【君が】素直クールな娘【ほしい】

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ふたば★ちゃんねる落書き板の天才によりツンデレに対抗すべく、
新たに”素直クール”なる言葉が誕生した。
ツン→素直 デレ→クール

ガチで愛してくれるが、人前であれ、好意に関してはストレートかつ
クールな表現をするため、男にとっては嬉し恥ずかし暴露羞恥プレイ。
しかし、どこか天然。言葉萌えのツンデレ、シチュ萌えの素直クール。

■前スレ
【君を】素直クールな娘【永遠に愛する】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1136719511/

■保管所Wiki
http://sucool.s171.xrea.com/

■まとめサイト(まとめ管理人◆bkvNgM0nrU)
http://japan.milan.jp/~vipper/

■素クールデイズ開発ページ(素直クールゲーム制作サイト)
http://www.geocities.jp/sucooldays/

■クーのいる世界(小説系サイト coobard◆69/69YEfXI)
http://coobard.fc2web.com/

■素クールライフ
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1129893393/

=PART30=
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:18:00.01 ID:5rfr2aWs0
携帯のかたは以下の方法で見て下さい。

http://fileseek.net/proxy.html から見る。
・pic.toをアドレスの前に入れて見る。
・下の方にある「設」でime.nuにチェックしてから見る。

素クールのイメージがつかみにくいアナタ!
これを読むイイアルネ
ttp://www.geocities.jp/ikuikubook/kanojyo.htm

素直クール発祥の地「ふたば★ちゃんねる」の保管庫(右下に「素直クール」)
ttp://www.geocities.jp/hokakoko/

ふたばログより転載「素直クール」  
・冷静沈着で感情的になることはまずない  
・完全自立型  
・表情が薄いあるいは無表情  
・ガチで愛してくれている一途  
・愛情表現がストレート  
・照れが少ないあるいはない  
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:18:18.81 ID:5rfr2aWs0
■お題/性格ジェネレーター
http://udonkari.run.buttobi.net/
SS書くときのお題が欲しい人はアクセス。
ファミリーベーシック風。

■正式避難所
・PC用
http://yy17.kakiko.com/sucool/
・携帯用
http://yy17.kakiko.com/sucool/i/
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:19:37.73 ID:5rfr2aWs0
★★保守の鉄則★★
夜中は20分〜30分おき ゴールデンタイム、土日は10分〜15分おき
平日、昼間は30分おき程度
※偶数時10分 50分 奇数時30分と、きっちり40分間隔で圧縮が来るので
 その直前に保守を!!
圧縮の時間は少しずつ変わってるようなので注意
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:24:21.94 ID:2HYTL0iuO
保守
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:24:25.48 ID:4zHFMv9mO
>1乙
落ちてたかwwwww
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:28:09.98 ID:SjKWP2AC0


8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:29:40.08 ID:KQxWB6Gq0
どっかのガンダムファイターのプロポーズみたいなスレタイだな
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:39:31.35 ID:+3JA++2p0
落ちてたのか・・・orz
前スレdatキボン
10 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/11(水) 17:41:18.85 ID:8sp7lDa5O
>>1乙ーる 落ちてらし。

誰か、変なお題タノム。
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:47:13.79 ID:TExJSkFK0
>>1乙記念、昔話ネタ投下、参る!!
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:47:23.86 ID:gNZWhD0KO
方言素直クール
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:47:32.51 ID:TExJSkFK0
まんがスクール昔話
・大きなかぶ
 むかしむかし、男とクーの作ったカブが大きく育って、男が収穫にいきました。
「よっこいしょ、よっこいしょ!!」
でも、男一人の力ではかぶは抜けません。
困った男はクーの力を借りようとしました。
 「クー手伝ってくれ」
 『うむ、それもいいが、まずキミの膂力が足りない。それを補うのにワタシを軽々と抱えるだけの力が必要だ。
 そのために毎晩駅弁を欠かさぬ事としよう。次に、仮にその膂力が付いたとして、腰にかかる負担が相当大きい。
 そのために毎晩駅弁のまま10回以上ワタシとまぐわう事が必要だ。さらに、充分な腰筋と膂力がついたとしても、
 それを持続して発揮出来るかが大事だ……つまりワタシと毎晩継続してそれを行えるだけの精力が必要だ……
 つまり……わたしと毎晩、や ら な い か ?』
 「話の論点がズレてるよクーさん!! そんな長期計画建ててる内にかぶ腐っちゃうから、抜きに行こう!!」
……ようやくかぶを抜きに行った二人。クーさんはなにやら紙上で計算をしてじっと考えている模様。
どうやらてこの原理を使うようです。複数の丸太をてことして、1カ所に集中させ、その上に男に立つよう指示しました。
 『計算ではコレにワタシの加重と、二人の運動エネルギーが必要だ。男、恥ずかしいかも知れないが、
 少々我慢してくれ(ニヤリ)』
 「ねぇクーさんどうしてそんな乗っかり方してくるんだい? ってやっぱり駅弁!!
  チョッ!!ソコハwwwwヤメテwwww」
 『もうすこしッ、奥ッ!! 突けばぁ、計算上大丈夫ぅぅあうぅぅくぅぅぅぅ!!』
犬、鳥、猫「出番ナサス……ショボーン(´・ω・`)」

P.S.かぶは、未明まで抜けませんでした……。
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:48:58.61 ID:7p+K3EuW0
つ【夢を見ない素直クール】
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:51:24.68 ID:TExJSkFK0
教育見ていたら拭いたのでお題
・「申し上げます、旦那さま。
  あの人は、ひどい。(太宰 治)」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:57:34.65 ID:GvSfoIor0
>>10
素クール×爆破
素クール×鋭利な鈍器
素クール×タイガーバーム
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 17:58:25.45 ID:TExJSkFK0
保守しよう。
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 18:05:58.79 ID:k0sUnsUa0
保守
19 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/11(水) 18:09:29.93 ID:8sp7lDa5O
色々アリガタス。
>>16
タイガーバーム書きたかったが、厳しいので、爆破で。タイガーバームも考えてみる。
20恋人は新しい家族:2006/01/11(水) 18:12:24.08 ID:LmHP/D0v0
投下します。
21恋人は(ry 修学旅行編 1/2:2006/01/11(水) 18:13:17.40 ID:LmHP/D0v0
昭和新山まではバスで移動するようだ。

担任「はい点呼するよー!」

男A「全員いる?」
クゥ「男Cさんがいませんね。どこに行ったんでしょうか?」
女D「さっきトイレに吐きに行った。ひ弱な奴だ、男の癖に。」
男A「・・・まあ、トイレに行ったことは分かってるんだし。」

男A「男Cが今トイレに行ってます。後は全員います。」

担任「分かったわ。バスは15分後に出るから、他の人もトイレに行くなら行っておいたほうがいいわよ。」

〜5分後〜

男C「うえ〜・・・気持ち悪い・・・」
僕「飛行機で酔うなんてどんな虚弱体質なんだよ・・・」
男A「ほら、さっさとバスに乗れって。」

僕「よいしょっと。」
クゥ「年寄りくさいですよ」
僕「そうかな」
クゥ「そうです。もうちょっと若者らしくしたほうが100倍かっこよくなります。今のままでも十分かっこいいですが」
男A「お前らいちゃつきすぎだ!しかもまた隣同士の席かよ!」
クゥ「いいじゃないですか、減るものじゃないですし。それに、そんなこと言われても」
僕「男Aよ、気にしないでくれ。」
男A「ついに敵になったか×××よ・・・」
僕「優先順位が変わっただけさ。」
22恋人は(ry 修学旅行編 2/2:2006/01/11(水) 18:13:32.98 ID:LmHP/D0v0
〜昭和新山にて〜

僕「うわー・・・赤いな。」
クゥ「適当すぎです」
僕「だって他に思いつかないし」
クゥ「写真撮りましょう写真」
僕「君は何時も唐突に言い出すよね」
クゥ「いいじゃないですか。男Aさん、写真お願いします」

そう言いながらクゥはかばんの中からカメラを取り出す。
友Aは初め嫌がっていたが、肉まんを買ってやると言ったら一瞬で承諾した。
やはりいいやつだ。

男A「よいしょ。はい、撮れた。」
僕「適当すぎじゃないかい?」
女B「それは置いといて、あんたらお土産とか買わないの?」
クゥ「あ、そうですね。×××、買いに行きましょう」
僕「仕方がない・・・男A、今夜覚えてろよ!って引っ張らないで!あ〜・・・」

女B「さて、あたしらも撮ってもらいますか。男A、よろしく。そこの二人、さっさと来る。」
男A「俺も写真に入りたいんだよー!!!」
女B「えー?」
男A「ひどい・・・」

〜そのころ〜

クゥ「ほら、これとかどうですか?」
僕「あー、結構いいね。これおいしそうだね。」
クゥ「それにしましょう!」
23恋人は(ry 修学旅行編:2006/01/11(水) 18:14:38.31 ID:LmHP/D0v0
以上。前スレで批評してくれた人、ありがとう。がんばります。
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 18:25:10.22 ID:gEpnSMkFO
保守
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 18:25:29.80 ID:zHpjP0J70
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 18:34:30.53 ID:d3U2Zd0xO
保守。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 18:40:23.90 ID:cnrjE21W0
保守
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 18:57:06.10 ID:TExJSkFK0
>>20-22
純朴なクーには北の大地が似合う?
まぁ乙で素。これから夜とかジンギスカンが楽しみです。
がんがって継続してください。
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 19:09:58.40 ID:5rfr2aWs0
hosyu
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 19:14:08.54 ID:cnrjE21W0
保守
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 19:22:02.13 ID:LmHP/D0v0
>>28
ごめん、夜もジンギスカンもでないんだ。
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 19:26:42.21 ID:TExJSkFK0
>>31
(´・ω・`)ショボーン

「まんが日本昔話」で力太郎(あか太郎)を観た。こんな話だったっけ?
ツン二人とクー一人で成立するのだろうか?
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 19:33:11.34 ID:TExJSkFK0
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 19:47:12.12 ID:UQ7+33vK0
保守
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:01:38.21 ID:GvSfoIor0
メイル保守トローム
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:06:17.63 ID:GoehFV9HO
乱れ保守月花
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:11:35.29 ID:BgMYgUBF0
保守御霊
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:14:55.48 ID:BgMYgUBF0
何か落ちるのはえええええええ
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:18:35.40 ID:BgMYgUBF0
でも保守
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:21:18.29 ID:BgMYgUBF0
保守する事4度
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:28:31.89 ID:d3U2Zd0xO
保守。
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:33:24.72 ID:unhS9Zot0
保守
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:42:17.78 ID:unhS9Zot0
保守
44ドラゴン クーエスト:2006/01/11(水) 20:46:15.29 ID:eUvGnc3h0
くうおう「よくきた おとこよ。 わたしが すなおクールのなかの すなおクール くうおうだ。わたしは まっておった。 そなたのような わかものが あらわれることを…
くうおう「もし わたしの おっとになれば わたしの いっしょうを おとこに やろう。どうだ? わたしの おっとに なるか?

    はい
  [>いいえ

くうおう「そんな ひどい。もういちどおねがいする。
くうおう「もし わたしの おっとになれば わたしの いっしょうを おとこに やろう。どうだ? わたしの おっとに なるか?

    はい
  [>いいえ

くうおう「そんな ひどい。もういちどおねがいする。
くうおう「もし わたしの おっとになれば わたしの いっしょうを おとこに やろう。どうだ? わたしの おっとに なるか?

    はい
  [>いいえ

くうおう「ほんとうだな?

    はい
  [>いいえ

くうおう「では わたしの いっしょう しんこんのせかいを あたえよう! そして…
くうおう「そなたに こんいんとどけを さずけよう!これに なまえを かきとめておくのだぞ。
くうおう「おまえの たびは おわった。 さあ ゆっくり やすむがよい! うふふふふふふ
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:47:26.40 ID:eUvGnc3h0
あーまた間違えた。orz
最後の選択は

[>はい
 いいえ

46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:48:58.04 ID:unhS9Zot0
ん?いいえであってるんじゃない?
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:49:58.80 ID:5fKVFMT80
てっきり「いいえ」が続くからボタン連打してしまったと思った
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:50:50.56 ID:+3JA++2p0
>>47
俺もw
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:52:07.70 ID:unhS9Zot0
そういうネタじゃないの?w
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:52:55.32 ID:eUvGnc3h0
やっぱいいえにしといたほうがいいのかね?
51前スレ 473:2006/01/11(水) 20:53:02.69 ID:7p+K3EuW0
>>13
昔話で物理持ち出してくるクーがいいwww

>>23
不遇の男A… 女Bとのかけあいが相変わらずいいw
読みやすくイメージも し易かった
これからも応援しています

>>44,45
3番目の選択肢って無限ループに見せかけたトラップ?
ちょっとよく分からなくなってきたけど
全部『いいえ』なら意味が通じるような気がする

>>23 & 前スレ 508
感想レスだけにしようと思ってたんだけど、勿体無い出来だったので
つい指摘してしまった
申し訳ない

そして、前スレ 519
わざわざ翻訳ールして頂き感謝
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:56:19.46 ID:eUvGnc3h0
>>51
あ!今気が付いた!
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 20:57:01.36 ID:noD86EQe0
http://www.h4.dion.ne.jp/~sgr/index.html
コミックの姉妹がちょびっとそんな気がする。
54あぼーん:あぼーん
あぼーん
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 21:13:56.30 ID:UQ7+33vK0
保守
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 21:26:02.52 ID:+EUbOcwk0
ほす
57イエローの人:2006/01/11(水) 21:32:06.06 ID:zHhhmr0l0
結局凸凹と両立しか方法は無かったのか・・・ぐふっ!

http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0148.txt
『The Yellow Yellow Sadness』episode3-1

混同しない事を祈りつつ。
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 21:40:22.32 ID:5rfr2aWs0
補修
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 21:48:44.49 ID:pyDH3xi90
素直狂うガクブル(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)ガクブル
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 21:51:19.95 ID:x+CcYrim0
>>59落ち着け0.5次元にスレが違う
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 21:59:14.08 ID:6kakHyjwO
リンダリンダキタコレwwwwwwwwwwwwwwwwww
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 22:07:39.55 ID:UQ7+33vK0
保守
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 22:20:07.05 ID:HWBTJu9O0
保守
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 22:33:59.18 ID:gEpnSMkFO
保守
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 22:39:53.79 ID:5rfr2aWs0
補習
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 22:48:21.68 ID:TExJSkFK0
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 22:55:04.06 ID:d3U2Zd0xO
圃繻。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:01:24.87 ID:SjKWP2AC0

69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/11(水) 23:02:11.12 ID:omSQz7WC0
住人と素クールのために!
保守!
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:08:27.54 ID:unhS9Zot0
圃撞
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:11:06.61 ID:2HYTL0iuO
なんだこりゃ

【素直クール】ツンデレ幼女【人妻】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1136981318/
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:24:22.25 ID:d7pHDEZfO
投下したいのだがどちらが本スレなのか・・・
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:27:45.65 ID:LmHP/D0v0
何の本スレ?
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:29:09.29 ID:d7pHDEZfO
素直クールスレ。こっちでいいの?
最近来れなかったからどっちにすればいいのか。
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:30:40.79 ID:2HYTL0iuO
>>74
張ったやつは、なんかあったから
ここが素直クールスレであってる
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:33:33.05 ID:d7pHDEZfO
おk。じゃあこちらに投下する。三分後くらいに投下。
女性恐怖症の続きで。
771/6:2006/01/11(水) 23:36:18.95 ID:d7pHDEZfO
男「・・・で、なんの騒ぎだコレは?」
心友とクーに聞く。
友「スマン。」
クー「ごめんなさい・・・。」
全く。何をやってんだコイツらは・・・
いい加減何だかおかしいなと思いクラスの友人を問い詰めたところ、この二人が主犯格だと吐いた。
男「で、一体全体どうなってんだ?説明しろ。」
クー「どうしてもか?」
男「応。」
友「俺も?」
男「むしろお前が最重要だ。一番疑わしい。」
友「ヒデエ・・・」
男「でもその通りだろ?」
友「うん。」
男「お前な・・・」
このヤロウ・・・。しれっと言いやがって・・・
男「・・・まあいい。さっさと概要を話せ。」
友「実はだな・・・」
かくかくしかじかと語り始めた。つまりはこういう事らしい。
782/6:2006/01/11(水) 23:37:04.41 ID:d7pHDEZfO
〜クー視点〜

最近私には悩みがある。
それは好きになって男に告白したところ、彼は女性恐怖症らしい。女性に近付かれたり触られたりすると、めまいがしたり、倒れてしまうらしい。この間握手をしたら本当に倒れてしまった。
それをどうにか治してもらおうと原因を聞いたところ、小さい時に何かトラウマを負ってなったらしい。その『何か』がわからないらしいのだが。
ならばどうすればいいのだろうか?
彼の女性恐怖症を治すのも時間がかかる。
しかし私は近づきたいし触りたい、出来れば彼の隣にいたい。
どうしたものかな・・・
女「クーどうしたの?」
クー「何だ?」
女「いや、『どうしたものかな・・・』なんて言ってたからさ。」
どうやら口に出てたらしい。
793/6:2006/01/11(水) 23:38:08.11 ID:d7pHDEZfO
クー「あー。気にしないでもらいたい。」
女「もしかしてあの子の事?」
笑いながら言ってくる。
クー「正にそうだな。何故わかった?」
女「いや、あんたが今悩むとしたらそれしかないでしょよ。で、どうなのあの子は?」
クー「いい人だ。私が思った通りのな。」
女「噂と違ってた?」
クー「硬派では無い気がする。あとホモではないらしい。」
女「残念。」
・・・どちらに対してだろうか。
クー「ただ彼は女性恐怖症らしい。」
女「へえ。そんな事が。じゃああんたに対してダメじゃないの?」
クー「この前握手したら倒れた。近寄ったり触られると拒否反応が起きるらしい。嫌われてたりはしてないのがせめての救いだが。」
女「それが悩みの種って事ね。」
クー「そういう事なのだよ・・・」
あ、そうだ。どうせなら男の心友とやらに相談してみようか。彼は多分私と男の仲に対して好意的だからきっと相談に乗ってくれるだろう。男と仲が良いから何か新しく情報が入るかもしれない。しかも今は何故か男がいないために一人で都合がいい。
クー「ちょっと席を外させてもらう。」
女「お。何かいい案でも浮かんで男に会いに行くのか?」
クー「いや男の心友に会ってくる。」
女「はーい。行ってらっしゃーい・・・って何で心友!?・・・ってもう行っちゃったか。」
804/6:2006/01/11(水) 23:39:04.77 ID:d7pHDEZfO
〜友人視点〜

あー。男がいなくて暇だ・・・。ツッコんでくれる稀少な奴だからなあ・・・。あ、クーさんだ。何故男もいないのにこっちに来るんだ?もしや俺に!・・・ってねーな。それは。
なんてグダグダ考えてたらクーさんに話かけられた。
クー「君に話がある。」
友「なんでしょうかクーさん。」
まさかこれは・・・!!
クー「相談したい事がある。」
それなんてエロ(ry
クー「男の事で知りたい事があるんだが。」
やっぱりなあ。そんな事だろうと思ったけどさ。
友「何?あいつの性癖とか?あいつ裸Yシャツにニーソとかに弱いよ。」
クー「それも興味深いのだが今回は違う。というか簡単にそういうのをバラしていいのか?」
奴の性癖のマニアックな方をバラしたのにビクともしないよ。流石だ。てか今回はって事はいつか聞かれるのか俺。
友「まあ特には大丈夫だろ。で、話はズレたけど何について知りたいの?」
クー「男の女性恐怖症はどの程度大丈夫なのかって事なんだが・・・」
友「あー成程。あんたがあいつと関わるにはそれが重要だもんな。」
クー「そういう事だ。わかってくれたか。」
815/6:2006/01/11(水) 23:39:44.41 ID:d7pHDEZfO
友「応。事情はわかった。まかしとけ。」
クー「で、どのくらいなんだ?」
期待に満ちた目で見てくるクーさん。
友「知らん。」
あ、なにこの使えねえ奴・・・みたいな目は。
友「い、いやまあね、いつもなるべく避けるようにしてたからさ。」
クー「はあ・・・どうすればいいんだ。」
あ、聞いてない。ヒドクね?しかしどれくらいならあいつは大丈夫なんだろか・・・
これ実験したら面白くね?
友「クーさん?ちょっといいですか?」
クー「いや悪かった。もういい。」
友「いや、ちょっと待て!良いこと思いついたから!」
あ、こっちに戻ってきた。
クー「何だ?」
友「わかんないならいっそ実験してみないか?」
クー「実験とは?」
友「色々試してみるって事さ。あんたにも手伝ってもらいたい。」
クー「ふむ。確かに悪い話ではない。」
友「だろ?やってみようぜ!」
クー「了解した。」
友「じゃあ詳しい事は後で・・・ってか何であんた達いるんですか?」
クー「?」
826/6:2006/01/11(水) 23:40:27.03 ID:d7pHDEZfO
いつのまにかギャラリーが。なんだこいつらは。
友「はい。まずはそこの男子1号。理由を述べよ。」
ズビシッッ!!(SE)
1号「いやお前が俺の憧れのクーさんと話してるのが気になった。」
友「去れ。その他男子も同じだろうからお前らも去れ。」
全く。すごすごと去っていく男子達。アホか。
友「次!そこのクーさんの友達っぽい人!」
ズビシッッ!!(SE)
女1「サー!私はクーが何故か男じゃなくてあんたに話をしにいくのが気になって来ました!サー!そしたら何か面白そうな話してんじゃない。」
友「案外マシな理由だな。もしかして興味津々?」
何故ハートマン軍曹なのかという事も気になるが。
女「あたり前田のクラッカー!」
・・・ネタが古い。というか何故返答に一々ネタを含むのか。
友「・・・じゃああんたにも手伝ってもらうか・・・」
どうせこいつ断ってもついてきそうだしなあ・・・
女「良かったあ〜!断られたら嫌でもついていく所だった!」
・・・やっぱりかよ。

