秘密結社に就職しよう!

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1黒兎 ◆ks7Pxl/HyU
秘密結社は何度でも蘇る!秘密結社は滅びぬよ!
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 00:07:25.74 ID:kQmw/FWY0
幹部にしてくれ
んでおいしい思いを・・・
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 00:07:35.26 ID:YAKBYjk30
今までのから必要だろうか…・?
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 00:08:49.21 ID:kQmw/FWY0
ごめんwwww何の話?
5黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:14:51.38 ID:YAKBYjk30
前のから張ったほうがイイスネ次から、前スレからの話
6黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:15:23.83 ID:YAKBYjk30
俺は・・・名前なんかは今となっちゃいらないか・・・
そう、俺は高校を出た後結構な間・・・そうだな大体5年ぐらいだったか、無職引きこもり・・・
つまりはNEETだった。
だが、そんなある日、両親と妹が交通事故に遭い、即死だったらしい。
ただでさえ、何もする気力のなかった俺にある日転機が舞い降りた。

そう・・・匿名大型掲示板群2ちゃんねる雑談系ニュー速VIPを見ている時だった。
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 00:18:45.86 ID:kQmw/FWY0
続きまだぁ〜?
8黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:19:27.06 ID:YAKBYjk30
確かに・・・今考えれば、VIPのスレとしては、おかしかった。
ネタだと言えばネタで済んだだろうな。
だが、俺はそうまるで「ときめき」みたいなものを感じてしまったんだと思う。
そのスレッドの名前は・・・

秘密結社に就職しませんか?(304)

俺が見た時にはスレもそろそろ中盤にさしかかる所だった。
1にはメールアドレスと募集要項だけ。
そう、内容を書きだすならば、こうだ・・・

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/3/32(日) 00:00:00.00 ID:HimItU/ak

三食、社宅あり。
風呂トイレ別。
月給○○円。バイトにもボーナスあり。
週休二日、長期休暇、有給休暇可(ただしバイト不可)。
働き次第では、歳に関係なく昇給も昇進もあります。

君もアットホームな秘密結社で働いてみませんか?

***@himitu-kessya.com

と言う物だった。
どう見てもネタです本当にありがとうございました。
で、終わるはずだったが俺は1に記載されていたアドレスへ、メールを送った。
そう、きっとどうでも良かったんだろう本当に、いわゆる無気力状態だったからな。
それでも送らせたのは・・・そう、きっと俺の中に眠る「クオリティー」がそうさせたんだろう。
9黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:19:48.06 ID:YAKBYjk30
メールを送ってしばらくほかのスレを巡回する。

「一万年と二千年前かr」PI

携帯が鳴る。
メールだ。
・・・宛先は先程のアドレス、秘密結社のメールからだった。
面接の日程が書いてある。
内容は、4月3日10:00時、○○公園の○○口の前に集合してください。
その際、履歴書などはいりません。
と書かれていた。

胡散臭すぎる。
だが、全力で俺は釣られてやろう。
そう思い、準備を始めた。


まぁ、準備と言っても、だ・・・大してやる事は無い。
伸ばしっぱなしになっていた無精ヒゲを整える。
髪を軽く揃える様に切る・・・まぁ、生まれつき手先は器用だから外出しなくても良い。
万が一、集団リンチ系だった場合に備えて得物(この場合は武器を指す訳だが・・・)としてバンテージを準備。
当日は手袋でもしてバンテージは隠せば良いだろう。

なぜバンテージかって?それは俺が5年近くの引きこもりで、ホーリーランドを読んで(ry
10黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:20:53.24 ID:YAKBYjk30
4月3日当日・・・

手にはバンテージを巻いた上で、革製のグローブ・・・ハーフフィンガーでは無く指まで全部覆うタイプだ。
黒いジャケット、黒いズボン。
そして普段から使っているサングラスをかけ、俺は5分前には着く様に向かった。

