隙あらば立つ小説スレ

どうぞ

2get

よし書くぜ！･･･嘘だよ。

って、
おおおおおおおおおい！！！！

マジかよ＿|￣|○

抜かりはありません

やっぱ立った〜
俺の変わりｶﾞﾝｶﾞﾚ〜!!←人事

>>4
2げっとしてる癖に何を今更

>>6
……。

協賛スレが増えた〜♪

>>8・・・!!何ですか！？

>>10
……。

ちょっと待ってｗｗｗうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ケータイから小説書いたっていいじゃないかスレ

とまで書いて、入力しようかためらってみた。

オリジナルに安価混ぜるカタチになるけどいい？

>>14
『オリジナル』が何を指しているかわからないけれど、いんじゃね？

がんばれー
｜∀ﾟ)ﾉ　安価大惨事の先輩だと思うので応援

>>13
(ﾟдﾟ)

>>16
すまない。
だが、反省はしているように見えないと思う。うん。

>>18
後悔もしてないので　尻を貸すんだ！！！！！！！１！！！！！！！！

とりあえず、今までは（本家を除き）単発な耳で来たから、今度は多数の耳でも出してみようかと思う。

オーソドックスなのでいいから、
>>19-29まで出てきた耳からなるべくたくさん選んで出す。

うん。
てことでよろしく。

じゃあ、オーソドックスにキツネ。

ねたに使えそうなロバ

オーソドックスに……か、鹿とかどぉ？　角角

ﾀｽﾏﾆｱﾃﾞﾋﾞﾙ耳!!
　 _ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　
　⊂彡





反省している

今北俺が流れを読まずに

ネコはガチ。

空も飛べるはず象

よーし今日は不幸なことがあったから小説かいちゃうぞ＞＜

>>24
ま　た　お　前　か

ダックスフント耳

イヌもガチ

うん･･･じゃあ豹

やっぱりうさ耳

安価ずれたので、
>>21-31
把握した。

>>28また私ですが何か？

よしｗｗｗｗｗｗｗｗｗちょっと待っててｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>33
尻を貸せば許してやろう！！！！！！！１！！！！！！！！











ただし、禁欲半月だ

>>35それは俺がオナ禁スレに居る事を承知での話かね!?

or2=3

追加

主人公の名前
>>39

知樹

山……………本

一

>>39
ありがちｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ把握。

>>40途中な上に誤爆orz

緑の溢れる木々の衣が風に撫でられてザワザワと揺れている。
　冬のあいだ息を潜めていた桜の木は、春になると暖かな日の光を浴びて自由に伸び、ピンク色の綺麗な花をつけた。

　この時期は、例えば学校だと入学式というように、多くの人々にとって新しい日々の営みの幕開けである。
　今は４月。まだ緑色が混じった桜の木が、初々しい新入生や新入社員を迎える季節だ。

　今年度から高校２年生になる「山本　一」は、初めて顔を合わせる学友と学校にどきまぎしている新入生たちを見ていた。

（去年の今ごろは自分もあの中の一人だったんだな……）
　順々に名前を呼ばれて立ち上がっていく１年生を見ながら、一は思い出した。
　あのころの緊張感と期待と不安はなかなか大きかったが、今はもう微塵も残ってないどころか、ほとんど覚えてないのが不思議である。









(ﾟдﾟ )
( ﾟдﾟ)
こ・・・・こんな感じでﾖｲﾉｶﾅ・・・

>>43名前が一になってる!!ちなみに読み方｢かず｣何だけどね。

ぐーっじょーぶ！ばんばれー！

一「ここか・・・・・」

　見上げたその先には、今日から自分が一人暮らしすることになったアパートがあった。
　外見は木造建築になっている。

　建物の前に広い庭があり、それを囲むようにして春の陽気ですくすくと育った木々が道路とそこを隔てていた。

　庭に一歩踏み出す。　すると

？「こんにちはー」

　突然、横の方から綺麗な声が聞こえた。

▽　(´・ω・`)他のスレと違って、ほのぼの系になりそうだけど、いい？　いちおうバトルっぽいものにもできるけど・・・

>>47様のおすきなように。
俺のせいで立った気もするからあんまり言えないｗｗｗｗ

▽>>48　把握ｗｗ


カズ「あ、こんにちは・・・・」
美鈴「始めまして。　今日からここに住む山本さんですよね？」
カズ「え・・・・あ、そうだけど。」

美鈴「ここの２０３号室に住む、　橙葉　美鈴です。　よろしくお願いします♪」
カズ「よ・・・よろしく。」

　あまりの明るい行動に少し驚きながらも、礼を返すカズ。

　それが、彼の運命を大きく変える、まさに第一歩だった。。。

って、そろそろ限界ｋｔｋｒ＿|￣|○

前に教えてもらったＵＷＳＣで自己保守してみるけど、もし落ちそうになってたら誰か保守頼むｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

