやるの?ムダだと思うよwww
なら反応するなよ
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:22:20.22 ID:/ToopVOR0
>>460 だからちゃんと移らなきゃならない理由を住人が納得できる形で示せば自然に移るよ
pinkbbs閉鎖に伴いエロパロの人達が移住云々で騒いでるが
こっちには来ないで、別スレ立ててやって欲しいと思うよな?
>>474 エロと非エロの境目があるからね、こっちもプリンスレと総合アナルスレ
に分かれてるし、系統的にはアナルスレの方に行きそうな気がする
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:34:07.25 ID:Zu1KpWF20
>>475 エロパロ板が消えたとして
向こうの住人がVIPへ来るのは別にかまわんのだが
既存スレへの移住は微妙だな
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:34:31.95 ID:G1uIjioO0
>>474 仮にVIPに別スレで来たとしたらまとめはどうなるんだろ?
以前通りエロパロの人が引き継いでくれるのかな?
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:35:54.15 ID:Zu1KpWF20
>>477 来ることを前提で話してる感は否めないが
その件を考えるとやっぱ別スレが妥当だろうな
>>476 確かにね、向こうもそういう雰囲気だったし
>>477 板が変わるだけでまとめの勝手が変わるわけじゃなからやると思うよ
でも、その話はエロパロ板の方でした方がいいと思うぞ
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:51:28.82 ID:Zu1KpWF20
保守マッガーレ
ハルヒ「さあ、今日もカオス祭りよ」
キョン「また、今日もか夏休み位ゆっくり寝かしてもらいたいもんだね」
長門「質問がある」
キョン 「どうした、長門」
長門「VIPって何」
みくる「あっそれ私も気になってました、VIPってなんでしゅか」
さあ、この二人の美少女からあびせられた純粋な質問をどう返そうか
悩むキョンであった。さてどうなることやら
●「結果はCMあとですよ」
キョン「お前は出番なさそうだから帰ったほうがいいぞ」
●「なっなんだって」
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 20:54:27.04 ID:G1uIjioO0
>>479 取りあえず、別スレの要望だけは書いてきた。
去年からエロパロの見てきたからなくなるのは惜しいな。こことは違う意味でいいとこだった。
ただ、運営は覗いてないから詳しい事情はわからないけど
俺は今日知ったorz
484 :
11 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 20:58:34.75 ID:7yV8+aNCO
急にですがちょっと続きます
>>403 >>409 >>411 >>420 「ただいMAXハート」
「おかえりプリキュア」
さて、なんとかキャンプファイヤーを鞄で叩いて鎮火させながらも俺は人間の尊厳に関わる事態を起こさず無事に帰宅できた。玄関では妹が満面の笑顔で迎えてくれた。そんな笑顔が出来なくなる歳までは、俺の傍に居てくれよ……?
「あ、キョン君笑顔〜!」
「へ……?」
「キョン君ニヤニヤしてる〜なんか良いことあったんでしょ〜?」
「え……嘘だろ?」
マイフェイスにマイハンドをあてがいマイフィンガーでマイマウスをなぞってみる……たしかにニヤケているのかもしれない……一体何故だ……? まさか無意識にあの女性の……いや、まさかな……
「ねえ良いことあったんでしょ!?」
「ああ、良い娘(こ)と会ったぞ」
「なになに教えてっ! ねえキョン君教えて!」
「もう教えたぞ」
「……? ……えぇ〜??」
疑問符100%ミニッツメイド状態の妹を尻目に俺は階段を上がり自分の部屋に引き込もった。
485 :
12 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 21:00:37.53 ID:7yV8+aNCO
「ふぅ……」
つまりあれだ、俺は股間で夏のアウトドア最大イベントを催しながらこのツラで歩いていたわけだ。よく検挙、送検されなかったものだと関心しつつ、ベッドに飛び込みズボンのベルトを緩め、シャツの裾を出した。
はぁ……と溜め息が漏れた。頭の中で涼宮ハルヒと長門有希と古泉一樹と朝比奈みくると谷g(以下略)が回るように浮いては消えていった。最近の俺の頭はこんなメンバーで埋め尽されている。
ふと頭に、今日のあの女性の姿が思い浮かんだ。
HG・HH以外の男ならみんな少しは考えるだろ? 道端で会った超タイプな女性を自分の思うがままにしてみたいって。あのジーンズに包まれた何処までも長い美脚……ケバケバしくない簡素な服に包まれた乳房……
あの整った顔立ちを俺の。∩。で歪めてみたい……俺のペニス【ラテン読み:ピィヌス】を中に入れてみたい……あの人の中を俺の遺伝子で埋め尽してみたい……
ヤバい……もうそうしてちんちんおっきおっきだ……
486 :
13 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 21:01:22.21 ID:7yV8+aNCO
いやしかし……これはアレだ……神のお告げだ……俺の白子からメタモンを放出せよという、な……
長門と朝比奈さんの百合レイプシーン妄想で抜いたのが丁度一週間前くらいだから、たまにはいいよな……?
――ジィィィ
……ハァハァ……
俺のスポンジバッドはいつの間にか金属バッドに変わっていた。それを右手で優しく擦りながら、左手ははだけたシャツの上から乳首をなぞる。オカズはあの女性のジーンズの股間にヘッド突っ込みクンカクンカ妄想だ。
ちなみにこの指配置と妄想の種類だけは譲れない。これがマイフェイバリットフィンガーホジション(略語:M・F・F・P)にマイフェイバリットイマジネーション(略語:M・F・I)だからだ。別に作者の、とは言ってないぞ……? 別に……な……?
……ハァッ……アアァッ……!!
茶筒のように開いた右手は、凄まじい勢いで駑張を擦る、擦る、擦る……マウスポインタのように指した左手は、なまめかしく俺のビーチクパーチクを捻り上げる、捻り上げる、捻り上げる……ああっ……最高だ……限……界……来たわっ……!!
――ガチャ
487 :
14 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 21:02:46.32 ID:7yV8+aNCO
「キョン君ごはn……何してるの……?」
(正に“ナニ”してるのさっ!! めがっさにょろにょろ〜)
「……お……お……おまじない……」
「ふ〜ん……」
――let`s get down! 夜はまだ始まったばかりさ!
…………。
(第1話 終了)
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:03:22.56 ID:Zu1KpWF20
笑いとまんねぇwwwwwwwwwwwww
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:09:41.01 ID:ZMA6v6vk0
誰がこの展開を予想できようかwwwwwwwwww
490 :
15 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 21:09:59.08 ID:7yV8+aNCO
さぁ〜て! 来週のハルヒさんはぁ!?
「ハルヒの三分クッキング」
「ハルヒのお掃除上手」
「ハルヒのハムスターの飼い方教室」
の三本よっ!!
見なかったら絶っっ対死刑だからね!?
はい、ジャ〜ンケン……ポン!!
アハハハハハッ!!
「どこが予告だ!? お前の話しかねえじゃねえか!!」
「なによ!? 元々私が主人公でしょ!!」
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:12:22.70 ID:LtzX4NCH0
>>490 ハルヒがハムスターを飼ってる姿を想像したら可愛く思えてしまった俺がいるwwww
492 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 21:16:32.65 ID:/figM5Zi0
あー、昼間にあんな事しちゃってかなり気まずいんだけど大王終わったら投下していいかな?
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:19:37.15 ID:qYnHlTH/O
大王GJ!意外な展開だw
出産の続きwktkしてます(゚∀゚)
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:20:14.26 ID:2TesYRlP0
>>438 ん?まとめの方は消していませぬが・・・
496 :
大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/09(水) 21:24:04.57 ID:7yV8+aNCO
>>492 まだまだ終わる予定が立ちませぬので(`・ω・´)つ旦 ドゾー
497 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:27:31.56 ID:/figM5Zi0
>>496 じゃあ失礼します
電車に乗り込んだ後もハルヒはずっと俺にくっ付いたままだった。
周りの視線が気になるが・・・気にしない事にしようと思う。
「ねぇ、キョンあっち着いたらまず何処に行こうかしらね?」
「あぁ、ハルヒの行きたい所でいいぞ。俺はハルヒが居るなら何処でもいいさ」
「あたしもキョンが居れば何処に行っても楽しいわ!!」
ピンク色のオーラが電車の車内を支配していく。
これは幾らなんでもマズイんじゃないのか?
そう思った俺はハルヒと一緒に丁度2人分空いた座席に座ることにした。
座ってもハルヒの興奮は冷めなかった。
が、徐々に興奮が冷めてきたようで代わりに睡魔が襲ってきたようである。
しかし、電車の揺れというのはどうして眠気を誘うのであろう?
隣に座っているハルヒは頭をうっつらうっつらさせている。
ハルヒが完全に眠ったのを見届けると同時に俺も睡魔に襲われた。
段々と意識が遠退いていく・・・
・・・・・・・・・・
498 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:27:56.63 ID:/figM5Zi0
気が付いた時には乗換えをする駅がもう近づいていた。
どうやら2時間位寝てしまったようだ。
俺は乗り換えのためにハルヒを起こすことにした。
無防備な寝顔に一瞬ムラっときてしまった俺を誰が責められよう。
「おい、ハルヒ。そろそろ起きろー」
と言ってハルヒの肩を揺らす。
「んー・・・んん?」
ハルヒが重たそうに瞼を開けながら目を覚ます。
「お、起きたか?そろそろ乗り換えだから準備しておけよ」
「んー、きょーんだいすきー、へへぇ」
そう言って俺に抱きついてくる。
「お前、さてはまだ寝ぼけてるな。おい、ちゃんとおk「ちゅっ」
俺の言葉はハルヒの唇によって遮られた。
499 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:28:12.32 ID:/figM5Zi0
向かいの席の方がこっちを凝視してくる。
えぇい、見世物じゃないんだからそんな目で見るな!!
そう言いたかったが生憎唇を塞がれていた俺にはそれが出来なかった。
『次は○○ー、次は○○です』
そう車内アナウンスが掛かり次が乗換えをする駅だと把握した俺はハルヒと唇を離した。
「きょん?」
未だに寝ぼけているハルヒが上目使いで俺を見てくる。
「後で幾らでもしてやるから今は我慢してくれ」
そう言いつつ抱きしめたくなる衝動を抑え、荷物を抱えた俺はハルヒの手を握るとドアが閉まる寸前で辛うじて電車を降りる事に成功した。
はぁ、やれやれ・・・
500 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:28:36.40 ID:/figM5Zi0
なんとか無事に乗換えを済ませた俺とハルヒはまた電車の車内で爆睡していたようで、さっきと同じやり取りをしつつもどうにか目的地に到着した。
いやぁ、電車があんなに疲れる乗り物だとは知らなかった・・・
何はともあれ、バッチリ寝てすっかり目が覚めたハルヒは絶好調のようである。
「さぁ、キョン何処に行きましょうか?」
「とりあえず、旅館に荷物を置きに行きたいな。このままじゃ動きづらくて堪らん」
「そうね、じゃあ行きましょっ!!」
そう言ってまた俺の腕に抱きついてくる。
あぁ幸せ過ぎて俺は死にそうだ。
「ちょっと、キョン!!あたしの前で死ぬとか言わないでよねっ!!今度言ったら罰金だからね!!」
また俺の悪い癖が出ていた様だ。
ホント、どうにかならんかね・・・これ。
501 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:28:58.91 ID:/figM5Zi0
「キョンが死んじゃったら・・・・あたし・・・あたし・・・」
あぁ、そうだよな・・・
俺だってハルヒが突然死んでしまったら生きていけないだろう・・・
「済まなかった、俺は死なないよ。ハルヒの傍にずっといるから安心しろ」
「絶対よ?約束だからね!!破ったらひどいんだから!!」
「あぁ、約束だ」
それを聞くとハルヒはいつもの太陽の如き笑顔に戻った。
「じゃあ行くわよ!!泊まる旅館、駅から送迎バスが出てるのよ。急ぎましょ」
「おう」
そう言って俺達は送迎バスへと向かった。
502 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:29:22.80 ID:/figM5Zi0
バスはすぐに発見出来たが、丁度発進する寸前だったので俺達は慌てて乗り込んだ。
そこからバスで移動すること20分程で旅館に到着した。
今はハルヒと一緒にフロントで受付を済ませている。
「今日から宿泊の予約しておいた○○です。」
「はい。ではこちらがお部屋の鍵になります。本日はよくいらっしゃいました。ごゆっくりどうぞ」
「はい。お世話になります」
鍵を受け取った俺とハルヒは部屋に向かっている。
「やっぱりこの苗字にはまだ違和感があるわ」
おいおい・・・
「しっかりしてくれよ?」
「分かってるわ。あ、ここじゃない?」
ハルヒが部屋の前で立ち止まり鍵を開けた。
503 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/09(水) 21:29:53.99 ID:G1uIjioO0
>>495 完結はしていませんでしたが、『涼宮ハルヒの平和』のページが消えていました。
504 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:29:55.62 ID:/figM5Zi0
部屋は割りと広めで中々風情があった。
「わぁ、素敵な部屋じゃない!!」
ハルヒも大満足のようだ。
「さぁ、キョン!!観光に行くわよ!!」
「おい、もう夕飯までそんなに時間も無いぞ?今日はじっくり休んで明日にしないか?」
そう、大幅に朝寝坊してしまった為に到着時間も大幅に遅れてしまったのである。
「えぇー!?そんなのつまんない!」
「そうは言ってもなぁ、無理して子供に何かあっても困るだろ?」
「う、それを言われると・・・・」
ハルヒがショボーンとするがここは譲れない。
「な?まだ明日と明後日があるんだから今日はゆっくりしよう」
「分かったわ。その代わり明日は目一杯遊ぶわよ!いいわねっ?」
「あぁ、そうしよう」
505 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:30:16.82 ID:/figM5Zi0
その後、豪勢な夕食を堪能した俺とハルヒは一度部屋に戻り、混浴露天風呂に向かった。
いやぁ、名物と言うだけの事はあるな。
「すごいじゃなーい!!わぁ、綺麗ねぇ」
ハルヒもはしゃぎまくっている。
「キョンも早く来なさいよーっ!!」
と言って背中に抱きついてくる。
あぁ、背中に幸せの感触が・・・
「よ、よし、早く入ろう」
「えぇ、そうしましょ」
そう言って俺達はくっ付いたまま温泉に入った。
いやぁ、やっぱり風呂で足が伸ばせるっていいなぁ。
俺は温泉の気持ちよさに心奪われていた
「ね、ねぇ、キョン・・・あの、さ・・・」
「ん?どうした?もうのぼせたか?顔が真っ赤だぞ?」
「えーっと、そ、その、ここでしない?」
あぁ、なるほどね。
俺はハルヒが何を考えているか理解したが、ちょっとイジワルしてみたくなった。
「何をするんだ?」
「だーかーらー、ぁのぅ、アレしよ?だめ?」
もう、限界だったね。
俺は後ろから抱きつくと激しくハルヒを求めた。
506 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:30:32.43 ID:/figM5Zi0
・・・・・・・・・
その後色々な意味でさっぱりした俺達は部屋の布団の上でダラーっとしていた。
「今日は疲れたし、もう寝るか?」
「そうね。明日もあるし今日は寝ましょう」
そう言ってハルヒが部屋の電気を消した。
真っ暗な部屋で睡魔の誘惑を受けているとハルヒが俺の布団に潜り込んできた。
「どうした?」
「ずっと、キョンと一緒に寝てたから一人だと寝れないの。だから一緒に寝ていい?」
「あぁ、いいぞ」
「じゃあ、おやすみキョン」
「おやすみハルヒ」
こうして新婚旅行初日は幕を閉じた。
507 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 21:30:48.96 ID:/figM5Zi0
ここまでです
このバカップルがwwwwwwwwww
wktkしながら待ってるぜ!!
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:33:31.94 ID:YvAOTMCdO
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:36:11.66 ID:CH3NXjXe0
セクロスシーン期待してたのに・・・・・
乙
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:37:29.40 ID:i1XrGP18O
出た文学wwwwwwww
レベル低いから文学板には来るなよwwwwwwww
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:39:47.26 ID:K55U+GHDO
>>506 めがっさwktk
激甘でいい感じだwww
確かに激しく萌えるんだけどさすがにハルヒがデレ過ぎな気がする………
まぁ、気にしないで書いてください!!
期待してます!!
wktk↓wktk
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:48:07.34 ID:CH3NXjXe0
↓ wktk
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 21:52:31.49 ID:UvmNlkMt0
wktk
| ↑
| |
| |
| |
| |
 ̄ ̄
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:00:10.72 ID:CH3NXjXe0
ほす
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:05:23.49 ID:CH3NXjXe0
荒らし対策としてスレタイにハルヒって入れないほうがいいと思うんだがいかが?
情報思念体におけるSSのススメ
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:08:31.12 ID:cByibNbSO
職人おつかれー
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:08:50.09 ID:OcL7QLQ40
少しだけだが投下する
523 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/09(水) 22:09:59.42 ID:OcL7QLQ40
23
何はともあれ、撮影は順調に進んでいった。そして今日、この映画の一番の見せ場がやってきた。
そう、俺がハルヒに愛の告白をせにゃならん時が来たのだ。
俺が告白するのは学校の中庭にある一本木の前である。
「この木の前で告白すると必ず成功すると言われている。………という設定」
どこかで聞いたことのある設定だが、今更何か言うこともないだろう。
今回の長門は自分の意見を積極的に出している。何か事件の前触れなのか?
俺とハルヒは木の前に向かい合わせに立った。
「えーと、ハルヒ。この前のあれはだな、全部事故なんだよ。信じてくれるか?」
「………」
「あー、信じてくれなくていい。でもまぁ、俺の想いだけは信じてほしい」
「………」
「俺は、お前のことが……す……す……」
駄目だ、言えない。
524 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/09(水) 22:11:05.04 ID:OcL7QLQ40
24
「カット」
「こらぁ!キョン!!あんたなにやってんのよっ!?」
「仕方ないだろ、言えないもんは言えないんだ」
俺は演技とはいえ、ハルヒに「好きだー!」なんてとてもじゃないが恥ずかしくて言えなかった。
別にハルヒのことが嫌いなんじゃない。いや、むしろ俺はハルヒのことが好きだ。
そのことが俺に余計な緊張を作らせた。そんな感情がなければ俺はさっさと告白でもなんでもしてるだろうよ。
「なんでこんなことも言えないのよっ!?」
ハルヒは台本をバシバシ叩きながら詰め寄ってくる。
頼むから今俺に近づかないでくれ。恥ずかしいんだよ。
俺はまともにハルヒの顔が見れず俯いてしまった。
「なに恥ずかしがってるのよっ!?はっはーん。そっかぁ〜、キョン。そうなんだぁ〜」
ハルヒはなにやら嬉しそうに言ってくる。なにがそうなんだよ?まぁそうなんだが。
「ほらっ!キョン!」
ハルヒがあまりにもしつこかったからだろうか。
それとも俺がガキだからだろうか。
俺はハルヒに嘘をついた。
「好きでもないやつに告白なんか出来るかよ」
525 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/09(水) 22:12:49.31 ID:OcL7QLQ40
25
「………」
しばらく沈黙が続いた。俺は自分で何を言ったのか気づき、慌てて弁解しようとしたのだが
「………そう」
あ……。
「今日はもう帰る」
俺はハルヒを追いかけることが出来なかった。
「では僕も帰ります。バイトが入ってしまいましたので」
「……すまん」
「わ、私は涼宮さんを追いかけます」
「朝比奈さん…」
朝比奈さんと古泉が帰った直後、俺は長門に話があると言われ部室へ行った。
526 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/09(水) 22:14:40.39 ID:OcL7QLQ40
中々進まないorz今日はここまでです
このバカキョン!
wktkwktk
キョン「なあ、もうこんな関係終わりにしないか」
ハルヒ「え?どういうこと?」
キョン「ただの高校生としての友達みたいな中途半端な関係はやめよう」
ハルヒ「ちょっとまって、私はそんなのやだよ!」
キョン「だから!」
ハルヒ「何よ!」
キョン「俺と付き合ってくれ」
続かないorz
>>531 ハルヒ「…は?」
キョン「だから、付き合ってくれ」
アレ? キョンガ ワタシニ ツキアッテクレ?
ハルヒ「えっ…あー…帰る」
キョン「待ってくれ」
↓wktk
| ↑
| |
| |
| |
| |
 ̄ ̄
wktk
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:24:06.85 ID:OcL7QLQ40
ハルヒ「キョン、ちょっと肩揉んでくれない?」
キョン「なんで俺が?」
ハルヒ「つべこべ言うな!」
キョン「へいへい」
モミモミ
キョン「お客さん、凝ってますね〜」
ハルヒ「そう?」
キョン「ここはどうかな」
モミモミ
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン!どこ触って──んくぅ…ふぁっ!」
キョン「ハルヒ、ここもすげえ凝ってるぞ」
ハルヒ「バ、バカ、そんなとこ…ん!…凝るわけ……あぁっ!」
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:25:08.04 ID:4TAKPVwi0
なんじゃこの流れはw
>>534 フトモモだと解釈した。
・・・だよね?
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:27:51.76 ID:OcL7QLQ40
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:31:23.10 ID:lfUNWkr10
個人的には花嫁消失が一番
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:33:03.03 ID:CH3NXjXe0
ナツカシス。もうけっこう前になるねえ。
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:41:25.29 ID:/figM5Zi0
保守
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:43:22.09 ID:K55U+GHDO
>>538 !!
俺もだぜ!?
このスレの最初から見てたんだけど、俺は花嫁消失を読んで、文章を書くってことを初めてすごいと思った。
それに影響されて生まれて初めて自分で文章を考えて書いた。
だから色々思い入れがある作品。
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:45:07.51 ID:/zOe7Nni0
読んでくるノシ
個人的には偽消失
SSスレで一番初めの超ロングだったし降臨するたびにwktkさせられた
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:46:35.16 ID:lfUNWkr10
545 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 22:46:40.74 ID:n5P153YmO
俺はROM専をやめるぞー!!
ってなわけで初めて書いたSSが四分の三ほど出来上がったので投稿しまっす。
なんせ「書き込み」という行為自体が初めてなんで、メチャ読みづらいです。甘くないですエロくないです笑うとこないです駄作です。でもそんなに長くないんでご勘弁をば。
ヤッホゥ〜
俺も花嫁消失読んだ事無いから行ってくる ノシ
549 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 22:48:44.61 ID:n5P153YmO
プロローグ
二年に進級して早くも三ヶ月ちょい立った。
その三ヶ月の間、何事もなかったってワケではない。
が、それについては脇に置いとおこう。今からする話は久しぶりに生命の危機を感じた事件だ。
いや、ちょっと大袈裟か。だが本っ当に痛かったんだ。もうあんな目には遭いたくないね、一生。
その日は地球温暖化とやらが地味に効きつつあるのか凄まじく暑かった。衣替えで夏服になったものの
白いワイシャツは噴き出る汗でペッタリと素肌に接着されていた。まだ七月中旬でこの暑さ。
梅雨と重なってるので雨もたまに降るが、快適な気温まで低下させるほどのパワーはないようだ。
悪戯に湿度を上昇させ同時に俺の不快指数までチマチマ増えてきている。この調子じゃ夏本番に位置付
けられてる八月はエライ事になるんでないの?俺も地球も。
まぁ結果から言う。地球はともかく、俺はエライ事になった。しかも一ヶ月後ではない。授業が終わって
文芸部室に向かっているのが今の俺。この30分後にドエライ事になる。だけど悪い予感なんてのは一切な
かったんだ。感じるのはとめどなく噴き出る汗による不快感だけ。
まぁ、遠からず近からずこれが原因になるんだが。
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:49:00.38 ID:K55U+GHDO
花嫁消失読んでないのはもったいないよな
551 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 22:51:31.62 ID:n5P153YmO
1
放課後の文芸部室…と言っても文芸部らしい活動はこの一年三ヶ月の中で一度だけで。
我らSOS団の季節イベントもやるが、もっぱらすることもなくダラダラと過ごしてる。
今日も特にすることはない。することがないならすぐに家に帰ってクーラーに当たりながらゴロゴロするのがベストなのだが
俺の足は部室に向かっている。何故だろうね?習性というのは恐ろしいものだ。クーラーもないあの部室に行ってもやる事は
いつも同じなのに。スマイルエスパー野郎からボードゲームの勝ち星を奪いながら未来型メイドの煎れた茶をすする。
そして読書マシンと化した宇宙人の姿を眺める。
これらの作業をこなしながら常に感じるのは、退屈だなぁ、ってことだ。
んでもって、あの団長が頭のネジを撒き散らしながら嬉しそうにトンデモ企画を持ち込むんだ。
気づく頃にはその退屈がいかに貴重かがわかる。
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:52:04.93 ID:CH3NXjXe0
しゅうげき?
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:54:03.07 ID:pCZqPhKRO
俺の書いた話と雰囲気が(なぜか変換できた)似てるな
554 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 22:54:27.54 ID:n5P153YmO
しゅうげき
です。タイトルつけんの忘れてて今つけました。
センスねぇ〜!