そんなこんなで始まった『男はどれだけ女性に触れられるのかコンテスト』が開催された。

なんか素敵に語呂が悪いなこのコンテストの名前・・・。
83 ◆eeFgj7lsAA :2006/01/11(水) 23:42:28.31 ID:d7pHDEZfO
以上です。批評・感想・ダメ出し等お待ちしています。
自分で書いといてなんだがこの前フリ長いなオイ。
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:44:05.06 ID:TExJSkFK0
>>83
乙です。
以降の展開が楽しみです。むしろこれからが男に嫉妬の荒らしって感じ!!
期待してます。

ンじゃ保守ネタに書きためていたちょっと怖いクー、行きます。
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:46:37.00 ID:TExJSkFK0
>>65をお題としてみる。
 『男、いい加減補修などという非効率的な学習方法から逃れられないのか?』
 「仕方ないだろ、俺出席してないで先生にこの補修受けないと卒業させないって脅されてるんだから」
 『とはいえキミがこの補修をきっかけに他の異性、あるいは同性と懇意になり、ワタシを捨てないか心配だ』
 「……………(ここは一発やるしかないか)クー、オレ、お前だけが最後の恋人だって、決めてるから……」
前を除く全方位からの高角度あんパンシャワー!!
あ、何か助走してトランポリンまで使ってくる奴がいる。
でも、補修しないと一緒に卒業できないしな。でもこの後のクーさんの動きがヤバイ。ヤッパ保健室……?
 『………男、もう我慢出来な「ガマンしろ。一緒に卒業出来なくなくなるだろ?」……』
決まったァ〜!! 完全なクーエロ封じ必殺のカウンター!!
でも被弾するあんパンが加速度的に増加。中にはうぐいす、ずんだといったマイナーなあんこを投げる奴も表れる。
 『分かった、男。その替わり私は図書館で静かに待つとしよう。時に貞淑な面も見せないと、
 キミもワタシに飽きるだろうからな。』
意外と大人しく引き下がったな、クー……

〜補習時〜
 ジィィィィィ……
 何か、こう全方位から視られてる気がするのはオレの勘違いなのかな……。
≪視聴覚室内≫
『こうやって多角的にカメラ越しに映る男を視るのも良いな、フフフ。あ、兄者、ワタシだ……うむ、仕掛けていただいた
カメラは1〜15カメラまで、実に芸術的に働いてくれている。あぁ、今夜あたりは編集作業で眠れなそうだ。兄者、帰り際に
DVD−RWを500枚ほど調達してくれまいか……。あぁ、天体観測用のだ……。頼む』
 フフ、今度はどんな仕掛けをしようか……、フフフ。
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:52:57.21 ID:TExJSkFK0
終わりッス。
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/11(水) 23:59:50.64 ID:UQ7+33vK0
>>83
どんな実験が行なわれるか楽しみです。

>>86
何か男の迎撃とその後のクーの動きが面白い
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:13:21.86 ID:ARiIe1FL0
保守
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:13:33.48 ID:P8Kgatom0
保守
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:21:38.32 ID:q4Y8bsBd0
報酬
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:24:03.55 ID:ZVhvNGkdO
お題:さし歯
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:30:05.02 ID:Kp+oB4MY0
前スレで外から書き込んだら文字化けしたレスを翻訳してくれた人ありがとう。

数分後5レス投下
前スレ>>424-426の続きみたいなもの
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:30:32.92 ID:eglXV7HHO
保守。
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:32:44.93 ID:Kp+oB4MY0
楽観的で実は物を知らない素直クール

登校している途中に、横の道から猛烈な勢いで走ってきた女子高生と
ぶつかった。お互い頭をぶつけてしまった。

女子高生『痛い』
僕「大丈夫?」
女子高生『一応大丈夫』
彼女に見つめられる。
女子高生『君とまだまだ話したいし、一緒に登校したいが
今は急いでるので、先に行かせてもらう』

彼女はそう言ってまた走って行った。彼女は僕と同じ高校の制服を
着ていたが、見かけない人だ。それに何故この時間で急いでいるのだろう。


朝のホームルームが始まる前に学級委員が机と椅子を一組運び込んで、
僕の後ろの空いているスペースに置いた。
ざわざわ・・・ざわざわ・・・。転校生来るのかという声が聞こえる。

しばらくすると担任が入ってきて、朝のホームルームが開始。
連絡事項を伝えた後、「今日から転校生が来る。これから紹介する。
さあ入ってきて」と言うと、廊下から今朝の女子高生が入ってきた。
「彼女は今日からこのクラスに編入してきた空梨須美子さんだ。さあ、
自己紹介をして」と担任が言うと、空梨さんが『始めまして。
空梨須美子です。・中略・。好きな飲み物はトマトジュースです』と言った。
「席は窓側の一番後ろ。少年の後ろの席だ。じゃあ終わりでいいかな」と
担任が言うと、『すいません。もう一言いいですか?』と空梨さんが言う。
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:33:49.44 ID:Kp+oB4MY0
担任が「どうぞ」と言うと、彼女はいきなりクラスメイト全員の前で
教壇からこう言い放った。
『少年。君のことが好きだ。嫌でなかったら私と付き合ってくれないか?』
そして、僕はここでミスを犯した。彼女が席に着いたら言おうと思っていたことを
うっかり言ってしまったのだ。「頭大丈夫?」と。

その後授業が始まるまでの5分間の休みの間、担任に怒られかけたが、
事情を説明して、誤解を解いた。けれど、「事情は分かった。でも
彼女にもちゃんと謝って、告白の返事をするんだぞ」といって、
ニヤニヤしながら職員室に戻っていった。

その後はクラスメイトからの嫉妬と非難、侮蔑の視線が僕に突き刺さる。
1限目の後の休み時間に空梨さんとクラスメイトに話をしようとしたが、
男子にはこの羨ましいやつめと軽く小突かれ、女子は空梨さんに、
「あんな最低な奴とは関わらない方がいいよ」と言って、僕から隔離する。
鳥インフルエンザに罹ったわけではないのに。

昼休みにも彼女と話せず、相変わらず肩身が狭いままだ。
6限目の途中後ろからメモが来た。
“放課後、体育館の裏にある体育倉庫の裏に一人で来て”
謝って返事をしようと、放課後体育倉庫の裏に行った。

すでに彼女は来ていた。「今朝は色々とゴメン。ぶつかったことを
謝ろうと思っていたときに、あんなこと言われて、びっくりしてしまったんだ」
と言うと、彼女は『そんなことだろうと思ったわ。でも・・・』と言って、
僕をにらみつけた。
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:35:03.62 ID:Kp+oB4MY0
「でも?」と僕が言うと彼女は『でも、私と付き合ってくれないと、
みんなに本当のこと言わない。君がみんなに本当のことを言っても
それを全部否定する』と言った。彼女は僕よりも背が低いのに、
すごく大きく見える。すごい威圧感を感じた。

「あ、あ、」。僕が口ごもると、彼女はにこっと笑って『冗談だ。
せっかく君と色々話せると思っていたのに、話せなくて欲求不満なだけだ。
あらためて聞こう。私と付き合ってくれるか?』と言った。
僕が「うん。僕も空梨さんと付き合いたいな」と言うと、彼女は
笑みを浮かべ、僕にキスした。彼女の唇の柔らかさを感じたところで、
唇に激痛が走った。そして、唇からの出血を彼女が舐める。吸う。

彼女に噛まれた! そう思って、「何をする」と言おうとしたら、
めまいがして、ふらついた。彼女は鞄からペットボトルを差し出した。
『このカモメのトマトジュースを飲んで』
トマトジュースを飲むとめまいはしなくなり、体調は一気によくなった。
「これは一体どういうこと?」と僕が言うと、『帰りながら話そう』と
彼女は言って歩き出した。

『君も今日からヴァンパイアだ』
「君も? 空梨さんもそうなの? でも、日中に外を歩いているし、
 そんなふうに見えない」
『そうだ。人間の世界の科学も進歩しているが、私たちの世界の科学も
 進歩している。今では太陽が出ているときに外を歩けるし、にんにくも
 食べられる。人間や動物の血を吸わなくてもカモメのトマトジュースが
 あれば十分なのだ』
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:36:41.44 ID:Kp+oB4MY0
「へぇ〜すごいんだね。普通ならいきなり告白されて、吸血鬼にされて
 こんなこと聞かされたら驚きそうなのに、何で普通なんだろう?」
『それは君がヴァンパイアになったからだ。ヴァンパイアが自分の存在に
 疑問を持つことはなくなった。しかし、永遠に一人で生きるのは辛く、
 大抵パートナーを見つけ一緒に暮らしている。今ではそのためだけに
 血を吸っている。そして、私は今日以前からの計画を実行した。
 登校中にぶつかったのは予定外だったが』
「ふーん」
『そういうわけで今夜から君の家に泊まりにいっていいか?』
「えっ」
『駄目なのか? 君は既に両親が亡くなっているので一人暮らしだ。
 なので問題はないはずだ。愛する人とともに暮らしたいと思うのは
 人間だけではないぞ』

その夜から彼女は家に泊まりに来た。その夜は保健体育の実技をするのではなく、
ヴァンパイアについて彼女から教えてもらっていたのだが、彼女は実は
ヴァンパイアのことをあまり知らないことが分かった。
他にも所謂人外がいるらしいが、彼女は知らなかった。「偉い人なら
しってるんじゃない?」。それで終わり。
分かったのは困ったときは地区のリーダーとカモメのトマトジュースということ。
トマトジュースを飲んでいれば死なないし、人間世界で永遠に生きるための手段は
確保されていて、リーダーに相談すればだいたい何とかなるらしい。
「何とかならなかったら?」と聞くと、『そんなことはないから大丈夫』と
彼女は返事をした。彼女は楽観的な考えをする人ということも分かった。
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:38:09.95 ID:Kp+oB4MY0
翌日から一緒に登校。彼女が手を繋いでくるので手を繋ぐ。
本当は恥ずかしくてやめたかったが、彼女が一度掴んだ手を離さない。
教室では何だこいつら、昨日の夕方から今朝までの間に何が起こったんだと
言う目で見られる。彼女がちゃんと説明してくれて、誤解は解け、
一応クラス(正確に言うと担任のせいで全校)公認のカップルとなった。
だからと言って、休み時間のたびにキスしてくれとか、抱きしめて欲しいと
言ったり、昼に偽装のための弁当を食べさせてくれるのはものすごく
恥ずかしいのでやめて欲しい。
しかし、それを言うと人のいないところでこう反論された。
『君の事をとても愛している。だから永遠にともに過ごしたいと思い、
君をヴァンパイアにした。いい加減な気持ちで君を愛していると言っているわけ
ではないし、ヴァンパイアにしたわけではない。それをちゃんと伝えたいのだ』

クラスメイトは次第にこのいちゃいちゃしている風景に慣れてきたようで、
あまり何も言わなくなった。一度「もうやったのか」と聞かれたことがあった。
僕は「してない」と答え、彼女は『毎日同じ食卓で食事をして、一緒に風呂に
入って、同じベッドで寝て、抱きしめあい、キスをするだけで十分だ』と答える。
この若さで同棲しつつ何もしていない状況にあきれられたが、そんなもんだ。
ヴァンパイアになったとき以来勃たないのだから。

卒業後は彼女と一緒に野菜作り。カモメに出荷するトマトやその他の野菜を
作っている。毎日一緒に畑に出て、夜はまったりいちゃいちゃの生活。
しかし、トマト祭りに対抗して出来たアンパン祭りは毎年絶対に見に行く。
何故か彼女が見たがるからだ。

こうして僕はトマトジュースとリーダーのおかげで細かいことは
分からないけれど彼女と幸せに暮らしている。

終わり。
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:48:29.33 ID:fS7cfc2T0
イイヨイイヨー
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:52:01.21 ID:4Ama5fQV0
すげえ
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 00:56:52.75 ID:eglXV7HHO
ほ。
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:02:41.04 ID:LjnntzCf0
こんなかんじ?

(いままで。ある程度貯まってからしますね。読みにくくてごめんなさい)
ttp://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0149.txt

次の瞬間、俺の視界は暗くなり彼女の胸でいっぱいになった。
彼女は俺の頭を抱きかかえる様に、優しく、強く抱きしめその頭をなででいた。
「すま…なかった…ね…」
視線を彼女に向けると、彼女の眼からは俺の目から流れ出る涙と同じ位、いやそれ以上の涙が溢れ出ていた。


/ここから新しい
母に抱かれる子供の様に俺は彼女の胸で嗚咽を漏らす。
頭を抱く彼女は、何も言うこともなくただただ頭を撫でてくれている。かなり
の時間そうしていた様にも思え、また短い時間のようにも感じられた。静寂を
打ち破ったのは彼女の方からであった。
「よく分からない…でも、君の事がこれほど愛おしく感じられたのは私にとっ
て嬉しい誤算だ。私は汚い人間なんだ。自分のことをまず一番に考える。君の
弱っているところを見逃さず、むしろ弱っているところを愛おしくさえ思う様
な人間なんだ。軽蔑をされたくはない。けれど、これが本当の気持ちだ。この
前伝えた言葉は本当の私の気持ちだし、その気持ちに変わりはない。いや、む
しろ強くなっている。だから、すまなかった。」
なぜこんなタイミングでそんなことを言い出すのか、理解できなかった。勝呂
さんは俺の一人語りに付き合ってくれているのだろうか。普段とはまた違った
口調で語った。
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:07:26.93 ID:LjnntzCf0
「本当は、もう一度お付き合いをお願いしようと思って今日は来たんだ。我な
がら…なんというか浅ましいとすら思えるな。でも、今日君の言葉を聞いたら
泥だらけで真綿に寝ころぶ自分の様を思い浮かべられた。私の好きな君を、私
のエゴで汚しては、私が悔やんでも悔やみきれないよ。本当に本当に、本当に
失礼した。」
平身低頭謝る彼女に何か言葉をかけなければ、と思う頭とは裏腹に玄関の扉は
閉まる。
彼女の言葉は俺の頭の中でうわずり、言葉は意味を無くし、ただ綺麗な音とし
てしか頭をよぎらなかった。体を離すと彼女は身支度を調え、玄関の扉を開け
た。
「これから、大学で会っても気にせず…いや、むしろ無視してくれて構わない。
私は君を傷つける様だ。邪魔をした。」
彼女は部屋を出て行く。追いかけた方が良いとは思う物の、追いかけられない。
残された俺は、今更ながら一人でこの部屋にいると
いうことを自覚しながら、まだ体調の戻らない我が身を呪い、呟やく。
「俺の駄目人間…」
窓は赤く染まり、日暮れを告げる。まるで帳が俺の頭に降りてきた様だった。


ここまでで一区切り。乱文失礼いたします。
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:10:54.43 ID:eglXV7HHO
ageる。
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:16:16.57 ID:q4Y8bsBd0
クールが告白→男は即OK
な流れには飽き飽きした!普通初めてあった人からいきなり告白されたらOKしないだろ!
自分だったらどうしていいか分からず混乱してその場から逃亡するわ!
そんでもって次の日からひきk(ry





とか言っている俺は所詮喪男か・・・('A`)
それはそうと>>94-98投下乙
リーダーはご都合主義の産物ジャマイカとか彼女が男に惚れた動機がわからん
とか多少不明確な部分はあるけど普通に良い。不明確な部分はサイドストーリーかなんかで語られる事を願う。
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:23:30.70 ID:ZVhvNGkdO
お前何様だよw
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:28:54.53 ID:mF4xFi3T0
>>106
こんばんは筑紫哲也です
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:30:53.22 ID:lxs7p4jhO
すごくいいんだけど、ツンデレにはやっぱ叶わないかねぇ…
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:31:38.00 ID:XDri4KZD0
リハビリ用お題pls
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:32:15.72 ID:YTgowlM0O
>>105
創作文芸じゃなく素人のネタスレなんだから
無理にリアリティは追求しなくてええでしょうと。
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:37:09.69 ID:LFfTjtmk0
>>110
どうせ喪男の方から来たヤツだろ?
わざわざ乙w
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:49:18.52 ID:YTgowlM0O
>>111
正解www
いや、俺文才ないからせめて擁護に回ろうかねとwww
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:52:56.18 ID:LFfTjtmk0
>>112
あれは>>105に言ったつもりだったんだがw
スマンかったwwww
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:56:33.24 ID:q4Y8bsBd0
>>110
ある程度リアリティが無いと感情移入しにくいわけで
無理に追求すると反対にリアリティが崩壊したり全体的につまらん文章になるけどさ
>>112
俺だって文才無いけどな。前スレ>>62-63書いたの俺だけど今見るとすっごい恥ずかしいwwww
>>109
素直クール娘が悪の秘密組織の構成員orトップ
男が一般人or悪の秘密組織と敵対する正義の味方の構成員(下っ端)
なんてのはどうだ!
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 01:56:47.82 ID:YTgowlM0O
>>113
うはww自爆かよ俺wwwww

('A`)素直にSS書いてみるか……
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 02:23:52.67 ID:mT42XLAg0
前に書いた針すなおはいきすぎの一途だったので少し柔らかい感じにしてみた、少し。
シチュが前スレの◆xea/FPnk0o氏の作品と被ってしまっているが許して欲しい。
タイトルは「足りなくなる」
http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0150.txt

もう一つ、女×女ものを投下
http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0151.txt

>>107
つくし(←なぜか変換できない)哲也、ってやろうとしたのに普通に変換できちゃったじゃないか。
筑紫さん、あんたにはがっかりだぜ。
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 02:24:36.63 ID:cwRzT2vY0
>>115
お前はやればできる子だ
118 ◆tvuTc2WdVE :2006/01/12(木) 02:36:47.56 ID:ZBPdLy3X0
>>105
http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0152.txt
新しいパターンこれしか思いつかなかった。許せ。
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 02:38:13.94 ID:ZBPdLy3X0
◆外し忘れた。許してくれぃ・・。
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 02:45:28.19 ID:LFfTjtmk0
>>118
グレーテル?
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 02:54:37.37 ID:ZBPdLy3X0
グレーテルってどういう意味ですか?
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 02:59:27.31 ID:ZBPdLy3X0
二つ誤字ありました_| ̄|○
そこまでして会いたがるのか→どうしてそこまでして会いたがるのか
女の人は去って言った→女の人は去って行った
に脳内変換ヨロシク
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 02:59:52.28 ID:LFfTjtmk0
>>121
前に「素直グレーテル」とかいう
不良系の娘のスレが立ってたwwww
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 03:32:25.93 ID:JSWwLO7u0
緊急保守
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 03:35:55.30 ID:mF4xFi3T0
>>124
はっ!!すまぬ。キミの腕の温もりがこんなに柔らかすぎるから、すっかり保守など忘れてしまった。
でもワタシも任された使命は果たす。やって見せよう、保守。
126 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/12(木) 03:49:24.52 ID:gyZMAauNO
リアル仕事、事情で続きモノ投下することになりました。

題名 春日お嬢様 第1話

http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0155.txt
127 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/12(木) 03:55:27.87 ID:gyZMAauNO
すまない、改行しわすれた箇所があった。
題名 春日お嬢様 第1話

http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0156.txt

やり直します。
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 04:16:59.59 ID:JSWwLO7u0
>>125
ボクはキミのためならいくらでも守ってあげるよ。それが…… ボクの幸せなんだ。

ボクール執筆中だがクール分が表現し辛い保守
12916:2006/01/12(木) 04:36:51.98 ID:mT42XLAg0
>>127
ナイスタイガーバーム!
そんなタイガーバームな娘がいたら俺は確実に惚れる。


そしてIDがau嫌い
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 05:02:14.01 ID:kP7JcDUIO
今沖田保守
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 05:17:21.32 ID:r62z2CgwO
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 05:43:09.80 ID:0/tvSN32O
☆彡
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 06:12:28.32 ID:YTgowlM0O
ほくーる
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 06:12:32.44 ID:ZrENcy7e0
寝る前に保守!
135保守空ネー ◆t0BCEF0uzI :2006/01/12(木) 06:27:40.25 ID:gyZMAauNO
裕「ねえ、空ネー。保守ってなに?」
姉「裕太、保守知らないのか?」
裕「うん」
姉「そうだな、保守というのは守ることだ」
裕「ま・も・る、の? 揉むんじゃないんだね」
姉「なんだ、裕太揉みたいのか?」
裕「えっ、あっ、揉みたくないっていったら嘘になるけど……」
姉「しょうがないヤツだな。――ほれ、好きなだけ揉んでいいぞ」
 もみもみもみもみ……
姉「ホントに君は牛の様な乳が好きだな」
 もみもみもむもみ……
姉「どう考えても、『まもる』と『もむ』は間違えないな。タケシロウも寝ているし」
 もみもみもむもみ……
姉「私も少し寝ようとするかな」
 もみもみもむもみ……
 もみもみもむもみ……
姉「裕太、後の保守は頼んだぞ」
裕「わかったよ、空ネー。揉むしゅは任せて」
 もみもみもむもみ……
 もみもみもむもみ……
姉「保守なのか、揉むしゅなのか、わからなくなってきたな」
 もみもみもむもみ……
 もみもみもむもみ……
裕「そんな揉むしゅ」
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 07:16:05.79 ID:fImX7qT60
保守保守保守
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 07:28:44.86 ID:mF4xFi3T0
……目覚ましが急になる。意識が覚めるほどに、その音が急速にイヤな刺激に変わる。
布団を惹けばそこはまだ夢。無限に広がる魅惑の世界。言うなればぬくぬくパラダイス。

むにゅ。

そうむにゅりと柔肌、餅みたいなマシュマロみたいな……

ぷるむにゅ。

そうこのぷるむにゅ。たまらない。柑橘系の香りがいつも学校で逢うあの娘を想い出させる。
むくむく立ち上がる下肢の分身も、そりゃいつも以上にご機嫌斜めッつーか直立不動ッつーか……。

ぷこりにゅむ。 『はぁン、ダメだよ……』

そうそう、こうやってオレを時たまエロい妄想へ引き摺り込んだり、
 『……ボクで興奮して、何回だってヌいたって構わないよ……』
ウンウン、こんな風にあんなマイクログラマーで迫るんだよな。表情に変化一つ無いのに……。
 『寝てようか、このまま。遅刻とかテストとかスッ飛ばして。二人だけの愛の世界に行こうか』
そうしようかな……、でも何でこの娘の夢、今日はこんなにリアルに感じるんだろう……。
 『寝ぼけてるな? やっぱり早起きは三文の得。昔の人はよく言ったものだ』
……………もしかして?
 『ようやく朝立ちだな。ボクをここまでぬらした罰は大きい。さぁ、贖って貰おうかな?』
どう見ても起きがけのHなボクッ娘クーのカウンターです。
本当にありがとうございました。
ウッッー!!
138ボクッ娘素クール:2006/01/12(木) 07:30:29.88 ID:mF4xFi3T0
電磁投射砲誤爆……orz
From>>137