明日講義が朝から入ってるんよ＿|￣|○　　　ではﾉｼ

自己保守です。

>>49
一と美鈴wktk

おう、ｶﾞﾝｶﾞﾚ!!
俺も風呂入りたいから誰か保守頼む

美鈴……普通耳なのかな

自己保守です。

自己保守です。

保守

ほ

自己保守です。

ほぅ

自己保守です。

小説じゃなくて言葉遊びスレにしとけよ、悪い事言わないから

自己保守です。

>>62kwsk

　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　 /::::::::::::::::::"""""'':::::ヽ
　　　　l:::::::::::::::: 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　l:::::::::::::::　　　　　　　　　l
　　　,-l::::::::::　　　,,,w,,,,、　,,mx,l.､
　 　 l,｀ , :::::　　 _",kｪｪ､　(kｪｪ､l
　　　l (´　　　　　　￣　　ヽ￣-l
　　　ゝ､,__　　　　　 ,r'、　 ゝ,　.l
　　　　　 ヽ　　　　／ `''ー' ヽ/
　　　　　　 l　　　/ゝｪｪｪｪｪy / 　　
　　　　　　 ヽ、　 l ヽｪｪｪｪ/ / 　　・・・
.　 　 　 　 　 ＼　　｀ー--´/
　　　　　　　　　`ヽ、　　／

自己保守です。

　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　 /::::::::::::::::::"""""'':::::ヽ
　　　　l:::::::::::::::: 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　l:::::::::::::::　　　　　　　　　l
　　　,-l::::::::::　　　,,,w,,,,、　,,mx,l.､
　 　 l,｀ , :::::　　 _",kｪｪ､　(kｪｪ､l
　　　l (´　　　　　　￣　　ヽ￣-l
　　　ゝ､,__　　　　　 ,r'、　 ゝ,　.l
　　　　　 ヽ　　　　／ `''ー' ヽ/
　　　　　　 l　　　/ゝｪｪｪｪｪy / 　　
　　　　　　 ヽ、　 l ヽｪｪｪｪ/ / 　　んなわけねえだろ
.　 　 　 　 　 ＼　　｀ー--´/
　　　　　　　　　`ヽ、　　／

自己保守です。

　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　 /::::::::::::::::::"""""'':::::ヽ
　　　　l:::::::::::::::: 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　l:::::::::::::::　　　　　　　　　l
　　　,-l::::::::::　　　,,,w,,,,、　,,mx,l.､
　 　 l,｀ , :::::　　 _",kｪｪ､　(kｪｪ､l
　　　l (´　　　　　　￣　　ヽ￣-l
　　　ゝ､,__　　　　　 ,r'、　 ゝ,　.l
　　　　　 ヽ　　　　／ `''ー' ヽ/
　　　　　　 l　　　/ゝｪｪｪｪｪy / 　　
　　　　　　 ヽ、　 l ヽｪｪｪｪ/ / 　　んなわけねえだろ
.　 　 　 　 　 ＼　　｀ー--´/
　　　　　　　　　`ヽ、　　／

ほ

　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　 /::::::::::::::::::"""""'':::::ヽ
　　　　l:::::::::::::::: 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　l:::::::::::::::　　　　　　　　　l
　　　,-l::::::::::　　　,,,w,,,,、　,,mx,l.､
　 　 l,｀ , :::::　　 _",kｪｪ､　(kｪｪ､l
　　　l (´　　　　　　￣　　ヽ￣-l
　　　ゝ､,__　　　　　 ,r'、　 ゝ,　.l
　　　　　 ヽ　　　　／ `''ー' ヽ/
　　　　　　 l　　　/ゝｪｪｪｪｪy / 　　
　　　　　　 ヽ、　 l ヽｪｪｪｪ/ / 　　んなわけねえだろ
.　 　 　 　 　 ＼　　｀ー--´/
　　　　　　　　　`ヽ、　　／

自己保守です。

自己保守です。

自己保守です。

自己保守です。

自己保守です。

すばらしいｗｗｗｗいいなーそれｗｗｗ

自己保守です。

自己保守は、なんだか違う気がするので中止。

>>79訂正

自動保守は、なんだか違う気がするので中止。　これじゃあライブノベルの意味がない。

美鈴「ようこそ！大森荘へ。」
カズ「よ・・・よろしくお願いします。」

カズ「って・・・・・・」

　そこでカズは気付いた。　彼女が普通の格好ではないことに・・・・・

（>>21-31から耳選択。　　>>85に権利。　※いちおうメインヒロイン）

講義はどうしたんだ？

>>82
ふふふ・・・・・

チ・コ・ク☆　　　　( ノ∀｀)ｱﾁｬｰ
ってなわけで、昼まで家にいます。　どうみても寝坊です。　本当にありが（ｒｙ

俺を踏み台にしろぉー!

