1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:05:36.62 ID:iS8QTwae0
落ちたwwwwwwwwwwww
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:06:46.88 ID:iS8QTwae0
保守、頼む、誰か、マジで。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:09:45.28 ID:IXEcWecO0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:09:59.11 ID:iS8QTwae0
つかこの時間に立てるべきでは無かったかもしかして。
だったらごめんよ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:10:08.48 ID:zI80FY+iO
怖いな、今回は
何かの契約みたいだ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:11:56.74 ID:zuCO2ejT0
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:17:35.58 ID:Ds6tgf/O0
hasyu
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:17:48.46 ID:p7ihmaGH0
保守ぁ!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:24:51.94 ID:J5J84glV0
重複スレッド立てちゃったよ・・・
1乙&反省保守
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:33:26.06 ID:/gCLLP560
ho
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:33:30.19 ID:0ULAdQLg0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:34:09.08 ID:0ULAdQLg0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:47:01.64 ID:g9PABVOX0
おつ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 17:56:43.65 ID:Zw5Rgig60
床屋行ってるすきに落ちてた・・・
乙。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:08:37.28 ID:/gCLLP560
hp
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:16:24.98 ID:Te1tj5Z00
invent
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:23:54.30 ID:/gCLLP560
クゥ「なあ、×××」
×××「なに?」
クゥ「そこのみかんを取ってくれないか?」
×××「分かった。……はい」
クゥ「ありがとう」
×××「クゥ、ぼくも聞きたい事があるんだけど」
クゥ「なんだい?」
×××「何で朝ぼくが朝食を食べた後漫画でも読もうかと思って自室のこたつの中に入ったら、君がこたつの中に入っていたんだい?」
クゥ「それはどうやって気づかれずにこたつの中に入った、ということか?それとも、どういう理由でここにいるのか、という理由か?」
×××「両方だ」
クゥ「まず一つ目だが、屋根を通って窓から入った」
×××「鍵がかかっていたはずだけど」
クゥ「その窓は外から上下に動かすと鍵が外れるのだよ」
×××「…………」
クゥ「二つ目の理由だが、簡単だ。×××と一緒にいたくなった。それだけだ」
×××「すごい自分勝手な理由だね……」
×××「理由は分かった………意味分からないけど」
クゥ「相変わらず鈍い男だな、君は。『一緒にいたくなった』というのは暗に『好きです』と言っているのと同じだぞ?」
×××「そうなのか」
クゥ「そうなのだ。さて、返事をしてもらおう」
×××「なんのだ?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:24:09.81 ID:/gCLLP560
クゥ「さっきの私の言ったことに対してに決まっているだろう」
×××「…………好きなだけこたつの中にいてもいいよ」
クゥ「何だそれは?ロマンチックのかけらもないではないか。『実は俺も君のことが……』とか言えないのかね?」
×××「ぼくがそういう性格じゃないのは知ってるだろう……恥ずかしいし」
クゥ「うんうん、それでこそ×××だ。ところで、こたつの中、とさっき×××は言ったが、布団の中は駄目なのか?」
×××「駄目、って言ってもクゥは勝手に入ってきそうなんだけど」
クゥ「ん、まあそうかもしれんがな」
×××「なら勝手にしてくれ」
クゥ「買ってついでに君の前に座ってもいいかい?」
×××「あんまりずうずうしいと嫌われるぞ………お好きなように」
クゥ「ああ、私は幸せ者だ」
×××「よかったな」
クゥ「×××はこの状況でなんとも思わないのかね?」
×××「どっちでもいい……が、少なくとも悪くはない」
クゥ「そうか。それはよかった」
×××「………………」
クゥ「と、おっ!いきなり抱きしめるとは……」
×××「気にしないでくれ」
クゥ「大胆なんだな」
×××「…………」
クゥ「顔が真っ赤だぞ?まったく、慣れないことをするからだ」
×××「気にしないでくれ…」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:25:03.63 ID:/gCLLP560
性格のよく分からない男と隣に住んでる素直クールの会話。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:30:42.80 ID:Y7W8s8OB0
重複スレが落ちたようなので念のために保守
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:32:24.92 ID:IfwkYOjs0
>>20 個人的な意見だが、感情移入する男がしっかりキャラ立ちしてないと
話を楽しめないんだ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:35:03.89 ID:/gCLLP560
>>22 なるほど。キャラの設定なんてあまりしてないから、長編を書くときには気をつける。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:42:51.12 ID:Te1tj5Z00
ウナコーワクール
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:44:14.47 ID:g9PABVOX0
ho
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 18:51:31.52 ID:IfwkYOjs0
土曜ほんとに落ちるの早いな
保守
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:05:32.85 ID:NKLjzIDB0
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:14:15.28 ID:NKLjzIDB0
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:14:15.46 ID:Te1tj5Z00
バスクリンクール
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:25:54.94 ID:PMhhCqoAO
保守
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:25:55.41 ID:Pftv8e1P0
落ちてんじゃんかwwwww
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:34:27.88 ID:MrH+El2z0
なあ・・・・・まとめサイトが見られないのは俺だけか?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:35:47.71 ID:PtNZDzmX0
>>32 前スレでも話題に出たが、鯖が落ちたとかで見れなくなってる
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:35:59.26 ID:zI80FY+iO
鯖落ちだろ?
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:37:14.32 ID:Pftv8e1P0
保管所Wikiは大丈夫だな
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:37:33.93 ID:WJbXokrH0
ちょっとこれから連載になるであろうものを投下してみる。
ニレスぐらい使うよ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:37:52.91 ID:Pftv8e1P0
おk
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:38:17.16 ID:WJbXokrH0
俺の名前は向坂冬悟。
17歳の高校二年。
誰もが羨むナイスガイ(仮)。
親父と一軒家に二人暮らし。
彼女、ナシ。
『一万年と二千年前からあ、い、し、て、る〜♪』
携帯の音で目が覚めた。
電話がかかって来たのか…
まだ睡眠から完全に覚醒していない体をやっとこさベッドから引き離し、傍らの携帯を手に取った。
「…非通知ぃ?」
こんな時間に誰だ…?
…こんな…時間…?
バッ!!と体を起こす。
慌てて携帯を開くと、画面に映る「非通知」の文字。
その上の表示される時間は…8時。
8時。はちじ。HA・CHI・ZI!
「やっべええぇええぇぇえ!!!」
絶叫。
怒涛の勢いで着替えを済ませ、階段を駆け下りる。
居間に飛び込む。
テーブルの上にメモを発見し、手に取る。
そこには、
『先に行く。朝と昼はコンビニで済ませてくれ』
と書いてあり、メモがあったところには千円札が置いてあった。
…千円かよ!高校二年の男の二食分が!!
それでも仕方なく玄関を開け放ち、飛び出る。
そのまま学校へ向かってひたすらに走った。
携帯はもう鳴っていなかった。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:38:44.21 ID:WJbXokrH0
学校について、HRが終わって、授業が始まって、昼休みに飯食って、帰りのHRも終わって、俺は帰路に着く。
「なあ冬悟ー久々にゲーセンかナンパかゲーセンかナンパ行こうぜー?」
「四択に見せかけた巧妙な二択!!?お前の頭の中はそれだけか!?」
「それだけさ!!」
「言い切った!!カッコイイよ長瀬!!」
俺の隣には、俺の昔からの親友にしてクラスの漢代表・長瀬光一郎が並び歩く。
「そういや、今朝電話鳴ってたっけ…」
言いながら、ポケットを探って携帯を取り出す。
「お、留守電入ってる」
画面に光る留守電マークを見て言う。
「壷かー?妖しげな宗教団体かー?」
俺の呟きを聞いて長瀬がおどけた口調で言う。
「しらねぇよ」
俺も笑いながら言い返し、携帯のボタンを押して耳に当てる。
この電話が、ただの留守電だったらどれだけ良かったか。
いや、いっそのこと壷でも宗教でも良かった。
壷なら何個でも買ってやるし、幸運を呼ぶ霊験アラタカな消火器でも腕輪でも買ってやる。
しかし、この電話は、そのどれでもなかった。
この電話が、この後の俺の運命を大きく捻じ曲げる。
携帯のスピーカーから声が聞こえる。
その声は澄んだ女の声で、こう言った。
『“私メリーさん。今駅の前にいるの”』
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:39:21.88 ID:WJbXokrH0
まだ男二人しか出てなくてマジスンマセン('A`)
次回ぐらいからはヒロイン登場です。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:40:17.08 ID:uH9lXI0F0
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:42:13.62 ID:Pftv8e1P0
>>40 リカちゃんに吹いたwwww頑張れwwww
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:44:23.89 ID:g9PABVOX0
アクエリwwwwwwwwwwwwwwww
女の子とぶつかったを思い出したwwwwwwww
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:44:29.97 ID:J5J84glV0
>>38 >…千円かよ!高校二年の男の二食分が!!
このブルジョワジーめ!いっぺんプロレタリアートの苦しみを味わって来い!・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
正直朝昼飯千円は大学生でも使わんぞ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:45:07.54 ID:/gCLLP560
>>40 昼飯が150円だったこともある俺は何なんだ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:45:16.81 ID:JwVvi5nc0
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:45:47.85 ID:MrH+El2z0
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:46:22.38 ID:zI80FY+iO
甘い
昼飯が、自販機のアイス(百円)だったときがある俺はどうなる
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:47:11.26 ID:Pftv8e1P0
昼飯は弁当二個でも足りなかったオレはどうなのかと(ry
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:47:18.63 ID:g9PABVOX0
金がないときは食べませんが何か
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:49:16.09 ID:8HLDTB6/O
俺、大学生だが普通に三食で二千円ぐらい使ってるぞ。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:49:31.52 ID:KCLggFsY0
保守
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:50:19.97 ID:PtNZDzmX0
最近水しか飲んでませんが何か?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:51:00.89 ID:/gCLLP560
いろんな人がいるもんだ
55 :
◆ilkT4kpmRM :2006/01/14(土) 19:53:50.31 ID:zI80FY+iO
「求めろ!もう、この場すらも喰われるぞ!」
「だ、誰が……悪魔なんかと……」
僕がそう言うと、悪魔の手が、頬に……。
「ひっ……」
「……そんなに怖いか?わたしが」
頷くしかない。だって――彼女は。
「まあ、いいんだがな、ここで死んでもさ。もう、誰かを犠牲にするのは、飽きた。それ以上に心が痛い」
「じゃあ、何で僕と契約しようって……」
「ほらあれだ。身も心も捧げますよってやつ。お前だけは殺したくないが、何もせずに、目の前で死なれても悲しいから」
「悪魔の言うこ――」
何かが触れた。
「お前が好きだ。だから、お前とひとつになりたいんだ」
契約で考えたらこうなった
これが限界だ。書けない
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:57:14.87 ID:/gCLLP560
話の流れが一瞬分からなかったw
なんか敵がいるのか?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 19:59:14.05 ID:zI80FY+iO
>>56 そんな感じ
これは無理っぽい、俺は
「わたしを求めろ!」
とか、やったことないし
精進するわ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:01:44.90 ID:Pftv8e1P0
59 :
40:2006/01/14(土) 20:04:32.65 ID:WJbXokrH0
俺もぶっちゃけ1000円て多いのか少ないか悩んだけどコンビニは高いから文中のようにしてみたwww
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:14:49.42 ID:KCLggFsY0
保守
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:20:39.15 ID:ZfUBSDBh0
クー「ふむ。君は私の目がないと本当に不摂生な食生活を送るのだな。
私だって君に手製のお弁当を持たせてあげたいと常々思うのだが、
こうして離れて暮らしているとそれもままならない。
あ、いや、君の選んだ道に不満があるわけじゃない。君の進むべき
未来を邪魔する真似はしない。だが、コンビニや食堂の御飯、ましてや
アイスだけ水だけなど身体を壊すだけだ。君と逢える時、健康を損なった
姿は見たくないな。君には、健やかで居てほしいんだ。
だからどうか、健康には君が払える細心の注意を払ってほしい。
至らない私からの、ささやかな願いだ。うん。今日も遅いから、また明日」
超短編。遠距離恋愛のクーから、貴方への電話。
健康には気をつけてくだしあ。スレの流れを読んで書いてみた
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:21:20.18 ID:vZslJ5jb0
1食=500円はサラリーマンの平均昼食代らしいから
別に1000円は普通だと思う。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:31:03.40 ID:g9PABVOX0
保守あんぱん
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:33:54.00 ID:1xXDOipG0
500円もあればおなかいっぱい食える小食な俺
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:38:04.36 ID:J5J84glV0
問題となっている人物(
>>38-39で描かれている自称ナイスガイ)
はサラリーマンじゃなくて高校二年。しかも1000円ではご不満らしい。
一日千円だとして一週間に5日学校だとすると一週間5000円w
一ヶ月間だと2万円ってwwwwwどんだけ食費かけてんだよwwww
とりあえず朝飯にアンパンをプレゼントしてやる
おもいっきり剛速球でな!・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:38:42.13 ID:a2q/RrAGO
クール保守
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:39:19.64 ID:Pftv8e1P0
高校生ならそれくらい食うだろ
おれは弁当だけじゃ足りなかったから普通じゃね?
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:43:06.90 ID:g9PABVOX0
そういえば主人公の学校には学食がないのか?
学食なら300円程度で済みそうな希ガス
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:47:53.26 ID:IOr6M908O
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 20:58:18.76 ID:Te1tj5Z00
保守
保守。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:05:14.99 ID:a2q/RrAGO
保守
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:15:04.24 ID:Te1tj5Z00
ほ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:17:58.13 ID:DAxgeuRx0
ほしゅーる
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:27:08.67 ID:WJbXokrH0
ほしゅー
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:37:03.22 ID:RspjIU02O
ほしゅ
77 :
coobard ◆69/69YEfXI :2006/01/14(土) 21:39:11.56 ID:FZdDdd0s0
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:39:19.34 ID:IXEcWecO0
こんな頻繁に保守っているもんか?
最近落ちまくってるからアレだけど
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:41:09.94 ID:zI80FY+iO
>>77 またアダルティな……
ありがたく保存させていただきました
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 21:53:48.16 ID:Te1tj5Z00
保守だ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 22:02:49.47 ID:a2q/RrAGO
寝る前保守
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 22:12:09.38 ID:g9PABVOX0
ほす
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 22:16:50.10 ID:Te1tj5Z00
あげ
84 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/14(土) 22:20:38.44 ID:oWLooJ8Z0
君が、好きだ。
……だから、この想いを打ち明けられるこのスレを落とすわけにはいかないんだ。
だから、保守したい。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 22:32:42.47 ID:Te1tj5Z00
保守してくれ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 22:42:41.23 ID:Te1tj5Z00
落ちるってば
87 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/14(土) 22:46:14.19 ID:ZY7DpNZH0
5分後に投下する
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 22:48:44.13 ID:g9PABVOX0
ktkr0
89 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/14(土) 22:50:47.67 ID:ZY7DpNZH0
「空は晴天。真一に私の愛を与えるには、絶好の打ち出し日和だな」
ここは素直グループお膝元、素直町。
地域一帯が素直関連の企業、小売、卸と、町全体が素直グループで形成されている。
市長に春日の父を据え、町長に長男。次男、三男、四男は各企業グループの代表取締役として鎮座する。
春日お嬢様は私立素直学園理事を兼業し、本業は学生である。
「黒服、例のものを頼む」
「はは」
お嬢様の指示より黒服は携帯電話を掛ける。掛かってきた業者は、裏門からグラウンドに入ってきた。
「いいな、素晴らしい」
私立素直学園高等部内部、グラウンドには数十台と大型車が入ってきていた。
10tトラックやレッカー車などである。中には井村屋と描かれたトラックが、ちらほらと。
「組み立て用意! 14:40:00時にて、素直式カタパルト打ち出し計画開始する。急げ!」
安全メットを深く被った人員約50名程が、春日お嬢様設計のカタパルトを組み上げる。
カタパルト打ち出し目標は、3−Aクラス。池田真一と春日お嬢様が在籍する教室だ。
『急げ、急げ』と急かすお嬢様。辺りは慌しい空気に包まれる。
現在14:15:47。
『我が愛する君。我想う心は真に一つにて、真一号と名づけた』と、素直式カタパルトに記してある。
その真一号とは――
全長200m、幅50m、高さ10mと、超大型スライド式カタパルト。
自走は出来ないが、組み立てキット化してあるため、現地で組み立てることが可能である
90 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/14(土) 22:51:27.70 ID:ZY7DpNZH0
>>89 「素直春日様、注文通り『あんまん』一万個出ご準備できました。納品いたします」
「納期はギリギリ間に合ったな。担当に、よろしく伝えといてくれたまえ」
「ありがとうございました」
初め、素直グループ食品業者に依頼を出していたが、春日お嬢様が『あんまんは井村屋だろう』との
こだわりをみせ、井村屋に別注をかけた。
納期ギリギリに蒸しあがった出来立てホヤホヤのあんまん一万個を、真一号の打ち出し台に設置。
井村屋と描かれた、10tトラック数十台は帰って行った。
そして、14:30:00。高等部全教室から放送が流れ出す。
『あー、あー、只今25時23分、本日は晴天なり。テスト、テスト。録音されてますか?』
昨日の深夜、春日お嬢様がこの時のために録音した内容が放送される。
『皆も知っている通り、この学校の理事兼学生だ。
去年3年A組の池田真一に結婚の約束をホゴされ、現在に至る。だが、18歳の誕生日の今日。
出来る限りの財力と政治力、私自身の能力を駆使して、今度は私から真一に告白しようと思う。
イキナリで申し訳ないが、真一以外の生徒諸君は、他の校舎に避難して頂きたい。以上』
放送は終わり、お嬢様から発射の号令がかかる。
「素直式カタパルト打ち出し計画開始まで、あと10秒前!」
池田真一の居る校舎内は、生徒たちが走り回る。当事者の池田真一は気持よく爆睡していた。
「5秒前、4・3・2・1――」
真一号からワイヤー出しされた発射ボックス。
『ファイーヤー』と描かれた手のひらサイズのボックスを、春日お嬢様が持つ。
14:40:00時。高等部全体が静まり返り、全ての学園関係者がその時を待つ。
春日お嬢様が今、赤い発射ボタンを――――押した。
「はっしゃあああああああ」
91 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/14(土) 22:52:02.85 ID:ZY7DpNZH0
>>90 エタノール専用の10?エンジンにより打ち出された、あんまん搭載台は――火花と飛び散らし、
前方にスライドしながら先端に激突する。激突した際に、あんまんが校舎に向かって飛び出していく!
「しんいちぃぃぃぃ! 私の想い受け取れぇぇぇええええ」
轟音と共に、校舎の一部が崩れ落ちた。
『おおおおおお』と、真一号関係者から歓声が上がる。春日お嬢様は真一を助けに走り出す。
この時ばかりはマッドサイエンティスト系清純派、素直サトラレール属性は消え去り、只の少女になっていた。
「黒服、最高だった! 校舎の保守は任せたぞ!」
「お嬢様! 保守ではなくて、補修では……」
崩壊した校舎に消えていく春日お嬢様のうしろ姿には、『マッドサイエンティスト』と力強く書かれていた。
そんな宣伝と保守。
92 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/14(土) 22:54:54.03 ID:oWLooJ8Z0
ほし
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:05:32.96 ID:Te1tj5Z00
10分で400まで落ちる〜
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:10:29.65 ID:MBRo820T0
ク「大変だ!男!」
男「な、何だどうしたんだ」
ク「寒気がする風邪を引いたみたいだ暖めてくれ」
男「・・・下着姿じゃ風邪じゃ無くても寒いだろう・・・でどうすれば良いんだ?」
ク「私を抱け」
男「・・・服着て布団で寝てなさい」
ク「早くしてくれ!このままでは寒さで死んでしまう」
男「だから服を着ろ!」
ク「・・・今日は安全日だ」
男「それを早く言いたまえ。さぁ寒いだろう布団に入りたまえ、俺が暖めてやる」
ク「・・・・・・・」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:11:37.31 ID:2iV0Ftx30
>>91 テキストうpは字が小さくて読み辛いので、こんな風に投下して
もらいたいんだけど、駄目でしょうか?
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:13:00.68 ID:Pftv8e1P0
いいんじゃね?
がんばれ!
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:15:02.19 ID:FirX4rnG0
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:25:09.37 ID:2iV0Ftx30
hosyu-
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:33:43.03 ID:/7rVJ1KLO
は
100 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/14(土) 23:33:53.90 ID:oWLooJ8Z0
活発な妹と引きこもりがちな姉スレから来ますた。
素直クール、いいじゃないですか。
ということで保守
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:38:32.13 ID:/gCLLP560
保守
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:46:20.30 ID:FirX4rnG0
ってsageじゃ意味ねえww」
改めて保守
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 23:53:59.34 ID:NKLjzIDB0
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:00:58.73 ID:mukBXkG20
ほ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:05:10.82 ID:mukBXkG20
ほ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:09:10.74 ID:mukBXkG20
ほ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:09:28.34 ID:TAbNZjsl0
カカオの次はナットウかよ
保守!
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:10:34.55 ID:/+DpzC3mO
>>95 回線の規制でPCから2ちゃんに、投下できな素。
今回は宣伝も兼ねてだから、友達に頼んで投下してもらったんで、キビシス。
スマソ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:15:27.22 ID:mukBXkG20
ほ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:21:52.01 ID:mukBXkG20
ほ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:28:19.16 ID:mukBXkG20
保守だ。
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:28:38.07 ID:+EXMCwfk0
あがれ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:34:48.63 ID:mukBXkG20
これは駄目かもしれんね
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:34:55.69 ID:xuBTXFpVO
星遊
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:36:16.35 ID:4U4rqy9N0
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:39:13.09 ID:mukBXkG20
なんか朝には落ちてそうな気がしただけ。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:47:34.79 ID:N0LFqohT0
保守
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:51:56.81 ID:79c5KOjr0
保守
120 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 00:55:00.64 ID:sg2MiFDb0
保守代わりに駄文投下してもヨロシ?
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:55:21.36 ID:UcyK3mJK0
よろし
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:55:30.78 ID:wlLqrQAH0
誰が君を止められようか
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 00:56:38.58 ID:/vGQrCGe0
ほ
124 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 00:57:34.44 ID:sg2MiFDb0
それは、いきなりだった。
昼休みも半ば、教室では女子達のグループがわいわいおしゃべりしていた。
ほとんどの生徒が昼食を食べ終わり、
めいめいがそれぞれの方法でくつろいでいる時間である。
――と。
いきなり女子グループ内で小声で話していた一人が、立ち上がった。
「やめときなよー」だの「絶対無理だってー」といった声を背に、
教室の窓際、最後尾の座席に座っている男子の方へつかつかと歩み寄ったかと想うと。
「牧野、勇治。
――君が、好きだ。付き合って欲しい」
――!?
周囲の雰囲気が、固まった。
それは、いきなりの告白のせいでもあるが……
それ以上に、告白された男子の方による方が大きい。
125 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 00:58:21.67 ID:sg2MiFDb0
「……断る」
案の定、告白された男子は、ちらと一瞥した後、吐き捨てた。
そう、吐き捨てたのだ。
そしてそのまま席を立つ。
話は終わりだ、とでも言うように。
「……待ってくれ」
そこに立ちはだかる女生徒。
目鼻立ちは整っていて、きりりとした顔である。
可愛いというよりも、かっこいいという形容詞が似合いそうだ。
身長も女子にしては高く、170は越えている。
「理由を、聞かせてくれないか」
126 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:00:02.74 ID:sg2MiFDb0
しかし……。
彼女の目の前の男子は、それ以上の身長であった。190はあろうか。
顔立ちは整っているものの、ガンをつけるような半眼に伴う不機嫌そうな表情。
身長が高いのとあいまって、非常に迫力があった。
威圧するように立ちはだかった女子を睥睨すると、
「……篠宮、美空。常に冷静沈着。それとその美貌から、クールビューティと呼ばれ、
名前の一文字、『空』からついたあだ名がクゥ」
「お褒めに預かり光栄だ」美空――クゥは薄く微笑むと「……それで、理由を聞かせて欲しいのだが」
と先を促した。
すでにこの時点で教室内は、液体窒素でもぶちまけられたように静かになっていた。
外の運動場からの生徒の声が、遠い。
それくらい、1−2の教室は緊張感に包まれていた。
127 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:01:00.64 ID:sg2MiFDb0
「……君は、いつもはそうではないはずだが?」
「――なにが」怪訝な顔。
「もう少し人当たりがよかったはずだ。恥ずかしがっているのか?」
「なにを」
「教室内で白昼堂々告白したのがまずかったのか?」
「もう少し羞恥心を持った方がいいと思うけど、それは関係ない」
「高等部から入学して同じクラスになってから、ずっと見ているが……。
君には特定の友人がいないように見える」
「事実だね」
「中等部からの友人は?」
「中等部のときからこんな感じだよ。
人付き合いは広く、ごく浅く。……聞きにくいこと、ズバズバ聞くんだな」
「みんなからよく言われるよ。……わたしは、友人から始めるのでも構わないが」
「別に募集しているわけじゃない」首を振る。「てか、正直、いらない」
「寂しくないのか」
「あいにく、孤独が好きなもんで」
「なら、普段の君の態度はどういうわけだ」
「アレはオレのしたいようにしてるだけだよ。別に、冷血漢というわけじゃないしね」
「わたしが君の好みではないのか」
「いや、そんなことはない。篠宮は美人だ、それは保障する。
他の奴なら一も二もなくオーケーするだろう、いや、するさ」
「ありがとう。――なら、なぜ」
「言ったろ? 好きじゃないから」
「…………。……それでも……わたしは」のどから搾り出すような、声。「君が……好きなんだ」
「そうか。ありがとな、好きになってくれて。
でも、オレは篠宮の期待には答えられない」
128 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:02:14.58 ID:sg2MiFDb0
それをさらりと聞き流し、教室を見回す。
「――さらし者にしちゃったみたいだな。すまない、篠宮。
こんなことしといてなんだけど。元気だせ、な。篠宮ならもっといい男、見つかるよ。
オレは――期待は持たせないようにしてるから」
そのまま、教室を出て行こうとする。
「牧野くん、ちょっと酷いんじゃない?」
さっきまでクゥがいた女子グループから非難の声が上がる。
「……ん。なんだ、その声は山田か」振り向きもせずに声の主を言い当てた。
「酷い、か。見方の違いだな。変に期待を持たせるような返事をして、あとで振るほうがよほど酷いと思うけど。
期待は、絶望を二乗するんだぞ?」
高校生のクセにすさまじく冷めた見方をする勇治だった。
どうせ断るならばいつ断っても同じ。だから今断った。そういっているのだ、勇治は。
あまりといえばあまりの意見に、女子は黙ってしまう。
129 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:03:16.11 ID:sg2MiFDb0
「それに――、
噂で聞いてはいるんだろ? オレの中学のときのこととか」
うつむき、震えているクゥへ。
「高等部から入学してきたのなら、実感はないかもしれないけど。
こうなることも予測できたんじゃないか?」
じゃあな、と今度こそ教室を出ようとする勇治の背中に。
「なら、これから好きになってくれないかっ!?」
クゥの、震える声が投げかけられた。
130 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:04:10.07 ID:sg2MiFDb0
131 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:05:09.55 ID:sg2MiFDb0
「好きじゃない、なんて理由では納得できない。
しかし、入学してから二ヶ月しか同じクラスにいたことがないのだから、
いきなり付き合ってくれ、という方が無理だろう。
それは、わたしにも理解できる。
だから、だ。一週間だけ時間が欲しい。
牧野勇治――君が、わたしを――篠宮美空を好きになる時間をっ……!」
「…………」
沈黙が、教室を支配した。
しかし、沈黙が長引くにつれ、女生徒がざわざわし始める。
それもそうだ。中等部の三年間、告白してきた女子を30人は振ってきた男子。
しかも全ての場合において、告白直後に即答で断ってきたという猛者である。
思案しているだけでも奇跡に近い。
断られても諦めずに食い下がったクゥが起こした、奇跡といえよう。
132 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:06:28.12 ID:sg2MiFDb0
「思ったより打たれ強い……わけじゃなさそうだな」振り向き、クゥの瞳にうっすらと浮かんだ涙を見て、訂正する。
「単に諦めが悪いだけか」ふぅ、とため息。
「それだけ君のことが好きなんだ」
「一応筋は通ってるし、なぁ。オレの平穏な高校生活が……」また、ため息。
「これだけはっきり断って、ここまで食い下がってくるってことは……また断っても、何度でも来そうだな」
「もちろん。もとよりその覚悟だ。一筋縄ではいかないと思っていたからな」
「正直、それはウザい」
「……君は、わたし以上にはっきりというんだな。そんな男は初めてだ」
あまりの言い様に、もはや苦笑するしかないクゥ。
133 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:07:35.37 ID:sg2MiFDb0
「一週間だけだからな」
「――え?」
「だから、篠宮が言ったろ? 時間をくれって」照れる様子もなく、淡々と。「だから、一週間だけ付き合う」
「本当かっ!?」
「ウソは、言わない。……でも、約束してくれ。
一週間経っても篠宮のことが好きになれなかった場合、もう二度と干渉しないで欲しい」
「ぁ、あぁ。約束、する」
「んじゃ、一週間よろしく」
「ありがとう、よろしくお願いする」
クゥが、そう言った、その途端。
きゃぁ―――――っ!