それもまたよし
556 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 22:55:57.89 ID:n5P153YmO
2
で、部室に着いた。
中にいたのは、トランプを切り続けてるエスパー古泉、茶葉と闘う未来型メイド朝比奈さん、定位置で読書にふける宇宙人長門。
団長ハルヒ以外全員いたわけだ。ハルヒがいない理由は俺も知ってる。ヤツは今教室でワックスがけの最中だ。
ご苦労なこった。まぁ交代制なので二学期は俺も参加せざるを得ないのだが。
「どうですか?久しぶりにトランプでも。最近はずっとチェスや囲碁でしたからね。結構新鮮かもしれませんよ?」
本当にゲームが好きなんだな、古泉。だが二人でトランプってのはつまらんだろ。しかも野郎同士じゃな。
「おや、僕が相手じゃ不満ですか?いつも貴方を楽しませようと努力しているんですが」
無駄な努力だな。その努力を機関に注いで出世すればいい。
「とんでもない。機関の業務より、このSOS団の活動に意欲を注ぐ方が有意義ですよ、今の僕にはね」
「職務怠慢だな。今度新川さんか森さんに会えたらチクってやる」
「それは勘弁してください。新川さんはともかく、森さんはああ見えて結構厳しいんですよ」
「あぁ…なんとなくわかるわ。あの人のオーラは身の危険を感じちまう」
二月の事件での森さんは今までのおとなしいメイドキャラとは一変していたからな。
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:56:26.14 ID:G1uIjioO0
花嫁消失…あの作者が数レスで書くの放棄して他の人が完結した作品か
558 :
出産の中の人:2006/08/09(水) 22:59:08.22 ID:/figM5Zi0
続き出来ました。今の投下が終わったら投下していいですか?
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 22:59:45.68 ID:lfUNWkr10
560 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 22:59:47.78 ID:n5P153YmO
うお!IDがYMOだ〜!やた。
P-MODEL派ですが。
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:00:27.87 ID:CH3NXjXe0
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:00:31.46 ID:wEqlSfeV0
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:00:39.25 ID:/zOe7Nni0
読んできたノシ
…うーむ…うーん…何か言ってはいけない事を口走りそうだからやめておこう。
っていうかそんな偉そうな立場でもないし。
でも一応
長い文章をテンポよく、かつ無駄なく展開していくのは凄い。
ストーリーもありきたりか、と思わせてワンテンポずれている(と、少なくとも自分では思った)
>>557 本当なら今、このレスに書いた事は作者に対しては全部無しね。
564 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:01:27.26 ID:n5P153YmO
3
「話が逸れましたね。で、どうします?トランプ」
「あぁ。相手してやるよ」
どうせ暇だしな。
ここで俺は他二名の団員に目をやった。
長門は先週俺と行った図書館で借りた凄まじく分厚い本(ジャンル不明)を読んでいる。
朝比奈さんは茶葉に適する温度を見極めようとヤカンを睨みつけている。
この二人も誘ってみるか。
「朝比奈さん、一緒にトランプしませんか?」
「えぇと、今お茶の準備してるので遠慮しますぅ。だって、皆さんには出来るだけ美味しいお茶を飲ん
でほしいから…」
素晴らしい!その奉仕精神はまさしくメイドそのものだ。
565 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:03:02.72 ID:n5P153YmO
4
「じゃあ仕方ないですね。美味しいお茶、おねがいします」
「はぁい。もう少し待っててくださいね」
「長門はどうだ?トランプ」
長門は本から視線を外さずに「………いい」と言った。
「二人じゃ盛り上がらんだろ。お前もたまには…」
「…今、いいところ」
……そうですか。
あの長門が面白いというほどだ、よっぽど熱中しているようだ。まぁ、たぶん俺には何が面白いかわか
らん内容だろうが。っていうか何語だ?それ。
長門の勧誘を諦め古泉に目を戻すと、ニヤニヤしながら俺にトランプを配り始めやがった。まるで最初
からこうなる事はお見通しだと言わんばかりに。
まぁいい。当分トランプを見たくなくなるぐらいに痛めつけてやる。
566 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:04:52.86 ID:n5P153YmO
5
「暑いな。クソ暑い。どうにかならんのかこの暑さは」
朝比奈さんのお茶を飲みながら古泉との大富豪の毎ターンに愚痴を呟く俺に古泉は苦笑しながらいちい
ちそれに答えある提案をしてきた。
「僕も参ってしまうぐらい暑いですよ。ではどうでしょう?この勝負に負けた者がアイスを買ってくる
というのは?」
お前、全然暑そうには見えんぞ。涼しい顔しやがって、汗もかいてないじゃないか。
でもその案は俺も乗った。ちょうど冷えたアイスが食いたいと思ってたところだ。
「ではちょっと本腰を入れてかかりましょう」
手抜いてやがったのか。だが既に俺の方がかなり有利な戦況だ。俺の勝ちだな。俺のために汗水垂らし
てアイスを買ってくるがよい、古泉。
花嫁消失読んできた
偉そうなことを言うつもりはないのだが(´・ω・`)
何と言うか、まず思ったのはテンポが良かった
次に文章力の良さ
しかしキャラ発言の際の名前表記が気になった(´・ω・`)
568 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:06:20.39 ID:n5P153YmO
6
………こういう時だけ負けるのはどうしてだろうね。古泉の野郎は最後の最後に大逆転をかましやがった。
今まで負け続けてたのは今日のこの勝負の伏線だったんじゃないのか?
「そんな事ないです。正真正銘まぐれです。僕は買いに行く覚悟してたんですが。勝負というのは時に
予想のつかないものですよ」
そういう要らんこと言うから胡散臭さが増すんだ。そのツラ見ながらだと馬鹿にしてるようにしか聞こ
えん。
「それは失礼しました。まぁ勝負ですからね。この暑さでは買いに行くだけで罰ゲームですし、お代は
先に渡しておきましょう。ついでに皆さんの分をお願いしますよ」
そういうと古泉は千円札を差し出してきた。ラッキー。勝負を受けたものの、生憎俺の財布には合計百円
ちょいしか入ってなかったからな。このままバックレちまおうか。
569 :
涼宮ハルヒ:2006/08/09(水) 23:06:53.74 ID:n5P153YmO
7
だが皆の分と言われるとそんな悪どい事はできん。古泉になら別に恨まれても知ったこっちゃねぇが
朝比奈さんに非難されるのは絶対避けたい。長門も結構根に持つタイプだし。
しゃあないな。ちょっくら行ってきますか。
「あ、涼宮さんの分もお願いします。仲間外れにされた、なんて思われたくないですからね」
古泉は肩をすくめ苦笑しながら言った。わかってるよ。アイツはすぐすねるからな。
しかもそれだけで世界を危機に晒しかねないのがハルヒクオリティだ。
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:07:46.07 ID:G1uIjioO0
>>559>>563 最初は『略奪愛』というたった1レスのプロローグを書いた奴がいるんだけど、
そいつが投げ出して続きを書いたのが花嫁消失。でも、最初の1レスだけだから関係ないですね。
たしか、8スレ目ぐらいだったと思うけど
571 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:08:58.11 ID:n5P153YmO
8
余談ではあるが皆にどのアイスがいいか聞いてるとき、面白い事があった。
古泉はソーダ系、朝比奈さんはバニラ系。ここからが面白かった。
どうせ「何でもいい」と言うだろうなと思いつつ長門に注文に訪ねた。
「……ガリガリ君」
思わず吹いたね。別にガリガリ君には非はないんだ。アイスの定番だしな。しかし長門がその名を口にすると、何とも笑える。なかなか長門もわかってるじゃないか。
古泉はクックッと笑いを堪え、朝比奈さんに至っては顔を真っ赤にして口を押さえている。
長門は状況を理解していないようで首を傾げ、笑いっぱなしの俺の顔を見つめている。
「……ガリガリ君…ガリガリ君…」
ガリガリ君食いたいのはわかったから、ワイシャツを掴みながらすねた感じで連呼しないでくれ。面白い&可愛いのダブルパンチで俺の思考がどっかに飛んでっちまう。
「わかったよ。ガリガリ君だな?」
長門は俺にしかわからない、困った顔で頷き読書を再開した。
なんか無駄に興奮したもんで、余計に暑くなっちまった。さっさとガリガリ君買ってくるか。
このまま今日が終れば、非常に有意義な一日だったろう。
悲劇はこの数十秒後に待っていた。
572 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:09:57.82 ID:n5P153YmO
9
俺は、いい意味での長門らしくない発言を噛み締めながらアイスを買いに行くため廊下に出ようと部室のドアを開けた。すると目の前に一人の女子生徒が立っていた。
回りくどい言い方だな。ハッキリ言おう。俺の目の前にいたのは……
SOS団団長 涼宮ハルヒだ。
なかなかこのタイミングはない。いつもなら俺たちがノンビリしてる頃にハルヒは横真っ二つに割る勢いでドアを蹴り開けるわけだが、この時の様子は少し変だった。
ハルヒは両の目を固く閉じ、深呼吸をしている。それに合わせて肩の大きく上下させていた。
俺はというと、そのハルヒの様子を何も言わずただ見ていた。ハルヒは俺に気付いていない。
俺の背後にいる三人も、いつもと様子が違うハルヒをじっと見ていた。誰も一言も発しなかった。
まさしく、嵐の前の静けさ。
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:10:03.07 ID:RhBNVIGQ0
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:10:16.09 ID:RhBNVIGQ0
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:10:20.84 ID:RhBNVIGQ0
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:10:25.38 ID:RhBNVIGQ0
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:10:29.50 ID:RhBNVIGQ0
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:10:32.29 ID:CH3NXjXe0
大富豪をマンツーマンでやるのは疲れるなw
かなりの読みあいバトルになる
>>567 あのころはキャラ名表記がデフォだったんだよ
579 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:11:41.06 ID:n5P153YmO
10
呼吸を整えたハルヒの表情は目を閉じたまま、ゆっくりと満円の笑みに変わった。
そして………
「みんな、ごっめーん!遅れちゃったー!」
そのハルヒの大声を目の前で聞いている途中、俺は凄まじい衝撃に襲われて目を閉じた。
ゆっくりと瞼を上げて目に入った光景。
ハルヒの太陽のような笑顔。
まだ固く閉じた瞳。
前にピンと伸ばされた綺麗な右足。
状況を把握できない俺はゆっくりとその右足を辿る。
スカート、太股、膝、ふくらはぎ、白いソックス、運動靴。
そして辿り着いた先に見えたのは………
俺の、いや、男にとって大切な、それでいて一番の弱点である『そこ』に、ハルヒの伸ばされた右足のカカトが、深く、深く突き刺さっていた。
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:12:12.81 ID:G1uIjioO0
581 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:14:13.88 ID:n5P153YmO
11
「教室のワックスがけが長引いちゃって……え?」
ハルヒはここでようやく、瞼を上げた。
「え?…ちょ、キョン!?あん…た…そんな、とこで…なに……あ!」
一瞬で笑顔が動揺した表情に変わる様を見届けた俺は、もの凄い速度で膝を床に打ち付け、倒れこんだ。
『そこ』に受けたダメージは俺の全身のコントロールだけではなく、思考を奪っていった。
あれ…俺…アイ……ス買いに…行く…ああ…ハル…ヒ…いつもドア……蹴っと…ばして…たんだ…っけ……
「ちょ、ちょっとキョン!大丈夫!?なんでアンタあんなとこに!……何これ…温かい…?アンタまさか漏らし…て…え?赤…い…?え……ち、ちち血ぃ!!??」
「涼宮さん!落ち着いてください!朝比奈さん!救急車を呼んでください!早く!」
「え…あぅ…キ、キョン、君……うぅ」
「朝比奈さん!早く!救急車を!」
「………私が呼ぶ」
「長門さん!お願いします!」
俺の頭上で叫ぶ古泉、携帯をかけている長門、泣き出す朝比奈さん、尻餅をつきながら手の血糊を見つめているハルヒ。
薄らいでゆく視界。遠のく意識。その中で、俺は思った。
俺のアソコとドアのどちらが丈夫だろう、と。
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:14:55.97 ID:IyTyedDP0
>>251 姉歯元一級建築士の憂鬱
鉄骨でしょでしょ?
偽装はいつも私の夢に
何でだろう?
小島を選んだ私です
もう止まらない
ヒューザー様から
決められたけど
I believe
ネジだけじゃつまらないの
My dream night!
儲かるから
強度偽装だけをするよ
鉄骨でしょ?でしょ?
ほんとにネジを減らす物件で
金になるから
偽装するのよ
ヒューザーのためじゃない
一緒に来てください
証人喚問で
私を見てよね
明日ヅラを取った頭姉歯設計
コストを減らそう
隠そう偽装を
I believe
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:15:24.06 ID:CH3NXjXe0
これはきつい
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:17:09.28 ID:qYnHlTH/O
キョンJr.が(゚д゚)www
なるほど蹴撃か
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:19:32.52 ID:/zOe7Nni0
マジレスすると、バイクの事故やらでの「ショック死」の原因の大半がコレ。
ネタにしたりするのはオススメできない。どの位痛いかというと、
自分の玉のどちらかを、裏側からデコピンの要領でピンッと弾いてみればわかる。
キョンバロスwwww
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:19:36.54 ID:Y8j8y7aF0
痛そうだ・・・
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:21:17.32 ID:CH3NXjXe0
マタンキがキュンとなった。
589 :
涼宮ハルヒの蹴撃:2006/08/09(水) 23:21:30.63 ID:n5P153YmO
一応前半終了。
初めてだから滅茶苦茶焦りながら書き込んでました。
後半は完全に完成させてから明日投稿します。
明日までこの超駄作が皆さんの記憶に残ってることを祈りつつ、ROM専に戻ります。
でもホントにスゲェね。職人の方々は。
レベルが違う。
流血するぐらいのすさまじい蹴り
これなら亀田に勝てそうだ
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:21:56.10 ID:/zOe7Nni0
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:22:58.70 ID:9E7jw6ED0
>>589 乙!!そしてGJ!!!
なんかこうキュ―――――――――ときた。
続きにwktk!!
そして俺もP-model派。
593 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶・前編〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:23:31.65 ID:ZMA6v6vk0
どうもです(´・ω・`)
今日中にTを終らせたかったけど思ったように
筆が進まない…
とりあえず前編ということで投稿します
お楽しみ頂けたら幸いです
>>589 そんなことを言っているお前の方が3つも作品を書いた俺より文章力が優れている件
どっちかというと俺の方がレベルの違いを見せつけられた件
チックショォォォォォォイ
wktk
595 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:24:38.80 ID:ZMA6v6vk0
大きな世界樹の木の下で感動的な要素が微塵も含まれていない
再開を果たした俺とハルヒは、『魔王を倒しに行く』などという、現実の世界で述べたら
即刻黄色い救急車――本当は実在しないらしいが――を呼ばれてしまうような目的のもと
旅に出ることになった。
とはいえ肝心の魔王の居場所などはタウンページに乗っているわけでもなく、
全く情報を持っていない俺たちの冒険はさっそく暗礁へと乗り上げてしまった。
初めてRPGを遊ぶ小学生だってこんな早くに挫折を味わうことはないだろう。
大概――というか俺の場合――はラスボスのダンジョンあたりでだ。
とりあえず俺とハルヒはスタート地点の村よりも大きな近場の街を目指すことにした。
とにかく情報を集めたいし、何か装備も見ていきたい。それに冒険するときは近くの町から
順に転々とするのが相場だと決まっているしな。
広場を後にした俺たちは、入口のところに立ててあった看板に従い隣町へと足を運ぶことにした。
結構遠そうだが少なくとも明るいうちには辿り着けることだろう。
596 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:26:18.39 ID:ZMA6v6vk0
一体どれほど歩いただろうか、太陽が真上から俺たちの世界を照らすころになっても、
街が見えてくる気配は全くなかった。こっちの世界の時間の流れが元の世界と同じならば、ゆうに
三時間は歩き続けたことだろう。ちなみにハルヒとは三時間、しりとりをしながらここまで歩いてきていた。
「えーっと、そうね……『カルボナ−ラ』。ほらキョン、『ら』よ」
また『ら』かよ。いい加減俺の辞書の語彙が尽きかけているんだが……
「そんなの関係ないわ。まだまだ沢山あるはずよ。現にあたしはもう百個は思いついたわ」
それなら百個カウントしてやるから一つ一つ教えて欲しいものだな……ん?
話している途中で俺は少し離れたところに二つの影を見つけた。
片方は、性別はわからないがおそらく人間だろう。しかしもう片方は
明らかに人間の形をしていなかった。
二足歩行はしているようだが、遠くからでも見て取れる巨大なしっぽ。色は
緑っぽいので多分恐竜人間みたいなものだろう。あのモンスターのことは、
親しみと理解のしやすさを理由に以下『とかげのおっさん』と呼称することとする。
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:26:26.51 ID:/zOe7Nni0
私はお花屋さん。アセビ、キョウチクトウ、スイセン、ドクウツギ、トリカブト。
インターネットで、悩みを抱えている子に売ってあげるの。みんな、とっても喜んでくれる。
だって、何もしていないのに他の子をいじめる子なんて、生きていてもしょうがないよね。
私が売ってあげてるお花さんは、みーんな、とっても強いの。
私はそれで、元気の無い子が元気を取り戻す手伝いをしているの。
知ってる?スイセンの由来。
昔ね、ナルキッソスっていう男の子がいたの。とーっても綺麗で、女の子がいっぱい寄ってきたの。
でも、ナルキッソスはみんなを受け入れなかったの。で、ネメシスっていう復讐の女神が呪いをかけるの。
そしたら男の子は、水に移った自分の姿に恋しちゃった。
結局、男の子は叶わぬ恋を胸に持ったまま死んじゃった。そのあと、男の子はスイセンに生まれ変わったんだって。
それって私みたいだと思わない?そう、あなたたちが話している、その男の子の事。
私のネメシスは、トリカブトだったんだ。男の子が死んだあと、湖においておいたのも、私。すごいでしょ?
とっても重かったんだよ?えへへ。それから、私みたいな女の子が少しでも自分の想いを伝えられるように、
インターネットで売ってあげたの。そしたら、その中の女の子が捕まっちゃった。そう、あなたたちに。
彼女は満足げだったみたい。でも、みんなはあの子のこと、『鬼畜』とか『精神異常者』とか言っちゃった。
でもね、本当にそうなのかな?あの子がネメシスを連れてこなきゃいけなかったのは、みんなのせいなんだよ?
あの子がとっても悩んでたこと、知ってたのは私とほかの女の子だけ。あの子の周りのみんなは、あの子が苦しんでるのに
なーんにも気にかけてあげてなかったし、あの子が『ブス』で『ネクラ』ってだけでいじめちゃったんだよ?
そんな子たち、いらないよね。うん、いらないよ。だからあの子は、男の子じゃなくてその子たちにネメシスを連れてきたの。
えへへ。ちょっとお喋りしすぎちゃったかな?あれ、どうしてお医者さんがいるの?
えー、私が病院にいくの?どうして?私は病気なんかじゃないよ。
だって、本当はみんな私みたいになりたいんだもん。
−供述調書 2006.5.3
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:27:14.68 ID:/zOe7Nni0
>>597 ごめん、なんか最近不注意だわ。
誤爆。再び。もうROM決定。
599 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:27:42.64 ID:ZMA6v6vk0
とかげのおっさんはどうやら剣を装備しているらしい。それに対して人間の方は
丸腰……このままではあの人は殺されてしまうだろう。一応ポジション的に魔王を倒す勇者な俺だ。
ここで善良な一般市民――町民かもしれないが――を見殺しにして良いわけがない。
そんなことになったら一生ケチャップは使えそうにないだろうし。
周囲は意外と草が茂っており、寝転べば姿を隠すことは出来そうだ。
俺は危険から遠ざけるために、ハルヒを草むらに押し倒した。
「ちょっとキョン何s」
突然のことに驚きながらも憤慨の念を込めて抗議の声をあげようとするハルヒの口を
俺は手で押さえつける。
「いいから静かにして目を瞑ってろ。……すぐに終るから」
俺は出来る限り、安心させられるような優しい声でハルヒをなだめた。
なぜ目を瞑らせたかって?万が一でも、人の死ぬところをハルヒに見せるわけには行かないからな。
600 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:28:46.55 ID:ZMA6v6vk0
ハルヒは思ったよりも素直に応じてくれた。俺の意図するところがわかったのだろうか。
一度軽く周囲を見渡して蛇なんかがいないのを確認し、俺は腰の剣に手を添えると
一直線にとかげのおっさんへと向かって行った。
俺が一歩足を踏み出した刹那、市民とおっさんの両方を激しい火炎が包んだ。
――――辺り一面が、紅蓮に染まった。
比喩なんかではなく、文字通り、周りの空気が炎に照らされて橙色に輝いていた。
炎は草むらに引火することなく、ただその場をぐるぐると周回するだけで、俺はそれを
美しいと感じたのと同時に、体中に戦慄が走ったのを覚えている。
炎は一人と一匹の周りを五周ほどした後、炸裂した後の花火のように儚げに消えていった。
俺は見知らぬ一般市民の安全を確認するべく、先ほどまで橙の壁で隔絶されていたその空間へと
足を踏み入れた。
そこは炎の旋回していたかたち通りに草原が焼けていて、それは不細工なミステリーサークル
のようだった。そしてその中心には焼け焦げたとかげのおっさんと、火傷一つしてない髪の長い女の人が
倒れていた。
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:29:39.57 ID:CH3NXjXe0
トカゲを仲間にしてしのよろいと交換するんだ!
602 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:29:47.56 ID:ZMA6v6vk0
「大丈夫ですか?」
俺は倒れる彼女を抱き起こした。小さくて柔らかい感触が俺の手のひら一杯を支配する。
うんうん、役得役得。
「はい……ありがとうございます」
そう答えて、彼女が俺に向けたその顔は
―――朝比奈みくるそのものだった。
「朝比奈……さん?」
言われた本人は顔をきょとんとさせている。これがゲームやマンガだったら頭の上に「?」が
浮かんでいることだろう
「アサヒナ?私のことですか?」
……そういえば今のところ、俺とハルヒ以外は元の世界の記憶がないんだったな。妹や両親の発言から
そのことを理解はしていたのだが、すっかり失念してしまっていた。
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:30:02.83 ID:6wgmDFFE0
ちょwwwwクロコダイルwwwwwww
>>598 いや、気にせず、書きたくなったまた投下してください期待してますよ
>>600 wktkハルヒの憂鬱
605 :
涼宮ハルヒの冒険T〜禁断の僧侶・前編〜 ◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:32:20.64 ID:ZMA6v6vk0
「……いえ、すいません。あなたが知り合いによく似ていたもので」
俺がなるべく自然な感じにフォローを入れる。いきなり「あなたは本当は別の世界の人間で、本名は
朝比奈みくる、我等がSOS団の誇る最強のお茶汲みメイドなんです」なんて事を言っても頭がおかしいと
思われるだけだしな、どうせ。
「そうなんですか?私の顔を知っている、私の知らない人に助けて貰うなんて何か不思議な感じがしますね」
そういうと朝比奈さん(仮)はその美麗で非の打ち所のない完全無欠の顔に、
くすくすと上品な笑みを浮かべて見せた。
ああ、今なら俺は、とかげのおっさんに殺されても最高に安らかな顔で
あの世に向かえる自信があるぞ、マジで。
「あの……」
朝比奈さん(仮)が控えめな感じで喋りかけてきた。はい、何でしょうか?
「良かったらお昼ご飯を一緒に食べませんか?家はすぐそこなんですよ」
そう言って朝比奈さん(仮)はその白魚のような手で東の方を指差した。
〜I'm sorry. To be continued〜
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:34:18.12 ID:Gu87UmQY0
607 :
◆X3gBLJeepo :2006/08/09(水) 23:34:33.43 ID:ZMA6v6vk0
ひとまずここまでです
半端でごめんなさい
とりあえず目標は冒険全話八月中に完結で
ではでは(´・ω・`)
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:34:48.19 ID:C11w79ff0
キョン死んだな……
つーか、男だったらSSでも嫌だ!!
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:35:04.42 ID:/figM5Zi0
乙
611 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:38:19.24 ID:/figM5Zi0
じゃあ投下する
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:38:32.74 ID:CH3NXjXe0
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:38:41.45 ID:4TAKPVwi0
wktk
614 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:38:56.57 ID:/figM5Zi0
翌日、朝食を済ますや否や俺はハルヒに観光名所巡りに引っ張り出されていた。
「さぁ、行くわよ!!何かがあたし達を待ってるわ!!」
「その何かとは何だ?教えてくれ」
「何かは何かよ!言葉で表せるものに興味は無いわ!!」
久々にハルヒ節が炸裂している。
こうなっては誰にも止められないのを俺はよく知っている。
「分かったよ。幾らでも付き合うよ」
「当たり前でしょ!!なんたってあたしの夫なんだからどこまでもついて来てもらわなきゃ困るわ!」
「あぁ、そうだな」
615 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:39:22.63 ID:/figM5Zi0
その日は観光のパンフレットに載っていた場所のほとんどに行った。
そして今は本日最後の観光名所である夕日が一番綺麗に見えると評判の場所に来ている。
「うっわー、ホントに綺麗に見えるわねー」
お前の方が綺麗だけどな・・・
「あぁ、ホントだな」
しばらくお互い黙って夕日を見ているとハルヒが切り出した。
「ねぇ、みむるちゃんと有希すっかり綺麗になってたわね」
「あぁ、そうだな。正直見違えたな」
ハルヒの声のトーンが下がる。
「ふーん、やっぱりそう思うわよね」
これはヤバイな。
早くも離婚の危機か!?
「あの子達ね、あんたの事好きだったのよ・・・」
「そ、そうなのか?」
いや、それは気が付かなかったな・・・
「全く、白々しいわね」
ほんとに気付かなかったんだよ!!