To >>135
〜 もみのリレーを、つなごうwwww 〜

今日も、夜が明ける。
天空は、微かに青みがかった、文字通りの鈍色。
高く、低く、少し濁った甲高い声……。白鳥ってこう啼くんだ。
この地に引っ越してきてもう5年になる。この時期に白く煙る大地にも、もう大部馴れてきた。
雪かきだって、馴れたもの。それでも、ボクは未だ、大事にしていきたい想い出がある。
それは、『この感触だけは失いたくない』って噛み締めていきたい。今もそう感じる二つのこと。
一つ、新雪を踏みしめたときの新鮮な歓喜。そうあの瞬間の何とも言えない無邪気な感動。
もう一つ、それが『男』と初めて出逢ったときの想い。
ただ単純に好きだと心の奥からわき上がる、どうしようもない感触。
だから、
この未だ誰にも踏みつけられてない新雪みたいに、夜中に密かにキミの周りだけにまとわりつく。
そしてふんわりとキミを包み込みたい。

羽毛みたいに、ふわふわなボクを味わって欲しいたった一人の人、『男』……。
139ボクッ娘素クール:2006/01/12(木) 07:35:05.22 ID:mF4xFi3T0
ごめんよごめんよ。かぁちゃんくうきよめなくてごめんね。
本当は>>138>>137って続けるはずだったんだよ。お題もちゃんと付けて……。
でも無理だったんだよ。まつがって投下したんだよ。
ホントどうかしてるね。おかあちゃん……(TAT)。
吊ってきますノシ
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 07:52:26.69 ID:mF4xFi3T0
つ「保守のリレー」
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 07:53:46.58 ID:pjHbdUoC0
二番手わたりましたー
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:03:08.01 ID:pjHbdUoC0
そろそろ保守
つ バトン
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:20:31.85 ID:W8APDIr40
保守
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:33:20.17 ID:QrppviEn0
ほし貝柱
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:42:48.73 ID:mF4xFi3T0
このままだと高度が落ちすぎだ……。
行かん、男、Hosyuしてくれ。
コッチはオートリモートで手一杯だ!!
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:46:46.07 ID:JSWwLO7u0
カカオきたwww
こんな時間に保守無理だからwwwwww

>>57
義真最大の敵は味方なんじゃないかと思い始めた俺ガイルw
二重鉤括弧の閉じ括弧が鉤括弧となっている部分がありました

>>83
受難というか当然というか、期待通りの展開にw
コンテストという点が気になりますw
文字が詰まっそうな場所は段落入れた方がいいかな
一行が短いからあまり気にする必要はなさそうだけど

>>92
三作とも違う作品で楽しめました
ライトファンタジー風で来るとは予想してなかったなぁw

>>102
ここで安易に付き合う展開にしなかった点に好感が持てます
どのように収束させるのか楽しみです

>>128
相変わらずのテンション最高ですw
読み辛そうと思ってましたが一気に読めましたw

段落入れないなら改行できるところをしっかり改行して読み易くするといいかと
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:50:58.86 ID:JSWwLO7u0
300超え気持ち保守
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:58:23.97 ID:31vXTYUTO
ほしゅ
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 08:58:51.64 ID:mF4xFi3T0
上昇しろ!!
保守!!
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:05:02.12 ID:31vXTYUTO
ほっしゅん
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:05:28.10 ID:jWkJkgGA0
ho
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:09:20.77 ID:jWkJkgGA0
ho
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:13:21.33 ID:DhZ/4L4nO
クー、この戦いが終わったら、結婚しよう。
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:16:24.22 ID:31vXTYUTO
ほしゅ
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:22:49.97 ID:NvBxO33N0
ちょwwwww乱立wwwwwwww

ほしゅ
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:25:28.78 ID:OzpZ2c6h0
学校行く前にage保守
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:28:37.27 ID:cs23z3ybO
350ぐらいカカオがあるな……
よくもまあ、こんな時間に
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:29:57.68 ID:NvBxO33N0
他の素直スレは全部落ちてるな…
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:32:38.38 ID:31vXTYUTO
ってかもう一回落としちゃった方が
いいんじゃないか?
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:38:24.36 ID:NvBxO33N0
それも無きにしも非ずによりけり…
だ が し か し!

ほしゅ
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:43:17.57 ID:NvBxO33N0
あぶらage
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:51:11.48 ID:eglXV7HHO
保守。
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:51:42.67 ID:cs23z3ybO
保守
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:57:05.95 ID:cs23z3ybO
保守

数分で下がるな
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 09:59:48.03 ID:cs23z3ybO
こういう時は、こんなやつがいるからな……


【新ジャンル】カカオクール
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1137027455/

どんなんだよ
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:10:18.96 ID:RWt3542G0
すごい勢いだな。早めで保守。
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:13:08.38 ID:cs23z3ybO
喧嘩売られたな


【君が】素直クールなカカオ【ほしい】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1137027795/
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:19:53.95 ID:7rYtWcrv0
hosyu
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:21:31.92 ID:cs23z3ybO
保守
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:29:35.87 ID:9XS+jQyeO
保守ール
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:35:01.36 ID:RWt3542G0
よーし感想だ。保守にもなるかな。

>>83
話のテンポ、展開、ともにいいですね。
一行がすごく長くなる場合は適度に改行したほうが読みやすいと思います。
個人的にすごく楽しみにしてるので続きをwwwwww

>>94-98
さくりと読めて内容的にも楽しかったです。

お題を元にひらめいた話で、お題自体に縛られていない印象。
この話を元に、膨らませた続き物とか読んでみたいと思いました。


>>116
「足りなくなる」
同様のシチュエーションでも、書き手が異なるとこれだけ違うのかと
ちょっと感心しました。自分の書いたほうは生々しすぎる感もあるのでw
創作の物語としてはこちらの方が綺麗だなぁと感じました。
こういう感じの「男」ってあんまり設定みないですが、いいですね。

全て1行ずつ空白行をいれた改行だと、文章の構成がわかりにくいため
とっつきにくくなる感じがします。せっかく内容がいい感じでもこれだと損するかも。
やっぱり短編も楽しいわw

女×女
こういうドタバタモノは書きたいのですがなかなかできず…。
元来そっち系の人なのに。いい感じでした。
文章構成は上に書いたとおり。改行とかで損してると思います。ガンバッテ。
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:37:39.29 ID:wdGDLm9IO
保守
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:39:47.10 ID:cs23z3ybO
保守
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:40:06.76 ID:DaehfJKg0
ほしゅ
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:40:25.32 ID:DaehfJKg0
保守
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:41:03.53 ID:DaehfJKg0
ほっしゅ
クール
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 10:46:03.66 ID:RWt3542G0
>>118
果敢なチャレンジ乙。
これを基準にどうやって話が展開していくのか、と期待してみてます。
続き希望。

>>127
爆破で書くといいつつタイガーバームも出ててワロスwwwwwww
自分もいろいろ考えたけど、この発想はなかったです。
無茶させる作風もこれだと生きる、といっていいのだろうかw

改行が…意図したものかもしれませんが、どうしても読みにくいですね。
もったいない。


揉みリレーに関してはアレだ。まぁ好きだよな。うん。揉んどけ。といっておく。
いやむしろ自分も揉む。裕太は揉みすぎ。揉みしゅってなんだよwwwww


とりあえずカカオは収束したのかな?
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 11:00:55.55 ID:cs23z3ybO
保守
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 11:08:12.14 ID:cs23z3ybO
190から減らんな、カカオ……
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 11:09:51.30 ID:eglXV7HHO
保守。
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 11:23:50.05 ID:cs23z3ybO
保守
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 11:45:27.12 ID:cs23z3ybO
保守
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 11:47:07.69 ID:Poxo8mmuO
☆ゅ
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 12:01:32.02 ID:0/tvSN32O
☆彡
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 12:16:56.35 ID:ZBPdLy3X0
ほしゅ
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 12:27:46.17 ID:cs23z3ybO
保守
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 12:27:52.63 ID:9XS+jQyeO
保守
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 12:36:02.23 ID:cs23z3ybO
保守
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 12:58:16.94 ID:RWt3542G0
保守
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 12:58:18.25 ID:4VGyzQ8Q0
だがほす
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 13:04:26.83 ID:cs23z3ybO
……まったく
わからないのにやるなと

今から俺が素直クールの練習をする
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1137038090/
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 13:05:13.02 ID:DxXwZszP0
>>1
う〜んよくわからんが
漫画で言うと
アゴゲンの月形みたいなやつか?
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 13:23:27.71 ID:cs23z3ybO
保守
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 13:40:58.21 ID:0/tvSN32O
☆彡
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 13:58:26.77 ID:9XS+jQyeO
保守ール
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 14:22:54.07 ID:mF4xFi3T0
保ちたいのだ、ワタシの変わらぬ愛を。
守りたいのだ、男と共に過ごす愛の巣を。
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 14:25:01.54 ID:Kp+oB4MY0
>>105
「楽観的で実は物を知らない素直クール」ということで
作中の空梨さんが知らないことはある程度省略してみた。
登校中の接触、クラスメイトの前での告白、アンパンなど
お約束的なものを入れてみたが、動機の部分が甘かったと反省している。
次の次辺りでは、もう少し動機がしっかりとしたものを書きたい。
この三部作で不明確な(不明確にした)部分については後日談的に
書けたらいいなぁと思うが、それは素直クールと絡ませて書けそうにない予感。

>>146
完全に続き物でないので、それぞれで作風を変えてみたつもり。
CPU→窓→UNIX 天寿をまっとう→若くして死す→永遠に生きる
最初から勃たない→勃つ勃たないは問題でない→途中から勃たなくなる
と名前、状態、終わりもいじってみた。

>>171
お題ではないけれど、性描写のない素直クールの話が前々スレ辺りで
ちょっと出て、それでひらめいた。やりまくる=サキュバス→逆を出せば!
という感じで。

別のものを書いている途中に思いつき、3つ書いたんですが
ここから膨らませるクオリティが自分にはないと思われ。
特異なシチュとそのバリエーションは思いついても、
そこからうまく引っ張れない。
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 14:34:46.37 ID:cs23z3ybO
保守
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 14:51:37.24 ID:kP7JcDUIO
学校から保守
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 15:02:56.91 ID:q4Y8bsBd0
ハッシュ
必修
腐臭
変種
保守
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 15:06:12.67 ID:XE60ROuG0
保守
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 15:23:49.74 ID:F5Spd9iF0
保守祭り。
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 15:36:49.18 ID:0/tvSN32O
☆彡
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 15:48:55.02 ID:gguWh2uS0
ho
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 16:11:26.24 ID:/msKVpW20
hosyu
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 16:16:51.42 ID:cs23z3ybO
保守
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 16:36:06.12 ID:ZBPdLy3X0
208たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2006/01/12(木) 16:48:48.77 ID:j3tUy9Ja0
(´w`)何か投下してもいい?
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 16:54:45.64 ID:eglXV7HHO
保守。
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 16:56:34.84 ID:Y4ehkROM0
age
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:15:04.25 ID:gyZMAauNO
>>208
ヨロ
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:21:47.47 ID:Y4ehkROM0
保守
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:28:47.81 ID:wdGDLm9IO
保守
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:34:42.27 ID:Y4ehkROM0
保守
215たわごと@PC ◆D3gHWrXzZ6 :2006/01/12(木) 17:40:20.48 ID:j3tUy9Ja0
(´w`)「たのも〜」
新年が始まり、弓道場の前で僕は大声を上げた。
しばらくして、ゆっくりと入り口の扉が開く。そこから顔を出したのは…
部長「なんだ、(´w`)か」
僕の彼女でもある弓道部の部長だった。
(´w`)「なんだとはなんだ」
部長「やけにでかい声がするものだから、ヴァンダレイ・シウバが来たかと思ったじゃないか」
いつものことだが部長はどっか抜けている。
一つ年上の生真面目な弓道部の部長で、黒髪の長いポニーテール、整ったプロポーション、
綺麗なスタイル、透明感のある声と、非の打ち所の無い人の は ず なんだが…
(´w`)「シウバなんて来るわけ無いでしょ」
部長「ふむ、まあいい。シウバが来たってサインをねだるぐらいしかすることなど無い。
しかし(´w`)ならいろんなことが出来るからな」
(´w`)「部長、何か企んでますね?」
部長「とにかく入れ」
中に入ると、誰も居ない板張りの道場と、しっかり整えて置かれている弓と…
(;´w`)「布団!!??」
部長「ああ。お前と私がこれから使うものだ。…何処から持ってきたかなど聞くなよ?」
そう言って袴の帯を緩める部長。
(;´w`)「あ…部長」
部長「ん?着たままでしたいのか?」
(*´w`)「はひ」
新年早々、僕ら何やってんだかねえ…
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:47:58.07 ID:eglXV7HHO
保守。
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:48:20.61 ID:ZVhvNGkdO
素直ク―ルの小説サイトとか四コマ漫画サイトって他にないかな?
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:51:19.48 ID:lEw4dtu00
↓ココ埋めてください↓
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/pure/1136966197/l50
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 17:51:28.63 ID:YTgowlM0O
一般的にはまだメジャーじゃないから厳しいかもね。
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:00:00.38 ID:cs23z3ybO
キャラ単体で見るなら、素直クールもあるんだろうけどな
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:08:20.96 ID:Y4ehkROM0
保守
222イエローの人:2006/01/12(木) 18:18:09.11 ID:Sn0OZ3qW0
短編が出来たので、5レスほどお借りさせてもらいます。
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:18:49.43 ID:ZVhvNGkdO
>>219
>>220
そうか…キャラ単体で何かサイトしってる?
しってたら是非教えてほしい
224月まで届け、不死の煙 1/6:2006/01/12(木) 18:19:18.18 ID:Sn0OZ3qW0
高く、高く、高く舞い上がれ―――
濃紺の空を割って、星空を通り過ぎて―――
俺たちの望みを持って―――
煙よ―――死ぬことを知らぬ煙よ―――
あの月へと、俺たちの思いを、望みを持って、向かっていけ―――
届けろ、月の民へと、それを届けるんだ―――
225月まで届け、不死の煙 2/6:2006/01/12(木) 18:19:42.86 ID:Sn0OZ3qW0
俺が鞄を担いで昇降口を出ようとしたときには、既に辺りは夕闇に染まりつつあった。
「ったく・・・あの馬鹿ナスめ、何で俺だけ宿題の量が二倍なんだよ・・・」
一人ごちながら、下駄箱にサンダルを入れて靴を取り出す。馬鹿ナスとは茄子みたいに長い顔が特徴の憎たらしい担任のこと。
少し前に行われた学力テストの点数がちいとばかし他人より悪かっただけでこの仕打ちだ。
しかも数多く存在するであろう同じ境遇の者の中で、俺だけ宿題が二倍。
そして3時間にも及ぶ説教のおまけ付き。これさえなければ、俺も三時くらいで帰れたものを。
俺はそんな燻った思いを抱きながら、明るい校舎を出て空っ風が吹く暗闇へと足を踏み入れた。

ざり、ざり、ざりと砂利の群れをを踏みしめ、時にはそれを蹴散らしながら、歩く。
燻る思いは黒煙を噴出し続け、満たされては呼吸困難に陥りそうになる。苦しくも何とも無いのに、咳が出そうになる。
「クソッ!」
だから唐突に、無意識に、こんな悪態が咳の変わりに口から出てきてしまうのだろう。自分の悪い癖だ。
成績が悪いのも、こんな惨めな気持ちに囚われるのも、全部自分のせいなのに。
いつしか足元から砂利が消える。
コンクリートで舗装された地面の感触が、足の裏から伝わってくる。
顔を下に向けていたので気付かなかったが、俺は何時の間にか校門の目の前に居た。
「遅かったじゃないか」
その校門の前に、見覚えのある影が、闇に紛れながらも確固として存在していた。
「・・・ご丁寧に待っててくれたのか、クー」
クー。俺の幼馴染なのだが、漫画やアニメに出てくるような幼馴染のイメージと全くかけ離れた彼女。
「ああ、風が吹き付けてきて寒かった。暖めてくれないか?」
「後でな」
いつもクーはこの調子だ。恥じらいも何も無く恥ずかしい台詞を言ってきやがる。
お陰でスルーの仕方を覚えてしまった。幸なのか、不幸なのか。
226月まで届け、不死の煙 3/6:2006/01/12(木) 18:20:16.06 ID:Sn0OZ3qW0
「・・・その様子だと、また担任に絞られたようだな」
「生気を七割くらい持っていかれたよ・・・」
他愛も無い会話を続けながら、俺とクーは肩を並べて家路である歩道を歩いていた。
すぐ横で自動車やバイクがけたたましいエンジン音を鳴らしながら俺たちの隣を走り去って行く。
そんな様子を見て、「狭い日本、そんなに急いでどこに行く?」と言う皮肉があったなぁ、などと会話の最中で思ってしまう。
「君はやれば出来る体質なんだから、少しは勉強したら如何だ?」
「『やればできる』と『やらないとできない』は同じ意味だろ」
「・・・」
話題は俺の学力の事と移る。クーのお節介は煩いが、有難いと思うときもある。
まぁ、今彼女が発しているお節介は煩い部類に入っているのだが。
聞く不利をしながら聞き流している途中、俺はある物に目が行った。
「だから、君はちゃんと勉強すれば、いずれは夢が容易く―――」
「おい、見ろよクー」
彼女の会話を途中で遮る。突然の遮断に少し不服そうな目を俺に向けるが、それも一瞬。
すぐに俺の指差す方向へと顔を向けた。
「・・・あ」
「ああ、どうやら・・・あの丘に何かが建つようだな」

思い出の丘だ。
俺とクーがまだ子供の頃によくあそこで遊んでいたものだ。
いつしか俺らは小学校の高学年となり、二人で遊ぶ事はあれど丘に行く事は少なくなり、ついには無くなってしまった。
それからつい先ほど、つまり今の今までその存在を忘れていたのだが・・・どうやら頭はまだ覚えていたらしい。
闇夜の中丘の上に建っているシートをかぶせられた鉄骨の存在にすぐに気付いたのだから。
「・・・よく、俺らはあそこで遊んだな・・・」
「何になるかは分からないが、寂しいものだ・・・もう一度、君と一緒に丘の先へと行こうと思っていたのだが」
クーが嘆息する。闇の中で白く輝く息はすぐに霧散し、溶けてゆく。
「覚えているか?君が、丘から見える月へ合図を何度も何度も送っていた事」
懐かしい思い出を、クーは現実へと引っ張ってきてくれる。
「・・・覚えてるさ、俺は・・・あの頃も馬鹿だったからな」
227月まで届け、不死の煙 4/6:2006/01/12(木) 18:20:47.16 ID:Sn0OZ3qW0
「なにをやっているんだ?」
「つきにあいずをおくっているんだよ!」
丘の先っぽ。大きな大きな月が、俺らを見据えている。
「あいず?」
「そうだよ、こうやって、ひをたいて、けむりをおこしてさ」
闇の中、光々と炎が灯っている。落ちていた新聞紙や枯れ木を集めて、親からくすねたライターを使って灯した火。
「ほら、つきにはうさぎさんががすんでるでしょ?だから、ぼくはこうやって、へんじしてくれるようあいずしているんだ!」
「ほう、そうなのか」
もくもくと煙が立ち昇る。この煙が月への合図になると、俺は信じていた。
「うさぎさんだけじゃないよ。いすにすわっているおばあさんとか、おおかみさんとか、いろいろなものがすんでいるんだって!」
「へぇ、それはきょうみぶかいな」
この頃から、クーはこの調子だったな。
「だから、ぼくらがいることをつたえているんだよ。このけむりでさ」
「のろし、というらしいな」
月には煙は届かない。途中で空気が薄くなる。その前に霧散してしまう。
「へー、のろしっていうんだ!クーちゃん、ものしりだね!」
「あたりまえだ、きみはわたしのはんりょとなるそんざいなんだ、それをささえるのもわたしのやくめだ」
「はんりょ?そんざい?それっておいしいの?」
「・・・あとでいみをおしえてあげよう、きみはさぎょうにじゅうじしてくれ」
「うん、わかった!」
俺はいつも、この丘に来るたびに月へ届かぬ合図を送っていた。
だが、進級し、小学校中学年に差し掛かったとき、俺達は現実を教えられた。
月と言うものは宇宙にあって、宇宙には空気がない事。
空気が無くては、ものは燃えない事。
ものが燃えなくては、煙は立たない事。
それから、丘に行く事は激減した。
俺自身も、クーも、丘に行こうと言わなくなった。
228月まで届け、不死の煙 5/6:2006/01/12(木) 18:21:29.67 ID:Sn0OZ3qW0
「懐かしいなオイ・・・」
思い出へと浸る中、俺は空を見上げた。
あの時と外観を変えず、月がそこに居座っていた。
「・・・」
クーも無言で、月を見上げていた。
月は淡く、それでも力強く、闇夜を厳かに照らしている。
「・・・おい、クー」
「何だ?」
「丘、行かないか?」
自然と、俺の口がそう言っていた。
クーの目が、僅かに見開かれる。
「行くって、どうやって・・・」
「忍び込めばいいじゃないか、爆破テロではないがな・・・」
「・・・」
クーの手をぐいと引く。
珍しく、クーは驚いたように身を縮める。
が、すぐに本来の調子を取り戻すと、
「ああ」
と微笑して頷いた。

