ハルヒ「ちょっとキョン！あたしのプリン食べたでしょ！？」

長編投下の際の注意

・超長編（もしくはＳＳ職人）の場合はコテトリ付けようっ！でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ？
・前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ・・・あの、お茶どうですかぁ？
・基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系（特にハルヒ）が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョン君の恋愛話も大歓迎ですよﾏｯｶﾞｰﾚ
・当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ・・・けど、今はほとんど皆無。別に気にしないで。
・要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな。
・自分で投下した長編はなるべく自分で編集すること、わかった！？
それじゃ、さっさと投下しなさいっ！いい？あたしを退屈させたら死刑だからねっ！


DAT保管庫　 　http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/

新まとめサイト　http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/



━WorkTakeRの心得━

･作品が投下されてる間は批判や中傷、及び自分の予想を書き込む等の行為はやめましょう
･｢つまんねぇ｣｢うぜぇ｣等の書き込みは禁止です
･作品に対して注意点を挙げる場合、批判的意見に間違われないような書き込みをしましょう
･出来るだけまとめサイトの管理人さんを手伝いましょう

ちょｗｗｗなにこれｗｗｗｗ
http://category.bloog-ranking.com/200607062121.html

クスコ

　　　　　　　　r'|　|　　　 　 　 　 |　 |/　 ＞、　　　　 /
　　　　　　　　! |　|　　　 　 　 　 |　 |レ'´／| 　 　 　 |　　 待て
　　　　　　　　| |　|　　 ／＼　　 |　 |l　 /⊂う　　　　|
　　　　　　　　| |　|__∠∠ヽ_＼　|　 ﾘ　/　 j　　　　　ヽ 　 あわてるな
　　　　　　　　|´￣　　　O　 ￣￣￣￣￣｀!　　　　　　〉
　　　　　　　　l'"´￣￣ヾ'"´￣￣｀ヾ::幵ー{　　 　 　 /　　 これは孔明の
　　　　　　　 ⊥,,,,,＿､　　　　＿__,,,,,ヾ| l::::::|　　　 　 |
　　　　　　 　 lヾ´ ｆ｝｀7 　 ﾍ´ｆj￣ﾌ　 | l::i'⌒ｉ　　　　|　　　 罠だ
　　　　　　 　 l　,.ゝ‐ｲ　　　 `‐=ﾆ、ｉ　| l´ (　}　　　　ヽ
　　　　　　 　 l 　 　 {　　　　　　 　 U | l　､_ﾉ　　　 ∠ヘ
　　　　　　　　l　　　/￣　　''ヽ、　　　| l　ヽ_　　　　　　　＼,＿＿＿＿＿＿
　　 　 　 　 　 !　　ﾊ´￣￣￣｀ﾄ、　　|亅〃/＼
　　　　　　　 ,人　ｆ　´￣￣￣｀`ヾ　 j ,!// {_っ ）､
　　　　　　／/　｀ト､_＿iiiii＿_____,レ'‐'//　 _,／　/ｽｧ-､

2get

おっきした
http://37514.net/pc/weblog/home/eriblog/

>>5
遅ｗｗｗｗｗさすが携帯
って俺もかｗ

ほ

も

キ

保守

>>1乙

保守してくれるやつがいなくなったんだが
ここで作品投下してくれるような勇者はいらっしゃらないだろうか？

>>1乙

あと１時間欲しい
今のままじゃ生殺し確定・・・

>>1乙
>>13
漏れはＳＳ初だからかなりヘヴォイからスレ穢しだろう

　　　　 　　 　_、_
　　　　　　.（；＾ω＾）　　保守！
　　　　　 ｜＼　�o ＼�o
　 　　　 （　ヽ　ﾉ_ bヽd_ﾉ
　　　　　 ﾉ>ノ
　 　 　　レﾚ

書き忘れてた
>>1乙
>>16
誰だって最初はそうだけど書いて指摘されているうちに
いい作品を書けるようになるって俺の好きなSSの作者様
がおっしゃていたから気にすることはないと思うし
みんなだって温かい目で見てくれるはず
俺はwktkして待ってますよ

２週間ぶりにSS書いたら北朝鮮物というイタイ話を書いていたのだが

　　　　 　　 　_、_
　　　　　　.（；＾ω＾）　　保守！
　　　　　 ｜＼　�o ＼�o
　 　　　 （　ヽ　ﾉ_ bヽd_ﾉ
　　　　　 ﾉ>ノ
　 　 　　レﾚ

>>16
俺もｗｋｔｋする。とりあえず、投下しなきゃ何も始まらないと思うよ。
俺も最初はビビッてたけど１人でもｗｋｔｋしてくれるなら最後まで書こうって思って頑張れた。
頑張れっ！！！

ほしゅ

>>1
乙です

>>16
やらないで生きてる奴より一生懸命全力で生きてる奴の方が好き。

って俺の尊敬する人も言ってた

ちょｗｗｗまじｗｗｗｗ女同士で？！
http://category.bloog-ranking.com/200607261857.html

保守

>>1乙
昼に寝て今起きたら、前スレに爆撃あってびっくりした

保守

出産期待してま〜す(ﾟ∀ﾟ)wktk

>>1乙
合宿終わった来てみたら
すごいことになってた

くっそ、15レスほど取れなかった

名前変換夢小説の作者ですが、
誰々相手でとかの希望(リク)ありましたらぜひお願いします。

需要ねーよwwだったら終わりだけどww

自動保守します

wktk

>>32
需要ありますよ。
やってない人の話

wktk

お待たせ、一応出来たよ。
投下するする？

>>37
うはっ
自動は切りましたよ

>>37
投下してして

>>37
ｗｋｗｋｔｋｔｋ

おｋ！じゃあいくよ



俺は外で待っていた職員さんに話し掛けた。
「すいません、お待たせしました。って森さんじゃないですか！？」
つー事は、この式場ってまさか・・・
そうだとしたら、確かにあの決定の早さも頷ける。
「はい、その節はお世話になりました。では、時間もあまりない事ですし参りましょう」
俺は森さんと教会を目指して歩いている最中に聞いてみた。
「あのー、やっぱりここって機関絡みなんですか？」

「いえ、機関は一切関与しておりません」

「そうなんですか？」

「はい。ここは去年、機関を定年退職した新川が経営している式場です。忙しい時に私や古泉や田丸等の彼に親しい者がヘルプに来ているという訳です」
機関にも定年退職ってあったのか・・・

「へぇー、でもなんでまた新川さんは結婚式場を選んだんですか？」

「何でも、神父になる夢を捨てきれ無かったと聞いております」

「なんというか、若いですね・・・新川さん」
等と新川さんの話で盛り上がっていたら教会が見えてきた。
「では、中に入って新婦の到着をお待ち下さい。本日はおめでとうございます」

「はい、お世話になりました。ありがとうございます」
俺は森さんと別れると教会の中へと入っていった。

教会の中には知った顔で満員御礼だった。
俺は、不覚にも感動して泣きそうになってしまったのだがハルヒもまだ来ていないので、そこはぐっと堪えた。
深呼吸して自分を落ち着かせているとお約束のあの曲が流れ始めた。
そして教会のドアが静かに開いた。
そこには、おじさん・・・いや今日からはお義父さんだな。
お義父さんとハルヒが立っていた。
もう、さすがにクラッっときたね。
だってそうだろ？
もともと綺麗なハルヒが更に綺麗になってるんだぞ！！
もはや、これを形容する事は出来ないだろう・・・

意識が遠退くのを必死に堪えているとお義父さんに先導されてハルヒが目の前まで来ていた。
「キョン君、娘を頼んだよ。幸せにしてやってくれ」
ここまできてもやっぱりその名で呼ぶんですね・・・
お義父さんがそう言い終わるとハルヒがお義父さんの腕から俺の腕へと腕を絡めてくる。
「はい、必ず幸せにしてみせます」
そう言うと俺とハルヒは祭壇へ向けてバージンロードを一歩一歩を確実に踏みしめた。
祭壇に着くまで俺の頭の中をハルヒとの思い出が走馬灯の様に駆け巡っていた。
思えば、あの日あの公園でハルヒと会わなかったら俺はどうなっていただろう？
もし、ハルヒに会っていなかったらこんなにも幸せな気持ちになれただろうか？
いや、これだけは断言できるが、絶対にここまで幸せにはなれていないだろう。

そして、俺とハルヒは遂に祭壇に辿りついた。
祭壇に立っていたのは、言うまでもないが新川さんだった。
「汝ら、今日此処に永遠の愛を誓う者の名は○○○○、涼宮ハルヒに相違ないか？」

「「はい」」

「よろしい。では○○○○よ、汝は新婦涼宮ハルヒを妻とし、健やかなる時も病める時も永遠に愛する事を此処に誓うか？」

「はい、誓います」

「よろしい。では涼宮ハルヒよ、汝は新郎○○○○を夫とし、健やかなる時も病める時も永遠に愛する事を此処に誓うか？」

「はい、誓います」

「よろしい。では誓いの証として二人には指輪の交換をしてもらおう」

「「はい」」
俺は指輪を取り、ハルヒの左手の薬指に指輪をはめた。
今度はハルヒが指輪を取り、俺の左手の薬指に指輪をはめた。
「神よ！！今日此処に永遠の愛を誓いあった二人に神の祝福をっ！！願わくばこの者達の進む道が光に照らされててる事をせつに願う」

ここからちょっとおかしいとこがあったから修正する。

うぬおおおおおおお
生殺しぃぃ

夏休み中の奴は↓に登録汁
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/pcm/

キョン匿名ｗｗｗｗ

>>46
乙！！
続きwktk！

>>46
ｗｋｔｋ

投下していいですかね？

>>52
ｗｋｔｋ

ドゾーｗｋｔｋ

>>52
wktkwktk

SOS団を結成して三回目の夏



俺たちにとって高校生として最後の夏



涼宮ハルヒは俺の前から姿を消した

それは一学期の終業式のことだった
いつも俺の後ろにいるはずのアイツがそこにはいなかった
最初ただの休みかとも思ったが何かがおかしい
いや明らかにおかしかった
俺の後ろにあるはずの
――三年間俺の後ろに在り続けた――
ハルヒの席がそこにはなかった
「よぉ、キョン
明日から夏休みだぜ！どうせ暇なんだしパァーっと遊びにいこうぜ
受験勉強ってガラでもないだろ？」
いつも夏休みも涼宮の団の活動だろとほとんど俺を誘いにこなかった谷口が
こんなことをいってきやがった
どういうことだ？俺は全ての疑問を一つにまとめてぶつけた

「今日ハルヒはどうしたんだ？」
「ハルヒ？誰だそりゃ？」
なんだと？俺の後ろの席の涼宮ハルヒだよ！お前同じ中学だろ！？
「キョン〜いくら高校三年間の生活でめぼしい女が出来なかったからって
架空の女を造りだすなよ〜」
何をいってるんだコイツは？ハルヒを知らない？
まてよ、確か以前にもこんな事があったのを俺の全く英単語を覚えられん脳でも
記憶している
そうだ、あの宇宙人製ヒューマノイドインターフェイス
長門有希が蓄積したエラーによって暴走を起こし作り出した世界…
またそうなのか…いやそうに違いない！こんな事が出来るのはアイツしか！

そう確信した瞬間に俺は部室へと走りだした
途中、朝比奈さんや古泉の事が頭を過ったが
あの時の事を考えると助けになるとは断言できない
だが長門なら…！
まだＨＲも始まってない
アイツならいるはずだ
――そして俺は部室の扉を開けた――
そこには予想通り“長門有希”がいた

一体何が起こったんだ？ハルヒが消えた
また何かしらのエラーが生じたのか？
「違う」
じゃあ何が起きたっていうんだ？
そういえば朝比奈さんは？古泉は？アイツらはいるのか？
「彼らはこの事態を察知し、それぞれの機関の上部の指示を仰ぐ為に現在待機中
ここにはいない」
事態って…なんだよ…どうしてハルヒは消えたんだよ！？
「それはあなたのせい」
…なんだ…と？

「涼宮ハルヒとは実在する人間では無かった」
何…いってんだよ…長門…？
「当初我々はあなたを涼宮ハルヒという扉を開ける鍵であると考えていた」
「しかし、実際は違った」
「あなたが非日常を欲したいた
ゆえにあなたの願いを叶える為に涼宮ハルヒは存在した」
そうだ、確かに俺は昔ヒーローや宇宙人、超能力者とかに憧れていたよ
俺のいる世界に無いような常軌を逸した不思議な世界を夢見ていた
でも当事者になるのは嫌だった
俺みたいなヤツは誰かに引っ張られてくのがお似合いだと思ったからだ
「そう、涼宮ハルヒはあなたが創りだした
あなたがなりたいと願った存在そのもの
あなたの理想の姿」
「あなたは常に不思議を欲していた
意識的にそんなものはありえないと理解しながらも
本心では非日常的生活を欲していた
その願いが顕現化されたのが涼宮ハルヒ
だからあなたの願うままあなたの力は全て涼宮ハルヒに与えられた」
じゃあ…なんでハルヒは消えたんだ…

>>46
おつかれー

>>52
wktk

「…あなたの心が満たされたから」
俺の心が満たされただと！
確かにSOS団に入って宇宙人や未来人、超能力者と出会って
あぁ、正直いって楽しかったさ！
これまで生きてきた中でこれ以上ないくらいに！
子供の頃に願った全てを俺は叶えられた…
でも…でもな！そんな世界でもアイツが…ハルヒがいなかったら…
意味無いんだよ！！
「涼宮ハルヒがいないこの世界で全ての決定権はあなたにある」
「あなたはあなたが望む様に世界を改変することができる」
「あなたは何を望むの？」
俺は…



つづく

>>63
生殺しかGJ!!!!!!!!

乙！ってか生殺ｓ

>>63
そぉい!

>>63
The生殺し

WAWAWA　生殺し〜

おうあっ！

>>63
おつかれー

若干厨くさいが許してくださいね
衝動にかられて小一時間で書いたもんで＾＾;;;;;;;;;
誤字脱字とかはスルーで

ん？もういけそう？

前スレいくつまで行った？

おう
ばっちこーい

「では誓いの口付けを」
そう言われると俺はハルヒのヴェールをそっと上げた。
ハルヒは泣きながら微笑んでいた。
その涙はまるで溢れた幸せが零れ落ちている様に見えた。
俺はハルヒの肩にそっと手を置き静かにキスをした。
今まで何回もキスをしてきたがこんなに幸せなキスはきっとないだろう・・・
唇を離すと盛大な拍手が起こった。
「今、ここにこの者達は永遠の愛によって結ばれた！今一度盛大な拍手をっ！！」
新川さんがそう言うとまた盛大な拍手が起こった。

>>73
つ[ハイポーション]
頑張って読んで

>>70
GJ
>>71
wktk

>>72
660じゃね？

「では、皆様方。花嫁からブーケトスがありますので外の方へお願いします」
みんなが外に出ると新川さんが話し掛けてきた。
「御二方ともおめでとうございます」

「ありがとうございます」

「では、皆様方も待っている様子ですので参りましょう」

「はい」

1 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/08/08(火) 16:32:19.42 ID:ju8i99k7h
こちらスネーク。今、こちらの街で男女カップルが路上ｾｸﾛｽしている。
　　　ビデオカメラスタンバイ済みだ。
　　　安価求む。
　　　>>15

　　　http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1155024154/

外に出ると沢山の人たちが祝いの言葉を掛けてくれた。
「では、花嫁。ブーケトスをお願いします」

「はい、分かりました。ねぇ、キョンお姫様抱っこして頂戴っ！！」
そう言うとハルヒは俺に飛びついてきたので、俺は言われるままハルヒをお姫様抱っこした。
するとハルヒはブーケのリボンを解きだした。
「ハルヒ何してるんだ？」

「あたし達の幸せを独り占めなんて許さないわ。こうすればみんなが幸せになれるでしょ」

「あぁ、そうだな。よしやってやれっ！！」

ｗｋｔｋ

俺がそう言うとハルヒは解いたブーケを空高く放った。
空で散らばったブーケはまるで季節外れの雪の様にみんなに降り注いだ。
みんなは一瞬何が起こったのか分からないという表情をしていたが、今は散らばったブーケに手を伸ばしている。
その様子を見ていた俺とハルヒは声を合わせて言った。
「「みんなが幸せになりますようにっ！！」」

ｗｋｔｋ(Oﾟ･∀･)

あー、今回は此処まで。いやぁ、結婚式って書くのテラムズス・・・
ここは勉強して書き直します。

あああああああぁあああああああああ

Ｚ

出掛けてる間に容量オーバーorz

誰か前スレDAT頼む。

GJ!

>>83
おつかれー

>>83
ぐっっっっっっっっっじょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぶ！！！！！！
出産まで続くんだよね？
wktk！

んとー・・・スレ汚しにしかならないんですが続き投下おｋですか？

GJ！
次回にｗｋｔｋ

>>83
NANANA（ｒｙ
乙
>>90
wktk

午後の授業が終わった瞬間に、ハルヒからメモ書きを渡された。
「えーっと…十字穴付皿小ねじ、六角ナット、ゴム管50cm…なあ、何作る…」
既にハルヒはいなかった。いつもの事ながら凄い速さだ。

急いで教室から出た後に下駄箱で靴を履いていると、谷口と国木田が近づいてきた。
「あれ？ 今日は活動無いのか？」
もしそうならば嬉しい、いや恐らく虚しくなるだろうが本日はパシリだからだ。
「ふーん…涼宮にパシリに使われる様になるとは、よっぽど尽くしたんだな」
「キョンは変な女が好きだしね」
だから違うっての。なぜ話がそこまで飛躍する。
「ま、いいや。んじゃーなー。」
……おい谷口、渡辺さんはどうしたんだ？ とは聞かなかった。谷口の事だ、大体見当は付く。
道理で今日は一言も交わしてなかったしな。

十分ほど歩いた所にあるホームセンターでハルヒから頼ま…指示された品々を買った。
しっかし暑い。
授業終了と同時に太陽がフィーバーしだした。
いよいよ目の前五メートルが陽炎に覆われ始めた頃、やっと正門に着いた。
「あっつー」などと独り言を言う。なんかさっきからジュースの缶を大量に持ってる人がいるなー、とぼんやり見てたらその人が近づいてきた。
「やーや、キョン君。めがっさ暑いねぇー」
あ、鶴屋さんか。

「暑いですねぇー。鶴屋さんは今何を？」
「うにゃ？めがっさ暑いからジュース飲むにょろ」
…まさかこれ、全部か？
「いやー、冷たそうですね。俺も買ってきます」
「みくるによろしくねえ」
とまあ、簡単な挨拶を交わした俺はオレンジジュースを買って鞄に突っ込み、そのまま文芸部室に向かった。

>>90
いいよ

「ういーす」
こう、なんて言うのかな。ダンッて言うのか？バンッて言うのか？まあ何かしら衝撃を感じさせる音が机から鳴った訳だ。
そして椅子から立ち上がったハルヒはまた自己中心的な事を言いやがった。
「遅い！ 終礼鳴ってから23分よ？ まったく…サボってたんじゃないでしょうね」
断じて違う。この暑さなら納得出来るだろうが。
「ったく…ま、キョンにしては早かったわね」
そう言うとハルヒは礼もせずに袋を引ったくり、どこからガメてきたのかわからん道具で溶接を始めた。
「長門、最近暑いな」
「………そう思う」
うーん…会話は成立してるんだけどどこか物足りない。
そうそう物足りないと言えば、朝比奈さん遅いなぁ。お茶飲みたいけど自分で炒れるとなぁー。
と、鞄に突っ込んでいたオレンジジュースを思い出す。これだこれ。いわばサハラのオアシス。
缶を開けると、聞くだけで清涼感をもたらす開封音。やっぱ夏はこれだな。
ゴクゴクと、若干薄めのオレンジジュースを流し込んでいると
「お、キョン。団長命令。四の五の言わずによこせ」
そう言うとハルヒは、俺の手からオレンジジュースの缶をひったくってグビグビと飲み始めた。
えーと…普通の女子高生ならそこで抵抗や恥じらいがあると思うんですけど…ねえ。

>>86
http://up2.viploader.net/mini/src/viploader58841.zip

ハルヒがオレンジジュースを飲み始めると同時に朝比奈さんが入ってきた。
「こんにちはー」
「ほ、ほよやったわねひうるやん」
いいから飲むのを止めろ。しかも目でコスプレ衣装を探すな。
殆ど飲み終わったオレンジジュースの缶を机に置くと、ハルヒはコスプレ衣装の入った紙袋を手に取ろうとし…そこで止まった。
「ん？どうしたハルヒ」
「ト…トイレ……」
そう言うとハルヒは文芸部を飛び出し、スリッパのパタパタという音が遠ざかっていった。冷たい物を一気に飲むからだ。
「ったく…あ、朝比奈さんこんにちはー」
こんにちは、といつもながら天使の様な微笑と草原を吹き抜ける西風の様な声で返してくれる。
いやー、やっぱりいいねぇ朝比奈さんは、と思いながら(そういや置いてなかったな)鞄を床に置き、オレンジジュースを流し込んだ。
「あ…キョン君…」
あ…気付いた。俺までハルヒ並の無神経になったんだろうか…
二人とも赤面し、少々気まずいまま椅子に座っていると古泉が入ってきた。
「こんにち…おっと失礼。お邪魔しましたね」
「い、いやいや違うから」
「ち、違います古泉君っ！」
「おやおや。僕の勘違いでしたか。失礼」
そう言うと古泉は荷物を降ろし、俺の横の席に座った。
足りないのはハルヒか。

「……四人が揃った…」
「ん？どうした長門」
「………涼宮ハルヒに関して、重要な問題が発生した」

続く

これはエロイｗｗｗｗｗｗ
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/hamedori/

>>97
おつかれー

>>97乙

狂った♀のリア厨がいる
http://megaview.jp/topic.php?&v=219363&vs=0&t=9886689&ts=0&m=n&lmx=44
もうとにかくこのスレをめちゃめちゃにしたれ！

>>96
ｻﾝｽｺ。助かったぜ。

保守代わりに3つ前くらいに書いていたナガえもんシリーズの完結版書いたんだが投下しておｋ？

>>89
あああああああああああ！！
書く書く！！
微妙に自己完結してた俺ガイル・・・


いざ読み返すとキョンが匿名だと締まりがなくなるなぁ・・・・・どうしよ

なんか長すぎる。私の文章は。
しかも読みにくいと思うんだがいかがでしょう？

>>103
ｶﾏﾝﾍﾞｲﾍﾞｰ

>>104
匿名の方が良いのでは？っていうか名前が・・・

>締まりがなくなるなぁ・

お尻がキュッとなった

ナガえもん「……(ｸｽﾝ)」
キョン「…ナガえもん!?どうかしたのか？」
ナガえもん「…(ｼﾞｰ)」
キョン「…そんな悲しそうな瞳で見つめないでくれ」
ナガえもん「………」
キョン「…どうしたんだよ」
ナガえもん「…(ｶﾞﾗｶﾞﾗ)」
キョン「どこ行くんだよ！ナガえもん！！」
ナガえもん「…今までありがとう！！」
キョン「…それって」
ナガえもん「…(ﾀﾞｯ)」
キョン「待てよ！」


