(　＾ω＾)ﾌﾞｰﾝが赤い水の怪異に巻き込まれたようです

　　【二日前　内藤ホライゾン　２３：４５：３０　ＪＲ丹打駅／２番線】


<　｀∀´>　「おい、起きるﾆﾀﾞ。おい！ｲﾙﾎﾞﾝ！」

　駅員らしき男が不自然なイントネーションの日本語で罵っている。
その視線の先には肌の白い若者が一人、座席に沈んだまま眠っている。
足元には大きなリュックサックが置かれている。
しびれを切らした駅員は、若者の頬を打った。思いっきり。

パアァァァン！！

すると、若者が飛び起きた。

(　＞ω＜)　「ｱｯー！！！痛いお！！　　　　　　　・・・ここは？」

<　｀∀´>　「丹打駅。終着駅ﾆﾀﾞ。その様子だと、おおかた寝たまま乗り過ごしだんだろう。」

　ﾌﾞｰﾝが周囲を見ると、そこは見慣れた駅の光景とはまったく違うものだった。
柱や屋根、駅舎に至るまでが全て木製。構内の明かりも少なく、ホームより先の線路は全くの闇に包まれていた。
ﾌﾞｰﾝははっとして駅員に向き直ると、

(　；＾ω＾)　「え・・っと・・・ここからはどこへいけるのかお？」

<　｀∀´>　「今日はお前が乗ってきたのが終電ﾆﾀﾞ。この列車は車庫に入れるからさっさと降りるﾆﾀﾞ」

　；＾ω＾)　「ちょｗｗｗｗｗ　待ってほしいおｗｗ」

<　｀∀´>　「早くしないと謝罪と賠償を・・・」

(　＾ω＾)　　「わ、わかたからファビョるなおｗｗｗ」

　火病を起こした駅員にビビリながら、ﾌﾞｰﾝは足元のリュックを背負って駆け出した。
すると、そのまま改札を飛び出していってしまった。

<♯｀∀´>　「アイゴォーー！！賠償を！！！！！１１１１」


(　；＾ω＾)　「あ、あぶなかったお・・・・。」

　駅を出ると、目の前は小さなロータリーになっていた。そこから先までまっすぐ伸びる道に沿って、
街灯がかなり離れた間隔で立ち並んでいる。いくあてもないﾌﾞｰﾝは、とりあえず道に沿って移動してみることにした。
駅前の商店はさびれていて、暗闇が不気味な雰囲気を引き立てる。

(　＾ω＾)　「ちょっとこれは怖いお・・・　」

　暫くまっすぐ歩き続けると、潮の匂いが鼻腔をついた。

(　＾ω＾)　「この先は海かお？波の音もするお・・・」

　正面に一段と明るい電灯が見えた。見るとその下が小さな桟橋になっている。
そこには一艘の漁船らしき船が繋留されている。コンクリートの壁面には黒い波が打ち付けられ、灰色の泡と
塵芥が渦を巻くのが明かりに照らされている。風はないけれど、海は少し荒れているのかもしれない。

(　＾ω＾)　「眠いし、あんまり進むと暗くて海に落ちそうだお。とりあえずどこか眠れる場所お・・・」














ﾌﾞｰﾝは意識を失った。

　　【ドクオ　−０７：３７：２２　和邇神社】

　境内には赤く陽が射し、夏虫の声が充満していた。
彼は変わった形の鳥居にさして興味を示すでもなくそれを潜って石畳を進む。
そして目指す社の前に立つと、持っていた鍵で錠を開けて内部に侵入した。
内では、年代物の埃が赤い陽に照らされて舞っていた。
彼は、なんだかよくわからないガラクタや祭祀道具が散らばった祭壇の前に立つと、
ためらうことなく一番奥に置かれている厨子の扉を開けた。

('Ａ`)「これか・・・。これが爺さんの言ってた・・・。」

“それ”を手にした感慨は、ﾄﾞｸｵの注意力を散漫にさせていた。
でなければ後ろで鳴ったｷﾞｼﾘという音を聞き逃さずに済んだ。それに普段の彼ならそんなヘマはしない。
そして、振り上げられる腕の気配に結局気づかないまま後頭部を殴打され、彼の意識は途切れた。

　　【内藤ホライゾン　−０１：４９：３８　不明】


(　＾ω＾)　「うぅ・・・　僕はどうしちゃったんだお・・・？」

　下のほうから波の音と低い唸りが聞こえている。

(　＾ω＾)　「これは・・・　エンジン音かお？」

　ﾌﾞｰﾝは飛び起きると周囲を見渡した。数人の男女が狭い部屋に座っている。
見た目の年齢も容姿もバラバラ。彼らの共通点といえば、皆自分のほうを怪訝な目つきで見ている事だけだ。
ﾌﾞｰﾝはそれぞれの顔を見ると、一番若そうな女性に声をかけた。

(　；＾ω＾)　「ちょ、ちちちちょっと聞きたいことがあるんだお」

　彼女は顔を上げると、迷惑そうな目つきでこっちを睨んだ。

(　；＾ω＾)　「こ、ここはどこなんだお？」

　相手は珍獣でも見つけたような顔で驚くと、

ξﾟ�听)ξ「あんたバカァ？船の中に決まってるじゃない！自分で乗ったんでしょ？」

Σ(　＾ω＾)　「え？船？！」

　ﾌﾞｰﾝは立ち上がって丸い窓から外を見た。
そこから見えたのは、紛れも無く海だった。しかし、その海面は港で見たとき以上に暗く、そして波も高かった。

お､待ってたｗｗｗｗ

(　＾ω＾)　「僕はどうして船に乗ってるんだお・・・。　それに一体どこに向かって・・・」

（　´_ゝ`）「鮫島ですよ」

(　＾ω＾)　「鮫島？」

　その時、船が大きく傾いだ。

(　＞ω＜)「うわっ！！！！１１１」

船室の乗員が激しく壁に叩きつけられる。
悲鳴。
罵声。
呻き声。

また反対側に傾いだ。周りからはギシギシと軋む音が耐えない。
外に通じる扉が激しく開き、激しい風と共に海水の飛沫が飛び込んできた。ゴウゴウと唸る風はﾌﾞｰﾝの顔に海水をぶちまけた。

(　＞ω＜)「辛いお!」

「おい！危ないぞ！みんな座席の下の浮き輪を身に着けろ！！この船は沈む！」

　操舵している船長が客室に飛び込んできてそう叫ぶと、われ先にと乗客が浮き袋へ殺到した。
絶叫している者、怒鳴っている者、壮絶なな奪い合い。
突然の事態に混乱したﾌﾞｰﾝは床にへたり込んで見ているしかなかった。
するとそこへさっき声をかけた女性が浮き輪を投げつけた。

ξﾟ�听)ξ「あんた何やってんの！！　死ぬわよ！」

Σ(　＾ω＾)「ﾊｯ！　ありがとうだお！」

　幸い浮き輪は人数分以上あり、あぶれた者は無かった。
しかし、それ以上どうすればいいのかわからず、皆立ち尽くしているしかなかった。
そこへ船長が飛び込んできた。

「もう船はダメだ！岩礁に乗り上げたらしい！　船底に穴が開いて浸水し始めてる。すぐにでも沈むぞ！
　海に飛び込んだほうがいい！早く！！」

　乗客の反応は二分した。
わあわあと叫びながら、逆巻く墨汁のような海に飛び込む者。躊躇して船内にうずくまる者。
ﾌﾞｰﾝは後者だったが、彼女は前者だった。

(　；＾ω＾)「こ、ここここ怖いお！！１１　こんなのに飛び込んだら間違いなく死ぬお！死ぬ死ぬしぬおぉぉぉ！」

ξﾟ�听)ξ「馬鹿！」

Σ(　＾ω＾)「アッ！」

と言う間に、彼女は浮き輪を掴んで飛び込んでしまった。

(　；＾ω＾)「ちょ！！！１１　待つおー！　そんな・・・」

　ﾌﾞｰﾝが躊躇する間にも、船内から次々と人が出て行く。
その度に悲鳴が耳を刺す。

(　；＾ω＾)「うぅ・・・　僕も行くしかないお・・・」

ﾌﾞｰﾝは船の縁を掴む力を強める。

(　＾ω＾)　「行くお！」

と、その時船が大きく揺れ、ﾌﾞｰﾝは暗い海へ力なく、情けなく落下した。

Σ(　＾ω＾)「ｱｯｰ！」

　　【内藤ホライゾン　−００：２８：２７　鮫島トロピカルビーチ】

「い・・・　いきて・・・・　おきな・・・　か・・」

誰だお？

聞こえる？

僕は生きてる？

溺れたんじゃ・・・？

ξﾟ�听)ξ「起きなさいよ！！」

Σ(　＾ω＾)「うわっ！」

ξﾟ�听)ξ「あ、あら、生きてたの？」

(　＾ω＾)　「君が助けてくれたのかお？」

ξﾟ�听)ξ「か、勘違いしないでよね！あたしが泳ぎ着いたところにたまたまあんたが漂着しただけなんだから」

(　；＾ω＾)　「あ、ありがとうだお」

泣き笑いの顔でそういうと、ﾌﾞｰﾝは彼女に抱きついた。

♯ﾟ�听)ξ「気持ち悪いわね！離れなさいよ。　ともかく、どこか風をしのげる場所に・・・」

(　＾ω＾)　「あそこに見えるのは灯台かお？」

ﾌﾞｰﾝが指差す先に、暗闇に聳え立つ塔がうっすらと見えている。

ξﾟ�听)ξ「そうね、はやく暖が取れる場所に行かないと死ぬわ。あそこへ行きましょう」

(　＾ω＾)　「・・・」

トゲトゲしい態度ながらも、死地から助けてくれ、今もこうして一緒に歩く彼女にﾌﾞｰﾝはどう接すればいいのか
わからなかった。
話しかけられるときは怒鳴られるけど、不思議と悪い気がしない。
彼女は僕のことをどう思ってるんだろう。

そんなことを妄想しているうちに、灯台の下に着いた。

ξﾟ�听)ξ「さあ、入るわよ」

(　＾ω＾)　(鍵かかってないのかお・・・)

ξﾟ�听)ξ「暖を取れるものは無さそうね。でも、風はしのげるわ」

(　＾ω＾)　(これからどうすれば・・・)

その時、下から突き上げるような衝撃が二人を襲った。
周りの全てが唸りを上げて揺れる。

ξﾟ�听)ξ「地震よ！伏せて！！」

頭上の蛍光灯は今にも振り落とされそうに激しく揺れている。
パラパラともろい外壁がはがれて2人に降り注いだ。

ξ>��<)ξ「キャッ！！」






そして、サイレンが鳴った。

　　【第一日　内藤ホライゾン　００：００：００　牙岬灯台】

(　＾ω＾)　「大丈夫かお？」

ξﾟ�听)ξ「キャッ！！」

と悲鳴を上げると、彼女はﾌﾞｰﾝのわき腹に強烈なフックを叩き込んだ。

♯ﾟ�听)ξ「ヘンなとこ触んないでよ！」

(　＾ω＾)　「そ、そんなつもりじゃ・・・」

　もともと物が無いせいか、地震のせいで灯台内が荒れた様子は無い。しかし、壁際には剥がれた漆喰がたくさん落ちていた。

ξﾟ�听)ξ「一体どうなったの？それにこの音・・・」

どこから聞こえてくるともしれずサイレンが鳴り響いている。

(　；＾ω＾)「不気味だお・・・。きっと何か大変なことがあったんだお！」

(　；＾ω＾)「そ、そうだ、このドアさっきの地震のせいで開かないんだお。僕たち２人、ここに閉じ込められちゃったお！」

ξﾟ�听)ξ「そんな、まさか・・・」

彼女はドアに駆け寄ると、ノブを握って押し引きしてみたが、ノブは回りもしなかった。

ξﾟ�听)ξ「本当・・・　ビクともしない。」

ξﾟ�听)ξ「仕方ないわね。上に行って外の様子を見ましょう。このドアを開ける道具もあるかもしれないわ」

(　＾ω＾)　「そうするお」

鉄製の階段を数十段上ると、上階から光が射してきた。
それは徐々に強くなり、最上階に到達するとそこにはライトが眩しい光を放ちながら回っていた。
そして・・・


(；＾ω＾)「こ、これは・・・　　一体何なんだお？？！！」

ξﾟ�听)ξ「嘘・・・」

灯台の最上から周囲を見下ろすと、その光景に2人は絶句した。
暗く濁って荒れ狂う海。そこに照らされる灯台の光が反射したのは、真っ赤に染まった海だった。
見渡す限りが血液のように赤い海。逆巻く赤い液体が岩礁に打ち付けられて飛沫する様は、地獄のように見えた。
サイレンはまだ頭上から鳴り続けてている。

　　【ドクオ　−００：０３：１０　和邇神社】

「・・ん　・・おにい・・」



誰だ？

ああ、いつもの夢か。

夢はいい。

好きな妹がいくらでも現れる。

今夜はどんな・・・




(*ﾟーﾟ)「おにいさん！」

('Ａ`)　「・・・え？」

(*ﾟーﾟ)「よかった、目さめたね」

まだ朦朧とする視界が焦点を結ぶと、彼の目の前にいたのは、
彼を心配そうに見つめる小中学校生くらいの少女だった。

('Ａ`)　「君は？　・・・あれ？もう夜？！」

(*ﾟーﾟ)「うん、あの、おにぃ・・・」

('Ａ`)　(え？幼女？まだ夢の続きか・・・？)

彼はロリコンだった。

('Ａ`)　(まあいい。夢なら何でもアリだ。)

