1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ザッザッザッザッガサッ
「はぁ・・ はぁッ・・・ はぁっ・・・・」
薄暗い森を走る。
木の小枝が刺さり体中に細かい裂傷が一歩、また一歩と前へ進む度に増える気が
する。
「痛いお・・でもここで止まって捕まる訳にはいかないお。」
そう呟いて彼は薄暗い森の奥に消えて行った。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:48:29.86 ID:CzlyhhBW0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:48:56.12 ID:m8DAQk+50
長岡県ホライゾン市は人口数千人の小さな街。
三方を山に囲まれ、南側が海に面していて真夏の避暑地としてかなり好い環境である。
都会からの旅行者も多く観光と僅かな農作物、海産物で島の人間は生活していた。
('A`)「おぉーい、今日は釣りに行く約束だろ〜?」
家のブザーを鳴らし近所迷惑も考えず大声で叫ぶ。
(´・ω・`)「ごめん。あぁ、またなんだ。許して貰おうとは思わない。
とりあえず麦茶でも飲んで落ち・・」
('A`)「はいはい分かった。また遅刻かよ。ショボンの寝坊癖はホント治んねーな。」
活発そうな、だがお世辞にもイケメンとは言えなさそうなこの少年の名はドクオ。
(´・ω・`)「まぁまぁ・・そんな怒らずに。すぐ準備するからさ。」
窓からそう言うと申し訳無さそうに準備を急ぐおおらかそうな少年は
どうやらショボンと言うらしい。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:49:38.60 ID:m8DAQk+50
('A`)「そう言やぁ、昨日山の上の方でサイレンが鳴ってたよなぁ。」
('A`)ノシ「なんかあったのかねぇ。」ドクオはそう言いながら
早く釣りがしたいのか釣り竿を振っている。
(´・ω・`)「そんなの鳴ってたっけ?覚えてないなぁ」
ショボンがそう答えると
('A`)「そう言えばショボンは一回寝たら起きねーもんな。」
とドクオはつまらなさそうに皮肉を返した。
ショボンはそんなドクオを気にもせず黙々と準備を続けている。
どうやらこの二人のやりとりはいつもの事らしい。
(´・ω・`)「随分お待たせしたね。さぁ、行こうか」
('A`)「ホントだよ。さっさと行かなきゃ日が暮れちまう。」
二人は自転車に飛び乗り釣り場へと急いだ。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:50:20.27 ID:m8DAQk+50
二人がいつも釣りをしている場所はニュー速港の突堤なのだが
どうやら今日は違う場所をドクオが見つけたらしく
初めての釣り場と言うこともあり
ドクオはやたら急かしていたらしい。
('A`)「妹山にうp川ってあるだろ?あそこ前から狙ってたんだけど
流れが急過ぎて良いスポット無かったんだよな。
ところがどっこい昨日学校帰りに川沿い歩いてたら
偶然みっけたんだよ!あそこは釣れるぜぇw」
(´・ω・`)「えっ、でもあの川ってかなり足場が悪いし
大人が一緒じゃなきゃ入っちゃダメらしいよ」
とショボンが少し強ばった表情で返す。
('A`)「いいんだよッ!ったくショボンはホント根性ねーな。
それでもVIPPERかよw」
と睨み付けるように言い放った。
彼の言うVIPPERとは「長岡県立VIP高校」の生徒と
言う意味らしい。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:50:48.86 ID:m8DAQk+50
ちなみにVIP高校は周りの学校に比べると少しやんちゃな子供が多く
何かと問題も絶えない学校である。
(´・ω・`)「・・・分かったよ。いっぱい釣れるならその方が楽しいしね。」
この少年はどうやらかなりの釣り好きらしく
最近の釣果もイマイチと言うことで
ドクオの見つけたポイントへの期待はまんざらでも無い様子である。
('A`)「だろ?俺は期待は裏切らない男だからまかしとけってw
さぁ。もうそろそろ着くぜ。」とショボンに向かって笑顔で言った。
成程、これは確かに期待出来そうである。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:53:45.17 ID:sAoOmETw0
wktk
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:54:14.28 ID:pWNGAcVe0
tktk
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:54:30.55 ID:vgb1I7f70
sefh
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 12:55:59.10 ID:X6DTsqF20
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:01:50.83 ID:m8DAQk+50
川底には大小さまざまな岩が沈み苔の付き具合もかなり良い。
今まで人間の立ち入った形跡は殆んど無く魚からしたら楽園なんだろう。
('A`)「さぁて。ここらへんでいいか。」
ドクオと呼ばれた少年はそう言うと方に引っ掛けていた釣り道具一式を
岩場へ投げ置いた。
どうやら喋り方同様、大雑把な性格らしい。
(´・ω・`)「うん。ここでいいね。準備しようか。」
ショボンと呼ばれた少年も仕掛けの準備に取り掛かる。
('A`)「なぁ、ショボン。餌は何でいく?」
(´・ω・`)「そうだね。まずは川海老でいいんじゃない?食いつき
悪かったら他のも試してみよう。」
('A`)「よしきた。」
どうやらドクオはショボンの釣りの腕は認めているらしく素直に指示に従う。
二人とも準備が終わりポイント探しの為に二手に分かれて水面から飛び出た岩と岩を飛び跳ねる。
('A`)「俺はここだな!よっしショボン。今から勝負だぜ!」
ドクオがショボンにそう叫んでまず第一投を投げ入れる。
狙った所にピンポイントにチャポンと落ちた。彼の腕もなかなかの物である。
(´・ω・`)「ちょ・・・せこいなぁ。まぁいいや。おk。」
そう言うとショボンも第一投を投げる。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:02:41.95 ID:Vru6Qwo30
これは期待できるかもしんね。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:04:08.02 ID:m8DAQk+50
ごめ。誤字修正
ドクオと呼ばれた少年はそう言うと方→肩に引っ掛けていた釣り道具一式
脳内で変換よろ。ごめんね
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:12:26.02 ID:ymU/LhmS0
続き!続き!