ギブミー・ニューウィンド。ロバしかあるまい

>>85
把握ｗｗ

ロバｋｔｋｒ

カズ「それって・・・・」
美鈴「え？」

　カズが指差す先には、彼女の頭の上に付いている、何かの動物の耳があった。

カズ「・・・・・耳・・？」
美鈴「えぇ！？　　　み・・・・見えてるんですか！？」
カズ「いや・・・見えるもなにも・・・・・・・・」

　そういうと、彼女はどんどん顔を赤くした。

美鈴「えっと・・・・あの・・・・・・・・・・・・━━━ッ！！」

　突然、美鈴がカズの手を取る。

カズ「え？　あの━━」

　カズが言葉を言いかけた途端、美鈴がなにやら目を瞑り、そして真剣な顔つきになった。
　あたりの、その異様な雰囲気に飲み込まれて、カズは息も出来ない。



美鈴「ミスト。」

　短く、小さいがはっきりとした声でつぶやく美鈴。
　すると、突然二人の周りから白い水蒸気の塊のような霧が出てきた。

カズ「う・・・うわっ！」

　ほどなく、周りが白い霧の壁で覆われる。

自分のいろいろな環境をうpするスレ
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144112992/

美鈴「すみません・・山本さん・・・・　ガイを防ぐためなんです。驚かせてごめんなさい。　
　　　　もうすぐ皆さんが助けに来てくれます。それまで我慢しててください。」

　ペコリと頭を下げる美鈴。

カズ「あ･････」

　あまりの出来事に、ついていけないカズ。
　そして、ようやく出た一言が、こんなものだった。

カズ「君は・・・・何者なの・・・？」
美鈴「はい。　ロバです♪」

　ニコっと笑う美鈴。

カズ「ロ・・・・ロバ・・・？」

　よくみると、彼女の頭の上に付いているそれは、ロバの耳のようだ。
　おまけに、ちょっと見にくいが、後ろの方に尻尾も見えている。

カズ「えっと・・・それってどういう事━━━

　しゃべりかけたカズの言葉をさえぎるように、突然周りから小走りに走る音と、話し声、何かの衝撃音が聞こえた。

「そっちに行った！　れいこさん！」
「了解っ！　　　　とりゃっ！」

　何か聞こえるが、周りが霧で覆われているため確認できなかった。

美鈴「あ、みんなが助けに来てくれたようですね♪」
カズ「みんな？」
美鈴「大森荘のみんなです。　さ、そろそろ出ましょうか♪」

　彼女はそう言うと、またカズの手をつかみ、意識を集中させた（と、カズは感じた）。
　ほどなく、周りの白い霧の壁がさーっと砕ける。

？「美鈴・・・・自分だけ助かろうってのは・・・・・・って、あーーーーっ！！！」
？「美鈴ちん！　それ誰ーーー！？」
？「お・・・・男連れ・・・・」

　霧がなくなることで見えた範囲に、３人の女性が立っていた。
　そしていっせいに美鈴に叫ぶ。

美鈴「ちょ・・・ちょっと・・・・・この人が、"例の人"なんですよ？　いまのガイから守ったんです。」
　えっへん　と胸を張る美鈴。

　ほどなくして、少し落ち着かせる為に外に出た二人。
　夕暮れの日が、並んで歩く二人の影をよりいっそう長くする。

　少し歩き、美鈴の提案で公園に入る。
　彼女のオレンジ色の髪が、夕暮れに映えていた。

美鈴「突然変なことになってごめんなさい・・・・ちょっと落ち着きましたら、何でも質問してください。
　　　　応えられる範囲で応えますから。」

カズ「えっと・・・・・」

　とりあえず何から質問したらいいのか、迷った。







▽てことで、夕方に帰ってくるまで保守＆質問頼む(´・ω・`)
　出た質問には、全て返答するつもり。
　では　ﾉｼ

　（ちょｗｗｗｗ単位やべぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）

guy?

