( ^ω^)スレ立てありがとうだお。
2 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:43:56.76 ID:glZnZBfU0
第1部
第1話( ^ω^)おいすー、ブーンだお!
( ^ω^)「今日もいい天気だお」
ブーンは大陸の東のほうにある地方都市、ニー即シティの大学生である。
ブーンは、学生寮の扉を開けて外に飛び出した。
早朝の空は薄い青色で、風は春のにおいを含み、すがすがしい。
こんな日には、ブーンがしたくなる。
⊂二二二( ^ω^)二⊃「ブーンだお!」
3 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:44:36.86 ID:glZnZBfU0
ブーンは大学の研究室に到着した。
( ^ω^)「おいすー。ミルナ教授、レポートもって来ましたお
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
(;´Д`)
_(ヽηノ_
ヽ ヽ
( ゚д゚ )
_(ヽηノ_
ヽ ヽ
( ゚д゚ )「ノックくらいしろやゴラァ!」
( ^ω^)「正直スマンかったwwwwwww」
4 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:45:20.33 ID:glZnZBfU0
ミルナ教授はブーンのレポートを読み始めた。
読み終えると、ブーンに話しかけた。
( ゚д゚ )「よくできてるな。さすがは内藤だ。
で、どうだった?遺跡の調査のほうは。」
( ^ω^)「たいした発見はありませんでしたお。」
ブーンは大学で古代史を専攻、研究していた。
今回のレポートは、遺跡調査の報告レポートであった。
5 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:46:14.54 ID:glZnZBfU0
( ^ω^)「だいたい、遺跡の奥のほうの調査はみんな軍の研究チームがやっちゃうお。
たいした発見なんかできないお」
( ゚д゚ )「まあそういうな。軍が危険な遺跡奥地を発掘する。その出土物 を俺たちが安全に調査できるんだ。」
( ^ω^)「まあそれもそうだお。だけど僕にとって発掘物の調査とか、テクノロジーの発見なんか興味ないお。僕はただ、古代史のなぞを解き明かしたいだけだお。」
( ゚д゚ )「内藤・・・」
( ^ω^)「古代史にはなぞがたくさんあるお。魔族とはどんな人たちだったのか、魔法とはどんなものなのか、そして、「世界の裂け目」の先には何があるのか・・・。」
6 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:47:03.02 ID:glZnZBfU0
「世界の裂け目」
それは古代史に登場する、魔族と文明人の世界を分けたとされる、大陸を南北に走る裂け
目である。
遥かな時を過ぎても、世界の裂け目と、その遥か上空まで多い尽くす雷雲の層はブーンた
ちの世界に存在していた。
( ゚д゚ )「・・・またその話か。
内藤、俺も古代史のなぞを追う研究者の端くれだ。世界の裂け目の先にある、
失われた世界を見てみたいのは俺だって同じだ。
しかし、世界の裂け目に挑戦することは政府により禁じられている。
わかってくれ。」
( ^ω^)「・・・・・・はいですお。」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 07:48:56.40 ID:zxKGgFE/O
wktk
8 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:49:32.92 ID:glZnZBfU0
( ゚д゚ )「それよりな、この発掘物の使い方がわかったぞ!」
( ^ω^)「おお、ほんまですかお?それはすごいお!」
ミルナは筒状の発掘物を取り出した。
( ゚д゚ )「こうやってな、この筒をちOこに入れるとな・・・」
( ^ω^)「ちょwwwwwwさっきやってたのはそれかおwwwwww」
( ゚д゚ )「ああんwww超きもちいいいwwww」
( ^ω^)「おお!興味深いですお!僕にも貸してくれお!」
( ゚д゚ )「ほれ。私はこれを『オナホール』と名付けた!」
( ^ω^)「おっwwおっwwwおっwwww」
古代文明万歳だおwwwwwwwwww」
9 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:50:57.40 ID:glZnZBfU0
そんなわけで、ブーンは丸1日オナホールについての報告レポートをまとめることになった。
( ゚д゚ )「明日は朝一で遺跡調査に向かうぞ。
遅れんじゃねえぞゴルァ!」
( ^ω^)「おkwwww把握したwwwwww」
ブーンの毎日はとても充実してるようです。
第1話 完
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 07:53:07.62 ID:6Zpd+IchO
ちょっと覗いたけど面白そうwww
頼む昼まで残っててww
wktk
12 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 07:56:22.35 ID:glZnZBfU0
第2話( ^ω^)遺跡調査だお!
まだ少し肌寒い春の早朝、ブーンとミルナ教授は始発の機関車の中にいます。
( ^ω^)「機関車は速いお!
光る風も追い越しちゃうお。」
( ゚д゚ )「それはねえよwwwwww
しかし機関車のおかげで、移動がものすごく楽になったな。」
( ^ω^)「産業革命さまさまだお!
昔だったら遺跡発掘なんてそう簡単にいけなかったお!」
( ゚д゚ )「昔は徒歩だったからな。」
ガタン・・・ゴトン・・・。
機関車は力強く荒野を走り続けた。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 07:57:03.19 ID:ThHNlYzz0
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
を見ただけで虜ですwww
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:00:02.44 ID:Ym/rzBv00
舞台はライフコッドですか
15 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:01:50.32 ID:glZnZBfU0
機関車を降りると、駅にはトラックが止まっていた。
トラックのそばにいた軍服の男が、ブーンたちに声をかけてきた。
(´・ω・`)「お待ちしていましたよ。ミルナ教授。」
( ゚д゚ )「これはこれは、ショボン大佐じきじきのお出迎えとは恐縮です。」
( ^ω^)「お?何で軍人さんがいるんだお?」
( ゚д゚ )「ああ、今日は軍との共同調査なんだ。」
( ^ω^)「あ〜はん。把握した!」
トラックは町を抜け、荒野を走る。
昼前には遺跡に到着した。
( ^ω^)「あ〜ん。トラックの振動が、僕のアナルを刺激したお。」
どうやらブーンは、アナルの快感に目覚めつつあるようです。
16 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:05:24.88 ID:glZnZBfU0
軍との共同調査といっても、することはいつもと変わらない。
ブーンは遺跡の状態を調べ出した。
( ^ω^)「この遺跡も地面に埋もれていたようだお。
おまけに構造物はすべて丸みを帯びているお。
これはいよいよ、荒巻説が妥当するかもしれんお。」
ブーンは遺跡を調べ回っていると、なんとも珍妙な物体を発見した。
17 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:13:32.74 ID:glZnZBfU0
_,_
/ ,' 3`ヽーっ
l ⊃⌒_つ
( ^ω^)「この物体はなんだお?
もしかして大発見ktkrwwwwwww?」
/ ,' 3 「あーよく寝た。」
( ^ω^)「なんだ、人間かお。あんた何者だお?」
/ ,' 3 「ワシャ、荒巻じゃ。」
(;^ω^)「なんだってー!AA略」
18 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:14:49.42 ID:glZnZBfU0
(;^ω^)「あなたがVIP大学名誉教授兼、軍特別顧問の荒巻スカトロチノフ教授かお!」
/ ,' 3 「うん。スカルチノフね。」
(;^ω^)「ぼ、僕はミルナ教授の生徒の内藤ホライズンですお!ホライゾンじゃなくて
ホライズンと発音するのが僕のこだわりですお。ブーンと呼んでくださいお。」
/ ,' 3 「こだわり意味ないね。なんか発見あった?」
( ^ω^)「かくかくしかじか。まんまんみてちんちんおっき。
というわけで、機械文明の終末は大雨によるものだとする
荒巻教授の説が正しいであろうことがわかりましたお。」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:18:07.69 ID:KWfo+X2g0
20 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:21:26.41 ID:glZnZBfU0
/ ,' 3 「いい推測じゃのぅ。
古代史における、機械文明と魔法文明のことは知ってるじゃろ?」
( ^ω^)「もろちんですお。かつてこの世界に存在した2大文明ですお。」
/ ,' 3 「うん。で、理由はよくわからんが二つの文明は戦争を開始した。
魔法を使う『魔族』が前世紀の『魔族狩り』で絶滅するまで存在したことを考えると、
魔法文明の勝ちだったんだろう。」
( ^ω^)「機械文明の終末が大雨によることと魔法文明の関係はなんですお?」
/ ,' 3「魔法文明が大雨降らしたんじゃね?」
( ^ω^)「うはwwww適当wwwwww」
/ ,' 3 「まあ、その事実は魔族のみが知るということじゃ。」
21 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:22:48.05 ID:glZnZBfU0
( ^ω^)「僕が知りたいのはそこですお!
今の古代史研究は機械文明に偏りすぎですお!
僕は、魔法文明のことが知りたいんですお!」
/ ,' 3 「なら、世界の裂け目を超えるしかないのう。
各地の伝承は、世界の裂け目の先には失われた魔法文明の世界があるという内容で共通しておる。」
( ^ω^)「そうですお!真実は、世界の裂け目の先にあるんですお!」
/ ,' 3「じゃが、政府により世界の裂け目越え禁止されておる。
馬鹿な真似はせんことじゃ。」
( ^ω^)「・・・・。」
22 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:24:00.46 ID:glZnZBfU0
遺跡調査は数日で終わり、
ブーンがニー即シティに戻ってきた頃には、日が暮れていた。
ブーンは一人、市街を歩いた。
( ^ω^)「ミルナ教授も荒巻教授も、みんな世界の裂け目はダメだって言うお。」
( ^ω^)「でも、僕は世界の裂け目を超えたいお・・・
そして、世界のすべてを見てみたいお・・・」
(;^ω^)「だけど、世界政府には禁止されてるし、何より方法がないお・・・・」
ブーンは悩んでいた。
こんな日は、一杯呑みたくなる。
( ^ω^)「あそこのバーで、一杯やるお」
第2話 完
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:27:38.22 ID:ThHNlYzz0
GOOD JOB!!
24 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:31:57.49 ID:glZnZBfU0
>>11 スレ立てありがとうございます。
>>14 違いますお。
>>23 支援ありがとうございます。
文章で読みにくいとかはありませんか?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:37:32.09 ID:ThHNlYzz0
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:45:41.41 ID:weVeoIRJO
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:48:21.64 ID:0wtozYhy0
あ・そ・ぼう!
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:49:36.88 ID:9kzv8VVBO
世界政府に調査を禁止されている古代史の一部
なんかワ〇ンピースみたいだな
29 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:50:30.54 ID:glZnZBfU0
30 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 08:52:32.92 ID:glZnZBfU0
>>28 ちょwww
隠せてないwwwwww
まあ、王道中の王道で攻めてみてますお。
世界観の半分以上はグランディアのパク・・・イアスパイアです。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:58:59.13 ID:pqkCUMf80
イアスパイア
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:02:34.56 ID:9kzv8VVBO
結構wktkしてるんだ
早くつぎよこしなさい
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:03:24.72 ID:2VPEOsQ00
この手のスレで久しぶりにwktk
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:03:35.38 ID:BbKA18u6O
イアスパ
35 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:03:55.22 ID:glZnZBfU0
第3話( ^ω^)バーボンハウスで出会ったお!
(`・ω・´)「やあ、ようこそバーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだ、まず受け取ってほしい。」
( ^ω^)「テキーラはきついおwwww
カルーアミルクしてほしいおwwwww」
(`・ω・´)「ぶち殺すぞ。お前はポーションでも飲んでろ」
( ^ω^)「ちょwwwwwww酒じゃないおwwwwwww」
そんなこんなでポーションをのみ始めたブーンは、いつしか心地よく酔っていた。
36 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:04:57.09 ID:glZnZBfU0
( ^ω^)「マスター。やっぱり世界の裂け目を超えるのは駄目なのかお?」
(`・ω・´)「ぶち殺されるぞ。やめとけ」
( ^ω^)「やっぱそうかお・・・。」
(`・ω・´)「しかし、お前のような馬鹿は嫌いじゃない。いいことを教えてやろう」
( ^ω^)「なにかお?気持ちいいオナニーの仕方かお?」
(`・ω・´)「レッツくそみそ!」
( ^ω^)「正直スマンかったwwwwwwww」
37 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:05:37.10 ID:glZnZBfU0
(`・ω・´)「そもそも、何で世界の裂け目越えが禁止されているかわかるか?」
( ^ω^)「そんなの常識だお!でも一応教えてくれお。」
(`・ω・´)「ほんとに知ってるのか?」
シャキンマスターは語りだした。
38 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:06:53.83 ID:glZnZBfU0
(`・ω・´)「そもそも、世界の裂け目を超えようとする者はいなかったんだよね。
底の見えないほどの深い裂け目と、はるか上空まで積み重なった雷雲の層が
渡ろうとする者のやる気を奪っちゃう以前に、
空を飛ぶ方法自体が存在しなかったからね。」
(`・ω・´)「でも、水素動力の発見が産業革命をもたらした。
それから、機関車や車、そして飛行機械が作られるようになったんだよね。
飛行機械は軍だけでなく、民間の機械工達も作り出した。
軍の奴も民間の奴もたくさん世界の裂け目に挑み、雷雲の中に飛び込んでいったよ。
しかし、誰一人帰ってきた奴はいなかったんだね。」
39 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:13:59.11 ID:glZnZBfU0
(`・ω・´)「事態を重く見た軍は、飛行機械による世界の裂け目越え作戦を中止し、世界政
府は民間に世界の裂け目を超えることを禁止する旨の法律を発布したんだ。
いわゆる「世界の裂け目法」だね。」
(`・ω・´)「それでも民間の機械工達による世界の裂け目越えはなくならなかった。
だから政府は飛行機械の製作までも禁じ、飛行機械を製作したものは死刑、
家族にも刑が及ぶと言う、異例の重罪規定を法律に盛り込んだんだね。
これが功を奏したのか、世界の裂け目越えをするものは激減したよ」。
40 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:14:35.11 ID:glZnZBfU0
( ^ω^)「正直、知らんかったおwww」
(
`・ω・´)「ぶち殺すぞ。
それでな、いいことというのはだな・・・・」
そのとき、バーのドアが開いた。
年齢はブーンより少し上くらいだろうか?
