【乙女の涙は】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【乙女色】

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
このスレはもしもローゼンメイデンが普通の女の子だったらという妄想を垂れ流すスレです

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki
ttp://www9.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら画像保管所@Wiki - トップページ
ttp://www9.atwiki.jp/nanasi/

女子高スレ練習用wiki@幼稚園
ttp://www9.atwiki.jp/rosen_kindergarten/

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら(仮)@雑談所
ttp://yy36.60.kg/nanasi/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 08:02:51.31 ID:bi0l2As+0
>>2【☆:*:・おつで〜す・:*゚☆】≡ヽ(`・ω・´*) シュッ!!
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 08:09:35.97 ID:Jd6LDmtLO
WIKIに新テンプレあるからそれも貼って置いて
今携帯だからできん
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 08:12:23.92 ID:chcjh5sGO
乙!!
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 08:18:48.26 ID:JDxBLEzW0
このスレはもしもローゼンメイデンが普通の女の子だったらという妄想を垂れ流すスレです

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki
ttp://www9.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら画像保管所@Wiki-トップページ
ttp://www9.atwiki.jp/nanasi/

女子高スレ練習用wiki@幼稚園
ttp://www9.atwiki.jp/rosen_kindergarten/

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら(仮)@雑談所
ttp://yy36.60.kg/nanasi/
携帯からは↓
ttp://yy36.60.kg/nanasi/i/
前スレはどうなったの?なんて言う時は・・・・・
2ch RozenMaiden過去ログ倉庫
ttp://rozen-thread.org/
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 08:19:12.83 ID:JDxBLEzW0
・スレ、作品と関係ない雑談は控えてください。

・『原則「コテ」禁止』
 コテハンの人の書き込みが悪いんじゃなくて
 コテを付いてるということが荒れる原因になりやすいので原則コテは禁止で。

・気に入らない作品や書き込みはスルーお願いします。

・今の所・・・

 ドールズは人形ではなく普通の人間。
 スレタイが女の子なので基本的に10代〜20代前半かな?

・長編でレスを大きくまたぐとき(前回の投下は>>51で今回は>>462とか)や前スレから の続きはタイトルやあらすじ、アンカー等付けると読者に優しい職人になれる

・投下するときは「○○ネタだから注意」とか「○○系につき苦手ない人スルーよろ」などと付けた上、さらにNGワード指定するといいかもしれない

例:yuriyuri  sinineta  uhouho  koizumi  guroino

・なるべく自分でWikiを編集できるようになりましょう。
 どうしても編集できない場合は雑談所の掲載状況スレで依頼しましょう。
 (簡単な説明の項目の通りである程度できます)

・エロはエロパロで。どうしても投下したいのであればテキストで投下するか大人の時間に。

・投下混雑時以外の「投下いいかな?」は不要。
 もっと自信持ってよいんだよ?

・投下が終わったあととかに「やっぱりグダグダだったorz=3」とかは馴れ合いと呼ばれ る事もあるので注意。
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 08:59:04.68 ID:ApoW0OjA0
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 09:21:22.72 ID:ErYmRxR6O
保守
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 09:40:55.88 ID:Fvj/JF8VO
捕手
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 09:55:14.52 ID:chcjh5sGO
薔薇「ねえ」
JUM「ん?」
薔薇「JUMにいいこと教えてあげる」
JUM「お?なんだ?」







薔薇「シューマイのしゅーは周富徳のしゅー」
JUM「ねーよ」

保守
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:09:07.63 ID:59gDpiWHO
周さん懐かしいなぁwww

そして>>1
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:12:01.84 ID:59gDpiWHO
てか前のスレタイと同じかよwww
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:25:58.84 ID:tsp5WwJk0
保sh・・・
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:28:18.92 ID:chcjh5sGO
薔薇「ねえ」
JUM「ん?」
薔薇「・・・大事な話があるの」
JUM「どうしたんだよ」
薔薇「私ね、・・・できちゃったみたい」
JUM「ほ、ほんとか!?やったじゃないk」
薔薇「逆上がりが」
JUM「・・・」


保守
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:32:28.89 ID:Jd6LDmtLO
吹いたジャマイカwww
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:37:33.98 ID:59gDpiWHO
薔薇しーwww
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:53:34.20 ID:ErYmRxR6O
保守
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 10:53:43.58 ID:JDxBLEzW0
ワロスwwwwwwwww
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 11:23:13.50 ID:chcjh5sGO
JUM「なあ」
薔薇「なに?」
JUM「薔薇水晶ってさ、マックとかで食べたりする?」
薔薇「うん。結構行くよ。時間がない時とか簡単にすませたい時とか」
JUM「そうなんだ。なんか意外だな。じゃあマックでなにが好き?」
薔薇「・・・好きっていうかほとんど同じものしか頼まない」
JUM「それなに?」
薔薇「スマイル」
JUM「・・・」
薔薇「タダだし結構いける」
JUM「・・・(どう食べるんだよ)」
薔薇「あとはたまにシューマイ」
JUM「うん、そこはマックじゃないな」
薔薇「マックだよ。だって・・・富徳いたもん」
JUM「100パーちげーよ」

保守
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 11:29:07.81 ID:L/GJ94Sn0
>>19

このJUM薔薇すぃーのシュール保守シリーズが超好きです
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 11:36:32.84 ID:e++KsMDC0
>>19
昨日からお前脳汁溢れ過ぎだろwww
うらやましいw
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 11:37:20.26 ID:chcjh5sGO
>>20

保守するなら面白いほうがいいかなぐらいの気持ちで書いてたがそう言われると頑張ろうって気になるよ
サンクス!!
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 11:53:50.72 ID:ErYmRxR6O
保守
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 11:59:05.20 ID:chcjh5sGO
薔薇「ねえ」
JUM「ん?」
薔薇「新潟の柏崎ってとこにさ、原発がたくさんあるんだって」
JUM「そうなのか?っていきなり原発の話かよ・・・いいけどさ。」
薔薇「でね、その原発でつくられた電力って新潟で使われないで東京の電力になるんだって」
JUM「へえ、まあ東京は電気の使用量はんぱじゃないだろうしな。」
薔薇「・・・でも原発ってどんな仕組みで発電してるの?」
JUM「うーん・・・核融合とかそんな感じじゃないのか?僕もよくわからないけど」
薔薇「ふーん」
JUM「うん・・・」
薔薇「・・・」
JUM「・・・」



薔薇「・・・じゃあ今からふたりで核融合して発電しない?」
JUM「それは性 交 だ ろ う が」

保守

>>21
どうやら脳汁の蛇口が壊れたみたいなんだ・・・
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:12:00.99 ID:Jd6LDmtLO
うはwwwキタコレwwwwww
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:13:23.46 ID:ApoW0OjA0
前スレ埋めないか
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:22:05.09 ID:chcjh5sGO
薔薇「突然だけと愛地球博のマスコットになろうと思う」
JUM「いまさら万博かよ・・・それにモリゾーとキッコロがいたじゃん」
薔薇「・・・割って入る」
JUM「・・・その二人に薔薇水晶がはいっていったら違和感ありまくりだろ」
薔薇「薔薇水晶じゃない」
JUM「はっ?」
薔薇「・・・薔薇リン」
JUM「・・・」
薔薇「・・・薔薇リン」
JUM「・・・だからそれは無理だって」

保守

そろそろ前スレからひと来るだろうしこのへんで終わっとくよ
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:25:55.22 ID:ApoW0OjA0
終わる必要はないんじゃないかな
本人が書きたくないなら別だが楽しみにしている人もいるだろう
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:32:03.68 ID:bi0l2As+0
1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/25(土) 12:25:53.24 ID:tsp5WwJk0
1000ならJUM汁あふれ放題

30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:37:11.23 ID:chcjh5sGO
>>28

携帯からだから誰かの投下に被りそうでな。そう言ってくれるなら少しペース落として投下させてもらうよ
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:37:35.78 ID:JDxBLEzW0
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 12:51:59.61 ID:Jd6LDmtLO
脳汁だろwww
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:03:27.12 ID:h9vUJg4e0
今にも絶命しそうだなw
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:08:25.92 ID:JDxBLEzW0
ジュンと銀薔薇雪と蒼の王様ゲーム

薔薇水晶「王様ゲーム・・・・イエーイ・・・・・・・」

一同「・・・・・・」

薔薇水晶「皆ノリ悪い・・・・」
ジュン「いや・・・・・なあ?」
雪華綺晶「ちょっと・・・・それは・・・」
水銀燈「急に如何したのよぉ、薔薇すぃー?」
薔薇水晶「王様・・・・勝った人は・・・・命令できる・・・・・誰にでも、なんでも」
水銀燈&雪華綺晶「!!!」
ジュン「ん?どうした?」
水銀燈「い、いやぁ・・・なんでもないわぁ」

水銀燈(ていうことは・・・)
雪華綺晶(王様になれば・・・)
薔薇水晶(ジュンと・・・)
銀&薔&雪「ジュン(君)、やろう(ましょう)!!」
ジュン「え、ああ、別にいいけど・・・じゃあ4人で」
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:08:51.95 ID:JDxBLEzW0
蒼星石「ちょっと待ったぁぁああああ!!!!」

バ!!

ジュン「うわああ!?なんでベットの下から出て来るんだよ!!?」
水銀燈「また見張ってた(ストーカー)のねぇ・・・?」
蒼星石「そんなことはどうでもいいよ、とにかく、僕も参加させてもらう!!」
ジュン「俺は別にいいけど・・・みんなは?」

水銀燈(なんでわざわざライバルを・・・)
雪華綺晶(い、いえ、しかし・・・)
薔薇水晶(巧くやれば蒼星石を・・・)
銀&薔&雪「OK」
蒼星石「ふふふ、ありがとう・・・」
銀&薔&雪「ふふふふふ・・・」

バチバチバチバチバチ

ジュン「・・・・・?」
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:09:13.23 ID:JDxBLEzW0
薔薇水晶「それじゃ・・・くじないから・・・じゃんけんね・・・」

一同「最初はグー、」
薔薇水晶「またまたグー、いかりやちょうすけ頭はパー。正義が勝つとは限らない。ジャンケンポリポリ かとちゃんぺ・・・・・どうしたの?」
蒼星石「い、いや・・・長いなって・・・」
水銀燈「普通にやりましょうよ」
薔薇水晶「・・・・・・・わかった」

最初はグー、出さなきゃ負けよ、じゃんけんぽん。最初はグー、出さなきゃ・・・
ジュン「俺が王様で・・・・ビリは雪華綺晶か」
雪華綺晶「は、はい・・・」
蒼星石「さあ!ジュン君!トイレ掃除でもマラソンでも家を出て行くでもなんでも命令するんだ!!!」
水銀燈「なんで蒼星石がそんなにえらそうなのよぉ・・・」
薔薇水晶「・・・・命令を・・・・どぞ」
ジュン「うーん・・・・・それじゃあ・・・・・」
雪華綺晶「・・・・・・・・・(ビクビク」
蒼星石(ふ、何を命令させるか怖がっている!普段僕とジュン君のラブラブタイムを邪魔するからさ!!)

ジュン「じゃあ・・・・これから三日間毎朝僕を起こす・・・とか」
雪華綺晶「ええ!」
蒼星石「え、ちょ、それなら僕が」
水銀燈「あ、あらぁ、私が」
雪華綺晶「あ、あの・・・私でいいのですか・・・?」
ジュン「ほら、雪華綺晶の声ってやさしい感じがするから、朝起こされたりすると目覚めがよさそうだなーって」
雪華綺晶「(///////)・・・・・は、はい・・・・頑張ります」
蒼星石「('A`)」
水銀燈「('A`)」
薔薇水晶「・・・・・いいな」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:09:37.13 ID:JDxBLEzW0
雪華綺晶「それでは・・・次に・・・」
最初はグー、出さなきゃ負けよ、じゃんけんぽん。最初はグー、出さなきゃ・・・

ジュン「また俺が王様か・・・で、ビリは薔薇水晶か」
蒼星石「ジュン君!あんまり生易しい罰じゃなくて、こう、もっと厳しいのを!!」

ジュン「うーん・・・厳しく、か・・・よし、じゃあ・・・」
薔薇水晶「・・・・・・・・・・・・・」
蒼星石(く、顔色一つ変えない・・・だけど!これは普段僕の邪魔ばかりしてジュン君を取っていった罰さ!!)

ジュン「よし・・・じゃあこれから三日間毎晩寝る前に僕をマッサージする・・・でいいか?」
水銀燈(毎晩寝る前に!?ジュンの部屋に!!?)
薔薇水晶「ばっちこーい・・・・・・・(///)」
蒼星石「ジュ、ジュン君!それなら僕が」
ジュン「この前薔薇水晶にマッサージしてもらった時かなり巧かったからな」
薔薇水晶「・・・・・・ジュンの体なら・・・・・把握済み」
蒼星石「('A`)」
水銀燈「('A`)」
雪華綺晶「・・・・・・・(////)」
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:09:59.44 ID:JDxBLEzW0
水銀燈「う、うふふ・・・それじゃあいくわよぉ・・・」
最初はグー、出さなきゃ負けよ、じゃんけんぽん。最初はグー、出さなきゃ・・・

水銀燈「貰っちゃた貰っちゃたぁ、王様貰っちゃたぁ!そしてビリは・・・・蒼星石、貴女ね」
蒼星石「く、なんてことだ・・・!」
薔薇水晶「・・・・・一ヶ月この家出入り禁止?」
雪華綺晶「10メートル以内に入らない・・・とか(ジュン君の)」
蒼星石(や、やばい・・・・・!!)

ジュン「お、おい、あんまりキツイ罰は・・・」
水銀燈「うふふぅ・・・大丈夫よぉ・・・・蒼星石、貴女はこれから一週間・・・」


ベジータ「あっはっは!どんな頼みかと思ったたら!一週間彼氏のふりだって!?お安い御用さ!なんなら一生のパート(ry」
蒼星石「('A`)」

ジュン「最近目覚めがいいな・・・体も軽いし・・・ありがとうな、雪華綺晶、薔薇水晶」
雪華綺晶「いいえ・・・これくらい・・・全然苦になりません・・・その、もしよかったらこれからも・・・・」
薔薇水晶「・・・・・・ジュンのためだから・・・・・これからも・・・・してあげようか・・・・?」
水銀燈「('A`)」

終わる
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:16:30.56 ID:VJaOKpDOO
銀「ペチャパイ!貧乳!俎板!陥没乳首!」
真「目尻の皺!白髪!ジャンク!腹無し!」
銀「人参!ポスト!てるてる坊主!」
真「烏賊墨!カラス!真っ黒くろすけ!」
銀・真「「ムキーッ!!!」」


この二人の日常はこんな感じだと思うんだ(´・ω・`)
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:16:44.44 ID:Jd6LDmtLO
おまwwwwww蒼の子と銀様カワイソスwwwwww
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:20:35.62 ID:chcjh5sGO
薔薇「ねえ」
JUM「ん?」
薔薇「前スレの1000見た?」
JUM「見たよ。脳汁あふれ放題だろ?」
薔薇「違うJUM汁」
JUM「・・・」
薔薇「・・・JUM汁」
JUM「・・・」
薔薇「・・・」
JUM「・・・」
薔薇「・・・じゃあ布団の用意を」
JUM「すんな」

保守
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:29:00.86 ID:l4o2nHVc0
ふと思いついたので5レスくらいの長編を投下させていただきます。
タイトルは『ホントの気持ち』
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:29:16.68 ID:l4o2nHVc0
『ホントの気持ち』

銀「ふふふっ、じゃぁね〜」
紅「待ちなさい!水銀燈!」
今日も今日とて、薔薇乙女達はアリスゲームを展開していました。

そんなある日、水銀燈は一冊の絵日記を手に入れました。
それは名前を呼ぶとその人物の心が絵と文章になるという、不思議な絵日記でした。
水銀燈は、早速真紅達の心を覗くために桜田家に急行しました。

銀「うふふ・・・相変わらず馴れ合ってるわねぇ・・・・」
水銀燈は窓から室内の様子を窺っていました。
リビングでは真紅達がいつもの日常を過ごしていました。
銀「それじゃあ、早速始めようかしらぁ」
そう言って、水銀燈は絵日記を開きました。
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:29:32.19 ID:l4o2nHVc0
>>43

銀「真紅・・・真紅の心を映してちょうだい」
水銀燈がそう言うと、絵日記に文字や絵が浮かんできました。

紅茶の入ったカップに入浴する真紅の絵と
『紅茶が飲みたくなってきたのだわ・・・。そろそろJUMに命令しようかしら。』
という文が浮かんできました。
絵はクレヨンで可愛らしく描かれています。
銀「ふふふっ、真紅ったらおばかさぁん。自分で紅茶を淹れられないんだもの」
水銀燈は大笑いしました。
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:29:47.52 ID:l4o2nHVc0
>>44

銀「翠星石・・・翠星石の心を映してちょうだい」
水銀燈は面白くなって、翠星石の心も覗いてみることにしました。

JUM追いかける翠星石の絵と
『待つですチビ人間!!この翠星石に向かって性悪なんて言うんじゃないです!・・・翠星石にはもっと優しい
 言葉をかけてほしいです・・・。』
という文が浮かんできました。
銀「翠星石ぃ・・・あんな情けないミーディアムのことが・・・・・。これは特ダネねぇ」
水銀燈はクスリ、と邪悪な笑みを浮かべました。
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:30:08.06 ID:l4o2nHVc0
>>45

銀「雛苺・・・雛苺の心を映してちょうだい」
最後に雛苺の心も覗いてみることにしました。

笑顔で苺大福を差し出す巴の絵と
『トゥモエまだなの〜?うにゅー持ってきてくれるかしら?トゥモエ〜トゥモエ〜♪』
という文が浮かんできました。
銀「ふっ、相変わらずのお子様思考ねぇ雛苺」
水銀燈は嘲笑しました。
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:30:23.94 ID:l4o2nHVc0
>>46

全員の心を覗いて満足した水銀燈の頭に一つの考えが浮かびました。
銀「水銀燈の心を映すとどうなるのかしら・・・?」
水銀燈は早速やってみることにしました。
銀「水銀燈・・・水銀燈の心を映してちょうだい」
絵日記に絵と文が浮かびました。
それを見て水銀燈は一瞬驚き、そして大粒の涙を流し始めました。

絵日記には水銀燈とその他の薔薇乙女達が手を繋ぐ絵。そしてこう書かれていました。
『みんなと仲良くできたらいいなぁ・・・・』

姉妹との絆を一番想っていたのは、皮肉にも一番お父様を愛し、アリスゲームを望む水銀燈だったのでした。

                                                     『ホントの気持ち』END
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:33:33.37 ID:BwC/8Q5IO
かなりおそいが>>1おつ
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:37:53.07 ID:VrSIPe6RO
翠「ジュン〜朝ご飯ですよ〜」
ジ「うん。やっぱり翠星石の味噌汁は最高だな。」
翠「そ、そんなにほめるんじゃねーです///何も出ねーですよ//////」
ジ「いや本と・・うわっちゃぁぁぁぁ!」
翠「ジュン!?」
ジ「だ、大丈夫大丈夫。ズボンに味噌汁こぼしたd」
翠「たたたた大変ですぅ!火傷したらどうするんですかぁ!ズボン脱ぐです早く拭くです早く冷やすですええいまだるっこしい翠星石がやってやるですぅ!」
ジ「お、おいちょ」
翠「ジュン、平気ですかぁ?」(上目づかい+涙目のコンボ)
ジ「(う、まずい)あ、ああ。もう大丈夫だ・・・か・・・あああ」
翠「・・・///」
ジ「・・・あの」
翠「・・・・・・まったくしょうがねえ野郎です。朝っぱらからこんなに・・・//////」
ジ「・・・返す言葉もございません(´・ω・`)」
翠「し、しょうがねえから翠星石がなんとかしてやるですぅ///こ、光栄に思うですよ?」パクッ
ジ「!!お前いきなり何を・・・くあぁっ!」
翠「今度は翠星石が食べちゃうですぅ/////」


前スレ1000が悪いんだ!汁とかいうから!止まらなかったんだ
てかこれエロパロ逝きじゃね?
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:39:22.02 ID:Jd6LDmtLO
銀様……
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:52:21.11 ID:ErYmRxR6O
保守
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:56:55.14 ID:L/GJ94Sn0

お昼下がりに【夢の続き〜フィラメント〜】の三回目の投下です。
前スレ>>847からの続きとなります。最後までいってしまうと思います、
ちょっと長いかもですすみません
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 13:58:40.92 ID:L/GJ94Sn0


―――
  おや、またお会いしましたね。
  折角なので。道化のウサギの話に、少し耳を傾けていってください。
  親の都合で海外へ在住していた少年、桜田ジュン。
  そして彼の事をずっと覚えていた少女、真紅。
  これは、そんな二人が紡いでいる物語です。
  少年の帰国によって、二人は幼いころの気持ちを確かめ合い、
  恋仲になることが出来ました。

  楽しい時というのは、それこそあっという間に過ぎるものです。
  さて、人は。……その楽しさ『過ぎた』ということを、
  いつ実感するものなのでしょうか。
  貴方は、如何ですか?

  さあ、それでは。この二人の幕間を、
  このまま最後まで見届けて頂ければと思います……
―――


54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:00:21.15 ID:ErYmRxR6O
wktk!
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:01:25.80 ID:L/GJ94Sn0
>>53


【夢の続き〜フィラメント〜】そして幕間の続き


 休日、彼と一緒に何処かへ遊びにいこうということになった。年甲斐も
なく楽しみで、前の晩からよく眠れなかったほど。
 その気分が、私の注意力を散漫にしていたのか。それとも、早く会いた
いという気持ちが、気をはやらせていたのか。
 昔と違って今は、彼と私の家は離れている。バスを使って、待ち合わせ
場所に向かう。そろそろバス亭というところで、反対側の歩道を、向こう
から歩いてくる彼の姿を車内で見つけた。
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:03:43.88 ID:L/GJ94Sn0
>>55


 早く、早く会いたい。もう、すぐそこに彼は居て。それだけで嬉しさが
溢れてくる。

 停留所で、停車。急いで前方の出口から飛び出す。バスの前を横切り、
二車線の車道を渡ろうとする。
「ジュン!」
そして私は、停車していたバスに追い越しをかけようとしていた車の存在
に、気付く筈も無く、



 叫び声が聞こえた。
 でも、何を言ってるのかわからない。


 消える。芯が、消える。
 わたしが、わたしで無くなっていく――
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:06:26.70 ID:L/GJ94Sn0
>>56

―――――――――――――
 バチン!
 僕は自分が引っぱ叩かれたことに気付くのに、暫く時間がかかった。
「どういうことです、ジュン!
 彼氏のあんたがついてながら、どういうことです!」
怒鳴る翠星石。

 真紅が事故に遭った翌日。とりもあえず容態が安定して、集中治療室
から彼女が搬出されてから、彼女にずっとついていてあげようとした。
しかしそれは病院の規則として通らず、結局外来のソファで夜を明かし
た。結局眠れず、朝になって急いで彼女のもとにいったのだけれど。真紅
は目を、覚まさない。学校にも連絡がいったようだ。放課後を待たず、
友人の面々が病院へ押しかける。
「あんたがついてながら……
 真紅が目を覚まさなかったら、許さんです……」
そう言ってぼろぼろ泣く翠星石。
「翠星石。ジュン君は悪くないよ」
蒼星石が宥めようとする。
「そんなことは……ぐすっ、わかってるです……」
「うん。真紅が眠ってるんだ。静かにしよう」
そう言って蒼星石は、翠星石の頭を撫でた。
 何も言い返せなかった。あの時、僕が真紅の姿をもっと早く確認できれば。
僕の声が間に合っていたら。そもそも、遊びに行く約束なんてしなければ――
 今更後悔しても遅いことを、考えたところでどうしようもない。降りかかる
自責の念に潰されそうだった。
 僕は、真紅の手を握る。命に別状が無いと、医者から言われていたとしても。
彼女が起きるのを、この目で確かめたかった。
 ぎゅっ、と。握る手には、何時の間にか力が籠められていた。
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:08:12.65 ID:L/GJ94Sn0
>>57

―――――――――――――


 夢、なのだろうか。
 長年付き合った私達は、ついに結婚することになって。
 望んでいた、生活。
 こんなに幸せで良いのだろうか。
 このままでは、罰があたってしまいそう。
 
 でも、何か。
 何かおかしい。
 彼は私の右手を、離して。
 遠く、離れていく。
 どうして、
 私の手を、離さないで。


 その時。何かが消えていったような、そんな気がした。


―――――――――――――
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:09:50.17 ID:L/GJ94Sn0
>>58


 目覚めると。白い天井が私の意識を迎えた。
「真紅! 良かった……」
ジュンの、声。
「何やってるですか真紅! 心配したでのす!」
涙声になっているのは、翠星石か。友人達も来ているようだ。
「ごめんなさいね、みんな……私は、大丈夫みたい」
安堵の息。……皆泣いているのだろうか。私はとても、恵まれているようだ。
「ごめんなさい、本当に。何が遭ったのかしら……
 ああ、ジュン……ひとつお願いがあるのだけれど、いいかしら」
何だい、と言って彼が私の言葉を待つ。
「手を、……手を握って、頂戴」


「――――」
何もしゃべらない。きょとん、とした顔をしている。
「何言ってるんだよ、真紅。
 こうやって、ずっと握ってるじゃないか」
そう言って、私の見える位置に手を持ってくる。私の手を握っている、
ジュンの手を。けれど、何も感じない。
「……? っ……!」
彼は手を、『握って』いる。私は……どんなに力を入れても。
いや、力など入らなくて。
 握り返すことが、出来なかった。

「真紅!?」
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:10:57.26 ID:L/GJ94Sn0
>>59



 私の右手に、彼の両手が添えられるのが見える。
 何も感じない、私の右手。
 一瞬。あの瞬間に感じた、『私が私で、無くなる感覚』。
 確かに動いていたのに、
 私の――


61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:12:06.80 ID:L/GJ94Sn0
>>60

 神経系の、麻痺。リハビリによって回復するかどうかはわからない。
ただ、今の私にはとても絶望的なことに思えた。左手は、わずかに
動くものの。触覚が鈍くなっているようで、まるで麻酔を打たれた
状態で、ものに触れているような感じだった。
 『命が助かっただけでも』。確かにそうだ。だけど、この手。
ざっくりと、醜い傷がついている。縫合の跡が生々しい。だけど、
肩から下は動かず。痛みの感覚すら、ない。この私の右手で、もう
彼と指きりを交わすことは出来ない。あの日の約束が、何処か遠くへ
いってしまったような感覚に陥る。
 
 病室。私と彼の、二人きり。彼は私に何を話せば良いのか、考えあ
ぐねている様子だった。
「真紅――」
「……」
「早く退院出来るといいな。そしたらまた」
「帰って」
「え……」
「お願い、ジュン。一人にして頂戴」
「……」
「見られたくないの。この姿。見られたくないの!」
傷ついた、動かない右腕。見られたくない。好きなあなただから。
見られたく、ない!
 涙が止まらなかった。もう一度、この手で。あなたの温もりを、
感じたいのに。

 ごめんなさい、ごめんなさい。
 泣きながら、俯いてしまう。
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:14:08.50 ID:L/GJ94Sn0
>>61


「真紅」
呼ばれて、顔を上げると。彼は目の前にいた。私の手を、握っている。
わからない、あなたが本当に私に触れているのか。
「真紅!」
語気を強めて言われて、身が竦む。怒っているのか――
 潤む視界で彼の顔を見る。ジュン、泣いて、いるの?
「本当に、あの時僕がもっと注意していれば。
 真紅はこんな目に、遭わなかったかな。ごめんな真紅」

 いいえ、あなたは悪くない。悪いのは、私なのだわ。

そう伝えたいのに、何故か声が出ない。
「真紅。君は辛いかも――いや、辛いと思う」
「でも、君の手が動かないから、傷があるからって。
 ……お生憎様。僕はそんな理由で離れて行ったりはしないよ」
まあ、嫌われたら別だけど。そう付け加えた。なんだか、ずるい。


「真紅が寝てる間、寝顔なんか覗いちゃったんだけど」

なっ。……ってしょうがないか。ここで騒いでもしょうがない。

「すごい失礼な話だけど。寝てる間の真紅が、
 ……目覚めなかったらどうしよう、とか考えた」

 心配かけてごめんなさい、ジュン。
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:15:05.78 ID:L/GJ94Sn0
>>62

「全然動かないし。すごく良く出来た、人形みたいな――
 きれいな人形みたいだったんだよ」


 人形。
 壊れた、人形。腕の取れてしまった――遠い昔の。
 あの人形と同じように、裁縫道具でこの腕が治ったら良いのに。
 そんなこと、考えてもしょうがないのだ。
 わかっていながら、気持ちは更に挫けそうになる。


「けれど君は人形じゃない。『真紅』っていう――人間。
 目覚めてくれて、本当によかった」

 ああ、だが。

「僕は君の腕を治せないけど……」

 このひとは、

「君の手の、代わりになることは出来る」

 こんな言葉を、私にくれるひとなのだ。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:16:36.06 ID:L/GJ94Sn0
>>63


『僕が君の右腕になるよ』
最後にそう彼が言ったところで、思わず私はそのフレーズに少し
ふき出してしまった。
「な……なんだよ」
「ふふ、ジュン。あなたの言葉、とても嬉しかった。
 本当に、嬉しかった……でもね」
何さ、と。何故笑われたのかわからない彼が、何だかご不満の様子。
「最後の。私の『右腕』なんて言ったら、まるで私があなたの上司
 ――いえ、私があなたの主人で、ジュンは『下僕』のようなのだわ」
下僕だって!? その言葉を聞いた彼はといえば、なんだか困っているようだ。
「ええっ。それは勘弁して欲しいな、真紅」
そう言って、彼は笑った。私もつられて笑ってしまう。
 まったく。ジュンは泣きながら笑っているから、ひどい顔になっている。
私もきっとそうだろう。頬をつたっているもの。涙とは、こんなに温かい
ものだったのだろうか。

「……ジュン。じゃあ、お嫁さん。
 きっとこの先、私をお嫁さんにもらってくれるかしら……?」

 私と彼の手は、しっかりと繋がっていた。
 指きりは、もう。必要ないだろうか――

65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:18:19.20 ID:L/GJ94Sn0
>>64


そして、幾数年かが経って。



――――――

 雨が降っている。だいぶ小雨なようだけど、雨の日は少し残念だ。
どうせなら、穏やかな陽の光の中。皆から祝福されたかった。
 これは贅沢な悩みだろうか。

 『君の右腕に、なるよ』
あの時は笑われてしまった台詞。だけど、あの言葉はふざけて考えた
訳じゃなかったんだよ、真紅。
 あれから幾度、君の手を握ったことだろう。強く握り返してくれる
ことは、今になっても無いまま。
 だけど真紅。君の手は、いつだって温かい。


 僕は手をとる。君の、右手。
 何故か、涙が流れた。君も泣いてる。
 悲しいのかい?
 ……いや、そうでは無いと。君を、信じる。
 それは、きっとこれからも。

――――――
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:19:28.31 ID:L/GJ94Sn0
>>65

 今日は、私とジュンの新しい門出であった。……のだけれども。

 
 全く、ジューンブライドだなんて、誰が考えたのだろう。こんな
の、式場の陰謀だ。わざわざ梅雨の時期に、そんな特別な期間を設
けるだなんて。
 学生時代の友人達は、もちろん招待した。
『思いっきりおめかししていくですー!』
わざわざ電話で意気込みを伝えてくれた翠星石。他の皆も、一様に
祝福の言葉をくれた。今、外で待っている彼女達は、身体など冷やし
てないだろうか?


 あの事故の日から。私達には色々なことがあった。仲良く楽しい
日々もあれば、喧嘩することもあって。あれから私は、リハビリは
本当に辛かったが、その甲斐あって右腕も少しは自由が利くようになった。
けれど。感覚だけは、どうしても戻らなくて。彼に手をいくら握られても、
その温もりを感じることは出来かった。それは、今も。
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:22:16.65 ID:L/GJ94Sn0
>>66


 私はこの手で、あなたの温もりを感じられない。
 だけど私たちは、こうやって手を繋いで。
 ここから新しい一歩を踏み出そう。
 ジュン、あなたと一緒に。



 扉を開ける。
 雨模様だと思っていた空は、
 気持ちが良いほどの光を、満たしていて。
 ランプの灯りなんかよりも。ずっとずっと、眩しい光が―――

68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:23:33.33 ID:L/GJ94Sn0
>>67



――――――
 さて。束の間の夢は、如何でしたか?
 さあ、では。この辺りで、この夢の幕を閉じるとしましょう。
 どうか、この二人に。これから、多くの幸があらんことを。
 幕を閉じても。夢はまだ、続いているのです……
――――――


http://vippic.moo.jp/up/files/up49799.jpg


おわり
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:25:40.17 ID:FS48OKjkO
GJ
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:25:57.36 ID:BwC/8Q5IO
>>68
感動したお!俺も感動させるSSカキテ〜
GJ
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:26:01.56 ID:xv2b1nte0
>>68
何故か目から流れ出る暖かい水が止まらない(/д`)
GJ!幸せになれよ、真紅。
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:26:19.84 ID:Y1Ls+jTQ0
凄い!凄い!!!大作超乙!!!!
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:26:59.92 ID:ApoW0OjA0
>>68
前回の終わり方からして何かあるとは思ったが・・・
JUMと真紅は試練を与えられたけど、神様は乗り越えられる人間を選んで試練を課すと言いますし応援したいですね
イラストまでついてほんとにGJでした
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:27:21.15 ID:PtGPv6YH0
>>68
あの〜この目から出てくる汗は一体なんでしょうか・・・・・
・゚・。・(ノд`)・゚・。・
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:29:52.36 ID:JDxBLEzW0
正直感動した
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:34:44.66 ID:8HYyhrpe0
>>68
もちろん文章の方も最高だったが、イラスト付で感動が倍増した。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 14:40:27.56 ID:L/GJ94Sn0
【夢の続き】のものです
席はずしてたらレスが……! ありがとうございます
この話は、最後の絵から始まったものでした

機会がありましたらまた別なお話でお会い出来ればと思います
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 15:01:04.96 ID:BwC/8Q5IO
保守
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 15:09:03.52 ID:OBrgzSJi0
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 15:19:30.59 ID:vRwED1IM0
>>77
涙腺が決壊した
ssでじーんとくるなんとひさびさです
gjjjjjj
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 15:37:14.22 ID:Jd6LDmtLO
保守
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 15:55:37.68 ID:ErYmRxR6O
保守
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 16:05:32.50 ID:B9U+9RwdO
薔「JUM、ぬるぽって言ってみて…」
ジ「なんだそれ?まぁいいや、ぬるぽ」
薔「ガッ♪」
ジ「ちょwwwww
抱きつくなwww」
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 16:19:19.07 ID:ErYmRxR6O
保守
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 16:24:59.53 ID:JDxBLEzW0
薔薇水晶「ジュン・・・・・私のこと、嫌い?」
ジュン「いいや、ただ君のテンポに付いて行くのが疲れただけだよ」
薔薇水晶「じゃあ私のこと・・・好き?」
ジュン「ああ、好きだよ」
薔薇水晶「じゃあ・・・抱いて」
ジュン「それはね」
薔薇水晶「絆が欲しいの、私と貴方をつなぐ、絆が・・・・」
ジュン「・・・・・・・・・」
ジュンを押し倒す薔薇水晶
薔薇水晶「・・・・・なら・・・・私が・・・・ジュンを・・・」
ジュン「お、おい、薔薇水晶、落ち着け」
薔薇水晶「やだ・・・・ジュン・・・・大好き・・・」
ジュン「あっ・・・・」


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      。O
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「なに勝手に創作してるんだコラ」
薔薇水晶「夏の新刊のお話」
ジュン「せめて僕を違うキャラに変えろ」
薔薇水晶「それじゃ・・・・JUMで」
ジュン「変わってないじゃん」
薔薇水晶「それじゃあ諭吉で」
ジュン「なんでやねん、まあいいか、それじゃあな」
薔薇水晶「と見せかけて再開」
ジュン「な、なにする貴様ー!」
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 16:38:01.29 ID:6no9VZVv0
薔薇しーwww
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 16:44:39.27 ID:B9U+9RwdO
薔「…巻きます?巻きませんか?巻きましょう!」
『君が』
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:08:18.36 ID:Jd6LDmtLO
俺が保守
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:17:43.12 ID:JDxBLEzW0
水銀燈「ジュン・・・・私・・・・我慢できないのぉ・・・・・しよぉ・・・・?」
ジュン(ここで問題だ・・・この暴走した水銀燈から逃げられる!?)

三択−ひとつだけ選びなさい
答え@ハンサムでもないジュンは突如逃走のアイデアがひらめく
答えA薔薇水晶が来て助けてくれる
答えB逃げられない。現実は非情である。

他力本願な僕が選びたいのはAだけど来たら来たで・・・
アッガイ買いに隣街までいった薔薇水晶が今ジャジャーンと登場して「・・・・・・アッガイ」と間一髪助けてくれるってわけにはいかねーぜ・・・)

ジュン「やはりここは@しかないか!やるしかない!」
水銀燈「・・・・・・・・・ジュン」
ジュン「笹塚!今すぐここにヤクルトを送ってくれ!!」
水銀燈「・・・・ジュン」
ジュン「くそぉ!もっと!もっとだ!」
水銀燈「ジュン・・・・」
ジュン「だ、ダメかーーー!?」

答えは@

ジュン「く、あと数秒で水銀燈に襲われる!答えはBか・・・現実は甘くないな・・・・あばよ、笹塚・・・今日で僕も脱童貞だ・・・」
バタ・・・!!
ジュン「笹塚・・・・そっちの道に手を出すなってあれほど言ったのに・・・見境なくしやがって・・・あれほど言ったのに・・・」
笹塚「う、梅岡は・・・・すごかった・・・・ガク」
ジュン「笹塚ーーーーー!!」
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:23:20.00 ID:Jd6LDmtLO
奇妙な冒険ktkr
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:34:07.34 ID:JDxBLEzW0
保守ついでに掲載依頼スレの携帯用アドレス
http://yy36.60.kg/test/r.i/nanasi/1140946858/
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:45:57.27 ID:VJaOKpDOO
ヒナは公園で自転車の練習をしていたの。
すると、ばったり真紅たちにあったのよ。
「あれー、どこへいくの?ヒナも行く〜。」
「ダメです、補助輪付きのお子ちゃまじゃ足手まといですぅ。」
翠星石はそういったけれど、真紅と蒼星石はさんせーしてくれたの。

それでね、川沿いのでこぼこ道を、みんなでいちれつになって走ったの。
(うゅー…ちょっとこわいの)
補助輪はやっと、ひとつはずれたばかりだったの。
ひなはようじんしながら、むちゅうでペダルをこいだわ。
でも、みんなスイスイ走って、ヒナは少しおくれてたの。
だから、おいつこうとしてスピードをあげたら…

ガツンッ!
「やっ。」
補助輪がいしにぶつかり、ヒナはバーンとなげだされてしまったの。
「うっ、うぅっ。泣いちゃダメぇ…ぅっ…」
いたみをがまんして、やっとおきあがったわ。でも―
(ああっ!補助輪がまがってるの。困ったの、もう走れないの…)
また泣きそうになってしまった、そのとき…
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:46:05.63 ID:SfNYzcRX0
紅「ジュン!キスして」
ジ「えっ突然、何をwwww////////」
紅「早くするのだわ//////」
ジ「真紅///////」
の「キャー、ジュンくんたら照れちゃってかわいいwwwww」
抱き、むぎゅ
ジ「わーwwwねぇちゃん(やわらかwwwww)」
の「ジュンくん!ジュンくん!wwwwww」
紅「ちょっとwwwwのりwww」
の「ジュンくん保守よ」
ジ「わかったよ、ねぇちゃん(雛苺よりでかい)」
紅「私のキスはーーーーwwww」
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:47:30.37 ID:VJaOKpDOO
>>92
「大丈夫かしらぁ、おちびちゃん?」
とつぜん真っ黒な天使さんが、きのえだから舞い降りてきたの。
「ずいぶんと乱暴ねぇ、水銀燈が運転を教えてあげるわぁ」
天使さんは羽を指でくるくるしながら、いったの。
「ほんとぅに?」
「ええ、そうよ。こうみえても得意なんだからぁ。」
天使さんはヒナの自転車にのるとスイスイとはしってみせたの。
「こつはとにかくバランスよぉ、羽でバランスがとれるわぁ」
「でもヒナは羽なんてないの…」
「そうねぇ…」
天使さんはヒナのほっぺにキスをして、自分の羽をヒナのほっぺにくっつけてくれたの。
「これで大丈夫だわぁ、あとはあなたのやる気よぉ。」
「うーぃ!」

数十分後

ヒナは真紅たちのいる神社のうらにいったわ。
もちろん、自転車でなのよ。
「ちびちび!いつのまに自転車のれるようになったですか!」
「えへへー、天使さんが教えてくれたの♪」
そういってほっぺをかいたら
(うゅ?羽がないの、なくてものれたのかしら?)
「早くこっちに来なさい、おもしろいものがあるのだわ」
そして、ヒナはみんなで遊びだしたの。
そのとき…

「大丈夫よぉ、おちびちゃん。あとはあなたのやる気。」

そう、天使さんの声が、ふっと聞こえたような気がしたのよ。
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:48:20.69 ID:VJaOKpDOO
ちっちゃい従妹の絵本を再度インスパイアした
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:48:59.95 ID:SfNYzcRX0
>>95
すまなかった!ゆるしてくれorz
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 17:50:09.72 ID:Jd6LDmtLO
うにゅー天使様なのー
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:03:20.31 ID:QvGeZYj40
本格的にネタが無いんだが……あ、いやネタならあるよ。もう、たくさん。
しかし、どうしてか、キラキーのキャラが掴めんのだよ…諸君……!!

…ヘルシングって面白いですね。名前変換ドリーム小説の奴。
さて、いい具合に脳汁絞り粕になってきたんですが、
それはそれ、これはこれとおいておいて、何か気分転換に一本軽いの書きたいんで、
みじかーいのでよければ、先着3名リク宜しくシナチクチッチキチー。

先着3名ッ
迸るパトスより熱いの頂戴ッ
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:04:36.56 ID:Y1Ls+jTQ0
変態
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:05:50.78 ID:CjrVVKyj0
ジュンの
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:06:39.66 ID:Y1Ls+jTQ0
うほっ
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:06:59.25 ID:SKWau6200
>>98
蒼星石
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:08:10.06 ID:QvGeZYj40
>>99-101

ノ リ で そ う い っ た の な ら 
     後 悔 さ せ て や る か ら な お 前 ら … … !

>>102
了解

残り一めーい。
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:08:48.45 ID:CjrVVKyj0
>>103
双子
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:10:47.06 ID:Y1Ls+jTQ0
>>103
ちょwwwマジかww
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:11:03.93 ID:QvGeZYj40
>>104
了解。

>>99-101
……巨編スペクタクル書くからな。
覚えてやがれー。
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:21:43.76 ID:Jd6LDmtLO
wkt……k?
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:29:24.70 ID:CjrVVKyj0
やあ、みんな。今週の「くんくんのお悩み相談室」の時間だよ
今日のお便りは東京都、PN.引きこもってるマエストロさんからだよ
えーと…

「お隣さんに7人姉妹の大家族がいるんですが、その人達がひどいんです。
 五女のSという子がいるんですが、僕のことを「下僕」と呼ぶんです。
 その上「ドアを開けなさい」「紅茶を入れなさい」って命令してきます。
 六女のHという子は「うにゅー、うにゅー」とか言って
 子供かと思うと、時たま大人びたことを言うので裏で何考えてるかわかりません。
 三女、四女は双子なんですが、姉のSは自分のほうが身長低いのにぼくのことを「チビ」っていいます。
 稀にやさしいかと思ったら急にきれます。情緒不安定です。
 妹のSは唯一のまともな人ですが、初対面の人に男と間違えられただけで鋏を向けるのは危なすぎます。
 でも、近所のじいさんに「かずき〜」と呼ばれても怒らない…まさか年(なぜか赤く塗りつぶされてる)
 次女のKは「楽してズルして〜〜かしら」などと言って邪魔してきます。とてもうざいです。
 Kの友達にMがいますが、コスプレ好きでなにかにつけてKに頬ずりする変態です。
 長女のSは僕の家に来て羽をばら撒いて帰っていきます。掃除してから帰って欲しいです。
 しかも「乳酸菌とってるぅ?」などと意味不明なこと言ってきます。わけがわかりません。
 七女のBは眼帯をしていて僕のいうことをオウム返ししてきます。ものすごく怖いです。
 なぜかこの子は、人形職人のEに付きまとわれ「B…僕の最高傑作…」とか言われてます。
 Bもまんざらでもない様子で、「お父様」とか言ってます…まさか援助交(また赤く塗りつぶされてる)
 このお隣さん、どうにかなりませんか?くんくん探偵よろしくお願いします」

こういうのはみの○んたに任せようね!それじゃあ来週もよろし…くんくん!!
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:31:30.01 ID:OBrgzSJi0
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:32:45.19 ID:QvGeZYj40
ちょっとばかり、今回の件は本気でこっちもやるから覚悟してくれwwww
よし、決めたからな! >>102>>104には少し悪いが、うほっに全力注ぐぞこん畜生ー
おまえは俺を怒らせたって言うか、昔の血が騒ぐというか
まあ、何と言うか、うん、お急を据えといたほうがいいかなとも思うわけですよ。
かちんと北と言うか、こちんと北というか、最近その系の需要が多すぎと言うか、
んまぁ、需要とか云々とかじゃなくても、梅岡以来お前悪乗りしすぎですよ、って言うか
べつに書き手としてはそういう系でも、住人が望むなら書いてもいいんですけどね? いくらでも。
んでも、限度があるだろうと、限界って言うのがあるだろうと。今回はそれをひしひしと感じた訳ですよ
しかしまあ、ココは腐女子の多いスレですね。
て、此方も言えたことではないのですが(苦笑) うしゃーやるぞーこらー。
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:33:30.69 ID:XyRm84tu0
>>108
なぁ、俺も投稿していいか?そのラジオに…
隣にこいつ↓が住んでるんだけど、どうすればいい?
http://kanaria.ddo.jp/rozen_upload2/rozen0329.jpg
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:37:00.09 ID:Y1Ls+jTQ0
>>110
申し訳ないorz 悪乗りしすぎた。今度リクするときはせめて変態にするよ
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:39:21.10 ID:CjrVVKyj0
>>111
そういうのは市役所に相談しようね!

