部活対抗で殺し合いしたら一番強いのは 〜小説投下スレ〜
「部活対抗で殺し合いしたら一番強いのは」のSS投下スレッドです。
マターリと行きましょう。
誰か保守してくれ!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:14:59.16 ID:zRuzhW9n0
保守
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:16:03.58 ID:OGI06RfF0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:16:05.60 ID:nrpRd16FO
捕手
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/06/25(日) 00:05:37.40 ID:D9WH+AT90
「教科書忘れた!!!」
学校からの友達との帰り道、ふいに俺は叫んだ。
「一緒に行くよ」と言う友達を無理やり帰らせ、俺は学校に急いで戻る。
学校が見えるところまで戻った時、教室の電気が全部消えているのに気づく。
金曜の夕暮れ時、いつもなら雑談している奴らのせいで4〜5部屋の電気が点いてるはずだ。
が、今日は灯りが見えない。
とりあえず俺は自転車のペダルをこいで学校に向かう。
俺の学校は私立高校(
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader203224.jpg)で、部活も多種多様に存在する。
それらのほとんどが関東・全国レベルだというから驚愕もの。
無論、こんな時間に学校から帰る俺は無所属。いうなれば【帰宅部】だ。
中学の時は3年間野球部だったが、その時の顧問がウザかったので高校で部活はやらないことにした。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/06/25(日) 00:07:16.52 ID:D9WH+AT90
校門に着く。
部活動者の声が聞こえない。
それに、なんだか空気が重い。
『ひょっとして、テスト前だから部活停止期間に入ったのか?』
そう思いながら俺は昇降口に急ぐ。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...........
地鳴りと共に強い縦揺れがおこった。
俺はあわてて状況を確認する。
学校は崩れてない。
反対……校門の外は………地面が途切れている。
校門に駆け寄る俺。
「浮いてる………学校が………」
学校が地面から浮いてる。
100m・・・いや、それ以上あるだろうか。
ともかく、俺は地上と【隔離】されたことになる。
俺が困惑していると、放送用のスピーカーから声が聞こえてきた。
「時間になりました。部活対抗サバイバルゲーム……只今より開始します。」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/06/25(日) 00:33:14.87 ID:ZDVsE3yLO
・・・体が痛い
自分でも寝てるのがわかる、と言うくらい頭は少し目覚めているのだが
体のだるさと眠気でなかなか起きようという気力が出ない。
英二「・・・どうせ今日は学校も休みだしもう少しだけ寝るか」
彼の名は英二。やる気のなさでは世界でも通用する、と親や教師に認められる程の期待のホープである。・・・ある意味で、だが。
しかし冷静になって考えてみると寝ているはずのベッドの暖かくてやわらかな感覚がしない。不思議に思い、思いまぶたを力なく開けてみるとそこは明らかに見覚えのある景色だった。
英二「・・・ここは・・・学校・・か?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/06/25(日) 00:36:58.25 ID:PK7TCbYtO
DQN「殺しあい?ふざけんな!!狂ってんのか」
教師「俺はいたって真面目だが?何か異議でも?」
DQN「はっwやっぱりココ(頭を指して)行かれちまってるぜww」
クラス皆が笑い、DQNの友達は教師をからかう
「見せ絞めが必要だな…一人位なら問題ないだろ」
誰も聞いていない。ついにクラス全員が声を揃えて教師をからかう。
帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!あはははは
ダ ン ッ !!
DQNがその場に倒れる。その額にはペンが刺さっていた。
教師「開始時間は今夜7じから。開始の合図があるまで各自部室に待機しておくように。逆らうもの、逃げるものにはそれなりの処分を下す」
静まりかえる一同
……………………………
「うわああああああああああああ!!!!」
全員部室にむかった
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/06/25(日) 00:37:06.25 ID:ZDVsE3yLO
明らかに英二が寝ていた所は普段彼が登下校するたびに訪れるあの天国と地獄の入口であった。
英二はあまりに学校に行くのがだるかったために、同じくめんどくさがりな友人などと玄関の事をこう呼ぶ事が多々あった。
英二(夢遊病だったのか・・・??)