細身の、やや背の高い、目つきの悪い男が入ってきた。
男はブーンの隣のカウンター席に座った。
41 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:15:28.09 ID:glZnZBfU0
('A`)「おいすー。マスター、いつもの。」
(`・ω・´)「やあ。はい、テキーラ。」
('A`)「ちょwwwそれじゃねえwwwwwww芋焼酎くれよwww」
(`・ω・´)「ぶち殺すぞ。でな、ブーン。いいこと、とはこいつのことだ。」
( ^ω^)「お?」
('A`)「ん?」
これが、二人の男の運命的な出会いだった。
42 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:16:31.53 ID:glZnZBfU0
(`・ω・´)「ああ、紹介がまだだったね。こいつはブーン。ニー即大学の学生だ。」
('A`)「おお!すげえじゃねえか!よろしくな。」
( ^ω^)「あ、よろしくだお。」
(`・ω・´)「で、こいつは毒男。VIP大学出身だ。」
( ^ω^)「VIP大学!!あんたのほうがすごいお!!!」
VIP大学は首都VIPシティにある大学で、この世界の最高学府である。
日本で言う東大である。
43 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:17:14.92 ID:glZnZBfU0
('A`)「いやあ。照れるなwwwww」
(`・ω・´)「いやすまない。でも、卒業じゃなくて、退学なんだ。」
('A`)「それを言うなよ。」
( ^ω^)「それでもすごいお。でも、なして退学になったんだお?」
(`・ω・´)「うん。それは飛行機械を作ろうとしたからなんだ。」
( ^ω^)「なんだってー!AA略」
44 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:18:36.16 ID:glZnZBfU0
( ^ω^)「そもそも、なんで飛行機械を作ろうと思ったんだお?」
('A`)「聞きたい?聞きたい?」
(`・ω・´)「早く言え。ぶち殺すぞ。」
('A`)「おー怖w
で、話すと長くなるんだが・・・」
毒男はテキーラを一口飲んだ。
('A`)「まずい。芋焼酎にしてくれ。」
(`・ω・´)「ぶち殺すぞ。ほれ。」
シャキンが出した芋焼酎を一口、口に含み
毒男はグラスをカランと鳴らす。
そして、毒男は語りだした。
第3話 完
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:20:13.31 ID:2VPEOsQ00
うはwwwクオリティタカスwwww
ガンガン世界観のイメージ膨らむから個人的に普通の長編小説にして書きてえwww
46 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 09:27:23.06 ID:glZnZBfU0
今朝はこんな感じです。
wktkしてくれる人もいてうれしい限りです。
イアスパイアです。
スレが落ちそうならもう1話だけ投下しますが。
>>45 こんなんでよければぜひ書いてください。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:30:08.35 ID:2VPEOsQ00
>>46 この話の今後の方向性がわかればメモっておいて、今書いてるものが終わったら是非、書かせていただきます。ww
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:32:09.89 ID:5aXaII1kO
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:35:23.48 ID:zqzVjkj7O
世界ノ全テのことか
50 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:00:27.50 ID:glZnZBfU0
自分で保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:09:10.03 ID:2VPEOsQ00
78さん、もう一話投下お願いします
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:30:26.63 ID:4P60ai6s0
ほ
53 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:33:16.14 ID:glZnZBfU0
保守がてら投下します。
54 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:34:29.04 ID:glZnZBfU0
第4話( ^ω^)毒男の昔話だお!
('A`)「俺の親父は、飛行機械技師だったんだ」
( ^ω^)「すごいお。息子も優秀なら、親父も優秀だお」
('A`)「いやあwwww
まあ、親父は俺ほどいい大学出てないがなwww」
( ^ω^)「自慢ktkrwwwww」
(`・ω・´)「ぶち殺すぞ毒男。」
('A`)「いや、スマンかったwww
で、飛行機械を作る親父の背中に俺はあこがれていたんだ。
でも、飛行機械は危険だからって、親父はあまり俺を乗せてはくれなかったな。」
そういうと毒男は芋焼酎を一口、口に含んだ。
グラスの中の氷が、からんと乾いた音を立てる。
55 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:35:21.51 ID:glZnZBfU0
( ^ω^)「息子思いのいい親父さんだお」
('A`)「そうだなwいい親父だったよ。
今でも俺は親父を尊敬してるよ。
で、親父の作った飛行機械に乗せてもらったことが何度かあったんだ。
はじめて飛行機械に乗せてもらった時のことは今でも忘れねぇ。
飛行機械から見る世界は広大で、荘厳で、風が生き物のように吹き抜けていったな」
毒男は語りながら目を細めた。
その目は、今は遠い、もう戻らない過去の光景を見つめているのだろうか。
56 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:36:16.74 ID:glZnZBfU0
('A`)「で、俺が中学に上がる前くらいかな。
あの日はやってきた。
夕食を食べ終わった後、親父は言ったよ。
『俺は世界の裂け目を超える』ってな。」
( ^ω^)「・・・・。」
('A`)「お袋はずっと黙っていた。
ただ一言だけ、こう言ったよ。
『見送りはしない。ただ、必ず帰ってこい。』ってな。」
(`・ω・´)「・・・お袋さんは、きっとその日が来ることをわかってたんだろうな。」
毒男は、少し寂しげな笑みを浮かべて頷いた。
バーには、いつの間にかブーンたち以外、誰もいなくなっていた。
毒男が再び語りだすまでの間、シャキンがグラスを磨く音だけが、バーに響いていた。
57 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:38:45.85 ID:glZnZBfU0
('A`)「俺は親父が大好きだった。
だから親父には行ってほしくなかった。
憧れる親父の太い腕、広い背中。そんな親父の姿を、俺は見失いたくは無かった。
でも、夕食のとき言えなくてな・・・。
それで次の日の早朝、俺は親父の工場に行ったよ。
親父を引き止めるつもりでな。」
('A`)「だけど、飛行服に身を包んだ親父を見たとき、俺は涙しか出なかった。
あの涙はなんだったんだろうな。今でもわからない。
そんなただ泣くだけの俺を親父は抱きしめてこう言ったんだ。
『お前たちには本当に悪いと思ってる。
だけど、これは父さんの夢なんだ。
この夢をあきらめれば、俺は干からびた魚みたいになっちまう。
そんな姿、お前たちには見せたくないよ。』」
毒男は再び目を細めた。
きっとその目は、あの日の自分と、そしてあの日の父親を見つめているのだろう。
58 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:39:53.56 ID:glZnZBfU0
('A`)「最後の親父の言葉は今でもはっきり覚えている。
『だめな親父でごめんな。
だが、父さんは必ず戻ってくる。
だからその時は、また一緒に飛行機械で空を飛ぼうな。』
・・・だけど、親父は戻ってこなかった。」
ブーンは毒男の方をちらりと見た。
空になったグラスを見つめる毒男の目が、きらりと涙が滲んでいるように見えたのはブ
ーンの見間違いだったのだろうか。
59 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:40:42.22 ID:glZnZBfU0
('A`)「親父が行ってすぐ、世界の裂け目に挑むことは禁止されてな。
今思えば、親父が急にあんなことを言い出したのは、世界の裂け目に挑戦することが禁止されるのを知ってたからなのかもしれないな。
それからお袋は、愚痴の一つも言わないで
親父の残した工場のきりもりをしながら俺を育てたよ。
で、高校生のときに俺が飛行機械技師になるって言ったとき、
お袋は通帳を取り出してこう言ったよ。
『父さんの残したお金はすべてこの中にとってある。
お金の心配はしないで、お前は思いっきり夢をかなえな』ってな。」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:40:49.12 ID:t5sQHxAV0
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
やあ、また君か(´.ω.)
悪いけど、君には呪いをかけたから、一ヶ月以内にアナルに壮絶な痛みを伴って死ぬよ。
しかし君は運がいい。呪いを解く方法があるんだよ。
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1150890584/に ( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
( ^ω^)「ビーム」
ナルト「ギャー」
と書き込むんだ。
では健闘を祈るよ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
61 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:42:02.37 ID:glZnZBfU0
( ;ω;)「おおお〜親は偉大だお〜〜〜」
('A`)「ばっ、馬鹿、泣くなよw」
(`;ω;´)「・・・・・」
('A`)「お、お前もか!
・・・まあ俺もそのときは号泣したけどなw
そんなお袋も、もう死んじまっていないがな。
で、俺は死に物狂いで勉強してガゼルシティ大学に入った。
でもそのころには飛行機械を作ること自体禁止されていてな。
しょうがないから、他の工学系の学部に進んで、勉強を続けた。
で、設計図も完成していざ飛行機械の製作に取り掛かろうとしたら、
大学にばれて退学になっちまった、てわけよ。」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:43:17.86 ID:eZa2jJpG0
あれ?VIP大学じゃないの?
63 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:44:13.41 ID:glZnZBfU0
64 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:45:01.46 ID:glZnZBfU0
( ^ω^)「なんか落ちがぱっとしないお」
('A`)「うるせえwwww」
( ^ω^)「でも、今でも飛行機械の製作は続けてるんだお?」
('A`)「当たり前だ。
大体、このニー即シティに住んでるのも、ここが世界の裂け目に最も近い都市だからだしな。」
( ^ω^)「おkwwww把握した!」
65 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:46:17.36 ID:glZnZBfU0
('A`)「で、次はお前の番だ。」
( ^ω^)「お?」
('A`)「なんでお前は世界の裂け目を超えたいんだ?
わかっているとは思うが、今では世界の裂け目を超えることは、お前だけでなく
家族や周りの人々にまで刑が及ぶ重罪だ。
理由しだいでは、俺はお前に協力できない。
・・・マスター、もう一杯。」
(`・ω・´)「ほれ。テキーラ。」
('A`)「ちょwwwだから違うwwっうぇうぇww」
66 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:47:06.60 ID:glZnZBfU0
シャキンは芋焼酎を毒男に差し出した。
一口、口に含んで、毒男はブーンに向けて問いかけた。
その顔は、冗談やごまかしを許さない、厳しい男の目だった。
('A`)「さて、もう一度聞く。
ブーン、お前は何で世界の裂け目を超えたいんだ?」
( ^ω^)「・・・・・・僕は孤児だったお。」
第4話 完
67 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 10:47:55.79 ID:glZnZBfU0
>>62 ごめんね。ごめんね。
母ちゃん馬鹿だからごめんね。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:55:37.03 ID:PIAgTk5H0
水素動力ってまさか燃料電池か?
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:57:48.79 ID:2VPEOsQ00
もしや三重水素か?!
70 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 11:02:18.35 ID:glZnZBfU0
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:08:58.82 ID:1UYigMt+0
面白いが、毒男がw使うのには違和感あるな
72 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 11:15:04.67 ID:glZnZBfU0
>>71 ご意見ありがとうございます。
たしかにw一つだけと違和感がありますね。
次からはw複数にしときます。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:17:52.11 ID:1UYigMt+0
違うwwwwwそういうことじゃないwwwwwww
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:20:15.05 ID:9kzv8VVBO
wktk
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:26:26.75 ID:2VPEOsQ00
あとどのぐらいお話のストックはあるのでしょうか?
76 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:04:46.20 ID:3NvDM+d50
>>75 13話まではストックがあります。
VIPで小説を書くのは初めてなんで、
どのくらいのペースで投下すればいいかわからないんですorz
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 12:16:00.32 ID:tQ1qz6rEO
いいよいいよーwktkだよー
78 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:28:41.40 ID:3NvDM+d50
そして華麗に78ゲット!
>>74 >>77 wktkオリゴ糖ございます。
眠いのであと1話投下したら寝ます。
べ、別にあんた達のためじゃないわよ!ξ///)
79 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:29:30.47 ID:3NvDM+d50
第5話( ^ω^)ブーンの昔話だお!
( ^ω^)「・・・・・・僕は孤児だったお。」
ブーンの言葉に、バーにいた二人の目が見開かれた。
そんな二人の様子を一瞥して、ブーンは再び語りだした。
80 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:31:11.22 ID:3NvDM+d50
( ^ω^)「物心ついたころから孤児施設にいたから、僕は親の顔なんか知らないお。
施設の生活はみんなが思う以上にひどいものだったお。
施設の子供たちはめったに外に出ることは許されず、
学校も施設内の学校に通っていたお。
施設の子供たちは中学まで通うと就職して、大体がひどい労働状況の中で一 生を働いてすごすお。
そんなことを幼いながらも施設の子供たちは知ってたお。」
夢も希望も無い生活。それがブーンたちの住む世界の孤児の生活だった。
81 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:33:22.34 ID:3NvDM+d50
( ^ω^)「そんな生活の中、僕は一つの本と出会うお。
それが今通ってる大学のミルナ教授が書いた、古代史研究の入門書だったお。」
(^ω^)「その本に僕はのめりこんだお。
その本には古代文明研究のロマンがありありと書かれていたお。
僕はその本に夢をもらったお。
古代文明のなぞを解き明かしたい。
そして、施設の外の、広大な世界のすべてを見てみたい。
僕はその日から必死に勉強したお。
高校、大学に行くお金なんて施設は出してくれなかったから、
特待生になるため僕は勉強をしまっくたお。
そしてついに僕は、僕に夢をくれたミルナ教授のいるこの大学に
特待生として入学したお。」
毒男はブーンを見た。
その目は、一人の男を尊敬する目だった。
82 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:34:32.58 ID:3NvDM+d50
( ^ω^)「憧れの教授との研究は夢のように楽しい日々だったお。
でも、そのミルナ教授でさえタブー視して目を向けないものがあったお。
それが世界の裂け目だったお。」
( ^ω^)「教授とこの世界のたくさんの遺跡を回ったお。
そして一つの結論に達したお。
『僕が真に知りたいことはこの世界では見つけられない』。」
( ^ω^)「だから僕は世界の裂け目を超えたいお。
そして、古代史の、世界のすべてをみたいんだお。」
83 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:35:12.92 ID:3NvDM+d50
ブーンは語り終えた。
空になったグラスを見つめていると、シャキンが新しいグラスを差し出した。
ことり・・・と、静寂の中、バーにはシャキンが置いたグラスの音だけが響いた。
ブーンがそのグラスの中身を口に含んだ。
そして、静寂を破る一言を発した。
( ^ω^)「ちょwwwwまたポーションかおwwwうぇうぇうぇw」
84 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:37:07.45 ID:3NvDM+d50
ブーンが一人騒いでいるとおもむろに毒男が口を開いた。
('A`)「すまなかった。」
( ^ω^)「なんだおwww謝られても困るおwww」
('A`)「正直俺はお前を軽く見ていた。
どうせ、軽い好奇心で世界の裂け目を超えたいって思ってるとな。」
( ^ω^)「それはひどいおwww謝れおwwww」
('A`)「ちょwwwおまwwwww
だけど、今の話を聞いて、お前の気持ちが半端無いことがわかったよ。」
( ^ω^)「わかってくれてうれしいお。」
85 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:38:12.31 ID:3NvDM+d50
('A`)「だが、世界の裂け目を越えるとなると、お前は
恩人であるミルナ教授とも決別しなけばならない。
お前に・・・それが出来るか?」
毒男は真剣なまなざしをブーンに向けた。
ブーンはしばらく考えると、口を開いた。
( ^ω^)「・・・できるお。
ミルナ教授ならきっとわかってくれるお。
もちろん、教授に迷惑かけないためにも、大学はやめるお。」
86 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:39:20.36 ID:3NvDM+d50
毒男とブーンは見詰め合った。
そして毒男はおもむろにグラスを手に取り、ブーンの前に突き出した。
('A`)「今日から俺とお前は、夢を共にする同士だ。
これは誓いのしるしだ。」
ブーンにはその意図がわかった。
ブーンもグラスを突き出し、毒男のグラスに軽く触れ会わせた。
かちん・・・と二つのグラスから響いたその音は
二人の男の誓いの音だった。
(`;ω;´)「泣かせやがってこの野郎ども!
