涼宮ハルヒの葛藤

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 高校生になって初めての春休みを迎えた俺は、
学年末試験の結果に怯えていた時とはうってかわって、
充実した春休みを過ごしていた。
むろんSOS団の活動は毎日のように続いていた。
ハルヒの突拍子のない思いつきに振り回されることにも慣れてしまったんだろうなあ。
今まで送ってきた春休みの中でも一番充実しているという事実を認めたくはないのだが、
どうやら認めなければならないらしい。
しかし、これはハルヒのおかげではない。断言しておこう。
なんといっても朝比奈さんの天使のような笑顔を毎日見ることができたからだ。
うん。そうに違いない。
古泉にとってはハルヒが退屈せずに遊びまわってるほうが都合がいいんだろうし、
あの地球外生命体の有機アンドロイドの長門も忙しく動きまわることもないだろうしなあ。
それにしたってハルヒのご機嫌を伺いながら生活せにゃならないなんて、
俺だったら「もうやめます!」って言って職務放棄してるだろうよ。
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:15:48.92 ID:pteXuXMR0
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:16:12.52 ID:/D7uSy4b0
























4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:16:15.65 ID:wuZfWiw10
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:16:26.72 ID:bxBKW3ct0
そんなことよりキングゲイナーの話しようぜ
61:2006/05/23(火) 23:16:37.02 ID:bbzcpbFu0
 春休みも後2日で終わりか。
2年生になったらハルヒの悪魔のような手が後輩にも伸びるのだろうか。
今度は異世界人か。とかそんなくだらないことをベッドの上で考えていた時だった。
携帯電話が鳴り始めた。この着信音が鳴ると決まって俺は嫌な予感がする。
いや、嫌な予感というよりそれはもう確信に近いものなのだが。
ハルヒだ。
「キョンー!明日ディズニーランドに行くわよ!」
ハルヒの声のでかさに思わず携帯を耳から離した。
「今度はなんだ。何でディズニーランドなんだ」
「いいから行くのよ!明日朝8時に駅前に集合。いいわね。遅刻したら全員におごりよ!」
俺が返事をする間もなく電話は切れていた。
いつも言いたいことだけ言って切りやがる。
ハルヒよ、お前には「こんばんは」とか「今大丈夫?」とか人を思いやる気持ちはないのかねえ。
しかし、ディズニーランドか。ハルヒのことだ、どうせ
「これだけ人がいるんだから一人くらい超能力者とか異世界人がいてもおかしくないわ!」
とか言い出すんだろうなあ。
どうか子供たちの夢の国を地獄に変えないことを願うばかりだ。
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:16:39.50 ID:XD9n4NEP0
アニヲタは死ね
81:2006/05/23(火) 23:17:05.46 ID:bbzcpbFu0
 翌朝、6時にセットしていた目覚ましが鳴り始めた。
ちょっと前に目を覚ましていた俺は、そっと支度をすると、妹に気づかれない内に外にでた。
また「連れて行け!」なんてだだをこねるに決まってるからな。
それにだ。遅刻したら全員おごりね!と本気で言ってるハルヒにたかられないように
たまには早めに到着しておくのも悪くないだろ。
下手すると俺の貯金が全て飛んでしまう。
駅に到着して時計に目をやると、調度7時半だった。
いつもの集合場所に向かうと、すでに朝比奈さんと古泉が到着していた。
朝比奈さんがこちらに気がつくと、「あ。」と声をあげ笑顔で手を振ってきた。
ああ、俺は今日のこの方の笑顔を見るためにここに来たのだと言ってもおかしくないくらい、
可愛らしい笑顔を見せてくれた。
そんなことを考えていると遮るように男の声が聞こえた。
「やあ、おはようございます。今日は早いですね」
古泉だ。まるで素敵な夢を見ていたところで起こされたような気分になって。
恐らくそんな顔をしてしまったんだと思う。
古泉は微笑を浮かべ肩をすくませた。
そんな古泉を無視して俺は言った。
「ハルヒと長門はまだなのか」
「長門さんならそちらにいらっしゃいますよ」
全然気がつかなかった。
存在感がないんだよなあ。せめて立っていて「おはよう」の一言でも言えばいいのにさ。
「長門、おはよう」
長門は座ったまま俺の方を見ると、消え入りそうな声で言った。
「おはよう」
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:17:09.37 ID:b9MZidx+0
それより涼宮ハルヒの淫鬱頼みます。
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:17:18.51 ID:i2pxOjgS0
実際ありそうな話でやだな
111:2006/05/23(火) 23:17:27.05 ID:bbzcpbFu0
「しかし、ハルヒが一番最後なんて珍しいな」
俺はベンチに腰掛けると古泉を見た。
「そうですね。いつもは必ず一番には来ていますから」