などと考えていると、どこからか脳髄に響くような不快な金属音が響いてきた。
とてつもない音で、寝ぼけていた頭を大きく揺さ振り、脳天をかち割る程の痛みと吐き気が英二を襲った。
たまらず、耳を渾身の力を込めて塞ぐが、全くと言っていい程音の拷問が静まる事はなく、英二の抵抗を嘲笑うかの如く音量は増していくばかりであった。
以上で前スレ分終了
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:19:00.74 ID:0LJjmJxN0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:20:16.09 ID:OGI06RfF0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:21:51.17 ID:zRuzhW9n0
これからSS貼る人はトリップ付けた方がいいかも。
誰がどの続きを書いているのかわかりやすくなるべ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:23:04.24 ID:OGI06RfF0
>>6-7つづき
その後何分間かスピーカーから説明が流れた。
内容はこうだ。
・勝負は3日間。
・勝敗が決まらなかった場合、みんなゲームオーバー。
・校内各所にカメラを設置。
・道具類は部室にあるものと学校の備品を使用可能で略奪&強盗も可。
・3日後に生き残っていられた部活のみにこの学校からの脱出方法をおしえる。
・生徒会室の半径10m内で戦闘を行わない。
・学校からの逃走者には罰が下る。
・いまのところ全部活が健在。
・不明な点は生徒会室まで。
この話を聞く限り、どう見ても俺は無関係だ。
さっきの地震の時に自転車から落ちた痛みがひかないのを踏まえると、コレは現実。
とりあえず俺は生徒会室に抗議に行くことにした。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:27:27.73 ID:OGI06RfF0
生徒会室は1階。
昇降口に入ってすぐの所にある。
俺が生徒会室に向かっていると、不意に右斜め後ろから何かが壊れる音がした。
見ると、後ろには楽器入りのケースがあった。
上を見る俺。
誰かが窓から身を乗り出している。
何かが落ちてくる。
2つ目の楽器ケースが地面に激突した。
「あぶ………」
俺は「危ないじゃないか!!!!」と言おうとしたところで放送の内容を思い出した。
『………生徒会室の半径10m内で戦闘を行わないでください』
それは、【生徒会室から10m離れていれば戦闘を行ってもいい】ということの裏返し。
そんな事を考えてるうちに、3つ目が降ってきた。
俺は一目散に昇降口に入る。
後方でまた何かが砕ける音がする。
俺は生徒会室前の床に倒れこんでいた。
「たすかった…………」
_____________________
トリの「適当な文字列」が決められなくて困ってる
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:32:55.02 ID:zRuzhW9n0
今まで本スレにSS貼って、流れが早いから全部流れてしまったっていう人も、
txtで保存してたらこっちに再貼りは勿論おkですよん
むしろwikiに保存するとか。
wikiは色んな人がSSを投下するには不向きじゃないかな?
投下して、で気付いた人か作者がwikiに投稿するとか。
続き物は長編、単発ものは短編とか区別して
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:39:59.41 ID:0LJjmJxN0
それじゃ短編一つこっちに貼っとくとか有りか? もしあれならwiki入れてもらえると助かるが
うん、ここに載せておいてくれたら出来る限りはwikiに載せる
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:53:10.81 ID:xa8dLTG30
また落ちるぞ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:54:29.72 ID:0LJjmJxN0
剣道部長「めぇぇぇえんっ!!」
野球部長「コイツで退場だぁぁぁ!!」
――校庭で繰り広げられる阿鼻叫喚の地獄絵図。運動系最大派閥の野球部と格闘系最強の誉れ高い剣道部との真っ向対決が始まったのだ。
倒れ付し、木刀で頭をかち割られる者、側面からの金属バットの一撃で昇天する者、普段楽しげに駆け回っていた校庭は黙示録の光景となり、死の上に死が積み重なっていく、まさに地獄だった。
剣道部長「なかなかしぶといなぁ……ダセェカッコしやがってよぉ!!」
野球部長「るせぇんだよテメェ! その臭い、もう公害だぞコラ。っても……まぁ、もうお前らもお終いだけどなぁ……くく」
剣道部長「!」
その言葉に呼応するように、野球部陣営の後ろから人の波が押し寄せる。
ラグビー部長「よぉ……野球部、手伝ってやるぜ」
陸上部長「その代わり約束守れよ……? マネージャーもらってくからな」
ラグビー部と陸上部……人数的に最大派閥の野球部に、さらに大人数のこの二つが加わり、総勢100にも達する大集団が生まれた。
しかも、この二つはほぼ無傷。剣道部に、勝ち目はない。
剣道部長「くくく……あはははは!!」
野球部長「おい、こいつ狂ったぜ! だよなぁ! そりゃそうだよなぁ!! あっははは!!」
同時に笑いだす3部活連合軍。しかし、その合唱は長くは続かなかった。
ドタッ
野球部長「あん……?」
高笑いをしていた野球部部長の背後で、誰か倒れた。その額には、鋭利な矢が突き刺さっている。
一気に動揺の広がる連合軍。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:54:47.74 ID:0LJjmJxN0
野球部長「テメェ……まさか!」
剣道部長「ふん、同じこと考えるなんて、おもしれーよな。なぁ?」
弓道部長「ああ、全くもってな。大体、女の弓に射抜かれるか……」
柔道部長「ふふふっ、なぁ、お前ら殺ったのあいつらだろ? 好きに殺っていいかぁ?」
剣道部長「ああ、やってくれ。……オラ、いくぞクソ共ォォォ!!」
剣道部の加勢に現われたのは弓道部と柔道部だった。その人数は野球部軍の半分程度だが、戦闘能力と弓のアドバンテージは、野球部他に威圧感を与えるのには十分だった。
野球部長「クソッ、舐めやがって……こっちもいくぞぉ!!」
その声にしたがって、一気に双方が動く!