('Ａ`)　「ｳﾎﾎｗｗ」

ﾄﾞｸｵは奇声を上げると少女に掴みかかった。

(*ﾟーﾟ)「ｷｬｰ！　ｲﾔｰ！！」

('Ａ`)　「よいではないかｗｗｗﾌﾋﾋｗｗ












　　　　　・・・！！！！！！！！！１１１１１１１１１１」

　何が起こったか分からないというふうにﾄﾞｸｵは顔をしかめると、その場に倒れこんでしまった。

('Ａ`)　「・・・・・・・痛い。　夢・・・じゃない？」

ﾄﾞｸｵの腹部に、少女の右足がクリーンヒットしていた。

(*ﾟーﾟ)「ご、ごめん・・・」

('Ａ`)　「俺こそゴメン・・・。　そうだ！“あれ”は？！」

ﾄﾞｸｵは祭壇の方を振り向いて厨子の中身を見ようとしたが、そこには何も無かった。

('Ａ`)　「くそっ！　さっき殴られて・・・」

　ﾄﾞｸｵは忌々しげに祭壇の上をにらみつけたが、思い出したように少女に向き直ると、

('Ａ`)　「あ、それで、君はどうしてここに？　それに、そもそも君は誰なん・・・」

ﾄﾞｸｵが問いかけを言い切ろうとしたその時、轟音と共に社が大きく揺れた。

('Ａ`)　「ウワッ！」

(*ﾟーﾟ)「きゃあ！」

古く痛んでいる分、社はギシギシと音を立てながら激しく揺れた。
柱が動くのが目で見て分かる。
祭壇は激しい音を立てて前倒しになり、そこに置かれていた物が2人に向かって落ちてきた。

どうもｸｿﾆｰﾄの皆さん！就職板です！ニートの皆さん記念パピコよろしくお願いします！ｗｗｗ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【一泊？】出版社スレ184ページ目【夜行？】
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1139914796/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　特にコテ犯の方は大歓迎しますｗ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

('Ａ`)　「危ない！」

ﾄﾞｸｵは少女を抱きかかえるとと、社の外へ飛び出した。

外へ出たﾄﾞｸｵは、社から離れて境内の中央の石畳に少女と共にうずくまった。
轟音の中、少女を抱きしめながら周囲に目をやると、鳥居の下に何かあるのが見えた。

('Ａ`)　(あれは・・・)

やがて地震は止み、ﾄﾞｸｵは落ち着きを取り戻すよう自らの思考を回転させる。

（この子は・・・大丈夫だな）

(あそこに倒れてるのは一体何だ・・・？)

少女の手を引いて鳥居のほうへ数歩進んだﾄﾞｸｵは戦慄した。

(・・・死体？！！)

それは紛れも無く死体だった。頭頂部から後頭部にかけてが抉れて、その周りになにかが流れ出している。
そこまで目にしたところで、自分が血の匂いを嗅ぎ取っていることに気づくと、体が震えた。




そして、彼に追い討ちをかけるように、彼らの頭上でサイレンが大きく鳴り響いた。

　　【ヒキオ　−０１：２３：４４　須礼山／山頂】

　風が吹き荒れ真っ暗闇の須礼山山頂へと、西側登山口方面から上がってくる者がある。
息は上がっているが、その目は血走り生気とも狂気ともつかない光をたたえている。
今夜は空も荒れ月明かりも出ていないが、この山を普段から歩きなれている男にとっては造作の無いことだった。

(-＿-)　「２７年ぶりだな。こんな大役をあんな子供が演じようなど、馬鹿馬鹿しい。“これ”は持つべき者が持ってこそ
　　　　　意味のある神器なんだ。」

　ﾋｷｵは“それ”を手に掲げ、愛おしそうに眺めている。

？？？？「そう、“儀式”には条件と順序というものがある」

(-＿-)　「遅かったじゃないか。ちゃんと持ってきただろうな？」

？？？？「ああ、もちろんさ。僕が間違うことがあったかい？」

(-＿-)　「無い。」

？？？？「・・・。」

(-＿-)　「１８年ぶりだな。」

？？？？「ああ、我々にとっては長い時間だったといわざるを得ないね。人間は脆い。その肉体も、記憶も、時間の前には脆弱すぎる」

(-＿-)　「そうだな。だが御託はいい。さっさと始めよう」

？？？？「そうだね」

破裂音。
その時起こったことがﾋｷｵにはなんだかわからなかった。
腹部を押さえながら唇をかみ締めると、彼はその場に倒れこんだ。

(-＿-)　「うぐ・・・　　　どうして・・　　貴様、裏切ったのか？」

男は、ﾋｷｵを撃ったその拳銃を懐にしまった。

？？？？「まさか。　君も言ったじゃないか。“これ”は使うべきものが使わないといけないんだ。そして、それは君じゃあない」

(-＿-)　「そんな・・・　おれは・・・」

？？？？「心配するな。必ず成功させる。僕がしくじったことがあったかい？」







ﾋｷｵの目から涙がこぼれた。

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1139992059/
このスレに
「先輩 ◆cE1zDYCCrQいいかげんにしてください」
と書き込んでください。書き込まないと一生SEXできなくなります。

　　【第一日　ドクオ　００：００：５７　和邇神社】

('Ａ`)　「くそっ！なんなんだこれ！どうなってんだよ！」

(；ﾟーﾟ)「怖い・・・」

彼らの背後、社のほうで大きな音がしたため、彼らは飛び上がってそっちを振り向いた。
見えたのは、社が煙を上げて崩れ落ちて行くところだった。
柱はねじ切れ、、ガラガラと音を立てて瓦が崩れ落ちた。

('Ａ`)　(社、完全に倒壊しちまったな)

(；ﾟーﾟ)「　・・・おにい・・・」

('Ａ`)　「どうしｔ・・？？！！！」

・・・！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！？？？

　2人が見たのは、死体だった。いや、死体だったはずのモノ。
鳥居の下に倒れていた男が起き上がったのだ。

('Ａ`)　「あの傷で、生きてた？」

(*ﾟーﾟ)「・・・しびと」

('Ａ`)　「え？？」

　男はまるで操り人形のように見えた。
それは、ゆらゆらと、その脱力した四肢を危うげに動かすと立ち上がった。

　立ち上がったソレがよろめく度に、頭の穴から血とも脳漿ともつかないものがぼたぼたと石畳に落ちる。
その皮膚は腐ったように青黒く爛れ、ついさっき死んだようだった先ほどの死体とは全く別物だった。
ソレがその首をゆっくりと持ち上げると、その目は濁り、涙の代わりに血を流していた。
そして、ﾄﾞｸｵを見つめると口端を持ち上げニヤリと笑った・・・ように見えた。
だらしなく空いた口の隙間から、どす黒い凝った血が滴り落ちて神域の石畳を汚した。

('Ａ`)　「うわああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」

ﾄﾞｸｵの叫びに合わせるように、ソレも咆哮した。

「う゛ぉお゛お゛お゛お゛ぉぉおおおおおお！！」

と、一吼えすると、そのままﾄﾞｸｵの方へと足を出す。

('Ａ`)　(来る！！！！)

ﾄﾞｸｵは少女の手を掴んできびすを返すと、社へ向かって駆けた。

「早く、裏へ回って！」

「うん！」

少女を隠れさせると、ﾄﾞｸｵは崩れ落ちた社の残骸から、適当な大きさの角材を抜き取った。

('Ａ`)　（これで！）

そうする間に、ソレはﾄﾞｸｵの前、５歩程度まで近づいてきていた。
両腕をこちらに伸ばしながら、奇妙な表情を浮かべて。

　ﾄﾞｸｵは角材を両手で掲げ、威嚇するように空を切った。

('Ａ`)　「来るなよ！来るなって！おい！聞こえてんのか？！！！」

　聞こえてすらいないように、ソレは傾げながらも同じ速度で歩み続けてくる。
そしてついにﾄﾞｸｵを廃墟まで追い詰めた。
ﾄﾞｸｵは必死に角材を振り回した。

('Ａ`)　「うああ！来るな！」

ソレは攻撃に全く動じない。さらに近づくと、今までの動きからは想像もつかないほどのスピードで
ソレはﾄﾞｸｵに向かって両腕を突き出した。


素早く伸びた腕はﾄﾞｸｵの頸を掴み取ると、グッとしめつけた。

「うひぃ・・ふぃ・・　ほぅ・・ひぃひぃ・・・」

ソレはﾄﾞｸｵの頸を締め付けながら、また笑っているような泣いているような奇妙な表情をして呻き声を上げた。

('Ａ`)　「苦しい、・・・」

ﾄﾞｸｵは右足を蹴り上げてソレの腹部に渾身の膝蹴りを叩き込んだ。

「う゛ぇっ！」

ソレは呻くと、よろめいてﾄﾞｸｵから離れた。

('Ａ`)　「くそっ！食らえ！」

ﾄﾞｸｵはソレの側頭部に向かって角材を叩き込む。ソレがさらに後ろへとよろめき後ずさる。
すかさず右から頸部に一撃を食らわせ、さらにそれを振り上げざまに腹部を突いた。

「うっ・・・　おぁ・・・・・・」
ソレは喉から搾り出すような音を出すと、その場に倒れうずくまった。

('Ａ`)　「やったのか？」

('Ａ`)　(やった・・・？　これって殺人だよな・・・)

('Ａ`)　「そんな・・・俺・・・。　おい、死んでんのか？おい！おいってば！」

(*ﾟーﾟ)「いいんだよ。気にしないで」

('Ａ`)　「え？」

いつのまに出てきたのか、ﾄﾞｸｵのすぐ傍に少女が立っていた。
彼女は、うずくまっている屍体に一瞥をくれるとさらりとこう言った。

(*ﾟーﾟ)「起き上がる前から死んでるんだもん。それに、私たちは襲われたんだから緊急避難。
　　　　死体損壊罪にも問われないよ。そうでしょ？それより早くここをはなれようよ。また起き上がったら面倒だよ。」

少女の超然とした雰囲気にﾄﾞｸｵは戸惑いを隠せなかった。
屍体と少女を見比べるとﾄﾞｸｵは、

('Ａ`)　「君は、一体・・・」

　　【第一日　内藤ホライゾン　０５：４０：２９　牙岬灯台】

ξﾟ�听)ξ「起きて。起きなさい！」

(　´ω`)「・・・うは・・・・ﾃﾗﾏﾛｽ・・・　むにゃむにゃ」

♯ﾟ�听)ξ「起きろや！！！！！１１」

Σ(　゜ω゜)「うわっ！」

ξﾟ�听)ξ「やっと起きたわね」

(　＾ω＾)「ご、ごめんお・・・。寝すぎちゃったみたいだお」

ξﾟ�听)ξ「交代よ。今度は私が寝る番」

(　＾ω＾)「わかったお。張り切って見張るお」

ξﾟ�听)ξ「寝てる間におかしな真似しないでよね」

(　＾ω＾)「ま、ままま、まさか！そんなこと考えたことも無いお！」

ξﾟ�听)ξ「・・・。　　いいわ。それじゃまかせたから、オヤスミ」

(　＾ω＾)「おやすみなさいお」

　　【第一日　新巻スカルチノフ　０８：２８：３０　東西電力鮫島風力地熱発電所／保安管理室】

/ ,' 3　「・・・さっきの地震は？」

　彼は床から起き上がって自分のいるオフィスを見渡した。
周囲には自分の他に誰もいない。あちこちのデスクから書類や文房具がぶちまけられ、その惨状を蛍光灯が煌々と照らしている。
地震とはいえ、この施設は変電機から地下のフレキシブルシャフトを通して配電しているため、停電することは無い。
発電・変電施設が壊れなければ、ではあるが。しかし、この様子を見るとそれは無事のようだ。
倒れている椅子を起こして座る。

/ ,' 3　「くそ・・・　まだ頭がくらくらする」

　落ち着きを取り戻すよう、新巻は目を閉じてこめかみを押さえようとした。
しかし、そこに見えたのは暗闇ではなかった。

/ ,' 3　「！！！　・・・今のは何だ？」

新巻が見たものは紛れも無く、いつも通るオフィス前の通路だった。

/ ,' 3　「　・・・幻覚？　疲れてるのかな？ちょっと落ち着いて寝たほうがいいかもしれない」

と、再度目を閉じたが、また雑音のような耳鳴りと共に、同じような光景がまぶたに浮かんだ。

/ ,' 3　「くそっ！なんだこれ。どうかしちゃったのか？　　
　　　　　この映像、動いてる？　ああ、いつも俺が歩きながら見てる視点・・・か？」






新巻は見ていた。
誰かが
ドアノブに手をかける。
回す。
開けた。
そして新巻は見た。そこに自分が座っているのを。

/ ,' 3　「え？」

　目を開けて振り向いた先に、誰かがいた。

/ ,' 3　「おい、外はどうなって　　　　　　・・・！！！！！！」

　開いたドアのノブを握ったまま、そこに立っている男は渦汚れた服を血にまみれにしてこちらを伺っている様子だった。
そして、その目からは血を流していた。

/ ,' 3　「あ、あんた、大丈夫なのか！？」

　新巻が声をかけると、その男はこちらに足を踏み出したが、そのままそこへグラリと倒れこんでしまった。
新巻は床に散らばった書類を避けて駆け寄る。
屈みこんで男の様子を伺う。