>>110
ごめんね、でも双子は頼んだよ
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:44:26.25 ID:xv2b1nte0
…前スレ853に引き続き「様々な想い」を投下します。

雛 「風邪をひいたジュンのお見舞いの帰り、みんながジュンを好きって告白したの!
   その翌日、しんくとすいせいせきがお弁当を作ってきたり、色々なアプローチがあったんだけど…
   何はともあれ楽しいランチタイムを迎えたの!それも何事もなく終わろうとしてたんだけど…
   …すいぎんとうがジュンのほっぺについてた米粒を食べたら…空気が凍り付いちゃったの…」

ざっと今までのおさらいでし。それでは、文章の乱れは気にしない方針でごゆるりとお読み下さい。
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:45:03.61 ID:xv2b1nte0
   一番最初に硬直が解けたのは、例によって例の如く雛苺であった。
雛 「ほえ〜…水銀燈、大胆なの〜…」
水 「うふふ、そうかしらぁ?」
   開いた口が塞がらない状態の他のメンバーを尻目に、満足そうに笑う水銀燈。
   ようやくのことで、ジュンが口を開いた。
ジ 「す、水銀燈…いきなり何を…」
水 「真っ赤になっちゃって、おもしろぉい。ウブなんだからぁ…」
ジ 「な…!ひ、人の反応で遊ぶな!」
水 「ごめんなさぁい、ちょっとした出来心だったのよぅ。」
ジ 「…」
   再度沈黙が訪れ、数秒が過ぎた。
ジ 「…悪い、ちょっとトイレ行ってくる。」
   気まずい雰囲気を察したのか、ジュンは屋上を後にした。
   それを見届けた後、突如騒がしくなる屋上の面々。
翠 「水銀燈!冗談でもやっていいこととやってはいけないことがあるです!」
水 「あらぁ?私は本気のつもりだっただけどぉ…」
蒼 「それならそれなりの言い方があるでしょ。ボクにはふざけてるようにしか見えなかったよ。」
巴 「そうよ。あんなこといきなりされたら、桜田くんだって困るでしょ?」
水 「…いいじゃなぁい、別にぃ。」
   水銀燈がぷい、とそっぽを向いた…次の瞬間、真紅の平手打ちが水銀燈の頬に炸裂した。
水 「…!…痛…」
真 「おふざけも大概にすることね、水銀燈。」
   真紅の顔はいつになく険しい。水銀燈は、その気迫に押されて一歩後ずさった。
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:45:30.50 ID:xv2b1nte0
真 「貴女、ジュンの気持ちを考えた?」
水 「な、何よぅ…」
真 「公衆の面前で、キスまがいのことをされたのよ?それも何の前置きもなしに。」
水 「…」
真 「ああ見えてジュンは繊細な心の持ち主…きっとショックを受けているに違いないのだわ。」
水 「…それ、どういう意味?」
   棘のある真紅の言葉に、水銀燈の顔つきも険しくなる。
水 「真紅。貴女まるで、ジュンが私のことを嫌ってるみたいな言い方じゃない。」
真 「…少なくともジュンは、人の気持ちを考えられない貴女みたいな女は嫌いなのだわ。」
水 「…なんですってぇ…!」
   水銀燈が、突如声を荒げた。そして…真紅の胸倉を掴んだ。
   そこまで来て、呆然としていた他の面々も慌てて止めに入る。
巴 「二人とも、落ち着いて…」
雛 「け、喧嘩はよくないの〜!」
蒼 「水銀燈、やめるんだ!」
翠 「し、真紅もちょっと言い過ぎですぅ…」
   しかし、外れてしまった留め金は、そう簡単に戻らないのが世の常である。
真 「真実を述べたまでだわ。」
水 「どうして?何でそれが真実だって言えるの?」
真 「さっきも言ったわ。ジュンは、人の気持ちを考えられない人が嫌いなの。」
水 「…それがどうして私のことを嫌っているってことになるのよぉ…」
真 「…ほら。そうやって彼の気持ちを理解しようとしない。貴女は所詮、ジュンのことを好いてなんかいないのよ。」
水 「…!」
真 「…だからさっきみたいに考えなしの行動が…」
水 「…黙りなさい…」
真 「?」
水 「貴女に…貴女なんかに私の気持ちを否定される筋合いはないわよ!」
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:46:16.33 ID:xv2b1nte0
   そう言い残すと、水銀燈は屋上から走り去ってしまった。
   残った5人の間に気まずい雰囲気が流れる中、蒼星石が真紅に話しかけた。
蒼 「真紅…ちょっと言い過ぎたんじゃないかな。」
真 「どうして?あれぐらい言わなきゃ、水銀燈には伝わらないわ。」
蒼 「確かに水銀燈の行動は軽率だったかもしれないけど…水銀燈がジュンくんのことを好きなんかじゃないっていうのは言い過ぎだよ。」
真 「…」
蒼 「彼女は自分で言ったじゃないか。「私はジュンのことが好き」って。その気持ちは否定しちゃいけないよ。」
真 「だから、水銀燈の言動からはそれが…」
蒼 「いい?真紅。愛情の表現は人それぞれなんだよ。」
真 「…え?」
蒼 「相手のことを思いやる愛情もあれば、とにかく積極的にぶつかっていく愛情もあるんだ。」
真 「…」
   真紅の口は、言葉を紡がなかった。蒼星石の言葉を頭の中で反芻しているのだろう。
   自分と水銀燈は違う。あれが彼女なりの愛情表現だった?それなら自分は…酷いことを言ってしまった。
   真紅の表情に自責の念が見え始めた頃、蒼星石が再度口を開いた。
蒼 「…わかってくれた?」
真 「…まぁ…ね。」
   真紅の返答に、安堵する他の面々。翠星石が、場を活気付けようと仲直りの提案をする。
翠 「よ、よっしゃ!それじゃ早速仲直りしにいくですぅ!」
真 「でも…水銀燈、一人でどこ行っちゃったのかしら…?」
巴 「もしかしたら…桜田くんのところじゃない?」
蒼 「ありうるね。彼女が真紅の言葉を真剣に受け取ったとすれば。」
雛 「それじゃ、ジュンのところに出発進行なの〜!」
   五人は桜田ジュンを探すことに。さて、最初の波乱は何とか乗り切った…のだろうか?

To be continued.
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:47:58.75 ID:xv2b1nte0
雛 「なんとか仲直りできそうでよかったの〜!
   でも、ジュンと水銀燈…いったいどこに行っちゃったの〜?
   次回はついに告白シーンがあるの!前前スレに書き込まれたプロローグの言葉が使われる予定なの!
   でもでも流れが強引になるかもだから…あんまり期待せずに待つといいの〜!」


はい、こんな感じで。ではまた次回お会いしましょう。
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:53:30.65 ID:f0MlZ7/G0
>>112>>113>>110が縦なの気づいてるのか?
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:56:42.30 ID:CjrVVKyj0
>>118
これはwktkせざるを得ない…

>>119
気づいてるよ
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 18:57:38.28 ID:Y1Ls+jTQ0
>>119
・・・あっ!!あ――――!!!
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:19:49.41 ID:JDxBLEzW0
薔薇水晶「ほら・・・・ジュン・・・・・こんなに熱く・・・・」
ジュン「あ、や、やめ・・・・」
蒼星石(久しぶりにまた僕のジュン君が!!)

薔薇水晶「白くてツルツルで・・・・・滑っちゃう・・・」
ジュン「や・・・あ・・・あんまり、触るな・・・・!」
薔薇水晶「だって久しぶりだから・・・・私もう我慢できないよ・・・・いただきます」
蒼星石「待て!!待つんだ薔薇水晶!!ジュン君先に僕と」

薔薇水晶「はい・・・・お箸とタレ・・・・」
蒼星石「 ま た 鍋 か 」
ジュン「食べないのか?」
蒼星石「折角だからいただきます。」

ジュン「あ、蒼星石、それ絹だから崩れやすいぞ」
蒼星石「あ、うん分かった」
薔薇水晶「・・・・蒼星石、タレ・・・とって」
蒼星石「はい」
薔薇水晶「ありがと・・・・」
ジュン「鍋もそろそろ終わりかなー」
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:20:40.96 ID:Jd6LDmtLO
>>118
修羅場ktkrwwwwww
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:21:04.31 ID:6no9VZVv0
>>111
薔薇がやたら丁寧に描かれてる件についてwwwwwwwwGJ
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:21:32.29 ID:Jd6LDmtLO
>>122
ちょwww蒼の子馴染んでるwwwwww
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:23:34.40 ID:Y1Ls+jTQ0
JUMできた でもJUMに見えないなぁ・・
http://vippic.moo.jp/up/files/up49910.jpg
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:23:39.47 ID:S4dXvRBp0
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:24:57.01 ID:JDxBLEzW0
>>126
JUMが結構かっこいい件について
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:26:41.82 ID:Jd6LDmtLO
>>126
ジュンが俺よりかっこいい件について

ていうかウマスwww
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 19:43:48.85 ID:kWDoaVeI0
>>126
ルックスが余裕で負けてる件。
まあ当たり前か・・・・('A`)
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:04:16.57 ID:BII1zGuP0
>>122
エロい鍋の食い方してるなw
>>126
かっこええ
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:04:18.51 ID:P/Cu3x0xO
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:05:10.42 ID:chcjh5sGO
JUM「なあ」
薔薇「なに?」
JUM「今年の四月から中古の家電製品とかが自由に買えなくなるの知ってるか?」
薔薇「知ってるよ。最近よくニュースで見るし。マークがついてないとダメなんでしょ?あのマークなんて言ったっけ?」
JUM「そうそう。マークの名前は」
薔薇「言っちゃダメ。今思い出すから。確か・・・PSEXだっけ?」
JUM「・・・一文字余計なのがついてるぞ」
薔薇「ああそうだ。思い出した。SEXマークだった」
JUM「・・・」

保守
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:08:32.57 ID:JDxBLEzW0
ピンクwwwwwwwwww
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:09:28.67 ID:AKLi6J8AO
>>133
その発想は無かったわwww
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:13:25.17 ID:VJaOKpDOO
べ「なぁ真紅嬢…」
真「氏ね!光速よりも速く氏ね!」
べ「なぁ銀嬢…」
銀「粗チンぶら下げてせまってくんな禿!殺すぞ?」
べ「なぁヒナ嬢…」
雛「邪魔、ミジンコからやり直せ」
べ「なぁ蒼嬢…」
蒼「うざいんだよ、布団被ってその中で窒息死しろ」
べ「なぁ翠嬢…」
翠「ねぇ、禿って生きてて恥ずかしくないですか?」
べ「金嬢…」
金「見境無く欲情するなよ、変態」
べ「…キラ嬢、薔薇嬢…」
雪・薔「「…保守」」
べ「うぅっ(´;ω;`)」



のり「はっ、夢か!」
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:14:23.87 ID:JDxBLEzW0
ちょwwwwwwwwのりの夢かよwwww
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:15:24.84 ID:Jd6LDmtLO
>>133
脳内桃色コンバーターwww
>>136
ベジータ哀れwwwwww
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:22:12.73 ID:SfNYzcRX0
いま、皿うどん食べているのだが翠星石ならチャイナドレスを着て作ってくれるかなー
と想像してしまった。
ちなみに今食べているのはレンジで出来るやつです。
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:33:32.56 ID:OBrgzSJi0
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:34:12.04 ID:Y1Ls+jTQ0
描きながら「関係ないかもなぁ」と思った キノの旅
http://vippic.moo.jp/up/files/up49935.jpg
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:35:36.36 ID:ApoW0OjA0
>>141
ふつうの女の子だからおk
凛々しいあおいこの旅ですね
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:38:13.25 ID:kWDoaVeI0
>>142
なんかこれからキノが蒼い子に脳内変換されそうな件ww
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:38:35.19 ID:JDxBLEzW0
>>141
またかっこいい蒼い子ですね




で、パンt(ry
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:47:56.88 ID:OBrgzSJi0
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:49:32.23 ID:chcjh5sGO
>>139

翠「ごはんできたからくるですぅ!!」
「わざわざありがと・・・ってこれなに?」
翠「見てわからんのかです!皿うどんに決まってるです!!」
(・・・どうみても平らな皿に盛られたただのうどんだ)
翠「・・・おいしくなさそうですか?」
「っ!!そんなことないよ!!あまりにもうまそうだから言葉がでなかっただけだよ!!」
翠「それならよかったです!さあ冷めないうちに食うですぅ!!」
「・・・それとひとつ聞きたいんだけど・・・なんでチャイナドレスなの?」
翠「こ、これは今日ドンキで見つけて買ってきたんです。・・・似合うですか(///)」
「・・・生地が安っぽいかな」
翠「・・・」

保守

夢ぶっ壊してすまん。なんか書いてみたくなったんだ
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:50:21.94 ID:JDxBLEzW0
>>146
ちょwwwカワイソスwwww
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:53:02.70 ID:RX1tAIFU0
>>146
そんな翠の子も好き
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:54:15.06 ID:p7wtQhvAO
きょう仕事仲間のボーイッシュでショートカットの女の子に「ちょっと漏れのことマスターって呼んでみて?」って頼んでみた
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:57:38.99 ID:xv2b1nte0
>>149
kwsk
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:58:46.53 ID:VJaOKpDOO
2Dだからこそ許せるボーイッシュ(一人称が僕)
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 20:59:00.85 ID:kWDoaVeI0
>>149
k w s k
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:01:12.52 ID:ApoW0OjA0
スレ違い注意
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:03:45.35 ID:xv2b1nte0
>>153
ごめんなさい

↓↓↓↓何事もなかったかのように再開↓↓↓↓
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:04:20.52 ID:bi0l2As+0
ん・・・らめぇ・・・
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:05:47.85 ID:p7wtQhvAO
えっと・・・現実は甘くなかったよ?orz


スレちがいスマソ、もうやらない
いろんな意味で
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:15:44.25 ID:Gx8OVw4r0
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:19:42.60 ID:Y1Ls+jTQ0
こぉれぇは!!!キター!!!!
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:19:57.25 ID:fOpWDPYj0
>>157
これはヤバイ。メチャGJ!!
マジで巧すぎますって。
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:20:10.15 ID:chcjh5sGO
>>157

ちょwwうめぇwwwwGJ!!!!
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:21:06.21 ID:kWDoaVeI0
>>157
k t k r ! ! ! 1 1
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:21:17.47 ID:pDLIkoxW0
>>157
お、おおお… おれのなかに ねむっていた
 やじゅうが めをさます……!


何之。脳汁がほとばしる
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:21:38.93 ID:JDxBLEzW0
>>157
うはwwwwwwwwみwなwぎwっwてwきwたwぜwうぇwwww
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:24:31.71 ID:xv2b1nte0
>>157
今俺の前に血で血を洗う空間が広がっている
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:28:24.16 ID:/1bu0Jt30
真「今日も疲れたのだわ・・・」
呟きながらドアノブに手を掛けたところで部屋の中の異変に気が付く。
雛「JUM見せるの〜」
翠「チビ人間見せやがるです!」
ドタッ!!バタッ!!ドドドドドッ!!ドターッ!!
真(何をしているの?)
翠「捕まえたです!!」
雛「右はオッケーなのー」
翠「蒼星石!JUMのを出すです!!」
蒼「ええ・・・でも・・・」
翠「蒼星石はJUMのが見たくないですか?」
蒼「そんな事は無いけど・・・」
翠「じゃあ早くするです!!」
蒼「わかったよ・・・」
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:28:40.04 ID:/1bu0Jt30
少ししてかさかさと布の擦れる音がしてきた。時々暴れるのがバタバタと聞こえてくる。
翠「暴れるなです!少しの辛抱です!!」
J「や・・・止めろって・・・」
雛「無駄な抵抗はしない方がいいのー」
蒼「出したよ・・・あれ・・・?」
翠「固まってるです・・・」
雛「押してみるのー」
蒼「反応が無いね・・・」
翠「しかも立ってないです・・・」
真(止めた方がいいのだわ・・・!)
ガチャ!
蒼「あ、真紅」
翠「真紅、どうしたですか?」
雛「真っ赤なのー」
J「ったく・・・俺の携帯で遊ぶなっての!」
真「これは・・・どう言う事かしら・・・?(////////」
翠「JUMが新しい携帯買ったっていう噂を聞いたです」
雛「JUMがなかなか見せてくれなかったのー」
蒼「そしたらこの二人がね・・・」
J「返してくれないかな・・・僕の携帯・・・」
真「JUM・・・紅茶を入れて頂戴(/////////」
J「え・・・」
真「早く入れてきなさい!!(///////////」

何がしたかったのかとと言うと・・・。保守・・・。

>>157 GJ!!!!!!
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:30:52.86 ID:Gx8OVw4r0
こういうのが好きなんだなwwww


俺もだけどwww
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:35:08.42 ID:Jd6LDmtLO
エロいwwwwww
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:35:58.40 ID:SfNYzcRX0
遅いレスですまん
>>146
ドンキでも俺はOKだぞ!

>>157
チャイナwww
ムチムチ太腿wwww
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:38:45.86 ID:JDxBLEzW0
>>165
勘違いktkr
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:39:15.63 ID:SfNYzcRX0
連続ですまぬ
今思ったのだが俺はムチムチ好きかも
ムチムチボイン
ムチムチ太腿
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:40:15.41 ID:JDxBLEzW0
ジュン「薔薇水晶ぉぉおおお!!」
薔薇水晶「ジ・・・ュン・・・・・」
水銀燈「無駄よぉ・・・もう薔薇水晶はこのデビルくんくんの生体ユニットになったのよぉ」
ジュン「そんな・・・・もう戦うしかないのか!?」
蒼星石(ジュン、薔薇水晶に好きだって言ってあげて)
ジュン「これは・・・蒼星石の声・・・?まさか・・・彼女は・・・もう・・・」
薔薇水晶「ジ・・・ュン・・・・・!!」
ジュン「・・・薔薇水晶・・・決戦の朝言ったよな、優勝したら聞いて欲しいことがあるって・・・・俺はお前が好きだ!お前が欲しい!」
薔薇水晶「・・・・・!!」
水銀燈「馬鹿な!!自らの意思でデビルくんくんの呪縛から抜け出した!?」
薔薇水晶「ジュン・・・・私も・・・ジュンが好き・・・!」
ジュン「薔薇水晶・・・・・」
水銀燈「おのれ・・・・・こうなったらぁ!!デビルくんくん!!突撃よぉ!!!」
薔薇水晶「ジュン・・・・」
ジュン「ああ!俺達の愛は!誰にも負けない!」
薔薇水晶「爆熱!!」
ジュン「ゴッドフィンガー!!」
ジュン&薔薇「石破ラブラブ天驚拳!!!」
水銀燈「ば、馬鹿なああああああ!!!」
チュドーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:40:19.39 ID:pDLIkoxW0
はぁい! エブリブァディ! 名前変換ドリーム小説の奴だよ!!
ちょっと脳髄の方腐り始めたよ! 理由は深く聞かないでいて欲しいな!


さて、ちょっと質問なんですが、
ttp://www.geocities.jp/hyakumaru0313/index01.html

これ、いちいち名前かえるのウザいですか?
一つ、いいのがあって、一箇所で名前入力すると
それが全ページに反映される(名前入力が一回ですむ)奴があるんだけど、導入した方が
住人さんの心的ストレスも軽減出来るだろうか? と、言うか、そっちの方が楽?

ちょっと意見下さい。
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:40:32.35 ID:JDxBLEzW0
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「なにまた勝手に作ってるんだコラ」
薔薇水晶「・・・Gガンダムとのパロディ本」
ジュン「やめろ!」
薔薇水晶「それじゃ・・・・TV版ナデシコ最終話で」
ジュン「それもやめろ!!」
薔薇水晶「ケチ」
ジュン「ケチで結構・・・まったく・・・目を離すとなにやらかすか・・・」
薔薇水晶「と見せかけて再開」
水銀燈「な、なにする貴様等ー!」
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:41:27.02 ID:DuUDDXxN0
久しぶりに着たが 1000に近づいていないので兎さんはまだ封じておきますね
176172=174:2006/03/25(土) 21:41:33.10 ID:JDxBLEzW0
>>173
正直すまんかった・・・・
俺は別に面倒とは思わなかったけど・・・もしできるんならそれでいいんじゃないかな?
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:42:11.44 ID:JDxBLEzW0
>>175
兎さんwktk
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:42:40.37 ID:DuUDDXxN0
>>177
いや 1000の閉めの言葉だけだけどなwww
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:43:25.04 ID:pDLIkoxW0
>>176
いや、むしろこっちの方が割り込みごめんなさい。
いや、本当に申し訳ない。状況確認ぐらいしたほうが良かったですね。ギャフン。
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:45:30.43 ID:Jd6LDmtLO
>>172-174
ちょwwwなにかと思ったwwwwww
>>172=174
Gガンダムktkrwwwwww
>>173
それほど面倒じゃないけど
入れてくれるなら嬉しいかも

>>175
1000にwktk
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:47:52.35 ID:chcjh5sGO
>>169

翠「に、似合うですか?(///)」
「似合ってる。その・・・かわいいよ」
翠「良かったです!!じゃあ翠星石は蒼星石のとこ行ってくるです!!あ、食べ終わったらちゃんと皿洗って片付けとくですよ?」

「・・・」

保守

すまんいろいろ考えてみたんだがこういうのしか書けんorz
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:48:57.93 ID:kWDoaVeI0
>>172-174
最初ビビったww
意味わかったらメチャワロタwwwwスマン
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:51:28.45 ID:pDLIkoxW0
コンマ0.4秒のコラボレーション……
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:57:02.13 ID:idnCMvw6O
JUM=ドモン、ばらすぃー=レイン、水銀燈=ウルベはわかったけど蒼星石がわからない俺は負け組でつか
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:58:17.27 ID:ErYmRxR6O
蒼→アレンビー
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 21:59:36.14 ID:ApoW0OjA0
一応百合注意ですNGワードyuriyuri

薔薇水晶が学校が珍しく学校を休んだため、プリントを届けに彼女の自宅まで来たのだが
チャイムをならしてもでてくる気配はない。
ヴヴヴヴ・・・

from薔薇すぃー
本文
ちょっと外でれないから部屋まで来て!

(なんなのよ、まったくぅ)

悪態をつきつつも彼女の部屋のドアをノックする。
「はいるわよぉ」

ガチャ

「いらっしゃぁい・・・アルヨ」
「・・・裸エプロンの次はチャイナドレスってわけねぇ・・・」
「私と学校で会えなくて寂しいって気持ちにおまけをプラスしてみました・・・アル」
「・・・あんたそんな格好ばっかしてるから風邪ひくのよぉ・・・」
「だって喜んでくれると思って・・・アル」
「体壊されちゃ喜べないわぁ。あとアルっての中国人は使わないから」
「ショボーン・・・」

その後しっかり暖かい格好をさせ、
お手製のおかゆを食べさせるなど看病の甲斐あってか翌日は元気に登校できましたとさ。

187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:00:18.37 ID:ApoW0OjA0
>>186

後日。
「私もこの格好しなくちゃいけないのぉ?」
「おそろい・・・♪」
パシャ
どうしてもとせがまれてチャイナドレスを一緒に着て写真をとった水銀燈。
彼女は薔薇水晶の無邪気に喜ぶ笑顔をみてまあいいかなと思っていたが、
後日ゆすりネタにされて後悔することにまだ気がついてはいない。
「フッフッフ・・・銀ちゃんモエス」

>>157さんにインスパイヤされました
また脳汁がでるきっかけがでたら何か投下したいと思います
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:01:01.51 ID:JDxBLEzW0
チャイナドレスktkr
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:02:12.05 ID:Jd6LDmtLO
ニゲテー水銀燈ニゲテー
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:02:22.13 ID:idnCMvw6O
>>185トンクス
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:03:56.56 ID:S3yvGsPX0
GJ
ナイスチャイナドレス
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:04:15.76 ID:3LGIxNh50
終業式だのなんだので、なかなかリクに手がつけられなかったぜ・・・。

ということで久々にホラー以外を投下するぜ。
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:04:55.83 ID:JDxBLEzW0
wktk
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:07:41.21 ID:ApoW0OjA0
>>192
おお・・・いつもハイクオリティなのでwktk
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:09:08.47 ID:3LGIxNh50
>>192
刹那に煌く儚い時間。

それは永久に廻り続ける走馬燈。

永くに寄り添い続けた月日。

それは一瞬に崩れる砂の城。

願いも、想いも、目の前の運命には逆らえません。

流れ往く世界とは、無常にして無情。


しかし、たとえ離れ離れとなった星達。

呼び声という名の絆が、断たれることはないでしょう。

醜いものが蔓延ったこの世界。

いつかまた、会えると信じて・・・



つづく
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:11:02.29 ID:3LGIxNh50
200X年、

世界は混沌に満ちていた。
進んでいく文明に反し、次々と自然は破壊されていった。
国々は、力と金を求めていた。

水、石油、鉱物・・・。

残った資源を奪い合い、全世界、地球規模の戦争が多くの命を摘み採っていた。

自分達だけが生き残るために・・・。


日本も例外ではなかった。
町の流れは速く、誰もが自分のことだけで精一杯だった。

そして高校生である僕も、戦場へと駆り出されようとしている。


つづく
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:14:16.10 ID:3LGIxNh50
>>196

廃れたアパートの屋根の下。割れた瓦から、曇った空が覗いている。
「そう、ジュンのところにも、来たのね・・・。」
目の前には、俯く水銀燈がヒトリ。
彼女が言っているものとは、今僕が手にしている徴兵礼状のことだ。
「はは、仕方ないって。政府にゃ逆らえないし・・・。」
正直、笑っていられる状況じゃない。
泣きたいくらいだ。
でも水銀燈の悲しむ顔を見るのは、それ以上に心に痛んだ。

だから、できる限りの明るい声で僕は喋る。
「大丈夫だよ!なんとかなるって!ははは・・・。」

いや、きっと明るくなんてない。
多分僕の声は震えてるし、作る笑顔は引きつっているだろう。

怖くて仕方ない。
僕は、どうすれば・・・

「ジュン・・・!」

その瞬間、僕の身体に心地よい重みが重なる。
水銀燈が、僕に抱き付いていた。



つづく
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:17:22.73 ID:3LGIxNh50
>>197
「行っちゃだめぇ!独りにしないでぇ!私をおいていかないで・・・!!
 お願い! おね・・・がい・・・。」

彼女は大粒の涙を流しながら、僕の胸でただひたすらに想いを唱えていた。

悲しいまでに無力な自分が憎かった。

戸惑う頭、気持ちだけがだけが先走る。

「水銀燈・・・、もし僕が生きて帰ってこれたら・・・」


・・・言葉が止まる。

彼女の唇が僕のそれを塞いでいた。


永く短い静寂が流れた。


つづく


199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:20:34.17 ID:3LGIxNh50
>>198
ゆっくりと唇を離していく。

「もう云わないで・・・。帰ってこれなかったら、悲しいだけだから・・・。」
腕の中で、水銀燈の瞳に僕が映る。


なんのために戦う?

国のため?
違う。

彼女のため?
わからない。


きっと水銀燈は悟っていただろう。゙いつか゛という言葉は無い、と。

でも、今はこうしていたい。

しとしとと降り続く冷たい雨の中、彼女の涙だけが温かった。

その夜、僕は水銀燈を強く優しく抱いた。



つづく
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:23:59.86 ID:3LGIxNh50
>>199
午前3時、僕は一人ベッドから起き上がる。
窓の外には、雨上がりの澄んだ夜空に満ちていた。

隣りには、安らかな寝顔を浮かべた水銀燈が、静かに寝息をたてている。

彼女の長く綺麗な髪を撫で、頬にキスをする。
もう二度と見ることが出来ないかもしれない彼女の顔を眺めた。

『ごめんな、水銀燈・・・。』

起きられないように、僕は静かに家を出た。

月明かりが背中を突き刺す。

絶えることの無かった光の雫。

永く、幸せだった夢の終わり。

ただ、君だけを願う。



つづく
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:32:04.21 ID:3LGIxNh50
>>201
戦場で常に襲いかかって来る惨劇は想像を遥かに超えていた。
テレビや映画で観たような、生易しいものではない。
血が舞い、肉が吹き飛ぶ。
炸裂する閃光に、次は自分の番だ、と恐れながらひたすら進み続ける。
そして今、僕の足下にはヒトだったものが転がっている。
僕が撃った。僕が殺した。
「・・・うぇえぇぇっ・・・!!」
堪えきれなくなったものを、その場で吐いてしまった。
僕が撃った?僕が殺した?
怖かった。自分自身が。周りの全てが。
血の臭いと銃の重みが、これは現実だ、と思い知らせる。
そう、これは現実。

真紅も翠星石も蒼星石も雛苺も金糸雀も薔薇水晶も、みんな死んだと聞いた。
ただ一人、水銀燈は消息がつかめないらしい。
ちくしょう。僕は、守れなかった。
ちくしょうちくしょうちくしょう。

誰だよ。  誰のせいだよ。

彼女たちを殺した敵?
水銀燈を泣かせた世界?
それを守れなかった僕?

戦場には、悲しいまでに無力な自分。
血、血、血。

つづく
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:35:57.46 ID:3LGIxNh50
>>201
今日はあの日と同じ雨だった。
市街戦、荒れ果てた町を進んでゆく。

突然遠くから聞こえる銃声。
狙われていることを知り、小隊全体が警戒体勢に入る。

しかしそんな中、僕の身体だけがいうことを聞かない。

霞む視界。
傾く世界。
気付くと、僕は空を仰ぎ倒れていた。

あぁ、そうか。

撃たれたのは僕だ。

流れ出す血に浸っていく。
意識が薄れていった。
雨が冷たく染み込む。

さよなら、世界。



つづく
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:39:01.98 ID:ErYmRxR6O
JUM……。
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:43:13.38 ID:3LGIxNh50
>>202
暗く無限に広い空間。
何も見えなく、寒く、寂しい・・・。

そうか、ここがあの世ってやつか。
思っていたほど苦しくなかったな。

ようやく解放されるんだ・・・。僕はもう疲れた・・・。

眠い・・・そういやしばらく寝てなかったな・・・。


瞳を閉じ、体を闇に泳がせる。
何も聞こえない。

何も・・・聞こえない・・・?

いや、聞こえる。これは・・・



つづく
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 22:59:58.60 ID:AK03FTnn0
止まったので保守代わりに・・パンツを・・
http://vippic.moo.jp/up/files/up50002.jpg
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:02:19.85 ID:Jd6LDmtLO
ちょwwwパンツwwwwww
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:04:22.97 ID:3LGIxNh50
204
遠くに小さな小さな光が瞬く。微かな音が、今ではハッキリと聞き取れる声と成った。
『・・・ン・・・ジュン。あなた、また水銀燈を泣かせる気?そんなこと、私は許さないわ! 
 起きなさい!そして私たちの分まで生きて頂戴!! あの子の道を照らすのは貴方の仕事よ!!」
「・・・真紅・・・?」

『ジュン、ジュン! 聞こえますか!? 水銀燈にはジュンが必要なんです!!
 ジュンにも水銀燈が必要なはずです! あの子の想いを無駄にしちゃだめですぅ!!』
「でも、僕はもう・・・」

『ジュン君、君の存在だけが、僕の気持ちを熱くさせた。でも彼女は今も泣いてるんだよ。
 残された彼女を救えるのは君しかいないんだ。だから、生きて・・・。』
「僕は、僕は・・・」

『ジュン! この策士の計算が正しければ、あなたと水銀燈が幸せになる確率は120%かしら!
 だから、だからこんなところで倒れちゃダメかしらぁ!』
「そうか・・・忘れてた・・・。」

『ヒナもう泣かない! もうワガママ言わない! ジュン、お願いだから戻ってくるのよ!』
「僕が、言いたかったこと・・・。」

『水銀燈、かわいそう・・・。ジュンがそばにいてあげないと・・・。起きて・・・ジュン。』
「僕は、生きて帰って水銀燈の・・・・!!!」
刹那、闇が掻き消え、空間は水銀燈と光に満たされる。
「生きて帰るんだ!!」

つづく
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:05:12.04 ID:AK03FTnn0
何かもう最悪なタイミングのパンツになってしまったw
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:06:44.94 ID:ha8B5IRWO
あなた方に一生セックスできなくなる呪いをかけました。
このスレ
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1142258540/に「ベン・フンウンコ」と書き込めば解除できます
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:10:06.14 ID:ApoW0OjA0
>>208
どどんまい!
いつも投下されるイラスト楽しみにしてます
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:11:51.50 ID:3LGIxNh50
>>207
目が覚めると、僕は破壊された街の中に、ヒトリ残されていた。
雨は止んでいた。撃たれたところを見ると、不思議なことに傷口は塞がっていた。

銃声も、爆発音も、悲鳴も聞こえなかった。

さっき見たあれは、雨が魅せた幻か、はたまた想いが紡いだ白昼夢か。

・・・・・・。

世界中の戦争が停止に向かっていた。

全ての国に、もはや戦う力は残っていなかった。

風が吹いていた。

『帰ろう・・・日本に』


つづく
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:22:10.37 ID:i4pL1jWU0
JUM……(´・ω・)
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:22:26.32 ID:3LGIxNh50
>>211
帰り着いた地は、僕が知っていた場所ではなかった。
建物は壊れ、地面は焼け、そこら中に戦いの傷跡が残っていた。

それでも変わらないもの。
「ただいま、水銀燈・・・。」
かつて彼女を抱きしめた場所に、水銀燈はいた。
「・・・ジュン? ・・・本当に、ジュンなの・・・?」
水銀燈の目は曇り、それは光を映していなかった。これも戦いの傷跡だろう。
あの日のように、水銀燈を抱きしめる。
そして彼女はただ一言。
「おかえり、ジュン・・・。」
その瞬間、涙が溢れ出す。
「ごめん、ごめんな・・・。僕は、お前を、みんなを守れなかった・・・・。」


つづく
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:30:49.90 ID:3LGIxNh50
>>213
水銀燈は僕を抱きしめ返す。とても優しく・・・。

「そんなことないわ・・・。確かに私はもうあなたの顔を見ることはできない・・・。
 でも、こうやってまた会える奇跡・・・。ずっと、ずっと待ってた・・・。」

懐かしい香りがした。・・・想いを伝えたい。

「僕は・・・お前の目を治してはやれない・・・。」
「・・・・・。」
「でも、お前の目になることならできるんだ・・・。」
「それって・・・」
「結婚しよう。」

雲の隙間からは光が差し込んでいた。

荒廃したこの星に、もはや未来はないだろう。
それでも僕は生きていく。
水銀燈と一緒に。
彼女の道なら、僕が照らしていく。

いつかきっと、空は晴れるから・・・

fin
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:33:16.61 ID:Jd6LDmtLO
正直感動した
相変わらずクオリティタカス
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:33:53.68 ID:kWDoaVeI0
。゚(゚´Д`゚)゚。
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:37:39.06 ID:i4pL1jWU0
B級映画のような無理矢理ハッピーエンドではない所が良い
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:39:03.56 ID:3LGIxNh50
>>214
幾重にも折り重なった光の螺旋。

その端を掴めたなら、彷徨うことはないでしょう・・・。

少年を救ったのは、彼方からの呼び声。

耳をすまして御覧なさい。

きっと、あなたにも・・・

おや、どうやら戯れがすぎたようですな。 

恐怖の悲鳴が扉から覗いています。

今回は天子の羽根にて終焉。

次回はどうなることやら・・・。

それでは、ごきげんよう
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:42:18.34 ID:ApoW0OjA0
>>218
やっぱり人を引き込むことができる文だなぁ
投稿と投稿の時間が妙にあいてる気がしてその時間もんもんと過ごしてました
何がいいたいかというとGJ
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:48:39.36 ID:RX1tAIFU0
>>213
感動した。こういうの読むとマジ戦争とか死んでいいよって思うな
戦争なんて一部の権力者が演出してるだけだってお爺ちゃんが言ってた
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:50:26.05 ID:3LGIxNh50
一応バッドverも書いてみたんだが(前回書いた翠星石ホラーエンドみたいなアレ)
ひとまずお付き合いありがとうだぜ。
じゃあいつもどーりリクを
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:51:08.19 ID:DuUDDXxN0
久しぶりにきたんだから何か書こうと思ったんだが何も思いつかないな


とか思いつつ保守
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:51:41.37 ID:ApoW0OjA0
>>221
雛苺ホラー
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:52:31.09 ID:tsp5WwJk0
>>218
なんか悲しくなってきた・・・なんか目が・・・
俺の爺ちゃんも戦争に行ったけど幸いにも生きて帰ってきた
俺が子供の頃よく聞かされたよ
戦争イクナイ!
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:52:47.00 ID:ErYmRxR6O
今回は銀ハピだったから次は銀ホラーで。
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:53:01.14 ID:RX1tAIFU0
>>221
めぐホラー
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:56:04.62 ID:SfNYzcRX0
そういえばメグみかけねーな
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/25(土) 23:59:38.85 ID:Jb06DZIX0
終わった前スレの安価飛ばしがようわからん初心者のSS書きです
てな訳で、前に書いたSSのあらすじからスタート!

『innocent sin』〜purelude〜前回までのあらすじ

蒼星石は夢を見た。子供の頃の自分が誰かと結婚の約束をする夢。
頭に妙なわだかまりを残し、彼女は双子の姉翠星石と学園に登校した。
その途中で幼馴染のJUNと出会う。
JUNは翠星石といつものやりとりをして翠星石を怒らせてしまった。
そして翠星石は蒼星石の手を引いて先に向かった。
手を引かれながら蒼星石はふとしたことを考えてしまう・・・・・・。

こんな感じ。まだまだ序盤w
今から続きを書きますよ〜
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:02:22.37 ID:3LGIxNh50
ホラー把握。一応バッドエンドも。感動で終わりたいヒトは読まないほうが吉かもだぜ。
てか前作のインスパうわなにをするやめwq;くせあ@.^/ふじこ
>>213
水銀燈は僕を抱きしめ返す。とても優しく・・・。

カチッ

全身が反射的に強張る。それは戦場で嫌というほど聞き慣れたあの音だから。
抱いた水銀燈の手。つまり僕の背後に置いた彼女の手に持っていた物は・・・。

「いっしょに死にましょ」

意識が消える瞬間、水銀燈越しに見たもの。

建物の影から覗く、6人の影。

この世の物ではない邪悪な笑みを浮かべたそいつらの声が、頭に染み込む。

「お ま え も こ い」

静かな街に、爆炎があがる。


230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:07:28.77 ID:F3wCyRFv0
>>229
不意打ちktkr
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:09:37.14 ID:0r0Qjds70
ということで、次回はホラーだぜ。
それじゃおやすみだぜ
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:14:52.60 ID:67dhEp90O
いま投下OKか?
OKなら、俺の描くJUMの人物像をSSで投下するが…
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:15:44.39 ID:t6TerGoz0
>>228
「・・・石」
それに・・・なんで皆、僕を普通の女の子として見てくれないんだ?
「・・・星石!」
そりゃあ・・・確かに今さら女の子らしい振る舞いなんてこっちも恥ずかしいけどさ・・・

『蒼 星 石ッ!!』

 蒼「うわぁ!」
急に耳下で大きな声がした。何だ?

 翠「何ぼ〜っとしてるですか!もう学園に着いたですよ」
 蒼「え・・・あ・・・うん」

いけない・・・考え事に集中しすぎてたみたいだ
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:21:14.04 ID:WC2r3bxKO
カモーン!!
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:21:53.04 ID:t6TerGoz0

>>233
 蒼「ごめんごめん。ちょっとぼーっとしてたみたい」
 蒼「もう!そんなんじゃJUNみたいになるですよ。お姉ちゃんは心配ですぅ」
 蒼「それは僕にもJUN君にも失礼だよ・・・」
 翠「いい〜んです。あんな朴念仁のひねくれ野郎にはピッタリですぅ!!
   オ〜ホッホッホ・・・・・・」

そういって翠星石は高笑いしながら校門を抜けて行った

確かに今日はなんかおかしいや、普段あまり考えないようなことが頭の中で渦巻いてる・・・・・・

 蒼「・・・疲れてるのかなぁ」
そうぽつり呟いて僕も校門をくぐった
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:35:11.06 ID:YWA2TCrxO
保守
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:40:58.34 ID:t6TerGoz0
>>235
ここから本編に吶喊

『innocent sin』 

第一話「近くて遠い、二人」


今日も一日はゆっくりと過ぎていく。
いつもの授業。いつもの友人たちとの談笑。いつもの昼食風景。
そして、いつもの放課後・・・何も変わらない一日を今日も過ごすことが出来た、そう思いながら先生から渡された生徒会の書類を片付けていた。

 蒼「ふぅ・・・。ん・・・・・・ハァ」
半分程できたので一息入れて、固まってきた背筋を伸ばして深呼吸。
さてあと半分・・・と思ったらいきなり教室のドアが開いた。
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:46:45.23 ID:t6TerGoz0
>>237 
 蒼「ひゃっ!」
 J「あれ?蒼星石じゃないか。まだいたんだ」
 蒼「何だ・・・JUN君か・・・。ビックリしたぁ・・・」
 J「おいおい、これぐらいでビックリするかぁ?普通」
 蒼「(ムッ)急に扉が開いて大きな音がしたら誰だって驚くよ!!」
 J「(うっ・・・)悪かったよ・・・機嫌なおせ」
 蒼「知らないよ・・・・・・翠星石じゃないけど時々JUN君が本当に
   子供に見えるよ」
 J「何!あいつ俺のことそんな風に見てるのか?」
 蒼「99.99%、ね」
 J「それじゃあほぼ純正の子供扱いじゃないか!くそぉ〜ふざけるなよな・・・」
 蒼「もう少し落ち着いてよく考えて喋った方がいいと思うよ。
   JUN君は思ったことを少し言い過ぎるから」
 J「(しょんぼり)はい・・・猛省します」
 蒼「(満足げに)よろしい」
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 00:52:38.66 ID:WC2r3bxKO
wktk!wktk!
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:02:00.70 ID:xLUKKWUJ0
保守かしら?
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:15:56.48 ID:KbQMG12x0
よし なんか描こう!簡単なリクを↓ 
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:17:21.92 ID:F3wCyRFv0
双子が木の下で日向ぼっこ
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:17:42.74 ID:NIc9CwRO0
たまには目立たないのりとJUM
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:17:44.57 ID:KbQMG12x0
おk 把握
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:17:54.82 ID:6RcxEhCa0
じゃあ銀様
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:18:10.75 ID:yvVuyZja0
誘拐事件勃発
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:23:20.30 ID:67dhEp90O
JUM×真紅投下する!
お題は『ぷろぽーず』
雰囲気だけでも楽しんでくれ
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:24:52.24 ID:67dhEp90O
彼は鈍感、とても鈍感
でも、とても優しいのだわそんな彼のプロポーズ…

ジュン「ほら、紅茶入れてきたぞ」
いつも彼は紅茶をいれてくれる
彼の紅茶はとても美味しく、とても優しい
真紅「ご苦労、いつも美味しいわ」
一口啜り顔を上げる
目の前には深刻な顔をしたジュンの顔
ジュン「…」
真紅「?どうかしたの?」
ジュン「真紅、おまえは今幸せか?」
不意な質問に、少し動揺する
私は幸せなのかもしれない好きな人と一緒にいられるし、彼は私によくしてくれるから…
でも、彼は…
真紅「そうね、どちらかというと幸せだわ」
ジュン「そうか、よかった」
真紅「ジュンは、ジュンは幸せなの?」
ジュン「僕は真紅が幸せなら、幸せだ」
真紅「…あなたは優しすぎるわ、そうとても」
本当にずるいくらいに優しい
私は何もしてあげられない
彼を幸せにしてあげられない
ジュン「?」
真紅「私はジュンに何もしてあげられない、それどころか紅茶すら自分で入れられない。私は幸せでも、私はあなたを幸せにはできないわ…」
ジュン「真紅…」
真紅「ダメな女ね…」
自嘲気味に笑うも、涙が次々とあふれて止まらない
私はジュンには相応しくない…
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:25:56.42 ID:67dhEp90O
>>248
ふと暖かいものが私を包む
彼の両腕が背中に回っていた
ジュン「泣くなよ、言いたいことも言えないじゃないか」
言いたいこと?
涙を拭い、彼の目を見る
どこか恥じらうその目は、私の目を覗いている
ジュン「何年になるかな、初めて会ったときから…。その時からずっと感じていたんだ」
彼と私が会ったのは十年前のちょうどこの日…
たしか、よく晴れた日だった
ジュン「最近、幸せになるためには、どうすればいいんだろうって考えたんだ。そしたらさ、もう答えはでてた」
白い歯をだして笑う彼
はにかむ顔が眩しい
ジュン「真紅に幸せになってほしい、それが僕の幸せだ、ってね…」
ああ、やっぱり…
私は、私は…
ジュン「結婚してくれないか?」
真紅「…あなたはいつもそう。自分の幸福よりも、他人に幸福を感じさせるため四苦八苦している。そんなところが…、大好きよジュン。」
熱く、熱く、契りを交わす幸福が溢れてとまらない
私はジュンの幸せなお嫁さん…

Fin
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:26:44.25 ID:6RcxEhCa0
ktkr
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:30:42.20 ID:vzGqENnH0
>>249
真紅×ジュンはどうしても悶絶してしまいます……!
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:31:43.43 ID:F3wCyRFv0
>>249
二人の幸せな未来がみえる
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:33:33.10 ID:t6TerGoz0
>>238
満足した僕は残りの書類に取り掛かることにした。
するとJUN君が近づいてきて横から覗き込んできた。

 J「所でさっきから何やってんだ?」
 蒼「生徒会の書類。帰り間際に先生に頼まれちゃって」
 J「もっと上手にかわすことも覚えた方がいいと思うぞ、お前。他の生徒会のメンバーにいい様に使われてないか」
 蒼「一応副会長だからね。これくらいは誰だってやるよ。まぁ、会長があの人だからさ・・・必然的に書類関係は僕に集中して回ってくるわけ」
 J「なるほど・・・凄い説得力だな」

今の会話に出てきたあの人というのは、同級生だけど一つ年上の水銀燈のことだ。
彼女は普段は全くやる気のない人で、話し方は常に脱力しているのが特徴だ。
けれど、体育祭や学園祭などの学校挙げてのイベント事になると一変して人一倍・・・いや"人十倍"やる気を見せる。
そういったことと普段とのギャップが人気が博し、今年の生徒会選挙に推薦で立候補して、今に至るわけである。
(ちなみに僕も推薦されたんだ。翠星石に半ば無理矢理に・・・・・・)

254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:46:16.44 ID:NEmIC0ZqO
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:59:13.88 ID:t6TerGoz0
>>253
 蒼「・・・で、まだ何か用あるの?早く書類を片付けて僕も帰りたいんだ。」
 J「翠星石はどうしたんだよ」
 蒼「真紅たちと買い物に行ったよ。春の新色が出たんですぅ!って言ってた」
 J「ははっ!あいつらしいな」
 蒼「全くね・・・いけない!こうやって話してると時間が・・・」
 J「なんでそんなに焦ってるんだ?正門はまだ閉まらないぞ」
 蒼「そうじゃなくて・・・その・・・タイムサービスが・・・・・・」
 J「何?」
 蒼「だからね、タイムサービスに間に合わなくなっちゃうから・・・」
 J「聞こえないよ。もっと大きい声で言ってくれ」
そう言って僕の口に右耳を近づけた。
 
蒼「タ イ ム サ − ビ ス に間に合わないって言ったのッ!!」

少しムカっときた僕はお望みどうり、超々至近距離で思いっきり叫んであげた。
あっ、苦しんでる苦しんでる♪
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 01:59:36.75 ID:0unC3/flO
ジ「最近薔薇水晶がおかしいんだ。何かしらないか?」
水「さぁ?あの子がおかしいのはいつものことじゃなぁい。」
ジ「あれを見てみろよ…」
指差した先に薔薇水晶はいた。だが…


(´・ω●)…
水「( ゚д゚ )…」
ジ「…」
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 02:11:51.44 ID:FTSFW/sg0
蒼「ねぇ、翠星石、女の子同士で手をつなぐのっていけないことなのかな…」
翠「いきなり何言うですか!そんなこと無いです!」
蒼「でもこの前水銀燈が、女の子同士で手をつなぐなんて気持ち悪い、って」
翠「あんな奴の言うこと気にしなくていいです!…蒼星石は翠星石のこと、嫌いですか?」
蒼「そんなことあるわけないじゃない!僕は翠星石が大好きだよ!!」
翠「だったら周りの目なんて気にすることないです。好きな相手に触れたいと思うのは自然なことなんですよ?」
蒼「ふーん、そういうものなんだ…えへへ、じゃあ手つないじゃお♪翠星石の手、あったかいな…」
翠「蒼星石の手もあったかいです…だから翠星石が蒼星石の ど こ を 触ってもそれは親愛表現の一種なんですから、気にするんじゃねーんですよ、
  自然なことなんですから(ニヤリ)」
蒼「うん、わかった」
翠(ひっひっひ、これで蒼星石に触り放題ですぅ♪)
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 02:13:21.76 ID:F3wCyRFv0
これはいい翠攻めですね
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 02:33:34.23 ID:t6TerGoz0
>>255
 J「ちょ・・・お・・まえ・・・・・・」
 蒼「イジワルした罰だよ♪」
 J「本当に聞こえなかったんだって・・・」
 蒼「男の子は言い訳無用」
 J「やっぱり姉妹だな、そういうとこ翠星石に似てる」
 蒼「えっ・・・本当?」
 J「嘘」
 蒼「JUN君・・・からかってるのなら怒るよ?」
 J「ゴメンナサイ、モウシマセン」

全く・・・これじゃホントに子供だよ。でも久しぶりだなぁ・・・JUN君とお話するの・・・。
中学までは普通に話してたのに、いつからこうなったんだろう・・・。
 
260前スレ556の者です:2006/03/26(日) 02:35:25.70 ID:f3oorC1B0

=あらすじ=
ジュンの趣味のネット通販により、居候してきた薔薇姉妹。
その夜、またもややってきた雪華結晶とのいざこざで、真紅の必殺、絆パンチを
くらい、気絶していたジュン。
そんなジュンの部屋にひとりやってきた水銀燈。
彼女はジュンの中学時代の制服を興味本位で着るが、目を覚まし、
部屋に飛び込んできたジュンに見られてしまう。しかし、
水銀燈はジュンをうそ泣きで騙し、ジュンに自分の服を着るように約束させた。
261260:2006/03/26(日) 02:35:43.51 ID:f3oorC1B0
今、ジュンの部屋では仮装ショーが行われようといる。
銀「まーだー?」
真「遅いのだわ。」
雪「早く見たいのですわ!」
 例の三人は、ジュンの部屋の前の階段で待機している。
 三人とも、はち切れんばかりの期待を胸にしながら各々の気持ちを述べる。
 そんな時、
雛「あー!みんないるのー!」
金「カナにはお見通しだったかしら〜。」
先程風呂からあがってきた二人は声を上げながら階段を駆け上がってきた。
雛苺はピンク色の苺柄のシャツ、金糸雀は音符柄のシャツで、下はお揃いのタンクトップだった。
水銀燈、真紅、雪華結晶、この三人がまとめて廊下にいるのが怪しいと踏んだ金糸雀は
金「3人揃って、何をしているのかしら〜?」
 核心を突くべく、今、最も疑問な事を口にする。しかし、
銀「何してるように見えるぅ?
真「あなたに関係ないのだわ。」
雪「ないしょですわ。」
 三人はまともな答えを返そうとしない。
262261:2006/03/26(日) 02:36:28.58 ID:f3oorC1B0
金「そんなのないかしら〜!」
銀「だって、あなたは関係ないじゃなぁい。」
真「そうね。」
雪「お子様は下でテレビでも見てて待ってて下さいな。」
金糸雀はまともに三連撃を食らった。
雛「金糸雀〜、もうやめようよ〜。」
金「ぐっ、そうはいかないかしら〜!」
銀「はあ、手間がかかるわねえ。いいこと?お と な し く 、 下 で 待 っ て な さ い!」
久々に、怒った水銀燈を見た金糸雀は、
金「わ、わかったかしら〜!」
一目散に階段を下りていった。
銀「ふう。それにしても、ジュン、遅いわねぇ?」
真「まったくだわ。」
雪「まあ、じっくりまつのですわ。」
263263:2006/03/26(日) 02:37:10.75 ID:f3oorC1B0
一方ジュンは・・・
 水銀燈の服を前において、あぐらをかきながら、悩んでいた。
ジ「はあ、どうしろっていうんだよ・・・。男の僕がこんな服着れる訳ないだろ。」
 しかし、断るわけにもいかない。
ジ「こんなの着たら、一生の恥だよな・・・。」
 悩むジュンを尻目に、
銀「はやくしなさぁい。」
真「かれこれ十分もたっているのだわ。急いで頂戴。」
雪「ジュン様?どうかしたのですか?」
あの三人は考える暇を与えてくれない。
真「ジュン、早くしないと、もう一度あのパンチを・・・」
ジ「分かった!分かったから!」
真「物分りがいいわね。」
 ジュンは、あのパンチを二度と食らいたくないと、心から願うのであった。
ジ「くそう、逃げたとしても、行くところはないし・・・。巴の家は・・・
 あいつに迷惑かけちゃうしなぁ・・・。」
ジュンに残された選択肢は一つ、水銀燈の服を着る。これだけだった。
264264:2006/03/26(日) 02:38:36.49 ID:f3oorC1B0
今回、つまんなくてすんません。
次で、仮装ショーに移行しますので、しばしお待ちを・・・
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 02:40:04.91 ID:F3wCyRFv0
wktk
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 02:54:38.83 ID:NEmIC0ZqO
>>264
んなことないよ。面白い。
次回wktk
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 03:01:31.65 ID:t6TerGoz0
>>259
そういえばJUN君背伸びたなぁ・・・。昔は僕とほとんど同じだったのに。声も前より男らしくなってる。
でも、ピンと張ってて柔らかくて快い感じもする・・・。
 
 J「蒼星石?」
 
いつも野暮ったい黒ぶちメガネ掛けてるからわかりづらいけど、実はJUN君って意外と・・・・・・って何を考えてるんだ僕は!
 