野球部長「数で勝ってんだ! ビビんなぁ!!」
しかし、その声に返るものは、返事より悲鳴が多かった。
野球部長「何っ!?」
振り返ると、陣の後方が崩されていく。陣が一気に二つに分断されてしまった。
空手部長「うぃ〜っす……空手部です……」
足元の部員に止めを刺しながら、その男は言う。
空手部長「俺ら〜道ってのは結構仲よくてよぉ……まぁ、お前ら潰すって意見に賛同したのさ……最大派閥のヤキュー部さん……」
剣道部長「作戦通りだな」
アイコンタクトで意思を確認した剣道、空手部長。数の上では相変わらず剣道側が不利だが、士気が違った。
剣道部長「さぁて、そろそろ潰しますかぁ!!!」
野球部長「怯むなぁ! 一気に押しつぶすぞコラァ!!」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 02:55:21.40 ID:0LJjmJxN0
ブオンッ!! ドガァッ!!!
そう叫んだタイミングで、学校のフェンスをぶち破って何台かのバンとバイクが突入してきた。
各部長「!?」
そのバンから何人かが降りてきた。
?「よぉ、たのしそーなことしてんじゃねーか。俺たちも混ぜてくんね?」
剣道部長「お前ら……」
帰宅部DQN「はぁ〜い、ボクタチ帰宅部でぇ〜っす」
帰宅部ヲタ「ヒヒッ……こっちで動きは把握してるから、好きなだけやっちゃってオッケーだよぉ……」
帰宅部DQN「おうよ。おいお前ら、逝くぞ」
その言葉と共に、大量のDQNが手に手に鎖やコンバットナイフや鉄パイプを携えた。その数、ざっと80人オーバー。
剣道部長「……思いがけない……邪魔者だな」
野球部長「おもしれぇ……俺お前ら嫌いだったんだよな。ニート共」
帰宅部DQN「はいはい、じゃあ、はじめますかぁ……!!」
殺戮、再開。
眠いのでこれがラストにして俺撤退するよ。職人さんたちがんばれw
あいよ。
投下する時は、続くのか完結なのか言ってくれると助かったり。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 03:33:53.32 ID:OGI06RfF0
hosu
30 :
◆goodbyeFZ6 :2006/06/25(日) 03:36:13.78 ID:cXdN4Ys80
第四話 「奇襲攻撃」
校庭での死闘は凄惨をきわめた。
サッカー部、ラグビー部の部員達は野球部の金属バットとバッティングマシンに次々と撃沈し、累々と屍の山を築き上げた。
テニス部はラケットでかなり応戦したが、ヘルメットと金属バットのスイングの前には敵わなかった。
「俺ら強すぎじゃねえすか?つーか絶対ぇ剣道部とか大したことねえっスよ」野球部員の一人が笑いながら言った。
「まずは体育館だ」野球部部長の三沢が大声で言った。「うちの部は部員が多い。体育館はバスケ部とバレー部が居た筈だが、
屋根のある休息地は必要だからな。とりあえず消えてもらうか」三沢はニヤリと笑った。
体育館の中は、不思議な静寂に包まれていた。「てっきりバスケ部とバレー部が殺り合ってるかと思ったが」三沢は不審に思った。
「いいじゃないスか、楽に居場所が手に入ったんだから」大半の部員達はそんなことは気にも留めず、床に座り込んだ。
「アッー!」その時叫び声が上がった。体育倉庫を開けた1年生の声であった。
「部長、こ、これ・・・」その中には血まみれになったバスケ部、バレー部、卓球部の部員達が無造作に放り込まれ、
折り重なって倒れていた。「こ、こりゃぁ・・・」野球部員がやっと危険を察知したその刹那、
陸上部が体育館正面口・裏口の両方からなだれ込み、槍に砲丸、ハンマーを振りかざして野球部に襲い掛かった。
31 :
◆goodbyeFZ6 :2006/06/25(日) 03:39:32.62 ID:cXdN4Ys80
第五話 「三部同盟」
時間は遡り、バトルロワイヤル開始より前の話になる。薄暗い教室に、3人の部長が集まっていた。
射撃部部長の麻生、弓道部部長の那須、アーチェリー部部長の山本である。
麻生が口を開いた。「遠距離で戦える我々が手を組んだら戦局はどうなりますかねぇ。」
