1 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :
次スレです。3スレ目です。人少なくて心配。
2 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 15:59:27.82 ID:HiBVTtRX0
そして2get
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 16:02:44.24 ID:bJgtm6cN0
3get
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 16:05:41.72 ID:n/vLHa7L0
ならば4get
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 16:06:45.89 ID:LlzWaLVN0
乙ー
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 16:07:24.60 ID:3dK/2FU+O
じゃあ6get
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 16:07:26.74 ID:uRP9Z/Jx0
即死するぞ・・・
ぬるめ
9 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 16:09:39.96 ID:HiBVTtRX0
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 16:20:39.99 ID:3dK/2FU+O
保守
11 :
弓弦 ◆or7eCNFhqg :2006/04/05(水) 16:36:25.67 ID:G8b6J1+R0
保守
12 :
弓弦 ◆or7eCNFhqg :2006/04/05(水) 17:00:14.36 ID:G8b6J1+R0
保守
13 :
弓弦 ◆or7eCNFhqg :2006/04/05(水) 17:16:45.19 ID:G8b6J1+R0
前スレ埋まったよ
14 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/05(水) 17:19:11.90 ID:9lk4e/uY0
1000取ったらなんか元気が出てきた、みんな、今日の夜もよろしく!
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 17:26:56.96 ID:LlzWaLVN0
ログの保存ってどうやればいいんだ?
16 :
弓弦 ◆or7eCNFhqg :2006/04/05(水) 17:29:10.17 ID:G8b6J1+R0
一番簡単なのは、"全部読む"にして、ファイル→名前を付けて保存とか
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 17:30:33.44 ID:LlzWaLVN0
おっとその手があったか。dクス!
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 17:58:10.43 ID:bJgtm6cN0
保守
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 18:27:13.02 ID:LlzWaLVN0
保守
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 18:53:39.46 ID:bJgtm6cN0
ほ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 19:01:43.03 ID:mdGxIJ+f0
今沖田
先生・・・前スレのログが・・・・・・・欲しいですOTL
22 :
弓弦 ◆or7eCNFhqg :2006/04/05(水) 19:06:18.51 ID:lPbvOUNz0
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 19:11:58.19 ID:mdGxIJ+f0
>>22 早速頂きました!!!!!
dクス!!!!1!!
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 19:35:01.03 ID:n/vLHa7L0
保守だよ!!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 19:58:37.89 ID:n/vLHa7L0
だよ!
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 20:09:13.73 ID:9pG9MzCg0
だよ!だよ!
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 20:29:01.47 ID:mdGxIJ+f0
だよ!だよ!だよ!
28 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/05(水) 20:42:58.93 ID:HM571k6KO
保守
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 21:02:48.92 ID:mdGxIJ+f0
ほっしゅっしゅ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 21:21:30.35 ID:HM571k6KO
保守
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 21:22:36.07 ID:9pG9MzCg0
隙立弔い保守
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 21:41:23.48 ID:n/vLHa7L0
風呂前の保守
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 21:41:43.03 ID:HM571k6KO
保守
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 22:07:02.68 ID:bJgtm6cN0
保守
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 22:20:21.78 ID:9pG9MzCg0
フォッシュ
36 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 22:21:29.32 ID:R+ovPAhB0
・・・今起きた。
何人残った!(某神父風に)
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 22:24:42.16 ID:9pG9MzCg0
38 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 22:29:12.96 ID:R+ovPAhB0
隙あらば小説落ちたかー?
思ったよりやる。さてでは今回はちょっと選択肢多めで行きます。
ぶっちゃけ丸なg(ry
39 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/05(水) 22:39:04.91 ID:1OouDakF0
二人はまるなg……うわなにをするやmあqwせdrftgyとらうまlp;@:
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 22:53:57.09 ID:n/vLHa7L0
応答しろ! スネーク! スネェェェェェクッ!!!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 23:04:33.18 ID:9pG9MzCg0
ほしゅうう
42 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 23:06:32.65 ID:R+ovPAhB0
スネークです(嘘)
23時スタート予定だった猫耳小説は延期で
23:30よりスタートします。
予定。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 23:16:10.64 ID:9pG9MzCg0
保守
44 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 23:32:04.65 ID:R+ovPAhB0
45 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 23:33:05.90 ID:R+ovPAhB0
姫との生活を始めてどれくらいがたっただろう。
いちいち数えてはいないがすでに恐ろしいほどの質量を持っていることは疑いようがない。
自分の人生はこう見えて単調な日々の繰り返しと積み重ねで構成されてきていた。
ある程度のイベントや事件や悲劇にも見舞われたし様々な思い出は確かに持って歩いている。
しかし姫との日々はそれまでの自分の人生とは隔絶された日々に思えて仕方がなかった。
もちろん十八年間があっての自分なのだが、有り体に言って自分は姫に出会うためだけに生まれてきたのかもしれない、と思っているということだ。
そして多くのラブソングに唄われているように自分はそれを信じ始めている。
これが信心の力か。
などと無宗教に思ってはみるがしかし、思うに姫は女神の再来と言って差し支えはなく。
今世界は間違いなく自分たちを中心に回っており、姫を頂点としたピラミッドの最上階に自分はいるのだな、
と見下す訳ではなく世界を見渡せた。
これが恋の力か。
そんな日々は多くの事象と偶然と努力によって支えられている。
まずはこの宇宙が発生したこと、そしてこの星が出来上がったこと、なにより生命が誕生したこと。
社会矛盾を抱えながらこの国が豊かであり続けること。そして・・・自分が自分であったこと。
大きな流れの中に自分たちがいるとするならきっと先端だろう。なぜなら前を走るものがいないからだ。
などと、幸せに満ちた短すぎる姫との日々をそう表する男はなんだか不気味でもあったのだが・・・
これが愛の力か、などと納得することが我々には許されていた。
46 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 23:37:52.68 ID:R+ovPAhB0
生活を安定させ、強固なものとするには大きな大きな努力が必要だ。
総一郎と姫の生活は幸せに満ちていたがその幸せは二人の心と、そして生活に宿っているものだといっていい。
ゆえに総一郎は生活を強固なものにする努力を怠らない。
つまり姫を付狙う勢力との対決である。
見つからなければ勝ちだが、この女神を泥中に隠しやり過ごすなどもってのほかだった。
姫はそれでも自分がいればいいというだろう。しかし自分はそれではよくないのだ。
これはわがままではなく一人の人生を背負った人間のリアルな行動指針である。
いずれ起こる対決。
しかし総一郎はなるべく起こさない方向を書いていた。
争いは起こさないに越したことはない。昔なら奪い壊されの争いや抗争に飛び込み、
そしてすべてをなぎ倒して並べてこともなく・・・治めてしまう事に悦を覚えた総一郎であったが、
今や総一郎は姫のためならどんな屈辱も苦痛も受け入れる準備ができていると言える状況にあった。
基本だ。
争うを好む人間は争いに勝てる人間か失うもののない奴だ。
この差は大きい。とてつもなくでかい。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 23:42:58.36 ID:9pG9MzCg0
ノ
どこの分家も嫌耳以外は過疎っぽいが・・・
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/05(水) 23:43:02.62 ID:mdGxIJ+f0
後半ktkr!!!1!!!!!
ノシ
49 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 23:43:37.89 ID:R+ovPAhB0
だったら憎み合えばいい、恨み合えばいい、そして互いを忌諱して近づかなければいい―――
えらい屈折しているがこれが総一郎の戦争論だったりした。
今はどうだろう。
姫万歳。
以上。解りやすくて結構。
そしてその強さを試されるときは、今まさに訪れようとしていたのだった。
最初の兆候は、いつものようにがなるメッセンジャーだった。
いつもはネコミミ少女に質問をぶつけてくるそれが、最後にして最大の質問をぶつけてきた。
『姫ちゃんっぽい猫を探してるって、ネット上に情報が流れている』
50 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 23:49:56.80 ID:R+ovPAhB0
事実だった。
姫の身体的特徴、逃走時の服装、試行などがネット上の様々なポータルサイトに掲載されていた。
ただの猫探しではないことは実に明らかであった。
これは猫に見せかけた何かを求めているのだ、と勘のいいものなら気がつくだろう。当たり前だ。
どんだけの金を払ってここまでの冗談をやる奴もいない。
そして姫と姫を擁する総一郎は気がついていた。
最後の一文。
『また、遺伝子的な欠陥を抱えており、数日中の投薬がなければ―――』
焦った。
困った。
迷った。
そして・・・姫を省みた。
姫は怯えていた。明らかに。
51 :
弓弦 ◆or7eCNFhqg :2006/04/05(水) 23:50:12.18 ID:lPbvOUNz0
52 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/05(水) 23:57:34.22 ID:R+ovPAhB0
そして自分も怯えていた。
思い当たる節があった。
一緒に生活していれば気がつくだろう。
姫に変わりはないように見えたが。
まずはベットに、姫の染めた黒髪が多く付着するようになった。
最初は染めたための髪荒れとも思ったが違うと気が付いたのはその量が尋常じゃないときが付いたときだ。
バスルーム、カーペット、姫の使うタオル。
姫は無自覚なのかそれとも負担を掛けさせまいとしているのか、姫はいつも通りではあったが、
確実に何らかの措置を取らねばならないときは近づいている。
最近は小食で。
ジャーキーも食べなくなった。
朝寝坊もよくするようになったし。
一番戦慄したのは、あのあと姫に感想を聞くと、自分の上にいながら・・・最初何を言われているのか解らない、
意識が姫の思惑とは別に跳ぶようになってしまっている、と確信した瞬間だった。
53 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/05(水) 23:57:45.08 ID:1OouDakF0
うおッ 急展開か……!?
54 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:00:45.60 ID:vzP91eHC0
このままではいけない。
しかし姫に治療を受けさせることはそのまま姫と自分の仲を別つ事に繋がった。
もちろん姫も自分もそれを望んではいない。
しかし、死ななければ。
いつでも、いつまでも心を共有できる事を自分たちは知っていた。
ならば急いだ方がいい。
いつまでも姫がもつとは限らない。
処置は急いだ方が賢明だった。遅れて後に障害を残すようなことはしたくない。
その掲示を見つけた翌日、自分と姫は薬を配っているという窓口まで、出頭する事にした。
あの掲示はなるほど、自分と姫の関係とその思惑を見越したようにできていた。
あるいはどんな状況にも対応できるように、姫が誰の支援を受けられずに静かに衰弱していたり、
またどこかに縛り付けられていたとしても出頭するものが出てくるような内容だった。
前者には情と取引。中者には戦略と説得。後者には脅迫。
賞金がかかり、また同時にこの猫を我々の手より奪いしものに死の制裁を与える用意がある事を暗示していた。
これは細分化されたアングラサイトまでいって見つけた情報だ。恐らく意図的にブラフと真実を混ぜて流している。
ここまでしてくる連中だ。恐らくは出向いたら確実に捕らわれる。少なくともその危険性があるほどのトラップが仕掛けられているといえた。
ゆえに自分が使った作戦は―――
1.直球勝負
2.斥候を出す
3.諦める
4.強奪
5.その他
55 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:03:50.18 ID:vzP91eHC0
0:30
までで一番多い奴行きます。気をつけて。
56 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/06(木) 00:05:47.66 ID:1OouDakF0
ここはジャーキーに……いやいや……悩むなーorz
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:07:29.06 ID:GlhN5epy0
……
2!
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:08:37.03 ID:Bm69in8s0
気をつけてってのが意味深だな・・・
2か・・・?
59 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 00:08:40.39 ID:cTZs2MXe0
急展開キタコレ!!!!11!!!!1!!!!
つ2
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:08:58.58 ID:rV/UuVTv0
1か2が良さげな希ガス
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:09:27.31 ID:rV/UuVTv0
斥候に出せる奴っているのか?
62 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:10:12.39 ID:vzP91eHC0
>>61 斥候には一定の成果を期待してもいいですよ、と。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:12:35.00 ID:fyqqoDXe0
2
しかしメッセの友人の更に友人とかを使っていくべきだと思う。
しかし全面対決も避けられんだろうから素直に1でも・・・
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:14:20.35 ID:rV/UuVTv0
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:18:15.83 ID:fyqqoDXe0
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:18:19.31 ID:nf7fEmII0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:22:47.50 ID:rV/UuVTv0
>>65 数日掛かるなら諦めるが・・・偵察程度なら一日・・・・うまくいけば数時間でやれないか?
68 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:29:45.62 ID:vzP91eHC0
今のところ2が一番多いですねー。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:30:21.19 ID:rV/UuVTv0
たいむりみっと
70 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:32:05.71 ID:vzP91eHC0
受付終了。2で行きます。
71 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:38:11.33 ID:vzP91eHC0
電話を取り出す。
かこかこかこ。
電話をかけてももの数分。
薬の配布を行っている窓口を見下ろせるマクドナルド。
市役所の末端組織に分類される町役場のようなところだ。警備体制など本来なら気にするべくもない。
しかし今は違うだろう。恐らく窓口に問い合わせた時点でマークが付く。
建物の周りをぐるっと回った。
近くの駐車場も探した。
ここに、部隊はいない。
こういった末端の小さなところに受取人が現れることも十分考慮はしているはずだ。
時間を稼がれる。その間に制圧戦力がここに来る。
むしろここに薬があると考えるのは間違いだ。
薬がどれ程貴重で数の少ないものかは知らない。しかし自分たちをおびき寄せるアイテムだ、重要度は高い。特に自分にとっては。
なにも直球で勝負することはない。
ならばこちらは・・・出方をうかがう。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:41:12.35 ID:fyqqoDXe0
wktkwktk
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:43:34.94 ID:0+FFNVtTO
出遅れたがいま追いついた、wktk
74 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:46:31.22 ID:vzP91eHC0
「まー死なない程度にな。」
すべてを打ち明けた人間がもう一人。
今すぐ動かせる人間。ついでに、もしものことがあってもバックがある人間。
「俺、こう見えても皇室の末端なんだ。」
大学で知り合った例の友人。ご大層な肩書きは忘れたがこいつは自分で
「俺にもしものことがあったら黙っていない連中がいる」
といえるくらいには後ろ盾を持っている。実際その苗字は忘れた。長かったから。でも聞き覚えのある名前だった。
使えるものは使う。それが友人でも。
「まー姫ちゃんがネコミミってーのは・・・・悪くねーなぁ。今度触らせてくれよ。」
「姫に聞けよ。」
「いいかい?」
「・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさいっ!」
突然平謝りを始める姫。
しかしそれを自分たちはただ黙ってみているしかない。
いや、俺は黙ってみてちゃいけないだろう・・・しかしこいつは
「気にしなくてもいい。できる限りはするさ。だから、絶対姫ちゃん助けろよな。」
歩き出すその背中を二人で見送った。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 00:47:52.09 ID:Uuo6mw3b0
76 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 00:56:15.79 ID:vzP91eHC0
そろそろ日が暮れる時刻となった。
役所の営業時間は短い。しかし、『その時』を待つものは24営業だろう。ならばそこにいるものがそいつらを呼べば、いつだって来る。
この時刻を選んだ理由は自分たちの足が単車であるというメリットを考えてのことだ。
この時間帯なら渋滞がそここに発生する。逃走の際にはそれが有利に働くかもしれないからだ。
ナンバープレートは外してある。
マサが静かに、しかし敢然とした足取りで窓口へ向かう。入り口は既に閉まっているかとも思ったが開いていた。
つかつか。つかつか。つかつか。
そして窓口で何事か係りの人間を呼び出して話し始める。
遠く窓越しに見つめる自分たちを振り返りもせずに合図を送ってきた。
靴のつま先を床で叩いて首を曲げる動作。
『ここにはない。今来る。』
そういう意味だった。
77 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 01:02:07.52 ID:vzP91eHC0
「やっぱりな・・・くそ。」
「総一郎さん、もう下がってもらった方が・・・」
姫が不安そうに自分の腕を掴む。
しかし自分はその姫を振り返りもせず、ただ窓越しにマサを凝視する。
他にも見るべきところは多かった。
全体が見渡せる訳ではない、しかしその建物に近づくには自分たちの目に触れなければならないポジション。
さぁ・・・なにが来る・・・!
その時。
道の向こうに。
角から。
恐ろしいまでのエンジン音。
轟音だった。
恐ろしいまでの速度でここに向かってくる車両がある。
見えたと思ったら既に役所の前に停止している。なんてドライビングテクニック。
それに驚く間もなくさらに驚愕。
降りてきたのは――――
「二人・・・・!?たった二人かよ・・・・!?」
78 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 01:10:43.45 ID:vzP91eHC0
「来たか・・・」
ほんの少しだけ。
安易な展開を想像していた。
ここに薬持った人が来て。
俺はそれを受け取って姫ちゃんに届けて。
そしたら姫ちゃんが元気になってさ。
あの二人がうれしそうに笑いあうのを、俺が隣でみてるんだ。
そして二人が俺にお礼言ってさ。
俺が何の事はねーよってかっこよく言って。
そんで颯爽と去るんだよ。クールに去るんだ。
そんな未来を夢想していた。
それは、姫の裏側を知らない彼だったから描けた、本当の理想。
急ブレーキで止まった車内を遠目で確認した。
間違いなく、二人だけ。
二人しかいなかった。
また、この建物は四方に窓があり・・・・
包囲されている様子もなかった。
79 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 01:20:09.86 ID:vzP91eHC0
「あなたがあのこの薬を欲しがっているって人?」
女性の方が声を掛けてきた。
「そうです」
できるだけ気丈に振舞う。が、彼女はそんなのことはどうでもよさそうに
「あのこはどこ?」
部屋の中をぐるりと見渡しながらけだるそうにそう言う。
「ここにはいません。自分は彼女の薬を受け取りに来ました。」
するとようやくその人は自分のほうを見て―――
「・・・・そう。」
どこか納得した風にそうつぶやく。
「でも、あなたがそのこのためではない理由で薬を欲しがっているという線は捨てきれない。
ついでに言うと薬だけじゃ不十分なの。できれば専門の人間と専用の機器で治療したい。
私たちと一緒に来て欲しい。そのこも連れて。」
迷った。どうするべきか。確かに姫ちゃんは前にみたときから少ししかたっていないのにずいぶん弱ったように見えて・・・
その瞳は精彩を弱め足取りは重かった。かといって自分が判断していいことじゃない。ここは総一郎と姫ちゃんに聞いてみないと――
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:25:50.92 ID:lsxgDZBxO
いや、いるよ?
wktkしながら読ませてもらってる。友人カコイイな
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:28:07.13 ID:GlhN5epy0
←ようすをみる
82 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 01:28:39.05 ID:vzP91eHC0
サインの設定はしてある。もし彼らが姫を連れて行きたいといったら、それくらいは想定してきている。
しかし今サインを送ったらばれてしまわないとも限らない。
所詮自分は部外者に近い。あの二人の判断がすべてなのだ。
と同時に部外者だったらさっさと厄介ごとから遠ざかってしまうこともできる。
しかしまた、この女性の態度にどこか不遜なものを感じ・・・言い返したい気持ちもあった。
あの二人を見ていたら誰だって応援したくなる。誰だって支援したくなる。
それは生まれたばかりの亀が産みに向かうのを手助けしたくなるような気持ちと同じだった。
・・・どうする?
1.それとなくサインを送る
2.ここは演説
3.逃げる
4.本当の事を言う
5.って言うかあんたらなんなんだ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:30:47.30 ID:GlhN5epy0
死亡フラグが立ちそうな気もするんだが…
5.アンタは一体なんなんだァーッ!!
84 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 01:31:22.62 ID:cTZs2MXe0
つ1
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:32:23.85 ID:fyqqoDXe0
2って・・・何を語るつもりだ?
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:33:57.52 ID:Bm69in8s0
1・・・かな
87 :
止血剤 ◆v89PNvKSLI :2006/04/06(木) 01:35:11.99 ID:1sxZngnSO
5!!5!!
ガンガレ同士!!
88 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 01:36:06.93 ID:vzP91eHC0
1:50
までに一番多いのいきます。
>>83 見抜かれたっ・・・!?
死亡フラグあり。その場合かなり状況は悪化します。
演説は説得に近いものと思ってくだされば。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:37:23.21 ID:fyqqoDXe0
女が何に納得したのか気になるが敢えて5
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:39:22.42 ID:fyqqoDXe0
今1と5が同じか……ここは1で
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:50:56.51 ID:Q7Z5wQ/40
ちょwギリギリ外したwwwwww
93 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 01:51:17.94 ID:vzP91eHC0
締め切りまーす。
94 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 01:53:25.60 ID:vzP91eHC0
うあ。なんか同率の希ガス。じゃあ安価。
>>100
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 01:58:19.54 ID:fyqqoDXe0
うはw
ksk
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:00:15.98 ID:Q7Z5wQ/40
ふむ……
>一番戦慄したのは、あのあと姫に感想を聞くと、自分の上にいながら・・・最初何を言われているのか解らない、
>意識が姫の思惑とは別に跳ぶようになってしまっている、と確信した瞬間だった。
『自分の上にいながら』 『意識が姫の思惑とは別にトぶようになってしまっている』
ここで激しくガクブル来た((((;゚Д゚))))
それこそエロ絵を描こうとしてしまったほどに。やめたが。
というかそういう意味よね?
97 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 02:04:22.03 ID:vzP91eHC0
>>96 いろいろですww状況は・・・まぁそういうことだけどwww
よっか人いな,いる?いますかー?・・・ksk
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:04:55.84 ID:fyqqoDXe0
いますよー
ksk
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:04:57.55 ID:0+FFNVtTO
ksk
安価なら↓
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:06:43.86 ID:Q7Z5wQ/40
あえて2
地雷踏んだか?wwwwww
101 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 02:08:41.15 ID:vzP91eHC0
2なwwwおkwww把握wwww
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:09:32.30 ID:GlhN5epy0
演説ktkrwwwwwwwww
103 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 02:17:59.29 ID:vzP91eHC0
どうしても言いたいことがあった。
彼らが何のために姫ちゃんに耳をつけたのか。何のために姫ちゃんに非人道的な行いをしてきたのか。
僅かではあるが聞きかじっている。蚊帳の外にいたとしてもあの二人のためにしてやりたいと思うことはある。
「その前に、あなたたちにいいたい事がある。」
ネコミミ少女とか訳わかんない。そんなもの作ってどうするつもりだよ。そんなことがまかり通るとでも思っているのか。
お仕事は何をされてらっしゃいますか?ご趣味は?誕生日はいつですか?あ、動物占い僕と相性いいですねー ァ'`,、('∀`) '`,、'`,、 。
後ろに控えている男はサングラスをかけている。黒スーツではない、どちらかというとつなぎっぽい・・・作業服だ。スーツだったら医療監察局そのものだけど。
それは今はいい。追求。
「あなたたちがあの娘の保護者だったってことはわかった。
だとしてあなたたちがあのこに対して行ってきた行為はおよそ人道的に許されるものではない。
そんなあなたたちに、あのこを返すことを、この国の善良な市民として許す訳には行かない。
あなたたちは保護者であったと同時に専門家だ。今の彼女を救えるのはあなたたちだけだと言うのも事実だろう。
しかし彼女はあなたたちの元に帰り、生きたまま実験材料として、あるいはモルモットとして扱われる事を望んでいない。
生まれて初めて出会った、自身の半身、彼女を保護し、彼女を庇護し、彼女に人生をささげたものの元にこそ彼女の人生はある。
あなたたちだって彼女をみて何も思わないわけじゃないだろう。一体どんな事情があるかは知らない。
だが今彼女を救う気があるなら――――
そこまで言って後は言葉をつぐめなかった。
一瞬。
一閃。
まるで見えやしなかった。
予備動作もなくこの間合いで。その女は自分の顔面、鼻っ柱に何かを叩きつけ・・・無様に自分は吹っ飛ぶに至った。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:20:11.11 ID:Q7Z5wQ/40
おい(゚∀゚)
気ぃ短いというか短絡だなどっちもwwwwwwwwwwwwwwwwww
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:23:13.24 ID:GlhN5epy0
「マサくん、ふっとばされた〜!!」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:23:29.47 ID:0+FFNVtTO
ナーム・・・(−人−)
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:25:06.62 ID:fyqqoDXe0
ちょwwww
イキテルカー?
108 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 02:27:28.83 ID:vzP91eHC0
「総一郎さんっ!」
姫が悲鳴を上げた。
「くそっ・・・」
行くしかないか。こうなったら。
マサの奴が一体何を声高に話していたのかは解らない。しかし今の動きは確実に命さえ奪える一撃だった。
このままではマサが危ない。
姫は自分以外の犠牲を望んでいない。
深呼吸。
今この状況はチャンスだともいえた。
逃げることはできる。マサを救出する事だって、相手が二人しかいないのなら可能だと思えた。
しかし逃げては意味がない。
勝負に出る。
こちらが向こうの身柄を抑えることができれば―――姫を助けることができるかもしれない。
少なくともその方法が増える。
愛用のキャンピングナイフがポケットに収まっている事を確認。
少ない時間の中だったが・・・どうにか姫に消火器を持たせた。
これだけあればなんとかなる。殺人狂のウサギからだって逃げられるさ。
と、覚悟を決めたその時―――
見えた。
マサ。
サインを送ってきている。
『まだだ。まだ待て。』
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:28:27.01 ID:Q7Z5wQ/40
マサ男だな
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:28:32.32 ID:cTZs2MXe0
消火器wwwwww
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:28:41.00 ID:GlhN5epy0
>殺人狂のウサギからだって逃げられるさ。
ちょwwwwwwwwwww
112 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 02:29:09.26 ID:vzP91eHC0
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:30:00.10 ID:fyqqoDXe0
CMか・・・焦らすのが上手いなwwwww
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:38:33.66 ID:Q7Z5wQ/40
ちくしょう焦らしやがるwww
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 02:40:46.75 ID:lsxgDZBxO
マサが凄く格好いい件
今後の展開にwktk
116 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 02:49:47.99 ID:vzP91eHC0
3:00
に再開。いや、マサって名前も設定も「斥候」が必要だったからつけただけでwww
トクラと同じ現象が生じている罠www
117 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 03:01:34.59 ID:vzP91eHC0
ではCM明けまーす。wktkしてくれる皆さんがいるからやってけるよもうホントにwww
続き↓
どうにか意識を繋ぎとめて、状況を把握した。そして判断。時間はない。身の危険とか恐怖とかは感じなかった。
ただ、畜生と思った。一泡吹かせてやる。そのためには・・・まだ、出てきちゃダメだ。
床。
リノリウムの床を必死でタップする。
ぱん、ぱんっぱん・・・ふざけたような緊張感のない音が響く。
手のひらが痺れた。自分が立ち上がろうとあがいていると思って油断しているのか、追撃も妨害もなかった。
まだ目は見えない。視界が赤く染まっていた。
それと滲んでいる感覚。これは涙のためだろう。赤いのは・・・顔面の血管がいくつか破れたためかもしれない。
鼻で息ができないし、しないほうがいいだろう。口で息をするのにも鈍い痛みが鼻に走る。
こりゃあ・・・完璧に折れたな。
まともに声も出せないだろう。くそ、もし一人のときこうなったらどうやって救急車呼べばいいんだ?
そんな自分がなんとか涙を振り切り、視界を確保しようとし、
べちゃっ!!!
さらに殴られた。また顔面。
118 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 03:08:20.95 ID:vzP91eHC0
多分指輪か何かしてるんだろう、ごりっ・・・と、顔面の骨と金属が擦れる音が聞こえた。
拳の感触。きっと折れた軟骨があたって殴った奴の方が痛くなってるんじゃないか?
そんなバカな。無茶苦茶痛い。だけど叫べない。叫んだらもっと痛くなる。血が飛び散るびちゃびちゃという音が聞こえた。
恐らく鼻から噴出した血だろう。
そして血の付いたこぶしがまた迫るのが見えた。ちくしょう、ちくしょう、ちくしょうっ・・・・!!!