 J「おーい、帰ってこーい」

おちつけ。おちつけ蒼星石。僕はJUN君のことは何も思っちゃいない。姉さんの好きな人を僕が・・・・・・。
ダメだダメだダメだ・・・・・・忘れようこんな気も『蒼星石?』

 蒼「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!」
 J「・・・・・・ほ・・・んじつに・・・かいめの・・・・・」

バタッ!

 蒼「え?あれ?JUN君?えええ!しっかりしてよJUN君!JUN君!!!」
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 03:16:35.87 ID:t6TerGoz0
>>267
 蒼「え、あ、うぅ、どうしようどうしよう(以下10分ほどこの状態)」

このように散々悩んだあげく、とりあえず僕の大声で鼓膜を麻痺して気絶してしまったJUN君を保健室まで運ぶことにした。
体格差があるので運ぶのにかなり(階段の上り下りなど)苦労はしたが、何とか目的地に着くことが出来た。
いいかげん僕の体力的にも限界がきていたから。
そして保健室の引き戸に手を掛け、一気に引いた。
 
蒼「すい、ませーん、先生、この、人を、寝させ、てあげ、て・・・・・・」

・・・・・・・誰もいない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・何でさ。

急に疲れがドッと押し寄せた。
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 03:30:03.70 ID:3SpEqnc3O
ほっ
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 03:34:45.46 ID:f3oorC1B0
しっ

>>265
>>266
及び、今までレスくれた方々へ
レスありがとうございます
頑張ります。

>>268
割り込む形ですいません。
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 03:42:48.62 ID:vzGqENnH0

>>264 女装少年JUMにwktkなのですよ!

>>268 そのシチュに萌える……!

また【夢の続き】を執筆中です。前スレ>>1000のおかげで
脳汁が止まりません、近日投下します

お知らせがてら、ほっしゅ! かしら!
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 04:15:17.56 ID:vzGqENnH0
まよなかほしゅー
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 04:19:35.44 ID:0unC3/flO
(´・ω●)…
(´・ω$)…
(@ω・`)…保守
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 04:27:42.20 ID:t6TerGoz0
>>268
そのせいでその場に座り込もうとしてしまった。

いけない、JUN君を支えているのを忘れてた!

気づいた頃には時すでに遅し・・・。

ドンガラガッシャ〜ン(古)!!!
ドサッ!

 蒼「あいたたた・・・背中イタァイ・・・・ん?」

今、背中は床に正面は天井を向いている。あおむけ状態だ。
その状態で首を動かしてみるが、一緒に倒れたはずのJUN君が見当たらない。

そして 何 故 か 正面からスゴイ重圧を感じるのは何故?

もうだめ、ねみぃ・・・w
また明日がむばります
おやすみ保守

まだ落ちるなよ〜(それはないか)
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 04:41:18.40 ID:xLUKKWUJ0
巴と金糸雀にお酒を飲ませたい気分だ!
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 05:03:13.85 ID:xLUKKWUJ0
誰も居ない。今のうちに飲ませちゃおう
俺「巴ー、これおいしいよ」
巴「あ、有難う ゴクゴク」
俺「(ニヤソ)」
巴「ちょっとこれお酒ーあれ何だか目が回るー。////////体があつーい//////」
ほんのりと頬を染める巴。体が火照っているのか襟元を少し広げ手をパタパタさせる。
何とも色っぽい。
俺「ささ、もう一杯」
巴「あ〜ん意地悪ぅ〜そんなに酔わせたいの?/////ゴクゴク」


巴「//////ここから先は保守よぉ♪//////////」
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 05:54:35.04 ID:vzGqENnH0
ほしゅー
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 05:55:22.97 ID:ZbbUBmlEO
誰もいないの…か……保守!!
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 05:57:07.86 ID:PWqwT6Vr0
http://jinrou.dip.jp/~jinrou/
人狼ゲーム開催中!!
今すぐVIP村に急げ!!

これさ・・・ガチで楽しいから・・・登録いらんから・・・
無料だから・・・
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 05:59:55.63 ID:WC2r3bxKO
>>274
クッ!いい所で・・・!!だがGJ!!
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 06:11:12.65 ID:CWTLEsGq0
いま起きた
そして保守
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 06:23:07.55 ID:xLUKKWUJ0
これから寝る
そして保守
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 07:10:30.20 ID:cpZhkm550
ほしゅ
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 07:34:11.03 ID:CWTLEsGq0
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 07:52:38.71 ID:YWA2TCrxO
保守
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 08:13:49.60 ID:Pu+qk+GnO
薔薇「ねえ」
JUM「ん?」
薔薇「ちょっと目つぶってみて」
JUM「・・・なんで?」
薔薇「いいからはやく」
JUM「わかったよ。これでいいか?」
薔薇「じゃあそのまま目の前に大きな肉まんがふたつあるって想像して」
JUM「うん」
薔薇「その肉まんは頂点の部分にグリーンピースがひとつずつついてます」
JUM「・・・」
薔薇「そのグリーンピースはピンク色で肉まんは肌色です」
JUM「・・・それで?」
薔薇「そのふたつの肉まんを両手で揉んでみた感想をひとこと」




JUM「・・・熱い」
薔薇「・・・」
JUM「・・・」
薔薇「・・・つまらん」


保守
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 08:23:38.20 ID:CWTLEsGq0
JUM・・・
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 08:32:44.31 ID:8oDMg4q+0
ワロスwwwwwwwww
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 09:01:58.80 ID:vzGqENnH0
>>286
起きたらいつもの来てたwwwwwwwww
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 09:20:31.06 ID:neXVLLLqO
シュールwwwwww
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 09:50:32.58 ID:F3wCyRFv0
保守
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:10:51.53 ID:zvzOgywN0
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:16:34.42 ID:Pu+qk+GnO
真紅「JUM、ストーブの灯油がきれそうなのだわ。いれてきて頂戴」
JUM「なんで僕がしなくちゃいけないんだよ。そういうのは気付いたひとがやるもんだろ」
真紅「あら、あなたは私の下僕なんだから当然・・・(そう・・・ならあなたが下僕として温めるのだわ)」
JUM「ん?真紅?」
真紅(わかったよ。さあ真紅ベッドへおいで・・・)
JUM「おい、どうした?」
真紅「・・・」
ブーッッ!!
JUM「ちょww鼻血でてるwwww」
ダクダク
真紅(と、とまらないのだわ)

保守
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:20:22.35 ID:CWTLEsGq0
ついに真紅まで妄想爆発かwww
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:20:33.00 ID:neXVLLLqO
ちょwww真紅www
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:33:27.30 ID:fe3jZqBe0
真紅wwwwwwwwwwww
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:33:41.80 ID:8oDMg4q+0
薔薇乙女の脳内は全員ピンク色ですかw
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:34:00.09 ID:WC2r3bxKO
真紅可愛いよ真紅
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:44:30.62 ID:Pu+qk+GnO
JUM「ほら、紅茶いれてきたぞ」
真紅「ありがとう、JUM・・・いい香りだわ」
つるっ
真紅「あっ」
バシャッ







JUM「あっちぃぃぃぃ!!」
真紅(・・・っ!!JUM+紅茶=完璧なのだわ!!)
JUM「あっちい!!あっちいよおおおぉ!!」
真紅(今目の前でアリスが誕生したのだわ!!)
JUM「真紅っ!!そこの花瓶の水ぶっかけてくれ!!」
真紅「JUMっ!!私と・・・け、結婚するのだわ!!」
JUM「水かけろっつってんだよおおおぉ!!」

保守
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:45:08.29 ID:fe3jZqBe0
真紅wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:45:26.27 ID:vzGqENnH0
>>299
真紅wwwwwwwwwwwwwwwww
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:50:39.42 ID:WC2r3bxKO
それは考えた事なかったwww
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 10:57:13.11 ID:8oDMg4q+0
何言ってんのwwwwwwww
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:13:56.97 ID:Pu+qk+GnO
薔薇「JUM」
JUM「ん?」
薔薇「お風呂わいたからはいって」
JUM「ありがと。じゃあはいってくるわ」


入浴中
JUM「あー気持ちいい」
ガチャ
薔薇「湯加減どう?」
JUM「ちょっと熱いけど・・・このくらいならだいじょぶだよ」
薔薇「・・・まだ足りないか」
JUM「は?」
ジャー
JUM「あちちっ!なんで急にお湯足すんだよ!?」
薔薇「・・・ダシ入り味噌きれちゃったからダシ汁とろうかと思って」
JUM「おまえは僕を殺 す 気 か」

保守
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:20:01.99 ID:WC2r3bxKO
JUMがとうとうダシに・・・www
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:22:12.19 ID:8oDMg4q+0
そのうちジュンが食われるんじゃないかと(ry
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:23:39.33 ID:neXVLLLqO
そのうちジュンが性的な意味で喰われるんじゃないかと
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:36:52.97 ID:WC2r3bxKO
J 「なぁ、ベジータはもういく大学って決めた?」
べ「いきなり、ど〜したよ?」
J 「いや、俺さ〜人形師になりたいから高校でたら、そのまま人形師の勉強したかったんだけどさ〜梅岡に大学くらいは行けって言われちゃってさ〜・・・梅岡と少し衝突しちゃってさ・・やっぱり大学は行った方がいいのかな〜?」
べ「何だよwそんな事かよwwwそんなもん行ったほうがいい!!・・・と言いたいとこだけどよ〜人形師ってどんな仕事なんだ?」
J 「そりゃあ〜お前、人形に関して色々やるんだよ」
べ「色々てwもっと具体的に言えよwww」
J 「ベジには関係ないから!いちいち言うのがめんどいから!!www断じて知らない訳じゃないからな!!言うのがメンドイだけなんだからね!!!」
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:38:07.04 ID:WC2r3bxKO
べ「ツンデレかよwww」
J 「ったくww・・やっぱ大学は行ったほうがいいのか?・・何か大学行ってキャンパスライフを楽しんでから人形師になるのもありかなって思っている自分がいるんだが・・・」
べ「どーでもいいよw」
J 「おまっw・・・ハァ・・・やっぱ誰もあてにならんね・・・自分で考えるか・・・」
べ「・・ん?・・・他の奴にも意見を聞いたのか?」
J 「ん?・・まぁ一応一通りはね・・・」
べ「へぇ・・(俺が最初じゃないのか・・・)」
J 「あ、もしかしてキレてる?www」
べ「キレてないですよ!!」
J 「安心しろよw他の意見も参考になんなかったからさw」
べ「・・例えば?」
J 「・・・う〜ん・・そうだなぁ〜・・笹塚とかは行かなくてもいいとか言ってたな・・・あいつも行かないみたいだしな」
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:39:13.94 ID:WC2r3bxKO
べ「何ぃ〜!?アイツ大学行かね〜の!!?」
J 「いや、行くみたいだよ」
べ「どっちだよ!!」
J 「いや、なんか雀士になりたいとか言っててさ、なんかもう組に属してるみたいだぜ?」
べ「・・・・・・裏プロっすか?・・・」
J 「うん、でも今は高学歴雀士がブームらしいから大学行く事にしたらしいよ」
べ「・・・それはまた・・・何と言うか・・・」
J 「まぁ肩書き欲しさに大学行くやつなんてゴマンといるし・・・いいんでね?」
べ「・・・・・じゃあ薔薇乙女たちは?」
J 「あいつらは全員、大学行くんじゃね?」
べ「?・・・なんか曖昧だなぁ〜・・・?」
J 「いや〜曖昧だね」
べ「kwsk」
J 「おk」
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:40:38.89 ID:WC2r3bxKO
J 「・・まぁ、なんて言えばいいかな〜・・花屋開くとか言ってるやつもいれば、ヤクルトやバンダイに就職したいとか言ってるやつもいたね〜」
べ「はいはいワロスワロス」
J 「・・・とりあえずみんな俺と同じ大学行きたいとか言ってたなぁ〜・・・」
べ「sneg?」
J 「・・・・・でも、俺さぁ、大学行くかどうかわからないじゃん?それをみんなに言ったのよ、そうしたらさぁ〜『じゃあいますぐ結婚しよう!!』みたいなこと言われちゃってさ〜やんなっちゃうよね〜w」
べ「(#゚д゚)」
J 「結婚はまだ早いよね〜w結婚は遊びだけで充分だよwww」
べ「・・・遊び・・・?」
J 「あとメイドプレーとか獣人プレーとかも最高だね!まぁ今ハマってるのはゴスロリだね!!あれは制御不能に・・・」
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:42:07.09 ID:WC2r3bxKO
べ「・・・ここからを本当の地獄にしとくか?(#^ω^)」
J 「・・・すみません、調子こきすぎました・・・」
べ「・・・まぁいいか・・・で、なんの話をしてたんだっけ?」
J 「・・・え?・・あ!大学行くかどうかの話じゃなかったっけ?」
べ「そうそう、そんな話でした」
J 「ベジは行くの?」
べ「俺は高校を出たら専門学校に行きたいんだわ」
J 「へぇ〜何やんの?」
べ「やっぱ色々やりたいことはあるけど俺の将来の夢はやっぱスーパーサイヤ人になることだからな、そっちの学校に行きたいね」
J 「なんだ!ベジにしかできそうにない天職だな!!・・・楽勝だろ?」
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:43:10.39 ID:WC2r3bxKO
べ「何言ってんだ!?倍率900ぐらいある超難関だぞ!!しかも定員数2だぜ!?」
J 「そりゃすげーな!!そんなとこに行くのかよ!・・他の所にすれば?」
べ「他にないんだよ!しかも試験内容が特殊で手から何かだせとか、空を飛べとか、でかい猿になれとかだぜ!?無茶言うなっての!!」
J 「それむずくね?w」
べ「まぁ手から何かだすくらいならできるようになったから、他のも勉強しないとな」
J 「ちょwwwおまっwwwwwwスゲーなそりゃwww」
べ「人間やりゃできるだろ」
J 「まぁ無理だろうけどなw」
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 11:45:34.08 ID:WC2r3bxKO
べ「ともかく、そんなに急ぐ事ないなら大学行ってもいいんじゃね?」
J 「そうだな・・・まだ、薔薇乙女たちと結婚したくないしな」
べ「まだぁ〜?wいつか結婚するのかよw」
J 「てか逃げ切れないでしょwwwそれにあんな可愛い子たちは生きてて、そうそう会えるもんじゃないしね!!」
べ「お前も実はノリノリなんだなw」
J 「薔薇乙女たちありきの僕ですからw・・・まぁ、ここは素直に大学行っとくか!・・ベジータ、相談にのってくれてアリガトな!!」
べ「いやいや、別にいいって事よ!!・・・てか、そろそろ帰るべ?」
J 「そうだな、帰るか!!」

終わり

以上、携帯から長々と駄文失礼しました
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 12:02:41.21 ID:Pu+qk+GnO
キレてないですよにワロタwww
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 12:19:24.93 ID:YWA2TCrxO
保守
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 12:21:37.53 ID:Pu+qk+GnO
真紅(・・・この間は結局JUMがあの後シャワーを浴びたせいで紅茶の匂いがとれてしまった。)

真紅(・・・あまり時間をかけられないのだわ。年増女や緑のガチャピン女にばれる前にJUMを私のものにしなければ・・・)

真紅(・・・アリスの座がJUMにとられた今、アリスの嫁の座は死守しなければ・・・お父様、私は負けない・・・)

ガチャ
JUM「ん?真紅か。あれ?その紅茶・・・珍しいな、自分でいれたのか」
真紅「・・・」
ぶんっっ!!
JUM「うおっ!!」
ガシャン!!
真紅「ちっ!!はずしたのだわ!!」
JUM「いきなりなにすんだよ!!自分がなにやってんのかわかってんのか!?」
真紅「ええわかっているわ。アリスとなったJUMの争奪戦・・・そう!第二のアリスゲームなのだわ!!」
JUM「なに意味のわからんこと言ってんだ!!」
真紅「わからない?闘うことが生きるってことなのだわ!!さあこっちにきなさい。紅茶をぶっかけてあげるのだわ」
JUM「た、助けて・・・誰か助けてくれぇぇ!!」

保守
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 12:24:37.70 ID:fe3jZqBe0
真紅が壊れたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 12:26:17.62 ID:8oDMg4q+0
>>314
ワロスwwwジュンウラヤマシスwwwww
>>317
JUMニゲテー!二ゲーテー!
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 13:01:24.93 ID:CWTLEsGq0
保守しておこう
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 13:01:40.96 ID:8oDMg4q+0
薔薇水晶「・・・・ジュン」
ジュン「俺は・・・・・君を撃つ」
薔薇水晶「私は・・・・貴方を・・・・・殺すわ」
ジュン「できれば・・・・・・・・・平和なところで会いたかった」
薔薇水晶「私も・・・・そうすれば・・・・私たちは・・・・」
ジュン「けどそれは無かった・・・・あるのは・・・・」
薔薇水晶「この現実だけ・・・・!」

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「どんな話だよ・・・・」
薔薇水晶「敵同士で出会ってしまった男女の恋の話」
ジュン「なんで僕と薔薇水晶なんだ」
薔薇水晶「・・・・悲劇のヒーローとヒロイン」
ジュン「・・・・・じゃ、俺帰るわ」
薔薇水晶「と見せかけてその後二人は無事くっ付くので、くっ付いた後のベットでの行為を再現」
ジュン「な、なにする貴様ー!」
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 13:02:30.80 ID:cpZhkm550
やっぱりばらしーはばらしーなのですね
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 13:31:15.87 ID:s6O6xtIW0
保守っとくぜ
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 13:52:07.34 ID:J3bH56jw0
保守
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:05:28.74 ID:vzGqENnH0
保守が続いている塩梅なので、長編を投下します
【夢の続き】〜プレリュード〜 です
またしても長いので、三回くらいに分けて投下すると思います
すみません
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:07:27.56 ID:vzGqENnH0
 外は、雨。参ったなあ、今日は晴れる筈だったのに。
 今朝見た天気予報が、少しだけ恨めしい。
 室内だから、特に大きな問題はないのだけれど。
 どうせなら晴れて欲しかったのかしら、と。
 そんな事をふと思う自分が、何だか可笑しかった。


 持っていたバイオリンを、胸元に抱く。

 ずっと、ずっと続けてきたバイオリン。
 あなたは、私の演奏を。褒めて、くれた。


 「……」


 雨はまだ、やみそうにない。ぱたぱたと窓をうち付ける
 小雨の旋律に包まれながら、私は――― 

327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:09:23.56 ID:vzGqENnH0
>>326

―――
 またお会いしましたね。物語のご案内役、道化のウサギ
で御座います。さて、何やら物思いに耽るこの人物。一体
何を考えているのでしょう?

 そもそも、思いとは。本人が秘めるものについて、他人
がその重みを、正しく量ることは出来ません。だからこそ、
それを伝えるのは難しい。いや、そもそも。『伝える』と
いう行為そのものが、難しいのだと。そう考えるひとの方
が、多いでしょうか。

 あなたは。伝えたい事は、ありますか?

 今回は、この少女が見ていた夢の物語。これから、時間
は幕の始めへと遡ります。暫くお付き合いして頂ければ幸
いです……
―――

【夢の続き】〜プレリュード〜


328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:10:36.54 ID:vzGqENnH0
>>327

うん、良い天気だ。からっと晴れた空に向けて、私は大
きく背伸びをした。こんな日は、髪のセットにあまり気を
遣わなくて良いから楽だった。
「さあ、今日も楽してズルして学校行くかしらー!」
いつもの口癖。気合入れみたいなものだった。今日も……
楽しい事あると、いいのかしら。

 学校では、成績優秀で通っている。『学校一、頭脳明晰』。
いつの間にか、そんなことを言われるようになっていた。
 本当の私は、すごくドジで。どんなことでも、器用にこな
すことが出来ない。だから私は、それだけ人より頑張ろうと
思うようになった。そうでなければ、すぐに他のひとに見放
されてしまいそうだったから。昔と同じように。
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:12:18.98 ID:vzGqENnH0
>>329


 恥ずかしい話、友達が全然出来ない時期があったのである。
『楽してズルして』。当時の私は、本当にそんなことを考え
てながら行動していたものだから、何をやってもうまくいか
なかった。
 ただ一人、そんな私に付き合ってくれたひとが居たのだ。
 みっちゃん。家の近くに住んでいたお姉ちゃん。私の家は
両親が共働きで、しかも大体何処かへ出張していることが多
かった。私とみっちゃんの家は家族ぐるみの付き合いを昔か
らしており、独りになってしまいがちな私の世話をいろいろ
と焼いてくれた。彼女は、いつも何か失敗してしまう私を励
ましてくれた。



『カナ。そんな楽してズルしようとしちゃ、駄目よ?』
私を諌めてくれる彼女。
『それにね。カナは頑張ってる事があるじゃない。
 カナのバイオリン、私とっても好きだな』
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:13:18.44 ID:vzGqENnH0
>>329


 小さい頃から続けているバイオリン。私自身、これを練習
しているのは楽しかったから、辛いとも思わずずっとやって
これた。
『だって、私にはこれしか取り得が無いから……
 私はほんとうに、駄目な子なのかしら』
うなだれる。みっちゃんはかわいくて、明るくて。
それに比べて、私は。
『ううん。そんなこと無いんだよ、カナ』
抱きしめられた。
『好きなことに熱中できるのも、ひとつの才能なんだよ。
 こんなに頑張れるカナだから……
 きっと色んなこと、楽しくやっていけるよ』
褒められた。恥ずかしくて顔が紅くなってしまう。
『うぅ、みっちゃんありがとう……かしら』
 楽して、ズルして。そんなことばっかりじゃ上手くいかない。
私はもっと頑張ってみよう。他のひとからは見られないように
すると、かっこいいかしら……?
 そんなことを考えた私は、それから色んなことに取り組んで
みようと思ったのだ。嫌いな勉強だって、うまくやってみせる。
まあとりあえず、普段ドジを踏んでしまうところだけは、今も
直っていないのだけど。

 ちなみに、そのやりとりが終わった直後。
『ああん、カナかわいいー! なんて健気なのー!!』
暴走したみっちゃんに頬擦りされて、ほっぺたが落ちそうに
なってしまったのだった。
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:15:19.90 ID:vzGqENnH0
>>330


 それからの私は、勉強は家で頑張ることにして。入りたかっ
た志望校へ受かることも出来た。進学校ながら、部活にも力が
入っている学園である。そこで私は仲の良い友達に囲まれて、
楽しい日々を送っている。
「あら、おはよう金糸雀。今日は珍しく早いのね」
教室で話しかけられる。
「私だって、たまには早起きなのかしら!」
 真紅。この学園で始めに出来た友達。
 彼女は美しい。初対面では、とても高圧的な話し方だったので。
綺麗な容姿に気おされたことも相まって、怖いひとなんだろうか
などと考えていた。しかしながら、そんな印象とは裏腹に、彼女
は女の子らしく、かつ人に対する思いやりを備えたひとだ。もと
もと彼女の方に付き合いのあった友人達に、私は仲間入りするこ
とが出来た。
「あら、おはよう二人ともぉ」
水銀燈。彼女も友達の一人。なんというか、真紅とはまた違った
大人の魅力を兼ね備えた女性である。時々、自分でも気付かない
ような按配で私をからかってくるのだが、良い人だ。
 なんというか。水銀燈をはじめ、彼女の友達はとても綺麗で魅
力的な娘達ばかりで。私はなんだか気後れしてしまう。
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:16:57.77 ID:vzGqENnH0
>>331


 ホームルームが終わり、一限の授業が始まった。
「今日はこないだやったテストを返すぞ!」
えぇー、いらないー! そんな文句がちょこちょこと出た。どん
な学校でも、やっぱりテストは嫌なものなのかしら。
「なかなか皆出来は良かったみたいだが……
 満点を取ったひとがクラスにひとりいます。
 ……金糸雀! 頑張ったな。先生嬉しいぞ」
おおー、という歓声。さすが秀才は違うな、という声が聴こえた。

「ちっ……今回は勝ちを譲ってやるですぅ。
 他の科目で勝負なのです、金糸雀!」
「受けてたつかしら翠星石! 負けないのよ!」
言われて、(いつもの事なので)半ば反射的に切り返す。
「翠星石は数学が苦手だからね。勝負どころか、赤点とってないか
 心配だよ……」
「んなっ! 何言ってるです蒼星石! 今回皆で頑張ったじゃない
 ですか!」
 双子の翠星石と蒼星石。突っ込み役と突っ込まれ役(ボケ役、であ
るとは限らない)の関係は見ていて楽しい。一見喧嘩しているように
見えて。彼女達は、とても仲が良い姉妹なのだ。
「あらぁ、翠星石。そんなこと言っておいて、テスト勉強で金糸雀に
 泣きついてたのは、誰だったかしらぁ?」
にやり、と水銀燈が笑う。
「な、泣いてなんかねーです! 変なこと言わんでほしーのです!」
言われて黙ってられないのが彼女の性格。また争いは泥沼化しそうだ。

333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:18:15.77 ID:vzGqENnH0
>>332


「賑やかなのだわ」
「やれやれ……」
「二人とも、あいとあいとー!!」
「……あ、先生が泣いてる……その諦めが、ひとを殺すのね」


 いつの様に、状況を把握する真紅。
 肩を竦める蒼星石。
 なんでか知らないが応援を始めた雛苺。
 そして、それよりもよくわからないことを呟き始める薔薇水晶。


 その後も続く、もはやクラス名物となってしまった喧騒。皆、
私の大切な友達だ。
 もし。私が今勉強が出来なくて、何やっても上手くいかないド
ジな子だったら。彼女達は私と付き合ってくれるのだろうか。
 『楽してズルして』という口癖は変わらないまま。
 そんなことを少し考えてしまうのは、皆には秘密である。
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:19:58.18 ID:vzGqENnH0
>>333


 『♪……〜〜♪♪』
放課後、音楽室。独りで弾くバイオリン。夕陽が射し込んできて、
室内は紅く染まっている。
 演奏を終えると。控えめに扉を開けて、部屋へ入ってくるひと
が居た。
「よ、金糸雀。今日はもう終わりか?」
「あ、ジュンだったのかしら」
桜田ジュン。彼も、クラスでの友人の一人。
「いや、翠星石に園芸部を手伝わされててさ……
 終わってから教室に忘れ物してたのに気付いて。
 ここの前通ったら、何か音してたから」
ちょっと立ち聴きしちゃったよ、と。簡単に事の経緯を話す彼。

 彼は誰に対しても気さくで、人当たりが良い。随分とやさしい
性格なものだから、ひとから何か頼まれたら断れない。今も、翠
星石の手伝いをしていたと言っている。そんな彼に対する、私の
女友達の評価は高い。人気もある。私としては、別段恋愛対象と
言う訳ではなかったものの。なんとなく、気になる存在ではあっ
た。
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:21:12.09 ID:vzGqENnH0
>>334


 皆の、人気者。およそ私とは、正反対のパーソナリティの持ち
主なのかもしれない。でも、以前ちょっとだけ聞いたことがある。
 真紅とジュンは結構昔からの付き合いらしい。彼女自身は、
『ここまでくると、腐れ縁なのだわ』
なんて言っていたけど。そんな彼女が、少しだけ話したこと。

『ジュンはね。昔はこんなに明るい性格では、なかったのだわ』
ひとを信じず、自分から周りに対し距離を置いて。一言言えば、
酷くいじけた性格だったのだ、と。

 今の様子からは、とても想像出来ないことだ。そして真紅は、
続けてこんなことを言った。
『そうね……彼は強かったの。表面には見えづらいけど。
 こころの奥に、折れないものを持っていたのだわ』
そんな彼に、皆魅かれているのかもね。そう続けた彼女の表情は、
微笑んでいた。
 そのあと、彼の淹れてくれる紅茶はとても美味しいのよ、とか。
服をデザインするのがとても上手なの、とか。なんだか嬉しそうに
話していた彼女が、とても印象的だった。

336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:21:55.44 ID:vzGqENnH0
>>335


「どうかしら? 外で聴くくらいなら、中に入ってくれば
 良かったのに」
私は彼に切り出す。
「いやあ、良かったと思うよ。僕は専門家じゃないから
 正確な評価は出来ないけど、途中で邪魔しちゃ悪いなとは思った」
褒められてしまった。と言うか、そこまで気を遣ってくれることも
ないのに。そもそも演奏は、ひとに聴いてもらう為のものなのだから。
「あ、ありがとうかしら。それより、翠星石は?
 待ってるんじゃないかしら?」
「あっ、やばい! 蒼星石も一緒だから大丈夫か……いや。
 待たせるとあとが怖いからなあ」
それじゃ、と。背中を向ける彼。部屋を出る間際、一つ言い残して
いった。
「バイオリン、良かったよ。今度聴かせてくれよな」

 行ってしまった。『任せてかしら!』だなんて、自信満々に答え
てしまったけれど。今、なんだかどきどきしてる。
 ガラス戸に、自分の姿が映る。窓から射し込む夕暮れ時の空気に
溶けこんで、私は紅く染まっていた。
 この顔の紅みは。夕陽のせいだけでは、ないのかもしれない。

337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:23:05.14 ID:vzGqENnH0
>>336


 「ははぁ。恋ね、カナ。恋する少女なのね!」
目をきらきらさせるみっちゃん。今日も夕食をわざわざ作りに来て
くれていた。こういう事はしょっちゅうで、料理の苦手な私として
は嬉しいことこの上ない。何より私は、彼女が作る料理が大好きな
のだ。
「恋……って言ったって、私にはよくわからないのかしら!」
みっちゃん特製の玉子焼きを頬張りながら、私は言い返す。
「うふふ……カナも年頃の女の子だもんねー。
 恋に悩んでいるカナも、激萌えだわっ」
はっ! まずい、みっちゃんが私の話を聞いていない。こういう状
態になった彼女は、暴走が近い。
「みっちゃん!」
「えっ??」
我に返ったらしい。良かった。私も大分慣れてきた、というところか。

 恋……か。食事中、私はその言葉の意味を考えていた。
「カナ、大丈夫?」
声をかけてくるみっちゃん。少し暗い表情になっていたかもしれない。
心配させてしまっただろうか。
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:24:24.69 ID:vzGqENnH0
>>337


「さっきの男の子のこと? ……えっと、ジュン君、だっけ」
「う、うん……」
ここではぐらかす気には、何故かなれなかった。
「大丈夫よぅ、カナ。カナはこんなにかわいいんだもの!
 思い切ってアタックしてみるのもいいんじゃない?」
そう、だろうか。私は、私の気持ちが、今のところよくわかっていない。
いや、それよりも。
「私は……かわいくなんか、ないのかしら。
 私の友達の方が、よっぽど美人で、かわいくて、女の子らしくて……」
そう、学校のクラスメート。彼女達も、ジュンのことをかなり気に入って
いるような素振りを見せている。勉強やバイオリンならばいざ知らず、
もし恋愛沙汰の勝負になったら。私なんか、敵いっこないのだ……


 ふぅ、と。みっちゃんが溜息をついた。
「そうね、カナ。私も見たことあるけど、カナの友達は皆かわいいよね」
そうだ。その通りだ。私は無言で頷き、そのまま俯いてしまう。
「でもね、カナ。私はカナも、それに負けてないと思うの。
 贔屓目じゃあないの。本当よ?」

「ただね、カナ―――今みたいに、自分でいじけてしまったら。
 輝くものも、輝かなくなってしまうわ」

 顔を上げる。みっちゃんは穏やかに微笑んでいた。

『ジュンは、今のような性格ではなかったのだわ―――』
みっちゃんの声に、あの時の真紅の声が重なった気がした。
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:25:04.98 ID:vzGqENnH0
>>338


「勉強だって、頑張って出来るようになったカナだから。
 努力を続けられる強さが、あなたにはあるの。
 それはとても、とても魅力的なこと。
 だからカナ、自信持ってね?」


「……わかった、かしら!」
私は笑顔で答える。私はまだ、自分でもそれが恋をしてるのか
どうかわからなくて。だから彼女の言葉は、今の私にとっての
『正しい解答』ではなかったかもしれない。
 けれど彼女は、私のことを心配してる。心を、汲み取ろうと
してくれている。それだけで嬉しかった。

 ただ、最後に。
『いざとなったら、当たって砕けるのよ、カナ!』
だなんて、縁起でもないことを言い残していったのは、少しだ
け余計だったと思う。砕けてしまうのはいただけない。
 私は私で。これからいつか、彼を意識することがあるのなら。
もう少し、自信を持ってみても良いかしら―――
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:27:13.25 ID:vzGqENnH0
>>339までで、第一回の投下終了です
もう少し幕間は続きます
読んでいただければ幸いです
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:33:47.19 ID:8oDMg4q+0
金糸雀ktkr
>『いざとなったら、当たって砕けるのよ、カナ!』
ちょwwwwwwwwwみっちゃんwwwwwwwww

342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 14:51:00.89 ID:vzGqENnH0
>>341
金糸雀脳汁が止まりませんでした……
それがみっちゃんクオリティ!

第二回は、夜に投下できると思います。
それでは、保守!
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 15:16:05.87 ID:FWFGGEs30
保守
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 15:40:04.95 ID:8oDMg4q+0
人いないと思ったら携帯から繋がらんのね、今
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 15:50:29.87 ID:/Tir5Yn50
>>340
すごい面白い
続きも気になる
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 15:58:10.35 ID:im+5OYSOO
>>344
自分は繋がるがな
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 16:13:33.81 ID:8oDMg4q+0
>>346
なら俺の携帯だけか、スマソ
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 16:43:29.42 ID:EqTjn7VH0
保守
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 17:12:10.94 ID:8oDMg4q+0
保守
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 17:13:40.32 ID:ovykw7K20
ほしゅ

みっちゃんかわいいよみっちゃん
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 17:44:04.70 ID:im+5OYSOO
さすがに保守
352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 17:45:42.20 ID:im+5OYSOO
今気付いたが確かに、そのさままじゃ携帯から繋がらないわ
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 17:52:51.26 ID:zhw6W4UK0
強制収容期限まで、あと5日です。

SOS!!!緊急プロジェクト!!
80頭を救いたい!
沖縄にて約80頭の里親を緊急募集しています!!
3月末には強制収容処分の運命です。
一頭でも多くの命を救いたい。
皆様の力を貸して下さい。
可愛い子犬たちがいます。
少しでも気に留めた方、下を見てください!!!


http://okinawa-wish.net/

http://blogs.yahoo.co.jp/rebeccawhippet
↑のリンクから、各メディアに是非訴えかけてくれませんか。

一人の意見では動かないとおもうんです。
他の掲示板や犬猫・ラウンジ板にもスレがあります。
私には飼う事ができないので、これくらいしかできません。

(ノД`)お願いします。

354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 18:17:47.54 ID:8oDMg4q+0
保守
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 18:47:21.74 ID:im+5OYSOO
ヤバイ
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 18:47:51.67 ID:sy1UUGxU0
洗濯物をほす

357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 18:54:37.59 ID:9++ykCyk0
ほっしゃんかしらー
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:12:14.52 ID:YWA2TCrxO
やっと繋がった。保守
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:25:26.72 ID:8oDMg4q+0
雛苺「うー、うにゅー買いたいのー」
真紅「我慢しなさい」
蒼星石「翠星石、買いすぎ」
翠星石「うるせーです、今日は野菜が半額なんですぅ」
金糸雀「水道のプラモデルゲットかしらー」
水銀燈「・・・何に使うのぉ?」
雪華綺晶「ば、ばらしーちゃん、それは・・・?」
薔薇水晶「・・・・呪いの本」
ジュン「なんで皆付いてくるんだよ・・・」
真紅「帰り道が皆一緒だからなのだわ」
翠星石「待っててやるから早く買い物おわらせるですぅ」
ジュン「はいはい」

雛苺「ジュン〜福引やってるのー」
ジュン「そういえポイント溜まってたなぁ・・・やるか」

〜福引中〜

水銀燈「まさか一等あてるとはねぇ・・・」
薔薇水晶「・・・・・・・・主人公補正」
雪華綺晶「なにを貰ったんですか?」
ジュン「えーと・・・・ペアの温泉旅行か・・・」
薔薇乙女「「!!!!!」」

ジュン「できれば商品券が良かったな・・・おっと、俺はこっちだから・・・それじゃあな」
一同「「・・・・・・・・・・・」」
ジュン「・・・・・・・・?」
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:25:41.84 ID:8oDMg4q+0
ここはジュンの自室・・・学校から帰った彼はベットに座り休んでいた。
ジュン「・・・ペアか・・・誘う相手は・・・」

当ては有る。
学校で仲の良い八人の女性(男友達は除外、ペアだし)。あくまで友人関係でそれ以上ではないのが悲しいところだ。
ジュン「よし・・・だれか誘うか」

そう言った瞬間

ババババババババ!!!!!
真紅「もちろん主で」水銀燈「あらぁ〜私」翠星石「どうせい誘う相手もいな」蒼星石「ジュン君、ぼ」金糸雀「私もいきた」雛苺「うー」雪「あ」薔薇「・・・・行こ?」

一同「・・・・・・・・・・・・・」

廊下側の扉から真紅
道路側の窓から水銀燈
押入れ上段から翠星石
押入れ下段から蒼星石
天井から金糸雀
机の下から雛苺、挟まってる
クローゼットから雪華綺晶
ベットの下から薔薇水晶
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:26:00.28 ID:8oDMg4q+0
ジュン「・・・・・・なんで皆そんなところに?」

水銀燈「ちょっとぉ真紅、貴女これから用事あるっていってたじゃなぁい」
真紅「そういう貴女こそ窓から入ってくるなんて非常識よ」
翠星石「蒼星石!テメぇ忘れ物したから学校戻るって言ってたじゃないですかぁ!」
蒼星石「そういう姉さんこそ今からは遠出してくるって言ってたのよね?」
金糸雀「く、クモの巣だらけかしらー!」
雛苺「うー、出れないのー!」
雪華綺晶「あ、あの、薔薇しーちゃん、これは、その・・・」
薔薇水晶「・・・・これからパーティーって・・・言ってなかった・・・?」

ジュン「あ、あー、分かった分かった、この券売ってみんなでお金出し合ってみんなで旅行行こう、それならいいだろ?」
一同「・・・・・・・うん」

向かいの家
梅岡「く・・・・!うまくペアのチケットを渡したまでは良かったのに・・・・先を越されたか!!?」
ベジータ「・・・・・・じ、ご・・・く・・・(監禁状態のため疲労困憊)」
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:28:35.67 ID:neXVLLLqO
やっと繋がったか…
>>361
ちょwww梅岡の策略かよwwwwww
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:28:35.71 ID:Tczjr8Ne0
(´・ω・`) やあ
君たちには一生セックスもオナニーもできない呪いをかけた。
しかし君たちは運がいい。

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1142165211/
↑このスレに


「 糞  ス  レ   糸冬  了 」


と書き込めば呪いは解けるよ。
では、健闘を祈る。
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:43:23.38 ID:0r0Qjds70
ho
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:46:27.51 ID:sy1UUGxU0
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 19:48:12.50 ID:YWA2TCrxO
>>361
ベジータ哀れ……。
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:02:42.16 ID:neXVLLLqO
保守
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:08:42.16 ID:Hv+tTIS9O
この物語はノンフィクションです・・・・・・

J「はぁ〜バイト暇だなぁ・・・・・・」
雛「トーモーエーはやくしないとイッちゃうの〜」
J「!?」
雛「ヒナイッちゃうよ〜??イッちゃうの!!イクのイクの〜」
J「ちょっwwwwww刺激が強すぎ・・・・・・っ!!」
雛「金糸雀の胸大きいの〜」
金「やっ・・・・・・やめてほしいかしら〜」
J「うわっ店の中でじゃれあってるし・・・・・・しかも見えてるし。これはなんてやくと・・・・・・はっ!!」
巴「・・・・・・」
J「・・・・・・」
巴「このムッツリ・・・・・・」J「(´・ω・`)」


まぁ二人は幼女だったわけで・・・・・・保護者の人に白い目でみられたわけですよ
J「ほ、保守」
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:16:10.61 ID:YWA2TCrxO
このロリコンめwwwwww
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:18:06.72 ID:xLUKKWUJ0
雛・金「ふたりはプリキュアスプラッシュスター」
ジ「チガーウ」
翠・蒼「ふたりはプリキュアス、」
巴「保守」
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:28:16.19 ID:ZQRGV+4sO
JUNはのりこん
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:33:49.18 ID:neXVLLLqO
金「ならチャンス大かしらー!」
雛「なのー!」

J「視線が痛い訳だが」

巴「(#^ω^)」
銀「(#^ω^)」
翠「(#^ω^)」
蒼「(#^ω^)」
真「(#^ω^)」
雪「(#^ω^)」
薔「……ジュンお兄ちゃん」
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:46:47.22 ID:+Z3ycG7zO
保守
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:53:08.60 ID:YkDDoTly0
h
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 20:59:47.47 ID:9VPK7As80
名前変換ドリーム小説の奴。
あおたせいっしたー! 此方短い短編の詰め合わせの、翆星石、蒼星石(双子パック)蒼星石になりあーす!

ttp://www.geocities.jp/hyakumaru0313/sonota/yorozu02.html

376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:00:13.60 ID:Hv+tTIS9O
>>368の続きのようなもの。

J「はぁ・・・・・・」
真「あら?どうしたのJUN。そんな部屋の隅に蹲っちゃって・・・・・・キノコが生えてくるわよ?」
J「さっき2ちゃんねるにノンフィクションSSを書き込んだら、ロリコン呼ばわりされたんだ・・・・・・」
真「・・・・・・」
J「なぁ真紅。僕ってロリコンなのか!?」
真「いいえ・・・・・・JUNあなたは正常よ??だって普通に人を愛せるのだから。」
J「そ、そうだよな!!」
真「そうよ・・・・・・そ、それにねJUN?わ、私はあなたのこ「そうだよ!!ロリコンって子供がすきなやつのことだろ!?僕は幼児体系の真紅でムラムラしたことないから一般人だ!!HAHAHAwwwwww」
真「・・・・・・・・・・・・JUN」
J「ん?どうしたんだ?真紅。」
真「・・・・・・これが私の気持ちよ!!しかと受け取りなさい!!」
J「ちょっ!!真紅wwwwwwなに怒って・・・・・・」
真「絆パーンチ!!!!」ドゴッ
J「ひでぶっ!!」

その後一週間、僕は真紅と会うたびに鉄拳制裁されるのでした。

真「だわっ!!」グシャッ
J「あ、ありがとうございまふっ!!」
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:02:43.64 ID:neXVLLLqO
>>375
双子!双子!





変態ジュンは順調ですか?
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:03:32.58 ID:9VPK7As80
>>377

お    か    げ    さ    ま     で     
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:11:21.98 ID:YWA2TCrxO
>>376
余計な事は言っちゃだめだよJUM君。
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:18:04.85 ID:E5h4h/tk0
>>375
あなたの作る文には引き込まれる魅力があるなあ。
見習わねばなるまい!と思いながらも電波形にしてを撒き散らす俺。
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:23:14.39 ID:sy1UUGxU0
>>375
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 双子!双子!
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J

俺も縁石にのって背の高さで張り合ったことが・・・・・
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:39:52.64 ID:YeiODwlf0
>>378
無理はするなよw
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:44:31.67 ID:RLm4wZFoO
ゲーセン
ジ「翠星石〜なにじっとみてるの?」
翠「え!?すすす翠星石はなにもみてないですよ!」
ジ「(う〜んとどれどれ・・・・た、たこかよ・・)これが欲しいの?」
翠「そ、そんな事ねぇですよ!」
ジ「よしよしわかった」
チャリーン金を入れるジュン
翠「いやだから
ジ「赤青黄どれがいいの?」
翠「赤!・・・あ(///)」
ジ「赤ね把握した」
ボト
ジ「ほれ」
翠「しししゃあないですね、捨てるのももったいないから翠星石がもらってやるです!」
ジ「はいはいw」
翠「・・・・・ありがとうです(////)」
ジ「なにか言ったか?」
翠「え?な、なにもいってないですよ?おかしなジュンですね(////)」
ジ「ニヤニヤ」
翠「な、なににやけてやがるですか!他の所いくですよ!(///)」
ジ「へいへいw」
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 21:46:45.03 ID:im+5OYSOO
>>383
デートwww初々しいなww
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:01:48.93 ID:YWA2TCrxO
保守
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:04:07.40 ID:xLUKKWUJ0
>>383
紅「このツンデレがー絆パーンチ!!!!!!」
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:21:30.64 ID:YeiODwlf0
今日は人が少ないなと思いながら
保守
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:22:03.83 ID:neXVLLLqO
保守
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:38:13.42 ID:neXVLLLqO
今日はほんと人いないな…
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:49:08.77 ID:YWA2TCrxO
保守
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:51:39.63 ID:8oDMg4q+0
ジュン「薔薇水晶・・・・好きだ」
薔薇水晶「ジュン・・・・嬉しい・・・・」
そして二人の影が一つになった・・・・

薔薇水晶「あ、あ・・・ジュン・・・ジュン・・・」
ベットの上で艶やかな声を上げる薔薇水晶、相手はもちろ
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「ん彼女の愛しい王子様、桜田ジュンであり・・・」
ジュン「 な に か い て ん だ 」
薔薇水晶「・・・・・エロSS」
ジュン「女の子がエロとか言うなって・・・ん、けどあんまり進んでないな」
薔薇水晶「・・・心情とか・・・よくわからない」
ジュン「ふ、なら教えてあげるよ・・・薔薇水晶」
薔薇水晶「あ・・・・・ジュ、ジュン・・・・・?」
ジュン「可愛い下着だね・・・・・」
薔薇水晶「い、言わな」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「いで・・・・あ・・・・そこは・・・・ダメ・・・・だよ・・・・ジュン・・・・というお話だったのさ」
ジュン「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
薔薇水晶「・・・・・おはよう、ジュン」
ジュン「・・・・・・・↑のは・・・・?」
薔薇水晶「マンガの中の・・・SSの中の話」
ジュン「・・・・・・帰る」
薔薇水晶「と見せかけて現実で実行」
ジュン「な、なにする貴様ー!」
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 22:55:08.52 ID:0r0Qjds70
無限ループwwwwwwwwww
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:00:23.13 ID:neXVLLLqO
バロスwwwwww
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:01:02.29 ID:sy1UUGxU0
二段仕込みwwwwwwww
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:01:49.78 ID:/Tir5Yn50
>>391
このスレの新星エースktkr
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:07:38.04 ID:cpZhkm550
>>391
いつみてもすばらしいばらしー
397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:13:47.39 ID:67dhEp90O
真紅「乙女レッド!!!」

蒼星石「乙女ブルー!!!」

金糸雀「乙女イエロー!!!」

翠星石「乙女グリーン!!!」

雛苺「乙女ピンク!!!」

真紅「悪を滅ぼす、正義の乙女!」

真・蒼・金・翠・雛「「「「「乙女戦隊!薔薇レンジャー!!!!!!」」」」」



のり「はっ、夢か!」
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:14:35.11 ID:/Tir5Yn50
>>397
ごめん、ちょっと続き期待しちゃった
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:14:52.42 ID:8oDMg4q+0
 ま た の り か w
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:17:02.71 ID:neXVLLLqO
続きwktk
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:18:27.15 ID:TzVAMwOQ0
>>397
途中で敵に操られていた乙女シルバーとパープルが仲間になる展開に期待

12時すぎ位にばらすぃが世界を渉るお話、私が私を招く声投下します
今現在進行形でかいてるけどそして早め早めの保守
402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:18:49.31 ID:67dhEp90O
明日でもいいなら、戦隊もの書いてもいいぜ
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:19:06.51 ID:/Tir5Yn50
>>401
激しくwktk
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:19:27.06 ID:8oDMg4q+0
>>401-402
wktk
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:20:00.11 ID:E5h4h/tk0
じゃあその次に双子もの投下予告。
現在カキカキ中。
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:28:29.54 ID:8oDMg4q+0
wktk

ジュン「お、おい・・・!なんのつもりだ!!」
薔薇水晶「・・・・・・逆○イ○」
雪華綺晶「無理ですよ・・・そう簡単にその手錠は外れません」
ジュン「あ、く・・・や、やめ・・・・」
薔薇水晶「・・・だって・・・好きなんだもん・・・」
雪華綺晶「それなのに・・・私たちから離れようとするから・・・ですよ」
ジュン「そ、それは・・・お、俺と君達じゃ・・・」
薔薇水晶「・・・・愛に・・・身分なんて関係ないよ・・・」
雪華綺晶「ジュン君・・・本当のことを言ってください・・・私たちのこと・・・好きですか?」
ジュン「・・・・好きさ・・・出来るならば・・・ずっと一緒にいたよ・・・けど・・・」
雪華綺晶「それ以上は・・・言わないで・・・」
薔薇水晶「今だけは・・・忘」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「れて・・・私たちを見て・・・・というお話だったのさ」
ジュン「またやってるよ・・・」
薔薇水晶「双子のお嬢様との身分違いの恋のお話・・・創作でだす・・・」
ジュン「しらんがな・・・俺は帰」
薔薇水晶「と見せかけて」
ジュン「甘い!何度も同じ手n」
雪華綺晶「再開ですね」
ジュン「お前もか!?な、なにする貴様等ー!!」
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:29:20.89 ID:cpZhkm550
きらきー・・・あなたまで・・・
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:29:54.20 ID:t6TerGoz0
突発SS、投下
『肉体言語で すごい コミュニケーション』

「ちょっとJUN、紅茶を入れてちょうだい」
「やだよ、面倒くさ・・『絆ックル!』」

バキッ!

