ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら196

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら194
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1146650864/

◆まとめサイト
http://www.geocities.jp/tundere2ch/index.html
◆ツンデレ長編まとめサイト
http://www.geocities.jp/tsunderechohen/
◆過去ログ置き場
http://www.geocities.jp/indirect_kiss/
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/

◆お絵かき掲示板
その1 http://w7.oekakies.com/p/tundere/p.cgi
その2 http://bbs3.oebit.jp/tsundere/
◆うpろだ
http://www.uploda.org/
http://viploader.net/
携帯からはこちら
写メうpろだ http://kjm.kir.jp/index.php
@ぴた    http://pita.st/index.html

◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 04:59:16.75 ID:PyqSDsTz0
2
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 04:59:32.18 ID:wu0N5Olm0
クソスレ建てんな 削除依頼出しとけよ
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 04:59:49.54 ID:9afB2VlF0
◆ツンデレって何?
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。

◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームはタカシ。ツンデレに色々したりされたりする。名字は別府。
アッパー:デフォルトネームはかなみ。感情表現豊かな基本形。名字は椎水。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームはりな。お嬢様口調。というかお嬢様。名字は神野。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。感情表現豊か。
ボクっ娘:ボクっ娘ツンデレ。一人称が「ボク」。ボーイッシュ。生意気。タカシによくからかわれる。デフォルトネームは決まっていない。
勝気:男勝りツンデレ。腕っ節が強い。だけど美人。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。素っ気ない態度をとる。人間不信?デフォルトネームは(ry
中華:中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。デフォルトネ(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォ(ry

山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
※名前の由来についてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、
 投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
 あと、書き上がってから一斉投下してね。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
 あと、みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:00:21.24 ID:wu0N5Olm0
クソスレ建てんな 削除依頼出しとけよ
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:02:11.56 ID:yctfvPbO0
>>1乙ンデレ

>>3>>5保守乙ンデレ
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:05:08.08 ID:9afB2VlF0
こんな時間に建てちまったが落ちそうだな
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:06:51.57 ID:yctfvPbO0
なあに、かえって耐性がつく
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:07:01.99 ID:3UyF1Kq8O
どんなんでもいいからロリツンデレなキャラ知らない?
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:10:17.74 ID:9afB2VlF0
つ「香坂アリス」
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:17:00.08 ID:9afB2VlF0
保守
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:23:39.85 ID:cziJU+rP0
>>1
当然の行いですけど…まぁ、たまにはお礼などしてみるのも淑女のたしなみですわ。
そ、その…ありがとうございます。
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:24:52.75 ID:8sZRolXz0
>>9
つ【翠星石】
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:30:25.86 ID:3UyF1Kq8O
ロリじゃねEEE
ひぐらしの金髪の子あたりで妥協するかな今日の脳内彼女は
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:32:40.69 ID:9afB2VlF0
>>14
お前の言うロリキャラってのはいくつくらいなんだw
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:33:02.96 ID:18Y9+TGk0
今北区乙ンデレ
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:34:55.86 ID:3UyF1Kq8O
翠星ってロリかなぁ?小さいだけでロリではないんだな俺の中では。
でも王道なツンデレだな
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:37:28.11 ID:9afB2VlF0
>>17
俺が挙げたほうはどうなんだろうかと
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:39:15.84 ID:3UyF1Kq8O
>>18
そのキャラ知らない…1行で頼む
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:39:31.40 ID:eq7I5pXo0
ロリの定義はその人の年齢にもよるしね
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:40:09.80 ID:9afB2VlF0
>>19
ロリピンクツインテール
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:41:48.16 ID:L+Y8/4ek0
>>17
雛苺を脳内変換でツンデレにすればよくね?
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:49:27.80 ID:JB823fKP0
>>21
おもらしを忘れるなんて

俺はお前を許さない
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:52:48.72 ID:9afB2VlF0
>>23
大前提だったから書くの忘れてたぜ
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:56:25.85 ID:L+Y8/4ek0
おもらしだけに書き漏らしたと。
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 05:56:58.59 ID:yctfvPbO0
誰がうm(ry
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 06:02:36.46 ID:cziJU+rP0
前スレ埋まった
だれかお題回収
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 06:09:25.66 ID:zbD9TeCu0
1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/07(日) 06:00:46.57 ID:VThKZjXl0
1000ならツンデレエロ祭り



どうしてあんたはいっつもそうなのよっ、ばかっ!


あ……べ、別に嫌ってわけじゃ……ないけど(//////)
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 06:10:38.70 ID:l/5bR6jW0
ちょwwwこいつ一人でおっぱい祭りしてんぞwwwwww
ttp://maosblog.blog64.fc2.com/
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 06:12:42.24 ID:cziJU+rP0
・記憶力がいいツンデレ
「遅いぞ俊樹ぃ、女のボクより遅くてどーすんだよー」
「なぁ美咲〜」
「何」
「疲れたんだけど」
「そのセリフ今日で8回目」
「ちょっと休憩しねぇか…」
「そのセリフは5回目」
「お前な…いちいち」
「『いちいち数えるな』って言ったらそれは3回目になるね」
「…はぁ…」
「溜息4回目」
「お前ってホントなんでも記憶したがるよな…一体どんだけ記憶容量があるんだ」
「俊樹に初めて会ったのは小学校に入る前の年の5月7日。ちなみによく晴れた土曜日だったよ、えへん」
「すげぇな…で、フランス革命は何年?」
「………………あぅ」
「お前が世界史の単位落としたのが不思議でならん」
「仕方ないじゃんかよぅ。ボクは世界史嫌いなんだもん」
「好きじゃないと覚えられないもんなのか」
「普通そういうもんでしょ?少なくともボクはそうだけど」
「………」
「………」
「俺に初めて会った日付に曜日、天気まで覚えてるんだっけ?」
「………」
「………」
「ば、ばっ、ば、馬鹿それじゃまるでえとそのボクが俊樹のことす、す、すすす―――」
「………」
「こ、こら、なんでそこでボクを見つめて黙る!?……卑怯だよ俊樹……」
「嫌いになったか?俺のこと」
「な、ならないよ!……その代わり今日からかわれた事も、絶対忘れてやんないんだから」
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 06:21:19.82 ID:zbD9TeCu0
>>30
萌 え 死 ん だ
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 06:34:13.79 ID:yctfvPbO0
かわええwwwwwwwwwww
331:2006/05/07(日) 06:53:16.62 ID:kfXYxZTcO
今気付いたが前スレアドは変えたけど194になってたorz
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 06:57:15.07 ID:xyi2P8BwO
保守&前1000最高うぇwwwww
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 07:24:16.88 ID:3EQkqaEb0
とりあえず張っとく