今日はおごりだ!これでも飲みやがれ!」
( ^ω^)('A`)「ちょwwwwテキーラいらねえwwww」
ブーンにとって、忘れられない夜だった。
第5話 完
87 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 12:40:55.59 ID:3NvDM+d50
駄作に付き合ってくれた方、ありがとうございます。
では、スレが残ってたらまたよろしくですノシ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 12:41:58.83 ID:fCMe4rl30
今北追いついた
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 12:50:23.86 ID:2VPEOsQ00
これは保守必要だろう
誰か保守手伝ってくれ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:06:52.97 ID:TVDsguGqO
捕手
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:12:50.12 ID:2nnULMRn0
ほしゅ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:14:05.69 ID:eZa2jJpG0
壁|ω・)<まとめてもおk?
^`)クク
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:20:00.83 ID:6Zpd+IchO
まとめほすぃ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:25:01.86 ID:eZa2jJpG0
じゃあ作者さんがおkって言ったらまとめようと思う
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:27:13.28 ID:MeqgZpr00
保守
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:32:34.44 ID:2VPEOsQ00
保守
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:37:50.21 ID:9vw4j2AEO
案内所で読んだ時より随分と読み易くなってるな。
雰囲気も良いよ。
面白い。
ガンガレ!
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:49:25.84 ID:ZK9q9dN5O
保守
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 13:51:01.06 ID:5DTFn4KC0
しばらくvip来てなかったんだけど、
ツンとかクーとかいつできたん?
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 14:04:28.14 ID:gN9d5WL40
超保守
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 14:12:05.16 ID:2VPEOsQ00
保守
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 14:32:34.06 ID:eZa2jJpG0
ほあー
hす
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 14:52:48.56 ID:2VPEOsQ00
保守
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 14:54:03.66 ID:5DTFn4KC0
保守
定期ほしゅ
継起保守
なにこの過疎wwwwwww
保守wwwwwwwwwww
ほ・・・
-
アスタラ・ビスタ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 16:37:35.45 ID:6Zpd+IchO
保守
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 16:40:34.53 ID:p1G7jxwLO
JEX9QxlVO乙
ー`)=3
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 16:54:57.97 ID:6Zpd+IchO
今読み終わった
おもすれww
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 17:03:10.23 ID:UKYq8yKZ0
面白いねー。でも、ブーンの裂け目越えの動機が弱いかなあ。
そこが非常に残念です。もっと強力なのにして欲しかったな。
だが、wktkして待つ。馴れ合い自滅しないようにがんばれ。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 17:18:02.44 ID:UO3fTbu90
今追いついた
wktkwktk
wktk
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 17:29:06.91 ID:6Zpd+IchO
('A`)
んあ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 17:53:44.82 ID:6Zpd+IchO
保守
ほす
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 18:18:12.84 ID:P0y3aEmbO
補習
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 18:39:25.52 ID:P0y3aEmbO
よんできた
わかたか
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 18:45:44.05 ID:2VPEOsQ00
保守
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 18:54:59.60 ID:6Zpd+IchO
保守
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 19:11:01.83 ID:p1G7jxwLO
保守
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 19:22:25.76 ID:6Zpd+IchO
保守
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 19:40:16.96 ID:6Zpd+IchO
保守
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 19:51:32.06 ID:6Zpd+IchO
保守
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 20:05:29.36 ID:6Zpd+IchO
保守
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 20:16:11.80 ID:6Zpd+IchO
保守
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 20:24:01.13 ID:igwz3ZaPO
これは面白い
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 20:36:09.14 ID:6Zpd+IchO
保守
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 20:39:34.45 ID:DsQZyXTx0
ほ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 20:50:20.14 ID:6Zpd+IchO
保守
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 21:03:16.83 ID:6Zpd+IchO
保守
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 21:03:23.28 ID:K5vlHDNL0
ほしゅー
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 21:03:38.58 ID:/giaj4plO
いま追いついた!なんかグランディアぽいと思ったらやっぱりイアスパイアだったのかwww
楽しみにしてるから頑張ってくれ!
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 21:13:51.76 ID:SId/371T0
保守
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 21:30:54.08 ID:OC36YZ/X0
ほ
し
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 21:50:34.63 ID:6Zpd+IchO
ゅ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 22:02:35.28 ID:6Zpd+IchO
('A`)
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 22:03:06.61 ID:SId/371T0
保守
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 22:19:46.01 ID:6Zpd+IchO
保守
hす
150 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 22:36:03.98 ID:fbDg/HOK0
まさか残っているとは・・・・
みなさん保守していただきありがとうございます。
>>92 こんなんでよければ
どんどんまとめちゃって下さい。
>>98 案内所の方々のご意見のおかげです。
本当に感謝です。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 22:42:46.22 ID:eZa2jJpG0
壁|ω・)<じゃあさっそくまとめます
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 22:53:16.21 ID:6Zpd+IchO
いってらっすぁーいノシ
153 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 22:56:04.92 ID:fbDg/HOK0
第6話( ^ω^)世界の裂け目の抜け穴だお!
毒男と出会った夜から、ブーンの世界の裂け目に関する本格的な調査が始まった。
しかし、いかんせん世界の裂け目に関する資料は少なすぎた。
世界の裂け目に挑んだものすべてが戻ってこなかったから、それも当然ではあるのだが。
その間、毒男との打ち合わせは週1回程度で続けられた。
ktkr!?
155 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 22:56:58.58 ID:fbDg/HOK0
( ^ω^)「そうかお。毒男の工場は郊外の荒野の中にあるのかお」
('A`)「ああ。まあ工場といっても小さなもんだがな。
ここから50キロくらい離れてるかな。」
( ^ω^)「ちょwww遠すぎだおwwwww」
('A`)「しょうがねえだろwwww
町の近くで作ってたらすぐにばれちまうってwwww」
156 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 22:58:20.51 ID:fbDg/HOK0
打ち合わせは常にシャキンのバー「バーボンハウス」で行われていた。
(`・ω・´)「うん。まあそれはしょうがないよね。」
('A`)「だろ?まあ、俺のバイクかしてやるから、それで来いよ。」
( ^ω^)「それは助かるお。
マスター、もう一杯頼むお。」
(`・ω・´)「はい、ポーション。」
( ^ω^)「うはwwwwポーションうめえwwwww」
ブーンはすっかりポーション中毒になっていた。
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 22:58:33.56 ID:eZa2jJpG0
158 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 22:59:34.89 ID:fbDg/HOK0
('A`)「で、世界の裂け目について新しい情報は入ったか?」
( ^ω^)「駄目だお・・・資料が少なすぎるお。」
('A`)「そうか・・・。
しかし、俺はいい情報を手に入れたぞ。」
( ^ω^)「おお!それはwktkだお!」
('A`)「相変わらず、いいリアクションだなwwww
実は親父の残した資料をしらみつぶしに当たってたら面白いデータを見つけてな。」
159 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:01:13.33 ID:fbDg/HOK0
('A`)「そのデータは親父が実際世界の裂け目で行った調査のデータだったんだが、
それによると、世界の裂け目の雷雲の層の中のある地点に、
無風の場所があるらしいんだ。」
( ^ω^)「すごいお!大発見だお!
そこを通ればきっと雷雲を越えられるお!」
しかし、ブーンにはなにか引っかかった。
だが、今の彼はその原因に気付かなかった。
160 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:02:30.35 ID:fbDg/HOK0
('A`)「だけど問題が一つあってな・・・。
・・・・・それは。」
( ^ω^)「それは!?」
('A`)「・・・マスター、もう一杯!」
( ^ω^)「うはwwwwお前氏ねおwwwww」
(`・ω・´)「ぶち殺すぞ。」
161 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:03:39.26 ID:fbDg/HOK0
('A`)「正直スマンかったwwwwwww
実はその無風の地点が、軍の極東基地のすぐそばなんだ。」
( ^ω^)「なんだってー!AA略」
(`・ω・´)「そんなところ通ったら、おまいら軍に一発で落とされちゃうよね。」
('A`)「そうなんだよ。
でも、他のところは風、雷がすごすぎてな・・・。」
3人は首をひねり、うーんとうなり声を上げた。
やっとつかんだ有力情報だったのに・・・。
162 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:05:08.52 ID:fbDg/HOK0
軍の極東基地とは、文字通り大陸の極東、世界の裂け目のすぐそばに存在する。
「世界の裂け目法」が施行される前までは軍の調査隊の最前線基地となっていたが、
法の施行後、表向きの任務はもっぱら世界の裂け目に挑もうとする者達の監視とされ
ている。
('A`)「まあ、裏で何をしてるのかはわからんがな。」
( ^ω^)「でも、極東基地を越えなきゃその無風地点にはいけないんだお?
それなら行くしかないお。」
('A`)「なるようになれってかwww
でも、世界の裂け目を超えようっていうんだ。
そのくらいの思い切りは必要だな。」
163 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:06:56.52 ID:fbDg/HOK0
その後、いくつか話し合いをした後、二人はバーボンハウスを後にした。
別れ際、毒男は真剣な顔でブーンに言った。
('A`)「もうすぐ飛行テストを行う。
っていっても、目立つわけにはいかないから簡単なテストのみだけどな。
その後、微調整をして飛行機械は完成だ。」
( ^ω^)「それはすごいお!」
('A`)「遅くても2週間内には微調整は完了する。
その間に身辺整理は、しといてくれ。」
( ^ω^)「・・・わかったお。」
ブーンにとうとう、ミルナ教授との別れの時がやってきたようです。
第6話 完
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:07:39.07 ID:6Zpd+IchO
まとめさん乙!
作者ktktww
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:13:48.43 ID:eZa2jJpG0
作者乙ーw
これから展開がスピードアップしそうな予感www
166 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:16:32.05 ID:fbDg/HOK0
まとめさんありがとうございます。
俺のお気に入りに入ってるとこだったんで感激です。
うれしいんで、もう1話だけ行きます。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:18:55.98 ID:eZa2jJpG0
168 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:21:01.06 ID:fbDg/HOK0
第7話( ^ω^)アナリスクは気持ちいいお!
毒男に飛行機械が完成間近であることを伝えられて1週間以上が経過した。
ブーンはいまだ、世界の裂け目に挑むことをミルナ教授に伝えられないでいた。
( ^ω^)「鬱だお・・・。
ミルナ教授になんて切り出したらいいかわからないお・・・。」
169 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:21:54.60 ID:fbDg/HOK0
ミルナ教授の研究室の前に着いた。
深呼吸をし、
気を落ち着かせ、
覚悟を決めて、ブーンはいつものようにドアを開いた。
今日こそは言わなければ・・・・。
( ^ω^)「おいすー。」
170 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:22:47.26 ID:fbDg/HOK0
( ^ω^)「おいすー。」
( ゚д゚ )「うお!
だからノックしてから入ってこいやゴルァ!」
( ^ω^)「善処するお。」
( ゚д゚ )「お前のその言葉、政治家より当てにならん。」
( ^ω^)「うはwwwwテラヒドスwwwwww」
171 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:23:38.71 ID:fbDg/HOK0
( ゚д゚ )「それよりな、新たな発掘物の使い方がわかったぞ。」
( ^ω^)「お・・・・それは・・・すごいお・・・。」
世界の裂け目のことを切り出そうとした矢先、
ミルナ教授に先手を取られた。
172 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:25:23.03 ID:fbDg/HOK0
ミルナ教授は小さな箱状の発掘物を取り出し、
その中からさらに小さな、錠剤のような発掘物を取り出した。
( ゚д゚ )「これをな、アナルに突っ込むと・・・」
( ^ω^)「ちょwwwおまwwww
何をどう考えたらそんな発想が出てくるんだおwwww」
( ゚д゚ )「ああんwwwwいくうううんwwwwwww」
( ^ω^)「ちょwww僕にもプリーズwwwwww」
ブーンはその錠剤をアナルに突っ込んだ。
( ^ω^)「はああんwwwwトレビア〜ンwwwwwww」
( ゚д゚ )「私はこの錠剤をフリスク、そしてこの行為をアナリスクと名付けた!」
( ^ω^)「やっぱ教授は天才ですお!」
その後日が暮れるまで、ブーンはミルナ教授とフリスクとアナリスク行為についてのレポートをまとめた。
173 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:26:08.82 ID:fbDg/HOK0
帰宅の路につきながら、ブーンは自己嫌悪に陥っていた。
( ^ω^)「おお・・・今日も切り出せなかったお・・・。
僕は馬鹿チンの意気地なチンだお・・・・。」
学生寮の前に着くと、玄関には見慣れた男の姿があった。
174 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:27:51.17 ID:fbDg/HOK0
('A`)「よお。浮かない顔してどうした?」
( ^ω^)「な、なんでもないお。ブーンは今日も元気だお!」
ブーンは両手を広げてブーンして見せた。
('A`)「うはwwwならいいwww
それよりな、飛行テストは完了した。」
( ^ω^)「おお、どうだったお?」
('A`)「完璧だ。微調整も簡単であさってには飛べる。」
( ^ω^)「お・・・。」
('A`)「明日の深夜0時にバイクで迎えにくる。
その時に必要最低限のものを持って、バーボンハウスに来てくれ。」
( ^ω^)「・・・わかったお!」
175 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:28:40.62 ID:fbDg/HOK0
自分の部屋に着いたブーンは荷物をまとめたリュックを取り出した。
中身は、最低限の服と下着、食料、基本サバイバルグッズ、
そして自分に夢をくれた、ミルナ教授のあの本だ。
( ^ω^)「明日、ミルナ教授ともサヨナラだお。」
家具も何もかもすべて売り払い何も無い部屋で一人、ブーンは学生生活最後の夜を過ごした。
第7話 完
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:32:53.43 ID:+5bWvesg0
wktk
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:34:44.46 ID:ym7RByKQ0
ミルナ教授は生粋のおなりストwwwww
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:38:31.38 ID:6Zpd+IchO
乙
か?終わりなのか?
180 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/25(日) 23:52:38.77 ID:fbDg/HOK0
あ、今日は終わりです。
できたら明日の深夜12時過ぎに投下します。
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:53:46.72 ID:+5bWvesg0
残ってるといいなぁ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:57:37.04 ID:9enHzNl00
乙かれさーん。うーん、面白い。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 23:59:35.81 ID:6Zpd+IchO
俺の保守できる時間に深夜がないから
誰か保守して下さい><
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 00:12:18.66 ID:/7BQgPiFO
ほす
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 00:36:56.53 ID:UY0x5+2N0
hosu
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 00:53:08.10 ID:UY0x5+2N0
ほす
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 01:10:02.41 ID:UY0x5+2N0
ほしゅ?