「秘密結社への入社希望者の方ですか?」
○○公園の前で待っていたのは、一人の女性だった。
エレベーターガールの様な格好をしている。
結構、美人だな・・・と思う。
10人居れば7人は同意するんじゃないかな。
ただし、少し怖い・・・何故かは判らないが。
「あ、はい・・・そうです」
返事に応えてなかったと気づき、軽く会釈する。
エレベーターガール(仮)はにっこりと微笑むと
「ではそちらで戦闘員の方から、ジュースを貰って、始まるまでくつろいでいておいてください」
と来た方向の逆側・・・道を曲がった先を指さした。

成程、もう結構な数の人間が来ているらしい。
みんな思い思いの格好で、座って空を眺めたり、本を読んだり話したり、ブーンをしたりしていた。
「あ、どうぞー」
爽やかな青年にジュースを手渡される。
・・・この人がエレベーターガールの言っていた戦闘員さんだろうか?
まぁ、手渡されたものがジュースなので間違いは無いと思う。

銀色の缶。
ラベルは無い。
プルトップ式、開けるためにプルトップを引くとパシュッと空気の抜ける音がした。

・・・俺もどこかに座るか。
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 00:21:34.81 ID:/BGCmlkx0
あらすじを書くのかと思ったらコピペかよwww
12黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:23:01.29 ID:YAKBYjk30
公園の縁石に座る。
確かに、日差しがあるから、ジュースの配付はありがたい。
缶はキンキンに冷えている。
缶を傾ける。

・・・まずくは無いが人を選ぶ味だなと、思う。

ポーションの味をまろやかにしてアクエリアスを加えて、オロナミンCとソーダ水で割った様な味・・・と言えば伝わるだろうか?
ま、バンテージは無駄になったかな・・・別に本気で就職したいって訳じゃないんだから構わないか。
ぼーっとしていた。

「はーい、お待たせしましたー」
パンパンと、手を叩く音と、エレベーターガールの声がする。
「皆さん、ジュースの方はお飲みになりましたでしょうかー?
飲んでない人は今一気に飲むか、飲めない人は此処でお帰りになっていただいても結構です」
にこやかに言われる。
俺はもう飲み終わっているから関係ないが、何人かはやはり味がだめらしく帰る人間が居た。

「えーっと、それではですねー、移動したいと思いますー」
戦闘員と、呼ばれた男に先導されて、何台かのマイクロバスに分かれて乗る。
窓は黒く塗られていて、見えない様になっている上、アイマスクとヘッドホンを渡される。

つい一言だけつぶやいてしまった。
「これなんて電波少年?」
・・・と。
13黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:23:19.02 ID:YAKBYjk30
面倒だったんだよw
14黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:23:36.71 ID:YAKBYjk30
体内時計の感覚では・・・本当に感覚なのだが、大体30分程走っただろうか。
そこで車が止まる気配がした。
ヘッドホンから流れてくる曲が止まり、エレベーターガールもとい秘密結社のバスガール(仮)の声。
「はーい、到着しましたので皆さま、ヘッドホンとアイマスクを外してバスから降りてください〜」

言われるままに降りる。
辺りの景色は、まさに昔の仮面ライダーなんかでライダーと怪人が戦う荒野?と言うか
そんな場所だった。
ざわざわとする一同。

「はいはいー注目してくださいねー」
パンパンと、手を鳴らすバスガール(仮)、一同が注目する。
「えーそれではー、まずあなたたちの生身の実力を見せて貰いますー」
と微笑むバスガール(仮)
何処に隠れていたのかは知らないが数十人のまさに戦闘員と言う格好をしたやつらが現れた。

「う゛ーっ!」
と叫び?ながら俺達をぐるぐると周りを囲んでいく。

・・・バンテージ無駄にならなかったな。
大半は何が起こったのか判らずに唖然と眺めているが、俺を含め数人は人込みを抜けて、小さく固まった。
戦闘員らしき者たちは5人残し、唖然としている集団へ襲いかかって次々と、集団の人間を倒して行った.
15黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:23:54.37 ID:YAKBYjk30
残った5人は俺達を囲み回る。
集団から抜け出たのは3人。
まず俺・・・は別に良いだろう。
二人目が短髪でツンツン頭、バンテージを巻いているところからして、準備をしてきた奴だろう。
どっちかって言うと、見た目ヒーローっぽいんだけどな、あるいは主人公の噛ませ犬。
三人目は俺達よりも準備をしてきている人間だな。
何処からだしたのか木刀を構えている。