★告知★

ツンデレスレ1周年突破記念ツンデレSS祭開催するかも

ツンデレにこれって(ry)スレッド誕生1周年を記念し、土曜にSS祭を開催するやも知れません。
↓の場所にてあーしたいこーしたい、文句、協力するぞ!等の意見をお待ちしております。

SS祭・作戦会議所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1116755823/l100
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 07:46:45.58 ID:zbD9TeCu0
保守
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 08:20:02.01 ID:X7Ee0vroO
ボクっ娘と朝寝坊しながら保守
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 08:29:33.67 ID:u8LtxpVp0
お題
・ツンデレがキャス豆腐!!
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 09:00:08.58 ID:PAEbUZNYO
保守
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 09:19:50.72 ID:vq1IgAZoO
ほしゅ
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 09:24:37.41 ID:5NtKh5WbO
みなさんおはようございます
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 09:25:42.83 ID:xIZ5nchs0
お、おはようなんて言わないんだからね!!
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 09:43:19.01 ID:4uPcYHrX0
某写真ゲーやってたら夜が明けていた俺が保守

お題
・男の写真(隠し撮り推奨)を肌身離さずもっているツンデレ
・携帯電話の待ち受け画面を男の写真にしていたツンデレ
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 10:09:41.56 ID:zbD9TeCu0
保守
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 10:14:07.11 ID:wrUn5gbGO
お題
ナゼか猫耳と尻尾が生えてきたツンデレ
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 10:44:37.26 ID:3jWY1fef0
今日で連休も終わりか……。明日からのつらい現実を忘れるために、みんながんがん投下してね。
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:04:11.43 ID:t2Jd9PAyO
最強のツンデレはあゆあゆだけどな
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:21:57.48 ID:GwRs/ZSEO
あめカゞひ`⊂゙L丶レま∪ゅ
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:22:44.53 ID:yE6v/YX40
>>48
そうか・・・・・宇宙でも雨はひどいんだな・・・・
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:26:37.29 ID:7nLB/1GW0
    |ヽ ,,|,~'i、  .,_   ,ri、     .l゙‐'"'i、    ,, ,i、     ,、   vi、
    | k, ヽ广  | |  'l''゙l┘     .`'グ/    |゙l.,ィ |.|     )゙l  /'゙l″、   r-,、  、   .:c、、
  ッ┘`,l゙    ,ノ ヽ ,,,,,`'′     .,/,,,!‐'',  ,ノ う゜.| |    .,ノ ヽ ,,,,,`'′ |゙l    ゙l,ヽ .|゙l    ヾi、
   ゙i、/゙,-'''i、 .く, .,巛 ‘r\     /.'゚_ /  ./‐I /  | |   .〈、,l]゙l `',\  | |  ,。 .,i´゙l | |  . il゙ ゙l
   l゙.l゙ ゙lッ'"  ././ | | .,,) ゙l    .!/]/    丿 |  .l゙.|、  /丿| | .,,〉.) | ゙l .,リ  .`-" .l゙ | .,l〕  .ヽ"
  /.l゙ j,i´   l゙,E.,l゙.|  `'''′     l゙{    /,,| |  ゙l,ヽ  .゙l,d,,l゙ |  `'''゙  ゙l ゙‐'|     ゙l ゙‐'|
  / l゙ ゙l,~゙'''i、  .゙l´丿          | ゙l,   '(/|゜|   .゙-゙l  .゙l`丿     \.,}      \.,}
  ∨  `''ー"   ゙'"           ヽ ゙l    ヽ}       `"        `
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:27:28.01 ID:tmLi4ZwV0
涼宮ハルヒ?
ほれ |つhttp://37514.net/pc/hatena/keyword/data115589.html
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:29:55.34 ID:7H4yuObr0
>>1
乙ンデレです