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:13:50.68 ID:veVU/5iJ0
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:14:01.14 ID:vgb1I7f70
ngkyk
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:14:09.68 ID:m8DAQk+50
このショボンと言う少年。三度のメシより釣りが好きと言うことで釣りにおいてはかなりの自信があった。
今まで釣りに出かけると坊主で帰る事も殆んど無く彼の家の夕食は釣りに行った日は
魚メインの様々な料理が並ぶほどである。
今日もこの様子だと大漁に釣って帰るだろう。
(´・ω・`)「ふぅ。ちょくちょく餌は喰ってるね。大物がいる予感。」
ショボンがそう言って餌を付け直しながらドクオをチラッと見る。
('A`)「くっそ。全然喰わねーじゃねーか。」
ドクオはブツブツ呟きながら竿を振っている。
やはりかなりの短気者らしく開始5分ですでに投げやりな感じである。
(´・ω・`)「ドクオ。もうちょっと仕掛けを深めにした方がいいよ。
ここの川は意外と深いみたいだし。」
('A`)「そうか!さすがショボンちゃんwよっし!仕掛け深くしてみっか。」
そう言うとドクオは仕掛け手繰り寄せて作り直す。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:23:12.29 ID:m8DAQk+50
釣り始めから数十分が経ちショボンのバケツには良い形の川魚が数匹入っていた。
(´・ω・`)「本当に良いスポットだなぁ。毎週でも来たいよ♪」
ショボンはこの釣り場がかなり気に入ったらしく黙々と竿を振る。
一方ドクオを見るとかなり苛立っているのが分かる。
('A`#)「全然釣れねーじゃねぇか!!何が仕掛けだよ。ショボンのせいで
釣れなくなったんじゃねーのか!?」
とドクオは無茶苦茶な事を言いながら雑に竿を振るが一向に釣れる気配は無い。
(´・ω・`)「僕は嘘はついてないよ。ここは深めの仕掛けの方が・・・」
ショボンがそう言い掛けた時、対岸の草葉がガサガサと激しく揺れた。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:24:39.45 ID:m8DAQk+50
リアルタイムで書いてるので少々投下が遅いのはご容赦を・・・
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:26:48.76 ID:Vru6Qwo30
ゆっくりと気軽に書いてくれ。
いつでもwktkしながら待ってるから。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:30:45.86 ID:gDOIbSXR0
wktk
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:38:22.47 ID:m8DAQk+50
('A`)「今明らかに向こうで何か動いたよな?俺見てくるわ!」
ドクオはもう釣りに来た事など忘れて川沿いの探検に夢中なようである。
(´・ω・`)「ちょ・・・クマーや狼かもしれないよ。危ないって。」
ショボンがドクオを止めるがドクオは聞く耳を持たない。
ちなみにこの地方にはクマーも狼も生息していない。せいぜい狸かイタチだろう。
ドクオが対岸に渡れる場所を探していると少し上流に大きな丸太が一本、川に掛かってあるのを見つけた。
('A`)「自然に倒れたにしちゃ不自然だなぁ。」そう呟きながら丸太の上を猿の様に
するすると渡っていく。運動神経はかなり良いらしい。
(´・ω・`)「僕はここで釣りするから。すぐ帰って来るんだよ。」
ショボンはドクオにそう叫ぶとまた竿を黙々と振り続けた。
釣りが絡むと友人そっちのけのようである。
('A`)「へいへい。分かりましたって。」
ショボンの言葉を聞き流すとドクオは対岸に辿り着いた。
('A`)「さっきの草葉は、っと・・・あそこらへんか」
ドクオが木々の間をすり抜けて先程音がした所へ近づく。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:39:39.15 ID:m8DAQk+50
('A`)「今明らかに向こうで何か動いたよな?俺見てくるわ!」
ドクオはもう釣りに来た事など忘れて川沿いの探検に夢中なようだ。
(´・ω・`)「ちょ・・・クマーや狼かもしれないよ。危ないって。」
ショボンがドクオを止めるがドクオは聞く耳を持たない。
ちなみにこの地方にはクマーも狼も生息していない。せいぜい狸かイタチだろう。
ドクオが対岸に渡れる場所を探していると少し上流に大きな丸太が一本、川に掛かってあるのを見つけた。
('A`)「自然に倒れたにしちゃ不自然だなぁ。」そう呟きながら丸太の上を猿の様に
するすると渡っていく。運動神経はかなり良いらしい。
(´・ω・`)「僕はここで釣りするから。すぐ帰って来るんだよ。」
ショボンはドクオにそう叫ぶとまた竿を黙々と振り続けた。
釣りが絡むと友人そっちのけのようである。
('A`)「へいへい。分かりましたって。」
ショボンの言葉を聞き流すとドクオは対岸に辿り着いた。
('A`)「さっきの草葉は、っと・・・あそこらへんか」
ドクオが木々の間をすり抜けて先程音がした所へ近づく。
ごめ。微調整
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:40:25.45 ID:F5i/siI10
wktk
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:47:08.80 ID:6usbTXJVO
面白そうだ
だが、なんで句点を付けんの? 癖か?