それはバトルロワイヤル開催の報を受けてから、山本と那須も密かに考えていたことであった。
殺傷力のある遠距離攻撃が出来る部活、射撃部、アーチェリー部、弓道部。
この3つが組んでしまえば、他のどの部も敵では無いはずである。
「我々としては、同胞の弓道部と戦うのは本意ではない。」顎を掻きながら山本が呟いた。
「同意見だな。」那須に反対する理由は無かった。
「決まりですな。」今回の会談を用意した麻生は微笑みながら言った。
ここに、脅威の三部同盟が結成された。
32 :
◆goodbyeFZ6 :2006/06/25(日) 03:43:07.10 ID:cXdN4Ys80
第六話 「東校舎制圧」
校庭で白兵戦が繰り広げられている頃、剣道部は怒涛の勢いで東校舎を制圧していた。
開始時間になり、東校舎1階の小体育館を出発した彼等は瞬く間に近隣の柔道部、ボクシング部を捻じ伏せた。
防具に木刀という装備。ひたすら竹刀を振り続けてきた剣道部員にとって、接近戦は敵無しである。
元来、素手で戦えば強い柔道やボクシングの部員達も、木刀の前には鍛錬の成果を活かせることなく散った。
「次はどこですかねぇ、部長」東校舎3階の家庭科室で、カレーを掻き込みながら部員の一人が聞いた。
剣道部、ここまで連戦連勝。おまけに家庭科室に隠れていた料理部を捕虜にし、食事のカレーまで作らせている。
「焦るこたぁ無え。東の完全制圧もあと少しだろ。ま、分隊の報告を待つだけだな。」部長の顔にも笑みがこぼれる。
3階まで占拠した時、剣道部部長織田は、部員を自らの率いる本隊と副部長の率いる分隊に分けた。
そこで家庭科室を兵糧補給の出来る本陣とし、副部長には4階の掃討作戦を命じていた。
しばらくして、副部長の率いる分隊が家庭科室に帰還した。「どうだった?」寝転んでいた織田が起き上がって聞いた。
「文芸部と将棋部、後は美術部を捕虜にしたぐらいで、強敵はいませんでした。」副部長が答えた。
「おかしいですね。2つの校舎の片方を占拠しているのに、これまで危険な武器を持つ部とは遭遇していません。」
2階を制圧した時に捕虜にしたパソコン部部員が、ノートPCに剣道部の戦歴を打ち込みながら呟いた。
「射撃、弓道、フェンシングの奴らは西校舎か?あいつらがこっちにいなかったのは、幸いだったな、ハハハ」
料理部の美少女を一人捕まえ、尻を撫でながら織田は言った。「やめて下さい!」なんとか手を振り解き、
女子部員は脱兎の如く離れた。「てめぇらは俺のお情けで無傷なんだぞ、この恩知らずのアマが!」織田は激昂して叫んだ。
「部長、未だ油断出来ない状況なんですから女は控えて下さいよ」副部長の明智は苦笑しながら言った。
「大体なぁ、お前も真面目すぎるんだよ、明智。こんな時だからこそ、女の一人や二人を食ってもお咎めなんか無えって。」
織田は次の女子部員を捕まえながら言った。
33 :
◆goodbyeFZ6 :2006/06/25(日) 03:45:51.82 ID:cXdN4Ys80
第七話 「新聞部」
現在のところ襲撃を受けていない図書室は、賑わいを見せていた。
「東校舎は、剣道部が全て占拠。天文部が望遠鏡で確認した情報ですが、まず間違い無さそうです。」
「西校舎には、未だ特に動きがありません。」「すげぇな剣道部。そういえば射撃部の動きは?」
「最後に目撃されたのは東校舎ですが、その後は不明です。」「校庭は野球部かぁ」
「パソコン部が剣道に捕まったのは惜しいね。あそこの作った校舎を3Dマップで表示出来るソフトは便利だったのに。」
新聞部の下には様々なルートから情報が集まり、話題は尽きなかった。
---------------------------
続きます。
34 :
◆goodbyeFZ6 :2006/06/25(日) 03:51:59.28 ID:cXdN4Ys80
保守
いきなり四話から始まっていますが、これはバトロワ開催の導入部を1−3話としてそれを書くのをサボっただけ。
気にしないで下さい。しいて言えば1−3話見逃した!と思わせる孔明の罠です。
むぅ。要するに、4話からそのまま掲載しちゃっていいのかな?