前スレ1000…おいwwwwww



さて回収したお題を投下します。今回は5レス
53お題回収1/5:2006/05/07(日) 11:30:18.72 ID:7H4yuObr0
☆素直クールと男とツンデレ
・こんなこともあろうかと、ちゃんと用意しておきましたよ。          コンドーmぐぼはっ!!
・ん?・・・・それ、俺のじゃねぇぞ・・・
・まさか、お前にそんな趣味があったとは・・・
・英語が苦手なツンデレ
☆英語がペラペラなツンデレ
☆お嬢様ツンデレとメイドクーデレがタカシの取り合い
・ツンデレの家の蔵からことりばこがでてきたら
・おにぎりを「食材だったもの」に変えるほど料理が下手なツンデレ
・「あなたが私を捨てるのならあなたを殺して私も死ぬ」と言うツンデレ
☆おにぎりしかつくれない尊大
・エロゲ声優ちなみん
・不良と尊大
・不良と老成
・渋滞にはまった男とツンデレ
・ツンデレな自動車学校の教官
・ツンデレな道路標識
・タクシーの運転手がツンデレだったら
・すごく一生懸命なのに成功しないツンデレ
・努力しなくてもなんでもすぐにできちゃうツンデレ
☆「人生」って何?と考えるツンデレ
・間違って男のベッドに入ってきたツンデレ
・5月5日生まれのツンデレ
・連休が好きなツンデレ
☆連休が嫌いなツンデレ
・ツンデレとお風呂
・ツンデレと一服
☆ツンデレと盗んだバイク
・頼み事を忘れて落ち込んでいる男とツンデレ
・電波なツンデレ
54お題回収2/5:2006/05/07(日) 11:30:37.43 ID:7H4yuObr0
・影の存在のツンデレ
・肌Yなツンデレ
☆発情期なぬこツンデレ
☆GW中どこにも行かない男と同じくどこにも行かないツンデレ
・GW中どこにも行かない男と外国に行く予定があるツンデレ(または逆)
・GW中ずーと予定のある男と男と一緒に旅行へ行こうとしていたツンデレ(または逆)
・GW中ずーと同じバイトのある男とツンデレ
・GW中ずーと仕事な男と妻なツンデレ
・軽く変態なツンデレ
☆催眠術にかかったツンデレ
・ツンデレをあきらめた男
・チョイ悪ツンデレ
・男がチョイ悪になったようです
☆ツンデレにスリーパーホールドされた
・ツンデレにベアーハッグされた
・ツンデレに阿修羅バスターされた
・厳しい訓練にも耐え、ようやく貰ったMSがアッガイだったツンデレ
・ニュータイプなツンデレ
・ツンデレ総統の国民を奮起させる演説
・ガンダムはケロロ軍曹がガンプラ好きなことぐらいしか知らないツンデレ
・ガンプラアーティストなツンデレ
・おっちょこちょいなツンデレ
☆男がちゅんでれを看病したら
☆祭りの射的に異様な関心をしめすちなみん
・お笑い好きなツンデレ
・女優を目指してるツンデレ
・アイドルを目指してるツンデレ
・29年ぶり選手兼任ツンデレ
・ツンデレのうなじ
55お題回収3/5:2006/05/07(日) 11:30:53.78 ID:7H4yuObr0
・ツンデレの家の秘密
・眼鏡からコンタクトに変えたツンデレ
☆コンタクトから眼鏡に変えたツンデレ
☆ツンデレが授業中にだけ眼鏡をかけていたら
・空から降ってきたツンデレ
・酔っ払った男を介抱するツンデレ
・美少女コンテスト(貧乳の部)グランプリのボクっ娘
・ボクっ娘をお菓子の家(ダイワハウス)に招待したら
・自分が仕掛けた罠に自らはまるボクっ娘
・ボクっ娘の誕生日に爆弾ケーキを用意したら
☆男よりも身長が高くなった、という夢を見たボクっ娘
・豊胸手術を受けたボクっ娘
・ボクっ娘の成人式
・戦斧や大剣をぶんまわして戦うボクっ娘と気弱な僧侶男
☆ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら
・何にでもよく気が付くデレデレと、何にも出来ないツンデレ(その逆も有)
・顔にニキビを男に見られたくなくて男を避けるツンデレ
・君の居た夏
・友子さんを敵にまわしてしまったツンデレ
☆料理ベタなツンデレが作った料理を全部男がたいらげてくれたら
・妄想(テレジアとフリードリヒ2世が結婚したらどうなるか)にふける男とツンデレ
・大学院に行きたい男とツンデレ
・センター試験の結果がよくて、志望大学よりずっと上の大学を受験する男とツンデレ
・模試を明後日に控えた男とツンデレ
・亀田大毅なツンデレ
・ツンデレが、ねらーだったら
・ツンデレがVIPPERだったら
・ツンデレが実は異世界人
☆閉所恐怖症のツンデレ
56お題回収4/5:2006/05/07(日) 11:31:08.47 ID:7H4yuObr0
・対人恐怖症のツンデレ
・先天性(のため弊症なしの)虹彩異色症のツンデレ
☆カカオ99%チョコを食べて寝られない男とかツンデレとか
・眠ってるツンデレの口にカカオ99(ryを放り込んだらどうなるの?
・カカ(ryを使って作った手作りチョコ(バレンタインとは限らない)を渡してみた
・ツンデレに「今日は子供の日だから子供を作ろう」と言ったら
☆ツンデレに何かの尻尾が生えた
☆寝た振りして寄りかかる
☆腕相撲の時に片手対両手で勝てない勝気
☆びっくりして「にゃっ!?」って言ってしまったツンデレ
・猫の鳴き声が赤ん坊の泣き声に聞こえるツンデレ
☆ツンデレが骨折したら
☆朝起きたら男にキスされそうになってたツンデレ
・GW終盤、ツンデレは休みなのに男は仕事(学校)。そのことで拗ねるツンデレ
・男をとりあうアッパー、ダウナー、僕っ娘、勝気、尊大
☆怖い話(映画)を聞いて眠れなくなったツンデレ
・大事な場面で失敗したツンデレと、それを必要かつ十分以上に取り返した男
・詐欺に遭いそうなツンデレ
☆ツンデレに「俺……無事に帰ってこれたら、ツンに言いたいことがあるんだ……」っていったら
☆ここは俺に任せてお前は先に行け!何、すぐ追いつくさ!!とツンデレに言ったら
☆「だ…だめだ、やられる…!」って言った男とツンデレ
☆ここはお前に任せて俺は先に行け! 何、すぐ追いつけよ!!とツンデレに言ったら
☆「いつもいつも…ゴメンね……ひどい事言って…」
「ほんとは……ほんとはね……
 ずっと前…から………君……の…こ……………と…………が………――」
なんてこと言い出したツンデレ
・血を見ると倒れるツンデレ
・カラオケで歌が微妙に下手なことが判明したツンデレ
☆カラオケで歌が非常にうまい事が判明したツンデレ
・カラオケで歌がジャイアンだったことが判明したツンデレ
57お題回収5/5:2006/05/07(日) 11:31:24.00 ID:7H4yuObr0
・カラオケに行ったことがないツンデレをカラオケに誘う男
☆ツンデレは二人きりだと思ったら実は大人数だったようです
・気が利くが鈍感な男
・朝型の男と夜型のツンデレ(逆でも)
・ツンデレの男への復讐方法って?
・はわわなつんでれ
・男の前でトイレを我慢しているツンデレ
・ツンデレに入浴をのぞかれた男
・外国に行っていた男が帰ってきてとんでもなく性格が変わっていたら
・ツンデレが男に置手紙を残してどこかへ行ったら
・ツンデレと調理実習で同じ班になったら
・2chの各板がツンデレだったら
☆猫舌なツンデレ
・余計なことは忘れたツンデレ
・あしたの予定がわからないツンデレ
・あいまいな言葉は便利と気づいたツンデレ
・常識はずれも悪くはないと思ったツンデレ
・逃げる訳にはいかないツンデレ
・枝分かれした道を迷うツンデレ
・ずっと宿題を忘れていたツンデレ
・ゴミ箱を飛び越えるツンデレ
・めずらしく自分勝手なツンデレ
・階段を駆け上るツンデレ
☆アダルトサイト見てて、よく見ずにクリックしたら
『登録ありがとうございました、2日以内に58000振込みください』とでてきてかなりあせってるツンデレ
・弱気と勝気
・あることには弱気な勝気
・「一言多い」と言われたツンデレor男
・ジャイアントカプリコが好きなツンデレ
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:31:44.27 ID:7H4yuObr0
「別に感謝なんぞする必要はないぞ。これは儂が好きでやってることじゃ。
 ちなみに☆がついているのは消化済のお題じゃ。まあ参考程度にしてくれればよい」

間違いがあったらすまない。そして遅くなってしまって申し訳ない。
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:33:16.18 ID:zbD9TeCu0
普段より大量のお題回収乙ンデレ!
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:35:35.15 ID:KHB8BAyp0
毎度毎度乙!!
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:36:12.01 ID:7nLB/1GW0
べ、別に感謝なんかしてないんだから・・・(///////)
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:37:33.43 ID:wrUn5gbGO
お,お,お,乙なんて言わないんだからね。
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:38:44.10 ID:RT+8iy0F0
>>1
乙ンデレ
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:52:29.65 ID:xIZ5nchs0
誰もいないようだし、弱気はもらっていきますねwwwwwww
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:54:11.07 ID:RT+8iy0F0
そうはいかんざき
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 11:57:45.00 ID:5nEN1F9mO
>>58
いつも本当に乙
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 12:11:27.26 ID:Ze571n9w0
>>64
待て、弱気は俺のだ。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 12:15:55.77 ID:DQrjfTAZO
お前等隣でボクッ娘が寝てるから静かに汁
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 12:18:52.28 ID:ZYHQLrYt0
ほんとだよ。
尊が寝てるんだから静かにしてよね
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 12:21:08.83 ID:RT+8iy0F0
お、ぐっすり寝てることだし、ちょっとキスでもしてみるか
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 12:22:36.71 ID:X26amZkc0
おまいら・・・
頑張ってちゅんでれ寝かしつけたとこだから静かに汁
72予告風にパート2:2006/05/07(日) 12:30:16.72 ID:E2oPqsE4O
―――前大戦から五年、少女は再会する
『タカシ……お前生きて』
「…タカシ?知らねぇな、誰だあんた」
―――失われたもの
「何も覚えてないんだ、五年前。気付いたらここに……な」
『お前、記憶を…?』
―――紡がれる糸
『……そのペンダント』
「これ?綺麗だろ、これ見てると何か落ち着くんだ」
―――そして燃え上がる、憎しみの戦火
《《ジィィィク・ラウゥゥンジ!!》》
―――再び戦場へ赴く少女
「ちゃんとついて来いよカナミ!」
『誰に言ってんだよ!』
―――繰り返される悲劇
「生きろカナミ!……生きてこの戦いを…」
『タカシィィィ!!』
―――………そして
「へっ、ただいま。ちゃんと返しに来たぜ?」
『バカ……ずっと待たせて………うぅ』