がっし。
しかし今度は荒々しくはあったが叩きつけるものではなく。
襟首を掴まれ、引き上げられていた。
「事情知らないんならっ・・・・」
そして、強引な力で・・・床に。
「勝手な事を言うなっ!!!!!」
ものすごい怒らせたらしい。
そう思ったと同時に、意識は途切れ――――そうになった。
なんてこった。ここに来て思い出す。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 03:14:46.76 ID:Q7Z5wQ/40
iソ! iミ;!
iミ! ,.==、、_ ,__,,,..、、、 i;;リ
i^iト. _ィェァ了 (ェoヮ、 /!7 ______________
Yl.| ´!| |!` ! ! } /
レl /u__,ゝ i:l‐' │ 全然痛々しいんだけど
li / _二' _、〉 i l < もうマサ殴殺フラグ立ててたのか?
______-ー;;;;;;;;;;;;ヽ ´  ̄ ` i/;`''ー-、,,,, \ 正直これイリヤの椎名だろ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;゙ヽゝ、 , ノ// ;ヽ;;;;;;;;;;;;;;"'' \_____________
120 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 03:15:15.92 ID:uZAuYbny0
121 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 03:20:49.12 ID:vzP91eHC0
(ごめん読んだことないwwwアニメは第一話だけみたwwwそうか被ったか・・・覚悟はしてたが。)
なんてこった。ここに来て思い出す。
痛みのなかに使命感。
強烈な痛覚に自分がまだ生きていること、そして血潮の流れに自分の使命を思い出す。
ああ正直に言うぜ。総一郎。俺はお前がうらやましい。
正直に言うぜ姫ちゃん。俺はお前さんが大好きだ。
誰だってそう思うだろうよ、性別を問わずこのカップルをみたら誰だって惚れちまうだろうさ。
だから。
だから・・・
だからっ!
うつ伏せ。この状態ではダメだ。もう痛みでうまく体が動かせない。こんなんなっちまうんだな。痛いと。
だがようやっとアドレナリンが出動してくれたらしい。顔面を床から離す。まだ立ち上がろうとする自分に、
自分のその頭を踏みつけようとする気配があったが――
「もういいだろう」
誰かの声がした。その声に従うようにヒールの気配が消え・・・自分は動けるだけ動いて、やっと仰向けになることができた。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 03:26:26.58 ID:Q7Z5wQ/40
>>121 下半身で加奈ちゃんの心配してんじゃないわよって浅羽が超ぼこられた。
まあそれはいいんだ。ミツヤ(だったよな)の甲斐性に期待しつつもう寝ます。
123 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 03:33:00.40 ID:vzP91eHC0
目をしばたかせる。涙が晴れる。アドレナリンパワー最高。
睨みつけられるほどに力は残っていなかった。
その女はまったくぴっしりしたスーツを着ていた。ただパンツスーツじゃない。
最初に自分を殴ったのはトンファー┻━ だろう。女が両手に短め、ひじに届くか届かないかくらいの細い小さなトンファーを持っていた。
スカートが破けていた。最初の間合い歩詰めたときにそうなったのだろう。
ぐらぐら。ぐらぐら。頭が揺れる。首が据わらない。
だが、見上げるその女に、最後の力を振り絞って言ってやった。
「・・・・だから違うんだっつってんだよ・・・・」
ファー・・・ブルスコ・・・・・ファー・・・ブルスコ・・・・
奇妙な呼吸音。ごぽごぽと喉に血が詰まった。
苦しい。痛い。辛い。アドレナリン万歳。言ってやったぜコンチクショウ。
124 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 03:37:51.70 ID:vzP91eHC0
女が今度こそ激情したように顔を真っ赤にした。まぁたものすごい怒らせちゃったよ。
視界の端で作業服の男がやれやれ・・・とつぶやいた。それは事態にそぐわず・・・
俺の死を意味していた。
なぜならびりびりと大気を振るわせんばかりに怒りを盛る上げる女の手には銃があった。
脇のホルスターから抜いたのだろう。
はだけたスーツのしたは・・・
今日姫ちゃんが着てきていたのと同じカットソーだった。
その銃口を、黙って見つめ、時が来るのを待った。
たぶん、俺は・・・笑ってたと思う。
痛みに感覚が麻痺する中。
目を閉じたため視覚は消え。
鼻が利かないから匂いもなく。
口には鉄の味が広がっていた。
体中に痛みで床に寝ているのかどうかも怪しく。
最後まで残っていた聴覚が聞いたことないほど大きい音を聞いて、俺の意識は途絶えた。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 03:42:58.27 ID:GlhN5epy0
マサあああああああああああ!!!!
マサぁぁぁぁっぁぁああああぁぁあああああ!!!!!!111!!!!
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 03:56:04.51 ID:lsxgDZBxO
え?ちょっ…マサ!?
そりゃないぜイズミさん!
128 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 03:58:50.42 ID:vzP91eHC0
「ぅぁぁああっらぁああああーーーーーーーーーー!!!!」
どこかの局長みたいに決然とした面持ちではいられなかった。
とにかく自分を奮い立たせ、むちゃくちゃにやってやれ、後のことは考えるな、暗いまで追い込んだ思考じゃないとここまでは出来ない。
かっこいいとか悪いかはさておいて俺は叫んだ。叫んで、アクセルを踏み抜いた。
自分から事故を起こすなんてな。いや違う、これは事故じゃない。
戦闘だ。
壁を突き破る。事務机を弾き飛ばす。こいつらいい車乗ってやがんなぁ。
馬鹿でかい音を立てて建物全体が振動。
パラオアラと天井から埃やらなにやらが落ちる。安普請め。
一面壁を突き破り、この建造物したいが多き歪む。立て替えだねこれは。
そこまでの破壊を行ってなおエンジンは変わらない力強い唸りを上げる。
ベルトーネのフリークライマー。
俺が乗るにいいだろ、これは。むしろ。
内心でいえーーーーぃとか叫びながら破壊活動を続ける。状況を把握しようと顔を上げた女に向かって突っ込む。
傍らにぶっ倒れるマサを引かないかと不安になったが安心しろ、俺は運転プロフェッショナルだから。
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 03:58:53.49 ID:58LbsKfw0
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:00:13.35 ID:GlhN5epy0
…俺は寝るぞ!
後は頼んだ!
131 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 04:00:17.38 ID:vzP91eHC0
教習所の長方形型のコースの短いほうの一辺、おんぼろコンフォートのマニュアル車でもって時速70km出したことがある。
無茶苦茶怒られたけどな!せいぜい30m程度しかなく、すぐにカーブがあるというのに、急ブレーキ(まだ教わってなかったけど)
で曲がりきって見せた。カーブに入ると同時に三速、すぐ四速に入れて。いや傑作だった。
なんて事を頭では考える。現実逃避かもしれない。
跳ね飛ばそうとしたが、瞬間ブレーキをかける。
がくがくといってクラッチが外れる。シートベルトはしていない。
結構なスピードが出ていただろうが気にしない。ハンドルに手を付いて慣性を消す。
間髪いれず半ドアを押し破るように転がり出て・・・
女を抱いて横に飛びのいた男が女を庇いつつ、その体で瓦礫を受け止めていた。
銃は。銃はどこだ。
女がまだ持っている。
これさえ抑えれば―――
車内のコートに包まっていたショットガン。
実用に耐えるものであることは確認していないがこれは結局賭けなのだ。
男が身を起こす前にショットガンを向けた。
奇襲成功。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:01:59.69 ID:GlhN5epy0
電源切る直前だがwktk
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:03:33.74 ID:fyqqoDXe0
総ちゃんの活躍ktkr!!!!!!!!
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:06:06.61 ID:lsxgDZBxO
何かえらい事になってるな…
薬どうすんだ薬!
135 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 04:08:52.66 ID:vzP91eHC0
ちょろいもんだぜ
「ゆっくり立ち上がれ。ゆっくり。手を上げたまま。あと銃捨てろ。」
不慣れながらそれだけ指示する。
足元に顔面矯正されたマサが転がっている。
なんとかまだ生きてはいるようだ。
「おい・・・おい、ま...」
いやどう呼べばいいんだ?本名をここで言ってこいつらに聞かれるのはよくない。
既にどこかに逃げたようだがここの職員がまだ隠れているかもしれない。
「あー・・・大丈夫か、マー君。」
「・・・・ダメポ・・・」
そういってなんとか手のひらをひらひらと振って見せる。意識を取り戻したばかりで状況が把握で来てもいないだろう。
「いい。寝てろ。あとは俺がやる。」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:13:55.67 ID:0+FFNVtTO
マー坊生きてたw
137 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 04:19:28.85 ID:vzP91eHC0
こてん、と意識を失うマー君。
「手を上げたままじゃ立ち上がれないんだが。」
男がそう言ってこちらを見上げた。その顔を見て―――
「・・・?」
見覚えがある。だがしかし思い出せない。それも仕方がないだろう、自分は今興奮状態にある。
「じゃあ、そこの床に手をついて立ち上がれ。ゆっくりだ。変な真似したら多分撃つ。」
やっぱり奇襲には成功したもののこういった乗りは肌に合わないらしい。しかしこの言葉をどうとったかは知らないが・・・
抵抗する様子もなく立ち上がる。下に踏まれていた女も同様だ。銃から手を離しそろそろと立ち上がる。
正面に二人が、手を上げて。
なんだこの状況。テンパり始めている自分がいた。
どうする?とりあえず二人は拘束する事に成功した。
しかしなれないことの連続で頭が麻痺しかかっている。このままじゃ自分が凶行に走りかねない。
なんと言ってもこの二人。
目の前の二人は、姫に傷を与えた、間違いなく敵だからだ。
138 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 04:27:58.09 ID:vzP91eHC0
位置が悪い。
この二人を床は瓦礫のなか転がった銃から遠ざけるにはどうしても出口側に追いやらなければならない。
冷静になれ、冷静になれ。
妙にしおらしい態度も気になる。なにか企んでるんじゃないか。
おかしい。妙だ。こんなにうまく行くはずない。
もともと負け犬人生だったことが災いしたらしい。妙に手が震える。よくない、ダメだ、落ち着け。
何度もそう唱える。そして手のひら。銃の感触。
・・・銃。
(チャンスだ―――)
密かにミツヤはそう思った。
こいつはなんだ。素人め。取り乱している。じきにぼろが出る。そこを狙えばいい。
隙をうかがう。少し不審な動きをしてみるのもいいかもしれない。
動揺したこいつが銃を撃つ。まず撃たれるとしたら俺だろうな。だがそれでいい。
撃たれたといって・・・俺は死ぬかもしれない。しかしイズミはその気を逃さない。確実に形勢をひっくり返せる。
しかしこいつはなんだ?足元に転がっているのはなんだ?
・・・・そういうことか。舐めた真似を。
しかし、舐めた真似される自分たちもまた・・・素人なんだな、と少し自嘲した。
僅かの動作で与えるプレッシャー。既に事は心理戦に持ち込まれていた。ミツヤの底力である。
139 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 04:28:21.78 ID:uZAuYbny0
オラ、カナリwktkしてきたぞ!
140 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 04:43:15.29 ID:vzP91eHC0
(銃・・・・これがあれば。)
総一郎は僅かだが冷静さを取り戻したように見えた。しかしそれは「驕り」から来る安堵によるもので・・・
結局そこから生まれるのは「余裕」ではなく「油断」だ。総一郎はまだそれに気づいていない。
「じゃあ・・・位置を変える。少し左に移動しろ。出口には近寄るな。」
すり足で移動。瓦礫に阻まれながらもお互いの位置を変え・・・
果たして総一郎がかがんだ。瓦礫を押しのけて進むにはこれ以上無理だ。そして、少し離れた位置に落ちた銃に手を伸ばし―――
よろめいた。
手を伸ばしたため。かがんだ姿勢のため。視線を自分たちと銃に行き来させすぎたため。銃を構えた体勢のままだったため。
―――バカが。
イズミが飛び出す。しかしそっちは囮だ。右手で構えた銃を大振りに振っても狙いが定まるはずはない。イズミに弾は当たらない。
その間に自分が飛び掛った。思い切りこぶしを振りかぶり、その男の顔面に向かって振り下ろす。
左ではこちらに向けなおした銃口を押しのけるために伸ばした。
銃身を掴んで引きずり倒し、床に叩きつける。これでショットガンを持った右手は簡単には帰還できない。
すぐに応戦するべきだというのに、銃を手放すことはできないだろう。この素人め。
馬乗りになる形でさらに殴りつける。
仮にこのときショットガンを撃てば、熱と振動で手のひらがしばらく使えなくなるほどのダメージはは与えられただろう。
それをしなかったのは―――チキンだからか。あめーんだよ、この照り焼きめ。みりんが多かったんじゃないか?
形成が、逆転しようとしていた。
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:48:09.57 ID:fyqqoDXe0
wktkwktk
142 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 04:49:27.78 ID:vzP91eHC0
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:50:53.07 ID:fyqqoDXe0
おまwwwww
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 04:54:48.10 ID:YsjaMElXO
wktkwktkwktk!!!!!!!
145 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 05:02:55.28 ID:vzP91eHC0
5:10
に再開します。
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:04:02.06 ID:fyqqoDXe0
承知
147 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 05:04:22.33 ID:uZAuYbny0
テリヤキwktk
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:06:38.73 ID:YsjaMElXO
了承
149 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 05:12:15.37 ID:vzP91eHC0
右手を離せない。
離したらこっちの銃を奪われかねない。
安心という鎖を巻いて――――
どこかの老人の声が聞こえた気がするが気のせいだろう。
がん!がん!がん!がんっ!
圧し掛かった野郎が思い切りよくそのでかく、ゴツゴツした固い拳を自分の頭といわず顔といわずとにかく振り下ろす。
まったく力押しの勝負だ。
お互いがお互いを壊そうと力の限りを叩きつける。
うまく当てればより効果的なのに、拳を固めてぶつかってゆくだけ。
男の戦い、という言い方もできたがそれはあまり見ていていい気のする戦闘じゃなかった。
無様だ。
しかし、勝てればいい。
双方とも健康で健全な男子だ。そう簡単には壊れない。
だから叩きつける。だから叩き返す。目の前のこいつをのしてやる。
ぶっ潰す。
その思考だけが支配する、そして総一郎は右手を離した。
真下からのクロスカウンターを狙う。ぶち込む先は一つ、その無精ひげをはやした顎。
突き上げる拳、一発逆転も可能な勢いだったが・・・
がっ!!!
150 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 05:16:39.65 ID:vzP91eHC0
(再開してますすいません↑手違いがあって再開宣言消えました。気にせずお楽しみください)
両者の間ではぜる音。
拳が接触。
双方軌道がずれる。
俺のこぶしはそのまま突き抜け、男の左目を奪った。
当たった右手小指の感覚がなくなったがこの際だ。しかしそうも、この際だとか言ってられなくなる。
男の拳の方は、俺の歯を砕いていた。
めきゃっ
クリーンヒット。口腔内にまで侵入した拳はしかし顔の下半分を『破壊』することはできたが脳を揺らしたわけではない。
まだ動ける。両者とも。
戦闘続行。
目算がうまくできなくなったミツヤは何度かこぶしを瓦礫につきたて、ダメージを受け・・・
下顎を破壊された総一郎は一発一発の威力が確実に落ちていた。
泥沼。
そしてその泥沼に飛び込んだのがイズミだった。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:19:55.69 ID:Uuo6mw3b0
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:23:42.20 ID:fyqqoDXe0
イズミさんがここで参戦・・・そりゃないっすよ!!!
153 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 05:25:29.71 ID:vzP91eHC0
トカレフを狙っている。
それをとられては・・・負ける。
死ぬ。殺される。
打ち合いの中で伸ばす手。しかし届かず。
隙ができた。
伸ばした左手。
その隙にミツヤがとっさに瓦礫片を掴み、その手に向かって
ぐしゃっ!
叩きつけた。
肉が潰れる音がした。
154 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 05:34:11.68 ID:vzP91eHC0
「っがぁあああああああーーーーーーーーーーー!!!!」
やっべぇ痛ぇーーーーーーーーー!!!
しかしミツヤのボディがガラ空きになる。そこに乗じて足を掛け、突き飛ばすように体をぶつけた。
後ろに倒れるミツヤ。重心がおかしかったのか用意にバランスを崩した。
無理な体勢で一撃を放ってきたんだろう。しかしそれでいいのだ。銃さえ抑えれば勝ちなのだから。
もはやトカレフに手を伸ばしても間に合うまい。
右手側のショットガン。しかし構えるには片手じゃダメだ。くそ。
とっさの判断。
一瞬の隙。
瞬く間の攻防。だったがここで雌雄が決する。
トカレフに手が届いた。
それを握り、いつでも頭に鉛だまをぶち込めるポジション、勝者の位置に付いたのは―――。
姫だった。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:36:18.18 ID:fyqqoDXe0
姫キタ───(゚∀゚)───!!!!
しかし
>やっべぇ痛ぇーーーーーーーーー!!!
でちょっと吹いたw
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:38:47.83 ID:YsjaMElXO
やっべぇ痛ぇーーーーーーーーー!!!
で納豆吹いた
157 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 05:42:44.17 ID:vzP91eHC0
ごと。
入り口で、消火器が落ちる音がした。
姫が消火器を取り落とし、直線距離で10mはあるここまできて、そして銃を奪い取り、構える。
一瞬。
早業。
って言うか、反則。
入り口からの直線上にはフリークライマーがエンストして放置されたままなのだ。
フリークライマーの上空。
天井との僅かな隙。
そこを飛び越して、女を蹴散らし銃を奪った。
戦闘においてもまた。
姫は銃よりも自分に勇気と冷静さを与えてくれたのだった。
もはや勝負はあった。
158 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 05:53:31.55 ID:vzP91eHC0
姫がトカレフを隙なく構える。
自分はなんとか起き上がり右手でショットガンを構える。
マサは足元で伸びている。
重量が3.5kgはあるM870を片手で構え続けるのは骨だった。ポンプアクションだし。胡桃の銃床をカットしてるし。
左手は潰れていたが痛みを訴えているし、骨が折れた訳ではないようだ。血は流れている。しかしまだ使える。
顎。歯を2.3本持っていかれた。下顎の調子がおかしい。カクカク言っている。締りが悪くなるかもしれない。
マサ。こいつはすぐ病院にいけるんだからいい。
俺はまだいけない。
やることがある。
むしろ本番はこれからだ。
「姫の・・・この娘の薬を用意してもらう。」
それを聞くと女はものすごい形相で自分を睨みつけた。
「・・・・その名前で、この子を呼ばないで。」
((※先に言っておくぞ。「ヴィルヘルミナ・カルメルかよっ!」))
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:55:54.72 ID:fyqqoDXe0
セルフ突っ込み乙
160 :
止血剤 ◆v89PNvKSLI :2006/04/06(木) 05:57:58.97 ID:1sxZngnSO
やっと追い付いた。wktkwktk
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 05:59:26.42 ID:fyqqoDXe0
>>160 つかお前起きてるなら続き書けよwwww
162 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 06:02:45.41 ID:vzP91eHC0
なぜだ、とは聞き返さない。意味もない。
「なんでよりによって・・・えひめなのよ・・・」
まるで犯行トリックを暴露された真犯人のようにくずおれる女。
そして・・・思い出した。
「あんたらあん時の・・・・!?」
気が付くのが遅い気もしたが仕方がない。姫がいて、勝利を手にして、やっと冷静になれたのだから。
ってことは・・・やっぱり。
「ミツヤさん・・・・!?」
あの時の。
あの二人だった。
そしてイズミさんの前が開けたスーツのインナーは姫の着ているカットソーの色違い。
「なんだよそれ・・・・」
一人で愕然とする。
自分の予想よりもはるかに大きく。
自分の想像をはるかに絶して、すぐそばに敵は迫っていた。
無自覚だったかもしれない。
・・・と、反省するのは後でもいい。今はただ目的を果たさねばなるまい。
163 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 06:12:41.37 ID:vzP91eHC0
しかし、ことは思ったよりも深い根があったようだ。
それに関しても、自分は無自覚だった。
「もういい・・・もうこうなったら吹っ切れた。」
イズミが独白。誰に対していって言るのかも解らない。
「恨まれたって構わない。こうなったらなんだっていい。私は目的を果たす。」
何事か。ミツヤがイズミを振り返る。
そして、イズミが姫を睨んで声を張り上げた。
姫との長い別離が、この時決定したのだった。
ミズカ
「銃をおろせっ!!――――――水夏!!!!!」
イズミがついにその名を呼んで。
自分は訳が解らないなりに心臓の早鐘という形で何か危機を感じた。
ミツヤはイズミの様子がおかしい事に気が付き、次いで姫を見上げる。
姫は・・・・
硬直していた。
164 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 06:23:30.88 ID:vzP91eHC0
銃を持つ手が緩む。
がちり。
取り落とされた。
力を失ったようにへたり込む姫。
・・・・・・・・・訳がわからない。なんなんだ。どうなっている。誰か説明しろ・・・だれかっ!
「なにしやがっ!!!!!!!!!!
銃を向けようとして、打ち払われる。
ミツヤ。
今の俺は隙だらけだった。
それでもショットガンの銃口を向けようとして・・・・
姫が。
人質に。
盾にされた。
トカレフを持ったイズミ。
へたり込んだままの姫。
どういうわけか。なぜなのか。
攻められている立場は、俺のほうだった。
165 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 06:34:15.78 ID:vzP91eHC0
「さて・・・」
イズミが口を開く。まだ少し涙声だったが気丈な響きを取り戻していた。
「とりあえず君は銃を捨ててくれるかな。」
逆らうべくもない。しかし、ただ捨てる気はなかった。
銃口側を持ち、ストックを床につける。
その動作を注視するイズミ。しかしこのとき銃を向けるべき相手は総一郎自身では意味がない。
姫にその銃口を移した瞬間を狙って総一郎がまた行動を起こした。
銃を捨てる手を離すその一瞬を狙った。
めきっ
レシーバー部分めがけて踏みつけた。
太いショットガンの銃身が僅かに捻じ曲がった。
モリブテン化合物でできた銃身はこと瞬間的な力には強くできている。しかし外力、特に銃身をこのように曲げようとすれば・・・
少なくとも応力検査、うまくやればバレルの取替えが必要になる。なってしまう。
これでショットガンはもう使えない。
使ってもいいが命の保証はない。
166 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 06:39:51.80 ID:vzP91eHC0
俺の一人語りになっている予感!
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 06:40:33.18 ID:fyqqoDXe0
しっかり読んでる俺ガイル
168 :
止血剤 ◆v89PNvKSLI :2006/04/06(木) 06:44:06.77 ID:1sxZngnSO
俺が居るさ!!!
169 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 06:52:15.78 ID:vzP91eHC0
手を上げる。打てる手は打った。
あとは流れに任せるしかない。
ミツヤが膝にケリを入れる。ひざまずく形になった。
イズミは姫を持ち上げるように起こし、その両腕を片手で背後に押さえ、軽く舌打ちして言った。
「あんたが、この娘の保護者気取ってる馬鹿?」
「そうだ。」
「じゃあ死んで。」
イズミが姫を抑えたまま。
無抵抗の俺を撃とうとして、
やめた。
姫が、噛み付いていた。
イズミが伸ばした腕に。
弱弱しく。
その姫を払いのけ再び俺に銃を向けたが、イズミはその銃身、スライドに凹みがある事を発見して・・・
忌々しげに、今度ははっきりと舌打をした。これだから安物は・・・そういっているのが小さく聞こえる。
もともと安物どころか中国製の粗悪品だ。いつかは起こることだ。それを信用した奴が悪い。
170 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 07:03:44.78 ID:vzP91eHC0
ミツヤが俺を迂回するようにイズミに寄り、姫を抱えてフリークライマーに放り込んだ。
クラッチを繋ぎなおす音。エンジンを再始動。どうにか車道まで出したところでミツヤが「乗れ」とイズミに声を掛けた。
イズミは自分に近寄り・・・
一騎打ちの形になる。しかし、抵抗はしない。姫をとられているからだ。
「・・・・・・・・これは、あの娘の処女のお礼。」
鉛玉をぶち込むつもりだった。
しかし、仕方がない。
新たに取り出した過重量改造トンファーを最大限に勢いづけて、3ステップで腹に拳をつきたてた。
めり込む。めり込む。
25話の二号機みたいだ。
今度はマジで膝に力が入らない。 穴が開いたんじゃないかと思った。
「・・・ふん。」
イズミが鼻を鳴らし、姫を乗せたフリークライマーが遠ざかる音を聞いた。
まだ、立ち上がることはできない。
肉体的な痛みはもちろん・・・
一番大きいのは精神的な支柱を喪失したことだった。
徐々に近づいてくるサイレン。
もう誰もいない(マサはいるが)廃墟。
誰も・・・・
「姫ぇーー・・・・・・・」
立ち上がれないまま、腹を抱えて。
一つだけ唸って、佇むしかなかった。
171 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 07:04:55.07 ID:vzP91eHC0
って言うか長ぇーよバーロー!!!
今日の分終了!!
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 07:06:10.69 ID:fyqqoDXe0
>>171 乙!!!
総ちゃ〜ん!!!!姫ぇ〜〜〜〜!!!!!!!!
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 07:08:03.88 ID:uZAuYbny0
(;・Д・)姫ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!11!!!111!!!!!!11
174 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 07:24:34.96 ID:vzP91eHC0
なんかもう長いと書いてる自分に腹が立ってくる始末www
選択肢の答え・・・いる?
そもそも人居ないだろwwwwだったらまた明日・・・じゃない、夜にでも回そうか?
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 07:25:34.50 ID:fyqqoDXe0
>>174 つか、それをずっと待ってたわけなんだがwwwwww
щ(゚Д゚щ) カモーン
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 07:26:06.74 ID:FfcOz2pmO
学校行ってきます
みんな、保守がんばれ。
(あと俺もこてはずしました)
177 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 07:33:30.75 ID:vzP91eHC0
えーと・・・選択肢どこだっけwww
もうワカンネーーーちょっと待て
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 07:34:48.63 ID:uZAuYbny0
今日は暇だから保守はまかせろとかいってみる
保守
180 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 08:09:16.12 ID:vzP91eHC0
選択肢A
1.直球勝負→あっさり姫を連れてかれます。勝負になりません。これだったら俺も楽できたのに。
2.石膏を出す→マサノリ参戦。選択次第で活躍する。なんか結構いいポジションだったので死亡フラグを組み込んでおいた。
3.諦める→考えてなかった。シナリオなし
4.強奪→とりあえずその役所を襲撃。しかし手に入らず。ありそうなところをしらみつぶしに連続強盗。
警察が動いてややっかしい事態に。こっちのが面倒くさかったなwww
5.その他→皆さんの提案した方法でいきます。かなり難易度高い。
ちなみにマサノリは既に断絶した宮家の子族。100年ちょっと皇室に含まれてた。
皇室には含まれないけど地元では十分命を捨てて奉公する奴くらいいる。
んなわけねーよwwww適当だwwww
181 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 08:17:32.03 ID:vzP91eHC0
選択肢B
1.サインを送る→位置バレ。市街戦に。
2.演説→イズミぶち切れ。屋内戦に。
3.逃げる→追いかけられます。あははははっまてまて〜〜♪
4.本当の事を言う→マサノリ覚醒。メガネを外して皇室仮面に変身。イズミに撃たれて死亡。
5.ってかあんたらなに?→別に何も起こらない。この場合は日をまたぐ事になる。そんで場所バレして家にイズミさんが押しかけてきます。
そんで総一郎撃たれて・・・な展開。うはwwww祈坂wwwww
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 08:25:52.46 ID:fyqqoDXe0
あぶねーwwwwwB-5とか危険w
しかしB-4も見てみたかったw
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 08:29:09.30 ID:oMIjrdqi0
皇室仮面wwww
184 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 08:54:53.04 ID:vzP91eHC0
つー訳で質問受け付けてますよ。
マ「ほふ。はんへほひへあ」(鼻折れてる)
オ「度も、姉のオハツです。弟がお世話になってます。」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 08:57:44.27 ID:fyqqoDXe0
総ちゃんの様子はどうですか・・・?
