1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
しようよ♪
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:40:10.24 ID:4dQ31ivXO
あひん
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:40:51.00 ID:pwZ0lJ8k0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:41:03.14 ID:T4Ah6QHt0
怖い話
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:41:26.69 ID:K+ykVkq20
3人の兄弟が山登りに行って遭難した。
夜になって「このまま死ぬのか?」と思ったとき、1件の民家が見えた。
助かったと思い訪ねてみると その家には美人の娘と、めちゃくちゃ怖そうな親父が住んでいた。
「よそ者は泊めない」という親父を、 「かわいそうだから」と娘が説得し、物置小屋に一晩泊めてもらう事に。
しかしその娘のあまりの美しさに目がくらんだ3兄弟は、夜中にトイレに起きてきた娘に襲いかかった。
しかしすぐに親父に取り押さえられ、「お前等、全員殺す!!」と日本刀を抜かれた。
だが3兄弟は土下座して必死に謝った。
親父は、「ここは山奥で食料も少ない。山から食料を持ってきたら、
山のふもとへ抜ける裏道を教えてやろう」と、条件を出した。3人はすぐに小屋の近辺を探した。
はじめに戻ってきたのは次男だった。次男は、山ブドウを持ってきた。
それを見た父親は、「それをケツの穴にいれて見ろ」と言った。
次男は言われるまま、1粒のブドウを自分のケツの穴に入れた。
そして次男は裏道を教えてもらい、無事山を降りた。
次に、長男が大きく実った栗を沢山抱えて戻ってきた。
父親は同じようにケツの穴に入れることを命じた。
長男は必死に頑張って、栗をケツの穴に入れ始めた。
もう少しで入るという所で、長男は何故か笑ってしまい、
栗はケツの穴からいきおい良く飛び出した。長男は、そのまま父親に殺された。
長男は見てしまったのだ・・・
嬉しそうに、スイカを抱えてこちらに走ってくる三男の姿を・・・
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:42:31.26 ID:tDJNwj7D0
メチルアルコールに引火した
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:42:37.20 ID:Lt072TWM0
学校で噂になってた怖い話とかある?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:44:10.23 ID:4dQ31ivXO
>5
お茶吹いたwwwww
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:44:34.64 ID:T4Ah6QHt0
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:45:22.25 ID:yBmz0oMZ0
>>5 朝から爆笑させんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:45:59.39 ID:6t5uPxcl0
これ初見の奴こんなにいるのか
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:46:40.14 ID:KtTcRn40O
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:47:47.66 ID:6IMboRHzO
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:49:03.64 ID:4dQ31ivXO
怖くなったけど夏だし明るい話キボンヌ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:49:15.21 ID:yBmz0oMZ0
初見も再見もこのタイミングで見たら笑うだろそりゃwwwwwwwwwwww
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:49:35.50 ID:CwVnq4eI0
お姉ちゃんにオナニーを見られました。いつもはちゃんとノックしてから部屋に入るのに、その日はなぜかノックをせず
僕がオナニーの真っ最中に部屋に入ってきたのです。お互い一瞬固まってしまいましたが、お姉ちゃんはすぐに「ごめんなさい!」といってドアを閉めました
お姉ちゃんは僕よりも六歳年上なせいか、僕をいじめることもなく優しいお姉ちゃんです。
ある日、お姉ちゃんが僕の部屋の前に来ました。ノックをし「翔太、いる?」と尋ねますが、僕は何も言いません
「・・・入るね」そう言ってお姉ちゃんは僕の部屋に入りますが、僕は背を向けてベッドに寝そべっていました。お姉ちゃんは気まずそうながらも口を開き
「翔太、この間はごめんね。あんなことをしているのを見られたら、誰だって傷つくよね・・・ あなた、最近私を避けてるみたいだし・・・。
翔太だけ見られるのはズルいから、あ、あの・・・私も見せるから、それでお相子にできない?」
僕はお姉ちゃんの言葉を疑いましたが、背後からする服を脱ぐ音でお姉ちゃんが本気だということがわかりました
「お、お姉ちゃん何やって・・・」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:53:53.44 ID:4dQ31ivXO
うぎょうさん
さぎょうご
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:59:51.94 ID:nIFpImaJ0
ちなみに自分が体験した怖い話一つ話すね
ずっとちっちゃい頃、自分には記憶が無いんだけどよく動物と話してたらしい
とは言っても、鳴き声を真似して遊んでるようにしか見えなかったそうだけど
何で話してると分かったか、母から聞いた話だから嘘なのかもしれないし
多少誇張もあるかも・・・とだけ言わせといてください
ある日、家の前で車が事故った。
車が電信柱にぶつかった以外は、誰も怪我をしないである意味平和的な事故だった。
ただ、車は警察やなんかが面倒だったのか、すぐにどこかへ走り去ってしまいあたりに
ライトの破片がちらばっていた。
母が買い物から帰ってくると、私が破片をほうきとちりとりで片付けていたそうだ。
その様子を見た向かいのおばさんが、片付けが終わった頃ご褒美という事で私にお菓子をたくさんくれた。
・・・ちなみに、掃除をしてお菓子をもらった・・・というのは私も覚えている
母は不思議だった、何故なら3歳の子供にそんな掃除のやり方などおしえていないからだ
「ねぇ、お片づけしてくれたのは偉いけど、どこで教えてもらったの?」
そう聞かれた私は「カラスさんがね、教えてくれたの」と、言ったらしい
「カラス?」
普段動物の前で鳴き真似をして遊んでいるから、子供特有の意味の無い嘘だと母は思った。
「カラスさんがね、これをしたらきっとご褒美くれるからって」
・・・この年で打算的なのか、それとも適当な事を言っているのか母には分からなかった。
続きます
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 05:59:52.92 ID:Lt072TWM0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:00:35.73 ID:Az/XRvoaO
おはようございます
すっかり快眠で前スレ読めず悔しいので
どなたか怖い話おながいします
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:05:40.00 ID:pXEkY2uU0
かきくけ
いうえを
あ うえお
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:08:10.42 ID:nIFpImaJ0
それからしばらくたったある日
近所で猫が車にはねられる、という事があった。
・・・そういう事があった、というのは確かに私も覚えている
その猫は、しばらく苦しんだ後路上で死んでしまったらしい
その日の夕方、私は他人の車にひどいイタズラをしたそうだ。
もちろんこっぴどく母に叱られた。
普段こんな事をしないだけに、母も何故私がこんな事をしたのか不思議でたまらなく、
「ねぇ、何でこんな事したの?」と、聞くと
「あの車が猫さんを殺したから・・・猫さん痛い、痛いって言いながら死んじゃったのに、謝らなかったから」
ちなみに猫がはねられたと思われる時私は家で昼食を食べていた。
車の所有者は、最初はかなり怒っていたが、猫の事を私が言うと
サーッと青くなり、許してくれたらしい
怖くは無かったですね、もう何個かエピソードあるけど・・・やっぱり怖くない罠
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:10:55.64 ID:3XQj/3E40
>>5 ちょwwwwwwwwwwwwこれは最高だwwwwwwwwwwww
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:12:21.85 ID:fBMMY2Tj0
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:17:56.58 ID:Lt072TWM0
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:21:15.56 ID:nIFpImaJ0
>>25 ちなみに今はそんな事出来る気配も無し
というか嘘かもしれないから本当に出来てるかどうか
ただ、動物とよく遊んでたのはよく覚えてるけどね
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:24:53.94 ID:6t5uPxcl0
そういやこの間なんかのスレ見て思い出したことなんだけど
俺ガキの頃に良く遊んでいた子供がいるんだ
よく日焼けしてて目がでかくて日本語喋れない奴なんだけど
川原でグニャグニャしたボール使って二人だけで良く遊んでた
でも家族とか幼馴染とか誰に聞いてもそんな奴知らないって言うんだよね
俺もいつから遊ばなくなったのか覚えてないし
あいつは誰だったのか気になる
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:33:36.87 ID:4dQ31ivXO
いい話ダナー(´;ω;`)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:35:43.02 ID:nIFpImaJ0
そんな感じの思い出私にもあるな
結構人見知り激しい方なんですぐ誰かと打ち解けるって事めったに無いんだけど
あるデパートで二人の姉妹と妙に仲良くなった
・・・ただ、何故か顔を全く思い出せない
帰るときに、バイバーイってな感じで手を振ろうと思ったら、今まですぐそばにいたのにもういなくなってた
不思議なようなそうでもないような、微妙な思い出
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:52:24.95 ID:nIFpImaJ0
そして過疎
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:56:13.44 ID:Gb/cxIHv0
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 06:56:29.02 ID:6pk1lVc0O
寝てたらさ、たまに手とか体の下敷きになって血通わなくなって感覚なくなることあるじゃん?
この前夜中に起きた時にそうなってたんだけど
誰かに掴まれてる感じだけはっきりわかってすごく怖かった
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 07:02:48.02 ID:nIFpImaJ0
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 07:27:25.06 ID:p8eDP25O0
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 07:52:16.02 ID:nIFpImaJ0
あげー
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 08:00:58.70 ID:NPxRBcB60
ほす
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 08:18:06.21 ID:Az/XRvoaO
眠い
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 09:18:58.30 ID:B78HEKgrO
昨日の夜はめっさ怖かった
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 09:20:55.55 ID:NPxRBcB60
40 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 10:23:51.43 ID:rYeDGhTe0
|A`) 亀だが興味深い話だな
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 10:46:51.86 ID:AifMPX5J0
くこか
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 10:48:29.28 ID:R/drv5bcO
かゆ
うま
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 10:49:53.15 ID:Gb/cxIHv0
44 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 11:49:14.56 ID:rYeDGhTe0
3年ほど前の事です。
私は体調を崩しとある病院に入院しました。
これまでも何回か病院で入院したことはあるのですが、
私は霊感が強く、こういう所では霊の気配というものを感じます。
まあ人が死んだりするところなので
ある程度、覚悟をしていたのですが、
その病院は今までとは比べものにならないほど
寒気といやな空気が流れているんです。
私は病因の都合上、個室になり、
だいたい2週間くらい入院することに。
異様な霊気を感じながらも、最初の日の夜11時頃、
早速、気配がしました。
入り口の扉が少し開いているのに気づきそこに目をやると、
かすかに何かがこっちを覗いているようで、
私は怖くて、
その日はあまり眠れませんでした。
45 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 11:49:31.95 ID:rYeDGhTe0
霊の気配は朝5時から夜6時まではあまり
なく、
7時にかけてから激しくなって来るようです。
夜、トイレに行くと鏡があるのですが、
まれに包帯を巻いた人が映り、ほかにも屋上や階段、
一階の待合い室などで亡霊を見かけましたが
、
私自身、ビクッとはしないので多分、
おとなしいタイプの霊なんだろうと思いました。
そして10日経った日の夜1時。
この時間帯は異様な空気がMAXになり、
私を覗いている霊が現れました。
どうやらこの霊は怨霊らしく、私も鳥肌が立つほど苦手で、
まだ一度もはっきりと姿を見ていません。
私はこの霊を確かめるため、扉をバッと開けました。
辺りを見回すと、3時の方向に子供がいました。
その子がこちらを振り向いた瞬間、私は「ひいい」
大慌てで布団にもぐり込みました。
なぜかというとその子供、両目がなく、
血が流れていたのですから。
そして2週間経ち、なんとか退院。
とにかく病院は霊がたくさんいます。注意してください。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 11:51:53.90 ID:MJLn8tZe0
47 :
こんにちトマス ◆TOMAS.MBKM :2006/07/31(月) 11:52:28.92 ID:tLrnwLG9O
こういうスレは幽霊が書き込みしてるよ
48 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 11:58:45.82 ID:rYeDGhTe0
|A`) トマスってけっこうこのスレにいるよな
怖い話が好きなのか
49 :
こんにちトマス ◆TOMAS.MBKM :2006/07/31(月) 12:15:42.99 ID:tLrnwLG9O
50 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:27:31.84 ID:rYeDGhTe0
>>49 |A`) 危険になほど面白い
もうちょっと貼ろうと思うけど昼間に貼ってもなあ…とも思う
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 12:31:07.92 ID:+aCaY3ju0
むしろ昼間の明るいうちじゃないと怖い話が読めない俺みたいなチキンな奴だっているんだぜ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 12:33:49.69 ID:kq/AXSKH0
怖い話って言うか俺が小学生のころの不思議体験を語ってやろう
入居者が少ないマンションでかくれんぼしてたんだ
とりあえず隠れようと思って人が住んでない部屋に入ろうと思ってドア開けたら
中に街があって人がいっぱい歩いてたんだ
怖くなってすぐ閉めて逃げた
こんな感じ。わけわからん
53 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:38:03.24 ID:rYeDGhTe0
54 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:40:27.57 ID:rYeDGhTe0
この話は10年前知人に聞いた話です。
今では温泉旅行もブームとなっていますが、
当時はブームになる前でどこでも格安に行けたそうです。
知人と男仲間4人は、群馬方面の旅館に向かい車を走らせていました。
チェックインも夕方だと思いのんびりしていると、
渋滞などにより予想以上の時間がかかっていました。
この山を越えたところが目的地だという場所に差し掛かった頃には、
午前0時をまわっていました。
そこで地図を見ていた一人が林道を通って山を越えた方が近道だと言い出し、
急いで山を登り始めました。
上り始めてそろそろ頂上かなと思ったときあたり一面に光が広がり、
目を凝らしてよく見ると、そこには20〜30人の人だかりがありました。
「まずいお祭りかな?」と一人が言い出したが、
お願いして通してもらおうと言うことになりそのまま進みました。
ですが誰一人車に気づかないのでパッシングを繰り返したが、
一向に気づく気配はなくとうとう5m手前まで来てしまい、
仕方なくクラクションを鳴らしました。
55 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:40:48.34 ID:rYeDGhTe0
「 プ ッ ー ー 」
そのときです。今まで気づきもしなかった人たちが、
「バッ」と一斉にこっちを向いたのです・・・
一瞬凍りつきました。
そこは明るいというより青白く、しかもそこに立っていた人たちは、
全員手や足、顔や胴体がなかったのです。
「 う わ ぁ ー ー っ 」
4人は慌ててギアをバックにいれ来た道を戻りました。
車内は静まり返り旅館についても一言もしゃべらず、
一睡もできないまま次の日の朝を迎えました。
朝食をとっている際に、一人が耐えられず
「旅館の誰かに山の事を聞こう」とこの後の安否を心配するかのように
声を震わせながら言いだしました。そこで一人が旅館の主人に、
昨日のことをすべて話したところ、驚く様子もなく、
突然一緒に山に登ろうと言ってきたのです。
昨日とは反対側から山に登り頂上に着くと、
昨日の出来事が信じられないぐらいにあたり一面緑が広がっていました。
さらによく見ると何か慰霊碑みたいなものが建っていたのです。
主人の話によると30年ぐらい前にこの山に旅客機が墜落したということでした。
4人は手を合わせ旅の安全を願いながらその場を後にしました。
この後更なる恐怖が待ち構えているとも知らずに・・・
56 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:41:57.22 ID:rYeDGhTe0
温泉旅行初日にとんでもないものを見てしまった一行は、
次の目的地へと向かっていた。
そこは結構名の通った老舗旅館で山々に囲まれた
景色のすばらしいところだった。
初日の失敗を生かし、今度は早めに旅館へと着いた一行は、
早速部屋へと案内され少しくつろぐ事にした。
だがテレビもほとんどのチャンネルが映らず、
山の中ということもあり娯楽もなかったため暇を弄んでいた。
そのとき一人が夕食までまだ時間がるので、
みんなで旅館の中を探索しようと言い出した。
探索してみるとかなり広い旅館で迷路のように、
通路や階段が入り組んでいた。
それから30分も歩いていると行き止まりへとぶつかり、
これ以上先にはいけないなと思ったその時、一番端の部屋の入り口に目がいった。
その部屋の取っ手は鎖でグルグル巻きにされ、
南京錠で施錠されていた。
「なんか見るからに怪しい」とみんなで口を揃え、
その部屋の前まで来ると一人が鎖に手をやった。
すると少しいじくったとたんに鍵が開いてしまったのだ。
「まずいっ」四人は鍵は開いたままであったが、
急いで部屋へと戻った。
57 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:42:13.52 ID:rYeDGhTe0
部屋へ戻った四人は何事もなく夕食をとり、
そのまま晩酌へとうつっていった。
だいぶ酒も進みいい気分になってきた頃、
一人が「じゃんけんで負けたやつがさっきの部屋に
30分間一人で入ってじっと耐えるゲームをやろう」と言い出し、
結局じゃんけんで負けたAとBが一人づつ順番に入っていった。
そこはかび臭く正面に閉ざされた窓、
左手に押入れといった部屋でした。
押入れに背を向けて座り、互いに時間通り絶えて出てきました。
なぜか奇妙なことに二人とも押入れが妙に気になった
と言っていたが開けることはしなかったという。
肝試しも終わったし、そろそろ寝るかと
布団を敷きみんな寝始めた。
泊まっていた部屋は正面と右手に窓があり、
右手の窓の前に一人、正面に平行して三人並んで寝ました。
寝始めてから何時間か経つと正面の窓に近いAが、
隣のBを小声で起こし始めた
A「おい、おい、」
B「なんだよ〜」
A「悪い、なんか背中にすごい寒気を感じる んだ、窓をちょっと見てくれないか」
B「そんなもん自分で見ろよ〜」
A「だめだ俺には見れない、それに体が動か ないんだ」
B「なんだよそれ〜って言うかここ五階だ ぜ」
A「た、頼むよ…」
B「わかったよ〜」
58 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:42:29.11 ID:rYeDGhTe0
Bはしぶしぶ立ち上がり正面の窓に近づき、
一気にカーテンを開けた。そのとたんBは腰を抜かした。
「ギャアァァァァァー」
そこには血だらけの男性とその男性の腕に抱かれた
それまた血だらけの赤ん坊がすごい形相でこちらを睨んでいたのだ。
その悲鳴を聞き残りの三人も飛び起き窓を見たが、
そこにはまだ男と赤ん坊が睨みつけていた。悲鳴が鳴り止まぬうちに一人がとっさに電気をつけると、
すぅーと姿を消したのであった。
四人は一時の間ボー全としていたが、結局朝まで寝れることはなかった。
朝旅館を発つ際に、店の主人は四人の異変に気づいた。
主「どうかされましたか?」
四「い、いえ大丈夫です。」
主「もしかしてあの部屋に入りましたか?」
四「・・・す、すみません」
図星であった。
主人は四人を連れて例の部屋へと進んで行った。
入るなり主人はあの気になっていた押入れを開けた。
するとそこには仏壇があったのだ。
主人の話によると、蒸発してしまった奥さんを
探すために旅をしていた親子がとうとう行き詰って、
この部屋で喉を切って心中したとの事であった。
それ以来この部屋では親子の霊を見るとの苦情が絶えないので
封鎖したということだった。
なんともいえない悲劇な話に手を合わせその場を後にした。
59 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:55:01.52 ID:rYeDGhTe0
これは私が高校に通いだしたころの体験談です。
私の入学した高校は偏差値はまぁまぁのところで、
親しい友達も大体はその高校に入学し、楽しい日々を送っていました。
もちろん新しい友達もたくさん出来て、充実感に溢れていました。
高校は電車で二つ先の駅にあって、毎日朝の7時には駅に到着。
ホームの前で電車を待ちながら中学校の時からの友達と一緒に
ぺちゃくちゃと昨日見たテレビの事や、好きな人の話、テストの話。
たわいない話題を電車がくるまで話し、電車の中でもそれは続けられて、
みんな笑顔でいっぱいでした。あんな事さえ無ければ…
夏休みが始まる前だったと思います。
私の住んでいる町は結構な都会で、ビルが立ち並んでいて、
朝になれば大勢の人がホームの前に並んで、じっと電車を待っているんです。
今思えばそんな所で楽しそうに回りを考えずにおしゃべりをしていた私達は、
回りの迷惑だったんでしょうね。
時々恐い顔をしたおじさんが「コラ!静かにせんか!」と怒鳴りつけてきました。
そんな時は少しだけ黙るんですが、また話をはじめて…。
回りの人の目も冷たかったのも思い出します。
しかも時期は強い日差しの夏空の下、回りの人イライラは増していき、
それでも私達は毎日毎日、それを繰り返していました。
そんなある日、いつもどおりに最前列でおしゃべりをしていた私達の後ろから
奇妙な音が聞こえてきたんです。まるで口笛を吹くみたいな…。
60 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:55:16.33 ID:rYeDGhTe0
ピ─ピーピピ─ピヒュ─ピフィ─
カサカサに渇いた唇で口笛を吹いてる。そんな音でした。
人が柵のように立ち並んでいて移動できる状況ではないはずなのに、
口笛はゆっくりと私達の方へと近づいてくるのです。
人の間を無理矢理通っているのかも、とも思いましたがそれなら人の列が乱れたり
誰かが怒ったり、そういう動きがあるはず。でも…まったく無いんです。
口笛に恐ろしさを感じた私は横にいた友達に「ねぇ、変な音がするよ…?」と
怯えた声で囁きました。
友達はもう一人の友達と話しこんでいた様子で「え、なに〜?」と大声で私に問います。
「だからッ…!」と私も大声で返そうとしたとき、すぐ背後から
ピィィィィーーーーィィィぁぁ!!!
居る!私のすぐ後ろに得体のしれない誰かが!狂ったように口笛を吹いて!
後ろ髪が口笛から出た気味の悪い息でまくりあげられます。
ゴォゴォゴォ。
ゴォゴォ。
同時にホームの向こうから電車が入って着ました。
「ねぇ、なんて言ったの!」
電車の轟音と口笛、真っ青の私につかみかかるように友達は聞いてきて、
私の力の抜けきった体は勢いでトン…と一歩横に動きました。
友人も同じように一歩横に出てきて、私のいた位置に立って…
そこからはスローモーションのようでした。
61 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 12:55:31.05 ID:rYeDGhTe0
「ひぃぃぃっ!」
5本の真っ黒な腕が人の間からにゅるるぅぅぅっと飛び出して
友人の体をもの凄い勢いで線路へと突き落としたんです。
「ひギャーーーーッッッ!」
電車がその上を一気に走りぬけて行きました。友達の、絶叫と一緒に。
私の制服も真っ赤に染まって、ホームに並んでいた人みんな真っ赤で…
黒い手だけがにゅるにゅるとまるでミミズのように人と人の間へと戻っていって…。
ピーピーピぃぃぃぃ・・・・・
遠ざかっていく口笛と、回りの人達の絶叫を私はただ呆然と聞いていました。
あれから8年、私は元気に旅行会社に勤めています。
ホームで電車を待つ時にピーピーピーピーと口笛を吹くクセ以外、ごく普通の生活です。
62 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:04:16.70 ID:rYeDGhTe0
始めまして。私は東京都内で建築関係の仕事をしております。
職業柄大工に友人が多くその中でも1人、特に親しい友人 のMと、ある地方に旅行に行った時の話です。
私とMは日頃から宮大工に憧れを持っておりました。
日本古来のお寺や神社その建築物は江戸時代からの宮大工と呼ばれる人たちの優れた技術の結集です。
美しい曲線、細部に亘る細かい仕事ぶり そのどれを取っても尊敬に値するものがあります。
そんな意味で今回私たちが選んだ旅行先はこれらの建物がもっとも多い場 所でした。
お互い3日間の休みを取って東京を出発しました。
2月の半ばで、まだ寒い時期でした。朝早く東京を出発し午前中には現地入りしました。
宿泊先は、特に決めておらず、とにかく早くそれらの建築物が見たかった私たちは、逸る気持ちで観光を始めました。
お昼を回ったところで、そろそろ今日の宿を探そうと言うことになり、あちこち電話をかけましたが思うように見つかりません。
私たちには、宿に対するある拘りがありました。
出来るだけ古い旅館で情緒を楽しみたい、出来れば料理は部屋だしで・など、こんな希望をかなえてくれる宿がきっとあると思っていました。
ところが近代化が進みホテルと呼ばれる場所は、沢山有りましたが昔ながらの旅館と呼べるところがなかなか見つかりません。
どうしても拘りを捨てきれない私たちは、ようやく1件の旅館にたどり付きました。
古びた外観、綺麗に掃き清められた庭、申し分ありませんでした。
観光地とは少し離れた場所にありましたが、佇まいが気に入りこの宿の門を叩きました。
出迎えてくれたのはシックな黒いワンピースを着た32〜33歳位の美しい女性でした。
見た目は若女将といった感じです。
一つ気になったのは、玄関を入った途端、むせ返る程のお香の匂いがしたことです。
けれども、男の2人旅ですので多少の下心もありこの宿に決めました。
「今晩、お世話になりたいのですが?」私が言うと 「かまいませんが、本日は板場が居ないのでお食事はどこか外で召し上がっていただけますか?」と意外な言葉が返ってきました。
「今日はお休みですか?」Mが聞きます。
「いえ、特に休みと言う訳ではないのですが・・・」
どうも奥歯に物の挟まった言い方です。
「休みでしたら無理には・・・」
言いかけましたが
「いえいえ、お食事だけ外で取っていただければ、お宿代はお安くいたしますので。」
佇まいも柔らかい物腰の若女将も気に入っていた私たちは、食事を外で取るのも悪くないか、と言うことに話がまとまりこの宿に決めました。
63 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:04:39.24 ID:rYeDGhTe0
時間は2時を少し回っていた位でしたので、もう一回り観光をする旨を若女将に告げ、一旦宿を出ました。
旅館の夕食を期待していただけに、多少がっかりもしましたが、また1から宿探しと言う無駄な時間も使いたくないので、外食もいた仕方ないとして観光の続きを始めました。
再び宿に戻ったのは、夕食を済ませて午後の8時を少し回ったところでした。
出迎えてくれた先ほどの若女将は、見違えるほど華やかな着物姿でした。
お香の匂いもかすかに残っている程度で気になりませんでした。
「お食事は、おすみですか?」
「はい。地元の人にお聞きして○○と言うところでとって来ました。」
「あー、あそこのお料理は、とてもおいしくて私も時々寄らせてもらってるんですよ」
「はい。とってもおいしかったです。」
「それではお部屋のほうに案内いたします。」
若女将の後について部屋への廊下を歩いていくと、思った通りいたるところに『和』の飾りや照明が目に入りとても落ち着きのある作りでした。
通された部屋は10畳程の広い部屋で正面の大きな窓の下には5畳程の談話室にテーブルとソファーが置いてあります。
部屋の真ん中には、こたつが有りこたつの上には良く冷えた地酒が置いて有りました。
「何もおもてなしが出来ませんので寝酒にでもいかがですか?それでは、ごゆっくり。何かありましたら電話でお呼びください。後ほどお布団を敷きに参ります。」
と言って部屋を出てゆきました。
若女将の心遣いでした。すっかり気分を良くした私たちは、あまり飲み慣れない日本酒で今日一日の事をあれこれ話し始めました。
散々飲んでしばらくすると部屋をノックする音。
「どうぞ。」
「失礼します。」
入ってきたのは、20代半ば位のとても美しい女性でした。
なんとなく若女将に面影が似ている感じでした。
「お布団、敷きに参りました。」
「これはご苦労様です。」
64 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:05:05.10 ID:rYeDGhTe0
若い女性の訪問にいささか緊張気味で、私たちは席を窓側の談話室に移し話のきっかけを捜しま した。
「お客さまは、どちらからお越しですか。」
以外にも女性の方から声をかけてくれました。
「はい、東京からです。」
これをきっかけに、話は弾み殺風景だった部屋が一変して明るい空間に変わりました。
時間がたつのもあっという間で 「散々お邪魔をして申し訳ありませんでした。」
と言うとその女性は「そろそろ行かないと・・・」となんとなく寂しそうな顔で席を立ちました。
「もう少しいいじゃないですか。」
私もMも必死に止めましたが。女性は三つ指を付いて部屋を出てゆきました。
なんとなくあっけないな、などと思いながらまた酒を飲み始めたところ・・
再び部屋をノックする音。
「・・・・・・」
「失礼します。」
今度は若女将です。
「あら?お布団、ご自分たちでお敷きになったのですか?申し訳有りません。」
「え?」
「いや、1時間ほど前に若い女性が敷きに来てくれましたよ。散々引き止めて申し訳ありませんでした。どうか怒らないであげてください。引き止めたのは私たちですから・・」
(はは〜どうやらこの若女将は厳しい人で油を売っていると怒られるんだな〜)とっさにこう思った私は、先ほどの女性の弁護をしました。
案の定それを聞いた若女将の顔色が見る見る変わってゆきました。
「ほんとにすいません。何せ男2人なので話し相手がほしかったものですから・・・」
Mも気付いて、あわてて援護射撃です。
「いえ?・・女は今日は私1人ですが・・それにお客様もお二人だけですよ・・・」
「そんなばかな・・・ついさっきここに居ましたよ、からかわないでくださいよ・・」
若女将の顔がみるみる青くなっていきます。
「妹さんですか?なんとなく似てらっしゃったから?」
「はい・・いえ・・妹は・・・」
「どうか、なさいましたか?」
65 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:05:21.71 ID:rYeDGhTe0
若女将はだんだんしどろもどろになってゆきます。
これはただ事ではないなと思った私たちは、
「どうしました?事情がおありですか?よろしかったら話してください。」
と即しました。
「はい、実は、私の妹は去年他界いたしまして、25歳でした。」
「・・・・・」
「今日が、一周忌です。黙っていて申し訳ありませんでした。この旅館がとても好きで、私より社交性があり将来は妹がこの旅館の女将になるはずでした。思わぬ事故で・・・突然でした・・・」
後のほうは、もう声になっていませんでした。
「そう・・・でしたか・・」
これで全てのもやもやが解けました。
昼間のワンピースは喪服で、お香の匂いも、板場の人が居ないのも、休みにしなかった理由も・・・
私たちはある決心をしました。
「今日、私たちがここにお世話になったのもなにかの縁です。旅館を休まなかったのも妹さんの供養のためでしょう?もし、お許しいただければお線香の1本でも差し上げたいのですが。」
「ほんとうですか?そうしていただければあの子も喜びます」
私たちは確かめたかったのです。
離れが住まいになっているらしく若女将の案内で自宅の仏間に通されました。
仏間に入ったとたん私たちは、愕然となりました。
飾られた遺影には先ほど1時間以上も楽しく話をした女性が笑っていました。
お焼香を済ませ部屋に戻った私たちは、何度もお礼を言っている若女将に・・
「布団を敷きに来てくれたのは、妹さんです。」と言いました。
若女将は、その場に泣き崩れました。
しばらくして正気を取り戻した若女将は何度も礼を言い部屋を出てゆきました。
残された私たちは、すっかり酔いが覚め、とても眠るどころではありません。
2人とも無口になり残りの酒を飲み続けました。
66 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:05:36.36 ID:rYeDGhTe0
一向に酔えない状態が続きふと、耳を澄ますと部屋の前を往復する足音が聞こえます。
さすがに怖さに身を縮めていると、やがて足音は部屋の右のほうへ遠ざかってゆき天井の方から足音が聞こえ、 それも消えてゆきました。
どうやら2階へ上がったようでした。
私たちの部屋の上が階段になっていたようでした。
「他にも客がいたのかな?」
そう思いその晩は2人で朝まで飲み明かしました。
空が白んできたころ私たちは、早々に荷物をまとめ宿をチェックアウトしました。
若女将は何度も私たちに頭をさげ最後まで、宿代は受け取りませんでした。
根負けした私たちも、言葉に甘え結局ただで帰ることになりました。
宿を出て振り返ったMが『ポツリ』と一言・・・・
「おい!この旅館平屋建てだぞ・・・・・」
そうです、2階が無いのです。
私たちが夕べ聞いた足音は・・・・・
皆さんは信じてくれますか?
本当の話です・・・・・・・・・
67 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:13:08.52 ID:rYeDGhTe0
あれは、今考えるといったいなんだったのだろう?
こんな風に思わせる出来事が私の身に起こりました。
去年の夏の事です。
私は、ある自動車会社でセールスをしておりますが世の中の不況で新車を購入する方はほとんどおらず、私の勤める営業所も 業績に伸び悩み連日、朝早くから夜遅くまで販売活動を余儀なくされていました。
もちろん同僚も私と同じで販売成績の伸び悩みに苦しんでおりました。
そんな折たまには皆で食事でもしようか、と言うことになり4人で近所のファミリーレストランに行くことになりました。
国道に面している営業所を出て同じ並びにあるレストランまで歩いて10分ほどです。
時間は夜の9時を少し回ったところでした。
お互い仕事の不満が溜まってたこともあり、ふと気づくと時計はもう日付が変わっていました。
もう一度営業所に戻り一仕事やらなければならない私たち4人は、重い腰を上げレストランを出ました。
店の前の国道も午前0時を過ぎるとさすがに車の通りも少なくなっています。
営業所に戻りかけた時1人が立ち止まりじっと国道の先を見つめています。
「どうした?」 私が話しかけると
「しー!」と口先に指を当てて耳を澄ましています。
「何か聞こえないか?」
他の3人に同じしぐさをするよう即します。
私たち3人も彼と同じく耳を澄ませて見ました。
なるほどかすかに聞こえてきます。
小さな声で・・・
「ウォーーー!」
人が叫んでいるような小さな声・・
いや、遠くで叫んでいる大きな声?・・・・
「なんだ?」
「どこから聞こえるんだ?」
4人は声のするほうを探しました。
そうしている間にもその声はだんだん近づいてきます。
68 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:13:36.46 ID:rYeDGhTe0
「おい、あのバイクじゃないか?」1人が言いました。
それは、国道をこちらに向かって走ってくる1台のカブでした。
どうやらそのカブの運転手が叫んでいるようでした。
私たちは、な〜んだと思いまた歩き始めたとき、1人が、
「おい、ちょっといたずらしようか?」と言い出しました。
「そうだな、脅かしてやるか?」
少しクサクサしていた私たちは、歩道ギリギリに走ってくるカブに『ワッ!』と大声で叫んでやろうということで、少しのうさを晴らそうと考えたのです。
そして4人でカブが我々の前を通過するのを待ちました。
運転手は相変わらず例の「ウォーー」を続けながら走っています。
「随分ゆっくり走ってるな〜」
そうですそのカブは恐ろしくゆっくりした速度で走っていました。
20キロ出てるか?という速度でした。
カブがだんだん近づいてくるにしたがって声も大きくなってきます。
「ウォーーーー」
カブに乗っている人も街灯の下でだんだんはっきりしてきました。
黒のジャンパーに白いジェットヘル(白バイの警官がかぶっているヘルメット)で真っ直ぐ前を見て走ってきます。
「あれ?」
私ともう一人があることに気づきました。
遠めにもその人は口を真一文字につぐんでいるのです。
しかし声は相変わらず続いています。
69 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:14:05.66 ID:rYeDGhTe0
「ウォーーー」
他の2人もどうやらそれに気づいた様でした。
私たちは不思議に思いじっと目で追いました。
いつしかいたずらのことを忘れその 不思議な光景見続けています。
そしてとうとうカブが我々の前を通過したとき・・・・
見てしまいました。
その声の主を・・・・・
なんと、真っ直ぐ前を見ている運転手のヘルメットの横にもうひとつの顔があったのです!
決して作り物ではありません。
目は左右に動き、口を大きく開け、額から血を流し断末魔の様な悲鳴を上げていたのです。
「ウォーーーーーーー!」と・・・・
やがてカブは遠ざかって行き、悲鳴も聞こえなくなりました。
4人はしばらく口も利けずその場に立ち竦みました。
私たちの見たものはいったい・・・・・・
70 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:36:02.91 ID:rYeDGhTe0
以前にも述べましたが、私は世間で流布している幽霊の概念には否定的です。
幽霊というのは、思念の残滓のようなもので、それが何らかの形で場所や物に記憶され
ているのだと考えています。
FDに記憶されたデーターのようなものですね。
で、再生機能を持つ人が、それを見たりすると考えています。
血族の死を感知する話は非常に多いのですが、やはりシンクロし易いのでしょう。
ところが、これでは説明出来ない話があったりします。
今回の話は、流石の私もただ怖いとしか言えません。
M県の海水浴場に、海の守りの女神像があります。
これが建立されたのは、ある事件がきっかけです。
昭和30年7月28日。
ここで泳いでいた45人の女子中学1年生のうち、36名!が水死するという痛ま
しい事件がありました。
全国的に報道された事件ですから、興味のある方はデーターベースを検索して下さい。
この遭難事件の原因ですが、海が荒れていた訳ではないのです。
生き残った9名の内5名が共通の発言をしています。
「かたまって泳いでいた友達が次々と波間に消えていきました。あっけにとられてい
ると、水面をひたひたとゆすりながら、黒い塊がこちらへ向かって来ます。それは何
十人もの女の人で、防空頭巾をかぶり、もんぺをはいていました。逃げようとすると、物凄い力
で足を引っ張り水の中へ引き込みます。女の人は皆、白く無表情な顔をしていました」
助かった女生徒も肺炎などを併発し入院しています。また、浜辺でこの有り様を目撃した人に
も、亡霊を見た人が多数存在しています。
71 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:36:18.11 ID:rYeDGhTe0
・・・何をどう言えばいいのでしょうか?ただ、凄惨でやりきれない思いがします。
さて、実は私の弟がこの浜辺で恐ろしい体験をしているのです。
ワゴン車に男4人で弟はこの海岸に海水浴に行きました。
この海岸を最初から目標にしていたのではなく、無目的な旅行をしていた時に、たま
たま海水浴場が目に付きました。
まだ、夜だったので、車で仮眠を取り、明日泳ごうということになりました。
弟はこの時、海上に多数の人魂を見ていましたが、友人達は見えぬようなので、黙っていたそ
うです。
夜明け前に尿意を催し外に出ていた友人が皆を起しました。
海に妙な物があると言うのです。
外に出てみると、夜明け前の空は淡い紫色で、海面は鈍い銀色をしています。その海面沖から
かなり離れた所になにやらキラキラ光るものがあります。
「・・・ビニール袋かな?」
誰かが言いました。確かにビニール袋が光を反射しているように見えなくもなかったそうです。
だが、まだ陽は昇っていません。
「手だ・・・」
真っ先に弟が気づきました。海面から手首から上を出して誰かが手を振っているのです。「溺
れてんじゃねえのか?」「見に行くか?」というのを、弟は押しとどめました。
「馬鹿! あんな遠くにあるのに、なんではっきり手首と見えるんだよ。なんで光ってんだよ」
それで、ようやく仲間もそれが只ならぬ者であることに気づいたのです。
全員、車に戻り酒の力で無理に眠りました。
72 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:36:33.29 ID:rYeDGhTe0
翌日、騒がしさに目を覚ますと、海水浴場は人で溢れています。
昨夜の事もあり、気味が悪いが、ここまで来て、泳がないのもしゃくです。
深場には行かず、全員離れぬようにしようということで、海に入りました。
股下位の深さのところでビーチボールで遊ぶうち、昨夜の事など忘れてしまったそうです。
そのうち、仲間の一人が突然助けてくれと叫び、沈んでいきました。
昨夜の出来事で、悪ふざけしていると、最初は思ったそうです。
皆、泳ぎは達者だし、そんな水位で溺れるはずもありません。
「馬鹿やってんじゃねえ!」と言いましたが、その男は本当に溺れているように見えま
す。どれどれと見に行くと、その男はすでに頭が水の中まで沈み込み、手だけを上に出しても
がいています。
弟達は顔色を変え、その友人を引き上げようとしましたたが、逆に凄い力で大の男4人が引き
込まれそうになりました。弟が海の中を見たところ、砂が巻き上がり友人を包み込んでいます。
弟はその砂の中に確かに無数の手を見たと言ってます。
自分達だけでは助けられないと思い、弟達は助けを呼んびました。
側にいた刺青の集団が助けに来てくれたそうです。結局、大人8人がかりで、ようやく助け出し
ましたが、溺れた友人の体は、腰まで海底の砂の中に埋まっていたそうです。
「なんや! これはなんや!」
刺青の怖い人達は叫んだそうですが、弟達に答えられるはずもありません。
一体、どうすれば、大人の体を海底の砂の中に引きずり込む事が出来るのでしょう?
少なくとも私は分かりません。
ちなみに、この海岸、第2次大戦中の空襲の死亡者二百名余りを埋めた場所だそうです。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 13:36:47.81 ID:DbVVJqX4O
あ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 13:39:05.47 ID:UUE6HXxa0
>>5 こんなパターンもある
3人の兄弟が海で遭難し、島に流れ着いた。
夜になって「このまま死ぬのか?」と思ったとき、1件の民家が見えた。
助かったと思い訪ねてみると その家には美人の娘と、めちゃくちゃ怖そうな親父が住んでいた。
「よそ者は泊めない」という親父を、 「かわいそうだから」と娘が説得し、物置小屋に一晩泊めてもらう事に。
しかしその娘のあまりの美しさに目がくらんだ3兄弟は、夜中にトイレに起きてきた娘に襲いかかった。
しかしすぐに親父に取り押さえられ、「お前等、全員殺す!!」と日本刀を抜かれた。
だが3兄弟は土下座して必死に謝った。
親父は、「ここは孤島で食料も少ない。海から食料を持ってきたら、
船のある場所を教えてやろう」と、条件を出した。3人はすぐに浜辺を探した。
はじめに戻ってきたのは次男だった。次男は、アサリを持ってきた。
それを見た父親は、「それをケツの穴にいれて見ろ」と言った。
次男は言われるまま、一個のアサリを自分のケツの穴に入れた。
そして次男は船を手に入れ、無事島を出た。
次に、長男が大きなアワビを持って戻ってきた。
父親は同じようにケツの穴に入れることを命じた。
長男は必死に頑張って、アワビをケツの穴に入れ始めた。
もう少しで入るという所で、長男は何故か笑ってしまい、
アワビはケツの穴からいきおい良く飛び出した。長男は、そのまま父親に殺された。
長男は見てしまったのだ・・・
嬉しそうに、ウニを抱えてこちらに走ってくる三男の姿を・・・
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 13:50:13.08 ID:AifMPX5J0
終わりの時は終りの一行があると読み易い
次のレスを読み始めてから違和感に気づく
77 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 13:51:52.97 ID:rYeDGhTe0
>>75 |A`) どこかにそんなのもあったんだが…
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 13:56:14.17 ID:UUE6HXxa0
昨日は寝てしまって見れなかったな…
どんな話が出たんだ?
79 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:01:14.44 ID:rYeDGhTe0
>>76 |A`) 貼る時は1分以内で貼るようにしてる
一つの話が終わってからは3分くらいは時間が空く
その辺で判断してくれ
なんかチンコ立つかはわからんけど
けっこう前に見つけた変な話を発掘した
80 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:02:55.38 ID:rYeDGhTe0
>>78 |A`) 俺も貼ったけどどれを貼ったかは忘れました
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:05:24.21 ID:4dQ31ivXO
前々スレから見てるだけの俺が来ましたよ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:08:03.26 ID:1R+0M7uU0
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:08:06.04 ID:UUE6HXxa0
ミスターアンサーっていう都市伝説?を聞いたことがあるんだけど、有名な話?
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:09:26.67 ID:4dQ31ivXO
>74
ウニwwwwwwww
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:10:44.34 ID:4dQ31ivXO
>83
Kwsk
86 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:12:31.38 ID:rYeDGhTe0
|A`) 見つけたはいいけどエロすぎて貼れたもんじゃありません
>>83 |A`) 俺は知らないな
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:16:17.87 ID:4dQ31ivXO
>86
あなたの勇気に期待
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:21:38.90 ID:UUE6HXxa0
「ミスターアンサー」
まず、10人がそれぞれ携帯電話を用意します。
そして、一人目から二人目へ、二人目から三人目へ、三人目から…というふうに、
10人が同時に隣の人間に電話をかけます。
本来なら全部話中になるはずですが、成功すると全ての携帯が「ミスターアンサー」と名乗る何者かに繋がります。
アンサーは、10人中9人には「何でも質問に答えてやろう」と言い、どんな質問にも的確な答えを教えてくれます。
しかし1人には逆に質問をしてきます。しかも、そねは決して答えられないような質問です。
もしそれに答えられない場合、携帯の液晶から腕が出てきて、その人の体の一部をもぎ取って行ってしまいます。
現代版こっくりさんといったところでしょうか。
89 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:23:12.84 ID:rYeDGhTe0
>>87 |A`) その勇気があれば何も苦労しないんだが…
試しに1話貼ってみて不評だったら
俺一人で楽しむって事でどうだろう
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:26:07.51 ID:AifMPX5J0
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:26:09.75 ID:4dQ31ivXO
>88
サンクス
コックリさんって体もってかれたっけか?
>89
その方向でヨロ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:28:12.14 ID:UUE6HXxa0
>>91 「とりつかれる」って意味では体を持っていかれるっていうのと似たようなもんかな?
こっちは痛いけど
93 :
コピペ:2006/07/31(月) 14:30:24.68 ID:+aCaY3ju0
「電線の続く先」
私が中学生になった最初の夏休み、我が一家が、岡山県笠岡市という電照菊(夏の間、夜でも明かりを点けて栽培する菊)の産地に、中古の一軒家を買い移り住んだときの話です。
夏休みも終わりの頃、母が電気代の明細書を見ながら、
「おかしいわねぇ、前よりも電気代が高いのよ。」とぼやいています。
その夏は例年より涼しく、クーラーをつけなかったにもかかわらず、引っ越す以前のそれよりも多少オーバーしていたのです。
私が高校生になってもその現象は続いており、特に夏の間に顕著に現れていました。
そんな頃、「あの隣にある電照菊のビニールハウスが怪しい。」と父が言い出しました。
そのビニールハウスは私達が住んでいる家の大家さんのものであり、その大家さんが、電気を盗んでいるのではないかということでした。
それから2、3週間後の日曜日、父は屋根裏に登り家内の電気の配線を調べだしました。
「おい、このコードは何だ!」と興奮した様子で父が叫びました。
そのコードは、屋根裏から通風孔を得て、雨樋に通じ、地中に埋まっていました。
その日のうちに父と僕は、そのコードは、隣のビニールハウスに通じているのだと思いながら庭を掘り始めました。
するとどうでしょうか。そのコードは再び我が家の和室の下へと通じていたのです。その和室の畳をはがし、地面を掘りました。
50cmも掘ったでしょうか。
なんと、そこに現れたのは古びた冷蔵庫だったのです。
父は、その冷蔵庫を開けました。
「うっ、く、臭い、、、」そう聞こえたのと同時に私の鼻にも、吐き気を催すような異臭が飛び込んできました。
「T也(私の名前)、見ちゃだめだ!」と言い父は冷蔵庫の扉を閉めました。
その日のうちに警察がかけつけ、騒がしくなりました。
後から聞いた話によると、冷蔵庫の中に、生まれたばかりの赤ちゃんの死体が入っていたらしいのです。
今はその家を引っ越して新しい家に住んでいます。あなたも中古住宅を買う際には気を付けた方がいいかも・・・
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:31:10.87 ID:4dQ31ivXO
>92
そういやそうだわな。ってかコックリさんやったことある人挙手
俺は無いw
95 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:35:15.81 ID:rYeDGhTe0
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:36:22.10 ID:UUE6HXxa0
>>94 俺も無いな
でも、こっくりさんは集団催眠とかで説明がつくらしいけど
そもそも、「こっくりさん」の由来って何よ?
97 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:40:21.28 ID:rYeDGhTe0
>>96 |A`) こっくり は漢字で書くと 狐狗狸 となる
動物霊を呼び出してあれやこれやするからってのが一つの説
98 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:43:59.89 ID:rYeDGhTe0
じゃあ変な話投下
どうなっても責任は取りたくありません
ひょっとして、獣道に迷い込んだんじゃないか。そんな懸念は、浮かんだ次の瞬
間には道脇の自動車が消し去ってくれた。
まさか自殺じゃねえだろうな、と思って車内を恐る恐る覗き込んでみる。霊能探
偵社なんて名乗っているが、霊体験と縁が無いからやってられるだけで。一度でも
視たら、その時点で廃業するだろう。
ま、それが社員一人の会社の気楽さだ。
幸いにして、白骨死体も幽霊も乗っていなかった。ナンバープレートが外されて
いる事からも、単なる放置車だろう。
安堵の息を吐きながら、体を伸ばして眼下を見下ろす。これでもか、と広がる森
を見て『自然との共存』なんて不可能だと認識を新たにした。木々の一本一本どこ
ろか、葉っぱの一枚一枚が人間の侵入を拒んでやがるようだ。心が安らぐどころか、
日が落ちたら迷い死ぬんじゃねえかという不安でたまらなくなる。
さっさと仕事を済ませるべく、俺は足を速めた。
今回の依頼は、金持ちの別荘調査だ。なんでも、その辺りには『サトリの化け物』
が出るという噂があるらしい。人の心を読むとかいう妖怪で、江戸時代に剣豪の目
を奪った奴だそうだ。
相手が何であろうが、森崎霊能探偵社の仕事は大差無い。依頼された場所で写真
を撮りまくって、霊能者を名乗ってる奴に鑑定を頼むだけだ。
この商売のコツは、ふっかけてくる霊能者をパスする事だろう。適当にそれらし
い事を、それらしい報告書にまとめれば金が貰えるんだ。なにもわざわざ、儲けを
減らす必要なんか無い。
それにしても、
99 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:44:55.63 ID:rYeDGhTe0
「『それにしても、こう暑くてはたまらない』と思っているな」
「誰だ?」
唐突に聞こえた声に、辺りを見回してみた。前後は見通しの悪い道が続き、左右
は木で埋まっている。かなり注意したはずなのだが、人影はどこにも無かった。
女の声のようだったが、幻聴か何かだろうか。
「『まさか、こんな山奥で女の強盗も無えよな』と思っただろう」
今度は、はっきりと後ろから声がする。激しく脈打ち始めた心臓を無視し、ゆっ
くりと振り返った。
一人の女がいた。
草木を掻き分けた音も、人が移動する気配も感じていない。とはいえ、剣の達人
でも無い俺なら気付かなくても当然だろう。これが一人でなく、五千人だったら怖
かったろうな。何が怖いって、俺の鈍感さが。
「『だが、本当に怖いのは今だに顔を伏せている女だ』と思ったな」
長い髪が覆い被さり、女の顔は見えない。服装や体格だけ見れば、ハイキングに
来た若い女なのだが。
残念ながら、手荷物の類を持ってなどいなかった。
「俺に何か用なのか?」
「『殺す気なのか』と思っているだろう。『サトリってやつか?』と思ったな」
女が軽く笑う。なんて事の無い、息が洩れる音のはずなのだが。腕を覆い尽くし
た寒気は、容赦なく背中まで浸透していた。
唾を呑むだけで、喉に異様な痛みが走る。逃げようにも足が動かない俺の前で、
ゆっくりと女の顔が上がった。
「……」
「なんだよ?」
「『美人だ。今まで見た女の中で、一番好みの顔かも』と思っただろう」
「ああ、思ったぞ」
100 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:45:12.87 ID:rYeDGhTe0
いわゆる美人顔だ。全体に細さを感じる、目の鋭い女。
今まで、幽霊に出会った奴が逃げ出さないなんて馬鹿馬鹿しいと笑ってきた。取
り殺されるのをただ待ってる時点で、嘘臭いどころの話じゃねえ。怪談なんざ、走
って逃げりゃ済みそうな代物ばかりだ。
だが実際に体験してみると、とても逃げようなどとは思えなかった。そんな勿体
ない事をする奴は、男の風上にも置けねえ。
「『むしろ、』って何を考えている!」
「ざけんな! 俺の頭の中を見透かして、次々に先回りして追い詰めるのがサトリ
の化け物じゃねえのか。さあ言え、ほら言え、早く言え」
「『これじゃ変質者だな』と思っただろう」
「その前だ。それなら、ほら、今だ。俺が何と思ってるか、言い当ててみせろや」
俺が詰め寄る度に、じりじりと女が退がっていく。どうせ化け物は触れないのだ
ろうからと開き直り、一気に距離を詰めた。
間近で見る女は、息を飲むほどに美しかった。なるほど、これが人外の美という
やつか。ここまで綺麗になるのは、人間では難しそうだ。動揺からか、目元を赤く
させ少し焦っているのも色っぽい。
「言ってみろよ」
「『逃げないなんて、誘っているのか?』と思……違う、違うからな!」
飛び退こうとした女の肩を掴み、引き留める。思った以上に華奢な体つきが、掌
を通して伝わってきた。触れるんだったら、何の問題も無え。いくら綺麗な女だか
らって、観賞用じゃグラビアと変わらないからな。
じっとこちらを凝視する女の目を見ているうちに、吸い込まれそうになってしま
う。どうせ俺の考えなんてバレバレなんだと思ったら、躊躇う理由は無かった。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:45:45.28 ID:4dQ31ivXO
かごめかごめとはないちもんめ、どっちが意味知ったら市ぬんだったっけ?教えてエロイ人
102 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:45:51.31 ID:rYeDGhTe0
ぐいと引き寄せて、そのまま唇を奪う。
抵抗らしい抵抗も無く、と思った瞬間に女が身じろぎして暴れそうになる。頭を
真っ白にしようとしたのだが、かえって無茶苦茶な妄想しか沸かない。そんな雑念
も、舌で舌を追い回すうちに掻き消えていった。
気が付いた時には、女の頭の後ろと腰を強く引き寄せていて。次の瞬間、こじ入
れられた彼女の腕で引き剥がされる。
口と口を結ぶように繋がった唾液が、ひどく淫靡なものに見えた。
「違うと言ったはずだ。だから、その考えを捨てろ」
「『キスしようとしたのも、分かったはずだ。いくらでも避けられたのにさせたの
は、脈アリと見て良いな』と思っているぞ」
「いいから聞け。そもそも、私が話し掛けたのには理由があるんだ。だから、『そ
んなのは後回し』ではなく、私の話を聞け。待てと言っている!」
待たない、と頭の中だけで答えながら再び口付けた。
コミュニケーションとは大変なもので、考えを適切な言葉にするだけでも苦労す
る。思っている事そのままを伝えようとしても、誤解や曲解など日常茶飯事だ。現
に、こうして口が塞がっていれば、女を口説く台詞一つ言えやしねえ。
ところが、この女ときたらどうだ。
柔らかいだの、すべすべしてるだの。正直な感想を抱くだけで、ストレートな反
応を返してくれる。こうまで可愛い相手は、今まで想像すらした事が無かった。
ずり上げたブラに乳首が擦れるのか、鼻息に甘さが混ざってくる。そう思うや息
を抑え始めたので、股へ手を入れた。濡れた下着が、指に絡みついてきやがる。脇
から突っ込んで直に弄ると、女の息が荒くなってきた。
口を離して、首筋の汗を舐める。赤くなった耳、吹きかけられる熱い吐息。足に
力が入らなくなったのか、俺の胸に女が顔を埋める。
預けられた体重が、ダイレクトに俺の股間を刺激した。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:46:24.90 ID:crm7XMXI0
VIPPERに告ぐ
突 撃 命 令 が 下 さ れ た
http://chat2.teacup.com/chat?r=13 ロイ 俺荒らしを撃退するグループに入ってるんだ
荒らしなんですが さて何をされるのやら
ロイ 韓国からの荒らしは初めてだw
荒らしなんですが 串を刺してるだけですよw
ロイ キムチはおいしいですか
荒らしなんですが 荒らしを撃退するグループは串すら刺さないのですねww
荒らしなんですが 生IP漏らしておきながら荒らしを撃退するんですかwすごいグループですね
ロイ シカトしようぜ>荒らし以外の全員
ちょwwwwおまwwwwwwwwwwwwwww
そ ん な に ブ ー ン さ れ た い の か
104 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:46:37.74 ID:rYeDGhTe0
|A`) やめたほうがいいと思う人は今のうちに言って下さい
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:49:37.66 ID:4dQ31ivXO
これは躊躇うわwwwwずっとこんな感じ?