全俺が待ち望んだ大ヒットシリーズ2弾!!
【機動戦士ガンガルU 巡り会い・ツン】 この秋公開!!
同時上映【踊る大前立腺 THE MOVIEU 日本橋を封鎖せよ!!】
―それは5月5日のことだった
タ「あぁ、ついにこの日が来てしまったのか……」
楓「あぁ?今日はなんの日だ?なんかあるのか?」
タ「今日は5月5日だ楓。今日が何の日かわかったろう?」
楓「ああ。そういえば今日はこどもの日だったな。それがどうした?」
タ「わからないのか?今日はこどもの日なんだぞ?」
楓「だからなんだよ?教えろよ」
タ「いいだろう。今日はこどもの日なのは誰でも知っているだろう。だが最近は少子高齢化の波が押し寄せてきている」
楓「それがなんだよ?」
タ「まだわからないのか?こどもがいなければこどもの日が成り立たん。だから近い将来きっとこどもの日はなくなるであろう。そうすれば残された子供たちは嘆き悲しむだろう」
楓「で?お前はなにが言いたいんだ?」
タ「つまり。今日は2人で少子高齢化を乗り切るために子作りをやらn」メコッ
楓「なにセクハラ親父みたいなこと言ってるんだよ」
タ「こ、これしきのことで俺の愛(性欲)は止められんぞ〜!!!!」
楓「なに!!立ち上がってきやがった…」
タ「もう俺は昔の俺ではないぞ!!さすがに毎日殴られたら慣れるn」ボグッ
楓「ここなら慣れることはないだろ」
タ「き、貴様!!金的とは卑…怯だぞ…潰れたらど…うするんだよ」バタッ
楓「潰さねーよ。オレとタカシの子供がいるんだからな(/////////////)」
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 12:50:29.07 ID:18Y9+TGk0
>>73
いや。いい配分だと思うよ。
つまりはGJ!!


そして、俺もSS投下。
9レスと長いけど、我慢してね。
751/9:2006/05/07(日) 12:51:49.93 ID:18Y9+TGk0
・ 詐欺に遭いそうなツンデレ

