文才無いけど小説書く

ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです

■まとめ
http://novel.news4vip.org/?BNSK

▽初めて投下する人へ
安価指定をしてお題をもらいましょう。
基本的に過疎スレなので↓で次レスを指定するのもありです。
人のお題を使うのもありです。たくさん投下すればスレも盛り上がります

▽投下の際の注意
他の方が投下中の場合は投下終了まで待ちましょう
小説の最後に「終」「完」などをつけると投下待ちの人に目印となります
読む人にわかりやすいように、タイトルを必ずつけましょう

▽読み手の方へ
感想をくれることは書き手側の意欲向上にも繋がります
感想や、ここはこうした方がいいかも、等の意見は出来れば書いてあげてください

▽保守をしてくれる勇士へ
保守は大体１５分おきが効果的です。保守ついでの投下も勿論OKです。
まとめのスレ取得も行ってもらえると助かります。

【週末品評会について】

●週末品評会とは
毎週土曜日の午前中に、一つのお題が出されるので、皆で書こう！というものです。
作品は日曜日の24:00までに投稿してください。
その後、それぞれに評価をしていただき、目安として火曜日の24:00まで投票を受け付けます。

《作品投稿》
・目安は２～３レス程度のSSでお願いします
・ジャンルは書き手に一任します
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って、全部書き終わってから投下するようにお願いします
・1人当たりの投稿数に、特に制限はありません。思う存分、表現してください
・時間を過ぎての投稿も、選考外ではありますがまとめサイトに掲載します
・毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです
◆お題の他に、作品にタイトルをつけてください

《投票》
・本スレへの書き込みでお願いします
・絞りきれない、選び難い場合には、気になる作品を複数挙げていただいても構いません
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行ってください
・投票はひとりで複数作を挙げてもOKです。
・簡単でよいので、感想、批評等書いてください。書き手の次への糧になります！
◆レスには【投票】と分かりやすいワードを付けてください

・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられますのでよろしくお願いいたします。

保守しようと書き込んでるうちに落ちてたから立てた
今週の品評会は無事に開催できるのだろうか…

>>1
乙
昨日落ちたっきりになって消滅したかと思った。

どうでしょうR保守

>>４
２０分くらい前まではスレあったんだけど、２０レス行く前に落ちてしもうたんよ

うは・・・そいつはしょんぼりですお orz
まぁこの時間ですし、なるべく自分も保守します。

明日も仕事ですが自分もなるべく保守しようかと
週末だけど人集まらないのかな…

>>8
どっかほかのスレにでも行ってるんでしょうかね。
まぁ保守してればそのうち来るんじゃないですか？

という保守

保守代わりにお題求む

↓

ちょんまげ

ちょｗｗｗｗ難しいｗｗｗｗｗ
寝そうだが把握した

うわぁごめんなさい、前スレ保守忘れで落としました・・・

いま十五分で落ちるよ。
過疎スレが存続してられる環境じゃねえww

うわ、前スレ書き込もうとした瞬間に落ちてた……。
今週の品評会は、仕切りなおしって感じで誰かが新しくお題を出しなおしじゃないかな？
票は、二人で同立だったよ。

落ちる落ちる

おちてまうがな

　　　　　　　　　　　ﾊ_ﾊ
　　　　　　　　　　('(ﾟ∀ﾟ∩　保守るよ！
　　　　　　　　　　　ヽ　　〈
　　　　　　　　　　　　ヽヽ_)

寝る前保守

＼＼ﾄﾞﾝﾄﾞｺﾄﾞﾝﾄﾞｺ！！
　　　　　　　ﾄﾞﾝﾄﾞｺﾄﾞﾝﾄﾞｺ！！/／
　　　│∧ ∧　　 ,，──,－､　ﾉし
　　　∩*ﾟ∀ﾟ) / （（ａｇｅ太鼓）))　て
　　　ヽ, 　　0　 `ー─``ー' v'(⌒ 　　　　　　　　
　　～（.ヽ.ノ　　┣━━┫┨　　　　　　　　　　　
　　　　し(__)　　 ┠┤　 ┣┫

　　　
　　　　　　　 ∧∧　　♪　　　　　　　　　　　
　　　　　 ('(ﾟ∀ﾟ('ヽ　ａｇｅるよ　ａｇｅるよ～　♪
　　 ♪　　('ヾ,　｀）
　　　　　　｀､,,　/
　　　　　　　 (_,/ 　ｿｲﾔｿｲﾔ

睡眠前保守

正直深夜に落ちてても、保守れそうもないからスレ立てない俺がいる。
これからの時間保守がんばって。。。俺はもうだめぽ保守。

>>22
それにはどういだよ・・・こっちもおちるよ・・・

　　.　 , ― ､- 、
　　　＜＜　）　）:::: : .　
　　　　Ｕ( (Ｕ_つ::::.. .. .　
::::: ::: :: .

>>11
　どうしてだろう。なんでだろう。
　そんな言葉ばかりが頭の中で渦を巻いては消え、そしてまた同じ言葉が浮かび上がってくる。
　ビジネススーツの息苦しさも相まって、デスクワークは一向にはかどらなかった。
　今朝から何かがおかしい。職場の雰囲気に僅かな違和感を感じる。
　例えるなら、転校してきたクラスメイトが虐め始められる前のような、なんとも言えない嫌な空気。
　俺は恐らく転校生側の役だと直感的に感じた。空っぽになった隣の後輩の席が無情に嘲笑う。
　いったいなぜだ。何かしでかしてしまったのか。
　目の前のデスクトップパソコンに映る、自分の顔を見詰めながら思考の渦にまた呑み込まれる。

　昼休憩になると、俺は一目散に仲の良い女子社員の元へと駆け出す。
　これから昼食をとりに行くのか、手提げ鞄を持って席を立とうとしているところを捕まえた。
「な、なぁ……ちょっといいか？」
　話し慣れた相手なのに、なぜか小声になってしまう。
「俺なんか悪いことでもしたか？　なんだか皆の視線が痛いんだけど……」
「うーん、それは自業自得ってやつ？　あんたが昨日の打ち上げで、あんなことをしたからだね」
「あんなこと……って？」
「私の口から言わせるの？　セクハラだよ――なーんてね」
　彼女は眉間に皺を寄せて怪訝そうな顔を一瞬したあと、冗談を言って軽く笑ってみせた。
　言葉の意味が理解出来ずに俺は呆気にとられてしまう。
　昨日確かに仲間内数人での打ち上げがあったのは確かだ。
　開始早々にハイペースで飲んでいた俺は、皆が酔う前に酔い潰れてしまっていた。
　そっからの記憶は全く無いが、打ち上げが終わるまで寝ていたはずだと思う。
　打ち上げが終わって帰る頃の記憶は、おぼろげながら残っていることだし。

「ま、あんたが好きだって言ってた後輩の子に、ちゃんと謝っておくことね」
「もしかしてあの子が今日会社に来てないのは俺のせいなのか？」
「そーいうこと。確かあんたケイバン知ってるでしょ」
「それは、まあ知ってるけど……いったい俺は何をしてしまったんだ？」
「もう少し楽しみたかったけど教えたげるわ。ヒントはちょんまげよ。それ以上は自分で思い出しなさい」
　ちょんまげという単語で一気に青褪めてしまう。
　冷や汗が噴き出して、目の前が真っ暗になるような錯覚を感じた。
「ちょ、ちょんまげって、やっぱりアレのことなのか……」
「じゃあたしはお昼食べに行くからまたね」
　そう言ってニヤニヤと笑いながら背を向けて歩き出す。
　その場で崩れ落ちそうな体を踏ん張って堪え、俺は顔を手の平で覆いながら天を仰いだ。
「あ、そうそう。あんたの、意外とちっさいのね」
　職場内に響き渡るその追撃に、俺の心はノックアウト寸前だった。
　明日には辞表届でも出そう。ついそんなことさえ考えてしまう。
　昼時のウキウキウォッチングはもうやって来ないのだろうか。
　膝が笑う足を踏み出し、トイレを目指してふらふらと歩き出す。
　携帯を上着のポケットから取り出し、後輩の番号をリダイヤルで呼び起こした。
　可能性は限りなくゼロに近いかもしれないが、それでも謝ることしか出来ない。
　小さなスピーカーから流れる呼び出し音は、何かのカウントダウンにさえ思えてくる。

「どう、仲直りできた？」
「……多分もう無理かも。一応誠心誠意で謝っといたけど」
「そう……」
「はぁ、どうしたらいいんだろ」
「元気出せ。なんならあたしが拾ったげるからさ」
「……は？」
「まったく、相変わらずバカというか鈍感というか……」

すげー適当ですまぬ…
強制終了感が滲み出てますね

>>26
ちょんまげｗｗｗｗｗｗ
わかっちまった俺バロスｗｗｗｗｗｗｗ

いや実際やると気まずいですよ？

http://l-seed.jp/patio/patio.cgi

ここに俺の置いてあるお。
「４ｍａｎ’ｓ　ｒｏａｄ」

とりあえず上げるお

俺の小説を誰かが読んでくれます様に

>>27
おっきしてないとちょんまげに見えないから困るｗｗｗｗ

>>28-29
まあなんだ、>>1をコンタクトがずれる勢いで読み返したほうがいいぞ

ああ。スレタイだけ見てた。

ほす

もう皆寝た感じかね

一応いるよ

俺も居るがブラックラグーン見終わったら寝る

ちょんまげで書いて見てるが…3ﾚｽ程度に収めるのが難しいな

>>36
レス数規制があるのは品評会のお題だけだし、長くなってもおｋかと
仕事に遅刻しそうなんで寝ますごめんなさい

>>37
乙
オレも出来るだけ保守っとくよ

ついでに書けるかわかんないけど御代ｐｒｚ

格闘

おけ、把握

　　　　　　／⌒ヽ
⊂二二二（　◎◎）二⊃ 　VIP死ねよ
　　　　　　| =Ｙ=/
　　　　　　|’￣|
　　　　　 //　| |
　　　　　Ｕ　 .Ｕ

補す

ほい、もういっちょ

ｵﾚにもお題ｐｌｚ

>>37
一応品評会を想定してやってみてた
…が…3レスに収まるかなｗ
はしょりまくったがﾋﾞﾐｮｽｗ

――僕には、昔から憧れている物がある。
強く逞しく、強きをくじき弱きを助けるカッコイイ正義の味方。
そう、ヒーローって奴だ。
殆どの人は途中で諦める……もとい、現実に生きる。
僕もどうせ、自分でも気付かない内にもっと現実的なモノを夢として見るようになるのだろう。
そう、思っていた。
1年前……アクダインと名乗る集団が地球を相手に宣戦布告をするまでは――