みくる「お茶が入りました！どうぞ！！」
ハルヒ「ありがとう！…それにしても退屈ね。何かないかしら？ねぇキョン？」
キョン「…」
ハルヒ「キョン？」
キョン「…」
ハルヒ「私を無視するなんt」
キョン「…(ｽﾀｯ)すまん(ｶﾞﾗｶﾞﾗ)(ﾀﾞｯ)」
ハルヒ「……キョン」
古泉・みくる「？」
みくる「何かあったんでしょうか？」
古泉「…みたいですね」
ハルヒ「…」

>>103
はやくー

>>105
適度に空白作るだけでだいぶ読みやすくなると思ふ

キョン「(ｶﾞﾗｶﾞﾗ)ただいm…そうだった…ナガえもんはいないんだったな(ｼｮﾎﾞﾝ)」


ハルヒ「(ﾄﾝﾄﾝ)起きなさい！キョン！キョンってば！！」
キョン「(ﾊｯ)ナガえm…なんだハルヒか…」
ハルヒ「…なんだはないでしょ！あたしが起こしにきてあげてるのに！もっと喜びなさいよ！！」
キョン「…ああ」
ハルヒ「…元気ないわね！何かあったの？」
キョン「…ああ」
ハルヒ「…(ﾎﾟｶｯ)」
キョン「痛っ！！いきなり何すんだよ！！」
ハルヒ「あんたが情けない面してるからよ！！キョンのクセにめそめそして」
キョン「……もしかしてお前俺を慰めに」
ハルヒ「べ、別にあんたのこと心配してきたわけじゃないんだからね！古泉君とみくるちゃんが…」
キョン「…はいはい！そういうことにしておくよ！ありがとな！！」
ハルヒ「わ、解ればいいのよ！解れば！！…(ｼﾞｰ)…///」
ナガえもん「(ｶﾞﾗｶﾞﾗ)ただいま……」
キョン「…な、ナガえもん？どこ行ってたんだ？」
ナガえもん「…今日であなたと暮らしはじめて1年になる。
　　　　　　そのお礼にプレゼントをと思って妹のアサミのところに行ってきた。
　　　　　　これがプレゼントのマフラー」
キョン「ありがとう！手編みかこれ？」
ナガえもん「…そう」
キョン「うれしいよ！！」
ハルヒ「…キョーン？(ﾋｸﾋｸ)」
キョン「いや！これはその…」
ハルヒ「覚悟はできたかしら？」
キョン「えっと…助けて！ナガえもーーーん！！」

>>108
空白作ったらスレに負担が・・・(・ε・)ｷﾆｼﾅｲ!!
適度に空白作ります。ありがとうございます。

長門「…という夢をみた」
キョン「…そうか」
長門「…それでマフラーを編んでみた。あなたに巻いてほしい」
ハルヒ「あら、よく似合ってるわよ(ﾋｸﾋｸ)」
古泉「(ﾋﾟﾘﾘﾋﾟﾘﾘ)…行ってきます！(ｸｽﾝ)」
みくる「いってらっしゃい(ﾆｺｯ)」
キョン「…な、長門」
長門「…がんばって」
キョン「………そ、そんな…うわーーーん」


　　　　　　<終>


やっと終わりました！これからはwktkに専念しようと思ってます
駄文ですが読んでくださった読み手の方々に感謝です

光速でWikiに載せました

>>111
おつかれー

>>111
最後もやっぱり夢オチｗｗｗｗ
乙！

>>111
夢かｗｗｗ
・・・混乱してきた・・・


乙ウウうううっぅぅっぅ！！！！１１１

また途中までなんだけど投下していい？

>>97
乙！！！＆wktk！！

>>104
え！？ そこで終わりだったの？
いや、以前出産まで書いた方が良いかアンケとってたから、てっきり…。
書いてくれるなら嬉しい。

>>111
乙！
みくる…wwww

それは ある夏の日のことだった…　俺がドアを開けると、部室の窓から爽やかな風が舞い込んでいた。
その心地よさに思わず目を細める…　風に髪をそよがせながら、いつも通り長門は読書に興じていた。
「ん…　長門… お前だけか。」
長門は顔をあげると何やらカバンから取り出した。
「飲んで…」
「おっ 麦茶か… 気が利くな。」
ごくり。　何故かキンキンに冷えている。あのカバンは冷蔵庫か？　もしくは また何かしらの呪文でもかけたのだろうか。
「好き…」

>>116
ｗｋｔｋ

2つ書き忘れたのですが
・最初のナガえもんの(ｸｽﾝ)はナガえもんがプレゼントを何にするか迷った挙句寝不足だったから
・アサミは朝倉＋ドラミってことで

「そうか。 お前も『やっぱり夏は麦茶だな〜』とか思ったりするのか？」
「違う…」
「何がだ。」
「あなたが好き…」
危うく麦茶を床にブチまけるところだった。
この場合、俺は どういったリアクションをとれば適切なのであろうか。
「その… 長門…？」
「精神に乱れが生じては端末としての役割を正確に果たせない…」
「ここには いられない…」　「私は もうすぐ消える…」
「長門・・・・・・？ どうしたっていうんだ…？」
長門の表情は いつもと変わらない。 しかし何故か その姿は頼りなくみえた…
そして、俺の目の前で少しずつ風景に溶け込んでいった…
「長門 !!」 　　俺は思わず走り寄っていた。
「抱きしめて…」
刹那の沈黙。
込めたはずの力が行き場を失った…
ついさっきまで… 確かに この腕が長門を包んでいた…　でも今は… 俺の中に最後の言葉だけが虚しく響いている。
何気なく視線をテーブルに移す。　さっきまで長門が読んでいた本だ。
栞が挟んであるページを開いてみる…　　読みかけだったのだろうか…　最後まで読めなかったのか…？
栞を裏返してみる。
「だいすき」と書かれていた。
零れ落ちた涙が長門の本にゆっくりと滲んでいった…

>>111
いい話だｗｗｗ

またスレ立て直されてる
爆撃？

断じて違う。保守だ。

>>116
wktk！！

>>124
保手不足ってことか。把握

>>121が気になるから待機

>>127昔俺がどっかのスレで書いた奴コピっただけだから続きは書かないかも分かんね。
投下してくださいｗｋｔｋ

>>117
ちゃんと生まれるまで書くよー！！
夕べもみんなに迷惑掛けちゃったから死んでも書く！！

>>128
そうだったのか…orz

じゃあ投下します。

鶴屋さんとハルヒが部屋を出たとこから

wktk

飲み物を取りに行くと言ったけど、
今あたしたちがいるのはキッチンじゃない。

一般家庭にはないであろう『衣装室』というところよ。
そこには山ほどの着物やらなにやらがキレイに並んでるわ。

ウェディングドレスなんかもあって、見ていて楽しくなっちゃう。
いつかあたしも着るのかなぁ……
できればキョンと……

……ってなに考えてんのよあたしは！？
まだ好きってことも伝えられてないのに！！

「ん〜、じゃあこれにしよっか？」

と、あたしの一人ツッコミを中断するように言い、鶴屋さんが見せてきたのはいわゆる『メイド服』

「な、なんでそんなものがあるの！？」

あたしは驚いたわ。
確かに部室にもあるけど、あれはマニアックな店で買ったのであって、
その辺には売ってないもの。

しかしあれだな、｢平和｣をピンフと読んでしまう俺の癖はどうにかならない物か。
まあこんなとこで言っても意味はないんだが

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!

ピンフ・・・なるほどなｗｗ

>>133
マージャンかよwwww

麻雀？

…もしかして鶴屋さんの趣味なのかしら？
あたしは鶴屋さんに疑惑の目を向けた。

すると鶴屋さんは笑いながら、
「違う、違う！
これはみくるで遊ぶために買ったんだよ！！」
と否定してきたわ。

みくる『と』じゃなくて、『で』と言ったのにはあえてツッコまなかったけど。

「まず一つ目の作戦はこうにょろ！」

あたしは黙って聞いていた。

「時代は今や、『萌え』にょろ！！
だからメイドさんになってキョン君にご奉仕するっさ！！」

「そ、そんな露骨な！？」なんとなく予想はしてたけど、言わずにはいられない。

「いいから、いいから！」あたしの質問はスルーして鶴屋さんはメイド服をあたしに押し付けてきた。
「じゃあ着替えたら出て来てね〜！」

バタン！

行ってしまった…

「しょうがない、着るしかないわね」

あたしは渡されたメイド服へと着替えた。

(*´Д｀)ハァハァ

>>135-137
何しろあの麻雀物のSSを促したのも俺だ

>>133

うーん。
前に麻雀SSを書いたからだろうか。

よう、俺。

>>140-141
あんたたちかwwww

カチャ

あたしが着替え終わって部屋を出ると鶴屋さんが待っていた。
そしてあたしを見るなり、
「めがっさカワイイにょろ〜！！」
と言い抱きついてきた。


…正直かなり恥ずかしい。
みくるちゃんもよく毎日着られるわよね？
まぁあたしが着させたんだけど。

「じゃあ後はキョン君のことを『ご主人様』って呼ぶだけにょろ！」
…笑顔で言う鶴屋さん。

「キョンのことをご主人様！？
無理よ、そんなの！
恥ずかしすぎるわ！！」

あたしは鶴屋さんに速攻で抗議したわ。
正直着てる段階で恥ずかしいもん。
絶対に言いたくないし、言えない自信があるわ！

しかし鶴屋さんは微笑みを浮かべて返してきた


「ハルにゃんのキョン君への想いは、所詮そんなもんにょろね……」

鶴屋さん黒いｗｗｗｗ

…言ってくれるじゃないの鶴屋さん。

ここまで言われてやらなきゃ涼宮ハルヒじゃないわ！

「いいわ！やってやろうじゃないの！！」

あたしは鶴屋さんに向かって宣言した。

「さすがはハルにゃんだよぉ！
じゃあこの猫耳もつけちゃおっか！？」
心の底から嬉しそうに言う鶴屋さん。
…でもね………

「それはさすがに無理」
あたしは即答した。


鶴屋さんは少し残念そうな顔をしたけど、諦めたようで、
「よーし！いざ戦場へ！！」
と声を発してキョンの待つ鶴屋さんの部屋に向かった…。

これはエロイｗｗｗｗｗｗ
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/hamedori/

wktk

ｗｗｗｗｋｋｋｋｋｔｔｔｔｋｋｋｋ

長い廊下を歩いて部屋の前に来た。
歩いてる途中あたしはＧメンにマークされるくらい壁に張ってある絵をキョロキョロみてたわ。

「おっ待たせ〜！！」

鶴屋さんはそういうと自分の部屋のドアを豪快に開けた。

「いえいえ、気にしないでください。
…あれ？ハルヒは？」
キョンの声が聞こえた。
あたしを気にかけてくれてて少しだけ嬉しかった。

ちなみにあたしは恥ずかしかったから、鶴屋さんとは一緒に入らないで入り口付近で待ってたの。

「ハルにゃんならもう来るにょろよ！
ハルにゃーん！入ってきなよ〜！！」
鶴屋さんに呼ばれたのであたしは覚悟を決めた。
手にはジュースの乗ったトレーを持っている。


スッ
死角から体を出して中に足を踏み入れ、キョンの顔を見た。

喜んでくれてるかな？
もしかしてニヤケてたりして。

なーんていうあたしの淡い期待を見事に裏切る男キョン。

うん。キョンは固まってたわ。

なによ、なによ！
もうちょっと反応してくれたっていいじゃないの！！
あたしは怒りと悲しみの混じった複雑な感情を抱きながら鶴屋さんとキョンにジュースを渡した。

「ありがと、ハルにゃん！」
鶴屋さんは笑顔でお礼を言ってくれた。

しかし肝心のあいつの方はジュースを手に持ったまま無反応ね……。

「こら！キョン君！
メイドさんが持って来てくれたんだから言うことあるでしょ？」

みかねた鶴屋さんが声をかけると、
キョンは、ハッとした顔をして
「あ、ありがとう……」
とだけ言ってまた黙った。

・・・・・

その後５秒ぐらいの変な間が生まれた。
鶴屋さんは、あたしにアイコンタクトをしてきた。

鶴屋さんの言いたいことはわかった。
たぶん『ご主人様』をまだ実行してないから、
きっとそのことね…。

でもどう切り出せばいいのかしら？

なんて考えていたら、いきなり鶴屋さんが……

「うぉっと、体全体がスベったにょろ！！」

バシャ

キョンの服にジュースをぶちまけた。

かけられたキョンの方は、
「うえぁっ！」
なんてマヌケなリアクションをとった。

きっとボーっとしてたからね。
座ってるのに『体全体がスベる』という有り得ないアクシデントに疑問は抱いていないわ。

「ごめんにょろ！すぐに着替えを持ってくるっさ！！
あとはメイドさんに任せるからね！」
と言い残し部屋を後にした。

WAWAWAwktk

なんて無茶苦茶な人なんだろう…。
あたしは素直にそう思った。

だけどせっかく作ってくれたチャンスだもん！
無駄にはできないわ！
キョンもなんか可哀想だしね。

「だ、大丈夫ですか！？」
あたしはキョンに近付き、持ってたハンカチでキョンのシャツのしみぬきをする。

「冷たくないですか…」
一瞬間を置いてから…

「…ご主人様……///」

うわあぁ〜〜！！
言っちゃったわよ！？
メチャメチャ恥ずかしい！！

キョンの顔を見ると少し赤い顔をしていた……

……わけではなかった。

「大丈夫か？なんか変だぞお前？」

うわあぁぁあ〜〜ん！！
キョンのバカ〜！！

あたしはなにも言わずに逃げるように部屋を出た…。

とりあえずここまでです。
読んでくれてる人ありがとね！

ワクテカ

>> 154
GJ

俺ももうちょっと書いたら投下してみる

>>156
wktk
長門まとめでこんなのみつけた　(((( ;゜Д゜)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ttp://nagatoyuki.info/up/file/314.jpg

>>157
そんなの長門じゃない！

>>154
gj!!!!
続き待ってるぜ〜。

>>156
wktk

>>154
おつかれー

なんなんだろう、このキョンに対する殺意は。

>>158
ハルヒがキョンに「有希とあたしとどっちが大切なの」と言われて
しぶしぶ「お前の方が」と言わされたのを聴いてたときに
黒長門なら「こんの糞尼が…」とか思いつつこんなリアクションとりそうだが…

>>6616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616
>>6616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616
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>>6616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616
>>6616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616
>>6616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616
>>6616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616616

ｋｔｋｒ

>>157
めちゃくちゃ萌えるんだが…

またか・・・

>>154
乙。激しく続きｗｋｔｋ

>>157をうまく使ったSSが思いつきそうで一気に崩壊した。

>>157
それほどまで長門のことを…>>157の中に男を感じた

>>168
OKZ

いわゆる元気のある保守する人はスルーの方向で！！

やっと追いついた。
ところで前スレってなかったことにしていいの？
荒らされてまったく見れなかったんだが

って、また荒らしが・・・

まとめサイト見てたらあずまんがＳＳのまんまパクリがあってワラタ

「好き…」
ん？聞き間違いかあの長門が俺のことを好きなど
「好き…です…」
ああ、現実ね。うん。えーと・・・
「ちょ、ちょっと待て。長門、それはいわゆるハルヒに纏わる問題の解決方法か？」
「違う…好き…」
「ちょ…ちょっと待て。確かに俺も長門の事は好きだが、それは同じ団の者としてだ。
　俺は、ハルヒが好きだ。あいつ、本当は弱い奴なんだ。だから守ってやりたい」
「そう……」

＜＜終＞＞

続きは各自脳内補完。

二つとも>>157→>>165

おいおい、荒らしがきても何でもないように振る舞うのがここのすげぇとこだろう？

>>174
いいや違う。荒らしは保守と見るのがこのスレなんだよ

SSへのwktk＞＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞＞＞荒らし

だろ？

>>175
な、何だって！

ちょｗｗｗまんまん丸見えじゃまいかｗｗｗｗｗｗｗ
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/hamedori/

>>174
ヒント：元気よく保守する人＝荒らし

保守ううううぅううううう！！！！！







・・・さ、ハルヒで抜くか

さっき投下した分修正したけど後でまとめてまとめに貼り付けでいいよね？

>>181
一向にかまいませんっていうかお願いしますorz

保守

今日の灰色の空
閉鎖空間か………

投下してもおｋか？>>181は今すぐの話？

TXでｷｮﾝ出てるぞ

>>186
TXってなに？

TV東京

>>185
一回投下した奴を修正しただけだから投下はしないつもり
さぁ、投下してくださいｗｋｔｋ

>>185
wktkwktk

おｋ、じゃぁ投下するが、その前に↓読んでくれてると解かりやすいかも
http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/pages/510.html
別に続きってわけじゃないけども、シリーズみたいな感じで

いつものように、閉鎖空間へ入った僕は、いつもと違うその光景に驚きました。
空間の灰色はいつもより白寄りで、『壁』も少々柔らかくなっていました。
それは別に気になることではありませんが、驚くべきはそこに現れたモノです。
《神人》が現れるのを察知した僕達は、その方向へ目をやりました。
しかし、そこで破壊を行っていたのは、《神人》ではなく･･･

青い、獣でした。

「あれは･･･何ですか？」
僕が仲間の一人に聞くと、その人は「解からん」と答えました。
まぁ当然でしょう。僕に解かっていないのに他の人が解かっている筈がありませんから。
「いつもより慎重に対処しよう。行くぞ」
仲間の一人のこの言葉で僕達は、力を解放し赤い玉に変身しました。
その獣は、《神人》に比べて動きは素早かったものの、強さは《神人》とさほど変わらず、意外にあっけなく倒されました。
そして、閉鎖空間が崩壊したとき僕は･･･いえ、我々は全てを知りました。
何故知ることが出来たのかは説明出来ません。何故か、というやつですよ。
「古泉、どういうことかは解かったな？」
「ええ、伝わりました」
仲間にそう返しながら、僕は思いました。

今度は彼ですか･･･、と。

事の発端は、恐らく1時間程前のことです。
「ちょっと皆聞いて！良いこと思いついたわ！」
文芸部室で、ネットサーフィンに興じていたらしい涼宮ハルヒが突然立ち上がり、声高らかに言いました。
約一名、怪訝そうな顔をしている人が居ますが、彼が苦言を呈すのは彼女の次の言葉を聞いてからでしょう。
「知ってると思うけど、最近この辺りで窃盗が多発してるのよ。見つけた人を殴ったりもしたらしいわ」
それは怖いですね。などと相槌を打とうか悩みましたが、止めました。
「じゃぁもう解かるでしょ･･･？」
ここで彼女は、一息間を入れてから大声で言いました。
「SOS団で、この犯人を捕まえるのよ！！」
「異議あり！」
早いですね。
「流石に今回は、『はいそうですか』とついていくわけにはいかん。何しろ危険すぎる」
「何？怖気づいたの？」
「ああ、そうとられても構わない。絶対やめとけ」
「何よ全く･･･ねぇ、古泉君は賛成でしょ？」
流石の僕でも、今回は流石に賛成しかねますが･･･。
「ええ、大変よろしい意見だと思います」
･･･別に自己嫌悪に陥ったりしませんよ？
「ほらキョン！怖がってるのはあんただけよ！観念しなさい！」
彼が僕を睨みつけてきました。申し訳なくは思いますが、事情は解かってくれている筈です。ですよね？
「ハルヒ、本当に何があるか解からない。死ぬかもしれんぞ？」
彼は、真面目な声でそう言いました。しかしそれに対して涼宮ハルヒは、
「大丈夫よ！あんたの骨は私が拾ってあげるから！」
その発言はマズイ。そう思った矢先です。

「ふざけんな！！！」
彼が怒声をあげました。
「あんたの骨は私が拾う？ふざけんな！そうなるとしたら、俺はお前のせいで死んだってことだぞ？そんなやつに骨なんか拾って欲しくないし、葬式にも呼ばないようにする」
何か無駄に現実味を帯びている発言ですね。いや、そんなことはどうでもいいのです。問題は･･･
「俺はいいとしても、朝比奈さんは！･･･古泉も長門も！そうなるかも知れないんだぞ！？」
「な、何なのよ･･･」
問題は、涼宮ハルヒです。このままでは確実に閉鎖空間が発生します。
「べ、別に、ただのちょっとした冗談でしょ！何真に受けてんのよ！それに私は団員を死なせるようなヘマはしないわ！」
「言ってることが完全に矛盾してるんだよ。しかもまだその盗っ人を捕まえる気でいるのか？いい加減解かれよ！」
彼の言葉を聞いた涼宮ハルヒは、しばらく黙ったあと、こう言いました。
「じゃぁもういいわよ！別にそんなに真面目に言ったわけじゃ無いんだから！この話はやめ！無し！」
何と、彼女が一度言ったことを撤回するとは。
「ああもう！」
彼女がドスンと椅子に座りました。
どうやらこの騒ぎで閉鎖空間は発生しなかったようですね。安心しました。
「解かれば良いんだよ」
･･･しかし、そうはいかなかったようで。彼が椅子にやはりドスンと座った瞬間、僕は･･･閉鎖空間が発生したことを知りました。
「すみません、僕は用事があるので先に帰らせて頂きます」
僕はそう言って、足早に部室を出ました。

そのとき発生したのが、先に話した新しい閉鎖空間です。

翌日、僕はいつものように文芸部室へ入りました。そこには、運良く長門有希と朝比奈みくるしか居ませんでした。
「二人はまだですか？」
僕がこう聞くと、朝比奈みくるが「まだ、ですね」と短く答えてくれました。というか貴方、彼女と二人でよく耐えられましたね。
「調度いいですね。貴方達二人に話しておかなければいけないことがあります」
僕がこう言うと、長門有希は読書を中断し、僕の方へ体を向けました。
「涼宮さんのことですか？」
朝比奈さんが聞いてきました。
「いえ、発端は彼女ですが、問題は涼宮さんではありません」
「え、じゃぁ･･･もしかして、キョン君？」
「そうです」
この言葉に朝比奈さんは心底驚いた様子でした。長門さんの表情は全く変化しませんが。
「キョン君が･･･どうかしたんですか？もしかして昨日の･･･」
「恐らくそうです。朝比奈さん、昨日僕が帰ったあとの様子を教えてもらえませんか」
「ええ･･･二人共怒って帰ったりはしなかったんですけど、それから喋ったりはしませんでした･･･」
なるほど、そういうわけですか。
「あの、それでキョン君が･･･」
「ええ、お話しましょう。二人とも、ここに座ってください」
長門さんには無視されることを覚悟していたんですが、ちゃんと僕の前の席に座ってくれました。

「それではお話しましょう。まず昨日二人が喧嘩して、そのあとも気まずい雰囲気が続いていた。そうですよね？」
朝比奈さんが無言で頷きました。
「そのとき僕は、解かっているとは思いますが、新たに発生した閉鎖空間に向かっていました」
長門さんも、液体窒素のような目を僕に向けてくれていました。一応聞いてくれているようですね。
「そこには、いつもの《神人》では無く獣が･･･《神獣》が居ました。それ自体は対したことは無かったんですけどね」
「あの、それの何処にキョン君が･･･」
「聞いてください。その閉鎖空間には、いつもと違うところが他にいくつも見られました。何故だか解かりますか？」
「いや、私はその分野のことはちょっと･･･」
まぁそうでしょうね。
「その異次元空間は、涼宮ハルヒ以外の誰かが発生させたものと考えられる」
長門さんが今日初めて喋ったかと思ったら、非常に的確なところを突いてきました。
「ご明察です、長門さん」
「まさか･･･その誰かって･･･」
「ええ、そうです」

「昨日の閉鎖空間は、彼によって作り出されました」

とりあえずこんな感じ
前作と間が空いたからか感覚がまだ微妙だけど

>>197
GJ！！
続きに期待しつつｗｋｔｋ

>>197
乙！
キョンの実家に行く話しかと思ったけど、これも良い！
wktk！

投下よろし？

>>200
ktkr

古泉やっぱいいな
ＧＪ

>>157
「ねこうさプリン」でぐぐればこれの理由が分かる

>>199
最初はそうしようと思ったんだけど、キョンの祖母とかを勝手に作ると痛くなるかなぁと

>>200
wktk!