/ ,' 3　「おい！」

　すると、男の体が急にガクガクと痙攣し始めた。
頭はダラリと床に転がっているが、四肢を小刻みに震えさせている。

/ ,' 3　「大丈夫か？！　くそっ！」

しかし、男は急に上体を上げると荒巻の肩に腕を巻きつけた。

/ ,' 3　「何だ！　落ち着けよ！」

　男はそのまま抱き寄せると、新巻の肩口に噛み付いた。
驚いた新巻は、男を蹴り上げ突き飛ばした。

/ ,' 3　「何するんだよ！」

　男はのろのろと立ち上がり、中腰の姿勢で新巻に向かって歩み始めた。
あらためてその顔を見ると、全く生気の気配は失せ、皮膚が変色していた。
新巻は周囲にちらばっているペンや本を投げつけるが、男は全く動じる素振りを見せず同じペースで近づいてくる。

/ ,' 3　「くそっ！！」

　新巻は男の傍まで駆け寄り、こちらに伸ばされた腕を掴むと、足払いをかけてその場に引き倒した。
ＣＱＣだ。

　急所に決まったのか、男は呻き声をあげてその場にうずくまった。

/ ,' 3　「やっちまったか・・・」

　うずくまった男の背中に新巻の目が留まった。

　　　　“東西電力”

/ ,' 3　「この制服、うちの所員か。　一体なにが・・・」


　新巻が息を整えていると、突如周囲が暗闇に包まれた。

/ ,' 3　「うわっ！」

　４秒の後、非常灯の緑色の光が新巻の顔を照らした。

/ ,' 3　「停電？一体どうして・・・。　変電設備になにかあったのか？」

　新巻は非常灯の下に設置された懐中電灯を取り出すと、小走りにその場を去った。

　アーカイブ『新巻スカルチノフの社員証』

　東西電力株式外社

　社員番号　１０００９９２０８　　

　氏名　新巻スカルチノフ

　所属　東西電力鮫島風力地熱発電所保安課


　　上記のものは当社の社員であることを証明する。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発効日　平成１５年　９月　１７日

　　【第一日　内藤ホライゾン　０７：２３：５０　牙岬灯台】

ξﾟ�听)ξ「ねえ、名前・・・　聞いてなかったけど、なんていうの？」

(　＾ω＾)　「おきてたのかお？」

ξﾟ�听)ξ「ええ、あまり寝れないわ」

(　＾ω＾)　「そうかお。　僕は内藤ホライゾン。通称ﾌﾞｰﾝだお」

ξﾟ�听)ξ「ﾌﾞｰﾝ？　なにそれ？名前と関係ないじゃない」

(　＾ω＾)　「まあ、ニックネームだおｗｗ　君にはそう呼んで欲しいお。　君は？」

ξﾟ�听)ξ「え？」

(　＾ω＾)　「名前だお」

ξﾟ�听)ξ「ああ・・・　私は、　私はﾂﾝ」

(　＾ω＾)　「しっかり覚えておくおｗｗ」

ξﾟ�听)ξ「そう・・・」

　そこへ、静寂を打ち破るような大きな音が塔内に響いた。

Σﾟ�听)ξ「一体何なの・・・？　　　！！」

　ﾂﾝは突然表情を引きつらせると、

ξﾟ�听)ξ「見て！」

　ﾌﾞｰﾝが窓から身を乗り出してみると、何事か大声で罵りながらこの灯台の入り口の鉄扉を激しく叩いている人影が見えた。

(　＾ω＾)　「様子がおかしいお！勝手に入ったから怒られるのかお？」

ξﾟ�听)ξ「いけない！ここから逃げなきゃ！」

(　＾ω＾)　「逃げるってどこに・・・　」

　ﾂﾝが部屋の隅の赤い箱から、何かを抱え上げると窓際に向かった。

(　＾ω＾)　「それはなんだお？」

♯ﾟ�听)ξ「バカ！縄梯子よ！」

　そう言い放つと、彼女は梯子の一端のアタッチメントを窓に固定した。
その時、下階からガシャンと扉の吹き飛ぶ大きな音が聞こえた。

ξﾟ�听)ξ「来た！いいから早く！」

(　＾ω＾)　「わかたお！　・・・ｱｯー！」

足がもつれたﾌﾞｰﾝはその場に激しくこけた。

(　；＾ω＾)　「ま、待ってー」

　　【第一日　ドクオ　０５：３４：２８　須礼山／林道】

神社を後にした２人は、杉の木立が道に暗い影を落とす中を歩いていた。

('Ａ`)　「とりあえず、町に行こう。地震でどうなってるか心配だ。結構大きかったしな」

(*ﾟーﾟ)「駄目。島の西側に行くのは避けて」

('Ａ`)　「どうして？人はそっちにしかいないぜ。東側にあるのは山だけじゃないか」

(*ﾟーﾟ)「西側に行くためにはどうしても川を渡る必要があるよ」

('Ａ`)　「それがどうしたんだ？」

(*ﾟーﾟ)「奴等が群れてるからだよ。赤い水にはちかよっちゃダメ」

('Ａ`)　「赤い水？」

(*ﾟーﾟ)「そう。アレが体に入ることで変わってしまうんだ。流した、血の分だけ」

　ﾄﾞｸｵはその言葉になんとなくゾッとした。

('Ａ`)　「どうして、そんなことを？」

(*ﾟーﾟ)「おにいさんは、私を信じてくれる？助けてくれる？」

('Ａ`)　「え？」

(*ﾟーﾟ)「私と一つになってくれる？」

　　【第一日　ショボーン　０８：０４：２９　須礼山山中／鮫島鉱山第二斜坑】

　薄暗い洞窟の中、遺棄された坑道の中で猟銃を抱えて外の様子を伺っているのは地元の猟師であるショボーン。
　かつて鉱山採掘で栄華を誇った鮫島も、今では鉱石も枯渇し専ら漁業で生計を立てている。
そのため、最早山を省みる者はいない。木々は間伐されずに枝を広げ森は暗くなった。鉱山施設も荒れ果てて廃墟と化した。
　そんな中で山を見つめるのは、かつて鉱山を掘った高齢者たちと島で唯一の猟師であるショボーンだけだった。

( ´･ω･`)「森が、騒いでいるようだね・・・」

　そうつぶやくとショボーンは坑道を出て、銃を手に山を下り始めた。

　　【第一日　内藤ホライゾン　０８：３４：１８　鮫島トロピカルビーチ】

　昨夜の光景は夢ではなかったようだ。海はやはりそこにあり、やはり血のような水が見渡す限りに広がっている。
周囲は濃い霧に包まれ、太陽がどの方角に出ているのかも分からない。時間も分からなかった。　
２人は赤い波の打ち寄せる海岸を歩いていた。

(　＾ω＾)　「結構歩いてきたけど大丈夫かお？」

ξﾟ�听)ξ「大丈夫よ。あんたに心配されたんじゃ、おしまいね」

(　＾ω＾)　「よかったおｗ」

ξﾟ�听)ξ「何見てんのよ・・・」

(　；＾ω＾)「な、なんでもないお」

　ﾂﾝに咎められたﾌﾞｰﾝは彼女から目をそらすと、海上へ目をやった。

Σ(　＾ω＾)「あ！！あれはいったいなんだお？！」

ξﾟ�听)ξ「あれって？」

(　＾ω＾)　「あれだお！」

　ﾌﾞｰﾝが指差す先には赤い海。そして、そこに何か黒いものが浮かんでいた。

(　＾ω＾)　「動いてる。なんか生き物みたいだお」

ξﾟ�听)ξ「なにかしら・・・。ちょっと気味が悪いわね」

(　＾ω＾)　「怪獣かお？」

ξﾟ�听)ξ「ネッシーじゃないんだから・・・」

　そのとき、地響きと大きな「ドン」という低い音が東の方角から聞こえてきた。

(　＾ω＾)　「何だお？また地震かお？」

ξﾟ�听)ξ「これは違うわ。何かが爆発したみたい・・・」

(　＾ω＾)　「あ！怪獣いなくなってるお！」

ξﾟ�听)ξ「あらホント」

(　＾ω＾)　「きっとさっきの音で驚いて逃げたんだお」

　アーカイブ『海上の怪獣』

　　http://up2.viploader.net/pic/src/viploader90139.jpg

　　【第一日　フーン　１１：３４：２９　鮫島歴史民族資料館／書庫】

（　´_ゝ`）「先輩の言ってたこと、あながちでまかせでもなかったのかもな・・・」

　船から脱出したﾌｰﾝは、港に流れ着いた。彼はそこから町へと踏み込み、この場所へとたどり着いたのだった。
真っ赤に染まった海と、ゴーストタウンと化した漁港と町に彼は混乱するほか無かった。　
しかし、どんな問題にも必ず納得のいく答えを導き出す先輩の言葉を思い出し、彼は奮起してこの資料館へと潜入した。
そして、目当ての物を見つけた。

（　´_ゝ`）「和邇島神生之伝。今のこの事態、この古文書そのものだ」

　アーカイブ『フーンの社員証』


　　株式会社超常科学研究社

　　社員番号　４０００１２４４

　　氏名　フーン

　　所属　週刊少年マガジソ編集部

　　　　上記の者を当社の社員と証明する。

　　　　　　　　　　　　　　発行年月日　２００７年　３月１４日

ちょｗｗｗ2ちゃんのパクリサイト発見ｗｗｗｗｗ
なんかvipまであるぞ！？
お前らなんか書き込んでやれｗ

http://tool-5.net/?tell4

　アーカイブ『和邇島神生之伝―島鳴動之事』

　　　　　　　　古、大八島国に妖しき病流行れり

　　　　　　　　病現し者、和邇島に来れり

　　　　　　　　その夜、島鳴動す

　　　　　　　　地震いの後、島鳴き、水赤く染まれり

　　【第一日　新巻スカルチノフ　０８：３６：２４　東西電力鮫島風力地熱発電所／変電設備棟】

　新巻がそこへ立ち入ったとき、赤い非常灯が変電室の中を不気味に照らしていた。
その光を顔に受けながら、新巻は懐中電灯で装置を一つ一つチェックしていく。

/ ,' 3　「さっきの男といいこの雰囲気といい、俺は一体・・・」

　モニタ群の方へ目をやると、中央の端末のＬＥＤが赤く点滅しているのに目が留まった。
見ると制御端末の非常安全装置のレバーがＯＮにされ、送電が遮断されていた。

/ ,' 3　「非常安全装置が“入”になってる？一体何故こんなことに・・・」

　新巻は非常安全装置のレバーを上げ、送電を再開した。
その瞬間、新巻が認識できたのは強烈な光と熱、それだけだった。
何が起こったのか、それが何なのかを確かめるだけの時間が彼に与えられる事はなかった。

ああ荒巻ーー！

ほっしゅ

　　【三日前　フーン　１３：１２：４７　東京都内／少年マガジソＭＭＲ編集部】

　フーンは自分を呼び出した男のいるオフィスに向かうと、パーティションの端から内側を覗いて主の在席を認めた。
そのデスクは、他のどのデスクよりも雑然としていた。
プリンター用紙が一面に散らばり、和書、洋書、古文書の山がうずたかく積みあがっている。

（　´_ゝ`）「キバヤシさん、突然何ですか招集って？」

　ＰＣに向かっているそのデスクの主、キバヤシに向かってフーンは声をかけた。

キバヤシ「おお、フーン君。待ちわびていたよ。ついに解けたんだ！今世紀史上最大の謎が！」

　キバヤシはオフィスチェアーを素早く回転させてﾌｰﾝのほうへ向き直ると両腕を開きながらそう言った。
　またか。とフーンは思った。
キバヤシはこの編集部の誰よりも博識だが、オーバーアクションなうえ論理を飛躍させて話を大げさにしすぎるところがあるので、
話は３割程度に聞くようにしていた。

（　´_ゝ`）「なんですか？謎って」

キバヤシ「まあ、落ち着いて聞きたまえ」

（；´_ゝ`）（あんたが落ち着け)

　キバヤシはﾌｰﾝの目を見つめながら、深刻そうな面持ちでこう告げた。

キバヤシ「君に、鮫島に行って欲しい」

（　´_ゝ`）「さ、鮫島ですか？しかし、どうして急に・・・」

キバヤシ「僕は、気づいてしまったのさ」

（´・ω・｀)　やあ
君たちには一生セックスできない呪いをかけた。
しかし君たちは運がいい。

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1137925045/

↑このスレに


｢もういい全員死ね｣


と書き込めば呪いは解ける。
では、健闘を祈る。

（　´_ゝ`）(ゴクリ・・・)

キバヤシ「鮫島には和邇神社というのがある。君は古事記を？」

（　´_ゝ`）「まあ、読んではいます。」

キバヤシ「よし、早速鮫島へ行ってくれ！」

（；´_ゝ`）「え？ちょっと待ってください、話がわかりませんよ！」

キバヤシ「何だ！まだわからないのかい？君には幻滅だ。ここはＭＭＲなんだぞ？」

（；´_ゝ`）「すみません・・・」

キバヤシ「いいだろう。因幡の白兎は知ってるね？」

（　´_ゝ`）「はい。出雲神話の一つですね。　
　　　　　　　・・・兎が淤岐島（おきのしま）から因幡に渡るために鮫をだまして海上に並ばせた。
　　　　　　そこを渡って因幡の岸へたどり着いたはよかったが、だまされたと気づいた鮫に兎は皮を剥がれてしまう。
　　　　　　そこへ現れた大国主がガマの穂を使って兎の毛を元通りにしてあげた。　　　　・・・っていう話ですよね」

キバヤシ「小学生並みの概略だが、大体はそれでいい。僕ならもっと深い解釈をする」

（；´_ゝ`）「　・・・それが鮫島と何か関係が？」

ﾏｯﾃﾀﾖｰ(ﾟ∀ﾟ)