「おい、アイツ来てるぜ？」
「あんだけやられたのに良く来れるよな……。」
「あんま見ないほうがいいよ、仲間だと思われたらこっちまで面倒になるし……」
　たまにサッカー部が強い、と噂される程度のどこにでもあるような高校。
そしてどこにでもあるような、やりとり。
聞えよがしに囁くクラスメイトの声が、いまだズキズキと痛む傷に染みる。
その痛い囁きは教室の引き戸が乱暴に開けられた音に掻き消された。
「お、トノ来てるのかよ。
　　…おい、シカトこいてんじゃねぇぞ殿村ッ!!」
　不良という言葉のイメージをそのまま形にしたような男――佐伯が僕を机ごと蹴り飛ばした。
「ぐっ!!」
「昨日あれだけ優しく教えてやったのにまだ学校にくるんだな？
　　もう一度補習が必要か、トノよぉ？」
　制服の襟を掴まれ、易々と吊り上げられる。
佐伯の拳が今まさに僕の顔に振り下ろされようとした――刹那
　ドォンッ!!
鈍い爆発音が校舎中を包み、窓ガラスが次々と音を立てて爆ぜる。
「ぶわーーーーーっはっはっはっはっはっ!!
　　愚かしくも勉学に勤しんでおるかね諸君!!」

　ねちっこく不快に響く大声……認めたくは無いが、目の前の｢未確認飛行物体｣から発せられている。
「お……おい、あれ……UFO?」
「うそだろ……なんの冗談だよこれ……リアル過ぎて笑えねーよ……ははは。」
　想像を遥かに超えた現状にどう対応していいのか分かりかねる様子だった。
そのせいだろうか、近づいてくる無数の足音に気付く者は一人も居なかった。

「ぶわっはっはっは、こうまで上手く事が進むとは思いもせんかったぞ!
　　我が忠実なるしもべセントイーン達よ、あとでたっぷりと褒美をとらそうぞ!」
　突如現れた狐面を被った男達によって捕まった生徒達は、全員後ろ手に縛られ体育館に集められていた。
「まずはこの者達を人質にこの時代の物資を調達せねばな。
　　このアクダイーンが世界を手中に収めるのもあっというまじゃて!」
　――と、いう事らしい……つまり、世界征服……
「おい、離せよ!」「助けてぇ、おがぁさん……」「くそっ、ぶっ殺してやる!」
　体育館中から泣き声や怒号が聞こえ、それらが更に周りの不安を誘う。
と、その時――突然僕の手を誰かが握った。
「っ……だ、誰？」
「男の子、だね。
　　よかった……説明は後でするわ、とにかくこれを口に含んで!」
　突然手の上にぬめっとした物を置かれる
「私が持っていてあげるから、早く口に!」
「ひっ、何これっ……口に含めだって?」
「いいから早く!!」
　女の子が大きな声を出したかと思うと、何か不思議な力で強制的に身体を動かされていた。
「これ何なの、ちょっと……むぐっ!」
　無理矢理口にねじ込まれた物……それは――いなり寿司……?

次の瞬間、僕の身体は宙に浮かんでいた。
比喩や誇張ではなく、本当に飛んでいる……!
「誰だお主!!
　　ええぃ、セントイーン出合え、出合えーっ」
　イィーと奇声を上げながら僕に襲い掛かってくる狐面の男達―セントイーン―
驚いた僕が腕を振り上げると、触れただけのセントイーンが物凄い勢いで吹き飛んでいく。
「お主、中々やるなっ!
　　ええい、雑魚では話にならんワシが直々に相手して仕ろう!!」
　アクダインと名乗る男が突然日本刀のような物を片手に襲い掛かってくる!
その時――直接頭にさっきの女の子の声が響いた。
「腰のプログレスソードを使うのよ!」
　声を聴いた瞬間、何百回も何千回も練習したかのように自然と身体が動いた。
大きく袈裟に振り下ろしてきたアクダインの刀を下から打ち上げ、がら空きになった胴へ―― 一閃!!
「ぐっ……その姿、覚えたぞっ!
　　おのれ……一時退却じゃっ！」
　体育館の外へと一斉に駆け出すアクダインとセントイーン達を見て、体育館から一気に緊張が消える。
――うわぁ、僕……ヒーローになったんだ、ついに!!
生徒達の歓声を受けるべく、ゆっくりと振り向いた――
「皆さん、悪は退治しました!!」
　そして体育館中に広まる―――大爆笑。
「ぶははははっ」「やぁだ、何あの格好～」「強いのは分かったけど……あれはなー、あっはっは」
　え？なんで？どうして？きゃーとかわーとかじゃないの？
混乱しながら、体育館の壁にあった姿見に目が留まった
正しくは、姿見に映った自分自身の｢頭頂部｣に。
……ちょ……ちょんまげぇええええええ!?
かくして丁度一年前……
強く逞しく、強きをくじき弱気を助ける……あんまりカッコよく無い正義の味方が誕生した。
その名も――
「きゃあぁぁっ助けてぇぇ!!」
「不届き者めっ!!このトノさマンが成敗致す!!!!」

一箇所名前間違えてたorz

>>47の11行目
アクダイーン→アクダインで

ついでに御題
>>44
音楽

>>49
乙

お題ｻﾝﾄｽ

約15分

「さて、君は好きなことが出来るならば何をするかな？」
「僕はね、あんまり欲のある人間じゃないんです。
　自由に自分の好きな美しい文章を眺めることと・・・あと保守ができればそれでいいですよ」
「ははは---君は欲が無いといっているけれど、それはとても欲の深い行いだよ。」

「なにせ、早々出来る物じゃないからね」

約15分

やばい
全然かけないorz
音楽･･････

約15分

>>55
音とかでもいいよ
形の無い｢音｣をどう表現するか見たかっただけだからｗ

約15分

>>56
ｻﾝﾄｽ

投下いくぜ

　「音楽」

僕の自転車は銀色で握るところが自分の方に曲がっているタイプだ。
いつものように高校の自転車置き場に向かっていると雨が降ってきた。
「うわぁ」
思わず声が出てしまう。
ぽつぽつ、そういう表現がいいだろうと思われる降り方。
雨は嫌いなんだよ馬鹿、なんて思いながら自転車置き場まで走る。
雨が嫌いな理由、僕達のような遺伝子を持っている人しか実感できない理由。
それは、天パだから。
天然パーマそれは、髪の毛がまるで針金を曲げてしまったかの様に生えている状態。
針金という表現はあながち間違ってなくて、ほんとに針金であるかのようにワックスが効かない。
ワックスは効かず、やっとのことでセットした髪型は雨で無残にもやられてしまう。
だから雨は嫌いだ。
「うわぁ」
また言ってしまった。
近くにいた数人の顔も知らない人に見られている。
こいつら顔知らないけど同級っぽいじゃん、うわーきまずい。
ここは声を出してごまかすべき？　それともなにもしない？
嫌なことは連続するというのが普通なのだろうか？
僕の自転車には傘がなかったのだ。
よくいる自転車にビニール傘をつけるあれだ。
これで何本目だよ、おそらく五本以上は取られてるね、まちがいない。

まぁいいや特に予定もないし、帰りにコンビニよって新しいのでも買うことにしよう、そう決め僕はいつものようにイヤホンをつける。
自転車に跨り、少し暗くなった道を進む。
目には見慣れた風景が写り、耳にはマイフェイバリットソングが流れている。
耳に聞こえるのはこの音楽だけ、車の音排気音などという僕を不愉快にさせるものはひとつもない。
音楽は本当に凄い、そう思える。
さっきまであんなに落ち込んでいた僕の気分をこんなにも高めてくれるのだから。
目に見えるこの風景から音楽が流れ、そしてその世界の中を自転車で翔ける少年。
そんな風景を妄想してみたが、そんな自分に嫌気がさした、が今の僕を落ち込ますほどの威力はない。
そんな妄想をしているうちにコンビニに着いた。
テンションが上がっているからだろうか、いつもより早くコンビニについた気がする。
自転車止め、イヤホンをはずしコンビニの中に入る。
うわあの人かっこつけてる。
そう思われたくないから。
今きずいた事がある、それは僕が相当濡れているということ。
これじゃイヤホンつけたまま店に入るのと同じだ。
しかし傘を買わない訳にはいかない。
「420円になります。」
店員の視線は僕を濡らしている雨のようだった。
足早に店から出る。
早くマイフェイバリットを、そんな時。

面白いｽﾚ見つけた！
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【まだまだ】編集者への道【これから】
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1148016036/

2 名前：dfjh2446（ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ法務部）　投稿日：2006/05/19(金) 14:21:23

　　　　　
　　　　　　【警告】

このスレは絶対にsage進行でお願いします。
あげた人は,刑法361条「勧告無視に関する法律」に抵触するため、
即警察に通報します。
また民法902条の「肖像権の侵害」も適用されます。
個人情報保護法も特別に適用外となりますので、
逆アクセス探知により容疑者を特定します。
（serendr7896）

sageないと逮捕されるらしいぞｗｗｗｗｗｗｗみんなでageに行こうぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

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「――　君？」
「え？」
振り返るとそこには、ん、だれだっけ見覚えあるけど……
「ぅわー、絶対忘れてるでしょその顔は？」
「んなことないって。」
「じゃあ名前は？」
「いや、そんなことよりさ、雨、だいジョブだった？」
「ふーん、で名前は、ってまいいけどそんなことより、自分の方がだいジョブなの？」
そうだった、僕はびしょ濡れだったんだ。
「傘買ったし。」
「濡れた後じゃ遅いじゃん。」
「下校中？」
「うん、家どっち？」
そういい彼女は僕の家の方を指差した。
「あー家こっちだから、じゃーまたね、バイバイ。」
「バイバイ。」
僕のテンションは上がったままだった。
彼女も音楽と同じだ。
そんな事を思いながら僕は家に向かった。
それでも彼女の名前だけは思い出せなかった。

　完

文頭に空白入れるの忘れたああああああああorz
ｽﾏｿ
あと微妙かもしれないが、初投稿なんだすまない

>>64
あるあるｗｗｗｗｗ乙ｗｗｗｗｗｗｗｗ
微妙に｢狙った｣訳じゃないであろう口語体が入るのは
少しずつ矯正していった方がいいかもしれんお
独自の世界を作るのは上手だと思うじぇｗｗｗｗ

そろそろ朝組起きれー

>>65
指摘ｻﾝｸｽです
やっぱ狙った以外は統一した方がいいですよね
矯正しますお
上手だなんていう
そんなあなたも僕の音楽ｗ

深夜組みな漏れは寝る
品評会参加させてもらいますｗ

ほす

君はこの1時間のまばたきの回数を覚えて居るか？

　少しずつ、だがしっかりとそいつは増えて行っている

聞こえるか？
　　そいつはアイツの足音さ

　　　　　　　目を閉じて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開く
その瞬間
　　誰も気にも留めない程の瞬間
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　暗　闇