古泉は隣に腰掛けると、また微笑した。
「でも、涼宮さんがディズニーランドとは、意外な選択肢ですね」
「もう今更何が起きたところで俺は驚かんよ」
散歩中の小型犬を撫でている朝比奈さんを見ながら、古泉とどうでもいい話をしていた。
時計は7時50分を指しているが、いまだにハルヒは現れない。
古泉も時計に目をやり、珍しく真顔になって言った。
「おかしいですね。いくら遅くなってもこの時間に来ないとは」
「どうせあいつのことだ。くだらないことたくらんでその準備に手間がかかってるんじゃないのか」
「ふふ。まるで涼宮さんのことなら何でも知っているといった感じですね」
古泉は、さっきまでの真顔はどこにいったんだと言いたくなるような微笑を浮かべた。
「人聞きの悪いことを言うな」
「いえ、冗談ではないですよ。あなたと涼宮さんの信頼関係が時を増すごとに強くなっている、
それは僕だけではなく、あのお二人も感じていることだと思います」
「あのなあ」
そう言いかけた時、ハルヒが現れた。
俺は一瞬言葉を失った。
121:2006/05/23(火) 23:17:48.70 ID:bbzcpbFu0
 また別の世界に入り込んでしまったのではないかと、慌てて長門のほうを見た。
長門は俺の目線に気づいたようで、ハルヒをもう一度見た後、俺に目を向けた。
そして、俺が何を聞きたいのか悟ったのであろう。首を横に振った。
良かった。どうやらちゃんとした現実のようだ。
もうあんな変な世界にいくのはこりごりだぜ。と胸を撫で下ろしてる場合ではなかった。
何が起きたのかご説明しよう。
なんとハルヒが、まるでどこぞやのお姫様が着るような、上品かつ可愛らしい格好で登場したのである。
前言撤回!もう今更何が起きても驚かないと言ったが、これには驚いた。
今までを思い返してみよう。
ハルヒの服装なんてほとんど気にしてはいなかったが、
俺の記憶ではバニーガールとか制服とか普段はラフな感じの服装しか思いつかん。
こんな朝比奈さんが着たら超キュートになりそうな服をハルヒが着てくるなんて、
俺が今日一日を何回繰り返したとしても予想することはできないだろう。
朝比奈さんは「わぁ…」と言って呆然と見ている。
古泉もこれには驚いたようで、微笑が引きつっているようにも見える。
そんなSOS団、団員たちを尻目にハルヒは早速仕切り始めた。
「さ、行くわよ。今日は遅刻者もなしだからみんな自分で払うのよ」
いつも時間内に来ているのに遅刻扱いされている、
そんなツッコミをいれることができないくらい、俺は驚いていた。
ハルヒは元はかなりの美人だから、こういう格好をしても似合うのはわかるのだが、
普段のハルヒの言動からこの格好を想像するのは容易ではないぞ。
131:2006/05/23(火) 23:18:08.36 ID:bbzcpbFu0
 先に歩き出した女性陣3人の後ろを男2人でついていった。
衝撃の余韻か、ボーっとしていた俺に古泉がひそひそと言った。
「何があったんでしょう。涼宮さん」
「わからん」
「うーん。彼女もやはり普通の女の子が持つような感情を持っているんでしょうね」
「どういうことだ」
俺はハルヒの後ろ姿を見ながら言った。
「そのままですよ。普段の涼宮さんは、普通の人間なんて相手にしてもつまらないと、
そう言っていますよね。しかし、内心では恐らく本人も気づいていないのでしょうけど、
思春期の女の子が持つような感情との葛藤があるんだと思います」
古泉の分析は最もらしいが、ハルヒがいきなりそんな感情を表に出すのか?
「その結果があれか」
「ええ。見てもらいたかったんですよ。誰かにね」
「誰かに?」
「そうですよ」
古泉は気味の悪い笑顔を作り、正面を向いた。
それだけならいいんだがな。俺には何かもっと嫌な予感がしてならないんだ。
口で説明はできないが、何度となく変なことに巻き込まれてきた俺だからわかることだ。
しかしまあ、長門は何もないと言ってるし、万が一何かあってもなんとかしてくれるだろう。
そう考えることにして、俺は普段見ることのできないハルヒの姿を目で追っていた。
141:2006/05/23(火) 23:18:24.25 ID:bbzcpbFu0
 結局、ハルヒはディズニーランドに向かう途中、一度も俺と目を合わすことも、
会話をすることもなかった。
冷静に考えてみれば、ハルヒがいつもより遅くきたのは、
お洒落をしていたから遅くなったということだ。
俺的ランキングで言えば、女の子がデートの時遅れたきたうれしい言い訳ベスト3に入るようなことを、
ハルヒがやっているということになる。
まさか、今日雪でも降らすつもりなんじゃないだろうなあ。
そんなことを考えている間に入り口まで来ていた。
ふと顔をあげると、ハルヒが今日初めて俺と目を合わせた。
じーっと睨まれるのかと思ったが、一瞬見て目を細めるとすぐにプイと背を向けた。
なんなんだあいつは。
そこで俺は考えた。
何にせよ、これはいいことなんじゃないのか?
ハルヒが普通の女の子と同じように生活するようになれば、
閉鎖空間やらなんやらもそのうちでなくなるんじゃないか。
そして、彼氏でも作って真っ当な高校生活を送れば、
ハルヒを監視してる連中も手を引いていくだろう。
それはそれで、なんとなく寂しい気もしないでもないけどな。
「キョン!早くしなさいよ。いつまでそこに突っ立ってんの!」
まあ、しばらくはそんなことはなさそうだな、この分だと。
151:2006/05/23(火) 23:18:41.25 ID:bbzcpbFu0
 園内に入ると、春休みの終わりが近いせいかかなりの人の数だ。