「あたしはそれを知っててあんたを独占したの。団長っていう職権を利用してあの子達とあんたが必要以上に近づかないようにしてたの」
俺は黙ってハルヒの話を聞く。
616 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:39:46.99 ID:/figM5Zi0
「ホントあたしって最低よね・・・・・・いつも「団長だから団員のために」とか言ってたくせに結局最後は自分を守ってた。
キョンを誰にも渡したくなかった。だってキョンが居なかったらあたしはきっと壊れちゃうから・・・」
ハルヒは泣いている。
慰めてやりたい。
抱きしめてやりたい。
でも、今はまだそれをしちゃいけない気がする。
「あたしは自分が情けない。みくるちゃんや有希の幸せを願っているのに・・・なのにキョンを手放す事だけは絶対出来なかった」
こんなハルヒを見ているのは辛い。
だが、ハルヒの夫としてここは耐えなければならない。
「あたしは今とっても幸せだけど・・・これはあの子達の幸せを犠牲にして得た幸せなの・・・だからあたしはあの子達に憎まれても仕方がないわ・・・」
617 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:40:08.16 ID:/figM5Zi0
そこまで聞くと俺はもう我慢出来なかった。
ハルヒを思いっきり抱きしめた。
「・・・キョン?・・・」
「バカか!?お前は!!」
「・・え?・・・」
「いつ長門と朝比奈さんがそんな事を言ったっ!?言ってないだろう!?」
「・・・でも・・・でもっ!!」
「結婚式に来てくれた二人の顔をお前だって見ただろっ!?お前を憎んでる顔をしてたかっ!?して無かっただろっ!?二人とも心の底から祝福してくれてたじゃないか!!」
「・・ック・・・ウゥ・・・」
618 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:40:25.35 ID:/figM5Zi0
「確かに二人は俺の事が好きだったかもしれない!!でもな、それでも俺はお前を選んでたさっ!!」
「・・・ヒック・・・ホント・・・に?・・・・・ホントにあたしを選んでくれた?・・・」
「あぁ、選んでたよ。俺はあの日からずっとお前が好きだったんだからな!!だから、何があっても俺は、俺だけは最後までお前の傍にずっと居てやる!!」
「・・キョン・・・キョン!!・・・わあぁぁぁぁぁん!!・・・キョン・・・キョンー」
「いいか?誰だって何かを犠牲にして生きてるんだ。長門も朝比奈さんも古泉も俺もな。だからそれから逃げるな!!ちゃんと向かい合え!!倒れそうになったら幾らでも俺が支えてやる」
「・・・うん・・・ック・・分かった・・・ヒック・・・もう・・絶対に・・逃げないわ・・・」
「あぁ、だから今は泣け。そして泣いた分だけ強くなれ。そうしないと生まれてくる子供に笑われちまうぞ」
「・・うん・・・うん・・・ふわぁぁぁぁぁぁああん・・・」
気が付くと辺りはすっかり暗くなっていた。
619 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:40:45.36 ID:/figM5Zi0
俺は泣き止んだハルヒを背負って旅館に戻った。
食事の時間はとっくに過ぎていたが旅館の人が夜食を用意してくれた。
その夜食を食べ終わるとハルヒは横になりそのまま眠ってしまった。
今日は一日動きっぱなしだったし、沢山泣いたもんな・・・
ハルヒお疲れ様・・・
俺はその言葉に沢山の意味を込めた。
そして俺もそのまま寝床に着いた。
旅行も明日で終わりだな・・・
そんな事を考えつつ俺の意識は薄れていった・・・
620 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:41:40.13 ID:/figM5Zi0
今日はここまで。
続きはまた明日でヨロ
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:42:29.53 ID:CH3NXjXe0
なんでいちいち泣くんだ?
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:43:29.81 ID:LtzX4NCH0
>>620 ちょっと待て…「みむるちゃん」って誰よ?
「みくるちゃん」だろ?
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:44:03.03 ID:yaQuy8uF0
乙
625 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/09(水) 23:45:09.32 ID:/figM5Zi0
>>620 みむる→みくるこれだけは訂正してくれないか
みくるファンとしてこれだけは譲れない
後はなかなかの良作だったよ。明日も期待しますよ
wktk
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:47:30.11 ID:9E7jw6ED0
>>607 乙!
ハルヒはまだ草むらで目ぇ瞑って赤面してんだろうなwwww
wktk
>>620 相変わらずGJ。
続きwktk!
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:56:08.16 ID:lfUNWkr10
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/09(水) 23:56:09.57 ID:GebJafof0
今日はこんな時間なのに眠くてしかたない・・・
すまないがここで離脱する
保守よろし
く ('A`)
>628
読まなければ良いでしょ。 楽しみにしている人もいるのだろうし。
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:01:39.64 ID:FlfwuywO0
ID変わる前だからってムチャしやがる
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:02:06.00 ID:jqiBgYGf0
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:02:25.18 ID:YHriwx1A0
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:03:05.50 ID:I7QrWWSbO
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:03:34.81 ID:XZalSKl20
>>620 誤字脱字は気にならないけど、原作では1度も涙を見せていないハルヒの涙腺が
脆すぎるのが気になるな。
>>615じゃないけど、同じ展開には少し飽きた悪いな
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:04:02.94 ID:fKBEvWt90
└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ `丶、: : : :ト.、 ,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :/ ./ / ', ', 「: : : : :|:.:.:ヽ: : : : : 〉ニニ、二
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ 今夜も
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬ ローゼンメイデンの絵を
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |: みんなで描くのだわ
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !:
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!:
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |:
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |:
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! |
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:``:./:.:.:.:.:.:.:.! !;/: : \ ! l |
ローゼンメイデンお絵かきチャットWiki
http://www11.atwiki.jp/rozenvip/
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:05:16.84 ID:71d0Czg30
十 二 時 、 つ ま り ミ ッ ド ナ イ ト が や っ て き ま し た 。
こ こ で 、 初 投 稿 し た い の だ が い い で す か ?
実 は 、 深 夜 で な い と 投 稿 出 来 な い 内 容 だ 。
た だ 、 ア ナ ル ス レ に 投 稿 す る 内 容 で も な い 。
投 下 し て も い い で す か ?
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:05:59.61 ID:ssFCrL9D0
>>637 だが甘いハルヒもまた一興じゃないかと思ってる俺ダルシム
642 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 00:06:48.16 ID:71d0Czg30
「やっ…駄目だよ、キョン君…部室だよ…」
今やブラとパンティー、そして上半身にまとわりついたセーラー服しか着ていない。
ご存知涼宮ハルヒが、何故部室でこんなあられもない格好になり机に身を任せ俺に
赤く染まった顔を向けているかというと、実は俺自身よく分かっていない。
っていうか本当にわからん。でもなぜかヤる気は沸いてきたし、ハルヒもまんざらでは
なさそうなので、ここはまあ、神様に感謝しつつ堪能させてもらおう。
内腿から、汗で体に密着したパンティーへと舌を這わせる。
「ふあっ…や…」
妙におとなしい。いつものハルヒなら、最低でも「何してるのよ」位は言うだろう。
いやむしろ、ハルヒも積極的なのは…まあ…考えないで…おこう。
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:08:07.24 ID:W4aXvISA0
○●○ あなたは呪.いをかけられました ○●○
このレスが貼られているスレにいるあなたは呪.いにより
今後一切VIPが出来ない身体になってしまいました。
しかも呪.いにより数日中に事.故にあい、大怪.我を負ってしまう危.険性があります。。
しかし大丈.夫!呪.いをときたい場合は以下のス.レ↓
http://www.37vote.net/game/1117123921/ の
ハヤト
に投票するのです。
するとどうでしょう。。呪.いが解けたばかりか、
好.きなあ.の子と付き合えたり、お金が.がっぽがっ.ぽ入.ってき.たり
幸せ.三昧になる可.能性が高い.です!
さ.ぁ、あな.たも、呪.いをといて一発逆.転の人.生に踏み.出そう!
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:08:10.89 ID:FlfwuywO0
>>637 オレも消防レベルの涙腺の弱さが気になる
>>644 ハルヒも人生の中で色々辛いことがあったんだよ。
だから泣きたくなることもあるんだよ
ハルヒだって普通の女の子なんだよ
2次元だけど
646 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 00:12:39.00 ID:71d0Czg30
>>642 「なあハルヒ、本当にいいのか?」
分からない事は詳しそうな人に聞いてみましょう。
「え…キョ、キョン君が、今からしようって言ったから…」
…全く記憶に無い。
だがこの喜ぶべき事態は逃してはならん。うん。そう考えるとなんだか燃えてきた。
やるぞ。俺はやるぞWRYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!
と、早速サム(谷口命名)が元気になってきた。うむむ。どーしたモノかこれは。
「やっ…ん…そ、そこはダメ!」
ご想像の通り、ハルヒの最も恥ずかしがるよーな所をね。舌でね。
布越しに…これ以上は文章にするのもためらわれるが、簡単に言うと息を吹きかけたりしました。
「あー、もうそろそろ限界だわ。俺の、お願い。」
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:14:55.11 ID:jqiBgYGf0
原作と違ったハルヒも見れるからここはいいんだけどなぁ
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:17:31.73 ID:FlfwuywO0
あまりに不自然な行動はさすがに気になる
649 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 00:17:39.53 ID:71d0Czg30
どーやらハルヒは察したらしい。起き上がって、床に座り込むと俯いたまま
「…はい」
とだけ言った。
無論、サムは立ち上がりました。そして出ました。窮屈な布の檻から野獣が。
「おっきい…」と言われました。ええ。だんだんとげんごかにもししょうがでてきました。
「さ、舐めて」
そう言うと、ハルヒはおずおずとサムを手に取り、先の方を舐め始めた。
いかん。こいつは才色兼備、そしてこれまで上手いのか。
「じゃあ、奥までお願い」
「へぇー…さぞかしいいご身分で」
「へ?」
650 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 00:18:50.45 ID:71d0Czg30
みんなの温かい気持ち、受け取ったぜ!
なんつーかこの内容は流石にマズい。エロパロのスレでも無いしね。
>>650 多くは言わないけど、まだエロパロスレは生きてるから
そっちに投下した方が無難だぜ、さあエロパロスレに行って来い
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:20:08.15 ID:FlfwuywO0
>>650 エロは全然おKなんだ!!
気にしないで!
653 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 00:21:19.18 ID:71d0Czg30
「ちょ、何の話だハルヒ」
「いつまで寝ぼけてのよ、このド変態!」
続く。
>>653 こっちで続けるのはいっこうに構わないよ
>>651は見なかったことにしてくれ
ちょっとなにか勘違いしていたようだ上手くは言えんが
wktkだぜ
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:27:25.19 ID:K/fZSvgS0
なんだかよくわからん展開だ
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:28:55.44 ID:aoIQpDh90
今沖田
たまにはこういう流れもいいと思うが。
658 :
古泉の話の人 ◆.jdsLhkFqg :2006/08/10(木) 00:29:35.21 ID:vkK/kvFJ0
流れが掴めないんだが・・・投下しても大丈夫か?
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:29:58.31 ID:2nSBoiSE0
うほっ
wktk
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:30:33.07 ID:71d0Czg30
>>659 (((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
古泉の話って、もしかして・・・
662 :
659:2006/08/10(木) 00:31:29.97 ID:2nSBoiSE0
663 :
ウィザード オブ レニーデイ ◆.jdsLhkFqg :2006/08/10(木) 00:32:58.65 ID:vkK/kvFJ0
おk、しかしエロの後はやり辛いな・・・
驚くべきだったのは、その日の夜に閉鎖空間が一つも発生しなかったことです。
それでも僕は簡単に眠るわけにはいかず、いつ閉鎖空間が発生してもいいように僕は自宅で、待機していました。
突然ですが、貴方は今何をしていますか?
まぁ「パソコンの前に座っている」と答える人がほとんどでしょう。その中に「息をしている」なんて言う人も居るかも知れません。
それでは、呼吸以外で人間が常時意識せずとも行っていることはなんでしょうか?
そう、瞬きです。
特に至近距離からコンピューターのディスプレイを直視している貴方達は、回数が増えるかも知れませんね。
まぁそんなことは大したことでは無いのですが。
それでまぁ何故突然こんな話をしたのかと言いますと、それはあとの話に繋がります。
僕も人間ですから皆さんと同じように瞬きをします。
その時も「いつ閉鎖空間が発生するか解からないから瞬きしない!」なんてことは考える筈も無く、当然それをしていました。
回数なんか数えてる筈もありませんから言えませんが、それは多分午前12時頃のことだったと思います。
そのとき僕は、瞬きをしました。
いえ、瞬きをするのは当然なんですが、驚いたのは次の瞬間です。
僕はほんの0.1秒程目を瞑っただけの筈でした。
僕が目を開けたとき、僕は僕達の通う高等学校に居ました。
664 :
ウィザード オブ レニーデイ ◆.jdsLhkFqg :2006/08/10(木) 00:33:57.37 ID:vkK/kvFJ0
説明が下手で申し訳ありません。
要約すると「僕が自宅で瞬きをしたら、いつの間にか北高に来ていた」そういうことです。ご丁寧に制服まで着せられてね。
ちなみに、詳しい位置としては後者の入り口前に当たります。
いえ、それでも訳が解からないのは解かります。僕も解かりません。
ただ、僕ももう慣れてしまったのか、そんなに驚いたりはしません。
間違いありません、ここは閉鎖空間です。
「古泉一樹」
僕が現状の把握に乗り出そうとしたとき、背後から聞き覚えのある声がしました。
「ああ、長門さん、朝比奈さん。貴方達も来ていたんですか?」
「来たっていうかぁ・・・夜寝ていたら突然長門さんに起こされて・・・」
「2分14秒前。私達はここへ転送された」
我々3人が・・・呼ばれた?
「それにしてもここに居なければならない人物が二人欠けていますね。何処でしょうか?」
と言うより、本当ならその二人だけで役者は十分な筈なんですが。
「あそこ」
長門さんがグラウンドを指差しました。
「おやおや・・・」
そこには、その二人が並んで眠っていました。ふふ、何も手を繋ぐことは無いでしょう。
665 :
出産の中の人:2006/08/10(木) 00:34:14.82 ID:mBuvZxz/0
泣き過ぎか・・・
確かに言われてみればそうだな。
毎回勢いで書いてるからそこまで気付かなかった・・・
指摘サンクス!!
まとめに貼る時にある程度修正しておくよ。
666 :
ウィザード オブ レニーデイ ◆.jdsLhkFqg :2006/08/10(木) 00:35:14.05 ID:vkK/kvFJ0
「この空間については、貴方の方が情報が多い筈。統合思念体とも交信が出来ない。貴方が指示を出すべき」
ふふ、彼女に頼られることになるとは、思ってもみませんでした。
「長門さん、この空間に現れる《神人》と《神獣》についてはご存知ですか?」
首肯。
「それらと戦うことは可能ですか?」
「解からない」
長門さんはそう言ったあと、僕に向かって右手を差し出し、
「手」
と言いました。握手を求められているんでしょうか?
僕がその手を握ると、長門さんはぶつぶつと呪文のような物を呟きました。
「な、長門さん?大丈夫ですか?」
朝比奈さんが長門さんの目の前で手を振りました。確かに今の長門さんは、目の焦点が合っていません。
「大丈夫ですよ」
僕がそう言うのと、長門さんの目が元に戻ったのはほぼ同時でした。
「検知出来ない能力。コピー出来ない」
僕の能力のコピーを試みていたんですか。
「そうですか」
しかし、少し安心しました。長門さんにその能力が備わったら、僕の出る幕は全くありませんからね。
「指示を」
「ああ、すみません・・・」
さて、どうしましょうか。今のところ《神人》も《神獣》も現れては居ないようですし。
「とりあえずは様子を見ましょう。彼らに接触するのも止しておきましょうか」
「え、何ですか?」
朝比奈さんが聞いてきました。
これに対して、僕はフフと笑ってから言いました。いえ、笑ったのはわざとではありませんよ?
「二人がここで、何をするのか気になりませんか?」
667 :
古泉の話の人 ◆.jdsLhkFqg :2006/08/10(木) 00:37:02.12 ID:vkK/kvFJ0
と、短いけどここまでなんだ、明日には終わると思う
なんかあらすじとか説明しといたほうが良かったかな?
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:37:53.93 ID:2nSBoiSE0
ぐはぁ
何なんだこの生殺しはぁ
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:38:23.19 ID:2nSBoiSE0
と、とにかく乙GJ
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:41:35.24 ID:mBuvZxz/0
>>667 乙!!
投下中にレスしてしまって申し訳ない
>>665 いつもお疲れ様です。あえてその設定を残して、ハルヒが泣き虫
になっているのを今後の伏線にしてみるというのも手だと思いますよ。
>>667 乙GJ
672 :
OTHERSIDE:2006/08/10(木) 00:43:12.12 ID:8O5NLBOTO
遅くなったが投下しませう
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:44:37.23 ID:FlfwuywO0
>>665 盛り上げ方が毎回ハルヒ泣いてキョンなぐさめるってのが
すごく気になったもんで。
そろそろ新しいパターンが見たいです。
674 :
OTHERSIDE:2006/08/10(木) 00:44:44.09 ID:8O5NLBOTO
頭に激痛がはしる中、僕はみくるちゃんと無表情のお姉さんのやりとりを見ていました
何やら言い争っているようです
やがてみくるちゃんはキッチンに走りだすと、包丁を持って無表情のお姉さんの前に立ちはだかりました
みくるちゃんは持っている包丁を無表情のお姉さんに向かって振り下ろそうとしたとき、僕は怖くて目をつぶってしまいました
数秒ほどの静けさがこの場を包みこんだあと、
「え・・・?」
と、みくるちゃんの声が聞こえました
僕がそっと目を開け、見たものは
無表情のお姉さんがみくるちゃんの包丁を素手で掴んでいる姿でした
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:46:05.02 ID:8O5NLBOTO
>>674 この光景は・・・
夕日に包まれるどこかの教室の中で一度見たことがあります
確か・・・ナイフを持った女の人に襲われて・・それで・・・僕は・・
僕?
いや・・・違う
違う・・・けど
俺は
僕は
分からない
もう少しで思い出すのに
分からない
「大丈夫」
お姉さん・・?
「あなたなら」
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:48:58.46 ID:8O5NLBOTO
>>675 またですか長門さん
どうして私の邪魔をするんですか?
私は長門さんに掴まれている包丁を無理矢理引き抜きました
今度は掴まれないように突き刺さなきゃ
心臓に
長門さんは心配してたためか、キョン君のほうにちらりと目線をやりました
私はその瞬間を見逃さなかった
「・・あ・・・ぐ・・・」
どうやら長門さんは直前に体勢を変えて、心臓に刺されるのを回避したようです
でもお腹にはしっかりと私の握った包丁が突き刺さっています
私が包丁を引き抜くと、長門さんはその場にうずくまり、腹部から大量の血が流れてきました
また何かされる前に殺さなきゃ
そう思って私が手に持っている包丁を構え直した、そのときです
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:50:57.21 ID:8O5NLBOTO
>>676 「朝比奈さん!」
俺は小柄な宇宙人に襲い掛かる童顔な上級生を呼び止め、長門に駆け寄った
「朝比奈さん・・・その気持ちだけで十分ですよ。だから、もうこんなことは止めましょう・・」
やれやれ
元に戻った瞬間に何故、刃渡り数センチの刃物を持ってる天使を見なければならないのか
というか、元に戻る前の俺、止めろよ
我ながら情けなくなってくる
「長門・・・大丈夫か?」
俺は長門に対しては案外落ち着いていた
こいつは包丁で一回刺されたくらいで死ぬようなやつじゃないからな
「傷は深いが再構成に問題はない。現時点で既に半分の皮膚の組織の再構成が完了している」
膝立ちで当たり前と言わんばかりに答える長門はどこか、勇ましく見えた
それにしても朝比奈さんがこんなことするなんて・・・
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:53:27.21 ID:8O5NLBOTO
>>677 俺のためとは言え、信じられん・・・
恐らく彼女も疲れていたんだろう
ただそれだけのことだ
ハルヒはこんな朝比奈さんを望んだりはしない
今回は俺だけに留まらず、朝比奈さんや長門まで巻き込みやがったからな
だから・・・
信じたくはないが、ハルヒが創造したこの新世界にいる朝比奈さんは、俺らがいた元の世界からきた本物の朝比奈さんなのだ
包丁を持った天使はその場に立ち尽くしたまま動かない
が、
俺だけをじっと見据えている
この世界に来たいきさつを語りたいところだが、今はそれどころではないようだ
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:55:20.14 ID:8O5NLBOTO
>>679 元に戻ったの・・・?
そんな・・・私だけのキョン君だったのに
「朝比奈さん、そんな物騒なもんは置いて元の世界へ帰りましょう」
そんなの嫌
ずっとここで一緒にいるんだから
でもあなたは帰りたがってる
ふふっ。そんなことさせない
絶対にさせない
私は包丁をいっそう強く握りしめ、キョン君に襲い掛かりました
「キ ョ ン 君 ず っ と 一 緒 に 居 よ ぉ !」
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:57:35.95 ID:8O5NLBOTO
今回も少ないけどここまでだー
何しろネタにつまってるもんだからwww
ということでわーくーてーかーに戻る
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 00:59:15.07 ID:glgyCqYK0
>>681 愛しのマイエンジェル朝比奈さんが楓さんと化してしまった
だが、GJ wktkだ
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:01:17.92 ID:XZalSKl20
ぎゃわあぁぁぁああぁああぁ!!!!ナオンに刺されるのじゃよーーー!!
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:01:20.29 ID:aoIQpDh90
GJ!!!!
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:05:50.33 ID:glgyCqYK0
職人がいないからこれから
しばらく雑談になりそうだな
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:06:56.14 ID:la9y3TAYO
職人おつかれー。
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:07:01.41 ID:FlfwuywO0
人気投票の話どうなったの?
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:07:21.17 ID:6frl8a6Q0
またしても少しだが投下するっさ
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:07:51.61 ID:foZZVSf70
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:08:21.63 ID:6frl8a6Q0
26
「長門、話って何だ?」
我ながら白々しいことを聞くな。
「………どうしてあんなこと言ったの?」
「………」
「あなたは涼宮ハルヒのことが嫌い?」
「……いや、そんなことはない。むしろ……」
「じゃあどうして?」
「それは………」
「…それは?」
「俺は…。今まで恋愛らしい恋愛をしたことがないんだ。
だから告白だってしたことない。俺は……ただ恥ずかしかったんだ」
「………」
「馬鹿だよな?恥ずかしいってだけで、あんな…つまんねえことを…」
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:09:18.47 ID:vkK/kvFJ0
693 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/10(木) 01:09:25.12 ID:6frl8a6Q0
27
「…大丈夫」
「え?」
「あなたが反省しているなら、涼宮ハルヒのことを好きだと思っているなら。」
「長門…」
「だから明日はちゃんと彼女に伝えて。あなたの気持ち」
「………あぁ」
「………(コク)」
明日はちゃんとハルヒに伝えないとな。俺の想いを。でも、やっぱちゃんと言えるか不安だな。
「長門、本当に情けない話だが。練習してみていいか」
「………(コク)」
ハルヒ、俺はハルヒのことが好きだ。気づくのが遅かったな。
『ガチャ』
「俺はお前のことがずっと前から好きだったんだ!」
ガチャ?ドアの方を見ると、そこには帰ったはずのハルヒが立っていた。
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:10:39.88 ID:FlfwuywO0
これはいいお約束
695 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/10(木) 01:10:41.26 ID:6frl8a6Q0
28
俺は今、長門と向かい合って立っている。そして今のセリフを言った。
ハルヒがそれを見たらどう思うだろう。いや、そんなことを考えている場合ではないな。
ダッ!
「ハルヒッ!」
なんであいつがここにいるんだよ?しかもあんなとこ見られちまって。
俺は何とかハルヒを捕まえた。さてどう言い訳しようか?
「ハルヒ、その…今のは──」
「……そういうこと」
え?
「あんた……有希のことが好きだったのね」
「違っ──」
「だからあたしに好きって言えなかったんでしょ!?」
「ハルヒ……」
「何よ…バカみたい……グスッ……あたし1人で舞い上がっちゃって……もう好きにしなさいよっ!
キャストも変更!2人で勝手にすればいいじゃない!!…うぅ…バカキョン……バカキョン!!」
696 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/10(木) 01:12:03.58 ID:6frl8a6Q0
29
ハルヒが泣いていた。俺が泣かせたんだ。
走り去っていくハルヒを俺はまたしても追いかけられなかった。
「ごめんなさい」
「…長門?」
「涼宮ハルヒの接近に気づけなかった私の責任」
違う。
「全部俺のせいだ。練習したいだなんて言い出さなけりゃな…」
しばらく部室で呆然としていると古泉と朝比奈さんがやってきた。
「涼宮さんに何かあったのですか?」
「あの〜ぅ、涼宮さんを見失っちゃって…」
俺は2人に事の顛末を話した。
697 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/10(木) 01:13:10.36 ID:6frl8a6Q0
30
「なるほど、そんなことがあったのですか」
「ご、ごごめんさいぃ!わ、私があの時涼宮さんを見失わなければ…」
「朝比奈さんのせいじゃありませんよ。全部俺が悪いんです。
ところで古泉。どうしてハルヒになにかあったかなんて分かったんだ?」
「そのことですか。実は先ほど、丁度事件の起こった時間を境に、閉鎖空間がなくなりましてね」
「なに?閉鎖空間が拡大したとかじゃなくてか?」
「えぇ。綺麗さっぱりと消滅しました。僕らにとって、それは良い方に捉えるべきかは分かりませんが」
それは……もしかして。
「お気づきになりましたか?」
「………あぁ」
「みんなに頼みがある」
「明日の撮影にハルヒを連れてきてほしい」
3人は黙って頷いてくれた。
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:13:23.25 ID:9oqiPhry0
699 :
プレゼント ◆yZtrXJJmcc :2006/08/10(木) 01:15:39.56 ID:6frl8a6Q0
書き溜めここまで。これからの展開なんだけど激しくネタがかぶっているssがあるんだが。
しかし変えないで書き続けるけど、決してパクったわけではないのよ。
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:17:28.68 ID:FlfwuywO0
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:18:31.77 ID:8O5NLBOTO
>>699 乙!GJ!