「グハッ!!うう・・・」
「二度目はないのだわ。JUN、紅茶を入れてきなさい」
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:30:27.50 ID:neXVLLLqO
蚊帳の外の銀様が寂しがってます
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:30:58.43 ID:t6TerGoz0
>>408
「(確かにこれ以上喰らうとマズい・・・けど)だが断るっ!!」
「そう・・聞き分けの悪い子には御仕置きが必要みたいね・・・」

ポキ・・ポキ・・

「(ヤバい・・・アイツ本気の眼だ)待って!し、真紅さん心変わりしました!今すぐ入れてきますから、許して・・・」
「二度目はない・・・そう言ったはずよ」
「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ・・・」
「さようなら、JUN。惜別のぉ・・・」
「ヒィィィィィィ!!」

「絆ックルゥ・ツヴァァァァァァイ!!!」
「クソォォォォォォォ!まだだ、まだ終わらんぞぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・」

キラーン☆

「ふぅ・・・」
星になったJUNが飛んでいった方向を見上げて一息ついた。
「さようなら、JUN。貴方のこと忘れないわ・・・・・・それはそれとして、のどが乾いたのだわ。
 のりー、紅茶を入れてちょうだい」

口ではああ言ったが、真紅は既にJUNの事は忘却の彼方へ運んでいた。
嗚呼、不幸なJUNの明るい未来は何処に!
では最後に、星になったJUN君に締めてもらいましょう。

「我死す時は、大空に笑顔でキメッ!!」

・・・・本当にありがとうございました。
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:32:40.45 ID:8oDMg4q+0
ジュン・・・・(´・ω・)
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:35:45.45 ID:neXVLLLqO
JUMカワイソス
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:49:21.21 ID:8oDMg4q+0
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「なんも書いて無いじゃん」
薔薇水晶「書いて欲しい?」
ジュン「いいや」
薔薇水晶「残念」
ジュン「まあいいや・・・それじゃ、またな」
薔薇水晶「・・・・」
           O 。
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュン「・・・・そのまま・・・聞いて欲しい」
薔薇水晶「え?」
ジュン「もし・・・俺が生きて帰ってきたら・・・・結婚しよう」
薔薇水晶「・・・私・・・ベジータを忘れられないと思う・・・」
ジュン「それでもいいさ・・・君の心に、俺の居場所が少しでもあれば」
薔薇水晶「ジュン・・・・・」

おっさん1<<やったぞ!!桜田が、『縫い針の鬼神』が核ミサイルの発射制御装置を破壊した!!これで発射不可能だ!!>>
おっさん2<<戦闘機でトンネル突入だって!?無茶する小僧だぜ!!>>
おっさん3<<俺も地上部隊じゃなくて空軍に転属するかな・・・>>

ジュン<<俺、故郷に恋人がいるんだ・・・帰ったらプロポーズしようと・・・・・・花束も買ってあったりして>>
笹塚<<警告!警告!こちら空中管制機ローゼンヘッド!!アンノウン接近中!!ブレイク!ブレイク!>>
ジュン<<誰だ!!?>>
ベジータ<<よう相棒、戦う理由は見つかったか?>>
笹塚<<ベジータ!?生きていたのか!?>>
ジュン<<俺は・・・・薔薇水晶のために戦う!>>
ベジータ<<良く言った・・・だが彼女の身も心も一度は俺が犯したんだぞ?>>
ジュン<<・・・・!>>
ベジータ<<奮い立つか?ならば俺を落として見せろ!!>>
笹塚<<ジュン!敵機体の解析が完了した!!コードネームは『フリーザ』!奴の機体が核ミサイルの制御を握っている!!奴を倒せ!!>>
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:49:40.43 ID:8oDMg4q+0
ベジータ<<無敵の少年エース・・・そんなものはマンガの中の話だ・・・・お前のことさ、相棒>>
ジュン<<な・・・・!?こいつ、攻撃が効かない!?>>
笹塚<<ジュン!わかったぞ、あの戦闘機はファイナルフラッシュバリアで守られてる!弱点は前方のコックピットだけだ!!前方方向から攻撃しろ!!>>
ジュン<<・・・当たれ!>>
ベジータ<<ち・・・やるな、相棒。俺とお前は鏡のようなもんだ、向かい合って初めてわかる>>
ジュン<<似てはいるが、正反対ってか>>
ベジータ<<そうさ・・・・撃てよ、臆病者!>>
ジュン<<くう!?>>
笹塚<<ジュン、今そこで奴を撃てるのは君だけだ!幸運を祈る、『縫い針の鬼神』!!>>
ジュン<<うおおおおおおおおお!!>>
ベジータ<<撃て!!>>

ベジータ<<ジュン・・・・薔薇水晶を頼んだぜ・・・>>
ジュン<<任せておけ・・・・相棒>>
ドーーーーン!!!!
笹塚<<こちらローゼンアイ・・・ベジータ機と核ミサイルの爆発を確認・・・・さあ帰ろう、俺達の場所へ・・・君を待ってる奴等がいる>>
ジュン<<・・・・ああ・・・・こちら、桜田ジュン、これより帰還する!!>>
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:50:01.37 ID:8oDMg4q+0
数ヵ月後
新婦「では・・・新郎新婦・・・誓いのキスを・・・・」
ジュン「薔薇水晶・・・・・・」
薔薇水晶「ジュン・・・・・・」

雪華綺晶「そして貴方は生き残った・・・・」
ベジータ「俺はあの時死ぬはずだった・・・でも死ねなかった。痛む体を引きずってたどり着いた先は、梅岡の家だった。俺は奴の助けられた
・・・・・ジュンと薔薇水晶は今?そうか・・・もしジュンに会ったら伝えてくれ・・・・『よう相棒、生きてるか?ありがとう、戦友』」

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「ていうお話はどうだろう」
雪華綺晶「いいですね、今度の新刊はそれで行きましょう」

数ヵ月後
ジュン「へぇ・・・こんどの新刊はまた創作なんだ・・・」
薔薇水晶「うん・・・・」
雪華綺晶「ちなみにコレがこの同人誌です」
ジュン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
薔薇水晶「こ」
ジュン「ここで再開とか言うなよ」
薔薇水晶「・・・・・・・・・この話には続きがあるの」
ジュン「え?」
雪華綺晶「この話あとジュン君は私とばらしーちゃんとのハーレムEDになるんです」
ジュン「・・・・・・・・」
薔薇水晶「というわけで再開」
ジュン「前置きが長・・・何する貴様等ー!」
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:51:04.39 ID:/Tir5Yn50
>>415
だんだん凝ってる
ファイナルフラッシュバリアでふきだしちまった
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/26(日) 23:51:16.10 ID:neXVLLLqO
ちょwww長いwwwwww
ていうかエスコンゼロwwwwww
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:02:16.64 ID:sLSkM9zX0
保守
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:06:11.34 ID:z03L7KWt0
ジ「最近、真紅が乱暴になってるんだ。どうすれば良い?」
水「簡単よぉ私と付き合えばいいのよぉ」
ジ「なーんだそうかー」

紅「帰ったら御仕置きなのだわ」
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:07:45.78 ID:sLSkM9zX0
ちょ、JUM騙されてるw
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:08:23.00 ID:siGjqEGd0
>>419
不覚にも声に出して笑ってしまった
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:12:49.24 ID:tFWnTsFC0
さて、遅くなりましたが
私が私を招く声 第十話投下。

あらすじ
私、薔薇水晶。おきたらなぜか違う世界にいたの。
戸惑う私に話し掛けてきた兔と、彼が言うもう一人の私。
これからどうなるのだろう―。

注 生死扱う話になりそうです。覚悟しろべジー太。

今までの分をまとめてみた。
メ欄からいけます。うぃきできるまでのつなぎ。
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:13:56.65 ID:tFWnTsFC0
次の日。
私は夕方過ぎに目が覚めた。
そしてほんのすこしの期待を込めて周りを見渡してみる。

―世界は戻ってはいなかった。

覚悟は出来ていたとはいえ、落胆は隠せない。

薔「…やっぱり昨日のことは夢じゃないかぁ。」
そう一人呟いてからベッドから天井を見上げる。

窓から外を見てみるとちょうど下校の時間なのか、
私と同じくらいの年令であろう生徒が何人か見えた。
普段は私も学校に行っている時間なので、少し得した気分になる。
もっとも、自分の身に起きた普通では信じられない出来事を考えると、
そんなのんきな事を考えている余裕は全くないのだけれど。

薔「…そうだ日記。」
ベッドを抜け出し机の上にある日記を手にとってみる。
今の私にとっての唯一の希望であるこの日記。
そして、もう一人の私の事を知ることが出来る日記。

―彼女に返事を書こう。
そう思い私はペンをとった。
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:15:40.61 ID:tFWnTsFC0
>>423
『雪華綺昌へ。

日記よみました。お返事ありがとう。
とりあえず昨日の出来事が夢じゃなかった事を再確認できたかな。
これからいつまで続くのかは解らないけれど、
しばらくこっちで生きていく事に決まったみたい。
お互い大変だけど協力して頑張っていこうね。

昨日の日記には書けなかった事を何点か書いておきます。
まずお家のこと。
雪華綺昌もそうだったみたいだけど、私の両親は今お仕事で海外にいるの。
それで週に一回は連絡をいれるようにしてるからお願いね。
連絡先はお家の電話の所にメモしてあります。

次に学校のこと。
友達の事は雪華綺昌に任せるしかないと思ってます。
いきなり銀ちゃんに抱きついたり、真紅を困らせたりしないでね。
それとお勉強の事なんだけど、私の世界だともうすぐテストがあるの。
いきなり大変な事をお願いするけど、頑張ってね。

とりあえずすぐに伝えた方がいいと思う事を何点か書いておいたから確認しといて下さい。
またなにかあったら日記に書くことにします。よろしくね。

薔薇水晶より。』
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:17:32.28 ID:tFWnTsFC0
>>424
薔「…ふう。」
こんな感じでいいかな、と日記を読み返してみる。
両親の事もお金の事も学校の事も書いた。
ちょっとおかしい部分があるかもしれないけれど多分大丈夫だろう。

薔「…私は大丈夫かなぁ。」
私はもう一度ベッドに横になり天井を見上げる。
今日は休む事が出来たけど、流石に明日は学校に行かないとまずい。
真紅達にも心配をかけてしまうだろうし、テストだってあるはずだ。
そしてなによりこちらの世界に慣れる事が大切だと思う。

薔「…ねむい。」
普段使わない神経を使ったせいか急に眠気が襲ってきた。
真紅達は今日もお家にきてくれるみたいだしそれまで眠ろう。
そしてその時に学校の話とかも聞けば大丈夫だと思う。

薔「…おやすみ。」
ひとり呟き私は夢の中に落ちていった。
来客を知らせるチャイムには気づかずに―。
426422:2006/03/27(月) 00:19:50.05 ID:tFWnTsFC0
急ごしらえですがこんな感じで。
次回からはばらしーがお外に出る予定です。
他のあの子たちもちらほらでてくくるはず。


427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:20:08.56 ID:qCr/iVgF0
>>426
すごくwktk
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:22:26.59 ID:6s18oi8yO
同じくwktkwktk
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:23:46.28 ID:bnbM7XrRO
wktk!
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:27:41.08 ID:tFWnTsFC0
毎回一言でも貰えるとすごい禿実になりますがんばります

双子がくるっ・・・!
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:31:06.58 ID:Wnh58w+Y0
ちょ、ちょっと待っててorz
まだ書いてる途中なんだ。
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:34:06.97 ID:6s18oi8yO
wktk
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:45:20.48 ID:tFWnTsFC0
dkdk
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:47:27.58 ID:Vjyble8jO
保守
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:57:28.96 ID:nSPmcHM+0
>>426 wktk! wktk!
ただいま戻りました【夢の続き】〜プレリュード〜
第二回投下です
>>339の続きとなります。
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 00:59:10.83 ID:nSPmcHM+0
>>339


 日常、だった。私達はふざけあい、楽しい時を繋げていく。
平和な幕間は続くのだ。
 ジュンと、もっと積極的に会話しようと思った。とりあえず、
彼のことをもっとよく知りたい。今までも、もちろんちょっと
した会話をすることはあった。でも、もっと。色々な話が、し
たい。
 自分の感情を意識するようになると、周囲の行動もよく見え
るようになってきた。雛苺は、恋愛感情をもってジュンと接し
ているようには見えない。何かこう……兄を慕うような。そん
親愛の気持ちを持っているような印象を受ける。ただ、雛苺は
背が低い割に、その、……胸が大きい。そのプロポーションで、、
彼の腕にしがみ付いたりしている。天然でやってるのかしら。
 自分の胸を見てみた。……く。あれは反則なのかしらー……
『男のひとってやっぱりああいうの好きなのかしら』
ぶんぶん。頭を振る。なんか私、考えが変な方向へ飛んでる?
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:00:42.58 ID:nSPmcHM+0
>>436

 抱き付きと言えば、それを確信的にやっている様子なのが水
銀燈。何というか、大人の魅力だ。学校内でも一・二を争う程
の美人。もっとも、彼女が甘い声で近づきながら彼に抱き付く
度に、翠星石に毎度ひっぺがえされてる気がする。

 当の翠星石はと言うと、割と見ててわかりやすくて。本人の
前では素直になれないんだな、という感じ。他の女の子が彼と
いちゃいちゃしている風になると、あからさまに機嫌悪くなっ
てるみたいだし。

 蒼星石は……? 彼が翠星石と仲良くやってる様子を見てて、
いつもにこやかにしている。
 だけど、時折。それを見ながら、ふと寂しそうな表情になっ
ているのは何故なのだろう。普段は見せない顔だから、すこし
気になるかも。

 薔薇水晶。彼女は、自分の感情を露骨に現さない。……と言
うか、読めない。ジュンと話していると、通常状態と比べ不思
議具合が三割増しくらいになっている気がするけれど。あれは
テンションが上がっているからなのだろうか?
 それにしても、彼らの会話は本当にシュールなのかしら……
個人的には、かなり好みだったりする。そんなにシウマイ好き
なの? 薔薇水晶。みっちゃんの玉子焼きの方が美味しいかし
らー!

 ……おっと。また飛んでしまったのかしら。私、みっちゃん
と性格似てるのかも……
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:02:08.57 ID:nSPmcHM+0
>>437

 そして、真紅。昔、ジュンのことについて私に話してくれた
時の、あの表情。とても穏やかだった。いつも彼に、紅茶を淹
れて貰ってるのだろうか。彼らはもともと長い付き合いだ。何
も言わなくても伝わるような、そんな信頼の絆のようなもので
繋がっているような気もする。


 なんてこと。こうなるともう皆、彼に何かしら特別な感情を
抱いているようではないか!
 それでも不思議なことに、私達が仲違いするということは、
今のところない(決して、『喧嘩をしていない』という意味で
はない)。
 ……多分。あくまで推測だが、桜田ジュンは、恋愛沙汰には
とんと疎いのではないだろうか? だからこそ私達のパワーバ
ランスは崩れず、うまくやっている感じになっているのでは。
頑張っても暖簾に腕押し状態ならば、事は動かないからだ。



 どうしよう。私も何か、しなくちゃいけないかしら――
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:03:00.52 ID:nSPmcHM+0
>>438


 そんな事を、悠長に考えている場合ではなかったのだ。
パワーバランスは、今まで危うい均衡を保ってきていて
いるのだと思っていた。居心地よく、ずっと続くと思わ
せてくれるような、そんな関係。
 しかし、それは違う。それは何処も危うくなく、むし
ろ『しっかりとした状態』であったことに気付く。
 そう、均衡とは。崩れてしまってから、そのかつての
存在を、よく意識して。安定を懐かしむ、ものではなかっ
たか?―――



――――――

440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:03:52.77 ID:nSPmcHM+0
>>439


 「さあ、帰ろうかしら」
放課後の練習を終えて、音楽室を出ようとする。
 今日も西日が紅く眩しい。
「今日はジュンと結構お話出来たし、良かったかしら!」
満足だった、今のところは。毎日毎日、ちょっとずつ前進
中。私は私で、マイペースで行こう。

『いつか演奏、聴かせてくれよな』――
そんなことを言っていた、彼。そうだ、そのうち放課後、
彼を音楽室へ呼び出してみよう。そして私のバイオリン
を、聴いてもらうのだ。我ながら妙案なのかしら!
 にこにこしながら玄関へ向かうと、そこに人影があった。
夕陽の逆行で、姿が上手く視認出来ない。何やら話してい
るようなのだが、下駄箱の陰からはよく聞こえない。
「あのシルエットと……声。あれは――」
ジュンと……水銀、燈?
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:04:46.48 ID:nSPmcHM+0
>>440

 何をしてるんだろう。二人きりで――
 覗き見るのは悪いと思いながら、私は目を離せなかった。
なんだろう。なんだろうか。いや、まさか。二人は既に、
付き合っているということは……


 そう考えた時。見れば、水銀燈の顔は、ジュンに近づいて
いって―――


 ゴトン!
 
 小脇に抱えていたバイオリンケースを落としてしまう。
しまった! 急いでそれを拾い。そして、訳も分からぬまま。
私は音楽室に向かって走り出した。
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:06:15.29 ID:nSPmcHM+0
>>441

――――――――――――――

「ん? 何か今音がしたか?」
ジュンが私に話しかける。
「そおねぇ……誰か私達のこと、覗いてたんじゃないかしらぁ」
何か落とした音のあとに、ぱたぱたと走って遠ざかっていく足音
が聴こえた。誰か近くに居たことは、間違いないだろう。
「ええっ? まさか……」
彼は何だかうろたえている。
「大丈夫よぉ、ジュン。
 それよりも。今日は一緒に帰ってくれるんでしょう?」
そう。気にする必要なんて、無いのだ。
「わかった。……送っていくよ」
「ふふ、ありがとう。やさしいのね、ジュンは」
私は彼の腕をとる。今日はもちろん、自分の家まで。送って貰う
つもりだ。

――――――――――――――
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:06:53.33 ID:nSPmcHM+0
>>442


 外が、暗くなり始めていた。あれから結局、音楽室に戻ってみた
ものの。バイオリンの練習をする気には、なれなかった。
 帰り道。ぼんやりとしながら、私は歩く。そうよね、水銀燈なら
……あんな美人で。ちょっと意地悪なところもあるけれど、彼女は
悪い人間ではない。
「キス……してたかしら。大人の魅力、かあ……」
私には、程遠い。届かない。とぼとぼと、独り歩いてその日は家路
についた。
「明日、学校休もうかしらー……」
ちょっと明日は、皆と顔をあわせ辛い。そんな事を、考えていた。

444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:09:14.89 ID:nSPmcHM+0
>>443
――――――――――――――
翌日、学校。とりあえず落ち着いて。まずはいつも通りの挨拶を。
「おはよぉ、ジュン」
「ん。おはよう、水銀燈」
なんだかそわそわした感じで、彼は返してきた。……照れているの
かな? まあ、昨日の今日だし、仕方ないか。ああもぉ、かわいい
んだから、ジュンは。
「……おはよう」
「あらぁ、おはよう薔薇水晶」
「……今日の銀ねえさま、なんだかテンション高い……」
おや、そういう風に見えるのか。別に隠す事でもないが、少し気を
つけた方が良いだろうか。
「……何か良い事、あったの……?」
ふむ、この娘は。いつも不思議な言動をしているように見えて、実
は結構鋭いのだ。勿論、彼女とて。ひとの心を、正確に読みきれる
訳ではない。しかし、ひとをよく『見る』のが、得意なタイプなのだ
ろう。
「そおねぇ……自分の気持ちを、再確認出来たってところかしらぁ?」
とりあえず、偽りのない言葉を。どうもこの娘に対しては、嘘をつく
気になれない。
「……把握」
え? なんだろう。『ピコーン』という音とともに、彼女の頭上に何
か電球が光ったようなエフェクトが見えた気がした。思わず自分の目を
こする。幻覚、よねぇ?
「……負けないよ、銀ねえさま……」
そう言って、薔薇水晶は自分の席へ戻る。
 成る程。どう把握されてしまったのかは不安だったが、それは置い
とくとして。私だって、負けてられないのだ。
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:10:19.63 ID:nSPmcHM+0
>>444


 ホームルームが始まる。
「おはよう、皆! さて、出席をとるぞー。
 おや? 今日は金糸雀が欠席か」
 金糸雀の席が空いていた。本当に珍しい。今まで無遅刻無欠席だった
彼女が、今日になって休むだなんて。

 昨日の放課後、物音、走り去る足跡。放課後、いつも学校に残ってい
る彼女は、――――まさか。

「どうしたんでしょうねー。健康が取り得の金糸雀が休むなんて」
「まあ、彼女は健康だけが取り得ではないけど……どうしたんだろうね」
「心配なのー」
「確かに……今の時期に風邪を引くというのも、珍しいのだわ」

私の思考をよそに、皆めいめい金糸雀の心配をしている。

「じゃあ……放課後みんなで……お見舞い」
薔薇水晶の言葉が、鶴の一声となった。
「それはいいわねぇ。ジュン、あなたも行くでしょ?」
彼に話を振ってみた。
「いいよ。それじゃ、放課後みんなでお見舞い行こうか」
躊躇う様子もなく、了承を出す彼。まったく。そういうところは遠慮ない
のよねぇ、あなたは。少し苦笑してしまう。
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:10:59.99 ID:nSPmcHM+0
>>445

 そうして。賑やかな面々で、金糸雀の家へ押しかけることになって
しまった。
 インターホンを押す。
「!……みんな……! はやくダッシュしなきゃ……!」
「あら、誰も出ないのだわ。留守なのかしら」
鮮やかに、薔薇水晶に対し黙殺を決め込む真紅であった。他の面々も、
それにならう。まあ、ちょっとかわいそうだが。
「……くすん。誰かつっこんでよう……」
なんだか泣きそうになっていたので、私は頭を撫でてあげた。よしよし。
「……えへへ。だから大好き、銀ねえさま……」
「あらぁ。私もあなたが好きよぉ、薔薇水晶」
猫のように彼女がごろごろ懐いてきたので、あやしてみる。うん、可愛い
娘ねぇ。

「何そこでラブラブやってるですか! 金糸雀が全然出てこねーですよ!?」
ぴしゃり、と。翠星石に突っ込まれてしまった。
「!……今の切り返しは……なかなか良いタイミング……」
薔薇水晶には悪いが、やっぱりちょっと放っておこう……
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:11:26.38 ID:nSPmcHM+0
>>446


「居ないのかな。病院に行ってるのかもしれないね」
蒼星石が、ひとつの考えを示した。それは有り得ることだ。
「うゅ……やっぱり心配なのねー……金糸雀、大丈夫かしらー」
雛苺がぽつりとこぼす。皆、その心配は同様のようだ。

「ここで待っててもしょうがないな。
 玄関で大勢騒いでても近所迷惑だから、今日のところはこれで帰ろう」

 ジュンの提案。確かにそうである。心配する気持ちはわかるのだが、
不在なのならば致し方ない。惜しみながらもそれぞれ帰路について……
皆が居なくなった後、私は。金糸雀の家へ、踵を返していた。


――――――――――――――

448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:12:47.58 ID:nSPmcHM+0
>>447

 玄関のあたりが、何だか賑やかだ。私はこっそりと、二階にある自室
の窓から、外を覗いてみた。
「……みんな!? お見舞いにきてくれたのかしらー……」
 学校にも連絡を入れず、無断欠席。午前中から電話が何度もかかって
きたが、全部無視した。多分担任からだったろう。
 みんなには、心配かけちゃったのかしら……悪い事したかしらー……
そんなことを思いながら、もう一度覗き見る。

 居る。水銀燈も、ジュンも。どうしよう。今会っても、まともに対応
が出来る自信が無い。
「みんな、ごめんかしら……」
私は、居留守を決め込むことにする。ちくり、と。罪悪感で、胸が少し
痛んだ。




 暫くして。私は布団にくるまって、何を考えるでもなくぼんやりとし
ていた。

 ピンポーン

 チャイムの音。誰か来たのかしら?
 でも。今日は完全に居留守を決め込むことにしたのだ。誰かきても、
不在を押し通そう。
 ……まだチャイムの音は続く。いやいや。私は、今日は居ないのかしら!

 その内、音がしなくなった。良かった、諦めてくれたかしら……
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:13:31.92 ID:nSPmcHM+0
>>448

 
 すると。

 カツン

 と。窓に何か当たるような音がする。
 ……何かしら?

 カツン カツン

 まだ何か当たってるみたい。私は窓を開け、外を見てみる。


「……水銀燈!?」
そこには、小石をいくつか手にしている水銀燈の姿があった。
「あらぁ、金糸雀。体調は大丈夫?」
どうして、どうして彼女がここに居るのか。帰ったのでは無かったか――
「お見舞い品、持って来たのよぉ。ちょっとお家にあがって良いかしらぁ?」

 今、一番顔をあわせづらい人物。そのひとが今、私の家にやってきた。
どうして。さっきみんな、帰った筈なのに!
 もう、居留守は使えない。私は観念して、彼女を家へあげることにする。
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:14:59.66 ID:nSPmcHM+0
>>449までで、【夢の続き】〜プレリュード〜
第二回投下終了です。
第三回は明日の夜頃になると思います
まだもうちょっと続きます……
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:18:07.44 ID:tFWnTsFC0
>>450
GJ!
カナ視点なのが新鮮
薔薇銀もほのぼのできていいわあ
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:29:23.55 ID:Wnh58w+Y0
>>450
カナが切ないぜ…
第三回に期待!

双子(というか蒼か?)の話、現在推敲中。もうちょっとだけ待っててね。
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:32:46.69 ID:TkNR51kc0
>>450
カナが可愛いことを再認識
要はGJ!!続きwktk

>>452
待ってるwktk
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:36:58.47 ID:Wnh58w+Y0
よし推敲完了。
百合っぽいようなそうじゃないような微妙な感じだけど一応NGいれときます。
「yuriyuri」でよろしくぅ。
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:37:24.78 ID:Wnh58w+Y0
互いに欠かすことの出来ぬ人間。
そんな者達にも等しく別れは訪れる。
別れは新たな出会いというが────


-Crossroads〜雨のち晴れ〜-


月が浮かんでいる。
真円というには少々崩れているが、しかし太陽の輝きを宿したそれは星々と共に夜の世界を淡く照らし、波立つ僕の心もゆっくりと静めてくれていた。
いよいよ、明日。
どこへ行くにも、何をするにも一緒だった僕達は、明日を境に別の道を往く。

「…明日は、晴れかな」

僕だけが居る部屋。呟いた言葉に返答は無い。
午前1時…隣室では姉が明日へ向けての眠りについている筈だ。
前もこんな風に夜空を眺めていたっけ──そんな事を考えていた。

「──蒼星石、起きてますか」

背後のドア、その向こう。声が聞こえた。
僕と同じ声質。だけれど、少しだけトーンは高い。
不安げな、声。
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:37:51.19 ID:Wnh58w+Y0
「…起きてるよ。入っておいで」

感情を抑え、平静を保ちながらドアを見る。
音も立てずにドアは開き、月明りの届かぬ空間を作り出した。
おずおずと入って来る姿。僕と同じオッドアイ、僕と同じ栗色の髪、僕と同じ大きさの身体。
違うのは、パジャマの色と左手に持つ縫いぐるみだけ。
何歳になっても縫いぐるみを離せない、少しだけさびしんぼの姉。
思わず、笑みが漏れる。

「眠れないの?」

僕の問いにこくりと頷く。
そう、じゃあ少し話をしよう。お茶を淹れるからベッドにでも座るといい。
そう言って僕は立ち上がり、小さなテーブルの上のポットを見る。
ポットのお湯は99度。ティーポットは冷えている。このままでは美味しい紅茶は淹れられない。
空のティーポットにお湯を注ぎ、温める。その間、ベッドに座った姉は目を伏せて黙ったままだった。
やがて程よい温度になったティーポットのお湯を捨て、茶葉を入れて作法どおり。
温めておいたカップから上品な香りが漂い、部屋を満たした。
ソーサーに載せてカップを渡し、自分もカップを手に取って一口。うん、上々。

「不安かい?翠星石」

何時からか、僕は「お姉ちゃん」ではなく「翠星石」と彼女を呼ぶようになった。
初めてそう呼んだとき、姉は驚きながらも「その方が身近に感じられて好きですよ」と言ってくれた。
それから僕は彼女を名前で呼んでいる。
僕がそう呼ぶ度に、笑顔で「何ですか?」と答える姉。
けれど、今は違う。僕の質問にも押し黙ったまま、答えない。
複雑な気持ちであろうことは容易に想像できる。だから僕は、彼女の言葉を待つことにした。
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:38:26.10 ID:Wnh58w+Y0
いかん安価忘れてた。
>>456

「…蒼星石、私は…翠星石は──」

翠星石は、蒼星石を置いていくのが不安です。
…ちょっと違うですね。蒼星石が居ないという事が凄く不安です。
ずっと翠星石のフォローは蒼星石がしてくれましたし、逆もまた──殆ど無かったですけど──そうでした。
この先、翠星石は蒼星石なしで生きていく自信が無いです。
蒼星石、翠星石はどうすればいいですか?
このままで、本当に──大丈夫、ですか?

ぽつりぽつりと、紅茶を眺めながら言葉を紡ぐ姉。
何かをやるという時は先に立って手を引くくせに、一人になると途端に不安になる。
そんなところが変わらない姉に、僕はゆっくりと答えた。

「翠星石。君は──彼が、信じられないかい?僕の方が、彼よりも好き、と?」

ともすれば刺が含まれそうな言葉。
だけど、僕はその刺を含めぬように、優しい口調を心がけて言う。

「…そんなの、比べられません。どっちも好きで、どっちも大事です」
「君は贅沢だね。どちらかしか取ることはできないというのに。じゃあ…彼を信じる事ができないの?」
「違います。信じられないのは翠星石です。私は蒼星石が居ないときっと駄目ですから」
「翠星石。それは、彼を信じていないという事だよ。
 彼は君のことを支えてくれないと思う?
 君が失敗したらそこで愛想を尽かすほど冷たい人だと思う?」
「…そうは思いません。でも、彼は彼で蒼星石じゃないです」
「そう、彼は僕じゃない。そして、僕は彼じゃない」
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:38:52.93 ID:Wnh58w+Y0
>>457

ゆっくりと僕は姉の隣に腰を降ろし、翠星石の柔らかな頭を撫でた。
こうするといつも姉は「子供じゃあるまいし、やめやがれです」と照れながら言うのだけど、今日は違っていた。
僕にされるがまま…頭を預け、寄りかかる。
全く、どっちが姉だか解らない。浮かびそうになる苦笑を抑え、言葉を続けた。

「いいかい、翠星石。僕の見立てだから、君の評価とは違うかもしれないけど」

彼は、人の心を感じる事ができる優しい人だ。
翠星石、君が困っている時はきっと僕よりも力になってくれる。
僕に出来ない事を彼はできるんだ。だから、大丈夫。

姉の柔らかな髪を撫でながら、静かに、しかし力強く。
強がりな姉が僕にだけ──いや、きっと彼にも──見せる不安な表情。
滅多に見せないそんな顔をする時は、真摯に向き合って答えてやると、言葉が良く染み渡る。
暫くの間、沈黙が辺りを支配した。月明りに照らされた影だけが動いている。

「…蒼星石、ありがとうです」

小さな、小さな声。
迷いは消えました。翠星石はお馬鹿ですね。頭を上げて笑う姉は、月明りに照らされて綺麗だった。

「でも、まだちょっとだけ…不安があるです」
「何?」
「翠星石無しで、蒼星石は平気ですか?」
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:39:16.76 ID:Wnh58w+Y0
>>458

笑みを浮かべたまま問う姉。
瞳に少しだけ意地の悪い光が宿っている。
ああ、きっともう大丈夫だ。

「うーん、あんまり平気じゃないかも」

笑みを返しながら答えてやると、姉は待ってましたとばかりに「じゃあ、一緒に寝るです」と言ってきた。

「一緒に暮らすのは最後ですし」
「僕の温もりを覚えておきたいんだね。翠星石のえっち」
「んな!え、えっちだなんてそんな事は考えてなんていねぇです!」

わざと意地悪く答えてやると、案の定顔を真っ赤にする姉。こんな所がかわいいと思う。彼も、きっとこの表情が好きだろう。
既に飲み乾されたティーカップをテーブルに置き、僕は姉の肩を抱いて布団へもぐりこんだ。
少し暴れているが、それもいずれ収まり、お互いの「存在」を感じ始める。
僕と姉。切り離せない半身同士。だけれど、僕達はそれぞれ一人。
いつだったか、僕は姉の「半身」じゃない、僕は僕だと反抗したこともあったっけ──
取り留めの無い思考を巡らしながら、ふわりと漂うシャンプーの香りと姉の体温に包まれて、僕はいつしか眠りに落ちてゆく。
意識が暗転する直前に、「本当にありがとう」と聞こえた気がした。
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:39:51.37 ID:Wnh58w+Y0
>>459

「翠星石…とても綺麗だよ」

今、僕の目の前には白いドレスに包まれた姉が居る。式の直前、身近な親族だけが許された時間。
真っ白なそれと栗色の長い髪、紅と翠のオッドアイ、色白な肌。
それぞれがそれぞれを引き立てて、理想ともいえる姿を作り上げていた。

「蒼星石も着ることができるですよ。…むしろタキシードが似合いすぎです。困ったものですね」

くすりと笑う姉。
僕は今黒いタキシードを着ている。
ドレスにしろ、とさんざ言われたけれど、僕はスカートが苦手だった。
パンツスーツにするという手もあったけれど、「僕らしい」のはこれだと思い、タキシードを着ることにした。
ふと窓の外を見る。快晴とはいかないまでも晴天だ。門出の日には相応しい。

「さて…ちょっと失礼」
「どこへ行くですか?もうすぐ式が始まるですよ」
「…………お手洗いだよ」

苦笑いする僕にやはり苦笑いを返す姉。
手を振って、控え室を出る。
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:40:15.30 ID:Wnh58w+Y0
>>460

何人か、見知った顔とすれ違った。
もうすぐ時間だと言われたけれど、すぐ戻るからと言って僕は教会を後にした。
5分ほど歩き、小高い丘の公園に足を踏み入れる。
誰も居ない、静かな公園。そこから教会を見ることは出来るけど、僕はそちらに背を向けて、遠く広がる町並みを眺めていた。
僕達は、互いに「姉妹」以上の感情を持っていた。そして、それを知って「そういう関係」も築いてきた。
その感情は未だに残っている。昨夜の翠星石の不安は、僕の不安でもあった。
…いや、きっと僕のは「不安」ではなくて「寂しさ」や「嫉妬」、「哀しさ」だと思う。
式場で二人が結ばれる姿を見たら、きっと耐えられずに泣いてしまう。
翠星石の門出を湿らせる訳にはいかない…だから、僕は逃げてきた。

ぽつり、と頬に水滴の感触。
空は晴れているのに雨が降っている──天気雨。
それは姉を祝福しながらも哀しんでいる僕の心を代弁しているようで、なんだかおかしかった。
ああ、そういえば傘を持っていないや、濡れてしまう…そう思いながらも、引き返す気にはなれない。
緩い雨に降られながらぼうっと町並みを眺めていると、なんだか目の前の景色が滲んできた。
ああ、駄目だ。泣いてしまう。今日は泣かない、祝福してあげるって決めたのに。
僕はやっぱり、君とは離れたくないよ。
君とずっと一緒に居たいよ。
生まれてから死ぬまで君とずっと一緒に居たいよ。
ねえ翠星石、僕じゃあ駄目なのかい?
僕じゃあ君を満たしてあげる事はできないのかい?
僕は、君のことが────
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:40:34.62 ID:Wnh58w+Y0
>>461

「風邪ひくですよ、蒼星石」

濡れた僕をふわりと包む感触で、思考が遮られた。
なんで?今ごろ式が始まって指輪も交換している頃なのに。
なんでここにいるの?

「……翠星石、式はどうしたのさ」

上ずりそうになる声を抑え、涙を見られないように下を向いて問う。
それに対し、翠星石は事も無げに。

「式なんてフケて来ちまったですよ」

明るい声で、きっぱりと言ってしまった。

「だ、駄目だよ!それじゃあ彼が…」
「僕も一緒にフケて来たんだ、蒼星石」

慌てて諌めようとした僕に、追い討ちをかけるように投げられた声。
それは、僕の良く知る人で、翠星石のパートナーになる人。
なんで、どうして二人して。
暫く、僕は言葉を失ってしまった。
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:40:54.74 ID:Wnh58w+Y0
>>462

少しの静寂の後、彼がゆっくりと口を開いた。

「翠星石が言うんだ。やっぱり蒼星石無しの生活は考えられないって」
「そうです。やっぱり蒼星石は翠星石の大事な人です」
「だ、だからって……」

泣いていた事も忘れ、慌てて振り向いた僕。
良く似たオッドアイがすぐ近くにあった。

「…やっぱり泣いていたですか、お馬鹿」
「あ………」
「蒼星石、聞いてくれ。翠星石が幸せになる為には蒼星石も居なくちゃ駄目なんだ」

学生の頃から変わらない、黒いフチの眼鏡の向こうに優しく輝く瞳。

「…じゃあ、どうするのさ」
「翠星石は考えたですよ。蒼星石も一緒に来るです」
「へ?」

思いもしなかった言葉。
一緒に来いって、それって。この国じゃそんなのは許されてなんかいないのに。
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:41:13.99 ID:Wnh58w+Y0
>>463

「蒼星石は、僕の事が嫌い?」
「…い、いやその。そういう問題じゃなくて」
「紙切れの問題なんぞ些細な話です。提出しないで一緒に暮らしちゃいかんなんて法律はないですよ」
「だからって」
「それに、僕としても華やかな方が…いてっ!」
「翠星石一人じゃ不満ですか、このおチビ」

不意な言葉にムクレる翠星石と、それに対して慌ててフォローする彼─JUMくん。
ああ、なんだ。僕と彼はどこか似ているんだ。
そう思ったら、急に親近感が湧き始めた。

「翠星石」
「なんですか、蒼星石」
「翠星石は、その…僕が一緒に居ても邪魔じゃないのかい?」

頭の隅に浮かび、それが故に納得できなかった疑問をぶつけてみる。
翠星石は、信じられない物を見たというような顔で答えた。

「邪魔って思う方がどうかしてるです。当たり前の事を聞くんじゃねーですよ。
 第一今まで邪魔だなんて思った事もねーです。ちょーっと悪戯してやろうとは思いましたけど」
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:41:33.04 ID:Wnh58w+Y0
>>464

僕の目を見て、翠星石は言う。心を映す瞳は真直ぐ僕を射抜いていた。
でもそれは良くないという理性と、翠星石とこれからも一緒に居られるという感情のせめぎあい。
翠星石の視線で理性が壊され、感情が勝利を収めた。

「じゃあ、翠星石は僕達のお嫁さんだね」
「はい、翠星石をJUMと蒼星石のお嫁さんにしてください」

にこ、と笑って僕は言い、翠星石も微笑んで答える。
タキシードも着ているし丁度良い…ああ、そういえば思い切り濡れてしまったのだっけ。
困ったな、と頬を掻く僕に、翠星石はぽむと僕より大きな自分の胸を叩いて、

「大丈夫、こんな事もあろうかと別の衣裳を用意してあるですよ。だから式場に急ぐです」

僕の手を引いた。いつも何かをする時は必ず僕の手を引いて先に立つ。本当に、こんな所は変わらない。
笑いながら僕は後をついていき、用意されていた衣裳──白のタキシードに「もしかして僕は良いように弄ばれていたのでは」という不安を感じてしまったのだけど、そこはそれ。
30分遅れの結婚式は、花嫁の両サイドに新郎が居るというちょっと奇妙な形で始まった。


───continue to 「野球観戦&AVつきJUMと双子のテラアマスな新婚生活」
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:42:24.94 ID:Wnh58w+Y0
「のび太の結婚前夜」を読んでこんな話にしてみたものの、見返してみたら跡形もありませんよ?
あれー、おっかしいなぁ。
467450:2006/03/27(月) 01:49:00.72 ID:nSPmcHM+0
>>451 >>452 >>453
ありがとう! がんばります!
>>465
ちょwwwwwwwwAVwwwwwwww
GJ!
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:50:59.32 ID:tFWnTsFC0
>>466
あれー、おっかしいなぁ。
なんでないているんだろう
なんかやさしくなれるわ。これはいいものを読んだ。
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 01:53:01.81 ID:TkNR51kc0
>>466
途中の蒼星石の気持ちの所で泣いた、がハッピーエンドでよかった!
ってか新郎なのか、蒼星石wwwww
GJ!!
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:11:21.64 ID:tFWnTsFC0
保守なのー
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:26:39.19 ID:ietmcv79O
八犬伝の人、来るかな…保守
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:33:54.80 ID:6yxpV81R0
ひなたぼっこではないなぁ・・・ 丁寧に塗りたいがこれ以上カシャカシャ音をたてると
家族が起きそうなんで・・・ 明日は丁寧に描くお
http://www.vipper.org/vip221906.jpg
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:39:51.82 ID:z03L7KWt0
>>472
紅「見れないのだわURLを確認して欲しいのだわ」
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:42:05.24 ID:DmZ+FkhA0
>>473
普通に見れるけど?
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:46:01.32 ID:QJPTwE9v0
URLから「ime.nu」を抜いてみろ
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:47:05.85 ID:z03L7KWt0
>>474
紅「Forbiddenが出るのだわ。私だけ仲間に入れてくれないのだわ」
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:48:12.59 ID:z03L7KWt0
>>475
紅「有難うなのだわ!お礼 チュッ」
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:49:51.73 ID:6yxpV81R0
http://vippic.moo.jp/up/files/up50393.jpg
そんな情熱的な真紅さんにJUMさんを捧げます
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:50:03.09 ID:Wnh58w+Y0
>>472
「まぁったく、蒼星石。おめぇって奴はどうしようもないです!」
「何がさ?」
「涼しい顔してサラっととんでもない事を言うんじゃねぇですよ!」
「そんなにとんでもない事?『翠星石は僕の』っていう言葉が」
「な…と、とんでもねぇに決まってるじゃないですか!」
「なんで?」
「そ、そりゃ、その…人目があるのにんな事を大声で…」
「人目があるからじゃないか。そうする事で君を狙う男の子は諦める」
「こ、こっちの気持ちも考えやがれです!恥ずかしいったら……」
「恥ずかしいだけ?」
「う。…ちょっとだけ嬉しかったですけどぉ」
「ならいいじゃない」
「っ!だ、だからそういう事を──」
「じゃあ次は唇に」
「しなくていいです!」
「残念だなぁ」

でんぱを じゅしん しました
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:52:05.46 ID:6yxpV81R0
>>479
明日描こう そりゃあもう丁寧にぃぃぃ!!!
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:53:05.42 ID:z03L7KWt0
>>478
紅「ジュン////////」タタタタッ

照れ屋な真紅さんでした。
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 02:56:32.67 ID:6yxpV81R0
>>481
よく分からないが笑いが止まらないwwww
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 03:16:03.00 ID:QJPTwE9v0
>>465
銀「泣いてる訳じゃないのよぉ、目から鼻水が出てるだけなのよぉ……(´;ω;`)」
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 03:39:32.65 ID:QJPTwE9v0
保守
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 03:58:45.42 ID:QJPTwE9v0
早朝の過疎に負けじと保守
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:00:27.09 ID:tFWnTsFC0
保守代わりに降りてきた電波をひとつ。
幕間みたいなかんじで。

注意 生死を扱うお話です。苦手な方はkirakiをNGに。
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:03:07.04 ID:tFWnTsFC0
兎「おやおや、今宵は随分とお客様が多いようだ。」

兎の顔をした人間が面白そうに呟く。
誰に向かうわけもなく兎は一人語りをつづける。

兎「昨夜、一人のお嬢さんが私の前に表れました。」
兎「彼女はとてもとても大事なモノを失ってしまったみたいです。」

兎は何処からともなく漆黒の羽と純白と紫色の薔薇の花束を取り出しこういった。

兎「それが原因でこの世界で生きていく望みを失ってしまった。」
兎「偶然にも彼女は世界に選ばれし子。表裏一体の世界にあって数少ない単体である人間。」
兎「彼女の願いは世界を跨ぎ、もう一人の自分に呼び掛けました。」
兎「私をその世界に、今も彼女がいる世界に連れていって、と。」

兎「世界は彼女と彼女の半身とを引き替えにする事でその願いを聞き入れました。」

兎「そして彼女は世界を跨ぐ。」



兎「彼女の名前は雪華綺昌。とても優しく、とても悲しい女の子―。」



私を私が招く声。
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:04:26.58 ID:tFWnTsFC0
>>487
私はその日、友人と二人で商店街に来ていた。

??「ほら、雪華綺昌。早くいくわよぉ。」
雪「あ、まってよ水銀燈。そんな急がなくても…。」
銀「甘いわっ!アレはいつなくなってもおかしくないのよ!!」
雪「だからそのアレってなんなの…?」
銀「ついたらわかるわ!ダッシュよ!!」

友人の名前は水銀燈。
学校の友達であり私の・・・・・・想い人。

銀「そうねぇ。ここまでくれば大丈夫だわぁ。」
雪「疲れた…。」
銀「あ、ほら。あの交差点を渡ったところにあるお店よぉ。」
そういって道路の先を指差す水銀燈。
彼女の指差す先は明るい雰囲気の洋服屋。

雪「あそこにいくんだあ。」
銀「そうよぉ。もうすぐ衣替えだしねぇ。」
雪「うんうん。可愛いの沢山あるといいねっ。」
銀「そうねぇ。あ、貴女のお洋服も選んであげるわぁ。」
雪「ホントに?じゃあ私も水銀燈の服選んであげるっ。」
銀「ふふ、たのしみだわぁ。」
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:04:58.81 ID:tFWnTsFC0
>>488
水銀燈が恨めしそうに信号を見上げる。
銀「それにしても長い信号ねぇ…。」
雪「しょうがないよ。目の前だし焦らなくても平気平気っ。」
銀「そうねぇ。あ、もうすぐだわぁ。」