>>94
カズ「ガイって？」
美鈴「えっと・・・・・私たちに"害をなす者"の総称で、そう呼んでます。
　　　正体も、発生源もとにかく不明なんです････」

カズ「危険なものなの？」
美鈴「触れたら、致死性の病気にかかります。」
カズ「えぇ！？」

美鈴「でも、近年では特効薬も見つかり、そんなに大して問題ではなくなったのですけどね。」




▽もうマジで出掛けるわｗｗｗ

最後にＣＭ

このスレは

隣りに居る犬娘と猫娘が兎娘に狙われてゲーム化だけど質問ある？
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143982541/

懲りずに嫌耳流小説スレ
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143975886/

イヌミミ小説
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143997186/

隣りに呪い人形がいるんだが、質問ある？
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143818075/

の協賛でお送りします。

保守

ほしゅ

うはっｗｗ今沖田ｗｗｗ

保守

保守

保守

ほしゅ

「イヌミミ小説」と「続・ネコミミ小説」に人がいない様なので、みなさん保守お願いします。

保守

保守

保守

ほ

ガイはどんな格好の生き物なのかｋｗｓｋ
あとさっきの魔法みたいなのについてもｋｗｓｋ

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

▽遅刻したら課題増えたｗｗ

９時から再開

保守の人、すっかり帰ったら落ちてると思ってたのでｗｗｗｗｗｗｗｗ保守ありがとうですｗ

>>120良かったなｗｗ

保守保守!!!!

まもれー　わがとも　わがくに　わがりょうどー

保守！

意外にロバ耳は可愛かった件について。
ttp://www.vipper.org/vip228225.jpg

というかキャラの容姿特徴乳のサイズについてｋｗｓｋ！

>>125カワエェ(;´Д`)

>>125
ええなぁ……！
ロバは耳がくりくり動いてるのをみるのがぷりちーであります

>>125
すげ━━━━━＼(ﾟωﾟ )ﾉ━━━━━!!!!
ていうかＧＪｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｶﾜｲｽｗｗｗｗｗｗｗ


いちおうスペックは微乳、オレンジ色の短めの髪、背は高くも無く低くもなく、服装は春先に似合う動きやすい服（つまりなんでｍ（ｒｙ
いちおうスカート。

みんなトン！
＞つまりなんでｍ
ちょ、ちょっとボーイッシュな服でもいいということでしょうか先生ヽ(｀□´*)ﾉ

>>129
むしろ活動的なので、そんな服もよく着ます。（ぁ




▽再開

>>108
カズ「ガイってどんな生き物なの？」
美鈴「見た目は黒くて、バレーボールくらいの大きさで、白い二つの目だけがあって、
　　　それで、ちょっと丸っこくて一見かわいいんですが・・・・・」
カズ「危険・・・・と？」
美鈴「はい。」