テラエロスｗｗｗｗ
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/hamedori/

>>204
なるほど、オリキャラは難しそうですよね。いろんな意味で。

俺は…

俺はもう一度ハルヒに会いたい…

「…そう」

一呼吸おいて長門がそう答えた瞬間
周りの世界がぐにゃりと捻じ曲がり姿を変えていった
世界が暗転していく中、俺は意識を失った

…次に気が付いた時俺はいつかの灰色の世界にいた…
目の前には通い慣れた北高、見慣れた校舎
だが、その世界の空は灰色を映し出していた
ただあの時とは違う…あの時はハルヒと俺だけしかあの世界にはいなかった
しかし、この世界には俺たち以外の人間が存在していた
さっきまで俺がいた世界と同じように今まさにＨＲが始まろうとしている
まるで現実の世界と同じように
いや、むしろ世界が灰色なだけでここは俺の知っている現実の世界だった
とりあえず俺は校舎の中に入り自分のクラスに向かった

>>204
古泉曰く自分の本当の性格はこの性格ではないかも的なことを言っていた気もしますが
これはこれで面白いのでwktkです

多作にも大いにwktk

そして教室に入るとそこには当然かのように俺の見知った顔があった
結局三年間同じだった担任の岡部、谷口、国木田、
そして…ハルヒが…そこにいた…！
「キョン！何してたのよバカ！」
「しっかりしろよーＨＲはもう始まってるんだぞ
今年は受験だっていうのにそれじゃ困るな」
愚痴る担任とハルヒに儀礼的な謝罪をすませ俺はハルヒの前の自分の席についた
「ったく！どこうろついてたのよ？」
どこといわれても困るがとりあえずトイレだと応えておいた
「バカね〜そんなもんさっさと済ませときなさいよね！」
こんな何気ない会話に今俺は心底幸せを感じていた
―ハルヒがいる―
自分の中でハルヒがどれほど大きい存在かを実感させられた
「何見てんのよ？」
なんでもないよと返して、それでも俺はハルヒを見つめていた
「ジロジロ見ないでよ！……へんなキョン」
といいつつ微笑するハルヒを見て……
俺は思い出したんだ
――ここが閉鎖空間であることに――

その瞬間、俺が閉鎖空間に自覚したのと同時にを図ったかのように
周囲からクラスメイトが、担任が、全ての人が消え失せた
そして俺の目の前には再び“長門有希”が現れた
この世界はなんだ？
古泉がいう閉鎖空間なのか？
「そう」
「この閉鎖空間と呼ばれる世界は当初、涼宮ハルヒが
現実を創り変えようとする意識が生み出した世界と認識されていた
しかし、実際はあなたの無意識の欲求が
生み出したあなた自身の映し身の世界だった」
「あなたは精神が成熟していく過程で
多くの事象に折り合いを付けていかなくてはならなかった
幼少の頃に憧れた非日常的な世界、それと相対する厳然たる事実としての現実
それらを冷静に客観的に見つめていく内に
あなたはそこに在る現実を受けとめていかざるをえなかった
その過程で夢と現実の相違によって生まれたストレスが蓄積され
創りだされたのがこの世界」
つまりこの閉鎖空間は俺が創りだしたっていうのか
「そう、そしてこの世界は現実ではない
あなたの夢が現実から逃避するための世界」

>>210
一回タメで書いてみたことあるけど、違和感しか無かったので辞めました

結末wktk

…じゃあ長門お前はなんなんだ？
「私はあなたが造り出したこの世界の構成の一部にすぎない
あなたがこの世界を統括するための手段として私を造り出した」
…じゃあ…なんでお前は現実の世界にも現れたんだ
「それはあなたがまだ現実と虚構の区別がついていないから」
じゃあ今までの事はすべて夢だっていうのか！？
「そう、すべてあなたによって都合よく改竄された世界」

…じゃあ俺の現実はどこにあるんだ…

「あなたが現実を強く望めばあなたは戻れるはず」
現実………
…………
………
…わからない


つづく

散文スマソ
もっと構想練ればマシになるんだろうけど時間がなくて
需要あれば続きかきます

>>215
GJ！ｗｋｔｋしながら待ってますんで書いてください！

>>215
GJ
wktk　wktk　wktk　wktk　wktk　wktk　wktk　wktk　wktk　…
これくらいwktkです

最近はどれもこれもｗｋｔｋだっぜ

ちょｗｗｗｗエルメスらめーｗｗｗｗｗｗ
http://groovemachine.ddo.jp/p_blog/article.php?id=17

>>215
wktk

>>215
GJ！！！
続き樹になります！
ｗｋｔｋ

>>215
GJ！wktk

保守

ほっしゃん

保守

爆撃にもめげないおまいら乙。
てなワケで、ＳＳ書くしか能がないおいらが来ましたよ。続き投下おｋ？

>>215
乙！！！激しくｗｋｔｋ


>>226
おｋ

>>226
待ってました!
wktk

>>226
待ってたよーーー！！！

>>227-228
あいさー、ほんじゃ始めます。

真っ昼間から二人でラブホに乗り込んだはいいものの、感情の行き違いから、
ついついキョンがハルヒに乱暴をはたらいてしまった所から、ね。
（↑誤解を招く表現）

どうして――どうしてこんな事になってしまったのか。
キョンに頬をはたかれたショックに引きずられながら、それでもあたしは、
ひたすらに考え続けていた。

躁鬱病だか何だか知らないが、たかだか心の病気くらいで
女の子に手を上げるような、キョンは決してそんな人間では無い。何か、
何か理由があるはずなのだ。こいつがここまで激昂するワケが。

その証拠に、あたしを見下ろしているキョンの表情は、ひどく悲しく、
悔しそうに見える。まるで自分の尊厳を、根こそぎ踏みにじられたような…。

そこまで考えた時、あたしはさっきのキョンのセリフをもう一度
思い返してみた。キョンの立場になって、もう一度その意味を考え直して…
そして、やっと自分のあやまちに気が付いた。
ああ。ああ、そうか。そうだったんだ。キョンの奴は――
　
　
　
　
　
口ではなんだかんだ言いながら、こいつはこいつなりに、ＳＯＳ団の活動に
誇りを抱いていたんだ…。

そうよ、あたし自身が何度もキョンに言ってたんじゃない。この不思議探索は
デートじゃないのよ、真面目にやんなさい！って。
キョンの奴が大した成果を上げた事はなかったけど、それでもちゃんと
ＳＯＳ団の一員としての自覚は持ってたんだ。こいつはその誇りを
胸に秘めていたんだ。

なのに団長たるこのあたし自らが、午後のパトロール任務を放り出して
相方をラブホに連れ込むようなマネをしたら、
それは「ひどい冒涜」だと受け取られても、仕方がなかったかもしれない。
ごめんね、キョン。あたしにも反省すべき点はあったわ。
でも、でもね？

すっくとベッドから立ち上がったあたしは、真正面から、毅然とキョンを
睨み返してやった。

「『ふざけるな』ですって？　『馬鹿にするな』ですって――？　それは
　こっちのセリフよ、キョン！！」

啖呵と共に、左手でキョンの右腕を掴み、右手をキョンの左脇の下に
差し込む。そのままくるりと回転して、あいつの体を腰の上に担いだあたしは、
渾身の力でキョンを前方に投げ飛ばしてやったのだった。

女子柔道部に仮入部した際に憶えた技だ。確か『大腰』だっけ？　まあ
技の名前なんてどうでもいいけど。
とにかく、ごろんごろんと面白いくらいの勢いで投げられ、
転がっていったキョンは、部屋の出入り口扉の横の壁にぶつかって、
ようやく止まった。
一瞬の事で何が起きたのかまだ分かっていないのか、尻餅をついた格好で
茫然自失といった顔をしてる。ふふん、いい表情ね。

「人を馬鹿にしてるのは、キョン、あんたの方でしょうが！」
「…なんだって？」
「あたしは、涼宮ハルヒはね！
　明日後悔しないように、今を生きてるの！　こうしたら得するだろう、
　こうしたら損するだろうとかじゃなくて、
　いま自分がどうしたいかを第一に、ひたすら前進してるの！
　その決断の早さに凡人のあんたがついてこられなくて、戸惑わせちゃった事は
　一応謝っとくわ。だけど、だけどね！」

心の中の憤りを包み隠さず、あたしはキョンの奴を大喝してやった。

「『好奇心、猫をも殺す』ですって――？
　そっちこそふざけないでよ！　あたしが本当に、ただの好奇心で
　あんたをホテルにまで連れ込んだと思ってんの！？
　見損なうな、このバカっ！！」

さっき、キョンは『俺にも許しがたい事はある』と言った。
なら、あたしの許しがたい事はまさにこれだわ。キョンの奴が、あたしの決意と
覚悟をまるでないがしろにしてるって事よ！

「確かにね！？　あんたとここに入って、そーゆー事しようってのは
　ついさっき思いついたわよ！　後先考えてないって言われたら
　否定できない部分はあるわよ！
　でもね！　あたしだってちゃんと考えたのよ！　あんたとそーゆー関係に
　なっちゃってもいいのかって！　初めての相手が本当にあんたでいいのかって…
　百万回も！　それ以上も！　頭の回路がぐるぐるぐるぐる回って
　しまいにはバターになるんじゃないかってくらい、真剣に考え詰めたのよ！　
　その上で、あたしはあんたと今、ここに居るのに…それなのにッ！」

さっきのお返しとばかりに、あたしは出来うる限りの鬼の形相で、キョンの奴を
見下ろしてやった。もうこうなったら徹底的に糾弾よ糾弾、アストロ糾弾よ！

「あたしだって、こんな事するのはすごく恥ずかしかったのよ！
　でも、ちょっとしたショック療法っていうか――つまんない悩み事なんて
　忘れちゃうくらいの刺激を与えたら、
　あんたが少しは元気を取り戻すんじゃないかと思って…
　他に、あんたを元気づけてあげられる手段を思いつけなくって、それに、
　それにそもそもは、あんたがあんな事を…言ったから、だから――」

不謹慎

誤爆ｽﾏｿ

>>236
ちょwww

あれ？　おかしいな？　キョンの奴を、これでもかってくらい締め上げてやる
はずだったのに。気が付くとあたしの言葉は途切れ途切れに、
言ってる内容もなんだか支離滅裂になってきてる。
そして、頬の上をはらはらと伝わっていく冷たい物…。これは…悔し涙？

ちょっと、ダメよ！　何やってんのよ、あたし！？
ここは団長としての威厳を見せつけて、キョンの誤解をねじ伏せてやるべき
場面でしょ！　何を普通の女の子みたいに泣き崩れそうになってんの！？
しゃんとしなさい、しゃんと！

ああ、でも無理だ。元々あたしは、感情をセーブするというのが苦手なのだ。
ダムが決壊したみたいに、溢れはじめた想いはもう、止められなかった。

「だからあたしは、思い切って一歩踏み出したのに！　それをあんたは…
　男なら誰でもみたいな…言い方をして…。
　あんたはただの下っ端だけど…栄えあるＳＯＳ団の、団員第１号なのに…
　あたしの最初の仲間だったのに…そのあんたに、そんな…風に、
　思わ…てた、なんて…」

泣いた

心のどこかで、あたしは、自分が勇気を出したらキョンはきっと
応えてくれると思っていた。そう期待していたのだ。でも、その期待は
あっけなく裏切られてしまったから、だから――

「もう…知らない。知らないわよ、あんたの事なんて！
　このバカ！　バカキョン！　あんたなんか、一生ぐじぐじ腐ってればいいのよ！」

自分があんまりみじめで、この場にはどうしても居たたまれなくて。
あたしは小走りに駆け出した。キョンの横の扉を通り抜けて、表へ飛び出した。
　
　
　
　
　
ううん、違う――

――そうしようとしたのだ、だけど。
ドアノブを回そうとしたあたしの手に、あいつの手が重なっていた。
消え入りそうな微かな声で、でも確かに、あいつはこう言った。

「悪い…。すまなかった、ハルヒ…」

うるさいよｗオタクどもｗいちいち朗読せんでいい。

wktk

>>241
誤爆か?

とまあ、今夜はここまで。
毎度生殺しスイマセン。でもようやく鬱展開の山は越えたみたいです。ふう。


>>235-237
いやハルヒのやってる事は高校生としては非常に不謹慎なので
案外、誤爆でもないｗ

目頭が熱くなった

>>243
違うと思う

>>244
おつかれー

>>244
生殺しおｔ・・・・・・うわぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁGJ!!!!!!!!!!!!!!！！！！！！

>>244
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅっじょぉぉぉっっっ！！！！
胸にキタ！！

>>244
どっちにしてもキョンがｶｯｺﾖｽＧＪ

キョン迷わずやっちゃいなYo!



すまない誤爆だ

不覚の人ＧＪ!!!!!

>>251
ちょwwwwwwwwwww

>>244
GreatJob！！
エロス希望でwktk

>>241朝倉と鶴屋さんを間違えた人ですよね

>>244
これなんてGJ？

>>244
GJ！！＆ｗｋｔｋ

ＧＪをレベル毎に表してみた。
Ｇｏｏｄ Ｊｏｂ→Ｇｒｅａｔ Ｊｏｂ→Ｇｏｄ Ｊｏｂ!!

黒部はグロックを握り締めると、広場の反対側へと走り始めた。
「副都心班、報告！ 李桂男が逃亡！」
李がスコーピオンを黒部の方にに向けると同時に、黒部もグロックを李に向けた。
二発の銃声が無線を支配し、やがて雑音しか流れなくなった。


　反物質チャンバーに続くタイル張りの廊下。三角形のタイルを並べたその床に、三人の死体が横たわっていた。
二人は白衣、一人は警備員の制服。彼らは頭を打ち抜かれ、血はタイルの三角形に沿って広がっていった。


「現在、臨海副都心が封鎖されている件につきましては、えー、機密情」
ふざけるな、総理を出せ、と報道関係者の怒号が飛び交う。
「えー、総理は現在外遊先から…」
高野はテレビに目をやりながら、着々と準備を整えていた。
そこにはフラッシュライトをガムテープで括りつけたAK74、ポインターを装着したMk23、そしてM78が数個。
さらにはセムテックスが2Kg分。それらを満足そうに撫で回し、革製のサバイバル･ブーツの紐を結ぶ。
立ち上がってBDUを確認する。ブラックホーク社製のチョッキは体によくフィットしていた。
準備が出来上がった事を確認した高野は、ダッフルバッグにAK74以外の装備を詰めた。
そしてAK74をギターケースの中に収納し、それから携帯を取り出し、
「テイクアウトはポテトとチキンだ」
とだけ言い放ってゴミ箱に捨てた。
テレビ画面では、報道陣から逃げる様に退場する官房長官が映し出されていた。

このいい流れの中投下していい？

>>258
誤爆した。すまぬ。

>>259
ｗｋｔｋ

>>259
勇者だな。じゃんじゃん投下してくれ

>>258
え、ちょ、誤爆？ｗｗｗ

wktk

>>259
ｗｋｔｋ

最近投下のペースが速くて大好き

>>257
採用

>>258
wktk

>>259
wktk

>>258
とりあえず黒部をキョンに脳内変換か？

>>259
wktk！！！

何回か迷いながらも試着室へ行くと鶴屋さんがシャツを選んでいた。

「あ！うまくいったのかい！？」
鶴屋さんはうれしそうに訊いてきた。

「ダメよ、全然反応がなかったわ！！」

あたしはキョンの反応とコメントをそのまま鶴屋さんに伝える。
そしていかにあたしが傷ついたかを……

「うーん………。
キョン君にはメイド属性はなかったか……」
鶴屋さんはそういうとナースの衣装を渡してきた。

「え？なに、これ？」

あたしは思ったことを素直に言葉にしたわ。

「次はナースさんにょろ！」
さっきのキョンの反応が頭をよぎり、
「い、いやよ！」
あたしは文句を言ったけど、
「ハルにゃんのキョン君への想いは……略」

「やればいいんでしょ！？
やってやるわよ！！」

……結局この流れでまたやることになったわけ…。

>>256
おいらもあなたの作品にｗｋｔｋしてるぞ！　じゃんじゃん投下してくれ！


そしてレスくれた皆�dクス。満ち足りた気分で晩ご飯行って来る。
ずっと推敲やってたのでさすがに腹へったｗ

ワークテカ！ワークテカ！！

全ての人にｗｋｔｋを。
全ての作品に乙を。
全ての職人にGJを。
スレの住人に、幸福を。
私は求める。

　　　　　　　　　　　　―――ワーク･テッカ(Warck Tecke　1260〜1322 インカ)

……うん。ダメだった…。
反応は皆無だったわ…。

何回かいろんなのに着替えてキョンを落としにかかったんだけど………
自分がかわいそうになるので成績表にするから見たかったら見てちょうだい。

１回目メイド：効果無し。

２回目ナース：媚薬を注入しようとしたら拒否された。

３回目ウエイトレス：料理は褒められた。

そして今は４回目の関西弁に挑戦中なの…。

なんかよくわかんないんだけど関西弁の勢いを利用して告白するらしいわ…。
告白“させる”というのはもうなくなってきているのよね。

あたしはキョンの前に正座して座っている。
「あ、あんな？
う、うちは、あんたのことが………す……」

「…す？」
キョンはあたしの顔をみながら訊いてくる。

うぅ……
鶴屋さん、関西弁全然意味ないよ………
メチャメチャ恥ずかしいよ……。
「な、なんでもあらへん！！」

結局あたしは４度目の逃走をした…。

ある夏の水色


試行八千七百六十九回目―。

エラーデータの蓄積。解放までの試行残り三百回。
…。

八千七百六十九回目途中経過報告。
訪問先。
市民プール。昆虫採集。アルバイト-風船配り、ビラ配り。
―。
…。


未来に帰れない…。お家に帰った私はしゃがみこんでしまう。
もう一度通信をしてみる。…だめ、反応なし。

長門さんの話ではこれで8769回目…。
それまでの私も同じようだったの？

帰れない…。ずっとここに閉じこめられるの？
もう泣き疲れたのにまだ涙が出てくるよう…。
うっ。うぇっ。うえぇぇぇぇん。うぅぅぅぅぅ〜。

涼宮さんのやり残したこと…
私にはわからない。キョンくん…。

ひっく。

頭がぐちゃぐちゃで眠れない…。
がんばらなきゃいけないのに。
でも誰も指示をくれる人はいない。
私ひとり…。

うぇっ、あっ、うわぁぁぁん、うぅぅぅぅ。

泣いてばっかり…。

うぅぅ。

…。


お空が明るい。
時間は…？お昼過ぎ。
何だか頭が痛いなぁ…。どうしてだっけ。
すぐに思い出す。もう泣きたくないのに…うぅ。

鏡を見る…ひどい顔。
今日は天体観測だったっけ…。
今日はお休みしたいな…。
だめ、だよね。涼宮さんが機嫌悪くしちゃう。
眠いなぁ。夢ばっかり見ていた気がする。どんな夢だったっけ？

洋服を選ぶのもなんだかおっくう。
でも行かなくちゃ…。

かたわらに『浴衣』が置いてある…。
この時代の伝統的な衣装…。かわいくて好き。
着せてくれてありがとう。涼宮さん。


「朝比奈さん？大丈夫ですか？」
キョンくんが訊いてくる。私なら大丈夫…。
こんなうそはたぶんキョンくんにはばればれだけど…。
私はひとりで頑張るしかないんだから。
長門さんのマンションの屋上。いい景色。
眠いなぁ…。古泉くんが望遠鏡を準備してる。
お星様かぁ。きれいだろうなぁ。
願い事…。

未来にちゃんと帰れますように…。
すう。


―天体観測。
八千七百十一回目。
観測星系に変化なし。

涼宮さんがボールを次々に打ち返してる。すごい。
私はもっともっとゆっくりなボールを打つことすらできないし、取ることもできないのに。
涼宮さんには怖いものとかないのかなぁ？
私も涼宮さんみたいに強くなりたいなぁ…。
まずはこの夏休みが終わらないと。
未来。
はぁ…。
「朝比奈さん…元気出してくださいね」
キョンくんだった。ありがとう。
元気になるまではもう少しかかりそうだけど…。
「俺が必ずなんとかします。ハルヒの望みくらい見抜けなくてSOS団の普通人は務まりませんからね」
「うふふ」
ひさしぶりに笑えた気がする。少し元気が出た。
落ち込んでてもしょうがないもんね。


―バッティングセンター。
八千七百六十二回目。


きれい。わぁーっ。すごい。
はなび。花火。花火。
浴衣をまた着て、私たちは花火大会に来ています。
少なくともこの時だけ、未来に帰れないことを忘れていられました。
「…」
視線…長門さんがこっちを見てる。

「長門さん。ど、どうかしましたかぁ？」
「へいき？」
私が大丈夫か気づかってくれてるのかなぁ…。
「大丈夫です。ありがとう…。
　あのっ、長門さんは大丈夫？」
「わたしはこれが役目。問題はない」
「そ、そうですかぁ」
ほんとに大丈夫なのかな…。長門さんが私たちと違うなんてことあるのかな。
上の人たちはああ言うけれど、こうしていると普通の女の子…。
「なに」
「い、いいえっ。なんでもないですっ！ごめんなさい」
お辞儀。ごめんなさいっ。
「みくるちゃんちょっと見て！早く早く！すごいわあの花火、たーまやー！！」
「は、はいはい！？」
涼宮さんに呼ばれて、今思ったことはそれきりになっちゃった。
変わったかたちの花火がキラキラ光ってる。


―花火大会。
八千七百五回目。
内容に変化なし。
朝比奈みくるが疲れている。休息すべき。

「はぜ、ですかぁ？」
「ハゼだそうです。まったくどこでそんな告知を見つけてくるんでしょうねあいつは…」
キョンくんとお話している間に川に来ていました。
はぜ。涼宮さんが思い切り釣りざおを振ってる―きゃっ！
「あーみくるちゃんごめーん！！！」
「ふえぇ、と、取ってくださいよ〜ぅ」
「こらハルヒ！地球ならまだしも朝比奈さんを釣るなんて何事だ！」
「だからごめんって言ってるじゃない。ごねんねーみくるちゃん！」