「う゛ーっ!」
としか言わないのが気になるが・・・ぐるぐる回られている。
回られ・・・
「回る〜回ってく〜」
つい呟いた。
「アイヤイヤー」
戦闘員に返された。
・・・ノリ良いな、戦闘員。

飛びかかってくる戦闘員。
剣士は木刀で面抜き胴で倒す。
ツンツンは飛びかかってきた戦闘員に対してカウンターを入れる様に顔面へとストレートをたたき込み倒す。

俺は飛びかかってきた戦闘員を見る。・・・?
何故かは知らないが動きが遅く見える。
まぁ、動きが遅いなら問題ない。
相手の攻撃を避け、レバー、テンプルにフックをたたき込み、最後に顔面にストレートをたたき込む。
俺は体重が軽い為、スピードはあってもパワーはそこまで無いので、連続で叩き込む
16黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:25:36.85 ID:YAKBYjk30
3人倒したとはいえ、後二人・・・ではなく、集団に向かった大半が、こちらの方へ向かってきている。
約20人ぐらい・・・だと思う。
10人から数えるのをやめた。
「へっ・・・絶体絶命って奴か?」
ツンツンが呟く。
「まぁ、死ぬ事は無いと思うがな」
剣士が呟きに返す。
「ま、力試しされてんなら、やれる所までやらないか?」
俺は後ろに居る二人に言う。
俺は・・・これまでに感じたことが無い程の、高揚感を感じていた。
勘違いしないで欲しいのは俺はけして、他人をぶちのめす、と言う行為に高揚しているのではなく、戦いと言う雰囲気に(ry

一斉に3人の飛びかかって来る、戦闘員達・・・まただ、とても遅く感じる。
今なら相手が全員空中にいる間に迎撃出来る様な気がした。

<一歩前へ、左側の戦闘員へジャブを放つ。>
ッ・・・パンッ!
乾いた音が響く。
あぁ、流石に手だけじゃ間に合わないかな・・・とも思う。
<身体を沈める、身体を回す>
回し蹴りを二人の戦闘員の胴体へ吸い込まれるように入る。
吹き飛ばされていく、二人の戦闘員。
後ろの二人も、撃退したらしい、一歩後ろに下がる。

「あらあら、今回は豊作ですねぇー」
唐突にバスガイド(仮)の声が響いて、戦闘員の輪が崩れ、道を作る。
そこに立っていたバスガイド(仮)の姿は先程と全く違う、全身レザーボンテージと言う、明らかに悪の女幹部だった
17黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:26:20.68 ID:YAKBYjk30
「豊作だぁ?」
ツンツン頭が突っかかる。
「おい、とりあえず話を聞こうぜ」
剣士の男がそれを諌める。
俺は一人肩を竦める。

「うふふー、先程飲んでもらったジュースは、実は肉体の制限を外す薬品と、適格者を判別するジュースだったんですよー」
さらりと恐ろしい事を言う、ボンテージ。
「貴方達なら、いきなり怪人クラスで、月給は・・・」
胸の間から電卓をとりだすボンテージ。
・・・ひんぬー派の俺は興味が無いが、ツンツン髪は興味があるようだった。
「そうねー・・・こんな感じになるわねー」
電卓をこちらに向ける。
とんでもない額が書かれていた。


「それじゃ、改造手術を始めるぞぃ?」
鉄で出来たベッドに寝かされた俺はドクター・・・名前はまだ知らないが、の声を聞く。
「あぁ、頼んだ、今ではこの身は天涯孤独、誰も悲しむ奴は居ない」
小さくうなづく。
「本当に麻酔ありでいいのかの?麻酔無しで、心も入れ替えると言うすてきなコースもあるのじゃが」
「そんな余計なコースはいらんwwwwwwwww」