似てたとしてもそんなの他人の空似だ!
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:18:47.43 ID:6frl8a6Q0
>>700それは違う。なんていうか話がそれていくような…
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:18:54.04 ID:glgyCqYK0
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:21:03.89 ID:foZZVSf70
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:22:25.38 ID:aoIQpDh90
乙ッッ!!!
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:28:08.21 ID:YHriwx1A0
乙!!そして保守
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:32:48.41 ID:vkK/kvFJ0
過疎か・・・
保守代わりに皆好きなSSについてでも語ろうぜ
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:33:16.85 ID:glgyCqYK0
人少ない・・・
保守
まったく空気を読まない短編を投下
ハルヒ「キョン、ちょっと来て」
キョン「ん、なんだハルヒ、何でお前2chなんかアクセスしてるんだよ」
やばいぞ、ここにはハルヒのアンチがいっぱいいるんだ。閉鎖空間
が発生したら古泉だけじゃなく俺にまで被害が飛びひするからな
なにも起こりませんように何も起こりませんように
ハルヒ「ねぇキョン、VIPってところに私の名前が書いてあるスレ
が沢山あるけどVIPって何?」
キョン(どう、ハルヒに答えたらいいんだ、俺はVIPPERじゃない
そりゃ、魔がさしてネットラジオを聞いたこと位は俺だってあるけど
VIPPERのみんなハルヒになんて説明したらいいのか分からん
力を貸してくれ)
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:34:54.66 ID:glgyCqYK0
花嫁消失かなー
ふぁいなるふぁんたじーも楽しめた
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:35:34.97 ID:la9y3TAYO
ほす
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:38:21.84 ID:YHriwx1A0
お気に入りSSなら「10月8日、曇りのち雨」かな
このSS投下時のスレの伸び具合は異常なくらい速かった
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:39:55.31 ID:glgyCqYK0
714 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 01:40:05.04 ID:j3nq+x1L0
今第一章のプロットが書き終わった。
もうちょっと校正してから投下します。
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:41:01.45 ID:cKttq+phO
何気に「クリスマスイブ」が好き。
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:41:19.91 ID:FlfwuywO0
プオタとしてはレッスルエンジェルスが楽しめた。
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:43:16.29 ID:aoIQpDh90
10月8日に一票ノ
あたなにお話をしておきたい事項があります
最近の機関での研究の結果、涼宮さんには、自分の望んだ世界を作り出す能力はない
と結論づけられました
なんだ、じゃあいままでのあのでたらめは一体なんだったんだ
話は最後まできいてください、彼女の力は自分の望んだ世界の創造ではなく、
職人さんの望んだ世界の創造だったんです
それは一体どうゆうことなんだ
ええ、率直にいいましょう
いままで以上に なんでもあり の世界です
さぁ キョン君 あなたも私と禁断の世界へ
アナルだけは、アナルだけは
といいつつ保守
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:44:22.02 ID:0uenq25P0
お気に入りかー。
俺はやっぱ羨望と終焉かなー。
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:47:04.97 ID:FlfwuywO0
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:47:41.23 ID:0uenq25P0
>>720 ちょwwwwwwwちげーよwwwwwwwwwww
>>720 谷川流だったのか、ちゃんと新作書いてくださいよ
羨望は新しい書き方で新たな道を開いたなかなか前衛的な作品だよね。
書いたひと上手杉だし
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:48:27.07 ID:vkK/kvFJ0
>>720 確かあの人は携帯だったはずだ
そんな俺が好きな話はトライフリング・コーダ
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:48:38.29 ID:P8t/rAU90
いいな〜オレも作者乙とか言われるようなレスをもらいたい
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:52:34.67 ID:YHriwx1A0
まとめで「10月8日、曇りのち雨」見直したら
前編だけでも莫大な量があったことに気付く・・・
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:52:40.37 ID:FlfwuywO0
自分で言っといてなんだが煽りのつもりだったのに・・・・・・
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:54:10.38 ID:u6Cb+Bbk0
やっぱ10月8日かねぇ
原作の雰囲気にかなり近い上に展開とかオチとか上手すぎだったからなぁ
729 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 01:56:48.68 ID:j3nq+x1L0
話が盛り上がっているところスマン
投下してもいいかい?
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:57:44.48 ID:NNOR+WFO0
カモンレッツSS カモンレッツSS ベイビー
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 01:58:20.93 ID:vkK/kvFJ0
732 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:00:12.52 ID:j3nq+x1L0
春休み初日。
俺は妹の「キョン君が女の人と一緒のベットで寝てるー!!」という声で起こされた。
なにを言う、そんなありえない話……ではないな。
俺の隣には長門。
周りの騒音にもびくともせず、ぐっすりとおやすみ中だ。
そういえば昨晩――古泉の闖入により、成り行きで起こったこの状況。
あいつ、俺の家の近くでほくそえんでるんじゃないだろうな?
意味も無く周りを見渡したが、ふと長門の寝顔に視線が落ちる。
しかし……長門の寝顔などはじめて見るんじゃないか?
そうぼんやりと考えていたが、冷静に考えてみるとけっこうまずいんじゃ?
うら若き男女が一夜を過ごす――古泉の言葉がリフレインする。
俺の腕はがっちりと長門にロックされており、
第三者が客観的に見たらこれは……なんというか…ぬぅ…
「おはよう」
うぉ、いつのまに。
「……いま、起床したばかり」
さすが長門、寝起きでもなんともないぜ。
「あふ……」
前言撤回。
かわいらしいあくびを見て、何か、長門が普通の人間らしいように見えた。
いや、実際普通の人間になったんだよな……
「あんまり見ないで」
知らないうちに長門の顔を凝視しすぎたみたいだ。
ほんのり長門の顔が赤く染まっているように見えたのは、朝の光の錯覚だろうか。
そんな思いを頭を振りかぶることで払い落とした。
さ、早く起きるぞ。今日はまた忙しくなるだろうからな。
733 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:00:33.34 ID:j3nq+x1L0
朝ごはん――いつもは俺と両親と愚妹と猫一匹による食卓だが、
今日は一人それに加わる。
母さんは「朝ごはんくらい人一人増えたってどうってことないわよ」と笑っていたが、
親父も妹も何か含みを持たせた視線で俺たちを見てくる。
気のせいかシャミの野郎までこっちを見てないか?こっち見んな。
違うぞ。神に誓ってやましい事など無い――ぞ?
そう必死に自己弁護を心の中で叫んだが、衆寡敵せず。圧力に追い出されるように朝飯をかきこみ、
俺たちは弾かれるように家を出た。
時は8時30分、目指すは神急北口駅前――
俺たち二人は自転車に乗り込み、超特急で駅に向かった。
何しろハルヒの奴は待たされることを何より嫌う奴だ。
ましてや、今回せっかくのデートにお荷物――ハルヒにとっては――を持って現れるのだから、
下手に怒りを溜めさすのはよくない。
そう思ったわけなのだが……向こうから歩いてくる人影には何か見覚えがあるぞ?
「遅い!罰金!!」
なぜだ。ここは北口駅でもなければ、時間も9時までかなりあるぞ?
「なによ?」
お前家俺んちの近くだったか?それとも通り道だったか……?
「あんまりにも遅いから、まだ寝てると思って、叩き起こしに来たのよ!」
ちょっと待て、お前何時に駅にいったんだ?
「何時だっていいでしょ?あたしが待ったのには変わりないんだから。
あたしは待たされるのが大嫌いなのっ!」
それは知ってるぞ。
734 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:00:49.11 ID:j3nq+x1L0
「だったら!って有希?何でキョンと一緒に?」
自転車の後ろに乗ってる長門は俺の腰に捕まっている手にわずかに力を入れながらいつものように簡潔につぶやく。
「ダブルデート」
「だぶるでぇとぉ??ちょっとキョン、有希に彼氏なんていたの?初耳よ?」
あー、それはだな、話すとややこしいのだが。
「彼」
ちょっと長門さん?そんな誤解を招くことを。
あー、涼宮さん?これにはいろいろと訳がありまして。
「き、き、き、キョン?あんたいつの間に有希を騙したのよ」
騙して無いちゅうの
「じゃあもっと最悪よ!なんなのよ!期待したあたしがバカみたいじゃない!」
そうじゃない!ハルヒ。デートするのはお前とだ!
「え……」「……」
ああ、泥沼。何言っているんだ俺は。
「ま、まあ当たり前よね。あたしが昨日ちゃんと約束したんだから。
信義的にも法的にもあたしとデートして当然よね。」
一応だな。長門が家庭の事情で家に戻れなくてな。
そこら辺を歩いていたところでたまたま出会って。
それでだな、どうせ暇潰すのならついでについてくるか?と言ったわけなんだよ。
なに俺は言い訳しているんだ?
735 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:01:40.28 ID:j3nq+x1L0
「ふーん……?まぁそういう事情なら仕方が無いけど、あんまりいい心がけじゃないわね。減点1!」
何の採点だ?
「あんたのデートとの満足度に決まっているじゃない。減点10で退場よ」
できるなら今のうちに退場させてもらいたいのだが。
「……やっぱり有希の方が」
何かハルヒの奴がつぶやいたみたいだが、俺はそれよりもハルヒのふと見せた翳りのある、らしく無い顔に戸惑う。
おいおい、お前がそんな顔するって何かおかしいぞ。
「ばか。もう、早く行くわよ!キョンその自転車貸しなさい」
おい、俺は走れというのか?
「貸してくれたらさっきの減点チャラにしてあげるわよ」
はいはい、それはありがたい事で。
736 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:01:56.18 ID:j3nq+x1L0
ハルヒの奴に自転車を奪われ、全力疾走で追いかけている俺の携帯に着信が入る。
こんな時にかけてくる奴は、あいつだろうな。
なんだ古泉。
「朝一番で修羅場おつかれさまです。見ててハラハラしましたよ」
冷やかしなら切るぞ。こちらは相槌打つだけで一杯一杯なんだからな。
「はは、すみません。それでは聞いていただくだけでけっこうです。返事はいりません」
なんだ
「組織の一部の連絡がつきません。どうやら事態は悪い方向へ向かっているようですね」
俺にとっては今までも今も最悪だがな
「対立組織の活動もやや活発化しているようです。すでに小競り合いも発生しています。
昨日言いましたとおり、機関の締め付けが機能していない今、暴走は拡大していくでしょう。
とりあえずデートの行き先は東側をおすすめします」
それはどうもご丁寧に、ありがとよ。もともとそのつもりだ。
「そうですか?西側には港町に中華街。さらに足を伸ばせば海もあります、
ちょっと早いですが、夏には海水浴なんかも楽しいでしょうね。
ふふ、けっこういいデートスポットがあるのですけど?」
冗談言ってる余裕があるならわざと敵の本拠地に突っ込むぞ。
「申し訳ありません、でも冗談でも言わないとやってられない状況なのですよ?
実際私たちの力は消えていますが、涼宮さんの力が消えているかどうかはわからないのですからね。
下手に機関の反乱分子があなたたちに危害を加え、涼宮さんまでもが暴走したら……」
何が起こるかわかりません。と古泉はため息混じりにそう告げる。
737 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:02:15.18 ID:j3nq+x1L0
そういえば思い出す、さっきのドタバタで忘れていたが、長門や朝比奈さんや古泉の奴の力は無くなった。
だが、その力の大本は果たして影響を受けるのか?一瞬神と天邪鬼な男の話が頭をかすめる。
神様神様、あなたが万能の力を持っているのなら、あなたの言うこと聞かない美女をおつくりください……
ハルヒは超常的な力を否定した世界を気まぐれでつくった。では世界をつくるという超常的な力はこの世界で認められるのか?
わからん。
「とにかく、様子見が一番です。あなたたちにはごく普通のデートを楽しんでもらわなくてはなりません。
そのためにはわたしたちは全力をもってあなたたちをお守りします」
よろしく頼むよ。
「言われなくても。でもお気をつけくださいね。ただの人になった僕たちは完璧ということはありえないのですから」
溜息混じりに通話が切れる。あいつも苦労しているな。ふと同情の心がわきかけたが、
その向こうで怒り心頭のハルヒの顔を見るとそんな気持ちは消し飛んだ。
「減点1!」
738 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:02:30.39 ID:j3nq+x1L0
……本日は神急電鉄をご利用いただきまして、まことにありがとうございます。
特急埋田行きです。停車駅は十五でございます……
ちょうどいいタイミングで滑り込んだ東へ向かう特急に乗り込み、ちょっと一息つく。
あれからハルヒの奴は一言も発しないが。微妙に怒りは薄れているように見える。
なぁハルヒ今日はどこへ行きたいんだ?
「はぁ?普通エスコートするのが男の仕事でしょ。減点1ね」
おい、もしかして目的地着く前に退場なのか俺。
「まぁ、どうしても思いつかないって言うなら2,3箇所行きたいところがあるわ。
でも基本的はあんたが動くのよ」
へいへい。で、一応聞いておくがどこに行きたいんだ?
「まずは埋田の駅前にある観覧車でしょ。あと日ノ本橋でパソコンを見ないとね。
コンピ研からまた最新機種もらわないといけないから。あとはユナイデット・スタジオ・ジャパン!」
それは、また……なんとも『関西の歩き方』にあるものにそっくりなデートコースだな。
「『関西の歩き方』には日ノ本橋は載って無いわよ。あんたこそ対案も無いのに茶々入れない!」
つーか、一日で回れるのか?
「回るのよ!」
そうだった。ハルヒはそういう奴だったな。
ふと、さっきから窮屈そうにしている長門に行きたい所はあるか聞いてみる。
「日ノ本橋……」
どうやら多数決で日ノ本橋には行かないといけないみたいだな。
ま、俺も見たいものがけっこうあるしな。いいか。
そうこうしているうちに俺たちが乗っている電車は埋田のターミナルにすいこまれていった。
つづく
739 :
To非日常 from日常 ◆NxgNcS0yfY :2006/08/10(木) 02:04:36.45 ID:j3nq+x1L0
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:07:37.73 ID:EbRtV+92O
今日はとみにGJですなあ
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:08:50.76 ID:FlfwuywO0
地名に吹いた
742 :
神聖モテモテ憂鬱:2006/08/10(木) 02:15:48.60 ID:XZalSKl20
下らん短編を思いついたので3レスほどお借りします。
ファーザー「キョンスキーよ、時代は強い女なのじゃよ!」
ハルヒ「いいから、黙ってとんかつ食え」
ファーザー「いただきます」
10分後
ファーザー「キョンスキーよ、時代は強い女なのじゃよ!」
ハルヒ「またなの…」
ファーザー「いいかキョンスキーよ今の時代は強く自立心が強い女がもてるのじゃよ」
ハルヒ「何言ってるのあんた?」
ファーザー「男ってものは95%はマザコン、ならばそこに包容力たっぷりの女性が現れればころりってわけよ」
ハルヒ「まったく下らない」
ファーザー「もちろんあのキョンって男も例外じ「続けなさい」
(中略)
ファーザー「―というわけなのじゃよ」
ハルヒ「なるほどよくわかったわ(肝臓の仕組みが)それにしてもあんた、その格好はなんなのよ?」
743 :
神聖モテモテ憂鬱:2006/08/10(木) 02:16:21.14 ID:XZalSKl20
八百屋ボクサー ファメ田興毅
ファメ田興毅は世界を股にかける超A級ボクサー今日もとんかつと
引き換えに世界中のもてる男共を八つ裂きにする。
決め台詞「次は世界じゃよ〜」
ファーザー「わしがあやつに殺人的ボクサーテクを浴びせかける。そこにお前が現れてワシを倒せばフォーリンラブ間違い無しじゃよ」
ハルヒ「なるほどあんたにしては名案ね」
『本当か?』
ファーザー「というわけで早速キョン発見なのじゃよ!いいなキョンスキーよ、キョンがやられてしばらくしたら来るんじゃぞ」
ハルヒ「わかってるわ!そうしたほうがありがたみがますってことね!」
ファーザー「そう、ではいきまーーーーーす!!」
バタバタバタバタ
744 :
神聖モテモテ憂鬱:2006/08/10(木) 02:17:03.56 ID:XZalSKl20
ファーザー「おい!!」
キョン「ん?げ!?お前はハルヒと住んでいる変態!!」
ファーザー「おうおう、そこの誘蛾灯ツンデレ!さっさと有り金全部出すんじゃよ!そうしねえとワシの黄金の左が火を噴くぜ?」
キョン「何を言ってるんだお前は?」
ファーザー「黙れぇい!喰らえ幻の右フック!勝った!第三部完!!」
ボグッ
ファーザー・ハルヒ・キョン「あっ」
893「俺がお前の時を止めたらぁ」
ファーザー「ぎゃわぁーー!!新種のやくざウイルスが何故ここに!?減量中なんじゃよーーーー!!」
ハルヒ「キョン、逃げるわよ!」
キョン「…あ、ハルヒお前何やって…」
ハルヒ「いいから、早く走る!!」
ファーザー「こうなったら加勢が必要なんじゃよ弟よ―」
『逃げました』
ファーザー「あれ?」
893「二人っきりのタイトルマッチじゃい」
ファーザー「あれ、あれれ?」
745 :
神聖モテモテ憂鬱:2006/08/10(木) 02:17:31.19 ID:XZalSKl20
ハルヒ宅
ハルヒ「何その血?あんたまた死んだの?」
ファーザー「死んだ」
ハルヒ「しょうがないわね、とんかつ食べる?」
ファーザー「食べる」
ハルヒとファーザーのキョン陥落計画はまだ続く
746 :
A memory without the endの人:2006/08/10(木) 02:19:08.52 ID:fhu3gIFB0
完成したけど、眠いので…寝ますね?
止めるのなら、今のうちだよ?
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:19:51.03 ID:YHriwx1A0
投下してくれよ
748 :
A memory without the endの人:2006/08/10(木) 02:24:35.27 ID:fhu3gIFB0
>>746 投下してから寝てください。
どうしても寝るのであれば、明日の朝でも一向に構いませんが
750 :
16 涼宮ハルヒの大王:2006/08/10(木) 02:25:41.69 ID:EbRtV+92O
第2話
>>484 >>485 >>486 >>487 >>490 拝啓
肌寒い梅雨の季節も去り、これから益々暑くなっていきますがいかがお過ごしでしょうか。
私は高校で友達ができました。毎日学校に行くのが楽しみで仕方がありません。
ついこの間までは受験勉強に追われて、友達が出来るかといったことは頭になかったのですが……
やはり入校式、最初の授業などは中学校にいたときの様に友達もいなくて少し寂しかったです……
ところが一学期初頭に、小学校から転入してきた可愛い子が友達になってくれました。それを初めとして、私も少しは人と打ち解けられるようになってきました。
それでは明日も学校がありますのでこのくらいで失礼させていただきます。
季節の変わり目ですので体調に気を付けてお過ごしください。
敬具
追伸 前の誕生日にはねこのぬいぐるみを頂きまして本当にありがとうございました。 名前はモンプチにしました。
751 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:25:46.34 ID:fhu3gIFB0
あたしの名前は涼宮ハルヒ。
あたしは四年前の七夕の時にあいつに出会って決心ついたの。
「変わる事」をね!
A memory without the end
四年前…七夕の日にある男に出会った。
その男の名前は…「ジョン・スミス」。
ジョンは馴れ馴れしくあたしに話しかけたのは覚えてる。
「ねえ、あんた。宇宙人、いると思う?」
「いるんじゃねーの」
「じゃあ未来人は?」
「まあ、いてもおかしくはないな」
「超能力者なら?」
「配り歩くほどいるだろうよ」
「異世界人は?」
「それはまだ知り合ってないな」
「ふーん」
あの時は、面白かった。
ジョンの周りは面白い事があったのねと思ったわ。
752 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:26:20.23 ID:fhu3gIFB0
753 :
17 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:26:50.87 ID:EbRtV+92O
さてさて、妹がオナニーというものの存在を知った瞬間に家出をしなければならなくなった僕はキョンです。今日も今日とて学校に行きます。
……んんぅ……! ……昨日は散々だった……妹にオナニーなんて見られたら恥ずか死するとばかり思ってたんだが、意外と人は丈夫な心臓を持っているようだ……それがまさか、恥ずかしいよりももっと見てほしいなんて思……なんでもない。
それよりどうなったんだろうか、ハルヒの改変とやらは。今の所、俺のマスターベーション発覚事件以外に被害も無いようだし特に変わりもみうけられない。まあ、今は、かもしれんしな……少し心臓を鍛えておくか。
そう思って俺は地獄坂を駆け上がった。気持ちのよい青空だった。
754 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:27:02.01 ID:fhu3gIFB0
その後、アイツはおかしい事言ってたわ。
「世界を大いに盛り上げるためのジョン・スミスをよろしく!」
笑えたわ。そこまで言う必要ないのに…。
でも…ジョンのために、あたしは頑張ってやったわ。何も無かったけどね。
あれから三年後、あたしは団体の名前をどうしようかと悩んでた時にジョンの言葉を思い出して決めたわ。
「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」
略して、SOS団と呼ばれる団体を誕生し、キョンや有希やみくるちゃんに古泉君を仲間して活動したわ。
あたしは、まだジョン・スミスに会える日が来ると信じて、頑張ってやって来た。
それなのに、会う日が来なかった…。
755 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:27:24.19 ID:fhu3gIFB0
SOS団を誕生してから一年後…あたしは高校2年生になった。
勿論、キョンと同じクラスにいるわ。
「あぁ、暇だわ…」
あたしは、いつも退屈な日々を過ごしている。
「暇なら、何がやればいいんじゃないか?」
あたしに話しかけた人物は、キョン。
「あのね、暇なら既にやってるわ!でも、やる事は無いから暇なのよ!」
全く、キョンの考えって甘いわね。そうやって活動してたあんたは凄いわね。
「はいはい…」
何よ!この顔!ムカツクわね…殴ろうかしら。
あたしは、教科書を武器して叩いてやったわ。
「いたっ!何するんだよ!」
ふん、知らないっ!
「何なんだ?」
ふふふ、ちょとんするキョンって面白いわね。
756 :
◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:27:28.20 ID:EbRtV+92O
>>752 wwwwwこちらこそwwwwwwwwwwwww
757 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:27:52.43 ID:fhu3gIFB0
学校が終わり、あたしは部室へ猛ダッシュしたのはいいけど、これ結構疲れるんだよね。
みくるちゃんが淹れたお茶を飲もうかしら。と思った瞬間。
何が弾けた感覚が来たわ、あたしは慌てて周りを見たけど変わった所は無かったわ。
あたしの頭に?を作りながら部室へ入った。
「あ、お帰りなさい」
「……」
「どうも」
ふむふむ、古泉君とみくるちゃんと有希いるわね。
あれ?キョンがいないわ。
「キョンはどうしたの?」
と古泉君に尋ねたら、驚いたわ。
「キョン?そんな人いましたっけ?」
え?キョンの事知らない!?
「みくるちゃん、キョンって知ってるよね!」
「ん〜、そんな人知りませんよぉ〜」
そ…そんな、みくるちゃんまでも…。
「ゆ、有希は?」
「…知らない」
有希まで知らないの!?
「どういう事よ…何かの冗談だよね、ねぇ!皆!」
「僕は、知りませんよ」
「私も知りません」
「……(コクッ」
そんな…誰もキョンの事知らないの?
「……涼宮さん」
ん、有希?
「…帰りに、私の所へ来て…」
「わ、分かったわ」
あたしは、何言ってんの?と言いたかったけど…有希の目は真面目な目してたわ。
758 :
みくるVS長門:2006/08/10(木) 02:28:12.58 ID:DGwxpUAz0
みくる「アンタみたいな貧乳根暗女は誰にも相手にされないわよ。おとなしく下向いて本だけ読んでなさいよ」
長門「醜く垂れ下がっていて美しさを感じない。私のは小さくても張りがあるから美しい」
みくる「谷間も作れない分際で美しさを語るなっつーの。悔しかったらゆっさゆっさと揺らしてみろ」
長門「ブランブランしてる・・・」
みくる「何よもう! 見て御覧なさい! アンタのよりも大きくて形もいいでしょ!」
長門「ほーら、私のはこんなに」
みくる「私なんてここがこうなってて」
部室の外では・・・
キョン「ハァ・・・ハァ・・・・しこしこ」
759 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:28:25.52 ID:fhu3gIFB0
あたしは、今、有希の部屋にいる。
有希は何を言いたいのか想像出来ないけど、大事な事だと思うわ。
「あなたは、彼がいない事に驚いてる…」
彼?キョンの事ね。
「彼が消える前に何かあった?」
あたしは、有希の事を信用してるから今までの事を告白した。
有希は黙って聞いてたけど…理解してるのかな。
「状況は把握した」
把握した?何でこんなに簡単に分かったのかしら。
「確かに、彼はここにはいない…彼は別の世界にいる」
別の世界?どうやって行けばいいの?
