55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:37:31.22 ID:aCkpvc4G0
月「っ…まずいぞニア!このままだと…」
ニア「ええ、全員死にます…本当にたいしたものだ…キラは…」
声「うっ…!!」
生き残っている者「!!?」一斉に声の主を見る
レスター「う……ム…んううっ…」魅上の横で胸を押さえ倒れ込む
ジェバンニ「なっ・・・!?」
ニア「レスター指揮官…」
レスター、バタリと倒れ動かなくなる 横には手錠をされている魅上が立っている
一同沈黙「・・・・・・」
月(よし…ここまでは予定通りだ…やれ!!)
照「ひっ…ひぃやあああああっ!!!」
魅上、突如奇声を上げ狂ったようにドアへ走り出す 足はもたついている
月「!?ま、まずい!!逃げる気だ!!」魅上を追う
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:37:48.74 ID:aCkpvc4G0
魅上、手錠をしている手ではドアを開けづらい様子で月に捕まる
月、魅上を背後から固める 左腕で魅上の首を固め、右腕で魅上の右腕を組む
(手錠をしているので左腕も右腕側へ引っ張られている)
月「……」ボソッと小声で何か 魅上の顔で隠れ、口の動きは他の者に見えない
月「く…っ、あ、暴れるんじゃない!!…井出さん!松田さん!!」
井出・松田「あ……は、はい!」
月「この先何が起こるかわからない!念のため相沢さんを…
相沢さんがもっていたはずのノートを確認してください!!それから…
Mr.ジェバンニ!!もし協力してくれるなら…コイツを押さえ込むのを
手伝ってください!」
ジェバンニ「あ、ああ…しかし……」レスター、ハルの遺体を見てからニアへ視線を
ニアは無言
ジェバンニ「ああ…わかった…」月、照の元へ小走り
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:38:06.76 ID:aCkpvc4G0
一方相沢の遺体を恐る恐る仰向けにする井出
松田が相沢の上着をめくり、中からノートを出す
松田「あ、あります!相沢さんは確かにノートをもってまし…」
ジェバンニ「!?」
井出「ま…松田…?」
松田「ひ…う……く、く…そ…!」手からノートが落ちる
松田、顔が蒼くなっていき倒れる 目からは涙
井出「松田ァーーーッ!!」
井出「ちくしょう…キラ…!」涙が浮かんでいる そして…
井出「!!!」目を見開き天井を向く
井出「ぐ……くそ……キ…ラ…!…」倒れる
ニア「・・・・・・」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:38:21.81 ID:aCkpvc4G0
月と一緒に魅上を押さえているジェバンニ、呆然とした表情
ジェバンニ「……残ったのは…これだけ…」目をぎゅっとつむる
ジェバンニ(いや……おそらく次は……)
ジェバンニ、カッと目を開く「!…グッ…くっ」胸をおさえ、ひざが床につく
ジェバンニ(や…やは…り…わたしも……か…)
最期、月のスーツの裾を握り締めながら倒れる
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:38:38.14 ID:aCkpvc4G0
沈黙が続く
ニア「………もういいでしょう…?キラ…」
月、魅上を放し満面の笑みでゆっくりとニアの方へ歩き始める
月「ふっ…ふふふふ……」悪魔じみた表情
月「ははははははははははは!!!僕の勝ちだ!!ニア!!!!」
ニア、座り込み表情は見えない しかし拳に力が入っている
魅上、片膝を床につけ深く頭を下げる
月「リューク…これで…」
月「新しい世界が遂に始まる…!」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:38:54.14 ID:aCkpvc4G0
月、勝ち誇ったように堂々とした態度でニアの方へ歩く
ニアはその場で座り指人形をいじっている 目はあわせない
月、ニアの前まで来たが止まらず そのまままっすぐ歩き続ける
ニアから数メートル離れた場所で足を止める そこは松田の死体の前
倒れている松田の手のすぐ横にデスノートが
それをゆっくり拾い上げ・・・月の口元のアップ(ずっとニヤリ顔)
月「こうして…」ニアへ語りかけるように
ニア無言
月「こうしていざ終わりの時を向かえると…感傷的な気分になるものだな…
お前はどうだ?ニア」
ニア無言
月、またニアの方へ歩き始める
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:39:00.85 ID:ek9so4WR0
ID:aCkpvc4G0がのせてる話って確か「DEATH NOTE DIARY」かなんかでのってたやつじゃね?
ちなみにつづりは合ってるかわからん。
62 :
不.可視のア.イギス ◆MPG.G5R9co :2006/07/07(金) 18:39:04.88 ID:8AommzLL0
もうそのコピペ俺が散々張ったしガセだからいいよ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:39:13.69 ID:aCkpvc4G0
月「新世界の神の前だからと かしこまっているわけじゃないだろう?