その瞬間―。

世界が白黒になった。

雪「え……??」

耳を切り裂くような異音。
誰かの悲鳴。
何かが燃えるような臭い。
顔に掛かった液状の『ナニカ』
そして―。

「雪華綺昌!!!」

大好きな人の叫び声。



私の意識はそこでとぎれた。
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:06:26.58 ID:tFWnTsFC0
>>489
>>
雪「―。」

目を覚ますとそこは不自然なほど真っ白な部屋だった。
そしてむせかえるようなナニカのニオイ。

雪「ここは……どこ??」

ソンナコトワカッテルクセニ―。

雪「水銀燈は……??」


周りを見渡してみる。
私の枕元には黒い羽をかたどったピアスがまるで私を見守るようにおいてある。



雪「う、うそ……。」

そこで私の記憶は途絶えた―。
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:07:08.22 ID:tFWnTsFC0
>>490
>>

兎「今宵の上演はここまででございます。」

兎「たいせつなものを目の前で失ってしまった彼女は心を閉ざしてしまった。」

兎「己に絶望し、世界を恨むようになってしまった。」

兎「そんな彼女を救う為、世界は手を差し伸べる。」

兎「己の半身を捧げれば貴女の望みを叶えましょう、と。」

兎「さぁ、願いを叶えたければこちらに招くのです。」

兎「貴女が貴女を。そして―。」



兎「私が私を―。」

492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:08:39.15 ID:tFWnTsFC0
勢いで書いてみた今は反省している。

うっぴょうっ!!うっぴょうっ!!
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:16:30.12 ID:z03L7KWt0
俺「巴wwww」抱き
巴「きゃっ!もう甘えんぼなんだから」
俺「巴の事大好きだから」
巴「もう私もよ」


俺「という夢を見たんだ」
巴「/////////////////////」
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:18:47.25 ID:Voi842zoO
(゚д゚)、ペッ
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:32:10.12 ID:WTndWf3/0
取り合えず昔の設定とか引き継いで徒然に話を書いてみた。題名はまだ未定。
あらすじ変わりというか登場人物の設定は↓に
ついでに百合っぽいと思われそうなので一応注意して下さい、NGはbarayuki

真紅…高校2年生、帰国子女で孤立していたがジュンのお陰で救われ恋仲へ。
ジュン…高校2年生、何処にでもいる平凡な少年、真紅が好きで告白し一時はフラれたが恋仲へ。
翠星石…高校2年生、料理上手で花の世話が好きな少女、双子の蒼星石とは禁断の…
蒼星石…高校2年生、学園の人気者で花の世話が好きな少女、双子の翠星石が…
雛苺…高校2年生、思考回路が完全に小学生以下だが魔乳、そのギャップが溜まらんとの声も…、主にボケ。
金糸雀…高校2年生、自称学園一の才女、失敗ばかりだが頑張る、だがその頑張りも空回りすることも多い、主に雛苺のツッコミ役。
水銀燈…高校3年生、学園一の不良だが本当は愛に飢えている少女、父親が多忙なため家では寂しい思いをしてる。
薔薇水晶…高校1年生、学園一の不思議っ子で水銀燈とは友情を越えた絆で結ばれている。かなりのゲーオタ
雪華綺晶…高校1年生、薔薇水晶の双子の姉で妹を溺愛しまくっている。お嬢様気質だが結構大胆。
銀パパ…水銀燈の父親、昔は小さな会社の経営者だったが妻が死んでから奮起したお陰か大企業の社長になった。

水銀燈よりも上のキャラはまだ出て来ないけど後編で何人かは出る予定…
では前編は次から
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:35:40.34 ID:WTndWf3/0
>>495

学校の屋上にいつも通り水銀燈はサボりに来ていた。
聞いていても余りためにならない教師の授業を聞いてるよりも好きなことをしていたい。
将来だなんて曖昧なものに希望は持てない、今が楽しければいい、いつしか刹那主義になっていた。
学校でこんな生活態度をしていると父親が知ったらどうなるだろうか。
どうせあの父親だ、仕事が忙しくて私になど構ってくれないだろう。
嘲笑をこぼして水銀燈は空を仰ぐ、誰にも等しい蒼穹が遥か彼方に広がっていた。
其処へ眼帯をした少女の顔が浮かび上がる、左目にそれをした少女は薔薇水晶という。
ほんの少しの縁で彼女と出会い意気投合して初めてまともな友を得た。
しかし二人の関係は友達の域を超えていた。これを恋人というのかは定かではないが実際そんな関係なので仕方ない。
こんな時でも彼女の顔が浮かぶだなんてどうかしてるとも思った。
だが違った、どうやら本人が来ているらしい。

 薔薇「銀姉さままたサボリ…」
 銀「貴女だってサボリじゃないの。全く…1年の間はあれほどサボるなって言ってるのにぃ。」
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:37:04.25 ID:WTndWf3/0
>>496

 薔薇「そんなことよりも金糸雀が今日から停学が解けて学校に来てるみたいだけど…」
 銀「ああ、あの生徒会長のことがバレたのねぇ、いい気味だわぁ。」
 薔薇「…金糸雀のためだったんじゃないの?」
 銀「ああ、あの生徒会長のしたり顔が気に食わないからこの学園から追い出してやっただけよぉ。」
 薔薇「まぁ…私は別にいいけど。」

学園一の不良なのだからあの生徒会長みたいなエリート気取りが気に食わないのも道理だろう。
そう思って納得したのか薔薇水晶も特に何も言わなかった。
水銀燈の隣に薔薇水晶も一緒に寝転がって蒼穹を見る。
すると今度は右目に眼帯をした白い長髪の少女が薔薇水晶の顔を覗き込んでいた。
その姿は薔薇水晶そっくりでドッペルゲンガーにも見える。
だが双子なので似ていても可笑しくはない、その少女の名前は雪華綺晶、薔薇水晶の姉にして…

 雪華「もう、薔薇しぃちゃんったらまた水銀燈さんと一緒にサボってるんですから。」

何気に薔薇水晶の頭を持ち上げてその下に自分の膝を入れて膝枕にする。
それから彼女の長く美しい水晶のような髪を愛しそうに撫で梳かす。
そう、雪華綺晶は薔薇水晶を溺愛と言えるほど愛していた。
薔薇水晶もまんざらでないのか自分の髪の毛を無遠慮に撫でる彼女に抵抗はない。
愛しい妹の髪を撫でながら雪華綺晶は水銀燈に勝ち誇ったように視線を送る。
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:37:45.50 ID:WTndWf3/0
>>497

彼女達の出会いはある日、薔薇水晶が真紅ばかりに構う水銀燈の注意を引こうとしたイタズラの日に
薔薇水晶に変装してそれを見破ってからだった。
以来、水銀燈は一方的に雪華綺晶に宣戦布告をされたのだった。
あの時は燃えるものがあったのだが今ではこんな何の進展もない日常に少し飽きを感じていた。
別に薔薇水晶のことが好きじゃなくなった訳ではない、ただ雪華綺晶が来てから面倒なことが多くなっただけだ。
自分としては雪華綺晶とは所謂『恋のライバル』という関係よりも別の形でありたい。

 銀「ねぇ、雪華綺晶。貴女も●よ●よでもやってみなぁい?」
 雪華「え………何ですか?ぷ●ぷ●って…」

一瞬、水銀燈からの提案を聞いて訝しい表情になったがそれはすぐに疑問の表情になる。
この双子には決定的な違いがある、それは薔薇水晶は完全なオタクだが雪華綺晶は全くの一般人ということ。
しかも雪華綺晶は今までゲームをしたことがない。(薔薇水晶とは偶にやるが…)
これには水銀燈も少し頭を抱えたが取り合えずやらせてみようと考えた。

 銀「いいからいいからぁ、この携帯ゲーム機を使って私と対戦するのよぉ。」
 雪華「え、でも私は何のボタンが何なのか全然わからないんですけども…。」
 銀「貴女筋金入りのお嬢様タイプねぇ…いいわぁ、まずは手取り足取り教えてあげる。」
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:38:26.62 ID:WTndWf3/0
>>498

そう言えば嘗て無趣味だった薔薇水晶にゲームを教えたのは自分だったっけ…。
姿が似てるので既視感を覚えてしまう、ふと薔薇水晶を見てると彼女も思い出してたのか複雑な表情をしている。
何だかそれが可笑しくてついつい笑みがこぼれてしまう。やがて一通りの説明が終わった…

 雪華「折角なのですから何か賭けでもしませんか?」
 銀「あらぁ、賭博行為は犯罪なのよぉ?」
 雪華「ち・が・い・ま・す!!勝ったら薔薇しぃちゃんの一日独占権が貰えるでどうです?」

驚いた、お嬢様気質なのに結構肝っ玉は大きい。
これには水銀燈も面白く思えてその条件に乗った。

 銀「いい度胸ねぇ、それだったら私だって全力で行くわぁ。」
 薔薇「…二人とも私の為に争わないで。」

薔薇水晶は完全に棒読みで遊んでいる。
先ほどまでは父親や家のことで悩んでいたのに不思議と今は笑っていられる。
やっぱり『今』に勝る大切な物はない…『今』が良かったら十分いいじゃないか。
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:40:34.04 ID:WTndWf3/0
>>499

夜…私は自分の家にやっと帰り着いた。
玄関の前にある車庫を見てみると何時もはない筈の黒い車が停まっていた。
そして悟った、お父様が帰って来ている、と…
重い足取りで酷く重たい扉を開けて家に入る。其処にはやっぱりお父様の靴があった。
暫くするとすぐに住み込みの家政婦がやって来る。

 家「お帰りなさいませ、お嬢様。」
 銀「…お父様が…帰ってるの?」
 家「ええ、けれども明日にはもうまた海外へ出張なさるみたいです…。」

予想通りだった、誕生日にも帰って来なかったのだから当たり前だろう。
それでもこの胸に空いたざわつきのある空洞は何にも耐え難い苦痛だった。
取り合えず帰っているなら忘れられない内に顔だけでも出しておこう。
普段は絶対に行かない2階のお父様の部屋に私は制服姿のまま向かう。
少しだけ躊躇って扉をノックする、心底疲れきった不愉快な声で返事が返って来る。

 銀パパ「入れ。」
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:41:41.79 ID:WTndWf3/0
>>500

 銀「あの…お帰りなさい、お父様…」

薄暗くて分り難かったがお父様の顔は少しやつれているように見えた。
前に見た時はそうでもなかったのに…。疲れをその顔のしわに刻んだままお父様は無理に微笑んでただいまと言う。それからすぐに溜息をついた。

 銀パパ「聞いてるとは思うが…明日もう家を出るよ。」
 銀「はい…。」
 銀パパ「使用人から聞いたが…学校では余り素行は良くないんだってな?」

学校の話題を持ち出された、私は流石に怒られると思って身構えた。
けれどもお父様からの言葉は以外なものだった。

 銀パパ「まぁ…なんだ、羽目を外すのもいいが程ほどにな?」
 銀「お父様は…怒らないんですか?」
 銀パパ「ああ…私には怒る資格なんてないからね…
     それより何か不自由があるならお小遣いを上げてやるぞ?」
 銀「………いいえ、結構です…じゃあ、お休み…なさい。」

私は逃げ出すようにお父様の部屋から出て行った。
後ろからお父様もお休みと言ってくれた気がしたが振り返らずに私は自室まで走る。
着替えもせず、明かりも点けず、自室のベッドに身を投げ出し天井を見上げる。
会わなければ良かったと後悔し一筋の涙が目じりから流れ落ちる。
お父様は言った…私には怒る資格なんてない…。
いいえ、お父様、私はお父様に叱られるようなことをしてます。
お金なんて要りません、ただ…私はお父様の温もりを感じたい。
紙っぺらや金属の塊なんかよりもお父様の腕や胸の温もりと匂いを感じていたい…。
どうかこの空(うつほ)な娘を満たして下さい―…。
想いは届かずに闇に消えるだけ…それは空を掴むように不確かな…
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:43:13.24 ID:WTndWf3/0
一先ずお終い…
続きは今日の夜にでも書き上がったら投下予定だったり…
いい加減な奴なので余り期待しないで待っててくれぃ
503264:2006/03/27(月) 04:45:50.04 ID:nmxDR9r00
今沖田
続きかいてきマフ
と、前置きは置いて、
なんかファンタジーもの書きたくなってきたたという事で、荒めの設定だけ置いてきます。
もし、同じようなものがある、別に書かなくてもいい、なら、(1)を
まあ、そこそこ気になる、気になる、なら(2)を選んでください。
てまかけます。

昔々、東の果てに、大きな大きな島国がありました。
そこではたくさんの食べ物や、自然で囲まれていて、住民はみんな幸せに暮らしていました。
しかし、軍部により革命が起こり、独裁者が現れました。
独裁者は、皆からお金や食べ物、家を奪い取りました。
皆が苦しんでいる、だけど誰も逆らえない、そんな日々が続きましたが、皆は一生懸命に生きました。
あるとき、西の国から賢者がやってきました。
賢者は国の有様を見て、
「私がどうにかします。そのために、美しい乙女を7人、私の元へつれてきてください。」
といいました。
504503:2006/03/27(月) 04:46:25.66 ID:nmxDR9r00
皆は、最初は彼のことを疑いましたが、彼の優しさや、前向きな姿勢をみて、すぐに打ち解けました。
彼は7人の美しい乙女を前にすると、七つの、それぞれに色が着いた、美しい宝石を取り出しました。
彼は、7つの石を、彼女たちの前にかざしました。
すると、石が彼女たちの中に吸い込まれていきました。
皆、驚いています。
賢者は、彼女たちを連れて、王宮へと進みました。
賢者は、「ここから先は、危険なので、誰もついてこないでください。」
といったので、皆は見送りをするしか出来ませんでした。
1日程たったとき、王宮からは降伏の白旗が揚げられていました。
皆はとても喜びました。何日も何日も、お祭り騒ぎでした。
賢者は、自らが王位について、皆が幸せに暮らせる、幸せな王国を築きました。
何十年もたった、あるとき、王宮から、7つの光の玉が飛び出していきました。
それらは、しばらく飛んだあと、消えてしまいました。
505504:2006/03/27(月) 04:46:44.93 ID:nmxDR9r00
翌日のことです。
賢者様と、7人の乙女がなくなったという知らせが、国中を巡りました。
皆は悲しみました。何日も何日も。
次の王様は、賢者とは比べ物にならない、卑劣な王様でした。
人々は、昔と同じ、厳しい生活をすることになりました。
506505:2006/03/27(月) 04:52:28.79 ID:nmxDR9r00
と昔話風に仕上げてみました。
ここから、あるとき、兵隊に気絶させられたジュンが、その夢の中で、賢者から七つの石をもらい、
石が求める7人の乙女を探しに旅に出て、もう一度、幸せな国を築くために戦う、といった話です。

なんかありきたりだな・・・
ということで、投票よろしくお願いします。
どういわれても、自分はめげないので、安心して批評してください。
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 04:53:10.76 ID:WTndWf3/0
>>506
wktkしながら待ってる
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 05:01:46.77 ID:WTndWf3/0
寝る前に保守
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 05:07:27.74 ID:sLiHXWq2O
>>496>>506>>502
長編はマラソンみたいに最後まで書くことに意義があると思う。どいう形にしろ結末を出してほしい。てなわけでガンガレ。

神曲
鬼姫
Agnus Dei
こいつら鬼門すぎw
SS作ろうとオモタけどムリだわwww
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 05:35:13.09 ID:mbFGM4OeO
おはようなの〜保守
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 05:52:16.17 ID:oZcYTKJiO
ピンポーン
JUM「はいはい今開けますよ」
ガチャ
JUM「翠星石か。どうした?」
翠「JUM、今日はふたりっきりで飲むです!」
JUM「また突然だな。いいけどさ。あがれよ」
翠「おじゃまするです」
JUM「・・・その量・・・ふたりで全部飲むつもりか?」
翠「ほ、ほんのちょっと買い過ぎただけです!!つべこべ言わずにさっさとグラス持ってこいですぅ!!」
JUM「はいはい」

二時間後
JUM「うー、だいぶ飲んだな」
翠「もう酔っ払ったのれすかぁ?だらしのねえやつなのれすぅ」
JUM「・・・呂律がまわってないぞ。続きはまた今度にしようぜ」
翠「いやなのれすぅ。すーいせーいせきはまだ飲むんれーす」
ぐびぐび
JUM「おいおいやめとけって」
翠「・・・じゃあ翠星石にちゅーするです」
JUM「な、なに言ってんだよ!」
翠「照れてるですかぁ?そんなこと言っても体くっつけてきてるのは誰ですかねぇ?」
JUM「お前がくっついてきてんだよ!!」
翠「だーいじょーぶ。翠星石に全部まかせるです」
JUM「ちょwwやめ・・・アッーーー!!」

翠(これでJUMは翠星石のものですぅ。イーッヒッヒッヒッヒッ・・・)
保守
512506:2006/03/27(月) 05:56:53.66 ID:nmxDR9r00
>>507>>509
レスサンクス!
ゆっくりになるけど頑張ってかくぜい!
さ、続き続き。
ジュンは決意をきめた。
ジ「さらば!男という名の肩書き!」
『ガバ!ガサガサガサ』
水銀燈の服を、勢いよく着ていった。
銀「何だかやかましいわねぇ。私の服に興奮してるみたいねぇ。」
水銀燈の軽い冗談に、
真「そんなわけ・・・、お風呂にもまだ入ってないあなたの汚い服なんかで、ジュンが喜ぶわけがないのだわ。」
雪「ジュンは、私が満足させます。」
 むきに噛み付く二人。
銀「あらぁ、冗談なのにぃ・・・こわぁい。」
真「う、うるさいわね。」
雪「今のは、忘れてください。」
 その二人をからかう水銀燈。
一方、ジュンは・・・
ジ「一応着れたけど、これ、でかいなあ・・・」
ジュンより15センチは背が高い水銀燈の服である。もちろんぶかぶかだ。
下は、すね辺りまで下りていて、手は指を伸ばしてやっと手首の部分に届く程度である。
胸は、あるわけがないので、そこだけ妙にダボっていた。
あの三人は、そこがまた、たまらないようだ。

513506:2006/03/27(月) 05:57:09.94 ID:nmxDR9r00
ジ「これ、よく考えれば、水銀燈がさっきまで着てたんだよな・・・。」
 手を出すために手首の裾を引っ張りながら考えるジュン。そう考えると妙に興奮し出すジュンの体。
ジ「ちょwwwまずいってwww今からあいつら呼ぶのにwww。」
 健全な男子の、ごく普通な反応をし始めるジュンの体。
ジ「まあとりあえず先延ばしはもう出来ないし。そうだ!・・・よっと。これで分からないかな・・・。」
 ジュンは鏡でよく確かめる。よく見なければわからない程度には誤魔化せている。
ジ「ゴク・・・呼ぶか・・・。も、もういいぞ!」
 『ドタドタドタ、ガチャ』
銀「遅いわねぇ。そのくらい、早く着なさいy」
水銀燈がドアを開けたとたん、動きを止めた。異変に気づいた真紅。
止まっている制服姿の水銀燈を押しのける。
真「水銀燈、いったいd」
 同じく動きを止めた真紅に気づき、ジュンを見ようとする雪華結晶。
雪「お二方、どうされm」
514513:2006/03/27(月) 05:57:35.77 ID:nmxDR9r00
 三人は動きを止め、ジュンを見る。
ジ「な、何?」
 ジュンは顔を真っ赤にして尋ねた。
銀「あなた、いいセンスもってるじゃなぁい。」
真「男なのに、何故そう似合うの?」
雪「ジュン様〜!」
 雪華結晶は、真っ先に飛び出して、ジュンに抱きついた。
ジ「ちょ、やめろ!」
 (まずい、ばれる!)
雪「いやですわ!・・・。あら?」
ジ「あ・・・。」
 ジュンの抵抗むなしく、ブツの異変に気づかれてしまった。
515514:2006/03/27(月) 06:00:37.21 ID:nmxDR9r00
とここまでです。
SS書きって、男、女、どっちが多いんだ?
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 06:04:24.95 ID:9dCC5n6ZO
>>515
続きwktk

こういうのは女が多そうな希ガス
517515:2006/03/27(月) 06:10:07.24 ID:nmxDR9r00
>>516
引かれるかも知れんが、俺は男です。
だれかああああ、SS書きで男いないのかああああ!
連レスごめん。
518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 06:23:27.54 ID:9dCC5n6ZO
>>516
SSが書ければ性別なんて関係ないさ
これからもがんばれ!!
519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 06:51:16.99 ID:ietmcv79O
保守
520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 07:10:56.01 ID:9dCC5n6ZO
沈みすぎ保守
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 07:41:20.37 ID:mbFGM4OeO
浮上
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 08:10:18.79 ID:oZcYTKJiO
薔薇「JUM」
JUM「ん?」
薔薇「ピグマリオン効果って知ってる?」
JUM「・・・そんなもんどこで聞いてくるんだよ・・・確か物事がこうなればいいなあとか思い続けてると実際にそうなるってやつだったかな」
薔薇「ふーん」
JUM「願い続けてると叶うみたいな感じで僕はなんとなく好きだよ」
薔薇「・・・(JUMとしたいJUMとしたいJUMとしたい・・・)」
JUM「・・・」
薔薇「・・・JUMとしたいJUMとしたいJUMとしたい・・・」
JUM「・・・口に出てるぞ」
薔薇「出してんのよ」
JUM「・・・」

保守
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 08:13:48.63 ID:HMTClvDD0
ピグマリオンいまニュースでみたw
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 08:14:18.00 ID:vC4OH7BBO
最近、俺の中で薔薇水晶株があがってるw
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 08:36:11.88 ID:NSgPPeyp0
ho
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 08:37:38.08 ID:oZcYTKJiO
薔薇「ねえ」
JUM「ん?」
薔薇「・・・最近JUMの愛が感じられない」
JUM「・・・そんなことないだろ」
薔薇「・・・昔はもっとラブラブだった・・・もう・・・冷めちゃったの?」
JUM「・・・冷めてなんかないよ」
薔薇「・・・嘘。ねえ、JUM。もし私のことが好きじゃなくなったのならそう言って。我慢させてるんだったら・・・私も辛いから」
JUM「・・・薔薇水晶。僕は今でも好きだよ。確かに僕らの関係は変わったかもしれない・・・でもな、それは僕の中で薔薇水晶が隣にいてくれることが自然なことになったからだ。冷めたりなんてしない」
薔薇「・・・JUM」




薔薇「ムラムラしてきた」
JUM「・・・」
薔薇「子宮が疼く。JUM責任とって」
JUM「・・・おまえの一言でシリアスムードが台なしだな」

保守
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 08:59:20.42 ID:4B7LvoGAO
薔薇すぃマジ脳内桜色wwwwww
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:05:55.86 ID:0xnjJ3TdO
保守させてもらおうか
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:08:11.82 ID:z03L7KWt0
ジ「あーめんどーだなー」
水「どうしたのぉ〜?」
ジ「出かけるのが面倒でさ」
水「また引きこもるのぉ?」
ジ「まさかー。遊びに行くのは良いけど学校とかがなぁ」
水「なぁーんだ簡単じゃない♪」
ジ「本当か?」
水「私と一緒に学校サボって遊びに行けば良いんじゃなぁい♪」
ジ「そっかー水銀燈頭いいな」

紅「ちっ帰ったら紅茶地獄なのだわ」
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:10:46.17 ID:oZcYTKJiO
>>529

紅茶地獄ってなんだwwwwww
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:15:46.06 ID:z03L7KWt0
>>530
紅「熱い紅茶を体に...(ニヤリ)あなたもして欲しい?」
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:24:36.31 ID:oZcYTKJiO
>>531

遠慮させていただきます
それにしても人がいない
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:40:05.14 ID:Fl+nEfCD0
保守 へやー
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:45:57.40 ID:acW8Lubd0
おはよう諸君!突然で申し訳ないがキバヤシだ!!
アニメ好きのVIP諸君こちらに応戦を頼む。
こっちの板ではDQNが多すぎて苦戦している。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1136895505/l50
    |┃
    |┃三    ,ィ, (fー--─‐- 、、
    |┃.    ,イ/〃        ヾ= 、
    |┃   N {                \
    |┃  ト.l ヽ               l
 ガラッ.|┃ 、ゝ丶         ,..ィ从    |
    |┃  \`.、_    _,. _彡'ノリ__,.ゝ、  |     
    |┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ    
    |┃.    |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ    
    |┃三  ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐'  ,ン      
    |┃      l     r─‐-、   /:|
    |┃三     ト、  `二¨´  ,.イ |
    |┃     _亅::ヽ、    ./ i :ト、
    |┃  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、
    |┃    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 09:57:10.98 ID:4B7LvoGAO
保守
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 10:21:50.81 ID:rqm0jML4O
雛「いただきま〜すなの!」
薔「雛苺…」
雛「わっ!?薔薇水晶!?びっくりしたの〜。今日は水銀燈と帰らないの?」
薔「逃げられた(T_T)貴女こそ…まだ帰らないの?」
雛「ヒナはね、巴が委員会のお仕事終わるまでここで待ってるなの」
薔「そう…」
雛「それでね、今からおやつ食べるの!」
薔「苺大福…」
雛「……あげないのよ」
薔「大丈夫。私もおやつある」

(ごそごそ…)

薔「じゃーん!」
雛「……シュウマイ…?」
薔「そう。シウマイ」
雛「シュウマイが…おやつなの?」
薔「うん」
雛「……」
薔「……」
雛「そ、それじゃ一緒におやつ食べましょ!」
薔「うん!」

薔「冷えてる(T_T)」雛「当たり前なの〜…」

携帯からそんな保守。
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 10:40:06.51 ID:4B7LvoGAO
保守
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 11:14:53.11 ID:4B7LvoGAO
保守
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 11:16:24.77 ID:qc+jW1Ys0
薔「過疎ッてる…」
銀「今は平日の昼間よぉ、仕方ないわぁ」
薔「…みんな、…仕事、勉強、忙しい…」
銀「そうよぉ」
薔「…私たちは?」
銀「!!!!」
薔「ふふっ…、ニートね…銀ちゃん」
銀「ちっ、ちがうわぁ!私は卒業して、大学始まるまで暇なのよ!」
薔「…無理しちゃって、素直じゃないなぁ。そういう銀ちゃんも、す・て・き(はぁと」
銀「違うって言ってるでしょぉ!!!」

ほんとに暇なんです(´;ω;`)保守



540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 11:24:31.79 ID:4B7LvoGAO
ノシ
俺も暇だ・・・・・。
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 11:36:37.55 ID:4B7LvoGAO
保守
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 11:50:34.25 ID:6s18oi8yO
春休みは暇だな
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:10:01.41 ID:4B7LvoGAO
保守
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:26:01.98 ID:qc+jW1Ys0
今何人ぐらい人いる?
戦隊ものを投下しようと思うんだが…
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:31:01.45 ID:sLSkM9zX0
ノシ
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:31:09.10 ID:qCr/iVgF0
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:33:22.28 ID:qc+jW1Ys0
新番組
『乙女戦隊!薔薇レンジャー!!!』
                       放送時間:作者の気分次第

Phase1 薔薇乙女

突然、窓ガラスを突き破ってきた鞄五つ
無理やり契約させられ、右手の指には全て指輪がついている

そう僕の受難の日々は、あの日から始まった…

548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:33:37.13 ID:6s18oi8yO
ノシ
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:33:53.06 ID:qc+jW1Ys0
--------------------------------------------------------------
真「RM変身!乙女レッド!!!」
蒼「乙女ブルー!!!」
金「乙女イエロー!!!」
翠「乙女グリーン!!!」
雛「乙女ピンク!!!」

光り輝く五人の身体
五色の光が交じり合う
光のもとには、ゴスロリ衣装をまとった乙女達

真「悪を滅ぼす、正義の乙女!」

真・蒼・金・翠・雛「「「「「乙女戦隊!薔薇レンジャー!!!!!!」」」」」

ババーン!という効果音とともに、五人が決めポーズをとる
よくわからないが、とにかく決まってる

銀「なっ、五人がかりなんて卑怯よぉ!やりなさい!殺人ピエロ!」
ピ「うがぁあああっ!」

銀色の髪に黒い羽、ゴスロリ衣装をまとった乙女が、殺人ピエロに命令する
それに合せて、殺人ピエロが襲ってくる
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:34:17.02 ID:qc+jW1Ys0
ジ「ひゃぁっ!化け物ぉ!!」
真「下がってなさい、ジュン。主人である私達が貴方を守るのだわ」
雛「そうなの!ジュンは雛が守るの!」

そう言うと彼女達は殺人ピエロに攻撃を仕掛ける
五対一、という物理的ハンデに任せて乙女達は勝利を収めた
畑から見たらリンチだ

真「うがうがうるさい魔物ね、お仕置きが必要だわ」
蒼「あー、この手の形変じゃない?僕が切ってあげるよ。」
翠「つまんね―顔です。落書きしてやるデすよ、雛苺!」
雛「うーい!」
金「あ、カナもやるかしら!」

滅茶苦茶にされたピエロご少し可愛そうにも思えた
四肢は無残にも切り刻まれ、顔は落書きだらけ…

銀「くっ、薔薇水晶!あの薬を打ちなさい!」
薔「…わかった。キラキー、あれよ、あれを持ってくるのよ」
雪「…わかった。薔薇しぃ、あれよ、あれを持ってくるのよ」
薔「…わかった。キラキー、あれよ、あれを持ってくるのよ」
雪「…わか(ry」
銀「…orz、いいわぁ自分でやるから。えいっと」
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:34:40.54 ID:qc+jW1Ys0
水銀燈が何か瓶状のものを投げる
その瓶は殺人ピエロの上で割れた
すると…

ピ「うがぁぁぁぁぁあああああ!」

そこには巨大化したピエロ
さっきの1,5倍はある

ジ「ウワッ!巨大化したぁ!!」
真「落ち着きなさい、私たちには精霊がいるのだわ。通信兵、精霊を呼びなさい!」
雛「わかったの!のり〜、精励をおくってなの〜」

雛苺が腕につけた機械に呼びかける
ん?のり?僕の姉ちゃんじゃないか!

の『わかったわ!今送った!』

何がわかっただ!姉ちゃんがこんなことしてるなんて聞いてないぞ!

ゴォオオオオオオオオオオオオオオッ!

突如背後から空気を切り裂く音
慌てて振り向くと、五色に輝く小さな光たちが
あれが精霊だろうか?
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:35:01.57 ID:qc+jW1Ys0
真「来たのだわ」
蒼「それじゃ、さっそく合体よ!」
翠「精霊合体ですぅ!!!」

翠星石がそう叫ぶと、精霊がくるくると回りだす
カッ!
突然激しく光ったと思ったら、精霊が巨大なロボットへと変わっていた

ジ「あれ?真紅たちは?」
真「ここよ」

はるか高いところから声が聞こえる

真「このロボット、『乙女ちゃん』にのってるのだわ」

『乙女ちゃん』
なんてネーミングセンスだ…、言葉が出ない
それに…、なんてでかさだ…
1,5倍になった殺人ピエロの、ゆうに10倍はある

ジ「あ、あのさ?でかすぎないか?その『乙女ちゃん』ってやつ…」
金「なに言ってるのかしら、ジュン!楽してズルして楽勝かしら〜」
ジ「…」
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:35:17.00 ID:qc+jW1Ys0
またも始まる戦い
そして、またも物理的ハンデに任せて勝利する乙女達
それはまるで、ライオンがねずみを食い殺すかのような…

翠「い〜ひっひっ、踏み潰してやるですよ、子のチビチビ!」
雛「ぷちっ!ぷちっ!ぷ〜ちっ!なの〜♪」
真「王者とはこうあるべきものなのだわ!」
蒼「たのしいな〜、これ」
金「卵焼きおいしいかしら〜♪」

ああ、やっぱり可哀想だだ…
魔物だったそれは、いまや紙となっていた
10倍の大きさの乙女ちゃんに踏み潰されたのだ、これは堪らない

かくして、完全勝利を収めた薔薇乙女
始まった時と同じ様にならび…
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:35:53.01 ID:qc+jW1Ys0
真「悪がこの世にある限り!」
蒼「乙女は走る!」
金「地の果てまでも!」
翠「年増と電波双子には負けないですよ!」
雛「我らは乙女、薔薇乙女!!!」

真・蒼・金・翠・雛「「「「「乙女戦隊!薔薇レンジャー!!!!!!」」」」」

ババーン!という効果音とともに、五人が決めポーズをとる
よくわからないが、とにかく決まってる
始まりも、閉めも、同じポーズだ

銀「お、覚えてなさい!次は今日みたいにいかないんだからぁ」
薔「…負けちゃったね、キラキー怒ってる?」
雪「…切れてないっすよ!うん」

ははっ、とんでもなく疲れた
彼女達は僕の力を使って変身しているらしい
変身後の衣装は、ミーディアムの潜在的な欲求だと言う…
なるほど、ぼくはロリコンらしい
しかも、ゴシック…

真「今日も疲れたのだわ。紅茶をいれなさい、ジュン」

でも、悪くないかも、この生活
五人ともうるさいけど、可愛いし…


Phase1 薔薇乙女 完
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:36:44.53 ID:qc+jW1Ys0
あんっかー付け忘れたorz
三十分ぐらいで書いたから、やっつけ完は否めない…
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:38:23.89 ID:vC4OH7BBO
いや、わらかして貰った
周りに人いるから笑い堪えたら変な声出て余計変な目でみられた
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:38:27.11 ID:sLSkM9zX0
バロスwwwwwwwww
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:38:37.28 ID:qCr/iVgF0
リンチktkr

水銀燈と隻眼の二人カワイソス
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:39:03.06 ID:6s18oi8yO
牛乳吹いた
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:42:04.37 ID:AMLJwQjC0
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 12:56:39.04 ID:sLSkM9zX0
保守
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:02:20.56 ID:oZcYTKJiO
翠「ついにできたです!このあんこのかわりにからしを詰めた苺大福!チビ苺に食わせて悶絶するところを見てやるです。イーッヒッヒッヒッ・・・」
翠「それにしても・・・流石に一からつくるのは大変ですね。まるまる一晩かかってしまったですぅ」
翠「チビ苺に食わせるのは明日にして今日はもう寝るです・・・」


真紅「翠星石・・・って、寝てるのだわ。まったく・・・おもしろいものを見せるから来いなんて呼び出しておいて」
真紅「あら、それでもお茶うけは用意してあるのね。肝心の紅茶がないけど頂くのだわ」
ガブッ
真紅「ッッ!!(ちょwwかれえええぇぇ!!)」
真紅「んーっ!!んーっ!!(だ、誰か、誰か紅茶を!!)」
翠「んー、なんだかうるせえです・・・あ、真紅。なにしてるですか?」
真紅「けほっけほっ・・・確かにおもしろいものを見せてもらったのだわ。御花畑と川をね。独り占めするのも悪いからあなたにも見せてあげるのだわ」
翠「え、なんのこと・・・ぎゃあああですうぅぅ!!」
保守
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:02:42.02 ID:vC4OH7BBO
屋上にて
J「あったかいな。」
蒼「そうだね。すっかり春だね。」
J「桜の季節だな。」
蒼「お花見だね。」
J「いいな。次の日曜にでも皆で行くか。」
蒼「そうだね。でも、皆も良いけど僕は二人っきりが良いかな?」
J「二人っきりか…。それも良いな。」
蒼「やった。じゃあ、僕お弁当作ってる来るね。」
J「楽しみにしとくよ。」
蒼「うん。期待しておいて。」
J「ふぁ〜、それにしても眠いな。春眠暁を覚えずって奴か。」
蒼「眠っちゃ駄目だよ。もうすぐお昼休み終わっちゃうし。」
J「次の授業、梅岡だろ?サボっちゃおうよ。」
蒼「だーめ。起きないとお弁当作ってあげないよ?」
J「うー、それは困る。」
蒼「じゃあ、ちゃんと起きてね。」
J「はーい。」
蒼「うん。良い子だね。さあ、教室行こう。」


あれ?落ちがない。まあ良いや。保守
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:03:46.93 ID:sLSkM9zX0
>>562
テラアホスwwwwwww
>>563
和んだ
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:04:27.96 ID:qCr/iVgF0
1分以内に二つもSSが
ギャグとほのぼのナイス
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:18:05.37 ID:eBgghleP0
保守
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:27:14.27 ID:NwQEBm140
このスレ保守激しいなー
568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:37:16.68 ID:sLSkM9zX0
職人さんが減っている希ガス保守
569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:39:29.74 ID:oZcYTKJiO
翠「この間はヒドイ目にあったですぅ。むしゃくしゃするから今度はカナリアに砂糖のかわりに塩をたっぷりいれた玉子焼きを食わせてやるです。」
翠「お昼のたびに毎日一個ずつわけてもらって研究したおかげで見た目は完璧ですぅ。お昼になったら・・・イーッヒッヒッヒッ」


お昼
金「翠星石、蒼星石お昼一緒に食べるかしらー」
翠「翠星石はもう腹がへってまちきれんです!!(すり替えるチャンスは・・・)」
蒼「あ、カナリア髪にゴミが・・・」
金「え?どこかしらー?」
翠(っ!!今です!!)
ササッ
翠(これでいいですぅ。イーッヒッヒッ・・・)
蒼「とれたよ。それじゃ食べようか」
金「あら?翠星石のお弁当も玉子焼きばっかりかしら?」
翠「さ、最近玉子焼きのうまさに気付いたです!」
金「なんだか嬉しいかしら!翠星石の玉子焼きも食べてみたいから今日は全部とりかえるかしら!」
ササッ
翠(えっ!?)
蒼「よかったね翠星石。いつも貰うくらい好きだったもんね」
金「いただきますかしらー!!・・・んー、翠星石のもみっちゃんに負けないくらいおいしいかしらー!!」
翠(うう・・・しょっぺえです)
蒼「なにも泣かなくても・・・」
保守
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:40:52.90 ID:qCr/iVgF0
翠星石がいつもの策士さんみたいになってますね
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:41:37.24 ID:sLSkM9zX0
翠星石wwwwwwww運悪いw
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:51:18.04 ID:6s18oi8yO
いつもと立場がwww
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 13:55:06.51 ID:O7szqAw+0
アニメRozen Maiden(ローゼンメイデン)「あしや人形感謝祭」の公式キャラクターに採用。
 なお、登場するキャラクターは、「真紅ちゃん」「ジュンくん」「雛苺ちゃん」「巴さん」です。
みなさんが見慣れている風景に人気キャラクターが登場する妙をお楽しみください。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1143190615/
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:06:45.35 ID:qc+jW1Ys0
『乙女戦隊!薔薇レンジャー!!!』
                       放送時間:作者の気分次第
Phase2 くんくん

ジ「た、たいへんだぁ〜!」
真「騒々しいわ、TVの音が聞こえないのだわ」

ここは僕の家
今までは海苔茶漬けとふたりで住んでいた
でも、今は七人だ
突然居候するとか言いやがった
まぁ、平和を守ってるんだし、可愛いし、二つ返事でおkだしたが…

ジ「町に魔物が現れたんだ!水銀燈たちもいっしょだ!」
蒼「それは一大事だ」
翠「…でも」
雛「くんくんが始まっちゃうの…」
金「くんくんはどうしてでも見たいかしら」
ジ「お前ら!平和とくんくんどっちが大事なんだ!」
蒼・金・翠・雛「「「「くんくん」」」」
ジ「orz」
真「ほら、早く行くわよ!」
蒼・金・翠・雛「「「「!!!」」」」
真「なにをしているの?」
蒼「だって、君が一番くんくんが好きじゃないか…」
真「平和には変えられないのだわ」
ジ「真紅…」
真「さあ…」
575長編 ファンタジー:2006/03/27(月) 14:07:11.90 ID:qc+jW1Ys0
真「絆パー――――――――――んち!!!!!!!」
魔「アベシッ!」

到着した瞬間、乙女ちゃんに乗り込む乙女達
巨大化もしていない魔物を瞬殺する

真「早くしないと、くんくんが始まるのだわ!」
翠「早くかえるですよ!」

魔物を跡形もなく壊して立ち去る乙女達…
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:08:01.73 ID:qc+jW1Ys0
ジ「……真紅?」
真「早くなさい、くんくんが始まるのだわ」
ジ「あのさ、平和がどうとか言ってたのは?」
真「あら、魔物が暴れたらTVが映らなくなるでしょう?だから、見逃すという危険を冒してまでも退治したのよ」
ジ「…」
蒼「流石だ」
翠「真紅は一枚も二枚も上手ですぅ!」
ジ「…あの」
真「まだ何かあるの?」
ジ「肝心の戦闘シーンを端折ったから、尺が足りないんですが…」
真「尺なんて飾りよ、偉い人にはそれがわからんとです」
ジ「でもねぇ…」
真「うるさい下僕ね!尺が足りないなら、足りるようにゆっくり読めばいいのだわ!!!!」
雪「>>真紅、その発想はなかったわ〜」
翠「ひ〜!どっからわいたですか、お前は!」
雪「その頭の柔軟さ、聡明さ…。ごめん銀ちゃん、私は真紅についていく…」

こうして雪華綺晶が仲間になったとさ♪

銀「今回は出番無しねぇorz」


Phase 2 くんくん 完
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:09:31.14 ID:qc+jW1Ys0
トリップ消し忘れてるしorz
また安価つけてないしorz
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:10:39.68 ID:qc+jW1Ys0
ってかトリップってなんだよ、ハンネですたorz
落ち着くんだ俺!
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:14:06.71 ID:9dCC5n6ZO
>>578
GJ!3話も期待してます

落ち着くんくんに見えた
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:14:41.02 ID:sLSkM9zX0
ちょwwwwwwwww戦闘略しすぎwwwww真紅wwwww
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:16:18.36 ID:qCr/iVgF0
>>576
仕事が早い
脳汁あふれまくりですね
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:19:28.09 ID:oZcYTKJiO
こういう雰囲気が結構好きだwwwww
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:24:57.92 ID:6s18oi8yO
ちょwwwきらきーwwwwww
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:31:12.81 ID:oZcYTKJiO
翠「カナリアにまでやられるなんて焼きがまわったもんです・・・」
翠「・・・このイライラは今度は薔薇水晶にぶつけてやるです」
翠「この中身にわさびをたっぷり詰め込んだシューマイで・・・イーッヒッヒッヒッ・・・」

翠「あ、いたです。薔薇水晶ー、シューマイいるですか?」
薔薇「・・・食べる。・・・ん?」
じー
翠(な、なんだかあやしまれてるです・・・見た目は完璧なはずなんですが・・・)

その時、薔薇水晶の右手がシューマイをふたつみっつつかみ、







翠星石の口に放り込んだ。


翠「ぎゃあああぁぁ!!ツーンとするですううぅ!!」
薔薇「・・・やっぱり」
保守
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:33:23.43 ID:qc+jW1Ys0
薔薇しぃw鋭い!
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:34:00.97 ID:sLSkM9zX0
薔薇しーw
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:45:23.50 ID:eBgghleP0
保守
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:46:48.60 ID:oZcYTKJiO
JUM「突然ですがここで問題です。日本人の三大義務と言えばなんでしょう?」
ピンポーン
JUM「はい真紅さん」
真紅「ティータイムを持つこと!!猫を飼わない!!くんくんを崇拝すること!!」
ぶー
JUM「残念、かすってもいません」
ピンポーン
JUM「カナリアさん」
金「楽すること!!ずるすること!!毎日玉子焼きを食べる!!」
ぶー
JUM「これも違いますね」
ピンポーン
JUM「薔薇水晶さん」
薔薇「睡眠!!食事!!セックス!!」
J・真・金「・・・」
薔薇「・・・正解?」
J・真・金「ねーよ」

保守
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:49:16.41 ID:qc+jW1Ys0
なんで脳内ピンクなん?wwwwwww
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:51:30.59 ID:sLSkM9zX0
あるあ・・・ねーよwwwwwwww
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:51:59.95 ID:6s18oi8yO
ピンクktkr
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:52:54.64 ID:2JOzUyqH0
ストレートなばらすぃワロスww
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:58:39.61 ID:oZcYTKJiO
レスサンクス
おれの脳内じゃ薔薇水晶はこんなコなんだ。これからも変わらずエロいままだろう
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 14:58:51.26 ID:nSPmcHM+0
薔薇すぃーwwwwwwwwwww
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:02:31.85 ID:Fl+nEfCD0
>>588
三大欲求w
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:02:54.40 ID:Fl+nEfCD0
と思ったら三村のネタだ
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:07:13.07 ID:0aEaqY+30
>>118に引き続き「様々な想い」を投下しようと思ったものの…

ここから佳境なのでできれば長期途切れさせたくないのですが…
急用(not休養)で四月一日まで家に戻ってこないので投下を見合わせてもらいます。
勝手で申し訳ありません

OTL
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:09:42.19 ID:sLSkM9zX0
待ってるよ
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:11:08.63 ID:4B7LvoGAO
  `∧_∧
  (´・ω・)
  ( つ旦O
  と_)_)
「座して帰りを待つのみ」
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:12:02.65 ID:oZcYTKJiO
>>596
あれ?そうなのか?海外のドラマで昔見たの思い出して書いたんだが・・・
>>597
待ってるよ
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:16:22.30 ID:Fl+nEfCD0
>>600
俺はせさみすとりーとと内Pで見たよ。
まあ行き着く先は同じだからw
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:24:41.97 ID:tKaG3kvs0
保守
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:24:47.57 ID:sLSkM9zX0
蒼星石「それでさ・・・」
ジュン「ははは、本当か?」
薔薇水晶「・・・・・・・・・」

薔薇水晶自宅
薔薇水晶「ジュン・・・・お茶飲む?」
ジュン「ん、ああ・・・それじゃ頼む」

台所、携帯を使う薔薇水晶
薔薇水晶「あ、蒼星石・・・うん、着いたら勝手に上がってきていいよ」

薔薇水晶「持ってきた・・・・あ・・・」
バシャ!
ジュン「あっちぃぃぃいいいい!!!??」
薔薇水晶「ズボンびしょびしょ・・・・脱がすね?」
ジュン「ちょ、ま」
薔薇水晶「火傷しちゃうから・・・」
蒼星石「やあ、来たよ薔薇しょ・・・・」
ジュン「あ・・・・・いや。これは」
蒼星石「ふ・・・・・ふ・・・・・不潔だよ!ジュン君のバカー!!」
ジュン「ちょ、違う!なに勘違いしてんだ!!?」
薔薇水晶「・・・・・・・・ふふ」
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:24:53.48 ID:oZcYTKJiO
>>601
セサミストリートて・・・今の子どもが見るのは随分過激になったんだな
スレ違いはこのへんにしてまた考えてくる
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:26:36.60 ID:6s18oi8yO
脳内ピンクコンバーター完備策士薔薇水晶
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:36:13.19 ID:Rd/DHgkA0
>>603
策士www
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:40:17.60 ID:qc+jW1Ys0
銀「ジュンの馬鹿ぁ!」
ジ「な、なんだよ!目玉焼きには醤油だろ!?」
銀「貴方はそうでも、私イはソースなの!何で私のにも醤油をかけるのよぉ!」
ジ「そ、そんなこといったって・・・。お前がソース派だなんて知らないよ!俺は悪くないぞ」
銀「いいえ、ジュンが悪いわぁ!」
ジ「俺は謝らないからな!」
銀「もうっ!これじゃ埒があかないわ。薔薇水晶いるんでしょ!どっちが悪い?」

ガタガタッ
天井が揺れたかと思うと、一部が取れて薔薇水晶が下りてきた
何故か手にはカメラと集音マイク

薔「…私は、ジュンが悪いと思うわ…」
銀「でしょう?ほら、ジュン、誤りなさい!」
ジ「…」
銀「?」
ジ「…一つ、根源的な質問してもいいか?何で薔薇水晶がうちの天井裏にいるんだ?」
薔「…」
銀「…」
ジ「なぁ、どうしてだ?」
薔「…ジュンのエッチ!」
銀「…」
ジ「…」
薔「…いやだわぁ、もうこんな時間!今日は帰るね、銀ちゃん!」
銀「わ、私も帰るわぁ」
ジ「…」

終われ

608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:42:34.69 ID:sLSkM9zX0
ちょwwwwwwwwww
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 15:57:18.73 ID:6s18oi8yO
天井裏www
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:06:17.12 ID:oZcYTKJiO
双子が子供のころの話
蒼「お姉ちゃんなにかお話してー」
翠「いいですよ。今日は紅茶にとりつかれた女の話をしてやるです。イーッヒッヒッ・・・」

昔々、あるところに紅茶が好きな真紅という女の子がおりました。
その子は毎日毎日紅茶を飲んでいるうちに体が蝕まれ、紅茶無しでは生きられないようになってしまいきました。
「あああ」
「ううう」
と訳のわからないコトバを発しながら片手にカップ、片手にティーポットを持ち、ひとっこひとりいない夜の街を中腰で目を光らせさまようその姿・・・
それはまさに紅茶にとりつかれた異形の者・・・
夜叉の如くでおじゃったそうな・・・

