( ^ω^)ブーンが正義の使者になったようです

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
>宇宙歴711年 2/14 

長期休暇に入り、半年程前から予定していた旅行に行くことになった。行き先は惑星カコログ。海と自然が綺麗な場所だ。
同行メンバーは僕とツン、それにショボンを含めた3人。高校時代からの友人で、いい思い出を作るはずだった。


――はずだった


第一話 新しい風の凱旋
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 02:52:30.33 ID:ujbMNzpL0
2
3(;'゚;ё;゚`;):2006/05/28(日) 02:55:26.63 ID:/RqVDVJrO
>>1 サンクス 初投下な上に携帯厨なので文章ぐちゃぐちゃだが頑張る(´・ω・`)
以上言い訳終了


4(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 02:56:18.34 ID:/RqVDVJrO
ピンポンパンポン♪
――緊急事態発生。緊急事態発生。正体不明の艦隊の攻撃により、左部第一から第七までの尾翼損壊、シールド49%まで低下。エンジン出力22%。繰り返す。緊急事態発生…

『総員第一種警戒体制、全てのエネルギーをシールドに回せ!近くに着陸可能な惑星は!?』
『駄目です!この付近の生命維持可能な惑星は、最短ルートでも重力航行で12時間かかります!』
『さらに、該当する惑星は全てラウンジ監視下に置かれています!』

『第二波、来ます!』

『くそっ…!当艦は破棄する!全てのエネルギーを救命艦付近のシールドに回せ!総員退避!』
『第二波被弾!右翼全て損壊、シールド出力31%まで低下!駄目です!航行不可!』
『エンジンを停止。一般人の避難を優先させろ。…救命艦は48機か…我々は…すまないな。日向二尉』
『艦長…』
5(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 02:56:49.79 ID:/RqVDVJrO
同刻 24号室

( ーωー)「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…」
(´・ω・`) や ら な い か ?
(;゚ω゚)「アッー!?」
(;^ω^)「ゆ、夢かお…キメェ…お?何か静かだお…」
おかしい。部屋が妙に暗い。加えて、辺りが嫌に静かだ。遠くでは何やらサイレンらしき音も聞こえる。
(;^ω^)「なんか不気味だお……うおっ!?」
突如、空間全体を振動が襲った。
(;^ω^)「なんかヤバいお…とりあえず逃げ――

――避難警報、避難警報。当艦はまもなく航行を停止します。まだ避難されていない方は速やかに救命艦まで…

( ^ω^)…
(;^ω^)!!!!!?
ξ;゚听)ξ「内藤!やっと起きたわね!避難所に急ぐわよ!」
(;^ω^)「ツ、ツン!一体何が起こってるお!?」
ξ゚听)ξ「アンタバカァ!?聞いてなかったの?とにかく、はやく準備して!」
(;^ω^)「わ、わかったお…」

ツンの話によると、どうやらショボンの奴は先に行ってしまったらしい。
とは言っても、部屋を見に行ってもいなかったというだけであって、まだどこかで迷ってしまっている可能性はあるらしいが。
ともあれ、軽く着替えを済ますと大急ぎで避難所へと向かった。

6(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 02:57:19.03 ID:/RqVDVJrO
避難所

(青゚Д゚)「押さないで下さい!救命艦は全員分ありますので!」
(日゚Д゚)「次の方、31番ゲートでお願いします。あ、手荷物は持ち込まないでください!はい、恐れ入ります。次の方、どうぞ!」
(;^ω^)「あの…2人乗りは可能かお?」
(日゚Д゚)「2人乗りですか?それでしたら1番ゲートでお願いします。次の方どうぞ!」
(;^ω^)「よかったお……ツン、どうかしたかお?」
J(;'-`)し「あの、息子が一緒なんですけど…」
(青゚Д゚)「そうですか、では32番と33番ゲートでお願いします。」
J(;'ー`)し「えっ…2人乗りはできないんですか?」
(;'゚;ё;゚`;)「ママー僕コワイヨー」
(青゚Д゚)「(キメェ…)あー…2人のりはちょうど今なくなっちゃいましたね…」
J(;'ー`)し「そ、そんな…」
( ^ω^)「ツン?」
ξ゚听)ξ「あの…よかったら、1番艦使ってください。」
J(;'ー`)し「えっ…そんな、いいんですか?」
ξ゚听)ξ「ええ、私たちは構いませんので。ブーン、いいわね。」
(;^ω^)「は、把握だお…」
J( ;ー;)し「ありがとうございます、ありがとうございます。ささ、行くわよのびちゃん。」
(;'゚;ё;゚`;)「バブーバブーウヴォー」
( ^ω^)ξ゚听)ξ(キメェwww)
7(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 02:57:45.75 ID:/RqVDVJrO
33番 と大きく書かれた扉。そこに二人はいた。おそらく、ここが使われるのは最初で最後になるだろう。