186 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 09:08:27.18 ID:vzP91eHC0
>>185 マ「ひんへるへー」
オ「ん、私たが知る限り、彼があの現場にいたという事実はないわよ?」
マ「へほはー、いはへほへ」
オ「うん。・・・拉致られたのかしらねぇ。うふふふふ」
187 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 09:17:08.25 ID:oMIjrdqi0
皇室仮面の必殺技は何ですか?
把握。
つーか姫が連れていかれて相当落ち込んでいるだろなーとか思ったんだが・・・
189 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 09:29:15.58 ID:vzP91eHC0
>>187 マ「皇室典範の角アタァーーーーーック!!」
オ「必殺!鬱病療養っ!!」
マ・オ『喰らえっ!宮内庁御用達の最終兵器!!見るがいい!第三子懐妊の底力!!
ロイヤリティ・オブ・サムライ!!』
すいません寝不足かもしれません
190 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 09:34:34.24 ID:vzP91eHC0
>>188 オ「落ち込んでる暇ないしね。」
マ「むしろ落ち込んでたらもうゲームオーバーだよね。」
オ「あんた鼻は?」
マ「もうめんどいからやめた。」
191 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 09:54:44.62 ID:vzP91eHC0
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 10:41:36.68 ID:oMIjrdqi0
ほしゆ
193 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 11:07:33.22 ID:vzP91eHC0
保守
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 11:38:34.52 ID:oMIjrdqi0
ほしゅ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 11:41:57.40 ID:GlhN5epy0
>>180-181 つまり、比較的いい選択だったのか…
なんかとても逆転に逆転を重ねた展開のようですね
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 12:11:41.67 ID:GlhN5epy0
腹減った保守
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 12:30:44.98 ID:GlhN5epy0
食後の保守
198 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 12:47:59.95 ID:vzP91eHC0
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 13:06:25.15 ID:GlhN5epy0
保守! 保守!
200 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 13:17:51.37 ID:vzP91eHC0
保守ありがとー保守
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 13:36:08.05 ID:0+FFNVtTO
保守ですよ
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 13:57:51.57 ID:oMIjrdqi0
ほしゅ
203 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 14:15:16.76 ID:vzP91eHC0
実はまだいた保守。
ほんとにもうこれが最後だからねっ!?
以前ブログ発見した人に射撃した保守
204 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 14:33:47.31 ID:vzP91eHC0
あとお願い保守
ノシ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 14:40:51.45 ID:Q7Z5wQ/40
今帰って来た。2選んだのはまだマシな方だったようでよかったよかったと保守
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 15:02:20.37 ID:GlhN5epy0
うっかり忘れないうちに保守
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 15:20:18.43 ID:Bm69in8s0
ほ
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 15:40:16.27 ID:GlhN5epy0
しゅ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 16:00:14.73 ID:0+FFNVtTO
ほっ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 16:03:22.40 ID:iENKRnyb0
しゅ
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 16:25:19.76 ID:GlhN5epy0
ほぉ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 16:51:31.95 ID:0+FFNVtTO
しゅっ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 17:22:04.37 ID:GlhN5epy0
ほっほっほっ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 17:22:36.22 ID:lsxgDZBxO
ほ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 17:39:01.50 ID:GlhN5epy0
しゅう
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 17:54:48.87 ID:YsjaMElXO
た
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 18:18:03.76 ID:GlhN5epy0
ん
218 :
セピアガーデン ◆eOtVxHWqzs :2006/04/06(木) 18:18:25.05 ID:IyClyYXq0
あいうえおっおっ
パピプペポリフェノールおじさ〜ん!!
,r'^⌒⌒ヽ,r''⌒`ヽ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノノ´`´`ヽ;;;;;;;;;;;;i
!;;;;;;;;;;;;イ::. / \ ヽ;;;ノ
|;;;;;;;|:::: (へ) ,(へ) |シ
|;;;;;;/: \ 、_! / ノ は〜い!おっおっおっおっ!死にたい
\::::::::i 'ー三-' i l
ヽ._!___!_/
(@^ω^@)
(@^ω^@)
(@^ω^@)
(@^ω^@)
(@^ω^@)
(@^ω^@)
( @^ω^@ )
/ 十 \
/ミ`ーt!,-‐,ィ-‐彡''"^ヽ
/ ヾ::::::::::::::::r''" ぃ ;}
l t:::::::::::/ ノ /
l! `'T7′ / / 保守
219 :
グロック18(セピアのトーチャン) ◆RQKY4H.GFo :2006/04/06(木) 18:22:30.50 ID:iENKRnyb0
>>218 何があったんだ?どれ、お父さんに言ってごらん。
220 :
セピアガーデン ◆eOtVxHWqzs :2006/04/06(木) 18:26:34.91 ID:IyClyYXq0
>>219 いや面白かったから引っ張ってきただけ
ちゃんと保守って書いてあるだろ
関連スレ全部で
221 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/06(木) 18:32:50.69 ID:iENKRnyb0
>>220 「死にたい」この四文字がガチで気になった。
俺正直言ってじいちゃん死んでから「死」って言葉に敏感になっちまってよwww
222 :
セピアガーデン ◆eOtVxHWqzs :2006/04/06(木) 18:50:54.89 ID:IyClyYXq0
あ〜これこのAAの言葉
安価で出来たAAのようだw
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 19:07:07.21 ID:GlhN5epy0
ディーフェンス!
224 :
使い古したホカ3 ◆TCnNtS43i. :2006/04/06(木) 19:25:54.60 ID:dsc5b5FF0
おーっと、森崎君だからとれない〜!保守
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 19:38:10.62 ID:GlhN5epy0
ゴールポストのほうがまだマシだぜ保守
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 19:55:47.69 ID:GlhN5epy0
―――――――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――――ト、―‐
―――――――――‐_,-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',―‐、__人_ノ `ー′
―――――――――‐ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:-r、::.r-、::i―ノ
――――――――― ´{::::i、ト(ヽ( !、r'ソ-'フ_,..- l::!r、l::}―> そう何度も
――――――――――l、!¨フp、._ _.. イヾハ !ノノ l:::}ー>
―――.--、_―――――! .l l.._`′ ー ′ .ノ:,'..:..:> 抜かれて
―‐ 「`ヽ.、__ノ――‐.. -‐'' ^'.l. ,.ニ-‐‐ 、 r'.:/..:..:..>
―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.} ト、._.. -} `K..:..:..::> たまるか〜!!
‐⊥‐r┘ `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V . 〉..:..<
(、__`ヽ、 /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ /..:..:..:..´⌒ヽ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 19:57:13.30 ID:tVXuaCTwO
228 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/06(木) 20:12:39.95 ID:FfcOz2pmO
イヌミミが落ちた!
229 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 20:18:56.13 ID:0YW147J/0
今帰ったがwwwwっうぇえwwww落ちてるwwwwwwww
どうしよう?
230 :
セピアガーデン ◆eOtVxHWqzs :2006/04/06(木) 20:20:46.80 ID:IyClyYXq0
ってか今落ちたんだよな?w
231 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/06(木) 20:20:46.13 ID:FfcOz2pmO
232 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/06(木) 20:22:58.15 ID:Qjvka5Yl0
ここで、満を持して推参
233 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 20:25:51.83 ID:0YW147J/0
続きを望む人の声があるのならば、書き続けようと思う。
チョイと寝てからだけど。
234 :
セピアガーデン ◆eOtVxHWqzs :2006/04/06(木) 20:31:59.81 ID:IyClyYXq0
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 20:46:04.51 ID:YsjaMElXO
236 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/06(木) 20:50:54.42 ID:0YW147J/0
では、ちょっと続けてみようと思います。
それまで、暫しの別れを……。
237 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/06(木) 21:09:15.58 ID:FfcOz2pmO
保守
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 21:21:51.60 ID:0YW147J/0
ほ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 21:34:47.80 ID:GlhN5epy0
ふ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 21:35:03.77 ID:0YW147J/0
ほ
241 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/06(木) 21:35:24.10 ID:FfcOz2pmO
一斉保守
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 22:01:45.80 ID:GlhN5epy0
ほお
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 22:26:30.69 ID:GlhN5epy0
おお
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 22:29:06.64 ID:Bm69in8s0
ほしゅ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 22:50:39.35 ID:GlhN5epy0
い
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 22:51:02.61 ID:Bm69in8s0
ほしゅ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 23:01:51.71 ID:rV/UuVTv0
ほしゆ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 23:19:32.35 ID:GlhN5epy0
ほしょうゆ
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 23:24:17.37 ID:rV/UuVTv0
ほしゆば
250 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 23:37:26.63 ID:sFyLr0MT0
イヌミミが落ちた・・・・・orz
シエラが〜〜〜〜シエラがぁぁあ〜〜〜〜・・・・・
251 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/06(木) 23:53:10.71 ID:sFyLr0MT0
自己保守
さーて・・・・・続きどうすっかなー
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/06(木) 23:54:26.91 ID:3FZrCW4MO
柏犬の小説好きだったのにな。またスレ立てて欲しいな
253 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:06:12.93 ID:99+UmaTI0
柏犬続き希望同意
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:23:22.77 ID:UOppwHuo0
さて…帰って見たらイヌミミが落ちてる訳だが・・・orz
再開wktkしてます!!!!>柏犬氏
255 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:37:11.76 ID:99+UmaTI0
256 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:38:58.40 ID:99+UmaTI0
「・・・・・んあ・・・・・。」
目を覚ますとそこは一面白い空間だった。
その真っ白ワールドの中央(かも解らんが)に棒のようなものが。
「・・・・なんだっ・・・・!?」
私はジャーキーのフェアリー。通称ゴンタでゴワス。(ぴるぴるぴるぴるぴるぴる)
「なんだここはっ・・・・!?」
ここは私の支配するゴンタワールドなのでゴワス。
「なんなんだーーーーーーーーーー!!?」
骨っこなのでゴワス。
「なにが?」
私はゴンタでゴワス。
「なぜ俺はここにいる!?」
私が呼んだでゴワス。
「ほわーい!?」
257 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:39:22.81 ID:99+UmaTI0
私はゴンタでゴワス。
「それは解ったって!」
おまえはこのゴンタワールドでジャーキーに加工される運命なのでゴワス。
「うそっ!?」
私はゴンタでゴワス。
「俺をジャーキーにしてどうするつもりだ!」
犬の餌にでもなってしまえ。
「こわっ!?」
でも安心するでゴワス。私は君を助けに来たでゴワス。
「なに・・・・っ!?」
さあ逃げるでゴワス。
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:40:36.62 ID:CqYlVcrZ0
よく分からん流れがwwwwwwwwwwwww
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:41:39.32 ID:TRjUMKmJ0
ハルコンネンの精が脳内に浮かび上がる・・・・
260 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:42:30.04 ID:99+UmaTI0
(真っ白なだけだった世界が色づいて・・・・なんだかイタリアっぽい町になった。別に詳しくイメージする必要は無し。レンガ造りの町で坂が多いってこと。)
「・・・・なんか、暑くなってきたな。」
夏だからでゴワス。
「夏なのかよ・・・ってか、これは・・・夢なんだろ?」
私はゴンタでゴワス。(ぴるぴるぴるぴるぴるぴる)
「・・・これからどうしよう・・・」
1.まずはまっすぐ歩いてみる
2.すぐそこの家に入ってみる
3.座り込んで瞑想
4.ゴンタを食べてみる
5.その他
261 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:44:47.70 ID:99+UmaTI0
安価
>>265 今日はこんな感じで誤魔化しますwww
付き合いきれねーって人はごめんなさいwwww
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:44:55.01 ID:UOppwHuo0
即死あり?
無ければ2
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:45:15.59 ID:tZOltnyaO
4でw
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:45:27.83 ID:UOppwHuo0
安価か・・・orz
ksk
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:46:45.34 ID:CqYlVcrZ0
4とみせかけて3
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:47:41.85 ID:TRjUMKmJ0
こういう他愛もないものにこそ重要な分岐が・・・・といってみる
267 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:52:14.29 ID:99+UmaTI0
>>265 おkwwww
「夢なら覚めればいいんだ、そうだそうだ。」
間に座り込んでるでゴワスか?ここには建設に反対すべき基地はないでゴワスよ?
「さめろーさめろーゆーめかーらさーめろーーー♪」
そんなに座り込み運動したいならジャーキー中央司令部に連れてってあげるでゴワス。自ら敵地に飛び込んでいくとはナイスガッツでゴワス。
「ゆーめかーらさー・・・っ...づっ!?・・くそ・・・なんだ?急な頭痛が・・・」
ジャーーーキーーーーワーーーーープッ!!!!(ぎゅおーーーーん)
「んなぁ!?なんだよここは!?」
今ワープ中でゴワス。あんまり暴れると異空間に飛ばされるでゴワス。
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:52:58.89 ID:UOppwHuo0
ワープktkrwwwwww
269 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 00:55:18.08 ID:99+UmaTI0
「ワープって・・・どこに連れてくつもりだよ!?」
司令部でゴワス。自ら本陣に突っ込んでクーデターをたった一人で起こすとは流石でゴワス。
「んなアホな!?」
1.暴れる
2.クーデター起こす
3.瞑想を続ける
4.ゴンタを食べてみる
5.その他
安価
>>275
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 00:59:39.58 ID:UOppwHuo0
ここは1で!!!
ksk
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:00:47.25 ID:tzqxKhZN0
じゃ俺は3で
加速
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:01:29.41 ID:CqYlVcrZ0
じゃあ俺は4!
ksk
273 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:03:32.21 ID:99+UmaTI0
ksk
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:06:02.09 ID:oz57ReBY0
1だな
ksk
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:14:26.82 ID:CqYlVcrZ0
もう我慢ならねえ!
4.YOUゴンタ食っちまいなYO
276 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 01:14:35.25 ID:d2UBiS5sO
2
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:15:47.92 ID:UOppwHuo0
>>275 食うのかよwwwww
どうなるかwktk
278 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:20:14.41 ID:99+UmaTI0
>>275 もうがまんできな〜〜〜〜いwwww
おkwwwww把握wwwwwww
「それはそうと腹へってきたな。」
そうでゴワスか?
「おまえら飯はなに食ってんの?」
私はゴンタでゴワス。
「・・・・くんくんくん・・・・」
もうすぐ司令部につくでゴワス。大総統は四人の側近に守られているでゴワス。みんな手ごわいでゴワス。
「いただきまーす。ぽりぽりぽりぽりぽりばりばりばりばりがっしゅがっしゅがっしゅもぐもぐもぐもぐもぐ」
ああー食べられているでゴワス!足の左記からすごい勢いで食われているでゴワス!
「くっちゃくっちゃくっちゃ」
し、しかし!これぞジャーキーに生まれた男子の本懐!願わくば私を血肉にしてクーデターw
「ごっくん。ふぅ・・・味気ないジャーキーだったな。繊維ばっかりだったぜ。それにしてもここは・・・・どこだ?」
石造りの廊下。ところどころに電灯があるが薄暗い。扉がいくつかある。そして一番大きな扉が目の前に。
「早速ボス戦・・・・って感じ?」
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:24:39.51 ID:jKaUtD8PO
ぴるぴるぴるぴるぴるぴる
で撲殺天使ドクロちゃんを思い出したのは俺だけじゃないはずだ!!!!111
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:25:06.28 ID:UOppwHuo0
いよう俺
281 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:26:40.96 ID:99+UmaTI0
「とっびっらをたーたけー♪」
どがん!ばぎっ!!
むぅ!?なにやつ!?
「あんたが大総統?って言うかクーデター起こしに来たっぽいんだけど。いやぶっちゃけクーデターはいいや。」
きさま・・・どうやってここに入った・・・!?
「いやドアーズミュージックエンタt
であえっ!ものどもっ!
ぞろぞろぞろぞろ。
「うわーーー・・・・こんなにいっぱい。しかも不味そう。」
1.戦う
2.食べる
3.逃げる
4.瞑想
5.その他
282 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:27:38.52 ID:99+UmaTI0
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:28:02.41 ID:CqYlVcrZ0
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:29:02.12 ID:tzqxKhZN0
5 祭を召か……
敢えて4
285 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 01:30:33.01 ID:d2UBiS5sO
1
286 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:38:17.64 ID:99+UmaTI0
>>285 「よーしパパ戦っちゃうぞ〜〜♪」
誰のパパだよ。
拙者、星条旗之ジャーキー、一番!参る!
「あんた普通に不味そう。却下。変色してるし。どぉりゃあああーーーー!」
棒状のジャーキーを支柱にぐるぐるまわりながら周囲を取り囲むジャーキーを足蹴にしていく。
「ワイヤーアクションも目じゃねーぜ!」
ばきめきょぐちゃぼろぼろぼろ・・・・・
畜生、バケモノめッ!!
わが同胞を喰らう魔王がっ・・・!
「よく言われる。そういうおまえは何だ。人か狗か化物か。」
くそっ撤退だっ!さがれさがれ!あの装甲じゃいくら撃っても無駄だっ!!
・・・大総統!アレを使うときが来たようですな。
「はははっ!!前菜を食い散らかすのはもう飽きたぞ!!!!俺を止められるというならなんでもきやがれ!!」
287 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:46:47.49 ID:99+UmaTI0
ごごごごごごごごごごごおごごごg!!
「なんだ・・・この振動は・・・大気が・・・そしてこの城砦そのものが震えている・・・!?」
その昔・・・カルパスに命を売った我々ジャーキーのつまはじき者がいた・・・
「とてつもなくでかいものが・・・質量だけじゃない。体積だけじゃない。もっと大きな力・・・破壊力を持ったやつが・・・来る!?」
奴は我々ジャーキーに戦争を仕掛け、何年にも及ぶ壮絶な戦いは多くの同胞の命を奪い巨大な屍の山を築き上げた・・・
「どこだ・・・どこにいる・・・!?でかすぎて、俺さえその気に飲まれているのか・・・!?位置すらつかめんとは・・・・!!」
そして我々はついにコンビニにおいてシェアを獲得した・・・その時決戦へ行きとして作られ、その圧倒的な力から封じられたのが、この・・・
「・・・・真下か!?」
どかーーーん!
床が崩れ、総一郎が落下しようとするが・・・しかしすぐ下からせりあがってきた『肉』に持ち上げられる。
「これが奴らの・・・最終兵器ジャーキー・・・!!」
288 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:48:27.29 ID:99+UmaTI0
さて、馬鹿でかい肉の塊に挑まなければなりません。
どうしましょうか?
1.まずは逃げる
2.自爆
3.内なる声に耳を済ませる
4.ツッコミを入れる
5.その他
289 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 01:49:36.64 ID:99+UmaTI0
安価
>>295 って言うか・・・なんかゴメン・・・・
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:52:23.02 ID:CqYlVcrZ0
とりあえず4。
ksk
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:52:43.10 ID:jKaUtD8PO
5で愛名姉さんを…いやなんでもない。3で
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:53:57.15 ID:UOppwHuo0
kskしつつ3で
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:56:33.30 ID:jKaUtD8PO
過疎久
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 01:57:07.00 ID:CqYlVcrZ0
4.なんじゃこりゃあ!?
295 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 01:57:59.78 ID:d2UBiS5sO
3
296 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 02:07:21.70 ID:99+UmaTI0
>>295 おkwwww
「とりあえずなにが出来るか考えよう。うん。」
ぐわはははははは!!先ほどはよくも同胞を食い散らかしてくれたな!死んだ無念を晴らす!今度は私が貴様を食い散らかす番だ!
「とか言いつつあんまり巨大だからウルトラマンみたく民衆を踏んでるぞおまえ。」
そして我々はもしかしたら地球に向かう!たぶん制圧する!人類を滅ぼせるといいな!
「(――――ぃちろうさん・・・総一郎さん・・・きいてください・・・)」
全長480m!重量七万トン!武装は超圧縮テレピンカッターとジャーキーカノン!そしてこの肉の体が放つ超質量の一撃!!敵うものはいない!!
「(きいて・・・総一郎さん・・・・。 ・・・・・きくでゴワス!!!!)」
「んなぁ!!?腹の中から声がっ!!?」
297 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 02:22:47.25 ID:99+UmaTI0
「よく聞くでゴワス。地下に同じく戦争に使われた対戦車用連装自走砲台があるでゴワス。」
「役に立つかよそんなもん!」
「およそ陸戦で敵うものは無いでゴワス。大口径の榴弾をバカスカ撃てるでゴワス。ロケットもあるでゴワス。」
「だから意味ねーって!!見ろよこのサイズ!アメリカンだぜ!!」
「そんなに大きいでゴワスか?」
「多分だけど都庁くらいある!」
「またまた〜〜冗談言ってる場合じゃねえでゴワス。そんなのが出てきたら核を使うしかないでゴワス。」
「あるのか!?核!!」
「トリチウム水爆を小型化した手榴弾でゴワス。さっきあんたが食べたでゴワス。私ごと。」
「マジかよ・・・」
「起爆しますか?それとも・・・ダメもとで野戦に持ち込みますか?」
>>300
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 02:27:41.90 ID:d2UBiS5sO
ksk
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 02:29:58.51 ID:UOppwHuo0
ksk
諦めないで野戦
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 02:31:18.15 ID:0IMfWHtL0
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 02:32:10.11 ID:jKaUtD8PO
302 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 02:33:27.03 ID:d2UBiS5sO
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 02:36:23.55 ID:UOppwHuo0
保冷剤氏〜?どうするの?
304 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 02:39:05.02 ID:99+UmaTI0
>>300 把握wwww
「そんなことより無料オンラインゲーム や ら な い か 」
「言うと思ったでゴワス。起爆するでゴワス。」
「ぅわーーーー!!?まてまて!!だったらまずは陸戦試してもいいじゃねーか!」
「やる気になったでゴワスか。結構でゴワス。まずはこの窮地から脱しないといけないでゴワスね。」
「大丈夫、手は打ってある。」
小便はすませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする準備はOK?
「残念だが・・・どれもできちゃいねえよ!!――軍曹!!」
『こちらη1こちらη1.砲撃用意完了。って言うか撃っちゃうぞ撃っちゃうぞ。巻き添え食らうなよ!』
「普通だったら絶対巻き添えで死ぬけどね!おいゴンタ!ワープしろワープ!」
「解ったでゴワス。夢って・・・便利でゴワスな。」
という訳で野戦です。
305 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 02:42:24.95 ID:d2UBiS5sO
>>304 夢オチwwwしかもネタバレwwwwww
306 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 02:56:36.71 ID:99+UmaTI0
「地形を利用しろ!主要な道路に重戦車で戦線を張れ!敵の拡散を待って戦闘開始!」
いや敵はこの肉の塊だけですけどね。
「とにかく撃ち込め!包囲すればどんな奴だって殲滅できる!血が出るなら・・・殺せる!
地雷原は!おびき寄せるなら地雷原だ!本陣を移動する!このハートマン先任ジャーキーについて来い!」
なんで先任ジャーキーが仕切っているかは不明。
「とりあえず撃ちまくれ!どうせ夢オチなんだから派手にやれ!」
「おーおー派手にやってるねぃ。本田総一郎帰還しましたー。」
「偵察隊を出せ!奴がどこに向かっているのかを逐一報告しろ!」
「どうでもいいけどそろそろ深夜だよ。もうノンレム睡眠はいりたいんだけど。」
という訳であの肉の塊を吹っ飛ばす方法教えて。
>>310
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 02:57:33.58 ID:d2UBiS5sO
ksk
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:00:08.53 ID:CqYlVcrZ0
知らん
309 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 03:03:28.69 ID:d2UBiS5sO
ksk
ここはやっぱりグロック18のフルオート
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:04:22.76 ID:UOppwHuo0
もうYOU食っちゃいなYO!
ksk
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:04:58.23 ID:UOppwHuo0
あれまorz
312 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 03:09:51.72 ID:d2UBiS5sO
>>310 ちょwwwwwwでも保冷剤ならやるなwww
313 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 03:15:32.88 ID:99+UmaTI0
>>310 諒解wwww
「俺、この戦争が終わったら嫁に行くんだ・・・」
「あっそう。それはそうとあの肉の塊だけど、うまいのかなぁ。」
「さぁ。でもいろいろ添加物入ってるよ?カルパスとか。」
「それほとんど成分同じ。じゃあいけるくね?」
「止めはしないけどね。」
「でもジャーキー単体で食ってもなぁ・・・俺は犬じゃねぇし。」
「ここで某イヌミミ娘の召還ですよ。」
「ちょwwwこんなgdgdな電波に出演させていいキャラじゃねえwww」
「じゃあ作っちゃえばいいんだ!という訳で急遽作りました!ジャーキーが大好きなイヌ耳娘さんです!自己紹介どうぞ!」
「サー!ハートマン先任ジャーキーの妹やってます!タマです!」
「なんだその猫っぽい名前。まあいいや。食べてきなさい。」
「サー!自分、ジャーキーはあまり...」
「いいから食ってきてくれよぉ!終わんねーから!」
「サー!戴いてきます、サー!」
ギャフン。END!
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:18:58.16 ID:UOppwHuo0
>>313 mjdgdgdktkrwwwwwwwwwww
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:19:47.92 ID:CqYlVcrZ0
>>313 意味わかんねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:20:11.47 ID:tZOltnyaO
終わりかよw
317 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 03:24:29.65 ID:d2UBiS5sO
待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て…
と う ぜ ん
ネコミミ小説自体は終わりじゃないよなwww
318 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 03:26:03.84 ID:99+UmaTI0
気がついたこと。
俺に安価は向かねえwwwww
あと電波も弱いなwwww
深夜になるほど体調回復してくる俺wwww
でもこれから本編書くほど体力が無いので残念ですがここまでです。
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:27:15.61 ID:UOppwHuo0
>>318 今日の分ここまでかよwwwwwwww
じゃあ今のうちに書き溜めておくべし!!!!
320 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 03:39:23.34 ID:99+UmaTI0
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 03:49:42.53 ID:UOppwHuo0
322 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 03:58:55.02 ID:99+UmaTI0
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 04:00:33.66 ID:CqYlVcrZ0
俺は眠る!
みんな、任せたぞ!
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 04:16:35.14 ID:UOppwHuo0
おまかせ保守
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 04:36:05.04 ID:oz57ReBY0
任せろ保守
326 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 04:42:50.14 ID:99+UmaTI0
さーーーて、書き溜めなきゃねー。
明日は
「タマ、ウチ来る」
「ジャーキー、敗戦処理」
「トクラ、電波な夢を見る」
の三本の予定です。うふふふふ
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 04:46:23.15 ID:UOppwHuo0
ジャーキー負けたのかよwwwwww
がんがれー
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 05:13:11.17 ID:UOppwHuo0
し
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 05:37:21.13 ID:UOppwHuo0
ネコミミ新幹線試運転してたんだ保守
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 06:00:54.61 ID:jKaUtD8PO
I
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 06:20:00.10 ID:jKaUtD8PO
G
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 06:37:36.48 ID:UOppwHuo0
P
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 06:48:05.17 ID:jKaUtD8PO
X
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 06:59:49.67 ID:jKaUtD8PO
保守
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 07:14:06.94 ID:UOppwHuo0
ほっしゅほっしゅ
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 07:32:38.10 ID:jKaUtD8PO
R
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 07:59:11.61 ID:jKaUtD8PO
A
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 08:23:55.43 ID:jKaUtD8PO
Y
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 08:43:06.73 ID:jKaUtD8PO
保守
340 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 08:54:56.91 ID:99+UmaTI0
ごめ。あとよろしく
ノシ
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 09:05:43.97 ID:jKaUtD8PO
おk
吉
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 09:29:26.85 ID:jKaUtD8PO
永
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 09:54:19.34 ID:jKaUtD8PO
さ
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 10:12:14.44 ID:jKaUtD8PO
ん
高校からの友達に子供が生まれたんだけど、未熟児で
仮死状態で生まれて、低酸素状態が長かったせいで
高度の脳性マヒになったって。
今日面会に行ってきたんだけど、友達は放心状態って言うか
鬱状態になってて、私に泣きながら「ふじこふじこ」言ってた。
昔からこの友達のこと嫌いだったんだよね。お金に汚いし、結婚しても男に媚売るし、
仕事は私や後輩に押し付けて、上司には自分が全部やってますって感じに報告するし。
結婚した時も、
「女は結婚して好きな人の子供を生んで、家庭を守ることが1番の幸せなの」
って、有頂天になってたし。なのにいざ子供が生まれたらこのざまwww
一応は「生まれてきた命なんだからあんたがしっかりしなくちゃダメ」
「障害を持って生まれてくる子供は、神様がこの両親なら育てられるって
授けてくれたんだから、この子は天使なんだよ。」
って慰めといた。これで、あいつの人生も池沼の奴隷だねw
赤ん坊は自分でおっぱいも吸えないから、口から胃までチューブが入れられてた。
点滴もしてたし、保育器に入れられててpgrものだったwww
つい写真も撮っちゃったよ。思い出すだけでうれしくて、笑えてくる。
これからも、しばらく面会に通っていつか
「あんたが望んだ女の幸せなんだから、最後まで家庭を守れば?」って突き放したい
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 10:32:54.93 ID:jKaUtD8PO
吉
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 10:53:18.16 ID:jKaUtD8PO
永
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 11:29:50.05 ID:tzqxKhZN0
さ
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 11:48:30.33 ID:jKaUtD8PO
ん
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 12:05:55.26 ID:jKaUtD8PO
家
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 12:19:12.69 ID:CqYlVcrZ0
の
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 12:30:47.09 ID:jKaUtD8PO
ガ
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 12:52:55.23 ID:tzqxKhZN0
チ
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 13:10:20.03 ID:CqYlVcrZ0
ン
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 13:24:53.67 ID:CqYlVcrZ0
コ
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 13:34:07.25 ID:/pyjvQkA0
バ
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 13:46:29.27 ID:CqYlVcrZ0
ト
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 14:05:05.40 ID:CqYlVcrZ0
ル
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 14:22:55.46 ID:CqYlVcrZ0
!