夏休みはあと3日しかない…。
私には涼宮さんのやり残したことなんて全然わからない。
あんなに楽しそうなのになぁ。

…すごくいいお天気でした。
お昼過ぎ。
「彼がいい案を考えてくれればいいんですがね」
古泉くんがつぶやいた。
「そ、そうですね…。涼宮さんがまだやってないこと…」
古泉くんはいつものように笑って、
「きっと大丈夫ですよ。何となくですがね。彼を信じたい気持ちです」
それは私も一緒。キョンくんなら私たちに分からないことも分かるかもしれない。
「明日は肝試し…でしたっけ？」
「ひえっ！」
「ははは。大丈夫です、何も出ませんよ」
だといいんですけど…。お墓…。

バタン！！
あたしは衣装室にいた鶴屋さんを見つけて言ったわ。
「鶴屋さん！
あれじゃただの告白と同じよ！！
それが出来たら苦労してないのよ！」
あたしは鶴屋さんを少しだけ責めた。

「ごめんにょろ〜。
でも次のは絶対的自信があるから、大丈夫！！」

鶴屋さんは自信あり気にそう言った。

「信じていいの？」
あたしは正直鶴屋さんを信じられなくなってきている。

すると鶴屋さんはあたしの手を取った。

「……もしこれでダメだったら、あたしはもう『にょろ』を封印するにょろ！！」

「……そこまで言うなら、やってみるわ！」

実際大したことないと思う人もいるでしょうけど、
鶴屋さんが『にょろ』の封印をかけてくるなんていうのは、
鶴屋さんや鶴屋さんのファンにとっては死活問題だからね。

あたしは最後に鶴屋さんを信じることにした。

ちょっと皆落ち着け。どういう事態だこれは

>>244
ＧＪ！！
やばい・・・鼻血出そう・・
次回にｗｋｔｋ

>>256
ｗｋｔｋしまくる！！

「こらキョン！あんた何度あたしを釣り上げれば気が済むのよ！」
「すまん！何だか知らんが投げるたんび風が吹いてだな」
「言い訳する気！？罰ゲームにするわよ！」

二人とも楽しそう。
ちょっとだけうらやましかった。
ちょっとだけね。うん。


―ハゼ釣り大会。
八千七百五十四回目。


「ひえぇぇぇぇぇえ！！！」
「朝比奈さん、ただの柳ですよ…」
「へ？え…。あ。ふぅぅ〜」
「困ったらいつでも俺の腕にすがってくれていいですよ」
「そ、それは…その」
「恨めしやぁ〜！」
「きゃ、きゃあああああああああああああああああああああああああああ！」
「こらハルヒ、何度やりゃ気が済むんだよ！朝比奈さんの寿命を縮める気か！」

今日は怖かったぁ。もういやですあんなの…。

つい時計を見ちゃう。
あと2日しかない…。
また元通りになっちゃう。
つい未来と交信しようとしちゃう。誰も応えてくれないのに。
ふぇっ、うぅぅぅぅ。
泣いたってどうにもならないのに…うぅぅぅぅ。
うぇっ、うっ、ふぅぅ。


―肝試し。
八千七百六十三回目。


「これで課題は一通り終わったわね」
涼宮さんが課題表を見てる。本当は終わってないんですよね？
キョンくん…。困ってる。
気のせいかな…長門さんもちょっと困った顔に見える。
「―また明後日、部室で会いましょう」
涼宮さんが出て行っちゃった。前にも見たような気がする。
「さて、これでまた我々は元に戻ってしまうわけですね」
古泉くんが涼宮さんの残していった課題表を見てる。

「何か思いつかないんですか？」
「俺頼りかよ。残念だが何も思い浮かばん。
　あいつの考える事がそんな簡単に分かっちまったら、それはそれで問題だな」
キョンくんはまだ困ってる…。口ではこう言ってるけれど。
私は帰れないんだ…。ずっと同じことを、繰り返して。
急に悲しくなってくる。うぅぅ。うっ。
「朝比奈さん…」
キョンくん。ごめんね。うぅぅ。
泣くつもりなんて…ないのに。うぅっ。
「ごめんなさい。何とかするって言ったのに…何も思い浮かばなくて」
「キョンくんの…せいじゃうっ、ふぇっ、ありませっ、んからっ」
そこから涙が止まらなかった。だめな子…。
足を引っ張ってばっかり…。
私が泣き止むまで、他のみんなは黙ってついていてくれた。
家に帰っても涙がまた出てきた。
からっぽな気持ち。
本当の家。
…。
未来。
…。
帰れないなんてやだよう。


―喫茶店。団ミーティング。
八千七百六十九回目。
朝比奈みくるの心労が大きくなりすぎた。
無意識下の蓄積が引き金になった可能性がある。
彼女が泣き止むまでにここまで時間がかかったのは初めて。
あと一日。
99、9999332パーセントの確率で明日の二十四時に試行八千七百七十回目に突入

朝。今日はなにもないみたい。
ぽっかり一日が空いちゃった…どうしよう。
学校の宿題がまだ全部は終わってない、けど…。
私は受話器を取って電話をかける。
プルルルル、プルルル　ガチャ
「やっほー！みくるかい！？どうしたの？」
「鶴屋さん、あの…えっと。うーん」
「何か落ち込んじゃうようなことでもあったかなー。んー？」
「えっ。あぁ、その…そうなの」
「そっかそっかー。みくるはいい子だからねー。
　人よりちょろっと傷つきやすいのさっ。
　でも大丈夫っさ！すぐに元気になれるのもみくるのいいとこだーっ！」
「…」
「んー？どうしたー、みっくるー？」
「うっ、ふえぇぇぇ」
「また泣いちゃったかぁ。んもうみくるは泣き虫さんだなぁ！」

鶴屋さんは一時間近く私をなぐさめてくれた。
ありがとう。ごめんね。変な電話しちゃって…。
「そんなの気にしない！あたしたちは友達なんだからっ。
　おっと、もう泣かない！みくるは本当は強いんだからなー！」
ありがとう。

受話器を置いて、私は顔を洗った。
うん、大丈夫。
また繰り返しちゃっても、おんなじように何度も泣いちゃっても。
私は負けない。がんばる。

未来が帰ってくるその時まで。

終わり。平行投下すまん。

「それで作戦ってのは、どんな感じなの？」
そうよ、これが問題なのよ！
鶴屋さんの言動から察すると、たぶんこれが最後の作戦だからね。

「その作戦とは………」

鶴屋さんはやたらもったいぶってる。
しかしその表情はいたって真剣だわ…。

あたしも鶴屋さんの真剣な眼差しにつられるように、心臓の高鳴りを感じながら作戦の発表を待った…。

そして長い沈黙(実質５秒程)を破り鶴屋さんが口を開いた……

「………ツンデレにょろ」
「…は？」

「だからツンデレにょろ」
……別にあたしは耳が遠いわけじゃない。
言葉の意味を知りたかったのよ…。

あたしがその旨を伝えると鶴屋さんは未知の言語『ツンデレ』について説明をし始めた。

「ツンデレというのは、インターネット上で生まれた言葉で、ふだんはツンツンした態度をとるが、稀にデレデレした態度、またはそれを行う人のことを言うにょろ！」

「………さっぱりわからないわ……」

あたしはそれがどういうモノなのか、それのどこがイイのか分からなかった…。
「あたしもよくはわからないっさ！
でもこれの効果は絶大だと聞いたにょろ！！」

なんて無責任な…
「やり方がわからないんじゃ、やりようがないじゃない！？」

そりゃそうじゃない？
どんなにおいしいラーメン屋があるって聞いても場所がわからなきゃ食べれないじゃない……。

「だいじょぶ！！
今回はあたしがドア付近で隠れてるから、
ツンデレが成功してたらサインをだすにょろ！」

「でも……」

「実践あるのみ！！
本当の戦いの中での１分は、練習の何倍も学ぶものが多いにょろ！！」

鶴屋さんはシブるあたしの背中を押して鶴屋さんね部屋の前まで連れていくと、
無理矢理部屋の中にあたしを放り込んだ。

ちなみに扉は半開きだわ…。

強引に部屋に押し込まれたあたしはなにをすればいいかわからなかったから、
とりあえずキョンの前に正座した。

やたらかしこまって座っているあたしを見るキョンの視線が痛かった。

いったいどうしろっていうのよ！？
ツンデレなんてわかんないわよ！！

困り果てたあたしはキョンの顔を少し見た……


ヤバイ！！

キョンと目があってしまったので即座に再び視線を床に向けた。

ツンデレツンデレツンデレツンデレ……………

その言葉がまたあたしの頭を埋め尽す……。

ツンデレって普段から…これは禁句か？

ここまでです。


ラストはｇｄｇｄになりそうなので期待しないでください……

>>291
男なら黙ってわーくてーかー

>>292
wktkにょろ

>>287
乙。次からは空気読もうぜ

>>292
乙J！！！！！！！！！

>>287
>>292

あなたたち纏めて乙！！！！！

>>292
wktkして待ってるぜ

この波に乗ってちょっとだけだが昨日の続き投下するわ

>>292
乙です！
>>293
すまん。素直にwktkです！

今追いついた乙

>>292
乙！！
ｗｋｔｋ−。

>>287
>>292
超乙

>>292
乙！！

>>298
ｗｋｔｋ

苦しい
これは予想外の事態

反撃はすることは可能だけど、でもそれはこの人を傷つけることになる

だからしない

そうなれば手は一つしかない
私とこの人の共通している記憶を一気に頭に流し込む

それであなたを元を戻す

苦しい最中、私はこの人の手を掴んだ

あらかじめ指定されたワードを呟いて、私と彼の共通している記憶をこの人へと送り込む

「・・・うう！」

彼は苦しみの声をあげると私の首から手を離した

でも私はまだ彼の手を掴んだまま
体を通じなければ私と彼の共通した記憶を送り込めないから

「・・ああ！頭が・・・痛い・・・！」

お願い
戻ってきて
苦しいのは今だけだから
いつも私を気遣って心配してくれてた・・・元のあなたに

いい流れ・・・外に出れない怪我の功名って奴でまた書いたわ。

・・・>>298が終わったらウンコ投下する。

>>305

×・・・>>298が終わったらウンコ投下する。
○・・・>>298が終わったらウンコ”してから”投下する。

>>304

苦しさのあまり僕は無表情のお姉さんの手を離してしまいました

僕の頭の中に様々な映像が流れ込んできます

さっきよりも膨大な数の風景が僕の頭を埋めつくしました

すずみやはるひさん
みくるちゃん
無表情のお姉さん
爽やかな微笑みを浮かべているお兄さん

そして―――

もう一人
何かに呆れたような表情で立っている男の人

それは僕でした

とても・・・懐かしい・・みんなとの思い出・・

僕は・・・

ウンコはいらないなｗｗ

>>307

キョン君が・・・このままじゃキョン君が戻ってしまう・・

そんなのいや
元に戻ったらまた・・・

今まで散々キョン君を利用して未来を変えて・・・
そんなのはもう・・・

「いや！！」

私は体当たりをして長門さんを突き飛ばしました

キョン君の腕から長門さんの手が離れると、キョン君は頭を抱えてその場に座りこんでしまいました

「・・・」

この世界では私も長門さんもその辺の人と何も変わらない一般人

元の世界へ戻ったらきっとまたキョン君を利用するような指令が出るはずです

キョン君にもうそんなことはさせない
私だけのキョン君だもん
私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの私だけの

プレゼントﾏﾀﾞｰ？

>>309

長門さん
あなたは邪魔です

わたしとキョン君の世界を壊さないで
私と一緒にいることをキョン君も望んでいる

だから消えてください

私はキッチンに向かって走りだすと、包丁を手に再び長門さんの前に立ちました
彼女はその場に立ち尽くしたままです

キョン君、私のキョン君、もう安心していいよ


さよなら長門さん

死んでください

私は包丁を長門さんに向け、勢いよく振り下ろしました

少ないけど今日はここまでだー

あとは邪魔にならんようにわーくてーかーに戻る

乙！！ｗｋｔｋ！！！

>>287
GJ、俺は好きだな
みっみみらくる、みっくるんるん

>>312
みくる怖ーー！！
そして乙

生殺しに完全に慣れてしまった俺ガイル
乙！

>>312
乙＆GJ、合わせてオッドジョッブ

>>312
gj!!

>>312
何そのリアルに黒いみくるｗｗｗｗｗｗ
wktk

よし、溜まったから投下するよ。
さっきの修正版も一緒に投下する？

この素晴らしい流れの中、ウンコ投下おｋ？
先に投下する人がいたら待つです。

>>320
( ﾟдﾟ)つつﾄﾞｿﾞｰ

もう職人さんじゃんじゃん来てｗ

わーくってかっ！わーくってかっ！

空襲警報発令！空襲警報発令！wktkしながら爆撃に備えろ！

出産・・・ウンコ・・・・( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

こんな良作投下ラッシュの中、用事で外出orz
行きたくねぇ！

なにこの投下ラッシュｗｗｗｗｗｗｗｗｗまさにゴールデンタイムｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>327
良作は逃げやしないさ！行っといで！！

>>317
何その007の悪役

>>326
ｱｰｯ！

ゴールデンアイでオッドジョッブはガチ




と、ハルヒが申しております

>>327
逆に考えるんだ、帰ってきたら読み放題と考えるんだ

>>330,>>332

　あ　の　帽　子　最　強　

ごめん・・・
腹痛くなったからウンコしてた

俺もウンコしてくる

●「ウンコではありません。断じてありません」

>>337
ちょｗｗｗｗ

じゃあさっきの修正版から行くよ



「では誓いの口付けを」
そう言われると俺はハルヒのヴェールをそっと上げた。
ハルヒは泣きながら微笑んでいた。
その涙はまるで溢れた幸せが零れ落ちている様に見えた。
いい顔だな、惚れ直すよ。
俺はハルヒの肩にそっと手を置き静かにキスをした。
今まで何回もキスをしてきたが、こんなに幸せなキスはきっとないだろうな・・・
唇を離すと盛大な拍手と歓声が起こった。
「よっ、いいぞー！！キョン君ハルにゃんもっとやれーっ！！」

「キョン！！あんたって子はーっ！！あたしを泣かせてタダで済むと思ってんのーっ！？」

「今、此処にこの者達は永遠の愛によって結ばれた！皆様方、今一度盛大な拍手をっ！！」
新川さんがそう言うとまた盛大な拍手が起こった。
「キョン、テメーっ！！上手いことやりやがってーっ！！」

「キョン君とはるにゃん、ヒューヒューだねーっ！！」

「では、皆様方。花嫁からブーケトスがありますので外の方へお願いします」
みんなが外に出ると新川さんが話し掛けてきた。
「御二方ともおめでとうございます」

「ありがとうございます」

「私は上手く出来てましたかな？」

「えぇ、それはもう。様になってましたよ」

「そうですか、それはよかった。では、皆様方も待っている様子ですので参りましょう」

「はい」

外に出ると沢山の人たちが祝いの言葉を掛けてくれた。
「キョン君、涼宮さん、本当におめでとうございます」

「キョン君、涼宮さぁん、おめでとうございまぁぁすぅぅ。私、感動しちゃいましたぁ」

「おめでとう」
SOS団のみんなも祝いの言葉を掛けてくれる。
「みんな、ありがとっ！！次はあんた達の番だからねっ！？」

「では、ここで新郎新婦から挨拶を頂戴したいと思います」
と言った新川さんからマイクを渡された。
「えー、皆さん。今日は集まってくれて本当にありがとうございます。
急なスケジュールであるにも関わらずこんなに多くの人に集まってもらッたことに感謝します。実はもう一つ報告があります。今ハルヒは俺の子供を妊娠しています。これからは夫として父として頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします」
また拍手が沸く。
こんなに沢山の拍手が自分に向けられるのは初めてだな。
また、感動で涙が出そうになる。
俺は挨拶を済ませるとハルヒにマイクを渡した。
「みんなー、今日は来てくれてホントありがとねーっ！！キョンも言ってたけど、今あたしのお腹の中にはキョンとあたしの子供がいます。これからはキョンの妻として、生まれてくる子の母親として精一杯頑張るから応援よろしくねっ！！以上！！」

テラエロスｗｗｗｗ
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「新郎新婦ありがとうございました。では、花嫁。ブーケトスをお願い出来ますかな？」

「はい、分かりました。ねぇ、キョンお姫様抱っこして頂戴っ！！」
そう言うとハルヒは俺に飛びついてきた。
「あぁ、幾らでもしてやるぞっ！！」
俺は言われるままハルヒをお姫様抱っこした。
するとハルヒはブーケのリボンを解きだした。
「ハルヒ何してるんだ？」

「あたし達の幸せを独り占めなんて許さないわ。こうすればみんなが幸せになれるでしょ！？」
俺はハルヒが何をしようとしているのかを悟った。
なるほど、それならみんなに分けられるな。
「あぁ、そうだな。よしやってやれっ！！」

俺がそう言うとハルヒは解いたブーケを空高く放った。
空で散らばったブーケはまるで季節外れの雪の様にみんなに降り注いだ。
それは、幸せが空から舞い降りている様にも思えた。
みんなは一瞬何が起こったのか分からないという表情をしていた。
が、散らばったブーケに手を伸ばしている。
その様子を見ていた俺とハルヒは声を合わせて言った。
「「みんながずーっと幸せになりますようにっ！！」」

さて、次に待っていたのは結婚披露宴である。
この場では新郎新婦とはさっきまでとうって変わって絶好のイジられるターゲットとなるのだ。
はぁ、なにやら先行きが不安なのは俺だけであろうか・・・？
司会・進行は森さんがやってくれるみたいで安心なのだが、なんと、今この場で古泉が仲人に抜擢されたのである。
確かに付き合いも長いし、長門や朝比奈さんではどうにもならなそうなので無難といえば無難なのだが幾らなんでもいきなり過ぎるだろ・・・
ほら、あの古泉が流石に戸惑ってるぞ・・・
とか、思っていたらダブルマザーが古泉に何やら封筒を渡していた。
それを見た古泉はみるみる内にいつものニヤケ顔に戻りライトアップされたマイクの方へと歩き出した。
「えー、急遽仲人を任されました古泉一樹と申します。よろしくお願いします」

古泉がそう言うと拍手が起こる。
「お二人の出会いは今から１１年前、丁度中学１年生の頃になります」
あぁ、そうだな。もうそんなになるのか。
って、なんでそんな事を知ってるんだ！？
「その時、公園で一人泣いていたハルヒさんに声を掛けたのが彼でした。彼は何も聞かず泣いているハルヒさんを慰めるとおぶってハルヒさんを家まで送りました」
何故だっ！？何故そこまで知っている！？
そこでこっちをニヤニヤしながら見ているダブルマザーに目がいった。
まさか！？さっきの封筒の中身は・・・・
「その後、互いに何も聞かずに別れた二人は運命的な再会を果たすのです」

古泉の手元を見てみると何やら紙を持っていた。
やっぱりな・・・
あの紙には北高に入るまでのエピソードが記されているのだろう。
どうでもいいが、あのドキュメンタリー口調はなんとかならないものか・・・
「３年後お二人はなんと同じ高校へ進学しました。しかも同じクラスで席も隣同士だったのです。もう、これは運命としか言い様が無いでしょう」
もう、俺もハルヒも顔が真っ赤だ・・・
古泉よ、そろそろ勘弁してくれ・・・
「こうしてお二人の交際がスタートして今日を迎えたという訳です。この後も色々あったのですがどうやらお二人とも限界の様なのでそこは割合させて頂きます」
ようやく嬉し恥ずかしエピソードが終わった・・・
なんだかどっと疲れたな・・・
はぁ、やれやれ・・・

次に待っていたのは長門と朝倉による隠し芸だった。
内容は「人体の瞬間移動」らしい。
またしても嫌な予感が止まらない訳なのだが・・・
この際、気にするのは止めようと思う。
会場の端と端に設置された白い箱から赤い箱へと一瞬で移動するらしい。
「ねぇ、キョン。一体どうやって移動するつもりなのかしら？」
そりゃ、インチキパワーを使ってさ・・・なんて言える訳が無く
「さぁ、俺には皆目見当がつかん」
と濁しておく。
「まさか、有希と朝倉にこんな隠れた才能があったなんて盲点だったわ」

「あぁ、そうだな」

ハルヒとそんな話をしていると朝倉が赤い箱に入り始めた。
「キョン、いよいよね。なんかワクワクしてきたわっ！！」

「そうだな」
朝倉が完全に赤い箱に入ったのを確認した長門は朝倉が入った箱に南京錠を掛けた。
完全に南京錠を掛け終わると反対側にある白い箱の元へトコトコと歩いていった。
「れっつしょーたいむ」
白い箱の元へ無事辿り着いた長門がそう言うと白い箱の中から朝倉が登場した。
ここまでならそこいらのインチキマジシャンと変わらないのだが朝倉に気を取られた数秒の間に長門が消えたのである。
すると白い箱から出てきた朝倉が赤い箱へ行き南京錠を外すと中から長門が出てきた。
「え？な、何がどうなってるのキョン？有希はどうやって赤い箱に入ったのかしら？」

「俺にもさっぱり分からん」
あぁ、インチキパワーは封印する様に言っておくんだった・・・
「しーゆーあげいん」
そう長門が言うと二人のかくし芸が終了した。
後方の方々も各々の隠し芸を控え待っていたのだが、あれの後に出来る勇気ある方はいらっしゃらない様だ。

●「ﾏｯｶﾞｰﾚ？」

Y/N？...