「みくるちゃん、はぐれないようにちゃんとついてきなさいよ」
「は、はぃ」
年下に迷子の心配をされる朝比奈さんを後ろから押すように人ごみを掻き分けて進んでいた。
「入り口付近はすごい人だかりですねえ」
古泉が俺の後ろから言った。前にでろよこのやろう。と言いたかったが、
そんな余裕もないのでとりあえず人のいないところにでることだけを考えた。
人ごみを抜けて、ひとまず集合するとハルヒが話始めた。
「いい?今日はこれだけ人がいるんだから、怪しい人がいたらすぐ捕まえるわよ」
俺から言わせてもらえばお前が一番怪しいぞ、ハルヒ。
「まずはー。あれ!」
ハルヒが指差した先には、ジェットコースターがある。
すると朝比奈さんが「ひっ」と小さく悲鳴を上げた。
「ほらみくるちゃん行くわよ!」
「嫌です、怖いですー」
まるで駄々をこねる子供をつれていく親のようにハルヒは朝比奈さんを強引に引っ張っていった。
まだ開園して間もないということもあり、10分程並んだくらいで乗ることができたのだが、
待ってる間中ずっと朝比奈さんは泣きそうになっていた。
ハルヒが、「こんなもんたいしたことないわよ!」と説得し、
しぶしぶ乗ったわけだが、乗り終わった後の朝比奈さんは
まるで一週間ぶりに発見された行方不明者のような顔をしていた。
長門はというと、結構気に入ったようで、
「楽しかったか?」と聞くと、
「わりと。」
と答えた。有機アンドロイドにとっても刺激的な乗り物なのだろうか。
ハルヒは休む間もなく次の絶叫マシーンに向かおうとしていた。
161:2006/05/23(火) 23:18:58.38 ID:bbzcpbFu0
 合計5つほど絶叫マシンを乗り継いだところで、朝比奈さんがベンチに座り込んだ。
「ごめんなさい、気分が悪くなっちゃって」
「みくるちゃーん!まだまだ行くわよ!」
ハルヒが遠くから叫んでいる。
ハルヒよ、その格好で叫んだら全部台無しだぞ。
「気分が悪いらしい。俺がついてるから3人で行ってこい」
それを聞いたハルヒはこちらに戻ってきて朝比奈さんの顔を覗き込んだ。
「うーん仕方ないわね」
「あれだけ絶叫マシーン乗せれば気分も悪くなるさ」
そう言うと、ハルヒは俺を睨んだ。
また何か言うのだろうと思ったが、またまた意外にもすぐに背を向けた。
「じゃあ行きましょ。ゆき、古泉君」
そう言ってハルヒが歩き出そうとした時、朝比奈さんが小声で言った。
「ダメ、キョン君私はいいから涼宮さんと一緒に行って」
「いや、でも放ってはいけないですよ」
「同感です。ここは僕にまかせて、あなたは涼宮さんと一緒に行ってください」
いつのまに横に来てたんだこいつは。
「わかったよ。古泉、朝比奈さんをちゃんと見てろよ」
「ご心配なく」
いつもの微笑を浮かべると手で俺を促した。
二人に背を向け、ハルヒを追いかけようとすると
「あ」
「なんだ?」
「いえ、くれぐれもあの言葉には気をつけてくださいね。
僕にはこれ以上言うことはできませんが」
「ああ、わかってるさ」
171:2006/05/23(火) 23:19:13.86 ID:bbzcpbFu0
 ハルヒと長門に追いつくと、
ハルヒが意外そうな声を上げた。
「あれ、あんたみくるちゃん見てるんじゃなかったの」
「古泉に任せてきた」
「あ、そう。まあみくるちゃんにはちょっと悪いことしたわね」
反省するなんてつくづく今日のハルヒはおかしい。
頭でも撃ったんじゃないだろうか。俺はまじまじとハルヒの頭を見ていた。
「何よ?」
「いや、今日のその格好はどうしたんだ?」
「どうだっていいでしょ。歩きにくいしやっぱり普通の格好でくればよかったわ」
「いやまあ、そういう格好もたまにはいいと思うぞ」
「別にあんたに褒められたってうれしくないわよ」
ハルヒは上ずった声でそう言うと正面を向いた。
「しかし、カップルが多いわねー。見てるこっちまで蒸し暑くなってくるわ」
「まあ、そういう場所だし仕方ないだろ?」
「良くないわよ。何か勘違いしてるんじゃないかしら。キョン言っておくけどね、
あんた彼女できてここきてあんなことしてたら死刑だからね!」
「へいへい」
「ところでさっきからあの連中なんなの?⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンって言ってるけど」
「さあ、きっと嫌なことでもあったんじゃないのか」
181:2006/05/23(火) 23:19:51.86 ID:bbzcpbFu0
3人はまだ行っていないアトラクションに2つ程行ったところで、
朝比奈さんと古泉のいるところまで戻ることにした。
「キョン!後で部室にかざる人形買いに行くわよ!」
「へいへい」
そんなことを話しながら歩いていると、
4人の男たちとすれ違った。
俺たちより少し年上だろうか、別に気を留めるほどのことではなかったのだが、
その中の一人の男がこちらを振り返って叫んだ。
「ハルヒ!」
3人ともほぼ同時に振り返った。
その男は4人の集団から1人抜けると、先に行っててと3人に合図した。
「やっぱハルヒだ。久しぶりだな」
こいつのことをハルヒと呼ぶ男が俺以外にいたというのも驚きだが、
何よりもハルヒの見たこともない表情が俺には気になっていた。
「アキト…」
ハルヒが初めて震わせた声を出した。
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:19:58.99 ID:V6V5Jg7L0
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1148010133/l50