「・・・ふぃー」
幸い、工事現場には誰も居なかった。
「そういえば、火をつけるものは持っているのか?」
「煙草用のライターはちゃんと持ち歩いております」
「まだ煙草を吸っているのか・・・若いうちの煙草はいずれ劇毒となるぞ」
「ちょっとしか吸ってないからいいんだよ・・・っと」
がさがさと枯れ木の枝を集め、まばらに敷き詰める。
その上に使わなくなったルーズリーフを乗せて、俺はゆっくりと火をつけた。
229月まで届け、不死の煙 6/6:2006/01/12(木) 18:22:50.51 ID:Sn0OZ3qW0
「お、燃える燃える」
「暖かいな・・・」
丘の先っぽ。大きな大きな月が、俺らを見据えている。
「うん・・・煙はまっすぐ昇っているな」
「げほ・・・」
闇の中、光々と炎が灯っている。落ちていた新聞紙や枯れ木を集めて、親からくすねたライターを使って灯した火。
「今日見えるのは・・・また餅つきするウサギか、いいかげん婆さんのほうも顔だせってんだ」
「・・・私には、老婆が居るように見えるのだが」
もくもくと煙が立ち昇る。この煙が月への合図になると、俺は信じている。
「でも狼だけは、まだ見たくないんだよな・・・っと、消えちまう消えちまう」
「大丈夫だ、紙や木は余剰している」
ああ、今もクーはあの調子だ。
「気づくかねぇ、月の皆様方は」
「気付くだろう、こうまでして伝えているんだ」
月には煙は届かない。途中で空気が薄くなる。その前に霧散してしまう―――だが、それがどうした。
きらり。
「・・・流れ星、だと?」
「気付いてくれたんだな、そして、返事を返してくれた。無駄じゃなかったんだ」
「・・・」
「クー?」
「流れ星が現れている間に三回願い事をするとその願いが叶う、だったな。すまない、二回までしか出来なかった」
「・・・義務じゃないんだから」
「だが、私が望んだのは『君と何時までも一緒に居られるように』だったんだぞ?」
クーの表情は焦燥しきっている。無駄な事で、こいつは弱い。
俺はそんな彼女に笑いかけて、言った。
「・・・望まなくても、嫌でも傍にいてやるよ」
届けよ、この思いを。この願いを。
聖火から発した煙に乗せて、月へと。

月まで届け、不死の煙。
230イエローの人:2006/01/12(木) 18:24:23.64 ID:Sn0OZ3qW0
ご清聴、ありがとう御座いました。

久しぶりに短編書きました。
感想、批評どんとこいです。
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:25:11.49 ID:ZVhvNGkdO
>>230
GJ!!!!
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:31:42.84 ID:eglXV7HHO
ほ。
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:38:42.85 ID:W8APDIr40
し。
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:40:20.88 ID:kirfOnjU0
ゅ。
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 18:51:09.77 ID:swdIu15/0
う。
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:10:45.41 ID:dLsCcSVt0
じ。
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:14:39.12 ID:R6KNKOecO
月まで届け不死の煙って



東方?
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:16:50.95 ID:NvBxO33N0
>>237
東方無敗のことか?
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:20:02.72 ID:4Ama5fQV0
吸血クゥ、投下します。
240吸血クゥ 1/3:2006/01/12(木) 19:20:29.66 ID:4Ama5fQV0
話の発端は約1ヶ月前まで遡る。
僕は当時委員長だったクゥに告白したのだ。
クゥは、君は変わり者だな、と笑い、私でいいのなら、と承諾してくれた。

そして、1ヶ月たった今日、クゥの家に呼ばれ、この1ヶ月僕と一緒にいて楽しかったこと、
どうやらクゥも僕のことが好きになったようだ、ということを言われた。
僕は小躍りして喜んだのだが、クゥの話はそこで終わらなかった。

クゥ「ただし、君は私のことについてもう少し知って欲しい。それを聞いたら君は私のことが好きではなくなるかもしれない。
   私としてもそれは残念なことだが、君は知らなくてはこの先私とやってはいけないだろうから。」

その時僕は病気か何かかな?と軽く思っていたのだが、次の瞬間、僕の世界がひっくり返りかねない事を言われた。
まああっさりひっくり返ったのだが。

クゥ「私はね───君の世界で言う、いわゆる、吸血鬼なんだよ。」
クゥ「それでも、それでもいいというのなら、私は君の事を守り、愛すると誓おう。」
クゥ「だが───このことを知って普通でいられる人間は多くはない。大抵は逃げ出す。君は、どうなのかな?」

そう言って。クゥは、とても、寂しそうな顔をした。
クゥがこんな顔をしているのを見るのは、初めてのことだ。僕は、それがとても悲しかった。

僕「───関係ないよ。」
クゥ「・・・・・・え?」
僕「クゥが何だろうが───僕には関係ない。クゥはクゥだ。」
クゥ「・・・・・・そうか。」
僕「確かに、少し・・・いや、すごくびっくりしたけど、この1ヶ月間、何の問題もなかったし」
クゥ「それは違う。『一ヶ月間』だったから、何の問題もなかったんだ。」
僕「え・・・?どういう、こと?」
クゥ「私たちはだいたい一ヶ月に一度は人の血を吸わないと生きていけないんだ。」
クゥ「だから、私と付き合うということは、一ヶ月に一度、血を吸われるということだ。」
241吸血クゥ 2/3:2006/01/12(木) 19:20:45.19 ID:4Ama5fQV0
え?なにそれ?

僕「ちょ、ちょっと・・・それって、もしかして、僕の血をクゥが吸う、って、こと?」
クゥ「そういうことだ。このことを知って私たちと付き合おう、という人間は皆無に等しい。」

そりゃあそうだろう。自分の血を相手に渡してまで付き合う物好きなどそうはいない。

クゥ「・・・・・・」

クゥは黙ってしまった。僕の返事を待っているのだろうか?
部屋の中になんともいえない空気が漂っている。
僕だって血を吸われるなんて、いやだ。
でも───僕は、僕は───クゥのことが好きなんだ。
そのことを言えばいいのに、言えば全部丸く収まるのに、僕は言えない。
言おうとしても、喉の奥から言葉が出てこない。
ただ、時間が過ぎていくだけだ。

クゥ「・・・・・・・・・・・・そうか。」

そうか、って?

クゥ「やはり───受け入れては、もらえないか。」
クゥ「予想はしていたのにな───拒絶など。」
クゥ「だが───君と付き合うにつれ、希望を持ってしまった。」
クゥ「この人なら───私のことを受け入れてくれるかもしれない、と。」
クゥ「今日、ここで聞いたことは忘れてくれ。君が生きていくのには必要のない知識だ。」
クゥ「僅か一ヶ月の間だったが、とても楽しかった。それだけで、もう十分だ。」
242吸血クゥ 3/3:2006/01/12(木) 19:21:19.34 ID:4Ama5fQV0
違う!僕はクゥのことが嫌いなんかじゃない!それに───十分でもない!僕はクゥとまだ一緒にいたい!

僕「クゥ!」
僕「クゥ、僕は、君のことが好きだ!」

クゥは顔をこちらに向けている。その、何時もまっすぐに前を見ていたその目には、光るものがあった。

僕「君と一緒にいられるのなら、血を吸われてもかまわない!」
僕「そんなことは、きっと、たいした問題じゃない!」
僕「だから、だから───そんな顔をしないでくれ。クゥはもっと強い人間だったじゃないか!」

一気に言い終えた。僕の、思いを。

クゥ「ほんとに、いいのか?」
僕「ああ、僕はかまわない。」
クゥ「月に一度私に血を吸われるんだぞ?」
僕「いいさ。多分、どうにかなるだろうから。だから、いつものクゥに戻ってくれ。君が泣いているところは見たくない。」
クゥ「え?ああ、これはたぶんうれし泣き、という奴だな。」

そう言って、クゥはとてもうれしそうな顔をした。

クゥ「だが、君が見たくないというなら涙を拭おう。」
僕「え?ちょ、ちょっと、だからって僕の服で拭かなくてもいいじゃないか。」

クゥはそのまま僕のほうにもたれかかってくる。クゥって、思ったより軽いんだな・・・風で飛ばされるんじゃないか?と思っていたその時。

クゥ「それじゃあ、早速と言っては何だが、味見をさせてもらってもいいか?」
僕「お手柔らかにお願いします・・・」

このとき、まだ僕は血を吸われる恐怖を知らなかった──
243吸血クゥ:2006/01/12(木) 19:21:51.47 ID:4Ama5fQV0
以上。ちょっと書き方を変えてみたつもり。
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:23:38.66 ID:NvBxO33N0
238だが間違えた

東 方 不 敗 だ っ た な _○/|_
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:25:50.57 ID:ZVhvNGkdO
>>243
早く続きを読ましてくれえぇ!!ツボだよツボ
246陸海空の人 ◆ForcepOuXA :2006/01/12(木) 19:40:09.36 ID:JSWwLO7u0
投下予定がなければ5分後くらいに3+1レス分投下
前作『銀世界』の続編になります
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:42:37.82 ID:4Ama5fQV0
>>245
メインでやってるのが終わったら続くかも
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:43:55.70 ID:F5Spd9iF0
>>247
俺からも是非頼む。
これは久しぶりにキタわ。
249銀世界 -II- 1/3 ◆ForcepOuXA :2006/01/12(木) 19:45:07.47 ID:JSWwLO7u0
「さて、ここからが問題だ……」
放課後の廊下。生徒の騒ぎ声がこだまする校舎の中で、壁に背を張り付ける。
左手には階段、右手には廊下。首を伸ばすように通路を伺う。
「よし、誰もいないな」
「いないようだね」
足元から聞こえる抑揚のない声にただ頷き、廊下を横切ろうと──
「ところで、こんな場所で何してるの?」

慌てて振り向くと、座り込んでこちらを見つめる少女が一人。
騒動の発端。無敵の不思議系、クーがいた。
「なっ…… 誰のおかげで俺がこんな羽目になったのか分かってるのか!?」
「もしかしてボクのせい?」
心当たりがないとでも言いたげに、涼しげな表情のまま首を傾げる。
我が道を突き進むクーには、間接的に指摘しても意味がない事を知った。

「俺が口止めしたにも関わらず、クラスに全員揃ってる状態で告白してきたのはお前だ」
「放課後まで待ってたら誰かに先越されちゃうかもしれないでしょ?」
涼しげな表情は一切変えず、淀みなく言い切る。
「とにかく、連中に見付かったら只じゃ済まないんだ。こんな所で──」
「理由は分からなかったんだけど、助けようと思って鍵借りてきたよ。付いて来て」
鍵の付いた木札を揺らし軽く微笑む。
くるりと反転すると階段を昇っていく。今気付いたが、肩には大き目のバッグ。
逃げ込む場所の当てなんて思い付かないので、仕方なく付いてゆく事にした。

クーはリズミカルな足音を立てながら階段を昇る。
時折後を振り向いては付いてくる事を確認し、微かに目を細める。
少し前まではこんな雰囲気でクーと話すようになるとは思わなかった。
誰とでも気軽に会話するクー。よく笑うが、何を考えているのか分からない冷静な表情。
容姿だけ見れば、どこにでもいそうなちょっと可愛い女の子。
どことなくセンスのずれた不思議な言動。とてもユニークだ。
250銀世界 -II- 2/3 >>249 ◆ForcepOuXA :2006/01/12(木) 19:45:29.52 ID:JSWwLO7u0
そんなことを考えながら階段を昇って行くと、屋上に続く扉の前でクーが鍵を開けていた。
「屋上に上がる許可なんて誰に取ったんだよ」
「ん? 誰にも言ってないよ」
「なっ、それじゃどうして鍵なんか持ってるんだ!?」
「無断で借りてきた」
そう言うと扉を開き、腕を絡めて引っ張る。
「気にしない気にしない。早くしないと見付かるよ」

屋上は先日の積雪の名残で一面の銀世界になっていた。
こんな時期に屋上を使おうとする者はいないので、誰にも荒らされていない雪。
それが公園での一件を思い浮かべさせる。
「うわ、冷た〜い」
くるぶしまで埋まった足を引き抜くと雪を払う。
「そりゃ雪だし……」
「この間もこんな雪景色だったよね」
クーは振り向いてにっこりと微笑む。

同じ事を考えていた事に気恥ずかしさを覚え、顔が紅くなるのを感じる。
「キミって結構照れ屋なんだね。ちょっと得した気分」
そう言ってバッグからレジャーシートを取り出し足元に広げる。
「何が得なんだか理解できねぇって」
「だって他の人はそんなこと知らないと思うよ?」
軽く微笑むと、少し大きめの座布団を手渡してくる。
「はい、そこに座って」

確かに立っているのもおかしいので、レジャーシートの上に座布団を敷き、座る。
「準備がいいな。普通、座布団とかレジャーシートなんて学校に持って来ないだろ」
「そう? 屋上では必需品だと思うけど」
「前提が間違ってる。この学校じゃ、まともな生徒は屋上に縁がない」
クーは、えへへ〜とでも言い出しそうな表情で頭を掻く。
251銀世界 -II- 3/3 >>250 ◆ForcepOuXA :2006/01/12(木) 19:45:53.70 ID:JSWwLO7u0
「もう少し場所詰めて。ボクが座れない」
場所を詰めろと言われても、レジャーシートは大きく、空いている場所はたくさんある。
「お座布団は1つしかないの。それともシートの上に座らせるつもり?」
その台詞に、慌てて座布団の端に寄る。空いた場所に腰かけるとクーは腕を絡ませてくる。
「そんなくっついてくる事ないだろ……」
照れ隠しにぶっきらぼうな口調で言い放つ。勿論顔はクーの反対側に向けている。
「二人用じゃないから無理。──そうそう、寒いでしょ。飲み物もあるよ」
そう言うとバッグの中から缶紅茶を取り出し、プルトップを引き開ける。
「はい、熱いから気を付けて」
手渡された紅茶は少し冷めていたものの、まだまだ素手で持つには熱いくらいだ。

相変わらずの感情を読めない表情。じっと見詰められると気恥ずかしくなる。
そんな感情を振り払うように缶紅茶を傾ける。少し熱いが何とか飲める。
うんうん、と頭を上下させるクー。
「落ち着いたところで返事が欲しいんだけど、ボクの事は好き?」
唐突にかけられた台詞に、飲んでいた紅茶を噴き出しそうになった。
クーはこぼさないように紅茶を受け取ると、心配そうに顔を覗き込んでくる。
「大丈夫?」
「何とか大丈夫…… 突然言われたからむせただけ」
「ボクはキミのことが好き。でも、キミが他に誰か好きなら今回は諦める……」
紅茶の缶を指でもてあそびながら、うつむきつつ呟く。
そんな仕草がとても可愛らしくて、普段の何となく冷静な印象とのギャップに戸惑ってしまう。

「クーのこと、す……好きだけど、彼女とか恋人っていう関係がいまいち分からないんだ」
手に持った紅茶を傾け、喉に流し込むクー。一息ついてこちらを振り向くと抱き付いてくる。
熟した果実のように柔らかく、暖かな唇が静かに重ねられる。
突然の出来事に硬直する俺から身体を離すと、にこやかに笑う。
「ボクも初めてだからよく分からないけど、こういうことだと思うよ?」
混乱したまま雪景色を背にしたクーを見詰める。クーは紅茶の缶に口を付けながら微笑む。
白銀の世界でのファーストキスはレモンティーの味がした。
252陸海空の人 ◆ForcepOuXA :2006/01/12(木) 19:46:12.04 ID:JSWwLO7u0
ボクール挑戦第三弾。今回は前作『銀世界』の続きにしてみました
出来る限りのことはしてみましたが、短編は難しいです。長編向きなんだとつくづく実感
これからもボクールには挑戦し続けますが、ゆっくり自分のペースで書こうと思います
切り刻むような指摘お待ちしています

今回の投下は以上です
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:49:34.83 ID:swdIu15/0
ぐっじょぶ!
254♯teil:2006/01/12(木) 19:50:45.18 ID:ZBPdLy3X0
>>177
続きΣ(゚Д゚ )≡( ゚Д゚)!?
短編に発展デスカー!?ガンバリマス・・・+遅レスゴメン

>>247
GodJob。俺には出来ない神業。
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:56:52.89 ID:ARiIe1FL0
保守
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 19:59:23.34 ID:4Ama5fQV0
お題を作ってみようと思う

・男が苦手な素直クール
・性格がまったく同じな双子クール
・性格がかなり違う双子クール
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 20:06:52.34 ID:ZVhvNGkdO
俺もお題!
・ツンデレの姉と素直ク―ルな妹
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 20:14:08.82 ID:8pPqqo5CO
お題と関係ないけど、投下します
259危うい関係 1/5:2006/01/12(木) 20:16:33.48 ID:8pPqqo5CO
夏休み直前の放課後。
外では太陽が照り付け、2人だけの教室もかなり蒸し暑い。
問題の少女…相川 空は、黙ったままこちらを見つめている。
―さて、どうしたものか…。
二人の間には白紙で提出された期末テストの答案。氏名は書かれていないが、彼女のものだ。
「何でこんなことをした?」
彼女の学力なら平均点以上は確実なはずだった。
「赤点を取ったら、補習でマサ兄と一緒に過ごせると思いまして」
ゴン!
「…お前は…呆れてモノも言えん…。
あと、学校では柳先生と呼べ」
「…体罰反対」
―しかし、今回はまた無謀なことを…。
2602/5:2006/01/12(木) 20:17:54.45 ID:8pPqqo5CO
 親同士が親友で、2人は空が幼稚園の頃からの長い付き合い。
歳の差という倫理感は空にあっさりぶち壊され、去年から恋人付き合いを始めていた。
しかし、俺の赴任先が空の通う高校となると、そうはいかない。
2人の関係は隠し通す、と何度も言い聞かせた。
…が、
「授業する姿も素敵でしたよ」
と、いきなり地雷を踏みかけたのが、初授業直後の教室。
その後何度冷や汗をかかされたことか…。

 そして、今回の暴走だ。
「…それと、数学の担当は俺だが、補習は別の先生だ」
「…つまり、先生は補習には…」
「基本的に、出ないな」
2613/5:2006/01/12(木) 20:19:14.70 ID:8pPqqo5CO
「それは盲点でした」
表情を変えず一人納得する空。
―危なっかしい奴だ…。
「まぁ、お前なら追試で回避出来るだろ。
…それと回りくどいことしなくても、夏休みはずっと一緒にいてやるから」
「…照れながら言われると、恥ずかしいです」
静かに微笑む空。
たまに見せる空の笑顔を見ると、しがらみを全て捨てたい衝動に駈られる。
「と、とにかく、追試は頑張れよ」
「はい」
―しっかりしろよ、俺。

 数日後の職員室。
長期休業前で用事のある生徒が多いため、非常に賑わっている。
自分も雑務を処理していると、空がやってきた。
2624/5:2006/01/12(木) 20:20:19.34 ID:8pPqqo5CO
「先生、無事に補習を回避出来ました」
「そうか」
「これで休み中は先生を独せ、モゴッ」
「相川はあんパン好きだったよな?」
手元のあんパンで空の口を塞ぐ。
―こんな人多いトコで地雷踏むな!

「あ〜柳先生、少しよろしいですか?」
「あ、学年主任。な、何か?」
―まさか…今の聞かれてないよな?
「実は補習担当の山本先生が今朝入院されまして、数学の夏期補習を行えるのが柳先生だけなんですよ」
「は?」
「先生にも都合があるとは思いますが…」
「分かりました、そういうことなら仕方ありませんね…」
「助かります」
2635/5:2006/01/12(木) 20:21:34.46 ID:8pPqqo5CO
「ところで、相川君があんパンくわえながら、涙目でこちらを睨んでいるのですが…」
「あ、相川、補習回避出来て泣くほど嬉しいか。
先生たちは話があるから、また後でな」
?を浮かべる主任をよそに、空を強引に退場させた。

―しがらみがない関係になりたい…。
主任の話を上の空で聞きながら、そんなことを考えていた。
しかし、すぐにどうこう出来る問題でもなく…。
―取り敢えず…。
「…柳先生?」
「失礼」
空にメールで夏の計画を送ってみる。
…すぐに返信がきた。

『楽しみにしてます』

…まだ自分は頑張れると思った。
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 20:26:11.47 ID:wdGDLm9IO
保守
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 20:34:43.33 ID:2E8guMI10


266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 20:40:32.05 ID:u73KniRVO
亀だけど>>237
竹取物語だろ
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 20:53:30.70 ID:cs23z3ybO
>>266
たぶんそうだ
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:10:00.68 ID:eglXV7HHO
保守。
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:14:10.90 ID:P8Kgatom0
まとめサイト削除されてね?
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:24:16.04 ID:0/tvSN32O
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:26:59.67 ID:swdIu15/0
>>269
ちゃんと見れたが
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:29:35.52 ID:cs23z3ybO
久々に座敷わらし、3レス投下で
次から
273 ◆ilkT4kpmRM :2006/01/12(木) 21:30:13.84 ID:cs23z3ybO
 誰かと一緒にいるのはつらい。別れとか、色々。


「なあ、彼方」
 夕食後。僕はごろんと横になって、天井を見ていた。
「なんですか?」
 いつも通り。変わらない。まったく。
「なんというか、暇だよな」
「暇だと思うから暇なんですよ」
「それはそうだけどね」
 まあ、言い返せない程度に。
「今も明日も、平等なんですから、楽しもうとしなくちゃ、楽しめませんよ」
「明日もあるから、楽しみは取っとける気もするけどさ」
「その明日が、来ないかもしれないですし」
「……まあ、ね」
 ……いちいち正論だからな、まったく。
「わたしは、楽しんでますよ?朱音さんとか、一緒にいる人も増えましたし、なによりも、隼人さまに出会えたから」
 ……まったく、こいつは。まあ、いいんだけどさ。
「なあ、かな――」

「なに?ごちそうさまはもうしたはずだけど」
「あ、朱音さん。お上がりになられたんですか?」
「うぃ。なんつぅか、熱くて」
 朱音がタオルで頭を拭きながら入ってきた。というかだ。風呂は熱くて正解だろ。
「兄貴も入っちまいなよ。カワイイ妹の入った後だし」
「首吊ってこい」
「やなこった」
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:31:15.22 ID:Kp+oB4MY0
>>247
吸血鬼の正統派の香りがしてる。
最初は男から告白してるというのも面白い。
自分のペースで書いてください。

>>252
普通の素直クールとは違う大胆さ(鍵の件)や、
“えへへ〜とでも言い出しそうな表情”や人称などの
表現がボクールをかもし出している気がする。

ボクールの場合の素直には悪がきみたいな部分が
含まれるのではないかと今思った。
275 ◆ilkT4kpmRM :2006/01/12(木) 21:32:02.02 ID:cs23z3ybO
>>273
 本当によくある喧嘩だ。スキンシップとでも言えばいいだろうか。
「まあ、入ってくるよ。時間も時間だし」
「お湯飲むなよ」