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:51:08.69 ID:CVAK5f9rO
毒男がんがれ超がんがれ
やめるなwww最後まで頼む
108 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:52:31.89 ID:rYeDGhTe0
>>105 |A`) もうちょっと続く。
最後はなんかいい話で終わる。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:52:33.57 ID:4dQ31ivXO
つテイッシュ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 14:54:04.70 ID:4dQ31ivXO
>108
そか…
頑張ってwwwwwwwwww
111 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:54:59.91 ID:rYeDGhTe0
じゃあ最後まで…
「待て。頼むから、ちょっと待て」
「なんだ? 俺が何を考えてるのか、全部分かってるはずだろ。気に入らないんだ
ったら、いつでも殺れ。人間なんざ、どうせいつか皆死ぬんだ。てめえみたいな美
人に殺られるんだったら、それもまあ悪く無えさ。なんて言いながら、本当はぶる
ってるけどな」
下着をずり降ろすと、たっぷりとした汁が糸を引いた。
漲るマイサンは恥ずかしい事でもあったのか、穴があったら入りたいと主張して
やがる。仕方なくベルトを外し始めた俺に、女が問いかけた。
「名前ぐらい言え。そうか、森崎順平というのか。いや、趣味は聞いていない。お
前の身長体重を聞いて、私にどうしろというんだ」
「頭に浮かんだだけで、意味は無えよ」
「私の名前なら、高野和美だ。なんだその、つまらんというのは。変な期待をした
のは、そっちの勝手だろう。ああ、順平と呼べば良いのか? なんだ、呼び名くら
いで恥ずかしがるな」
これ以上、妙な事を言われるのも願い下げなので、俺は口を封じる事にした。
「下ネタとは、親父臭いな」
「うるさい」
112 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:55:22.72 ID:rYeDGhTe0
余裕があるようにも見えたが、下の口を塞ぐと和美のお喋りも止まった。柔らか
く包み込んでくる膣圧に、マイサンも喜んでいるようだ。あっさり口説けたから、
いつもこんな事をして男を漁っているのかと思ったのだが。
次の瞬間、げんこつで殴られた。
「ほう。姦ってる最中でなければ、いつでも殴って良いんだな?」
「疑問に思うぐらい、当たり前じゃねえか」
ここまで美人なんだから、黙ってたって男が寄ってくるだろう。少なくとも、安
売りするほど男に困るとは思えねえ。女に貢ぐ野郎なんざ、カスだとしか思って無
かったが。ここまで綺麗だったら、それもありかと思えてくるほどだ。ここまで綺
麗な造形は、見る事が出来ただけでも価値がある。
前後に腰を動かしてる最中に、考える事じゃ無いだろうが。
「……まあ、うむ。そこまで褒められるのも、初めてだ」
「そんなわきゃ無えだろ」
「私が考えを読めると知るやいなや、男はみんな逃げていった。そうだな、お前が
初めてだからなんだろう。自分の考えが読み取られると知って尚、口説いてきたの
は」
少し感動したぞ、なんて呟く和美は破壊力が凄過ぎた。
腰を抱くようにして押し倒し、余すところなく膣内を味わう。吸い付いてくるよ
うな襞は、入り口が狭く、奥が膨らんでいた。
「大丈夫っ、だ。痛く、は無い」
「それ、聞いて安心した、ぜ」
念の為に地面を探ってみたが、土の感触しか返ってこなかった。それから、ただ
無心に和美の体を貪り始めたはずなのに。両手両足でしがみつかれて、自分がそれ
を望んでいた事に気付かされた。
引く時には絡みつき、突く時には迎え入れられる。奥へ奥へ誘うような膣の蠢き
が、俺の脳髄を犯す。
そう思いたいだけなんじゃねえのかと、冷めた自分が一歩離れて嘲笑う。
だが、すぐに和美が強く抱きついてきた。あっさり陥落した理性という代物は、
本能より大声で腰を振れと叫びまくる。押しても引いても、そこにあるのは快楽だ
け。
113 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:55:37.65 ID:rYeDGhTe0
気が付けば俺は、大きく口を開けて呼吸を繰り返していた。
「我慢は、しなくて、良いぞ。私もも、う、んっ」
甘い余韻を残しながら、和美が鼻にかかった声を出す。広がった髪の上で、汗に
まみれた綺麗な顔が揺れる。
照れや体裁が無駄な相手に開き直り、俺は彼女を強く抱き締めた。
セックスの最中、愛しさで狂いそうになるのも筒抜けなんだ。それと本能の成せ
る技か、相手の女を孕ませたいという欲望で満たされるのも。
どくんっ
吹き出した迸りと共に、焦りが背中を覆う。子宮口を捜し求める俺に気付いて、
和美が太股で導いてくれる。先端に滑らかな感触を味わい、安堵感に包まれながら
全てを吐き出していった。
、どくっ、どくどくっ
勢い良く吐き出しながら、和美の上に倒れ込んだ。押し潰した胸が、心地よい弾
力を味合わせてくれた。
横を見ると、頬を上気させて目を瞑る横顔があった。眺めるうちに、軽く顎を引
いて和美が頷く。まだ息を荒くさせながら、互いに伸ばした舌が絡み合う。その間
も陰茎は硬度を保ったまま、残った精液を流し込み続けていた。
「少し、休ませろ」
休んだら続けて良いんだな、はっきり言って貰おうか。
「言えるか、馬鹿者」
その返事だと、言ってるも同じだと思うんだが。しかし、『来て、来て』と淫乱
に誘われるより、こう、来るものがあるな。口に出すのは恥ずかしいが、こいつも
シたいわけだろ。
などとニヤケていたら、拳骨で殴られた。
114 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:56:01.61 ID:rYeDGhTe0
満足するまで姦り倒した時には、日が暮れかかっていた。家に泊まっていけと誘
うので、流石にもう出ないと考えて殴られもしたが。おおむね平和に、山道を和美
の家へと向かって歩き始めた。
暗くなってきたから、余計かもしれないが。本当に人を拒むような山奥だ。よく
もこんなところに、好きこのんで住んでいるものだな。
「別に、好きで山奥に住む訳ではない」
「そりゃまあ、妖怪だから仕方無いんだろうけどよ」
「あのな、順平。お前は根本的に誤解している。私は妖怪じゃないぞ」
「そうなのか?」
俺の疑問に、真剣な顔つきが返ってきた。こういう顔も良いな、等と思ったら目
つきが鋭くなったので、真面目に聞くと頭の中で連呼した。
しかし、ふと思ったが。口に出さなくても会話出来るなら、俺が喋る必要なんか
無さそうだな。
「もう少しだけ、深く考えてみろ。私が一方的に話すばかりでは、傍から見たら変
に思われるじゃないか」
「なるほどな。けどよ、こんな山奥に人なんか来ねえだろ」
「それも、どうなるか分かんがな。お前の依頼人のように、別荘を買う人間が増え
るかもしれん。嫌がらせはしているものの、時流には逆らえぬものだからな」
森と共に妖怪は滅びる定め、ってサトリの化け物じゃないんだったか。
「ああ。私は何百年も生きてなどいない。ただ他人の考えが読める、いわゆるエス
パーというやつだ。私の家系では、そういうのが時折生まれてくるらしい」
「やっぱり、都会は住み難いもんなのか?」
「お前の想像通りだ。始終、人の想念を拾っていては、やってられん。それがコン
トロール出来るまで、人里離れた山奥で暮らすんだ。一族の者は何百年も、そうや
って生きてきた」
115 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:56:18.83 ID:rYeDGhTe0
言葉の裏を読み合うのが、日本人の常みたいなもんだから。便利といえば便利な
ものの、通行人の頭の中まで流れ込んで来たら鬱陶しいだろうな。
ちょっと想像もつかないんだが、安っぽい同情はかえって迷惑だろうか。
「気を遣わなくて良いぞ。私は、もう山を降りても大丈夫な能力は持っている」
「だったら、なぜ嫌がらせなんかしてるんだ?」
それに嫌がらせどころか、あんな良い思いをしたんじゃ人寄せにしかならんだろ。
「殴り殺すぞ。サトリの化け物の振りで人払いをしていただけ、ってなんだ。妬い
てただけか。安心しろ、こんな形でシたのは初めてだ」
「妬いて悪いか、ちくしょう。別に、一度姦っただけで彼氏面する気は無え」
「なら、何度でも抱けば良かろう」
それを聞いた俺の反応を見て、くつくつと笑いやがった。
「順平。お前、からかい甲斐があるな」
「放っとけ」
「話を戻すか。私は良いが、人里離れた住処が失せれば後の者が困るだろう。それ
で守ろうとしている、のだが」
ふうっと息を吐いて、和美が夕暮れに覆われた空を見上げる。
出会ってから、大した時間が経った訳でも無い。俺が知ってるこいつなんて、一
面に過ぎないだろう。それでも、こんな姿は見たく無えと思わせられた。
「順平のように調査に来る者が、本当に現れるとはな。これはもう、」
「馬鹿、諦めてんじゃねえよ」
「ほらな、難しいだろ。その通りだ。サトリの化け物が出るだなんていうのは、今
じゃかえって人を招きかねん。だが、放っておいても別荘地化が進む。簡単では無
いのだ」
「うるせえ。がたがた言ってんじゃねえ」
惚れた女の為に、ひと肌脱ぐくらい男の義務だってんだ。
「男だ女だと、時代錯誤な馬鹿だな」
「ジェンダーフリーなんか知るか」
116 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 14:56:35.65 ID:rYeDGhTe0
なんとでも言いやがれ、と突っ張ってみたのだが。和美が腕を絡めてきただけで、
俺の心臓は素直に脈打ちやがった。ヤる事はヤった仲だが、それはそれか。
「だが、そういう馬鹿は嫌いじゃない」
「とにかく、色々やってみようぜ。あれこれ試して駄目だったら、」
「諦める、か」
「悪かった。駄目なら、また別の手を考えりゃ良いだろ」
そうだよな。口先だけ取り繕ったって、こいつには通用しねえんだ。励ますつも
りなら、心底信じなくてどうする。だいたい、何もしないうちから諦めるなんざ、
俺の趣味じゃ無え。
決意を新たにする俺の手を、和美が握ってきた。
「ありがと、な」
森崎霊能探偵社、業務日記。
和美を神域を護る巫女に仕立てて、依頼人のところへ連れて行った。霊能探偵な
んて怪しい代物を頼む奴だけに、相手は簡単に信じ込んだ。これはまあ、ずばずば
と相手の頭の中を読み取った和美の功績が大きい。
人が近付いてはならない神域だ、なんて騙したら協力を申し出て来た。奴さんの
力もあって、暫く和美んとこの一族は困らないで済みそうだ。
それはそうと、光熱費が増えてしまった。食費は減ったので不思議がっていると、
説教をされた。どうも、俺の食生活は偏っていたらしい。たまに一ヶ月ピザなんて
事もあったから、反論しようも無いのだが。
というわけで和美の役職は、森崎霊能探偵社の助手兼経理兼調理場担当となった。
終
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:02:10.98 ID:4dQ31ivXO
ウラヤマシス(´;ω;`)
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:04:52.72 ID:AifMPX5J0
これはいい
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:05:01.27 ID:AfD0QtEa0
これいいな
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:07:08.38 ID:4TnoFCe40
映画化いや、エロゲ化してくれwwwwwwww
121 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 15:10:33.51 ID:rYeDGhTe0
|A`) まあ要望があったときとかは貼るかもしれないです
122 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 15:14:35.46 ID:rYeDGhTe0
|A`) 貼るのはちょっと休憩
123 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 15:25:55.79 ID:rYeDGhTe0
|A`) ちょっとっていうかしばらく休むから誰か貼ってくれ
保守
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:27:14.29 ID:B9HEDvWM0
○●○ あなたは呪.いをかけられました ○●○
このレスが貼られているスレにいるあなたは呪.いにより
今後一切VIPが出来ない身体になってしまいました。
しかも呪.いにより数日中に事.故にあい、大怪.我を負ってしまう危.険性があります。。
しかし大丈.夫!呪.いをときたい場合は以下のス.レ↓
http://alphanuts.jp/cgi-program/VOTECOM_01/votec.cgi の
軍人少佐
に投票するのです。
するとどうでしょう。。呪.いが解けたばかりか、
好.きなあ.の子と付き合えたり、お金が.がっぽがっ.ぽ入.ってき.たり
幸せ.三昧になる可.能性が高い.です!
さ.ぁ、あな.たも、呪.いをといて一発逆.転の人.生に踏み.出そう!
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:29:57.17 ID:UUE6HXxa0
人いないな
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:39:03.81 ID:QhqmyC8QO
ほっしゅん
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:48:48.72 ID:UUE6HXxa0
ネットで広がった怖い話ってくねくねとかカシマさんとか以外に何がある?
紫鏡とか?
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:56:02.97 ID:4TnoFCe40
大阪の赤い服の女なんてのもあったな
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 15:57:43.89 ID:UUE6HXxa0
>>128 ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 16:34:49.92 ID:0KEiIFU20
(((( ;゚Д゚)))
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 16:35:23.55 ID:4YITfFN60
133 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 17:12:07.56 ID:nST3B8MEO
|A`) kskしたらバーボンくらった保守
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 17:38:27.26 ID:umu6cyw0O
ほっしゅーと
>>70の新聞記事
昭和30年7月28日午前10時ごろ、三重県津市の海岸で、市立中学の生徒約500人が水泳訓練中、
海岸から沖へ向かって泳いでいた生徒50人が潮に流され、危険地帯の赤旗を越えた。
大部分はあっという間に100メートルほど沖へ流され「助けて」と叫びながら手足をバタバタさせ、
浮き沈みしていた。すぐに付近にいた監督の先生や3年生の男子たちが救出に向かったが、
あまりに大人数がおぼれていたので、全員を助けることはできず、
生徒たちは次々と海の中に消えていった。
急報により、付近の人や津署からも救援隊が出動。漁船まで出して53人を救助したが、
41人(いずれも女生徒)が死亡。現場にはテントが張られ、知らせを受けて駆けつけた警官や家族たちが
懸命に人工呼吸を行ったが、息を吹き返したのは8人のみだった。
家族の多くは子供の死を認めることができず、身体の一部が変色したり、死後硬直が始まっても、
子供の名前を絶叫しながら、夫婦交代で何時間も人工呼吸を続けたという。
皮肉にも、この訓練は夏休み中、水難事故に遭わぬようにと開催されたものだった。
事故の原因は明らかに学校側のずさんな計画にあった。
というのも、泳力にたけた生徒と初心者を区別することなく同じコースで泳がせ、
潮の流れが早い危険区域近くで訓練をしていたからだ。
目撃者の話によると、おぼれそうな子が他の子の体に次々としがみついたため、
ある程度泳げる子でも身動きがとれなくなり、巻き添えで多くが水死したという。(当時の毎日新聞などから)
136 :
羽入:2006/07/31(月) 17:45:03.00 ID:8sxAe6+z0
あぅあぅwあぅあぅ, . . . ' . . . . . . . . . . . . `丶、 あぅあぅwあぅあぅw
ぅあぅwあぅあぅ, ..' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ぅwあぅあぅwあぅ
あぅwあぅあ/. . . . . . . . . ./. . . . . . \ . . . . . . ヽあぅwあぅあぅw
あぅあぅw/. . . . . . /. . . ./ . . . . . . . . . .\. .<;;\ヽぅwあぅあぅwあ
ぅあぅw /. // . . {. . . . .l . . . . . . . . . . . . ヽ. . ヾ,;;;\あぅwあぅあぅ
wあぅw//;;/. . . . l . . . ..l . . . . . . ..ヽ . . . . . ヽ. . ヽ;;;;;\ あぅあぅw
あぅw/;;;;;/l. . . . . l . . . . l . . . . . . . .l! . l . . . . l. . . ハ;;;;;;;;ヽ ぅあぅw
ぅw /;;;;;;;;;/. l . . . . .ヽ. . . . ヽ . . . . . ..|l . !. . . . .|. . ./.|;;;;;;;;;;;ヽ wあぅ
あ /;;;;;;;;;/. . .\ . . _ヽ_,ノ`ヽ.ヽ、,_l !_!. . . ノ. ./ . !;;;;;;;;;;;;;;| あぅあ
ぅ/;;;;;;;;;;;{. . . . . .丶 ___ヽ -ヽ. . . .ノ__. ./ . /. ./.l ヽ;;;;;;;;;! wあぅ
w!;;;;;;;;;;;;;ヽ. . . . . イ:::::::::ヽ!ヽ ヽ. イ ::::::ヽ!ヽ/./.!.l l;;;;;;/ あぅw
wl;;;;;;;;;;;;;;イlヽ、. .ヽゝー‐'' lノ ゞー‐'' // . /  ̄ !;;;∧ あぅあ
ぅヽ ;;;;;;;;;| |.!. . .`. . ゝ _ - フ__〃. . ./ !ノ ヽ_ wあ
あぅ\;;;;;;! !.!\. . ヽ く  ̄ /; ; ;\. ノ / / ト\ w
wあぅ \| |.|/\ . .丶、` ー - ‐ /; ; ; ; ; ; ;\ / /; ; ; ぅ
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137 :
羽入:2006/07/31(月) 17:45:38.64 ID:8sxAe6+z0
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あぅwあ く 丶.、. `> ,,_ /; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ /ー―く___ あ
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羽入:2006/07/31(月) 17:46:14.28 ID:8sxAe6+z0
あぅあぅwあぅあぅ, . . . ' . . . . . . . . . . . . `丶、 あぅあぅwあぅあぅw
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羽入:2006/07/31(月) 17:46:49.95 ID:8sxAe6+z0
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羽入:2006/07/31(月) 17:47:26.18 ID:8sxAe6+z0
あぅあぅwあぅあぅ, . . . ' . . . . . . . . . . . . `丶、 あぅあぅwあぅあぅw
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141 :
羽入:2006/07/31(月) 17:48:01.81 ID:8sxAe6+z0
あぅあぅwあぅあぅ, . . . ' . . . . . . . . . . . . `丶、 あぅあぅwあぅあぅw
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羽入:2006/07/31(月) 17:48:37.45 ID:8sxAe6+z0
あぅあぅwあぅあぅ, . . . ' . . . . . . . . . . . . `丶、 あぅあぅwあぅあぅw
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羽入:2006/07/31(月) 17:49:13.10 ID:8sxAe6+z0
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羽入:2006/07/31(月) 17:49:48.73 ID:8sxAe6+z0
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あぅあぅwあぅあぅ, . . . ' . . . . . . . . . . . . `丶、 あぅあぅwあぅあぅw
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wあぅあ/!\ ヽ ゝ \ /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.∨; ; ; ; ; ; ; / ぅ
ぅあぅ /. . | ヽ、 __ ヽ/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ ; ; ; ; / あぅ
ぅあ/. . . . ヽ > '; ; ; ; ; ; ヽ/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ; ; / wあぅ
147 :
:2006/07/31(月) 17:58:52.74 ID:5plX45qm0
「陸自15連隊の怪」
恐怖の実話怪談です
昭和56年 香川県善通寺 第15普通科連隊 第4中隊 4月時は、
春の前段休暇中にて中隊員数半分状態、私は、春の満期退職5日前でした。
娯楽室の深夜番組が終了し居室に戻ると、休暇中のS士長のベッドに、
上下黒ジャージの誰かが、ぼんやりと座っていました。
気にはなったのですけど、早く寝ないと明日大変なのでいそいで、
出入口すぐ横の2段ベッドの上段に潜り込みました、
でも、なかなか寝付けません、ふと、さっきのは誰?の方が気になり始め益々寝られません
ですから、体を起こしてS士長のベッドを見下ろした所、誰も居ないのです、
さっきのは気のせい?でもやたらと、何かの視線を感じるのです、
で、横を見ると、ベッドの横に、さっきの上下黒ジャージの誰かが私を凝視しているのです、
「誰?」と聞いても返事はありません
妙だとは、感じつつ、体を反転し毛布を被って寝る努力を始めたのですけど、更に眠れません
で、壁に鏡がかかってましたので、その誰か?が、まだ居るのか、覗いてみたら、誰も写ってないのです
やっぱり 気のせい? で、体を反転させた所、そいつは、まだ、そこにいたのです、
今度は、目と目がもろ合ってしまいました、
しかも、薄明かりで、そいつは、凄まじい形相で、こちらを睨みつけているのです、もはや訳の分からない
パニックに陥り、急いで体を反転させ、毛布を被り、朝まで一睡も出来ず氷ついてました。
話は、まだ続きます、
翌朝、ベッド下段のS士長の「お前は、ベッドの上から、体を乗り出し逆さまのまま、
何故 一晩中俺を覗いていたんだ?」には、ゾッとしました
やっぱり この世の者ではなかったようです。
その日から、私は、娯楽室や、隣室の空きベッドで眠っていたのは、言うまでもありません
その後も、その居室では、先輩2人が、人玉を見たと、騒いだり、
窓やロッカーが自然に開いたり整頓してある毛布や枕が床に落ちてたりとか、
深夜に妙な物音とか妙な事が続いたのです。
で、私は、その5日後、満期退職したのですけど、それから1年後、
1週間の休暇が終わってもS士長は、帰らず、10日目に、
自宅付近の川原で、原付で、陸橋につっこみ、首を折って亡くなられた事を聞きました、
借金で首が回らなくなってたそうです。
もしも、未だに陸自15連4中の居室で、妙な怪現象が、続いてたら、それはS士長です。
後日談です、私の退職後、数ヶ月、後に入った、1士の新隊員は精神に異常をきたし、病院へ送られたらしいです。
その営内班の先輩2人も、満期ではなく、何故か依願退職してます。
2段ベット、上の私、と下のS士長の目撃した、上も下も上半身の男?は、今思うと、
自殺されたS士長の顔では無かったように記憶してます
していいうなら、「リング」で真田ひろゆきを、睨んでた、貞子を角刈りにし貞子のあの目を上目遣いにしたような、
というのがぴったりの形容です。
ちなみに、自殺された、S士長は、高知県出身の方で
高知県は、藁人形、式神、陰陽道、呪阻返し、などの、発祥の地です。
「Runner」
私の行っていた大学には、狭くて汚い宿舎が幾棟も有り、
1年生の殆どと2年生の一部が、そこで暮らしていました。
その中の1つで、夜な夜な廊下(オープンな奴)を走るものが出たそうです。
そして、足音の主が廊下の端まで辿り付くと、決まって
その後、すすり泣く声が聞こえるのです。
しかし廊下に出てみると誰も居ない。
そんなことが続くので、住民がその棟を調べたら、
或る部屋で学生が自殺をしていたそうです。
その学生は、体育の専門で、陸上の短距離選手だったそうです。
記録の伸び悩みを苦に自殺したようですが、どうにも諦めきれず、
夜な夜な走っては泣いていたようです。そこで或る者が、
廊下にゴールラインを作りその霊をゴールさせてやりました。
すると、それ以来その霊は出なくなったそうです。
「火葬の理由」
主人公 F氏の現在居る場所、そこは、S総合病院の手術台の上でした。
F氏は今、手術服の医者、看護婦、研修医集団に取り囲まれています。
F氏は声にならない悲鳴で叫びます。「俺は、まだ死んでない、生きてる、助けてくれ」と。
でも、叫びは届かず、手足はおろか、指すら動きません。
話は、数時間前へと、さかのぼります。F氏は、10年前に交通事故にあって以来、植物状態を10年間続け、
本日、10年目丁度に、生前?のF氏の意思(遺書、ドナーカード、アイバンク登録書他)などをふまえ、
残された家族と主治医との話し合いの末、F氏の意思表示「自分の死後は、提供可能な臓器は、全て、
他の人へ役立てて欲しい」を尊重し、ついに、生命維持装置撤収、臓器摘出/提供が決定されたのでした。
F氏の意識は生きているにもかかわらず。
そして、とうとう、手術台にてF氏は横向きにされ、背中に注射針を突き立てられました「うぐっ」そうです、
骨髄バンクに登録していたのです、「あ、あああ俺の髄液がぁぁぁ」医師のあまりにも手際の良い手さばきで
F氏の髄液が抜き取られて行きます。それから、寝かされたF氏の遺体?から、本格的な臓器摘出が始まったのです
それも、麻酔も無いまま「や、やめろ、もし死んだら化けて出てやるぞ!頼む、許してくれ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」
「た、助けてくれェェェェェ」メスを手にした医師が接近し、メスが胸に「プス」「スシュ−」
「ぐええええええ」F氏の胸が切開され、アバラが剥き出しにされました「ぬおおおおぉぉ」
アバラは、プレートを内側へ滑り込ませ骨粉が落下しないようにし、
自在に曲がる本当の糸ノコで内側から切る事を初めて知りました、関心してる場合ではありません。
糸ノコでアバラが切断されて行きます、死ぬ程の痛みの苦痛がノコの振動と共に脳に伝わって来ます。
「ぎゃああああああ」 やはり、F氏の叫びは伝わらず、機械の様なメスさばきにて、F氏の心臓が取り出されました、
そして、素早く丁寧に、隣のベッドの適合ドナーへと移植されました。
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」死んだ方がましな痛みは更に追加されます。
「うぐえええぇぇ」 今度は、腹部が切開され、肝臓、腎臓、すい臓、と次々摘出され、
「フギャアァァァァァァァァァァ うう ぐがあぁ」それぞれの臓器は大切にケースに入れられ、
それぞれのドナーの待つ病院へと、運搬されて行きました。
「うぅぅぅぅゥゥ」F氏の悲鳴は次第にか細くなっていくのでした。
胸と腹の空洞部位へ臓器と同等量の脱脂綿が詰められ丁寧に縫合されて行きます。
(F氏には何の慰みにもならず、味わった事の無い痛みと苦痛にもがき続けます)
「うがぁぁぁぁぁぁ、だ、誰か、いっそのこと殺してくれ うげぇぇぇぇ」と、その時、F氏は思い出したのです
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 18:20:13.53 ID:5plX45qm0
「あぁあぁ そうだ、確かアイバンクも登録してたんだ」
案の定、医者の手でF氏のまぶたは大きく開けられ器具で固定されました、
眼球を通して、手術用ライトの光が直接目に飛び込みます。と、光を医師の頭がさえぎったとたん、
今度は、メスが眼球にゆっくりと接近してきます
「ぐわぁぁぁ」胸、腹の痛みを打ち消すような恐るべき恐怖が接近してます、
メスが眼球表面に刺さります「うぎゃああああ」「ぐぎゃ」「ひいいい」プチュ、キュキュ、
F氏の片目の視界が無くなり、角膜がはく離されます「ヴがぁぁぁぁああ」もう片方の目も同様に角膜を摘出され、
とうとう何も見えなくなりました。術式終了後、手術室の全員で、F氏へ感謝の黙とうがされます。
F氏は、未だかつて無い言葉に出来ない地獄の痛みで動かない身体でもがき苦しみ続けるのでした。
その後、F氏の遺体?は自宅へと返されたのです が、納棺、通夜、葬儀の間中、
いっそのこと本気で死んだ方がましな苦痛に苦しみ続けた事は言うまでもありません。
そして、とうとう、最悪の苦痛がF氏を襲います。そうです、F氏は棺おけごと火葬場へ運ばれ、
ついに、火葬炉へ入れられ戸が閉まり、火葬が始まったのです
「ああ、これで楽になれる」と思ったのですが、そんな悠長な話ではありません、
何しろ生きたまま?火あぶりにされるのです
「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
棺おけが燃え炎が内部へと入って来ました、足が、腕が、顔が、胴体が生きたまま焼かれているのです
「がああぁぁァァァァァァァァァァァァ うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ぐああああぁぁぁァァァァァ ぬがあぁぁぁ」
とうとう、F氏は脳が燃えながら意識が遠のいていったそうです。
そこで、F氏は、目覚めました。(どうやら悪夢を見ていたようです)10年間植物状態になってた自分の体は、
汗だくになりつつも、ベットから跳ね起きたのです、驚いたのは病室に居た家族達です、
実はつい先程、主治医とF氏の臓器提供の話し合いが終わったばかりだったのです、
もう少し遅かったら、痛みまで忠実にリアルだった悪夢が確実に現実になる危機一髪の瞬間だったそうです。
その直後、F氏は自分自身が生きてる事を心の底から神様に、感謝したそうです。
友人の叔父の、F氏の実話は、ここで終わりです。
所で、呼吸も、心臓も、脳波も停止し、医師も医学的見地から「臨終」を告げた後、
本当に人間は死んでいるのでしょうか?
外国では今でも土葬の国があり、日本でも昔は土葬を実施してた所がありました(現在はほとんど火葬ですが)所が、
古いお墓を掘り起こしてみると棺おけの裏にどうみても爪で引っかき回した痕跡や
(遺体の爪も剥離)苦しみの挙句、自分の首を絞めてたり、首の皮を引き千切った跡のある、
つまり、死後、どうみても生き返ったとしか思えない痕跡例が多数実在しているのです。
海外では、埋葬された後、生き返り、墓から出て自宅へ帰った遺体?
(生き返り帰宅した後、又、死亡)が「ゾンビ」の原点とか言われてます。
日本では土地事情により次第に土葬が無くなり、ほとんど火葬になってますが、
これは、死後、「生き返らせない為のとどめ」と言う理由もあるそうです。
早かれ遅かれ、皆平等に人間は、誰しも何時か必ず死にます。
その時に、もしも、貴方が、医学的に間違いなく「死亡」と診断されたにもかかわらず
その後、突然、手術台や、火葬場の火葬炉の中で、仮死状態のまま生き返ったらどうされますか?
153 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 18:25:50.16 ID:nST3B8MEO
私の親友T子一家は筋金入りの霊感家系。彼女の職業は看護士、
ライフワークは写経(ダッシュボードに常備)、ってな具合です。
病院勤めの定番話、夜に空き部屋からナースコールが!とか、
廊下を白い足が!みたいなのは日常的に起こり過ぎてもう
慣れちゃったとか。そんなT子とじいちゃんの話を少々。
【コーヒーごちそうさま】
T子のじいちゃんは、今でこそボケボケだが、若い頃から超霊感人間で昔からそのテのエピソードには事欠かない。
そんなじいちゃんがある夜すやすや寝ていたのだが、どうも枕元に人の気配を感じる。
目を開けてみると、それはもうずっと昔に亡くなったじいちゃんのおばさん。和服姿で表情もなく
じっとじいちゃんを見ている。
「おばちゃん、どしたんぞ?」と聞くが時折かすかなうめき声をあげるだけ。
ひとつ奇妙だったのは、おばさんの体が斜めに傾いていたこと。
朝起きたじいちゃんはどうしてもそれが気になって、その日のうちに墓参りに行ったところ、
荒らされたのか経年によるものか、なんとお墓が斜めに傾いていた!
じいちゃんは墓を直して周囲を掃除し、コーヒーとお経をあげて帰った。
その夜じいちゃんが寝ていると、また枕元に人気を感じる。
目を開けるとおばさんだった。まっすぐに背筋を伸ばして座り微笑を浮かべている。
「おばちゃん?」と声をかけたじいちゃんに、おばさんは静かな声で「コーヒー、ごちそうさま」と言って消えていった。
【あなたの背後にいる人は】
T子の話。
昨年はT子にとって散々な年だった。完治したと思っていた病気が再発したり、
無理をおして一人暮らしをスタートしたら空き巣に入られかけたり、
通いなれた道で車の自損事故を起こしたり。
現在も体や頭が重くて気分が晴れない状態。働き過ぎによる疲れと注意散漫のせいだ…と思っていたが、
ある日入院してきた患者から一言目に指摘された。「あなた最近悪いことが続いてない?祓ったほうがいいよ」
霊感が強くて日頃から信心深かった彼女なので、勧められるまま患者さんの知り合いの"先生"を訪ねた。
少し胡散臭い話のようだが、その先生は知る人ぞ知る霊能力者で平常は仕事をしながら、
週末に無償で本当に困り果ててツテを頼って来る人々の相談にのっている方らしい。
で、霊視の結果。「あなたの背後にいる人は、あなたのひいおばあさんの姉か妹。
子孫が自分のことを思いながら墓参りしてくれないのが悲しいって」
「特にあなたの体調不良は彼女が引き起こしている。自分の苦しみを感じてほしいと」
身近な親族の霊が生きている人間に害を及ぼすこと驚いたT子だが、すぐに先生と墓参りをした。
新鮮なサカキを活け、お線香をあげ、無心で先生とお経を唱えるうち、ぱっと頭のてっぺんに光を感じた気がした。
その瞬間、「ありがとう」という声が耳元に聞こえ、悲しくないのに堰が切れたように涙があふれ出た。
見れば線香の煙がどこまでもまっすぐに立ち上っている。(生きている者の祈りの心が死者に通じたサインと言われる。)
彼女の現在の体調はすこぶる良く、以前よりさらに過重労働気味なのに文句を言いながらもパワフルに働いている。
背後にいた親族の霊が新たな守護霊となったかどうか、私は聞いてないが、
親族の霊が不満や不平のある時に現れるのは大抵T子かじいちゃんの前であることは事実だ。
そんな霊の気休めになれば、とT子は母親とともに写経にもいそしんでいる。
>>153 あり。
まあ保守代わりにコピペしてるだけなんで
あまりたいした物はありませんので
157 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 18:50:26.67 ID:nST3B8MEO
158 :
:2006/07/31(月) 18:58:57.39 ID:5plX45qm0
「魚人の海走り」
〜長崎県五島市三井楽町姫島沖 1987年 初夏〜
空自6空団小松基地通電隊にて定年を迎えたR一曹は、 故郷の下五島へ戻り、奥さんや周囲の反対を押し切り、
退職金と預貯金のほとんどをつぎ込みついに念願の趣味釣り専用中古クルーザーを購入しました。
航海用計器、ソナー、ギャレー(台所)、バース(寝床)、トイレ、シャワー、カラオケまで装備した
一生に一度の大贅沢、外洋クルザーです。
※船舶は港の繋留代、定期的な船底の牡蠣落とし、塗装他 維持費などが大変
この話は、その船購入より約4ヶ月後のベタなぎで、魚も釣れない妙な日にR一曹が
目的の無いクルージングへ出かけた時の出来事だそうです。
嵯峨ノ島〜島山島〜玉之浦〜富江〜黒島〜黄島〜赤島〜螺螳島〜福江〜岐宿と、
下五島を一周し、姫島沖へとさしかかった時のトラブル
これが事の発端
その時何故か船の速度が低下。エンジン音、回転数は同じなのにスロットを上げても速度が上がらぬ低速状態、
もしかしてこれが、船舶講習時に習ったキャビテーション(船のスクリューの回転数が大きくなり過ぎた場合、
圧力の変化から水蒸気の泡が発生し空洞が出来、スクリューの回転効率が低下し推進力の落ちる空洞現象)か?
一曹はとりあえずエンジン停止。しばし船を休ませる事に そして 「それ」と遭遇したのです。
「なんだ、ありゃ?」
クルーザーから13時の方向50メートル程先に、海面から頭を出した巨大魚、双眼鏡で確認、間違いありません
クロマグロの頭、それにしてもデカイ、通常の1.5倍、想像すると4〜5mのマグロこれは超巨大魚拓が取れる、
よし、あのマグロを捕えようと決め道具を探しました。釣の針と糸は細すぎる。網は魚が入らん。
そうだ、この金属バットで接近し撲殺しよう。そう決意した時、待て、海面から頭を出したマグロ?
そんな魚がおるのか?と疑問を感じつつ、13時の方向を再び見た時度肝をぬかれ、バットを落としたのです。
半漁人?全魚人?魚男?いや違う。人魚ならぬ「魚人/ぎょにん」そうです、上半身はクロマグロ、下半身は
人間(2本足に尾びれあり)エラ下に両手(手足も魚色)全長約4m、口は空を向き、焦点の合ってない魚目を
動かしつつ波の動きに合わせ海面に仁王立ちベギング(動物がエサをねだる時の後ろ足だけでの立ち姿)
して漂っとるではありませんか、よく見ると波の下に他のマグロがいるのか、どうやらその上に立っとるようです。
マグロのサーフィン?「な、何じゃ、ありゃ?」突然、R一曹の脳裏に亡くなった祖父の昔話がよみがえりました。
「30mのイカ」「100キロのサザエ」「海の魔物 鯤(こん)」そして「魚のたたり神 魚人(魚神)」
そう、まさに祖父の言ってた「魚人」そのものです
159 :
:2006/07/31(月) 19:05:20.34 ID:5plX45qm0
恐怖はここからでした。
突然、嫌な感じと、身の危険を感じ、とりあえずこの場から逃げる事を決めたR一層
所が、船のエンジンがかからないのです、何度やってもウンともスンとも言いません、
で、ふと先程の直立魚人に目をやり、全身鳥肌状態になりました、いつの間にか海面下に大量のマグロ?
が集結し船までマグロ道を作り、その上を魚人がゆっくりと歩いて船に向かって来るではありませんか
30m20m10m 一曹はなおもエンジンをかけ直し続けます。 6、3、2m ついに距離を詰め
船のへりに魚人の両手が、いきなり船体が傾き、一気に魚人乗船、そして、操舵席のR一曹へと接近
おどろき悲鳴を上げるR一曹、それにおどろいたのか?魚人もおどろきの奇声?一曹はヤケくそで、
目前の計器類をどつきました、するといきなりエンジンが始動し船尾が沈むように船が急発進したのです。
魚人は体勢を崩しよろけ、船尾と激突しつつ海へぶっ飛んで行きました。
(まるでリプリーがエイリアンを宇宙へ放出するかの様に)
やっとクルーザーは魚人からベイルアウト(戦闘機の座席上部のゼロゼロ射出レバーを引くと
座席下部装備の緊急脱出用ロケットモーターにてパイロットを座席ごと30m上空へ吹き飛ばす方式)出来たのです。
「助かった ホッ」 と、ため息をつくR一曹は後方に目をやり、凍りつきました。何と、魚人が海面を走り、
船を追って来るではありませんか。(ほぼターミネーター2の警官状態)しかも、上を向いた口はエラまで裂け、
怒りの為か頭部から水蒸気?を発生させつつ、目は赤色発光ダイオードのごとく輝き、その上、断末魔の猿の悲鳴?
或いは100人集団の一斉ガラス引っかき音?まるで聞いてると自分の体内DNAが音を立てて
破壊されてゆくかの様な高周波的叫びをあげつつ追尾して来るのです。
一曹は顔面蒼白になりながらスロットやラダーなどガンガンどつきました。すると突然
FM長崎/映画音楽特集「地獄の黙示録」が船内特注のカラオケ用スピーカーから大音量で鳴り出したのです、
一曹は、スピードをリミッター寸前まで上げます、更に加速しなおも追ってくる魚人
万が一ここで船が停止などしたらあの魚人に撲殺される、とにかく、一曹は死に物狂いで逃げます。
迫り来る魚人、もはや騒音の大音量「黙示録」、爆走するクルーザー、
「いかん、 このままでは、何時までたっても、このままだ」
その時、また信じられない物を目撃してしまいます、自分の足元後方1m程にミニ魚人が直立しとるのです
(マグロの幼魚/ヨコワ?手足あり)一曹は瞬時に悟りました、何らかの理由で魚人の子供が船内に迷い込み、
それを取り戻すべく親魚人が追って来てるのか、だったら、このミニ魚人を親へ返せばと、
足でミニ魚人を海へ蹴りたおしました。実体が無い?まるで高性能3次元ホログラムです。
ん?ミニ魚人の足元が濡れ、水跡は下のキャビンへと続いてます。 このままではラチがあきません、
前方は広大な海洋、障害物無し安全、一曹は一気にキャビンへと飛び込み水跡を追います、
そして、見つけたのです、バースで横たわってる子魚人「原因はこいつか」よく見ると
虫の息、何故船内に?どうして死にかけ?じゃ、さっきのは、こいつの生霊?とにかく子魚人を親へ返すべく、
脇にかかえました。その時かなりの衝撃で揺れた船体、一曹は慌てて外へ飛び出します、
すると追い付いたのか魚人が乗船してます、おまけに、手には金属バット。「まずい」R一曹は、
こん身の力を込め子魚人を海へほおり投げました。すると、バットを捨て魚人も海へ飛び出し海上を海走り
マグロは餌を追ったり、天敵から逃げる場合時速80キロ以上の速度で泳ぎますが、まさにそれの海面走り版です、
あっと言う間に子魚人をラグビーのごとくキャッチすると、
そのまま凄い速度で水平線の彼方へ爆走して行き、やがて見えなくなってしまったそうです。
FMも「ランボー」のエンディングに変わってました。訳の分からん魚人とのバトルランを終え、
その場に崩れ落ちたR一曹の髪は、1本残らず白髪になってたそうです。その後、R一曹は船を売り
飛ばし趣味を山歩き(洋ラン やまいも 山菜捜索)へと変えたそうです。
なお、それ以後、寿司のトロなど生涯、口に出来なくなってしまったとの事です。
そう話終えた後、私はR一曹の白髪を不思議そうに眺めながら、「酒による幻覚でしょ」と疑いましたすると一曹は、
「誰も信じんのだ」と家の中から 船尾と激突した際、魚人から剥がれたので
あろう直径5cm程の巨大鱗(うろこ)を2枚持ってきて見せたのです。
私は血の気を失いました。
(エピローグ)
その巨大鱗なのですが、その年の冬、県の水産試験所へ調査を依頼すべく、友人に委託した折、
長崎のフェリー乗り場にて荷物ごと置き引きに合い残念ながら紛失したとの事です。
以前、陸からの移行型、魚竜化石が発見され、陸の爬虫類と魚との空白を埋めるミッシングリンクとして
注目されました、生物の進化の過程で、どうしても説明のつかない失われた鎖の輪「ミッシングリンク」
マダガスカル島近海で古生代魚の生存するシーラカンスが発見されたのが1938年。
それまで人類はシーラカンスを化石でしか知らなかったのです。
人類にとって海洋は、とてつもなく広大で現在なお、未知なる領域そのもの太古の昔、
鯨(くじら)には、前足、後足があり、陸上生活をしていた事は、既に証明されてます。手足の生えたマグロ、
そんなのが居るはずが無い、はたして、そう断言できるのでしょうか
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 19:22:05.97 ID:umu6cyw0O
保守
163 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 19:27:37.33 ID:nST3B8MEO
|∀`) マサルさんに出てきたマグロかよwww
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 19:39:36.58 ID:5plX45qm0
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 19:48:22.24 ID:5plX45qm0
ほす
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 19:49:09.63 ID:fBMMY2Tj0
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 20:07:44.87 ID:nST3B8MEO
ほすん
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 20:19:25.25 ID:umu6cyw0O
保守
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 20:26:06.57 ID:J/C6893T0
>>17 あ行3
さ行5 だろwwwwwwwwwwwあれテラコワスwwwwwwwwwww
あと同じ本?に載ってた「スー、スー」もガクブル
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 20:38:14.23 ID:umu6cyw0O
ほしゅ
谷みよ子「現代民話考」にでていた話。
終戦から幾らもたってない頃と思われます。
当時の家は、台所が土間のままってのいうのも多かったんですね。
記憶を頼りに書いてるので細部はちがうかも。
タクシー運転手の奥さんが、まだ五才になったばかりの子を 残して亡くなった。
父親は仕事ででかけている時間が長く、そのあいだ隣の家に子どもを
預けていたのだけれど、深夜になっても帰ってこないのものだから、
親切で面倒をみていた隣人もさすがにしびれを切らして、子どもを
ひとりの家に帰してしまうことも多かった。
子どもは寂しくて、父親が帰ってくるまで、親の名を呼んで泣いていたそうだ。
ある晩、子どもの泣き声がぴたっと止まり、笑い声が聞こえてきた。
隣人は、「ああ父親が帰ってきたのだな」と納得したのだけど、
そのしばらくあとに父親の帰宅する音が聞こえてきて、
「父ちゃんおかえり」と子どもが出迎えている。
そうした夜が何晩かつづいて、不審になった隣人はある晩、子どもの様子をみにいった。
子どもは、暗い部屋でひとりで喋っては笑っている。
その様子が、だれかと話しているもののようなので、翌日、父親にそのことを話した。
父親は、子どもに毎晩だれと話しているのか、とたずねた。
「母ちゃんだよ。おいらが寂しくて泣いてると、母ちゃんがきて、
だっこしたり、頬ずりしたりしてくれるの」
「それで母ちゃんはどっから入ってくるんだ?」
子どもは、土間の縁側を指さした。
「あの下から、にこにこしながら這ってでてくるよ」
それから父親は仕事をかえて、早く帰宅するようになったそうだ。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 20:59:01.44 ID:ZizCAmFa0
ほ
173 :
保守:2006/07/31(月) 21:15:04.69 ID:5plX45qm0
8年前の話です。
趣味の仲間で、みんなに可愛がられていたとても明るい大学生、
K君が突然自殺しました。 辛い悩みをかかえて、それでも明るくふるまって
いたのが後で分かって、何もしてやれなかった自分に腹が立って泣けました。
個人的には特別親しくしていたわけではなかったけれど、どうしてあんなに
いいヤツがこんなに若くして死ななければならなかったのだろう?
自殺して、成仏出来るんだろうか?と心配でした。
そしてある日、夢を見ました。
自分がスーパーでレジ打ちをしていて(実際はそういうバイトはやっていない)、
そこにK君が客として現れたのです。「えっ?K君死んだんじゃなかったの?」と
言うと、「何言ってるんですか、ホラ足ありますよ!」とニコニコしながら
答えてくれたんです。 「そう、良かった…元気でね!」と言うと、
「ありがとうございます。じゃあまた!」と、ずっと笑顔のままで
去って行きました。 とても素敵な笑顔でした。そこで目が覚めたのですが、
その日は、K君の四十九日でした。きっと、成仏出来たんだと信じています。
俺がまだ小学校だった頃の話。
母方の祖母の臨終の際に立ち会ったんだけど、うわ言を口にしながら、
病院のベッドの上で苦しんでいる祖母をじっと見ていたら、突然、
スー・・ハー・・・って深呼吸をして、一瞬表情も和らいだんだ。
母親含め、親戚一同が祖母の様子に注目していたら、ちょっと笑った
ような表情で、
「ほら、お爺さんが迎えにきてくれたよ。だから泣くんじゃないよ」
とハッキリそう言った。
それからすぐ、スーーーーっと長い息を吐いて、もう吸わなかった。
みんな驚いたけど、葬儀が終わるまでみんな取り乱さないで祖母を
見送ることが出来た。
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 21:34:28.34 ID:5plX45qm0
ほす
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 21:36:41.70 ID:+95U5ofqO
近所のあちこちの電柱に
こんな貼り紙がある。
『僕の名前は◯◯勇太です。
僕は2006年4月8日近くの交差点で
トラックにひかれて死にました。
そのトラックのナンバーは◯◯-◯◯です。
僕をひき殺した犯人を捜しています。
些細な情報でもいいので連絡下さい。
電話番号
◯◯◯-◯◯◯◯ 』
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 21:39:41.67 ID:gVA88H870
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 21:40:47.85 ID:+95U5ofqO
>>177 内容少し違うけどこれまじなんだよ。
見る度にめちゃくちゃ怖いんだ。
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 21:59:37.55 ID:5plX45qm0
ほ
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 22:06:35.12 ID:GH//Hy+5O
宋分背って寺の話を今友人からきいた
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 22:07:31.73 ID:GH//Hy+5O
途中できっちまったOTL
宋分背って寺の話知ってる椰子いる?
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 22:09:54.48 ID:GH//Hy+5O
誰もいないのか…
183 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 22:13:27.84 ID:nST3B8MEO
|A`) いちおういます。
その話には類似したのがいくつかあるけど
一つわかっちゃうと大体どの話を聞いても
ああ、その話かと思うようになるぞ。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 22:15:29.96 ID:J/C6893T0
そうだそうだ!!
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 22:18:18.96 ID:GH//Hy+5O
>>183 そうそう。
漏れも初めて聞いた時だけ怖かった。でもよく考えたら…
なあんだって感じ
某観光バス会社本社ビル 仮眠室
みなさん、言霊(ことだま)って、知ってますか?
言葉そのものに魂が宿ったり、言葉の持つリズムやアクセントにも、色々な霊的な意味があるって考え方です。
今回、リクエストが多かったので、改めて紹介することになりました「仮眠室」ですが、
実は、話そのものは、そんなに怖い話ではないんです。でも、前回、前々回と、紹介する度に
読者の方から「仮眠室」と同じ体験をしたとの報告がスゴかったんです。
たぶん知らないうちに使ってはいけない言葉やリズムを使っていて言霊のパワーで・・・・・?
という訳で、今回は変な事が起こらないように文章を大幅に変えて、結末部分を省略してダイジェスト版で紹介します。
ここの本社ビルは廃病院を買い取って、そのまんま本社として使ってたんです。
地下には元の霊安室があって、その扉のノブには針金が巻いてあって、入れない様になってます。
そして、問題の仮眠室は、霊安室の真上。この話は、知人のドライバーさんの経験談です。
その日、彼は、かねてから色々と噂のあるこの仮眠室に泊まることになったんですが、
同僚が口々に言う様な「気が沈む」「重ぉ〜い」・・・という感じは、しなかったそうです。
深夜・・2時頃・・、彼は、ふいに手を引っ張られて、目がさめたそうです。
「おじちゃん、おじちゃん、このベッドは、僕のベッドだよ。」
見ると・・・、小学校2〜3年生くらいの男の子が手を引っ張っていたそうです。
「 おじちゃんが寝たらダメなんだよ!!僕のベッドなんだよ!!返してよ、ねぇ・・」
氷のように冷たい手・・・陶器の様な青白い顔・・・・・赤く腫れ上がった唇・・・・・・・・
彼には、その男の子が、一目でこの世の者でない事が分ったそうです。
彼は、逃げようと、ベッドから飛び降り、廊下へのドアを開けたんです。
しかし、そこには、30人程の病人?死人?が列をなして歩いていたそうです。
地階へ下りる階段のほうに向かって・・・・身動きがとれずに呆然としていると、先程の男の子が、
彼の横をすり抜けて列に加わったんです。そして、男の子は振り向くと、彼にこう言ったそうです。
「○○、お前も早く来いよ」。その瞬間、彼は気付いたそうです。○○というのは、彼の小学校の時のあだ名だそうです。
この話を読んだ後、金縛りにあったり、怪現象にあったり、その後も身体に異常を感じたりと、
多くの方々からメールを頂きました。メールを頂いた皆さんの体験は、共通した部分が多く、
この「仮眠室」の話が何らかの影響を及ぼしたとしか考えられず、今回の削除となりました。
その共通の体験とは・・・、深夜、ぐっすり寝ていると、腕をゆすられ目を覚ます。
「ねぇ、ねぇ、そこ、僕のベッドだよ。 かってに寝たらダメだよ」「僕のベッド返してよぉ」 等等、
小学校低学年位の男の子が訴えかけてくる。その時、身体は金縛りの状態で身動きがとれない。
20通を超える報告メールが、あったので・・・
うちの母方の実家が熊本県にあるんですけど、
ずっと実家に住んでいる母のお姉さんが先日遊びにきました。
ちょうど「ターミネーター2」がやっていて、皆で見ていたんです。
その中のシーンで、核が落ちた瞬間かなんかの想像のシーンで、
遊んでいた子供達が焼けちゃうシーンありましたよね。
あれみながら、「瞬間で皮とかもズルっといっちゃうんだね、コエ〜」とか話していたら、
おばちゃんがテレビ見ながらさりげなく、とんでもないことを言い出しました。
おばちゃんの長女がこの前双子を生みました。
すごく華奢な娘さんだったんで、すごい難産だったそうです。
2ヶ月前から入院して、もう母体も危ないので予定よりも早く帝王切開で生んだそうです。
今でこそ母子ともに元気ですが、そのころおばちゃんは初孫と言うこともあって、
心配で心配で夜も眠れなかったそうです。
ある日病院から帰って家にいると、電話がかかって来ました。
相手は幼馴染でした。
昔は家も近かったのですが、その人は引っ越していってしまったそうです。
それでもとても仲がよかったので、ずっと連絡は取り合っていました。
ところがここ10年ほどぱったり連絡が取れなくなってしまったそうです。
娘さんのことで疲れていたおばさんは、思いがけない懐かしい人からの電話で、
本当にうれしかったそうです。
早速近況などを報告しあおうとすると、その人は想像もしなかったことを言い出しました。
「Kちゃん(おばさんの名前)、私ね、今神様やってるのよ。
たくさんの人たちを救ってあげてるの。Kちゃんも困ったことがあったらいつでも電話して。
助けられると思うわ。」
昔のままの非常に明るく、感じのよい声で、彼女はこんなことを言いました。
あまりにも普通に言われたので、おばさんは「ああ、そう・・・」としかいえなかったそうです。
しかしその夜、自分の娘と生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、
おばさんも疲れていたのでしょう、そんなとんでもない電話さえ、
「ひょっとしたら、これもなにかの縁かもしれない。明日頼んでみよう。」
と思ったそうです。
なにかすがるものができたせいか、おばさんはその夜久しぶりに眠りに落ちました。
夢の中に、娘とまだ子供の頃のままの幼馴染が出てきました。
娘もなぜか妊娠しておらず、3人で仲良く遊んでいる夢でした。
幼馴染もニコニコしていて、お花畑のような所で、すごく幸せな夢です。
マリのようなもので遊んでいました。
おばさんにマリが飛んできました。おばさんは胸で受け止めました。
するとそのマリの皮がずるっとむけるように、中から大きな溶けかかった幼虫のようなものが出てくるではありませんか。
思わずおばさんは悲鳴を上げました。
誰かに投げようにもそこは母親、とっさに娘より幼馴染のほうを見ました。
投げようとしても幼虫のようなものは絡み付いて離れません。
それを見て幼馴染は、ケラケラと狂ったように笑います。
その目は全部黒目で、穴があいてるようです。
幼虫の鳴き声と、幼馴染の幼い子供の笑い声が響くように重なります。
おばさんは飛び起きました。全身汗でびっしょりです。
「その時ね、私思ったのよ。あの幼虫はね、赤ちゃんだって。
どうしてか分からない。人間の姿なんてもちろんしてなかったし、泣き声は獣のようだった。
でもね、絶対赤ちゃんだと思ったの。
すごく不吉に感じて、その後せっかく連絡してきてくれた幼馴染に怖くて連絡できなかったの。」
その後何とか無事に子供は生まれ、そんな電話があったことも忘れていました。
そしてある日、何気なくつけたTVのワイドショーに、
その幼馴染の名前と、夢とはかけ離れた年老いた女性の顔が映し出されたそうです。
少し前にありましたよね。
怪しげな新興宗教を信じて、死んでしまった我が子の皮をはいだら生き返ると言われ、
その通りにしてしまった若い夫婦。
その夫婦が信じていた神様こそが、おばさんの幼馴染だったそうです。
その幼馴染は何不自由ない家庭環境にいたはずなのに、
おばさんの知らない10年の間に何があったのでしょう。
おばさんは怖いというよりも、みていて涙が止まらなかったそうです。
もし彼女に相談していたら・・・
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 22:54:57.02 ID:J/C6893T0
落ちてくる」
静岡県 A温泉
K○○ホテル 乗務員室
有名すぎて、業界で知らない人はないといわれるホテルです。
夜、この部屋で寝ていると、窓の外を女性が落ちていくんです。
「ヒュー・・・・・、ベチャ・・・・・、ヒュー・・・・・、ベチャ」
何度も、何度も、何度も、何度も、その部屋のベランダに向かって落ちてくるんです。
昔、まだ、このホテルが建て替えられる前のことらしいんですが、
このホテルの屋上からだったか、最上階からだったか、
女性の飛び降りがあって、ある部屋のベランダの柵に、頭をぶつけて死んだそうなんです。
それ以来、毎晩のように、
「ヒュー・・・・・、ベチャ・・・・・、ヒュー・・・・・、ベチャ」
一晩中、女性の霊が落ちてくるんです。
そして、建て替えられた後も、
元々、そのベランダの柵があった場所である乗務員室に向かって、彼女が、落ちてくるんです。
「ヒュー・・・・・、ベチャ・・・・、ヒュー・・・・・、ベチャ」
カーテンを閉めて、背中を向けて寝ていても、
気がつけば、カーテンが開いていて、無理やり見せられるんです。
落ちてくるところを・・・。
そして、彼女と目が合うと・・・、ニッコリ微笑むんです。
そして・・・、
「あなた、私が見えるのね」
「全滅の島」
マ○○○○島
(サイパン沖の小島)
サイパン島沖に浮かぶサンゴ礁の小島。
ダイビングなどの各種マリンスポーツが楽しめるオプションツアーの定番の島です。
グァムでいうとココス島の様な所かな。
サイパンというと、太平洋戦争の大激戦地で、日米両軍で数万の犠牲者が出た所。
このマ○○○○島は、その最前線にあって、サイパン本島からの
救援もなく、脱出も出来ず、最後には弾薬も尽きて、全将兵が刀を
持って突撃して、全滅したといわれてます。
この話は、サイパンの現地係員の経験のある先輩の体験談です。
夕方、某ビーチを歩いていると、海岸線後方の木々の茂みの中から、
「突撃ィー!」
という声が聞こえたかと思うと、何百人もの旧日本兵が・・・、
「うわぁーー」と、海岸線に向かって突撃してきたそうです。
次の瞬間、
ダダダダダダダァ、
トガァーン!
機銃や大砲の音が鳴り響き、兵士達は次々と倒れていき、
あっという間に、先輩の周りは兵士の死体で埋め尽くされたそうです。
しばらくすると、機銃や大砲の音も止んで、あたりが静かになると
倒れていた日本兵達はスゥーと消え・・・、
次の瞬間、再び、
「突撃ィー!」
という声が聞こえたかと思うと、何百人もの旧日本兵が、
「うわぁーー」と、海岸線に向かって・・・・・・。
その時、ビーチには、日本からの観光客も沢山いたそうですが、
ほとんどの人は、何も見えていないのか、そのまま遊んでたそうです。
ただ、先輩も含めて、幾つかのグループは、真っ青な顔をして、
ビーチから逃げ出したそうです。
「空港にて」
その日、私は、私が手配した団体旅行の出迎えのために国際空港にいました。
毎年ご利用いただいてる、旅慣れた方々で、添乗はいらないけど、
空港への送迎は・・・、ということで、この日のお迎えとなったんです。
私が、到着ロビーで待っていると・・・、
たくさんの10代後半〜20代位の女の子たちが、ワイワイ騒ぎながら出てきます。
話の様子ではサイパンに行ってみたい。
その彼女たちが、私の真横を通った、その瞬間、
急に背筋が、凍りつくような悪寒を感じて振り向きました。
彼女たちを見ると、背中に、血だらけの旧日本軍の兵士を一人ずつ背負っているんです。
「あの子達、マ○○○○島で・・・・・・・。」
そのまま、呆然として、彼女たちの背中の日本兵を見ていると、
1人の日本兵が振り向いたんです。
満ち足りたような笑顔を見せて・・・・・・・。
「あー、兵隊さん達、日本に帰りたかったんだ。」
彼女たちには悪いけど、遠い島で亡くなった日本兵が、帰国できたのは良かったのかも・・・・。
少し切ない気持ちになりました。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 23:30:38.69 ID:J/C6893T0
>>194 それ多分卑しい気持ちでくっついてるとこ見られて照れてたんじゃね?