キバヤシ「ああ、鮫島には和邇神社という古い社があるんだ。これは平安時代以前に成立したと言われる非常に古いものだ」

キバヤシ「そして、和邇神社の“和邇（わに）”。古来、鮫はワニと呼ばれていた。この和邇はすなわち、
　　　　　　因幡の白兎に出てくる鮫のことだ。そして鮫島という名前。これは恐らく、後世になって和邇から変わっていったのだろう」

キバヤシ「さらに、詳細はわからんが鮫島には古来、死者復活の伝説があるという。わからないか？」

（　´_ゝ`）「まだわかりません」

キバヤシ「これはガマの穂を意味してるんだ！」

（　´_ゝ`）「じゃあ、キバヤシさんは鮫島が出雲神話の淤岐島だというんですか？」

キバヤシ「そうに違いない。そして、」

　　　　　　,.ｨ , - ､.＿　　 　 、
.　　　 　 ,ｲ/ l/　　　 　 ￣￣｀ヽ!__
　　 　 ﾄ/ |'　{　　　　　　　 　 　 　 ｀ヽ.　　　　　　　　　　　 ,ﾍ
　 　 Ｎ│ ヽ. `　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 　 　 /ヽ　/　 ∨
　　 N.ヽ.ヽ、　 　 　 　 　 　 ,　　　 　 　 }　　　　l＼/　　`′
.　　ヽヽ.＼　　　　 　 　 ,.ｨｲﾊ　　　　 　 |　　 ＿|
　　 ヾニｰ　__　_　-=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 　 |　　＼　　　　ここに出てくる大国主は
.　　 　 ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ　　　>
.　　　　 　 l 　 ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐'　l‐''´冫)'./　∠__　　宇宙人だったのさ！！！！！
　　　　　　 ﾞiｰ- ｲ'__　ヽ､..＿__ノ　　 ﾄr‐'　　　　/
　　　　　　　l　　 `＿__,.、 　 　 u　./│　　　　/＿
.　　　　　 　 ヽ.　 }z‐r--|　　 　 ／　 ﾄ,　　　 　 　 |　 ,、
　　　　 　 　 　 >､`ｰ-- '　　.／　 ／　|ヽ　　　　　l／　ヽ　　 ,ﾍ
　　　　　　_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ 　 ./　 ＼､　　　　　　　＼/　ヽ/
-‐ '''" ￣ /　 :| 　 ,ゝ=＜　　　　　　/　　　 |　`'''‐-　､.._
　　　　　/　　 !.／l;';';';';';';＼　　　 ./　　　　│ 　 ＿
　 　 　 _,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､;';';_/,´＼　 ./|._ , --､　|　i´!⌒!l　 r:,＝i
.　　 　 | 　 　 |:.l.　/';';';';';|=　　ヽ/:.|　.|l⌒ｌ ｌﾆ._ | ﾞｰ=':|　|. L._｣　））
　 　 　 l.　 　 |:.:.l./';';';';';';'!　 　 /:.:.| i´|.ｰ‐' | /　|　 　 |.　!　　 l
.　　　　 l.　　 |:.:.:.!';';';';';';';'|　　/:.:.:.:!.|"'|.　　 l'　 │-==:|.　!　==l　　 ,. -‐;
　　　　　l　　 |:.:.:.:l;';';';';';';';|　/:.:.:.:.:| i＝!ｰ=;: l　　 |　 　 l.　|　　 |　/ 　 //
　　 　 　 l　　|:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│　l　 　 l、　:|　 　 |　}　＿|,.{::　　7　））
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.　　　　　　l　|:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.　＼:::::＼:::::　ヽ　 ::::::!′　:::| 　 .:/
.　　　　　　 ｌ |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! 　 /ヽ:::　`:::　　　　::::　　....::....／

　　　　　　　　　ナ ゝ　　　ナ ゝ　/　 　 十＿"　 　 ー;=‐　　　　　　　　　|! |!
　　　　　　　　　　cト　　　　cト　/＾､_ﾉ　 | ､.__　つ　 （.__ 　 ￣￣￣￣ 　 ・ ・
ミﾐ:::;,!　　　　　　u　　　　　　　｀ﾞ"~´　　　ヾ彡::l／VvVw、 ,yvヾNヽ　　ゞヾ　 ,.　,.　,.　、､ヾゝヽr＝ヾ
ﾐ::::;/　　￣ﾞ`ｰ-.､　　　　　u　　;,,;　　　j　　 ヾk'!　' l　/ 'ﾚ ^ヽﾍ＼　　 ,rﾞゞﾞ-"､ノ /　l!　!ヽ ､､　|
ミ/　　　　J　　　ﾞ`ｰ､　　　"　;, ;;;　,;;　ﾞ　　u ヾi　　　 ,,./　,　,､ヾヾ　　 | '-- ､..,,ヽ　 j　 !　| Nヾ|
'"　　　　　　　_,,.. -─ゝ.､　　　;, "　;;　　　_,,..._ゞｲ__／/〃 i.! ilヾゞヽ　 | ､　 .r．　ヾ-､;;ﾉ,.:-一'"i
　　j　　　　／　　 ,.- ､　 ヾヽ、　;; ;;　_,-＜　　/／_,,＼' "' !|　:l ﾞi !_,,ヽ.l　`ー─--　 ｴｨ' (． 7 /
　　　　　　:　　　　' ・丿　　￣≠Ξｲ´,-､　ヽ /ｲ´ r．　`ー-'ﾒ ,.-´､　　i　　　　 u　　ヾ｀`ー' ｲ
　　　　　　 ＼_　　　 _,,......::　　　´ﾞi､　`¨　/　i　ヽ.__,,... '　 u ﾞl´.i･j.冫,ｲﾞl　 ／ ｀`-､..-　ノ　:u l
　　　u　　　　　￣￣　　彡"　　　、ヾ￣｀`ﾐ::.l　　u　　　j　　i､｀ー'　.i /　/､._　　　　｀'y　　 /
　　　　　　　　　　　　　　u　　　　　　｀ヽ　　ﾞ:l　　 ,.::- ､,,　,.　ノ　ﾞ u　!　/_　　￣　ー/　u　/
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　　　　　　　 ./＿_　　　　　　　　ｰ７　　　　/、　l　　 'ﾞ　ヽ/　 ,. '"　　＼｀ｰ--- ",.::く､
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、　　　　　 .i:⌒`─-､_,....　　　　l　　　／　　　　 ｀ー┬一'　　　　　 ヽ　　　 :l　 ／　 , '　｀ソヽ
ヾヽ　　　　 l　　　　　 `　 ｀ヽ、 l　 .／　　ヽ　　　　　 l　　　　　　　　　）　　,; ／　　　,'　　　　'^i

　　　　　　　ナ ゝ　　　ナ ゝ　/　 　 十＿"　 　 ー;=‐　　　　　　　　　|! |!
　　　　　　　　　　cト　　　　cト　/＾､_ﾉ　 | ､.__　つ　 （.__ 　 ￣￣￣￣ 　 ・ ・

　　j　　　　／　　 ,.- ､　 ヾヽ、　;; ;;　_,-＜　　/／_,,＼' "' !|　:l ﾞi !_,,ヽ.l　`ー─--　 ｴｨ' (． 7 /
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　　　u　　　　　￣￣　　彡"　　　、ヾ￣｀`ﾐ::.l　　u　　　j　　i､｀ー'　.i /　/､._　　　　｀'y　　 /, |･　 |・　|　ヽ＿＿＿＿＿ヽ
　　　　　　　　　　　　　　u　　　　　　｀ヽ　　ﾞ:l　　 ,.::- ､,,　,.　ノ　ﾞ u　!　/_　　￣　ー/　u　/ 　｀−●-'　＼ヽ , ─ ､ , ─ |
　　　　　　　　　　　_,,..,,_　　　　,.ｨ､　 ／　　　|　 /__　　 ｀`- ､_　　　 l　l　 ｀`ｰt､_　/　　／ ──　 |　──ヽ|･　　 |・　　 |
　　ﾞ　　　u　　,.／´　"　 ｀`- ､_Ｊ　r'´　 u　丿　.l,...　｀ー一''/　　　ノ　 ﾄ ､,,_____　ﾞ/　／..　　──　|　──　.|`─ 'っ - ´|
　　　　　　　 ./＿_　　　　　　　　ｰ７　　　　/、　l　　 'ﾞ　ヽ/　 ,. '"　　＼｀ｰ--- ",.::く､ |　 　 ──　|　──　|._＿＿＿) /
　　　　　　　/;;;''"　￣￣ ───/　　ﾞ　 ,::'　 ＼ヾﾆ==＝'"／ ｀- ､　　　ﾞー┬ '´　/　＼.＿＿＿＿|＿＿） / ＿＿＿／
、　　　　　 .i:⌒`─-､_,....　　　　l　　　／　　　　 ｀ー┬一'　　　　　 ヽ　　　 :l　 ／　 , '　｀ソヽ　　　　　　／l ＼／＼| ＼
ヾヽ　　　　 l　　　　　 `　 ｀ヽ、 l　 .／　　ヽ　　　　　 l　　　　　　　　　）　　,; ／　　　,'　　　　'^i━（ｔ）━━l |　　　　　 |　|

Σ（；´_ゝ`）「な、なんだってー？！」

キバヤシ「丸裸の兎がフサフサになる。そんな奇跡的な発毛剤なんて、現代においても存在しない。
　　　　　　これは宇宙人の細胞活性技術さ。ノストラダムスもきっとそう言うだろう」

　キバヤシは些か興奮を抑えきれない様子で、眼鏡を中指で押し上げた。

（；´_ゝ`）「そ、それはやっぱりリトルグレイですか・・・？」

キバヤシ「勿論だ！！　・・・君も真実が見えてくるようになったようだね」

（　´_ゝ`）「そ・・・それはいいとして、僕にどうしろというんですか」

キバヤシ「君には宇宙人の痕跡を探してきて欲しい」

（　´_ゝ`）「ど、どうして僕に？」

キバヤシ「残念ながら、ナワヤもタナカもＭＭＲの別の調査に出かけているんだ。頼めるのは君しか居ない。
　　　　　　それに、新人の君にはいい経験になるだろう。どうだ、行ってくれるね？」

（　´_ゝ`）「わ、わかりました。そういうことなら調査に行かせてもらいます」

キバヤシ「頼んだぞ、君は期待のホープだ」

（　´_ゝ`）「・・・・」

アーカイブ『和邇島神生之伝―神主降臨之事』

　　　　　　　古、海に溺るる者等あり

　　　　　　　天之大主神、光に乗りて現れけり

　　　　　　　大主神、島在れと詔ちければ、天より大島出ずるなり

　　　　　　　島、海に降りければ溺るる者等、陸に上がりけり

　　　　　　　大主神、これ和邇島と言うなりと詔れり

(^ω^)うきうき♪

期待しとりますよ

遅筆ですみません・・・

これはなかなかｗｋｔｋ

物を書くのに時間がかかるのは当然だお(　＾ω＾)

>>1のクオリティの高さに嫉妬

今日はもう終わり？

　　【第一日　ドクオ　０８：３５：０３　須礼山／材木置き場】

　ﾄﾞｸｵは言い表しがたい感情と不安に苛まれていた。
少女から告げられた言葉に返答を返せずに窮するﾄﾞｸｵに、彼女は一つ微笑んで振り返ると、そのまま先に歩を進めた。
その態度に驚きつつも、仕方なくﾄﾞｸｵも彼女の後を追ったのだった。
それから２人は一言も言葉を交わすことなく１時間半あまり歩き続けた。やがてここへたどり着くと、
この材木置き場で休憩をとることにしたのだった。間伐された材木が濡れないよう、トタンで覆われてはいるが、寒さをしのぐのに
十分ではなかった。

　今、彼女はﾄﾞｸｵのすぐ横にしゃがみこんで寝息を立てている。
これからこの子にどう接しようかと考えていたその時、森の中を爆音が揺らした。

('Ａ`)　「な、何だ今の！！」

　ﾄﾞｸｵは、思わず角材を手に構えると身構えた。
外では、音に驚いて飛び立ったらしい鳥たちがギャアギャアと叫んで飛び回っている。

(*ﾟーﾟ)「どうしたの？」

('Ａ`)　「今、なんか凄い音がして・・・　何か爆発したみたいな・・・」

(*ﾟーﾟ)「・・・」

('Ａ`)　「そういえば、あれ町の方角じゃ・・・」

(*ﾟーﾟ)「違うと思うよ。あれはきっと発電所だよ」

('Ａ`)　「発電所？」

(*ﾟーﾟ)「そう」

　そう言って少女は音のした方に目を向けた。

(*ﾟーﾟ)「だれか、島に入ってきたみたい・・・」

('Ａ`)　「・・・」

　　【第一日　ヒキオ　０７：１３：１２　牙岬】

(-＿-)　「かぎぃ・・・　かぁぎぃ・・・」

　ﾋｷｵは、同じ言葉を何度も繰り返しつぶやきながら、海沿いの林を歩いていた。

　ﾋｷｵが須礼山山頂で再びその目を開けたとき、彼は死んでいた。
しかし、意識はあった。
　
(-＿-)　(そうか、俺はもう・・・)

　分かっていた。いや、これも望んでいたことの一つだった。それを思い出すと、笑いがこみ上げてきた。

(-＿-)　「ふへぇ　ふひょ　ふひひひ　ほぁぁ・・・」

　しかし、その音は人間の声にはならなかった。
既に半ば弛緩した筋肉に、舌の繊細な動きを再現することは二度と出来なかった。
しかし、その顔には笑みらしき表情がたしかに浮かんでいた。

(-＿-)　(力が生まれるとき、必ずそれに対する抗力が生まれる。俺が逆転するチャンスはまだある)