と女子グループから黄色い歓声が上がった。
134 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:09:00.42 ID:sg2MiFDb0
どう見ても駄文です。
ありがとうございました。
書いててクゥがテラカワイソスになってきた。
話を進めて報われるようにしてやりたい……
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:10:33.28 ID:gt0mcsBlO
>> GJ
だか、訂正は投稿が終わってからでいいと思う
136 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:11:34.17 ID:sg2MiFDb0
すいません、コピペミス。
>>126のあとにコレが抜けてたorz
「理由は簡単。……オレは」自分を指差し、「篠宮を」クゥを指差す。
「好きじゃない。ドゥーユーアンダスタン?」
「――――」
あまりにも簡潔な、取り付く島もない答えに、さしものクールビューティも唖然とする。
「んじゃ、そういうことで」
なんかの罰ゲームか? と小さくつぶやきつつ教室を出て行こうとする勇治。
「――ま、待てっ」我にかえったように声を上げるクゥ。「わたしは、本気なんだ」
「オレも」律儀に立ち止まる勇治。「本気」
一応立ち止まってくれたことに助けられ、矢継ぎ早に質問していくクゥ。
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:12:00.97 ID:mukBXkG20
こういうパターンもありだったか、と思った。
>>どう見ても駄文です。
>>ありがとうございました。
これは言わなくていいぞ。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:12:25.80 ID:4U4rqy9N0
>>134 GJ!
ちゃんと報われるようにして欲しいな。
それから内容と関係ないことだが、3レス以上の投下は割り込み回避のため
予告のとき(
>>120の位置)にレス数を言うことになっていたと思う。
テンプレには入ってないけど。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:15:40.00 ID:znNIZjxL0 BE:386349449-
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:17:55.56 ID:E/Fna1p3O
保守。
141 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:18:39.58 ID:sg2MiFDb0
>>135,137,138,139
どもです。
3レス以上の決まりは知りませんでした。以後注意します。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:20:20.48 ID:4U4rqy9N0
143 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 01:27:48.51 ID:sg2MiFDb0
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:34:08.69 ID:sg2MiFDb0
ほす
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:36:34.86 ID:hD79eOGQ0
保守
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 01:46:06.55 ID:+EXMCwfk0
「私を求めろ」って数学っぽいな
保守
保守
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:00:28.15 ID:gt0mcsBlO
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:01:19.08 ID:VxOd/0VkO
保守
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:08:37.43 ID:/+DpzC3mO
ほ
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:15:44.54 ID:/+DpzC3mO
はやすぎ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:22:00.23 ID:nc6C1UiRO
保守
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:37:31.31 ID:JjbrA9wM0
寝る前に一応保守
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:45:43.26 ID:QvhWyg1iO
「珍しいな、急に家に来るなんて」
「悪いか?」
「…なぁ、いい天気だし散歩にでも「嫌だ」」
「…映画でも見に「遠慮する」」
「よし、なら奮発して遊園地にでむぐ!?」
「んちゅ…ん、分からないかな、私はお前と二人きりで居たいんだ」
「…はい」
素直クール初書きの俺が携帯から保守
素クールってこうですか!?わかりません!!
155 :
◆bNHk5bVHQc :2006/01/15(日) 02:49:28.41 ID:aM+PNJSLO
『まぁ、アレだ。』
ソフトクリームを舐めながら彼女…空流(くうる)が言う。
『今日で一年か。』
「え…何が?」
『何が? はないだろう、君…』
冗談のつもりが本気で悲しそうになる彼女を見て、ついすぐほんとの事を言ってしまう。
「嘘嘘。付き合いだして一年だよね、僕ら」
だから今日はわざわざ遊園地なんて来ているのだ。
普段は彼女が君といるだけで私は満足だ、なんて言ってくれるおかげで面倒くさがりの僕は家にいてしまう事が多いけれど。
あまり僕から誘うことはないけど、話を持ちかけた時彼女はとても嬉しそうだった。
『それでだな…そろそろ同居人を増やしてみる気はないかな?』
「え?どゆこと?」
『言葉の通りさ。』
いや、意味がわからない。
せっかく同棲してるのに何で他人を招き入れなきゃならんのやら。
「え…やだよ。ってか誰?」
少々鬱陶しそうに聞いてみる。
『誰…と言うかここにいるけどな。種が一億ほど』
そう言うくぅが手を置いたのは僕の股間だった。
156 :
◆bNHk5bVHQc :2006/01/15(日) 02:51:50.17 ID:aM+PNJSLO
意味を理解した瞬間、僕の顔が一気に赤くなるのがわかった。
「な…駄目だよ!僕らまだ結婚もして、な…いの…に…」
…あぁ、今のはチャンスだったんだろうな。
だいたい今日はそのつもりで誘ったのに。
給料の三ヶ月分だって用意したのにさ。ってもまだ就職もしてないけど。
「いや、その…ね?お互いまだ一大学生の身だし…」
『その点なら心配ない。先月内定が出たからね』
「そう、おめでと…ってえぇ!?何でもっと早く言ってくれなかったのさ!」
『プロポーズと一緒に言って驚かそうと思ったんだ。期待通りのリアクションをしてくれて嬉しいよ。』
全く彼女らしい…プロポーズと内定同時発表なんて嬉しすぎだっての。
157 :
◆bNHk5bVHQc :2006/01/15(日) 02:52:35.67 ID:aM+PNJSLO
プロポーズかぁ…
… プ ロ ポ ー ズ !?
「あのぉ…それって…」
『あぁ、つい先に言ってしまったな。すまないが改めて言わせてくれ。
結婚しよう、優。』
…あぁ、今がチャンスなんだろうな。
そもそも今日はそのつもりで誘ったんだ。
僕は鞄をまさぐり、小箱を取り出して…
158 :
◆bNHk5bVHQc :2006/01/15(日) 02:55:27.86 ID:aM+PNJSLO
その後、ひと段落して…
「ところでさ…よくあんな恥ずかしいセリフ言えるよね」
『適当に考えたんだが…そんなに恥ずかしいかね?』
そうでした。彼女は空流。こんな事恥ずかしがる人じゃないんだよね。
『さて…そうと決まれば早速市役所に婚姻届をもらいに行こう。
ん…?そういえばここから一度家に帰ってからだと大幅に遠回りになるねぇ。
あーそこの青年!そうだ君だ。』
青年「はぁ…何すか?」
『この辺にラブホテルはないかな?』
…あぁ、今夜はハードになるんだろうな。
超不定期になるかもしれんが続けたい
物書き初心者なんで批評バンバンお願いします
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:57:21.40 ID:E/Fna1p3O
せめて何レス使うか言え。
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:58:10.54 ID:aM+PNJSLO
ごめん書き込みボタン押してから気付いた
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 02:59:16.79 ID:nc6C1UiRO
安価の使用も
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 03:06:22.80 ID:aM+PNJSLO
スマソ
次からは気を付ける
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 03:12:02.65 ID:nc6C1UiRO
保守
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 03:24:20.38 ID:nc6C1UiRO
保守
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 03:37:12.08 ID:nc6C1UiRO
保守
誰も内容に関して触れないのなwwwwwwwwwwww
気になったところ
ありがちな感じ。
男の方の感情をもっと丁寧に欲しかった。
表現がくどいところが何カ所か。文体の好みの問題かも。
好きなところ
常に上行く素クールが多い中、同列もしくは精神的優位に男がいるところ。
とりあえず判断材料が少ないのでこんな感じに感じた、というのをいくつか挙げてみた
保守。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 03:52:59.26 ID:Wfs4XV/30
>>155 嫌いじゃないです。
オーソドックスな素クーで安心できる。
短編ならこれで十分GJだと思うな。
続き物にするつもりなら、やっぱどこかに個性を出さないとつらいかな。
キャラを増やす、シチュエーションを特殊にする・・・とか?
妊娠期間中のクーとか面白いかもね。マタニティブルーで情緒不安定とか・・・
169 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:11:46.09 ID:sg2MiFDb0
今から投下します。さっきの続き。
13レス使います。
170 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:12:38.50 ID:sg2MiFDb0
その日、放課後。
なぜか1-2の生徒はほとんど帰ろうとしていない。
それもそのはず、5、6限目にメモとメールで教室中に昼休みの重大事件が広まっていたからだ。
おそらく明日中には高等部全域に情報は回りきるだろう。
「篠宮」
ざわ……ざわ……
ざわ……ざわ……
そんな文字が浮かび上がりそうなほどうるさくなった教室に構うことなく、
勇治は教室中央の座席に座っているクゥに歩み寄る。
「ん? なんだ勇治。
一緒に帰ろうと誘ってくれるのか? うれしいな」
帰りの準備をしつつ、後ろから呼びかけてきた勇治に隣の席を勧める。
171 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:14:21.02 ID:sg2MiFDb0
「あー。悪いがそんなんじゃない」勧められた椅子に座りながら、
はっきりきっぱりと言い切る勇治。「てか、もう名前呼び捨てかい」
「一週間で好きにさせると大見得を切った以上、」にっこりと笑う。「何でもやらせてもらうぞ。異論は受け付けないからな」
「……まぁ、別にいいけどね。呼び方くらいどうでも」
「――ぃよし!」小さくガッツポーズ。「で、話はなんだ?……やはり、約束の細かい調整か?」
「お、分かってるじゃん」感心したように、「後々面倒になると嫌だからさ。今はっきり決めておきたいんだ」
「そういうと思ってたから、先にまとめておいた」
なにやら書き込まれたルーズリーフを手渡す。
それに鋭く目を通していく勇治。まるで契約書に目を通す派遣社員のようである。
172 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:15:24.18 ID:sg2MiFDb0
「……あれ? 今日から一週間じゃないのか?」
「うん? それだと今日の放課後しかないだろう。わたしが半日以上損をしてしまう」
「……半日じゃなんも変わらないと思うけどね」
「なにを言う。分からないぞ?
わたしは、今すでに『勇治と一週間付き合う』という奇跡にも近いことを成し遂げている。
それはわたしが諦めなかったからだ。勇治がそういったではないか。
だから、半日でも、諦めなければ……きっと」
「あーあーはいはい。分かった、分かったよ。
こっちも衆目のあるところであんな風に言っちゃった負い目もあるからな。それでいいや」
ほとんど投げやりのような言い方で、了承。
173 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:16:23.04 ID:sg2MiFDb0
「その台詞、後半だけ少し照れながら言ってくれれば、少しは脈があるのかと思えるんだが」
「ツンデレってやつか? そもそも恥ずかしがる理由がないけど」
「そうそれ、ツンデレだ。……それは別としても、そんな投げやりに言わないで欲しい。
わたしと勇治は、仮にも一応、付き合うことになったのだろう?」
「そんなものは建前です。偉い人にはそれがわからんのです」
「――驚きだ。わたしの知らない一面を見た。
うれしいな、残りの一週間でどこまで素顔を見せてくれるのか、楽しみだ。
……勇治はアニメも見るんだな? よし、有名どころを見ておこう」
「一応言っとくと」少々弁解がましく、「……アニヲタじゃないよ?」小声で付け足す勇治。
「ヲタはみんなそういうんだ」ふふふ、と笑いながら。「ま、勇治はそんなんじゃないと思っているが」
「……ホントにはっきり言うんだな……。それでオレに嫌われるかもしれないって考えないの?」
「いつものわたしを好きになって欲しいんだから、そんなことは考えないな」胸を張って、自信ありげに言う。
「そもそも、その程度のことで嫌いになるような人間に、わたしは惚れたりない。
……これでも、人物眼には定評がある。……第一印象から大きく外れることは……滅多にない」
最後の部分に勇治は興味を持ったようだった。
「……滅多に? ってことは、外したことがあるんだ?」
「恥ずかしながら」
コクン、とうなずくクゥ。
174 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:17:46.03 ID:sg2MiFDb0
「しかし、しかしだな、それは従兄弟のことだ」なぜかあわてて弁解するクゥ。
「爽やか系の顔をぶら下げておきながら、やるゲームは○作や臭○だったんだぞ!?
まるで、わたしをだますために産まれてきたような男だったんだ!
……この学校では外したことはないんだ……本当だ」
真顔で女子高生が言うような台詞ではない台詞を言うクゥ。
周囲の一部の生徒の顔が真っ赤になった。
175 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:18:43.32 ID:sg2MiFDb0
「別に疑ったりしないよ。完璧に当ててる方が怖いしね」軽く笑いながら、ルーズリーフの続きに目を通す。
「あ。……あと、一週間は昼の心配はしなくていいって――」
「ぁ、ああ。もちろん、わたしが作ってくるからな。こう見えても料理には自信がある。
楽しみにしていて欲しい」
「こう見えても、って……見たままを言えば、料理できるようにしか見えないけどな。
……むしろ、『こういう性格だが』って言った方が正確かもな」
「……。いつものように話に応じてくれるのはいいが……むむむ……」
「あぁ、言い過ぎたかな。ごめん」
「いや。それは構わない。むしろ望むところだ。ただ少し、思うところがあってな」
「……え、なに?」
「内緒だ」しー、とジェスチャーをしながら、「いい女には秘密があるものだろう?」爽やかに笑う。
「え?」
「……母様からそう教わったのだが、正直今まで納得していなかった。……しかし、今なら分かる気がする。
やはりいい女には、秘密がなければならないな。先達の言うことにうそはなかった」
「そーなのかー」
「……? すまない。ネタ台詞なら、分からないときにはネタ元を教えてくれると助かる。
そういう会話はしていて楽しいものだからな。むしろ今は、『な、なんだってー』とくるかな、と思っていた」
「…………」
176 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:20:04.35 ID:sg2MiFDb0
「あぁ、すまない。話の腰を折ってしまったな。
それで、弁当の件だが、材料費はこっち持ちでやるから、気にしなくて良い」
「それは――」勇治が言いかけるところにかぶせるように。
「――借りみたいで嫌ならこう考えてくれ。7日の期間をくれた感謝の気持ちだ、とな。
7日もあれば、神様なら世界を創造して一日余るくらいだ。
わたしも決死の覚悟で頑張れば、勇治を振り向かせることができるに違いない」
「そういわれると、何にも言えないんだけどな」
「もとより言わせるつもりはないよ。最初に言っただろう?
そもそも今、わたしのしていること自体が好意の押し付けみたいなものだからな。
反論を許したら負けかな、と思ってる」
「分かってるなら……」
「やめられない。何度も言うが、勇治のことが好きだから」
「……うーん」小声でボソリと、「余計な発言は控えた方がよさそうだ……」
「うん? なんだって? 聞こえなかったぞ」
「……。ひ、秘密だ」
177 :
◆oNwoV/bH1k :2006/01/15(日) 04:20:34.85 ID:0ZCSvb+40
とあるスレで素直クールを使ったんだが、思っていた以上に人気で驚いた
ここで勉強させてもらうよ
178 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/15(日) 04:21:22.38 ID:/+DpzC3mO
クー「兄貴、邪魔するよ」
兄貴「おお、邪魔してくれ。今日はどうした?」
クー「たまたま買い物で、遠くまで出かけたんだ。そうしたら、公園で犬と黄昏ている少年が居たんだ」
兄貴「妹には珍しい振りから入るんだな」
クー「まあね。それで余りにも切なそうだったんで、私の鞄の中をあさってみたんだ」
兄貴「ほうほう」
クー「そうしたら、『くにおのおでん』が出てきたんだ」
兄貴「それはまた、くにおシリーズで不人気なソフトが出てきたモノだな」
クー「私も最低でもサッカーぐらい出てこなかったのかな、と思ったものだ」
兄貴「サッカーもアレだが、『びっくり新記録』はあげるなよ」
クー「当たり前だ! それは兄貴に一万円で売ってやる」
兄貴「妹よ、買ってしまいそうだ。それだけは手に入らないんだ」
クー「すまない兄貴、男のお気に入りのソフトなんだ……代わりに『初代熱血硬派くにおくん』はダメか?」
兄貴「妹……俺にミスズにビンタを食らって、死ねというのか?」
クー「その前にリキで死ぬだろう」
兄貴「まあな。それで、黄昏てる少年はどうしたんだ?」
クー「それがな、兄貴。『このソフトなに? 見たことないよ。64で動くの?』だそうだ」
兄貴「俺
179 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:21:28.46 ID:sg2MiFDb0
苦し紛れに言った言葉を、クゥがばっさりと袈裟斬りにする。
「男の秘密は、浮気しかないと聞いたことがあるぞ」
「……OTL<ナニソレッ」
「さあ吐き給え。何をつぶやいたんだ?
その台詞に勇治攻略の鍵があるとわたしの勘が叫んでいる。
女の勘は鋭いぞ? なにしろ母様は、父様のウソを脈絡なく『嘘だッ!!』と見破るのが得意だったからな!」
にじり寄るクゥにたじろぐ勇治。
「…………。(それなんて竜○レナ?)
――そ、それよりも!
身体的接触についての規定が、どこにも書いてないんだが!」
その台詞に、痛恨の一撃を喰らったような顔をするクゥ。
「……」しかしあっという間に表情を戻し、にこやかに笑いながら、「なんのことだかわからないが」
それでも真顔で目をそらさずに言い切るところが恐ろしい。
「それ以上ごまかすなら、この契約自体が破棄になりますがヨロシ?」
対する勇治もにっこり笑いながら、ルーズリーフに手をかける。
180 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/15(日) 04:22:35.82 ID:/+DpzC3mO
>>178 兄貴「俺たち年くったな」
クー「まったくだ」
投下の後にごめんね
181 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:22:40.13 ID:sg2MiFDb0
「ぐぅ……それを盾にされては仕方がない。
キスまではOKにしてもいいだろうか?」
「やだ」即答。
「なっ、即答だと……! キスくらい、いいではないか」
「――くらい?」ニヤリ、と勇治。「あーそうかー、おれはファーストキスも済ませてないくせに、
キス『くらい』って考えるような軽い女と、一週間付き合うのかー」
聞こえよがしに言うが、そんな風に言わなくても、すでにクラス中の生徒の耳はダンボになっている。
おまけに、廊下にまですずなりになっていた。
182 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:23:40.71 ID:sg2MiFDb0
「なんてことだ……常にイニシアチブを握るはずが……
こんな反論を許してしまうとは、不覚……しかし筋は通っている……ん? 待て。
勇治、わたしがなんでファーストキスがまだだと断言できる?」
「今日話してて受けた印象から、そこまで推測したんだけど、違った?
違うなら人物像を修正しなくちゃならないけど」
なんでもないような風を装って、さらっと言う。
クラスの皆が思うところはただ一つ。
『それなんてプロファイリング?』
「いや、合ってる……。
しかし、こんなわずかな時間でここまで性格を把握してもらえるとは。
うれしい。とても。……キスしていいか?」
「おれの言ったこと、聞いてた?」冷や汗を一筋流しながら、にじり寄ってくるゥから距離をとる勇治。
183 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:24:54.81 ID:sg2MiFDb0
それ以上近づくと逃げられると判断したのか、にじり寄るのをやめ、
「しかし、マウストゥマウスでなければいいのではないか?
それならファーストキスもあまり関係がないと思うが」
「それでもオレは嫌」
「なら、どこまで?」
「あー。……手を握るくらい?」
「なっ、それでは色々できないではないか」
「……色仕掛けメインだったの? そんな奴じゃないと思ってたけど」
「それは勇治の買いかぶりだな。わたしだって女の子だ。
好きな人に抱いてもらいたいと思うのは正常だろう?」
「……まぁ、一応突っ込ませてもらうと、正常な女子は思ってても口に出さないわけだけどな」
クラスの皆が、心の中で頷いていた。
184 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:26:32.71 ID:sg2MiFDb0
「何を言う。想いは口にしなければ伝わらない。
それに、それがメインとは言っていない。
わたしは、制限された逆境の方が萌える、もとい燃える性格だからな。覚悟していて欲しい」
「何となくそんな気はしてた」
「そうか。……あ、あと触れていないが……勇治の方からせまるのはありだからな。安心してくれ」
「ありえねー。ま、それに関してはそっちの好きにどうぞ」
はいよ、とルーズリーフを返す。
「じゃあ、これで……?」
「うん。この決まりで一週間頼むわ」
「ああ、分かった……!
ご覧の通り、不束者だが、よろしくお願いする」
「(なんだか異様に嬉しそうだな……?)
じゃ、おれ帰るわ」
185 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:28:42.07 ID:sg2MiFDb0
じゃな、とカバンを持って立ち上がる勇治の手をはっしと握るクゥ。
「待ってくれ、一緒に帰ろう」
「……明日からだろ?」
「今日はまだクラスメイトだ。しかし、クラスメイトが一緒に帰るのはなんら不自然ではないぞ?
だから、一緒に、帰ろう」
「……分かった、分かった。
今、はっきり分かった。篠宮って理屈っぽくて頑固な性格だな」
「そこまで私のことを理解してくれて嬉しいよ、勇治」
「……まったく。
『おーい、水島、一緒に日本に帰ろう!』ってか……?」
「『ビルマの竪琴』か? 勇治の趣味は広いんだな。正直、感心しきりだぞ」
「――すぐに分かる篠宮も十分すごいと思うけどな」
「よし、じゃぁ帰ろう」
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 04:29:43.17 ID:sg2MiFDb0
終わり。
187 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/15(日) 04:33:02.00 ID:/+DpzC3mO
>>169 すまん。
>>177で終ったと思ってた。
アンカーつけようと思ったら、携帯じゃむりだった。
誰かアンカーお願いします。
>>186 どう収束させるか楽しみ。続きを激しく希望。
強いて言えば牧野の態度が初日にもかかわらず態度がコロッと変わっていることくらいか。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 04:40:31.89 ID:8VOD8siV0
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 04:42:22.42 ID:sg2MiFDb0
>>188 うーん。コクられたときの対応と
普段の対応が違うとちゃんと書いたつもりだったが、
やはりもっと強調した方がよかったですね。
以後善処します
>>190 いや、平常時とこういう時の態度がなんかしらによってガラッと違うのは凄い好き。
その後お互いの確認の場面に行くと男がかなり砕けた感じに感じただけ。
俺の気のせいかもしれないけど。
ただ、こういう流れは非常にすきwwwwwwwwwwwwwwwww
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 04:49:07.82 ID:aHqCDf4t0
◆gDX.w4gSCI 氏の作品アンカー
前半
>>124-125 >>136 ※125と126の間に入るべき部分の追加。
>>126-133 後半
>>170-176 >>179 >>181-185 以上。
>>187 投稿の間は人それぞれ。携帯だとリロードたいへんかもしれんけど
13レス使うって宣言して投下してるんだからきちんと数えましょう。
春日お嬢の続きに期待。
>>◆gDX.w4gSCI 氏
タイトルがあればつけてもらえるとWiki登録時に編集人が助かるかも。
よろしくお願いします。続きも。ぜひ。
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 04:49:08.08 ID:sg2MiFDb0
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 04:52:08.75 ID:/+DpzC3mO
ありがとうございました。
すまんかった。
195 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 04:54:33.50 ID:sg2MiFDb0
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 05:14:47.98 ID:8VOD8siV0
す
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 05:27:17.01 ID:kWWs/ad5O
ほ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 05:38:13.62 ID:gt0mcsBlO
保守がわり
とある日の放課後、学校の廊下にて
「先輩!!」
「ん?どうした?」
「差し支えなければ付き合っていただけませんか?」
「どこに付き合えばいいんだ?」
「そうじゃなくて俺の恋人になってくださいってことです!!」
「なんだ、なら話は早いぞ後輩よ」
「なぜですか?」
「私も君のことが好きだからさ」
…最初はそう、罰ゲームだった
仲間4人でやったインディアンポーカー
負けたら次に廊下を歩いてくる女性に告白
という罰ゲームだった
そして、俺が負けてしまい、通りすがったのはこの人だった
告白20人切り等で何かと学校で有名な先輩だった、この人なら良いネタになりそうだとその場にいた4人全員が確信していた
…しかし
「なっ、なんで初めて会った名前すら知らない相手を好きだと言えるんですかっ!?」
「一目惚れに理由がいるのかな?」
そう、これが先輩との初めての出会いだった
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 05:39:50.57 ID:gt0mcsBlO
以上
一応、保守がわりに投下してみた
後悔は…ない!!
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 06:26:17.41 ID:/+DpzC3mO
ほ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 07:23:06.22 ID:+XwWiIFzO
ほくーる
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 07:31:35.00 ID:Z6NMprf40
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 07:57:51.76 ID:nT4SfBXdO
おはようほくーる
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 08:20:23.01 ID:mukBXkG20
hohoho
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 08:29:50.93 ID:sX0Ose0c0
ほっしゃぶる
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 08:42:41.01 ID:+EXMCwfk0
ほ
朝起きて、君におはようを言う。
「んん……」
君の寝相の悪さは、天下一だね。
ねえ、起きてよ。僕は君の鼻を摘む。
「んーん、んあ」
僕の手をふりほどき、また――眠りに着く。幸せそうな顔。昨日の夜が嘘の様だよ。
ねえ、君は何故僕を好きになったの?
静かな公園で言ってくれたよね。僕のことが好きだって。あの日僕は、夢をみたんだ。
真っ暗な世界で、一人うずくまって――泣いていた。君が急に現れて、抱きしめてくれた。
ただ、なにも言わず抱きしめてくれた。
公園で君が僕に言った言葉、今でも覚えているよ。
『僕は君のことが好きだ! 僕が勝手に引っ付くから、君は諦めて。少なくとも、僕は幸せだから』
君はそのまま抱きついた。その感触が、夢の君と一緒なんだ。僕も君の側に居たい。
僕も君に引っ付くから、諦めてね。
僕はまた君を起こす。そして、おはようを言う。
「んん……」
君の鼻を摘む。
「んーん、ん――ほしゅぅ……」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 09:03:21.40 ID:SF0ax5ZmO
☆彡
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 09:26:18.90 ID:8BflniPV0
保守
ほ
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 09:57:57.72 ID:+EXMCwfk0
し
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 09:58:48.19 ID:sX0Ose0c0
柿
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 10:04:53.38 ID:1h3v2k6w0
しぶ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 10:18:09.93 ID:T72ZScQyO
保守ール
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 10:28:14.36 ID:ZkWC8j1b0
保守
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 10:42:14.98 ID:/Euhto1CO
保守
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 10:53:11.32 ID:HoC7QvKb0
ほしゅ
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 10:54:52.83 ID:nVkgSd6K0
「妊娠した」
「なんだと」
「君の子供を産むのが楽しみだ」
「・・・本当に妊娠したのか?」
「毎日想像妊娠してるがなにか?」
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 11:17:29.70 ID:nc6C1UiRO
保守
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 11:29:42.96 ID:ULcUlOKC0
ほ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 11:43:39.39 ID:n/RYn4lF0
ほしゅ
222 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 11:48:58.62 ID:n/RYn4lF0
続きちょっとだけ。
3レスだけ投下ー
223 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 11:49:58.45 ID:n/RYn4lF0
***
「校門で待っていてくれないか? 10分ほどでいいんだ。少々野暮用があってな。今済ませないといけないんだ」
「……ま、いいよ。んじゃ、お先に行ってる」
廊下にあふれる生徒達をかきわけ、勇治が下駄箱へと歩いてゆく。
何だこいつら、マジ暇なんだな、とつぶやく声も聞こえなくなると。
「やったぞ、聡美……!」こらえ切れないように、「勇治は気がつかなかったぞ!?」
「やるじゃん、クゥ〜!」
聡美と呼ばれた女子が背中をクゥのパーンとたたく。
「すごい策士っぷりじゃん? その智謀、司馬懿みたいだったよ? クゥ、か〜っこいいっ!」
「聡美、ほめてくれるのは嬉しいのだが。……司馬懿では諸葛亮に負けてしまうではないか」
「……あ! ごめんごめん、そうだね」
「しかし案外、孔明の名は勇治の方が相応しいかもしれないな」気にするな、と続ける。
「心理戦において、勇治はわたしよりも上を行っているかもしれない。
ほとんど接点のない二ヶ月と、今日の会話だけでファーストキスがまだというところまで推測してしまうとは……!
――ふふふ、燃えてきたぞ。勇治のすごい一面をみて、わたしは一段と彼を好きになってしまった!」
「(///)クゥ……はっきり言いすぎ……。こっちが恥ずかしくなってくるよ〜」
見れば、話し合いが終わりある程度数の減った生徒達のほとんどが顔を紅くしていた。
しかし当人は悪びれる風もない。
224 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 11:50:59.98 ID:n/RYn4lF0
「それはそれとしてだ。
家に押しかける可能性について言及されなかったのは実際、不思議だ。
正直、キス厳禁のあとはそれに触れられると思っていたのだがな。
名簿にウソの住所が載っているのか?」
「まっさか〜。あははは、クゥ考えすぎ〜」
「ふぅむ。ならば来ることはないとタカをくくっているのだろうか?