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:49:12.79 ID:m8DAQk+50
ドクオが先程音がした場所に近づいた瞬間、
ガサッ!
と大きな音がした。
流石のドクオもこれには少し驚いたのか足が一瞬止まる。
('A`;)「こりゃ・・・狸やらイタチじゃないかもな。」
ドクオがそう思った瞬間、人の声がした。
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
呻く様な声である。これを聞きドクオは一気にその草むらへ飛び込む。
そこにいたのは黒い作業着というか・・・そう、映画に出てくるような特殊部隊が
着るような格好をした同い年くらいの少年が仰向けに倒れていた。
('A`)「おい!大丈夫か!?怪我でもしてんのか??」
ドクオが少年に駆け寄り辺りや体を見回す。
目立った傷やアザは無いものの、細かい擦り傷が多い。服の汚れ具合を見ても
かなり長い間森に居たのだろう。そこら中泥だらけである。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:49:51.38 ID:+hRgwrIuO
やべぇ、どこが面白いのかわからん
単なる三平小説じゃん
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 13:50:13.87 ID:m8DAQk+50
>>25 ごめwwなんか癖でw 投下初だから多めに見てね><
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:00:04.85 ID:pWNGAcVe0
初にしては中々wktk
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:06:01.51 ID:psJA3kZY0
hehe..
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:06:25.28 ID:m8DAQk+50
('A`)「おーい!!ショボン!!お前もこっち来て手伝え!」
ドクオがショボンに向かって大声で叫ぶ。
ショボンがびっくりしてドクオの声がした方に叫ぶ。
(´・ω・`)「どうしたのさ。なんかあったの?」
('A`)「怪我人がいる。」
その一言でショボンも慌ててさっきドクオが渡った丸太に走った。
(;´・ω・`)「この人は・・・どうしたの?変な服装だし、釣り人じゃ無さそうだけど・・・」
ショボンが少し心配そうに怪我をしている少年を見つめる。
('A`;)「俺もよく分からないんだけど取り敢えず怪我の手当てしてやらなきゃ・・・」
二人が困惑してると少年の目が少し開いた。
(メ´ω`)「ここは・・・どこだお。」
呟くように呻いた瞬間少年の目がはっきり開いた。
(メ`ω´)「君らは誰だお!?何故ここに居る!」
少年はそう叫んだかと思うとドクオに足払いをかけてマウントポジションを取る
('A`;)「お・・俺達はお前が倒れてるの見つけたから手当てしようと・・・」
(´・ω・`;)「そうだよ!だからドクオに危害を加えるのはやめて欲しい。」
二人がそう話すと少年の顔から険が取れた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:07:35.41 ID:Vru6Qwo30
今更だが、ブーンが少年だったのが意外wwwww
○
ο
o
,, --──-- 、._
,.-''"´ \
/ ヽ、 と思い出し笑いをするブーンであった
/ ヽ
l/\ /\ l
.|, , , |
l (_人__) """ l
`、/⌒i /⌒⌒ヽ /
/ | | \ /
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:16:50.83 ID:m8DAQk+50
(メ´ω`)\「すまなかったお。」
少年はそう言うとドクオに手を差し出す
ヽ('A`;)「ホントだぜ。」
そう言ってドクオは少年の手につかまり立ち上がった。
(´・ω・`;)「あなたは何者なんですか?なんでそんな服を着てるんですか?なんで倒れてたんですか?」
思わずショボンが質問攻めをする
(メ´ω`)「それは・・・答えられないお」
少年は少し困ったようにそう答えた。
('A`)「SATみたいでかっこいいよなぁwまぁ答えられなきゃいいや。せめて名前くらいはいいだろ?」
ドクオがそう答えると少年は少し考えた後
(メ´ω`)「僕の名前は・・・ブーンだお」
と答えた。
('A`)↓「ブーンか。俺はドクオ、んでこいつはショボン。よろしくな!」
(´・ω・`;)「しょ・・ショボンです。よろしく。」
どうやらショボンはまだ警戒しているらしい。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:17:36.88 ID:vgb1I7f70
kghk
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:27:04.98 ID:m8DAQk+50
(メ´ω`)「いきなりすまなかったお。森には・・山登りが目的で来たんだお。」
ブーンと言う少年はそう答えると辺りを見回す。
('A`)「嘘くせーけどまぁ、信じるよ。俺らとタメくらいだろうし。取り敢えず俺んち来るか?