196 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/07/31(月) 23:31:10.44 ID:nST3B8MEO
|A`) 怖いようないい話なような…
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/31(月) 23:38:14.88 ID:EnAH+impO
「姿見」 (全身を写して見ることができる大形の鏡のこと) 秋田県 田沢湖町 ホテルSからの他館先
旅行シーズン中になると、各ホテルとも満室です。そうなると、当然、私達乗務員の部屋も・・・・。
まぁ、それでも、私達添乗員はお客様と同じホテルに泊まりますが、ドライバーさん、ガイドさん等は、
別のホテル・・・大体は民宿です・・・に泊まったりします。私たちは、これを「他館」とか「放り出し」とか言っています。
「放り出し」って言い方をすると、とんでもない感じがしますが、
テレビやエアコンもないようなホテルの乗務員部屋よりは、よっぽど、マシ・・・、人情味もあるし。
さて、今回の話は、先日一緒に仕事をした運転手Nさんの話です。
旅行シーズンということもあって、その日、Nさんの泊まりは他館。
用意された部屋は2階の和室でした。Nさんは早速、スウェットに着替えて、
夕食を食べに1階の食堂に降りていったそうです。私達、乗務員は、あまり備付けの浴衣は着ません。
宿泊施設に着くと持参のスウェットに着替えてくつろぎ、そのままパジャマとして寝るんです。
夕食中に、宿の人が部屋に布団を敷いてくれてたので、Nさんは部屋に戻るなり布団入り仰向けになったそうです。
彼は、寝つきが良い方らしくて、いつも布団に入ると、5分もしないうちに熟睡しちゃうんですって。
でも、その日に限って、、何か落ち着かないというか、そわそわして、いっこうに寝付けません。
「うぅ〜〜ん・・・・、なんか寝付けないなぁ・・・・・」Nさんは、寝返りを打って、横になってみました。
真っ暗な中、目を開けてしばらくすると、次第に目が慣れてきて、部屋の様子がうっすら見えてきます。
そして・・・・・、Nさんの目の前に見えたのは、布団の横・・・というかにある目の前の姿見の鏡。
もちろん鏡には自分が映っています。ボーッと自分の姿を見ていてると、妙な事に気づきました。
鏡に映っている自分は立っているんです。「誰かいるのか?」Nさんは、とっさに後ろを振り返りましたが誰もいません。
そこで、恐る恐る、もう一度姿見を見ると・・・・・、
姿見の中にいるのは、自分と同じ顔、同じスウェットを着た人物・・・間違いなく自分です。しかも立っているんです。
Nさんは、電気をつけようと手を伸ばしたんですが、その瞬間、身体中ががしびれて動けなくなったんだそうです。
姿見に映る自分から、目をそらすことも出来ません。姿見の中の自分は、うっすらと笑うと・・・・・、
鏡の中から、スゥ〜と抜け出て来たんだそうです。そして、横になっているNさんの上に・・・・
Nさんは、そのまま意識を失い寝てしまったそうです。
翌日、宿の人に「あの鏡・・」と言いかけると・・・
「言わないほうがいいよ、自分だから怖くないでしょ、言わないほうがいいのよ、言わないほうが・・・・・」
その後、Nさんに奇妙な事は起こっていません。
でも、今でも、部屋に姿見があると、その事を思い出して眠れなくなるそうです。
前回の話・・・「姿見」の中で、乗務員はホテルでは、スウェットを着ることが多いと書きましたよね。
特に、ガイドさんや女性添乗員にその傾向が強いんです。
スウェットやジャージは動きやすいから、万が一のアクシデントやトラブル時に対応しやすいし、
それに冬なんか、暖房器具など無いに等しい乗務員部屋では、
浴衣なんぞでは寝てらんない・・・ってことがその理由ですが、
実は、もうひとつ大きな理由があるんです。
それは、今から約30年前、日○交通のガイドさんの恐怖体験が発端となっています。
ただ、MoMoが生まれるより前の古い話なので、ハッキリとした事は不明なのですが
業界ではこの話を疑っている人は少ないと思います。誰もが似た様な経験があるから・・・・・・・・・。
・・・・・約30年前、深夜・・・・・・・あるホテルの一室、
彼女が、浴衣に着替え、そろそろ寝ようとしている時、突然、背後からスゴイ力で突き飛ばされたそうです。
布団の上に倒れこんだ彼女振り返って見ると、
そこには、髪を振乱した女性の霊が、薄笑いを浮かべ立っていたそうです。
「イヤァーーー!!」彼女は、悲鳴をあげながら、部屋を飛び出し、廊下に逃げ出したんですが、
目の前に、また女性の霊が立っていたんです。
「助けてぇーー!!」逃げる彼女の後ろを女性の霊が恐ろしい形相を追いかけてきます。
エレベーターホールまで逃げてきた彼女は、エレベーターのボタンを押したんです。
次の瞬間、目の前のエレベータの扉が開いたんです。
「よかった、コレで逃げられる・・・」しかし、彼女が乗り込もうとすると
そこにはエレベーターはなく、真っ暗な空間だけが広がっていたそうです。
「見ぃつけたよぉ〜・・・」
「イヤァーーー!!」
翌朝、浴衣の袂と裾が大きく乱れた、あられもない姿で、気を失っている彼女が発見されたそうです。
この話が広まって、私達、女性の乗務員のスウェットやジャージ着用が定着したんです
201 :
「フタ」:2006/07/31(月) 23:57:31.40 ID:5plX45qm0
ABCラジオさんで大賞をとった話だよ。
大阪府豊中市 カモメのジョナさんの作品 「フタ」
これはOLとして働きながら、ひとり暮らしをしていた数年前の夏の夜の話です。
私が当時住んでいた1DKは、トイレと浴槽が一緒になったユニットバスでした。
ある夜、沸いた頃を見計らって、お風呂に入ろうと浴槽のフタを開くと、人の頭のような影が見えました。
頭部の上半分が浴槽の真ん中にポッコリと浮き、鼻の付け根から下は沈んでいました。それは女の人でした。
見開いた両目は正面の浴槽の壁を見つめ、長い髪が海藻のように揺れて広がり、
浮力でふわりと持ちあげられた白く細い両腕が、黒髪の間に見え隠れしてました。
どんな姿勢をとっても、狭い浴槽にこんなふうに入れるはずがありません。
人間でないことは、あきらかでした。突然の出来事に、私はフタを手にしたまま、裸で立ちつくしてしまいました。
女の人は、呆然とする私に気づいたようでした。
目だけを動かして私を見すえると、ニタっと笑った口元は、お湯の中、黒く長い髪の合間で、真っ赤に開きました。
(あっ、だめだっ!)次の瞬間、私は浴槽にフタをしました。フタの下からゴボゴボという音に混ざって
笑い声が聞こえてきました。と同時に、閉じたフタを下から引っ掻くような音が・・・。
私は洗面器やブラシやシャンプーやら、そのあたりにあるものを、わざと大きな音を
立てながら手当たり次第にフタの上へ乗せ、慌てて浴室を飛び出ました。
浴室の扉の向こうでは、フタの下から聞こえる引っ掻く音が掌で叩く音に変わっていました。
私は脱いだばかりのTシャツとGパンを身につけ、部屋を飛び出ると
タクシーを拾い、一番近くに住む女友達のところへ逃げ込んだのです。
数時間後……深夜十二時を回っていたと思います。
カギもかけず、また何も持たず飛び出たこともあり、友人に付き添ってもらい部屋へ戻りました。
友人は、今回のような話を笑い飛ばすタイプで、好奇心旺盛な彼女が、浴室の扉を開けてくれる事になりました。
浴室は、とても静かでした。フタの上に載せたいろんなものは全部、床に落ちていました。
お湯の中からの笑い声も、フタを叩く音もしていません。友人が浴槽のフタを開きました。しかし、湯気が立つだけで、
女の人どころか髪の毛の一本もありません。お湯もキレイなものでした。それでも気味が悪いので、
友人に頼んで、お湯を落としてもらいました。
その時、まったく別のところで嫌なものを見つけたのです。私の身体は固まりました。
洋式便器の、閉じたフタと便座の間から、長い髪がゾロリとはみ出ているのです。 友人も、それに気付きました。
202 :
「フタ」:2006/08/01(火) 00:02:51.13 ID:nUwkzyHp0
彼女はわたしが止めるのも聞かず、便器のフタを開きました。
その中には、女の人の顔だけが上を向いて入っていました。まるでお面のようなその女の人は
目だけを動かすと、立ちすくんでいる友人を見、次にわたしを見ました。
わたしと視線が合った途端、女の人はまた口をぱっくりと開き、今度はハッキリと聞こえる甲高い声で笑い始めました。
はははははは…ははははははは…。
笑い声にあわせて、女の人の顔がゼンマイ仕掛けのように小刻みに震え、
はみ出た黒髪がぞぞぞぞっ…っと便器の中に引き込まれました。顔を引きつらせた友人は、
叩きつけるように便器のフタを閉じました。そしてそのまま片手でフタを押さえ、
もう片方の手で水洗のレバーをひねりました。耳障りな笑い声が、水の流れる音と、
無理矢理飲み込もうとする吸引音にかき消されました。
その後は無我夢中だったせいか、よく覚えていません。気が付くと、簡単な着替えと貴重品だけを持って、
私と友人は友人の部屋の前にいました。部屋に入った友人は、まず最初にトイレと浴槽のフタを開き、
「絶対に閉じないでね」と言いました。
翌日の早朝、嫌がる友人に頼み込んでもう一度付き添ってもらい、自分の部屋へ戻りました。
しかしそこにはもう何もありませんでした。それでも私はアパートを引き払い、実家に帰ることにしました。
通勤時間は長くなるなどと言っていられません。今でもお風呂に入るときは母か妹が入っているタイミングを
見計らって入るようにしています。トイレのフタは、家族に了解をもらって、ずっと外したままにしてあります。
ある4人家族がとある地方の旅館に宿泊。深夜に娘か母親がトイレで惨殺されているのが発見された。
全身を刃物で滅多刺しにされ、顔面は誰だか判別がつかなくなる程斬り付けられていた。死体には舌がなかった。
トイレには格子のついた幅30・、高さ10・程の窓と小さな通風孔があったが、とても人の入れる大きさではない。
カギもかけられていた。誰がどこから侵入してきたのか・・・。
警察はその旅館を経営している夫婦、その息子、近辺の変質者などを聴取したが、
現場が密室だったこともあり、迷宮入りになるかと思われたが、ある日、旅館経営者夫婦に
付き添われたその息子が署に出頭。「近所の目もあり、なかなか正直に話すことができなかったが、
とんでもないことになったので、お話します」
「息子は盗撮が趣味で再三注意していましたが、事件当夜もビデオカメラで天井裏から個室を
撮影していていたのです。撮影していると格子のはまっている小窓のガラスが開き、
ガラスの破片を持った小さな・・・、いや、このビデオテープに一部始終がはいっていますので・・・。」
息子はビデオテープについて訪ねられると、恐怖が蘇ったのか半狂乱に。
精神に異常をきたすほどの何かがこのテープに入っているのかと思い、捜査員達もテープを再生するのを恐れた。
そのテープには排尿する女性を俯瞰で撮影した映像が収っていた。
和式便器にしゃがんでいた女性が立ち上がろうとしたその時、
小窓からガラスの破片らしきものを握った小さな、15〜20・程の
老婆が音もなく飛び込んできた。女性は悲鳴をあげる間もなく
咽を掻き斬られ、そして顔中を、体中を斬り付けられ・・・。
女性が息絶えると、小さな老婆は死体から舌と頭皮の一部を切り取り、天井を見上げ、
「次はおまえだよ」と言って小窓から出て行った・・・。舌と、髪の毛のついた頭皮とを持って。
捜査員の中には、嘔吐するもの、泣き出すもの、恐怖の余り失禁する者もいたという。
結局事件は未解決のままだが、警視庁に、件のビデオテープが今なお保管されていると言う。
何人かで集まって怪談話しをしているとき、そのうちの1人が言い出しました。
「今から話す方法で、自分に霊感があるかどうかが解るんだって。」
「まず頭の中で、自分の家の自分の部屋にいるイメージを思い浮かべて、
そして、そこから順番に全部の部屋を覗いて回っていって
もし、その途中で、どこかの部屋で、自分以外の誰かに会ったら、
霊感が強くて、見える時には見えちゃうんだって。」
で、その時はその話しを聞きながら、みんな試してみたそうですが、
誰も[出会った]人はいなかったそうです。
ところが次の日、その中にいた1人が、こう打ち明けてきました。
「実は、私、あの話を試してた時に、会っちゃったんだ。。。、
部屋に行ったら見たとこもない男がそこへ座り込んで、
私を睨んでいたの・・・、
その時はちょっとびっくりしただけだったんだけどね。。。。、
でも、その日、家に帰って、その部屋に行ったら、
その男が同じ場所に座り込んで、私をじっと睨んでたの。。。」
夜遊びをしていた中学生達四人組。
学校にいってみようということになりました。
体育館にあったバスケットシューズを盗んだり
スプレーで所かまわず落書きをしていたそうです。
そうこうしている内に肝試しをしよう、ということになりました。
内容は単純です。非常階段を使って屋上までいって戻ってくる、というものです。
しかし、屋上の壁が高いので屋上にいったかどうかが見えないのです。
議論した結果、手を上げればその手が見えるだろう、ということになりました。
肝試しが始まりました。
まず一人目。屋上から手が見えました。続いて二人目、三人目。
最後、四人目です。「四だってよ。縁起悪いな」さんざんおどかされてスタートです。
そして四人目が屋上で手をふりました。
その瞬間、窓という窓から手が出てきてこちらに向かって手をふっていたそうです。
コンビニで買った稲川淳二の本に載っていた話です。ある夜、Aさんは何故か眠れなかったそうです。
そして眠れないまま3時頃になりました。すると外で車の音が近づいてきます。
車はAさんの家の車庫に止まったようです。
「バタン」ドアが閉まる音
「パタパタパタ・・・・」走って玄関に近づく音
「ガチャン、トットットット・・・・」玄関を開け、階段を上がって来る音がします。
そして足音はAさんの部屋の前で止まったそうです。Aさんは一瞬親だと思いましたが、やはり変だと
思っているうちに寝てしまったそうです。そして何日かして、同じ事が起こりました。
その時もAさんは寝てしまったのですが、「今度起こったらドアを開けてつきとめてやろう」
と思ったそうです。そして何日かしてまた眠れない夜がきました。
明け方近い4時頃、ガチャッ、トットットット・・・・
ドアの前に近づく足音。
Aさんは起き上がり、ドアを開けました。しかしそこには何もなかったそうです。
変だなと思いベッドに戻り仰向けに寝ると、視界の隅に壁が見える訳ですが
そこに大きいポスターが貼ってあるそうです。Aさんはそんなもの
貼った覚えはありません。するとポスターがペラッと剥がれ、
Aさんの顔に覆い被さってきました。その瞬間。長い髪の毛がAさんの顔に
かかったそうです。それはポスターではありませんでした。近づいてくるそれを見ると、
そこには青い顔をして、真っ赤な目をした女の人がAさんを見ていたそうです。
そして覆い被さる顔・・・・Aさんは気を失いました。
それからはそういう事は起こらなくなったそうです。
ちなみにこの話を聞いたり読んだりすると、同じ目に逢うそうです。
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 00:32:53.66 ID:pHFRpsAeO
怖い話見るの久しぶりだや
ある高校生の男女各4人が、一人の家に集まって怖い話をしていたそうです。
夜もふけてきた所で、肝試しに行くことになりました。
でも本当の目的はむしろ、男女ペアになって行くという事のほうが楽しみだったので、
場所は安直に彼らの通う高校に行くことにしたそうです。
しかしこの高校は築100年近くたっていたので、行って見ると思ったより迫力があります。
早速男女ペアになって、一組づつ学校の周りを一周することになりました。
構内には入れなかったので、周りを一周するだけならせいぜいかかる時間は20分ほどです。
まず最初の1組が出発しました。皆でひやかしたりしながら、にぎやかに去っていきました。
しかし、20分たっても30分たっても戻ってきません。
2人っきりで何をしてるんだろうかとひやかしながら、2組目が出発しました。
しかし、やはり彼らも帰ってきません。
3組目が出発することになりました。
このころにはさすがに深刻になってきていて、絶対周ったら戻ってくるし、
他のやつらも見つけたら連れてくると約束して出発しました。
そしてこの3組目も戻ってきません。
一組目が出発して、既に時間は2時間以上立っていました
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 00:51:46.98 ID:+SN0naHHO
今、京極夏彦のうぶめの夏とかいう映画見てるんだけど面白いの?
この人の小説、読みたいんだけどかなり厚いじゃん。
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 00:52:04.41 ID:nUwkzyHp0
とうとう女の子は泣き出しました。
残ったもう一人の男の子が、
「俺が行ってくる。もし30分たっても俺が戻ってこなかったら警察へいけ。
絶対待つなよ。」
と言い残して駆け出しました。
そしてその子も戻ってきませんでした。
残された女の子は泣きながら、それでも1時間待ったそうです。
そしてその足で、警察へと向かいました。
警察官が探しても見つかりません。
しかし夜もすっかり明けたころ、とうとう7人は見つかりました。
その高校にはグランドの端に、古くなった旧体育館があるそうです。
そこのトイレを開けると、7人全員が首をつっていたそうです。
女の子の証言から、自殺する理由がないと思われたのですが、結局他殺の痕跡はなく、
受験生の集団ヒステリーとして片付けられたそうです。
その学校には、これといった怪談話もなかったそうです。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:01:03.89 ID:jLQ0fswcO
ほす
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:07:50.40 ID:nUwkzyHp0
失恋の痛手を癒す為に、女ひとり、旅に出る。ドラマによく出てきそうな感じですけど、
女性の一人旅っていうのは、私達、旅行業界にとっては要注意なんです。もの思いにふけっていたり、
少し沈んだ感じがあったりすれば、もう、もう、もう、最悪です。どうしてだと思いますか??そう・・・・、自殺なんです。
三段壁、東尋坊、親不知、樹海、etc............景勝地 & 自殺の名所を抱えた観光地等では、
「女性のお一人の場合、予約がなければお泊め出来ません」・・・・・という旅館(ホテル)も少なくありません。
シティーホテルの場合でも、「思い出のこのホテルに泊まってから・・・」
というパターンもあるので、その対応は似たり寄ったりです。
また、女性一人旅の宿泊がある時のホテル従業員の緊張感は、スゴイものがあります。
部屋で自殺でもされたら、それこそ大変ですし、どこか別の場所で自殺したとしても、
最後に泊まったホテルという事で警察の事情聴取があるからです。
今回の話は、知り合いのガイドさんに聞いた話です。
ただ、彼女も「また聞き」の話のようで、場所がハッキリと解らないんですが・・・・・。
その日、ドライバーさんが通された部屋は、いわゆる乗務員部屋ではなく、一般の客室だったそうです。
一般の客室が乗務員用として使用される場合は、「いわく付」の部屋であることが多いので、(ヒドイ話ですよね)
彼も早速、額の裏、テーブルの裏、押入の中等を調べたそうです。
案の定、御札が・・・・・・・。まっ、ジタバタしたも仕方ないし、一応、御札があるから大丈夫だろうってな感じで、
さっさと風呂入って、食事してビール飲んで寝るぞって、部屋を出たそうなんです。
約1時間半後、戻ってきた彼が、部屋に入ろうとした時、「コトッ」誰もいないはずの部屋の中から物音がします。
「泥棒?」彼は、気配を殺して部屋に入りました。しかし、部屋の中には誰もいません・・・・・・。
「あれぇ、おかしいな?」その時、バスルームから「うっ・・うっ・・・・・」という声が聞こえたんです。
恐る恐るバスルームの扉を開けると血の海と化したユニットの床に女性が倒れてます。
「だっ、だっ、大丈夫ですか?」 「すぐに、ホテルの人、いや救急車、呼びますから・・・」
「いや、死なせて下さい」 「私を助けないで、このまま、ここで死なせて・・。」
改めて、あたりを見ると、睡眠薬のビンにカッターナイフが落ちています。
「そうも、いきませんよ、すぐ、人を、救急車を呼びますから!」
しかし女性は「いや、やめて死なせて・・・」と、叫びながら彼にすがりつきます。
彼が彼女の手を振切り、フロントに電話をしようとバスルームを飛び出しました。
「もしもし、フロント?、今、僕の部屋で、女の人が・・・・」 「あっ、はい、承知しております。 すぐに伺います。」
「承知してるって!!、それじゃぁ・・・・」電話を切り、バスルームに戻ると
そこは、きれいに清掃されたバスルームで、血の海もなく、彼女もそこにはいなかったそうです。
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:15:42.56 ID:nUwkzyHp0
十年ほど前の話です
姉が「ビデオを返してくる」と言ってウチを出ていったのは夕方の6時半ごろでした。
季節は冬の始まりぐらいでもうだいぶ暗くなってきていました。
それから十分ほどたったでしょうか。いきなり玄関の方で誰かが乱暴に扉を開けてはいってきました。
入ってきた人は号泣しています。急いでいってみると、姉が顔面血まみれになって泣いていました。
取りあえず家に上げて、血を拭いてやり医者である父が傷を見て「血は出てるがたいした傷じゃない」と
いうのを聞いて一安心しようやく落ち着いてきた姉に何があったのか聞いてみました。
姉がウチを出てレンタルビデオ屋に行く街灯もほとんど無く人通りも少なく舗装もされてない道をしばらく進むと、
道の真ん中に何かを見つけたそうです。よくよく見てみると・・・・
それはこっちに背を向けてうずくまっている人でどうやら中年の女の人だったそうです。
あたりには誰もおらず、道の真ん中でうずくまっているその人は何か奇妙な感じがしたそうなのですが、
姉は一応自転車を降りてその人に「どうかしたんですか?」と話しかけたそうです。
すると、そのおばさんはいきなりすっくと立ち上がりこちらを振り返るやいなやゲラゲラ笑いながら
石を投げてきたそうなのです。その内の一個が姉の顔にあたり血が出てきたそうです。
姉は驚愕しつつも、「殺される!」と思いその場からダッシュで逃げたそうですが
おばさんはしばらく笑いながら追っかけてきたそうです。
僕はその後自転車回収もかねて現場の偵察に行ったのですが自転車があるだけで、
そのあたりにはもう誰もいなかったですが道路には血の跡がありました。今でも忘れられないです
214 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 01:22:14.37 ID:4c10KswS0
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:25:05.38 ID:tcR3lS4s0
久しぶりに来た!どっくん、おいっす^^
216 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 01:26:45.70 ID:4c10KswS0
>>215 |∀`)ノ おいすー
もしかしてあの人かな
だとしたら久しぶりだな
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:29:06.35 ID:tcR3lS4s0
>>216 当たってると思うよwwww
投下する?
218 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 01:30:38.93 ID:4c10KswS0
>>217 |∀`) ID:nUwkzyHp0と一緒に投下してくれww
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:30:52.79 ID:+UorBhCw0
アリの巣コロリってあるじゃん
蟻の行列にポンと置くと一瞬ビックリして列が乱れる
邪魔だなと言わんばかりに迂回する列が出来る
そのうち好奇心旺盛な一匹がアリの巣コロリに入る
そいつをマネして何匹も入る
毒とも知らずにツブツブを運び出す
一匹が一粒づつ
いつのまにか行列はアリの巣コロリが折り返し地点になる
黄色い粒と黒い蟻が作り出す模様は綺麗で見てて楽しい
一匹が一粒づつ丁寧にせっせと毒の粒を運ぶ
せっせとせっせとせっせとせっせと
蟻さんって働き者だなと思う
俺も頑張らなきゃなと思う
次の日あれほど沢山いて俺を困らせた蟻が一匹もいない
ほんとにいない
探してもいない
泣きたくなった
このレスを見た人は4日後にあなたの大切な人がいなくなるでしょう
それが嫌ならこのレスを5つの板にコピペしてください
信じるか信じないかはあなた次第です
丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。
暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。
ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。
擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を
ペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。
不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。
暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。
窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影を
畳に落としていました。 、、遠くで電車の音が響きます。
目をつむると違う部屋から夕餉の香りがしてきます。
「カップラーメンあったな、、」私は体をだるそうに起こし
散らかった求人雑誌をかたずけました。ふと、、偶然開いたの
でしょうかページがめくれていました。
そこには某県(ふせておきます)の旅館がバイトを募集しているものでした。
その場所はまさに私が旅行に行ってみたいと思ってた所でした。
条件は夏の期間だけのもので時給はあまり、、というか全然高くありません
でしたが、住みこみで食事つき、というところに強く惹かれました。
ずっとカップメンしか食べてません。まかない料理でも手作りの
ものが食べれて、しかも行きたかった場所。私はすぐに電話しました
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:31:08.67 ID:+UorBhCw0
ごめんだお(^ω^;)
「、、はい。ありがとうございます!○○旅館です。」
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
受けつけは若そうな女性でした。電話の向こう側で低い声の男と(おそらくは
宿の主人?)小声で会話をしていました。私はドキドキしながら
なぜか正座なんかしちゃったりして、、待ってました。やがて受話器をにぎる
気配がしました。
「はい。お電話変わりました。えと、、、バイトですか?」
「はい。××求人でここのことをしりまして、是非お願いしたいのですが」
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」「じゃ、明日からでもお願いします。すみません
お名前は?」「神尾(仮名)です」「神尾君ね。はやくいらっしゃい、、、」
とんとん拍子だった。運が良かった。。私は電話の用件などを
忘れないように録音するようにしている。再度電話を再生しながら
必要事項をメモっていく。住みこみなので持っていくもののなかに
保険証なども必要とのことだったのでそれもメモする。
その宿の求人のページを見ると白黒で宿の写真が写っていた。
こじんまりとしているが自然にかこまれた良さそうな場所だ。
223 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 01:32:07.32 ID:4c10KswS0
私は急にバイトが決まり、しかも行きたかった場所だということも
あってホっとした。しかし何かおかしい。私は鼻歌を歌いながら
カップメンを作った。何か鼻歌もおかしく感じる。日はいつのまにか
とっぷりと暮れ、あけっぱなしの窓から湿気の多い生温かい風が
入ってくる。私はカップメンをすすりながら、なにがおかしいのか
気付いた。
条件は良く、お金を稼ぎながら旅行も味わえる。女の子もいるようだ。
旅館なら出会いもあるかもしれない。だが、何かおかしい。
暗闇に窓のガラスが鏡になっている。その暗い窓に私の顔がうつっていた。
なぜか、まったく嬉しくなかった。。理由はわからないが
私は激しく落ちこんでいた。
窓にうつった年をとったかのような生気のない自分の顔を見つめつづけた。
次の日、私は酷い頭痛に目覚めた。激しく嗚咽する。風邪、、か?
私はふらふらしながら歯を磨いた。歯茎から血が滴った。
鏡で顔を見る。ギョッとした。目のしたにはくっきりと墨で書いたような
クマが出来ており、顔色は真っ白。、、、まるで、、、。
バイトやめようか、、とも思ったが、すでに準備は夜のうちに整えている。
しかし、、気がのらない。そのとき電話がなった。
「おはようございます。○○旅館のものですが、神尾さんでしょうか?」
「はい。今準備して出るところです。」
「わかりましたー。体調が悪いのですか?失礼ですが声が、、」
「あ、すみません、寝起きなので」
「無理なさらずに。こちらについたらまずは温泉などつかって頂いて構いませんよ。
初日はゆっくりとしててください。そこまで忙しくはありませんので。」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
電話をきって家を出る。あんなに親切で優しい電話。ありがたかった。
しかし、電話をきってから今度は寒気がしてきた。ドアをあけると眩暈がした。
「と、、とりあえず、旅館までつけば、、、」
私はとおる人が振りかえるほどフラフラと駅へ向かった。
やがて雨が降り出した。
傘をもってきてない私は駅まで傘なしで濡れながらいくことになった。
激しい咳が出る。「、、旅館で休みたい、、、、」
私はびしょぬれで駅に辿りつき、切符を買った。そのとき自分の手を見て驚いた。。
カサカサになっている。濡れているが肌がひび割れている。まるで
老人のように。「やばい病気か、、?旅館まで無事つければいいけど、、」
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:34:38.09 ID:tcR3lS4s0
私のいとこからきいた話なんですけど、いとこが高校生の時「100までゲーム」ってのを友達とやったらしいんですよ。
やり方は霊感強い人何人か集めてもちろんない人もまざって輪になって手拍子で1から100まで数を数えていくんです。
そうするとバタバタと霊感強い人は倒れちゃうみたいなんです。
で、倒れた人の意識の中では夢をみているみたいな感じになってるみたいなんです。
その内容は女に赤ちゃんを預かってと頼まれるんです。
で、女はこっちのことはおかまいなしに今から向かって欲しい道順をドンドンいってくるんです。
その道順がこれまた複雑で気をつけて聞いていないと忘れちゃうんです。
で聞いた通りにすすんでゆくとちゃんと現実に戻れるみたいなんです。
けど、もし道順がわからなくなって戻れなくなったら誰かが助けにいかないといけないみたいなんです。
赤ちゃんはどんどん石のように重くなるので気をつけてください。
いとこはそのゲームには参加せずみていただけみたいなんですが「あのゲームは二度とやりたくないね」といっていました。
私は手すりにすがるようにして足を支えて階段を上った。何度も休みながら。
電車が来るまで時間があった。私はベンチに倒れるように座りこみ
苦しい息をした。。ぜー、、、ぜー、、、声が枯れている。
手足が痺れている。波のように頭痛が押し寄せる。ごほごほ!咳をすると
足元に血が散らばった。私はハンカチで口を拭った。血がベットリ。。
私は霞む目でホームを見ていた。
「はやく、、旅館へ、、、」
やがて電車が轟音をたててホームにすべりこんでき、ドアが開いた。
乗り降りする人々を見ながら、私はようやく腰を上げた。腰痛がすごい。
フラフラと乗降口に向かう。体中が痛む。あの電車にのれば、、、、
そして乗降口に手をかけたとき、車中から鬼のような顔をした老婆が
突進してきた。
どしん!私はふっとばされホームに転がった。老婆もよろけたが
再度襲ってきた。私は老婆と取っ組み合いの喧嘩を始めた。
悲しいかな、相手は老婆なのに私の手には力がなかった。
「やめろ!やめてくれ!俺はあの電車にのらないといけないんだ!」
「なぜじゃ!?なぜじゃ!?」
老婆は私にまたがり顔をわしづかみにして地面に抑えつけながら聞いた。
「りょ、、旅館にいけなくなってしまう!」
やがて駅員たちがかけつけ私たちは引き離された。
電車は行ってしまっていた。私は立ち上がることも出来ず、人だかりの
中心で座りこんでいた。やがて引き離された老婆が息をととのえながら言った。
「おぬしは引かれておる。危なかった。」そして老婆は去っていった。
私は駅員と2〜3応答をしたがすぐに帰された。
駅を出て仕方なく家に戻る。
すると体の調子が良くなってきた。声も戻ってきた。
鏡を見ると血色がいい。
私は不思議に思いながらも家に帰った。
荷物を下ろし、タバコを吸う。
落ちついてからやはり断わろうと旅館の
電話番号をおした。すると無感情な軽い声が帰ってきた。
「この電話番号は現在使われておりません、、」
押しなおす
「この電話番号は現在使われておりません、、」
私は混乱した。まさにこの番号で今朝電話が掛かってきたのだ。
おかしいおかしいおかしい。。。
私は通話記録をとっていたのを思い出した。
最初まで巻き戻す。
、、、、、、、、、キュルキュルキュル、、、、、 ガチャ
再生
「ザ、、、ザザ、、、、、、、、はい。ありがとうございます。○○旅館です。」
あれ、、?私は悪寒を感じた。若い女性だったはずなのに、声がまるで 低い男性のような声になっている。
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
ん??
私はそこで何が話し合われてるのか聞こえた。
巻き戻し、音声を大きくする。
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
、、むい、、、、こご、そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
「さむい、、、こごえそうだ」
子供の声が入っている。さらにその後ろで大勢の人間が
唸っている声が聞こえる。
うわぁ!!私は汗が滴った。。
電話から離れる。すると通話記録がそのまま流れる。
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」、、、
記憶にある会話。しかし、私はおじさんと話をしていたはずだ。
そこから流れる声は地面の下から響くような老人の声だった。
「神尾くんね、、はやくいらっしゃい」
そこで通話が途切れる。私の体中に冷や汗がながれおちる。
外は土砂降りの雨である。金縛りにあったように動けなかったが
私はようやく落ちついてきた。すると、そのまま通話記録が流れた。
今朝、掛かってきた分だ。
しかし、話し声は私のものだけだった。
、、、、、、
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「はい。今準備して出るところです。」
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、すみません、寝起きなので」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
私は電話の電源ごとひきぬいた。
かわいた喉を鳴らす。な、、、、なんだ、、、なんだこれ、、
なんだよ!? どうなってんだ??
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:39:18.63 ID:KdPwT62G0
私はそのとき手に求人ガイドを握っていた。
震えながらそのページを探す。
すると何かおかしい。 、、ん?
手が震える。。そのページはあった。
綺麗なはずなのにその旅館の1ページだけしわしわでなにか
シミが大きく広がり少しはじが焦げている。どうみてもそこだけが
古い紙質なのです。まるで数十年前の古雑誌のようでした。
そしてそこには全焼して燃え落ちた旅館が写っていました。
そこに記事が書いてありました。
死者30数名。台所から出火したもよう。
旅館の主人と思われる焼死体が台所でみつかったことから
料理の際に炎を出したと思われる。
泊まりに来ていた宿泊客達が逃げ遅れて炎にまかれて焼死。
これ、、なんだ。。求人じゃない。。
私は声もだせずにいた。求人雑誌が風にめくれている。
私は痺れた頭で石のように動けなかった。
そのときふいに雨足が弱くなった。。一瞬の静寂が私を包んだ。
電話がなっている
おしまい
233 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 01:41:59.90 ID:4c10KswS0
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:43:58.55 ID:tcR3lS4s0
ちょっと食事中www
235 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 01:44:34.92 ID:4c10KswS0
|A`) 俺もなんか食べよう
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:45:04.69 ID:tcR3lS4s0
私が昔通っていた小学校にはある不思議な噂がありました。
夜10時ぴったりになると本校舎の屋上から人が飛びおりるというものでした。
好奇心に駆られた私と私の友人と二人で、10時少し前に学校から少し離れた茂みの中に隠れてカウントダウンを始めました。
そして、10時5分ほど前、、、、、屋上に人影が現れたんです。
影のようにゆらゆらと揺れてはいましたが、あれは確かに人の形でした。
そして屋上を漂うように動きまわっていましたが、10時ちょうどになるとその人影は動きを止めて、フワッ...と、屋上から飛び降りた、、、ように見えたんです。
目の前の光景に驚いた私たちは、急いでその校舎に駆け寄りましたが、それらしきものは何も見当たりませんでした。
後日、先生方に訊いたりしても結局は何も分かりませんでした。
今も人々は校舎の上を見上げているのでしょうか、、、、、、。
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:45:11.48 ID:nUwkzyHp0
他スレの話だけど本当だったら洒落にならないと思う…
1 :本当にあった怖い名無し :2006/02/04(土) 01:10:27 ID:iGZ5enWl0
ttp://mimicute.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki-001/rakugakicg/n00051.jpg 絶対に見てはいけません
11 :1:2006/02/04(土) 01:18:59 ID:iGZ5enWl0
【画像を見てしまった人へ】
供養させて頂きますので、次の準備をして下さい。
コップ一杯の水を用意して下さい。
用意できたところで呼び出してください
17 :1:2006/02/04(土) 01:25:57 ID:iGZ5enWl0
>>14さん
では、供養します。
電灯の明かりを消してください。
消して頂いた時点から供養を開始します。
また、呼び出してください。
21 :1:2006/02/04(土) 01:29:17 ID:iGZ5enWl0
>>14さん
>>19さん
昇抜天閲感如来雲明再憎
昇抜天閲感如来雲明再憎
昇抜天閲感如来雲明再憎
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:46:31.04 ID:tcR3lS4s0
239 :
夏休み:2006/08/01(火) 01:48:11.09 ID:tcR3lS4s0
中学校3年の夏休み。
本来なら誰もが受験勉強をしている時期である。
だが、うち等はこの「勝負の夏」に友人達と知人の家に泊まりに行っていた。
場所は東北地方の某所、近くには綺麗な川があり、緑も豊かな所だった。
自分たちはそこに4日間泊まり、昼間はバスケやサッカー、夜は花火をしていた。
3日目の夜、うち等はいつも花火をやっている所ではなく近くに立っている神社の側で花火をやる事にした。
時間は夜の8時過ぎ、流石に神社は怖かったがそれでも花火は綺麗だった。
そんな時、神社の階段を誰かが登ってくる音が聞こえた。
場所が場所だけに一瞬体が強張る・・・
階段からあがってきたもの、それは自分たちど同年代と思われる女の子だった。
ホッとすると同時に、うち等は息を呑んだ。
可愛い
そんな言葉が似合う女の子だった。
22 :1:2006/02/04(土) 01:30:38 ID:iGZ5enWl0
>>14さん
>>19さん
すぐにコップの水を飲んでください
25 :1:2006/02/04(土) 01:31:59 ID:iGZ5enWl0
以上で供養は終了です。
邪念は取り払われました。
おつかれさまでした。
507 :本当にあった怖い名無し :2006/03/12(日) 14:40:50 ID:Q1OlnP930
えっと
>>1 の画像は、実はなんも影響なくて、問題なのはこいつがやらせた事がかなりやばい。
>>1 の言われるまま水を飲んだ奴、かなり大変な事になると思うよ。
なぜ供養という表現を使ったか、どうして水を飲ませたか、よく考えれば
とんでもない事させたという事が判るはず・・・
512 :本当にあった怖い名無し :2006/03/12(日) 23:03:29 ID:WiwdlDQwO
>>507 俺も思った。最初から読んでたらアレ、これって…って違和感を感じたが 、これ、質悪い呪いの一種だろ
521 :本当にあった怖い名無し :2006/03/12(日) 23:32:57 ID:7RIyZzCiO
最初の方読んでみたけど
1か対処法つたえたあとの、「呼び出してください」という表現が妙に怖い
普通は呼んでください、だろ?呼び出せってなんなんだよ
あと、お経の言葉みたいな最後の「再憎」の文字が怖すぎる
どうみても供養の言葉には見えん
以上、なんの知識もない漏れの感想ですた
536 :本当にあった怖い名無し :2006/03/15(水) 11:33:52 ID:s+PneE1NO
>>1のさ…供養終わった後の言葉
なぜおつかれさまですだけ変換されてないんだ?
他の言葉はきれいに変換してる人なのに…
「お憑かれ様です」だからじゃないのか……??
怖っ。
537 :507:2006/03/15(水) 14:29:20 ID:PxvmItRO0
あたり・・・
遅レスすまそ
風邪引いちゃってて、今日になってだいぶ楽になったからレスする事にした
えっと、簡単に言うと、コップの水にその辺りをうろついてる不成仏霊を呼び込んで
それを飲ませた。
だから、水を飲んだ人の中で運が悪ければとんでもない霊を水ごと体内に取り込んで
しまった可能性がある。
要はお憑かれって事・・・。
普通この手の水は御札を焼いた灰とか、オブラートに呪文を書いたものを水に溶かして
浄化してからじゃないと、危なくって飲んじゃいけないんだけど、
>>1 はわざと電気を消して、ヤバイものを呼び込ませたから、かなり危険。
242 :
夏休み:2006/08/01(火) 01:49:32.98 ID:tcR3lS4s0
それからすぐにうち等は彼女と仲良くなった。
彼女はうち等より一個下で、その日友達と神社で花火をする予定だったが友達が皆夏風邪をこじらせてしまい、中止になってしまったそうだ。
そんな時、神社で誰かが花火をやっているのを見つけて見に着たのだと言った。
月明かりの下、一緒に花火をする自分と彼女。
友人のNとAは花火を明かりに、神社の裏山へ肝試しに行ってしまった。
そのため、今は彼女と二人っきり・・・・。
花火も一通り終わり、NとAが帰ってくるまで俺は神社の階段に座り、彼女と二人で夜空を眺めていた。
綺麗な星空だった、都会とは違いあたり一面に星が見えた。
「こんな時、この娘と手をつなげたらな・・・・。」
そう思いながら空を見ていた。
そんな時、ふと手に何かが触れた。
驚いて見て見ると、彼女の手が自分の手と重なり合っていた。
彼女の方を見ると、彼女もこっちを見ていた。
243 :
夏休み:2006/08/01(火) 01:49:55.11 ID:tcR3lS4s0
そして徐々に近づいてくる彼女の顔、後少しで触れ合いそうな唇・・・・。
「おーい、○○!!」
突然Aの声が聞こえ、慌てて顔と手を離す彼女・・・・。
同じく手を離し、裏返った声で返事をする自分・・・・。
その後、再び4人で花火をして、夜の11時頃に終了した。
そして知人の家に帰るさい、自分は彼女に「また明日会える?」と聞いた。
彼女は少し曇った顔をしながらも、また夜会おうと言う事となった。
そして次の日・・・・
夜、約束の時間になっても彼女は現れなかった。
夜12時まで待ったが、結局現れず友人と一緒に神社の階段を下りていた・・・・・・その時。
244 :
夏休み:2006/08/01(火) 01:50:29.66 ID:tcR3lS4s0
ふと彼女の声が聞こえた気がした、自分はすぐにその声のする方を振り向いた・・・するとそこには小さな脇道があった。
友人に止められながらも、自分はその道を突き進んだ。
そしてその道の先には・・・・・。
そこには一体の地蔵が置いてあった、あの娘が着ていた浴衣と一緒の柄をした服を着た地蔵が・・・・。
そして、その地蔵の横に小さな石碑があり、唯一読める部分に『鎮魂碑』と彫ってあった・・・・。
話によると、そこには昔不治の病と言われた結核の隔離病棟があり、そこで亡くなった人達の魂を静める為に作られたのだと言う。
ただ、結核の犠牲者の中に14歳で亡くなった方が居たかは定かでは無い・・・・。
245 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 01:54:35.24 ID:4c10KswS0
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 01:55:36.76 ID:tcR3lS4s0
僕の地元には通称「おばトン」と呼ばれるトンネルがあります。
なぜそう呼ばれるかはわかりませんが、そのトンネルでは以前交通事故がありました。
そのトンネルには古いため電灯がありませんでした。
地元の人は、危険と判断してトンネルの真ん中と出入口にチェーンを張り通行止めにしました。
ある日のこと、若い男性が入り口のチェーンを外しバイクでトンネルに入っていきました。
まさか中にもチェーンが張ってあるとは知らずその男性はチェーンに首を引っかけて死んでしまいました。
その時首はもげたそうです。
トンネルはその後もチェーンを張り通行止めにはしたのですが、僕の友達は興味半分で自転車でトンネルに入っていきました。
中間位に差し掛かったときでした。
突然、後ろから何かが「パタパタ」音を立てながら近づいてきました。
それは何と、首から上だけの男に腕が付いていてしかもその腕を組みながら足代わりにして「テケテケ」走ってくるのです。
ビックリした友達はその場に立ちすくみました。そのままその男は「テケテケ」走り去っていったそうです。
きっとその男は、以前この場所でバイクで事故を起こし首がもげて死んだ男性だと思われます。
この体験を話してくれた友達はこの男の事を「テケテケ」と呼んでます。
247 :
散歩:2006/08/01(火) 01:57:49.26 ID:tcR3lS4s0
この話は自分が体験したとても嫌な話です。
祖母の家にはポッキーというゴールデンレトリバーがいるんです。
その愛犬と散歩するのが週に何度かの行事みたいなものになってるんです。
そんなある日、何も変わらない空、道。
いつもと同じように散歩をしていたんです。
自分とポッキーの散歩の基本はダッシュなんです。
だいたいの順路は決まっていたんですが、毎回、通る道が少しずつ変えていたんです。
その日も違う道を行くことに決めたんです。
少し暗く小学校の横の道。
自分が散歩していた時間は午後8時頃なんですが、人は見当たらなかったですね。
良く通る道なんですが、いつもと少し違う。
何か・・・風がないのに木々がざわめいているような・・・一軒家、アパート、マンションがあるのに・・・まだ8時なのに・・・しーん・・・と静まりかえっているんです。
「ポッキー・・・何か怖いね。」そんなことを犬に言っても通じるわけがないんですが、この雰囲気を味わいたくない・・・そんなことでしか気を紛らわすことしかできないでいました。
相変わらずのランニングしながら勢いよく路地を左に・・・すると暗闇の奥に男性らしき人が立ってるのが見えたんです。
248 :
散歩:2006/08/01(火) 01:58:24.20 ID:tcR3lS4s0
なんだか怖いな・・・そう思いながらも、だんだん近づいてくる。
だんだん・・・だんだん・・・男の服装などが見えてきたんです。
普段、道で男性と出くわしても怖いなんて思わないですよね?
でも何故かその男が怖く思えた・・・怖く感じたんです。
「怖いから走り抜けよう。」
そう思ったはずなのに、男の手前で足が止まってしまったんです。
ポッキーは人がいると絶対にそっちを向くんですが、その日は向かないどころか目の前の男がまるでいないような感じなんです。
恐る恐る・・・近づいて・・・もう目の前なのに顔が見えない。
仁王立ちの男は道の端に立ち、横向きに立っているんです。
ピクリともせずに。
すれ違う瞬間、自分の顔が自然に・・・男の方を向いてしまったんです。
顔がなかった。
249 :
散歩:2006/08/01(火) 01:58:41.90 ID:tcR3lS4s0
詳しくいえば、顔が全体的に潰れていて・・・ぐちゃぐちゃなんです。
目、鼻、口が何処にあるのかわからないくらいでした。
その瞬間といったら、体中の鳥肌が立つというか・・・毛が全部立ったかと思ったくらいです。
走るに走れずにそこを通りすぎ、後ろも振り返れませんでした。
通り過ぎてからもなんだか背後に来るベッタリとした気持ち悪さが今でも忘れられませんね・・・
その夜、自分のアパートで変なことが起きました。
コンコンコン・・・夜中の2時です。
「はい?」
「先ほど・・・・・・・・者です。」
そう確かに聞こえ、ドアを開けると・・・誰もいませんでした。
かくれる所のないアパートの廊下。
盛り塩をしてお経を唱えて寝ました。(盛り塩は家に入れない方法として知り合いに聞いたので。)
とりあえずそれ以来はあの道でも家でも何も起こっていません。
皆さんも急に霊に出くわすかもしれませんよ?
気をつけてくださいね。
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:00:56.72 ID:tcR3lS4s0
これは私が小学生の頃に聞いたお話です。
ある仏教を信仰している中学校があって、お寺に合宿へ行ったそうです。
昼間は学校のみんなで仏教について学習しつつ自然の中で楽しく遊び、そして夜。。
お寺の夜は早く、街灯もなければ部屋に電気もない。
みんなが寝静まった頃一人の男の子がトイレに起きたそうです。
そのお寺は長い廊下のつきあたりにトイレがあり、そのすぐ裏はと墓でした。
男の子がトイレで用を足そうとすると、窓があいていて丁度お墓と向き合う状態になったのです。
月明かりに照らされぼんやりと見えるお墓に、白装束を着たお爺さんがこっちを見ているのが見えました。
男の子は一瞬目を疑いましたが恐ろしくなって一目散に逃げ出しました。
長い廊下を全速力で走りながら後ろを振り返ると、なんとお爺さんが追いかけて来るのです。
必死で部屋に戻り、ずっと寝ていたふりをして布団にもぐりました。
すぐにお爺さんも部屋に来て、一人ずつ足を握って「お前は違う!」と今まで廊下を走ってきて冷たい足をしている子を一人ずつ探し始めたのです。
ついにトイレに起きた子が足を掴まれ、「…お前だ!」とお爺さんが叫んだ瞬間隣りで寝ていた子が目を覚まし、「う〜ん」と言ったところでお爺さんはすと消えたそうです。
翌日、男の子が足首を見たところ手で掴んだあとがくっきりと残っていたそうです。
しかもトイレに起きた男の子の足にだけ…
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:02:02.38 ID:tcR3lS4s0
友達五人と大山までツーリングに行きました。
その帰り、不気味な赤い橋がありました。
しかし、その橋から「大山をバックに写真を撮ろう」とYさんが言いました。
まさかその写真にあんなモノが写っているのも知らずに!
次の日、現像されたその写真を見ると体が動かないほど皆が凍り付きました!
なんと大鎌を振っている死神が不気味に笑いながら写っていました!
すぐにお祓いに行きました。
住職に「君達一週間以内に死んでたよ」言われ「写真清めるから預けなさい」と言われ預けました。
地元の人に聞くと「あの橋自殺の多い所だよ」と言いました。
恐かった
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:02:20.64 ID:tcR3lS4s0
連続投下失礼しました
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:03:08.54 ID:R7KSNl8q0
さっきから外から不審な物音がする・・・
いつもはこんなことないのに・・・
254 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:04:34.53 ID:4c10KswS0
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:05:28.03 ID:nLs2PdrX0
お腹減って何か食べたいのに怖くて1階におりれない・・・
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:06:57.17 ID:tcR3lS4s0
階段に気をつけて
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:09:30.14 ID:tcR3lS4s0
あれは僕が高校の時の文化祭前で部活(映画部)でホラーを取っていた時の事です。
シーンは捜し物をして学校中を駆け回るM君がトイレにいき個室の一つ一つを開けるが何もないのにトイレから出ようとするとドアが開くというものでした。
はじめから個室の中に一人待機していてM君が中のやつを無視してドアを開け閉めするんです。
そして中にいたやつが開けるだけ。
撮影はすぐに終わりました。
ですがみんながトイレからでようとしたときトイレの水が流れるんです。
誰もいない個室から・・・
258 :
行方不明:2006/08/01(火) 02:10:58.64 ID:tcR3lS4s0
ある日、男女6人がクルーザーに乗り海で遊んでいました。
ところがその日は天候が急に悪くなり、海も大シケとなりクルーザーは転覆してしまいました。
その中の女の子一人だけは救助船に助けられました。
残念ながら他の人たちは行方不明となり、数日が過ぎたある日の事でした。
女の子が自分の家にいると、行方不明だったと思われた男女の友達が4人訪ねてきました。
その友達は自分達が助かった事を告げ、しかしもう一人の男の子は未だに行方不明だということも告げました。
そしてもう一つ大事な話をしました。
未だ行方不明の男の子はもはや助かりはしないという事でした。
さらに、もしかしたら自分が死んだこともわからず、この家に訪ねてくるかもしれないと言うのです。
259 :
行方不明:2006/08/01(火) 02:12:13.71 ID:tcR3lS4s0
もしも訪ねてきてもけしてドアを開けてはいけないと言いました。
その時です、突然誰かが女の子の家を訪ねてきました。
「どなたですか?」と訪ねると「僕だよ、開けてくれ」と、もうおそらくこの世にはいないはずの男の子でした。
しかし女の子はドアを開けずに言いました。
「あなたはもうこの世の人ではないのだからドアは開けられないわ。」
すると男の子は言いました。
「それじゃ僕の話を聞いてくれ、実は僕と君以外の船に乗っていたみんなは死体で発見されたんだ。」
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:15:21.62 ID:tcR3lS4s0
誰も居ない;;
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:15:38.80 ID:nLs2PdrX0
(´;ω;`)ノ
ノ
263 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:16:20.39 ID:4c10KswS0
|A`)…
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:16:52.15 ID:tcR3lS4s0
俺の投下待ち?
265 :
背中の女:2006/08/01(火) 02:20:28.52 ID:tcR3lS4s0
いつも通り夜、僕はハイベットで寝ました。
起きると何故か前住んでいた家の居間に居て小便がしたくてトイレに向かいました。
玄関を見ると何故かドアが半開きなんです。
気になりドアを開けて外に出ると…車が止まっていました。
すると運転手が出てきて、僕に近付いてきてこう言いました。
「兄ちゃん俺の代わりに…背負ってくれないか…」そして背中を見せてきたのです。
背中には…顔が青アザだらけの女が背中にピッタリくっ付いていました。
僕は恐怖を感じ家に逃げ込みました。
次に起きたのがいつも通り俺の部屋でした。
それも真夜中なのか部屋が暗かった。
266 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:20:29.54 ID:4c10KswS0
|A`) 暗い日曜日聴きながら待ってる…
267 :
背中の女:2006/08/01(火) 02:20:57.11 ID:tcR3lS4s0
恐い夢を見たせいで冷汗かいて喉が乾いていました。
水でも飲みに行こうと体を起こすと…ハイベットの淵に夢で見たあの女がいました。
それもこっちをじっと…俺の顔を見ていました。
目が合うと僕は気を失いました。
起きると朝で部屋が明るくてあの女もいなくてホッとしました。
あれから5日…僕はまた現れないかとハラハラしてます。
最初は明らかに夢だと思うのですが僕の部屋で現れたのは本物だと思います。
妙に現実感がありましたし。
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:21:44.17 ID:tcR3lS4s0
269 :
雪小屋:2006/08/01(火) 02:23:07.51 ID:tcR3lS4s0
友達4人とスキーに行った帰りの話です。
荷物をまとめて車を出したんです。
しばらくして吹雪になって視界が悪くなってきてヤバイかなって思ったら案の定、事故ったんです。
吹雪の中車はあきらめて、みんなで歩いていると小屋があったから中に入って朝まで待とうって言ってると友達が1人いないんです。
探しに行こうとしたらあいつはもう死んでるよってみんなに言われたそうです。
でも諦めきれずにいると、ドアを叩く音が、そしていなくなった友達の声が…すぐにドアを開けようとしたら、開けたらあの世に連れて行かれるぞってみんなに言われて…
でもやっぱり見捨てる事は出来ない…
ドアを開けました、すると頭から血を流した友達が立っていました。もちろん生きてます。
するて友達がお前ひとりでこんな小屋に入って何してるん?って聞いてきた…
えっ?みんないるよ。って後ろを振り向くと誰もいない…
なんと小屋で一緒にいた友達が全員死んでで後から来た友達と自分だけが生きてたんです。
あの時ドアを開けなかったらどうなっていたんでしょう…
270 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:24:45.88 ID:4c10KswS0
>>268 |A`) 確かそうだったような。
自殺者が出たとかいうから聴いてるんだけど効果のほどはいまいちだ
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:25:46.67 ID:tcR3lS4s0
この話は以前、そうですねぇ…。
2〜3年前くらいの話です。
三人のOL達が、そう…季節が秋の頃…。
一人が雑誌か何かで秋のグルメな食事を楽しめる旅館を見つけ、そこへ泊まりに行く事にしたんです。
さて、実際に行ってみるとその旅館は山の中にある小さいけれども静寂で都会とは違う新鮮な旅館で、姉妹なんでしょうか?二人のおばさんがやってらっしゃる所だったんです。
「遠い所から、よくいらっしゃいました」色白のおとなしそうなおばさんが出て来たんです。
「この旅館、お二人でやってるんですか?大変でしょう?」そんな話をし始めた…
旅館のおばさんが言うには「うちなんか小さいから二人で充分なんですよ。
仕事というよりも身寄りない姉妹が二人で細々とやってるだけですから」そんな話をしているうちにおばさんが、
「お食事までにまだ時間がありますから先にお風呂にお入りになりませんか?」そう言ってくれたんで、そこで三人のうち、A子さんとB子さんの二人がお風呂にへ行く事にしたんです。
お風呂に行く途中、旅館の台所の近くを通るようになっていたんですが、そこを通りかかるとB子さんの方が「いやだ〜」と言ったんですよ。
「どうしたの?」と聞くと…
「今ね、台所を通りかかったらね、台所の障子の間からおばさんがじーっと、こっちを見ていたのよ。
その目つきが凄く気持ち悪かったのよ」そう話しながら二人は柔柔とお風呂場に向かったんです。
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:26:11.90 ID:tcR3lS4s0
お風呂場に着き、二人が入浴しようとした時、泊まってる部屋から「キャー」と悲鳴が聞こえその場所に行くとC子さんは居ませんでした。
と!急に背筋がゾクッとした瞬間…。
あの旅館のおばさんが後ろにいて、「あなたも一緒においで…」とA子さんとB子さんはそのまま異世界に連れてかれたそうです。
彼女達が泊まった旅館あそこは …昔、強盗に入られてそこに住んでいた姉妹が殺されるという事件があった場所だったんですよ。
彼女が見たもの、それはこの世にとどまってまって旅館を開業しようとした姉妹の幽霊だったんでしょう。
そして二人は寂しさのあまり、A子さんと友達のB子さんとC子さんを連れて行ってしまったんでしょうね…。
今も、その旅館はあるらしいです。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:27:01.98 ID:tcR3lS4s0
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:28:10.19 ID:tcR3lS4s0
怖い酉を作ってしまったwwwwwww
良くある話ですが そのマンションの1室は、人が居着かない場所でした。
入居しても一週間以内に出ていってしまうのです。
その部屋は丁度2階の端っこ、7段ある階段を上ったすぐのところにありました。
大家さんは嫌な感じがして、気になっていたのですが、ある日ついに、一週間以上経っても出ていかない人が
現れたのです。大家さんは安心しながらも、気になって訪ねていきました。
住人は出てきませんでした。
様子おかしいので、大家さんは警察を呼び一緒に中に踏み込み、住人が変死しているのを発見しました。
死亡原因がはっきりしないと言うことで警察は原因を突き止めるために調べるため。
今までそこに入居したことのある人達を訪ねたそうです。
ところが一様に、話したがらない。どうにか「刑事さんがそこまで言うなら・・」
と聞けた話は・・・
夜になると、子供の声がするそうです
初日は「かいだんひーとつのーぼった」
なんだ?と思い起きてみるが、それ以上何事もなく気のせいだと思ってやり過ごす。
が、次の日
「かいだんふーたつのーぼった」
3日目
「かいだんみーっつのーぼった」
4日目・・5日目・・・6日目
徐々に近くなってくる声
階段は7段しかありません。
それに恐れた住人は皆逃げ出していたのです。
結局、7日目に何が起こるのか
それを知っているのは死んだ彼だけなのです。
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:31:28.97 ID:ehXIl1gGO
今日も来ちゃったんだぜ・・・・・
キンタマの痒い俺がな(`・ω・´)b
毒男さんおいすー
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:32:20.26 ID:tcR3lS4s0
それは娘がまだ幼稚園の頃です。
夏休みで、私と娘・長男に娘の友達でコアラのいる動物園に遊びに行きました。
コアラは、デローンとして寝ていました(^-^;
動物園から出て、さてどうしようと考えて、ドライブしてから帰ろうと言うことになりました。
秩父に向かって走っていき、やがて正丸トンネルです。
トンネルの中程に来たときに、反対から(多分)バイクが来ました。
ライト一つだし、そのライトは反対車線の真中に見えるし・・・。
そしてドンドン進んでいるのに、バイクとの距離が全然縮まないのですよ。
「あ、なんか変」と気づいて、ドキドキしながらも、先へと進んでいきました。
トンネルの出口が近づいてきたと思ったら、バイクはいなくなりました。
本当にすっと消えてしまったのです。
私はほっとしましたが正丸トンネルでは、こういうのは初めてでした。
午後3時くらいだったと、覚えています。
子供たちは、後部座席でぐっすりと寝ていたから良かった。
278 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:33:00.40 ID:4c10KswS0
>>274 |A`) 酉つければいいと思うよ
>>276 |∀`) ま た お 前 か www
おいすー
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:34:38.33 ID:tcR3lS4s0
みんなに酉あげるwwwww
つ#G005iB#S
280 :
担男 ◆SEX8P.Qn02 :2006/08/01(火) 02:36:22.65 ID:4c10KswS0
てす
281 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:37:14.98 ID:4c10KswS0
|A`) これは酷い
8Pとか多すぎww
282 :
◆SEX8P.Qn02 :2006/08/01(火) 02:38:53.16 ID:nUwkzyHp0
関西の某警察署の慰安旅行に添乗したときに、
幹事さんに聞いた、不思議話を紹介します。
4年程前の事件らしいんです。
管轄内のワンルームマンションで、1人暮らしの若い女性が、何者かに殺されたんです。
(TVのニュースなんかでもやってたそうです。)
犯人の手掛りが、ほとんどなくて、捜査も行き詰ってたそうなんです。
事件から、1ヵ月が過ぎようとした頃のこと、事件のあったマンションに程近いレンタルビデオ店に
年配のご夫婦が、返却日を1ヶ月も過ぎたビデオを返しにきたんです。
そう、殺された女性が、借りていたビデオです。
ビデオデッキの中に入ったままで気付くのが遅くなったとのことでした。
殺人現場にあったビデオと言うことで、レンタルビデオ店も、このビデオを処分しようと思ったそうなんですが、
回転率の高い人気作品であった為、そのまま店頭に陳列して、貸し出す事になったそうです。
そして、そのビデオは、その日のうちに、若いカップルが、借りていきました
翌日、このカップルが、開店準備中の店に飛込んできたそうです。
ビデオの途中から全く別の映像が映しだされていると言うのです。
それは・・・・、「1ヵ月前の殺人の現場」
なんと、若い女性が、中年の男に殺害される現場が映ってたんです。
レンタルビデオ店は、ビデオを警察に持ち込みました。
始めは、半信半疑であった警察も、ビデオの映像から犯人をわりだし、
2日後、逮捕、犯人の自宅からはいくつかの証拠も出てきたんです。
驚いたことに、犯人の逮捕後、改めてそのビデオを見ると
そのビデオには、殺人の現場は映っておらず、元の映画に戻っていたんだそうです。
当然、署は、マスコミへは、このビデオのことは秘密にしたそうです。
283 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:41:52.92 ID:4c10KswS0
>>282 |A`) これは興味深いというか面白いというか
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:44:34.16 ID:ehXIl1gGO
被害者の怨念がビデオに乗り移ったのか?