そうして、俺は怪人になった訳だ・・・名前が知りたい?きっと>>30辺りが付けてくれるさ。
俺の物語は始まったばかりなんだからな。

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/08(月) 18:26:01.78 ID:50wHMnEOO
ナックルニート
18黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:27:21.61 ID:YAKBYjk30
「さて、今回の募集で一番適格値が高かったお前さんから改造したわけだ」

パイプ椅子にすわって博士の話を聴く。

「質もn」
「後でな、でお前さんの名称はナックルニートに決定した」
ハカセに一刀両断される。

「・・・嫌な名前だな…」
ツイ呟いてしまう、こらえ性の無い俺。
博士「なら、怪人納豆巻き!(ケチャップ混入済み)のが良かったかの?」
・・・正直どっちもイヤだった。

「あぁ、別の秘密結社が5人組の戦隊に襲われたという情報が入っているので注意するようにとの事じゃ…」
・・・だからどうしろと?
「あぁ、お前はモチロン、わしの希望で変身型じゃ…例の、右手を腰に添えて左腕を反転させながら「変身」と言い、
右腕を天に突き出し「ナックルニート」と叫ぶのじゃ」
まだ俺は変身後姿は見ていない…が、まぁ、普通に生活は出来るらしい。
・・・ま、出会いの一つでもありゃ良いけどな

こうして俺の秘密結社生活は始まった。
さて、どうなる事やら…
19黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 00:41:11.61 ID:YAKBYjk30
第一話〜変身!ナックルニート!〜あらすじ。
変身できないナックルニート。
戦闘員の六号さん(女性Notぱにぽに)と出会い。
襲撃してくるライダータイプ。
六号さんトライダータイプの死闘。
駆けつけたナックルにーとへ投げつけられる傷ついた六号さん。
ナックルニート愛と怒りの変身。
そいて…
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 00:59:12.70 ID:XbB9gUc40
ほしゅるぜ!
21黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 01:08:39.90 ID:YAKBYjk30
秘密結社に就職しよう〜第二話・新たなる仲間〜

アレから一週間、俺は蓮香をパーツとして組み込まれ生身の肉体でも速度だけなら、怪人クラスの速度を出せるようになった。
ただし、それを肉体が持つかどうかと言うのは別の話なのだが。
そして、一週間の間気付けば訓練ばかりしていた気がする。
此処の所は博士も、忙しいのか俺に顔すら見せず何処かにこもっている。
そして、それとは関係ないものの、毎日の日課となってしまっている、基地から少し離れた丘にある、形だけの墓石へと向かっていた。

「おう、蓮香…今日もまた来ちまったよ…」
形ばかりの墓石の前に座る。
「すまないな、俺はお前の想いに答えても、俺にはどうやって返してやれば良いんだろうな」
空を眺める。
「もし、俺があの時一つでも違う行動を取っていたら…お前は生きてたのかな…」
くだらない言葉だけれど、呟いて草原となっている丘に横になる。
空が青い、風が気持ち良い。

あの直後は、本当に酷かった…本当に訓練以外のことをしていなかった気がする。
寝ることすら忘れて、食事すら忘れて、ただひたすらに訓練ばかりしていた気がする。
それから薬で無理やり寝かされた後、ただ、何もする気力が無かったのに、ただ何かをしなくちゃいけない。
その気持ちだけで訓練を続けてきた。
その間に一つ気付いた事があった。
生きると言う事の大切さ。
そう、彼女が教えてくれた生きるということ。

そう、だが、それでも、彼女を失った事は辛い。
22黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 01:11:06.60 ID:YAKBYjk30
「はぁ、こんなんじゃ…お前も笑うよな」
墓石を見て苦笑を浮かべる。

PiPiPiPi・・・

緊急招集のコールが鳴る。
俺の出番か…
「蓮香…行って来るな?」
墓石へと微笑みかける。
「変身!ナックルニートッ!」
変身して、走る…そして
<走る駆る疾る…翔ぶ>