怪我の手当てもしないとな。それに服もキタネェww」
(´・ω・`;)「い・・家に呼ぶのは・・・」
ショボンがそう言いかけるとブーンが答えた
(メ´ω`)「ここは・・・どこだお?」
('A`)「ここか?ここは長岡県ホライゾン市。んでこの川はうp川だぞ。」
ドクオがそう答えると
(メ´ω`)「結構遠くまで来たつもりだったが・・じゃあせっかくだしお世話になるお。ありがとうだお。」
そう言うとブーンは体に付いた葉っぱや小枝、泥を手で払った。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:29:10.73 ID:Vru6Qwo30
wktkが止まらない。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:31:21.14 ID:f5ZMfUzT0
F5も止まらない
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:32:54.39 ID:/Dr29vnfO
更新ボタンが磨り減ってきた('A`)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:37:58.02 ID:m8DAQk+50
ドクオとショボンが釣りの道具を片付けている間、ブーンは遠くの妹山の方角をしきりに気にしている。
('A`)「よーし。じゃ帰るか。ショボンはどうする?」
(´・ω・`)「僕は家に帰るよ。魚持って帰らなきゃいけないし・・。」
そうショボンが答えるとドクオは少し自分の釣果を思い出し不満そうに
('A`)「あー。そういや釣りに来たんだっけ・・・。」
と今更ながら悔しそうに返した。
('A`)「ブーンはチャリ無いから俺と二人乗りな。」
ドクオがそう言うと
(メ^ω^)「僕は大丈夫。山登りするくらいだから普段から鍛えてるんだお!走るお!」
と答えた。
('A`)「あっそ。じゃ行くぞー。」
(´・ω・`)「おk」
そう言って3人はホライゾン市内へ向かって走り出した。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 14:52:01.61 ID:m8DAQk+50
ドクオが家に着く頃にはもう7時を回っていた。
ガラガラッ
('A`)「ただいまー。カーチャン、友達連れてきたぜ。」
ドクオが大声で叫ぶ。
J( 'ー`)し「あんた声でかいわよ!ご近所さんに迷惑じゃないのさ!」
このドクオのお母さんの声も相当でかい。
ブーンが玄関から挨拶をする
(メ^ω^)「どうもだお。夜分に申し訳ないですお。」
するとさっきとは打って変わって優しい声で
J( 'ー`)し「あらあら。お友達ね。こんばんわ、ゆっくりしていって頂戴ね。」
と笑顔で言う。ドクオがおせっかいで声がでかいのはお母さん譲りなんだろう。
(メ^ω^)「ありがとうございますですお。」
('A`)「よっし!じゃあブーンも俺の部屋来いよ!」
そう言ってドクオは階段を駆け上がる
J( 'ー`)し「あら、ブーン君?だっけ。お洋服汚れてるじゃない。洗っててあげるわ。」
( ;^ω^)「それは悪いお・・・」
そう答えると
J( 'ー`)し「子供が遠慮してるんじゃないわよ。さぁさぁ、一人分洗うも二人分洗うも同じなんだから!」
そう言ってブーンの上着を受け取ると洗濯機に放り込んだ。
('A`)「おーい!ブーン。さっさと来いよ!」
二階からドクオが叫ぶ
(メ^ω^)「分かったお。」
そう答えるとブーンも二階へと階段を駆け上がった。
オk
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:06:01.73 ID:Qm208e8gO
緒も擦れぇな
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:07:34.38 ID:m8DAQk+50
その頃ショボン家では今日の釣果である魚をお母さんがいそいそとさばいていた。
J(´・ω・`)し「一杯釣れたわねぇ。これは料理し甲斐があるわぁ。食費も浮くし♪」
と嬉しそうだ。どうやらこの大らかそうな人がショボンのお母さんらしい。
(´・ω・`)「でしょ?ドクオがいい釣り場見つけてくれたからね。」
そう答えながらショボンはテレビに夢中な様子である。
J(´・ω・`)し「あんまり危ない所まで行っちゃだめよ?」
ショボン母は少し心配そうだ。
(´・ω・`)「大丈夫大丈夫。あ・・・でも今日・・・」
ショボンは今日あった出来事を母親に話した。ブーンの服装や行動は隠して・・・。
J(´・ω・`)し「そう・・・。多分違うだろうけど昨日サイレンがなってたじゃない?
それも妹山の方で。色々山の向こうの施設では色々あるみたいだから気をつけなさいね。」
ショボン母が真顔で言う
(´・ω・`)「うん・・・分かった。(そっか・・・ドクオが言ってたサイレンって妹山の方だったのか・・)」
ショボンの中で胸騒ぎが少しした。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:08:46.91 ID:m8DAQk+50
修正すまそ
その頃ショボン家では今日の釣果である魚をお母さんがいそいそとさばいていた。
J(´・ω・`)し「一杯釣れたわねぇ。これは料理し甲斐があるわぁ。食費も浮くし♪」
と嬉しそうだ。どうやらこの大らかそうな人がショボンのお母さんらしい。
(´・ω・`)「でしょ?ドクオがいい釣り場見つけてくれたからね。」
そう答えながらショボンはテレビに夢中な様子である。
J(´・ω・`)し「あんまり危ない所まで行っちゃだめよ?」
ショボン母は少し心配そうだ。
(´・ω・`)「大丈夫大丈夫。あ・・・でも今日・・・」
ショボンは今日あった出来事を母親に話した。ブーンの服装や行動は隠して・・・。
J(´・ω・`)し「そう・・・。多分違うだろうけど昨日サイレンがなってたじゃない?