カズ「あと、その・・・・さっき使ってた魔法・・・みたいなものは？」
美鈴「魔法？」
カズ「ほら、あの『ミスト』がどうとか・・・・・」

美鈴「あれは・・・・そうですね。　後で説明します。」
カズ「？　　・・・・わかった。」

>>131
いわゆるまっくろくｒうわなにをするあｗせｄｒｆｔｇｙみすとｌｐ

wktk

美鈴「寒くなってきましたね・・・・」
カズ「ああ、そろそろ暗いな。」
美鈴「戻りましょうか？」
カズ「そうだね。」


　夕日も沈み、町にひとつひとつ、そこの住人の営みを目に見えるものに表す、灯りがともっていく。
　しばらくして灯りは一面に広がり、夜という神秘的な時間を迎えた。

　大森荘に着いた二人。
　引越しの荷物は当日の夜に届くようにしているため、いまカズはほんの少ない手荷物だけだった。

　広い庭を横切り、玄関のガラス戸をスライドさせる。

美鈴「ただいまー」

　持ち前の明るい声で、美鈴が声をかけて中へ入る。
　ここはアパートというよりは、下宿のようだった。
　しかし、見た目よりも中はとても広く感じられた。

　途端、


　　　　パーンッ！


　という破裂音が聞こえ、カズはなにやらカラフルな糸を頭からかぶった。

カズ「クラッカー・・・？」

「「「ようこそー♪」」」

　何人かの声が、息をそろえて歓迎の挨拶をした。

　その場の雰囲気に流されるように動かされるカズ。
　内心は、いろいろな考えでいっぱいだった。

　最初は冗談かと思っていた美鈴の頭の上の耳、
　作り物かと思っていたが、時折ひょこひょこ動くのが見える。
　しかも、しっぽまで自分で動かしている様だった。

　彼女が自分を「ロバ」と言ったのも、変だとは思ったがただ言っているだけだと思っていた。
　しかし、これは・・・・・

カズ「・・・・・・・・」

　常人は、普段と違う事があると、それをなんとなしに受け入れてしまうか、自分の"都合に合った様に"解釈してしまう事が多い。

　そして、何事もなかったかのように振舞う、いわゆる『現実逃避』という現象があった。

　今まで適当に受け流していたカズは、そこで初めてこの『現実』に向き合う事になる。


　しかし、彼はとある事情により、そういう事も全てすぐに受け入れる事ができる性格にあった。
　それが幸いしたらしい。


加代子「いらっしゃい、山本　一クン。　ようこそ大森荘へ！　歓迎するわヨ♪」

　見た目は初老のおばさんが、カズの方に向き直って挨拶をする。

カズ「えっと・・・あなたは・・・・」
加代子「ここの大家の、大森　加代子ヨ。　よろしくネ♪」
カズ「え・・・・よ、　よろしくお願いしますっ！」

　不測の事態に合ったからって、今日からお世話になる大家さんに無礼は許されないと、慌てておじぎをした。

加代子「ところで・・・・・」

　カズが顔を上げると、大家さんが話しを切り出す。
　まるでカズの心の内を全て把握しているかのように・・・・

加代子「何か聞きたいことはあるかしら・・・・・というか、実際あるわネ。　どんどん聞いて頂戴。」

カズ「えっと・・・それじゃあ・・・・」

　加代子さんの手招きでイスに座ったカズは、ざっと見回す。

　落ち着いた感じで妖しくも美しい笑顔でそっとこっちに笑いかけてくる妙齢の女性。
　美鈴と同じく、頭になにやら動物の耳のようなものがついている。

　なにやらつまらないものを見るように、ちょっと不機嫌な顔をしてこっちを（にらまれてる？）見てくる少女。
　こちらも、なにやら頭部に同じものがついているようだった。

　そして、いま目の前に居るおばさん。
　その３人と、横の美鈴から視線を浴びて、少々戸惑うカズ。

　しかし、どうにか最初の一声は出せるようになり、質問をする。


カズ「あの・・・・その"耳"は一体・・・・・・」

加代子「"過去一度たりと、"こんなに落ち着いている人を見るのは初めてネ・・・・」
カズ「？」
加代子「普通、この状況には常人はついてこれないわヨ？」
カズ「・・・・・唐突な状況変化には・・・・・慣れてますから・・・・・・」

　少々暗い面影をみせるカズ。
　そんな彼の表情を知ってか知らないか、加代子は続ける。

加代子「アラ、そうなの？　ま、聞かれたものには応えるワ♪　今日からここで生活する仲間だもの。」

　そういうと、加代子はイスに深く腰掛けなおし、説明を始めた。



加代子「モノノケ・・・・・いわゆる、妖怪ってわかる？」
カズ「・・・分かります。」
加代子「日本は古来より、その土地に纏わる神々を信仰して来た・・・・そしてそれと同時に、
　　　　モノノケという存在も作られたのヨ。」

カズ「"作られた"・・・？」
加代子「そう。　あのね、この世にはもともとは人間しかいなかったのよ。

　　　　でも、強い信仰と、その強力な想像力・・・・信じる考えと力ってものが、存在しないモノを存在させてしまう事があるの。
　　　　古くから、伝承や言い伝えに残っている不思議な存在は、全て人間の想像力から作られたモノなのヨ。」

　いったん息をはき、言葉に区切りをつけると、また話し出した。


加代子「その中には、悪さをするモノもいるし、人間に協力したり味方するモノも居たの。
　　　　それがこんにち、様々な記録として残ってる・・・・と、伝えられているワ。」

カズ「もしかして・・・・・」
加代子「そう。その子孫がわたしたちなのヨ。」


　　　　＋＋＋＋＋


　新しい自分の部屋に入ったカズは、あらかじめしいてあった布団にもぐりこむ。

　そして、まだ追いついていかない自分の頭で今日、説明されたことを繰り返してみる。

━━━ここ、大森荘は、そんなモノノケや妖怪の子孫たちが上手く人間社会へ溶け込むための、一種の訓練施設だった。
　と言っても、モノノケたちと一緒に人間を住まわせ、そして人間らしさを学び、生活していくためだけの場所・・・
　そして、その中でも動物のモノノケがあつまる場所、ただそれだけなのだった。

　いま居る者は、キツネのモノノケである「金龍寺　麗狐」、ネコのモノノケである「柴崎　涼香」、そして
　ロバの「橙葉　美鈴」と、タヌキのモノノケで大家の「大森　加代子」の４人だった。

▽ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗロバってなんか場違（ｒｙ

　そのほかに、あと加代子の夫である、清彦さんという人物（彼もモノノケだが）が居るらしいが、
　今は用事で外出中だった。

　そして、あの魔法みたいなものは、その妖怪としての妖力を使った、「想像の具現化」らしい。
　もともと想像で存在している彼らが使える、彼らだけの技だった。

　昔は、人を化かすときに使っていた者もいたようだが、近年ではまずモノノケの数が減ってきている上に、
　うかつに人前に存在を晒すと、「想像としての存在」の力が弱まってしまい、結果的に個体数を減らすことに繋がるという。

　だから、本当に必要なとき意外はその力は使わないし、使えないようだ。



　コンコン

　カズがそんなことを頭の中でこねくり回しているときに、突然扉がノックされた。
カズ「はいー」
　木製の、かなり軽く出来ているその扉を開けると、そこには寝巻きの格好をした美鈴が立っていた。

美鈴「ちょっと時間いいですか？」

カズ「えっと・・・・・」


１・眠いので、また明日にしてくれる？
２・何時間でもいいよ！（笑いを混ぜて）
３・何かの話？

>>146に投げやり

２
女の子には優しく!!