「…あなたも行った世界の事」
「あ!?」
思い出した、キョンと一緒に行った世界。灰色の世界の事だわ。
「彼は、そこで独りで待ってる…彼はそこから脱出したいと望んでいる」
どうやって行けばいいのよ!
「それはあなたの期待…」
え?あたしの期待?どう言う事?
「どういう事なの?」
有希は、目を閉じながら俯いて顔上げて目を開いてこう言った。
「それは、あなたの物語だから」
760 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:28:59.31 ID:fhu3gIFB0
帰り道…。
有希が言ってたのは何なの?
それに、あたしの物語って…。
あぁ、もう!何なのよ!あたしの物語って何なのよ!
それに、家に帰ろうとした時に有希がこう言われたわ。
「もう一人いる…それは、あなたに会いたがってる人」
あたしに会いたがってる人?
誰かしら、キョンじゃないみたいだけど…。
みくるちゃん…いいえ、違うわね。
古泉君…これは有り得ないわ。
谷口…このバカは違うわね。
うーん、誰だろう?
考えても無駄ね、早く帰って寝た方がいいわね。
これは、夢だと思うわ。早く目覚めなさい!涼宮ハルヒ!
761 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:29:33.21 ID:fhu3gIFB0
…家に帰ったのはいいけど、キョンに電話しても繋がらない…。
やっぱ、有希が言ってた事は本当だったのね。
でも、どうやって灰色の世界へ行けるのかな。…やっぱ寝たら行けるんじゃないかな。
ここで諦めたらいけないのよね、キョンを救うために寝るしかない!
まだ早いけどね、だって21時だもん。
ま、時間はどうでもいいから寝ることにしますか。おやすみ!
ぐっすり眠るとは思わなかったけど…目覚めたら、本当に灰色の世界へ行けたわ。
それは放っておいて、キョンはどこにいるのかしら…。
まず思い浮ぶのはSOS団室よね、あそこにキョンいるのかしら。
早速、SOS団室へ向かおうとした時に誰かがあたしに言った。
『あそこはいないぞ、教室にいる』
あたしは、え?誰?と思いながら振り向いたけど、誰もいない。
「さっきは誰だったのかしら…確か「教室にいる」って言ったわね」
だったら…キョン、待ってて!
あたしは走って階段を昇り廊下でも「走ったらいけない」と言う貼り紙を無視して走った。
2年5組…あたしとキョンがいるクラス。
「ハァー…ハァー…ん、ここね…」
あたしは息切れになるぐらい走ったから落ち着いて深呼吸してからドアを開けた。
いた…キョンの席にキョンがいた。
762 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:30:09.35 ID:fhu3gIFB0
「よぉ、遅かったじゃないか」
良かった…いたのね。
「っ…キ…キョン…」
「おぃおぃ、泣くの早いぞ」
バカ…あたしはどれぐらいショック受けたと思ってるのよ。
「あー、スマない…色々あってな」
「…バカ…あんたが消えたと凄く焦ってたんだからね!責任取ってよね!」
「スマン」
キョンの笑顔を見て安心したわよ、キョン…。
それにしても…
「どうやって帰れるのかしら」
「あぁ、確かに…どうやって帰ったらいいんだろうな」
お互い、悩みながらあーでもないこーでもないと話し合ったけど。
結局、分からないままで終わったわ。
「そういえば、有希が言ってたわね」
「何と言ってた?」
「んー、何かね…あたしに会いたがってる人がいると…」
「ん、それじゃねぇの?それを解決すれば元に戻るとい『その通り!』
あたしとキョンは吃驚して、教室の入り口を見つめた。
「だ、誰?」
謎の人が入り口の前に姿を現した…のはいいけど、暗くて顔だけ見えないわ。
『ん、何だ…覚えてないのかな?四年前の…』
四年前と言ったら…あの人!?
763 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:30:39.38 ID:fhu3gIFB0
「もしかして、ジョン?ジョン・スミス?」
「ジョン・スミスだって?」(何で、もう一人の俺がここにいるんだよ)
『確かに、俺はジョン・スミスだ』
やっと会えたわ!憧れのジョン・スミスに!
『お前の事は全て聞いたよ、なるほどSOS団って俺が言ったアレを思い出して付けたんだろ?』
「そ、そうよ!あんたに会えるために付けたのよ!」
やだ、あたしってば、なんで興奮してるのかな。
『そうか…変わったなハルヒは』
あたしは、変わるように頑張って来たんだからね!
『まぁ…それでいい、それでいいんだ』
「…ジョン?」
ジョンのどこか…悲しい感じがする。
『ハルヒ、俺は、この世界には存在してない』
え、どうゆう事よ。
『お前は俺に会いたがってたから、俺もお前に会いたがった』
「な、何で…存在しないのよ。嫌だよぉ、嫌よぉ…やっと会えたのにぃ…」
「ハルヒ…」
『泣くな、ハルヒ』
泣くなと言っても、泣いてしまうのよ!
『俺は居場所ある』
え、居場所?
『その居場所は…お前の心の中さ』
「こ、心の中…」
『そうだ、お前の心の中にいるんだ』
心の中…心の中にジョンがいる?
764 :
神聖モテモテ憂鬱:2006/08/10(木) 02:31:19.26 ID:XZalSKl20
むー下らん話書いたとはいえ反応無しはカナシス
まあいい、長編でも書くか?
765 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:31:54.31 ID:fhu3gIFB0
『俺が居なくでも、お前が想い寄せてる奴いるんだろ?そいつに頼れ!』
あたしが想い寄せてる人って、キ、キョンの事!?
やだ、何であたしが真っ赤になってるのよ!あぁ、キョンが不思議がってるよ!
「あ、え…っと…その…」
あーん、何を喋ればいいのよ。
『はははは…もぅ、俺の物語は終わった』
「ほぇ?物語?」
『あぁ、面白かったぜ…俺の物語は色々あったからな』
顔見えないけど、ジョンはキョンの方へ向いた気がする。
『キョン』
「は、はい!」(何、緊張してんだ俺よ!)
何で、あんたが緊張するのよ。
『これからもハルヒを守れ!いいな?』
「え…」(やっぱ、こいつ未来の俺だな…)
すると、キョンがあたしの方へ真剣に見てるよ!見ないでよね!恥ずかしいから!
「はいっ!守ります!」(俺はハルヒが好きだから守りたい気持ちあるからな)
766 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:32:10.67 ID:fhu3gIFB0
『いい返事だ、流石……だな』
え、流石の後が聞き取れながったけど、何なの?
ジョンは外を見て。
『もうすぐ、この世界から出られるぞ』
「あ、あんたはどうするのよ?」
『俺は、お前の心の中で見守る事にしとくよ』
「で、でも…」
『言ったはずだ。俺の物語は終わった…今度はハルヒとキョン…お前達の物語だ!』
あたしとキョンの物語…それって面白い事が待ってるって事かな。
「ハルヒと俺の物語…」(それって面白い事が待ってるってか?)
キョンもあたしと同じ事思ってるよね?
『行け、世界はお前達を待ってるぞ』
あ、そうだ…ジョンにお礼しないと…。
「ジョン、あの時はありがとう!あんたが居なくでも、あたしはやるわ!」
『あぁ…』
光に包まれて行く…ジョン、ありがとう…さようなら…。
『ハルヒ…お前は俺の…』
…………
………
……
…
767 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:32:41.62 ID:fhu3gIFB0
気付いたら、あたしは部室にいた。
「ん、起きたか?」
あ、キョン…って、あれ?
「あたし、寝てたの?」
「ん、あぁ…涎、拭け」
な、何で女の子の前にこんな事言うのよ!
取りあえず、拭かなきゃ!
「で、何で、あんたがここにいるのよ?」
「別に、たまにはお前と帰ろうと思ったが…嫌か?」
一瞬、ジョンの姿とキョンの姿を重なったかのように見えたけど、気のせいだよね。
…一緒に帰るのなら、そこで告白しようかな。
「うん!分かったわ!」
「ん、お前…何を企んでる?」
「企んでないよーだ!」
「お、おぃ!待てよ!」
ジョンが居なくでもキョンがいるから、いいよね!ジョン・スミス!
768 :
A memory without the end:2006/08/10(木) 02:33:03.94 ID:fhu3gIFB0
その後、告白したらOKしたわ。
即行でキョンの家へ行ってキスしたり、その…Hまでしちゃいました。
そこ!笑うな!本当に恥ずかしいんだからね!でも、正直…気持ち良かったわ…。
ハッ!そこ、見るな!あたしはす、好きでやったんじゃないからね!バカァ!
「ハルヒ、誰に言ってるんだ?」
「ん、な、ナンデモナイヨ!」
言っとくけど、キョンはあたしの物だからね!
完
769 :
A memory without the endの人:2006/08/10(木) 02:33:36.39 ID:fhu3gIFB0
終わったぁっ!
gdgdだったらゴメンなさい
770 :
◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:34:12.20 ID:EbRtV+92O
771 :
18 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:35:44.08 ID:EbRtV+92O
>>750 >>753 「ぅぅん……キョン……いいわ……」
「…………」
「……そう……あっ! ……そこよ……キョン……」
「…………」
「もっと……激しく……して……!」
……死にたい……
なあハルヒ、俺の一生分の賽配をかけて願うから、その寝言だけはやめてくれ……授業中にその寝言は……痛い……痛いよ(視線が)……これが生きることか……!!
非無事に授業が終わり、昼休みになった。なにも知らないハルヒは堂々と部室に向かった。なにもかも知ってる俺は大戦中の非国民のように部室に向かった。
あ、そういえば忘れていたが(つまり伏線だが)……今日は担任が出張ということで朝のホームルームは誰も来なかった。まあ少しだけ覚えておいてくれ。
772 :
19 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:36:41.75 ID:EbRtV+92O
閑話休題、途中で気が付いたのだが……いや、気のせいかもしれないんだが……廊下が長いように感じる……いつもより1教室分くらい長いような気がするんだが……
えっとここは一年十組か、とすると……えっ?……一年十組……?
再度見上げると確かにプレートには一年十組と書いてある。
……古泉が一番最後の組でたしか九組……だよな……? 十……?
俺は覗いてみた。が、やはり普通のクラスだ。
というか古泉もいる……古泉は九組だったはずだが……? しかし古泉はやけにSOS団や閉鎖空間の事に積極的だなって思っていたが……つまり友達がいないのか。これからは少し優しくしてやるからな。
なんとなく俺は十組から順に教室を見回ってみた。 ……間違いない、確実に一組ずつずれている……つまり十組が元九組、九組が元八組……とするとやはりどこからかずれているはずだ……
俺が三組なのは変わっていなかったから、四組から十組の間になにか挟まっているわけだな。
で、つまり……順に見ていけば分かるはずだ。
九……八……七……六……別に変わりないな。一クラスずつずれてるだけだ。
……五……ここだ……
なかには今まで見たことの無い生徒が当たり前のように騒いだり弁当を開いたりしていた。今までこんなやつら見たことはない……さすがにまだ入学して一年しか経てなくても流石に一クラス全部知らない奴らなんてことはないだろう。
…………。
……やたらと背が低いのがいるな……それにやたらと背が高……え……? ええっ……!?
何故俺は驚いたのか。それを知るための手段は……まずひとつ、俺に聞く。いやまずは自分で考えろ。ふたつめは、俺が驚いた表情とそれをとりまk(以下略
そこにいた異様に背が高い女子は……昨日見た俺のコキネタ様だったんだ……二十歳くらいだと思っていた分、ちょっとショックだ……
しかし、俺は今までこの学校でも近辺でも見たことがないぞ、あんな美人は。これくらいレベルが高い女子を谷口が俺に噂しないわけがない……つまり……
……このクラスが発生し、このクラスの人物が発生したことが改変なんだな……? しかし確かに被害はない……妹に同似位を見られたこと以外は……
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:37:05.78 ID:fhu3gIFB0
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:38:20.65 ID:vJh8lbg20
村田読んでて疲れる
もうちょい日本語正しく頼む
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:40:47.76 ID:sgURalE90
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:40:56.57 ID:fhu3gIFB0
>>772 何度読んでも、俺の頭が???だらけだぜ!
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:41:09.69 ID:sgURalE90
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:43:23.22 ID:fhu3gIFB0
>>777 言っとくが、ジェリドネタを使おうと思ったんじゃないよwwww
皆に、あぁ…この人、アイツと付き合ってるんだなぁと思わせるためにwwww
ジョンの正体はキョンであり、未来のキョンだから…ほら、分かるだろ?
780 :
◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:46:10.00 ID:EbRtV+92O
>>776 説明
「元のクラス」
↓キョン ↓古泉
123456789
「現在」
↓キョン ↓古泉
123456789 10
となっているため、4から9までのクラスの間に新たなクラスが入ったことで古泉のクラスがずれた
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:47:07.21 ID:EbRtV+92O
ごめん矢印ずれたわ
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:47:14.97 ID:fhu3gIFB0
783 :
20 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:48:53.45 ID:EbRtV+92O
とにかく俺は部室に戻った。そこには机を対にして弁当を開く長門とハルヒがいた。
まあとにかく、変化が起こると言われていた手前、行々しく騒ぎ立てるのもいかがなものだろうか。そう思い、まず俺は椅子に腰掛けた。
「なあハルヒ、昨日のマンガ本読み終わったか?」
「え……? 何言ってるのキョン? 昨日は私資料しか読んでないわよ?」
「…………? 何を言って……」
「ちょっといい?」
「何? 有希」
「彼と話がある」
説明を書くのが……いや、話すのが面倒だ。上を見れば俺は長門に連れられて屋上に来たこととハルヒの昼食がサラダうどんだったことと古泉がゲイだったことくらいはわかるだろう。
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:49:47.70 ID:fhu3gIFB0
寝ますね
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:50:12.92 ID:FlfwuywO0
>>764 期待してるノシ
モモ王とはなつかしい・・・
786 :
21 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:51:03.41 ID:EbRtV+92O
「長門、確かに被害はなさそうな改変だ。だがまあ、一応説明してくれ」
「(コクリ)…………涼宮ハルヒが、昨日読んでいた本の世界をこの世界にも存在することを望んだ……」
「つまり、あの五組は……マンガの中の奴らか!?」
「(コクリ)……そう……そしてクラスが増えたことや面識のない人間が発生したことに対する周知も改変された」
「なんとなく分かる気がする……五組は元々あったことになっていて、皆があまりあの五組の人と親しくなかったから、ああいう人間がいたと分かっても不思議に思わないようになってる……ってとこか?」
「(コクリ)……ほとんどあってる」
「それによる被害は、どうだ?」
「今から二年間はほぼ問題無し。しかし卒業した後に、あの人達にはその後の設定が無いため即座に消える。」
「消える……?」
「(コクリ)そう……つまり涼宮ハルヒがあの人達と親しくなり、卒業後にも一緒に遊ぶくらいまで親しくなっていた場合は……よくない……」
「し、しかし……ハルヒはその後の人生くらい想像して作るんじゃないか……?」
「(フルフル)それは涼宮ハルヒが、あの人達を“マンガの中から自分がこの世界に創造した人達”と気付く必要がある……普通は他人の人生までそうであって欲しいとは想像しない……」
「つまり……ハルヒにそれを気付かせるか、ハルヒとあいつらを親しくさせないかをしなきゃならないんだな……?」
「(コクリ)そう」
「……そう……か」
「なあ長門、ひとついいか? どうして俺は他のやつらのように、当たり前のようにあいつらがいたって信じこまないで済むんだ?」
「……あなたと古泉一樹と朝比奈みくるには現状を知る必要があると判断し、昨日の23:00までの記憶を保存し、涼宮ハルヒが完全な改築を行なったあとに再入力した」
「そうか…………できれば19:00までの記憶にしてくれれば……いや、なんでもない……」
「(キョトン)……?」
「あと、長門……ちょっといいかな?」
「(ドキドキ)……なに?」
「かっこウザい」
「(ガーン!)!!!!」
……まあ、何から手をつけたらいいことやら……何をしていいか分からない状況ほど書きにくいものはないからな……
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 02:52:37.68 ID:+Bf28oCjO
結末のメモ消えた…
どうしよ…
788 :
22 涼宮ハルヒの大王 ◆2Fhe5d8ibo :2006/08/10(木) 02:52:44.31 ID:EbRtV+92O
えっと……さ、さ〜て、来週の長門さんは……
「キョン、人間ボーリング(石油とるほう)!?」
「朝比奈みくるのシリコン発覚!?」
「長門有希の豊胸手術」
「古泉一樹の包茎手術・前編」
の四本です……
ジャン、ケン、ポン!
う……うふふふふふ……
(第2話 完)
「長門、無理しなくていいぞ……?」
「私には……似合わない役……辛かった……」
ではまた明日>
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:01:22.14 ID:W4aXvISA0
○●○ あなたは呪.いをかけられました ○●○
このレスが貼られているスレにいるあなたは呪.いにより
今後一切VIPが出来ない身体になってしまいました。
しかも呪.いにより数日中に事.故にあい、大怪.我を負ってしまう危.険性があります。。
しかし大丈.夫!呪.いをときたい場合は以下のス.レ↓
http://www.37vote.net/game/1117123921/ の
ハヤト
に投票するのです。
するとどうでしょう。。呪.いが解けたばかりか、
好.きなあ.の子と付き合えたり、お金が.がっぽがっ.ぽ入.ってき.たり
幸せ.三昧になる可.能性が高い.です!
さ.ぁ、あな.たも、呪.いをといて一発逆.転の人.生に踏み.出そう!
790 :
Result:2006/08/10(木) 03:08:01.18 ID:NNOR+WFO0
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:08:51.56 ID:I7QrWWSbO
テラカオス
792 :
Result:2006/08/10(木) 03:09:13.20 ID:NNOR+WFO0
10
では長門に人格が元々無い、というならば疑問がもう一つ生まれる事になる。
そう、俺の隣に座っているこの長門は、何なんだって事だ。
長門は微笑んだり、拗ねたり、悲しい表情を見せる事がある。
たまに冗談だって――笑えない事のが多いが――飛ばす事もあるぞ。
つまり、それは感情や人格があるという事の証明じゃないのか?
人格が無いというのなら、微笑みも、拗ねる事も、悲しい表情も見せないだろう。
ただの無感情で無表情な、無機質なロボットになっているはずだ。
だが長門は誰がどう見ても、感情溢れる寡黙な元メガネっ娘だ。
そりゃ、昔の長門は無口であまり感情を表に出さないほうだったかもしれないがな。
それは感情の出し方を知らなかったからだと俺は思っている。
もし今の長門を感情の無いロボットなどと言ってみろ。
速攻で古泉を速達で送り込んでやる。
…しかし、長門の言っている事が全然わからない。意味不明で矛盾だらけだ。
まさかこれも長門流のジョークじゃないだろうな?
もしそうなら笑えないのを通り越して寒いぞ、長門。
「長門、久々に饒舌な所を悪いが、お前の言っている意味がわからない。ちゃんと詳しく説明してくれ。
何で情報統合思念体はお前をそんな状態で地球に送り込んだんだ?
お前をそうする事で不都合が起こるとか考えなかったのか?」
長門はふっと視線を俺からよぎらせ、地面を見つめ、また俺に視線を戻して言った。
「その可能性も含めて、情報統合思念体の意図の内にあった。
…これは、賭けだった。そう統合思念体は言っている」
793 :
Result:2006/08/10(木) 03:13:20.09 ID:NNOR+WFO0
11
いやいや、意図とか賭けだとか説明が全く説明になっていない。
それにだ、その賭けとやらが外れたらどうするつもりだったんだ?
「……その時はその時」
…はぁ、のれんに腕を押して馬に念仏を唱えている気分だ。
「朝比奈さん、さっきから何か考えているようですが、何か思い当たることでもあるんですか?
正直、埒が明きません…。」
朝比奈さんは先ほどから「ハッ!」とした顔になったり「うーん…」と言ったバリエーション豊かな表情を作っている。
何か知っている事があるなら分かりやすく説明していただきたいのですがね。
「あっ…えっとい、私にも長門さんの言う意味はわかりません。ただ気になるんです。そのぉ………長門さん?どうして、私も一緒なの?それが分からなくて…」
「朝比奈みくるにとって、私の話す情報は将来必要不可欠になる。だから、あなたも聞いて」
朝比奈さんが朝比奈さん(大)に進化するには多くの情報が不可欠なのは確かだ。
いざというとき「わかりません、テヘッ☆」じゃ困るものな。
「なぁ長門…もったいぶるのはそろそろやめにしてくれないか?時間もそろそろ押してきている頃だ」
腕時計を見ると待ち合わせの時間まで30分も残っていない。日も沈んできている。
「……ごめんなさい]
再び地面に目をやり。か細い声で言う。
「恐らく私自身も情報統合思念体に知らされた事に対し動揺を感じているため情報を上手く言語化して伝える事が出来ていないのだと思われる」
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:28:08.25 ID:TqpP0NOd0
ほしゅ
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:31:40.97 ID:H8PH4lXH0
796 :
Result:2006/08/10(木) 03:32:34.88 ID:NNOR+WFO0
>>795 シコシコ書いている所です。申し訳ない。
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:34:10.61 ID:H8PH4lXH0
ぉぅぃぇ、wktkして待ってる!
798 :
ウィキ”管理”人 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 03:34:53.81 ID:XZalSKl20
4時ぐらいに昔書いた長編を投下します。なにぶんまとめが出来る前の2週間以上前の作品なので
最初から載せようと思いますが、いいでしょうか?
ちなみに、まだ完結しませんが
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:37:20.67 ID:NNOR+WFO0
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:40:07.30 ID:XZalSKl20
どうもです。ちなみにタイトルは『Place』です。最後に投下したのは先月の24日だったと思います。
多少加筆修正をしていますが、最後に確認をしたいのでもう少し待ってください。
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:41:49.19 ID:omuxiXaH0
ちゅるひ『みんなおやすみにょろ!
べっ、別にアンタ一人に言ったんじゃないからね!』
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:44:36.53 ID:H8PH4lXH0
2人の投下がちょっと時間かかるっぽいから、保守代わりに昨日の続きでも投下しときますか。
ちなみに今日で完結させます。というかさせました。
では、以下5レスほど。
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:45:42.36 ID:3C9yCD6z0
ユルヒ「おやすみ、別にあなた一人に言ったわけではない」
804 :
喜緑さんのお料理教室:2006/08/10(木) 03:46:02.36 ID:H8PH4lXH0
こうなってくると、喜緑さんもノッて来たのか長門無視で1人勝手に料理を続けていた。
この人の場合、出来上がった料理を食べるのが目的じゃなくて、作ることの方が重要なの
だろう。そういう意味でも、長門とは正反対だ。
そして長門はというと、喜緑さんに代わって出される料理の解説をしつつ、オレと一緒
になって飯を食っている。もはや作ることは放棄したらしい。まるで親鳥がエサを運んで
くるのを待つヒナみたいだな。
次から次に出てくる料理をオレ(と長門)は食べ続け、喜緑さんはとにかく作り続ける。
途中から食うことに夢中になって、メニューのことなんて聞かなかったし、長門も黙々と
食っていた。
それだけ美味かったということだ。コスタリカの料理なんて初めて食うが、なかなかマ
イルドな味わいで、ついつい箸がのびる。
そして何より特筆すべきことは、喜緑さんの後ろ姿だ。料理の邪魔にならないように髪
を結い上げ、ポニーテールにした上で、鼻歌を口ずさんでいる。
素晴らしい。完璧だ。非の打ち所がないほどにパーフェクト。
当初の理由はどうあれ、ポニーテールの似合う女性で楽しそうに料理を作るような人を
恋人にしたいもんだ。
「ぃっで!」
長門、椅子を引いたときにオレの足を轢いたのは狙ってやったのか? 理由は……まぁ、
聞かないでおこう。
「それにしても喜緑さん、本当に料理上手ですね」
805 :
喜緑さんのお料理教室:2006/08/10(木) 03:46:39.31 ID:H8PH4lXH0
>>804 食後となり、お茶をすすりながらオレは素直な感想を述べた。食に対する熱い思いは伊
達じゃないね。
「料理を作るのも楽しいですけれど、そう言っていただけると嬉しいものですね」
うふふと微笑みながら、喜緑さんは満足そうだ。いいね、うん。やはり女性はこういう
一面がないとな、と思うと脳裏にハルヒの顔が浮かんだ。
何故だろう、ちょこっと泣きたくなった。
「今日の調理方法は長門さんも習得されたと思いますので、今後は長門さんに調理してい
ただいてはいかがでしょう?」
「長門が? ただ横で食ってただけだと思うんですが……」
オレはちらりと無表情娘に視線を向けた。どこを見るわけでもなく、ずずずとお茶をす
すっている。
「有機体である以上、個を尊重するために普段はそのようなことはありませんが、相互の
許可があれば情報共有が可能ですので」
そりゃ便利なもんだなぁ……と思ったが、かといって長門が作ってくれるとはとても思
えないんだが……改めて長門を見ると、今度は目が合った。
よし、無理だ。今日のごちそうは一夜の夢と思おう。それが一番……って長門さん、何
で台所に立ってるんですか? 何を作り出してるんですか。
「はい」
そう言って長門が差しだしてきたのは、ひとつの皿に肉と黒豆入りのご飯とキャベツの
サラダとフライドポテトが盛り込まれたものだった。
806 :
喜緑さんのお料理教室:2006/08/10(木) 03:47:41.06 ID:H8PH4lXH0
>>805 「えーっと……」
「カサード。コスタリカ風の定食」
そ、そうか。おまえが言うならそうなんだろうな。しかしオレ、もう食えないぞ?