お前は…僕という新たな神の前に立ちはだかった最後の壁…
つまりお前も僕と同様、時代に選ばれし者だったわけだ
残されたわずかな時間…選ばれし者同士、有意義な会話でもしないか?」
ニア無言
月「………ふっ、まあいい…魅上!」
照「はい、神」
月「こいつの…ニアの名前は?」
照「ネイト・リバー スペルはN.A.T.E.R.I.V・・・・・」
月、ニアの正面に立ち、ニアの前に置かれているもう一冊のノートを拾う
月「別に会話をしてくれとは言わない 黙って聞いていればいい
お前はすぐには殺さないし…僕も勝利の感覚をもう少し味わいたい
これはただの独り言だ…」
月、ノートに何か書き始める
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:39:39.02 ID:aCkpvc4G0
ニア「………」
月「まず最初に死んだハル・リドナー、彼女の名前を書いたのは魅上だ
ハル・リドナーが最初に死ぬ事だけはずっと前から決まっていた…」
回想・ハルが高田を護衛している時期のシーン そこに月のセリフ
月「お前達4人の中で、今日より前にノートで殺す事が可能だったのは
彼女だけだったからな… リドナーは高田の護衛になった後、テレビや
雑誌で素顔を出していた 死神の目を持つ魅上にはいつでも殺す事ができた
殺し方のみ指示を出しておき、運命の日の日時が決まり次第書けと
命令しておいた…」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:40:01.34 ID:aCkpvc4G0
月「次に…捜査本部の連中…」
月「奴らの名前を書いたのは…高田だ」
回想・ホテルでの密会、高田のプライベートのシーン 月のセリフ
月「奴らもリドナー同様、殺し方、タイミングは決まっていた
あとは僕が高田にわたしておいた写真で最後に会ったあの日に
名前と死の状況を書かせた
まず、摸木、相沢が死ぬ そしてそれを確認した後、少し時間をあけ
残りの2人が死ぬように」
月、書き続けていたものが終わった様子 ペンをしまう
次に腕時計をニアに見せる 仕掛けを解除し、ノートの切れ端を見せる
そこには「Anthony Carter」
月「レスターを殺したのは僕だ」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:40:15.99 ID:mC/NRVed0
月が魅上にノートの切れ端を忍ばせておかなかったのも大きな敗因
魅上が自分でやっとけよとも思うがノートを神聖視していて破くのは
まずいと考えたかもしれんし、現場に向かう前では無意味だし
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:40:20.11 ID:aCkpvc4G0
回想・ハルが苦しみはじめたあたりのシーン 月のセリフ
月「レスターの名前はお前が見せてくれた…あの偽ノートで知ることができる
あとは書き込むタイミング…そのわずかな時間を作る為にはリドナーには
思い切り目立って死んでもらう必要があった…充分に役割を果たしてくれたよ」
月「最後にジェバンニ」
月「奴の名前を書いたのは魅上だ」
月、スーツの上着をめくりベルトを見せる よく見ると…
ベルトの右腰側に紙切れが挟まっている
回想・月が魅上を押さえているシーン
月は魅上の背後でボソリとつぶやく「僕の右側のベルトの内側だ、書け」
背後から魅上の右腕を固めながら小さな鉛筆を魅上の右手に握らせる
モゾモゾと暴れる動きを見せながらゆっくりとジェバンニの名前が書かれていく
そういや維新が小説書くらしいな
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:40:37.81 ID:aCkpvc4G0
月、2冊のノートを重ねて右手に持ち、左手はポケット
月「これでタネ明かしは終わりだ お前も少しくらいは見当がついていたかもしれないが」
ニア「………」
月「さて、楽しかった時間もこれで終わり…さよならだ…ニア」
月、ニアに背を向けドアの方へ歩き始める
魅上もいつの間にか手錠を外していたようで月のあとにつづく
ニア「…キラ」
月「!」
ニア「最後にひとつだけ…どうしてもわからない事があります」
月「なんだ?」顔は怖いが声はおだやか
ニア「あなたのとった策は…どう考えても一番安全な方法だったとは思えません
確実な策はやはり…魅上が倉庫へ入る前…あの時に全員の名前を書かせていた方が
一番安全だった…私の策を読んでいたあなたです
ノートの切れ端を魅上に隠させておく事くらいできたはずです
……なぜこんな回りくどいマネを…?」
月「・・・・・・・」
月「理由は簡単さ…それは…」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:40:43.83 ID:xgQwju490
>>48 全世界の警察力を持ってしてもみかみは捕まらないのか
ルパンもびっくりだな
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:41:06.70 ID:aCkpvc4G0
月「アナタガー トゥキダカラー!」
「This story of "DEATH NOTE" is end.」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:41:59.03 ID:ek9so4WR0
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:42:18.94 ID:rfr+NstH0
>>48 そこがおかしいからこそ松田の
「ニアがデスノにミカミの名前書いて操ったよ説」が現実味を帯びてくる
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:42:21.80 ID:mC/NRVed0
メロは何がしたかったんかな
単にニアの策の援護をしたかったのか
まさか死ぬつもりじゃなかろうに
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:42:30.96 ID:SlmaVGvn0
76 :
不.可視のア.イギス ◆MPG.G5R9co :2006/07/07(金) 18:42:43.20 ID:8AommzLL0
ていうか本来ニアなんざ直接会ってノートで殺さなくてもいいんだけどね
美しく勝とうとしすぎたのが敗因とかほざいてたデブの哀れな末路
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:43:28.88 ID:vQ2jOAV6P
月は演技でもなきゃ最後にあんな狂わない
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:44:57.83 ID:mC/NRVed0
魅上が怪しいと思ってるのは通信手段を遮断された倉庫内の連中だけ
魅上がいなければ確証を挙げられないからみんなして魅上を掴まえよう
という流れに しかし月も協力するふりして魅上を逃がそうとする
結果gdgdに