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 01:40:16.05 ID:AdpaFHBmO
☆
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 02:11:03.42 ID:UY0x5+2N0
☆
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 02:32:25.63 ID:toJFJhIM0
ほsっしゅn
おす
192 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 02:51:27.56 ID:uGHQRUd+0
3時間ぶりにこんにちわ。
保守してくれる皆さんトンクス。
レポート終わらないので俺はもう駄目かも試練ね。
気晴らしに、約束早速破って1話投下します。
193 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 02:53:07.86 ID:uGHQRUd+0
第8話( ^ω^)それぞれの別れ 前編だお!
翌日、大学の学生課で退学手続きを済ませたブーンはミルナ教授の研究室前に立っていた。
ブーンは研究室の扉を見つめた。
この扉を開けるのは最後になるかもしれない。
そう思うと今までの日々が走馬灯のように思い出され、
楽しいだけじゃない、
どちらかというとつらいことのほうが多かった今までの日々が、
懐かしく、そしていとおしく思えた。
( ^ω^)「でも僕は、僕の夢をかなえるんだお!」
ブーンは初めてノックして、研究室の扉を開けた。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 02:53:46.04 ID:AdpaFHBmO
寝れねーじゃねーかゴルァ!
wktk!
195 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 02:54:02.30 ID:uGHQRUd+0
( ^ω^)「失礼しますお。」
( ゚д゚ )「ど、どうした内藤!
お前がノックするだけでなく、失礼しますとまで言うなんて・・・。」
( ^ω^)「・・・・話がありますお。」
ブーンの真剣な表情を見たミルナ教授は、
襟を正し、研究者の目になってブーンのほうを向いた
196 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 02:55:22.78 ID:uGHQRUd+0
( ゚д゚ )「真剣な話のようだな。」
( ^ω^)「僕は、世界の裂け目を超えますお。」
( ゚д゚ )「・・・・。」
( ^ω^)「教授に迷惑がかからないよう、大学は辞めてきましたお。
今までミルナ教授には本当にお世話になりましたお。」
( ゚д゚ )「・・・・。」
197 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 02:56:52.47 ID:uGHQRUd+0
( ^ω^)「孤児で、夢も希望も無かった僕を救ってくれたのはあなただったお。
教授に僕は、夢を、生きる希望をもらいましたお。
それだけじゃなく、多くの知識と経験、
そして研究者とはなんたるかを教えてもらしましたお。」
( ^ω^)「そんな恩人のあなたを裏切ることになって本当に申し訳なく思ってますお。
でも僕は、あなたにもらった夢を、叶えにいきますお。」
( ;ω;)「えぐえぐ・・・・
今まで・・・本当にありがとうございましただお!!」
ブーンは深々とミルナ教授に頭を下げた。
涙が、床へとこぼれ落ちた。
198 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 02:58:05.87 ID:uGHQRUd+0
ミルナ教授は席を立つと窓際に行き、窓の外のほうを向いた。
その表情は、ブーンには見えない。
( ゚д゚ )「お前のことだ。引き止めても無駄なんだろう?」
ミルナ教授は、とても優しい声でそう言った。
( ゚д゚ )「一番弟子がこんなことをいっても、俺の心は落ち着いている。
不思議だなw
もしかしたら俺は、この日が来ることをうすうす知っていたのかもしれん。」
一番弟子。
尊敬する教授が自分をそのように評価してくれていた。
それがうれしくて、でも申し訳なくて、
ブーンは再びの涙を留めてはおけなかった。
199 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:00:52.08 ID:uGHQRUd+0
( ゚д゚ )「俺も研究者の端くれだ。
世界の裂け目を越えたいと思ったことは何度もあった。
でもその度にもう一人の俺が言うんだ。
『まだ早い。この世界には研究することがたくさん残ってるはずだ。』とな。
俺は研究に没頭した。
思えばそれは、世界の裂け目からの逃避行為だったのかもしれん。」
( ゚д゚ )「おれはいろんなものを発見した。
ピンクローター、コンドーム、三角木馬に電動こけし、
ブラジャーにバイアグラ、オナホールにフリスク。
数えあげればきりが無い。
どれもこれも、人々の生活にもはや欠かせないものになっている。」
200 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:02:39.81 ID:uGHQRUd+0
( ゚д゚ )「そうこうしているうちに、俺は古代史研究の第一人者と呼ばれるようになり、
教授の肩書きをもらった。
愛する妻と子供も出来た。
たくさんの教え子も出来た。
・・・俺には守るべきものがたくさんできたんだ。」
ミルナ教授は一呼吸置くと、寂しげにこう呟いた。
( ゚д゚ )「だから俺にはもう、世界の裂け目に挑むことは出来ない。」
201 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:03:35.78 ID:uGHQRUd+0
研究室を静寂が包む。
その静寂はとても長く、ブーンには永遠のように感じられた。
どのくらいの時間がたったのだろうか。
ミルナ教授は振り返り、こういった。
( ゚д゚ )「だからお前がいってこい。
世界の裂け目を越えて、古代史のなぞを解き明かして来い。
そして、お前と、俺の夢をかなえて来い!」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:03:37.90 ID:9uVzg7t3O
>どれもこれも、人々の生活にもはや欠かせないものになっている。
確かに
203 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:04:24.61 ID:uGHQRUd+0
( ;ω;)「!!」
( ゚д゚ )「返事は!?」
( ;ω;)「は、はいですお!」
ブーンは涙をぬぐい、
リュックからあの本を取り出した。
204 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:05:13.71 ID:uGHQRUd+0
( ^ω^)「僕は必ず戻って来ますお。
だからその間、僕の宝物を預かってくださいお。」
( ゚д゚ )「・・・ちょっと待ってろ。」
そういうとミルナ教授は自分の机をガサゴソと荒らしだし、
何かを持ってきた。
ほす
206 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:06:09.38 ID:uGHQRUd+0
( ゚д゚ )「これをお前に預ける。」
( ^ω^)「これは・・・オナホールとフリスク・・・。
受け取れないお。これは教授の大事な研究材料だお。」
( ゚д゚ )「そうだ。この研究に俺は半年近くかけた。
これが無けりゃ、今度の学会で発表は出来ん。」
( ^ω^)「ならなんで・・・。」
( ゚д゚ )「だからお前は必ずこれを返しに戻ってこい。
返しにこなかったら、ぶっ殺す。」
( ^ω^)「・・・はいですお!」
( ゚д゚ )「それまでお前の大事なこの本は俺が大切に保管しておく。
だから絶対取りに戻って来い。
いつものようにノックもせず、『おいすー』なんてほざきながらな。」
( ^ω^)b「おkwww把握したwwwww」
( ゚д゚ )b「それでこそ内藤だwwww」
207 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:07:29.30 ID:uGHQRUd+0
ブーンは窓越しに外を見た。
空はもう、赤く染まっている。
( ゚д゚ )「いつまでここにいるつもりだ。
もうお前は俺の生徒じゃない。
・・・さっさと出て行け。」
( ^ω^)「・・・わかりましたお。」
ブーンは振り返り、扉に手をかけた。
そのとき、最後にミルナ教授こう言った。
( ゚д゚ )「これからは、お前は俺と同等の研究者だ。
達者でやれや。」
( ;ω;)「・・・いってきますお。」
振り返らず、ブーンは研究室を後にした。
第8話 完
うわぁあぁぁぁぁぁあああああオナホールとフリスクの学会発表チョー見てぇぇぇぇぇええええwwwwwwwwwww
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:09:06.83 ID:0zGJZs5J0
乙
完結するのを楽しみにしてる
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:10:16.70 ID:UeqX975W0
すまん、泣いてしまったwww
211 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 03:13:37.39 ID:uGHQRUd+0
というわけで、今度こそ今日はおわりです。
レポート地獄に戻ります。
投下は約束どおり深夜12時過ぎです。
では逝ってきます('A`)
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:17:21.97 ID:AdpaFHBmO
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:43:16.69 ID:OIbedGlm0
よかった寝なくてwwwwww期待してるよwwww
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:46:08.14 ID:XHcGCeAw0
乙!!!泣けるわぁああ。。。
ここの作者と運命の作者の気合の入りまくりの投下はすごいな。
どっちもレポートとか大変そうだけどw。がんばれ!
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:49:25.02 ID:AdpaFHBmO
スマン…撤収する…zzZ
>>208 っちょwwwwそっちかよwwwwww
とりゃえず乙なww
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 03:56:07.57 ID:OIbedGlm0
学会で実演するのかな
( ゚д゚ ) コレガオナホールデス
_____________(ヽηノ_____________
ヽ ヽ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( )
/ /┘ . / /┘. / /┘ └\ \ └\ \ └\ \
ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 04:40:22.95 ID:DSy7YWcT0
ナッパさん超ガンガレ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 05:20:12.91 ID:XHcGCeAw0
( ゚д゚ )9m アナリスク最高!!!!
m9 θ )
/ ̄ ̄T ̄ ̄\
|二二二二二二二|
| |
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( )
/ /┘ . / /┘. / /┘ └\ \ └\ \ └\ \
ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 06:39:20.62 ID:3Pl307A3O
今北私怨
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 07:30:53.18 ID:8wnjJRI1O
保守
223 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 07:36:13.71 ID:uGHQRUd+0
ふひひひひwwww
自ら保守ですよっと。
レポートのせいでテンションがおかしいや。
>>217 >>220 低脂肪牛乳吹きそうになったじゃまいかwwwwww
>>214 運命の方、チラッと見てきたけど熱い作者ですね。
負けないように頑張ります。
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 07:43:39.96 ID:8wnjJRI1O
意外とブーン小説って真面目なんだね
225 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 07:52:16.30 ID:uGHQRUd+0
>>224 そうですか?
少なくとも私のは下ネタ満載だと思うのですが?
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 07:52:52.09 ID:l8me7V/x0
【マーガリン、ショートニングのトランス脂肪酸が痴呆の引き金に】
マーガリンやショートニング、油で揚げたスナック菓子などに含まれている
「トランス脂肪酸」は、とり過ぎると心臓病を増やす恐れがあるとして、
2004年1月から米国で食品への表示が義務付けられている。
ところがさらにもう一つ、気掛かりな研究結果が最近発表された。
「トランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りは、痴呆になりやすい」というものだ。
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/307383 これは、米国シカゴ近郊に住む65歳以上の住民8500人を、長期間追跡した
「CHAP」(Chicago Health and Aging Projects)研究の結果。
米国神経学会が発行する学術誌、Neurology誌5月11日号で発表された。
トランス脂肪酸は天然にもわずかに存在するが、私たちが口にするトランス脂肪酸の
ほとんどは、マーガリンなどのように人工的に作ったものだ。
植物油は室温では液状だが、これに水素を添加してトランス脂肪酸に変えると、
バターやラードなどの動物油のように固形になる。
揚げ物に使う植物油も、精製する過程で高い熱を加えるため、一部はトランス脂肪酸に変化する。
油脂には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があり、飽和脂肪酸は悪玉
コレステロールを増やすが、不飽和脂肪酸にはそのような作用がない。
一般には、飽和脂肪酸は悪玉で、不飽和脂肪酸は善玉とされている。
トランス脂肪酸は善玉とされている不飽和脂肪酸の一種だ。ところが最近になって、
トランス脂肪酸はまるで飽和脂肪酸のように、悪玉コレステロールを増やすことがわかり、
健康への悪影響が心配されている。
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 08:18:39.51 ID:DwdLnMWmO
ふむふむ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 09:04:28.26 ID:ocMOKKJJ0
ほしゅ
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 09:50:01.64 ID:0+YMWt1w0
ほ
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 10:22:52.65 ID:ocMOKKJJ0
保守
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 11:06:11.73 ID:ocMOKKJJ0
ほしゅ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 11:07:22.21 ID:EnQUwwjGO
ほしゅー
捕手
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 12:27:54.27 ID:7DNprEfnO
ほ
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 13:09:31.12 ID:8wnjJRI1O
保守
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 14:43:16.17 ID:/7BQgPiFO
ほしゅっ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 15:41:03.65 ID:AdpaFHBmO
ほ
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 16:15:57.35 ID:W3Ga8F+r0
運命の一戦と運命に喧嘩で勘違いしちゃうな保守
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 16:41:34.48 ID:cf8P+6TbO
保守しな…きゃ…
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 17:15:49.47 ID:AdpaFHBmO
☆
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 17:16:29.18 ID:/7BQgPiFO
( ^ω^)ほしゅするお
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 17:43:30.11 ID:AdpaFHBmO
☆
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 18:10:36.13 ID:gYkNapnZO
保守
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 18:11:22.12 ID:6aq15we/O
あ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 18:22:45.42 ID:6aq15we/O
ふ
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 18:31:47.74 ID:8wnjJRI1O
保守
ほしゅあああああ!
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 18:49:00.43 ID:8wnjJRI1O
('A`)保守
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 19:07:39.65 ID:zex1ae/w0
('A`)保守
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 19:18:49.90 ID:nI7WB5LS0
ほ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 19:35:51.60 ID:8wnjJRI1O
保守
252 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 19:37:09.35 ID:8NNv3Oh20
('A`)
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 19:53:25.74 ID:8wnjJRI1O
('A`)
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 19:53:40.90 ID:W3Ga8F+r0
(´・ω・)ノ('A`)
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 19:54:39.78 ID:8wnjJRI1O
ってあれ作者さんだw
256 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 19:57:44.75 ID:8NNv3Oh20
>>255 気づいてくれてありがとうございます。
保守もありがとうございます。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 20:07:48.77 ID:ocMOKKJJ0
なんで78なの?
258 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 20:15:04.32 ID:8NNv3Oh20
>>257 昔新シャア板で
『アスラン「よし、北海道旅行に行こう」』
というネタスレにこの名前投稿していたからです。
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 20:16:18.96 ID:ocMOKKJJ0
そうなんだ
よくわからんw
260 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/26(月) 20:20:14.28 ID:8NNv3Oh20
今から深夜12時までバイトなので
約束どおり深夜12時過ぎに投下します。
もしよければそれまで保守しておいてくださいです。
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 20:22:32.04 ID:8wnjJRI1O
いってらっすぁーいノシ
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 20:41:40.05 ID:8wnjJRI1O
保守
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 20:53:39.12 ID:8wnjJRI1O
風呂入ってくる
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 20:54:57.49 ID:vZLnR9W90
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 21:11:00.94 ID:8wnjJRI1O
誰か保守してくれよ…
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 21:13:04.28 ID:AdpaFHBmO
>>265 まだ風呂入ってなかったのか?