　そしてゆっくりと立ち上がるとぐらりと上体を後ろに反らし、そのまま倒れた。
しかし、彼はまだ笑っていた。
自由に動き難い身体に驚きながらも、数回こけた末ちょうどいいバランスを保てるようになった。

(-＿-)　「ぃまぁ・・　いくぅぞ・・　ぉぉ・・・」

　山から下り、海岸の防風林をさまよいながら、彼はようやく目的のものを見つけることができた。
岬の先に灯台の明かりを認めると、彼は再び笑った。

(-＿-)　「あぁ・・・」

　だがここに来て、彼は自らの動かす身体に奇妙な感覚を覚えた。

(-＿-)　(どうしてだ・・・身体が熱い・・・　喉も渇く。　ああ、水が欲しい。水、水。　そうだ、早く灯台へ)

頑張れ〜。見とるぞー。

　半ば這うようにしながら灯台までたどり着いた彼は、灯台の鉄扉のノブに手をかけた。
しかし、力をこめても開くことはなかった。

(何故だ！開け！開くんだ！！)

　ﾋｷｵはノブを激しく押し引きし、それでも開かないと分かると激しくドアを叩き始めた。

(-＿-)　「あ゛ー！！！　お゛おぉぉぉ！！！！！　ごぁあ！！」

　言葉にならない罵倒を発しながらドアを殴りつけ、身体ごと倒れこむと、ドアはﾋｷｵごと吹き飛び
灯台内部に激しい音を響かせた。

(-＿-)　(いまいくぞ・・・　)
　
　ﾋｷｵは息を荒げながら長い螺旋階段を這い上がる。体中の傷から血が流れていたが、もはや彼には気にならなかった。
ﾋｷｵが最上階に到達したとき、彼の目に入ったのは回転するライトと、赤い箱、そして定期入れだけだった。
室内を這い回って室内中を見回すと、彼はやがて身体を震わせて咆哮を上げた。

(-＿-)　（どうしてだ・・・　どうしてアレが無いんだ！）

　ﾋｷｵは頭を抱えると、激しく身体を揺らした。
そしてそのまま開け放たれた窓へと駆け寄ると、そこへ飛び込んで頭から下へと落下した。

アーカイブ『内藤ホライゾンの学生証』

　学生番号　０６−Ａ７５０１

　水産食品加工学科

　　　　　　　　内藤　ホライゾン
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発効日２００７年　４月１日　　
　
　　　上記のものは本学の学生であることを証明する。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　美府大学学長　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://pro.tok2.com/~bifu/

宣　　　　　　戦　　　　　　布　　　　　　　告
こ　の　糞　ス　レ　の　住　民　気　に　入　ら　な　い
文　句　あ　る　な　ら　俺　様　達　の　良　ス　レ　を　荒　ら　し　て　み　ろ　よ
そ　れ　と　も　怖　く　て　レ　ス　す　ら　で　き　な　い　か　？　　
　　　　　　　　　　／∧　　　 ／∧
　　　　　　　　 ／　/ λ　 　／　/λ
　　　　　　　／　　/ /λ ／　　/ /λ
　　　　　 ／　　　/ / /λ　　 / / /λ
　　　　／　　　　　　　　 ￣￣　　　 　＼
　　　/　　　　　／￣＼　　　　　／￣＼＼
　　 /　　　　　 |　　 ●| 　　　　| 　　●|　 ヽ
　　|　　　　　　 し￣ヽJ　　　　 し ￣ヽJ　 　|
　 ｜　　　　　　　　 　 　　'"""　　　　　　 　 |
　 ｜　　 """"　　　Ｔ" 　 　 ｜　　 T　"""　|
　　 |　　 """"　　　 | 　　 　　ﾉ 　 　| 　""" |
　　 ＼　　　　　　 　丶 ＿__人＿__ノ　　　 /
　　　　＼_　　　　　　　　ヽ―／　　　__／ ＜　かかってこいよ
　　　　　／　　　　　　　　　￣　ヽヽ　　　＼ この俺様が怖いのか？
　　　　／　　　　　　　　　　　　　ぷっ　

俺様達はチキンなてめーらと違って堂々と↓に俺様達のスレ晒すぜ。

http://life7.2ch.net/test/read.cgi/mental/1139942647/l50

+ ∧＿∧ +
（0ﾟ・∀・）ﾜｸﾃｶ
（0ﾟ∪ ∪ +
+と＿_）__）　+

ﾜｸﾃｶﾎｼｭ

今日はここまでです。
ありがとうございました。

>>53と>>54、ＡＡ用意するのﾊﾔｽｗｗｗｗｗｗ

ほしゅ

保守

ｔｎｈ

hosyu

ほす

⊂二（＾ω＾　）二二二⊃ 保守だお

これって2？
それともオリジナル？

設定だけを２次利用したオリジナルだと思っていただければ・・・
２もまだ序盤までしか行けてないんでｗ

保守

保守

>>85
うほっ

保守

捕手

保ｙ守

ほしゅ

保守

ほ

(☆o☆)

ほす

(・∀・)ほう

ｼﾞｮ

ひ

hosyu

SIRENとブーン系小説を組み合わせたやつ出ないかなぁ･･･と思ってたらｷﾀｺﾚ

続きwktkしながら保守

ほ

(´･ω･｀)

ほ

あげなｓづ

今北産業

（；＾ω＾）うんこ漏れるお

俺→VIP
目の前のガキ(小学生)→英字小説

orz

うきょ

保守

保守

…何か過疎ってね？

保守

クオリティたけぇな

読むぞーage

これの元ネタて何

>>112
SIRENてゲームらしい

>>113
サイレンってよむのね
おもっきしシレンって読んでたｗｗ

　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　マムル、マムル!　
　⊂彡

ほす

保守

保守

ホステス

>>1まだー？

Come on >>1 here early.
いいのか？

>>121

>>1、早くここにこい

という訳でいいのか？
英語苦手だからわかんね('A`)

>>122
合ってるよ
補主

合ってた保守

　　【第一日　ショボーン　１０：４６：２０　鮫島鉱山／東須礼第二管理事務所】

　第二斜坑を出たショボーンは、いくつかの坑道を抜けながら森突き進んでいた。
起伏の中を相当歩いているはずだが、その息と足取りに乱れはない。

　視界が開け、足元が砂利からコンクリートに変わった。
目の前に、霧に包まれた数棟の建物が見えた。
既に廃墟と化しているが、ここもかつて鉱山の施設であった場所だ。
ショボーンは辺りに目を凝らすと、何か動くものを見つけた。

( ´･ω･`)「あれは・・・」

　濃霧の中であるが、確かに人の形をしている。
広場の中央で、コンクリートの地面に膝を突いて大きなせきをしている。

( ´･ω･`)「生存者か・・・？」

　ショボーンはその人影に近寄って肩に手をかけると声をかけた。

( ´･ω･`)「君、大丈夫かい？」

ｋｔｋｒ！！！！！！！！！１１

　相手は酷く身体をびくつかせた後、ショボーンに振り返るよう首を回した。
その顔は血だらけだった。
ソレは黄色く濁った目を不安げに揺らし、その灰色に翳った瞳孔を弛緩させた。

( ´･ω･`)「お前・・・」

　するとソレはショボーンに向かって口を開くと、汚れた歯を剥き出し絶叫した。
赤黒く凝固した血液が口腔から飛沫する。

　ショボーンはソレの眉間に散弾銃の銃口を密着させると、ソレが立ち上がる前に発砲した。
眼球から上の頭部が吹き飛び、残った肉塊が熟れたザクロのようなぬらぬらとした光を放った。
瞼を失った眼窩からは、目玉が湿った音を立てて糸を引き、コンクリートに落ちた。
バランスを失った屍はその場にうつ伏せに倒れた。

ショボーンは飛び散った脳漿を一瞥すると、正面に見える建物へと歩を進めた。

ｋｔｋｒｗｋｔｋ

テレ東の実況に行くので中断します。

とりあえずここまでのまとめです

２００７年　現在


　　　　　　　９月１２日　

　　　　　１３：１２：４７　フーン、キバヤシに呼び出される



　　　　　　　９月１３日　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　早朝　　都内　ブーン家出

　　　　　２３：４５：５０　丹打駅　ブーン駅で目覚める



　　　　　　　９月１４日
　　　　　　　　　　
　　　　　１６：２２：３８　和邇神社　ドクオ、神社にて気絶　

　　　　　２２：００：２２　鮫島行き船上　ブーン、海へ飛び込む

　　　　　２２：３６：１６　須礼山　ヒキオ、？？？？と出会い、神器を奪われ殺害される

　　　　　２３：３１：３３　鮫島トロピカルビーチ　ブーンとツン、目を覚まし灯台へ向かう

　　　　　２３：５６：５０　和邇神社　ドクオ気絶から目覚め、少女と出会う

　　　　　　　９月１５日

　　　　　００：００：００　灯台内　ブーンとツン、地震に見舞われサイレンを聞く

　　　　　００：００：５７　和邇神社　ドクオ、屍人と対決

　　　　　０５：３４：２８　須礼山林道　ドクオ、少女に謎の言葉を告げられる

　　　　　０５：４０：２９　灯台内　ブーン　見張り

　　　　　０７：１３：１２　牙岬　屍人化したヒキオ、灯台へ襲撃

　　　　　０７：２３：５０　灯台に襲撃者。ブーンとツン脱出

　　　　　０８：０４：２９　鉱山斜坑　ショボーン行動開始

　　　　　０８：２８：３０　発電所　荒巻　屍人と遭遇。停電

　　　　　０８：３４：１８　海岸　ブーンとツン、爆音を聞く。海獣と遭遇

　　　　　０８：３５：０３　須礼山　ドクオ、爆音を聞く

　　　　　０８：３６：２４　荒巻、爆死

　　　　　１１：３４：２９　資料館　フーン、古文書を発見

　　　　　１０：４６：２０　鉱山事務所　ショボーン、屍人と遭遇。

こなあああああああああああああああああああああ

ゆき

あらあああああああああああああああああああああ

まき

ひろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

ゆき

ほっしゅ

保守

ふしや

お、ぉ･･･











おちいいいいいいいいんちいいいいん

ド鬼畜宮田が靴べらもってやってきたようです

ほす

ほｓｈ

ミミック死亡フラグ立ちすぎｗｗｗｗｗｗｗ

>>142
インスパイアされたｗ

２と１がまじっててすてきです

あｇ

ｴｲｼﾞ

保守

ち

もしゅ

ぽしゅ

近づいてみると、コンクリートの壁に看板が留められている。
錆付いてあちこちはげているが、黄色の地に極太の黒い文字が読み取れた。
　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　｜　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　｜　　-危険-　　｜
　　　　　　　　　　｜　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　｜　　 火薬 　　　|
　　　　　　　　　　｜　火気厳禁　　|
　　　　　　　　　　｜＿＿＿＿＿＿|

　ショボーンは錆付いて軋る鉄扉を開けると、カビと錆のすえた臭いがする内部へと立ち入った。
薄暗い内部には、さびついた幅の広いロッカーのようなものが幾つか立ち並んでいた。
ショボーンはその中から南京錠のかかったものの前に立つと、手に持った散弾銃の銃床をそれに叩きつけた。
数度叩きつけると、錆付いた錠はあっけなく弾け飛んだ。
ショボーンはロッカーの扉を開けてそこからダンボールをいくつか取り出すと、一つ一つ開封し始めた。
４つ目のダンボールを開けると、彼はそこから茶色いボール紙のようなものに包まれた円筒が束ねられたものを
取り出した。

( ´･ω･`)（ダイナマイト・・・）

　ショボーンは無言でそれを手に取るとバックパックに入れ、その場を立ち去った。

+ ∧＿∧ +
（0ﾟ・∀・）ﾜｸﾃｶ
（0ﾟ∪ ∪ +
+と＿_）__）　+

限られたキャラでSIRENのような群像劇つくんのは大変だな

保守

もす

１と２で苦労も2倍だね

SIRENはやったことないし見てもいないが面白いほす

荒巻死んでしまったのか…

SIRENってホラーゲームだよね？
怖いのか？バイオですら怖くてできないんだがやりたひ。
でも買っても怖くてやらなそうだなぁ・・・

怖さも難易度もﾃﾗﾔﾊﾞｽ

怖くて難しけどオススメ
この小説も、やったことある人じゃないとわかんない表現や面白くないところがあるかと思う。

>>160->>161
ﾄﾝ。ベストで出てるみたいだしお金ある時に買ってみる。
>>1ｻﾝの小説面白すぎｗｗｗ

>>162
ありがとうｗｗ
小説は初めて書いてみるので大目に見てやってください

　　【第一日　内藤ホライゾン　１１：５６：３９　】

　海岸を歩き続けたﾌﾞｰﾝ達はやがて河口にたどり着き、今はそこから上流へ向けて歩いているところだった。

(　＾ω＾)「川を辿っていけば、きっと町につけるお！」

　ﾌﾞｰﾝはそう言って、さきほどから空元気を空回りさせていた。
しかし、ﾂﾝは興味なさげに俯きながら歩くのみだった。

　そこへ、またサイレンが鳴った。

　２人は立ち止まると、空を見上げてどこから聞こえてくるとも知れないサイレンに顔をしかめた。
音量と高さを変調さえて低く唸るサイレンは、彼らに十分すぎる恐怖をもたらした。