「食べて」
「…………」
長門、こわいよ長門。
喜緑さんも見てないで、助けてもらえないですかね?
「せっかく長門さんが作ってくださったのに、箸もつけないのは如何なものかと思います
けれど?」
微笑んで、しれっとそんなことを言う。何を楽しそうにしているのか、是非とも聞かせ
ていただきたいですね。……この状況からうまく逃げられたらだけどな。
……ああ、食うよ。食いますとも。経緯はどうあれ、長門が作ってくれたんだからな。
だからそんな、視殺できそうな目つきで睨まないでくれ。
翌日になっても、胃の中に詰め込まれた飯は消化しきれなかった。それでも完食したオ
レは、ホットドッグの大食い選手権でそこそこの成績を残せると確信したね。
「どうしたのあんた、臨月間際の妊婦さんみたいな顔してるわね」
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:47:59.58 ID:FlfwuywO0
キョンが閉鎖空間行く前
ハルヒ (#゚Д゚) ●〜*°
みくる (´∀`)
長門 (´∀`)
鶴屋 ?????
妹 ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
● ウホ
キョンが閉鎖空間行った後
ハルヒ (///)
みくる (´Д`;)
長門 (´∀`)
鶴屋 ?????
妹 ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
● ヤラナイカ
808 :
喜緑さんのお料理教室:2006/08/10(木) 03:48:51.42 ID:H8PH4lXH0
>>806 いつもオレより先に教室に来ているハルヒが、オレのことをそう表現した。おまえは臨
月間際の妊婦さんをそんなによく見るのか、とか、いつから産婆さんになったんだ、など
とツッコミたいところだが、残念ながらそんな余裕はない。
「昨日、食い過ぎて胃もたれ起こしてるんだ」
朝の挨拶代わりに、昨日の出来事をついつい話題に出してしまった。その途端、ハルヒ
は時代劇の悪代官顔負けのいやぁ〜な笑みを浮かべた。
「へぇ、あんた、そんな楽しそうなことに巻き込まれて、あたしに何の相談もしなかったわけ?」
当たり前だ。おまえに話を振っていれば、長門の家がキッチンスタジアムになっちまう
だろうが。これ以上、食い物を詰め込まれたらフォアグラが出来ちまうだろ。
「けどさ、喜緑さんって生徒会の人でしょ? なんで有希に料理なんて教えようって思っ
たわけ?」
「ん〜……遠い親戚なんだそうだ。なんだっけかな、父親の祖父の弟の妹の旦那さんの娘
……だったかな?」
「それって全然他人じゃない?」
しまった、もっと近い血縁ってことにしときゃよかったかな。ハルヒに突っ込まれると
は、オレも落ちぶれたもんだ。
「でもまぁ、有希もあれよ。料理だったらあたしに任せればいいのに。あんたも大喜びの
メニューがあるのにさ」
ハルヒの料理の腕前には疑いもないが、オレが大喜びのメニューには興味がある。
809 :
喜緑さんのお料理教室:2006/08/10(木) 03:49:32.17 ID:H8PH4lXH0
>>808 「でもそれには、みくるちゃんの協力が必要なんだけど」
……何故だろう、オレは予知なんてできないが、ハルヒが次に言いそうなことが、なん
となく分かってしまった……が、それを真面目に言うとしたら、こいつは正真正銘のアホ
かもしれん。
「……試みに聞くが、どんな料理だ?」
得意満面で胸を張り、ハルヒはビシッとこう言った。
「女体盛りに決まってるじゃない!」
今日の懸案事項は、放課後にどうやって朝比奈さんを守るか? てことにたった今、決
定した。はぁ〜……やれやれ。
〆
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:49:59.84 ID:omuxiXaH0
お料理教室いいよー。色々展開があるのもいいけど、
こういう平和なのが好きです。
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:51:18.69 ID:H8PH4lXH0
やっぱあまり前に出てないキャラ使うのは難しいですな。
今度はもうちょいまともなの考えときますわ。
そいでは ノシ
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:52:33.51 ID:aoIQpDh90
乙〜
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:53:03.71 ID:la9y3TAYO
追い付いた
>>809 おつかれー
他の職人さんもおつかれっす
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:53:04.32 ID:NNOR+WFO0
お疲れ様です。
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:54:39.99 ID:FlfwuywO0
GJ!
朝10時までには確実に落ちるよな・・・・まったく
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:56:37.47 ID:3C9yCD6z0
お料理面白かった
最近のでは一番好き
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:57:03.17 ID:XZalSKl20
それでは、少し予告時間より早いですが投下します。
ハルヒ視点とキョン視点が目まぐるしく変わるので留意していてください。
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:57:59.58 ID:uWbWuegN0
1分喜緑さん
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:58:20.98 ID:la9y3TAYO
wktk
821 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 03:58:37.51 ID:XZalSKl20
SOS団。あたしが作ったあたしの居場所、そこには一癖も二癖もある連中が揃っている。
そこでは、毎日がお祭り騒ぎ、馬鹿やって、笑って、誰かに叱られて、でもやっぱりおもしろい、そんな場所。
あたしはこんな日常がいつまでも続いていくんだと信じていたんだ
『Place』
822 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 03:58:54.17 ID:XZalSKl20
「まったく掃除当番制度ってのはどうにかならないのかしら…」
あたしはクラスの掃除を終わらせてぶつぶつ呟きながら部室に向かっていた。
折角今日は久しぶりにみくるちゃんの新衣装の開拓をしようと思ってたのにすっかり遅れちゃったじゃない。
愚痴りながらもようやく部室に着いた。みんな来てるでしょうね?
そう考え部室の扉を開くと、そこにはちゃんと全員集合していた。
うんうんっ、団長が来る前に集まってるとはみんなも中々わかってきたみたいね。
それじゃあ、早速だけど御馴染みのメイドルックで給仕しているみくるちゃんに着替えてもらいましょう。
あたしは素早く扉を閉め鍵を施錠するそして、不思議そうにあたしを見やるみくるちゃんに語りかけた。
「み〜く〜る〜ちゃ〜ん?そろそろ暑くなってきたわよね〜?」」
「ふぇ?あっ、そうですね〜。最近蒸し暑い夜も増えてきて大変です」
「ふふふっ、そうね、そうよね。そう思ってみくるちゃん用に新しいコスチュームを用意してきました!
さあこれが新しい衣装よ!脱ぎ脱ぎしましょうね〜♪」
みくるちゃんはあたしが取り出した衣装を見て、初めは薄桃色だったほっぺを真っ赤にして抵抗してきた。
「ヒッ!い、嫌ですぅ〜〜〜」
しかし、そんな抵抗なんてあたしには通用しないわよ。どうせ着替える事になるんだから無駄な事は止めて欲しいものね。
「うっさいわねー、ほらさっさとしなさい!時間は有限なのよ」
「やめてくださぁ〜〜い!」
相変わらずぐずるみくるちゃんの服に手を掛け無理やり着替えさせようとしたその時、今まで黙ったままだったキョンがようやく口を開いた。
「おいハルヒ、いい加減にしろよ。朝比奈さんが困ってるだろ」
「何よキョン、団長である私に反抗するわけ?」
「そんなこと言ってないだろ。大体だな―」
…なんのなのよこいつは?あたしがすることにいつもケチつけてきて。
「うるさいっ!S
SOS団はあたしのものなのよ!あんたたちは黙って私の言うこと聞いてればいいのよ!」
「おい、ハル――」
「大体ねえ、あんたはいつもあたしに文句ばっかり付けてきて、そういう偉そうな台詞は少しは立場を考えてからにしなさいよね」
順調にキョンに対する暴言を吐いているとそれは来た
「ッッ!!」
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 03:58:54.03 ID:la9y3TAYO
824 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 03:59:41.74 ID:XZalSKl20
パンッ!!
「………」
「………」
「………」
「………」
…私は今、何をされた?叩かれた…誰に?キョンに。…何で?何で私がキョンに叩かれるわけ?…許せない。
「何すんのよ、キョンっ!痛いじゃない!団員が団長に手を上げるだなんてただで済むと思ってるのっ!」
「うるさいっ!」
(ビクッ)
「いつもいつもわがまま言いやがっていい加減にしろ!俺たちはお前のおもちゃじゃないんだぞ!!」
何よこれ、自分が手を挙げたくせに逆切れ?何様よコイツ。いいわ、ならそれ相応の対応をしてやろうじゃない。
「な、何よ!そんなにアタシが気に入らなければさっさと出て行きなさいよ!SOS団を除名してあげるわ。ねえ、みんな―」
残りのみんなの方を振り向いた目に映ったものはあたしを刺すとても冷たい氷のような視線だった。
古泉君、みくるちゃん、有希…なんでみんなそんな私を責めるような目で見るのよ?
悪いのはキョンの方じゃない!私は悪くないわ。
「わかったよ出て行ってやるよ。これで、せいせいするだろ」
呆然としていたあたしを放ってキョンは部室から出て行こうとする。あたしは―
「え…、ええ!あんたみたいに使えない奴がいなくなってこっちもせいせいするってもんよ」
「…そうかよ」
そう言うと、キョンは少し悲しそうな顔をして出ていってしまった。
なによ、なによ…次に、戻して下さいって頼みこんでも知らないんだからね!
パンクしそうになる思考を押えつけあたしは冷静になろうとしていた。
しかし、事態はこれだけでは収まらなかったのだ。
825 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:00:02.00 ID:XZalSKl20
「それじゃあ、僕も…」
「古泉君!?なんで、古泉君まで…」
あたしは慌てた。古泉君も急に出て行くなんて言いだしたからだ。
「僕も人を物扱いする人の下にいるのは苦痛ですからね」
それではと言い残し、古泉君も出て行った。
「ちょ…ちょっとま「涼宮さん」」
「み、みくるちゃん?もしかして、あなたも?」
「…ごめんなさい」
みくるちゃんは、ただ一言だけ謝罪の言葉を残し前の二人と同様逃げるように部室から出て行った。
パタン
有希が本を閉じ、ゆっくりとこちらに向かってくる。
「ゆ、有希。…あ、あんたは、あんたは出て行ったりなんかしないわよね?」
縋り付く様なあたしの声は、震えていた。しかし、
「この結果を招いたのはあなた自身。あなたが望んだからこうなった」
そう呟き、有希も出て行こうとしたが、ふと何か思い出したように足を止めた。
「この部室はあなたに譲渡する。好きに使ってかまわない」
まるで役所の業務連絡のような機械的な声で有希は言った。
そうして有希は、もうここには用がないとばかりに部室から出て行った。
あたしはたった一人部室に取り残された。さっきまで五人でわいわい騒いでいた部室に。
有希は言った。この結果を私が招いたと、あたしはそんなことなんて望んじゃいなかった。
じゃあ、なんでこんなことになったの?
826 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:00:20.82 ID:XZalSKl20
『俺たちはお前のおもちゃじゃないんだぞ!!』
あたしはさっきのキョンの台詞と本気で怒っていた顔を思い出した。
ああ、そっか。私が間違えたんだ。だから、みんな出て行ったんだ…あたしに愛想を尽かしたんだ…。
今までの人間と同じ、あたしのことを見なくなちゃったんだ…。
「また一人になっちゃったんだ…」
しかし、あたしの足は動かない、涙の一粒も垂れてこない。それが余計にあたしを惨めにさせた。
「…ごめんなさい私が悪かったわ。謝るから、もう酷いことしないから、わがままも言わないから私を…私を一人にしないでっ!!」
しかし、重く閉じられた部室であたしの慟哭を聞く者は誰もいなかった。
827 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:00:38.59 ID:XZalSKl20
あたしは1分か10分か、はたまた1時間かもしれないが、みんなが部室から出て行った後、ずっと部室に佇んでいた。
でも…このままでいいはずがない。絶対このままじゃあたしは後悔する。それだけは分かる。
あたしは力が入らない足を思いっきりはたき、気合を入れ立ち上がった。
考えてみれば、今まであたしから折れた事はほとんどなかったんだ。
その尻拭いのツケとして大半がSOS団の仲間たち、取り分けキョンがあたしを諌めてくれていた。
もちろん、自分も迷惑を被りたくないと思っての行動もあっただろうが、大半はあたしのことを
心配しての行動だったはずだ。だから、あたしも不満に思いながらも渋々言うことを聞いたりしてきた。
「そうね、そうよね。たまには、あたしの方から謝らないとね」
キョンには叩かれもしたけど、それでも今回のことはあたしが悪い。なら、謝罪しなければならない。
もしかしたら許してもらえないかもしれない。でも、ここで止まるわけにはいかない。
大丈夫、誠心誠意込めて謝ればキョンは絶対に許してくれる。
だって、キョンはとても優しいから。だから、あたしから謝れば絶対に許してくれる。
それに、キョンが戻ってきてくれれば、他のみんなもきっと戻ってきてくれる。
また、あの楽しくて、暖かい場所が戻ってくる。
「だとしたら、いつまでも落ち込んじゃいられないわよね」
私は、偉大なるSOS団の初代団長涼宮ハルヒ。いつまでも落ち込んでるなんてあたしの性には合わないわ。
あたしの行動はいつでもどこでもトップギア、同じ場所に留まってはいられないわ!
828 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:01:02.29 ID:XZalSKl20
さあ、そうと決まったら早速行動に移さないとね。
あたしは携帯電話を取り出し、リダイヤルからキョンの番号を選択し通話ボタンをプッシュしようとして指を止めた。
「でも、電話で謝るなんて失礼よね。うん、やっぱりこういうことは面と向かってしないとね」
そう思い直し、あたしは携帯をポケットに突っ込んでキョンの家に向かおうとした。
しかし、手鏡を取り出して見たあたしの顔は、ひどく強張っていた。
「…さすがに、この顔で会うのは恥ずかしいわね」
あたしは三度思い返し、キョンに謝るのは明日にすることに決めた。
「そうよ、今日はまだ、お互い気まずいだろうし一日経てばより落ち着いて話しも出来るわよね」
そう自分に言い聞かし、部室の鍵を締めてそそくさと家路に着いた。
明けて翌日、あたしはいつも通りの時間に目を覚ました。
洗面台で朝一の洗顔をし、表情を確認した。
「うん、すっかり元通りね」
多少、心配していた目の腫れも一晩寝たことで元の若さ溢れるピンとしたツヤのある肌に戻っていた。
天気も良好、まるであたしのこれからの行動をお天道様も応援してくれているようだ。
「お天道様ってほんとにいるのかしらね?だとしたら、今日は一日中晴れのままにしときなさいよ!」
無性に大声を出して少し気恥ずかしくなってしまった。そうして、あたしは朝食をかっ食らい、いつもよりやや遅い時間に家を出た。
829 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:01:25.75 ID:XZalSKl20
いつも通りの学校へと向かう坂道。あたしは一歩一歩足を進めるたびに緊張の度合いを増していた。
出来ることならここで、回れ右をして帰りたいぐらいだ。
「だめよ、だめ。謝るって一度決めたんだから、気合を入れなさい涼宮ハルヒ!」
あたしは自分にそう言い聞かせながら確実に学校への道のりを制覇していった。
そうして、ようやく学校の門をくぐり、あたしたちの教室の前まで来た。
「キョンはもう来てるかしら?」
あたしはポツリと呟き、扉を開いた。
いた
入学式以来変わっていないあたしの一つ前というポジションにキョンはもう座っていた。
どうやらキョンもあたしが来たことにも気付いたようだ。こちらに目をチラリと向けてすぐ逸らした。
あたしは、それに少しショックを受けながらも構わずキョンの目の前まで近寄った。
キョンはあたしの行動に少し面食らっていたようだが構わず言ってやった。
830 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:01:45.46 ID:XZalSKl20
「おはよう、キョン元気?」
「…おう、おはよう」
よかった、もしかしたら無視されるかもしれないと思っていたが返事を返してくれた。
少し気を良くしたあたしは続けて言い放った。
「昨日のことで話したいことがあるの、昼休みに時間もらえる?」
いつものあたしならキョンの都合など関係無しに、ネクタイでも引っ張って無理やりにでも話しを聞かせるところだが、
今回は謝罪をするのだ。それ相応の対応をしなくてはならない。
「悪い、昼休みはもう先約があるんだ」
「えっ…」
そんな、折角決意してきたのに話を聞いてもらえないの?
「放課後じゃだめか?それなら大丈夫だけど」
「あっ、も、もちろんよ。放課後ね、放課後に部室でいいかしら?」
「ああ、わかった」
よかった。はじめ昼休みの誘いを断られた時はどうしようかと思ったけど、話を聞いてくれる気はあるらしい。
これでちゃんと謝る状況にはこぎ着けられた。後は、ちゃんと謝って許してもらうだけだ。
そうして、あたしはキョンの後ろに座ってゆっくりと放課後までの時間を過ごした。
831 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:02:04.82 ID:XZalSKl20
キョン視点
俺は毎朝恒例となった早朝ハイキングコースを暗鬱とした気分で登っていた。
何故かって?それはな、昨日女の子を叩いてしまったからだ。もちろんグーじゃなくて平手うちでだぞ?
いや、どっちでも一緒か。という訳で、今日は早朝から落ち込んでるって訳だ。
でも、正直俺は自分からハルヒに謝る気にはなれかった。
そりゃあ、頭に血が上り手を出したのは俺が悪いぞ。
だが、ハルヒが、言った言葉は俺たち全員を裏切るものだった。
あれは、決して許されていい事じゃなかった。
「でも、他の三人には謝らないとなー」
昨日俺は部室から飛び出した後、さっさと学校から出て行ったからわからないが、
俺が帰った後、部室はさぞや重い空気になっていたことだろう。
きっと、ハルヒは朝比奈さんを初めとしてみんなに当り散らしたに違いない。
俺にも半分責任があるので特に朝比奈さんには念入りに謝罪しなければな。
古泉ももしかしたら、昨日は閉鎖空間の処理にてんてこ舞いだったかもしれない。
長門は…まあ、あいつならあれぐらいのことは気にしてないだろうが、一応謝らなければならないだろう。
832 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:02:38.55 ID:XZalSKl20
そうしてみんなへの謝罪の言葉を考えているうちに俺は校門前まで来ていた。
そこには、わがSOS団の副団長ことニヤケ面古泉が立っていた。
なんだ、誰か待ってるのか?まあ、俺には関係ないねっと
「お待ちください」
……ふっ、OK分かっていたさ。
「なんだ、古泉?あいにく俺は今日気分が優れないのだ」
さっき謝るとか言ってたくせにその口は何言ってやがるとか言うなよ。俺にも考える時間が必要なのだ。
「大丈夫です、お時間は取らせませんよ。昨日のことで少しお話がありましたので」
やっぱりそれか、まあ半ば予想通りの展開だ。丁度いい聞こうじゃないか。
「いえ、お話自体は少し長くなりそうなのでここではアポを取るだけにしましょう。
お昼休みに時間をもらえませんか?」
昼休みか、まあいいだろう。確かに、こんな登校中の生徒が溢れる場所でする話しでもないだろう。
「わかった、昼休みだな。どこに行けばいいんだ?」
「ありがとうございます。それでは、食堂の屋外テーブルで」
「部室じゃだめなのか?」
「おや、あなたは昨日。部を追い出されたのですよ。それでも構わないんですか?」
ぐっ、そうだった忘れてた。
「それに、他の人に聞かれてしまうかもしれませんからね」
「そうだな、ハルヒでもいれば面倒だからな。わかった昼休みに屋外テーブルだな」
「はい、お願いします」
それでは、と言い残し古泉は校舎に消えていった。
833 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:02:58.77 ID:XZalSKl20
おっと俺もいつまでも校門前に突っ立てるわけにはいかないな、教室に行こう。
靴を上履きに履き替え、俺はわが1年5組の教室の前に立っていた。
「まだ、来てるなよ」
と、小心者の俺はハルヒがまだ来てないことを祈り「南無三」と呟き教室に入った。
はたして俺の祈りが通じたのか、まだ、ハルヒは来ていなく俺の後ろの席は空だった。
俺はほっと一息つき教室に入った。
そうして、席に着き鞄を机の横に引っ掛けた時、再び教室の扉が開いた。
俺は条件反射的にそちらを振り向き、どうやら今来たばかりのハルヒと視線をぶつけてしまった。
無性に気まずい思いがして俺はすぐ目を逸らしてしまったが、ハルヒはそれを意に返さずズンズンと自分の席に向かったと思ったら、俺の前に立った。
何だ何だ?と思い俺がハルヒを見上げるとハルヒは、
「おはよう、キョン元気?」
なんてことを言ってきやがった。正直、俺は驚いたね。
あんなことがあった昨日の今日だ、ハルヒのことだからどうせ今日1日は無視決め込むもんだとばかり思っていたからだ。
「…ああ、おはよう」
自分でも気の利いてない返事だと思ったが、特にハルヒは気にした様子も見せず続けて言ってきた。
「昨日のことで話したいことがあるの、昼休みに時間もらえるかしら?」
今日は本当に珍しい。あいつがわざわざ俺と話しをするために都合を聞いてくるとは、いつもは俺の都合など問答無用で話すくせに。
それに、どうやら昨日のことも忘れてないようだ。
でも、昼休みか…。あいにく、昼休みにはすでに古泉の野郎との約束がある。
別にハルヒの方を優先させてもよかったが、やはりここは約束した順というのが礼儀だろう。
「悪い、昼休みは先約があるんだ」
おっ、急にハルヒが不安そうな顔になったぞ。いかん、何とかしなければ
「放課後じゃだめか?それなら大丈夫だけど」
「あっ、も、もちろんよ。放課後ね、放課後に部室でいいかしら?」
「ああ、わかった」
そう言ってハルヒは俺の後ろの定位置である自分の席そそくさと着いた。
834 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:03:20.13 ID:XZalSKl20
ほ、よかった。どうやら無事にことが済んだようだ。
ハルヒが何のつもりで俺に話をするつもりかは知らないが、おそらく昨日のことについて俺としっかり話し合うつもりだろう。
こいつ自身がそういう結論に思い至るはずが無いので、団員の誰かが仲介してくれたのかもしれないな。
ありがたい、それに放課後の部室なら他にも人がいるだろう。ついでに、俺もみんなに昨日のことを謝罪しよう。
それですべて丸く収まるだろう。
そう結論付けた俺は、とりあえず古泉との昼休みの約束までの間ぼーっと退屈な授業を受けていた。
835 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:04:03.45 ID:XZalSKl20
ハルヒ視点
キョンと放課後に話しをする約束を取り付けたもののあたしたちの間には会話がなかった。
キョンもキョンよ、すぐ前にいるんだから少しぐらい話しかけてくれてもいいじゃない。
まあ、それも放課後までの辛抱ね。ここは、体力を備えるために一眠りしましょう。
そうして、あたしは数学の吉崎のエレガントではない解法の説明を子守唄に夢の世界へと旅立った。
キーンコーンカンコーン キーンコーンカーンコーン
「ふぁ…あ〜よく寝たわねー」
結局、授業が終わるまで寝ちゃったわね、とあたしは思いながら腕時計に視線を移した時、もうすっかりと昼休みの時間になっていた。
「うっそ!やっばーいっ!」
あたしは毎日学食を利用してるのだ。このままでは席が取れずに食いぱっぐれてしまう。
そんなことになれば、あたしの自慢の胃袋は大音量の音を奏でストライキを起こすだろう。
まあ、別に音自体は構わないが空腹は見過ごせない。あたしは一目散に教室を飛び出し学食に向かった。
その時、チラリと見たキョンの席は空だった。
「そういえば、昼休みに用があるとか言ってたわね」
まあ、大方成績不振で岡部にでも呼び出されてるんでしょ。
まったく、これからもSOS団は活動していくんだから補講にでもなったらどうすんのよ。
仕方ないわね、今度またあたしが直々に勉強を見てやるとするか。
そんなことを考えているうちに学食に到着し、ぎりぎり席を確保しあたしは食にありついた。
836 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:04:36.44 ID:XZalSKl20
すっかり満腹となって帰ってきた教室にはまだ、キョンは帰ってきていなかった。
「まだ怒られてんのかしら、弁当も食べれないでご愁傷様ね」
まあ、岡部に呼び出されているってのは完璧にあたしの想像なんだけど、どっちにつけお昼を食い逃すのは同情ものだ。
キョンが帰ってきたのはもう昼休みも終わる寸前だった。そうして、教室に入ってきたキョンはどこか顔色が悪そうだった。
少し心配になったあたしは声をかけたが
「大丈夫だ」
という、キョンの言葉を信じてそれ以上問い詰めることはしなかった。
まあ、その後放課後までの時間普通に授業を受けているようだったので、別段心配し続けることもなかったのだろう。
そして、本日最後の授業も終わり、今は帰りのHRも終わったところだ。
とうとうこの時が来たわね。あたしは神妙な顔立ちでキョンに告げた。
「先に行ってるわよ」
「ああ」
別に一緒に行ってもよかったが、あたしもキョンもまだどちらも謝っていない今はいわゆる喧嘩中ということになるんだろう。
そんなことを考えていたら一緒に行くのが少し気恥ずかしくなってしまっただけなのだ。他意はないわよ…決して。
837 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:05:06.90 ID:XZalSKl20
あたしは一日ぶりに部室の前に立った。まだ、昨日のことから24時間も経っていないのに随分前のことのように感じられる。
もしかしたら、扉を開ければみくるちゃんがメイド服で出迎えてくれ、古泉君が詰め将棋をしていて、
有希がいつもの位置で分厚い本を読んでいるような昨日以前の光景があるんじゃないかと少し夢想して扉を開けたが、やはり中には誰もいなかった。
妙に空しい気分になったあたしは鞄を長机に投げ出し、団長席に座った。
「…早く来なさいよね」
誰もいない部室はいつもよりとても広く感じ、今更ながらキョンと一緒に来ればよかったと後悔した。
十分そこらだと思うが相変わらず元気のないキョンがやっとやって来た。
「遅かったわね」
「ああ、すまない」
待たされたことでつい目つきが悪くなってしまったがこれはしょうがないだろう。
ここは、気を取り直してさっさと済ませちゃいましょう。
「キョン話があるの」
キョンは黙ってあたしの方を向いて話しを聞いていた。それを受けあたしは続ける。
「昨日のことなんだけどね。あたしもあれから色々考えたわ。あたしはキョンに叩かれてあんなこと言っちゃったわよね。
本当はあたしが悪かったのに…。そして、あたしは思ったキョンにみんなに謝ろうってさっきまでずっとそれで悩んでたの。
謝るわ、キョン。えーと、その、あの、き、昨日は本当にごめんなさい!」
そして、あたしは初めてキョンに向けて頭を下げて謝罪した。
838 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:06:13.62 ID:XZalSKl20
多分10秒もたっていないだろうが、あたしには永遠に近い時間に感じられた。
もしかしたら許してもらえないのだろうかと不安になりだした時、ようやくキョンが返事を返してくれた。
「顔をあげてくれ、ハルヒ」
あたしがおずおずと顔をあげたそこには、なんと表現したらいいのか解らないがえらく複雑そうな顔をしたキョンがいた。
「謝らんでくれ。もう昨日のことは怒っちゃいない」
あたしはそのキョンの言葉を聞いて少しずつ気分が高揚してくるのが分かった。
「じゃあ許してくれるの?」
「ああ、俺の方こそ昨日は叩いたりしてごめんな」
あたしはとうとうキョンの言葉に我慢しきれなくなり今まで溜め込んでいた緊張やら不安やらを吐き出した。
「よかったーー。もしかしたら、もう許してくれないものかと思ったわよ。ほんと良かったわ。これでSOS団もきっと元通りになるわね」
「えっ」
キョンが何を言われたのか分からないって顔をしている。
そういえば、こいつは昨日さっさと帰っちゃったからあの後のことは知らないのよね。
ならしょうがない、ここは説明しないといけないわね。
「えっとね、昨日ねあんたが出ってた後なんだけどね。実は他のみんなもあたしのこと怒って出て行っちゃたんだ…。
で、でもね!あんたが戻ってきてくれれば、きっとみんなだって!「ハルヒ」」
あたしの言葉はキョンの言葉によって遮られた。
あたしがぶすっとした目をキョンに向けたが、キョンはそんなあたしに構わずにとてもつらそうに言った。
「駄目だ、駄目なんだ。SOS団はもう元に戻らないんだ」
そして、あたしの思考は奈落の下に落ちていった。
839 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:06:35.45 ID:XZalSKl20
キョン視点
昼休みになった。しょうがない古泉との待ち合わせにいかないとな。
ハルヒは自分の席で涎を垂らさんばかりの勢いで眠っている。
正直助かった。こいつなら「あたしも行くわ!」ぐらいのことは言い出すかもしれないからな。
「食堂の屋外テーブルだったな…」
俺は古泉との待ち合わせ場所を思い出し、その場所へ向かった。
「こちらですよ」
飲み物を片手に待ち合わせに向かった俺を出迎えたのは古泉だけではなかった。
「長門…、朝比奈さん?」
そこに待っていたのは俺とハルヒを除いたSOS団の面々だった。
「どうして…」
俺が疑問をぶつけようとした時、古泉が制止に入った。
「すいません僕が説明不足でしたね。しかし、これは僕たち全員に関係ある話なので彼女たちにもお越しいただきました」
「全員か…案の定ハルヒを抜かしてか?」
「……そうですね、彼女がいない方が好都合ですね」
なんだ、随分とひねくれた返事をするな。まあいい、話とやらを聞こうか
840 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:06:54.37 ID:XZalSKl20
「はい、実は話とは他でもない涼宮さんのことなんですがね」
またか…。まあ、こいつらが揃ってする話なんてハルヒ絡みしかないだろう。
「そうか、それで?」
「はい、その前に昨日の事なんですがね」
う!そのことか…昨日はすまなかったな。
「いえいえ、構いませんよ。むしろあなたにはお礼を申したいぐらいです」
「??どういうことだ。昨日俺は明らかにハルヒを怒らせるようなことをしたんだぞ。
お前らからしたら絶対にタブーだろ」
「ええ、本来ならそうですね。では、あなたに一つ質問しましょう。
最近とても『平和』だと思いませんか?」
「平和?平和っていうなら昔からそうじゃないか。まあ日本の外は知らんが」
「そこではありません。もっとミクロ的な話です。つまり、僕たちの周辺もっと詳しく言うなら涼宮さんがです」
「ハルヒがか?言っちゃなんだが、あいつの暴虐ぶりは変わらんぞ」
「そうですね、表面上は変わりありません。しかし、ここ数ヶ月あなたは以前のように不可思議な事件や出来事に
一度でも巻き込まれましたか?」
「そう言われてみれば、ここのところないな」
「そうでしょう。実は閉鎖空間も五ヶ月ほど発生していません」
それは、すごい事なのか?