わたしがどれだけ本気なのかは、今日の告白で伝わったと思っていたが……伝わりきっていなかったようだな。
確かに家に帰るには少々遠回りになるだろうが……それぐらい……」
名簿をかばんから出し、パラパラとめくり始めるクゥ。
「――電車で3駅だよ。駅からは徒歩で5分のマンションだから、すぐ分かるよ〜」
「……?」いぶかしむように、「聡美、つかぬ事を聞くが……」
「――ぁ!? あ! あっははははは!」
笑い声でごまかしきろうと考えているのが丸分かりである。
225 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 11:51:55.63 ID:n/RYn4lF0
「聡美、確か君は中等部からこの学校にいたな。……まさか、君mむぐ!?」
「し―――――っ!!!!!」クゥの口を無理やり押さえつつ、「友人の過去を暴かないの……!
今はクゥのことを応援してる、それだけはホントだから、ね? わかった?」
ビックリしたようにカクカク、と頷くクゥ。それを見て、ゆっくり手を離す。
「(聡美のこの反応、中等部時代に勇治にコクったことがあるな? 住所を知っているのもそのせいか……)
ぷはっ――。……ふふふ、まったく分かりやすいな」
「あ〜〜っ、何笑ってるのっ!? 分かりやすいって何よ!?」
「いやなに、聡美はかわいらしさが分かりやすくていいな、と言ったんだ。わたしと違ってな」
「(///)ぅぅ〜〜っ!」あうあう、と口をパクパクさせる聡美。
「いけない、時間だ。いきなり待たせては好感度がダウンしてしまう。それでは聡美、また明日」
「〜〜〜っ!」赤面した顔をおさえ、落ち着かせてから。「クゥ〜〜っ! 頑張ってねぇ〜っ!」
「ありがとう!
――うむ。心強い声援だ……では!」
226 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 11:53:03.31 ID:n/RYn4lF0
終了。
題名は「Over Yesterday」に決めました。
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 11:53:45.18 ID:7VzuMoSR0
>>148&スレタイをお題に……【「私を求めろ」って数学っぽいな】
「クーがよく言うけどさ、『ワタシを求めろ』って。でもアレって何か数学っぽいよな?」
『そうか? だがアレはワタシの躰中の叫びを簡明に表す上で、至極名言だと思うが?』
「……だからそのさ、素直なのはイイんだけどああも露骨だと、表現に少し理性を加えてくれないかな?
人前でアレをやられると、岩塩やら菓子パンやらぶつけられて、身が持たないよ」
『そうなのか? アレはクラスの男子による、ライスシャワーのようなものかと思っていたが……。』
「にしてもあの分量はどう見たって異常だと思わないの!? 1日に数回って多すぎるジャン!!」
『ワタシはてっきり男子らしい手荒い歓迎だと思い、放置していたのだ。そうか、善後策を考えねばならぬか……』
「……意外に今日は理性的だな」
下校中にクーと対策を話し合った結果、あまり教室ではそういう話題を表立って話さないこと。
クーとボクが互いに問題を出題して解くということ、それと放課後に図書館で
答え合わせをするということになった。教科は『二人の想い』。
翌朝、ボクはタテ読み「好意」横読み「きらい」の、谷川俊太郎の例の詩を用意しておいた。
と、クーがやってきていきなり大学ノートを一冊渡した。1日一問でイイんだよな?
言ってないけど。
『今日の1時限目、国語の宿題だ。1時限終了時までに回答を作っておくように。回答場所は、屋上前ペントハウスだ』
内容は実に凄い。江戸で言うところの黄表紙。斬首ものだ。……コレなんて官能小説?
回答欄を考えていると、先生に指されてしまう。隣のクーがページを指しながら言う。
『今日の現代国語は一部実技回答も含まれている……あとが楽しみだ……。
あと、今数学の課題準備中だ。
キミをワタシに代入して、背理法でワタシへの愛を照明して貰うものだが……。』
……一日でどれだけ出題するつもりですか、アンタは?
結局、大半実技の各教科宿題
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 12:15:33.04 ID:E/Fna1p3O
ほ。
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 12:19:20.48 ID:sX0Ose0c0
>>226 タイトルの意味を聞きたい。
いや、特に他意は無いが。
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 12:24:07.04 ID:GHBqAOo90
>>226の読んでて思い出したが黙男に迫るクゥの話。
あれってWIKIにあったっけ?
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 12:36:44.75 ID:nc6C1UiRO
保守
人いないな、さすがに
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 12:43:56.36 ID:6Q9jyo7V0
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 12:52:42.28 ID:sX0Ose0c0
234 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 12:54:10.72 ID:n/RYn4lF0
>>229 一日一日、変わっていく心境を考えたらこんな題になりますた。
他にも意味はありますけど……伏線ってことで
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 13:10:11.43 ID:auQMN+K60
保守
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 13:19:48.53 ID:hD79eOGQ0
ho
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 13:29:25.55 ID:n/RYn4lF0
ほしゅ
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 13:39:58.21 ID:/J5ew9B90
ほーっしゅ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 13:49:12.58 ID:ULcUlOKC0
ほーーっしゅ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 13:54:13.24 ID:FUZDrdOY0
つまりは柳原教授の女の子版が素クールというわけ?
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 13:59:14.54 ID:E/Fna1p3O
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 14:04:12.20 ID:nc6C1UiRO
一つ思った
一部の人がジャンル総合と勘違いしてるんじゃないかと
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 14:11:14.42 ID:0pMRyiQe0
「う〜、彼氏、彼氏」
いま彼氏を求めて全力疾走している私は予備校に通う一般的な女の子
強いて違うところをあげるとすれば彼氏しか眼中になってとこかナ
名前は道下まさき
ま「ウホッ、いい彼氏」
彼「お前・・・無表情でそのネタ止めろよな」
ま「やらないか」
彼「腕引っ張るな、伸びる」
彼氏――ちょっとワルっぽい巨大自動車会社御曹司にも関わらず修理工見習いで阿部たかかずと言う。
セックスもやりなれているらしくトイレへ入るなり私は素裸にむかれてしまった
た「逆だろ!」
ま「よかったのか、ホイホイついてきて」
た「引っ張ったんだろが!」
ま「彼氏、私の――」
た「ラチあかないから本番いきやがった!」
ま「それじゃ、やります」
た「お前がか!」
ま「入りました」
た「あぅっ・・・ふ、フラスコ入れてきやがった・・・さ、さては」
ま「入りました」
た「ああ、つ、次はション――」
と、こんなわけで俺の初めての『後ろ』体験はフラスコな結果に終わったのでした
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 14:22:27.40 ID:ULcUlOKC0
フラスコテクニックwwwww
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 14:28:34.76 ID:hD79eOGQ0
ho
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 14:40:30.65 ID:/J5ew9B90
ほしゅ
247 :
イエローの人:2006/01/15(日) 15:03:58.53 ID:ZWmRdEKW0
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 15:21:43.18 ID:wYVluH8w0
保守
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 15:26:44.34 ID:ULcUlOKC0
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 15:40:41.82 ID:hD79eOGQ0
ho
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 15:52:56.61 ID:n/RYn4lF0
ho
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 15:54:14.78 ID:8VOD8siV0
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 16:03:22.54 ID:hD79eOGQ0
ho
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 16:14:41.67 ID:n/RYn4lF0
ho
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 16:35:02.47 ID:wYVluH8w0
保守
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 16:46:35.83 ID:gkoBVTCa0
ク「男?パソコンとは珍しいないったい何を・・・」
男「え?あ・・・な、何でも無い何でも無い」
ク「・・・怪しいな見せてみろ」
<2ch><素直シュール><米>
ク「・・・・・」
男「・・・・・」
ク「こういうのが好きなのか?」
男「・・・・・ああ」
ク「・・・・・」
男「・・・・・」
ク「・・・米が食べたい・・・」
男「無理すんな」
ク「うん・・・」
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 16:56:38.66 ID:w9PlWaeGO
狂うじゃなくてよかったな
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 16:59:09.62 ID:ULcUlOKC0
(;;;^ω^)
259 :
イエローの人@携帯:2006/01/15(日) 17:05:56.79 ID:N2mgBOq3O
>◆gDX.w4gSCI
遅ればせながら読みますた
今後の展開を楽しみにしてます
ところで余談ですが
>175の
>「そーなのかー」
の元ネタはもしかして東方シリーズのルーミア?
保守。
262 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 17:30:10.43 ID:n/RYn4lF0
>>260 その通りです。
気分は
「このネタの奔流に、ついてこれるか?」
ってノリでww
引かれない程度にネタをちりばめていこうかと思ってますのでよろしゅう。
263 :
coobard ◆69/69YEfXI :2006/01/15(日) 17:31:14.67 ID:y3HJRSu80
クーのいる世界
http://coobard.fc2web.com/ 管理人です。
番外編に前スレで投下した、[えびすさん]を改稿して、アップしました。
それと、トップページが長くなっていたので
番外編とSHINOBI-COOL!!を、別ページに飛ぶようにしました。
よろしくお願いしますー。
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 17:48:53.22 ID:N0LFqohT0
保守
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 17:51:57.21 ID:/vGQrCGe0
ぬるぽ
266 :
絵師志望:2006/01/15(日) 17:53:25.88 ID:UcyK3mJK0
それっぽいシチュエーションきぼん
下手くそなりに頑張って絵を描くよ(´・ω・`)
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:00:57.33 ID:ZObwgbWN0
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:07:03.59 ID:w9PlWaeGO
Wikiに載ってる作品読んで、イイと思ったやつの作者に許可貰って書いたら?
269 :
絵師志望:2006/01/15(日) 18:09:50.18 ID:UcyK3mJK0
>>268 それで行くかな…。
漫画でも書くか、入試も終わって今暇と性欲をもてあましてるし
(´・ω・`)
>>267 具体的なのもOK、抽象的なのもOK
「加速YOEEEEEEEE!!」とか意味のわかんない言葉でも漫画や絵にしますよ。
画力の限界は無視
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:20:10.31 ID:w9PlWaeGO
まだ誰も絵にしてないやつを描けばいいと思う
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:25:31.24 ID:g4L1I/fF0
>>269 間違ってたらごめんけど、京と亮の絵をよく描く人?
だったら亮と京の2ショット見てみたい
作者の人の許可がいるのかどうか分からないけど、
もし駄目ならキスを迫る素直クールが見てみたい
注文多くてスマソ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:27:41.04 ID:rTx4qOb+0
>>269 今必死でセンターの過去問やってる俺への挑戦と見た
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:31:40.47 ID:/EdEZvp00
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:32:54.88 ID:swdXwnZIO
275 :
ガイドライン様から糞VIPPERへ:2006/01/15(日) 18:32:58.39 ID:2pRh6L1Q0
●●糞VIPPPER℃も、史ね!●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
VIPの
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■■ ■■ ■■ ■■
貴様らさっきはよくもガイドライン板の自治スレを荒らしまくってくれたな。
VIPERはガイドライン板の敷居を二度とまたぐんじゃねえ!ボケナス
二度とガイドライン板にVIPは来るな。クセーんだよ童貞!!!!!!!!!!!!!!!!
文句があるならガイドライン板の自治スレまで恋!論破してやるからよプゲライオンwwwwwプオウオポウッポプオポポウwww
ガイドライン自治スレッド12
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1137315862/ ↓前スレ(
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1135333778/)の書き込み
438 名前:水先案名無い人 投稿日:2006/01/09(月) 01:00:39 ID:QzMxAK+2O
本当に取り下げするつもりなら、申請スレに取り下げというレスをするはず。
それを徹底放置するってことは、取り下げる気は無い、
即ち板を上げてVIPに戦線布告、VIPPERウザイ氏ねってことだな。
これでようやく声を大にして言える。
VIPPER、υ速の立て逃げ乱立厨はガ板から出ていけ!迷惑なんだよ!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:48:41.00 ID:N0LFqohT0
ほ
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:48:54.59 ID:mukBXkG20
ほっ
278 :
犬神さんの人:2006/01/15(日) 18:49:22.19 ID:6Q9jyo7V0
5分後に5レス+1投下します。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 18:50:27.97 ID:n/RYn4lF0
話は変わるけれど、
一レスで書き込める文字数ってどれくらいなんでしょうかね?
上のガイドライン板のレスを見ると、
結構書き込めそうなふいんき(なz(ryなんですが。
ほしゅ
280 :
犬神さんの人:2006/01/15(日) 18:54:39.04 ID:6Q9jyo7V0
ある日曜日、僕は犬神さんの家に行く事になった。しかも実家の方だ。
理由を聞いたらどうやらお父さんが僕に話したいことがあるからだとか。
犬神さんは、今日から実家に戻るみたいで荷物はもう送ってあるから犬神さんと一緒に僕は向かっている。
龍一「ねぇ犬神さん。」
犬神「何だ?」
龍一「話しって何だかわかる?」
そう言うと犬神さんは笑った様子で
犬神「それは父から聞くまで教えられないな。」
と言った。
龍一「犬神さん、知ってるでしょ。」
犬神「ああ、知っているが教えられないな。」
龍一「何でさ?」
犬神「父から龍一には言わないでくれ、と言われたんだ。すまない。」
龍一「それなら仕方ないけど、何でさっきから笑ってるの?」
犬神「いや、父から言われた事を思い出していたんだ。」
龍一「物凄く気になるんだけど。」
犬神「気にしないでくれ。」
そんな事を話しているうちに駅へ着いた。
犬神「龍一、試験はどうだったんだ?」
龍一「やれるだけの事はやったんだから、後は結果待ちだよ。」
犬神「そうか。受かるといいな。」
龍一「うん。」
犬神さんはいつもより増して機嫌がよかった。
犬神さんの家に着くまで、犬神さんは終始笑顔でいた。一体何の話しかが気になって仕方なかった。
281 :
犬神さんの人:2006/01/15(日) 18:55:44.98 ID:6Q9jyo7V0
>>280 龍一「機嫌がいいね。」
犬神「そうか?私は普通だと思うが。思うところと言えば昨日の父の話だな。」
龍一「それって今日の事?」
犬神「そうだ。」
犬神さんが喜ぶ事で僕に関係あることって何だろう?
そう考えているうちに着いた。
父 「悪いね龍一君、休日に呼び出したりして。」
龍一「いえ、大丈夫です。それより僕に話しがあるって。」
父 「そうだ、雪。」
犬神「わかった。」
そう言って犬神さんは2階に行った。
外してくれって事なんだろう。
父 「実は頼みたい事があるんだ。」
龍一「頼みたい事ですか?」
父 「そう。試験の結果が出る前にこんな事を頼むのもなんだが、もし龍一君が大学に受かっていたらこの家を下宿にして欲しいのだが。」
龍一「はぁ。……ええ!?」
げ、下宿にって、つまり住めって事だよね!?
282 :
犬神さんの人:2006/01/15(日) 18:57:46.65 ID:6Q9jyo7V0
>>281 父 「急な話で悪いと思うんだが。」
龍一「本当に急な話なんですけど… それに何でですか?」
父 「私が来月から1年出張になってしまったんで、雪が一人でこの家にいることになるんだ。
雪には昔から一人にさせっぱなしだ。それに聞いたら龍一君の行く大学は明世だと聞いて、それでよかったらと。」
犬神さんが一人になるからって事なのか、でもまだ答えられないな。
龍一「気持ちは嬉しいんですけど、やっぱり結果が出ない事には何とも言えないです。」
父 「そうか… わかった。
…一つ聞いておきたいんだが、雪の事はどう思っている?」
突然の質問、犬神さんの事をどう思っているか。
今までも自分に問いかけていた事。前の僕ならまた言えないままだっただろう。
だけど今なら答えられる。
龍一「僕の、僕の大事な人です。」
父 「そうか。そう答えてくれてよかったよ。雪は普通の女性と変わった性格だから生半可な気持ちじゃ駄目だと思うが、
龍一君なら大丈夫だろう。これからも雪の事をよろしく頼むよ。」
龍一「はい。」
その時
ガララッ!
犬神「変わった性格とは失礼な。」
犬神さんが入って来た。もしかするとさっきの言葉も聞かれていたか。
父 「…外しとけと言っただろう。」
犬神「いや龍一の事が気になってな。それに龍一の本音が聞けたから私は満足だ。」
龍一「!?」
さっきの事が犬神さんに聞かれたと知ったら顔が赤くなってきた。
犬神「龍一顔が赤いぞ、熱でもあるのか?」
父 「お前のせいだ。」
283 :
犬神さんの人:2006/01/15(日) 18:59:32.62 ID:6Q9jyo7V0
>>282 その日の夜の事
僕は今日の事を親に話した。すると
母 「あらいいんじゃないの?受かったらの話だけど。」
龍一「…何その受からない、みたいな言い方。」
母 「だって受かったら龍一も家を出て行くんでしょ?みんないなくなっちゃって寂しいのよ。」
龍一「の割には顔が嬉しそうだけど?」
母 「あら?そうかしら?」
僕はため息をついた。
龍一「…ところでお父さんはどう思う?」
僕がそう聞くと父は新聞を読んだまま
父 「そういう事を決めるのは龍一だ。人に聞いても仕方ないだろう。」
母 「あらたまにはいい事言うのね。」
父 「……」
確かに父はいい事言ったんだが、それは母によって崩された。
それはともかく、最後に決めるのは僕なんだよな、それに結果発表は明後日なんだ。それまでに決めないと。
でも住むとなると色々な事で迷惑かけそうだ。家事とかできない方だから。
それでも、もし受かってたら……
284 :
犬神さんの人:2006/01/15(日) 19:00:49.48 ID:6Q9jyo7V0
>>282 番外編
犬神「嬉しいぞ龍一、遂に君の本音が聞けて。」
龍一「…うん、わかったからここで抱きつくのはやめよう。その、ほらさ。」
父 「いやいい龍一君。ここは私が邪魔なんだからどこかへ行くとするよ。」
そう言って行ってしまった。ああ、この場からどうやって逃げようか。
犬神「龍一、もう離さないぞ。」
どうやら無理なようです。ってそうじゃなくて
犬神「どうしたんだ龍一、ここは私の家なんだから遠慮しなくていいんだぞ?」
龍一「普通逆だよね!?」
犬神「そうか?まぁ私にはそんな事は関係ない。もうすぐ龍一が家に来てくれるんだからな。」
龍一「もう決定済みなの!?結果出ないとわからないって!!」
犬神「君は全力でやってんだろう?なら大丈夫さ。」
龍一「そうだといいんだけどさ、とりあえず服の中に手を入れるのはやめよう。」
犬神「こうしていれば温かいだろう。」
龍一「目の前にあるコタツの方が温かいと思うんだけど。」
犬神「人肌が恋しいと言うだろう。」
龍一「やめて、そういう言い方。」
ぐぅ〜
その時僕のお腹の音がした。
犬神「なるほど、今の君は性欲より食欲ってわけか。」
龍一「だからそういう言い方やめて!」
285 :
犬神さんの人:2006/01/15(日) 19:01:12.08 ID:6Q9jyo7V0
以上です。
次回が最終回になります。
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:09:42.58 ID:ULcUlOKC0
ぐっじょぶ!
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:13:04.11 ID:IM3iX+ptO
親のキャラ最高ww
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:14:19.07 ID:ULcUlOKC0
それにしても、嗚呼、龍一になりてぇwww
名前は結構似ているんだが
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:21:38.79 ID:sX0Ose0c0
>>263 うほほほッwwwww
管理人さん乙です。
いやはや、最近は更新し辛い感じかと思われますが、これからも頑張って下され。
290 :
恋人は(ry 修学旅行編:2006/01/15(日) 19:27:31.67 ID:mukBXkG20
3スレ使って投下。
291 :
恋人は(ry 修学旅行編 1/3:2006/01/15(日) 19:27:53.61 ID:mukBXkG20
〜入浴後〜
男A「だーかーらー!狭いっつーの!」
女B「はぁ?かわいい女の子が3人も同じ部屋にいるのよ?感謝こそすれ、怒る必要はないでしょうが!」
男A「お前らのどこが女か!女Dは言うことがいちいち暴言だし、お前は全然女っぽくないじゃないかぁ!」
女B「失礼な!これでも17歳の乙女よ!」
男A「うるさいうるさいうるさい!」
今、僕たちの泊まる部屋に、班員の女子が遊びに来ている。
でも、もともとあまり広くはない部屋だったので、かなり狭く感じる。
何をしているのかと言うと、話しながらトランプ。TVつけっぱなし。
僕「お前がうるさいよ……」
クゥ「にぎやかですね〜」
男A「×××!お前もクゥを膝の上に乗せてくつろいでるんじゃねえ!微笑ましいじゃないか!」
僕「微笑ましいんならいいんじゃ……」
クゥ「そんな事言っても、×××は私のものですよ?」
僕「だそうです。」
男A「はぁ、お前らの熱々っぷりにはいつも呆れさせられるぜ。」
クゥ「うらやましいですか?」
男A「いちいちそんなことを聞くな!」
とまあ、こんな感じでずっと部屋の中は騒がしかった。
でも、何で大富豪ばっかりなんだ?他のでも別にいいと思うんだけど。
ちなみに就寝時間は11時だ。いくらなんでもそんな時間に寝る人はいないだろう。
あ、クゥは11時に寝てるけど。
292 :
恋人は(ry 修学旅行編 2/3:2006/01/15(日) 19:28:15.26 ID:mukBXkG20
〜就寝時間30分前〜
女B「くそー、これで勝ったと思うなよ!まだ明日もある!今日のところはこのくらいで勘弁してやろう!」
男A「はいはい」
女B「さて、戻るとしますか。」
クゥ「そうですね。私も結構眠たくなってきました」
女B「眠たくって……まだ11時前でしょ!?あんた何時に寝てるの!?」
僕「クゥは11時には寝てるよね。」
女B「早っ!あ、そうだ、女Cは?さっきから声を聞いてないんだけど。」
クゥ「もう寝てますね」
女B「こっちも!?」
どうやら女Dはクゥより寝るのが早かったらしい。単に疲れていただけかもしれないけど。
壁にもたれて、眠っていた───男Cと一緒に。
男A「おいおい、なんでこの班には早寝組みがこんなにいるんだ?」
僕「知るわけないでしょ」
女B「そんなことはどうでもいい……男A!女Dを背負ってきなさい!」
男A「なっ、何で俺が!起こせばいいじゃねえか!」
女B「寝てるところを起こすのはかわいそうじゃないの。」
僕「じゃあ、頼んだ。」
男A「畜生、俺の味方はいないのか!」
僕「この件に関してはいないと思うけど。」
女B「もう、さっさと来なさい!」
男A「覚えてろおぉぉぉぉ…」
男Aは行ってしまった。てゆうか、別にそんなに重いわけでもないんだからいいだろうに。
さて、僕は男Cを起こすとするか。
293 :
恋人は(ry 修学旅行編 3/3:2006/01/15(日) 19:29:01.08 ID:mukBXkG20
僕「おい、起きろ。」
男C「ん〜?戦闘機が……」
僕「寝ぼけてないで、寝るんなら布団に動いてから寝たほうがいいよ。」
男C「尺取虫うめぇ……あ、×××、おはよう。」
僕「君の私生活がまったく読めないね……まだ夜だよ。」
男C「え!他のみんなは!?」
僕「戻ったけど。男Aが女Dを背負っていった。」
男C「ふうん……まあいいや、僕はもう寝るから。」
自分の布団に潜り込む男C。這いずり回らないでほしい。君は尺取虫かなんかか?
男Cが寝てしまったので、僕は話し相手も失い、暇をもてあましていた。
男Aはずいぶんと遅い。先生に捕まったのだろうか?気が付くと、僕も眠りに落ちていた。
男A「起きろやこらあぁぁ!」
僕「うごっ!?」
男A「修学旅行の夜と言えば徹夜と決まっているんだぁ!」
僕「あ〜、そうかもね……喉が渇いたから、何か飲むついでに話し相手になってあげよう。」
男A「それでこそ俺の友人だ!」
僕「で、男Cは?」
男A「全然起きなかった。もう諦めた。ところでだ。」
僕「なに?」
男A「クゥとはどこまでいった?」
僕「え?え〜と……一回同じ布団で寝ただけだけど。ああ、別にやましいことはしてないよ。」
男A「けっ、つまんねえ。」
僕「聞いといてそれかい……そういや、結構遅かったね?戻るの。」
男A「あ、ああ……先生に捕まってた。」
まさか本当に捕まっていたとは……
その後、1時間くらいいろいろ話して、僕はまた眠りについた。……明日も楽しければいいな。
294 :
恋人は(ry 修学旅行編 :2006/01/15(日) 19:30:36.27 ID:mukBXkG20
以上。Wikiの「恋人は新しい家族」に前の話等があるので、よかったら読んでください。
ああ、男Aがだんだん変人に。
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:31:16.21 ID:ULcUlOKC0
GJ!
>男A「うるさいうるさいうるさい!」
// :/:::::/::::::.!:::|:::: !::::::::、:::::::::::::::::、::ヽ::::::::ヽ
!|:::/::::::.!:::::::|:::∧::::|、::::::::!.、:::::::::::::ヽ: !:::::::::: !
i:l: ::|:/:::.!::::::ii|_:| ヽ:::!l\:::!'、\::::::::::::!::!::::::::::::.!
. |/l:::.!|, :::ヽ::::l'l:lヽ、ヽ:|l'´ヾr==ミ、:::::::|::|:::::::!::::: !
|::.!l:.!::::::lヽ|,==、 `' ヽ \:|:: !: ::: !::::::.! うるさいうるさいうるさい!
l/ `ヽ::|:::l , - 、 ll'::::!.l:::::.!:::::::.!
l`l::.!! l/ ̄ ヽ /.!::::.!:|::::::.!:::::::l
!::::.!.!ヽ ヽ ノ /::::|:::::|::.!:::::.!:::::::.!
.!::::| !::::.` ー 、._ ´ ,/ |::: !:::::|:::l::::::.!:::::::|
|:::::|.!::::.!:::::.!:::::::::`Г l-,|::::.!::::|::::::.!:::::::|
|::::::l':::::.!::::::|:::::_, -/} /:l:::::lー-: !:::::::.!
!::::::|:::::_!, .‐' ´.:.:.:!r- 、_ /.:.:.:!::::l// /`ヽ:: !
. |::::::|/ ヽヽ.:.:.:.:.:.lィーミ./.:. :.:.:.!:::.!/ / !::.!
. |:::::::! ヽ ヽヽ.:.:.:.ヽ / .:.:/ !::::| / |::::!
を思い出したwwwwww
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:33:05.42 ID:mukBXkG20
詳しく
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:33:51.03 ID:mukBXkG20
自己解決しました
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:44:59.76 ID:dng55Yit0
ho
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 19:56:44.74 ID:mukBXkG20
ほ
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:06:05.52 ID:+EXMCwfk0
ほ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:17:28.18 ID:g2aTTBHa0
ほーたるこい
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:24:56.73 ID:JhkSi8IA0
あ
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:26:48.04 ID:GMBHvZIh0
もっと気合入れて保守せんかい!
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:31:06.14 ID:+EXMCwfk0
サー! 保守であります! サー!
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:31:50.29 ID:g2aTTBHa0
軍曹!保守の間隔が短いであります!
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:39:27.77 ID:jdQ4+qSeO
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:42:25.55 ID:g2aTTBHa0
絵がカワイイ。
もう疲れたよ、パトラッシュ
311 :
◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 20:54:00.49 ID:n/RYn4lF0
今から投下します。14レス使いますー
保守部隊の方、乙でありますっ
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 20:54:14.93 ID:IXXVwq0a0
>>306 目を閉じた素直クールテラカワイスwwwwwwwwwwww
313 :
1/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 20:55:01.21 ID:n/RYn4lF0
***
時は少しだけ戻る。
下駄箱を過ぎた勇治は、校門脇の桜の木に寄りかかっていた。
今日のどたばた騒ぎが脳裏を巡る。
(……食い下がられたとはいえ、おれはなんでこんな約束を……。
あぁ、全力でぶつかってくるところがそっくりだったんだな。昔のおれに……)
「あれ? 先輩?……(よし)ちょっと待っててー」
校門を出た女子の一人が、桜に寄りかかっている生徒に気がついたようだ。
(……あんな純粋にぶつかってくるやつ、今時いねぇな。まぁ、そういうフリかもしれないけど、な……
あーおれ、ホントに疑り深い奴だ……まぁいいけど。
裏切りを前提に考えておけば、心は傷つかない……)
「牧野先輩?……返事がない、ただのs(ry
――じゃなくて。
おーい? もしもしー?」
314 :
2/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 20:56:01.90 ID:n/RYn4lF0
(世の中は弱肉強食、騙される奴が悪い、よって騙されないようにするのは当たり前、と……。理論武装、完了。
……理論武装と言えば、篠宮、ずいぶんと頭が回るみたいだな。
余計なことを言うと、ホントにどこまでも踏み込んできかねないな。
かといって『自分のモラルに基づいて嘘は言わない』とか決まりに書かれてたから、嘘つけないしな……
おれがモラルレスな人間みたいじゃん。おれはあいつらとは違う……だから嘘はつかない。
――仕方ない、ここは古典的な『嘘ではないが真実全てではない』戦法で行くか。
……。
……つーか、なんだ、さっきからうるせーな?)
いつの間にか閉じていた、目を開ける。
「マキロン! マッキー! 巻物! ま……まき……まきぃ……」
そこには見慣れた部活の後輩がうなだれていた。
「なんだ、白根か」
「あ、やっと気がついた!