襲撃してきたのは、戦隊タイプ。
5人はバラバラに、戦闘員たちと闘っている。
「其処までだ、ヒーローども…」
その戦場へと降りる。
そう漆黒が、夜を固めたような漆黒の兎が戦場へと現れる。
「黒兎か…」
レッドが言う。
「そこまで強そうには、見えないなぁ」
ブルーが言う。
「黙れ…弱いと思うなら、その身で俺の力を知れ」
<筋肉が軋みを上げる、大地を足が蹴る>
23黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 01:11:53.61 ID:YAKBYjk30
素手での戦い。
パワーでは負けない。
スピードでは圧倒的にこちらのが上である。
負けるはずが無い。
そう一対一だったなら。

「レッド!」
ブラックがレッドと殴り合っている、俺に向かってレーザー銃を撃つ。
ドンッ!
「くはっ…」
命中して吹き飛ばされる。
くそ…流石に…対複数は苦手…だな!
実力差があるならばともかく…
今の状態では辛いか…

「よし…!連携で一気に決めるぞ!」
「「「「おうっ!」」」」
ビーム銃が撃ち込まれ、片手持ちの剣で切られる。
ある程度は、避けれたが…攻撃に回れる程の力は出ない…
今のをもう一回食らったら…まずい…な…

「おいおい、それが同じ試験で怪人として入れた奴の実力か?」
「全く、彼はまだ不安定なんだ、そこら辺は察してやれと言っていただろう」
二つの声が聞こえた。
24黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 01:22:22.30 ID:YAKBYjk30
「お前ら・・・」
後ろを向く。
「よう、ナックルニート、手伝いに来てやったぜ」
表れたツンツン髪の男が言う。
「ナックルニート、助けに来た…流石に対複数は辛いだろう?」
刀を持った、男が言う。
そう、二人は…俺と一緒に試験を受けた二人。

>>25 ツンツンの変身後の名前(近接パワー型)
>>28 刀使いの変身後の名前(テクニックバランス型)
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:23:30.62 ID:ey4QAB0y0
ジャークガイア
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:24:06.51 ID:/BGCmlkx0
ksk
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:26:53.29 ID:XbB9gUc40
ksk
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:27:11.48 ID:0R3wXYuuO
ksk
踏んだらヴィッセル
29黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 01:29:25.55 ID:YAKBYjk30
なんだこれ、主人公ナックルニートなのに
仲間が格好良いなwwwwww

ツンツン:ジャークガイア
刀使い:ヴィッセル
に決定。

そうだ、今のうちに真・ヒロインの変身後名>>35
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:33:37.18 ID:/BGCmlkx0
ksk
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:33:59.07 ID:XbB9gUc40
タキオン粒子の速さでksk
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:35:51.90 ID:/BGCmlkx0
ksk
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:38:57.82 ID:0R3wXYuuO
ksk
踏んだらセフィロス
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:39:43.58 ID:w6hgwL22O
田代
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:39:55.24 ID:/BGCmlkx0
トランセイザー
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 01:40:14.35 ID:LWm54V00O
ksk踏んだら
スニカ・レーク
37黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 01:54:19.78 ID:YAKBYjk30
「変身!ジャークガイア!」
ツンツン髪の身体が黄金の光に包まれる。
「変身…ヴィッセル!」
刀使いの身体が蒼い光に包まれる。

ツンツン髪のイメージらしく、黄金の肉体を持つ力強いライオンの姿を模した怪人。
刀使いのイメージらしく、蒼い肉体を持つしなやかなシャチの姿を模した怪人。
「「さぁ、いくぞ!ヒーローども!」」
二人が言う。
「へっ…俺も負けてらんねぇな…」
苦笑を浮かべ.呟く。
「サァ…戦いの始まりだ!」