――一体、いつまで続くのだろう……?
 私は、目の前のスーツ姿の若い女性を目の前に、うんざりした気持ちで思った。
『ですからね、この通信講座なら、自宅にいながら英会話学校に行くのと同じレベルの受
講が出来るのよ。これからの世の中、英会話が出来ないと不自由になるし、受験にもヒア
リングが入ってきてるしね――』
 もう、同じ事を3回は聞いたような気がする。このままでは本当に契約するまで離して
はくれないのではないか、という不安が募る。
『あの…………私………… そろそろ…………』
『もう少し。もう少しだけならいいでしょ? あとほんの数分だから』
 このやり取りも、もう何度目だろう。カモを捕まえたとばかりに嬉々として説明する女
性を前に、私はちいさくため息を吐いた。
 と、その時。
「よお、待った?」
『ひゃあっ!?』
 突然後ろから親しげに声を掛けられ、肩をポン、と叩かれて私は素っ頓狂な叫び声を
上げてしまった。
「ごめんな。遅くなっちまって」
 非常に聞き覚えのあるその声に、私は恐る恐る後ろを向いた。
『べ、べっ……!! 別府……くん……?』
 彼はニコッ、と私に微笑みかけると、顔つきを変えて私の後ろのセールスの女性に目をやった。
「あれ? この人、誰? 知り合いか?」
 私はブンブンブン、と激しく首を振る。
『あら? お友達?』
 営業スマイルを崩さずに、女性が質問してくる。
『え、えっと……そのあの……この人は……』
 上手く頭が回らず、私は、もごもごと口の中で呟くことしか出来なかった。と、その時
別府君が、私を押しのけるように女性の前に立つと、はっきりとした声で言った。
「俺、コイツの彼氏なんですけど、何か用ですか?」
762/9:2006/05/07(日) 12:52:17.25 ID:18Y9+TGk0
――彼氏!?
 その言葉に、私の全身が一瞬にして沸点に到達する
――彼氏って事は、その、私と別府君がその、何ていうか、おおお、お付き合いしてるっ
て言うかこここ、恋人同士って事で、そんな馬鹿なだって私たちまだそんな一緒に帰った
事があるくらいでだってだってデートなんてしたコトないしていうか、手だって一度握っ
てもらっただけで、ましてや腕なんて組んだこともないし、お話だって、そんな、ロクに
出来ないようなそんな仲でしかないのに……
 私の頭がパニックに陥っている間も、話は進んでいく。
『えっと、彼女には、ちょっとアンケートに協力して貰っていただけで……』
「途中のトコ悪ぃけど、俺たち今からデートなんで。そうだろ?」
――デデデ、デートぉ!? ウソッ? そそそ、そんな約束なんてししし、してないっ
てばてばてば……
 頭の中では否定の言葉が渦巻くが、舌が固まってしまって全くしゃべる事が出来ない。
と、チラリと肩越しに私を見た別府君が、軽く目配せをした。その意味を理解し、私は
ガクガクと全身を震わせながらコクコク、コク、と三回ほど頷いた。
「それじゃあ、そういうコトなんで」
 その声色には、有無を言わせぬ威圧感があった。
『ご……ごめんなさいね。お時間取らせちゃって……』
 女性が私に謝ってきたが、もはや思考能力の大半を奪われてしまった私は、ボウッとし
たまま返事もしなかった。
「行くぞ」
 別府君は、女性を無視して、私の手を取ると歩き出した。
――――!!!!!
 全身に電流に似た痺れが走る。
――べべっ……別府君が……わたっ……私の……手っ……手を握っ……
『あうっ……べっ……ちょっと……まっ……』
 辛うじて声だけは出したものの、別府君は聞こえなかったかのように私の手を引いて歩
いていく。私は羞恥心と緊張と興奮で全身がグニャグニャになってしまい、ほとんど引き
摺られているような状態だった。
773/9:2006/05/07(日) 12:52:52.72 ID:18Y9+TGk0
 そのまんま無言でしばらく引き摺られ、完全にその場から離れると、別府君はようやく
立ち止まり、私の手を離してくれた。と、同時に、私の方を向くと両手を合わせて頭を下げた。
「ゴメンッ!!」
 それには私のほうが面食らってしまい、思わず呆然と見つめてしまう。
「ビックリしただろ? 急にあんなこと言って……」
『ど、ど……どういうつもり……? かか……彼氏だなんて……』
 未だに動揺してまとまらない頭を振り絞って私は聞いた。彼は頭を上げると、照れ臭う
な顔で答える。
「いや。あーいうセールスを追っ払う時ってさ、何つーか、曖昧な態度じゃイカン、って
思って。彼氏って言った方が迫力出るじゃん?」
『だ、だからって……そんな、私達……何でもないのに…… それに私、追い払ってなん
て、頼んだ覚え、ないもの』
「でも、あのままじゃあの女、契約するまで離してくれなかったと思うぜ。その方が良かったか?」
 強く出られ、私はうっ、と口ごもってしまった。元々私の言葉なんて、恥ずかしさから
出た考え無しの言葉だから、理屈なんて無いに等しい。
『う…… でも……だからって……いきなり、あんなコト……』
「だから、その点については悪かったって。俺も気を悪くするだろうとは思ったけど、あ
ー言うのが一番だと思ったから。だから、委員長には悪い事したとは思ってる。ゴメン」
 さすがにそこまで頭を下げられると、私の方が気が咎めてしまう。ううん。そもそも別
府君は助けようとして言ってくれたんだし、恥ずかしさの余り責めるような口調で言った
私が悪いのは明々白々だ。
『その…… そんなに謝らなくても…… 一応、その……助かった、し……』
 私の言葉に、別府君はホッとするように笑った。
「でもさ。委員長も、しっかりしているようで意外にああ言うのにダメなんだよな。断る
なら、もっとキッパリ断らねーと」
『だ、だって、その……アンケートにご協力下さいって……ほんの五分くらいだから、って……』
 私が言い訳を口にすると、別府君は呆れたようにため息を吐く。
784/9:2006/05/07(日) 12:53:35.32 ID:18Y9+TGk0
「それが手口なんだよ。あー言う手合いは最初っから相手にしちゃダメだって」
『し……知らなかったんだもの……仕方ないでしょ……』
 私が拗ねたように言うと、別府君はちょっと嫌らしい笑い方をした。時々見せる、人を
からかう時の笑い方だ。
「委員長って大人しいから、いいカモに見えるのかもな。気をつけたほうがいいぜ。化粧
品とかエステとかさ」
『だ……大丈夫よ…… そんなの、興味……無いから…… 別府君に心配して貰う、筋合
いなんて、ないし……』
「ホントに? 俺がついてなくても大丈夫か?」
『大丈夫だって言ってるでしょ? もう……知らない……』
 ムッ、とした口調で突き放すと、別府君はハハハッ、と軽く笑った。
「ゴメンゴメン。もう言わないからさ。ところで、委員長って、この後何か用事ある?」
 急に話題を変えられ、私は驚いて彼を見た。
『え……どうして……?』
「いや、その…… もし良かったらさ、変な事言ったお詫びに何か、奢ろうかなって…… 
ミスドとかでさ……どう?」
 躊躇いがちに誘う彼の言葉に、一度冷めかけた私の体が、再び沸騰する。
――そそ……それって、もしかして、デデ……デ……デートのお誘い? べべ……別府君
が、わた、わた……私に……?
 しかし、喜びよりも羞恥心よりも恐怖心が先立ってしまい、考えるよりも早く私は首を
横に振ってしまった。
「…………ダメか?」
 別府君の問いに、今度はカクカクと頷く。それから慌てて私は取ってつけたような言い
訳を言い始めた。
『だ、だ……だって、その……私、参考書買いに来ただけだったし……もう、随分と遅く
なっちゃったから……その……帰らないとマズイし……勉強もしなくちゃ……いけないし……』
 我ながら、何て言い訳だろうと頭を抱えたくなる。大体GWに勉強なんて、いかに受験
生とはいえつまらない女の子にしか見えないのではないか。まあ、実際、そうだけど。
795/9:2006/05/07(日) 12:54:25.99 ID:18Y9+TGk0
 しかし、そんな私の言い訳にも別府君は何の不満も漏らさなかった。
「わかった。むしろ、無理に誘ったみたいでゴメンな」
 また謝られてしまった。だから、謝るのは私の方なのに……
「帰るんなら送ってってやろうか? また変なセールスとかに声掛けられると面倒だし」
 一言一言がとても優しい。時々、さっきみたいに意地悪な面も見せるだけに、ズルイほ
どに嬉しく感じる。
 けれど、臆病な私は、これにも首を横に振った。
『ううん。いいわ…… いちいち送って貰わなくても、一人で帰れるもの…… 子供じゃ
ないんだし……』
「いや。送って行くっていうか、ホントは俺もそろそろ帰ろうかなって思ってたから……
途中まで一緒に行こうぜっていうだけなんだけど……それくらいならいいだろ?」
『だ、だって方向が……』
「若干遠回りだけど、大して変わらないし……それに、急いで帰ったところで何も無いからな」
 さすがにそれは断る事は出来ず、私は無言で頷いた。
 