 行きぎわに、蹴っておいた。本気で。

 カポーン。なんて音はするわけなく。
「……マジで熱いな」
 あいつ、沸かしたな…………出る前に。
「水いれるか……」
 まあ、入れてもすぐになんかは冷えないけどね。
「なんだかね、まったく……」

 コンコン。
「隼人さま」
 ……彼方?風呂場に彼方が――まあ、もちろん彼方だって風呂はいるし、つまりは僕がいるときに――来るなんて、初めてのことじゃないだろうか。
「どうしたんだ?」
「一緒に入っていいですか?」
「却下だ」
 なれたもので、間を置かずに言えるようになった。誇れたもんじゃない。
「……返答早いですね」
「まあね」
 間が開く。まあ、こういうのはなれた。まったく意味がない。
「……じゃあ、ここでいいです」
「寒くないか?」
「大丈夫です」
 また、間。
「……なんというか、つらいですよね、別れとか」
「まあ、ね」
276 ◆ilkT4kpmRM :2006/01/12(木) 21:33:16.88 ID:cs23z3ybO
>>275
 そんな風に悩むのが、正しいんだろうけど、僕には無理だな。
「明日、ありますか?」
「わかんない」
「昨日は、ありました?」
「たぶんね」
 こんな問答を、した憶えもないのに、した気がするな……。
「隼人さま」
「ん?」
「愛してますよ」
「脈絡ないね」
「それぐらいでいいんです、たぶん」
 まあ、
「たしかにね」
 まあ、嘘みたいなもんだけど。


 こうやって、僕たちは過ごす。
 笑えるから。

 終ったときに、幻想じゃないと信じれるから。
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:34:33.59 ID:cs23z3ybO
これで

推敲はしたけど、間違えてる部分があるかもしれないので、その際には教えていただければ
では
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:34:56.27 ID:Kp+oB4MY0
>>277
更新せずに感想書き込んでしまった。
申し訳ない。
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:37:51.26 ID:cs23z3ybO
>>278
気にせずに
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:37:58.66 ID:P8Kgatom0
>>271
俺は見れないんだが・・・なぜ?
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:42:38.72 ID:Kp+oB4MY0
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:42:42.81 ID:eglXV7HHO
保守。
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:43:55.74 ID:swdIu15/0
>>281
あっほんとだ
http://sucool.s171.xrea.com/?FrontPage
のことかとオモタ
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:47:42.64 ID:P8Kgatom0
まとめの管理人さん・・・何かあったのかね
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:50:08.28 ID:ZVhvNGkdO
え?まとめサイトって2つあったの?
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:53:40.32 ID:Kp+oB4MY0
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:53:55.91 ID:GtGkJrGR0
>>281
ホントだ・・・
まとめ姉さん最近見なかったもんなぁ
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:54:53.66 ID:F5Spd9iF0
>>285
元々は見れなくなったサイトが初代まとめだったが、管理人さんが学生だったらしく
段々更新頻度が遅くなって行き(スレの進行速度が速過ぎてスレのdatが取得できない日が続いていた)
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 21:58:46.66 ID:s44xeL0Z0
404じゃなくてタイムアウトだから、鯖落ちてるんじゃね?と言ってみる

彼女の最後の書き込みはpart12の352かぁ・・・。
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 22:02:03.55 ID:P8Kgatom0
>>289
そうかも
このスレにも全く来てなかったのかもしれないな
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 22:15:29.64 ID:Kp+oB4MY0
保守
292ジョジョネタ:2006/01/12(木) 22:20:25.22 ID:reOOHMWFO
ツンの頭のなか

ク「いいか、『キスしていいか?』なんて弱虫の使う言葉だ。私たちプロの恋人は『キスしていいか?』と心の中で思ったなら!そのときすでに行動は終わっているんだ!『キスした』なら使ってもいい。」

なんてクーならジョジョの『この話』を読んだらやりかねないのでわたしが先に『この部分』を男から借りておきました。あっあいつの『ファーストキス』をあんな奴に渡してたまるものですか!今日もクーは『男の部屋』に来たようね見張らなきゃ………

男の部屋

ク「なんだこの『マンガ』は…」
男「ジョジョの奇妙な冒険か?なかなか面白いぞ」


ツン「やはり私の『予想』通り動いたようね」


ク「……………」
男「熱心によんでるみたいだけどそんなに面白いか?」
ク「これは…」
男「?」
ク「『スティッキィ・フィンガーズ』!!!」
男「クーさん!!!そんな僕のズボンの『ジッパー』を……………アッーー!!!」


ツン「しっしまった!男になっ何をするだァーーーーッ! 」

『スティッキィ・フィンガーズ』…(能力)スタンドで殴ったものに『ジッパー』をひっつけ、それをあけると、どんなものにでも空間をつくることができる
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 22:28:53.51 ID:Kp+oB4MY0
保守
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 22:40:05.36 ID:wdGDLm9IO
保守
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 22:48:05.11 ID:eglXV7HHO
ほ。
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 22:54:25.87 ID:GtGkJrGR0
保守間隔狭杉
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 22:54:35.81 ID:WZnKdMA8O
保守派
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:07:59.02 ID:ARiIe1FL0
保守ール
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:14:55.32 ID:NHZxARER0
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:26:00.43 ID:zq7ADSIt0
A
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:32:05.09 ID:4Ama5fQV0
N
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:39:17.44 ID:Kp+oB4MY0
G
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:42:43.69 ID:4Ama5fQV0
何でPじゃないんだ〜
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:44:26.97 ID:JSWwLO7u0
ANG?
吸着天然ガス?
個人的にあんまん食べたい……

>>230
冒頭、荒んだ感じの導入から、徐々に癒し系のストーリーに持っていく
展開の仕方が上手く、参考になります
こういうのは見習わないと……

指摘としては『聞く不利』は『聞くふり』、『咳の変わりに』は『咳の代わりに』かな?

>>243
いいですね〜
こういうダークファンタジーを彷彿とさせる作品を読むと、元々こちら側の
ストーリーの方が好きな者としては、短編でも書いてみたくなってしまう
続編投下されるのを期待しています

>>258
直情系ではない理性的な素直クールがいい!
まぁ地雷原でダンスを踊るような態度はやはりデフォですがw
今後も 『楽しみにしてます』

>>277
クライマックスを匂わせるストーリーになってきましたね
先が読めないだけに今後の展開が楽しみです
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:49:06.55 ID:Kp+oB4MY0
ANPANに気がつけなかった俺はスレ住人失格だなorz
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/12(木) 23:57:44.34 ID:ZVhvNGkdO
穴子かと思ってた…
307恋人は(ry 修学旅行編:2006/01/13(金) 00:03:01.32 ID:EewW/eTh0
投下します。今回は前編みたいな感じで。
視点を変えてみたりしてます。
308恋人は(ry 修学旅行編 1/5:2006/01/13(金) 00:03:17.98 ID:EewW/eTh0
〜旅館のロビー〜

担任「えーと、夕食は7時ちょうどに大広間であるから、忘れないように。
   じゃあ、各自荷物を持って部屋に移動後、解散!」

ここは、1日目に泊まる旅館のロビー。
担任から説明を受けて、今は部屋に向かっているところだ。

俺「くそ・・・荷物が重い・・・」
×××「大体エレベーターが故障中ってのが・・・」
俺「そういえば、女子はどこに泊まるんだ?」
×××「確か・・・中庭みたいなところ挟んで反対側かな?」
俺「ふーん・・・荷物置いたらどうする?適当にうろつくのか?」
×××「話題が変わるのが早いね・・・地下にあるって言ってた土産物フロアはどうせ人でいっぱいだよ。
    僕としては部屋にいたい。」
俺「何だよー。一緒に行こうぜー?男Cもそう思うだろ?」
男C「まあ・・・せっかくだし行かないかい?」
×××「んー。仕方がない、少しなら付き合ってやるよ。」
俺「さすが×××!・・・・・・ここか。」

俺たちの部屋はどこにでもありそうな、ごく普通の部屋だった。
和室があり、窓際になぜか洋風の机と椅子があるやつ。
ベランダもあるようだ。

俺「普通だな・・・」
男C「さっさと行こう。」
俺「おう。行こうぜ。」

土産物のフロアまでは簡単に行くことができた。
そして・・・
309恋人は(ry 修学旅行編 2/5:2006/01/13(金) 00:03:33.73 ID:EewW/eTh0
俺「うおっ・・・なんじゃこりゃー!!!」
×××「だから言ったのに・・・」

そこには人、人、人。これはきつい。

俺「だが俺は諦めない!理想のお土産を手に入れなければいけないのだ!」

×××「まあがんばってよ。僕は適当に見て部屋に戻るから。」
俺「おう。ああ、女B達も来てるみたいだから、探してみたらどうだ?
  この人ごみじゃ難しいかもしれないけどな。じゃ!」

さーて、お土産を探すか。もちろん、×××の監視も忘れずに。
ここに×××をつれてきた理由は×××とクゥの絡みを見るためだ。
・・・・・・あいつら面白いからな。決して嫉妬とかそういう類のものではないのである。

男C「何言ってるの?」
俺「お前いたのか。忘れてたぜ。」
男C「はん、君は写真に載ってない空気だけどね。」
俺「くそっ・・・」

〜10分後〜

俺「おっ、×××のやつ、クゥと合流したみたいだな・・・もう少し近づいてみるか・・・」

×××はクゥと何か話している。お、外に出るようだ。
どこに行くつもりなのだろうか。
声が聞こえるとこまでは近づきたい・・・
こっちの苦労も知らず、2人はどんどん進む。
外に出てしまった・・・かなりばれやすい気がするが、別の場所から出て2人を探す。
310恋人は(ry 修学旅行編 3/5:2006/01/13(金) 00:03:52.19 ID:EewW/eTh0
俺「どこだー?・・・いたいた。」

×××とクゥは端っこのほうのベンチに座っている。
俺は2人の声が聞こえそうな場所まで動く。この光景はかなり絵になるな・・・写真も撮ってみたい。
もう少し動くか・・・と思った矢先に、

???「何してるの?」
俺「どぅわあああああああ!!!」
女B「そんなに驚かなくてもいいじゃないの。」
俺「お、お前か・・・」
女B「それで、何してたのよ?」
俺「ああ、あの二人を見て遊んでたところだ。」
女B「・・・傍から見たらあんたどう見ても犯罪者よ?」
俺「そうかもな。でもあいつらみてて飽きないからな、正直。」
女B「ふうん・・・いいわね、それ。私も聞こうっと。」
俺「はぁ!?」
女B「だって面白そうじゃない?さっさと動くわよ!」

なんでこんな展開になるのだろうか。しかも俺が想定していた距離よりかなり近づくし。

クゥ「きれいですね──空」
×××「うん、よく晴れてるしね。」

俺「ここだとかなり聞こえるな・・・」
女B「相変わらずの会話ね〜」
311恋人は(ry 修学旅行編 4/5:2006/01/13(金) 00:04:22.69 ID:4Ama5fQV0
×××「そういえば昔ね、家族でキャンプに行ったことがあるんだ。」
クゥ「まあ、そうなんですか」
×××「一泊二日だったけど、あの時もここと同じくらい星がきれいに見えた。」
クゥ「私も一度行ってみたいですね」
×××「あー、今度、行く?」
クゥ「え?」
×××「夏休みにさ。男Aとか誘ってもいいし──2人でも。」
クゥ「いいのですか?」
×××「別に悪いことじゃないだろ。」
クゥ「夜、山の中で2人で空を見上げる──なんてロマンチックなんでしょうか」
×××「いいねえそういう展開。焚き火とかしたいね、やっぱり。」

俺「うわー・・・まさかここまで恥ずかしい会話をしてるとは思わなかった・・・どう思うよ?」
女B「・・・・・・」
俺「なんか言えよー」
女B「・・・だ、だって・・・」
俺「だって何よ。ってお前、何赤くなってんだ?」
女B「あ、あいつらの話し聞いてたらその光景創造して・・・恥ずかしすぎる・・・」
俺「だよなー。ふふふ、ばっちり録音しておいたぜ・・・これで何時でも×××を脅せるぜ・・・」

クゥ「あ、でもやっぱり女Bさんや男Aさんも誘いましょう。そのほうがきっと楽しいですよ」
×××「うん、そうだね。・・・このことは内緒にして、夏休み前にいきなり言ってびっくりさせようか。」
クゥ「あ、それもいいですね!グッドアイデアです」
312恋人は(ry 修学旅行編 5/5:2006/01/13(金) 00:04:38.72 ID:EewW/eTh0
俺「なあ」
女B「何?」
俺「俺ら・・・すげーあいつらに申し訳ないことしてない?」
女B「気づくのが遅い」
俺「困ったな・・・聞かなかったことにするしかないか・・・」
女B「おー?珍しく気をきかせてるんじゃない?」
俺「俺は×××には幸せになってほしいんだよ。」
女B「何〜?男同士の友情ってやつ?」
俺「んー、まあそんな感じか?」
女B「でも親友の会話を盗み聞きするなんて最低だねあんた。」
俺「それを言うならお前もクゥの話を聞いてたじゃ・・・」
女B「女は許されるのよ!」

クゥ「やっぱりいいですね、こういうところで2人でいるのは」
×××「ん。」
クゥ「どうですか、一緒に寝るというのは。ああ、決してやましい意味ではありませんよ?」
×××「いやそれは無理だろ。」
クゥ「愛があればなんとでもなります!とりあえずお風呂に入った後部屋に行きますので」
×××「頼むからやめてくれ・・・」
クゥ「みんなで行くから問題はないでしょう?」

俺「なんか話がどんどん進んでるんですけど?」
女B「そんなこと聞いてないわよ!まったく。」
俺「まあみんなで遊ぼうじゃないか。」
313恋人は(ry 修学旅行編 :2006/01/13(金) 00:05:30.22 ID:EewW/eTh0
ちょっと素直クール分が足らない感じ。
男Aでどう遊ぼうか・・・
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:12:10.53 ID:INesDNerO
男Bがク―に惚れちゃう三角関係期待してます
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:12:22.06 ID:3LHm6+xHO
ほ。
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:14:06.06 ID:doK3ZcDu0
>>313
長編だと素直クール分が足らないときもあっていいと思う。

女Bがクゥに感化されて素直クール化→男Aとか
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:19:46.37 ID:EewW/eTh0
>>314
男Bって誰(´Д`;)

>>316
男Aに光を当てるのか・・・なるほど
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:23:13.52 ID:xTnFvwPN0
http://uzeee.orz.hm/bargiko/bargiko.php?type=international&id=1127049981975
ギコバーでカナたんがおっぱいうp祭り中!急げVIPPER!
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:23:21.45 ID:INesDNerO
>>317
間違えた('A`)男Cだ
ク―に惚れた男と×××に惚れた女が協力して二人を引きはなそうとするとか…
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:33:12.19 ID:doK3ZcDu0
保守
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:39:37.32 ID:YovSEEOp0
5分したら7+1レス使ってMFの続きを投下しますー
322MF 1/7 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:43:26.44 ID:YovSEEOp0
眼を覚まし、うっすらと眼を開ける。
僕の部屋のようだ。視界には天井が映り、背中には柔らかい感触。
はっきりと眼を開け、上半身を起こしまわりを見る。
確かに、僕の部屋だ。ベッドに寝かされている。なぜか寝巻きを着ている。
窓から差し込む朝日がまぶしい。眼を細めていてもまぶしいくらいだ。
昨日、僕は戦った。
AIとは言え、僕は墜とした。
もし、人が乗っていたとしたら、僕は墜とせただろうか。
寒気がする。体感温度は全く寒くない。むしろ暖かい。
でも、僕は、背筋に走った怖気を感じた。
僕はガチガチと震えていた。
「大丈夫ですか?」
ドアのほうを見る。白いワンピースを着たクーが立っていた。
とたた、と僕の方へ駆けてくる。ベッドのヘリに座り、僕の手を握る。
「熱はありませんか?」
真剣な眼差しで僕を見る。僕は力ない笑顔を返す。
「うん、大丈夫だよ」
「そうですか?」
「うん」
「なら、いいのですが……」
「ところで、どうしたの?」
「チーフがお呼びです」
---------------------------------------------------------------------------------------------
Mechanical Fairy
ver,1.05 出会い
---------------------------------------------------------------------------------------------
323MF 2/7 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:43:50.28 ID:YovSEEOp0
>>322
チーフの部屋まで手をつないで歩く。
クーの手は、ほんのわずかに暖かい。その暖かさが僕の背中を押してくれた。
全身が気だるい。昨日の操縦のせいなのは分かっている。
でも、肩を落としたり、前のめりになったり、疲れている素振りは見せたくない。
クーが居るから。僕は、せめてクーの前では弱音を吐きたくない。
ドアを開ける。チーフはいつものように椅子に座っている。
「それで、話ってなんですか?」
すぐに切り出す。気だるいのは確かだから、あまり長く話したくない。
チーフは長く、細く息を吐いた。
「一旦、テストは中止だ」
僕もクーも、ぽかん、と呆気に取られる。
「どういうことですか?」
今度はクーが質問をする。
「P−VALKYRIEが直るまでさ。乗るものが無いならできないだろ?」
「なるほど」
僕はうなずく。
「そこで、一旦巧くんは家に帰ってもらう」
え?と疑問の言葉を言いかけた。でも、飲み込んだ。
僕が口に出すより先に、クーがチーフの言葉を否定するように、僕の腕にしがみついてきたからだ。
「多分、一週間位はかかる。それまでここに拘束するわけにはいかないんだよ」
「それは、そうですが」
僕はクーを見る。クーはこちらをじっと見ていた。
すがるような視線。握っている腕に力が入っていた。
324MF 3/7 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:44:11.26 ID:YovSEEOp0
>>323
「クーの外泊許可は下りませんか?」
僕に閃きが舞い降りた。チーフは首をかしげる。
「その、外の世界に触れた方が、いいんじゃないですか?」
クーはチーフを見る。じっと、見る。
チーフは動かなかった。考えているようだ。
沈黙のまま数分が過ぎた。その数分が僕にとっては辛い。今でも座り込んでしまいそうだった。
「分かった、許可しよう」
仕方ない、とチーフは付け加えた。クーの顔が明るくなる。
「いいんですか?」
「なんだその疑う眼は。俺だってそれぐらいの権限はある」
チーフは、ぶすっ、とした顔で答える。
「やったね、クー」
にこっ、と微笑む。
本当によかった。嬉しかった。心のそこから。
クーは僕の腕を握る力を更に強め、僕の身体に密着した。
「はい」
明瞭な声が部屋に響いた。
チーフはごそごそ、と机を漁っている。
嫌な空気を察した僕は、部屋を出ようとした。
案の定、背中につぶつぶが当たる。ビシビシ、と音を立てた。
325MF 4/7 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:44:34.91 ID:YovSEEOp0
>>324
「さて、どうしようか」
僕は家のリビングで呟いた。
簡素なリビングで、物はテーブルと椅子、ソファにテレビしかない。
部屋は一つあまっているのでそこをクーにあてがうことにする。
問題は雑貨の数々だ。食器やタオルも足りない。
クーはと言うと、半裸でソファに寝転がっている。敢えて半裸なのにはつっこまない。
初めて見たソファに興味津々だったが、今では虜である。
「ねえ、クー」
呼びかけると、クーは「うみゅ」と声をもらしてこちらを向く。
「買い物行かない?」
少しの間、クーは思案する。思いっきり悩んでいるようだ。
多分、頭の中では、ソファに寝転がるか、僕についていくか迷っているのだろう。
うーん、うーん、とクーは唸る。ちょっと面白く、そしてかわいらしい。
そして、頭の上で『ぴこーん』と豆電球を光らせたクーは、起き上がる。
かけてあったワンピースをとり、ゆっくりと着る。
「行きましょう」
「じゃあ、まずは食器とかを買わないとね」
「食器?」
「うん、一週間ここで生活するから」
「ということは、一週間巧と一緒ですか?」
「そういうことになるね」
僕が返答すると、クーは僕に後ろから抱きついた。
突然の事態で、なんでなのか分からなかった。でも、その後に続くクーの一言。
「ふふ、嬉しい」
326MF 5/7 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:44:55.06 ID:YovSEEOp0
>>325
僕らは手をつないで、近くのデパートにやってきた。
まずは食器売り場へ。箸やお椀、コップなどをかごに入れ、レジで清算する。
お金のほうはFI社の方からたんまりでるので、問題は無い。
次に食材を買おう、と思っていると、
「あれー?神崎くんじゃなーい?」
聞き覚えのある声が右の方からした。
右を向くと、僕のクラスの男子が三人、女子が一人居た。
男子は両手一杯に荷物を持っていて、女子の顔は輝かしい笑顔で満ちている。
「どうしたの?」
分かりきった質問をする。
「買い物よ、買い物。それより、その右の綺麗な人はだーれ?」
ニヤニヤしながら女子が質問してきた。
荷物のせいで前の見えない男子達は荷物を地面に置き、息をついてからこちらを見た。
「なっ、お前、何やってんの!?」
「誰だそのお方は!」
「答えないとあーしてやるぞっ!!」
叫びだす。周りの視線を集めていることなんて気にしていない。
僕は頭をかく。どう説明したら良いか、迷っていた。
クーは好奇心の眼をした女子を見て、嫉妬の眼差しの男子を見て、僕に訊いた。
「巧と彼らはどんな関係なんですか?」
「あぁ、友達だよ」
「『ともだち』……?」
327MF 6/7 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:45:19.03 ID:YovSEEOp0
>>326
クーは首をかしげた。近くで唸っている男子を無視しつつ、僕は返答する。
「そう、友達。仲の良い人、ってことさ」
「『こいびと』と、どっちが良いんですか?」
クーの質問に、女子が噛み付く。
「もちろん、恋人のほうが良いに決まってるじゃな〜い」
にやついた顔で僕とクーを視線で嘗め回す。
クーは合点して、僕と腕を組んだ。男子の声が、うめき声に変わった。
「なら、私の方が良いんですよね、巧?」
「う、うん」
顔がどんどん熱を帯びていく。紅くなっていく。
女子は更ににやけだし、男子は僕に恨みの視線を浴びせる。
周りの買い物客は一瞬ぎょっとしていたが、すぐに明るい揶揄を囁き始めた。
「あーあ、この状況を見てると、あの先輩達を思い出すねー」
僕とクーを散々観察してから、女子が呟いた。
「あの先輩達?」
「そ。新入生歓迎会が合った時に、暴挙に出た二人」
「……なんとなく分かるよ」
「そうよねー。あの二人と似てるもん」
「……羽里先輩と空深先輩だね」
「そうそう。あの二人、壇上でディープキスしちゃったんだから」
328MF 7/7 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:45:37.29 ID:YovSEEOp0
>>327
空気が凍る。男子はすでにオーバーヒートして、動きが止まっている。
「『でぃーぷきす』ってなんですか?」
クーは迷わず訊いた。女子は目を輝かせながら答える。
「ディープキスってのはね、相手の口の中に下を」
僕は答えを訊く前に、クーを引っ張りながら
「じゃ、じゃあ、また後で」
「じゃあね〜」
女子がニヤニヤしながら手を振った。僕は後ろをチラチラ見ながら歩く。
「巧、『でぃーぷきす』ってなんですか?」
「まだわかんなくていいよ」
「そういうものですか?」
「そういうものです」
買い物をしている間、クーは僕の腕をしっかりとつかんでいた。満足げな表情だ。
こう見ていると、クーは普通の女の子だ。ちょっと自分の感情に素直すぎるところがあるけど。
僕は、ずっとクーと居たい。でも、時間は限られてる。
クーは目に付くもの全てに興味がわくらしく、僕に訊いてくる。
答えを返していく中で、僕はクーにもっと近づきたいと思うようになった。
ずっと居られないのかもしれない。なら、一生残る思い出になるぐらいに、近づきたい。そう思った。
329次回予告 ◆aYWIZ3xyNg :2006/01/13(金) 00:46:45.03 ID:YovSEEOp0
噂を聞きつけたクラスメイト達が僕の家におしかける。
質問攻めにあうクー。僕はハラハラドキドキしながら見守る。
次回、Mechanical Fairy「訪問」
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 00:50:58.17 ID:EewW/eTh0
学園物と非日常物が混じっているのが好きだ。
あと、さっきも見たけど、もう一組素直クールがいる、というのは目からうろこだ。
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 01:00:29.86 ID:89uqer+k0
でぃーぷきす・・・・・・
たどたどしい感じがして何となく心がじんわりしたwwwwwwwwww
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 01:09:11.99 ID:3LHm6+xHO
保守。
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 01:23:41.64 ID:JjwuPUrq0
羽里・・・空深・・・
はてどこかで聞いたような(´・ω・`) 気のせいだな
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 01:40:58.90 ID:n7HLlRtZ0
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 01:43:45.00 ID:jBKCUB2t0
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 01:51:24.38 ID:skSmV3/Z0
>>330
>>333
いやいやwwwwフツーにC.H.E.E.Rの二人ですやんwwwwwwwwwwwwwwww
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 01:54:51.82 ID:JjwuPUrq0
>>336
待て、それは孔明の罠だ
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 02:00:20.02 ID:bYwlc19g0
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
 ゙、::::::::-‐''""" V"'i
  :V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|  ショカツリョウ
  i!f !:::::      ゙、i  諸葛亮 いわく
  i!ゝ!::::     ‐/リ
  i::/:、 :::、  /''ii'V  「はいはいわしの罠わしの罠」
  ̄ハ:::::\ "''il|バ''