それが
　　永遠への
　　　　　はじまり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ソイツの名は

　　睡　魔

ほすｗ

>>69
よくやった、乙・・・俺もあと一回が限度みたいだ・・・

グッモーニン諸君
絶望の朝おめでとう

突撃の時間だおｗｗ
http://pr2.cgiboy.com/S/2133880
ｺｲﾂまじキモいお(^ω^
画像庫見ればまるわかりだおｗｗ
しかも自分がキモいって事に気付いてないおｗ
さあ皆で徹底的に潰すおｗｗｗｗｗ

絶望こそが新しい始まり。絶望の果てのありえないパワー。きっと私はもっと強くなれるはず。
絶望した分だけ・・・

おい！２ちゃんねらがバカにされてんぞ
「２ちゃんねるに詳しかったり」
ttp://maosblog.blog64.fc2.com/

これで、僕の出来る事は最後になるかもしれない。
でもきっと後をついでくれる人がいることを祈りながら、この言葉で閉めることにする。

「保守」

原がへったぜ
ごはんがうまい

朝メシはなんだ？

ほしゅ

保守
寝れないから松屋で朝定食ってくる

お題は「音楽」？

すまない
このまま寝るよていなんだ

ほす

保守

朝ほしゅ

わかんない事あったらココで検索汁（#＾ω＾）
http://37514.net/pc/hatena/

ＨＯ

保守

まんまんみてちんちんおっき
つttp://moerun2.blog65.fc2.com/

保守

品評会のお題出た？

ほ

まだ
適当に安価でも出すか？

お題まだ。ってか前回優勝者さんいる？

>>90
というか前回優勝者誰だったの？

誰か答えて保守

面白いｽﾚ見つけた！
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【まだまだ】編集者への道【これから】
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1148016036/

2 名前：dfjh2446（ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ法務部）　投稿日：2006/05/19(金) 14:21:23

　　　　　
　　　　　　【警告】

このスレは絶対にsage進行でお願いします。
あげた人は,刑法361条「勧告無視に関する法律」に抵触するため、
即警察に通報します。
また民法902条の「肖像権の侵害」も適用されます。
個人情報保護法も特別に適用外となりますので、
逆アクセス探知により容疑者を特定します。
（serendr7896）

sageないと逮捕されるらしいぞｗｗｗｗｗｗｗみんなでageに行こうぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

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先週ずっと忙しくてスレ見れてなかったんだよね
だからわからんし気がついたらスレ落ちてた・・・

96 名前： ◆ZEFA.azloU [] 投稿日：2006/05/15(月) 00:42:01.86 ID:zx7g12+00
　今回の作品はこれで全部でしょうか。
　私としては、『猫と人』◆sTg068oL4Uさんに一票かな、と
117 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2006/05/15(月) 07:52:18.60 ID:+fUNWFmi0
【投票】
>>84-86　『猫と人』◆sTg068oL4U に一票。
122 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2006/05/15(月) 09:50:22.19 ID:0VqxV5wSO
『隣人』◆8vvmZ1F6dQ氏の作品に一票
125 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2006/05/15(月) 11:08:04.84 ID:5hbvAFFz0
『猫と人』◆sTg068oL4U氏に1票
177 名前： ◆Qvzaeu.IrQ [] 投稿日：2006/05/15(月) 20:21:44.06 ID:y2Uk9fc70
以上で、全作見たと思います。

投票は、>>66-68　『隣人』◆8vvmZ1F6dQ さんです。
189 名前： ◆sTg068oL4U [] 投稿日：2006/05/15(月) 21:44:35.31 ID:C4q6XSPk0
>>44-48　『猫になっちゃった』 ◆kl95d1ggq6氏に一票入れます。
195 名前： ◆4lTwCuEYQQ [sage] 投稿日：2006/05/15(月) 22:54:27.41 ID:/A4dxqg50
【投票】
『隣人』◆8vvmZ1F6dQ氏に一票入れます

以上が5/16　１７:１７までの投票結果なんですが・・・。
その後は？

>>95
その後は多分スレが落ちてる
◆8vvmZ1F6dQ氏と◆sTg068oL4U氏が同点なので、
どちらか今スレにいらっしゃれば、お題お願いしたいと思います

12時までにどちらもいらっしゃらなかった場合は仕切りなおしますか。
仕切りなおしも誰が出すかが問題なわけですが・・・。

どっちか来て欲しいですよね～

すいません、スレ復活してたんですね。第八回品評会のお題は「崖」にします。
〆切は日曜日の２４時まで、詳しくは>>2をみてください。

お題把握です

>>99
全力で把握。ありがとうございます。

俺はもうすぐ出かけるので誰か保守頼む。

>>101
スレ立て乙です。
保守は出来る限り頑張ります。

保守

>>99
把握です

保守

前回の品評会のwiki編集しておきました保守

>>111
超乙！保守

sageでも保守ってできるの？

>>113
出来る
だが､落ちやすくはなるらしい

保守

ほ

やあ(´･ω･`)また君か。絶対に来ると思っていたよ。
とりあえず君には古より伝わる暗黒の呪いをかけておいたから、死ぬまで一生SEXできないよ。
でも呪いを解く方法がたった一つだけあるんだよ。それは、
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1141435541/
に突撃するんだ。
では、健闘を祈るよ。

ほ

保守じゃ前には進めないぜ

今回のお題
>>125

ｋｓｋ

運命

肉食

>>99

あ、もう決まってたんねｗ
｢崖｣で～

ほい

hodu

トリップ消し忘れとかｗｗｗｗｗｗｗｗ

崖で書く前にひとつ書く
お題ｐｌｚ

はじめてきたが、挑戦してみようと思う。
ということで、オレにもお題くれないか？

>>130へのお題「広告」

>>131
弱者

>>131
海辺の小屋

>>131
把握

お題
「缶コーヒー」

冷蔵庫

弱者でいってみようとおもう。
駄作になると思うが少々待ってくれ。

　／⌒＼　　
　∪ ´_o`）＜・・・
　lっ x っ
　∪⌒∪
内藤ゴンザレス

ほす

保守

駄作完成したお。
投下してもいいかな？

誰もいないし、無駄に投下～ｗｗ
そして、切れ目なく書いたので変なところで切れるかもｗｗｗｗｗ

タイトル：「弱者の逃亡」

　僕は弱者だ。
　いま、僕はあることから逃げている。
　逃げ切れないとわかっているのに逃げている。
　でも……逃げたい。
　わかっているが、逃げたい。
　逃げられないとはわかっている。もう背後に迫っているのも自分にはわかっている。
　だが、逃げたい。
　立ち向かえばいいのだが、僕は振り返れない……。

　次の瞬間、僕のまわりに光が差し込んだ。
「なんだ、夢か……」
　そう、光というのはただの朝日。
　いや、もう昼下がりか…
「あら？　今頃目が覚めたのかしら？」
　僕の横からかわいらしい声が聞こえる。忙しそうにしながら僕に話しかけてくる。

「昨日遅くまで起きてるからだぞ。今日はきちんと早めに寝るんだよ」
　僕は何もいわず、うつむいてしまった。
　夢の中のことは現実の僕にも言えることなのである。
「何か怖い夢でも見たのかな？」
　かわいらしい声が僕に近づいてきた。
「いや…なんでもない」
「そんなこといって、汗びっしょりじゃない。早く拭かなきゃね」
　声の持ち主はそういって僕の寝巻きを脱がし始める。
「あー…ちょっと恥ずかしかったかな？」
　僕はうつむいて返事をしなかった。
「うんうん、恥ずかしいよね。もう中学生だもんね」
　声はそんな風に話しかけてくるが、僕の耳には届かなかった。

　そして、僕は唐突に一言漏らした。
「僕、死ぬのかな……？」
　その瞬間、僕の体を拭いてくれていた看護士さんの表情が固まった。
「……」
「何かいってよ。ねぇ、僕は死ぬの？　ねぇってば！」
「だ、大丈夫！　きちんと先生が直してくれるから、ね！」
　その言葉は本音を話しているとは到底感じられなかった。

　僕はまたうつむき言葉を出さなくなった。
　そしてまた……病から……死から逃げ出した。　完了

>>131
乙
早いｗ

まだ1レスぐらいしか書けてないＺＥ

駄作だから書くのは早いわなｗｗｗｗｗ
>>143がんばれｗ

暇だったので>>133のお題でネタをひとつ。
保守代わりだと思ってくれｗｗｗｗ

お題「海辺の小屋」

タイトル：恐怖の海小屋

　その日も海は穏やかだった。漁船も何艘か出ており田舎の漁師町という風景だ。
　波も高くなく、本当に穏やかでいい日だった。
　しかし……あれさえなければ本当にいい日だったのにな……。

　そんなことを話し始めたのは多々良だった。
　僕と田中と田村と今話している多々良の4人は卒業旅行ということでとある場所に来ている。
　もちろん、女という物体は存在しない。
　男が4人集まって、怪談というのも女が存在しない僕らならではと言う感じだろうか。
　僕らはよく怪談話をする。
　もちろん、女に聞かせれば、「怖いから手をつないでてもいい？」ぐらい簡単なほどの……

「あれさえって何のことなんだ？」
　田村は湯村に続きを求めた。
「そのことは後々語ることになるだろう。まぁ聞け」
　多々良はにやりと笑って田村を制した。
「で、その日はとある大学の学生4人がその村に行っていたんだ」
「あぁ、もちろん俺たちみたいな男だけじゃないぞ。2対2の女つきだ」
　多々良は少しおどけているが、逆に僕らが暗くなってしまった。
「落ち着けよ。暗くなるなって」
「でもよ……」
　僕らは顔を見合わせた。
「うん、言いたいことはわかっている」
　多々良はそういって田中と田村にたつように命じた。
「何でお前らは性転換なんてしてきたんだよ！」
「だって、あなた達ともっと話がしたかったから……」

　そう……卒業旅行に来ていたのは1年前の僕たちだったのだ……　　完了

はいはい、駄作～ｗｗｗｗｗｗ

保守代わりにまた小ネタ。
時期がぜんぜん違うけど勘弁してくれな。

お題：缶コーヒー

タイトル：缶コーヒーのような苦い思い出

「ほらよ」
　僕はそういって佳代に缶コーヒーを差し出した。
「ありがと、あったまるわぁ」
　彼女はそういって両手をコーヒーにくっつけて暖を取っている。
「でも、もう1年か……」
「そうだね……あの時もこんな感じの夜だったね」
　1年前、僕は佳代と交際するために告白したのだ。
「あのときのジュンって本当にバカだったよね」
「そうか？　あれでも一生懸命考えたんだぞ？」
「この缶コーヒーみたいに君とあったまりたいんだ。だっけ？」
　たしかそんな内容だったと思う。
　冬の寒空の中なら缶コーヒーをおごってこれを言えば完璧だと思ってたな……。
「でもさ、あれが夏になるとウザいだけだよね」
「あの時はどう思ったんだ？」
　佳代はすこしうつむいた。