 別府君が前。その少し後ろを私が歩く。別府君は気を利かせていろいろと面白い話をし
てくれるが、私は終始無言だった。私は最初横に並んでいたが、緊張に耐え切れず、徐々
に後ろに下がって行ってしまったのだ。すれ違うカップルを見ると、仲良さそうに手を繋
いだり、腕を組んだりしながら歩いている。
――私も……あんな風に別府君と歩けたらな……
 さっき、手を繋いだ事が思い出される。カアッと体が火照り、それだけで力が抜けそう
になる。これじゃあ、恋人同士のように歩くなんて到底無理だ。
――それに……別府君だって、さっきは理由があったから、ああいう風に手を繋いでくれ
たんだし……
 私と手を繋ぐのが嫌、と言う事は無いだろうけど、別に嬉しいとも思わないだろう。私
は小さくため息を吐く。
「どした?」
 遅れかけた私に気づいたのか、別府君が振り向いて声を掛けてきた。
806/9:2006/05/07(日) 12:55:21.27 ID:18Y9+TGk0
『え? わっ!! な……何でもない……』
 半ば考え事の中に頭を没頭させていた私は、突然の質問に慌てて首を振る。
「そっか。ならいいけど」
 別府君はそう言って少し立ち止まった。私が横に並ぶのを待っているのだろうか?
 しかし、私も同じく別府君の後ろで立ち止まったのを見ると、諦めたように小さく吐息
を吐き、再び歩き出した。
――ゴメンナサイ……
 心の中で小さく謝る。今、私には彼の横に立って歩く勇気は全く無かった。
 それからは、無言のまま私達は繁華街を離れ、住宅街へと向かった。交差点で、彼が再
び私の方を向く。
「委員長って、こっちの方だっけ?」
 と、私の家の方角を指差したので、私は頷いた。
『うん…… 別府君は、反対側だっけ?』
 と、私が聞き返すと彼はちょっと不思議そうな顔をした。
「あれ? 委員長って俺んち知ってたっけ?」
 その問いに、私は慌てて首を振る。
『ま、まさか…… 普段、別府君が学校から帰る時の方角で、何となくそう思っただけで、
正確な場所までは、そんな……知るわけないでしょ……』
 ウソです。ごめんなさい。私の頭の中には、まだ見ぬ別府君の家までの行き方は、完全
にインストール済みです。
 だって、好きな人の、家なんだから。
「そうだよな。うん。まあ、俺が気にしすぎか……」
 私の、思いとは裏腹の言葉にも、彼は素直に納得してくれた。
 と、その時別府君が歩き出した方角に気づき、私は慌てて彼を呼び止める。
『ちょ、ちょっと待って!!』
「あん? どうした?」
『どうした?って……そっち、私の家の方……』
 私の言葉に、彼は頷いて、微笑を浮かべながら答えた。
「ここまで来たんだし。家まで送ってくよ。毒喰らわば皿までって言うじゃん」
 私は首を振ってその申し出に拒絶の意を表す。
817/9:2006/05/07(日) 12:56:06.79 ID:18Y9+TGk0
『い……いいわ。ここからなら、もうすぐだもの。別に、その……送ってもらうほどの距
離じゃないし?』
「嫌なのか?」
 別府君の問い掛けに、私は頷いてしまう。
『う……うん…… だって、その……もし、うちの親とかが玄関先に出てたりとかしたら、
何か嫌だし……』
 消え入りそうな声で言い訳を言う。この言葉自体も別に嘘ではない。ウチの母親は私と
正反対の性格で、社交的で初対面の人とも気さくに話し合える。だからもし、家の前で万
が一にも鉢合わせ、何てことになったらと思うとゾッとする。
 それに……
 やっぱり、怖いのだ。
 別府君に、私の事を知られていくのが。
 何だか、委員長、というベールに隠された私の本性が、一つ一つ剥がされて行くみたいで。
 押し黙ってしまった私を、別府君も無言のまま見つめていた。その視線が痛くて、私は
顔をそむけてしまう。
 しかし、次の瞬間、別府君は明るい声で言った。
「そっか。まあ、委員長がそういうんじゃ仕方ないよな。確かに、万が一にも俺みたいな
のが彼氏と勘違いされたら、委員長も困るだろうし」
 声の快活さが、余計に私の心にズキリ、と重く響いた。
「それじゃあ俺は帰るよ。委員長も寄り道すんなよ」
『そ……その言葉は、そのまま別府君にお返しします』
 彼の冗談に、少し心が軽くなって、私も軽口で切り返す。別府君はハハッ、と笑うと軽
く手を上げた。
「それじゃあ、また学校でな」
 踵を返すと、彼は歩き出す。その後姿を見送りつつ、何故か心に引っ掛かる物があるの
に私は気づいた。
 何だろう。何故か、このまま別れちゃいけない気がする。
 その理由に、私はすぐに思い当たった。
828/9:2006/05/07(日) 12:56:37.06 ID:18Y9+TGk0
――私……そう言えば……別府君にまだ、きちんとお礼を言ってなかった……
 ドクン、と胸が鳴る。少しずつ遠ざかっていく彼の姿に、私は躊躇する。
――追いかけなきゃ。追いかけて、ありがとうって言わないと。
 けれど、足は全く動いてくれない。声も喉から出てくれない。
――言うのなら、助けてくれた時に言わないと。今更言ったって、もう、遅いんじゃない?
 もう一つの声が私を引き止める。
 その声を、私は懸命に否定した。
――ダメ…… ちゃんと言わないと…… だって、こんなの、人として当然の事だもの……
でないと、私は…………別府君に恋する資格さえ……無い……
 そう思った瞬間、無我夢中になって私は、掠れた声で彼を呼び止めた。
『別府君!』
 その声が届き、別府君が私の方を向く。私は彼の方に駆け寄った。
「どうした? 委員長」
 そう聞く彼を見て、私はまた胸がドキドキしてしまい、咄嗟に下を向いた。
『あ……あの……』
 震える声で、囁くように私は言う。
『や……やり方とか……その……い、いろいろ……あったけど……』
 強張る舌を懸命に動かして、私は言葉を続ける。
『一応……その……助けて、くれたから……だからその……あ……あり……』
 最後の勇気を振り絞ろうと、右手で左胸をギュッと掴む。
『ありがとう……』
 ペコリ、と頭を下げる。
――言えた……私にも……ちゃんと……
 子供でも言える一言なのに、多大な努力を振り払わねばならなかった、感謝の言葉。け
れど、言った瞬間、何だか解放されたような気分になってスッと心が軽くなる。
 と、次の瞬間、私の肩に、ポン、と手が置かれた。
「頭……上げてくれよ……」
839/9:2006/05/07(日) 12:57:51.22 ID:18Y9+TGk0
 頭上から、別府君の声がする。
「何か、そこまでしゃちほこ張られると、こっちが緊張しちまうからさ」
 言われたとおり頭を上げると、そこには照れ臭そうに顔を赤くした別府君の姿があった。
私が体を起こすと、彼の手が肩から離れる。
「まあ、そんなに気にすんなよ。何も暴漢から救ってやった訳じゃないんだしさ」
『で……でも…… い、一応……その……礼儀だし……』
 照れ臭そうな彼の態度に、私も恥ずかしくなって、ついまた余計な一言を口にしてしま
う。しかし、そんな私の言葉など気にもせず、彼は一言、こう言ってくれた。
「何か……お礼言われると、結構嬉しいのな。俺でも、その……委員長の役に立つことが
出来たんだ、って思うとさ」
 私はまたしても、全身の血が煮えたぎるのを感じた。
――あああ……あうあう……べべ……別府君が、喜んでくれてる…… やっぱり……言っ
て良かったんだ……
 言葉に出来ない想いを、何度も気持ちの中で呟く。
「いつも委員長には迷惑ばっか掛けてるからな。たまには俺も役に立つだろ?」
 そう聞かれても、私には最早考える力など無く、ボウッと熱を帯びた体のまま無言で流
してしまう。
「ダメか? やっぱそうだよな。普段が普段だし」
 私の沈黙を拒否と受け止めたのか、別府君は勝手に自己解決してしまった。
「まあ、何かあったらいつでも声掛けてくれよ。って言っても、無い方が良いよな?」
 私は小さく頷いた。
「それじゃあ、今度こそ、またな」
 私が顔を上げた時、もう別府君は私に背を向けて歩き出していた。
 本当は、もっともっと、もっとずっとたくさんのお礼を言って、感謝してもしたりない
くらいの気持ちなのに、たった一言……その一言だけで、あんな風に喜んでくれるなんて……
 去り行く彼の背中に、私はもう一度深々と頭を下げた。
――意志が強く、しっかりしていて、頼りがいのある…… そんな貴方が、私は……
――大好き……です……