ここで一旦俺とハルヒはお色直しのために会場を後にした。
控え室に戻った俺は朝と同じ様にひん剥かれた。
もちろん今度はパンツを徹底的に死守したさ・・・
今度の俺の服は黒を基調としたタキシードだった。
そして着替えが終わりハルヒの支度が待っているところである。
・・・１０分後・・・
ようやくハルヒの支度が終わったようなので俺は廊下でハルヒが来るのを待っていると黄色いドレスに身を包んだハルヒが登場した。
「どう、キョンこれ似合ってる？変じゃないかしら？」
そりゃ、もう似合い過ぎってものだ・・・
正直、他の奴には見せたくないとさえ思ったさ。
「あぁ、ヤバイ位似合ってるぞ」
その返答に満足したらしくハルヒは俺に抱きついてきた。
「ん？どうしたんだ？」

「だって、会場に入ったらこういう事出来そうに無いから・・・今の内に一杯抱きついておこうと思ったんだけどダメ？」
あぁ、もう我慢出来ない！！
俺はハルヒを思いっきり抱きしめた。
「そうだな。もう少しこうしてような」

「うん・・・」

・・・２０分後・・・
「えー、あのー、お二人ともそろそろいいでしょうか？」
職員の一言によって二人の世界から強制退去させられたハルヒはご機嫌斜めだった。
会場の入り口に着いてもハルヒの機嫌は直りそうに無かったので、ハルヒを強制的にお姫様抱っこした。
「ちょ、キョン？ど、どうしたの？」

「いや、これで入場するのもいいかなと思ったんだが嫌か？」

「い、嫌じゃないわ！それいいわね、そうしましょう」
と言って首腕を回してくる。
もう、ご機嫌が直ったようだ。
「じゃあ、行くぞ。お願いします」
俺がそう言うと職員がドアを開けた。

ここまで。
次回結婚披露宴　後編

>>354
オッドジョッブ！！！！！！

乙！

>>354
ＧＪ!!!!!!!!!!!!
この生殺しは強いな・・・

ちょｗｗｗまんまん丸見えじゃまいかｗｗｗｗｗｗｗ
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/hamedori/

平和の人お待たせー
ｗｋｔｋしてるよ

なんだろう、この湧き上がる殺意は。誰に向けたものだろう。

>>354
乙だよ、もう乙だよ

>>359
ありがとー。ｗｋｔｋしつつｇｄｇｄします。

>>359
Gj！！
　　　　＿
　　 , ＾ 　 ｀ヽ
　　ｲ　fノﾉﾘ)ﾊ　　　ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ
　　 ﾘ(l|ﾟ . ﾟﾉlﾘ
　　　 (つ旦0
　　　κ⊃⊃

>>97

「…え？」

きょとんとする皆を尻目に、長門は説明を開始する。

「…最近、妙に美しい夕焼けを見た事がない？…」
あ、そういや。で、それがどうしたんだよ長門。

「それは、涼宮ハルヒの願望…」
「えっ」
「ん？」
同時に朝比奈さんと古泉が反応する。

「ちょ、ちょっと待って長門さん。涼宮さんの願望と夕焼けが赤い事になんの関係があるの？」
「まあ、涼宮さんの願望が赤い夕焼け、って言うのなら分かりますよ。そうでしょ、朝比奈さん」

「…問題は更に深くにある」
長門は、この星の複雑なメカニズムについて語った。それは、これまでの俺の常識とはズレていた。
「涼宮ハルヒは、世界規模の戦争を起こしたがっている……」

つまりは

「退屈でなく」
「普通じゃない」
「戦争」

それをハルヒは望んでいるのだ。その為に、赤い夕焼けが必要らしい。よくわからんが。

Wikiの801を期待してみてみたんだが、やっぱり国木田ネタは投下されてないんだな…

>>364

思わず叫ぶ。
「なんとかならないのか！？」
「…残念ながら、情報統合思念体にも涼宮ハルヒの思考を変化させる事は不可能」
「そして、涼宮ハルヒの環境操作は絶対」

「じゃあ、朝比奈さんと古泉は！？」
「ごめんなさい…昨日から大きな時間振動が発生し、同時に時空平面が再び変化しました。」

「つまり、この世界は既に、昨日の段階から……別の新しい世界に移っています」
…何故かすんなりと理解してしまった。

「それでは朝比奈さんは…戻れないのでは……」
「ええ。それは仕方がありません……涼宮さんと関わる様になった時点で覚悟はしていました」
「未来から未来の朝比奈さんが来て、助言をしてくれるのは？」
「……まだわかりません。もしかすると、『その時』に時間振動が発生し、来れなくなったのかもしれないし……」

…『その時』が気になったが、今は置いておこう。

「こ、古泉は？」
「『機関』はもうパニックになっています。なにせ今度は、人間を動かしますからね。環境の突発的変化、つまり天変地異によって」
「どうしようもありませんよ。何せ今度は、閉鎖空間でも無ければ神人も出ない」

「………そこで、あなたの出番」
ゾッとした。今まで聞いた事の無いほどの冷酷さを秘めたその声は、一瞬で俺を凍りつかせた。
「……地球、いや情報統合思念体が生き残るか消え去るかはあなた次第」
「…つまり、日本とかそういうスケールじゃない訳だな」
「……そう」

重苦しい空気をぶち壊すかの様に、突然ドアが開いた。
「やー、ごめんごめん。廊下走ってたら消火栓に腰ぶつけちゃってさー」
「腹立って思いっきり蹴ったら黒部がいてさ」
「そっれで何やってんだ！ って怒られてたのよー」
「あー、しっかしムカつく。なんであんな普通の人間がハルヒ様に注意されなきゃいけない訳よ」

…こいつは空気を読むとか出来ないんだろうか。
「はい、みくるちゃん今日はメイド服･ローゼン仕様ねー！」
「い、いやですぅうううう」
と悲痛な叫びを上げるも服は部屋を飛び回る、と。

慣れた動きで外に出た俺と古泉は、「さてどうするかな」と目を合わせた。
ドアの前に座り込んだ俺は、朝比奈さんの叫び声とハルヒのオヤジ臭いセリフを堪能していた。
頭の中では、クラシック音楽と共に戦車が砲撃を開始し、硫黄島に星条旗が聳え立っていた。
人々がマシンガンでバラバラとなり、そして原爆が炸裂する。
あくまで『俺の想像できる範囲』の、戦争だ。

古泉は壁にもたれかかり、ポケットに右手を突っ込みながらこう言った。こいつは部屋に入ってきてから今まで、終始スマイリーだ。
「さて、どうしましょうかね。キョン君」
…俺に言われてもなぁ



続く…多分

>>355　遅レスながらそれなんてチョップのみ？

>>367
乙！！
次回に向けてｗｋｔｋ

乙！

>>367
乙金銃！

今追い付いた

>>367
Gj！！

ここで新作待ちになるわけだが…ハルヒが結婚したら苗字変わるのだろうかという件

>>373
(;ﾟдﾟ)ｱｯ....

いやぁ、今日は良作ラッシュでいいな。
ｗｋｔｋし過ぎで思わず手が休んじゃうよ。

私もｗｋｔｋしてますよん。


そろそろウンコ行っても･･･いいよね

>>376
おｋおｋ！！どんとこーい！！

やべぇ最初のあたり読んでなかったの後悔ｗｋｔｋ

>>373
涼宮キョンでいいんじゃないか?

>>377

ウンコが来てどうするｗｗｗｗ

>>379
キョンて本名じゃないしｗｗｗｗｗ

>>376
早くいけよw

>>381
だよねー　(´･ω･)

キョンが婿養子になるってわけか

カオス突入の気配がする

>>380
アッ・・・・だよな

ここのSS大体面白いんだけどハルヒである必要なくね？って疑問が頭を離れません。
ハルヒの設定を生かしてないただのツンデレ少年少女物語が最近増えすぎに思えます。

そんな事言ったら大半が（ry

>>385
意外とそういうとこではハルヒよりキョンの方が主導権をとりそうな気がする

>>387
そういうのも中にはあるけど設定がないと話が成り立たないのが大半

ハルヒでない必要ってもっとなくね？

>>387
またおまえか

>>391
知ってんの？

>>387
面白ければ全てよし

>>391
またって知り合い？

かいつまんで説明すると、俺はズボンとボクサーパンツを同時に下ろした。
仄かに香るお香を堪能しつつ、ゆっくりと便座に腰を沈める。
一瞬の作動音。静寂。ゆっくりと便座が温められ、ぬくもりが尻を包む。
その中に響き渡る、小便が水面に叩きつけられる音。
スッキリ。まさしくその言葉が響いた。その時、事件は起こった。
形容し難い音。それは静寂を破り、そして大地を揺るがすかの様な振動が
俺と尻、そして便座を包む。
異臭。まさにその表現がピッタリだった。厚めにとったトイレットペーパーで拭き取る。
凄い。まさにカオス。カカオペーストだと言われたら信じる。
それを窓から投げ捨てた俺は、ゆっくりと「おしり」と書かれたボタンを押す。
ファンタスティック。俺がアメリカ人ならそう呟いていた。その威力、位置は俺の為に作られたとしか思えなかった。
そして俺は、たった今自分が成し遂げた行為を見守ると、「大」ボタンを押した。

8/8(火)　ハルヒ

ちょｗｗｗｗｗｗｗｗウンコ投下しやがったよ

つまんねぇ。うぜぇこのスレ氏ねばいいのにな。ハムソーセージ食べたいしさ。
アニメはアニメ板でやれ。そして氏ねちゃんとこのレスに答えろよ

>>395
一人称俺かよｗｗｗｗｗｗ

訳のわからん流れになって参りました

>>397
保守ご苦労！

そろそろウンコ以外で投下する作者いないの？

>>400
……

　　 ＿＿＿＿＿
　　||//　∧＿∧|∧＿∧
　　||/　 ( ´･ω･)(　　　　)　古泉くさい…
　　|| 　 （　　　 ）|（ 　● ）
　　 ￣￣￣￣￣　ｕ―ｕ'

　　 ＿＿＿＿＿
　　||//　∧＿∧|∧＿∧
　　||/　 (n´･ω･)n　　　)　でも古泉ついてない…
　　|| 　 （ｿ　　丿|ヽ　● ）＜ﾏｯｶﾞｰﾚ
　　 ￣￣￣￣￣　ｕ―ｕ'

　　 ＿＿＿＿＿
　　||//　∧＿∧|∧＿∧
　　||/　r(　　　 (n´･ω･`n)　古泉ついてないのに古泉くさい…
　　||　　ヽ 　● ）|（ 　 　 ）
　　 ￣￣￣￣￣　ｕ―ｕ'

>>367
一ついい？
朝比奈さんに未来の朝比奈さんのこと言っていいの？
そういう設定ならいいけんど

>>400
ありがとうな、人の苦労をねぎらうことはいいことだ。が、
アニメ関係の話題はアニメ板でやってくれ。な。

>>397
国分「レスがあんまりつかなくてどう思った？」

>>397
まず、スレとハムソーセージの関連性が不明。
この点は重要な議題となるので、しっかりと抑えておく事。

次に、アニメはアニメ板でやれ、との主張に答える。
元々ハルヒはライトノベルであり、アニメであるから云々は否定される。
仮に専門のスレを立てるな、と言う事でしたらスレ一覧をご覧頂きたい。
専門系のスレが多いでしょう？
残念ながら今のVIPの状況からすると、このスレのみ弾圧するのは
倫理的に不可能かと思われます。

死ぬ、というのは少々厳しい要求です。
何故なら人は死ぬと生き返らない。それは人的リソースの無駄です。

>>395
実話（五分前）

>>400
そうか私のあだ名はウンコか。気に入った。

>>403
●「ｱｯｰ」

・・・えーと・・・考えるか・・・

この流れちょっと面白いな

マジレスすると
消失でみくると大人みくるは会ってるぞ

>>406
じゃあこのスレを小説板でやってくれ
ハルヒのアニメ版はアニメ板でな
たばこのJTだって言ってるだろう。「あなたが変われば、VIPが変わる」

>>409
消失って設定では何月頃だっけ？

>>397
アニメ板でこのクオリティでは高すぎる

>>411
12月！

>>404
またもや保守ご苦労！
君の言いたいことはわかるし、君の言っていることは正しいと思うよ


だが断る

>>406
そんなつもりではなかったんだがすまん

>>404
じゃあVIPって何をしていいところなのか教えて？

>>410
「マナー」と「ＶＩＰ」間違えてますよ＾＾　まぁテレビの見すぎじゃないことはいいことだ

>>413
ﾀﾞｳﾂ!!

うーん・・・うーん・・・

せんせー！ここに原作一巻しか読んだ事がない人間がいますよノシ

VIPには色々ある

自由に生きよう

なるほど、この流れ
把握した

>>415
ニートがニートで遊ぶところ。隔離病棟だから本当は漏れもあなたも
来てはいけない。ここにいるとおかしくなるよ。

>>417
いや12月で合ってるはずだｗもっと言えば12/17〜12/21

実際に会ってるのは時系列的には雪山の後だけどな

>>421
あー、勘違いさせてごめんｗ

12/17〜12/21って・・・すげ・・・

私が読んだ事無いのですノシ

>>420
ニートが遊ぶところならニー速があるよ？
ここはまた別の場所じゃないの？

>>412
クォリティ（品質）が高いことはいいことです。現に信頼性が高い日本メーカーの
車は世界各国で高い評価を受けています。

まぁ堅苦しい事言うなよな

って言うと
じゃあ荒らしもぉｋだよなｗｗｗｗ
って返してくる人がいるのはなぜなんだぜ？

>>423
いますぐ読むんだｗ

そんなことよりなんで鶴屋さんってあんな可愛いの？

>>424
「仕事を知らない世代が集うところ」とか。　学生もいっぱいおる

流れを変えるために長門有希のコンタクトの続きを無理やり書く宣言してみる

ttp://suzumiyaharuhi.seesaa.net/article/21336615.html
うそつくな

いつもと違う殺伐としたふいんき(←なぜか変換できない)
戻ろうぜ！！
wktk!wktk!

そろそろカオスな時間帯なわけだが

>>424
ごめんね。ニー速はニートでしたね。じゃあVIPはなんだろう？
アニメ、小説関係のスレはVIPに立てるべき？稲、違いますね。
分野別に分かれている板に立てるべきです。

>>428
ぶっちゃけ、二次元だから

でもとっても大好き鶴屋さん


　　　rー"￣￣ヽ
　　／ ／"ヽ ヽ ＼
　 // /　　 ヽﾊ　､ヽ
　〃{{ノ　　＼ﾘ||| |
　ﾚ小|●　　● 从|､|
　ヽ|⊃ ､__　⊂⊃|ﾉ|
/⌒L|ﾍ　ヽ_)　 j/⌒ﾘ
＼/ | l＞r､_イｧ/　/|
`/ /| |ヾ|三/{ﾍ＿∧|
ヽ< | | ヾ∨/ヾ 彡"|

鶴屋さんモバイル

>>428
その意見には燃え尽きるほど同意

>>420
何回も保守ご苦労！！
ニート限定にするのと隔離病棟とか比喩するのは如何なものだろうか
それにおかしくなるという確定性もなければそれが悪いことだと決め付けることもできいないと思う

何か来ないかな、とｗｋｔｋ。
実家に帰省するからしばらく見れなんだ。

鶴屋さんの泣き顔は想像しただけで欝になるね
いや、俺アナルスレで鶴屋さん泣かせちゃったけど

>>438
オマイも携帯無いのかｗ

>>427

こういうことさ。
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader257765.jpg

今月の標語：ほんやさん
　　　　　　　　　じゅんばんどおり
　　　　　　　　　　おねがいね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（字余り）

>>438
よう！久しぶり！！俺の生き別れの一卵性の兄弟!!

>>434
全てのスレを分野別の板にたてたらVIPなくなっちゃうよ。
VIPってVIPPERひとりひとりが好き勝手に自分たちが面白いことして遊ぶ板だと思うんだよね。
ここの住人はこれがおもしろいと思ってやってるんだからここでやってもいいと思うんだ。

>>437ありがとう
漏れがVIPり始めたばかりのころ。何をやればいいかわからずVIPの先輩に聞いた。
「ここはニートが暇つぶしのためにくるところだよ。いわばν速からの隔離病棟なんだ。」
漏れがおかしくなり始めてる。私が証明なんです。

　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　＼ ∧∧∧∧／
　　　　　　　　　　　　 　　＜　　 　俺　＞
　　　　　　　　　　　　 　　＜　予　.し　＞
　　　　　　　　　　　　 　　＜　　 　か　＞
　─────────＜　.感　い　 ＞──────────
　　　　　　　　　　　　　 　＜　　　 な　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　 ＜　!!!!　い　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　／∨∨∨∨＼
　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　／ 　 　 　 　 ＿|￣|○ 　 　 　 　　＼

>>1
いい加減にVIPから消えてくれないかな

>>445
さて、予感は外れたわけだがｗｗｗ

>>445
お前総合にいたあいつだったのかｗｗｗｗｗｗ

覚えてる人が１人でもいる限り投下してやるぜ！今投下してもおｋ？

>>441
なるほどｗ
個人的には順番どれでもいいと思うけど
笹の葉→消失とみくる憂鬱→陰謀の流れは崩さない方がいいと思うｗ

>>449
おｋおｋ
wktk

１４

あれから１週間が経った。そして俺は今部室にいる。ハルヒ曰く、今日は朝比奈さんの脚本の発表会らしい。
ただ脚本を見るだけなのだから、いちいち『会』なんて大げさだと思うのは俺だけか？
しばらくすると朝比奈さんがやって来た。

「あ、遅くなってすみませんでした」

「いやぁ、台本にしていたら時間がかかりましてね」

どうやら古泉も一緒だったらしい。まぁ任せろとか何とか言ってたしな。

「さぁて！みんな揃ったことだし。それじゃあ早速見ましょう！」

いつになく元気な奴だな。古泉から出来上がった台本を受け取る時
こいつはなぜか俺に向けてウインクしやがった。何が狙いだ気持ち悪い。
長門はすでに黙々と読んでいる。ハルヒも黙って熱心に読んでいるようだ。
仕方ない、気は進まんが読むとするか。



─────読まなけりゃよかったな。

>>440
携帯がねー、やや圏外ｗｗｗｗ
>>442
オウ久しぶり兄弟！('A`)ﾉ
顔が思い出せないが一卵性だから問題ないな！！

ハルヒ「はい！もう終わり！みんな頭おかしいでいいでしょ！？反論はうけつけないわよ！！」

１５

さて、ここで台本に書かれているストーリーを噛み砕いて説明しよう。

『不器用な２人』

主人公「キョン」とヒロイン「ハルヒ」は同じ高校のクラスメイト。
２人は同じ文芸部に所属していた。文芸部員はキョンとハルヒの２人だけ。
お互いのことを想っているにもかかわらず、些細なことがきっかけですれ違う２人。
距離が離れることで気づく、相手の存在の大切さ。キョンはハルヒに告白することを決意。
キョンに告白されたハルヒは、自分の気持ちもキョンに伝える。
２人は晴れて恋人同士に。そしていつまでも幸せに過ごすのでした。

………。

なんと言えばいいのだろう。突っ込みどころは多々あるような中身なんだが。
これはさすがにハルヒでも何か言うだろうよ。わざわざ俺が突っ込んでやることはない。

「………ふ、ふんっ！ま、まぁ良いんじゃないかしら！？ちょっと役名と相手役が気にはなるけどねっ！」

そりゃ悪かったな。つーかこんなものは役名ではなく実名じゃねえか！
大体主人公の名前がキョンっておかしいだろ？そんな名前の人間がいてたまるか。

「補足なんですが、この主人公のキョンというのは、主人公のニックネームということなので」

とってつけたようなことを言いやがって、このえせニヤケハンサム野郎は。

キョン「・・・やれやれ」

次からこれテンプレ追加でいいか？

第十九条【思想及び良心の自由】
　思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
第二十条【信教の自由、国の宗教活動の禁止】
１
　信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
２
　何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
３
　国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
第二十一条【集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密】
１
　集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
２
　検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

>>454
キョン「勘弁してくれ」

>>457
ちょｗｗｗｗｗｗ堅いｗｗｗｗｗｗ

１６

「まぁ役名のことに関しては何も言わないでやる。前のあれも似たようなもんだしな。
しかしこのストーリーだけは何とかならんのか？ベタ過ぎるというか、その…な」

「キョンくん、……やっぱり面白くなかったですかぁ？」

なにぃ！？これは朝比奈さんが書いたのか？

「い、いえ、そんなことないですよ。とてもいい作品だと思います」

「ホント？良かったぁ」

朝比奈さんはさっきまでの落ち込みようが嘘だったみたいに笑顔になっている。
なにやら古泉に目配せしているのが気になるな。この台本は古泉が作ったものだろう。

「それじゃあ早速明日から撮影を始めましょ！」

なんでこいつはこんなにやる気に満ちてるんだ？よくこの設定に不満を持たないものだ。

「今日は早いけどこれで解散！明日っからは忙しくなるわよ！」

本当に忙しくなりそうだな。主に俺がな。

なんかよくわからん流れになってるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>443結局ｇｄｇｄ粘着しちゃってるけどごめんね
んー板名にニュースと入ってるからν速みたいな感じにすればいいんじゃないかな。
あと天国みたいに糞スレを立てまくるとか。鯖が落ちたときに運営
行ってもらうとわかると思う。大体のVIPPERが糞スレVIPを望んでるって

●＜どうやら僕の出番のようですね

>>457

これをテンプレみたくハルヒ達にしゃべらせればいいんだな？

>>457
産業ｗｗｗｗ

長門「・・・情報操作は得意」

１７

翌日、俺は朝早くから登校していた。実は昨日の夜に長門監督からメールが来たのだ。
学校が開いたらすぐに俺とハルヒの教室に集合してくれ、とのことだったのだが
やはり長門はやる気満々らしい。教室に着くとすでに俺以外のみんなは集まっていた。

「キョン！遅い！まったく、あんたには主演っていう自覚が足らないわね」

お前の言う通りだよ。俺には主演の自覚なんか、これっぽっちもないね。

「次からは気をつけて。主役がいないと撮影できない」

俺は耳を疑った。あの長門がこんなまともな事を言うなんて。
いや、別に長門がまともではないという意味ではないのだが、いかん。
どうやら俺は予期せぬことをこれまた予期せぬ人物に言われて動揺しているようだ。

「あ、あぁ。すまない長門。次からは気をつける」

「そう」

今回、周りは敵だらけのようだ。

「キョンとハルヒの教室でのシーンの撮影を始める」

俺はしぶしぶながら言われた通りにする。一応台本は覚えてきたつもりだ。

「……よーい、アクション」

１８

「よう、ハルヒ」

時間が時間だけに、教室には俺とハルヒだけだった。ハルヒはすでに自分の席に座っている。

「あら、今日はやけに早いじゃない？はっはーん！そんなにあたしに会いたかったわけ？
まったく、とんだストーカーね！このエロキョン！」

「カット」

長門の冷ややかな声が響く。

「そんなセリフは無い」

あぁ、説明しよう。そんな必要ないかも知れんが。ハルヒの今のセリフは半分以上がアドリブだ。

「これくらい言った方がインパクトがあるじゃない！？やっぱり掴みは重要だと思うのよっ」

「いい、ここは自然にしてほしい」

「む………わかったわ。有希がそこまで言うならこのシーンは自然に演じるわ。
でもいいアイデアが思い浮かんだらドンドン入れていくからねっ！」

いつになく饒舌な長門にとうとうハルヒも折れたようだ。
しかし本当に先が思いやられるな。

妹「キョンくーん。なんであからさまなちゅーぼーがいるのぉ？」

なんで？

１９

その日の放課後、今度は部室での撮影らしい。このシーンは文芸部での活動を伝えるためのシーンのようだ。
確認しておくが、これは文芸部のPRのための映画であり、ただ趣味でやっているのではない。

「……よーい、アクション」

「………」

「………」

黙々と本を読み続ける俺とハルヒ。こんなんで本当にいいのだろうか？
まぁ、本当の文芸部員である長門がしている活動と言えば、本を読むことだけだしな。
この間作った同人誌は、自主的な活動というよりも、無理やらされたというのが妥当だからな。

俺が黙々と本を読むフリをしていると、やはりこの沈黙に耐えられなかった奴が出てきた。

「ちょっと！これじゃあちっとも面白くないわ！」

そりゃあ本を読んでいるシーンを見せられて面白いと思う人間もいないだろうがな。

「みくるちゃん！あなた…暇そうね？」

「へ？あ、えっと〜」

「有希、みくるちゃんも出しちゃいましょう。なんだか退屈そうだしねっ」

２０

fin

>>444
またもや保守ご苦労！！
まず、VIPの先輩が言ったからってそれが正しいのかどうかということ
それから、その表現を信じるのは個人の自由だし誰からも文句を言われる筋合いはないと思う
だが、それをこういう場でいうのはよくないと思う
それに、君がおかしくなったからといって他の人が同様におかしくなるとは言い切れないし
君の言っていることがVIPのせいでおかしくなったと言う確証にはならない
第一、おかしいかおかしくないかなんて基準は存在しないと思う

>>469
キョン「ものを食べながら喋るんじゃありません！」

投下してる最中に雑談すんな

>>457
テンプレは要らないと思う
なんかこう今のある程度自由な雰囲気､例えば投下がない時の雑談
とかが少なくなるような気がする
少し考え過ぎかもしれないが

>>472
一生懸命なのは分かるが、そろそろ止めんと一緒に叩かれるぞ

>>471
自分勝手に終わらすな

２０

「ふぇっ！？え、ええ、いや、で、でも〜」

朝比奈さんはこれから猛獣のいる檻にいれられそうになっている小動物のように震えている。
前回の映画がトラウマになっているようだ。それもそうだろうが。

「有希、どうかしら？」

「………恋敵役でなら」

ちょっと待て。どんどん話が文芸部から離れている気がするのだが？古泉、カメラ片手にニヤニヤするな、気色悪い。
それにしても恋敵役とはな。ひょっとして長門が今考えたのか？

「決まりねっ！みくるちゃん、あなたには期待してるわ！」

「ひぅ！？そ、そんなぁ。長門さん〜」

「じゃあ早速このシーンから登場させましょう！」

「ダメ」

長門監督のドライアイスのような声が響く。

「しょうがないわねぇ。まぁいいわっ」

やはり今回の長門は何かが違うな。こう、人間味あふれるって感じだな。
この日の撮影は無事終了した。とは言っても教室で会話したり部室で本を読んでただけなんだがな。
事件らしい事件が起きなければそれでいいさ。全員で下校中、ハルヒがなにやら長門に吹き込んでいたのが気になるが
今回の長門なら、ハルヒの滅茶苦茶な意見は無視してくれるだろう。そして俺は、長門が朝比奈さんをどう絡ませてくるかを気にしつつ眠りについた。

あぁマンコかいぃ

そもそも何で反応してるんだぜ？

もおおおいやだああああ

>>472
でも、こういう場で言わないと直接住人に聞いてもらえないと思って。
また無限ループだけど、立てるべきところ（小説、アニメ他板）がある
スレはそこに立てるべき。ネトラジも、実況も然り。

>>471

あれ？最初はアニメはアニメ板でやれとか言ってたのにね？

>>481
お、落ち着け。
ちゃんと読んでるから、な？

>>483
煽るなよ

>>481
諦めたら終わりなんだ!
頑張れ!