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:45:24.64 ID:cooQxRbBO
デスノートなんて無い
架空のお話
テルが倉庫でSPKと日本警察のメンバーの名前を書くときに、夜神月の名前も書いておけばよかった。
ライトの顔を見る前にあらかじめ名前だけ教えておき、ライトの名前を書かせればライトは死ぬことはない。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:46:33.81 ID:xgQwju490
>>72 重要容疑者がいるのに、Lは何もしないのか
キラって言ってるようなもんだなwwww
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:47:43.31 ID:xgQwju490
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:48:09.18 ID:mC/NRVed0
>>80 そういえば顔がどこまで隠れていれば名前を知ってても殺せないかは
月しか知らないんだったな うまく魅上から見える月の顔位置を調整すれば
最悪名前を書かれても大丈夫ということになる 結構ハイリスクだが
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:49:01.85 ID:SlmaVGvn0
月って名前で月並みな終わり方するとわかってた俺は
勝ち組
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:49:17.91 ID:ek9so4WR0
>>81 動かし方が、だ。
みかみを匿いつつ捜索、みたいなww
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:51:57.21 ID:xgQwju490
>>85 相当追い詰めておきながら、SPKはキラとみかみの接触するところすら抑えられないってのは考えづらい
捜査本部もSPKに協力しない理由もないしな
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:56:28.07 ID:aCkpvc4G0
とりあえず日本捜査本部のメンバー全員事前にデスノートに書いておくべきだった
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:58:20.69 ID:ek9so4WR0
>>86 そーやなー。
てゆーかみかみ確かめて来いよww
念のために、テルに本物のデスノートの紙切れをもたせておくだけでライトは勝てたw
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:59:43.56 ID:xgQwju490
「デスノートはページがなくなることはない」
これが俺にとって最大の謎
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:03:14.88 ID:mC/NRVed0
じじいって何やってるんかね
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:10:38.22 ID:aCkpvc4G0
>>90 1月28日に夜神月の計画全てを邪魔することなくその一週間後に自殺
とでも書いておけば、魅上が書くのはSPKのメンバーのみとなる
よってとりあえず決定的な証拠にならない
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:14:44.76 ID:bkxiE7DT0
日本捜査本部のメンバー全員をノートに
「死体が見つからない最善の方法をとって死亡」って書けば自分も死んだ振りして新世界創造できたのに
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:19:18.72 ID:fd6S6mPS0
こんなに頭使うんだったら実学的に頭使えよww
俺はここまで考えられない!
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:20:11.96 ID:xgQwju490
>>93 ニアも含めたSPK全員が死亡
そして落ち合うのは日本警察本部のものしかしらないからキラはあの場にいたものに確実にいることになる
下手すれば拳銃で月あぼーんと思ったが月の計画邪魔できないのか。お前天才
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:25:51.65 ID:Hv4c2CyB0
月「僕の名前だけ書いてないのはニアが仕組んだことなんだろ?なら証拠にならない。」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:31:00.35 ID:WKvnU23u0
一番矛盾なのは死に他人の行動をからめられないっていう
追加のルールだな
初期のバスジャックの予行練習のときの
強盗犯が逆にコンビニ定員に刺し殺されるエピソードが
不可能になってしまった
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:31:09.21 ID:BBMNRunS0
ニアがアホすぎる。
最初にすり替えたノートが偽者だと気づくまで、ニアはキラの策を
「倉庫に集まったキラ以外全員を、扉から魅上が覗き込んで抹殺」
ぐらいにしか考えてなかったことになる。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:34:18.84 ID:xgQwju490
>>99 それが一番単純かつ安全で、キラも乗ってくる策だからだろ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:47:31.31 ID:BBMNRunS0
>>100 いや、意味分からん
倉庫に全員集合するのは別にいい
そこからニアの考えてることがアホ
以下、ニアの思考
「キラは、ニアは何も策を用意していないor特に意味のない策しかないと思っている。
だから、倉庫を魅上が覗き込んで皆殺しにすれば楽勝!と思ってるに違いない。
というわけで、ノートを偽者にすり替えとけば完璧。」
ノートが偽者と気づくまで、キラがそんな何も考えてない状態でのこのこ倉庫に来ると思ってたのがバカすぎる。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:50:04.39 ID:aCkpvc4G0
>>101 そもそも魅上にデスノートを持たせていることがばれていると思っていることをわかっていたかどうかわからない
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 20:06:19.93 ID:22ZGLzuCO
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: