1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 14:46:50.04 ID:aQLygfMg0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 14:47:22.01 ID:aQLygfMg0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 14:47:57.90 ID:aQLygfMg0
▼このスレについて
・このスレは、素直クールに関するものなら何でも扱うスレです。
SS・絵・声・雑談・議論・妄想等なんでもありです。
・ただし、ごく特定の人にしか分からないネタや私信については
避難所の馴れ合いスレ(
http://yy17.kakiko.com/test/read.cgi/sucool/1134032617/l50)で。
・ここは「素直クール」スレです。「素直シュール」「素直狂う」はそれぞれのスレでどうぞ。
▼2chでは守って当然のこと
・初めて書き込む人は、さきに保管Wiki、避難所に目を通してスレの空気に慣れてください
・煽り/荒らし/コピペはクールにスルー(荒らしに反応する者も荒らし)
・スレに関係ない質問はしない(しても無視orググれと言われるだけ)
▼スレとして最低限のマナー
・コテは投下時、レス返答など必要な時にだけ付ける
・コテ同士、及びそれ以外の人も”過度”に馴れ合わない
・スレの趣旨にそぐわない雑談をだらだら続けない(例:私信と近況報告)
・むやみに住人を上下に格付けしない。同じスレの住人、皆平等です
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
▼投下時の注意事項
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。迷惑がかかります。
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下宣言は質問形にしない。投下したらダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
※その他、自虐・馴れ合い・愚痴・避難などはこちらの避難所へ
http://yy17.kakiko.com/sucool/
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 14:48:50.52 ID:aQLygfMg0
テンプレ以上。
パート74。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 14:58:55.87 ID:w8rGv+xv0
乙保守
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:06:45.35 ID:9jmhaokgO
ほぅ、今回はcoolか
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:07:59.27 ID:aQLygfMg0
スレ立ては二回目。
どっかミスってるか?
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:17:49.31 ID:wuu0l0ZP0
>>1乙
テンプレ、新しいのにしなかったんだ。
ミスってほどじゃないが、前スレのスレタイが違ってるな。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:24:57.90 ID:aQLygfMg0
新しいテンプレって、まだ決まってないんだろ?
決まってないことを先々やってもこじれるだけだから。
テンプレや本スレでの問題点を避難所の議論スレで話し合っています。
現状に一言でも言いたいことがある人は、そちらへお願いします。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:29:18.07 ID:/vZrha9S0
せっかく決めた新しいテンプレ使わないなんて馬鹿じゃねえの。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:33:50.97 ID:4V3kZy4GO
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:34:14.90 ID:iWtOObKa0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:35:35.42 ID:wuu0l0ZP0
>>12 そうじゃない。
>>3の最後をよく読むんだ。これができてなさすぎなんだこのスレは。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 15:38:57.11 ID:4V3kZy4GO
>>14 ああ
見落としてた
たしかにこれはいらないな
しかし、またなにかあったのか
新テンプレといい、スレ見れない日が続いたからどうもわからん
避難所行ってくる
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 16:06:59.86 ID:QnFx4SNr0
保守
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 16:32:53.39 ID:QnFx4SNr0
保守
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 16:34:34.16 ID:sEDW+1Z3O
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 16:38:54.40 ID:wuu0l0ZP0
・素クールと七夕(雨or晴れ)
・素クールがアルバイト
・随分年下な素クール
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 17:10:34.19 ID:BbYpwlpvO
保朱
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 17:15:45.56 ID:8I8F12dD0
色鉛筆の方ですか?
>>19 ふむん。なんかたのしそーなお題ですな………
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 17:45:53.38 ID:BbYpwlpvO
>>21 保朱要員ですw
今週は七夕SPで金曜に立つ予定です。宣伝失礼しますた〜
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 18:07:10.73 ID:ZqrBhn/20
保守
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 18:12:30.76 ID:XgwhQTAx0
おお、スレが立ってる。寂しかった。
3レス投下させて下さい。
25 :
闘将クール(1/3):2006/07/04(火) 18:13:28.13 ID:XgwhQTAx0
ここ数日、女子部の雰囲気が良い。
「戻りが遅い。攻守の切り替えを速くしないと、速攻のためのスペースを
与えてしまう。強豪相手ならずたずたにされてしまうぞ」
「ボールを外に出されたときのチェックが遅い。精度の高いシューターが居
たらどんどん狙われて試合が決まってしまう、きちんと体を寄せろ」
今までどおり神島真生(かみしままなお)の叱咤は止むことは無いが、
「ナイス速攻だ。板垣の速攻は武器になるからどんどん狙っていけ」
「島村、君の高さと強さは強豪にも通用する。自身を持ってプレーするんだ」
などと良いプレーや選手を評価するようになってから、活気が出てきたようだ。
誰でも貶されるより褒められた方が嬉しい。どんなに頑張っても悪いときだけ
叱られるのではたまらない。でも、良いときにきちんと評価されるなら叱咤に
も耐えられるのかもしれない。
練習のインターバルに真生がこちらに一直線に歩いてきた。なんとなく嫌
な予感がする。
「浩太郎。やはり君の言ったとおり良いプレーはきちんと評価するようにし
たところ、雰囲気が格段に良くなった。さすが私が見込んだ男だけあるな」
えーと、周りに人が大勢いるんですが、そこで呼び捨てはちょっと・・・。
「今、神島が吉江を呼び捨てにしてなかったか?」
「最近神島先輩の雰囲気が少しやさしくなったと思ったら、その影に吉江先輩あり?ひそひそひそ」
「神島でも恋をすると柔らかくなるのか。ざわざわざわ」
ああ、憶測が蔓延しているよ。当の本人は気にする素振りも見せてない。
まあ、陰口叩かれてた時よりよっぽどましだから、良しとしておこう。
26 :
闘将クール(2/3):2006/07/04(火) 18:14:56.31 ID:XgwhQTAx0
本大会の準備の為、練習試合を数試合こなしてから、真生の機嫌があまり
良くない。他県の強豪に引き分けたり、他地区のチームに劇的勝利を収めた
りと結果は悪くなかったので、女子部の活気は上がるばかりなのだが、一人
真生の表情が冴えない。
「どうしたんだ?何か問題があるなら話してみないか?解決出来るとは言わ
無いけど、話しただけでも楽になるかもしれないぞ」
「浩太郎、うちのチームは誤解をしている。朝倉高校に引き分けたのは、相
手が1.5軍の布陣だったからだ。しかも明らかに調整モードでプレッシャー
も運動量も本番はこんなものではないはずだ。他の試合にしたってうちの今
までのレベルで考えたら苦戦するような相手では無かったはずだ。劇的勝利
に誤魔化されて、しなければならない反省がおざなりになっている。
このままでは決勝リーグで惨敗してしまいかねない。」
「・・・」
何か言わなくてはいけないのは分かっていたが、何と言っていいか分からなか
った。仲良くバスケが楽しめればそれでよしとする雰囲気があるうちの女子部
で勝利を追い求めすぎるのは、真生が辛い目にあうだけじゃないだろうか?
本来は監督が考えるべきことなんだろうけど、女子部の監督弥生ちゃんは
呼び方でも分かるように新人教師が部活担当を割り当てられただけでバスケ
経験は無い。選手の自主性に任せられている。それが女子部の悲劇だ。
もし本気で勝ちに行くなら誰かが憎まれ役になるしかない。
ただ、その役を真生が買って出て、戦える集団になることを他の部員は望ん
でいない気がする。うーん、でも大人しくはしていないだろうなー。
27 :
闘将クール(3/3):2006/07/04(火) 18:16:09.54 ID:XgwhQTAx0
「まあ、俺としては勝利に貪欲な奴のほうが好きだけど、女子部でそれをや
っても浮くだけなんじゃないか?」
「・・・浩太郎は勝利に貪欲な奴が好き。やはり・・・ぶつぶつ」
「みんなバスケを楽しめればいいって雰囲気だし、その上で勝率を上げる方
向で頑張るくらいのほうがいいんじゃねーの?」
「・・・浩太郎は勝利に貪欲な奴が好き・・・ぶつぶつ」
「聞いてる?」
「ああ、すまないちょっと考え事をしていた。ところで浩太郎、君は昼休み
は教室にいないことが多いがどこにいるんだ?」
「えっと、前のコンビニに行ったり、定食屋に出たりかな。うちは学食が無い
のが辛いよな。」
「なに?君はそんな栄養のバランスを考えない昼食をしているのか?まっ
たくバスケットマンにあるまじき振る舞いだぞ」
「う、でもうちは共働きだから弁当って訳にもいかんしなー」
「むっ、君まで私は料理が出来なさそうと思っているのか?失敬だな」
「君までって、しかもなんか分からない論理の飛躍をしているぞ?」
「私は帰国子女だが、きちんと母親から和食の手ほどきを受けている。
うちの母親は料理が上手だぞ、なんなら今度夕食に」
「イエ、ケッコウデス」
「ぬう、まあ明日から私がきちんと弁当を作ってくるからな、まったく
そんな食生活をしていたとは噴飯ものだ」
「あのー、なんかよく分からないけど、ご好意はありがたく受けるよ、
いい加減にこの食生活には飽き飽きしてたところだからな」
「ああ、期待しておいていいぞ」
ho
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 18:29:53.96 ID:9jmhaokgO
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 18:46:38.70 ID:F2YPrwBZ0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 19:03:41.04 ID:9jmhaokgO
☆
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 19:18:04.52 ID:9jmhaokgO
★
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 19:31:07.85 ID:9jmhaokgO
保守
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 19:46:42.20 ID:aJEDSiGA0
浩太郎のキャラだと、素直クールの蜘蛛の巣にはまっても、
『ま、いいか。』
ってな反応になりそう。懐が広いのか、器が大きいのか、
興味の対象以外はズボラというのか。
恋愛モードに切り替わった時に
どんなリアクションを見せてくれるか
非常に楽しみ。
今後も、期待してます。
>>34 「ま、いいか」と聞くと、「さぁ行くか」を付け加えたくなる俺がいる。
<< まぁいいや さぁ行くか >>
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:09:08.07 ID:FgzEayrd0
保守
37 :
ひざまくら:2006/07/04(火) 20:24:27.93 ID:zoSQYnH7O
男「たまには、公園でのんびりするのもいいよね」
クー「そうね、あちこち見て回るのもいいけど。あなたと二人なら、何処でも楽しいし」
男「……一応、人目の多い所では、そういう発言は控えて欲しいんだけど」
クー「それは困るわ。何度も言ってるけど、二人で居る時に話す内容を、頭の中で判断して
いたら何も話せなくなる。これでも緊張してるんだから」
男「そうなんだ……」
クー「そうだ、慣れる為にあの人達みたいな事をしない?」
男「あの人たちって……ひざ枕?」
クー「そう、なんかちょっとやってみたいんだけど……だめ?」
男「いいよ。だから下から見上げないで、それ結構破壊力あるんだから」
クー「そう? ……じゃあここでね」
男「失礼します……」
クー「遠慮しないでね、その方が嫌だから」
男「……あー、結構いいねひざ枕って」
クー「そう? 私も頭の重さが安心できるわ」
男「……、ごめん寝てた。重かったでしょ?」
クー「ううん、貴方の寝顔が見られたから気にならなかったわ」
男「……じゃあ行こうか」
クー「うん。って言いたいんだけど、足がしびれたからもう少しここに居てもいい?」
男「ごめんね、なおるまでの間ひざ枕してあげようか?」
クー「いいの? ありがとう」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:25:08.16 ID:zoSQYnH7O
以上、テーマ【女性口調&ひざ枕】で書いてみました。
>>27 GJ!
地道に情報収集をしている真生さんの、今後の活躍に期待。
あと、このスレ見て気付きましたが、七夕が近いんですね。
いいテーマになりそうです。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:31:53.94 ID:aJEDSiGA0
そうか、七夕か
俺のところは来月だ
しばらく楽しめそうだな。
ふと、思ったのだが、
素直クールが受け入れられずに失恋するSSって無いよな。
素直クールがその時に何を思うのか。
妄想は止まらんな。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:34:01.00 ID:af1219xTO
>>37 GJ
しかし膝まくらを交互にすると足痺れるの無限ループじゃね?ww
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:39:15.54 ID:9jmhaokgO
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:43:32.06 ID:aJEDSiGA0
そして、夜の公園で・・・・・・・・・・
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:48:36.57 ID:FwzXW5Lb0
hosu
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 20:59:18.23 ID:aJEDSiGA0
>>43 すまん、読んでくる。
〈年下素クール〉は30代には胸が苦しくなる話だねw
俺も明日から海でも見にいこうかなw
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 21:11:29.18 ID:XgwhQTAx0
>>45 「告白と親友と」はいい話だったよ。
くそー、男めー素直クールを振るとは何たることっては思ったけどw
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 21:16:52.89 ID:XgwhQTAx0
「告白と親友と」も に訂正。
これでは43の話が良くないようにも取られてしまう。
日本語は難しいw
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 21:32:13.65 ID:9jmhaokgO
保守
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 21:47:01.39 ID:lQgjrdmw0
あ、立ってたのか…今気付いた
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 21:47:10.43 ID:9jmhaokgO
保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 22:01:21.91 ID:9jmhaokgO
保守
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 22:14:16.51 ID:9jmhaokgO
保守
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 22:26:33.70 ID:gH0o9QGQ0
保守
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 22:39:43.32 ID:hgjgSWAc0
保管庫見てきたけど「天使と悪魔」ってリレーSSだよね?
二レス位投下してみていいっすか?
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 22:42:28.23 ID:Es0QFzo7O
迷わず!
>>54 >>4の▼投下時の注意事項を100回声に出して読んでからすればいい
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 22:44:03.52 ID:Zi2GM0RS0
迷わず飛び込んでこい!
58 :
天使と悪魔(0/2):2006/07/04(火) 22:45:56.96 ID:hgjgSWAc0
では投下。多分二レス。
59 :
天使と悪魔(1/2):2006/07/04(火) 22:47:09.35 ID:hgjgSWAc0
もうじき夏休みだけど今年はどうしようか…バイト増やそうかな。
「そんなことしなくても私に頼めば博打で一山当てさせてやるのだが」
「…心を読むのはやめて」
「了承した、だがバイト等されたら私との甘い一時が減ってしまう」
「あんたはこいつの私生活に干渉しすぎなのよ」
ああ、今日はツンもついてきてたんだっけ。
「何よ、あたしがいちゃお邪魔だったかしら」
「君も心読まないで」
僕のプライバシーが無い。まあ僕以外に二人は見えてないけど。
「どうせ長い付き合いになるんだ、主に歩み寄ってもいいだろう」
「あたし達は契約に従うだけでしょ、それ以上干渉しちゃ駄目よ」
「甘いなツン、彼の先祖は「子孫を頼む」としか言っていない」
「そ、そんなの屁理屈でsy「では私が彼の死後地獄を案内する」…!?」
まだ若いのに地獄行き決定ですか。そりゃないよご先祖様。
「だ、駄目よ駄目!私が天界案内するの!わ、私初仕事だしアンタ
譲ってくれたって…」
まあ天界の方がいいかも。僕は神様に心から頭下げないだろうけど。
「天界は最近人口過多で地価高騰が深刻と聞いたが」「う゛!」
……え?
「然る神も「善処する」「検討する」の一辺倒でとても統率出来ていない」
それなんてクリーンなイメージだけど無能な政治家?
「その点地獄はいいぞ、魔王は評判は悪いが有能な指導者だ、彼の実利主義と
決断力は素晴らしい、恐れ入るものがある」
…クーの交渉の説得力にも恐れ入ります。僕が単純かもしれないけど。
60 :
天使と悪魔(2/2):2006/07/04(火) 22:50:14.16 ID:hgjgSWAc0
「ち、地価高騰ならアテはあるわよ…あと神様馬鹿にすんな!」
あ、話題転換。否定出来ないのか。一応末端でも忠誠度は高いみたいだ。
「ほう?まあ指導者云々は言い過ぎた、お詫びに打開策を身を入れて聞こうか」
クーは明らかに僕へのプラス要素を稼ごうとしてるな。まあ成功なんだけど。
「あ、あたしの…………実家に住まわせるわ!」
…ツンも爆弾発言するんだな。慣れていないせいか破壊力が凄い。
「…公務と私情を分けるお前らしからぬ発言が聞こえた気がするが」
「う、うるさいうるさいうるs(ry」
炎髪灼眼ですか。いや僕は別にファンじゃないけど。
「どこまでか言われなかったから監視下に置くに決まってるでしょ!仕方ないけど」
天界行ったらもう行く場所ないし無期限な気がするんですが。
「そんな窮屈な生活を強要するのか?…彼はかなり優柔不断だが意思はあるぞ」
クー、実はまだ心読んでない?それと後半はマイナスだよ。
「…しまった(ボソ」
おい、聞こえたよ悪魔。
「コホン、まあ私は譲らない。さあ○○●●、『地獄に行く』とこの際今決めて
しまわないか?血の池産鉄分豊富なワインは美味だし、剣山の針治療は最先端、
煉獄の炎の日焼けサロンはいい具合に小麦色の肌になれるぞ」
「いつから地獄はそんな行楽地もどきになったの!?駄目よ、あんた騙されてる、
あたしの家で生活してあたしの選んだ就職ついて…とにかくついてきてもらうわ!」
……一つ今決めた事は、年金心配だけど長生きしようって事だ。
「…むぅ」
「なんでよ!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 22:53:29.05 ID:hgjgSWAc0
以上です。今気付いたけどツンの一人称統一されてないや(ノ∀`) アチャー
まあ批評たのんます。甘口で。
保守。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:02:27.44 ID:Es0QFzo7O
自分なら真っ先に死ぬなwそれと、二重括弧とか使ったほうがいいんじゃないか??
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:02:55.94 ID:8I8F12dD0
>>61 GJ!
他の言葉が見つからない。
[ひざまくら]続きを思いついたので投下します。
66 :
ひざまくら:2006/07/04(火) 23:11:44.43 ID:zoSQYnH7O
>>37 男「じゃあ、どうぞ」
クー「ありがとう」
男「……すぐ寝ちゃった。疲れてたのかな」
クー「…………」
クー「…………」
男「…………」
ころん
男「!!(寝返り、こっちはまずいって)」
すりすり
男「ぅわ、ちょっとまずいって。人に見られたら誤解され――あっ、いえ違いますよ恋人
です変な事なんてしてません」
ぎゅ
男「だから違いますって、警察はやめて下さい。ほんとに違いますから――」
クー「……、ぅーよく寝た。あれ? どうしたの?」
男「……クー、よく寝てたね」
クー「うん、ありがとう気持ち良かった。……顔色が良くないけど?」
男「あー、うん(寝ている間も気が抜けない、て言うか恥ずかしかった)」
クー「???」
男「帰ろうか?」
クー「うん。……そうだ、今日はカレーにしようか?」
男「カレーもいいけど、今日はビーフシチューが食べたいな」
クー「そう? じゃあ材料買ってから貴方の家ね」
ぎゅ
男「……起きてても寝てても変わらないね、クーは」
クー「?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:12:19.55 ID:Zi2GM0RS0
>>61 いいよー
次の人へのパスとか勝手に設定を加えると次に繋がるかも
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:17:18.56 ID:q4JGyUmO0
祭りの時投下したものの続きっぽいものを投下させてもらいます
一応祭り投下分のあらすじです
#
修学旅行での班決めの際、担任からの要望
「悔いを残さないように、本当に好きな異性と班を組め」
との言葉を真に受けたクーとツン、それと面白そうだからとの理由で男の班員になることを決意したシュー。
この4人で楽しい修学旅行を完遂することはできるのだろうか?
そして班から外された悲劇の友人はどうなるのか?
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:17:56.44 ID:q4JGyUmO0
「うまくいったな」
「そうだな、これで友人も安心だろう」
「まぁ、オレは御前がいるならいいけどな……周りの視線が痛すぎるな……」
「あまり気にしないほうがいいぞ……」
クー・ツン・シューにより班から抜けざるをえなくなった友人、しかしクーから出た
「合同班にすればいいじゃないか」
との意見。
しかし、俺達の班から突如飛び出てしまった友人を迎え入れてくれる班はなかった。
そこでクーが機転をきかし、女生徒に呼び掛けて友人を迎え入れてくれる班を見つけてくれたのだが……
「うちらの合同班って、男2人に女6人か……」
「ま、まぁいいんじゃないか?そっちの女性3人とは別行動なんだろ?」
「あまり大きな声で言うな、先生に聞こえたら……」
「すまん、クー」
俺、友人、クーの三人を見つめる周りの視線が痛い。
そりゃそうだ、俺等の班で6人も女生徒をとってしまった為、他の班は大変な状況だろう。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:18:20.36 ID:q4JGyUmO0
「男?どうした?」
「周りの視線が気になってな……」
「ふふ、気にすることはない。修学旅行が終わった時には男と私が寄り添っていても誰も気になどしないさ」
「あー……」
友人の班決めでてこずっていたからか、忘れていた。
クーは俺に告白紛いの事をしていたんだった。
今まで俺とクーに接点は無かったといっても過言じゃない。
もちろんクラスメイトとしての会話はした事はあるけれども、それ以上は何もない。
「未だに実感わかないんだけどさ、さっきのクーの話って告白だったのか?」
「意外と君は鈍感なんだな」
少し驚いた風に眉をひそめるクー。
「ああ、すまない。自分を棚にあげているわけじゃないんだ。私自身告白など経験がないから分かりにくくて当たり前だな」
「そうじゃなくて、告白だっていうのはわかっていたんだけどなんか信じられなくて」
「わかった」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:18:48.64 ID:q4JGyUmO0
そう言うとクーは口元を少し吊り上げ、心底楽しそうな表情で笑った。
俺はその瞬間、可愛いなと思ってしまった。
クーは委員長をしているからかあまり感情を表に出さない、そんなクーからこんな表情をされてしまっては……1発でノックアウトも仕方ない。
「もっと恋人らしく、わかりやすい行動をしないとな」
クーは俺の肩を持つとぐっと引き寄せる。
そうして、俺のファーストキスは突然に奪われた。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:19:13.41 ID:q4JGyUmO0
以上です
ほす
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:26:15.54 ID:iwl5+MYM0
>>72 >「もっと恋人らしく、わかりやすい行動をしないとな」
素直クールここにあり、って感じだ。GJ!!