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 14:45:28.29 ID:CqYlVcrZ0
?
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 15:07:35.13 ID:CqYlVcrZ0
俺 し か い な い 予 感 ?
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 15:10:58.82 ID:tzqxKhZN0
Exactly (その通りでございます)
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 15:30:31.66 ID:CqYlVcrZ0
嘘だッ!!!
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 15:55:52.73 ID:CqYlVcrZ0
だッ
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 16:20:56.25 ID:CqYlVcrZ0
ッッ
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 16:21:26.44 ID:tzqxKhZN0
Exactly (その通りでございます)
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 16:42:51.87 ID:CqYlVcrZ0
な、なんだとっ!?
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 17:00:50.26 ID:jKaUtD8PO
保守
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 17:21:11.85 ID:jKaUtD8PO
保守
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 17:45:16.91 ID:CqYlVcrZ0
守保
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 18:03:56.02 ID:d2UBiS5sO
保守
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 18:14:39.42 ID:eD3svvBc0
ほしゅ
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 18:29:58.73 ID:CqYlVcrZ0
しゅ
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 18:52:47.97 ID:tzqxKhZN0
ぽっぽ
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 19:15:18.45 ID:CqYlVcrZ0
っぽ
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 19:34:44.80 ID:CqYlVcrZ0
っぽ
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 19:54:26.76 ID:CqYlVcrZ0
っぽぉ
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 20:11:48.33 ID:d2UBiS5sO
ほ
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 20:21:46.68 ID:CqYlVcrZ0
ほ
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 20:43:47.65 ID:CqYlVcrZ0
う
381 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 20:50:05.79 ID:99+UmaTI0
今北。
なんか吐きそうだし頭重いし腹も痛いし・・・
誰か呪いかけたか・・・・?
すいません体調崩しました・・・
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 20:57:01.03 ID:CqYlVcrZ0
な、なんだってー!?
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 21:03:10.50 ID:tzqxKhZN0
ジャーキー渡してる場合じゃない
寝ろ
384 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/07(金) 21:04:19.76 ID:d2UBiS5sO
>>381 恐らく寝不足だろう。
俺も昨日似たような症状で医者に行ってきた。
保守は引き受けるからしばらく寝た方がいい、放っておくと医者の世話になるぞ
385 :
使い古したホカ3 ◆TCnNtS43i. :2006/04/07(金) 21:16:08.83 ID:Wce3GDiY0
ジャーキー貰っといてなんだけど休んどけ
今日は出来ても明日から2〜3日潰しては意味がない。
万全の体調を整えるためにも休養を。
鼠「ジャーキーって結構おいしいんですねぇ、ムグモグ・・・」
とりあえず真面目モードのときにそれかよ。゜(゚´Д`゚)゜。
386 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/07(金) 21:19:10.23 ID:99+UmaTI0
病人ばっかですなここは・・・
いや正直腹の底から力が抜けてく感じ・・・食欲までなくしてしまったようだ・・・
学校始まる前に完結させたかったのだが・・・
みんなごめん!!そしてありがとう!!
明日には必ず戻ってきます。
なんならここは落としても構いません。自分のほうに問題があるのでそれでBADにはなりません。
それで次来た時関連スレがあればそこに新スレの知らせいれます。
では早速ですが、オヤスミ・・・・・
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 21:25:08.93 ID:d2UBiS5sO
死守
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 21:44:40.43 ID:d2UBiS5sO
死守
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 21:44:42.38 ID:4pSj3XsGO
おやすみ保冷剤ぐっすり眠れよ
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 22:05:34.17 ID:CqYlVcrZ0
守る!
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 22:15:22.46 ID:tzqxKhZN0
明日まで保守する方向で行くのか?
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 22:17:44.98 ID:CqYlVcrZ0
とりあえずは保守しといて落ちたらその時、って感じじゃね?
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 22:39:30.43 ID:CqYlVcrZ0
――
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 22:56:16.99 ID:tzqxKhZN0
把握した
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 23:16:06.38 ID:oz57ReBY0
保守
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 23:36:02.15 ID:tZOltnyaO
保守
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/07(金) 23:58:51.60 ID:oz57ReBY0
保守
398 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/08(土) 00:18:57.68 ID:ZxkSh3fL0
399 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/08(土) 00:23:34.76 ID:ZxkSh3fL0
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 00:44:23.81 ID:yv2dUn8pO
死守
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 00:44:33.69 ID:v23t8JPt0
保守
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 01:06:27.09 ID:v23t8JPt0
保守
403 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/08(土) 01:27:16.36 ID:ZxkSh3fL0
ほごー
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 01:53:50.11 ID:z+ciRQNt0
ごーごー
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 01:55:24.57 ID:v/UcLjkW0
保守
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 02:24:08.53 ID:v23t8JPt0
保守
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 02:38:34.16 ID:6aFvuPhDO
パソコンから書き込めないorz
保守
408 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/08(土) 02:57:10.95 ID:ZxkSh3fL0
今日は保護しかできないorz
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 03:17:46.52 ID:6aFvuPhDO
保守
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 03:42:48.99 ID:ACssJSN50
保守
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 03:53:34.45 ID:z+ciRQNt0
しゅ
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 04:19:00.47 ID:ACssJSN50
保守
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 04:50:06.60 ID:ACssJSN50
保守
ほ
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 05:31:20.02 ID:WmnRceiaO
ホカロン落ちちゃった…
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 05:52:38.78 ID:WmnRceiaO
保守
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 06:15:05.17 ID:WmnRceiaO
保守
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 06:35:29.66 ID:WmnRceiaO
保守
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 06:54:49.86 ID:WmnRceiaO
保守
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 07:40:03.91 ID:yU4HflK+O
かなり危ない保守
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 08:00:00.54 ID:f1LqcW3RO
保守
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 08:22:55.21 ID:f1LqcW3RO
保守
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 08:49:50.91 ID:v23t8JPt0
おはよう保守
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 09:16:56.98 ID:v23t8JPt0
保守
426 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 09:19:04.33 ID:cEBVyxcA0
復活じゃぁあああーーーーーーーーーーー!!!!!!!
428 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 09:59:42.72 ID:cEBVyxcA0
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 10:22:43.11 ID:IsMByIL9O
430 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/08(土) 10:29:05.96 ID:WmnRceiaO
431 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 10:32:11.98 ID:cEBVyxcA0
任せろー!
ただ昼から夜・・・何時なるかなぁ。出かけなきゃならんのです。
なので保守の戦いはまだ終わらないという罠。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 10:36:13.30 ID:f1LqcW3RO
433 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 10:48:38.98 ID:cEBVyxcA0
>>430 >>432 ただいまー!出かけるまでしばらく書いてる。書き溜め。
思うにバトルが長ったらしいのが疲労の原因wwwどっちもヘタレだけどwwww
今日中にまたバトル入るかどうかってとこまで。ごめ。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 10:50:22.76 ID:f1LqcW3RO
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 11:15:11.83 ID:v23t8JPt0
保守
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 11:39:43.15 ID:v23t8JPt0
保守
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 12:12:13.59 ID:v23t8JPt0
保守
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 12:31:42.04 ID:SJLRbem20
wktk
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 12:52:38.85 ID:6aFvuPhDO
ほ
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 13:00:43.82 ID:z+ciRQNt0
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 13:14:16.32 ID:Axruook+0
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 13:29:24.53 ID:z+ciRQNt0
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 13:39:31.70 ID:Axruook+0
>>442 懐かしいのう・・・
ところで、最近出た完全版ってどうよ?
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 13:40:24.81 ID:z+ciRQNt0
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 13:42:45.42 ID:Axruook+0
一時期買おうか迷った
単行本あるからいらないかな〜
つか、仙界大戦(PS版)は酷かったな・・・orz
446 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 14:01:50.01 ID:cEBVyxcA0
封神演義か・・・そういえばそんな気も・・・
じゃ、行ってくるノシ
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 14:04:07.52 ID:ITVGPqEn0
58 :( ´∀`)さん :2006/04/06(木) 13:56:37 ID:4FsmJ0Da0
ハァ? ボコッ
ふざけた顔 . ,.'彡'・
してんじゃねえぞ /⌒ヽ';' ブフッ... ∧_∧
∧∧/)、`二(;;)^ω(:;)二⊃,.゚. (´∀`#) VIPPER氏ね!
(#゚Д゚/^)∴;'|;';.'/.;' '´。 ::;:,( つ
と ´ //`W( ヽ(;;;((⌒ ̄ ̄ ̄_ )
( ノ`´// ノ>ノ、' ''::;;;;::'''"´ ̄ヽ \
(__)彡 レレ ドカッ\\ (__)
(#^ω^)突撃だお
つ
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/mona/1143813396/
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 14:27:29.51 ID:Axruook+0
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 14:50:49.43 ID:v23t8JPt0
保守
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 15:17:36.42 ID:yU4HflK+O
穂瀬那騨馳ぃ
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 15:39:38.90 ID:ufH+xpsH0
穂セナたちー
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 16:04:29.44 ID:ufH+xpsH0
穂瀬名達ー
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 16:28:13.34 ID:yU4HflK+O
穂瀬那騨馳ぃ〜
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 16:28:40.06 ID:H1VxYdeE0
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 16:28:40.45 ID:ufH+xpsH0
穂背名他地ー
456 :
セピアガーデン ◆eOtVxHWqzs :2006/04/08(土) 16:42:05.60 ID:QOX1+T+d0
>>445 仙界大戦酷いかなあ?
俺的には仙界通録正史のが酷いと思った
WSの仙界伝は比較的良いね
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 17:10:20.07 ID:v23t8JPt0
保守
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 17:33:19.11 ID:v23t8JPt0
保守
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 17:59:52.21 ID:v23t8JPt0
保守
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 18:21:03.32 ID:WmnRceiaO
保守
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 18:39:56.86 ID:WmnRceiaO
保守
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 19:00:13.17 ID:z+ciRQNt0
保守なんだよ!
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 19:02:46.87 ID:oJBIAROuO
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 19:27:22.21 ID:z+ciRQNt0
なんだよ!
465 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/08(土) 19:41:59.73 ID:SJLRbem20
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 20:05:46.56 ID:z+ciRQNt0
だよ!
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 20:24:19.95 ID:yv2dUn8pO
保守
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 20:51:29.09 ID:v23t8JPt0
保守
469 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 21:10:53.97 ID:M2vn1HvL0
今帰った。ああ腹減った・・・
470 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/08(土) 21:14:52.44 ID:WmnRceiaO
>>469 帰ってきたな。
まぁとりあえずこれでも
つジャーキー
471 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 21:21:33.23 ID:M2vn1HvL0
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 21:42:15.93 ID:ufH+xpsH0
保守
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 21:57:32.98 ID:WmnRceiaO
保守
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 22:17:10.62 ID:WmnRceiaO
保守
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 22:38:09.41 ID:yv2dUn8pO
保守
476 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 22:53:25.67 ID:M2vn1HvL0
まだしばらく保守の予感
477 :
弓弦 ◆or7eCNFhqg :2006/04/08(土) 23:01:28.34 ID:70tH/Uxi0
478 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 23:22:20.40 ID:M2vn1HvL0
さて、豚丼作りましたよ保守
479 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/08(土) 23:27:15.86 ID:M2vn1HvL0
お茶入れました。飯食うので
0:00
から再開します。よろー!
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 23:39:51.13 ID:feeaxpgGO
よーしwktkの準備だ
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/08(土) 23:58:59.53 ID:ufH+xpsH0
wktk保守
482 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:03:48.60 ID:vsQnmPdk0
483 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:10:31.07 ID:vsQnmPdk0
・・・・どんなプレイだそれは。
ゆっくり思い出す。
まず俺は・・・こんな趣味はない。
・・・・はずだ。
あーでも姫に縛られるならいいかもしれないなー。
でもなにが楽しいんだろうなー。
わか・・・・・・。
・・・・・・・・・・姫・・・・・・。
確か・・・・・・・・・。
姫!!!!!!!!!!!!!
暴れた。腕を伸ばそうとしてバランスを崩し、足を前に突き出そうとしてつんのめる。
「おおっ・・・!?」
椅子の足がガタガタとバランスをとろうとする。しかし外側に大きく体重がかかり・・・
「――――ぐっ!!?」
がたぁん!!
倒れた。
右腕を下敷きに。受身もクソもあったもんじゃない。
484 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:19:11.19 ID:vsQnmPdk0
だが気ばかりが焦る。すぐにでも姫のところに、こんなところにいる場合じゃない!!
姫!姫!!姫!!!姫!!!!
姫はどこだ!姫を返せ!!姫!!!姫っ・・・・!!
じたばたともがく。
がごがごと大きな音を立てる椅子。
しかしどちらに進めばいいのかも自分がどこにいるのかも解らない。
目隠し。拘束。
自分もまた何者かに連れ去られ、身の自由と「望み」を奪われている事に気がつくまで長くはかからない。
くそったれ・・・・一体なんだって言うんだ・・・・・!!!
激情。激しい憎悪。強い強い怒り。
それらすべては姫への思いの強さに由来していた。
いいか、まずは冷静になれ・・・
一体どこのどいつが自分を拘束している?
誰がそれで得をする?と考えれば・・・敵対する連中。そう、姫を連れ去ったあいつら。
しかし連中はすぐ姫を連れて行ってしまった。サイレンが聞こえていただろう。戻ってくるとは考えにくい。
では、警察?
こんな真似するとは思えない。大体なぜ自分が拘束されなくちゃいけないんだ。
では、第三者。
その可能性が高いんじゃないか。さらに思惑を持ったやつがいてもおかしくはない。
ではいつ?
あの時・・・騒ぎの後か。
自分は意識を失った。まるで事切れるかのように。
485 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:27:38.01 ID:vsQnmPdk0
姫を追わねばならないと力を込めようにも、腹を通り道とする流れはそこで霧散し、出力が上がらず立ち上がることができなかった。
なるほど大した一撃だった。力の道筋を正確に断ち切る。
それもかなりでかい奴をもっていかれた。防御もできなかったしもしかしたらしばらくは動けないのかもしれない。
だとして、それでいいはずはない。
姫を・・・・・だから冷静になれって。
なんとか今のこの状況を脱出しなくてはならない。
後ろ手からはカチカチと金属音が。これは手錠だろう。
引っ張ってみる。うまくは動けない中だったのでかなり強引だ。
「・・・・ちっ」
ダメだ、外れない。
次いで足のほうを、と思ったとき。
ぺたぺたぺたぺたぺた・・・
・・・・ぎしっ・・・・みし・・・・・
足音だった。
二人分。
一人は裸足だ。もう一人にしても靴を履いている様子はない。
どうやらここは一般的な住居だとそれで推測した。
486 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:35:56.42 ID:vsQnmPdk0
がちゃり。・・・・・ばたん。・・・・ぱちっ。
僅かだが明かりが入ってきた。電気をつけたらしい。
その二人が自分を見下ろす気配。
「・・・・・やれやれ。」
女の声だった。しかし目をふさがれた状態なので解らないが、かなり幼く聞こえた。
「・・・・・やっぱりやりすぎたかな・・・・いや、この勢いで暴れられてたらもっと困っただろうしね。」
もう一人。優男の声。
「あんたらなんだ・・・ここはどこだ。」
毅然と言い放った。自由を奪われ、何をされるか解らない状態だったが怖気づくのはいやだった。
「質問するのはこっち。」
女の声がそれだけ言い放った。しかしすぐに
「負傷し気を失ったあなたをここに連れてきたのは我々です。いくつか質問に答えていただきたい。」
と、優男が付け足した。
少し考える。
身の自由が奪われた状態では姫を助けにはいけない。
ついでに言うなら自分をこうして拘束し、話聞き着たいというが、ここはただの家屋でることは恐らく間違いないだろう。
状況、肌触り、匂い。
どれも一般性を失っていない。
であれば、ここは協力してみるのも手かもしれない。
487 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:41:48.25 ID:vsQnmPdk0
そうだ。
あの二人。たった二人だった。
姫の話からも、追っ手はそれ程の数はもともといなかったことが予想されている。
そしてバックはいるが、そのバックが大きいのであれば、抵抗勢力はいてもおかしくはない。
今拘束しているものたちの目的はつかめないが・・・あるいは。
1.「解った。答えよう」
2.「あんたらを信用できない」
3.「・・・・・・・・(沈黙)」
4.暴れる
5.その他
488 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:42:23.84 ID:vsQnmPdk0
1:00
までに一番多い奴行きます。
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 00:45:48.37 ID:fS5zg9bo0
3、かな。向こうからの歩み寄りを期待
490 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 00:48:07.86 ID:vsQnmPdk0
ってか人INEEEEEEE!!
こりゃもうダメかも解らんね。
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 00:48:56.82 ID:TuRMS3200
同じく3かな
492 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/09(日) 00:50:27.04 ID:wKJN9cUK0
1.「解った。答えよう」
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 00:53:35.01 ID:yPMZ3MMH0
2!
5
「何者かわからないから信用できない」
とでも言って相手の正体を聞き出す。
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 00:56:35.12 ID:u8eX1WAN0
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 00:57:45.50 ID:dEM5tZx30
3
497 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:01:17.08 ID:vsQnmPdk0
締め切りまーす。
498 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:04:35.75 ID:vsQnmPdk0
3・・・ですかね。おk、把握。
「・・・・・・・・・」
沈黙。
答えようかどうか。正解はわからない。状況の把握も満足じゃないのだから。
しばらく両者の間を沈黙が包んだ。
「・・・・・・・・はぁ。」
女がため息をついた。
「言い難いなら、いくつかこっちから話す。私たちは別にあなたをとって食おうというものじゃない。」
「何か事情があってあの場にいたんでしょう?」
「あなたの素性も割れている。本田さん。」
「話してくれれば協力だってできるかもしれない。」
・・・・・仕方ないか。
殺気から自分たちについては一切漏らさない。
このまま無言の押し問答を続けていては姫が危ないのだ。
まずは自由になること。それが目的。
「答えよう。だからまずは拘束を解いてくれないか。俺が丸腰なのは知っているだろう。」
まるで相手が武装している事を前提としているようで、実際その通りだった。
ここまでしてくる連中だ。なにかしら超法規的な部分がないはずはない。
今はそこに賭けるしかない。
閉ざされた視界の向こうでハタ、と二人組みが見合わせる動作を感じた。
俺が思った以上に素直で、かつ事情に入り込んでいることが意外だったのかもしれない。
499 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:12:16.60 ID:vsQnmPdk0
「それはあなた次第だ。」
女が言った。
「我々に協力する気があるなら結構。だが拘束をまだ解くことはできない。」
「まず聞きたいのは、あなたが誰に襲われ、その場でなにがあったのか。ということだ。」
「それと・・・我々は警察ではない。だが事態を把握し解決を図るのが我々の仕事だ。これで少しはいい易くなったかな。」
まったくフェアじゃない。分が悪い。悪すぎだ。このまま一方的な裁判にでもかけられるのではなかろうな。
まあ・・・いいか。このままでは如何ともしがたい事に変わりはない。
「昨日からネット上の様々なポータルサイト、また大規模な掲示板、さらにニュースサイトの一部、っして話題に食いついた
個人サイトにも流れた祭りネタがある・・・知っていると思うが『猫を探している』というものだ。」
「あれね・・・確かに妙だった。」
「やっぱり関係あったんだな・・・。」
実を言うとN県と隣接する県、計六県に、広域メディアでの呼びかけもあった。
それはあくまで些細なものだったが、フィードバックは大きな波紋を呼びネット上では何事かと騒ぎを大きくする燃料となっていた。
そしてその局地性はこの公安に大きな疑心を抱かせた。
同じく疑問を持ったやつもいて、一部の既に社会的矛盾を抱えながらも日々日本と言う国に起こるストレスを消化しようともくろむ
一種の(バカ)革命家集団と化したNEETによる『ぬこ見つけて肉球ぷにぷにしようぜ!』という呼びかけに多くの暇人が集まりつつもあった。
また『世の中とにかく面白い』を教義とする大宇宙超真理教団やスターバトマーテルなる快楽主義団体もこの件に首を突っ込みたがっており・・・
もともと原理日蓮の厳格な戒律を尊守することも関心の埒内におき、公安となったトクラとしてはまったく腹立たしいことであった。
ことが公になったが為のこの事態だが、その実態はもっと恐ろしく身と肉にまみれたものだ。実際死者も出ている。
500 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:23:36.92 ID:vsQnmPdk0
「俺はあの広告に出ていた薬を必要としていた。だからあの場に行った。しかし薬は手に入らなかった。その上・・・俺を拉致ろうとした。」
これは嘘だ。拉致ろうとした対象は俺ではない。しかし姫の存在を明かすのは得策ではない。戦闘の発端を説明することが咄嗟にできなかったからの嘘だ。
「俺は抵抗し、戦闘になった。それであんだけの騒ぎになった。なんとか薬を確保しようと思ったんだ。・・・・失敗したがね。」
そこまで言うと、女が声を上げた。
「なぜ薬を欲しがったの。」
予想していた問いだった。
「・・・・・・いろいろだ。」
女が痺れを切らしたように言った。
「言い訳しないの。あと嘘もついちゃダメ。」
「あんた嘘がヘタだな。」
まったくその通りだ。俺は嘘が得意じゃない。
「それだけの事をしなくちゃいけなかったんでしょ。なにがあったの。やる気があるなら手伝うわよ?」
「ちょ・・・・トクラ!?」
「いいの。やるの。」
「・・・・・・・・・・」
一体なんなんだ。なんだか解らないけど・・・・くそ。
「・・・・猫を見つけたんだ。」
話す事にした。あの場でなにが起こったか。俺の目的を。
501 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:24:58.65 ID:vsQnmPdk0
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 01:26:42.58 ID:I3+D82T20
やっぱり戸倉だったのか!wktkwktk
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 01:29:01.44 ID:AKOjWgbU0
ほしゅ
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 01:33:40.95 ID:k/uJqRcM0
つなぎで書きながら考えた二人(もとは三人w)が本筋に出てきてますが無問題?
いや、戸倉好きだけどwwwwwww
505 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:35:29.98 ID:vsQnmPdk0
>>502 >>504 いやまぁ、もともと公安が絡んでくる筋はあったし。そこにキャラつけても不都合はないかなーって。
ちなみにさっき↑書いたようにトクラは創価の亜流セクトですwwww
506 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:35:58.79 ID:vsQnmPdk0
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 01:37:46.78 ID:yPMZ3MMH0
戸倉と…えーと…誰だっけ…
508 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:38:06.32 ID:vsQnmPdk0
ところで人いる?
まだ選択肢あるかあんまり人少ないとやばいかなーと思ってんだけど。
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 01:40:37.04 ID:k/uJqRcM0
510 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/09(日) 01:41:44.77 ID:wKJN9cUK0
いるよー
511 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:44:46.80 ID:vsQnmPdk0
じゃCMあけまーす。
このスレは皆さんの保守と選択でできている気配です。続き↓
「にわかには信じられないわね。あなた・・・精神科とか通ってない?」
「ねーよ。」
「でも・・・なくはないんじゃないかな。」
シンジョーが語りだした。
もともと戦中、関東軍防疫給水部本部の親戚筋にあり満州諜報部でマルタ集めに協力していた過去もあるボスのこと。
そういった方面への希求はあってもおかしくはない。理由と考えるには随分と弱いが戦後医学会において大きな位置をしめ続けた派閥だ。
医学会覇権争いのようなくそったれな体質が本当にあるのかは知らない。しかし功績は残るし功績は金を呼ぶ。
公にはできない実験を代行しその成果を表のチームに流す。
その構造は理解できる。理屈もあってはいる。しかし・・・納得できるはずはない。
当たり前だ。狂気の沙汰だ。一から十まで狂気の沙汰だ。
「納得できないならしなくてもいいわ。これはそういう事態で、そういう話よ。」
怒り、悲しみ、憤慨、敵意、憂慮、この場の三人が皆その気持ちを抱いていた。その配分は違ったが。
「俺は彼女を助けたい。彼女の立場は非常に複雑かつ曖昧なものだが彼女が俺といる事を望むならそれに答える用意がある。覚悟も。」
512 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 01:54:58.77 ID:vsQnmPdk0
トクラもシンジョーも総一郎のその発言を無碍に否定する気も、また素人の粋がりと切り捨てる気も起きなかった。
なぜなら実際に破壊活動を行い、戦闘し、負傷し、なお諦めない。その意気を強めている。
トクラもシンジョーも戦闘経験はある。そしてその際戦った相手は概ねそういった相手がほとんどだった。
つまり、武装した市民だ。民兵といってもいい。
ゲリラ、テロリスト、武装民兵、有名なのはベトコンやムジャヒディン。
訓練を受けたものもいるが受けていないものもいる。受けていなくても銃は撃てるし銃を持てば脅威に変わる。
警戒対象ではなくなる。殺害対象になる。
今の総一郎はそれだった。
目的が素人くさいがそういうものだ。思うにこの男は・・・純粋なんだろう。
バカともいえるが。
513 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:02:04.11 ID:vsQnmPdk0
そこまで考えてトクラはさて、と考えた。
この男の目的は自分たちと敵対しないだろうか。
依頼主・・・ボスは自分たちに斥候を命じる際それらの主要な情報を伝えなかった。
その必要がない。知る必要がない。実際、傭兵部隊がそこにいることは依頼主も知りはしなかっただろう。
そしてこの男の話にでてきた女。名をイズミといった。さらにミツヤという男。
どちらもシンジョーが調べた研究員のプロフィールに一致する。
やはり・・・
「二人だけだった。」
「職員だろうと敵じゃなかろうと関係ない。動いたら撃つ。」
ということは・・・
やはり。
イズミ・・・弥錦 泉美(ヤニシキ イズミ)の反乱か。
だが、なんのため?
その目的だけが不明だった。
ボスとトクラ。イズミと実験体。傭兵と公安。そして総一郎。
514 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:10:37.97 ID:vsQnmPdk0
もちろんイズミの所業を放っておく気はない。
傭兵もただ帰す気はない。
ボスに対しても思うところがないわけではない。
実験体。これはどうしたもんだか・・・
研究員。消された可能性が高い。
総一郎。利用価値がある。
自分たち。なにをなすべきか解っていないのが現状だ。
部隊が編成されている。
研究所に。すべてをなかった事にできる部隊が。
「どうしろっつーのよ・・・・」
トクラが思わずつぶやいた。つぶやいてしまった。部下の前で。人の前で。
そして自分自身が一番驚いていた。
迷うこと、躊躇うこと、見切りの速さと後悔を切り捨てる強さ。常に前を向く女が、今立ち止まっていた。
その場の空気が固まった。空気の読めない総一郎にはどうとも感じられなかったが、シンジョーはなにも言えないでいた。
515 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:19:46.01 ID:vsQnmPdk0
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
三人分の沈黙。そして
TELLLLLLL!!