「あの時は…すっごいうれしかったよ」
「あの時は？　今はうれしくないのか？」
　佳代はいまだに顔を上げない。
「私はジュンからいっぱいいろんなものをもらったと思う。
　映画とかも一緒にみたし、デートもいっぱいした。でも……」
「でも？」
　僕は何かいやな予感を感じつつも佳代に聞いた。
「でもさ……この缶コーヒーと一緒だよ」
「缶コーヒーと？」
　僕はそういって自分の手に持っているコーヒーを見つめた。
「そういうことだよ。じゃあ今日はもう帰るね。答えがわかったら電話頂戴」
　佳代はそういうと僕の言葉を聞かないまま夜道に消えていった。
「缶コーヒーと一緒…か」
　僕はそう思いながらコーヒーのプルタブをあけた。

　それを飲んでいる最中に僕は佳代の言葉の意味がわかったような気がする。
　缶コーヒーは蓋を開けないで持っていたほうがあったかい。
　蓋を開けてしまえば冷めやすい。
　つまりはそういうことだったのか……。

　僕は佳代に電話した。
「意味がわかった。オレのコーヒーは冷めたんだな」
「うん……」

完

早いよー
乙だよー

むずかしいよー広告orz

>>149

広告って難しいよなぁ…
自分で出しておきながら自分じゃかけなそうｗｗｗｗｗｗ
がんばってくれｗ

あとすこしだぜえ

とうかいきまーす

　「広告」

　僕の考える広告とは、人の目を惹き"それ"の周りからの評価を上げる力を持つもの。
　"それ"というのは、売り出し中の商品であったり、テレビ番組、そして人などだ。人に対しての広告とは、と思われる方もいるかもしれないが、それは僕の考える広告の定義に当てはめて考えているからだ。
　説明させて貰う。ある人がいるとし、そしてその人が一つの行動を起こし人の目を惹き付け周りからの評価を上げた。
　もっと具体的な例を挙げさせてもらうと、高校生のＡ君は広告の力を使いたいと思っている。なので計画を立てた。クラスメイトを笑わせるという計画を。そしてＡ君は見事にクラスメイトを笑わせることに成功し、クラスメイトから面白い人だと思われるようになった。
　この人は面白い人だと思われるのが、周りからの評価を上げたことに繋がるかわからないが、女性の中には面白い人が好きという人がいるんだから間違ってはいないのではないか。
　「そうだよなー、面白い人もてるよなー。」
　パソコンの電源を切る。さっきまでネットサーフィンをしていた。その中で見つけた一つの文章。共感してしまった。

　周りからの評価を上げたい。そう思った。
　文章の中にあった例と同じで現在高校生の僕。
　「クラスメイトを笑わせるとか、簡単なようでむずかしいしな。」
　自分の部屋にいる時、僕は声を出して物事を考えてしまう。ベットにすわりぶつぶつと喋っているこの姿を見られたら、広告の力を使ったとしても打ち消せないダメージだと思う。
　「でも、なんていうんだろ、一回面白い人と思われると後がめんどくさくなりそう。」
　たち上がりおそらく六畳有るであろう部屋の中を歩き回る。これまた見られたくない。
　「そうなんだよ、面白いと思われると、求められるんだよ。
　「芸人の素を見られるみたいな？」
　ちょっと自分の表現がうまいな、なんて思ってしまう。
　「でも、自分を偽ったキャラで周りと接してても楽しいのはその時だけで、卒業後も付き合えるような友達に出会えないんじゃないのか？」
　「まぁ親友って呼べるの数人はいるけど……」
　思春期なんだろう、僕はこんなことばかり気にしてしまう。

　「ああああああああああああああああああああ。」
　いきなり奇声を発し部屋の中で狂ったかのようにジャンプし始める。それはマサイ族のようなジャンプ。マサイ族とはこんな気分なんだろうか？　マサイ族って思春期なんだろうか？
　「関係ねええええええ。」
　飛ぶのを止める。
　「やっぱさ自然体が一番いいんだよね、楽だし、ナチュラルな美しさっていうしね。」
　僕の中で結論が出た。無理せず自然体でいこう、自分を偽らずにマイペースで。
　「そんなことより学校行けよ、俺。」

　完

ありゃ？週末何とか会ってのはもうやってないの？

すまない
推敲してないんだ
変な部分があると思う

良スレ発見
今北産業…と、思ったら、もう下火？

と思ったらちゃんとやってるのか
皆書いてて忙しいんだなきっと

今のテーマ？は何なの？

PCがいきなり再起動した
こうぇええ

>>159
品評会のお題は「崖」

保守

崖と聞いて火曜サスペンス劇場しか思いつかんorz

崖と言ったらフィリッピン戦線のチハのＭ４シャーマンへの体当たりしか・・・

保守

>>162
火サスをイメージして書いてる俺はどうしたら良いんだ

ちょｗｗｗｗすげEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
http://maosblog.blog64.fc2.com/
↑で友達に教えてもらったとか言ってるサイト見れみれｗｗ
メアドいれないと中見れないけど捨てアドでもおｋだったｗｗヤフメでおｋｗｗ

自殺と冒険
おもいつかぬぞ

崖ﾃﾗﾑｽﾞｶｼｽ

お題が難しくてごめんなさいorz
もう一つお題を増やして、「崖」とどちらか選べるようにしましょうか？

>>170
過去にもムズイのはあったし、漠然とした概念的なテーマと違って、崖ならシチュ考えるだけだから大丈夫じゃないかなぁ
そういう俺も思いついてないけど

崖と聞いてNHKにようこそのラストを思い出した人挙手

ノ

みんながんばれ保守

品評会用の投下するよ～
題名は「そこに崖があるから」

「大きいね」
「デカいな」
「本気でここ登るの？」
「……無論だ」
「いま迷ったよね？迷ったよね？」
「うるさい。俺達は一体何者だ。言ってみろ」
「登山部。ロッククライミング部ではないよ」
「……さて登ろうか」
「言ってみろって言ったくせに聞いてないじゃん」

「ねえもう止めようよ、危ないよ」
「ふっふっふ軽いもんじゃないか」
「聞いてる？」
「ふっふっふ。おい遅いぞ！早く来いよ」
「あまり頑張るとすぐバテるよ」
「ふっふっふっふっふ……」
「おおい」

「おおい！なに止まってんの？」
「……！」
「え？なに！？」
「……！！」
「聞こえないよお！」
「う、動けない！」
「マジで？」

寂しがり屋の彼を助けてあげてください。
これを皆で色んな板にコピーしましょう。

----------------------------------------
リョウヘイといいます。
夜勤で暇だ～誰かメールくれよ。

[email protected]

----------------------------------------

「はあ追いついた」
「案外すいすい登ってきやがって」
「はやく登っちゃおうよ。もうすぐじゃん」
「だから動けないんだってば」
「すっげ足ぷるぷるしてるね」
「た、助けろ」
「んん？聞こえないなあ？もっとちゃんと頼んでくれないとなあ」
「ぐう」
「じゃ、先行ってるよ」
「ま、待ってくれ！助けてください！お願いします！」
「はいよっと」
「うお。お前細い腕してすげえ力だな。ゴリラみてえ」
「……置いていけばよかった」
「ほら、もうすぐ頂上だ！行くぞ！」
「……また聞いてないし」

「やっと登れた」
「茶あ飲む？」
「飲む」
「ほい。いい天気だなあ」
「疲れた」
「でも気持ちいいべ？」
「まあね」
「メシ食うか」
「うん」

以上でーす。
読んでくれてありがとう。
感想等お待ちしてます。

556. 性欲のアクエリオン (1:54)
2. レミオロメン - 11.16 レミオロメン - 粉雪 (5:23)
173. ALI PROJECT - 聖少女領域 (4:40)
178. KOTOKO - We Survive (4:46)

とりあえずお願いいたします（＞＜）

ごめん誤爆ｗｗｗまじすいませんｗｗｗｗ

ナチュラルに噴いた

ほす

>>175-177

第一号お疲れさまです。「崖に登る」って手もありましたね。
「崖」ってネガティブなイメージの付きまとうものから、
うまい具合に明るい話を引き出せたと思います。

ただ、二人の位置関係がわかりにくいというか、
会話のみの形式にこのシチュエーションは不向きかな、とも思いました。
投票にも参加してくださいね。

>>183
レスありがとう。
投票にもぜひ参加させてもらおうと思ってます。
さいきん参加もしてないしなー

保守

いやーん

お題ください。

「悪い虫」

>>187
あやかし

レス番指定してなかった。
>>192
おながいします。

ksk

浮気とサボテン

把握。

「もうだめだ」その瞬間に僕の手は止まった。
体中が硬直し始め、額から汗が滝のように流れてくる。
お腹がギュルリと鳴り出し、寒気さえ感じている。
残り10分。テストを犠牲にして、今すぐトイレに直行すべきか。
それともただ時が過ぎていくのを待つべきか。
僕は迷った。「ここで行かなければ漏らしたことを考えると残りの学校生活がウツになる。」
「しかし行けば終了時間までに帰ってこれないだろう。」
そうしているうちにも時がすぎていく。頭では何も考えられなくなり、書く手も震えている。
今、全神経が肛門へと向いている。肛門に押し寄せる便の波は、窓から見えるあの白い入道雲のようにもくもくと広がり始めている。

まさに「崖っぷち」。

「僕もあの雲に乗ってみたいなあ」と、気を紛らわそうとしてもやはり心配になってしまう。
どうやったら引っ込むか、いろんな体勢をとってみる姿は周りから見れば奇怪なものであっただろう。

続きまだ？
メモ帳の使用を推奨

残り7分。どうも我慢の限界だ。考えても思い浮かぶのはすべてトイレのことだけ。
「とりあえず、解答を埋めてから決めよう。」そう思ったとき、隣の女の子が突然鉛筆を落とした。
その音に驚いた私は音で返事をするかのごとく大きな屁をこいた。
暗闇で耐えてきたものがビッグバンのように爆発したとき、この世のものとは思えないニオイが辺り一面に立ち込めた。
みんな笑った。先生も笑った。僕も笑った。
もうネタにしかならんだろう。腹をくくった僕は先生に大きな声で言った。
「すいません。ウンコしてきていいですか？」

>>195
パソコン打つの遅くてすいません

メモ帳に全部書いちゃって、25行ぐらいづつに分けてコピペすればすぐだよ。
俺はそうしてる。

面白いｽﾚ見つけた！
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出版総合雑談４
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1148119946/
株式会社噂の眞相
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1147888382/

2 名前：dfjh2446（ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ法務部）　投稿日：2006/05/19(金) 14:21:23