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:30:55.69 ID:zoSQYnH7O
>>72 GJ!良い素直クールですね
続きwktk
保守。
>>65 え、貴方様が最初の執筆者?わわわ光栄の極み。
これからも精進致します。
ひーざーまーくーら!ひーざーまーくーら!
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/04(火) 23:56:10.73 ID:vMvJ8OOU0
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 00:11:39.58 ID:4Y5N1vGBO
そう言えばスレタイもフレーズに使えそうだねほしゅ。
このジャンルのお陰で自分の好みのタイプが解った保守。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 00:21:11.15 ID:75YXNeon0
間違ってsageてしまった。
正直スマンカッタ。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 00:26:00.65 ID:A9BTeZtEO
男「あれ、今日のW杯は十二時からじゃないのか」
く「君はうっかりさんだな。かわい(ぎゅっ)」
男「ちょっ、いきなり抱きつくな」
く「ふふん♪(ゴロゴロゴロ)」
男「ちょっ、いきなり転がるな!響いて妹が起きるだろ!」
く「ん、さっきあんだけ物音たてても大丈夫だったんだぞ?」
男「…」
く「よしもう一回だ♪」
男「…とりあえず保守だけさせてくれないか?」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 00:46:44.52 ID:5GdkxShX0
保守
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 00:58:34.21 ID:5A1PQ89sO
あわててほしゅ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 01:04:39.20 ID:fYPwLjqBO
「ひとぉつ!!!!」
「「「「ひとぉつ!!!!」」」」
「全力で男を愛せ!!!」
「「「「全力で男を愛せ!!!!」」」」
「愛情に時間外はない!!!」
「「「「愛情に時間外はない!!!」」」」
「激しくっ!!激しくっ!!時にいやらしさをこめて!!!」
「「「「激しく(ry」」」」
「よしっ今日の集会はこれで終わりだっ!!!確実健闘をいのるッ」
「「「「ありがとうございましたッ!!!!!」」」」
クー「という夢をみたんだ」
男「うん、激しく意味が分からないよ」
クー「そしてきょうの朝、数人の女生徒からなにやら講義の依頼を受けたんだが」
男「正夢?」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 01:09:02.17 ID:4Y5N1vGBO
>>85 …………ひょっとして増えます?
素直クールは素直クールを呼ぶと解釈すべきかな?
ほんとに投下直後狙って保守してる奴いるな
そういえば素直クールな娘ってどんな声で笑うんだ?
ははは?
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 01:35:22.87 ID:4Y5N1vGBO
>>88 色んなイメージがあると思うけど、自分は声はあまり出さないで微笑む又は
ニヤリ、みたいな感じかな。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 01:36:32.83 ID:1SIy0fQXO
>>88 人によりそうだよね。
ははははもちろん、ふふんとか、クスッとか、ふふ…とか。お好みで
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 01:37:06.65 ID:SlWKRfo80
>>88 その前に笑うのかという疑問が…
まあ、人間である以上わらうだろうが
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 01:59:09.49 ID:wOjuBejR0
クールだから笑わないってことはないと思う。冷笑とかあるし。
素直なんだから自分の感情を出すことにタメライはないはず。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 02:00:53.84 ID:ViMIS6KhO
クックックッって感じで。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 02:17:28.83 ID:fYPwLjqBO
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 02:19:59.62 ID:g+WBDVqw0
つまりあの子はクー(ry
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 02:56:54.49 ID:i5F/Eeqi0
保
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 03:25:37.23 ID:oj17q1MKO
守
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 04:04:29.40 ID:i5F/Eeqi0
保
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 04:25:28.44 ID:mKAtUgyk0
母
おちるぞテポドンで乱立だから
101 :
ジャスティスクール1/3:2006/07/05(水) 04:38:53.51 ID:i5F/Eeqi0
深夜。
空「ふむ、夜風が気持ちいいな。夜の散歩というのも良いものだ」
少し前。
海蔵「これ空、こんな夜中にどこへ行くんじゃ?」
空「真の事を考えてたら、考えすぎて眠れなくなってしまったので少し散歩に行って来ます」
海蔵「ほ、ほほう?わしはてっきりヒーローとして夜のパトロールに行くかと思ったんじゃが?」
空「では行って来ます」
海蔵「あっ!こらっ!」
空「真と一緒なら文句無しなのだが…。ん?」
真が本屋に入って行くのが空の目に止まる。
空「あれは真?だが、深夜にどうして?はっ!まさか…」
空の妄想。
真「全く、空ったらいつも誘惑して。俺だって健康的な男。こうやってエロ本でも買わないと…」
空「真、こんな時間に何をしているのだ?」
真「いっ?!く、空こそこんな時間にどうしたの?」
空「真の事を考えてたら体が火照ってな。それより本屋で何の本を買ったのだ?後ろのそれは本であろう?」
真「えっ、いや別に、唯の本だよ?本」
空「なら隠す事は無い、見せてみろ。───────私の予想通りだな、エロ本ではないか」
真「うっ」
102 :
ジャスティスクール2/3:2006/07/05(水) 04:39:29.01 ID:i5F/Eeqi0
空「真、私は怒っている。何故か分るか?」
真「えーと…」
空「一つ、唯の本だと嘘をついた事だ。そしてもう一つは何故欲求不満ならそう言ってくれないのだ?」
真「いや、でもこういうのは言うものじゃないしさ」
空「そんな事は無い。愛し合う恋人同士ならお互いの欠点を補うべきであろう?私は何時でも真の力に成りたい」
真「でも」
空「恐れないでくれ、私が真を嫌いになる事はないのだから」
真「じゃぁ」
空「では愛し合うか」
空「あっ、真だめだぞ。そんな思いっきり…」
真が本屋から出てくる。
空「と凄いとこまで妄想が走ったか。良し、この形で行くか」
103 :
ジャスティスクール3/3:2006/07/05(水) 04:40:00.83 ID:i5F/Eeqi0
真「全く、空ったら本当に…」
空「真、こんな時間に何をしているのだ?真からエロイ匂いがするぞ?」
真「いっ?!全然誤解だよ?って空こそこんな時間にどうしたの?」
空「真の事を考えてたら体が火照ってな。それより本屋でどんなエロ本を買ったのだ?
後ろのエロ本はエロ本であろう?」
真「文法間違ってるよ。落ち着いて、唯の本だよ?本」
空「なら隠す事は無い、そのエロ本を見せてみろ」
真「だから違うって」
空「往生際が悪いぞ。いいから貸してみろ。そして私が真と私の欲望を完全に満たしてやろう」
真「ご、誤解だよ、空」
空「隠すのがエロイ証拠だ、いいから貸すんだ。そうすれば全て直ぐ済む。私が我慢出来ない、早く…」
真「あ、無理やり引っ張ったら…」
パララッ。(本が落ちる)
空「ほらエロ本が落ち……。これは?クールガールの特集を扱った雑誌?」
真「うっ、ばれちゃったか。記事の写真が何枚かあるんだけどさ、クールガールが、空が本当に可愛く映っててさ」
空「……。すまない、私はてっきり真がエロ本を買ったものだと」
真「いや、こんな時間に買いに来る俺が悪いよ。密かに買おうとしたのも事実だし…。
安心してよ、空。エロ本に浮気なんてしたりしないからさ」
空「いや、私はエロ本を買う真を叱り付けて真とそのままエロイ事を…」
真「……」
空「しかし嬉しいぞ、真。私を取り扱った記事を買ってくれる事もエロ本に浮気しないという真の言葉もな」
真「あ、話逸らした」
空「真、許してくれ。この熱いキスで」
空「次はクールガールで真にキスさせて貰うとするか。───────────変身」
終
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 04:55:28.12 ID:i5F/Eeqi0
保
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 05:11:25.57 ID:i5F/Eeqi0
保
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 05:27:41.07 ID:/MkTUQZ2O
念押し
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 05:41:44.14 ID:uQpsj9if0
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 05:56:00.65 ID:oj17q1MKO
保守
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 06:29:38.54 ID:u95rVehsO
保守
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 06:31:03.33 ID:L6T5FJLL0
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 06:49:03.51 ID:tkx1/eAZ0
ほsyu
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 07:25:28.44 ID:i693RdUdO
保守
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 07:45:54.80 ID:z6sjhDl9O
保守
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 08:25:34.97 ID:GBfcufzHO
あわてて保守
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 08:57:25.01 ID:tg7aUgYZO
保守
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 09:24:25.20 ID:Msr72zQP0
保守
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 09:36:08.61 ID:HJ4pwCMi0
今沖田
>>43 御題採用サンクス!! 正直このお題がこんないい話になるとは思ってなかったぜwwww
なんというか、優れた青春小説を読んでいるような、そんなさわやかな萌えを感じたwwwGJ!!!!
男が高校生、素クールがロリな話を期待していた汚れた俺を許してくれwww
・何かコンプレックスがあるので、いつもの調子で押し切れない素クール
とかどうよ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 09:47:31.84 ID:Msr72zQP0
フラグバキバキ男とクー
クー「男君、少し話したい事がある!」
男 「・・・」
クー「顔を上げて話を聞いてくれないか?机に突っ伏したままでいられると非常に困る。」
男 「・・・」
クー「いや、いい。そのままで聞いてくれ。」
男 「・・・」
クー「男君!君が好きだ!付き合ってくれ!」
男 「・・・」
クー「そうか……無視するくらい嫌なのか。」
男 「・・・」
クー「わかった。今のは無かった事にしてくれて構わない。すまなかった」
男 「ふぁあああ。よく寝たぁ。眠すぎ、マジ眠すぎ。って、何でみんな俺睨んでんの?」
男 「あー。それにしても彼女欲しいなぁ。今は何か落ち込んでるみたいだけど、クーさん可愛いし付き合いてぇ」
>>43って、こんな感じでおk?
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 09:52:46.32 ID:HJ4pwCMi0
>>118 たぶん違うwwwwwだがワロスwwww
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 10:00:07.70 ID:Msr72zQP0
友「なー男。お前って姉ちゃんいる?」
男「いるぜ!脳内にな!」
友「ワロスwwwwwじゃあ妹は?」
男「勿論いるぜ!脳内にな!」
友「じゃあツンデレ幼馴染は?」
男・友「いるぜ!脳内にな!テラワロスwwwwwwww」
男と友人が遊んでるところにクーが来る。
クー「男君。付き合ってる女の子はいるのか?」
男「いるぜ!脳内にな!って、あっ!」
クー「そうか…大事にするんだぞ。彼女」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 10:11:48.87 ID:A9BTeZtEO
クーカワイソスwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 10:19:31.28 ID:uQpsj9if0
最後の一言がクールだ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 10:34:37.47 ID:Msr72zQP0
友1「俺のターン!炎の剣士を攻撃表示で召喚!」
友2「城ノ内かよ!」
男「いや、このフェイズならまだありっしょ」
女「今ならこの前みたいに寝てないから大丈夫だよ。行きなって」
クー「しかし、仮に聞いて貰えたとして上手く行くだろうか・・・・・・」
女「何弱気になってんのよ。大丈夫大丈夫。安心しなって!」
友1「…オレがこの場で逃げ出したら… たぶんこれからずーっと先… たとえば空を見た時… 山や海の遠くまで広がる水平線……
みんなで一緒に見たそんなイカした景色を見るたびに… 逃げ出した自分を思い出さなきゃなせねえぜ!!」
友2「だから何で城ノ内なんだよ!!!!」
男「バロスwwwwwwwwww」
クー「男君。少し話があるのだが、良いか?」
男「ん?いいよ。どしたの?」
クー「単刀直入に言おう!男君、君のことが・・・」
友2「ワイトを攻撃表示!」
男「そのワイトは守備表示だろおおおおおがあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クー「!?」
男「あ、ごめん。それで、俺がどうかしたの?」
クー「いや、今は忙しいみたいだからまたの機会にするよ。すまなかったな……」
男「あ、うん。またね」
友2「なぁ。何で俺達こんな古いデッキ使ってんだろうな」
友1「わかんねー」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 10:47:02.52 ID:HJ4pwCMi0
ワロタけど、こういうのは1日1本にしとけwwww
知らない人が見て「これが素クールかー」て思ったら困るだろwww
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 10:48:53.15 ID:Msr72zQP0
>>124 ごめんwwwww
ちょっと久しぶりに投下して調子に乗ったwwwww
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 11:05:17.70 ID:Msr72zQP0
保守
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 11:25:49.47 ID:WvCSB8Y80
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 11:26:13.23 ID:ZUbBEy7L0
この流れに沿って投下してえええええ
しかし買い物中……
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 11:55:47.80 ID:Msr72zQP0
保守
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 12:17:23.83 ID:XTv+3ayo0
ほ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 12:41:29.81 ID:WFwDmAnjO
し
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 13:09:19.86 ID:2ftaSFj30
ゅ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 13:21:54.51 ID:uQpsj9if0
う
じゅ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 14:03:30.11 ID:6otwhLgD0
ぎ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 14:09:39.17 ID:PFxJ8QWPO
ょ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 14:15:33.78 ID:Msr72zQP0
う
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 14:47:35.66 ID:z6sjhDl9O
だ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 14:53:41.69 ID:HJ4pwCMi0
絶妙のタイミングでドラゴン圧縮を乗り越えたな。
ところで、1文字レスするくらいならなんかお題でも出してみようぜ!
素クール絡みで見てみたいシチュとか、ちょっとくらいあるだろ?
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:00:17.49 ID:WvCSB8Y80
つお酒に弱い素直クール
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:10:39.38 ID:uQpsj9if0
ほしゅうじゅぎょうだ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:13:24.42 ID:Msr72zQP0
お題出すなら自分で作った方が良いよなぁって思いつつ作ってないんだけどな。
つ タクシー運転手のクーが泥酔して絡む男の積極さに一目ぼれとか
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:14:32.18 ID:pNZvrV8u0
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:16:35.78 ID:hyhUpjUPO
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:18:13.58 ID:rfd9FdsIO
つ泣き方が解らない素直クール
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:23:36.51 ID:WvCSB8Y80
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:30:31.16 ID:uQpsj9if0
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:38:03.97 ID:HJ4pwCMi0
>>144 久しぶりwwwwwそのうち慣れちゃって、外で食べる時もナチュラルに食べさせてもらう男、まで妄想したwwwwwww
しかし短期間で絵柄ってのは変わるモンだなあwww前のもよかったが、今の主線太いのも好きだwwww
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 15:59:14.47 ID:oj17q1MKO
保守?
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 16:26:17.44 ID:YfNuhFHx0
保守
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 17:04:36.07 ID:A9BTeZtEO
ほ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 17:37:37.70 ID:qLsBiNxz0
【素直でクールな恋愛感情】
駆け寄ってきた運命を
論理的に定義づけたら
きっと君の名前になる
ときめきまくるこの胸を
物理的に解析したら
多分思いが弾け出す
素直でクールな恋愛感情
たった一人の人見つけたら
一言「好きだ」でいいじゃない
今はそれで済ませちゃおう
理由なんてあとあと
あとからついてくるよ
出会った二人の未来を
統計的に推論したら
きっと私の夢になる
冷たく見えたこの顔も
心理的に投影したら
多分笑顔が花開く
素直でクールな恋愛感情
たった一人の人見つけたら
押しかけ彼女でいいじゃない
攻めの一手で貫こう
返事なんてあとあと
あとでもらえばいいよ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 17:37:54.31 ID:qLsBiNxz0
だいぶ以前にも、歌詞を投下したことがあるんですが
(Wikiにも載ってます)それはシリアス調だったので
今度は、コミカルタッチでまとめてみました
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 17:51:04.40 ID:XTv+3ayo0
素直クールで読みたいシチュ
『男に浮気された素直クール。』
『絶望に打ちひしがれる素直クール』
『それでも男を愛してる素直クール』
『しかし、やっぱりわだかまりがある素直クール』
『悶々と悩む素直クールと男』
行き着く先は破局か復縁か!?
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 17:53:07.66 ID:uQpsj9if0
曲をつける勇者はおらんか……な
>>141 お題だよね?
男「あれ? クーさんが補習なんて珍しいね」
クー「男君か。ああ、どうも一昨日から調子が悪くてね」
男「そうなんだ。僕は体調崩してテスト受けられなかったけど、クーさんも?」
クー「いや、私はテストは受けられたのだが、テスト中に何故か他の事が浮かんできてな」
男「へー、あ、先生来たよ」
クー「しかし何故頭に浮かんだのだろう……」
男「……僕の顔になにかついてる?」
クー「いや、すまない考え事をしていた」
教師「よーし、補習を始めるぞ」
男「…………」
クー「…………ジー」
男「(何か物凄く見られてますけど……)」
クー「…………! そうか、判った!」
教師「……どうしたんだ判ったからって一々報告しなくてm」
クー「男君!」
男「は、はい(突然どうしたんだろう)」
クー「やっとわかったぞ、私は君が好きなんだ」
男「はい?」
クー「そうかこれが恋か、勉強も手につかなくなる程とは聞いていた以上だ」
男「……」
クー「補習のあと君に告白したいので、時間を取ってもらえないだろうか?」
男「(もう言ってるような気がするけど……)はい」
クー「そうか! ありがとう」
教師「あの……補習……」
生徒C「頑張って! 先生(私も後で先生に告白しようかな……)」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 18:14:21.40 ID:uQpsj9if0
クーと男もいいけど生徒Cと教師まで!
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 18:19:31.49 ID:qLsBiNxz0
>>156 クーのボケ加減がなんともGJです
教師カワイソスと一瞬思ったけど、最後で救済されてますね
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 18:22:40.31 ID:WvCSB8Y80
生徒Cに萌えた
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 18:41:52.62 ID:aww/cmPBO
保守
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 19:01:56.15 ID:z6sjhDl9O
保守
162 :
夕飯:2006/07/05(水) 19:20:23.33 ID:4Y5N1vGBO
>>144 男「ただいま、クー」
クー『おかえり。夕飯、出来てるぞ』
男「ごめんね、せっかく来てくれたのに急用で出掛けちゃって」
クー「いや、いいんだ。今日の目的は、私の料理の腕が上がったか確かめて貰うためだか
らな。――寂しかったのは事実だが」
男「……うん、今からは一緒だから。何か手伝うよ」
クー「じゃあ、皿を並べるのを手伝ってくれ」
男「うん、判った」
男「……いただきます」
クー「ちょっと待った」
男「?」
クー「はい」
男「……えーと」
クー『折角夕飯作ってあげたんだ。ご褒美にこれくらいさせてくれ』
男「……食べさせて貰うのはちょっと恥ずかしいかな」
クー『こうしている時が幸せなんだ』
男「……判ったよ」
クー「ありがとう、……はい」
書いてみました。
一応お借りしたセリフは『』で囲ってみました。
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 19:42:29.88 ID:A9BTeZtEO
これはいい夕飯ですね
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 19:48:33.15 ID:uQpsj9if0
ナイスコラボ!
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 20:00:41.80 ID:08Ggjxfd0
クー「唐突だが、エヴァごっこを提案する。拒否権も否決権もないからそのつもりで」
男「好きにしなよ……」
クー「じゃあ、私がアスカの役を」
男「最低なことはしないからな」
クー「……じゃあ、綾波の役を」
男「別にめがねとか興味ないからな」
クー「……じゃ、じゃあマヤの役を」
男「I need you」
クー「先輩……!」
クー「むなしい……」
男「エヴァ見た後は、虚無感を感じるものさ」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 20:17:28.57 ID:aww/cmPBO
保守
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 20:26:36.30 ID:4Y5N1vGBO
>>165 エヴァか……
綾波が素直クールだって話をどこかで見た気が……どうなんだろ?
