126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 00:34:51.10 ID:CVWAv9+I0
h
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 01:01:16.35 ID:2q9UljAFO
応援保守
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 01:23:49.85 ID:nKHy8JEQ0
ほす
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 01:59:30.56 ID:HyK55ZNE0
また書いてみるかもしれないので保守
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 01:59:36.11 ID:bHHECMuAO
寝る前に職人さんサンクス
おやすみ保守
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 02:25:17.42 ID:xlLz9A1E0
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 02:49:36.91 ID:nKHy8JEQ0
ほ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 03:23:46.48 ID:CVWAv9+I0
h
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 04:05:31.47 ID:qIRbpdAqO
ほ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 05:02:55.71 ID:bHHECMuAO
なんか目が覚めた。保守
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 05:28:31.93 ID:qIRbpdAqO
夜勤中保守
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 06:07:04.90 ID:Z8p4MRRx0
☆
寝る
そろそろ書きあがりそうだから書きあがり次第一気に行く保守
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 06:31:47.32 ID:CVWAv9+I0
できました。それでは、
皆様しばしの間
御目汚しかと存じますが
どうか最後までご鑑賞ください
では!
起きた時に彼はもういなかった。
どうせまた仕事だろう。
テーブルを見たけど何も書置きは無い。
いくら暖かい布団の中にいても
冬で、ヒトリで、裸で、寂しくなるのに十分過ぎる条件
私がこの部屋に来て三ヶ月。
いつも不思議なんだけど物語はどうして三ヶ月目に始まるのか。
二ヶ月でも一週間でもいいのに
まあ三ヶ月頃がお互いを冷静に見つめられる頃なんだろう
彼は私が男の記憶をもってることを知らない
だから私を完全な女として扱う
初めてのキスは一週間たってから
初めてのセックスはそれから更に一週間
私が男だった頃、セックスまではもう少し時間をかけたと思う
意外と積極的なのか?
でも
今では私のことを「保護法で来たエロ本」位にしか思ってないのだろう
帰ってくるなりいきなり抱いて、勝手にイって、勝手に寝て
私が掃除をしたり食事を作ったりしたところで
彼は気にかけるそぶりも見せなかった
女になったばかりの頃は戸惑いもしたけれど楽しみにしてた部分もあった
男性時代の記憶があることは
容姿を見ただけでわかるわけも無く
注意深く行動していれば養成所でも特に人目を引かなかった
しいて言えば思ったほど幼い体にならず
少女と言うよりも女性と言うほうが似合うことだろう
それでも見ようによれば十分高校生に見えるし
実のところ、いくら大人ぶっても
18か19の小娘ぐらいにしか見えなかった
もともと器用なので化粧を覚えるのは早かった
自分の顔が綺麗になっていく様子は男では味わえない満足感がある
背にあまり影響が無かったのは嬉しい誤算
あまり高くなかった背も
女の体になれば平均よりずっと高くて
「あなたにヒールは無理ね。」と女性教官に笑われた
個人的にはこの長い脚がけっこう気に入っているので
何を言われても平気だった
後、目元の黒子もいい感じなのでお気に入り
彼は優しい
キスする時もなかなかいいムードだし
セックスだっていきなりするくせに
体重をちっともかけないから私はいつも楽チン
いきなりだから初めはちょっと辛い時もあるけど
その内におもわず
「ぁぁあぁぁ…」とか声がでるから
やっぱ上手いのかも
処女だったこの体も
今ではしっかり彼に反応するんだから
私がホームレスになったのは実につまらない理由だ
まだ二十歳になったばかりの私は
両親と大喧嘩をして家から飛び出した
不幸だったのはその翌々日に
法案が成立して、早速試験的に実行されたことだ
今ではある程度の年や家庭条件を満たすものは
法案適応を除外されるのに
私は運悪く第一陣につかまり
晴れて?この体になった
彼に引き取られた時
意外だったのを覚えてる
他にも可愛い子が沢山いるなか
私みたいにちょっと大きくて胸も尻も薄い女を引き取る男がいたこと以上に
彼は私より小さくて見るからにひ弱そうだったからだ
(優しそう…ではあるよね)
まあその程度の認識だった私の考えは
今となっては見事に打ち砕かれたわけだけど
彼の優しさに応えようといろいろしたけど
彼はいつも口数少なく微笑むばかり
(その笑顔もいいけど何か言えっつーの!)
そう思いながらも私を引き取ってくれた彼以外に
今となっては頼れるものはいないので
口が裂けてもいえなかった
まあ必要以上に踏み込まない彼のそんなところは
私にはとても居心地よく実のところ満更でもなかった
食事を作ったらきっちり食べてくれるし
ベッドカバーを換えればその日のセックスは丁寧になるので
(なかなかいい奴だなと)思っていた
両親は嫌いじゃなかったけど
私に対しやたら彼らの倫理観を押し付けるので少し苦手な部分もあった
だからこの生活は実に私向きだったのだ
そんなこんなで彼との生活が三ヶ月経ったわけだけど
最近、
彼が保護法の女性紹介誌をやたらよく読んでいる
物言わぬ彼のこの行為に
私は着々とフラストレーションをためていた
(捨てられるのかな…)そんなことを考えたら
信じられないくらい胸が痛くなった
初めてのセックスよりも
子供の頃の大怪我よりも
今まで経験したどんな痛みよりも痛くて痛くて
私は
静かに泣いていた
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 06:38:07.67 ID:sZU04+di0
なぁ、これってさ
新薬が適合しない人間が、女体化薬飲むだろ
そしたら
異形のクリーチャーになるんじゃね?