ξ゚听)ξ「ここでお別れね」
(;^ω^)「お別れだお…」
ξ゚听)ξ「ブーン…」
(;^ω^)「お?」
ξ;;)ξ「私たち、生きて帰れるわよね…」
( ^ω^)「…大丈夫だお。きっとすぐ連邦艦が回収してくれるお。」
『もう発車しますので、速やかにお乗りください!』
( ^ω^)「…ツン、地球で待ってるお。会いにこなかったら許さないお。」
ξ;;)ξ「アンタこそ、帰ってこなかったらギチョンギチョンにしてやるんだから」
( ^ω^)「把握したお」
ξ;;)ξ「ブーン…帰ってきたら――

帰ってきたら――その後に続いたであろう言葉は、警報と、扉の閉まる音にかき消されてしまったため内藤の耳に入ることはなかった。
ツンが無事乗り込んだことを確認し、内藤も32番艦に乗りこんだ。
8(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 02:58:27.97 ID:/RqVDVJrO
救命艦が一斉に宇宙空間へと飛び立つ。刹那、今まで自分たちがいた輸送艦は音もなく轟沈した。

『エンジン正常に作動、シールド異常なし。酸素残量240。生命維持モードに入ります。』
( ^ω^)「把握したお。この付近に着陸可能な惑星は?」
『少々お待ちください。………絞り込み完了しました。該当一件、ワロス星系第二惑星です。』
( ^ω^)「おk。あとはオートで頼むお。」
『かしこまりました。所要推定時間はおよそ22時間です。当艦はまもなく重力ワープに入ります。』

その後調べた連邦のデータベースによると、惑星ワロスは四季が殆どなく、直径は地球の7/8。重力は地球の77%だということが分かった。
地球でいう西暦1500年頃と同等の文明はあるらしく、人間が生きて行く上で特に問題がある環境ではないらしい。
重力ワープ空間に入ると、内藤は深い眠りについた。

9(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 02:59:23.82 ID:/RqVDVJrO



『ツン、大好きだお』
『     』
『本気だお。結婚してほしいお』
『        』
『⊂( ^ω^)⊃⊂( ^ω^)⊃⊂( ^ω^)⊃ブーン』
『    』
『ヒドスwww…ツン?どうしたお?』
『   』
『ツン?… 、ツンーーーーー!』


10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 02:59:53.96 ID:k5Iz217w0
wktk
11(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:00:04.00 ID:/RqVDVJrO

( ;ω;)「はっ!」

心地よい風が頬をかすめる。木陰から降り注ぐ日差しが眩しい。木々のざわめきはどこか懐かしさを感じる。
初めて見る景色のようで、どこか見覚えがある景色。

ここは―――?

『予備電源、残量1%です。生命維持モードに切り換えれば、約、2、じゅう、4時間後まで、活動げんk…』


完全に聞き覚えのある音で、内藤はやっと状況を理解した。ここはワロス星系第二惑星、輸送艦が襲撃されて不時着した場所。
さらに付け加えるならば、救命艦の生命維持装置はあと1日でその役割を終えるということか。
内藤は機内から必要なものだけを集めると、鞄に放り込んだ。

12(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:01:01.47 ID:/RqVDVJrO
所持品
530円 剣 通信機 生命維持キット 宇宙旅行ツール


3時間ほど歩いたところで靴に違和感を覚える。4時間ほど歩くと太股が痛くなる。さらに1時間ほどで全身がだるくなってくる。
さらに、ずっと同じような景色の所を歩き続けていると、2倍ないし3倍ほど歩いたかのような錯覚を覚える。
唯一の幸運は、所々大型の動物らしき足跡や木を引っ掻いたような傷があるにも拘らず、ここまで獣などに遭遇しなかったことか。
6時間ほど歩き、日も落ち始めたところで、空腹を覚えた。
( ´ω`)「そろそろご飯にするお…」

鞄から缶詰を取り出す。転送機でもあればいいのだが、生憎転送する食料すらない。

( ´ω`)「いただきますお…ん?…」

【酸素】 【二酸化硫黄】 【水酸化ナトリウム】

( ´ω`)「ちょwwwwwwいらNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」
13(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:01:38.22 ID:/RqVDVJrO


結局ほかに何もないので、用済みとなった缶を放棄し、歩を進める。完全に日が沈んだころにアキレス腱が痛くなり、
時間の感覚もなくなってきたころにはやり場のない憎悪が込み上げて来る。
怒りすらなくなったときに、内藤の肉体と精神は限界を迎え――

(ヽ´ω`)「も…もうダメだお…」

糸の切れた人形のように力なく倒れこんだ。




14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:01:43.49 ID:4VTbR/YO0
wktkだね
15(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:02:45.03 ID:/RqVDVJrO
 EPISODE1:L'isle joyeuse

『        』
『そんなことは知るか。仮に知ったところで教えんがな。』
『    』
『用がない物を破棄しただけだ。お前だってそうするだろう。』
『       』
『そいつはできんな。お前は奴をおびき出すための人質だ。』
『     』



ξ;;)ξ『ブーンーーーー!』


16(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:04:03.07 ID:/RqVDVJrO

(;゚ω゚)「うおぉぉぉぉおっ!!!!!」

(;^ω^)「…また夢かお…毎日嫌な夢ばかり見るお…お?」
(;^ω^)「ここは…?」

目を覚ますと、何故かベッドの上にいることに気付いた。傍らには、質素ではあるが、内藤のために用意されたものであろう食事が置かれている。
しばし戸惑う内藤だったが、やはり空腹には勝てず、まだ湯気のたつ食事に貪りついた。