医療費を基地外だからと言って、一割負担にしている社会のダニのスレです
本人はメンヘラを名乗って欝に甘えています
税金泥棒のスレに記念カキコどぞ
201:2006/05/23(火) 23:20:20.57 ID:bbzcpbFu0
 「何があったんですか?」
帰り道、古泉が真面目そうな顔をして聞いてきた。
「組織の仲間から連絡がきて、閉鎖空間がかなりの広がりを見せているようです」
「俺は知らん。何もしていない」
「涼宮さんとあなたと長門さんが戻ってきてからですよ。涼宮さんは涼宮さんで黙ってしまってますし」
俺は古泉に何があったのかを話し始めた。

「アキト…」
「元気そうだなハルヒ」
「う、うん」
なんだこのしおらしいハルヒは、まるで普通の女の子のようだぞ。
「北高に入ったんだってな。そちらの人は?」
「わ、私の作った部活の部員よ」
団員、と言わなかったのはなぜだろうか。
いや、言いたくなかったのだろう。
「ハルヒまだ変なこと続けてるのか」
その男は笑みを浮かべて言った。
211:2006/05/23(火) 23:21:08.71 ID:bbzcpbFu0
「悪い?私は普通の事なんてしたくないの」
アキトと呼ばれる男は俺のほうをじっとみるとまたハルヒを見た。
「彼氏かい?」
「は?キョンはただの部員よ!」
「でもハルヒがそういう格好してるってことは…」
「余計なこと言わないで」
「わかったわかったそう怒るなよ」
悪びれる様子もなく、男は笑った。
ハルヒの顔は先と変わらず俺の見たことのないような表情を見せている。
「俺、今年から大学行くんだ」
「そう」
「ハルヒも大学行くんだろ?」
「わからないわ」
「そうか。まあまた連絡するよ。久々に話したいこともあるしさ」
そう言うと、俺と長門を見て会釈し、アキトと呼ばれていた男は去っていった。
ハルヒはその後姿を10秒程見ていたが、すぐに真顔に戻ると歩きだした。
俺もその後ろからついていこうとしたのだが、すぐに誰かが袖をつかんでいるのがわかった。
長門だ。
「彼は非常にイレギュラーな存在。ただし、涼宮ハルヒが作りだしたものではない」
「ということは?」
「元々存在していた。因果的観測からも涼宮ハルヒと二度と会うことはないとされていた」
「じゃあどうして会ったんだ?」
長門は俺と目を合わせると、小さな声で答えた。
「あなたが原因」
221:2006/05/23(火) 23:21:29.90 ID:bbzcpbFu0
 話を終えると古泉は考えるような仕草をしながら言った。
「そうですか。大体原因はわかりました。涼宮さんとはその後会話はしてないのですね?」
「ああ」
「困ったことになりましたね。最近はかなり安定してきたと思っていたのですが」
「ハルヒがまた閉鎖空間を作り出している。ということか」
「ええ。未だに拡大を続けているそうです。ゆっくりではあるようですが、
何かの拍子にまた世界が入れ替わるかもしれません」
「もうそんなのはごめんなんだがな」
「あなたにも原因があるんですよ」
俺は妙に腹が立って、電車のドアを殴った。