蒼「ああーん、お姉ちゃんこわいようっっ」
翠「イーッヒッヒッヒッ・・・」

保守
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:10:24.93 ID:6s18oi8yO
紅茶www怖いwww
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:13:44.49 ID:9YCaMABz0
紅茶噴いた
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:16:10.42 ID:qc+jW1Ys0
真紅戻っておいで!!!
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:39:30.80 ID:NSgPPeyp0
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:47:09.99 ID:qc+jW1Ys0
雛「雛いちごのギャグ100連発〜♪
  はい、雛いちご! 雛いちご!
  クララが立った!クララが立った!ハイジも立った!トーモゥーエー!
  ショ、ショーリュ〜ケン!ハド、ショーリュ〜ケン!
  ん〜 ポーツマス!ポーツマス!
  それっ!あったかご飯に混ぜるだけ! トーモゥーエー!
  薔薇乙女の中で一番背が低い  それっ!縦社会!!縦社会
  ハイ! ラッセーラ ラッセーラ ラッセーラ ラッセーラ
  位置に着いて ヨーイ 正座!はい、うにゅ〜!
  雛いちご! 雛いちご!
  はい、うにゅ〜!」

真「…」
銀「…」
翠「…」
蒼「…」
金「…」
雪「……面白い…(はぁと」
薔「……面白い…(はぁと」

真・銀・翠・蒼・金「!!!!!!」

雛「うにゅ〜!」

すまん、あまりにも暇だったんで。趣くままに書いてみた…
反省する暇は腐るほどある
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:47:15.06 ID:Fl+nEfCD0
ある山奥にきこりの真紅が住んでおりました。
ある日のこと、湖のそばで仕事をしていた真紅は
誤って湖に斧を落としてしまいました。

真「困ったわ、これでは仕事ができないのだわ。」

すると湖からのりが現れて、こう言いました。

の「あなたの落とした物はこの斧ですか?それともこのJUMですか?」
真「JUMなのだわ。」
の「では、このJUMを授けましょう。」

二人は幸せに暮らしましたとさ。

いそぽ保守
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 16:48:39.38 ID:Fl+nEfCD0
>>615
猫バロスwwww
はっけよ〜い正座
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 17:11:40.68 ID:mfxB6bfn0
保守
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 17:26:17.34 ID:eBgghleP0
保守
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 17:45:00.97 ID:NSgPPeyp0
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 18:07:42.36 ID:fAcRIovQ0
保守
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 18:26:08.19 ID:2zLWuMzOO
ベジータが活躍したりする話ないかな
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 18:26:33.58 ID:rqm0jML4O
金「ちゅー」
雛「ちゅー」
紅「あら金糸雀に雛苺。何やってるの?」
雛「真紅!ツツジが咲いてるのよ!」
金「それで蜜を吸ってるのかしら!」
紅「全く…小学生じゃあるまいし…少しは考えて行動なさい」
雛「あーっ!真紅ったらヒナ達を馬鹿にしてるのね!」
金「真紅も吸ってみたらいいのかしら!」
紅「どうして私がそんなことを…」



J 「おーい!お前達そんなとこで何やってんだ?」
雛「あー!JUM!」
紅「!JUM!」
J 「なんだ?ツツジの蜜吸ってるのか?」
金「そうよ!」
J 「真紅も一緒に?」
紅「こ、これは違うのだわ!これには深い訳が…」
J 「ぷっ。いつも偉そうなこと言ってると思ったらこんなかわいいとこもあるんだな」
紅「(////)JUM!誰かに言うと酷いわよ!」J 「はいはい」
紅「(////)」

あと2,3日はこんな保守しか出来ない。
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 18:35:18.61 ID:6s18oi8yO
真紅テラモエスwwwwww
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 18:55:36.28 ID:5ob0dhHl0
真紅カワイスwwwwwwww
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 18:56:50.87 ID:X4SNMGrz0
ある昼下がり・・・

翠「蒼星石MD聴いてるですね?何聴いてるですか?」
蒼「ん・・スキマスイッチの奏だよ。聴いてみる?」

〜君が大人になってくその季節が悲しい歌で溢れないように
最後になにか君に伝えたくて『さよなら』に変わる言葉を
僕は探してた・・・  君の手を引くその役目が僕の使命なんて
そう思ってた だけど今わかったんだ・・〜〜♪  パッ
蒼「なんか僕らの事みたいっておもってさ・・」
翠「だけどの次は何ですぅ?てか蒼星石は翠星石とずっと一緒です!!」
蒼「教えない・・そうだよね、ずっと一緒だよね・・
  大好きだよ、姉さん・・」

原作読んでから奏が双子の曲としか(ry
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:04:44.81 ID:6s18oi8yO
だけどの次ってなんだっけ…
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:07:54.17 ID:oZcYTKJiO
だけど今わかったんだ僕らならもう
重ねた日々がほら
導いてくれる

だな
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:19:58.05 ID:BRffxSAy0
いや

こなああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいい

だろ
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:21:01.80 ID:qv1ZPWmb0
描けNeeeeeeeeee!!!!
http://vippic.moo.jp/up/files/up50555.jpg
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:21:54.85 ID:0+ycG3ihO
翠「すす翠星石がそ、その・・・・お前らのためじゃねぇですからね!?ほ
薔「・・・保守」
翠「な、な、なに割り込んでるですか!?」
薔「・・・・前置きがながいのが悪い」
翠「きぃぃ〜」
薔「・・・プゲラ」
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:25:18.15 ID:sLSkM9zX0
>>630
 _   ∩
( ゜∀゜)彡
  ⊂彡
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:26:10.51 ID:6s18oi8yO
ミニスカktkrwwwwwwカワイス
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:28:21.44 ID:0+ycG3ihO
>>630
ktkr翠星石のもお願いします
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:35:32.24 ID:oZcYTKJiO
>>629
ちょwww完全に別の歌wwwwww
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:36:03.91 ID:5ob0dhHl0
>>629
繋げて歌ってみてクソワロタwwwww
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:40:16.85 ID:9YCaMABz0
>>629
つなげた歌ったが違和感がねええええwwww


638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:42:04.47 ID:tFWnTsFC0
>>630 をみた

蒼「おはよう、翠星石。」
翠「おはよーです、そうせいせ…って夏服ですか?」
蒼「う、うん。もう大分あったかいし。それに動きやすいしね。」
翠「ほぉ……。にやにや」
蒼「な、なにさ?もしかしてどっか変?」
翠「薄着の蒼星石も可愛いですぅぅぅ!」
蒼「ち、ちょ、翠星石!?」

そんな保守

639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 19:43:48.51 ID:sLSkM9zX0
双子ktkr
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:01:37.41 ID:oZcYTKJiO
>>630
翠「・・・」
ジー
蒼「もうっ!!そんなに見ないでよ。は、恥ずかしいよ(///)」
翠「じゃあ翠星石がみられなくてもすむようにしてやるです」
ゴソゴソ
蒼「どうするの?・・・ってそれ僕の鋏だよね。な、なにするつもりなのかなー」
翠「こうすりゃ誰にも見られんですぅ!!」
ジョキジョキ
蒼「な、なにをっ!・・・JUM君助けてー!!」
翠「泣いて叫んでも誰も来ちゃあくれんです!!観念するです!!」

そして夜はふけていく・・・


イーッヒッヒッヒッ・・・

保守
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:06:13.54 ID:8YzYkJAV0
黒翠ktkr
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:13:18.37 ID:r/jeZaGr0
>>630
大丈夫。描けてるって
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:15:27.71 ID:GHgxSm/k0
>>630
巧すぎますって。ホントGJ!
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:21:53.39 ID:nSPmcHM+0
さらっと戻ってきました
【夢の続き】〜プレリュード〜
三回目の投下をしようと思います
最後までいこうと思うのですが、ネット接続の状態が不安定なので
最悪途切れちゃったら、すみません……
うまく最後までいくとしたら、少し長くなると思います
少し離れて、>>449の続きとなります
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:22:17.17 ID:GHgxSm/k0
ちょっと間が空いたようなので・・・

  〜前回までのあらすじ〜

もうどれだけスレを跨いだのか判らないけれど、一応主役の真紅が説明するのだわ。

私こと一流の誉れ高き退魔師の真紅は、夢のお告げに従って同志を探す旅に出たのだわ。
しかし、敵の攻撃は熾烈で、相次ぐ激戦に私たちも疲弊するばかり。
漸くにして、六人目の同志【智】の御魂を宿した金糸雀を迎え入れた私たちは、
彼女の口から十八年前の因縁を聞かされたのだわ。
狗神と人の間に生まれた房姫の魂が、八つに別れ、転生したのが私たちだったの。
そんな折りもおり、隣国が鬼祖軍団に滅ぼされたとの報せが入り、
私たちは七人目の同志を探すべく旅に出たのだけれど……。
四天王の二人、のりと、めぐの待ち伏せに遭い、苦戦を強いられたのだわ。
おまけに、私はムカデの呪毒によって戦闘不能に――

というのが、前回までの話なのだわ。


 銀「一体、幾つスレを跨いだのかしらねぇ?」
 薔「ちょっと・・・過去ログで・・・調べてみる」
 翠「初出は3スレ目・・・【私の夢は☆】からですぅ」
 金「つまり、8スレ跨いだ事になるかしらっ」
 蒼「それなのに、相変わらず八人が揃わないんだね」

それでは次から八犬伝モノ〜第二十章〜を投下します。
仮題 『退魔八紋乙女・狼漸命伝』〜乙女の涙は紫水晶の瞬き〜
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:23:44.31 ID:GHgxSm/k0
>>644
スミマセン被りました。お先にどうぞ
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:23:51.31 ID:cRkfEnv40
巨匠二人一辺にktkr
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:24:03.72 ID:sLSkM9zX0
二つktkr
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:24:06.55 ID:qv1ZPWmb0
キター!!!!!!!!!!wktk wktk !!!!!!
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:26:26.66 ID:nSPmcHM+0
>>646 八犬伝のひとにかぶせてしまった……! すみません……orz
がんばってさくっと終えます…
651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:26:34.39 ID:tFWnTsFC0
スレの視聴率ががる・・・!!
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:28:11.11 ID:qv1ZPWmb0
wktk wktk
653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:28:24.77 ID:nSPmcHM+0
>>449 【夢の続き】〜プレリュード〜そして幕間の続き


 彼女を居間へ通して、とりあえずお茶を出す。
「どうぞ……かしら」
「あらぁ、ありがとう。でもお構いなく。あなたは『病人』なんだからぁ」
彼女の顔を見ることが出来ない。いつも微笑みを絶やさない彼女の顔を見
るのが、今は何だか……怖い。
 二人、暫く無言の時間が続いた。

 不意に、水銀燈が切り出す。
「まったくぅ。居留守なんか使っちゃだめよぉ? 皆心配してたんだからぁ」
めっめっよぉ、と人差し指を立てて言う水銀燈。それは、本当に悪い事をした
と思っている。だけど……

「ねぇ、金糸雀。昨日の放課後――下校口で、見た?」
見た、というのは。あのことだろう。昨日の光景が、またあの時の光景が脳裏
を掠める。水銀燈の顔がジュンに近づいていって、そのまま……

 答えない私の様子を見て、彼女はそれを肯定と捉えたようだった。
「……やっぱりねぇ」
ふぅ、と溜息をつく彼女。私は改めて、その姿を見やる。
 女の私から見ても、綺麗なひとだと素直に言える。長い、ふわりとした銀色
の髪。大人っぽい、身体のライン。それで……ジュンの、彼女で……

654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:29:48.67 ID:nSPmcHM+0
>>653


「ちょ、ちょっと! どおしたのぉ?」
気付くと、私はぽろぽろと涙を零していた。
「な、なんでもないかしらー……」
嘘だった。でも、そう返すのが、今の私には精一杯で。

そうだ、私は。彼のことが。ジュンが、好きだったのだ。
だけどもう、それは叶わぬ夢。
……夢? 
そう、確かに楽しかった。夢の様に楽しかったかもしれない、けど、

私は、この恋の。自分の気持ちすら、伝えられなかった――!

「――金糸雀?」
聴こえる声が、近い。いつの間にか彼女は、私の隣に来ていた。
「ねぇ。金糸雀は、ジュンのことが好きだったの?」
問いかける彼女。
「う……今まではよくわからなかったけど、昨日はっきりしたのかしら。
 ジュンは、誰にでもやさしくて。そう、こんな私にも。
 もっと一緒に居たいって思って、」
「私はジュンのこと――好きなの」
そう。出来ればそれを、彼に伝えてみたかった。

655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:30:44.01 ID:nSPmcHM+0
>>654



 ふぅ、と。少し息を吐き出しながら。そっかぁ、そおなのねぇ、と。
水銀燈はひとりごちた。そして、こちらの方を向いて言う。
「私も。ジュンのことが、好きよぉ。――金糸雀と、同じように」
それは、わかってる。すると。不意に、水銀燈は私の身体を抱きしめた。

「すっ、すす、水銀燈……!?」
思わずうろたえてしまう。ちょっと身体を動かしたくらいでは、この抱擁
は離れそうにない。彼女の身体から、なんだか良い香りがする。
 そして。

「そっかぁ。……じゃあ私達は、ライバルなのねぇ」
穏やかな声でそう言った彼女の言葉の意味が、わからなかった。

656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:32:47.96 ID:nSPmcHM+0
>>655
暫く抱き合ったままだったが、私の方も大分落ち着いてきたので、また
二人で向かい合う。
「ライバルって、その……」
問いかける私を遮り、彼女が答える。
「私、昨日ジュンに告白したの……だけど、フラれちゃったぁ……」
そんな。でも、でも。
「好きなひとが、居るんだってぇ。だから私とは付き合えないって……
 でも、諦め切れなかったから」
相手に彼女が居るのに、引き下がれないでしょ? と。
「だから、まだあなたのことが好きよぉ、って。
 宣言してから、キスしちゃったぁ。こう、おでこにね」
私の額をつつく彼女。なんてことだ。そんな真相だったなんて。

「唇は、まだ貰えないからぁ。……でも私はまだ、諦めてないの。
 いつかジュンを振り向かせるんだからぁ」
強い、彼女は強い。もし振られる立場が私だったら、どうだったろうか。
「だから。あなたもライバル、ね?」
そう言って、水銀燈はウィンクした。
「うー、どうなの、かしらー……」
いまいち、自信が持てない。目の前にいる女性が、あまりにも、こう……
「あらぁ。どおしたのぉ? こっちはただでさえ、強力なライバルが
 増えて、焦ってるって言うのにぃ」
「え……?」
それは、私のことだろうか。強力、だって?
彼女は微笑みながら言う。
「だってぇ……あなたは頭がいいし、バイオリンを嗜むところなんかも
 才女っぽいわぁ。そしてなによりかわいいし。
 ドジっ娘っていうところも、結構ポイント高いかもしれないわねぇ」
657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:33:48.86 ID:nSPmcHM+0
>>656


そう、なのだろうか。みっちゃんにも、昔褒められた事がある。そして
もっと自信を持て、と。



「ライバルにアドバイスするのも何だけど……
 あなたはもっと、自信を持つべきだわぁ。
 そうじゃないと勝てないわよぉ?
 だって多分、ジュンの好きなひとは……」

付き合いだけは、やたら長いから。そういうのって、ずるいわよねぇ?
そんな風に、諭してくれるのだった。

 そうか。彼の好きなひとというのは。……きっと、あの娘のことだろう。
これは確かに、気合を入れなければならないかしら。

「私だって、負けないかしら。
 楽してズルして、ジュンのハートをいただきかしらー!」

「私だって、負けないわよぉ。あと、それとねぇ……」

言葉。私は、素晴らしい友達に恵まれたと思う。
さっきまで、彼女に恐れのようなものを抱いていた自分が恥ずかしい。

いつの間にか、二人で笑っていた。

658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:34:19.12 ID:nSPmcHM+0
>>657



「明日は学校、来なさいねぇ」
そう言って、水銀燈は帰っていった。結局、彼女とジュンは恋仲ではなかっ
たけれど。どうやら……敵は手ごわいようだから。

 ジュン。いつか私の気持ちを、聞いて欲しいのかしら――



 それから。崩れたと思っていた平和の幕間は、もう少しだけ続くことと
なった。何というか、休戦協定というわけでもないけれど。割とみんな、
あからさまなアプローチをかけているようには見えない。
 けれど、お互いの目が届かないようなところで。何か彼との進展が、あ
るかもしれない。そんなことを考えながらも、この均衡は続いていったの
だった。

 私達は一緒に居られるだけで、楽しさを共有出来る。そんな仲間だ。そ
んな仲間内で、『誰かの特別』になろうとすれば。普通、均衡は崩れてし
まうものなのだろう。それはきっと、寂しいことなのだろうけど……


659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:34:56.95 ID:nSPmcHM+0
>>658


 卒業が、近づいていた。学園を卒業しても、この仲間の縁は切りたくない。
だけど、ここに居るうちに。私は伝えたいことがある。

 放課後。私は意を決して、彼に声をかける。
「ジュン」
「お、なんだ金糸雀」
「ちょっと、ついてきて欲しいのかしら!」
彼の手を引っ張る。
「お、おい! 何処行くつもりだよ!」
抗議する声を半ば無視して、連れて行く。


その様子を、たまたま水銀燈と薔薇水晶が見ていた。
「……愛の逃避行……?」
「そおねぇ。……逃げる必要は、ない訳だけど」
(そう、いくのね。頑張って、金糸雀……)
水銀燈は、二人の背中を見つめていた。

660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:36:00.99 ID:nSPmcHM+0
>>659
「ここ、音楽室じゃないか」
そう。ここは私にとって、特別な場所。
「いつか約束したかしら。私のバイオリン、聴かせて欲しいって。
 大分遅くなってしまったけど……」

「今、聴いていって欲しいかしら」

 彼はちょっと驚いたようだったけど、けれど、すぐに了承。
近くの椅子に座り、私の方を向く。

「それじゃ、いくかしら……」
 
 すう、と。体制を整える。

 緊張する。どんなコンサートよりも。
 本当に聴いて欲しいひと、ただひとりが、ここに居て。

 弾き始める。旋律が踊る。
 聴いてくれてるかしら。私の、音を。
 昔から、これだけは好きで、ずっと続けてきたの――
 ジュン、それは知ってた?

 私のことを、もっと知って欲しい。
 あなたのことを、もっと知りたい。

 そんな想いを旋律に託し、弾き続ける。

 だから、今は。私が奏でる音に、耳を傾けて欲しいかしら――
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:36:38.38 ID:nSPmcHM+0
>>660



 演奏を、終える。たったひとりの観客に、一礼をする。

 ひとり分の、拍手。だけど、どんな盛大な拍手よりも、私のこころに
は響いていた。

「はあ……どうだった、かしら」
感想を求める。けれど彼が発しようとしていた言葉は、この拍手が代
弁してくれているようだった。
「どうって。すごいよ、金糸雀」

 良かった。私の音を、聴いてもらえた。
 そして、今。それより更に、伝えたいことは。


「ねえ、ジュン。私は、あなたのことが――」 


662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:37:22.24 ID:nSPmcHM+0


――――――――――――――――――――――――

 
 帰り道。今、あなたと一緒に歩いている。
 
 夕陽。そういえば、初めて彼を意識した日も、こんな
紅い空をしていたっけ。

 三叉路にさしかかった。

「この辺りで大丈夫かしら!」
私は彼に話しかけた。夕陽に染まる彼の姿が、紅く見える。
「……わかった。じゃあ金糸雀、また明日な」
また、明日。そう、明日も明後日も。あなたに会える。
「ありがとうかしら、ジュン。また、明日」


 一人、家まではあとわずかな道を歩く。道の脇に車両確認用
の鏡が立てかけられている。下を通りすぎるとき。鏡で自分の
顔を見ていた。

 私の顔は、紅く染まっている。映る表情は、笑顔。

663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:38:16.11 ID:nSPmcHM+0
>>662



 家に辿り着く。入り口の辺りに、誰かの人影が見えた。

「みっちゃん……?」

 彼女だった。

 私は今、笑顔。だけど、だけど、

 私は彼女に駆け寄り、もう、我慢できずに、


「ううっ……うわあぁぁぁあぁん!!!」

 彼女にしがみ付いて、泣いた。

664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:39:13.93 ID:nSPmcHM+0
>>663



 振られた時も、きっと笑顔で。そう心に決めていた。
私は彼に『途中まで送ってほしいかしら!』とお願いし、
一緒に帰っていた訳だけど。
 さっきまでは、笑っていられた。けど、今。みっちゃん
の顔を見たら、自分の中の何かが、決壊したようだった。


「うぅっ……ひっく、だめだった、かしらぁ。
 当たって、……砕けちゃったの、……かしらぁ、ぐすっ」
嗚咽が止まらない。彼女は、私の頭を優しく撫でてくれる。
ジュンに振られた時の水銀燈は、やっぱり強かったのだ。
私は、いざ振られてみたら……もう、涙が止まらない。
「カナ――カナ、がんばったね……」
彼女の言葉と手が、私を慰める。

 みっちゃんには、先日のうちに。私が好きなひとに告白す
るのだと伝えていたのだ。私のことが心配で、待っていてい
てくれたのだと思う。……ありがとう、みっちゃん。

665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:39:54.20 ID:DJNCE2sAO
VIPのネタが糞バンギャにパクられてるお(;^ω^)

突撃だお⊂二二(^ω^)二⊃



歌詞の途中で掘られるスレ
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/visual/1143075268/
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:40:21.20 ID:nSPmcHM+0
>>665


―――――――――――――――――――

 翌日、学校にて。私は金糸雀から、告白の結果がどうだっ
たかをこっそりと本人から聞いた。他の友人達には、もちろ
ん内緒で。なんていったって、私がジュンに告白して振られ
たことも。『諦めない宣言』をして、彼(のおでこ)にキスを
してしまったことも。女友達では金糸雀しか知らないのだか
ら。
 ジュンは。いつも一緒に居る仲間として。私が周りとぎく
しゃくしてしまうのを気にかけて、私とあった出来事を、誰
にも言わなかった。
 本当、どこまで鈍ちんなんだろう。私の周囲は、きっと皆、
あなたのことが好きで。私みたいに狙っているかもしれない
というのに、全然気付かない。
 だけど。その辺りが彼の悪いところでもあり、また良いと
ころでもある。きっと、金糸雀の思いも。その胸に、しまっ
ておくのでしょうね……
 惚れた弱みというやつか。……優しすぎる程優しいんだから、
あなたは。
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:45:55.48 ID:nSPmcHM+0
>>666

 
 金糸雀の気持ちを知ったとき。私は半ば、結末を予
測していた。彼女は……振られてしまうだろう、と。

 だけど。自分自信が諦めきれない気持ちと。そして何より、
伝えたいという気持ちそのものを、止める権利は誰にも無い
のだと。私はそう思って、彼女の告白を、諦めさせるような
ことはしなかった。

 彼女は昨日、泣いていたのかな。目の周りが、何だか腫れ
ているようにも見える。私も、ジュンに振られた日。彼と別
れてから、自分の部屋で、泣きに泣いた。

 金糸雀は今朝、学校で彼と顔をあわせたとき。
『ジュン、おはようなのかしら!』
と。とても良い笑顔だった。……彼女は、強い。

 辛い思いを、させてしまった。
 
 いつかわかってくれる日が、来るわよね?
 私達は、言わば戦友なんだから―――


私は、金糸雀を抱きしめて。暫くの間、ずっとそのままだった。

668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:46:55.02 ID:nSPmcHM+0
>>667

――――――――――――――――――――――――――――――

 外は、雨。参ったなあ、今日は晴れる筈だったのに。
 今朝見た天気予報が、少しだけ恨めしい。
 室内だから、特に大きな問題はないのだけれど。
 どうせなら晴れて欲しかったのかしら、と。
 そんな事をふと思う自分が、何だか可笑しかった。

 ――自分の式じゃ、ないのにね―――

 ここは、とある宴会場の別室。
 
 今は、結婚式の二次会である。
 結婚式の主役である幸せな二人は、私や水銀燈が
 予想していた通りの組み合わせだった。

 卒業式の日。ジュンは真紅にその想いをつげ、
 恋人同士となった。

 まったく、私や水銀燈を振っておいて!
 そんなことを、口で言っていながら。
 実はそのことに対し、後ろ暗い気持ちなど
 無かったのだった。
 彼らの交際を知った仲間達は。やっぱりというか、
 一様に残念がっていたけれど……
 二人を祝福していた。それは、もちろん私も含めて。
 本当に、良い仲間だと思う。
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:47:16.16 ID:nSPmcHM+0
>>668


 
 水銀燈が、私の家に来てくれた日。
 彼女は去り際、ある言葉を私にくれた。

『それとねぇ……
 私達の誰かが、彼の"特別"になるのなら――
 きっとそれを、祝福できると思うわぁ』

 もちろん、自分がその"特別"になれればもっと良いけど。
 そんな風に言って笑っていた。
 "特別"になれる夢は、繋げなかったけど。
 あなたの言っていた言葉は、今ならわかる気がするかしら。
 ね? 水銀燈―――
670以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:48:04.08 ID:nSPmcHM+0
>>669
 
 二次会には、皆揃ってる。
 私は出し物で、バイオリンを披露することになった。
 その準備をすると言って、別室へやってきたのだ。
 

 持っていたバイオリンを、胸元に抱く。


 あの後も、私はずっと弾き続けている。
 あのね。
 あなたに告白した日。私はその日の為に、
 バイオリンを続けてきたんじゃないかと、思えたの。
 おかしいかしら……?

 
 最後に、もう一度だけ、心の中で呟く。
 私は、あなたのことが。……本当に、好きでした。

671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:48:53.54 ID:nSPmcHM+0
>>670

 

 「……」


 雨はまだ、やみそうにない。ぱたぱたと窓をうち付ける
 小雨の旋律に包まれながら、私は――あなた達を。
 心から祝福しようとして、皆が待っている部屋へ赴く。
 そう、私達の分まで。
 幸せになってくれなきゃ……困るのかしら!


 卒業前に、彼ひとりに聴かせてあげた曲を、
 もう一度弾こうと思う。
 あなたはまた、褒めてくれる?


 部屋に入って、浴びせられる喝采。
 よかった。みんな、良い笑顔をしてるのかしら。


 すう、と。体制を整える。


 今、あなた達のために。
 幸せを繋ぐための前奏曲を、私は奏でよう―――

672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:49:25.69 ID:nSPmcHM+0
>>671



―――
 如何でしたか? これにて、今回の夢の幕間は
 おしまいです。
少女はその想いを少年に伝え。
 そう、それは届かずとも……
 大きな一歩を、刻んだのです。

 それでは機会がありましたら、
 またお会いしましょう。
 
 別な誰かが見ている夢は。
 きっとまだ、続いているのでしょうから……
―――



【夢の続き】〜プレリュード〜

おわり

 
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:49:59.87 ID:sLSkM9zX0
正直感動した
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:50:22.78 ID:qv1ZPWmb0
GJ!!銀ちゃんもカナもいい子だなぁ・・・   そして八犬伝にwktk
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:50:55.28 ID:tFWnTsFC0
かな頑張ったよ・・・かな株がストップ高
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:51:00.75 ID:cRkfEnv40
水銀燈と金糸雀の心理描写が繊細で素晴らしかった
ほかのライバル達も絡むかな、と思ったらコンパクトにまとめられていて
それはそれでよし

本当に面白かったです
感動しました、ありがとう
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:51:19.55 ID:6s18oi8yO
カナ…………(つ´Д`)
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:51:20.89 ID:9YCaMABz0
>>675
あの・・それだと今日はそれ以上あがらなくなりますよ・・・
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:53:27.44 ID:nSPmcHM+0
終了しました
途中ネット繋がらなくなって焦った……!

>>646 八犬伝のかた、ほんとすみませんでした……(泣
展開にwktkしてます!

そして読んで頂いた皆様、ありがとうございました!
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:53:46.55 ID:GHgxSm/k0
>>673
いい話ですよ、本当に。
健気なカナと、銀ちゃんにも、幸せが訪れて欲しいですね。
正直、暫くの間、この余韻に浸っていたいのですが・・・
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:54:42.58 ID:qv1ZPWmb0
>>679
ホントGJです!!!!!
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:54:44.30 ID:r0hmeVNG0
このスレに来てからというものの薔薇乙女の株が上がりっ放しだぜ!
蒼の子が一番ってのは変わらないけどな!
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 20:58:35.17 ID:qv1ZPWmb0
八犬伝wktk wktk
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:00:03.11 ID:GHgxSm/k0
>>645  では、そろそろ投下させて貰います。( またアンカ間違えたorz )
  〜第二十章〜

――めぐを助けたい。その想いは、今も変わらない。
これからも、変わることは無い。

けれど、蒼星石を護りたいという気持ちもまた強く、大きく……。
水銀燈は懊悩し、自縄自縛の状態に陥っていた。

片や、本当の姉妹のように付き合ってきた幼馴染み。
片や、御魂によって結び付いた、かけがえのない姉妹。
どちらが大切かなんて、比べようもない。
天涯孤独の水銀燈にとっては、二人とも、命の次に大切な姉妹だった。

今、その二人が、目の前で死闘を繰り広げている。
一人の刀匠が鍛えた、二振りの剣を手に、刃に生命を乗せて鬩ぎ合っている。
それは到底、見るに堪えない光景だった。

止めなければならない。こんな事は、止めさせなければ!
薔薇水晶を振り払おうとして、水銀燈は右肩の激痛に端整な顔を顰め、呻き声を上げた。

 銀「放して、薔薇しぃ! 私は、あの二人をっ」
 薔「ダメ! いま銀ちゃんが割って入れば、蒼ちゃんが負けちゃう!」
 銀「だ、だけど――このままじゃあ」

薔薇水晶の言う様に、利き腕が使えない水銀燈が仲裁に入ったところで、蒼星石の不利になるだけだ。
攻撃を躊躇った蒼星石を、めぐは微塵も罪悪感を抱かずに斬り伏せるだろう。

しかし、めぐと、蒼星石……両者の技量は伯仲している。
このまま続けさせたら、共倒れになる可能性もあった。
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:01:02.51 ID:GHgxSm/k0
>>684

やるせない胸の想いに哀哭する水銀燈を気にも留めず、めぐと蒼星石は刃を交え続けた。
無視していた訳ではない。
そもそも、二人の耳に、彼女の声は届いていなかったのだ。

 蒼「はぁっ!」
 め「消えろぉっ!」

短い気迫を吐いて、妖刀『國久』と『月華豹神』が、ぶつかり合う。
めぐは蒼星石の方に刃を押し込んで、口の端をつり上げた。

 め「いい加減、観念したら? 苦しまずに死ねるように、頸を斬り落としてあげるわ」
 蒼「まだ……負けないっ!」

蒼星石は剣の峰に左手を副えて、頸動脈の側まで接近していた刃を押し返した。
ここで敗れるわけには、いかない。柴崎老人と交わした約束を果たす為にも。
蒼星石の執念に眉を顰めて、めぐは一旦、飛び退いた。

 め「思ったより、しぶといのね。正直、意外だったわよ」
 蒼「相手を侮っていると、手痛いしっぺ返しを食らうってコトさ」
 め「……らしいわね。ご忠告、感謝するわ」

言って、めぐは精霊を起動した。妖刀『國久』が、煉獄の炎に包まれる。
そして更に睡鳥夢も重ねて起動して、蒼星石や水銀燈たちの視界を遮り、身動きを妨げた。
次は、全力の一撃が来る。
睡鳥夢によって繁茂した植物を斬り払いながら、蒼星石は身構えていた。
受け止められなければ、両断され、地獄の炎に焼き尽くされるだけだ。
自分の精霊で火葬にされるなんて洒落にならない。
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:01:51.70 ID:GHgxSm/k0
>>685

夜風がざわめき、蒼星石の背後から、紅蓮の刃が迫る。
煉飛火の気配に意識を集中していた蒼星石は、全く動じることなく、めぐの剣撃を受け止めた。

刃が噛み合った瞬間、月華豹神の刀身に文様が浮かび上がり、眩い光を放つ。
めぐは左腕を目元に翳して、夜闇を切り裂いて溢れ出した光芒を、忌々しげに避けた。

 め「なっ! なんなの、これはっ?!」
 蒼「こ、これが……お爺さんが構築した呪符の力……」

瞼を細め、茫然と呟く蒼星石の目の前で、月華豹神は煉飛火の炎を纏う。
対して、めぐは驚愕に双眸を見開いていた。

 め「そんな馬鹿なっ! どうして……煉飛火が?」
 蒼「キミは、精霊と契約した訳じゃない。
   妖刀『國久』の能力で、縛り付けていたに過ぎないんだよ」
 め「くっ! まさか……こんな小癪な真似を、用意してたとはね」
 蒼「先に小賢しい真似をしてきたのは、キミ達の方さ」

蒼星石は、燃え盛る月華豹神の切っ先を、めぐの眼前に突き付けた。
悔しそうに歯噛みするめぐの顔が、炎の揺らめきに照らし出される。

 蒼「睡鳥夢も、返して貰うよ。そして――」

そう告げた蒼星石の声は、普段の彼女から想像が付かないほど冷淡だった。
めぐを見据える緋翠の瞳に、慈悲の心は一切ない。

 蒼「姉さんを傷付け、多くの人々を悲しませた罪を、その命で償って貰おうか」
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:02:45.13 ID:GHgxSm/k0
>>686

蒼星石の言葉は、水銀燈と薔薇水晶の耳にも届いていた。
水銀燈は、薔薇水晶の腕から逃れるべく必死で暴れながら、蒼星石に懇願した。

 銀「そんなっ! ダメよ! めぐを殺さないで!」
 蒼「水銀燈……キミはまだ、そんなコトを言っているの?」
 薔「いい加減にしないと……本気で怒るよ……銀ちゃん」
 銀「ダメ! 絶対にダメぇっ!」

――だって、まだ全ての可能性を試した訳じゃないんだから。
激しく頭を横に振りながら、水銀燈は我が侭な子供の様に、反対し続けた。
めぐは翠星石と同様に、穢れの者に取り憑かれ、操られているだけかも知れない。
金糸雀だったら、めぐの病気を治せるかも知れない。
それなのに、問答無用で斬り捨てるなんて蛮行は、絶対に看過できなかった。

けれど、水銀燈の想いを踏みにじる台詞が、あろう事か、めぐの唇から紡ぎ出された。

 め「……ふん。甘いわね、水銀燈。闘わなければ、死ぬだけよ。それが世の常」
 蒼「だ、そうだよ。水銀燈には悪いけど、この戦闘は避けられないんだ」
 
すげない返事を残して、闘志を滾らせた二人は、激しく衝突を繰り返す。
だが、先程と違って、精霊を擁する蒼星石の方が僅かに優勢だった。

 め「ちっ! 睡鳥――」
 蒼「させないっ!」

精霊の力で再び形勢を拮抗させようと目論むめぐに、蒼星石の一閃が襲いかかる。
めぐは両手で妖刀『國久』の柄を握って、蒼星石の薙ぎ払いを受け止めようとした。
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:03:39.26 ID:GHgxSm/k0
>>687

がきんっ!

凄まじい衝突音と同時に、ぴぃん! と高周波の音が響き渡った。
それは、妖刀『國久』が上げた、断末魔の叫びだった。
ほぼ中央から両断された刀身から、封じ込められていた睡鳥夢が躍り出る。
睡鳥夢は少しの間、宙を彷徨い、翠星石の元へと飛び去った。

 め「こ……こんな……ことが?!」

めぐは動揺しつつも飛び退き、蒼星石に向けて、召還した巨大ムカデを嗾けた。
所詮は大きいだけのムカデ。心理的な嫌悪感を煽りはしても、然したる脅威にはならない。
大ムカデは忽ちの内に切り裂かれて、飛び散り、篝火と化した。

めぐに向かって突進する蒼星石を見て、水銀燈は矢も楯もたまらず、身悶えした。

 銀「放しなさい、薔薇しぃ! これ以上はっ!」
 薔「ヤダ! 絶対に放さないっ!」
 銀「――っ! 放してっ!」

もう、右肩の痛みなど、気にもならなかった。
水銀燈は神剣を放り出し、薔薇水晶の腕を振り解いて、蒼星石の元へと疾駆した。

――止めてっ! 止めてっ! 止めてっ!

心の中で連呼するのは、その一言だけ。
蒼星石の月華豹神が、いま正に、めぐの身体を刺し貫こうとしている。
感情に衝き動かされるままに、水銀燈は、蒼星石に体当たりした。
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:04:33.36 ID:GHgxSm/k0
>>688

連なって倒れる、蒼星石と水銀燈。
めぐの心臓を狙っていた月華豹神の切っ先は、緋色の甲冑を僅かに焼いただけだった。

 蒼「す、水銀燈っ!」
 銀「めぐを殺さないでっ!」
 蒼「くっ! なんて馬鹿な真似をっ」

蒼星石は慌てた。殺意を抱いた敵を前にして、無防備な姿を晒すなんて、正気の沙汰ではない。
けれども、水銀燈は蒼星石にしがみついて、離れようとしなかった。
いま襲われたら、二人とも纏めて殺されてしまう。

だが、蒼星石の懸念に反して、めぐは攻撃を仕掛けてこなかった。
妖刀『國久』を折られていたのも、理由のひとつかも知れない。
めぐは紅い旋風を操って、姿を消そうとしていた。

 め「あはっ。助かったわ、水銀燈。次に会った時は、お礼をしてあげなきゃね」
 蒼「逃がすものか!」
 銀「止めて! もう止めてよぉ!」

尚も追撃を試みる蒼星石の脚に、水銀燈がしがみつく。
蒼星石が前のめりに倒れた先で、めぐは旋風と共に消え去っていた。

蒼星石は口惜しそうに歯軋りをして、縋り付いている水銀燈を引き剥がした。
そして、有無を言わせずに、彼女の頬を思いっ切り引っぱたいた。
水銀燈は小さな悲鳴を上げて、地面に倒れ込んだ。

 蒼「水銀燈っ! キミは、自分が何をしたか解ってるの?!」
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:05:22.81 ID:GHgxSm/k0
>>689

撲たれた頬に手を当てながら、水銀燈は緩慢な動作で、半身を起こした。
溢れる涙を拭うこともせず、立ち上がった蒼星石を、真っ直ぐに見上げている。
彼女の唇から、掠れた声が紡ぎ出された。

 銀「ごめ…………ん……なさい」
 蒼「謝って済む問題じゃないよっ! キミのした事は、利敵行為だ。
   立派な裏切り行為なんだよ!」
 銀「だ、だけど……私は……」
 蒼「キミを見損なったよ。公私の区別が出来る人だと、思っていたのに」
 銀「でも、私は…………貴女たちの、どちらにも死んで欲しくなかったのよっ!」
 蒼「……行こう、薔薇しぃ」

涙ながらに想いを解き放った水銀燈に、蒼星石は冷たく背を向けた。

 蒼「姉さん達が苦戦してる。急いで助けに行かなきゃ」
 薔「う、うん。解った……すぐ行く」

薔薇水晶は、へたり込んだままの水銀燈に近付くと、徐に声を掛けた。

 薔「銀ちゃん……さっきの、事だけど……」
 銀「……」
 薔「私も……蒼ちゃんと、同じ考えだから」
 銀「っ!」

素っ気なく言って、薔薇水晶は踵を返し、蒼星石の後を追い掛けていった。
独り残された水銀燈は、両手で顔を覆って、泣き崩れた。
たった一人きりで、いつまでも嗚咽し続けていた。
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:06:06.49 ID:GHgxSm/k0
>>690

敵の執拗な攻撃の前に、翠星石と金糸雀は完全に圧されていた。
矢弾も尽きかけて、今はもう物陰に身を潜め、病床の真紅を庇い続けるのみだ。

 金「弾が切れたかしら! 翠ちゃんのクナイは?」
 翠「そんな物、とっくに使い切ったですよ。金糸雀の精霊を使うです!」
 金「えっと、影は……」

足元には、うっすらとだが、月影が落ちている。
このくらいの濃さが有れば、氷鹿蹟の起動に支障は無い。
しかし、起動の寸前に真紅が苦しげな呻きを上げたので、
金糸雀の意識は、そちらに向けられてしまった。

 金「だ、大丈夫、真紅!? しっかりするかしら!」
 翠「あぁもう! しゃ〜ねえです。金糸雀は、真紅の看病に専念するです!」

こうなれば、蒼星石との約束を違えることになるけれど、自分が斬り込むしかない。
翠星石は短刀を握り締めて、物陰から飛び出す機会を窺っていた。

――と、そこへ光るモノが、ふらふらと宙を飛んで来るではないか。
それを目にした翠星石の表情は、緊張から安堵に移り変わり、歓喜の笑みへと変貌した。

 翠「睡鳥夢! 戻ってきてくれたですかっ!」

翠星石は嬉々として、懐から玉鋼の呪符を抜き出して、精霊の前に翳した。
それまで頼りなく飛んでいた精霊は、呪符を見た途端、真っ直ぐに飛び込んで来た。
やっと会えた。また、帰ってきてくれた。
懐に呪符を収めると、翠星石は身体の奥底から、力が漲ってくるのを感じた。
692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:06:49.82 ID:GHgxSm/k0
>>691
 翠「あ〜っはははっ! いよいよ反撃開始ですぅ!」

やおら物陰から飛び出した翠星石を目掛けて、一斉に矢が放たれる。
しかし、当の本人は、慌てず騒がず――

 翠「睡鳥夢っ!」

忽然と現れた植物が、無数の矢を悉く弾き返し、穢れの者どもに迫った。
枝に捕らわれた弓足軽は、締め上げられて、骨を砕かれ消滅していく。
まともな反撃を試みる間もなく、敵は四分五列となって退却した。

周囲に穢れの気配は無い。注意深く観察したが、狙撃兵も見当たらない。
翠星石は精霊を格納すると、真紅と金糸雀の元に引き返した。

そこに、蒼星石と、神剣を携えた薔薇水晶が駆け戻ってきた。

 蒼「姉さん! 無事だったんだね。良かった……」
 翠「睡鳥夢が、帰ってきてくれたですよ。それで、助かったです」
 蒼「妖刀『國久』を折ったから、そのお陰だよ」

その報告を受けて、翠星石は表情を綻ばせた。
柴崎老人との約束を、こんなにも早く果たせるなんて、思ってもいなかったのだ。
けれど、嬉しいことばかりではない。真紅の事も、早急に手を打たなければ……。
その段になって漸く、翠星石は、ひとり足りない事に気付いた。

 翠「あれ? そう言えば、銀ちゃんは何処へ行ったです?」

まさか、敵の手に掛かって? 
表情を曇らせた翠星石に、蒼星石は言葉を詰まらせながらも、先程の一件を伝えた。
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:07:37.51 ID:GHgxSm/k0
>>692
 翠「喧嘩?! バカですか、蒼星石はっ」
 蒼「だけど、姉さん……」
 翠「どんな理由が有ったにしても、銀ちゃんは私たちの同志ですよ。
   それなのに、仲間割れなんかして、どうするつもりですかっ!
   薔薇しぃも薔薇しぃです! 一緒に居ながら、なんで仲裁に入らねぇですか!」

翠星石に叱咤されて、蒼星石と薔薇水晶は心苦しそうに俯いた。
頭に血が上っていたとは言え、確かに、少し言い過ぎたかも知れない。

 翠「私が様子を見てくるです。蒼星石たちは、真紅の世話をしてやがれです!」

言って、翠星石は燃え落ちた、みっちゃんの家へと向かった。
ところが、何処を見回しても、水銀燈の姿が見当たらない。
何度か呼びかけても、返事はなかった。
一体、何処へ行ってしまったのだろう。得物も持たずに、遠くへ行くとは考え難い。
なにか、痕跡は無いだろうか?
丹念に地面を調べていた翠星石は、ふと、指で地面に書き記された文字を発見した。

【銀】もう、みんなと一緒に居られそうもありません。ごめんなさい。さようなら。

 翠「な……なんですか、これは?! どうして、こうなるですかっ!」

彼女からの伝言を読んで、翠星石は泣き出しそうな声で呟いた。
真紅が大変な時に……。これから、もっと厳しい闘いが待っていると言うのに……。
翠星石は重い溜息を吐いて、水銀燈の伝言を乱暴に蹴り飛ばし、爪先で掻き消した。

 翠「どいつもこいつも…………ホントに、大馬鹿ヤローですぅ!」

焦げ臭い空気が漂う夜闇の中に、翠星石の絶叫が木霊していた。
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:12:26.11 ID:GHgxSm/k0
>>693
以上、第二十章も投下完了です。
こんな所まで来てしまいました・・・。
そろそろ広げた風呂敷を畳んで行かないとマズイ。

 翠「銀ちゃん、どこ行ったですかねぇ」
 蒼「まさか・・・情に流されて、めぐの元に走ったんじゃあ・・・」
 銀「だぁいじょうぶよぅ。直ぐに帰ってくるからぁ」

 紅「・・・もう帰ってきてるのだわ」
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:14:54.27 ID:sLSkM9zX0
(・∀・)ドキドキ・・・・
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:17:58.03 ID:6s18oi8yO
ぎ、銀様……
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:24:01.61 ID:nSPmcHM+0
またネット落ちたorz
>>694
GJ! ここまで長く書き続けるだけでもすごいのに
読ませる展開が本当によいです
次回もwktkしてます! …水銀燈……(つ´Д`)
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:24:59.52 ID:ietmcv79O
次回ワクテカ
超ワクテカ
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:30:16.25 ID:r0hmeVNG0
こういうの見ると長編書きたくなるんだけど、プロット固めようとしてめんどくさくなる俺。
長編書いてる職人達に最大級のリスペクトを。
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:30:52.58 ID:cRkfEnv40
>>694
ものすごく楽しみにしてる
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:34:54.10 ID:qv1ZPWmb0
>>694
凄い楽しみなんだ貴方のss ホントそこら辺で売ってる小説より面白い
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:41:31.08 ID:GyIf4pPs0
>>694
水銀燈・・・
あぁ、続きが気になってしょうがない。wktk
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:47:29.69 ID:GHgxSm/k0
>>695-702
レス、ありがとうございます。
週末は、ちと忙しくて書けなかったのですが、次も頑張って書いてきます。
しかし・・・ここまで長くなるとは。 orz
少しずつWikiに載せていった方が良いのかなと思う、今日この頃。
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:56:09.48 ID:nLeCHcMzO
雪「…くぅっ、…開かない」
J「ほら、貸してごらん」
雪「あ、あの…、はいっ」

雪華綺晶が開けられなかったジャムの蓋を開けるJUM

J「ほらよっ、開けたぞ。」
雪「…ありがとう。」
J「どういたしまして」
雪「(あれっ、なんだろうこの気持ち…。熱い…)」
J「どうした?」
雪「(だめ、押さえきれない…)」
J「おいっ!大丈夫か!?」
雪「好きになった。付き合え」
J「へっ?」
雪「好きだといってるのだ、乙女に何度も言わすな」
J「そ、そうなんですか!?」
雪「うむ。私がJUMを一生幸せにするぞ」
J「何だかわかんないけど幸せだぁ\(^о^)/」


雪華綺晶の人物像がわからんとです(´・ω・`)
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:59:13.61 ID:sLSkM9zX0
ちょwなんか急に男っぽくwwwww
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 21:59:19.07 ID:eBgghleP0
>>704
ちょww素クールwww
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:01:33.87 ID:vtCZ4YjF0
ここでちょっとしたものを投下。
変な気合の入り方した。
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader127335.jpg

壁紙を意識して作ってみました。
段々体力を奪われていきました。
あと微エロ注意かもです。
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:02:52.17 ID:qv1ZPWmb0
巴ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!GJ!GJ!GJ!!!すげぇや!!!
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:03:24.93 ID:sLSkM9zX0
ふおおおおおおおお!!!?
ktkrwwwwwwww
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:03:38.68 ID:5r8jeLI90
May 16, 1998
昨日、このクラスから逃げ出そうとしたJUMが一人、ほかくされた、て はなし。
夜、へやの中 あついひめい。
うにゅー かきむしたら 苺がゆかに落ちちゃた。
いったいひな どうな て

May 19, 1998
やと いちご たべた も とてもおいしい
今日 はらへったの、しんく の昼ごはん くう

May 21, 1998
うまい うまい うにゅーきた
ひどくうまいんで おかわり
うまかっ です。

4
うぉぉ
あんまぁ
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:03:56.46 ID:6s18oi8yO
トォモエー!トォモエー!トォモエー!トォモエー!
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:04:19.09 ID:cRkfEnv40
>>707
久しぶりの投下と思ったらものすごい力作ですね
感動しました
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:04:30.86 ID:SIyTRT3U0
>>707
普段画像なんて保存しない俺が光速で保存した
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:11:36.93 ID:BRffxSAy0
>>707
SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
トゥモエー!!トゥモエー!!トゥモエー!!トゥモエー!!
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:12:59.20 ID:GHgxSm/k0
>>707
凄いクオリティ!! もうGJ以外に言葉がない。
仄かに漂う色気が、また素晴らしいっ!!
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:21:35.55 ID:vtCZ4YjF0
>>708-715
サンクス!
変な気合が沸いてきてこうなった。

まぁ、一ついえることは俺は巴が大好きだ!
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:22:37.16 ID:nLeCHcMzO
なんかシチュエーションくらさい
雪華綺晶とJUMで書いてみる
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:24:07.73 ID:eBgghleP0
>>717
ありきたりだけど…「幼馴染」
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:24:14.54 ID:6s18oi8yO
ジュンの誕生日にきらきーが
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:24:42.56 ID:6s18oi8yO
遅かったorz
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:24:45.50 ID:5r8jeLI90
>>717
夏休みの宿題を二人で
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:28:14.33 ID:nLeCHcMzO
まとめて書くぜ!期待はしなくていいですけど
幼なじみで、JUMの誕生日に勉強会
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:29:03.16 ID:sLSkM9zX0
出来上がるまで感動も興奮も無いSSを
薔薇水晶「闇鍋パーティー・・・・・イエーイ」
J&銀&雪「・・・・・・・・・」

薔薇水晶「皆・・・・・ノリ悪い・・・」

ジュン「いや・・・・だって・・・・なぁ?」
雪華綺晶「ば、薔薇しーちゃん・・・」
水銀燈「何をまた唐突に・・・・」
薔薇水晶「闇鍋・・・・テレビでやってた・・・・やりたい」
ジュン「うーん・・・・闇鍋ねぇ・・・・まあ、俺はいいけど」
雪華綺晶「私も・・・・楽しそうですし」
水銀燈「そうねぇ・・・たまにはいいかしらぁ」
薔薇水晶「決定・・・・今夜の晩御飯は闇鍋パーティー・・・・」
???「ちょっと待ったぁ!!」
水銀燈「どうしたの?蒼星石」
蒼星石「・・・・・・・・なんですぐに分かるんだい?」
雪華綺晶「いきなりごみ箱から出てくる人なんて蒼星石さんしかいません」
蒼星石「そ、そう・・・・と、兎に角!僕もそのパーティーに参加するよ!」
薔薇水晶「別にいい・・・・」
蒼星石「な!!ほ、ほら、鍋は沢山で囲んだほうが楽しいよ?ね?」
水銀燈「別に4人で十分よねぇ・・・」
ジュン「まああんまり多くてもな」
蒼星石「そ、そんな事言わないで、い、今なら松坂牛も付いてくるから!ね!?」
水銀燈「しょうがないわねぇ・・・”特別”に、入れてあげるわぁ」
蒼星石「く・・・あ、ありがとう・・・・」
水&薔&雪「ニヤニヤ」
蒼星石(く・・・・・僕は負け犬だぁ!!)
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:29:22.65 ID:sLSkM9zX0
ジュン「それじゃあ・・・・各自材料を用意して7時に俺のうちな、姉ちゃんもいないから」
薔薇水晶「了解・・・・・」
雪華綺晶「いってきますね、ジュン君」
水銀燈「ちゃんと食べられるものよぉ」
蒼星石「分かってるよ・・・ジャン君!またね!」
ジュン「さて・・・俺も用意してくるか」

(略)

ジュン「よし、みんなそろったな・・・材料は?」
蒼星石「OKだよジュン君」
水銀燈「ちゃーんと持ってきたわぁ」
雪華綺晶「沢山持ってきました」
薔薇水晶「・・・・・バッチグー」
ジュン「・・・・・あんまり変なものを入れないように・・・よし、それじゃあ皆座って、もう鍋の用意はしてあるから」
木製のテーブルに大きいガスコンロ、その周りに座る五人
ジュン「それじゃあ電気を消すから・・・・皆材料入れて」
ジュンが明かりを消す
水銀燈「それじゃあ入れるわよ」
ボチャボチャボチャジャポンジャポン
ジュン「・・・最後なんか凄い音しなかったか?」
雪華綺晶「それでは入れますね」
ポチャポチャポチャガシャン
ジュン「金属音がしたような気がするんだが」
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:29:37.65 ID:sLSkM9zX0
蒼星石「次は僕だね」
ポトポトポトポトポトポト
ジュン「小さい物が中心か」
薔薇水晶「ケチクサイ・・・・」
蒼星石「・・・・・・・」
ジュン「よし、入れるぞ」
ポチャポチャポチャポチャ
水銀燈「普通ねぇ」
ジュン「俺以外に普通なの入れた奴がいるかが問題だ」
薔薇水晶「・・・・・・・最後」
ポチャボチャギョプーンフォアアアアアポチャ
ジュン「・・・・・・・・・・・」
薔薇水晶「・・・・・完了」
蒼星石「それじゃあ煮込もうか」
ジュン(・・・・なんで誰も突っ込まないんだ?)