　　　　　
　　　　　　【警告】

このスレは絶対にsage進行でお願いします。
あげた人は,刑法361条「勧告無視に関する法律」に抵触するため、
即警察に通報します。
また民法902条の「肖像権の侵害」も適用されます。
個人情報保護法も特別に適用外となりますので、
逆アクセス探知により容疑者を特定します。
（serendr7896）

sageないと逮捕されるらしいぞｗｗｗｗｗｗｗみんなでageに行こうぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

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>>197
こういってはなんだが、メモ帳とかで書き上げてからってのは常識と俺は思ってる。
そうしたほうが自分にとっても他のみんなにとっても幸せなことなのだよー。

>>198-200
なるほろ

「かわいいわね」
裸の女は壁際においてある小さなサボテンの鉢を見ていった。
「世話が楽だからね、置いてるんだ」
女はそう、と言ってサボテンの鉢を持ち上げた。
「何本、棘あるのかなぁ」
遠い目で女は言う。僕はビールを飲みながら言う。
「興味あるならあげるよ？まぁ、持って帰るの大変そうだけど」
女は笑顔でサボテンを窓際にそっと帰す。
「私ってサボテンみたい」
女は僕の首をつかんでベッドに倒れる。女は僕に覆い被さるようになる。
「なんで、サボテンなの？」
「触ると痛いし、でも料理にも使えたりするし、花も咲く――」
女は僕にキスをした。
「でも、眺めているのが一番楽なのかもしれないわ」
彼女の前髪が僕の顔に触れる。
「触ってしまった僕はどうなるのかな？」
彼女は笑顔で何も言わない。沈黙が流れる。
甘い髪のシャンプーと汗の混じった香りがする。
「大丈夫よ怪我しないように私は、上手く、するわ」
そして彼女はシャワーを浴びると言って僕を残して浴室に行った。
しばらくして僕はサボテンに手を伸ばす。
棘に触れると血が滲む。
僕は自分の携帯を開きアドレス帳を見て笑う。
「本当のサボテンは僕なのかもね」
僕はサボテンにビールを注いでやった。

完

ZLCanおすすめ、結構使えるお

うはーパイパンモエスｗｗｗ
ttp://moerun2.blog65.fc2.com/

>>202
女がかなりエロくていい感じだけど
後半意味がよく分からんかった

文才ないけど小説書く・・・

なんでかすごく魅力的な響きだなや
文才ない、けど小説読むの好き。書きたい。けど文才ない。

ついでに金もない。

おっしゃ
崖について書こうと思う

おもいつかねええええ

ｽﾏｿ
トリはずしわすれ

皆さんお疲れさまです。投票にも是非参加してください。

>>194-196
適度に改行すれば、もう少し読みやすくなると思います。
一度文章を書いた後で見直すのも重要と、自分を棚に上げていってみるorz
緊迫感のある状況からもうひと捻りできれば、もっと良くなると思いますよ。

>>202
女はヤリ捨てられちゃうのか(( ；゜Д゜))
男が棘に触れるところとか、サボテンにビールかけるところが気障ですね。

>>206難しいお題でごめん(´・ω・`)

品評会開催中　お題は「崖」くわしくは>>2をみてね保守

やっべ、気付いたらいつも通りの暗い話路線に向かってる('A`)

お題ください↓

桔梗

>>212
把握

「女29崖っぷち」

あと１時間で20代ともお別れ。
どうしても未婚のまま30歳にはなりたくない。地獄が待ってるから。

3年間付き合っている彼に
「よく一緒に夜景を見に行った崖に来てね」とメールを送り一人夜景を見ている。
「もうすぐこの景色ともお別れかぁ、しょうがないよね。結婚、出来なかったし。」

あと30分。
息を切らせて彼が来てくれた。
「どうしたんだよ、こんな時間に。」
「私と今すぐに結婚して！してくれなきゃ私、ここから飛び降りるから！」
どうしてもっと早く言えなかったんだろう。女からこんなこと言うの、かっこ悪いと思っていたからだろうか。

「ほ　本気なのか！？」
私の真剣な　いや　必死な顔を見て彼が言う。
私はさらに言った。
「本気よ！私、20代で結婚しないと地獄に落ちるわよ！って六☆占術の先生が！」
「だから今すぐ！30歳になっちゃう前に結婚してよ！」
「・・・わかった。結婚しよう！」

市役所が閉まってました。どう見ても手遅れです。本当にあｒ

さて、文才の無さをアピールしたところでおやすみなさい。

書き手の方々、wktkして読ませて頂いてます。

保守

殴り書きで申し訳ないが品評会お題書き終わったので投下します

・第８回週末品評会お題「崖」／断崖の彼方で

　紫色に染まった水平線の向こうで、紅く燃える太陽が姿を隠し始めていた。
　海面を伝い吹く冬の冷たい気流が、静かな波を生み出しながら僕の前髪と白い息を揺らめかす。
　風の中に僅かな磯潮の匂い。呼吸をするたび塩辛さが口内に広がった。
　涙のようなその味は、昔泣きながら食べたラムネ菓子の味を思い出させてくれる。
　今はもう昔のように泣くことが少なくなった。
　子供の頃は素直に感情を吐き出せたが、大人になればそれすら叶わなくなる。
　幼い頃とは違った社会という世界では、我慢や嘘、偽善や疑心も必要になってしまう。
　素直というのはときに、残酷なものにさえ成ってしまうのだから。
　目の前に広がる水平線の夕焼けを眺めながら溜め息一つ。
　一歩足を踏み出せば岩の突き出た浅瀬に呑み込まれる場所で、僕は今日も訪れないだろうと諦めた。
　昨日という過去が繰り返せないように、無意味なのはとっくに判っていた。

　僕には友達が居た。同い年の女の子だ。
　彼女は幼い頃に視力を絶たれ、長い間暗闇の中で過ごしていた。
　五年前に僕が膝の皿を割って入院したときに出会ったのが最初。
　当時の僕はとにかく好奇心旺盛で、入院生活に慣れていないこともあり、暇を潰すことに躍起していた。
　手術も終わって膝の完治が進むと、リハビリのためにも病院内を徘徊するようになる。
　階段を昇り降りしているときに、彼女が頼りない足取りで階段を降りている最中と出くわす。
　丁度対面になったそのとき、彼女は階段を踏み外して倒れそうになった。
　僕は反射的に降って来るその体を抱き止めてしまい、僅かな時間そのまま固まってしまう。
　「あ、ありがとうございます」とお礼を言われてからふと我に返り、慌てて手を離し「ごめん」と彼女に謝った。
　そのときに初めて彼女の目には光が宿って無いことを知り、同時に始めて触れた異性の感触にドキドキしていた。

「その、実は私、目が見えないので……すみませんでした」
　その言葉を聞いて、ああやっぱりそうなのかと思った。大変だろうと少し同情もした。
　僕が無言でいることに不安を感じたのか、彼女は柔らかく笑って「ありがとうございました」と付け加えた。
　まるでこんなハンデなんかに負けないという笑顔に、僕の心は一瞬にして魅了されてしまう。
　それから僕はちょくちょく彼女の病室へ訪れるようになった。
　彼女は最初戸惑ってはいたが、次第に僕の話し相手をしてくれるほどの仲にまでなってくれる。
　僕が退院するまでの短い期間ではあったが、互いのことを色々と話し合った。
　その中でも特に印象に残ったのが山茶花という花のことだ。
　山茶花は主に純白と薄い桃色のグラデーションを彩る綺麗な花びらと、中央から凛とそびえる黄色の花弁を持つ。
　遠目からでも目立つ色彩は何かを誘き寄せるようにも見えるそうだ。
　子孫繁栄の方法は鳥媒で、甘蜜を餌にしてヒヨドリやメジロに花粉を運んでもらう。
　花といえば虫媒花が主なのだが、この花の咲く時期は冬季ということもあり、虫がいないから鳥に頼るしかない。　
　だからこの綺麗な花びらは、上空を飛び廻る鳥たちから見つけ易いように工夫したということだ。
　春椿と瓜二つな容姿を見ただけでは、きっと誰もが正式名称を間違うことだろう。
　そもそも椿科の仲間なので、ほとんど似ているのは当たり前なのだが。
　教えてくれた山茶花に対する彼女の知識は膨大で、本当にこの花が好きなんだろうと感じた。
　僕が退院したあとも週に一度はお見舞いに行くようにしていた。
　冬場になれば彼女の好きな山茶花の花束をいっぱいに抱え持って。
　喜ぶ彼女の笑顔は掛け替えの無い僕の宝物だった。目の手術することを決心してくれたのが嬉しかった。
　しかし、そんな日々も去年の冬に唐突の終わりを迎えることになってしまう。
　もうここに彼女は居ないと知ったのは、いつものようにお見舞いに向かった病院の看護師から聞かされたから。
　絶望だけが心に残り、渡せない山茶花の花束を取り落とし夕焼けの空を眺め泣いた。人目を気にせずいつまでも。
　僕はこの一年間、この場所に来ることを拒み続けていたが、今日やっと決心がついた。
　盲目の彼女はきっと助けを待っているはずだ。自惚れでもいいからそう思っていたかった。

　薄紅色の山茶花を足元の海に投げ入れた。彼女が好きだった冬の花。彼女の誕生花。
　波に流され往く花束を見送り、僕は絶望を感じたあの日と同じ夕焼けの空を見上げた。
　結局彼女を救えなかった自分に、このまま生き永らえている価値はあるのだろうか。
　『困難に打ち勝つ、ひたむきさ』
　彼女が教えてくれたその花言葉の意味が、今になって判った気がした。
　断崖の切先で黙祷の祈りを捧げ、一年分の涙を止め処無く零す。
　独りで歩く僕の未来は、この断崖の彼方のように道は続いていないのかもしれない。
　ふわりと体が浮いたのは、きっと彼女が手を引っ張ってくれたからだろう。
　連れて行ってくれるのならば、彼女と一緒に居られるのならば、僕は待ち受ける痛みさえ怖くない。
　冬の澄んだ空気が創る紫の夕焼けがとても綺麗だった。
　水面で踊る山茶花の薄紅の花びらがとても綺麗だった。
　出会ったときと反対に彼女の華奢な体に抱き締められながら、僕は深い深い眠りに堕ちて往く。
　凍て付いた神経では痛みすら忘れ去られて、優しい安堵感だけが包み込んだ。
　遥か彼方まで続く闇だけが視界を埋め、彼女と一緒の風景を眺めることができて嬉しかった。
　――ねぇ、僕の顔、ちゃんと見えてる？
　――うん、見えているよ。ありがとう……ごめんね。
　泣き笑いで微笑む彼女に対し、僕は最後まで笑顔で居られただろうか。それだけが心残りだ。