けど先輩、薫って呼んでくださいって何度も言ってるじゃないですか。
先輩が『白根』って呼ぶと、『知らねー』って聞こえてすっごく不愉快です」
プンプン、という擬音が聞こえてきそうな素振りで文句を言う女子――白根薫。
315 :
3/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 20:57:17.19 ID:n/RYn4lF0
「そんなんシラネ」
「〜〜! まぁ、何度言っても直してくれないから、もう諦めてますけどねっ!
問題はそんなことより」ずい、と身長差をものともせずに近づいて、「先輩、彼女作ったって本当ですか?」
「中等部のお前がもう知ってるのか……どういう情報網だ、この学校。暇人ばっかだな……。
――っ!
ということは、角田のやつはトトカルチョを始めてるはずだなっ?」
「……っ!(ギクッ)」ピクン、と震える薫。近づきすぎたのがアダとなり、その動揺はバレバレだった。
視線までそらしてしまっては、言い訳のしようもない。
薫にできることは、「〜〜♪ えと、何のことでしょうか……」ずりずりあとずさるだけだった。
「そんで白根は、その様子見に来たってとこだろ」
316 :
4/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 20:58:27.36 ID:n/RYn4lF0
「(エスパーかこの人?滝汗)……せ、先輩っ!
否定しないってことは、彼女作ったって本当なんですか?」
「……。(まぁ、あんまりいじるのもかわいそうだしな)
ああ、一週間だけな」
「一週間?」話題転換に乗ってきたので安心したのか、好奇心丸出しで聞いてくる。「それってどういうことなんですか?」
「まぁ簡単に三行で言うとだ。
『今日教室内でコクられた。
即座に断った。
しつこかったので条件・期限つきで付き合うことになった。』
ってことだ。『一週間で好きにさせてみせる』と言われた」
「きょ、教室内って……(///)
先輩、よくそんな公開羞恥プレイ耐えられますね?(///)」
「あー? 別になんとも思ってなけりゃ、恥ずかしくもないさ。
手ひどく断っても諦めなかったからな。
あれ以上のダメージは、あとで振るよりダメージが大きいと考えたから、条件を飲んだ」
「先輩先輩、じゃあじゃあ、わt――」
「だ・が・断る」
「まだなんにも言ってないのに……露伴なんてキライだ……」
わざとらしいポーズでしゃがみこむ薫。それを放置して一人ごちる勇治。
317 :
5/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 20:59:37.96 ID:n/RYn4lF0
「悪しき前例を作ってしまったと反省しているからな。
白根みたいなのがでてくるだろうから、二匹目の泥鰌はいないぞ。
(他人の心情を考えて、自分が面倒に巻き込まれるのはもうゴメンだからな)
ところで……だ、白根。ここに、五千円札が一枚ある……。
……おれが何を言いたいか、わかるな?」
「――!」雨後のたけのこのようにシャキーンと立ち上がり。「はいっ! もちろんですっ!」
「一応確認しておくか……。
おれが五千円持ってる→角田がトトカルチョしてる、とくれば、分かるよな?」
「はいぃ〜」赤面してクネクネしながら、「コレでわたしとやらn――」
「――すっ、すいません、調子に乗りましたっ! 『別れない』ですよねっ?」
薫のお約束のボケを完全にスルーし、本気で学校内に戻りかける勇治に、あわててすがる。
「いや、一週間後に別れる、に賭ける」ハッ、と小馬鹿にしたような感じで、
「正確には、明日から一週間後の六月十四日の火曜に、別れる」
ほらよ、と四つ折にした五千円札を渡す。
318 :
6/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:00:49.92 ID:n/RYn4lF0
「……え? 先輩、彼女さん取らないんですか?」お金を受け取りつつ、ポカンとした表情で、
「流れ的に『おれの愛は永遠だっ』っていうのを期待してたんですけどー」
「それはない。お前、おれにこっぴどく振られたのに分からないのか?
深いところに干渉されるのは嫌いなんだよ」やれやれ、のジェスチャー。
「(グサッ)うぅぅぅ……そんなこと言ってると、友達いなくなりますよ……?」
「すでにいませんが何か?」
「……彼女さん、かわいそうです……」
「あっちも覚悟の上だろ」
「…………」
「またかよ……まぁ、放置安定っと……」
まるで修羅場で薫を泣かせたような情景だった。
事実、泣かせたのは勇治だったが。
下校する生徒がチラ見しつつ、帰っていく。
319 :
7/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:01:31.25 ID:n/RYn4lF0
そこへ、クゥが走ってやってきた。
「ふぅ、お待たせしたな、勇治。
――彼女は? 部活の後輩か? 泣いているようだが……」
「――っ!(キュピーン!)」
「……。(あ、なんか嫌な予感)
それは嘘泣きだ。行こう、篠m――」
「――先輩の彼女さんですか!? わたし先輩の後輩の白根薫っていいます! 中等部3-1です!」
「……。(本当だ、嘘泣きだった)
ああ、わたしは高等部1-2の篠宮美空だ。皆からはクゥと呼ばれている。薫もそう呼んで欲しい。
あと、訂正させてくれ。今日はまだ勇治の彼女ではない。明日から一週間だからな。
今はまだ、クラスメイトだ。……今はまだ、な」
「か、かっこい〜……!」目をキラキラさせつつ、「クゥ姉様って呼んでもいいですか!?」
薫の背後に、百合の花が咲いたのが見えた気がした、と後にクゥは語った。
320 :
7/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:01:51.07 ID:n/RYn4lF0
そこへ、クゥが走ってやってきた。
「ふぅ、お待たせしたな、勇治。
――彼女は? 部活の後輩か? 泣いているようだが……」
「――っ!(キュピーン!)」
「……。(あ、なんか嫌な予感)
それは嘘泣きだ。行こう、篠m――」
「――先輩の彼女さんですか!? わたし先輩の後輩の白根薫っていいます! 中等部3-1です!」
「……。(本当だ、嘘泣きだった)
ああ、わたしは高等部1-2の篠宮美空だ。皆からはクゥと呼ばれている。薫もそう呼んで欲しい。
あと、訂正させてくれ。今日はまだ勇治の彼女ではない。明日から一週間だからな。
今はまだ、クラスメイトだ。……今はまだ、な」
「か、かっこい〜……!」目をキラキラさせつつ、「クゥ姉様って呼んでもいいですか!?」
薫の背後に、百合の花が咲いたのが見えた気がした、と後にクゥは語った。
321 :
8/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:02:53.96 ID:n/RYn4lF0
この台詞に勇治、ドン引き。百合の世界は勇治には理解できなかったようである。
ちなみにこのときすでに薫・クゥペアから5mは離れたところで待機していた。
これ以上会話を聞いていられないとばかりに、校則違反のmp3プレイヤーを装着し、目をつぶる。
お気に入りのアーティストの音楽が流れてきた。
「……(滝汗)。……それはさすがに……『クゥ先輩』で頼む」
「えぇ〜?」不満な態度を全身で表しつつ、「……分かりました〜、クゥ先輩(はぁと)」
「……。(ぞわっ)
(せ、背筋に寒気が……っ!?
このままではいかんっ! 援軍、援軍はまだかっ!?)」
援軍、勇治。最初から士気ゼロ。
「クゥ先輩と牧野先輩なら、絶対、お似合いのカップルになりますよ〜」
「あ、ありがとう……そうなれるように、最善を尽くすつもりだ」じりじりと勇治のいる方へ。
「あのですね、聞いてくださいよ〜。
先輩ってば、自分がトトカルチョのネタになってるのに、それを利用して一儲け企んでるんですよ〜?」
「な、なにっ?」下がっていた足が、ぴたりと止まる。「くわしく頼む」
322 :
9/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:04:02.41 ID:n/RYn4lF0
「勇治、帰ろう。
……すまない、待たせてしまったな」
「もういいのか?」ニヤニヤ笑いながら、イヤホンをはずす。
「……むしろおれがお邪魔虫なんじゃないかと思えるくらいだったが」
「そ、そんなことはないぞ、わたしは勇治が好きだからな……愛しているといった方が正しいな。
だから、お邪魔虫なんてことは決してない」
「――白根は帰ったんだな」華麗に愛している宣言をスルーしつつ、あたりを見回す。
「正直、あいつは苦手だ。おだてるとどこまでも付け上がるし、ちょっと言うとすぐに凹むからな」
歩き出した勇治の隣に陣取り、それを聞いて破顔するクゥ。
323 :
10/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:04:57.59 ID:n/RYn4lF0
「ところで、携帯を貸してくれないか? 番号とメアドが欲しいんだ」
「……」無言で手渡す勇治。
「ん……、……よし。今日の夜にでも電話とメールするからな。
……さっきから、どうした? 無言だが。
楽しくないのか?
わたしは楽しいぞ。大好きな勇治と一緒に帰れるのだからな。
それとも、緊張しているのか?
奇遇だな、わたしもだ。胸がとてもどきどきしている。今まで帰るのは一人か、女子とだけだったからな」
「……」
「ふむ……」
クゥが黙ってしまうと、場を沈黙が支配した。
「(でも、重苦しい沈黙ではないな。なんというか、居心地のいい感じが……)」
「……♪」
「(篠宮は、ホントに機嫌がいいんだな。ここまで感情をストレートに出せるのは……例えフリでも、羨ましい、な)
…………。
……正直、圧倒されてたよ。
こんなにしゃべるキャラだとは……思ってもみなかったからな」
「それはきっと、今のテンションが高いからだな。
一週間、このテンションで行くぞ?」一呼吸、間をあけて。「勇治、気力の貯蔵は十分か?」
324 :
11/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:06:01.93 ID:n/RYn4lF0
「――待て、」唖然としながら、「待て待て待て、篠宮、何でそれを知ってる!?」
「ふふふ」会心の一撃が狙った場所にヒットしたような、笑み。
「いい女には、秘密がたくさんあるといったろう?
――もっと親密な仲になったら、教えてあげよう」
「それにしたって、そのゲームは……!」
「――わたし達には購入できない、か?
それこそ、今日勇治が使ったガンダムの台詞をそのまま使えばいいじゃないか。」
「――!」
二人は、同時に。
『そんなものは建前です。偉い人にはそれがわからんのです』
「……」
「……」
『――ぷっ』
そして、同時に大爆笑。
325 :
10.5/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:07:53.59 ID:n/RYn4lF0
また入れ忘れ。
>>322の次です。
「なら、わたしは勇治にぴったりじゃないか。よほどのことを言われても凹まない自信はあるぞ?
……しかし、わたしが思うに、勇治は他人に求める水準が厳しすぎる。
少し改善してみてはどうだろうか?」下から見上げてくるクゥ。
「……前向きに善処するよ」
「……む。その政治家答弁。
改める気はないということか?」
「向こうから踏み込んでこなければ、問題ないさ」
「ふぅむ。……勇治はとことん壁を作っているんだな。
さしずめわたしは、そのベルリンの壁を突き崩す東西ドイツの人々といったところか?」
「……」
「知っているか?」機嫌よさげにニコニコしながら、「質問というのは、黙っていてもたくさんのヒントをくれるんだ」
「――っ!」
「そうそう、その反応も。
――ところで、心理戦というのは守りに入ったら勝てないというのがわたしの信条なんだが、勇治はどう思う?」
「……くっ……っ!
……そのために……っ!
……ブラフがある……っ!」
「そうだな、楽しみにしているよ」ふふふ、と笑う。「ところで、今のは『カイジ』か?」
「……。(ゾクリ)
(この女、魔女か……?汗
このプレッシャー、たd(ry)」
326 :
12/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:10:03.86 ID:n/RYn4lF0
>>325は9.5/14ですた。
二人でゲラゲラ笑っているうちに、十字路に到着。
「あぁ、は、腹いてえ〜〜っ。久しぶりにこんなに笑ったぁ」
「わ、わたしもだ……ネタ会話が通じる友人というのは、貴重なものだな?」
「……そうだな、貴重だよ。……うん」
頷き返すと、クゥはふわぁっと花が咲いたような笑顔を浮かべ、
「明日のお弁当は、何がいい?」と聞いてきた。
「何でも食べられるよ。イナゴの佃煮でもね。
だから、篠宮のセンスに任せる」
「イナゴもOKなのか……? ならば、『くさや』は?」
「……食べたことない、けど」
「じゃあ『くさや』だな」明らかに冗談なのに、真顔で。「食べたことのないものを食べさせるというのも、乙なものだ」
「ちょ、『くさや』ってかなり臭うんだろ?」勇治、あわてて「それだったら『しもつかれ』の方がマシだよ」
「……『しもつかれ』? 初めて聞くな。なんだそれは?」
「群馬の食べ物だって。これも喰ったことないけど、写真なら見たことがある」
「どんな感じなんだ?」
327 :
13/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:10:57.44 ID:n/RYn4lF0
「まあ、ぶっちゃけて言うと、口から逆流した物質エックスにそっくりなんだ」
「……ん。別に、食べると身体を乗っ取られたり、融合したりするわけではないのだろう?
まぁ確かに、見た目がそれなのはいただけないな……。
なんにしろ、明日の昼を楽しみにしてて欲しい。腕によりをかけて作ってくるからな。
愛情たっぷりだから、いつもよりもおいしくできるに違いない」
「ぁ……。あぁ、うん。頼むわ。じゃ、おれこっちだから……また明日」
駅への道を歩いていく勇治。
一度も振り向きはしなかったが、クゥはその背中を見送っていた。
勇治が曲がり角を曲がるまで。
328 :
14/14 ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:11:42.34 ID:n/RYn4lF0
「ふぅ、友人と認めさせるところまでは、今日中になんとかこぎつけたな」
自分の家の方向へ歩き出すクゥ。
「…………っ♪」
329 :
Over Yeaterday ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:12:58.94 ID:n/RYn4lF0
投下順番ミスしてすまんです。
とりあえず一日目終了。
勇治折れるのテラハヤスwww
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:13:38.89 ID:g2aTTBHa0
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:14:46.47 ID:IM3iX+ptO
よくそんなに書けるなぁと感心
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:15:55.63 ID:ULcUlOKC0
現実にこんな彼女ができたらいいな('A`)
>>329 勇治の精神的なSM劇がもっと楽しみたかったのも正直あるが、面白かった。
乙です。
あと俺が普通に食べてる奴の原産は栃木みたいよ…
334 :
OverYeaterday ◆gDX.w4gSCI :2006/01/15(日) 21:18:37.46 ID:n/RYn4lF0
>>333 あ、群馬じゃなくて栃木だったか('A`)
うろ覚えで書くのイクナイですね。
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:19:21.52 ID:IM3iX+ptO
小学校で給食で出たin栃木
俺はダメ 食べる気になれなかった
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:20:21.40 ID:IM3iX+ptO
小学校で給食に
なにやってんだ…
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:30:19.39 ID:n/RYn4lF0
ほしゅ
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:36:36.01 ID:1JXLEANF0
保守
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:42:35.33 ID:jdQ4+qSeO
保守
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 21:43:26.43 ID:1JXLEANF0
保守
このスレの住人は冷たい人が多いですね。
新参を非難所で罵倒するなんてひどいと思います
ツンデレも素直クールも結局いいように自分の好きな設定を決めて仲間内で楽しみたいだけだろ
素直狂うとか素直フールとか一発芸みたいにやってもらった方が何倍楽しいことか
属性としては好きなんだけどね
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:01:19.99 ID:IXXVwq0a0
ageてくれ
保守!
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:01:41.98 ID:1JXLEANF0
保守
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:02:10.52 ID:+XwWiIFzO
そうですね。
コテトリは愚痴スレ見てもスルーして
自分たちだけで楽しんでますからね
>>349 非難所の愚痴スレや批評スレを見てくればいいと思います。
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:06:59.52 ID:IXXVwq0a0
>>351 批評スレは個人の意見や厳しい批評を書き込むところじゃないの?
>>351 罵倒と言うより、ちゃんと批評をしている様に見えるのは俺だけか
スルー・作業的なGJより暖かいと思うんだが
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:08:50.31 ID:DwQFlsHw0
またいつもの間接スレ住人だろヌルー汁
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:14:21.21 ID:w9PlWaeGO
愚痴スレは不満を持ってる人が毒抜きをするための所なんだから、そうなるのは当然だろ
そういうのが嫌なら見なければいいだけのことだと思うが
批評スレに関しては、厳しい意見を聞くための場なんだから、その言い方はまるで見当違い
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:14:30.34 ID:+XwWiIFzO
いやまあ互いの言い分正しいんだろうけど、素人が批評なんて傲慢だよなぁ。
書き手も読者も素人だし、感想でええやん、と。
でも愚痴スレはいい過ぎだと思います。
間接スレって何ですか?
分かりません。
このスレで何をするのかも分かりません。
ここは単なるssの投下まで保守するスレですか?
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:18:41.98 ID:w9PlWaeGO
>>356 クオリティーが向上しなくなるだろが
何を寝ぼけた事言ってんだ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:20:39.89 ID:UENxR7hMO
>357
いいから黙れ。
ここは素直クールに萌えるスレじゃないんですか?
書き手を待って、書き手のクオリティをあげるスレですか?
まぁ、見たくなければ見なければいいし。
酷評のための酷評はしないつもり。こちらも読み方・評し方をレベルあげる様に努力するので。
っていうのじゃ駄目か。
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:22:41.94 ID:UENxR7hMO
>360
いいから黙れって言ってんだろ?
てめえの御託なんぞ聞きたくねえんだよ。
問い掛けばかりで何が言いたいのかはっきりしない子やねぇ……
364 :
◆ilkT4kpmRM :2006/01/15(日) 22:25:25.36 ID:nc6C1UiRO
なんかここまで発展してるんで、鳥つけてレスするが
落ち着け
黙らなくていい
そういう話は愚痴スレで出てるんだ
保守だけのスレ消費よりは有意義だ
でだ
自分がどうしたいかを言ってくれ
コテトリだけが、と言われたから、こちらとしても聞きたいんだ
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:26:11.91 ID:Z0gF4MtN0
そんなことよりサッカーの話しようぜ
366 :
絵師志望:2006/01/15(日) 22:26:22.88 ID:UcyK3mJK0
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:26:25.72 ID:w9PlWaeGO
>>360 俺が言ってんのは書き手、描き手側の意見だ
書き手や描き手は常に、自分のクオリティーを上げることで、もっと素直クールを表現したいと思ってるんだ
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:27:40.86 ID:Z0gF4MtN0
そんなことよりキュベレイの話しようぜ
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:28:42.83 ID:UcyK3mJK0
おいおい、こんな所でハッシュ・ド・ビーフをこぼすなよ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:29:24.75 ID:nc6C1UiRO
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:29:26.32 ID:IM3iX+ptO
>>366 最近見なくなったワードで
寺燃えすwww
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:30:05.02 ID:UENxR7hMO
>369
お前ハッシュドビーフって言いたいだけだろwww
暴言覚悟。
俺としては正直な感想を言ってもらえないのは辛い。
スルーよりもつまらない。つまらないよりも〜〜がつまらなく感じた。
と行ってくれる方が数段嬉しい。つまらない=スルーは分かるけど、詳しく書いてくれると次からそれを取り込んで
頑張ってみようと言う気持ちになるんだよなぁ。俺は。
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:30:58.50 ID:jdQ4+qSeO
カオス(´・ω・)
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:31:37.76 ID:ULcUlOKC0
バシャー
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:32:09.62 ID:Q6el13+p0
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:32:12.68 ID:UENxR7hMO
>366
gj
一言だけ言わせてもらうと体のバランスが少しおかしい気がする。個人的に。
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:33:52.95 ID:IXXVwq0a0
ID:Z0gF4MtN0は優しいな
香ばしいこの空気を払拭しようと頑張ってる
それはそれとして、愚痴は愚痴スレで吐くべきだな
ここの住人は大概避難所を見てるから、あっちでも通じる
向こうでやってくれ
誰にもこのスレの空気を悪くする権利なんかないと思うぞ
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:35:47.42 ID:UENxR7hMO
てかそのための愚痴スレだろうよ・・・
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:37:08.57 ID:DwQFlsHw0
ID:0yrIDrPFOは荒らすだけ荒らしてもういないだろ
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:38:10.86 ID:IM3iX+ptO
クールで素直で弱気ってどうなんだろう
燃えすなんて言うと厨くさいって怒られます
厨ってなんですか?
素直クールの表現技法の話をすればいいんですか?
素直クールの本質をここで話し合うのはだめですか?
ボクールの投下があったけどそういうときにボクールってどんな感じとか話してもいいんですか?
みんなが気に入るようにはならないと思いますけど
愚痴スレで愚痴を吐くだけじゃなくてもっと建設的な議論はしないんですか?
384 :
◆ilkT4kpmRM :2006/01/15(日) 22:41:24.59 ID:nc6C1UiRO
愚痴スレでも建設的な意見を出してるんだ
出来れば全部読んでくれ
読んだのかもしれんが
その場合は謝ろう
すまない
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:42:55.87 ID:UENxR7hMO
>383
で、何がしたいの?馴れ合い?
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:43:28.89 ID:E/Fna1p3O
あー、今の空気がいい。
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:44:39.67 ID:/EdEZvp00
>>383 燃え素が厨くさいんじゃなくて、使いすぎると厨を呼び込みやすくなるってことだろ
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:47:36.99 ID:ULcUlOKC0
ようやく鎮静
>>385 私は本スレで何をすればいいかよくわからないので教えて欲しいです。
文も絵も書けず、書き手のクオリティをあげられるような感想も
書けない私は保守だけしていればいいですか?
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:51:30.10 ID:UENxR7hMO
>389
読んで楽しめばいいじゃん。議論したきゃすればいいじゃん。
何が不満なの?
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:52:20.67 ID:+XwWiIFzO
>>389 半年間ROMればスレの流れが少しでも読めてくるんじゃない?
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:52:22.92 ID:/EdEZvp00
なんだろう、最近忘れられてるのかな、この言葉
とりあえず
みんなで萌えれば
それでよし
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:52:51.22 ID:NzYDGgUv0
書いている人は感想が欲しいという
見ている人は保守しか言わない。別のところで偉そうに批評を書。く
なんだこのスレは。何かでっかい物語でも書こうとしてんのか。
ちまちまショートストーリーを書いてそれで面白ければ良いんじゃないのか。
まあ初めの頃しか居なかったが全然こんなカオスじゃなかったぞ。
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:54:04.92 ID:kBmdadlM0
395 :
◆ilkT4kpmRM :2006/01/15(日) 22:54:06.45 ID:nc6C1UiRO
>>389 自分の思うように、素直クールを表現すればいい
燃えすもあり、お題を出すのもあり
愚痴スレだって、半分は話し合いみたいなものだから、そこで、スレのあり方を話し合うのもいい
あと、まあ、いいことは言ってるとは思うぞ
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:54:24.16 ID:hDoqJYmnO
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:56:38.02 ID:X+f0rJqt0
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:56:50.74 ID:UENxR7hMO
>393
誰が偉そうに批評してんの?
避難所の奴はちゃんと用途が書いてあるじゃん。
スルーは読む気起きなかったって事じゃないの?
何が不満なの?
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:57:13.34 ID:Zs5cZCGSO
〜ですか?
〜〜ですか?
教えてください。
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:58:28.40 ID:/EdEZvp00
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:58:37.16 ID:nc6C1UiRO
何か、今日は絵師祭ですか?
GJ
俺も書ければ
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 22:58:49.65 ID:DwQFlsHw0
ID:0yrIDrPFOの文見て気付け
ちゃんとした文が書けるのに文が書けないなんて言ってる時点で荒らし
書きなれてなきゃこんな的確に書き出せない
>>398 まずおまえは読み手なのか書き手なのか聞きたい
潜伏してるつもりだったんだが・・・。
>>389 思う通りにやればいいじゃないか。
萌を垂れ流したり、素晴らしい、萌えた作品には精一杯の賛辞や批評をすればいい。
クオリティとか気にしたら負け、だと思ってる。
偉そうな、そして妙な文でゴメン。
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:00:20.35 ID:E/Fna1p3O
>>392 厨房の目に触れないように今まで使わなかったのに何故今使う。
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:02:01.80 ID:UENxR7hMO
>403
絵以外は何でも。
日本語が正しく使えるのと素直クールを表現すること、
文が素直クールを表現しているかについて感想を言えることは違うと思います。
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:03:04.41 ID:/EdEZvp00
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:03:17.90 ID:UENxR7hMO
>407
初めて同意。
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:03:53.98 ID:mikj1wZh0
>>396 大人系素クールもいいな、こんな人にたしなめられたい
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:04:08.33 ID:6Q9jyo7V0
>>406 俺はしがない書き手だが、何となく思った、つまらない場所について教えてくれると嬉しい。
そういうのはわがままなのかねえ
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:06:56.22 ID:UENxR7hMO
>412
超普通。てか俺もそう。BJでも欲しい。
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:07:25.55 ID:QC8PkEFTO
>>407 書けばよくね?
表現力が無いとかそんなんは後回し。
自分の萌えるシチュを書けばいいじゃん。
感想にしてもGJだけでいいしな。
批評はしたい人に任せとけばいい。
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:09:08.89 ID:/EdEZvp00
批評は嬉しいけど、無理にしてくれってわけじゃないからな
意見のある人は、思ってるだけじゃなくて言って欲しいってこと
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:10:49.87 ID:8gB0/wbEO
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:12:09.82 ID:ULcUlOKC0
どこかで読んだんだけど、
内容が気に食わなくてちゃちゃ入れる人って
気に入らないから見るんだとさ
だから、嫌なら見なきゃ良いという考えは一般には通用しないそうだ
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:17:53.53 ID:E/Fna1p3O
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:18:18.16 ID:UENxR7hMO
へー。てか自分が一般の人で無い事に気付かさせられてショックorz
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:26:13.16 ID:rl8DHOBA0
作品にちゃちゃを入れるっつうのは文章としての欠点をさしてる事なのか、
それとも自分の世界観にそぐわないから屁理屈を並べる事なのか?
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:26:27.87 ID:hDoqJYmnO
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:26:57.58 ID:3NURYAGP0
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamemusic/1137167538/ 155 :ローカルルール議論中!詳細は自治スレへ :2006/01/15(日) 22:21:23 ID:mkCWPWvT
厨房の集まりクソVIPなんかに頼んだところで何にもできませんよwwww
160 :ローカルルール議論中!詳細は自治スレへ :2006/01/15(日) 22:29:03 ID:mkCWPWvT
VIPPERは集団でコピペ連投してVIPから来ますたしか言えない
VIPPERはいろいろ迷惑
真の2ちゃん中毒者
161 :ローカルルール議論中!詳細は自治スレへ :2006/01/15(日) 22:30:51 ID:mkCWPWvT
要するに引きヲタNEETの集まり
世間的にもバーチャルな空間的にも毒
馬鹿が馬鹿騒ぎしてるせいで歯止めがきいてないのも事実
「ネタだから」とか「それがVIPクオリティ」とか「VIPPERだから」
そんな言葉で誤魔化し過ぎ。
↑VIPがなめられまくってる
おまいらVIPをおもいしらせてやれ
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:28:20.40 ID:UENxR7hMO
>421
後者
>422
スマン。
後、さっきからGJの嵐ですよ。眼福眼福。
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:28:45.55 ID:g2aTTBHa0
仲良くいこうよ!!!