イテラ ノシ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 21:15:30.98 ID:ocMOKKJJ0
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 21:41:19.30 ID:AdpaFHBmO
☆
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 21:51:00.13 ID:8wnjJRI1O
入ってきたw
や、何か誰も保守らないのかと思って…
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 22:04:37.03 ID:KWtx+gYBO
星
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 22:16:47.16 ID:ohdQMkQk0
hosu
272 :
ホセメルルーサ ◆eFjKZnQuNU :2006/06/26(月) 22:25:57.75 ID:uHohpdhr0
ミ☆
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 22:38:33.54 ID:8wnjJRI1O
保守
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 22:45:01.78 ID:BI/qGiazO
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 22:58:36.14 ID:BNZl3gK20
寝る前ほす
276 :
ホセメルルーサ ◆eFjKZnQuNU :2006/06/26(月) 23:02:35.87 ID:uHohpdhr0
>>274 ところでこいつをみてくれ。どう思う?
)*(
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 23:07:07.77 ID:8wnjJRI1O
うほっ
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 23:25:14.47 ID:tP9Frmrc0
ho
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 23:36:56.11 ID:8wnjJRI1O
ポーションwww
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 23:44:58.52 ID:Yru9f21tO
「ブーンが兵士になったようです」の作者か?
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/26(月) 23:57:20.53 ID:8wnjJRI1O
保守
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 00:09:51.46 ID:76uFYm6+0
jo
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 00:09:59.45 ID:weWHuzJXO
深夜組死守頼みます
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 00:29:02.32 ID:/WyGcGlEO
捕手
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 00:38:39.85 ID:/WyGcGlEO
捕手
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 00:41:18.35 ID:/WyGcGlEO
寝るよ
おまいら頑張れ
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 00:50:30.68 ID:76uFYm6+0
@p;:
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 00:59:12.73 ID:ixa2o41A0
もうそろそろかなwktk
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:02:01.44 ID:Zs0q9CB90
今日投下ありなんかな?
寝る前に来てくれるといいけど……
291 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:08:32.09 ID:YKqbVEBP0
すいません!
バイトが長引きました。そっそく投下します!
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:09:47.03 ID:ixa2o41A0
wktk
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:09:50.15 ID:Zs0q9CB90
ktkr!
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:09:52.08 ID:F0BlRkGC0
ktkr
295 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:10:04.02 ID:YKqbVEBP0
第9話( ^ω^)それぞれの別れ 後編だお!
夜は大人の時間。
バーボンハウスには一時の休息を求め、多くの大人が訪れる。
しかしその日、バーボンハウスは貸切だった。
カウンター越しに、二人の男が座っている。
296 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:11:00.15 ID:YKqbVEBP0
('A`)「今日でマスターのしょぼくれた顔を見るのは、しばらくお休みか。」
(`・ω・´)「ぶち殺すぞ。
僕だってお前の悪い目つきを当分見なくてすむから、せいせいするよ。」
('A`)「ふひひwwwならおあいこじゃねえかwww」
そういうと毒男はグラスを口に近づける。
バーボンハウスはいつにもまして静かだ。
297 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:11:58.43 ID:YKqbVEBP0
('A`)「正直言って、マスターには感謝している。」
(`・ω・´)「なんだい、柄にも無い。」
('A`)「ふひひwwwそういうなwwww
飛行機械を作って世界の裂け目を超えるなんて犯罪行為の話を
誰にもいわず黙って聞いてくれたのはマスターだけだったよ。」
(`・ω・´)「何を言っている。
僕はイカれた夢想家の夢物語を黙って聞いていただけさ。」
298 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:12:58.57 ID:YKqbVEBP0
('A`)「ふひひのひwwww
そんなこと、誰にでも出来ることじゃないぜ。
それに、相棒とも出会わせてくれたしな。」
(`・ω・´)「おまいらが勝手に出会っただけさ。
僕は何もしてないよ。」
('A`)「ならそういうことにしておくよwww」
毒男の笑い声が静寂の中に響いた。
299 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:13:37.41 ID:YKqbVEBP0
(`・ω・´)「ちょっと、昔話でもしようか。」
('A`)「かまわんよ。」
二人のやり取りには、ぶっきらぼうながらもお互いを理解しあっている、
そんな幼馴染のようなふいんき(←なぜかry)が漂っている。
300 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:15:18.42 ID:YKqbVEBP0
(`・ω・´)「僕の父は昔冒険者だったらしくて、世界を渡り歩いていたらしい。
でも、父は自分にはその才能は無い悟り、せめて冒険者たちが一時の間、
疲れた心と体を休めることが出来るようにと、このバーを開いたそうだ。」
(`・ω・´)「父の望みどおり、このバーには冒険者や世界の裂け目に挑む
飛行機械技師たちのような馬鹿が集まった。
あるものは心と体を癒し、またあるものは情報の交換をしたりしてこのバーは
大いに活気付いたそうだよ。」
(`・ω・´)「だけど、『世界の裂け目法』が施行されてからは
そんな馬鹿達も訪れなくなった。
僕がこの店は継いだのはそんなときだったよ。」
301 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:17:02.60 ID:YKqbVEBP0
グラスを磨きながらシャキンは話す。
いつに無く饒舌なシャキンの話を、毒男はただ黙って聞いていた。
(`・ω・´)「かわりにここは労働者たちの憩いの店になったよ。
彼らの愚痴や仕事の話を聞くのも悪くは無かった。
ただ、幼いころに僕が感じた『ときめき』みたいなものは感じなかったけどね」
(`・ω・´)「そんな時、一人の目つきの悪い男がやってきてね。
僕にこう言ったんだ。
『俺は、世界の裂け目を飛行機械で超えてやる』ってね。」
('A`)「・・・。」
(`・ω・´)「僕はそいつの話を聞いてこう思ったんだ。
ああ、こんな馬鹿がまだいたんだってね。」
302 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:18:00.83 ID:YKqbVEBP0
(`・ω・´)「僕は適当に話をあわせていただけなのに、
その男は良くこの店に来てうれしそうに話したよ。
そんな馬鹿を見ながら、僕は何十年ぶりかの『ときめき』みたいなものを感じたね。」
('A`)「・・・その男、ホント馬鹿だな。」
(`・ω・´)「ああ。そんな馬鹿、この世に一人しかいないと思ってたよ。
だけどある日、間抜けな顔の男がやってきてね、僕にこう言うんだ。
『マスター。やっぱり世界の裂け目を超えるのは駄目なのかお?』ってね。」
303 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:18:59.94 ID:YKqbVEBP0
('A`)「へえ、馬鹿は他にもいたんだ。」
(`・ω・´)「うん、すまない。いたんだよ。
そしたらそこに元祖馬鹿が入ってきてね。
二人は意気投合。
それからは、僕は馬鹿二人分の話を聞かなきゃならなくなったんだ。」
('A`)「ふひひwwwバーのマスターも大変だな。」
(`・ω・´)「まったくだよ。
でもその苦労も今日で終わる。
明日、二人の馬鹿は世界の裂け目に挑むそうだよ。」
('A`)「へえ、その馬鹿ってのは、いったいどんな奴らなんだい?」
(`・ω・´)「うん、それはね・・・」
そのとき、カランカランと、来店者を知らせる鐘の音が鳴り響いた。
( ^ω^)「おいすー。」
304 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:19:49.61 ID:YKqbVEBP0
(`・ω・´)「それはね、今この店にいる客のことなんだ。」
('A`)「ふひひwwなるほどねwww」
二人は笑みを浮かべた。
( ^ω^)「お?何はなしてたんだお?」
305 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:21:08.96 ID:YKqbVEBP0
('A`)「ただの世間話さ。さ、行こうか。」
( ^ω^)「おk!
マスター。今までお世話になったお!」
ブーンはシャキンにお辞儀した。
(`・ω・´)「僕は何もしてないさ。
いつものように客の相手をしただけさ。」
('A`)「だとよ。
そんじゃ、世話になったなマスター。
ブーン、行くぞ。」
306 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:22:07.59 ID:YKqbVEBP0
(`・ω・´)「ちょっと待って。」
そういうとシャキンはカウンターからグラスを取り出し、酒を注いだ。
それを二人の前に差し出す。
(`・ω・´)「この酒はサービスだ。
とりあえず飲んでほしい。」
('A`)「ちょwwwこれは幻の銘酒『ひろゆきの涙』じゃまいかwwww
ほんとにいいのか?」
(`・ω・´)「うん。ほれ、ぐいーっと。」
二人はシャキンに促されるまま、「ひろゆきの涙」を飲み干した。
('A`)「くああっ!うめえええwwwwwwwww」
( ^ω^)「こんなおいしいお酒、飲んだこと無いおwwwwww」
(`・ω・´)「はい、一人100諭吉になります。」
307 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:23:04.93 ID:YKqbVEBP0
( ^ω^)('A`)「ちょwwおまwwwwっうぇうぇwww
おごりって言ったじゃまいかwwwwwww」
(`・ω・´)「うん、ごめん。うそなんだ。」
('A`)「100諭吉なんて払えねえよwwwww」
(`・ω・´)「ぶち殺すぞ。
払えないなら仕方ない。ツケにしとくよ。
世界の裂け目から戻ってきたら、必ず払いやがれこの盗っ人野朗ども。」
( ^ω^)「わかったおwwww必ず払いに来るおwwwww」
('A`)「それまで、この店つぶすんじゃねえぞ。」
308 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:23:45.07 ID:YKqbVEBP0
二人は、バーボンハウスを後にした。
胸に心温まるVIPヌクモリティを感じながら。
第9話 完 推奨BGM それでも来た道 / 柴田淳
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:25:10.97 ID:Zs0q9CB90
乙ー
シャキンデラカッコヨスwww
水晶BGMが何かわからない俺www
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:26:13.55 ID:F0BlRkGC0
100諭吉ワロスwwwwwwwww
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:27:53.94 ID:pVOFs6MU0
BGMがわからねぇww
どんな曲なんだ?
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:31:47.46 ID:ixa2o41A0
乙!!!!!
313 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:31:52.39 ID:YKqbVEBP0
平日の深夜まで保守ありがとうございます。
コレにて第1部は終了です。
推奨BGMは暇だったら探してみてください。
速攻でシャワー浴びてもう1話投下しようと思いますがいかがですか?
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:33:53.03 ID:ziC0e27/0
いいねぇ、好きだねこういうの
作者乙!
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:33:53.49 ID:ixa2o41A0
寝れねえEEEEEEE
さあみんな次の投下までほすだ(`・ω・´)
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:34:17.74 ID:ziC0e27/0
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:39:20.93 ID:1mHsYTt80
チンチンマダー
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 01:42:10.73 ID:Zs0q9CB90
320 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:48:44.60 ID:YKqbVEBP0
シャワー浴びてきました。
>>318 ちゃんと洗ってきました。
>>319 わざわざ乙です。
曲はもっと切ないです。
>>281 違いますお。
ブーン小説は初めてですお。
321 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:52:41.01 ID:YKqbVEBP0
第2部
第10話( ^ω^)マイアヒ発進!だお!
深夜の荒野に、一筋の光があった。
それはブーンと毒男の乗るバイクの光である。
( ^ω^)「この振動、どうにかならないかお?」
('A`)「我慢しろ。もうじき快感に変わるから。」
( ^ω^)「ちょwwwそれは無いおwwww」
322 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:54:04.37 ID:YKqbVEBP0
東の空が赤く染まりだした。
もうすぐ夜が明ける。
ブーンたちはまだ荒野をバイクで進んでいます。
( ^ω^)「あwwwらめぇwwwwひぎぃwwwwwwwww
アナルがぁwwwwこれがエクスタシーなのかおwwwww」
('A`)「ふひwwふひwwwふひひwwwww
辛抱たまらんだろwwwwwwwww」
ブーンのアナルは、完全に開発されてしまったようです。
323 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:55:53.64 ID:YKqbVEBP0
日が昇りしばらくして、ブーンたちは毒男の工場に着いた。
そこにはプロペラをつけた複葉機があった。
( ^ω^)「すごいお!これ、名前なんていうんだお?」
('A`)「ふひひwww
その名も『マイアヒ』だ!」
(;^ω^)「・・・・・」
324 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 01:57:33.27 ID:YKqbVEBP0
午前中に準備を終えた二人。
いよいよ発進だ。
('A`)「しっかりつかまってろよ!
『マイアヒ』発進!」
( ^ω^)「ブーンだおwwwwwwwwww」
二人の夢を乗せた「マイアヒ」は、晴れ渡る大空を駆け上っていった。
第10話 完 推奨BGM ハイブリッドレインボウ / the pillows
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 02:02:11.35 ID:Zs0q9CB90
ちょwww第十話はえええwww
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 02:05:05.71 ID:ixa2o41A0
乙!!!
327 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 02:08:40.06 ID:YKqbVEBP0
というわけで今日の投下は終了です。
第10話は、第2部の導入部分です。
だから短いのはご容赦ください。
こんな駄作のために保守してくれる皆さん、
ホントありがたいです。
読みにくい等、苦情があれば遠慮なく書き込んでください。
頑張って改善します。
明日はまたバイトで、今日と同じ時間の投稿になりそうです。
余裕があればバイト前の9時までに投稿しようかと思います。
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 02:26:46.15 ID:D29YfilZ0
乙。面白いねー。wktkしてまってるよ。
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 02:33:34.59 ID:NFpacIKEO
乙だお!
これで心置きなく寝れるお。
330 :
◆NKNulupoZg :2006/06/27(火) 02:39:29.12 ID:VEOr0hxg0
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 03:08:27.48 ID:LtpnO4tqO
世界の果てのむこうがわwktk
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 03:35:22.65 ID:Dd7/ssSV0
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 03:51:49.89 ID:4d8HESVJO
期待ほし
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 05:23:24.52 ID:NFpacIKEO
時間待ち保守!
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 05:37:59.68 ID:gWlheLmo0
マスターや教授の話は何か胸にグッと来る
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 06:29:58.94 ID:P5QOLS290
ほ
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 07:07:59.59 ID:KntxU3SeO
保守
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 07:22:19.22 ID:gG7bQKO4O
ほ
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 07:46:51.44 ID:weWHuzJXO
ほ
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 08:39:51.31 ID:gG7bQKO4O
し
341 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 08:48:18.19 ID:Xly1PAlg0
ゅ
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 09:17:28.15 ID:BZNMnm4K0
ほゆいんぐ
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 09:41:08.19 ID:KWdlrH310
矢野
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 10:54:46.17 ID:ixa2o41A0
保守
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 11:44:48.37 ID:gG7bQKO4O
保守
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 12:37:48.79 ID:weWHuzJXO
保守
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 13:00:02.79 ID:weWHuzJXO
保守
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 13:52:34.22 ID:vyrjLBc8O
ほ
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 14:01:41.29 ID:M5eN/GvxO
し
そ
う
い
ち
ろ
うでございます
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 14:04:03.24 ID:BeGLgaaYO
ほす
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 14:51:25.17 ID:wJQq3WZzO
ほ
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 15:29:14.75 ID:gG7bQKO4O
し
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 15:55:28.19 ID:KntxU3SeO
ゅ
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 15:57:25.82 ID:lBCgAZBg0
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 16:14:17.98 ID:4eU9PyQW0
ok
356 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:20:20.87 ID:vAESwQng0
こんにちは。
毎度毎度保守してくれる方、感謝です。
時間が出来たんで1話投下しようと思いますがどうでしょう?