――――――――――――――――――――

(*'-')「兄ちゃん、あの人起きたみたい」
( 'д')「そう、ちょっと様子を見てくるね」
(*'-')「うん…」

17(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:04:45.47 ID:/RqVDVJrO
( ^ω^)「ハムッ!ハフハフ、ハフッ!うめぇwww」
( 'д')「あの、大丈夫ですか?」
( ^ω^)「ポン酢ゴクッゴクッ…ゲホッ!ゲホゲホ、ゲホッ!君が助けてくれたのかお?」
( 'д')「いえ、妹が発見して。すごいゞ仝“≧で報告∋δψμ。」
( ^ω^)「(やっぱ安物だお。宇宙旅行キット使えねえwww)妹さんがいるのかお。」
( 'д')「ええ。二人で連れてきました。よかったですよ。野獣に襲われなくて。」
(;^ω^)「や、野獣…」
( 'д')「あ、最近はめっきり見掛けなくなったんですけどね。…あの日から」
( ^ω^)「あの日?」
( 'д')「あ、いえ…こっちの話です。」
( ^ω^)「そうかお…とにかく助かったお。ありがとうだお!」

一通り状況を掴んだ内藤がお礼を言い起き上がると、何かが壊れたような鈍い音と、ピアノの鍵盤を素早くはじいたような音がした。
18(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:05:31.48 ID:/RqVDVJrO
(;'д')「あ…それは…」

少年がそれを大事そうに拾い上げる。見た所、四角い箱だ。何やらいじくりまわすと、何か諦めたような表情でそれをテーブルに置いた。

(;^ω^)「ご、ごめんお!完全に僕が悪いお!」
( 'д')「いえ、元々壊れてたんです。さらにひどくなりましたけど。」
(;^ω^)「お…ところで、それはなんだお?」
( 'д')「ゑ蓋*延zです。」
(;^ω^)「(肝心なときに使えねえwww)えーと…何につかうんだお?」
( 'д')「あれですよ。音が出る箱です。」
( ^ω^)「…オルゴールかお?」
( 'д')「ええ。母がくれたんです。」
(;^ω^)「お母さんが!それは申し訳ないことをしたお…」
( 'д')「いいんです。元々壊れてましたから。さ ら に ひ ど く な り ま し た け ど」


そのとき、内藤の頭の中をある閃きがはしった。
19(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:06:45.05 ID:/RqVDVJrO

( ^ω^)「そうだ!僕がそれを直すお!」
( 'д')「え…多分無理ですよ。都会に行かなきゃ材料もありませんし…」
( ^ω^)「フヒヒヒ、秘策があるお。ちょっと外に行ってくるお!」
(;'д')「あ…村の外は出ない方がいいです!危ないですよ!」
( ^ω^)「危ない?野獣は最近いないんだお?」
(;'д')「それが…」

1ヶ月前、見たことのない男が突然この村に現れました。男は食料を要求してきました。

???「WRYYYYYYY!食料をよこすニダ!」
(  )「何を言ってるんだ!大体貴様、こんな辺鄙な場所にどこから来た!」
???「ウリに向かって貴様とは!謝罪と賠償も要求するニダ!」

男がさらに無茶な要求をしてきて、騒ぎになったので村の大人が駆け付けました。
―――僕の両親も。


( 'д')「さすがに男も引き下がると思ったんですが、そうはなりませんでした。奴は光を放ちました。」


???「雑魚供がうっとおしいニダ!ウリの前から消えるニダ!食らうニダ!ウィルスバスター光線!」
(  )「うわっ!?」
???「フヒヒヒ!ウリの力をナメるなニダ!」

( 'д')「まず犠牲になったのは僕の両親でした。」

20(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:07:22.93 ID:/RqVDVJrO
「ゲンさん!?」
「なんだ!?何がおこった!?」
「おい、人が消えたぞ!」
「に、逃げろ!」
「WRYYYYYYY!もう一発くらうニダ!」
「きゃあぁぁっ!」
「ナ、ナオコさん!」
「今からチョパーリ共はウリの下僕ニダ!こいつらみたくなりたくなかったら、まずは飯を持って来るニダ!」



( 'д')「父も母も消えました。骨すらも残らずにね」
(;^ω^)「ひどい話だお…」
( 'д')「それからも男は居座り続けました。遺跡に基地を作っていて、たまに食料を奪いにきます。」
( 'д')「最近では奴に寝返ったチンピラも数人いて。村からは追放されたんですが、すぐそばに基地があるから危ないんですよ。外は」

まだ幼い少年が、自分の両親の死を淡々と語ることに妙な嫌悪感を感じたが、その後聞いた話によると、

・その男は「先生」と呼ばれている
・棒の先から光を放つと人が消える
・見たことのない服を着ている。ちょうど内藤が着ているような服
・ニダ

ということがわかった。

21(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:07:55.78 ID:/RqVDVJrO


( ^ω^)(光を放つ、人が消える…)
( ^ω^)(見たことのない服…そして「ニダ」…)
( ^ω^)「謎は全て解けた!!!!!1」
( 'д')「?どうしました?」
( ^ω^)「その男の正体、なんとなくだけどわかったお。」