　　　了

乙です。

今回はダークなのが多いですね～

題６回お題の「花」が書けなかった分を無理矢理入れてみました
パワープレイとダーティに走ってしまう癖もどうにかにしないと…

では明日も仕事なのでおやすみなさい

ほ

>>214
テンポ良く綺麗に纏まっていると思います。
構成がしっかりしているだけに、もう少し話が拡がったならと思うと残念です。

地獄に落ちることは分かっているのに、
何故ギリギリになってそんなことをいうのか？
何故彼氏はそんな理由でＯＫするのか？

疑問を突き詰めていくと、話がもっと膨らむと思います。

お疲れ様です。投票にも是非参加して下さいね。

ハルヒ祭りで落ちてないか心配だったけど杞憂だったほす

>>218-220
文章にパワーを感じます。殴り書きとはとても信じられないです。
情景描写から主人公の感情の描写へ移るところがスムーズで、
冬の海の厳しく寂しい様子を通して、主人公の思いがダイレクトに伝わります。
山茶花の挿話も素晴らしいです。

ただ彼女が突然死んでしまうことに、疑問が残ります。
目の手術を受けると前向きになった感情がどこで変化したのか、
または気丈な彼女の裏にどういった感情があったのか、
どこかでチラッとでも見えたなら良かったと思います。

今日最後に素晴らしい作品を読ませて頂きました。お疲れさまです。

寝る前保守。
深夜組がんばってくださいな。

このスレに深夜組はいるのか保守

ほ

し

品票会投下OK？

まあ、いいや
お題「崖」　タイトル「崖っぷちの私。」
投下します。↓

あの頃が、今のところ人生で、一番勉強した時だと思う。
そして、この場所を、あの日に見つけてよかったと思う。

やばい、やばい、やばい。
なぜなら今、私には受験がすぐそこまで迫っているからだ。
公立なため、五教科受けなくてはならない所で、試験日が後十日に迫っているのだ。
時間が無い。
内申のランクも、Gでギリギリなので遊んでる暇が無い。

別に学校に行かなかった訳でもないし、頭が悪いわけでもない。
中学二年生の頃まで病弱で行けなかっただけなのだ。
二年生の終盤にやっと対策法が見つかって、手術をして健康な体を手に入れることが出来た。
三年生になってからは皆勤賞で、オール五って訳でもないが近いものを取った、けれど社会は厳しかった。

ランクが低すぎる為、三百点中二百五十点は取らないといけない、つまり崖っぷちに私は立たされている。
お父さんは、カンニングペーパーを作って捨てて、を繰り返して覚えろと言ったけれど、二回や三回繰り返したところで飽きた。
私には、やっぱり地道に問題集を解いていく、方が合っているらしい。
毎日、新しい問題集を出してくる、解き始める、全部埋める、答えの確認、間違った所をメモ、解きなおす、満点を取る、のサイクルを五教科二回づつ回した。
合計計4時間ぐらい。
七日間それを頑張った、かなり詰め込めたと思う。
最後の三日は、軽く一時間ぐらい、確認の為の勉強、他は休憩。

最後の日、夜十時頃、眠れなくて地図を見てある程度広い公園を探した。
三十数キロと、そんなに遠くなくて良い感じの広さの公園を発見した。
リュックサックにレジャーシートと地図とアンパンを入れて、お母さんにちょっと出かけてくると言って、家を出た。
三十分ぐらい自転車で、ゆったりと進んでいくと、街灯が少しづつ減ってきたように感じた。
五分ぐらいして、少し道がわからなくなってきたので、地図を確認する。
この道で良いみたいだ、安心した私はスピードを上げた。
三十分ぐらいして、目的の場所に着いた。
この公園の名前は。
風吹く丘公園。
なんとも安易な名前に、今更ながら笑った。
この公園の広さを目算すると。
入り口から入って、横に七十五メートルづつ、つまり百五十メートル。縦には四百メートルぐらいありそうだ。
地面は芝生で、周りは広葉樹で囲まれていて、真ん中には丘があった。遊具等は何も無く、端っこの方に長い長いベンチがある、公園というよりは広場という感じがする。
明かりは無く、今ここにある明かりは、私の自転車のライトだけ。
私は自転車で真ん中に向かおうと思った、次の瞬間、いきなりガクンと前輪が埋まったように感じた。
いつの間にか私は自転車から放り出され、地面に仰向けに倒れていた。
坂道だったらしい、今度から気を付ける事にした、次があるかどうかわからないけれど。

自転車を押して真ん中に向かって、レジャーシートを敷いて、その上に座る。
お腹が減ったので、持ってきたアンパンを食べる。
「君はそのまま食べる派？　それとも潰す派？」
と一人ごちる。
寝転がって空を見上げてみると、暗いせいか十一時半なのに、かなりの数の星が見える。
綺麗だなーと見ていたら、心のもやもやが晴れていく感じがした。

ぼーっと星を見ていたら、いつの間にか一時になっていた。
帰ろうと思い立ち上がると、風吹く丘の名は伊達じゃないのか、静かでもなく、うるさくもない、良い風が吹いてきた。
良い風に当たれた事で気分がさらに晴れていった。
この状態だったら明日、いや今日のテスト楽勝かもと思った。

合格発表の日。
親友の新井　愛美（あらいまなみ）と
一緒に番号を見に来た。
愛美の番号は20176、私こと、今井　千里（いまいちさと）の番号は20177。
「「20160……20170……20171.20172.20175」」
私たちは声を合わせてゆっくりと読む。
「「20176！　20177！」」
嬉しさから声が大きくなっていた。
「ちーちゃん！　私らやったよ！」
「うん、よかったよかった。」
私たちは抱き合って喜んだ。

それから数日後。
毎日のように公園に行っていたら、黒猫さんと会う。
一ヶ月後
それから黒猫さんと何回も会っていたが、この日、藍という名前を付けた。

そして今。
思い返すと、あの日の風は私を応援していてくれて。
そして崖から落ちそうだった私を向かい風で押し返してくれたんだと思う。
さすが風吹く丘。君のおかげで崖から落ちなかったよ。ありがとう。　　　fin

皆さんダークなので少し明るめに。
二時間と眠さでものすごく酷くなってそうですが気にしない。
批評等よろしくお願いします。

お休みなさいませ。(-ω-)ゞ

>>218-220
オツデス
凄いです　書きなぐりだとは思えない
入り込むことができました

ｵﾚもこんな作品が書きたい
よし
品評会作品書き始めるＺＥ

寝れない。
崖っぷちの私。（回想）→空の旅→私と私（アイ）→崖っぷちの私。
な感じの時系列。
空の旅から比べると少し文章力はアップしたのでしょうか？
>>237
感想ありがとうございます。
頑張ってくださいね。

書けたんで今から投下しますね。

『海を臨む家』
ｻﾞｧ、ｻﾞｧと音がする。
単調なリズムで耳に届くそれは僕にとって既に聞き慣れた音だ。
僕は小さな欠伸をすると、閉じていた目を開け、体を起こした。
途端に、空の高圧的で爽やかな青がいいかげんな天井のすき間から覗く、太陽は既に空高くあがっており、鳥が編隊を組んで力強く飛んでいる。
僕はその景色の壮観さにしばらく寝転んだまま見とれていた。
僕は夢を見ていた様だ。僕はいかにも都会、といった様な部屋に一人座り、食事を食べながらだらだらとテレビを眺める。
やがて心地よい満腹感と、何処からかくる安堵を感じながらベッドに横たわる。
そうして僕が夢の中で眠りについたあたりで僕は目を覚ましたのだ。
夢の中の僕が寝ている時僕は起きていられるのかな。
僕はそんな事を考えながら外へ出た。
僕は海を臨む家に住んでいる、雄大な自然が常に僕の近くにあり、切り立った崖に立って眺める夕暮れの海なんかは最高だ。
時々海鳥達が僕の家の近くで何をしているのか、パタパタと飛び回っているのを見ると何とも言えず幸せになる。
そんな生活が僕の全てだった。

僕は朝食を食べようとする。
海に面してるとはいえ、切り立った崖はかなり高い。
わざわざ海にダイブして魚を捕まえて、またその崖を登って行くなんて、僕には出来ないので朝食はパンだ。
結構このパンも古くなってきたかな。
味の悪いパンを咀嚼しながらそんな事を思う。
此所に来てからかえって魚を食べなくなったな。
僕は意味もなく苦笑して崖下に広がる海を眺めた。
此所でするべき事は何も無い。
ただ僕は自然に溶け込み、自然の一部として存在するだけで十分なのだ。
それでも僕は薄い希望を持って沖を眺め続けた。
ｻﾞｧ、ｻﾞｧという単調な音はまだ聞こえて来る。
海鳥のニャーという鳴き声はもう聞こえなくなってしまった。
夜が訪れたのである。
青かった海はオレンジ色に燃え、やがて落ち着いた藍色に変わる。
その藍色の海面に銀色の月が映り込んでいるのを見ると、思わず海の美しさに感動してしまう。
いつまでも見続けていたい…。
僕はそう思ったが、やがて全身を睡魔がゆるゆると包み込み始めた。
僕は今まで見ていた藍色の海にさよならを告げると、立ち上がる。

そして振り返った。
僕の目にはまた崖下に広がる藍色の海が飛び込む。
何も僕が見ていた所だけが海じゃない、見回す限り、海なのだ。
僕は夢を通じて都会へ帰る事が今から楽しみで、いいかげんな天井の下に寝転がる。
同時に感じているのは夢の後にまた訪れる「明日」への恐怖。

僕の乗っていた船が高い波にさらわれ、無残な船の木材と船に積んでいた僅かな食料と共に、僕がこの何も無い360°絶壁に囲まれた島に打ち上げられてからはや５日。
徐々に確実な死への恐怖は僕の体を支配してくる。
――死ぬ為の生活。

僕は餓死するのが先か、その重圧に耐え兼ねて崖下に飛び込んで死ぬのが先かなんて考えて静かに目を閉じた。
打ち寄せる波のｻﾞｧ、ｻﾞｧという音は、相変わらず単調に響いている。
（終）

以上で終わりです。
こんな拙い文でも読んでくれた人はありがとうございます。

寝る前ほ

ほしゅ

まだ書き始めてないorz

保守
ついにアイデアきたＺＥ

保守

眠たい
うまくまとまらない
書き出しが思いつかない

寝ます

ほ

す

保守

>>249
残念だけど・・・気持ち空回りっ

ピタゴラスイッチ？
ほれ　|つhttp://37514.net/pc/hatena/keyword/data117381.html

朝日がまぶしい
保守

文章力って文章かいてて上がるのかな
書きながら自分で意識して上げようと試行錯誤しないと
同じレベルをずっと書いてるだけな気がしてくるんだが
かといって意識するって何よみたいな