339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 02:04:17.30 ID:8y4oFjjK0
>>336-338

C1000レモソウォーター吹いたwwwwwww
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 02:05:30.43 ID:VXJlEAgMO
ネタをネタと(ry
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 02:26:39.97 ID:A/xEZ5bv0
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 02:38:43.37 ID:1nDDgV0lO
保守
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 02:54:35.65 ID:ITIERVPy0
私は!
このスレが1001に達するまで!
保守するのを!
やめない!



ごめん嘘つきました
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 03:20:31.78 ID:8y4oFjjK0
保守。
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 03:46:28.79 ID:skSmV3/Z0
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 04:25:04.08 ID:ut2gOOvUO
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 04:25:08.91 ID:8y4oFjjK0
保守。
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 04:55:38.39 ID:YMQCMYgHO
出張保守
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 05:18:52.22 ID:ut2gOOvUO
寝る前保守
350 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:37:08.93 ID:8y4oFjjK0
おはようございます。
予定がなければ長編の投下をさせていただきます。
今回は8+1レスとなります。
351Orankaim -オランカイム- 1/8 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:41:24.95 ID:8y4oFjjK0
-----
ほぼ毎日会っているんだから、話題なんてなくなってあたりまえ。
内容も適当は芳しくないけど。大事なのは、続けること。
なんでもそう。あきらめないで、続けること。
無理はしなくていい。できる範囲でかまわないから。
-----

/* Episode 02 */

きりきりきり。
今、ひとつの生き物として、体の一部である弓を引き、矢を番える。
一瞬の静寂。空気を切り裂く一本の筋。鈍い音とともに的を射抜く。

「おふわぁぁおー、ふごいふごい。」
「…あくびすんのか、あいさつすんのか、感心すんのかどれかにしろよ。」

早朝、町の弓道場で日課の朝練をこなす。もしかすると一番俺が落ち着ける
時間かもしれない。誰もいないこの場所で、一人黙々と矢を放つ。
…はずだったのだが、いつのころからか、九十九もこの場所にくるようになっていた。

眠そうな目をこすりながら、突然ふいっと現れては、俺の練習を見ている。
時に独り言のような、問いかけるようなことをつぶやきなふがら、
練習が終わるまでこの場所にいる。本当に物好きなヤツだ。
なれたもので、相槌をうちながら練習をこなすこともできるようになった。
大会で雑音が気にならないのはそのせいだったりして…。んなわけないか。

「…んー、めがさめてきたぁ。おはよ、マコちゃん。」
「ん。」
「今日はなんかいつもより早かったね、来るの。」
「おう。」
352Orankaim -オランカイム- 2/8 >>351 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:42:40.25 ID:8y4oFjjK0
「なんかいい夢でもみた?」
「…みねーよ。」
「…楠木さんの夢とか」

どむっ、という音と共に、的をはずした矢があらぬ場所に当たって地面に落ちる。
九十九はこちらをじっと見ている。…あわてるな。平常心だ。大丈夫。
再び矢を放つ。的の中心を射抜く矢。よし、問題ない。…はず。

「…そういえば昨日ちょっと話をしたら、この辺に住んでるっていってたなぁ。」
「そうか。」
「受け答えもなんていうかこう、賢そうな感じでさ。カッコイイよね、彼女。」
「そうか。」
「なんかお姉さんがいるらしいよ。すっごい美人の。」
「そうか。」
「でもやっぱり笑わないんだよなぁ、どんな話題でも。気になるなぁ。」
「そうか。」
「…せんべいで有名な埼玉県の地名を述べよ。」
「そ………すまん。」

九十九のじとっとした目線を背に受けながら、最後の矢を番える。

「結局のところ、真相は本人に聞かなきゃわからないよね。って…寝不足?」

矢は再び大きく的を外れて、地面に落ちた。

「終わりっ! さ、シャワー浴びて、着替えたら、直接学校向かうぞっ。」
「わっ、そんな時間なの?やばいやばい、支度しなきゃ。」

そういうと九十九はささっと玄関口へ向かう。家が近所だからとはいえ、
結局何しにきてるんだあいつは。理解できん。
353Orankaim -オランカイム- 3/8 >>352 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:44:11.29 ID:8y4oFjjK0
道場の隣にあるアパートの管理人室のシャワーを借り、さっさと着替えて
学校へ向かう支度をする。管理人さんは道場の持ち主でもあるので、管理人室の
鍵も一緒に預かったりしている。全ての戸締りを終え、玄関へ向かう。

「遅いよー。遅刻するー。早くー。」

きっちり支度を終えた九十九が自転車にまたがり外で手を振っている。

「先に行きゃいいじゃねぇか。俺がダッシュで学校向かうの知ってんだろ?」
「…ほーう、そういうことをいうのかね、チミは?」

九十九はてに持ったビニール袋から三角の物体を取り出す。あ、あれはッ!

「すまん、全面的に俺が悪い。自転車の後ろへ移っていただけますか。」
「…しょうがないな。乗ってしんぜよう。」
「姫、しっかりお捕まりください。学校の裏口まで5分…いや3分でお送りしましょう。」
「んむ、くるしゅうない。」

九十九を自転車の後部のハブステップにしっかりと立たせると、俺は全力で
自転車のペダルを踏み込んだ。今日の…今日の具はなんだっ!

「褒美は朝から豪勢にカツサンドじゃ! 気張ってたもれ!」
「御意ッ!」

殿を乗せた愛馬真琴号は、空翔る天馬の如き勢いで、学び舎へ向かうのだった。
このサンドイッチだけは、だれにも渡せない。渡せないんだっ。
毎週一度だけの甘露、俺のエネルギー。それは素敵なサンドイッチ。
354Orankaim -オランカイム- 4/8 >>353 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:46:31.43 ID:8y4oFjjK0
俺たちはおそらく、昨今でも最短時間で学校の裏口に着いた。
朝からなにやってんだろうな、と思いつつも、褒美のサンドイッチを
うやうやしく受け取り、自転車を九十九に任せ、先に教室へむかった。

朝のSHRが始まる前のわずかな時間。朝連を終え、シャワーを浴び、
学校へついた後の、この時間に食べる朝飯の美味さは、俺の生きがいの
ひとつといっていいだろう。むしろこのために生きている。…部分もある。

幸いなことに、俺が朝からどう見ても手作りのサンドイッチを頬張った
ところで、それについてとやかく言う輩はいない。
九十九はその間、特に何も言うでもなく、貪り食う様子をただ見ている。
その辺は、気楽なところでもある気もする。

”美味そうなサンドイッチだ”なんて言われたら、なんていっていいのか
わからん。まぁ美味いから美味いって言えばいいだけのことか。

まぁ、クラスメイトにそんなことを話しかけてきそうなヤツはいないし。
可能性としては一人ぐらい。…いや、それもないな理由がない。

『美味しそうなサンドイッチだね』

あまりにも不意な言葉に思わず食っていたパンを噴出しそうになる。
しかし、何とか抑えたのがいけなかった。気管にはいってはいけないものが
入った感覚で思わずむせる。声の主は、楠木だった。

「だ、大丈夫?なにしてるの、マ…、キノシタ君」

大丈夫も何も、これだけ苦しそうにしてるんだからそんなわけないだろ。
すると楠木は手に持っていた、缶ジュースのプルタブを開け、俺の机の
上におく。状況が理解できないが、なんとかしないと…死ぬ。
355Orankaim -オランカイム- 5/8 >>354 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:48:17.27 ID:8y4oFjjK0
『ごめん、そんなに驚くとはおもわなかった。これ飲んでいいから。』

そういうと自分の席に戻っていった。
俺は一気にその飲み物を飲み干す…ことができなかった。

予想外の出来事って言うのは連鎖するように起こるもので。
炭酸が飲めない俺は、楠木のあけてくれた”Dr.VIPPER”で陥落した。
九十九は半ばあきれた顔で雑巾を放り投げてくる。…俺悪くねぇじゃんかよ…。

掃除を終えて席に戻り、ふと廊下側を見ると、楠木がこちらを見ている。
一瞬見とれてしまいそうになり、そそくさと目線をはずし、前を向く。
…なんでこんなにどきまぎしてるんだ、俺は。

ぼんやりと、昨日の夢を思い出す。寂しそうな顔の楠木。
あんな顔するんだろうか。あんまり見たくない。
というか、笑った顔もするんだろうか。どっちかっていえばそれは見たい…な。
…なに考えてるんだ、俺は。

朝のハプニングには驚いたが、予想通り、腫れ物には触れない取り巻き
のおかげで、何事もなく昼休みを迎えた。我ながら阿呆のようなスピードで
持ち込みデザートを食い終わると、居場所のない教室を出た。

昼休みの過ごし方といえば、保健室でうたたね。これに勝るものはない。
いつもどおり、差し入れの菓子を隠し持ち、保健室へと向かう。
1Fの職員室を横切り、角を曲がる。いつもの見慣れた風景。

そのなかに、今までになかったもの、楠木の姿があった。
…かかわるまい、そう決めたんだ。彼女のわきをすり抜けて、保健室の扉を
開けようとしたとき。やはり良くないほうの予測は当たるもので。
356Orankaim -オランカイム- 6/8 >>355 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:49:31.83 ID:8y4oFjjK0
『キノシタマコト、君』

不意にフルネームで名前を呼ばれる。至近距離で聞く声は、静かで、美しかった。

「…なんだ。」

悪い癖がでる。恐ろしく不機嫌に聞こえるであろう口調で、ぶっきらぼうに答えた。

『どこか具合でも悪い?この先には保健室しかないようだけど。』
「別に。寝るだけだ。」
『寝る…?保健室で?』
「ああ。日課だ。」

楠木がこちらをじっと見ている。あれ、これって、きょとんとした顔、なのか?

『日課が保健室での昼寝なのか。面白いな、君は。』

そう言うと、楠木はほんの少し、口元が微妙に上がっただけかもしれないけど。
おそらく、あいつは、微笑った。

『そうだ、ちょうどいい。君にお願いがある。』

楠木はすぐにもとの表情に戻ると、すっと俺に近づいた。

『この学校の案内をしてほしい。』
「…案内を?」
『そう。案内。』
「…。」
357Orankaim -オランカイム- 7/8 >>356 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:50:44.93 ID:8y4oFjjK0
校舎の案内なんか、昨日のうちにクラスのやつらに無理やり気味に連れて
行かれてるはずだ。なんでわざわざ俺に。

『あぁ、正確に言えば、”君の知る学校案内”だね。』

よっぽどいぶかしげな顔をしていたのか、楠木がそう付け加えた。

『校舎のどこに何がある、なんていうのは嫌でも覚えるもの。そういうことじゃなくて。』
「どういうことだ?」
『君が知ってる、この学校にはこんな場所があるんだ、っていう感じの場所。』
「…お気に入りとか?」
『そうそう。それだけじゃなくて、ここは気をつけろとか、なんでもいい。
 君の見る学校っていう場所について、いろいろ教えてほしい。』

おかしなお願いがあるもんだ。俺はさっぱりわからない。
なんで俺の視点でみた学校についてを知る必要がある?

「意味がわかんねぇ。なんでそんなこと知りたいんだ?」
『君に興味があるから。』

考える間もなく、用意していたかのように、楠木は即答する。
思考の停止した俺は何もいえない。一瞬の静寂の後、楠木は今日2度目の、
今度ははっきりとわかる微笑みを浮かべながらがら俺にこう告げた。

『君は誰かに興味を持つのに、詳細な理由を述べられるだけの思考が必要?』

俺は静かに首を横に振る。
楠木は踵を返すと、もう昼休みおわり、と言いつつ、教室に向かって去っていった。
いったい何が起こっているのか理解できないまま、昼休みを終えるチャイムが鳴っても、
俺はその場でしばらく楠木の言葉を繰り返し思い出していた。
358Orankaim -オランカイム- 8/8 >>357 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:52:47.91 ID:8y4oFjjK0
-----
寂しくないなんて言えない。でも寂しいっていったらもっと寂しくなる。
だからすこしでもいい、声が聞きたい。
いつでも思い出せるように、何度も、何度でも。
忘れてしまわないように。
-----

『劣等感じゃないけれど。やっぱり敵わないなぁって思う。…悔しいけど…ね。』

                                    To be Continued...
359 ◆xea/FPnk0o :2006/01/13(金) 05:55:11.27 ID:8y4oFjjK0
今回は以上となります。
やっとこさヒロインが会話に絡んでまいりました。
展開がゆっくり目ですが、長い目で見ていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 06:08:02.00 ID:bYwlc19g0
>>274
ボクっ娘の雰囲気を残しつつ、クール分を表現する事を念頭に置いて
書いていますので、理知的にするよりも感情的、考えたら即行動と
いった感じのキャラをイメージしています。
問題はクール分の表現をどうするかという点でして…… orz

>>313
男Aと女Bが相変わらずいいコンビですねw
サイドエピソードを期待したくなるくらいです

すまん、少しだけ指摘させてくれ……
最初に男A視点と書き出しておいた方が親切かな
少し読み進めないと誰視点なのか分からない点が気になった
誤字が一つ『光景創造して』→『光景想像して』

>>329
やばい、これはやばすぎる…… クー可愛すぎ
すみません、反則です
ただ問題は、可愛すぎてクール分が薄れているように思いました
かなりツボなので気になりませんでしたがw

誤字が一つ『口の中に下を』→『口の中に舌を』

>>359
サンドイッチワラタwwwwww
ストーリーが動き出したようでこれからの展開が楽しみです

で、指摘なんだけど
閉じ括弧の前に句点は要りません。なぜか今まで気付かなかったよ……
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 06:41:01.50 ID:8y4oFjjK0
保守
362 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/13(金) 06:46:53.02 ID:U5foWC0kO
恐ろしく途中ですが。
春日お嬢様第2話 前編

このテンションで突っ切りますから、しんどいかも――

http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0157.txt
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 07:04:39.07 ID:8y4oFjjK0
保守
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 07:31:51.91 ID:kYjNXoH/O
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 07:54:22.42 ID:iVO9NDKf0
http://up.2chan.net/q/res/770038.htm

最近絵師がいなくてさびしいな。。
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 08:23:23.18 ID:n7HLlRtZ0
>>365
絶対数が足りないのが問題。
熱意はあるがスキルが無いって事さね
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 08:26:45.92 ID:n7HLlRtZ0
出かける前の保守。
在宅組よ、後は任せた。
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 08:51:41.15 ID:bYwlc19g0
またかwwwなぜカカオwwwwwwww
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 08:58:53.39 ID:viLg0d/U0
カカオ保守
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:02:12.83 ID:6Xcf+Hwr0
ho
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:04:03.71 ID:U5foWC0kO
 ここは大阪日本橋。家電製品『うっちゃり』て、ヲタロードを一心不乱に突き進む。
 ラノベで荒し扱いされようが、LDのためならなんのその。
 四つ橋空16歳。愛する彼氏を騙しつつ、あの手この手で彼氏を襲う。今、日本橋商店街に舞い降りた天使。
「『おっちょこちょい』なら私に任せろ」
 西の聖地、恵美須町駅上。元、緑のスタンバイビルから始まる――保守の数々。
 狙い定めた萌えスタイル。
「君のために、おめかししてきたぞ」
 ぴちっとした白のブラウス。横に拡がるキャラメル色の、バーバリーチェックのプリーツスカート。
 赤いワンポイントが入る紺のソックスは、ベストと同じラルフローレン。当然紺色。
 大きめの斜め掛けバックを掛ければ、君色に染まったみたいだな。
「さあ、行こうか。メイドカフェへ」
 そう、ここ。ヲタク文化の終着点、関西限定版ヲタクールが一体何をしてくれるのか?
 次回ヲタクール関西限定版第2話 『そこに、保守とリサイクルと名ばかりな粗大ごみがある』

 君は、萌えの流れを見る。
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:19:32.92 ID:Envwa8l80
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:23:29.88 ID:T8Al24mP0
素直狂うスレが落ちたんだけど…ここで続きやってもいいの?
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:24:49.72 ID:AdZAiCT3O
明らかに別ジャンルだと思うんだ。
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:25:02.66 ID:k1hKRlbY0
落ちたなら建てれば良いじゃない
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:30:44.04 ID:T8Al24mP0
だよねえ、ひといないんかなあのスレ…まあいいや、乱立収まって無かったら建てる
ごめんね
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:36:16.42 ID:TCL7IyE30
QMAでキャラ名すなおクールにしてる人がいる件
てか、意外にVIPPERでQMAプレイヤーおおす…
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:37:57.59 ID:/szCodlg0
カカオ…('A`)
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:39:43.67 ID:ePR2hTsO0
ククールかと思ったもれはドラクエ厨
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:48:45.96 ID:MM505Vq4O
吐血
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 09:57:04.49 ID:e+cgSLXj0
ho
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 10:16:20.73 ID:TXi3gYA1O
保守
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 10:36:28.42 ID:MDdlEK5dO
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 10:52:45.98 ID:0ByC0XXAO
☆彡
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 11:21:02.11 ID:LNSNYjvV0
保守
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 11:32:10.45 ID:lz48xNcTO
保守
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 11:44:21.24 ID:JtFDaz+t0
ホシュ
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 11:56:23.02 ID:0ByC0XXAO
☆彡
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 12:10:14.38 ID:JAq6R5sM0
おい!もまえらwwwww
萌えるおっぱいハケーンしたぞwwwww
ttp://longforever.blog42.fc2.com/
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 12:15:41.23 ID:pZuCrfJH0
俺の彼女素直クールだけど結構しんどいよ。
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 12:37:05.64 ID:P5DlJb330
>>390
kwsk!