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 04:46:07.17 ID:xa8dLTG30
ほしゅ
どの部を題材にするか
迷う
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 05:54:47.47 ID:xa8dLTG30
寝る前に保守
体育館の隅では議論が交わされていた。
バスケ部2年のエース、市原は部長である河浦に対し言葉を投げかけた。
「まずは文化系をつぶすべきだ」それに対し河浦も
「しかし、やつらがいる部室まではアーチェリー部の目の前を通らなければならない。あの雨のような矢から逃げられると思うのか!?」
「しかしこのままではらちがあきません、二つある入り口のひとつのほうには野球部の連合と弓道部の連合がやりあっています。あそこは無事に通れるわけがありません。」必死に食い下がる市原であったが
「だからと言ってアーチェリー部の目の前を通れっていうのか!!」
「しかし・・・」
不毛な議論が繰り返されていた。体育館には入り口が二つしかない、ひとつは東校舎へ続く一本道、もうひとつはグランドに通じているものだ。どちらにしても全部員が無事に通過できるわけもない。河浦はかぶりをふった。
もちろんここに来たのにはわけがある。彼らの部室は東校舎へ伸びている道の途中にある。
そこには部活の用具はなく、勉強道具の荷物おきとしか使われていない。まずは道具のある体育館に一番乗りしようという作戦であった。
体育館には他の部活はまだ来ておらず、道具は残ってはいたが、ついた直後にアーチェリー部からハンド部への一斉射撃が行われ、ハンド部は全滅していた。
そして、ついさっきグラウンドでは野球部をはじめとする、人気運動部が文字通り骨肉の争いを繰り広げ始めたのだ。「体育館にいてもほかの部活がすぐにくる。どうするか。」これが目下の悩みであった。計算が狂った。まずは様子を見たほうがよかったのか。
自分の判断でこんな状況になってしまった。河浦は何か案が絞りだせないか、天井をみつめて考えた。
女子部員のすすり泣く声が聞こえる。ひときわ大きいのが入ったばかりの1年生のマネージャー立石だった。わきに立ち、肩を抱いているのが男子バスケ部1年大谷であった。
バスケ部内では周知のなかであった。河浦も大谷の相談にのり、付き合い始めたときは自分のことのように喜んだ。手をつなぐのですら顔を真っ赤にし、周りは冷やかしながらもそんな二人に暖かい視線を送っていた。
二人が喧嘩をしてともにやめると退部届けを出されたときにはみんなで二人の相談にのり、のりきった。こんなことがなければ・・・河浦は学校に対してあらたに怒りを覚えた。
「女子はどう考えてるんだ?」河浦は同じバスケ部の女子キャプテンである神保に問いかけた。女子部員の大半は泣いていた。「家に帰りたい」「こんな学校くるんじゃなかった」「なんで私たちだけ」
しかし、神保だけは違った。女子バスケ部でキャプテンとして1年間やってきた。
顧問に怒鳴られ、蹴られ、それでもやめてこなかった自分への自信があるかのようだった。こんなことでまけてられない。泣いていなかったのは、そんなちっぽけだがゆるぎない信念があったのだろう。
しかし、「・・・・」神保も黙ったままだった。無理も無い、文字通り八方ふさがりの状況である。ここまで追い込まれるのも初めてならば、殺し合いという極めて奇異な状況になったのも初めてなのであるのだから。
そんな時、グラウンド側のドアから大きな音が聞こえた。かぎをかけているドアを外の部活がこじ開けようとしているのだ。まずい。河浦は必死に考えた。戦うか、逃げるか。
ドアの外から罵声が聞こえる「あけろ!!!!」「早くしろ!!!!!」。ドアがこじ開けられるのも時間の問題だ。ガン!!ガンガン!!!!
もってあと1分か。なんとかして無事にのりきりたい、せめてあの二人だけでも。そして河浦は気づいた。
「みんなに聞きたいことがある」河浦は鉄パイプを握り締め言った。
「立石と大谷はバスケ部員じゃなかったよな。ということはこの戦いには参加しなくてもいいんだよな。」河浦はあのときの退部届けを部室にでる時に持ってきておいたのだ。
全員の顔を見回して同意を得る。誰も異議はもっていない。二人を除いて。
「何いってんですか先輩!!!」
「私たちも戦います!!!戦わせてください」立石と大谷はともに叫んだ。
「バスケ部の方針に部外者は口を挟むな!!!!!!!」河浦も叫んだ。そして
「執行部みてるか!ここに2枚の退部届けがある!書いた日にちは一ヶ月前だがたった今受理した!!こいつらはもう関係ない。保護を求める!!」数秒後
「把握した。首輪をはずせるようになった。その首輪さえはずせばほかの部は手出しできない。」
立石と大谷はないていた。数人ずつに抑えられ首輪をはずされた。
「先輩!!!!」大谷が叫ぶ
「わりいなww」河浦は精一杯笑顔をつくった。
「全員武器をもて!!!」河浦がいったと同時にドアが飛んだ。
野球部連合の叫び声が聞こえる。頼む俺らの分まで幸せになってくれ。
河浦は真っ先に野球部のもとへ飛び込んでいった
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 06:31:16.73 ID:X/zP6/ha0
部長カッコヨス
◆LwGo1pOow6のSSでは帰宅部は不参加扱い?
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 06:55:26.62 ID:u2Ef/s9FO
保守
>>43 俺はID:0LJjmJxN0の続編のあたりで書いたつもりで、野球部が勝って体育館に来た設定だから
一応ありですね。なんとなく全てのSSがつながればと思ってるんだが
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:04:19.39 ID:nILZ3ToW0
保守
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 08:22:50.82 ID:u2Ef/s9FO
保守
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:21:21.34 ID:zU1l4ZiS0
保守
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 09:49:50.30 ID:u2Ef/s9FO
保守
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:14:06.20 ID:cXdN4Ys80
保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 10:51:21.32 ID:v7A4/wpC0
hosu
52 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:08:45.85 ID:nILZ3ToW0
部活対抗で殺し合いしたら一番強いのは(;´∀`)
チチチ…みーんみーん!