 _   ∩
( ゜∀゜)彡 煮込み!煮込み!
  ⊂彡
 _   ∩
( ゜∀゜)彡 煮込み!煮込み!
  ⊂彡
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:30:12.14 ID:sLSkM9zX0
ジュン「よし・・・・もう十分火が通っただろう・・・・それじゃあ・・・」
水銀燈「順番はさっきジャンケンで決めたわねぇ」
雪華綺晶「順番は、銀ちゃん、薔薇しーちゃん、ジュン君、私、蒼星石さん、ですね?」
蒼星石「そうだね」

水銀燈「それじゃあいくわよ・・・闇鍋のエースと呼ばれた私の実力見せてあげるわぁ」
ジュン「いつ呼ばれたんだ?」
水銀燈「・・・・・これよ!・・・・・いただきます」





水銀燈「これはシャーペンの芯ね」




ジュン「 ち ょ っ と 待 て 」
水銀燈「ありえない話だけど本当よ」
ジュン「誰だ入れたの!?」
薔薇水晶「・・・・私」
ジュン「お前か」
薔薇水晶「・・・・ドンマイ」
水銀燈「・・・震える手が止まらないわぁ・・・」
雪華綺晶「だ、大丈夫ですか・・・?」
蒼星石「つ、次は薔薇水晶だね」
薔薇水晶「・・・・・OK」
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:30:42.78 ID:sLSkM9zX0
薔薇水晶「・・・・・・・・これ」
水銀燈「戻しちゃだめよぉ、箸をつけたものは必ず一口は食べるのがルールよぉ」
薔薇水晶「はむ・・・・・・松坂牛ウマー」
蒼星石「それは僕が入れたお肉だね」
ジュン「運がいいな、薔薇水晶」
薔薇水晶「・・・・・・・普段の行いのおかげ・・・」
水銀燈「く、なんで私がシャーペンの芯を・・・」
蒼星石「次はジュン君だね」
ジュン「く、緊張するな・・・」

雪華綺晶(薔薇しーちゃんの掛けてるアレ・・・なんだろう・・・・えっと・・・暗視ゴーグル・・・?なんだろう・・・暗視ゴーグルって・・・)

薔薇水晶「・・・・・・・・ウマー」

ジュン「よし、いくぞ・・・これだ・・・!・・・ガキ!!」


蒼星石「・・・・・ガキ?」
ジュン「・・・・・・これは・・・・ゼンマイのアヒルのおもちゃだね」
雪華綺晶「あ、それ私のです」
水銀燈「・・・・・・・・・」
蒼星石「・・・・・・・・・」
ジュン「・・・・・・・・・」
薔薇水晶「・・・・・・金属は・・・食べられないよ?」
雪華綺晶「あ、えっと・・・美味しいと思って・・・・」
J&蒼&銀「ねーよ」
雪華綺晶「ご、ごめんなさい・・・」
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:31:05.81 ID:sLSkM9zX0
ジュン「ごほん・・・・・それじゃ、次は雪華綺晶だな」
雪華綺晶「はい、いただきます・・・・それでは、これを」
水銀燈「うふふ〜どんなゲテモノかしらぁ〜?」
雪華綺晶「う、うう・・・いただきます・・・はむ」
蒼星石「どうだい?」
雪華綺晶「これは・・・なにかのお肉でしょうか?」
ジュン「当たりか、良かったな」
水銀燈「ちぇ・・・なんで私ばっかり・・・」
蒼星石「なんのお肉?」
雪華綺晶「これは・・・・兎ですね」
薔薇水晶「・・・・・・・私の」
水銀燈「・・・・・・・・ね、ねえ雪華綺晶、その、お家に帰ったときラプラスいた?」
雪華綺晶「そうえいば居ませんでしたね・・・・どこに行ったのでしょうか・・・?」
薔薇水晶「ちょっと遠くに"逝く"って言ってたよ・・・・」
J&蒼&銀「・・・・・・・・・・・」

薔薇水晶「次は・・・・蒼星石」
蒼星石「僕だね・・・・・よし、いくよ!!」
水銀燈「うふふ〜ゲテモノが来るわよぉ」
ジュン「どんな感じだ?」
蒼星石「なんか・・・・重くて・・・・結構大きいね」
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:31:35.63 ID:sLSkM9zX0
雪華綺晶「なんでしょうか・・・・?」
蒼星石「よし・・・食べるよ・・・・・ぶはぁ!?」
ジュン「そ、蒼星石!?どうした!?」


蒼星石「これは・・・・・タワシ・・・だね・・・・」
水銀燈「うふふ、それ入れたの私よぉ」
蒼星石「く・・・図ったね、水銀燈」
水銀燈「更に言うとねぇ・・・・それ便所タワシ」


蒼星石「・・・・・・・・・・パタ」
ジュン「そ、蒼星石ぃぃぃぃいいい!!?」
薔薇水晶「・・・・・ダウン」
雪華綺晶「か、完全に意識がありません・・・・・」
水銀燈「うふふ・・・!私の勝ちよぉ!!」
ジュン「なんの勝負だ、なんの」
水銀燈「なんでもいいのよぉ、私は蒼星石に勝ったのよぉ、うふふ、さあ次ぎ行くわよ!!」
雪華綺晶「次は・・・一周したから・・・・また銀ちゃんですね」
水銀燈「さあ行くわよぉ!・・・・・・パク・・・・・・・バタ!」
ジュン「お、おい、何があった!!」

水銀燈「じ、自分で入れた便所スリッパ当たったわぁ・・・」
ジュン「 バ カ だ ろ 」
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:32:10.07 ID:sLSkM9zX0
薔薇水晶「・・・・・・銀ちゃんも意識不明」
ジュン「これ以上は危険だな・・・・電気つけるぞ」

ジュン「・・・・・・なにこのカオス」
薔薇水晶「ジュン・・・・・私たちがいるんだから・・・・まともな鍋を期待しちゃだめ」
ジュン「いや、最初から期待はしてない、しないけどこの・・・」
雪華綺晶「こ、この・・・・スライム・・・・見たいなのは・・・・ちょっと・・・・」
ジュン「ていうかどんな生物だよ・・・これ・・・・」
薔薇水晶「・・・・・ちょっと・・・余ってたから」
J&雪(何が余ってたんだろう・・・・)
ジュン「と、兎に角・・・・これでお開きだな・・・・ちょっと物足りないけど」
雪華綺晶「あ、それなら何か作りましょうか?」
ジュン「いいのか?頼むよ」
薔薇水晶「私も・・・・手伝う」
雪華綺晶「それじゃあなに作りましょうか・・・・ジュン君、冷蔵庫みていいですか?」
ジュン「ああ、今日買い足したばっかりだから結構あると思うぞ」
雪華綺晶「えっと・・・・これなら・・・・炒め物と・・・・」
薔薇水晶「・・・・私お味噌汁作るね」
ジュン「二人の手料理か、楽しみだな」
雪華綺晶「お料理は得意ですから、期待しててくださいね」
薔薇水晶「・・・・・これでジュンも私にぞっこん」
ジュン「ねーよ」
J&薔&雪「あははうふふ」


水銀燈「うああ・・・・スリッパが・・・スリッパが・・・」
蒼星石「く、次こそはジュン君を僕のものに・・・・うぅ!?た、たわしの後味が・・・・うええ・・・・」
終れ
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:34:24.01 ID:6s18oi8yO
シャーペンwww便所スリッパにたわしwwwwww
ていうか銀ちゃんと蒼の子カワイソスwwwwww
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:38:52.21 ID:Rd/DHgkA0
カオスすぎwwww
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:38:59.02 ID:4B7LvoGAO
せめて食べられる物を入れようよ銀ちゃんwwwwww
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:44:42.54 ID:5r8jeLI90
銀「ねえジュン、わたしのこと好きぃ?」
ジ「ああ、好きだよ」
銀「どれくらぁい?」
ジ「そうだな……小宇宙?」
銀「大きいのか小さいのかわからないわよぉ!」
ジ「あっ、水銀燈!」
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:49:44.69 ID:BRffxSAy0
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:55:36.45 ID:eAqOgsgC0
なんか急に携帯が繋がらなくなった。俺だけか?
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 22:58:35.77 ID:4B7LvoGAO
俺のは普通に繋がるぞ
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:14:37.63 ID:dgJqLnlw0
保守。最近鯖不安定?
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:17:04.47 ID:ejh7eiGF0
誰か蒼翠書いくれ。
双子に飢えてるんだ…。
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:20:02.25 ID:z03L7KWt0
巴「桜田くん、教えて欲しい事があるの」
ジ「柏葉が俺に聞くなんて珍しいな。で数学?国語?それとも英語」
巴「違うのそうじゃなくて」
ジ「じゃあ何?(まさか保健体育/////)」
巴「桜田くんってロリコンなの?」
ジ「・・・・・・・(´Д⊂グスン」

紅「ジュン!貴方は私の虜 うふふ」
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:20:08.85 ID:nLeCHcMzO
雪「私は誰…?」
J「雪華綺晶だろ、何言ってんだよ。あっ、そこ間違ってるぞ」
雪「…どこ?」
J「ほら、ここだよ。この答えは、小野妹子じゃなくlog5だよ。どう計算したら小野妹子になるんだよ」
雪「…JUMの存在が私を狂わす」
J「邪魔なら帰ろうか?」
雪「だめ、あなたなしじゃ生きていけない」
J「変な奴」

私は誰?
私は雪華綺晶…。JUM曰く
JUMとは幼なじみ…
今日は特別な日なのだけれど、彼はすっかり忘れているみたい…

雪「今日は勉強するだけ…?」
J「そうだな、終わったら映画でも見にいくか?」
雪「…Vシネマ?」
J「あ、あほっ!」
雪「じゃあ、ケロロ軍曹…」
J「そういえば、アニメ好きだったな」
雪「何で知ってるの?…ストーカーさん?」
J「なっ!幼なじみだからにきまってるだろ!」
雪「私以外にしたらだめよ、捕まっちゃうわ…」
J「だから、違ぁあああう!!」

そんなこんなで進んでいく勉強
苦手な教科をお互いに補いながら…
明日から二学期が始まるが、どうにか宿題は終わりそうだ
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:21:15.98 ID:nLeCHcMzO
雪「…やっと終わったね」
J「ああ、予想以上に早かったな」
雪「二人なら、どんな壁も越えられるね…」
J「…」
雪「?」
J「(改めて見ると可愛いよな。近すぎて気付かなかった。一緒だと落ち着くし…)」
雪「どうしたの?」
J「なんでもない」
雪「今日は何の日か知ってる?」
J「さぁ」
雪「JUMの誕生日よ…」
J「あれ、そうだっけ?」
雪「忘れちゃダメよ、自分の誕生日は…。これは…プレゼント」
JUMのほっぺにキスをする赤くなってる、可愛い

J「と、突然するなよ!」
雪「…嫌?」
J「いや、そのっ…。うれしい…」
私はJUMが好き…
ずっと一緒だったし、これからも…
雪「私は誰?」
J「だから、雪華綺晶だよ」
雪「違うよ、JUMの辛せなお嫁さん…」
J「…漢字間違ってるぞ。辛→幸だ」
雪「…台無し」
J「誰のせいだよ」
おわり
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:25:08.12 ID:0+ycG3ihO
バロスwww
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:26:23.25 ID:ejh7eiGF0
いいねぇvvvv
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:30:38.18 ID:jloxzv+c0
何か出来たら投下しますね。
蒼い子寄りになりそうだけど…
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:34:09.98 ID:ejh7eiGF0
てか俺今日初めてここ来たんだけどだいたい皆何時頃集まんの?
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:36:43.55 ID:r0hmeVNG0
>>739
どんなのがいい?
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:37:10.94 ID:6s18oi8yO
エロパロから誘導されたのかは知らないけど
現在過疎中なので常時こんなもの
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:40:12.82 ID:ejh7eiGF0
>>747
とりあえず双子が居ればそれでよし。
お任せするよ。
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:42:30.83 ID:r0hmeVNG0
過疎っつーか夜に集中してるんだけどな。
あと>>749了解
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:50:42.95 ID:tFWnTsFC0
エンカウントおおいなwww
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:51:34.55 ID:tFWnTsFC0
miss sorry::
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:52:14.25 ID:jloxzv+c0
思ったんだが多少本編と性格を変えても良いよな?
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/27(月) 23:53:31.52 ID:qhI6pCVL0
突然SS投下!

私の名前は雪華綺晶。花も恥じらう乙女真っ盛り。
今、私は双子の妹、薔薇水晶の部屋にスキーニングしている。
目的は、彼女の部屋にある閉ざされた本棚を調査することだ。
こういうと語弊が生じるかもしれないが・・・その・・・妹は・・・いわゆるオタクというものにカテゴライズされる(らしい)。
私はちょくちょく彼女から漫画や小説を借りることが多い。
彼女のセレクトする本には間違いがない。いつも私は感心させられる。
どうやって壁一面、天井まで届く膨大な本棚からこれだ!という本を選ぶことができるのだろうか・・・・・・。
この疑問はいずれ解決するとして、今は目の前にある本棚に集中しよう。
 「ふむ・・・かなり高度な電子錠がかかっているな。普通ならかなり厄介なものだが、私にはコレがある!!」
そういって懐から取り出したのは、ちょっと口では説明できないものだった。
強いて言うなら間違いなく犯罪に直結するものであると言っておこう。
 「チビッ子はマネすんなよ・・・・・・っと・・・開いた」
思わず口元から笑みが零れる。僅かながらにも達成感はあるのだ。
そして私は観音開きの本棚に手を掛け、一気に開けた。 
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:09:48.67 ID:q1foOmB70
つづきは・・・!?
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:11:37.36 ID:q8q+6tJGO
バチーンツ!
J「なっ、何するんだよ!突然ビンタだなんて」
真「制裁なのだわ。JUM、あなたは七つの大罪を犯した」
J「七つの大罪?」
真「@紅茶を定刻に持ってこなかった
  A紅茶が3℃ぬるかった
  Bミルクが薄かった
  Cミルクが冷たかった
  Dお茶菓子が付いていなかった
  Eお茶の葉が安っぽかった
  Fそして、楽しいティータイムを準備せよ、という私の命令を完遂できなかった
あなたはこの七つの大罪を犯した、だからビンタの刑なのだわ。」
J「……」
真「ちょ、ちょっと、手足を縛って何するつもり!離しなさい!あっ、だめっ。そこは猫の溜り場!あっ、あぁっ!くぁw背drftgyふじこlp;@:……」

保守
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:13:08.45 ID:355h5ZbS0
>>754
本棚を開けた私の目に飛び込んできたのは、何かの冊子みたいなものが整然と陳列している様だった。
 「何だこれは・・・本にしては妙に薄くないか?」
変に思った私は、その中の一冊を適用に取り出してみた。
 「むぅ・・・やっぱり漫画なのか。しかし、この表紙は・・・・・・」
私が取った漫画の表紙には何故か半裸で吐血などしている男たちが抱き合っているものだった。
 「これは・・・一体?」
何かえも言えぬ寒気を背筋に感じながら、その本を読んでみることにした。
表紙をめくり1ページ、2ページ、3ページ・・・・・・と読み進んでいく。
そして最後まで読み終わり、そっとその本を元あった所に戻した。
本棚を閉じ、用意していたスペアの電子錠(外した時に壊れたため)を掛け、私が入る元の状態に戻すことに成功した。
 「・・・・・・ワタシハナニモミナカッタ・・・キョウノコトハワスレヨウ・・・」
 「・・・・・・・お姉ちゃん?」ビクっ!!!
 「ば、薔薇水晶・・・これは、これは違うのよ?」
 「何で私の秘密の本棚の前にいるのかな、かな?」
 「あのそのあのそのこれには訳が・・・」
 「言い訳なんて聞きたくないよ・・・・・・お姉ちゃん・・・オシオキ、だね♪」
 「ヒッ!」
 「今夜はゆっくり寝れると思わないでね・・・・・・ウフフ♪」
 「ゆ、許してーーーーーーー!」

・・・・・・私が今回のことで得た教訓は一つ!
人の秘密を暴こうとする輩はそれ相応の報いをうける!!
というわけで今日はここまでだ。
「雪華綺晶のスパイ大作戦」次回があるかわからんが、まあ楽しみに。
シーユーネクスト!バイバイ・・・・・・
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:20:48.10 ID:q1foOmB70
ばらすぃコワス
ラストでもわらかしてもらったwwww
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:22:33.95 ID:VmgM5fNU0
薔薇水晶…恐ろしい子…!
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:27:37.73 ID:BHM5SWvL0
薔薇水晶がいい感じwwww

後ちょっとでローゼン再放送だ。
今日で最終話…。
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:30:19.53 ID:q1foOmB70
よし二期みる保守
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:45:22.02 ID:GVnR4ImR0
俺も二期みたい保守
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 00:50:47.94 ID:Wmc5YrLqO
>>734
B.B.Jokerネタ?
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:01:55.00 ID:BHM5SWvL0
見終わった…。

蒼星石と雛苺も復活させてくれよ(つД`)
特別編での復活って期待できんのかな?

765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:04:11.07 ID:lYzZ+jXc0
>>764
特別編はこのスレをアニメして欲しいと思ってるのは俺だけだろうか
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:05:40.05 ID:Cpdmn+We0
>>764
巴「ねージュン君。私の事どの位好きー?」
ジ「んー、そうだなぁ…」

極寒の冬、山の奥深くに捨てられた母犬と子犬
エサとなる物は何もなく餓死寸前だ…

そんな時、不運にもイノシシ用のワナに掛かってしまう母犬
子犬は只々、衰弱していく母犬を悲しげに鼻を鳴らして見続ける…
やがて子犬は息絶えた母犬の腹部を……………

ジ「そんな惨劇を平気で作り出してしまう
  身勝手で無情なる人間どもの罪の重さ位…かな」
巴「そ、そんな重すぎる愛、私には耐えられないよ!」ダッ
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:06:49.95 ID:BHM5SWvL0
>>765
安心しろ。君だけじゃない、俺もだ。
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:08:26.83 ID:GVnR4ImR0
>>766
ちょwwwwww
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:09:54.12 ID:BHM5SWvL0
トゥモエ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:12:50.42 ID:Cpdmn+We0
ああ、安価間違ってやがるぜ。死のう。

真「ジュン、紅茶を淹れて頂戴。ちゃんと水から沸かしたお湯で…」
ジ「あーもー、毎回注文が多すぎるっつーの。いいかげん自分で淹れられるようになれ」
真「失礼ね、紅茶くらいわたしだって淹れられるわ」
ジ「じゃあやれよー」
真「あら、主人が下僕の仕事をとるわけにはいかないのだわ」
ジ「ああ言えばこう言う……、うう、真紅ちゃんってば小さい頃はあんなに素直だったのに」
真「なっ!? だっ、誰がひねくれ三枚刃標準装備のぐうたらお嬢様よっ!」
ジ「そこまで言ってないんだけどなぁ」
真「と、とにかく、わたしの紅茶を淹れるのはあなたの仕事」
ジ「はいはい」
真「はい、は一回」
ジ「あいてっ」
真(……本当は、あなたの淹れる紅茶しか、飲まないのよ)

オチない
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:15:18.87 ID:czS1g0eK0
>>770
巴「私のジュン君を”じーんーぐーゆるざーなーい”」
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:24:02.48 ID:Wmc5YrLqO
>>766
またまたB.B.ネタきたこれw
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:27:19.47 ID:BHM5SWvL0
巴:「桜田君、良かったら今日一緒に帰らない?」
J:「ゴメン。今日は真紅と帰る約束してるんだ。また今度な(ダッ」
巴:「え…(ちょっちょっとせっかく私が誘ってるのに!」
べ:「あれ?柏木じゃねぇか。一緒に帰ろうぜ」
巴:「………」
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:31:08.52 ID:Cpdmn+We0
雛「うゆ、遊ぶのー」
真「特に異論はないわ」
翠「変な遊びは御免ですぅ」
蒼「まぁまぁ姉さん」
水「で、何をするのかしら」
雛「えっとね、このロープを持って、みんなで輪を作るの」
翠「こう、ですかぁ?」
雛「うん! あとはぁ、あ、ジュン、こっち来てー!」
ジ「ん、何やってんだ?」
雛「この輪の中に入ってほしいのー」
ジ「こうか?」
雛「それでジュン、しゃがんで」
ジ「あ、ああ」
真「……」
蒼「……」
水「……」
翠「……」
雛「〜♪」
ジ「……で、これはなんなんだ?」
雛「えっとね、『絶望』っていう遊びでね。輪の中の人間の未来を絶望する遊びなの!」
ジ「ちょwwwwおまwwww」
雛「巴が教えてくれたのー」

巴「。。。ククク」
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:33:01.86 ID:eJP846/M0
トゥモエwwwwwwwwwwwww
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:35:44.56 ID:itb5/4m60
>>774
黒巴wwww

てか、今日は巴分が多めに思えて潤ってる俺
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:57:30.03 ID:WIjBUHNf0
>>774
黒巴光臨wwww

さて、前スレ>>587>>867の蒼い子受難モノの結末編を投下するよ。
例のごとく微エロ要素ありなのでダメな人はスルーヨロシク。

前スレ>>876
あらすじ

夕暮れの通勤電車――
そこには様々な思惑が渦巻いております。
これほどまでに混沌がつめこまれたものがどこにあるのでしょう?

蒼星石と水銀燈もそんな混沌の中で家路を急いでおりました。
ただ、混沌の中である以上何が起こるかなんて分かりません。
現に水銀燈は常識では考えられないことを行ってしまいます。

やった本人は普通の行動。。でも世間から見ると非道な行為。
やった本人はスキンシップのつもり。でもやられた本人は深い傷を負いました。

仲がよかった二人の間に亀裂が徐々に入っていきます……。
そしてそんな行動をとった蒼星石には本当の災いが……。

ちなみに、痴漢は犯罪です。欲望に駆られると大変なことになりますよ……。
(ラプラス談)
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:58:22.26 ID:WIjBUHNf0
>>777
 ――はぁはぁはぁ……!!
 背後から男の荒い息遣いが聞こえる。
 まるで獲物を目の前にした猛獣のようだった。

 い、いや……もう、いや……。
 男から逃げるなんて気力はなかった。
 ただ、その場で震えて男のなすがままにされるだけ。

 目頭が熱くなる。
 そして、頬を熱いものが静かにつたっていく。
 涙を流すことだけ……それが僕に出来る精一杯の抵抗だった。

 あと3センチ……2センチ……1センチ……!!
 男の手はじわりじわりと胸へと迫っていく。
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 01:59:21.09 ID:WIjBUHNf0
>>778
 …………え!?

 僕は思わず唖然としてしまった。

 今まで僕の体をはいずりまわっていた男の手が……視界から消えていた。
 あの嫌な感触もなくなっている。

「あんた、なんだよ!!いきなり何するんだよ!!」
 背後から男の叫び声。
 思わず後ろを振り返ると――
 そこには20代前半の学生風の男が横にいた人物に腕を掴まれてうろたえている。
 腕を掴み上げている人物の顔を目の当たりにした時……

 ――あ……。

「ちょっとぉ、今やってたことに心当たりがないなんて言わせないわぁ。ちゃぁんと見てたのだからねぇ!!」

 そこには――水銀燈が鬼のような形相で睨みつけ、男の左腕を真上につるし上げていた――!!
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:00:18.81 ID:WIjBUHNf0
>>779
『――まもなく戸塚に到着いたします。お出口は右側でございます。横須賀線、地下鉄線はお乗換えでございます。
 戸塚の次は大船に停まります――』
 車内アナウンスとともに電車が停まり、ドアが開きだす。

「くそっ!」
 男は水銀燈に腕を掴まれたまま、ドアからホームへと人ごみを無理矢理掻き分けながら駆け出す。  
「逃がさないわぁ!」
 水銀燈も時折足をもたつかせながらも腕を放すまいと必死になっていた。
 それでも男はなりふり構わずホームの階段へと全速力で駆け出しそうとする。
「しつけぇ女だな!おらぁ!」
 男は掴まれた手を彼女ごと思い切り振り回す。
 そのはずみで水銀灯の手は男から放れて――そのまま近くにあったホームの支柱に全身を打ちつけた。
「……うぅ……待ちなさぁい……」
 だが、彼女は痛さのあまりその場にうずくまりながらも男の方へ手を伸ばして、なおも追いかけようとする。
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:00:58.89 ID:WIjBUHNf0
>>780
「水銀燈!」
 僕は我に帰ると、閉まりかかっていたドアからホームへと駆け出すと、彼女の元へと駆け出す。
「……蒼星石……貴女ぁ……大丈夫なのぉ……?」
 水銀灯は僕の方を見て、うめき声を上げながらも手を伸ばす――男の逃げ出した方向へと。
「水銀燈こそ、大丈夫かい!」
「わ、私は……大丈夫……。は、早くしないとあいつに逃げられちゃう……」
 彼女はふらふらになりながらも何とか立ち上がって、男を追おうとする。
 だが、頭も打ち付けてしまったらしく、足元がふらついていた。
 その間にも男は改札口への階段を駆け上がって姿を消そうとしていた――。

「もう、いいよ!!」
「……ちょ……蒼星石ぃ……」
 頭を手でさすりながら目を大きく見開いて僕を驚きの表情で見る水銀燈。
「僕は……水銀燈が……助けてくれただけでも十分なんだよ……」

 僕は水銀燈に抱きつき――泣き出した。
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:01:38.80 ID:WIjBUHNf0
>>781
「……あの時本当に怖かった……水銀燈がいなかったら……僕は……僕はぁ……」
 最後の方は声にならなかった。
 ひたすら水銀灯の胸の中で泣きじゃくった。
 今まで押しとどめられていた感情が一気にふきだして――泣いた。ひたすら泣いた。
「……ごめんねぇ……思わず付いて来ちゃったけどぉ……私ももっと早くに気付いてたらぁ……
 さっき、あんな事したばかりだからぁ……ごめんねぇ……」
 
 ――水銀灯が謝る必要なんてない。
 あんな事なんかもはやどうでもよかった。
 今は……彼女があの状況から救い出してくれたのが嬉しかった。
 さっき、彼女と縁を切ろうとした僕が馬鹿だったと心の底から思った。
 そんなことをしなければ、僕も水銀灯もこんな目には遭わずに済んだのだから――!!
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:02:19.74 ID:WIjBUHNf0
>>782
「おらぁ、何するんだてめぇら!!俺が何したってんだよ!!」
 階段のほうから先程の男の叫び声が聞こえた。
 涙を拭きながら階段のほうに目をやると、逃げ出したと思った痴漢が数人の男に組み伏せられていた。
 いつしかその周辺には人ごみが出来ている。
 僕も水銀灯もゆっくりとその方へと近づいていく。

「ほっほっほっ。あなたが先程したことは全て見ていましたよ。覚えがないとは言わせませんよ」
「てめぇら、一体何なんだよ!!」
「身のほど知らずですねぇ。私どもは神奈川県警の者です。観念しなさい。
 とにかく現行犯ということで、ドドリアさん、こいつを駅前の交番へ連れて行って差し上げなさい」
「かしこまりました!! おら、来い!」
 痴漢は私服警官に両腕を掴まれながら連行されていった。
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:03:00.34 ID:WIjBUHNf0
>>783
 その後、僕たちは警察の人に交番へ連れて行かれ、事情聴取を受けた。
 もちろん、被害届も出した。
 男は痴漢に傷害の現行犯で刑務所行きは確実だということだ。

 警察から解放されたときにはすでに10時を廻っていた。
「すっかり遅くなっちゃったわねぇ」
「そうだね……」
 僕はそうつぶやきながら空を見上げた。
 駅前のビルの明かりがまぶしかったものの、僅かながら夜空の星が見える。
「……もう……大丈夫なのぉ……」
 水銀燈が恐る恐る尋ねてくる。
 事情聴取の前に病院に行った彼女だが、怪我自体は大したことないとのことだった。
 何はともあれ本当によかった。
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:03:41.63 ID:WIjBUHNf0
>>784
「水銀燈……」
「なぁに?」
「本当に……さっきはありがとう……」
 僕は俯きながら言った。
「なぁに言ってるのよぉ。親友があんな目にあってるんだから助けるのが当然じゃなぁい?」

 親友――。
 つい先程までそんな彼女と縁を切ろうとした僕。
 でも、彼女はずっと親友だと思ってくれている――。
 これまでもいろいろと世話を焼いてくれた彼女。
 そして、身を挺して痴漢から助けてくれた彼女――。

 そう思うと、僕自身が情けなくて仕方がなかった。
 そんな彼女の思いも知らず、縁を切ろうとしていた僕自身に対して――。
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:04:29.75 ID:WIjBUHNf0
>>785
「嬉しかったよ。本当に嬉しかったよ。あの時君が来てくれるなんて思いもしてなかったんだ」
「まあ、さっきあんな事やってしまった私も私だからぁ……今日はそっとしておこうと思ったのだけどぉ……ほっとけないのよねぇ。
 思わず貴女が乗った電車に飛び乗ってもっと貴女に謝ろうと思ってたのよねぇ……。
 そしたら、貴女がとんでもない状態になってたからぁ……。
 私もあんな非常識なコトして本当に悪かったわぁ。本当にごめんねさい」
「ううん、謝るのは僕の方だよ。あんなことでムキになって絶交しようとしていたのだから……。本当に情けないよ……」

 ほんのちょっとの沈黙を挟んで水銀燈が口を開く。

「じゃあ……これからも親友同士でいましょぉ」
「そうだね。改めてこれからもよろしくね」
 僕はそんな彼女に笑顔で返す。
「でも、あんな非常識なことはもう勘弁してよ。さすがにトラウマになっちゃったから」
「そうね。気をつけるわぁ」
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:05:08.86 ID:WIjBUHNf0
>>786
 かけがえのない親友。
 この絆は絶対に切ってはいけない。いや、切れるものじゃない。
 そして、これからも彼女を大事にしていこう……。
 僕はそう心に強く思い、ゆっくりと駅に向かった。

「そういえば、絶対にめぐが心配してる……って、10回も着信が入ってるじゃなぁい!
 今夜は本気で説教されるわぁ」
「僕も翠星石に『また、遅くまで何やってたですか』なんて泣きつかれちゃうよ」
 あははと僕たちは笑いあった。
 こんなほのぼのとした光景がいつまでも続くようにと心から思った。

                            ―Fin―
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:06:04.21 ID:WIjBUHNf0
>>787
これにて蒼い子受難モノは終了です。
長くなった上に、時間が掛かってしまってスマヌ。
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:06:42.22 ID:eJP846/M0
GJ 銀×蒼い子の友情もいいですねえ……
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:08:56.97 ID:VmgM5fNU0
ちかんは いけないと おもいます!

(…でも怯える蒼の子も可愛いよな)
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:10:56.34 ID:+o/51a990
わかるわかるww絵描いてると翠の子が蒼い子泣かしてる絵に高確率でなってしまう
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:34:52.15 ID:czS1g0eK0
最近、巴はジュンと仲が良い。知らない人が見たら恋人同士と思うほどである。
だが、それを良く思わない人たちが、、、
体育館裏
水「最近、ジュンと仲が良いようねぇ♪」
紅「まったく、人の下僕に勝手に手お出すなんて許されないのだわ」
翠「ジュンと勝手に仲良くするなです」
蒼「ちょっと皆、やめなよ」
雛「うゆー」金「怖いかしら〜」
巴「言いたい事はそれだけ?なら私帰る」
水「ちょっと待ちなさい、」
水銀燈が巴の肩にふれ瞬間、シャキン!
巴「次は無いから」
巴の刀が水銀燈の首筋に。
巴以外のそこにいた全員が硬直していた。
巴は皆を置いてその場を去った。

続く
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 02:35:30.65 ID:czS1g0eK0
>>792
水「くっ、動けなかったぁ」
紅「まったく動きが見えないのだわ」
蒼「僕にもあの太刀筋は見切れなかった」
翠「蒼星石が!!」
金「怖いかしら〜」

雛「もっと凄いのは巴の太刀筋は水銀燈のブラだけを一刀両断にしている事なの」
紅・蒼・翠・金「えーーーー」
水「いゃーん♪」


薔「巴!何て」
雪「恐ろしい子!!」

一方
巴「きゃっ」
ジ「よっと、大丈夫か巴」
巴「有難う////(ふっ作戦通りね)」
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 03:08:35.16 ID:Wmc5YrLqO
保守
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 03:31:38.78 ID:c9XdUXxh0
保守
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 04:11:21.92 ID:k8ZF6dEFO
ほあーっ
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 04:31:42.41 ID:QxBC4a9L0
保守
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 04:49:54.03 ID:kp7MMpsVO
補守
799515:2006/03/28(火) 04:57:29.21 ID:vXCyZU1f0
誰もいないうちに、予告した物投下。


東の果てにある、大きな島国。
いくつもの都市や、村があり、高い文明を誇っている。
その中で、まだ都市に比較的遠い場所に存在する、石造りの塀で囲まれた、木造の家が多い村。
山の上の方にあり、下っていけば、川がある。
稲作や畑作、牧畜もしている大きな村。
武芸を磨くための、闘技場などもある。
そんな村で今日も、騒がしい朝がやってくる。

800515:2006/03/28(火) 04:58:02.63 ID:vXCyZU1f0
???「・・・ン君、起きてジュン君、起きなさい。」
誰かの声が聞こえる。
???「早く起きて、もう朝よ。」
ジ「んん、まだ眠いよ・・・。」
???「今日は刈り入れの日よ。今日は天気があんまり良くないから、早くしないと
 雨、降ってきちゃうでしょ。」
 そういえばそうだったな・・・。 
ジ「わかったよ・・・のり・・・。」
 ジュンと呼ばれた人間は、ゆっくりと起きた。
の「じゃあ、朝食は作っておいてあるから、早く来てね。」
ジ「ああ、分かった。」
 のりと呼ばれた人間は、外へ出て行った。
ジ「今日も、来るのかな・・・。」
 ジュンは、ゆっくりと起き上がり、1階へと向かう。
ジ「出来れば・・・来てほしくないな・・・。」
朝食が置いてあるテーブルへと古い階段を下り、ゆっくりと進みながら、そうつぶやく。
ジ「はあ、またか・・・。」
 木造のテーブルの上にあるのは、貧相な食事。
ジ「時期が時期だから、仕方ないか・・・。」
 刈り入れ前になると、毎朝このような食事が出てくる。
ジ「いただきます。」
『もぐもぐ、・・・・・』
ジュンは黙々と朝食を食べていく。
801515:2006/03/28(火) 04:59:22.72 ID:vXCyZU1f0
ジ「ごちそうさま。」
 食器を流し台へと運び、仕事をするために、もう一度2階へ上がる。
 作業服をしっかりと着込んだあと、洗面所で歯を磨く。
ジ「いつものことだが、めんどくさい・・・。」
 そうぼやきながらも、淡々と歯磨きを済せる。
 『ガラガラ、ペッ。ガラガラ、ペッ。』
ジ「ふう、よし。」
 顔を洗い、玄関へと向かう。
玄関に用意してある厚手の革靴を履いて、外に向かう。
『ガラッ、ガラガラガラ・・・ガラガラガラパタン。』
ジ「う〜ん・・・。」
背伸びをしつつ、外の空気を堪能したあと、用具庫へと向かう。
『がたっ、ガタタッ、』
ジ「つ、重いなこの・・・。」
 なかなか開かない引き戸を、力任せに精一杯引く
『ガラ、ガガガガッガ、ガタ。』
 扉はゆっくりと開いて、人一人通ることが出来るくらいの、隙間を空けることが出来た。
ジ「ふう、やっとか。」
 中に入り、自分愛用の鎌を手に取ると、水田へと向かう。
の「あっ、ジュンく〜ん、こっちこっち〜。」
 ジュンに気づいたのりが、手招きをする。
 ジュンは駆け足でのりの元へと向かう。
ジ「じゃあ、初めるか。」
の「うん。そうね。」

 
802801:2006/03/28(火) 04:59:54.23 ID:vXCyZU1f0
 稲刈りは、二人の健闘あってか、3時ぐらいには終わっていた。
ジ「今日はもうすることないよな?」
の「うん。今日はもうおしまい。」
 のりは笑顔で答える。
ジ「じゃあもう今日は寝る。」
 そう言って、ジュンが2階の寝室へ向かおうとしたところ、
の「あ!そうそう、真紅ちゃんから手紙、預かってるわよ?」
 真紅とは、昔、よく遊んだ仲だ。向こうの都合で、都市に引っ越してしまったが。
 今でもお互いに、相手のことが心配なのである。
ジ「そうか、サンキュ。」
 素っ気無い答えを返してはいるものの、内心大喜びだった。
 手紙を受け取り、2階へ向かおうとするジュンに、のりはいつもの言葉を掛ける。
の「おやすみ、ジュン君。」
ジ「ああ、おやすみ。」
 着替えを済ませたジュンは、ドキドキしながら、手紙を開封する。
『カサッ、カササ。』
ジ「何々・・・。」
 ジュンは手紙を読み始めた。
803802:2006/03/28(火) 05:00:33.52 ID:vXCyZU1f0
==ジュンへ===========================
お元気ですか?
しばらく手紙が出せなくなって、ごめんなさい。
こっちは毎日騒がしくて、落ち着くことも出来ない日々を送っています。
そちらはそろそろ刈り入れの時期ですね。
私も、そろそろ休暇の時期に入れそうです。
休暇が取れたら、そちらに遊びに行きますので、どうかよろしくお願いね。
おいしい紅茶の葉を持っていこうと思うの。楽しみに待ってなさい。

短くてごめんなさい。

=================================

ジ「フフ・・・」
 ジュンはなぜか笑っていた。真紅の顔を思い出しながら。
ジ「あいつらしいな、この不器用な文章の書き方。」
 真紅からの手紙を机の引き出しに大事にしまい、ベッドに向かおうとしたその時だった。
村人「徴収兵が来たぞー!!!!」
 村人の声が聞こえた。
ジ「何だって!」
 ジュンはすぐに屋根裏に上り、一本の鞘に収められた両刃剣を持ち出してきた。
ジ「もうきたのか!?いつもより早い!」 
804802:2006/03/28(火) 05:00:54.19 ID:vXCyZU1f0
徴収兵とは、国直属の兵士で、昔は治安を維持するためにあったのだが、国王が変わり、今はただ略奪を繰り返す、政府の忠犬と成り果てた兵士達の事である。
現国王は、ただ略奪をするだけではつまらないとの身勝手な理由で、民衆にも抵抗を許可している。
要するに、小さな戦争が、ほぼ半年に一度、全国規模で起こるのである。
しかし、抵抗できる村はそうない。ほとんどの村は、ただ奪われていくのを見るだけだった。
そんな中で、ジュンの住んでいる村は、抵抗できる数少ない村だった。
しかし、徴収の日は不定期であるため、いつ徴収兵が来るかが分からない。
奇襲を受けて滅んだ村なんてたくさんある。
ジュンやのり、全国の民衆がそんな毎日を送っている。

ジ「くそっ、前のようにはさせるか!」
 半年前、ジュンは友人、笹塚と梅岡を失ったばかりである。
の「ジュン君!」
 のりか真剣な顔でジュンに呼びかける。
ジ「分かってる!早く!」
の「それっ!」
 のりがジュンに向かって投げた物は、身を守る最低限の防具と、一枚のコート、拳銃。
ジ「ああ!サンキュ!」
 ジュンは全国で、100人ほどしかいない、=エース=の称号を持つ、撃墜王だった。
 徴収兵を殺さない事でも有名な一人だ。俗に、<不殺王>とも呼ばれている。
805802:2006/03/28(火) 05:01:13.10 ID:vXCyZU1f0
ジ「急がないと!」
 作業用とはまた違う革のブーツを履き、外へ飛び出す。
 南東に、火の手が見える。
ジュンは全速力で走った。着いてみれば、倒れた兵士や、戦っている村人がいた。
倒れている者のうち、数人はまだ息があるらしく、女性が怪我の治療に当たっている。
兵士「=エース=、ジュン!今日こそ貰ったー!」
 横からいきなり兵士が現れてきた。
ジ「!!!!」
 ジュンの首を狙って横に振られた剣は空を切っていた。
兵士「はれ?」
『ドゴッ』
兵士「ぐおぅ!」
 ジュンのしゃがみ避けからのアッパーを食らった兵士は上向きにとんだあと、ドサッと音を立てて地面に落ちた。
 ジュンは1人、2人と次々に返り討ちにしていく。
兵士「くっ、こいつ・・・!」
 徴収兵たちの士気が大分下がった頃、ジュンは大きな殺気を感じた。
806802:2006/03/28(火) 05:01:44.82 ID:vXCyZU1f0
ジ「誰だ、そこにいるのは。」
 ジュンはあくまでも冷静に尋ねる。
?「クックックッ、さすがだな。」
ジ「おまえは?」
 森の茂みから、ゆっくりと姿を現す。
?「俺はベジータ。貴様を殺しにきた。」
ジ「!!!!!」
 ベジータという男は宙に浮いていた。
ベ「なんだ。気術も知らんのか?とんだ田舎もんだな。」
 ジュンは身構える。
ベ「あばよ、ジュン君。」
 ベジータは動き出した。それと同時にジュンは、腰から拳銃を抜き、ベジータに向けて五連発、発砲した。
 『ドドドドド!!!・・・ドスッ!』
ジ「!!!!! そ、んな・・・一体、どうや、って・・・」
 ジュンの目の前には、ジュンの腹を短剣で刺しているベジータが立っていた。
ベ「お安い御用さ・・・。アディオス!」
 『ドッ!!』
ジ「カハッ!」
 ベジータの掌蹄を胸に食らったジュンは、山の斜面に落ちていった。
ジ(僕が、僕が皆守ると!この国を変えようと!誓ったのに・・・!ごめん、笹塚、梅岡・・・真紅)
 ジュンの意識は闇に落ちていった・・・。
807806:2006/03/28(火) 05:06:50.21 ID:vXCyZU1f0
これは>>506でとりあえず予告したものです。
アンかミスりまわしごめん。
とりあえず最初のほうだけ書きました。
長編書いてみて、
めちゃくちゃしんどいねコレ。八犬伝かいてる人とかマジで尊敬します。
808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 05:19:00.15 ID:MWOmkFyEO
>>807
雰囲気が好き。wktkしながら続き待ってます。
ベジータツヨスwww
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 05:31:39.56 ID:ORo3WnUs0
>>807
いやはや、これは結構、面白いですよ。
凄くテンポが良いし、設定もイイ感じです。
ホントに、続きが気になってしまいますね
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 05:46:49.44 ID:LLJUU585O
>>807乙。そしてガンガレ。
神曲とかベジータが活躍するバトル物を書いてみたいけど文で表すのって難しいなあ(´・ω・`)
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:06:12.38 ID:E8nLW8qP0
真紅の成分解析結果 :

真紅の91%は知識で出来ています。
真紅の9%は花崗岩で出来ています。
812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:06:39.72 ID:E8nLW8qP0
ベジータの成分解析結果 :

ベジータの39%は果物で出来ています。
ベジータの32%は勇気で出来ています。
ベジータの23%は媚びで出来ています。
ベジータの6%は野望で出来ています。
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:07:05.28 ID:E8nLW8qP0
水銀燈の成分解析結果 :

水銀燈の79%は保存料で出来ています。
水銀燈の8%は毒電波で出来ています。
水銀燈の6%はスライムで出来ています。
水銀燈の4%は真空で出来ています。
水銀燈の2%は株で出来ています。
水銀燈の1%は信念で出来ています。
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:07:42.47 ID:E8nLW8qP0
薔薇水晶の成分解析結果 :

薔薇水晶の43%は鉛で出来ています。
薔薇水晶の40%は税金で出来ています。
薔薇水晶の6%は蛇の抜け殻で出来ています。
薔薇水晶の5%は祝福で出来ています。
薔薇水晶の3%はカテキンで出来ています。
薔薇水晶の2%は電波で出来ています。
薔薇水晶の1%はむなしさで出来ています。
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:08:59.76 ID:E8nLW8qP0
保守のつもりだった
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:12:03.42 ID:vXCyZU1f0
>>808
>>809
>>810
レスサンクス!頑張ります。

>>815
朝から吹いた。
817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:23:44.43 ID:E8nLW8qP0
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 06:51:05.94 ID:vXCyZU1f0
>>817
なんだコレwww
友達とキャラの名前入れまくったwww
そして吹きまくりましたwww
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:07:08.35 ID:eJP846/M0
>>817 wwwwwwwwwww
蒼星石の成分解析結果 :

蒼星石の62%は理論で出来ています。
蒼星石の13%は利益で出来ています。
蒼星石の11%は厳しさで出来ています。
蒼星石の6%は度胸で出来ています。
蒼星石の4%は運で出来ています。
蒼星石の3%は魔法で出来ています。
蒼星石の1%は乙女心で出来ています。

そうだったのかwwwww
保守!
820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:13:44.12 ID:uVV+anTkO
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:18:00.36 ID:MWOmkFyEO
保守なのだわ
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:19:13.33 ID:Rmtt7Lb8O
俺達のローゼンスレが馬鹿にされてるお(#^ω^ )
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142382245/l50


601 :名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 12:32:44 ID:GRXvNxj/
ロックバンド→人いない
女の子スレ→同上、更に言うともっといない
教師→職人の馴れ合いが激しい、オリキャラ臭が激しくて入りずらい

教師行けばいイインジャネ?