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:29:28.61 ID:/EdEZvp00
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:32:29.23 ID:0yrIDrPFO
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:48:28.44 ID:hDoqJYmnO
ほす
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:50:32.38 ID:/J5ew9B90
クー「最近、私がなんなのかわからない。」
男 「急にどうした?」
クー「私は君が好きだ。だが、今の私は私であるのか?」
男 「ん・・?」
クー「私を最初に見たとき、殺伐としているようだと言ったな。」
男 「笑ってるところを見たことがなかったからな。」
クー「今はどうだ?」
男 「実際そんなことは無かった。ちゃんと笑うし、暴走もする。」
クー「それは私か・・?とても冷静な状態とは言えない・・・」
男 「いいんじゃねぇの」
クー「む・・?」
男 「クーだって人間なんだ。いつも冷静で居なきゃいけねぇって事は無い。」
クー「だが・・・」
男 「気にしすぎだ。クーはそうは思わないかもしれないが、俺はそのままで良いと思う。」
クー「そうか・・・。」
男 「価値観なんてそれぞれだ。クーがそれで納得できないなら、自分でなんとかするしかないな。」
クー「今まで通りでいいのか・・?」
男 「いいよ」
クー「じゃぁ今夜家に来い。今日は両親が居ない。」
男 「落ち着け」
素直クールの定義は人それぞれって事を言いたかった。
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/15(日) 23:55:14.64 ID:HoC7QvKb0
土日は流れが速いので穂種
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:02:05.27 ID:0quDFA+w0
保守
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:07:56.09 ID:FIaWeXIj0
>>429 そうなんだろうけれど、うまく表現するのは難しい。
数分後4レス投下
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:08:24.10 ID:X2r1zgPm0
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:10:26.06 ID:FIaWeXIj0
男に危機を救われた素直クール(ボクっ娘クールのつもり)
村長の妻「ねぇ、あなた。クーがどこに行ったか知らない?」
村長「グレンが忙しくなかったら一緒に遊んでいるんじゃないか」
村長の妻「そうですね。あの二人はいつも仲良く遊んでますものね」
コンコン
自警団員「失礼します。城から伝令が来て、またモンスターが増えているから
注意するようにということでした」
村長「そうか。自警団の団長にも伝えておいてくれ。それから、クーか、
グレンを見なかったか?」
自警団員「グレンなら訓練場で訓練していましたが、ここに来るように
伝えましょうか?」
村長「いや、いい」
村長の妻「お願い。グレンに来てくれるように言って」
自警団員「分かりました」
コンコン
グレン「グレンです」
村長の妻「こんにちはグレン。クーを見なかった?」
グレン「こんにちは。今日は朝からクーを見ていません」
村長「朝から? あの子はたいていお前と一緒だから珍しいな。
どこに行ったのか心当たりはあるか?」
グレン「あの、クーさんはこの間から村の中で遊ぶのはつまらないから
村の外に出たいと言っていました」
村長と妻「外に出たいだって! さっきモンスターが増えているという連絡が
あったばかりで心配だ。とりあえず村の中にいないか探してくれ」
グレン「分かりました」
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:11:39.69 ID:FIaWeXIj0
>>434 しばらくして
コンコン
村長「どうぞ」
団長「失礼します。さっきグレンがクーちゃんが村の外に出たみたいで
探してくるといって外に出て行きました」
村長「止めなかったのか?」
団長「すぐ飛び出していったので、止められませんでした」
村長「城からの連絡は聞いたか?」
団長「聞きました。グレンは多少訓練しているとはいえ心配です」
村長「自警団を二つに分けて、一方に捜索、残りに村の警備をさせよう。
私も準備してくる」
広場にて
村長「クーとグレンが村の外に出たようだ。皆で手分けして探して欲しい。
モンスターが出て」
自警団員「村長〜。グレンとクーちゃんが戻ってきました」
村長「何、二人とも無事か?」
自警団員「クーちゃんに怪我はありませんが、グレンが怪我をしています。
今医者が見ていますが、詳しいことはまだ分かりません」
村長「分かった。みんな集まってもらったばかりだが、戻ってきた。
わざわざありがとう。通常の村の警備に戻ってくれ」
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:12:56.29 ID:FIaWeXIj0
>>435 医者の家
村長「クー、グレン、大丈夫か?」
クー「ボクは大丈夫。でもグレンが、グレンがっ」
村長「先生、グレンの怪我は?」
医者「ゴブリンに顔を切られただけじゃ。命に別状はないが、
これだけ深いと跡が残ってしまう」
グレン「村長、クーさんを無事に連れて帰りました」
村長「ありがとう。お前に怪我をさせてすまない」
グレン「大丈夫です。僕は男ですから顔に傷が残っても困りません。
嫁入り前の女の子に怪我をさせるわけにはいきませんから」
クー「グレン。ゴメンね」
村長「で、何があったのだ?」
クー「ボクが村の隅の壁を乗り越えて外に出て、ぶらぶらしていたら、
化け物が襲ってきたんだ。それで逃げていたら、グレンと会って、
剣で斬り付けられそうになったボクをグレンがかばってくれた。
その後グレンが化けものを倒して、一緒に帰ってきた」
村長「そうか。クー、もうこれから一人で勝手に外に出るんじゃないぞ」
クー「うん、そうする」
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:14:06.99 ID:FIaWeXIj0
>>436 翌日
クーはあらためて両親(村長夫妻)とともにグレンの家に
クー「グレン、昨日はありがとう」
グレン「大丈夫です。昨日も言ったようにクーさんに怪我がなくてよかった」
クー「ボクが悪かったよ。これからはグレンを守れるようになるよ。
それにボクは顔の傷なんて気にしてないよ」
村長の妻「こら、何てことを言うのです」
クー「顔に傷があったら困るのは男も女もおんなじでしょ。
グレンのお嫁さんになるボクが気にしないって言ってるの!」
クー以外の一同「・・・」
クー「ねえ、みんななんで黙るの? グレンはボクがグレンの
お嫁さんになるのいや? お父さんやお母さんは反対なの?」
グレン「クーさん、これは小さい頃のままごととはちがうんですよ」
クー「ボクは本気だよ。グレンのこと好きだよ」
クー以外の一同「・・・」
村長「グ、グレン。ゆっくり休んでくれ。色々とありがとう。
クー、昨日迷惑をかけた自警団の人のところに挨拶のところに行くぞ」
その後クーは両親とともに自警団の団員のところに挨拶に行ったが、
その先々で責任をとってグレンと結婚すると言って回ったとか。
終わり
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:17:51.64 ID:CNkXt5AR0
ほ
439 :
40:2006/01/16(月) 00:18:28.15 ID:X2r1zgPm0
そいじゃ次俺行きマース。
6レスぐらい
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:19:01.53 ID:X2r1zgPm0
「…は?」
思わず声が出る。
プチっと留守電を切る。
何だこの電話は?
随分古いタイプの悪戯だな。
「っはは…」
あまりの拍子抜けっぷりに笑いが漏れる。
さ、こんなくだらない留守電とっとと消―――
―――でもやっぱり聞こえた声が可愛かった気がするのでもう一度留守電を再生した。
『“私メリーさん。今駅の前にいるの”』
うむ。やっぱり中々俺好みの声だ。
その声から一秒後。留守電の声が再び聞こえる。
『駅の前には大きな木が見える。いい街ね』
「っ!!?」
バッと携帯を耳から引き離して留守電を消す。
なんでだ…なんでこの街の駅前の風景を知っている。
地元の人間のイヤガラセかよ…胸クソ悪ぃ!
「お?どした?」
横を歩いていた長瀬が俺に訊く。
あれ、おまえまだいたんだ?
「い、いや…タチの悪い悪戯だった」
「はーん、イタズラか」
「……あ!なぁ、ゲーセン、行こうぜ?」
「お?冬悟がノって来るなんて珍しいな。よっしゃ行くか!」
「おう!!」
そう言ってポケットに携帯を突っ込む。
念のため、電源は切っておいた。
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:19:19.50 ID:X2r1zgPm0
ゲーセンで遊び倒して、長瀬と別れて家の玄関をくぐる。
二階の自室に上がり、ベッドに横になる。
「……はぁ」
一息。
ゲーセンで長瀬が「太鼓の恩人」に夢中になって、果ては清めの音まで叩き込み始めても俺の頭に残るのは、あの留守電。
『“私メリーさん。今駅の前にいるの”』
イタズラだろうとは、思う。
しかし、俺の住むこの街にある駅を知っていた。
それだけが気がかりだ。
正直な話、“メリーさん”なんて都市伝説だ。
パソコンなどの電波に乗り、人の心の弱いところからどんどん広がる。
モニターの中だけの出来事だと分かっていれば、鼻で笑っていられる。
しかし、こうして実際に不気味な電話がかかってくると、不安にならずにはいられない。
ふと思いつき、電源を切った携帯をポケットから取り出す。
「………」
意を決して、電源をつける。
「っ!!」
―――留守電あり―――
「マジかよ……」
呟く。
これが偽者だったら明日学校で長瀬に言って一緒に笑おう。
これが本物だったら明日を迎ず、今夜にでも多分俺は死ぬ。
「…よし」
覚悟を決める。
ぱん、と頬を張る。
そして、留守電の再生ボタンを押す。
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:19:43.00 ID:X2r1zgPm0
一件目。
『“私メリーさん。今大きなデパートの前にいるの”本当に大きいのね』
大きなデパート…駅からすぐ近くのあそこか。距離は、ウチから1kmてトコか。
続いて二件目。
『“私メリーさん。今小さな駄菓子屋の前にいるの”古くて良いお店ね』
駄菓子屋。ガキの頃住んでたアパートの近くの、あそこか。距離的には600m前後……
さらに再生した留守電の声は、続ける。
『“私メリーさん。今あなたの通う高校の前にいるの”立派な高校ね』
もう高校かよ!!300mもねえぞ!!?
四件目の留守電はさらに続ける。
『“私メリーさん。今煙草屋の角を曲がったの”もうすぐあなたの家ね』
煙草屋って…!もうウチから100mぐらいじゃねえか!!
留守電はそこで終わっていた。
そして、
『一万年と二千円前からあ、い、し、て、る〜♪』
携帯が鳴る。
「ぅおっ!?」
俺は驚いて携帯を手から取りこぼす。
床に落ちた携帯のディスプレイには、「非通知」の三文字。
「………」
恐る恐る手に取る。
これは、本物だ。
よほど手の込んだイタズラでもない限り、これは、本物だ。
『君を知ったそ〜の、日から〜僕の、地獄ーに音楽は絶えな〜い♪』
鳴り響く携帯。
意を決し、通話ボタンを押し、耳に当てる。
電話の相手が口を開く。
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:20:01.38 ID:X2r1zgPm0
『“私メリーさん。今あなたの家の前にいるの”小さいけど立派なお家ね』
「!!!」
バッと窓に近付き、朝から閉めっぱなしのカーテンを開け、窓を開ける。
そこから玄関の辺りを見渡すが、誰も見あたらない。
「…イタズラ、か?」
初めて、電話の相手にこちらから話す。
電話の声は返す。
『イタズラじゃ、ないわ。その証拠に、私にはあなたの動きが分かるもの』
電話の声はそう言った。
「…へぇ。じゃ、今俺が何してるかあててみろ」
勤めて冷静に、俺は返す。
『自分の部屋の窓を開けて、こっちを見てる。玄関を』
「っ!!」
見られてる!!
それを理解した俺は、バンと強く窓を閉める。
『あら、なんで閉めるの?怖い?』
耳元の携帯から聞こえる声にも耳を貸さず、俺は部屋の押入れを開け放つ。
中から重たいダンボールや、金属バットを取り出す。
それを、部屋のドアの前に積み上げる。
頭の中では分かってる。
こんなことをしても、無駄だ。
相手は人ではない。
化け物だ。“メリーさん”だ。
それでも、何かせずにはいられなかった。
押入れのものの大半を扉の前に積んで、携帯の向こう側に叫ぶ。
「お前!イタズラじゃないってんなら、来て見ろ!!俺を殺してみろ!!!」
電話の声は一呼吸分黙って、
『あら、いいの?じゃあ遠慮なく』
そう言って電話を切った。
ほんの数秒、沈黙が響く。
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:20:20.56 ID:X2r1zgPm0
『一万年と二千円前からあ、い、し、て、る〜♪』
すぐにもう一度着信音が響く。
「………」
通話ボタンを押して耳に。
『“私メリーさん。今あなたの家の中にいるの”』
「………」
電話の声は続ける。
『“私メリーさん。今あなたの家の階段の前にいるの”』
『“私メリーさん。今一段昇ったわ”』
『“私メリーさん。今二段昇ったわ”』
『“私メリーさん。今三段昇ったわ”』
『“私メリーさん。今四段昇ったわ”』
俺は電話の向こうの澄んだ声を聞きながら、思考を巡らせる。
………よーし、良いだろう。こうなったら、思い知らせてやる。
この。
俺が。
実 は 頭 脳 派 だ と 言 う こ と を !!!
頭の中で、何かのスイッチが入る音と、何かが崩れる音がした。
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:21:24.74 ID:X2r1zgPm0
相手は不可視の存在。何故なら幽霊だからだ。今までのペースからヤツは俺が怖がる様を見て楽しんでいる。なら楽しませてやろう!!
電話の様子だと今奴は六段目!家の階段は十五段!!一段10秒のペースで昇っているヤツが二階に上がるまでの所要時間は1分半!!
秒に直して90秒だ!それまでに俺は奴を退け生き延びる術を考えねばならん。さらに出来ればこれ以上の被害を防ぐためにヤツを捕獲する!
そんな事が出来るのか?いや、問い掛けるものではない。出来なければいけないのだ。やるのだ。出来なければ死ぬのだ。死にたくは無い。
未だ義理の妹とも巫女さんとも近所の美人お姉さんとも怪我して行った病院の巨乳ナースともナニも出来ていないからだ。そう、ナニも!!
来週目ぇつけてたエロゲも出るといっていたな。要チェックだ。確か同じ日に幼馴染みモノも出るらしいな。だが幼馴染みはパス。パス1。
それにしてもツンデレはイイよな。ツンデレがもっとも輝くのはやはりツンからデレへの移行期だろう。あれはイイ。実にイイ。
個人的にはToHeart2の十波由真を推したい。青髪にも惹かれるが、やはり決め台詞だ。イイよな。決め台詞。俺にも欲しい。
「コレで買ったと思うなよぉ〜!」的に勢い良く言えるのがいいな。やはり決め台詞が光るのは時、場所、目的を理解した時だな。
例えば、「これを買ったと思うなよぉ〜!」コンビニのバイトの時に言ってみたい。クビだろうが。
それにしても後輩って萌えるよな。やはり自分を慕ってくれる娘に漢は弱いな。あー血の繋がってない貧乳な妹ホシイナー。
脱線しすぎだバカヤロウ!!落ち着け、COOLになれ向坂冬悟!!!話を戻すんだ!!出来る、出来る、俺なら出来る!!
そう、“メリーさん”の対処法だ!!確か随分前にパソコンで見たことがある。思い出せ!思い出すんだ向坂冬悟ぉ!!
………………よし。思い出した。やったぞ、良く思い出した向坂冬悟!!そして思いついた!!奴への!“メリーさん”への対処法を!!!
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:21:45.62 ID:X2r1zgPm0
―――と、耳に入る“メリーさん”の声が今までとは違うことを告げる。
『“私メリーさん。今あなたの部屋の前にいるの”』
その後すぐに電話は切れる。
考えているうちに90秒経ったか。
まあいい。来るなら来い。
俺はすぐさま机に置いてあった鏡を手にして、自分の顔を見る。
あぁ、この美形があと数秒の命かも知れないのは惜しい。非常に惜しい。
否!!俺は死なない!!死んでたまるか!!
見せてやる。
俺の、秘策!!
『一万年と二千円前からあ、い、し、て、る〜♪』
恐らく最後になるであろう電話が鳴った。
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:23:10.87 ID:X2r1zgPm0
今回はココまでっス。
まだヒロインデテナイヨ('A`)
本来
>>445と
>>445は一レス分だったのに容量オーバーで分けるはめに('A`)
また今度ー
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:23:56.47 ID:5J7RnwJq0
『一万年と二千円前からあ、い、し、て、る〜♪』
二千円!?吹いた&涙が出た。ここからどうなるのか期待。
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:24:33.90 ID:X2r1zgPm0
>>448 そこは素でタイプミスしたのは俺と君だけの秘密だ!!
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:24:56.16 ID:Vyj2ZYKbO
君の…「出てない」という「発言」を……「投下」という「勇気」と共に、信じよう。
深読み保守
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:26:30.63 ID:4YBQFdUw0
やべ、おもすれーwwwwwwwww
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:31:55.71 ID:XMOzDgqTO
ほ。
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:35:53.01 ID:CNkXt5AR0
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:36:09.07 ID:D0w5o33Z0
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:36:42.37 ID:K9kz0oO+0
おもすろいなぁ・・・
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:42:54.83 ID:Xu2KlhAn0
>>440-447 COOL、きっとCOOL♪
充分、読ませる。良いんジャマイカ?
で、主人公は、いつ、家に帰ったんだ。
ゲーセンにいたんじゃないかったのか?
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:47:35.20 ID:X2r1zgPm0
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 00:47:56.25 ID:4YBQFdUw0
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:05:09.23 ID:OQmsLC2E0
>>459 uhooooooo!
ヒサシブリに登場したっすねwwwwwwww
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:05:38.02 ID:n0a1SEPGO
人が復活してきたな
>>459 GJ
壁から顔を出してるのが、グッときた
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:07:06.10 ID:4YBQFdUw0
463 :
197:2006/01/16(月) 01:19:06.46 ID:GvpKKzhS0
hosyu
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:24:16.12 ID:X2r1zgPm0
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:24:37.72 ID:X2r1zgPm0
「もしもし」
落ち着いた声で電話に応える。
電話の声は相も変わらず静かな、澄んだ声で。
『“私メリーさん。今―――』
ガガッ、というノイズが一瞬入る。
そして次の瞬間。
『「―――今、あなたの後ろにいるの”」』
来た。
その瞬間、背中に圧倒的な存在感を感じ取る。
そして、鏡に映る俺の顔、その後ろにも、顔。
「―――ぁ」
思わず声が漏れる。
綺麗だ。
俺よりもいくらか高い細身の長身。
黒い髪を後ろに結い上げ、切れ長な目は鋭く俺を睨んでいる。
ローブともマントともつかないものを身に纏うその姿は、“メリーさん”というより“死神”に近かった。
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:24:55.65 ID:X2r1zgPm0
秘策その一。
とにかく振り返らない。
一般的な“メリーさん”の都市伝説において、被害者の大半は無意識の内に振り向いて命を落とす。
どうやって殺されるかは分からないが、とりあえず振り返れば間違いなく殺される。
鏡越しでも見てしまえば死ぬのかも、と言う不安はあったが、それは杞憂のようだ。
“メリーさん”が俺の後ろに現れて一分が経つ。
俺は静かに歩き、窓ガラスの前に立つ。
“メリーさん”のほぼ全身が窓に映る。
…やっぱ綺麗だなぁ…
俺より随分年上に見える。
ここで、秘策その二に移行だ。
「……なあ」
“メリーさん”と、会話。
「…何かしら」
っし!!乗った!!
「そこ、座って、話でもしないか?」
そう言って、決して振り向かずに、予め敷いていた二枚の座布団を指す。
「……変わった男だな。私のような化け物と話がしたいなんて」
“メリーさん”が言う。
「逆だよ。たとえ化け物だろうと、あんたみたいな美人とは話してみたいよ」
俺も言う。
「………」
“メリーさん”は、フイとそっぽを向き、座布団に腰を下ろす。
俺も続いて、ムーンウォークをよろしく後ろ歩きでシッダウン。
「えーと、自己紹介しようか。俺は向坂―――」
「―――向坂冬悟。十七歳。高校二年。家族は父だけ。母は五年前に他界。全部知っている」
「へぇ。詳しいんだな」
「あたりまえだ。標的のデータは完璧に把握している」
「さいですか」
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:25:11.23 ID:X2r1zgPm0
「でさ。なんで俺を殺すの?」
「理由は色々あるが、上の決定だ」
「上?」
「ああ、上が運命や因果等の流れを見て、死ぬ予定の人間をリストアップする。そしてそれを私達が殺す」
「え?“メリーさん”て一人じゃないの?」
「違う。正式な名前は別にあるが、人間たちの呼称に併せて私達もそう呼んでいるがな」
「そーなのか。意外と会社みたいなもんだな。秘密結社?」
「近いところではあるな。私達は通常この世界と同じ形をしたまったく別の世界に存在する。仕事の時にこちらに来るだけだ」
「パラレルワールドとか、そんなもんか」
「まあ、そんなところだろう」
成程。俺は一応死ぬ運命だけど、結構適当な理由で死ぬんか。良い迷惑だ。
それにしても“メリーさん”がぺらぺら喋ってくれて良かった。
これで秘策の最終段階を完璧に練り上げられる。
「でもさ、アンタ美人だよな」
「美人…?そうか?私達は皆こんな顔立ちだぞ」
「マジで!?うわ、イイなそれ。イイなぁーアンタ見たいな美人ばっかの世界かー…ね、死んだら俺もそこ行ける!?」
「行けないな。死んだものの魂は担当の者があちらまで運んだ後、すぐに上に持っていく」
「マジかー…そりゃ残念だ、っと。あ、俺っていつ死ぬの?」
「お前がさっさとこちらを振り向いてくれればすぐなんだがな」
「あ、やっぱ振り向くと死ぬの?」
「そうだ。正確には目があうと力が発動する。だからこっちを見ろ。私は早くあちらに帰りたい」
「目が合わなきゃ良いんだな?じゃ、こうすりゃ良いのか」
言って、俺は“メリーさん”と向き合う。
目を合わせず、顔より下を見る。
「…姑息な奴だな」
「ガキのころから悪知恵だけは良く働くモンでね」
俺はイタズラっぽく笑った。
良し。イケる。
目をあわさなければ死なない。
ならば活路はまだある!
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:25:51.50 ID:X2r1zgPm0
ハイしゅーりょー。
ヒロイン“メリーさん”の初登場。
さ、学校あるから寝よ
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:27:56.76 ID:7+CtwKhVO
オカルト娘かわいいよオカルト娘
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:36:19.57 ID:L/Qf2Yg9O
壁に背をぴったりつけるって対処法もあったな
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:51:32.95 ID:k1dpvooD0
ho
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:55:23.20 ID:X2r1zgPm0
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:55:40.35 ID:X2r1zgPm0
と。
“メリーさん”の顔から下を見るというコトは。
つまり。
体を見るというコトだ。
黒のローブはからに長いらしく、床に広がっている。
そして、ローブの合わせ目。
そこから覗く。
白く、眩しい、ふともも。
「っ!!」
おいおいおいおい!!
“メリーさん”ミニスカか!?
“メリーさん”なのにミニスカか!?
それとも最近は幽霊業界にもミニスカが流行ってんのか!?
じゃあアレか!?
お菊さんとかもミニスカか!?
超ミニ着物か!!
み な ぎ っ て き た !!
「お、おい。お前大丈夫か?」
“メリーさん”の声がする。
「へ?」
「い、いや…頭のつむじの辺りからピンクの霧状の物が吹き出ていたから、私が殺す前に死ぬのかと思って」
「あ、コレ?気にしないでくれ。大丈夫ダイジョウブ」
そう言ってつむじを手で押さえる。
手を離すと件の霧は収まっていた。
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:55:56.33 ID:X2r1zgPm0
よし、見せてやる、急ごしらえだが、俺の秘策その三を!!
「なあ」
「何だ」
「そーんな短いスカート穿いて、恥ずかしくないの?」
そう言った瞬間。
「っ!!?」
バッ!!とローブの合わせ目を押さえ、俺の視界から眩い太ももを隠す。
名残惜しいが、命に比べれば安い。
そして、分かったことが一つ。
これが、俺の秘策の最後のピースになる。
「アンタ、ひょっとしてけっこーウブ?」
「う、うるさいっ。さっさとこっちを見ろ。殺す」
「イヤ。まだ彼女も出来たこと無いのに死ねるか。俺は生きる」
「だが、私はお前を、殺さなければならない」
「そうかい」
「そうだ」
沈黙。
しかし、この沈黙が破られた瞬間、“メリーさん”、アンタの負けだ!!
駒は揃っている。
“メリーさん”の殺しの条件。
ウブな“メリーさん”。
そして、俺の秘策。
行くぜぇ!!
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:56:11.91 ID:X2r1zgPm0
「うおおおおおおおお!!!!!!!」
目を瞑り、勢い良く立ち上がる。
「な、何だ!?」
“メリーさん”も慌てた様子で口を開く。
「どうせ死ぬんだ!!最後に美人が看取ってくれるんなら!!看取って貰おう!!俺の化身の最後も!!」
そう叫び、目を瞑ったままズボンに手をかける。
「な!」
“メリーさん”が焦った様に口を開く。
「な、何をしている!?」
「言ったろぉおおおぉぉ!!見てもらうんだよ俺自身をぉ!!しーーーっかり目に焼き付けてから殺してくれよぉおおぉぉぉお!!!」
ズボンのベルトを外した。
「や、やや、やめろ!!そんなもの見たくない!!!」
言って、両手で顔を覆い、顔を伏せた。
ここで、状況を確認しておこう。
“メリーさん”は座っている。
俺は、今正に立ったまま冬悟君ジュニアをこの世に顕現させようとしている。
つまり、俺の目線は、“メリーさんより”、上にある。
さらに“メリーさん”は、顔を伏せた。
つまり!
俺は!!
“メリーさん”より優位にある!!!
「おおらああぁあああぁ!!!」
雄叫びを上げ、“メリーさん”にタックルをかます!
「うわっ!?」
“メリーさん”は声を上げ、俺とぶつかる。
俺は意外に軽い“メリーさん”の柔らかな感触を堪能しながら突っ込む!!
そして、
ゴン!!
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:56:29.29 ID:X2r1zgPm0
数秒後、俺は自室の中央に立っていた。
足元には、壁に頭をぶつけ、目を回している“メリーさん”。
俺は、勝ったんだ!!
俺は、生き延びたんだ!!
足元の“メリーさん”を一瞥する。
それと同時に乱れたローブから覗く白い脚に理性の99%を掻っ攫われる。
しかし俺は“メリーさん”にミダラなことをすることはなかった。
何故なら、理性の最後の1%。それが、
本能A『ヤッチマエー!!』
本能B『待テ!!アレハ!!』
理性『ココから先は…通さん!!』
本能『げええっ!関羽!!』
………だったからだ。
本能(関羽)にねじ伏せられた本能は帰順。
俺は仕方が無いので“メリーさん”を抱え、ベッドに寝かせる。
「…寒いな」
身震いを一回。
時計を見ればもう一時。冬場に一人は寒い。
「…あ、そうだ」
思い立ったがキチジツ。
俺は電気を消し、ベッドに潜り込む。
「“メリーさん”てあったけえな」
などと思いつつ、俺の意識はまどろみの中へ沈んでいった。
オヤスミ。
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 01:56:50.02 ID:X2r1zgPm0
以上!!続きは明日書きますわ。
今度こそオヤスミー
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 02:00:13.54 ID:l2bwWj6z0
後の展開が気になって俺が寝られねぇwwwwwwwww
GJ!!
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 02:04:41.65 ID:mgdlo5Cz0
関羽は理性じゃないのか?
本能になってるぞ。
後、ちとドクロちゃんぽい描写があったが、面白かった
ガンガッテ!
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 02:12:12.79 ID:KKvB5JoVO
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 02:31:01.48 ID:1RhUGj0E0
ho
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 02:31:43.91 ID:RsS4sR5pO
ほうしゅ
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 02:35:28.39 ID:GvpKKzhS0
げえぇ!メリーさん!!
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 02:38:44.65 ID:EaqyXw5L0
ho
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 03:03:04.40 ID:cQTT4SzrO
眠れない…
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 03:10:23.63 ID:EaqyXw5L0
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 03:30:13.34 ID:8Iedr//90
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 03:50:59.24 ID:Nf8qmUds0
だが寝る
保守。
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 04:07:32.22 ID:qto7H95z0
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 04:19:57.74 ID:yF55civP0
腹がへった保守
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 05:04:15.19 ID:5HGJucu5O
保守
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 05:47:28.62 ID:GvpKKzhS0
落ちそう
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 06:04:14.74 ID:r9/eOnrJ0
綾波系のことかな
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 06:34:22.61 ID:n0a1SEPGO
保守
三十分しか寝れてない
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 07:25:22.89 ID:n0a1SEPGO
保守
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 07:49:02.45 ID:yF55civP0
保守
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 08:17:08.49 ID:GnIIWvlpO
☆彡
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 08:36:17.52 ID:c7gjAB6k0
ほ
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 08:46:11.66 ID:KahA8S+k0
保守
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 09:05:37.04 ID:cPQ3wPjPO
ホクール
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 09:31:43.96 ID:z2Ur/qofO
ほっしゅほっしゅ
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 09:35:10.66 ID:z2Ur/qofO
なんか乱立
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 09:52:26.46 ID:mYgtSrnf0
ho
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 10:01:03.33 ID:7WxdqrsuO
保守
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 10:10:19.92 ID:VNiVvQXA0
ho
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 10:14:06.61 ID:EaqyXw5L0
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 10:24:34.09 ID:VNiVvQXA0
ho
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 10:42:52.83 ID:VNiVvQXA0
ho
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 10:52:24.79 ID:WAeyV7l00
01増殖中age
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 11:01:28.10 ID:VNiVvQXA0
ho
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 11:02:00.28 ID:LIDZqmLs0
砂送ール
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 11:17:14.22 ID:gQVeOb1V0
今起きたよ!いえーい☆
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 11:26:15.83 ID:WAeyV7l00
敵に砂送ール(てきにすなおくーる)
《慣用句・ことわざなど》
敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境からすくう。
《語源》
戦国時代、上杉謙信は、敵将武田信玄の領国甲斐(山梨県)が
山国で素直クールの不足に苦しんでいるのを知り、
自国越後(新潟県)から素直クールを送らせた故事による。
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 11:41:17.65 ID:7WxdqrsuO
保守
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 11:50:22.43 ID:gQVeOb1V0
ほっす
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 12:09:42.63 ID:gQVeOb1V0
ほす
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 12:22:04.39 ID:gQVeOb1V0
ほす
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 12:52:54.92 ID:gQVeOb1V0
ほす
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 12:53:25.09 ID:yZnpBuy90
ほす→HOS→篠原重工製レイバー用新型OS
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 12:55:54.07 ID:WAeyV7l00
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 12:59:40.51 ID:23cZKCSY0
保守
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 13:22:09.24 ID:8ASr5Nok0
ほしゅ
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 13:41:11.02 ID:a1tt0mPBO
ほしゅ
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 13:56:41.86 ID:23cZKCSY0
保守
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 14:22:06.51 ID:A+/Nji8G0
保守って寝る
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 14:35:39.24 ID:gQVeOb1V0
保守
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 14:46:06.40 ID:gQVeOb1V0
保守
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:02:50.88 ID:n0a1SEPGO
保守
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:12:27.15 ID:n0a1SEPGO
dat落ちの詳しいのがあったので
・対象はスレ番が 500 を越えるスレ
・00:00 より 40 分毎にdat落ち(実際の時刻は以下の通り)
00:00 00:40 01:20 02:00 02:40 03:20
04:00 04:40 05:20 06:00 06:40 07:20
08:00 08:40 09:20 10:00 10:40 11:20
12:00 12:40 13:20 14:00 14:40 15:20
16:00 16:40 17:20 18:00 18:40 19:20
20:00 20:40 21:20 22:00 22:40 23:20
なそうだ
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:32:02.44 ID:cPQ3wPjPO
500番以下に堕ちなければ良いのだな
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:33:39.72 ID:n0a1SEPGO
わからんが
これを確認するのに試したそうだが、徐々にずれていってるんじゃないかと思う
まあ、例だな
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:34:28.59 ID:gQVeOb1V0
ほ
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:35:57.12 ID:PH43DJioO
昔あった素直シュールとは違うのか?