それも妹山の方で。山の向こうの施設では色々あるみたいだから気をつけなさいね。」
ショボン母が真顔で言う
(´・ω・`)「うん・・・分かった。(そっか・・・ドクオが言ってたサイレンって妹山の方だったのか・・)」
ショボンの中で胸騒ぎが少しした。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:09:28.89 ID:m8DAQk+50
ちょとご飯落ちします。戻ってきたら続き書きますので・・・
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:15:18.93 ID:iyY6j0UqO
これはおもしろい
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:25:22.20 ID:m8DAQk+50
完食!じゃ執筆に戻るお( ^ω^)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:27:21.20 ID:g/qRVBUIO
頑張れよ!
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:31:44.72 ID:+iI33j/tO
食べるの早いな、よく噛んで食べなきゃダメだろ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:44:00.34 ID:m8DAQk+50
('A`)「これでよしっと。」
ドクオがブーンの傷に薬を塗ってガーゼを貼る
( ^ω^)「ありがとうだお。助かったお。ドクオ君はいくつなんだお?」
ブーンが部屋を見渡すと釣り道具だのアイドルだのサッカーボールだのがぐちゃぐちゃに置いてある。
('A`)「俺?俺は16歳。VIP高校の一年だよ。あー、さっき居たショボンもタメだぜ。」
ドクオが釣竿の手入れをしながら答える。
( ^ω^)「じゃあ二人とも同い年だお。」
ブーンが少し嬉しそうに答える
('A`)「やっぱタメかぁ!それにしちゃお前落ち着いてるよな。」
ドクオが少し感心した様に答えると
( ^ω^)「あまり歳の近い人が周りに居なかったからだと思うお。」
そう答えた。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:45:20.70 ID:m8DAQk+50
>>49 ありがとうだお!
>>50 ごめんなさい>< 早く続き書こうと思ってうどんをほとんど飲み込みました
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:46:23.80 ID:m8DAQk+50
普通に考えるとおかしな話である。ドクオと同い年で周りに歳の近い人が居ない?
ドクオもそれに気が付いたが森で出会った時のブーンが詮索されるのを嫌がってたのを
思い出し、喉まで来た言葉を飲み込んだ。
J( 'ー`)し「ご飯出来たから二人とも降りて来なさーい」
その声を聞いてドクオはさっきまでの疑問も忘れて飛び跳ねた
('A`)「メシメシ!さっ、ブーンも行こうぜ!」
(;^ω^)「僕も・・いいのかお?」
('A`)「いいに決まってんじゃん。さ、行こうぜ。」
そう言うとドクオは階段を颯爽と駆け下りた。
( ^ω^) 「友達・・・嬉しいお・・」
小声でそう呟きながらブーンも階段を駆け下りた。
A friend...
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:52:43.34 ID:raIKmUDR0
がんばれ作者さん!おもしろいよ!
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:54:29.07 ID:veVU/5iJ0
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 15:55:48.68 ID:F5i/siI10
wktk
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:02:36.53 ID:m8DAQk+50
ドクオの家もショボンの家も母子家庭である。
ショボンのお父さんはショボンがまだ赤ん坊の頃に病気で無くなり、
ドクオのお父さんはドクオが小学生の時に離婚した。
二人は似た境遇だからか小さな頃から気が合った。性格は全く正反対だが・・・。
J( 'ー`)し「ごめんねブーン君。ドクオが魚釣って来ると思ってあんまりおかずないのw」
ドクオのお母さんが本当に申し訳無さそうに謝る
('A`#)「うっせーな!!魚釣りなんてのは腕以外にも色々必要なんだよ!」
ドクオが少しムッとした顔で野菜炒めを頬張る。
( ^ω^)「あったかいご飯とお味噌汁だけで充分ですお。味付けも最高ですお。」
ブーンが美味しそうに口いっぱいに頬張るのを見てドクオのお母さんも嬉しそうだ。
('A`)「カーチャン、ドクミは?」
J( 'ー`)し「お友達の所でお勉強するからお泊りですって。今日は帰って来ないわよ。」
('A`)「あっそ。どうりで静かだと思ったw」
( ^ω^)「ドクミって兄弟かお?」
ブーンが野菜炒めを頬張りながら質問する
('A`)「あぁ。妹な。俺に似ず可愛くねーんだよな。ごちそーさん!」
ドクオはそう言うとテレビの電源を入れた。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:24:05.03 ID:m8DAQk+50
「番組の途中ですがニュースをお伝えします。
昨晩妹山の研究施設で爆発があり多数の負傷者が出ている模様です。