 その日ハルヒは俺と二度と目を合わせることも会話をすることもなかった。
帰りがけに朝比奈さんが話しかけてきた。
「キョン君」
「ああ、朝比奈さん体調は大丈夫ですか?」
「ええ。それより、これから私と一緒に過去に行ってください」
また唐突に何を言い出すんだこの人は。
「あなたが知っておかなきゃいけないことなの。知ってそれからどうするかはあなた次第」
「わかりましたよ。で、いつに行くんです?」
「4年前。涼宮さんに変化が現れ始めた直後です」
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:21:48.18 ID:c+Ffg0jP0
( ^ω^)
241:2006/05/23(火) 23:21:52.36 ID:bbzcpbFu0
 俺と朝比奈さんは、4年前に来ていた。
時間は夕方4時。調度中学生たちが下校している時間帯だった。
「ここでいいんですか?」
「はい、もうすぐ来ます」
何が来るのだろうか、そんな質問をする前に校門から出てきた少女に気づいた。
ハルヒだ。まだ中学1年生のハルヒはかなり幼く見える。
と言ってもあの厳しい目つきは変わってないんだなぁ。
そんなことを考えていると、朝比奈さんが俺の肩をつかんだ。
「キョン君あっち」
朝比奈さんの指差す方に目を向けると、一人の少年がハルヒに向かって走っていった。
「声が聞こえるところまで移動しましょ」
朝比奈さんについていくようにして近くまで行くと会話が聞こえてきた。
「涼宮さん、俺と付き合ってください!」
そんなことを言っている少年が、そう、俺が今日ディズニーランドで見た、
アキトと呼ばれていた少年だったのである。
一方、ハルヒのほうはじーっとアキトの目を見ると、
「いいわよ」
と言った。
どうやら告られて断らないというのは本当なんだなあ。
すると朝比奈さんがまた肩を叩いた。
「今度はここから2ヶ月後に移動します」
なんだなんだ。ハルヒの告白されたシーンを見せられたと思ったら、
今度は2ヶ月後に移動か。
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:22:23.22 ID:bxBKW3ct0
>>23
キングゲイナー見ようぜ
261:2006/05/23(火) 23:22:48.28 ID:bbzcpbFu0
 2ヵ月後は先ほどよりかなり蒸し暑い気候になっていた。
時間は先ほどと同じ夕方4時。空はまだ明るい。
すぐに俺は校庭の中にハルヒを見つけた。
しかし、こうやって見るとハルヒの中学生ってのも面白いな。
今度からミニハルヒと呼ぼう、と朝比奈さんに言おうとしたが、
朝比奈さんは真面目な顔をしていたので俺も前に向き直った。
ハルヒは校門を出ると、時計を見て近くの段差に腰掛けた。
誰かを待っているようだが、それはやはりアキトなのだろう。
5分程してアキトがやってきた。
ハルヒは立ち上がると、時計を見て、
「遅い!何分待たせるのよ!罰金!」
こいつ変わってないなあ。と笑いを堪えていたが、どうも何かが引っかかる。
その引っかかりを過去の記憶から思い出そうとした。
「朝比奈さん」
「はい?」
「ここは確かにさっきの時間から2ヶ月後なんですよね?」
「はい、間違いありません」
引っかかっていたのは谷口のセリフだった。
あいつは、
「最長で一週間、最短で5分で破局なんてこともあったらしい」
と言っていた。
つまりだ。今目の当たりにしている光景は、付き合って2ヶ月後ってことになるんじゃないのか?
だとしたら単に谷口が知らなかったで済む話なんだが、
もしそうでなかったとしたら、過去が変わってしまっているのか?
俺は朝比奈さんを見た。
271:2006/05/23(火) 23:23:12.28 ID:bbzcpbFu0
「これは、もしかして未来が過去に影響を及ぼしているんですか?」
朝比奈さんはコクリと頷いた。
「未来の涼宮さんが、つまり私たちがさっきいた時代の涼宮さんが、
無意識的に過去を変えてしまっているんです」
「なんでまた?」
「長門さんから聞いてると思いますが、涼宮さんは彼に本当は会う予定なんてないんです。
それは私が来た未来でもわかっていることだから」
「でも会ってしまった。その原因が俺にあるっていうのはどういうことなんです?」
「キョン君は涼宮さんに選ばれた人なの。…これ以上は言えません」
「どうしてです?」
朝比奈さんは困った顔をしたがやがて小声で
「禁則事項です」
「じゃあもし、未来の、俺たちの時代でハルヒがアキトとよりを戻すなんてことになったらどうなるんです?」
「禁則事項です」
281:2006/05/23(火) 23:23:31.63 ID:bbzcpbFu0
 それからすぐ俺たちの暮らす時代に戻ってきた。
朝比奈さんは別れ際に言った。
「キョン君。キョン君は涼宮さんがアキトさんと話してるのを見てどう思いましたか?」
「どうって…」
そりゃあんな表情をするハルヒも、そのハルヒのことを知ってるように話すアキトも嫌だったさ。
「涼宮さん、きっと今すごく苦しいんだと思う」
「ハルヒが?」