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 20:34:37.12 ID:n4D+kTivO
保守。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 20:43:29.29 ID:/Joldy4P0
>>165 クーがミサトさんになって男が加持になればいい
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 20:46:40.76 ID:yEjKprvR0
ク「唐突だが、MONSTERごっこをやろうと思う」
「ホントに唐突だね」
ク「私がルンゲ役をやるから、君はドットーレ天馬だ」
「おーけー、分かった」
ク「…………私はテンマだ」
「…………」
ク「……私はテンマだ」
「…………」
ク「ドアを開けるとそこにはルンゲが居た」
「…………?」
ク「襲うか? 犯すか?」
「アッー!?」
ク「いや、私は意外に度胸がない。ルンゲが脱ぎ出すのを傍目にドアを閉めるだろう」
「あのさ、完全におかしいよね?」
ク「私は君だ」
「ついにはテンマじゃなくなったし」
ク「私は君で、君は僕」
「もうやめよう、この遊び」
保守
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 21:02:02.90 ID:/Joldy4P0
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 21:22:34.72 ID:f18CayGw0
保守
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 21:37:30.86 ID:aww/cmPBO
保守
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 21:50:30.04 ID:/Joldy4P0
保守
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:00:03.23 ID:aww/cmPBO
保守
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:11:50.01 ID:aww/cmPBO
保守
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:19:41.44 ID:t2S9FeJw0
2分後に3レス投下します
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:21:51.85 ID:t2S9FeJw0
――2月26日(日) 進化。または深化
圭「翔。学校に行くの、無理しないでね」
翔『怪我は思ったより酷くなかったし、大丈夫。一緒に選んだファンデ、試してみるから』
圭「いつも翔が使うのより濃い目だし、目立たなくなると思うよ。
じゃあ……もう遅いから、電話切るね。おやすみ、翔。朝、迎えに行くから」
翔『うん。おやすみ、圭。ありがと』
携帯の電源ボタンを押して、通話を切る。
時計を見れば、もう十一時を大きく回っていた。髪も乾かしているし、早く寝よう。
翔の登校時間に合わせるなら、いつもよりずっと早く起きないといけない。
携帯を充電器のコードに繋いで、エアコンの電源を切る。
机の上にまとめた教科書やノートを鞄に詰めて、ベッドに移動した。
寝転がってから部屋の電気を消そうと身体を捩ると、枕元に飾ってある写真立てが映る。
中学時代から最近のモノまで、京や翔と一緒に写ったのが沢山ある中――
小振りな写真立てに収めても見栄えの悪い、それ。彼と一緒に撮った、小さなプリクラ。
手に取り、横になったまま眺めた。私とは違って、どこか素っ気ない表情で写っている彼。
じっと見ていると、不意に金曜日のことを思い出して、ずきりと胸が痛む。
圭「(私、酷いことしたんだ……)」
普段、優しい彼が見せた意外な一面に驚き、怯え、私は彼に何も言わなかった。
私達に怖い思いをさせまいと一人で我慢したのに。怪我をしても私達を守ってくれたのに。
私は、頑張ってくれた彼に感謝の言葉さえ掛けてあげなかった。
別れ際に彼が謝った時、胸が痛かった。彼は悪くないと気付いてたのに、何もしなかった。
ぎゅっと胸に写真立てを抱いて、パジャマ越しの固い感触を覚えながら、知らず呟く。
圭「ごめんね……りょ、亮、君。亮君、悪くないのに、酷いことして、ごめんねぇ……」
伝えられなかった言葉を、何度も呟いた。
明日は伝えられるようにと祈りながら――ここでだけ呼べる名を口にして、何度も謝った。
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:22:35.15 ID:t2S9FeJw0
>>179――2月27日(月) 日が昇り、日は巡る
朝。二ヶ月前から待ち合わせをするようになったバス停には、もう京が居た。
こちらに気付いていたのだろう彼女は近付いて、挨拶をしてくる。
京「おはよう、亮。三月も近いというのに、まだ寒いな」
土・日は電話をする気分になれなかったから、三日振りに聞く、京の声。
メールではやり取りをしていても、こうして顔を合わせると、気が重い。
京「? 身体の調子が悪いのか」
なのに、こんな自分を京は気にした様子もなく、いつものように接してくれる。
ただ、それが嬉しくて、申し訳なくて、感謝の気持ちが一杯になり声も出ない。
首を緩く振って問いを否定するが、京は僅かに眉をしかめた。
京「ならば、何故そんな顔をする。亮は、辛いと言わずに我慢してしまうから、心配なんだ」
そう言って、彼女は造りの繊細な手を頬に触れさせてくる。
京の柔らかさと、心地よい温度を覚えた途端――
顔が、もの凄い勢いで赤くなるのが自分でも分かった。
冷たい空気の中だと、余計に感じてしまう。少し離れて、発音が滅茶苦茶な声で告げる。
亮「だ、大丈夫。病院にも行ったし、何も心配しないでくれ」
京「そうか。だが、無理をしているなら止めてほしい」
亮「大丈夫。本当に、大丈夫だから……」
大きく息を吐いて、落ち着かない胸を軽く叩く。
声は出るようになったが、普段より意識してしまう京を、まともに見れない。
それでも表面は平静を保ち、並んで学校に向かっていると、彼女の不満げな声が届いた。
京「亮。何故、私の方を見てくれないのだろう。正当な理由があるなら、聞かせてほしい」
自分の中にある表現し辛い感情を説明できずに居ると、京は尚も言い募る。
京「休日に会えなかったのは互いの都合があったから、それで私が何か言う筋合いはない。
だが、今こうして亮の声が聞けないのは、私を見てもらえないのは……とても寂しく感じる」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:23:29.38 ID:t2S9FeJw0
>>179>>180――2月27日(月) 日が昇り、日は巡る 1−2
ほんの少し俯いた京の右手を、視線をやらずに左手で探り、触れて――握り締める。
彼女が感じる不安を僅かでも和らげてあげたかった。けど――
先より冷たくなった肌の奥に感じる熱が、不意に抱き寄せられた時の感触を思い出させた。
きっと、耳まで赤い。分かる。自分でも滑稽なくらい、彼女に照れている。
亮「京を納得させられる理由なんかねぇよ。その……俺、恥ずかしいんだ」
苦労して、押し出すように素直な思いを声にした。
亮「金曜は、情けない自分を沢山見せたから、駄目なんだ。前のように、接するのが」
もう、言葉にならなかった。自分でも何を言ってるのか分からない。
唇を噛んで京とは反対の方を向いていると、ややもして小さな笑い声がした。
横目で恨みがましく見つめると、京は少しだけ申し訳なさそうに取り繕い、寄り添ってきた。
京「すまない。私は、亮を格好いい男性だと思っていたのだが……認識を改めよう。
亮。君は今、可愛い。とても好ましい可愛らしさだ」
亮「……ぅー」
何もできず、ただ唸る。可愛いと言われた時の対処法なんて、未知の領域だ。
更に身体を寄せてきた京は、ゆっくりと諭すように告げてきた。
京「自分を卑下しないでくれ。亮は、亮が思っているような酷い人間じゃない。
優しくて可愛いところもあるから、きっと翔と圭も分かってくれる筈だと、私は考える。
たとえそれが、とても困難で、すぐに理解を得られず、時間が掛かることだとしても――」
言葉を切り、ぎゅぅっと京は腕に抱きついてきた。好きな人の温もりと形が、感じられる。
京「決して一人じゃない。亮が好きな私が傍に居るから、どうか不安にならないでほしい」
遠藤と久野のこと。これからは、以前のような関係では居られない。
口には出さないでいた二人のことを、彼女は正しく理解して励ましてくれた。
京が大切に想ってくれていることが伝わり、声が詰まって、その言葉に応えられない。
だから、温もりが伝わる腕で彼女の腰を抱き寄せて応えた。京は、微かに笑ってくれた。
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:23:52.00 ID:t2S9FeJw0
以上です
では
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:25:33.12 ID:Yj3eCv1t0
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:31:48.26 ID:aww/cmPBO
>>182 祭姉さんに仕事が見つかることを祈りつつGJ!
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:47:16.72 ID:WvCSB8Y80
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:48:23.32 ID:/Joldy4P0
>>182 あなたの書く素直クールは毎度ながら素晴らしい。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 22:57:59.13 ID:/Joldy4P0
保守
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:11:47.24 ID:xMoIMJPf0
>>182 あなたには、勝てない……嫉妬しつつも尊敬のGJ
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:12:28.42 ID:aww/cmPBO
保守
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:16:17.92 ID:4Y5N1vGBO
>>182 GJ!
ああ、こんな風に書けるようになりたい……orz
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:21:22.89 ID:08Ggjxfd0
>>154 『絶望に打ちひしがれる素直クール』
「なんで、こんな……君、が……」
朦朧とする意識の中、クーは搾り出すような声をあげた。
クーは床に横たえられていた。それを見下すように、無表情な男が傍らに佇んでいる。
ぼやけた視界の端に、クーは手を見つけた。切り口から血の噴き出す、持ち主の体から離れた手。
それが自分のものだということは、容易にわかった。自分の両の手首から先が、あるべき場所になかったからだ。
「痛い……いた……い…………」
痛みはない。こうなる以前に、男に薬をかがされていた。
とめどなく涙が溢れてくる。止まらない。私は、こんなに泣き虫な人間だっただろうか。
頭の中には、疑問符ばかりが浮かんでいる。なんで、どうして、こんなことになっているのだろう。
ぎくしゃくと首を動かし、男の顔を見上げた。クーと目があうと、男は怒りの色を瞳に浮かべ、血塗れたなたを硬く握り締めた。
「お前がいなければ、俺は成功してたはずなんだ。お前がいちいち俺の邪魔さえしなければ、俺は必ず……!」
狂気じみた殺意を向けられて、クーは体を振るわせた。彼に、世界で一番好きな男に、憎悪を向けられている。
その事実が、心を絶望で浸していく。幸せだった生活はいとも簡単に、たった数分の出来事で根底から崩れ去った。
痛い。彼の吐き出す呪いの言葉が、振り降ろされる殺意が。
「許して……く……私、もう……」
もはや喋ることすらかなわない。。さんざんに踏みつけられ潰された内臓の血が、口から線を引いていく。
男はクーの体を蹴飛ばし、仰向けに寝返りをうたせた。華奢な体の上にのしかかり、なたを構える。
「…………お前が悪いんだ」
呟くように言い、男はなたを振り下ろした。柔な胸を突き破り、男の全体重のかかったなたは、心臓を貫いた。
その致命の傷の痛みも、クーは何も感じなかった。先程まで聞こえていた心音だけが途絶える。
眠い。まぶたをあげていることが出来なくなって、クーは目を閉じた。
少しづつ感覚が麻痺していく。体の上に感じる男の重みも、もはや感じない。何もかもが、クーから離れていく。
なにもかも。クーが唯一と愛した男も、離れていく。心も体も。
流れる涙が雫となり、零れ落ちて散った時、クーの命もまた、失われた。孤独の中の、絶望の淵で。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:28:40.65 ID:/Joldy4P0
>>193 なんちゅう・・なんちゅうモンを・・・・・。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:29:55.82 ID:uQpsj9if0
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:33:29.60 ID:01+DiZ4e0
>>193 ちょっとアンパンに魂込めて男屠ってくる
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:45:54.98 ID:xMoIMJPf0
>>193 それなんてひぐらし?
ひぐらしに素直クールはいないとか言わない。
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:46:32.00 ID:23Qin1ac0
嘘だッ!!!!
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:56:27.09 ID:3B9yExjU0
昨晩の続きで、修学旅行素直クールの3回目です
もう少しお付き合い下さい
今回は友人をフューチャリングでいきます
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:56:37.20 ID:yEjKprvR0
絶望に打ち拉がれるならこうだな、と思って脳内妄想を始めたはいいが、なんか文章にするのが嫌になった
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:57:09.70 ID:3B9yExjU0
放課後、疲れきった男に声をかける。
2人はあの後担任から
「御前らが一番俺の言うことをわかってくれている!二人で修学旅行委員をやってくれ!」
と言われ、放課後の会議に参加させられていた。難儀な事だ。
「友人よ、すまなかったな。それで、親睦会のほうはどうなった?」
「んー、確定しているのはオレと男とクーさんだけだな。一応ツンとシュー、オレの班の2人には駅前でカラオケやるよとは話しておいたけどさ」
「2人?後1人はどうした?」
「モクーさんだっけ?うーん、俺あんまり話したことなくてさ。モクーさんもあまりクラスのやつらと話したがらなそうだし。ホームルーム終わったらすぐに部活いっちまったから、次の機会でいいかなって思ってさ」
自分の席に座ってぐったりする男と対照的に、イキイキとした表情を見せるクーさん。
クーさんってこんなに表情を見せるヤツだったっけ?オレと話していてもちらちらと男の方に視線移すし。
なんか男が憎らしいわ、蹴ってしまえ。
「いてっ、何すんだよ」
「知らん、自分の胸に聞け」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:57:31.05 ID:3B9yExjU0
自業自得とは言えないかもしれんが、クラスの男代表として蹴ることは問題ないだろう。
なおも軽く蹴り続けるオレに対してクーさんが話し掛ける。
「すまない、二度手間になるかもしれないがモクーを呼んできてくれないか?」
「んー、パスしたいなぁ。モクーさんて文芸部でしょ?オレは本に囲まれると圧迫されている感覚がするんだよ。それに男のオレよりクーさんが呼んできた方がいいと思うけど」
「いや、キミでなくてはダメだ。頼む」
「マジで?……あっ!オーケーオーケー、そういうことね。んじゃ行ってくるわ。御両人ともお幸せに!」
まったく、クーさんも男と2人っきりになりたければそう言ってくれりゃいいのに。
告白は直球でしたってのに、こういう所は奥ゆかしいんだな。
ささっと行って断られて、空き教室で時間でも潰すか。
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:57:58.64 ID:3B9yExjU0
文芸部、主な活動は規約によれば毎年16ページほどの文芸冊子を文化祭で発行する事らしい。
そして、今年の文芸部員は一名。モクーだけ。
やっぱり中に入るのはキツイなぁ……モクーしかいないんじゃなぁ……
まぁ仕方ない、クーさんが誘えっていったんだしオレは任務を遂行するだけさ。
「すいませーん」
「!!」
ドアを開けた瞬間バサバサッと大きな音が鳴る。
部屋の中を見渡すと驚いた顔のモクーさんと、その足元に散らばった本の数々。
モクーさんはおかっぱ頭で身長は低く、眼鏡をかけている。
いつも休み時間は本を読んでおり、誰かと話しているのはまったく見た事がない。
なのでモクーさんの声を聞いたこともないと言ってさしつかえないだろう。
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:58:25.67 ID:3B9yExjU0
「うわ、すまない。驚かせちまったか」
膝を折って本を拾おうとするモクーさんを急いで手伝いに行く。
ぱっと見てモクーさんの抱えている本の量と散らばっている本の量を足すと、とてもじゃないが持ちきれる量とは思えない。
モクーさんが片手と胸の間に挟んでいる本をひょいと取り上げる。
「これ、どうするの?」
「あ……そこの本棚に……」
「ん、わかった。それじゃオレ詰めていくからバケツリレーっぽく渡してくれ」
「う……」
「どうした?」
「ありがとう」
人と面と向かうのが苦手そうな見た目とはうらはらに、モクーさんはオレの目をじっと見つめながらありがとうとつぶやいた。
その目は純粋、少なくともオレの生きていた中で最も綺麗な目をしていた。
小さい口から紡がれる声変わりもまだかと言わんばかりの高い声は、オレの胸の鼓動を高ぶらせるには充分だった。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:58:57.16 ID:3B9yExjU0
そんなオレの態度を気付かせまいと黙って作業をする。
全部片づけ終わると、モクーさんはオレに椅子をよこしてお茶を入れてきてくれた。
「ん、邪魔してすまなかったな」
「ううん……ボクの背じゃ届かなかったから、助かったよ」
「ぐっ!?」
「お茶、熱かった?」
「い、いやちょっと変な所入っただけだ」
漫画の中じゃありえることだが、まさか本当に自分の事をボクと言う女性がいるとは思わなかった。
しかし、なんというかモクーは『私』というよりも『ボク』と言ったほうがしっくりくるかもしれない。
理由は……ほら、まだ未成熟と言うか……な?
そんな思考を続けているとモクーさんから質問がきた。
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:59:26.73 ID:3B9yExjU0
「何かボクに用事があったの?」
そうだ、本題をすっかり忘れていた。
モクーさんにカラオケに行くかどうか決めてもらうんだった。
モクーさんには悪いけれど、さっきまではモクーさんがこないほうがラクでいいかなと思っていた。
でも、今はそんな事を考えてはいない。むしろ一緒に行きたいくらいだ。
「そうそう、うちら合同班って事にしたじゃん?それで親睦会って事でこれからカラオケいこうって事になったんだ」
「カラオケ……行ったことない」
「それじゃなおさらだ。一緒に行かないか?」
「……誰がくるの?」
「うーん、それがオレと男とクーさんの3人なんだよ。他のヤツラは全員用事あるってさ」
「そうなの……」
「そうなんだ。どうよ?」
モクーさんは右手で顎の付近を掴み、いわゆる考えるポーズを取る。
普通は深刻そうな雰囲気をかもしだすこのポーズなのだが、モクーさんがやるとなぜか可愛らしい。
そうして10秒ほどたったか、モクーさんは口を開いた。
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/05(水) 23:59:54.16 ID:3B9yExjU0
「友人さんは」
「え?」
「班に好きな人がいるの?」
「いや、いないよ。先生が何か言っていたけどオレは関係ないさ」
「ボクは、いるよ」
「……?」
「ボクは、友人さんの事好きだよ」
担任の気まぐれとしか思っていなかったこの班決め。
どうやら最低でも2組はカップルを作ってくれたらしい。
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:00:32.56 ID:737y6cDk0
以上です
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:11:33.74 ID:sh0u6o8EO
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:16:24.25 ID:BhtTLkBf0
>>208 あんた最高だよ・・・
真っ白に萌え尽きちまったよ・・・・・・
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:16:32.72 ID:ksHFagsz0
>>208 素直黙ゥウウウウウウウウウル!!!!!!!!!
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:16:57.08 ID:+16APqE20
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:25:18.99 ID:3vIYqS+U0
GJだが友人としか呼ばれない友人が憐れwwwwwww
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:26:24.65 ID:737y6cDk0
皆さんありがとうございます
もう少しで終わらせますのでお付き合いお願いします
それでは
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:37:09.89 ID:gKpoQqqu0
>>214 がんがれ、期待してる
今日人大杉によくなるな……やっぱテポドンのせいか
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:41:31.87 ID:xj2mmMC80
>>154 『男に浮気された素直クール』
「なんだこれは」
ずい、とケータイを顔に押し付けるように近づけられ、反射的に後ずさる。
しかしクーもずんずんと詰め寄ってくるので、結局はコーナーに追い込まれてしまった。こいつ、出来る。
「何故逃げる」
「詰め寄ってくるからだ」
「何故何も言わない」
「まだ状況が把握できていない」
そこまで言って、クーはようやく自分が先走っていたことに気がついたらしく、ケータイをこちらに差し出した。
なんだなんだ、俺のケータイがどうしたって? パケホーダイだからパケ死はないぜ、安心しろ。
などと気楽にケータイの液晶を覗きこみ、俺は息を呑んだ。
『やっほ〜! 昨日は楽しかったよ〜! また誘ってね〜! あ、彼女さんにはばれないようにね〜v』
ちらと上目遣いにクーを見やると、これまで見たことのない剣幕で仁王立ち。それでいて、少し悲しそうにしている。
「それは一体どういうことなのか、私に納得のいく説明をしてもらおうではないか」
こめかみをひくつかせながら、ドスの聞いた声でのたまう。というか、何勝手に人のケータイ見てんですか、クーさん。
「それは今ここで追求せねばならない問題ではない。それより早く答えるんだ。そのメールの相手と、君の関係は一体なんだ?」
「いやだな、コイツは佐藤という奴で、友達なんだ。男のな。嫌がらせしてくるんだよ。女みたいなメール送って、俺がこういう状況に陥るようにって!」
まったく、これだから独り身の奴は困るんだ。それにしても佐藤、お前の作戦は甘いぜ。クーはお前なんかより俺を信じてくれるからな。
「馬鹿な」
あ、あれー!? クーさん、信じてくれないんですかい!?
「君の言うことが本当だとして、いや、まぁ本当なのだろうな。だが、それだからと許せるわけではないぞ。余計な心配をかけた代価は、しっかりと払ってもらうからな」
手始めにプリンを買ってきてくれ、などと言いつけられ、男はがくりと肩を落とした。
佐藤、お前の狙いはこれだったのか? 孔明もびっくりだぜ。それと、明日覚えておけよな。
了
hoshu
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:44:48.58 ID:A+0l61b7O
>>216 GJ!
>>208 GJ!
続きに期待。
……さて、絶望をテーマに書いてみました。
……ニレス行きます。
219 :
さすぺんす1/2:2006/07/06(木) 00:45:50.10 ID:A+0l61b7O
「……ん?」
私は寝ていたようだ、眠る直前に何かあったような気がするけど思い出せない。
どうやらソファーで寝ていたみたいだ。ふと台所の方から男の声が聞こえる。
「……ってやり方こうで良かったっけ」
男の声だ、そう思ったが次の声に思考が止まる。
「違いますよセンパイ、ハンゴロシにするにはこの方法が一番ですから」
女の声
「そうだね、暫くしてなかったからやり方忘れていたよ」
半殺し? 暫くしていない? 男は殺人鬼だったのか!
そんな……私の見る目が間違っていたのか! あんなに優しかったのに……驚いて
逃げようとした私は何故か手が動かない事に気がつく。
「っ、ふっ」
体を起こすのに力を入れようとしても左手がピクリとも動かない。
そうしている間に、男と後輩の女が茶の間に戻ってくる。
焦る私を前に、男は「おまたせ」と言って手にした丸い皿のようなものをテーブルに置いた。
220 :
さすぺんす2/2:2006/07/06(木) 00:46:36.67 ID:A+0l61b7O
「やっとできたよおはぎ、ぼた餅っていった方がわかるかな?」
再び思考停止――再起動。
思い出した、地方出身の男は郷土の料理を同郷の後輩と一緒に作って、私にご馳走し
てくれると言っていた。
私は待っている間に寝てしまったようだ。腕が動かないのも当然だ、
私が左手を下敷きにして寝ていたからだ。なにより右手はきちんと動いていたのにな
ぜそんな思い込みを。
自分の思い込みを恥じた私は、
「男、すまない私は最低な事を考えてしまった」
と言って今の思い込みを話して謝罪した。
それを聞いた二人は笑いながら
「ほら、センパイやっぱり誤解されたじゃないですか」
「そうだね、結構有名な表現だと思ってたけど。やっぱりマイナーなのかな」
と言って説明してくれた。
その説明によると『ハンゴロシ』とはおはぎに使う米を、少し粒が残るぐらいに潰す
ことらしい。
ほっとした私は、初めて男の作った手料理を美味しく戴いた。
その後男も戴いたかは、ご想像にお任せする。
それでは男が待っているので失礼する。
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:48:49.38 ID:xj2mmMC80
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:48:57.98 ID:c+bSOnRK0
>>216 いいねwwww最初から全て承知の上でメールを利用した、と思われるなwwwwGJ!!!!!!!!!!