２：そのまま夜の部にもつれこむぜ

>>143
そこには寝巻きの格好をした美鈴が

そこには寝巻きの格好をした

寝巻きの格好をした

寝巻きの格好をした

>>145
把握ｗｗ

ちょ、>>146じゃないのかｗｗｗｗまあいいがｗｗ

>>149
安価ミスｗｗｗｗｗｗｗｗ>>146ねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

（ここで入れてやれば・・・・まぁ・・・・何か期待してもいいかな。）


　扉の場所に立ったままの美鈴を中に招きよせる。
カズ「もちろん！　何時間でもいいよｗ」
　冗談交じりの言葉で彼女に声をかけた。

　中に入ってくるロバの耳を付けた彼女を、さきほどどけた布団の場所に座らせる。
　向こうは寝巻きだが、こちらも当然寝巻きだった。
　なぜかお互いに羞恥心というものがかけているらしい。

　でも、この状況ではそんなことを気にしてたら埒が明かなかったので、そのお互いの反応は自然とその後の流れを円滑にした。

　座った少女が、話しかける。

美鈴「驚かない・・・んですね・・・・・・」
　多少びっくりしたような表情を作る美鈴。
　いま気付いたのだが、なぜか手にはビニール袋を持っている。

カズ「ん？　驚かないって？」
美鈴「あの・・・今日の、わたしたちの事きいて・・・・・」
カズ「ああ。」

　彼女の相談がわかった。

カズ「まぁ実際見ちゃったしね・・・・いまさら驚いてどうにかなる話でもないし、　
　　　何か変化があれば、それを受け入れて柔軟に対応していくのが、この社会の生き抜き方だと思ってるからさ。」
美鈴「は・・・はぁ・・・・・すごいですね・・・」

カズ「ところで・・・・・・」

１・用事って、それだけ？
２・そのビニール袋、何が入ってるの？
３・もう眠いんだけど・・・・


本家と一緒の時間になったのを悔やみつつ、
>>154に投てき

２に期待

あえて１

２しかない!!
女の子には(ry

>>154貴様ぁぁぁぁ!!!!!!!

>>154
・・・・・・・・把握ｗ

>>154
ちょwwwおまwwwwww

｜∀ﾟ)ﾉ　フラグ置いておきますか？

カズ「用事って、それだけ？」
　美鈴がなんとも眠そうにしていたので、切り出すタイミングを見計らって聞いてみた。

美鈴「あ・・・え・・・・・・・あ！　これこれ！」
　ロバ特有の、細く、先が少しふくらんでいる尻尾をゆらゆら揺らすと、彼女は持っていたビニール袋を取り出した。

カズ「・・・？」
美鈴「クッキーです。　ちょっと作り過ぎたので・・・・そんなに美味しくないかもしれないんですけど、どうですか？」
カズ「おぉっ！　ありがとう。」

　ちょっと小腹が空いていたカズは、嬉しそうにそれを受け取った。

▽解説
１・・・・クッキーイベントが進むだけ
２・・・・この場合のみ好感度うｐ
３・・・・クッキーイベントスルー

>>849
てことは金属バット選ぶと山井に「そんなもの運べるわけないだろう！」って怒られてポイント減少とか？

>>162
激しく誤爆＿|￣|○

激しく暴走orz

>>162-163何処の誤爆かが良く判るｗｗｗｗｗｗｗｗ

誤爆じゃないｗｗｗｗｗｗ

でもやってもうたorz

▽ちょｗｗｗｗｗｗテラ恥ずかしス( ノ∀｀)ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

カズ「これ。いま食べていい？」
美鈴「もちろん！」

　美鈴が作ったというクッキーを食べてみる。

カズ「・・・・・！」
美鈴「あ・・・・やっぱりダメだったかなぁ━━━
カズ「うまいっ！！！」

美鈴「ほ・・・ほんとですか？」
カズ「すっごいおいしいよ！　ありがとう♪」

　そんなこんなで夜は更けていった。
　最初の夜としては、そこそこ良い印象を持ったし、たぶん持ってもらえもしたと思う。

>>168宇井宇井しいですね。

なんか好感度上がりそうだな！
甘酸っぱいぜ！

▽もう・・・勘弁してくれ＿|￣|○
　本家で誤爆してしまった・・・・・・・

>>171あれはうけたｗｗｗｗｗｗｗ

http://nullpo.notlong.com

やぁ（´・ω・｀）
実は今君に呪いをかけたんだ。
君はもう一生、異性を拝めなくなる。そんな呪いだ。
もちろん童貞なら一生童貞のまま人生を終える。処女もしかり。
災難だと思って諦めてくれたまえ。
ただし一つだけ呪いを解除する方法があるんだ。
それは・・・
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/fashion/1144152964/l50
このスレに行って、