個人的には書いてるうちにあがっていくような気もするぞ？

自分の中で伝えたい事を明確にする
読む人の気持ちを考える
読者を選ばない

人にみせる以上は、
・自分の作品に誇りを持つ
・賞に応募するつもりで、やり直しは利かないと思いつつ推敲
・読んだ人が読んでよかったと思うような作品にするように心掛ける

＝SSだろうが、長編だろうが、全知全霊を注ぎ込む

俺は大体、この程度。

品評会開催中保守

深夜に乙です。

>>233-235

公園の描写は綺麗だと思います。一文一文の長さを工夫して、スッキリさせたら良いかなと思います。
もう少し受験の切羽詰まった感じが出せたら、公園での出来事が活きたと思います。
投票も是非参加してください。

>>240-242

都会のと絶海の孤島、同じ景色の違った見え方をうまく表現できたと思います。
解り難い部分もありますけど、夢と現実の区別が曖昧になった主人公の心情が現れていると思います。
投票にも是非参加してください。

品評会のお題は「崖」今日の夜１２時まで受け付け中保守

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VIPでうｐされたエロ画、同人、エロゲ、アニメ、アニソン、保存してます。
ttp://2ch-up.seesaa.net/

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「保守とは墓守のようなものだね」
五月晴れの空を見上げて、そっと呟く保守

「ならば花を手向けよう。……今日は墓参りにはいい日だ」

崖で明るい感じにしたい
保守

ほしゅ
眠い

――あぁ、これは夢だ。

私は垂直の岸壁を登っている。
岩に手をかけ、割れ目に足をかけ、ただひたすら、上へ、上へと。
私に自分の体重を支える力などない。
だから夢だ。すぐに気づく。
しかし、崖を登っている私は、私の意志とは関係なく登り続ける。
夢の中の私は、崖を登っている私を客観的に見ている。
まるで意識と脳が分離しているような、奇妙な感覚だ。
下は霞がかかっていて何も見えない。上も同様だ。
背後には無限に霞が広がっている。
まるで世界がこの岸壁だけを残して消えうせてしまったかのような、そんな世界。

なんて世界だ。
周囲には何も無い。何も見えない。
ただ凸凹とした岩が垂直に積まれているだけ。
そんな世界を、私は注意深く手を岩に掛け登っている。
いまや私の存在は、このちいさな取っ掛かりに委ねられている。
なんてちっぽけな存在だろう。
儚い。
風が吹いただけで消えてしまう、ちっぽけな存在。

頂上には何があるのか。
ここからじゃ何もみえなやしない。
だが夢の中の私は、頂上がどうなっているのか何となく解っていた。
頂上なんてないのだ。
おそらくこの崖は、どこまで登っても、崖だ。
いずれ足を踏み外すか、力尽きるかのどちらかしかないのだ。
なんだか酷く怖くなった。
そんなことも知らずに―知っているのかもしれないが―崖の私は、ひたすら崖を登る。
一度登りだせばもう止められないのだ。
頂上がないのであれば、おそらく下も無い。
ただ漠然とそういう気がするだけだ。何の確証も無い。

ならば何故登る。
ふとそんなことを考える。
だがいくら考えてもわからなかった。
落ちたくは無い。そう思っただけだ。
かといってこの場所に留まろうとは思わない。
この場所はとても、不安定だ。
そんな場所には一秒もいたくない。だから登る。
安定している場所を求めてひたすら登るのだ。
そんなもの、この世界にないことは解っているのだが。

夢の中の私に、虚しさが去来した。
崖の私は、多分そんな事は考えていない。
ただ何も考えず登っているだけだ。
崖の私が可哀そうに見えた。

何か落ちてきた。
岩ではない。それは人と同じくらいの大きさで――いや、人だ。
先に登っていた者だろうか。
足を踏み外したのか、力尽きたのか。
それは崖の私の１ｍくらい隣を通り過ぎた。
一瞬だったので顔は見えなかった。男か女かもわからない。
それは岩壁からすこし出っ張った岩にぶつかり、四散して落ちて、見えなくなった。
あんな岩があっただろうか。

落ちるとどうなるのだろう。
下は無い。ただ落ち続けるだけだ。
彼は―いや彼女かもしれないが―永遠とも呼べる時間を落ち続け、そして散り散りになり、この霞となるのだろうか。
するとこの霞は、落ちていったものたちの成れの果てなのだろうか。
少し気分が悪くなった。
私に解ることは一つだけ。
落ちればもう登らなくてもいい、という事だけだ。
なんだか彼が酷く羨ましくなった。
だからといって落ちようとは思わなかった。
落ちてしまえば、登ることをやめてしまえば私は無くなる。
それは嫌だ。霞になどなりたくはない。

動きが止まった。
迷っているのか。目の前には掴めそうな岩が二つある。
どちらか一つの岩は、掴んだ瞬間岩壁から離れてしまうだろう。
何故そう思ったのかは解らない。ただなんとなくそんな気がした。
崖の私は、右の方の岩を掴んだ。
ダメだ。その岩はダメだ。
岩に体重を乗せた瞬間、岩は岩壁から離れ、私の体も岩壁から離れる。
左手が宙を舞う。
次第に離れていく岩壁を、私は凝視する。
当然体とともに足も離れ、私の体は重力に逆らう事無く下へと落ちていった。
これでもう登らなくてもいいという安心感と、霞となって消える恐怖感を抱きながら、私は下へ下へと引っ張られていく。
岩壁に人が見えた。
あの人もまた、岩壁をただひたすら登ってきたのか。
１ｍほど隣を通り過ぎた。

あぁ、あれは私だ。

どんどん離れていく私を、私はただじっと見つめていた。
背中に大きな衝撃が走る。岩にあたったのだ。
私の体はいとも簡単にバラバラになる。手が、足が、体が霞に飲み込まる。
私も霞に飲み込まれ、岩壁すら見えなくなる。
ただ落ちている感覚だけがある。
目を閉じた。
意識が薄れてくる。
あぁ、私は今霞となって―――

目が覚める。
またあの夢を見たのだな。
目に映る光景は霞などではなく、見慣れた狭い部屋だ。
昇りかけの太陽の光が、かすかに部屋に明るさを齎している。
静寂の中、時計の針の音だけが耳に届く。
シーツが体に纏わりついて気持ちが悪い。
あの夢を見たのは何度目だろう。
あの夢しか見ないわけではないが、他の夢は起きてしばらくすると忘れてしまう。
何かの暗示なのだろうか。
私が思うに、多分、あれは、私の人生観そのものではないのだろうか。
あいにく学の無い私には、フロイトだのなんだのは全く解らない。
そんな事には興味もないし、考えても無駄なので、なるべく考えないようにしている。

しかしとても嫌な夢だ。気分が悪い。
眠りにつく時、またその夢を見るのではないかと考え、暗闇の中で気が狂いそうになる。
おかげで最近は寝つきが酷く悪い。それだけが悩みだ。
忘れよう。どうせ答えはでないのだ。
いや、答えなんてきっとないのだ。
一人の男が見るおかしな夢。そういう事にして私はその夢をさっさと記憶の箱にしまいこんだ。
時計を見る。いつもより早く起きたようだ。
今日は早めに出社しよう。
私は再び崖を登っていく。

了

保守

だが、あの夢に見た崖はとてつもなく彼女のホトトギスから倒れてきたものであって、結局の所彼のポンポンはパンパンにまでは溜まるはずもなかった。

>>266-270
乙です。

不安や焦燥感を、奇を衒わずしっかり書けていると思います。構成に無理もないですし、
サラサラと流れていくような展開が、不安の捕らえ所の無さを表現していると思います。

保守

守

保

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ_ハ　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩゜∀゜)ノ　　お題は「崖」だよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(_ノ_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　彡
　　　　　　.
　_,,..-―'"⌒"~￣"~⌒0�"'''ョ
゛~,,,....-=-‐√"0�Ｔ"~￣Y"゛=ミ
Ｔ　　|　　 l,＿,,/＼　,,/l　　|
,.-r '"l＼,,j　　/　 |/　 L,,,/
,,/|,／＼,/　_,|＼_,i_,,,/ ／
_V＼　,,/＼,| 　,,∧,,|_/

ほ

うわ、すみません、>>1しか読んでなかった。
2レスもオーバーですね。忘れてください。
長文汚しすみませんでした。
保守

気にしないで保守

ho

HOSYU

35×40行で５レスくらいになってしまったんですが、レスしていいんでしょうか？
２、３レスということなのでやめたほうがいいですか？

私は一向に構わん

品評会の作品レス数は「目安」って書いてない？

後、VIPは確か1レス30行じゃなかったっけ？

後は自己判断で好きにｼﾃｸﾀﾞｻｲ

>>286
ありがとう、レスしてみます

うおう、俺はｽﾙｰかよｗ

>>289
ごめんなさい、切ったり貼ったりしてました。
目安だから、倍のレスはまずいかなあと思ったんです。ありがとう。

>>289
ごめんなさい、切ったり貼ったりしててリロードしてなかった。
目安ってあったから倍のレス数だとウザがられるかなあと思って・・・。ありがとう。

お題「崖」/タイトル「すみれの崖」

「おい、あの花取ってこいよ」
そう花田が言って三井を小突いた時、僕はやれやれ勘弁してくれよと胸の内で
毒づきながら花田を見た。ボリュームのある肉付きに身長約170cm。小学生
相撲で横綱がとれそうと見せかけて実は空手道場に通っているという、ますま
す手におえないガキ大将で、ちなみにりんごのほっぺの持ち主でもある。
「取って来いって言ってるだろ」
「・・・」
三井はというと、青ざめた顔で崖下の花を覗いている。ご丁寧に震える手で黒
ぶちメガネを直したりしているが、まったくこのガキ大将対もやしって、昭和
の時代のいじめじゃないのかよ。いやそれよりジャイアンとのびた・・・いや、
のびたにはドラえもんていう親友兼強い味方がいたもんな、三井にはそんな使
える友達はいやしないよ、むしろ自分が使われているんだから。
「おい、なに黙ってんだよ、三井」
花田が小学生とは思えないドスの効いた声で脅しつけると、まるで気をつけの
姿勢をとるみたいにビクッと痙攣して三井がどもりながら言った。
「む、むりだよ花田君、だって崖なんだよ、下は海だし・・・」
しかし花田はどこ吹く風だ。
「んなこた解ってるんだよ、いいから取ってこいよ。お前の肝試ししてやるっ
　つってんだよ」
文字通り崖っ淵にいじめっ子といじめられっこ。そいつらから約５ｍ離れて僕
と筒井。僕は筒井と顔を見合わせた。『やばいよな』『ああ、やばいよ』
・・・なにが悲しくて男とアイコンタクトせにゃならんのかとかそんなことは
置いといて、花田の馬鹿さ加減から言ってあいつは本気で三井に、土曜夜の二
時間サスペンスに出てきそうな下には岩と波打ち寄せる海が広がってる断崖絶
壁にちょこっとだけ帽子かけみたいに突き出した、80cm×100cm程度の広さの
岩に一輪だけ咲いているすみれを取りに行かせようとしているかもしれない。
かもしれないというか、限りなくその可能性が高い。そして周りにいるのは僕
と筒井だけ。