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:55:47.99 ID:+16APqE20
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 00:56:36.16 ID:n8fhLdJW0
>>220 正直半殺しってメジャーじゃね? とマジレス
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 01:01:17.89 ID:enWSAPbUO
総支配人 黒曜美咲投下いきます
7レス使います
226 :
さすぺんす:2006/07/06(木) 01:02:25.38 ID:A+0l61b7O
>>221 うん、前フリと1レス目で雰囲気出したかったんだけど……
あと昔話でメジャーなのは知ってた。
227 :
総支配人 黒曜美咲1/7:2006/07/06(木) 01:02:51.28 ID:enWSAPbUO
『間もなく、当新幹線は新大阪に到着いたします。ご降車の際はお忘れ物に……』
目的地への到着を告げる放送が車内に流れる。
「……ふむ。」
それを聞いた美咲さんは朝に読んでいた文庫本をパタンと閉じ、足元に置いていた仕事用の無骨なデザインのショルダーバッグにしまい込んだ。
「そういえば、会議って何時から?」
「1時だ。12時半にはホテルに入る」
「結構時間あるのな。それまでどうする?」
「昼食をとりながら会議の打ち合わせだ。それから、先に注意しておくことがある」
「何?」
「君なら大丈夫だとは思うが、今日の君と私は『支配人とその補佐』だ。そのことを頭に置いておいてくれ」
それはどちらかといえばこっちの台詞だと思うんだが。
「わかりましたよ、支配人」
「今からでなくてもいい。そんな杓子定規な態度はやめたまえ」
彼女は大真面目に否定する。
228 :
総支配人 黒曜美咲2/7:2006/07/06(木) 01:03:28.34 ID:enWSAPbUO
「いやまぁわかってるよ。他の支配人の前でこんなナメた口は聞けん」
「私も非常に不本意だが、仕事上部下である君にそんな態度をとらせるわけにはいかんのでな。すまない」
「仕事ですから。当然ですよ」
「仕事でもないのにそんな口を聞くのはやめて欲しい。どうしようもなく寂しくなる」
あくまで生真面目に、そしてほんの少しだけ悲しそうに彼女は抗議した。
……そろそろ冗談も心苦しくなってきたのでやめておくことにしよう。
「……ごめんごめん、悪かった」
「全く……会議などさっさと終わってしまえばいい」
少々苛立ち気味に彼女は漏らす。
「何で」
「君といるのに君と友人として話せないのは耐えられんからな。さ、降りるぞ」
さらりと言い残し、バッグを肩にかけて席を立つ。
「そうかい……」
相変わらず人目をはばからない彼女に溜息をつきながら、俺も彼女に続いた。
少し前まで流れていた窓の外のビル群は、いつの間にか人のごった返すホームで止まっている。
人の多さではこないだの映画の時並みだなと思ったが、その日美咲さんが俺の手を引くということはしてこなかった。
229 :
総支配人 黒曜美咲3/7:2006/07/06(木) 01:04:02.10 ID:enWSAPbUO
-----
正午過ぎ。
会議の行われるホテルのロビーで、俺達は無為な時間を過ごしていた。
……無為と言えば聞こえはいいが、こっちはかなり参った状況である。
さっきまで「書類には目を通したか」だとか「さすがに今日は暑いな」だとか話しながら一時間も冷房のよく効いた喫茶店で飯食ってたはずなのに、ここまでのほんの5分外を歩いただけでもうあっという間に汗だくだ。
一方、隣に立っている美咲さん……いや、ここからは支配人だったな。
隣に立っている黒曜支配人は、駅を出てからここに至るまで一度も上着を脱ぐこともなく、喫茶店でもブラックのホットを注文して「うん、うまい」とか言ったりしていた。
今も顔に汗一つかかず、背筋をぴんと張っている。疲れている様子も全くない。
なんなんだろうこの人は。やっぱりわからん……
さすがに仕事先でぺちゃくちゃと喋るわけにもいかないので黙ってロビーを眺めていると、どうやらこっちに歩いてくる二人組が目に入った。
白髪混じりで威厳のある顔をした50代ぐらいの男性と、そのやや後ろについてくるいかにもビジネスマン風といった感じの、縁なしメガネをかけた細身の若い男。
『あんたが黒曜さん?』
見てくれの威厳さをぶち壊す軽妙な関西弁で、男はこちらに向かって歩きながら話しかけてきた。
230 :
総支配人 黒曜美咲4/7:2006/07/06(木) 01:05:19.54 ID:enWSAPbUO
「そうです。失礼ですがあなた方は」
『ああこりゃ失敬。私、今年度からここの支配人やっとる遠藤言います。こっちは副支配人の吉江』
吉江と呼ばれた細身の男が軽く会釈した。
「そうでしたか、失礼致しました。私、掛川店の支配人を務めております黒曜と申します。
それから補佐の川島です。今日はよろしくお願い致します」
丁寧な挨拶を済ませ、綺麗な姿勢を保ったまま深くお辞儀する支配人にならい、俺も頭を下げた。
『はい、よろしくお願いします。
いやね、今年初めて顔合わす人多いでしょ。やから挨拶して回っとるんですわ。
しかし若いですなぁお二人とも。うらやましいわ』
「ありがとうございます」
何とも言えぬ無表情のままで、美咲さんは礼を返した。
『務めはって三年目でしたっけ?支配人。前々から話は聞いてたでぇ、掛川にすごいのが来た、て』
「ありがとうございます」
ほぉ、知ってるんだ。
やっぱこんだけ若くて支配人なんてやってると有名にもなるのかね。
『ほなもう少ししたら会議室開きますから、ここもなんですんで良かったら入ってください。
ほんなら、私らはこれで』
一方的に喋りきり、二人は早足でどこかへ去っていった。
「すごいですね、大阪まで来て名が知れてるなんて」
そう言った俺をちらと見て、彼女は珍しく一瞬言い澱み。
「……面倒なだけだ。」
と、それだけ言った。
231 :
総支配人 黒曜美咲5/7:2006/07/06(木) 01:06:08.38 ID:enWSAPbUO
-----
午後一時、会議室。
『あー、えー、皆様。おはようございます』
マイクで拡声された声が会議室に響きわたり、俺達の視線は前のスクリーンに向かう。
『それでは、2006年度上半期定例報告会を開会致します。
今回議長を務めさせていただきます、新大阪店支配人の遠藤守です。皆様よろしくお願いします』
たどたどしい標準語で頭を下げる遠藤支配人。拍手。
いよいよ会議の始まりというわけだ。
『えー、ではまず各店の業務報告から……』
前では遠藤氏が何やらごちゃごちゃと喋っている。
どうやら各々が前に出ていろいろ報告するということらしい。
だが今はそんなことはどうでもいい。問題は別にある。
まあ当然といえば当然なのだが、周りに座っているのはいかにも支配人といった風格漂う重役方ばっかりで、自分で言うのも何だが若手は俺達ぐらいのものだ。
ただのじいさん連中の中ならばそれほどではないのだろうが、それがこうもスーツばかり着られて集まられると嫌がおうでも緊張してくるというか圧迫感というか。
あーやべぇ、あがってきた……うああぁぁぁぁ…………
232 :
総支配人 黒曜美咲6/7:2006/07/06(木) 01:06:50.58 ID:enWSAPbUO
「失礼ですが、そちらの店舗での派遣社員の人数と割合をお知らせ願えますか」
危うく外界からの感覚をシャットダウンしかけていた俺の意識を現実に引き戻したのは、こんな状況でも物怖じせずに立ち上がり、前に出ている名古屋店の支配人に質問を浴びせかけている黒曜支配人の声だった。
『あ、あぁ……失礼。えー派遣は……』
前の二人は慌てて書類をめくり始め、周りがざわつく中で、美咲さんは全く動じることなく堂々と立ったまま返答を待っている。
そして俺がぼんやりしている間に、前の二人が『割合は把握しておりませんが、派遣と契約社員の合計は……』などとごにょごにょと頼りない答えを返し、「失礼しました、ありがとうございました」と一言つけた支配人はようやく腰を降ろした。
「………………。」
「今言ったこと、メモしていたか」
しまった……気が動転してて何も書いてねえ。
「すいません……」
「何故何もしていない」
即座に返ってくる静かな口調。だが俺にはわかる。
ああ、怒られちまった、と。
支配人に怒られるなんて久々だ。確か初めて怒られたのは入社したばっかの時だったかな……
と、つまらない思い出に浸っている場合ではない。
233 :
総支配人 黒曜美咲7/7:2006/07/06(木) 01:07:37.92 ID:enWSAPbUO
「すいません、緊張して聞いていませんでした」
素直に謝る。こういう時に無粋な言い訳はしないものだ。
と、突然彼女の右手がテーブルの上の俺の左手に重ねられ。
「……しっかりしろ、深澄」
俺を深澄と呼んだ支配人は、優しく諭すようにそう言った。
不思議と恥ずかしくはなかった。
「君は、君の仕事をすればいいんだ。それは私の補佐だ。私と、前の連中の言うことだけを聞いていればそれでいい」
その時の彼女の目は、仕事の時の無心さとも、俺といるときに見せてくれる優しい目とも違う、様々な何かが入り交じったような目をしていた。
その目に。
俺の緊張が溶けてゆく。
「次は私達の番だ。川島君、行くぞ」
いつの間にか名古屋店の報告は終わっていた。案外ペースは早いらしい。
席を立ち、二人で前へと向かう。
毅然と俺の前を歩いてゆく彼女の頼もしげな背中を見て、俺はあの時に見た彼女の姿を思い出していた。
―――こういう美咲さんに、惚れてたんだな―――
思考は鮮明になり、もはや緊張など少しもない。
ああ、今なら何だってやれる。そんな気がする。
……ちょっと人前で書類を読むくらい、お手のものだ。
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 01:09:07.35 ID:enWSAPbUO
いじょです
一応地名解説
二人が勤めてるホテルの最寄り駅→掛川
二人が住んでる家の最寄り駅→篠田
地名は適当なんでツッコまないでいただきたい
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 01:11:34.24 ID:+16APqE20
美咲さんカッコヨス
そこに憧れるッ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 01:27:50.19 ID:8XErZ1ih0
>>234 常にベタベタなわけではない……それが素直クール!
おいしゅうございました
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 01:29:19.80 ID:aeCivPI50
>>234 GJ! 毅然とした態度な美咲さんカッコヨス
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 01:47:05.09 ID:enWSAPbUO
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 02:03:12.13 ID:+16APqE20
絞められている!?
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 02:06:15.29 ID:A+0l61b7O
寝る前に保守といこう
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 02:59:13.21 ID:+V8b46B00
保守
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 03:31:02.92 ID:ToEBhcz7O
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 03:34:12.15 ID:FwqW8UBx0
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 04:12:21.99 ID:C3nmNF/e0
保守
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 04:14:36.98 ID:Tn1mRHsZ0
冗談に生真面目に哀しむ美咲さんカワイス
毅然とした美咲さんカッコヨス
これぞ素直クールという感じですね。素晴らしい。
保守
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 07:57:29.11 ID:+16APqE20
復活保守
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 07:58:05.61 ID:sh0u6o8EO
復活保守
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 08:13:04.89 ID:HEctKGpE0
復活保守
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 09:21:23.32 ID:sh0u6o8EO
復活保守
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 09:56:48.52 ID:zhBRyt/AO
落ちるなよ
大便所でホス
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 10:40:09.29 ID:+16APqE20
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 10:51:34.62 ID:c+bSOnRK0
しかし、何にも変わらなかったな。ちょっと期待していたんだけど。
それとも変化があまりに小さすぎて分からないだけなのか。
いずれにせよ……
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 11:11:09.84 ID:+16APqE20
そういえば鯖移転なんかで祭りの後をやらなかったな
お泊り素直クールは
ID:N/9sOTxl0氏のが俺は気に入ったな
お泊まり→同棲への自然な流れ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 11:15:06.30 ID:sh0u6o8EO
と言うか、祭りが終わった直後の空気が最悪だったな。
そのせいで、大団円って訳にはいかなかったっぽいね
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 11:15:25.36 ID:/CkSVVXy0
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 11:50:44.59 ID:WGEzKC0F0
俺としては祭り前より投下しやすい雰囲気になって嬉しいかぎりだがw
ゆっくり変わっていけばいいと思うぜ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 12:17:53.66 ID:FAiSx4Sz0
急ぎすぎる変革は反動が大きい。
ゆるゆるでいいのさ・・・・・・・・・ゆるゆるでな・・・・・クックックック
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 12:44:59.12 ID:gPCwcm0iO
保守
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 13:09:38.10 ID:HiXvKZqKO
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 13:42:12.67 ID:sh0u6o8EO
保守
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 14:15:55.57 ID:d0TPxEhf0
保守
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 14:42:30.85 ID:HiXvKZqKO
保守
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 14:56:50.53 ID:ztMOvVVSO
素クール分が足りなくなってきた!
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 15:22:34.58 ID:HiXvKZqKO
保守
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 15:39:25.87 ID:2Z/uEjM3O
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 15:52:48.70 ID:sKfdIAwm0
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 16:07:52.75 ID:NqEwacHu0
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 16:12:49.20 ID:c+bSOnRK0
>>269 もう俺の素クールフォルダは貴方の絵でパンパンだぜwwwwww
初投下のから並べて見るとまた格別だwwwwGJ!!!!!
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 16:39:22.23 ID:CwJYdGzCO
保守
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 16:48:37.61 ID:+16APqE20
>>269 『男にキスをした』っていうシーンが脳内でこれに固定された
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 17:06:29.84 ID:4r57z1Z40
保守
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 17:25:52.18 ID:T0mwblw/0
保守
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 17:39:37.98 ID:HiXvKZqKO
保守
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 17:56:45.13 ID:BPqzgmkj0
娘に厳しく自分にはもっと厳しくな大和魂溢れる父
+
おっとりだけど娘同様芯が強くたまに爆弾発言な母
↓
素直クール
という方程式を思いついた
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 18:08:41.91 ID:3vIYqS+U0
ク「ふふっ、おとこは駄目だな」
【駄目男好きな素直クール】
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 18:11:36.85 ID:SdQqwDYK0
クー「唐突なんだがな……」
男「なに?」
クー「羽が生えたんだが」
男「……本当だ」
クー「どうしてくれる」
男「なんで俺に責任を求めるんだよ……」
クー「それにしても、まさか私に羽が生えるとはな。それも、白鳥のような美しい白い羽だ。嬉しいだろう?」
男「嬉しいのか困ってるのか、どっちかにしてくれないか?」
クー「まぁ、どちらかといえば困っているな。先程試してみたんだが、どうやら飛行には使えないらしい」
男「人間が自力で飛ぶには、身長の何倍も長い羽が必要らしいからね。流石にそれはしょうがないでしょ」
クー「そこで、何か他の事に使えないかと、先程考えたんだ」
男「そう……それで、何に使うのさ?」
クー「この白鳥の羽を使って、君の服を作ろうと思うんだ。私も昔話のように、日頃の恩返しをしようと思ってね」
男「……」
クー「君には、言葉では言い表せないほど世話になっているからな。改めて言わさせて貰う。ありがとう、愛しているぞ、男よ」
男「うん、俺も……」
クー「では、物語を鑑みて、私も部屋に篭らせてもらう」
男「うん、頑張って。期待してるよ」
クー「うむ。では、また後でな……」
男「クー……」
男「恩返しに来るのは、鶴だよ……」
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 18:18:16.04 ID:8x1/3NXt0
男の最後の突っ込みワロスwww
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 18:50:22.58 ID:SdQqwDYK0
クー「過疎っているな……」
男「まぁ、まだ夜というには明るいしね。仕方ないんじゃないか?」
クー「そうだな……飽きられたって仕方がないかもな……」
男「だ、誰もそんなことは言ってないぞ」
クー「まさか、君も私に飽きているのか……?」
男「うん」
クー「……」
男「……」
男「嘘だよー、あははははは」
クー「ははは、こやつめはははは」
クー「……ちょっとこっちの部屋にきてもらえるか?」
男「ごめんなさい……」
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 18:54:16.77 ID:Y9+NhPI+0
ワロスwwwwwwwwwwwww
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 18:59:52.01 ID:NqEwacHu0
どこかシュールでイイwwwwwwwwwwwwwwwww
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 19:09:28.01 ID:11MXVo790
ク「愛、という字がある」
「あるね」
ク「分解すると、ノツワ心夂だ」
「一文字苦しいけど、まあそうだね」
ク「ノツワ心夂、これは一見意味のない文字列に見えるが、実はこの中にはトンでもないメッセージが隠されているのだ」
「ど、どういう事だ」
ク「まずカタカナのツ、これはあいうえお表のままに右に一つずらせばスになる」
「確かに」
ク「次に、カタカナのノ。五十音順にカタカナに番号を付け、今月の七という数字を足すと、ミだ」
「し、七月というのは1999の予言にあった月じゃないか!」
ク「そうだ。そして残ったカタカナ、ワ。これはノと同様に9を足すと、キとなる」
「ど、どうして9なんだ!?」
ク「1999という数を見たまえ、どう見ても9じゃないか」
「な、なるほど」
ク「次に、夂。これはカタカナのタを右下にずらせという意味だ。つまり、サ行を飛ばしてキとなる」
「な、なんかもう強引だよ!」
ク「そして心という字、これはガだ。何となくそう見えるだろ」
「ついには何となくで済ませた!」
ク「導き出した言葉を並べると、ミスキガキ。だがこれはアナグラムだ。並べ替えれば、キミガスキ」
「!!?」
ク「そう、愛という漢字は、暗に君が好きと宣言しているのだよ!」
「な、何だってー!!」
ク「というわけで、愛してるし君が好きだ」
「だっぽん」
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 19:15:06.01 ID:ToEBhcz7O
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 19:17:57.79 ID:NqEwacHu0
おいおい、いつの間にこのスレはシュールスレになつ(うわあああああああああ
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 19:19:23.82 ID:SdQqwDYK0
【駄目男好きな素直クール】
クー「なんだこのお題は……」
男「読んで字の如く、と突っ込んだほうがいいか?」
クー「男はダメじゃないだろう!」
男「うおっ……そ、そうか?」
クー「ダメな男など前提からしてダメなんだ! そんなダメな男などダメダメダメダメダメッダメだ! ダメなものはダメだ!」
男「あんまりダメダメ言わないでくれよ……」
クー「そりゃあ、時々牛乳プリンを買ってくるよう頼むとメグプリン買ってきたり、他にはまずい低脂肪牛乳買ってきたり、たしかにダメかもしれないが!」
男「いや、それは、その……」
クー「だがな! そんな男のダメはダメじゃないダメなんだ! 男の一挙手一投足がいくらダメでも、男という時点で、ダメはダメではなくなるんだ!」
男「……」
クー「よって、私がダメな男を好きになることないのだ! 男にダメはありえないからな! ……どうした?」
男「いや……実に的確なお題だな、ってね……」
男「まぁいいか、好かれてるみたいだし。前向きな俺に乾杯」
クー「乾杯」
男「…………やっぱり、ダメな奴って思ってるだろ、クー」
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 19:31:44.31 ID:Y9+NhPI+0
やべえワロスwwwwwwwww
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 19:48:03.67 ID:HiXvKZqKO
保守
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 19:50:14.02 ID:4eSfljyF0
スレの流れがおかしいwwwww
この流れも好きだけど、人が増えたらちゃんと流れ戻せよwwwww
まぁシュールは素直クールから派生したものだから、逆もまたしかりなのか?
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:01:20.53 ID:HiXvKZqKO
ダメ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:01:22.60 ID:4eSfljyF0
そういえば七夕素直クールって書いてるヤツいる?
俺だけだと悲しいんだが……
まだ書きはじめてもないけどな!
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:12:05.99 ID:SdQqwDYK0
クー「スレの流れが……おかしい……。だってさ、男」
男「俺に振るな」
クー「実はな、私は散発的にこのスレに現われてはSSを垂れ流しているのだが、未だに素直クールの本質、及び絡ませ方がわからんのだ」
男「な、なんだって?」
クー「まぁ私自身、彼女がいたこともないし、いちゃつくなんて夢のまた夢で、SEXなんか都市伝説だと信じている人間だ。ある程度は仕方がないだろう?」
男「クー、脳が……」
クー「はは、実体験が無いって、悲しいものだな。女なんて興味ないとか言ってるけど、あれは嘘なのだぞ……」
男「オラクルか? 受信したのか?」
クー「私はー毒男ー」
男「クー!」
クー「……はっ!? リビングデッドの呼び声!」
男「俺はまだ死んでないぞ」
クー「……」
男「ど、どうした?」
クー「私が毒電波を受信して、意味の図りかねる妄言を吐く夢を見た……」
男「夢だけど、夢じゃなかった!」
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:15:56.35 ID:4eSfljyF0
>>294 sexなくたって何も問題ないぜwww
自分の思う素直クール像をはじけさせてくれwwwww
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:22:07.77 ID:D6jgGz+r0
297 :
登校中:2006/07/06(木) 20:31:06.40 ID:A+0l61b7O
>>269 お借りします
男「おはよう、クー」
クー「おはよう男」
ぎゅ
男「……クーさん」
クー「どうした男?」
男「朝なんですけど……」
クー「朝だな」
男「通学路なんですけど……」
クー「通学路だな」
男「抱き付かれるのは恥ずかしいんですが」
クー「私は嬉しい」
男「えーっと」
クー「……ジー」
男「僕の顔なんか見て何する気?」
クー「…………」
ぐぃ
男「まさか……キスする気?」
クー『ん?愛する者にキスをするのは当然ではないのか…?』※1
男「いや、ここでは恥ずかしい……っていうか、腕が痛いよ」
クー「そうか、ならお詫びをしないとな」
男「いや、それなんか違うって――んっ」※2
クー「…………んっ、じゃあ行こうか」
男「……はい」
生徒A「……朝から大胆ね」
生徒C「…………(使える!)」
また使わせて頂きました。一応一枚目と二枚目のイメージシーンに印を付けてみました。
制服姿に見えたから登校中でもいいよね?