ある晴れた夏休みの土曜日。
昼下がりともあってこのモナ板市は静かである。
昼は若者やニート達が下の駅前にある商店街を散歩道にしているためや新鮮な魚や野菜を売っているマーケットも在るためか女男も下の駅前に行くのである。
しかしこの道の隅っこにある一軒家では一人の高校生が静かに畳で寝ていた、なんという幸せであろう。一度は畳の上で寝たいものだ。
( ´ー`)「zzZ…もう食べれないモナ…」
おやおや?この少年は気持ちよさそうに夢を見ているぞ。ちょっとうらやましい…
コンコン
ドアをノックする音が聞こえるな…玄関に注目してみよう。
(#゚Д゚)「たくっ…あいつ何やってんだよ…!昼から全員学校来いって伝えといたのに…寝てやがるぜゴルァ!」
彼はギコ、一応剣道部の部長をしている元気な三年生だ。
(*゚ー゚)「まぁまぁ、いいんじゃないかな…?後で怒られるのはモナー君だから…」
こんなサディスト並みな事を言うのはしぃちゃん
剣道部の副将をやっている。豊穣な胸が人気だ!
(#゚Д゚)「よぅし…あいつが起きないならこっちから…」
そういうとギコは細長い革袋から竹刀とこの家の合い鍵を取り出して…
53 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:09:18.31 ID:nILZ3ToW0
( ´ー`)「ぐ〜…」
ドカッ!
突如彼の背中に竹刀をたたき込んだのはギコであった。
(;´Д`)「モナァァ!!痛いモナ!」
モナーは背中を押さえ数分転がり回った後、なんとか立ち上がり畳の間の入り口にいるギコに向かってこういった。
(#´Д`)「ギコっ!合い鍵を勝手に使うのは良いけど竹刀で叩くのは禁止だっていったモナ!!」
(#゚Д゚)「うるせぇ!!起きないてめぇが悪い!!昨日伝えてやったのにぐぅぐぅと寝て!」
しぃは「またか…」と苦笑しながら玄関に立っていた。
たいていは一時間くらい口げんかが続き遅刻するのだ。
しかし今日はかなりイレギュラーが多いようだ。
( ・∀・)「お〜い、モナーいるかぁ〜?いなかったらお前ん家の窓全て俺のデザートイーグルの餌食にしてやるぜ。」
玄関から皮肉っぽい声が聞こえる。
この悪魔の声の持ち主はモララー、サバイバルゲーム部の部長をしている。
54 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:09:43.04 ID:nILZ3ToW0
サバイバルゲーム部とはモナー達が通う国立マンモス高校に最近出来た部活である。
そもそもサバイバルゲームとは戦争をイメージとした本格的撃ち合いゲームであり多数のルールがある。
部員達は揃ってエアガン、電動ガン好き、しかし腕はなかなかの集団である。
しかも部員達はそれぞれのIDとaAコードネームを持ってたり、武器やサバゲ必須アイテムを持参している。
このモララーという男、サバゲ部の創始者であり最初は一人だけだったが生徒会に頼み「あなたはエアガン好きですか?」というアンケート用紙を作らせたのだ。
それを配った数日後にモララーの元に多数のエアガン好きが集まった。その数ざっと20を超えた。
最初は廃墟を転々と回りサバゲをしていたのだがどういう風の吹き回しか、剣道部に奇襲を仕掛けたのだ。
油断していたギコは頭にBB弾が当たり数日間ー気絶する羽目になった。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:10:03.17 ID:nILZ3ToW0
(#゚Д゚)「ちっ…イレギュラーが来るとは…モナー、この続きは剣道で勝負だ…」
(#´∀`)「望むところだモナ。」
二人は拳を強く握り、ギコは玄関で待っていたしぃと一緒に家を出た
∧_∧
( ´∀`) 彼の名はモナー。
( ) 国立マンモス高校の剣道部に所属している。
| | | 腕はなかなかのもので大会でも数々の名を残している。
(__)_) しかしのんきな性格なので他の高校が試合をしている途中に眠ってしまうことが多かった。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:10:42.20 ID:nILZ3ToW0
( ´∀`)「お待たせモナー!」
モナーは制服に着替え耳にはiPod(入っているのはさいたま系のポップミュージックや粉雪et…)
そして肩には細長い革袋を背負っていた。
鞄にはおやつやジュース、iPodの充電器が入っている。
(,,゚Д゚)「遅いぞゴルァ!」
ギコも耳にiPod「入っているのはゲーム「警報機」でブームになり一時期問題視された「THE BUSTER!」が入っている」
( ・∀・)「それより早く行こうぜ、待ちくたびれた。早く学校に行ってサバゲやりてぇ…」
モララーはiPodを持っていないが代わりにCDプレイヤーを持っているCDはロックやバイオやホラゲのサントラ等々
しぃはというと大のしぃの歌ファンでいつもiPodにはしぃの歌とブルース系の曲が入っている