それはそうと、チン毛がうざくてカットしてたら
金玉も少しカットしたことあるやつ挙手ノ

まずは ノ
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 12:40:14.81 ID:1nDDgV0lO
混沌めいてきたな
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 12:41:16.18 ID:3LHm6+xHO
両方ともどうでもいい。
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 13:04:38.37 ID:OPgho9zZ0
北海道はまだ冬休みか・・・
そして保守
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 13:16:56.15 ID:1nDDgV0lO
保守
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 13:36:15.30 ID:0ByC0XXAO
捕手
397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 13:56:45.90 ID:1nDDgV0lO
保守
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 13:59:32.40 ID:XT8o39hr0
hoshu
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 14:18:46.79 ID:ut2gOOvUO
ほっしゅ
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 14:28:30.15 ID:0ByC0XXAO
☆彡
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 14:39:49.44 ID:lz48xNcTO
保守ール
402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 15:01:40.68 ID:tF9d3UsCO
保守
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 15:24:42.57 ID:CwmYV8OF0
ho
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 15:48:30.11 ID:CwmYV8OF0
ho
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 16:15:16.57 ID:n7HLlRtZ0
hoじゃねえ!
もっと気合入れて保守らんかい!
406えびすさん 1/2  ◆69/69YEfXI :2006/01/13(金) 16:19:19.18 ID:lMAxzD440
「大阪なんか、きらいだ……」
 彼は態度や言葉には表さなかったが、心の中で悪態を吐いていた。
 となりに立っている先生が、彼を紹介する。
「東京の学校から転校してきた、秋庭比呂幸(あきばひろゆき)君だ」
 
 ここは、関西の公立高校。
 比呂幸は、父親の仕事の都合という、よくある話で転校してきた。
 
「秋庭です、よろしくお願いします」
 ぶっきらぼうに、それだけ言って、軽く会釈した。
 ……静まり返っている。
 比呂幸が、いったいどうしたのかと思った瞬間、一気に騒がしくなった。
「うーわ、マジで東京弁や!」
「ホンマやー! 生東京弁、初めて聞いたわ!」
「なんか東京弁で言うてー!」

 口々に皆が関西弁を話す。
 当たり前なのだが、その方言の勢いに、彼は戸惑った。
 すると、その喧噪を沈めるほどの、良く通る声が響いた。
「ヒロくん!」
 生徒達がいっせいに、その言葉を発した人間を見る。
 そこには、背は高いが、少しあどけない感じのある、きれいな女子が立っていた。
 ニコニコと笑顔だ。だが、比呂幸には、見覚えがなかった。
「……えーと、だれだっけ?」
 彼は、思わず問いかける。彼女は、比呂幸を見つめて言う。
「あたしは、戎 (えびす)。九条 戎(くじょう えびす)」
 続けて言う。
「あたし、あんたのこと、好きんなった。一目惚れや!」
407えびすさん 2/2  ◆69/69YEfXI :2006/01/13(金) 16:20:23.27 ID:lMAxzD440
 皆が今度は、比呂幸に振り返った。
 彼の返答を、わくわくして待っているようだ。
 彼は、このおかしな空気の中で、パニックに陥りそうになりながらも、声を出す。
「は……はぁー? どういうコト?」
 声が途中で、裏返った。
 その返答にがっかりした生徒達は、口々に愚痴る。
「はぁ、て。そら、あかんやろ」
「ノリ悪いなー」
「まあ、東京モンやしな、ツッコめ言うのが無理やわな」
 んだよ、好き勝手言いやがって! 彼はだんだん腹が立ってきた。
 すると、戎が比呂幸の前に、スタスタとやって来る。
「え、おい」
 どんどん、接近する。
「近い。近いって」
 ひたいが当たるくらい間近に来た。目の高さが同じくらいだ。
 彼女のきらめく瞳にドキリとする。
 彼女は真顔になり、小声で言った。冷静な響きがある。
「あのな、そゆときは『なんでやねーん』とかツッコむのが、ここの礼儀なんや」
 戎の吐息が、彼のほほをくすぐる。ミントの香りだった。

 彼女は、ちょっと離れて、また笑顔に戻る。
 比呂幸に軽く頷いたかと思うと、くるっと、教室のみんなに向き直る。
 軽く息を吸い込んで、大声で言い放つ。
「ほな、ヒロくんは、あたしのモンっちゅーことで、ええかなぁーッ?!」
 オオーッ!
 教室中が歓声に湧く。
 比呂幸の顔が、一気に赤くなっていく。
 それは戸惑い、羞恥、そして少しの怒りが、入り混じった感情によるものだった。 
 それが、頂点に達したとき、ついに彼は言ってしまった。
「なんでやねーん!!」
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 16:49:42.77 ID:ITIERVPy0
保守!
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 17:01:10.60 ID:3LHm6+xHO
保守。
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 17:23:16.96 ID:XT8o39hr0
保守?
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 17:36:55.04 ID:NVDGVHYZ0

412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 17:55:09.98 ID:t9VkqVGe0
緊急ほしゅ
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 17:58:26.44 ID:h9I48KWt0
春先の部屋の気温は、6時を過ぎたあたりから徐々に暖かくなりはじめていた。
太陽の粒が空と世界を温めて行く。早朝のまどろみに包まれながら、背中を向けあった存在と呼吸を、耳に響かせた。
カチカチと時を刻む部屋の壁掛け時計と、ベランダに留まるスズメのさえずり声。
まるでこれは一昔前のドラマのような風景だなと思いながら、気づかれないように苦笑いを薄く浮かべた。
腰あたりまでずれたシーツを手繰り寄せながら、ふと、感じる。

嗚呼。世界は。こんなにも暖かく、優しい物なのだと。

夜。
体にこもった微弱な熱は、微かな残り香を残しながらじんわりと体温へと吸収されていったのだろうか。
ぼんやりとした意識で考えながら、胸を抱きかかえるようにうずくまった。まだこの体に残っている残り香を、消さないように。
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 17:59:26.34 ID:h9I48KWt0
「……ん…」
コツン。
かかとで小突かれた足の裏。準じて発せられた呼ぶ声。嗚呼、何だ。と静かに吐くのは安著のため息。

君だってもうちゃんと起きてるんじゃないか。

寝言のように呟く愛しい人の名前。
まぶたを閉じれば私と同じように笑顔を浮かべている君の顔が容易に思い浮かんだ。
面と向かって名前を呼ぶのが恥ずかしいからなんて青春の心。小声でささやき合うのは「寝言でした」と後で言い訳できるように。
体育座りのように抱えていた手を解いて、足を伸ばした。布と肌が摩擦しあう独特の音。

コツン。

かかとで小突く相手の太もも。
「……ん」
呼ぶ。臆病なのはお互い様と考えて、苦笑い抜きの笑顔で微笑んで見せた。
まあ、そうだとしても、ちょっとばかし二番煎じで卑怯なのは仕方がないから。そういうのは昨晩何度だって言った本心で

「愛してるよ」

プラスマイナス ゼロって事で。


ただの馬鹿っぷるのようにも見える。素直クール良いのに書くとなると難しくなりますね。
そしてグダグダ。長文失礼。
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 18:12:19.93 ID:hgOFyMax0
保守
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 18:27:38.51 ID:0ByC0XXAO
☆彡
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 18:49:18.04 ID:EewW/eTh0
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 18:59:39.84 ID:P5DlJb330
乱立きてるっぽい
ほしゅあ
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:06:24.88 ID:n7HLlRtZ0
神砂保守
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:12:31.45 ID:3qCPCawB0
フォルァァァァァッ!
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:24:37.33 ID:hgOFyMax0
保守
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:39:32.14 ID:fbW2ThBT0
五分後に3レス投下します
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:44:46.92 ID:fbW2ThBT0
――1月10日 HR前
  二年一組にて。
  教室に入ると同時に予鈴が鳴った。教室では久し振りに顔を合わせた友人に挨拶を交わす。
 少し雑談をしていると、横合いから声をかけられる。そちらに向きやると、久野が居た。
翔「幹原。聞かせてほしいんだけど、関先生に彼女ができたって話、知らない? 去年の
 忘年会、あんたのバイト先であったんだろ。先生同士の話で、何か聞かなかった?」
亮「関に彼女ぉ? どっから湧いて出た、そんなガセ」
翔「いやそれがさ、今朝職員室の前を通りかかった時に偶々聞いたのよ。あの関先生に眼鏡 
 をかけた知的でクールな彼女がどうとか。詳しいとこまで聞けなかったけど、そんな感じ」
亮「んー……そう言われてもな。だって、あの関だぞ?」
友「そうそう。姐さんの聞き間違いじゃないかな。生きる非モテ伝説――関智久だよ? 仕事帰
 りに学校名入りジャージのままエロゲとエロアニメDVD買いに行ったばかりにPTAから有害
 教師の称号を戴いた漢の中の漢。でも、俺達は真顔で二次元に帰りたいと言うあの人に
 魅かれて止まない。縛られず、己がままに生きる――そこに痺れる憧れるぅ!」
京「そうなのか、亮?」
亮「一緒にせんでくれ頼むから」
翔「やっぱり聞き間違いか……あの先生に彼女ができるって年末ジャンボで一等が当たるくら
 い在り得ないし……悪かったね、邪魔して」
友「うはは。姐さん、きっと関先生なら去年と同じで、年末年始引き篭もって甘い物食いながら
 エロゲやって太ってますよ。彼女なんか居ないですって」
亮「あー。去年は見るも無残に太ったな。夏に食中毒起こして激ヤセしたけど」
  話を切るように、本鈴が鳴った。皆それぞれの席に着き、話題になっていた関を待つ。
関「(ガラガラ)おはよーす……」
  抑揚のない挨拶をして、入室してきた肥え太っている筈の担任は――
全『めっちゃヤセてるっ!?』                   関の身に何が? 続く
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:46:14.50 ID:fbW2ThBT0
>>423――1月10日 HR
関「(ビクリッ!)ど、どうした……!? 何かあったのか?」
亮「何かあったのはあんただよ! 傍目にも不自然なくらい痩せてるじゃねぇか」
関「え……? ここ最近、鏡も見てないし自分がどうかって分からんのだが」
翔「鏡くらい見てください。ほら、手鏡貸しますから。目の下の隈も濃いし、病気ですか?」
関「――うわ、末期患者!? 肝臓患った時の親父みたいな顔色してるじゃねぇか……!」
圭「お酒飲み過ぎたの、せんせー?」
関「いや、酒飲めねぇし……あぁ、やっぱりあれが原因だな……」
京「心当たりがあるのですか、関先生?」
関「え、あ、いや……皆には関係ないよ。ほら、HR始めr――」 
  関の繕う声を遮るように、机を叩く音が教室内に響いた。
友「水臭いっすよ、先生……! 俺、俺、本当に先生のこと尊敬してるんすよ。先生、いつだっ
 たか俺がヤングマガジンを他の先生に没収された時、先生こっそりヌードグラビアのページ
 だけ切り取って俺に返してくれたじゃないですか……! 嬉しかった! 先生の中でも若い青
 少年のリビドーに理解を示してくれる貴方の大らかさに魅かれた。今も魅かれ続けている!
 その先生が苦しんでるんですよ!? どうやって見過ごせって言うんですか!?」
友「そうだ! 深夜のコンビニで、快楽天(注:エチィ雑誌です)を買えずにまごまごしていた俺の
 背中を叩き、本を取り上げて一緒に会計を済ませてくれたあんたの漢気に恩返しをしちゃい
 ない。その折角の機会を、当人のあんたさえ奪う権利はない!」
関「お、お前ら……!? くっ、ありがとう、ありがとう、俺の可愛い生徒達……!(;ω;)」
男『せ、先生ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!【男子生徒だけが我先にと関に抱きつく】』
女『サイテー……』
京「……亮は一緒に行かないのか?」
亮「頼むから一緒にせんでくれ。本当に。切実に」
                      史上最悪の理由で一部だけ結束して続く
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:47:27.50 ID:fbW2ThBT0
>>423>>424――1月10日 始業式後のHR
  あの後、久野が冷然と始業式が始まると言い、関の身の上相談は今までお預けである。
友「さ、先生。話してくださいよ! 俺ら何でもします。カンパだって辞さない覚悟ですよ!」
女「えー……だって関先生にお金渡したら全部エッチなものに変わってそう……」
友「馬鹿野郎! それが男の生き様ってもんだろ!?」
京「……亮が殆どそういったことに興味を示さないのはどういう理由なのだ?」
亮「ちょっと黙っとれ。で? 二週間少々でその痩せ方は異常としか思えんぞ、先生」
圭「病気だよ、せんせー。病院行った方がいいよ」
関「ううん。身体はそんなに辛くないんだ。辛いのは精神的にだな」
翔「強いストレスを感じることがありますか? 最近ではメンタルクリニックに通院することで蔑
 視は受けません。精神科医に相談することも考慮してください」
関「いや、精神がキてるのは相手なんだよ。危ないって言うか、突き抜けてるって言うか……」
京「危害を加える相手ですか? それはいけない」
関「あ、いやいや。危害って言っても直接じゃなくて間接的って言うか――」
女「先生。それストーカーじゃないの? 牧先生も被害に遭ったとか聞いた時ありますけど」
女「えぇっ!? 関君にストーカー!? ってことは相手が女? うっそ、マジありえなーい!」
友「ははは! こやつめ、ははは! だって関先生だぞ? KING OF HI・MO・TEの関智久
 様だぞ? 授業中の雑談で前日見た女子校生モノのAVの話をして二組の女子に総スカン
 を食らった教育界の傑物だ。絶対在り得ないね」
亮「傑物と言うより癌だと思うが…………ん?(そういや忘年会の時、保健医と――)」  
  何かを思い出そうとした時、関のスーツのポケットから甘ったるいアニメボイスが流れる。
携『お兄ちゃんにメールだよ! えっと……これ女の人? そんなの、私、嫌だよ……だって
 お兄ちゃんは、ずっと、ずーっと前から私だけのお兄ちゃんなんだから!』
関「メール?」
亮「もっとマシな着声ないんか!?」          普通の人ならどん引きで続く
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:50:03.32 ID:fbW2ThBT0
以上です
続き物なので、話が分からないけど興味を持たれた方が居られましたら
素直クール保管所Wikiに過去の話を掲載して戴いてますので
そちらをご利用ください
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:54:16.23 ID:P5DlJb330
>>426
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:55:35.44 ID:doK3ZcDu0
>>414
素直クールって傍から見るとバカップルにたいてい見えるものだと思う。
素直クールを出すのはなかなか難しいと思う。

俺は素直クールを表現できるのではないかと思う項目を挙げて、
シチュエーションや男の設定、男との関係なんかを考えて、
その項目の中からいいと思うのを選んで、他の設定とあわせて書いているが、
なかなかうまく行かない。

この基本項目がもっとしっかり出来てきたら、応用が利いていいんだろうなぁと
思っているが、これもうまく行かない。


>>426
相変わらず関先生いいなあw

ヤングマガジンって今はヌードグラビアついてるんだな
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 19:58:17.50 ID:e5bUu+FnO
>>426
GJ!久しぶりにこのスレ来てこの話読めてラッキーだお( ^ω^)
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:05:46.70 ID:e5bUu+FnO
>>426
作者さんキャラお借りしてもおk?(´・ω・)?
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:08:31.49 ID:n7HLlRtZ0
>>426
相変わらず軽くて読み易いテンポだwwwwwウケルwww
この調子で小噺チックに続いていくのねwww
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:10:51.89 ID:fbW2ThBT0
>>430
卑猥だったり残虐な話や絵でなかったらどうぞ使ってくだしあ
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:17:09.13 ID:e5bUu+FnO
女子かわいいよ女子

(´・ω・)つhttp://p.pita.st/?m=lrzq5bq3

いつぞやも貸してくださってありがとうございます
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:20:13.59 ID:1nDDgV0lO
>>433
体の調子はどのような感じで?
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:20:47.56 ID:fbW2ThBT0
>>433
挿絵を描いて頂くのも二回目ですね
あなたの絵は可愛らしくて繊細なので大好きです
ありがとうございます!
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:30:07.17 ID:e5bUu+FnO
>>434
大丈夫ですwありまとw元気でた(`・ω・´)

>>435
そんな!私のほうこそ大好きです(`・ω・´)そちらも体は大丈夫ですか?
437乱 ◆kil/HS1/z6 :2006/01/13(金) 20:32:17.71 ID:1nDDgV0lO
>>436
ならよかった
無理をせずに
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:38:28.70 ID:1nDDgV0lO
だから……

コテはずし忘れんな……
馬鹿か俺は……
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:40:47.77 ID:Eo3ZwaPd0
KING OF HI・MO・TE
に噴いたwwwwwwww
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:44:17.58 ID:fbW2ThBT0
>>436
すっかり治りました。座敷童の作者さんも神絵師さんも健康が第一ですね

>>428
偶にヤンマガでも、閉じてありますけどヌードグラビアありますよ
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 20:57:20.77 ID:3LHm6+xHO
ほ。
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 21:08:27.31 ID:Eo3ZwaPd0
し。
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 21:22:35.07 ID:doK3ZcDu0
ゅ。
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 21:34:46.34 ID:KAcrtBBu0
クー「……なぁ」
男「ん?」
クー「初めてでよく解らないが、私もほしゅ、と言う物をしてみようと思う」
男「そうか」
クー「まだ君と離れたくないからな」
男「……そうか」

クー「……なぁ」
男「ん?」
クー「ご褒美頭撫でてくれ」
男「……ん」

クー「……なぁ」
男「ん?」
クー「やらないか」
男「だか断る」

クー・男「と言う訳で保守だ」
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 21:41:20.12 ID:3LHm6+xHO
保守。
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 21:54:33.82 ID:doK3ZcDu0
保守
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 22:06:08.90 ID:doK3ZcDu0
保守
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 22:24:02.81 ID:hgOFyMax0
保守
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 22:31:27.98 ID:KTE/nZrf0
またカカオかよ
保守!
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 22:41:10.93 ID:0ByC0XXAO
☆彡
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 22:52:10.28 ID:k2uGd6NU0
捕囚
4521/3:2006/01/13(金) 23:03:05.44 ID:EHbYiQaE0
クー『やはり、君は無理しているのではないか?』
男「…………何の話?」

全くといって良いほど色気の無かった中学生時代。うってかわって、高校に入ってからは彼女が出来た。
……その彼女、ちょっと――いや、かなり?――変わり者で。
思ったことを即口に出すらしく、突拍子も無い発言に噴き出したこと幾数回。
そのため彼女と共に過ごす時間では、極力飲食を避けている。

『今居るのは君の部屋で、君の家族は全員外出中。年頃の男子にとって、この様なチャンスは早々ないはずだが……』
「何チャンスって」
『平たく言えば、童貞を捨てるチャンスだ』
「ぶっ!」

懲りることなく、僕は噴き出す。別に何か口に入ってる訳でもないんだけど。
……ところで、彼女にはもっと恥じらいだとか、そういうものを学んで欲しいと思う。
でも、自分相手にそんな事を期待してくれてる、同じ年頃の女の子を見て喜ばすにはいられない…………
そんな複雑な、大人じゃない男心。

『君はそのチャンスを、既に3回棒に振っている。……その理由は? 私の身体が君のお目に適ってない、と推測
するのだが……どうだ?』
「いや、どうだ? とか言われても……」
『こういった話をする度、君は大体“そういうのはあまり良くない”と返す。さっきの推測が違うのならば、
君は同性愛者か……その類の病状をもっているか。どの道私と恋人関係にあるというのは、君にとって辛い―――』
「ストップ!」
『……?』
「えーっと……何て言えばいいんだろう」

相変わらず極端な結論しか出せない彼女に、どう言えば理解してもらえるか……それを必死に考えながら、言葉を繋げる。
4532/3:2006/01/13(金) 23:03:23.05 ID:EHbYiQaE0
「まず、僕は紛れも無い自分の意思でクーと付き合ってる。好きだ、って言ってくれたのは嬉しかったし、
僕自身もそう思うからそれに応えた」

……この際、まるで思いつきのように告白された事は思い出さないでおく。

『ありがとう。最愛の者に愛して貰える、私は幸せ者だ』
「だぁーっ、ストップストップ! まだ話終わってないって!」
『……そうだった。君が嬉しいことを言うものだから、つい抱きついて――』
「はい、それで……確かに年頃の男子は、性欲持て余してて頭ん中セックスだらけかもしんない。
恋人を目の前にこんな事言うのはどうかと思うけど……そりゃ、出来るならしたいよ?」
『わかった』
「だーかーらー服脱ぐのストップ! そうじゃなくてさ…………何て言うんだろう、それ以上に、怖い」
『大丈夫だ、私が手取り足取り腰まで』
「話し聞いて欲しいな、僕。っていうか、僕がはじめて出来た恋人じゃなかったの?」
『君と愛し合うためだ、努力は惜しまない』

……ちょっとくらい、むしろ盛大に惜しんで欲しかった。

「まぁ……とにかくさ? 確かに避妊具だって簡単に手に入るだろうし、ぶっちゃけた話クラスでも経験ある人
いるけど…………その、色んな可能性があるから。自分の欲望を優先した結果、変な事になるのが……怖い」
『君との間に子を授かるのなら、喜ばしいことだ』
「そりゃ、貯金もある程度貯まった社会人なら僕も喜ぶだろうけど」
『む……』
「いつもクーが言ってる、“愛し合う行為”っていうのは否定しない。でも、それを言い訳に自分の欲望優先したり、
万が一妊娠とかすれば……もう普通の恋人関係じゃすまされなくなる。それが、怖い」
『…………』
「……ごめん、何か言ってることヘタレだ」
『いや、いい。君が私のことを大切に想っている事は、十分過ぎるほど伝わった。それに――』
「?」
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:03:41.07 ID:EHbYiQaE0
自分の言ったことがどこかで矛盾してないか、そもそもこんな考え自体が恋人への失礼に当たるのではないか。
そんな事をぐるぐると考えていると、物凄い勢いで彼女が服を脱ぎだした。

「ぅえ?! ちょ、何やってんの!? ストップストップ!」
脱ぎ続けながら、彼女は言う。
『名案だ。互いに一糸纏わぬ姿で抱き合えば、性交までとは言わんが愛を深められる気がした。これなら君が
懸念していた事も、一切問題ない。そして、今以上に愛し合える』
「んな無茶苦茶な!?」
『さあ、早く君も服を脱いで』
「ちょっ、それとこれとはやっぱ別問d……いやあああああああ!!」


…………で、どうなったのかと言うと。
本当に素っ裸で抱き合ってて、ここは布団の中な訳で、行為後の男女に見えなくもない、
彼女は物凄く満足そうに抱きついてて、おさまる事を知らない○○をも無視して、
正面からそれはそれはキツく抱きついてて…………もう、頭の中ごちゃごちゃ。

『正直に言うと、少し不安だった』
「……?」
『君は一向に私を誘ってこない。その種の病気なのか、それとも私の身体がいけないのか……色々悩んだが、
どうやら全て杞憂だった。今、すごく安心している』
「…………今更かもしれないけど、大丈夫だから。見ての通り、だけど」
『ああ、分かるよ』

安らかにそう言い切った彼女を見て、どうとも言えない気持ちで一杯になった。
とても格好つけれる状況じゃないけど、僕は彼女を好きで居続けたいと……思った。強く、願った。

……この後母親に見つかって、問答無用で説教を喰らったのは余談。
倦むことなくこんな事を続けていたら、いつの間にか物凄い忍耐力が付いたのも、余談。
全部、余談。
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:05:29.35 ID:EHbYiQaE0
>>454は3/3です、入れ忘れた _| ̄|○