全て読んだ後、大便しようかと思ったけど、限界や…逝って来るよ…ﾏﾏﾝ･･･

>>481
なんか反応する馬鹿と雑談するアホが沸いてるから１時間後くらいにまたお願いします。
ホントすいません。

そうだな…反省するよ。もう反応せずにwktkに戻る
不快に感じた人ゴメン！
それからやめろと指摘してくれた人ありがとう！

>>481
大丈夫、俺は見てる

だから何で反応してんだ、お前ら？

あああああ畜生作者怒らせて生殺しになっちまったじゃねーか！！！！

朝倉「話をすれば、言葉をかわせば、他者と理解しあえると思ってる。自分の意思を伝えられると思ってる。
　　　　滑稽ね、有機生命体って。個が個として自立して存在している以上、意思の伝達には限界があるわ。
　　　　いつも言ってるでしょう？　人間は情報伝達能力が低い。宇宙から見たら、知的生物としてはあまりに稚拙」

長門「……そう」
朝倉「あなただって人間をさげすんでいるんじゃないの？　くだらないカテゴリーに拘って互いに潰しあうことしか
　　　　意識しない愚かな生命体に義理立てするのも疲れてるんじゃないの？　違う？」
長門「それはない。わたしは有機生命体の可能性を信じている。彼を信じている」
朝倉「そ。ま、いいわ。あなたもそのうち分かる。人間なんてくだらないってね。
　　　　ところでわたしのプリン知らない？　冷蔵庫においといたんだけど」
長門「喜緑江美里が食べていた」
朝倉「あのアマぁ！」
喜緑「なにか言いました？」
朝倉「いえ、あのプリン、ほんとは喜緑さんに食べてもらおうと思って買ってたんですよ？」
喜緑「あら、そうだったんですか。ありがとう。とてもおいしかったですよ。もうひとつ食べたいところです」
朝倉「はい！　はい！　いますぐ買ってきます！」

長門「ユニーク」

>>481
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
続きを書いてくださいお願いします

>>481
wktk!期待してる

>>481
wktkしながら読んでる
ガンガレ！

>>481
昨日から待ってた。
頼む、挫けないでくれ
ｗｋｔｋしながら待ってる

>>481
やめないでくれorz

>>481
このカオスな状況でお前はよくやったよ・・・
ｗｋｔｋ

>>482
あなたがいくら「このスレは別の所で立てるべき」と言っても、誰も納得しないのは目に見えて明らか。
つまり言うだけ無駄。
わかったら消えろ

>>498

>>462
スレの割合からすればパートスレはそんなに数が多いわけでもない。
だから糞スレばっかのVIPがいいっていう意見はある程度通ってるんじゃないのかな。
複数人がいたらみんな意見は違うし、みんなが満足できる場所にするのは無理じゃないかな。

>>480
自分たちの正当性を主張したいからなんだぜ

>>481
反省してます。お願いだから続けてください

>>498

どうもここはスルーすることを知らない人が多いらしい

>>499-501
お前らもう黙れよ、レスしませんというレスもするな

さらさらって読んでみた。うん。みんな文才あると思うよ。
だからこそこんなところで発表していないで、専門の板に移動したほうがいいと思う。
他の人に刺激を受けられる。なによりいわゆるひとつの才能の無駄遣い。

いやね、俺もふざけてみたかっただけなんだよ…紛らわしいこと書いてすまなんだ

スレタイと関係ないけどココの中すごいエロスｗｗｗ
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/noesoku/

>>481
ゴメン・・・

>>503
夏だからに違いない

>>500
理解されないのが解かりきってるくせに粘着するなよ・・・
それさ、ただの低脳って言うんだぜ？

２１

「キョ、キョンくん。い、一緒に帰ろぉ〜」

「そうですね、朝比奈さん。じゃあ帰りましょうか」

朝比奈さんは俺とハルヒの１年先輩で、俺に淡い恋心を抱いている。という設定だ。
これが現実ならどれほど素晴らしいだろう、などと考えている間にこのシーンの撮影は終わった。
次は下校のシーンだ。美少女と一緒に下校なんてのは誰もがあこがれる夢である。

「……待って」

俺と朝比奈さんが立ち位置についたところで長門が止めた。どうした長門。

「このシーンを少し変更する」

はい？

「ここで朝比奈はキョンにキスをする。それをハルヒが目撃する。
それがきっかけでキョンとハルヒが険悪になる。………その方がユニーク」

突然長門監督がとんでもないことを言い出した。何を言ってるんだ長門？
俺と朝比奈さんがキス？それはありがたいのだが…いや、違う。
長門はこんなこと言わないだろうよ。大方ハルヒが言わせてるんだろう。

>>506の戦略に感動

べ…別に本気で騙されたわけじゃないんだからね！

じゃあプレゼントさん戻ってくるまで、乱交ＳＳでも投下する？　まだ書いてないから無理だけど。

>>506
>>506
>>506
>>506
>>506

暇だしドラゴンボールごっこしようぜ　　　　　　　　　　　　　　

ルール

３０の倍数の人が戦う場所(スレ)を指定

戦うときには名前欄にドラゴンボールのキャラ名を入れる

３０の倍数にたどり着いたら「ここじゃ被害が大きすぎる、場所をかえようぜ」
と言って場所変更


http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1155044076/l50

>>504
何で俺も入ってるのかはよく分からんが

>>506
ｗｋｔｋしてる

>>507
と、いう事はまさかっ！？
とっても期待してもいいのか？

２２

「ちょ、ちょっと有希！な、なに勝手に脚本変えてるのよっ！？」

「この方が良いと思った」

「だ、だからって、その……キ、キスはやり過ぎなんじゃないかしらっ！？
そうよ！みくるちゃんがかわいそうじゃない！？キスの相手がキョンだなんて！」

悪かったな。それよりも、ハルヒがこう言うという事は、これは長門の独断なのか？

「大丈夫。転びそうになった朝比奈をキョンが助けようとした時に起きた事故という設定にする」

それの何が大丈夫なんだ？

「…嫌？」

「へ？あ、えっと、そ、そのぉ……はぅ〜」

ハルヒと長門を何度も交互に見ている。朝比奈さんは心底困っているようだ。

「………嫌なら私がやってもいい」

ボソっと長門が何かを呟いた。

「長門、何か言ったか？」

「………別に」

その後、ハルヒが暴れまくった結果なのだろうか、長門はシーンの変更をした。とは言ってもキスをするフリをすることにはなったのだが。

507→506

>>510
都合の悪いレスは無視すればいいよね、相手してるやつも無視しようぜ
ってほうが低脳だと思うんだぜ

>>510>>520
他所でやってくれ

書き溜めがなくなったので今日は終わりです。
また明日か明後日には投下出来たらいいなと思ってましゅ

スルーすることにした。全て

ましゅ→ます

>>498
ごめんね。言っても聞いてくれないみたいだね。
じゃあなぜVIPでこういうスレを立てたの？
ハルヒ祭りがあったから？その名残？

>>522
乙〜

>>522

GJ！

>>522
乙

ごめんね

>>522
乙！
長門の「ユニーク」とかが上手く使えていいな

>>522
乙＆GJ&ｗｋｔｋで



・・・・


・・・・

乙
GJ
ｗｋｔｋ

ちょｗｗｗｗｗｗｗまんまん丸見えｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/deargogo/

>>522
乙！！
待ってるぜ！！

>>522
GJ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

>>522
乙！
長門が積極的で可愛いｗ

>>524
かわいいので　ましゅでおｋ

>>522

乙。おもろいよ。今日はこんな空気でスマンね。
明日でも明後日でも待ってるからな。

投下大丈夫ですか？

>>522
乙！！今日は投下多いなｗワークテイカーとしてはすげえ嬉しいｗ


なんか荒れてるのか？？

>>522乙！

>>524
みくるかと思ったｗ

>>522
ましゅは朝比奈さんみたいで可愛いと思うぞ
ん、ただの妄言だ

ちょっと前にあったギャグものSSの第二部が見たい。
あの偽SOS団のやつおもしろかった。

>>537
さぁ、来い

>>530
ちょｗｗｗｗｗｗまんまｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

投下だ　投下パーティーだ
>>537　ｗｋｔｋ

>>538
一人のカスに二人の馬鹿が反応しているだけ。
ごめんなさいと言いつつレス返してるから確信犯。
一切相手にしないのがよろし。

>>537

(ﾟДﾟ )（　)*(　） さァ来い

>>522
乙

>>537
来るがいいっさ

>>522
乙です＞＜

　
　
ふと目が覚めた。
目を開けると、いつもとは違う景色が広がっていた。
隣には、男が眠っていた。「…ジョン？」
あたしはそう言いながら、そいつを起こした。
「……？」
そいつは、状況をつかめていないみたいだけど、あたしは話し続けた。

ねえ、ジョン。ジョンなんでしょ？待ってたんだよ…。あたし。
「……ハルヒ？」
ねえ、ジョン。あたし気付いたの…。あたしは、あたしはあなたのことが好きなの！！
「！！……俺もだ」
ジョンは、かなり驚いている様子だったけど、そう返事をしてくれた…。

ねえ…、キスしてくれない？
「……ああ」
ジョンは、そう言って、やさしくキスして抱き締めてくれた…。
その瞬間、世界がねじ曲がるような感覚に襲われて飛び起きた。


………夢？
あたしは、残念だった…。でも、たとえ夢でもあいつとまた逢えたことに変わりはなかった。
だから、その日は嬉しくて眠ることができなかった。

追い付いた。何この流れ

SS職人おつかれー。wktkしてます

>>537
どんと来い宇宙的未来的超能力者的ＳＳ

次の日の朝、キョンが話しかけてきた…。
「よう、元気か」
あいつは、机に鞄を置きながらそう聞いてきた。
あたしは、
「ええ、最高に元気よ！！昨日、かなりいい夢を見たからっ」
そう答えてやったわ！
そしたらあいつは、
「そうかい。…あと放課後に話があるんだ」
そう言ってきた…。なんだろう？
でも、昨日の夢に出てきたジョンにそっくりだなぁ…なんて思った。



そして放課後、部室にあいつは一人でいた。
「ハルヒ」
あいつは真剣な面持ちで話しかけてきた。
　
な、何よ？
「俺、実はおまえのことが好きなんだ」
顔が熱くなるのを感じる。な！？ななな何言ってんのよ？
「付き合ってくれないか？」
あいつの姿がジョンに重なる…。
「べ、別に、いいわよ」
あたしは、キョンのことをまともに見れずにそう言った。
　
　
もしかしたら、あたしはキョンのことをジョンと同じくらい好きなのかも。そんなことを思った。

やっぱりここの人たちは聞いてくれないのか
でも、>>525の質問には答えて。それが正当な理由だったら他のVIPPERも
納得するかもしれないよ。

　
　
　
　
そして、今日は初デートの日。
あたしは、なんだか朝早くに目が覚めちゃって、集合時間の一時間前に、待ち合わせ場所に着いちゃった♪待つことが嫌いなくせに早く来ちゃうんだよね。


そして三十分後、あいつは現われた。
「遅いわよ！罰金ねっ」
あたしは、あいつにいつものように言ってやる。
するとあいつは、文句がありそうな顔をしながらも、
「スマン、じゃあ喫茶店に入るか」
と言ってくれる。
そこの喫茶店に入ってあたしたちは、しばらく話をした。
　
「なぁ、おまえが話していたことなんだがな…」
あいつはいきなり、有希が宇宙人、みくるちゃんが未来人、古泉君が超能力者だとかいう話をしてきた。
　
はぁ？そんなわけないじゃない。不思議ってのはそう都合良く転がってないのよ！
「…だよな」
まったく、嘘ばっかついてんじゃないわよ。

あたしはあいつに請求書を渡すと、店を出た。
　
……宇宙人とか、実はもうどうでもいいんだけどね。ジョン・スミスに逢いたかっただけだったから…。
そんなことを考えていると、あいつが遅れて店から出てきた。

デートといっても、やることは不思議探索と変わりなかった。
ただ…、あいつがいきなり手をつないできてちょっとドキッとした。
　
い、いきなりどうしたのよ。
「いや、こういうのって、手をつなぐもんだろ？それとも嫌だったか…？」
そんなことないけどさ。なんだか……恥ずかしいじゃない。
「そうだな」
　
そしてお互い黙ったまま、しばらく歩いていると、あいつが口を開いた。
「……なぁ、おまえが話してたジョンってのは誰なんだ？」
何？気になるの？
あたしは、面白がりながらそう言った。
「…まあな」
あいつは、めずらしく素直にそう言ってきた。
ジョンってのはね、ジョン・スミスっていって不思議な奴だったわ…。
三年前にあたしのことを助けてくれた人よ。
そんな感じで、あたしはキョンにあの日の思い出を少しずつ話し始めた…。

>着いちゃった♪
>♪
>♪
>♪

萌えた

生活の中の、ワンポイントのアクセント。

♪

死ぬ・・・・

……それでね、そいつったら宇宙人と友達で未来人も超能力者もいるって言ってくれたの。
…その言葉であたしはなぜか救われた気がした。そして、ふらりといなくなっちゃった…。
　
あたしは一通り説明しおわって、キョンの顔を見ると、キョンは複雑な表情をしていた。
　
「それだけか？」
そうよ。
「おまえっ、そいつのこと好きなんだろ？」
え？
あたしは、そう言われて歩みを止めた。
「おまえ、今でもそいつのこと好きだろ」
……別にっ。
今はキョンのことが好きだよ。確かにあたしの初恋の人だけど…。
「そうか」
キョンは、あたしがそう言うと安堵の表情を浮かべた。


あたしはジョンとキョン。どっちが一番好きなんだろう？
そんな疑問が浮かんできた……。

サンクスみんな。ここの人はめがっさいい人ばっかりだね

>>561
スレ離れてた時で申し訳ない。今お詫びします。


ごめんなさい

　


そして、あたしの思い出の日。七夕の七月七日がやっつきた…。

あたしが、その日を思い出していると、キョンが話しかけてきた。
「どうした。やけにメランコリーだな？」
「別に。ちょっと七夕の季節には思い出があるのよ。」
そう言うと、あいつはいきなり雰囲気が変わった。
「もしかして、ジョンって奴のことか」
あたしは、図星をつかれて振り向いた。
「またジョンかよ。いい加減にしろよ！俺とそいつのどっちが好きなんだよ！！」
あいつは怒っていた。
「キョン！？違うのよ、あたしは――」
「もういい！今日はもう帰る！！」
そう言ってキョンは部室を出ていってしまった…。
他のみんなもびっくりしていたが、どうしようもなく、あたしを残して帰っていった。

　
あたしは一人部室で泣き崩れた…。

　

あたしは一人、とぼとぼと家路についた。
あたしは自分の部屋に入ると、泣き疲れてベットに倒れこんだ。
…どうしよう。嫌われちゃったかな……？
当たり前だよね。こんなあたしのことなんか…。
明日、ちゃんと謝ろう…。そう強く思いながら。眼を閉じた。


……
………
いつのまにか、あたしは暗闇の中に立っていた。
「ハルヒ」

「！　ジョン！？」
　
「ハルヒ、大丈夫だ。誰もおまえを嫌ったりしない」
　
「ジョンなんでしょ？顔を見せてよ！」
　
「ハルヒ、俺のことなんかより、もっと今のおまえの大切なものを守るんだ」

「ジョン？……でも、あたしあなたのこと忘れないからね！ジョーン！！」


　
………
……

>>555
議論ならつきあってやるから別スレ立ててくれ。
キミのやっていることこそスレ違いだ。

>>565ROMってろ

そんな夢を見たような気がした…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
翌日の朝。
あたしは、キョンに謝るため、部室にあいつを呼び出した…。

そして、あいつはやってきた…。
「キョン」
「ハルヒ」
・・・・・・
沈黙が時間を支配して、とても長く感じられた。
あたしは、想いをふりしぼって声を出した。
「ごめんなさい」
……すると、キョンも、
「ゴメン、俺が悪かった。おまえは悪くないんだ」
じゃ、じゃあ嫌ってない？あたしのこと。
「嫌いになるわけないだろ、俺は世界で一番おまえのことを愛してるんだから！」
…嬉しかった。嬉しくて嬉しくて涙が溢れた。
ありがとう、大好きっ。キョン！
そう言って、あたしは抱きついた。
そして、
「ハルヒ、俺は一生おまえのそばにいてやる」
そう言って、キョンはキスしてくれた…。

そんな時、ふいにジョンの言葉を思い出した。
『いつか、俺みたいな奴が現れる。そいつは、おまえのことを一生大事にしてくれるはずだ…。だから、それまで待っていてくれ』

…ありがとう。

〜END〜

[1016] すみませんでしたm(　)m 投稿者：太郎 投稿日：2006/08/08(Tue) 21:57

たぬさん、ハルさん、BUBUさん、ありがとうございます。
そして、スミマセンでした。（_ _（--;（_ _（--; pekopeko
管理人さんにも、ごめんなさい。
自分は、瞬間湯沸かし機(パ○マ製は除く)よりも早く沸騰する性質なので、ついつい・・・
こいつは私の半分くらいの年齢でしょう。文才は全くないけれど、このゴキブリのおかげで、
真剣に怒るということを思い出しました。

しかし−

おい、デブ、ゴキブリ野郎、ハルヒオタク、勘違いするなよ！
オマエなんかに感謝なんかしていないからな！
って、書いておかないとコイツは本気で喜びそうだから・・・（＞ｙ＜） ぶっ！

http://dtt.sakura.ne.jp/bbs/light.cgi


おい、この太郎って奴は、ハルヒファン馬鹿にしてるぜ

ＧｯｯｯｯＪ！！！！

ＧＪ

>>567

・・・えー、今ﾓﾆﾀｰの前で記憶が蘇った男がいます。

GJ！
そして
乙！

>>567
ﾃﾗＧＪ！！

>>567
おつぅぅぅぅぅぅｌGJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!111111!!!!!!!1

>>567
ＧＪＪＪＪＪＪ！！！

ｗｋｔｋ、かつｄｋｄｋ、そしてｇｄｇｄでｋｓｋしていた時に思った。

ハルヒ「ちょっとキョン！あたしのプリン食べたでしょ！？」

ってスレタイさ、この↓一文足したら意味深くならね？

キョン「ミルクと一緒に頂きました」









・・・・orz・・・・・

>>567もうね。最高

まとめサイトで涼宮ハルヒの妊娠みたけど、谷川うぜえｗｗ

>>567
GJ！

>>567
てめぇは俺の才能の無さ、そして続ける自信を失わせた！！！


よってアナルだけはやる！！！！

↓　誰かこのスレ荒らしてくれ
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1152861657/

なんとか終わらせることができました。
読んでくれたみなさんありがとうございました。
気が向いたら、またSS書いてみたいと思います

>>577
俺とお前は今から仲間だ

>>565もうIDNGされてるかな。
ここの人みんながちゃんと来てくれれば立てるけど、大丈夫かな？

>>581
乙。
良かったよ〜

>>577
よぉ義兄弟

>>567
いいよ！ＧＪ！！！
>>561
いや、気にしてないからさっ。だから謝らないでほしいにょろよ

なんか祭りの後みたいな虚しさが…


…ウンコ行ってくる

５６１→５６２

>>581
おつかれ。

何かSS読んでたら書きたくなってきた
ってことで製作途中のやつ書いてくる　ﾉｼ

>>590
wktkして待ってる

>>590
wktkして待ってます

>>590
みーとぅ　ﾉｼ

小便→嘔吐ときて次はうんこかｗｗｗ

投下いい？

>>595

おｋ

いつもは１０００取りしてる時間なのにまだ６００レスくらいしかいってないってのは変な感じだな

>>595
どうぞどうぞ

>>594

ＩＤが・・・

>>597昨日はいろいろあって・・・

じゃあ立てるよ？いい？
だめならだめって言ってくれれば立てないし、いいなら立てるよ

>>595　ｗｋｔｋ
なんか今日は次々と投下来るな

じゃあ投下


ハルヒが部屋に入ったあたりから

ようやく追いついたぜい。wktkが止まらない

>>603
なぜかデジャブ感じた

何立てるって？

ツンデレツンデレツンデレツンデレ……………

その言葉がまたあたしの頭を埋め尽す……。

「なぁ、ハルヒ」
突然キョンが話しかけてきた。

うるさいわね！今考えてんだから邪魔しないでよ！！

「おい、ハルヒってば！！」
しつこいわね……！！
何度も話しかけてくるキョンに少しイライラする…。
考え事してるときに話しかけられるのは好きじゃないのよ！！
たとえそれが大好きなキョンであっても！！