つづく
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:10:05.51 ID:IntzAfPiO
<ヽ`∀´>改行なら空欄を入れるとできるニダ
23(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:11:14.03 ID:/RqVDVJrO
頬を横切る風が気持ち良い。日差しもちょうどいい具合で、今なら空も飛べる気がする。

( ^ω^)「こんな楽に道だったとは…」

来た時とは打って変わって、僅か1時間弱で救命艦の場所にたどり着いた。
なぜ帰ってきたのかと言うと、あの少年のオルゴールを直す材料をとりにきたのだ。
少年はひどく反対したが、結局あの後、内藤はそれを振り切りここまでやってきた。

大体の艦には発電機がついており、放置しておくと太陽光などを利用して充電されている。
無論、その程度のエネルギーでは宇宙空間を飛ぶことなど不可能なのだが、オルゴールの材料を作ることぐらいはできる。

(*^ω^)「風が気持ちいいお」

ちょっと暗い性格の人間ならば、昨日のできごとはトラウマになっていてもおかしくない。
だが内藤の性格上、嫌なことはすぐ脳内にしまいこむ。それは今まで、良くも悪くも内藤を助けてきた。

(*^ω^)「もう付いたおwwwうはwww」
( ^ω^)「さて、   …?」
(;^ω^)「!?」
24(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:12:05.84 ID:/RqVDVJrO
救命艦が破壊されている。いや、正確には破壊はされていないのだが。部品が持ち去られている。
それも素人目には何に使うのやら分からないような重要な部品だけが。もしこの星の住人が持ち去ったのならば、まず目が行くのは電球や強化ガラスだろう。
にもかかわらず、持ち去られたのは量子転送機、シールド発生装置、生命維持装置など。内藤は瞬時に犯人を特定した。

(;^ω^)「あの男だお…」
(;^ω^)「と、とりあえず戻るお!」
DGN「ヒャッハー!ここは遠さねぇぜ!」
(#^ω^)「消 え ろ」
DGN「あ…足が勝手に!うわぁぁ!うわらば」
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:12:15.50 ID:IntzAfPiO
S O 3 か
26(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:12:36.44 ID:/RqVDVJrO


第二話 散り往く貴様に捧ぐ


家の扉をくぐると、少女が勢いよく駆け付けてきた。

(;'-')「な、内藤さん!」
(;^ω^)「少女!どうしたお!?」
(マ;'-')「シゲルが…兄ちゃんがいないんです!」
(;^ω^)「ちょっ…その慌てかたからすると、まさか…」
(ヤ;'-')「ええ、村長に聞いたら、基地の方に向かったって…」
(;^ω^)「マヤちゃん…どうして突然そんなことになったんだお?」
(;'-')「分かりません…でも、このままじゃあ兄ちゃんが殺されちゃう!」
(;^ω^)「…」
( ^ω^)「ちょっと待っててほしいお。ブーンは恩は絶対に返す男だお。」
(*;-;)「うっ…うぇぇぇん」
( ^ω^)「基地の場所を教えてくれお。」


特に目印になるようなものがない場所だけに説明は難しいと思われたが、基地の場所は一回聞いただけで覚えられるほど近かった。
内藤はマヤにオルゴールを渡すと、基地に向かって飛び出して行った。

27(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:13:11.79 ID:/RqVDVJrO
今来た道を戻る。マヤの話によると、基地の場所は救命艦を挟んだ対面。内藤は小走りでその場所に向かった。
先刻と変わらぬ気温、風速なはずなのに、何故か生暖かく、気分の悪いものに感じられた。
20分少々走ったところで、救命艦を通り過ぎ、今まではいったことのない地に足を踏み入れた。
とは言え、基本的には変わらぬ道であり、気休め程度ではあるが道も鋪装されている。
さらに、殆ど一本道なので、内藤は迷うことなく目的の場所にたどり着くことができた。
探査機には点が4つと、少しばかり離れた場所にひとつ。ひとつだけある点は建物の中なので、内藤はとりあえず4つの点を示す場所に向かった。が

(;^ω^)「結構複雑に入り組んでるお…」

基地周辺はこれまでとは打って変わって、迷路のような道を形成していた。
しかも、その「迷路」は、とても探査機には映らないような細い木や岩石で構成されているため、いくら短い道とは言え、
基地本部にたどり着くのは困難を極めるだろう。だが、特に手立てがない内藤は、手探りで先に進むことにした。
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:13:14.70 ID:k5Iz217w0
すげえ投下スピードだぜ……!!
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:13:34.45 ID:IntzAfPiO
>>24のDQNってモヒカンだろ?wwww
30(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:14:10.56 ID:/RqVDVJrO
やべeeeeeeeeeeeeeeee書き貯めがなくなる…



濡れちゃう(><)
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:14:33.58 ID:k5Iz217w0
落ち着けwwwww
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:15:03.30 ID:/RqVDVJrO
>>25 だから言ったじゃんwww
VIPPERなら「先生」の由来もわかるはずだwww
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:15:15.07 ID:IntzAfPiO
DQNじゃなくてDGNだった
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:16:07.68 ID:/RqVDVJrO