(　；ω；)「まただお！気味が悪いお・・・」

ﾌﾞｰﾝは両手で耳をふさぐと不安げにそう言った。

ξﾟ�听)ξ「・・・・」

(；＾ω＾)「一体このサイレン、どこから聞こえてくるのかお？」

ﾂﾝは周囲を見渡すと、突然血相を変えて声を低くして言い放った。

ξﾟ�听)ξ「隠れて！」

(；＾ω＾)「ど、どうしたんだお？」

；ﾟ�听)ξ「いいから早く！」

243 ：この頃流行の名無しの子：2006/02/17(金) 01:27:24 ID:O7MSxAFMO
また馬鹿なVIPPERがﾉｿﾉｿとやってきたな。
一人ではなんにも出来ないニートのヒッキー共が！
空気読まなくていいから、息するなよ！！

261 ：柄さん ◆BG6xKZFSAE ：2006/02/17(金) 01:47:31 ID:pKBgDUVoO
状況がいまいち掴めないんだが(・_・;）
VIPって偉い人達の事ですか？

262 ：この頃流行の名無しの子：2006/02/17(金) 01:49:51 ID:hqWZqaCr0
>>261
ただの変態です

VIPPERに宣戦布告してます。叩き潰しましょう
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/trend/1139906323/l50

　ﾂﾝはﾌﾞｰﾝの腕を引くと、岩場の影に引き込んだ

(；＾ω＾)「ちょｗｗｗ　こんなとこで一体何を！ｗｗｗ」

ξﾟ�听)ξ「馬鹿！！　黙って！」

　そう言い放つとﾂﾝはﾌﾞｰﾝの顔面にパンチを見舞った。

(　゜ω゜)「・・・・」

　ﾂﾝは岩場の影から上流の方を伺うと、すぐにまた影に隠れてうずくまった。

(　＾ω＾)「どうしたお？」

「川の中よ」

「川？」

　ﾌﾞｰﾝは岩の上から顔を出すと、上流を伺った。

「！！」

　いる。赤い水の奔流の中を、上流から下ってくるものたちが。

　　　　　　　　屍　人　の　群　れ　が　。

　ばしゃばしゃと音を立てながらこちらへ向かって下ってくるが、その歩みは遅く、時折こけるものもいる。
しかし、その光景は地獄そのものだった。

ｗｋｔｋだが





寝るので保守たのんだ・・・>>1よがんばれ

寝る前ほす
>>1
楽しませてもらってます
ｶﾞﾝｶﾞﾚ!!ﾉｼ

ξﾟ�听)ξ「三途の川ね・・・」

(　；ω；)「どうするおどうするおどうするお・・・！！！１１１」

　ﾂﾝは再び声を抑えると、

＃ﾟ�听)ξ「いい加減黙って。このままじっとしていれば気づかれないわ」

　ﾌﾞｰﾝは口を押さえて息を潜める。
一人目が２人の横を通りかかった。変色した皮膚に生気はなく、服もところどころ破れて血と泥にまみれている。
だらりと下ろされた腕は踏み出すたびにブラブラと力なく揺れている。
ﾌﾞｰﾝが横目に見る前を、亡者の列が続く。
　幾人か目に、２人の側で転倒する者があった。バシャン！と大きな音を立てて水面に倒れこみ、赤い水を撒き散らした。
その飛沫がﾌﾞｰﾝの白い肌にも飛んだ。
ﾌﾞｰﾝは叫びそうになったが、必死に歯をかみ締めて耐えようとした。

　ﾌﾞｰﾝは震えが止まらない。

原作やった事無いけどKOEEEEEEEEEE

SIRENｗｋｔｋ
闇人ﾏﾀﾞｰ？

　その列の中に黒焦げの人影を見たとき、ついにﾌﾞｰﾝの歯がガチガチと音を立て始めた。
焼けたような服はボロボロになり、あちこち破れた部分が垂れ下がっている。

　二人の前を過ぎた屍人達は、そのまま河口へと進んでいく。

(　；ω；)「み、みんな、海に入っていくお・・・」

；ﾟ�听)ξ「海送りよ」

(　；ω；)「海送り？」

　ﾌﾞｰﾝの見る前で、屍人達は次々とあの赤い海へと沈んでいった。

ほっしゅっしゅ

アーカイブ『海送り』

　―鮫島という島では、毎年厄年の人が海に入って厄を落とすという行事がある。

　　これは海の神に迎えられることで、身体を新たに生まれ変わらせようという意味がある。
　
　　これは、ケガレを落としてから神に向かうために海で身を清めるという一般的な例と反対であり、興味深い信仰儀式の形である。

　　なお、厄年という条件は、恐らく近世になって習合されたためにつけくわえられたものであろうと私は考えている。―


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョルジュ長岡著・「離島の信仰と来訪神」

>>171
イージーでプレイしているうえ、闇人が出てくるところまで進めて無いのでわかりません＞＜

今北四田
>>1乙ｗｗｗ愛ｗしｗてｗるｗｗｗｗｗｗ

>>1
面白いよ！ｗｋｔｋしてるよ！

他の人間のステージやるとき「ザッピング」って言ってしまうｗｗｗ

見てたけど限界・・・。
寝る。
その前に保守

>>178
バイオ０乙。

今夜はもうネタ切れなので終わりです。
後半のフラグや伏線の回収どうしよう・・・ﾔﾊﾞｽｗｗｗｗｗ
軽い気持ちで書くんじゃなかったなと反省している。

>>180
ガンガレ

>>180
いや寧ろ「街」

>>182
そりゃやったことないわｗ

>>1
気楽に書けばいいお

サイレンやってみたくなった

>>1ガンガレ！
ｗｋｔｋして読んでるお

ｔｎｈ

サイレン興味あったのでｗｋｔｋです。
がんがれ>>1！

あげ

ほ

保守

学校いく前に(・∀・)ほす

保守

ところで犬屍人を倒せない件
あいつらﾂﾖｽ(´・ω・`)

保守
もう学校遅刻だぜ('A`)

保守

ほすほす

ほす

かぁぎぃ

ほすっ

ほ

め

こ

ほし

の

せ

か

ほ

し

保守だ！！
重石ロス！！

保守

ほしゅ

保守

プロレス覚えたてで初めて試合に出た時、
バワーボム仕掛けようとして相手の頭を股に挟んだら
力んでウンコ漏らしてしまった。
レフリーがきて髪の毛にこびりついたウンコをピンセットのようなもので払っていたが
『おまえ、わざとか？』とイヤミ言われた。
俺は、わざとかじゃなくて、ワザです、と切り返したら
額にチョップ食らってアタッマ割れた。

保守

保守

ほ

保守

>>213
頭を股ではさむのはフランケンシュタイナーだろ？

ほっしゅ

今北

黒焦げの人影ってつまりもう何ていうかうわぁああああああ

ほ

保守

途中だったのか！
もうそろそろと思って一気読みしてみたら・・・
とりあえず期待保守

火

水

木

金

土

日

火

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1140167639/

350 名前：番組の途中ですが名無しです[sage] 投稿日：2005/07/07(木) 09:21:39
裏2chに怪しい情報ｷﾀ━━━ヽ(∀ﾟ )人(ﾟ∀ﾟ)人( ﾟ∀)人(∀ﾟ )人(ﾟ∀ﾟ)人( ﾟ∀)ﾉ━━━ !!!
これって大問題に発展するんじゃない？

１．書き込みの名前の欄に　http://fusianasan.2ch.net/　と入れる。
２．E-mail欄に、 SEIJI と入れる。（カテゴリー）
３．本文にＩＤとパスワードの　guest　guest　と１行目に入れる。
　　それから書込みボタンを押してください。
４．タイトルが「ようこそ！裏２ちゃんねるへ」に変わればＯＫです。


あるスレでこんなログ拾ったんだけど本当にあるの？

やってみればわかるんじゃね？

ほしゅ

ﾎｼｭ

ほ

ほ

しゅううううう

ほす

しんちゃんおわったほしゅ

ｐ

いろんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

さ

だ

ま

ん

こ

おまwwwwwwwwwwwww

んこ

やるとおもったぜこのやろうwwwwwwwwwwww
保守

保守

ホレ(゜Д゜)ノ⌒

ほしゅしゅ

ほ

も

さ

ぴ

保守

保守

ま

へさ

ん

保守

守り万

ほっしゅ

俺はサイレンは１を中盤まで進めた程度だな・・・。怖くてもうやる気が一切起きなくなってしまった。
それでも中盤まで進めたのは友達とやったからで、一人ではｶﾞｸﾌﾞﾙで手が出せない。

ほしゅ

hosyu

ほしゅ

補

ﾏﾀﾞｰ？

サイレンの怖さってなんなんだろうな
ホラーな感じの怖さはむしろ全くといっていいほど無いんだが・・・

とりあえず猟銃で敵狙ったら意外にも接近してたときと、顔の裏には声を出して驚いたorz

>>272
一番怖いのは信じていたキャラに『裏切られる』ところ

保守

一気に読んで保守

ほっしゅほしゅ

ほ

ん

だ

み

き

>>273
１しかやったこと無い俺には何のことかわからない件orz

1の最後ってどうなるんだ？

それをここで言ってよいのだろうか？

ほしゅんお

ｗｋｔｋ!!!!!
ほす

>>1ｽｺﾞｲ

ほ

ほ

　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿＿＿,,,
　　　　　　　　　　　　　　　/.　　∧王∧　　 ヽ　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ┌─────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　|::ヽ （　・∀・） 　ヽ　ヽ.　　　　　　　　　　 　 　 │↓半反 　 彳走 　才帚　　言寸 │
　　　　　　　　　　　　　　　|.::::ヽ（∩ 　へ ,,,,,,, ヽ ヽ.　　　　　　　　　　　　 └─────────────┘
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::i'''''i　（＿）　　　i'''''i　　　　　　　　　　　　　　⊂⌒ヽ　　 ／⌒ヽ ﾌﾞｰﾝ…⌒⊃
　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ::::i＿i （＿）＿_＿i＿i　　　　　　　　　　　　　　 ＿＼ ＼_（;;)；ω；）＿_／ ／
　　　　　　　　　　|￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣|　　　　　　　　　|⊂))二二二;#,:,';:,,　二二))つ
　　　　　　|￣￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣￣￣￣|￣￣￣￣|￣￣￣|　　　　　　￣￣￣＼　＼,,..,／ ／
　　　　|￣￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣￣￣￣|￣￣￣|　　　　　　　 　 （,, # ;,@;;,.';） ∬
　　|￣￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣￣￣￣|￣￣￣|　　　∬　　　　| ;;;;;,:,'|::,.,∴, ●;∬
|￣￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣￣￣￣|￣￣￣|　　｡●;∬ ,,ω.,,..

ho

保守

保守

ほしゅ

(ヽ'ﾟ'ωﾟ);ほっしゅ……ほしゅ…

マジでおもしろい

>>283
あんまりお勧めしないが攻略サイトのネタバレを読めば分かるよ。
俺はまだクリアしてないから流して読んだけど。

１は凄い複雑なストーリーだから言葉じゃ説明しにくいね。
頭の中では理解してるんだけど。

保守

ほす

保守

ほす

ホース

闇人っていったいどんな性質をもってるんですかね・・・・
出てくるとこまで進めないｗｗｗ

やあ　（´・ω・｀)また君か。

悪いが君には一生勃起しなくなる呪いをかけた。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、その呪いを解く方法があるんだ。

http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1139833086/

↑このスレに、↓の文を書き込めば、君にかかった呪いは解ける。

『必ず実社会で⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ﾌﾞｰﾝして、必ずこのクズ風俗ヤクザものをぶっ殺す！』


では健闘を祈るよ。

>>1ｷﾀｺﾚ！

ちょｗｗｗｗｗｗ>>1どこ行ったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

保守

１０時くらいには続きが思いつくと思うので暫くお待ちください

作者さん頑張って下さい

作者さんぼくをオカズにしてもいいです

蝶wktkして待ってる

ほ

>>1ｷﾀ!
10時の大量投下まで保守。

ほ

保守

保守

まとめないの？

倭玖手樺

サイレン怖くて出来なかった俺は>>1に超期待。

このｽﾚ面白ッ!!もうすぐ時間･･･期待してるお

ごめん。ＳＩＲＥＮ２やってた。
あとすこし猶予をください！

拾字喜田

>>320
おｋ

志村でｽﾅｲﾎﾟしつつ保守

　　【第一日　内藤ホライゾン　１３：４２：２０　異見浦／海浜道路】

　島全体を、霧雨のヴェールが覆っている。
そのため正午を回った今でもとても明るいとは言えず、そのうえ視界も殆どない。
さらに島の上空の黒雲は刻々と濃さを増しているように見える。
ﾌﾞｰﾝたちに纏わりつく水滴は、確実に彼らの体温と体力を奪っていく。

　海送りを目撃した後川を遡った２人は、数十メートル上流に架けられていた橋を渡って対岸へと渡り、
頼りない明かりを放つ電灯がぽつんぽつんと立ち並ぶ道を北へと進んでいた。
行くあてなどあるはずもなく、もはや彼らの足を動かすのはただ先を急ぐという意識だけだった。
しかしの道もやがて途絶えた。地震のせいか、その海沿いの道は崩れて落ちてしまっていた。
道から下を見ると、アスファルトの残骸に激しく波が打ち寄せ、赤いしぶきが弾けている。

ξﾟ�听)ξ「仕方ないわ・・・　さっき道の脇の藪の中に行くわき道があったから、そこから迂回してみましょう」

(；＾ω＾)「そんな・・・　山の中は危ないお・・・」

ξﾟ�听)ξ「そんな事言ったって、しかたないじゃない・・・」

　そう言うと、ﾂﾝはﾌﾞｰﾝを置いて藪の中へ分け入った。

(　＾ω＾)「ま、待って・・・　僕も行くお」

　暫く歩くと、目の前が開け空き地に出た。

ξﾟ�听)ξ「ここは墓地のようね」

　霧でぼんやりとだが、立ち並ぶ石塔の影がそこここに見える。
近づいてみると、表面が脆く崩れて苔むした砂岩の墓石が10基ほど整然と並んでいる。
ﾂﾝはその一つに近づいて墓に刻まれた文字を読み取ろうとした。

待ってました!!!