つぶやきシローが空を飛ぶ

と書き込むんだ。


では、健闘を祈るよ。

▽交互に見ると危険なのがわかった。　もうしない＿|￣|○

>>175俺なんか携帯で５スレ掛け持ちだぞ!?
誤爆なんかしょっちy(ry

>>176
うはｗｗｗｗｗｗｗがんばってるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

▽とりあえず続けます。　限界が来るまで。


〜てことで、１日目終了　２日目〜

　カズは目が覚めた。
　小鳥の声が聞こえる。
カズ「朝……か………」

　寝ぼけまなこで呟く。
　大森荘で迎える初めての朝だった。
　とりあえず窓辺に立ち、伸びをして外を見てみる。

　カズの部屋からは大森荘の庭が見えた。
　庭の端に５、６メートルの木々が数本立ち並んでいる。
　時折、小鳥が葉を揺らすのが見えた。

カズ「始まり………だな…」
　棚の上の置き時計を見ると、針は７時を指していた。

>>177頑張っとるさｗｗｗ
>>179wktkwktk

保守

階下に行くと、そこには昨日見た住人の一人が居た。

麗狐「おはようございます〜」
　誰もがその美しさに惹かれるくらいに怪しくも輝く笑顔で朝の挨拶を丁寧にしてきたのは、キツネの耳を付けた女性。

カズ「おはようございます。」
麗狐「金龍寺　麗狐です･･･　よろしくお願いしますね〜」
　なんともゆったりとした物腰だ。
カズ「よろしく･･･お願いします！」

　なんとなしに緊張してしまう。
　やっぱり、心では理解していてもこの状況に身体がついて行ってないのかもしれない。

　身体に疲労を感じる・・・無理もないか。
　昨日は色々起こりすぎた。
　これでは疲れるのもしょうがない。

　カズは、やっぱりもう少し休もうと、彼女に声をかけようとした途端━━

カズ「！？」
　突然、視界が揺れた。　起きたばかりなのに、どうやら昨日のぶんの疲労が一気に来たみたいだ。
（た・・・・倒れる・・・・・・）

　制御できない体をどうにか平常に保とうとするも、その抵抗もむなしく全身から力が抜けて行く。

　すると、


　ぽにゅん


　変な感触がした。

カズ「・・・・・？」
　薄れいく意識の中、カズはふくよかな二つの膨らみを感じた━━━

>>183胸ktkr!!!!!!!!!!!!!!!!!

▽どうでもいいが>>184、かけもちがあの鬼のせいでｗｗｗｗｗｗｗｗ６つにｗｗｗｗうはｗｗｗｗｗ

>>185・・・私は見たくないんだからね!!しょうがないから見てあげるんだからね!!

カズ「ん・・・・・・」
　目を覚ますと、一番最初に視界に入ってきたのは、天井だった。
　白いかさのついた白熱電球が下がっている。

　ここは・・・・・大森荘か・・・・

　どうやら、あのあと情けなくも意識を失ってしまったようだった。
カズ「はぁ・・・・」
　ため息をつく。　すると、


　ふわっ････


カズ「？」

　なんか変な感触がする。
　それも、頭のうしろから。

　そういえば、まくら・・・・してたのかな？


　気になって起き上がり、後ろを見てみる。

カズ「！！！！！？？？」

▽>>186てか、いま抽出してみたら本家スレだけで５７以上・・・・おまけに各スレに顔だして・・・・
　携帯でそこまでできんのはすげぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

俺ID記憶力いいんだよねぇ……踏んでくれたなｗ

>>188分家全部じゃないよ〜。
ブーンがゼル伝〜
とゼル伝まったり〜
スレにも居たりｗｗ
カキコスピードだけなら普通の人がパソ打つのにひけはとらないよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

カズ「し・・・・しっぽ？」

　振り返った先には、キツネ特有のふさふさとしたしっぽがあった。
　黄金色で、先が白がかっている。

　どうやら自分は、それを枕にして寝ていたみたいだ。
カズ「う・・・・うわ！」
　予想外の事態に驚き、おもわずのけぞるとバランスを崩して倒れてしまった。

　その音で、麗狐が起きる。
麗狐「ん・・・・・・おはよ〜」

▽>>190　速スｗｗｗｗ

>>192でも誤字が結構目立つorz
>>191wktkwktk!!

他スレでも見掛けるｗｗ頑張ってるなｗｗｗｗ

カズ「えっと・・・・あ・・・あの・・・・」
麗狐「・・・・・・・・キャァッ！」

　しまった・・・・・これはいくらなんでも・・・・・

麗狐「・・・・な〜んちゃってぇ〜・・・・」
カズ「・・・・・・はい？」

麗狐「・・・・・びっくりした？」
　おそらく、カズが今まで聞いた誰よりもゆっくりな速度で話す彼女。

カズ「はぁ・・・・少し・・・・」

　彼女の説明によると、意識を失いそうになったカズを"受け止めて"、寝かせたらしい。
　とりあえずのすぐに用意の出来るものがなかったので、自分の尻尾を使ったとか。

麗狐「でもね〜カズくん・・・」
カズ「はい？」
麗狐「やっぱり〜・・・・そんなとこ触られると・・・変な気分に・・・」

　麗狐が頬を赤らめる。
　それを見て、カズは動揺する。

麗狐「身体が・・・熱い〜・・・・　ねぇ・・・カズくん〜・・・」
カズ「ちょ・・・ちょっと！」


麗狐「・・・・・・・・・・・・なんちゃて。」
カズ「・・・・・・・・。」
麗狐「てへ♪」

エロけつねｋｔｋｒ！！！

>>194
wktk！

わくてかー！

カズ「な・・・・なんなんですか」
　たいそう困った表情を作る。
　朝っぱらから振り回されている気がする。

麗狐「今日はみんなでかけてるからねぇ〜・・・二人っきりなのよ〜」
カズ「はぁ・・」
麗狐「ってことでぇ〜・・・・・」

　麗狐が、またも異様な雰囲気を出す。
　周りの空気まで変わったように感じるのは、何かこれももののけの力なのか。
　上目使いでカズを見て、口紅が際立つその微妙に開いた口を見せる。

麗狐「今から〜・・・・」
　ハァハァと、厚い吐息がカズにも感じられた。
カズ「・・・・・。」
　思わず固唾を飲む。



麗狐「・・・・・朝ごはん、お願いねぇ〜♪」
カズ「（けっきょくそれか・・・・）」

　ようやくもって、カズはこの人の性格を理解した。
　それにしても、さすがモノノケというか、それぞれ性格がはっきりしていそうだ。


　フライパンで卵を二人分焼きながら、カズは思った。
カズ「（うん・・・なんとかここでの暮らしもできそうだな。）」

　運命を大きく変える事件が起こることなども知らずに──────

エロけつねに期待しまくりんぐの俺がいますよ

〜ここでＣＭですよ〜

このスレは、
【隣りに居る犬娘と猫娘と俺が組織に狙われてゲーム化だけど質問ある？】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144160962/

【懲りずに嫌耳流小説スレ】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143975886/

【イヌミミ小説】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143997186/

【続･ネコミミ小説】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143835116/

【ホカロン小説スレ】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144161909/

【ケータイで小説の無謀】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144164057/

【ミミﾀｿ　被害者の会】
ＵＲＬ準備中（嘘）

の協賛でお送りします☆

では明日は６時起きなので各スレに挨拶したら寝ます。　ﾉｼ

>>201
一瞬あの叫びが挨拶なのかと思った
ともあれ乙

どうもー、いきなり失踪したい新協賛スレでございます。
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ_ﾊ　　
　　　　　　　　　　　　　　　('(ﾟ∀ﾟ∩　引越しそば！
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　〈　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ_)

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144161909/

>>202
ﾃﾗﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ確かにタイミング的にはｗｗｗｗｗｗ

本家ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！

保守

保護

ケータイで無謀の作者です。物凄く後悔してます。
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144164057/
お願いしまーす

保守

ほ

し

ほ

ん

だ

そ

う

い

ち

ろ

う

完成オメｗｗｗ

ﾜﾛﾀｗｗオメｗｗｗ

>>220
さぁ、うｐだ！

何をうｐらせる気だよｗｗｗｗｗ
保守

>>223
それはもちろん姫のはだkうわなにをするきさまやめろqあwせdrftgyふじこlp

保守ー

鳥が多くて見辛い保守

>>226
協賛スレのためです。
本家保守　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144160962/l50
嫌耳小説　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143975886/l50
犬耳小説　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143997186/l50
隙有小説　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144085104/l50
ホカロン http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144161909/l50
携帯小説　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144164057/l50

宣伝乙、俺！
（朝のテンションです。すみません）

保護

そ

う

じ

の

死守

死守

死守

死守

保守

死守

死守

グロックは強いなｗｗｗ
保守！

>>240
安心しろ、一つも落ちてない

グロックの弾切れが心配．．．

隙無し！

やばやばやば

>>244
どうした保冷剤！？

あ、グロックが装弾して帰ってきたｗｗｗ

NHKがきたよ保守

さてもうそろそろ・・・おっちます。

保守

次スレ立てました。CMです。
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144220343/l50

よろしくお願いします保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守保守