( ^ω^)「…まぁ、何とかなるお。ブーンは運だけはいいお。」
(*^ω^)「とりあえずこっちにいくお」

内藤が右の道に進むと、突如地面が抜け落ちた。それも明らかに人為的に作られたであろう落とし穴に。
落下は回避できた内藤だったが、もし落ちていたら怪我は免れなかっただろう。

(;^ω^)「ちょwww危なwww」

その道は罠だと判断した内藤は、Uターンし、左側の道に向かった。
その後特に罠などはなく、川を超えた場所、後少しで基地の入口かという所で、前方800メートルほどに、人影を発見した。
内藤より少し小さいぐらいの男が3人と、ちょうどシゲルほどの伸長の子供を。
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:16:46.37 ID:/RqVDVJrO
いかにも柄と頭の悪そうな青年3人が、少年の前に立ちふさがっている。傍目に見ても、不穏な雰囲気が漂っているのがわかる。

DQN「ちょwwwガキが何の用www」
( 'д')「あの男に合わせろ!」
DQN2「こいつアホスwww調子にのるとお仕置しちゃうよwww」

ドゴッ!
DQNが少年をけり飛ばす。加減というものを知らないのだろうか、下手をすると致命傷になりかねないような力のキックが炸裂した。

(;'д')「うっ…あいつに…合わせろ…」
DQN3「しつけぇwwwキメェからはよ消えろwww」

バキッ!
二発目は後頭部を直撃する。一度は持ち堪えた少年だったが、さすがに今度は昏倒――その場で気を失った。

(;-д-)「ぐっ…」
DQN「うはーこいつ死んだかもwww」
DQN2「とりあえず先生のとこに連れてこうぜwwwおい、DQN3。こいつ連れてけ。ついでにメロンパンな。皮のかたい(ry」
DQN3「はい!」


「その子を放すお!」
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:17:23.10 ID:/RqVDVJrO

声の主は内藤ホライゾン。ダッシュで駆け付けてきたのだが、少しばかり遅かった。

DQN「あぁ?何だぁテメェは!?」
DQN2「バーローwwwこいつもやっちまおうぜwww」
DQN3「あの…僕はどうすれば…」
DQN「バカかお前は?はやく先生のとこに持ってけ!」
DQN3「は、はい!」
(#^ω^)「ちょっと待つお!そのk…ゲホッ!」

DQNのパンチが内藤の腹を抉る。それを受け前のめりになった内藤の顔面に頭突きがヒットする。
さらに、1対2なのをいいことに、やりたい放題殴る蹴るの暴行――抵抗する力すらなくなってしまったのだろうか、内藤は微動だにしない。

DQN「ヒャッハー!ここを通りたかったら」
DQN2「俺たちを倒してから」
DQN3「行け!…ハァハァ…行ってきました。メロンパンです…」

(#^ω^)「痛 く も 痒 く も ね え」
DQN1.2.3「!?」

ドゴッバキッゴスッ

37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:18:03.95 ID:/RqVDVJrO

3分後

DQN「こ、こいつ強えぇ…」
DQN2「なんだこいつ…勝てるわけがねえ…」
DQN3「もう勘弁してください…」

内藤は3人を積み上げると、薄暗い基地内に入って行った。ちなみにメロンパンは食った。

―――――――――

???「フヒヒヒ、やっぱ少年はいいニダ!リリンの生み出した文化の極みニダ!」
『あっ!あっ!イク!イちゃうよぉ!』
???「そ、そろそろ出るニダ…!」
『そ、そのまま…中に出して!アッー!』
???「アッー!」

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:18:37.35 ID:/RqVDVJrO
EPISODE2:Vanguard Idealization Pacification

基地は思ったより狭く、別段迷ったりというようなことはなかった。だが、歩みを進めるうちに内藤は強烈に違和感を感じ始める。
なぜなら、この星には存在するはずのない機械が大量に、それも完璧な状態で放置されているからである。
だが、本来内藤がいた惑星では日常目にするものなので、違和感はそこではない。
放置されている機械、その全てが 対 人 用 殺 戮 兵 器 だからである。もし、何も装備していないこの惑星の住人に向けて使用したとしよう。
町どころか、下手をすれば国がひとつ傾くような兵器なのである。

(;^ω^)「恐ろしいお…」

さらに先に進むと、道が2方向に分かれている。建物の大きさからして、どちらかが奴のいる場所につながっているはずだ。
どっちだ―――

――オフッ!イグ!イグ!アッー!