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:41:07.71 ID:HiXvKZqKO
保守
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:44:18.56 ID:4eSfljyF0
>>297 絵からSSかwwwww
非常にグッジョブ!
謎の生徒A・Cにも期待w
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:44:24.64 ID:SdQqwDYK0
男「クぅぅぅ……」
クー「どうした? 憔悴しきっているじゃないか」
男「成績不振、父兄を呼び出しての話し合い」
クー「把握した。……というか、君はそんなに成績が悪かったのか? 何故私に言わない、まったく」
男「だって、恥ずかしいじゃないか。俺が頭を下げてクーに勉強教わるなんてさ……」
クー「この状況のほうがずっと恥ずかしいことだと思うが?」
男「……死にたい」
クー「め、滅多なことを言うものではない。いざとなれば、私が養ってみせよう。だから……」
男「クー、涅槃で待ってるから」
クー「わ、わかった、冗談が過ぎた、謝ろう。……だが、やはり致し方のない事だ。今回は素直に叱咤を受け、次に備えるべきだろう」
男「うん、そうだよな……」
クー「まいったら、私のところに来るがいい。いつでも慰めて……って、わわっ!?」
男「まいったって今さ!」
クー「そ、そんな荒木みたいなことを……。まぁいい、慰めてやろう。よしよし……頑張るんだぞ」
男「……死にたい」
クー「どうすればいいんだ……」
男「クぅぅぅ……」
クー「あ、行ってきたのか。それで、どうだった?」
男「そうだった」
クー「そうか……よしよし」
男「やっぱり養ってくれるか……?」
クー「だが断る」
男「ですよねー」
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 20:52:41.05 ID:a3ndeRG60
このシリーズ?というか書き手さんのSSが好きだwwwwwwwwwwwwwwww
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:02:23.76 ID:A+0l61b7O
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:03:27.84 ID:7BkeNnCE0
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:04:03.67 ID:a3ndeRG60
>>303 カッラァアアアアアアアアア!!!!!!
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:11:42.57 ID:A+0l61b7O
>>303 カラー!! GJ!
光速で保存しますた。
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:19:31.61 ID:SdQqwDYK0
>>301 クー「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」
男「ディスプレイに向けて喋るのは止めなさい」
クー「だが、私のSSに好感をもってくれている方がいるのだ。礼を言わずにはいられないだろう」
男「そりゃあまぁ、そうかもしれないけどな。でもそういうのは客観的に見ると、薄気味悪いからやめなさい」
クー「黙れ外道!」
男「おぶっ!? ……く、クー……み、みぞおちに、フロントキックはなしだ……ぜ」
クー「ふん……いつもいつもいつもいつもクーといちゃつきおってからに。殺意を通り越して……その……ええい! 思いつかなかった!」
男「また毒電波が……」
クー「この後ツープラトンキックを決めようと思ってる。アスカいないけど、気合でカバーだ」
男「俺の心の壁は、既にクーによって崩されちゃってるから……」
クー「誰がうまいこと言えと言った。さぁ覚悟しろ。皆の妄想の代行者たる貴様に、私的制裁を加えてやるわ」
男「パターン青、三次元からの使徒です……」
クー「ええい! また上手いこと言って! さっさとくたばれぇぇぇえぐえっ!」
男「敵、自爆しました。俺、損害なしです……」
クー「……はっ!? うっ、痛たた……」
男「大丈夫か? 派手に転んだんだぞ?」
クー「……」
男「ど、どうした?」
クー「机の上で滑ったところから記憶がないんだ……」
男「…………あれれー?」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:28:09.42 ID:A+0l61b7O
>>306 GJ! っていうか、ちょwwクー乗り移られてるww
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:45:02.86 ID:A+0l61b7O
★
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:46:50.58 ID:P+tSPrTj0
修学旅行素直クールの続きです
いつもより少し早い時間ですが投下させてもらいます
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:47:25.82 ID:P+tSPrTj0
友人さんは背が高い。
ボクと友人さんが同じ歩数歩いたら、たぶんすごい差がつく。
でも友人さんはボクの歩幅に合わせてくれている。
ボクが友人さんのシャツを掴むのをやめても、友人さんはボクに合わせてくれると思う。
やっぱり、いい人だ。
友人さんにくっついて歩いていると、すぐに教室についた。
「おお友人、モクーも一緒か」
「あ、ああ。モクーさんも一緒にカラオケいくってさ」
「ふふ、誘ってよかっただろう?」
「そうだな。……予想外の事もあったけどな」
友人さんの言葉の最後の方、たぶん男さんやクーさんには聞こえなかったと思うけどボクにはしっかり聞こえた。
友人さんは、ボクの事を受け入れてくれた。
突然だったからびっくりしていたけれど、これからゆっくり付き合っていこうかと言ってくれた。
全部……クーさんのおかげだ。
クーさんのほうを見ると、クーさんはパチパチと左目だけを2回つぶって合図をくれた。
『告白は成功したか?』
ボクも左目を1度つぶり、合図を返す。
『成功、です』
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:48:09.63 ID:P+tSPrTj0
クーさんはクラスの中で唯一ボクと話をしてくれる人。
ボクは背も小さいし、声も小さい。
趣味といえば読書くらいしかなくて、クラスの人の話もよくわからなくて入れなかった。
でもクーさんとは何故か話が合って、色々とおしゃべりをした。
その中で……もちろん恋愛話もした。
先生の話を聞いて、すぐに行動に出たクーさん。
すごいなと思った。
ボクもすぐに入ろうと思ったけど……ツンさんとシューさんが先に入ってしまった。
クーさんが誘導してくれなかったら、友人さんと同じ班にはなれなかったと思う。
「ふむ、友人よ」
「ん?何?」
「モクーを泣かせたら……どうなるかわかってるな?」
目を見開いて驚く友人さん。
ボクも少し驚いたけど、友人さんならそんな事はしない。
「大丈夫だよ、どんな事があってもボクは友人さんが好きだから」
「ふふ、それならいい。私も男の一生愛するつもりだからな」
男さんと友人さんが視線を合わせている。
おまっ、モクーさんと付き合いだしたのか!?
男だってクーさんとじゃねーか!御前にとやかく言われるすじあいはねー!
そんな二人を見てボク達は微笑んだ。
たぶん、修学旅行は最高に楽しくなる!
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:48:27.47 ID:P+tSPrTj0
以上です
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:50:27.40 ID:a3ndeRG60
素直黙ゥウウウウウル!!!って、アレ?昨日も同じ子と言ったキガス
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 21:53:15.34 ID:FmzZ/Fik0
>>312 そっかー、くーが友人がもくーを迎えにいかなきゃ駄目だって言い張ったとき
男と二人になりたいからってのは強引だなって思ったけど、
こういう複線だったのか。やられました。
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:00:08.81 ID:A+0l61b7O
>>312 おまえさあ、何なの?
自分のサイトもってんだからそこでやればいいだろ
それにコテつけたり隠したりして、こっそり名無しで工作してるんじゃないのか?
いつもつけていればNG設定できるんで、毎回つけてもらいたいな
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:14:00.17 ID:a3ndeRG60
夏休みっていつからだっけ?
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:15:35.51 ID:3yrcUZpcO
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:20:51.63 ID:3a7PevgKO
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:21:59.21 ID:sKfdIAwm0
スルーしようよ
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:30:41.47 ID:3yrcUZpcO
スルーでいいのか?らもう二度とわかないように徹底的に叩かないとダメだろ
こいつに限らずスレ違い、荒らし、工作員は叩くべし
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:31:27.26 ID:Y9+NhPI+0
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:32:15.13 ID:3a7PevgKO
正直すまんかった
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:33:38.85 ID:11MXVo790
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:35:17.86 ID:A+0l61b7O
というか、サイト持ってるならむしろ見に行きたいんだけど。
修学旅行の人、コテトリなんてつけてたっけ?
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:45:43.33 ID:YG7RnQrs0
保守
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:48:28.10 ID:SdQqwDYK0
クー「お金がない」
男「……」
クー「お金がない」
男「……その心は?」
クー「お金がない」
男「……そっか」
クー「私は今、深刻な金欠に陥ってしまっているのだ」
男「なんでさ? クーって、こつこつお金ためたりしてたのに」
クー「いや、先日悪乗りしてコンビニのプリンを買い占めたんだ。おそらく、それが原因だと推測される」
男「他にお金を使った覚えがないならそれで正解だと思うよ。ていうか、阿呆か」
クー「私は馬鹿ではない!」
男「馬鹿とは言ってないよ」
クー「だが、私もただの馬鹿ではない」
男「どっちだよ」
クー「私はその買い占めたプリン全てを使って、私の衝動欲求を解消することに成功したのだ」
男「明日になればまた食べたくなるだろうに……」
クー「誰が馬鹿だ!」
男「いや、確かに思ったけどさ」
クー「とにかく、お金がないのだ。プリンを買うお金すらない。なればもう、私は死んでしまうかもしれない……」
男「プリンジャンキーとはまた珍しい……」
クー「男! 頼む! 少しだけお金を都合してくれ!」
男「ていうかさ、市販の高いプリンより、フルーチェみたいな自宅で作れる、みたいなプリンの元を買ってくればいいのに」
クー「…………」
男「…………」
クー「……愛してる」
男「なんか自信なくなってきた……」
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 22:54:31.12 ID:BhtTLkBf0
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:02:15.88 ID:HiXvKZqKO
保守
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:02:22.31 ID:sKfdIAwm0
>>327 プリンと僕どっちが好きって聞いたらどうなるかな
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:04:19.26 ID:3vIYqS+U0
質問して困らせたいwwww
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:05:06.88 ID:A+0l61b7O
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:17:38.72 ID:A+0l61b7O
さっき一瞬見えなくなって落ちたかと思ったよ保守
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:29:25.51 ID:YG7RnQrs0
保守
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:29:27.75 ID:HiXvKZqKO
保守
リクエスト可能ですか?可能なら
「下校途中に雨が降ってきて雨宿りしている男とクー」
をお願いします
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:38:11.93 ID:a3ndeRG60
ク「ID:a3ndeRG60という文字列がある」
男「あるな」
ク「これをただの無意味な文字列と勘違いしてもらっては困るな」
男「ほほう」
ク「実はこれは、私から男への愛のメッセージなんだよ!!」
男「初耳です」
ク「なんと、男はこれを分かってくれないのか」
男「残念ですが皆目見当つきません」
ク「そうか…ならば私が解説せねばな」
男「是非とも」
ク「まず、ID:a3ndeRG60から関係の無い文字を、つまりIとDと:とaと3とnとdとeとRとGと6と0を消す」
男「何か残りましたか?」
ク「さらにここに私の気持ちである「男、愛している」を当てはめる」
男「10-10+100ですか?」
ク「するとどうだ、浮かび上がったメッセージはつまり、「男、愛している」!!」
男「俺も愛してるよ」
ク「I LOVE YOU!」
男「英語にするな」
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:43:03.56 ID:11MXVo790
ク「雨だ……」
「雨だね……」
ク「天気予報では一言も触れていなかった」
「この季節は突発的な雨が多いからね」
ク「……少し濡れてしまったな」
「どうにも君が言うとエロイ意味に聞こえるね」
ク「エロイかね?」
「エロイね」
ク「…………」
「…………」
ク「雨でワイシャツスケスケなエロスは好きかね?」
「……今この状況で聞かないでくれ」
ク「今この状況だからこそ聞いているのだ」
「…………そりゃ、まあ、好きだけど……って何やってるの!?」
ク「少しの濡れ方では足りない。君の希望に沿えるよう、もう少しエロスを追求するのだ」
「無いから! そんな希望はないから! 偶然濡れるなら良いけど、わざと濡れるのは駄目!」
ク「む、駄目かね? 私は君好みに変身しようとしたのだが」
「女の子が体を冷やしちゃいけません!」
ク「……済まない」
「はい、上着貸してあげるから」
ク「だが、君の上着が濡れてしまう」
「……お前が寒そうにしてるのを見るよりはよっぽどマシだよ」
ク「………………」
「………………」
ク「……抱きついても構わないか? いや、駄目だと言っても抱きつく」
「え? うわ、ちょっと! 人が見てるって! 恥ずかしいって!」
ク「君が好きだ。だから、今はこうさせて欲しい」
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:45:05.69 ID:sZG9kzUjO
「ねぇクー」
「ん?なんだ?」
「俺とプリンどっちが好き?」
「…本当のことを言ってもいいのか?」
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:46:01.72 ID:D6jgGz+r0
ヒィィィイイイイイ!!!!!
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:47:59.65 ID:SdQqwDYK0
>>327 男「たしかに興味の沸くところではあるね」
男「じゃあ、ちょっと行ってくるよ」
男「クー、あのさ」
クー「む、なんだ? ……ああ、このバケツプリン、ありがとう。味もかなりのものだ。感謝する」
男「いや、どう致しまして……じゃなくて、ちょっと聞きたいことがあるんだ」
クー「む、なんだ? 私に答えられることなら、何でも答えよう」
男「俺とプリン、どっちが好きなんだ?」
クー「……え?」
男「いや、クーってプリン大好きでしょ? じゃあ、俺と比べたらどうなのかな、って思ってさ」
クー「……ずいぶんと見くびられているようだな」
男「え?」
クー「私にとって、君の対価なりえるものなど存在しない。君とプリンなどでは、悩む要素など欠片もない」
男「クー……」
クー「安心してくれ。私にとっての一番は、いつでも、どんな時でも、君だ。この気持ちに、偽りはない」
男「……そっか」
クー「うむ……え? あ、な、なにも泣かなくてもいいじゃないか……」
男「いや、嬉しくてさ……。俺、本当に君と出会えて幸せだよ……」
クー「ああ、私もだよ、男。……ほ、ほら、もう泣かないでくれ。嬉し泣きだとわかっていても、君の涙は辛い」
男「うん、悪い、クー……。ふふ、俺もなに泣いてるんだか、いい年してさ」
クー「気にすることはないさ。私の前でなら、私は構わない」
男「……そうだ、またそのプリン、作ってあげるよ。一回とは言わず、食べたくなったら言ってくれ。腕によりをかけるからさ」
クー「む、そうか? では、これからもよろしく頼む」
男「ああ、任せてくれ」
クー「…………なんだか、後ろめたい……」
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:50:38.86 ID:6B4i3HDa0
嘘だと言ってよクー!
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/06(木) 23:56:38.35 ID:Y9+NhPI+0
GJ。超GJ。
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:00:47.33 ID:yWNQNUDCO
川=゚-゚リ『七夕だな』
345 :
あまやどり:2006/07/07(金) 00:06:20.40 ID:qMOVsNCKO
>>336 頂きました
男「災難だったね」
クー「ああ、まったく……いや、そうでもない」
男「?」
クー「雨のおかげで寒いのだが、そちらに寄ってもいいだろうか?」
男「いいよ(そんなに寒いかな?)」
ピタ
男「! ちょっと近すぎるよ、クー」
クー「寒いんだからくっつかないと意味がないだろう(棒読み)」
男「はぁ、……!(クーの上着のシャツが雨に濡れて透け……)」
クー「どうした男? 何かいいものでも見られたか?(ニヤリ)」
男「な、なんでもないよ」
クー「そうか。私は君のシャツが濡れているので非常にいい眺めだが」
男「え……」
クー「私のプロポーションは、同年代の平均を上回っている筈なのだが何も感じないか?」
男「……正直、視線を外すことが苦行に思えるくらい魅力的です」
クー「よかった。では家に行こうか」
男「……すいません、話が繋がらない気がするんですけど」
クー「このままだと風邪をひいてしまう、家の方が近いし合理的だ(棒読み)」
男「確かに近いけど、って引っ張らないで、なんでそんなに力入ってるの――」
クー「小降りになってきたし、お互いの魅力について我が家で語り明かそう」
男「それ絶対、語る以外も入ってるでしょ。アッー」
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:10:38.98 ID:C+BEHlx80
>>336「下校途中に雨が降ってきて雨宿りしている男とクー」
クー「む、雨か」
男「あ、本当だ。ついてないな……」
クー「いいや、物凄くついているぞ……ん、これだ。てれれれってれー! 折り畳み傘ー!」
男「……そんな小さい傘で相合傘なんかしたら、お互いに濡れちゃうだろ。今回は諦めて、どこかに雨宿りするぞ」
クー「むぅ……」
男「雨脚、弱まらないな……って、いつまでむすくれてんのさ」
クー「せっかくこんなこともあろうかと、半年も前から準備していたというのに……」
男「それってただ出し忘れてただけだろ」
クー「何を言うか! 私がどれほど君との愛々傘を楽しみにしていとことか……!」
男「風邪引いたら元も子もないだろ……っていうか、字……」
クー「いいや、それはそれで看病フラグがたつ。それもまたよし、だ」
男「勘弁してくれよ、まったく……」
男「マジで強くなる一方だな……寒くなってきたし。……クー、どうしようか。このままじゃ……」
クー「…………」
男「仕方ない、こうなったら濡れるの覚悟で相合傘して……って」
クー「すー……すー……」
男「……立ったまま寝るなよな」
クー「…………はっ!?」
クー母「あら、起きた? じゃあ、ホットミルク、ここに置いておくからね」
クー「え……あ、ちょ、ちょっと待ってくれ母さん! 何故私は自室にいて、しかも寝ているんだ!?」
クー母「男の子がアンタを背負ってきてくれたのよ。アンタを庇ってずぶ濡れだったから、お風呂に入るよう言ったんだけど……」
クー「そ、それで、男は!?」
クー母「帰っちゃったわ。なに、あの子彼氏なの、マイドーター?」
クー「私の馬鹿めが……! 極端に無念……!」
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:22:41.58 ID:FF38988iO
こんな投下ラッシュを見れるなら死んでも本望だ…
皆GJ過ぎるぜ…
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:24:24.18 ID:E5pAV6M1O
うは、イイ!
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:26:35.16 ID:tNdnc+cW0
余命半年の素直クールってどうかね
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:40:50.18 ID:zlJ2W8yr0
久々のラッシュだなぁ、祭りでもないのにここまでとは、GJ
>>349 残念、ダークは俺の専門外だ
夢落ちだとあまりにも平凡すぎる
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:46:19.44 ID:C+BEHlx80
クー「唐突なのだが、株を覚えたいんだ」
男「無理」
クー「泣くぞ」
男「……理由を聞かせてもらおうか」
クー「現代人足るもの、IT……云々の最先端たる株取引なるものを熟知しているべきだと、私は思い至ったのだ」
男「へぇ……なんだか思いっきりニュースの受け売りっぽいけど、まぁその考え自体はいいんじゃない?」
クー「だろう? それで、何をどうやってどうすればどうなるんだ?」
男「なんの予備知識もないのにやろうとしてたのか、お前は……」
クー「大切なのは知識ではない。やろう、という強い意志だ」
男「じゃあ、自分だけで何とかなるんじゃないの?」
クー「……私が悪かった」
男「ってかさ、資金はいくら?」
クー「ん、株を買うには金が必要なのか?」
男「……」
男「……」
クー「そ、そもそもからして、楽して金をもうけようなどという考え自体が甘いのだな、うん」
男「……」
クー「あ、う……」
男「……馬鹿」
クー「むぅ……」
クー「……株って、辛いな……」
352 :
余命:2006/07/07(金) 00:48:48.75 ID:qMOVsNCKO
>>349 > 余命半年の素直クールってどうかね
クー「……ありがとう、男」
男「なんだ? 急に」
クー「いや、私もあと半年だなと思って。今の内にできることは全部しておかないとな」
男「…………」
クー「そうだ、後は古くからの友人達に手紙を出そう」
男「……わざとか?」
クー「私は真剣だが」
男「……大袈裟じゃないか?」
クー「何を言う!」
男「…………」
クー「君の家に入るんだから、ここは一度過去の自分と決別。いや、死んだつもりで望むべ
きだと考えたのだが」
男「……」
クー「何かまずかったかな?」
男「結婚式は確かに一大イベントだけど、半年前からそんな調子じゃ疲れるよ。もう少し
落ち着いて」
クー「すまない、念願が達成されるかと思うとつい暴走してしまうみたいだ。やはり君の
ような落ち着いた人を伴侶に選んで良かった。これからもよろしく」
男「普段はクーの方が落ち着いてるのにね。……じゃあ招待状の文面を二人で考えようか」
悲劇のつもりが……あれ?