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 16:21:49.78 ID:Rh6WI3Mt0
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 16:26:02.86 ID:F0BlRkGC0
ktkr
359 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:26:21.51 ID:vAESwQng0
第11話( ^ω^)世界の裂け目はすんごいお!
風を切ってマイアヒは大空を翔る。
さわやかな風がブーンの頬をすり抜けた。
大地は小さく、はるか地平線の果てまで続いている。
空は広く、いつもより近い位置にある空は紺碧に染まってみえる。
360 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:26:58.30 ID:vAESwQng0
( ^ω^)「空ってすごいお!
毒男が飛行機械技師になったのもわかるお!」
('A`)「だろ?空とアナルは男のロマンだぜ!」
( ^ω^)「激しく同意するお!」
361 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:27:36.72 ID:vAESwQng0
飛行しだして数分が経った。。
( ^ω^)「うーん、飽きたお。」
('A`)「ちょwwwこの飽きん坊wwwwwwww」
( ^ω^)「大体振動が足りないお!
僕のアナルはこんなもんでは満足しないお!」
('A`)「言いたい放題だなバーローwwwwwwwww」
362 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:28:31.38 ID:vAESwQng0
飛行しだして数時間、ブーンは居眠りをしていた。
('A`)「起きろへちゃむくれ。」
( ^ω^)「・・・あと3時間待ってくれお。」
('A`)「ちょwwwなげえよwwwwww
それよりあれを見ろ。」
363 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:29:36.95 ID:vAESwQng0
ブーンは寝ぼけ眼をこすりながら毒男が指差す方向を見た。
Σ(;^ω^)「ファ、ファーブルスコオオオオオ!!!!」
そこには、地平線より先まで続く裂け目と、
はるか上空まで切れ目無く続く、どす黒い雷雲の層があった。
364 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:30:33.39 ID:vAESwQng0
( ^ω^)「さて、毒男さん。帰りましょうか。」
('A`)「だが断る。」
( ;ω;)「いやだお〜!あんなの無理だお〜!」
('A`)「ちょwwwこの駄々っ子めwwwwww」
ブーンがそう言い出すのも仕方が無いほど、
世界の裂け目と雷雲は、圧倒的な迫力を持って存在していた。
365 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:31:47.73 ID:vAESwQng0
( ^ω^)「しかたない。エネルギー注入だお!」
ブーンはアナリスクした。
( ^ω^)「うはwwwww
み な ぎ っ て き ま す た wwwwwwww」
('A`)「俺にもプリーズwwwwww」
二人の気力はMAXなようです。
366 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:32:32.64 ID:vAESwQng0
日が暮れたので二人は岩山の陰に着陸しテントを張った。
('A`)「明日は、軍の基地の真上を通って、雷雲の無風地帯に突っ込む。
しっかり休めよ」
( ^ω^)「把握した!」
しかし不安と緊張で、二人はまともに眠ることできなかった。
第11話 完
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 16:34:17.46 ID:gG7bQKO4O
作者、乙!
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 16:38:31.72 ID:Zs0q9CB90
まったく、作者はいつも神出鬼没だぜwwwww
369 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/27(火) 16:42:00.43 ID:vAESwQng0
>>367 いえいえ。
あんたらがwktkしてくれるから続きを書くのがすごく楽しいです。
>>368 うふふ、そんなにほめないで。
というわけで、深夜1時過ぎにまた投下します。
バイトに備えて今から寝るお ノシ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 16:56:35.05 ID:gG7bQKO4O
俺は今日バイト休みだからwktkしながら待ってるぜ!
バイトガンガレよ!
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 17:28:41.77 ID:PX6rMvcT0
wktk
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 17:42:10.48 ID:weWHuzJXO
作者さん乙!
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 17:50:09.85 ID:Wc655XxQ0
バイトガンガレ保守
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 18:04:28.75 ID:bNATsD880
('A`)「ふひひwww
その名も『マイアヒ』だ!」
なんだこの名前、気に入らない…
嫌なイメージしか無いな
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 18:17:35.41 ID:ZTFaVaPH0
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 18:29:08.70 ID:PX6rMvcT0
何も言うなって。
大切なのは小説の内容なんだから
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 18:56:01.60 ID:KntxU3SeO
保守
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 19:10:40.81 ID:JJgaEoFbO
追い付いたw
アナリスク大活躍www
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 19:54:55.52 ID:PX6rMvcT0
保守
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 20:17:15.28 ID:weWHuzJXO
保守
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 20:33:42.33 ID:KnAwOT7UO
ピロウズとかナツカシス
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 20:34:02.16 ID:weWHuzJXO
アナリスト保守
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 20:54:26.35 ID:DZSsqMNEO
追いついた
壮大な話とギャグ小ネタのギャップがたまらんな
頑張れわくてか保守
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 21:15:03.66 ID:PX6rMvcT0
hsy
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 21:36:22.16 ID:PX6rMvcT0
☆ゅ
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 21:41:54.55 ID:ZW5LvrOmO
保守(><;)
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 21:52:45.56 ID:weWHuzJXO
/l、
( ゚、 。 フ 保守
」 "ヽ
()ιし(~)〜
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 21:57:25.81 ID:9doPdcPO0
マイヤヒならまだ分かるが
マイアヒはエイベっ糞の・・・
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 22:19:19.51 ID:KntxU3SeO
保守
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 22:41:46.74 ID:tiyJT5wq0
ho
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:06:01.92 ID:cjbZPA2e0
hosu
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:27:54.24 ID:weWHuzJXO
保守
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:36:10.22 ID:4W00Kf6AO
ほ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:49:36.16 ID:weWHuzJXO
(゚д゚)
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:51:46.76 ID:paDec9TjO
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:53:25.36 ID:wE/b4VxIO
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:54:17.59 ID:4eU9PyQW0
_ _ ._ _
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399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:54:51.06 ID:F0BlRkGC0
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/27(火) 23:57:09.82 ID:JJgaEoFbO
(~д~)
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 00:04:36.24 ID:jQCTaqXMO
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 00:05:19.85 ID:MfFwy5qPO
(゚∀゚)ノシ
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 00:07:38.59 ID:r7rltjRRO
ホシュ
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 00:23:29.43 ID:MfFwy5qPO
(´・ω・`)落ちないでぇえっ……!!
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 00:33:15.40 ID:jQCTaqXMO
(゚д゚)
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 00:50:05.99 ID:jQCTaqXMO
ほ
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:01:50.54 ID:/+gyYmV60
nyoho-
ここは俺に任せろ!
409 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:22:46.33 ID:jmH0WUJD0
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:22:47.68 ID:JEv6tlDd0
ホシュ!!&wktk
411 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:25:54.43 ID:jmH0WUJD0
第12話( ^ω^)パラシュートで、擬似亀甲縛り体験だお!
翌日の未明、日も昇らぬうちに二人は離陸した。
( ^ω^)「よく寝れなかったお・・・。」
('A`)「俺もだ・・・。」
( ^ω^)「でも、何でこんな朝暗いうちから行くんだお?」
('A`)「真っ昼間に軍の基地の真上を通る馬鹿はいないだろ。」
それもそうです。
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:26:08.23 ID:jQCTaqXMO
キタ━━(゚∀゚)━━!!
413 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:27:04.60 ID:jmH0WUJD0
飛行は順調、通過地点である軍の極東基地まであとおよそ1時間である。
('A`)「ブーン、これ持ってくれ。」
( ^ω^)「なんだお?これ。」
('A`)「距離メーターだ。
軍の基地の真上を通ったらボタンを押せ。
そこから高度1000メートル、北東に距離40キロの地点が、
雷雲の無風地帯だ。」
( ^ω^)「おーいえす。」
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:27:29.63 ID:v5mWPpUTO
415 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:28:38.41 ID:jmH0WUJD0
軍の基地が見えた。
地上放火の的にされないよう、毒男は高度を最大限まで上げた。
('A`)「これで、軍が飛行機械でも持ち出さない限り大丈夫だろう。」
('A`)「基地の真上だ!ブーン!ボタンを押せ!」
( ^ω^)「ぽちっとな。」
その時、けたたましいアラーム音があたりに響いた。
416 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:29:41.38 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「この機械、うーうー言っとりますお。
うるさいから毒男、何とかしてお。」
('A`)「ちょwwwwそれじゃねえwwwww
軍に見つかったんだよwwwバーローwwwwwww」
( ^ω^)「あちゃー。」
('A`)「あちゃー。じゃねえよバーローwwwwww」
417 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:30:54.01 ID:jmH0WUJD0
パパパパパッ!
地上から「マイアヒ」に向けて火線が放たれる。
(;^ω^)「う、打たれてるおおおおお!」
('A`)「当たらなければ、どうということは無い!
ふひひ!一度言ってみたかったんだコレwwwwwww」
( ^ω^)「ちょwwwwテラキモスwwwwwww」
418 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:31:59.37 ID:jmH0WUJD0
そんなこんなで軍の地上砲火の射程範囲を超えた。
('A`)「ここまでくりゃ安心だ。
ブーン、あと何キロだ?」
( ^ω^)「20キロほどだお」
('A`)「把握した。」
そのとき、後ろからプロペラ音が聞こえてきた。
419 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:32:53.03 ID:jmH0WUJD0
('A`)「マジか。」
( ^ω^)「どうしたお?」
('A`)「きたんだよ。」
( ^ω^)「生理かお?
悪いけど、ここじゃ赤飯炊けないお。」
('A`)「それじゃねえ。
軍 の 飛 行 機 械 だ よ !!!!!!」
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:34:45.69 ID:Qj31mR+W0
ブーンバカスwwwww
421 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:35:47.65 ID:jmH0WUJD0
二つの飛行機械の距離が埋まっていく。
('A`)「ちっ!性能が違いすぎる!
軍の野郎、世界の裂け目越えが禁止されてからも
飛行機械の開発は続けてやがったな!」
敵は機銃を放った。
乾いた銃声があたりに響く。
422 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:36:36.60 ID:jmH0WUJD0
(;^ω^)「う、撃たれとりますがな!どうするんだお?」
('A`)「しっかりつかまってな!!!」
そういうと毒男はハンドルを手前に思いっきり引っ張った。
飛行機械が上方に弧を描き、後ろへ背面飛行した。
(;^ω^)「あうあうあうwwwwwwwww」
今度は下方に弧を描き、通常飛行に戻ると、
ブーンたちは敵機の後方についていた。
('A`)「グッドラック!」
毒男が機銃を放つと、敵機は羽のもげた蝶のように落ちていった。
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:37:14.69 ID:Swkq5ytf0
おもすれwwwww
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:38:03.56 ID:QVbV5sCS0
422 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:36:36.60 ID:jmH0WUJD0
(;^ω^)「う、撃たれとりますがな!どうするんだお?」
('A`)「しっかりつかまってな!!!」
そういうと毒男はハンドルを手前に思いっきり引っ張った。
飛行機械が上方に弧を描き、後ろへ背面飛行した。
(;^ω^)「あうあうあうwwwwwwwww」
今度は下方に弧を描き、通常飛行に戻ると、
ブーンたちは敵機の後方についていた。
('A`)「グッドラック!」
毒男が機銃を放つと、敵機は羽のもげた蝶のように落ちていった。
425 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:38:13.74 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「すごいお毒男!」
('A`)「ふひひwwww
今日から俺のことは『赤い彗星の毒男』と呼んでくれ。」
( ^ω^)「だが断る!」
その時だった。
ガン!という衝撃音があたりに走った。
426 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:39:20.14 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「この音なんだお?」
('A`) >「・・・・別の飛行機械に打たれちゃったみたい。てへ(はぁーと)。」
Σ(;^ω^)「てへ(はぁーと)。じゃねーよwwwww!この馬鹿ちんwwwww!」
('A`)「とりあえず、あの森のほうへ不時着しまーす。」
( ^ω^)「あ、はいですおー」
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:39:45.26 ID:Qj31mR+W0
こいつら・・・wwww
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:39:45.45 ID:o9/HJAog0
こいつら全然緊迫感ねーなwwwww
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:41:38.65 ID:jQCTaqXMO
もっと焦ろよwww
だがそれがいい
430 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:42:20.44 ID:jmH0WUJD0
ブーンたちの下方には、未開の樹海が広がっている。
(;^ω^)「ここ・・・不時着できるのかお?」
('A`)「無理無理。コレつけて。」
( ^ω^)「なんだお?これ。」
('A`)「パラシュート。この紐引っ張れば開くから。
じゃ、お先に〜〜〜〜。」
(;^ω^)「ちょwwww待ておwwwwwww」
毒男に続いてブーンも飛び降りた。
一方マイアヒは煙を吹いたまま、樹海の中にその姿を消した。
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:42:51.62 ID:o9/HJAog0
ちょwwwハイアヒ捨てたら裂け目越えムリスwww
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:43:10.12 ID:890nNjgN0
深い深い森のなかでぇ〜
433 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:43:39.58 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「おお、今僕、空を飛んでるお。」
どうみても落ちているだけです。本当にありがとうございました。
( ^ω^)が世界のすべてを見てみたいようです
―完―
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:44:23.51 ID:890nNjgN0
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ポカーン
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:44:46.74 ID:89xXAc3S0
wktk
kwsk
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:45:12.91 ID:Qj31mR+W0
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ポカーン
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:46:26.37 ID:Y137aLGE0
今日はまだ投下あるのかな?