終わり(´・ω・`)
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 12:59:53.84 ID:xIZ5nchs0
>>83
すごく・・・・・GJです・・・・・・
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:00:05.89 ID:lPxzL8V50
GJ!書籍化はまだですか?
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:22:16.33 ID:zbD9TeCu0
>>83
いいんちょ最高だwwwwwGJwwwww
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:22:19.58 ID:+jDuUnuT0
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:23:02.33 ID:tAEgxRlvO
保守
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:26:38.84 ID:Z8wmgeAp0
hosiyu
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:38:02.31 ID:7H4yuObr0
>>83
いいんちょが可愛すぎて萌え転がってベッドから落ちて全身打撲して入院した
つまりはそれぐらいGJ!!!!!!
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:40:18.21 ID:KYF6MlQ+0
今北産業
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 13:58:28.41 ID:CKPLU/pnO
>>91
弱気
テラ
モエス
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:01:54.15 ID:xJoP+pucO
>>1>>58
乙ンデレ。


昨日の続き(前スレ>764)を投下宣言。
やっぱり携帯は止まれないのでしばらくご辛抱下さい
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:02:47.82 ID:xIZ5nchs0
>>93
一億年と二千年前から待っていたwwwwww
95a note page2 (1/7):2006/05/07(日) 14:03:40.92 ID:xJoP+pucO
――…嫌!……嫌!!………絶対イヤ!!!


私の前からあの人がいなくなってしまうのが嫌…!

引き止めることの出来ない自分が嫌……!!

想いを伝えることの出来ないこの身体が…イヤ………!!!



どのくらい走ってきたのだろう。
当たりは全然見たことの無い場所。不安が頭の中をよぎる。…でも、
それ以上に、私の中から溢れ出しそうな熱い想いに身体が突き動かされる。

子供のような態度を取ってしまった。
あの人の考えを理解しようとしなかった。
自分のわがままで、逃げ出した。

だってしょうがないよ。
あの人が私を置いていくなんて考えもしなかった。
ずっと一緒に育って着て、これからも変わるなんて思ってなかった。

寂しくて、悲しくて、虚しくて…

じっとしていたら気がどうにかなっちゃいそうで、夢中で飛び出した。
どこに行けばいいかも分からずに、どうすればいいかも分からずに。

風を切って走る私の瞳からとめどなく…涙が溢れてはこぼれる。
私…いったいどうしたらいいの…?
96a note page2 (2/7):2006/05/07(日) 14:04:53.17 ID:xJoP+pucO
ここまでずっと走ってきて、普段あまり運動しない私の足は悲鳴を上げる。
でも、それよりも…何故こんなに心が痛いんだろう。
心臓が張り裂けそうなのは、走ったせい?それとも…?

『……!!……!!』

息が切れて、足が止まる。
こんな知らない所にきて、唯一のコミュニケーションのノートも持たず
私はどうしてしまったんだろう…

『……――。』

道なりに少し歩いたところで公園を見つけ、ベンチに腰を下ろす。
ようやく、心臓のどきどきが少し収まってきた。
深く…深呼吸をしてみると、今度はいろんな事が一気に頭に流れ込んでくる。


私は、あの人のことが好きなんだと思う。…一番最初にそれを自覚した。
小さいときから一緒で、私にとっては兄のような人だった。
でも…私が大きくなるにつれて”親愛”は”信愛”に変わっていった。
親しかったあの人は、私が心を許せるたった一人の人になっていた。

けれど…幼い私はそれが恋心だと気付かずに、恥ずかしさを隠すあまり
いつもあの人に悪口を言ったり、小馬鹿にしたりしてきた。
本当はもっと甘えたかったのに。
本当はもっと優しく接したかったのに。

心に正直になろうとする度に、思いとは反対の行動をとってしまった私。
あの人はその度に笑ってくれたけど、本当は傷ついていたのかもしれない。
あんなことを言い出したのも、私に嫌気が差してしまったのかもしれない…!
97a note page2 (3/7):2006/05/07(日) 14:06:05.67 ID:xJoP+pucO
私…あの人がいなくなったらどうしたらいいのかな…。
きっと、今まで普通に見えた世界が一変してしまう…そんな気がする。
あの人のいない日常…そんなもの、何の価値もなく思える。
そんなの…やっぱり、嫌…!

私はまだ、あの人に言いたいことを言えていない。
私はまだ、あの人からもらった優しさを返していない。
私は…まだ、自分の口でこの想いを伝えていない…!

絡まった思考はメビウスの輪のように答えが見つからない。
私の本音と…待ち受ける現実が堂々巡りして、私を押し潰そうとして…
気付けば、またぽろぽろと涙がこぼれ落ちていた。



「…あれ?君…こんな時間にこんな場所で何してんの?」

とっさに振り向く。
暗くなった公園の蛍光灯に照らされたベンチに近づく一つの影。

「危ないよ?この辺はガラの悪いチーム”MAD-AYA(マッドアヤ)”も出るしな。」
『…………』
「…!君、泣いてんの…?」

知らない場所で、知らない人に自分の泣き顔を見られてしまった。
でも…そんなことどうでもいいような気もする。
私の隣に座ってきても、肩に手をかけてきても、なにも思わない。
…親切なこの人は気を使ってくれているみたいだけど、それも…。

私の心は辛さのあまりもうなにも感じなくなってしまったのかもしれない…。
98a note page2 (4/7):2006/05/07(日) 14:07:13.03 ID:xJoP+pucO
「ほら…これ飲んで元気だしな?」
『…………』

差し出された缶ジュースは、冷たくて…私の心の中のよう…。
この人は…こんな何も喋らない変な子のことを不気味に思わないの…?