「今までのペースではまず考えられないことですね」
「現実世界への干渉も3842時間前より観測されていない」
そこで、今まで黙っていた長門が会話に入ってきた。悪いもっと解りやすく言ってくれ。
「…160日前より涼宮ハルヒによる改変能力、及び情報爆発が観測される事が無くなった」
「それも大変なことなのか?」
コクリと長門は微かに頷いて続きを話した。
「それ以前は微細ながらも短期間での情報爆発が計測された。これだけの時間間隔があり何も起こらないのは大問題」
「未来からも二人の言う同時期から変化が見られなくなりました」
最後に朝比奈さんも補足してくれた。こいつらは、一体何をいいたいんだ?
「つまりですね。僕たちは涼宮ハルヒの能力は消滅したという結論に達したのですよ」
ハルヒの力が消滅した?ということはハルヒにはもう何の力も無いってことか?
「その通りです。彼女はもはや他人とは多少性格が違うものの普通の女子高生とまったく変わりがないということです」
841 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:07:30.45 ID:XZalSKl20
俺は古泉の言葉に多少呆然としていた10秒だろうか、1分だろうか。
ハルヒの力が消えた?だから何だって言うんだ。本来ならない方が普通なんだ。ならこれで元通りじゃないか。
「そうですね、すべて元通りです。つまり、涼宮さんを観察する理由も意味もなくなったという訳です」
「…何がいいたい?」
俺は知らずうちにとても冷たい声を出していたようだ。朝比奈さんが怯えた目でこちらを見ている。
俺は微かに目角を治し再び古泉に質問した。
「ハルヒの力が消えたといったな。そして、観察する理由もなくなったと」
「はい」
と、古泉は簡潔この上ない言葉で締めやがった。
「それはよかった。つまりこれからはあいつも普通の高校生としての生活を送れるってわけだ」
「はい、自由になさって下さっても結構ですよ。もう、涼宮さんと別れるなり、SOS団を辞めるなり好きにしてくださって構いません。
おっと、SOS団は昨日辞められたんでしたね」
古泉は間違いを見つけた子どものように恥ずかしげに訂正した。
俺はふつふつと黒いものが沸いてくるのを感じながらも話を続けた。
「そのことなんだがな、今朝ハルヒから話があると言われている。昨日の事についてだ。
俺はそこで昨日の事を謝罪するつもりだ。おそらくハルヒもそのつもりだろう。それで、晴れてSOS団も元通りだ」
「そうですか、それは涼宮さんもお喜びになるでしょうね」
「ああ、だから「これからはお二人で頑張ってくださいね」
842 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 04:07:54.90 ID:XZalSKl20
こいつは今なんと言った?二人?俺とハルヒ二人か?
「…なに言ってるんだ?」
その時の俺の声は震えていたと思う。
「言ったでしょう。もはや僕たちに涼宮さんの近くにいる理由はありません。それは、SOS団にいる必要がないということと同意義です」
「な、何言ってんだ?別にいなくならなくてもいいじゃないか?ハルヒは元々そんな力のことなんて知らなかったんだ。
だ、だったら気付かない振りしていつも通り振舞えばいいじゃないか?何も変わんねえよ。な、そうだろ!?」
俺は自分でも何を言っているのかよくわからなかったが、ハルヒの擁護をしていた。
朝まではハルヒに腹を立てていた俺が今はSOS団の仲間を繋ぎ留めるために必死に言葉を吐いていた。
しかし、
「…それは無理」
…長門?
「ごめんなさい、キョン君…」
…朝比奈さん?
「やれやれ、僕もこんな結末にはしたくなかったんですがね」
…古泉?
みんな何を言って……
「「「だって、僕(私)たちはSOS団は辞めてしまったのだから」」」
3人の妙に揃った口調が無性に腹立たしかった。
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:13:34.74 ID:KLN7O8/IO
鬱だな
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:15:26.33 ID:NNOR+WFO0
流石俺が掘りたいと思った奴のは違うな。
ほ
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:21:39.02 ID:KLN7O8/IO
続きマダー?
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:24:58.30 ID:/wURWrTI0
ローゼンですら鬱になる俺にこの鬱展開はキツいorz
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:26:43.96 ID:la9y3TAYO
>>842って
×SOS団は辞めてしまったのだから
〇SOS団を辞めてしまったのだから
だよね?
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:31:21.64 ID:H8PH4lXH0
20レス以上一気に投下してバーボン食らっちゃったっぽいな。
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:33:18.94 ID:z+NL2ZAM0
まじかよ・・・・
寝れねぇ・・・
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:35:56.21 ID:la9y3TAYO
ここで、バーボンはきつい
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:41:10.25 ID:azlA+T43O
パートの馴れ合い死ねクズ
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:45:24.89 ID:u816Xfw9O
いいタイミングで保守係が現れた
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:46:53.88 ID:KLN7O8/IO
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:49:59.69 ID:la9y3TAYO
ほす
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:52:20.71 ID:aoIQpDh90
投下の間隔は1分以上はあけたほうがいい>>作者
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 04:57:54.40 ID:la9y3TAYO
ほす
858 :
Result:2006/08/10(木) 05:00:17.05 ID:NNOR+WFO0
>>793 12
…ふぅむ。長門が動揺する程の事ってどれ程の事なのか、正直聞くのが怖くなってきた。
しかし他ならぬ長門が聞いてくれ、と言って来ているんだ。ここは黙って聞くしかないだろう。
長門は、今度こそ決心したよう面を上げ、透き通った目で俺を見る。
俺も、その目に視線を返す。
「………情報統合思念体が私に人格を植えつけなかった狙い。それは、」
それは私が自力で、自分自身の人格を生み出す事。本来それは絶対にありえるはずが無い事。
インターフェースは情報統合思念体に人格を植えつけなければ動く事も話すことも感じることも出来ない。
でも私は、特別だった。情報統合思念体は私が生命活動を出来る最低限の能力だけを付加し、人格や感情という類の物は一切植えつけなかった。
それから私は、涼宮ハルヒの観測という目的の元、1人で生きてきた。
でも、そうして過ごす私の目の前にある人間が現れた。それがあなた。その時あなたは私に、こう言った。「また会おう」と。
私は感情が無かった。ただ涼宮ハルヒの観測という単純な任務をこなして生きてきた。
そんな私にあなたが言ったことは、私にある変化を与えた。
私の中に「目的」という概念が生まれた。それはその時以前の私ではありえなかった事。
あなたと会う、そのために私は生きて来た。
そうする事で、私は段々と自分の中で何か知らないものが生まれて行く事に気付いた。
あなたと再び出会ってから、それは益々加速して行った。
今まで感情を知らなかった私は、それをエラーと判断し排除しようとした。何度も、何度も。
でも、それは出来なかった。結局私はバグを起こし。世界を改変した。
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:01:26.00 ID:la9y3TAYO
wktk
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:01:40.83 ID:NNOR+WFO0
今回の投下はここまでです。申し訳ありません。
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:04:35.18 ID:aoIQpDh90
乙。
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:07:01.50 ID:NNOR+WFO0
バーボンに解除を2時間くらいだっけ?
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:10:03.73 ID:aoIQpDh90
確か2時間。
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:10:21.96 ID:la9y3TAYO
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:11:39.36 ID:/+BtegsD0
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:12:37.19 ID:NNOR+WFO0
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:23:03.40 ID:WrjS4HLhO
ほしゅ
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:29:01.71 ID:la9y3TAYO
ほす
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:39:22.11 ID:Mh7boqKvO
保守
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 05:51:40.42 ID:la9y3TAYO
ほす
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:00:01.05 ID:aoIQpDh90
1000取りがしたくて徹夜した俺が保守
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:01:43.45 ID:la9y3TAYO
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:03:46.39 ID:dwel6I8o0
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:17:18.67 ID:aoIQpDh90
鳥がうるさ杉保守
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:20:50.94 ID:la9y3TAYO
昼夜逆転保守
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:30:17.51 ID:H8PH4lXH0
そろそろ戦線離脱保守……だけじゃアレなんで、
30分で書いた暇つぶし用の短編でも落としていきます。
以下2レス
877 :
日常あるいは平穏な日々:みくる篇:2006/08/10(木) 06:31:12.80 ID:H8PH4lXH0
その日の朝、いつもよりどこか沈んだ表情を浮かべている朝比奈みくるは、いつも以上
に多くため息をついていた。
「どーしたぃ、みくるっ! 朝から元気ないねぇ〜。また厄介事でも舞い込んできたのか
いっ!?」
そんなみくるを見かねてか、鶴屋が口全体で笑いながら声をかけてきた。その笑顔にど
れほど救われてきただろう。アンニュイな表情を浮かべていたみくるの顔にも、自然と笑
みが浮かぶ。
「厄介事とは違うんですけど……ちょっと困ったことがあって」
「んんー? ああ、なるほどねっ! またラブレターかい?」
「そうなんです……」
ふぅっ、と再びため息。鶴屋はみくるの前の席にどっかりと腰を下ろした。
「お安くないねぇ〜、あたしもあやかりたいってもんさっ! でも、めがっさいいことだ
よ! イヤじゃなければ付き合っちゃえばいいっさっ! 命短し恋せよ乙女ってねっ」
「ふぇ!? だっ、ダメです! あたしは……その、男の人とお付き合いするのは……」
真っ赤になって語尾をすぼめるみくるを見て、鶴屋は肩を震わせて笑いを堪えていた。
みくるがラブレターを受け取り、こうやって困惑するのは今に始まったことではない。
最低でも月に1度、こういう事態は発生している。
そしてその都度、鶴屋が似たようなニュアンスのことを言えば、みくるは真っ赤になっ
て首を横に振る──そんなやりとりが繰り広げられている。
「やーっぱり、みくるは可愛いなぁっ!」
878 :
日常あるいは平穏な日々:みくる篇:2006/08/10(木) 06:31:40.02 ID:H8PH4lXH0
「わわわっ! つ、鶴屋さん!?」
抱き寄せられ、子犬がされるように頭を撫でられたみくるは、ますます真っ赤になっていた。
「でもさっ、ラブレターもらって困っちゃうなら、もうキョンくんと付き合っちゃえばい
いのにさっ! あっ、でもそうなったらハルにゃんのご機嫌がナナメっちゃうかな?」
「えぇぇえっ! そ、そんなあたしはキョンくんとは……」
「あれあれ? 古泉くんの方かな?」
「だ、だからそういうのじゃないですよぅ。もーっ、鶴屋さん!」
「あははは! 分かってるっさ。わけがアリアリなんだねっ! 今から、そのラブレター
の主に断りに行くにょろ? だったらあたしも付き合っちゃうよっ!」
「それはダメですっ。思いは受け入れられませんけど、ちょっと……やっぱり嬉しいです
から。だからちゃんと、あたし1人でお断りしてきます」
みくるがそう言うことは、鶴屋にも分かっていた。それも、いつものこと。
「うーん、やっぱみくるはカワイイなぁ。おねーさん、ここで待ってるから、ちゃちゃー
っと行ってらっしゃいな!」
「はーい」
パタパタと小走りで教室から出て行くみくるを見送って、それでも少し心配になって鶴
屋がこっそりついて行くのも──また、いつもの光景だった。
〆
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:32:44.74 ID:uWbWuegN0
ありそうな話で和んだぜ
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:34:00.21 ID:la9y3TAYO
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:38:36.77 ID:NNGOym2BO
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:50:25.23 ID:NNOR+WFO0
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:55:49.13 ID:2nvAGR8E0
>>878 寝起きに良いもの読ませてもらった
GJ
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 06:59:18.77 ID:la9y3TAYO
保守よろしく。
寝ます
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:05:24.83 ID:6frl8a6Q0
ハルヒ「ねぇ、キョン」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「もしさ、もしあたしが……後半年で死んじゃうって言ったら……どうする?」
キョン「は?」
ハルヒ「………なんてねっ!本気にした?あははっ、バカキョン!」
キョン「ったく、いきなり分けわからんことを言うな」
ハルヒ「………うん」
キョン「………ハルヒ?」
ハルヒはいつもと違っていた。
でもその時はただ退屈だから俺をからかっているだけだと思っていた。
俺はその時に気づいてやるべきだったんだ。
そう。その日から半年後、涼宮ハルヒは死んだ。
とSSっぽく保守
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:09:42.55 ID:2nvAGR8E0
887 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:16:04.51 ID:XZalSKl20
さっきバーボン喰らったから今度はゆっくりと続きを投下します。
バーボン喰らったの久しぶりだ…。
888 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:18:22.30 ID:XZalSKl20
>>842 「やめた…辞めただと?どういうことだ!」
「言葉通りの意味ですよ。昨日あなたが部室を飛び出した後僕たち3人も退部させてもらうことにしました」
こんな時だっていうのに古泉のこの淡々とした喋り方は変わらなかった。
「てめぇっ!」
俺は古泉の胸倉を掴んで引き寄せた。
「お前は見捨てたっていうのか?あいつに力が無くなったからただそれだけの理由で、ハルヒをSOS団を見捨てたっていうのか?
答えろ!古泉っ!!」
そこで初めて古泉は微かにだが悔しそうな顔になった。
「……それが事実です。僕たちは彼女を見捨てました」
「…そうかよ」
俺は右腕を振り上げた。こいつをぶん殴るつもりだ。古泉も覚悟を決めたのか目を瞑って歯を食いしばっている。
そして、その腕を振り下ろそうとした時
「キョン君止めてください!古泉君は、古泉君はキョン君が思っているような人じゃありません!!」
朝比奈さんが涙目になりながら腕に引っ付いてきた。
889 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:20:01.93 ID:XZalSKl20
「あ、朝比奈さん離してください。こいつは、こいつだけは殴らないと気がすまないんです」
「駄目です!お願いです。話を聞いて、キョン君!」
朝比奈さんはその小さな体で必死に俺を止めようとしている。
目じりに溜まった涙はとっくに決壊して、涙の川を作っていた。
「…わかりました。話を聞きます。だから、もう離してくれても大丈夫ですよ」
俺はなるべく優しく朝比奈さんに言葉をかけた。この人をこんなに泣かせて最低だな俺は。
「ほ、本当…ですか?」
「本当です。それが俺にも必要なことなんでしょう?」
「は…はい。では、お話し…しますね」
朝比奈さんは気丈にも涙が零れるのをグッと我慢し話をしてくれようとする。
しかし、悲しみは収まらないのか言葉は一向に続かない。
「グスッ、あのですね…ヒック私たちは…」
俺が少し落ち着いてからでもと告げる前に長門が朝比奈さんの前に立ち言った。
「ヒック…な、長門…さん?」
「今のあなたでは適切な説明は無理」
「で、でも――」
「私に任せて」
そう告げ、俺の方に向き直った。
支援
891 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:23:22.64 ID:XZalSKl20
「ここからは私が話す」
「あ、ああ頼む」
こんな時になんだが俺は少し嬉しかった。あの長門が仲間を助けた。
それは自然なことかもしれないが、とても神々しいことなんじゃないかとも俺は思った。
「私たちは10日前つまり、涼宮ハルヒの能力が姿を消してから150日目に私たち3人の所属する組織は会談した。
その会談の内容はこれからの涼宮ハルヒの対応についてだった。会談は秘密裏に行われ私たち3人にも直接の内容は伝わってこなかった。
でも、聞いて」
「…続けてくれ」
コクリと頷き長門は会話を再開した。
「情報統合思念体は失望していた。それは進化への道を閉ざされたから、そこで情報統合思念体は一つの提案をした。
涼宮ハルヒの能力を再び発現させるために一つのアクションを取ることを、そのアクションとは……あなたを殺すこと」
長門は俺の表情を窺っていたが、俺の表情を読み取ったのか構わず続けた。
「しかし、この世界の古泉一樹の所属する機関と朝比奈みくるの所属する組織はその提案にひどく反発した。
2つの組織は世界の安定を望んでおり、あなたを殺害することによって招かれる世界の破滅という危険性を懸案したから。
そして、3つの勢力が話し合った結果、一つの折衷案が出された。それが、涼宮ハルヒの『居場所』を壊す事」
「『居場所』?居場所ってのはSOS団のことか?」
「そう。正確には私たち5人が揃った空間。涼宮ハルヒはそこをどこよりも大事にしている。
遊び場よりも、学校よりも、家族よりも、そして、自分よりも。その場所を壊す事により再度の能力発現の機会を待つことにした」
「つまりお前らがSOS団を辞めるってのはお前らの親玉の指示ってわけか?」
「そう。でも、機会を起こす判断は私たちに任された。私たちに命じられた任はあくまで自然に『居場所』を瓦解させることだった。
そして、昨日あなたは涼宮ハルヒと仲違いした。そこで、最終決議が下され私たちは実行した」
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:23:38.45 ID:dwel6I8o0
893 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:26:58.40 ID:XZalSKl20
長門の話を聞き終え、俺は足場が消えて無くなったような違和感に襲われた。
てことは何か?昨日俺があんなことしちまったからSOS団は無くなっちまうってことなのかよ。
「それは違う」
長門?
「あなたの意志に関わらずこれは決定事項だった。もし、あなたから何のアクションが無かったとしても近い未来に
同じ結末になっていた。だから落ち込まないで、自分を責めないで…」
長門が俺を慰めてくれる、あの口下手な長門が俺はそれがとても嬉しく、また同時に、とても情けなかった。
「そして、賽は投げられました。そうして、昨日から一夜明けた今日。結局、涼宮さんの再度の力の発現は皆無でした」
俺に掴まれてグチャグチャになっていた胸元を直し、古泉が会話を引き継いだ。
「そのことにより涼宮ハルヒの能力は完全に消滅したという結論に達したのです」
「そうだったのか…」
「はい、正直機関に所属している僕がこんなことを言うのはなんですが、涼宮さんの力が復活することを望んでいました。
それは、再びあの命懸けのアルバイトを継続することに繋がるというこですが、それでも僕はまだSOS団にいたかったですから」
「だったら、だったらいればいいじゃないか!みんなSOS団が好きなんだろ?俺もそうだ!」
3人はとても辛そうに下を向いている。そうしてようやく長門が話し始めた。
「…駄目、それは許可されていない。情報統合思念体も完全に涼宮ハルヒの周りから手を引くことを決めた。
もうすでに、潜入していたインターフェイスの引き上げが始まっている。私も時間の問題」
「わ、私も未来から機関命令が出ています。事後処理ということで待ってもらっていますが、
それも長くは持たないと思います…」
「僕は元々こちらの世界の人間ですから存在が抹消される事はありませんが、近いうちに前の学校に転校することになると思います。
これは教えていませんでしたが、僕は今学校の近くに一人暮らしをしています。本来の実家はここから二県ほど離れた場所です。
機関の援助ということでこの学校に来ていましたが、それが無くなるという事はまた家に戻らなくてはなりません。
事実上、SOS団の活動を続けることは不可能となります。」
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:27:14.39 ID:/+BtegsD0
895 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:28:26.26 ID:XZalSKl20
三者三様の言葉を聞いたがどれもこれも耳を塞ぎたくなる様な内容ばかりだ。
わかっている、どうにもならないことだって、これがそのうち必ず訪れる別れだったって理解している。それでも――
「お前らはそれでもいいのか?」
こんなナイフにしかならない言葉を吐いてしまっていた。
「っっ!いいわけないじゃないですかっ!!私だって!私だって涼宮さんと、キョン君とSOS団とも学校のみんなともお別れなんてしたくなかった!!