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:47:16.72 ID:jQCTaqXMO
な、なんだってー!?(AAry
439 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:47:51.50 ID:jmH0WUJD0
―再開―
( ^ω^)「そろそろパラシュート開かなきゃ死んじゃうお。」
ブーンは紐を引っ張った。
するとパラシュートが開き、グンっと、体が上に持ち上げられるような衝撃が走る。
( ^ω^)「おっwwおっwwwwおっwwwwwwww
この食い込み感wwwwwたまらんおwwwwwwww」
ブーンが捕縛プレイに目覚めたようです。
ブーンのパラシュートは木に引っかかり、自力では降りられなかった。
毒男に見つけられるまでの半日間、ブーンは捕縛プレイに酔いしれた。
第12話 完
ちょwwwwwwいつの間にかキテタと思ったら ( ゚д゚ )
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:49:43.15 ID:Qj31mR+W0
乙
コイツら世界を見る気あんのか?wwwww
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:50:55.25 ID:HMTcKNHhO
おつ
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 01:55:10.28 ID:o9/HJAog0
乙。
ブーンとドクオのノリがアナルにバナナだっけ?あれみたいになってきたなw。
っちょwww乙ww
445 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 02:02:59.95 ID:jmH0WUJD0
もう1話投下しようと思いましたが
時間も時間ですし止めますね。
毎度保守ありがとうございます。
明日は一日OFFなので、昼まで寝て
話のストックを書きまくろうと思います。
投下は昼夜一回ずつ使用かと思います。
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 02:06:24.65 ID:o9/HJAog0
>>445 君と運命に喧嘩の作者はほんと投下数が多くてすごいな。
しかも、クオリティも維持してるしなあ。
無理やり書くのなら少しくらい休憩してもいいぞよ。
でも、気力あるならドンドン書いて欲しい。wktkして待ってるよ。
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 02:10:11.85 ID:jQCTaqXMO
乙
ワクテカして待ってるなノシ
448 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 02:23:49.64 ID:jmH0WUJD0
>>446 ありがとうございます。
明日は書きまくるといっても
俺のクオリティじゃ2話完成させられればいいほうです。
無理やり書いている感じではありません。
物語を妄想し、書くのが楽しくて仕方ない感じです。
ただほんとに疲れたら数日は暇をもらうかもしれません。
しかしだらだら続ける気は無いのでご安心を。
といっても長くなりそうだけど。
というわけでこれからもよろしくです。ノシ
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 02:48:13.80 ID:h3WWAYVlO
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 03:00:32.04 ID:jQCTaqXMO
寝る
後は任せた…
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 03:20:14.35 ID:0S1q47sf0
だが断る!
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 03:47:43.79 ID:E/3lktRY0
寝る
後は任せた…
ほしゅ
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 04:26:42.61 ID:JEv6tlDd0
文章だけなのにものすごく世界観が伝わってくる保守。
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 05:00:22.95 ID:JEv6tlDd0
寝る前に保守しておく
後はよろ
捕球
喪主
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 06:23:46.61 ID:uHnl6T2m0
ho
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 06:29:14.19 ID:+6Ao9+EgO
飛竜を狩るようですってどうなったの?
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 06:47:43.28 ID:jQ4J5scbO
作者逃亡、以上!
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 07:20:25.45 ID:MfFwy5qPO
保守
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 08:13:25.09 ID:MfFwy5qPO
保守
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 09:15:56.65 ID:5h5kJHbW0
hose
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 10:22:20.53 ID:SptHt7jB0
ho
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 12:22:00.89 ID:I3CnN7Hb0
ほゆいんぐ
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 13:31:46.13 ID:I3CnN7Hb0
ほゆいんぐ
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 14:11:14.86 ID:8Es+6LSz0
追いついたwwwww
ちょwwww投下wktkwwwwwwwww
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 14:54:32.74 ID:ZAO9C1+70
wktk
/⌒ヽ
/ 丶`Д´>
| U /
( ヽノ
ノ>ノ ヒタヒタ
. 三 レレ
/⌒ヽ キッ!
/< `皿´ > 彡
| U /U
( ヽノ
ノ>ノ
. レ< フ
/⌒ヽ
/丶`Д´>
| U /
( ヽノ
ノ>ノ ヒタヒタヒタ
. 三 レレ
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
475 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:23:44.81 ID:KywKzTvm0
こんにちは。
暑い中保守感謝です。
皆さんいかがお過ごしですか?
作者は仮性包茎ですので、亀さんが蒸れてます。
今年の目標は「一つ上野おとこ」です。
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 15:27:21.17 ID:jQCTaqXMO
バロスwwwww
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 15:27:36.43 ID:Qj31mR+W0
>>475 暑いのに風邪ひいた無職童貞の割に剥けてる俺です
478 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:32:10.46 ID:KywKzTvm0
>>477 「剥けてることは7難隠す」ということわざがあります。
うらやましい限りです。
では、投下いきます。
479 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:33:38.36 ID:KywKzTvm0
第13話( ^ω^)未開の深い、樹海で出会い。だお!
パラシュートで降下して1週間。
2人は樹海をさまよっていた。
('A`)「よりにもよって、こんな未開の樹海に降りちまうなんてな。」
( ^ω^)「う〜ん、まいっちんぐ!」
('A`)「マチコ先生ktkrwwwwwwww」
そしてついに食料が尽きた。
480 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:34:41.42 ID:KywKzTvm0
その3日後、相変わらず2人は樹海をさまよっていた。
(;^ω^)「腹減ったお・・・・」
('A`)「ふひひひひwwwwwwwアイム・ハングリーwwwww」
Σ(;^ω^)「毒男が壊れたお!」
そして今日も日が暮れた。
(#'A`)「・・・・。」
(#^ω^)「・・・・・・。」
2人はしゃべる気力すら失せていた。そのときである。
481 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:35:30.51 ID:KywKzTvm0
Σ( ^ω^)「食べ物のにおいだお・・・・」
空腹の極限まで追い詰められたブーンの嗅覚は犬をも凌駕していた。
そのにおいをたどると、開けた場所に出た。
池と、一軒の家がそこにあった。
('A`)「飯ーーーーー!!!」
(;^ω^)「おまwwwww待ておwwwwww」
482 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:36:34.46 ID:KywKzTvm0
ブーンは玄関の扉を開いた。
しばらくすると、玄関ではなく、少しはなれた窓が開いた。
ξ゚听)ξ「・・・・・」
(;^ω^)「お、おいすー・・・・」
ピシャリと窓は閉められた。
('A`)「初対面の女に『おいすー』はねえだろ。」
( ^ω^)「お・・・今度は敬語で言うお。」
ブーンは再び扉を叩いた。
483 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:37:48.27 ID:KywKzTvm0
なかなか出てこないので何度もノックすると、
ピシャリと音を立て、窓が勢いよく開いた。
ξ゚听)ξ「いったいなんなのよあんた達!!」
(;^ω^)「お、おいすーございます・・・・。」
ξ゚听)ξ「・・・・。」
どうみても敬語じゃありません。本当にありがとうございました。
484 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:38:42.51 ID:KywKzTvm0
ξ゚听)ξ「で、何のようなの?」
('A`)「実はかくかくしかじか、ちんちんみてちんちんしょぼーん。
というわけで、食べ物を恵んではくれないか?」
( ^ω^)「お、お願いしますお。なんでもしますお。」
ξ゚听)ξ「・・・・・」
窓が再び閉められた。
2人がうなだれていると、玄関の扉が開いた。
ξ゚听)ξ「・・・・入れば。」
485 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:39:44.46 ID:KywKzTvm0
部屋の中で死んでいると、彼女が料理を持って入ってきた。
('A`)( ^ω^)「はむはむwwwwwwwwwwむしゃむしゃwwwwwww」
ξ゚听)ξ「きめぇwwwwwwwww」
二人はものの数分で出された料理を平らげた。
486 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:40:21.70 ID:KywKzTvm0
( ^ω^)「こんなおいしい料理食べたこと無いお。
君、料理上手だお!」
('A`)「ごちそうさん。いやー、なかなかのもんだった。」
ξ////)ξ「べ、別にほめても何も出ないんだからね」
これが彼女との出会いだった。
第13話 完
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 15:42:27.88 ID:Qj31mR+W0
>(;^ω^)「お、おいすーございます・・・・。」
腹を抱えてワラタwwwwwwwww
488 :
タンタン ◆TANTAN500k :2006/06/28(水) 15:42:49.32 ID:wChL85gw0
(´ಠ౪ಠ) たった、たったウザイな
489 :
タンタン ◆TANTAN500k :2006/06/28(水) 15:43:32.01 ID:wChL85gw0
(´ಠ౪ಠ) 誤爆
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 15:45:32.39 ID:jQCTaqXMO
ワロタw乙〜
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 15:45:48.97 ID:7fRgWTYd0
おいすーございますwwwwwwwwww
492 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 15:51:41.80 ID:KywKzTvm0
では、ストックの執筆に戻ります。
続きは今夜、トリビアの前後に投下します。
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 17:26:23.18 ID:MfFwy5qPO
保守
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 18:13:10.63 ID:yQ3GP8Uq0
ほ
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 18:15:36.41 ID:v6dylyVG0
(;^ω^)「お、おいすーございます・・・・。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 19:27:40.16 ID:PTdKc9h9O
保守
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 19:27:51.62 ID:DnrB++t10
なかなかいい雰囲気と世界観じゃないか
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 19:48:04.69 ID:Y137aLGE0
hossu-
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 20:19:22.00 ID:JEv6tlDd0
wktk
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 20:19:52.61 ID:mHOFyXFK0
VIPPERの事をニートとかクズとか言ってる奴が居るお!今すぐ突撃だお!!(^ω^#)
詳しくはこちらで↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11232/1147329335/ 9 名前: 小林盛久 ◆yfyrQYUUA. 投稿日: 2006/05/29(月) 18:23:50
戸塚ヨットスクールを国営にして、アンチやVIPPERを強制収容することはできないだろうか?
客観的に見て、ニートに人権はいらないと思う。
18 名前:小谷金吾 ◆Cnx4mSGS2s 投稿日:2006/06/09(金) 01:02:42 ID:
っていうか、さっさと殺しちまえばいいんだよ。
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 21:32:53.93 ID:MfFwy5qPO
保守
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
wktks
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
524 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:39:10.58 ID:t4Jl4Iok0
第14話( ^ω^)魔女はツンデレ少女だお!
食後、ブーンたちは雑談していた
('A`)「俺は毒男。このへちゃむくれはブーン。よろしくな。」
( ^ω^)「ブーンだお。よろしくだお。」
ξ゚听)ξ「・・・ツンよ。」
彼女は、名前のとおりツンツンした態度の、二十歳前くらいの女の子だった。
525 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:40:15.27 ID:t4Jl4Iok0
('A`)「で、助けてもらって悪いんだが、あんた何者だ。」
( ^ω^)「ちょい待つおwwwww
いくらなんでもそれは失礼じゃまいかwwwwww」
('A`)「無礼は承知だ。
しかし、こんな未開の樹海で若い女が独りで住んでる。
百歩譲っても怪しいだろ。」
526 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:40:47.17 ID:t4Jl4Iok0
ξ゚听)ξ「ふん。あたしがどんな素性にしろ、あんた達には何の関係もないわ。」
('A`)「もっともだ。あんたの素性を知りたいのは俺個人の好奇心に他ならない。
もしあんたが良ければ、話してはくれないか?」
ξ゚听)ξ「・・・・。」
ツンは警戒しているようだ。まあ、それも当然ではあるが。
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 22:40:59.29 ID:Y137aLGE0
唐突にはじまたwww
wktk
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 22:41:07.76 ID:0S1q47sf0
ktkr
529 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:42:22.78 ID:t4Jl4Iok0
沈黙がその場を支配する。
それを破ったのはブーンであった。
( ^ω^)「僕も知りたいお!
君みたいなかわいい女の子がどうしてこんなところに閉じこもっているんだお?」
ξ////)ξ「かわいいって・・・何言ってんのよ。」
( ^ω^)「インディアン嘘つかな〜い、お。
ツンは樹海から出て、新しい世界を見たいを見たいとは思わないのかお?」
ξ゚听)ξ「それは・・・・思うけど・・・。」
( ^ω^)「こんな樹海に閉じこもっていても何もはじまらないお!
なんなら僕たちと一緒に樹海の外に出ようお!」
ξ゚听)ξ「・・・・。」
( ^ω^)「樹海の外にはたくさんすんごいものがあるお。機関車、飛行機、
世界の裂け目やたくさんの遺跡、きれいな草原や広大な荒野。
特に飛行機械から見た世界は勃起ものだお!!!!!」
('A`)「てめえwww数分で飽きてたじゃねえかwwwwwwww」
530 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:44:06.84 ID:t4Jl4Iok0
ブーンが樹海の外について熱く語っていると、
ツンは指をいじくりだし、何かを取り出して言った。
ξ゚听)ξ「コレ、つけて。」
指輪だった。
( ^ω^)「お、プロポーズかお?
僕でよければ、喜んで承りますおー。
初夜は今夜でいいですかお?」
ξ////)ξ「ば、馬鹿じゃないの!いいから付けて。」
ブーンは人差し指に指輪をつけた。
531 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:45:21.51 ID:t4Jl4Iok0
ξ゚听)ξ「付けたら『あ・・・熱いの。』って唱えて。」
( ^ω^)「うはwwwwテラモエスwwwwwww
『あ・・・熱いの。』」
そのときだった。
なんということでしょう。
指輪を付けたブーンの人差し指から、100円ライターほどの炎が出てきたではありませんか!
532 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:46:21.41 ID:t4Jl4Iok0
Σ(;^ω^)「ちょwwwwなんだおこれwwwww」
Σ('A`;)「こりゃどういうことだ!?ブーン、俺にも貸せ!」
毒男はブーンの指から指輪を外し、自分の人差し指に付けた。
('A`)「『あ・・・熱いの。』」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「きめええええwwwwwwwwww」
するとどうでしょう。
毒男の人差し指からも小豆ほどの大きさの炎が出たではありませんか。
533 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:47:06.06 ID:t4Jl4Iok0
( ^ω^)「ツン、コレは一体全体どういうことかお?」
ξ゚听)ξ「これは・・・・魔法よ。」
工工エエエエ(;^ω^)('A`;)エエエエ工工
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 22:47:09.35 ID:awITJIIrO
535 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:48:57.42 ID:t4Jl4Iok0
ξ゚听)ξ「魔法はこの指輪をつけると使えるの。一個しかないけどね。
でも魔法を使うには、指輪と、適性条件が必要なの。」
( ^ω^)「適性条件ってなんだお?」
ξ゚听)ξ「それは『自然を愛する優しい心』よ。」
536 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:50:16.82 ID:t4Jl4Iok0
('A`)「えらく抽象的だな。」
ξ゚听)ξ「まあね。でもそんな抽象的な条件だからこそ、
条件をそろえて悪用しようとする奴に魔法は使うことはできないわ。」
( ^ω^)「僕は遺跡発掘のときなんか野宿ばっかりだったし、
他の時にもよく野宿していたから自然は大好きだお。」
('A`)「俺も荒野に住んでいたし、何より空が大好きだからな。自然とはよく触れ合ってたぜ。」
ξ゚听)ξ「それに魔法が使えるみたいだし、とりあえずはあんた達を信頼してもいいみたいね。」
( ^ω^)「なら、僕たちと一緒に樹海を出るかお!?」
537 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:51:06.67 ID:t4Jl4Iok0
ξ゚听)ξ「それは・・・しばらく考えさせて。
それまでの間、この家に居てもいいから。」
('A`)「ありがたくそうさせてもらうよ。」
ξ////)ξ「べ、別にあんたたちのためじゃないわよ!あたしのためなの!」
( ^ω^)「はいはい、ツンデレツンデレ。」
ξ゚听)ξ「じゃあ、あたしもう寝るわ。オヤスミ。」
ツンは部屋から出て行った。
538 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:52:04.61 ID:t4Jl4Iok0
( ^ω^)「うひょwwww魔法wwww大発見ktkr!!!!!!」
('A`)「良かったじゃねえか。お前の夢が一つ叶ったな。」
( ^ω^)「二つだお!きっとツンは『魔族』だお!!