しかしスナッフビデオとは。
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:45:09.12 ID:OTYEfOvq0
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:45:50.37 ID:nUwkzyHp0
今回の話は同じ署の昨年の旅行会の時にお聞きした不思議な話です。
数年前の事関西の某有名デパートで、買い物に来ていた30代後半の女性(以下A子さん)が
若い女性に階段から突き落とされ大怪我をする事件があったんです。
平日とはいえ、大きなデパートそれも店内での凶行ですから、
目撃者が非常に多く、すぐに犯人の女性の似顔絵が作られたんです。
似顔絵を持った捜査員が病院にA子さんを訪ねたところ、
「この女(以下B子)は主人の不倫相手です。」
そうなんです。B子はA子さんのご主人の部下で、数年前から不倫関係にあって
A子さんに対して再三再四離婚を迫っていたと言うのです。(ご主人は知らん振りだったそうで・・・・)
そこで警察は、B子が離婚を承知しないA子さん逆恨みしてデパートの階段から突き落としたと考えたんです。
ここまでの話なら火曜サスペンスのストーリー(ドロドロ人間模様)・・・・。
でも、今回の話はそこからがちょっと違うんです。
実は、事件が起こった時刻、B子が関西にいなかった事が証明されたんです。
アリバイ工作なんていうトリックも通用しない場所にいたんです。
それは・・・社員旅行のバスの中、ちょうど高速道路を走っている時間だったんです。
B子は事件の前日から社員旅行に参加していて、事件が起こった時刻には関西に帰るバスの中。
それも、ビールを飲んでぐっすりと寝ていたというのです。
彼女が朝からずっと他の社員たちと同行動をとっていて、犯行時間にも間違いなく彼女がバスの中にいた事は
参加した社員全員、バスの乗務員、旅行会社の添乗員がはっきりと証明したために疑いようがなかったそうです。
それじゃぁ、顔のそっくりな第三者の犯行・・・??
しかし、その線はあっさりと否定されたそうです。
というのも、多数の目撃者の証言によるとA子さんを階段から突き落とした若い女性は、
顔だけではなく、髪型、服装、持ち物等の全てが社員旅行中のB子の姿と完全に一致していたからなんです。
捜査員は捜査資料に「生霊の仕業」とも書けず、そのまま迷宮入り事件としたそうです。
やっぱ、女って怖い・・・
287 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:48:30.04 ID:4c10KswS0
新しい家はベランダが広く、中も西洋の雰囲気を醸し出しているとてもよい家でした。
ただ1つ、僕の部屋にある奇妙な扉を除いては…ね。
僕の部屋のクローゼットのドアを開けて、更にその奥に小さいドアがあるんです。
たとえば電子レンジとか、旅館にある金庫あたりの小さいドアです。
とっての部分はザラザラに錆びていて、握っただけで手に錆がこびりつく、
気味が悪くて僕は開ける気にもなりませんでした。
父が気になるとはりきって開けようともしましたが、長い間誰も住んで居なかった家だったので
扉が歪んでしまっていたり、錆のせいで腐食していたりして、どうしても開きませんでした。
それでも「業者を呼んであけてもらう。」と父は張り切っていました。
僕はそんな気味の悪い扉、開けなくてもいい。と思う反面、
中に何が入っているのか分からない扉がある部屋で過ごさなければいけない。
僕の心は不安でいっぱいでした。
引っ越してきて二日がたったでしょうか。
ついに父が「明日、業者が来る。もしかしたら宝石でも入っているかもな。」と
ニヤニヤした顔で僕に注げてきました。
明日になれば…この不安も消える…。
そう考えて、僕はベットにもぐりました。
気味が悪いのでベットは部屋の隅に移動して、クローゼットから一番はなれた位置にしていました。
もしも寝ているときに物音でも聞こえたら・・・いやですからね。
288 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:48:49.56 ID:4c10KswS0
眠りについてどれぐらいしたでしょうか。
ふと…目が醒めたんです。夜中に。
時計を見ると午前三時半。物音1つしない薄暗い電球の下、一人きり。
さすがに僕は恐怖心には勝てず、ぶら下った電気の線を引きます。
カチカチ。
あっさりと電気はついて、明るい部屋が映し出されました。
「あ……!」
僕は背筋が凍りつくかと思いました。
クローゼットが開いているんです。閉めたはずなのに。
電灯に照らされたクローゼットの中に、あの錆びたドアがぼんやりと浮かんでいます。
恐くて恐くて、僕はあわててクローゼットを閉めようと扉にとびつきました。
その時です。
カリカリ・・・カリカリ・・・カリカリカリカリ・・・
扉の内側からドアを引っかく音が聞こえてきたんです。
爪で大根おろしのギザギザした所を引っかくような、そんな痛た痛たしい音でした。
何かが、ドアの向こうにいる・・。
引っかく音はだんだん激しくなっていき、ベリっと何かがはがれる音が…聞こえました。
「お…お父さん…!お母さん!!」
あまりの恐怖にクローゼットの扉から手を離せないでいる僕は、その場で叫びます。
けど、どれだけ待っても、どれだけ叫んでも…誰もこないんです。
まるで扉に声が吸い込まれているみたいに。
289 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:49:18.30 ID:4c10KswS0
ギャリッ・・・ギャリッ・・・ガチャ・・・
扉からの音が変わりました。
ノブを…ノブを回してるんだ…!
大丈夫…大丈夫…あのドアは開くはずがないんだ…開くはずが…
ガチャガチャ…ガチャガチャ…
ノブが何度も回って、僕はそれを見守ることしか出来ませんでした。
やがて、音は更に不気味に大きさを増していきます。
まるでドアに体当たりしているような。
ギシギシと扉が軋むのが分かりました。
ギッギッ。
ギッギッ。
僕は目を疑いました。
あれだけ父が力を込めても開かなかった扉が、少しずつ錆を落としながら開こうとしているのです。
「ひっ…!」
僕はなさけない声を上げてクローゼットのドアを閉めました。
本当なら中の扉を閉めようとするべきでしたが、それは恐くて出来ません。
閉めた扉の向こうから、ギッギッギッと音がしばらく続き、バァン!!扉が…開いた音でした。
290 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:49:37.52 ID:4c10KswS0
何かが、あの小さな扉から出てくる。ゴキゴキと間接が鳴る音が聞こえました。
「あぁあぁあああああぁああぁぁ……」
この世のモノとは思えない声がクローゼットのドアをびりびりと震わせます。
寒気で体中の血が凍りつきます。
「お父さん!お父さん!!」
僕は泣きながら必死で扉をつかんで、それが出てこないように叫びます。
ギシ・・ギシ・・・
ついに中の【なにか】がクローゼットの扉を掴みました。
同時にものすごい力で扉を開けようと押してくるのです。ギッギッギッギッ!
「ぎゃあぁあッ!」
少し開いた扉の上の方から真っ青になった血の気のない腕が飛び出し、
ばたばたと水を得た魚のように暴れるそれに僕は絶叫しました。
更に足元から顔のようなものが這い出してきたとき
上から手。下から頭。こんな人間・・・いるはずない。。
そう思いながら僕は気を失いました。
291 :
◆SEX32P/xUc :2006/08/01(火) 02:49:41.14 ID:tcR3lS4s0
292 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:51:43.50 ID:4c10KswS0
>>291 |∀`) 一般的に見れば多いだろwww
その酉なんてもう某サークル並みだな
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:52:49.30 ID:OTYEfOvq0
【採用内定通知】
拝啓
時下ますますご清祥のことと、お喜び申し上げます。
先般は、ご多用のところを面接にお越し頂きまして
ありがとうございました。
数多くの応募者の中から、慎重に選考・審査いたしました結果
ぜひとも、私どもと一緒に働いて頂きたいとの願いで、ここに
『採用内定』を、ご通知いたします。
追って、書面による正式な「内定通知書」を、
ご郵送させて頂きますので、どうぞ宜しくお願いします。
このメール到着から、約10日前後をめどに郵便が到着すると思われますが
万が一、それ以降になっても郵便が到着しない場合には、配達トラブルの
可能性がありますので、その際にはお手数ですがお電話ください。
ご一緒に働ける日を、今から楽しみにしています。
本日は、おめでとうございました。
敬具
いやだ働きたくない
294 :
◆SEX32P/xUc :2006/08/01(火) 02:54:20.46 ID:tcR3lS4s0
>>292 確かになwwwwwでも担男ってwwwwwwwwww
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:54:56.23 ID:tcR3lS4s0
夏に体験した事です。
自分は親に進められて夏期講習に行ってました。
午前中に行く事が多かったのですけどその日は午後の六時からでした。
勉強が終わった頃は八時になっていて外は真っくらでした...
自分は暗いな〜っと思いながら歩いていると電柱の所で女の人が何か探してるんですよね〜。
自分は「何を探してるんですか?」とその人に聞いて見ました。
そしてその人が振り向いた時、びっくりしました。
だってその人...目がないんです!!しかもその人は「目が..目が..」とか言いながら自分の所に歩み寄って来たのです!自分は全力失踪しました。
翌日、自分が嫌だな〜と思いながら夏期講習に行った時赤くて丸い物が二つその電柱の近くにあったのはまた別の話...?
296 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 02:56:51.65 ID:4c10KswS0
|A`) ラストアクションヒーローの義眼の男を思い出した
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:59:33.40 ID:tcR3lS4s0
私は昔から少し霊感があります。
その中で、今回はリアルだった学校での不思議な体験をお話します。
それは私が小学校5年の頃。
図書委員だった私は、放課後低学年図書館にいたのですが、トイレに行きたくなって・・・それで2階のトイレに行った時なぜか電気が2つともつかなかったんです。
山の崖側のトイレでお昼でも薄暗く気味悪い所だったのですが、その日は一段と・・・
トイレの構造的に、男子トイレと女子トイレとは塀で仕切られてるだけで天井と塀の間に人一人入れるくらいの隙間ができていました。
その日、トイレに入ってすぐ男子トイレ側の天井の板が少しはがれているのに気づきました。
そこにうっすらと何か・・・輪郭のようなものが・・・・
暗くて目がなじむまで少しの時間はかかりましたが、だんだんその輪郭ははっきりしていき・・・全て見えた時体がビクッ!となりました。
『日本人形・・・?』
それは、白地に赤い小さな花柄の着物、真っ白い顔に長い黒髪が乱れてかかっている大きな日本人形でした。
天井板の開いた隙間からの女子トイレを覗き込むような感じで横たわっていました。
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 02:59:49.40 ID:tcR3lS4s0
背筋がゾッとしましたが、「なんでこんな気味の悪い人形があんな所に置いてあるのだろう・・?」という疑問が先にたち、急いで図書館に戻り皆を呼んできました。
そうしてるうちに話が広まり学校に残ってる子達のほとんどが集まってきて、その中で二人の男子が肩車をして板の隙間に顔をつっこみ天井裏を除いたのですが・・・
男子『え?どこ?』 私『(指さして)そこそこ』 男子『・・・』私『目の前!!』 男子『何もないやん!』 私『あるやん!そこに!』 男子『(振り向いて)ないよ!』
・・・その時はじめて体が凍りつきました。(私にしか見えてない・・・・)
私には、『ないよ!』って言ってこっちを見下ろす男子の後頭部のすぐ後ろに彼を見つめる髪の毛の振り乱れた人形がはっきり見えているのです。
そのやり取りに驚き、みんな除き込んだのですが、何十人いて見えたのはたったの三人・・・
その数年後、後輩に聞いた話ですが私が卒業してすぐに校庭整備のため体育館倉庫横の赤土を掘り返した時に、髪の長い日本人形が赤土の中から出てきたそうです。
なぜそんな場所に埋まっていたかは分かりませんが、あの時「気づいて・・」という人形の強い念が私には見えたのだと思いました。
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:00:36.24 ID:tcR3lS4s0
四行で実話。
どうでもいい人から告白されて断った。
知人を巡ったのか携帯番号を知られて連続で着信。
一回怒鳴ってやろうとして通話ボタン押した矢先
「ねえねえ?いま○○の着信履歴わたしで一杯だよね〜^^」
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:03:29.39 ID:tcR3lS4s0
そろそろ人居なくなったかな?
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:04:11.89 ID:tcR3lS4s0
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:07:32.38 ID:tcR3lS4s0
おやすみ〜 ノシ
誰もいない?
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:37:43.61 ID:6Lj4GZmaO
ここ読んでたらいきなり圏外になった
圏外なんて全くならないのに…こわいお
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:39:00.61 ID:jzvwjzLkO
半日振りに来たらかなりレス付いてたけど、
全部読んで、ようやく追い付いたと思ったら・・・人居なくなってたorz
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:40:45.34 ID:jzvwjzLkO
おっ!!俺が書いてる間に2人もいた!
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:49:04.22 ID:sbXte8dw0
○●○ あなたは呪.いをかけられました ○●○
このレスが貼られているスレにいるあなたは呪.いにより
今後一切VIPが出来ない身体になってしまいました。
しかも呪.いにより数日中に事.故にあい、大怪.我を負ってしまう危.険性があります。。
しかし大丈.夫!呪.いをときたい場合は以下のス.レ↓
http://alphanuts.jp/cgi-program/VOTECOM_01/votec.cgi の
軍人少佐
に投票するのです。
するとどうでしょう。。呪.いが解けたばかりか、
好.きなあ.の子と付き合えたり、お金が.がっぽがっ.ぽ入.ってき.たり
幸せ.三昧になる可.能性が高い.です!
さ.ぁ、あな.たも、呪.いをといて一発逆.転の人.生に踏み.出そう!
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 03:59:03.73 ID:nLs2PdrX0
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 04:04:24.54 ID:Sax4QQPU0
チンコ擦りすぎて血が出た!!!!!!!!
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 04:20:39.90 ID:R04A4mGHO
こんな時間に俺は何してるんだ
こういうの苦手なくせに
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 04:50:48.99 ID:7KWWj3gW0
; .
`
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 04:58:03.11 ID:sbXte8dw0
○●○ あなたは呪.いをかけられました ○●○
このレスが貼られているスレにいるあなたは呪.いにより
今後一切VIPが出来ない身体になってしまいました。
しかも呪.いにより数日中に事.故にあい、大怪.我を負ってしまう危.険性があります。。
しかし大丈.夫!呪.いをときたい場合は以下のス.レ↓
http://alphanuts.jp/cgi-program/VOTECOM_01/votec.cgi の
軍人少佐
に投票するのです。
するとどうでしょう。。呪.いが解けたばかりか、
好.きなあ.の子と付き合えたり、お金が.がっぽがっ.ぽ入.ってき.たり
幸せ.三昧になる可.能性が高い.です!
さ.ぁ、あな.たも、呪.いをといて一発逆.転の人.生に踏み.出そう!
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 04:59:37.83 ID:bbI7vZvrO
見てたらFOMAのエリア拡大工事かなんかで圏外になった('A`)
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 05:20:56.00 ID:TW6hv/1qO
ン、)
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 05:47:21.74 ID:tcR3lS4s0
ほ
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 06:08:20.90 ID:nLs2PdrX0
ほ
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 06:55:31.89 ID:nLs2PdrX0
ほ
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 07:03:11.72 ID:d9p9/LrnO
おはよう保守
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 07:25:14.24 ID:d9p9/LrnO
ダレモイナイ ガタブルスルナラ イマノウチ
ほ
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 08:09:56.61 ID:nLs2PdrX0
し
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 08:41:26.76 ID:nLs2PdrX0
ゅ
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 09:02:14.45 ID:tcR3lS4s0
う
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 09:13:22.89 ID:BmBb/Lvm0
俺も何個かあるよ?話しようか?
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 09:15:24.54 ID:tcR3lS4s0
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 09:18:11.81 ID:BmBb/Lvm0
>>326 まとめてきます。
あまり怖くないと言うか不思議体験なのであしからず
保守代わり投下
母の会社の同僚の話
仮に村上さんとします。村上さんはいつからか、肩こりのようなもの(右肩)に悩まされていた。
それまでは、そういった事に悩むような事は全く無かったそうです。
若い時に旦那を亡くしたらしく、子供もいなくアパートに一人暮らしなのだが、
肩こりが始まるようになってから毎晩、不思議な気配を感じるようになったという。それも右肩あたりに。
他にもおかしな事があった。会社で吉井さん(仮名)という人と過去になにかあったらしくとても仲が悪く、
というよりも憎しみあっていて、何かにつけて衝突していたのだが、肩こり以来、
吉井さんは全くつっかかってこなくなったそうです。その代わり目が合う度に、不気味な笑みを浮かべたという。
日に日に、状態は悪化していき、肩こりではすまなくなったので 病院に行きました。
醜く腫れ上がりかなりの熱をもっていたが、全くの原因不明。その後も通院したが、全く回復せず。
そんなある日、法事で実家に帰った村上さんにお坊さんは怪訝そうにこう言う。
「あなたの右肩、何か良くないね。一度祓ってもらった方がいいよ」
親戚の目もあり、そこで深くは聞かなかったが、アパートに戻ると早速、祈祷師を呼んだ。
やってきた祈祷師は、村上さんを見るなり愕然とし、
「あなた、生き霊に憑かれてるわ」と言いました。
祈祷師曰く、生き霊は肉体も生きている分、死んだ霊よりも霊力が強いのだという。
その日一日では、祓いきれず何日もかかるといわれた。
まだ痛みはあり、御祓いもまだ続いていたがだいぶ良くなった村上さんは
久しぶりに会社に顔を出し母たちにその話をしていた。
そこへ目の下に、もの凄いクマを作った吉井さんがやってきて村上さんに言った。
「あなた、生き霊につかれてるんでしょう。それねぇ、あたしなのよ」
ぞっとする笑みを浮かべて。その後も、吉井さんは会社に来ていたが、村上さんは来ることはなかったそうです。
それまであった、吉井さんの目の下のクマが消えた日だったそうです。
昨日、村上さんが亡くなったという話を聞いたのは。
お通夜に吉井さんの姿をみたらしいが、終始不気味な笑みを浮かべていたという。
現在も、吉井さんは会社に来てるそうですが、そのことを聞く人も、近づく人すらいないそうです。
>>327よろ
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 09:24:36.73 ID:tcR3lS4s0
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 09:40:55.97 ID:BmBb/Lvm0
10年くらい前の話
地元には外国人の墓地がある
まぁ例に漏れず心霊スポットってやつだった
俺はビビリだから行った事は無かった
友達がそんな俺をだまして連れて行ったときの話
めずらしくいつも6人で遊んでた仲間の1人が、
2人でバイクでツーリングに行こうと誘ってきた。
後にまたがってしばらくすると、車がやっと
すれ違える程度の山道を走りながら友達が大きく
蛇行運転を始めた。
危ないから止めてくれと言うと急にUターンして
もう帰ろうと言い出した。
おかしいと思った俺は近くの公民館みたいな
建物にとまって問い詰めると、
外国人墓地に連れて行こうとしていたがハンドル
がとられ焦ったので帰ってきたとの事。
そんな話をしていると、公民館の管理人さん
みたいな人が現れた。
話を聞いていたみたいで、すごい剣幕で怒り始めた。
なんでそんなに怒るのかと、関係ないだろと
言い返し始める俺たちに向かって
管理人さんは一つ大きなため息をついて
「今 日 は お 盆 だ よ 。」
と言った。
何も言い返せず謝ってそのまま帰りました。
在り来りの話でしかも文才無くでごめん。
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 09:49:38.11 ID:tcR3lS4s0
332 :
保守代わり投下:2006/08/01(火) 10:00:43.68 ID:nUwkzyHp0
まずは簡単なインタビューを撮影。
母親、息子、娘の3人家族だったそうです。母親や子供達は彼らの計画通り涙ながらに父親の事を話してくれました。
良いモノが撮れそうだ。Aさんは喜んだそうです。そして、霊視叔母さん登場!霊視が始まりました。
父親が着ていた服から霊視(サイコメトリー)をする様でした。服を握り締める霊視叔母さん。
長い沈黙。
沈黙。
・・・沈黙。
またまた沈黙。・・困った。
何時もは、図々しいぐらいに喋りまくると言う霊視叔母さんが、
何故か今日は期待に反して、霊視に付いてのコメントがしどろもどろ・・・。
コメントを引き出そうとするAさんの努力のかいもなく、霊視の良いコメントは撮れませんでした。
・・・スタッフは沈黙。 これでは番組が作れない。Aさんはパニック。
(裏山と池の撮影素材ではどうしょうもね〜ぞ!・・・・やばいな。・・やばいぞ!仕切直しだぁぁぁぁぁ!)
帰りのマイクロバス内のスタッフ達は無言。
Aさん一人が、エキサイトしながら電話で誰かと話していました。
そんなAさんに、ゆっくりと近ずいて来た霊視叔母さん。
Aさんが携帯電話を切ると同時に、霊視叔母さんは呟きました。
霊視叔母さん「惨殺されてるよ。」
Aさん 「え!」
霊視叔母さん「惨殺されてるよ、あの家族に。」
Aさん 「家族に!」
霊視叔母さん「殺人者の前では、わしゃ、いえんよ。・・・裏山の土管みたいなもんが有るところに埋められているな。」
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 10:22:53.80 ID:BmBb/Lvm0
これは友達に聞いた話。
友達の先輩でAさんという霊感の極めて強い人が居た。
Aさんは何かの営業の仕事だったはず。
ある日、新人のBさんの教育のため一緒に外回りをしている時だった。
とある一軒のお宅にお邪魔して
おばあさんと世間話をしていると、
Aさんはいきなり誰か居間に居るのかい?と聞いた。
おばあさんは一人だよと答えた。
テレビ付けっ放しかい?とまた聞いた。
おばあさんは今は付けていないと言った。
BさんはAさんが「見える人」だと知っているので
なにか居るんだなとすぐ分かったらしい。
Aさんは続けておばあさんに聞いたそうです、
最近この辺りで事故でもあったかい?と
おばあさんはびっくりして教えてくれた。
すぐ裏の線路で最近自殺があった事。
それを聞いたAさんはすぐにそのお宅を失礼したそうです。
続きます
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 10:23:14.71 ID:BmBb/Lvm0
Bさんはそうゆう場面に初めて遭遇したので喜々として
Aさんに詳しく訊ねた。
しかしAさんは真剣にこう言った
Aさんは大抵の霊は外の人に害が無いように自分の方に
誘導する事が出来ると、いつもはそうしてるから霊が居ても
一緒に居る人には霊が居た事は言わないこと。
今日はやったけど無理だったから家に帰ったら必ず
高い所に盛塩をするように言ったそうです。
Bさんは内心は信用せずはいはいと、軽く流して
帰宅し、いつも通り寝たんだそうです。
しかしその夜、当時3歳の子供が深夜に起きてきて
居間でなにやら独り言を言い出したと言います。
何度寝かしつけてもすぐ起きてしまうのです。
Aさんの行った事を思い出し、盛塩をすると
何事も無かったように寝たそうです。
次の日の朝盛塩は崩れ部屋中に散らばって居たらしいです。
その後は何も無かったと聞いています。
知り合いの、警察関係者に聞いた話です。
去年、この近くであったバラバラ殺人事件、覚えてますか?
若い女性の部屋で、男のバラバラ死体がみつかったってやつ。その話です。
ああ、別にスプラッタな話しようってわけじゃありません。状況はそうですけど(笑)。
その女性、仮に英子さんとしておきます、と、男の人は、一樹さんということで話進めますね。
2人はそれぞれの母親が幼なじみだったので、やっぱり幼なじみってことになりますかね。
小中高と学校が同じで、高校1年の時、一樹さんの友人の坂木さんと彼女がつきあいはじめました。
そうして、3人そろって同じ大学に進学して半年目に、坂木さんが亡くなりました。
デート中に、ダムに落ちたんです。
2人きりの時で、落ちた目撃者もいなかったんですが、それは結局事故として扱われました。
英子さんが、ショックでかなり精神的にやられてしまって、事情聴取とかできなかったせいもあったようですけど。
彼女は家から1歩も出なくなって、大学も退学。
風呂とかトイレとか食事とか、最低限の日常生活に支障はないけど、会話は成り立たないし、
無理に何かさせようとすると大声をあげて暴れ出したりする。
父親は病院にかかることを許さず、それでいて英子さんのいる2階へは近づこうとしない。
出歩かないせいか太って体格の良くなっていく英子さんに母親の手だけでは負えない時が出てきて、
一樹さんが世話を手伝うようになったんです。
英子さんは、以前から手先が器用で細かい手芸を得意としていたそうで、
家に閉じこもるようになってからは、いつも卵細工をつくっていたそうです。
卵に穴をあけて中身を抜いてよく洗って、細かい布きれをボンドで張り付ける。
それに紐をつけて、カーテンレールに吊す。
カーテンが閉められなくなるので、それをお母さんが毎日、部屋の天井に移して画鋲で留める。
部屋の天井が、いろんな柄の卵に埋め尽くされていきました。
そんなある日、お母さんは英子さんの妊娠に気づきました
そして、一樹さんのお母さんに真っ先に相談しました。
お母さんから話を聞いた一樹さんは、家を飛び出して友人の家を泊まり歩くようになりました。
英子さんを妊娠させたのは、一樹さんだったんです。
ある日、友人の1人がたびたび泊まりに来る一樹さんからその話を聞き出しました。
彼は、その話をしてすぐ、やっぱりちゃんと責任をとらなくてはいけない、けじめをつける、
と言い置いて友人宅を出て行きました。
けれど、それが、生きている彼を見た最後の証言となったのです。
翌日、彼は英子さんの部屋で、バラバラにされてみつかりました。
みつけたのは、英子さんのお母さんでした。はじめ、それが何かわからなかったそうです。
部屋の隅では、英子さんが眠っていました。
そして、部屋中に、天井にぶら下げていたはずの卵の殻が落ちていたんです。
ひどい臭いがしていたそうです。けれど、英子さんはすやすやと眠っていたし、臭いの元も見あたらなかった。
お母さんは、英子さんに女性の毎月の行事が始まったためだろうと見当をつけました。血の臭いに似ていたからです。
妊娠じゃなかったんだとほっとして、とりあえず空気を入れ替えようと思っても、
床には一面、割れて崩れた丸い殻。布にくるまれた何百もの卵。
お母さんは窓への道をつくろうと足で卵をよけようとして、その異様な重さに驚きました。
動かしたひょうしに強くなった異臭。その重さの妙な感じ。
恐る恐るしゃがみこんで近くのそれらを観察して、彼女は布切れの間からのぞく赤黒いモノに気づきました。
昔、大怪我をした時に見た開いた傷口そっくりの色。
お母さんは悲鳴を上げて、でも、お父さんは1階にいたけれど、声もかけてきませんでした。
お母さんは気持ち悪いのを我慢して足で重たい卵をよけて英子さんのところまで行き、
無理矢理起こして部屋から連れ出しました。
英子さんは嫌がって卵を踏みつぶしたりしましたが、火事場の馬鹿力が作用したのか、
小柄なお母さんが英子さんを部屋から引きずり出し、1階へ下ろしました
英子さんの姿に、お父さんはそっぽを向いて寝室に引っ込んでしまいました。
お母さんは1人でやっとのこと英子さんを居間に落ち着かせ、それから、警察に電話をかけました。
もちろん、お母さんは卵の中身が何かわかっていませんでした。けれど、
近所の人が蛇が出たと言って110番して警察を呼んだことがあったので、それよりは重大時だと思ってかけたそうです。
やってきたおまわりさんは、英子さんに踏みつぶされた卵の中に、人間の目玉をみつけました。
そこから、大騒ぎになったのです。
もうおわかりだと思いますが、卵の中身は一樹さんでした。
彼が、何百、千に近いくらい細かくバラバラにされて、卵の殻の中に納められていたのです。
DNA鑑定で、彼だと確認されました。遺体の多くに、生体反応が認められました。
彼は、生きたままバラバラにされたのです。しかも、刃物を使われた痕跡は見あたらない。
引きちぎられ、折られ粉々にされていたんです。
そのバラバラのかけらが、ご丁寧にも卵の殻の中に納められ、布切れで飾られていたんです。
英子さんからはなんの証言も得られませんでした。ご両親もなんの物音も聞いていませんでした。
結局、英子さんが無理矢理妊娠させられたことを恨んで一樹さんを殺したのだろうということになりました。
けれど、不可解な点が多くあります。警察も未だその謎を解いていません。というより、解く気もありません。
卵の殻にあけられた穴より大きな骨片が、どうやって中に納められたのか。
どれも穴を布でふさがれていたのに、前日の晩に彼が目撃されている。たった一晩の作業とはとても思えないこと。
そして、粉々に引き裂かれた現場が、どこにもみつからなかったこと。
何より、道具なしに人力で人を引き裂くことができるのか。それも粉々に。できるわけがない。
英子さんは、今は精神病院にいるそうです。
おなかの子供がその後どうなったのかは聞いていません。
一樹さんが何にどのようにして殺され、いかなる方法で卵の中に入れられたのか。
解答はありません。
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 10:53:59.76 ID:d9p9/LrnO
怖気持ち悪い><
やっぱり人間って怖いね…
友人の自衛官から興味深い話を聞きましたので投稿します。
なんでも、彼の所属している駐屯地では、
富士の演習場清掃の一環として富士の樹海クリーンアップ作戦というのがあるんだそうです。
演習の邪魔になるものを片付けるという名目らしいのですが・・・?
ある日、彼も、その富士の樹海クリーンナップ作戦にかり出されて
演習に邪魔になる物を片付ける作業していたそうです。
樹海の中で作業をしていると、結構、自殺者の遺体を見つけることが多いのだそうです。
見つけた遺体は、作業をしている間は一箇所に安置して、
野犬やカラス等が来て荒らさない様に監視を付けるのですが、監視に就く隊員は木に縛られて監視に就くそうなんです。
木に縛られながらの監視は1〜2時間で交代するのですが・・・
どうして、わざわざ木に縛ると思いますか?
木に縛られてから、他の隊員たちが、作業のためにその場を離れた数分後、最初の異変が起きるんだそうです。
そう・・・、遺体の手足が動きだすんです。
そして安置している遺体から呻き声があがり、隊員を縛ってる木の方に
ズッ・・・・ズズッ・・・・ズズッ・・・・・
と、遺体が地面を這いながら少しづつ近づいてくるんです。
そして木の周りでは呻き声と身体を引きずる音が延々繰り返されるそうです。
これは、薄暗い樹海の中に遺体とともに残された恐怖からの幻覚・幻聴かもしれません。
でも、監視に就く隊員の多くが同じものを見、聞くとしたら・・・・
監視の隊員を木に縛りつけるというのも実は、錯乱して樹海の奥に逃げ込んだ隊員を探すのは大変だから・・・
ということらしいんです。
寝る前保守
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 11:50:15.84 ID:3yiNC4We0
ほ
343 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 12:03:22.18 ID:yZERMKHW0
保守
ホチュ
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 12:29:02.21 ID:aISigsae0
_ ,,, . .,,, _
,.、;',,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,.`丶.
/,;;;;;;;;;;;;;:、- ‐ ' ''= 、;;,.ヽ
. ,',;;;;;;;;;;;i'" ヽ;,.'、
{,;;;;;;;;;;;;{ _,,;;;;,、 ,,;,、;,.',
_l,;;;;;;;;;厂 〃 .__、` ,r' ゙゙`'};;,.j
. { トヽ;;;;;! '´ ̄ ` { '=ッ{;< ! . , , .
. ヽ.ゞさ;;} ,.r'_ ,..)、 !;,.! ヽ、_,人_,ノ、_,从,人.ィj、ノv1
ヽニY ,.r' _`;^´! ,';/ )
ヾ:、 ヾ= 三;〉 /'′ ‐=、´ ゲバゲバ!!!!!!
ノ,;:::\ ` ー" , ' )
,.、-',;;;{ ヾ:ヽ、 __ ,∠、
',,;;;{ {;;;;;;ヽ }::〈;;;;;;;;l iヽ、 , '⌒r‐v'ヽィ'⌒Yソ、ト、!yヘ!
,;;;;;ヽ、ヽ;;;;\ ,r'::::ノ;;;;;;j j;;;;,.`ヽ、
復活?
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 13:56:18.80 ID:iB3Qp+Qo0
トイレにおきたよ保守
VIP落ちてる間にみんな居なくなった!
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 14:34:28.16 ID:QF908Itu0
ほ
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 14:51:03.72 ID:iB3Qp+Qo0
し
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 15:07:02.86 ID:iB3Qp+Qo0
ゅ
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 15:30:55.23 ID:QF908Itu0
地名はあやふやですが、富士山に近い槍ヶ岳の様な名前だったと思います。
そこには標高の高い所に、万年雪というか、切り立った斜面一面に氷が張りツルツルになっている所があり、靴にノコギリの歯の様な物を付けなくては一歩も登れず、
また、足を外すと何百メートルも斜面を一番下に待ち構えている岩場まで止まることなく真っ逆さまに滑り落ちてしまうそうです。
人の体は頭が重いので滑り落ちてゆく間に必然的に頭が下を向いてしまい、最後には岩場に強打して、まるでスイカ割りの西瓜の様にパッカリ弾けてしまい、そのような死体はそこの山男達の間で「西瓜」と呼ばれているそうです。
まるで水死体が「どざえもん」と呼ばれるように…。
山に詳しい人なら分かると思いますが、山で遭難して亡くなった方々の死体というものは、探し当てられたときには死亡の確認がされるだけで、麓まで下ろすのは非常に労力が必要とされるためになかなか運ばれません。
多くの場合ムシロを掛けるだけになってしまうそうです。
Aさんは大学時代、山岳部の様なものに入っていました。いわゆる山男ですが、この話はまだ入部して間もない頃にその槍ヶ岳(?)に登ったときの話だそうです。
一行は縦に連なって山を登っていました。
こういったとき登山のルールとして、一番後ろには一番のベテラン、前には同じくらいのベテランが付くそうです。
このときAさんはまだ経験も浅く、隊の前から二人目にいたそうです。
例の氷壁にさしかかった所で、下を覗くとはるか下のほうに盛り上がっているムシロが見えました。
前もって先輩に話を聞いていたので、Aさんは「あぁあれが西瓜かぁ。まいったなぁ、嫌なもん見ちゃった。」と思ったそうです。
しかし、はるか下に見えるだけですし、なにせまだ初心者の域を出ていないAさんにとっては前に進むことが大変なことで、そっちに夢中になり、すぐにムシロの事は忘れてしまいました。
一行にAさんが加わっていたせいか、山小屋に到着できずに夕方になってしまいました。
しかし難所は超えており、山小屋はもうすぐの所まで来ていたので、そう焦ることなく道とも言えないような道を進んでいました。
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 15:32:03.80 ID:QF908Itu0
息を荒げながらAさんがふっと見上げたその先に、下山してくる別の一団が見えました。
「あ、降りていく人達か……。」
「あれ?」
そうです、夕方に、それも山小屋に近い位の所から降りていく訳がないんです。
夜になれば視界が無くなります。
おかしいなと思った瞬間、前の先輩が前方の一団に気が付いたらしく突然体を強ばらせ立ち止まってしまいました。
一行は張り詰めた様にその場に固まってしまい、Aさんは慣れない状況にパニックになってしまいながらも、なぜか声を出して原因を尋ねることも出来ずに前方を凝視していました。
前方の一団は、こうフワフワというかピョンピョンと浮かんでいるような跳ねるような足取りで、山小屋までの一本道をまっすぐにこちらに向かってきました。
もう20メートル程という所まで近づいてきたとき、その一団が一様に「西瓜」であることに気が付きました。
さっきまでの言いしれぬ不安感が、一瞬にして恐怖感にかわりました。
それらは、パッカリと頭を割って、真っ赤な血を流しながらも千鳥足で近づいてきます。
とうとう西瓜の一団と先頭がぶつかりました。それらは、ゆっくりと先頭からメンバーの顔の前まで顔を持ってきて、じっくり覗き込んでは、次々と横を通りすぎていきました。
幾つ西瓜がいたのかは分かりませんが、どうやら交差し終わったのか、金縛りのようなものが取れたAさんが「なんだったんだろう」と後ろを振り向こうとしたとき、
「後ろをふりむくなぁ〜!!」
と、一番後ろのベテランの先輩が大声で叫ぶのが聞こえました。
ビクッとして体が強ばりしながらも、動ける様になった一行は一目散に山小屋を目指しました。
山小屋について、早速先輩に西瓜の一団と「振り返るな」と言われた理由を尋ねたのは言うまでもありません。
Aさんが聞いたのは、やはり、あれはここで亡くなった方々の霊の様なものであり、一団が通りすぎた後に振り返るとそのまま山を引きずり下ろされてそのままあの世に行ってしまうという言い伝えがあるという話でした。
最後に付け加えておきますが、Aさんら一行は、その後何事もなく無事に山を降り、Aさんは今では神父になっているそうです……。
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 15:41:45.47 ID:QF908Itu0
ジェットフォイルという船をご存知でしょうか?
船底に「T」の字を逆さにしたような形の翼を付け、後ろから海水を吹き出すことで船体を浮上させ、時速80キロは軽く出せるという「超高速船」です。
操縦の手順は航空機並みの複雑さ、しかも船の世界では常識破りのスピードなのでブリッジ(操縦室)には必ず3、4人か、それ以上の要員がいます。
見張りが欠かせないのです。他の船なんかにぶつかったら確実に大事故ですから(急ブレーキや急旋回ができるのも特徴ですが、これをやると船内の人が無事ではすみません・・・)。
双眼鏡での監視、レーダーによるチェックで船や流木との衝突は避けられますが、時にはどうしても避けられない相手がいます。
イルカやクジラです。
群れを成して潜っては現れ、また潜ってはとんでもないところに現れるとか、時には近寄ってくるのが彼らの習性。
クジラなら「潮吹き」で見つけられる事もありますが、イルカだけはお手上げ。
見つけて、警笛を鳴らしてもどいてはくれません。
200メートルもあれば急ブレーキがかけられますが、直前に出てこられたら間に合いません。
こんなとき、船長は「覚悟」を決めます。合掌する航海士もいます。なぜ?
船底の翼は高速航行のために作りは「刃物」そのもの。
その「刃」が時速80キロ以上の猛スピードでイルカの群れに突っ込んでいくのです・・・・・・地獄の始まりです。
翼に当ったイルカは瞬間に「三枚おろし」か「ミンチ」になります。
驚いて飛び上がったイルカは船体に激突して「玉砕」。モニターを通して響き渡るイルカの悲鳴・・・
船を止めようものなら、吸水装置がイルカの肉片を吸い込んで詰まってしまうため、かわいそうでも走り抜けるしかありません。
船体や窓ガラスに血しぶきが飛び、後ろから吹き出す海水はピンク色。
かなり遠くまで肉片や内臓がばらまかれ、船の周りは真っ赤になります。オルカに襲われたなどというレベルではありません。
文字どおりの「血の海」になるのです。
時間にして数秒で「地獄」は終わります。
乗客には「魚の群れにぶつかったので・・・」と説明はしますが、船内の空気は重苦しくなるそうです。
ある船長は言います。
「間に合わないと判断したら、進路は変えません。犠牲を最小限にするためです。スピードも落としません。半端なスピードでは苦しませるだけですから・・・。
でもね、アレをやってしまうと操縦クルーは顔が別人のように強張ってしまうのですよ。鏡を見るのが心底怖いです。そこに見えるのは鬼の顔ですから」
あまりの「悲劇」にたまりかねたのか、「不採算」という理由をつけて航路自体を廃止した会社もあるそうです。
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 15:46:55.89 ID:iB3Qp+Qo0
(´・ω・`) コワイヨ…
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 16:13:27.52 ID:QF908Itu0
去年の秋に後輩のJが自殺しました。
死因は、電気タイマーをセットして電極を両手首につけての感電死です。
睡眠薬を飲んでおり、時間は真夜中にセットしてありました。
ただ、電流を止める時間をセットできなかったため、発見されるまでの2日間電気が通ったままで
遺体はだいぶ焼けており、部屋は臭かったです。
当然自殺者のでた部屋を借りる物好きはいなく、部屋はしばらく借り手がつきませんでした。
しかし部屋の値段が半分になったときにJの友人だったNが部屋を借りました。
理由は当然値段が安いからです。
しかも私に、
「大丈夫スよ〜。あいつとはダチだったから幽霊でもいいからあいつと会ってみたいス〜。」なんてふざけたことを言っていました。
Nが部屋を借りた理由は、Sちゃんという彼女が出来てずっといっしょにいたいから、今払っている金で広い部屋に移りたいというものでした。
当然Sちゃんにその部屋の秘密については言ってありませんでした。
Nは仕事が忙しくなり、帰りが遅くなることが多くなりました。SちゃんはひとりでNの部屋で帰りを待つことが多くなりました。
そしてある日、私に相談があるとSちゃんから電話がかかってきました。
実は、夜に一人でNの部屋にいるとJの声のようなうめき声が聞こえたり、寝ていると夜中にビクンと電気が走ったような感じがして目が覚めるというのです。
そして夜中にふと目を覚ますと誰かが部屋にいる気配がするというのです。
そのことをNに言ってもとりあってくれないということでした。
私はとてもSちゃんには言えませんでした。
Jの死んだ本当の理由は、JがSちゃんのことを好きで、失恋が原因だったことを。
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 16:19:11.12 ID:xfGhKXHL0
ここってコピペ以外だめなの?
体験談をいくつか投下したいんだけど・・
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 16:20:02.83 ID:iB3Qp+Qo0
ほ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 16:58:07.08 ID:AfyHh/2tO
ほす
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 17:17:34.06 ID:xfGhKXHL0
昨日の夜の話。
夏休み入ってからはすっかり生活が昼夜逆転してて、朝方に寝て昼過ぎに起きるって生活してたのね。
んで深夜は大体レポート書く片手間に2chしてることが多いんだけど、昨日もそんな調子でレポートやりつつVIP見たりオカ板見たりしてた。
3時ちょっと回ったところで、今日はもう寝るかーと思ってベッドに寝転がったんだけど、どうも寝苦しいのよ。
昨日はどっちかっていうと涼しかったし、特に汗も掻いてないのに何でだろう、なんか気持ち悪いなーと思ってしばらくゴロゴロしてたんだけど、
どうにも寝付けないんで、しょうがないから風呂入ってくるかと思って部屋を出た。
ちなみに自室は二階で風呂場は一階。
当然家族の誰かが起きてるわけもなくて、家中がしーんとしてる。
あーめんどくさいなーとっとと風呂入って早く寝ようと思いながら階段を下りて一階に。
普段は深夜に風呂入ることなんかほとんどなくて、だいたいが昼間起きてからシャワー浴びることが多い。
風呂場は方角でいうと北東の位置にあって、ちょうどその真裏には寂れた公園がある。
俺んちと隣の家のちょーど真裏にあるから昼間もほとんど日があたらなくて、午後になるとほぼ家の影になっちゃうような公園。
遊具もブランコと鉄棒、砂場ぐらいしかないから、子供が遊びにきてるのはあんまり見掛けない。
たまに中学生(たぶん)が溜まってだべってるくらい。
でもその公園からうちの裏は丸見えだし、風呂場も夜中電気がついてたら一発で誰か入ってるってわかっちゃう感じだから
母ちゃんと妹が気持ち悪いし物騒だからっていって、人が来ると光るライト?っていうのかな。
あれが付けてある。だからもし夜中公園に誰か来ると、ぱってライトが付くようになってる。一応防犯になるらしい。
夏だしシャワーだけでいいやと思って、脱衣所で服脱いで、風呂場の電気をつける。
蛍光灯が切れかけなのか、微妙にチカチカしてる。何かやだなーと思いながらも、早く寝たい一心で風呂場に入る。
適当に温度調節してシャワー捻って、がしがし髪を洗う。いつも髪洗うときはシャワー出しっぱなし。(すぐ終わるから)
で、洗い終わってシャワーを止める。
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 17:18:44.59 ID:xfGhKXHL0
いつも使ってるタオルにボディソープつけて、ごしごししてた時に、なんか音がするのに気付いた。
ギィ・・ギィ・・っていうブランコが揺れる音。一瞬「は?」って思って思わず固まった。
洗うのをやめたせいか、さっきより音が鮮明に聞こえる。ブランコがギィギィ揺れてる音。
最初は風かなんかで揺れてるかと思ったけど、どうも違う。規則的に聞こえる。
・・・今何時だよ?3時過ぎてんだろ?とか思って、さーっと血の気が引いた。
ありえない。まずこんな時間に公園に誰か居ることがありえない。
しかもちょっと前まで小雨が降ってたはずで、ブランコは濡れてるだろうし、そんな時間にブランコに乗ることがまずありえないと思った。
最初に書いたけど、昼間でも午後になれば日が差さなくなって薄暗くなるような公園だ。
とてもじゃないけど夜中、しかもこんな時間に足を踏み入れようなんて到底思えるような場所じゃないことは確かだ。
その音に気付いてから、寒気が止まらなくなって、身動きが取れなくなってしまった。
物音を立てるのが怖かった。なんとなく、わからないけど「気づかれたら駄目だ」って本能が察してたような気がする。
しかも全裸だったらし、なんかそれもすごい無防備なような感じがして怖かったw
あれこれ考えてる間にもずっと音は続いてる。
もう怖くてたまらなくなって、無理やり人だと思い込もうとしてみた。
きっと酔ったオッサンか誰かが公園でブランコこいでるんだろうと思い込むことにした。
そうでもしないと一向にその場から動けない気がしたし、もう早く風呂から出たいって気持ちでいっぱいだった。
そうやって覚悟して、わざと大きな音を立てて身体を洗い浴びるようにシャワーを吹きかけてそっこうで風呂場を出た。
脱衣所で着替える時もわざと大きな音を立てて洗濯物を洗濯機に放り投げた。
ちなみに風呂場・脱衣所にはそれぞれ窓があって、曇りガラスみたいになってるんだけど、外の様子がぼんやりと見えるのね。
あーやだなーと思いながら、なるべくそっちを見ないように、なるべく音に耳を傾けないようにして慌てて着替えた時に・・・
パッと裏のライトがつくのが視界に入った。・・・・・・・・・・・・
今風呂入ったばっかなのに、体中から冷や汗が滲み出てたと思う。
リアルで「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwヤバス」って思った。マジで。
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 17:30:31.95 ID:xfGhKXHL0
なにこれなんだよこれ誰か居んのかよおおおおおおおおおおおお
とか頭の中で絶叫。マジで怖い。
最初に書いたとおり、公園を誰か通らなきゃ付かないライト、だ。
猫とか犬とかが通っても付くんだろうけど、さっきの音を聞いたばっかりでこれはいくらなんでもタイミングが良すぎる。
この窓を挟んで、向こう側に誰か居る・・・と思った。早く脱衣所から立ち去りたかった。なのに足がすくむ。腰が抜けそうだった。
ふっと洗濯機の隣に掛かってる壁時計を見る。3時46分。オカシイ。やっぱりこんな時間に人が居るわけねぇだろおおおおおお
もう泣きたかった。あの糞生意気な妹でもいいから誰かトイレにでも起きて欲しいと本気で思った。
そんな事を考えながら、目を閉じるのも怖くて視界に入ってくる窓に意識を向けるのも怖くて、
ああきっともう少しすれば母親が起きてくる(母ちゃんは超早起き)
もうこのままこうして時が過ぎるのを待とうかなとすら思った。
その時・・・ライトが消えるのがわかった。(付いてから5分くらいで消える)
もう居なくなったのか?と思った。なんとなく安堵感に包まれた。もういいから早く自分の部屋に行って寝ようと思った。
洗濯物を放り込んだ洗濯機のスイッチを入れながら、ふっとなんとなしに窓のほうを見てしまった。
・・・・真っ白いなにかがべったりと窓に張り付いてた。
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 17:35:27.06 ID:xfGhKXHL0
なにか、いやそれは明らかに人の形をしてた。でもオカシイ。真っ白なんだよ。
いくら曇りガラスとはいえ、普通、そんなにべったり張り付いてたら目とか鼻とか口とか透けて見えるはずなのに。
なにもないんだよ。
叫んで猛ダッシュで脱衣所から逃げた。
その間、通ったすべての電気をつけながら部屋まで走って、部屋のドアも開けっ放しにして
電気つけてベッドに潜り込んでガタガタ震えてた。
しばらくして母ちゃんが起きてくる音がして「ちょっとなんで電気がついてんの!ちょっと●●!」とか怒鳴られたけど気にしない。
むしろ母ちゃんの声で安心したよ。ああ。
文章めちゃくちゃだ・・・orz
以上。
すごい読みにくいかもしれんけど、実話です。
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 17:39:00.64 ID:2Z5JBKqj0
怖いス
こうして文章にしてみると、すごい難しいってのがわかった。
思ったことが巧く文章にまとまらないwww
他にもちょこちょこ変な体験してるんだけど、また後で巧く書けたら投稿します。
お目汚し失礼しました。
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 18:09:28.28 ID:QLe1zXxpO
携帯からなんだけど誰か自己責任の話見れるとこ教えて^^;
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 18:24:29.40 ID:4cllaBoo0
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 18:41:50.08 ID:4cllaBoo0
ほ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 18:47:14.06 ID:hFCyBdLVO
371 :
【小吉】 :2006/08/01(火) 19:09:11.97 ID:4cllaBoo0
保守ついでにおみくじ
372 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 19:28:07.65 ID:Uj04vzvsO
>>366 |A`) 面白かった。俺もそんな体験してみたい。
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 19:34:34.89 ID:2+qORgc+0
上の方にこっくりさんの事について書いてあったけど
道理を告げるモノって意味で「告理」って言うのもあったキガス
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 19:39:55.48 ID:TPCYpyNCO
こっくりさんって言っちゃいけないって言うのなかった?