朝比奈さんは少し悲しそうな目で俺を見た。
「アキトさんと涼宮さんは本当は一週間で別れているはずなんです。
でも彼女の中ではアキトさんが一番印象に残っていたし、きっと一番好きだったんだと思います」
「じゃあなぜ一週間で?」
「涼宮さんの中でも葛藤があるんだと思います。
SOS団、団長としての涼宮さん。女の子としての涼宮さん。
今までは涼宮さん、団長としての自分を守ってきたと思います。
だけど、自分でも理解できていない、認めたくない感情が今きっと涼宮さんを苦しめてるんです」
古泉が言っていたようなことを朝比奈さんが言っている。
「それじゃあその女の子としてのハルヒが再び彼に会いたいと願ったんですか」
「いいえ、それは違います。涼宮さんはアキトさんに会いたいとは思ってなかった」
「俺が原因ということですか」
朝比奈さんは小さく頷いた。
291:2006/05/23(火) 23:23:52.99 ID:bbzcpbFu0
 俺は家に帰ると自分なりに頭の中を整理してみた。
つまり、ハルヒは元々普通なんて絶対嫌だ!というハルヒと、
女の子らしく恋愛もしたいというハルヒが葛藤していたと。
本当はずっと前者ハルヒでこのまま行く予定だったのが、
俺が原因で女の子らしいハルヒとの葛藤が再発し、
会う予定のなかった昔の恋人と出会い、
ハルヒは過去を変えて思い出を美化し、現実でもアキトという男が好きだと思っている。
ということになるんだろうか。
しかし、なんで俺が原因なんだ。
ハルヒのことだからどうでもいいことでまた勝手に俺を登場させているのかもしれないが。
とりあえずまだ様子を見るしかないのか。
一日中でかけていたのと、過去と現代を行って帰ってきた疲れから
ベッドに横になるとすぐに眠っていた。
春休みももう終わりだ。
301:2006/05/23(火) 23:24:12.48 ID:bbzcpbFu0
 次の日、始業式があり、クラス替えがあるものだと思っていたが、
どうやら1年の時のクラスでそのまま上に上がるだけになったようだ。
朝からハルヒがやたら大人しかったのは気になってはいたが、
とりあえず部室に向かおうとしてハルヒに声をかけた。
「おい、ハルヒ先に部室行ってるぞ」
ハルヒは俺を見上げると、はっと我に返り言った。
「ごめん、今日は部活中止。私帰るから、じゃあね」
そう言うなり時間を気にするような素振りを見せて、ハルヒは教室から走り去っていった。
なんだこの気持ちは。追い詰められるようなそんな感覚だ。
部室までボーっとしながら歩いていると、後ろから俺を呼ぶ声がした。
「やっと見つけましたよ」
古泉だった。
「大変です。閉鎖空間の状態がかなり不安定になっています」
「また世界が変わるのか」
「あるいは、最悪の場合、あなたが前回のように涼宮さんと共に行くこともないかもしれません。
そうなったら全て終わりです」
「情報統合思念体も予測できない事態になっている」
「長門…」
「涼宮ハルヒは全てを作り変える気でいる。もちろんあなたのことも」
「どういうことだ」
「涼宮ハルヒは期待していた」
「何を?」
「…私が言うことはできない。それを伝える術を持っていない」
くそっ、朝比奈さんも長門も言うことは同じか。
「それに…」
長門が珍しく口ごもった。
「なんだ?」
「なんでもない。あなたが考えていること、思っていることを涼宮ハルヒに伝えるのが最善」
長門が小さな声で言った。
311:2006/05/23(火) 23:24:32.69 ID:bbzcpbFu0
「僕は仲間の手助けに行ってきます」
古泉はすぐに去っていった。
朝比奈さんはどこだ。もう一つだけ聞いておきたいことがある。
しかし、電話にはでない。仕方がないので階段を下りようとしたその時、長門が袖を引っ張った。
「そっちじゃない。あっちへ」
何が言いたいのかよくわからないが、そうすることが正しいと思った俺は、
階段を下りずに廊下を校舎方面に向けて走った。
すると、渡り廊下付近に見たことのある女性が立っている。
朝比奈さん(大)だ。
「キョン君お久しぶり」
「お久しぶりです、朝比奈さん」
朝比奈さん(大)はにこっと笑うと、俺の目の前までやってきた。
「キョン君、涼宮さんは今までにないほど、素直に自分の気持ちを出してる」
「え?」
「キョン君も素直になってあげて」
「朝比奈さん」
「涼宮さんが選んだのはあなた」
「朝比奈さん、あなたならハルヒの居場所がわかるはずだ。教えてください」
「涼宮さんが行きたいところよ。私が言えるのはここまで。昔の私によろしくね」
そう言って校舎の影に入ると、もう姿を消していた。
321:2006/05/23(火) 23:25:07.20 ID:bbzcpbFu0
 ハルヒが行きたいところ、いつもならわかるはずがないんだが、
俺はその場所を確信していた。ディズニーランドだ。
着替えてる時間もないのですぐに駅に行き電車に乗り込んだ。
ハルヒはすでに着いているかもしれない。
もしそこでアキトと会っているのなら、世界は終わりを迎えるかもしれない。
つくづく思うが、安っぽくなったなー世界。
前もこんなことを言った気がするがな。

