ネコミミ小説

1 ：代理の耳の人 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/28(火) 04:13:55.41 ID:lQdvWaO60

どうぞ

2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:14:02.88 ID:FFsf6TxT0

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　　　　　＼／　く　ｌ　　ヽ._.ノ　　　', ゝ　＼　　　　　＜　　カーバ！　　＞
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　　　／_ノ　／　　　　　　　　　　　,ﾉ　〈　　　　　＼
　　　　(　〈　　　　　　　　　　　　　ヽ.__　＼　　　　　　　　＼
　　　　　ヽ.＿>　　　　　　　　　　　　　　＼__)

3 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:14:05.12 ID:ltSZreZp0

>>1
あるあるｗｗｗｗｗ
それこの間コンビニの裏でみたｗｗｗ

4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:17:15.01 ID:oVFLjQ4hO

さて、1000取ったからｶﾞﾝｶﾞﾚよ。

5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:18:28.81 ID:v9abzivE0

1000の人がんがれー

6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:20:37.68 ID:fwM0almi0

嘘だろ・・・ちょっと待ってｗｗｗｗｗ

7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:22:01.00 ID:wObsaj+OO

wktkしてるからなｗ

8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:22:12.61 ID:a6xikMFY0

>>6
とりあえずもちつけ。

もちついたらうｐｗ

9 ：耳の人 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/28(火) 04:22:19.19 ID:lQdvWaO60

>>6
ｗｋｔｋ

10 ：神：2006/03/28(火) 04:22:45.74 ID:fcslt97y0

このスレを見てるみんなに
幸せになる魔法をかけてやる

なのなのなの～・・・はっ！

11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:24:05.69 ID:fwM0almi0

覚悟決めるか。
ひどく身勝手なことだけど先に宣言しておこう。ちゃんと完結するとは限らない上に
スレ落ちたらOUT、あと期待はずれでも責任はとらん！

12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:24:27.51 ID:oVFLjQ4hO

>>6ｶﾞﾝｶﾞﾚ

13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:25:25.47 ID:oHm+CgTmO

耳引っ張った

なんか黄色い液体出てきた

白目を開けて体がガクガク震えてる

吐血したので逃げた

14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:25:55.32 ID:fwM0almi0

うにゃーん。
などと間延びした声を上げる生命体が、背後のベット上で間延びしている。
時刻は午前二時。曜日は火曜日。夕飯はストロベリータルト。
自分はいつもそうするように、黒く渋いデザインがなされた、しかし付属品でしかないため気に入ってはいても愛用の一品

としては挙げ辛いキーボードをたたく。眼前のモニターにはウィンドウズ。
もぞもぞと背後で動く生命体が、尻尾でパタパタとシーツをたたく。まるで誘っているかのようだ。
疲労がたまっていた。火曜日が、ストロベリータルトが、俺を本来安寧と横たわる寝床、すなわちベットに誘っている。
いつもならそうするように飛び込まないのは振動が騒音となり同じアパートの住民から非難を受けたからではない。大体な

んだ、あいつらは。普段酔っぱらってぎゃーぎゃー騒いでる癖しやがって。疲れた体で、ベットにダイブするのは大分昔か

ら憧れだった。ある程度大人になった今、その理想像は自分を軸に完成しつつある。ただ飛び込むのではいけない。まず

、疲労物質を溜め込んだ体、薄汚れた、しかしかすかに太陽の香りがするシーツ、成人男性の凶行を受け止めるベット、

十分なスプリング。風呂にも入らず、明日を憂えることもなく(ついでに電気も消さず)太古から続く意識の闇に身を投げる。

そんな理想の瞬間を、高々騒音迷惑防止程度の事由で邪魔されたくはなかった。否、邪魔されてなるものか。
しかし今日はそういった行動をとるわけには行かなかった。
って言うか、そんなことしてる場合じゃねえ。

15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:25:58.83 ID:5zLoSyhk0

>>11
構わんよ。

しかしｗｋｔｋだけはさせてもらうｗｗｗｗｗｗ

16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:29:03.61 ID:fwM0almi0

自分は通常忙しい人間と比べると、よっぽど暇なときを過ごしている身分だろう。それもそうだ。自分は自動車整備工を志

す人間の集う短大に通う十九歳。学業を主体においても、バイトを主体においても、また趣味や女を主体においても、コピ

ー用紙を挟めないほどのスケジュールは組めたものではない。悪かったな暇人で。それでも一人暮らしには苦心すること

はあるし乳酸のたまった体を投げ出すシチュエーションを作れないわけではない。実習もだ。俺はオイルを受けて、輝く日

々を送る、夢に向かう青年だ。
要するに、ふつうの男だ。
それが、どんな因果か。

ふぁぁぁああ～

などと背後で耳をぴくぴくさせてあくびをかます生命体。
そのために今日はネトゲも休業だ。
そのおり、友人が呼び出しをかける。
びこびこびこ
無遠慮なサウンドが鳴り響く。突如として放たれた異音に背後の生命体がぴくりと反応するのがわかった。が、起きるには

至らないようだ。

17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:33:32.38 ID:fwM0almi0

シェイクから数秒で返事。メッセンジャー画面に簡潔な
｢落ち着いたか」

という、遠い地からの発言が届く。

｢なにか解った？｣
｢いや何も。｣
｢まあなんだ。そう落ち込むな。｣
「落ち込んでるのとは違うよ・・・ただ・・・・。」
｢気にするな。おれは三時には寝かせてもらうぜ、悪く思うな。｣
｢ああ。もう少ししたら落ち着くと思う。｣
｢気を確かに。｣

適当に成果を確認。まあ、期待半分、申し訳なさ半分。諦め半分。といったところだ。
溢れた分は？知らんよそんなの。
再び、背後の生命体に目をやる。

目に飛び込んできたのは、ベットと白いシーツに包まったふくらみ。
それは、よほど、おおよそ、真実とは思えない。
カチカチとマウスのクリック音が響く。目が疲れる。頭が重い。それとなく気分も悪くなってきた。画面の輝度を下げる。そろそろ下限だ。

18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:34:29.69 ID:fwM0almi0

明日は午後からの講義だった。それほど気合を入れずともいい講義だった。だから、考えたくもないが考えねばならないこ

と、向き合わなくてはならない事に、こうして向き合っている。
事が即応性を求めるものであれば当然だ。
だが、今自分はこうしていつもどうりにしているつもりで、実は非日常の中にいる。
火曜日の夜明け前。極普通の大学生。築十五年のアパート。白色灯は消され、輝度の抑えられたモニターが部屋を極彩

色に染める。インテリアはリサイクル用品の本棚が二つ。使い物にならないと最近判明したラジカセが一つ。大きなスチー

ル製の机と、その上に乗っかった真っ黒なパソコン。スピーカー、モニター。ゴミ箱から溢れた丸まったティッシュ。掃除機

などが納まった押入れがある。カーテンは中途半端に閉められていて・・・外は真っ暗だ。物音一つしない。形容しがたい

音をパソコンのファンが奏でる。時たま冷蔵庫が唸る。どれをとってもいつもの就寝前の風景だ。
ただ、背後の生命体。
黒い鉄製のパイプで作られたベットの上にマットが敷かれている。その上に布団、男くさくなっているであろうシーツは一人

暮らしを始めてこのかた洗ったことがない。
その上に――――

19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:35:45.55 ID:08+XPP2U0

そんな事よりさっきから家の外で猫が欲情してる

20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:36:24.59 ID:fwM0almi0

謎の生命体がいた。

もう皆さん解ってると思うが、ネコ耳少女だ。やった、猫耳、少女だ。少女だ。それはとても幸いで、かつ重大な問題だ。
事の始まりはこうだ。
本日八時。いつものようにストロベリータルトを・・・いや、いささかイレギュラーな夕飯を摂った後、ネットで面白いものを探

したり、今日の講義で不可解な点を解消したり、本を読んだり書いたりしていると、ベランダからなにやら物音がしたのだ。
風で音を立てるようなものはベランダにはない。もとより、ベランダには何にもない。洗濯物を干したりはするが、最近の雨

でハンガーは仕舞っていた。最近、パセリでも育ててみようかとは考えていた。なにせ殺風景だ。ここは一階だがうまい具

合に日が当たるのだ。それが鬱陶しいだけではもったいない、そう思っての措置だ。もっとも、衆議院は通過したが、参議

院で審査中。くすんだコンクリートが0.8畳ほど広がっているだけだ。
一度だけなら、無視したかもしれない。しかし二度、三度。
がさがさ、がさ。
迷うことなくカーテンを引き窓を開けた。相手が何者でも対処できる自信があった。
それが―――この少女だったというわけである。
俺はそこにいたのがカラスやネコ、電気のついた部屋に近づくシーフなんていないだろうが、二階への足がかりにでもするかもしれないので人間も・・・考慮には入れていたが。
観てみて、何も無ければそれまでだ。鳥獣なら放って置くつもりだった。泥棒なら反応を見て、逃げたなら追わず、居直ったら
蹴りでも入れてやるつもりだった。同じアパート住人がベランダに侵入していたら？泥棒と間違えて蹴りいれてやるとこだった。

21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:39:25.43 ID:fwM0almi0

一瞬通う視線。息を呑む少女。俺はそこにいたのが人間で、しかし見るからの少女である事に動揺し、しかし相手が何者
であるかの判断材料を集めるためだろうか、緊張を解かず常に襲ってこられた場合を想定しつつも視線で少女の体中をト
レースする。
まず、全体を見る。少女はかがんでいた。ついで各パーツ。ぼさぼさだがつやのある髪の毛は少し紅い。毛先はあちこち
を向いて、しかしいずれも肩に届く前に終わっていた。ロングじゃないのか？顔は・・・童顔だ。無垢でいて、その瞳には怯
えと迷いと混乱がはっきり見て取れた。着衣は泥にまみれていたが、白衣であると見た。なんと言うか、生地が白衣のそ
れだった。きめが粗い、安物だ。泥を被って汚れて、さらに見たくない有様だ。本来白衣は汚れに強いはずだけど、時間を
ほっておいたのと安物であることが加わったためだろう・・・よく見ると、顔にも泥が付着している。ぬぐったまま固まり、白く
広がっている。そのために発見が遅れたが・・・なかなかいい、綺麗な肌をしている。整った顔立ちとあわせて十分魅力的
な少女に見えた。もっともそれは思考の上で、だ。パッと見では何者かも解るまい。そして白衣。すそが擦り切れている。
枝葉がそこここに引っかかり、それらで付いたであろう擦過傷が少女のすべすべて柔らかいであろう腕に見て取れた。そ
の腕は何を・・・七輪をつかんでいた。そういえば、そうだった。これがあった。この間秋刀魚を焼いた網もそこにあった。も
っとも安物の網と七輪だ。一度使っただけで旬の秋刀魚の脂肪でコゲコゲになり、七輪はぼろぼろになった。恐らく、真っ
黒に炭化していたところに味ぽんが注がれたからだろう。ひびが入り、後でいじくったら崩れた。ゆえに放置していたのだ。
そこで顔を見返すと、なるほど鼻先と口の周りに泥とは違う黒いすすが付着していた。
ここまでで、二秒。

22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:42:57.54 ID:fwM0almi0

そこに、俺の反応にいぶかしがったのだろう、同じく固まって呆然とこちらを見ていた少女が身をすくめ、後退した。
そのとき、少女の頭で何かがぴくんと動いたので気が付いた。
それは髪の毛の中に半没していて、髪の毛と同じ色をしていて、しかし内側・・・内側は肌色、
いやそれとも違う。なんだ・・・？いや、該当例があるぞ。耳だ。それも、猫の耳。
そういえばなぜ最初にロングではないのか、と逡巡したのか。
それは、枝葉に混ざって髪の毛らしきものが見えたからだ。
それは伸びた髪が白衣の内側をぬけて出ていると思われた。しかし違う・・・これは・・・。
尻尾だ。耳に尻尾。なんてこった。じゃあ手は？肉球があるのか？
ここまでで、計四秒。
長い長い沈黙を経て、少女がついに口を開いた。

「あ・・・」

と。
それだけ。
恐らく、想定外の事態に何を言ったらいいのかわからないのであろう。
そんな彼女に・・・これまたなんと言ったらいいのやら。まったく想定外の事態にふためいているのは自分もだ。何を言えばいい？この謎のネコ少女に。
｢あ、どうぞお構いなく｣
平静を装って搾り出したのがこの言葉だった。まったく無関心。まったく動じていない。まったく気にもしていない。
それが、彼女をここに引き止める最良の策だと、ろくな判断能力もないとっさの思考、の部分が考え出し、それを審査もせず体が実行した。沈黙よりはマシ、という程度だ。
少女が、しかし今打てるどんな手段を用いてもそうしてしまうような後ずさりをする。
そこで気が付いた。

23 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:45:15.17 ID:fwM0almi0

えーと、申し訳ないけど中断。
見てる人いますかー？いなければこのまま逃げようと思うのですが。

24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:45:38.88 ID:wObsaj+OO

見てるよー♪

25 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:46:52.75 ID:v9abzivE0

|∀・)ﾐﾃﾙﾖ

26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:47:19.30 ID:5zLoSyhk0

ﾉｼ
連投規制怖いなら支援するよ？

27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:48:21.76 ID:fwM0almi0

あ、いましたか（いきなり敬語）
とりあえず規制かかるまでは書くっす。トリつけたほういいかな？

28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:49:24.97 ID:5zLoSyhk0

>>27
できれば

29 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:50:04.10 ID:v9abzivE0

>>27
着けないと乗っ取ってしまいそうだッ！

ごめん嘘

30 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 04:52:18.22 ID:fwM0almi0

トリってどうやるんだったっけ・・・

31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 04:53:41.95 ID:5zLoSyhk0

>>30
出来てるｗ
じゃあ続きwktkしてるねｗｗｗ

32 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 04:54:04.89 ID:fwM0almi0

お、付いた。じゃあコテ募集しまーす。↓続き

白衣の下には、柔肌が晒されていた。
前を止めていないのだ。泥汚れもなく大した傷も付いていない胸が、見下ろすアングルからはよく見えた。
なにせ少女の体なんて実際どういう肉付きがしてるなんてピタイチ知れたものではない。
もちろん発行物で目にした女性の体に関しては知っているが、それとこれでは天と地ほどの差がある。
まず、白い。そして柔肌という表現を噛みしめざるをえない皮膚と、
胸部の膨らみはアピールに欠けるが確かな存在感を訴えていた。
そして・・・ああ、いい色をしているな。そう思った。見たことのないほどに。
それはまるで高原に咲く花のようだった。誰の目に触れるためでもなく、触れたこともなく、
初めてその視線に晒され、色を持ったような。穢れなき色だった。
さらに視線を落とすとたたんだ膝、太もも、そしてつま先は泥だらけでよく解らない。
もしかしたら血も混ざっているかもしれない痛々しさだ。それ以上に目を引くのもちろん脚の間。
こちらは幸い、下着を着用しているようだ。こちらも同じ、ピンク色だった。
いぶかしがりながら、こちらの発言に警戒しながら、しかしどうすればいいのか迷うような。
そんな少女が、ふと、こちらの視線に気付いてしまった。
このとき、計八秒。

33 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 04:55:52.08 ID:fwM0almi0

ぼっ

少女の顔が、火を吹くように赤くなる。

「ひゃぁぁ～～～」

と、弱弱しく悲鳴をあげ、いや悲鳴か？ともかく少女は逃げようとした。
これで終わるはずだった。
しかし俺は、彼女を逃がしたくなかった。

がっし

と、少女のその手をつかんでしまった。なぜだ？それは解らない。
しかし、そのような行動をとった結果はすぐに返ってくる。

「ひゃああ！」

動揺したのか。混乱したのか。なんでもいい。危険を感じたのは確かだろう。
すぱッと音がした。気がした。俺の頬が切れる。爪だ。そうなるのを解っていて避けたがそれでも切れた。
少女はバランスを崩して部屋にたたら足を踏んでしまう。
それでも手は離していない。
ぶんぶんと手が振られる。しかしずいぶんと弱弱しい。衰弱してるのか、と冷静に分析している自分がいる。

「だ・・・だっめぇ！」

つかんでる手に彼女の空いてる手が迫る。ぱっと離してしまうとバランスを崩し、そのまま回転。
自分に働くエネルギーの制御も出来ていない有様だ。腰の位置が悪い、後ろ向きに倒れるだろう。

34 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 04:58:50.75 ID:fwM0almi0

そのまま後ろ向きに倒れるのを受け止める。受け止めようか迷ったのだが、一応両肩を抑えて抱きとめた。

｢ふあっ！？｣

少女は驚いたようだが、それほど強くは抑えていなかったからか、窓に向かって跳躍しようとした。
そのまま逃げる気だ。
いかん、これ以上部屋で暴れるとまた何か言われかねない。
彼女にはおとなしくしてもらわないと―――
また手をとる。左手。
彼女がくるり、とこちらに向かって回る。
左足に足をかける。臑から。
そのまま腕を少し前に振り、一気に後ろに引く。

少女が宙に舞った。

35 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 04:59:24.10 ID:fwM0almi0

それほど体重があったわけではない。
だからなのか、それとも彼女の方が、肩が変な方向に向くのを恐れての受身をとったのか。
見事に宙を舞って、フローリングに

どすんっ！！

とたたきつけられた。
否、たたきつけた。
俺が。
流石にそれほど体重があったわけでもなく、大した音があった訳ではない。
衝撃も大したものではないだろう。
が・・・・

「～～～～・・・・・・・」

空気を吐き出さず、胸で止めるように音にならない痛みを訴え、そのまま少女は昏倒した。頭を打っていないのは確かだ。見ていたのだ。腰、足でほとんどの衝撃は受けていただろう。
しかし・・・・これでは。
｢犯罪だ・・・・・・｣

冷や汗が出た。

36 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:00:35.51 ID:fwM0almi0

CM入りまーす・・・

ま、まだ動悸がｗｗｗｗ

37 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:01:08.02 ID:v9abzivE0

>>36
頑張れ頑張れ
で
は　い　て　な　い　の　か　？

38 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:05:37.89 ID:5zLoSyhk0

>>36
よく嫁

39 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:05:42.39 ID:a6xikMFY0

>>36
ｲｲﾖｲｲﾖｰ

40 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:06:32.12 ID:5zLoSyhk0

うはｗ誤爆ｗｗｗｗｗｗorz

×>>36
○>>37

41 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:08:10.64 ID:v9abzivE0

>>40
ひー、ｽﾏﾈ
注意力かなりﾔﾊﾞｽｗｗｗ

42 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:10:18.28 ID:5zLoSyhk0

>>41
徹夜してると良くある話。
向こうのスレで絵師様の絵を見て目を覚ますが良い。

もう見てるようだけどｗ

43 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:11:23.53 ID:v9abzivE0

>>42
どっちのスレでもかませ犬ｗｗｗｗ

orz

44 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:11:30.97 ID:fwM0almi0

CMあけまーす・・・
頑張りまーす。あと本家にならってコテ募集。続き↓

目がさめると朝になっていた。
いつも寝起きの体を襲うさすような寒さが、今朝は来ない。まだぼんやりと、覚醒していない脳で思考をめぐらせる。
・・・・死んじゃったのかな。
だとしたら大変だ。死んでしまっては、もう・・・・
もう？なんだというのだ。死んだからといって、何を悔やむことがあろうか。
生き続けても、つらく、苦しいだけだ。そしていつかは捕まってしまう。元通り、あの牢獄へ送られる。
だったらいっそ、自由なこの身で死を迎えられたのは、一つの結末としてむしろ納得できそうな気がした。

45 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:13:24.99 ID:fwM0almi0

もう空腹にあえぐこともない。
体中が訴える痛みに耐え、走り続けることもない。
つま先は石やとがった枯れ木で破れ、いつも血がにじんでいた。
足の裏に刺さったとげは数え切れないほど抜いたし、抜けないものも多かった。
爪は何度もはがれかけ、右足の親指は諦めて痛みに順ずるしかない状態だ。
走り続けて、疲れきって、寒くて、痛くて、空腹は唯一逃走を支えていた精神まで折ろうとした。
その度に、もういやだ、死にたい、なんて、何度も考えたことだった。
何日もシャワーを浴びていないし、まともな睡眠も取れていない。
体の一部は手の施しようもなく、その小さな諦めは確実に自分自身への諦めにまで広がっていっていた。
くず折れると、次に目が覚めたときに襲ってくるのは全身の痛み。
筋肉が痛んだ。寒さに皮膚が痛んだ。それ以上に、怖かった。捕まることが。
だから走った。
そして、疲れて眠り、起きると恐怖がまたやってきた。
その繰り返し。もう、一週間になる。
限界だ。それが解った。だから、今この身が包まれている感覚は―――

望んでいたことなのではないか？

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いいから、まだ寝てろ。

誰かが、そうささやいた。
甘美な響き。それに抗う術はなかった。

46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:14:19.11 ID:5zLoSyhk0

>>44

保冷剤

ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ

47 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:15:25.79 ID:fwM0almi0

ぼばっ！！？
「うおっ！！？」
身を起こすと、そこはベットの上だった。
朝日(恐らく)が降り注いでいる。ぬくもりに溢れるベット。そこに、私は寝かされていた。
そういえば・・・
視線をもどす。そこには
「・・・・・おはよう」
「ひゃあああああ！！？」
誰？誰？誰！！？って言うか誰だよ！
見知らぬ男の人がいた。あわててベットの隅まで移動。背中が壁にぶつかった。
「おはよう」
誰？ここどこ？何で私はここにいるの―――！？
混乱しっぱなしだ。天国？もしかしたら、生きてて地獄？生き地獄？リビングヘル？あわわわ。
｢飯食う？｣
ベットの隅で毛布をまとってじっとその人を観察するしか出来ない私。なに？この人は何なの？
｢久々に朝飯って作ったんだけど。｣
もしかして、捕まった？でもこんな人知らない。それにここは私がいたところじゃない。薬の匂いがしないから。

48 ： ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:18:53.12 ID:fwM0almi0

｢まあ、待て。｣
その人は椅子から腰を上げるとドアを開けて、隣の部屋で何かを・・・
いいにおい。
最早音もでなくなっていたけど、確かに空腹におなかが反応するのを感じた。
・・・・この部屋・・・・
視線をめぐらせる。知らない部屋だけど、妙な安心感を覚えた。
「ほい。」
そういって床の人が漆塗りな模様をしたおわんを差し出した。
百円ショップで売ってるようなものだけど、ひどく温かみを感じた。私はいつも、金属の皿で―――
！？
こ、これは・・・！！
「うまいぞ。念のため、塩分はかなり控えめにしたけどな。」
両手で受け取ったおわん。
おかゆのようだが違う、鮭や豆腐が混じっている。かつおの匂いが言いようもなく食欲を誘った。
ご飯、味噌汁、焼き魚。典型的な朝食をひとまとめにしたような内容だ。
無我夢中でかぶりついた。口をそのまま突っ込む。
知らない人が見てるのに、とそんな思考が掠めたけど、どうしようもなくおいしくて、おいしくて、止まらなかった。
猫舌である事を見抜いていたかのように、ぬるいくらいの温度で。
少し、いや、素材の味が、ご飯の味がした。そして気が付くと、おわんは空になっていた。
「まだあるよ。」
その人はもう菩薩にしか見えなかった。
最後の椀を綺麗にたいえげると、その人は言った。

49 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:21:27.29 ID:fwM0almi0

｢すごいな。五合炊きだったんだが。｣
ひとしきり食べると、体中が暖かくなった気がした。すると今度は体が休息を求めた。
急激な睡魔が、私を押し流そうとする。まぶたがもう重くて開けていることも困難だった。
それほどに重く、それほどに力がでなかった。
「いいよ、寝てな。」
気を利かせてくれたのだろう、菩薩から宇宙大総統に格上げしないと。
「しばらく留守にするから、その間よろ。」
もう、何を言っているのかも解らなかった。この人には、甘えてもいい。なんていっても宇宙大総統様だから・・・
そんな事を思ったが、しかし。
「ありがとう・・・ございます。」
それだけいうと、意識が途切れてしまった。さようなら代総統様および朝陽。
ばたん
ドアが閉まり、寝息を立てる少女が部屋に残される。その時刻、八時四十八分。
がちゃり、がちゃん。
｢完璧遅刻だわこりゃあ・・・・｣
ぼやく青年が、秋の朝日の中駆け出した。
「ありがとう、ねえ。」
ぼやきながらもその顔は、とてもうれしそうだった。

ＣＭ入りまーす・・・

50 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:22:45.59 ID:v9abzivE0

>>49
保冷剤ｗｗｗ

51 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:24:33.40 ID:5zLoSyhk0

>>49
ちょｗｗｗ採用kwkrｗｗｗｗｗｗｗ

もちろん、途中で変えるんだよね？

52 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:25:14.07 ID:wObsaj+OO

しかし、保冷剤とはｗｗｗ

53 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:26:54.29 ID:LegFoWQ50

保冷剤ｗｗｗ

54 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:29:06.01 ID:fwM0almi0

CMあけまーす。あ、や、保冷剤って気に入ってるんだけどｗｗｗｗ

「んでは、お嬢さんの名前はヒメ、姫ってことで、ＯＫ？」
そのひとは私の名前を聞いた。思い出せる範囲でいくつか思い出したけど、そもそも名前とはなんなのかがよく解らなかった。
初めて彼に名前とは何たるかを説明されたときにはまさに世界がひっくり返るような思いがした。
今まで漠然としていた意識世界が覚醒したと言うのか、革新的な事実を指摘されたと言うか。
実際のところは自分自身の名前というものを意識して、名前というものを実感できた、といったところなんだろうけど。
きっと重力が発見されたときは、こんな感じだったんだろう。私は、知っていて当たり前な事実を、知らなかった。
それだけのことなのに。そうか、名前か･･･
ちなみに、もともとの通称は「えひめ」だった。由来は知らない。由来もなにも、名前を意識していなかったんだから当然だ。
ただ名前としては不適切であるという彼の指摘で、とりもなおさず「ヒメ」となった。それ以上の意味はない・・・と思う。
彼は優しかった。
彼の淹れてくれたお茶は甘いにおいがした。
彼の話す言葉は、いつの私を苦しめてきた言葉とは違う。
言葉の裏にある何か。それはきっと感情だろう、それはとても尊いものだと思った。
私は人の声を聞くのが、時々とてもいやになることがあったけど。彼と話すときは別だ。
いくらでも、言葉をかわしたいと思った。ふれたことのない世界が、ここにはあった。
「そもそも、だ。」
かれは私の頭をみていた。いや違う・・・これだ。

55 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:31:19.92 ID:fwM0almi0

「うおう」
ぴくんぴくん、と自在に耳を操って見せる。
｢本物です。わたしは・・・私の耳は、猫の耳です。」
手短に経緯を話した。
最も、私自身詳しく知っているわけではない。ただ聞き齧っただけの話だ。
生まれてすぐ、私の頭部に猫の耳の細胞が埋め込まれたこと。
何時間もかけて、レーザーで形を整えながら、この耳が作られたこと。
拒絶反応をなくすために、またこの耳と尻尾のために毎日のように注射を受けたこと。
私が、ネコの遺伝子を組み込まれた・・・・俗な言い方を好むめがねの人が言うには・・・・・遺伝子移植実験体であること。
この耳は、ただの飾りだ。
こんな耳などなくても十分な聴覚はあるし、視覚やバランス感覚、私の体にはネコがいること。
それらは自覚できていた。あまりにも、はっきりと。
｢あー、マウスの背中に人の耳作るやつのすげえバージョン？｣
｢そんな感じです。｣
｢そんな感じです、じゃねえだろ・・・・｣
彼は胸くそわりぃ、と小さくつぶやいて窓を向いた。遠く、港の光が見える。
そういえばそろそろおなかがすいてきた。いつもは定時刻に食事が、いや、餌が供されていたが、彼はどうするんだろう。その時刻、六時は既に時計を一回りしている。
この季節はもう寒い。彼のベットにも毛布が台頭していた。
彼が窓を開けると、昨日まで戦ってきた風と空気がいた。寒いのはいやだったが、彼が何か考えるようにしていたので黙っていた。
｢秋のにおいがする。｣
｢・・・秋ですか。｣
｢秋だ。解るか？｣
｢・・・・・いまいちです。｣
「そうか。」
彼はそういって窓を閉める。冷えた空気が流れ込んだ。確かにこの部屋の匂いとは違う。澄んだ匂いだ。空虚な匂いに、空腹の虫がざわめいた。音はしないが、一層空腹感は増した。
｢飯でも作るか｣
「あっはっはい」
待っていた言葉だが少し気後れしてしまう。

56 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:31:47.52 ID:nietRPRJ0

>>54
なかなか文才あるじゃん保冷剤ｗｗｗｗｗ

57 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:32:10.72 ID:5zLoSyhk0

支援

58 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:36:27.32 ID:LegFoWQ50

犬猫爆弾の方も忘れずに保守ｼﾃﾈ

59 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:36:38.81 ID:fwM0almi0

「あ、あの」
「ん？」
狭苦しい一人暮らし用のキッチンに向かう彼を呼び止める。言わなくてはならないことはたくさんあった。
言いたいこともたくさんあったが、今言わなくてはならないことは、まず言わなくてはならないことは一つだ。
少し言い辛かった。でも。
｢あ、え・・・私、猫舌なんです！！｣

・・・・・・・・・・・・・

「ＯＫ」
ちがうって。
「あ、そー、その。それと・・・・」
ほら、しっかりしろ。このままはっきりしないまま過ごしていいのか？
彼に迷惑をかけているのは現在進行形の由々しき問題なんだ。
多少の甘えは宇宙大総統様相手なら、甘んじて受け入れるしかないだろう、だけど。
｢私は・・・どのくらいまでいていいんでしょうか。｣

・・・・・・・・・・・・・・

彼は、はた、と手を打った。そういえば、といった具合に。
しかし私はまるでつないで歩く親の手をふりほどく気持ちだった。
そうすることが必要で、彼に対しての義理であっても、成しがたい決断だ。
彼はまさに今現在の生命線なのだから。それで、彼は―――

60 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:37:48.63 ID:fwM0almi0

｢そのことなら、好きにしていい。｣まくし立てるように続けて
｢まあ、出て行きたくなれば、それなりの見送りはするし、留まりたければ居ていいってこと。
贅沢は出来ないけど、できる範囲での待遇で迎えるつもり。あー、まー、なんだ。その。｣
彼も、その事に関しては考えてくれていたのだろう。
「君さえ良ければここを寝床にするといい。再来年の二月までは契約してる物件だから、
そのー、あー・・・どうするかは君が決めなさい。ただ、俺にかかる迷惑は考慮しなくていいよ、と。・・・それと。」
はてなんだろう、一方的にべらべらとしゃべられてもうまく噛み砕けない。脳が吸収してくれない。
そうして逃した彼の言葉はブドウ糖の不足した脳を易々とすり抜けて、二度と帰ることは無いだろう。
だから、こう聞くしかない。
「あの、つまりどういう」
「ここにいてくれ」
言葉をどう繋ごうかと思案していた彼がそう言ったのと、私がこう聞き返したのは滑稽なまでに絶妙のタイミングだった。
彼はその事態を理解するのに数瞬とかけず顔を一気に真っ赤にして(湯気が出ていた)私はただぽかんとしているだけだった。

61 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:41:52.31 ID:fwM0almi0

・・・・薄い引き戸一枚隔てた向こうの台所で彼がなにやら食事の用意をしていた。肉料理だそうだ。
魚の方がいいとも思ったけど、力をつけなくちゃいけないならやっぱり肉だ、と彼は言った。
食品の身体に与える影響はよく解らない。そもそも魚や肉、といった区別の意味も不明だ。
これまで食べたことがあるのは本当にブロック食か、でろでろしたミールばかりだった。
猫は魚が好き―――それは聞いたことがある。一応の教育は受けてきている。
とはいってもそれが一般的なものかどうかは解らない。それに受けてきた教育はそのほとんどが無意識下での学習だった。
まだ右も左もわからない頃に、柔和な笑みを浮かべた女性が厚紙を切って作った簡易な教材で学んだのだ。
「さかな」「くるま」「ねこ」「いぬ」「九十式戦車」「M-1エイブラムス」「レオパルド2A4」・・・
内容は幼稚園児にするようなふざけたものだったので、本来的に飽き性な私はすぐに投げ出したそうだ。
だからいつ身につけたかもわからない知識と、経験による触れ合った事により得られる実感の間に、
紙で出来たモデルというおかしな中間体が出来ていて、それらがいつしか固定されてしまい、
なんで猫はあんなに紙っぽいものが好きなんだろう・・・なんて思っていた。
彼の用意した食材に含まれていたのは豚肉だった。精製された状態の肉。それはどうにも気持ちのいいものではなかった。
生きのいい新鮮な生肉、血の滴る肉、というより生物そのもの。それらの方がよっぽどおいしく思えるのだが、
どういうわけか、いや理屈はわかるが、ブタを捌いて数日たった代物がずらりと並ぶ光景は、あまりにも悪趣味に思えた。
鮮度は保てているという、しかし冷たい肉の鮮度なんて、とうに失われたものにしか思えなかった。
食品としてはいいかもしれないけど、それを糧と考えるには少し抵抗があった。
・・・と、思っているのは私の本能的な部分に潜む猫さんだ。私自身は別にどうとも思わない。

62 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:46:48.02 ID:fwM0almi0

ただ、その猫さんがそう思っているのは感じていた。その感覚を詳しく分析し、私の言葉に直すと、前記のようになるのだ。
猫の部分、猫の思考。猫の脳内活動は案外活発だ。私は慣れてるけど、やっぱり変だなあ、と思うことはある。
思っているだけで実際に私に影響を与える面は少ないけど。
これは私と違うものだから、例えば体の表層に現れている耳や尻尾を動かすには、少しのブランクが要されている。
私の場合はもともと意識せず動くものだが、それは猫さんの動きなのだろう。
私がそれを乗っ取る、とは言わずとも、制御するのは、人の手を奪うようなことだから、場合によっては抵抗も生じる。
動かそうという意思だけではダメだ。頭の中に力を働かせないといけない。
この方法を得るまでは苦労した。その過程で気がついたが、この猫さんは説得や制御の対象ではない。ということ。
干渉することは出来ても融和はできないし、支配することも出来ない。向こうはいつも無軌道に暇を持て余しているだけ。
私は必要なときに必要な情報を得たり、操作をしたりする。
一度尋ねたことがある。耳を動かすのにブランクがいるってことは、その神経は私にダイレクトに繋がっているものではないのか、と。
耳は耳として、尻尾は尻尾としてしかるべき神経路と通じて脳に達している。
だけど、脳内でなにがどうなっているかなんて解りはしないのだ。脳波測定を受けたことはあるけど、
結局私が支配している部分も猫さんが支配している部分も脳内のほんの僅かに過ぎない。
そのどこかに猫さんがいて、耳を乗っ取っていたとして、それをこの手法で確かめるすべはない、とのこと。

63 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:47:59.33 ID:fwM0almi0

そんな事を考えている間に醤油の焦げるいいにおい。しょうが焼きだ。猫にしょうががいいものか、と彼は悩んでいたけど、
大したことではないだろう。事前にタレを舐めて確かめさせられたけど、別に不快なものではなかった。
食事を楽しみに思ったのも久しぶりだ。まあ一週間もまともに食べてなかったらどんな食事でもありがたくなる。
でも猫さんはそうは思わないらしい。いやなものは嫌、それはどんな状況でも変わらない。
死に直結する選択だとして、脳の中に間借りしてるだけの猫さんは生も死も無いんだろう。
そんな反則的な「意思」の投げやりさにあてられないように、精神の浄化を保って生きていくのは、もしかしたら結構難儀なことなのかもしれない。
行動決定の権利は私にある。でも発言権は常に猫さんにも与えられているのだ。
無視することも出来るけど、猫さんは私の心に様々な色を塗る絵筆を持っている。
心に私が分からない色を残すのは嫌だから、私は猫さんの声を聞く。そして猫さんはそのうち飽きて寝てしまう。
それでいい。私の中に猫さんがいることは当然で、猫さんの家はここなのだ。

64 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 05:49:10.40 ID:fwM0almi0

狭くも無限を秘めた家の中。猫さんは家の中だけで暮らしていればいい。
外の世界を知らない猫は、あまりにも狭い人の家の中だけでさえ生きて行ける。
私も認識できない脳のどこかに出かけてもらっては困るんだ。支配しているとは言い難くても、私の頭は私のもの。
脳をかけた縄張り争いなんて、する事になったらその時点で負けだ。だから私は猫さんを逃がさない。
あくびをしていたら喉をごろごろさすってあげる。
膝の上に乗ってきたら背中をなでてあげる。
だからどこにも行かないで。
そもそも猫は放ってとろくな事にならないらしい。
やれ壁紙がぼろぼろになるまで爪とぎしただの、机の上の物を落としまくるだの、
勉強していたらノートの上でごろごろし始めるだの。だからちゃんと家の中では行動を把握していた方がいい、のだと。
彼がそう言っていた。
はて、それでは私は彼に一挙手一投足を把握されてしまっているんだろうか。
・・・・・・まあ、いいか。宇宙大総統様だし。
その折、今晩の夕飯が登場した。
ほうれん草に鰹節、冷奴に鰹節、味噌汁は鰹出汁。それとしょうが焼きに白米。
あったかいんだかあったかくないんだか。大総統様は最高にあったかいけど。

いえ、本気でそう思いますよ。

CM入りまーす・・・
なんかいろいろ突っ込みどころがあるかもだけど見逃してorz

65 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:51:58.17 ID:v9abzivE0

>>64
乙ー
viｐの恥は描きすてって事で適当に
http://www.uploda.org/uporg348630.jpg.html

だめだとまんねーｗｗｗ

66 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:52:21.56 ID:Ugta/74+0

　　　　　　　''::;,,　 ,,;::ﾐ;;;;;;;;;;ﾐ:;,　　　,;:'
　　　　　　　 ,,ﾐ"'::,,　ﾐ　　ﾐ　"'',;:'"
　　　　　　　ミﾞﾞ'''::;,,ﾞ''o;,,　,,o:''ﾞ,,;::''ﾐ
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　　　　　　ミミ,　,ゞ　　∪　　ぐ,ﾐﾐ
　　　　　,ミ　"''ﾞ　.,　　-=-　　　　ミﾞ
　　　　　ミ　　　ミ　,　　　　　　:;,　ﾐﾐ
　　　　　ミ　　　 "''ﾞ　　　　　　　,"ﾞﾐ
　　　　　ミ　　　　　　　　　　　　;ミﾐ
　　　　　　ﾞミ　　　　　　　　　　ミﾐﾞ
　　　　　　　ﾞミ,,　　　　　　　　ミミﾞ
　　　　　　　　ﾞ'ﾐ,,;;;;ｼ''ﾞ"ﾞミ,,;;;;ｼﾞ

67 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:52:21.73 ID:LegFoWQ50

>>64
超乙。
なんか引き込まれる文章だｗ

68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:57:30.80 ID:wObsaj+OO

なんかいいなｗ
今後の展開にwktk

69 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 05:58:26.79 ID:5zLoSyhk0

>>64
乙！

ｸｸｸ、これは長く楽しめそうだぜ・・・

70 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:01:41.03 ID:fwM0almi0

安価つけるのももどかしくみんなありがとー。正直ドキビクだけど、なんとか完成させます！
>>65　きぃゃあああぁあああぁぁぁあーーーーーーーー！！！！あ、ありがとうございますっ！
万感の思いとともにＣＭあけまーす。

いやね、逃げた猫の捜索ってえのは探偵の仕事じゃねえんですかねえ。
人手不足だし、きな臭いことやってるし、きな臭いってゆーかかなりヤヴァイことやっててその結果が逃げたんだから、
本当なら私設部隊が出動しててもいいはずなのに、じゃあボス、部隊を派遣しましょう！
って俺がやっとこの目で初めてみる本物の兵隊さんに会える！
なんて期待に胸を膨らませていたら、あの人なんて言ったと思います？
ああ、そのことね。今フランスにいるから、こっち来るまで二日欲しいってさ。
だとよ！どんな契約だよ。セコムにしちゃあ遅すぎるぞ。どんだけ自分のやってる事に自覚がねえんだよ。
俺たちがやってることは、あー、法律よく解らないから不明だけど世界規模で倫理的に叩かれかねないってゆーかまず間違いなくこの国か国連の憲法で裁かれるようなことやってるんだすよ。
いくら所内の機密が守りたいからって、そのかなめであるところの警備隊まで警戒したら話にならんではないのでしょうかね。
あまつさえ、今こうして自分が山ン中をあちこちさまよっては痕跡探したり、本人探したりしてるってゆーのにさ。
くそ、広大に過ぎる土地だぜ。俺も、もう三日間研究所にかえれていない。水も食料も尽きたしな。
そろそろ切り上げて、三日ぶりの報告しようか。その内容が、これ以上は何も、だったらちょっと怒られるかなあ。
あはははは。