ξﾟ�听)ξ「これ、かなり古いものだわ・・・　明治四十三年。こっちは大正十二年」

　ﾂﾝは他の墓石にも歩み寄ると、それらを調べ始めた。

ξﾟ�听)ξ「一番新しいのでも昭和十九年。それに、誰も全く手を入れて無いみたい。　・・・変ね」

　フラフラになりながら、ようやくﾌﾞｰﾝがﾂﾝに追いついた。

(；＾ω＾)「ハァ・・・　もうダメだお・・・　歩けないお・・・」

　息を上げて背中を上下させながらﾌﾞｰﾝがそう言って墓石にもたれかかろうと手をかけた時、
何か鋭い音と共に墓石が砕けた。その次の瞬間には破裂音。

Σ(　゜ω゜)「うわぁぁぁあああ！！」

　驚きのあまりバランスを失ったﾌﾞｰﾝは、その場に尻餅をついた。

ξﾟ�听)ξ「何！？」

(　゜ω゜)「撃たれたお！今、撃たれたお！」

　ﾌﾞｰﾝはその場にしゃがみ込むと、頭を抱えて叫んだ。

ξﾟ�听)ξ「撃たれたって、誰が・・・」

そういい終える前に、ﾂﾝの前に立っている墓石から火花が散った。

ξﾟ�听)ξ「キャ！」
　ﾂﾝは素早く伏せると、墓石の影に隠れた。

ｋｔｋｒ！

ｗｋｔｋ

【第一日　ショボーン　１２：０１：２８　須礼山／鮫島観光りんご園跡】

　正午。
ショボーンの頭上でも、あのサイレンが唸っていた。

( ´･ω･`)「二度目のサイレンか。とりあえず１２時間は安全だな」

　ショボーンは煙る霧雨の奥に暗く聳える須礼山の山頂を望んだ。
異様なほどす黒い雲が山頂を中心にしてぐるぐると渦巻いている。
それは中心に向かうほど濃く、また重たげな様相だった。

( ´･ω･`)「一旦、町へ戻るか」

　ショボーンはそう言って麓のほうを見つめると、山を降り始めた。

きたぁぁぁぁぁぁぁ！！

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「そろそろ本気で８０１板を潰そうぜ」

「801板の腐女子達をマジギレさせたい奴は来い！！！」

801板
http://sakura03.bbspink.com/801/

ニュー速ＶＩＰ
そろそろ本気で801板潰そうか　〜第三夜〜
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1140258818/l50

＊＊＊＊＊＊＊＊「注意事項」＊＊＊＊＊＊＊＊
「　腐　女　子　と　の　馴　れ　合　い　は　絶　対　禁　止　　！！！　」
「　本　ス　レ　に　い　る　腐　は　か　ま　う　な　！！！　」

＊＊＊＊＊＊＊＊「作戦内容」＊＊＊＊＊＊＊＊
1000近いスレの埋めたて攻撃でおながいしまつ

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

wktk

ktkrwktkっ�C

サイレンｋｗｓｋっていうとネタバレになるか？

>>334
なるな

それにしてもどうしてくれる>>1よ、ＳＩＲＥＮ２買っちまったぞ
つか志村役っぽいショボーンかっこよすぎwwwwwwwww

>>334
ふと鉄塔の下を見ると屍人がうじゃうじゃ
↓
そして子供が消えている
↓
ココリコ「子供は半年前に死んでいるんだ！」
↓
ココリコの顔も次第に屍人の顔になっていく
↓
市川赤い海を見て「きれい・・・」
↓
市川飛び降りる
↓
なぜか奇跡的に助かる
↓
ココリコの診察の紙に市川が精神病ということが書かれている
↓
四度目のサイレンが市川の中だけで鳴り出す
↓
市川ココリコを殺す
↓
END
サイレンが鳴ったら外に出してはならないというのは
サイレンが聞こえるものを外に出してはいけないということ。

以前一回島民が消えたのは、市川と同じような精神病者が皆殺しにしたということ。

>>334
それは映画版、実に糞映画だった

>>335-337
�d玖珠

今北産業

鮫島
屍人
ｼｮﾎﾞﾝかっこよす

>>335
買っちゃったんですかｗ　すいませんｗ

>>336
ええええええぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーー！！！！！！！！
そんなオチかよ！！！！！！！！！




















って、小説版で読んだんですけどね。

今日は終わり？

(ﾟωﾟ)つ�C

アーカイブ『鮫島観光りんご園パンフレット』

　開園／10時　　閉園／17時

　ご利用料金　大人1200円　　小人800円

　・お持ち帰りはお一人20ｋｇまで
　・園内では、ご自由にもいでお召し上がりください。
　
　園内を周回する移動販売車でりんごジュースを販売いたしております。
　こちらもご利用ください。

　　【第一日　？？？？　１３：３０：４６　異見浦／雑木林】

　男はタバコをふかしながら、慣れた手つきで手に持ったライフルの弾倉に弾を装填している。
先ほど組み上げたばかりのこのライフルはセミオートで射程は300ｍ。８倍スコープもついている特注品である。
　装填し終わると弾倉をセットして、銃床を肩に当てスコープを覗く。
男は口端を持ち上げると満足げな表情を見せた。

　その時、下のほうでガサリという音がした。
男は素早くその場に伏せると、狙撃姿勢をとりながら下の様子を伺った。
耳を澄ますと、なにやら情け無い声を上げながらこちらへ上ってくる者がある。　

　スコープを通して見ると下の墓地で２人、うろついている者がいる。
濃霧で輪郭がはっきりしないが、墓に手をついているものが見える。
寝そべった姿勢のまま、銃床を肩に引き付けて狙う。しかし、寒さのせいか久々の興奮のせいか震えで照準が定まらない。
男は自分を叱咤して息を止めると、引き金を引いた。

続きｷﾀｺﾚ
楽しいよ1楽しいよ

サイレンは漫画でしか呼んでないけど充分楽しいよ

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1140270643/l50
すばらしきスレへようこそ

>>345
漫画って万乗のか？
アレ糞つまんねぇじゃん
SIREN2買え

ゲームやる時間ねーしプレステ2持ってないしwwwwww
恐いし

でも僕、サイトでムービー見たんだぉ？
表情とか、リアル顔キャプったみたいにリアルだったぉ…

僕、怖いもん…

>>349
よくわかったな、キャプってるんだ

>>349
俺はほぼ毎日、更新あるか見ている
http://www.playstation.jp/scej/title/siren2/
はっきり言うと、1の方がよほど怖いから

でもキャラがキャラな分救われてるぉ…
ぉいら文字なら平気だけど、視覚・聴覚的に来ると怖いんだぉ
万乗は絵が下手だから怖くなかったぉ♪(^ω^)

　　【第一日　ショボーン　１３：３７：１７　須礼山／雑木林】

　ショボーンは慣れた足取りで斜面を滑り降りる。
このまま真っ直ぐ下れば海浜道路に出るはずだ。そこからは町まで平坦な道が続いている。
ショボーンがアセビの枝をどけようと手をかけたその時、銃声が林の中を突き抜けてきた。
続いて悲鳴。
ショボーンは立ち止まると、辺りを伺うように見回した。

( ´･ω･`)「今の音、散弾銃じゃないようだね・・・。　この島にライフルの免許を持ってる人間はいないはずだが」

　ショボーンは音のしたほうへ駆けた。

( ´･ω･`)(あれか！)

　ショボーンの見る方向に、クヌギの大木の向こう側に銃を持って伏せている人間がいる。
ショボーンは銃を構えて足音を立てぬよう近寄ると、その男に声をかけた。

( ´･ω･`)「動くな！」

ショボンかっこよす

ちょっと休憩

面白いなぁ

あいでいちぇく

火酒

すごいおもしろい（゜∀゜）>>１さん頑張って☆

保守

ほ

　　【第一日　内藤ホライゾン　１３：４５：０４　異見浦／墓地】

「動くな！」

　ﾌﾞｰﾝたちの背後で声がした。
さらに激しく葉のこすれる音がしたかと思うと、
続いて銃声。
さらに争うような息遣い。
また銃声。
その後ガサガサと藪を掻き分ける音がしたのを最後に、急に静かになった。

(　；ω；)(今度はなんなんだお・・)

　墓石に背中をぴったりと押し付けて震えながらそう考えていると、突然ﾌﾞｰﾝの肩が叩かれた。

Σ(；＾ω＾)「うわわわあぁぁっぁぁっ！！！！」

　ﾌﾞｰﾝが振り向くと、すぐそばに猟銃を持った男が立っていた。

(；＾ω＾)「こここ殺さまいでぇ！」

( ´･ω･`)「殺さないよ。大丈夫？」

　ﾌﾞｰﾝはその場にひざまずくと、後じさりしながら頭を地面にこすりつけた。

(；＾ω＾)「何にも邪魔なんかしないおぉー！」

　ショボーンはなだめようとﾌﾞｰﾝに近づくが、ﾌﾞｰﾝはその度に後じさる。

( ´･ω･`)「落ち着いて」

ξﾟ�听)ξ「さっき私たちを撃ったのはあなたじゃないの？」

　先ほどから様子を見ていたらしいﾂﾝが墓石の影から出てきて言った。

( ´･ω･`)「まさか。」

　ショボーンは背後の斜面を振り返り言った。

( ´･ω･`)「さっきの男は捕まえ損ねてしまったよ」

ショボーンはﾂﾝに向き直ると、

( ´･ω･`)「こんなところにいたって仕方ない。さっきの奴がいつまた襲撃してくるともわからない
　　　　　　私についてくるといい。町まで行こう」

　ﾂﾝは少しの間考えていたようだが、すぐに顔を上げると、きっぱりと言った。

ξﾟ�听)ξ「いいわ。そうしましょう」

　ﾂﾝは早々に決めると、立ち上がった。

( ´･ω･`)「では行こう。こちらの林を降りていけば道路に出れる。僕はショボーンだ」

ξﾟ�听)ξ「私はﾂﾝ」

( ´･ω･`)「そうか、じゃあ行こうか」
　それだけ言葉を交わすと、２人は並んで林の中へ入っていった。

(；＾ω＾)「ま、待っておー」
　まだそこにしゃがみ込んでいたﾌﾞｰﾝは、２人の後を追うべく立ち上がった。

今夜はここまでです。
ありがとうございました。

>>1
乙

乙！
明日も楽しみです！

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作者さん、乙であります！

>>1　乙です〜
期待してます

１さん乙。
今日漫画版読んだがいまいちだった…
ゲームの内容に沿った小説とか出てないの？
ゲームのほうは1、2ともに怖くてできないorz難易度も高いらしいし…
ビビりでぬるげーまーの俺には無理ぽ

乙
保守

>>1
面白いなこれ　ゲームの感じ出てますね(´∀｀)

まとめドコー？

>>373
まとめはない

>>374
マジですか…

誰か前スレのdatをうｐして下さいませんか？

>>372
そう言ってもらえると感無量です。

しかし、大田ともえは怖いですねｗｗｗ
思わず声を上げてびびりましたｗｗ

ほしゅん

>>375
このスレに最初のエピソードから全て書いてあります。
唐突な始まりで紛らわしくてすみません。

でも、ＳＩＲＥＮってそういうもんですよね？

>>378
ごめん…俺が悪かった
前に途中まで読んだ気がしたんだ…orz

まとめないのなら作っても構いませんか？

>>379
拙作ですが、作っていただけるのならよろしくお願いします

>>373
ここが初スレだから最初から読んだらいい

実質３スレ目だぞｗｗ

ともえはキモすぎｗｗｗｗｗ
SIRENは毎回操作ｷｬﾗが人外になるｗｗ

>>1は闇人しらんのか
甲型乙型はインパクトありまくりだったな

保守

闇人って　零式　乙型　甲型　に分かれてるらしいね　乙型怖すぎ((((;゜Д゜)))

そろそろ死んでくださーい

>>386
へー、２まだ買ってないけど闇人って３種類いるのか。
「闇人」ってなんて読むの？
去年辺りサイレンスレで「やみんちゅ」とか書いてあったけど合ってるの？

俺なんてまだサイレン１やってる最中だぜ

ﾃﾗﾈﾑﾀｽ…力尽きる寸前です
続きはまた後日しますが一応アドレス晒しておきます

つttp://vip-summary.mpage.jp/siren/

蟲師見てくるわ
その前に保守

そろそろdat落ちの時間なのでﾎｼｭ

ﾎﾟｹｯﾄﾎｯｼｭ

保守

保守

そろそろdat落ちの時間なのでﾎｯｼｭ

ほし

あぁ、日曜日だ･･･

ほ

も

は

ho

悪霊島…ヌエの鳴く夜は恐ろしい

>>388
「やみびと」じゃないのか？

ほ

ほす

ほしゅ

保守

保守

なんかセクロス中毒の♀がいますたｗｗｗ
↓しかもo自分のパイパイまでとってやがるｗｗｗｗ
ttp://mamalovepapa666.blog42.fc2.com/