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:54:48.36 ID:9NlF2EAp0
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 00:55:55.13 ID:+veaD/am0
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:02:09.58 ID:e6TWeSfXO
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:13:24.99 ID:FVbCGZ4F0
『私はどうやら、半年後に死ぬらしい』
「へぇ―…ソイツは困ったな」
『‥‥困るのか?』
「え?ま、まぁね」
『そうか、すまない』
「‥‥‥‥」
『‥‥‥‥』
「‥‥‥‥え?」
『‥‥‥‥』
「そんな‥‥」
『私は君にウソをついた』
「へ?」
「‥‥‥‥‥」
『まぁ今日は七夕だしな』
「その発想はなかったwwwwwww」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:21:34.79 ID:QWlwtLjIO
完全にシュールじゃねーかwwwwwww
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:22:50.34 ID:9NlF2EAp0
そろそろ立つから我慢しなさいwwwwwwwwwwwww
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:28:54.84 ID:DV33h6CX0
織姫クーは彦星男に会う為に天の川も泳ぎ切りそうだ
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:29:06.00 ID:XhGiaewdO
クー「男、唐突だが私の命はあと半年らしい」
「クー、俺と結婚してくれないか?」
クー「それは嬉しい提案だ、だがその提案は受け取れない」
「なんでさ!?いつも結婚したいって言っていたじゃないか!!」
クー「いいか、私はあと半年で死ぬんだ、
君はまだ25だ、そんな君にバツイチはつけられない」
「………クー」
クー「それに、今すぐ死ぬわけじゃないんだ、半年もあるじゃないか」
「そうだな、悲しんでいる暇なんかないんだな!!」
クー「ああ、制限時間一杯まで私を愛してくれ」
「クーも俺を頼れよ?出来ることなら何でもするからさ」
クー「そうか、なら頼みたいことが一つある」
「なに?」
クー「プリンが食べたい、買ってきてくれ」
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:31:11.13 ID:9NlF2EAp0
>>361 想像して噴いたwwwwwwwwwwwバタフライとかしそうだwwwwwwwwwwww
>>362 ソ レ は ヒ ド イ
>>362 …………何と言うか、プリン食べてれば100年くらい生きそうな気がしますよ?
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:51:11.20 ID:9NlF2EAp0
その可能性は否めないので困る
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 01:59:00.15 ID:XhGiaewdO
「クー、天の川が綺麗だねぇ」
クー「そうだな」
「織姫と彦星の話ってロマンチックだよねぇ」
クー「ソレッタ…いや、なんでもない」
「ちょwソレッタ織姫www」
クー「そんな人しーりませーん」
「知ってんじゃねぇか、クーってオタクだったの?」
クー「いや、兄上がしているのを後ろから見ていただけだ」
「………………」
クー「そんな目で見るな、興奮してきてしまっただろ」
「ちょ」
クー「そういえば天の川と言ったな、天の川は英語でMilky way、
ギリシャ神話ではその語源は母乳とされている、
男よ、満足するまで飲むといい」
「クーは母乳出ないだろ!?」
クー「……気合いだ」
「ちょ、アッーーー」
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:00:13.46 ID:pDL+2plv0
プリンプッシュしすぎwwwww
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:01:23.65 ID:9NlF2EAp0
一昔前のチョコレィトゥとココアを思い出す
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:02:35.03 ID:XhGiaewdO
チョコレイトゥは確かソミーさんだったなぁ…
最近ソミーさんみないなぁwww
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:07:29.16 ID:ZPZWRKUH0
371 :
◆SoMyUBYlMA :2006/07/07(金) 02:10:02.04 ID:Tcih66QR0
|
|・`) ソォー…
|(´・ω・`)
|(´・ω・`)<!
|ω・`)ミ
|ω・`) <…入院シテル設定デスノデ、アト三週間ホド投下ハシマセンゴメンナサイ
(´・ω|ミ サッ
!>(´・ω|
|
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:15:54.23 ID:qMOVsNCKO
ちょっと質問したいのですが。
七夕と素直クール、と言って何を連想しますか?
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:20:02.14 ID:H4UTxI/aO
>>372 短冊に男と交わりたいだのなんだの書きまくってるクー
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:31:52.98 ID:C+BEHlx80
クー「眠いな……」
男「寝ればいいじゃないか……」
クー「君が寝ていないのに、寝られるわけがないじゃないか……」
男「どういう理屈……? っていうか、俺も眠くて突っ込みが……」
クー「なら、眠ればいいじゃないか。寝顔はしっかりと拝んでやろう……」
男「そういうわけにはいかないな……。こうなったらいじでも、クーより長く起きててやる……」
クー「無駄な……。私は、既に一日徹夜しているのだぞ……。その私に、かなうわけがなかろ……う……」
男「クー、前から思ってたけど……天然……?」
クー「馬鹿な……天然素材ほど……優れたものはないぞ……」
男「ずれてるずれてる……」
クー「なにを言う……これは、地毛だ……」
男「クーって……髪、綺麗だよね……」
クー「かみってなんだ……」
男「もう寝なよ、マジで……」
クー「う……む…………すー」
男「まったく…………すー……」
クー「……勝った!」
男「なんてな」
クー「謀ったな……!」
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 02:58:48.69 ID:Tcih66QR0
ええい、素直シュールスレはまだ立たないのかwwwwwwwwwwww
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 03:03:56.07 ID:pDL+2plv0
おまwwwここは素直クールスレだwwwww
避難所で思う存分さけべってwwwww
そんなしがない素直シュール書きが3時過ぎの寝る前保守
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 03:29:47.92 ID:ZF5oVsuaO
保
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 03:49:19.06 ID:Tcih66QR0
ほ
379 :
ジャスティスクール:2006/07/07(金) 03:54:58.27 ID:UbHgTOPc0
真「今日の授業終了…と。後は空と一緒に帰って」
ク「さぁ、真。一緒に帰ろうか」
真「うお!何で変身してるの?!」
ク「校庭でウロウロしていたツン将軍を倒してきたからな」
真「遂に話に触れる事なく倒されるとは」
ク「では行くか」
女A「あ!いた!クールガールさん!」
ク「む?」
女A「学校でクールガールさんを見かけたって人がいて…」
女B「お願いします、部活の練習の稽古を付けて頂けませんか?」
ク「すまない、これから真と楽しい下校の時間なんだ。遠慮させて頂く」
女A・女B「そんなぁ」
真「俺の事は気にしないでよ、待ってても良いんだし。因みに何部なんです?」
女A・女B「女子柔道部です」
真「じゃ、帰ろうかクールガー…」
ク「真がそう言うのであれば仕方が無いな。では練習に参可させて貰うか」
武道館。
ク「良いか?先ずは気合。私の真への愛の様に相手をしっかりと見つめ集中する事だ」
女子一同「はい!」
ク「そして相手の道着を掴む時は素早く力強く『ガシッ!』と音が聞える様に、私の様に攻撃に転ずるんだ」
真「取り合えずクールガールの攻撃の効果音は『ぽよん』なんだけど」
ク「相手の動きを読み一瞬で間合いを詰め。さぁ真よ、私の色んなものを鷲掴みにしてくれ」
真「あのね、真面目にね…」
380 :
ジャスティスクール2/3:2006/07/07(金) 03:56:00.78 ID:UbHgTOPc0
>>379 1/3
男A「くっ!あの野朗、何であんな色っぽいヒーローと組み手何か!そして何で女子柔道部に混ざってるんだ?!」
男B「全くだ!隣であんな事されて俺ら男子が真面目に練習出来る訳…」
主将「俺の出番の様だな。この男子柔道部エース主将の出番がなぁ。いちゃもんつけてあいつらには出てって貰うぜ」
男A・男B「流石主将!メンドクさそうな設定を一行で!」
ク「真との体と体のぶつかり合いというのも和むな」
真「どういう発想だよ」
主将「邪魔しますよ。クールガールさんどうです?そんな貧弱な奴より俺と組み手をしませんか?
良い練習になりますよ?」
ク「貴様、真を貧弱と言ったのか?命が惜しければ早々に立ち去る事だ」
主将「俺は柔道部主将です。命を惜しむとお思いですか?何度でも良いますよ、そんな貧弱な男より俺と
組み手をしませんか?」
ク「トランプのクラブの2の顔をした様な男が…。ふっ、笑わせる。地獄を見せてやる」
真「主将の死亡フラグが…」
381 :
ジャスティスクール3/3:2006/07/07(金) 03:56:40.70 ID:UbHgTOPc0
ク「真、合図を。愛しき真を侮辱した罪、恐怖と絶望と痛みで悔い改めさせてやる」
真「えーと、手加減しなよ?クールガール。──────────始め!」
主将「ふん!ヒーローだろうと所詮女!一回投げて一本だぜ!」
ク「ふん!」
ドゴッ!
女A「あ、あれは主将をアッパーで高く打ち上げたわよ!主将の体が名古屋のしゃちほこの様に!」
女B「いいえ!あれは『C』よ!『C』の形だわ!そしてクールガールさんが主将の体を肩と、主将の肋骨を両手でロック?!」
男A「あ!あれは!『G』だ!」
ク「言っただろう、地獄を見せると。奥義『COOLGIRLバスター』」
ドゴーン!
女A・女B「やーったやったわー!」
主将「……ぐはぁっ…こ…これは……………柔道じゃねぇ……ガクッ…」
男A・男B「しゅしょぉぉぉおおぅぅぅ」
ク「真、真を蔑む輩は倒したぞ。安心してくれ」
女A・女B「更にギャップの優しさを見せる事でより愛しさを表しているのね!」
真「もういいや…何だこれ…」
ク「ところで夏合宿はないのか?」
真「来ません!」
終
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 03:57:39.94 ID:Tcih66QR0
GJwwwwwwwwwwwwwwってナニコノ時間!中学生はオネンネの時間だぜベイベーチkスヨウ!
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 03:58:47.97 ID:eQxSZNt80
>>381 ひでえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 04:02:30.84 ID:ZPZWRKUH0
>>381 もう正義が見る影もねぇwwwwwwwww
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 04:18:04.47 ID:E5pAV6M1O
だが、かわいいから正義だ。
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 04:43:13.79 ID:5421KKff0
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 05:11:37.87 ID:eQxSZNt80
正義のために保守
主「頼むから、頼むから落ち着けクー!」
クー「御館様、私は至って冷静です」
主「それならば何故服を脱がそうとするか!?」
クー「何と、御館様は着たままで致すのがお好みでしたか。それは申し訳ない」
主「だからそうではなくてだな……」
クー「なるほど、つまり責める方がお好きなのですね」
主「そうではなくてだな……」
クー「私の方は準備万端です。さあ、いつでもどうぞ」
主「…………」
クー「……この様な束縛プレイがお好みであったとは、私の考えが至りませんでした」
主「……違う」
クー「ならば何故この様な……」
主「不本意だが……こうでもしなければ、落ち着いて話など出来そうになかったのでな」
クー「なるほどなるほど。で、話とは?」
主「……何でもいい、君の事が知りたい」
クー「私の事、ですか…………」
主「話したくない事は話さずとも良い。何でもいいから君の事を聞かせてはくれないか?」
クー「左様ですか…………ならば、私が御館様に心惹かれたきっかけでも」
主「……余り恥ずかしい表現は勘弁してくれよ」
クー「分かりました……私が御館様の存在を知ったのは、この館に雇われる数週間前、私が傭兵稼業に足を突っ込んでいた頃に…………あ゙」
――サァー
389 :
『新人メイド』2/2:2006/07/07(金) 05:28:15.20 ID:5421KKff0
主「…………顔が青褪めているが、どうかしたのか?」
クー「えぇ…………重要な事を忘れていました」
主「重要な事?」
クー「養父に無断で傭兵部隊を抜け出してきた事を……すっかり忘れておりました」
主「……む?君の養父殿は『液状の蛇』との戦いに赴いたと言っていなかったか?」
クー「…………実は、それに同行した部隊から抜け出してきた訳でして」
主「……謝って済むだろうか?」
クー「間違いなく、それだけでは済まないかと」
主「…………」
クー「…………」
主「まぁ……私が何とかしよう」
クー「御館様、それについて名案が」
主「なんだ?」
クー「養父も人の子ですから、孫の顔を見れば許してくれるのではないかと」
主「それは却下」
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 05:29:32.93 ID:qbHXYIxp0
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 05:34:14.02 ID:ZPZWRKUH0
>>389 常に自分の都合のいいように持っていく
それがクールというものかーw
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 05:35:26.86 ID:qbHXYIxp0
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 05:49:00.36 ID:l3iLvpT5O
アーケードの某ネットゲームでここの住人と思われるカードネームの人とマッチング。
心当たりある人挙手w
394 :
彼女が素直クールになった理由1/2:2006/07/07(金) 06:04:46.86 ID:yEi44NBJO
僕とクーはある日、決めた。一緒に生きる道を。
「なぁ、クー」
ク「なんだ?」
「ホントにこれでよかったの?」
ク「ふっ、何を言い出すと思えばまたそれか」
「だってクーまで僕についてくる必要なんてないのに」
ク「私は君の側にいられればそれでいいさ」
「でも」
クー「それに、私にも借りがある」
「そっか、そうだよね」
クー「まさかあの日の誓いを忘れたのか?」
「忘れちゃいないさ。でも、あとどれくらい残されてるのかな?」
クー「それは私にもわからない」
「そうだよね。そういえばその日からクーはそうなったんだよね?」
クー「当たり前だ。いつ終わるか分からない命、出来る限り君といようとするのは必然だ」
「うん、そうだね。そしていつも冷静でいなければならない」
クー「それがここに入る条件でもあった」
「うん」
395 :
彼女が素直クールになった理由2/2:2006/07/07(金) 06:08:18.99 ID:yEi44NBJO
僕とクーは惨めな復讐者だ。僕たちは、僕たちの両親を殺したテロリスト殺すために、両親を見捨てた世界を建て直すために、幸せを諦めた。
僕たちはある組織に入った。その組織は、一部ではテロリストを殺し武器を集め、一部では政府の重役になり来るべき日に備え、全てはある目標のために。
「もう終わりは決まっている」
クー「ああ」
「僕たちはただ決められた台本通りに従うだけ」
クー「そうだ」
「最後は、僕たち完全武装実行部隊が世界に向けてテロを起こす」
クー「だがそれは残った政府の小汚い輩を消すため」
「全て消したあと、政府内部侵攻部隊が世界をまとめる」
クー「そして最後に、世界が僕たち実行部隊を壊滅する」
「残されるのは、小汚い輩のいない、まとまった世界」
クー「でも、そんなことは関係ない」
「ただ、復讐出来ればいい」
クー「だからそれまでは出来るだけ君と一緒に」
「過ごそう、残された日々を」
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 06:09:31.03 ID:yEi44NBJO
こんな感じなのかな?リアルに素直クールになる理由って
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 06:13:54.09 ID:ZPZWRKUH0
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 06:53:09.09 ID:E5pAV6M1O
可愛くない、というか怪物並みの素直クールに追い掛けられる悪夢をみた…そんな保守
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 07:31:43.02 ID:tSKfN61oO
ほしゅ
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 08:09:38.54 ID:BPCHnRVKO
★彡
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 08:47:14.82 ID:H4UTxI/aO
>>398 つまりsuper strong girlな素直クールか
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 08:47:20.85 ID:FF38988iO
日主
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 09:12:50.27 ID:S+VhJ54LO
このスレにはお題を出す人とGJ言う人必要かもな
みんなGJ これからも盛り立てていこう
404 :
追跡者:2006/07/07(金) 09:51:28.53 ID:qMOVsNCKO
>>398→(以下男ということで)
男「うわー」
僕は追い掛けられていた。
夜中に目が覚めてコンビニに行った帰り道。街路灯の下にうずくまっていた女の子に声を
掛けたら物凄い勢いで走って追い掛けて来たのだ。
走る間にその女の子は獣じみた姿になって、僕を捕まえようとする。家まであと少しとい
う所で僕は転んでしまった。
男「あっ」
すぐに捕まってしまった僕の首に、そいつは顔を寄せると口を大きく開けて――
ちゅぅぅぅ―
目が覚めた。
自分の部屋の布団の中、いつの間にか僕の布団に入り込んだクーが、僕の首に吸い付いて
いた。
男「隣りの布団で寝てたはずなのに……」
クー「男ぉ、だめぇ……そっちにいっちゃ……zzz」
普段は冷静な彼女がうなされている。
男「だからあれほどホラー映画は見るのやめよう、って言ったのに……」
しかも、狂った女殺人鬼ものだもんな。僕まで変な夢見たよ……
クー「だめだ……死んじゃう、死んじゃうょ……」
男「大丈夫、僕は死なないから安心して」
そう言ってクーの頭をなでると、効果があったのだろう悪夢は去ったようだった。
男「……でも、抱き付かれたまま一晩過ごすって、ある意味悪夢だよな……」
…………素直クール?
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 10:39:02.22 ID:E5pAV6M1O
おかげで三時間程しか寝られなかったが、むしろ本望だ。GJ!!!
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 10:57:55.14 ID:bHDcUOC2O
保守
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 11:31:38.98 ID:RO27hAA90
保守
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 11:35:55.84 ID:duKk5GmY0
素直シュールはむこうに投下するべきだが、素直クールでシュールな話はこっちでもいいんじゃないか?
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 12:02:00.96 ID:ZL+j93+90
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 12:29:29.84 ID:KLgvwrSGO
っ『素直クール←→男←ツンデレ』
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 12:31:21.88 ID:qbHXYIxp0
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 12:34:15.91 ID:KdnoZ1S40
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 13:02:37.69 ID:K7MzzLWf0
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 13:32:31.37 ID:YxgENKjfO
っ『素直クール←―→男←ツンデレ』
↑
何かと割って入る素直シュール
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 13:51:38.51 ID:eQxSZNt80
っ『素直クール←→男←→ツンデレ』
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 13:53:39.85 ID:c5qWJX/H0
『素直クール←→ツンデレ』 男
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 13:56:07.70 ID:qMOVsNCKO
っ『素直クール←対決→ツンデレ』
賞品【男】
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 14:04:31.61 ID:XGgfthlt0
今から2レス使いますー
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 14:05:48.48 ID:XGgfthlt0
男「おはよー。って何だこりゃ。」
友1「ちーっす。って何だこのプレッシャーは!?」
友2「おぉー。お前らおはよう。どうやら七夕で用意してあるみたいだぞ。これ。」
男「ほー。んじゃあこれに願い事書くのかぁ。」
クー「七夕か。そういえばそんな日もあったな。いつの間にか忘れていたよ。」
女「クーは。やっぱり忘れてたか。笹に願い事なんて書きそうにないもんね。」
クー「願いは自分から叶えるものだぞ。神や迷信にたよってはダメだ。」
女「はいはい。でも、書いてバチがあたるわけじゃないから書いてみたら?」
クー「そうだな。願い事か……悪くはないな。」
女「ついでに、男の願い事見に行っちゃえば?」
クー「そうだな。確かに少し気になる。」
420 :
ホゲモ:2006/07/07(金) 14:06:26.66 ID:FfLv/IDq0
500円保守
421 :
ちぃ:2006/07/07(金) 14:07:05.88 ID:zvJlhjYoO
男「よっし。書いた書いた。」
友1「俺も俺も。」
友2「お前らはやいな。大体何かいたか予想は付くから……っしゃ。俺も書けた。」
クー「君たちもう書いたのか。早いな。」
男「クーさんは書かないの?」
クー「いや、書かないと言うわけではない。ただ、何を書いて良いか迷ってな。」
男「好きなことを書けば良いと思うよ。願い事を書くのに規制なんてないんだから。」
クー「しかしだな、欲張りすぎたら望みも薄くなるんじゃないだろうか。」
男「真面目だなぁクーさん。高望みしても良いじゃない。それに…・・・」
クー「それに?」
男「例えば、俺とクーさんの願い事が一緒だったら、その願いが叶う可能性は二倍になるかもしれないでしょ?」
クー「!?」
男「だから、余程無茶苦茶な願い事でもない限りそんなに気を張る必要はないよ。」
クー「そうだな!一緒の願いだったら叶うかも知れない!いや絶対叶うな!」
男「えっ?ぜ、絶対とは言い切れないと思うけど。うん。叶うと良いよね。」
クー「かけたぞ!頼んだぞ笹!叶えてくれよ!」
男「あはは。クーさんもやっぱり願い事あるんだね。」
クー「それはまぁな。ところで、男君は何を書いたんだ?一緒だったら良いな!」
男「そうだね。ちょっと待って。」
423 :
フラグバキバキ男とクー:2006/07/07(金) 14:07:46.89 ID:XGgfthlt0
そう言って、男が短冊を取り出すと、そこには『人生つよくてニューゲーム!つよくてニューゲーム!』と書いてあった。
クー「……なんだ?その『つよくてニューゲーム』とは。」
男「えっとね。昔のゲームでク●ノ・トリガーって言うゲームがあってね、要は今の記憶を持ったまま人生を1からやり直したいなって。」
友1「やっぱお前もそうだったか!人生最初から虹だよな!シャイニングだよな!」
男「おうよ!開始30分ラヴォス攻略余裕でしただよな!」
友2「あまりにも早すぎてじゃんがら食いにいっちゃっただよな。」
男・友1・友2「かばんの置き…置く場所がわからなくて。」
クー「そ、そうなのか。三人も一緒なら君たちの願いは叶うかも知れないな。よかったな……」
男「あっ、クーさん!行っちゃった……」
クーは『男君と恋仲になれますように』と書いた短冊を、誰にも見えないように弱弱しく握り締め、笹に付けに行った。
424 :
フラグバキバキ男とクー:2006/07/07(金) 14:21:01.28 ID:XGgfthlt0
保守
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 14:23:54.77 ID:K7MzzLWf0
ヒドすぎやしないかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 14:36:02.24 ID:XGgfthlt0
すげーwikiにもう載ってる保守
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 14:54:48.46 ID:ByTUgJ6GO
保守
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 15:03:27.75 ID:duKk5GmY0
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 15:41:27.49 ID:FF38988iO
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 16:00:12.75 ID:HoUngyUc0
フラグバキバキじゃねーかwwwwwwwwww
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 16:24:38.37 ID:uFp0dkV4O
このシリーズおもろい
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 16:34:14.97 ID:l3iLvpT5O
>>409 タイピング系きたらなんか打とうと思ってたけど、二回戦で落ちちまったw
なんか知らんが名前見た瞬間テンションが上がったw
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 16:38:07.18 ID:eQxSZNt80
何か沸いたので試しに投下。3レス
434 :
1/3:2006/07/07(金) 16:38:36.50 ID:eQxSZNt80
>>417 ク「男、今日は君の分の弁当も作ってきたんだ。一緒に食べないか?」
男「う、うん」
ク「男、口をあけてくれ。『あーん』だ」
男「え、ちょ……あ、あーん」
ツ「………(ジーッ)」
ク「おっと頬に米粒がついてしまった(棒読み)。取ってあげよう、私の口で」
男「ク、クーさん!?ちょ、待って待って!!」
ツ「………#」
ツ「(ツカツカ、バンッ)ちょっと何やってんのよクー!男君が嫌がってるじゃないのよ!すぐにやめなさい!!」
ク「いや私はただ男と一緒に昼食をとっているだけだが?」
ツ「どこがただ昼食をとってるだけ、よ!無理やり理由つけて、その、キ、キスまでしようとしたりして!!」
ク「何か問題でも?」
ツ「ここ教室よ!そんな破廉恥なことダメに決まってるじゃない!!それにあんたたち付き合ってもないのに…」
ク「昨日私が告白したのだが、男君が回答を保留したのでね。
最終的な結論が出る前に私の魅力を十二分に知ってもらおうとしたのだが」
435 :
2/3:2006/07/07(金) 16:39:05.19 ID:eQxSZNt80
ツ「ここでしなくてもいいでしょ!!さっさと男君から離れなさいよ!」
ク「今は昼休みだし離れる理由が見当たらないな。仲良く食事をとるくらい誰でもやる。キスしなければいいだろう」
ツ「そ、それでもっ…!そんなイチャイチャしたりするのは……」
ク「むう、何だかよくわからんが。ツンは私達が仲良くしてると何か困ることでもあるのか?」
ツ「………べ、べべべ、別に何もないけどっ…!でも、とにかく離れて食べなさいよっ!」
ク「合理的な理由もなくそんなことを言われても困る」
ツ「だから男君が嫌がってるって言ってるでしょ!!!」
ク「嫌がってるというよりは、恥ずかしがってると言った方が正確なのでは」
ツ「一緒よ!」
ク「同じだとは思わないがな。じゃあこうしよう。
要するに男君が私と一緒に食事をしたりキスをしたりするのを本当に嫌がってるかどうか確認できればいいわけだ。そこで」
ツ「…何よ?」
ク「男君が私とキスするのを嫌がってないのなら、いずれ彼から私にしてくれるのではないかと思う。
で、今から1週間以内に彼から私にキスをしてくれれば彼も嫌がってないということで
今後堂々と彼と昼食をとり熱いキスをさせてもらう」
ツ「な……!」
ク「だめなら潔く諦めて一人寂しく昼食をとることにする。どうだ?」
ツ「ちょ、な、何を勝手に…」
ク「君にキスされた証拠を見せなければいけないな。ツンはずっと私達の傍にいたまえ」
ツ「え……私、見なきゃいけないの……?」
ク「無論だ。他に証明のしようもあるまい」
ツ「……………………………………………いやよ」
ク「?」
436 :
3/3:2006/07/07(金) 16:39:23.96 ID:eQxSZNt80
ツ「何で私は指くわえて見てるだけなのよ!!冗談じゃない!そんなのはいや!