よければ感想、批評お願いします。
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:08:46.79 ID:3LHm6+xHO
age保守。
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:14:42.65 ID:KTE/nZrf0
>>455
ちょっとエロいけど、話としては綺麗にまとまってる
短編をきっちり書ける人はすげーなー
4581/2:2006/01/13(金) 23:24:02.26 ID:EewW/eTh0
クゥ「これなんかどうだ?」
男「やめてください…そんな格好絶対したくないです!」
クゥ「そういわずに、ぜひ着てくれないか?」
友「そうだ!俺からも頼む!」
男「嫌です!背が低くて女っぽい所、気にしてるのに…」
クゥ「ふーむ、どうしても嫌だと言うかね。このままでは埒が明かない。しかたがない、とりあえずお茶にしようじゃないか。」

〜15分後〜
クゥ「できたぞ。」
友「おおっ、実においしそうです!さすが先輩!」
クゥ「ほら、君の分だ。」
男「あ、ありがとうございます…んん、結構おいしいですね。少し苦い気もするけど……あれ、なんだか眠たく……ぐぅ。」
クゥ「さあ、ぐっすりと眠っている今のうちだ!この服に着替えさせようではないか!」
友「さすが先輩!これで俺の長年の望みもかないそうです!」
4592/2:2006/01/13(金) 23:24:18.28 ID:EewW/eTh0
〜1時間後〜

男「…ん……」
クゥ「おや、起きたかい。」
友「いやぁ、いきなり寝るからびっくりしたぜ。」
男「あれ?何で僕寝てたの……って、何この格好うぅぅぅ!」
クゥ「ああ…かわいい…夢の様だ…」
友「おーい、こっち向いて…」
男「人を勝手に着替えさせといて何やってんだよ!あ!写真撮るな!こら!」
友「その怒った顔も最高だ!」
クゥ「ここは私が食い止める!君は早く帰って写真をプリントするんだ!」
友「分かりました先輩!俺のために命を…」
男「離してくださいっ!」
クゥ「君と私の身長差を考えたら無理なことぐらい分かるだろう?そうだ、お姫様抱っこをしてあげよう。」
男「や〜だ〜〜〜〜あぁぁぁ…」

〜次の日〜

クゥ「ほら、この写真をばら撒かれたくなければ私のために髪を伸ばすのだ…そうすれば君は完璧な女の子になれる…」
男「かっ、返してくださいよぅ!」
友「ふふふ、いろんな場所に分散して隠しているからそれを取ったところでこっちは痛くも痒くもないんだ!」
男「どうしてこんなことするんですか!」
クゥ「そんなの、決まっているだろう?君が可愛いからだ。その可愛さに私は恋をしたのだ。」
友「ついでに言うと俺は女装っ子趣味だ。」
男「誰か、誰か助けて〜……」
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:25:00.81 ID:EewW/eTh0
短編って長さが難しい。
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:32:59.09 ID:sg47o4HiO
GGの鰤みたいな男の子だったら…



ぎゃあぁぁぁあ!陰毛燃え素!
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:34:48.10 ID:doK3ZcDu0
>>455
>>457のいうようにうまくまとまってると思う。
もっと余談を書いて欲しいな。

>>460
ワロスw
特殊な趣味のクゥがいいな。
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:46:36.90 ID:t+L3ty6L0
>>460
何か………っ、絵が描ける気がする!
GJだべ!
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:47:36.27 ID:1K3BOhAbO
>>461
つまりミリと鰤の掛け合わせと言うことだな。

うは俺の#Rが燃え素wwww
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:49:22.17 ID:EewW/eTh0
GGの鰤とかミリと鰤の掛け合わせって何だよwwww
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/13(金) 23:58:01.14 ID:bYwlc19g0
>>362
純情なマッドサイエンティストの女王系お嬢様でしたか〜
確かにここまで条件が揃っていれば告白なんてシュチュエーションに
慣れていない事も頷けるw
そのまま爆走して下さいw

>>406-407
ついに「なんでやねーん!!」と言ってしまう、くだりがいいw

関西弁のSSというのは初めて見た気がします
これが◆xea/FPnk0oさんをして恐ろしいと言わしめた属性、元気クール?w
ぱっと見クール分がなさそうだと思ったが、読み直してみると確かにクールだ
地の文次第なんだなぁと実感

流石としか言いようがないです
参考にさせて頂きます

>>413-414
繊細な文章でとてもいいです

こういう才能が欲しいと思う、そんな貪欲さが繊細な表現を習得できない
原因ではないかと改めて実感しましたw
またこういった作品を読ませて下さい

>>426
関先生の波乱含みで到来した春、それを心配する翔と、
先の展開が楽しみです
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:09:37.12 ID:A7VYyi6eO
今北産業(保)
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:12:51.70 ID:KCLggFsY0
保守
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:14:54.35 ID:zI80FY+iO
>>467
素直クール
文と絵
萌えるんじゃなく、燃やさね?


最近は物燃やさないな
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:16:21.70 ID:/gCLLP560
すぐ上でなんか燃えてますよw
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:18:52.74 ID:zI80FY+iO
……違うな
燃やさせるのか

座敷わらしの続き書くわ
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:25:14.06 ID:0gGSjHxW0
また乱立か
保守ー
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:35:01.01 ID:tQbOlw8P0
>>455
こんな迫られ方をして我慢し続ける姿に涙
大抵の男なら抵抗できないだろう。むしろ、しないw
だが、決壊寸前の防波堤じみた攻防に面白みがあるんじゃないかと思う

>>460
> 友「ついでに言うと俺は女装っ子趣味だ。」
この台詞に何か恐ろしいものを感じるのは気のせいだろうか……
可愛い男の子に女装をさせたがるというのは実際に…… みなまで言うまい
クゥの歪んだ愛情表現が素敵だw
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 00:50:01.57 ID:yzTF9yzz0
座敷わらしを待ちつつ保守
475 ◆tvuTc2WdVE :2006/01/14(土) 01:05:22.25 ID:wyFhVJFe0
>>118
で書いた俺クーの続きを所望されたので書いてみた。
中途半端SS→短編に変化したので途中から作風変わってマス。(たぶん)
クー「まぁ大目に見てやってくれ。」
http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0158.txt
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:15:40.24 ID:Ds6tgf/O0
>>475
GJ!!
そして保守
477 ◆ilkT4kpmRM :2006/01/14(土) 01:16:36.18 ID:zI80FY+iO
 空を飛べ。高く高く、ただ飛ぶ。
 涙を浮かべる程度の孤独ならいらないからどこかに捨てた。

 わたしはここにいるんだ。


「……隼人さま」
 わたしは起き上がって、隼人さまの顔を眺めていた。
 布団に入ったのは何時だったろうか。たしか、十時すぎあたり。
「やはり、お眠りですか……」
 ゆっくりとした呼吸。胸の浮き沈み。うなされていたりはしないから、いい眠りなのだろう。
「なんでわたしといてくれるんですか?」
 寝てるから、こう聞いてみた。いつもなら、口になどは出せないから。怖くて。
「わたしと、いつまで一緒にいてくれるんですか?」
 わたしを――――

「ん……、どうしたよ、彼方」
 あ……。
「起きてたんですか?」
「今起きた。で、なに?」
「……なんでもないです」
 そう言うしかない。こんな事は、恥ずかしすぎる。いろんな恥ずかしい部分を見せたけど、強がれる部分は残ってるのだから。
「なんでもない、か。ま、寝ようか。二度寝。と言っても、まだまだ夜だけどさ」
「ですね」
 布団に体を沈める。……いや、この寝具はべっどと言うのだったか。
「じゃあ、おやすみ」
「はい。おやすみなさい」
478 ◆ilkT4kpmRM :2006/01/14(土) 01:18:05.68 ID:zI80FY+iO
>>477
 そう返す。いつも通り。いつも通りだ。

「……なあ、彼方」
「なんです?」
 瞼が閉じる五秒前ぐらい。
「はっきり言って、好きだとかはわからんけどさ。心配するな。僕はいてやるから、傍に」
 ……聞こえてたんですね。
「人が悪いです」
「起きたのは、ホントにさっきだから。ただ、夢うつつで聞こえてたけど」
「本当に人が悪いです、隼人さまは」
「ごめん」
 ……なんだろうな。そういえば、これは隼人さまの口癖か。
 本当に、この人が、わたしの大部分を占めてるんだ。
「なんかよくわからないこと言った気がするな……。まあ、寝よう。うん」
 少しだけ笑ってしまった。どこか子どもみたいで、可愛らしくて。
「はい、おやすみなさい、隼人さま」
 瞼をつぶる。

「愛してますよ」
 いつものように、そう、口に出した。
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:19:02.79 ID:zI80FY+iO
2レスだったので、予告はなしで
では、今回はこれで
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:26:09.58 ID:wyFhVJFe0
>>476
初めてGJって言われたよ。感動で涙がちょちょぎれますぅー(古

最近素直クールが何かわからなくなってきた。
とか言いながら>475書いてる俺は一体・・・。(素直に打ち明けました。)
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:28:04.96 ID:zI80FY+iO
>>480
ブギーポップの凪思い出した
いや、俺口調もありだな
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:36:22.19 ID:PyOrqrwO0
スレちがいは承知ですが、ちょっとお智恵を拝借。おゆるしを。
ヒロイン?が2人(兄姫と弟姫)いるのですが、
エンドでサブヒロイン?(妹の方)があまってしまい、こまっています。
どうしたらよいのでしょう。
メインヒロイン?(姉の方)と主人公は絶対結ばれません。
殺しあってどちらか(もしくは両方)に死んでもらいます。
そうするとどうしても妹が蚊屋の外になってしまって。
いちおキーパーソンなので物語を進めるには必要なんです。

何かいい考えはないでしょうか?
483coobard ◆69/69YEfXI :2006/01/14(土) 01:39:33.89 ID:udZlYMea0
>>466
感想、有り難うございます。ボクっ娘や俺っ娘が、なかなか素敵だったので、
それらと違う、今までに少なかった方向として、関西弁素クールにチャレンジしてみました。
ボクっ娘と同じく、クール分を出すのが難しいですね。
なお、2点ほど、誤字、誤用がありました。お詫びします。

>>475
俺っ娘、良いですね。男の子の気持ちも、ちゃんと書けていて良かったです。
てか、彼女はSなの?w
それと、これは強要するわけではありませんが、文頭に役名を書く、いわゆる脚本調なのがちょっと
気になります。俺ってしゃべる女子だからなぁ。難しいですよね。

>>477
今までの分も含めて、全体として優しくも、もの悲しい作品世界が構築、展開されていると思います。
今回はしっとりピロートークwですね。間に情緒があって好きです。GJ!
彼方の絵、描いてもいいですか?
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:40:49.76 ID:zI80FY+iO
>>482
馴れ合いスレで頼む

それに、話の流れが分からんことには無理
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:43:52.63 ID:zI80FY+iO
>>483
是非どうぞ
ありがたいです
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:44:26.95 ID:PyOrqrwO0
>>484
できればURLたのみます。
けんさく機能がなぜかつかえないので。
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:46:25.02 ID:zI80FY+iO
>>486
>>3避難所から入って
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:56:29.64 ID:yzTF9yzz0
ほしゅ
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 01:59:45.21 ID:PyOrqrwO0
>>487サンクス
490家族:2006/01/14(土) 02:05:31.20 ID:3rQc+vAu0
弟「目は覚めた?」
「ああ・・・。いままで食らった中でも格別に気合の乗ったあんぱんだったぜ」
ク「この子は小学生の頃、少年野球のチームでエースだったんだ」
だからか。やけに強烈な一撃だと思った。
「だが、ずっしりあんぱんはやめてくれ。首の骨が折れるかと思った」
弟「だったら、いちゃつくのは二人っきりのときにしてくれ」

妹「ねえ、お兄さん」
「何?」
妹「あの、ちょっと訊きたいんだけど」
「どうぞ」
妹「うん。あのさ、今日お兄さんが家に来ることは、その、お父さんは知ってるの・・・かな?」
「・・・知らないんじゃないか?」
妹「えぇ!?」
弟「・・・マジで?」
「多分。クウが今日の昼に、急に『うちに来い』なんて言い出したからな」
ク「私は知らせてない」
まあ、こいつが知らせてないんなら知らないだろうな。
「・・・知らせたほうがよかったかな?」
弟「いや、だって」
妹「・・・ねぇ」
・・・何だよ、恐いな。
弟「親父からすれば、帰ってみたら、家に見知らぬ男が上がりこんでて・・・」
妹「そのうえ、お姉ちゃんの婚約者だって言うんだから・・・」
弟「・・・ヤバイな」
妹「・・・きついね」
491家族2:2006/01/14(土) 02:06:15.54 ID:3rQc+vAu0
「・・・・・・なあ、お前のお父さんて、どんな人なんだ?」
ク「う〜む。まあ、曲がったことが何よりも嫌いな性格だな」
弟「あと、寡黙で、姉貴よりも冷静沈着」
それはすごい。
弟「だけど一旦怒ったら鬼も逃げ出すくらい恐い」
・・・。
「・・・ちなみに、お仕事は?」
ク「警察官だ」
「・・・」
ク「ちなみに、刑事部長だ」
「・・・・・・」
ク「警視庁主催の剣道大会と柔道大会で優勝したこともある」
弟「姉貴、空手忘れてる」
ク「おお、そうだった」
「・・・・・・・・・」
ク「居合と合気道もやってたな」
弟「昔はボクシングで全国大会に出たっつってたぜ」
「・・・帰る」
ク「待て」
「いやだ、帰らせてくれ」
親父がそんな最強キャラなんて聞いてない。
ク「まあ落ち付け。なにもとって食おうというわけじゃないんだから」
弟「こないだ警察の同僚と一緒に山に行ってイノシシ獲ってきてたよな」
ク「ちょっと黙れ」
「・・・」
妹「まあ、心配しなくても、いきなり殴られるようなことはないと思うよ?・・・多分」
多分てなんだ、多分て。

・・・・・・帰りてぇ〜・・・・・・。
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 02:07:26.50 ID:3rQc+vAu0
以上
今回は2レスだけだったんで投下予告なしで
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 02:13:38.45 ID:zI80FY+iO
>>492
面白かった
ずっしりあんパンとお父さんが怖い
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 02:14:39.13 ID:RspjIU02O
ほ。
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 02:23:15.13 ID:yzTF9yzz0
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 02:29:57.11 ID:yzTF9yzz0
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 02:49:56.41 ID:zI80FY+iO
保守
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 02:56:37.71 ID:NKLjzIDB0

499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 03:01:12.69 ID:Bk8m0DXE0
欲しいねぇ
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 03:20:43.61 ID:yzTF9yzz0
こっちもほしゅ
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 03:40:50.24 ID:zI80FY+iO
保守
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 04:30:57.98 ID:yzTF9yzz0
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 05:10:28.14 ID:JNALEUTuO
葡酒
504 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/14(土) 05:19:32.50 ID:/7rVJ1KLO
春日お嬢様 第2話 中編

http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0159.txt
505 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/14(土) 05:23:32.83 ID:/7rVJ1KLO
春日お嬢様 第2話 中編

http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0160.txt

またしても改行ミス。こっち本物。
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 06:04:48.26 ID:/7rVJ1KLO
亀レスですが。
>>406
関西弁はともかくとして、◆69/69(携帯ry氏の作風というか、◆69/69(携帯ry氏節が全面に押し出された作品ですね。
『なんでやねーん』のためにある、作品ですね。
『わたしのモン(ry』のノリは関西のノリで笑いました。

>>455
エロの話なのに、エロがメインじゃない所で、セクロス観について語るのがよかった。
流れがスムーズで楽しめた。GJ

>>466
引き続き、爆走しました。次回は落ち着くハズです。

>>479
座敷わらしのキャラが立ってて、癒されるー。今回はもの足りず。もっと読みてー
でも、隼人のキャラが変わりつつあるのが気になる――
本編的な話が見たいYO!

507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 06:55:49.90 ID:/7rVJ1KLO
ほす
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 07:28:24.26 ID:xaP1SpNy0
保守ー
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 08:00:49.32 ID:PMhhCqoAO
保守
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 08:08:41.54 ID:zgrRNEHM0
早めに保守
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 08:15:47.52 ID:tQbOlw8P0
>>475
オレっ娘になるのかな? そっち系の属性もあるのは知ってるけど名前分からないw
弱いと思ってた相手が自分のために立ち上がるっていうのは、いいね
その後の展開もいいねwwwwww

>>490
波乱の幕開けを予感させる……
って、一体何者?w

>>505
アメリカナイズドされた黒服がいい味を出してます
そして春日様に属性付けすぎw
「素ツン義理ナチおあずけ乱視」並の属性ヤバスwww
512 ◆t0BCEF0uzI :2006/01/14(土) 08:18:11.26 ID:/7rVJ1KLO
 どうも皆さま、おはようござます。
 以前本スレにてお出になられていた、素直クールな魔女っ子に魔法を掛けて頂いて、喋れるようになったアンパンです。
 多少強引な設定ではごさいますが、私の話を聞いて欲しいのです。
 いつも、多種多用な登場を致しますが、私にも悩み事がございまして、物語に出ている男に嫉妬しております。
 毎日の様に素クール様からアプローチされていらっしゃる男が、羨ましくて仕方ありません。
 なぜなら、素直クールな彼女。ジャムパンと、お付き合いがしたいからです。
 しかしジャムパンは、陳列棚で出合い頭にカレーパンとぶつかるといった、安易な出来事で恋に堕ちてしまいました。
 それ以来私は全く相手にされず、袋の中で湿気を出す毎日です。
 この様な私。アンパンは、ジャムパンに見て欲しいが為に、本スレご覧の皆さまに、お願いを致したいと思います。


 私を、保守代わりに使って下さい。
 そうすればジャムパンが、私の事を見てくれる様な気がするのです。
 保守→アンパン。
 に、して頂くだけで、私が上からズラッと並び、いつの日かジャムパンが私を見てくれると思うのです。
 なにぶん勝手ではございますが、変換など
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 08:20:32.46 ID:7GhsdcXmO
ほくーる
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 08:21:48.23 ID:/7rVJ1KLO
>>512
宜しくお願いします。
 最後に。私を喋れる様にして頂いた、通りがかりの魔女っ子様に、厚く御礼申し上げます。
 これにてアンパン(保守)とします。
 ありがとうございました。
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 08:31:13.39 ID:/7rVJ1KLO
アンパン
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 08:40:18.61 ID:7GhsdcXmO
ほくーる
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 09:16:30.62 ID:RspjIU02O
保守。
518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 09:32:56.52 ID:eiENRgdqO
アンパン
519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 10:03:50.09 ID:DmaC6PhZ0
アーンパーン!
520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 10:11:59.84 ID:a2q/RrAGO
めろんぱーん
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 10:19:04.38 ID:n3vI3t2I0
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 10:34:54.92 ID:a2q/RrAGO
うぐいすぱーん
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 10:42:42.12 ID:PoNpQeFm0
保守〜
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 10:46:14.02 ID:zwsgU95L0
やきそばパーン
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 10:55:15.28 ID:7GhsdcXmO
ざんぱーん
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 11:16:06.04 ID:RspjIU02O
保守。
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 11:38:42.29 ID:/gCLLP560
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 11:43:39.67 ID:l27iYgPJ0
あんぱん!
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 11:51:01.03 ID:XohahooK0
メロンパン
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:05:26.14 ID:FTM7/vjbO
ふらんすぱーん
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:28:59.82 ID:WJbXokrH0
クリームパン
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:29:09.27 ID:cLdsqVST0
保守
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:32:26.59 ID:MosomZk9O
カレーパン
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:33:17.44 ID:6y7SwU2mO
このサイトの厨が2ちゃん馬鹿にしてるお!
VIPPERの力見せるお(^ω^#)

http://bbs2.mbsp.jp/b.php?ID=kyotokokosite&c_num=112972
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:41:03.58 ID:U67O0rC30
3色パン
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:41:26.95 ID:WJbXokrH0
ジンギスカン
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 12:58:15.06 ID:rPxF3iKN0
あんぱん保守
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:11:31.35 ID:H7AoBdIJ0
ho
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:21:35.08 ID:1xXDOipG0
硬い表皮が口内に刺さるチョコチップメロンパン
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:26:04.69 ID:1xXDOipG0
保守
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:26:21.35 ID:cLdsqVST0
ageてくれ
保守
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:36:06.11 ID:srAUsAGfO
ジャムパンモエス
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:38:13.21 ID:zI80FY+iO
すまん
いつからここはパン祭りになったんだ?
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:40:50.93 ID:7GhsdcXmO
とあるコテハンが自分の保守挨拶を流行らせようと意図的に。
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 13:45:00.71 ID:zI80FY+iO
>>544
なるほど
彼か

パン保守すると、多種のパンが出てくるからな
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 14:06:43.91 ID:mXzeeD6T0
ジャムカレー丼
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 14:21:38.87 ID:a2q/RrAGO
ブルーベリーわさび丼
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 14:40:39.66 ID:U67O0rC30
iPod丼
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 14:42:12.80 ID:Zw5Rgig60
親娘丼・・・!
550ハヤシライス斉藤:2006/01/14(土) 14:43:07.56 ID:1StCIW3M0
どーもー!ハヤシライス斉藤でーす!!
ただ今VIPでお笑いライブショーやってまーす!!
是非見に来てくださいね〜★

http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1137209000/l50
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 15:01:58.58 ID:cLdsqVST0
普通に保守
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 15:18:13.14 ID:VB4oVkTA0
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 15:43:18.03 ID:a2q/RrAGO
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 15:46:48.99 ID:wyFhVJFe0
遅ゴメン
>>483
文頭に役名が入ってるのはSS形式で投げっぱなしで終わろうと思った、
甘い考えの残り香デス・・。

現在は心理描写の努力中+説明が出来ない。
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 15:54:25.07 ID:zvFdYkWD0
保守
556 ◆tvuTc2WdVE :2006/01/14(土) 15:59:47.34 ID:wyFhVJFe0
トリ(だっけ)つけてないとわからないことに今気付いた
554デス
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 16:08:57.88 ID:g9PABVOX0
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 16:13:15.18 ID:a2q/RrAGO
ほくーる
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/14(土) 16:13:52.53 ID:g9PABVOX0
あほくーる!?( ゚ω゚)
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
薬の名前みたい