言った人は誰かに背中に『犬』って三回書いて、書いた部分を叩いて貰うと良いとかいうの。
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 19:41:15.71 ID:AfyHh/2tO
376 :
357:2006/08/01(火) 19:46:37.19 ID:AfyHh/2tO
>>367にだった…どんな間違いだよ…orz
これもきっと霊の仕業…
377 :
あるサイトより:2006/08/01(火) 19:47:54.14 ID:iB3Qp+Qo0
「こっくりさん」という名前の由来についても諸説あるため、これにも若干の説明を要します。
私が把握している範囲では三系統、「コックリコックリと傾くからコックリ」、
「キツネやタヌキの霊が答えるから狐狗狸」、「道理を告げるものだから告理」というものがあります。
個人的にはコックリコックリの擬態語から「狐狗狸」の当て字が発生したのではないかと思いますが、
最後の「告理」だけは若干毛色が違うのでこれに関する説明を。
本稿では「こっくりさん」の起源を伊豆下田に求めていますが、実は『西洋奇術狐狗狸怪談』という本の中では、
理学博士の増田英作がアメリカからこっくりさんの道具を持ち帰って吉原でこれを実演し、
その時に「告理」の名づけを行った、と説明しています。
こっくりさんが遊里で盛んに行われたという事実はあるようです。
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 19:58:30.53 ID:4cllaBoo0
たいして怖くないけど実体験の話を投下してみようと思う
今から5年位前、私は大学に通う為、親元を離れ他県で一人暮らしをしていた
住んでいたところは、入学した年に新しく建築された大学のすぐ近くの学生向けのマンション の1DKの1室だった
大学時代は毎年、夏休みほぼ丸々実家に帰省していたのだが、その年は就職活動があり実家には1週間しか帰省せず、戻ってきていた
8月も終わり頃ではなかったかと思う
私はテレビを見ながら眠る習慣がありその日も部屋の明かりを消し、ベッドに横になってテレビを見ながら寝てしまった
本来ならベッドのヘッド→フットに合わせた正しい位置で寝るのだが、気分転換も兼ねて、その頃はフット側を頭にしてうつぶせの形で眠っていた
その時、夢なのか霊現象なのか今でもはっきりしない体験をした
眠っているはずの私の意識の中で、何か人の気配を感じる
その人の気配は、はっきりではなく黒い影のようなものだった
人の気配が部屋の中を何か探索するように動いている
本棚を覗いたり、クローゼットを開けたり・・・
得体の知れない気配に私は、怖くてたまらない思いに支配されていた
だがその気配が私の眠っているベッドに近づいてきた時に、
何を思ったか、私は突然キレて大声で「やめろ 何してんだ!来るな!」とかなんとか叱りつけた
内心は怖くてビビっているのにである
その声に気配が驚いたのかどうかは分からないが、その後すぐにその気配はいなくなった
自分でも眠っていたのか起きていたのかはっきりしない時の出来事なのでよく分からない
大声を出していたつもりだが、上手く声にはなっていなかったのではないかと思う
ちなみに霊感は強い方じゃない
金縛りのようなものには何回かあったことがあるが、
声をあげようとしたりするとすぐ動けるようになるので、金縛りなんかじゃないような気がする
幽霊の類は全く見たことないから、これもただの夢じゃないかなと思っている・・・
379 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 20:07:02.18 ID:Uj04vzvsO
|A`) 今某踊りを見てるんだけどこれを見ると
寒気がするのはなんでだろう…
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 20:29:09.08 ID:Uj04vzvsO
スレスト…保守…
381 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 20:31:25.25 ID:px8knfQq0
こ の ス レ は 9時 か ら 復 活
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 20:41:32.84 ID:iB3Qp+Qo0
復活まで保守
383 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 20:54:58.67 ID:px8knfQq0
こ の ス レ は 9時 か ら 復 活
384 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:01:29.57 ID:px8knfQq0
時間だ
385 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:04:14.78 ID:px8knfQq0
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 21:07:14.06 ID:iB3Qp+Qo0
860 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 20:59
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、そのバスは右に曲がった
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもがいるから、最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人もいっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキー−−−って止まったんで、中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。
でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、
ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。
861 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 21:30
>860
あなたの文章、とても恐いです。
意味が全然わかりません。
このスレで一番こわい・・・・・・・。
その数年後、関連すると思われる興味深い話が投下された
503 名前:1/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:24
友人から聞いた話です。
彼は神奈川のある高校にバスで通っていたんですけど、
そのバスによく乗ってくる奇妙なおばあさんがいたそうです。
別に見た目が奇妙とか、気が狂っているとか、そういう奇妙さじゃなくて
なんというか、不気味な気配が漂っているけど何が変なのかはわからない、
そんな感じのおばあさんだったそうです。見た目は良家の未亡人風というか
(「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画の第二部に出てくるジョジョのばあちゃん
みたいな感じだといっていました)
毅然とした感じの寡黙なタイプで、でもこの世の人ではないような、そんな
おばあさんだったそうです。
彼は霊感があるわけでもなく、それまでに怪談めいた体験をしたわけでもない
のですが、このおばあさんがバスに乗ってくると、いつも
「これから何かあるんじゃないか」という言い知れぬ恐怖感に襲われたと 以前からよく言っていました。
504 名前:2/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:26
冬のある日、いつものようにバスで高校に行く途中、おばあさんが乗ってくると
既にバスに乗っていた乗客の一人がおばあさんに話しかけました。
話しかけたのは帽子をかぶってシルバーシートに座った、老紳士といった感じの人で、
その人の連れらしい、同じような恰好の40代くらいの男性が二人
大きな鞄を持ってそばに立っていました。
老紳士とおばあさんが何を話したのかは友人には聞こえませんでしたが、
ふたことみこと会話を交わしていたようです。
そして突然老紳士のほうが「それだけはさせません!!」と
バスの中で大きな声をあげました。見ていた友人だけでなく、周りの人たちも
何があったのかとそっちを一斉に振り向きましたが
そのときには老紳士の連れの人が鞄から何か丸いボールのようなものを
取り出していました。それがなんなのかはわからなかったそうですが
とっさに友人は、自爆テロでバスが爆破されるというようなニュースを思い出し
まさかそういうような恐ろしいことが起きるのかと思いましたが
しばらくは何も起きず、老紳士とおばあさんはにらみ合いをしたまま
黙っていたそうです。
そのまま何分か何秒かはわかりませんが、バスの中で気まずい沈黙が流れていたところ
突然バスが急ブレーキをかけました。
運転手さんがアナウンスで「急ブレーキで大変ご迷惑様です。この先緊急工事ですので
迂回いたします」みたいなことを言って、いつもと違う道に入りました。
しばらく行くと急に外が暗くなって、「あれ、トンネルかな?」と思ったところで
ふと記憶が途切れ、気がつくと病院のベッドだったそうです。
505 名前:3/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:27
実は友人は、道で倒れているのを通行人に通報され、友人は意識のないまま
病院に運ばれたようなのですが、友人が入院したのは小さな病院で
バスに乗っていたほかの客が入院したらしい様子もなく、結局バスは
どうなったのか、僕にも友人にもよくわからないままでした。
翌日の新聞でそれらしい事故が載っていないか探したのですが
とくに見当たらず、それっきりになってしまい、無理に探すのはあきらめました。
というのも、実は意識のもどった友人は脳に障害が残ったのか
ちょっと何を言ってるかわからないような感じになっていて
この事故のエピソードも二日に分けて根気よく聞きだして判ったものを
僕がまとめたもので、本人の口から聞いただけでは何がなんだかわからずじまいでした。
直後にいったんは退院して、あちこちにこの話をして彼なりに詳細を確かめようと
したみたいですが、「インターネットでも相手にされなかった」というようなことを言っていました。
(このとき彼と話をした人、この板にはいないかなぁ。交通関係の掲示板とかかな)
その後また日に日に具合は悪くなり、去年の夏くらいに亡くなりました。
僕が大学で、オカルト好きの別の友人にこの話をしたら
おばあさんが悪霊とかで老紳士のほうは拝み屋の類だったんじゃないかと言ってましたが
それもまた考えすぎな気もします。
516 名前: ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 23:25
さっき帰ってきた。
まぁ
>>507の言うとおりで、看護婦にきくってのは思いつかなかったが
家族には当時にも状況を聞こうとしたよ。本人があの状態(何言ってるか不明)じゃ。
でもな、兄弟同然に育った幼馴染とか言うならともかく
高校になってから知り合った連れで、親の顔見たのはその病院で初めてだぜ?
それでしかも、今にも消え入りそうなちっこい弱そうなオバチャン(そいつの母親)が
泣きはらした真っ赤な目でオロオロしてるんだぜ?
さすがに根掘り葉掘りは聞けませんでしたよ、悪い気がして。
で、「警察にも連絡してるから、事件や事故だったらあとで何か学校に連絡が行くでしょう」って
話を聞くのが精一杯でしたよ。
学校に刑事が来たりした様子がないところを見ると、警察の出した結論は
「そいつが登校中に昏倒→意識錯乱、というだけで事件性はなし、
言ってることは全部でたらめで混乱してるだけ」ってあたりなんでしょう。
ま、俺が刑事でも普通はそう考えるな。
391 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:17:50.79 ID:px8knfQq0
取り合えず・・・。
誰でも良いから
がんがん投下希望
392 :
これでお終い:2006/08/01(火) 21:17:53.70 ID:iB3Qp+Qo0
532 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 01:30
思い出せない・・・学校にいくバスに乗ってて、おばあさんが出てきて、
落ちがないような怪談・・・絶対見た気がするんだけどデジャブかな・・・
533 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 02:53
>>532 これか?
「全く意味が分かりません」(
>>386のヤツね)
>>503の友人が書き込んだのかもな。
534 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 02:57
>>533 なんか、すげーに似てるな。
話と。
一体何が見えたんだろうね?
少なくとも、そのURLの話はまったく理解不能だが。
535 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 02:59
>>533 それかも。
うわー、そう考えると
>>530の友人自身が書いたってのもありそうだが
それはさすがにできすぎだろ。偶然の一致であってほしい。
536 名前:535 投稿日:03/12/16 03:02
それ2001年だから時間的にはありうるよな、と思って
2001 バス 事故 で検索かけたら
http://www.asahi-net.or.jp/~wh4k-bnb/dosa/2001/20010203.html これ湘南高校って書いてるけど
>>503も神奈川って書いてあるよな・・・。
393 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:18:38.67 ID:px8knfQq0
394 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:23:19.32 ID:px8knfQq0
何か近くで花火大会が行われてる模様・・・。
ちょっと音がうるさい・・・orz
2年ほど前のことです。いつものようにデートのあと、付き合っているM君に下宿まで
送ってもらっていました。M君は自称霊が見える人で、当時私はあまり信じていなかっ
たと言いますか、そのことについて深く考えたこともありませんでした。しかしいつもそ
のことを思い出してしまうのが、この帰り道です。実は帰り道の途中には彼がどうして
も通るのを嫌がる道があり、そのためいつもその道を迂回して送ってもらっていました。
彼いわく、その道には何かありえないようなものが憑いているので近づきたくもないそ
うです。
でもその日のデートはかなり遠出したこともあり、私はものすごく疲れていて少しでも
早く家に帰りたいと思っていました。この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなけ
れば私の家には帰れません。だからこの道を通って帰ろうとM君に提案したんですが、
彼は頑なに反対。結果ほとんど言い争いのようになってしまいました。(というか、私が
一方的に怒っていて彼が必死に止めようとしていただけかも。ごめんM!)最終的に
は私がひとりでもこの道を通って帰ると主張すると、M君もひとりで行かせるくらいな
らと、ついてきてくれることになりました。
その道に入ると、M君は目に見えて怯えていて、顔は真っ青でした。時間は23時くら
いでしたが、街灯もあって真っ暗というわけでもなく、私からすると普通の道。私もや
はり気になって訊いてみても、「今はまだ大丈夫」ということでした。少し進むとY字路
になっていて、私の家に帰るには左の方の道です。このあたりになるとM君も少し落
ち着いてきていて、私も安心して何の躊躇いもなくY字路の左側の道に入りました。
左側の道に足を踏み入れた瞬間、何か急にあたりの雰囲気が変わりました。物音が
一切しなくなって、心もち明かりが暗くなりました。(M君がいうには、本能的に目の前
のものに集中したため視界が狭まっただけということです)足が寒いところにずっと立
っていたあとのように痺れて引きつり、上手く歩けません。力も入らないのでその場に
座り込んでいてもおかしくなかったのですが、なぜかその引きつった足が体を支えて
いて、私はその場に立ち尽くしました。
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 21:24:28.25 ID:4Z/tmtA30
俺はみてた
ぜんぶみてた
なにもかもみてた
隠せない
逃げれない
もうおしまい
許さない
許さない
ゴメン
ね
いきなり前方からゴッと突風のようなものがきました。感覚としては、すぐ横を電車や
大型車が通過したときのあの感じです。そしてその瞬間
「サリョ(鎖虜?左路?)じゃ!サリョじゃ!」
という大小の声があたりに鳴り響きました。近いものは私のすぐ耳元で聞こえました。
突風のようなものが過ぎ去ったあと、私は呆然と立ったままでした。M君は先ほどま
でとは比べ物にならないくらい血の気のない顔をしていましたが、急に私のほうにや
ってきたかと思うと、ものすごく必死に私の足を何度も何度も平手で叩きました。あと
で赤く腫れ上がるくらい力を入れて叩かれたのですが、このときは足の感覚がなく、
全く痛みを感じませんでした。でもすぐにやっぱり痛くなってきて、同時に足に感覚が
戻って私は地面に崩れ落ちました。横を見るとM君も地面に座り込んで、相変わらず
顔色は悪いのですが「もう大丈夫だから」と息を切らせていました。M君によると、左
の道に入った瞬間前の方から黒いモヤモヤしたものが雪崩のように流れてきて、私
たちの体を包み込むように吹き抜けて行ったそうです。私の足にはその黒いモヤモ
ヤから出てきた無数の手が絡みついていたそうで、それを払い落としていたのだとか。
そのあとM君は泣いている私を背負って下宿まで送ってくれて、朝まで一緒にいてく
れました。愛だね。その後私は怖くてその道に近寄ることはなかったのですが、半年
ほどたって恐怖が薄れてきたころ、昼間だったら大丈夫だと思って見に行ってみまし
た。以前に何度か通ったことのある道だったのですが、注意して見てみると愕然とし
ました。
まず、なんとそのたかだか50メートルほどの道(Yの字になっていますが)に、小さな
祠やお地蔵さまが計7つも密集しているんです。そしてその道に面した家の玄関のほ
ぼ全てに盛り塩がしてありました。中にはお酒が置いてあったり、何枚ものお札がベ
タベタ貼ってある家も。そしてこの周辺ではありえないくらい、廃屋と化した空き家が
目立ちました。そういえば最初のほうで書いた「この道を迂回すると、ものすごい遠回
りをしなければならない」というのもおかしな話です。区画整備された町並みで、この
一画だけ、周囲の車道は大きく迂回するかそこで行き止まりになるかしているんです。
唯一このY字路と、そこから分かれた毛細血管のような複雑な小道だけが、そこの交
通手段となっています。
気味が悪いので地元の人間である学校の先輩に訊いたところ、この一画には昔、い
わゆる部落があったそうです。それだけではなく戦時中に何か忌まわしい事件があっ
たらしく、部落自体は終戦前になくなったのだとか(その事件の内容はタブーとされて
いるらしく、先輩も知りませんでした)。しかし地元の人間も忌諱して、その後もずっと
その土地には手をつけず、20年になってようやく外から来た人間が住み始めたのだ
とか。
いったい部落で何があったのか。「サリョ」というのは何なのか。気になりますが、先輩
やM君の忠告もあり私はそれ以上調べることを止めました。みなさんも、もし兵庫県
の某有名暴力団本部のある都市に行かれることがあれば、気をつけてください。何故
か主な車道が途切れたり迂回しているからと言って、むやみに近道しないように。
399 :
分かりにくいけど上の話へのレス:2006/08/01(火) 21:25:19.91 ID:hstiQLex0
>>188 ……もしかしてその部落、朝鮮系じゃないか?
「サルリョジョ(助けて)」という韓国語があるんだが、ルの発音が日本語
に比べて弱いためか「サリョじゃ」とも聞こえるんだこれが……
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
400 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:28:08.79 ID:px8knfQq0
さ ぁ 盛 り 上 が っ て ま い り ま し た
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 21:37:00.63 ID:iB3Qp+Qo0
ある女がおかしな行動を取るようになった。
裸で出歩いたり物を壊したり。声まで代わってしまった。
心配した家族は病院へと連れて行くが原因はわからない。
そこでお寺に相談してみる事になった。
住職は女をひとめ見るなり表情を曇らす。
「水子霊です。かなり強い念を感じます」
住職はすぐさま三人の霊能者を呼び寄せた。
伸ばし放題の髭や髪、うす汚れた身なり、飾りのついた錫杖。
三人それぞれが屈強な精神力を感じさせる。
父母との挨拶もそこそこに離れでお払いが始まった。
三人で女を囲むように座し、激しい経文を唱える。
すると女は聞いた事も無いような声で唸り初めた。
みなさんは見ない方が良い、父母は住職に促され本堂で待つ事になった。
何時間くらいたっただろうか。離れの方が不意に静かになった。
住職は急いで様子を見に行った。父母は固唾を飲んで待ち続ける。
しばらくすると女が泣きながら駆け込んできた。
間違い無く以前に戻っていた。抱き合い泣き崩れる親子。
遅れて住職も戻って来た。
「除霊は成功しました。娘さんはもう大丈夫です」
しかし顔色は真っ青だ。「どうかなさったんですか?」母が尋ねる。
「こんな物が娘さんから・・・」
住職の手には血に染まった小さな爪がひとつ。
「それと・・・」
ウォアーーー!
突然離れの方から奇声が聞こえてきた。
「霊能者はみな発狂してしまいました」
終
402 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:38:42.64 ID:px8knfQq0
>>401 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
あるタクシー運転手が○○○(地名)を通りかかると
3人の若い女の子達が手をあげて立っていた。
「お客さん」だ、とすぐに車を寄せ、女の子達を乗せたそうです。
どちらまで、と聞くと
女の子の内の一人がお腹が痛いと言っているので、近くの病院まで
連れっていって欲しいとの事。
見ると、痛がっている女の子はかなり顔色が悪いく、苦しそうである。
運転手は「それは大変だ」と、とりあえずここから近くにある
県内でも有名なT病院に向かう事にした。
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 21:41:48.33 ID:ClpD9b8l0
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 21:41:49.52 ID:P+V6rl9A0
怖い
病院につくと、女の子達は
「私はこの子(腹痛で苦しんでいる女の子)の側に付き添っていたいので、
すみませんが、病院の人を呼びに行ってもらいませんか?」と
運転手にお願いしたそうです。
運転手は引き受け、タクシーを降りて病院の受け付けに向かいました。
そこで看護婦さんに事情を話し、タクシーの中にいる子の様子を見てほしい事を
伝えました。
看護婦さんは承諾し、運転手さんを受け付けに残し駐車場へ。
……しばらくして看護婦さんは青ざめた顔で戻ってきました。
「あなたは何故こんな事をするのですか!」
看護婦さんは言いました。
運転手さんにはその言葉の意味が分かりません。
「何故こんな事をするのですか!」
再び看護婦さんは言いました。
「どうしてあなたは車に死体を乗せているのですか!!」
看護婦さんが言うには
2.3日前この付近でドライブ中の女子大生が乗った車が事故を起こし、
この病院に運び込まれたのだけれど、全員亡くなってしまったそうです。
そしてその遺体は今霊安室に置かれているのだそうです。
が、タクシーの運転手さんが車に乗せているのはまぎれもなく
その子達の遺体。
「あなたはうちの病院から死体を運んでどうするつもりですか!」
看護婦さんに問いただされても、運転手が乗せた時は彼女達は
生きているようにしか見えなかったそうです。
ちなみに事故があった場所は運転手が女の子を拾った場所であるのは
言う間でもありません。
……一体 彼女達は何がしたかったのでしょうか?
この話は姉貴が体験した話です。
始まりは今から10年ほど前になります。
姉貴は高校時代の仲の良かった友人数名と、旅行に行ったそうです
道中、たわいもない話で、結構盛り上がり、あっという間に目的地に着いたそうです。
一泊二日の小旅行なので簡単に名所をまわり、
綺麗な川原があったので、深く考えず休憩をとったそうです。
皆で座りやすい適当な石の上に座りながら話をしたそうです。
姉貴は旅行メンバ−の一人に気があって、
その人が座ってた石を、鞄の中に入れて持ち帰って来ました。
(実物見た、10センチあるか無いかの平たく薄い石)
帰ってきたその日は、ぐっすり寝た様ですが
次の日の夜から、
少しずつ、部屋自体の様子がおかしくなってる事に気付き、
お母さんを呼んだ(叫んだ)らしいのですが、出る言葉は
『ヴ・・ヴ・・』
その時に初めて、きつい金縛りにあってる事に気付いたそうです。
姉貴は、この金縛りは、絶対に疲れから来てるものではないと思ったそうです。
しばらくすると、
「ドンッ」とボ−リングの玉みたいなものが、お腹の上に落ちてきたのですが、
確認しようにも、首が持ちあがらくて、確認は出来なかったそうです。
409 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:51:01.06 ID:px8knfQq0
人少ないな・・・。
次の日、
お母さんに話をしたら、
直ぐに霊媒師の所に連れていってくれたそうです。
姉貴が、これまでの出来事などを言う前に
「石を何処かから拾って来なかったか?」と聞かれ、
「え?なんで?」と思いながら、旅行先の名称と石を拾った場所を伝えたら、
「今直ぐにその石の呼吸を止めろ」と言われ、
家に帰り石をラップでグルグルに巻き、袋に入れて黒いゴミ袋に入れてました。
そのまま直ぐに霊媒師に見せにいったら、
「その石を何処か水の綺麗な場所に置いてきなさい」と言われたそうです。
その日の晩は何も起こらなかったそうです。
次の日の早朝、
お父さんと近くの川の源流に行き、石を置いてきて姉貴はホッとしたそうです。
しかし、その日の晩、姉貴はまた、二日前と同じ体験をし、また霊ばいしの所へ相談に行き、
聞きたくなかったような話を聴かされたそうです。
その話とは
その石には、武士と女、そして子供一人、憑いていたそうで、
武士と女は夫婦らしいが子供は関係なく時代感も違ったそうです。
そして、
その石は昔に曝し首を置く台に使われてた石の一部らしく、その曝された夫婦の怨霊とそれに引き付けられた子供らしいです。
恐ろしいことに、
この霊が石から離れ、
今は姉貴に乗ってるそうで、今は自分の力だけでは払えないから、
肌身離さずコレを首から下げていて下さいと
赤い長さ1m太さ3cmほどの紐を首に下げてくれたんだそうです。
>>409 少ないねぇ
412 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:53:37.56 ID:px8knfQq0
人がいるなら返事だ!
ノ
上の続き
その日の夜、
いつもは上からドンッと来ていたアレが、
ズッズッ・・とずってるような感じでお腹の上に来そうです。
姉貴はとにかく、ぎゅっと目を瞑り、
「首に巻いている赤い紐が守ってくれている
から大丈夫」と言い聞かすように考えているうちに朝になってたそうです。
上半身を起こすと、カサッと音がしたので
「ん?、何?」と思い
下を見ると、赤い紐が引き千切られ様になっていたそうです。
幅3сものの紐を首から引きちぎったならば首に跡が付きそうなものですが何もなく未だに謎です。
千切れた紐がどうも気になり、霊媒師の所に足を運んだんです。
霊媒師は、紐を見せた時点で明らかな動揺をされたそうです。
どうやら、その霊媒師の力よりもケタハズレに強い霊らしく、
もっと力のある僧を呼ばないと解決出来ないかもしれないと言われ、
「とにかく一度、姉貴の部屋を見たい」と
翌日、他のスケジュ−ルをキャンセルしてまで家にきました。
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 21:55:47.96 ID:2Z5JBKqj0
ノ
ROMだが
415 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:57:20.34 ID:px8knfQq0
霊媒師は玄関に入った瞬間に顔が凍りつきました。
姉貴の部屋は2階にあるのですが、霊媒師は少し落ち着くために、まず、一階でお茶を飲みました。
(俺はそのときに姉貴の向かいにあたる自分の部屋に戻った)
しばらくして、
霊媒師は2階に上がって来たのですが、その足取りは重たく何かブツブツ言いながら上がってくるんです
階段も残り3〜4段って所で急にフラッと後ろに倒れそうになり、
後から登っていた姉貴とお母さんに支えられていました。
そして
「ごめんなさい。これ以上進めないので、どこか外からその部屋は見えないですか?」と 言われたので、
家から数メートル離れた堤防の上に姉貴と向かいました。
しばらくして、
帰って来たのですが、霊媒師の顔が真っ青だったのです。
姉貴も不安げな顔でまっすぐ自分の部屋に走るように登っていきました。
霊媒師は何かお母さんに説明してました。
417 :
ふぉっくす ☆ ◆FOX///5OcQ :2006/08/01(火) 21:57:53.93 ID:b3Q7je/+0
ノ
418 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 21:58:41.04 ID:px8knfQq0
ふぉっくす!!!!!!!!!!!!!!!
姉貴は顔面蒼白になって降りてきて霊媒師にこう言ってました。
「ありました。南側の南の壁に。」
霊媒師、
「どういう形で出ていました?」
姉貴
「壁から血が出ていました」
俺は「んなアホな!」と思い姉貴に部屋見てもいいか?と聞くと
「お前も見てきてみ」と言われたので姉貴の部屋に入りました
確かに、南側の壁、
俺の身長が175cなんですが、俺の頭のちょっと上辺りから少し黒くなり始めた血痕がありました。
一階に下りると何やら話し込んでいます。
そして霊媒師は最後にこう言いました。
「貴女の体自体が霊に憑かれやすい体質で、今の私の能力では抑える事もままならない。
もし、強制で出そうものなら、私も貴女も霊に身体を乗っ取られる危険性も高いから、
下手に触れないほうが良いでしょう」
姉貴は今結婚して普通に暮らしてますが、
実はいまだにその霊は大人しくしているけど憑いてるそうです。
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 21:59:16.96 ID:8GcUdcm3O
ノROMでごめん
421 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 22:00:49.04 ID:px8knfQq0
結構人いたのね(´・ω・`)
この話は私が北海道に旅行した時の話です。
友達2人と観光目的で旅行にいったんです。
みんなお金がなかったので民宿風の宿を予約したんです。
意外と人気があるのかお客が多く混んでいました。
その中で私達が案内された部屋はちょっと古いけどキレイに整えられた良い部屋でした。
少し壁にかかっている絵や掛け軸が多いという点を除けば…
「あの値段でこの部屋なら得したね」と友達2人は騒いでいましたが、
私は違和感を感じずにはいられませんでした
友達を先に温泉に行かしたあと、こっそり絵や掛け軸を調べてみると
絵や掛け軸の裏にはお札がびっしりと貼ってあったんです。
背筋がゾクっとしながらも友達を怖がらせる必要もないと思い黙っていました。
夕食を食べ、ひとしきり騒いだ後、旅行の疲れですぐ寝てしまいました。
深夜、誰かの目線を感じ目を覚ましました。
辺りをぐるっと見回すと障子に妙に濃い影が映っていました。
その影はどーみても首を吊っている人の影なんです。
食い入るように見ていると影はゆっくり揺れ始めました。
その瞬間、影が消えたと思ったら背後に気配を感じました。
ばっと振り返ると、そこには…
振り返るとそこには、首を吊った着物姿の女性がいました。
その女性の幽霊と目が会った瞬間、
「何を見てるの?」という言葉を発し消えました。
私もすっと意識が遠くなりその後の記憶はありません。
朝、仲居さんにこの事を聞いてみると、
昔この部屋は仲居さんの休憩室で、ある日突然自殺した仲居さんがいたそうです…
423 :
ふぉっくす ☆ ◆FOX///5OcQ :2006/08/01(火) 22:04:09.35 ID:b3Q7je/+0
424 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 22:05:32.30 ID:px8knfQq0
425 :
ふぉっくす ☆ ◆FOX///5OcQ :2006/08/01(火) 22:09:15.69 ID:b3Q7je/+0
私は地元のバス会社でガイドをしています。
この話は先日長野県の某温泉に行ったときの話です。
その日はホテルが一杯だったので、近くの古い乗務員専用の旅館に泊まりました。
通された部屋は、広さはそこそこだったんですが、よくあるパターンで
エアコンも扇風機もありませんでした。
仕方ないので、窓を開けて寝たんですが、いくら長野といっても結構暑くて、
なかなか寝れなかったんです。
しばらくして、ウトウトしていると、
冷たい心地いい風が吹いてくるじゃありませんか。
「冷たくて気持ちいい・・・・」
眠りながら、ふと、気づいたんです。
その風・・・・・、窓と反対のほうから吹いてくるんです。
うっすら、目を開けると、
戦前に使ってたような古い鉄製の扇風機がまわっていて、
その横に思いつめた顔をした15〜6才の着物を着た女の子が座ってるんです。
恐くても、目が釘付けで、体も金縛りにあったように動きません。
そして、その女の子は、何か覚悟を決めたようにうなづくと、
まわっている扇風機の羽に手を突っ込んだんです。
バギバギって音がして、血が部屋中に飛び散って、
私の目の前に千切れた指が飛んできて落ちたんです。
私はそのまま失神してしまったのか、気がついたら朝になっていました。
いったいあれは何だったのでしょうか?
427 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/01(火) 22:12:07.04 ID:px8knfQq0
宇和あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
この話は、従姉妹から聞いた話です。
その従姉妹も、「学校の友達に聞いた・・・」って言ってましたから、
もしかしたら、結構有名な都市伝説なのかもしれません。
イヤな奴からの着メロを「葬送行進曲」に設定すると
その相手に不幸が起こるって・・・・・。
ある女の子が、これをしつこいヤナ男にやってみたそうです。
自分のケイタイに葬送行進曲流れるのは、少しイヤだったけど、
あの、ヤナ奴が、不幸になるならと我慢したそうです。
一週間後、
そのヤナ奴は、交通事故にあって3ヶ月の大ケガをしただそうです。
その女の子は、少し恐ろしい気もしたそうなんですが、「ザマーミロ」というのが本音だったそうです。
でも、その時は、呪いが、自分自身に返って来るなんて思いもしなかったんです。
翌日、気がつくと、彼女のケイタイの全ての着メロが「葬送行進曲」になっていたんです。
友達のも、彼のも、家族のも・・・・・・
他の曲に変えても、クリアしても、
いつのまにか「葬送行進曲」に変わってたんだそうです。
SHOPに行ってもダメ・・・・・、新しい機種に変えてもダメ・・・・・。
着メロは「葬送行進曲」から変わらないんです。
そのうち、
彼女の友人や知人の間で、次々大きな事故が続いて・・・・。
そんな、ある日
ケイタイから、こんな声が聞こえてきたそうなんです。
「次は・・・、お前の番だ・・」
今から、2年位前、彼と喧嘩した姉貴は、ベロンベロンに酔っ払って、
夜遅く俺のマンションに訪ねてくると彼の悪口を言いながら、俺を相手にヤケ酒飲みはじめたんだ。
「姉貴、ヤメなよ、飲みすぎだよ。」
「うっせっー、お前に何が判る」
なら、俺の部屋に来るなよ・・・とは、思いつつ姉貴を励ましてたんだ。
「そんなことないよ・・・すぐ仲直りできるよ・・・」・・・って感じ。
その時、携帯が、一度鳴ってり切れた。
「誰からだろう」
見ると知らない番号・・・・よせばいいのに、酒の勢いもあって電話したんだ。
すると、冷たい女の声で、
「今の彼とは、うまくいきます。 半年後、彼と結婚します。
そして、1年後の今日、女の子を生みます。
しかし、3年後の今日、函館の自宅の近くの国道で、トラックにひかれて死にます。」
そう言って、電話は切れました
姉貴は、イタズラにしても悪質だと思って、
かけ直したが、「この電話番号は、現在使われていません・・・」
俺の携帯から電話してもつながらない。
「姉貴、気にするなよ。姉貴も彼氏も愛知だし、関係ないよ・・」
俺も姉貴も、それっきり、その予言なんか忘れていた。
そして、半年後、姉はケンカした彼とできちゃった結婚、1年後、女の子が生まれた。
そして、忘れていた予言を思い出した。
「ぐっ、偶然だわ、ここは愛知だし」
でも、あの電話から2年後の先月、彼(旦那)が、仕事から帰るなりこう言った。
「転勤が決まった、北海道・函館だ」
姉貴は、彼(旦那)に転職してくれるように頼んでるけど・・・・・・・
よく仕事で一緒になるガイドのMさんは、「私は霊感なんて全然無いから」と言うのが口癖です。
この日、私達が泊まったのは、地元では出ると言う事ではかなり有名な乗務員室のあるホテルです。
そして、私が案内されたのはその出るといわれる部屋の隣でした。
問題の私の隣の部屋は、Mさんの部屋でした。そして、その隣は運転手さんでした。
つまり、Mさんの部屋をはさんで両隣が私と運転手さんです。
Mさんの部屋は出ると言われる部屋なので、私と運転手さんは、心配したのですが、
「大丈夫!私は霊感無いから」と気にする様子が全くありません
夜、寝ていた私は、誰かの気配を感じて目を覚ましました。
しかし、誰もいません。でも確かに気配を感じたのです。それも女性の気配を。
「寝ぼけてるんだわ、出るのは隣よ」と思い、再び寝ました。
翌朝、朝食場所に運転手さんは遅れて来ました。
見ると真っ赤な目をしてました。
すると、Mさんが運転手に「昨日、部屋で何かあったんじゃないですか?」と聞きました。
「夕べ女性の霊が出て・・・・・一睡もしてないんだよ、でも何で知ってるんだ?」
話を聞いてみると、深夜Mさんの部屋に女性の霊が出て来たそうなのですが、
Mさんは怖さのあまり、「私じゃなくて隣の部屋に行って!男のほうがいいでしょう!」と言ったそうなんです。
昨晩の女性の気配は、夢なんかじゃなく、間違って私の部屋に来たのです。
そして、私が女だったので、改めて運転手さんの部屋に行ったのです。
運転手さんの話によると、その霊は、襲ってくるとかは無かったのですが、
枕元で、ジッと運転手さんのことを見つめていたそうです。
そして時折、息がかかるくらいに、顔を覗きこんできたそうです。
家族で鳥取県に旅行に行ったときの話です。
私が小学生だった頃、私の家族は夏休みに
父の実家がある鳥取県に旅行に行くのがお決まりでした。
実家に4、5泊した後、温泉旅館に1、2泊というのが多かったと思います。
話はその温泉旅館での事です。
その頃、私は第二次成長期に差し掛かった時期で、
家族と一緒なのが嫌だったので先に一人で温泉に入りました。(笑
一足先に温泉に入った私は両親と弟が温泉に行ってる間、
部屋でテレビをみて家族が帰ってくるのを待っていました。
時刻は10時頃だったと思います。
私はテレビに飽きたので持ってきた携帯ゲーム機でもやろうと思い
のそのそと四つ足でテレビまで這っていって電源を切りました。
その時、何気なく消えたテレビのブラウン管を見た私は自分の目を疑いました。
テレビの湾曲したブラウン管には魚眼レンズのように
部屋のほぼ全体が映っていました。
中央には私が映っています。
その背後。部屋の対角線にあたる角。そこに誰かが映っているのです。
浴衣姿の女の人でした。
部屋の隅を向いているので顔は分かりません。
しばらく私はテレビの電源を切った四つん這いの姿勢のままで固まっていました。
何十秒か何分か経ちました。
私も背後の浴衣姿の女の人も動いていません。
その時意識せずに指が動いたのでしょうか。テレビが再びつきました。
私は金縛りが解けたかのように反射的に振り向きました。
……誰もいません。
部屋の隅には女の人などいませんでした。
楽しげなテレビの音が流れ、私はさっきのは現実だったのか分からなくなりました。
私はもう一度テレビの電源を切りました。
何故かは良く分かりません。 安心して好奇心が出たのかもしれません。
さっきのが夢だったという証拠が欲しかったのかもしれません。
…しかしテレビのブラウン管には、同じように浴衣姿の女の人が映っていました。
私は信じられない思いでじっと彼女を見つめました。
すると彼女の肩が見られているのを感じたかのようにピクリと動きました。
……気付かれた!そう思いました。
そして私は今度こそ泣きそうになってしまいました。
その女の人が振り返り始めたのです。
顔は見たくない!!
横顔が見えた瞬間、私は目をつぶりました。
私は温泉から帰ってきた家族に起こされました。
テレビの前で眠っていたそうです。
あれが夢だったのかは今も分かりません。
433 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 22:50:33.57 ID:Uj04vzvsO
大学時代の話。サークルの誰かがゴミ捨て場から鏡を拾ってきた。
幾分大きすぎたので、欠けて歪な形になっていた端の部分を押し割って、
部室の二つの窓の間に吊るすことになった。
翌日、部室に入ると同期の男が鏡の前で首を傾げている。
「こんなヒビ、あったっけ?」見ると、赤く錆びたようなヒビが一筋、
右下の隅から中央に向かって引かれていた。「割ったときにできたんじゃない?」
初めて鏡を見た私が言うと、裏側には何の傷もなかったにもかかわらず、それで皆、
納得してしまった。それが一日目。
翌日は雨。昼下がりの部室にしては珍しく無人。ドアを開けてすぐに、
真っ黒い四角が目に飛び込んできた。それはジジ、ジジ・・・と
音を立て、ザワザワと形を変えていた。締め切った窓と窓の間に
密集して蠢いているものは、小さな羽虫の固まりだった。
私は思わず叫んだらしい。有り難いことに、隣のドアから顔を出した
数人の知人と一緒に部室に入り、窓を開けて、虫を追い払った。
「うわ!」虫の波を見ても笑っていた一人が声を上げた。「鏡か。
びっくりした。人がいるのかと思った」虫が集っていたのは
これだったのかと改めて鏡を見ると、赤錆びの線が二本引かれていた。
昨日よりも、一本増えていた。それが二日目。
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 22:54:39.82 ID:iB3Qp+Qo0
三日目になると、霊感少女の新入生が、鏡の中を横切る女を見たと
言い出した。他に目撃者もいなかったので、「自分じゃねえの。
思い込みすぎだよ、それ」で終わったのだが、さすがに「ちょっと
気味悪いね」ということにはなって、鏡を誰かが裏返しにした。
部員は多かったので、誰かがその後で元に戻したのかもしれない。
とにかく、次の日には鏡は正面を向いていた。赤い線は三本に増えて、
爪を立てて中から傷つけたようにも見えた。
結局その日、鏡を処分する事に決まった。それが最終日。
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 22:55:51.62 ID:69mESiPDO
僕の職場には、普段からちょっと怒りっぽくて、苦手な先輩がいる。
いつも先輩風を吹かせていて、僕から見ると本当に嫌な奴だ。
先日その先輩と二人で、泊まりの出張に行った時の話
泊まっていたのは民宿みたいな所なんだが、隣の部屋にも客がいると
内容がわからない程度に、話声が聞こえてくるくらい壁が薄いんだ。
その日の仕事も終わり、食事をして民宿に戻って来たんだが
部屋に入って早々に、隣の部屋から若い女の子の声がしてきた。
「今日は若い娘が隣の部屋に泊まってるんですね」
「ああ、ここは安いからバスガイドとかも結構泊まるみたいだな。」
「どんな娘がいるんですかね。かわいい娘だといいですね」
「別に…たいして興味もないけど」
そんな会話をしたあと、僕は煙草を買うのを忘れていたことを思い出し
「ちょっとコンビニに行ってきます。」と言って部屋を出た。
しかし民宿の玄関ですぐに、財布を忘れたことに気付き一旦部屋に戻った。
「いや〜財布を忘れちゃいましたよ〜」と言いながら部屋のドアを開けると
壁に耳をくっつけて、隣の部屋の会話を必死で聞こうとしてる先輩がいた。
「あっ……」
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 22:56:17.13 ID:8GcUdcm3O
ROMってようと思ったんですが気になることを思い出したんで書き込ませていただきます。
先程調度バイトが終わったので自宅から離れたバイト先の為、父に迎えに来てもらおうと携帯から電話をしたんです。
メモリから父の番号を読み出して、通話ボタンを押しました。
プルルループルルルーと規則正しい呼出し音が何度も続き(また酒のんで寝てるのかなぁー)と、私が苛つき出した頃やっと呼出し音が止まりました。
「もしもし?」
私が返事をすると電話からはゴポッゴポッゴボッとまるで水の中にいるような音が流れてきます。
しばらく呼び掛けてみても水が泡をたてる音しか返ってきません。
きりがないので一度電話を切って、再度父に電話をかけると今度はすぐに繋がりました。
不思議に思って「さっきは電波悪かったの?」と聞いたら、父の携帯に今日私からの電話がかかってきたのはこれがはじめてだと言われました。
家に返ってきて私の携帯の通話履歴を見てみたら非通知になっていました。
自分から、ましてやメモリから選んで電話したのに非通知っておかしいですよね?
最初あまり気にしなかったんだけどこのスレ見てたら気になってしかたなくなってしまいました。
あの水の音は一体…
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 22:56:24.92 ID:iB3Qp+Qo0
誰が捨てに行くかで、くじ引きをして、最悪な事に私と霊感少女が
当たってしまった。そもそも拾ってきた人間が捨てるのが筋だと
猛抗議したら、誰が拾ってきたのか誰も知らないということが判明して、
ますます鬱になった。結局、女2人に任せるのは気が引けたのか、
同期の男が3人加勢してくれて、5人で学校の廃品置場に向かった。
廃品置場は運動場横の並木道の奥にあって、部室からは距離があった。
男3人は2人ずつ交代で鏡を運び、辿り着いた時には夏の日も
暮れかけていた。雑多なゴミ置き場の端に鏡をそっと置いて、
その場を離れようとしたときに「ああああ」と、霊感少女が
情けない声を出した。また脅かそうとしてる。「おまえ、いい加減に」
言いながら振り向いた同期が、私の足元に尻餅をついた。
驚いて振り返ると、霊感少女が両手を前に突き出して泣いている。
その腰に、白い手が絡みついていた。目にしたのは一瞬だったと思う。
でも、腰を締め上げるように絡みついたその両方の腕に血が流れていた
こと、両の手首がパックリ開いていたこと、今でもはっきりと
目に浮かぶのだ。私達は必死になって、霊感少女を引っ張って
鏡から出ているらしい腕を引き離し、腰を抜かした同期を引きずって、
その場から逃げ延びた。部室に帰り着いて、全員で泣いた。
今からもう十二年前のことです。
440 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/01(火) 22:59:50.78 ID:Uj04vzvsO
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:01:20.49 ID:iB3Qp+Qo0
一昔前、かなりぼろいマンションがあったそうです。
で、そのマンションの2階から3階までを階数を数えながら登りきると
死ぬといわれていたそうです。
当時の友人もその話を聞き、死ぬかどうか試してやろうということで
そのマンションに行きました。
外見はかなり気味が悪かったそうですが、好奇心に負け、2階に駆け上がった
そうです。
チャレンジ開始。
が、半分の踊り場まで来たところで突然、上から白い着物らしきものを着た
おばあさんらしき人が降りてきて、友人にこう尋ねたそうです。
「いま、何段目ですか?」
人がいるとは思ってなかったらしいので、かなりびっくりしたそうで、
今何段目だか忘れてしまったそうで、
「いや、忘れちゃいました」
するとおばあさん、チッ、と舌打ちして早々に降りていったそうです。
おばあさんが降りたあと、友人もなぜか気味が悪くなって数えるのをやめて
一目散にマンションを出たそうです。
ところが、帰り道、よく考えてみると、あのおばあさんはなんだったんだろう?
あのマンションはとっくに人は出払ってるはずなのに、何でおばあさんが?
それに、自分は階段の段数を声を上げて数えていたわけではない。
じゃぁ、なぜあのおばあさんは、段数を数えていたことを知っていたんだ・・・?
あれは、そのまま上りきったら死んでしまうというおばあさんの警告だったのか、
はたまたそのおばあさんがあの世へ引き込もうとしていたのか・・・
永遠の謎だそうです。
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:06:27.29 ID:iB3Qp+Qo0
私の通っていた高校は築120年という気合の入りようでした。
改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。
今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、
廊下のどん詰まりの壁際際から天井に向かって伸びています。
そのほかにも玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。
(外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています)
その中でも奇妙極まりないのは「監視小屋」なるものがあるということです。
私は遠方から通っていた為、時々地元の友人の家や先生の社宅に宿泊させてもらうことがあったんですが、
たまたま泊めてもらえるあてがなかったその日、
「監視小屋」に泊まることにしました。監視小屋は一見、ただの民家のようです。
八畳一部屋で古い型の電話、小さな台所があります。
そしてここがなぜ「監視小屋」と呼ばれているのか、私はその晩、身をもって知るに至ったのです。
小屋には私のほかにもう独りの友人が一緒に泊まることになっていて、
私たちは修学旅行ののりではしゃぎながら布団を敷いたりしていました。
夕食を取りながら談笑しているとき、突然電話が鳴りました。
何事かとびくつきながらも電話に出ると用務員のおじさんで、
女子生徒二人と言うこともあって心配してくれているようでした。 はしゃぎ過ぎないように色々と注意を促され、
電話を切ろうとすると 「あぁ、忘れていたけど・・・西側の窓のカーテンは必ず閉めて寝なさい」とのこと。
そのときは「はぁい」と生返事で電話を切ったのですが、よくよく考えると意味がよくわかりません。
学校の裏手にあたる墓地はその方向ではないのに、
おかしいねと話しながら友人は何の気なしにそのカーテンを開けました。
そこには麻縄で禍々しく祭られた、古びた井戸がありました。
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:07:58.52 ID:iB3Qp+Qo0
度コの字型になった校舎と小屋に阻まれていて、
今まで目にする機会の無かったものだったのに一瞬ゾクリと悪寒が走りました。
「なんか気持ち悪いね」などと言いながら、私たちは一つの布団にくっつくようにして晩は眠りについたのです。
どれくらい眠ったのか・・・私は肩口の寒さに身体を震わせて目を覚ましました。
ふと見ると友人の姿がありません。小屋にはトイレがなかったので、教員寮の方に借りに行ったのかと思い、
しばらく待ってみましたが戻ってきません。
ドアを開けて外の様子を伺ってみましたが、校舎のほうからも教員寮からも戻ってくる気配はありません。
「何処行ったんだろう・・」と不安に駆られながら部屋に戻った私は、
本当に何気ない気持ちで先の窓のカーテンを開けてみました。
下着姿の友人は、井戸の側にいました。 そして腰の辺りに手をやってゴソゴソしています。
「なぁんだ、裏で用を足すつもりなのか」と呆れながらカーテンを閉めかけた私は、
ふと奇妙な感覚に囚われてもう一度井戸の方に目を向けて声を上げそうになりました。
ゴソゴソしていたと思っていたのは、腰に縄を巻きつけていたのだと気づきました。
そして今はしゃがみこんで縄の先に大きな石を括りつけています。
私は声も出ませんでした。すると今度は井戸からぬるりと白い手が伸びてきたのです。
手は何かを探るように蠢いて、やがて近くの麻縄を掴みました。 友人は深く頭を垂れて項垂れ、最早何の反応も示しません。
縄を掴んだ手はずるりずるりと石を手繰り寄せていきます。私は夢中で叫んだつもりでしたが、声が出ませんでした。
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:09:41.48 ID:iB3Qp+Qo0
「あぁ・・Aちゃんが連れていかれる・・っ!!」
そう思ったとき、闇を劈いてけたたましく電話のベルが鳴りました。
私はその音と同時に、敷いてあった布団に尻餅をつきました。
そのとたんに金縛りのようだった身体がふと軽くなるのを感じ、
気がつくと裸足で外へ飛び出して井戸の側の友人のところへ駆け寄りました。
放心状態の彼女を何とか小屋まで運び込み、 どれくらい呼びかけていたでしょう。
しばらくすると友人は我に返り、泣き出しました。恐怖から解き放たれた私も一緒になって泣き出しながら、
とりあえず誰かに助けを求めようと電話を引っ掴みました。
そのとたん私はしがみついていた友人共々、又しても布団に尻餅をついたんです。
受話器ごと掴んだ電話機はガワだけで、電話線が繋がるどころか中の機械部分が空っぽだったのです。
後から聞いた話によると開校当時、なぜかこの井戸に身を投げて自殺を図る生徒が後を絶たなかったため、
埋め立てようと試みたのですが関係者が相次いで亡くなるなどの不幸が続き、 結局は埋め立てを断念。
改築を重ねて井戸が人目につかないようにしたそうです。それでも何処からとも無く身投げをする人が現れるので、
それを監視する為に人を置く「監視小屋」が設置されたのですが、
小屋に在駐していた監視役の男性も井戸に身投げを図り、
小屋と井戸がそのまま放置される結果になったのだということです。
「カーテンを開けるな」と忠告した電話は、いったいどうやってかかってきたのでしょう?
そして彼は、果たしてその監視役の男性その人だったのでしょうか。
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:12:59.41 ID:2Z5JBKqj0
このスレクォリティ高杉
こえー(((( ;゚Д゚)))
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:17:57.21 ID:fe8mt/UFO
深夜に向け保守
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:22:31.52 ID:iB3Qp+Qo0
387 名前:古物商 投稿日:01/10/02 13:04
初めまして。私は都内で古美術を扱い、口を糊している者です。
さて、この仕事をしていますと色々な不可解な事象に出くわしますが、
今回は御挨拶も兼ね、今迄で一番強烈だった話をしたいと思います。
3年前のことです。私は稲城市のとある大きな農家から土蔵の整理を
召し使いました。なんでも息子さんが事業を始めるのにまとまった
入り用が欲しいとの事です。私は早速その立派な倉の中を相棒と物色
し始めました。めぼしい物を査定していると突然、相棒が「ほう」と
呟きました。何か面白い物でも見つかったのかと思い、相棒の元に
行ってみると相棒は一枚の絵画に見入ってます。
「狩野派だな?」「ああ間違いない」「誰だ?」
相棒はそれが入っていた箱の裏書きをみていましたが、何も書いてありません。
「無名か?」「いや暗くてわからん。でも調子から視て江戸中期だろう。
明和か安永か」「いずれにしても明るい所で落款、花押(署名)を調べないと」
私達は表に出て、改めてその絵を見つめ直しました。
絵は目が覚めるような美人画。流石は狩野派、線は堅くとも色使いは鮮やかです。
しかしどこを視ても、透かしても署名の類いはありません。
「無名だが、これは大した物だぞ!」「早く帰って調べてみよう!」
私達は相応のものを倉主に支払い、他の二足三文のがらくたと一緒にその絵を
持ち帰りました。その後その絵がもたらす不幸など考えもせずに…。
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:23:39.51 ID:iB3Qp+Qo0
391 名前:古物商 投稿日:01/10/02 17:34
390さん。御丁寧に有り難うございます。
このくらいの短さでよろしいでしょうか?
ただ一気に書き込める程短い話じゃありませんので、
徐々に書き込んでいきたいと思います。
まあへたくそな連載小説とでも思って読んでいただければ幸いです。
さて、稲城からの帰途、車の中で私達はあれこれ絵のことについて
話し合いました。狩野派は江戸画壇界でも保守派で知られています。
作品の対象は殆どの場合、風景や動物、静物等です。
しかし、江戸の文化の本流が侍から町人に移るにつれ、絵の対象も
役者絵や美人画、応挙にみる幽霊画などに変わっていきます。
浮世絵文化の台頭です。しかし、狩野派はそれを由としませんでした。
そんな格式ばった狩野派を嫌い、狩野派を密かに抜け野に下った才能ある
若い絵師が当時沢山いました。これで絵が無名なのも理由が分かります。
「もしかして英山かもしれないぞ!」「まさか!!」
そんなことを話ながらふと、車の外に目をやると普段と全然違う光景が
目に飛び込んできました。(ここは? …下町だ!)私達は何故か
深川の辺りを走行していました。私は驚いて相棒に聞きました。
「お前…外苑で高速降りたよな?」「ああ…なんでこんな所いるんだ?」
相棒も首をかしげるばかりです。外苑で高速を降りたのは記憶にある。
ほんの五分くらい前の事です。で、何故深川にいるのか?
私達は狐に摘まれたような思いで、車を店のある港区某所に向けました。
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:24:48.56 ID:iB3Qp+Qo0
415 名前:古物商 投稿日:01/10/03 12:33
皆さんお元気でしょうか? 今日も続きを書き込みたいと
思います。
さて、店に戻った我々は改めてその美人画を見つめ直しました。
絵は女が立て膝でだらしなく座っている様を描いてます。
女は下級遊女でしょう。乱れた高髷に簪が1本、櫛1本。ほつれた髪が
艶かしい。麻の衣は細い縦縞に朝顔の図柄。これをざっくりと羽織り、
帯を無造作に腰に巻いている様は夏の情事の後でしょう。
裾が乱れ真っ白な太股が見えます。まるでその奥の秘所迄見えそうです。
女は袂で顔を被い、口元は見る事は出来ません。
「……………」
私達は言葉を失いました。乱れ髪の描写の細やかさ、螺鈿の櫛の緻密さ、
着物の鮮やかさ! これだけの仕事ができる絵師は一体何者でしょう?
…ただ…何か…嫌な…落ち付かない感じがするのです。
深夜、何も理由がないのに急に不安がもたげて来る…そんな感じです。
理由は“目”でした。我々に流し目をくれる切れ長の細い目のその眼は、
針の先で突いた点の様に小さいのです。
相棒も同じ事を感じていたのでしょう、さっと絵を巻取ると、元の箱に
納めました。そして私に言いました。
「なんか…なんというか…」「嫌な感じだろ!?」「うん…ちょっとな。
もう遅いし今日はここ迄にするか」
たいして遅くもないのに相棒はそう言うと、さっさと車に乗り込み、
帰宅して行きました。私も店の照明を落とし、自宅のある2階へと戻った
のです。そして変異はその夜から起り始めました。
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:25:47.80 ID:iB3Qp+Qo0
430 名前:古物商 投稿日:01/10/03 19:23
続きです
その夜の事です。私は祖母の夢を見ました。私が生まれる前に逝去し、
会ったこともない祖母ですが、仏壇の遺影と同じ服装で祖母だと
分かりました。一つ違うのは遺影の祖母は白黒写真ですが、目の前の
祖母はカラーでした。
祖母が悲しそうな顔で私に話し掛けようとした瞬間、けたたましい
電話のベルに飛び起きました。電話は相棒の奥さんからでした。
「こんな遅くにどうしたんですか?」
「○○(相棒の名前です)が…交通事故を起こして…意識不明の重体で…」
泣きじゃくる奥さんを制して事情を聞くと、相棒は車で電信柱に突っ込み、
頭を強打して頭蓋骨骨折。今、病院の集中治療室で生死の境を彷徨っている
とのことです。
「一体どこでそんな?」「それが深川なんです。何故そんなとこで…」
「深川!?」私はつい奥さんの話を遮ってしまうくらいの大声を出して
しまいました。
「とにかくすぐそちらに行きますので」「いえ。面会謝絶ですので来て
頂いても…容態が変わったらすぐお知らせしますので」
私は重い気持ちで受話器を置き、びっくりして見つめている妻に事情を
話し、眠れぬ夜を過ごしました。幸い容態急変の電話はありませんでした。
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:26:50.21 ID:iB3Qp+Qo0
443 名前:古物商 投稿日:01/10/04 01:36
翌日はとても忙しい一日でした。まず同僚が入院している病院に行き、奥さんに
見舞金を渡しました。奥さんの話では、峠は越えたが予断を許さない状態とのこと。
その後、同僚の仕事と私のそれを一役でこなし、深夜に疲れ果てて帰宅。床に
付きました。
うなされて(悪い夢ですが、覚えていません)目が覚めると、いつも隣に寝ている
妻がいません。あれっ? っとその時、階下の店から女の泣き声がします。
妻の泣き声です。(なんだこんな時間に!?)私はいらいらしながら階段を降り、
うす暗闇の店の中で泣き咽ぶ妻を確認した時…この時私は始めて、はっきりと
パニックの虫が背中に爪痕をたてたのを、今でも非常に覚えています。
妻は接客用に拵えた店の奥座敷の床の間に伏せていました。そして床の間に飾って
あるのは………あの美人画でした。妻が箱から取り出して飾ったのでしょう。
雲の上を歩くような足取りで私は妻の元へ歩み寄り、その肩を優しくそっと揺り動かしました。
「どうしたの?」
妻は泣きじゃくり私の手をはね除け、いやいやをしながら増々大声で咽びあげます。
私はそんな妻の肩を抱き支えながら、掛けてある絵を外しました
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:27:51.29 ID:iB3Qp+Qo0
444 名前:古物商 投稿日:01/10/04 01:37
あれ程身も蓋もなく泣き叫んでいた妻は、私が絵を外した瞬間、急にぐったりと、
眠ってしまいました。信じられない程に穏やかな寝息です。
「どうしたの?」
はっとして振り向くと、娘(当時中学1年生でした)が不安そうな顔で見つめて
います。咄嗟に私は、
「ちょっとお母さんと喧嘩して…もう大丈夫だから」と答えました。
娘はまだ不信そうでしたが、納得したのか階上へと戻りました。
娘が部屋に戻って30分後、私は妻をおぶって寝室へ戻り、寝かせ付けたのです。
次の朝、私は明るい妻の呼び掛けで寝不足の目を覚ましました。
娘が学校に行った後、私は妻にさりげなく昨日の夜の事を尋ねました。
妻はニコニコしながら答えます。
「えっ??? 何それ?」
妻はまったく覚えていません。
その日もまず病院を尋ね、相棒の奥さんから相棒の命が助かった由を知りました。
しかも外傷に比べて脳の損傷が全くない事を知り、二人で手を取り合い喜びました。
さてその夜、昨日と全く同じ悪夢が繰かえされました。
私が厳重に隠したあの“絵”を妻は事もなく見つけ出し、床の間に飾っておいおい泣くのです。
この日は流石に娘に隠す事は出来ず、二人で妻をなだめ、寝かし付け、
三人一緒に奥座敷に布団を引いて寝ました。
翌日…妻は変になりました。
朝、私と娘は狼の遠吠えのような声で目を覚ましました。妻です。布団の中で仰向けの状態のまま、
「うおおおおぉおおん!! うおおおぉぉぉぉおおん!!」と獣のような声で哭き、
「しくしくしくしく」と子供のように泣くのです。
私は妻を大学病院へ連れて行きました。診断の結果は脳腫瘍でした。
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:28:52.39 ID:iB3Qp+Qo0
546 名前:古物商 投稿日:01/10/10 23:15
ようやくここに書き込むことができます。
実はタクシーにはねられて退院してきたばかりです。
昏睡状態のなかで、祖母にこれ以上話してはだめといわれました。
みなさん、中途半端ですみませんね!