・・・・・・・・・・・どうやって帰ろう。

71 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:02:14.64 ID:nietRPRJ0

>>64
文章がノッてきた感じだな！続きに期待！！！！１！！！！！

72 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:07:23.58 ID:uhXDByeUO

ｗｋｔｋしながら読んでる
自分のペースでがんがれ>>1！

73 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:08:57.64 ID:fwM0almi0

まあ落ち着けよ俺。泣くな、バカ。泣くなって！
こういう時こそクールにいこうぜ。いこうぜ。具体的にはそう、現在時刻だ。携帯はダメだ。しかし腕時計がある。
どうよ♪お前持ってるか腕時計。しかもデジタルカメラ付き二万画素。通信機能はないけどこれは超すげえたよりになる品だぜ。
さあ現在時刻は・・・・あれ。
・・・・・・・撮りすぎたからかな。報告用と思ってさ、ピカピカ撮りまくってたんだよね。
画面が黒いよぉ！！？どうなってんのさ！？
俺は切り替えの早い男。顔は泣いてるけど思考は次に向かってる。
時刻は推定でいいだろう。大体三時。午後のな。んで、太陽の方向から大体研究所の位置がつかめる。悪くない。
研究所は山に面していた。トンネルが近くにあって、そこを通り研究所に来るのが一般的なルートだ。
施設地下にはエレベーターと非常用の階段があり、病院付随の集積中間所につながっている。
人目に触れさせても良いごみはそこで処理して、もっとヤバイものは自前の焼却炉でボーンだ。
また、コンポストも利用している。詳しく話すのは別の機会があるだろうからそっちに譲ろう。
ともかく施設までの距離は遠くあれ歩いて帰れる範囲だろう。意地でも歩いて帰ってやる。
遭難なんてへまをやらかしたんだ。格好付かないじゃないか。それに俺は遭難にあったなんて厄介ごとはごめんなさいだ。
俺は遭難したとして、それを自前で解決できるってところを世界に見せてやろうじゃねえか。
だったらそれは遭難じゃない、散歩のようなものさ。俺は遭難なんかしてはいないんだ。
していたとして、周りが騒いだだけさ。俺は事なかれ主義なのさ。命は大事だけど、なんとかなるさ。さあ、歩こう。

74 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:10:31.52 ID:fwM0almi0

と、脳内で必死に言葉を並べ立てた。強がりである。

えーと、午後三時の太陽はこの季節だ。西よりと考えていいだろう。樹海は山に面して広がっている。
木々に阻まれてるが山連が見える。影で黒く塗りつぶされ、暗雲と間違えそうになる。恐らく施設は南側だろう。
当たりをつけて歩いてはいたんだけど、これまでは寄り道していたからな。
自分が折った枝を調べたり、自分がつけた足跡を追ったり自分が潜めそうな穴倉を探したり。
「貴重な紅」の逃走経路は、森のより奥へ。樹海の懐に向かっているようだった。
流石にコンパスが狂うようなプチ青木が原になどいきたくは無い。
鹿がいるなら話は別だが、残念ながら居て熊程度だという。熊程度ってｗｗｗ
村田銃を持ってきているならまだしも現在の武装はせいぜいキャンピングナイフ程度だ。
ほぼ着の身着のまま捜しにでたといってもいい。一泊くらいはあるかも知れない、
そう思って一番いいドイツ将校のコートを羽織ってきたから生き延びたのかもしれない。
食事はカプセルで摂った。問題は水だったが、ガムで補給し続けている。もっとも、それも長くは持たないだろう。
怖いから残り枚数は数えていない。
太陽に向かって歩く。それが得策だと思った。
下手に方向を修正していくと、迂回を経て訳のわからない方向に行きかねない。
山にぶつかればあとは右手の法則が使えるさ。いや、それは流石に無理。先に体力が潰える。
・・・ははは。ま、なんとかなるでしょう。一番いい方法はじっとしていることなんだけどね。
しかし、誰が俺を捜しに来るのだろう。救助隊？サンダーバード？
・・・・歩こう。体力のあるうちに。
しかし・・・

樹海だなあ。

75 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:15:31.13 ID:fwM0almi0

木の陰に何かが潜んでいたとして、それを数えたらかなりの数になるだろう。濃度の濃い自然は存在感を放つ。
木々が異質な俺をにらみつける。なるほど、樹海とはこういうものか。歓迎はされていないのかな･･･
ま、意思無きものに無条件の歓待は期待しないさ。
秋が移り変わろうとしている。紅葉は落ち、冬の風が抜け、空気は植物に冷たくなる。
落ち葉が足元の感触を不確かなものにする。幾重にも積み重なり、寒さのせいか少し湿ったそれはぱりぱりと音も立てない。
踏めば泥水が染み出してきて、一層感触は悪い。布の上を、いや。
血を噴出す人間を踏んでいるような錯覚を覚える。
踏んだことは無いけどね。
枯れ木が道をさえぎる。踏み越え、押しよけ、突き破るように進み続けた。
そうしているうちに見慣れた白い研究所というよりは刑務所に似た雰囲気と外観を持つ、あの建物が見える事を信じた。
研究所ならば少しは概観を親しみやすいものに、何なら何かオブジェでも置いたらどうか、と、
同僚がいつもの柔和な笑みで主張したことがあったが他の職員のそんなもん必要ねー、という無言の発言により、
あえなく却下となった。はは。今は、何か親しみやすいオブジェがあった方がいいな。その方が、帰りやすい。
苦労して帰る先が威圧感のある、窓の無い建物じゃあ気が滅入りそうだぜ。なんてな。

76 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:16:16.68 ID:fwM0almi0

その日は、結局乾いた土の広がる場所で、落ち葉を被って寝た。
高台になっているので救助に来たヘリがいれば発見してくれるかもしれないので、火は絶やさないようにしたかったが、
結局大して暖をとることも出来ずに燃え尽きた。うまくはいかないものだな。

寝る前になると考える。星でもみればいいのに、顔を出すと寒くて仕方ないのだ。
だから落ち葉の土の匂いをかぎつつ、まるで土の一部のように丸まってつらつらと考えた。
・・・・なんでこんなことに。
そう考えると不意に蘇ってくる。捨てた過去。
本当に捨てていた。俺はこの樹海で死んだのだから。
ただ、捨てた過去の記憶までは捨てていない。遭難(してねえけど、ま、例えで)してからこっち押さえつけていたけど、
そろそろ限界みたいだ。否応に追憶は始まる。

77 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:22:14.08 ID:fwM0almi0

気がついたら大学は辞めていた。真面目に通って勉強して、それでも同期には及ばなかった。
下地が違いすぎた。努力はしたけど、一年やそこらでエリートにはなれなかった。選択を間違えた、ということはできる。
でもやり直すにはちょっと条件が悪かった。
自分で自分の人生に一方通行を掲げていた。引き返せないなら道なりにしろ進むしかない。
誰が敷いたレールか、それは自分が決め付けた路線だったのか。なんにせよ、必死に抗ったけど、
大学六年生になるかならないかのころに学費が尽きた。奨学金は途中で切られていたが、債務は残った。
どこかの大学に入りなおそうという気は起きなかった。なにせ一方通行だったから。
行き場をなくし、途切れたレールの先はなく、そのまま奈落に落ちようとしていた。
いや、落ちたんだけどね。
死ぬ気で入った樹海。死ぬに良い場所を探した。
二日目になり、ついに体力もつき、存外な野垂れ死にを被るところで、

ありえないものに会った。

78 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:23:53.87 ID:fwM0almi0

樹海に入ってからなんだか見たくない物には何度か遭遇していた。
腐った肉とか。腐敗した動物の死骸とか。白骨化した死体とか。そこに肩を並べるのは嫌だったけど、
結局ああなるんだろうな、とか考えてちょっといやな気分になったりもした。
それが真理か、みたいに適当な事を考えながら、死骸を晒す場所を求めて歩き通し、鳥の鳴き声に目を覚ました朝だった。
鳥の鳴き声といってもささやかでさわやかなものじゃない。ぎゃーぎゃーというカラスの騒がしい鳴き声。それも間近で。
いかん、俺を死体か何かと間違えていないか？
おいおい、死体になったらそれはただの有機物の塊だからお前らが群がるのは当然だろうが、
今の俺はまだ尊厳のある死に様を求める文明人だぜ？高々カラスに死に損ない呼ばありされるほど落ちぶれちゃあいねえ。

跳ね起きた、そしてみた。
前方十五メートルほどの位置に何かがいた。そいつは数羽のカラスに襲われながらよたよたと歩いていた。
いや、歩いているのか、這っているのか。
どんな移動手段でこちらに向かっているのかは果たして不明だったが、こちらに向かっているようだった。

79 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:25:41.27 ID:5zLoSyhk0

４円

80 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:28:47.39 ID:fwM0almi0

びたっびたっ・・・・・

進もうという方向に細長い体の一部が伸びる。それは何本もあり、何本もカラスに食われていた。
色は紫に近いが、泥や腐敗の影響か、はっきりとはしない。ぬめぬめした表皮が見えた。
それはまるで海に住む軟体生物のような。雨の日に見かけるナメクジのようでもあった。

うわ気持ちわりぃ・・・・

そう思った。心から。
ってゆーかなんだよ、アレは。大発見か？残念だけど、今の俺にはそれを名誉として世界に訴えるほどのバイタリティは残っていないぞ。
むしろこんなものを人の目に晒しちゃいかん。カラスー、もっとやって良いぞ。
ぎゃーぎゃーと鳴くカラス。やがて俺の前方十メートルあたりでその謎物体(生物だとは思いたくもない)は力尽きたのか、
丸まってただ啄ばまれるだけとなった。やがて、朝を過ぎ、陽が温まってくる時刻になり、カラスも興味をなくしたように飛び去っていった。
あとに残されたのは原形をとどめない謎の有機物・・・らしきもの。啄ばまれ、肉を失ったところは白く変色しているようだったがそれは骨ではなく･･･
挙動を見ているうち当たりをつけていたがどうやらそれは。
・・・いや、謎物体だ。ただ少し烏賊に似ていた気もした。実際、目があろう部分は抉り出されているし十本以上あった足はことごとく千切れていた。
遠目に伺うばかりだ。間接的にでも動かそうとも思わない。ただ、何故こんなものが、という疑問は残った

81 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:29:56.51 ID:fwM0almi0

その日はなんだか釈然としないまま歩いた。何処を探しても死ぬに良い場所などはなく。
朝間に見たアレのようなものがまだないとも限らないので、この森全体の居心地が悪く感じてきていた。
もともとはどうとも思ってはいなかった。森は森。ただ都市よりは俺を、
死に向かう俺を無条件に押し付けて文句はないだろう、といった程度だ。自殺を社会のせいにする気もないけど。
しかし今はどうだ。こんなところじゃ死ねない、とさえ、長い行軍に思うようになっている。
日は落ちかけた夕暮れ。その日の行軍もあてどないものに終わろうとしていた。
ただ、このままここで朽ち果てるべきか、またどこか別の場所に死地を求めるべきかを考えながらの行軍でもあった。

82 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:30:54.69 ID:fwM0almi0

意識せずとも足は出口を求めていた。生命である以上、俺の意思に揺らぎがでれば、生存に足を向けるものなのだろうか。
ともかく、引き返すことはしなかったが、この状況、あえて言うなら、死にたい。
でもこんなところで死にたくはない、というわがままを濃くした要望に何らかの決着を求めていることは確かだ。
そして、足を運ぶ理由はそれだけでもなく。
何かに追い立てられるようでもあった。
それは少なからず感じていた恐怖。
死に対しては覚悟してきたが、にわかに生へのどんな形にしろ沸きあがった執着により喚起された恐怖。
まあぶっちゃけ言うと、死ぬ間際だろうと、死に向かう行軍の途中だろうと、
あんなものに出会ったらそりゃ少しは怖いさ。ということ。
深い樹海。
暗い木陰。
潜む恐怖。
意識せずとも感じていた、木の存在感が、今俺を圧迫する。
その陰に何を隠しているのか。
それがあのような謎物体か。
原生林に対する本能的な恐怖も手伝って、いまや取り繕ってはいたが、俺は間違いなく出口を求めていたのだ。
自死の仕切りなおし。情けないようだが、一度きりのイベントだ。
しかもフィナーレだ。少しくらい、いや、全力を持って挑むべき事項だ。
思考は休まない。歩き続ける間、何を考えずとも、こうして結論は導かれた。

ここじゃ死ねない。

83 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:38:29.29 ID:nietRPRJ0

保冷剤ガンバレー

84 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:41:08.84 ID:fwM0almi0

そんなわけで、午後も過ぎたあたりからは針路変更。俺は死ぬために生きるため歩いた。
なるべく暗い場所は避けた。葉の落ちた木下を歩く。夕日が強く木々の間から差し込み、まぶしさに目を細めた。
向かう先は木々のはざま。何処に終点があるわけでもなく。
枯れた大樹の脇を通り過ぎようとしたときだった。
幹で夕日が遮られ、ひときわ暗くなったような一瞬。
それまで聞こえなかった、自分以外の何者かの物音を聞いた。
右手側。低い木、こまごまとした枝に枯れかけた葉がついた、歩く上では壁になるその先から。
何かがこちらに向かって歩いてくる。
声を掛けようかとおもった。それが人だったら助けを求めることもできる。
だがそれがただの小動物だったり、ただの風鳴りだったりしたときの落胆は想像に難くもなかった。
これ以上精神に負担をかけるべきではない。なので、その場で立ち止まり、注意深く姿の見えない何者かを伺う。
夕暮れ。構える俺。その視線の先に、木の葉が揺れた。
そこまでは良かった。ただ、そのとき、背後からも同じ音がしたのだ。
がさがさと反対側、開けた大樹の周りに、何箇所からも気配を感じた。
・・・・囲まれている、と思い、恐怖するまで数瞬とかからなかった。
最初に目の前の木の葉が揺れた。なにが出てきて、どうしようか。それを考える前だっただから、それが。

人の形をしていたから一歩踏み出し、
人ではなかったから恐怖に叫んだ。

85 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:41:55.41 ID:fwM0almi0

みっともない、とは思ったけど、こんなことは想定外。
まず、相手が謎物体の一派だと思わなかったわけじゃないけど、人の形をしていた時点でそれは吹っ飛んでいた。
動いている以上は、それが死体だとは思わないわけで、相手が腐っているようだったらそりゃあ問答無用で驚くだろう。
ついで、そんなやつに囲まれていたんじゃ、動揺しないはずもなく。
精神的なダメージはでかかった。
後はもう野となれ山となれ。いいかげん、ムカついていたんだと思う。
もともと、跡から跡から噴出す憎悪に耐えかねて、死を決断した。
死のうと思ったら、そこはどうにも死ぬにはいい場所ではなかった。
そうたらしめている原因が、目の前にある。人の形をして。
死に向かうエネルギーが敵意になった。なので、手っ取り早く殴る事にした。

86 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:42:41.13 ID:fwM0almi0

があ。向かってくる死体は大口を開け、妙な音を発してからこちらに向かって両の手を伸ばしてきた。
よけるまでもない。リーチはこちらの方が長い。
勢いに任せて振りぬいた蹴り上げが顎にもろに入った。人を殴ったことはないが、殴りたいやつはいっぱいいたし、
技もひそかに練習してきたりしていた。なんて根暗なんだろう。
ただ、それを初めて炸裂させた感触は悪いものであるはずもなかった。
のけぞる死体に追い討ちをかける。横一線に叩きつけるように蹴る。膝に当てたくないのでトゥーシュート。
ばきばきという感触とともに腹が割れ、背骨が耐えかねて、死体が二つに折れた。携帯みたいだ。
その、垂れ下がったような頭に思い切り靴底を叩きつけてやると、そのまま動かなくなった。
もう動くことはできないだろう。脊髄損傷どころの話じゃない。
ざわざわ、と、いくつもの死体が木陰から姿を見せる。そうこなくては。こんなものではダメだ。

暴れ足りない。

ぬばー、ぬばー。大小さまざま。髪が剥げ落ちたもの、腕のないもの、割と生きのいいもの。
そのときの俺はキレていたからなにを考えていたのかは解らない。
その時のことも、俺視点で俺の拳が群がる死体をなぎ倒す音の無いいくつかの画像から復元した事実に過ぎない。

87 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:43:58.15 ID:fwM0almi0

あたり一面に体の一部やら臓腑やらが撒き散らされたころ。
夕焼けも沈みかけ、全身で遊び疲れた子供はお家に帰る時刻だろう。これだけ熱中して身体を動かしたのも久しぶりだ。
また明日、といって公園を後にする子供時代があったわけではないけど、心境的にはこんな感じだったのだろう。
実際、・・・楽しかったし。
しかし、途方にくれてもいた。
腐臭はそれほど気にならなかったが、死体の真ん中にそびえる大樹に背を預け、ぐったりと疲労に身体を任せていた。
休もうにも、こんな環境でどう休めるものだろうか。ただ、動けないだけだ。
一体どれだけ相手にしたのかはわからない。数えようにも暗くなってきているし、頭ごと粉砕した個体も多いので、
数えるのは実質不可能だろう。第一意味もない。
夜がそこまで来ている。今日は寝床の用意もできなかった。疲れている。このまま寝るわけにもいかないし。
また何かが襲ってこないとも限らない。
なんだか哀しくなった。感情の高ぶりが戻ってきた感じだ。何年忘れていただろう。

一人だった。哀しくない、寂しくないはずはないのだ。

88 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:44:41.86 ID:fwM0almi0

これまでは歩き続けることで耐えていたが、それもままならなくなってしまった。
だから寂しいと思えるようになったのだから、なんとも面白いことだよ。
とにかくこの場は離れなくてはならない。死体が寄ってくるのは死体があるところだ。
俺はまだ死体にはなりたくない。結局寂しかっただけだ、なんていわれるのはすごく嫌だけど。
歩こうにも、まだ身体は動かなかった。休養して回復するならいいが、このまま衰弱してゆくだけかもしれない。
頭を持ち上げるほどの力も残っていなかった。
が。
聞こえた。足音だ。
枯葉と木々を踏み、こちらに向かう明確なあしおと。死体の生気ないそれとは違う、人間のあしおと。
ここ数日、自分のそれを聞き続けていたのだから、死体のそれと間違えるべくもない。
では、だれが。
そう思うかどうかで、さらに聞こえた。

「うわーーーーーーーーーー」

89 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:45:35.02 ID:fwM0almi0

驚きの声だった。この惨状を見ればたいていの人間は驚くだろう。
驚くついでに腰を抜かすなり絶叫するなりして、とにかくもっと大きな反応を示すはずだ。
だがこの女・・・声で女とわかったが・・・は、それほど驚くわけでもなく、状況を観察しているようだった。
俺に声がかかるまで時間はかからなかった。唯一人間の状態を保っている、生きた死体。
俺はそのときの自分をそう皮肉ることができた。
その際に何らかの問答があったのは覚えている。
ただその内容に関してははっきりとしたことは思い出せない。
そのまま引きずられるように研究所に連れて行かれ、食事と寝床を与えられ、人心地ついたところで、
俺は死人宣告を受けた。
なんだか見所があるとかないとか、見られてはならないものを見られてしまった以上、
このまま死ぬか、ここで死ぬまで働くかを選ばされたのだ。
まだ死にたくはなかった。なので二つ返事だった。
一応生きてはいるが、社会的には死人。俺はその樹海で死んだ。そういうことだった。
そんな簡単にことが進むのかという疑問は残ったが、ようは俺はこの研究所の地下で与えられた仕事をこなしていれば、
やがて世はこともなく治まる。俺がいなくても社会は知ったことではないように回り続ける。それだけだ。
一生をこのまま終えると思うときはめいったが、まさかそれを本気にしているわけではない、そんな俺もいた。
あの死体はこの研究所から、ふとした手違いで外に出てしまったちょっと元気な死体・・・だそうだ。
感覚的には、ウサギの小屋に鍵をかけ忘れて、裏山のイタチに食われてしまったようなものだという。それでいいのか。
その辺の不手際を今後起こさないようにするのが俺の仕事だった。
警備員。その主な仕事はごみ処理係だった。
生物の知識がないわけはなかったので、臨機応変に対応できるだろうという思惑があったらしい。
確かにない訳ではなかったが役に立つとも思えなかった。

90 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:46:31.91 ID:fwM0almi0

そうして一年が過ぎて、唐突に完成したのが猫耳少女だった。すべての失敗は、この大成功の礎に過ぎなかった！
と威張って豪語していた研究科の連中だったが、傍目にはゾンビ作って遊んでた連中がいきなりこんな・・・
可憐な･･･猫耳少女が創れるはずねーだろ、とか思っていた。
なんだか不可解だったが、そこにいる以上はいるのだ。びびったけど仕方がない。
その猫耳少女が物心つくまでそう長くはかからなかった。
研究に関わる仕事は研究科の三人だったか二人だったかの職員で行われていた。正確な数はわからない。
顔を合わせていたのは二人だったけど、用意される食事も、部屋も三人分だった。ただ、三人目を見たことはない。
一年以上同じ施設で暮らしているのに。
猫耳少女は彼らの最大の成果だったが、その育成・飼育に関して主な仕事を請け負っていたのはお茶汲みの職員だった。
樹海で俺を発見し、否応なしに二回目の人生を与えた張本人。
雑用といった感じだったが、研究科でも様々な仕事をしていたり、経理や炊事や日曜大工までこなしていた。

変なやつだった。

91 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:47:01.66 ID:fwM0almi0

彼女は任されていたのだ、猫耳少女を。
恐らくはデリケートなサンプルだったことや、完成された固体であったため、機械化を担当していた彼女の仕事・・・
脳に知識を刻印付ける作業の方が優先されたのだろう。
すなわち、頭に変な機械をつけて、ばちばちと記憶を植えつける作業だ。
そんな強引な処理がまかり通るのか、とも思ったが、すでに(実験で）効果は実証された技術だったので、
問題ないと判断されていた。いや、判断していた、彼女が、一人で。
正直不可解だった。なぜ急ぐ必要があるのか。しかし、その裏側を知る立場にただのゴミ処理係はいなくて。
研究科のほうでは、第二、第三の猫耳少女を生み出すため、MRIから解剖までを要求していたが、
成功例の保存が優先され、半ば強引にそれらの要求は突っぱねられていた。
とはいえ、スポンサーの意向でもあったのだが。
そして、飼育を始めてから十二週間が過ぎた。つい先週のことだ。
猫耳少女は脱走した。
俺の職務怠慢も疑われたが、それよりも疑われたのが彼女だった。
その後、俺はすぐに「貴重な紅」を追って森に入り、彼女は周辺の警察署や保健所に手を回し、猫耳少女の捕獲に勤めた。

それから三日。俺はこうして、蓑虫のように木の葉に包まっている。

92 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:49:14.99 ID:fwM0almi0

もしかしたら、もう見つかっているんじゃないのか。むしろ心配されているのは俺の帰りのほうではないのか。
そう考えると、焦燥に心が焦がされたが、今動くわけにはいかない。
とにかく、朝になるのを待とう。そう思い、意識を睡眠に持っていこうとする。そのとき。

足音が聞こえた。
こんな夜に。こんな深い森の中を。
一体誰が、と思ったと同時に、思い描いている人物が俺の想像にはいた。
彼女であって欲しい。俺を迎えに来るのは、彼女しかいない。
こんな状況でも助けに来るやつを選ぼうって言うんだから、よくよく図太い俺だ。
木の葉を崩し、土を払って、コートの下から顔を出す。
そこには、

いつか見たままの彼女がいた。

あの時は、俺を見て驚いたような反応を示した。夕闇の中、肩に下げたショットガンを抱えなおし、俺に手を差し伸べてくれた。
雲の間から、弱いが月明かりが差す。そこにいる人物の輪郭を浮かび上がらせ、開けたばかりの目に移ったのは、紛れも無い彼女だった。
驚いたままの表情で俺に声を掛け、俺が助けを求めると手を差し伸べてくれた、その彼女がいた。
俺は身を起こす。今回は、少しでも自分の無事を知らせたかった。
どうしてここに着たのか、俺を助けに来てくれたのか。はは、なんだおい、いい感じじゃないか。

93 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:49:57.73 ID:fwM0almi0

「よう」

なるべく平静を装い、しかし歓迎するしぐさで彼女に声を掛ける。土の下からいきなり男が現れたらそりゃあ驚くだろうから。

「迎えに来てくれたのか」

いつものように振舞おうにも、三日ぶりの再会だ。しかもなんだか自分でも解らない動揺が湧き上がる。
きて欲しい、そんなふうに思った相手が着てくれたのだ。
そもそも何故こいつを期待したのか、という疑問は後々考えるとしよう。結構簡単に答えが出そうだし。
何者かがいきなり土の下から現れたことに警戒を示したようだったが、それが俺であることも考えていたようで、
俺の姿を認めると安堵したように表情をほころばせ、駆け寄ってきた。

「探したんだから」

「いや悪い。ちょっと深追いしてしまってな。そっちは変わりなかったか？」

「うん、平気。これで最後。」

最後？とはなんだ。
膝をつき、体の節々が痛くて身を起こすのに手間取る俺に手を差し伸べる。

俺は、その手をとろうとして。

94 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:51:05.70 ID:fwM0almi0

なんだか解らなかった。
彼女が俺に差し伸べてくれたのは、いつだって救いの手だったはずだ。
しかし今、俺の目の前につ出された手には、救いではなく、選択肢が向けられていた。具体的には――――

―――――銃口

ぱん。
「――――！」
なんだよ！？
銃声。いや、定かではないけど―――目が見えない。マズルフラッシュのせいだろう。
耳が聞こえないのは破裂音のせいだと考えて間違いない。ということは、俺に向けられた銃口が火を吹いた！
・・・ってことか。・・・・てことかじゃねえだろ！！どうなってるんだよ！
相手が彼女でなければ反応も早かったであろうか、しかし今の自分はその場にただ座り込むしかない。
彼女が俺をどうしたいのかはしらないけど、彼女の意向。それにあわせるつもりだった。
それで死んでもやむなし。・・・という思考は後付けのものであって、ただパニックに陥っていただけだ。

「あー・・・・ごめん、今のナシ」

・・・は？

「いやできれば死んで欲しかったんだけど、やっぱヤメ。一緒に・・・来る？」

何をいってるんだ？

「いやあのさ、できれば死んでほしいんだけど、やっぱり死んで欲しくないので、死んだつもりで・・・私に尽くしてみない？」

・・・・・・・はー・・・・？

CM入りまーす・・・つ・・・疲れた・・・

95 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:53:18.58 ID:uhXDByeUO

>>94
保冷剤乙
ｗｋｔｋｗｋｔｋ

96 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:54:14.66 ID:5zLoSyhk0

>>94
乙～

普通に面白い感じなんですがｗｗｗｗｗｗ

ヤバイ・・・眠い。。。。。。

97 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:54:32.85 ID:v9abzivE0

>>94
乙ー
一時はどうなる事かと思ったｗｗｗ

98 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 06:55:20.99 ID:nietRPRJ0

おおおオモスレェｗｋｔｋ

99 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 06:58:45.53 ID:fwM0almi0

（まだＣＭ中）
>>95-
ありがとーございますっ！！マジ嬉いっす。
なんかうpした半分以上猫耳と関係なくなってて申し訳・・・

ここで時間稼ぎ・・・じゃなく、何か疑問があれば聞きたいと思います。何かありましたらこの機会に。

100 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:07:38.54 ID:5zLoSyhk0

>>99
すまん。なんかもう頭の中が明鏡止水だわｗｗ

その研究所のスポンサーは国ではないのね？

101 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:09:26.54 ID:v9abzivE0

>>99
勢いで描いちゃったけど、ひょっとしてつぎはぎなのかな、コートの男

102 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:10:44.19 ID:nietRPRJ0

>>99
いやぁ、こういう文は好きだわｗｗｗ
ラストの笑顔の怖い「彼女」は猫耳の教育係の「彼女」と同一人物でおｋ？

103 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:11:00.61 ID:v9abzivE0

やべ、途中送信ｗｗｗ
ぬこもつぎはぎ気味だったら髪とか色味変えた方が良かったなorz

104 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 07:21:11.37 ID:fwM0almi0

>>100
スポンサーは国ではないです。地方の公安とも繋がりが噂される資産家共○党議員で、
大病院の経営者・・・くらいに思っていただければ。あと明鏡止水ってなんですか？
>>101、>>103
とりあえずくたびれてます。
>>102
そうです。

105 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:30:10.89 ID:5zLoSyhk0

>>104
《明鏡止水》　くもりのない鏡と止まって澄んでいる水のことから邪念がなく澄んだ心をいう。

らしい。
ちなみに自分が言いたかったのはただ単に眠すぎて
アタマがカラッポだったということですｗｗ

106 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:32:56.19 ID:wObsaj+OO

保冷剤話いいな。
急に発砲されたときは何！？と思ってﾊﾗﾊﾗしたよ
ｶﾞﾝﾊﾞれ、保冷剤♪

107 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 07:41:42.84 ID:fwM0almi0

>>105
あ、ご丁寧にありがとうございますｗｗｗ
>>106
ありがとー！足でキー打ちながら頑張ります。

それはそうと皆さんに哀しいお知らせがあります。

108 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:43:18.41 ID:nietRPRJ0

>>107
どうしたスネーク！

109 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:44:02.82 ID:v9abzivE0

>>107
足ｗｗｗ

スネェーク！　応答するんだスネェーク！

110 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:46:21.12 ID:wObsaj+OO

>>107
どったよ？保冷剤。

111 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:46:45.85 ID:5zLoSyhk0

>>107
スネェーーーーーーィク!！！！！！！！！！１１１１！１１！！

112 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 07:48:43.43 ID:fwM0almi0

CMあけまーす。あ、はいですね。自壊予告！

っていうかもうネタがねぇーーー！

残念ですが書いた文はほぼ出尽くしました。最後まで書き上げますが、スピードはかなり落ちます。
とりあえず眠気が来るまで続きを書いて、夜本家と被るかもしれないけど八時当たりに再開したいと思います。
ラストまでの構想はあるので後半部分はまとまってますがそこに至る前半（ここまで）とのつなぎはノーアイディア。
まことに申し訳ありませんがそれまで保守お願いします。
非常にあいまいなため繋ぎのシナリオには選択肢がでるかもしれません。えろが入るかも。基本的にHappyとTrueだけですが、
このスレが落ちたらBADエンドです。強制終了。

皆様のご協力と励ましでこのスレは出来ています。

113 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:51:28.41 ID:wObsaj+OO

>>112
おｋおｋ。
今日は一睡もできなさそうな予感ｗｗ

114 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:51:29.02 ID:v9abzivE0

>>112
頑張るんだスネーク
つなぎに困ったらマインドマップが便利だぞ！
ttp://mindmap.jp/
アイデア出しにｵﾇﾇﾒ

115 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:52:19.68 ID:5zLoSyhk0

>>112乙！！
状況は把握した。ただ問題は今まで起きてて保守してた奴らの体力だ

つまり誰か保守ﾖﾛ

116 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:53:33.37 ID:wObsaj+OO

>>115
俺寝落ちの確率あり。

117 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:55:39.60 ID:5zLoSyhk0

>>116
一応耳の人のスレにも救援を求めてみるか

118 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:56:27.71 ID:v9abzivE0

かなり眠いが、ギリギリまでやってみる

南中した太陽が死兆星っぽorz

119 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 07:57:37.85 ID:fwM0almi0

皆さんありがとうございます。では保守お願いします！
なるべく早く書きますから！

120 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:59:17.30 ID:nietRPRJ0

>>119
ガンバレー。
俺もあんたに刺激されてバシバシタイプしてるぜー。

121 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 07:59:55.36 ID:5zLoSyhk0

>>119
wktkしながら寝てくる。
みんな乙！でわでわ～ﾉｼ

122 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 08:05:04.17 ID:wObsaj+OO

>>119
ファイトー！いっぱっつぅ！
みなもｶﾞﾝﾊﾞれ♪

123 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 08:24:22.92 ID:v9abzivE0

朝食取ったらみなぎってきた件について
もっさり保守

124 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 08:38:40.32 ID:sFf5meGi0

>>119
こっちに収めといたので、宜しくです。
つ http://novel.news4vip.org/

125 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 08:38:44.81 ID:nietRPRJ0

出かける前の保守

126 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 08:46:43.11 ID:2uC0EX9lO

情熱の赤い保守

127 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:05:01.09 ID:v9abzivE0

ほすほす

128 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:21:38.01 ID:jTkcRHds0

今北産業。そしてGJ！　なら保守するしかないじゃないか！

129 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:29:01.26 ID:jTkcRHds0

ほｓｙ

130 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:40:45.26 ID:8CvN9FwO0

俺・・・このレスが>>130だったら便乗して犬耳小説スレたてるんだ・・・・・・

131 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:41:49.39 ID:8CvN9FwO0

あれ、保守の人に邪魔されるはずだったのに？
あれ？

132 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:51:20.15 ID:uAashGBIO

>>131
またまた。
そんなこと言ってるけど、書きたくてウズウズしてたんだろ？

(ﾟДﾟ)

133 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:53:42.26 ID:v9abzivE0

>>131
実は俺も書きたかったｗ
手伝いなら行くよー

134 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:54:06.61 ID:2uC0EX9lO

ﾎｯｼｭﾎｯｼｭ

135 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 09:58:08.67 ID:8CvN9FwO0

>>132
こっちみんな

>>133
書きたくないこともないけど書きたいわけでもないという矛盾。
じゃあ総合耳スレでも立ててくるよ

136 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 10:00:50.02 ID:8CvN9FwO0

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143507578/
建てた。書きたいやつは書いて。俺もできたのを適当に乗っけとく。

137 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 10:09:58.46 ID:v9abzivE0

>>136
乙
切り込みいただきｗｗｗ

138 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 10:39:20.40 ID:jTkcRHds0

ほｓ

139 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 11:11:56.49 ID:nietRPRJ0

ほしゅる

140 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 11:20:46.81 ID:oVFLjQ4hO

今沖田
保守

141 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 11:29:27.39 ID:2uC0EX9lO

ﾎｯｼｭ

142 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 11:48:08.20 ID:v9abzivE0

ほす
腰ｲﾀｽ

143 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 12:05:30.04 ID:v9abzivE0

ほすほす

144 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 12:27:33.43 ID:oVFLjQ4hO

ﾎ(ﾟдﾟ)ｼｭｰ

145 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 12:46:10.58 ID:v9abzivE0

休憩前の最終保守
あとは任せた

146 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 12:59:09.34 ID:2uC0EX9lO

間髪入れずにﾎｯｼｭ

147 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 13:22:40.47 ID:K0CmcETL0

ほすー？

148 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 13:47:46.66 ID:ZCycPURB0

皆さん保守ありがとうございます！
プレッシャーに潰されそうだけど何とか夜までには・・・

149 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 13:47:57.20 ID:2uC0EX9lO

ほ

150 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 14:06:03.42 ID:ZCycPURB0

まずは保守。

151 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 14:23:23.35 ID:oVFLjQ4hO

ﾎ(ﾟдﾟ)ｼｭｰ

152 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 14:46:14.04 ID:oVFLjQ4hO

>>151ｺｯﾁﾐﾙﾅｗｗｗｗ

153 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 14:54:52.03 ID:oVFLjQ4hO

>>151-152
今酷い自演を見た

154 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:16:27.57 ID:oVFLjQ4hO

>>151-153さらに酷い自演を(ry

155 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:17:53.03 ID:r63CyEh60

>151-154
えーかげんにしなさい（ハリセン1号レプリカ

156 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:18:13.40 ID:j5zipiGw0

保守ー

( ゜д゜)

(゜д゜ )

( ゜д゜ )

157 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:18:13.70 ID:jTkcRHds0

まかせろ

158 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:20:11.47 ID:oVFLjQ4hO

>>155真ﾊﾘｾﾝ白羽取り!!