 駅に着くと外はもう暗くなり始めていた。
入り口から中に入ると、この園内から二人を探し出す術を自分がないことに気づいた。
ええいどうしようもない。そこで俺はふとハルヒの言葉を思い出していた。
朝比奈さんたちの様子も気になるとアキトに会う前に行こうとして断念した場所。
シンデレラ城だ。
俺は全速力で走った。今までこんなに走ったこともなかっただろう。
二人を見つけた。ベンチの前で立って話している。
バックにはシンデレラ城。
331:2006/05/23(火) 23:25:26.42 ID:bbzcpbFu0
「ハルヒ、もう一度、俺とやり直さないか」
「え?」
「結局、俺が高校行ってあんまり会えなくなって別れてしまったけど。
俺はあれ以来ハルヒ以外の女とは付き合ってない。お前のことが忘れられなかった」
「アキト…。私、も」
「待て」
ハルヒは昨日と同じ服を着ていた。
驚いた顔で俺を見ると手で口を覆った。
「ハルヒ、SOS団はどうするんだ。お前が作ってお前が引っ張っていくんだろ」
「キョン。やめてよ、私SOS団なんて知らない。アキト行こ」
「待てハルヒ!」
「おっと、キョン君だったね。君は同じ部活の仲間なだけなんだろ?
俺たちのことは放っておいてくれないか」
アキトがハルヒとの間に立った。
「どいてくれ」
「嫌だと言ったら?大体君はハルヒの何を知ってるんだ?」
「知ってるさ」
「何を?」
「少なくとも、あいつのハルヒの笑った顔、怒った顔、泣きそうな顔、全部見てきた」
「それだけだろ?彼女の気持ちなんて君は考えたことない」
「ああ、そうだな。いつも自分のやりたいようにやって、俺らを振り回して、
ろくに本当の気持ちなんて考えたことなんてなかったよ。
でも、今ならわかる。俺も同じ気持ちだ」
ハルヒは俺の言葉を聞いてこっちを振り向いた。
ハルヒの口が動いたような気がした。
「言って」と。
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:25:42.31 ID:2DzFrNkj0
>>1のタイプが速すぎる件
351:2006/05/23(火) 23:25:46.52 ID:bbzcpbFu0
「俺は涼宮ハルヒのことが好きなんだ」
そう言うと、ハルヒはアキトを押しのけて、俺に抱きついてきた。
俺もハルヒを力強く抱きしめた。
今度こそ自分の意思で、俺はハルヒにキスをした。
目を閉じてはいたが、何か世界がゆがむ感覚は確かにあった。
目を開けると、ハルヒが驚いた顔で俺を見ていた。そしてアキトの姿はない。
「ば、ばかキョン、ちょっと離しなさいよ」」
「馬鹿ですまなかったな」
「本当よ、本当に馬鹿。早く離してよ」
ハルヒは俺の手を振り解こうとしたが、俺はその手に力を込めた。
「今だけ、いいだろ?」
ハルヒは黙って顔を下に向けた。
しばらくして、俺はハルヒから体を離した。
ハルヒは真っ赤な顔をして背を向け、悪態をついた。
「信じられないいきなり何すんのよ」
「悪かったな」
ハルヒは振り向くと残念そうな顔をして言った。
「べ、別にいいわよもう。本当にキョンは馬鹿よ」
「ああ、そうかもな」
馬鹿でもいい、俺は涼宮ハルヒのいる世界にいたかったんだ。
その時、ちょうど花火が上がった。
「綺麗だな」
「うん…」
ハルヒの手と俺の手がぶつかり、俺はその手を握り締めた。
ハルヒも強く握り返してきた。
もう離すことのないようにと。
361:2006/05/23(火) 23:26:12.71 ID:bbzcpbFu0
翌日、いつもの部室では
朝比奈さんは
「キョン君よかったですね」
と微妙になんか勘違いしてないかとツッコミたくなるような笑顔を浮かべていた。
長門には礼を言ったが、
俺の顔を見てコクリと頷くとまた本を読みふけっていた。
部活が終わり、屋上に出てボーっとしていると古泉がやってきて言った。
「またあなたに助けられましたね。代表してお礼を言わせてください」
「俺が原因だったんだろ。だったら礼を言われる覚えはないぜ」
「まあそうなんですけどね」
むかつく笑みを浮かべやがるぜこいつは。
「涼宮さんは恋愛なんてしないと決めていたんですが、やっぱり女の子ですからね、
それが無意識的に心の中で葛藤していたんでしょう。それに、彼女はわかっていたんですよ。
SOS団を継続させながら、好きになれるのは誰かってことをね。
でも、ああいう方ですから、素直に自分を表現なんてできない。だから過去の自分の思い出から
一番都合のいい人間を呼び寄せたんでしょうね。あなたが涼宮さんの気持ちにもっと早く答えていれば、
いや答えていても同じことは起きたかもしれませんが、彼女は不安だったんでしょうね。」
「まったく迷惑な話だぜ。最初から最後まで自分の納得いかないことで問題起こしやがる」
「あれ、あなたも原因の一つなんですよ?」
「まーな。しかし、まあなんであんな女をな」
「お似合いですよ、二人とも。僕たちにとってもお二人が近くにいることは好都合ですしね」
「だがこれで問題が解決されたわけじゃないだろ」
「問題が起こればまた解決すればいいんです。あなたみたいな強力な味方もいますし」
古泉が言葉を続けようとしたとき屋上の扉が開いた。
「キョン!まったくこんなとこにいたの?早く帰るわよ!私お腹空いちゃったわよ」
「へいへい」
「また明日、涼宮さんもさようなら」
「またね、古泉君。ほらキョン早くしなさいよ!罰金よ罰金!」
なんか前よりうるさくなった気がしないでもないかい?
やれやれ…。
371:2006/05/23(火) 23:27:46.13 ID:bbzcpbFu0
終了
書いてる途中でこんがらがると思ってまとめて書いたの貼ったお
つかかなり矛盾してる点とかかぶってる点が多そうだw
最近ハルヒを勧められてみて珍しく面白いと感じたラノベだったので。
381:2006/05/23(火) 23:45:06.98 ID:bbzcpbFu0
ディズニーランドとか学校から通すぎだおwwwww
USJあたりに脳内変換よろwww
391:2006/05/23(火) 23:52:05.03 ID:bbzcpbFu0
なんか叩いてくれないと逆に怖いおww
てかみんな見てないかw
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:54:39.88 ID:XHFS7xkp0
読んでる途中だけど
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:56:40.29 ID:Er7byRXx0
産業以上読めません><
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:56:44.42 ID:XHFS7xkp0
ん、3年前より過去ってハルヒのせいで行けないんじゃなかったっけ
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:57:01.67 ID:eBjzEPiP0
中途半端な文体だな