でも、待ってる人そんなにいなかったりして(笑)
それでは。。皆様の御健康を心よりお祈りして。。
549 名前:古物商 投稿日:01/10/11 00:29
ただ、ひとつだけ。。。
此所に書き込んだからには気を揉んだ方に話しておきます。
私の店にあるあるものが擬人化して、夢に出て来て助けていただきました。
また、私の店にその絵画に書かれていたある骨董品が現存してまして、
それを深川のあるところに絵と一緒に供養(焼却)しました。
それで落ち着いたのです。今、私の相棒も妻も元気です。
あの悪夢は私の子供をも巻き込んだ大変なものでした(娘はエクソシストの
リンダ・ブレアみたいになりました)。
まぁ、詳しく話す事はできません。それはタクシー事故で知りました。
では、みなさんお元気で! 唐突ですが、察して下さい。
みなさんお元気で! こころより祈ってます
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:38:37.48 ID:iB3Qp+Qo0
この事件は、ニュースや「あなたの○らない世界」(私以外が投稿したらしい)でも放送されています。
当時、私の無二の親友だったT君は、高校受験のときも、彼の家で同じ家庭教師について勉強するほどの仲でした。
T君は地元から離れた高校に入学したため同じ高校生活を送ることはできませんでしたが、
卒業後、彼が地元に帰ってきて、美容師の資格を取り、
実家を次ぐ為に近くの美容院に勤め始めた頃には、また毎日のように遊ぶようになりました。
修行に・・といっては私のカットもしてくれたりして、私の彼女と共に仲良くしていました。
しかし、中古で買った車に乗り始めてから、「バックミラーに何か映るんだ・・・」と、奇妙なことを言い出すようになったのです。
最初は、「鳥か何かだよ」・・・・と言っていたのですが、次第に鮮明になってくるようで、
「女性のようなんだ・・・」とか、「白い服を着てる・・・」とか・・少し心配になった私は、車のお払いを勧めたのですが、
忙しいこともあって後回し後回しになってたようです・・・・。
数日後のお盆のある日・・・、彼の車がスピンして土手に落ちたとのこと・・・幸い彼はかすり傷で済みましたが、
たまたま私がそこを通りかかったときに彼は手を振ったのですが気づかなかったそうです・・
今思えば、なぜ気がつかなかったのだろう・・・と不思議に思いますが・・
そして、彼は車を売る決意をし、次に買う車の品定めなどを行っていた8/18・・・・彼は逝ってしまいました。
スピンしてから数日後です。大雨が降る中、市営バスと正面衝突で即死でした。
運転席側のドアが吹き飛び、頭部をバスの側面で強打・・・脳挫傷で運転席は血まみれだったそうです。
病院に運びばれたときには既に死亡していた為、警察署に運ばれ、私達友人も深夜でしたが警察署に駆けつけました。
T君の両親もすでに到着されていて、親父さんは、「Tと言う奴がいたと言うことを忘れないでやってくれ・・」
・・・と涙混じりでいう事が精一杯でした。
それから数日後、T君の夢を見ました。「何があった?」
・・・と、聞く私に対して、T君は無言・・・表情は少し寂しそうな顔をしていました。
今となっては、事故前にバックミラーに映った物が何かを知る術はありませんが、
もしかしたら死神だったのかな・・・と思っています。
455 :
風呂入る前に投下:2006/08/01(火) 23:44:00.06 ID:iB3Qp+Qo0
グアムやサイパンとうと、手近なリゾート地として、若い女性を中心に人気がありますよね。
でも、皆さんもご存じのとおり、グアムやサイパン等は、太平洋戦争の激戦地で、非常に多くの方々が亡くなっています。
これらの場所では、戦死者の霊がよく出没すると聞いています。
しかし、これらの戦死者の霊は、我々が住む日本を守るために自らの命を捧げた人達です。
決して、日本人に危害を加えるような悪霊ではないのです。
ですから、何も心配する必要はありません。
しかし、彼らをを敬い、供養する気持ちを忘れてはいけないと思います。
私が、色々と相談をしている寺の住職は、これらの戦場跡を慰霊のために幾度も訪れています。
その時のエピソードをひとつ・・・・。
グアム島・・・某ホテル・・・深夜・・・
住職が、寝室で休んでいるとき、廊下の向こうから、多数の兵隊が行進してくる軍靴の音が・・・。
そして、その行進は、住職の部屋の前で止まり、部屋の中に入ってきたそうです。
「自分は、福島県出身の〇〇一等兵であります。
この度は、戦友一同共に祖国日本への帰還を願いに参りました」
・・・・と、隊列の中から一人が前へ出て住職に向かって言ったそうです。
そこで、住職が般若心教境を唱えると、
彼らは、その般若心教に乗って日本へ帰還したとのこと。
同じように、戦死したアメリカ兵も住職の元へ現れて、
住職の唱える日本語の般若心境に乗ってアメリカへ帰還していったとのことです。
宗教、宗派は違っても、宗教は全ての人・霊の幸福のために存在することをこのことは示しているような気がします。
456 :
1/5:2006/08/01(火) 23:48:47.18 ID:SGuOeBc20
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は
早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
都会とは違い、空気が断然うまい。僕は爽やかな風を浴びながら
兄と田んぼの周りを駆け回った。
そして日が登りきり真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は「ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!」
と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄はさっきから別な方向を見ている。その方向には案山子(かかし)がある。
「あの案山子がどうしたの?」と兄に聞くと、兄は「いや、その向こうだ」と言って
ますます目を凝らして見ている。
僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと見た。
すると、確かに見える。何だ…あれは。
457 :
2/5:2006/08/01(火) 23:50:17.45 ID:SGuOeBc20
「あれ、新種の案山子じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かったから
農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!」
兄は僕の解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。
兄は「おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?」と驚いた口調で言い
気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り双眼鏡を持って再び現場にきた。
兄は少々ワクワクした様子で「最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!」
と言い、はりきって双眼鏡を覗いた。
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:51:06.17 ID:SGuOeBc20
すると、急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流してついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも兄に聞いてみた。「何だったの?」
兄はゆっくり答えた。「わカらナいホうガいイ……」
すでに兄の声では無かった。兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。
僕はすぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、落ちてる双眼鏡を取ろうとしたが
兄の言葉を聞いたせいか、見る勇気が無い。しかし気になる。
遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。
少し奇妙だが、それ以上の恐怖感は起こらない。しかし、兄は…。
よし、見るしかない。どんな物が兄に恐怖を与えたのか、自分の目で確かめてやる!
僕は、落ちてる双眼鏡を取って覗こうとした。
その時、祖父がすごいあせった様子でこっちに走ってきた。
僕が「どうしたの?」と尋ねる前に、すごい勢いで祖父が
「あの白い物体を見てはならん!見たのか!お前、その双眼鏡で見たのか!」と迫ってきた。
僕は「いや…まだ…」と少しキョドった感じで答えたら、祖父は「よかった…」と言い
安心した様子でその場に泣き崩れた。
僕はわけの分からないまま家に戻された。
帰ると、みんな泣いている。
僕の事で?いや、違う。
よく見ると、兄だけ狂ったように笑いながら
まるであの白い物体のようにくねくね、くねくねと乱舞している。
僕は、その兄の姿にあの白い物体よりもすごい恐怖感を覚えた。
そして家に帰る日、祖母がこう言った。
「兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。
あっちだと、狭いし、世間の事を考えたら数日も持たん…。
うちに置いといて、何年か経ってから田んぼに放してやるのが一番だ…。」
僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。
以前の兄の姿はもう無い。また来年実家に行った時に会ったとしても、それはもう兄ではない。
何でこんな事に…ついこの前まで仲良く遊んでたのに、何で…。
僕は必死に涙を拭い、車に乗って実家を離れた。
460 :
障子 ◆oNQIb2UJK. :2006/08/01(火) 23:54:50.75 ID:HcdnGnND0
ある学生がサッポロビールの入社試験を受けたが、
提出書類は白紙。にもかかわらず面接会場には姿を現した。
しかし今度は面接官が何を聞いても答えない。
面接官があきれているとその学生はこう言った。
「男は黙ってサッポロビール。」その学生は試験に合格したそうだ。
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/01(火) 23:56:19.50 ID:SGuOeBc20
祖父たちが手を振ってる中で、変わり果てた兄が一瞬僕に手を振ったように見えた。
僕は遠ざかってゆく中、兄の表情を見ようと双眼鏡で覗いたら、兄は確かに泣いていた。
表情は笑っていたが、今まで兄が一度も見せなかったような最初で最後の悲しい笑顔だった。
そしてすぐ曲がり角を曲がったときにもう兄の姿は見えなくなったが
僕は涙を流しながらずっと双眼鏡を覗き続けた。
「いつか…元に戻るよね…」
そう思って兄の元の姿を懐かしみながら緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。
そして兄との思い出を回想しながらただ双眼鏡を覗いていた。
…その時だった。
見てはいけないと分かっている物を、間近で見てしまったのだ。
くねくね
462 :
もう誰もいないかな:2006/08/02(水) 00:09:34.75 ID:casTX3mO0
がちがちのオカルト否定派の友人から聞いたので印象に残った話。
その友人が、同じく幽霊なんて馬鹿じゃん派の先輩と他の友人二人で心霊スポット
に深夜ドライブに出かけた。「ネットで見つけた”霊感ゼロの人でも見る”」クラ
のスポットで、そのページでは「ドクロマークが5つついてた。」らしい。
関東の北のほうの湖だか沼だかだった。その湖を囲む道を、先輩の車で菓子食って
おしゃべりしながら2時間近くもぐるぐる回っていた。周囲は山で民家の明かりが
ぽつぽつあるほかはたいした明かりも無く、他の車のとおりも無い気味の悪い所だ
ったが、別段変わった事は起こらなかった。「やっぱ何もおこらねーじゃん。」
「何がドクロ5つだよ」と友人たちは笑いあった。
そのとき後ろから短いサイレンの音。「ウーゥ」
「前の車。左に寄せて止まりなさい」
降りてきた警官は免許見せて、とか何しに来たのとか聞いてくる。
先輩はむっとして、ここには暇だからドライブに来た、自分らはスピードも出し
てないし、飲酒もしてない。なんで職質なんて受けなきゃいけないんですか、と
慇懃無礼な態度で質問した。
警官が言うには「近所の住人から通報があったんだ。屋根の上に人を立たせて走
ってるシビックが走ってて、危ないからやめさせてくれって
463 :
ふぉっくす ☆ ◆FOX///5OcQ :2006/08/02(水) 00:11:08.19 ID:hKKlsNHP0
シビック・・・
宗一郎に謝れ!!
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:15:03.82 ID:qOiKYrGt0
くねくね
465 :
くねくねの元の話:2006/08/02(水) 00:15:13.84 ID:casTX3mO0
わたしの弟から聞いた本当の話です。
弟の友達のA君の実体験だそうです。
A君が、子供の頃A君のお兄さんとお母さんの田舎へ遊びに行きました。
外は、晴れていて田んぼが緑に生い茂っている頃でした。
せっかくの良い天気なのに、なぜか2人は外で遊ぶ気がしなくて、家の中で遊んでいました。
ふと、お兄さんが立ち上がり窓のところへ行きました。
A君も続いて、窓へ進みました。
お兄さんの視線の方向を追いかけてみると、人が見えました。
真っ白な服を着た人、(男なのか女なのか、その窓からの距離ではよく分からなかったそうです)が1人立っています。
(あんな所で何をしているのかな)と思い、続けて見るとその白い服の人は、くねくねと動き始めました。
(踊りかな?)そう思ったのもつかの間、その白い人は不自然な方向に体を曲げるのです。
とても、人間とは思えない間接の曲げ方をするそうです。
くねくねくねくねと。
A君は、気味が悪くなり、お兄さんに話しかけました。
「ねえ。あれ、何だろ?お兄ちゃん、見える?」すると、お兄さんも「分からない。」と答えたそうです。
ですが、答えた直後、お兄さんはあの白い人が何なのか、分かったようです。
「お兄ちゃん、分かったの?教えて?」とA君が、聞いたのですが、
お兄さんは「分かった。でも、分からない方がいい。」と、答えてくれませんでした。
あれは、一体なんだったのでしょうか?今でも、A君は、分からないそうです。
「お兄さんに、もう一度聞けばいいじゃない?」と、私は弟に言ってみました。
これだけでは、私も何だか消化不良ですから。
すると、弟がこう言ったのです。
「A君のお兄さん、今、知的障害になっちゃってるんだよ。」
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:17:55.27 ID:lFoOZgp5O
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:24:17.66 ID:casTX3mO0
先月のことです。Aと俺は山へ測量に入りました。
山の測量に行く時は、最低3人で行くようにしていたんですけど
行くハズだった奴がインフルエンザで倒れて、他に手の空いてる人も居なかったんで
しょうがなく2人で行くことになったわけです。
でもやっぱり不安だったんで、境界を案内してくれる地元のおっさんに
ついでに測量も手伝ってくれるように頼みました。
おっさんは賃金くれればOKという事で、俺たちは3人で山に入りました。
前日からの雪で山は真っ白でした。
でも、ポールがよく見えるので、測量は意外にサクサク進みました。
午前中一杯かかって尾根の所まで測ったところで、おっさんの携帯が鳴りました。
おっさんはしばらく話をしていましたが、通話を終えると、急に用事ができたので下りると言い出したのです。
おいおいって思ったんですけど、あとは小径に沿って土地の境界やから、そこを測っていけばイイからって言われて
小径沿いだったら大丈夫かもな、まぁしゃーないか
みたいなムードで、結局Aと俺の二人で続きをやることになりました。
ところがおっさんと別れてすぐ、急に空が曇ってきて天候が怪しくなってきました。
このまま雪になるとヤバイよな、なんて言いながら、Aと俺は早く済まそうと思ってペースを上げました
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:25:18.42 ID:casTX3mO0
ところで、俺らの会社では山の測量するのに
ポケットコンパスって呼ばれている器具を使っています。
方位磁石の上に小さな望遠鏡が付いていて、
それを向けた方向の方位や高低角が判るようになっています。
軽くて丈夫で扱いが簡単なので、山の測量にはもってこいなんです。
俺はコンパスを水平に据え、ポールを持って立っているAの方に望遠鏡を向けて覗きました。
雪に覆われた地面と枝葉に雪をかかえた木立が見えますが、ポールもAの姿も見えません。
少し望遠鏡を動かすと、ロン毛の頭が見えたので、
次に、ポールを探して目盛りを読むためにピントを合わせました。
(あれ?)
ピントが合うと、俺はおかしなことに気付きました。
俺たちはヘルメットを被って測量をしていたのですが、
Aはなぜかメットを脱いでいて、後ろを向いています。
それにAの髪の毛は茶髪だったはずなのに、今見えているのは真っ黒な髪です。
(おかしいな)
望遠鏡から目を上げると、Aがメットを被り、こっちを向いて立っているのが見えました。
が、そのすぐ後ろの木立の隙間に人の姿が見えます。
もう一度望遠鏡を覗いて少し動かしてみました。
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:26:19.01 ID:casTX3mO0
女がいました。
立木に寄りかかるように後ろ向きで立っています。
白っぽい服を着ていて、黒い髪が肩を覆っていました。
(こんな雪山に・・・なんで女?)
俺はゾッとして望遠鏡から目を離しました。
「おーい!」
Aが俺の方に声を掛けてきました。
すると、それが合図だったかのように、女は斜面を下って木立の中に消えてしまいました。
「なにやってんスかー。はよして下さいよー。」
Aのその声で、俺はわれに返りました。
コンパスを読んで野帳に記入した後、俺は小走りでAのそばに行って尋ねました。
「今、お前の後ろに女立っとったぞ、気ぃついてたか?」
「またそんなこと言うて、止めてくださいよー。」
笑いながら、そんなことを言っていたAも、俺が真剣だとわかると
「・・・マジっすか?イヤ、全然わかりませんでしたわ。」
と、表情が強ばりました。
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:27:33.62 ID:casTX3mO0
Aと俺は、あらためて木立の方を探りましたが、木と雪が見えるばかりで女の姿はありません。
「登山してるヤツとちゃうんですか?」
「いや、そんな風には見えんかった・・」
そこで俺は気付きました。
あの女は、この雪山で一人で荷物も持たず、おまけに半袖の服を着ていたんです。
「それ、ほんまにヤバイじゃないっスか。気狂い女とか・・・」
Aはかなり怯えてました。
俺もビビってしまい、居ても立ってもいられない心持ちでした。
そんなことをしているうちに、周囲はだんだん暗くなって、とうとう雪が降ってきました。
「はよ終わらして山下ろ。こらヤバイわ。」
俺たちは慌てて測量作業を再開しました。
天候はドンドン悪化して、吹雪のようになってきました。
ポールを持って立っているAの姿も見にくいし
アッという間に降り積もる雪で、小径もわかりづらくなってきました。
携帯も圏外になっていました。
俺は焦ってきて、一刻も早く山を下りたい一心でコンパスを据え付けました。
レベルもろくに取らずに、Aの方に望遠鏡を向けようとしてそっちを見ました。
すると、さっきの女がAのすぐ後ろに立っていました。
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:28:34.09 ID:casTX3mO0
今度は前を向いているようですが、吹雪のせいで良く見えません。
Aは気付いていないのかじっと立っていました。
「おーい!」
俺が声をかけてもAは動こうとしません。
すると、女のほうが動くのが見えました。
慌てて望遠鏡をそっちに向けてビビリながら覗くと
女は目を閉じてAの後ろ髪を掴み、後ろから耳元に口を寄せていました。
何事か囁いているような感じです。
Aは逃げようともしないで、じっと俯いていました。
女は、そんなAに囁き続けています。
俺は恐ろしくなって、ガクガク震えながらその場に立ち尽くしていました。
やがて、女はAの側を離れ、雪の斜面を下り始めました。
すると、Aもその後を追うように立木の中へ入って行きます。
「おーい!A!何してるんや!戻れー!はよ戻ってこい!」
しかし、Aはそんな俺の声を無視して、吹雪の中、女の後を追いかけて行きました。
俺は、測量の道具を放り出して後を追いました。
Aはヨロヨロと木立の中を進んでいます。
「ヤバイって!マジで遭難するぞ!」
このままでは、自分もヤバイ。
本気でそう思いました。
逃げ出したいっていう気持ちが爆発しそうでした。
周囲は吹雪で真っ白です。
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:29:57.90 ID:casTX3mO0
それでも、何とかAに近づきました。
「A!A!しっかりせえ!死んでまうぞ!」
すると、Aがこっちを振り向きました。
Aは虚ろな目で、あらぬ方向を見ていました。
そして、全く意味のわからない言葉で叫びました。
「*******!***!」
口が見たこともないくらい思いっきり開いていました。
ホンキで下あごが胸に付くくらい。
舌が垂れ下がり、口の端が裂けて血が出ていました。
あれは、完全にアゴが外れていたと思います。
そんな格好で、今度は俺の方に向かってきました。
「・・・****!***!」
それが限界でした。
俺は、Aも測量の道具も、何もかも放り出して、無我夢中で山を下りました。
車の所まで戻ると、携帯の電波が届く所まで走って、会社と警察に電話しました。
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:31:08.51 ID:casTX3mO0
やがて、捜索隊が山に入り、俺は事情聴取されました。
最初は、あの女のことを、どう説明したらよいのか悩みましたが
結局見たままのことを話しました。
警察は淡々と調書を取っていました。
ただ、Aに女が何かを囁いていた、というところは繰り返し質問されました。
翌々日、遺体が一つ見つかりました。
白い夏服に黒髪。
俺が見た、あの女の特徴に一致していました。
俺は警察に呼ばれて、あの時の状況についてまた説明させられました。
その時に、警察の人から、その遺体についていろいろと聞かされました。
女の身元はすぐにわかったそうです。
去年の夏に、何十キロも離れた町で行方不明になっていた女の人でした。
ただ、なぜあんな山の中に居たのかはわからない、と言うことでした。
俺は、あの時のことはもう忘れたい、と思っていたので
そんなことはどうでもエエ、と思って聞いていました。
けれど、一つ気になることがありました。
女の遺体を調べたところ、両眼に酷い損傷があったそうです。
俺は、Aのヤツそんなことをしたのか、と思いましたが
どうも違ったみたいで、その傷は随分古いものだったようです。
「目はぜんぜん見えんかったはずや。」
警察の人はそう言いました。
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:33:49.47 ID:casTX3mO0
結局、Aの行方は、今でもわかっていません。
残された家族のことを考えると、Aには生きていて欲しい、とは思いますが、
あの時のことを思い出すと、正直なところ、もう俺はAに会いたくありません。
ただ、何となく嫌な予感がするので、先週、髪を切って坊主にしました。
終わりです。
追記
Aは春先に山で発見されました。下着姿で凍死。やはり目に怪我をしていたそうです。
眼窩に木片が残っており、どうやら木の枝などで目を潰したらしい。
もう一つ、Aの失踪後に本社の事務員が一人行方不明になりました。
Aが発見された場所から数キロしか離れていないところに車が乗り捨てあったそうです。
以上の話は実体験ではなく伝聞ですので信頼性は低いのですが。
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:36:26.97 ID:GwxBNRENO
俺的には、人肉食べた、なんとか丸とか小屋の四隅に立つ話みたいな非現実的なヤツが好きなんだが、(未知の事に恐怖、興味を抱く日本人的心理ですかね?)
そんな感じの話ないですかね?
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:42:28.89 ID:lFoOZgp5O
高校の頃に付き合ってた彼女がいた
彼女がピアノのレッスンをしている時に
彼女のお母さんとお茶を飲むのが至福のひとときだった
ある日、アルバムを見ていた彼女のお母さんが一言こう言った
「娘をよろしくお願いします」
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:43:13.29 ID:lFoOZgp5O
やがて高校の卒業式を迎えた
学校が違ったため、1日早く休みを迎えた俺は
彼女の卒業式の日、1人家で彼女からの連絡を待った
昼を過ぎても連絡がない
夕方を過ぎても連絡がない
やがて夜になり、夜中を越え、連絡が無いまま朝になった
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:44:04.40 ID:casTX3mO0
さーちゃんという友達がいます。このコが、
「最近夢の中で、無表情な細い目の男があたしの髪掴んで引きずろうとするの。
やめてって言うのにニヤニヤしてやめないの。もう3回もその夢見たんだけど、
どういう意味かなあ」と言ってました。
それからしばらくして、友達4人(さーちゃん含む)で1人暮らしの子のアパートで、鍋パーティしました。
焼酎やカシス割を飲んでダラダラしてるうちに、さーちゃんともう一人の友だちがこたつで寝てしまい、
私は起きてる友達とTVを見ながらまだ飲んでいました。
するとさーちゃんがなにか寝言をごにょごにょ言い出しました。
最初は何を言ってるかよくわからなかったのですが、次第にはっきりとした声で、
「やめてください・・・・・本当にやめてください・・・・・」
と呟きながら自分で自分の髪を引っ張りだしたのです。
私と友達がびっくりしてさーちゃんの顔を覗きこむと、さーちゃんは眠ったまま、
ニヤニヤと薄ら笑いを浮かべていました。
私たち2人は顔を見合わせたまま、呆然として、なぜかさーちゃんを起こせませんでした。
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:44:15.78 ID:lFoOZgp5O
翌日彼女に会った
前日は、卒業式の打ち上げでカラオケに行き
その後色々あり、一緒にいた男と寝たと言った
許すつもりだった
彼女のお母さんの言葉が心に残っていたわけでないが、彼女のことを愛していた
でも彼女の言葉は違った
「彼が好きなの」
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:46:19.28 ID:lFoOZgp5O
やがて東京の大学に進学するため、俺は地元を離れた
バイトと勉強に明け暮れた生活で
友達と同じように彼女を作る暇は無かった
作る気も無かった
そんな生活が2年程続いた時
久しぶりに彼女から連絡が来た
彼女のお母さんの訃報だった
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:48:12.67 ID:lFoOZgp5O
あまり親戚もいなかったため、俺も式を手伝うことになった
ただ、彼女と話すことはほとんど無かった
やがて式が終わり一段落がついた頃
彼女に2人で話がしたいと言われ、呼び出された
彼女が持ってきたのは少し古びた日記だった
整理をしている時に見つけたらしい
そこにはあの日のことが、まだ年端も行かない俺に向けて
娘を託したことが記されていた
彼女は何度も謝った
あの時の男とはすぐに別れ、その後は俺と同じでずっと1人だったらしい
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:49:39.67 ID:lFoOZgp5O
僕は彼女に言う「結婚しよう」
それから二年後僕らは式を挙げた。
式の日の夜、彼女は疲れ果てて深い眠りに就いていた。
僕も同じく疲れて寝ていたのだが、夜中にトイレに目を覚ますと
枕元に彼女のお母さんが立っていた。驚いたが僕は言う。
「彼女を一生かけて幸せにします」
その言葉を聞いたお母さんはニコリと笑い
「ありがとう。娘をよろしくね」と言い
ふうっと消えていった。
終わり
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:51:52.57 ID:casTX3mO0
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:52:16.53 ID:MmN+lcD0O
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:52:54.75 ID:GTRbrjDp0
_ ,,, . .,,, _
,.、;',,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,.`丶.
/,;;;;;;;;;;;;;:、- ‐ ' ''= 、;;,.ヽ
. ,',;;;;;;;;;;;i'" ヽ;,.'、
{,;;;;;;;;;;;;{ _,,;;;;,、 ,,;,、;,.',
_l,;;;;;;;;;厂 〃 .__、` ,r' ゙゙`'};;,.j
. { トヽ;;;;;! '´ ̄ ` { '=ッ{;< ! . , , .
. ヽ.ゞさ;;} ,.r'_ ,..)、 !;,.! ヽ、_,人_,ノ、_,从,人.ィj、ノv1
ヽニY ,.r' _`;^´! ,';/ )
ヾ:、 ヾ= 三;〉 /'′ ‐=、´ ええ話や!!!!!!!!!
ノ,;:::\ ` ー" , ' )
,.、-',;;;{ ヾ:ヽ、 __ ,∠、
',,;;;{ {;;;;;;ヽ }::〈;;;;;;;;l iヽ、 , '⌒r‐v'ヽィ'⌒Yソ、ト、!yヘ!
,;;;;;ヽ、ヽ;;;;\ ,r'::::ノ;;;;;;j j;;;;,.`ヽ、
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:53:39.57 ID:lFoOZgp5O
>>483 いやいや、いいんだよ
それよりさーちゃんは終わり?
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:56:27.67 ID:Jh0MALgT0
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:58:21.06 ID:gGlGjbyT0
じゃあ、おれが高校を卒業して、就職した時の就職先での話し。
当時、高校を卒業して、みんなが大学デビューを果たしたところ。
おれはある食品工場(高卒ならデフォだよなw)に就職してな。
基本的に工場の中は、おおまかに分けると作業をするブロックと事務をするブロック、で休憩所みたいなところ。
作業をするブロックてのは、ご想像の通り、ベルトコンベアーがあって、そこを流れているものを両脇に立った
おばさんとかおばさんとかおばさんとかが作業やってるところなわけだが。
その中には商品の重さを量って自動で、不良品と市場に出回る物と分ける機械があるわけ。
シーズンオンになって工場がいそがしくなると、その機械が夜通しぶっつづけで動くこともあるんだ。
おれはそんな日に、残業で夜中まで残ってた(PCが出来ると言ったら事務もやらされた)。
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 00:58:59.09 ID:casTX3mO0
490 :
怖い話じゃないよ:2006/08/02(水) 01:01:06.86 ID:casTX3mO0
私の母は私を産む前に2回流産しており、3度目(私)も何度か駄目になりかけていたそうです。
妊娠4ヶ月頃の時もやはり体調を崩して流産しかけたらしいのですが、
その時、庭で二人の女の子が遊んでいる声を聞いたそうです。
その当時の我が家の立地条件から、近所の子が庭で遊ぶなんて事は考えられないということで、
看病しに来ていた叔母に見に行ってもらったそうです。
そしたらその女の子達が、「妹が心配なの」とただ言っていたそうです。
叔母が母にこの話をしたとき、「もしや」と思ったそうです。
産めないまま水子にしてしまった子達ではないか、と。
その晩、母はこんな夢をみたそうです。
目元がよく似た二人の女の子が光る玉らしきものを抱えていて、
「自分達は生まれてもすぐ死んじゃう運命だったから、次の子に全部任せる事にしたんだけど、
今のままじゃまた生まれてもすぐ死んじゃうからこれを渡したかった」
と言ったそうです。
そして、ぼうっと立ちつくす母に向かってその玉を渡したそうです。
その数ヶ月後に、母は未熟児でしたが無事女児を産みました。これが私なんですが。
乳幼児の頃はかなり病弱だったそうなのですが、2歳の時に病院でずっと、
「お姉ちゃんがいる」と言っていたそうです。(記憶はありませんが)
今19歳ですが、無事健康優良児で生きています。
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:08:57.69 ID:gGlGjbyT0
残業に残っているのは同期の奴と2人でな。
2人でPCをカチャカチャいじっていると、その機械が動いてる音がするわけだ。
ブーーーーーーーーーーーーーーーーーン
「……。」カチャカチャカチャカチャ
「……。」
そうすると機械が急に止まったわけ。
ブーーーーーーーーーーー ン ン ンン ンゥみたいな。
「おかしいな。停電か?」
「そんなわけないだろ、こっち電気ついてるし。お前見てこいよ。」
そう同期の奴に命令されて、しぶしぶ機械の様子を見に行く。
そうすると、なんてことない。ただ電源がオフになってただけ。
だから、電源をオンにした。と同じに携帯が鳴った。その日は残業していないやっぱり同期の友人からだった。
「おい!〇〇(残業してた同期)が交通事故にあってな!!さっき死んだって!」
「え?」
急いでさっきの部屋に戻ると、机の上のPCは確かに2つついていた。
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:11:00.22 ID:MmN+lcD0O
5、6年ぐらい前の話だけど、ある日俺と友達のKとKの彼女と三人で、Kの家で飲んでた時の話…
どんどん飲んでる内に、怖い話をしようって事になって、三人で結構遅くまで盛り上がってたんだけど
何時ぐらいだろう…多分深夜の2時ぐらいの時間だと思うけど、一区切り話が終わった時、急に外でお寺の鐘の音が聞こえたんだよ
『ゴーーーン…』って
俺も地元だし、確かにKの家の近くにはお寺はあったんだけど、明らかに鳴るような時間帯じゃないし、しかも鳴ったのがその一回だけだった
はっきり言ってガクブルな心境だったけど、そこは酒の力が勝って外に出て調べてみる事にしたんだけど…
結局何も起きなかったよ
でもおかしいんだよね…寺があるのは少し街よりの下の方なのに
鐘の音が聞こえたのは山の方からだったんだよね…
山の方にあるのは確か…防空壕…。
終
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:13:32.00 ID:casTX3mO0
夜中,私は一人でテレビを見ながら,いつの間にかうとうととしていました.
ふと気づくと,なぜか部屋の電気は消え,テレビの画面だけが
ぼおっと暗い闇に浮かび上がっています.
テレビ画面にはやたらと長い石階段が映っています.
生放送なのでしょうか.そこも暗闇に覆われています.
そして,まるで私が見るのを待っていたかのように,
画面は階段の上へと移動しはじめました.
画面にはまったく登場人物がいません.ナレーションもありません.
静かな暗闇の中,カメラマンをはじめスタッフらしき人たちの足音だけが
コツ,コツ,と響いています.
やがて石段を昇りきり,鳥居をくぐり,境内の森の中へとカメラは進んで行きます.
しばらくしてカメラは,ふと止まりました.そして照明が落とされます.
画面はほとんど真っ暗です.
私は部屋の電気を点けるのも忘れてその真っ暗な画面を凝視しつづけました.
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:15:59.89 ID:casTX3mO0
かなり長い沈黙の後,さっと,白い影と明かりが画面上を横切りました.
そしてまた沈黙が続きます.
やがて,カーン,カーンと釘を打つような音が聞えました.
数分間その音は続き,それが終わった後,また白い影と明かりが画面を横切りました.
また沈黙.
やっとすこしだけ照明がつき,カメラは先ほど音がした方へと近づいて行きます.
足音からしてカメラマン以外にもまだ数名,スタッフがいるのでしょうが,
私がテレビを見はじめてから,まだ一言も人間の声が聞えてきません.
さて,しばらくして,カメラはひとつの木へどんどんと近づいて行きました.
その木の幹には藁人形が五寸釘で打ち付けられています.
その藁人形へさらにカメラが近づく.そして….
見なければよかった.
その藁人形には私の名が書かれ,私の写真が貼られたあったのです.
終わり
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:17:01.39 ID:Brux9tPyO
俺就職先決まってないんだ 怖いよ
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:18:25.42 ID:gGlGjbyT0
俺はすぐ工場を出て、駐車場に彼の車が止まっているか確認した。
無い。
そのまま病院へ向かった。
残業についても次の日、先輩に聞いてみたが残業なんかしていなかったという。
彼はその日、いつも通り出勤して、いつも通り帰ったんだそうだ。
そういえば、その日奴にはいそがしくて会えなくてさよならの挨拶をしてなかった…。
先輩は最後に「きっと、さよならって挨拶したかったんじゃないか?」と俺に言った。
それまでは、不思議と悲しくもなく、むしろあの日の出来事に驚いていたけど、
その一言を聞いた途端涙が止まらなくなった。
終り
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:20:11.84 ID:4ky2JoeQO
だれか コトリバコ
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:26:04.59 ID:casTX3mO0
912 小箱 1 2005/06/06(月) 12:57:48 ID:lJdBivui0
俺、暇なときにまとめサイト見てる者です。
俺自身霊感とかまったくなくて、ここに書き込むようなことは
ないだろうなぁって思ってたんですが、
先月あったホットなお話を書き込もうかと思いここに来た次第。
一応話の主役の許可は取って書き込んでます。
ここなら多くの人が信じてくれそうなので。
長文かも。(文才もなく長文カキコもほとんどしたこと無いので読みにくいかも)
冒頭述べたように、俺自身にはまったくもって霊感などは存在してません。
なのでこれ、ホントに霊とか絡んでる話かは俺には判別不可。
皆さんに判別してほしい。
会話の内容も、覚えてるものを書いているのでかなり乱文かもしれません。
で、本題。
この話は、霊感の強い友達の話。
その友達は中学生の時からの付き合いで、30手前になった今でも
けっこう頻繁に遊んだり、飲みに行くような間柄。
そいつん家は俺らの住んでるところでもけっこう大きめの神社の神主さんの
仕事を代々やってて、普段は普通の仕事してるんだけど、正月とか
神事がある時とか、ケコーン式とかあると、あの神主スタイルで拝むっていうのかな?
そういった副業(本業かも)をやってるようなお家。
普段は神社の近くにある住居にすんでます。
で、その日も飲みに行こうかってことで、とりあえず俺の家に
集合することになったんです。
先にそいつと、そいつの彼女が到着して、ゲームしながらもう一人の女の子を待ってたんです。
その神社の子をM、遅れてくる子をS、俺のことをAとしますね。Mの彼女はKで。
499 :
怖い話じゃないよ:2006/08/02(水) 01:27:03.36 ID:casTX3mO0
913 小箱 2 2005/06/06(月) 12:58:15 ID:lJdBivui0
しばらくゲームしながら待ってたら、Sちゃんから電話がかかってきたんです。
Sちゃん「ごめんちょっと遅れるね、面白いものが納屋から見つかって、家族で夢中になってた〜
「Aってさ、クイズとかパズル得意だったよね?面白いものもって行くね!
「もうちょっと待ってて〜〜〜 ってな感じの内容でした。
で、40分くらいしたころかな、Sちゃんがやってきたんです。
その瞬間、というかSちゃんの車が俺ん家の敷地に入った瞬間かな
Mが「やべぇ。これやべぇ。やべ・・・・ どうしよ・・ 父ちゃん今日留守だよ」 って言ったんです。
俺「ん?Mどうしたが?また出たんか?」
K「大丈夫!?またなん?」
M「出たってレベルのもんじゃねぇかも・・・・ はは・・ Aやべぇよこれ、Sちゃん・・まじかよ」
Mは普段は霊感あるとかオバケみるとか神社の仕事とか、あまり話題には出さないんですが、
たまにこうやって怯えてるんですよ。
俺もSもKも、そのことは知ってるんですがMが突っ込んだ話されるのを嫌がるので
普段はあまり話題にしません。
Sちゃんが俺の部屋まで上がってきました。
Mは顔面蒼白ってかんじで、
M「Sちゃんよ・・・・ 何持ってきたん?出してみ・・・」
S「え?え?もしかして私やばいの持ってきちゃった・・・のか・・な?」
M「うん・・」
S「これ・・・来週家の納屋を解体するんで掃除してたら出てきたん」
そういってSちゃんは木箱を出したんです。
20a四方ほどの木箱でした。電話でパズルって言ってたのはこのことだろう、
小さなテトリスのブロックみたいな木が組み合わさって箱になってたと思う。
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:27:35.13 ID:casTX3mO0
914 小箱 3 2005/06/06(月) 12:59:09 ID:lJdBivui0
M「それ以上触んなや!触んなや!!」
その瞬間、Mはトイレに猛ダッシュ「おぅえぇええ。ぅぇえぇうぇええええ」
嘔吐の声が聞えてきました。
Kがトイレに行ってMの背中をさすってやってるようでした。(良い彼女だ・・w)
一通り吐き終えたMが戻ってきました。
Mが携帯を取り出し電話をかけました。
M「とうちゃん・・・・コトリバコ・・・ コトリバコ友達が持ってきた」
M「俺怖い。じいちゃと違って俺じゃ、じいちゃみたくできんわ・・」
M泣いてました。とうちゃんに電話かけて泣いてる29歳・・・
それほど恐ろしいことなんでしょう。俺も泣きそうでした。
M「うん付いちょらん、箱だけしか見えん。」
M「跡はあるけどのこっちょらんかもしらん」
M「うん、少しはいっちょる、友達のお腹のとこ」
M「シッポウの形だと思う・・・シッポウだろ?中に三角ある。シッポウ」
M「間違いないと思う、だって分からんが!俺は違うけん!」
(なにやら専門用語色々でてたけど、繰り返していってたのはコトリバコ、シッポウ
(もっと色々言ってたけど忘れました、ごめん)
M「分かったやる。やる。ミスったら祓ってや、とおちゃん頼むけんね」
Mここで電話を切りました。
最後にMは2分ほど思いっきり大泣きして、しゃくりあげながら「よし」
と正座になり、自分の膝のあたりをパシっと叩きました。
もう泣いてませんでした。なにか決意したようで。
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:28:24.09 ID:4ky2JoeQO
でたぁぁぁぁぁぁぁあ
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:28:44.45 ID:casTX3mO0
916 小箱 4 2005/06/06(月) 13:04:52 ID:lJdBivui0
M「A・・カッターか包丁貸してごせや」
(「ごせ」ってのはうちらの方言で、〜してくれとかの語尾ね)
俺「お、おい、何するん!?」
M「誰か殺そうっちゅうじゃない、Sちゃん祓わないけん」
M「Sちゃん、俺みて怯えるなっちゅうのが無理な話かもしらんが、怯えるな!」
M「KもAも怯えるな!とにかく怯えるな!怯えるな!!負けるか!負けるかよ!!」
M「俺が居る!怯えるな!怯えるな!」
M「なめんな!俺だってやってやら!じいちゃんやってやら!見てろよ糞!糞ぉおおおおお!」
Mは自分の怯えを吹き飛ばすかのように咆哮をあげていました。
Sちゃん半泣きです・・・怯えきってました。俺もKも泣きそうです。ほんとにちびりそうだった・・・
S「分かった、分かった、がんばっでみる」俺もSもKもなにやら分からないけど、分かった分かったって言ってました。
M「A包丁かカッター持ってきてごせや」
俺「お、おぅ・・」包丁をMに手渡しました。
M「A俺の内腿、思いっきしツネってごせや!おもいっきし!」
もう、わけ分からないけど、Mの言うとおりにやるしかありません。
M「がぁあああああがあぐいうううあああ・・・・・”!!!」
Mの内腿をツネり上げる俺。
俺に腿をつねり上げられながら、Mは自分の指先と手のひらを包丁で切りつけました。
たぶん、その痛みを消すためにツネらせたのかな?
M「Sちゃん口開けぇ!」
MはSちゃんの口の中に、自分の血だらけの指を突っ込みました。
M「Sちゃん飲みぃ、まずくても飲みぃ」
S「あぐ;kl:;っぉあr」
Sちゃん大泣きです。言葉出てなかったです。
M「◎△*の天井、ノリオ? シンメイイワト アケマシタ、カシコミカシコミモマモウス」
なにやら祝詞か呪文か分かりませんが、5回〜6回ほど繰り返しました。
呪文というより浪曲みたいな感じでした。
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:29:42.63 ID:casTX3mO0
917 小箱 5 2005/06/06(月) 13:05:27 ID:lJdBivui0
そしてMがSちゃんの口から指を抜くとすぐ、SちゃんがMの血の混じったゲロを吐きました。
S「うぇええええええええええおええわええええええええ」
M「出た!出た!おし!!大丈夫!Sちゃんは大丈夫!」
M「次・・・!」
M「じいちゃんみててごせや!」
Mは血まみれの手を、Sちゃんの持ってきた木箱の上にかぶせました。
M「コトリバココトリバコ ◎△*??Й・・・」
M「いけん・・いけん・・やっちょけばよかった」
Mがまた泣きそうな顔になりました。
M「A!っとおちゃんに電話してごせや」
言われたとおりにMの携帯でMのとおちゃんに電話をし、Mの耳元にあてました。
M「とおちゃん、ごめん忘れた、一緒に呼んでくれ(詠んでくれかな?)」
Mは携帯を耳にあて、右手を小箱添えて、また呪文みたいなものを唱えてました。やっぱり唄ってるみたいな感じでした。
M「終わった。終わった・・・・おわ・・・ったぁ・・うぅえぇえええ」
Mはまた号泣してました。大の大人が泣き崩れたんですよ。
Kによしよしされながら、20分くらい大泣きしてました。
俺とSとKも号泣で、4人でわんわん泣いてました。
その間も、Mは小箱から決して手を離さなかったような気がします。
(号泣してたんであまり覚えてませんがw)
すこし落ち着いてから、Mは手と箱を一緒に縛れる位のタオルかなにかないか?
って聞いてきたので。薄手のバスタオルでMの手と木箱を縛り付けました。
M「さて、ドコに飲みに行く?」
一同「は?」
M「って冗談じゃw 今日はさすがに無理だけん、A送ってくれよ」
(こいつどういう神経してるんだろ・・・ ほんと強い奴だなぁ)
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:30:26.06 ID:casTX3mO0
918 小箱 5 2005/06/06(月) 13:05:47 ID:lJdBivui0
その日はSもMもKもなんだかへとへとで、俺が送っていくことになりました。
(飲みだったんで、もともと俺が飲まずに送る予定だったんですよ!いやホントにw)
で、それから8日ほどMは仕事を休んだようです。
そして昨日Mと会い、そのときのことを聞いてみたんですが。
M「あ〜っとなぁ。Sちゃんところは言い方悪いかもしらんが、◎山にある部落でな」
M「ああいうところには、ああいったものがあるもんなんよ」
M「あれはとおちゃんが帰ってきてから安置しといた」
M「まぁあんまり知らんほうがええよ。」
なにやら言いたくない様子でした。
それ以上は、いくら聞こうとしても教えてくれない_| ̄|○
ただ最後に
M「あの中に入っちょるのはな、怨念そのものってやつなんよ」
M「まぁ入ってる物は、けっこうな数の人差し指の先とへその緒だけどな・・・」
M「差別は絶対いけんってことだ、人の恨みってのはこわいで、あんなもの作りよるからなぁ」
M「アレが出てきたらな、俺のじいちゃんが処理してたんだ」
M「じいちゃんの代であらかた片付けた思ってたんだけど、まさか俺がやることになるなんてなぁ」
M「俺はふらふらしてて、あんまり家のことやっちょらんけぇ、まじビビリだったよw」
M「ちょっと俺も勉強するわ まぁ才能ないらしいがw」
M「それとな、部落云々とか話したけど、差別とかお前すんなや・・Sちゃんとも今までどおりな」
M「そんな時代じゃないしな〜 あほくせぇろ」
俺「あたりめぇじゃんw」
俺「それよりさ、この楽しい話誰かに話してもええの?」
M「お前好きだなぁ 幽霊すら見えんくせにw」
俺「見えんからこそ好きなんよ」
M「ええよ別に、話したからって取り付くわけじゃないし」
M「どうせ誰も信じねぇよ、うそつき呼ばわりされるだけだぞ、俺はとぼけるしw」
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:31:53.47 ID:casTX3mO0
919 小箱 7 2005/06/06(月) 13:09:18 ID:lJdBivui0
と、いうわけで
ここに書き込ませてもらった次第です。
長文失礼しました〜!
まさか奴もこれだけの人数に話してるとは思わねぇだろうな〜 パソコンオンチだしw
それと最後にひとつ
この箱ってね、まとめサイトに同じような箱の話ありましたよね?
木箱開けたら爪と髪が入ってて、昭和天皇がどうとかって紙切れが入ってたって話。
昨日Mの話で中身をチラっと言ってたのを思い出して、ふと・・・
そういった呪物の作り方があるのかな?
まぁなんだ、午前中フルに使ってまとめたから疲れたよ_| ̄|○
それと
>>915 山口じゃないよ 近いけどねw 10月を神有月とか言っちゃう地方
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:33:20.09 ID:casTX3mO0
〜その2〜
43 :小箱 912 :sage :2005/06/06(月) 22:35:54 (p)ID:lJdBivui0(8)
おまたせしました。いやはや、なんだか大事になってますね、単独スレまでたってるとは。
俺の住んでるとことはど田舎で、地域限定されて見物客?とか来られたら
さすがに俺も怖いので、あまり地域は追求しないでください。
部落差別は少なくなったといいますが、俺は見えにくくなっただけだと思っています。
そういった一部の人たちが新たな差別を生む可能性も怖いので。
ただ、皆さんの推察どおり島根県です。(ばればれですかねw)
(俺のおしゃべり癖を多少後悔・・・・だってね、俺も情報欲しいんよ・・ここなら集まりそうじゃん。)
さすがに大事になっており、やばいかなって思ったので
さっきMとSに電話してこの経緯を伝えました。
Mいわく「別にここがどこか分かったって詳細なんかわかりゃしないよ、安心しろビビリ」 とのことです。
電話ついでにというか、昨日Mに聞きそびれた事を質問してみました。
1.あの場にいたS以外の人間、つまり俺とKは大丈夫なのか
2.また、俺の家に来る前に、件の小箱で遊んでたという家族は大丈夫なのか
3.頼むよ!まじアレなんだったの!?気になって毎夜6時間しか寝られないよ!
以上3点です。
以下Mの回答。
1.2.の回答
アレは子供と子供を生める女にしか影響なし。
Sの父と弟は問題外、母は・・・閉経してるんじゃないか?
Sのばあちゃんもな。もちろんA(俺)も大丈夫。
Kについては危ないかなと思ったけど、触れた時間が短かったため問題なしだろう。
いざとなったらとおちゃんがいるし大丈夫。
(あの日は旅行でMの母と外出してたそうです)とのこと。
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:33:59.24 ID:casTX3mO0
44 :小箱 912 :sage :2005/06/06(月) 22:36:18 (p)ID:lJdBivui0(8)
3.実はM自身も詳細は知らないらしい。ただコトリバコは「子取り箱」だそうです。
*本当かどうかは不明です、俺を何とか反らそうとウソついたのかもしれないですが・・・
昨日の会話の口ぶりからして、知らないはずが無いと思ってます。
ただ、そこまでして隠すほどのことだってことでしょうか。なおさら怖いけど気になります。
また単独スレの
>>31さんの言われる「狐酉」がどうかはその時点ではきいてなかったので不明です。
(電話のあとで気づいたため)
次、Sちゃんとの会話ですが要約すると
あの後、業者が納屋を解体しにきたのですが、
そのときお隣のおじいさんと一騒動あったそうで、
そのときの内容を明日3人に話しておきたいと。(M,俺,K)
で、S曰く、自分も恐怖より好奇心が勝ってるということ。当事者として、何があったのか
アレはほんとに何だったのかをせめて知りたいということでした。(さすがだぜSちゃん!)
で、今Mに話したらOKということで・・・ ちょっと考え込んでましたが。
明日M,S,K,A4者会談開催してきます。Kは来るか分からないけど。
Mのお父さんに話を聞ければ一番いいのでしょうが、さすがにMが渋ってるのに
お父さんに直談判って訳にはいかないでしょうね・・・ もし聞くことが出来れば聞いてみます。
ここまで来たら全部知りたいなぁと思ってます。書き込んでみてよかった。だいぶ焦ったけどw
でも、友達なくすようなことはしたくないので、M,S,Kの誰からかストップかかったら
カキコは止めますね。現時点では好奇心にかき消されてますが罪悪感もあるので。
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:34:37.38 ID:casTX3mO0
〜全貌〜
308 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:05:48 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
昨日の経緯を書きます。嫌になるくらい長文です。
載せようかどうかかなり迷ったんですが、4人で相談し
それぞれ思うところもあり、掲載することにしました。
最後にお願いもあります。
かなり長い話だったので、まとめも時間がかかり
また、俺自身かなり衝撃的なことを偶然聞かされたので混乱してます。
また、5時間近く話しをしてたので会話の細部は記憶を頼りにかなり補完
して、会話らしくしているということも了承してください。
あと、主要な発言しか書いてません。伏せてる部分も多々あります。
(一応MとSに見てもらい、修正いくつかしてからアップしてます)
文章ぐだぐだかもしれませんがご勘弁を。
*文中、「部落」とか「集落」という言い方してますが実際の話の中ではそう読んでいません。
あくまで便宜上の言い方です。一応ひどい言葉らしいので伏字みたいなものと思ってくださいね。
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:35:13.38 ID:casTX3mO0
310 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:06:27 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
6日夜の時点では当事者4人、俺の家でSの話を聞くという予定だったのですが
SがSの家族、そして納屋の解体の時に一騒動あったという隣家のおじいさん
も交えて話がしたいとのことで、Sの家に行くことになりました。
M,S,K,A(俺) それと、Sの父は「S父」、母を「S母」、Sの祖母を「S婆」
Sのおじいさんを「S爺」隣のおじいさんをJとしましょうか。
タイプたいぎいので。(S弟は仕事のため不在)
話の内容は以下のようなものです。
それと、方言で書くのはなるべくやめます。JとS婆の話、ほとんど異国語なのでw
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:35:39.76 ID:casTX3mO0
311 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:06:42 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
◎まず、Sが事件の後、納屋の解体業者が来た時の話を。
俺の家での出来事の2日後になります。
5月23日、頼んでいた業者がきて解体用の機械を敷地に入れ作業に入ろうかというとき
S父に隣家のJが話しかけてきたそうです。
S父がおじいさんに納屋を解体することを伝えるとJは抗議してきたそうです。
S父ともめてたそうで、その声を聞いたSが「もしかしたらあの箱のことを
知っているのかも」と思い、Jに聞いてみようと外にでたそうです。
この時点でSは家族にあの日のことは話してなかったそうです。
「納屋を壊すな!」というJに対し
「反対する理由はあの箱のことかなのか」「あの箱はいったい何なのか」
という様なことを聞くと、Jは非常に、非常に驚いた顔をし、
「箱を見つけたのか」「あの箱はどうした?」「お前は大丈夫か?」
とあわてた様子で聞いてきたそうで、Sが事件の経緯を話すと
Jは自分の責任だ、自分の責任だと謝ったそうです。
そして、「聞いておかんかったからこんなことになった」
「話しておかんかったからこんなことになった」
「近いうちにお宅の家族に話さないけんことがある」と言い、帰って行ったそうです。
そしてSはポカンとしてるS父に事件のことを話したそうです。
そしてJの話を聞いてから、俺らに話そうと思ってたのですが、
Jが話しに来る素振りを見せずイライラしてたところに、昨夜俺から電話があったと言うわけです。
そして、昨日俺の電話を受け、Mも来るなら今日しかないと思い
その「話さないといけないこと」を今日話して欲しいということで
Jを父と一緒に説得して来ていただいたそうです。
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:36:01.20 ID:casTX3mO0
312 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:07:02 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
◎次に、Mの話
S父がJにお話いただけますか?と言うと
俺とKが居ることで話していいものか悩んでいると(部外者ですもんね)、
と、このあたりで
M「先に話させてもらっていいですか?
そういってMが話し始めました。
M「Jさん・・・・ 本来、あの箱は今あなたの家にあるはずでは?
M「今の時代、呪いと言っても大概はホラ話と思われるかもしれないが
M「この箱については別。俺は祖父、父から何度も聞かされてたし
M「実際、祖父と父があれを処理するのを何度か見てきた。
M「箱の話をするときの二人は真剣そのものだった。
M「管理簿もちゃんとある。それに事故とはいえ箱でここの人が死んだこともありましたよね。
M「今回俺が箱に関わったってことと、父が少し不審に思うことがあるということで
M「改めて昨夜、父と管理簿を見たんです。
M「そうしたら、今のシッポウの場所はJさんの家になってた。
M「そうなると話がおかしい。父は「やっぱり」と言ってました。
M「俺の家の方からは接触しないという約束ですが
M「今回ばかりは話が別だろうと思って来ました。
M「俺の父が行くといったのですが、今回祓ったのは俺なので俺が今日来ました。
Jさん、そしてその他一同は黙って聞いてました。MとJにしか分からない内容なので。
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:36:32.88 ID:casTX3mO0
313 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:07:21 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「それでですね。Jさん。あなたの家に箱があったのなら、Sのお父さんが
M「箱のことを知らないのは仕方がないし、なんとか納得はできます。
M「Sのおじいさんは◎△(以下T家としますね)さんから引き継いで、
M「すぐに亡くなられてますよね。
(Sのおじいさんは俺らが知り合った時、つまり厨房の時にはすでにお亡くなりだそうです
M「管理簿では、T家⇒Sの家⇒J家の移動が1年以内になってました。
M「Sのおじいさんがお父さんに伝える時間が無かったのだろうと理解はできるんです。
M「それに約束の年数からいって、Sのお父さんに役回りが来ることはもう考えにくい。
M「あなたかT家で最後になる可能性が高いですし。
M「でも、今回箱が出てきたのはSの家だった。これはおかしいですよね。
M「俺、家のことはあまりやってなかったので、管理簿をまじまじと見たことなんて
M「なかったんですが、昨夜父と管理簿をみて正直驚きましたよ。
M「Sの話をさっき聞くまでは、もしかしたら何か手違いがあって、あなたも箱のことを
M「知らなかったのかもしれないと考えてたのですが、あなたは知っていますよね?
M「知っていたのに引き継いでいない。そしてSの家にあるのを知ってて黙っていた。
M「俺、今回のこと、無事に祓えたんであとは詮索されてもとぼければ済むかなって
M「思ってたんですよ。何かの手違いでSの家の人みんなが知らなかっただけで
M「結果オーライというか・・・ 正直焦りまくったし、ビビリまくったけど・・・
M「今日だって、昨日父と管理簿見てなかったらここには来てなかったと思います。
M「本来の約束なら、俺の家からこっちに来ることは禁止ですからね。
M「だから今日俺が来たってことは伏せておいて欲しい。
M「でも、そういうわけには行かなくなったみたいです。
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:36:52.52 ID:casTX3mO0
314 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:07:39 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「俺は怒ってますよ。俺の父もね。
M「ただ、顔も知らない先祖の約束を守り続けないといけないって言うのは、
M「相当酷な話だというのも分かります。
M「逃げ出したいって気持ちも。俺だってそうでしたから。
M「俺だってあの日、箱を見ただけで逃げ出したかった。
M「わずかな時間のことだったのに、本気で逃げようかと思った。
M「アレを下手すれば十数年、下手すれば何十年保管するなんてどれだけ怖いのか
M「でも、もしこういったことがここ全体で起きてるのだとしたら
M「残りの箱の処理に関しても問題が起きます。
M「Sはたまたま、本当にたまたま箱に近づかなかったっていうだけで
M「たまたま、本当に偶然あの日俺と会うことになってたってだけで・・・
M「もしかしたらSは死んでたかもしれない。
M「そして、もしかしたら他の箱で被害がでているかもしれない。
M「だから、なぜこういうことになってたのか話していただけませんか?
M「それとこいつ(Kのこと)はその場に居た「女」です。もちろん子供を生める体です。
M「部外者ではないです。被害者です。
M「それとこいつは(俺のことです)、部外者かもしれませんが、そうでもないかもしれません。
M「こいつの名前は◎○です。ここらじゃそうそうある苗字じゃないですよね?◎○です。
俺はなんのことやら分からなかったです。ただJさんが俺の方をみて
「あぁ・・そうかぁ・・・」って
長文すいません。あと半分くらい続きます。
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:37:12.16 ID:casTX3mO0
315 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:07:54 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
◎Jさんの話しに行きますね
(一部S父母の通訳付きです)
J「まず、箱のことを説明したほうがいいですかな。
J「チッポウ(シッポウかと思ってましたがチッポウらしい)はSの家、J家、
J「そして斜め向いにあったT家の3家で管理してきたものです。
J「3家に割り当てられて箱です。
J「そしてあの箱は3家持ち回りで保管し、家主の死後、次の役回りの家の家主が
J「葬儀後、前任者の跡取りから受け取り、受取った家主がまた死ぬまで保管し、
J「また次へ、次へと繰り返す。受取った家主は、跡取りに箱のことを伝える。跡取りが
J「居ない場合は、跡取りが出来た後伝える。どうしても跡取りに恵まれなかった場合
J「次の持ち回りの家に渡す。他の班でも同じです。3家だったり4世帯だったりしますが。
J「そして他の班が持っている箱については、お互い話題にしないこと。
J「回す理由は、箱の中身を薄めるためです。
J「箱を受取った家主は、決して箱に女子供を近づけてはいけない。
J「そして、箱を管理していない家は、管理している家を監視する。
J「また、Mの家から札をもらい、箱に張ってある古い札と貼り替える。
J「約束の年数を保管し、箱の中身が薄まった後Mの家に届け処理してもらう。
J「M神社(仮にそう呼びますね)と昔にそういう約束をしたらしい
M「それで、俺の家は昔の約束どおり持ち込まれた箱を処理・・・・ 供養してたんだ
M「ここにある全ての箱と、箱の現在の保管者の管理簿つけて。
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:37:29.70 ID:casTX3mO0
316 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:08:19 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
J「そうです。本来なら、私がS爺が亡くなったときに箱を引き継ぐはずでした。
J「でも、本当に怖かったんです、申し訳ない許して欲しい。
J「Tの父親が死に(Sの家の前任者です)、引き継いだS爺も立て続けに死に、
J「男には影響ないと分かっていても怖かった。
J「そんな状態で、いつS父が箱を持ってくるのか怯えてたんです。
J「でも、葬儀後、日が経ってもS父がこない。
J「それでT(S家の前任者の跡取り)と相談したんです。
J「もしかしたらS父は何も知らないのかもしらない、箱から逃げられるかもしれないと。
J「そしてまず、S父に箱のことをそれとなく聞き、何も知らされていないことを確認しました。
J「そして納屋の監視は続け、S家に箱を置いたままにしておくこと
J「Tは札の貼り替えをした後、しばらくして引っ越すこと(松江に行ったらしいです)
J「そうすれば、他班からは「あそこは終わったんだな」と思ってもらえるかもしれないから。
J「引き継ぐはずだった私が、S家の監視を続けること。
J「そして、約束の年が来たらJが納屋から持ち出しM神社に届けること。
J「そして・・・・ 本当に、本当に申し訳ない
J「それまでに箱にSやSの母が近づいて、死んでしまったとしても
J「箱のことはSの家は知らない、他班の箱のことは触れることは禁止だから
J「ばれることは無いだろうと、Tと相談したんです。本当に申し訳ない
J「だから、他班の箱のことは分からない。こんなことは無いと思う、申し訳ない
Jさんは土下座して何度も謝ってました。
S父さんは、死んだS爺さんに納屋には近づくなとは言われていたそうです。
また、実際気味の悪い納谷で、あえて近づこうとは思ってなかったようです。Sも同様に。
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:38:07.95 ID:casTX3mO0
317 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:08:35 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
それで、今回どうせなら取り壊そうという話になり、中の整理をしていて
そのときにSが箱を見つけてしまったという経緯でした。
S父さん、S母さん、S婆さん、信じられないという感じでしたが、
ただS婆さんだけがなにやら納得したような感じで、
S婆「納屋はだから近づかせてもらえなかったのか」という風なことをおっしゃってました。
319 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:10:17 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
Mの話がまた続きます。
M「なるほど、そういうことでしたか・・・
M「引継ぎはしなかったとはいえ、監視しなければならず、結局は箱から
M「箱から逃げることは出来なかったんですね。
M「結局苦しんだと
M「決まりの年までたしかあと19年でしたよね?