クー!勝負よ!!!私が男君に先にキスされたら私の勝ち!あなたは引き下がりなさい!!」
ク「ほう、ツンも男君が好きだったとは」
ツ「あっ…………ち、違うって!!誰がこいつなんかっ……!
これは、そ、その………あ、あなたも、ライバルがいたほうが張り合いがあるってもんでしょ?」
ク「そんな妙な気遣いは無用なのだがなwまあいい。それでいこう。先にキスされたほうの勝ちだ。
お互い相手に先にキスされた証拠を見せる必要があるから、極力三人一緒にいる必要があるな」
ツ「え、それって…」
ク「登下校、休み時間は当然として、可能ならば寝食まで共にする必要があるな」
ツ「………(お、男君と寝食を共にって…え、ええーーーーーーーーーー!!!//////)」
ク「何だ、怖気づいたか?」
ツ「や、やるわよ!!!クー、覚悟なさいっ!!」
男「……えっと、俺の都合は?」
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 16:43:39.58 ID:eQxSZNt80
うわ、やめときゃよかった
最後まで書ききる自信ねえwwwwwwworz
誰か続き書いてやって
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 16:52:40.01 ID:c5qWJX/H0
>>437 いや、充分萌えたぜwww
ここで終わってもよし、次に思いついた時につらつらと垂れ流すもよし。気楽にやれwww
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 17:23:56.41 ID:qMOVsNCKO
>>437 イイヨ-イイヨ-
続きでも他のでも、待ってますよ。
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 17:52:13.01 ID:c5qWJX/H0
落ちるの速くなってきたな
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 17:53:21.33 ID:eQxSZNt80
ありがとう
初めて投下したんで生暖かく見守ってください
いなくなったらネタギレしたってことでごめんなさい
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 17:53:34.70 ID:3cyME+EW0
「というか、何で高校生にもなって学校ぐるみで七夕?」
ク「私としては、君と二人で真夜中のシークレットTANABATAといきたかったのだが」
「意味わかんないよ、しかも何でローマ字?」
ク「日本語で使われる文字を全部使いたかった」
「ローマ字は含まれないから! ひらがなカタカナ漢字だけだから!」
ク「まあそんなモノはどうでも良い。さて、仕方ないから学校の方もきちんとこなすとしようではないか」
「そうだね。ま、短冊を書いて校庭のど真ん中にいつの間にか立ってた笹に吊すだけだしね」
ク「私は書いた。君は?」
「早っ! もうちょっと待ってて」
ク「………………」
「…………何?」
ク「いや、何かを書いている君の横顔も素敵だと思っていたところだ」
「………………」
ク「さて、吊した。これで終わりか? 何とも味気ない」
「まあ、学校ならこんなモノでしょ。その割には、突然湧いて出てきた笹だけが本格的過ぎるけど」
ク「ところで、君は何と書いたのかね?」
「えっ? いや、その……秘密」
ク「そうか。ならば私も秘密だ」
「一体何の対抗心だよ」
ク「さあ、帰ろうか」
友人A「まあ何となく人の書いた短冊は見てみたいよな」
友人B「ああ、まさに外道だがな」
友人A「どれどれ? え〜っと……『赤ちゃん』」
友人B「…………………………なんか、名前を聞かなくても誰が書いたか分かるな」
友人A「…………………………しかもすんげえ達筆だ」
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:07:00.57 ID:duKk5GmY0
なんだか七夕なのに何にもしてない自分が哀れに思えてきた。
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:12:36.16 ID:c5qWJX/H0
こうして俺たちと同じ素クールタイムを共有してるじゃないか……それで、充分だろ?
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:14:22.88 ID:duKk5GmY0
ですよねー。
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:14:37.58 ID:3cyME+EW0
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:17:53.65 ID:duKk5GmY0
>>446 その発想はなかったww
GJGJ頑張ってくださいませ。
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:27:38.42 ID:yEi44NBJO
七夕で思い付いたネタが氏にネタだった…
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:28:26.54 ID:tNdnc+cW0
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:38:41.68 ID:awLnEV/90
こちらス.ネーク。現在潜入.調査中だ。
どこにだ.って?おいおい、忘.れたのか?
あのスカ.イヤーのHPに.俺はもう一ヶ月以上い.るんだぞ?
http://members.goo.ne.jp/home/nappaking ←ココ
まったくお.前らは・・・.。じゃあ分か.るように初めか.ら説明してや.る。
【ターゲ.ット】
スカ.イヤー
・逗子開成.中に通.う中学二年生(何.かにつけて『開.成』を主.張)
・以前.某ネトゲで荒らし.行為をしたためア.ク禁をくらった
・自分のH.Pを自分で荒らして.いる(注意してく.るヤツを荒らし呼.ばわり&レス削除)
・人のコメ.ントに非常に敏感.で、馬鹿にすると大体反.応してくれる(帰れ、消え.ろ、もう来る.な!等)
【状.況】
一ヶ月前ス.カイヤーのHPに大.量のvipperが押し寄.せ、掲示.板を荒ら.し田代.を撃ち、vip陣が辛.くも勝利を.収めた。
しかしス.カイヤーはH.Pを移転させ、何と.か生き延び.ていた。その事態を知.った数名のvipperがヤツのHPに忍.び込み
今.度こそヤ.ツを消.滅させようと現在.交.戦中。
しかし.状況は極め.て悪く、たかが厨.房相手にvip.perが押さ.れぎみだ。そこで勇気あるv.ipperに応援を頼.みたい。
【任務.内容】
極め.て簡単だ。
http://members.goo.ne.jp/home/nappaking ↑スカ.イヤーのHPに.行き、掲示.板に一言書.いてくれればいい。何を書いて.も構わない。
また、田代.砲を所持している者は忘れずに携.帯していくように。
前.回の戦では一日で900.0hit→800.00hitという戦績を.あげた。今回も皆の働.きに期待している。
また、後.方支援部隊に志願し.た者はこの襲.撃内容を他のスレ.に貼り、さらに兵を.募ってくれると助かる。
では諸君の.検討を祈る。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/28868/1152258309/
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 18:50:20.31 ID:K7MzzLWf0
こちらクー。現在潜入調査中だ。
どこにだって?おいおい、忘れたのか?
あの男の部屋に私はもう一ヶ月以上いるんだぞ?
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1151991924/ ←ココ
まったくキミたちは…。じゃあ分かるように初めから説明してやる。
【ターゲット】
男
・須那尾高に通う高校二年生(何かにつけて『優しさ』をアピール)
・以前某中学校で私と性行為をしたため停学をくらった。
・自分で自分を慰めている(私が手伝おうとすると鍵をかける)。
・私のコメントに非常に敏感で、言葉責めすると大体反応してくれる(愛している、抱いてくれ、ガマンできない!等)。
【状況】
一ヶ月前男の部屋に私が押し寄せ、部屋を物色し、男に羽交い絞めされたり、私が辛くも勝利を収めた・
しかし男は自宅内の自室を移動し、何とか生き延びていた。その事態を知った私が男の部屋に忍び込み、今度こそ男と結婚しようと交渉中。
しかし、状況は極めて悪く、流石は男、私が押され気味だ。そこで勇気あるVIPPERに応援を頼みたい。
【任務内容】
極めて簡単だ
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1151991924/ ↑男の部屋に行き、そこで一言書いてくれればいい。何を書いても構わない。
また、SSや絵を所持しているものは忘れずに投下していくように。
前回の闘いでは二日で大量の戦績をあげた。今回もみんなの働きに期待している。
また、後方支援部隊に志願したものはこの襲撃内容を他のスレには張らず、あくまで私のバックアップに徹してくれ。
では諸君の健闘を祈る。
http://yy17.kakiko.com/sucool/
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:04:50.81 ID:UbHgTOPc0
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:08:40.70 ID:duKk5GmY0
454 :
フナムシ:2006/07/07(金) 19:12:29.83 ID:SN1AAh/F0
>>451 >>4 >・煽り/荒らし/コピペはクールにスルー(荒らしに反応する者も荒らし)
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:15:55.50 ID:c5qWJX/H0
クールに反応する分にはいいんじゃね? GJだし。
しまった! まさにいま俺が釣られているのか! 高度な技だぜorz
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:30:08.97 ID:VwcKg6pk0
保守
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:46:22.09 ID:fdx/Lo/VO
クー「あ、花が咲いているぞ、男。綺麗だな……」
男「んー」
クー「……」
クー「あ、また花が咲いているぞ。あれは何という花か、君は知ってるかい?」
男「んー」
クー「……」
クー「あ、タンポポだ。男、可愛いな。もうすぐ綿毛が……」
男「んー」
クー「……」
クー「おや、コンクリートを突き破って花が咲いているぞ。すごいな、自然の生命力というもの……」
男「んー」
クー「……」
クー「……んー」
男「んー」
クー「んー」
男「んー」
クー「……」
クー「…………ぐすっ」
男「悪かったよ……」
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:51:28.38 ID:fdx/Lo/VO
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 19:55:46.74 ID:VwcKg6pk0
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 20:01:50.72 ID:WOWhq72u0
あああああああああああああああああ
俺はなんで独りなんだよっ!!!!!!!!!
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 20:07:49.28 ID:eQxSZNt80
463 :
1/2:2006/07/07(金) 20:08:20.84 ID:eQxSZNt80
ク「というわけで、男君の家の前まで来たわけだが」
ツ「そうね…」
男「…二人とも、よく親の許可が取れたね」
ク「初めて一生のお願いという言葉を使ったぞ」
ツ「……(何でお母さんニコニコしながら即答で『いいよっ。がんばれ!』とか言うわけ…?)」
男「ねえ、二人とも考え直さない?何か他にうまい方法が…」
ク・ツ「ない!」
男「……そうですか。はあ、親に何て言えば……」
……
男「何なんだよあの親。今まで見たこともないほど嬉しそうな顔して
『あらぁ、こんなにかわいい娘が二人も!大歓迎!何なら今すぐ持って帰っちゃってもいいわよ』って。
おまけに親同士で妙に仲良くなっちゃったみたいだし。
ねえ二人とも、本当に1週間も俺の部屋に泊まるの?」
ク「当然だ。君を射止めるためなら何だってする」
ツ「し、しょうがないでしょ…。そういう勝負なんだから」
男「はあ……。で、うちには来客用の布団があったはずなのに『ごめ〜ん今朝捨てちゃったの』って何だよ。
まあ夏だしいいか。二人とも、狭いけどしょうがない。俺のベッドに2人で寝てよ。俺床で寝るから」
ク「君は寝る前なのに何を寝ぼけているんだ?決まっているだろう、添い寝だ」
ツ「そっ!そそそそそそそそ添い寝ぇっ!!??!???!??/////////////」
464 :
2/2:2006/07/07(金) 20:08:45.06 ID:eQxSZNt80
男「いや、さすがにそれはまずいんじゃ………
あ、あの、俺も一応男だし、その、事故ってことも……」
ク「おかしなことを言う。私達はその事故にあうために来ているのだ。なあ、ツン」
ツ「ふえっ!?あ、わわわわわわわたしはそのっ/////////////////」
男「いやだからねそのっ…あっ、クーさん、抱きつかないで引っ張らないで!(ボフッ)」
ク「うふふ、男君はやっぱり温かいな。これだけでも幸せだ
どうしたツン。寝ないのか?」
ツ「〜〜〜〜〜〜〜〜//////////(ボフッ)」
ク「さすがに三人は狭いな。まあ男の体温が感じられるから願ったり叶ったりだが。
さて寝るか。男君の顔を至近距離で見ながら寝れるとは夢のようだな」
ツ「っ!!ちょっと、男君!こっち向きなさい!!」
男「え?ちょっ」
ツ「しょ、勝負なんだからっ!私はクーの暴走を止めるために戦うの!/////」
ク「では私は男君に後ろから抱きついて色々とあててやろう」
ツ「!!!!!!!じゃ、じゃあ私はこうだっ………」
男「……今週寝れるかな……?」
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 20:25:30.75 ID:fqXOtxyL0
>>464 GJです
新しい書き手が現れてくれるのはうれしいですね
ただなんだか、ツンのほうが可愛いような気が
466 :
たなばた:2006/07/07(金) 20:32:11.63 ID:qMOVsNCKO
クー「七夕だな」
男「……七夕だね」
クー「織姫と彦星は、年に一度しか会えなくて平気なのだろうか」
男「うーん、どうだろう? クーだったら平気かな?」
クー「私なら耐えられないな。……しかし、よく考えると星の寿命は永いからな。二人で
永い時を過ごすのも悪くないな」
男「そう……」
クー「まぁ、今ここに君がいることがなにより幸せだから、それで充分だが」
男「……一応、ここ教室なんだけどね」
クー「何か問題でも?」
男「……抱き付くのは問題な気がするんですけど」
クー「これが一番落ち着くんだ」
男「……ソウデスカ」
生徒A「……もう完全にバカップルね、あの二人。……ってC子?」
生徒C「……先生、今夜一緒に天の川を見ませんか?」
生徒A「……(まさか増えるの! 一組でも大変なのにそれが倍に……)」
教師「……取り敢えず授業を進めていいかな?」
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 20:40:37.39 ID:duKk5GmY0
相変わらず生徒Cに萌えますゴメンナサイ。
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 20:40:56.36 ID:voAY/jn0O
保守。
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 20:49:29.06 ID:nA6Pf1RS0
クー「ホットケーキを作ろうと思うのだが、トッピングはお好み焼きソースと青海苔でいいか?」
男「何故素直にお好み焼きを作ろうとしない」
クー「いやだな、最近気付いたんだ。甘味に辛味を付け足すと美味いとな。ほら、あんこにも塩を足すだろう?」
男「それがホットケーキにも適用されるだろうと?」
クー「うん」
男「まぁ……クーがそう言うなら美味しいのかもな……」
クー「おお、食べてくれるか! どんな味がするのだろうかな……」
男「ちょっと待て」
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:08:14.24 ID:qMOVsNCKO
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:14:38.51 ID:Dx4mJlWz0
生徒Cは実は素直クール設定マダー?
>>432 ここ1カ月で1回しかやっていなかったからな……すさまじい偶然だw
ちなみにタイピングでわからないときは『スナオクール』と打ち込んでいるぜwww
これが七夕効果か、恐ろしいくらいの投稿数だ…みんながんがれ
>>461 このスレの仲間がいるじゃないか
まぁこれくらいなら馴れ合いにも入らんだろ?
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:30:32.46 ID:nA6Pf1RS0
クー「……終ってしまった……」
男「なにがさ」
クー「食べ終わってしまった……プリン……」
男「そんなことで余命宣告された人間みたいな顔するなよ……。ほら、俺のあげるからさ」
クー「ほ、本当か!? ありがとう、おと……」
男「嘘だよー。あはは、全部食べちゃったー」
クー「…………」
男「……クーさん?」
クー「……許せない」
男「え?」
クー「許すもんかァァ!」
男「あ、アルゼンチンバックブリーカー!? ぎゃああああ!」
クー「と、いう夢を見たんだ」
男「あげればいいんでしょ、俺のプリン……」
>>473 gj
どうでも良いが吹奏楽曲の七夕って曲、結構イイ(・∀・)!!フレーズがあって好き
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:35:13.46 ID:/N8XMDgU0
プリンなんて数年食ってないなぁ・・・
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:43:06.85 ID:nA6Pf1RS0
クー「お題がないと何とも動きづらいものだな……」
男「まぁね。俺たち二人だけの想像力じゃ、出来ることにも限界があるしさ」
クー「いや、まだヤれることはたくさんあるぞ」
男「卑猥なことはしないからな」
クー「何を言ってるんだい君はまったく私をそんな目で見ていたというのか汚らわしい」
男「せめて棒読みを止めろ」
クー「ということで、お題を募集する。だが私を思い通りに動かせると思うなよ。私を無茶苦茶にしていいのは」
男「黙れ」
クー「……ツンデレ」
男「やかましい!」
クー「……ツンデレ」
ツン「何よ」
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:49:17.92 ID:E5pAV6M1O
つ「素直クールと台風」
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:51:04.17 ID:tNdnc+cW0
つ「死別モノ」
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:55:05.17 ID:ZPZWRKUH0
つ【クーと下着売場】
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 21:55:38.47 ID:LdUyTzbW0
481 :
あまのがわ:2006/07/07(金) 22:04:35.00 ID:qMOVsNCKO
>>471 生徒CのCはcoolのCと呟いてみるテスト
>>457 お借りします
男「こんばんは、クー」
クー「こんばんは、男」
男「夜に改めて会うと、なんか変な気分だね」
クー「いつもは学校帰りに、そのままどちらかの家に行くからな」
男「でも、新鮮でしょ」
クー「そうだな、倦怠期対策として新しい刺激を模索するのも大切だな」
男「……それはともかく、今日は、僕がエスコートするからね」
クー「頼む」
男「ここだよ」
クー「学校の裏山か……しかし、何故ここに?」
男「いつもお互いに勉強で忙しいでしょ? ここは、僕の気分転換の場所なんだ」
クー「そうなのか……」
男「ほら、僕の横に座りなよ」
クー「ああ、しかしここは夜景も見えないぞ?」
男「だからいいんだよ、ほら空を見上げてごらん」
クー「…………!」
男「いい夜空でしょ?」
クー『これまで見上げることは少なかったが、君と見ると夜空は綺麗に映るんだな…』
男「一人で見ても綺麗だと思うけどね」
クー「いや、君と見るからこんなにも心に響く」
男「……泣いてるの?」
クー「……ああ、嬉しくてね」
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:16:56.67 ID:zlJ2W8yr0
ほのぼのしてていいなぁ、GJ
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:17:24.76 ID:nA6Pf1RS0
>>477 クー「風が強いな……」
男「台風42号がきてるらしいからね。雨で洪水になりそうな勢いだ」
クー「ちょっと外出てくる」
男「俺の話し聞いてた?」
クー「ああ、冷たい……!」
そう言って笑み、天から降り注ぐ自然に身を任せる彼女は、とても美しかった。
まるで、彼女自体が天より降臨せし女神のようだった。俺は玄関の中からずぶ濡れになる彼女を見て、
男「思うか、そんなこと」
クー「んー、雨……いい……な。たまに……自……恵みを身に……受け……と思……」
男「なに言ってるかわかんないぞ……。ほら! 風邪引くから戻ってきなさい!」
クー「戻りたいが……戻れな……」
男「あー、風邪強いからね、って転んだ……」
クー「わっ、うぶっ! 助け……おぼれ……」
男「クー、無茶だったんだよ……」
男「くしゅっ! ……ずず」
クー「まったく、大丈夫か? 今玉子酒を作ってきてやるから、待っていてくれ」
男「うん……」
男「……何で俺が風邪引いてるんだろう」
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:23:21.36 ID:fdx/Lo/VO
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:25:35.68 ID:yoRmuu9zO
俺には学生の頃に好きな女の子がいたんだよ。
その娘も俺のことが好きだった。
周りから よく冷やかされたものさ。
だけど、恋人にはなっていなかった。
あの娘のストレートな感情表現が俺には とても恥ずかしくて。
受け入れられなかったんだ。
ガキだったんだな。
仲はよかったんだよ。
仲間が羨ましがるくらい。
とても可愛い娘だったし。
好きだったんだ。
そう、誰よりも好きだった。
愛していたんだよ。
でも、俺は彼女を受け入れることができなかった。
好きだったのに。
愛していたのに。
クー、いま何してる?