「…飲まないの?とりあえず飲んで、少し落ち着いたら?」
『……(カキカキ』

しつこく勧めてくるので、とりあえずフタを開けて一口飲んでみる。
同時に一応のお礼をと思い、足元に”ありがとう”と書いてみせる。

「え…君、喋れないのか?」
『…………』
「あ…えと…マジ?」

こういう所は鋭いんだね。単に喋りたくないだけとか思わない?
けれど…どうせすぐにこの人は変わってしまう。
今までそうだったように、私が言葉を話せないことを知った人はほとんど、
気味悪がるようにして私を避けていったもの。
一人…あの人を除いて。

「喋れないのに、一人でこんな所にいた…つまり、君、何かあったんだ。」
『…………』
「事情はよく分からないから気休めなんだけど、心配する人いるんじゃない?」
『…………!』

やっぱり鋭い。
そんな風に言われたら、嫌でもあの人を思い出してしまって
止まりかけた涙がまた溢れ出してきちゃうよ…。
99a note page2 (5/7):2006/05/07(日) 14:08:21.79 ID:xJoP+pucO
「ご、ごめん!俺、そんなつもりじゃ…」
『……(カキカキ』
「えぁ…?」
『”気にしないで”』

そう、気にしないで…。
そんな風に優しく言われたら、行き場を失った私の心がどうにかなりそう…
あの人に謝らなきゃいけないのに、優しさに甘えてしまいそうだよ。

「ごめん…きっと、辛い思いをしたんだな…」

突然抱きしめられる。
でも、その両腕に抱かれても…あの人のような温もりと優しさは感じない。3
私は…無言でいることしか出来ない人形だから…。

「辛かったんだな………そうだ、俺の家に行こう?そこなら
 ここよりかは暖かいし、食べる物だって少しくらいは――」

そう言いながら私の手を引っ張るこの人。
…嫌よ。私はあの人のものなんだから。もう、決めたんだもん…
連れていこうとするその手を、振り払おうとする。

「――え…何で嫌がるんだ?ほら、早く行こう…?」
『…………!!』
「…なんで?何で嫌がるんだよっ!?」
『………!!!』
「辛い思いをしたんだろ?俺じゃ頼りになれないかもしれないけど、
 君の助けになりたいって思ったんだよ!」

そういってくれるこの人の言葉が、私の心に冷たく突き刺さった。
100a note page2 (6/7):2006/05/07(日) 14:09:27.86 ID:xJoP+pucO
だって…ダメなんだもん。
私が癒してほしいのは、この人じゃない。…この人じゃないもん…
引っ張る力に逆らいながら、足元に文字を書く。

『”ごめんなさい”』

分かって欲しい。あなたの優しさは分かったけれど…
私にはやっぱりあの人じゃないといけないから。

「…そっか。…わかったよ。ごめんな?」
『…………』
「…じゃあせめて、君を知っている人に連絡を取ろう?」
『…………(コクン』



――やがて、すっかり暗くなった公園に私の一番大切な人が現れた。

「雪乃!心配させて…!」

連絡してから、1時間以上は経っていたかな?
私はそんなに遠い所まで来てしまっていたみたい…。
あの人の顔を見た途端、また涙が溢れてきそうになっちゃう。

「君が…雪乃を見つけてくれたんですか?」
「ああ…この公園で一人で泣いてたよ。」
「すいませんでした、ご迷惑をかけてしまって…」

…迷惑。そうだよね、やっぱり…
私がこんなことをして、あなたが来てくれたことがこんなに嬉しいけど…
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:09:28.69 ID:l/5bR6jW0
まんまんみてちんちんおっき
ttp://moerun2.blog65.fc2.com/
102a note page2 (7/7):2006/05/07(日) 14:10:34.96 ID:xJoP+pucO
嬉しい気持ちと、悲しい気持ちがごちゃ混ぜになって。
事情を話す二人を眺めて、いたたまれない気持ちになってしょうがないよ…
本当に、本当にごめんなさい…


「…じゃあ、本当にありがとうございました。…雪乃、行こう?」
「ほら君…この人と一緒に…」

――『”迷惑かけて、ごめんなさい”』――

「雪乃…?」
「君…って…あれ?」
「あいつ、また…!!」
「…おい、アンタ。」
「?!なんだ?今急いでるんだ!」

「あの子はここで泣いてたんだ、俺は何とか力になりたいって思ったけど
 必死に拒否されたよ。…あの子はアンタを待ってたんだと思う。」
「…だから、何を…」
「鈍いね。あの子きっと、アンタのことが好きなんだよ。」
「…!まさか…そんなこt」
「だからさっきのアンタの言葉、聞いて傷ついたんじゃないのか?」
「――!!」
「アンタが…しっかり支えてあげなきゃあの子、壊れちまうよ…」
「…くそっ!!」タタタタッ


「ふん…羨ましいね。あんなに想える子がいるなんて…―――」

”a note” ――to be next page――
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:13:55.88 ID:t2Jd9PAyO
>>102
GJ!!

男は山田というよりむしろ、ハーレムルートに進んだタカシと考えるとニヤニヤ
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:15:12.46 ID:xIZ5nchs0
>>102
GGGJJJ!!!
続きを全俺がwktkwktkwktkwktk
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:17:05.01 ID:Fz4SdausO
>>102
頭がチューリップが咲いた。つまりGJ!
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:18:17.85 ID:l/5bR6jW0
まんまんみてちんちんおっき
ttp://moerun2.blog65.fc2.com/
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:20:41.40 ID:Fz4SdausO
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:28:34.06 ID:tCx2h5rg0
>>102
続き!wktk!GJ!

これは無表情なのか無言なのか微妙に判断しかねる。
だが…ソレガ(・∀・)イイ!
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:48:47.44 ID:Cs3UL4gFO
>>108無言だと俺は思ってる
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:54:48.82 ID:zbD9TeCu0
弱気だと思ってる俺は異端派?
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:56:30.86 ID:K9P2Y5dx0
>>102
            _、_
          ( ,_ノ` )
          r      ヽ.
       __/  ┃)) __i | キュッキュッ
      / /ヽ,,⌒)___(,,ノ\

            _、_
          ( ,_ノ` )
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  トン
       _(,,)  GJ!  (,,)
      / |         !
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:57:25.49 ID:XRV1FhY10
しゃべらないからといって弱気では無いと思う
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 14:58:28.23 ID:/9cd+JYx0
無表情だとか無言だとか弱気だとか そ ん な こ と は ど う で も い い
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 15:24:13.42 ID:RT+8iy0F0
そうさ!>>113の言うとおりさ!
萌 え り ゃ な ん で も い い ん だ よ
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 15:29:40.01 ID:gNbdqnFeO
デレデレでも?
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 15:32:33.86 ID:xIZ5nchs0
まあツンデレなのは大原則で
だけどツンだくでもデレだくでもいいと思うよ!
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 15:40:19.25 ID:NaVC7Ufj0
 
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 16:05:57.13 ID:pZ2t0f5ZO
保守ンデレ
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/07(日) 16:09:24.91 ID:S2dKzuVNO
いま追いついた(´・ω・`)>>1

(*´・ω・`*)つ保守
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
保守