電話が鳴った。
ワンコールでトクラが出る。
「はい。・・・・・・・・。・・・・・確かですか。・・・・・・・・・。はい。・・・・はい。解りました。」
電話を切る。
シンジョーを一度振り返り、注意を向けさせる。なんとなく、重要なことを言いそうな面持ちで、実際その通りだった。
「三川の私設後援会本部が爆破された。」
「・・・・・マジかよ。」
「マジよ。」
シンジョーが驚愕した声を上げる。震えていたかもしれない。
516 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:27:25.47 ID:vsQnmPdk0
「死傷者数不明。ボスが直々に連絡網を起動させたみたい。そんだけ大きな被害がでたってことね。
少なくともすぐ動ける連中はいなくなった。そして多分同じような事態が各地で起こる事になる。
警戒はするけど警察の介入は好ましくないし、完全に防げるとは思えない。今すぐに手をうつ必要がある。」
「ってことはまさか・・・」
「長岡の支部から増援が来る。本当だったら本部の実行部隊が派遣されるはずだったけど・・・生きてるかどうかも解らないしね。」
「長岡って言うと・・・あいつか?」
「ええ。」
「話が見えないんだが・・・いや、見えなくてもいいのかもしれないけどさ。まだ目隠しされているし。」
総一郎、取り残されちゃった。
「とりあえずあなたは放逐する。私たちは忙しくなるから。」
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 02:32:05.35 ID:k/uJqRcM0
共闘は無しか・・・?
wktkwktk
518 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:33:55.86 ID:vsQnmPdk0
総一郎の目隠しと手錠を外す。子供かよ!?という総一郎のリアクションに軽くむっとしながら、
「ベレッタだけじゃ足んないわね・・・銃器をありったけもってくるように言っておくわ。どうせ置いておくはずもないし。」
「だな・・・本当にこの機会に転職考えた方がいいかも解らんね。」
「はいはい、この一件の片がついたらね。その時は私も付き合うわ・・・」
「ははっ、三人で会社でもやろうか。どうせ長岡の事務所は閉鎖だろ。それでこっちに移転・・・
あいつと同じ職場では働きたくねーってのはおんなじか。一緒に探偵なんかどうだ?」
「悪くないわね。でもまずはヤマザキを救出してからよ。」
「だな。」
「あんたら・・・その・・・研究所とやらに襲撃かけるのか。」
手錠を外してもらいながら総一郎が聞いた。
「そーよ。だからあなたは好きにしなさい。どこへでも行けばいい。」
1.黙っている
2.戦闘のあった役所に行く
3.腹が痛いからトイレ貸してくれ
4.俺も連れてけ
5.その他
519 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:34:49.87 ID:vsQnmPdk0
2:50
までで一番多い奴いくよー
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 02:36:26.33 ID:00qtDyqxO
まず3
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 02:37:07.57 ID:k/uJqRcM0
ここは4…?
でもトクラ達の目的がはっきりしてないし・・・
522 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:41:14.13 ID:vsQnmPdk0
ちなみにこの選択は後のトクラとシンジョーの生死に変動を与えます。
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 02:41:41.12 ID:yPMZ3MMH0
3
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 02:43:13.79 ID:TuRMS3200
4かな?
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 02:46:39.91 ID:wKJN9cUK0
4.俺も連れてけ
526 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:51:28.25 ID:vsQnmPdk0
締め切ります。おk、4な。
527 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 02:56:03.47 ID:vsQnmPdk0
もしかしたら自分も連れて行けとか言い出しそうだな・・・と、トクラは思った。
その場合はどうしよう。一義的には目的も一致しているしやることは一緒だろう。
あるいは有効に使えるかもしれない。
しかし次義的には敵対もしかねない。いや、自分たちの振る舞い・・・
自分たちとしては実験体に関して興味はない。しかし長岡から来るチームがどう思うかだ。
彼らが実験体の確保に意欲を示すかどうか。つまり、もはや権力を維持し得ないボスに付き続けると言うなら・・・
自分たちは今回の作戦の混乱に乗じて公安の秘密部隊を抜けることができるかもしれない。しかしそれはあくまで目的を果たせば、だ。
長岡の部隊は超過激派。とにかくドンパチが好きなんじゃないかってくらいしょっちゅう撃ち合いをしている。
そんな連中が早急に攻めるべき敵を発見したら。
潰しにかかるだろう。
しかしまた我々は作戦行動の基盤を失っている。
爆破された本部にはそれなりの量の銃器、脱税支援と不正献金、談合の証拠といった機密書類。
さらに言えば、確か今は八月の一斉検挙で押収した麻薬の一部が「処理」されるのを待ち保管されていると聞いている。
とんでもない悪党の出来上がりだ。
528 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 03:07:39.75 ID:vsQnmPdk0
研究所の襲撃は賛成だ。借りもあるし最後に給料分の仕事をしようという精神もある。
爆破された事務所の連中は遠いとはいえ仲間だったし、同じことが起こらないとも限らない。
上のことは上でやってくれ。現場は現場で撤収作業に移る。
それが今現在のトクラの意思だ。しかし長岡の連中はどうだろう。
「・・・・・・・・・・」
解らないのだ。
あのバカが何を言い出すか。
そして目の前にいるこの男。
正直興味をそそられる。なんというのだろうか―――
「俺も連れてけ」
やはりそうきたか・・・
トクラは心のどこかで楽しさを感じつつ、しかし残念でもあった。
この申し出は受けられない。もっての他だ。
「ダメね。あなたは私たちに敵対しかねないし。実験体一つで手を貸してくれるって言うならアリだけど・・・」
「その実験体を巡って長岡の連中が反発してきたときが怖い。」
「あなたはもといた場所に放逐する。」
それっきり、トクラはもう何も言わなかった。
しかしシンジョーは解っている。
楽しそうなその表情。トクラもトクラでなかなかの悪党だ。
529 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 03:22:14.50 ID:vsQnmPdk0
「送っていくよ。元いた場所まで。警官はもういない。ガス爆発って事になってるから。立ち入り禁止にはされてるけどね。」
そういうと自分をバンに誘導した。
確かにその通りだ。
仲間に入れてくれ、と言った訳ではないが実質それに近い。
そんな要求が通るはずは無いし、彼らにしてみれば自分をこうして放逐するのも一種の譲歩なのだ。
仕方ないか・・・。
それから再び真っ黒な袋を被り、しばらく迂回するようにいろいろ曲がったりした挙句、しっかりもといた場所でおろされた。
自分が降りると二人はもう何も言わずさっさと走り出す。
それを見送る・・・事をしようかとも思ったが。
「さて、行くか。」
諦めなど微塵もない。
ここにはまだ明るいうちに止めたストリートマジックが駐車してある。
遠く見える車影。ま、ばれることも覚悟で。
付けさせてもらう事にした。
530 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 03:26:05.55 ID:vsQnmPdk0
ここで休憩。CM入りまーす。
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 03:33:38.20 ID:TuRMS3200
付けるのかw wktkwktk
ところで、実家のケアって何してたの?
532 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 03:37:23.48 ID:vsQnmPdk0
ここのこと。ここにうpしてたってことですよー。
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 03:41:01.59 ID:TuRMS3200
ああ、実家=本スレか。
てっきり家庭の事情かと思ってた俺テラバカスwww
534 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 03:55:08.80 ID:vsQnmPdk0
535 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 03:55:46.32 ID:vsQnmPdk0
研究所襲撃 一時間前。
ニシムラは待ちくたびれていた。
報告は受けている。
敵は多くとも八人。
こちらはかき集めて八人。
非戦闘員の事務屋は汚れた仕事の事実を隠蔽する任務に奔走している。
確かにな、ヤバイかもしれない。
連中がどんなに取り繕っても訴えられる先が多少減るだけだ。
破産に変わりはない。
既にスポンサーは終わりだ。
しかし動く理由はある。
報復と、最後の仕事だ。
536 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 04:03:40.81 ID:vsQnmPdk0
これをうまくやれば再就職のアテが確保できる。
オマケに多少だが退職金も出る。長年勤めた組織の終わり。
最後の大舞台だというのに・・・
連中ときたら。
数少ない実行部隊の一つ。この地区を任されているトクラの二人がまだ来ない。
襲撃予定時刻は零時きっかり。
それまであと一時間と迫ろうとしている。
まさか逃げた?
ありえない話ではない。
自分の身の安全を考えるならここは逃げの一手も有効だ。
しかしその場合は自分たちに追われる事になるが。
少なくとも、これまでの仕事について口を閉じる。
その契約書としての意味が強いのだ。この仕事は。
いい加減痺れを切らしてしまおうかというその時、トクラのマルピンがとろとろと到着した。
「おっせーよ。やる気あんのか?」
537 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 04:14:12.90 ID:vsQnmPdk0
ばたむ、ばたむ。悠長に車から出てくる。
その一挙手一投足が余裕たっぷりで長ったらしく感じられてムカついた。
「ただいま到着しました。」
「同じく。」
まったく動じちゃいねえ。ナメてんのか?
「オイおめぇーらがそんなだからこんなことなったんじゃねーのか?ちったぁ気合ってもんみせろや。」
存分にドスを利かせて言ってやった。しかしこの二人はハタと顔を見合わせると、
「ビビってるからって妙なところで威勢張ってんじゃねーわよ。」
「時間には間に合っているんだし、いいじゃないですか。」
それも、すまし顔で。
「・・・・・・言ってくれるじゃねーか。」
へっ、と軽く吐き出してニシムラは全員の前に出る。
タンカを切るのはここまでのようだ。こちらの意気を確認できて満足なのかもしれない。
538 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 04:26:09.33 ID:vsQnmPdk0
「まー実際斥候に出たのはあんたらだ。あんたら待ちだったのさ。たぎるのは仕方あるまい?ほれ、ミーティングだ。」
そういうと、全員の視線の前で、人気のない道路の真ん中、話し始める。
「聞いてると思うが、一週間ほど前からこの森の奥深くに鎮座する研究所が連絡を絶った。」
「そして先日、調査に向かった斥候が武装したフランス人と接触。一人が負傷し、捕虜となった。」
「そして帰ってきたのがそこの二人だ。我々は彼らの手引きの上、施設を急襲、制圧する。」
「敵の正確な数は不明。しかしかなりの練度と重火器を装備している。最低でも六人。」
「また柿崎に連中の使ったらしい密輸船業者が停泊している。これに関しては港湾局に任せるしかない。状況が状況だ。」
「施設に人質は七名前後。研究員が三名、主任が一名、事務員及び警備が各一名。さらに捕虜になった同胞が一名。」
「ここで注意点の説明だ。トクラ。」
「トクラだ。昨日潜入を試みたが失敗した。相手はかなりの手練だ。最大警戒で挑んで欲しい。」
「また、今回の騒ぎは内乱の可能性が高い。首謀者は事務員及び警備。この二人には注意してかかれ。なるべく生かして確保しよう。」
「状況から見て研究員の生存の可能性は低い。主任だ。状況はなかり流動的なものとなるだろう。各自覚悟してかかるように。」
「それと私の部下がいるはずだから見つけたら保護よろしく。施設内部は改装を繰り返しており未確認地帯もある。」
「近づく際はサーチライトとスナイパーに注意しろ。私が見た限りでも38口径のハイパワーライフルが屋上に控えている。」
「突入の手はずは班長のニシムラに任せる。」
539 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 04:38:09.52 ID:vsQnmPdk0
「聞いたなお前ら。外人見つけたら即射殺していいぞ。」
「どの道俺らの目的は証拠の隠滅だ。まずは殺せる奴みんな殺せ。」
「落ち着いたら我々にたどり着けないまで遺留品を回収。できないものは破壊。」
「アカギとアマナツは裏側に回れ。カジとサメザラは森を抜けて正面。うまく隠れて狙撃をかわせ。」
「ツマブキとハラはさらに回り込んで病棟側から進入。ヤタは俺について来い。トンネル側の山から屋上の狙撃兵を潰す。」
「いいか、とにかく迅速に行動しろ。人質を殺す間を与えるな。突入すれば盾にするだろう。手を掛ける前に叩く。退路も塞いでおけ。」
「聞いたとおり、強引ね。」
トクラがぼそりといった。
「人質の安全を考えたことあるの?」
ふん、少し鼻を鳴らし、
「俺らの最優先は証拠の隠滅なんだよ。悪く思うな。それに人質のカードは向こうの命綱だ。簡単には切らんさ。」
「・・・・・・・・。・・・・あたしの部下なのよ?」
「救出するよう努力はするさ。」
540 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 04:48:06.39 ID:vsQnmPdk0
ちっ。明らかな舌打ち。トクラはいらついている。なにせ要求が不干渉、それだけなのだ。
交渉で解決できる問題では無いし、こちらにはもはやこれしかカードがないもの事実だった。
だとして・・・これではヤマザキに死ねと言うも同然だ。それを仕方ないと切り捨てられるトクラではなかった。
「IRシステムのログを盗んでいる事を逆手に取る。こちらが通り過ぎたと思わせ、その間に包囲、突入する。」
「森を進むときは気を付けろ。連中は野戦に強い。ヘタしたら簡単に殲滅されちまうぞ。」
「私から、言い忘れたことがあるわ。」
トクラが突如口を挟んだ。
「あの研究所に、研究の成果が『いる』の。人の形をしていて、人の言葉をしゃべり、人として生活していた『人間らしきもの』がいる。」
「あなたたちの目的からしてみれば、『これ』はどうする対象になるのかしら?」
「それは・・・脅威なのか?」
「解らない。でも私たちの『敵』ではないわね。」
「ふむ・・・」
541 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 04:49:14.86 ID:vsQnmPdk0
もう俺こんな真夜中に過疎スレで何やってるんだろうorz
軽く吊って来る ノシ
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 04:51:17.04 ID:wKJN9cUK0
みてるよノシ
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 04:53:58.67 ID:TuRMS3200
俺もwktkしながら見てるよノ
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 05:06:37.84 ID:k/uJqRcM0
割り込みは美しくないから黙って見てる訳でw
たまに存在アピールするから続きをwktkしてるノシ
545 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 05:08:55.35 ID:vsQnmPdk0
あー首痛ぇ。続き↓
ニシムラは考えた。
一応、研究員は使いまわせるのでなるべく保護して欲しいとの要請もある。HDDもだ。
「その『人っぽいもの』はなるべく確保し、持ち帰る。ただし抵抗し、脅威となった場合は、射殺しろ。」
ぶっきらに答えた。
トクラは不満顔だ。
怒りは静かに、しかし温度を増してきていた。
「シンジョー。」
「なんだ。」
車の中。小さな声でとクラがシンジョーに話しかけた。
後部座席では装備を確認している四人。ヘッケラーコッホのMP5A3サブマシンガン。
同口径、同型の弾丸で使いまわせるグロック。それぞれの動作を確認。弾丸をいくつか摘み取ってその品質を確かめる。
それをマガジンごとに行い予備として格納してゆく。
いい銃使ってやがんなぁ。
546 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 05:28:06.34 ID:vsQnmPdk0
「私たちもでるわよ。」
「・・・マジか。」
確かに。銃器は揃っている。弾丸も。
戦うだけなら戦える。その前に殲滅されなければだが。
「ヤマザキを助けられるのは私たちだけ。」
「一番乗りを狙うんですか・・・?うほっ大胆・・・」
「たまにはいいんじゃない?騒ぎに乗じれば大丈夫よ。死にゃしないわ。弾は私たちを避けるもの。」
「ははっ・・・正面突破デスカ。罠が仕掛けられてたら?」
「私なら見抜ける。どんなトラップでも。依然みたもの。違いはすぐわかる。」
「だとして・・・いえ・・・・そこに痺れる憧れる・・・・・!!」
「やってやりましょう。ガツンと。」
「ええ。ヤマザキ連れ帰って、しばらくは酒かっ喰らって過ごして。ほとぼりが冷めたら再就職。」
「最高でしょ?」
「最高ですね・・・!!」
ノってきた。
やってやろうじゃないか。
547 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 05:33:01.26 ID:vsQnmPdk0
同時刻。呱々の森入り口。施設から20kmの休憩所。
遠くヘッドライトが見える。
最大望遠でそれがやはり先ほどのバンだと確認した。
真っ暗な森。
山頂までロープウェイで行き、目を凝らせば。
あるいはその研究所というのも見えるのかもしれない。
晴れた日なら。
しかし、すべては今夜に終結させる。終わってしまう。
「・・・・行くか。」
缶コーヒーの残りをいっきにあおる。
腹の鈍痛は気にしない事にした。
ライダースーツという訳には行かなかったが戦闘を意識した服装ではある。
「姫・・・今行くからな。」
ストリートマジックのエンジンが轟音を立てる。
誰もいない休憩所。
スチール缶を放り込む。
ヘルメットを被り。
総一郎は死地へ向かった。
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 05:33:36.01 ID:k/uJqRcM0
(´・ω・`)ヤマザキ
(´;ω;`)ブワッ
549 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 05:33:46.06 ID:vsQnmPdk0
今日の分終了っ!
なぜか!?朝だからだ!
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 05:35:33.47 ID:k/uJqRcM0
日光は俺たちの身体にはキビシすぎる・・・!
乙!!!
いよいよ佳境だなぁおい
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 05:39:11.32 ID:wKJN9cUK0
うぉぉぉー!
wktkwktkwktk!!!!!11!!!!!
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 05:40:12.69 ID:k/uJqRcM0
恒例の質問コーナークルー?
553 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 05:40:29.45 ID:vsQnmPdk0
さぁーいっぱい死ぬぞー♪
で、選択肢の答えいる?
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 05:43:35.86 ID:TuRMS3200
もちろんいる
555 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 05:51:36.49 ID:vsQnmPdk0
選択肢A
1.解った、答えよう→トクラ好感度微量アップ
2.信じられない→放置くらいます。トクラ好感度アップ。
3.沈黙→トクラ好感度アップ。
4.暴れる→放置くらいます。追跡フラグなし
5.その他→皆様のお気に召すまま
トクラ好感度が次あたりで発揮されます。また実は結構重要な選択肢でした。
4.を選ぶと総一郎が以後ほとんど出番なし。
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 05:57:20.60 ID:k/uJqRcM0
好感度の順位は2>3>1とみた!
正解は?
557 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 05:58:37.14 ID:vsQnmPdk0
選択肢B
1.黙っている→放逐される。追跡不可能。
2.戦闘のあった役所→追跡イベント直行。ただしこの場合は「犯人は現場に戻るものだ」ということで張り込んでた警官に追いかけられて
「あーばよとっつぁ〜ん」的展開が。研究所到着時刻が遅れます。
3.腹が痛いからトイレ→適当なところに放逐。研究所到着が遅れる。しかしなぜかトクラ好感度アップ。
4.俺も連れてけ→研究所襲撃イベント発生
5.As you like!
まあ可もなく不可もなく。トクラの好感度が結構高い水準に位置しているのでここで取り逃がしても・・・いいや?どうかな・・・・
研究所の襲撃が遅れるといろいろみたくないことなる。
558 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 06:04:08.87 ID:vsQnmPdk0
559 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/09(日) 06:05:33.56 ID:bCkU9eh/O
グロックキタ━━(゜∀°)━━!!!!
めちゃくちゃ嬉しいのでヘッケラー&コックがコッホになっていたのは黙っておこうwww
wktk!
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 06:09:07.59 ID:k/uJqRcM0
>>559 ヒント:朝
>>558 把握した。A-4だった場合はトクラ達の活躍が書かれて・・・だったのだろうか
561 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 06:09:27.18 ID:vsQnmPdk0
>>559 うはwww正直あんた意識した部分がないではないwww
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 06:12:41.21 ID:wKJN9cUK0
563 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 06:16:30.83 ID:vsQnmPdk0
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 06:21:38.83 ID:k/uJqRcM0
Heckler & Koch
好きなように嫁。と?
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 06:23:16.37 ID:wKJN9cUK0
566 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 06:30:31.63 ID:vsQnmPdk0
さてでは、皆さんの質問を受け付けましょうか。
A1「おはようございます。アマナツです。」
A2「アカギです。」
ニ「ニシムラだ。」
ツ「ツマブキといいます。」
カ「カジでーす。」
ヤ「ヤタ」
ハ「ハラですよー。」
サ「・・・・・あ、はいはい。サメザラです。」
ニ「質問受け付けているぞ。」
ト「多いわね・・・ウザ。」
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 06:35:47.11 ID:k/uJqRcM0
公安職員に答えられるか疑問だけど…
施設側の傭兵たちは失敗作ゾンビの存在は把握してるの?
568 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 06:38:48.26 ID:vsQnmPdk0
>>567 ニ「なにがでてきても大丈夫なくらいの度量はある。」
サ「それにぶっちゃけ腐った死体なんか・・・。・・・・」
ハ「怖くない!怖くないぞー!」
カ「まー実際衰弱した成人男性が十数体楽にばらせる程度の力しかない。」
A1「注目すべきは動いてるってことだけだからね。それで動揺したらヤバスだけどさ。」
569 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 06:43:29.45 ID:vsQnmPdk0
あ、傭兵さんたちね。
イ「私は教えてないわよ?」
ミ「俺も教えてないぞ。」
ゴ「ワシも教えてはおらんのじゃ。」
イ「まー放置しててもいいんじゃねーのってこと。不快な思いはするだろうけどそんだけよ。」
ミ「超適当。なんでそういうところばっかり乱雑なのかね。」
ジ「ふぉっふぉっふぉ、それが可愛げというものじゃよ。」
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 06:55:15.53 ID:k/uJqRcM0
おいwじーさん誰だよwwwwwwwww
トクラとシンジョーは総ちゃんの尾行に気付いてますよね?
571 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 07:06:38.10 ID:vsQnmPdk0
>>570 ト「来ててもおかしくはない。」
シ「でも見えないねー。距離とりすぎて逆にわかんなくなっちゃったりしてないかなぁ。」
ト「森には二つ道路があるの。私たちは山麓の尾根伝いに延びるライフラインになる長い長い道を通っていて、
もう一つは隣町へのショートカットになる道。さて・・・どこから姿をあらわすのやら。」
シ「まー自分たちは自分たちのやることがある訳で。」
ト「戦闘中にひょっこりでてきて邪魔だったら撃つ。その程度。」
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 07:26:13.14 ID:k/uJqRcM0
じーさんの正体が気になるが(´・ω・`)
塵に還る時間のようだ・・・(´・ω:;.:...
では…サラバ(´:;....::;.:. :::;.. .....
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 07:47:51.32 ID:bCkU9eh/O
保守
574 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 07:47:55.44 ID:vsQnmPdk0
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 08:22:22.03 ID:bCkU9eh/O
保守
576 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 08:52:17.04 ID:vsQnmPdk0
577 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/09(日) 09:18:14.32 ID:wKJN9cUK0
お出かけ前の保守!
578 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/09(日) 09:34:44.27 ID:wKJN9cUK0
おでかk(ry
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 09:54:19.76 ID:bCkU9eh/O
保守
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 10:22:27.59 ID:yPMZ3MMH0
体は保守でできている――
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 10:59:38.04 ID:fS5zg9bo0
ほ
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 11:24:28.26 ID:00qtDyqxO
保守
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:00:38.49 ID:dEM5tZx30
保守
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:32:12.26 ID:I3+D82T20
保守
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 12:54:37.68 ID:I3+D82T20
保守
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 13:20:19.64 ID:TuRMS3200
保守
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 13:43:21.30 ID:dEM5tZx30
保守
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:03:27.26 ID:TuRMS3200
ほ
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:28:27.83 ID:yPMZ3MMH0
しゅ
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 14:54:05.23 ID:yPMZ3MMH0
しゅ
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 15:16:07.59 ID:yPMZ3MMH0
しゃ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 15:39:16.63 ID:TuRMS3200
しょ
HOSHU
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 16:17:46.02 ID:08gEe32vO
ほ
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 16:40:18.90 ID:yPMZ3MMH0
しぇ
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 17:02:55.13 ID:yPMZ3MMH0
い
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 17:23:26.65 ID:yPMZ3MMH0
ん
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 17:46:01.71 ID:yPMZ3MMH0
?
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:09:46.59 ID:yPMZ3MMH0
ほ
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:21:45.40 ID:08gEe32vO
っ
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 18:40:21.03 ID:yPMZ3MMH0
ち
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 19:04:30.54 ID:yPMZ3MMH0
ゃ
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 19:05:01.35 ID:bCkU9eh/O
ん
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 19:23:59.83 ID:yPMZ3MMH0
、
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 19:42:10.20 ID:yPMZ3MMH0
ホ
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 20:00:57.09 ID:TuRMS3200
リ
607 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 20:02:37.16 ID:dkwRXAKX0
保守
608 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 20:18:36.46 ID:dkwRXAKX0
慌てふためきつつ片手間保守
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 20:40:50.86 ID:TuRMS3200
保守
610 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 21:04:30.94 ID:dkwRXAKX0
さて今日のうpはどうしよう保守
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 21:12:30.28 ID:bCkU9eh/O
嫌耳落ちた
612 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 21:23:10.40 ID:dkwRXAKX0
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 21:29:41.97 ID:08gEe32vO
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 21:43:38.14 ID:AKOjWgbU0
嫌耳のあざみの話の続きが気になってしょうがない・・・・
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 21:57:30.09 ID:yPMZ3MMH0
風呂に入る前にほしゅ
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 22:15:31.58 ID:08gEe32vO
ほ
617 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 22:17:10.30 ID:dkwRXAKX0
さてお茶飲も
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 22:35:38.94 ID:TuRMS3200
再開を期待しながら保守
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 22:55:02.38 ID:yPMZ3MMH0
保守だあああっ
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 22:55:05.61 ID:hnz1QtSI0
621 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/09(日) 23:14:52.33 ID:dkwRXAKX0
とりあえず今日は
0:00
から再開。
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 23:31:28.01 ID:TuRMS3200
wktk
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 23:54:26.54 ID:79GyYaAkO
ノートリアス
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/09(日) 23:55:17.37 ID:TuRMS3200
保守
625 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 00:05:10.53 ID:HTQhPot20
626 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 00:14:30.72 ID:HTQhPot20
「こちらサメザラ。サメザラだ。駐車場まで来た。これ以上は進めない。
試しにさっき捕まえたリスを放ってみたんだが・・・サーチライトが点いた。相当監視厳しいぞ。スネークでも無理だな。」
「リス太郎・・・」
「っるせぇな。小動物飼いたきゃ最寄のペットショップへどうぞ。野生に触ったら手を洗うこと。」
「監視体制はガチガチだってことは確かだね。まさか12.7mmの弾幕はないと思うけど近づくのは危険だよ。」
「こちらニシムラ。こちらニシムラ。植生が濃いおかげで十分な隠蔽を確保。敵の姿を森の中に確認したものはいるか?」
間もなく全員からプッシュフォンに答えが返ってきた。曰く、NO.
「よし・・・」
軽く息を呑むニシムラ。
作戦を頭の中でイメージ。よし、いける。
627 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 00:26:12.94 ID:HTQhPot20
「作戦開始!」
轟音が巻き起こった。裏手でも侵入を開始したのだろう。
それとともに正面に向かう一台の偽装バン。
ただのバンではない。防弾性のグラスファイバーを使った対弾性に優れたバンだ。
一見して装甲を施されていることは見分けられない。
まだまだ日本でこの使用の加工を施すことは難しいため米国からの逆輸入品だ。
現金輸送車には及ばないが12.7mmでもある程度は持ちこたえる。特にエンジン部分。
対弾性が上げた重量をものともしない程の馬力、パワー。
トンネルを出ると、そこは戦場だった。
疾走。
屋上で瞬く鉄火。
―――――がぁん!!!
ばりっ!!!