仲間にすれば、魔法文明の情報が聞けるお!
なにより、世界の裂け目越えの貴重な戦力になるお!!」
('A`)「まあ、仲間になるかならんかは彼女しだいだ。のんびり待とうや。」
( ^ω^)「そうだおね。今日はふかふかのベッドで寝れるお!オヤスミだお!」
539 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 22:53:06.45 ID:t4Jl4Iok0
そのとき部屋の扉が開いた。
ξ゚听)ξ「寒いから暖炉に火をつけて。
あ、薪無いから、薪割りからお願いね。居候ども。」
(#^ω^)(♯'A`)「・・・・・・。」
その日、樹海には深夜まで薪割りの音が響き続けたそうです。
第14話 完
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 22:53:33.99 ID:JvxjTsjl0
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 22:54:54.31 ID:ucwO4fRg0
激しく乙!!!
wktk
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 22:58:25.37 ID:jQCTaqXMO
乙!
おもろい
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:10:58.65 ID:89xXAc3S0
wktk
うおおおおおおお
乙
547 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:16:57.77 ID:t4Jl4Iok0
すいません。
明日は投下できそうにありません。
そんなわけで、
明日投下する予定だった1話を投下しようと思いますがいかがですか?
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:17:15.08 ID:89xXAc3S0
おk
549 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:19:25.84 ID:t4Jl4Iok0
第15話( ^ω^)この木 何の木 魔法の木だお!
次の日、ブーンたっての願いでツンが魔法を見せてくれることになった。
( ^ω^)「そもそも魔法ってどういう仕組みになっているのかお?」
ξ゚听)ξ「それは私にもわからないわ。
指輪を使って魔法は使えるけど、その仕組みはわからないの。」
使えても仕組みがわからない。
素人がインターネットのプログラムを知らなくてもインターネットにつなげるのと同じ理屈のようです。
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:19:51.86 ID:jQCTaqXMO
ワクテカ
551 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:20:24.26 ID:t4Jl4Iok0
ξ゚听)ξ「魔法には火、風、水、土の4種類があるの」
そう言うとツンは魔法を実演してくれた。
しかし、ツンの使った魔法は期待はずれもいいところだった。
火の魔法はせいぜいガスコンロの中火くらいものだったし、
水の魔法は指からちょっと強力な水鉄砲が出てるようなものだった。
風の魔法にいたっては、スカートがめくれるくらいの風が吹いただけだった。
しかし土の魔法はすごかった。
552 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:21:56.26 ID:t4Jl4Iok0
ξ゚听)ξ「こうやって地面に両手をついて、呪文を唱えると・・・」
するとどうでしょう。
地面から5メートルはある木が生えてきたではありませんか!
Σ( ^ω^)Σ('A`)「あqwせdrftgyふじこklp!!」
553 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:22:51.87 ID:t4Jl4Iok0
('A`)「これはすごい・・・。」
( ^ω^)「おまけに、ご丁寧に果物までなってるお。」
ブーンはツンが生やした木になった果物をかじった。
水分をたっぷり含んだそれは、甘くて少しすっぱくてとってもおいしかった。
554 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:23:49.44 ID:t4Jl4Iok0
ξ゚听)ξ「果物や野菜はこうやって調達してるの。
もっと大きな木だって生やせるわ。
その気になれば、地震だって起こせるわよ。」
(;^ω^)「・・・地震は遠慮しとくお。」
どうやらツンは、土の魔法だけはすごいようです。
555 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:25:42.96 ID:t4Jl4Iok0
そんなこんなで数日がたった。
ツンはブーンたちともすっかり打ち解けたようだ。
その日、毒男は池に魚釣りに行っていた。
ツンの家では、ブーンとツンが仲良くおしゃべりしながら料理を作っていた。
( ^ω^)「ちんちんぶらぶらヘリコプター。
というわけで僕は大失敗しちゃったんだお。」
ξ^▽^)ξ「あはは。ブーンって面白いのね。あたしもそんな体験したいなぁ。」
( ^ω^)「なら一緒に樹海を出るお!なんなら一緒に世界の裂け目も目指すお!」
ξ゚听)ξ「うん。だけど・・・
『魔族狩り』ってブーン知ってる?」
(;^ω^)「お・・・知ってるお。」
556 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:26:52.41 ID:t4Jl4Iok0
「魔族狩り」
それはブーンたちの時代から一世紀ほど前に行われた魔族の虐殺である。
その時代、機械文明のテクノロジーが発見され始めたころで、科学が普及し始めた。
そんな中、科学では説明の出来ない魔法を使う魔族を人々は恐れるようになったのだ。
何が引き金になったのかはわかっていないが、何かの事件により魔族の虐殺が始まったのだ。
ξ゚听)ξ「樹海の外はブーンや毒男のような人たちばかりじゃないんでしょ?
・・・・・・・あたし・・・怖いわ。」
( ^ω^)「・・・。」
ξ゚听)ξ「あたしが魔族だってわかったら、
・・・・・・みんなあたしを殺しにくるんじゃないの?」
557 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:27:55.19 ID:t4Jl4Iok0
ツンはうつむいていた。
その華奢な体が小刻みに震えている。
ブーンはそんな彼女を見ていると、自然とこんな言葉が口から出てきた。
( ^ω^)「安心するお!
そのときはブーンがツンを守ってやるお!
いや、いつでもブーンは命がけでツンを守るお!
だからツンはそんな心配はしなくていいんだお!」
ξ////)ξ「・・・あ・・・えっと。」
いつの間にかブーンは、両手でツンの肩をつかんでいた。
(;^ω^)「あっ!ご、ごめんだお!(汗」
ξ////)ξ「べ、別に気にしてないわよ・・・。」
558 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:29:26.47 ID:t4Jl4Iok0
二人の間に気まずい雰囲気(←今度は変換できた)が流れた。
そのとき毒男が帰ってきた。
('A`)「ういーっす。マンボウが釣れたぞ。」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「そんな馬鹿なwwwwwwwww」
559 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:33:02.57 ID:t4Jl4Iok0
その日の夕食はマンボウの丸焼きだった。
ξ゚听)ξ「あのね、話があるの。」
('A`)( ^ω^)「はむはむwwwwwwwwwwむしゃむしゃwwwwwww」
ξ゚听)ξ「あたしね、あんたたちと一緒に樹海を出ようかと思うの。」
('A`)( ^ω^)「マンボウうめーwwwwwむしゃむしゃwwwwwww」
ξ////)ξ「そ、それでね、あんた達がどうしてもって言うなら、
世界の裂け目を一緒に超えてやってもいいわよ!」
( ^ω^)「はむはむwwwwあ、毒男、大根おろし取ってお。」
('A`)「むしゃむしゃwwwwwほれ。」
ξ////)ξ「べ、別にあたしは世界の裂け目を超えたいわけじゃないわよ!
あんた達がどうしてもって言うなら、ついていってあげてもいいかな・・・って。」
(;^ω^)「ああん!骨がのどに刺さっちゃったおwwwwwww」
('A`)「バーローwwwwwww水飲め水wwwwwww」
( ^ω^)「把握した!ツン。水とってくれだお。」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・。」
560 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:34:03.74 ID:t4Jl4Iok0
二人は、ツンの振り回した「食べかけのマンボウの丸焼き」で吹っ飛ばされた。
(#)ω;)「ぜ、是非ツンにも世界の裂け目越えに同行していただきたいですお。」
(#)A;)「よ、よろひくおねがいひまふ。」
ξ////)ξ「そ、そこまで頼まれたらしかたないわ!一緒に行ってあげるわよ!」
(#)A;) (#)ω;)「・・・・・・。」
どうやらツンが仲間になったようです。
第15話 完
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:36:16.36 ID:jQCTaqXMO
ちょwwwマンボウwww
空気が読めない毒男バロスwwwww
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:36:35.58 ID:89xXAc3S0
wktk
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:39:05.97 ID:JEv6tlDd0
乙!!
おもしろす
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:41:04.21 ID:Qj31mR+W0
何で樹海にマンボウが居るんだよwwwwwwwwwwwwww
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:44:27.76 ID:va2Y2R8fO
てかここはもう裂け目の向こうなんじゃないのか?
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:46:04.72 ID:jQCTaqXMO
567 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:52:03.12 ID:t4Jl4Iok0
>>565 ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
,. -─- 、._ ,. -─v─- 、._ _
,. ‐'´ `‐、 __, ‐'´ ヽ, ‐''´~ `´ ̄`‐、
/ ヽ、_/)ノ ≦ ヽ‐'´ `‐、
/ / ̄~`'''‐- 、.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. /  ̄l 7 1 イ/l/|ヘ ヽヘ ≦ , ,ヘ 、 i
,!ヘ. / ‐- 、._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、 │
. |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! | | ヾ ヾヘト、 l
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / riヽ_(:)_i '_(:)_/ ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
/`゙i u ´ ヽ ! !{ ,! ` ( } ' (:)〉 ´(.:)`i |//ニ !
_/:::::::! ,,..ゝ! ̄ ̄ ̄ ̄ ゙! ヽ ' .゙! 7  ̄ | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、 r'´~`''‐、 / u !、 ‐=ニ⊃ /! `ヽ" u ;-‐i´
! \::::::::::::::ヽ `ー─ ' / u ヽ ‐- / ヽ ` ̄二) /ヽト、
i、 \:::::::::::::::..、 ~" /::: (●) (●) ヽ.___,./ //ヽ、 ー / ゝ
.! \ `‐、. `ー;--'´::::::::::::: \___/ /イ;;::::: //〃 \ __, ‐' / / \
ヽ \ \ / ヽ:::::::::::::::::::. \/ /i:::::. //  ̄ i::::: / /
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/28(水) 23:53:50.84 ID:jQCTaqXMO
ちょwwお前が驚くなwww
>>567 っちょwwwwww
ツンは生き残りで誰も来ない樹海で隠れてるってことか?
>NO
NO?
570 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 23:58:55.02 ID:t4Jl4Iok0
>>568 ちなみに左から2番目が作者です。
明日はすいません。無理です。
あさってまた投下しようと思いますので
そのときはまたよしなに
571 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/29(木) 00:00:05.82 ID:cUa629s70
>>569 yesです。
わかってくれてうれしいです。
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 00:00:35.30 ID:ztWm9v9yO
やっぱり二番目のやつかwwww
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 00:08:48.65 ID:1Z3LhhzOO
軍の基地は世界の裂け目と隣接してると思ってたんだけど違うのか?
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 00:09:35.28 ID:1Z3LhhzOO
575 :
78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/29(木) 00:13:46.45 ID:cUa629s70
>>573 そのとおりです。
で、裂け目に突入する20キロメートル手前で
軍の飛行機械に攻撃を受け、
未開の樹海に不時着?したわけです。
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 00:16:32.80 ID:1Z3LhhzOO
俺は裂け目っていうから20キロくらい地割れみたいなのが続いてて寸前で向こうの世界に着いた、ってのを想像してた
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 00:39:38.59 ID:Pd0PpYWiO
wktk
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 00:41:17.01 ID:ztWm9v9yO
あさってか…
完璧にスレ落ちるなwww
むしろのこそうぜwwww
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 01:14:37.64 ID:ztWm9v9yO
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 01:42:16.88 ID:czbbktJk0
保守
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 02:10:43.73 ID:70JR3AyA0
加勢するぜ保守
グランディアだな、土といえばディガンwww
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 02:49:24.22 ID:ztWm9v9yO
明日テストやばいよ保守
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 03:11:43.50 ID:70JR3AyA0
ほっほっほ
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 03:43:58.50 ID:70JR3AyA0
この時間帯を守りきれば・・・死守!!
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 04:15:48.00 ID:nApI6akP0
ほっしゅあ!!
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 04:39:17.11 ID:70JR3AyA0
もう寝る。後頼む。
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 05:02:12.65 ID:/SK52kxq0
ho
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 05:58:53.81 ID:7QjGQjNe0
干すぜー
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 06:47:01.38 ID:v4jg8OfUO
ほっしゃん
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 07:10:46.70 ID:Ir5Rn+37O
保守
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 07:54:27.71 ID:kYNsKJNJ0
ほすー
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 09:31:31.93 ID:eSVZo1k5O
ほし
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 10:00:55.79 ID:Pd0PpYWiO
ほ
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 10:38:54.04 ID:Q1mnZRgT0
★
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 11:30:10.86 ID:SuP28rz/0
ほ
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 12:05:30.31 ID:KyYYIt5/O
ほ
hしゅううううううううう\
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 12:27:33.77 ID:Ww46vJOi0
nnんばぼー
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 12:36:29.81 ID:xTcriszG0
( ^ω^)「らめぇwwwwwww」
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 12:51:21.25 ID:0+wiGAxu0
支援保守
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 13:07:44.36 ID:9bKjSTPHO
ほしゅ
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 13:18:09.67 ID:KyYYIt5/O
ほ
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 13:27:57.49 ID:WSeQenJYO
ほす
保守
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 14:10:25.86 ID:Yhesm9N20
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 14:13:24.30 ID:eSVZo1k5O
この作者、文章へたじゃね?
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 14:48:22.69 ID:UhrmKNtTO
干す
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 16:02:45.90 ID:5sdH/pgz0
あ、グランディアかww
1はいいよね
保守
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 17:15:18.08 ID:AigCsury0
ほ
し
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 19:48:42.99 ID:c+ZJF7+aO
ほしゅ
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 20:12:09.61 ID:70JR3AyA0
ほっほっほ
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 20:47:05.03 ID:z8uiJtugO
うわ
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 21:53:09.13 ID:7REhF9nm0
ほす
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 22:03:05.01 ID:ZviIV9pV0
保守がかぶった時の気まずさは異常
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 22:18:50.41 ID:vsHdGehY0
保守
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 22:22:26.04 ID:7REhF9nm0
>>634 俺の場合はむしろ悔しい
数秒差だったのに! と思う
(`・ω・´) 「セミオート保守。」
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/29(木) 22:45:53.31 ID:Ir5Rn+37O
保守
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