159 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:25:01.94 ID:oVFLjQ4hO

>>156ｺｯﾁﾐﾙﾅｗｗｗ

160 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:34:57.22 ID:oVFLjQ4hO

嵐の様に保守されて颱の様に過ぎ去った。

・・・

161 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:44:25.12 ID:oVFLjQ4hO

保守～

162 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:56:10.81 ID:5zLoSyhk0

ほ

163 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:57:40.44 ID:oVFLjQ4hO

し

164 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:57:51.21 ID:v9abzivE0

ゅ

165 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 15:59:44.85 ID:5zLoSyhk0

早いよｗｗｗｗ

166 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:02:02.64 ID:v9abzivE0

>>162-163　今日一日で君らのID見過ぎｗｗｗ

167 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:04:15.94 ID:oVFLjQ4hO

>>166俺はスレ４つ掛け持ちだからなｗｗｗｗｗｗｗｗ

168 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:05:12.09 ID:afDAuJPvO

ﾈｺ耳少女を描くんだが何か耳以外に必要な要素ってあるかな。

169 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:06:56.55 ID:5zLoSyhk0

>>168
しっぽとか？あと情熱

>>166
ｵﾏｴﾓﾅｰ

170 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:07:04.49 ID:v9abzivE0

>>168
ありそうなのは猫目とか？
尻尾は忘れずに

171 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:07:39.85 ID:v9abzivE0

>>169
おかげで開眼しちゃったじゃねーかｗｗｗｗｗｗｗｗ

172 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:08:43.57 ID:afDAuJPvO

髪の長さは長いの短いのどっちが萌えますかね

173 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:10:10.47 ID:v9abzivE0

>>172
八重歯（キバ？）忘れるところだった
長さはお好みじゃない？

174 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:10:11.98 ID:oVFLjQ4hO

猫描きたいんだがなにかアドバイスくれ。

猫と描って(ry

175 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:10:55.35 ID:5zLoSyhk0

>>171
(･∀･)ﾆﾖﾆﾖ

176 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:18:12.83 ID:v9abzivE0

>>174
鼻筋しっかり通すのに意識すると伸びて犬っぽくなるよ

俺ﾓﾅｰorz

177 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 16:18:15.38 ID:ZCycPURB0

保守がてらー。
ちなみにヒメは肩までストレートを意識してます。

178 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:20:11.54 ID:v9abzivE0

>>177
ごめんね　ぼさぼさ意識しすぎた　ごめんねorz

179 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:21:05.23 ID:afDAuJPvO

http://b.pic.to/4i61p
ﾀﾞﾒだ批評頼む

180 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:21:48.25 ID:oVFLjQ4hO

>>176ありが㌧
リアル猫になりそうだｗｗｗｗｗｗ

181 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:24:36.89 ID:v9abzivE0

>>179
俺よりｳﾏｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗおKｗｗｗｗｗｗｗｗ

orz

182 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:26:35.62 ID:v+u0Zz+j0

(　´ⅴ｀)ノ＜あざやかにねこみみモードでねげろ♪

183 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:27:04.30 ID:v9abzivE0

>>179
追記ｽﾝﾏｿ
やっぱ猫っぽく横付きでも上から横に延ばした方がいいのかもしんない
耳の真上こめかみよりちょい上くらいの

184 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:28:04.75 ID:afDAuJPvO

>>181いやいや
てか俺このスレ途中参加なんだけどお前さんの絵どっかにある？見たす

185 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:28:35.80 ID:afDAuJPvO

>>183　ガンガル

186 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:29:02.67 ID:v9abzivE0

>>184
ここの上の方と犬猫娘スレの>>99くらいにあるよ
スキャナﾎｼｽorz

187 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:35:44.80 ID:oVFLjQ4hO

http://kjm.kir.jp/?p=6106
ちょっと昔に書いた奴。
リアル過ぎｗｗｗｗ

188 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 16:36:41.48 ID:ZCycPURB0

>>179
きゃーーーーーーーーー（卒倒）
せくしーーーーーーーーーーーーーー！！鈴もいいなぁ。

189 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:36:56.09 ID:v9abzivE0

>>187
ﾃﾗﾇｺｽｗｗｗｗｗｗｗｗ
羨ましいぜﾊﾞｰﾛｰorz

190 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:36:58.73 ID:afDAuJPvO

>>186探してみる

耳の位置高くしたよ。どうかな(´･ω･`)
http://d.pic.to/412dx

191 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:38:52.27 ID:v9abzivE0

>>190
ｲｲﾖｲｲﾖｰ
猫スレで噛ませ犬とか俺orz

192 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:39:45.97 ID:afDAuJPvO

>>187ヌコｗｗｗｗｗｗｗｗ
>>188鈴いいよね＾＾

193 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:40:44.22 ID:oVFLjQ4hO

>>189TV見ながら2時間かけて描いたぜ。
模様ﾃﾗﾂﾗｽorz

194 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 16:42:28.95 ID:ZCycPURB0

>>187
きゃーーーーーって言うか家の猫にそっくりーーーｗｗｗｗ
>>190
うわあああああああああぁぁぁああーーーーーーー（フェードアウト）
GJです！ありがとうございます！

195 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:43:07.97 ID:5zLoSyhk0

>>190
GJ！！
次は女豹のポーズを（ｒｙ

196 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:44:13.32 ID:v9abzivE0

伸び＋あくびとかたまらんね
最近は首輪に鈴よりチョーカーに鈴が俺ブーム

197 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:44:39.19 ID:oVFLjQ4hO

>>194知り合いﾋﾟｯﾊﾟｰから貰った画像だから、もしかしたら可能性有りｗｗｗｗｗｗ

198 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:45:22.20 ID:afDAuJPvO

>>186俺携帯厨だから見えなかったOTL

>>195うざくなかったら頑張ります

199 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:46:33.60 ID:v9abzivE0

>>198
うわぁぁごめんよ
描いて携帯とってみっかなー……

200 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:49:31.49 ID:afDAuJPvO

>>198え　なにか　たのむ

伸びと女豹描かせて貰います（＞＜）

201 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:50:35.04 ID:v9abzivE0

というか俺絵師じゃないよ……orz
今日はみなぎってただけなんだｗｗｗ

202 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:52:25.92 ID:5zLoSyhk0

>>201
これを機に本格的に開眼すればいいじゃないｗ

203 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:52:37.31 ID:afDAuJPvO

しつこく絵描かせて頂いてる奴ですがネコ娘の服、どんなのがいい？
今全身描いてるので悩む

204 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:56:16.59 ID:5zLoSyhk0

>>203
もちろん裸Yシャツに決まってうわやめなにをするきさｍ

205 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:58:14.13 ID:afDAuJPvO

>>204じゃお色気路線で裸シャツとバニーちゃんぽいの描きます＾＾

206 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 16:59:24.97 ID:zFyUqn7MO

久々にモエス

207 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:12:55.63 ID:afDAuJPvO

誰もいない気するが投下。体へん…ものすごく反省している
http://d.pic.to/4g701

208 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:19:00.47 ID:v9abzivE0

>>207
ええ顔してんなぁ　ﾓｴｽ

携帯撮影ﾑｽﾞｽ
勢いで描いた　後悔はしている

公開もしているorz
http://f.pic.to/5axk3

209 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:19:48.73 ID:5zLoSyhk0

　|∀・）ﾐﾀﾖｰ

女豹＆裸シャツktkr！！！！！
裸シャツの方は俺の妄想通りｗｗｗｗｗ

210 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:20:10.36 ID:v9abzivE0

どピンぼけやんorz
各部拡大うP追加しとく……
もすこしまって

211 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:22:35.77 ID:5zLoSyhk0

>>210
PC許可頼む
それとももう規制の時間？

212 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:23:08.46 ID:afDAuJPvO

208 可愛いけど斧ｗｗｗｗｗｗｗｗ

213 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:25:49.26 ID:v9abzivE0

>>211
え、みらんない？
うちだと見られるんだけど……

214 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:26:45.67 ID:v9abzivE0

おK自己解決
ちょいまってね

>>212
なんか話的にこういうのあうかなってｗｗｗｗｗ

215 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 17:27:03.99 ID:ZCycPURB0

>>207
ち、乳でか・・・ＧＪ！！
>>208
斧！？か、考えて見ます・・・
もうみんなクオリティタカスｗｗｗｗ

216 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:32:50.95 ID:v9abzivE0

とりあえず設定してみたけど、駄目ならまたがんがる(｀・ω・´)
俺の部屋電波状況ﾜﾙｽorz

>>215
イメージだけで描いてるから気にしないでおｋｗｗｗｗｗ
最初肩掛け鞄みたいに糞でかい鈴ひっかけてたけど、写り悪かったので消去ｗｗｗ

217 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:38:54.42 ID:afDAuJPvO

時間かかるかもだけど、なんか描きます。ずっといたがこれがラスト。リクたのむ

218 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:40:09.24 ID:v9abzivE0

>>217
あえて簡単やら難しいやらの案を出してみる
つ[自分的最萌猫耳]

219 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:40:47.71 ID:5zLoSyhk0

>>216
見れたよ～
斧でかくてｺﾜｽｗｗｗｗｗ

220 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:41:23.74 ID:LKRMtNy+0

つhttp://sgst.hp.infoseek.co.jp/hak.htm
昔やってたネコ耳ゲーム結構はまったひまぶしにageるよ

221 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:43:34.05 ID:afDAuJPvO

>>218把握した

222 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:47:33.31 ID:v9abzivE0

俺ﾔﾊﾞｽｗｗｗｗｗ
誰も文章側の人間だと思ってないｗｗｗｗ
よーしパパ今夜はランニングホームランしちゃうぞｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>219
本当はチェーンソー描きたかったのｗｗｗｗｗｗ
>>221
ｶﾞﾝｶﾞﾚ　wktkして待ってるよ

223 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 17:51:03.51 ID:LKRMtNy+0

保守

224 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 17:57:30.37 ID:ZCycPURB0

>>220
それやったことあるｗｗｗ許嫁エンドだけ観て終わった。
チェーンソーはないなぁ。斧は辛うじてｗｗｗ
一番強いのは釘バットだけどね！

225 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:00:34.36 ID:v9abzivE0

>>224
候補
つ[AUG　バールのような物　魚雷　テポドンのぬいぐるみ]

226 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:07:03.13 ID:afDAuJPvO

時間かかったわりにショボいが、これが俺の萌え。付き合ってくれたみんなありがとうね
つhttp://c.pic.to/4g4ro

227 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:09:09.20 ID:5zLoSyhk0

>>226
スク水ｷﾀｺﾚ！！！！！
ネコ耳メイドさんﾃﾗﾓｴｽｗｗｗｗｗｗ

228 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:10:48.20 ID:v9abzivE0

>>226
GJJJJ！！！１！！
やべーこのメイドマジ泣きさせてみてぇ

229 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:14:34.78 ID:X+ZyMGOcO

>>226
GJ！！！！１１１１

230 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 18:16:10.32 ID:ZCycPURB0

>>226
GguuuuuuuuuuuuuuuJooooooooooooob！！！！！！！

231 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:28:28.78 ID:X+ZyMGOcO

保守

232 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:39:07.74 ID:5zLoSyhk0

保守

233 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:40:06.50 ID:X+ZyMGOcO

ほs

234 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 18:58:47.34 ID:v9abzivE0

ほすほす

235 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 19:15:05.50 ID:X+ZyMGOcO

風呂上がり保守

236 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 19:34:10.42 ID:X+ZyMGOcO

保守

237 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 19:50:21.84 ID:X+ZyMGOcO

保守

238 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 19:58:09.90 ID:ZCycPURB0

さてそろそろ八時だな。

・・・・ど、動機がｗｗｗ

239 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 20:02:10.93 ID:ZCycPURB0

あ、やっぱり本家と時間帯被ったｗｗｗ

どうしよう、本家終わってからの方がいいかな？

240 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 20:04:15.78 ID:5zLoSyhk0

>>239
犬猫が眠ったあたりから再開してもらえると助かるかも

241 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 20:16:36.56 ID:X+ZyMGOcO

保守

242 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 20:17:19.81 ID:ZCycPURB0

了解ですー。本日の再開は午後八時の予定でしたが、本家と被ったため
まことに申し訳ありませんが、犬猫寝てから再開に変更させていただきますー。

と言う訳でもうしばらく保守。

243 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 20:19:49.38 ID:v9abzivE0

>>242
把握
停滞してるときに書きためときゃ大丈夫さ、有意義有意義ｗ

244 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 20:28:08.90 ID:afDAuJPvO

ひさびさ保守

245 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 20:36:14.61 ID:X+ZyMGOcO

本家を見ながらの保守

246 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 20:44:35.06 ID:ZCycPURB0

い、いかん眠気が・・・まだまだぁ！
保守！

247 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 20:50:34.99 ID:5zLoSyhk0

ミミさん同様、しっかり寝るべきですよ？
身体は大事に・・・

248 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 20:51:36.08 ID:v9abzivE0

>>246
保守人がいる内に寝るのも手だと思うよ
……ｳﾝorz

249 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:03:38.75 ID:X+ZyMGOcO

保守

250 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 21:14:03.08 ID:ZCycPURB0

本家スレみたく質問募集したとしてここで流行るかなーとか思いつつ保守。

251 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:15:30.66 ID:v9abzivE0

>>250
ひめいじりなのかッ！？

……(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ

252 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:24:46.31 ID:X+ZyMGOcO

保守

253 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 21:36:55.29 ID:ZCycPURB0

ヒメいじりですｗｗ保守

254 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:39:53.90 ID:LKRMtNy+0

保守ｗ

255 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:39:59.50 ID:oVFLjQ4hO

本家でラフレシア捨てられた(ノД`)
そんな保守

256 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:41:26.33 ID:v9abzivE0

>>255
ラフレシアうめぇｗｗｗｗｗ

257 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:42:59.08 ID:oVFLjQ4hO

>>256ウｿコ臭いの良く食えるなｗｗｗｗｗｗ

258 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:43:00.93 ID:gXdpwUxe0

>>256
食べるなよｗｗ

259 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:46:57.00 ID:oVFLjQ4hO

ウツボカヅラも捨てられた(ノДヽ)

260 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:48:43.11 ID:v9abzivE0

>>259
ウツボカヅラうめ（ｒｙ

261 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 21:51:35.97 ID:oVFLjQ4hO

>>260食虫植物食った!?(ﾟдﾟ)

262 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 21:59:03.18 ID:ZCycPURB0

アレって食えるのか？回虫とか溶解液に潜んでるって聞いたけど・・・

263 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:00:15.31 ID:v9abzivE0

>>262
無理無理ｗｗｗｗ
あと、専門の寄生蜘蛛が定住してるはず

264 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:03:29.64 ID:oVFLjQ4hO

>>262-263
ﾋﾟｯﾊﾟｰって何気に頭良いの多いよなｗｗ

265 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:06:55.92 ID:v9abzivE0

>>264
知識と思考能力は別もんだよｗ

それはさておきヒメモウセンゴケうめ……

( ﾟдﾟ)

(ﾟдﾟ)

うめぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
※この物語はフィクションであります

266 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:07:45.08 ID:5zLoSyhk0

>>264
VIPなんて見てるくらいだから雑学方面は強そうだなｗｗｗｗｗｗ

267 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:08:03.96 ID:oVFLjQ4hO

>>265食われたぁぁぁぁ(ﾉω;`)

268 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:15:38.04 ID:oVFLjQ4hO

>>266確にｗｗｗ

269 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 22:17:43.99 ID:ZCycPURB0

おいしいのはヒカリゴケだぜ。換金できるしｗｗｗ

・・・・すいませんマイナーすぎましたか。

270 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:18:59.82 ID:v9abzivE0

>>269
あれ換金できるのか　絶滅危惧種じゃなかったっけ？

271 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:19:26.51 ID:oVFLjQ4hO

>>269それなんてエロg(ry
それを言うならイシダイは５０００ベルで売れ(ry

272 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:20:03.34 ID:X+ZyMGOcO

ゴキブリ捨てられたｗｗｗｗ

273 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:21:17.41 ID:oVFLjQ4hO

>>272当然の結果だな。

274 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:21:46.67 ID:v9abzivE0

>>272
ゴキブリうめ……

　　　　∧
　　　/´｡ `ーァ　　ｲｼｬﾊﾄﾞｺﾃﾞｽｶ?
　　　{　々ﾟl´　　　　
　　／　っ　/っ　
　/　　　／　
　∪＾∪

275 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:27:14.22 ID:X+ZyMGOcO

>>274
なんでもかんでも食うなよｗｗｗｗｗｗｗｗ

276 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:31:42.41 ID:wA1BpTTXO

流れを読まず投下
http://p.pita.st/?m=7skql1tz

相変わらず服着せるとgdgdに('A`)

277 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:33:01.81 ID:5zLoSyhk0

>>276
だがそれがいい

278 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:34:45.08 ID:oVFLjQ4hO

>>276前は留めたら駄目なんだ!!ま(ry
GJ!!!!!!

279 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:34:49.48 ID:v9abzivE0

>>276
GJ　逆にだぼついていい感じじゃない？
自分で描いた奴と比べると痒いところに手が届く気分だorz

そろそろ処理係もあれなんで
　　　　∧
　　　/´｡ `ーァ　　ﾀﾍﾞｽｷﾞﾙｶﾗﾋﾄﾊﾀﾞﾒﾆﾅﾙﾝﾀﾞ
　　（　)々,ﾟﾉ　　　　
　　／　っノっ　
　.(　　　ノ　
　 ∪＾∪

280 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 22:35:11.37 ID:ZCycPURB0

>>276
いきなりｷﾀ―――（゜∀゜）―――！！
>>274
死んどる場合じゃねーぞ蘇生！蘇生！

281 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:47:05.10 ID:X+ZyMGOcO

保守

282 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 22:47:38.04 ID:ZCycPURB0

いかんいかん、保守。

283 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:48:21.11 ID:SuLo8yA70

　　　　　＿|＼_／＼_／＼_／|＿　　　　　　　, ‐━‐ 、
　　　　　＼　　　　　　　　　　　　／　　　　　　|　＿　 |
　　　　　／　　や　か　ん　！　＼　　　　∑｀'￣　　￣｀!
　　　　　＼　　　　　　　　　　　　／　　　　　｀!　　　　　:::l
　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　ー── ´
　　　　　￣|／＼／＼／＼|￣

とりあえずみんなでやかんスレ立てようぜｗｗｗｗｗｗｗ

284 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:51:26.27 ID:oVFLjQ4hO

つ保守

285 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 22:54:57.87 ID:v9abzivE0

保守
　　　　∧
　　　/´｡ `ーァ, ‐━‐ 、ﾓｸﾞﾓｸﾞ
　　　{　々ﾟl´|　＿　 |
　　／　っ∑｀'￣　　￣｀!
　/　　　 /　｀!　　　　　:::l 　
　∪＾∪ 　　ー── ´

286 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 23:05:43.14 ID:ZCycPURB0

・・・・ヤカンを食うか。
・・・微生物？

287 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:05:53.69 ID:X+ZyMGOcO

保守

288 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:07:59.91 ID:d0Tl9MbR0

ここを読み進めてきた俺の状況

　　(　ﾟдﾟ)　　　　はいはい二番煎じ二番……
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

　　( ﾟдﾟ )
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

289 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:13:03.62 ID:oVFLjQ4hO

>>288ｺｯﾁﾐﾙﾅ

290 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:22:41.90 ID:X+ZyMGOcO

保守

291 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:24:00.85 ID:oVFLjQ4hO

本家が｢犬猫爆弾と涼に物をあげるスレ｣になっとるｗｗｗｗｗｗ

292 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:25:27.73 ID:v9abzivE0

>>291
こっちは俺らのせいで食いながら保守するスレになっとるやんｗｗｗｗｗ

293 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:28:51.12 ID:oVFLjQ4hO

>>292ｼｰｯ!!

294 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 23:36:18.74 ID:ZCycPURB0

という訳で本家で捨てられたものを食べるスレになりました。
とりあえず春雨食べるぜ！

295 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:40:27.34 ID:oVFLjQ4hO

ﾂﾀﾝｶｰﾒﾝの棺も食べてくれ

296 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:40:51.20 ID:X+ZyMGOcO

>>294
つヒント：剣

297 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 23:42:43.18 ID:ZCycPURB0

え、えーと・・・
　　　　　　　　( ﾟдﾟ) ツタンカーメン
　　　　　　　　(＼/＼/

　　　　ツカー　( ﾟдﾟ) 　タンメン
　　　　　　　＼/|　y |＼/

298 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:43:12.54 ID:oVFLjQ4hO

>>296鉄分タップリ～

299 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:44:43.47 ID:oVFLjQ4hO

>>297
(　　ﾟдﾟ　　)

300 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/28(火) 23:53:32.04 ID:ZCycPURB0

スライム食べるよ！
・・・・・・・・・・・・・・・

※真似しないでください

301 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:54:52.19 ID:oVFLjQ4hO

呪いのビデオで呪い殺されたorz

302 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/28(火) 23:59:58.07 ID:v9abzivE0

ビデオうめぇｗｗｗｗｗｗｗｗ

胃から何かが……
あｑｗせｒｔｇｙふじこｌｐ

303 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:00:42.23 ID:kjtiYUmI0

呪いのビデオ食べるよ！

※家にはテレビがないので彼女は現れませんでした

304 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:05:28.74 ID:tq9xx52AO

向こうCMになったな。

305 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:06:14.43 ID:tq9xx52AO

>>303彼女可愛かったｗｗｗｗ
あんな娘に殺されるって良いねｗｗｗｗ

306 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:07:06.98 ID:xEzwW8dy0

http://bb.look3.info/asikan/

ちょっとVipのチカラを貸してくれ。ここに「うんこおいしいよ」とどのスレでもいいから書き込んでくれ
頑張ってくれ

307 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:12:18.30 ID:kjtiYUmI0

さて、十二時回っちゃったね。
そろそろ始めようかと思います。

308 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:13:27.36 ID:tq9xx52AO

>>307
　 _ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　
　⊂彡

309 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:13:32.35 ID:8drp3Hmk0

>>307
把握
流石に食うのでレス使いすぎたｗｗｗ

310 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:14:37.21 ID:R9mSqlEa0

>>307
おｋ

311 ：ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/29(水) 00:18:42.55 ID:ro4D0Q3d0

>>307
　 _ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　
　⊂彡

312 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:20:00.96 ID:UPERY3460

>>311
ちょｗｗｗｗｗｗｗCM中になにしてんのｗｗｗｗｗｗｗ

313 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:20:46.29 ID:8drp3Hmk0

>>311
ちょｗｗｗｗｗｗｗ

314 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:22:01.84 ID:tq9xx52AO

>>311GJ!!!!!!!

315 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:23:06.78 ID:kjtiYUmI0

前回までのあらすじ
→予想だにしない1000ゲットにより身から出た恥を晒すこととなってしまった保冷剤は
動悸と戦いながら未完成の小説をうｐするという凶行に出る。
これに対しVIPPERはありえないレベルの暖かさで迎えてくれ、それに調子づいた保冷剤は
あわてて続きを書き始めたのだった―――

実際、こんな長文読んでもらえるのは本家があったからで、ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw と
絵師さんと保守さんと主人公のモデルの友人にマジヤベーくらいの経緯と感謝をこめて、
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143484296/l50の協賛でお送りいたします。

316 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:24:16.47 ID:2iwV1gAZO

>>311
！！！！！

317 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:24:45.03 ID:kjtiYUmI0

「ただいまーー」
俺は独り暮らしを始めてからも、たとえそこに答えるものがいなくても挨拶をするようになっている。
らしくもなく飯を前に手を合わせてみたり、風呂空いてるー？とかいいながらユニットバス開けたり、
朝起きたら誰ともなくおはよーとか言ってみたり。たまに返事が帰ってくるような気もするけどそれは気のせいだろう。
特に朝方はその傾向が強い。きっと寝ボケだね。
今もそうだ。習慣として帰ってきたらただいま、と言う。それは挨拶であって挨拶ではない言葉。
だが今は、一人暮らしの契約のはずなのに返事を返す者が居る。
言わずもがな、彼女――――姫だ。姫との生活が始まってから三日になる。
いいかげん部屋の中でじっとしてるのは飽きないのかな、とか思うのだが・・・

「おかえりなさいませ！ご主人様！」

と、このザマですよ。

318 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:25:04.97 ID:R9mSqlEa0

>>315
щ(ﾟДﾟщ) ｶﾓｰﾝ

319 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:26:09.93 ID:tq9xx52AO

>>315ＣＭのしあいか。うい奴めｗｗｗｗｗ

320 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:27:43.33 ID:tq9xx52AO

>>317御主人様ktkr!!

321 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:27:45.51 ID:kjtiYUmI0

弁解の余地は十分にあるだろう。まず、俺はご主人様と呼ばれることは、満更でもないといえなくもないが、選択権を与えられるならきっと別の名称を提示する。
実際、彼女が言いたいのは「オカエリナサイマセゴシュジンサマ」と言うフレーズだけであり、普段は俺の事をちゃんと本名で呼んでいる。
そもそもご主人様などと言う呼称を正当性にかける要求として彼女に強要する気はあるはずもない。
当然だ。つまり、俺は確かにご主人様と呼ばれるのに悪い気はしない、しないけど、かといってご主人様はいくらなんでも悪趣味すぎる。
この件に関しては問い詰める気もなかった。ちょっとメイドを雇いまして、くらいの方が近隣住民を騙しやすいと踏んだ。
真昼間に放送している萌え系アニメや、にわかには信じられない喫茶店の存在の影響ではないか、
という仮説が持ち上がっているが、それは考えたくない。
この無垢な少女が悪電波の悪影響を悪い方向に受けていたとして・・・・うわ、責任取れねえ。

「おーう」
などと答えつつ、寒い外の冷気を霧散させるようにマフラーを払う。
手のひらはいつでも汗ばむように高い体温を有する体質なもんで、冷えた赤い頬に両手をくっつけてむはー･･･と腰を下ろした。

322 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:28:56.63 ID:kjtiYUmI0

「お茶入れますねー」
ガラガラと安っぽい引き戸をあけ、お茶菓子を撮りにいく猫耳少女の格好は、赤のミニスカートに白のセーター、
更には白のニーソックス！ですよ。アハハハハハ。
この衣装は古着やら古着やら古着やらからあさって買い集めたものだ。
いつまでも色気のありすぎな格好をされても困りものである。
破れた白衣は未だに汚れも落ちないまま、彼女用の衣装ダンスに仕舞っている。
下着や、一応彼女用の外出具もそこだ。いるかどうかも解らないが生理用品も。
いつまでも閉じ込めておくわけには行かないから一応そろえておいたが、
出かけるにはいくつかこなしておかねばならないステップがある。で、だ。
「どうぞ」
「いただき」
電気ポットからお湯を注いだ急須の扱いも今では危なげなくなっている。やはりうまい。
俺が自身で入れた茶とは比べるべくもない。いやじっくり味わえばきっとそうでもないんだろうけど、フィーリングでは格段の差がある。

これが猫耳の力か･･･

「・・・・・・・・」
みているのだ。ニヤニヤしながら俺を見ている。お茶を飲む俺を。・・・・・みている。
「どうかした？」
「いえ♪」
・・・・・・・・・・・・・・なんだよォ。

323 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:30:53.33 ID:kjtiYUmI0

「あー・・・・なんだ。話がある。」
がさごそ。買ってきたコンビニの白い袋をあさる。まず彼女に放ったのはネコ缶。
「あ♪ありがとうございます！」
「んで、これを。」
といって差し出したのは・・・ヘアマニキュアでございます。
「ぶろーね・・・・？」
「そう。あー、なんだ。つまり・・・」

彼女は追われている。そして俺は彼女をかくまっている。
本来なら外に出すべきではないのだろうが、彼女はこんなに可憐なのだ。部屋の中に閉じ込めておくことが俺にはひどく罪に思えた。
後ろめたい。彼女を世界から隠しているようで、彼女の権利を奪っているような気がしていたのだ。
それが勘違いだとして、彼女をこのままにしておくわけにはいかない。
幸いこのあたりは街中にも防犯カメラが設置されているようなことはない。
骨格から個人を特定するディテクターは居ないだろう。だったらとりあえず見た目をなんとかする。
それでだいぶ違ってくるはずだ。カラーコンタクトも買ってきた。メガネも。結構高くついたが、これで彼女と町を歩ける。
ただし・・・
「髪染めるのは抵抗あると思うけど、一時染髪だから・・・どうだろう。」
「えー・・・と。あの、黒髪がお好みなんですか？」
「いや好みとかではなく。どっちが良いかというと自然な方が好きだな。」
「はあ・・・・」
「・・・・えーと。」
何を言ってるんだ俺は。だけどそういった余計で無駄で場にそぐわないとさえ言える一言を発せずに終えられないのが俺なのだから仕方がない。
「髪染めたら・・・・髪染めないと、ほらー。街も歩けないと思うんだ。だってすぐばれちゃうぜ。」
そんな綺麗な鳶色を晒したらすぐにばれちまうぜお嬢ちゃん。・・・これは言わずにおいた。チキンだな、俺。

324 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:33:04.45 ID:kjtiYUmI0

「街、ですか。でも私、追われてるんですけど・・・」
「だからさ。髪さえ染めちゃえば解らないって。耳もほら。帽子被れば良いし。
この辺、人にさえ気をつければ問題ないからさ。いつまでも家の中に篭もってるわけにもいかないだろう？」
「はあ・・・・そう・・・ですか。」
「釣り行こうぜ。近くの港にさ。夜に行くんだ。その場で、あの七厘使って焼き魚にしよう。」
「あ、それはいいですね！」
「この時期だとクロダイが釣れるかもしれないな。波止釣りだけど、マスは釣れるだろ。」
日本海の幸を港でいただく。悪くない。これまでやろうやろうと思ってはいた。
ちょうどあの港は毎週水曜以外は夜ともなれば人気のないいろいろ・・・「さばく」には絶好のスポットとなる。
流石に一人身ではもの寂しくやる気も起こらなかったが、イベント自体には魅力を感じる。
俺が波止場で七輪に手をかざし、暖を取りつつ彼女の煎れたお茶など飲みつつ得体の知れない魚をあぶるシーンを夢想している間に、
彼女は箱の裏の「使用上の注意」などを熟読している。
「ちなみに、俺も髪なんて染めたことないからな。うまくできるか自信がない。」
失敗したとしてどんな事態に陥るのかは知らないが、それほどの惨事にはならないだろうとも思っている。
ぶっつけで痛い目を見続けた人生だ。だからここは一つ。
「俺で実験しよう」

325 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:33:57.66 ID:kjtiYUmI0

取り出したのは、茶髪なヘアマニキュア。趣味じゃあないが、この際だ。
「えー・・・まず・・・・・あ、なんだ。ねるねるねるねみたいなもんじゃないか。じゃあちょっとやってみようぜ。」
「え、と、これ、を･･･塗るんですか？」
ブラシを持って困惑する彼女を急かす。
「ん、まー失敗しても大したことにはならんさ。ズバッとやっちゃえ。」
「えい」
べど。ずるずるずるずるずる
ぬばーーーーーーーぺたぺたぺたぺたぺた
ぬちゃっ・・・・ぬぬぬぬぬぬぬ
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
なんだろうこの感触は。生ぬるいものが頭を覆う。感触としては気持ち悪い部類に入るだろう。
ただ彼女が塗りたくったものなら別だ。それほど悪い気もしない。
それほど、であって・・・・これが続くなら俺は発狂しかねんだろう。
「あの、大体終わりました。」
「おお、サンクス。で、このあとどうするんだ？」
「一時間ほど放置だそうです。」

マジか。

しかしだ。せっかく彼女が塗ってくれたんだぜ？勇んで洗い流すのももったいないし失敬だ。いや、まて。目的はあくまで彼女の髪染めであり、これは予行演習。ゆえに俺が染める必要はないのだ。だったらもう洗い流していいんじゃないのか？
いやまてよ。俺はこれから彼女に同じ事をしようさせようとしてるんだぜ？俺だけのうのうと逃げて良いのか？それを彼女に強要するのか？それはちょっと問題あるんじゃねえか？示しがつかないというか。
「・・・・じっ・・・・・じゃあ、次はお前さんの番だ。俺が塗ろう。」
「はい、お願いします。・・・・・・・あの。」
シャワーキャップな俺を上目遣いで見上げる姫。そんな目で見ないで。今の俺を。

326 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:36:29.73 ID:kjtiYUmI0

「何か、失敗しました･･･か？」
・・・恐らくは、動作の端々がぎこちなくなり、時折ぬおうっ・・・・背筋に走る言い知れないかゆみに似た電流に身を焦がす俺の様子に一匙の不安を覚えたためだろう。
ああ、確かにただ立ってるだけでそこはかとなく身をよじる俺にはぁぁぁぁあああああああああああああっ！！くそ。このかんしょくひいいいいいいいいいい
「いや？なんともないぜ？」
「なんともないですか･･･」
「さあ座れ！塗ったくってやろう！」
いかん。テンションが変だ。落ち着け俺。深呼吸すると背筋にいらない力が入って逆効果だ。ちくしょう。
「いくぞ。」
落ち着け俺。この真っ黒な物体を髪に塗りこむだけで良いんだ。動きカクカクなってるけど。
「動くなよ。」
「はい」
すぅぅぅうううーーーーー
ぬちゃっ。
「ひゃあっ！？」
ぬるぬるぬるぬる。
「ぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・」
べとべとべとべと
「――――――――っ」
「いやあの。」
「なっ・・・・なんですかぁ・・・・・」
「超すげえ耳動いてるんだけど。」
「すいませんすいませんすいませんっ・・・・今は管理できそうにないですっ･････」
「・・・・いやまあ。続けるよ。」
さーーーーすーーーーぬべっ
顔中を赤らめてうつむく姫。なるほど敏感だな。でももう少し。
毛先までブラシを通して、手袋で髪をつかむとキャップに放り込んだ。閉じて終了。
「完了。」

327 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:38:31.55 ID:kjtiYUmI0

「もっもう、洗い流してっ！？」
「い、いや・・・・残念だが、一時間放置だ。」
「うわ～～～ん。」
「落ち着け。深呼吸だ。」
「で、でも身動きが、取れなくてっ」
「わかる。わかります。何か別の事に集中しよう。そうすれば一時間なんてあっという間だ。」
「はいぃ・・・・・」
しかしまいったな。身を震わせる彼女を前にしては全身を襲う悪寒に似た感触はねじ伏せることもできるが。
彼女はそうも行かないだろう。何か気をそらせるものは・・・・あ。
とりあえずメディアに頼ろう。テレビをつけた。残念ながらこの時間帯は何処もニュースばっかりだ。
まあハナからそれほど期待していない。次にパソコン。ネットゲームを始めると彼女の相手ができないので最近はご無沙汰だ。
メッセンジャーの一つには、いつもくだらないものを送りつけたりしてくれる友人が居たが・・・奴は今レポート中だそうだ。
くそ。面白い物をデリバリーしたい時に限って役に立たない奴だ。じゃあ、本。
でも活字の力はこちらが向き合う姿勢を持って始めて真価を発揮するもんだし、漫画は・・・・姫に読ませられるものなんてねえって！
「何か、興味のある話はあるかな。なんでもいい。」
「・・・っ。興味のあること、ですか？」
あるいは、酷な質問だったかな、とも思った。
「えと、じゃあ、あなたのことを教えてください。」
「あー、それねー。そういえば話してなかったねー。」
身をよじる二人が向かい合うように座る。なんだこの状況。

328 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:41:10.40 ID:kjtiYUmI0

「あー、まずなにから話したものかね。」
パーソナルデータを閲覧。彼女に伝えるべき情報、伝えざるべき情報。捏造と告白。あれやこれやの取捨選択。
自己紹介なんてそんなしたことねえよ。最後にしたのが短大入ってすぐの新歓だったか。いや、そのあとあの人に会って、あれやこれやがあって･･･
あまり良い思い出ではないアレが最後だな。二ヶ月前か。自己紹介を組上げる。それも、さわりではなく、実際に伝えるための、教えるための自己紹介だ。
「んー、名前は本田総一郎。十九歳短大生。自動車整備工を目指している。血液型はＢ型のマイナス。特技はロッククライミング。
出身は南国。握力は両手で１６０ｋｇ、身長は１７９ｃｍ、体重７８ｋｇ、好物はキウィタルト、ジャスミンティー、それとめかぶ。
趣味はネトゲで・・・・あー、こんな事を聞いてるんじゃないよね。えーと。とにかく、概要はそんな感じ。それで、えーと。なにが聞きたいかな。」
何でも来い･･･とは思わなかった。あるいは彼女の疑問は俺の答えの窮するものかも知れない。
いやその公算が高い。覚えてますよー。始めてあったときあからさまに彼女をシカンした事は。うううむ。流石にそれを追求されたくはない。リードしないと。
「あの、」
「こうみえてフリークライミング、アマチュアだけど結構な実力者だったんだぜ。」
「はあ。」
「詳しい人なら俺の名前知ってるかも。整備工を目指す以前は・・・ああ、この土地に来るまでは、
地元のクラブで練習しててさ。かなり誘われたんだけど。結局進学する事にした。
といっても、専門教育を受けて実家を手伝おうってことなんだけど。」
「はあ。」

329 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:41:47.69 ID:kjtiYUmI0

「まあぶっちゃけ大学行くほど頭がなかったんだ。だから結構悩んだんだけど、両立はしない。
どっちかとるならどっちか早めといたほうが賢明だろう？」
「はあ。」
「ほら、指とかさ。・・・・いや、解んないならいいや。」
「えーと、その。ご実家があるんですか？」
あるんですか、ときたよ。まあそれはいい。悪い食いつき方じゃない。ただ、このままあいまいにしていいものか、とも思う。
はぐらかしていたらいずれ問題のあることも、ここで話し合うチャンスなんじゃないか、と。
とことん話すとこちらとしても都合が悪いけど、彼女の意見は尊重しないと･･･そう、彼女の意向、動向は把握しておきたかった。
と言うと感じが悪いか・・・ともかく彼女の考えは知りたかった。それに・・・そう簡単にだまくらかせるとも思っていない。
「ああ。技師を必要としてる。まあ今はそれはいい。ところで、ヒメ・・・姫はさ、えーと・・・」
彼女に関するあらかたのことは既に聞きだしている。
出生、成長、脱走の経緯、辿った道のりやそれ以外の情報から、その「施設」が何処にあるのかは軽く検討がついている。
その樹海を出てからは道なりに逃げてきたとの事だった。ただ海を漠然と目指していたのかもしれない、と彼女がこぼしたのを聞いて、
なるほどそうだとするなら心当たりがなきにしもあらず。北側の県境のあたりは何処もかしこも杉林だ。
もともと山の多い国だ、これだけのヒントで、しかもかなりの距離を辿ってきたとするとその特定は難しい。
なわけだから勝手に県北の一帯の森のどこかにゾンビの徘徊する屋敷があるのだろう、と思う事にしている。

ちなみに、あながち間違っていないのだった。

330 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:44:03.93 ID:kjtiYUmI0

「姫はその･･･追われてるんだよね。」
「はい。」
「なんで逃げようと思ったの？その・・・差し障りの無い程度でいいから、聞きたいな。」
「はい・・・」

「私はずっと研究所の中にいました。だから外の世界がどんなものか知らず、
逃げ出したとしてさらに苦しいことが待っているかもしれない、そんな風にも考えました。」
姫はいつもより小さい声で話し始めた。身の上話は辛かろうと思ったが、対立しかねない勢力のことは知っておきたいし、
あらかじめ地雷の位置を知っておかなければ親密な人間関係を築く上で障害になりかねない。

「でも毎日打たれる注射は、見るたびに気分が悪くなるものでした。投薬の時間になるたび強烈な吐き気を催すほどに。
そしてそれを抑える薬も食事・・・いえ、餌ですね。それに混ぜられるようになりました。」
理由や経緯、現状から導かれる危険や厄介、自身の進退、生活、そして彼女の一生。
そしてより深く彼女に関わろうとしているという意思表示。

331 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:45:00.89 ID:kjtiYUmI0

「今思えば、意識があったとき以外はずっと薬や精神的逃避の悪夢の中に居たんだと思います。
まるで熱湯に浸かり続けるような日々でした。私の体は一体誰のものなのか。私のものでないなら、
なぜこんなに苦しい思いをしなくちゃいけないのか。それでも逃げようとは思いませんでした。」
なぜ？と、姫の話を聞きながら自問する。こうやって姫の話を聞くことは、彼女に対する責任を負うということだ。
その覚悟は、三日前に済ませた。彼女の貞操に関わる部分を覗き見し、さらに暴行をはたらいた。

「苦痛も最初のうちだったらまだ逃げようという気が起こります。でもそのとき私はまだ薬なしでは動けない状態でした。
そして苦痛が日常と化し、私は徐々に考える事を放棄し、いつしか人形のように生きているのか、死んでいるのかもわからないような状態になっていきました。」
ゆえに彼女を匿うことはその罪滅ぼし、いや罪の隠匿の側面が強いのだ。いや、強かった。
その事を、彼女はわかっているのだろうか。

「そんな私が唯一人間らしい時間を送れたのは、学習装置につながれるまでの待ち時間に私に擦り寄ってくる猫さんといる時でした。
猫さんは数えた限りでも十四匹いて・・・。私には、無垢に慕ってくる猫さんが友達のように思えました。」
いいや。彼女は俺の事を信頼しきっている。人間不信の思春期を送った自分だから解る。
信頼されることで満たされる充足感があった。仮にそれらすべてが勘違いでも構わない・・・そう思えた。

「ほんの数日後、猫さんは私のための新薬の実験でみんな死にました。苦しそうに泡を吹いて。
あるいは、体中の筋肉を伸ばしきって。みんな、あんなに、優しかったのにっ・・・なんで、と、思いましたっ。
わ・・・私はっ・・・そのときっ・・・脱走を、決意、しましたっ・・・」
彼女は、泣いていた。辛い思い出、思い出と言うには近いけれど、思い出させてしまった。こんなに優しい娘に。
姿の見えない敵と、彼女を不用意に苦しめてしまった自分に腹が立つ。
ぽた、ぽた、とカーペットに大粒の涙が落ちた。こんなときどうすればいいのか。どうすれば。

332 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:46:18.44 ID:kjtiYUmI0

ぎゅっ。

こんな時には、考えずとも動いてくれる自分に感謝する。
恐らくされたことはないだろう、抱擁。小さい体を震わせる少女は腕のなかで泣きながらも、また話を続けた。

「新たに猫さんが連れてこられる前に逃げ出さなくちゃいけなかったので、私は少し無理をしました。
拘束が解かれた隙を突いてシャワールームを飛び出して、下着と白衣だけを引っ掛けて正面から飛び出しました。
撃たれるかも知れないと思いました。でも、もしかしたら撃たれないかも知れない。」
彼女はかけたのだろう。うまく脇をすり抜けて、軽々と、でも力強く。跳躍し、疾走し、一週間掛けて俺の元にたどり着いた。
もし気まぐれお起こして七輪を買わなければ、彼女はどうなっていたのだろう。腕に力を込める。離さない様に。

夕暮れ。

腕の中で規則的な寝息を立てる少女を腕に抱きながら静々と考える。
涙のあとが残るふっくらとした頬。小さな唇。
「新薬の実験。」大学一つと同等以上の技術と資金と人員がいるとなると・・・相当組織だってるな。
柔らかい体。伝わる温もり。
「撃たれるかも。」直接見たのかどうかは知らないけど銃を装備している？していてもおかしくない。
猫のために自らの命を危険にさらす心。その実行力。
そしてなにより、容赦が無い。少女一人を軽々犠牲にする根性。・・・正直恐ろしい。
撃たなかったのは成功例を失いたく無かったからだろう。
そんな少女が今腕の中に。参ったな。自分を抑えられるか正直恐ろしい。

その日は結局日付が変わる頃に起きたヒメの髪を洗い、それから夕食をとり、目の覚めたヒメと一晩中ゲームをして過ごした。
彼女が楽しそうに笑うのを、ニヤニヤして眺める自分がいた。

333 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:49:35.54 ID:kjtiYUmI0

CM入りまーす・・・
なんか話がくどくなってゴメンｍ（__）ｍ
このスレは http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143484296/l50 の協賛でお送りしています。

334 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:51:49.21 ID:8drp3Hmk0

>>333
乙！
って本田ｗｗｗｗ

335 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:52:34.74 ID:tq9xx52AO

>>333
よくガンガッタ!!少し休め。

336 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:55:32.33 ID:R9mSqlEa0

>>333
ひとまず乙！

337 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 00:59:27.59 ID:kjtiYUmI0

CM明けまーす。
あと本家の隠しフラグＧＪ！続き↓

「・・・・なぁ、イズミ」
「なに？」
「あんたの目的はなんなんだ？」
「平和」
「もっと具体的に頼む」
「平穏」
「これからなにが始まるんだ？」
「交渉」
「あんた何者なんだ？」
「生物？」
「くだらね。」
「今のは私もそう思った。」

『はぁ。』

同時にため息。

「私はあの娘を・・・貴重な紅を元ある姿に還したいの。そのためにこの施設を乗っ取った。」
「武装占拠だよな。・・・なにも殺すことないのに。」
ここは研究所のロビー。明るい蛍光灯と香ばしいコーヒーの薫り。
彼女に連れられて樹海を出て、一休みしたあと初めに命じられたのはこれ、コーヒーを淹れる事だった。
研究所はあちらこちらの弾痕があり、銃撃戦のあとが見て取れた。
そして一番みたくなかったもの。
一年間ともに暮らした、仲間といえば仲間らしい研究員。
普段やっていることも言っていることも非人道的ではあったが、どこか憎めないやつらだ。
それが今、向こうのモルグに収容されている。
悲しくないと言えば嘘になる。が、正直突き詰めて考えればどうでも良かった。

338 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 00:59:46.56 ID:f5lvB+Pv0

明日友達が誕生日だからレス数×10円の誕生日プレゼントする２
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143561100/l50

339 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:02:15.81 ID:kjtiYUmI0

「何を待ってるんだ？」
「人。」
「そのでかいアタッシュケース何？」
「金。」
「なんに使うの？」
「平和」

無限ループのにおいがしてきたので打ち切り。今は状況が動くのを待つしかないようだ。が、
「なあ、あの猫娘ってお前のなんなんだ」
と聞こうとした時、かすかにエンジン音が聞こえた。ショットガンに手を伸ばす。
ちなみにこれは警察と公安の許可を受けた狩猟用で登録されているレミントンM870．
ポンプアクションのもっとも有名なショットガンの一つ。
「大丈夫。予定通り。」
「・・・・。」
警戒は解かずに、銃口を正面に向ける。いや違う。左！
左手でトカレフを抜いた。受付カウンターの背後に位置する窓の向こうで、大柄な外人（遠目でも解った）が軽く両の手を掲げた。
「銃下ろして。あんたが会いたがってた傭兵さんよ。」
「・・・・・・・・・。」
しぶしぶ銃口を下ろす。だが引き金に指はかかったままだ。ちなみにこのトカレフは彼女が俺に預けたもの。
この研究所は探せばそれこそもう二、三挺は銃がでてきそうだ。ここ日本だよな？

340 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:03:33.80 ID:kjtiYUmI0

「こんにちわ。ムッシュ。」
彼女が俺には到底向けないような朗らかな作り笑顔をぞろぞろとは言って来た一個小隊に向ける。
一番大柄な男が前にでて握手に応じた。
「desole, je ne puis pas parler japonais」
少し困り顔でそういうと、しかし俺も彼女もフランス語はわかない。
「Quant au Ohba qu'a pris la charge des affaires de contrat qu'elle est et et d'autres? la gaze plate est 」
さて、解らない。が、推測はできる。固有名詞が入っていた。それも知ってる名前の。しかし彼女は首を振る。
「he, guys.Qui peut parler japonais? 」
後ろの六人に向かってアヒル隊長（隊長っぽいから。アヒルに目と口似てた為命名。）がそういうと、
おい最初から出てこいよ、日系らしい日焼けしたドレッドが前に出た。
「大場さんはいますか。」
「申し訳ないけど、見てのとおりなの。来るのが遅かった。」
「・・・・そうですか。そうだとは思ったのですが。」
「そこで、あなたたちに提案があります。」

すらすらと交渉を始める。一体なに企んでやがるんだか。

「数日間。、この施設に近づく一切の人間を排除してもらいたい。報酬は現金で60000＄　
敵もおおっぴらにはできないはずだから、あなたたちが日本政府に狙われる可能性は低い。」
「・・・・！」
「ちょっと相談したいのですが。」
「お願いします。」

341 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:04:36.38 ID:kjtiYUmI0

「おい」
「本当ならめんどくさいんだけど、いっそ説明したほうがあんたは動くと思うから。」
こちらの言葉を遮り一気にそうまくし立ててイズミは早口に説明を始めた。
数日がかりで貴重な紅を連れ戻し、「最後の学習」を施すこと。
そのために邪魔な研究員を排除し、施設を占拠したこと。
外人部隊を使ってスポンサーが差し向けてくる刺客を退けること。
「金だけ払えばどうにでもなるわ。」
「解んねえよ。なんでそこまでするんだ。」
「解った。俺たちはあんたの側につこう。ただし、おおっぴらには動けない。」
問いただそうとしたとき、ドレッドが契約成立を告げた。
「それで構わない。向こうも大々的に攻めてくるってことはないと思うから。支払いは現金でよろしいかしら？」
「結構だ。」
「じゃあ早速お願いする。私たちは数日したら戻るはずだから。玄関の掃除をお願い。」
「了解。」

それだけ会話をすると、さっさと外に向かって歩き出した。置いてけぼりを食らわないように銃と弾薬だけ持って後を追う。
駐車場に出ても、車に乗ってもイズミは無反応だった。運転席に乗り込む。
「なぁ。」
「ここに向かって」
示されたのは、日本海に面した都市。ネコミミ娘を捜しにいくのだろう。
「その選択の根拠は」
「あの娘は海が好きなのよ。きっとここにいるわ。」
「・・・了解」

結局、流されてばかりの俺だった。

342 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:07:42.03 ID:kjtiYUmI0

CM入りまーす・・・
なんつーか、書くのは長いけど、うｐは一瞬だな、とか思ってしまった。
突っ込みどころがいっぱいあると思うので、この場で受け付けたいと思います。

343 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:08:57.32 ID:8drp3Hmk0

>>342
乙ー
滅茶苦茶解るｗ
勢いで書いてりゃいいんだけど考えたら倍以上かかるよねorz
良い事なんだけどｗ　フランス語ｳﾗﾔﾏｼｽ

344 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:09:31.88 ID:tq9xx52AO

>>342乙!!