「なぁ、ハルヒ。聞いてるか？
今日はなんかおかしいぞ？」

……『おかしい』ってなによ！！
キョンが好きだからやったのに！！
もう我慢できないわ！
キョンなんて知らない！！

「別にあんたの気を引こうと思ってやったんじゃないんだから！！」

>>606
>>565の議論用のスレ

ヤバ………
あたしは言ってから気付いた…。

ごめん鶴屋さん……
今までの全部台無しになっちゃった………。

あたしは扉をみた。
正確には扉に隠れてる鶴屋さんを………

……！！
あたしは驚いたわ…
だって扉から出る鶴屋さんの手は親指を立ててその他の手を握る……
いわゆるグッドのサインだったから……

え！？待って！？
どういうことよ！？

あたしの言葉にはしない質問に答えることなく、
鶴屋さんは扉から離れて歩いていくのがわかった…。

>>599
前スレ辺りで突っ込まれました。

アッー!!!!!ｗｋｔｋ

なに！？どういうことよ！？
誰か説明しなさいよ！！

あたしは答えてくれる相手もいないのに、
頭の中で何度も疑問を誰かにぶつけた…。


……！
あたしは気付いた
そうだ、キョンの反応を見ないと………

しかしあたしが前を向くとそこにいたはずのキョンがいなくなってた………

キョンはどこに………！？

あたしがそう思った刹那。
まるであたしの疑問に答えるかのようにあたしの体は暖かい何かに包まれる………。


キョンがあたしを抱き締めてた………


どこかへいなくなったと思ったキョンは、
その真逆で、近すぎて見えなかったんだ……

おっきした

wktk

抱き締められてる理由はわからないけど………

キョンの体はすごく暖かくて、気持ちよくて……

意思とは無関係にあたしもキョンの背中に腕をまわす。

あたし………
今、しあわせかも………

それだけを考えていると、キョンが抱き締めたまま声を発した。

「……俺、頭よくないから勘違いしてるかも知れないけど………。
……勘違いじゃなければ今のは俺のこと好きって捉えていいのか？」

ほんとにキョンはバカね……。
なんであの台詞を好きって捉えられるのかしら……。………でもキョンがバカでよかったわ。
勘違いとはいえ、あたしの気持ちは伝わったみたいだから……。

さて……返事をしないと。
勘違いで伝わったんじゃ嫌だもん。

大事な大事な初恋なんだからね………。

あたしは一息ついてから話し始める……

「………好きよ。キョン。
あたしはあんたが好き。
この気持ちに気付いたのは最近のような気もするし、
ずっと前からだったような気もするの……。
ただ、これだけは言えるわ。
これは気の迷いでもなければ精神病の一種でもない。
あたしはキョンが大好き！！」

やっと素直になれた…。

やっとキョンに気持ちを伝えられた…。

キョンの返事は聞かなくてもわかるわ…。

あたしが今感じてるこの暖かさと優しさがキョンの返事だから……。

「俺もハルヒが好きだ……」

ほらね？

そしてあたしとキョンはどちらから求めるでもなく唇を重ねた……。

ハルヒ可愛すぎｗ

ｗｋｔｋ

やばい架空のキャラに恋をした

>>618
ようこそ

>>618
それは架空の人物でしかないし、架空にしてもキョンという相手がいる。
な？諦めろ、俺よ

>>618
人生終わるぞｗ

でもこれは・・・いいなあ・・・

>>618
いくなｗｗｗｗｗ

http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1155048254/
立てました。
>>565はもちろん、みなさんもきてください。

わぁくてか！わぁくてか！！

なんで伝わったのかはわかんない……

でも確かにキョンはあたしを見てくれてる……

今この時はあたしだけに愛を与えてくれている……

そっと唇を離す………

「あんなことしなくても俺はいつでもお前を見てたんだからな……」

「……ごめんね」

再び重なる唇……

バカはあたしの方かもね？
キョンはこんなにあたしを見ててくれたのに……。

一筋の涙が頬を伝う……
うれしくて泣くことなんてないと思ってた……

永い永いキス……

たぶんあたしが今まで感じてた退屈や憂鬱はこのしあわせの代償だったんだよね……。

あたしはその代償の分を取り返すため、
キョンとのしあわせを感じていた………

キョン・・・悪いけど死んでもらう。

>>625
ガチで鳥肌たった

ひさびさに正統派甘物ｷﾀ

>>626
そぉい!!!!!

ハルヒは俺の嫁

王道wktk

>>626
長門「・・・私がさせない」

なんだろう、この

ちゅっちゅしたくなる唇

とか書いたのを思い出して欝になる感覚は。

ずっと抱き合って、キョンを感じていたかったけど、そうもいかないわ…。
名残おしいけどあたしはキョンと体を離した。


その後あたしは今回の一件について少しだけキョンに話すことにした。

「気付いてるかも知れないけど、今回の一件は鶴屋さんに少し手伝ってもらったの。」
プロジェクトの内容については恥ずかしいから言わなかった。

「そうか。鶴屋さんにお礼を言った方がいいかもな」
キョンもそう言ったからあたしは鶴屋さんに電話をした。

「……うん。ありがとう。
今から部屋に来てね」

ピッ

あたしは鶴屋さんに部屋に来てくれるように言って通話を切る。

「今から来るって」

「家の中なのに携帯とはな…」
キョンが笑いながら言った。
あたしが床に携帯を置くと、キョンが上から手を重ねてきたの。

なんだか本格的な恋人みたいで恥ずかしくなるわね。
でもこれからは毎日がこんな感じなのよね……

あまーい

やばい　甘すぎる

だめだ甘さのあまりハルヒにルパンダイブしたい

Damn....Kyon is fucking awesome guy....
Haruhi.....so long,baby...

あ、母国語が出た。

甘いな

>>640の唇にちゅっちゅｼﾀｲﾖ〜

すごく・・・・甘いです・・・・

ガチャ

「おっめでと〜〜！！！
お二人さん！！」

扉が開くと同時に鶴屋さんが言った。

そしてあたしとキョンを交互に見て言う
「さすがのキョン君もハルにゃんの完璧なツンデレにはかなわなかったみたいにょろね！！！」

この言葉であたしは鶴谷さんに訊きたかったことを思い出したの。

「そのことなんだけど…」

「ん？ハルにゃんどしたの？？」
鶴屋さんは笑顔のまま言う。
「結局ツンデレってなんだか分からなかったからやらなかったのよね」

「……え？
キョン君はハルにゃんのツンデレに落ちたんじゃないのかい？」
鶴屋さんが真面目な顔に戻る。

その質問に対してはキョンが答える。

ハルヒのかわいさがガチすぎ
キョンは一生大事にせなあかんよマジで

今釣りから帰ってきたんだけど、ちょっと怖い体験をして、逃げ帰ってきました。

河口方面へ移動しつつ、Ｕの字になったサウンドバーを正面にしてルアーの
動きに集中していると、波の音に混じって「ザク・ザク」という音が聞こえてきた。
最初は波に煽られて、対岸の砂利が崩れているのかな？と思ってたんだけど、
音がだんだん人が歩くような音になってきた。

あれ、本当に人が居るのかな？と思ったが、私以外の懐中電灯の光を確認
していない。
それでも気づかないうちに人が来たのかなと思い、一生懸命目を凝らしてみても
人影はない・・・・。
歩くような音だけが聞こえてくる・・・あきらかに波の周期とは違う・・・・・。
まさかと思いつつも、それでも一生懸命目を凝らしても、やはり人影はない・・・私だけだ。

そうこうしているうちに、最初は一人の足音だったのが２・３人分くらいの足音に
聞こえだした。

・・・・・・・・・・・・・・・


m9(;ﾟдﾟ )
う・・・後ろ・・・・

甘いな。とろけそうだｗ

>>640

鏡使え、鏡。

>>646
名案

>>640
ちょwwww

◆HwHMU/bBIAの人生


純愛物→現実での失恋→レイプ物→虚しさ→乱交→絶望感→希望→愛→純愛物
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今このへん

昨日のひたすらハルヒで流れた
「古泉くん、あなたは二階級特進して緑色の火星人に任命」
って台詞が頭から離れない…

練乳にメイプルシロップとバニラエッセンス混ぜて飲み干すより甘い

スニッカーズをカルピスの原液で流し込むぐらい甘い

涼宮ハルヒは大変なものを盗んでいきました。

スピードワゴン乙

>>650
えーりん以外が残るとは中々強者だな

>>653
何ですの？おじさま。

「いや、俺は朝からハルヒの様子がオカシイのが不安だったんですよ。
でも急に“いつもの”ハルヒに戻ってて、
俺の気を引くためにやってくれてたのがうれしくて……」

「あ、あんたのためじゃないって言ったじゃないの！！」

あたしは恥ずかしくなってキョンに言った

「はいはい。」
なんかバカにしたみたいに言うキョン。

「ほ、ほんとにほんとなんだからね！？」
ムキになるあたし。

「………うれしかったんだけどな……」
どこか悲しそうにキョンが言う。

「………ごめん…うそついた…///」
なんか悪いことしたみたいであたしは素直に白状した。

鶴屋さんはと言うと何故かうつ向いているみたい…。
「あ、そうだ！」
キョンが何かひらめいたみたいで、
鶴屋さんに話しかけた。
「よかったらメイド服とか色々貸してもらえますか？
ハルヒが着てるとこもう一回見たいんで」

>>653>>656
カリオストロ乙

>>656
我々の心です

>「よかったらメイド服とか色々貸してもらえますか？
>ハルヒが着てるとこもう一回見たいんで」

　　　　　．　’　　　　　　’、　　　′　　　　　　　 　 　 　 　 γ´｀ヽ
　　　、′・．　’　　　；　　　’、　’、′‘　．・”　　　　　　　 _ゝ　-''｀　ー-　_
　　　　　　　’、′・　　’、．・”；　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　 ::::＼
　　’、′　　’、(;;ﾉ;;　(′‘・．　”　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　:::ヽ
’、′・　 (　（´;^｀⌒)　”　；　　’、′・　　　　　　　 　 ,′　　　　　　　　　　　　 ::::',
　､　’、　’・　､´⌒,;y'⌒(（´;;;;;ﾉ､"　 ヽ　　　　　　　　 !　　　 , -────── ､::|
　　　　､(⌒ ;;;:;´'从 ;'　　 ;:;;) ; :） )､　ヽ　　　　　　　　 |　　 　|　 　ｨｪｧ　　　　ｨｪｧ|::|
　　　　（　´;`ヾ,;⌒)´　 从⌒ ;) ｀⌒ ）⌒:｀．・　　　　 ｜ 　　 ｀───────'::|
′‘:　；゜+°、::．:::>>660　　､⌒） ;;:::)::ﾉ　　　　　　　　 |　　　　　　　 　 　 　 　　::::|
　　　　　　｀:::､　...;:;_)　´...::ノ　 ソ　 　 　 　 r───‐┴─ｧ　　　　　　 　 　 　 ::::l
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　 　 :::/、　　　　　　　　　 ..:::/＼_
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　 　 　 ::|　ヽ　　 　 　 　 　 .:::/　 　 ￣ ー- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 ::::ﾄ､　｀　、　　　　 .::／、　　　　　　 　 ｀丶､
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　 　 　 .:::|　＼ 　 ｀ ー‐'ー'{_　 ヽ　　　　　　　　...::::｀丶､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿∠￣ ヽ　　 　 　 ::|　　ﾊ　　　　 　 :::::ト､　|　　　　　　....::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,､ ‐ '"´　　　ヽ　ヽ＼　　　　::| ∨　＼　 　 　 :::/／∨　　.......:::::::,､r　"´ ￣

>>659
クラリス「な、なんだってー！」

>>657
わぁくてか！わぁくてか！！

>>660
自爆乙

「な、なんであたしが着なきゃいけないのよ！？
あんた何着ても反応なかったじゃないの！！」

実はあたしはあのときのキョンのリアクションにまだ根に持ってた。

「あのときはお前が心配だったからよく見なかったんだよ。
だから今度はちゃんとみたいんだ………ダメか？」
あたしの頭にポンッと手を置いて言う。

そんなに心配してくれてたんだ………
改めてキョンがあたしを大切にしてくれてるってことを痛感した。

「……いいわ。
好きなだけみなさい！！
そして好きなだけ興奮すればいいわ！！」

大好きなキョンのためだもんね。
恥ずかしいなんて言ってられないわ！

「……と言うことなんで借りていいですか？
洗って返しますんで」

キョンがそう言うと、うつ向いてた鶴屋さんが顔をあげて言った。
いや、正確には叫んだの。
「勝手にするにょろ！！
このバカップル！！」
…という言葉を残し部屋から走り去って行った……。

鶴屋さん…

>>664
洗わなきゃ返せないようなことする気だな！？

>>666
その発想はなかった

「どうしたのかしらね？」

「わからん……」

鶴屋さんの出て行った理由はよくわからないけど…

「バカップルだって」

「そうだな」

バカップルって言われて少し嬉しかった…。

「………キョン」

「………なんだ？」

「大好き。愛してる。」

「俺もだ、ハルヒ」


そして二人は今日３度目のキスをする………



『プロジェクトＴ』大成功！！

>>664
その甘い構成と、絶妙な焦らし。
俺に教えてくれたら・・・

鶴屋さんまさかキョンのこと(ry

もうエロパロ板に移住しようぜ

そうか！>>666のようなことをすると分かったから鶴屋さんは怒ったんだ！

>>670
何そのツンにょろ

>>671
ぼくは　えろぱろ　じゃ　ないから　かんべん　してください

>>668
ベッドの上で枕を抱きしめながら三回寝返り打った

本編は終りです。

鶴屋さんが出てった理由の補足も兼ねたやつがあるんだけど書く？

やばいほどいかれてるけど…

いや、自分の計画での成功じゃないから落ち込んでたのさ！

>>676
もちｗ

>>676
ｗｋｔｋ

>>676
wktk

>>655
えーりんは俺の中では呪いの一部になった

>>676

ｗｋｔｋ
ｄｋｄｋ
ｇｄｇｄ

どれがいい？

>>666666666667777777777766666666666666
いやっふうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううGJ!

鶴屋さああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん

補完ver.ワクテカ(ﾟ∀ﾟ)

じゃあ書くけど、本編はともかくこっちへの批判は無しの方向で

心配するな、鶴屋さんなら俺が貰う

>>676
バニラエッセンスを１リットル入れて焼いたホットケーキくらい甘いＳＳ乙！！

>>686
本編の批評などできぬ

うわあぁ〜ん！！
ヒドイにょろ〜！！

あたしはハルにゃんとキョン君から逃げ出した。

近くのコンビニまで走っていくと見たことある女の子がいた…。

「長門っち〜！！」

そう、ハルにゃん達のお友達の長門有希ちゃんだったっさ。

実際あんまり話したことないけど今はこの悲しみを誰かに打ち明けたかったから話しかけてしまったにょろ。
「ちょっと聞いてほしいにょろ〜！！」

「………」
長門っちは相変わらず無口。
それでもかまわずあたしは長門っちに打ち明けた。

>>676
おつかれー。
鶴屋さんの書いてー

「……………なのに…………ハルにゃんが…………
だと思ったのに………………実は………で…………
つまり………………あわよくば………
……いかんせん………………察するに……………よしんば……………」

あたしは５分くらい話し続けたけど、
その間長門っちは黙って聞いてくれた。

「……わかってくれた？」
あたしが訊くと長門っちは軽く首を縦に振った。
「…………つまり」

…！！！
あたしは正直びっくりしたにょろ。

長門っちなら頷いて終わりかと思ったから…。

すでに書いてたとはｗ

ｗｋｔｋ

キモッｗ


これはひどいキモスレだｗｗ

「つまりあなたは涼宮ハルヒと彼を恋人関係に結び付けようとした。
数々の計画を実行し、失敗を重ねながらも『ツンデレ』という非常に男性の行為を惹き付ける策にたどり着いた。
涼宮ハルヒがそれを実行した結果、二人を恋人関係にすることに成功した。

そしてあなたは彼に自分の考えた策への感想を求めた。
しかし彼の返答は“いつもの”ハルヒだった。
よって彼の発言から考えると次のことが言える。
・涼宮ハルヒは元からツンデレ
・彼はそんな彼女が好きだった。

以上のこととそれまでのプロジェクトの過程を考えると、あなたは次の結論に達した。
・自分のやったことは無駄なことであった。
よってあなたは悲しかった………。
ということ？」

「その通りです………」

実にわかりやすくまとめられたにょろ……。

wktk

うーん、俺がビターだとするとこの人は・・・コカイン

そう、長門っちの言ったとおりさ……。

「あたしのやったことは無駄………」
あたしが言いかけると、それを遮断するように言った。

「ではない。
あなたの後押しがなければあの二人が恋人関係に至る可能性は８％以下だった。
だからあなたはいいことをしたと考えるべき…」

「長門っち………」
あたしはいつも無口な長門っちの励ましがとてもうれしかった…。

「ありがとにょろ！」
あたしは長門っちに抱きついた。

長門っちの体はとても冷たい。

やっぱり長門は良いと思います

>>700
だな。

>>700
そりゃそうだｗ

だが俺のものだ。

まるで長門が死んでるみたいじゃないかｗｗｗ

>>700
そうです。いわゆる真理ってやつです。ありがとうございます。








>>703阻止

>>703
まてこら。俺がいるぞ

「人をしあわせにすることができる人はすごい……」
でも言葉の一つ一つに優しさを感じた……

そっと腕をあたしの背中にまわしてくれた。

「それは私にはできないことだから…」
長門っちが悲しそうに言った…。
なんだか小さい長門っちが更に小さく見えて、思わず腕に力を込めた。

「……できるよ！」
「………え？」
小さな声で長門っちが声を漏らした…。

あたしは長門っちの大きな目を見つめて言った。
「あたしは今長門っちといてしあわせだもん！！」

長門っちは顔をほんのわずかだけど赤くして……
「………そう…」とだけ言った。

あたしが抱きついていた手を外すと、長門っちは
「…じゃあ」
と言って自分のマンションの方(たぶん)に歩き始めた…。
「ねぇ！」
あたしが呼ぶと、長門っちは振り返った。
「有希ちゃん今度遊びに行っていいかな！？」

「……今からでもどうぞ…」
あたしはうれしくて有希ちゃんに付いて行った。

新しい友達はとっても無口だけどとってもやさしいにょろ！！

みんな・・・
メインヒロインは誰だか分かってるか？

なにこの流れ

うっせぇ池沼ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

レズ展開！レズ展開！

>>708
少なくとも俺のヒロインは長門

>>712
うっせぇ池沼ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>708
鶴屋さんに相違ない

終わり！！

はい。まさかの長門＆鶴屋さんエンドです！！

これに関して異論は認めません。


本編の批評がほしいです

>>715
おつかれ。

>>715
きもちわるいですｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
舌噛んでしんでくれませんかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>713
モノホンの池沼ははじめて見るなｗ

>>718
ROMってろ

放置しろよ

>>715
お疲れ様です！

批評などできませぬ。っていうか書く文章が違い過ぎます。

>>715
乙でした！
批評というかなんというかだけど、鶴屋さんの喋りがちゅるやさんに近かった気がする。いや、良いんだけどね

>>715
乙！
良かったとしか言いようがない

>>715
ちょっとキョン展開が早めな気がしますが
これはSSなので問題ないとして･･･

ｲｲ感じです！

>>715
乙！
あなたの書くハルヒは最高に可愛いですｗ
もう甘々です。ケーキバイキングで１年過ごすくらい甘かったです
こういう雰囲気大好きです

あ、キョン展開ってなんだ？展開でした。

>>715
乙！！

なんか荒れてるねー
こりゃ投下しないで寝たほうがいいかな・・・

塩を砂糖で中和するぐらい甘かったです。乙

>>715
乙ですー！

>>715
乙！！
キョンがキョンらしくなかったようなきもするがＧＪ！！

とにかくハルヒが可愛いＳＳでした

>>715
胸がDQNときました

>>715
長門＆鶴屋さんエンドって珍しいなｗ
おもしろかったＧＪ

>>715
素敵でした

ちょっと落としていってだいじょうぶそう？

>>727
いやいや荒れてません荒れてません！
投下どぞ

>>727
ｗｋｔｋ

>>735
おｋ
さっきみたいに生殺しにならないようにチェックしてから投下する。

ｗｋｔｋ

部室へ行こうと席をたった時、前の席に携帯電話があすれられてい
るのに気がついた。

放課後進路相談だったといって浮かない顔して出て行ったキョン
携帯電話をわすれていったらしい。

どうで後で部室に顔だすでしょと私はその携帯電話を手にとってし
まった。

【携帯電話】

深くかんがえずに手にとってしまったけど、この中にキョンのプラ
イベートが保管されていると思うと携帯を持つ手がなんとなく汗ば
んでくるような気がする。

当然SOS団の団員として私や有希、みくるちゃんの電話番号は登録
されているんだろう、そのまではいい、なんにも問題ない、私だっ
てキョンの古泉君の電話番号を登録している
でもキョンは私の名前なんて登録しているんだろう、味もそっけも
なくフルネームの登録だったりしたらちょっと寂しい気もする

　　　　　　　　　　　　 　 _　　 _ 　 _　　　_
　　　　　　　+　　　+　　　| | 　 | |　| |　　 | |　　+
　　　　　　　　　　　　　　 | | Π| |　| |　Π| |　　　　　+
　　　　 /￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣l￣￣￣￣l　+
　　　/￣￣￣￣ /三三三三//￣￣￣￣￣i､￣￣￣ i､
　 /￣￣￣￣ _/三三三三//￣￣￣￣￣￣',￣￣￣￣l
/￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣',三二二ニl　　　+
￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　古代都市ワクテカ　（B.C.8000年頃）

あいつと出会ってSOS団を結成して1年以上、高校生活もこの夏休み
がすぎればもう半分お終い、今日のキョンみたいに進路の話も他人
ごとではなくなってきている。

あいつは、私のことどう思っているのだろう、教室の後ろの席にい
るクラスメート？、学校生活を彩る部活動の部長？、それとも単に
口うるさい奴なんてことはないよね

その答えがこの小さい中に入っていると思うと、いけないとは思い
つつ中を確認したい衝動にかられる

でも、本当にあいつは誰が好きなんだろう、みくるちゃん？たしか
に、あいつはみくるちゃんの肩をもつし、いつもやさしく声をかけ
ているような気がしてくる、それとも有希？気がつくとあいつの目
線の先は有希ってことがよくあるような気もしてくる、

そもそも、私とあいつはちゃんとつきあっているとはいえる状態で
はない、大体ちょっと気になりだしたのだっけ去年みたあの夢のせ
い、あれから現実世界でちょっといい感じになったことはあったけ

もし今この携帯をあけて待ちうけ画面なんかに、みくるちゃんや有
希の写メなんてあったらきっと立ち直れない

天使と悪魔の葛藤が続いたけど、どうやら私の理性は人並みの堅牢
さをもっていたようでなんとか思いとどまって部室までたどりつく
ことが出来た。

>>715
ちょっとPCはなれてたからﾚｽ遅れた　乙!!