拳が――剣閃が疾る。
蹴りが――銃弾が交差する。

お互いに距離を開ける。
「これじゃ、お互いに手詰まりって処か…」
ジャークガイアが唸る。
「そうですね…まだ見せるべきでは無いのですが…」
ヴィッセルが呟く。
「何をする…つもりだ!」
レッドが叫ぶ。
「何も必殺技を持ってるのはヒーローだけじゃ無いんだぜ?」
ニィ、とジャークガイアの口元が笑った。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 02:19:00.40 ID:LWm54V00O
保守
39黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 02:29:41.85 ID:YAKBYjk30
「UWWWWWWWWWWOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!」
ジャークガイアが吼え、黄金の光に包まれる。
「獅子爆砕陣!」
大地に波動と共に陣が拡がり岩が飛び散る。
「ガイアッ…」
大地に広がった陣が収束する。
「ブラストォォォォォ!!!!」
ジャークガイアの前方へと咆哮と共に気を放つ。
一撃で、大地を砕き―――戦隊タイプのヒーローを吹き飛ばす。
「「「「「うわぁぁぁ」」」」」

「はぁぁぁぁぁ!」
ヴィッセルが吼え、辺りを蒼い気が包む。
「蒼剣気―――」
刀へと気が集中し―――
「一閃牙!」
気を乗せた突きがヒーロー達を吹き飛ばす。

「―――俺にも出来るのか…?」
二人の放った『必殺技』を見て呟く。
(出来るよ、君なら)
誰の物かわからない…が、声が聞こえた。
「そうか―――ならやってみよう」
実際に出来るのかは判らないが、その声は何故か信じれた。

―――行ける、俺の力を全て出し尽くそう…
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 02:46:44.36 ID:0R3wXYuuO
保守
41黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 02:48:42.67 ID:YAKBYjk30
「行くぞ…!」
<大地を踏みしめる>
力が、気が集まる。
「運命を打ち砕くっ!」
<大地を蹴り高く跳ぶ>
「必殺…ッ!」
黒と言う色を纏った気が俺の周りを包む。
頭の中に、直接流れてくるような記憶。
そう、それは昔見たような、それで居て全く新しい記憶であり、知識。
「マーチラビット・メランコリィ!」
叫ぶ。
黒い流星となり大地を貫き砕く。
「覚えてロよぉぉぉ!」
吹き飛ばされたヒーローが叫びながら空のかなたへと消えて行く。

そして星になった。

二人は先に報告に戻ると言うことで先に基地へと帰っていった。
俺は前回のライダータイプの襲撃とは違い、生き延びた戦闘員達を助けるため処理班を手伝っていた。
実際には一人で居たかったのだが。
・・・しかしさっきの声は誰だったんだ?
聴いた事は今まで無いと思われる声。
誰だったんだ、あの声は。

                         To Be Next...
42黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 02:53:29.06 ID:YAKBYjk30
次回予告!!

二人の仲間が増え、対ヒーロー戦も安定してきたある日。

そんな日常を過ごすナックルニートの前に謎の声の人物が現れる!

そして、もう一人現れた女性とは!

次回 秘密結社に就職しよう〜第三話・日常/運命/出会い〜に正義を貫くっ!


今日は此処まで。

このスレは
本家
【制作中】ゲーム『とないぬ』製作スレ5【シナリオ量1.5MB】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1146920888/l50
協賛
就職先は秘密結社!?
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1146927648/l50
【下手に触るな】設置済み小説スレ【爆発するぞ】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1147089558/
【立てるの】バイトで小説スレ【何回目?】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1147076357/
【まだまだ】SM小説スレ【終わらん】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1147081453/l50
【SANA】ぐぅの音もでない【羊子】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1147082287/l50
と、たくさんの保守人とヌクモリティあふれる人たちの提供でお送りします。
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 03:10:39.63 ID:/BGCmlkx0
次回にwktk

……すまんな徹夜保守する気力がなくて
44黒兎 ◆ks7Pxl/HyU :2006/05/10(水) 03:27:22.20 ID:YAKBYjk30
>>43
おkおkwwww
ちゃんと保存してあるから、大丈夫wwww
まとめも作れるぐらいに保存してあるぜwww

あ、今更ながらだけど、コテ付けました。
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/10(水) 04:00:48.72 ID:0R3wXYuuO
|ω・`)ラスト保守やがな

|ω・`)ノシ

|ミサッ
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
保守