345 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:12:48.99 ID:R9mSqlEa0

研究所乗っ取った二人はヒメの味方でFA?
あと主人公の名前に意味は・・・？

346 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:18:16.62 ID:kjtiYUmI0

>>343
俺はフランス語なんてピタイチ知りませんぜムッシュ。
>>342
メルシィーｗｗｗ
>>345
主人公の名前に意味はありません。適当です。

347 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:22:55.41 ID:8drp3Hmk0

>>346
ｶﾞｰﾝｗ
あれかな、ぬこ14匹の犠牲で姫は14歳なんかな？

348 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:23:09.11 ID:kjtiYUmI0

CM明けまーす。このスレはhttp://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143484296/l50
の協賛でお送りしております。続き↓

と言う訳で、髪も染めたことだし外にでる事にした。一週間のスケジュールを決めてくれ。
・家にいる
・駅前に買い物にいく
・大学に誘ってみる
・近くの公園に行く
・バイト先に連れてってみる
ちなみに選択肢如何でいろいろ発生する場合もあります。

349 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:27:19.30 ID:R9mSqlEa0

>>348
ぜんｂ

基本的に講義無いときに
・買い物
・公園
とか？

バイトは何やってるの？

350 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:29:11.17 ID:8drp3Hmk0

>>348
暇なときは全部見せてやりたい希ガス
一人にさせちゃならん予感がひしひし

351 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:31:39.72 ID:kjtiYUmI0

安価だそうにも人少ないと効果なさそうなんだよな・・・
>>355
月曜
>>356
火曜
>>357
水曜
>>358
木曜
>>359
金曜
>>360
土曜
>>361
日曜

でお願い。選択肢は↑で。重複可。皆さんの協力が必要です。

352 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:34:29.90 ID:tq9xx52AO

公園
　 _ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　
　⊂彡

353 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:35:02.71 ID:8drp3Hmk0

選択肢ｵｵｽｗｗｗｗ
ｋｓｋ

354 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:35:22.97 ID:R9mSqlEa0

公園で！

355 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:36:02.90 ID:8drp3Hmk0

こーえん！　こーえん！

356 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:36:51.52 ID:tq9xx52AO

家!!家!!
　 _ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　
　⊂彡

357 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:37:45.79 ID:R9mSqlEa0

家！

358 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:38:10.17 ID:R9mSqlEa0

ここで買い物！！！

359 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:40:31.54 ID:8drp3Hmk0

ｵｶｲﾓﾉｫｰ!

360 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:41:14.85 ID:R9mSqlEa0

大学行こうよ！

361 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:42:22.55 ID:oYwQ03feO

えーりん、えーりん！

362 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:44:29.19 ID:R9mSqlEa0

>>361
ちょｗｗｗｗこれはどーなるの？

363 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:47:36.58 ID:kjtiYUmI0

えーと・・・
解決案１→最安価
解決策２→バイト先の名前をえーりんにする

364 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:47:47.04 ID:tq9xx52AO

>>362日曜は、再安価だな

365 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:51:38.44 ID:tq9xx52AO

>>363それなんてキャバクラ？

366 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:54:21.39 ID:kjtiYUmI0

では際安価。
>>370

367 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:55:26.40 ID:tq9xx52AO

lsk
家でﾗﾌﾞﾗﾌﾞがいいなぁ。

368 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:56:22.92 ID:8drp3Hmk0

ｋｓｋ　保険で家にてぐうたら

369 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:56:56.82 ID:tq9xx52AO

lsk
家でﾌﾞﾗﾌﾞﾗがいいなぁ

370 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:57:03.71 ID:R9mSqlEa0

ksk
結局バイト先はどこなんだろ？

371 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:57:49.45 ID:R9mSqlEa0

ﾔｯﾁﾏｯﾀOTL

372 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:58:16.68 ID:2iwV1gAZO

>>370
あーあ…
これは再安価か？

373 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 01:58:54.87 ID:8drp3Hmk0

大惨事ｋｔｋｒ

374 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 01:59:41.60 ID:kjtiYUmI0

最安価
>>380

375 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:03:54.80 ID:8drp3Hmk0

　　　　∧
　　　/´｡ `ーァ　ｶｿｸﾆﾄﾞｳｿﾞ
　　　{　々ﾟl´　　　　 ┏
　　／　っ　/っ　◎─┴◎
　/　　　／　彡
　∪＾∪

376 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 02:06:40.74 ID:kjtiYUmI0

ちなみにこの組み合わせ次第ではラブシーンも入る予定でした（もう無理だけどｗｗ）
今ざっと計算したら0.288％の確率で。

377 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:06:55.60 ID:R9mSqlEa0

懲りずにksk

もし踏んだら↓

378 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:07:16.73 ID:8drp3Hmk0

>>376
な、なんだってー！（ＡＡｒｙ

379 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:07:58.26 ID:tq9xx52AO

家家
　 _ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　
　⊂彡

380 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:08:41.19 ID:8drp3Hmk0

ラヴシーンといえば家しかあるまい！

381 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:09:36.31 ID:2iwV1gAZO

>>376
ちなみにどういう順番なら入ってたの？

382 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:11:38.62 ID:R9mSqlEa0

>>376
>>381のとこkwsk

383 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 02:14:03.95 ID:kjtiYUmI0

家→バイト先→家。の順番。
今見直したら計算間違い発見orz　誰か正確な数字プリーズ。
いや、正直ほっとしている部分もあるｗｗ性癖ばれるしｗｗ

384 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:18:10.75 ID:R9mSqlEa0

>>383
もうCだのPだのは忘れたｗｗｗｗ

385 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 02:22:16.65 ID:kjtiYUmI0

月曜。
姫を連れ出すに当たって気をつける点は多々あるが、とりあえずの変装はしたし一通りの常識は持ち合わせているようだ。いっしょにいればまず問題はないだろうと思われた。
しかしいきなり人の多いところに連れて行っては姫がパニックを起こさないとも限らないので、まず間違いなく人のいない公園に行く事にした。
人がいないのであればそれはそれで慣らしとして問題があるような気もしたが、月曜の朝、そのすがすがしいまでの晴天を見たら俄然湧き出すやる気。とりあえず弁当作る事にした。
ちなみに本日は国民の祝日。ビバ・ハッピーマンデー。ベットの下から這い出て、大きく伸びをする。姫はまだ寝ている。
昨日遅くまでゲームをやっていたからだろう。対戦相手である自分もまた同じときを過ごしたのだが慣れない視覚情報の連続に姫はダウン。寝かせておいてやろう。

9時21分。姫が目覚める。NHKの子供向け教育番組を見ながら軽い朝食を食べていた自分は寝ぼけた姫のあられもない胸元に向かう視線を必死で制御。着替えさせるために一時退室。

386 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 02:26:18.42 ID:kjtiYUmI0

「今日は公園行こう。」
「いいお天気ですしね。」
「初外出だな。緊張してるか？」
「は、はい。でも、楽しみです！」
素直。
「一応寒くないようにしておけよ。今、弁当まとめるから。」
「あ、私やりますー」
「いや、いい。」
「ですが」
「弁当の中身は開けるまで知らないほうがいいの。OK？」
「はぁ・・・解りました。では着替えますね！」
はしゃいでるな。

そんなこんなで公園。

387 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 02:33:41.29 ID:kjtiYUmI0

芝生。芝生。芝生。公園と行っても遊具はない。ただただ海沿いの崖を策で封じ、手付かずとなった自然芝が広がる土地だ。
「いい天気だな。」
「わーーーーーーー」
「転ぶなよ」
「わーーーーーーー」

喜色満面で、トンボを追いかけるヒメ。
「・・・・・・あいつ、すごいジャンプ力だな。」
爪を立て、どうにか引っ掛けてやろうとぴょんぴょんとんでいる。
高さこそ通常だが飛距離は準備動作なしで俺の幅跳びに匹敵する距離を飛びやがる。
っていうか、パンツ見えてる。
「あべしっ！？」
あ、転んだ。
「ぶーーーーーーん」
立ち直った。元気だ。
しばらくすると、疲れたように帰還。
「弁当にするか。」
「はい！」
持ち込んだ重箱にはとりあえず玉子焼きと、簡単な散らし寿司、あとは残り物を詰め込んだ。悪くなる前に片付けないと。
ひとしきり食べた後。
日向ぼっこ。
ぬくぬくと陽射しを感じながら芝に寝そべる。満腹も手伝い、狙いすました様な睡魔が忍び寄る。
うつらうつら、と船を漕ぎ出したあたりでふと視線を横にそらすと、大の字になった自分に寄り添うように姫がぴったりとくっついていた。
・・・・・まあ、いいか。誰の目があるわけでもない。

その日はそんな感じで寝過ごした。

388 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 02:45:00.56 ID:R9mSqlEa0

wktkwktk

389 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 02:56:50.12 ID:kjtiYUmI0

というか家×３もシナリオ用意してねーよｗｗｗ

390 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 02:57:15.08 ID:kjtiYUmI0

火曜。
昨日はうっかり寝過ごした。
芝生の上で柔らかな日差しを享受していたはずが、起きたらすでに辺りは暗く。携帯で時刻を確認すると午後六時を回っていた。
それから姫を起こそうとしたはいいものの、よほどぐっすりオヤスミだったようで起こしても足取りがおぼつかない。仕方がないので負ぶって行く事にした。
そして家に着き、姫が夜中に目を覚まし、二日連続で徹夜コースの格ゲー。正直、疲れた。ので、

「ぐーーーーーーーーー・・・・・・・・・」

以下、姫視点でお送りいたします。
目を覚ますと、陽射しはすでに赤く染まっていた。
時計を確認するとずいぶん寝過ごしてしまったことが解る。
「くぁあ・・・」
あくび。どうにも体がだるい。寝すぎたせいかもしれない。
部屋の中を見渡すと、昨晩の宴のあとがそのまま残されていた。
はて。いつもなら私が片付けるか、さもなければ朝起きて彼が片付けるはずだ。
ベットから降り、スナック菓子の包装やペットボトルをゴミ箱に。
使ったお皿、食器を流しに持っていく。
ここもだ。朝食を作った形跡がない。
・・・・・・・・・・ということは。

391 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 03:05:15.64 ID:R9mSqlEa0

>>389
そこはほら、溢れ出す脳汁でカバー

392 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 03:09:13.44 ID:8drp3Hmk0

家で何するか安価とか
うはｗｗｗまた大惨事の予感ｗｗｗｗｗ

393 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:11:10.91 ID:kjtiYUmI0

まさかっ！？と思い、ベットの下を確認するとそこには彼の姿が。
状況から考えるに・・・・
「大学寝過ごしちゃいましたか・・・・」
うわ、大変だ。私のせいかもしれない。夜遅くまで付き合ってくれたのだ。
いけないとは思いながらもどうにもハマルと止まらなくなるのが桃○の怖いところだ、と彼が言ったとおり。
どうしよう・・・起こしたほうがいいだろうか。しかし時刻はいつも彼が帰る時刻をとうに過ぎており、
大学の講義がすでに終了していることは容易に想像できた。
怒るかなぁ。どうしよう、どうしよう・・・。
私が一人であたふたしていると
ぴりりりりりりりりりり！！
「ひゃっ！？」
思わず飛び跳ねてしまった。なに？あ・・・携帯。
「総一郎さん・・・総一郎さんっ！」
「ぐあ・・・・」
「電話ですよ。」
「ああ・・・・」

ベットの下で死体みたいになっていた彼に携帯を渡す。私がそわそわしていると、ふいに
がごぉん！
「ひゃぁっ！」
と、ベットがいきなり跳ね上がった。続いて「ぐおおおおおおお！」という彼のうめき声。

394 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:18:03.32 ID:kjtiYUmI0

どうやら飛び起きたらしい。それで頭をぶっつけた、と。
私がドキビクしている横を床から這い出した彼はヤバイヤバイとうわごとのようにつぶやきながら素通り。
「あ、あのっ・・・」
私がなんと言ったらいいか、声を掛けるも彼はあっという間に身支度を整え、
「バイト行ってくる！」
と言い残し、まさしく風のように去ってしまった。
「・・・・・・・・・・」
お、怒らせちゃった？

「うー・・・」
まだ額が痛む。というか、バイト先に顔を出して始めて気が付いたが切れていた。しかも遅刻したため残業を申し付けられ、すでに歩く道は真っ暗闇。時刻はすでに深夜零時を回っている。
「・・・急ぐか。」
早足。姫のことが気になった。今日のように帰りが遅くなるときはバイト行く前に夕飯を用意していくのだが今日はその余裕すらなかった。
あまつさえ何か言おうとしていたのを無視して出て来てしまった後ろめたさが今日一日、いや半日、ずっと付いて回った。
腹空かしてるかも知れない。いや、腹を空かして待っているだろう。徐々に早くなる歩調。すでに競歩。
「ただいまー・・・・」

395 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:22:38.03 ID:kjtiYUmI0

玄関を開ける。鍵を閉め忘れてしまった事にこのとき気が付く。しまった・・・
「姫ー？」
狭いアパートだが台所までは距離がある。靴を脱いだところで気が付いた。
「・・・・・・・・・・これは。」
スパイシーな香り。それは恐ろしいまでに食欲を刺激する。ちょっと焦げてる気もするが。
各種野菜と数種類のスパイスがブレンドされたおよそ日本国民にこれを嫌うものはいないであろう･･･カレーの匂いが。
がらがら。
「あ、おかえりなさいませご主人様！」
「ただいま。・・・・カレーかい？」
「はい！」
「すごいな。作り方知ってたのか。」
「はい、レシピブックもありましたし。」
あー、そういえば。大学生の食生活を支援する節約健康メニューをまとめた小冊子があった。そして姫にはガスコンロの使い方を教えている。ただ、
「手、見せて御覧なさい。」
「あ、」
「・・・・・無茶しやがって」
「・・・・・すいません・・・・」

396 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:23:08.74 ID:kjtiYUmI0

包丁の使い方までは教えていなかった。手には血の滲む傷がいくつか、そして血こそ出ていないが痛々しい様が。
ぽすっ。
「！？」
いきなり抱きつかれた。
・・・・！？混乱。しかし状況を把握しないことには、
「すいません・・・」
「・・・・どうしたよ。」
「ご迷惑を。」
「何のことだ？」
「・・・・・」
ひょっとすると。そこで思い至った。
「あー・・・俺は別に怒ってないぞ。大丈夫だ。」
少し抱き寄せて、背中を軽く叩いてやる。典型的な「慰めポーズ」だ。まさかこれを自分が行う日が来るとは。
「すいません・・・・」
それ程強いな気が入った訳でもないようだ。ただ不安が募ってしまった、といったところだろうか。
「とりあえず、手の傷なんとかしないと。」
なだめるようにそういって、鍋を火にかけたまま居間へと姫をエスコート。しかしこいつ、よく泣くなぁ。

その日は姫が六時間かけて作成したカレーを二人で食べた。
まだどこか寂しげな姫をどうにか笑わせようと画策した結果、なんとか元気を取り戻したようだ。
その日は食事をとるとすぐに就寝の運びとなった。

397 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:29:47.03 ID:kjtiYUmI0

水曜。
今日は唯一の講義が休講なので、姫連れてどこかに行こうかと思ったが。
あいにくの天気。猫は雨に弱いと言うが、姫もその後たぶんにもれないようだ。ぐったりしている。
びこびこびこ
メッセンジャーが唸った。遠い地の友人だ。
「なあ、ネコミミ少女にいくつか聞きたい事があるんだが」

という訳で質問募集。

398 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 03:40:27.43 ID:tq9xx52AO

胸何カップ？
とか。

反省している

399 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 03:42:26.45 ID:R9mSqlEa0

両親について

辛そうならいいけど

400 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 03:43:57.99 ID:8drp3Hmk0

好きなジャンルの番組を

401 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:46:38.80 ID:kjtiYUmI0

>>398
「一応見た感じで下着は揃えてきた。ちなみにCカップ。」
「お昼ごはんどうしますか？」
「スーパーカップで。」
「お湯沸かしてきまーす」
「・・・・ちなみに、不可抗力で着替えを除いた際に確認したが、ちゃんと収まってたぞ。」
「なにがですかー？」
「・・・夢かな。」

402 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 03:52:52.27 ID:R9mSqlEa0

常識的な知識は持ってるの？

403 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:53:20.21 ID:kjtiYUmI0

>>399
「なー、お前って両親いるのかー？」
「あ、はい。居るとは聞いてます。遺伝子的には、ですけど。」
「実際は人体練成みたいにしてできた体なんだってさ。失敗作はゾンビみたくなるんだって。」
「ゾンビいっぱい居ましたねー。」

404 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 03:58:16.64 ID:2iwV1gAZO

>>403
それなんて鋼の錬金術師？

405 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 03:59:03.91 ID:kjtiYUmI0

>>400
「家、テレビないしな。」
「パソコンで見れるんですけど、映りが悪いのでNHKばっかりですね。民放は全滅です。」
「あ、でもYouTubeでFATE観てるよな。」
「あれは最高ですっ！」
「あとNHKの料理番組とか。」
「あれは感動ですっ！」
「こいつテレビ見てるときやたら真剣なんだよな。無表情にじーーーーって。でも尻尾の動きで感情が把握できる。」
「変なところみないでくださいよー」

406 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:01:49.74 ID:R9mSqlEa0

雨で身体がだるいとか無い？

407 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 04:02:55.84 ID:kjtiYUmI0

>>402
「目立って変なところはない。」
「知識としては持ってるんですけど、いちいち考えて動かさないといけないんです。」
「あ、行動にタイムラグが生じるのはそのせいか。」
「はい。無意識的な動作というのが苦手でして。」
「今度自転車の訓練するか？」
「あ、いいですね。でも自転車ありましたっけ？」
「・・・ない、なー。でも同じアパートのやつがあるだろ。ちょっと借りても」
「だめですよー。練習に使わせてくれ、なんて」
「バイクはあるんだけどね。HONDAの200CC」

408 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:03:06.27 ID:Jqv5g9y4O

つ【どこかの犬猫娘がよく食べているジャーキー】

409 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:08:02.89 ID:R9mSqlEa0

>>406
って書いてあったorz

410 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:08:08.75 ID:SA8lVuHyO

頭を撫でてあげようぜ

411 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:09:22.54 ID:8drp3Hmk0

ここは喉をごろごろだろう

……俺のピンチを和ませてくれｗｗｗｗ

412 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 04:15:16.45 ID:kjtiYUmI0

>>404
「錬金術師？」
「化学者のことですか？」
「お前作ったのは再生医療と分子生物学の博士号持ちじゃなかったっけ？」
「そう聞いてます。教育係は大脳生理学の人でした。あと一度だけマイクロマシン扱える物理屋さんにも会いました。」
「なんか、溢れる才能の無駄遣いだな。」
「それなにげに失礼です。正しいですけど。」

413 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:17:10.76 ID:R9mSqlEa0

マイクロマシンktkr！！！！

ひょっとして入ってる？

414 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 04:21:03.23 ID:kjtiYUmI0

>>406
「雨の日は猫さんの機嫌が悪くなるんです・・・」
「お前、尻尾が膨張してるぞ」
「猫さんの仕業です」
「なんか震えてるぞ」
「雨の音ってダメなんです・・・辛い逃避行の日々を思い出してしまうので・・・」
「あー。雨の中樹海さ迷ったもんねー。こっちおいで」
ひしっ。
「なんか、最近抱かれっぱなしな気がします・・・」
「嫌ならいいけど。しっかしすごい震えてんのな。」
「意識ではもう平気なんですけど・・・まだしばらくトラウマです・・・」
ぎゅっ。
「・・・・」
「・・・・」
雨も悪くない。

415 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:23:45.22 ID:R9mSqlEa0

>>414
デレだくなのなｗｗｗｗｗｲｲﾖｲｲﾖｰ(・∀・)

416 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 04:29:11.63 ID:kjtiYUmI0

>>408
ぴんぽーん
「あ、宅急便きた。」
「あー・・・」
抱擁をとかれて少し不満そうな姫。
が、よく考えればこんなによく抱擁されるのは、逆に猫としか見られていないからではないかと思い至る。
「・・・・ジャーキー。」
「はえ？」
「いや、ジャーキー届いた。」
「干し肉ですか？」
「うまい。」
「早っ！？」
「・・・・・・・あ、これ犬用ですよ？」
「うまい」
「・・・・くんくん・・・」
「うまい」
「なにやら・・・同胞の匂いを感じます」
「牛肉だけどね。」

417 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 04:34:22.50 ID:kjtiYUmI0

>>409
「あ、そういえばもう震えは止まったのか？」
「え？あ、はい。たぶん大丈夫です。」
「またいつでも胸は貸すぜ」
「はぁ・・・あの、総一郎さん」
「ジャーキーうめー」
「私は確かに猫名部分もありますけど、」
「ぽりぽりぽりぽりぽりぽりぽり」
「ちゃんとした女の子なんですよ？」
「がるるるるるるる・・・・むしゃむしゃ・・・」
「あのー・・・」

418 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:34:24.12 ID:VuBgv2+DO

つか、言葉の前に名前いれてくれ(泣
誰が誰だかわからなくなることがたまーに‥‥prz

419 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:38:08.64 ID:R9mSqlEa0

>>417
総ちゃん獣化してるしｗｗｗｗ

姫もジャーキー食べてる？

420 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:40:35.33 ID:Jqv5g9y4O

ジャーキー食べてもらえて幸せです

421 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 04:42:01.98 ID:kjtiYUmI0

>>410
総「なんか姫がそっぽ向いちゃったんだけど。」
メ「だってお前今さっきまで肉のせいで退化してたじゃん」
総「あー・・・またやっちまったか。」
猫「もう正気に戻りましたか？」
総「おそらく」
猫「ジャーキーは冷蔵庫にしまっておきました。あんまり食べ過ぎちゃダメです」
総「あ、うん。」
総（機嫌悪くね？）
メ（お前がオトメの独白ガン無視すっからだよ）
総「あー、姫。」
姫「なんですか？」
なでなでなでなで
姫「なんですか？」
なでなでなでなで
姫「あの、な、なん・・あっ・・」
なでなでなでなで
姫「あふっ・・あっあっ・・あのっあんまりっなでられるとっ････」
総「これでよし。」

422 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:43:06.17 ID:SA8lVuHyO

総一郎の性格をｋｗｓｋまとめてほしい

423 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:47:06.92 ID:R9mSqlEa0

>>422
同意

>>421
なでられると？

424 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 04:48:58.84 ID:SA8lVuHyO

>>421
志村ー猫と姫がごっちゃにｒｙ
つか反応ｴﾛｽｗｗｗもっと撫でてあげようぜ

425 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 04:49:00.28 ID:kjtiYUmI0

>>411
姫「むーーーー」
総（なんか余計そっぽ向いちゃったんだけど）
メ（お前がイイトコロでやめるからだよ）
総「あー、姫よ。」
姫「な、なんですか？」←なにげに赤くなってる
ごろごろごろごろ
姫「あっちょっ・・・ん・・・」
ごろごろごろごろ
姫「ひゃ・・あ・・くふっ・・・んん・・・」
ごろごろごろごろ
姫「～～～～～～っ！！」

大人しくなりました。

426 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 05:05:48.30 ID:VuBgv2+DO

っ【またたび】

427 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 05:13:06.92 ID:kjtiYUmI0

>>413
総「という訳でジャーキーとって来いといわれ居間を追い出されたわけですが。」
総「とりあえず、ジャーキーを発見したので戻りたいと思います。」
居間に戻る。なぜか着替えて正座な姫。
総「姫も食う？」
姫「・・・いいです。」
メ「あ、怒ってはいないようですな。拗ねてはいるけど。」
総「わけ解らん。ジャーキーウマー。」
メ「なあ、総一郎。」
総「なんだ。」
メ「今さ、姫ちゃん着替えてるの見ちゃったんだけどｻぎぃゃあああーーーー！！！？？？」
総「貴様っ・・・（ごごごごごごごごご←空気の重みの増す音）」
メ「まてまてまて！ギブギブ！パソコン越しなのにこの握力っ！ヤバイヤバイ潰れるッ！！？」
総「で、何を見たんだ。」
メ「このモニターからじゃパソコン本体が邪魔で見えなかったよ。ただ・・・
ttp://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGC-RA72P/　
これの、真ん中に無意味に開いた穴からチラッと見えた。・・・首の後ろにバーコード。」
総「・・・マジか？」

428 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 05:16:59.16 ID:R9mSqlEa0

>>427
VAIOかよｗｗｗ

つか向こうでも出てたけど首の後ろにバーコードってなんﾃﾞｨｽｶ・・・orz

429 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 05:21:11.08 ID:kjtiYUmI0

>>414
総「デレダク？・・・デレダク・・・」
メ「こういう形で用いられるってことは多分ツンデレのナマカだね」
総「デレ・・・抱く。あー。」
姫「そんなぁー（赤）別に、私はただの猫ですから・・・」
総「それはそうと姫、こないだNHKでやってたスタミナバランス牛丼食いたくなった。」
姫「あーあれですかー。いいですよー。でも今牛肉高いですからねー。」
総「牛肉ならあるじゃん。」
メ「・・・ちょっと楽しみだなオイ」

430 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 05:23:07.93 ID:kjtiYUmI0

>>418
総「ご要望にお答えしまして。」
姫「なんか読みづらい文章（？）で申しわけありません・・・」
メ「悪かったな。（←とはいえ、名前表示でやっと発言権が与えられてる）」

431 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 05:27:08.49 ID:R9mSqlEa0

>>429
ジャーキー丼ｗｗｗｗ
そう、まさに牛丼汁ダクと同じ感覚でありますよ＞デレダク

432 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 05:33:52.81 ID:kjtiYUmI0

>>419 >>420 >>422
総「たまにねー。おいしいもの食べたり大自然を肌で感じると野生に回帰しちゃうクセが。」
メ「高校時代は二人でよく乱闘騒ぎ起こしたよねー。」
総「こいつはそうは思ってないようだけど。考えるより先に手が出るタイプ。」
姫「でも、して欲しいときにして欲しい事をしてくれます」
総「いつでも思慮深くを信条としてるんだけどね」
メ･姫『それは嘘だ。』

433 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 05:43:04.84 ID:R9mSqlEa0

>>432
把握ｗｗ

＞保冷剤
ｶﾞﾝｶﾞﾚ！！！

434 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 05:45:53.72 ID:kjtiYUmI0

>>423
なでなでなで
姫「ああうっんっ・・ふっ・・ああ・・・」
総「・・・・なるほど。」
姫「え？・・・もう、終わりですか？」
総「感度良好ってことで」
メ「・・・あったろ？」
総「ああ。確かにあった。首の裏。」
メ「マイクロマシンかな・・・」
総「たぶんな・・・しかも姫は気付いてない。」
メ「ま、自分の首の裏になに書かれてても気づかねーやなー」

435 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 05:52:14.23 ID:kjtiYUmI0

>>424
姫「私はどうでいじくられ放題の猫ですよー」
メ「感じたり拗ねたり忙しいやつだな。」
総「ところで姫のバーコードを携帯で撮ったらどのサイト行くんだろうな？」
メ「製造者？」
総･メ『・・・・やめとこう』
どの道二人ともＱＲコード読める携帯は持っていないという罠。
姫「志村って誰ですか？」

436 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:02:32.66 ID:R9mSqlEa0

wktk

437 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 06:04:24.07 ID:8drp3Hmk0

余所では大人しくいきますよ？ｗ
アクセの類をプレゼントしてみる　鈴とか！

438 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 06:05:22.62 ID:kjtiYUmI0

>>426
ズギャ～～～ン！！！（心理的効果音）
総「ついに・・・これが届いてしまった・・・」
メ「ああ。じゃあな総一郎。お楽しみの邪魔する訳にはいかんから俺は消えるぜ」
総「・・・もはや、ここまでフっておいて、マタタビに至った時、何も起きない、また通常イベントに数えられるもので済まされるはずはない！！！
すなはち！ついに一線を越えるときが来たのだッ！！」
姫「？どうしたんですか？」
総「マタタビが届いたようだ（wktk）」
姫「おーー、いいですね。マタタビ。今度近所の寄り合いに持って行ってもいいですか？みんな喜びますー」
総「・・・あれ？」
姫「ダメですか？」
総「あ、いや、好きにすればいい。あー、姫はやらないの？マタタビ。」
姫「私、薬って大抵慣れっこになってるんですよー。自然由来の有機酸じゃ私を酔わせることはできませんねー。」
総「・・・・・・ソウデスカ」

439 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:07:06.73 ID:R9mSqlEa0

>>438
ちょｗｗｗｗｗ期待持たせといて突き落とすのかよｗｗｗｗｗｗorz

440 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:09:33.67 ID:oaqdWC8P0

>>438
こっちがズギャ～～～ンだよｗｗ

441 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:12:22.00 ID:SA8lVuHyO

今更だけど、こっちはエロスありですか？

442 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 06:15:37.19 ID:kjtiYUmI0

ちょっと飛ばして、>>441
エロありですが、何か？
っても残念ながらその機会は逃したけどねｗｗｗ

443 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:22:57.26 ID:R9mSqlEa0

エロ・・・

嗚呼、工口。

今後に期待しとくわｗ

444 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:24:07.12 ID:VuBgv2+DO

>>438
中のヌコが反応すると思ったのだが駄目だったか‥‥。
あと、は‥‥
っ【毛糸(丸ﾊﾞｰｼﾞｮﾝ)】

445 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 06:24:56.69 ID:kjtiYUmI0

>>428
姫「むしろハザードですよねーｗｗｗ」
総「君言うと洒落ならんな。」
姫「総一郎さんはバイオハザード最短何分でクリアできますか？」
総「んー？・・・・9.78」
姫「なんか割と普通じゃないですk
総「秒。」
姫「はどそーん！？マジすか！？」
総「なんここ食いつくんだよｗｗｗうちにバイハないよ？どこでやったの？」
姫「え？私ってば今何を・・・」
総「・・・電波かっ！嫌耳からの電波かっ！？」

446 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:26:11.48 ID:SA8lVuHyO

じゃあ後ろからいきなり乳揉んじゃおうぜ！

447 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:27:45.76 ID:R9mSqlEa0

>>445
ヴァイオ違いｗｗｗｗｗｗ

448 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:28:53.70 ID:VuBgv2+DO

>>445
カオスが飛んできたのかｗｗｗ

449 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 06:40:46.56 ID:8drp3Hmk0

>>448
俺じゃねえｗｗｗｗｗｗ

450 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 06:43:21.42 ID:kjtiYUmI0

>>431
姫「あの、総一郎さん」
総「んあ？(休日に娘に箒で叩かれ掃除するからと家から追い出される中間管理職風に)」
姫「冷蔵庫のジャーキーがなくなちゃってるんですけど」
総「うそん・・・・ほんとだ」
姫「全部食べちゃったんですか？ダメだって言ったのに」
総「いんや、ちゃんと残しといたはずなんだけどな・・・」
姫「もう、獣になってる間に食べちゃったんじゃないですか？はぁ。私牛肉買ってきますね。」
総「おいおい、ホントに食ってねぇってばｗｗｗ」
姫「ジャーキーに足が生えてどっか自分で歩いていったとでも言うんですか？もう...
　　　そ　の　と　ー　ー　ー　ー　り　っ　！　！　！　！　
総「なっ！？」
姫「はどそーん！？」
Ｊ「私が先任ジャーキーのハートマンジャーキーであるっ！！口で糞垂れる前と後に″sir"とつけろ！このウジ虫どもめッ！！」
総「姫、牛肉買ってきてくれるか？勘違いしてた。俺全部食っちゃったんだ。」
姫「もう、しっかりしてくださいよーｗｗｗじゃ、私ちょっと行ってきますね！」
Ｊ「貴様らには両生類のクソをかき集めた価値しかないっ！！まるで聳え立つクソだッ！！オイ貴様っ！貴様だこのマヌケッ！こn.....

