4スレ前の
>>277の続き久々。
次の日もジュンと真紅達は音楽室で曲を作っていた。
昨夜、遅くまでイカを捕まえに行っていた翠星石と水銀燈は
寝不足気味なのか時折おおきなアクビをしている。
そこに雛苺が教室の入り口からヒョコッと顔をのぞかせる。
「あら、雛苺、今日も来たのね。 こっちにいらっしゃい」
「は、はいなのー」
真紅の言葉に笑顔を見せて雛苺は教室の中に飛び込んでくる。
さっそく翠星石は雛苺にドラムを教えたり真紅と歌ったりする。
それを見ていたジュンは水銀燈にギターを教えて欲しいと
告げると、ニヤリと笑った水銀燈は音楽室の棚の上に置かれた
タンバリンをジュンに手渡す。
「ジュンはこれでもヤッてなさぁい」
「なんだよ、僕だけどうしてタンバリンなんだよ〜」
「あ〜ら、リズムを体で取ることも大切よぉ」
そうなのか? なんだかダマされているようだが・・・。
時間がたつにつれて気温はどんどん上昇していく。
そうなると、まだ始めたばかりのジュンや雛苺はともかく
真紅や、蒼星石までも集中力を切らしてくる。
>>15の続きです。
「もう限界ですぅ、こう暑いと何もできないのですぅ!」
「そうだね、少し休憩しようか」
「えぇ〜、休憩だけぇ? どこかで泳ぎたいわぁ」
「そ〜ですぅ、海ですぅ、川ですぅ。 どこかで遊ぶですよッ」
「賛成かしら〜、曲はだいたいできてるから午後は泳ぐかしらぁ」
そう言うと3人は海にするか川にするかを話しだし、水銀燈は雛苺を
呼ぶと地元ならではの場所を聞いている。
少しモジモジしながら雛苺が答えたのは、金糸雀の実家からさほど
離れていない場所にある小さな砂浜であった。
「真紅ぅ、蒼星石も早く帰って着替えるわよぉ。 ジュンは私のギター
もって帰ってきてねぇ〜」
「あっ、まって水銀燈」
「ごめんジュン君、僕のベースもお願いするよ」
海水浴が決まるとジュンを残して彼女達は足早に教室を出て行った。
慌ててギターとベースをケースにしまい彼女達の後を追いかけ、金糸雀の
実家に着くとフスマを隔てた隣の部屋から水銀燈の勝ちほこった余裕の
笑い声が聞こえてくる。
>>16の続きです。
「ウフフフ〜。 あ〜らぁ金糸雀、その水着。 お子様みたーい」
「なによ、ちょっとスタイルがイイからって言いすぎかしらッ」
どうやら隣の部屋では水着自慢が始まったらしく、水銀燈と金糸雀が言い
合いを始めそうな空気がジュンには感じられた。
いつもなら止めに入るのだが、今回ばかりは着替え中に部屋に入っていく訳
にはいかない。
残されたのはバンドの良心でもある蒼星石なのだが、そんな思惑は翠星石の
一言で無残にも崩れ去った。
「金糸雀もピーピー鳴くなですぅ。 見なさい蒼星石を。
これといって何の変哲もない平凡な体ですよッ」
「ちょっと翠星石、それは言い過ぎじゃないかい? 僕だって水銀燈には
敵わないけど形だけなら翠星石には勝ってるつもりさ」
そう言うと蒼星石は着ていた青い水着の肩にかかる部分をずらし、いたって
標準的な大きさとはいえ、弾力のあるゼリーがお皿の上でプルンッとはじける
ような柔らかくも形にいい乳房をあらわにする。
「へっ、ヘン。それがどーかしたですかぁ。 形より大きさですぅ」
そういうと濃いめの緑色のビキニから、やや大きめの胸を出すと手のひらで
持ち上げるようにし、蒼星石の前でわざゆらしてみせる。
>>17の続きです。
「あ〜らお二人さん、私に勝てるとでも思っているのぉ?」
「カ、カナだって小さいのが好きな人もいるかしら〜」
ついに水銀燈と金糸雀も、せっかく着ていた水着を脱ぎ始める。
翠星石にいたってはおしり自慢をしたいのか全裸になっていた。
そんな中で真紅はブツブツと言いながら何度も鞄の中身を確かめている。
少し様子がおかしい真紅に気付いた蒼星石は声をかける。
「どうしたんだい真紅?」
「か、海水浴は却下するわ。 水着を忘れてきたのだわ」
「それはダメですぅ。 翠星石も一緒に探してやるですぅ」
「別にいいわ、あっ、ちょっと勝手に私の鞄を開けないで頂戴」
真紅から奪い取った鞄の中身を確かめる翠星石と水銀燈は1着の
水着を発見し、笑い出した。
>>18の続き。
「なぁーに、コレぇ。 まさか真紅ぅ、ウケを狙っていたのぉ?」
「お子様ですぅ、金糸雀よりお子様ですぅ。 マニア路線狙いすぎですぅ」
「間違ってもってきたのだわ、ほっといて頂戴。 とにかく私は泳がない
わよ!]
水銀燈が手にしているのは何の変哲もない濃紺色の水着。
そう、ただのスクール水着であった。
しかも右胸の位置には白い布が張り付けてあり「真紅」とマジック
で名前まで書かれていた。
これは女子高生としてはプライベートで着るには死ぬほど恥ずかしい
水着である。
その名札をみて一通り笑うと水銀燈と翠星石は顔を見合わせてニヤリと
不適な笑みをうかべると真紅に襲い掛かった。
「な、何をするの、いや、ダメ。 いやぁぁぁぁ、ヤメてぇぇ」
「観念するですよッ」
「そーよぉ、雛苺との約束の時間に遅れちゃうわよぉ〜」
>>19の続きです。
翠星石は後ろから真紅を押さえ、自由を奪うと水銀燈は暴れる真紅の
Tシャツに手をかけると、イヤがる真紅の乱れた金髪が水銀燈の頬に当たる。
ニヤリと笑う水銀燈はそんな真紅のTシャツを一気に剥ぎ取ると手馴れた
手つきでブラも外すと、金糸雀より小さな胸が現れる。
いつの間にか金糸雀も参加し、真紅の両足を押さえているためジーンズの
ファスナーも抵抗むなしく簡単に下げられると白にブルーのストライプの
小さなパンティーが見える。
観念したのか真紅は目を閉じて水銀燈達のなすがままに裸に
され、ある意味、全裸よりも恥ずかしい名札付きのスクール水着を
着さされていた。
「貴女達はケダモノよ、いいえそれ以下の悪魔だわ」
涙をためて座り込む真紅の周りには剥ぎ取られた下着が散乱し、
それを見下ろす水銀燈と翠星石は、まだ足をバタバタとさせながら
イヤがる真紅を強引に海へと連れ出していった。
>>28 金糸雀ファイルを書いたときは勢いで書いたので始めに
コテ付け忘れてしまった。で、全ファイル名無しで行っちゃった。
せっかくなので酔っ払いネームにしといてくださいスマソ。
ちなみにファイル6思案中です。