でも、それでも、どうにもならないんです…。だから…そんなこと言わないで下さい………」
くっ、俺は本当に最低の馬鹿野郎だ。また朝比奈さんを泣かせてしまった…。
「これをあなたに」
古泉が俺に一枚のメモ用紙を渡してきた。そこには丁寧な文字である都市の住所と電話番号が記されていた。
「僕の実家の住所と電話番号です。どうかいつでも尋ねに来てください。涼宮さんと一緒に」
「古泉…さっきはすまなかった。俺は―」
「そこから先は無しですよ。僕たちは誰も悪くないんですから」
古泉のその言葉にまた胸が苦しくなった。そして、いつのまにか長門も俺の目の前に立っていた。
「私からはこれを」
そう言って、渡されたのは去年初めての不思議探索で作った長門の図書カードだった。
「私にはもう必要ない。でも、あなたに持っていて欲しい。確かに、私という存在がここにいたという証として」
俺は震える手でそれを受け取り、ぼやけ始めていた瞼には悲しげに微笑む長門の顔が映っていた。
「それでは、ここで」
そう言って3人は去っていこうとする俺はその背中に思わず声をかけてしまった。
「まだ消えないよな?また、また会えるよな?」
896 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:30:01.82 ID:XZalSKl20
「必ず会える…信じて」
長門が…
「大丈夫です。まだやり残したことも沢山ありますから」
朝比奈さんが…
「大丈夫ですよ。だって僕らは親友じゃないですか」
古泉が…
「ああ、そうだなみんな」
俺の目からはいつの間にか涙が流れていた。泣いたのなんて何年ぶりだろう。もう忘れちまったな。
「じゃあ」
そう長門が言い3人は再び歩いていった。
数歩歩いて朝比奈さんが思い出したように大声で俺に告げた。
「キョンくーん!涼宮さんと必ず仲直りしてくださいねっ!!」
俺は涙を垂らしながらも3人に聞こえるように大声で返事した。
「はいっ!!」
897 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:32:02.09 ID:XZalSKl20
その後俺は昼休みがあと数十分残っているにもかかわらず教室に帰ることはしなかった。
泣き顔を誰にも見られたくないというのもあったが、それ以上に今はハルヒに会わせる顔がないような気がしたからだ。
授業をふけることも考えたが、それではあの3人とした約束が嘘になる。だから、俺は昼休み終了ぎりぎりに教室に帰った。
教室に帰ってきた俺にハルヒは「大丈夫?」と心配そうに声をかけてきた。
顔も洗ってしっかりと整えたつもりだったが、やれやれ俺の顔は今よっぽど酷い顔をしているらしいな。
「大丈夫だ」
と、ただ一言だけかけて俺は席に着いた。ハルヒも納得したわけではなかろうが、それ以上は特に何も言ってはこなかった。
そうして、午後の授業は完全に聞き流しようやく本日の授業日程が終わりを迎えた。
今は、帰りのHRも終わり、クラスメートは各々帰途に着いたり、部活に行くものなどに別れていった。
そうして後ろの席のハルヒも立ち上がり
「先に行ってるわよ」
と言ってきた。
「ああ」
と他に言いようがあるだろと自己嫌悪しながらも返事を返した。
ハルヒは俺の返事を聞きさっさと出て行ってしまったが、俺は中々重たい腰を上げることが出来なかった。
898 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:33:50.58 ID:XZalSKl20
それから10分程度してクラスメートもほとんどいなくなった頃ようやく俺は部室に向かった。
部室の前に到着して俺は昨日までの光景を思い出していた。いつも騒がしく迷惑ばっかりかけてきたSOS団。
今はその存在がとても愛おしかった。
そうして2、3回ノックして部室に入った。
「遅かったわね」
「ああ、すまない」
待たせてしまったからだろうハルヒの目つきが鋭くなっているが、これは完全にこちらの落ち度だから謝っておいた。
元々、ハルヒもそんなに怒っていなかったのかすぐに表情を和らげ言ってきた。
「キョン話があるの」
俺は黙って聞くつもりだ。ハルヒが話があるというなら俺の役目は黙って話を聞く事だろう。
ハルヒもそれを感じ取ったのか続けて話し始めた。
「昨日のことなんだけどね。あたしもあれから色々考えたわ。あたしはキョンに叩かれてあんなこと言っちゃったわよね。
本当はあたしが悪かったのに…。そして、あたしは思ったキョンにみんなに謝ろうってさっきまでずっとそれで悩んでたの。
謝るわ、キョン。えーと、その、あの、き、昨日は本当にごめんなさい!」
899 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:36:13.80 ID:XZalSKl20
俺は少し呆けていたのだろう。ハルヒが恐らく謝るのだろうと予測していたがここまで真摯な態度に出るとは思ってもいなかった。
いや、これは当たり前のことなのだろう。長門の話が本当ならハルヒは自分自身よりもこの場所を大事にしているんだから。
と、いつまで黙ってるつもりだ、俺!見ろハルヒも不安そうな顔をしてるじゃないか。
「顔をあげてくれ、ハルヒ」
そう言うとハルヒはゆっくりと不安そうな面持ちで顔をあげた。
くそ、俺はハルヒにもこんな顔をさせちまったのか。つくづく駄目な男だぜ。
「謝らんでくれ。もう昨日のことは怒っちゃいない」
俺は事実を告げた。そうするとハルヒは徐々にだが、顔色が良くなってきている様だった。
「じゃあ許してくれるの?」
「ああ、俺の方こそ昨日は叩いたりしてごめんな」
俺は重ねて昨日のことについても謝罪した。
ハルヒの顔色もすっかり元に戻ったようだ。
「よかったーー。もしかしたら、もう許してくれないものかと思ったわよ。ほんと良かったわ。これでSOS団もきっと元通りになるわね」
しかし、その言葉を受けて俺はギクリとしてしまった。
「えっ」
俺の表情を見て勘違いしたのかハルヒが昨日のことを説明してきた。
「えっとね、昨日ねあんたが出ってた後なんだけどね。実は他のみんなもあたしのこと怒って出て行っちゃたんだ…。
で、でもね!あんたが戻ってきてくれれば、きっとみんなだって!「ハルヒ」」
俺はもう堪えられなくなりハルヒに最も辛い事実を告げていた。
「駄目だ、駄目なんだ。SOS団はもう元に戻らないんだ」
その俺の言葉を聞いた後、さっきまで輝いていたハルヒの瞳がまた曇るのを俺は黙って見ていた。
900 :
『Place』 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 07:40:12.12 ID:XZalSKl20
計29レス分今回の投下はここまでです。
バーボンを喰らい待たせてしまった人には謝罪を。
自分で書いて思ったけどとても欝です。俺の作品はバカ作品かシリアス路線が普通なんですが
この話は鬱エンドにはしたくないと思っています。
出来るだけ早く書き上げたいと思うので、待っていてください。
乙
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:42:24.32 ID:la9y3TAYO
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:43:08.08 ID:Mh7boqKvO
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:43:22.06 ID:iAKGBTQu0
三者三様の別れ方に感動した
GJ
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:46:44.46 ID:dwel6I8o0
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 07:59:10.05 ID:2nvAGR8E0
>>900 やっぱりバーボンだったか・・。
乙そして保守
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:06:52.48 ID:BZSddkenO
保守
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:15:59.14 ID:aoIQpDh90
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:30:31.28 ID:aoIQpDh90
そして保守
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:34:21.74 ID:dwel6I8o0
911 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 08:45:38.23 ID:71d0Czg30
続き投下してもいいですか?
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:46:05.35 ID:aoIQpDh90
ktrkr!!!!
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:47:00.96 ID:dwel6I8o0
914 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 08:47:34.28 ID:71d0Czg30
>>653 …今、私は喫茶店の床で正座をしています。前には般若の様な顔で仁王立ちする団長様がいます。
横には心配そうに見守る朝比奈さんと、表情の変わらない他二名。
「…で?ミーティング中に図々しくも昼寝してた、と」
「まあまあ。今日のキョン君は頑張ってましたし、そりゃ疲れてるでしょう」
「ったく…何かと思えば、ミュータントに体を乗っ取られてあたしにアメを舐めさせる…訳分かんないわ」
俺は知っている。こういう時のハルヒを怒らせてはいけないのを。
「今回は俺が全面的に悪かった。わるい」
ハルヒは少しバツが悪そうにそっぽを向くと、椅子に座りなおした。
「まあ、今回はよく動いてくれたし、大目に見るわ」
ほっとして椅子に座ろうとすると、ハルヒが目を輝かせながら叫んだ。
915 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 08:48:25.49 ID:71d0Czg30
「来週は下水道探検に決定したわ!」
…何を言い出すかと思えば。変わってる・電波なだけでなく遂に公序良俗に反する事をやるか。
「んで?何だそれは。いよいよネタ切れか」
「違うわよ。下水道と言えば、有名なトル・ペタといい、チョルソメンタといい、何かとUMAが出るじゃない」
「知らん。仮に知っていたとしてもここは日本だ。下水道に入り、それが見つかればしばらくはお家に帰れないだろう」
「大丈夫よ!丁度、高校の近くで下水工事やってるわ」
「で、調べたらその下水管の外に繋がってる、まあ要するに排水口?の近くでUMAの目撃情報がいっぱいあるのよ!」
「その胡散臭いデータを信用し、俺がUMAなんぞを探す、という事になって、だ
どうやって工事現場に入るんだよ。絶対警備員とか居るだろ」
「ん?何の為にみくるちゃんがいると思ってるの?」
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:48:36.54 ID:AWvQhh2+O
917 :
ハルヒと夏の下水道with悪臭:2006/08/10(木) 08:49:22.35 ID:71d0Czg30
>>915 …萌え…とロリ巨乳の為…だったよな確か。ってまさか!
「みくるちゃんには、工事現場の人の気を引き付けてもらうわ。その後、この排水口から合流」
ハルヒがそう言って指差したのは、恐らくは人が入る事すら稀な山奥だった。
「…で?入ってどうするんだ」
「その時に考えるわ。とにかくキョンは、応急処置技術の習得ね」
…そうか、俺はクレリックかあるいは白魔術師か。だとすればハルヒはモンクか遊び人だな。
続く。
918 :
神聖モテモテ憂鬱 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 08:53:10.29 ID:XZalSKl20
まじめなネタよりこういう話の方が実は好き
>>745の別バージョン
ファーザー「今、宇宙人がモテる!」
ハルヒ「(早速駄目そうね)」
ハルヒ「好きにしなさい、私には関係ないからね」
ファーザー「何を言っておるんじゃキョンスキーこれを制覇しないで何を制覇する!昭和新山?」
ハルヒ「ええい、うるさい!わかったから顔を近づけるな!」
グレイシアン先生
グレイシアンとは、宇宙人狩りを生業とする格闘戦士である。
しかし、その実態はおのれも宇宙人であり、同属を狩る運命(さだめ)を持った哀★戦士である。
得意技「ネコぱんち」
ハルヒ「また奇妙な格好をして、しかも私までなんで柔道着なんて着せられてるのよ、ファーザー!!」
ファーザー「クシシシ、よく似合っているぞキョンスキーよ。ついでにその上着の隙間から見えるポッチをワシに押させて――」
『殴られました』
919 :
神聖モテモテ憂鬱 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 08:53:39.16 ID:XZalSKl20
ハルヒ「で、これからどうすんのよ?」
ファーザー「うむ、昨今では『涼宮ハ●ヒの憂鬱』という作品が流行なのじゃよ。そこに出てくる不思議系無口宇宙人がとみに大人気なんじゃよ」
ハルヒ「あたしはどちらかというとこっちの団長さんの方がいいんだけど…」
ファーザー「さあ、ということで見事役になりきってキョンの心をGet Wildなのじゃよ」
ハルヒ「やってやろうじゃないの!!」
ファーザー「という訳で早速発見したのじゃよ」
ハルヒ「探しておいてなんだけどこんな週末にぶらぶら一人で出歩いてるなんてよっぽど暇人なのね」
『お前らには言われたくない』
ファーザー「というわけで、いくのだキョンスキーよ!無口キャラを忘れるでないぞ」
ハルヒ「な、いきなり!?まだ心の準備が…」
ファーザー「おぅ!いきなりキョンがナオンに話しかけられているぞ?」
ハルヒ「キョンは渡さないわ!!」
920 :
神聖モテモテ憂鬱 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 08:54:25.87 ID:XZalSKl20
ナオン「ありがとうございましたー」
キョン「いえいえ、今度は迷わないようにしてくださいねー。
うむいいことした後は気分がいいな」
ハルヒ「…キョン」
キョン「ん?うわっ!なんだその格好!柔道着なんて着てどうしたんだハルヒ」
ハルヒ「…別に」
キョン「どうしたんだ?具合でも悪いのか?それとも同居してる変態に何かされたか?」
ハルヒ「大丈夫(ああ、もうじれったいわね〜〜!!)」
キョン「しかし、休日に会うのも珍しいな」
ハルヒ「(コクリ)」
キョン「(なんかやりにくいなぁ〜)じゃあ俺はこの辺で」
ハルヒ「!!…待って」(キョンの裾を軽く摘む)
キョン「ん、なんだ?」
ハルヒ「…ご飯」
キョン「ご飯?そういえばもう飯時だな、どうだハルヒ飯でも食べに行かないか?」
ハルヒ「行く(やったわ!ファーザーやるじゃない!)」
『その時』
921 :
神聖モテモテ憂鬱 ◆9wIWhQmhwg :2006/08/10(木) 08:55:35.66 ID:XZalSKl20
ファーザー「ヘッヘッヘッ、お姉ちゃんワシと図書館デートしませんか?」
みくる「ひぇ!な、なんなんですかあなた?」
ファーザー「さあ、魅惑の書庫に行きましょう主に18禁コーナーに」
『そんなものはありません』
みくる「や、やめて下さい警察呼びますよ!」
ファーザー「おっと、そんなことをしたら嬢ちゃんの情報連結を解除するぜ?」
警察官「おい貴様何をしてるんだ」
ファーザー・ハルヒ・キョン「あっ」
警察官「下半身丸出しにしてこの変態が何を考えてるんだ!?」
ファーザー「ぎゃわぁぁぁああぁーーーー!!!違うのじゃよーーー!!
これは情報統合思念体の指示ワシは大宇宙の意志に従ったまでなのじゃよ」
警察官「何が、大宇宙の意志だ。そんなことしておもしろいのか?」
ファーザー「…ユニーク」
警察官「ほう、まったく反省してないようようだな。来い!ブタ箱に突っ込んでやる!!」
『連行されました』
ハルヒ・キョン「………」
キョン「あのさハルヒ、悪いけど俺用事思い出しちゃったんだ。飯は今度な」
ハルヒ「…うん」
キョン「じゃあな、また」
ハルヒ「さようなら。…………………。」
ハルヒとファーザーのキョン陥落計画はまだ続く
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:57:42.89 ID:2nvAGR8E0
>>921 なんかよくわからんが吹いたwwww
乙
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 08:58:24.20 ID:2nSBoiSE0
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:02:29.18 ID:aoIQpDh90
軽く噴いたwwww GJ
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:15:13.11 ID:aoIQpDh90
俺っていつもスレストしちゃうなぁ・・・ 保守。
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:16:03.25 ID:2nSBoiSE0
保守
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:20:45.72 ID:8Cfqlku0O
ん〜
placeって前に違うところに載せなかった?気のせいかな
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:23:12.77 ID:2nvAGR8E0
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:30:55.86 ID:8Cfqlku0O
>>928 おっ(;^ω^)すまん
見落としてた…ありがたぅ
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:42:53.89 ID:2nvAGR8E0
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:44:42.55 ID:/+BtegsD0
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:53:31.63 ID:Jck2kKJj0
ほしゅ
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 09:56:10.82 ID:9EMrGu7Q0
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:02:54.53 ID:5xCMMvE20
ほす
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:03:38.87 ID:mBuvZxz/0
保守
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:12:59.54 ID:2nvAGR8E0
ほしゅ
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:17:34.45 ID:8O5NLBOTO
お前らおはよう保守
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:21:22.06 ID:CahQSEHw0
ほしゅ
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:25:12.95 ID:cKttq+phO
おはよう
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:28:04.37 ID:ytpV7p2HO
941 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/10(木) 10:30:15.19 ID:mBuvZxz/0
昨日1レス分投下し損ねたから投下しとく
最終日は旅館をチェックアウトした後、昨日の内に観光を思う存分満喫した俺達は御土産屋を回る事にした。
ハルヒは両親のお土産と一緒にそこいらのコンビニで売っていそうな「宇宙人全集」なる食玩を大人買いしようとしていた。
「おいおい、ここに来てまでそんなの買うのか?」
「ちょっとそこいらで売ってるのと一緒にしないでよ!!ほら、よく見なさい」
そう言って箱を俺の目の前につきつけてくる。
えー、なになに、「宇宙人全集 温泉地限定浴衣バージョン」と書かれている。
箱を更に良く見ると浴衣姿のグレイタイプの宇宙人が印刷されていた。
なんてシュールなんだ・・・
「どう?これの価値が理解出来た?」
「あー、なんとなくだが分かった。買って来い」
ハルヒもどうやら「限定」という言葉には弱いようである。
「えぇ、行ってくるわ。あ、それとこれ一人一箱しか買えないのよ。だからキョンも一箱買ってね!!」
「あぁ、分かったよ」
仕方が無いので俺も一箱買いにいったさ。
あらかたお土産を買った俺達はそのまま帰路に着いた。
まぁ、行きと同じ様な事はあったのだがそこは割合させてもらいたい。
無事、帰宅した俺達の残されたイベントはハルヒの出産だけとなった。
942 :
涼宮ハルヒの出産(仮):2006/08/10(木) 10:42:44.46 ID:mBuvZxz/0
あー空気読めなくてすまん
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:44:21.41 ID:5xCMMvE20
乙です
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:45:05.50 ID:GOx2BuLT0
>>942 そんなコメントは無駄だな、俺たちは読むだけなんだから
甘い甘ああああああああああああああああい!!!
いいな‥‥‥
いいな‥‥‥
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:54:06.23 ID:2nvAGR8E0
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 10:58:42.71 ID:Zoz7TGA9O
950前は非常に過疎
保守。
出産はいつも面白いなあ。
その甘さ!
そこに痺れる憧れるぅ!!!
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:00:08.79 ID:Zoz7TGA9O
やったぜ!Zoz団だぜ!
この時間帯で1000取り?
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:07:04.97 ID:5xCMMvE20
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:09:27.99 ID:do7f/k6k0
誰も言わないみたいだから俺が言ってやるか。
出 産 つ ま ら ん
自分の願望、もしくは経験談をハルヒのキャラに当てはめて書いてる風に見えてキモイ。
それにこの小説ってハルヒのキャラで書く必要性が感じられない。
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:12:18.23 ID:+Bf28oCjO
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:15:44.15 ID:Zoz7TGA9O
955 :
952:2006/08/10(木) 11:17:16.04 ID:2kuKKaP/0
>>953 いやデレてないから。ツンツンです。
一応このスレを開いてる以上全てのSSは読ませてもらってるけど、出産は最低。
まだエロネタの方がハルヒらしさが出てる。
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:27:27.88 ID:mBuvZxz/0
保守
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:27:28.29 ID:cKttq+phO
過疎?
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:27:48.34 ID:iAKGBTQu0
保守マッガーレ
1000ならハルヒは俺の嫁
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:30:16.19 ID:NoqzSzPO0
>>955 んじゃスルーすればいいんじゃねぇの?
そもそも二時創作自体必要性があるから書いてるわけじゃないんだし。
元の作品に対する願望やら萌えやらを自分なりに表現したものが二次創作だとおもうんだが。
961 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:31:40.63 ID:+Bf28oCjO
本日8/10の22:05:05に朝倉涼子ラシをします。
投票所 ここの「アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound○○」スレ
http://etc4.2ch.net/vote/ コード発行所(どちらでも行けます。PCは発行まで最大二時間かかります。携帯電話は即時発行)
http://banana236.maido3.com/~bs5114/a06/ http://qrl.jp/?233454 ラシ告知画像
http://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_006400.jpg ラシテンプレ
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/ ヽj ,' , '´ - /i\__  ̄ ̄ ̄ ̄ヘ
/ レ~ヽ | !, ィ , '´ , ' /| j 〃 ! ヘ
| { ヽ j / / / /゛"' ,, /ィ´/ ヘ
レ ―‐、 / |! | / _x-< / "- 、r' ヘ
{ィニニニz`, -'´ ∨ i! / イ´ ¨レ' \ / / / ヘ
∨  ̄ヽ } r―'∨ , ー<´ /ィ千旡ぇヽ| __.. イ ,イ ,ィ´ ,' j ハ
/ |´ | ィ ,'! ヾ た::j テ ∠七ニヘ/ /! } ハ }
/ i | 〃 / | Lzン zェァyム-' ∧ / ノ jノ
{ } ! ノ 彡イ ∧ た::j 乃 / ∧ -‐'¨
| /\ノ |イ, - ' ヘ ヾ ヘ ' ゝz= ' / イ [[コード]]
`ー |\ \___ ヽ \ \ \ `ー -=ニ二 ィ ´, '<<朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱>>
|_ヽ-' / \ \ ヾ. \ , イ / <<好きなキャラ>>
ヽ__/ \ {二ィ>-ト -=` ー―===< / <<好きなキャラ>>
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行数制限があるので、上下に空行を作らないようにコピペしてください
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:40:29.71 ID:dBUt8zW20
wikiがつぶされてる県
Wiki潰されてる( ゚д゚)
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:49:04.82 ID:LdPbPvhZ0
ハルヒ関連のどのwikiのこと?
潰れてないけど左のメニューが無くなってる
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:51:22.90 ID:foZZVSf70
メニューと10日更新分が消えてる?
雑談室には入れるな
969 :
舞台裏の人:2006/08/10(木) 11:58:01.58 ID:RT5n2WfM0
あれ、本当に消えてる、なんか変なことかいたっけ?
やさしい人は残っているけど
しくしく
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 11:58:30.43 ID:LdPbPvhZ0
おk!!把握した!
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:00:21.37 ID:cKttq+phO
え!?
どうなったの!?
972 :
舞台裏の人:2006/08/10(木) 12:04:07.49 ID:RT5n2WfM0
やさしい人のきえちゃった
いきなり消されちゃうのってなんかがっかり
しくしく
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:08:01.59 ID:aoIQpDh90
mjdk!?!?
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:10:56.12 ID:cKttq+phO
携帯の俺に誰か詳細教えてくれ……
975 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:16:42.75 ID:foZZVSf70
「やさしい人」は見れるよ?
舞台裏
名前変換夢小説
各ハルヒスレのテンプレ案
簡単な注意事項(新規住人必読)
が消えてるっぽい。
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:21:38.41 ID:aoIQpDh90
何なんだいったい?
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:23:29.96 ID:cKttq+phO
人も全然いないし……
荒らしの破壊工作じゃねぇの?
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:25:32.83 ID:LdPbPvhZ0
管理人へ
事態の詳細キボン
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:27:20.17 ID:CahQSEHw0
とりあえず誰かwiki修復してくださいな
981 :
舞台裏の人:2006/08/10(木) 12:32:26.75 ID:RT5n2WfM0
>>975 早とちりでした 「やさしい人」はのこってますね
舞台裏は同じ設定でその2を書いていたのでちょっとへこみ中
あー昼休み見にくるんじゃなかった しくしくしく
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:34:02.85 ID:cKttq+phO
もう直せないの?
もしくは直すの大変?
983 :
舞台裏の人:2006/08/10(木) 12:34:12.82 ID:RT5n2WfM0
>>975 早とちりでした 残ってますね「やさし人」
でも舞台裏は続きっぽいの書いている途中だったので、
やっぱ凹むのね
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:35:03.14 ID:la9y3TAYO
起きた保守
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:36:58.42 ID:foZZVSf70
>>981 削除されたんじゃないと思うけど。
変なこと書いてあったワケじゃないし。つか、いい話だったし。
荒らしにしてはやってることが半端だしたぶん何かの事故だと思うよ?
その2にwktk。
だぶっちゃった
メニューってどんな構成だったけ?
直すにもどっから手をつければいいのやら
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:38:22.79 ID:8O5NLBOTO
今北産業
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:39:29.75 ID:cKttq+phO
>>986 携帯だから協力できないけど頑張ってください
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:41:52.53 ID:LdPbPvhZ0
そろそろ1000とりだな
とりあえず自分の消えた分だけでも修復
メニューは元がどうだったかわらない しくしくしく
1000なら 長門の情報操作で全てもとどおり
991 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:47:29.34 ID:MQRR9yhK0
とりあえず埋めようか・・・
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:47:38.74 ID:LdPbPvhZ0
今から実家に帰る保守が一ヶ月間できなくなるから
おまいらにまかせた
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:47:58.45 ID:MQRR9yhK0
親と実家は大切にな
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:48:28.24 ID:MQRR9yhK0
埋め埋め
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:48:45.16 ID:LbQ9urZh0
995
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:48:57.02 ID:MQRR9yhK0
埋め埋め
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:49:04.47 ID:WrjS4HLhO
1000なら古泉死亡
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:49:40.98 ID:foZZVSf70
>>990 乙
1000なら ハルヒはキョンと出来ちゃった婚
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:49:43.29 ID:LdPbPvhZ0
1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/10(木) 12:49:47.63 ID:LbQ9urZh0
1000なら長門は俺の嫁
1001 :
1001:
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 + このスレッドは1000を超えました。
〈_} ) | 次スレも…VIPクオリティ!!
/ ! + 。 + + *
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ガタン ||| j / | | |||
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