451 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 06:45:59.32 ID:R9mSqlEa0

>>450
保冷剤壊れたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

452 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 06:46:52.72 ID:kjtiYUmI0

>>433
うん・・・がんがりまーーーす・・・・
まだ水曜の段階なのにｗｗｗ

453 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 06:48:19.37 ID:8drp3Hmk0

ちょｗｗｗｗｗ俺か？！　俺のせいなのか？！ｗ

454 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 06:59:17.94 ID:kjtiYUmI0

>>436 >>437
総「ん？鈴が落ちてる。」ひょい（拾い上げる）
Ｊ「貴様ッ！！上官に手を上げるとは何事だっ！？パパとママの愛情が足りなかったのかっ！？」
総「姫ー。なぁ、鈴付けてみない？」
姫「え？鈴ですか？首のチョーカーにぶら下げるんですよね？
そんなどっかの妹じゃないんですから・・・恥ずかしいですよぉ」（←でもうれしそう）
Ｊ「クソッ！！俺を鈴というのはそこのアカの手先のおフェラ豚だっ！？」
総「ほら、これこれ。いい音色だろ？」
姫「あ、かわいいー♪」
Ｊ「なにをチンタラやっているッ！！スーパーに行く前に特売が終わっちまうぞ！！」
総「だろ？猫の首に鈴なんてありきたりだけど・・・姫になら似合うかなって。」
姫「ありがとうございますｗｗｗ大切にしますねっ！」
Ｊ「・・・・・」
総「ふざけんなッ！！大声だせッ！！タマ落としたかっ！！」
Ｊ「ちりーん。」
姫「じゃ、買い物行ってきますね。」

455 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 07:02:19.91 ID:R9mSqlEa0

あぁ・・・カオスが・・・広がってゆく・・・

それも又吉ｗ

456 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 07:20:54.35 ID:kjtiYUmI0

全レスって大変なんだなぁ・・・ちょっと頭冷やしてきます
ＣＭ入りまーす

457 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 07:28:53.96 ID:R9mSqlEa0

>>456
乙～
俺もそろそろ朝飯かな・・・

458 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 07:45:29.83 ID:R9mSqlEa0

おれ　めし　くてくる

459 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 07:55:20.62 ID:kjtiYUmI0

・・・まだ・・・だ・・・・まだ・・・・・まだ・・・・まだ・・・まだまだぁ！！！
ＣＭ明けます！

>>439->>440
総「姫が買い物でると急にさびしくなるな。」
Ｊ「じゃあシリトリしようぜ。マタタビ」
総「敏感なんだよな、皮膚触素自体は。だからなでてやると結構感じたり。」
Ｊ「理由もなく女の子いじくって遊ぶもんじゃねえよ？スキンシップのつもりかもしれないけど。」
総「どうしたもんかねえ。イマイチ煮え切らないんだよな。」
Ｊ「なんにせよお前もっと本気見せるべきだと思うよ。」
総「余計なところで薬に頼ったりするからラブシーンが飛んじゃったりするんだ・・・」
Ｊ「だけどどの道公開する気はないんだろ？」
総「論より証拠、か・・・俺はあいつのこと、実際どう思ってるのかしらん」
Ｊ「ん・・・・・」

460 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 07:56:50.43 ID:8drp3Hmk0

>>459
乙ー　がんばるねぇｗ

461 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 08:01:51.84 ID:R9mSqlEa0

ジャーキーｶﾜｲｿｽ

カオス入りながらしかし微妙にストーリーは進むｗｗｗ

462 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 08:03:41.12 ID:kjtiYUmI0

>>443－>>444
総「エロもうないけどね。」
姫「ただいま帰りましたー。」
総「あ、おかえりー。」
姫「なんかね、八百屋さん言ったらかぼちゃの馬車があったの！！」
総「ほう。イチゴの馬車と比べたら装甲車だな。」
姫「それで、玉ねぎ安く買えたんですっ♪」
総「なにがどうそれで、なのかは知らんがとにかくご苦労さん。・・・・んれ？猫って玉ねぎ平気だったっけ？」
姫「いやですよぉ、私、マタタビも利かないんですよ？」
総「そーだった。はぁ。」
姫「すぐ作りますねー」

いつしか台所の占有権を姫が確保。

463 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 08:09:12.08 ID:8drp3Hmk0

>>462
ちょｗｗｗｗｗｗクロスオーバーktkrｗｗｗｗｗｗｗｗ

464 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 08:09:29.43 ID:R9mSqlEa0

>>462
ちょｗｗｗｗｗｗ同じ町内かよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

465 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 08:13:28.78 ID:R9mSqlEa0

＞総「エロもうないけどね。」

　　(　ﾟдﾟ)
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

　　( ﾟдﾟ ) 　　　　
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

　　(　ﾟдﾟ)
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

　　( ﾟдﾟ ) 　　　　
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

466 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 08:18:39.94 ID:kjtiYUmI0

>>446
総「さて、今台所で姫が調理中なのですが。」
姫「～～～～♪」
総「無警戒です。無用心です。多分やれば出来ると思います。」
姫「～～～～＃～～～♪」
総「その前に脳内シミュレーション。」
いきなり後ろからその両のふくらみをもみしだいてみる。一瞬で脳内が明鏡止水。
一方、姫は混乱。パーティアタック発生→俺あぼーん。
総「それはまずいだろ・・・」
まず、しばらく背後で作業をうかがう。しばらくしておもむろに背後に張り付き、耳元で睦言などささやいてみる。
猫が怯える→中止、フラグ消滅。
それ以外→やれるんじゃね？
総「女性経験もねえのにそんな高等テク使えるかよ・・・じゃあどうすれば・・・」
姫「ご飯できました～♪」
総「ふぉぁ？」

467 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 08:26:14.06 ID:R9mSqlEa0

>>466
あれ？姫切れてる？？？ｗ

468 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 08:43:27.24 ID:kjtiYUmI0

>>447
総「紹介します。うちのバイオくんでーす。」
姫「名前もありますがそれを公開すると身元がばれるかもなので秘密でーす」
総「未だに第二世代の携帯を使う自分にはこいつがメモリースティックDuoを読んでくれるからすごい助かってますー。」
姫「買い替えろーｗｗｗ」
総「バイオ君でしたーぱちぱちぱちーｗｗｗ」
姫「それはそうとほんとに9.78秒でクリアできるんですか？」
総「ザ･ワールド使えばね。」

469 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 08:54:15.76 ID:R9mSqlEa0

470 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 08:58:33.03 ID:SA8lVuHyO

あれっ？乳揉みは？乳揉みはー！？

471 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 08:59:37.91 ID:kjtiYUmI0

>>448 >>449
姫「あ、総一郎さん、天気予報やってますよ。」
総「そりゃそうだ。明日の降水確率は？」
姫「20％、晴れ時々曇り。みぞれ、ICBM警報。」
総「じゃあ明日あたり駅前に服を見に行こうか、服。」
姫「えぇ？私は別にこのままでも構わないんですけど・・・気に入ってますし。」
総「まー確かにベストマッチっちゃあそうかもだけど、かもだけど。何かの手違いでメイド服が手に入ったら絵師さ（ry」
姫「な、なにやら不穏なオーラが・・・」

姫は不穏なオーラを感じ取る術を身につけた！

472 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:01:26.62 ID:kjtiYUmI0

>>451 >>453
総「謝罪と賠償をｗｗ（ry」
姫「にだー！」

473 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 09:08:12.46 ID:R9mSqlEa0

警報中に出歩くなｗｗｗｗｗ

それなんてﾁｮ（ｒｙ

474 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:11:36.96 ID:kjtiYUmI0

>>455
総「カオスって言えばさ、カボスって柑橘系の果物あるじゃん。」
姫「ありますね。」
総「あれってレモンでいくらでも代用できそうな気もするんだよな。」
姫「柚子はどうですか？」
総「柚子はほら、柚子胡椒とかゆずれない思いとか、独自の路線を確保してるじゃん？」
姫「八朔は？」
総「あれは普通に果物じゃん？まあ、みかんとかグレープフルーツあれば事は足りる話だけど、多様性って大事じゃん。
そんでさ、昔家の近くにガーデニングが趣味の老婆いたのね。」
姫「大胆な話の切り替えですね。そこに痺れる憧れるぅ」
総「そこにさ、なんか小さい、林檎の種くらいの大きさの身をいっぱいつける木があったのね。」
姫「ははあ。」
総「んで、ある日俺が近所の子供と遊んでたら偶然その気のみがすっぱい事を発見して、近くを通りかかるたび摘んでたのよ。」
姫「なにが楽しいんですか･･･？それって。まあ子供ってそういうものですけど。」
総「して、ある日いつものようにその木の実食べたらこれが苦いのなんの。」
姫「熟しちゃったんですか？」
総「いや、老婆が農薬まいた。ちょっと間違えてたら俺死んでたぞ。」
姫「はあ。ところで多様性を重視するならやっぱりカボスもあっていいですよね。」

475 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:20:30.44 ID:kjtiYUmI0

>>457,458
姫「朝ごはんなら昨日の残りカレーがありますよー」
総「この時間最終防衛線張り続ける俺らで食うとしようか。量だけはあるしな。」

つ●

476 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 09:21:38.71 ID:8drp3Hmk0

>>471
やべえｗｗｗｗ　生で見るのかあれをｗｗｗｗ

477 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:23:07.65 ID:kjtiYUmI0

>>460
でもそろそろ・・・朝陽が･･･部屋を･･うわぁぁああぁぁぁあぁぁ・・・ぁぁぁ....

478 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 09:25:03.20 ID:R9mSqlEa0

>>475
ありがたく頂戴します
　　　　∧
　　　/´｡ `ーァ　　
　　　{　々ﾟl´　　　　
　　／　っ　/っ●　
　/　　　／　
　∪＾∪

479 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 09:25:18.76 ID:8drp3Hmk0

>>477
安心汁　俺の部屋もうﾏﾌﾞｼｽｗｗｗｗｗ

480 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:27:20.03 ID:kjtiYUmI0

>>461
おーおーきな態度のニセジャーキー♪軍曹だとのーたまうー♪
レスにー対しー罵っていたー♪なまいーきなやーろうさー♪
牛ー丼をー作ろうとしたときにー♪蜂起したいーぶんしー♪
今は、もう、アクセサリー♪憎めーないやーろうだー♪

481 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:29:46.08 ID:kjtiYUmI0

>>463 >>464
姫「かぼちゃの馬車なんてどこにでもあるじゃないですか。」
総「ICBM警報は世界中で鳴り響いてるぜ？」
姫「そういえば私この町の名前知りません。」
総「ながたまちって言うんだよ。おぼえておこうねっ☆」

482 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:31:32.29 ID:kjtiYUmI0

>>645
まあ、まだ後半部分の執筆は始まってないからｗｗｗ
考えてみれば今日一日だけですんごい好感度上がってんだよなぁ。どうしよ・・・

483 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 09:31:34.55 ID:R9mSqlEa0

>>481

あれ？日本海は？

484 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 09:33:46.65 ID:8drp3Hmk0

>>482
つ　俺の汚染度に比べたら全然大丈夫

485 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:36:38.05 ID:kjtiYUmI0

>>467
姫「～～～♪」
総（そういえば、あいつなんの鼻歌歌ってるんだ？）
耳を澄ませば・・・

姫「・・ぉー・・ん・・・ぃーぉー・・・にー・・・をー・・ぶしーてー・・・」
総「・・・・・？」
姫「あーげれーばーころっけだーよー♪」
総「！？」

姫「あすーは我がー身だ～～♪♪」

486 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:42:29.91 ID:kjtiYUmI0

>>469

>>470
総「俺握力強いからなぁ。」
姫「優しくして･･･ね？」
総「この辺か？」
姫「・・・ああっ・・そこっ・・・」
総「ふむ。もう硬くなってるぜ？」
姫「だって・・・仕方ないじゃないですか・・・」
総「ま、体は正直ってな。俺はあんまり好きじゃないけど、この言葉。」
姫「あっ・・いい・・いいです・・・そこ・・・」
総「あ、ここか？ちょっと解ってきたぞ。」
姫「もう少し下の・・・・はぁ～～～」

ま、皆さんお気づきのようにただの肩もみですけどね。

487 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:46:02.77 ID:kjtiYUmI0

>>473
でもほら、暗中模索って言うか。そういうチャレンジング精神（＝後は野となれ山となれ）が今の日本人には不可欠です。

488 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:49:12.32 ID:kjtiYUmI0

>>476
姫「牛さんがいるそうですよ？見に行きません？」
総「別にいいよ・・・BSE危険部位なんか目じゃないくらいヤバイもの持ってるんでしょ？」
姫「あ、あれです、あれ！ほら壁を背にして四時方向！」
総「んー？どれ・・・・。
・・・・・

みさくら！？

489 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:51:28.00 ID:kjtiYUmI0

>>478
姫「おかわり自由ですよー」
総「ってか姫よ。こいつにはむしろ例のあれを投与したらどうだ？なんか猫っぽいし。」
姫「あ、そうですね。よければどうぞー！」

つマタタビ

490 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:52:40.91 ID:kjtiYUmI0

>>479
たまに朝陽がモニターに反射して自分の姿が見えたりすると最悪だよね。

491 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:54:53.03 ID:kjtiYUmI0

>>483
日本海側のながたまちという架空都市。・・・だめ？

>>484
その汚染度がｳﾗﾔﾏｼｽ。有効利用できるならいいじゃん。

492 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 09:56:27.42 ID:SA8lVuHyO

そこそこ！くいをはさんでむこうがわ

493 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 09:56:53.25 ID:8drp3Hmk0

>>488
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗ自前のネタで笑わされるとはｗｗｗｗｗｗｗｗ

反射は怖いよねー、俺いつもモニターの前でデンプシーだよｗ
もうカオスしかできないってくらい周囲の視線が汚染されてるのは問題だと思うｗｗｗｗｗ

494 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 09:58:33.01 ID:kjtiYUmI0

ぐはっ・・・・

と・・・・とりあえずレスは返し終わったか・・・・？・・・・・

木曜～日曜、その後の後半部分は追って追加したいと思います。
真っ白に・・・・もえt.........

495 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 10:05:03.98 ID:kjtiYUmI0

くっ・・・あの女のために残しておいた最後の力だというのに・・・その娘を返して貰おうか

>>492
姫「引っかくのＰＰですか？まだ足りてますよ！」
総「あと技なにあるっけ」
姫「鳴き声とー、ちきゅうなげとー、ICBM」
総「なんか一撃必殺混じってないか？それも本来外れやすいはずなのに回避不可なやつ。」

>>493
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ |
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496 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 10:11:58.33 ID:kjtiYUmI0

とりあえず今日の分は終了しました。昼の部があるかどうかは不明ですが、本家同様ねーと思われます
ゆえにこれより保守の皆さんにお願いしたいと思います。
このスレは
本家、　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/l50
電波源、　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570907/l50
の協賛と、
皆様の協力でお送りいたしました。

497 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 10:14:53.32 ID:OLtgBB2T0

ここまで、勝手に収めたと。
http://novel.news4vip.org/

498 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 10:18:30.08 ID:R9mSqlEa0

最後に挨拶。

姫ちゃんの工口シーンｷﾎﾞﾝｎうわやめきさまなにをするあｑｗせｄｆｒｔぐじこｌｐ

499 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 10:19:11.95 ID:SA8lVuHyO

おつかれー！おやすみなさーい

500 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 10:33:52.68 ID:RoikXZYh0

思うところあって再来。
保守の人ありがとうございます！
>>498
ばいばーい。エロは・・・どうだろｗｗｗ期待に添えるかどうか自信がﾅｽ
>>499
保守ありがとうございます！お願いします！

501 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 10:35:58.18 ID:8drp3Hmk0

汚染お疲れさんです　保守！

502 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 10:36:02.09 ID:RoikXZYh0

では今度こそさようならー。

ﾏｼﾞﾃﾞﾓｳﾀﾞﾒﾎﾟ・・・・・・・・・

503 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 10:49:20.09 ID:bI0VfKlXO

保守

504 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 10:58:53.74 ID:8drp3Hmk0

ほす

505 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 11:14:21.46 ID:bI0VfKlXO

保守ろぬ

506 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 11:50:26.10 ID:bI0VfKlXO

保守がんがる

507 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 12:29:28.00 ID:tq9xx52AO

保守

508 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 12:30:04.62 ID:Jqv5g9y4O

ほしゅ

509 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 13:02:57.62 ID:2AlKoCbB0

ｈ

510 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 13:21:19.92 ID:jCI7afp40

ほｓ

511 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 13:26:02.14 ID:bI0VfKlXO

ほっする

512 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 13:42:09.44 ID:bI0VfKlXO

ほっしゅん

513 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 13:57:19.89 ID:bI0VfKlXO

保守人がんがる

514 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 14:20:35.83 ID:5+woHCEUO

(ヽ-ω-)眠いぉ

515 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 14:37:23.56 ID:2iwV1gAZO

今沖田保守

516 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 15:03:06.04 ID:P3k+J2W60

保守

517 ：保守人：2006/03/29(水) 15:23:04.71 ID:2iwV1gAZO

保守

518 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 15:23:42.28 ID:K8OS7v9n0

エロゲ実況中＞＜みんなで盛り上げようぜ！！
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143612843/

519 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 15:33:19.94 ID:8DhjJwv/0

ﾜｸﾃｶ保守

520 ：保守人：2006/03/29(水) 15:39:52.46 ID:2iwV1gAZO

保守

521 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 15:48:42.74 ID:P3k+J2W60

保守

522 ：保守人：2006/03/29(水) 15:59:52.48 ID:2iwV1gAZO

保守

523 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 16:19:57.99 ID:2iwV1gAZO

保守

524 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 16:35:12.65 ID:7HsIUmPnO

保守

525 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 17:06:21.87 ID:bI0VfKlXO

ほっすぃんぐ

526 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 17:08:15.90 ID:R9mSqlEa0

起床後バイト前保守

527 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 17:27:18.87 ID:bI0VfKlXO

穂珠

528 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 17:46:30.41 ID:bI0VfKlXO

ほ

529 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 17:47:20.34 ID:A9HyQyIS0

法主

530 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 18:18:32.27 ID:5+woHCEUO

ほっほ

531 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 18:26:48.37 ID:2iwV1gAZO

保守

532 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 18:39:53.73 ID:/hTdcrfZ0

飯前の保守

533 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 18:59:33.06 ID:yEF6pMmc0

おはよう保守

534 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 19:10:10.26 ID:SA8lVuHyO

俺も今起きた。ほれーざいおっはー！

535 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 19:34:19.89 ID:yEF6pMmc0

今日は木曜分更新したいと思います。
本家との折り合いを見て開始

536 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 19:52:48.27 ID:yEF6pMmc0

まずは保守。もうしばらく保守

537 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 20:07:12.30 ID:8drp3Hmk0

｜∀ﾟ)wktk保守

538 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 20:24:15.11 ID:yEF6pMmc0

ちょっとマテ・・・

539 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 20:28:13.31 ID:5+woHCEUO

保守はコテの人に任せて（*・∀・)ｏ彡゜アンカー！アンカー！

540 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 20:48:12.65 ID:5+woHCEUO

アンカー取ったし（*・∀・)ｏ彡゜保守！保守！

541 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 21:09:19.05 ID:5+woHCEUO

はい、トンファー
|ω・`)つ┻━

|彡゜サッ

542 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 21:09:22.74 ID:yEF6pMmc0

トリビア見つつ保守

543 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/29(水) 21:14:10.94 ID:8drp3Hmk0

>>541
保守ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫ

544 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 21:32:35.20 ID:yEF6pMmc0

自己保守

545 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 21:44:08.35 ID:yEF6pMmc0

とんふぁー？・・・ふむ

546 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 21:59:59.16 ID:yEF6pMmc0

頑張ります

547 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 22:12:20.14 ID:9QBKge8W0

補修

548 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 22:25:38.49 ID:bI0VfKlXO

ほしん

549 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 22:43:13.85 ID:9QBKge8W0

補修

550 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 22:44:18.27 ID:5+woHCEUO

少し気を失ってた保守('A`)ﾄﾝﾌｧｰｷｯｸｷﾂｲｯｽﾖｰ

551 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 22:51:31.63 ID:tq9xx52AO

>>550それなんてﾌﾞｰﾝ小s(ry

552 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 23:17:11.65 ID:bI0VfKlXO

ほ

553 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 23:26:01.14 ID:2iwV1gAZO

保守

554 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 23:37:09.94 ID:R9mSqlEa0

バイトから帰宅産業

555 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/29(水) 23:49:57.77 ID:yEF6pMmc0

あ、ご苦労様ー

556 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/29(水) 23:53:26.82 ID:9QBKge8W0

おかえりなさいませえ

557 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 00:00:16.26 ID:tyNdkE0K0

さぁて夜明けまで保守三日目、いきまーす！

558 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 00:00:19.71 ID:+F7r1iYPO

保冷剤がんばれ！

559 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 00:13:42.03 ID:4OzwD9lZ0

よーしパパ保冷しちゃうぞー

560 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:21:53.28 ID:qo4j7xLl0

じゃあ木曜日になったことだしそろそろ再開したいと思います。
礼によってかなりスピードダウンしますがどうか御付き合いとご支援のほどよろしくお願いします。
このスレは今朝方から頑張ってくれた保守の皆さんと協賛スレ、
本家、　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/l50
電波源、　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570907/l50
のに強力な感謝を込めてお送りします。

561 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 00:23:18.08 ID:tyNdkE0K0

>>560
キタ───(ﾟ∀ﾟ)───!!!!
wktkwktk

562 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 00:23:27.06 ID:4OzwD9lZ0

>>560
ｷﾀｰ!
wktk!

563 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:24:58.53 ID:qo4j7xLl0

今日は早く起きた。
昨日はずいぶん遅くまでなにがなにやら、色んなものが送られてきたり色んなやつが騒ぎ出したり。
久々の朝陽。カーテンの閉め忘れ。久々のベット。ここ数日どこか体がだるい気がしていたのだが、
それはあるいは床にマットを敷いて寝ていたからかもしれない。やっぱりベットが一番。
はっきりと目が覚めている。自由に動かせる右手でベットと壁の隙間を探る。あった。携帯。
・・・午前七時五十分。これから朝飯を作って身支度整えてでるにはいい時間だ。が、同時にぐずぐずしている時間もない。
一昨日休んでしまった分、ちゃんと補完しなくてはならない。一限目でも遅刻はできない。
が、身を起こす事はできない。なぜか？もう皆さん予想してくださっているように左手にその理由が。

「すーーーーー・・・くーーーーーー・・・」

姫だ。姫です。

564 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:28:10.71 ID:qo4j7xLl0

ことは昨晩。いつものようにパソコンの電源を落としさてとベットの下にもぐりこもうとしたところ、
どういう訳かジャーキー先任ジャーキーがそこをベースキャンプと主張し、領有権を訴えてきた。
実力排除を敢行しようとも思ったが、そこで姫がじゃあ一緒に寝ればいいじゃないですか、などと言って来やがった。
こんなジャーキーと一緒に寝てジャーキーくさくなったらイヌミミ少女が現れたとき身の危険が迫るというものだ。

「いえそうではなく・・・あの、一緒に寝ませんか？」

紆余曲折を経た後考えてみればこれで動じるほうがおかしいのではないかという思考に至り、自分は実に一週間ぶりのベットを得たのだった。
んで、左手に張り付く姫。こいつが小さいのか、それとも自分が大きいのか。
よく考えたらこいつ結構童顔である。歳は知らない。聞いてない。が、一年に満たないとこは予想できている。
では、体は？一応二次性徴は始まっているようだからそのくらいの歳だということか。遠い実家の妹より少し年下、というくらいか。
だとすると１４，５？
などとつらつら考えるのはいいが、その間にも貴重な時間は出血し続けるのですよ軍曹殿。朝飯にしてやろうか。

その後、いきなり飛び起きたハートマン先任ジャーキーがUp in the morning to the rising sun ！！！
とか言い出しながら走り回った結果姫が飛び起き、仲良く二人でジャーキーを分けて食べ、自分は学校へ向かった。

流石にジャーキーだけの朝食はきつい。午前の講義とともに牛肉は消化されないようだ。
駆け込むように友人たちと食堂へ。ちなみに姫の昼食にはジャーキーを残してある。
それでは不足かもしれないが足りなければ自分で何か作って食べるだろう。

565 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:31:17.73 ID:qo4j7xLl0

「ずるずるずるずる」
「なぁ、総一。」
「ずぞぞぞぞぞぞぞ」
「今さっき今朝から気付いて気になってたんだが」
「がるるるるるる・・・じゅるじゅるじゅる・・・」
「ジャケットの背中に長い黒髪がいっぱい付いてるんだけど」
「ぶはっ」
「はどそーん！？汚ねぇなおい！？」
ぬぎぬぎ。・・・・うわホントだ。姫の抜け毛か？そういえばあいつこのジャケットの上でごろごろするの好きなんだよな。
「ったく・・・なんだ？またバイト先にあの人か？ｗｗｗ」
「っげーよ。思い出させんな。」
「はっ！？ついにでたのか！？だからあのアパートは引っ越せっていただろ！？」
「それもちがうっ！あーーーその、なんだ。」
「実家の姉貴が巫女やってるんだ。俺が口聞いてやるよ、安く祓ってやるから・・・」
「いもうと。」
「姉だろ」
「妹が来てるんだよ」
「会わせろ紹介しろやらせろ」
「もう帰った」
「ちっ」
しかし・・・１．２．３．４．．．．結構張りついている。髪を染めたせいだろうか。
ふむ、美容院にもいった方がいいかもしれない。

566 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 00:31:18.09 ID:6sBLvNU9O

ｗｋｔｋｗｋｔｋ

567 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 00:34:47.08 ID:tyNdkE0K0

>>564
朝食がハートマン先任ジャーキーで無いことを祈るｗ

568 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:36:42.91 ID:qo4j7xLl0

午前いっぱいを講義ですごし家に着いたのは午後二時。まだ十分出かけるにはいい時間だ。いささか曇りの予感もするのだが。
出かけるにはまだまだいい時間だ。朝のうちに今日は駅前あたりまで足を伸ばそう、と言い含めておいた。

ざっ。
シートを除ける。HONDAの200cc、ストリートマジック。叔父から譲ってもらった品だ。いささか旧いがパワーに衰えはない。
「ただいまー。姫ー。」
「おかえりなさいませご主人様！」
「それはそうと出かけるぞ。準備してるな？」
「はいっ！」

という訳で
「人･･･多いですねぇ･･･」
「ああ。俺も最初はびびった。田舎暮らしだったからな。」
信号待ち。
「私なんて研究所暮らしでしたから・・・きゃっ」
「だいじょぶか？」
「あ、はい・・・」
どうやら、袖刷りあうも多少の恐怖らしい。自然と距離が詰まる。

で、数分後。

「こ、ここに入るんですか？」
「れっつちゃれんじ！」

569 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:45:42.16 ID:qo4j7xLl0

pm03:05　takashimaya

「で、なんでいきなりデパートなの？」
「だって私ずっと研究所だったからろくな服持ってないのよ。」
「いいじゃねーか、白衣で。」
「ダメよそんなの。あからさまにマッドサイエンティストじゃない。」
「違うのか？」
「マッドじゃないわ。サイエンティストでもない。」
「あっそー」

あれからしばらく車を走らせ、県道沿いに徐々に水田が消え建造物のサイズも変わっていく道を進み、
一年ぶりとなる人ごみというものに遭遇した。こkには多くの人間がいる。
しかしすでに社会的な試射である自分は彼らとは違う存在になってしまったんだなー、
とこれまでおかれていた得意な環境に誤魔化されていた厭世観に後押しされた自殺者精神が蘇る。
しかし今の自分には生きる目的が無い訳ではない。一度死地に自ら足を踏み入れ、その命を拾われ、またその命を救われた。
自我を持って尽くすサーヴァントにはなれないがしかしこの女についていくポジションであればこの身には十分だとも思っている。
所詮死に損ない。
運転手だろうと身代わり防壁だろうと好きに使ってくれ。
駐車場に車を止める。そういえば腹減ったなぁ。

570 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:51:45.08 ID:qo4j7xLl0

「俺ここで待っててもいい？」
「荷物持ち。」
「そんなに買うのか･･･？」
「どうせ二時間待ってても暇なだけでしょ。」
「そんなにかかるのか！？っていうか時間限られているだろ。」
「大丈夫。考えてある。」
「そんな簡単に見つかるなら俺が樹海さ迷った意味もないんだけどな。」
「確実」
「ホントかね。」
「早く行きましょ。」
地下の食料品売り場からエレベータに乗る。一階で止まり、家族連れを乗せた。
あわてて駆け込もうとしたカップルらしい二人組みを発見。「閉」ボタン連打。いっきに三階、婦人服売り場へ。にやり。
というか、婦人服売り場が三階、四階と二層式だ。社会から遠ざかっているうちにここまで社会は変貌を遂げてしまったのか。
いやもともと婦人服売り場がどうだったかなんて知らないが、
ちーん。
「まずは下着ね。」
嘘だろorz

571 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 00:54:08.46 ID:qo4j7xLl0

いつもよりちょっと早めだけどCM入りまーす。
うあ。速度、質、ともに低下が著しいっす。元から無いけど。誤字も増えてるし・・・

572 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 00:56:58.35 ID:6sBLvNU9O

>>571
ｗｋｔｋして読んでるｗ
絵師じゃないがネコミミ描いてみようか
なんて思ってないんだからね!!!!!!

573 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 00:57:52.95 ID:tyNdkE0K0

>>571
保冷剤ｶﾞﾝｶﾞﾚ超ｶﾞﾝｶﾞﾚ
でも無理はするな。VIPで体調崩すとかｵﾌｫの極みだからなｗ

574 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 01:05:04.10 ID:lR1lCh3+0

無粋かつ今更なんだが何故に「はどそーん！？」なんだ？

575 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 01:07:16.69 ID:YisntAdn0

>>571
脳内フィルターかけてるから、どこが誤字なのかわからんよｗ

576 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 01:10:43.78 ID:L2wroN+X0

今北根性で読み終えた

577 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 01:11:27.66 ID:4OzwD9lZ0

>>574
｜∀ﾟ)　多分俺からの電波汚染

578 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 01:14:55.47 ID:tyNdkE0K0

>>577
そういえば朝の汚染が始まった辺りからか・・・

579 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 01:19:51.73 ID:qo4j7xLl0

>>572 >>573
ありがとーございます！
ブログでも小説っぽいもの書いたことはあるけど、こうして反応が返るのは初めてなので何とか書き上げたいな、と。

>>574
かぷこーん！

>>575
助かるっす．．．．

580 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 01:31:27.83 ID:6sBLvNU9O

ほす

581 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 01:34:33.37 ID:6sBLvNU9O

すまん誰かヒメのスペックまとめてもらえんか？

582 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 01:41:24.31 ID:qo4j7xLl0

長々とCMすいません・・・明けまーす！
このスレは
本家、　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/l50
電波源、　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570907/l50
あと積極提携　://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143612373/
の協賛でお送りしています！　　続き↓

「いかんエレベーターが出る！走るぞ姫」
「あっはい！」
ちなみに姫はさっきから不安そうに身をすくめて、ベレー帽を目深に被り片腕にひっついて離れない。
そんな状態でまともに走れるはずもなく。
「うあ、逃した。」
「すいません・・・」
声まで小さくなっている。それでも掴む腕に篭もる力が増した。
流石にいきなり駅前はきつかったか。少し反省。でもデパート内に入れば少しはマシだろう。それはそれで異空間ではあるけれど。
そういって笑いかけながらエレベータのボタンを押す。来るまでの間、ふと周りの視線をうかがう。
・・・・・・・・・・・・・・・
やっぱりうかがわなければよかったorz
童貞ではないもののこうして女性と歩く経験があるわけではない。
姫はほぼ目を瞑って歩いてるような状態だが、自分もそうしたいところだ。
と、その姫だが今は一方向をじっと見ている。しっぽが動くといけないのでガムテで抑えている。耳は抑えていないので
間近で観ればよくわかるが、大き目のベレー帽がもぞもぞと動いている。
・・・・・なに見てるんだ？視線の向きを合わせる。そこには、デパート一階にいくつか出店している屋台。

583 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 01:44:22.79 ID:qo4j7xLl0

「たこ焼き？」
「あれがたこ焼きですか・・・なんというか、鮮やかですね・・・」
きっと姫の目は今、瞳孔が細長く引き絞られ職人（バイトかもしれないけど）の手元を追っているんだろう。
千枚通しでくるくる、と器用に。なるほど、たこ焼きか。しかし今は、
「姫、先に服を見るんだろ？行こう。」
同じく隣でエレベーターを待っていたオバさんズが「なんだこいつ」という目で俺を見た。が、知るか。
「何階ですか？」
「四階を」
無言で押す。自分たちは三階、婦人服売り場だ。
無遠慮に自分と、そして姫を舐めるように見る視線を感じた。不愉快だが知らぬ相手に不愉快になるのは損だ。
ちーん。
「とりあえず冬着見に行こうか。」
「は、はい。（ｶﾞｸﾌﾞﾙ）」
「落ち着けよｗｗｗ」
「でも、ここ明るすぎて・・・」
そんな会話をしながらエレベータを出る。いつも暗いところでなにしてるのかしら？
などと背後で聞こえた気もするが、気にしないでおこう。

584 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 01:53:11.11 ID:qo4j7xLl0

「んーやっぱりロクなやつ残ってないわねー」
いきなりセール品のワゴンに向かうイズミ。三枚980とかの安物だ。
もちっとぴちっとしたのつければいいじゃねえかと思うのだがそういうと、「別に誰が見るものでなし」と言う簡潔な答えが。
なるほど、それもそうだな。ふとワゴンに視線をめぐらせ、縞を手にとって「んー」とか唸るイズミに
「いや！それでいいんじゃないか！？」
「野郎が女の下着選びに口出すな」
「じゃあどうしろと。」
失敗。
「あんたも服選んできなさい。あ、忘れてたけどこれ一年分の給与。」
どさ。札束と言っていい厚さの封筒を渡される。
「・・・俺こんなの始めて観た」
「四十秒で支度しな！」
「さんきゅー。ちょっと行ってくる。」
なんだ、俺給与出てたのか。とはいえ保険や労災があったかどうかで言えばたぶんNOだが。
いきなり大金を手にしてしまった。そうなると逆に思い切りがよくなり適当に服を揃えられた。

585 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 01:54:56.48 ID:cbNHPBuCO

厨サイト消すお⊂二二( ^ω^)二⊃突撃！http://hp28.0zero.jp/anq/anq.php?uid=vivalife&dir=520&master=

586 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 02:01:14.07 ID:+F7r1iYPO

うはｗｗｗいきなりニアミスｋｔｋｒｗｗｗってかイズミ姉さんがﾗﾌﾟﾀﾈﾀｗｗｗｗ

587 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 02:10:08.17 ID:qo4j7xLl0

三着目に差し掛かるところで、ハンガーの向こう、婦人服売り場にさっきのカップルが見えた。
ちらりと見た限りまだ引っ付いて歩いているようだ。公害め。
「おーい、ミツヤ。いつまで選んでんの。」
「んあ、悪い。」
いつの間にか４０秒は過ぎていた。それはまあ仕方が無いにしても時間をかけすぎたか。
いや、よく見るとほんとにこいつセール品の下着とタンクトップを買い込んだだけだ。そりゃあ時間もかからんだろう。
「次ぎ、服みにいくよー、これ持って。」
「了解。・・・でもやっぱ行きにくいよ、婦人服売り場は。その辺で待ってていいか。」
「ダメ。一応あんたの評価も当てにしてるんだから。」
「あいあい。じゃあさっさと済まそうぜ。」

588 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 02:22:03.47 ID:qo4j7xLl0

「これなんかどうだ？」
白のハイネックセーター。
「わ、わかりません・・・」
「じゃあこれは？」
シックな色合いのレディスシャツ
「いいんじゃないですか・・・？」
「これなんか似合いそうだなぁ。」
明るい色のスウェード生地のロングベスト。
「悪くないと思います・・・」
「・・・・・・・・よし！じゃあ全部試着！」
姫の反応はどうにも頼りないし、自分が女性の服のコーディネートができるとも思っていない。
ならばとにかく数を撃つしかない。と言う訳で姫を試着室に放り込む。
「あ、あのどうすれば・・・」
「いいから着替える。そして俺に見せる。サイズだけあってればまー問題なくどれも似合うと思うだろ。」
「じゃあ、いいじゃないですかぁ～。」
「着てみないと不具合がでるかもしれんだろ。一度は着てみて判断しないと。着方は解るな？そこのスカーフ使えよ。」
「わかりました・・・とりあえず着ればいいんですね・・・」
しゃっ。カーテンを引き、姫を隔離。しかし・・・思うようにはいかないものだ。

589 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 02:32:20.61 ID:TkTjDk+EO

着替え中のハプニングｷﾎﾞﾝ

590 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 02:36:43.83 ID:qo4j7xLl0

「あ、姫ー。これも着てみなさい。」
グリーンと書いてあるが焦げ茶にしか見えないブラウスを差し込む。
「あ、はい。着てみます。」
姫も実際に着てみる段階に入れば少し思考がいい方向に向かってきたようだ。結構。この間にパンツのほうを探してこよう。
スラックス・・・って感じじゃないなあ。ストレッチパンツ、ここでスカートを進めるのは「狙ってる」ような気がして躊躇われた。
そう思い、試着室から離れると入れ違うように若夫婦っぽい二人組みが試着室の前に来た。
高そうな服を男がいくつか抱えている。女性のほうは颯爽と試着室に入り、まず一着目、と男に指示する。
なるほど、そういうやり方もあるのか。それはそうと、姫が着替え終わる前にやらなくちゃいかんことがある。
しかしそう考えるとなるほど姫のスカート姿しか観た事がない。そうなるとパンツは何を選んでいいのか皆目見当付かなかった。
仕方が無いので、しかたがないので！いくつかスカートを選んでみる。
やや短すぎる気もするが、チェック柄のスカート、デニムのミニ、撒きスカートは難易度が高いのでパス。
後はストッキングを買い足せばいいだろう。下着は姫に自分で選んでもらおう。そこは・・・まあセール品でも構わない。
と、そのとき偶然目に入った。
・・・・・・・（ごくり）

591 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 02:52:44.66 ID:qo4j7xLl0

試着室の前に戻る。先ほどの男性とならぶように立つ。
お互い大変ですね。そんな視線を交し合った後、その男の視線が自分の持ってきたあるものにとまる。
・・・にやり。
意味深な笑みを交し合った。
「姫ー。」
「あ、着替え終わりました！」
ちょっと乗ってきている。いい傾向。
「じゃあ見せてごらん。」
「あ・・・ほかに人、いませんか？」
「・・・いるけど。」
「・・・・・・・」（姫）
「・・・向こう向いてようか？」
「すいませんお願いします・・・」
他者の視線を排除し、やっと姫が姿をあらわす。
「ほーぉ。」
「・・・・・・（赤）」
赤くなってうつむいてしまう姫。とりあえずハイネックセーターはもう少しサイズ小さい方がいいかもしれない。
「シャツはどうだ？サイズは？」
「問題ありません。」
「じゃ、次はこれ穿いてみて。」
スカート、パンツ、そして。
「解りましたー。」
「あ、それとスカート穿くときは、これも。」
そういって差し出したのは・・・ニーソックス。
しゃーっ
再び姫を隔離。

592 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 02:55:54.97 ID:ShT832UTO

>>591
絶対領域ktkr!!

593 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 02:58:45.75 ID:tyNdkE0K0

>>591
ニーソwktk

594 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 03:00:09.56 ID:SSER3kxV0

もちろん「・・・・・・（赤）」は

「・・・・・・・・・・///」　だよなぁぁあ！？

595 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 03:15:09.46 ID:qo4j7xLl0

手際よく服をえらび、それを自分に持たせるイズミ。恐らくこれは試着だろう。この手際のよさが逆に恐ろしい。
こりゃあちょっとやそっとの時間じゃすまないかもしれない。
試着室の前に到着。さっきのカップルの片割れがいた。
「一着目。白のカーディガン、シャツ、あとロングスカート」
「りょーかい」
尻にしかれてる･･･とか思われるのがいやだったが幸いにも彼氏の方がこの場を離れた。
ふう・・・
「さっさと済ませてくれよ」
「解ってるわよ。ほかにも見たいものがあるもの。」
「重いもの？」
「正解」
うへー。ただでさえ久しぶりでしかもなれない環境におかれた威力の消耗が激しいと言うのに。
立ち尽くすしか手はない。もう少し暖房が効いていたら汗が噴出しているところだ。
その折、彼氏らしき男が帰還。スカートやパンツを持ってきている。
なるほどこういうやり方もあるのか・・・
まあ、それは女が男に大きく依存していなければ成り立たない方法かとも思われたが。
視線を交わす。お互い女の服選びに苦労しているのは同じだ。
ふと見ると、男が持っている中にはニーソックスも含まれていた
・・・・・・・・・・にやり。
一瞬焦ったようだったがこちらが笑って見せると、どこか諦めたように、苦笑して見せた。
彼氏が試着室の中に声を掛ける。着替えが終わったはいいが、彼氏以外に見せたくはないらしい。
なるほどべったり依存しているな。

596 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 03:22:05.11 ID:PR5k/CnE0

超ニアミスｋｔｋｒｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

597 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 03:24:44.08 ID:jV59ADa90

ニーソｗｗｗｗｗｗｗｗｗｋｔｋｒｗｗｗｗｗｗｗ

598 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 03:26:32.26 ID:SSER3kxV0

ニーソｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!

599 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 03:33:11.00 ID:qo4j7xLl0

「向こう向いてようか」気を聞かせて、向こうを向いた。
しばらくなにやらぼそぼそとやったのち、彼氏が
「あ、もういいですよ。」
振り向き、なにやら会話できそうな空気を出しているので話してみる事にする。久々の他人との会話だ。結構うれしい。
「彼女さんかい？」
「まあ･･･そんなところです。すいません、どうも恥ずかしがりやなもんで。」
だったら周囲の視線省みずベタベタしてんなよ。
「ウチのはどうも長くなりそうでいけない。」
「そのようでｗｗｗ」
「放っておいてもいずれはカタが付くけど、荷物持ちだけってのも肩身が狭いもんだよ。」
「ウチのは逆に、何も言わないから右も左もわからず着せて見せて選んでます。
でも・・・いけませんね。なに着せても似合いそうでｗｗｗ」
「ノロケかい？はははｗｗｗ」
とそのとき彼氏が、俺の持っているカットソーに目を留めた。
「それもいいですね。どこにありました？」
「たしか・・・向こうだな。」
「ありがとうございます。ちょっと行ってきます。」
早足に去る彼氏。ずいぶん楽しそうに見える。なんだかうらやましい。
が、自分には
「二着目。」
「はいはい。」
と、イズミの指示するとおりにしか動けないのだった。

600 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 03:55:21.94 ID:qo4j7xLl0

「と、大体こんなもんでいいかな？」
「そうですねー。」
試着室の中でくるくると回ってみせる姫。ひらりと舞うのはプリーツスカート。ちなみに絶対領域装備済み。
「あとは、下着なんだよな・・・姫、とりあえず買う服まとめて、着替えて。」
「りょうかいでーす。」
「あ、もういいですよ。」ミツヤさんに合図を送り、服をまとめて受け取る。
そのままレジに持ってき、清算。案の定財布には言っていた現金では足りなくなったのでカードで払った。
結構リラックスしてきたな。色んな服を着てみる楽しみというのが解ったのかもしれない。
「おう。下着売り場なら向こうだよ。下着も選ぶのかい？」
「まさ・・・まさかｗｗｗ」
「じゃあ店員さんに頼むといいよ。」
「頼めるんですかね？」
「さてどうだろう。どうなんだ？」
（試着室の中から）「知らなーい。私セール品オンリーだし」
「お前下着の趣味惜しげもなく人にばらすなよｗｗｗ」
「趣味じゃねーわよ」
「あはは・・・じゃ、自分らはもう行きますね。準備できたか？」
「あ、ハイ、ちょっと待ってください・・・」
（試着室の中から）「ミツヤ、ちょっと手伝って・・・ここ、ここんとこ押さえてて」
「解った。・・・あ、じゃーな。」
「はい、では。」
試着室の中に視線を固定しながら声だけでそう答えたミツヤさんに挨拶し、その場を離れ下着売り場へ。
しゃーっ。
「行きましょう。」
帽子を目深に被りなおした姫の手を掴んで。

601 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 03:57:23.56 ID:ShT832UTO

絶対領域装備www

wktk

602 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:00:18.44 ID:tyNdkE0K0

プリーツスカート＋ニーソ＝

やべぇｗｗｗツボったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

603 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:01:27.96 ID:ShT832UTO

次はもう…
しまp(ry

604 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:15:56.81 ID:tyNdkE0K0

>>603
それだ！！！！１１１！！１！！！

wktkwktk

605 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 04:19:43.44 ID:qo4j7xLl0

「こいつに下着見繕ってくれませんか？」
「詳しい事情は知らないが、希望とあれば力を尽くそう、この私に任せなさいっ！」
な、なんか変な店員来たー！？
「さあこっちへっ！」
引き止める間もなく姫が試着室に引きずり込まれた。あれよあれよと言うまに上半身がブラだけにされる。
「へっ！？きゃあっ！？いつの間にっ！？」
「こんなの婦人服売り場の女としては基本中の基本よっ！」
「あの、できれば御手柔らかに・・・」
「ひゃあっ！？なんで総一郎さん試着室の中にいるんですかっ！？」
「ん？・・・な、なにィィィィイイーーーーー！！！？そういえばいつの間にか俺も引きずり込まれているッ！！？」
「さあさあ彼氏くんっ！君には彼女のバストサイズを測るため、手ブラをしてもらおうっ！」
「？なんですかそれ。」
「こっちみないでくださぁいっ！」
姫が両手で前を隠しながら隅のほうへ逃げる。
「手で彼女の乳房を押さえててくれないか。ブラした状態でのトップとアンダーを測りたい。」
「できるかぁ！」

606 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:21:35.31 ID:tyNdkE0K0

手ブラｷﾀ───(ﾟ∀ﾟ)───!!!!