(;^ω^)「…こっちだお」

内藤は左に向かった。
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:19:16.53 ID:/RqVDVJrO

〈ヽ´д`〉「アッー!」
(;^ω^)「あの…」
〈ヽ`∀´〉「ん?入会希望ニダ?そこに用紙があるニダ。ウリのことはニダー様か先生と呼ぶといいニダ。」
(;^ω^)「その子を返してほしいお…」
〈ヽ`∀´〉「それは無理ニダ。はやく帰るニダ。」
(;^ω^)「あの…なんでゲームなんかしてるお?リアル少年がいるのに…」
〈*ヽ`∀´〉「ウリは二次元以外に興味はないニダ!三次元なんか糞ニダ!シンジキュンハァハァ!」
(;^ω^)(今の内に連れてかえるお…)
〈*ヽ`∀´〉「アッー!アッー!…ニダ?」
〈#ヽ`∀´〉「フリーズ!!!!」
(;^ω^)「お…」
〈#ヽ`∀´〉「ウリの秘密を知ったからには死んでもらうニダ!」
(;^ω^)「ちょwwwまっwww」
〈*ヽ`∀´〉「お前も、そのガキのバカ親みたいにしてやるニダ」

40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:20:17.88 ID:/RqVDVJrO
( ^ω^)「…バカ親?」
〈*ヽ`∀´〉「ウリに逆らうなんて、史上最悪のカスニダ。死んで正解ニダ。ウリはこの星のゴミを消し去った英雄ニダ!ついでにそのガキも消しとけばよかったニダ!」

言い終わるが早いか、ニダーと名乗った男はポジトロンライフルを手にとると、内藤に向けて発射。
だが内藤はすんでのところでこれを躱すと、ニダーの前に踏みこみ――

〈;ヽ`∀´〉「ニダッ!なかなかやるニダね…」

一蹴。先刻の突拍子もない事態に刹那我を忘れてしまった内藤だったが、今の一撃で完全に自分を取り戻した。

(#^ω^)「貴様だけは許さん!」

バキッ!

内藤の渾身の一撃が急所にクリティカルヒット。咳込むニダーに、さらに追討ちをかけるようにたたみかける。
その手からは既に血が滲み出ているが、内藤は休むことなく攻撃を続ける。

〈;ヽ`∀´〉「ちょ、ちょっと待って欲しいニダ!はなせばわかるニダ!っゴフッ!」
(#^ω^)「 黙 れ 」

内藤のボディブローがニダーの腹を抉る。さらに前のめりになったニダーの顔面に膝蹴りが直撃する。
重力が小さいこの惑星では、元来あまり強くない内藤のパンチでも非常に重たい一撃となる。
さらに、相手の男はえらく痩せこけた顔をしているだけあって、非常に辛そうな表情で許しを乞う。
だが、内藤は一向に攻撃の手を止めない。そのとき、ニダーが苦し紛れに言葉を放った。

〈;ヽ´д`〉「聞いてくれニダ!あれはウリじゃないニダ!」
(#^ω^)「お?」

内藤の攻撃が止まった。
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:20:34.91 ID:IntzAfPiO
活動限界…国が一つ傾く…
さては>>1、お前…!
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:21:16.41 ID:/RqVDVJrO
――3日前、ウリは島流しにされたニダ。
――そして流れ付いたのがここワロスだったニダ。
――食料も何もないウリは、とりあえず人を探したニダ。何日も、何日も。
――そしてやっと村を見つけたニダ。

( ^ω^)「…」

――ウリは何度も頼んだニダ。何日も食事をとらず死にそうだったニダ。
――でも、村の人達はウリに冷たかったニダ。
――それでも何とか頼み込んで村長の家に連れて行ってもらったニダ。


43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:22:21.24 ID:/RqVDVJrO
(,,゚ё゚)「あー君、家でただ働きするなら飯ぐらい食わせてやってもいいよ」
〈;ヽ´д`〉「あ、ありがとうございますニダ…」
(,,゚ё゚)「うん、じゃあまずは便所掃除してきて。」

ウリは必死に働いたニダ。僅かな飯のために。何日も、何十日も働いたニダ。


〈;ヽ´д`〉「そして2ヶ月後に悲劇がおき…」
( ;ω;)「いい話だお…」
〈;ヽ`∀´〉「は?そんなこと…いや、そうニダね…イヒ、イヒヒヒイヒ(馬鹿で助かったニダ)」
( ;ω;)「ニダーよく頑張ったお!感動したお!」

バシュッ!

(;^ω^)「お…?」
〈ヽ`∀´〉「フヒヒヒ!油断したニダね!よくもウリを殴ってくれたニダ!死んで詫びるニダ!」

無防備な内藤の右足を、ライフルが打ち抜いた。

〈ヽ`∀´〉「次はハズさないニダ」

――銃口が内藤に向けられた

つづく

44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:23:10.98 ID:/RqVDVJrO
バーボン食らいそうだから休憩します。濡れちゃう(><)
45名無し募集中。。。:2006/05/28(日) 03:23:16.72 ID:KzDD5Qia0
頭のいいおまえらでこの難問をといてくれ
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1148749351/
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:25:24.67 ID:k5Iz217w0
乙!!