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:26:48.76 ID:duKk5GmY0
みんなGJ!!
こんなに投稿数が増えるんなら一人ぼっちの七夕も悪くないな。
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:27:16.20 ID:E5pAV6M1O
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:32:38.31 ID:fdx/Lo/VO
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:34:51.87 ID:l3iLvpT5O
ここはマジアカ校。生徒の皆は賢者を目指し、日々勉強を続ける。
クー「また同じ授業だな、よろしく」
男「…あれ?お前、先週ケルベロス組に上がんなかったか?」
クー「隣に君のいない授業など意味はない」
男「は?」
クー「という訳で、全問わざと間違ってエルフ組まで降りてきた」
男「……」
クー「これからはずっと一緒だ」
男「…ア、アホか!」
クー「? 嬉しくないのか?」
男「嬉しい、嬉しいけどさ…なんか俺がカッコ悪いじゃん」
クー「…すまない」
男「…俺がお前の場所まで上ってくよ」
クー「…! 男ォ!」
男「ば、教室で抱きつくな!」
クー「…とはいえ、今の君ではケルベロス組は少々厳しいな」
男「え?」
クー「特訓だ」
〜特訓開始〜
クー「遅い、並べ替えなど問題を読まずに答えを作れ」
男「ちょ!」
クー「君が間違える度に私は君への愛をタイピングで綴ろう」
男「待てぇ!」
ガルーダ「青春ですな」
アメリア(そうかなぁ…?)
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:36:55.60 ID:nA6Pf1RS0
>>478 クー「唐突だが、君の発言履歴は調べさせてもらったぞ」
349 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/07/07(金) 00:26:35.16 ID:tNdnc+cW0
余命半年の素直クールってどうかね
クー「これはどういうことだ……。君はそんなに私に死んでほしいというのか……?」
クー「まことに遺憾だ。言っておくが、私はそう簡単にくたばるつもりはないからな」
クー「おそらく君はきっと、死を目の当たりにして私が慌てふためく姿を見たいのだろうが、そうはいかんぞ」
クー「私はいつ死ぬことになっても構わないように、日々を精一杯いきている」
クー「だから……」
クー「男!」
男「わっつ?」
クー「今からお寿司食べに行こう! 大とろが食べたい!」
男「……寝ぼけてるのか?」
クー「馬鹿な、私は正気だ! もし大とろを食べたことのないまま死ぬことになったら、私は死んでも死にきれないぞ!」
男「大丈夫だってば。家でごろごろして漫画読んでるうちは、日本じゃ死にはしないからさ」
クー「むぅ……」
男「それより、一緒に夕飯つくろうよ。大とろには及ばなくても、二人なら美味しいものが作れるかもよ?
クー「……前言を撤回しよう。やはり、私はいつ死んでも後悔することになりそうだ」
491 :
489:2006/07/07(金) 22:37:29.86 ID:l3iLvpT5O
>>471 久々に書いてみたw
またいつかマッチング出来る日を楽しみにしてますw
492 :
485:2006/07/07(金) 22:47:14.55 ID:yoRmuu9zO
昔のことを思い出して携帯から書いてみた。
文才ないなぁ。
前にフラレる素直クールの話があったからさ。
結ばれなかった男側から書いてみた。
どなたか、もっとセツナクまとめていただけませんかね。
493 :
おわかれ:2006/07/07(金) 22:53:10.78 ID:qMOVsNCKO
>>478 回避なし純粋死別ものです。苦手な人はスルーでお願いします。
私と男が出会ったのは高校時代、それから同じ大学ヘ行き結婚した。
そして今――私は墓前に立っていた。
クー「男、先に逝ってしまうとはな……」
――線香に火をつける。
クー「逝くときは一緒にと言っていたのにな……」
――火の着いたそれを供える。
クー「言いたい事は色々あるが、そちらに逝くまでとっておこう」
――どの道、私もすぐに逝ける。
クー「一世紀近くも共にいたが、やはり君は素晴らしい人だったよ」
――来世でも巡り逢いたいと思えるほどに。
クー「だから、私がいくまで待っていてくれ」
いつの間にか昔の口調に戻っていた自分に驚きつつ、孫達の所へ歩き出した。
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:56:27.47 ID:ZPZWRKUH0
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:57:16.10 ID:tNdnc+cW0
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 22:58:17.05 ID:zlJ2W8yr0
長編投下します、6レス使います
一応、数分経ってから投下します
497 :
伏竜鳳雛1/6:2006/07/07(金) 23:00:14.61 ID:zlJ2W8yr0
遂にスウは学校に行くのを諦め、俺の手が引くままについて来る。
まず必要になってくるのは金だ。近所のコンビニに設置されているATMから預金を下ろす。初めて万単位で金を下ろした。
次に着替え。制服のままは流石に不味い。一旦別れるとスウが学校に行くかもしれないので、先に俺の家に戻って俺が着替え、その次にスウの家にへ。スウには比較的、女の子っぽい服装をさせることにしよう。
で、結果が白いTシャツに紺色のGパン……ボーイッシュ、ってことにすりゃいいか。本当に女物の服がない。
化粧品が無いので、髪型の微妙な変化を付ける。とりあえず女でも不思議ではないって感じの容姿になった。
ついでに、スウが何時も通学に使っているリュックサックの中を空にして、スウに背負わせる。
「これは何に使うのだ?」
「ま、向こう行ってからのお楽しみってこった」
さてと……あとは無断欠席にならんように連絡しなくちゃいけねーけど……。
栄土先生に直接連絡入れるのは駄目だ。スウの事情を知っていると勘ぐられる。いや、二人休んだ時点で手遅れかもしれんが。
委員長の良和も駄目だ。アイツに聞かれて上手く誤摩化す自信が無い。
絶対に誤摩化せる級友……渡辺しかいないな。
時計を見て、最初の授業が終わっている時刻なのを確認すると携帯から渡辺にメールを入れる。あれ、どうして渡辺のメアド知ってるんだっけ……まぁいいか。
【俺と雛良、体調悪いから休む】
とりあえずこれでいいか。送信、と。さーて、後方の憂いはこれでなくなった。
「じゃ、行こうぜスウ」
「……その前に確認しておきたい事がある」
いざ行かんとする俺の袖を掴むスウ。……待て、何だこのプレッシャーは? 怒ってる訳ではないみてーだけど。
何か、スウの背後に火の鳥のオーラが見えるぞ。
「これは君とのデートだ。君が特殊な性癖を持たない限り、俺は出来る限り君の恋人であろうとする。依存は?」
「んだよ、そんなことか……ああ、いいぞ。覚悟の上だ」
「では、失礼」
そう言うとスウは掴んでいた俺の腕をたぐり寄せ、その腕に抱きつく。
498 :
伏竜鳳雛2/6:2006/07/07(金) 23:00:45.89 ID:zlJ2W8yr0
うん、何だ。初っ端からボディブロー繰り出して来たか。これはヘビィな腕組みですねっ! ――いや冷静になれ、多分スウはもっと過激な事を求めてくる筈だ。これはまだ序の口という事にしておこう、うん。
ってこれ以上があるのか……大丈夫か、俺の覚悟?
「何を突っ立っているリュウ、早く行くぞ」
「おう……わーったよ」
時刻は九時を回ったあたり。スタート地点は鳳家リビング。さて、行くとしますか。第一回、伏竜鳳雛デート大会。
「あれれ〜私の携帯電話がないよ〜?」
電車に揺られる事三十分……。
ずーっと腕組まされたまんまだった。駅に着くまでも、ホームから電車乗ってからも、電車乗ってる最中も。
トイレ行くと言っても「一緒に行く」とか。いや、無理だから、女をトイレ連れてくの無理だから。
とまぁ……静脈狙いの絞め技を食らいながらも、何とか隣町の駅に辿り着いた。
駅前のロータリーに立つ。朝は恐らく通勤通学で賑わっているのだろうが、それは一時間前。今は結構人も疎らだ。
「しかし、これから水族館に行くのは些か早すぎるのでは?」
「ちゃんと考えてある。デパートで時間を潰すぞ」
「……まさか地下食料品売り場で試食巡りとかするのか?」
「ちげぇっての。ま、来れば分かるさ」
ここの駅前のデパートは品揃え、値段共に俺達が住んでる街のデパートよりも上。たまにこっちに買い物に来ることだってある。開店が九時と早いのも特徴だ。
スウが指摘したデパ地下には行かず、真っすぐに二階の衣料品売り場に向かう。夏物大セール、五十%OFFというポップが店舗を埋めていた。おし、読みは合ってたな。
499 :
伏竜鳳雛3/6:2006/07/07(金) 23:01:14.02 ID:zlJ2W8yr0
相も変わらず腕にしがみついてるスウは、辺りをきょろきょろ見回している。んな珍しい物でもなかろうに……。
「服を買うのか、リュウ?」
「ああ、お前の服だ」
「……はい?」
さっぱり意味が分かりません、と目をぱちくりさせるスウ。
「だから、お前の女物の服を買うんだよ。買ったら即着ろ、今来てるのはリュックの中に入れろ」
「そんな……俺は服なんて」
「まぁ俺はよく分からないから参考にはならん。困ったら店員に聞け……あ、安いの買えよ」
「だから俺は」
「はいストップ。これは俺がやりたいからこうやってるんだ、お前に文句言われる筋合いは無い」
かなり滅茶苦茶な理論だが、強引にスウを気迫で丸め込む。
そう、俺がやりたいからやる。他人の都合なんて気にしない。これが昔の俺のスタイル。スウと一緒になってからは随分と忘れてたけど。
「……では、ありがとうと言う必要も無いな?」
「当然。ほら、服選んでこいよ」
ようやく、スウは俺から腕を離し服を物色しに店の中に入って行く。
しかし……アイツに似合う服って何だろうな? 店に飾ってある物を見て考えるが、思いつかない。そう派手でもない、しかし地味でもない。イメージとしては暖色と寒色を混ぜた具合の、ズボンかスカート……。
おいおいそれじゃ何でもいいみたいじゃねぇか? 俺ってそんなにセンスねぇなぁ。
でも半分は中性的なスウのせいということにしよう……うん、そうしよう。
「なぁリュウ、君の意見を聞きたい」
「だから俺じゃアドバイスにならないって何ぃ!?」
スウに振り返ると、あいつは抱えるほどの色鮮やかな布を持っていた。
まぁそれが普通の服なら何ら問題ない。問題は……それら全部、女物の下着だったからだ。
「さぁ、選べ」
500 :
伏竜鳳雛4/6:2006/07/07(金) 23:01:34.91 ID:zlJ2W8yr0
「何故俺が!?」
「どうせ付けるならリュウの好みの下着を付けたい」
……そういや、スウは女物、パンツ以外持っていないんだっけ? 確か今もサラシ巻いてる筈だ。
確かに女物の服って言ったら下着も入るんだろうけど、その選択権を俺に委ねるなっつーの。
「こういう無地なもか? こう少し透けている感じの物か? おお、苺柄だ。それとアニマル柄か? これは凄い、豹柄」
「いや、こういう物を俺が選んでも……」
「君が選んだからこその勝負下着ではないか?」
うわーコイツ勝負する気満々だぁ……。
「あのお客様? 商品の試着はよろしいのですがそのように大量に持って行かれますと他のお客様の迷惑に」
恐らく衣料店の店員だろう、女性がスウの肩を叩き、忠告する。
これはチャンス。スウを回り込み、女性店員の前に立つ。
「えっとすんません、コイツに似合う服探してもらえないっすか? それと下着も……出来るだけ安めに」
「あ、はいかしこまりました。ではこちらにどうぞ」
強引に誤摩化したのが分かったのか、スウは不満そうだった。だってなぁ、変なの選んで変態扱いされるのは嫌だし。
店員の後に付いて行くスウ、が数歩歩いた所で俺の所に戻って来て、その下着の山を俺に押し付ける様に預けてくる。
「何ぃ!?」
「戻しておいてくれ。向こうにカゴがある、その中だ」
そして何事も無かったかの様に店員の方に行くスウ。その場に大量の下着を持たされたまま放置された俺。
周囲から何やらひそひそ声も聞こえて来る……何か嫌な視線も感じてきたぞ?
仕方なく今手の中にある物を見る。うわこんな派手なのもあるのかよすげーなーって違うっ!
さぁ、早くこれを戻さなければ。……俺のナイーブな心が傷付く前に。
501 :
伏竜鳳雛5/6:2006/07/07(金) 23:02:08.47 ID:zlJ2W8yr0
やれやれ、リュウも突拍子も無い事を考えてくれた。突然というのでは俺も負けてはいないか?
しかし女物の服か……もう二度と着る事も無いと思っていたが。
「今のは彼氏さんですか?」
前を歩く店員が話しかけて来る。スキンシップのつもりなのだろうが、そういう込み入った事は聞かない方がいいのでは?
――俺はリュウのことが好きだ。誰よりも彼を愛している自信がある。でも俺は、男として生きないといけない。そうでないと、リュウから離れてしまうから。愛するからこそ、恋人になれない……ああ、なんて矛盾なんだ。
でも今は、この瞬間だけはただ一人の彼女を愛する女性として、
「ああ、そうだ」
「やっぱり。お店入ってからずっと腕組んでたから。お金はあの人が出すんですよね? いいボーイフレンドですね」
立ち止まり、笑ってくれる。とても柔らかい綺麗な笑顔だ。
……ああやって笑う事も、俺にはもう二度と無いのかもしれない。
「さてと、それじゃあスリーサイズを教えて下さい」
「分からない。測った事が無い」
「ええっ!?」
意外だとでも言わんばかりのリアクション。……胸はサラシで強引に潰しているし、ボディラインが出ないよう大きめの服を着てるから測る必要すら無い。
「ええと、じゃあサイズ測りましょう……彼がメロメロになる服装にしてあげる」
メロメロとはまた死語を……だがメロメロか、リュウが俺にメロメロ……はっ、涎が垂れてしまった。
言われるがまま、近くの更衣室に入り服を脱ぎ始める。サラシを見ると店員はおかしな表情をしたが、当然だろう。このご時世に下着としてサラシを使っているなんて珍しいにもほどがある。
さぁリュウ、覚悟していろ。君をメロメロにしてやろう……。
502 :
伏竜鳳雛6/6:2006/07/07(金) 23:02:27.28 ID:zlJ2W8yr0
返して来るっても、山になってるの上から適当に放り投げただけ。多分あれでいいんだろうけど、乱雑すぎて生地が痛んでたらどうしよ? やっぱ弁償なのか?
いや、本当に聖域的な何かがあるよな。女の下着コーナーって。
下着置いて、逃げる様にして帰って来て、近くの自販機でジュース飲んでいる訳だが……。
そういや渡辺からメールの返事貰ってねぇ。アイツ気付いてねぇのか? あんな性格だからありえるな。確認のメールでも
「リュウ」
「あ、スウか。どうだった服わ……」
さて、しばらく絶句するから時間をくれ…………………………………………………………………………………………あんがと。
まず下から膝まである青いスカート、確かキュロットっつー種類のやつだ。上は柔らかい青色のブラウス。全体的に清涼感がある青で統一したらしい。結構似合ってる。メチャクチャ似合ってる。
普段の学ランからかなりかけ離れた姿にドキドキしてしまう。これが可愛いって奴なのか?
「どうだリュウ、似合っているか?」
くるりとその場で回ってみせるスウ。ふわりとスカートの裾が上がり、慌てて押さえている。ああ、何かその仕草にとてつもなく感銘を受ける。これが良和の言う『萌え』というものなのか?
少し見下していたというか何というかだったが……すっごくいいじゃねぇか。
「むぅ……腿がスカスカする、とても落ち着かない」
「まぁ今までズボンだったのがいきなりスカートだからな。で、その服でいいのか?」
「……どうだリュウ、メロメロか?」
モデルみたいなポーズを取って、挑発?してきた。別に露出が高いって訳でもないのに……何故だ、何故こうも胸が高鳴る?
口で言うのが何故か恥ずかしく、黙って首を縦に振る。
「ならばこれにしよう。ありがとう店員さん、リュウをメロメロにすることが出来たぞ」
「えーっと、これ全部でいくら?」
店員から伝票を貰い、目を通す…………。
今日連れて来た諭吉が半分死んだ。
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:04:19.39 ID:zlJ2W8yr0
>>479 >>つ【クーと下着売場】
こうですか、ごめんなさい。というか偶然そういうシーンがあって……シチュはかなり歪曲してるけど
もしナデシコのルリを素直クールと認めてくれるのなら、今こそ言おう。
短冊に「ナデシコ2放送しますように」と書いて来た
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:07:41.10 ID:iQ9sH4JN0
ラピスはー?
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:10:17.29 ID:ZPZWRKUH0
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:11:03.09 ID:duKk5GmY0
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:13:05.73 ID:qMOVsNCKO
>>503 素晴らしい! メロメロになってしまいそうでした。
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:17:28.31 ID:yEi44NBJO
4レス使います
509 :
1/4:2006/07/07(金) 23:18:00.73 ID:yEi44NBJO
私の彼はもうこの世にはいない。去年の今日、七夕の日に死んでしまった。
前夜の雨で増水した川に一人の女の子が落ち、彼が命がけで助けた。女の子はたいした怪我もなく助かり、彼は力尽きて流されてしまった。結果、私は取り残されてしまった。
そして、今年の七夕の日の夜、私は彼が流れついた場所に来た。ここが彼に一番近いような気がしたからだ。
「まったく、君はおかしな人だな」
彼は、笑顔で死んでいた。
「どうして笑っているんだ」
目を閉じれば、彼の笑顔が瞼の裏に映る。しかしそれは、すぐに彼の死顔になった。
「君がいない世界、私はどうやって生きればいいのだ」
彼がいなくなった世界は、無機質なモノクロテレビ。私にとって、なんの価値にもならない。
510 :
2/4:2006/07/07(金) 23:18:33.93 ID:yEi44NBJO
「君に逢いたいな」
手に持っているのは小さな竹。もちろん、私の願い事も書いてあった。
『君に逢えますように』
一歩、また一歩、川の中に進んでいった。今年も川は増水していて、足が思うように動かなかった。それでも進んでいった。
「私は、君の側に行けるかな?」
より確実にするために、もっと深い所まで。不思議と恐怖は感じなかった。あと一歩。その時、後ろから声がした。
「どうも、お久しぶりです」
振り返ると、女性と女の子がいた。
「あなたは…」
彼が助けた女の子の母親だった。
「どうして、ここに…」
浮かぶ疑問。増水している川に近付く物好きな人はいないはずなのに。
511 :
3/4:2006/07/07(金) 23:19:05.64 ID:yEi44NBJO
「あなたの彼氏からあなたに伝えたいことがあるそうです」
「えっ?」
詰まる言葉。止まる思考。蘇る彼の笑顔。
「あのね、あの人がね、あなたに言いたいことがあるって」
女の子が言った。
「くーの馬鹿野郎っ!俺はそんなこと望まないっ!」
私の中で何かが揺れた。
「この子、夢を見たっていうんです。私を助けてくれた人が伝えたいことがあるって」
「そんな…」
「私も最初は信じられませんでした。でもこの子がどうしてもって」
「うん」
親子は去っていった。私は川から出た。そして家に帰り、濡れた服を着替え、全てをやり直そうと決めた。
512 :
4/4:2006/07/07(金) 23:19:37.99 ID:yEi44NBJO
私は今、彼が飛び込んだ場所に来ている。
「私は、本当に馬鹿だな」
そんなことをしても、彼は決して喜ばない。
「そんなこと、わかっていたはずなのに」
手に持っているのは小さな竹。願い事は二つ。書き換えた。
『クーが幸せになりますように』
『男が幸せになりますように』
私と彼の願い事。もう一度、川に入る。今度は膝が水につかるまで。そして、竹と願い事を水に浮かべる。それらが川を下り、いつか彼のもとにたどり着くことを祈りながら、私は天を見上げた。そこには、天之川があった。
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:25:26.23 ID:XhGiaewdO
>>503 GJ!!
しかし、ナデシコ2とステルヴィア2は…
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:27:01.67 ID:qMOVsNCKO
保守。
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:35:37.50 ID:tNdnc+cW0
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:42:41.25 ID:yoRmuu9zO
今夜はすごいねぇ。
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/07(金) 23:50:56.62 ID:pwyHLAqJ0
クーと七夕は凄い似合うって事だな
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>512 涙腺に北、GJ
>>513 スウ「中の人曰く『一生懸命祈ってれば夢は叶うってばっちゃが言ってた。足りない分は勇気で補ってるからおk』
とのことだ。馬鹿馬鹿しいが許してくれ」
リュウ「ブラックサレナはACEで世話になったかんなぁ……改良機出るのなら楽しみだけど」