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:39:44.58 ID:n0a1SEPGO
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 15:53:34.23 ID:8Iedr//90
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 16:05:08.46 ID:a1tt0mPBO
>>537 鯖が変わってからsageじゃ通用しなくなったんだよ
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 16:12:14.79 ID:cPQ3wPjPO
なるほど、ためになるなぁ
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 16:13:11.82 ID:gQVeOb1V0
保守ついでに
ホリエモン脂肪wwwwwww
楽天と一緒に死ねばいいのに^^
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 16:52:48.11 ID:c7AtRRm30
ho
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 17:07:08.29 ID:tDzFIusu0
保守
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 17:18:23.28 ID:n0a1SEPGO
保守
546 :
恋人は新しい家族:2006/01/16(月) 17:19:39.13 ID:43Q9Sjfg0
3スレつかって投下します。実は今回で終わり。
547 :
恋人は新しい家族 1/3:2006/01/16(月) 17:19:56.85 ID:43Q9Sjfg0
〜朝、僕の部屋で〜
ピピピピピピ……
もう朝か……
僕は目覚まし時計を止め、起き上がる。
ああ、さっきのは夢だったんだ。
修学旅行に言ったときの夢。楽しかったな。
朝食を食べに一階へ下りる。あれ?クゥがまだ起きてない。珍しいな……
僕「母さん、クゥは?」
母「えーっと……さっき部屋に戻ったわよ。」
いつもならここにいるのに、どうしたんだろう?
僕「ちょっと見てくるよ。」
僕は朝食を食べ、クゥの部屋に行く。
コンコン。
僕「クゥ、入ってもいいかい?」
クゥ「×××ですか──ちょっと、待ってください」
僕「分かった。」
548 :
恋人は新しい家族 2/3:2006/01/16(月) 17:20:12.56 ID:43Q9Sjfg0
五分ほどして、クゥは入ってもいいと言ってくれた。
僕「大丈夫?調子でも悪いの?」
クゥ「いえ、そんなことはないんですけど……×××と顔をあわせたら、泣いてしまいそうで……」
僕「あー、そうだったのか……馬鹿だなあ、二度と会えなくなるわけじゃないのに。」
クゥ「それでも、しばらくは会えなくなりますから……」
僕「ごめんね……僕が合格できなかったから……」
僕とクゥが志望していた大学は偶然にも同じ大学だったのだ。
しかし、僕は不合格になってしまい、浪人することになった。
クゥ「×××のせいではないのですが、やっぱり、残念です」
僕「大丈夫、来年には絶対合格するさ。」
クゥ「その言葉、信じますよ?」
僕「だって、今年はすれすれで落ちたんだよ?このまま行けば合格するって。」
クゥ「そうですね」
クゥはふふ、と笑みをこぼす。笑ってるじゃん。泣いてないじゃん。
549 :
恋人は新しい家族 3/3:2006/01/16(月) 17:20:27.97 ID:43Q9Sjfg0
〜昼、駅で〜
クゥ「お世話になりました」
母「あらあら、これからも×××がお世話になるじゃないのよ。」
クゥ「それはそうですが──やはり、言わなくてはいけないと思って」
母「本当にいいのよ、私たちはあなたの両親にはこれより世話になっているから。」
僕「だからそれを教えてくれてもいいんじゃ……」
母「それは秘密なのよ。約束だからね。」
僕「まあ、いいけどさ……」
クゥ「ああ、そろそろ出る時間ですね。では、行ってきます」
僕「ああ、行ってらっしゃい。」
ゴトン、と音を立てて列車は動き出す。
一年、離されたけど、絶対に追いついてみせるさ。
僕「愛の力は無限大……」
そんな誰も言わなさそうなことを呟きながら、帰る。
母「その台詞、かなりダサいと思うけど。」
母さんの言葉が胸に深く突き刺さった。
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 17:21:22.37 ID:43Q9Sjfg0
終わりです。すごく短かったと思うけど、読んでくれていた人、ありがとうございました。
>>550 せつNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
でもGJ!!!
もしよかったら数年後の後日談的なもの書いてほあしいな…ってかすでに書く気かな?伏線らしきものが…
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 17:35:38.79 ID:rNaGniqF0
ほす
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 17:44:50.45 ID:n0a1SEPGO
保守
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 17:52:55.16 ID:XMOzDgqTO
ほ。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:10:20.85 ID:ViUHnDek0
hosyu
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:11:03.71 ID:Ra1G6oe70
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:30:23.69 ID:ViUHnDek0
ho
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:30:51.11 ID:MRXooBMu0
h
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:34:05.45 ID:EaqyXw5L0
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:42:31.44 ID:cPQ3wPjPO
syu
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:46:38.56 ID:8Iedr//90
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 18:52:15.95 ID:n0a1SEPGO
同分は仕方がないだろ
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:10:37.24 ID:n0a1SEPGO
保守
566 :
犬神さんの人:2006/01/16(月) 19:14:14.59 ID:uTeClnHB0
5分後に完結編投下します。
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:16:39.19 ID:43Q9Sjfg0
wktk
568 :
犬神さんの人:2006/01/16(月) 19:20:09.51 ID:uTeClnHB0
>>283 犬神「荷物はこれだけか龍一。」
龍一「そうだね。これぐらいでいいかな。」
犬神「意外と少ないな。」
龍一「元々が少ないからね。それに必要になれば取りに行けばいい事だし。」
犬神「そうだな。」
母 「ほら龍一、時間になるわよ。」
今僕たちは犬神さんの家に行くための準備をしていた。
そう、僕は大学に受かったんだ。そして、何より僕が犬神さんと一緒にいたいからだ。
母 「雪ちゃん。龍一の事お願いね。」
犬神「わかりました。」
龍一「僕もう子供じゃないんだからさ。」
母 「あら、私たちから見ればまだまだ子供よ。ねぇお父さん。」
父 「そうだな。龍一、迷惑かけるなよ。」
龍一「はいはい…」
犬神「龍一もうすぐ時間だ。」
龍一「わかった。それじゃあね。」
母父「いってらっしゃい。」
569 :
犬神さんの人:2006/01/16(月) 19:21:27.92 ID:uTeClnHB0
>>568 母 「…行っちゃったわね。」
父 「そうだな。…そういえばあの娘はお前に似てるな。」
母 「そう?どういうところかしら?」
父 「素直なところだ。まぁあの娘はいつでも冷静さを欠いていない気がしたが。」
母 「あれぐらいしないとあなたは私の事を見てくれなかったじゃない。
それに、そういうところが似ている龍一もそれぐらいしないと気づかないわよ。」
父 「…そうだな。」
そして犬神さんの家に着いた時
犬神さんのお父さんは既に家を出ていた。僕の荷物も運び終わり一息ついているときに犬神さんが言った。
犬神「なぁ龍一話しがあるんだ。」
龍一「なに?」
犬神「龍一は今日からこの家に住むんだ。」
龍一「うん。」
犬神「それでだ、ここは犬神家だ。だからここで私の事を名字で呼ぶのはおかしいだろう。」
龍一「そうだね。ってことは。」
犬神「そうだ。」
龍一「……」
やっぱりこう言うのは僕の方から言わないといけないな
僕は一呼吸入れて言った。
龍一「これからもよろしくね。雪。」
570 :
犬神さんの人:2006/01/16(月) 19:23:35.57 ID:uTeClnHB0
>>569 犬神「……っ。」
龍一「や、やっぱ変かな?」
犬神「う、嬉しいぞ龍一!」
龍一「うわぁ!」
急に犬神さんが飛びついてきた。しかも勢いよく来たから倒れてしまった。
龍一「ちょ、ちょっと犬神さんやめてよ。」
犬神「むっ、龍一名前で呼んでくれないのか?」
龍一「ご、ごめん。やっぱり今まで名前で呼んでなかったからさ。」
犬神「…そうか。そうだ決めたぞ!」
龍一「な、何を?」
犬神「龍一が名前で呼ばなかった場合は私が無視する。」
龍一「ちょ、ちょっとそこまでするの?」
犬神「私だって龍一に名前で呼んで欲しいからな。」
龍一「わかったよ。改めてこれからもよろしく。雪。」
犬神「ああ、よろしくな龍一。
そうだ、龍一もう少ししたら買い物に行くぞ。」
龍一「夕飯の買出し?」
犬神「そうだ。今日は赤飯にしよう。」
龍一「僕が来たぐらいで大げさじゃないの?」
犬神「何を言う、龍一が家に住むという事は結婚したも同然だろう。後は戸籍だけなんだが。」
龍一「もうそこまで進んでるの!?」
犬神「うむ。流石に子供の事は早いだろうから避妊用具も買わないとな。」
龍一「行きすぎじゃない!?」
そんなこんなで新しく始まった生活。一人暮らしの大学生活かと思っていたけどまさか疑似結婚生活になるとは思っても無かった。
これからは犬神さ…じゃなかった、雪に迷惑かけないようにしないとな。
571 :
犬神さんの人:2006/01/16(月) 19:24:21.32 ID:uTeClnHB0
>>570 犬神「何だ龍一、さっきから笑っているが。」
龍一「別に。 そういえばあの二人とも同じ大学だったみたい。」
犬神「あの二人?……ああ、そうなのか。二人はうまくいってるのか?」
龍一「わからないけど、大丈夫な気がするよ。」
犬神「そうか、実を言うと私もそう思っているんだ。」
龍一「そう。それじゃ行こうか。」
犬神「行こう。」
僕たちのこれからの新しい道へ。
572 :
犬神さんの人:2006/01/16(月) 19:25:02.64 ID:uTeClnHB0
以上で完結となります。
長い間ありがとうございました。
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:25:59.71 ID:gQVeOb1V0
激しくGJ!!!
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:26:24.51 ID:43Q9Sjfg0
おつかれさまです。GJ!
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:26:57.15 ID:AXoTOp/K0
乙!!!!あなたの話好きだったよ。これからも頑張ってくれwwwwww
なんだか思いっきり続きそうな気がしたのは秘密。
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:32:45.51 ID:glw8/CX/0
ついに終わってしまったか・・・GJ&乙!
個人的に一番好きな長編でした
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:39:40.62 ID:bW/yws9P0
長い間、本当にお疲れ様でした
最後に龍一が犬神さんの名を呼ぶところは、何だか、じんときました
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:55:33.86 ID:bW/yws9P0
hosyu-
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 19:59:24.57 ID:cPQ3wPjPO
捕手
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:08:49.25 ID:bW/yws9P0
ID:Ad58Kw0f0
保守をしてくれる気ならsageずにageてくれ
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:24:10.45 ID:n0a1SEPGO
保守
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:31:47.73 ID:wVzm+bwZO
てか保守間隔短すぎやありませんか?
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:34:04.98 ID:n0a1SEPGO
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:38:23.91 ID:FIaWeXIj0
>>531にある落ちる時間に合わせて下げるなよ
保守
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:39:15.22 ID:n0a1SEPGO
sageは、位置が変わらないだけだがな
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:43:22.29 ID:bn9AQ2kf0
ほ
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:43:44.59 ID:wVzm+bwZO
500過ぎてんのにsageるなって事だろ?
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:43:59.93 ID:KahA8S+k0
まる見えに1万円のあんぱん
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:54:22.07 ID:n0a1SEPGO
保守
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:55:30.47 ID:bW/yws9P0
九時に京と亮の作品、5レス投下します
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 20:56:41.85 ID:n0a1SEPGO
久々に来た……!
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:00:04.69 ID:bW/yws9P0
――1月10日 始業式後のHR
あの後、久野が冷然と始業式が始まると言い、関の身の上相談は今までお預けである。
友「さ、先生。話してくださいよ! 俺ら何でもします。カンパだって辞さない覚悟ですよ!」
女「えー……だって関先生にお金渡したら全部エッチなものに変わってそう……」
友「馬鹿野郎! それが男の生き様ってもんだろ!?」
京「……亮が殆どそういったことに興味を示さないのはどういう理由なのだ?」
亮「ちょっと黙っとれ。で? 二週間少々でその痩せ方は異常としか思えんぞ、先生」
圭「病気だよ、せんせー。病院行った方がいいよ」
関「ううん。身体はそんなに辛くないんだ。辛いのは精神的にだな」
翔「強いストレスを感じることがありますか? 最近ではメンタルクリニックに通院することで蔑
視は受けません。精神科医に相談することも考慮してください」
関「いや、精神がキてるのは相手なんだよ。危ないって言うか、突き抜けてるって言うか……」
京「危害を加える相手ですか? それはいけない」
関「あ、いやいや。危害って言っても直接じゃなくて間接的って言うか――」
女「先生。それストーカーじゃないの? 牧先生も被害に遭ったとか聞いた時ありますけど」
女「えぇっ!? 関君にストーカー!? ってことは相手が女? うっそ、マジありえなーい!」
友「ははは! こやつめ、ははは! だって関先生だぞ? KING OF HI・MO・TEの関智久
様だぞ? 授業中の雑談で前日見た女子校生モノのAVの話をして二組の女子に総スカン
を食らった教育界の傑物だ。絶対在り得ないね」
亮「傑物と言うより癌だと思うが…………ん?(そういや忘年会の時、保健医と――)」
何かを思い出そうとした時、関のスーツのポケットから甘ったるいアニメボイスが流れる。
携『お兄ちゃんにメールだよ! えっと……これ女の人? そんなの、私、嫌だよ……だって
お兄ちゃんは、ずっと、ずーっと前から私だけのお兄ちゃんなんだから!』
関「メール?」
亮「もっとマシな着声ないんか!?」 普通の人ならどん引きで続く
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:01:37.82 ID:bW/yws9P0
>>600――1月10日 始業式後のHR1−2
関「何でメールが来るんだ? アドレスは複雑にしてイタメール防止用なのに、おかしいな」
亮「おかしいのはその着声だ。家族や友人からメールが来ても、変じゃないだろ」
関「いや、俺も学校に居る間はマナーモードにしてるよ。家から出る前に切り替えたのにな。何
時の間に通常へ変わったんだ?」
友「つか、先生……今の着声、女の人からメールって……」
関「おいおい。勘違いするなよ。この俺のアドレスデータに女の名前が並ぶと思うか? 来た
メール全部にそう言うよう『魔法少女☆カスミン』の霞ちゃんをヤキモチモードにしてるんだ」
亮「いっそ勘違いさせたままの方が一万倍よかったと思うが」
圭「どっかで携帯落として、その拍子に切り替わったんじゃないかな?」
関「うーん、落としてない。もしかして、携帯を職員室の机の上に置いて席を離れた時、誰かが
誤って落としたのかもしれんな。それなら納得いくわ」
翔「非常に切なくなる納得の仕方ですね。で、誰からですか?」
京「翔。これは関先生に宛てた個人的な連絡だろう。聞くのは失礼だ」
関「いいっていいって。多分、友人が思いつきで馬鹿メール送ってきただけだろ」
関は軽く笑い、携帯の手早く操作して――健康には程遠い顔を強張らせた。
その豹変振りに驚き、つい首を伸ばして液晶画面を覗く。
メ『突然の御連絡、さぞ驚かれたことかと存じます。
私こと篠 雪緒は、昨年の暮れに関先生へ多大なる御迷惑をおかけしたことを悔い、幾度
か謝罪へお伺い致しましたが、折り悪しくそれも叶わず、遺憾な思いだけが募る日々を過ご
して居りました。しかし、本日という仕事始めの日を迎え、こうして同じ職場にいらっしゃいま
すので、放課後に貴方様へ直接お詫び申し上げることを心から嬉しく思います。お時間を取
って頂くことは真に恐縮ですが、互いの円滑な関係を築くためにも何卒お願い申し上げます』
亮「――あ。思い出した。そのメール、忘年会の時にお持ち帰りした保健医からだろ?」
男『何だとフォルァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!?』 亮、地雷を渾身の力で踏み抜いて続く
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:02:52.46 ID:bW/yws9P0
>>600>>601――1月10日 始業式後のHR1−3
関「こっ、ばっ、ちょっ!? 幹原、お前何言い出すんだモルァッ!?」
亮「え? 保健の……篠先生か。酔ったから送るって言って、一緒に帰ったじゃん」
言うや否や、大半の女子生徒が歓喜だか好奇心だか分からない悲鳴を上げた。
関「馬鹿言うな! お前、あの後俺がどんな目に遭ったか知らないから気楽な発g――」
友「見損なったぜ、歯ぁ食い縛れぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
関「ブルァァァァァァァッ!? あ、アンパンで殴ったな!? 親父にも殴られたことないのに!」
亮「アンパンで殴る特殊な家庭環境もないだろ」
友「先生の馬っ鹿野郎! 同じ非モテの星の下に生まれドドメ色の人生を謳歌するあんたの生
き様に憧れ、惚れ、追いかけている俺達の思いを踏みにじりやがって! 何が二次元だ!?
ちゃっかりロリ眼鏡な三次元にお手付きしてるんじゃねぇか、この非国民!」
友「何たる背信行為だ、裏切り者のユダめ! 異端審問会を開くまでもない。こいつは魔女の
使いだ。火あぶりにして我らが父なる主の御威光を示せ!」
友「討ち取った首は頭頂を晒し、正門に捨て置けぃ! 我ら非モテに仇為せばどうなるか全校生
徒に見せつけよ! 従者よ、我が方天戟を持て。今すぐ素っ首叩き落としてくれるわ!」
亮「お前ら絶好調だな」
翔「今の話は本当なの、幹原?」
亮「ん? あぁ、さっき思い出した。先生達が居なくなった後、店長が何故か牧先生とサシで飲
み始めて使いものにならなくなったから、バイトの俺らが恐ろしく忙しい目に遭ったんだ。忙し
さにばかり目がいって、そっち忘れてた」
関「痛い! 待てお前ら、話を聞け、聞けっつっt――いや、お願いだから聞いてください!」
京「仮にも生徒を教え導く教師が弱腰でどうするのですか?」
関「うるさい。元はと言えば鈴井の彼氏である幹原が悪いんだぞ。こいつが、俺に――無理矢
理酒を飲ませて、酔わせるから……!」
亮「責任転嫁かクソ教師!?」 醜い争い勃発で続く
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:04:23.14 ID:bW/yws9P0
>>600>>601>>602――1月10日 始業式後のHR1−4
翔「先生。飲み屋に行ったのですから酒を強要されるのは想定の範囲内であったと思います。
それで前後不覚になったというのであれば、それは先生の認識不足でしょう。幹原のせいに
してうやむやにしたいのは分かりますが、今の怒り狂った男子は先生達の疑惑の一夜にし
か関心を抱いてません。覚悟を決めて全部話した方が楽になれると思いますよ」
関「疑惑の一夜とかそんなもんねぇぞ! 俺は危うく殺されかけたんだからな!?」
京「殺し……随分と不穏な言葉ですね。詳しく聞かせてもらえますか?」
京の重々しい口調に、いきり立った男も少しは頭が冷めたようだ。皆、聞く体勢になる。
関「いや、急に黙られてもあれだが……そうだな。俺がこんな風に痩せたのは、あの女のせい
なんだ。事の起こりから話そう。あれは、去年のクリスマスだった。幹原がバイトをしている飲
み屋での忘年会で、俺は幹原の悪辣な罠により致死量一歩手前まで酒を飲まされた」
頭を叩いてやろうと手を伸ばすが、京がそっと手を取ってきた。渋々、手を下げる。
関「で、下戸で酒の飲めない俺は下戸の集まる席に移動した。その時、あの先生が話しかけ
てきた。酒が飲めないのに、ここへ居てもつまらないでしょう。自分が酔っているから、それを
口実に抜け出さないかと持ちかけられた。俺は慣れぬ酒に酔い、頭が鈍っていて、一も二も
なくそれに食いついた。それに縋るしかなかったんだ……!」
圭「何でテレビのナレーション口調なんだろ……?」
関「店を出た後、奴は甘言を弄し、俺を部屋に誘い招いた。非モテで女に免疫がないと自負す
る俺にだ。誘われるまま部屋に入るしかなかった! だって女の人の部屋に入るって二十六
年生きてきて初めてのことだったんだもん! しょうがなかった! 浮かれちゃうよ! だって
俺も健全な男の子だから三次元の女にも目がいっちゃうよ! でも二次元大好き!」
男『あ、あんた漢やぁ……! ホンマもんの漢やでぇ……!【何故か頬を涙に濡らす】」
女『こいつらキモ……』
関「だが……その甘い誘惑は、俺を殺すための壮大な釣りだったんだ……!」
戯けた話はまだ続く
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:06:25.23 ID:bW/yws9P0
>>600>>601>>602>>603――1月10日 始業式後のHR1−5
関「奴は部屋に俺を招き入れると豹変した。口調はがらりと変わり、精神異常を起こしたように
目が虚ろになった。無垢な俺は気付かなかった。どんなHシーンが待ち受けているのかと、
胸がドキワクだったんだ。しかし、突如として襲ってきたのはカッターナイフとキ○ガイの戯
言。お前の人生はくだらないから一緒に死ねと言われた。俺は逃げた。一目散に逃げた。
マリオのBダッシュ張りに走った。警察に保護を申し出て、その日は何とか事なきを得た」
亮「キ○ガイって言われてもな……話が突飛過ぎて俄かには信じられんぞ」
女「そうだよ。私、保健委員だけどさ。あの先生、愛想はないけど仕事はきっちりするよ?」
男「そう言われれば、委員会の時の手際とかいいよな。キ○ガイに仕事はできないよ」
関「キ○ガイじゃなけりゃ精神病者でもいいよ! 騒ぎのあった翌日から、俺の周りで変なこと
が起きるようになった! ポストに差出人不明の菓子折りが入ってたのを皮切りに――夜中
寝ている時に、部屋の窓へ小石がぶつけられる音がする。朝、車で出勤する時に、車のボン
ネットの上に花束が置かれている。家に帰れば誰かに見られている気配がする。とどめにメ
ルアドを教えてないのに携帯へメールだ! 俺にストーカーするような物好き、殺したいって
言ったあの女以外居ないだろ……本当に怖いぞ、こういうの……!?」
関の必死な言葉に、クラスの人間は流石に押し黙った。信じ難いが、確かに教えていない
というメルアドにメールが来るのは、常識の範囲外だ。
沈黙に押し潰されそうな時間が過ぎ、ややもして、遠藤がおずおずと関に話しかけた。
圭「ね、せんせー。さっきさ、牧先生が同じような目に遭ったとかって話出たよね? 男女の違
はあるけどさ、一度相談してみた方がよくないかな? 私、聞いてるだけで鳥肌立ったよ」
翔「圭の言う通りです。一人で悩むより誰かに話しましょう」
京「同僚ですから、牧先生も無下に断らない筈です。放課後にでも、相談をしてみませんか」
関「……ん。分かった。一人であれこれ考えるより、いいだろう」
重苦しい空気を払拭するように、放課後を報せる鈴が鳴り響いた。 放課後編に続く
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:08:02.35 ID:bW/yws9P0
以上です
続き物で話が分からないけど、興味を持たれたという方が居られましたら
素直クール保管所Wikiに過去の話を掲載して頂いてますので
そちらをご利用ください
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:12:58.09 ID:gQVeOb1V0
GJ
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:17:21.53 ID:n0a1SEPGO
あの先生の怖さはすごいよな……
GJ
久々にでおつかれ
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:17:42.96 ID:FIaWeXIj0
GJ
必死な関先生いいなぁ
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:28:50.65 ID:FIaWeXIj0
保守
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:29:10.84 ID:XMOzDgqTO
ほ。
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:30:44.43 ID:2dSaWz67O
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:37:50.64 ID:s/ciGT0e0
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:43:03.18 ID:2dSaWz67O
>>612 ありがとう(´・ω・`)
遅くなりましたが、GJです
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:49:12.91 ID:2dSaWz67O
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:52:44.87 ID:n0a1SEPGO
>>614 そのやつだと、画質が荒くなるんだよな
でも、絵そのものはGJ
これからも頑張ってください
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:53:14.11 ID:s/ciGT0e0
>>614 いつもいつも美麗なイラスト、ありがとうございます。
それから、
あなたの絵は私も大好きなので、私の作品でよければ、がんがんイラスト化
してください。確認は結構ですから、好きなだけやっちゃってください
また一つ、大切に保存させて頂きます
最後に、
篠先生koeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!
目が虚ろだよ……!
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 21:53:32.52 ID:nAiUluSFO
ktkr
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:01:02.42 ID:RsS4sR5pO
保守
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:08:53.25 ID:2dSaWz67O
>>615 d。そのやつとは私の携帯?それともピタが?何にせよゴメス(´・ω・`)
>>616 こちらこそ…あっ、今日初めてPCでWIKI読んできたんですが、人物紹介(携帯じゃ見れなす)の圭と翔が私のデフォっぽくなっててかなり嬉しかったです(`・ω・´)
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:11:24.92 ID:n0a1SEPGO
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:17:14.35 ID:2dSaWz67O
>>620 そうなの(´・ω・`)?携帯だとピタもピクトも大差ないからわからなかったよ…教えてくれてありがとん(`・ω・´)
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:20:14.63 ID:n0a1SEPGO
>>621 微妙な違いだけどね
写メなどなら、よく分かると思う
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:21:56.57 ID:nAiUluSFO
空気読まずに質問してみる
京のモデルって冥夜?
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:33:56.02 ID:s/ciGT0e0
>>623 何がモデルかと言われると、ちょっと思いつきませんね
でも京は私が書いた未発表作品には出てました。
元々は忍者で、亮とは従妹という関係でした。
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:36:54.43 ID:nAiUluSFO
従妹がくノ一……
´д`
´д`*
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:43:39.68 ID:2dSaWz67O
>>624 今更なんですが…
京はあんな感じでいいの?
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:49:00.71 ID:s/ciGT0e0
>>626 あんな感じとは……?
何か駄目だったでしょうか?
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:52:08.06 ID:2dSaWz67O
>>627 ううん!駄目じゃない!全然駄目じゃない!
黒髪ロングとか…好き勝手描いてるので(´・ω・`)
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 22:59:27.17 ID:s/ciGT0e0
>>628 京は黒髪ロングですよ
髪質のせいで動きが出ないのが悩みの種なんです
亮は、おしとやかなイメージがある黒髪ロングが好きですし、無問題です
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 23:05:01.61 ID:2dSaWz67O
>>629 ありがとうw
続き楽しみに待ってます(`・ω・´)
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 23:19:52.93 ID:2dSaWz67O
保守
hosyu
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 23:26:13.15 ID:BB0WRtnTO
ふぉす
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 23:38:43.21 ID:rQoj8JXw0
age
636 :
トイ ◆TOY.SJktmA :2006/01/16(月) 23:42:24.20 ID:a1tt0mPBO
637 :
ガイドライン様から糞VIPPER(笑)へ:2006/01/16(月) 23:42:26.82 ID:i22mmOtp0
●●糞VIPPPER℃も、史ね!●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
VIPの
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貴様らさっきはよくもガイドライン板の自治スレを荒らしまくってくれたな。
VIPERはガイドライン板の敷居を二度とまたぐんじゃねえ!ボケナス
二度とガイドライン板にVIPは来るな。クセーんだよ童貞!!!!!!!!!!!!!!!!