彼らはマンモス高校に向かって歩き始めた。
これから起こることも知らずに。
57 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:11:12.11 ID:nILZ3ToW0
マンモス高校 校門
モナー達は校門の前で音楽を聴いているニヤニヤしている少年に気づき声を上げた
( ´∀`)「おーい、ひろゆき〜、おまたせー!」
( ̄ー ̄)「お、モナーさん達やっと来ましたか。ニヤリ…」
門の前で待っていたのはひろゆきという少年
パソコン部の部長をやっており部室のパソコンでヤフオクを勝手にしていたりと色々腹黒い人物である。
ちなみに彼の聞いてる曲は土岐 麻子の「Human Nature」である。
(,,^Д^)「よぅ、待たせてすまなかったな。」
(*゚ー゚)「いつもゴメンネ、一人で先に行ってても良かったのに。」
( ̄ー ̄)「そうもいきませんよ、だって友達ですから。…ニヤリ」
ひろゆきは口に笑みを浮かべながらいった。
( ´∀`)「それじゃ、いつものメンバーも揃ったしそれぞれの部室へ行くモナ。」
モナー、ギコ、しぃは剣道部がある第二道場へ、モララーは校舎の裏にある軍事基地みたいなサバゲ部の部室へ。
ひろゆきは第一校舎の三階にあるコンピュータールームへと行った。
58 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:11:59.83 ID:nILZ3ToW0
第二道場 庭
(,,゚Д゚)「タカラ!突きが甘いぞゴルァ!」
(;^Д^)「はい、分かりました部長!」
バシィ!
( ´∀`)「ホラホラ!まだ詰めが甘いモナよ。」
(; ゚¥゚)「は、はい!」
庭では剣道部男子達が素振りや練習試合をしていた。
59 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:12:43.48 ID:nILZ3ToW0
剣道部部員一覧
男子
(,,゚Д゚)
ギコ:部長
(,,^Д^)
タカラ:記録
( ´∀`)
モナー:副副部長
( ゚¥゚)
偽モナー:部員
(,,'ー`)
初代モナー:顧問
(・∀・)
ジサクジエン:部員
60 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:13:16.20 ID:nILZ3ToW0
女子
(*゚ー゚)
しぃ:副部長
(#;゚;‐゚)
でぃ:部員
ルリ´−´リ
ルリ子:部員
その他の部員
男子:五名
女子:六名
合計20人
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:13:42.43 ID:nILZ3ToW0
サバゲ部
サバゲ部の部室は校舎の裏側にある施設が彼らの部室である。
モララーとサバゲ部の部員達が使っていない旧体育倉庫を改造して作った自作である。
クーラーや暖房器具は勿論、ロッカーにはエアガンのカタログ。壁には予備のM4A1とFA-MAS、M3スーパー90とMP5-Jを立てかけている。
( ・∀・)「う〜ん…最近イイ廃墟がないな。やっぱり思い切って北海道か関東地区に行ってみようと思うのだが…」
モララーは防護服に片耳には軍事用のイヤホンを付けていたりと完璧に姿は軍人である。
他の部員達は防護服と胸の右ポケットには無線が入っていた。
( ´曲`)「しかし費用が足りませんよ。それに色々と準備がありますし。」
VSR-10を持ったこの副部長、名をテナーという。
かなりの電動ガン、エアガン好きで将来は東京マルイで働くのが夢らしい。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:16:39.25 ID:nILZ3ToW0
サバゲ部
男子
( ・∀・)
モララー:部長
( ´曲`)
テナー:副部長
\ ・∀・\
マニー:記録
( ゚∀゚)
ジョルジュ:新入部員
その他男子:17名
その他女子:2名
合計23人
63 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:17:12.27 ID:nILZ3ToW0
パソコン部。通称運営団体
男子
( ̄ー ̄)
ひろゆき:部長
(;´Д`)
夜勤:副部長
(;^_^)
マヴァ:整備係
(,,‐Д‐)
切り込み:回線管理係(部室に来るたびに回線がショート又は切断してないか調べる係)
('A`)
毒男:新入部員
(−_)
ヒッキー:部員
その他部員
男子:2名
合計:8人
64 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:19:20.23 ID:nILZ3ToW0
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
E-mail:
内容:
数時間後
ピーンポーンパーンポーン!