原因はまだ不明ですが不信な人物の目撃証言もあり長岡県警が引き続き
捜査を続ける方針です。
なお今晩から雨が降り続く予定なので近隣の住民の方は
土砂災害などにご注意下さい。以上、ホライゾンニュース速報でした。」
ニュース速報が終わると先程までとはうって変わって芸人のバラエティ番組から笑い声が響いていた。
ドクオは思わず目を丸くした。この静かな田舎街では事故や事件が全くと言っていい程起こらない。
起こったとしてもせいぜい迷子や遭難だろう。
その街で爆発事故、それもまだ分からないが第三者の手により爆発事故が起こったとなれば大変な事である。
いつもならかじりつくように見るバラエティ番組もそっちのけである。
('A`)「爆発事故だってよ。すげーy・・・」
と途中まで言いかけた時
( ^ω^)「ごちそう様でしたお。」
ブーンが遮った。
( ^ω^)「ドクオの部屋で少しゆっくりしていいかお?」
ブーンが尋ねると
('A`)「あぁ。いいぜ。カーチャン今日コイツ泊めていいよな?」
J( 'ー`)し「いいわよ。ただし親御さんに連絡だけしなさいね。」
と洗い物をしながら笑顔で答えた
( ^ω^)「泊めてまで頂いて・・・ありがとうございますだお。
わかりましたお。あとで連絡しておきますお。」
そう言うとブーンは二階に上がって行った。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:42:54.36 ID:g/qRVBUIO
書いてる途中か?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:46:04.54 ID:m8DAQk+50
prprprprprprpr♪
丁度その時、ドクオの携帯が鳴った
('A`)「おっ、ショボンからじゃん。もしもし。」
(´・ω・`)「もしもしドクオ?テレビ見たかい?2チャンネル。」
('A`)「見た見た!だから言ったろ?昨日サイレン凄かったもんなぁ!」
(´・ω・`)「まぁそれは良いとして。あの事故が起こったのは妹山だよね?」
('A`)「そうそう。」
(´・ω・`)「誰かの犯行による爆破の可能性があるんだよね?」
('A`)「って言ってたなぁ。一体なんなんだよ!めんどっちーなぁ!!」
ドクオが少し苛立った様子で答えるとショボンは自分の一番言いたかった事を話した
(´・ω・`)「あの犯人・・・ブーンかもしれないよね・・・」
('A`)「ッ・・・!!アイツはそんな事しそうにないだろ??第一同い年だぜ?」
(´・ω・`)「歳は教えてくれたのか。でもあまりにも秘密が多すぎやしないかい?」
('A`)「・・・。ちっ、しゃーねーな。今から俺んち来いよ。三人で話せばそんな奴じゃないって分かるさ。」
(´・ω・`)「・・分かった。三十分後くらいにいくよ。」
そう言って電話を切った。
('A`)「とりあえずブーンと話してみっか。」
ドクオも馬鹿じゃない。あのニュースの内容、ブーンと出会った場所、ブーンの服装。
全てがあの事件に繋がってる様に思えてならないのは事実だ。
ただドクオは友達を疑ったり、裏切ったりする位なら死んだ方がマシだと普段から思っている。
『友達を信じる』と言うことはドクオの信念なのである。それを曲げる事はしないしする気は無い。
だからこそブーンと話をしてスッキリさせようと思った。
ドクオの中では話をして相手が善い奴ならもう友達なのである。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:48:46.59 ID:PKd2IgdL0
ドクオ=ナランチャ
くそつまんねー
早くやめろカス
やっぱおもすれー!!
早く続き書いてーwktk
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:50:10.92 ID:MARLS5y+0
というツンデレ支援
あぼ〜んだらけだな
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:51:36.91 ID:zXpCvi2U0
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:53:56.89 ID:m8DAQk+50
ショボンがドクオの家に来るまではまだ時間がある
ドクオは取り敢えず階段を駆け上がった。
('A`)「おーい。ブーン。」
ドクオが呼びかけるが返事は無い
('A`)「寝てんのか?」
部屋を見渡すが誰も居ない。二階を探して回ったが人がいる気配は無かった。
('A`;)「ッ・・・!アイツ・・・・!」
ドクオは慌てて階段を駆け下りた
('A`)「カーチャン!ブーン知らないか?!」
ドクオが思わず叫ぶ
J( 'ー`)し「ブーン君?一階にはいないわよ?」
ドクオは急いで玄関に向かう、だがブーンの靴は無い
('A`;)「くそっ・・・。アイツ・・・俺があのニュースで疑ってると思って・・・」
外は小雨が降りだしていた
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:54:32.58 ID:raIKmUDR0
まだ〜?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 16:59:56.52 ID:Vru6Qwo30
ドクオいい奴だな
wktk
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:03:45.13 ID:m8DAQk+50
自分のせいでブーンが居なくなった、そう思うと自分で自分が嫌になった。
('A`)「・・。ショボン来たらどうすっか。」
そう呟いてベッドに寝転ぶ
?