625 :名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:02:07 ID:oED0QpEk
教師スレ覗いて来たけど本当にキモいな
クオリティも低いし職人の馴れ合いも激しくしオリキャラばっかで衰える


そして女の子スレの過疎っぷりにワラタ


バンドスレは見ても、ふーんって感じだった
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:21:20.36 ID:kHn2SBak0
薔薇水晶「うふふ・・・・ジュン・・・・まだ自分の立場が分かってないようね・・・?」
ジュン「ば、ばら・・・・ああ!?」
薔薇水晶「女王様・・・でしょ・・・?そんないけない子にはお仕置きよ」
ジュン「う、ああ・・・・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「止めろ!!」
雪華綺晶「・・・・」
            。O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュン「止めろ!!それ以上雪華綺晶に手を出したら・・・!」
雪華綺晶「ジュン君・・・・!」
ベジータ「へ、ナイト気取りか?ぶっ潰してやる!!」
ジュン「甘い!」
ベジータ「ひでぶ!?」
雪華綺晶「ジュン君!!」
ジュン「もう大丈夫だ・・・・ごめん、危険な目にあわせて」
雪華綺晶「いいえ・・・きっときてくれるって信じてました・・・」
ジュン「もう絶対に離さない」
雪華綺晶「・・・・絶対に・・・離」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
雪華綺晶「れません・・・・というお話でした」
ジュン「 ど れ が 現 実 だ 」
薔薇水晶「全部現実で起こすので無問題・・・」
雪華綺晶「と言う訳で実行です」
ジュン「な、何する貴様等ー!」
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:29:47.50 ID:TQ0Dwl66O
>>823
もうなにがなんだかwwwwww
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:52:54.94 ID:kHn2SBak0
保守
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:53:38.65 ID:TQ0Dwl66O
JUM「なあ」
薔薇「なに?」
JUM「知ってるか?引力ってどんなものにでもあるんだぞ」
薔薇「どういうこと?」
JUM「引力って聞くとさ、地球とか月が思い浮かぶだろ?」
薔薇「うん」
JUM「そういうものだけじゃなく鉛筆みたいな小さなものにも物を引き付ける力があるってことだよ。勿論僕や薔薇水晶にもある」
薔薇「ふーん」
JUM「まあ地球なんかの引力にくらべるとものすごく小さなもんだから全然わからないんだけどな」
薔薇「・・・」
JUM「・・・(っ!!まずい!!来るっ!!)」
薔薇「おっとっとJUMの引力が・・・」
ササッ
薔薇「!!」
JUM「ふふ、そう何度も思い通りにはいかないぞ」

薔薇「腕をあげたなJUMよ!!だが次も同じようにうまくいくと思うな!!」
JUM「・・・」
薔薇「・・・くやしくなんかないもん」
JUM「・・・すまん」

保守
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 07:58:22.66 ID:kHn2SBak0
ktkrwwwwwwww
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 08:13:39.76 ID:ho4vya960
保守
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 08:26:06.70 ID:TQ0Dwl66O
もしも真紅が巨乳だったら

真紅「あら水銀燈。その胸はなんなのだわ?」
水銀「なによぉ!!胸の大きさなんて大した問題じゃないわぁ!!どうせ真紅なんか胸ばかり栄養がいって頭はパーなくせにぃ!!」
真紅「浅はかね。胸は女性らしさの象徴なのだわ。腹無し胸無しって・・・あなた本当にジャンクね」
水銀「っ!!お、おぼえてらっしゃあい!!」
真紅「・・・行ってしまったのだわ」
雛苺「とっても惨めなのー」
真紅「まったくなのだわ。・・・さあお茶にしましょう」

保守
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 08:27:47.90 ID:kHn2SBak0
そして夢から(ry
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 08:34:08.53 ID:T4uj+M2e0
>>788
すごい面白かった
結構前からあいたから続きまだかなーとそわそわしてました
二人が仲直りしてこれからもうまくやってけそうで何よりです
お疲れ様でした
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 08:49:12.75 ID:kp7MMpsVO
保守
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/28(火) 08:54:25.37 ID:hIe9hVyo0
保守


やっとPC\(^o^)/直た
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 08:56:33.65 ID:TQ0Dwl66O
真紅「・・・うっ・・・胸!!・・・夢なのだわ・・・」

真紅「なんて情けない夢を・・・我ながら情けなくなるのだわ・・・」






水銀「真紅ぅおはよぉ」
真紅「水銀燈・・・おはようなのだわ」
水銀「なによぉ、朝から辛気くさいわねぇ。俯いてたら無い胸がますます平らに見えるわよぉ?」
真紅「っ!!・・・うっ・・・」
水銀「ちょっとぉ、なにも泣くことないじゃなぁい。胸の大きさなんて大した問題じゃないわぁ」
真紅(・・・夢のなかと同じセリフなのにこの屈辱感はなんなのだわ)

保守
835以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 08:58:25.62 ID:hIe9hVyo0
>>834
真紅…(´・ω・`)
836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:00:19.30 ID:3FQqTkrk0
朝一で保守シリーズを見てると心和む自分がいますwww
そんな感想ほしゅー

>>834…………(つ´Д`)
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:10:58.04 ID:hIe9hVyo0
保守
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:12:50.10 ID:kHn2SBak0
>>833
おめ

>>834
ちょwww真紅ごめんwww俺がそして夢から(ryとかいったからwwww
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:22:26.29 ID:TQ0Dwl66O
双子が子供のころの話
蒼「お姉ちゃんなにかお話してー」
翠「いいですよ。今日は烏女の話をしてやるです。イーッヒッヒッヒッ」

昔々、あるところに背中から黒い羽がはえた女の子がおりました。
その子は村人たちからは
「化け物なのだわ!!」
と紅茶をかけられたり苺大福を投げられたりして村をおいだされてしまいました。
それならば鳥たちと暮らそうと近付いていくと
「人間がきたかしらー、みんな逃げるかしらー」
と言われ話も聞いてくれませんでした。
女の子は泣き続け、最後まで一人ぼっちのまま死んでしまいました


蒼「ああーんかわいそうだよう」
翠「イーッヒッヒッヒッ・・・」

保守
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:26:52.49 ID:hIe9hVyo0
>>839 
銀様カワイソス…
だが、蒼い子に萌えたww


朝からss書けてウラヤマシス
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:28:44.00 ID:kHn2SBak0
>>839
銀ちゃん・・・(つд`)
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:41:29.62 ID:TQ0Dwl66O
もしも腹が無いのが薔薇水晶だったら






深夜の路地裏
コツコツ・・・

女(さっきから誰かつけてきてるのだわ)
コツコツ・・・

女「誰なのだわ!?付け回すのもいい加減にしなさい!!」
薔薇「・・・ほーら」
女「ちょwww腹neeeeeeee!!!!」
バタン

薔薇(・・・楽しい)
JUM「・・・そのイタズラもうやめろよ」

保守
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:43:39.58 ID:kHn2SBak0
ちょw真紅wwwww薔薇しーヒドス
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 09:59:26.75 ID:q1foOmB70
保守も兼ねて。
例えばこんなファンタジー。

845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:00:13.43 ID:q1foOmB70
そこは広大なホール。
西に傾きかけた太陽が発する日光がステンドグラスを通じて世界を照らす。
まるで一つの絵画のようにホールを照らす光筋の先に漆黒の彼女はいた。

紅「水銀燈・・・・・。」

かつて一度破れるものの、凄まじい迄の執念で再び真紅の前に立ちはだかる水銀燈。
そんな彼女が雪白の薔薇と紫艶の薔薇を従えて静かに待っていた。

銀「久しぶり、とでも言うべきかしらね、真紅。」
紅「・・・・・そうね。」

互いに何時神具を発動させてもおかしくない状況で真紅は水銀燈に語り掛ける。

紅「水銀燈、本当に戦わなければならないの・・・・・!?」
銀「あはははっ、真紅ったら本当にお馬鹿さん。」

銀「ああ、勘違いしないでね?別にアリスになるなんてもうどうでもいいの。」
紅「だったら!」

銀「ただ貴女と決着を漬けたい。」

水銀燈は白銀の螺旋剣を抜き放ち―。

銀「それだけよ。」
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:01:13.53 ID:q1foOmB70
>>845
銀「お父さまはつくづく私と真紅を戦わせたいみたいね。」
螺旋剣を真紅に向け水銀燈は儚げに言う。

紅「やはり貴女がそれを・・・・・。」
銀「ええ、そうよ。お父様も皮肉なものね。」
紅「・・・・・。」
銀「元は一つの物を二つに分けて私達にもたせるなんて。」

蒼「真紅!」
翠「こんな所にいやがったですか!」
紅「蒼星石、翠星石……。」
銀「あら、新しいお客様のようね。」

それをみた紫白の薔薇姉妹が前に立つ。

雪「此処は。」
薔「私達がやる。」
銀「二人とも・・・、いいのよ無理しないで。私を現界させるのだけでも大変でしょう。」

雪「あの二人には。」
薔「借りがあるから。」
雪「水銀燈は。」
薔「真紅との決着を。」

銀「だ、そうよ真紅。」
紅「・・・・・わかったわ。」
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:01:59.82 ID:q1foOmB70
一瞬の間をおいて水銀燈の表情が歓喜に歪む。

銀「真紅、真紅・・・、真紅・・・・・!!」
紅「水銀燈・・・?」
銀「この瞬間をどれだけ待ちわびた事か、満たされた貴女には解らないでしょうね!!!」

銀「貴女に破れてから、めぐを…全てを失った私が。」

青い炎を纏う螺旋剣。

銀「全てを取り戻す為に今此処で貴女を倒すわ!」

紅「・・・望むところよ。」

それを受けた真紅も、銀色の右腕を光らせ負けじと水銀燈を睨み付ける。

紅「決着をつける時よ、水銀燈。」

銀「いくわよッ!真紅ゥゥゥ!!」
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:05:30.88 ID:hIe9hVyo0
wktk
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:05:56.63 ID:q1foOmB70
続きはまたいつかかけたらいいな的名保守ですた
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:07:59.76 ID:kHn2SBak0
WKTK!
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:13:28.16 ID:FoA1oAAf0
エロ注意ですぅ

ジ「はぁはぁはぁはぁ」

シコシコシコシコシコシコシコ

銀・金・翠・蒼・真・雛・雪・薔「「「「「「「「 ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚) ゚Д゚)」」」」」」」」

ジ「あっ!何で部屋覗いてるんだよ!!!(///)」
銀「わ、私が手伝ってあげるわぁ」
真「なっ!下僕の手伝いは主人がするものなのだわ!」
翠「しゃーね―から手伝ってやるです(/////)」
蒼「ぼ、僕も(///)」
薔「…ここを擦ればいいんでしょう?」
雪「私は口で…」

金「続きは省略されたかしら」
雛「続きが読みたければ、ワッフルワッフル、って書き込んでなの〜♪」







852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:16:33.25 ID:kp7MMpsVO
ワッフルワッフル
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:20:41.01 ID:ot1YSFZYO
やっと携帯がつながったぜ!!
職人さんGJだぜ! そしてwktk!!
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:25:32.63 ID:QxdRmHjT0
ワッフルワッフル
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:28:08.16 ID:kHn2SBak0
ワッフルワッフル
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:35:23.13 ID:EgkD8SVqO
ワッフルワッフル
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:37:40.84 ID:BHM5SWvL0
ワッフルワッフル
858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:47:29.76 ID:svyCGj0y0
ちょwwwwお前らwwwww
859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/28(火) 10:52:55.27 ID:hIe9hVyo0
ワッフルしすぎwww
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 10:59:37.75 ID:h49KU3mPO
ワッフルワロスwwww
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 11:01:33.31 ID:FoA1oAAf0
     ::|     /ヽ
     ::|    イヽ .ト、
     ::|.  /   |.| ヽ.
     ::|. /     ||  ヽ
     ::|-〈  __   ||  `l_
     ::||ヾ||〈 \`i ||/'''i| |   スマヌ、期待には応えられない…
     ::|.|:::|| `--イ |ゝ-イ:|/
     ::|.ヾ/.::.    |  ./
     ::|  ';:::::┌===┐./        
     ::| _〉ヾ ヾ二ソ./                  
     ::| ̄ゝ::::::::`---´:ト_
     ::|:ヽ ヽ:::::::::::::::::ノ   `|:⌒`ヽ
     ::|:::ヽ  ヾ:::::/    ノ:::i   ヽ
     ::|:::::::|   |::|    /:::::::|ヾ:::::::::)
     ::|::::::::|.  (●)  |:::::::::::|、  ::::〈
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 11:04:38.53 ID:k8ZF6dEFO
わかった。
続きはエロパロ板でってことだな?
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 11:07:09.45 ID:FoA1oAAf0
そういうことになる
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 11:08:12.40 ID:czS1g0eK0
貴方達は...
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 11:19:37.40 ID:lDbmvlbM0
クソワロタwwwwwww
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 11:35:12.65 ID:kp7MMpsVO
保守
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 11:50:49.09 ID:kp7MMpsVO
保守
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:12:36.67 ID:TQ0Dwl66O
薔薇「あっもうこんな時間・・・NHKの100語でスタート英会話見なきゃ」
JUM「最近いつも見てるな。」
薔薇「・・・できる女になりたくて」





数日後

薔薇「Hey Jum!!」
JUM「ん?」
薔薇「Play Sex!! With me!!」
JUM「・・・」
薔薇「WITH ME!!LET'S ENJOY!!」
JUM「WITH MEじゃねーよ」
薔薇「・・・」
JUM「・・・」
薔薇「・・・できる女になれなかった」
JUM「できるって・・・そっちの意味かよ」

保守
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:21:26.17 ID:EgkD8SVqO
ワッフルワッフル
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:22:44.02 ID:MWOmkFyEO
ちょwwwwwばらしぃwwwww
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:26:45.03 ID:+C8LJcyJO
ワッフルワッフル
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:28:24.15 ID:lDbmvlbM0
ワッフルワッフル
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:35:38.12 ID:h49KU3mPO
ワッフル流行語w
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:42:17.06 ID:2lVsPdCS0
ワッフルワッフルw
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:44:44.10 ID:lDbmvlbM0
ワッフルワッフル!
      
         ワッフルワッフルワッフル!

 ワッフル〜!
876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:46:19.97 ID:kp7MMpsVO
ワッフル注意報発令!
ワッフル注意報発令!
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:46:51.87 ID:+C8LJcyJO
ワッフルワッフル
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:47:54.97 ID:hIe9hVyo0
フッフルフッフル
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:49:29.55 ID:QxdRmHjT0
ワッフルワッフルワッフル
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:50:12.83 ID:2ICzK/kp0

 警告!!

『ワッフル』はスレの運営に多大な支障をきたす恐れがあります。
      
  スレの存続のためにもくれぐれも『ワッフル』の使いすぎに注意しましょう。

                                           提供 2ch@VIP
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 12:51:48.96 ID:kp7MMpsVO
そろそろ飽きてきた
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:03:30.76 ID:kHn2SBak0
ジュン「薔薇水晶、やらないか」
薔薇水晶「よろこんで」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「ずいぶんと率直になってたな」
真紅「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュン「ずいぶんと素直になってきたな」
真紅「そ、それは・・・貴方のせいよ・・・」
ジュン「ふ、可愛いよ・・・・真紅」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
真紅「というお話なのだわ」
ジュン「・・・・いつのまに来たんだ」
蒼星石「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュン「いつのまに来たんだ・・・・?」
蒼星石「・・・ジュン君が・・・・心配で・・・」
ジュン「ありがとう・・・・・蒼星石は・・・・優しいな・・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
蒼星石「ジュン君・・・・僕は・・・・ジュン君のことが・・・・」
ジュン「・・・・・・・・・・・」
翠星石「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:03:49.04 ID:kHn2SBak0
ジュン「・・・・・・・・・・・」
翠星石「・・・な、なにか、言え、ですぅ・・・」
ジュン「ああ・・・俺も・・・好きだよ」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
翠星石「う、嬉しい・・・・ですぅ」
ジュン「ええい!一体なんなんだ!?」
雛苺「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュン「ええい!一体なんなんだ!?」
雛苺「うー、ジュン、怒っちゃめーなのー」
ジュン「あ・・・あ、ああ、すまなかったな・・・ありがとう、雛苺」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
雛苺「ういー、ヒナは優しいジュンが好きなのー」
ジュン「さっきから一体・・・・・・」
金糸雀「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
雛苺「うにゅー」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
金糸雀「なんでかしらー!?」
ジュン「こっちが聞きたいよ!」
雪華綺晶「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:04:45.72 ID:kHn2SBak0
ジュン「こっちが聞きたいよ・・・なんでこんなことに・・・」
雪華綺晶「ジュン君・・・・私は・・・・ジュン君の傍にいられれば・・・それで満足なんです・・・・」
ジュン「雪華綺晶・・・・必ず・・・・必ず、君だけは守ってみせる」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
雪華綺晶「ジュン君の手・・・・大きくて・・・・暖かいです・・・・・」
ジュン「あ、あのな・・・・」
水銀燈「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュン「あ、あのな・・・・水銀燈・・・・?」
水銀燈「うふふ・・・・ここは正直ねぇ・・・どぉ?」
ジュン「あ、ああ!だ、だめ・・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
水銀燈「可愛いわぁ・・・・ジュン・・・・だぁいすき・・・・」
ジュン「・・・・・・・・・・・」
薔薇水晶「・・・・・・・・・・・」
            ゜O
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュン「薔薇水晶、結婚しよう」
薔薇水晶「うん・・・・それじゃあ、婚前交渉」
ジュン「ああ・・・おいで、薔薇水晶」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「もう俺の台詞なんて関係ないじゃん」
一同「いい加減ネタ切れなのでみんなで実行」
ジュン「な、なにする貴様等ー!?
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:07:25.38 ID:lDbmvlbM0
なんだこれはwwwwwwクソワロタwwwwwww
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:07:45.59 ID:q8q+6tJGO
もうわけ若布www
887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:08:45.81 ID:7rRd/LNk0
>>884
カオスwww
888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:08:45.83 ID:kp7MMpsVO
金糸雀哀れwwww
889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:09:49.14 ID:QxdRmHjT0
カオスwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:12:17.14 ID:z34+Ik0JO
終わりのないのが終わり
それがゴールドエクスペリエンスレクイエム
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:25:52.50 ID:lDbmvlbM0
ワッフルワ(ry
892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:32:37.65 ID:kHn2SBak0
薔薇水晶「ジュン・・・・おはよう」
ジュン「ああ、おはよう・・・また変なのかいてないだろうな?」
薔薇水晶「・・・・書いてないよ」
ジュン「そうか、それならいいけど」
薔薇水晶「ねえ・・・・どこか遊びに行こう?」
ジュン「ん、折角の休みだしな・・・・よし、いくか」
薔薇水晶「ジュンとデート・・・・嬉しい」
ジュン「ば、ばか」
薔薇水晶「・・・・ふふ」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「あ、ジュ、ジュン、わ、私・・・もう・・・・ああ!」
ジュン「あ、く、ば、薔薇水晶・・・・・・・・・・・・・ っ て こ れ は 現 実 じ ゃ な い か 」
薔薇水晶「・・・・・もうわけ若布?」
ジュン「な、何てことだ・・・薔薇水晶と関係を持ってしまったのか・・・?」
薔薇水晶「・・・・責任・・・・取ってくれないの?」
ジュン「・・・・・・いや、責任をとろう・・・・薔薇水晶、僕と結婚してくれ」
薔薇水晶「・・・・嬉しい・・・・・ジュン、大好き」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「というお話だったのさ」
ジュン「現実と妄想の世界の区別が付かないわけだが」
薔薇水晶「どの世界でも私とジュンは同じ星の元生まれる運命・・・・これはイデの無限力でも変わらない・・・というわけで再開」
ジュン「なにする(ry」
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:38:54.70 ID:q8q+6tJGO
もうダメだw
894以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:43:57.20 ID:kp7MMpsVO
これもイデの意思なのか・・・・・。
895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 13:44:46.92 ID:h49KU3mPO
イデwwww人類全滅ww
896以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 14:00:40.56 ID:kHn2SBak0
真紅「ジュン・・・・気持いい?」
ジュン「あ、く、やめ・・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
蒼星石「だめ・・・」
ジュン「おい」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
翠星石「あ・・・・すごい・・・・こんなに硬く・・・・」
ジュン「喋らせ」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
雛苺「ん・・・これで・・・いいの・・・?」
ジュン「ろよ」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
雪華綺晶「きゃ・・・・こんなに・・・・一杯・・・・」
ジュン「ハメです」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
水銀燈「ふふ・・・もっとしてあげるね」
ジュン「かそうですか」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
薔薇水晶「というわけで再開」
ジュン「なにする貴」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
金糸雀「ちょ、改行規」
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 14:08:49.51 ID:kp7MMpsVO
も〜何がなんだかwwwwww
898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 14:19:55.62 ID:9F1Sl11d0
ちょwwwww頭がショートするwwwww
現実と妄想の区別がつかなくなってきたwwwwwwww
○| ̄|_
899以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 14:32:48.38 ID:kp7MMpsVO
保守
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 14:46:05.34 ID:Z1iI6tE4O
翠「しんくぅ〜。何やってるですぅ?」
紅「翠星石。私は四つ葉のクローバーを探してるのよ」
雛「それでね、見つけたらJ…モガモガ」
紅「余計なことは言わなくていいの。貴女は黙って手伝いなさい」
雛「はーいなの…」
翠「聞こえたですよ!抜け駆けしようだなんてズルイです!」
紅「あら?だったら貴女も探してみたらどう?」
翠「言われるまでもねーです!絶対真紅より先に見つけてみせるですよ蒼星石!」
蒼「え…やっぱ僕も手伝わなきゃダメ…?」
(そして…)

紅「なかなか見つからないわね…」
雛「ヒナおなかすいたの〜…」
蒼「ねえ翠星石。今日はもうこの辺にしとかない?」
翠「うー。残念ですけど…しょうがないですぅ…」

薔「あっ…四つ葉のクローバー…」
薔「JUMにあげよ。喜んでくれるかなぁ…」
紅・翠「「!!!!!!」」

躍起になって探すほど見つからないなんて、よくあること。
そんな保守。
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 14:52:05.19 ID:kHn2SBak0
薔薇すぃーwwwww幸運wwwww
902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:00:07.48 ID:TQ0Dwl66O
JUM「なあ」
薔薇「なに?」
JUM「最近おまえのせいで僕まで頭が変になってきた気がする・・・」
薔薇「・・・ちょっとこっちに来なさい」

薔薇「風は平等にどんなものにでも吹く。一本の倒れた木にだけ吹いたのではありません。わかりますね」
JUM「・・・おぼろげながら」
薔薇「風が吹かなくとも根がくさり倒れるべきものが風によって倒れただけのこと」
JUM「ねえこの会話なに?この流れなんなの?」
薔薇「風が吹く前から自分でくさっていたわけです」
JUM「おかしいよね。キャラ違うよね。ってか誰ですか?」
薔薇「それは人間に例えれば自分が卑猥なのを人のせいにするということなのです」
JUM「その悟りきったセリフなんなの?」
薔薇「JUM!!卑猥とは・・・愛する心なのです!!」
JUM「・・・」
薔薇「・・・」
JUM(・・・なんだこれ)

保守
903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:04:48.18 ID:kHn2SBak0
ちょwwwwwwwなにこれwwwwwwwww
904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:05:41.65 ID:FqmZFbpI0
ばらしぃーの方向性がだんだんわからなくなってきたなwwww
905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:07:58.97 ID:kp7MMpsVO
薔薇すぃ迷走中
906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:24:17.99 ID:kp7MMpsVO
保守
907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:26:13.83 ID:kHn2SBak0
真紅「ジュン・・・・もっと・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
蒼星石「あ、ジュ、ジュン君・・・・凄いよぉ・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
翠星石「そ、そんなにされちゃ・・・おかしくなっちゃいますぅ・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
雛苺「うー、ジュン・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
雪華綺晶「ああ!?ジュン君・・・・ジュン君・・・・あ、ああん!だ、だめ・・・私・・・そんなに・・・・も、もう・・・い、一緒に・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
水銀燈「うふふ・・・こんなに沢山・・・・そんなに良かったのぉ・・・?」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
金糸雀「やっとスペースが」
薔薇水晶「それじゃあ・・・デート行こ・・・?」
ジュン「ああ、どこ行きたい?」
薔薇水晶「ジュンと一緒なら・・・どこでもいい」
ジュン「ふふ、薔薇水晶は可愛いな」

一同「・・・・・・・・・・あれ?」
金糸雀「かしらー・・・・」
908以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:29:49.61 ID:2ICzK/kp0
今日は金糸雀虐待祭りですかwwww
909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:31:55.21 ID:FoA1oAAf0
カナの救済!?
そんなこと俺に任せろ!!!!

…シチュエーションプリーズ
910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:40:03.02 ID:TQ0Dwl66O
>>909
わんこそば大会玉子焼きバージョン
911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:40:25.90 ID:lDbmvlbM0
>>909
転校生が北みたいなシチュ
912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:40:39.41 ID:2ICzK/kp0
春先

平日の公園デート
913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:42:03.02 ID:2lVsPdCS0
カナが教師になった理由とか
914以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:42:27.86 ID:2lVsPdCS0
誤爆した。
915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:43:33.54 ID:FoA1oAAf0
なになに、まとめると…
転校生のカナが、春先の平日公園デートでわんこそば大会卵焼きバージョンにジュンとともに参加。

おk、把握w
916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 15:43:57.28 ID:kHn2SBak0
kaosuwwwwwwwwwwwww
917以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 16:09:21.13 ID:uVV+anTkO
保守
918以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 16:16:26.73 ID:lDbmvlbM0
こいつはカオスwwwwwwwwww
919以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 16:27:59.77 ID:v+u0Zz+j0
( ´D`)ノ< あざやかに銀様とねげろ♪
920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 16:30:32.53 ID:FoA1oAAf0
寝ゲロとな?
921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 16:48:40.59 ID:TQ0Dwl66O
ちょwwwおれの出した案採用されたのかよwwwwwww
922以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:15:56.79 ID:czS1g0eK0
誰もいなーの?
923以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:19:30.31 ID:lDbmvlbM0
ROMってるけどいるお
924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:23:11.35 ID:MWOmkFyEO
かなり遅いと感じるのは時間帯のせいで良いの?
925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:23:40.79 ID:vXCyZU1f0
ノシ
カオスと聞いて飛んできました。

顔をのぞかせたついでで、今日の夜、>>514の続き、
こちらの運がよければ投下可能。
兄弟いるからまだ一行も書けてないわけで・・・
926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:25:19.09 ID:Be/ZiXm00
>>925書け!いや、かいてくださいませ!
927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:29:43.32 ID:lDbmvlbM0
>>925
テラwktk!



928以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:37:16.32 ID:hLfixr810
間の悪いネタをひとつ

薔「さあ、選べっ!おまえは男になるのか! 男になるのか! 男になるのかっ!」

1:男になる
2:男になる
3:男になる

J「こらああっ!三つとも選択肢が同じだろうがっ!選択の余地はどこにあるんだっ!」
薔「未来は前にしか道がないのだっ!そしていま、おまえの目の前には男になる選択肢のみ!
  つまりおまえにできることは、ただひとつ!この場で決断することだけだ!
  というわけでいただきま〜す♪」
J「あーっ!せめて決断くらいさせて〜・・・。」

終われ
929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:42:12.91 ID:kHn2SBak0
吹いたwwwwwwww
930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:45:37.05 ID:VmgM5fNU0
このスレの影響で薔薇水晶がエロキャラとして確立されつつある件
931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:47:04.96 ID:BHM5SWvL0
銀:「おはよ〜JUM、ちゃんと乳酸菌とってるぅ?」
J:「わわっ!?急に抱きつくなよ水銀燈(胸あたってんぞ!」
銀:「フフ照れちゃって可愛い〜」
J:「別に照れてるわけじゃ…(なんか視線を感じるような…」

薔:「私の銀姉さまに…(怒」
巴:「(そうか!胸をあてればいいのね!!」
ベ:「くぅ〜朝から羨ましいやつだぜ」

意味不明に終わる
932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:51:59.78 ID:ot1YSFZYO
巴wwwいいキャラだ!うん。
933以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:53:45.68 ID:lDbmvlbM0
トゥモエwwwwwwwwww
934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:55:54.90 ID:VmgM5fNU0
>>930から自作自演
「というわけで薔薇水晶改造計画」
「…………わーどんどんどんぱちぱち」
「改造される側なのに随分落ち着いてるな」
「…………JUMになら何されても…いい」
「ええい頬を染めるな!じゃあまずは第一の計画。大和撫子」
「…………旦那様、お情けを頂戴に上がりました」
「それ意味同じだから。もっとこう、しとやかにだな」
「…………ああ、いけませんわ…心の準備が…」
「どこか違う気がするが、この際気にしないでおこう」
「…………できております…ささ、ドーンと」
「同 じ だ と 言 っ て お ろ う」
「…………JUM、わがまま…」
「薔薇水晶の脳内が桃色すぎるのが問題なんだ」
「…………桃色だなんて…それは(検閲)と(削除)だけだよ」
「それは桃色じゃなくて桜色というか…いやそういう問題じゃなくて!」
「…………JUMも…充分素質あり…」
「お前に毒されてきたのが自覚できるって問題だよな」
「…………薔薇の毒は…甘く、甘く…愛を囁く…」
「意味解らん。第二の計画いくぞ!神に操を立てた尼だ」
「…………私の神は…JUM…だから、JUMになら何をしても…」
「なにをする きさまー!」

〜しばらくお待ちください〜

「…………ごちそうさまでした」
「ううっ、お婿に行けない…」
「…………大丈夫…私が貰う」
「くっ…改造計画失敗か…」
<続かない>
935以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 17:59:55.87 ID:FoA1oAAf0
ぽかぽか陽気の3月28日
今日は公園でわんこそば大会が行われる

金「早くするかしら、ジュン!」
ジ「まてって。そんなに速く走るなよ」
金「早くしないと始まっちゃうかしら!」

彼女は金糸雀
今年の秋に薔薇学園に転校してきた
その薔薇学には個性一杯の乙女達がいる
水銀燈、翠星石、蒼星石、真紅、雛苺、雪華綺晶、薔薇水晶、巴
金糸雀はすぐに馴染めた
そして同じクラスのジュン、彼女は彼に一目惚れだった
936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:00:20.70 ID:FoA1oAAf0
>>935
ジ「だいたい、いきなりデートしようだなんて…」
金「…嫌だったかしら?」
ジ「うっ、嫌じゃないよ(うる眼の上目使いは反則だ…)」
金「なら、急ぐのかしら!」

元気を取り戻し、意気揚揚と歩き出す金糸雀
その後をついていくジュン

ジ「はぁ。金糸雀とデートできるのは嬉しいけど…」

後ろを振り向くと黒い影が八つ

禍々しいオーラを放つ集団が電信柱の後ろに…

ジ「…こえーよ」

そんなことなど露知らず、金糸雀は幸せ一杯といった表情だった
937以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:00:46.28 ID:FoA1oAAf0
>>936
数分後
ジュンと金糸雀は公園に到着していた

金「大会開始まで、後1時間もあるかしら…」
ジ「ほらな、早く来すぎたんだよ」
金「…失敗かしら」
ジ「いいって。ほら、あのベンチに座って待ってよ」

ジュンの誘いで小さな二人掛けのベンチに座る二人
他所から見れば、仲のいいカップルの様だ
それを遠目で見守る、否、睨みつける八つの影

銀「新入りの癖に生意気よぉ!」
真「私の下僕に…よくも」
巴「…許さない」
翠「あのデコッパチ…」
蒼「僕のジュン君を」
雛「ねぇ、うにゅーは?うにゅーは?」
雪「…私は誰?」
薔「…キラキーちゃんw」

真「巴、水銀燈、蒼星石!わかってるわね!」
銀「もちろんよぉ」
巴「わかってる」
蒼「僕らに任せて、ここはみんなに任せるから」
翠「失敗は許せないですよ、二人とも」
蒼「お互いにね」
雛「五人とも、眼が…怖いの〜」
雪・薔「…うふふふ」
938以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:01:07.90 ID:FoA1oAAf0
>>937
…ここは公園より少しはなれたコンビニ
長距離トラックが休憩中である

べ「はぁ。何でサイヤ人の王子であるこのベジータが、そばの配達なんてしなきゃいけんのだ…。おっと、そろそろ時間だ…」

ベジータが再出発しようとした時…

銀「ねぇ、貴方暇ぁ?」

突然助手席に乗り込んできた水銀燈

べ「(キタコレ!!)ああ、暇だぜ。ちょっといいことしな…」

ガッツーン!
鈍い音とともに倒れるベジータ
その後ろには蒼星石と巴が、鋏と木刀を持って立っていた

巴「警戒心の薄い男」
蒼「これで、大会は中止だね」
銀「うふふ、蕎麦がなければ大会なんてできないわぁ」

そう、彼女達の狙いは大会の中止
即ち、デートの妨害である

銀「女とはこういう生き物よぉ…うふふ」
939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:01:29.48 ID:FoA1oAAf0
>>938
話は戻って、公園

ジ「何か様子が変だな…。すみませーん、どうかしたんですかぁ?」
係「あー。配達中のトラックが襲われたみたいで…、大会が開始できないんですよ」
ジ「な、なんだってー!」
金「そんなかしらー」
係「すみません、すみません!」

真「うふふ。上手くやったようね、水銀燈」
翠「あとは仕上げですぅ。雛苺の調べによると、金糸雀は卵が苦手です。そうですよね、雛苺?」
雛「そうなの!カナったら、卵をみると逃げ出すの♪」
翠「イーヒッヒ。苦手なものでわんこそば…。ざま―みやがれですぅ♪」
雪「…じゃぁ、この卵を置いてくる」
薔「…私も」

雪「…これ」
係「?」
薔「…蕎麦の代わりに使いなさい」
係「なんなんだね、君達は!」
雪「…仕方ない。薔薇しぃ」
薔「卵、卵、卵、卵、卵、卵、卵、卵、これを使うのよ!…卵」
係「…」
雪「…どう?催眠できた?」
薔「…もちろん。…時空を捉えました」

作戦は着々と進んでいく
薔薇乙女の作戦は、『苦手なもので攻め潰す』
卵が嫌いな金糸雀と、鈍感なジュン
この二人の特徴を上手く使った作戦だ
940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:01:50.00 ID:FoA1oAAf0
>>939
アナウンス「えー、大変長らくお待たせいたしました。わんこそば大会を行いたいと思います。」
ジ「あれ?そば届いたんだ…」
金「良かったかしら〜」
アナウンス「ちなみに、そばの代わりに卵焼きで行いまーす」
ジ「な、なんだってー!…ま、いいか。卵好きだし」
金「卵!!!!」
ジ「あれ、卵嫌いなの?」
金「え、えぇっと。嫌いではないかしらぁ…」

金「(まずい、一人なら…。でも、今はジュンが隣に…)」

ジ「ほら、始まるから行くぞ」
金「わ、わかったかしら」

翠「いいです、いいです!作戦どうりですぅ!」
真「我ながら最高の作戦なのだわ」
雛「ねぇ、うにゅーは?うにゅーは?」
雪「…私は誰?」
薔「…私は薔薇しぃちゃん!!!」
941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:02:08.16 ID:FoA1oAAf0
>>940
アナウンス「それでは、ただいまよりー『わんこ卵焼き』を開始しまーす。よーい、スタート!」

ジ「ん、結構いけるな、この卵焼き。…あれ?食わないの?」
金「か、カナは…。その……」
ジ「?」

金「(あーダメかしら!もう我慢できないかしら!!!)」

金「お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!」
ジ「!!!!」
金「お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!」
金「お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!」
金「お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!」
金「お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!」
金「お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!」
金「お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!お代わり!」
ジ「!!!!!!」

アナウンス「終了でーす!優勝は、卵5988個分を平らげた、金糸雀さんでーす!」

金「そ、その…。カナは卵中毒で…、卵を目にするととまらないかしら…。こんな姿、ジュンには見られたくなかったかしら…」
ジ「金糸雀…」
942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:02:26.40 ID:FoA1oAAf0
>>941
翠「この、お馬鹿苺!!!あいつは卵好きじゃないですかぁ!!」
雛「ご、ごめんなさいなのぉ」
真「…でも、ジュンは引いているわ。これは、結果オーライなのだわ」
翠「確かに…」

金「嫌いになったよね?卵中毒者なんて…」
ジ「…」
金「ごめんなさいかしら…。ぐすんっ…ぐすっ」
ジ「金糸雀!」
金「!」
ジ「僕は金糸雀が好きだ!」
金「!!!」
ジ「あのたべっぷり…。すばらしい才能です。惚れました…」
金「ジュン…」
ジ「金糸雀…」

こうして二人は熱い熱い契りを交わしましたとさ、チャンチャン♪

銀「…」
真「…」
翠「…」
蒼「…」
巴「…」
雪「…私は誰?」
薔「…私も誰?」
雛「ねぇ、うにゅーは?うにゅーは?」


おわり
943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:03:07.00 ID:FoA1oAAf0
リクエスト消化だぜ!
944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:03:29.03 ID:FjArML8e0
水銀灯は第一ドールなんだよね?
なんで一番初めに作られたのにおなかの部分がないの?
作る前に死んだって聞いたからてっきり最後のドールだと思ってたんだけど
945以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:05:37.58 ID:ho4vya960
>>942
やっぱ金糸雀が一番可愛いなwwwwGJ!
946以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:06:07.88 ID:hLfixr810
>>942
コレステ過多でやばいぜGJ
947以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:07:07.12 ID:VmgM5fNU0
>>943
結局最後までうにゅーか、雛はwwwww

>>944
そのあたりは諸説色々あって、胴体無い事に関しては全くの謎なんだよな。
誰か識者の意見求む
948以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:09:30.31 ID:FoA1oAAf0
>>944
それはアニメの設定
漫画だと詳しくは描かれていない

ちなみに俺の持論を展開すると…

『アニメ水銀燈はアリスの完成品だった
 しかし、もっと高みを目指すためにローゼンがわざとジャンク仕様にし、妹達と戦わせた』

これだと思うんだよなぁ…。
949以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:09:38.54 ID:vQ8xy0HD0
>>944
ここじゃなくて総合あたりで聞きなさい
スレ違い
950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:15:35.67 ID:Be/ZiXm00
気がついたらIDがBeZi
951以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:24:08.59 ID:kHn2SBak0
>>934
うはwwwwwwwwwwみwなwぎwっwてwきwたwぜwww
薔薇すぃー可愛いよ薔薇しー
952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:24:41.32 ID:czS1g0eK0
しかもそのBeZiを巴が一刀した後。
(又は蒼に一刀)
953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:43:12.64 ID:nKb7fX1KO
保守時日本列島
954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:52:27.40 ID:9F1Sl11d0
捕手
955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:56:20.70 ID:ho4vya960
投手
956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 18:56:27.45 ID:fy2IyNkD0
ドゥーン!!  -=・=-  -=・=-

ようこそ、呪いのスレへ。
実は今君に呪いをかけたんだ。

このレスをみてしまうと君はもう一生、異性を拝めなくなる。そんな呪いだ。
もちろん童貞なら一生童貞のまま人生を終える。処女もしかり。

災難だと思って諦めてくれたまえ。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

だけど一つだけ呪いを解く方法があるんだ、それは・・・

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/netgame/1143293267/l50
このスレに行って

幼女最高!

って書き込むんだ。


では、健闘を祈るよ。
957以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:02:54.85 ID:Y9sFj/XR0
ドゥーン!!  -=・=-  -=・=-

ようこそ、呪いのスレへ。
実は今君に呪いをかけたんだ。

このレスをみてしまうと君はもう一生、蒼姉しか愛せなくなる。そんな呪いだ。
もちろん蒼姉好きなら一生蒼姉好きのまま人生を終える。蒼い子好きもしかり。

災難だと思って諦めてくれたまえ。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。


http://www.geocities.jp/hyakumaru0313/futago/rose05.html


名前変換ドリーム小説の奴。
むしゃくしゃしてやった。反省はしていない。
958以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:06:46.52 ID:vQ8xy0HD0
>>957
一瞬スクリプトかと思ったがもえた
959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:07:13.25 ID:FqmZFbpI0
>>957
(*´Д`)蒼姉ー
960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:12:05.02 ID:MWOmkFyEO
>>957
くそっ、携帯じゃ文字化けして見れねぇ、でもPC持ってねぇ、ちくしょう、ちくしょぅ…
961以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:13:19.92 ID:8qCExSbF0
>>957
便乗に吹いたwwwww
そして蒼姉ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
選択肢で分岐するやつの続きを首を長くして期待しておりますw
962以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:13:50.50 ID:+3m7MuRZ0
>>957
吹いたぞミ,,゚Д゚彡ゴルァ!wwwwww

リンクしたんでwikiの再編集ヨロ
963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:18:30.47 ID:ot1YSFZYO
>>943
これはいいカナですねwww
GJ!!
964以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:22:28.73 ID:OUkFTot50
>>957
蒼姉最高ww
965以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:24:10.52 ID:VmgM5fNU0
>>957
あっ、蒼っ、蒼姉っ!!!

*ことばに なりません*
966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:26:58.55 ID:nKb7fX1KO
>>957
蒼姉サイコーだ
967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:27:02.64 ID:7rRd/LNk0
>>957
前に見たことある気がするんだが気のせい?
968以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:30:40.20 ID:Y9sFj/XR0
>>958-967
いーひっひっひ かけたのろいが よく きいているようじゃな……

>>960
どどんまい(AA略)
最近じゃあ携帯専用の名前変換ドリーム小説もあるみたいですね。
あ、いや……需要があればいつか。
>>962
いつもいつもあざーすッ! お世話になってます。
まとめ見に行って 書いた奴が きちんと追加されてたときは 驚いたと同時に 飛び上がったです。
本当にありがとうございます。
>>967
気のせい。
……ごめん前に一度だけスレに晒した事あります。はい。
それに修正と加筆を加えてうp。跡形無い。
969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:38:15.66 ID:TQ0Dwl66O
>>960
普通に携帯から見れるぞ?
970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:44:03.98 ID:itb5/4m60
巴「はい、あーんして」
J「ちょwwwやめろよwwww(うはwwwktkrwwww)」
巴「私の作ったカレーじゃ…食べれない?」
J「いや、そんなことは…(伏目がちな柏葉テラカワユスwwww)」
巴「じゃあ…食べて?」
J「う、うん…(むしろおまいを食べt(ry)」

夕食作りながらこんな事考えてたorz
971以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 19:50:41.73 ID:BHM5SWvL0
トゥモエ(屮゚Д゚)屮カモォォォン
972以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 20:13:04.90 ID:9F1Sl11d0
ほしゅ
973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 20:24:41.83 ID:kHn2SBak0
薔薇水晶「・・・・・・・・・ジュン、これなに・・・・?」
ジュン「え・・・・っ!!そ、それは・・・・・・・」
薔薇水晶「・・・・・・・・・私じゃ・・・・不満なんだね・・・・」
ジュン「え、いや、不満も何も付き合ってない・・・・」
薔薇水晶「ぐすん・・・・私・・・・ジュンに捨てられたくなくて・・・・頑張ったのに・・・・」
ジュン「お、おい、捨てるも何もそういう関係じゃ・・・・」
薔薇水晶「・・・・ヒック・・・・くすんくすん・・・・」
ジュン「あ、お、おい、わかったから泣くなって!不満じゃないし捨てもしないって!」
カチ
薔薇水晶「録音完了・・・・・」
ジュン「・・・・・・・・・」
薔薇水晶「というわけで今後ともよろしく」
ジュン「帰れ」
974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 20:40:02.68 ID:IdJwrpsf0
策士ktkr
975以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 20:42:34.87 ID:kVHUDgQ/O
ただいまびっぱーが房サイトに突撃中だお(`・ω・´)
http://pksp.jp/takashimaooo/tbbs.cgi?&o=1
みんなどんどん突撃頼むお
房サイト突撃本部
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143545769/
976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 20:53:41.45 ID:FXqyg7dzO
また巴もの書こうかな…
977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 20:56:53.41 ID:k8ZF6dEFO
ktkr!
蝶期待
978画像保管庫人:2006/03/28(火) 21:05:23.66 ID:+3m7MuRZ0
業務連絡

画像保管庫に『壁紙コーナー』を作ったので、

じゃんじゃん自作の壁紙を乗せてください。


                         以上
979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:05:35.18 ID:kp7MMpsVO
>>976
wktk!
980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:05:41.25 ID:5/RSAlEs0
スレ立てから一ヶ月か……
こりゃなんかやらねばな。うん。今日中にうpできれば之幸いか。
とりあえず祝・スレ立て一ヶ月ー。
981以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:10:39.90 ID:+3m7MuRZ0
>>980

その前に次スレヨロwww
982以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:22:44.50 ID:Ndin66L50
こそーり…

【薔薇水晶とジュン】

「何か久しぶりな気がする…」
「それはつまり私と会いたくて仕方がなかったということ? 一秒でも離れていたくないってこと?」
「ん、そうかも」
「……あれ、おかしいな。ここでジュンが照れて、私が、私はそうなのに、ジュンは違うの、って涙目になりながら迫る予定だったのに」
「薔薇水晶って、意外と策士だよね」
「ジュンのためなら、何でもできるよ」
「僕も、薔薇水晶のためならきっと何でも出来るよ」
「……あ、」
「ん?」
「すごく嬉しいかも」
「それはよかった」
「ところで、私、ジュンと一秒でも離れると実は死にそうになるんだ」
「……あー、はいはい。僕も、そうだよ」

結局似たもの同士ってこと。
983イギリス人:2006/03/28(火) 21:24:43.50 ID:355h5ZbS0
コテハン付けて突発SS、投下!
『雪華綺晶のスパイ!大作戦2〜パイロット版』

ある部屋の部屋の通信機から何か声らしきものが・・・
電波が遠いのか時々音声が途切れ途切れになっている・・・
ピ〜ピピピッ ギガガガ・・・・・・
・・・・・・にちは雪華・・・晶です。私・・・は今自然と一体化・・・つまり擬態し・・・す・・・。
どうして・・・こういった経緯・・・・に・・・・説明する・・・・・・簡潔に言うと、・・・を尾行・・・・・・なり・・・た・・・。
ああ!あそこでちょ・・・した茶目っ気・・・から!!
バカバ・・・私のバカ!!

「・・・?何か騒が・・・・しいのだ・・・」(ドキッ!)
「一体何・・・・・まぁいいわ、今は・・・・・との至福の時・・・楽・・・・・ましょう」(・・・・・・助かった)

これ以・・・の通信は不可・・・になり・・・す・・・
そ・・・は皆・・・さよう・・・・・・

ピー―――・・・・・

予告編みたいなものですw
書くか書かないかは気分次第
最悪だな・・・orz
984以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:25:54.64 ID:5/RSAlEs0
>>981
了解。スレ名はどーすんの?
985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:27:35.61 ID:9F1Sl11d0
>>98/4
任せる
986以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:27:47.73 ID:vXCyZU1f0
【僕たちは】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【ずっと一緒】
がいいです!
987以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:27:53.31 ID:+3m7MuRZ0
>>984

【】内はご自由に

テンプレは>>5>>6を使用
988以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:28:24.01 ID:uBFQ0XQ00
やぁ(´・ω・`)
実は今君に呪いをかけたんだ。
君はもう一生、異性を拝めなくなる。そんな呪いだ。
もちろん童貞なら一生童貞のまま人生を終える。処女もしかり。
災難だと思って諦めてくれたまえ。
ただし一つだけ呪いを解除する方法があるんだ。
このスレに以下の言葉を書き込むだけでいい。
↓   ↓    ↓   ↓    ↓   ↓    ↓   ↓
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1143478938/l50

「うんこぶりぶりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい言いいい言いいい言いいい言いいい言いいい言い言い言いいい言いいいいい」と。

ただし、書き忘れると呪いが100倍の威力になるから気をつけろ。
989以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:28:25.47 ID:vXCyZU1f0
>>986
取りやめ。
やっぱ任せます。
990以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:29:49.57 ID:czS1g0eK0
【乙女の笑顔は】【天使なの】
991以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:30:34.19 ID:+3m7MuRZ0
以下、新スレ確認するまで大減速!!

↓↓↓
992以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:31:46.50 ID:q8q+6tJGO
1000だったら、SS乱発!!
993以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:32:29.24 ID:kHn2SBak0
>>982
お久しぶり、JKスレから大好きだったよ
994以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/03/28(火) 21:35:51.83 ID:+3m7MuRZ0
新スレ確認!

以下1000取り合戦開始!!


誘導

【ずっと】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【一緒に…】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1143549300/l50
995以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
乙女の笑顔は天使なのは、サブジェクトが長過ぎたようです。