フロントガラスにライフル弾が撃ち込まれた。しかしまだだ。まだ割れない。
628 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 00:36:26.67 ID:HTQhPot20
しかし放射状どころかフロントガラス全体が真っ白になるほどの威力だ。一発は耐えられた。しかし・・・二発目は耐えられない。
届けっ!
視界を遮られたが、ハンドル操作はしなくてもよい。このまま突っ込めばいい。
山奥の夜の真っ黒とひび割れたガラスの真っ白が混ざり合った視界の向こうで、もう一度光が瞬いた。
――――がぁぁん!!!!
さらに近くで。ほぼ直角だった。それだけ建物に近づいているということだ。
がごっ!!
乗り上げる。
銃声。
またライフルかとも思ったが違う。
頭上で叫び声が聞こえた気がした。
恐らく屋上で自分たちをしとめようと乗り出した奴が援護射撃にやられたのだろう。
伏せていた顔を上げる。フロントガラスは喪失していた。
助手席側のシートには弾痕。でかい穴が開いていやがった。
いきなり明白になった視界。入り口にぶつかってた。まだだ。まだ動かさないと・・・
ライトが完全に事故車両の視界としてまん前の白い壁を照らす。少しだけバックして、改めて入り口にバンの横をつける。
ちょうど、通用口がバンのドアに重なるように。
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 00:45:56.75 ID:KZPNNYnG0
wktkwktk
630 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 00:47:44.94 ID:HTQhPot20
トクラがバンのスライド式のドアを少しだけ開けてイングラムをつきだした。
ぱぱぱぱぱぱぱぱぱあぱぱぱ!!
景気のいい音を立てて9mmがばら撒かれた。牽制目的だ。撃ちながら、トクラがスライドのドアを全部開けた。
小さな体を玄関ホールに投げ込むように跳躍。正面のカウンターの陰に隠れ、ロビー全体を見渡す。
誰も・・いない?いや違う。いる
再び跳躍。
カウンターの内側に飛びこんだ。そこから入り口をうかがう。シンジョーと正面部隊のカジとサメザラが到着し,進入しようとしていたが、
「まだ来るなっ!!」
イングラムを突き出してロビーにおかれたソファとテーブルに向かってフルオートで引き金を引く。改造しといてよかった。
ばきばきという木製品がはじける音、ソファが耐え切れず破裂するように倒れ、それでも弾を吐き出し続けた。
トクラが目を凝らす。しかしマズルフラッシュのせいでよく見えないのか、なれた手つきで弾装を交換し撃ち続けた。
ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ!!!!
火薬の弾ける音の連続に耳がやられたのか神経がやられたのか、さっきまではいちいち区切ったように聞こえていた発射音が一繋がりに聞こえた。
631 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 00:58:38.14 ID:HTQhPot20
再度意識を集中して状況を感知する。気を抜いてはいけない。
破裂音に耳が慣れてくる。トクラがそろそろ弾装を使い切るかというところで、ついに
「・・・っぎっ・・・・!!!」
男が声を漏らすのが聞こえた。
やはりそこにいたのだ。
やけを起こしたように、既に身を隠すにも、弾を防ぐにも使えなくなったようなソファの陰から男が飛び出し、
AKMを向けようとするが、その程度の移動では大まかな狙いを定める上で銃身を著しく短く作られたイングラムとAKMの差は埋まらない。
結局狙いをつける前に、飛び出した男は体中に9mm弾を受け事切れたように倒れる。
ごとっ。
空になったマガジンを落とす。そこに新たに9mmを差し込む。
既に60発以上も撃っているというのにトクラは慎重にその男に近づき、頭に銃弾を叩きつけた。
その向こう、トクラの向かったほうとは反対・・・奥に通じる通路。カウンターの奥にある通路は既に塞がれていた。
そこに寄る。記憶の通り、データが正しければこの先の通路はまず両側に実験室。
その奥、さらに進んで階段を隔てて右側にまた実験室、そして左側には死体置き場がある。
632 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 01:10:41.77 ID:HTQhPot20
衝撃や熱を不用意に与えては事だが、そこに人質が置かれている可能性を無視して
指向性形成爆薬を使ったエントリーが実行された。遠く向こうで爆発音。ガラス瓶がはじける音。
壁が吹き飛ばされ、その衝撃で棚が吹き飛び、爆薬を取り付けたのと同じ四角の形に進入口ができる。
アマナツとアカギが進入するが・・・視界が悪い。
まだ粉塵と硝煙が舞っており、有毒ガスも微量だが発生していた。さらに物が多かった。
・・・・がたん!!
二人が銃口を向ける。
吹っ飛んだ薬品棚の破片が落ちた音。
注意をそらしたのがいけなかった。
633 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 01:22:04.66 ID:HTQhPot20
がばん!
背後で瓦礫が巻き上げられ、下から顔をフードで覆った男がAKMを一線に凪いだ。
反応の早かったアカギの肩を掠め、アマナツのボディーアーマーに食い込んだ。
「・・・・!!!!」
衝撃にくず折れるアマナツ。7.62mmがこの距離で。少なくとも三発。
死にはしないが、すぐ動くことはできない。腰に強い衝撃を受け体中が痺れていた。
さらに発砲。アマナツの大腿後部、血管にでも当たっただろうか。
血が噴き出し、咄嗟に倒れ、難を逃れたアカギの顔にかかった。
熱い熱い血。アカギの心に恐怖が湧きあがり、いささか冷静さを欠いた赤木がグロックを引き抜き連射。
目の前に立ち尽くすアマナツに意識を奪われ、ただ闇雲に撃っていただけのゲリラ野郎はその時やっとアカギの脅威に気付き―――
しかし既に遅く、連続してガチガチと引き金を引かれたグロック18の9mmが肩、腹、そして頭に当たって男は倒れた。
死亡を確認する暇はない。血が飛ぶのは見えなかったが、フードのためだろう。暗かったし、まだ埃が舞っている。
634 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 01:30:07.76 ID:HTQhPot20
「ちくしょう・・・くそったれ・・・!!」
半泣きの状態だったが威勢は忘れない。アマナツの巨体が横たわるそばに行き、止血を施す。
もともとの体重とボディーアーマーのせいで傷口をよく確認できない。ひっくり返そうにもうまくいかない。
気ばかりが焦る。なんとか止血点を抑え・・・しかし生きて帰れるかどうかは微妙だろう。
このまま出血が止まらないかもしれない。両の手が真っ赤に染まるほど溢れている。しかし諦めない。
太い血管をかすり・・・貫通したようだ。既に左足の感覚は消えているはずだ。それを確かめる術はない。
アマナツは気を失っていた。
なに、なにか方法は。とにかく傷口を塞いで
そこまで思ったところでアカギの意識は強制終了した。
薬品庫に一人いたならもう一人を疑うべきだった。しかしアカギはパニックに陥っていた。
それでも仲間を助けようとして・・・結局二人とも死ぬ羽目になる。
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 01:38:40.61 ID:KZPNNYnG0
これで三人・・・っと
636 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 01:39:39.56 ID:HTQhPot20
サメザラは焦っていた。
「ああ最高だよなッ・・・・!!」
自分を鼓舞するように、なんだっていい言葉を僅かにそうつぶやいて、金属製の分厚い扉のノブに9mmを集中させる。
ががががががごごぎぃぃぃん!!!!
抵抗するような金属同士がきしむ音に不快を感じた。八発撃ち込んで、しかしこういうときはそうすればいいのかを知っている。
まだ撃ち込んだ。今度は内側に向けて。それでドア錠は破壊される。
薬品庫でアカギの声が聞こえてやってきたが、一足遅かった。
扉を蹴破った瞬間、目の前で頭に銃弾を叩き込まれ・・・・・・
動体視力のいいザメザラには見えた。鼻から、目から血を流して倒れるアカギ。
考える前に、傍らに立ちトカレフをもつ男にMP5A3を向けた。
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 01:59:45.51 ID:uvvXUBlq0
保守?
wktk wktk
638 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 02:01:51.81 ID:HTQhPot20
角度が違った。
伏せたアマナツの大腿に止血処理を施そうとしてかがんでいたアカギに銃弾を撃ち込むには銃口を極端に下げなくてはならない。
そして右腕に結わえ付けるようにフィットしたMP5を持ち上げるのと、右腕末端に持ったトカレフを構えるのとではどちらが早いか。
早かったのはサメザラ。
体を縦に裂くように連射された9mmルガー弾を喰らい男は吹き飛ぶように後ろに倒れた。
血煙が舞う。殺った。
しかし放たれた弾丸、7.62mmは軌道をそらしただけで。
「・・・・・・・っ!!」
サメザラの肩を貫通し向こうの天井の蛍光灯を破壊した。
「うぐっぅ・・・・・くそっ・・・この・・・・」
右腕が持ち上がらない。立とうとするが右肩にどういう風に力をかければいいのかがわからない。
手もつけず、足に力を込めるが右肩からバランスを壊す。
やはり立てない。
639 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 02:19:51.19 ID:HTQhPot20
トクラは階段まで来た。奥の薬品庫に向かったサメザラが気になる。シンジョーは右の実験室を、カジは左の実験室を捜索している。見るからに人の少なそうな場所だったので一人づつ。
ここでトクラは―――
1.階下に下る
2.階上に上る
3.奥に様子を見に行く
640 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 02:21:34.79 ID:HTQhPot20
いま人居ないからちょっとかなり選択肢は無謀かwwww
とりあえず決められるくらい集まるまで募集
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 02:24:09.08 ID:BT6UcfcN0
推測がつかないな…
とりあえず2
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 02:26:54.52 ID:KZPNNYnG0
きっとトクラ死亡フラグあるよな・・・
3
取り敢えず一階を完全に制圧したい
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 02:31:07.44 ID:ZWDFBlTpO
3・・・かな?
644 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 02:36:08.30 ID:HTQhPot20
2:40
まで。
645 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 02:43:30.64 ID:HTQhPot20
締め切り。3か。把握。
いきなり一人で先行する訳にも行かない。
注意深く進む。目が慣れる。誰かがうずくまって・・・
「大丈夫かっ」
そばに寄ったトクラが短く告げる。
油断なくイングラムを全方位に向けながら。
壁に背をついて歩くのはトクラのやり方だ。身長が小さいがゆえに低い位置から撃てる。コーナーで負けたことはない。
ザメザラだ。銃声がしていた。制圧できたと思ったのだが。やはり来て正解だったか。
「敵は?」
「薬品庫の中。まだいるかも知れん。」
半数以上が一階に集中しているとは考え難かった。
646 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 02:46:59.28 ID:HTQhPot20
薬品庫は結構な広さがある。まずは視界を確保しないと。
トクラは階段まで後退し階上をうかがった。こちら真っ暗だ。電源を探した方がいいかもしれない。
躊躇する暇はない。一刻も早く山崎を発見、保護しなければ殺される。
屋内にいて階上へ行くには階段を使うしかない。しかし・・・危険だ。うえからは登っていく人間が完璧に一方的に狙える。
無線で全員に呼びかける。
「トクラだ。薬品庫を制圧したい。電源を確保し明かりをつけてくれ。それと、ニ、三人ほしい。誰か手の開いたものはすぐ階段に来い。」
「シンジョー了解。合流する。こっちにはいない。」
「カジ了解。こっちにもいない。一階は制圧。」
「その後私は―――」
1.階上へ向かう
2.階下へ向かう
647 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 02:48:00.41 ID:HTQhPot20
連続選択肢スマソ
短期決戦で
3:00
締め切り。
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 02:55:15.35 ID:ZWDFBlTpO
2・・・かなぁ?
上からの方が狙い易い気がする
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 02:56:02.13 ID:KZPNNYnG0
怪しい施設は地下にありそう・・・2で
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 02:59:43.90 ID:Fu0oOen3O
2
651 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 03:03:09.96 ID:HTQhPot20
締め切りまーす。では、2で。
「私はシンジョーとカジを連れて地下へ行く。」
「こちらヤタ。ニシムラとともに非常階段を使って階上へ向かう」
「サメザラは負傷しているので一階においてゆく。制圧を維持したい。誰か支援に来てくれ。」
「まて、アカギとアマナツはどうした。」
「・・・・不明だ。薬品庫の中が確認できない。」
重苦しい沈黙。
居たまったく、それが示している事実は一つっきりで。
「こちらツマブキ。こちらツマブキ。ハラも一緒だ。どうもしばらくこの病棟を離れられそうにない。」
652 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 03:11:46.55 ID:HTQhPot20
しかし、死を悲しむのは後だ。自身がそうならないためにも。報告として受け取り、そして余裕のないものが声を上げる。
病棟・・・?なにが居るかは知らないが,とりあえず制圧対象には入れていた。
「どうしたツマブキ。なにがあった。」
ニシムラが出て来て問い詰めた。
しかし返ってきた返事に、ニシムラは愕然とする。
「解りません・・・とにかく、バケモンです。数が多い・・・!!」
「なんだ、なんだと?数がいるのか?」
「廊下いっぱいだ、くそっ胸糞悪い・・・まるで死体だ、これは。それだけじゃない。みたことないモノがいる。なんなんだか・・・あれはゼリーか・・・?どれも脅威になるものではないが・・・くそ。数が多い!!」
「大丈夫か、ハラはどうした!?」
「タマがもったいないんで鈍器で道作ってますよ。救援は必要ありませんが・・・脱出もしばらくは出来ませんね。」
653 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 03:23:37.23 ID:HTQhPot20
「・・・・解った。」
ニシムラはそれだけ確認すると無線を切り替える。
「トクラ!そっちはカジとシンジョー連れて行け!俺が上を制圧する!おまえはもう片方やれ!」
「了解。聞いたわね。行くわよ。」
ようやく探し当てた配電盤。一階全体及び二階に電力の供給を回復させる。地下は電源が繋がれたままだった。どうやらこっちが当たりか・・・?
その折、階上で銃撃音。敵はさらに分散しているらしい。さっさと済まさなくては・・・
銃口を突き出し、トクラが角から飛び出した。
654 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 03:26:55.62 ID:HTQhPot20
まだ少し残ってるけど今日はこのくらいでいいっすかー・・・?
そろそろ明日に備えにゃならんのです。申し訳ない。
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 03:30:56.23 ID:KZPNNYnG0
>>654 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
と、言いたいが
こっちもそろそろ人間に戻る時期だし・・・
最後まで読めれば文句無いからゆっくりおやすみ
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 03:31:13.74 ID:ZWDFBlTpO
657 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 03:33:28.85 ID:HTQhPot20
極端にスピードダウンするのでもしかしたらまだ少しかかるかもです。
自分も人間に戻ります・・・
保守よろ!
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 03:44:46.69 ID:BT6UcfcN0
寝る前保守
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 03:49:38.46 ID:hqn1ucfb0
ホッシュッシュ
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 04:18:30.73 ID:KZPNNYnG0
ほ
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 04:43:05.83 ID:meyRVPAr0
ほす
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 05:09:11.58 ID:ZWDFBlTpO
保守
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 05:20:07.20 ID:meyRVPAr0
ほす そして誰か続き頼む
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 05:39:08.85 ID:KZPNNYnG0
任された
ほ
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 05:56:33.38 ID:KZPNNYnG0
ん
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 06:18:46.98 ID:KZPNNYnG0
だ
そ
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 07:03:52.50 ID:ZWDFBlTpO
保守
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 07:30:59.50 ID:ZWDFBlTpO
保守
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 07:51:58.64 ID:ZWDFBlTpO
保守
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 08:25:48.88 ID:ZWDFBlTpO
保守
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 09:15:33.00 ID:ZWDFBlTpO
保守
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 09:43:07.97 ID:ZWDFBlTpO
保守
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 10:18:32.34 ID:ZWDFBlTpO
保守
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 10:55:20.60 ID:IYmbaqTAO
保守
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 11:35:39.58 ID:IYmbaqTAO
保守
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 12:14:22.25 ID:/4uvdzxe0
保守
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 12:39:16.68 ID:U+aLhUFEO
保守保守
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 13:06:18.90 ID:O50g+nXaO
保守
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 13:24:19.07 ID:BT6UcfcN0
保守
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 13:50:18.03 ID:O50g+nXaO
保守
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 14:25:30.76 ID:BT6UcfcN0
保守
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 14:48:09.11 ID:BT6UcfcN0
保守
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 15:14:06.76 ID:/4uvdzxe0
保守
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 15:50:22.72 ID:O50g+nXaO
保守
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 16:14:21.18 ID:BT6UcfcN0
保守
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 16:26:57.35 ID:BT6UcfcN0
保守
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 16:48:45.80 ID:BT6UcfcN0
保守
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 17:09:57.80 ID:O50g+nXaO
保守
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 17:29:02.02 ID:U+aLhUFEO
保守
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 17:49:22.93 ID:U+aLhUFEO
ほ
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 17:56:45.92 ID:Fu0oOen3O
そ
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 18:13:41.65 ID:Fu0oOen3O
き
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 18:44:32.83 ID:BT6UcfcN0
か
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 18:44:37.62 ID:/4uvdzxe0
か
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 18:47:36.76 ID:Fu0oOen3O
ず
697 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 19:14:37.70 ID:s8mLVL2p0
こ
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 19:31:44.13 ID:U+aLhUFEO
う
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 19:53:13.31 ID:U+aLhUFEO
ま
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 20:11:14.40 ID:Fu0oOen3O
い
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 20:21:01.98 ID:Fmv/2bkcO
ぼ
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 20:41:10.48 ID:BT6UcfcN0
|
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 21:01:23.36 ID:Fu0oOen3O
た
704 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/10(月) 21:08:06.64 ID:Vwr8iFFF0
ほしゅ
705 :
二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/04/10(月) 21:30:01.99 ID:UebsyoxL0
しゅっぽーすっぽー
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 21:30:09.54 ID:ZWDFBlTpO
捕手
707 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/10(月) 21:50:40.86 ID:Vwr8iFFF0
ほしゅー
708 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 22:03:11.39 ID:s8mLVL2p0
さてじゃあ
22:30
と、今日は早めに再開したいと思う。今日もそんなに長くないっす・・・
平日はどうにもパワーダウンしていけない・・・
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 22:10:39.87 ID:Fmv/2bkcO
( ^ω^)wktkだお
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 22:12:41.74 ID:Fu0oOen3O
711 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 22:30:10.51 ID:s8mLVL2p0
腹は・・・どうだろ。カカオの恵みは俺には毒みたいだwww
太陽の恵みな100%オレンジジュースとか飲むとガチでもどす俺。
・・・・ノスフェラトゥ。
712 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 22:33:44.20 ID:s8mLVL2p0
713 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 22:46:36.14 ID:s8mLVL2p0
「なんだー?ったく・・・こんなのに金使うなんて信じらんねーよなまったく・・・」
「一応すぐに銃は抜けるようにしとけよ。バイオハザードのボスっていきなり降って来るんだからな。」
「あー?あー・・・・ところでこのゾンビってあれか?もともと人間だったのか?それともゾンビを人間型にしたのか?」
「さぁ。たぶん後者じゃない?こんだけの数の行方不明者・・・聞いたことないし。生活反応のないキズばかりだし。明らかに正常な人間の形さえしてはいない個体もいるしね。」
鉄パイプを振りかぶり、ツマブキが観賞用と思しき植物まで破壊した。毒物に注意しながら。
三階で最後だ。
この病棟にはおよそ脅威となるものはいない。
なんか・・・ムダばっかりだ。
「ここにはもうみるべきもんねーな。肉の塊ばっか・・・・。?」
「どうした。」
ふいに沈黙するハラ。
ツマブキはその視線を追い・・・そして同じように絶句。
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 22:47:19.77 ID:sQobRFV90
保守
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 22:49:31.38 ID:sQobRFV90
しまった。俺は一体何をやってるんだorz
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 22:49:46.03 ID:kTxHnp1q0
hosuu
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 22:52:08.23 ID:kTxHnp1q0
>>713 藤岡「ハラ!ツマブキ!!どうしたーッ!?」
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 22:53:22.09 ID:kTxHnp1q0
719 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 22:57:38.42 ID:s8mLVL2p0
でかいのがいた。
三階から階段を居り、そのまま一階にきたのだ、さっきまで居なかった妙なものが居た、それだけならまだいい。
階上へ登る階段と地価に下る階段は別だ。しかしどちらも同じくらいの幅が確保されている。
地下はまだ調べていなかった。まずはザコを掃討しなくてはならなかったし。
そしてその地下に続く階段から。暗いのでよくは見えなかったが・・・
コモドオオトカゲか?いやそれにしてもでかい。
ツマブキが鉄パイプを投げ捨てた。下げていた銃を装備。
五・・六メートルはありそうだ。そいつが地下から這い出してきた。階段から。そして出口は階段の向こう。あれ、参ったね。
窓はすべて格子がはめられている。さすが隔離病棟。コンチクショウ。ねぇどうしましょうか隊長。こんなのジャングル探したって出やしませんぜ。
720 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 23:10:01.94 ID:s8mLVL2p0
のそのそ、と這い出してくる。巨体だ。体重は1tや2tじゃすまないだろう。なんであんなものがいるんだよ。
馬鹿でかいそれは、しかしその巨体にしてみればずいぶんと静かに進んでくる。ゆっくりしかし確実に。
明らかに自分たちの存在に興味を示している。
これは・・・素通り、できるかどうか・・・
一度階段を上がり、二階を通って向こう、出口側の階段を下りてやり過ごすか?
1.せっかくだから生かしておく
2.仕事優先。さよならトカゲ。
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 23:13:44.46 ID:LF0YxP8c0
2
722 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 23:15:24.76 ID:s8mLVL2p0
23:30
までで一番多いの行きます。
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 23:18:13.33 ID:ZWDFBlTpO
2
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 23:18:59.05 ID:/4uvdzxe0
敢えて1
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 23:20:10.45 ID:Vwr8iFFF0
1
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 23:24:34.55 ID:meyRVPAr0
なんか1が良さそうななニュアンス
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/10(月) 23:28:09.68 ID:BT6UcfcN0
せっかくだから俺はこの1を選ぶぜ!!
728 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 23:32:19.55 ID:s8mLVL2p0
締め切りました。
729 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 23:35:45.85 ID:s8mLVL2p0
選択、1.生かしておく。
「これは・・・いくら撃ってもダメだな。」
「ああ・・・スラッグ弾でもあれば別だが9mmじゃ歯が立たん。」
そろそろ、そろそろ。気取られないように、期せずして二人で後退する。
トカゲは自分たちの動きをゆっくりその首の動きで追っているようだだが、しかし追ってくる様子はない。
階段踊り場にまで出る。
徐々に興奮が収まってくる。
よくみれば見るほどでかい。
でかすぎ。
こんなのみたことない。
相手にしてたらやばかったかもな・・・
ある程度距離をとった状態でしばらく観察。
730 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/10(月) 23:44:07.12 ID:s8mLVL2p0
どうやら這い出しては来たようだがこれといった目的があるわけでもなく。
のしのし。ずりずりとはいながら、その動きは緩慢に見えるがしかし巨体だ。
一挙手一投足でかなりの距離を移動する。
・・・・・・
いかん。
出口側に向かっている。
「おいやばいぞ・・・」
「ああ。急ごう。」
音を極力立てないように階段を登りきり、そのまま廊下を疾走。
いくつもの病室を横目に走り、階段に着く。
ゆっくり階下をうかがいながら降りる。まだここまで到達はしていないようだ。
731 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 00:02:50.79 ID:s8mLVL2p0
「このまま玄関まで走るぞ。」
「ああ。外からバリ張って侵入を防ごう。」
『せーのっ』
示し合わせていっきにダッシュ。
飛び出した際に少し振り返ると、あのトカゲはその巨体がところどころに突っかかって動きもまともに取れないで居た。
玄関ホール。
強固なガラス戸を引き、二人で脱出。
なにか、なにかバリケードになるものはないか。
もっともあの巨体が本気でぶつかってきたら・・・ただのバリは役に立たないだろう。
はた、と研究所本体を見ると、突入口にバンを丸ごとそのまま横付けしていた。
なるほど。
ここの職員が使っている車がある。私用の車もあるだろう。
そいつをここに転がしてきて、塞げばいいのだ。
732 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 00:14:52.85 ID:RoSZZXzF0
キーはないが、なんとかなるだろう。まずはみてみない事にはなんともいえないが。
そしてふと、視界に妙なものが残った。
研究所側にはバンが一台。
それだけのはずだ。
話で聞いた限りでは。
自分たちは遠回りして森から侵入し、この病棟の制圧を任されただけだ。
だからそれが前からあったのか、それとも作戦開始後に現れたものなのかは解らない。
単車が。
止められていた。
しばらくしてハラが適当な軽を転がしてきた。
そいつをうまく玄関前につける。これでしばらくは平気だろう。
この隔離病棟で人間サイズ以上が出入りできるのはここだけだ。
しかし。
証拠の隠滅という意味ではあのトカゲもいずれは始末しなくてはならないな。
貴重な生物だということはわかるが、日の光を当てる訳には行かない。
確か、こんなときのために爆発物も用意してきたはずだ。
それを使って丸ごと吹き飛ばすのがいいな。
確か敵さんが38口径のライフルをもっていた。それを使ってもいい。
とにかく、始末するならいつでもできるのだ。
733 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 00:31:28.06 ID:RoSZZXzF0
さて、とツマブキは考えた。
制圧を命じられたが・・・いまだ地下の様子を知りえていない。
あんなトカゲだけなら回避はできる。これはいい。
しかし、まだ他の脅威が居るかもしれないのだ。
今からそれを確かめに行くのは、少々厳しかった。
734 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 00:32:20.23 ID:RoSZZXzF0
ここでCMです。
質問要望批判批評承ってます。
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 00:33:51.63 ID:4zWv+hVQO
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 00:41:40.68 ID:64YI7SBkO
保冷剤いいよ保冷剤
737 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 00:44:29.65 ID:RoSZZXzF0
>>735 どもです。ただどうしてもペースダウンはあるのであしからずです、すません!
>>736 ありがとっす。まだしばらくのお付き合いをお願いしまっす。
738 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 00:50:40.76 ID:RoSZZXzF0
1:00
から再開します。
出し惜しもうか明日の書き溜めにするか検討中・・・
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 00:52:13.63 ID:QfX6QbKHO
ジラしプレイか?w
740 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 00:56:19.51 ID:RoSZZXzF0
いや、平日にちまちま進めて金曜あたりでラストかなー、
と計画を立てている。
一週間保守が続くかどうかが問題orz
741 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 01:02:25.38 ID:RoSZZXzF0
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 01:05:49.58 ID:QfX6QbKHO
こまめに書いてくれた方が保守人のモチベも下がらなくていいと思うんだよね。金曜頃に完結〜とか予告しとけば尚更やる気になるだろし落ちることはないんじゃないかな。と無責任なことを言ってみる
743 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 01:14:01.36 ID:RoSZZXzF0
確かに彼らの襲撃は早かった。
これはイズミのミスである。
爆弾を製造、加工し送りつけたのは業者だ。
イズミの海外多岐にわたる人脈の中にはたぶんに「裏社会」などと呼ばれてしまうものが居る。
危険な技能を有効に利用する術を持たない彼らから、日の光を奪う代わりに金と技術を存分に発揮させる機会を与える。
言い方としてはいいがイズミのネットワークはそのように利用もできた。
もともとイズミという人間の職業は仲介屋としての側面が強い。
信用があれば、権力者からも依頼は来る。それは裏さえ取れればスキャンダルだし、
イズミはそういったあれこれを利用してここに来て、そしてここを出ようとしている。
高価な機材を大量に必要としていたこの施設に、格安で精密機器を設置したのはイズミだ。
銃器輸送の便宜を図ったのもイズミだ。
そしてそれらは長年イズミが追いかけてきたある目標、目的。つまりは望みのために使われた。
744 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 01:23:13.93 ID:RoSZZXzF0
それが姫。
いいや。
水夏。
745 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 01:31:03.55 ID:RoSZZXzF0
イズミはこのために大脳生理学まで学んだ。
これに関してはとっさの時のためにある程度の処置ができるように、といった程度で
実際に姫に施す処置の判断はまったくクリーンな大学教授にお伺いを立てている。
特別技術顧問、という言い方もできるがその実は、金と知識の癒着だ。
大学にも学会にも与り知らないところで、その知識と技能を金で売る。
使い道という重大な要素を無視するためだ。そしてこれも、口封じのためのスキャンダルに加工できる。
まったく綱渡りのうまい女である。
それを支える最大の彼女の人脈というのがこの国の法務省重鎮に繋がりの深いである彼女の旦那だったりするのだが・・・
それに関してはイズミは語りたがらない。
もともと、有効な手段ではあったし、そして目的のためには手段を選ばないという彼女であったがこと結婚に関してはいつまでも悩んでいた。
そして結局その背中を押したのが彼女がこの世で一番嫌いな人間のひとりの言葉。
「どーせ拾った程度のものに固執するとはな。」
「そんなだからあいつも死んだんだろう。」
746 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 01:42:06.83 ID:RoSZZXzF0
まったくその通りだと思った。
そして彼女は籍を入れ、大きな資金源を得た。
彼女の一番嫌いな人間の一人は政界へのパイプを維持することができた。
そしてイズミは、いつか皆殺しにしてやると密かに誓った。
できれば、ミズカが戻ってくる前に。そのためにこうしてあちこち手を回した。
幸いにも結婚した二世議員は思いのほかの好青年で彼女に協力的だったため、
彼女が様々な仕事をする上でも役に立ったし、また彼女の「みなごろしリスト」からも抜けることができた。
まぁ、好青年というのは好意的な言い方だ。
自身でものを考えようともせずイズミにうまいよう使われただけに過ぎない。
はっきり言ってバカだったが、それで助かったのだからなんともいえない。
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 01:44:29.52 ID:AcK7RUMA0
深い部分が見えてきましたな
続きwktk
748 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 02:00:54.15 ID:RoSZZXzF0
かくして、イズミはもはや日本にはいられない身となっている。
それでも構わない。
現政権の構造改革とやらがそのまま進めば幾分帰ってきたとき過ごしやすくなっているだろう。
実際イズミは海外生活も経験しているし、その手はずも整えている。
ほとぼりが冷めたら日本に帰り、新しい、まったく新しい生活を始められる。
そうやってのうのうと暮らそうというのだから、まったく底の知れない女である。
それに関してイズミは、
「私が自分で努力して勝ち取った生活よ。なにも咎められる謂れはないわ」
とのこと。少なくとも日本国の法ではあなた結構罪重いっすよ?