そんな日が何日か過ぎれば
彼もいい加減に私のことを不審な目で見るようになった
彼の前で泣くことは無かったけど
はれ上がった赤い目、食事を出す回数が減った事、セックスで前ほど感じなくなり
彼に背を向けて寝ることが多くなった
それまでは、セックスの後に彼が背を向けても、抱きしめてくれても
必ず私は彼に抱きついて寝ていた
男の頃の体が懐かしかっただけでなく
小さくても自分が「女」であることを意識させてくれたからだ
そうやってどんどん強迫観念が募ってきたある日
彼が食事を残した
「残すなんて珍しいね…」
そういおうと思ったのに声がでなかった
彼の顔からはあの笑みが消えて静かに見つめられていた
(あ〜。いよいよお別れかな)そう思った
その途端あの痛みが今までにない位私の胸を締め付けた
彼の前では泣かないと決めていた
男だった私は目の前で泣かれることがどれだけ面倒くさいか良くわかっていたから
だけど
涙が溢れてしまった
次から次へと止まることなく
その内に声まで漏れてしまい
私の大嫌いな「メンドくさい女」になっていた
彼が何かを言おうとした
「あのさ、」
「捨てないでっっ」咄嗟にでたのはNGワード三位、これを言ったら引かれる
「あなたの言うとおりにするからっっ」二位、この時点でもう関係崩壊
「あなたが好きなのぉ…」ぶっちぎりの一位、修復不可能
言った後にどれだけ重い女なんだと自分で思うものの
言った言葉は元には戻らず
言った弾みでタガが外れて余計に泣いてしまった
彼はポカンとしていた
「良かった〜。嫌われてるのかと思ってたよ」
こいつは何を言ってるんだ
「僕はこんな風にさえないだろ。だから自信が無かった。女性を抱くのも君が初めてだった」
これは何語
「この際だから言っちゃうと、僕は肉が苦手でね(笑)魚派なんだよ」
今夜は生姜焼き
「君は綺麗だけど偶になんて言うか、男らしいしぐさがでるだろ?
なんだかナヨナヨした僕を馬鹿にしてるのかと思ってたんだよ。」
へッ?
「僕は君を捨てないよ。正直君に一目ぼれしてから毎日が幸せだったんだ。
だけどそんな人が一緒にいると思うと緊張してね。
僕の方こそいつ嫌われるのかと冷や冷やしてたんだ
正直、肉は半月くらいもういいよ」
(愛されてるんだ)
そう思った途端、今度は胸が一杯で
不意に不安の正体が判った
(また一人になるのかと不安だった)
口から言葉が溢れた
「いきなり女になって、化粧を憶えさせられて、いきなり生理がきて
女になっちゃったことを受け入れ始めて
やっと安心できる人と出会ったのに捨てられるかと思って…」
「私たち、お互いに無理してたんだ」
「そうみたいだね」彼は笑った
「笑うなよ。私は不安だったんだ。大体なんで紹介誌なんか見てたんだよっ。」
「なんだか強気なわりにちっこい質問だね。あれは君が男みたいに振舞うのが悪いんだよ。
もしかして男の頃の記憶があるのかと思ってね。
そういった事例があるなら何かしら記事が出てるだろうと思ったんだ」
バレテル激しくバレテル
「実際のところおぼえているんだろ?僕は気にしないよ君が好きなんだから」
こんな臭いセリフ言った覚えが無かったけど
言われて判った
「教えてやんねーよっ。」
半べそで、過呼吸気味だから痺れる手足なのに
胸の中が一杯だった、心地よい苦しさだ
「言うこと一つ聞けっ。じゃないと張り倒す」これだけは言いたかった
「いいよ。なんでもどうぞ」笑いやがって
「セックスの時はもっと体重かけろ。私はもっとくっつきたいんだ!」
Fin
以上で
かいてみる
第二談
を終わらせていただきます。
機会があれば
また何か書いてみたいと思います
バイバイ!
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 06:55:13.28 ID:CVWAv9+I0
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 07:25:55.73 ID:xlLz9A1E0
>>151 ktkr!!!
小説もまとめサイトにカテゴリーつくりたいね
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 07:52:52.45 ID:xlLz9A1E0
しかしホントに、素直に萌えていいのか迷うスレだよw
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 07:58:10.97 ID:nKHy8JEQ0
>>153 まとめはWikiなのでだれでも編集可能。
混み合う時間帯は、鯖エラが頻発してアップできないので色々な時間帯に試してみてください。
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 08:49:50.58 ID:nKHy8JEQ0
ほ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 09:21:18.88 ID:nKHy8JEQ0
ほ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 10:00:19.68 ID:nKHy8JEQ0
ほ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 10:17:50.23 ID:bHHECMuAO
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 10:51:51.57 ID:nKHy8JEQ0
ほす
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 11:13:33.58 ID:nKHy8JEQ0
最後のほしゅ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 12:15:25.41 ID:aNdRLVlnO
アブナス
一時間保守
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 12:22:32.56 ID:nKHy8JEQ0
まとめサイト鯖鰓多杉
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 12:44:08.95 ID:nKHy8JEQ0
ほす゜
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 13:02:36.53 ID:mDa0aHLUO
昼休憩終わりの保守。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 13:21:26.71 ID:aNdRLVlnO
今から昼飯保守
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 13:57:46.78 ID:aNdRLVlnO
ほ
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 13:57:53.27 ID:nKHy8JEQ0
ほ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 14:13:34.37 ID:g2dSbNCP0
う
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 15:00:07.60 ID:mDa0aHLUO
ほ
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 15:21:16.75 ID:rERs2g6t0
なんていうか、書いてみるさんが、好き。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 15:47:15.48 ID:iJaRepteO
ほしゅ
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/02/08(水) 16:03:57.73 ID:bHHECMuAO
ほ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