つおっぱい
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:26:01.12 ID:IntzAfPiO
対人にポジトロンライフルとか外道だなwwwwwww
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:26:12.55 ID:/RqVDVJrO
>>41シリーズ…!完成していたの?
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:26:47.17 ID:/RqVDVJrO
名前消えてる…o/rz
50名無し募集中。。。:2006/05/28(日) 03:28:05.92 ID:KzDD5Qia0
頭のいいおまえらでこの難問をといてくれ
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1148749351/
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:30:05.33 ID:/RqVDVJrO
7話までしか貯蓄がないんだけどどうしよう(´・ω・`)


スレが残ってることを祈る。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:32:18.08 ID:IntzAfPiO
さっきも聞いたが
DQNはモヒカンか?
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:37:05.50 ID:/RqVDVJrO
>>52 偽りの天才とだけ言っておこうか
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:41:25.08 ID:IntzAfPiO
I'm genius!
55(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:42:32.35 ID:/RqVDVJrO
保守がてら投下するか

56(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:43:06.67 ID:/RqVDVJrO

パリン

(*'-')「あ…お茶碗が…」
(*'-')「兄ちゃん…」


第三話 対価と代償


57(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:49:25.28 ID:/RqVDVJrO

(;^ω^)「うっ…」
〈#ヽ`∀´〉「WRYYYYYYY!こんな時に弾切れニダ!謝罪と賠償を要求するニダ!」

ドガッ!
一瞬の隙をつき、内藤が再び攻勢に転じる。だが――


〈ヽ`∀´〉「フヒヒ、パンチ力が落ちてるニダ!WRYYYYYYY!」

ニダーの蹴りが、内藤の傷口に直撃する。軸足の傷口を蹴られた内藤はその場に倒れるが、受け身をとると反対の足でニダーの下腹部を蹴り上げる。
が、さすがにニダーはこれを回避すると。立ち上がったばかりの内藤の顔面にストレートを打ち込む。
内藤はそれをくらいつつも、ニダーの腹に強烈な一撃。内藤が打てばニダーは引き、ニダーが踏み込めば内藤が躱す。時には二人とも前に出て殴り合う。
観戦者でもいれば少しは盛り上がるのだろうか。互いに一歩も譲ることはない打ち合い。そして決してゴングが鳴ることはない。まさに 泥 沼。


――だが、次第に優劣が分かれはじめる。徐々に、徐々にではあるが確実に、ニダーが押してきている。
反対に、足に致命的な傷を負った内藤は確実にに押されてくる。
劣勢に回り隙ができた内藤の傷口を、ニダーの蹴りが再び抉った。
58(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 03:54:01.05 ID:/RqVDVJrO

(;^ω^)「ぐおっ…」
〈ヽ`∀´〉「ゲヒヒ!ここまでてこずらせたことは褒めてやるニダ!」


ニダーは腰から拳銃を取り出し、安全装置に手をかける。

〈ヽ`∀´〉「よく考えたら何も装備してないお前なら、この古代兵器でもよかったニダ。形がかっこいいから持っていて正解ニダ。」
〈;ヽ´д`〉「あーごめんねシンジキュン!今イクニダ!」
〈ヽ`∀´〉「とにかく、これで終わりニダ。」
(;^ω^)(ここで…死ぬのかお…)
(;^ω^)(ツン…約束は守れそうにないお…)
(;-ω-)(天国で待ってるお…)

〈ヽ`∀´〉「死ねニダ」

???「 お 前 が 死 ね 」

パシュン!


59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:55:43.34 ID:HJVhKqqI0
なぁ、


    
     パ ク リ と か だ け は や め て く れ




                     してないというのならば許す
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:56:37.58 ID:k5Iz217w0
なんのパクリかわからない俺には無問題
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 03:59:53.36 ID:/RqVDVJrO
すまない(´・ω・`)そ3のパクリだ。
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:01:21.96 ID:IntzAfPiO
>>59 パクリでなくて イ ン ス パ イ ア と呼ぶがいい
63(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 04:05:04.71 ID:/RqVDVJrO
EPISODE3:DokuoT `I do not care even if all are lies'


突如現れた男が、ニダーの足下にレーザーを放った。外れたのか、それともわざと外したのかはわからないが、
男の余裕を見る限りでは、どうやら後者であろうと思われる。


〈;ヽ`∀´〉「ニダッ!何奴ニダ!」
('A`)「あー、名乗るほどのもんじゃねぇさ。それにアンタに用はねぇ。用があるのはそこで寝てる奴だ。」
〈;ヽ`∀´〉「そ、そうニダか…へへ、じゃあウリはこれで失礼するニダ…」
('A`)「おう。じゃあな。」
〈;ヽ`∀´〉「へ、へへへへ…」

ニダーが部屋から消えると、彼は一直線に内藤の横たわる場所へ向かう。
内藤の前にしゃがみ込むと、友達に話すかのような口調でなにやら語りかけた。無論、内藤には聞こえていないのだろうが。

('A`)「おい、起きろ。迎えにきたぞ。」
(;-ω-)「ツン…お迎えがきたみたいだお。僕は先に逝ってるお…」
('A`)「内藤、俺だ。ドクオだ。帰るぞ。」
(;-ω-)「ツン…ギチョンギチョンはやっぱり勘弁してほしいお…」
(;-ω-)「ギチョンギチョン…」
内藤「うおあああっ」


('A`)「やっと起きたか。」
64(;'゚;ё;゚`;)<生肉:2006/05/28(日) 04:11:39.90 ID:/RqVDVJrO


彼――ドクオと内藤は旧知の仲であり、幼小中高の13年間、全て同じクラスだったという伝説がある。
13年間、というのは、ドクオは高校2年の時、「就職する」とだけ書いた手紙を残して失踪したためである。

(;^ω^)「な…ななななんでここにドクオがいるお!?やっぱりここは天国かお!いや、ドクオがいるなら地獄だお!」
( ;ω;)「僕は地獄かお…」
('A`)「落ちつけ内藤。まだ死んでねえ。詳細は…後で話す。長い上につまらん話だがな。」
〈ヽ`∀´〉「死ねええええ!!!!  …ニダ」

パン!パン!