607 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:22:59.04 ID:Y188WYvaO

手ブラｗｗｗｗｗ
店員ＧＪ

608 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:24:48.18 ID:ShT832UTO

>>605
ktkr!!
試着室に３人もヒトが入ると危険www

609 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:25:08.28 ID:+F7r1iYPO

なにこのエロＧＪ店員ｗｗｗｗｗ
ところで帽子は大丈夫なのか？ｗｗ

610 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 04:31:09.23 ID:4OzwD9lZ0

って……

尻尾ばれなのかー！？

611 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:35:31.22 ID:ShT832UTO

ミミ＋尻尾がバレてもこの店員の場合

店員「アナタも好きねぇ…（肩ポン）」
で済む気がする

612 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 04:38:10.48 ID:4OzwD9lZ0

>>611
それだ！

613 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 04:40:49.84 ID:qo4j7xLl0

「彼氏なら平気だろうッ！！」
「え・・あー・・・」
逡巡したのは一瞬。
「自分は兄です。こいつ妹。」
彼氏と兄貴と、どちらが乳房を押さえる上で問題が無いかというのはなかなかの二元論だ。
この場合、彼氏で問題が無いと言うのだったら兄と名乗るのは―――
「問題ないッ！！近親婚は違法だが罰則はないっ！近親相姦は法で禁止されてもいないッ！！」
「そういう問題かァーーーーー！！」
もう逃げたほうがいいかもしれない。
「はぁ・・・はぁ・・・・」
「うふふうふ・・・お兄さん、なかなかやるわねっ・・・今から私の部下にれっ！」
「お断りだァーーーー！！」
「あの、」
「大体なんで拒否るかなーーーっ！？スポンサーのVIPPERもそれを望んでいると言うのにっ！！」
「電波飛ばしてんじゃねぇー！！」
「あの、私」
「あ、そうだっ！！お兄さんがやらないならVIPPERに頼んじゃえばいいのよ！と言う訳で>>61．．．
「でりゃァあああーーーーーーーー！！！！！！！！」
「あの、私が自分で抑えるのではダメなんですか？」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・仕方ない、それで妥協しましょう」
「最初ッからそうしやがれっ！」
「ただし、いつか必ず貴様に手ブラさせてやるっ！覚えておけッ！！」
「二秒で忘れてやるっ！！」

614 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:44:42.87 ID:tyNdkE0K0

店員はっちゃけすぎｗｗｗｗｗｗ

だがそれがいい

＞いつか必ず貴様に手ブラさせてやるっ！覚えておけッ！！
俺が覚えたｗｗｗｗ

615 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:48:00.75 ID:ShT832UTO

この店員…まだ何かやらかす予感

616 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 04:58:00.87 ID:+F7r1iYPO

おい！誰ですかこの店員を送り込んだVIPPERはｗｗｗｗ

やべ俺かも

617 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 05:07:24.60 ID:qo4j7xLl0

と言う訳でやっと試着室を脱出。一抹の不安はあったが、
下着にかける情熱はこぶしを交えたもの同士よく理解できた。
向こうも自分がこのこを大事に思っていることは理解しただろう、悪いようにはしないはずだ。
と、ここで試着室に耳を澄ませててみます。

「えっと・・・これさらしって言いませんか？」
「男性のクラシックパンツに対抗してみたの。どう？」
「あの、これ・・・どうやって留めるんですか？」
「気合よ気合ッ！それに問題は付け方じゃなくて脱ぎかたなのっ！」
「あの、こっちのこれ･･･なんか透明なんですけど・・・」
「大丈夫ッ！ブラの役目の半分（＝型崩れ、揺れ防止）は果たしてるからっ！」
「あの・・・二番目のこれ、明らかに隠れないんですけど・・・」
「時代はオープンなのっ！次はこれつけてみてっ！」
「こ、これはモールをさきっぽに巻きつけただけじゃないですかっ！」
「それでお兄さんをノックアウトしちゃいなさいっ！さもなくばこれっ！」
「ただの葉っぱですよぉ！？」
「植物由来成分１００％！！！次はこれ！」
「こ、こんなの・・・一番えろいじゃないですかっ！！？」
「あ、それはヌーブラって言って結構普通のやつよ？奇遇ね、私もそれ気に入らないの。ぽい。じゃあ次行くわよ！」
「あ、これは辛うじて普通ですね・・・」
「うふふ。でも、ここをそうすると」
「きゃあーーーー！？」
「おーほほほほ！！」

618 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 05:09:41.91 ID:+F7r1iYPO

すげぇ中が気になるｗｗｗｗｗｗ

619 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 05:10:46.67 ID:tyNdkE0K0

最後のブラは一体！？

620 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 05:13:16.28 ID:ShT832UTO

カーテンを開けるんだwwww

wktk

621 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 05:26:25.53 ID:qo4j7xLl0

「次ぎはこれね。普通でしょ？」
「・・・まあ、普通ですかね。」
「しかもこれ、前と後ろ、両方で止めたり外したりできるの。やってみなさいな。」
「じゃあ、もうこれでいいです・・・」
「あら？フリルが好みだったの？じゃあショーツもフリルでまとめましょうか。」
「これが一番まともだからです。というか、これ以外まともなやつがないじゃないですか・・・貝殻とか。」
こんこん
「もういいかー？」
「あ、はい。今着替えますっ。まだ開けちゃダメですよ？」
しゃー。
『！！？』
「あ、ごめんなさーい。開けちゃいましたー♪」
そのときっ！！姫は背中のホックを外そうと腕を後ろに回しておりっ！！
また、総一郎が陰になって他に視線が無かったことは幸いだったがっ！！
前からでも外せるタイプのブラが、腕を後ろに回し、捩れの力が加わったことと、
不慣れな姫が不慣れに前ホックを止めたため不十分な引っ掛かりしかえられなかったためっ！！
ぽろり。

五階。ホビーショップ。
「・・・・・・・？なあイズミ。なんか悲鳴聞こえなかったか？」
「それよりあなた、これ買ってよこれ。」
「気のせいかな・・・ってかなんで俺にせびるよ。しかもガンプラ。」←でもあなた発言にドキビク。

622 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 05:34:28.59 ID:ShT832UTO

ktkr!!!!!

623 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 05:35:04.15 ID:b6929jAtO

貝殻ッ！？
昔っぽい‥‥

だがそれがいい。

624 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 05:40:04.10 ID:4OzwD9lZ0

猫らしくフェイクファーのとか
色々エロスが溢れてきて困る

625 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 05:52:08.82 ID:tyNdkE0K0

>>624
うはｗｗｗｗｗｗ夢がひろがりんぐｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

626 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 05:55:05.69 ID:qo4j7xLl0

「なー・・・もう泣くなよ・・・」
「な、泣いてません･･･」
「じゃあ顔上げてみな？」
「くすん・・・」
あれから姫は、人前でこそ泣きはしなかったがずいぶんショックを受けたようだ。
店員は笑いながらも謝罪。賠償としてフリルの下着一式をプレゼントされ、
とりあえず姫をこの場から遠ざけるためにそれを受諾。そして今に至る。
さらに顔を腕にうずめる姫。結構泣き虫なのな。
場所は屋上。秋の少々冷たい風の吹き込む寂れた遊戯場。
ほとんどのアトラクションは稼動しないままずいぶんとたっているようだ。
俺は左手を姫に貸し、右手でソフトクリームを二つ持って、器用に一つを食べていた。
「ほら。今なら屋上には無表情にただ立ち尽くすソフトクリーム屋さんしかいないし。恥ずかしがらなくていいだろ？」
「・・・・・くすん。」
ガタイのいいソフトクリームショップの親父が、無言のまま直立不動のまま体の向きをずらした。
俺の背後に立つな、と言いそうな親父さんの思わぬ配慮に、流石の姫も顔を上げる。

627 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:03:11.60 ID:tyNdkE0K0

>>626
ちょｗｗゴ○ゴｗｗｗｗｗｗ

店員さん意外と常識人・・・・か？ｗ

628 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 06:20:47.87 ID:qo4j7xLl0

「ほら。おいしぞ、これ。」
「はい・・・」
もうしばらく泣き止むには時間がかかりそうだ。が、
「・・・・わぁ・・・！！」
ふいに姫の顔が明るくなる。
ニヤリ。そう、どんな泣き顔も笑顔に変えてしまう甘味の魔術師、親父の静かに笑う音が聞こえたような気がした。
「これ、おいしいですっ・・・！！」
「だろう？俺のお勧めスポットの一つさ。
無愛想でたまに屋上からライフルで人撃つのが玉にキズな親父さんなもんだから、知ってる人は少ないけどね。」
「ええっ！？」
ニヤリ。そう、どんな笑顔も死に顔に変えてしまう任務遂行率100％の狙撃手、親父が静かに笑う音が聞こえたような気がした。
「冗談だよwww」
「そ、そうですよね・・・あ、総一郎さん、動かないでください」
「？」

ぺろ。

「！？」
「アイス、付いてましたよ？」
「・・・・あ。・・・ああ。把握した。」
どきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどき。

629 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:22:55.01 ID:ShT832UTO

>>628
うわぁぁあぁ
ktkr!!!!!

630 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:29:17.60 ID:tyNdkE0K0

>>628
ネコミミ少女にほっぺをペロリされるとか・・・

イヤッホオオォッォォォォォッォォｨｲ！！！！！！！

631 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 06:33:02.31 ID:qo4j7xLl0

（やばい・・・落ち着け俺。こんなのいつもの萌え系イベントじゃないか。動じるなうろたえるな）
ふと視線を移せば、
「！！？」
姫が、夢中でソフトクリームにかぶりつくあまり鼻先、そして頬、口の周りに白いものが付着していた。
（落ち着け俺、落ち着け落ち着け落ち着け南無阿弥陀仏南無妙法蓮華経信者郎党皆仏陀．．．．．）
「ひ。ひ、め？口の周り･･･拭けよ。」
右手でハンカチを取り出し、姫に渡す。
「あ、あはい。すいません・・・」
（どきどきどきどきどきどきどきどきどきどき・・・）
「あの、総一郎さん。」
いつの間にか立ち上がった姫が、かがんでこちらを見る。さっきも確認したが結構胸はあるので、自然谷間ができてしまう。
「な、なんだ？」
いつもと様子が違う。
なんだ？言い知れない不安感を覚えた。まるで、姫がどこか遠くに行ってしまうような・・・・
「もし、ですよ？」
「どうしても私の手ブラをしなくちゃいけないような状況になったら・・・」
「総一郎さんなら、やってくれますか？」

632 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 06:37:07.60 ID:qo4j7xLl0

「な、なんでそんなこと・・・」
「あんまり大声で断るから、いやなのかなって思って・・・不安になっちゃったんです。」
俺は動揺しっぱなしで。
また、不安が心を支配しようとしていて。
だから少しでも姫を繋ぎとめるように、こういった。できるだけ平静を装って。
「もちろんだ。俺は構わないよ。むしろ・・・姫さえよければ、いつだって。」

そういうと、姫は少し笑って、くるりと後ろを向いてしまった。

「本当に？」

633 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:37:27.25 ID:tyNdkE0K0

>>631
姫！！？

wktk

634 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:39:41.53 ID:tyNdkE0K0

>>632
ちょｗｗｗｗｗｗsneg？

635 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:44:03.82 ID:+F7r1iYPO

いつもの萌え系イベントじゃないかって総一郎でかくなったなｗｗｗ

636 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 06:45:30.17 ID:4OzwD9lZ0

次回はアイスキャンデーを舐める姫を凝視プレイの予感！！！！！１！！

637 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:48:43.78 ID:+F7r1iYPO

ところで勝手に姫のスペックをまとめてみたんだが・・

638 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 06:53:48.10 ID:tyNdkE0K0

>>637
щ(ﾟДﾟщ) ｶﾓｰﾝ

639 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:02:46.50 ID:+F7r1iYPO

いやー発見状況が頭の悪い俺にはいまいちよくわからなくてさ、そこだけ埋めてないんだ。姫は何のためにベランダに居たのか誰かｋｗｓｋ説明してくれまいか？

640 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 07:06:59.98 ID:qo4j7xLl0

「聞くまでも無いだろ。それとも･･･もっとはっきり、言った・・・・ほう・・・。・・・・・？」
何かがおかしい。何かが。・・・・・・・・・・！俺のソフトクリームはどこにっ！？
「うふふふうぅ・・・・・聞いたわよ聞いたわよ･･･言質は取ったっ！！」
「き、貴様っ！！？」
振り向いたのは、姫ではなく・・・あの店員！！！
「貴様･･･俺の目を盗みやがったなぁーーーーっ！！！？」
「？どうしたんですか総一郎さん？」
傍らの姫が不思議そうに立ち上がった俺を見上げる。しかし俺は、笑い声だけを残し消えた店員を探す。
「どこだっ！？どこにいるっ！！」
「総一郎さん、その右手に持ったアイス食べないならもらっていいですか？」
視線をめぐらせる。その端に、フェンスの前で狙撃姿勢をとりアサルトライフルを構える親父の姿。
「親父ィィィイイイーーーーー！！！そいつを寄越せぇーーーーーー！！！！」
「あ・・・これ、よく考えたら間接キスでした・・・・・//////」

CM入りまーす。
１手２手くらいの余裕しかない状態で書きながらうｐしてるから実質CM入れながら進んでる状況でCMとかどうかと思うけど・・・

>>639
七輪に肴の匂いが残ってたので、フラフラと。総一郎のアパートは山がすぐそこです。

641 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:15:09.36 ID:+F7r1iYPO

>>640
ぬぁぁ投下中にごめんなさい＆㌧ｸｽです！とりあえずまとめてみまーす

642 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:19:57.68 ID:tyNdkE0K0

>>640
ひとまず乙！

総ちゃん見間違えるなよｗｗｗｗ

姫もさり気なく間接キスしてるしｗｗ

643 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 07:24:43.21 ID:4OzwD9lZ0

>>640
ややエロスから一気にカオスに……保冷剤……恐ろしい子ッ！

644 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:47:12.50 ID:+F7r1iYPO

せっかくなのである程度犬猫爆弾スレのまとめに倣ってまとめてみた。追加＆修正よろしくおながいしますお。俺まとめるの下手くそｽｗｗ

【姫のスペック】
名前　　　：姫(ヒメ)。元々の通称は「えひめ」だったが、名前としては不適切であるという総一郎の指摘で「ヒメ」となった。それ以上の意味があるかどうかは不明。「えひめ」の由来も不明。
家族構成　：遺伝子的には両親は居るらしい。兄弟は不明。
外見的特徴：ぼさぼさだがつやのある少し紅い髪の毛(今はヘアマニキュアで黒染め)。長さは肩に届かないくらいのミディアムorセミロング？髪の毛と同じ色の猫耳・尻尾。肉球は無い。童顔で整った顔立ち。綺麗な白い柔肌。
胸はCカップ。まるで高原に咲く花のように誰の目に触れるためでもなく、触れたこともなく、初めてその視線に晒され、色を持ったような穢れなき色の乳首。身長は低めで幼い体つきと思われる。首の裏にバーコード、だが本人は気付いていない。マイクロマシンが入っている？

645 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:50:48.56 ID:+F7r1iYPO

身体的特徴：泣き虫。デレだく。猫舌。優れた跳躍力。常識的な知識は持っているが、無意識的な動作が苦手。薬には慣れている。皮膚触素自体は敏感。玉ねぎやマタタビ等は平気。
脳内に自分とは別の「猫の部分・猫の思考」がある。猫耳や尻尾は自由に動かせるが、動かすには少しのブランクを要する。
脳内の猫は説得や制御の対象ではなく、干渉することは出来ても融和は出来ないし、支配することも出来ない。姫は必要なときに必要な情報を得たり、操作したりする。発言権は猫にも与えられているが、基本的に行動決定権は姫にある。
発見状況　：脱走中に、総一郎宅のベランダに放置されていた七輪の肴の匂いに惹かれてフラフラとやって来たところを総一郎が発見＆視姦、逃げようとしたので少々強引に捕獲した。

646 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:52:06.34 ID:+F7r1iYPO

好き　　　：海。FATEやNHKの料理番組。ネコ缶・魚(猫の部分？)。
苦手　　　：雨。人の多い所。精製された肉等(猫の部分)。
年齢　　　：推定14,5歳。
生い立ち　：日本のとある研究所で、再生医療と分子生物学の博士号持ちの化学者によって造り出された。教育係は大脳生理学の人。生まれてすぐ頭部に猫の耳の細胞を埋め込まれ、何時間もかけてレーザーで形を整えながら猫耳が作られた。
拒絶反応をなくすため、また猫耳と尻尾のために毎日のように注射を受けていた。自分用の新薬の実験体として友達のように感じていた他の猫たちが殺され、脱走を決意する。

647 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:53:13.93 ID:+F7r1iYPO

～備考～
・総一郎が帰宅すると「おかえりなさいませ！ご主人様！」と言って出迎える。
・総一郎宅に来てから家事を覚えた。買い物にも行っている様子。また、不穏なオーラを感じ取る術も身につけた。
・テレビも見るしゲームもする。
・外出時には帽子を被って猫耳を隠し、尻尾はガムテープで抑えている。
・総一郎の趣味からか、よくニーソとスカートを着用しているのが確認されている。
・先任ジャーキーのハートマンジャーキーをアクセサリーとして装備。
・撫でられると結構感じる。
・不穏なオーラを感じ取る術を身に付けた。
・技：引っかく・鳴き声・ちきゅうなげ・ICBM(一撃必殺)

648 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 07:53:15.16 ID:qo4j7xLl0

>>644　>>645
わーーー！サンクスあんどGguuuuuuujooooob!!!!
続き書いてるけど、寒さのせいで遅れてます・・・・ゆ、指がうごかねえ・・・
さっき見たら雪積もってたよｗｗｗどうりで寒い訳だｗｗｗ

649 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:57:06.48 ID:+F7r1iYPO

まさかこんなに分割するとは・・これだから携帯は不便で困る。ごめんなさい俺がまとめるの下手なだけです携帯のせいにしてごめんなさいorz
つーかさみいぃｗｗｗこっち雨だけどﾃﾗｻﾑｽｗｗｗｗ

650 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:57:57.17 ID:tyNdkE0K0

>>647
乙！
しかし乳首の色の描写が細かく書いてあるの見て吹いたｗｗｗｗｗｗ

651 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 07:59:16.58 ID:+F7r1iYPO

うはｗｗｗ今みたら最後のやつ不穏なオーラ被ってんなｗｗｗ修正しときます。。

652 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 08:00:37.49 ID:+F7r1iYPO

～備考～
・総一郎が帰宅すると「おかえりなさいませ！ご主人様！」と言って出迎える。
・総一郎宅に来てから家事を覚えた。買い物にも行っている様子。また、不穏なオーラを感じ取る術も身につけた。
・テレビも見るしゲームもする。
・外出時には帽子を被って猫耳を隠し、尻尾はガムテープで抑えている。
・総一郎の趣味からか、よくニーソとスカートを着用しているのが確認されている。
・先任ジャーキーのハートマンジャーキーをアクセサリーとして装備。
・撫でられると結構感じる。
・技：引っかく・鳴き声・ちきゅうなげ・ICBM(一撃必殺)

653 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 08:09:44.84 ID:4OzwD9lZ0

うはー　まとめ乙！
細切れの俺に比べたら尚更GJよーｗｗｗ

654 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 08:12:06.86 ID:qo4j7xLl0

>>646　>>647
ありがとうございまーす！！
>>652
か、かじかんだ手でキーをうっていたらシクってお茶こぼしたｗｗｗ
大惨事ktkrｗｗｗ

655 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 08:20:59.79 ID:+F7r1iYPO

>>654
アパム！暖房持って来い！アパーム！！

656 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 08:24:29.46 ID:4OzwD9lZ0

>>654
俺の部屋と交換してくれｗ
朝日がぬくくて眠気がくる……orz

657 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 08:33:01.67 ID:qo4j7xLl0

長々とすいませんっ・・・そろそろCM明けます！
このスレは、以下の
差し金、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/
電波同盟、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143486835/
まだみぬ友よ！、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143612373/
の協賛と、スペックまとめの人とアパムの暖房器具のご支援でお送りいたしております！　続き↓

六階。グルメコーナー。プチ料亭「コハル日和」
「・・・・・？今絶叫が聞こえなかったか？」
「このてんぷらウマー。」
「それ俺の海老ッ！？」

さっき屋上に出てみて気が付いたが、どうも雲行きが怪しい。
早く買う物買って帰った方がいいかもしれない。
いつ降り出しても･･･と言うにはまだ天気の崩れはそれ程ではないが、確実に天気は傾いている。

と言う訳で四階、日用雑貨＆アクセサリーショップ

658 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 08:33:48.28 ID:qo4j7xLl0

「なにか要るか？」
「これはなんですか？」
「厚焼き玉子作るやつ。フライパンだよ。」
「へぇえ～～～」
結構素朴なものに反応する。そうだな、猫だから・・・
「あった。ねこじゃらし。」
「・・・・！！！？？」
ぞぞぞぞぞぞぞぞ！！！猫の髪の毛が逆立つ気配ッ！？
「・・・・・買うべきか買わざるべきか。」
「買いましょう！！」
「OK、OK。解ったから腕に込める力を緩めてくれ。しかも爪立ってる爪立ってる爪たってるっ！！」
「あっ！・・すいませんっ！！」
「いや構わないけど・・・あ、そうだ姫、姫の食器とか、買い揃えないと。」
「食器ですか・・・でもそれなら１００円ショップとかでも・・・」
「いいから来る。好きな柄とかあるか？」
「えーと、フリル？」
「それは柄じゃねーｗ」

659 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 08:39:54.43 ID:tyNdkE0K0

ねこじゃらしイベントに期待しつつ落ちさせてもらう。
ｶﾞﾝｶﾞﾚ～ﾉｼ

660 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 08:43:20.37 ID:+F7r1iYPO

フリルの食器ってどんなだｗｗｗ

661 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 08:43:57.48 ID:4OzwD9lZ0

ちょｗｗｗｗｗ何その布製紙皿ｗｗｗｗｗｗ

662 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 08:50:33.17 ID:qo4j7xLl0

>>659　
ありがとー！ほんとにありがとーﾉｼ

同四階、アクセサリーショップ。
「これはもちろんハンドメイドなのよね？」
「はい。さすが、オメガ高いですね。中国は四川省、コンガで人の手により掘り出されたルビーです。
中国産としては特に高いブラックライト反応を示す一品です。」
「銀のアクセは無いの？俺のイメージにぴったりなワイルドで危険な香りのするやつ。」
「ねーわよ」「ございません」
「しくしくしくしく・・・俺もう、向こうの雑貨行ってくる・・・」
「待ちなさい。・・・このリング、ペアでいただける？」
「お買い上げありがとうございます。」
「マジで？」
「あんたのサイズ選んで。あ、刻印の加工できるのよね？」
「承っております。」
「じゃあお願い。」
「うれしいなぁ。普通にうれしいぞ。」
「刻印するのは名前でいいわよね？」
なんだか勘繰ってしまうけど、考えてみればこいつはたまにこういう無警戒で無償でプレゼントと言わず気配りや優しさを見せることがある。
初めのうちこそギャップに驚いたりもしたがただ単にいろいろな事に対し太っ腹なんだな、と思う事にしている。
「じゃ、加工してもらってる間、雑貨でも見に行こうか？」
「おう、付き合うぜ。なんでも持つぜ。」
今はこいつの後について歩くのが、結構楽しかったりもする。

663 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 09:04:48.07 ID:qo4j7xLl0

じゃあ姫、あらかた揃えるもの揃えたし・・・。？姫？」
「あ、ハイなんですか？」
「なに見てたんだ？」
「あ、いえ・・・」
レジで隔てられた隣のブースはアクセサリーショップ。
「・・・・ははあ。」
そこにあったのは、シルバーアクセサリー。それも、今朝姫がナクしてしまった銀製の鈴だった。
「あっ！ほんとになんでもないんですっ！」
「すとーっぷ。姫。よく聞けよ？」
「は、はい・・・。」
ちゃんと言っておかねばならないことがある。これからも同じ時を積み重ねてゆく・・・・その・・・同居人として。
「欲しいときは、欲しいって言わなきゃダメだぜ？」
もちろん、出会ったばかりのあの日。自分に対して遠慮しなくていい、と姫には言った。
しかしそれは、自分を加害者とおいて姫を被害者に置いた贖罪と隠匿から出たものだといってもよかった。
今の言葉とは、違うものだ。それに対し、姫は。
「はい・・・・はいっ！ありがとう、ございます・・・・」
難しいことがわかっているのかは知れない。だけど、姫はきっと感じてくれた。俺の気持ちを。大切に思っている事を。
「じゃあ、私あれが欲しいですっ！」

それは言われてうれしい言葉だった。

664 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 09:16:33.85 ID:qo4j7xLl0

「トンファー┻━ ないかしら。トンファー┻━ 。」
「生活雑貨には無いんじゃないか？トンファー┻━ 。」
「え？使わない、お肉叩いてやわらかくするときとか。」
「ウチ（研究所）のとんかつがどこの定食屋よりもジューシーだったのはそのためか・・・ってにわかには信じられんな。」
「あ、それは違うの。あれはもとのお肉が違うのよ。」
「・・・・・そうなのか？俺結構とんかつにはうるさいんだけどさ、
あんなにやわらかく、かつしっかり火の通った肉汁滴るとんかつ他では見たこと無いぞ。」
「他には無いお肉を使ってるのよ。」
「ふーん・・・で、そのトンファーなにに使うんだ？」
「もし捕まえに行ったとき、貴重な紅が暴れたらどうするの？」
「銃で脅す？」
「あのこは銃を恐れていない。いえ、恐れているけどその恐怖に打ち勝った。」
「じゃあトンファーがあっても仕方ないじゃないか。銃でも使わないと、いや銃があっても危険なんだろ？」
「まあね。でも私はトンファー持たせると強いわよ？」
「あ、そう・・・。じゃあスポーツ用品のコーナーでも見に行くｋ
「あ、あったあった」
「嘘ぉ！？」

665 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 09:16:34.02 ID:4OzwD9lZ0

途中でごめんよー
保守支援
生活サイクルグダグダｗｗｗｗ
というわけで　先にダウンする　ﾉｼ

666 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 09:17:11.72 ID:4OzwD9lZ0

>>664
ちょｗｗｗｗｗ
ﾄﾞｺﾞｫｫｫ

667 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 09:29:36.53 ID:qo4j7xLl0

いや、あった。刃物、食器、調理器具、上に「トンファー」と書かれたプレートがつるされ、一つの専門コーナーができている。
「ホントにあったよ・・・」
「んーでもあんまり品揃えよくないわねー。」
「こんなにあるのに！？」
「まず、㌧ファーが無い。」
「？」
「あと、tふぁー（片方５００ｋｇ）もない。」
「？？」
「如意トンファーとか、トンファーフライとかもないじゃないの・・・これは日本トンファー連盟会員としては見過ごせない状況ね・・・
（ちょっとありそうだから念のため。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありませんｗｗ）」
「？？？」
「まあ、あるもので我慢するしかないか。
ねえ、先端部分にPCｎ製トンファーと、トリネコ製トンファー（雷属性）、あとこの重心移動トンファー、どれがいいと思う？」
「え、じゃあ・・・その重心移動って何？」
「中に砂鉄はいってるみたい。」
「それは初体験？」
「ええ。私にだって･･･解らないトンファーくらい・・・ある・・・」
「落ち込むなよｗｗｗなら今から学べよ。それにしたら？」
「ちょっと重いわよ？片方2kg」
「大したことねーや。もうあらかた買ったんだろ？」
「ええ。後はリング受け取って終了。」
「じゃ、これにしようぜ。」
レジに行くと、先ほどのカップルがエレベータに乗り込むのが見えた。
（そういえば、俺彼女のほうはまだ顔観てないな。）
確認しようと目を凝らしたときには、すでに扉は閉まっていた。

668 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 10:00:20.58 ID:qo4j7xLl0

「よし、大体買い物は済ませたよな？」
「はい、大体すみました。でも、最後にもう一個、お願いできますか？」
「なんだ？なんでも・・・とは言わんが。」
「たこ焼き！」
ちーん。
一階にストレートで至った。
「そういえば、まだだったよな。」
エレベータを出てすぐ。いくつかの屋台が軒を連ねる。
「いいか、姫。一口にたこ焼きと言っても千差万別だ。店選びは慎重に行わねばならん。」
「はい！」
「まず、素人っぽいバイトが焼いているところは除外だ。
ああいうところは確かにチェーン店だから素材も生地もいいものだけど、肝心の焼き具合がいただけない。
焼き加減もある程度はマニュアル化されているが、それ以上を求めるのであれば・・・そう。ねじりハチマキ巻いた
赤ら顔のスキンヘッドで『ワシあだ名はたこっちゅーんですわ！たこがたこ焼いとるゆーて、地元では有名でしたわ！』
って素でいいそうなこっちの店の方がいい。ただし問題は向かいにあるお好み焼き屋とPSPで対戦してることだ。
片手間で焼いたたこ焼きにいいものはない。よって、一番期待できるのはっ！！」
ずびしぃ！
「ここだぁーーーー！」（俺）
「ここですぅーーー！」（姫）
へいらっしゃい！

669 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 10:20:55.98 ID:qo4j7xLl0

「あ。忘れてた忘れてた。」
「ん？」
「ちょっと薬屋さん寄ってきましょう。」
「なに買うんだ？」
「ユンケル。今日は寝かせてあげるけど、そしたらいっきに見つかるまで徹夜仕事だからね。」
「・・・なるほど。本来の目的忘れた訳じゃないんだな。じゃあ、一階か。」
「そうね。こっちのエレベータで行きましょ。近いから。」
ちーん。
がーっ。
「あれ？」
「おや」
期せずして声を上げる俺と彼氏。そこにはさっき先に下りて行ったはずのカップルの片割れ。
「奇遇ですね。またお会いするとは。」
「ああ。あ、イズミ。服買ったときにいっしょにいた・・・」
「どうも。」
「こんにちわ。彼女のほうは・・・どうしたのかしら？」
「今たこ焼きの焼き上がりを待ってるところです。その間に自分はちょっと・・・その。化粧品でも見繕ってやろうかなって。」
「難儀だなｗｗｗ解るのか？」
「いえさっぱり。」
「じゃあ手を貸しましょうか？」
「そんな・・・悪いですよ。もうお帰りなんでしょう？」
「ミツヤ。ユンケルお願い。こっちはすぐ済むから。」
「解った。買ったら先に車に戻ってるな。」
「うん。じゃ、行きましょ？彼女さんを待たせても悪いし。」
「あー・・・申しわけありません。でも、ありがとうございます。お願いしていいですか？」
「化粧品売り場は？」
「すぐそこの・・・こちらです。」
彼氏がイズミをエスコートして歩き出す。さて、俺はユンケル買わないと。薬局はエレベータのすぐ隣にあった。

670 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 10:30:56.01 ID:qo4j7xLl0

「姫ー。」
「あ、総一郎さん。お買い物は終わりですか？」
「ああ。たこ焼きは買った？」
「はい♪」
結局素直にイズミさんのご助力を得ることで手早く済ませることができた。と言うか言われるままに買っただけだけど。
「じゃ、もう行こうか・・・・・・姫、食べるのは帰ってからだよ？」
「ハイ・・・・くんくんくん・・・・」
不安だ。
が、同時に安心もしていた。
すでに姫は人ごみの中に一人でいても平気、ではなくとも、自分を待っていられるくらいには成長した。
来るときはほぼ目をつむり、腕にしがみついていなければならないような状態だったのに
今同じ扉から出ようというときにはすでにぴったりと寄り添ってはいるが・・・すでに荷物で自分の両手は塞がっていた。
姫はしっかり顔を上げて、前をみて歩いている。
しかし、今日一日でかなりの出費があったなぁ・・・などと思いながらガラス扉を開け放つと、

ざーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・

雨が降っていた。
ぴたりと荷物ごと腕に張り付く猫。先ほどまでの楽しそうでどことなくりりしく見えた面影はなく。
「・・・・だいじょーぶかー？姫ー？」
「・・・・・・」

671 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 10:38:53.65 ID:qo4j7xLl0

屋外のためより強く雨音を感じてしまったのだろう。さらに、さっきまで屋内にいたため雨の音が聞こえなかった。
姫にとっては不意打ちだ。
と、そのときデパートの前の車道を走る車にミツヤさん運転するワンボックスカーが通りかかる。助手席のイズミさんは手を振っていた。
「あ、どーも・・・」
手を振り返す。運転中、ほんの少しスピードを落とし、こちらに視線だけを投げてきたミツヤさんとイズミさんはそのまま通り去って行った。
「ど、どうしましたか・・・？」
「んにゃ、なんでもない。」
「じゃ、もどりましょぉーよぉ～～」
「そうだな。中でたこ焼きでも食べながら、雨が止むのを待つか。」

「で・・・探すアテはあるのか？」
「ん？・・・まーね。」
窓の外に振っていた手を戻し、イズミが振り向く。
「とりあえずナビするから向かって欲しいところがあるの。」
「了解。」
「はぁ・・・・久々のショッピングだとまた格別よね。」
「ああ。一年ぶりだからなｗｗｗ」

イズミととりとめのない話をしながら、ふと信号待ちで止まった横断歩道を手を繋いだカップルが横切るのを見て、思い出した。
あのカップル。最初に見たのはエレベータの中だ。妙にベタベタしてたから目に付いた。
（・・・・結局、彼女の顔は見てないな）
ま、どうでもいいことだ。

今日の分しゅーりょーーーーー！

672 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 10:44:17.88 ID:mItjl3pj0

　　,､ｎ,､　　　　　　 ,. -──- ､
　fﾞ| |│|.　　　　　　〃⌒ﾞﾆﾆ'⌒ヾ;
　|_LＬＬレ')　　　　　 |l -─　　─- ｌ|　　　|￣￣￣￣
　l -‐y'　/　　　　 f^||　－,　､－　|l^j　∠　乙…！
　ゝ_ ､ _/　　　　　ヽ.l!　_八.__.ﾊ__　lﾚ'　　.|＿＿＿＿
　 |　ﾞ　 |　　　　　　 _ﾊ（(三三三:)）ﾊ_
　 |　　 |　,. -‐_''二/　ト...ニニ...イ　:l 二''_‐- ､
　 |　　　Ｋ.｀Y´　　 l　　| ＼＿.／ |.　 |　　　￣∧
　 |.　　　ト､　i.　　 ∟-┴ ､ V　, ┴- ｣　　　 | λ
　 |　　　ﾄ､ヽ.|.　　　　　 oヽﾚ' =　　　　　　 | /∧
　 l　　　　ヽ. |.　　　　　　　 |　　　　＿＿＿　!// ∧
.　ヽ　　　　ﾙ′　　　　　 |　　　 |L__o__｣| |'/ /　ヽ
　　＼＿,∠ｲ:　　　　　　　 | o　　　｢￣￣| |' /　_,.イ

今なんか絵でも描こうかという心境なんだが、上らへんで欲しいシーンｐｌｚｗｗｗ

673 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 10:57:45.29 ID:qo4j7xLl0

うわぁあああああああああ！！！！！！！
ｋｔｋｒ！！！！！
じゃあ、じゃあ、たこ焼き食べてる姫かイズミ＆ミツヤを！！

あ、すんません・・・なんかいきなりすぎて欲望そのまま口にしてましたｗｗｗ
ほんとに、描いてくれるならなんだってうれしいですっ！

674 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 11:12:11.45 ID:mItjl3pj0

じゃあ姫

俺が大人二人組描いたら高確率でイリヤの空の榎本＆椎名になるから困るｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

675 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 11:17:58.80 ID:qo4j7xLl0

>>647
いいよーいいよー？イリヤも結構好きだしｗｗ

676 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 11:43:38.09 ID:qo4j7xLl0

wktk！

677 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 11:59:33.46 ID:mItjl3pj0

今着てる服と帽子わからねｗｗｗｗｗｗｗｗ

678 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 12:06:42.28 ID:qo4j7xLl0

>>677
任意解釈でOK!ぶっちゃけスク水でたこ焼きとかもアリ。
え？いや別に俺がスク水好きとかは関係なく・・・ほ、ほんとに関係ないってｗｗ！！
上に描いてある中から好きなの選んでもいいしｗｗｗ
帽子は大き目のベレー帽ね。白河ことりを思い出していただければOK！wktkしてます！
お好きなようにで構わないので書いていただければ･･･

679 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 12:09:07.02 ID:mItjl3pj0

>>678
おｋ把握ｗｗｗｗｗｗｗｗというかサンタ帽描いてた俺ﾃﾗｱﾎｽｗｗｗｗ

680 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 12:26:38.96 ID:qo4j7xLl0

wktkしつつ保守

681 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 12:37:06.72 ID:mItjl3pj0

おｋ

下絵完成ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

682 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 12:55:04.20 ID:qo4j7xLl0

下絵wktk!!
期待してまーす!
あと、できればageでお願いします・・・落ちたら即終了は姉妹スレの掟と化しているのでｗｗｗ

683 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 12:55:39.21 ID:+d14SqsA0

いつの間にか本家よりこっちの方に魅せられている俺ガイル
姫オメガかぁいいよ姫

684 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 13:15:11.49 ID:X7Bw6lMvO

( ﾟдﾟ )良スレ発見

685 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 13:22:35.39 ID:mItjl3pj0

ごめんトレス上手くないから油性ペンで適当になぞったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

あとちょとだけなｗｗｗ

686 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 13:29:15.29 ID:qo4j7xLl0

>>683
ありがとうございますー
本家の二人には及びません．．．
>>684
え、あ・・・・
ありがとうございます・・・（こっち見んなとは言えない）
>>685
wktkー！いつまでも待ってますー・・・と、言いたいところだけど、そろそろ限界・・・
結構余裕だなーとさっきまでは思ってたんだけどお茶飲もうとしたらナチュラルに吐いたｗｗｗ

687 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 13:33:17.05 ID:mItjl3pj0

http://vippic.moo.jp/up/files/up51965.jpg

クオリティびみょんﾋｸｽ

688 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 13:39:02.06 ID:qo4j7xLl0

うわぁぁああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！
スゴイのｷﾀ―――――――（゜∀゜）―――――――！！！！！！！！！！
神降臨！！！

689 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 13:43:57.67 ID:X7Bw6lMvO

これでクオリティが低いと言うとはおこがましいt（ry

690 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 13:53:09.23 ID:qo4j7xLl0

さて、そろそろ寝ないと次のうｐができなくなるので休みます。
保守人さん、絵師さんに最大限の感謝を。
このスレは
本家、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/
電波同盟、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143486835/
まだみぬ友よ！、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143612373/
の協賛と皆様の温かいご支援でお送りいたしました!
どうか協賛スレともども保守お願いします！

691 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 14:17:07.24 ID:H3SHJMiHO

保守

692 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 14:33:25.13 ID:H3SHJMiHO

あれ？俺しかいない？
保守

693 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 14:52:59.99 ID:H3SHJMiHO

やっぱり俺だけしかいないのか？
保守

694 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 14:57:18.03 ID:L2wroN+X0

俺だって！

…そろそろ出かけて、明日まで戻らないが

695 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 15:07:47.20 ID:H3SHJMiHO

>>694
そうか。じゃあここの保守は任せてくれ。

696 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 15:22:36.82 ID:SndGP0U90

俺もいるよ！

697 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 15:31:38.53 ID:kWIQ21EF0

俺もいるさぁ

698 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 15:37:15.07 ID:lR1lCh3+0

http://vippic.moo.jp/up/files/up52015.jpg
こうですか？　わかりまえｓん！！

699 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 15:39:16.88 ID:kWIQ21EF0

>>698
うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ＧＪ！

700 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 15:43:24.28 ID:H3SHJMiHO

>>698
GJ!!!!