頼りの教師はいない、クラスメートも他のクラスの生徒もいない。あたりまえ
だよな、集団行動がうざいからってわざわざ行くなと言われた崖まで来たんだ
から。
さて、難題だ。花田は気のいいガキ大将だが馬鹿だから、1.5m下の突き出しま
でジャンプしてしゃがんで花を摘んだ三井を僕達が引き上げることくらい簡単
だと思っているのだろう。しかし僕は馬鹿じゃないので、崖にはよく突風が吹
いたりしてそれにさらわれたらジャンプした三井がそのままさよなら、ってこ
とが有り得るとか、花を摘むまでは上手くいったとしても引き上げる時にバラ
ンスを崩して三井はおろか僕たち皆でこの世にさよならってことが有り得るこ
とも予想できる。・・・それを諭して花田に理解させることができるだろうか？
花田は腕組みをして爽やかな初夏の海風に吹かれている。
「びびってんじゃねーよ、昇る時には俺が引き上げてやるよ」
・・・無理だ。現実的に考えよう。
１、助けを呼ぶ
２、力ずくで花田を止める。その間に三井に逃げてもらう。
情けないが僕の頭で思いついたのはこれだけだ。筒井も青い顔をしているので、
僕と似たり寄ったりなんだろう。・・・僕も青い顔をしてるのかな・・・。
さて１についてだが、自由時間になって僕ら四人は、みんながいるキャンプ場
の広場からだいぶ離れた小道を海に向かって15分歩いて来た。叫んでも聞こえ
ないだろう。なによりここで「叫ぶ」という選択肢が男に許されているかとい
う問題もある。やはり２だ。筒井に合図して花田を押さえ込む。自分も筒井も
155cm程度でひょろひょろだが、三井が全力で走れば逃げられるくらいは抑え
られるだろう。最悪、三井と僕たちが２、３発殴られてもそれは誤差内だ。要
は三井を崖から遠ざければいい。三井よ、そもそもなぜお前は崖っ淵なんかに
近付いたんだ。・・・ああそうか、さっき四人で寝そべって崖下を覗いたまん
まそこにいたわけか。
僕は筒井を見ると腕をつかんで、花田を抑えるぞ、と口の中でつぶやいた。ほ
とんど音にさえならなかったが、やはり筒井も同じ事を考えていたらしく、頷
いてくれた。ほっとした。こんな異常事態には、常識ある人間と意思疎通でき
るだけで人は安心感を得られるらしい。

今度は筒井が唇を動かした。声を出さずに、『１、２、さ・・・』
「うぅわぁあああああああああああ」
その時、三井の情けない震えた絶叫が耳をつんざいた。
僕と筒井はお互い後ろに倒れそうになりながらなんとか踏みとどまり、崖を見
やると、三井は煙のように消え去り、青空にむかって仁王立ちしている花田の
後姿だけがあった。
「三井！！！！」
僕と筒井がハーモニーを奏でながら五メートルの距離をダッシュして崖下を覗
き込むと、突き出し岩にへたりこんだ三井がいた。僕と三井も思わずへたりこ
んだ。良かった、死んでなかった・・・。
「よーし、じゃあ花をとれ」
仁王立ちに腕組みをした花田の横柄なものいいに、呆れると共に殺意を覚えた。
これほどの愚かさは死刑に値するんじゃないだろうか？　それともこう思うの
は子供ならではの厳格さで、大人なら笑って許せることなのか？
三井は震えながら僕たちを仰ぎ見た。海から吹き上げてくる風で髪がばさばさ
と乱され、メガネが半分ずり落ちている。
「は、は、は、は、は、ど、どうだい、僕、飛び降りたよ、ふ、ふ、ふ、す、
　凄いだろう」
突き落とされたんじゃなく自分から飛び降りたこの馬鹿にも怒りを覚えつつ、
もうこれは小学生の手に負える状況じゃないと思った。
「花田。僕、本間呼んで来るからな」
僕の宣言に驚いたのは花田だけじゃなく、筒井も、三井もだった。
「お前、簡単に引き上げるとか言ってるけどな、風でも吹いてみろ、三井死ぬ
　よ。俺たちも道連れにされるかもしれない。だから、本間呼んで来る」
「・・・・・・うん、そうしようよ。な、花田」筒井が我に返って言い添えて
くれた。しかし、最初あっけにとられていた花田の顔はみるみる真っ赤に染まり
汗が噴出し湯気を立てて、もはやりんごのほっぺどころか頭全体が焼けたヤカ
ンのようだ。
「ふざけんな！　本間だと？　先公呼ぶなんて、お前それでも男かよ、この野
　郎！」

花田がもう少し年かさだったら、もっと心からの怒りを表現できるようなボキ
ャブラリーを身に付けているだろうかと思って少し切なくなったが、僕は引く
わけにはいかなかった。
「じゃあお前はそれでも三井の友達かよ。・・・三井の命がかかってるんだぞ」
花田はグッと詰まった。いつのまにか組んでいた腕を解いていて、こぶしを握
り締めながらぶるぶると怒りに震えている。
「じゃあ、呼んでくるからな」
僕はきびすを返すとキャンプ場に向かって颯爽と歩き出した。歩きながら、本
間にこっぴどく叱られるだろうな、殴られるかもな、そんで、遠足が終わった
ら親にチクられて次は親から説教か、いやもしかすると遠足自体中止になって
学年中から吊るし上げられたりするかもしれない、あーあ、と今後の展開に思
いを馳せていたとき、うなるような花田のドス声が俺を追いかけてきた。
「勝手にしろ、弱虫野郎、三井は俺が引き上げてやる！　おら、三井つかまれ
　よ」
ああもお本当に勘弁してくれよこの馬鹿。
「三井、そのまま座ってろ・・・って、この馬鹿！」
振り返ると、まるで株でも引っこ抜くような体勢で花田が三井の腕を持ってい
た。花田の股の下から三井の左腕が見える。眩暈を起こして倒れてしまいたい
と心の隅で祈りながら僕は走った。このまま責任を手放してしまえたらどれほ
ど楽だろう。筒井が花田に抱きつく。「よせ、放せって、危ないよ！」「うる
せええ、こんなもやしみてえなやつ、俺一人で持ち上げられるんだよ！」おい
おい、こいつにテコの原理を教えなかった理科の先公、今すぐこの場に出てき
て土下座しろ！「筒井、よせ、よけいに危なっ」
「うわーーーーーーー」
花田が強靭なバネとボリュームで筒井を振りほどこうとした反動で、軽い筒井
は何をどう間違ったのか、花田に抱きついたままくるりと半周して、体半分以
上崖からすべり落ちてしまった。
「筒井！」「うわああああああ」
筒井は脇から上が崖に引っかかっている状態になっていた。しかもその地上に
乗っかっている腕が必死にしがみついているのは花田の右足首である。

「ぬうおーーーーーーー」「ひいいいいいいいいいい」「わあああああああああ」
花田が雄たけびをあげ三井が掠れた金切り声をあげ筒井が悲鳴をあげた。
僕の口からはうふふふふふふふという笑いがこみ上げてきた。なんで一瞬でこ
んな致命的な事態に陥ってしまうんだ、とか、これだから馬鹿は、とか、断片
的な感情が錯綜したが、とにかくこの状況を打開しなければならない、そして
それが出来るのはなんとこの僕一人だけで、更に驚くべきことには、小学六年
生の男子生徒一人の肩に同級生三人の命が掛かっているわけだ、あははは
ははははは、僕ってなんてスーパーサイヤ人？
僕は滑り込むようにして花田の足元にしゃがむと、ひざをついて筒井に覆い被
さり、崖に飛び出すようにして背中に抱きついた。
「花田、聞こえるか」
「うおっ」
「いいか、そのまま踏ん張ってろよ」
「うおおっ」
「筒井、せーので行くぞ、１、２、３、せーのっ」
「うおおおおおおおおおおっ」「ひぃいぃい」「うあああっ」
腹筋、腹筋、背筋、背筋、ひざを突っ張って筒井を持ち上げながら引きずり込
む。筒井の左膝が崖に乗っかる。もうちょっと、もうちょっと・・・。足でず
りずりと地面を捉えながら、筒井は俺の腹の下に這いずって来た。まだ右足の
膝から下が空中に浮いていてはあはあと全身で息をしているが、今度は三井の
番だ。
「三井、右手を出せ、俺が引っ張る！」
「うひぅぃいいいいい」
見ると三井は既に泣いていた。鼻水が口にまで流れ込んでいて、黒ぶちメガネ
は左耳に引っかかっているだけという無残な姿だ。パニックでも起こされる前
に早く引き上げなくては。
「三井、手だ、右手っ」
「ううううううううううん」
しかし三井は右手を持ってこない。肩が抜けているんだろうかと青ざめた時、

花田がひときわテストステロンを効かせて咆哮した。
「うるせええええ、意気地なし野郎の泉はすっこんでろおおおおおおっ！！」
それはまるで、本当にカブを引っこ抜くかのようだった。
花田が後ろに倒れこみ、三井が宙を舞った。
それを目で追いながら僕も倒れこんだ。三井は３メートル飛ばされて地面にバ
ウンドした。
「どうだ・・・、見たか・・・、泉の馬鹿野郎め・・・・・・」
花田は僕を罵倒しながら安らかに気を失った。三井は信じられないというよう
な顔つきで半身を起こした。
「・・・筒井？」
姿が見当たらない、と思った僕のすぐ側からくぐもったうめき声がした。
「い、泉、た、助け・・・」
花田の巨躯の下から、筒井の腕がはみ出している。
僕はすぐさま筒井を花田の下から引っ張り出した。
そして、何はともあれ本当に三井を一人で引っこ抜いてあまつさえ放り投げた
馬鹿を見た。
精根尽き果てながらも赤いほっぺで大の字になっている花田。
馬鹿野郎馬鹿野郎とこいつは僕を口で罵り僕は心の中でこいつを罵ったけど、
なんだか無性に切ない気持ちがした。やっぱりこいつは馬鹿だと思うけど、だ
けど・・・まだ柔らかい髪が、潮風にそよいでいる。目なんか、むっちりした
ほっぺたに埋まっているんだ・・・。
「や、やったぞ、み、見てよ！」
場違いはなはだしく嬉々として三井が叫んだ。
黒ぶちメガネはどっかに吹っ飛んでいた。満面の笑みで誇らしく右腕を振り回
し、その手には、摘み取られたすみれが恥ずかしげに揺れていた。
（終）

>>292乙！
ほす

>>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1
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