似せるなら似せて、オリジナルならオリジナルにしろよ
441:2006/05/23(火) 23:58:52.17 ID:bbzcpbFu0
>>42
すでに1年たってるからつまり4年前って意味だな
451:2006/05/23(火) 23:59:30.06 ID:bbzcpbFu0
>>43
そうだよな
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/23(火) 23:59:30.27 ID:XHFS7xkp0
>>44
そういうことか
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:01:50.54 ID:pZlaGEHw0
>>1

感想は
マジ小説乙
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:02:25.86 ID:HYh4L7pC0
               / ̄`''''"'x、
          ,-=''"`i, ,x'''''''v'" ̄`x,__,,,_
      __,,/    i!        i, ̄\ ` 、
  __x-='"    |   /ヽ      /・l, l,   \ ヽ
 /(        1  i・ ノ       く、ノ |    i  i,
 | i,        {,      ニ  ,    .|    |  i,  
 .l,  i,        }   人   ノヽ   |    {   {
  },  '、       T`'''i,  `ー"  \__,/     .}   |
  .} , .,'、       },  `ー--ー'''" /       }   i,
  | ,i_,iJ        `x,    _,,.x="       .|   ,}
 `"            `ー'"          iiJi_,ノ
491:2006/05/24(水) 00:03:17.58 ID:2F26uBuW0
>>47
まだまだ把握しきれてない部分も多いと自覚
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:03:41.70 ID:RkGuPAYL0
>>39

面白かった。

次はハルヒの話を、夢枕獏で頼む。
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:04:38.43 ID:hZDuaMiK0
読み終わった
素人の文章力ならこんなもんだろう
521:2006/05/24(水) 00:06:12.25 ID:2F26uBuW0
>>50
エロスですかwww

>>51
ド素人ですんまそんorz
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:09:19.04 ID:9jUlK0Uk0
>>51
神だと思った俺は何なんだ
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:10:08.17 ID:RkGuPAYL0
>>52

違うよ。
格闘だよ。
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:10:40.10 ID:hZDuaMiK0
>>53
本読め
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:11:03.46 ID:Maztf/sb0
ちょっとまった、ハルヒの舞台って関西じゃなかったっけ・・・・・・
571:2006/05/24(水) 00:11:57.61 ID:2F26uBuW0
>>56
すまんかなりの設定ミスw
シンデレラ城使えねーじゃんみたいな
USJに脳内変換してくれw
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:16:16.89 ID:hxiOAv490
( ^ω^)
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:17:59.05 ID:8kYp2/M00
1マス空けてるのは段落分け?
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:18:59.56 ID:Wobs6fws0
>>1


キョンの一人称突っ込みが少なかった様な気がするけど乙
611:2006/05/24(水) 00:20:38.06 ID:2F26uBuW0
>>59
すまん自分でちょっと見やすいようにわけてたからそれをそのままはっちまった

>>60
なかなかそれを上手く増やしていくのが難しい気がする
原作書いてるひとはやっぱしつこく感じさせないあたりうまいよなあ
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/24(水) 00:22:40.19 ID:A0eKn8XQ0
普通に面白いじゃねーか
次回作期待
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:22:42.51 ID:agNSVuaV0
>>15
じつはみくるは未来人だからハルヒたちより年下だお
641:2006/05/24(水) 00:24:10.88 ID:2F26uBuW0
>>62
ありがと
また読み返してみて文体とかにこだわって書いてみようと思う

>>63
衝撃的な事実
書いてあったんだろうけど見逃したかなあw
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:25:01.82 ID:1GMfCoK40
直喩が微妙だった
661:2006/05/24(水) 00:26:46.64 ID:2F26uBuW0
>>65
作者みたいにはいかんな…勉強します
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:32:27.39 ID:4q+4bjvK0
原作読み直したらもっとよくなると思うよ
681:2006/05/24(水) 00:33:06.58 ID:2F26uBuW0
>>67
ちょっとまた読み直してみる
6963:2006/05/24(水) 00:35:43.54 ID:agNSVuaV0
>>64
いや、書いてあるも何も、普通に考えるとそうだろw
701:2006/05/24(水) 00:38:06.64 ID:2F26uBuW0
>>69
ああそういうことねw
あの時代では歳的にどっちが上なのかとかそういうことかとw
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:45:11.19 ID:9nw45bWlO
( ^ω^)推敲は大事だお
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/24(水) 00:45:48.89 ID:jtw1NriG0
うめぇwwwwwww
731
>>71
まさにw
書きなぐりなのがばればれっす