>>727
ｗｋｔｋ　ｗｋｔｋ　ｗｋｔｋ

部室の扉を前にして、ちょっと深呼吸、そう私は神聖にして不可侵
なSOS団の団長、ほれたはれたなんて一時の気の迷いなんだからと
言い聞かせて、その扉を勢いよく開ける

「おっそくなって　ごめーん」

きっとこの扉の向こうには、アホ面さげたあいつがいるんだから

そうそう、私の携帯の待ちうけ画面、変えておこう。

おしまい

13:00:00頃に投下おｋ？

>>743
終わりか。おつかれー。

>>744
１時？２５時？

>>743
いい感じだった。乙！

>>744
昼？

>>743
ＧＪ

>>744
いつでもいいにょろ！

>>746-747
昼。

>>743
なんていうか、理知的に甘い。ＧＪ！

>>743
なんかイイ！こういうの好きかも
乙！

>>750
おkおk。楽しみに待ってる

ありがとみなさんです

>>743
GJ！！

>>753
乙

>>753
乙＆寝る。性的な意味で。

このペースだったら朝までには1000いきそうだな

投下カモン

出産の中の人寝た？

>>753
日本語で乙

憤慨の次の小説いつ発売するのかなー

10月じゃね？

>>761
10月の可能性あると思う

>>761
待ちきれなくてココにいる俺。

１０月ってだいぶ先だなー。俺、小説しか見てないんだが、アニメの最後ってどうなったの？ｗ

ダメだ・・・すっげー眠い・・・
誰か気付け薬をくれ・・・

誰かネタくれませんか？
ネタが浮かばないんだよな…。

>>766
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLG,GGLG:2006-05,GGLG:ja&q=%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%BB%E3%81%A9%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2

>>761
小説一冊も読まないでココにいる俺。買う勇気が起きねえorz

夜中のうちに落ちそうな予感

>>767
ネタはもらうものじゃない！自分で掴み取るんだ！

今日(実質昨日)友達にハルヒ見せたら
録画したDVDと原作全巻持って帰られた・・・
憤慨まだ途中なのに(´･ω･`)

>>766
ttp://uziga.sakura.ne.jp/doku/html/guest/novel/camu02.html

>>766
つttp://nagatoyuki.info/up/file/317.jpg

>>767
クラスメイトがハルヒとキョンをくっつけようとする話とかどうよ

ネタ：長門×フードファイト

書きたいんだけど、中の人が大学院試験らしいよ。

>>771
そうだよな。
悪かった！！





……でもさすがにネタ切れなんだよな……。

今日ので長編は４作目だからな。
しかも全部ハルキョンの甘い系だし……
ネタ浮かぶ人はマジすごいと思う。

ネタか・・・
どこかで見た作品をインスパイアしたと言えば聞こえのいい、パクリとかはまずいんだよなあ

>>767
ついでにクラスメイト全員に名前をつける

>>766
http://www5.axfc.net/uploader/11/so/N11_7409.zip.html



>>777
いんや、そんだけ書いてたら暫くはネタ切れだってば。
しかも題材は限られてる。キニスルナ！

>>774
これはいい

そろそろハルヒ甘い系に飽きてきた俺ガイル

キョンがほとんど登場しない話ってのは新鮮かもしれない

ナルシスト女のブログに
突 撃 要 請
http://mina1129.blog70.fc2.com/?m

>>781
だろ？拾い物で、小さいが…これなら出産の中の人にがんばってもらえる気がする

キョンについて他のキャラクターがインタビュー形式で答えていく話とかね、いいかも

>>777
そんな俺は、現在8作目･･･全く上手くならない･･･

ってことで投下良いかな？>>192-196の続きだけど

>>786
ktkr!

>>786
come on

ネタ書くとき、俺を通行人として出演させてくれお(; ＾ω＾)

さんくす。
ちょっと元気出た。
もうちょっとだから待っててくれ

>>786
どうぞどうぞ

>>790
wktkして待ってるお

>>790の余興みたいな感じで頼む


「えっと･･･どういうことですか？」
朝比奈みくるは理解できない様子でした。まぁ仕方無いでしょう。
「いいですか？彼は昨日、涼宮さんと喧嘩をしました。すると、涼宮さんは何を望むでしょう？」
「それは･･･仲直り？」
「そうですね。間接的に言うと彼が機嫌を戻すことを望んだわけです。そこで、彼女の力はどう働いたでしょう？」
僕がこう聞くと、二人共（まぁ長門有希は元々そうなんですけど）黙ってしまいました。所々に質問を交えた解かりやすい説明かと思ったんですけど。
「答えはこうです。彼の機嫌を良くするため、彼にも世界を改変する力を与えた」
･･･話が突飛すぎたんでしょうか。二人共黙ったままです。
先に口を開いたのは、朝比奈さんでした。
「そんな･･･それは本当何ですか？」
「本当です。まぁ僕も間違いであって欲しいんですけどね、仕事が2倍に増えるわけですから。しかも二人ともメランコリー状態ですし」
そんなことを言ったら自分がメランコリーになって来ました。今日から睡眠時間は2分の1かも知れませんからね。

投下時以外はコテ外して

「それは･･･どうすれば直るんですか？」
おっとっと、話の本題はそこでした。
「そうですね。これは僕の推測ですが、多分合ってます。要は彼の憂鬱を回復させてあげれば良いんです。そして最終的に二人が仲直りすればすべて丸く収まります」
「へぇ･･･なるほど･･･」
二人には理解してもらえたようです。
「そこで、貴方達にはあまり二人を刺激しないで頂きたいのですが･･･」
「はい･･･そうですけど、私にも何か出来ることは･･･」
貴方が動くと、余計面倒なことになりそうなんですけど･･･。
「貴方はとにかく普通にしていて下さい。いつものようにお茶も出してあげて下さい。それだけで彼にとっては充分です」
「解かりました･･･」
「･･･」
長門さんは、話が終わったのを悟るといつもの定位置へと戻って行きました。
「思念体には報告しなくて良いんですか？」
「既にした」
流石、早いですね。
「何か指示は？」
「観察を続けるべき、と」
「そうですか･･･」
とりあえず長門さんをあてにしてはいけないようですね。

二人がやってきたのは、それから5分程後のことです。
最初は、二人で一緒に来たものですから、一瞬もう僕が尽力する必要は無いかと思ったんですけど。
「「･･･」」
二人の険悪なムードは、決して楽観視して良いものでは無いようですね。
僕は、二人に向かって「こんにちは」と挨拶をしました。二人とも、小さな手の動きがあっただけでした。
「涼宮さん、昨日言っていた窃盗犯の件ですが」
長門さんを除く全員の視線が僕に刺さってきました。まぁ本来ならこれは禁句とするところでしょうからね。
「昨日捕まったようですよ。また犯行に及ぼうとしたところを住人に取り押さえられたそうです。しかもその住人というのは女性だとか」
実を言うと、それは組織がやったことです。ちなみにその住人というのは森さんのことです。
「へぇ、すごいわね」
反応薄いですね･･･。
「それで涼宮さん、僕から一つ提案があるのですが」
「何？」
「近県に最近、宇宙でとれた鉱物やロケットの模型などを展示した博物館が出来たそうです。そこに多少地球外生命体についてのブースもあるとか」
「それで？」
それで？とは･･･。
「今度我々でそこに向かってみませんか？何か得るものがあるかも知れませんよ」
「ふーん、考えておくわ」
普段の彼女なら一週間何も口にしていない肉食動物より早く食いつくところだったのですが･･･。

こうなったら少し強行手段に出ますか。
「すみません、ちょっといいですか？」
「ん？俺か？」
「そうです」
僕は、彼を連れて部室を出ました。
「どうせハルヒと仲直りしろとかそんな話だろ」
部室のドアを閉めるなり、彼が話し掛けてきました。
「ええ、解かっているなら話は早いです。今すぐにでも涼宮さんと和解して下さい」
「俺も出来るならそうしてやってもいいがね、何しろハルヒは今日一日まったく口を利かん」
貴方の後ろの席でブスッとしてる彼女の様子が目に浮かびますね。
「今回は特に非常事態です。一刻も早く事態を解決して下さい」
「何がどう非常事態なんだ？」
「それは･･･」
今彼に話すわけにはいかないでしょう。
「今は言えません。事態が収束に向かえば教えて差し上げることが出来るでしょう」
「はぁ？なんだそりゃ」
「とにかく、あなたと涼宮さんが今の状態のままだと世界が危ないんです。そこだけはよく理解して下さい」
彼は渋々といった感じで
「解かったよ」
と言うと、部室へ戻って行きました。

「･･･」
彼は一体何が解かったんでしょうね。
今は部室全体が、いつもは優しい女教師が突然大声で怒鳴った後の教室のような静けさを保っています。
「帰る」
その沈黙を破ったのは涼宮さんでした。彼女がそう言うと同時に長門さんも本を閉じました。
僕は彼にアイコンタクトを送りました。いつもは解かってくれていないようですが、今回だけは理解してくれたようです。
「ハルヒ･･･」
カバンを取って部室を出て行こうとする涼宮さんを彼は引き止めました。
「何よ･･･」
「その･･･なんだ？俺達もあの程度のことでこんなに怒って、バカらしくないか？」
「仲直りしたいならしたいってそう言いなさいよ」
彼の顔に少し、何と言うか･･･イラつきのようなものが見られました。
そんなことを言うのは彼女も和解を望んでいたからですよ！と彼に伝えてあげたいのですが、アイコンタクトだけでそんな複雑な文を伝える能力は残念ながら持ち合わせていません。
「まぁいいわ、謝ったら許してあげる」
ほう、それは良かったです。と、思ったのですが次に彼の口から出てきたのは「すまん」でも「ごめん」でもありませんでした。
「それは、何に対して謝るんだ？」
「もちろん、団長である私に対して暴言を吐いた罪よ」
「･･･そうか、すまなかった」

これで事態は解決、と僕は胸を撫で下ろしました。しかし、彼の言葉はまだ続いていました。
「しかしだな、お前も俺にあんなこと言ったんだ。お前も当然俺に謝るべきだよな？」
「はぁ？」
この空気は･･･良くないですね･･･。
「何で私があんたに謝らないといけないのよ！」
「それは今説明しただろ？しかもお前、俺には謝らせといて、お前は何も無しだってのか？」
「私は団長よ？あんたより偉いの。それにね、私は今まで人に謝ったことが無いの」
「ハッ、ひねくれた団長様も居たもんだぜ」
ああ、もう･･･。
「落ち着いてください二人共。謝るとか謝らないとか、そんなことどうでも良いじゃないですか。そもそも、僕達は同じ団の仲間じゃないですか。仲間に礼は必要無いとはよく言ったものです」
「同じ団の仲間？こいつと仲間なんざまっぴらごめんだな」
「あらキョン。意見が合うわね」
こう言うと二人はそっぽを向いてしまいました。
「貴方達は仲直りを望んでいる筈です。なんだかんだ言ってお互い思いあってますからね。それなのに何故素直にならないんですか？」
心に踏み込むようなことを言うのはあまりよくないとは思うのですが、この場合仕方ありません。
「貴方達にとって、どうするのが良いか。考えて見てください」
しばしの沈黙の後、涼宮さんが口を開きました。
「帰る」
今度は、誰も止めようとしませんでした。

バタンと扉が閉じられると同時に、彼が話し掛けてきました。
「なぁ古泉、何でお前今ハルヒの味方をしなかったんだ？」
「貴方の言い分も正しいと思ったので」
というのは嘘ピョンで･･･嘘です。
「うそつけ」
バレましたか･･･。
「まぁ良い。さっき言えない事情がある的なことも言ってたしな。じゃぁ俺も帰るからな」
彼も、足早に部室を出て行きました。

それは、なんでもない放課後
なんでもない部室
なんでもない日常･･･のはずだった

キョン「黙れ！雌豚！」
ハルヒ「え・・・？」
ハルヒ「団長に向かって、なによその口の聞き方は！
いい！？キョ･･っ・・ぁあ・・・」
俺は小うるさいハルヒを強引に押し倒し、
頬をひっぱたいた。

ハルヒ「っ！な、なにを・・・」
キョン「ダマレと言っただろうが」

「あのぉ･･･大丈夫なんですかぁ･･･？」
ずっと黙っていた朝比奈さんが、やっと喋りました。
「どうでしょうね。あまり状況はよくないようですが」
「どうしましょう･･･」
「とりあえずは僕に任せて置いてください。悪い方向へは向かわない筈です」
「わ、解かりました」
いざという時は、長門さんの力を借りることになるかも知れませんが。
「それでは、僕達も帰りましょうか」
「はい」

そうして、僕達も帰宅しました。

その夜に、僕は気付くべきだったんでしょうね。

と、まぁここまでっさ
古泉語りﾑｽﾞｶｼｽ

じゃぁ出産ﾄﾞｿﾞｰ

違う板でやってくれ

●＜うっそピョン

…

>>802
乙〜。ｗｋｔｋ絶好調でっせー

>>801
GJー！！
次回に期待

>>802
乙！
いいところで切りやがってｗ

>>802
乙
次回の古泉にｗｋｔｋ

>>802
乙！！

じゃあ一応出来たから投下してもいいかな？

>>802
Gj＆wktk

>>809
どうぞどうぞ

次スレで投下してもおk？
プロローグなのに思った以上に長くなってるorz

じゃあ、失礼しますね



入場した瞬間に、俺とハルヒは大量のフラッシュを浴びた。
もはや、軽い芸能人気分だ。
こんなのをよくあれだけ浴びれるもんだと感心しつつ席に戻った俺とハルヒを待っていたのはさっきまで椅子ではなくデカデカとハートマークがあしらわれたソファーだった。
これはなんの冗談だ？
「さぁさぁ、座っとくれよ。折角用意したんだから、ちゃんと使って欲しいっさー」
鶴屋さん、あなたの仕業でしたか・・・
「いいじゃなーいっ！！キョン、ハルヒちゃん有難く使わせてもらいなさいよっ！！」
母さん、これもあなたの仕込みですか？
「そうね、キョン有難使わせてもらいましょ？」
ハルヒがご機嫌な様なので俺はソファーを使うことにした。
「あぁ、そうしよう。鶴屋さん、ありがとうございます。使わせてもらいますよ」

「うんうん、そうでなくっちゃ。こっちも用意した甲斐があるってもんだい」

>>809
ｗｋｔｋ

俺とハルヒがソファーに座ると、鶴屋さんと母親は満足そうに自分の席へと戻っていった。
ハルヒは俺にくっ付いていられるのに満足らしく、ニコニコと子供のような笑顔をしている。
まぁ、ハルヒのこの顔が見れるならいいか。
さて、やっと落ち着いたので辺りを見回してみるとスクリーンで「朝比奈ミクルの冒険　Episode00」が流されていた。
なんで、ここであれが流されてるんだ？
等という俺の疑問は些細な事だったようで結婚式の定番キャンドルサービスの時間が来たのである。
これが夫婦の初の共同作業である。
俺とハルヒは森さんからキャンドルを受け取ると端っこのテーブルから回った。
まぁ、みんな蝋燭を濡らしたりだとか先っぽの紐を切ったりというベタベタな事をしてくれたのは言うまでもない。
そして、今は最後の「ＳＯＳ団とその友人御一行様」のテーブルに向かっている。
此処では一人一人ちゃんと挨拶しようと思う。

まずは鶴屋さんだ。
「やぁやぁ、よく来たね」

「どうも。さっきはソファーありがとうございました」

「気にしなくていいっさ。それより、キョン君もハルにゃんもちゃんとめがっさ幸せになるにょろよ」

「えぇ、分かってますよ」

「もちろん！絶対幸せになってみせるわ」

「うんうん、それでこそ君達っさー」

次に朝比奈さんだ。
「キョン君、涼宮さん。本当におめでとうございます。涼宮さん、とっても綺麗ですよ」

「朝比奈さんありがとうございます」

「みくるちゃんありがとね！あなたも早くいい人見つけてね。あたし応援してるわ」

「はい、よろしくお願いしますね」

>>813
タイトル直してください

>>812
出産終わったらどうぞ

次に古泉だ。
「どうも、御二方とも本当にお似合いですよ。これから色々大変だとは思いますが、お二人ならどんな窮地に立たされても互いを支え合って乗り越えられると僕は信じていますよ」

「あぁ、古泉ありがとうな。これからはどんな事があっても挫けない様に頑張るよ」

「古泉君、今日は来てくれてありがと！あたし頑張ってキョンを支えるわ」

「えぇ、頑張って下さいね」

次に朝倉だ。
「キョン君、涼宮さん。おめでとう。二人とも、お幸せにね」

「おう、朝倉来てくれてありがとうな」

「えぇ、あなたも幸せになるのよ？いいわね？」

「分かったわ。努力してみる」

最後は長門だ。
「おめでとう」

「あぁ、長門もありがとうな」

「有希、ありがとね。あなた可愛いんだから妥協しちゃだめよ！！理想は高く持ちなさい！！」

「分かった」
こうして最後のテーブルに明かりを灯した俺とハルヒは自分達の席へと戻った。
もう一度願う。
『みんながずーっと幸せになりますように』と。

次に待っていたのははカラオケ大会だった。
ＥＮＯＺがオリジナルのラブソングを熱唱してくれたり、ＳＯＳ団とその友人達がＳＯＳ団公式テーマソング「ハレ晴レユカイ」を大合唱してくれた。
そしていよいよメインイベントであるウェディングケーキ入刀である。
また、沢山のフラッシュが浴びせられるがさっきほど違和感は無い。
これが慣れというものなのだろうか・・・
無事ケーキカットも終わり、またハルヒとソファーの上でベタベタしている。
ケーキを食べながら「かなり美味いがハルヒの作ってくれたやつの方が美味いな」等と考えていたらいよいよ最後のイベントが始まった。

それは「新郎新婦からご両親への挨拶」である。
まずは俺からだ。
「父さん、母さん、本当に今までお世話になりました。今、思えば俺はいつも二人に迷惑を掛けてばっかりでしたね。
親の心子知らずという言葉がありますが、まさに俺はその典型的な例だったと思います。
しかしながら、今日俺はハルヒと結婚し、最愛の妻のためにもこれから生まれてくる子供のためにもしっかりしていきたいと思います。
ですから、これからも俺がヘマをやらかしたらどんどん叱ってやって下さい。よろしくお願いします。
最後にもう一度、本当に今までお世話になりました。」
そう言い終わると母さんは泣いていた。
俺も泣きたくなるが今は堪える。
夫としてハルヒを支えてやらなきゃならないからな。

さぁ、ハルヒの番だ。
「お父さん、お母さん、あたしはほんとにワガママで一杯一杯苦労を掛けました。そしてその恩をあたしは全く返せていません。
あたし・・・は・・っく・・・ほんとに何をやっても・・・周りから浮くだけで・・・・ホントに駄目で・・・ヒック・・・」
俺は泣き崩れそうになるハルヒを支える。
此処で崩れたらきっと後悔する。
俺の目を見たハルヒは俺に寄り掛かりながら続けた。
「・・・でも・・・あたしはありのままのあたしを受け入れてくれる人と出会いました。今日、あたしはこの人の元へお嫁に行きます。
この人とこれからの人生を精一杯生きていきます。だから見てて下さい。これからのあたしを。精一杯生きてるあたしを。
お父さん、お母さん、本当に今までお世話になりました。そして・・・ありがとうございました」
ハルヒが泣いている。
俺も泣いている。
ハルヒの両親も俺の両親も泣いている。
今日来てくれたみんなが泣いている。
でも、これは悲しいから涙が出るんじゃない・・・
嬉しいから・・・幸せだから出る涙がある事を俺は知っている。
それを教えてくれたのは今、俺の腕の中で泣いてるハルヒなのだ。
なんという幸せな空間なのだろう・・・
いつまでもこんな幸せが続けばいいと思う・・・
そしてそんな幸せな気分のまま俺達の結婚式は終わったのだ・・・

以上ここまで
やっと・・・結婚式終わった・・・

>>825
乙ー

>>825
ＧＪ！

>>825
乙＆ＧＪです。よくできてるなあ・・・

>>825
なんか真面目にｳﾙｳﾙ来ちゃったじゃないスか！
お疲れ様！最高です。

>>825
俺、泣いてしまったのだが…どうすんのよ?
ってか、GJ

>>825
めがっさＧＪにょろ！

>>825
Ｇj！！

>>825
乙っさ！

乙！
てかハートマーク入りのソファーてどこのラブホだｗｗｗ

みんな、ありがとう。
ここまででもう約５０ＫＢいってる・・・・
まだ妊娠２，３ヶ月なのに・・・
少し展開早めるか・・・

まぁ、自分で言ってて恥ずかしいと思うが…言うわ

親子の絆があるからごそ、子供は強くなれるからな
いつか巣立ちする日が来るのかもしれないと言う思いがある親
親のために一生懸命頑張る子供
結婚式があると、そこで強い絆を結ばれ新たなる明日への巣立ちが来るからなぁ

>>825
いいSSを読ませてもらった

GJ！

誰かそろそろ俺と結婚してくれ・・・・

>>838
っ●

結婚式でイチャイチャできるってある意味すごい

早々に用事済ませて帰ってきたそして追いついた。
もう、職人さんみんなＧＧＧＧＧＧＧＧＧＪ！！！！！！！！！！！！

特に途中のあの空気の中で…

今投下すると最後が次スレのスレたてにかぶるかもしれんので。
投下される方はお先にどうぞ。
初投下なので、容量がつかめん……

>>842
期待してるｗｋｔｋ

>>825
GJ

>>842
恐らく誰も居ない、大丈夫だ

>>842
wktk

>>835
無理に展開はやめるより自分のペースでやった方がいいと思われ？

じゃあ投下してみる。不格好になったらゴメン。

日常なんてもんは、普通の人間ならあって当たり前、
むしろ改めて日常とはなんぞやと自問する奴なんて、
その時点で日常から乖離しかけているのかもしれん。
だが俺はまさに今、その日常やらの定義を自問し続けている。
俺の隣にいる女――涼宮ハルヒによって。

そもそもハルヒにとって日常など、まったく必要なく。
むしろそれは唾棄すべき無用の長物。
ワゴンにでも乗せて3点100円でたたき売りしてもいいぐらいに価値のない代物だと考えている節がある。
それどころか、いけ好かない伊達男曰く、ハルヒの奴はは日常に飽き、日常を忌み嫌い、
そして日常を変えようと、世界を変えてしまったのだという。
ま、日常に埋没していた昔の俺なら、そんな与太話、一顧だにしなかっただろうが、今の俺なら少しは信じられる。
むしろ信じないとやっていけないほどに、いろんなことがありすぎた。
俺の高校一年生の学生生活で日常といえる日が何日あっただろうな？
正直両手の指で数えられると思うぞ。むしろ片手でもいけるかもしれん。