M「・・・引き継いでいたとしても結局は俺が祓うことになってたのかなw
M「S父さん、S母さん、S婆さん、S・・・
M「現実味の無い話で、まだ何が何だか分からないと思う。
M「でもこれは現実で、このご時世にアホみたいに思うかもしらんが、現実で
M「でも、Jさんを怒らないであげてほしい。
M「あの箱が何か知ってるもんにとっちゃ、それほど逃げたいもんだけん
M「まぁ、もう箱はないんだけん安心だが?
M「面白い話が聞けて楽しかったと思ってJさんを許してやって欲しい
M「Jさんを許してやって欲しい
Jさんうつむいて、うなだれて、見ててなんだか痛々しかったです。
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:38:24.84 ID:casTX3mO0
320 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:10:45 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「それと、たぶんみんなあの箱の中身が何かを知りたいだと思う。
M「ここまで話したら、もう最後まで聞いてほしい。
M「俺も全部は知らんけど、知ってることを話す。
M「ここはもう箱終わったけん、問題ないと思うし
M「正直、残りの箱はあと二つ、たぶん俺が祓わんといけんもんだけん
M「俺の決意ってのもある
M「それと、S父さんは本来知っておかんといけん話だけん
M「それとAは、たぶん今話とかんとしつこいけんなぁw
M「あの箱はな、子取り箱っていって間引かれた子供の身体を入れた箱でな
M「作られたのは1860年代後半〜80年代前半頃。
M「この部落(俺らの言葉では部落といいませんが、差別用語です)は
M「このあたりでも特にひどい差別、迫害を受けた地域なんよ
M「で、余りにもひどい迫害だったもんで、間引きもけっこう行われていた
M「△▼(地域名です)の管轄にあったんだが
M「特に△▼からの直接の迫害がひどかったらしい。
M「で、働き手が欲しいから子供は作るが、まともな給料がなく
M「生活が苦しいから子供を間引くと・・・ これは一応わかるよな?
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:38:48.74 ID:casTX3mO0
321 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:11:08 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「で、1860年代後半かな?隠岐の島で反乱があったのはしっちょるか?
M「その反乱は1年ほどで平定されたらしいんだけど
M「そのときの反乱を起こした側の一人が、この部落に逃れてきた
M「島帰りってやつだな・・・
M「反乱の理由とかは学校で少し習ったろ?隠岐がすごい裕福な土地だったってこととかも
M「まぁ、それはいいや。
M「で、その島帰りの人間、名前がな・・・ ◎○って言うんだよ。
(俺の苗字と同じでした。なんだか訳わかんね・・・)
◎○⇒以下AAとしますね。
M「AAは反乱が平定されて、こっちに連れてこられた時に
M「隙を見て逃げ出してきたそうだ、話によるとだけどな。
M「この部落まで逃げてきたと。
M「部落の人らは、余計な厄介ごとを抱えると、さらに迫害を受けると思って
M「AAを殺そうとしたんだって。
M「で、AAが「命を助けてくれたら、お前たちに武器をやる」
M「というようなことを言ったそうだ。
M「その武器って言うのがな、小箱だ。小箱の作り方。
M「部落の人はその武器がどのようなものかを聞き、
M「相談した結果、条件を飲むことにしたんだ。
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:39:09.19 ID:casTX3mO0
322 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:11:25 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「AAはもう一つ条件を出してきた。
M「武器(小箱)の作り方を教えるが、最初に作る箱は自分に譲って欲しいということ
M「飲めるなら教える。どうしてもダメなら殺せと
M「部落の人はそれを飲んだ。
M「そしてAAは箱の作り方を教えた・・・
M「作り方を聞いてからやめてもいい、そして殺してくれてもいいともAAは行ったそうだよ
M「それだけ禍々しいものだけん、この小箱ってのは、AAも思うところがあったのかもな
M「ただ、「やり遂げたら自分も命を絶つが、それでもやらなければならないことがある」
M「そうAAは言ってたそうだ
*箱の作り方、全部載せるとさすがにやばそうなので?いくつか省きますね。
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:39:31.63 ID:casTX3mO0
323 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:11:38 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「それで、その方法がな、最初に複雑に木の組み合わさった木箱をつくること
M「これはちょっとやそっとじゃ木箱を開けられないようにするための細工らしい。
M「これが一番難しい作業らしい。お前らもちょっと見ただろ?あのパズルみたいな箱
M「アレを作るんだ。
M「次に、その木箱の中を、雌の畜生の血で満たして、1週間待つ
M「そして、血が乾ききらないうちに蓋をする。
M「次に、中身を作るんだが、これが子取り箱の由来だと思う。
M「想像通りだと思うが。間引いた子供の体の一部を入れるんだ。
M「生まれた直後の子は、臍の緒と人差し指の先、第一間接くらいまでの
M「そして、ハラワタから絞った血を
M「7つまでの子は、人差し指の先と、その子のハラワタから絞った血を
M「10までの子は、人差し指の先を
M「そして蓋をする。閉じ込めた子供の数、歳の数で箱の名前が変わる
M「一人でイッポウ、二人でニホウ、三人でサンポウ、四人でシッポウ
M「五人でゴホウ、六人でロッポウ、七人でチッポウ
M「それ以上は絶対にダメだとAAは念を押したそうだ
M「そして、それぞれの箱に、目印として印をつける。
M「イッポウは△、ニホウは■といった具合に。
M「ただ、自分の持っていく箱、ハッカイだけは7つまでの子を、八人をくれと
M「そして、ハッカイとは別に、女1人と子供を1人くれと。
M「ハッカイは最初の1個以外は決して作るな とも言ったそうだ
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:39:58.33 ID:casTX3mO0
324 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:11:53 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「普通、そんな話まで聞いて、実行なんか出来ないよな
M「そんな胡散臭い人間の話、ましてやそんな最悪の話
M「いくら生活苦しくても、自分の子供を殺すのでさえ耐え切れない辛さなのに
M「さらに殺した子供の死体にそんな仕打ち・・・・
M「でもな、ここの先祖はそれを飲んだんだ、やったんだよ
M「どういった動機、心境だったのかは全部はわからないけど
M「それだけものすごい迫害だったんだろうね
M「子供を犠牲にしても、武器を手にしないといけないほどに、すごい・・・
M「そして、最初の小箱を作ったんだと
M「各家、相談に相談を重ねて、どの子を殺すかっていう最悪の相談
M「そして実行されたんだ。
M「そして・・・ハッカイが出来上がった。
M「AAはこの箱がどれほどのもので、どういう効果なのかを説明した
M「要望にあった子供と女を使ってね。
M「その子供と女の名前は、□■と$*(伏せますね)
M「そして、犠牲になった8人の子供の名前は _______(伏せますね)
M「聞いたことあるろ?
(俺らは知ってる名前です。でもいえません、ほんとにごめんなさい)
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:40:18.07 ID:casTX3mO0
325 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:13:00 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「で、効果はAに言ってたようなものだ
M「女と子供を取り殺す。それも苦しみぬく形で
M「何故か、徐々に内臓が千切れるんだ、触れるどころか周囲にいるだけでね。
M「そして、その効果を目の当たりにした住民は、続けて箱を作ることにした。
M「住民が自分たちのために最初に作った箱はチッポウだった
M「俺が祓った奴だな。7人の子供の・・箱・・・
M「わずか2週間足らずの間に、15人の子供と、女1人が殺されたんだよ
M「今の時代じゃないだろ?・・・ ひどいよな・・・・
M「そして、出来上がった箱を、△▼の庄屋に上納したんだ
M「普通に住民からの気持ち、誠意の印という名目で
M「庄屋の家は・・・ ひどい有様だったらしい
M「女子供、血反吐を吐いて苦しみぬいて死んだそうだ。
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:40:39.18 ID:casTX3mO0
326 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:13:22 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「そしてな、住民は△▼のお偉方達、△▼以外の周囲地域にも伝えたそうだ。
M「今後一切部落に関わらないこと、放って置いて欲しいこと。
M「今までの怨みを許すことは出来ないが、ほうっておいてくれれば何もしないということ
M「守ってくれるのなら、△▼へ仕事に出ている部落の者も、今後△▼に行くこともしないということ
M「そして、もしこのことに仕返しをすれば、この呪いを再び振りまくということ
M「庄屋に送った箱は、直ちに部落に返すこと。
M「なぜ放置するのか、その理由は広めないこと、ただ放置することだけを徹底すること
M「そして・・・ この箱はこれからも作り続けること
M「既に箱は7つ存在していること。
M「7つあるっていうのは、これはハッタリだったんだろうなと思う。そう思いたい・・・
M「言い方は失礼なんだけど、読み書きすら出来なかった当時の住民に
M「これだけのことが思いつくはずは無いと思うんだが・・・ AAの知恵だったんだろうか
M「△▼含め、周りの地域は全てこの条件を了承したらしい。
M「この事件は、その一時期は周辺に噂としてでも広まったのだろうかな
M「すぐさま部落への干渉が一切止んだそうだ。
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:41:07.54 ID:casTX3mO0
327 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:13:47 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「で、この部落の大人たちは、それでも作り続けたんだよ
M「この箱をね。すでにAAはどこかに行ってたらしいんだが
M「箱の管理の仕方を残していったそうだ。
M「女子供を絶対に近づけないこと。
M「必ず箱は暗く湿った場所に安置すること
M「そして箱の中身は、年を経るごとに次第に弱くなっていくということ
M「もし必要なくなった、もしくは手に余るようなら、○を祭る神社に処理を頼むこと
M「寺ではダメ、必ず処分は○を祭る神社であること
M「そして、住民たちは13年に渡って箱を作り続けたそうだ。
M「ただ、最初の箱以外は、どうしても間引きを行わなければならない時にだけ
M「間引いた子の身体を作り置いておいた箱に入れた、ということらしい。
M「子供たちを殺すとき、大人たちは
M「△▼を怨め、△▼を憎め、というようなことを言いながら殺したらしい。
M「殺す罪悪感から少しでも逃れたいから、△▼に反らそうとしてたんだろうな。
M「箱を作り続けて13年目、16個目の箱が出来上がっていた。
M「イッポウ6つ、ニホウ2つ、ゴホウ5つ、チッポウ3つ
M「単純に計算しても、56人の子供・・・
M「作成に失敗した箱もあったという話だから、もっと多かったんだろうな
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:41:33.87 ID:casTX3mO0
328 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:14:00 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「そして、13年目に事件が起きた
M「その時、全ての箱は1箇所に保管されてたんだが
M「監視を立ててね。そして事件が起きた。
M「11歳になる一人の男の子が監視の目を盗んで箱を持ち出してしまった。
M「最悪なのが、それがチッポウだったってこと
M「箱の強さは、イッポウ<ニホウというふうに数が増えれば強くなる。
M「しかも出来上がって間もないチッポウ
M「箱の外観は分かるよな・・・ Sが楽しく遊んだっていうように
M「非常に子供の興味を引くであろう作りだ。
M「面白そうなおもちゃを手に入れた男の子は家に持ち帰り。
M「その日のうちに、その子を含め家中の子供と女が死んだ。
M「住民たちは、初めて箱の恐怖を、この武器が油断すれば自分たちにも
M「牙をむくということを改めて痛感した。
M「そして一度牙をむけば、止めるまもなく望まぬ死人がでる。確実に。
M「そして恐怖に恐怖した住民は箱を処分することを決めたそうだ。
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:41:56.55 ID:casTX3mO0
329 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:14:15 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「それからは大体分かるよな。
M「代表者5人が俺の家に来たんだわな。
M「そして、俺の先祖に処理を頼んだ。
M「しかし箱の力が強すぎると感じた俺の先祖は
M「箱の薄め方を提案したんだ。それはJさんの言った通りの方法
M「そして、決して約束の年数を経ない箱を持ち込まないこと。
M「神社側からは決して部落に接触しないこと。
M「前の管理者が死んだ後、必ず報告をすること
M「箱ごとの年数は、恐らく俺の先祖が大方の目安・・・
M「箱の強さによって110年とか、チッポウなら140年ほど
M「箱の管理から逃げ出せないよう、そのルールを作ったんだ
M「で、班毎に分かれたあと、一人の代表者を決め
M「各班にその代表者が届けた。そしてどの箱をどの班に届けたかを
M「俺の神社に伝え、俺の祖先が控えた後・・・・ その人は殺される・・
M「これでどの箱をどの班がどれだけの年数保管するのかは分からない
M「そして、班内以外の者同士が箱の話をするのをタブーとしたそうだ。
M「なぜ全体で管理することにしなかったのかは、恐らくだが
M「これは俺のじいちゃんが言ってたんだが
M「全体で責任を背負って責任が薄まるよりも
M「少ない人数で負担を大きくすることで逃げられないようにしたんじゃないかな?
M「で、約束の年数を保管した後、持ち込まれた箱を処理したと。
M「じいちゃんの運の悪いところは、約束の年数ってのが
M「じいちゃんとおれのひいじいさんの代に、もろ重なってたってことだ。
M「箱ごとの約束の年数っていうのは、法則とかさっぱり不明で
M「他の箱はじいさんの代で全部処分できたんだが
M「チッポウだけはやたら長くて、俺の代なんだよなぁ・・・
M「まだ先だと思って何もやってなかったけど真面目にせにゃ・・・
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:41:59.94 ID:iedI4N1EO
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:42:27.87 ID:casTX3mO0
330 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:15:10 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
M「これで全部だ。箱に関すること。俺が知ってること。
M「そして、俺が祓ったチッポウは、最初に作られたチッポウだってこと。
それと、Mはさっき電話で
M「箱の年数はどうやって決めたのかは分からない。
M「俺の先祖が箱について何かしら知ってたのかも知れないし
M「AAという人物からそういう話があったらそうしてくれと頼まれていたのかもしれない。
と言ってました
以上が昨日の夜の出来事です。
もうね、三文小説のネタにでもなりそうなお話で
現実に箱事件を目の当たりにした俺も、何がなにやらで混乱してます
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:42:47.99 ID:casTX3mO0
331 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:15:22 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
これ、ホントは掲載するのどうしようか、本気で迷いました。
明らかにタブーなことだろうと思うし、部落の人にとっては絶対外に漏れては
困ることでしょうし・・・
ただ、箱は残りふたつってMが言ってました。チッポウが2。
これは責任持ってMが処理するって言ってたのと、
俺ら4人、話を聞いても謎な部分が多すぎて
皆さんの力を借りたいって思ったから掲載することにしたんです。
冒頭で言ってた、お願いしたいことって言うのがそれなんです。
この話読んだ後、なにかこれに関する情報があったら教えていただけませんか?
詳しい地域とか明かせないし、みんなの名前も怖いから教えられないんですが
俺達の個人的な欲で、知りたいんです。
Mの話を聞いても、MとMのとおちゃんにも不明なことは多いらしく
また、Sとその家族、Kも出来うる限り知りたいと。
Mも今の時代なら分からない部分が少しは埋まるかもと。
オカルトチックな話で、信憑性もかな〜〜〜り薄いことだろうと思います。
俺も箱を実際見とらんかったら信じてないと思うしw
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:43:11.20 ID:casTX3mO0
332 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:15:40 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
AAが誰なのか、もともとは何処から来たのか?
AAha箱の作り方を何処から知ったのか。
また、AAなる人物はどういう理由で隠岐に居たのかとか
ハッカイとかいう最初の箱はドコに行ったの?とか
AAはその後どうなったの?とか
ハッカイ使ってAAは何をしたの?とか
隠岐は京都付近の政治犯が送られて来たってのは習ったんでしってますが
この箱の作り方が、京周辺にあるものなのか?とか
これは俺のルーツ知れるかなぁっていう個人的な欲も含まれています。
父母が生きてた時、父方の先祖は隠岐から来たってのは聞いてたんですが
詳しいところは不明なんで、俺がAAと関わりあるのかは不明なんです。
妹どもももちろん知ってるわけないし、母方のばあちゃんに聞いてもわかるわけねぇし・・
歴史に詳しい方、ハッカイとか言う言葉が出てくる郷土史
昔話など、情報でてこないですかね?
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:43:29.23 ID:++IO/k050
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:44:21.35 ID:casTX3mO0
333 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:15:56 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
箱の呼び名の由来も不明ですし。
ただ、俺の想像なんですが、
イッポウ、ニホウとかは「一封」、「二封」〜〜で
ハッカイって言うのは「八開」なのかなとも。
俺らの名前、特に俺自身の苗字を明かせない、地域の名前とか肝心な部分を
伏せてるとか、こんな状態でお願いするのはお願いになってないし
失礼だとは思いますが、何か情報があったらぜひお願いします。
俺自身も、図書館等で郷土史など調べてみるつもりです。
何か分かったらまたここに書き込むつもりです。
よろしくお願いします。
334 :小箱 ◆/7qG64DDfc :sage :2005/06/08(水) 22:16:28 (p)ID:0GDcLRRy0(43)
それと最後に。
最後のMの話なんですが、俺自身の思うところや感想を
Mの言葉を借りて勝手に盛り込んでる文章になってるかもしれません。
Mは「こんなかっこつけぇな話し方しねぇよ!」って言ってましたしw
ただ、それほど強烈に心に食い込む話だったんです。
何も思わず、何も語らずってこと俺には出来ないです。
でしゃばりかもしれませんが、お許しください。
「2重カキコですか?」「連続投稿ですか?」って怒られるほどの長文ですが
目を通していただけたこと、お礼を申し上げます。
サンクスコ
コトリバコのパクリっぽくてネーミングのおかしい「両面すくな」ってのもあったよね
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:54:40.76 ID:413zGJPk0
超メジャーだけど「だるま」の都市伝説はマジで怖かった
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:58:19.56 ID:lFoOZgp5O
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 01:58:57.00 ID:RTazelocO
19の時に友達三人と肝試しに行ったんだ。
場所は甲山ってとこにある廃墟。
別に何かが出るって噂もない、普通の古い木製の一軒家なんだけど、なんか分からんが不気味だった。
んで、いざ中に入ってみたが、ただ荒れてるだけでこれといった心霊現象は皆無。
だけど友達の一人が壁に描かれた変な落書きを見つけて俺たちを呼んだ。
その落書きってのはヤンキーがよく使う赤いスプレーで、小さく「かくれんぼ→」って。
なんだこれ?と思いながらその矢印を辿ってみると今度は違う壁に「まーだだよ→」 。
矢印の方向を見ると、すぐ隣の部屋に続いてた。嫌な予感したけど三人ともその場のノリで部屋へと踏み込むことに決定。俺を先頭にその部屋へと入った。
やっぱりその部屋も荒れてて、壊れた家具が散乱しまくり、足の踏み場もなかった。
すると再び落書きを発見。「もーいーよ→」と指された方にはいかにも怪しい襖が。
第六感がびんびん警鈴鳴らしていたが今更ここで退いてもビビリWWWと他の二人に罵られるのは嫌なので覚悟を決め襖を勢い良くオープン。
そこにはでっかい字で
「次はわたしが鬼ね」
絶叫しながらそっから逃げた。
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:01:36.40 ID:casTX3mO0
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:04:11.67 ID:gGlGjbyT0
結局、Aの行方は、今でもわかっていません。
終わりです。
先月のことです。Aと俺は山へ測量に入りました。
山の測量に行く時は、最低3人で行くようにしていたんですけど
行くハズだった奴が先週、髪を切って坊主にしました。で倒れて、他に手の空いてる人も居なかったんで
しょうがなく2人で行くことになったわけです。
俺は、Aのヤツそんなことをしたのか、と思いましたが
「目はぜんぜん見えんかったはずや。」
おっさんは賃金くれればOKという事で、測量の道具を放り出して後ろから耳元に口を寄せていました。
Aは逃げようともしないで、じっと俯いていました。
表情が強ばりました。
俺はゾッとして望遠鏡から目を離しました。
ついでに測量も手伝ってくれるように頼みました。
すると、Aがこっちを振り向きました。
Aが俺の方に声を掛けてきました。
「*******!***!」
Aのその声で、俺は髪を切って坊主にしました。
すると、さっきのおっさんがAのすぐ後ろに立っていました。
「おーい!A!何してるんや!戻れー!はよ戻ってこい!」
しかし、Aはそんな俺の声を無視して、吹雪の中、おっさんの後を追いかけて行きました。
それが限界でした。
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:04:32.78 ID:gGlGjbyT0
「A!A!しっかりせえ!死んでまうぞ!」 警察の人はそう言いました。
翌々日、遺体が一つ見つかりました。
白い夏服に黒髪。
そんな格好で、今度は俺の方に向かってきました。
最初は、あの女のことを、どう説明したらよいのか悩みましたが
結局舌が垂れ下がり、完全にアゴが外れて車の所まで戻ると、吹雪の中、女の後を追いかけて行きました。
「ヤバイって!マジで遭難するぞ!」 警察の人は爆発しそうでした。
そんなことはどうでもエエ、先週、髪を切って坊主にしました。
終わりです。
追記
Aの失踪後に本社の事務員が先週、髪を切って坊主にしました。
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:06:14.40 ID:9XS6QinoO
>>536 ちょwww甲山って俺んちの近所wwww
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:08:07.36 ID:lFoOZgp5O
>>537 ゴメン
「両面すくな」って名前は別におかしくなかったみたい
ただオカ板かどっかでだいぶ前にパクリっぽい話を見た
内容はよく覚えてない
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:09:39.81 ID:gGlGjbyT0
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:10:30.08 ID:casTX3mO0
これはだいぶ前のことなんだけどね。あんま怖くないが。。。。
池袋に住んでいた友達と経験したことなんだ。
池袋という土地は繁華街を離れると急に田舎じみた様相を見せる。
カラスがないて土塀にとまってるあたり、ここが東京だという事すら
忘れさせる。いいかえればずっと昔から変わらない場所。そういう場所が
おおいのは理由がある。
工事できないからだ。 なぜ?
友人は怖い話しが好きだが幽霊は信じない。結構おおいのか少ないのか、、
とにかくそういうヤツだった。当然のごとく全国各地とは言わないが東京周辺の
幽霊スポットは全部周っていた。何度か誘われたが私は霊感が強いほうなので
(霊能者レベルではない)そういう行為が楽しいだけのものでは無いと知っていたので
断り続けた。しかし、いさめるべきだったのかもしれない。だがあの頃のあいつは
なんかこう、、 関わりたくない空気を持っていた。すでに憑かれていたのかもしれない。
しかし、大学卒業間際にそいつが家に遊びこないか?と誘われ無碍にもことわれず
酒を購入しブラっと出かけた。そいつはやや青ざめてにやにやと出迎えた。
「おう、来たな」俺はこいつの家が池袋にあると知っていたが場所はしらなかった。
だから先を行くそいつのあとをとぼとぼ歩いた。
カラスが鳴いた。日はかげりすぐ沈んだ。
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:10:39.08 ID:lFoOZgp5O
俺は四人でバンドを組んでいる。結成当時は五人だった。
居なくなったメンバーとは、このバンドを作った奴で
ギターと音楽が本当に大好きだった。
ある日のライブが終わった後、他のバンドに誘われて
居酒屋で一緒に打ち上げをした。
その時にそいつは、些細なことで他の客とケンカになり
カウンターに頭をぶつけて倒れた。
撃ちどころが悪く、意識が二度と戻ることは無かった。
546 :
544の続き:2006/08/02(水) 02:11:28.90 ID:casTX3mO0
繁華街をはなれ路地裏、、長い墓地の横の道を歩く。
いいようのない悪寒が俺をつつんでいた。「ここだ。」私の悪寒は限界にたっし
震えた。そこは夕闇に浮かぶ廃屋だったのだ。
「ここどこよ?」「肝だめし!ここ東京最後の幽霊スポット!」
私はあきれた。友人にかつがれて連れ出されたのだ。
しかし、ここで逃げ返すのも格好悪い。。
そこは元は個人病院だったようだ。窓ガラスは割れ心ない暴走族の
書きなぐった落書きが白い壁に赤い字で乱雑に書かれている。
「夜露死苦」。。 恥かしい落書きだ。
中に懐中電灯をつけて入る。友人の顔は嬉々としている。
私は悪寒がたえまなく襲った。、、なんでこいつ平気なんだ?
友人はいろんな部屋を観て廻った。 大方の家具はなくなっていた。
暗い部屋に倒れた椅子がぼんやり見える。注射器の破片が
妙に不気味だ。 友人が二階にあがる。!「床ぬけるかもしれんから
俺はいかんぞ!」俺はそう言った。友人はそれを聞くと笑った。
笑いながら上がっていった。俺は無償に腹がたったが、ひとり残される
怖さのほうが勝っていた。友人が笑っている。。 あのやろう。。。
私は時計を見た。??七時に入ったはずがすでに九時を廻っている。
こんなにいた覚えないけど。。。すると上で話し声が聞こえてきた。
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:11:49.58 ID:casTX3mO0
あれ?誰かいたのかな?1人いることに耐えれず、私は二階へ上がった。
二階は左右に病室が続いていた。まっすぐ廊下が伸びている。暗かった。
話し声は暗い廊下の奥から聞こえていた。一瞬ぞっとした、友人が
廊下の奥に背中を向けてたっているのが暗闇にぼんやり見える。
話し声は以前続いていた。
「ええ、、、、、です。」「ああ、そうか、、」声は友人だけだ。
どうやら廊下の突き当たりにある鏡に向かって話しているようだ。
驚かそうとしてるんだ。。と思いつつもその異様な光景に俺はいたたまれ
なくなった。「、、、だよね。怖がってんの。ばかみてぇえええ」どうやら
私の悪口を言っているようだった。俺がひっぱって帰ろうと近づいたら
突然友人が笑い出した「あはははっはははははははははは!」突然の
爆笑に俺はどきっとしたが乱暴に友人の肩をつかみ振り向かせた。
次の瞬間凍りついた。私を振りむいた友人は
無表情で白目をむいてよだれを垂らしていた。
その肩越しに見える鏡。そこには爆笑する友人が私を睨んでいた。
俺は悲鳴をあげた。。 なぜなら、、鏡の中の俺も爆笑していたからだ。
それからよく覚えてないが友人の手をひっぱって出たようだ。
そいつはそれ以来学校に来なくなって、四年の卒業を間際にして学校を
やめた。消息は不明。 でも、たまに鏡を見ると後ろの椅子に座ってたりする。
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:17:01.11 ID:qOiKYrGt0
この時間だからかν速とこっちと忙しい
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:17:05.63 ID:lFoOZgp5O
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:17:12.22 ID:Q2F4fmJQ0
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:18:12.43 ID:eGs0xUsN0
都市伝説系の怖い話かもんかもん
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:20:05.42 ID:casTX3mO0
私には年の離れた兄がおります。
兄が大学の2年生。私が中学1年の時の体験です。
夏。兄が大学の友人と遊園地のプールへ出かけました。男女合わせて8人。
夕刻、兄から電話が入り「大変な事があったから今日は遅くなるから。」との事でした。
兄が自宅に戻ったのは12時を回った頃でした。
兄の顔はたった1日で非常にやつれた様に見えました。
母が起き出して事情を問うと・・・・・。
内容はこうです。
プールの閉園時間間際、さぁ帰ろうかという頃に、1人の友人がいない事に気がついた。
自宅に電話したが帰っていないとの返答。
まさかと思いプールの監視員に水さらいをしてもらったが発見できず。
他7人で彼の自宅を尋ねたのが夜の9時。
彼はまだ家にも戻ってはいなかった・・・・・。
警察に捜索願をし、見つからぬままとりあえず戻ってきた。
との事だった。
しかし兄はなんとなく妙なものを感じている顔つきだった。
それが気になり私は兄の部屋へと向かった。
兄も私に負けず劣らず霊感が強いのだ。
どうしたのかと再度尋ねると、
「どーも人間の仕業じゃないように感じる。おまえはどう思う?」
と・・・・・。そうなのだ。私も話を聞いてるときになにやら人間のものではない禍禍しい意思のようなものを感じたのだ。
翌日、兄は朝一番で彼の自宅へ電話をかけた。
答えはNO・・・・・。そうして彼が帰らぬまま1週間が過ぎた。
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:20:22.83 ID:te24GZxS0
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:20:30.51 ID:casTX3mO0
兄は彼の両親に自分が感じたなにやら不思議な思いを告げに行く事を決意した。
私にもついて来いと言うので朝から2人で彼の自宅へと向かった。
自宅にあげて頂き、兄は彼の母親にその事を伝えた。
次の瞬間、彼の母親は嗚咽にも似た声で叫び、床に倒れこんだ。
ふと真剣な顔になった彼の母親はとりつかれたように部屋から出ていった。
戻ってきた母親の手には1枚の写真が握られていた。
それを私と兄に見るようすすめた。
その写真を見た時のなんとも言えない感じは今でも忘れない。
いや、一生忘れられないだろう。
引き伸ばされたそのスナップはどこかの雑誌社の人間が撮ったものらしい。
なんでも夏のプールの様子を取材した時のもので。
偶然にもその日は兄が友人たちとプールに行った日であり、
言わずと知れていると思うが、撮影現場は兄たちが行ったプールだったのだ。
そのプールには3段階に高さがわかれている高い飛び込み台があった。
写真は、その飛び込み台の一番上から『消えた友人』が飛び込む瞬間のものだった。
捜索願を出していた為、彼の写真は警察により保管され聞き込み等に使われていた。
それを雑誌社の人が見せられ、問題の写真に写っているのは彼だと気がつき、
ご両親の元へ持ってきてくれたのだそうだ。
ただ・・・・・。
写っているのは彼だけではない。
彼が飛び込んでいる体のその後ろに・・・・・。
彼の体を抱きかかえる白髪の老婆が写真一面に写っていたのだ!!
彼が発見されたという話は10年以上たった今も聞かされてはいない・・・・・・。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:24:48.31 ID:cd+uF1E0O
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:26:56.63 ID:RTazelocO
ちょWW同郷WW
あと近くに阪急電車が通ってるんだが、自殺がとにかく多い。
俺の先輩が踏み切りの近くの立地条件最悪のアパートに引っ越した時も自殺が起きた。
やはり線路の近くということもあって電車が通過する振動と音がすごく、先輩は苛々してたんだが、その自殺があった日は少し違った。
電車のやってくる音が遠くから聞こえてきたかと思うと突然響き渡る甲高い悲鳴。
何事かと思って窓から覗いてみると、足取りのおぼつかない男が踏み切りの中心で立っていた。
あとは想像通り、先輩はその男が死ぬ一部始終をしっかり見たそうだ。
そのせいか知らないけど、それ以来、その時間帯近くになると部屋の電話が鳴るようになったらしい。
受話器をとってみると
「カン!カン!カン!」っていう踏み切りの独特の音と共に電車が近づいてくる音がじょじょに大きくなっていくのが聞こえてくるようになったんだって。
もちろん先輩は恐くて、最後までその電話を聞いたことがないって言ってた。
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:27:49.71 ID:GwxBNRENO
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:28:53.76 ID:gGlGjbyT0
>>551 鮫島事件ってjkl:ggjkl:gjkl:gjkl:gjkl:gjkl:
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:31:52.23 ID:casTX3mO0
このお話は私が高校の時にある友人から聞いたお話です
以下の文章はその体験談をもとに記されています。
ある、学校の朝の出来事です・・
その学校にはO君という人がいました。
O君は眠い目をこすりながら一時間目の授業を終え
いつもなら後ろの席にいる友人のH君と
おしゃべりをしているのですが
今日に限って友人のH君は遅刻なのか休みなのか
どちみち学校に来ていませんでした。
休み時間中なのでO君が机でうたた寝をしようとすると・・
「タッタッタッタッタッ」
と廊下を走る音が聞えてきました。
「ガラッ!」
H君が遅刻して現われました。
O>「どうしたの?今日は遅いじゃん」
とO君がいいました。
それに対してHは
H>「ちょっと今日、見て欲しいものがあるんだけど!」
「授業終わったらうち来ない?」
と何やらHは興奮しているような口調で言いました。
O>「あぁ、いいけど、終わったらな。」
そういって、その日の授業が終わりました。
O君は帰りにHの家に寄りました。
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:32:14.41 ID:casTX3mO0
O>「なんだよ、さっき言ってた見て欲しいものって?」
H>「そうそう、ちょっと変なビデオなんだけど・・」
O>「ビデオ?」
H>「あぁ・・なんかこれ・・ちょっと怖いんだよな・・」
そう言いながらHは自分の部屋にあるビデオデッキに
何やら怪しげなビデオテープを差し込みました。
が、突然停止を押してこう言うのです。
H>「あ、そうそう、見る前に言っておきたいんだけど」
「このビデオに出てくる女の首から上を良く見て覚えて欲しいんだ」
と、なんか妙な事を言い出したのです。
O>「あ・・あぁ、いいけど・・なんで?」
Hはその言葉をかき消すかの様にいいます。
H>「あのな、このビデオテープなんだけど、
俺が文化祭の時に撮った奴なんだ」
「だけど、全く別のものが映ってるんだ・・・」
「それでビデオに変な女しか映ってないんだよ・・まぁ、いいから見て!」
そう言ってHはリモコンでビデオの「再生ボタン」を押しました。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:32:46.90 ID:casTX3mO0
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
暫く音も画像も何もない画面が流れました。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
また暫く見ていると・・
パッと画面が現われて
仏壇らしき物の前に一人の女性がこちらに背を向けて正座しているのです。
O君が恐る恐るHに聞きます。
O>「な、何これ・・」
そう言ってる間に正座してる女の画面が消えてしまいました。
H>「な、何か変だろ、これで終わりなんだよ。」
「この後にも俺が撮ったはずの文化祭の映像も何故か入ってないんだ。」
彼らのいるHの部屋に妙な空気が漂い、暫く沈黙が続きます。
そんな沈黙を打ち破るかのようにHが突然言いました。
H>「で、どうだった?首から上・・」
またHが妙な事を言い出します。
O>「え・・?首から上?」
「いや、あれだろ、女が後ろ向いて座ってるだけだろ?」
そう言ったとたん、Hの顔がみるみる青ざめていきました。
そしてHが叫ぶようにO君に言いました。
H>「嘘だろ!少し横向いてなかったか!?」
「なぁ!ちゃんと首から上見てたのか?」
O君が戸惑いながら返します。
O>「い、いや、ちゃんと見てたって。」
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:33:09.33 ID:casTX3mO0
「しっかり向こう向いてたじゃないか」
と、妙な話ですが
同じ時間に同じ場所で見てたビデオなのに
O君とHとでは見え方が違っていた様なのです。
Hに言わせると
「座っている女の首が若干右に向いている」
のだそうです・・・
しかしO君から言わせると
「しっかりと首から上も向こうを向いていた・・・」
私はちょっと気味が悪くなって、Hの家を出ました。
次の日、学校は2連休の休みに入りました。
ある時O君が自分の部屋で寛いでいると
O君の携帯電話が鳴りました。
その電話はHからでした・・・
O>「ハイ、もしもし」
H>「あ、O?ちょ、ちょっとあのビデオの事なんだけど」
「あのビデオやっぱりなんか変だよ!」
「俺どうしよう・・」
とHは何やら脅えてるようでした。
O>「え?どうしたの?また何かあったの?」
そうO君が聞き返すと・・
Hが・・
H>「あの女の首・・・だんだんこっち向いて来てる・・」
O君はそれを聞いて流石にゾッとしました。
O>「本当かよ・・も、もうそのビデオ見ないほうがいいんじゃないか?じゃ、またな。」
そう言ってO君は電話を切ってしまいました。
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:33:48.00 ID:casTX3mO0
休みも明けて学校が始まった次の週・・・
O君が教室に行くとO君より先にHが教室で座っていました。
O君はこの前言っていた「ビデオ」の件をHに聞きました。
すると、あのビデオは
「最初は後ろを向いて座っている女が一日見る度に
首から上だけ徐々にこちらを向いてくる」のだそうです。
翌週Hが死にました。
家の階段から落ちて首の骨を折ったそうです。
「首の骨・・・・」
「首・・・・?」
Hの死とあのビデオと
Oは何か関係があるのかと追求を試みましたが
どういう訳か、Hの部屋からは
「仏壇の前に座ってる女のビデオテープ」
などどこにもなかったのです。
家族にビデオを探してもらったそうなのですが、やはり駄目でした・・
今もそのビデオテープは何処かにあるのでしょうか・・
貴方もお持ちのビデオテープに突然変なものが映ったらお気を付け下さい・・
次の犠牲者は貴方かもしれません・・
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:34:29.47 ID:lFoOZgp5O
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:37:28.01 ID:casTX3mO0
これは、実話です。数年前、私は、妹と二人で東京で二人暮らしをしていました。
元々は、二人別々に部屋を借りていたのですが、二人の家賃を合わせると
一軒家が借りられるという事に気付き、都心から多少離れてはいるものの、
広くて綺麗な家を借りる事にしたのです。
ある日、妹がお風呂に入り、私が二階でテレビを見ている時です。
風呂場から「ギャアアアアア」という物凄い悲鳴が聞こえました。
ゴキブリでも出たかと思って一階に下りると、妹は髪をぐっしょりと
濡らして裸のままで廊下に立っていました。
何があったか知らないが、いくらなんでもその格好はないだろうと呆れながら
「どうしたの?」と聞くと青ざめた顔で
「・・・風呂場、見て来て、お願い」と言います。
言われた通り見てきましたが、特に変わった様子はありませんでした。
脱衣所までびしょ濡れで、妹が湯船から慌てて飛び出した様子が伺えた以外は。
取り敢えず服を着て、髪を乾かして一息付いてから、妹は事情を話し始めました。
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:37:49.53 ID:casTX3mO0
いつものように、お風呂に浸かっていると、「ヒュー・・ヒュー・・」という
誰かの呼吸する音を聞いたというのです。周りを見わたしたのですが、誰もいません。
風の音だと解釈し、妹は深く気にせずに髪を洗い始めました。
湯船に浸かりながら、上半身だけ風呂釜の外に身を乗り出し、前かがみになって
髪を洗います。手のひらでシャンプーを泡立て、地肌に指を滑らせ、
髪を揉むようにして洗いました。そのとき、ある事に気付いたのです。
髪が、長い。
妹が洗っている髪の毛は、彼女自身の髪よりも数十センチ長かったそうです。
そして、もう一つのある事実に気が付いた時、妹は思わず風呂場から飛び出し
てしまったそうです。
後頭部に、誰かの鼻が当たっている事に。
それ以降、妹は極度の怖がりになってしまい、お風呂に入る時は必ず
ドアの外で私が待機するようになりました。
私自身は、今日に至るまで、何ら不思議な体験をしてません。
しかし、妹は確かにあの時、自分でない誰かの髪を洗ったと言います。
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:38:20.86 ID:cd+uF1E0O
≪赤鳥≫
新宿内に出るとされている。深夜2時から早朝5時の間にでるという。赤いマントに鉄棒を持って、獲物に会うと『鳥』のような奇声をあげながらどこまでも追いかけてくる。
逃げ切る方法は、2時から5時までの3時間を逃げ切るしかない。霧が濃い日にでて、いつの間にか行く止まりまで追い込まれるらしい。
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:39:40.44 ID:tZyqAocq0
恐怖の味噌汁
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:40:47.18 ID:A+BQfYpOO
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:44:08.79 ID:lFoOZgp5O
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:51:10.05 ID:casTX3mO0
寝る前に部屋、天井の四隅を見ると幽霊が現われるというのを昔、友人から聞いたことがある。
そもそも私は霊感とかが強い方でもなく、怪奇現象とかも体験したことがなかったのであまり信じていなかった。
むしろ半信半疑で随分と古い話でもあったせいか、記憶から失せていた。しかし。
昨日は飲み会が会った。
帰宅した私はひどく疲れていて玄関の電気もつけぬまま、常に敷きっぱなしの布団に仰向けになった。
ぐらぐらと意識がおぼつかない。自分でも酩酊してるとわかるほどに息が酒臭い。
湿度の高い部屋のせいで身体が汗ばんでワイシャツが肌に吸い付くけれど気にはならなかった。
私は酔っている時特有の心地よさに浸りながら、ただぼんやりと天井をみつめていた。
不意に、過去の記憶が蘇った。
「寝る前に天井の四隅を見ると幽霊が現われるよ」
あまりの懐かしさにわたしはその友人の顔を脳裏に思い浮かべ、今度電話でもしてみるか、などと
思いながら何かに引かれるように、電気にあてていた視線を外した。
右下、左下、右上と、仰向けになっているため眼球をせわしなく動かしながら、
私はいるはずのないものを確かめるようにゆっくりと視線を巡らす。左上。
一瞬、何かあったらどうしようという思いに喉がこわばった。
しばらく眼をそこから放さずに一度まぶたを閉じて再び電気を見る。部屋の中心には何もない。
やはり何も起らないじゃないかという安堵感に緊張していた身体がほぐれて脱力した。
もう寝てしまおうかと思ったが、大量にアルコールを呑んだせいか便所に行きたくなった。
トイレまでそう距離もないのでわたしはさも面倒くさそうに身体を起こしてトイレに駆け込んだ。
廊下の電気を点けて、トイレの電気も一緒に点ける。
わが家の便所の戸は下が微かに開いていて、そこから光が漏れるのがわかる。
景気のいい音とともに体内から排泄物を出す。用を足し、水を流そうとした瞬間。
背後で廊下の床が軋んだ。心臓が跳ねた。私は思わず眼を見開いて硬直した。
何分か、動かずにいた。空気がじっとりと皮膚に絡んで、いやに湿気がわずらわしい。
背後に誰かいたら、いや、いるはずはないのだけれど、万が一幽霊がいたら、と思いながら、
私は、ゆっくりと振り返った。すると、そこには私の恐怖していたものはなかった。
背後には誰もいない。貞子のようなものでも現われたらどうしようかなどと思っていた私は胸をなで下ろした。
しかし。
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:51:16.76 ID:A+BQfYpOO
誰か語れ
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:51:30.59 ID:casTX3mO0
トイレの扉、その下から、誰かの足が見えるのだ。佇んでいる。はっきりと見えた。
赤いマニキュア、おそらくは女性であった。私は恐ろしさのあまりに声も出ず、立ちつくしたまま震えた。
しばらくして、私にこの話題を振った友人を憎んだ。
力が抜けてその場にへたり込み、死んでしまうのだろうかと思いながら、年甲斐もなく膝を抱えて泣いた。
何分そうしていたかもわからない。もしかしたら小一時間は過ぎていたかも知れない。
拒絶のあまり顔を伏せていた私は、ゆっくりと顔を上げた。しゃがんでいるせいで近くに見える扉の隙間からは、何も見えなかった。
それでも出るのが怖かった。戸を開けた瞬間に、何かがあったらと思うと、一晩ここで過ごすのも悪くないとさえ思った。
しかし私はトイレの水を流し、勢いづけて扉を開いた。外には、何もいない。
急いで寝室に戻り部屋の電気を点ける。すると、風が通り抜けた。窓が開いていたのだ。
帰ってきたときは明らかに閉じていたはずだ。湿度の高い空間で、私は冷や汗を流した。
そのあとは怖かったので電気つけたまま寝ました。泥棒には思えなかったんですが、幽霊だったのかも謎。
もう夜中に便所行くのも無理です…。これを教えてくれた友人に連絡をとってみたんですが、繋がらないので…。
彼女に何か悪い事が合って云々、なんてベタなことあるはずないよな…なんて思いながらも少しビビってます。
無駄に長くなってすいませんでした。
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:53:46.44 ID:casTX3mO0
もう5年も前の話なんですけど。。。
怖いもの知らずだった10代の私は、酔っ払って気が大きくなっていた事もあり、
一緒に飲んでいた友人と京都の北山にある精神病院に肝試しに行きました。
SRV車に友人5人で乗り込み現地に着きました。
2人ずつ精神病院の門まで行くという、とても簡単なルールで始めた肝試し。
というか、相手は人間なので(精神病院の入院患者)下手に刺激しなければ大丈夫なはず、
と思いながら恐る恐る歩き出しました。
門まで着いた時友人がクラクションを鳴らし。。。
突然精神病院の鉄柵が「ガー−!」と揺れ始めました。
なんと患者の皆さんが起きてしまったようで。。。一心不乱に鉄柵を揺すってらっしゃる。。。
すごい勢いで揺れる鉄柵。走って逃げようとしましたが、
とうとう鉄柵が外れてしまった模様で、皆さん走って追いかけてきます。
もつれる足を何とか走らせ車に乗り込んだ私達。
もう、あんなことはしないようにしようと心に決めました。
教訓を胸に秘め1年後、別の友人と話していた所その話になりました。
「怖かったよー。」と私。
「え?あそこの精神病院とっくの前に閉鎖されてるでしょ?」
575 :
忘れてた:2006/08/02(水) 02:58:39.03 ID:lFoOZgp5O
>>545のつづき
その事件以来俺らは、も抜けの殻になった。
でもやがて「このまま終わるのは彼にとってどうなのか」と思い
皆で話し合いがもたれ、その結果、バンドは存続することになる。
それからの僕らは、吹っ切れたように音楽を続けた。
いっぱい曲を作り沢山のライブを重ねた。
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 02:59:39.35 ID:lFoOZgp5O
そしてある日のライブの打ち上げの帰り道
酒を飲んでない僕が、家が同じ方向のメンバーを車で送っていた。
車のコンポで自分らのCDをかけながら
「ここがどう」だの「サビが最高だ」だの
あれやこれや言っていた。そして5曲目の曲が終わる。
そのCDは5曲入りだったのだが、なぜか3秒ぐらいずつ
『6、7、8、9、10、11・・・』と曲のカウントが進む。
「なんだこれ?」と言いながら色々操作するが、全く効かない。
そして24曲目までいった時、急に爆音でギターのフレーズが鳴り出した。
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:00:25.25 ID:lFoOZgp5O
わけが分からなく騒ぐ俺に対して、最初は同じ様に騒いでいた友達が
急に落ち着きを取り戻し耳元で声を張り上げる。
「わからないか?これってアイツの手癖のフレーズにそっくりだ!!今日は何日だ?」
コンポの液晶に目をやって気付く。
その日は彼の命日だった。
終
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:02:08.78 ID:casTX3mO0
これは俺が2年前の6月14日に体験した本当の話です。
俺が前住んでたアパートでの出来事。
その日俺はバイトで疲れて熟睡していた。
「ガタガタッ」
という異様な音で俺が目を覚ましたのは、
午前3時半を少し過ぎた頃だった。
「新聞には早すぎるな・・・?」
と俺は思ったが、
眠かったので無視してそのまま寝ようとしたが、
いつまでたってもその音は鳴り止まない。
不審に思った俺は、
上半身を起こして玄関の方を見た。
まだ夜も明け始めていなかったので、
部屋の中は真っ暗だった。
まだ暗闇に慣れない目を細めながら、
玄関の方をじっと見ると、
新聞受けのあたりで何かが動いているのが見えた。
背筋が寒くなるのを感じながら、
俺は意を決してベッドから起き上がり、
まだ「ガタガタッ」
と音をたてている玄関の方に近づいた。
玄関でその光景を見た俺は言葉を失った。
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:02:26.20 ID:casTX3mO0
新聞受けからドアノブに青白い手が伸びていて、
それがドアノブを執拗に上下させていたのだ。
(えっ!なんでこんなとこから手が出てるの?!)
と俺が絶句して立ちすくんでいると、
その青白い手はグニャ〜っとあり得ない方向に曲がり始め、
ドアノブの上の閉めてある鍵まで伸びてきて、
その鍵を開けようと手首をグルグルさせ始めた。
恐くなった俺は、
立てかけてあったビニール傘の先でその手を思いっきり
何度も突き刺した。
リアルな肉の感触が傘を伝わってくるのを感じながら、
それでも思いっきりかさを突き刺していると、
その手はふっと引っ込んでそれっきり静かになった。
玄関の外には人の気配はなく、
覗き穴を見ても人らしき影はない。
「うわー、出たー!」と思いながら、
その日は布団を被って震えながら眠りに付いた
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:02:48.27 ID:casTX3mO0
夕方頃目を覚ました俺が、
バイトに行くため恐る恐る玄関に近付くと、
玄関に無数に小さな丸い跡が付いていた。
それは昨日俺が何度も青白い手に突き刺したはずの傘の先の跡だった。
俺は確かに手だけに刺していたはずだった。
一度も金属音はしなかったし、
そんな感触もなかった。(大家さんにはメチャクチャ怒られたけど・・・。
おまけに弁償した。)
だがおかしなことはそれだけではなかった。
外にはくっきりと、
玄関の方を向いて立っていたであろう足跡が付いていた。
それも泥まみれの!
その日も前の日も、
雨なんか降っていなかったし、
階段には足跡どころか泥さえも付いていなかった。
その出来事から2週間経って、
俺は今のアパートに引っ越した。
今でもあの日のことを夢に見て跳ね起きることがある。
あれは幽霊だったのだろうか?
それともストーカー?
あの時は本当に洒落にならんぐらい恐かった。
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:08:54.08 ID:A+BQfYpOO
これは友人に聞いた話。
本を買いに行こうと駅前の本屋に足を運んだ。しかし、見つからなかった。
仕方がないんでとある某百貨店を見に行った。
本屋へ向かいお目当ての品を探していると、後ろが騒々しいんで見てみた。
すると、夏真っ盛りのこの季節に値札のついたむぎわら帽子を深く被り、
黒いベンチコートを羽織った漢が、大声で騒いでいた。
「なんでボンボン12月号がないんだ?!あぁ?今は八月?んなぁことは知ってるよ!店長呼んでこい!」
品探しどころではない。明らかに子供ではない漢が、ボンボンを求めているのだ。
顔はうまい具合に見えなくて妙に悔しい。店員が困っているところに警備員が駆け付けた。
「おい!やめろ邪魔するな!アルター使うぞアルター!いいのか?この辺一帯消し飛ぶぞ!」
そう言って連れていかれた。
友人はその後、何事もなかったかのように帰ったらしい。
そいつには言えないよ。むぎわら帽子の変態は俺なんて。
582 :
寝る前投下:2006/08/02(水) 03:12:38.42 ID:casTX3mO0
引っ越しした友達ん家で寝てたら、夜中に部屋の隅でガサゴソ音が・・・
隣のベッドで友達は寝てるし、何?と思って目をこらしたら、
なんかぼんやりとした影みたいのがある。
気のせいか思ってまた寝っ転がった。
したらまた、ガサゴソっちゅー音が聞こえてくるんだ。
今度は入り口近くの、押し入れのほう。
距離的には3メートルくらいなんだけど、なぜか音はよく響いてる。
びびりながら押し入れ見てたら、なんかカリッ、カリッって音が・・・
やべー、やべー、とっとと寝よう思うんだけど、目は押し入れに釘付け。
見えるんだよ、押し入れの隙間から、目玉みたいのが。
で、その横・・・襖の隅に白い指が並んでる。んで、カリッ、カリッっていう音。
襖を開けようとしてるとしか思えない。
もういい、何かの見間違いだ、それか猫!
強引にそう思いこんで布団をかぶった。
猫に指なんかねーよ、とびびりながら自分に突っ込みつつ
カリッ、カリッっという音は、自分が眠るまでずっと聞こえていた・・・
朝起きたら、開口一番に友達が「お前ゆうべ、何か見たろ」だって。
「このアパートって、あと何年かで取り壊されるらしいんだよな。
そんな古い建築ってわけでもねーのにさ、こりゃいわくアリだべ?
んでお前がさ、頭から毛布かぶって寝てたとき、お前の足首を
ぼやっとした白い手みたいのがつかんでてさ、寝るに寝れなかったぜ」
まじで背中に寒気が走った
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:15:04.62 ID:lFoOZgp5O
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:16:00.73 ID:++IO/k050
フォントを丸文字に変えると全然怖くないんだぜ?
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:48:49.87 ID:3eFwTiqzO
何この沈黙
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 03:57:01.69 ID:GTRbrjDp0
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. { トヽ;;;;;! '´ ̄ ` { '=ッ{;< ! . , , .
. ヽ.ゞさ;;} ,.r'_ ,..)、 !;,.! ヽ、_,人_,ノ、_,从,人.ィj、ノv1
ヽニY ,.r' _`;^´! ,';/ )
ヾ:、 ヾ= 三;〉 /'′ ‐=、´ このスレやべぇ
ノ,;:::\ ` ー" , ' )
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588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 04:00:43.15 ID:MmN+lcD0O
今
うんこちびった
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 04:12:01.04 ID:A+BQfYpOO
寺の息子から聞いた呪いに関する話。
きっかけはそいつの寺の木にわら人形が在ったという話から、
俺が一度やってみようかなとぼやいた事に始まる。
そいつ曰く呪いかけるなら死ぬ覚悟がなきゃやらない方がいいと言う。
一つの呪いの対象は二つ。まず掛けられた「仇」、そして「自分」。
訳を聞いても行為の代償としか答えない。呪いはヒト以外の干渉が在って初めて成立する。と
手順はとても簡単らしい。強い想いと干渉が入る環境。ただこれだけあればいいという。
干渉が入る環境とは具体的には霊道や神社、寺。もちろん呪いにも強弱がある、と言った。
それは噂や言い伝えで強くなるとのこと。
都市伝説や不幸の手紙がそうである。不幸の手紙は馬鹿にできないという。
例えば創立三十年、今も絶えず続いてるソレは人が死んでもおかしくないらしい。
長くなったからもうやめとこう
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 04:45:53.08 ID:GTRbrjDp0
保守
591 :
ふぉっくす ☆ ◆FOX///5OcQ :2006/08/02(水) 04:49:02.28 ID:hKKlsNHP0
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 05:07:23.38 ID:rSCF8ueW0
あいtの寮にきもだめしにいった話
そこについたらAが「ここは、あぶない」
A「帰ったほうがいい」
でも俺とBはいつもいってみたいとおもったから入った(ふたりで)
俺はは一階で日忌明けしたけどBはさいごまでいくつもりだったらしいから
さいごまででてった。
BはさいごまでかえってこないらしくAとおれは病院にいった
Aはさいしょあれ?なんでここにいるのっていってたけど
おれはいつもいるよっていったらよろこんでた
けっきょくBはかえってこないぼくはきちがいじゃないのに
いったのにびょういんにいった
Bもはびょういんにいるっていったのにみんなしんじない
おれはおれでもういっかい寮にいくつもり
そのときにいっしょにBとBのなかみもとりかえすつもり
でもAはBなんてしらないっていった
AはいつもおれよりBとあんなにHしてたのに
おれひとりでもいく
みんなばいばい
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 05:08:09.48 ID:GTRbrjDp0
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ヽニY ,.r' _`;^´! ,';/ )
ヾ:、 ヾ= 三;〉 /'′ ‐=、´ 俺はHONDA派だ!!!!!!!
ノ,;:::\ ` ー" , ' )
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',,;;;{ {;;;;;;ヽ }::〈;;;;;;;;l iヽ、 , '⌒r‐v'ヽィ'⌒Yソ、ト、!yヘ!