何か枕元に違和感を感じた。
('A`)「なんだ?」
ドクオが枕をめくると大学ノートの切れ端に手紙が書いてあった
「ドクオ君、ショボン君へ
僕は普通の一般人ではないお。だからこれ以上迷惑を掛けないために出て行く事にしたお。
ドクオ君、ドクオ君のお母さんの優しさ嬉しかった、ご飯も美味しかったお。
僕は今まで周りの人間に優しくされた事は無かったから。楽しかったお。
ショボン君、警戒させてごめんお。二人の生活を壊さないためにも出て行くお。
ドクオ君と仲良くね。
最後に
ありがとう」
('A`)「・・・」
('A`)「・・・・」
('A`)「馬鹿ヤロウ・・・雨・・・酷いのによ・・・」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:07:32.90 ID:fb9RtuiGO
作者さん、一般人は普通の人って意味だから、「普通」は取ってもいいと思う。腹痛が痛い みたいな。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:11:56.62 ID:m8DAQk+50
ザアアアアアアアアアアッ
雨が酷い
傷薬を塗ったと言うのに雨のせいで全く意味が無くなってしまった
( ^ω^)「寒いお」
今までにこんな事は何度もあった。野営の時、訓練の時、任務の時。
ただ何故か今まで以上に辛く感じた。
雨で足場が悪い。ブーンは妹山の麓まで辿り着いていた。
( ^ω^)「もうしくじる訳にはいかないんだお。ドクオやショボン、この町の人達の為にも・・」
そう言うとブーンは暗く、冷たい山の奥深くに走って行った。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:12:47.14 ID:m8DAQk+50
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:14:04.59 ID:m8DAQk+50
一気に書き上げようと思ったけど内容が薄くなりそうなんで時間かけて書いていい?( ^ω^)
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:15:44.64 ID:ui0LfTELO
まってるお^^
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:16:01.67 ID:TcughbEsO
ダメ。絶対ダメ。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:16:17.46 ID:fb9RtuiGO
>>76 薄くなるなら時間かけてもいいと思うよ。wktkして待ってる。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:16:55.52 ID:TcughbEsO
冗談だ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:16:57.13 ID:F/Cg8+4pO
いいんじゃない?作者の好きなように書きなよ。俺等待つのは慣れてるからな。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:18:41.14 ID:m8DAQk+50
満足させれるような話頑張って考えるお( ^ω^)
あと何回か今日の投下する予定なんで・・・
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:23:30.10 ID:Vru6Qwo30
把握した。
自分でも満足できるような話を書いてくれ。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:26:21.89 ID:ui0LfTELO
ID:ui0LfTELO ←NG
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:27:33.32 ID:ymU/LhmS0
読んでてなぜかズッコケ三人組思い出した
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:28:39.00 ID:raIKmUDR0
頑張ってね!ブーンは一体何者?!ワクテカ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:31:15.97 ID:ui0LfTELO
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:32:43.79 ID:ui0LfTELO
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:33:04.45 ID:bPwA7KwhO
糞杉
こんなスレ立てようと思える
>>1の神経がわからん
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:35:21.67 ID:F/Cg8+4pO
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:40:41.35 ID:m8DAQk+50
ショボンがドクオの家に着いたのはそれから大分経ってからだった
(´・ω・`)「そっか。でも出て行ったって事はやっぱり・・・」
ショボンがそう言いかけると
('A`#)「そんなの関係ねーよ!アイツは俺たちの為に出て行ったんだぜ?」
ドクオが熱くなる。ドクオの中でもうブーンは大切な友達なのだろう。
(´・ω・`)「そんな事言ってももう出て行っちゃったならしょうがないじゃない。手がかりも無いんだし・・・」
('A`)「そりゃそうだけどよ・・・」
不満そうにドクオが答える。
(´・ω・`)「もうこの話は終わりにしようよ。」
('A`)「・・・」
ドクオはどうにかしたい、でもどうすればいいか分からない。そんな顔をしていた。
その時一階からお母さんの声がした
J( 'ー`)し「ドクオー。ブーン君上着忘れていったみたいだから明日返してあげてねー。」
('A`)「!!」
慌ててドクオが階段を駆け下りる。
これは大きな手がかりになるかもしれない。
('A`)「待ってろよ、ブーン・・・」
ドクオはカーチャンから上着を受け取ると大急ぎで二階に駆け戻った。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 17:50:55.04 ID:UrPDZ7n/O
これは面白い。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:04:58.81 ID:JRBK7lUr0
保守.
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:11:23.22 ID:ui0LfTELO
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:14:10.54 ID:psJA3kZY0
ID:ui0LfTELOが宣伝目的じゃなくて保守目的にしか見えない
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:25:04.46 ID:JRBK7lUr0
保守.
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:31:43.22 ID:TcughbEsO
100
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:38:15.65 ID:gDOIbSXR0
h
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:40:13.94 ID:m8DAQk+50
妹山の研究施設は公には国の自然保護、観察の為の施設と銘打っている。
が現実には全く違う目的で施設が運営されているらしい。
ブーンの任務は施設の破壊と研究内容の破棄。施設責任者の拘束である。
この研究はホライゾン市住民の命を奪う可能性が高いと聞いた。
それ以上のことはブーンにも知らされていない。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:40:24.22 ID:NqnPWHb40
o
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:42:19.49 ID:m8DAQk+50
その頃ブーンは妹山の中腹まで来ていた
( ^ω^)「前に来た時はこの辺りから警備が厳重になってたお。もうミスはしないお。」
雨は容赦なくブーンの体を撃つ。小さな擦り傷とは言え雨が沁み、
全身に鉄条網を巻きつけられた様な痛みが全身を襲う。
ブーンがふと立ち止まり濡れた地面に手を当てる。
( ^ω^)「確か・・・ここらへんだお。」
ブーンが地面の泥を手で掘り進むとビニールに包まれた武器や弾薬が
顔を出した。
最初の任務の際に回収しきれなかった装備を埋めて隠していたのである。
分解された銃を黙々と組み立てる。
( ^ω^)「ふぅ・・あと少しだお」
ブーンには親は居なかった。兄弟も。友達さえも作れる環境では無かった。
物心つく前から戦闘、潜入の訓練を受けさせられていたからだ。
いかに人より勝るか、足音を消し気配も殺し誰にも気が付かれない様に任務を遂行出来るか、
見つかれば相手を傷つけるのも仕方が無い。
もし自分が失敗しても組織から来た別の人間が任務を遂行する。
それがブーンの存在意義だった。それが世界の全てだと思っていた。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:43:06.97 ID:m8DAQk+50
ただ今は違う、自分の任務の成功には自分以外の誰かの人生が懸かっている事を知った。
そう思えば思うほど今まで以上にブーンの動きが精錬されていく。
ブーンは暗視カメラに気を付けながら研究施設が見える位置に着いた。
( ^ω^)「前より警備が厳重になってるお・・・まぁ、当然か。」
前もって頭に叩き込んである地図を思い出す。
( ^ω^)「・・・」
ブーンが考え込んでいると100m程先に恐らく車だろう、明るいライトが2つ動いている。
( ^ω^)「搬入用トラックか・・・使えるかもだお」
ブーンは雨の音に紛れて飛び出すようにトラックへ向かった
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 18:55:12.74 ID:JRBK7lUr0
保守.