しかし、露呈しない罪を罪と数えない国であるからそれでもいいのかもしれない。
とはいえイズミが望んだ幸せを、同様にイズミが殺した人々も祈っていたのである。
それを解っていないイズミではない。
結局、イズミが望んでいるのは。
望み、果たし、自身を切り捨てて最後に残そうというのは。
ミズカの幸せだけなのだ。
749 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 02:11:40.28 ID:RoSZZXzF0
「んでさぁー・・・・。」
実験器具の調整と、「最後の学習」の準備を進めていたミツヤがイズミを振り返る。
「この娘は結局、あんたのなんなんだ?」
避けてきた訳ではない。
ただ知る必要がなかった。
しかし、聞けばイズミは答えてくれる。
そして聞き出そうと思ったのは、車中の騒ぎが原因だ。
連れ去られ、あの男と離された猫少女は暴れに暴れた。
おとなしくさせるためには多少手荒な真似もしなければならなかった。
イズミとしてはやりたくなかっただろうが、既にその時イズミは嫌われてもやる、という覚悟は決めていた。
しかしそれで体に障ってはことである。
これから実施する最後の学習の手前、薬物も遠慮したかった。
今は精神的なショックが後を引いているため暴れてもミツヤが抑えられる程度だが、ショックから回復したとき何をしでかすかわからない。
既に自分たちは銃器を喪失している。
750 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 02:24:17.78 ID:RoSZZXzF0
もっとも、この猫少女相手には絶対発砲してはならないとイズミは思っていたし、ミツヤにもそう言い含めていた。
最悪、自分が死んでも。
ゆえに、最初は甘噛み程度だった姫の抵抗で血を流す事になっても、イズミは意に介さなかった。
そしてなによりミツヤが気になったのは。
ネコミミ少女は拘束され、自由を奪われ、そしてあの男から離された。
そして暴れ、抵抗し、あの男の元に戻ろうとした。
「離して・・・離してくださいっ・・・!!」
「総一郎さんっ・・・・総一郎さんっ・・・私は・・・っ」
「私はあの人のところにっ・・・帰りますっ・・・早く離してください!!!」
気丈に。
しかし涙をためながら。
751 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 02:29:56.41 ID:RoSZZXzF0
あの男がこの娘のなんなのかは推して知るべし、だ。
そしてそれは容易に想像がつく。
せいぜい数週間程度の生活だったろうに。
それでここまで抵抗し、気丈に振舞うほどの勇気と希望を与えたあの男が。
今、この娘が最も必要としている人間の一人であろうことは疑いようがない。
しかしどうだ。威勢やまなざしは依然とは比べ物にならないが、その力強さはどこかへ行ってしまっている。
確実に弱っている。
我々の処置が必要なのがわからないのだろうか。
そしてそれを施そうというイズミの様子。
この娘があの男の元へ返せと叫ぶたびに。
みたこともない表情をする。
それは悲しみ。
嘆き。
とても大きな。
これまでは決然と、何をやるにも無表情だったのが。
はまるで息子に殴られた母親だ。
752 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 02:38:05.07 ID:RoSZZXzF0
流石に気になった。
なので聞いてみたのだ。
今、猫の少女は睡眠導入装置に強制的に繋がれて眠っている。
はっきり言って悪夢を見ているような状態だ。
睡眠を誘発する脳波と意識が真正面からぶつかり合い、体にまで影響を及ぼす。
ベンゾジアゼピン系はダメだ。脳には過不足なくいつでも起きていて欲しい。
意識を飛ばすだけならメタンフェタミンもあるが余計にダメだ。クロロホルム。利かない。
薬は既にほとんど利かないのだ。あるいは大量に投与するしか。
結局イズミが
「仕方ないわね・・・」
とぼやきつつ、少々手荒な方法で眠らせた。
秘孔をつくなどのエレガントな方法をマスターするには自分も至っていない。
とりあえず頚動脈の一部を圧迫する。
それだけで意識に僅かだがブランクができる。
出力を上げた催眠装置がいっきに猫少女をおとなしくさせた。
「脳への負担は避けたいんだけど」
とは、しきりにイズミが気にしていたことだ。
753 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 02:44:10.27 ID:RoSZZXzF0
ともかくも、今は散々イズミが施してきた「洗脳」の最終段階である。
これをもってイズミは目的を達する。という。
俺だってバカじゃない。
もしかしたら、くらいの考えはもっている。
だとして、そんなことが出来ると思うだろうか。
そんなインポッシブルのため、ここまでするというのだろうか。
不安はぬぐえない。
無理じゃないのか。いや無理だろ。無理だって。
しかし、先の戦闘時。
明らかに、その名前に反応した。
もしかしたら、もしかするのかも。
そんな風に考えると・・・
いまさらながら、震えが止まらなかった。
このとき、研究所襲撃一時間前。
754 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 02:45:03.54 ID:RoSZZXzF0
今日の分終了ー!
質問承りまーす。
トカゲ「なにかあるか?」
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 02:45:47.73 ID:slyQR7cS0
とりあえず乙
756 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/11(火) 02:47:53.93 ID:GdmELq1T0
乙そしてwktk
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 02:54:50.21 ID:AcK7RUMA0
保冷剤氏乙!!!
トカゲさんwww
選択肢の解説キボンヌ
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 03:06:12.92 ID:4zWv+hVQO
乙ですたー。
759 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 03:07:52.25 ID:RoSZZXzF0
選択肢
1.生かす→地下の探索ができません。ちょっと厳しいかも。
2.殺す→トカゲと戦闘、ハラ負傷。病棟制圧。
ちょwwwごめんwwwwもうダメwwww
軽く寝落ちてた・・・・
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 03:07:58.31 ID:QfX6QbKHO
乙ー!トカゲ、一体お前は何者だw
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 03:15:01.06 ID:AcK7RUMA0
>>759 まぁ人の身では辛かろうてw無理せず寝るべし
てことは病棟にまだ何かあるってことか?
762 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 03:30:08.23 ID:RoSZZXzF0
病棟にはまだいろいろあります。
ですがまぁ・・・あとは地下に向かったかたがたで対処していただくということで。
763 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 03:35:18.92 ID:RoSZZXzF0
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 03:36:28.30 ID:AcK7RUMA0
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 03:39:06.50 ID:iKpJVEv10
766 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/11(火) 03:50:42.95 ID:GdmELq1T0
ほ
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 04:22:39.98 ID:AcK7RUMA0
く
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 04:46:42.51 ID:AcK7RUMA0
と
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 05:07:00.32 ID:4zWv+hVQO
あ
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 05:31:41.75 ID:AcK7RUMA0
ん
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 05:51:51.40 ID:AcK7RUMA0
こ
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 06:16:05.58 ID:AcK7RUMA0
く
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 06:49:51.85 ID:eUBF50dZO
う
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 06:51:14.74 ID:AcK7RUMA0
は
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 07:42:12.20 ID:4zWv+hVQO
保守
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 08:29:01.10 ID:4zWv+hVQO
保守
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 08:59:26.27 ID:4zWv+hVQO
保守
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 09:00:32.56 ID:2W2Wgmr5O
保守
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 09:28:17.57 ID:4zWv+hVQO
保守
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 10:07:09.57 ID:4zWv+hVQO
保守
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 10:28:57.44 ID:4zWv+hVQO
保守
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 10:56:33.88 ID:4zWv+hVQO
保守
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 11:30:36.54 ID:4zWv+hVQO
保守
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 11:57:18.77 ID:4zWv+hVQO
保守
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 12:28:39.07 ID:4zWv+hVQO
保守
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 13:24:44.89 ID:A+td3++D0
保守
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 14:00:00.11 ID:dTc5SPxe0
保守
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 14:33:45.07 ID:dTc5SPxe0
保守
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 14:54:11.20 ID:eUBF50dZO
保守
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 15:22:43.97 ID:2W2Wgmr5O
保守
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 15:55:08.51 ID:2W2Wgmr5O
保守
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 16:25:03.81 ID:Wusv6twh0
保守
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 16:56:27.29 ID:Wusv6twh0
保守
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 17:18:51.72 ID:GdmELq1T0
ほ
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 17:43:20.13 ID:eUBF50dZO
れ
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 18:05:00.16 ID:eUBF50dZO
い
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 18:26:03.76 ID:eUBF50dZO
罪
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 18:47:49.58 ID:2W2Wgmr5O
保守
799 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 18:53:08.70 ID:KEuODDOo0
今来たー!
保守!
800 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/11(火) 18:58:22.45 ID:eUBF50dZO
おかえり
保冷罪www
801 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 19:02:20.07 ID:KEuODDOo0
リレースレが・・・
追悼保守
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 19:21:48.28 ID:eUBF50dZO
保守
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 19:48:40.14 ID:dTc5SPxe0
保守!
804 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 20:08:00.03 ID:KEuODDOo0
まだ保守
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 20:32:36.19 ID:8S5CujSD0
ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおしゅ
806 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 20:52:18.20 ID:KEuODDOo0
わんことくらそう、が14日か・・・
とないぬのつなぎにと購入を企てては見たものの・・・
この時期は出費が多くて断念orz
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 20:55:16.82 ID:GdmELq1T0
もちろん買うぜ>わんくら
808 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 21:09:41.57 ID:KEuODDOo0
>>807 やっぱ押さえとくべきかなー。
今は見送るしかorz
809 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 21:34:05.46 ID:KEuODDOo0
ここで自己保守
810 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 21:58:36.84 ID:KEuODDOo0
また自己保守
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 21:59:31.45 ID:QfX6QbKHO
↓(((゚Д゚;ノ)ノ
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 22:16:24.85 ID:dTc5SPxe0
ん? どうした?
813 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 22:32:53.33 ID:KEuODDOo0
どうした?
それはそうと今日の再開は
23:00
です。よろしくお願いします。
814 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/11(火) 22:35:26.04 ID:GdmELq1T0
wktk
815 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 22:49:39.56 ID:KEuODDOo0
なーんか過疎ってる気がして不安。協賛保守しとこう。
816 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 23:01:58.14 ID:KEuODDOo0
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 23:04:28.08 ID:4zWv+hVQO
wktk
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/11(火) 23:08:58.96 ID:QfX6QbKHO
ktkr!
819 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 23:11:43.73 ID:KEuODDOo0
それが十数年前・・・思い出せば・・・十二年前の八月。
そこに私の人生を変えてしまう転機があったのだ。
その日から私はろくに睡眠もとらずに日々を過ごしてきた。
ちゃんとベットで寝るようになったのはここ数年だ。
特に研究所勤めの一年は私にとっては体中にエネルギーが溢れて、
しかしそれを使う道がなくはちきれそうになるほどに、なにもない日々だった。
もちろんその代わり白いシーツとスプリングの利いたベットと朝寝坊を取り戻したのだが・・・
そんな日々に疑問を感じないではなかった。
そうして、満天の星がみれる(ゾンビの絶叫がたまに聞こえるが)この森の中の施設で暮らし始め、
多少生活のスピードは緩まってきたことで彼女は頻繁に十二年前の事件を思い出すようになっていた。
820 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 23:22:41.19 ID:KEuODDOo0
そのたびに強く強く胸が締め付けられる。
ずっと心と体を鍛えてきたが、ここだけには触れられないでいた。
しかしいつでも意識をしていたのは確かだ。
触れない。でも遠目にみている。そんなスタンスできつい思い出として、また訓戒として、
そしてそれからの激流のような生活を支える原動力として扱ってきた。
深くは考えない。深くは思い出さない。決して手は触れないように。
まだ少女だったあの日に誓った。
今それを果たそうという時に来て。
「あの娘はおまえのなんなんだ」
その問いに私はなんと答えるべきだろう。
821 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 23:33:48.49 ID:KEuODDOo0
その夏はバカみたいに暑かった。
昨年の冷夏から一転した毎日のうだるような暑さの中、しかし私は今思えば毎日楽しく、
そうでなくとも不幸ではなく過ごしていたと思う。
なにも知らずに生きていたから、幸せだったのだ。
しかし知らないということは不幸を招く。
安寧は黙っていて訪れるものではない。
欲しければ自ら進んで確保しなくてはならない。
その事を知らず、この国で、双子の姉妹が暮らしていた。
まったくいたって普通の二人だったが。
その夏、双子の妹の方が死んだ。
突然だった。
殺されたのだった。
822 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 23:43:48.37 ID:KEuODDOo0
その日、私たちは海に来ていました。
海といっても砂浜があるわけではなく、また海が綺麗な訳でもない。
海は好きだけど、この海では泳げないようだ。泳いでもいいが、その場合はバクテリアに感染する覚悟が必要だった。
でもホテルから眺める海はきらきら輝いていたし、釣りを楽しむこともできた。
そして何より夜景。
倉庫街をはさんで、対岸にはウォーターフロントが広がっている。
きらきらと瞬く光。
眠らない街と言う言葉に、子供心はときめいた。
闇を恐れる年頃を過ぎ、夜という時間を開拓し、活動範囲を広げる年頃。
見識を増やし、教養を身につけ、新しい世界にもすんなり入れる時期。
私たちはその夏をその街で過ごす事になった。
お父さんがたまに連れて行ってくれる別荘もあるのだが、この夏はとても忙しいそうで。
私たちがこの街に旅行に行くとき、お父さんはこう言って見送った。
823 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/11(火) 23:56:07.48 ID:KEuODDOo0
すまないな。どうしても時間を取れないから、ふたりで楽しんでくれ。
シィエさんの言う事をよく聞いていい子にしてるんだぞ。それと人に迷惑をかけないように。
行ってらっしゃい、さようなら。
私たちはそれから家を出て、新幹線に乗って太平洋を望む港湾区のホテルにチェックインした。
こまごまとした手続きは全部シィエさんがやってくれた。
シィエさんは私が小学校に入ってすぐの頃にうちに来た親類だそうで・・・
お父さんの仕事を手伝うために中国から来たそうだ。
その時の私はまだ父の仕事を知らなかった。
父が何をしているのか知らなかった。
あの男がどんな男かを知らなかった。
824 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 00:06:25.58 ID:R8VHXuMc0
私たちは最上階で相部屋だった。
シィエさんは仕事があるから、一人で狭い部屋に泊まっていた。
私たちがその部屋を急襲すると
せっかくなんだからもっと良いところで寝ればいいのに、と言ったがもともと貧乏性らしい。
と言うか私たちの感覚がおかしいのだな、とその頃はだんだん気付き始めていた。
私たちにしてみればシィエさんは歳の離れた姉と言うポジションについており、
また彼女は父親にとってもとても有能な人だった。
同じスーツばかり何着もクローゼットに収めて、夏も冬も日陰に日向に奔走している人で。
私たちにしてみれば珍しく素直なことに、シィエさんは尊敬していた。
825 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 00:25:02.94 ID:R8VHXuMc0
実際私たちが次の日から一日中、探索と散策と検索と模索を繰り広げた強行軍にも彼女はまったく動じず、
それどころか夜はまた別の仕事までこなしているようだった。
私たちが遊び疲れて眠ったあと、シィエさんはひっそりと倉庫街に向かい、
夜明けに帰ってきてその日私たちが回るコースを確認し、最良のアドバイスとガイドをできるように備えているようだった。
それでも疲れた様子はなく。
実は双子が一人に見せかけているのではないか、と、バチあたりかつ途方もない妄想を広げあったものだ。
あるいは短命ゆえの、日々に割けるエネルギーだったのかもしれない。
その日も私たちは電車でテーマパークまで出かけては遊びまわり。
まったく宿題に手をつけないまま夏休みが半分を過ぎようと言うターニングポイントに差し掛かっていた。
そしてその日、この旅行ではなじめての事に、シィエさんの予定で私たちは少し早くホテルに戻る事になった。
826 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 00:36:16.98 ID:R8VHXuMc0
もちろんホテルは好きだ。
有線放送で夜遅くまで二人してアダルトチャンネルを見ていたのはここだけの秘密。
たまにルームサービスを取ってもみた。
夜に外に出ることは禁止されていたのでそれはしなかった。シィエさんの数少ない言いつけだったから。
だけど、窓から眺める夜景は綺麗で。
あそこに降り立ったら自分も輝けるのかな。
なんて思って、胸が騒ぐ気持ちは幼い自分には隠しようもなかった。
そして同時に、そこに存在する闇にも興味はあった。
そこになにがいるのか。なにが潜んでいるのか。なにが行われているのか。
それはまったくの未知。思うに大人の時間。
しかし少女が想い少しだけ憧れるそれは、どの道存在しない危険だったり未知だったりはしない。
そして実際に行われている湿っぽい酒盛りや調子に乗った若者の嘔吐でもなく。
きらびやかで賑やかで、誰も彼もが歌い踊る幻想だった。
827 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 00:41:24.95 ID:R8VHXuMc0
薄暗い気候のドイツの森で、月夜の晩に開かれるなんだか意味不明なお茶会を夢想する日の光に満ちたイタリアに住む少女が抱くような。
要するに知らないことから発生する憧れ、そしてその不在から発生した模倣者の作り出した風説。
それらにかたどられ夢に現れる童話。
まだまだ純真だった。純真すぎたくらいに。
バカに違いなかった、と今では思う。
その日もそうして、電気を消し、窓から溢れる光に密かに身を浸して考え事をしていたのだった。
そしてふと、思い至って、夜でも明かりが付けっぱなしのホテルの廊下を歩き、エレベーターに乗り。
シィエさんのところにいってみようと思った。
退屈だったと言うのもある。
しかしそれと同時に、もし邪魔にならないならなにかねぎらうことができないか、とも思っていた。
ぽーん
朗らかな音を立ててエレベータが止まる。そして廊下を進み、非常階段に程近いその部屋をノックする。
828 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 00:53:15.92 ID:R8VHXuMc0
朗らかな音を立ててエレベータが止まる。そして廊下を進み、非常階段に程近いその部屋をノックする。
こんこん。
・・・・・・・・・・・・・・
こんこんこん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いないのかな?いや、寝ているのかも。
だとしたら、もう部屋に帰らなくちゃ・・・と、思いきびすを返したその時。
かかんっ
「!?」
829 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 00:55:51.47 ID:R8VHXuMc0
突如訪れる暗闇。
私が混乱していると・・・しかしすぐに電源は復活。
なんだったんだろう、思考ではつぶやくだけだけど、それより下、意識の下から湧き上がる感覚。
私は焦っていた。
言いようもなく。
根拠もなく。
すぐに部屋に戻らなくてはならないような。
戻ってはいけないような。
どうしよう・・・・?
1.すぐ戻る
2.停電の原因を聞きにフロントへ。
830 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 00:56:34.06 ID:R8VHXuMc0
1:15
までで一番多い奴行きます。
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 00:57:08.92 ID:KL+OkXiiO
1111!!!!
走れ!!!
832 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/12(水) 01:00:01.94 ID:ZjnKZFkD0
1
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 01:00:17.29 ID:0kE+EOEG0
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 01:03:48.16 ID:574bpxuM0
あえて2!
835 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 01:23:40.05 ID:R8VHXuMc0
1で行きます。
これは・・・すぐに戻ったほうがよさそうだ。
すぐ部屋に戻って鍵をかける。
それがいい。エレベータに向かう。
・・・しかし、すぐには来ない。どうやら・・・
・・・・私たちの部屋で、止まっている。
僅かに逡巡したあと。
私はすぐに階段へ走った。
かんかんかんかん、かんかんかんかん、と、一足飛びに、軽やかではあったけどかなり大きな音が階段中に響く。
ここか、いや違う。
もう少し上か。
まだ上か。
やがて何度か迷いながらも到着。重い防火仕様の扉を開ける。
そして、部屋はどちらか、と廊下を見渡したところで。
836 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 01:27:12.25 ID:R8VHXuMc0
数人の男が、
ミズカを抱えていた。
ガムテープで拘束し。
ミズカは涙を流しながら。
私に向かって何かを叫ぼうとしたけど。
だけど口をふさがれていて。
涙だけがぼろぼろとあたりに舞った。
私は動けなかった。
状況がつかめなかった。
しかしミズカの言いたい事は解る。
助けを求めているのではなく。
私に、逃げろと言っていた。
837 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 01:40:42.25 ID:R8VHXuMc0
私は迷った。
このまま逃げていいものか。
逃げられるのか。
ミズカはどうする。
ミズカ。
このままじゃ確実に攫われる。
二度とは帰らないかもしれない。
だけど。
男が一人。
私に手を伸ばした。
怖かった。恐ろしかった。
触られたくなかった。捕まりたくなかった。
恐怖が心を支配して。
結局、私は逃げ出した。
838 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 01:43:11.77 ID:R8VHXuMc0
しかし逃げられるほど条件はよくない。
まず、それ程人がいないと言うのにだだっ広い。
助けを呼んだけど、誰の反応もない。
走った。
赤い絨毯の上を全力疾走した。
足をとられそうになる。
髪の毛に手が触れた。
身がすくんだが、まだ走った。
後ろは振り返っていないから解らないけど、どうやら追ってきているのは一人だけのようで。
つまりそれは、ミズカは既に連れ去られているということで。
ミズカ。ミズカ。なんでこんな事に・・・!!
ついにフロアの端まで来て、そこの非常階段をあけようとして・・・・開かなかった。
「・・・・うっ・・なっ・・・」
血の気が引いた。振り返ることはできない。
がだん!!がだがだがだっ!!!
押しても引いても開かない。ノブが回らない。通常は内側からなら開かなくてはならないはずなのに。
息が上がる。鼓動が早まる。振り返れない。恐ろしい。
839 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 01:44:43.63 ID:R8VHXuMc0
逃げ場はなかった。
完
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 01:49:50.93 ID:KL+OkXiiO
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 01:56:08.47 ID:R6gCT65A0
842 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:00:46.50 ID:R8VHXuMc0
停電の12分前、倉庫街某所
シィエは人を待っていた。
裸電球だけが光源の空間、飼料倉庫だ。藁の束やら粗麦の麻袋が山積みにされている。
シィエのほかに三人いる。
もともとこの街にシィエが来た目的は地元を仕切っている連中と話をつけ、この街に縄張りを持とうと言う挨拶のためだった。
そのための準備のため何度過去の倉庫を訪れ、現地で下地を築いてきた同じ人の元で働く人間と情報を交換し今日に備えた。
シィエは一人でそれをやるだけの力があったし、また任されるほどの信頼と実績をもっていた。
飼料の一つをバラす。
中からはAK初期型。
これから訪れる同業者にこれを流す。
それにより、こちら花輪張りを買い取り商売を始めるが、敵意がない事を積極的にアピールしようというかなり大胆な手法だ。
しかしこれは利く、とシィエは踏んでいた。
843 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:05:50.43 ID:R8VHXuMc0
と言うかあれかなー、なんかもうgdgdなら今日はもうこの辺にした方がいいかな?
まだ少しあるけど、改めたほうがいいかな?
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 02:11:28.94 ID:KlOR/kAF0
めっさwktkしとるんですがw
選択肢あるなら・・・改めてもいいと思うけど
無いなら続きをオクレ
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 02:12:51.39 ID:KL+OkXiiO
wktkで待ってますが
846 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:13:21.39 ID:R8VHXuMc0
了解っす・・・も少し頑張ります
wktkwktk
848 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:16:26.69 ID:R8VHXuMc0
これは同時にこちらの軍事力の強さをアピールすることでもある。
そしてこれから商談する相手はこの国でも有数の組織だ。極道と言う奴。
彼らは十分な物量と武力を有している。それゆえに争いを好まない。
協定さえむずべば小競り合いもなく進めることができると言うものだ。
何かしら衝突があってはそれこそ潰しあいになってしまう。
自分たちはここ数年で急速に成長した新興勢力だ。
その実態はむしろ公共事業として、いわゆる「暴力団の資金源」を自分たちが市場を独占することで
コントロールしようと言う大胆で馬鹿馬鹿しい発想に基づくプロジェクトだったりするのだが・・・
実際はちょっとした切れ者が権力を持って極道に土足で踏み出したと言うものに近かった。
我々としてはその辺はどうでもいい。最終目標に、この国に「黒社会」を生み出すことがあったが、
それは十分正義の味方と対立し、何かの戦隊に邪魔されかねない野望だったが、
今のところたてつく勢力は皆その力を喪失している。
それ程自分たちの腕は長く、そして力強い事を認識していた。
シィエはAKの調子を確かめるとそれを戻し、何度目かの時刻確認を行った。
まだ来ない。
849 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:24:56.51 ID:R8VHXuMc0
ちくたびれたようにため息。疲れは感じなかったが、さすがにこれ以上この無口な連中といるのはいやだった。
同僚であるから、同じ仕事を成功に導こうと言う仲間だから。
とりあえず我慢して付き合ってはいるがしかしどうにもなじめない。
仕事の成果だけを見るならやる気がないわけではないのだろうがどうにも気が抜けている。
これはよくないと何度か注意し、またやる気を出させようとも思ったが、どうにも追い求めているものの差異を感じている。
そしてその時。
がばん・・・・がきききききき・・・・・
金属製の扉が重苦しい音を立てて開いた。その向こうから数名連れで現れる。
のしのし。のしのし。
スーツ着込んだヤクザさんのおでましだ。
「夜分遅く申しわけありません。本日お越しいただいたのは他でもな――」
「御託はいいんだ。」
さらりと流された。
まあ、そういうのなら話は早い。
850 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/12(水) 02:32:19.06 ID:wBf+zw2G0
851 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:32:53.05 ID:R8VHXuMc0
「じゃあ早速ですが、区分けについての詳しい相談を――」
「舐めてんのかてめぇ!!!!」
ざかざかざかざかっ!
一斉に向けられた銃口。
ヤクザさんたちが。
いきなり切れちゃったよ・・・どうなっているんだ?