ほす

保守

ごめん、誰かサイレンのルールみたいなの教えてくれない？
結構やってなくても楽しんでる人多いみたいだし・・・
サイレンがなると１２時間は平和なのはルール？

>>413
サイレンは１日に４回、零時･六時･一二時･一八時に鳴る
コレは１の場合だが、２はどうなのかは知らない

それと、２には二次屍人は出ないのか？

で、鳴ったらなんで平和なの？？

>>415
攻略サイトかなんかに載ってるんじゃない？
俺>>1の文章だけで楽しみたいからそういうのは他でよろ。

ほっしゅしゅ

保守

捕手

(･∀･){ﾎｼｭﾎｼｭ

保守会

>>415
ごめん。それ勝手に作った設定。
理由はおいおい明かす。

ほしゅ

ほす

ほ

さ

か

き

ほしゅしゅしゅ
http://bukuma.jp/mymenu?ssd=9baaedb82317588fa76e3a2a62d94be1

保守

ksk

保守

舞え舞え光薙
頭の飾りを打ち振るい
焔見やって踊りゃんせ
舞え舞え光薙
首の飾りを打ち鳴らし
水面(皆も?)見やって踊りゃんせ
SIREN2の歌謡
どういう意味なんだろうな？

ほｓｙｵsｓじじぇｊしえｊｃけおｋｊｃ−ｊｃ

舞え舞えオナニー
に聞こえた俺は勝ち組

待ち遠しいね^^

SIREN買おうと思うんだが・・・
1と2どっちが先のほうがやりやすそうか誰かｋｗｓｋたのむ

2がイージーモードとか最初にチュートリアルみたいなのとかあったりしてやりやすいらしいぞ

>>437
先に２を勧める
２はチュートリアルとかが解りやすい上、操作も樂

俺は逆に１をオススメする
２に１のキャラがコッソリ出てたりするし
難しいのを後回しにしたら１は絶対クリアできない

ほ

悩むな・・。
だが　>>２に１のキャラがコッソリ出てたりするし
コレが気になるから1からやってみようかと思う。
>>438
>>439
>>440
ｻﾝｸｽ

このスレの影響でサイレン2買ってきた、
おもすれ〜wwwww

wktkがとまらない

>>442
すごいぞ、とだけ言っておく

まあ難易度も凄いけどな

>>445
２次屍人が怖いよな

まとめってあるん？

へさ

>>447
今、作ってる

>>433 光薙って巫女の事らしい　ネタバレするから詳しく書けんorz

>>449
そっか。�d。作者さんもまとめの人も頑張って下さい！！！

補主
過疎理過ぎ

ほす

誰か来い
保守

ｻｲﾚﾝの映画てどうなの??

ほすほす

ほしゆ

>>455
今さっき見終わったとこだけど、まぁ興味あるなら見る価値はあるんじゃないかな？
て言ってもゲームした事ないからあれだけど…

それと保守

>>458ありがとう( ･ω･)じゃぁ映画は暇が出来たら行こうかにゃ


捕手!!

ほ

>>459
まぁ、あれですよ。少しばかりアレなんで、出来れば千円の日を狙って見た方が良いかと…アレで１８００円だと…ね？わかるよね？
んじゃ、良いｼﾈﾏﾗｲﾌを!!

そして保守

>>461･･･やっぱ原作ｹﾞｰﾑの漫画ってｸｵﾘﾃｨひく(ｒｙ
ｻﾝｸｽ

>>461･･･やっぱ原作がｹﾞｰﾑの映画て(ｒｙ
まぁ、ありがとうね^^そしてほしゅ

失敗しちゃった、申し訳ないです＞＜

保守

保守

今日は>>1こないのか？
１日保守しつづけて何にもないのはなぁ(´･ω･｀)

ほ
し
ゅ

>>1へ
今あるところまでまとめさせてもらいました
>>39の画像が表示されないので再うｐしてもらえると嬉しいです

ちょっと見辛いかもしれん…

石田巡査役の江戸清仁さんが２にも出てる件

例によって主人公を襲うトップバッター

ほす

hosyu
誰もいない？

ほ

闇人の乙、甲型ってどんなんなの？

　　【第一日　ドクオ　１４：２８：３９　廃村】

　数時間をかけて峠を越えたﾄﾞｸｵと少女は、東に向けて獣道を下っていた。
自分の腰ほどの高さに茂る笹の茂みをかきわけながら、ひたすら少女に続く。
もう、疑問を口にする気にもならなかった。
どこへ行くのか、何をするのか、そして君は誰なのか？
もうそんな事はどうでもよくなっていた。どうすればいいのか、どうするべきなのかわからなくなっていた。
ただ、少女だけが希望のような気がしていた。
だから
ただ、少女の後を追う。

　俯きながら歩いていると、突然視界が開けた。
目を凝らしてみると、霧の中から５軒ほどの家が浮かび上がってきた。

('Ａ`)　「ここは？　何でこんなところに集落が？」

　ﾄﾞｸｵは近づくにつれ見えてくるその家のディテールに違和感を覚えた。
いくら離島とはいえ、それなりに近代化はしている。
自分の住んでいる港町でも、木造建築よりもコンクリートとモルタルの建物のほうが多い。
今、目の前に見えている時代劇にでも出てきそうな家など、今まで見たことが無い。

　道は山から下りてくる獣道のままの未舗装なうえに、普段歩く“道”よりずっと幅もせまい。
その前に立つ家々の壁板は日に焼けて焦げ茶になり、屋根も瓦ではなく板葺きだ。

　ﾄﾞｸｵは手近の小屋へと近づくと、木戸を叩いた。

(*ﾟーﾟ)「廃村だから誰もいないよ」

('Ａ`)　「廃村？」

　ﾄﾞｸｵは振り返って少女の顔を見た。

(*ﾟーﾟ)「うん。ずっとずっと前にね」

('Ａ`)　「どうしてそれを？」

(*ﾟーﾟ)「おとうさんに聞いたの。お父さん、この島でみんぞくがくの研究してたの」

('Ａ`)　「このしまに学者先生なんかいたのか・・・。」

　ﾄﾞｸｵは少女に向き直ると訊いた。

('Ａ`)　「お父さんは？」

(*ﾟーﾟ)「もう、いないよ」

('Ａ`)　「やっぱ、あの地震で？」

　少女は俯くと、ﾄﾞｸｵから目を逸らすように後ろを向いてしまった。

(*ﾟーﾟ)「・・・・」

('Ａ`)　「ごめん・・・」

(*ﾟーﾟ)「ううん、いいの」

　少女はそういうと、顔を上げて集落の奥へと歩みを進めた。

('Ａ`)　「あんまり行くとあぶないって」

　ﾄﾞｸｵは後を追いながら声をかける。

(*ﾟーﾟ)「だって、うれしいんだもの」

　少女の声が踊る。

('Ａ`)　「え？」

笑いかけるような少女のうれしげな声にﾄﾞｸｵは戸惑い、立ち止まった。

(*ﾟーﾟ)「だって、おにいさんは、私をたすけてくれるよね？」

　少女が傍に建つ家の木戸に手をかけた。
それは、どの家よりも大きかった。この期に及んで、ﾄﾞｸｵはなぜかそんなことが気にかかった。

　少女が自分に向かって微笑む。
天使のようなあどけなさがあるのに、どこか妖艶だ。
少女の生白い手が木戸を引く。
何故か動悸がする。
頭が朦朧としてきた。でも、不快じゃない。どこかへ忘れた記憶がよみがえってくるような心地よさ。

　ﾄﾞｸｵは少女に歩み寄った。

(*ﾟーﾟ)「ねえ、見て」

　ﾄﾞｸｵは、家の中に見た。其れを。

>>469

>>39はこちらになりますhttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader95598.jpg

ブツ切りのシナリオを丁寧にまとめていただいて感謝します。

ｷﾀﾜｧ*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ(n`∀`)ηﾟ･*:.｡. .｡.:*･ﾟﾟ･* !!!!!

ktkrwktk

ｗｋｔｋ

ktktktkt

krkrkrkr

+　　　+
　　∧＿∧ 　+
　（0゜・∀・）　　　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ
　（0゜∪ ∪ + 　　　　　　　
　と＿_）__）　+

恐怖でwktkしてる

いつのまにかktkr

保守

今北
なんか、ココ話の重要な部分な気がした

wktkwktk

すげえな>>１
ほんとに小説書くの初めてなん？
てっきりライターとか、文章に関係のある仕事してる人かと思った。
文章力高いよ。楽しみにしてる。頑張って。

アーカイブ『鮫島民話民謡集―７』

　「まぼろしの村」
　
　大正の話。
　この鮫島に住み着いていた伊藤の某という男がいた。
　その男、須礼山へ猪撃ちに出かけた。日暮れまでには帰ると女房には言っていたが、夜になってもかえらぬ。
　明けて次の朝村の男を集めて山狩りをしたが、見つからなんだ。
　ところがそのたそかれ時、家の戸口に立ち現れた。驚いた女房がいままでどこにいたかと問うと、
　男は山で霧に包まれて困っていると、麓のほうに明かりが見えた。しめたと思って歩いてゆくと、村についたという。
　そこで何をしたかというと、死んだ伊藤の母に会い、晩飯を食わされたという。
　女房は、おまえは狐にだまされたのじゃと言ってそののち男を山にやらなんだ。
　東北には、マヨイガといって、伊藤某の話とよく似た話があるそうな。

　　【第一日　内藤ホライゾン　１５：２８：２７　無入漁港】

　ショボーンの先導でﾌﾞｰﾝ一行は無事に町周辺まで出てくることが出来た。
途中、ﾌﾞｰﾝが斜面を滑り落ちるという些細なアクシデントが数回起きたが、たいした問題ではない。


( ´･ω･`)「さあ、もうすぐだ。」

ξﾟ�听)ξ「町に来ても相変わらず霧ね。見通しのいい場所ってないのかしら」

　そこへﾌﾞｰﾝが遅れてやってきた。

(　´ω`)「ま、待ってお・・・　ﾌﾞｩ・・・」

　が、２人は彼が見えていないかのように話を進める。

( ´･ω･`)「とりあえず、船をさがそう」

ξﾟ�听)ξ「そうね・・・。　こんな島からはさっさと出ましょう。」

　２人＋１人は、霧で足元を踏み外して海に落ちないよう注意しながら繋留桟橋まで歩いた。

( ´･ω･`)「船が無い」

　だが、彼らが目にしたのは桟橋にぽつんと佇むボラートと、そこから海の中へと垂れる繋留ロープだけだった。

ξﾟ�听)ξ「本当・・・。　一隻も無いなんて」

(；＾ω＾)「そんな！どっかにあるはずだお・・・」

　泣きそうなほど悲痛な声でﾌﾞｰﾝが叫ぶ。

　ﾌﾞｰﾝ達は、漁港を端から端まで歩いたが、赤い海の上にはゴミのほかに何も浮かんでいなかった。

Σ(；＾ω＾)「ｱｯｰ！！どこにもないお！　島に閉じ込められちゃったお！　これは殺人事件フラグだお！」

　ﾌﾞｰﾝはそう叫びながら頭をかかえてぐるぐるとその場で回った。

ξﾟ�听)ξ「おちつきなさいよ！さっきからうるさいわよ」

　ﾂﾝに一喝されて、ﾌﾞｰﾝはしょげ返ってその場にへたりこんだ。

(　´ω`)「うぅ・・・」

( ´･ω･`)「仕方ない。町に行こう」

ξﾟ�听)ξ「でも、やつらが」

( ´･ω･`)「大丈夫。今彼らは海の中だ。　問題はさっき撃ってきた男のほうだけど、町にいないことを祈ろう」

ξﾟ�听)ξ「結局安全なのかどうなのかわからないわね」

( ´･ω･`)「ここにいるよりはマシさ」

　ショボーンの振り向いた先、ぼんやりと町が翳って見えた。

>>280

>>488
初めてです。
それゆえ、他のﾌﾞｰﾝ小説と読み比べるとどう見ても稚拙です。
保守してもらってるのに書く量も少なくて申し訳ない。
それにもかかわらずお褒め頂き本当にありがとうございます。

もしゅ


そしてgood night

これってサイレン？

>>493
大丈夫だ
確かにレベルでいうと本を出せる程度だけど
公開するということが重要なんだ
期待してる人は多いんだから頑張れ

保守

ナマツ

ほしゆ

hosyu

フォー！！

あ

　|

!!

ほす

ほしゅしゅしゅ

保守

ほす

ほしゅ

ほしゅほしゅほしゅほしゅ

ほ

ほ

し

ほ

し

肉

ｳﾒｪ

ほしゅ

今起きたーーーーー

ので保守

遅刻ほす

( ^ω^) やっと追いついた〜

そ

>>420

『ブーンが屍人になったようです』
(ヽﾟωﾟ)･･･

もう、あれだな、こんな良い小説まできたらサイレン買うしかないな
実況で既に気になってたけど
1のが怖そうだったから、1明日にでも買って来よう･･･

保守ん

ほっ……ほし………ほ……しゅ……

捕手

ほす

保守

ほす

今やっと追い付いたｗｗｗ

( ^ω^)おもすれー

保守

ho

下手なラノベより100倍面白い

保守

保守

保守

みんな知らないんだ……これからは…どうあがいても絶望だってことを…

hosyu

保守

ところで【第一日】ってあるけど>>1さんは何日まで頑張る気なのでしょうか(´･ω･`)自分が>>1さん側として考えたら気がとおくなるような…ｶﾞﾝｶﾞﾚ!

ほ

保守

保守

保守

非主

補修

徒手

ほしゅ

ほしゅ

ほ

も

め

mu

み

保

守

ho

スレ違いだけどやかんたんのSILEN実況もうやらないのかな…

ホラーゲーム実況スレはあんだしあきらめんな！！
きっとこのスレに感化されて実況する人が現れるはず

セェェェェェェエエエエエーックス！

('A`)ｳｹﾞｧ

プリンも登場させてほしいでちゅ(o･_･o)