('A`)「うるせえ」
〈;ヽ`∀´〉「な…よけたニダ!?まさか!ありえないニダ!」
('A`)「アストロ第三の仕事は大変だったぜ。重力が3倍近くあるからな。」

〈;ヽ`∀´〉「ア…アストロ第三!?何でそんな奴がここにいるニダ!」
('A`)「ん、まぁ…な。ちょっと訳有りでな。それより、何か用があるんじゃないのか?」
〈;ヽ`∀´〉「そ、そうだったニダ。ちょっと、死んでくれるとすごく助かるニダ…」
('A`)「断る。それより早く消えてくれ。アンタに用はねぇって」
〈ヽ`∀´〉「…」


〈#ヽ`∀´〉「ああああああああああああああああああああああuzeeeeeeeeeeeeeeee!死ね!チョパーリは早く死ぬニダ!WRYYYYYYY!!!」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:16:14.09 ID:LpXbxgNCO
すまん。
正直面白いのか面白くないのか微妙だ
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:17:58.86 ID:HJVhKqqI0
インスパイヤをどう考えるかだな、
スレタイが「ブーンがSO3の主人公になったようです」とかならよかったかもな
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:18:12.24 ID:/RqVDVJrO
だから文才ないんだってorz

68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:19:34.41 ID:eKSKcAOW0
ブーンっていいよね
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:26:30.44 ID:/RqVDVJrO
>>66 安価で決めたんですが言われて見ればそれでよかったo   rz
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:28:12.28 ID:NxxXXD7mO
SO3乙
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:28:38.19 ID:IntzAfPiO
その安価を踏んだのは俺だが、反省はしている
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:29:26.57 ID:IntzAfPiO
>>70 お前のIDかっこいいな
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:30:28.81 ID:k5Iz217w0
>>70
伏せてあるみたいだな
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:33:39.24 ID:CiQodKdnO
マダー
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:33:48.85 ID:/RqVDVJrO
俺はとりあえず吊ればいいのかな
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:37:32.58 ID:CiQodKdnO
マダー?
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:44:14.26 ID:dCQu1aPW0
ho
78(;';ё;`;):2006/05/28(日) 04:44:16.53 ID:/RqVDVJrO
('A`)「なんだそれ?舐めてんのか?」

ニダーの打った弾丸を全て躱す。ニダーが気付いたときにはドクオは眼前に迫って来ていた。
表情や口調こそ物静かな雰囲気だが、どこか鬼気迫るオーラを発している。
『生かすも殺すも自由』といったようなオーラを。

('A`)「お前さんの動きなんてコマ送りに見えるぜ。それに何だ?非武装の奴にしか効かんだろ、それ」
〈;ヽ`∀´〉「な…な…」
('A`)「可哀相だよな。力にしか頼れず、愛する人すらもいない。しかも、その力でさえも簡単にねじ伏せられる。」
('A`)「アンタ、連続暴行殺人で島流しされたんだよな。そろそろ終わりにしようや。その汚い人生。」
〈;ヽ`∀´〉「ニ、ニダ…何でそれを知ってるニダ…は、話せば分かるニダ…命だけは助けてほしいニダ…」
('A`)「…あいつもそう言ったよなぁ。さて、」
('A`)「 お 前 は そ の 問 い に 何 て 答 え た ? 」

ゴキ メシャッ

〈;ヽ`∀´〉「うぎゃああああああああああああ!!!!!!?骨が潰れたニダ!!」
('A`)「選べ。今すぐ死ぬか、じわじわ殺されるか。」
〈;ヽ´д`〉「おおおお願いしますニダ。いい命だけはたすk」
('A`)「俺は一度言ったことは二度と言わねえ。 消 え ろ 」



ゴシャッ


鮮血が吹き上がった。
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:50:33.33 ID:CiQodKdnO
うひょ
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 04:57:10.89 ID:/RqVDVJrO
碇シンジの気持ちがわかった気がする
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:03:59.71 ID:IntzAfPiO
>>80 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
 
 
しかし俺は寝る
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:09:44.46 ID:/RqVDVJrO
最終校正してきますorz
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:12:14.04 ID:4UWPxkIGO
ブーンがワンピのルフィとキャラが被る・・・
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:24:16.96 ID:/RqVDVJrO
今ほどスレタイ変更機能がないことを恨んだことはない。

川#Д川
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:25:24.97 ID:IntzAfPiO
実はまだ起きてる俺が
ヒント:一度落して最初から投下
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:29:52.87 ID:/RqVDVJrO
把握。ついでに全編書き直して来るノシ
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:35:46.44 ID:IntzAfPiO
しかし保守
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 05:36:47.15 ID:IntzAfPiO
冗談だ。
もう保守しないから、お前らも書き込むなよ!
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
MOTHERを汚すスレがなくなったかと思えばSO3を汚すスレか