しっかしこんなん(=いきなりファビョる)ばっかだな俺は・・・
絶体絶命だと言うのにシィエは冷静だった。
真っ先に目に付いたのがM16.結構気合入れてきている。
目の前にいる交渉に立った一番偉そうなおっさんはマカロフをまっすぐに構えている。
他の、背後に控えている連中はサブマシンガン。
・・・・・・・物々しい。
そして背後の連中を振り返る。
「・・・・・・・・・・」
目線だけで問いかける。
これはどういうことだ。
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 02:34:41.86 ID:KL+OkXiiO
853 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/12(水) 02:35:43.55 ID:wBf+zw2G0
854 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:37:37.02 ID:R8VHXuMc0
見解。
協賛スレとは合併も可だとは思うけどブーンは違うと思う・・・のだが。
悪いとか言う気はなくて、ただ違うかなぁと。協賛以外の小説スレはみたことないのでなんとも。。。
855 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:38:23.02 ID:R8VHXuMc0
「どうもこうもねえよ。」
一段高いところ。
狙われやすいだけの資材の上に。
AK持った男・・・ここ数日、一緒に仕事をしてきたクィンという男だった。
なぜそんなところに。なぜどうもこうもないなどと。なぜAKを持って
ぴん、ときた。しかし、気がついたときは既に遅く。
がっがががっがががががががががががが!!!!
AK初期型が閃光を焚いた。
目もくらむ程の光。しかしそんなものはどうでも言い。問題は飛んでくる弾だ。
クィンはシィエにも劣らない身のこなしで跳躍。ずさずさと資材の上を走る。
まともに狙いも定めていない
。しかしM16の小口径高速弾が
資材の麻袋につきたたり、クィンの足場を崩していく。
なんのために登ったのやら。バカだからか?
物陰、コンテナの陰に身を隠し、しかしシィエは焦っていた。
一刻も早くホテルに帰らなくてはならない。
公共施設だし多少の安全はあるだろうが、しかしそれでも警察機関に「犯人」をさしだす用意がある連中なら
彼女たちを攫い、何かしらの要求をするとか・・・あるいは殺害する可能性も十分にあると言えるだろう。
もちろん警察がその事件の裏側を疑わないはずはない。
少女が殺されたらそれは世間も食いつく事件になる。裏側の説明は必要になってくる。
856 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:39:41.03 ID:R8VHXuMc0
ここで仕事をしくじる訳には。
彼女たちの、護衛の仕事を。しくじる訳には。いかない。
クィンがまた飛んだ。あれだけ隙だらけなのだ。それは絶好の的になる。
ゆえに狙いが集中する。
それこそが目的。手薄になった弾幕の間隙に、うまく資材を利用し背後に着いたヤンがAKを突き出した。
銃声が重なり、しかし狙うものがまったく違い、UZIで弾をばら撒き、ヤンに当たり、つんのめって倒れた。
一番狙いやすいクィンに狙いを向けると背後をとられ、かといって放って置いては頭上から撃たれまくる。
命知らずな野郎だ。
祖国から持ち込んだCZ75を腰から引き抜く。今すぐここを脱出しなくては。
この場での戦闘は・・・勝手にしろ。私は関係ない。
ヤンが予め作っておき、ここを通り、そして撃たれて死んだであろう資材裏の通路を通って出口に向かう。
クィンが頭上を踊り、分散し暗がりから狙う残りのメンバー、ワタナベ、ムカイ、ガオの三人が銃撃を続ける。
私がそのまま出口に向かい、急ぎホテルに向かおうとしたが、その時。
「おーいっ謝(シィエ)!そのまま帰るってのは無しだぜ!!」
859 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:45:55.90 ID:R8VHXuMc0
クィンの野郎だ。私を囮に使いやがった。
一斉に出口に向かう銃口。そして弾幕の薄くなった隙を突いての銃撃。
既に遮蔽物のない時点で攻撃された二人のヤクザさんの死体にもう一人、M16を持った彼が脳漿を吹き飛ばされた。
と同時に私に向かう弾丸。
「―――っちぃ!」
再び身を隠す。
焦る。焦る。焦った。
コーナーからCZを向ける。さっき一瞬見た位置に撃つ。
「ぎゃぁっ!?」
と、遠くで悲鳴。うまく当たった。
さらに追い討ちをかけるようにAKの激発が連続し、うめき声も聞こえなくなる。
徐々にタマを惜しむような局面にはいる。
このままだらだらと狙いあいを続けては余計に時間がかかるだろう。
あと恐らく、二人。
AKの銃声から察するにこちらももう一人取られただろう。
では・・・仕方ない。今はとにかく時間がない。
860 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:50:23.47 ID:R8VHXuMc0
飛び出した。
出口前。
いきなり全身を現した私に向かってこれを逃すまいと敵も姿を見せる。
しかし、その背後には
「―――秦(クィン)っ!!!」
狙い違わず。
私から狙いやすい一人に向け、倒れこむ姿勢のまま引き金を絞り続けた。
クィンもだろう。AKを連射。
しばらくし、銃声がやみ・・・
クィンが堂々と降りてきたのを皮切りに、生き残った連中が資材の隙間から姿をあらわす。
まったく、まさしく「とりあい」だ。どちらかがもっと大量の戦力を投入すればお互いの損耗率はぐんと下がると言うのに。
しかし一人ごちる間もない。
「おまえら覚悟しておけよ!!」
とだけ、まるで敗走するかのように、そしてそうならないように祈りながら私は走った。
861 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:56:12.67 ID:R8VHXuMc0
声が。
聞こえた。
『下がって!!』
シィエの声だった。
伏せる。
爆音。
そして、背後に、何かが崩れ落ちる音。
防火ガラスを突き破り、弾丸を背後の男に撃ち込んだまではよかった。
しかし既に事態は深刻なレベルに達していた。
うずくまるイズミの肩を掴む。
862 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 02:58:15.79 ID:R8VHXuMc0
「ミズカさんはっ・・・ミズカさんはどこですかっ!!?」
まだ震えているこんな小さな娘に強く聞きだすのは躊躇われたし心が痛んだが、ことは急を要する。
「部屋の前っ・・・そこからどこ逃げたかは・・・早くっ・・・・ミズカをっ・・・!!」
まだ一人になるには恐ろしいだろう、しかしイズミはミズカを心配している。
廊下をみる。
向こうの端にも非常階段はあった。
ミズカを連れているならフロントは通れないだろう。
恐らく、非常階段。もしかしたら予めこちらの鍵は閉めていたのかもしれない。
畜生。・・・畜生っ・・・!!
強烈な憎悪と怒り。イズミを離し、追うべく走りだした。
863 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 03:00:57.67 ID:R8VHXuMc0
一人取り残され。
私はただミズカの無事を祈った。
やっと騒ぎを聞きつけた人たちが集まり、私はその場を離れた。
フロントまで降り、ミズカとシィエの帰還を待った。
しかし、いつになっても。
私が警察に保護されるまで。
朝になっても、夜になっても、帰っては来なかった。
ずいぶんと長くかかったが、やっと家に着いた。
微かだがまだ幻想を抱いてしまう。
警察は依然として行方がつかめない、と言っている。
だが、この家のドアを開ければ。
ミズカが迎えてくれるんじゃないか、と。
それから毎日。
学校へも行かず、ずっとミズカを待ち続ける日々が過ぎた。
そしてその日は唐突にやってきた。
864 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 03:04:39.93 ID:R8VHXuMc0
ミズカとともに行方不明になっていたシィエさんが帰ってきた。
体中にキズを作り。
段ボール箱だけを抱えて。
愛媛みかんとかかれただけのダンボールだった。
愛媛。
すぐに治療室に運ばれた。
三日三晩寝込む事になるのだが、まだ意識があるうちにその箱を指して言った。
「すぐに・・・弔ってやってください・・・・。」
そしてその段ボール箱の中には、シィエのスーツのジャケットに大事に包まれて。
ばらばらになった、ミズカがいた。
865 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 03:10:25.99 ID:R8VHXuMc0
こののち、意識を取り戻し、傷を癒し、葬儀に参列したあと、シィエさんはどこかへ行ってしまった。
最後に私に言い残して。
「私は、もうここには居られません。」
「仕事を果たせず、このような結果を招き、本当に申し訳なく思っています。」
「その償いは、私なりの形でしたいと思います。」
「だからこそ、ここには居られないのです。」
それは密かに噂されていた事実を肯定するものだった。
あのホテルで事件があった日。
同じく取引の際でも戦闘が発生した。
娘の身を案じるならこんなことは起こさせはしないだろう。
クィンの言質も取っていた。
俺は、言われたとおりにして、攪乱を起こしただけだぜ――
866 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 03:11:02.57 ID:R8VHXuMc0
父親が、娘をわざと囮になるよう仕向け。
手薄になったところを狙い、この国でシステムの一部を占めていた組織を妥当し、そこに成り代った。
娘を殺して。
財を成した。
そう言っているのだ。
後にこの事は、父親に問い詰めた。
その内容に関してはもはや完全に覚えていない。
ただ、一生に渡って燃やし続けても足りなくはならないだけの怒り、憎しみ、憎悪が残った。
そしてそれで十分だった。
867 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 03:11:32.79 ID:R8VHXuMc0
はい今日の分終了!しゅーーーーりょーーーーーーー!!
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 03:13:14.43 ID:KlOR/kAF0
乙!!!
佳境だ・・・
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 03:14:58.99 ID:VNYZjzXYO
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 03:22:10.96 ID:KL+OkXiiO
乙ー
871 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/12(水) 03:28:12.69 ID:wBf+zw2G0
乙
872 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 03:30:36.94 ID:R8VHXuMc0
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 03:32:06.14 ID:KL+OkXiiO
>>872乙ー。伏線など解らないが保守は出来る!!
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 03:33:27.63 ID:574bpxuM0
伏線など考えないし保守は任せる!
だが乙はできる!
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 03:35:03.75 ID:KL+OkXiiO
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 04:03:14.31 ID:KL+OkXiiO
保守
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 04:05:07.94 ID:vyTypjQe0
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 04:55:44.30 ID:KlOR/kAF0
寝れない保守
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 05:29:22.63 ID:FqWGqxW3O
保守
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 06:07:09.80 ID:KlOR/kAF0
最後の保守
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 06:25:47.33 ID:VhRlIR8QO
そう、これが保守。
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 06:26:13.70 ID:gteOJuPuO
保守
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 06:58:36.98 ID:KL+OkXiiO
保守
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 08:04:56.85 ID:KL+OkXiiO
保守
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 08:09:34.54 ID:vyTypjQe0
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 08:42:35.86 ID:KL+OkXiiO
カラオケ行きたい保守
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 09:01:45.83 ID:KL+OkXiiO
保守
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 09:37:35.84 ID:KL+OkXiiO
保守
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 09:59:54.60 ID:KL+OkXiiO
保守
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 10:00:18.22 ID:KL+OkXiiO
保守
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 10:37:00.48 ID:KL+OkXiiO
保守
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 11:01:57.59 ID:0K7Gc6zMO
保守
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 11:02:59.59 ID:KL+OkXiiO
保守
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 11:20:40.36 ID:0K7Gc6zMO
保守
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 11:46:15.74 ID:0K7Gc6zMO
保守
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 12:10:32.81 ID:0K7Gc6zMO
保守
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 12:32:12.97 ID:0K7Gc6zMO
保守
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 12:50:56.11 ID:0K7Gc6zMO
保守
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 13:16:28.19 ID:uvW8G9Pb0
保守
900 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/12(水) 13:40:58.15 ID:gteOJuPuO
900ゲット保守
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 14:08:27.82 ID:gteOJuPuO
保守
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 14:29:30.85 ID:FqWGqxW3O
保守
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 14:57:58.74 ID:574bpxuM0
保守
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 15:22:25.81 ID:0K7Gc6zMO
保守
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 15:58:01.06 ID:JIktgozU0
保守
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 16:21:35.32 ID:gteOJuPuO
保守
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 16:50:09.94 ID:FqWGqxW3O
ほし
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 17:20:17.20 ID:574bpxuM0
星野
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 17:21:03.70 ID:NfOgZoyk0
ゅ
910 :
柏犬 ◆WTJGtkvg02 :2006/04/12(水) 17:41:23.85 ID:xpycyNpx0
ほしゅ
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 18:02:59.69 ID:0K7Gc6zMO
保守
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 18:22:29.31 ID:574bpxuM0
補習
913 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 18:50:43.67 ID:KeGiWB/I0
今帰ったー!
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 19:17:56.38 ID:574bpxuM0
たーたー。
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 19:39:29.98 ID:gteOJuPuO
保守
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 20:01:24.77 ID:gteOJuPuO
硬絆が落ちたorz
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 20:33:08.20 ID:gteOJuPuO
保守
918 :
リッチャ ◆8Bt/sQzlg2 :2006/04/12(水) 20:36:07.89 ID:HCjuNHF3O
投下しようとしたらスレがないorz
放置しすぎたかな('A`)
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 20:59:57.21 ID:JIktgozU0
保守
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 21:13:36.23 ID:9z+5cosUO
愛媛はそういうことだったのか・・
選択肢の解説をお願いしてもいいですか?気になるんです!><
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 21:42:22.53 ID:574bpxuM0
ほしゅ!
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 21:58:15.77 ID:gteOJuPuO
保守
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 21:58:46.45 ID:KL+OkXiiO
本家が落ちてる・・・
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:03:56.33 ID:gteOJuPuO
保守
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:07:33.30 ID:JIktgozU0
ここに来て落ちたか…
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:12:21.90 ID:gteOJuPuO
協賛スレが多すぎたかな
927 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/12(水) 22:15:27.47 ID:wBf+zw2G0
いえーい、スレオチーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:16:14.13 ID:KL+OkXiiO
なぁ、落ちたら話は終わりって言ってたけど、ゲームイヒは落ちても続くよな!?
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:16:45.05 ID:KL+OkXiiO
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:19:43.52 ID:KL+OkXiiO
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:22:09.53 ID:KL+OkXiiO
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:23:23.58 ID:W5DCbs+r0
935 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/12(水) 22:24:03.11 ID:wBf+zw2G0
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:24:29.98 ID:W5DCbs+r0
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:24:52.52 ID:W5DCbs+r0
まけた。・゚・(ノД`)・゚・。
938 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 22:42:50.45 ID:KeGiWB/I0
うあ、寝落ちてた間にorz
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:46:33.87 ID:9z+5cosUO
おはよう保冷剤。無理しないで睡眠時間はきちんと取れよ
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:49:50.29 ID:9z+5cosUO
姫「おはようございます保冷剤さん。夜はちゃんと寝てくださいね」
941 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/12(水) 22:50:55.77 ID:wBf+zw2G0
ここで祈坂投入w
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:51:55.42 ID:9z+5cosUO
シエラ「ご主人様、そいねしてください。しょいね〜」
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:53:57.92 ID:9z+5cosUO
944 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 22:55:31.69 ID:KeGiWB/I0
こ、こ、こっ・・・・・・・!!!?
※さらに返答を迫ると爆発します。続けますか?
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 22:56:45.94 ID:HCjuNHF3O
はい
いいえ
だが断る←
946 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 23:06:31.94 ID:KeGiWB/I0
冷「だが断w...
びぎぃぃん!!!
その時保冷剤の言語野を貫く雷!前頭葉を焼かれもだえ苦しむ保冷剤!その頭に、音波ではない言葉が響く!!
『このようなシチュの数々を目の前にして断ろうとは・・・汝は選ばれし者なりや。』
「っうぇwwwwwナニソレwwwww」
『主が落としたのはこのイヌミミ少女か?それともネコミミ少女かね?』
「うはwwwww落としてねえしwwwww意識以外はwwwww」
『笑いすぎのそなたには祈坂をやろうwwwwww』
「おkwwwww把握wwwwww」
祈坂があらわれた!祈坂はwktkそうにこちらを見ている!
1.握手する(画鋲装着済み)
2.スプレー(ケーキをデコレーションする奴)
3.二人とも逃げろ!(私は船長としてこの船に残る!)
4.その他
>>950に権利
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 23:12:35.41 ID:sxg9MDmuO
船長
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 23:15:17.05 ID:JIktgozU0
添い寝
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 23:19:37.95 ID:574bpxuM0
スプレー
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 23:20:59.03 ID:hvlfgWOj0
4.種割れして突撃
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 23:21:11.09 ID:9z+5cosUO
握手
952 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 23:33:21.21 ID:KeGiWB/I0
おk、把握。
冷「でも俺とこ田舎だしねー。観てないんだよねー。たぶん放送してても観てないけど。」
祈「小便は済ませたか?神様にお祈りは?冷凍庫の隅でガタガタ震えて存在を忘れられる準備はOK?」
冷「と言う訳で種を割ってみました。くるみ割り人形です。がしゃーん、がしゃーん。がりがり。さぁどうだい?すごいだろう?」
祈「・・・・・えい。」
冷「ぎゃりっ・・・・ひぃはま・・・・ふぉれのくひにはにほいれは?」
祈「ビー玉。」
冷「・・・・ぺっ」
ビー玉を吐き出す。けっ、舐めたことしてくれるじゃないかこの娘っ子は。
からからと吐き出されたビー玉が転がり、祈坂のローファーのつま先にかつんと当たる。
冷・祈『・・・・・・・・・・・・・・・・・』
一瞬即発。焼きいれてやるぜ・・・・
すり足で近寄る。距離を測る。見たところ小娘だ。しかしこの場合侮れないのは反射と瞬発力。
後の戦で行くか・・・あえてさらに一歩踏み出す。
祈坂の拳がノンモーションで突き出され、音速を超え衝撃波とともに襲い掛かる。
が、想定内。
速さでは敵わない。
ならば、最初のこの一撃・・・!!
めきゃっ・・・!!
953 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 23:48:13.39 ID:KeGiWB/I0
完全に破壊された。
右肩。
しかし速度と硬度ばかりで、質量にかけるその小さな弾丸は用意に右上半身を不能にはしたが・・・それだけである。
冷「把っ!!!」
左、掌低。
当たれば成人男性一人を軽く吹き飛ばす。どんなバケモノでもトラックにはねられて無事な奴はいない。
ぶぉん!!
一瞬遅れて風がなる。乗り坂の腹部に直撃し、内部破壊の気を込めた一撃はしかし誰に炸裂することもなく。
空振り!?
では一体祈坂はどこにっ・・・・ ・・・・!?
崩れた右肩。
すこし首を後ろに回せば見えるだろう。
祈「さよなら」
背後。祈坂が背後に。
冷「・・・・ニッ」
その速度と背後に回り、さらに挨拶までするご丁寧さには感服だがっ・・・
バカがっ・・・想定内なんだよっ!!
冷「今だッ!やれっ!!!」
954 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/12(水) 23:49:59.43 ID:KeGiWB/I0
と言うかなんで俺は祈坂とバトってしかも殺されようとしてますか?
我ながら訳解らん。と言う訳で
>>955 やってくれ。
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/12(水) 23:56:18.03 ID:gteOJuPuO
wktk
956 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/13(木) 00:01:00.24 ID:E9iAacOM0
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:02:12.95 ID:Sr0a4xem0
>>955 wktkwktkwktkwktkwktkwktkwktk
958 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 00:03:16.71 ID:eQHgOdW/O
959 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 00:07:07.63 ID:eQHgOdW/O
ちょwww待てwwwwww
俺に一体何をしろと?
960 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 00:08:37.58 ID:m8asIzYA0
>>955はしかし、託されたチャンスを生かせなかった。
いいやチャンスなどではない。確実に、出て行けば自分も殺される。
狩人が獲物をしとめる一瞬はどうしても無防備にならざるを得ない一瞬だと言われている。
しかしこの娘。
自分に背中を向け注意を獲物に向けその種等を振り下ろそうという一瞬まで見送ったが、はっきり言おう。
さっきを纏い、全身を凶器と化し、その意思をもって嬉々として血を浴び臓腑を撒き散らす少女は、
あくまで自分の想像の中で、だったかもしれないが確実に、俺が迫れば―――
振り返って、俺の目を見て、笑うだろう。
アパートの廊下。人気の無いコンクリートむき出しの狭い空間。
ここが俺たちの死地か、と諦めたがっ・・・
1.だめもとで飛び出す
2.逃げる
>>グロック
961 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 00:11:30.37 ID:eQHgOdW/O
どうせどっちみち死ぬんだろwww
1、
男は何事からも逃げてはならないっ!
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:15:18.97 ID:Sr0a4xem0
流れぶった切って、あえて言おう。
そろそろ新スレ移行じゃまいか?
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:18:13.79 ID:MRHwU2ooO
新スレ移行まで番外編で埋めてるんだろw
964 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:19:10.58 ID:Sr0a4xem0
そろそろ寝たいのに・・・・
965 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 00:19:27.23 ID:m8asIzYA0
「う・・・うぉああああーーーーーー!!!!!」
飛び出した。
どうせ殺されるなら、地べた這いずり回って無様に死ぬより、せめて一矢を求めてぶつかったほうがいいに決まっている。
姿を潜めていた階段から、いっきに飛び降り。
残り数メートルまで近づいた時点で。
見た。
予想通り戦慄した。
壮絶な笑顔を。
向けていた。
その手刀が、姿勢を低くして駆ける俺の頭上に来て―――
がばんっ!!!
966 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 00:27:20.46 ID:m8asIzYA0
G「ぐげ」
祈「あべし」
ふいにドアが。
アパートの隣の部屋のドアが。
スチール製のドアが。
ものッすごい勢いで開け放たれた。
隣「ちょっとあんたら!!?こんな時間になに廊下でバカ騒いでんじゃねー!!!」
冷「うわうるせぇのがきた・・・」
祈坂が開いたドアにおもッくそ後頭部からぶつかるのを見た。今は完全にノビている。
そしてそれ以上に重症なのがグロック。
十六部屋あるこのアパート一階の、一番端の部屋から二つ目の部屋のドアに飛ばされたのに反対側の階段まで転がっていた。
隣「引越し!ひっこーし!!さっさとひっこ−し!!しばくぞ!!(※リピート)」
冷「あーはいはい解りました解りました。解ったから黙ってください。訴えますよ?」
隣「これは私の裁判を前提とした(略)鳴き声(略)争う(略)ひっこーし!!」
冷「仕方ない・・・」
祈坂とグロックを回収して、とりあえず部屋に戻りました。
さて、どうしよう。
967 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 00:29:18.43 ID:eQHgOdW/O
>>966 ちょwww
とりあえず俺の治療wwwwww
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:37:49.66 ID:lx5v1UM7O
グロックのGが茶色くてカサカサ動いて油っぽい嫌われもののGに見えて仕方無い件
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:40:10.53 ID:MRHwU2ooO
970 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 00:40:23.17 ID:m8asIzYA0
>>967 冷「とりあえずグロックの治療でもするか・・・」
と言っても絆創膏くらいしかない。どうしたもんだか・・・というか、右肩破壊されている俺の治療は不必要ですか?
ぴんぽーん
冷「ん、なんだ。」
がちゃり。
販「どもー!マイクロマシン屋です。この先のシナリオで没になった生体組織の再生能力を持ったマイクロマシン、『リストーナー』はいかがですか?」
冷「・・・・・・・。・・・・え!?それ没にしちゃうの!?ちょっ・・・困るよ!?」
販「いかがっすかー!」
と言うわけでグロックの治療を終えました。
冷「さてこれからどうしよっかなー」
もしグロックが目覚めたとき、祈坂を発見したら混乱して何をするかわからない。そういった不穏な芽は早めに摘まなくちゃな・・・
どっちを追い出しますか?
1.グロック
2.祈坂
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:42:01.50 ID:Z44rz6Yu0
1で
972 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 00:45:47.41 ID:eQHgOdW/O
1
973 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 00:48:04.91 ID:m8asIzYA0
次スレは・・・どうっすっかな。
ミミさんが立てたがっていれば立ててもらおうかなwwww
1:00まで無ければ自分立ててきます。
それと、祈坂の萌的位置付けとか俺が先入観作るわけには行かない上に書けねーから!
グロック追い出すとかいうなよwwwww
974 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 00:50:17.19 ID:eQHgOdW/O
スレと言うものを立ててみたい俺ガイル
975 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/13(木) 00:53:49.45 ID:E9iAacOM0
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:54:29.81 ID:Z44rz6Yu0
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 00:54:59.52 ID:MRHwU2ooO
構わず1
978 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 00:55:26.90 ID:eQHgOdW/O
979 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 00:57:50.80 ID:m8asIzYA0
よしでは頼もう。
お願いできますかグロックさん。
あー、タイトルに小説って入れない方がいいっぽいのでそれだけよろしく。
あとあんた追い出されそうとしてるけどいいのかwww
980 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 01:06:01.60 ID:eQHgOdW/O
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 01:15:44.13 ID:lx5v1UM7O
982 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 01:19:17.37 ID:m8asIzYA0
グロックさん乙ですー!
さてそろそろ本編に移りますかねーと思ったけど一応こっち閉めなきゃね。
冷「さてと言うわけですれたてしてくれたグロックを追い出したわけだが・・・」
祈坂は安らかに眠っている。熟睡のようだ。無防備な寝顔が見える。仰向けでも型崩れしないなかなかいい胸をしてるなー・・・
1.頬をつついてみる
2.揉んでみる
3.鼻を摘んでみる
4.スプレー
5.FBIに電話
即死80%!!終わらせる気満々だな俺!
983 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 01:19:46.99 ID:m8asIzYA0
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 01:20:29.61 ID:Z44rz6Yu0
ksk
3で
985 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 01:23:07.53 ID:eQHgOdW/O
2
男として
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 01:24:03.50 ID:EHmwozpSO
2
といきたいところだが1で
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 01:28:49.29 ID:Z44rz6Yu0
つーか保冷剤氏の思考がエロイ件について
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 01:32:03.30 ID:EHmwozpSO
989 :
グロック18 ◆RQKY4H.GFo :2006/04/13(木) 01:33:48.84 ID:eQHgOdW/O
990 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 01:39:38.62 ID:m8asIzYA0
書いたけど・・・ミミさんの許可が無いと出せませんwwwいやマジで。
あと1000いっても次スレに載せたりはしないからねwww
991 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 01:47:24.58 ID:m8asIzYA0
あんたらはwwwwwもう死ぬもんだと思って好き放題wwwwww
あと俺はえろくないぞ!えろいのは・・・あー・・・えー・・・うー・・・宇宙の意思だっ!!
ふに。
冷「・・・・ほぉ。」
ふにふに。
冷「・・・・・・・ふむ。」
弾力、形ともに十分です。服の上からでもはっきり解りますね。
こう、掴んでいる、と言う感じがあります。すばらしい。
祈「・・ん・・・はぁっ・・・」
刺激を受けた祈坂が意識の外ということも手伝い、艶めいた声を上げる。
それに乗じるように、さらに強く、両手を伸ばし揉みしだいてみる。
祈「ああっ・・・・はっ・・はぁあ・・・・」
徐々に頬が赤らんでくる。なにかいいものを感じてきているようだ。片手を離し、そのブラウスに手をかけ―――
ぱちっ
ふいに祈り坂が目を覚ます。
そして部屋中が血に染まる。そうなるまでの描写は必要ない。語り部にも追えないほど、
一瞬でしたとさ。
992 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 01:48:43.40 ID:m8asIzYA0
さぁ埋めろ!ミミさんにばれないように即効で埋めて流れて消えてしまえー・・・!
反省は・・・・・・・少しだけしている・・・
993 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 01:54:25.75 ID:m8asIzYA0
埋めてくれよぉ!!。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 01:57:10.15 ID:Z44rz6Yu0
|∀・)ニヨニヨ
995 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/13(木) 01:57:56.96 ID:E9iAacOM0
許可
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 01:59:45.48 ID:KQ3PfKut0
997 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 02:00:49.48 ID:m8asIzYA0
ぎゃぁああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/13(木) 02:02:29.31 ID:irFJycum0
ぜんぜん関係ないけど、Fateの14話のアーチャーのポージングで吹いた
なにあのSEEDを更に改悪したみたいなの
999 :
保冷剤 ◆xl4B3i0CLs :2006/04/13(木) 02:03:59.18 ID:m8asIzYA0
1000とった奴は祈坂小説引継ぎな。
1000 :
ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw :2006/04/13(木) 02:07:52.53 ID:E9iAacOM0
1001 :
1001:
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
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* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
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