放送部1「え〜ただいま部活動をしている生徒達は今すぐ運動場に全員集合してください。」
( ´∀`)「ん、なんか今放送があったモナ。」
( ゚¥゚)「なんか運動場に集合って言ってました。」
(,,゚Д゚)「どうします顧問?」
(,,'ー`)「よし、全員止め!靴を履いて放送通り運動場に行くぞ。」
(*゚ー゚)#;゚:‐゚)リ´−´リ「ハイ!」
65 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:19:57.76 ID:nILZ3ToW0
サバゲ部
( ・∀・)「ん、運動場に来い?どうする?」
モララーは自分のデザートイーグルを磨きながら言った。
( ´曲`)「先生の指示だからすぐ行きましょう。」
テナーはコーラーを
ぐっと飲み干して言った
( ・∀・)「よし、マニー、お前は外で訓練してる部員達と一緒に来い。俺たちは先に行ってる。」
¥ ・∀‐¥「了解っと。」
マニーは新入部員達が訓練している校舎の裏庭へと向かい。モララーとテナーは運動場へと向かった。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:20:23.42 ID:nILZ3ToW0
運動場
運動場には運動部、帰宅部、文化部の部員全員が運動場に来ていた。
( ´∀`)「一体何が始まるモナ?」
モナーはわくわくしながらギコに聞いた
それに対しギコは冷静につっこんだ。
(,,゚Д゚)「知るかゴルァ!」
そしてサバゲ部の部員達が来ると校長がその場に座るように指示した。
校長「え〜…今日はある人が皆に大事な話があるそうだ。」
校長はマイクで怯えるように言った
(;'−`)(何か一波乱起きそうだな…)
すると校長が後ろにいる男にマイクを預けると一目散に学校の外へ出て行ってしまった。
(;゚Д゚)(校長の奴…気でも狂ったか?)
すると謎の男がマイクを口に近づけるとしゃべり始めた
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/25(日) 11:20:39.82 ID:nILZ3ToW0
/\___/ヽ
(.`ヽ(`> 、 /'''''' '''''':::::\
`'<`ゝr'フ\ + |(●), 、(●)、.:| +
⊂コ二Lフ^´Iノ, /⌒) | ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 「こんにちは。私はダディークール。
⊂l二L7_II-ゝ-')´ .+ | `-=ニ=- ' .::::::| + . こう見えてもこの国の重役です。」
\_ 、__,.イ\ + \ `ニニ´ .:::/ +
(T__ノ Tヽ , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、 ./| .
ヽ¬. / ノ`ー-、ヘ<ー1´| ヽ | :::::::::::::ト、 \ ( ./ヽ
\l__,./ i l.ヽ! | .| ::::::::::::::l ヽ `7ー.、‐'´ |\-、
レ| ヽ | { l l ::::::::::::::::l ヽ ,ヘ,',',',ヽ l:::::::::
ヽl / \ ヽ、 / ::::::::::::::::::ヽ ∨ .〉‐〈 ヽノ|::::::::
ヽニ二..__ `ー=ゝソ :::::::::::::::::::::::ヽ. l,',',','l l::::::::
生徒達は少し騒いだがまた静かになった。
ダディー「えぇ〜とまず何から話せばいいかな?唐突すぎてもみんな困惑するだろうし…」
ダディーは少し困ったように頭をかきながら独り言を呟いた。
???「おら!さっさと早く言えお!!」
その時一番後ろに座っている科学部の中から怒声が聞こえた。
( ^ω^)「さっさとしゃべれお!早く家に帰ってvipやりてぇwwwwww」
彼はブーン、DQNだが科学部の部長である。
68 :
◆QII/jJggyc :2006/06/25(日) 11:28:07.48 ID:nILZ3ToW0
/\___/\
/ ⌒ ⌒ ::: \
| (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < それじゃあ簡単に言おう
| ト‐=‐ァ' .::::| \_____
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
ダディー「君たちは今から部活動対抗殺し合いをやってもらいたい。」
このとき空気は一瞬にして南極と化した。誰もが沈黙している中サバゲ部のテナーが質問した。
(;´曲`)「あ、あの〜…殺し合いって…なんかの冗談ですか…?」
ダディー「ん、いいやこれマジだって!だって国が…」
その時ダディーの首袖わ初代先生がつかみ上げた
(#'ー`)「ふざけるな!まだ二十歳にもなっていない生徒達に戦争ごっこさせるつもり…」
バン!
その時一斉に職員室の窓を割って出てきた黒いガスマスクを被った兵士達が初代先生の足にパラベラム弾を2発お見舞いした。
|/;:0m0]隊長「ダディー様、おけがは?」
ダディー「ああ、無いよ。それよりもこの先生を保健室に。」
|/;:0m0]隊長「了解。」
|/;:0m0]隊長は足を撃たれてうずくまっている初代先生を保健室まで引きずっていった。
69 :
◆QII/jJggyc :
(*;Д;)「せ…先生…」
しぃは涙を流しながら校内の中へと入っていく初代先生を見ながら泣いていた。
ダディー「と、言うことで早速それぞれの部室に戻って準備をして貰おうか。」
みんなも同意したのかそれぞれの部室に戻っていった。
ダディー「あ、それと言い忘れたけど生徒執行部、放送部はゲームでなくて良いよ。色々とやって貰いたいことがあるから。」
(‐@∀@)「え!?それはほ…本当ですか!」
ダディーがコクリと頷くとアサピーを部長とする生徒執行部と放送部は喜んだ。
続く
今までのマトメはこちら
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