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:03:15.21 ID:hrrd1HtWO
こいつは面白そうだ。
ほしゅ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:15:23.02 ID:JRBK7lUr0
保守.
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:19:35.53 ID:EEw31q8U0
ほしゅ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:20:28.21 ID:WuAdbrZ50
ほっすん
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:26:51.66 ID:pWNGAcVe0
おっおっおっ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:35:28.86 ID:JRBK7lUr0
保守.
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:44:37.35 ID:OehAvS51O
死守
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:45:29.31 ID:s1rJ0SfYO
欲す
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:51:10.71 ID:dnOkv2f3O
糞つまんねーオナヌー小説書いてんじゃねーよキモヲタ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 19:58:21.66 ID:gDOIbSXR0
保守
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:05:39.10 ID:JRBK7lUr0
保守.
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:20:19.77 ID:OehAvS51O
死守
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:20:20.45 ID:dnOkv2f3O
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:24:55.54 ID:OuO/rXfB0
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:34:59.37 ID:OehAvS51O
死守
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:35:00.13 ID:JRBK7lUr0
保守.
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:35:30.85 ID:95wNeGrNO
携帯厨はこれだから・・・
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:38:11.92 ID:84cKfpLx0
まとめの需要はありますか?
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:38:47.26 ID:raIKmUDR0
保守 頑張れ作者さん
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:42:05.91 ID:zS2V9PjXO
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:45:45.82 ID:gDOIbSXR0
推奨NGID
dnOkv2f3O
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:52:33.14 ID:OehAvS51O
死守
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 20:57:03.21 ID:US8E9Egg0
337 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2006/07/09(日) 21:27:50 ID:1BsrQ/xJ
いや俺も軽いヴぃっぱーだから。。。
ただでさえ知能の低いと見られているヴぃっぱーがさらに
アホに見られるのが嫌だっただけでs
まあ、どうでもいいことだけど。
なぜか
>>332みたいな変なのが出たせいで
俺が叩かれてるからID変わるまでROMる
ちょwwwwwwww自分のケツもふけない青二才がVIPPERを名乗ってるぞ
しかも、漏れたちを馬鹿にしてやがるwwwwwww
エセVIPEER厨が横行する今、少しでも出た芽は摘むべきだろう
本物のVIPPERが、スレに出向いて本物がなんとぞや教えてやろうぜ。
VIPから軽いヴぃっぱー
>>337の首をもらい受けにきますた( ^ω^)
と書き込んでやつらに制裁を加えてやろうぜ!
http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1152177707/l50
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:05:08.12 ID:JRBK7lUr0
保守.
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:15:11.41 ID:JRBK7lUr0
保守.
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:15:24.94 ID:iPvmj8IhO
ほしゅ
ししゅ
ゅ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:16:19.05 ID:WaIpkxzL0
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:25:14.99 ID:JRBK7lUr0
保守.
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:35:18.93 ID:JRBK7lUr0
保守.
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:45:22.42 ID:JRBK7lUr0
保守.
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:46:28.34 ID:veVU/5iJ0
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:48:12.59 ID:84cKfpLx0
まとめるのは作者の承諾を得てからにします
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 21:55:25.99 ID:JRBK7lUr0
保守.
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 22:03:42.65 ID:psJA3kZY0
ho
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 22:15:31.55 ID:JRBK7lUr0
保守.
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 22:33:00.02 ID:NI57rach0
保守
ほす
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 22:48:20.05 ID:raIKmUDR0
hoshu
ぼす
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 23:10:23.59 ID:7tjUXNku0
期待あげ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 23:25:43.77 ID:EEw31q8U0
hosyu
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 23:26:04.35 ID:j0sd8zlU0
wktk
149 :
age:2006/07/10(月) 23:34:44.71 ID:Q0idKn6jO
あげ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 23:51:00.25 ID:WuAdbrZ50
作者マダー?
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/10(月) 23:53:34.98 ID:OehAvS51O
そろそろ投下の予告があってもおかしくない頃だけど…
先生はどちらへ……?
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/11(火) 00:07:45.20 ID:9Cu/AWq/O
あげまん
154 :
1:2006/07/11(火) 00:22:03.45 ID:SWHQn7NvO
携帯から失礼します
次の投下予定は明日の昼過ぎ位になりそうです('A`)
保守して下さってる皆様にはご迷惑をおかけします
あとまとめて下さると言うお話ですが大変嬉しいです。
大変お待たせして恐縮ですがもうしばしお待ちを・・
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/11(火) 00:24:42.80 ID:QCW2iDaYO
楽しみにしつつ死守
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/11(火) 00:32:05.61 ID:dIjE9NPLO
保守
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
アイゴー!
保守るニダ!