文句があるならガイドライン板の自治スレまで恋!論破してやるからよプゲライオンwwwwwプオウオポウッポプオポポウwww
ガイドライン自治スレッド12
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1137315862/ ↓前スレ(
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1135333778/)の書き込み
438 名前:水先案名無い人 投稿日:2006/01/09(月) 01:00:39 ID:QzMxAK+2O
本当に取り下げするつもりなら、申請スレに取り下げというレスをするはず。
それを徹底放置するってことは、取り下げる気は無い、
即ち板を上げてVIPに戦線布告、VIPPERウザイ氏ねってことだな。
これでようやく声を大にして言える。
VIPPER、υ速の立て逃げ乱立厨はガ板から出ていけ!迷惑なんだよ!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/16(月) 23:53:37.50 ID:paxuKsZ20
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:04:12.14 ID:ntUixXALO
保守
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:13:02.73 ID:8oOXGhtvO
>>636 ガンダムXのティファに見えたのは内緒だ
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:23:52.24 ID:58R01rfLO
やっぱり俺だけじゃなかったかwww
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:24:45.37 ID:ntUixXALO
ガンダムをそんなに見てない俺が保守
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:36:13.20 ID:TEYCD0mQ0
ファースト世代の俺もほす。
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:43:53.70 ID:u0l3Tjp+0
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:58:04.02 ID:ntUixXALO
保守
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 00:59:47.09 ID:vzbFq05H0
>>646 でもIDにはX2つもあるじゃんwwww
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:00:38.67 ID:ntUixXALO
俺も2つ
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:02:43.31 ID:vzbFq05H0
>>649 そんなお前にはXとGが2つwwwwwww
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:11:36.67 ID:ntUixXALO
RX78に結構近い件
653 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:18:53.28 ID:Cmu/tYjV0
654 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:21:53.05 ID:Cmu/tYjV0
わぁ、小鳥のさえずりが耳に心地よい。素敵な朝だなぁ。
とても現実とは思えない清清しい朝、欠伸一発大きく伸びて、横を見る。と。
非現実の塊・“メリーさん”がいた。
「…………やっぱ現実かよ、コレ」
さっきまで聞こえていたコトリノサエズリはカラスの五月蝿い喚き声に。
「しっかし、捕まえたは良いケド、どーすっかな、コレ………」
昨夜は勢いで気絶させたが、それからを考えていなかった。
とりあえずもう一度傍らのメリーさんを見る。
……んん?
コイツ、良く見ると…
ローブを一旦脱いで布団のように被りなおした痕跡。
後ろに結い上げられていた髪が違う髪型になっている。
口元に涎。
間違いねえ。
コイツ……!!
い っ ぺ ん 起 き て も っ ぺ ん 寝 て や が る !!!
655 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:22:09.46 ID:Cmu/tYjV0
「っざけんなあああぁぁああ!!」
雄叫びを上げ、ローブと布団を同時に剥ぎ取る。
「うきゃっ!?」
それにより“メリーさん”は勢い良く回転。ベッドから転げ落ちた。
「おいコルァアァァアアァ!!!」
アーンドシャウト。シャウト。
「ん…むにゅ……」
“メリーさん”は可愛らしい声でうにゅうにゅ言いながら瞼をこする。
「おいお前!!人を殺しかけといて、さらに人様のベッドで熟睡たぁ良い御身分だなコノヤロウ!!」
ビシィと指差して三度目の絶叫。
「だって…ねむかったんだもん………」
瞼をごしごしそんなことを言いやがる。
「眠いで済んだらデカレンジ……!!」
と、息を呑む。
剥ぎ取ったローブ、その下に広がる光景。
それこそ正に俺の17年間の暗い人生に一筋の光、蜘蛛の糸を差し伸べる!!
そこに広がるのは、
大きく開いた胸元に第一級危険マシュマロ×2!
上着とスカートの間から覗く健康的なへそ・THE・HESO!
これでもかとばかりに短いスカートから伸びるまぶしいオミアシとその原点たる箇所からちらちら覗く、白いナニカ!!
早 朝 か ら み な ぎ っ て き た !!!
656 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:22:28.29 ID:Cmu/tYjV0
「えー、では改めましてぇ」
ゴホンと咳払い。
「昨夜は俺を殺そうとして下さって……おかげでどうみても九死に一生です。本当にありがとうございました」
「な、なんだよ。わ、私は自分の仕事をしようとしただけだ。というか、お前死んでないじゃないか」
やっと目が覚めたらしい“メリーさん”が抗議の声を上げる。
しかし自分の素敵な格好には気が付いていないらしい。
「ヘタしたら死んでたんだよ!!そのお礼、たーっぷりさせて貰うぜぇ……!!」
そう言ってベッドから立ち上がり、“メリーさん”ににじり寄る。
「お、お礼…?ッ!!」
ようやく自分の格好に気が付いたか、“メリーさん”は自分を抱きしめるように肌を隠す。
「うひゃひゃひゃひゃ!!隠しても無駄だぜぇ……」
「ひ…っ…!」
短い悲鳴を上げたメリーさんは、思い出したかのようにスカートのポケットをまさぐる。
「あった…」
じりじりとにじり寄る俺を前に、“メリーさん”がポケットから出したのは…
「携帯?」
携帯電話だった。
“メリーさん”は短くボタンを押すと、すぐさま耳に押し当て、
「NO.08662!開門!!」
そう叫んだ。
657 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:22:52.72 ID:Cmu/tYjV0
………しかし何も起こらない。
「!?NO.08662、開門!開門!!」
“メリーさん”はそう叫び続ける。
俺は“メリーさん”のすぐ横に立ち、その携帯をひょいと取り上げる。
「あ、コラ、返せ!」
俺は携帯を一瞥して、
「これ、壊れてるぞ」
一言。
「な、何!?」
驚きの声を上げる“メリーさん”。
「ホントホント。ほら、ここの液晶のトコ、ヒビ入ってるだろ?」
“メリーさん”に、ここ、と指を指して見せる。
「ほ、本当だ……」
それを目で確認すると、力なくその場にくず折れる“メリーさん”。
数秒の沈黙。
そして彼女は意外な行動に出た。
「ぅ……ひっく……」
「!!?」
なんと手で顔を覆い、しくしくと泣き出した!!
658 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:23:08.83 ID:Cmu/tYjV0
ハイここまでー
誤字脱字は報告よろwww
>>658 っざけんなあああぁぁああ!!
早く続きを!!!
1行目のセリフは流用だが反省(ry
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:27:03.78 ID:lqY8j6Dt0
早く続きを!
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:28:47.68 ID:o/3fPbkDO
ソミ―さん早く続きを頼む―!!!!!!!
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:29:57.24 ID:lqY8j6Dt0
生殺しだぁぁぁーーーーー!
663 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:34:46.44 ID:Cmu/tYjV0
ちょっと待ってろおまいらwwwwwww
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:37:58.94 ID:vzbFq05H0
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:40:31.79 ID:xd7oZ7Yw0
流石ソミーさんッ!!そこに痺れるあこがれるゥッ!
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:42:10.75 ID:lqY8j6Dt0
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:46:54.33 ID:aDAKOxgCO
wktk
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:49:24.27 ID:I5Seo92BO
期待&勃起age!!!
670 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:49:53.93 ID:Cmu/tYjV0
671 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:50:09.77 ID:Cmu/tYjV0
…………なんだこの空気!?
まるで俺が女の子に襲い掛かって泣かしちゃったみたいじゃねえか!!(八割方正解とか言うな)
「お…おい…」
このままだと空気に押しつぶされるので声をかけてみる。
しかし“メリーさん”は、
「…は、初めてっ…えぐ…だった、のにぃ……しっぱ、い、ひくっ…するし…
あっちに、は、帰れ、ないし…ボク、もうヤ、だぁ……帰りた、い、よぉ…ぐすっ…」
と、長身を縮こまらせてしゃくりあげている。
今コイツ自分のことボクっつったか?という疑問はさて置いておく。
こんな刺激的なカッコで泣かれたら俺が強姦魔みたいじゃないか。
そう思い、ベッドの上のローブを掴み、“メリーさん”にかけてやる。
「ほ、ほら、誰でも失敗はするし、気にするなよ、だから泣くなよ、な?」
な?じゃねーよ。と自分でも思いながらさめざめと泣く“メリーさん”をなだめる。
672 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:50:37.25 ID:Cmu/tYjV0
数分後、まだ少し涙目ではあるが、“メリーさん”は泣き止んだ。
「落ち着いたか?」
優しく声をかけてみる。
「……ん」
小さく頷く。
涙目以外は先程までのクールな顔つきに戻っている。
「…それにしても」
“メリーさん”がぽつりと口を開く。
「んー?」
俺は昨夜そのままにしていたドアの前のバリケードを引っぺがしながら返事をする。
「なんで昨夜までお前…キミを殺そうとしていたのに、さっきはボ…私を慰めてくれた?」
俺の呼称をお前からキミに変えた辺り、わりと好印象を与えられたようだ。
「別に大きな理由なんざねーけど、死んだお袋がさ、小さい頃から俺に、男は女を護ってこそ男だ!って言い聞かせたから、それでかな?」
「…そうか。立派な母だったんだな」
「まあな。笑顔がすっげー綺麗な人だった」
言って、俺もニッと笑う。
「……キミの笑顔も中々素敵だ」
「そうか?いやぁ、照れること言うなよ」
ぽりぽりと頭を掻く。
673 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:50:58.41 ID:Cmu/tYjV0
「でもさぁ」
俺は金属バットを押入れに突っ込みながら言う。
「ケータイ、多分昨夜俺が突っ込んだときに壊れちまったと思うんだ」
「私もそう思う」
キッパリといいやがる。
「それはスマンかった。こう言うのも変だが、なんか詫びでも入れさせてくれや。何かして欲しいこととかあるか?」
「……なんでもいいのか?」
“メリーさん”が訊く。
「?ああ、俺に出来ることなら、何でも」
「……じゃあ」
“メリーさん”が小さな口を開き、
「私をココに住ませてくれ」
そう言った。
「へー。ココにねぇ」
「そうココに」
ココにねぇ……
……………………………………ここ、に?
ここに?
この家に?
HERE!?
「何ぃいいいィイイぃィぃいィい!?!?」
絶叫。
「五月蝿いぞ。私は低血圧なんだ」
「お前の血圧事情なんて知るか!!」
押入れの襖をバンと閉めて、“メリーさん”の方へ向き直る。
674 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:51:22.44 ID:Cmu/tYjV0
「ココに!?俺ん家に!?」
「そうだ。何度も言わせないでくれ」
“メリーさん”はローブを着なおし、ローブの内側に手を突っ込んだ。
「んなっ…!!アンタみたいに美人家において俺が何もしないと思うか!!?」
ぶっちゃけた話をぶつけてみる。
「あまり思わないな」
ローブの中をごそごそしながら、“メリーさん”。
「じゃあ尚更だ!!アンタだってイヤだろう!!?好きでもない男と同じ家に住むなんて!!」
熱く語る。
ちょっぴり自分で言ってて悲しいのはナイショだ。
そして“メリーさん”は、ローブの中でもぞもぞさせていた手を止めて、俺を見つめる。
紅の瞳が俺を捉える。
殺されるワケではないと、何故か直感した。
その深い赤に、吸い込まれそうになる。
そんな俺に、“メリーさん”はとんでもないことを告げる。
「イヤじゃ、ない」
「…何?」
“メリーさん”は無表情に告げる。
いや、無表情では、ない。
良く見ると、耳だけ真っ赤になってる。
「突然だが、私は…ボクは、さっき泣いた時に優しくしてくれたキミを―――」
ちょっと待て。
その先を言うな!!
その先を―――!!
「―――好きになってしまったようだ」
675 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:52:02.30 ID:Cmu/tYjV0
「…な、な……な!?」
唐突な、しかも人生初の愛の告白に、マトモに口が聞けなくなる。
膝が震える。
舌がまわらない。
手が動かない。
その時、“メリーさん”に変化が現れる。
“メリーさん”の体の回りを、紅い光が包む。
「ああ」
その光をみた“メリーさん”が呟く。
「時間切れか」
光は、“メリーさん”を覆い尽くす。
「な、なんなんだよ……」
呆然と、立ち尽くす俺。
紅い光が眩く輝き、思わず目を閉じる。
光が次第に収まって行き、俺も目を開ける。
薄れ行く光の中から、“メリーさん”が言葉を紡ぐ。
「自己紹介が未だだったな」
光の中から出てきたのは、子供だった。
俺以上の長身だった“メリーさん”は、直立している俺より遥かに背の低い子供になっていた。
「ボクは―――」
ちっちゃな“メリーさん”は、ちっちゃな口を開き、ちっちゃな瞳、変わらぬ紅い瞳で俺を見据え、こう言った。
「“死神による魂の回収機関”第八部門“電波を媒介とする死神による魂の回収機関”通称“メリーさん”NO.08662『紅』。よろしく」
676 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:53:15.99 ID:Cmu/tYjV0
第一章・完てコトでwwwwwww
“メリーさん”というのを組織の総称にしてみたりと、実験的なシリーズにしていくつもりですwww
さすがに眠いからオヤスミwww
677 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 01:53:36.14 ID:Cmu/tYjV0
あとソミーさん言うなwwwww
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:54:17.10 ID:7l3m+nQb0
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:54:44.59 ID:irYWe/CI0
680 :
◆ilkT4kpmRM :2006/01/17(火) 01:54:58.01 ID:ntUixXALO
イマさ〜ん
YIMA=イマ
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:55:22.01 ID:wOA2o9dc0
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:56:16.70 ID:7l3m+nQb0
そみゅびぃま
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:57:20.23 ID:Bi6Mvby0O
いつからメリーさんを見ても死ななくなったんだ?
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:58:01.41 ID:vzbFq05H0
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:59:12.96 ID:wOA2o9dc0
>>683 たしかツン男×ツン女にも出てたな。その頃からじゃないか?
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 01:59:53.17 ID:I3Oyiwdf0
>>657 素直クールが泣いて良いのは、財布を落とした時と、男が死んだとき、
あとは破瓜のときだけだ。
でも、話としては好き。ワクテカして待ってます。
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:00:57.27 ID:1j50LNGz0
こ、これは…
GJに値するぞ!
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:06:06.98 ID:lqY8j6Dt0
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:07:03.12 ID:7l3m+nQb0
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:07:26.65 ID:lqY8j6Dt0
個人的にメリーさん見ても死ななくなった理由をソミーさんから聞きたいwww
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:09:00.22 ID:7l3m+nQb0
あれだ、帰れないんだから男殺しても意味無いんじゃね?
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:12:03.33 ID:lqY8j6Dt0
>>691 なるほど、だから男と結ばれてあんなことやこんなことをするラブラブ生活の方がよいうわなにをするやめr
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:13:04.39 ID:rV/6/xBEO
>>690 ケータイからだけどソミーさんだよwww
メリーさんが殺そう思って目を合わせれば死ぬお
泣いた後はもう惚れちまったから殺さなかったんだお
>>691も理由の一つ
説明はこれでおk?
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:13:54.76 ID:vzbFq05H0
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:16:22.27 ID:7l3m+nQb0
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:18:02.30 ID:lqY8j6Dt0
ありがとう、ソミーさん!
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:19:22.10 ID:cXZKRG0X0
お前ら容赦ねーなwwwwwwwwwwwwww
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:19:27.80 ID:ap6l2Qi40
>>677 ソミーさんGJ!!!!!!!!!!111111!!!!
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:25:03.04 ID:XoglCinu0
ソミータイマー発動で俺壊れそうw
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:26:45.74 ID:7l3m+nQb0
ところで、ソミーさんと目が合っても死ななくなったのはいつだ?
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:31:34.22 ID:CbJTRpWh0
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:39:01.21 ID:BWnBdjeLO
おやすみソミーさん。
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 02:48:43.54 ID:o/3fPbkDO
何か知らんがソミ―って呼び方が定着してるww適当に呼んだのにwww
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 03:05:31.79 ID:A4muaL4JO
トイさんの絵とソミーさんのメリーさんのおかげで良く寝れそうだ
明日は投下できますように。
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 03:54:36.25 ID:CbJTRpWh0
自己評価シートが書けなくて寝れない保守
酒保
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 04:36:43.91 ID:CbJTRpWh0
sageじゃダメなんだよ確か
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 05:19:19.77 ID:CbJTRpWh0
だれもいないのか
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 05:20:59.30 ID:TFcO7EmK0
誰もいないよ
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 05:25:14.99 ID:rr2eIV+YO
とりあえず3人は居るからwww
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 05:37:52.68 ID:hkY+q+c70
3人か
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 05:54:14.91 ID:rSrzd6/M0
ほ
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 06:37:42.96 ID:CbJTRpWh0
しゅ
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 06:59:13.16 ID:Nbvy3ZnL0
ホス
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 07:02:39.21 ID:lqY8j6Dt0
>>710 俺が戻ってきたので4人になりますたwww
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 07:33:50.88 ID:ESAN3fN70
hosyu-
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 07:35:51.95 ID:lqY8j6Dt0
もう眠くて死にそうだorz
おまいら後は頼んだぞノシ
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 07:40:42.23 ID:I5Seo92BO
ほしゅ
719 :
◆t0BCEF0uzI :2006/01/17(火) 07:42:53.02 ID:rr2eIV+YO
「おい、クー! やっぱ萌えだよ、萌え」
さっそうと後輩がが走ってきた。おっコケた。
「クー痛いよー、痛いよー」
泣きながら後輩がしがみつく、ヤバイ私が萌えた。可愛いすぎる。
「何度も呼び捨てにするなと、言っているだろう。だからお前はコケるのだ」
しゅんとなる後輩。『クーのいじわるぅ』と、泣きじゃくりながら抱きついてきた。
ばか、そこじゃない。もうちょっと上、そうそう柔らかいだろ。
「あっ……そんなに強く抱きしめるな。ズキュンときたっ」
「どしたの? クー」
そんな目で私をみるなっ! 仔猫のような目に弱いんだ。ああ、壊したい……後輩を無茶苦茶に壊したい。
「大丈夫なのクー! クーってば、ホント大丈夫なのっ」
後輩、真剣な目をするな。もう頼む、頼むから私を見つめないでくれ。
「クー!
「んんっ」
はあはあはあ……
後輩に眼力で逝かされた。
「クー燃えたの?」
「知るか!」
久々に萌えに挑戦しますた。干す。
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 08:24:44.85 ID:lcZJf7PIO
>719
俺の朝飯燃やした犯人はおまいかww
721 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 08:37:03.03 ID:rV/6/xBEO
ソミーさんがケータイで学校から保守!!
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 08:58:13.29 ID:ntUixXALO
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 09:22:06.39 ID:PXESWULV0
学校行く前に保守
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 09:46:53.43 ID:oe/IWFKP0
素直クール保守派な俺が保守
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 09:55:54.37 ID:i5plpvTL0
>>ソミー
は り き り す ぎ wwww
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 10:11:11.73 ID:C8fqQpCsO
保守
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 10:24:31.57 ID:u0l3Tjp+0
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 11:04:55.84 ID:u0l3Tjp+0
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 11:41:45.89 ID:aDAKOxgCO
人イナス
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 11:44:18.80 ID:C0LT8L/OO
多分、殆どROMじゃね?
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 11:48:08.40 ID:ntUixXALO
ネタ考えつつROM
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 12:15:53.74 ID:XO8bJ2lDO
ほしゅ
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 12:24:18.61 ID:rV/6/xBEO
授業中保守
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 12:41:33.53 ID:xivRHFhn0
俺はDOMだがな。
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 12:41:58.49 ID:oe/IWFKP0
干す
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 12:51:42.04 ID:7X6ODTZa0
なにこのソミーさんブームwwww
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 13:18:11.52 ID:aDAKOxgCO
ほ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 13:51:36.24 ID:ntUixXALO
保守
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 14:16:43.28 ID:SHuyRDfj0
>>605 亀だけど
亮ー小野 大輔
京ー水橋 かおり
翔ー伊藤 静
圭ー後藤 邑子
関ー関 智一
祭ー田村 ゆかり
凪ーこおろぎ さとみ
麗ー久川 綾
牧ー浅川 悠
篠ー矢島 晶子
瞳ー佐久間 レイ
うん。作者の人、すまない。俺、声オタだからいつも作品はこれで脳内変換
してるんだ。関先生の名前があまりあの人に似ていたから、つい魔がさした。
後悔はしていない。でも反省はしてる。
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 14:17:12.42 ID:ntUixXALO
保守
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 14:27:50.38 ID:FhYSGNEq0
保守
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 14:51:01.69 ID:3h8Zp5tX0
保守
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 15:10:50.84 ID:I5Seo92BO
ほ
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 15:44:58.74 ID:KxD4xqYBO
ほ
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 16:07:21.27 ID:C8fqQpCsO
保守
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 16:37:52.03 ID:zRUMo4HC0
ho
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 16:53:44.02 ID:I1SDlYvM0
保守がてら絵を描いて見たが俺の感性速度おせえorz
っていうことで文字だけで保守
748 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 16:57:59.06 ID:a4uA1GBD0
>>739 > 関ー関 智一
> 祭ー田村 ゆかり
関―若本規夫
祭―斎藤千和
ヨシ!!
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 17:04:31.49 ID:sk1pL4s80
>>748 関が若本御大かよwwwwwwwwwww
祭―釘宮理恵だけは譲れん
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 17:17:59.54 ID:vzbFq05H0
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 17:39:22.94 ID:sk1pL4s80
hosyu
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 17:57:07.63 ID:58R01rfLO
☆彡
ただ保守するのもなんなので駄文投下
男「ゴメン!!悪いけどまたノート見せてくれ!」
ク「君はまたか…罰として、あとで私のオフィスに来るように。」
男「普通はわかんねぇぞ、そのネタ。」
ク「まぁ、半分冗談で半分本気だ。見せてやるが、代わりに今夜、家に来てくれないか?」
男「なんでまた…」
ク「拒否すると君の単位が危険なだけたが?」
男「わかった、わかった。」
ク「素直でよろしい。あぁ、あと」
男「まだあるのか?」
ク「君は白と黒。どっちの靴下が好みなんだ?」
男「はぁ?」
ク「いや…何でもない。気にしないでくれ。」
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:09:32.39 ID:FhumLvZCO
保守
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:22:28.46 ID:8ZIP96Z10
クールはお茶を濁したりしない
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:23:20.76 ID:tF4+cQY70
>>748 若本ボイスで
>>603の
>関「店を出た後、奴は甘言を弄し、俺を部屋に誘い招いた。非モテで女に免疫がないと自負す
> る俺にだ。誘われるまま部屋に入るしかなかった! だって女の人の部屋に入るって二十六
> 年生きてきて初めてのことだったんだもん! しょうがなかった! 浮かれちゃうよ! だって
> 俺も健全な男の子だから三次元の女にも目がいっちゃうよ! でも二次元大好き!」
想像したら噴いたwwwwwww
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:23:35.61 ID:ntUixXALO
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:36:36.05 ID:1MCZr8hU0
また乱立ですか?
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:43:07.19 ID:cfQoEPwjO
今日初めて来たんだが素直クールってどんな感じ?
テンプレは読んだが具体的なイメージを掴みたいんで
エロゲが何かのキャラで説明してくれたらありがたい
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:43:45.14 ID:QEeDIYaC0
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:44:48.84 ID:cfQoEPwjO
は?
どういうこと?
素直クールについてここで聞いたらダメなのか?
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:45:41.32 ID:QEeDIYaC0
ここはssメインなんで、ssと関係ないことは避難所でやれ
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:46:54.23 ID:cfQoEPwjO
そんなことどこにも書いてなかったと思うが
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:47:33.78 ID:ntUixXALO
>>761 クロスチャンネルの曜子
ここはSSスレじゃないぞ
愚痴スレみてみればわかるだろうが
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:47:55.09 ID:QEeDIYaC0
書いてなくてもそういうものなんだよ
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:48:56.81 ID:20fPORKv0
QEeDIYaC0ワールド展開中
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:49:33.62 ID:cfQoEPwjO
あっそ
そんならいいわ
お前は創作文芸にいってろばーか
>>765 ありがとん
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:51:48.08 ID:I1SDlYvM0
SSスレなら俺は絵を投下できないな
まぁ、その下手くそなんだけどな(´・ω・`)
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:53:22.63 ID:Nhu7OyCDO
ID:cfQoEPwjOも他人に聞くなら口調はどうにかした方がいいと思うよ
どんな相手でもね
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:55:18.13 ID:ntUixXALO
まあ、そろそろやめとけ
あまりゲームやらないから、他はわからない
クロスチャンネルで分かればいいけど
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 18:59:48.93 ID:sC1vtmv10
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:02:31.64 ID:DIYBffD00
どっかでマブラブの御剣冥夜がどうこうって言ってる人いなかった?
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:15:30.50 ID:ntUixXALO
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:15:31.34 ID:A4muaL4JO
AIRの霧島聖って言ってるやつもいた
俺的には素クールはコイネコのナオなイメージ
…で、ここって絵投下おk?
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:20:35.54 ID:sC1vtmv10
別にダメなもんなんて一個もないだろ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:20:54.79 ID:ntUixXALO
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:21:19.51 ID:A4muaL4JO
>>776 当たり前だ
ここは「素直クールスレ」なんだから
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:21:52.88 ID:PBY2mzCH0
語呂が悪すぎるだろ
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:21:56.16 ID:VPsjsqSJ0
俺的に
低身長
黒髪ロング
ロリ顔
な感じで想像してるよ
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:22:34.24 ID:sC1vtmv10
>>781 素クール
クーデレ
クルデレ
クルスナ
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:26:16.04 ID:ntUixXALO
デレってのがよく分からんな
素直クールを短縮させた訳じゃないし
始まりどこだっけ?
クーデレって
ネトランな気がするが
785 :
◆SoMyUBYlMA :2006/01/17(火) 19:26:36.40 ID:7uKjFYSJ0
>>782 貴方とは一杯やりながら朝まで話し合いたい。未成年だけど。
786 :
犬神さんの人:2006/01/17(火) 19:27:26.11 ID:zgIVVU6F0
本編は完結したけど5分後に予定の+αを投下します。
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:28:43.24 ID:VPsjsqSJ0
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:30:11.19 ID:ntUixXALO
ソミーは鳥外しとけ
スレ消費が激しくなる
楽しいけど
790 :
犬神さんの人:2006/01/17(火) 19:32:34.76 ID:zgIVVU6F0
今日は大学の合格発表日だ。
別に合否等はどうでもよかったが、親がどうしても行けとうるさい。
それに今日は特別寒い日だからあんまり外へ行きたくなかった。
いつもなら私の隣には同じ大学を受けた明―鈴本明―がいるんだが、彼は気が向いたら行くと。
仕方が無く私はさっさと見て帰る為に早朝から大学に向かった。
その時は誰もいないだろうと思っていたが、着いてみると一人誰かが嬉しそうに跳ねている。
受かったくらいであんなに喜べるものなのか…
よく見るとどこかで見た事のある姿。
……そうだ、雪と付き合っている広瀬龍一君だったな。
どうやらあの様子だと受かったようだ。
柊 「受かったのか?」
龍一「うわぁっ!?」
何だ?いきなり驚いていたが。
柊 「どうした?」
龍一「い、いや急に後ろから話しかけられてびっくりしたよ。」
柊 「そうか。で、受かったのか?」
龍一「うん。受かってよかったよ。」
柊 「それはよかった。すまないが私の番号も探してくれないか?」
龍一「わかった。」
と私は彼に私の番号を探すように頼んだ。その間私は自分のケータイを確認していた。
勿論、明からのメールが来ているか確認するために。しかし来ていなかった。
龍一「柊さん、あったよ。ほらっ。」
柊 「ん?そうか、ありがとう。」
と私は素っ気無く言った。
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:32:41.42 ID:sC1vtmv10
Wikiに一連の流れを載せたほうが良いかもわからんね
>>784 時を追って説明すると
・ふたばちゃんねるで「素直クール」の名称で発表される
・VIPPERの一人が「素直でCOOLな娘」の名でスレ立て
(このときには「某所で発明された〜」とふたば発であることを明記せず)
・VIPPERが略称を考え、30レス目あたりで「クーデレ」の名称が決まる
・VIP系のブログが「クーデレ」の名称でスレを掲載
・にゅ〜アキバドットコムがブログを掲載、「クーデレ」の名称が広まる
・発明元のふたばちゃんねる住人の感情が悪化、VIPPERとの対立
(勝手に移植された、名前を変えられた、素直クールに「デレ」はない等の理由による)
・スレ内でのVIPPERの話し合いの結果、「クーデレはあくまでもVIP内での方言」と決まり、
公式には全て「素直クール」、略称「素クール」と決まる
792 :
犬神さんの人:2006/01/17(火) 19:33:57.45 ID:zgIVVU6F0
>>790 龍一「あんま嬉しそうじゃないね。」
柊 「合否などどうでもよかったからな。私は明が隣にいるだけで十分だからな。」
龍一「そ、そう。」
と彼は苦笑いしながら言った。
もう一度ケータイを確認し、ため息をついて彼に言った。
柊 「度々すまないが、明の番号も探してくれないか。」
龍一「い、いいけど。明君はどうしたの?」
柊 「気が向いたら行くと言っていたが、この様子だと来ない気がして一応見ておこうと思ったんだ。」
龍一「そうなんだ。……あ、あったよ。」
柊 「ありがとう。君は探すのが早いな。」
龍一「いや柊さんのが僕の下にあったから近くかなと思ったらあったんだ。」
柊 「そうか、そういえば雪は一緒じゃないのか?」
龍一「犬神さんは別の学校で結構前に通知が来て受かったんだよ。」
柊 「そうなのか。」
私の思っていた事と違うな、てっきり雪なら彼と一緒の学校に行くと思っていたが。
と思っていたその時彼が言った
龍一「ところで柊さんと明君って今付き合ったりしてるの?」
793 :
犬神さんの人:2006/01/17(火) 19:36:17.45 ID:zgIVVU6F0
>>792 そう言われた私はどういう表情をしていたんだろう。
とりあえず彼が驚いた顔をしていたのが見えた。
龍一「き、聞いちゃまずかったかな…」
柊 「むっ、すまない。別にまずい訳ではなかったが、未だに彼に私の想いが通じてないみたいなんだ。それでちょっとな。」
龍一「そうなんだ。大変だね。」
柊 「ああ… なぁ、少し話したい事があるんだが。」
龍一「うん。っと、ここで話してるのもなんだし公園にでも行こうよ。」
柊 「ああ、わかった。」
そして公園
彼はベンチに座っている私にコーヒーを渡してくれた。さっきいないと思ったらわざわざ買いに行ってくれたのか。
柊 「ありがとう。で、話したいことなんだが。」
龍一「うん。」
柊 「私の事をどう思う?」
と私が聞いたら彼はむせていた。…何か変な事でも聞いたか?