701 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 16:01:17.81 ID:H3SHJMiHO

保守

702 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 16:19:26.11 ID:kWIQ21EF0

そろそろ補修かな時かな、と

703 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 16:20:27.02 ID:H3SHJMiHO

保守

704 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 16:39:49.60 ID:L2wroN+X0

出掛ける直前の保守

705 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 16:53:00.83 ID:4OzwD9lZ0

>>627
把握

ちょっと待ってねorz

706 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 16:53:19.16 ID:4OzwD9lZ0

誤爆ったーッ！

707 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 16:54:13.78 ID:kWIQ21EF0

>>706
何やっとんだｗｗｗｗｗｗｗ

708 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 17:14:22.36 ID:kWIQ21EF0

補修

709 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 17:23:55.63 ID:H3SHJMiHO

保守

710 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 17:42:09.55 ID:kWIQ21EF0

補修

711 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 17:57:09.67 ID:4OzwD9lZ0

OK,保守だ兄弟

712 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 18:00:04.96 ID:FJo3N3nG0

960 ：木場上飛曹 ◆bb4/OhG8eo ：2006/03/29(水) 23:02:54 ID:lPGtJtx/O
>>957
お前のシノギの現場に街宣車持ってってもいいんだぞ。お前が本人なら俺がもたれてる平井の絡みもわかるよな。あんまりいい気になるなよな。
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1143281146/

あふぉネット右翼ﾃﾗﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ現在光臨中だお＾＾＾＾＾＾；

713 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 18:18:24.87 ID:lR1lCh3+0

星

714 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 18:45:16.88 ID:lR1lCh3+0

保志

715 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 19:17:55.76 ID:kWIQ21EF0

補修

716 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 19:35:30.57 ID:4OzwD9lZ0

浮上ッ！

717 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 19:42:04.70 ID:+F7r1iYPO

うぬぉフリルの食器んとこで気がついたら寝てたおはよう保守

718 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 20:01:21.35 ID:kWIQ21EF0

補修

719 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 20:15:35.40 ID:6sBLvNU9O

保守

720 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 20:17:25.59 ID:bkkvz04z0

保守ありがとうございます！おはようございます！

721 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 20:18:56.02 ID:6sBLvNU9O

>>720
おは～ﾉｼ
たまにしか遭遇できないからなんかウレシスｗｗｗ

722 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 20:19:08.30 ID:SndGP0U90

>>720
おはよー

723 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 20:20:43.86 ID:kWIQ21EF0

>>720
もはや、こんばんはの時間だよｗｗｗｗｗｗ

724 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 20:28:25.39 ID:+F7r1iYPO

>>723
違うよ、「おそようございます」だよ

725 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 20:29:27.79 ID:bkkvz04z0

>>724
今本家呼んできたｗｗｗ
うはｗｗｗ昼の俺ニアミスｗｗｗ

726 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 20:44:34.00 ID:bkkvz04z0

本家との折り見て再開しまーす

727 ：ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/30(木) 20:47:24.15 ID:p3aqqVaL0

>>724
☆インスパイアされたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

728 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/30(木) 20:48:06.59 ID:4OzwD9lZ0

>>727
志村ー　インスパイヤインスパイヤ

729 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 20:54:26.58 ID:bkkvz04z0

the next!!!

730 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 21:09:42.69 ID:bkkvz04z0

って日立かよっ！！！

731 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 21:16:59.43 ID:6sBLvNU9O

自分ツッコミ乙ｗ

732 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 21:28:41.89 ID:Hg3JHhxvO

ほす

733 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 21:38:31.09 ID:H3SHJMiHO

>>732
IDがHg＝水銀

734 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 21:51:17.98 ID:bkkvz04z0

>>733
IDがH＝水素
・・・ちょっとベタか

735 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 22:06:53.70 ID:bkkvz04z0

本家がヤバス保守

736 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 22:19:42.53 ID:bkkvz04z0

本家がっ・・・姫とお買い物2nd書いてる場合じゃねぇええ----！!！

737 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 22:34:48.12 ID:H3SHJMiHO

保守

738 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 22:46:22.14 ID:bkkvz04z0

筆が進まないのでしばらく保守だな・・・

739 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 22:48:30.11 ID:kWIQ21EF0

>>738
無理もないね

740 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 23:00:51.08 ID:bkkvz04z0

本家落ち着いたみたいなのでぼちぼち書き始めるか・・・
うｐはもう少し待って欲しいです申しわけありません・・・

741 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 23:16:18.57 ID:bkkvz04z0

自己保守

742 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/30(木) 23:30:39.19 ID:O9Jp3SDpO

改めて祭派は少ないんじゃないかと思えてきた

それよりこっちも応援してるよ！

743 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 23:42:20.37 ID:bkkvz04z0

>>742
さんくすでーす！頑張って書いてますが今日も夜通しになりそうな予感orz

744 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/30(木) 23:48:19.68 ID:bkkvz04z0

そろそろ本家も架橋か・・・

745 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 00:04:54.90 ID:uKbFYeSW0

区切りついたんで支援保守

746 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 00:13:33.01 ID:Y+RIYCfy0

>>745
持つべきものはカヲスだなッ！！

747 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 00:22:10.69 ID:uKbFYeSW0

>>746
カオスだな……ああカオスだ……！

748 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 00:29:17.18 ID:u5ZkDEglO

カオスなのか？wwwwww

749 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 00:40:39.74 ID:7SjY2XHpO

カオス？ｗ
保守

750 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 00:54:38.10 ID:Ia7o8SJS0

補修

751 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 01:04:27.35 ID:MH/oP9FXO

ココのまとめってあるの？

752 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 01:12:05.54 ID:8zK6XJQ70

>>751
まだ無い。それに１スレ目なので今は何とかなる

753 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 01:24:52.75 ID:Y+RIYCfy0

では、本家のほうもひと段落したので、そろそろ再開したいと思います。

でもその前に飯食わせてｗｗｗ腹へったｗｗｗ

754 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 01:25:34.34 ID:uKbFYeSW0

>>753
ｗｋｔｋ！
つ　ボク　　ヲ　　　オタベ　　ヨ

755 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 01:31:22.68 ID:8zK6XJQ70

>>754
うほっ

756 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 01:43:31.60 ID:Y+RIYCfy0

よし。とりあえず意識がはっきりしてきた・・・では、再開します！
このスレは、
差し金、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/
電波同盟、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143486835/
まだみぬ友よ！http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143612373/
の協賛と、皆様の篤い篤い支援と保守でお送りいたしますっ！

さて今日は姫に日本経済に参加してもらいたいと思います。
具体的言うなら消費と言う経済活動の一端を直接実行してもらおうと言うのです。
昨日のたこ焼きでお金の払い方は認識したでしょう。またどういったものかも解ってくれたと思う。
今日は姫に実践的かつ主体的に「お買い物」を楽しんでもらおうと思い・・・
「くんくんくんくん・・・・」
「こら、姫。」
「くんくんくんくん・・・・」
「こら、姫・・・。」
「ダメですっ！ここは山芋の配合量が少ないっ！」

秋祭りにやってきました。

757 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 01:48:01.90 ID:Y+RIYCfy0

「・・・・・ふっ嬢ちゃんには負けたぜ・・・ああ。そうだ。犯人は俺だ。」
「なぜ、なぜあなたがこんな事を！！」
「俺だってやるつもりはなかったんだ！！！だけど・・・
だけど、生地を作ってるときにふと・・・で、出来心だったんだ！！」
「わたしは・・・あなたを裁く立場にはありません。あなたを裁くのは、消費者です。
今私の背後に居るお祭に遊びに来た、少年少女たちです！！彼らはただお祭を楽しみに来ただけなのに・・・
あなたは、彼らの隙をついて、山芋を・・・それがどんなに卑劣なことか解っているんですかっ！！？」
「あ、ああ・・・・お･･･俺はっ・・・・」

姫に秋祭りを通じて正しいお金の使い方と称して食べ歩きを楽しもうと思ったのだが・・・
いざ姫用の財布を渡してみるとこれがなかなか動かない。遠慮してるという風でもなかったのだが、その理由はすぐに解った。
商店街を車両通行止めにし、通りの両側に面する店舗がおのおの好き放題出店し、しのぎを削る。
もっとも商店街直参の屋台はかなり少ない。と言うか、この商店街は普段閑古鳥だったりする。理由はこれこそ単純、

不景気だからだ。

758 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 01:55:04.08 ID:Y+RIYCfy0

そんな不景気な折、姫のお眼鏡に敵う屋台物なんて早々あるもんでもなく・・・
決してグルメではないが、手抜きを許さないところが姫らしい。そのうち米がないならうどんを食べればいいじゃないとか言い出しそうだ。
なぜなら姫が来てからというもの俺の食生活は大きく変貌を遂げた。しかし未だにレシピが少ないことも確かで、
そんななか姫が最近とみに料理スキルを伸ばしているのがうどんなのだ。そのうち手打ちを始めるだろう。
肉うどんカレーうどん力うどんワンタンうどん皿うどんうどんミートソース焼きうどんかまたまうどん素うどん垂れうどん山芋そば・・・
うどんをこねる猫と言うのはなかなか魅力的なものがある。ただしこねているうちにこねられる側に回ってしまわないとも限らないのが玉に瑕。
と、それは今はいい。
さてそんなうどんの国のお姫様ですが、一軒一軒立ち回ってはその作業をじーーっと見つめ、
また匂いを嗅ぎそのよしあしを判定、厳しい評価を次々下していった。どこでそんな知識を？
とも思うのだがそれを問いただすと
「そう囁くんです、私の猫さんが。」
とのこと。
ちなみに今日は日中がかんかん照りで、夕暮れを迎えた今現在でも寒いと感じることはなかった。
よって軽装の人が多い。姫も自分も薄着だ。キャミソールにオールシーズンタイプのカーディガン、
プリーツスカートにニーソックスを装備することで絶対領域を形成している。今になって思うとかなりやばい選択。

759 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 02:01:41.28 ID:Ia7o8SJS0

>>758
ニーソｋｔｋｒ！

あえて、マリーには突っ込まないｗ

760 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 02:04:36.95 ID:uKbFYeSW0

またカオス汚染ですか……汚染ですかーッ？！

761 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 02:04:44.47 ID:Y+RIYCfy0

ミニスカートだとは思ったが、ここまで短いとは。尻尾が隠れるかどうかが気がかりだったが、背中のほうに折りたたんでガムテで貼り付けている。
猫さんはそれで怒ったりしないのだろうか？いまさらながらに気になった。
それともう一つ、姫はベレー帽被っているが結構髪は長い。バーコードが見えなくなる程度には長い。
しかし何かの機会にばれてしまうとも限らない。しかも姫自身は気付いていない。こちらも仕方がないので絆創膏で蓋をしておいた。
もしマイクロマシンでも居場所を特定するイマドコサービス的なGPS発信を行うとは考えにくかった。
せいぜい電磁波を当ててコイルを起動しパーソナルデータを閲覧するくらいのものだろう。ICタグのようなものだ。
と、予想は付けてみたものの考えてみればネコミミ少女を生み出すような技術者を要する組織だ。なにが起こっても不思議ではない。
しかし同時に危惧する機能があったとしたらとっくに位置バレしててもおかしくない。
考えあぐねた結果、近くの国立大学に通う高校時代の友人を頼った。いぶかしがられはしたものの同期の連結は強い。
頼んだのは環境化学科の電磁暗室からモノフィラメント繊維を使った電磁波を遮断する導電素材。
幸いな事に生地で手に入ったのでそれを姫の首の裏に貼り付けた。ホームセンターに行けばこれくらいの品は売っていてもおかしくはない。
しかし電磁波が身体に与える影響はまだまだ無害だと言う認識が強く、発電･変電所からも遠いこの地域では扱われていないかもしれないと思ったのだ。
それにホームセンターに何らかの追っ手が迫っていたら？ただの焦点ならほいほい情報を提供するだろう。
だからちょっと行く気になれなかった

762 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 02:08:45.21 ID:Ia7o8SJS0

>>761
どこまで短いんだよぉぉぉぉぉおおｗｗｗｗｗｗ

763 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 02:13:55.73 ID:Y+RIYCfy0

しかしこれもしょせんは気休めに過ぎない。なせなら敵は未知数。
それにもしマイクロマシンだったら桁違いの周波数を発してもおかしくはない。
薄っぺらな（厚さは関係ないが）布切れ一枚（かなり高価だけど）では何の意味もなさない可能性は十分にあった。
マイクロマシンとバーコードに関してはできる限りのことはした。部屋単位で電磁波を除去する装置もあるようだが、
それだと客にエアポケットとして目立ち沿うな気がしたのでやめておく。
そしてできる限りの処置を施したなら気にするのはやめようと思った。
不幸中の幸い的に首の裏にあったのはバーコードだけ。目が紅くなっていつもの三倍の力を発揮できる装置を埋め込んだ形跡はない。
散々処置を施し、走り回った結論がこれだ。ぶっちゃけそこで売ってるわたあめ貼り付けた方が効果がありそう。
そして、
「そことそことそこのやつっ！！！タコ入ってないっ！！！」
「お、お嬢ちゃん！？言いがかりはよしてもらおうか・・・！！？」
「論より証拠です。おじさんから見て一連目（２，７）、（３，１）、二連目（１，４）、三連目（４，４）！！！」
「・・・・・そ、そんなばかなっ・・・・！！？この俺の指捌きが見抜かれたっ・・・！！？」
『お～（ぱちぱちぱち）』
納得のいく金の使い方しかしないという主義らしい姫は先ほどからこの調子で世の中すべてのインチキに蹴り入れてやるって感じの勢いでその超猫級の動体視力を思う存分振るい、ついにはなにやら聴衆を引き連れるに至った。
ていうか、目立ちすぎだ。

764 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 02:14:31.15 ID:uKbFYeSW0

(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ

しかし……
ベレーｋｔｋｒ！！！！！！！！！！！１！

765 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 02:22:21.01 ID:Y+RIYCfy0

しかし悪い気はしないでもあった。しかし姫よ、それでは結局何も食べられないのではないか？
すでに商店街は半分以上が壊滅の危機に瀕していた。姫の通った後は屍の山が出来上がり、すでに数件向こうに
「これチョコの量少ないでしょこれ！？」
「あんたの焼きそばは間違っている！！」
「甘い甘い甘いッ！！そんなわたあめじゃ世界は狙えないぞっ！！」
模倣者が溢れている始末。カオスか？カオスなのかっ！？

すでに道場破りは食品の枠を超えくじ引き、お面、射的にまで波及。破竹の勢いで商店街を踏破せんとする姫の暴挙を押さえつけるものはすでにいなくなろうとしていた。が、そこに思わぬ最大の壁が立ちはだかる！！
「たぁ！！」
ばしゃん。
「えいっ！！」
ぴしゃん。
「それっ！！」
ちゃぽん。
それはさかのぼること縄文時代。海に糧を求めた民が編み出した伝統的狩猟法を、
的屋が世界中に広く伝播させた禁断の魔戯。赤い生贄を同じ水槽に放り込み、
同胞を売り自らの命を永らえさせる恐ろしいゲーム。
まさに神の視点からの恐怖と優越感を味わうために人類が生み出したもっとも残酷で楽しい競技。
――――金魚すくい。

766 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 02:27:10.95 ID:8zK6XJQ70

金魚すくい世界規模で広まってるのかΣ(´д｀ﾉ)ﾉ

767 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 02:28:45.01 ID:uKbFYeSW0

逆に考えるんだ
「金魚をすくい上げるのではなく　金魚を救ってやる」
とそう考えるんだ。

768 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 02:33:08.44 ID:Y+RIYCfy0

姫は今まさに窮地に追いやられていた。姫の背後には固唾を呑んで見守るオーディエンス。
姫の快挙を信じて疑わないもの。早くも絶望し、水ヨーヨーすくいに身を投げるもの。五体倒地をしているやつも居た。
皆それぞれのやり方で祭を楽しんでいる。
そうなのだ。
不況だなんだといってもこの国は平和で豊かだ。国際的な信用が失墜する日が見えている気もするが、
それでも大半は自分御身一つに起こることだけを気にしていればこの国では生きていける。
しかしそれは同時に無力感を抱えて生きる道でもある。それをよしとするか、抗い続けるか。
どこかで「俺はまだ・・・」という心を持っていた弱者が、今この狭いコミュニティに溢れるインチキを暴露し、
そして今こうして現れた孤高なヒーローの活躍を見守り、少しいい気分になって張っちゃける。
そしてきっと次の朝からはまたおのおのの生活へ帰って行く。そうして社会は回るのだろう。
では今、社会に潤滑油を差そうと言う姫に、自分は何をしてやれるだろうか？
「姫、交代だ。」

769 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 02:39:41.23 ID:Y+RIYCfy0

ざわめく人だかり。その人だかりに乗じて商魂豊かに移動販売をしていた数少ない姫認定優良屋台じゃがバタの親父も振り向いた。
姫は背後のざわめきと俺の言葉に動揺したように潤み始めた目を向ける。
「そ、総一郎さん・・・」
俺は眼前の屋台の親父に硬貨を3枚渡し、ポイを受け取った。表面に軽く指を這わせる。全面に優しくそっと。
「・・・・六号、か。」
どよっ・・・
俺の台頭で一時は重苦しく暗い空気に包まれた聴衆が色めき立つ。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
屋台の親父に向き合う。両者の間には水深２０ｃｍ、600mm×400mmの水槽。そこに浮かぶアルミ製のボール。
そして哀れな生贄たる金魚。これらのほかに隔てるものはない。物理的には。
しかし！
その時の状況を語る通りすがりの牛さんに聞いてみましょう。
「見つめてます見つめあってます視線のラヴ・ロォォォーーードォォォーーーー！！？キャーえろーーーいっ！！
きっとお互いをシカンしてるのねっ！？この二人はリアルゲイなのねっ！！？お姉さん思いもよらぬ場面に遭遇しちゃいましたよォーーー！！？もっとっ！！もっとえぐりこむようにっ！！
私もみてぇぇええーーーーーっ！！！
ああっこの衆人環視の中での放置プレイッ！！こ、こんなの・・・初メテっ！！！はどそーーーーーーーーん！！！」

・・・我ながら話になりませんねｗｗｗ
続いて通行人Bさんのお話。
「ああ、あの二人？なにやら怪しいから近づかなかったよぶちっ
Cさん
「あれはどう見てもRGだよなぶちっ
D
「あー、あれね。盛るならよそでぶちっ
E
「やらないか　めきゃっ
総一郎さん、ご愁傷様です。

770 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 02:42:48.31 ID:Ia7o8SJS0

>>769
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗ牛さんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ウホッ（ｒｙ

771 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 02:43:04.22 ID:8zK6XJQ70

ちょｗｗｗ愛名姉さんktkr！！！！！

さぁ、　カ　オ　ス　になって参りましたｗｗｗｗｗｗｗ

772 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 02:44:10.54 ID:uKbFYeSW0

ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗ輸入牛ktkrｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

773 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 02:47:11.22 ID:Y+RIYCfy0

腕の感触を確かめる。
水温。指先で感じる。
金魚の動き。なべて世はこともなく。
『・・・・・・・・・・・いざっ！』
静かに、静かに入水。まるでスペースシャトルが大気圏に帰還するように。
音もなく、波も立たず、魚もそばで見ていた姫もまったく自然なため入った、という事実に気がつけないほどに。
僅かに波紋が広がる。移動を始めるポイ。
まったく自然な泳ぎを続ける金魚。その真下に薄い白として広がる和紙。
そこまでは誰もがまだ気付いていなかった。
和紙の上に位置する金魚は三匹。
徐々に浮上する。
やがて水面が近づき・・・
背後はにわかに期待の色が強まる。しかし、姫はまだ不安そうな顔を、そして親父は余裕の表情を崩さない。
「・・・・・・・・・ふっ」
俺が口元に、そうかすかな笑みを浮かべると、一瞬で親父の表情が変わった。
聴衆はまだ気付いていない。ただのてだれ、程度にしか思ってはいないだろう。
しかし姫は気付いたようだ。
「・・・・・・・！！」
「おまえ・・・まさかっ！！？」

774 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 02:55:02.38 ID:Y+RIYCfy0

親父がリストを取り出す。プラスチックのバインダー、その表紙をめくると、そこには十二人の顔写真が。
「もう遅い。」
三匹の金魚がポイに収まる。しかしまだ止まらない。そのとき、水面近くに居た金魚に移動！
水面に押し上げられ、身動きの取れない金魚も同時に移動！！
更なる金魚を一瞬で幕の上捕らえ、それでもなお止まらないポイ！このときすでに五匹！
「・・・・おまえ、『水圧をよむもの』か・・・」
「ああ。最初に気付くべきだったな。」
「水圧・・・？」
「嬢ちゃん、知らねえなら説明してやろう。水圧をよむものとは我々金魚すくいテーラーの間ではもっとも恐ろしい人物の一人として数えられるポイ使いのことだ。
その圧倒的な手先の感知能力で水圧を読み、あらゆる外力からポイを守る。そして特徴的なのがその狩猟法だ。
一度に必ず三匹以上、最大で十七匹の金魚を一度に捕らえたといわれている。」
「最後の大会の記録だな。あれは無効にされたが。」
「そう。こいつはすでに日本金魚すくい選手会から離縁状を叩きつけられている。
その理由は・・・金魚すくいシップに反する行為を長期間、恒常的に行ってきたきたため。
いくら外力を抑えても、ポイには限界がある。こいつはな、お嬢ちゃん。
自らの手汗を、薄くポイの表面に引き延ばすことで一定の撥水効果を付与してるんだ。これがなかなか侮れない。
しかしこの行為が倫理に反するとして、二年前除名宣告を受け・・・そして、その手は二度とポイを握ることはなかったという。」
「今持ってるけどね。」
「・・・・・はぁ。よく解りませんけど・・・」
「見てなお嬢ちゃん。この水槽から金魚がいなくなるのは近いぜ。
・・・やれやれ。だがまあ・・・伝説の人物が再びポイを握ったとなると事だ。この情報は高く売れる。」
「好きにしな。」
それからポイを三つとも消費して、金魚を別の水槽に移し変えるような作業をこなした。
なにやらヒーロー的な扱いを聴衆に受ける事になりそうだったので、
「それはめんどいなぁ・・・」
って訳で、姫を連れて逃げる事にした。

775 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 02:59:52.42 ID:Ia7o8SJS0

>>774
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
総一郎ﾃﾗｽｺﾞｽｗｗｗｗｗｗｗｗ

776 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:01:03.25 ID:aWQET61iO

ここにきていきなり総一郎何者だよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

777 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:07:09.87 ID:8zK6XJQ70

総ちゃんにそんな特技がｗｗｗｗｗ

778 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 03:11:48.54 ID:Y+RIYCfy0

「・・・はぁ。」
「ここまでくれば大丈夫ですかね？」
「たぶんな。まー逃げるまでもなかったかもしれないけどな。飽きたらすぐ他ンとこ行くだろうし」
「そういうもんですか？」
「そういうもんだよ。」
「それにしても・・・金魚すくい、すごかったですね！スイアツヲヨムモノ、でしたっけ？」
「ん、まあな。・・・実際、手先で情報収集できないとフリークライマーにはなれないし。」
「あ、そういえばそんな設定ありましたね。でも・・・いいんですか？ポイは封印してたんじゃ。」
「構わないさ。・・・姫があんまり人目に晒されるのが気いらないってのもあったし、あの場を収めたかったんだ。」
「はぇ・・・？」
「あ、いや・・・」
「・・・・・・///」
それは姫は追われているから。
だからあまり人目に付かないほうがいい。そういう意味で言ったのだが。
聞き方によっては姫を独占したがっている、問いようにも聞こえて。
そしてそれは決して自分の中で小さい欲望ではないくなっていた。
姫は、それを知っていると思う。今こうして赤くなりながらもどこか寂しげなのは、言葉の二重の意味を同時に噛みしめているためだと思われた。

779 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 03:22:28.11 ID:Y+RIYCfy0

商店街を裏側に出ると海にそのまま注ぐ河川がある。
昔はよく洪水が起こったそうで両側をコンクリートで固め、その堤防沿いに桜の樹が植えられ、ベンチなどもありお花見にはちょうどいい場所となっている。
しかし街頭の光が届かないところまで来るとあたりには人の気配もなく、
しかしすぐいくつかの閉鎖された焦点を隔てた向こうではまだカオスが広がっているだろう。
が、今現在この桜の樹のもとには自分と姫以外の誰も居ない。
また、・・・・誰も来はしないだろう。
「ちょっと走ってせいで息が上がってしまったんです」
「・・・・・姫。」

１．頭をなでる　　　→happy
２．キスする　　　→true
３．その他

780 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 03:24:10.84 ID:Y+RIYCfy0

CM入りまーす。
ちょｗｗｗ
選択肢の注釈消し忘れたｗｗｗｗ

781 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:25:26.55 ID:xgxrp13G0

さっき時間を戻すのに成功した！！！！！

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143738618/l50

782 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:29:18.85 ID:aWQET61iO

ちょｗｗｗネタバレしてるｗｗｗｗｗここは２だろ！！！！

783 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:30:49.88 ID:Ia7o8SJS0

俺はわざとかと思ったよｗｗｗｗｗ

784 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:33:34.58 ID:8zK6XJQ70

>>779
おまｗｗｗｗｗｗｗカオスとか言ってるからｗｗｗｗｗｗｗｗ

２で

785 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:36:20.66 ID:ly9raa//0

ここは2しかねぇｗ

786 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:42:28.55 ID:MH/oP9FXO

頭をなでながらキスなんてどうよwww

787 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 03:43:37.13 ID:Y+RIYCfy0

3:50
までに一番多いやつ行きます。
別に今の選択肢で全部決まる訳じゃないのであしからず。
ちなみに1/27の確率でラヴシーン復活します。

788 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:47:06.44 ID:8zK6XJQ70

>>787
3^3か？じゃあ・・・

２だろｗ

789 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:47:49.52 ID:Ia7o8SJS0

２かな

790 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 03:49:20.44 ID:uKbFYeSW0

今日も今日とて
波乱でカオスですなぁｗ
つ２

791 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:49:44.73 ID:ly9raa//0

もういっちょ2

792 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 03:55:09.39 ID:Y+RIYCfy0

OK.っていうか２しかいねえじゃんｗｗｗ
CMあけまーす。このスレは
差し金、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/
電波同盟、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143486835/
まだみぬ友よ！http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143612373/
の協賛と皆さんの温かい支援で成り立ってます。続き↓

その上気した頬に。
少し寂しげな瞳に。
いい加減、やっちゃってもいいんじゃねーの？
頭のどこかがそう囁いた。参ったな。姫は内に猫を飼い、自分は忘れてたけど獣を飼っている。
そっと踏み出す。
姫が怯えないように。
自分のただならぬ気配に、しかし姫はいきなりの行動に戸惑いを隠せず。
「え、あのっ・・・・・・・////」
思わずあとずさる姫に、

１．動くな、と釘をさす　　
２．大丈夫だから、と言ってなだめる　　
３．その他

793 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 03:56:36.00 ID:Y+RIYCfy0

4:10までに一番多いとこ来ます。
連続選択肢申し訳ないです。

794 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 03:59:44.64 ID:Ia7o8SJS0

>>792
＞自分は忘れてたけど獣を飼っている。
総一郎ﾃﾗｴﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

総一郎を獣化させるなら１だよなｗ

でも、２かな

795 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:06:58.37 ID:8zK6XJQ70

>>794
つジャーキー

>>792
３で何か安心させつつあまーい一言でも囁けたらいいんだが浮かばんｗｗｗｗorz

796 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:07:23.78 ID:ly9raa//0

紳士的？に2

797 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 04:12:33.37 ID:uKbFYeSW0

んー、2だと無難に終わる予感……？
回答保留ｽﾏﾇ

798 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 04:15:01.57 ID:Y+RIYCfy0

ok.では２で行きます。

どきどきどきどきどきどきどき。
かつてないほどに、心臓が早鐘を打っていた。
指先の感覚が麻痺し始め、徐々に冷たくなってゆく感覚があった。
しかし体の心はどんどん熱くなり、思考まで麻痺させにかかる。
いかん、いかん、落ち着け。
気がつけば俺は震えていた。
姫を目の前にして、自分のやっていることの重大さに押しつぶされそうになる。
しかし体は止まらない。
姫の肩に手をかけ、怯えるように縮こまり、こちらも震える瞳を差し向けてくる。
「姫、大丈夫だから。」
そうつぶやく。声がかすれていた。喉も渇いている。ヤバイ。
体をさらに近づけ、密着させる。
姫の吐息を感じる。小さな唇。
その唇を見るたび、何度こうする事を考えただろうか。

「・・・・・」

そうだ。
自分はずっとこうしようと、こうしたいと思っていた。しかし、できなかった。いや、しなかった。

799 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 04:21:56.33 ID:Y+RIYCfy0

それはなぜだ？
姫が大事だから？自分が臆病だから？
解らない。けど、いまこうやって姫にくちづけをしようというのはエゴじゃないのか。
それも、立場を利用した。
いつもその事を考えると、動けなくなる。動けなくなる。
そもそもなぜこの少女は自分といっしょにいるのか。
姫と自分の関係は、姫がいやだと言ったら自分が引けるくらいに果たして健全なものなのか。
姫のかすかな吐息を感じる距離で、静止してしまう。

いつまでたっても訪れない感覚。
俺の迷いを感じたように、姫が少しずつ目を開ける。
そして、目の前で制止する俺。
しばらくそのまま、二人は見詰め合う。
そして。

動いたのは――――姫だった。

くちっ

水音。そして目の前に、目を閉じた姫が。
マウストゥーマウス。
「・・・・・・！？」
え？おい。っていうか、・・・あれ？
混乱。

800 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:24:24.59 ID:ly9raa//0

積極的あぷろーちｋｔｋｒｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

801 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:27:02.34 ID:8zK6XJQ70

+　　　+
　 ∧＿∧ 　+
　（0ﾟ・∀・）　　　ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ
　（0ﾟ∪ ∪ +
　と＿_）__）　+

802 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 04:28:44.60 ID:uKbFYeSW0

積極姫……！

(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ

803 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:29:22.31 ID:Ia7o8SJS0

そんな展開！？

ｗｋｔｋ

804 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:32:00.15 ID:rZfKRU93O

ちょ、彼女にそんなことされてぇよぅ～‥‥‥｡･ﾟ･(ﾉд`)･ﾟ･｡

805 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 04:35:51.23 ID:Y+RIYCfy0

ちゅっ・・・

唇の離れる音。そして、そこには確かに、先ほどまで温かい姫の唇が接触していた感触が。
ＯＫ．落ち着け俺。状況を整理しようぜ。
馬鹿野郎、整理するまでもない。事実は簡潔明瞭。すなわち、

キスするつもりがキスされた。

ってことはつまり姫もまた俺を―――？

「―――姫ッ！！」
「きゃっ」

１．抱きしめる
２．押し倒す
３．牛　　　

806 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:36:43.16 ID:ly9raa//0

ここまできたら無難に

1

807 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:37:21.14 ID:Ia7o8SJS0

>>805
ちょｗｗｗｗｗｗ３反則ｗｗｗｗｗｗｗｗ

３で

808 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:41:22.53 ID:F5vyQEIrO

３

やっぱ１だよーｗ

809 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:43:27.94 ID:8zK6XJQ70

３ちょｗｗｗｗ

でも１で

810 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 04:44:16.61 ID:uKbFYeSW0

牛ﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗ

しかし……　いやなんでもないｗ
１だ！！！！１！！！！！！１！

811 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 04:45:03.27 ID:Y+RIYCfy0

4:50までに、一番　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少ない
選択肢で行きます。
裏の裏の裏を読めー！

812 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:46:54.02 ID:ly9raa//0

まてこらｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

必死で3

813 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:47:16.78 ID:ly9raa//0

3追加オーダー

814 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:48:25.82 ID:Ia7o8SJS0

>>811
お前も３にしたいのかｗｗｗｗｗｗｗ

815 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:48:44.83 ID:8zK6XJQ70

３だコンチクショーｗｗｗｗ

816 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:49:24.51 ID:8zK6XJQ70

2もね！！

817 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:49:32.98 ID:Ia7o8SJS0

なんかﾔﾊﾞｽな気がｗｗｗｗ
３に変える

818 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:50:39.16 ID:ly9raa//0

2追加

819 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 04:50:44.07 ID:uKbFYeSW0

滑り込みで頑張ったどー！
もうだれも３とはいわさん！！！！！！１！！！！！

820 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:51:17.93 ID:ly9raa//0

間に合わなかった

これは2決定なのかｗｗｗｗ

821 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 04:51:40.41 ID:uKbFYeSW0

あ、ごめん　出さないで良いからｗ　このまま去るからね……ふ、ふんだ

822 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 04:51:51.59 ID:Y+RIYCfy0

受付終了！

823 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 04:52:17.83 ID:Ia7o8SJS0

２か？２なのか？

824 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 05:06:41.43 ID:Y+RIYCfy0

こうなるともう歯止めが利かなかった。
ここまで抑えてきた欲望、堰を切ったようにあふれ出す姫への愛しさ、ここ数日間発散できていなかったものが、体内で唸り上がる。
胸の前でうつむく姫。まだ肩は掴んだままだ。うあやばいやばい。
両手で160kgの握力がじわ、じわとかかる。いかんいかん。
このまま抱きしめたい気持ちと、今すぐ姫が欲しいという気持ち。
姫が応えてくれた嬉しさと、安堵と、そして身に起こった事態で今すぐにでも狂ってしまいそうだ。
思考が巡る。意識が遠のく。熱が上がる。動悸がさらに強くなる。
爆発寸前。

「―――姫っ！！」
「きゃっ」

肩を抱いた手を離し、今度はこちらから姫の唇を求める。ズキュ～～～～ン！！！（心理的効果音）
うつむいた姫の顎をやや強引に持ち上げ奪うように口付け、もう片方の手で背中を押した。
容易に、背中といわず片手で胴体を抱え込めて仕舞うほど小さい姫。
唇を固定したまま、さらに空いた手は姫の感触を求めてさ迷う。
今はとにかく姫を感じたかった。吐息も、柔らかさも、その鼓動まで。

825 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 05:26:12.93 ID:Y+RIYCfy0

そのまま芝生に押し倒さんとばかりに体重をかける。姫に逃げ道はない。

・・・が、

「あ？」
「へっ？」

なんか間違った。
何を間違えたかというと、押し倒す方向。
よく考えてみればここは土手、堤防の上。作はあるものの、風景に調和する事を重視した低めの石造りの策。
大の大人がよりかかれば、重心、腰の位置より低いところにある策というか『欄干』に引っかかって、くるりと、

空中に滞空した一瞬のうちに、いっきに冷めた思考が姫を庇うように体を動かす。
まず堤防沿いのコンクリートにぶつからないように体勢を変え、次いで川辺への衝突に備え吸えるだけの酸素を溜め込む。
さらに、川が浅いであろうことも考慮して、姫が頭から落ちないように腕を回す。
出来るだけ自分が衝撃を受ければ、それだけ姫が怪我をする率は低くなる。さらに体勢を変えようとして、

ざっぱーん！

826 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 05:29:37.83 ID:8zK6XJQ70

総ちゃんﾄﾞｼﾞっ漢ｗｗｗｗｗ

827 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 05:30:42.18 ID:uKbFYeSW0

最後の選択肢はそういう意味だったのかｗｗ

828 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 05:48:20.66 ID:Y+RIYCfy0

「きゃっ・・けはっ・・・はぁっ・・・・」
「ごばっ・・・・ぐっ！？・・・姫っ！掴ま、、、れ！」
「総一郎さん！？どこ・・・ですかっ！？」
「こっちだっ！」

真っ暗な上、姫はまだ良く状況が理解できないらしい。手探りで姫を捕まえ、そのまま引き寄せる。
幸いにも水辺に落ちたようだ。というか、泥沼に近い。昨日の雨のせいでぬかるんだ川辺の土がクッション剤となった。
姫を引き寄せる。ちくしょう、大事にするって決めた矢先だったのに・・・
口に入った泥を吐き出す。姫は大丈夫だろうか。そういえば猫は耳に水が入ると死ぬって聞いたことがある。
姫は普通に風呂にも入るし、別にそれで死ぬとは思わないが・・・きっと今、姫は辛いに違いない。
「大丈夫か･･･姫？」
「毛ほッ･･･けほっ･･･うー･･･水飲んじゃいました・・・」
「ごめん。ほんとに･･･不注意だった。」
「いえ、けほっ・・・私も、です。」
「すまなかった。だいじょうぶか？」
再度聞く。
「は・・・はい。大丈夫です。総一郎さんは？」
「問題なし。」
「あの・・・すいません、せっかく買っていただいたお洋服・・・」
「気にするなよ。」

829 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 06:03:19.27 ID:Y+RIYCfy0

だんだん目が慣れてくる。そのとき、うっすらと月にかかっていた雲が晴れた。
じょじょに明らかになる姫の輪郭。
二人ともずぶぬれで、泥だらけで、全然カッコ付かないふたりだけど。

「・・・・・・・・・くっｗｗ」
「・・・・・・・あはっｗｗ」
姫の鼻の先に泥が付いていた。目の周りにも。白い肌とあいまって、パンダのような印象を受けて・・・
さっきまでの緊張の反動で、急に笑いがこぼれてしまう。
「あっははははははっ・・・っひ、姫、鼻の先に泥がついてんぞ？ｗｗｗ」
「そ、総一郎さんは、あははっｗｗ眉毛が泥でコーティングされてますっｗｗｗｗ」

著者としてはこれほど「ｗｗｗ」という表現に感謝する描写はない。ｗｗｗ
ひとしきり笑い会ったあと。

「なあ・・・姫。」
「はい。」
「まあ、いろいろ俺ら問題抱えてるけどさ。」
「はい。」
「俺は、お前とずっといっしょにいられるように、努力するから。」
「・・・・はい。」

立ち上がり、期せずして川辺から二人で見上げた月。
それと同じ色をする銀の鈴が二人を祝福するようにちりん、と鳴った。

金曜日、終了。

830 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:04:15.41 ID:aWQET61iO

総ちゃんのドジっぷりで台無しですｗｗ

831 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 06:05:55.08 ID:Y+RIYCfy0

本日分しゅーりょーーーー！
ってか毎回思うんだけど俺遅筆なのかな、一晩掛けてうｐってどういうことだよｗｗｗ

832 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 06:06:12.07 ID:uKbFYeSW0

乙ー
巻き込んですまなんだーorz
惜しかったなー……ｗ
できれば正解きぼん！

833 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:07:50.96 ID:8zK6XJQ70

>>832
１ｼﾞｬﾏｲｶと勝手に予想

834 ：ボブ増健：2006/03/31(金) 06:09:17.29 ID:XVg3t1aVO

あなた方に一生セックスできなくなる呪いをかけました。
このスレに
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1142720720/
「廃刊決定」
と書き込めば解除できます

835 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:09:58.22 ID:Ia7o8SJS0

乙

836 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:10:52.94 ID:aWQET61iO

まぁお約束展開ってとこですか？丸く収まってよかったんじゃねｗｗｗ

837 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 06:17:44.81 ID:Y+RIYCfy0

じゃあ正解発表しまーす。ちなみに質問は、自分に対するものも作中の二人に対するものも随時受け付けてますよー。

選択肢A、なでる、キスする、その他に関しては正解です。っても別にハズレがあるわけでもない。
なでるを選択すると今後の後半部分が幾分楽になります。ってもあくまで予定。そこはほら・・・自信ないし。
キスするを選択すると次の選択肢Bが現れます。
その他は安価指定。通常イベントに移行。

俺にできるのはえろ展開くらいかなーとか思ったのでラヴシーン復活フラグのチャンスも用意。
姉妹スレの仲でも一番の汚れは俺かもしれない。

838 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 06:19:58.26 ID:uKbFYeSW0

>>837
いやぁﾖｺﾞﾚは俺っしょｗｗｗ
カオス　エロスと来て　ついにマッドがついたｗ

839 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:24:32.57 ID:8zK6XJQ70

>>837
＞俺にできるのはえろ展開くらいかなーとか
普通に本文が面白い件について
無理して汚れる必要も無いが期待してしまう俺ｶﾞｲﾙｗ

>>838
開眼しきったようだねｗ
マッドまで来た感想は？

840 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 06:27:39.87 ID:uKbFYeSW0

保冷剤氏は普通におもろいよ？
微妙にコラボってるのがたまらんｗ

>>839
全体のクオリティを上げたく存じますッ！

841 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:30:54.03 ID:aWQET61iO

質問は投下中以外は随時受け付けしてるのか。姫と涼は好き嫌いはあるの？

842 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 06:31:10.00 ID:Y+RIYCfy0

選択肢Bは、１．動くな　を選ぶと総一郎が一人語りヒートアップ→自爆。自ら川に飛び込んでToBeContinue...
２．大丈夫だから　を選ぶと姫とのキスイベント発生。選択肢C発現。
３．その他　は行動安価。これでキスすることも可能。この場合は総一郎が姫をむさぼりつくす予定でしたｗｗｗ（半分冗談）
その他で選択肢Cを発生させることも可能。むしろ発生させてたと思う。

843 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:32:33.92 ID:8zK6XJQ70

>>840
熱意こそ原動力。
ｶﾞﾝｶﾞって下さいｗ

ではまた起きたら質問ぶつけますｗﾉｼ

844 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 06:32:46.50 ID:uKbFYeSW0

>>842
おおう、回答されとる
本家みたいに激しくくさいのやろうとしたんだけど脳内カオスで断念したｗｗｗ

845 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 06:33:56.28 ID:Y+RIYCfy0

>>842
姫は無農薬有機野菜しか食べたがらないようです。薬が嫌いなのかも。
それと、猫用の完走した餌もダメ。匂いからしてダメ。
涼さんは・・・どうだろう。あの人、肉が好きだよねｗｗｗ

846 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 06:35:03.25 ID:Y+RIYCfy0

ぎゃあ。ミスったｗｗｗ
訂正。
>>842ではなく>>841
ね。

847 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 06:36:13.15 ID:uKbFYeSW0

あの皿の件もそうだけど、やっぱり姫はフリルスキーになったんだろうかｗ

848 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:39:01.20 ID:brhmqq2o0

メイドらじ
http://203.131.199.131:8090/nise-caw.m3u

849 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:40:32.33 ID:aWQET61iO

ふむふむ。姫はネコ缶は食うのか？ｗ

850 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 06:48:41.22 ID:Y+RIYCfy0

>>844
ｶﾞﾝｶﾞﾚｗｗｗｗ

選択肢Cは、１．と２．はどちらを選んでもオチはいっしょ。
ただし抱きしめと押し倒しどちらを選んだか今後の総一郎の行動が多少変化します。
３．の牛を選ぶと、通常イベントへ移行。ただし、牛姉さんの影響で姫の性知識＋１ｗｗｗ

ちなみにどれがラヴシーンフラグになるのかは秘密。

※本家に習って楽屋裏ネタ！
デパートまでに好感度が一定になってないと銀の鈴イベントはありませんでした。
ゆえに、今日のラストはこうなっていた↓

「なあ・・・姫。」
「はい。」
「まあ、いろいろ俺ら問題抱えてるけどさ。」
「はい。」
「俺は、お前とずっといっしょにいられるように、努力するから。」
「・・・・はい。」

立ち上がり、期せずして川辺から二人で見上げた月。
それと同じ色をする銀の鈴が二人を祝福するように貴様らは本日を持ってウジ虫を卒業するっ！！
貴様らは海兵ジャーキーだ！！ジャーキーは食われるっ！！食われるために存在するっ！！だがジャーキーは永遠であるっ！！
ゆえに・・・貴様らも永遠であるっ！！！、と鳴った。

851 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:50:55.63 ID:Ia7o8SJS0

>>850
終わり方全然違うｗｗｗｗｗｗｗ
選択肢ｺﾜｽ

852 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 06:51:24.58 ID:aWQET61iO

>>850
それ最悪じゃんｗｗｗｗムードぶち壊しｗｗｗｗ

853 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 06:51:42.25 ID:uKbFYeSW0

>>850
好感度ってよりジャーキーこええｗｗｗｗｗ

854 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 07:01:19.13 ID:uKbFYeSW0

脱落保守orz
後は頼む……ﾉｼ

855 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 07:03:01.96 ID:Y+RIYCfy0

>>854
乙ー！！
とか言う俺もそろそろ・・・

ちなみに、好感度足りなければ～とかとはよく言ったものだけど基本的に足りなくなることはなかったり。デレダクだしｗｗｗ

856 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 07:05:52.53 ID:Ia7o8SJS0

>>855
なんだそれｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

857 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 07:21:30.49 ID:Y+RIYCfy0

>>847
ある日の昼

総「なー姫よ」
姫「あ、ハイちょっと待ってください・・・」
総「・・・・」
姫「はい、お茶はいりましたー」
総「さんくす。そんでさ、」
電話「ががががががががが！！がががががががががが！！！」
姫「あ、電話でてきますっ」
総「ああ。・・・ぬるいな・・・。」
姫「総一郎さん、なんか牛っぽいお姉さんがラブコールっぽいもの送ってきてるんですが・・・」
総「切っていいよ」
姫「はい。」
総「でさ、姫」
ぴんぽーん
姫「はーいっ」（一応魚眼レンズで確認してから）
総「・・・・」
姫「総一郎さん、また新しい荷物が・・・」
総「よっか姫よ、」
わおーーーーん！！！（近所の犬の遠吠え）
姫「っ！！？」
総「・・・・」
姫「あ・・・すいませんっ・・・。で、なんですか？」
総「もういい・・・」

858 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 07:24:30.69 ID:Y+RIYCfy0

>>849
姫「あ、この荷物･･･猫缶ですっ！！わーいやったー♪」
総「なぁ、猫缶ってうまいのか？お前乾燥した餌はダメなんだよな。やっぱ違う？」
姫「んー、使われてる猫によりますねー。」
総「そういう意味の猫缶だったのか！？」

859 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 07:33:39.53 ID:Ia7o8SJS0

>>858
ちょｗｗｗｗｗｗヌコ食うのかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

860 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 07:51:29.40 ID:Ia7o8SJS0

補修

861 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 07:56:34.86 ID:Y+RIYCfy0

そろそろ自分も落ちます・・・寒くって首周りの筋肉が・・・
このスレは、
差し金、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570318/
電波同盟、http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143486835/
まだみぬ友よ！http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143612373/
の協賛と、皆様のありえねーほど篤いご支援と保守で成り立ってます！
協賛スレともども、どうか保守をお願いします。

862 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 07:58:36.20 ID:Ia7o8SJS0

>>861
乙

863 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 08:21:02.57 ID:Ia7o8SJS0

補修

864 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 08:40:41.96 ID:Ia7o8SJS0

補修

865 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 08:59:48.81 ID:CiAfD2fg0

ほす

866 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 09:21:27.41 ID:Ia7o8SJS0

補修

867 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 09:40:12.47 ID:1YaaTCeM0

正常に残ってるようで何よりだ保守

868 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 09:42:04.80 ID:Ia7o8SJS0

>>867
バトンタッチ

869 ：以上、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 09:50:53.11 ID:Ia7o8SJS0

寝落ち補修

870 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 09:53:13.55 ID:1YaaTCeM0

>>868
俺の信頼性ほどアテにならないものはない…

871 ：涼萌え保守人：2006/03/31(金) 10:00:20.65 ID:Ui7VJljRO

>>870
本スレで任された俺もいちおう見てるから、無理しないでそこそこ保守してくれ。

872 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 10:25:02.04 ID:1YaaTCeM0

>>871
あ、ああ

保守

873 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 10:27:20.59 ID://0ASt850

種厨が調子にのってるお（＾ω＾）ﾒｷﾒｷ

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1139500776/
404 ：通常の名無しさんの３倍：2006/03/31(金) 10:13:27 ID:???
キララク好きスレのvipperまじウザイな

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1143692383/
61 ：通常の名無しさんの３倍：2006/03/31(金) 10:15:01 ID:???
vipper誌ねv

874 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 10:51:01.12 ID:Xb/KfXm60

保守

875 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 11:09:08.95 ID:1YaaTCeM0

腹減ったが…眠いな…
保守

876 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 11:30:35.49 ID:Xb/KfXm60

定期保守

877 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 11:53:39.58 ID:Xb/KfXm60

定期保守できるのはここまでです。　ちょと出掛けるんで、あとよろ

878 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 12:19:53.61 ID:5ef4ad5k0

>>877
後は任せとけ！

保守

879 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 12:33:32.74 ID:YtVDwAsX0

おまいら…

http://i375ns.blog51.fc2.com/blog-entry-1.html

↑　ネコミミ小説のクオリティの高さを知れ

880 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 13:00:31.32 ID:1jzgSjKB0

保守

881 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 13:01:37.03 ID:5ef4ad5k0

>>879
そんなの知るか
ここが面白いから保守ってる、他のと比べる必要なんて無いだろ

とマジレスしつつ保守

882 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 13:30:03.49 ID:jXbbYD5A0

投手

883 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 13:49:31.61 ID:qJMxuay8O

保守

884 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 14:15:12.07 ID:5ef4ad5k0

捕手

885 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 14:32:51.53 ID:7SjY2XHpO

ほ

886 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 14:57:07.04 ID:5ef4ad5k0

し

887 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 15:11:18.04 ID:7SjY2XHpO

の

888 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 15:30:52.32 ID:qJMxuay8O

あ

889 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 15:46:37.50 ID:7+YzDnw50

（´・ω・｀)　やあ
君たちには一生セックスもオナニーもできない呪いをかけた。
しかし君たちは運がいい。

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1134817458/
↑このスレに

｢糞　　ス　　レ　　糸冬　　了｣

と書き込めば呪いは解けるよ。
では、健闘を祈る。

890 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 16:09:07.28 ID:qJMxuay8O

保守

891 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 16:30:05.43 ID:5ef4ad5k0

ほ

892 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 16:54:01.17 ID:F5vyQEIrO

ほっしー

893 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 17:14:16.12 ID:qJMxuay8O

保守

894 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 17:38:54.24 ID:jXbbYD5A0

オズ

895 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 17:58:08.43 ID:7SjY2XHpO

捕手

896 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 18:15:36.06 ID:jte9E6q70

ほほしゅしゅ

897 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 18:37:47.21 ID:jte9E6q70

ほっほしゅっしゅ

898 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 19:00:22.66 ID:7SjY2XHpO

しゅっほしゅっほ

899 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 19:23:12.72 ID:u5ZkDEglO

ほしゅ！

900 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 19:23:13.75 ID:jte9E6q70

しゅっしゅっぽっぽと夜も更け行くほす

901 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 19:43:13.13 ID:uKbFYeSW0

夜中になったら自己発電

902 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 20:04:39.78 ID:Rt4UydnJ0

ただいま帰りました保守。
自分も夜中に自己発電予定。準備中！

903 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 20:06:13.57 ID:uKbFYeSW0

>>902
そろそろ次スレっぽいね、頑張れ頑張れー

904 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 20:22:05.49 ID:Rt4UydnJ0

>>903
おー。お互いがんばろー。

905 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 20:46:42.00 ID:qJMxuay8O

保守

906 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 21:00:06.76 ID:qJMxuay8O

保守

907 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 21:21:07.79 ID:7SjY2XHpO

保守

908 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 21:36:40.86 ID:Rt4UydnJ0

自己保守

909 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 21:49:21.07 ID:7SjY2XHpO

保守

910 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 22:06:09.20 ID:7SjY2XHpO

ほし

911 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 22:24:15.70 ID:Rt4UydnJ0

自己保守

912 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 22:30:07.22 ID:aWQET61iO

保冷剤たん。もしよかったら>>644-からのまとめで細かい修正・追加があったら挙げてほしい。次スレでまとめ直すときの参考にさせてもらうので・・

913 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 22:50:46.64 ID:Rt4UydnJ0

>>912
おｋ．ちょっと待って・・・

914 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 23:02:41.91 ID:erz7EY6h0

【伝説の会場】4月1日になった瞬間に最速1000目指そうぜ【控え室】

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143810604/

伝説の一員になりましょう

915 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 23:06:21.69 ID:Rt4UydnJ0

姫のスペックまとめに特に不備は見つかりませんねー。
じゃあ追加設定。
・可視光領域が若干人間より広い。視力・動体視力高め。
・猫さんに頼めば一時的に任意の色に色盲になれる事を最近発見。
ここ数日、密かにその方向でさらにできることがないか猫さんの様子をうかがっている模様。
・猫好き

916 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 23:27:48.99 ID:Rt4UydnJ0

自己保守。ちょっとやる娘とあって今日の再開がいつになるかは不明。
また夜通しだろうけどその辺は勘弁・・・

917 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 23:33:16.50 ID:ly9raa//0

>>916
(ﾟдﾟ)

918 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/31(金) 23:37:18.99 ID:uKbFYeSW0

>>916
娘だとうッ！？

919 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/31(金) 23:43:09.68 ID:Rt4UydnJ0

はははｗｗｗ
いやまあなんだ。ちょっと手が離せんので申し訳ないが少しの間保守お願いします。

>>918
あ、別にこどもじゃないっすよ？

920 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 23:45:33.59 ID:CJ3vtTd10

しかも夜通し

保冷剤ﾀｿが実はタフガイだった件について

921 ：モアイ像祭り開催中　乗り遅れるな！：2006/03/31(金) 23:45:57.27 ID:SJny4cOL0

やあ、また会ったね(´・ω・｀)

君たちにはたった今　半年以内にとんでもない幸福が訪れる　という呪いをかけた。

http://music5.2ch.net/test/read.cgi/musicjg/1143666928/l50

↑のスレに「モアイ像乙」と書き込むんだ。
そうすればこの呪いは確実に半年以内に現実のものと化す。

922 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/31(金) 23:46:08.69 ID:V0R0J4l70

※※みなさんＶＩＰクオリティーのじかんですよ※※

～～～【伝説の会場】4月1日になった瞬間に最速1000目指そうぜ【控え室】～～～
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143810604/

今はたってないが00:00になったらこのスレが立つ
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143817200/
スレタイが関係ないかもしれないが気にするな！！！！！１１１１１
未来スレのため関係ないスレをつかう事になったんだ。すまない

さあｗｗｗｗｗ今こそVIPPERが結束する時ですよ！！！１１１
伝説になるんだ!!!

ＶＩＰの底力を見せてやるお。この文を４１ヶ所以上にコピペすると明日は嘘つかれないお( ＾ω＾)

923 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:00:23.60 ID:THzRtw8sO

保守

924 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:00:38.38 ID:YpBNXniL0

>>919
禿げだとうッ?
ついでに保守
ところでカオスって何？

925 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:07:22.72 ID:D7aGLzXE0

>>924
嫌耳のスレに逝けばわかる

926 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:11:48.63 ID:ZJN2MZsTO

>>915
サンクス！次スレでまとめとくぜ！

927 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:15:05.61 ID:THzRtw8sO

ところでまだ三月な件

928 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 00:15:57.71 ID:K5jWbcrt0

保冷剤氏見てたら返事向こうに頼む

姫借りるわｗｗｗｗｗｗｗ

929 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:24:00.20 ID:7WSqIyH40

ない知恵を絞って小説スレは落ちてない

930 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 00:24:41.56 ID:K5jWbcrt0

>>929
マヂ？

931 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:28:36.41 ID:D7aGLzXE0

同胞のスレが落ちとる

932 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:29:38.33 ID:7WSqIyH40

>>930
ガチ？

933 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 00:31:34.28 ID:o3Lf5OiW0

ない知恵を絞って小説スレが・・・・
この借りは兆倍にして返すぞ！
でもまだ書けてないorz
ネタ切れって言うか・・・向いてないのかな・・・

934 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 00:31:47.68 ID:K5jWbcrt0

>>932
俺つながんないんだけど……　落ちたよねこれ？

935 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:33:22.15 ID:D7aGLzXE0

1 ：代理ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/29(水) 15:06:13.30 ID:ro4D0Q3d0
どうぞ

|
| 中略
|

301 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 00:02:27.62 ID:K5jWbcrt0
保護

総レス数 301
53 KB [ ２ちゃんねるが使っている完全帯域保証レンタルサーバー ]

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■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

--------------------------------------------------------------------------------

なむ（泣

936 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:33:22.96 ID:drWz4gFs0

どう見ても落ちてます本当にありがとうございました・・・

937 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 00:34:37.02 ID:7WSqIyH40

>>934いぁもちろん

落ちちゃってるだろうOTL

938 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 00:38:47.98 ID:o3Lf5OiW0

落ちちゃった・・・南無。
明日は我が身か・・・

939 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 00:41:50.85 ID:K5jWbcrt0

>>938
こっちは1000行って良い方向でログ行こう！

940 ：【大吉】：2006/03/32(土) 00:59:55.87 ID:D7aGLzXE0

ho?

941 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 01:01:33.77 ID:o3Lf5OiW0

>>939
よっしゃあ！
でも今日はダメかもしれないorz
短めでよければいけるけど・・・うー・・・

942 ：【ぴょん吉】：2006/03/32(土) 01:04:37.42 ID:D7aGLzXE0

>>941
短めでもいいさщ(ﾟДﾟщ) ｶﾓｰﾝ

943 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 01:06:04.80 ID:K5jWbcrt0

>>941
むしろきつかったら質問で1000いった方がよくね？
この状態でぷらぷらするのが一番ﾔｳﾞｧｲ

944 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 01:14:03.95 ID:o3Lf5OiW0

ok.ちょっと待て。

945 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 01:29:33.54 ID:7WSqIyH40

法主

946 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 01:37:48.21 ID:o3Lf5OiW0

では、今日は短めだけど、再開します！
本家　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143819944/l50
電波源　http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143570907/l50
呪い人形 http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143818075/l50
及び、今はもう亡き　ない知恵を絞って小説　の協賛と、保守してくださる皆さんのご支援でお送りしますっ！

土曜日。
今日が休みで幸いした。
昨晩の一件でお互い精神的な一線を越え、互いに対する認識を改めざるをえなくなったのだが、姫も自分も恋愛経験

などなく、さりとて必要のない生活の変化は起こすこと自体にリスクがあり躊躇われた。
早い話、恋人としての姫との付き合い方、というのがどうにも見えてこない。
昨晩は、帰ってから姫にシャワーを浴びさせた。泥まみれだったのだから当然だ。
その間、ドキドキしっぱなしだった。
しかしそれはときめきや焦燥や緊張ではなく。
不安によるものだった。
身体的な一線を越えることが怖かった。
姫が嫌いだとか、拒否されるのではないかとか、そういうのとは違う。
いうなれば、
意気地なし。臆病者。ありていに言ってチキン。
勢いづいていれば容易に飛び越えられるは^ドルが今は途方もなく難儀に見えた。
しかしその程度の不安であれば、飛び越えるなり蹴り飛ばすなりできるくらいのバイタリティはある。
と、同時にその不安感を後押しする要素があった。

ざーーーーーーーーーーーーーーーーっ・・・・・・・・

947 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 01:47:16.58 ID:o3Lf5OiW0

姫がシャワーを浴びる音が聞こえる。
ユニットバスを嫌い、少し無理して入居したこのアパートは、姫と自分が同時に入ることができるバスルームを擁してい

る。
しかしまだそこに向かう気持ちはない。
今までの生活で、お互いが一つ、秘密を明かしあっただけ。
姫とはもう少しプラトニックな・・・ではないが、少なくとも無理に肉体関係を望むことも亡い。
というのが今現在の自分の見解だ。

その後、入浴する際に着替えを持っていかなかった姫に着替えを用意し、あがった姫のどこかおどおどした瞳を華麗に

スルー。
自分が上がったあと、姫がベットの上に座ってじっとこちらを見ていたことを、期待されていると思ってしまう自分は自意

識過剰なのか。
・・・・いや、違うな。
「今日はもう寝ようぜ」
何かを言おうとする姫を遮って電気を消した。
昨日はそうやって終わった。

948 ：【大吉】：2006/03/32(土) 01:50:53.74 ID:D7aGLzXE0

総ちゃん・・・まぁがっつき過ぎは嫌われるしねｗ
しかし総一郎の秘密とは一体・・・

ホカロンⅡが期間限定でがんばっている様です

ないものはない！　知恵だって同じだ！　小説スレ
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143820550/

949 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 01:54:23.20 ID:o3Lf5OiW0

翌朝。
昨日寝た時刻は決して遅いものではなかったが、自分も姫も昼近くまで寝ていた。
いや、寝ていたというより、横になっていた。
横になったまま、同じベットで抱き合うようにして過ごした。
しかしそれ以上のことはなく。
とはいえ、姫も俺もお互いの関係に持っていた一抹の不安は取り払われていた。
何も急ぐことはないのだ。今こうして一緒に居られるだけでも十分幸せである。
そして一緒に居るために、姫のためにこの一生をささげると昨晩誓った。
なんだかかなり大胆な事を言ってしまっているが・・・
姫は自分に一生を依存した。ならば自分もそれに答えるには等価なものをbetするしかない。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
お互い、起きているのに何も言わず、ただ寝返りを打ち、また抱き合い、感触と体温を感じあう。
こんな時間が続けばいいのに・・・と思ったが。

ぐぅ。

腹がなった。
「・・・くすっ」
「・・・・いや、・・・はははwww」
空腹には勝てんものだ。そうして昼食の運びとなった。

950 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 02:05:58.01 ID:TH2ZV3Kg0

不穏な時期に突入ですね

951 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 02:07:36.76 ID:o3Lf5OiW0

休日の昼。眠気はなかったがけだるい午後の陽射し。
猫ならば日向でぽかぽかと伸びていてもいい日だ。
姫に、寄り合いにはいかなくていいのか？ときいてみたが、少し逡巡したあと別に構いません、と返した。
いっしょにいたいということだろうか？だとしたら悪いのだが―――
「ちょっと大学行ってくる。」
「忘れ物ですか？」
「ん、図書館行って本借りないとレポートができないんだ。さらっと行ってさらっと片付けてさらっと帰ってくる。」
「そうですか・・・」
なんか寂しげだな。・・・よし。
「一緒に行くか？」
今の時間なら人も少ないだろう。女連れでも目立つまい。

952 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 02:15:06.23 ID:ACr7H/ckO

これはいいデレダクですね
…しかしかえって不安になるのは何故だろう

953 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 02:18:02.07 ID:o3Lf5OiW0

「ここが図書館。っても、専門書ばっかりだけど・・・」
「はー・・・・すごい・・・・本ばっかり・・・・」
カルチャーショック？物量に興奮しているのかもしれない。
それが駅前の人の多さだったら萎縮するが、本の多さだったらむしろはしゃぐようだ。
とはいえ図書館としては大した量があるわけではない。専門書ばかり１００００冊あるかないか、程度だろう。
「こら、図書館内で走るな。」
「あ、はい。」
「俺レポートやるから、その辺おとなしくしてろよ？」
「はーい」

ちなみに今日学校に来て始めて気が付いたのだが、学祭やってた。この辺はこの時期に祭が集中するのか？
サークルにも入ってないし友人も少ないので学際の存在すら知らなかった。
もちろん姫は出店に興味を示したが、大学生の作るたこ焼きなど姫にかかれば批判の対象でしかない。
まず粒が小さい。さらに、焼き方がいい加減。こげるものもあれば半生のものもある。
ほとんどの粒はほつれがあったし、使っている素材もたかが知れている。今日はあまり目立ちたくなかったので、
姫にはあまり騒いで欲しくなかったのだが、自らで店に以降ともせず静々とただ自分の後についてきた。
図書館にきてみたかったのかもしれない。

954 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 02:32:07.13 ID:o3Lf5OiW0

しばらくもの珍しそうにしていた姫だったが、すぐに飽きて隣に座る。
「・・・・・・・・（じーーー・・・）」
「（・・・・なにが面白いのやら。）」
その内、長机にうずくまって寝てしまった。その間にレポートを書き上げ、
学食で軽めの食事を取・・・ろうと思ったが、学祭に乗じたヘタクソなブラスバンドサークルの演奏会のため営業は中止

らしい。
仕方がないので何か摘めるものでも買っていこう。
「姫、なんか食べたいものなるか？」
「えー・・・でも実際ロクなものがありません・・・」
「だな。・・・・おっ。」
しかしそのとき天命。
「姫、あれにしよう。」
「･・・・あ、あれはっ・・・！！？」
牛串。30mm×40mm程度の牛肉を三つ、太い駆使にさして鉄板で炙る。これはいけそうだ。
姫にしても異論はないだろう。実際、今ときめきとわくわくに目を輝かせている。やっぱり肉が好きなんだろうか。
ボリューム。素材。
この二つが最強なら味付けや調理法が多少乱雑でもマイナスは気にならない。肉の圧倒的な力が迫る。
「二つくだ・・・・10本ください。」
「やったー♪」
しめて、4000円なり。
焼きあがるまでの数分、二人して鉄板上の肉を凝視。
はいおまちーと言うも言われるももどかしく肉を受け取るとそもまま安全地帯へダッシュ！
「がるるるるるるるる・・・・・・・・」
「ふしゃーーーーーー・・・・・・・」
二人揃って野生に回帰。こんなデートってどうよ。

955 ：【大吉】：2006/03/32(土) 02:35:31.82 ID:D7aGLzXE0

>>954
総ちゃんも姫も獣化ﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗ

俺も腹減ってきた・・・

956 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 02:45:37.77 ID:o3Lf5OiW0

ものの数分で五本ずつ完食。
「うまかったーーーー」
「おいしかったですーーーーー」
二人して顎をなで、調子を整えつつ口の周りを拭いた。
そのとき、ふいに第三者の声。
「あれ、総一郎じゃん。」
「んあ？・・・・ああ、お前も来てたのか。」
「まーな。あ、そうだ。御神籤やってくか？実家の姉貴が・・・籤･･･を････。･････？」
あ、やべ。
「き・・・・きっさまぁぁあああぁーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！
髪染めたりいきなり忙しくなったり最近色気づいて様子が変だと思っていたが・・・・」
うわ。バレては仕方ねえ。
「いやこいつは・・・」
しまった。妹ネタもう使った。
「・・・・・従妹だ。」
「従妹！？・・・・・アウトじゃぁぁあああァーーーーーーーーーーー！！！」
「あ、あの・・・総一郎さん・・・この人は・・・？」
背に隠れた姫が怯えた声を出す。そりゃあそうだ。いきなり変な男が現れて奇声上げたら誰だって引く。
「まあなんだ。・・・・顔見知りさ。」
「おまえらっ！！今すぐウチとこ来いっ！大凶引かせてやるっ！！」
「ざけんなっ！？別になにもな・・・・」
姫がこっちを見ていた。
「・・・なくはないけどな。」
「ふォぉぉおおおーーーーーーーーーー！！！！！」
火に油注いじゃったよ。しかしこいつウザくね？・・・と、思ったその時っ！！

ひゅんっ！！！・・・・・すこーーーーーん！！！

「はどそーん！？」

957 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 02:57:36.40 ID:o3Lf5OiW0

突如友人の側頭部に炸裂する白いなにか。
これは・・・・弓の矢。いや違う。尖ってないし、そうこれは、
「破魔矢・・・！？」
「弟が飛んだご無礼を。」
「いや確かにぶっ飛んでましたけど・・・あたなは、その。」
「お初です。」
「あ、初めまして。本田といいます。こっちは従妹で・・・豊田っていいます。」
「あ、どっ・・・どうも！豊田ですっ･･･」
姫がしどろもどろに挨拶した。アドリブだがうまくやったな、姫。
「これはご丁寧に・・・お初です。」
「あ、初めまして・・・あの、お名前お伺いしても？」（総）
「お初です。」
「は、初めまして・・・？」（姫）
「・・・・・・・・オハツさん？」
「ご名答です。おほほほ、もう少し誤魔化せるかと思ったのですけど。」
「じゃあ自分たちはこれで」
「お待ちなさい」

958 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 03:05:03.07 ID:TH2ZV3Kg0

はどそーん！

959 ：【大吉】：2006/03/32(土) 03:05:43.17 ID:D7aGLzXE0

　 _ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　巫女さん！巫女さん！
　⊂彡

960 ：二郎剤 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 03:11:22.21 ID:K5jWbcrt0

ど……どうなるんだ！
本田豊田ktkrｗｗｗｗｗｗ

961 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 03:19:28.22 ID:o3Lf5OiW0

がっし
姫が捕獲された。これでは動けない。
「え？あ、あの！？」
「怯えなーい怯えなーい。お二人とも、ちょっと籤引いていきませんこと？」
「占い信じてないんで・・・！！」
「そう仰らずに・・・あなた、彼氏さん。なにやら不穏なものか変えてらっしゃるし・・・！！」
姫の右腕を俺が掴み、オハツさんが左手を引っ張る。
こうなるとベクトルを左右するのは、
「お嬢さんはどうかしら？彼氏との相性を知りたくありませんこと？」
あ、くそ、この巫女。攻めるべき場所わかってやがる。
「相性・・・・？」

962 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 03:30:37.43 ID:o3Lf5OiW0

「ええ！守護霊から星座から動物、干支まで駆使してあなたと彼氏のベストメソッドをご提供！」
「姫ー！解ってると思うが所詮迷信！迷信だぞ！」
「神道を迷信となッ！？言ってくれるじゃあありませんこと彼氏くん！」
「何度でも言ってやるさっ！」
「あの、」
「彼女くんっ！いい、よくお聞きなさい。天照大神様は・・・」
「姫！国家神道と言われる明治期のこいつらの主張は・・・」
「彼女くんっ！神道って言うのはこの国独自の宗教で森羅万象に・・・」
「あの、わたし」
「アニミズムとも言われていて、様々な無意識下の国民性を強く植えつけたものだから・・・」
「って言うかほとんど無宗教に近いこの国で神道が大きな位置を占めるのは一重にその存在感の薄・・・」
「あの、具体的になにが解るんですか？」
姫！？まあ、一応検証してみようと言うのは悪くない考えだけど！！
「彼氏の性癖からコスチューム、お勧め体位、彼氏が喜ぶプレイまでっ！」
「貴様どこの巫女だぁーーーー！！マラ飾ってるところかっ！！？_」
「失敬な！子作りではなくあくまで楽しむための・」
「もう黙れよお前！」
「引いてみて、いいですか？」
「姫ーーーーーっ！？」
「よし来たっ！！」
ひょいっ、だっ
「あっ、総一郎さんーーーーー！？」
「早っ！？」
あっさり抱えられる姫。あの巫女・・・かなりやるなっ！！？

963 ：【小吉】：2006/03/32(土) 03:33:43.34 ID:D7aGLzXE0

姫拉致ktkrｗｗｗｗｗｗｗｗ

気づけばこんな時間か・・・盛り上がってくるわけだｗ

964 ：ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/32(土) 03:39:17.99 ID:do7xub/N0

眠いけれど、このスレが保存されているのかが気になってならない。

助けてエロい人

965 ：【凶】：2006/03/32(土) 03:43:14.46 ID:D7aGLzXE0

>>964
まとめが欲しいところだが作り方とかﾜｶﾗﾅｽ(´･ω･｀)

966 ：ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/32(土) 03:45:03.69 ID:do7xub/N0

>>965
ログをとって、犬猫まとめの掲示板で貼り付けるとかでいんじゃまいか？

967 ：保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 03:45:23.35 ID:o3Lf5OiW0

まるで母猫が子猫をくわえて走り去るようにさってしまう。仕方ない、追いかけるか・・・
「う・・・うーん・・・・いってーーー・・・・」
「オイ、お前ンとこのスペースはどこだよ。」
「東口徒歩20秒。」
「ご苦労」　がすっ！
「うぁ」
もうしばらく眠ってもらおう。こいつはこれで侮れない。もし姉弟できたら・・・やばいかもしれない。

「姫ー？豊田ー？」
しばらく歩き、やっと姫を発見。もう引いちゃってるよ。
「あ、彼氏君。あなたも引いていきませんこと？」
「そうですね・・・では。」
もう諦めモード。隣で姫が顔を真っ赤にして文面を追いかける。

※と言うわけでみんな御神籤を引いてみよう！もうやってる人もいるけど。
これ取り付けたままでもできんのかな・・・？

968 ：【小吉】：2006/03/32(土) 03:48:54.02 ID:D7aGLzXE0

>>967
わからない・・・けどまぁやってみよう！！

とうぁ

969 ：【大吉】：2006/03/32(土) 03:49:46.48 ID:cR5Q4QJV0

女神から神が出たらⅡ明日も続投。出なかったら完全にやめる

970 ：ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/32(土) 03:50:23.38 ID:do7xub/N0

>>969
やったね、女神じゃないか！

え、大吉？　なんのことかな？

971 ：【大吉】保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 03:53:26.58 ID:o3Lf5OiW0

実際にやってみた

972 ：【大吉】：2006/03/32(土) 03:55:41.61 ID:D7aGLzXE0

やはり大吉の確立が高いな・・・二月には3時間粘着して神出したが･･･今回は無理だろうな

973 ：ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/32(土) 03:56:51.22 ID:do7xub/N0

>>972
出たんだｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗすげぇ

974 ：【吉】：2006/03/32(土) 04:01:45.18 ID:ZJN2MZsTO

せっかくだから俺も

975 ：【大凶】：2006/03/32(土) 04:04:22.14 ID:D7aGLzXE0

>>973
名前：今年の2/14は!omikuji
ってやって、神が出たｗ
その前に同じ名前で大凶が2回出てたからやってみたら・・・ねぇ？

つーか無駄にレス数食ってる事に今気付いたorz

976 ：【小吉】保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 04:08:01.46 ID:o3Lf5OiW0

「どれ・・・・」

大吉

これだけ！？全然面白みがない！コテつけたまま引けたのはちょっと驚きだけど！
じゃあ姫はなぜ顔を赤らめますか。
「なにかいてあるんだ？」
「あ、・・み、見ちゃだめですっ！」
「・・・・・（ぎろり）」
巫女を睨みつける。昔はよく地元の駅前でガンの飛ばしあいとかしたもんだ。その頃の俺はリーゼントだった。写真はない（燃やした）
「ぴゅ～～ぴゅぴ～～♪」
コノヤロウ口笛なんぞ吹きやがって完璧シカトモードはいりやがった。
「あんた俺のひ・・・に豊田にナニ引かせやがった？」　ごごごごごごごごごご！←空気の重みの増す音
「おほほほ、門外不出、女性限定の秘密ｏｍｉｋｕｊｉでございます。殿方は見てはなりませぬ。」
「あのな、あんた人の女捕まえてなにしくさりやがりますか？」
「でも参考にはなると思うわよ？お嬢ちゃん見たところ処女だし」
「なこた解ってる。俺が言いたいのは彼女に妙なこと教えるなってことで」
「それで得するのはきっとあなたよー？おほほほほ」
「はぁ・・・・もういいや。姫、帰ろうぜ？」
が、姫は一人顔を真っ赤にしながらまだ文面を追いかけてます。おいおい・・・そんな興味深いことが書かれてるのかよ・・・
「・・・・・・・・・（ごくり）」
「帰るぞ、姫。」
「く、口で・・・？」
「おほほほほほ」
妙な独り言を漏らす姫を引きずって家路に着いた。
背後の巫女の笑い声が、換算とした学祭会場にこだましていた・・・・・・

※姫の性知識+１

977 ：二郎剤【小吉】 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 04:10:46.31 ID:K5jWbcrt0

ちょｗｗｗｗｗｗ口ｗｗｗｗｗｗ

978 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:10:52.99 ID:5vwDJGaF0

口でって・・もしかしてふぇ・・・

979 ：【末吉】保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 04:10:59.03 ID:o3Lf5OiW0

と言う訳で帰ってきました。
本家のミミさんもいらっしゃるのでここから質問受け付けたいと思います！

びこびこびこびこ
メッセンジャーががなる。
遠い向こうの土地に住む友人からメッセージ
『ネコミミ少女に質問があるのだが』

980 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:12:06.57 ID:5vwDJGaF0

沖縄のしまらっきょうはうまいぞ
塩漬けとか特にやばいねご飯が何倍でもいけるぜ
ダンボール5箱送るぜ（ぁ

981 ：ミミ to I eva 聴音器官 ◆8VM5xLK5jw ：2006/03/32(土) 04:13:53.01 ID:do7xub/N0

(´･ω･｀) 「やあ、ようこそ、残り２０レスアンダークラスの世界へ」

(´･ω･｀) 「うん、寝ぼけながら書いてるんだ。失礼があったら許して欲しい」

(´･ω･｀) 「……」

(｀･ω･´) 「セリフ忘れた」

982 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:15:14.70 ID:ZJN2MZsTO

猫さんに頼んで色盲とやらになってみてくれ！

983 ：二郎剤【末吉】 ◆h4drqLskp. ：2006/03/32(土) 04:18:10.93 ID:K5jWbcrt0

よかったら
うちの虎子に
メールを
だして
やって
ほすぃ

984 ：【大吉】保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 04:19:52.12 ID:o3Lf5OiW0

>>977　>>978
ちなみに姫はザラ舌です。
うん？別に大した意味はないよ？

ｗｗｗｗｗｗｗｗ

985 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:27:23.63 ID:ZJN2MZsTO

よかったね総ちゃんよかったね

986 ：【凶】保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 04:37:37.42 ID:o3Lf5OiW0

>>980

「ここか・・・・」
ダンボール五箱抱えた配達員は呟いた。
「・・・・・・ごくり」
震える手でチャイムを押す。今の自分にはありえないほどに緊張感のない音を立てる。
ぴんぽーん
どきどきどきどきどきどきどき
「はーい」
「！！！」
体中に電流が走る。ついに対面のときか・・・！！
ここ数日配達員仲間の間で噂になっているニーソツ少女。絶対領域を装備し、室内でもベレー帽を外さない。
「（ついに･･･ついに会えるっ！！！）」
がちゃ
「お・・・お届けものですっ！！」←wktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktk
「あいゴクロウサマデス」
でてきたのは・・・・寝ぼけ顔の男。
「・・・・・・・・・・orz」

総「・・・・・？なんなんだ？」
姫「どうしたんですか？」
総「いんや。べつに。・・・・ところで姫、らっきょ好きか？」
姫「食べたことないですね・・・」
総「俺もだ。」

二人ともらっきょのうまさを知らないため食べないままに仕舞われました。

987 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:42:15.63 ID:5vwDJGaF0

もったいねぇぇえぇぇぇぇっぇ
400gで数千円の世界ですよ！？ｗ

988 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:44:31.10 ID:ZJN2MZsTO

これは近所にお裾分けだなｗ

989 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:46:54.63 ID:PKSjuF0i0

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143833458/l50

こんなスレを立てたんだ。悪いけど宣伝させてもらうよ。

990 ：【末吉】保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 04:46:54.48 ID:o3Lf5OiW0

それはそうと、このスレも1000とったら協賛スレ立てなきゃダメだからねｗｗｗｗ

あ、今気付いたけど次スレないな・・・・どうしょ。
あるいは、えろ書かなくてすむようにこのまましゅうr...

991 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:47:51.90 ID:e9bOB1WnO

北海道限定の炭酸飲料ガラナでも送りますかな・・・

992 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:49:05.96 ID:5vwDJGaF0

>>990
新スレ立てないとだめよｗ

993 ：【大吉】保冷剤 ◆xl4B3i0CLs ：2006/03/32(土) 04:52:37.74 ID:o3Lf5OiW0

じゃあ
>>950
の人、いる？未だにすれた手の仕方が解らない俺orz

994 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:56:46.46 ID:ZJN2MZsTO

>>990
君には期待しているよ

995 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:57:27.86 ID:5vwDJGaF0

>>993
俺が立ててくる

996 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 04:59:05.02 ID:5vwDJGaF0

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143835116/
いちおー立ててきたぞ

997 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 05:00:50.17 ID:5vwDJGaF0

うめー

998 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/03/32(土) 05:01:17.09 ID:ZJN2MZsTO

うまうま

999 ：【小吉】：2006/03/32(土) 05:01:23.20 ID:5vwDJGaF0

ｋｓｋ

1000 ：【大吉】：2006/03/32(土) 05:01:34.94 ID:D7aGLzXE0

1000ならきっとハッピーエンド！！！！！

1001 ：１００１：Over 1000 Thread

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　　　＊　　　　+　　 /　/　　　イヤッッホォォォオオォオウ！
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