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594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 05:21:13.21 ID:GTRbrjDp0
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595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 05:43:53.47 ID:GTRbrjDp0
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596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 05:45:27.15 ID:2SPQbHfiO
携帯で布団に入りながらこのスレ見てたら、妙に斜め右向こうから変な音が聞こえるんだよ
クーラーが壊れてガリガリいってんのかな?って思って振り向いたら
勝手にPCが機動してた。
とりあえず恐いからそのまま画面つけずに強制終了にした
ハッキリ言って泣きそうだ
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 05:50:48.87 ID:jUgFtNQE0
やっぱコトリバコが一番怖いな
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 06:20:57.19 ID:LAppftd70
いつものように会社で働いて、休暇は家でぐうたらと過ごしている普通の会社員
ただ一年に一度4日ほど田舎の方に旅行に行くことにしていた
ある年もある小さな旅館に泊まった
男がそこを選んだ理由はただ安かったからだが、値段の割には待遇もそれなりに良かった
安い割には床の具合も良く、嬉々とした気持ちで眠ることが出来た
ドンドンドンッ
深夜、不慣れな物音に男は目を覚ます
どうやら窓の外で誰かがたたいているようだ
ドンドンッドンドンドンッ
そのときふと旅館の主人の言葉を思い出す
「寝ているときに窓ががたがた言うことがあるようですが絶対にあけないでください」
窓が音を立てるのだから、きっと風が強いのであろう
男は主人の言葉にうなずくとふとんの中に潜った
あぁうるさい音だ、そう感じていたのもつかの間、男はまた眠りへとついていった
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 06:21:39.29 ID:LAppftd70
次の日、扉をたたく音で目を覚ます
昨日に引き続き今度は一体なんだというんだ、そう思いながらも眠たげなまぶたをこすりながら扉を開ける
そこには警察がいる
「……一体何のようです?」
「今日この旅館の庭で死体が発見されたのですが、何か知っていることは無いかと思いまして」
そんなことを言われても自分は何も知らないと男は答える
「死亡推定時刻は昨日の深夜頃ということなのですが……」
?何か引っかかる
「ああ、それとこの旅館の主人が今現在行方不明となっていまして、犯人の可能性があるということなのでどうか……」
どうやら昨日の窓をたたく音は助けを求める合図だったらしい
そして窓を開けるなと言った主人が殺したのであろう
しかし私には何の関係があるというのだ、うむ何の関係もないではないか
男は手帳を取り出し、日記という項目に文字を書いていく
“8/4 不幸にも殺人現場にでくわす。 これで8度目、いい加減にしてほしいものだ”
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 06:24:37.38 ID:7+0XCDDF0
まだこのスレ残ってたのかwwwwwwwしぶといwwww
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 07:01:45.94 ID:GTRbrjDp0
_ ,,, . .,,, _
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. ヽ.ゞさ;;} ,.r'_ ,..)、 !;,.! ヽ、_,人_,ノ、_,从,人.ィj、ノv1
ヽニY ,.r' _`;^´! ,';/ )
ヾ:、 ヾ= 三;〉 /'′ ‐=、´ 1時間くらい寝たかな?
ノ,;:::\ ` ー" , ' )
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602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 07:40:14.15 ID:W1mWjalU0
今追い付いた・・・んだけど、頼むから長文を投下中に割り込むのやめろやw
気が散る。
投下中に点呼とったり、それに反応したりは極力控えて欲しい・・
コピペ
2月の終わりの話。
大学が休みに入ったので、喪男キモオタの代表格典型例みたいな俺らは心の底からすることがなかった。
暇に任せて、関東圏のある心霊スポットへ。
そこでは本当に何もなく、男ばかりなので無駄に怖がって俺に抱きついてくれる女の子がいるはずもなく
何となく盛り下がって終了、俺の家で6人のキモオタがアニメ観賞とエロゲで肝試しの何倍も盛り上がった。
酒も入っていい具合にハイにもなってきた頃、急に部屋の灯りがすごい勢いで瞬き始めた。
窓ガラスが外からバシバシ叩かれてる。両掌でおもいきり叩いてる感じ。
今から考えるとかなり恐ろしいんだけど、その時の俺らは全く怖くなかった。
その時やってたエロゲが「坊さんが幽霊の女の子を優しいエロで成仏させる」というコンセプトの
どうしようもないゲームだったから…。
コピペ
俺:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
友人:キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
友人:萌え!むしろ萌え!
全員:もえええええええええええええええええっ!!!
今考えると、何か正気の沙汰じゃない。
でも俺らはエロゲの力と、キモオタの力と、酒の力で力の限り萌え続けた。
しばらく萌えー萌えーとひとしきり騒いだ頃、ふっと部屋の灯りが消えた。
全員が車座になってたんだけど、その真ん中に女の人が立ってた。
色はよく分からない長いスカートを履いていて、裾から雫が垂れていた。
コピペ
全員:もええええええええええええええええええっ!!
友人:ちょwwwwwっをまwwwww
友人:お、おっぱい!
全員:うおおおおおおおおおおおおおお!もええええええええ!
その後はおっぱいコール。全員でおっぱい!おっぱい!と絶叫連呼。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
女の人はちょっと眉を顰めた後にふっと消えてしまった。
眉を顰めた顔、俺は見なかったんだけれど
その話を聞いた時に「眉を顰めた顔は萌えるなあ、見たかったなあ」と思ってしまった。
幽霊でさえ、俺らの近くに女性は居着いてくれない。
ちょっと悲しくなった。
おしまい。全部実話ですorz
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 08:04:58.09 ID:eADlNL7+O
ノリって怖いよね
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 08:52:08.54 ID:2SPQbHfiO
ほ
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 09:15:04.66 ID:ct66LYzfO
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 09:32:32.92 ID:04HoMdZd0
小学4年生くらいのことなんだけど、親戚が水泳教室を開いていて、
そこの夏季合宿みたいなのに参加させてもらった。
海辺の民宿に泊まって、海で泳いだり魚を釣ったり山登ったりする。
小学生が十数人と、あとは引率の先生が男女あわせて4人くらいいた。
俺は同年代のいとこがいたせいで、すぐに他の生徒ともうちとけ、1週間
毎日楽しく過ごした。
その最終日前日のことだったと思う。
運悪く台風が近づいてきているということで、海でも泳げず俺たちは
部屋でくさっていた。
みんなは部屋で喋ったりお菓子食べたりテレビ見たりしてたが、俺は
目の前の海を、民宿の2階の窓からぼんやりと眺めてた。
強風で物凄い高さの波がバッコンバッコンやって来るグレーの海。
なんだあれ?
思わず声が出たのかもしれない。
気がつくと後ろにKちゃんもやってきて一緒に窓の外を見ていた。
2つ上の6年生で、虫取りが上手な奴だったと記憶している。
「え、あれ・・・」
Kちゃんも浜辺のそれに気がついたらしく、目が大きく見開いている。
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 09:33:00.61 ID:04HoMdZd0
荒れ狂う海のすぐそばを、白いモノが歩いてくる。
歩いてくる? というか移動してくる。
男か女かも分からない。
俺は近眼なんで良く見えない。
服とか着てるようには見えないんだけど、全身真っ白だ。
真っ白のウェットスーツ? そんなものあるのか?
動きはまるでドジョウ掬いをしているような感じで、両手を頭の上で
高速で動かしている。
俺の真後ろで突然やかんが沸騰した。ピーーーーーーーーーー!
いや、ちがう。Kちゃんの叫び声だった。
引率の先生が飛んできた。
Kちゃんは何回もやかんが沸騰したような音を出して畳をザリザリと
はだしの足でこすって、窓から離れようとしていた。
その後引率の先生と他の先生とがKちゃんを病院に連れて行った
ような気がする。
その日はみんな怖くなって布団をくっつけあって寝た。
Kちゃんは戻ってこなかった。
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 09:33:18.95 ID:04HoMdZd0
数年後親戚の集まりでいとこと会ったので、その夏の事を聞いてみた。
いとこは何故か露骨に嫌な顔をした。
Kちゃんはストレス性のなんとかで(脳がどうとか言ってたかな)その後すぐに
水泳教室をやめたらしい。
水泳教室自体も、夏季合宿の類を中止したそうだ。
Kちゃんは何を見たと言っていた? 俺が聞きたいのはこれだけなんだ
が、どうしても聞きだせなかった。
俺は、その夏季合宿の後すぐ眼鏡をかけるようになった。
でも今でも、その夏季合宿の時に眼鏡をかけていたら・・と思う。
Kちゃんは一緒に森を探索したときに、木に擬態しているような虫も
真っ先に見つけるほど目が良かった。
Kちゃんはきっと、その浜辺で踊っていたモノ(踊っていたとしか言い様が
ない)を、はっきりと見てしまったに違いないんだ。
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 09:37:47.61 ID:W1mWjalU0
くねくねキタ━(゚∀゚)━!
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:04:22.60 ID:04HoMdZd0
たまにニュースなんかにもなるんですが、携帯電話に夢中で、
踏み切りを気づかずに越えて電車に轢かれてしまう、って事故があるじゃないですか。
巻きこまれた本人もさることながら電話の相手も大変だ。友人知人が、
あるいは肉親が電車に轢かれるまでを電話口にきかされることになるのだから。
そしてそのなかには、電話先が留守電であったためにその一部始終が録音されている場合もあるわけです。
友人の彼女、A子もそういう経験を持ってるんです。以下の話はA子から聞いた話。
A子の友人にB子というのがいたのですが、このB子がまさにA子の留守電に
メッセージ入れてる最中に電車に轢かれたそうです。
よくある旧式の踏み切りで、遮断機がなくて警笛だけの踏みきりでの事故だったとのこと。
なんでも次の日にA子のところへ泊まりで遊びに行く予定だったのだが、行く時間がずれるので
連絡いれてた最中に踏み切りで轢かれたらしい。
内容はだいたいこんなものだったとか。
カーンカーンという警笛の音がかすかに聞こえるなか・・・・
「B子です・・・・・明日ね、ちょっと遅れそう・・・・・一時間くらい遅れ(衝突音)」
そんな事故があったとも知らずに家に帰って留守電を聞いたA子。
ほんとにびっくりしたらしい。メッセージの途中でものすごい衝突音がいきなりするわけですから。
B子の家に確認の電話を入れたら、やはり事故に巻きこまれたことがわかった。むろん即死だったとのこと。
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:04:47.98 ID:04HoMdZd0
友達が死んでいく最後の声の入った留守番電話。
いやだとは思いつつもB子のことを思ってメッセージを消すに消せずにテープに入れたまま残しておいたそうです。
一年後の命日。A子はそのテープをもう一度だけ聞こう、そして供養にとお寺に預けてしまおうと思って聞くことにしたそうです。
そしてテープを聞くと、一年前には気づかなかった変なことに気がついたのです。
A子「電話がかかってきたときにもう警笛がしているのよ。
ということは、かける前から鳴ってるはずでしょ、なんでB子気づかないの?」
残念ながら、私がこの話を聞いた時点では先にも書いたとおりに、寺へ供養で預けたあとで、
実際のものを聞いてないのでそのあたりなんとも判断できないのですが、もうひとつ不思議がある、と
A子はいうのです。
「それにしゃべりはじめてからぶつかるまでがけっこう短いのよね。
笛鳴ってから電車がくるまでって、少し間があるじゃない。でもねあっという間なのよ」
A子が再現してくれたテープの内容は上の通りです。文字にするとわかりづらいですが、普通の速さで
口に出して読んでみてください。確かに短いんです。
結局、こういう推測しかできないんです。
警笛がすると同時、もしくはその直前に電話をかけはじめ、A子の留守電が「メッセージをどうぞ」といったあと、
しゃべり始めると同時に電車が来ると分かっているはずの踏みきりにむかって歩きはじめた。
こんな妙なことってあるものなのか、いまだにわからない話なのです。
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:05:30.83 ID:qWP5PeWr0
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:37:33.83 ID:04HoMdZd0
建築法だか何だかで5階(6階かも)以上の建物にはエレベーターを設置しないといかんらしい。
だから俺が前住んでいた高速沿いのマンションにも、当然ながらエレベーターが一つあった。
六階に住んでいた俺が階段を使うことは全くといっていいほどなかった。まあ、多分誰もがそうだろう。
来る日も来る日もエレベーターのお世話になった。階段は下りるならともかく昇るのはなかなかにツライ。
だが、ツライのは分かっていても、今の俺は専ら階段しか使わない。
大学の講義がない平日の昼頃、俺はコンビニでメシを買ってこようと部屋を出た。
1階に下りるのには当然エレベーターを使う。エレベーターは最上階の8階に止まっていて、
今まさに誰かが乗るか降りるかしているところのようだった。
俺は階下のボタンを押し、エレベーターが下りてくるのを待った。
開いたエレベーターのドアの向こうには中年のおばさんが一人いた。ちょくちょく見かける人だったから、
多分8階の住人だったんだろう。軽く会釈してエレベーターに乗り込む。1階のボタンは既に押されている。
4階で一度エレベーターが止まり、運送屋の兄ちゃんが乗ってきた。3人とも仲良く目的の階は1階だ。
だが。
エレベーターは唐突に3階と2階の間で止まってしまう。一瞬軽いGが体を押さえつけてきた。
俺を含めた室内の3人は3人とも顔を見合わせた。
何だ。故障だろうか。停電、ではないようだ。エレベーター内の明かりには異常がない。
「どう……したんすかね」
俺がぼそりと呟く。おばさんも運送屋も首を傾げる。暫く待っても動く気配がない。
と、運送屋が真っ先に行動した。彼は内線ボタンを押した。応答がない。嘆息する運送屋。
「一体どうなってんでしょう」
運送屋の疑問は俺の疑問でもあった。
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:37:57.88 ID:04HoMdZd0
多分数字にしてみれば大した時間じゃなかった筈だ。
沈黙は3分にも満たないくらいだったろう。それでも漠然とした不安と焦りを掻き立てるには十分な時間だった。
何となくみんなそわそわし始めた頃、エレベーターが急に稼動を再開した。
おばさんが短くわっと声を上げる。俺も突然なんでちょっと驚いた。
しかし、だ。
押しているのは1階のボタンだけだというのに、どういうわけか下には向かわない。
エレベーターは上に進行していた。すぅっと4階を抜け、5階、6階……
7階で止まり、がらッとドアが開いた。俺は訝しげに開いたドアを見る。全く、何なんだ。
一体なんだっていうんだこれは。
「なんか不安定みたいだから」
おばさんがエレベーターを降りながら言った。
「なんか不安定みたいだから、階段で降りる方がいいと思いますよ。また何が起こるか分からないし」
「そりゃそうですね」
と、運送屋もエレベーターを降りた。当然だ。全く持っておばさんの言うとおりだ。
今は運良く外へ出られる状態だが、次は缶詰にされるかもしれない。
下手をすれば動作不良が原因で怪我をする可能性もある。そんなのはごめんだ。
俺もこの信用できないエレベーターを使う気などはなく、二人と一緒に降りようと思っていた。
いや、待て。何かがおかしい気がする。
エレベーターの向こうに見える風景は、確かにマンションの七階のそれである。だが……
やけに暗い。電気が一つも点いていない。明かりがないのだ。通路の奥が視認できるかできないかというくらい暗い。
やはり停電か?そう思って振り返ってみると、エレベーターの中だけは場違いなように明かりが灯っている。
そうだ。動作に異常があるとはいえ、エレベーターは一応は稼動している。停電なわけはない。どうも、何か変だ。
違和感を抱きつつ、俺はふと七階から覗ける外の光景に目をやってみた。
なんだこれは。
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:38:18.63 ID:04HoMdZd0
空が赤い。朝焼けか、夕焼けか?だが今はそんな時刻ではない。太陽も雲も何もない空だった。
なんだかぞくりとするくらい鮮烈な赤。
今度は視線を地に下ろしてみる。真っ暗、いや、真っ黒だった。高速やビルの輪郭を示すシルエット。
それだけしか見えない。マンションと同じく一切明かりがない。
しかも。
普段は嫌というほど耳にする高速を通る車の走行音が全くしない。無音だ。何も聞こえない。
それに動くものが見当たらない。上手くいえないが、「生きている」匂いが眼前の風景から全くしなかった。
ただ空だけがやけに赤い。赤と黒の世界。
今一度振り返る。そんな中、やはりエレベーターだけは相変わらず明るく灯っていた。
わずかな時間考え込んでいたら、エレベーターのドアが閉まりそうになった。
待て。どうする。降りるべきか。それとも、留まるべきか。
今度は特に不審な動作もなく、エレベーターは大人しく1階まで直行した。
開いたドアの向こうは、いつもの1階だった。人が歩き、車が走る。生活の音。外は昼間。見慣れた日常。
安堵した。もう大丈夫だ。俺は直感的にそう思ってエレベーターを降りた。
気持ちを落ち着けた後、あの二人のことが気になった。俺は階段の前で二人が降りてくるのを待った。
しかし、待てども待てども誰も降りてこない。
15分ほど経っても誰も降りてこなかった。階段を下りる程度でここまで時間が掛かるのはおかしい。
俺はめちゃくちゃに怖くなった。外へ出た。何となくその場にいたくなかった。
その日以来、俺はエレベーターに乗りたくても乗れない体質になった。
今は別のマンションに引越し、昇降には何処に行っても階段を使っている。
階段なら「地続き」だからあっちの世界に行ってしまう心配はない。
だが、エレベーターは違う。あれは異界への扉なんだ。少なくとも俺はそう思っている。
もうエレベーターなんかには絶対に乗りたくない。
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:53:33.26 ID:04HoMdZd0
N子さんがその洋服タンスをすっかり気に入り、リサイクルショ
ップから配送されてきた翌日、彼女はその内部の異物に気付いた。
それは古びたゴムボールだった。黒っぽい茶色に僅かに緑の汚れ
がある。子供が遊びつくした後のような、汚らしいゴムボールが、
洋服タンスの引出しの中に入っていたのだ。
彼女は当然のことながら大変気味悪がり、翌日にはそのボールを
ゴミとして捨てた。
学生の彼女が日中の講義を終え、マンションのドアを開けた時、
ドアが何かを弾いたのに気付き、そしてその弾かれた物を見て悲鳴をあげた。
捨てたはずのボールが、そこにあったのだ。
彼女はその翌日も、その翌々日もそのボールを捨てようとするも、
すべて徒労に終わった。何度やっても、帰宅する頃には部屋のどこか
にそのボールが在った。まるで自然にそこにあったかのように。
休日にも試みたが、夕方頃にいつの間にか部屋にあるボールを見て
彼女は崩れ落ちるしかなかったという。
彼女は精神的にすっかり参ってしまった。
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:53:50.05 ID:04HoMdZd0
クラスメイトのTさんにそれを打ち明けると、彼女は真摯に相談に
乗ってくれ、部屋を訪れてくれた。テーブルの上のボールを挟んでの、
知恵の出し合いが始まった。
「ひょっとしたら、タンスに引き寄せられてるんじゃないかしら」
Tさんのその仮説にまさか・・・・と思いつつも、否定できないN子さん。
念には念を入れ、タンスを処分してはどうかという話になった。その
ボールを気味悪く思いながらも、タンス自体はたいへん気に入っていた
N子さんはその提案にやや逡巡してしまったという。
その時、N子さんの膝がテーブルの足に軽く当たり、ボールがTさんの
そばを転げ落ちていった。反射的にTさんがそのボールを拾う。
Tさんの顔色が変わった。
「N子・・・・このボール、直に触ったことある?」
「まさか。触る時はいつもティッシュ越しだったし、眺めるのも
怖かったぐらいよ」
「・・・・あんた、これ黒いボールじゃないよ!緑色のボールのほとんど
に、黒いなんかがこびりついてるのよ!」
翌日、N子さんはタンスを処分し、ボールを近くの寺に供養してもらい
に持って行った。
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 10:54:09.38 ID:04HoMdZd0
不安対象をすっかり排除し、彼女はすっかり安心したという。その日は
ぐっすり眠り、次第に普段の学生生活へと戻っていった。
そして学園祭の季節の頃。運営委員を務めていた彼女はすっかり疲れ果て
て遅くの帰宅の後、ベッドで眠りについた。
夢の中、彼女は中年の男性になっていた。古びたアパートの一部屋で、
女性と口論をしている。何を言い合ったかは覚えていないが、自分―
夢の中の男が発したこの言葉だけは何故か鮮明に覚えているという。
「どうして・・・・どうして生んでくれなかったんだ!!」
男の握った鈍い光を放つ包丁が、女性の胸につきたった。
そこから始まった凄惨な光景を、彼女は今でもありありと思い出せる
という。男は彼女の下腹部を裂くと、嗚咽を漏らしながら、そばにある
ものを詰めこみ始めた。―ガラガラ、小さな衣類、おもちゃ・・・・生まれ
てくるハズだった子供のために、男が用意していた物達・・・・。
最後に男が女性の腹に詰めた物を見て、彼女は悲鳴とともに夢から
覚めた。それは、あのボールだったのだ。
恐怖と嫌悪でいっぱいになりながらも、彼女は無意識に現実に戻る
材料を探すべく、腕をふるい、時計を探した。
だが、その手が掴まえたのは、在るはずのない、在ってはならない
あの黒いボールであった。
彼女はしばらく入院していたが、半年前にその病院から去ってから
の消息はTさんですら知らないという。
タンスも、その黒いボールも今はいずこにあるとも知れないという。
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 11:15:28.92 ID:casTX3mO0
こええええぇぇぇぇ
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 11:51:18.41 ID:SsCFRiHd0
ほ
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 12:04:07.24 ID:2g4ryAUM0
し
3
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 12:12:58.26 ID:04HoMdZd0
俺はドライブが好きだ。
10年位前俺が免許をとってまもない頃の話である。
この日も俺は夜中に国道を走っていた。
田舎の夜の道はほとんど車の通行が無い。
その日は雨が降りスピードをだすと滑りそうなコンディションだった。
ワイパーをかけないと先が見えないくらいだった。
丁度カーブにさしかかったときだった。
対向車のトラックがパッシングしてきた。
あれ?なんだろ?
なにか検問でもやってるのか?
と思いながらカーブをぬけた。
するとのその先には...
事故った車が止まっていた。
そして俺の車がその横を通りすぎようとしていたときだ。
俺はドライバがどうなったか気になったので
運転席を覗いてみた。
こっちをにらみつけた死人がががががぁぁぁぁ。
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 12:27:44.29 ID:lFoOZgp5O
GTRさん保守乙
628 :
呪いのコアラのマーチ ◆kOARAXQ146 :2006/08/02(水) 12:36:14.01 ID:ncyTUyI10
これは、私が小学生の頃の話です。学校からの帰り道、真っ黒な髪を腰まで
のばした女の子が、公衆電話の前に立っていました。その子が振り向いて
話かけて来た時に、その目が白く濁っていた事から、私は彼女が盲目である事
を知ったのです。その子は透き通った声で言いました「美加ちゃん、お葬式の
最中に悪いんだけど、私の代わりに電話をかけてくれる?」わたしは(何か
誤解されてるな)と思い乍らも、そこは突っ込まずに、それよりも彼女が何故
まよう事なく私の名前を言い当てたのか、知りたいと思いました。「どこか
で、会ったかしら?」すると彼女はクスクスと可笑しそうに笑い、本を
読むように饒舌に語り始めたのです。「クラスが違うから、知らなくても
無理はないけど、アナタの同級生よ。貴方は一組で私は六組。廊下の端
と端ですものね。でも私は、ずっと前からアナタを知っていた・・・。
目の悪い人間ほど、声には敏感なものよ。アナタはとても綺麗な声で、クラス
の人望も厚くて、よく皆の話題になってた・・・。だってアナタは優等生の
見本のような人ですものね。きっと私の頼みを聞いてくれると思ったの。
エゴイスティックな他の人たちとは大違い・・・・・・」
なにかが狂ってるような気がしました。それでも私は、その少女の
いう通りに、ダイヤルを回し(当時はまだダイヤル式の公衆電話でした)、
少女のいう通りに、受話器を渡したのです。
女の子は、電話の向こうの誰かと声を潜めて話しては、時々こちらを見て、
にっこりと笑いました。その電話が終り、少女が去った直後でした。私が、
途方も無くおそろしいものに取り憑かれていた事に気付いたのは。
理由を詳しく説明する事はできません。私の
つまらない文章の意味を理解した者だけが、とり
かれる。そ
れが、この少女の呪いの
ルールなのですから。
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 12:36:21.29 ID:Ewls1RYR0
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 12:41:08.90 ID:rhHFhcxP0
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 12:45:25.27 ID:casTX3mO0
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:03:30.17 ID:04HoMdZd0
その男はある種の霊感を持っていたため、街に出ると
幽霊を見かける事がありました。
ガードレールに腰掛けてぼうっとしている者や
普通に歩いている者、中には明らかに悪意のある者もいて
彼はそういうのには近寄らないようにしていました。
彼にできるのは幽霊が見える事ぐらいでどうしようもないですから。
ある日、彼は日課のジョギングをするために家を出ました。
数百メートル走ったところでいつもの自転車のおばさんが
見えてきました。彼女とはジョギングの時によくすれ違います。
話した事はないですけどいつも虚ろな目をした、でもまぁ
どこにでもいる普通のおばちゃんだったそうです。
ところがその日は...自転車の後ろ、荷台のところにね、
見ちゃったんです。ものすごい形相で前のおばさんを
にらんでるモノが。彼はとっさにおばさんに
話しかけようとしました。なんていうかは
考えてなかったそうです。でもまぁこのまま
放っておく訳にはいかないと思ったんでしょうね。
「あの...!」すると、すれ違う瞬間、おばさんは
こっちを向いて言ったそうです。
「知ってます」
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:36:35.67 ID:2g4ryAUM0
目瞑ってシャワー浴びるのが怖くなった件
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:38:26.93 ID:9XS6QinoO
>>556 俺ん家もすぐ近くに阪急電車が通ってて、踏切があって、しかも墓地もあるという念の入れようなんだが・・・
幸い未だに人身は見てないけどね
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:43:58.76 ID:KdNMlmx6O
∩
l l
l l
l l
( ^ω^)ブーン
l l
l l
l l
∪
このスレ今、スレ一覧の一番上にあったよ!
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:49:43.33 ID:LAppftd70
>>635 たのむからよけいなは詮索するな
てかあんた取り付かれるとか言われてるのよ?
読もうなんて考えないで
みなかったんだと思って忘れなさい
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:51:58.26 ID:qyIuJPOu0
>>635 夏厨と自らカミングアウトさせてしまうコピペ
∩
l l
l l
l l
( ^ω^)ブーン
l l
l l
l l
∪
このスレ今、スレ一覧の一番上にあったよ!
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:52:35.75 ID:HauISofo0
>>632 既に俺の部屋にガチで一人居るから、一人増えたって別にいいです。萌えるし。
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 13:53:48.53 ID:4aj8ebX20
メガテンのアリスみたいな子ならいいな
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:14:38.50 ID:KdNMlmx6O
>>637-638 は?
3回読み返してもどういうことなのかワカリマセン。
わかった人、ヒント頼む
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:18:05.32 ID:casTX3mO0
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:18:10.90 ID:9HEBHIYW0
,-、___
, '´ ̄ヽ.ヽ `'、
i .r-、 口.r、 i
| /,,_\/__i.|
◎|."゚'` {"゚`l|]
ト、ヽ ,__''_ !
// l\ ー .イ|、_ それより俺のバスターを見てくれ
,.、-  ̄ l  ̄ / ` ─-、 こいつをどう思う?
/ -` 、ノ- ヽ.
/ |! .i
/ Y | ,| |
_| | ___/\ ! \
.| { ./ \ \ .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ | / \/ ノ____________|
} .ノ / / l |
__f .-´ ̄\ / |_____ ,. -  ̄ \____|
| -  ̄ \___/ .| ̄ ̄ ̄ ̄ / / ̄ ̄\  ̄|
___`\ __ / l___ / , / i___.|
 ̄ ̄ ̄ | _,,,-─} ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l __,,,-─"" ̄ .l/ l| |___|
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:18:22.48 ID:9XS6QinoO
ナポリタンみたいなモンだろ
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:23:11.86 ID:9eYCq7NY0
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:27:19.86 ID:KdNMlmx6O
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:28:14.15 ID:kl+IaeNh0
西麻布のカフェで眼鏡をかけて、春物の格好いい
ジャケット着て、チャンドラーのハードカバー読んでた
坊主の人がいたんだよ。
驚いて良く見てみたら、ボクシング亀田兄弟の兄だった。
サイン貰おうと思って声かけたら、気さくに応じてくれた。
「TVと印象違いますね」って言ったら、
「演出なんですよ・・・。僕は嫌なんですけど、スポンサーの関係で
断れなくて・・・。世間の人にイヤな思いさせて、本当に申し訳なく
思ってます」だって。
その後お礼言って、しばらくお茶飲んでたんだけど、
帰ろうとしたら店の人に「お代は頂いてますから」って
言われた。
オレの分だけじゃなくて店にいた人全員分払ってくれたみたい。
それからテレビで見るたびに応援している。
TVであの姿を見ている人には、信じられないと思うけど、全部作り話
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:32:52.77 ID:SsCFRiHd0
時は第二次世界大戦の日本敗戦直後、日本はアメリカ軍の支配下に置かれ各都市では多くの米兵が行き交う時代でした。
兵庫県の中規模都市である加古川市においても多くの米兵が我が物顔で街をのさばり、治外法権を盾に多くの事件を起こし多くの日本人を殺害していました。
ある夜、地元でも有名な美女が一人で加古川駅付近を歩いていた時、不幸にも数人の米兵にレイプされました。
その後殺すにも苦しみながら死んでいくのを楽しむため、体の両腕・両足の付け根の部分に銃弾を叩き込み道路上に放置したまま立ち去りました。
瀕死の状態をさまよっていた時、運良くその場を通りがかった地元でも有名な医者に発見され腐敗していた両腕・両足を切り落とすことを代償に一命を取りとめました。
しかし、自分の美しさにプライドを持っていた女は生きることに希望が持てず、国鉄(当時)加古川線の鉄橋上へ、
車椅子で散歩につれられているスキをみて車椅子を倒し、両腕・両足のない体で体をよじらせ鉄橋の上から走ってきた列車へ身投げし自殺しました。
警察、国鉄から多くの方が線路中で肉片の収集をしましたが、不思議なことに首から上の部分の肉片は全くみつからなっかたとのことです。
しかし時代が時代だったもので数日経過すると、その事件を覚えている者はほとんど居なくなりました。
事件が起こったのは、数ヶ月後のある日です。
朝は元気だった者がなぜか変死を遂げるようになってきました。
それも一軒の家庭で起こるとその近所で事件が起こるといった具合です。
警察も本格的に動き出し、事件が起こった家庭への聞き込みではなぜか共通点がありました。
それは死亡者は必ず、死亡日の朝に「昨日、夜におかしな光を見た」というのです。
実際に当時の新聞にも記載された事件であり加古川市では皆がパニックになりました。
加古川所では事件対策本部がおかれ事件解決に本腰が入りました。
そこである警察官が事件が起こった家庭を地図上で結んでみると、あることに気がつきました。
なんとその曲線は手足のない、しかも首もない胴体の形になりつつあったのです。
こうなると当然次はどのあたりの者が事件に遭うか予測がつきます。
そこで前例にあった「光」を見た者は警察に届け出るように住民に知らせました。
やはり、曲線上の家庭では「光」を見たといい死んでいきました。
しかし、実は「光」ではなかったのです。
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:34:09.69 ID:SsCFRiHd0
死者の死亡日の朝の告白はこうでした。
「夜、なぜか突然目が覚めました。するとかすかな光が見え、見ているとそれはますます大きな光となります。
目を凝らしてみると何かが光の中で動いているのが見えます。物体はだんだん大きくなりこちらへ近づいてきます。
その物体とはなんと、首もない両腕・両足のない血塗れの胴体が肩を左右に動かしながら這ってくる肉片だった。
ますます近づいてくるので怖くて目を閉じました」というのです。
次からも、その同じ肉片を見た者は必ず死にました。
そこで次は自分だと予想した者が恐ろしさのあまり加古川市と高砂市(隣の市)の間にある鹿島神社(地元では受験前など多くの人が参拝する)でお払いをしてもらいました。
すると
「暗闇のむこうに恐ろしい恨みがあなたを狙っているのが見えます。
お払いで拭いきれない恨みです。どうしようもありません。
唯一貴方を守る手段があるとするならば、夜、肉片が這ってきても絶対目を閉じずに口で鹿島さん、鹿島さん、鹿島さんと3回叫んでこの神社の神を呼びなさい」といわれました。
その夜、やはり肉片は這ってきましたが恐怖に耐え必死に目を開いて「鹿島さん」を3回唱えました。
すると肉片はその男の周りをぐるぐる這った後、消えてしまいました。
通常、話はこれで終わりますが、やはり恨みは非常に強く、その男が旅へ出てもその先にて現れました。
その後、その方がどうなったかは知りません。
ただ非常にやっかいなことにこの話は、もし知ってしまうと肉片がいつかはその話を知ってしまった人のところにも現れるということです。
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:50:38.67 ID:2g4ryAUM0
恐怖の保守・・・
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 14:58:23.92 ID:W1mWjalU0
鹿島アントラーズ(Jリーグ)のことかーーーーーー!
653 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:04:55.21 ID:LF6NN8tF0
昔は天井は大抵板張りでしたね。夜寝る時にその木目が恐ろしげな顔に見えてしまう
事はなかったですか?
私はあります。小学校の4年生の時でした。天井に親指の先程の大きさの染みが出
来たのです。最初は何かに見えた訳ではありません。ただ無性にその染みが恐ろしくて
たまりませんでした。その夜から私は金縛りに遭うようになりました。
普通の金縛りとは異なり、体中をギリギリと締め上げる苦痛を伴っていました。
染みは一晩一晩徐々に大きくなっていきます。
手のひら程の大きさになった時、それが何かは分かりました。
鬼です。
鬼としか表現出来ません。痩せさらばえた全裸の体に浴衣のような物を羽織り、凄
まじい形相で手を前に突き出し、こちらへ疾走する姿でした。
その鬼は日一日と近づいて来ます。まるでスローモーションのように染みは変化して
いました。
あの鬼は自分を追い掛けて来ているのだなと思いました。捕まれば殺されるだろうと
も思いました。
私は奇妙な諦観をもって「死」を受け入れていました。恐ろしくてたまらないけど、
両親に相談しようとも思いませんでした。言うだけ無駄とも思えたし、死は抗いがたい
運命に思えました。
今晩は捕まるのかなと思って床に就いた夜です。
染みは奇妙なお札のような物で隠されていました。真っ青に染めた和紙に墨でうね
うねとした奇妙な文字が書かれています。
家族の誰かが貼ってくれたのだと思い、安心して寝ました。誰が貼ったのか問い質
そうとは何故か考えませんでした。
中学3年の時にその家を引っ越す事になりました。
自分の部屋を片付けていた時、天井のお札に思い当たりました。色あせて黒ずんだ
お札半ば、板と同化していて剥がす事が出来ません。
家族にその時初めてお札の事を尋ねました。
誰もそのような物は貼っていないと言います。
私は何故か小学2年の時に他界していた曾祖父が貼ってくれたのだなと思いました。
654 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:19:27.79 ID:LF6NN8tF0
「見える」方々は多々おられるようですが、見え方には個人差があるようで
すね。
なかには何も見えないが、「そこ」にいる気配だけは分かると言う方もいます。見
えないのに相手の性別などが分かるのは不思議ですね。
実在するようにリアルに見える方からぼんやりした霧のように見える方まで様々で
すが、「そこ」にいる! と言う認識だけは共通するのが面白い所です。
さて、彼はぼんやりとした影としてそれまでは見えていたようです。
ただそれは、そういう光景で「霊」などとは関係ないと思っていたそうです。
たとえ、昼日中の公園の中央に柱のような霧の塊があっても、そういうものがある
と思って済ませて来ました。
彼が「見える」事を認識したのは小学年生の時です。
家族で盆踊りへ行くとき、墓場の横の路地を通りました。彼には光霧が墓場の上を
取り巻いているように見えました。
幽霊への知識はついて来る年齢です。
彼はお父さんに「あの霧が幽霊なん?」と尋ねました。
お母さんは「やめてよ」と眉を曇らせます。他の家族には見えないようです。
つと目を細めて「・・・・・見えるか。あれが」お父さんはそう呟きました。
お父さんがついと眺め回すと霧は具体的に人の形に変貌していきました。
彼のお父さんは普通のサラリーマンでしたが、「御祓いが出来る人」として周知の
方でもあったそうです。
以後、彼ははっきりとそれらを見る事になります。
旅行へ行けばやばい部屋は分かる。シーツが下からモコモコ動くと見ていると、惨
殺死体になる。
某温泉では底の方から髪の毛が大量に湧いて来て「うわぁぁぁ!!」と思っている
と、唐突に胸元から生首が浮かび上がったそうです。
「旅行も行けない」そう彼は嘆きます。
お父さんは「お前はこれから怖い思いをするだろうから、滝行でもしに行くか?」
と誘ったそうですが、彼は宗教は嫌いです。
「あの時、親父に聞くんじゃなかった」
彼は嘆いてます。
655 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:29:37.48 ID:LF6NN8tF0
怪談でもなく京都ネタでなくて恐縮ですが、安倍晴明絡みと言う事で・・・・・
晴明神社と言うと京都のそれを思い浮かべますが、大阪にもあります。
大阪は阿倍野区・旧熊野街道沿い、王子神社の背面に位置し、占いを売りにしてい
ます。神社の前には「晴明」と記した碑もあります。
この阿倍野区には、やはり晴明に関わる神社として、阿倍野神社もあります。
地名にも晴明通がある位です。
阿倍野区は古来、安倍氏の治めた土地であり、その中でも晴明地区と呼ばれる丘陵
地は古墳であった可能性すらある土地です。
今でも資産家が多く住み、土地の殆どが私有地である事から、広大な敷地の森が今
も存在し公道が通らずうねくった迷路のような路地が入り組む場所となっています。
そのため住み慣れた人でも、狸に化かされたように道に迷う事もしばしばです。
しかし、どうもそれだけの理由とも思えぬ話を聞く事があります。
北畠にある阿倍野神社から王子の晴明神社の方向にどうやら特殊な結界と言うか
「異界の入り口」があるようなのです。
異界へ迷い込んだらしき話は、私が知っているのは3例ですが、いくつか共通点が
あります。
・通い慣れた道がいつの間にか見知らぬ光景に変わっている。
・時間帯は15時から17時位の間だが、妙にたそがれた光を感じる。
・走る路地は地道で両脇には昭和初期を思わせる連棟の木造家屋が並んでいる。
656 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:29:52.30 ID:LF6NN8tF0
この辺りは今の阿倍野区でも残る光景ですが、以下の点で迷い込んだ方々は恐怖し
ます。
・家屋は木造3階建てから5階建てで、時折、路地を挟んだ家屋を結ぶ空中回廊がある。
・時折万国旗のようなものがはためいている。
流石にこんな建築様式は聞いた事がありません。
・人気は全くないのに視線を感じる。
実は人影を見た方が一人います。家屋の三階部分から覗いていたそうですが、着流
しの男性で、昔の祭で使ったような狐の面で顔を隠していたそうです。
これはおかしいと怯えた段階でみなさん、唐突に熊野街道に出るようです。
実際に阿倍野神社から晴明神社へ行く時間の半分程度で、ここに出るのがミソです
ね。
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 15:31:08.52 ID:vFZ7FT8QO
良栄丸的な話しキボン
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 15:31:41.40 ID:4aj8ebX20
>>650 俺らじゃなくてアメ公に怨み晴らしに行けよって思うなw
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 15:33:07.99 ID:MmN+lcD0O
恐い話か…
今日の話…ほんとついさっき起きた話なんだけど。
一週間ぶりの休日に羽を休めていたところに、「やばっ!洗濯溜めっぱなしだ」と思い出した。
性格が無精なせいで、洗濯物は二週間以上洗濯かごの中に放置されたままだった。
俺はもっと早くに気付くべきだったんだ…。
長い間日陰にあった洗濯物は見事カビだらけだったよ…。
梅雨もあったしね。orz
実話です。orz 干してくるノシ
660 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:38:41.06 ID:LF6NN8tF0
私の通っていた小学校は、歩いて3分のところにありましたが、その小学校
に片道4キロの道矩を歩いて通ってきていた子供達がいました。子供達は校長
先生から鈴を貰い(これは熊よけです)、峠道を越えて通ってきてました。
異変に気がついたのは、その小学生達でした。峠道のある地点に到達すると、
いつも決まって異臭がするというのです。この情報から、山中に死体があるの
ではないかと睨んだ警察は山狩りを計画し、地元に対して協力を要請してきま
した。
そんなわけで、私も山狩りに借り出されました。
最年少者だった私は警察官とペアを組んで、道なき道を進み、ただならぬ気
配に導かれて、程なく妙なモノを見つけました。大きなミノムシの様なものが
木の枝からぶら下がっているのです。そしてそのミノムシ状のものに、尋常で
は考えられないくらいの蝶が群がっていたのです。群がっている蝶の羽音の
『サワサワ』という音が、辺りに響きわたっていました。
661 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:39:09.37 ID:LF6NN8tF0
一緒にいた警察官はニヤニヤしながらミノムシを『棒でつついて見ろ』とい
ったので、私は何のためらいもなく、持っていた鳶口でミノムシをつついてみ
ました。
途端に蝶は飛び立ち、辺りは薄暗くなりました。それまでしていなかった異
臭が鼻を突き、警察官は瞬時に嘔吐しました。
ミノムシは首吊り自殺体だったのです。
その後程なく自殺体は降ろされたのですが、不思議なことに、空を覆い尽く
すほどいた蝶は、瞬時にいなくなってしまいました。
今となっては、蝶の種類までは記憶にありません(カラスアゲハだったか、
オレンジ色に黒い斑点のあるものかのどちらかだったとは思うのですが、)が、
蝶の羽音だけは、今でも耳に残っています。
662 :
こんにちトマス ◆TOMAS.MBKM :2006/08/02(水) 15:39:57.72 ID:H94L663NO
こういうスレは幽霊が書き込みしてるよ
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 15:41:52.24 ID:i1bw4pX4O
うほっ、今日もこんな時間からやってるのか。
来ちゃったんだぜ・・・・・
キンタマの痒い俺がな(`・ω・´)b
毒男さん毎度おつーノシ
665 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:44:20.34 ID:LF6NN8tF0
666 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:54:50.91 ID:LF6NN8tF0
今から10数年前、世の中がまだそれ程アウトドアブームでない時の話です。
私たち気の会う仲間同士でよく《山篭り》などと言う今で言うところのキャンプを楽しんでいました。
現在では、ディスカウントショップ等で簡単に、しかも安く手に入るアウトドア商品ですが我々が学生の時はとても高価な品物で炭を1つ買うのにも結構苦労していました。
そんな折、思いもよらず8人用のテントが手に入り、仲間を誘って2泊3日のキャンプに出かけることになりました。
男ばかり6人で、色気はありませんでしたが、それはそれで結構楽しいものでした。
現地に到着してからまず初めにやらなければならないことは何処にテントを張るか、ということです。
今のようにキャンプ場があるわけでもないので出来るだけ山奥に入り人里は慣れた場所でなるべく平坦なところと言うのが条件でした。
ようやく条件に合った場所を見つけ荷解きをするころには、日もどっぷりと暮れていました。
これからの準備が大変です。
まず火を起こす為の薪を探し、テントを張り照明を作り夕食の準備をします。
それぞれが、その役割をしっかりと果たし、準備は順調に進んで行きます。
そんな中薪を取りに行ったMがなかなか帰ってきません。
肝心の薪が無いと火を起こすことが出来ないので数人でMを探しに行こうと思った矢先に、両腕に抱えきれないほどの薪を持ってMが帰ってきました。
「遅いじゃないか!」
「すまん、すまん。なかなかいい木が無くて。でも丁度いいの見つけてきたよ!」
確かにMが持っている木は幅といい厚みといい薪にはうってつけの木でした。
早速手作りの釜に薪を入れ火を起こしました。
物を焼くには火を焚いてから炭にするまで待たなくてはなりません。
全員腹ペコでしたがドンドン薪をくべて火を焚きました。
そうしているうちに私は妙なことに気が付きました。
実は始めからその薪代わりの木が私にあるものを想像させていたのです。
幅は、7〜8センチ。
厚みは、1〜1.5センチ長さは人間の背丈よりもやや小さめ・・・
お分かりでしょうか?
そうです!それは卒塔婆(そとば)だったのです!!!!
わかりますか?
分からない方の為に説明しますが、よくお墓に立っている木に墨で文字の書いてある札の様なものです。
なぜ、初めに分からなかったかと言うと夜の山、照明も薄暗い中火を焚くことに集中していたので気が付かなかったと思います。
それが火を焚くことであたりが明るくなり始めて回りを注意深く観察出来るようになったからでした。
こともあろうに私たちは卒塔婆をバキバキと折り、燃やしていたのです。
667 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:55:35.12 ID:LF6NN8tF0
私は全員にそのことを話しました。
5人とも一気に顔が青ざめ凍りつきました。
中でも一番青ざめていたのは拾ってきた当のMでした。
「とんでもないことをしてしまったな。」
Mがポツリと言いました。
とにかくやってしまったものはもう取り返しがつきません。
仕方なく私たちは残りの卒塔婆をまとめ新たに薪を探し何とか夕食を済ませました。
明日全員でそのお墓を尋ね丁重にお線香を上げあやまろうと言うことに話がまとまりその夜は早々にテントで休む事にしました。
恐怖はこれからだったのです。
6人が6人とも、眠れませんでした。
体は疲れているのに神経が高ぶって寝付くことが出来ません
。 それだけではありません。
誰一人、口には出しませんが先ほどの出来事が気になっているのは事実でした。
皆、話をしようと言う気にならず起きているという気配だけが伝わってきます。
それでもいつしか、うとうとしたとき物凄い風の音で目を覚ましました。
テント全体が揺れる程の風です。
私の他にもう一人Mが目を覚ましていました。
「外の品々が気になるからちょっと見てくるよ」
私はMに、そう言ってテントの外に出ました。
外に出た私は、絶句しました!!
なんということでしょう。外は、まったくの無風状態でした。
月明かりで見える木々の葉の一枚も、ピクリとも動いていません
。 試しにライターを点けて見ました。
炎は揺れることなく真っ直ぐに燃えています。
(風が突然やんだのか?)そう思った私は、あたりを一回りして再びテントに戻りました。
668 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:56:27.84 ID:LF6NN8tF0
テントに一歩入った途端!!!
ゴーという音とともにテントは揺れています。
「外は、大丈夫だった?」
Mが言います。
「えっ?」
「この風じゃ何か飛ばされてたんじゃない?」
「いや、外は無風だったよ!」
「そんなはずないよ、テントはずっと揺れてたぞ。」
「まさか?」
私は言いようの無い恐怖を感じながら、首だけテントの外へ出しました。
「そんな!!!」
外は、先ほどのように静寂が闇を包んでいます。
再び、テントに戻るとやはり揺れています。
もう疑う余地ががありません。
我々が寝ているテントだけが揺れているのです。
その時です。突然、風が止み静寂が訪れました。
小さな簡易式の豆電球の中、私とMは顔を見合わせました。
「なんだ?どういうことだ?」
「しーっ!!」
Mが口に手を当て耳を澄ませました。
私も同じように耳を済ませます・・・・
(ザッ・ザッ・ザッ・ザッ・)人が歩いている様な足音が聞こえます。
「全員起こせ!」私は小さく叫びました。
起こされて不機嫌そうな仲間を私は腕で制して「しーっ!耳を澄ましてみろ!!」と言いました。
足音のようなものは段々こちらに近づいてきます。
しかも先ほど一つだった音が今度は四方から我々のテントに向かって近づいて来ます。
全員微動だにせず全神経を耳に集中しています。
やがて、明らかにテントの直ぐ前で音は止まりました。
669 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 15:56:48.99 ID:LF6NN8tF0
そして今度はテントの周りを回り始めたのです。
月明かりに人の影がおぼろげに映っています。
その数4〜5人程です。
強気のYが突然テントの入り口から飛び出して叫びました。
「誰だ!!!!」
Yはテントを一周して戻って来ました。
「だ、誰も居ない・・・・」
相変わらず影はテントの周りを回っています。
全員身動きもせずただじっとしているしかありません。
どの位そうしていたでしょうか?
その音はパタッと止みました。
が、次の瞬間恐ろしい光景を全員が目撃しました。
テントの外から布越しに人の顔が現れたのです。
テントに外から顔を押し付けている状態です。
それも無数に・・・・
もはや、テント内はパニック状態でした。
念仏を唱える者、わめき散らす者収拾がつきません。
どれくらいそうしていたでしょう?
しばらくして、私はおそるおそる、顔を上げました。
そこには、もう先ほどの光景はありませんでした。
全員を落ち着かせた頃には、もう夜明けでした。
私たちは、早急に昨日Mが(薪)?を拾った場所に向かいました。
なるほど、そこは荒れ果てた墓地でした。夜目にはとても墓地とは分からないような場所でした。
とりあえず私たちは墓地を掃き清め後に線香を購入し、丁寧に供養しました。
その後は特に何もありませんでしたので、私たちの無礼は許して貰えたのだと思っています。
670 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 16:13:18.75 ID:LF6NN8tF0
これは私の学校で昔から伝わっている話。
私の通っていた××小学校の校舎には一箇所、妙な場所があるの。
四階の廊下の一番端っこの壁に小さな隙間。
女子トイレの扉の更に奥に不自然な奥行きがあって、行き止まりの壁に隙間が開いているの。
覗いてみれば分かるけど、隙間は結構長くて…そうね、大人の人間の腕に本分ぐらいかしら。
でも隙間の横の長さは3cmから4cmほど。いくら小学生でも入れない隙間。
どんなに痩せ細って骨と皮だけになっていても、無理でしょうね。
どう頑張っても腕が精一杯。肩で止まってしまうわ。
貴方も似たような隙間を見つけたら試してみたらいい。無理だって分かるから。
腕を入れたあと、どうなってもしらないけどね。
隙間には何が潜んでいるのか分からないのよ?
見たこともない虫がいっぱい蠢いているのかもしれないし、
訳の分からないものが住みついているもかもしれないのだから…。
私が知ってる話は、そんな隙間に殺されてしまった少年の話。
少年の名前は「A君」ってよばれているわ。
本名は知らないけれど、もう彼は話の中では「A君」なの。
その子はもう死んでしまったんだから。
A君は小学六年生で六年四組にいたわ。そう、ちょうど隙間に一番近い教室。
前々から興味があったんでしょうね。そのクラスになった日に彼は隙間を見に行ったわ。
そのころから噂になっていたのよ、今ほどじゃないけどね。
四階の端っこにみょうな隙間があって、覗きこんだら誰かの目が見えたとか、
誰かがおいでおいでをしているとか。たわいもないものよ。
671 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 16:13:47.33 ID:LF6NN8tF0
でも小学生ってみんな怖いものとかに興味があって仕方ない頃でしょう?
休み時間になってA君が行くとクラスの子達が隙間に集まっては消しゴムのカスとか、
牛乳ビンのフタとかを投げ入れては遊んでいたの。
怖がって止めようって肩をひっぱる子供とか、無邪気よね。
A君もワクワクして同じようにポケットに入っていた五円玉を隙間にほおりなげたの。
チャリンって五円玉は隙間の奥に当たって倒れたわ。
「なんだ、何も起きないじゃん。」
ってA君はガッカリした様子で言ったの。
とたんに五円玉もったいなかったなぁって思いも込み上げてきて、
A君は隙間に手を伸ばして奥に入ってしまった五円玉を取ろうとしたの。
でも無理、隙間は大人の腕2本分の長さで、横幅が3.4cmなんだから。
同時にチャイムが鳴って子供達はいっせいに教室に戻っていったわ。
「あ・・待ってよみんな!」
教室に戻っていく子供達は、みんなその声を覚えていた。
A君の最後の声をね。
672 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 16:14:03.30 ID:LF6NN8tF0
六年四組の授業が始まって先生がやってきたわ。ふと見渡すとA君が席にいない。
「おい、Aはまだ遊んでるのか?」
「あ、Aならさっき、隙間の所で遊んでました。」
さっき一緒に遊んでいたの一人が隙間の方を指差して言ったわ。
しかたないな、とその子を連れて先生は隙間の方へ行ったの。
でも廊下の向こうには誰もいない。それははなれたところからでもよく分かった。
先生が男子トイレにいるかもしれない、と中に入った時。
廊下から連れてきた男の子の耳をつんざく絶叫が聞こえたきたの。
何事だ!って先生が廊下へ出ると、男の子は廊下で恐怖に震えながら廊下の向こう、
隙間の方をガタガタと指差したわ。
「………A……」
隙間の中を見たとき、先生もその場に崩れ落ちた。
誰でもそうなるわ。だって隙間の向こうにA君が居たんですもの。
3.4cmしか横幅の無い隙間の中でビクビクと痙攣しながら、五円玉を握り締めて
A君は隙間の奥に居るのよ。
血まみれになった体からどくどくと鮮血が流れ出して、隙間を真っ赤に染め上げて
A君の体は4CMぐらいにまで押しつぶされ、隙間の奥に埋まっていたの。
よく子供が落書きする棒人間?そんなたとえが合っているかしら。
頭も半分以下に潰されて、中の積め物が溢れていた。
身体もぐしゃぐしゃに潰れて、肋骨が体から無残に突き出して鮮血でピンク色に染まっていた。
先生は、絶叫したわ。
それを聞きつけて生徒達や先生が隙間の方に走って来て、みんな絶叫してトイレに駆けこんだ。
それほど、A君は酷い状況だったの。
673 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 16:14:18.59 ID:LF6NN8tF0
しばらくして警察が駆けつけたけど、A君がそうなった原因はまったく不明だった。
子供の力で奥まで行けるはずが無いけれど、誰かがA君を押し込むにしても道具が必要だったし。
A君と子供達が別れてから発見されるまで、長くても8分ほどしか掛かっていない。
更にA君を隙間に押し入れる音どころか、A君の悲鳴すら誰も聞いていないのだから。
事件はまったくの謎のまま、闇に葬られたわ。
あ、そうそう。A君の死体。取り出すのに苦労したそうよ。
腕も届かないからとても長い棒のような道具で死体を引きずり出すしかなくてね。
棒でつつくたびに鮮血が散ったって話よ。
それでも、そんな事件があっても隙間はその小学校にあるの。
隙間を埋めようとすると、必ず業者に不幸な出来事が起こるらしくてね。
しかたなく立ち入り禁止のテープが張ってあるの。その場しのぎってやつね。
私、この話を友達から聞いて一回行ってみたの。
そうしたら、隙間の奥で何か光ってて、。
それは綺麗に光る五円玉だったわ。
私は取らなかったけど、もし隙間に入っているお金を見つけたら手を伸ばしてみることね。
とても貴重な体験ができると思うわよ。
674 :
毒男 ◆B.DOLLQelE :2006/08/02(水) 16:19:54.33 ID:LF6NN8tF0
|A`) 投下終了…
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 16:20:15.80 ID:8Xh1g/d+0
地味に生き残ってるのなwwwwww
>>628 うわああああああ
正しい順序で読んでしまったorz
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 16:26:33.33 ID:SsCFRiHd0
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 16:30:36.12 ID:W1mWjalU0
ウンコは食べれません。ウンコは食べ物のカスだけだと思っている人が
いますが、ほとんどはばい菌雑菌です。食べてすぐに死亡することは
ありませんが、肝臓をやられてしまい、肝炎や肝硬変などの恐い病気に
なってしまう危険があります。
尿は肝臓で消毒していますので、飲むことが出来るのです。
動物が自分のウンコなどを食べることがありますが、その動物の体内で
ウンコを食べても大丈夫なメカニズムを持っているから平気な訳で、
人間はダメです。
スカトロジストの人達は、ウンコを食べた後で、抗生物質の薬を
飲む人達がいます。でも肝臓をやられてしまい、死亡する人もいます。
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 16:31:16.58 ID:TFKEKWNe0
>>628 ぎゃああああああああああああああああああああああああああ
679 :
呪いのコアラのマーチ ◆kOARAXQ146 :2006/08/02(水) 16:33:16.27 ID:ncyTUyI10
>>675>>678 ,/”” ”ヽ
,/ __ _ ゛
/ /““ “” ヽ |
| / -━ ━.| |
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(ヽ | r ・・i. ||
りリリ /=三t. |
|リノ. |
| 、 ー- ' ノ
| ”ー-- '|
680 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/02(水) 16:52:38.54 ID:BmaoFPRP0
このスレまだ残ってたのか・・・。
取り合えず保守
ほ
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 17:20:45.47 ID:2g4ryAUM0
ひ
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 17:22:15.72 ID:USGy9HloO
保守するよ(`・ω・´)
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 17:22:16.69 ID:nr1halYg0
俺が実体験した話でもするか・・・
怖くないかもしれないが・・・
これは今でも経験することなんだが・・・
はじめて見たのは小学生の頃だな・・・
俺は近所の子供たちとポコペンをして遊んでたんだが
何回か遊んで俺が鬼になった
数を数えてもういいか?と聞くともういいよって声が返ってきたので辺りを見回したんだ
すると隣の家の玄関の方に黒い髪と白い服の裾が過ぎ去っていくのを見たので
「○○みっけポコペン」と言ったらそいつは反対の方向から出てきた
その時は見間違いかなぁと思ってたんだが・・・
それから数日して俺の祖父の母親が亡くなったって聞いたんだよ
入院してたし歳も歳だから亡くなるのは仕方ない・・・
その時はまだ気付いてなかったこれが虫の知らせだってことに・・・
それから数年して家族と家で話してるときふと三階へ上がる階段を見ると
前に見た黒い髪と白い服の裾が上がってくのが見えた
そしてまたそれから数日後に今度は祖母の母親が亡くなったと聞いた
俺はその時初めて分かったんだ・・・
自分の親戚や自分と親しい人が死ぬ少し前に俺にそれを知らせに来たんだと・・・
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 17:22:21.94 ID:9XS6QinoO
カシマさんって他のパターンもなかったっけ?
686 :
携帯番号 ◆9910184016 :2006/08/02(水) 17:22:44.56 ID:BmaoFPRP0
こ の ス レ は 陽 が 沈 む と 復 活 し ま す
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/08/02(水) 17:27:15.82 ID:W1mWjalU0
携帯番号、人が書き込んでる途中で割り込んで無駄な書き込みしすぎでうざい
空気読んでくだしあ><
688 :
684:
追記
髪と服の裾しきゃ見えないのに何故か女性、男性の区別がつく。
一番最近では祖父と出かけた帰り道トンネルの合間にぼんやりと男性の人影みたいなものがあったんだ
夜だから街灯やトンネルの光があるとはいえやっぱ薄暗いからそんなとこに見えるわけがないのに俺には見えた
家に帰ってきた直後電話が鳴って祖父のお兄さんが亡くなったと聞いた
夢で見ることもあるけどな・・・