柊 「大丈夫?」
龍一「あ、うん。大丈夫だけど。ど、どういう意味で?」
柊 「言葉が足りなかったか、女性として見て、だ。」
龍一「うーん、正直なところあんまり話した事が無いから性格はよくわからないけど、綺麗な人かな。」
柊 「そうか。…もう一つ聞くが、君から見て明の事どう見える?」
龍一「明君かぁ。それこそ話した事もないけどこの前の委員会の時の帰り、少し寂しそうな目をしてたなぁ。」
柊 「寂しそうな?」
龍一「うん。まぁ何でかはわからないけどね。」
柊 「そう、か。」
794 :
犬神さんの人:2006/01/17(火) 19:39:19.61 ID:zgIVVU6F0
>>793 その後彼と少し話して別れた。
そして私は彼が行った後、しばらくしてから公園を出た。
明が寂しそうな眼をしている、か。
私は一度もそういう風には見えなかった。という事はまだ自分の事しか見ていたかったという事だろう。
私ではその寂しさを埋められるだろうか。私が埋めていいのだろうか。
そんな事を考えているうちに駅に着いた。
しばらく私はその事を考えていた。もしその寂しさを埋める事が出来たら、明は私の事を見てくれるだろうか。
そんな事を考えていると会いたかった彼がそこにいた。
柊 「明!」
明 「…何だまだいたのか?」
柊 「ああ、考え事をしていたんでな。それにしても来るとはな。
それと君の番号も確認してきたぞ、私も君も受かっていたよ。」
明 「…そうか悪いな。」
柊 「気にするな、これでまた君といられるんだからな。」
明 「…そうか。」
やはり彼といるだけで気分は変わってくる。温かくなってくる。
柊 「まぁ折角来た事だ。どこかで何か食べようじゃないか。」
明 「…お前も暇だな。」
柊 「私は君と一緒にいられればいいんだ。さぁ行こう。」
明 「はぁ…わかったよ。」
そうだ、埋める埋められないとかは考えない。
私は彼といられるだけでいい。これからも、ずっと……
795 :
犬神さんの人:2006/01/17(火) 19:42:12.27 ID:zgIVVU6F0
以上です。
「犬神さん」の話しからはだいぶそれていますが、伏線と考えていてください。
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 19:44:40.41 ID:sC1vtmv10
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:00:28.86 ID:DIYBffD00
>>788 一つだけ言わせてもらう
テメーは俺を萌えさせた……!
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:15:35.39 ID:xivRHFhn0
>>788 これは…、かなりキテるな。
色とか付けたりしたらもっとクルかも。
そして新作なんか描いてくれたらさらに(ry
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:15:42.63 ID:ntUixXALO
保守
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:27:19.58 ID:mzf7GoeO0
保守
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:27:27.13 ID:ntUixXALO
保守
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:33:52.82 ID:KxD4xqYBO
今日が1月17日ってことで……
鬱系なんでご注意下さい。
http://xxsoraxx.b.to/sucool/1 ↑パソコン用
↓携帯用(空メしてください)
[email protected] パソコン用は携帯でも見れるんですが、文字サイズが大きいかと思います。
試してみて大丈夫だったんですが、携帯用はもしかしたら文字数多くてサイズオーバーになるかもしれません。
DoCoMoの人はロング設定されてないと切れると思います。
空メしてもアドレスがこちらにバレることはないので安心してください。
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:34:49.65 ID:sC1vtmv10
関西在住者にとっては凹むネタやね
俺自身も体験したんで、風化させたくないんですよね。
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:48:05.26 ID:VPsjsqSJ0
俺も大阪府で一番揺れが強かったとこに住んでたからなぁ…
忘れるわけにはいかない
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:51:41.95 ID:vzbFq05H0
俺も大阪
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:57:03.33 ID:SubrjIGf0
広島だけど、揺れを感じて目が覚めた。今もはっきり覚えてる
朝のニュースの時、ばーちゃんが原爆落とされた広島を思い出して泣いた
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 20:58:23.38 ID:VPsjsqSJ0
GJGJGJGKGJGJGJGJGJ
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:11:14.84 ID:ntUixXALO
保守
814 :
イエローの人:2006/01/17(火) 21:13:52.67 ID:iY3Escx70
短編ができたので投下させてもらいますよ。
七レスほどお借りしますよ。
815 :
U.N.オーエンは彼女なのか? 1/7:2006/01/17(火) 21:14:49.15 ID:iY3Escx70
エマージェンシー、エマージェンシー。
私の愛する愛する彼が、どこの牧場出身かも分からない家畜人に奪われようとしている。
ええい、あの雌豚が。彼と腕を組むな、手を体に回すな、体をくっつけるな・・・!
黙示録だ。これはヨハネの黙示録だ。ところで黙示録って何だ?
――いや、そんなものは如何でもいい。まずは彼をあの汚らわしい手から救い出さねば。
時は、今から約1時間とんで3分49秒遡る。
私は珍しく繁華街へと出ていた。目的は装飾品、主に衣類を買うため。
少し前に、彼とこんな会話をしたからだ。
「ところでさクー、君の服装なんだけど・・・」
「ああ、どうした?何か気に食わない点でもあったか?」
「言ってる先から脱がない!・・・いや、君は黒、好きなの?」
「下着の色か?」
「服です!」
「・・・ああ、これか」
「そ、もうちょっと彩りのある服着れば、いいんじゃないかなって・・・」
「そうか」
「だからと言って脱ぐなッ!」
「・・・むぅ、しかし・・・私は黒系統の服しか持っていないのだ」
「あ、そうなんだ・・・」
「・・・!」
「・・・」
きらきら(クーの何かを訴える視線)
「・・・」
きらきら(クーの何かを訴える視線)
「・・・何時、一緒に行こうか?」
と、言う事になった。
そして、少しでも彼の理想に近づこうと、自分なりにいい物、特に服を見つけておく為にここにやってきたわけだ。
816 :
U.N.オーエンは彼女なのか? 2/7:2006/01/17(火) 21:15:22.38 ID:iY3Escx70
さて、やってきたのはいいのだが。
忘れていた。私はこういったセンスには疎いと言う事を。
一応、財布の中には余裕を持たせてユキチ・フクザワ(10星、攻撃力一万、守備力一万。人の心を惑わすモンスター)を何枚か忍ばせている。
「・・・むぅ」
口から自然と唸りが出てきた。
だが、このまま入り口で突っ立っていると言うのも阿呆らしい。
思い直して、私は繁華街の入り口である大きなゲートを早足でくぐった。
人、人、人、人、人、人、人、人―――――。
まさにそんな状態だった。
休日の繁華街というのはこんなにも人で埋め尽くされている場所なのか!と心中で感嘆符を使用してしまうほどの盛況ぶりだ。
「・・・」
私はその人ごみの中へと不安を乗せたまま身を沈める。
そして、歩きながら迷う。
さて、どこから入ればいいのやら。
「・・・」
虚ろに目移りをさせていたら、ショーウインドウがふと目に入った。
そこにあったのは、どう見ても和服。今が成人式の季節なのはわかるが、私には早い。
念のためと思ってこの店の入り口付近まで足を進めたが、予想通りこの店は呉服店だった。
「・・・」
溜息をついて、また歩き出す。
パン屋、ジュエリーショップ、本屋、アニメグッズ専門店(青い看板のと、猫耳メイドのと、黄色い潜水艦が目印の)が3つ、いかがわしいアニメグッズ専門店が1つ・・・。
「あああ・・・何で、よりによってとらのあなに東方が売ってるんだ!僕が雰囲気に押されて買えないじゃないかぁぁぁ!」
「悟りでも開けば?」
「小学五年生のロリ娘に目覚めたって廃人度合いが増すだけだっ!」
いかがわしいアニメグッズ専門店の軒先でこんな会話が聞こえたが、気にしないで置こう。
817 :
U.N.オーエンは彼女なのか? 3/7:2006/01/17(火) 21:15:53.55 ID:iY3Escx70
「・・・やっと、見つけた」
繁華街の出口のすぐ傍。
そこに、私の求める物が売っているであろう店が無言で座している。
俗に言う「ぶてぃっく」という店だろう。
「・・・」
私は一呼吸置いた後、戸惑いも無く店のドアを開けた。
無言で中へと足を踏み入れ、婦人服のコーナーを探し出し、その一角にあったワゴンの近くで進撃を止める。
体がぎちぎちと音を立てているのが分かる。一人でこのような場所に来るのは初めてだからだ。
「・・・」
とりあえず、ワゴンの中身を漁って広げてみる。
―――これは少々派手だ。次。
―――これは少々地味過ぎないだろうか。次。
―――デザインは申し分ないのが、いかんせんサイズが大きすぎる。次。
―――次・・・
―――次・・・
―――次・・・
「ふぅ・・・」
婦人服だけでは飽き足らず、紳士服や子供服のところまで見てきてしまった。
それでも結局、私の色眼鏡に叶ったものは2,3着程度しかなかった。
まぁ、これは明日への前哨戦だ。
私は財布がポケットの中にあることをちゃんと確認して、入り口近くにあるレジのほうへと振り向き、
818 :
U.N.オーエンは彼女なのか? 4/7:2006/01/17(火) 21:16:23.14 ID:iY3Escx70
ウルザはファイレクシア人が空から攻めてくる事を知っていたので、兵士たちを空に向かわせた。
「すごいやアグナイト!これなら空をすいすい飛ぶ事が出来るよ!」
「フッフーン、凄いだろ?ウルザの旦那に作ってもらったんだぜぇ?名づけて『希望の翼』なんてどうだ?」
『さて、この空をすいすいと飛べる希望の翼、今なら12800円のところをなんと9800円!そしてこれ専用の自動魔力増幅器を付けて、なんと9800円!』
「「「やっすーい!」」」
『さらにさらになんと、これに+1/+3の修正をお付けして、これでなんと、9800円!』
「「「ワー!」」」
『さあ、早い者勝ちです!お申し込みはドミナリア通販協会、フリーダイヤル0123−987−654まで、どうぞ!』
「はっ!!」
次の瞬間、私は何故か多次元宇宙へとワープしていた。
だが、意識から覚めた後でも、現実は変わっていなかった。
・・・なんでだろう。
何で、ここに彼が、しかも『女連れで』ここに来ているのだろう―――?
そして、過去から約1時間とんで3分49秒経った今。
私はワゴンの陰に不審者と間違われないようさりげなく隠れつつ、彼を監視していた。
連れている雌のほうは、中学生かそこらだろうか。セーラーの冬服を着ているのだが・・・いや、制服コスプレをする女郎どもは増えているので、断定は出来ない。
彼と雌は色々なところを見て回っている。雌に袖を引っ張られ、彼も心底迷惑そうだ。苦笑いを作ることしか出来ないらしい。
「・・・っ!」
彼と雌がこちらに来た。
足音を経てずに、すり足で移動。奥へと、奥へと・・・よし、スニーキング成功。
先ほどまで私が隠れていたワゴンへと雌が手を伸ばし、服を広げては彼に見せる。先ほどと同じ苦笑いを浮かべながら首を振ったり、頷いたり。
「・・・」
憎らしい、が行動には移さない。
問題を起こしたくはないし、彼にも、あの雌にも私の醜態など見せたくない。
何よりこれの投下先は素直クールスレだ。素直狂うスレじゃないんだぞ。
落ち着け私。落ち着け私の理性。
819 :
U.N.オーエンは彼女なのか? 5/7:2006/01/17(火) 21:16:57.42 ID:iY3Escx70
「・・・ん?」
しばらく見ていると、雌が腕時計を気にし始めた。
そして、それから数刻もしないうちに焦燥した顔で彼に何かを矢継ぎ早に告げると、パチンコ玉の如く店から飛び出していった。
彼はそれをまたしても苦笑を浮かべながら見送り、溜息のモーション。
きょろきょろと辺りを見回した後、ゆっくりと店を出て行った。
「・・・」
彼が店先から、店の近くから消えたのを確認した後、私も息苦しいスニーキングミッションから自らの魂を解放。
ずっと持っていた服をレジに持っていき、つたなく清算を終える。
過剰包装にも思える大きな紙袋を片手に持ち、私は店から出て行った。
尚も、繁華街は名の通りの繁栄を見せている。
だが、少し人が減ってきたようだ。個人個人の隙間が少し広くなったような気がする。
「・・・」
さて、彼の家に行こう。
先ほどの雌の事を聞いてみる事にしよう。
何かの間違いだろう。見間違いでは絶対に無いだろうが、恐らくは、何かの付き合いだろう。
彼は恋人からの贔屓目で見なくても容姿端麗だからな。うん、きっと。
何度も何度も心中と心外で頷き、私はずっと握られていた手をゆっくりと解き、歩き出そうとした。
・・・が、
「彼女は近くに住んでる僕の従妹なんだけどなー・・・」
「うひゃうっ!?」
影から囁く様にして、私に声が掛けられた。
思わず奇声を発して二、三歩後ずさり、反動でしりもちをついてしまう。
「・・・な、なんで」
「ご、ごめんごめん!君がそんなに驚くなんて思わなかったよ」
相変わらずの苦笑である。
彼は頭を掻きながら、私にそっと手を差し伸べた。
820 :
U.N.オーエンは彼女なのか? 6/7:2006/01/17(火) 21:18:37.73 ID:iY3Escx70
彼の話を要約すると、こうだ。
どうやら、彼も私と同じ目的・・・私に似合う服を探す為にこの繁華街へと足を運んだらしい。
だが、運悪く従妹に見つかってしまい、逃げる間もなくあのぶてぃっくに引きずられた。
その従妹も、私と彼の関係を知っているようで、色々と彼にお節介と言う名のアドバイズをしていた、とのことだ。
「・・・しかし、よく私が居る事が分かったな」
「光に満たされた空間に、一点の闇があったら誰だって不審に思うだろう?」
「・・・?」
彼が調子付いたときによく出す、詩人めいた言い回しに私はついていけない事が多い。
「・・・しかし、こうもピッタリ行動が合っちゃうなんてね」
「運命めいた物を感じるな」
「ああ」
ふわり、と彼が後ろを向く。
「そして姫と王子は出会い、一杯の紅茶を片手に四方山話を語り合う、か」
「・・・」
彼の背中から、文が語られる
今彼が言わんとした事が、なんとなく理解できた。いや、なんとなくではない。珍しくではあるが、完璧に理解できた。
私は無言で彼に駆け寄って、腕を絡める。
「つうわけで、今日は繁華街めぐりでもするか」
「そして明日は一緒に服を買ってくれるんだな?」
「・・・いいともっ!」
〜終〜
821 :
U.N.オーエンは彼女なのか? 7/7:2006/01/17(火) 21:19:04.69 ID:iY3Escx70
・・・?
〜おまけ〜
「ちょ、ま、女性下着店は止めて女性下着店は」
「女装した魏延がどうした?いいじゃないか、君の選択肢も反映させたい」
「これはまずいって、うわ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「・・・(肌てかてかのつやつや)」
822 :
イエローの人:2006/01/17(火) 21:20:23.04 ID:iY3Escx70
ご清聴、ありがとうございました。
短編のネタはあるけどタイトルのネタが少なくなってきた・・・。
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:20:23.97 ID:xZCFKIUe0
曜子ちゃん萌え━━━━━━(´ω`)━━━━━━!!!!
>>822 いろんなTCGのネタがあっておもろかったよ。www
…ふと髪の短いクーを考えてみたが、どうだろう?
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:29:28.98 ID:9tL0IfA00
女装した魏延……想像すると
KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!
諸葛亮の罠にでもひっかかったんだろうか?
ドミナリア通販協会がいい味出してたwwwwwwwwwwww
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:30:32.52 ID:ntUixXALO
>>823 曜子ちゃん萌え━━━━━━(´ω`)━━━━━━!!!!
↑死ね!
……クロスチャンネルのスレで、こんなやりとりあるんだよな
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:33:09.17 ID:7ci/KDTo0
>>826 いかにもありそうwwwwww
ていうか、クロスチャンネルって萌えるゲームなのかどうかもわからん
実際オカズに使ったことないし。
ロミオ作品全般に言えることだが
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:35:56.17 ID:ntUixXALO
>>827 世界観を味わう感じか
ちなみに、曜子ちゃん萌え━━━━━━(´ω`)━━━━━━!!!!
は
冬子萌え━━━━━━(´ω`)━━━━━━!!!!
が元ネタだな
ツンデレだから、多くは語らないが
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:37:26.74 ID:QEeDIYaC0
お前らもそういうのやめろ
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:38:40.51 ID:xZCFKIUe0
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:41:34.59 ID:ntUixXALO
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:42:56.86 ID:7ci/KDTo0
>>829 SS投下ないんだし、いいじゃん別に
これ以上脱線する気もないが、IDを抽出したら言わずにはいられない
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:44:19.83 ID:h9YFfdL/0
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:47:10.84 ID:ntUixXALO
>>833 分かってるが、まあ、謝るだけしといた
悪ノリしたのはたしかだから
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:48:02.90 ID:vzbFq05H0
抽出!せずにはいられないッ!
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:51:08.00 ID:7ci/KDTo0
この際このスレで扱う範囲ってどれぐらいなのかを聞きたい。
・素直クールという属性について話題
・素直クールが登場するSS
・素直クールが登場するSSについての話題
・素直クールが登場するSSに登場した小ネタについての話題
・素直クール属性の一般販売物に登場するキャラクターについての話題
・素直クール属性のキャラクターが登場する一般販売物についての話題
○or×で答えてもらえんかね
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:51:37.70 ID:RXAMjIPHO
VIPでやれ
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:53:49.14 ID:ntUixXALO
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:54:30.71 ID:CQQdTWdX0
>>836 一応VIPではここが本スレぽいから全部○でいいんじゃね?
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:55:50.15 ID:QEeDIYaC0
×
○
○
×
×
×
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 21:57:00.96 ID:h9YFfdL/0
nihongo ga mojibakesuru kankyou nanodekoredegomen
itukaererukawakaranainodeimakaitousiteoku
ore ha subete maru
>>841 NumLockを押しても再起動しても文字バーをいじってもIMEorATOK再インスコしてもダメか。
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:05:25.44 ID:b2LfHvbg0
キーボード最下段の変換キーのよこにあるカタカナひらがなローマ字キーを押すか
キーボード最左のCapLock英数キーを押してみろ
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:09:58.11 ID:Nhu7OyCDO
はぁ
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:11:15.44 ID:9tL0IfA00
>>841 まぁ、全部○って言ってるのは分かったから
俺もいいと思う。ただ、雑談が職人さんの投下に割り込んだりするのは駄目だと思う
その話を楽しみにしてる人もいるし、職人さんもいい気しないだろうし
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:11:59.66 ID:dXTdSMXcO
てかなにこのファッキンな流れは。おかしいのも沸いてるし。
このスレが何スレかって今更どんな話題だよ・・・
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:14:14.33 ID:VPsjsqSJ0
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:16:43.18 ID:R0k5Ih+/0
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:16:49.81 ID:dXTdSMXcO
>847
バロスwwwww
最後に『素直クール』ってまとめて出てくる方が良いと個人的に思った。メール送信画面とかに使えそうだし。
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:18:02.21 ID:VPsjsqSJ0
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:18:15.74 ID:ntUixXALO
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:18:45.48 ID:vzbFq05H0
>>849 ルパンのアレだなwwwwwwwwwww
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:20:59.70 ID:dXTdSMXcO
>852
そうそうwww
そんな感じww
FLASH職人いたら音付きで是非作って欲しいwww
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:21:32.61 ID:vzbFq05H0
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:24:14.99 ID:dXTdSMXcO
>854
残念ながらPC逝ってしまって現在携帯からしかみれねえorz
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:26:57.65 ID:b2LfHvbg0
>>855 ルパンIII世風タイトルメーカー
でぐぐれ
PCが直ったらな・・・
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:28:05.15 ID:wOA2o9dc0
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:28:26.39 ID:dXTdSMXcO
>856
おk。明日ネカフェ行ってみてみるよ・・・
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:28:37.23 ID:tQQCNk1E0
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:30:00.55 ID:i5plpvTL0
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:30:39.69 ID:CQQdTWdX0
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:31:32.40 ID:VPsjsqSJ0
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:34:41.03 ID:I1SDlYvM0
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:34:58.68 ID:dXTdSMXcO
>862
うはwwwww予想外に良くなってるwwwwwwwwgjwww
メール送信画面に設定したよwwwwwマジでwww
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:36:44.36 ID:VPsjsqSJ0
>>864 おお!
実はフリーソフトで簡単に作れたりする
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:37:09.90 ID:dXTdSMXcO
>863
クー怖っwwww
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:37:50.25 ID:cWOmDH7v0
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:38:53.97 ID:VPsjsqSJ0
>>863 俺の想像してる犬神さんにそっくりww(*´д`*)ハァハァ
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:39:22.35 ID:dXTdSMXcO
>865
マジかよ・・・
明日ググってくるわ。
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:40:22.80 ID:VPsjsqSJ0
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:44:07.93 ID:dXTdSMXcO
>870
鉄拳のネタ出来そうだな。
こんな素直クールは嫌だ、とかでwwww
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:47:50.02 ID:cWOmDH7v0
浮上
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:55:30.98 ID:mzf7GoeO0
保守
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:56:28.81 ID:VPsjsqSJ0
>>872 浮上・・・ナツカシスww
俺がAA板住人のころを思い出したよ・・・
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:56:36.18 ID:I1SDlYvM0
PC許可ヨロシコ
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:57:22.16 ID:dXTdSMXcO
保守間隔早くねえか?
てかどっかに保守の時間みたいなのあったよね?
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:58:15.85 ID:xF1Hz8va0
奇数時の20分
偶数時の00分、40分の話か?
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:59:05.39 ID:dXTdSMXcO
>874
いい魔法使いだwwwww
男にとって嫌な魔法使って来そうだな。素直クールの魔法使いってwwwww
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:59:05.79 ID:cWOmDH7v0
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 22:59:46.77 ID:VPsjsqSJ0
PC許可!PC許可!
_ ∩ ,-― 、
( ゚∀゚)彡// / ` i
⊂彡 _...,,_ |_ i |
〈 \ ,|
\ // ヽ 丿
||l >====||l=
/|l / |"
ノ /、 // }
) ヽ、__i||,./ /
⌒ ,〉 ,, ",〉
〈 _ _ , /
`ー--‐''"
やっときました。
これでできるはず
本当にすまんです…orz
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:07:33.82 ID:VPsjsqSJ0
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
偶然に今日ハリポタ見てきたww
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:07:45.28 ID:cWOmDH7v0
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:10:41.49 ID:vzbFq05H0
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:10:47.55 ID:dXTdSMXcO
>874
クー「ふむ。大魔法使いの私に攻撃魔法を使うとは中々のやり手だな。思わず効いてしまった。」
男「俺がなにしたよ。大体お前に効く魔法なんぞ俺は使えない。」
クー「いや君は使ったさ。」
男「何をよ?」
クー「恋の魔法さ。」
男「あ?ナニイッテンデスカクーサン?」
クー「つまり私は今君にメロメロなのさ。」
男「え?あ?工エェ(´д`)ェエ工。嘘だろ!?」
クー「私は嘘などつかないよ。付き合ってくれ。」
男「ヤダ(即答)」
クー「しょうがない。じゃあ強行手段に出るとするか。」
男「何する気だよ!!」
クー「スキトキメキトキス、スキトキメキトキス」
男「何だその呪文は!?古い!!ヤメロ!!」
クー「魅力(チャーム)!!」
まあそんな妄想が浮かんだ。
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:11:42.54 ID:VPsjsqSJ0
>男「ヤダ(即答)」
にちょっぴり殺意が沸いたよ☆
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:12:42.24 ID:CQQdTWdX0
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:13:17.38 ID:dXTdSMXcO
>887
じゃあ男は女性恐怖症って事にしとけwww
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:14:08.33 ID:VPsjsqSJ0
>>889 あの作品とかぶっちゃう☆
自分でもこの口調きめぇwwwwwwwww
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:15:13.35 ID:dXTdSMXcO
>891
本人だから気にしないwww
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:15:52.16 ID:rr2eIV+YO
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:16:26.75 ID:CQQdTWdX0
>>886 > クー「スキトキメキトキス、スキトキメキトキス」
> 男「何だその呪文は!?古い!!ヤメロ!!」
> クー「魅力(バルス)!!」
…なんかゴメン。
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:18:50.36 ID:dXTdSMXcO
>894
ムスカwwwwwラピュタは本当にあったんだwwwww
ムスカって素直クール?
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:19:24.22 ID:I1SDlYvM0
いいえ彼はツンデレです
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:19:31.72 ID:7l3m+nQb0
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:19:46.87 ID:VPsjsqSJ0
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:21:19.79 ID:h4Dly00j0
「人がゴミのようだ!」=「あなた以外の人なんてゴミ同然、私はあなたしか見えない」
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:22:40.88 ID:VPsjsqSJ0
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:24:36.66 ID:lqY8j6Dt0
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:24:56.09 ID:VPsjsqSJ0
久しぶりに1000いけそうだな
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:25:32.34 ID:rr2eIV+YO
そっちぢゃなくて、神風の術に食い付かないと…………
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:26:23.48 ID:I5Seo92BO
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:28:50.17 ID:m+ZrHILnO
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:30:08.80 ID:7l3m+nQb0
( ゚д゚)君が・・・
( ゚д゚ )好きだ
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:30:11.81 ID:vzbFq05H0
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:30:34.77 ID:lqY8j6Dt0
>>906 ヤメレwwwwwwwwwwwwwwww
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:31:35.68 ID:inha0x3x0
さて、そろそろスレ違い気味だし心機一転して次スレをどうするかですな。
まだ早いか?
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:32:43.47 ID:lqY8j6Dt0
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:37:12.30 ID:QEeDIYaC0
>>909 ここはssのクオリティを高めるスレだろ
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:38:30.35 ID:h4Dly00j0
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:39:15.25 ID:QEeDIYaC0
>>913 じゃあお前はssの書き手は喪板に行けっていうんだな
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:39:37.03 ID:dXTdSMXcO
>912
え?いつから?初代からいるが衝撃の新事実を受けたんだけど。
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:41:30.70 ID:VPsjsqSJ0
喧嘩するなよ
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:43:05.58 ID:dXTdSMXcO
まあツンデレはスレ違いだしなあ・・・
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:44:00.00 ID:h4Dly00j0
>>917の言うことを理解するのに数秒かかった
普段ツンデレ関連スレに出入りしてないとわからないな、それはwwww
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:46:46.09 ID:ntUixXALO
ごめん
分からない
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:47:57.91 ID:QEeDIYaC0
お前らいいたいことがあるならちゃんと
>>836に答えろよ
俺(
>>840)を含めて4人しか回答していないが、
俺が少数派ならもう何も言わない。
この間まで投下以外は殆ど保守しかしてなかったと思ったら
今日は雑談しまくりでなんなんだよ。
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:48:17.80 ID:VPsjsqSJ0
>>918 俺は素直クール一筋なのでよくわかりません
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:49:31.86 ID:dXTdSMXcO
>918
そんなバカなwwww
俺あっち行った事ねえぞwwww
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:50:24.80 ID:ntUixXALO
>>920 雑談を止めてたわけじゃなく、話のネタがなかっただけだ
スレとしては、これも正しい
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:50:33.09 ID:lqY8j6Dt0
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:50:51.35 ID:h4Dly00j0
>>919 >>921 ツンデレ系のスレだったらID:QEeDIYaC0みたいなレスに対して
「ツンデレ乙」で片付けることが多いということ
>>922 って違うのかよwwwwwwww
俺が
>>836なので回答しても意味ないが個人的には
○
○
○
○
○
×
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:52:26.93 ID:VPsjsqSJ0
俺は
○
○
○
○
×
×
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:52:26.98 ID:dXTdSMXcO
>920
てか元々会話方式でやるスレじゃ無かったか?素直シュールみたいに。
そんでその内素直クール総合みたいな感じになってっていう。
あまりにもグダグタになったりスレ違いな馴れ合いや投下中の色々なマナー違反(書き手読み手共に)が起きてきたからルールスレが出てきた訳で。
何を勘違いしてんのかね?
まあ確かにいらん雑談が多かった事には同意するが。
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:54:26.35 ID:ntUixXALO
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:55:03.95 ID:2fGEW0gb0
好きなだけ妄想を垂れ流せばいいじゃん
SSだのにこだわる必要はねーだろ
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:55:16.51 ID:C0LT8L/OO
>>920 答えろとか強要してんじゃねぇよ。
氏ね。
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/17(火) 23:55:39.34 ID:ntUixXALO
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: