( ^ω^)ブーンが謎の本を手に入れたようです

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
( ^ω^)「福袋はどれもつまらないから本屋で立ち読みでもするお」
( ^ω^)「ん、この本はなんだお?」


短編小説集

作 マスター


( ^ω^)「作者とかが気になるけどカバーが掛かってて読めないお」
( ^ω^)「・・・・・・」



( ^ω^)「はっ、知らないうちになぜかこの本を買ってたお」
(;^ω^)「レシート見てみたら1万円。お年玉の大半を使ってしまったお」
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 15:55:12.52 ID:ostE/qmUO
( ^ω^)しこしこ
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 15:56:38.69 ID:MDiErvaMO
ファルコンとアウリンまーだー
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:01:41.36 ID:JDhnYO5j0
( ^ω^)「買ってしまったものは仕方ないお。とりあえず読んでみるお」
ξ゚听)ξ「あ、内藤。あけましておめでとう。で、その本は何?」
( ^ω^)「おめでとうだお。この本はなんか知らないうちに買っていたお」
ξ゚听)ξ「短編小説集 作者はマスター。ちょっと見せてよ」
( ^ω^)「1万もしたんだし僕が先に読むお」
ξ゚听)ξ「1万って、高すぎるわよ。・・・じゃあ一緒に読みましょう」
( ^ω^)「別にいいお」

第1小説 雪女
あるところに山小屋がありました。




ξ゚听)ξ「あれ?これで終わり?あとは何にも書いてないわよ」
(#^ω^)「1万もしたのに詐欺だお。ブックオフにでも売って来るお」
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:06:19.76 ID:JDhnYO5j0



( ^ω^)「あれ?何で雪山にいるんだお?」
ξ゚听)ξ「さっきまであの本を読んでいたはずじゃ・・・」
( ^ω^)「あ、山小屋があるお」
ξ゚听)ξ「山小屋・・・。これさっきの小説の冒頭部分じゃない?」
(#^ω^)「だからって何で僕たちが雪山にいるんだお」
ξ゚听)ξ「わからない。・・・そういえばタイトルが雪女だったわね」
(;^ω^)「雪女。もしかして雪女が出てくるのかお?」
ξ゚听)ξ「そうかもしれないわよ。とりあえずあの山小屋に避難しましょ」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:22:37.16 ID:JDhnYO5j0
( ^ω^)「とりあえず山小屋に入ったのはいいけどこれからどうするお?」
ξ゚听)ξ「この小説を終わらせれば出られるんじゃないかしら?」
( ^ω^)「流石ツン。頭いいお」
ξ゚听)ξ「でも終わらせるという事は雪女に会わなければいけないという事じゃ
     ないかしら?」
(;^ω^)「やっぱりそうなるのかお・・・」
ξ゚听)ξ「とりあえずここでこれからの予定を考えましょう」


???「ごめん下さい。誰かいますか?」
( ^ω^)「人が来たお。外は寒いから入れてあげるお」
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:25:24.34 ID:tMCnAHDVO
始まり方が既に二番煎じ。
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:26:50.59 ID:0AOzBYxiO
ブーンスレお腹いっぱい
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:38:06.38 ID:JDhnYO5j0
???「あ、ありがとうございます」
ξ゚听)ξ「困っているときはお互い様だからいいですよ」
( ^ω^)「ココアでも飲むお」
???「どうもご親切に。私の名前はつーといいます」
ξ゚听)ξ「つーさんは何でこんな雪山へ?」
(*゚∀゚)「登山研究会の人たちと登っていたんですが雪崩が起きてはぐれてしまって」
( ^ω^)「それは災難だお。吹雪がおさまったら一緒に探してあげるお」
(*゚∀゚)「どうもこれはご親切に」
ξ゚听)ξ「(小声で)ちょっと内藤。勝手に探すなんて約束しないでよ」
( ^ω^)「(小声で)もしかしたら雪女に会えるかもしれないお。探すならついでに
      人助けもしたほうがいいお。その方が小説っぽいと思うお」
ξ゚听)ξ「(小声で)まあそれもそうね」
(*゚∀゚)「・・・雪女」
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:53:23.29 ID:JDhnYO5j0
( ^ω^)「お、どうやら吹雪が止んだみたいだお」
ξ゚听)ξ「じゃあ探しに行きましょうか?」
(*゚∀゚)「どうもご親切にありがとうございます」
( ^ω^)「雪崩が起きたのはどちらの方だお?」
(*゚∀゚)「ここから1km半ぐらい北に行ったところです」
ξ゚听)ξ「じゃあ案内してもらってもいいですか?どちらが北だかわかりませんし」
(*゚∀゚)「いいですよ」


(;^ω^)「疲れたお。雪崩のあった場所はまだかお?」
(*゚∀゚)「もう着きます」
ξ゚听)ξ「もしかしてあの雪崩っぽい跡があったところですか?」
(*゚∀゚)「はい、そうです」
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:12:43.50 ID:JDhnYO5j0
???「お、また人間が来た。雪女も一緒か」
(;^ω^)「だ、誰だお!しかも雪女って」
(゚Ш゚)「人間にはこう言った方が早いかな。俺は雪男だ」
ξ゚听)ξ「それより雪女って」
(*゚∀゚)「・・・だましていたつもりは無いんです。ただ人間は雪女を恐いもの、
     お化けというイメージを持っているそうなのでそのイメージを無くしたくて」
(゚Ш゚)「おい、俺を無視すんなよ。また雪崩を起こすぞ!」
(;^ω^)「な、雪崩を起こすって。さっきつーさんが言ってた雪崩って」
(*゚∀゚)「そう。こいつがやったんです」
(゚Ш゚)「人間は俺たち雪男の餌だ。喰って何が悪い」
(*゚∀゚)「違う!雪男の餌は山の生き物だったじゃない。なんで人間なんか」
(゚Ш゚)「それはおいしいからだ」
(*゚∀゚)「・・・許さない」
(;^ω^)ξ゚听)ξ「(話に入れない・・・)」
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:14:11.90 ID:HZnwWSQ30
クオリティ低
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:31:21.37 ID:JDhnYO5j0
(*゚∀゚)「内藤さん、ツンさん。短い間だったけどありがとうございました」
(;^ω^)「どういう意味だお」
(;゚Ш゚)「まさかあの技を」
(*゚∀゚)「そうあの技を」
(;゚Ш゚)「や、やめろぉー」


(;^ω^)「ここはどこだお?」
ξ゚听)ξ「どうやらいつもの町に帰ってきたようね」
(;^ω^)「つーさんはどうなったのかお?」
ξ゚听)ξ「知らないわ。でもあの言葉からして・・・」
( ^ω^)「本を開けてみるお」
ξ゚听)ξ「ちょっと内藤、また本の世界に入りたい気?」
( ^ω^)「命を張って助けてくれたんだお。お礼をしたいお」
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:45:26.05 ID:JDhnYO5j0
( ^ω^)「もう開くお」
ξ゚听)ξ「内藤、開いちゃダメ!・・・あれ?」
( ^ω^)「白紙の所に字が書いてあるお」
ξ゚听)ξ「しかもこの文章私たちが体験した事と同じじゃない」
( ^ω^)「僕やツンがこの物語の主人公になるっていうことかお?」
ξ゚听)ξ「そうね。あ、つーさんのことについて書いてあるわよ」

つー・・・人間を好んでいる珍しい雪女
雪男・・・元々は山の生物を食べていたが昔食べた人間の味が忘れられなくて
     人間を狩るようになった

ξ゚听)ξ「つーさんって優しいひとだったんだ」
( ^ω^)「お礼、言えなかったお・・・」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:52:57.79 ID:JDhnYO5j0
ξ゚听)ξ「とりあえずその本はどうする?」
( ^ω^)「1万もしたから持って帰るお」
ξ゚听)ξ「そう、じゃあ私は家でおせち食べたいから帰るね」
( ^ω^)「バイバイだお」
ξ゚听)ξ「あ、あと、もしその本をまた開こうとするときは私を呼んでね」
( ^ω^)「わかったお」
ξ///)ξ「べ、別にアンタと一緒に入りたいとかそういうのじゃないからねっ」
(;^ω^)「(なんかツンが変だお。まあいいか)」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:07:27.58 ID:JDhnYO5j0
( ^ω^)「・・・よく考えたらこれは短編小説集だお。ということは他にも色々な
      話があるということなのかお?」
( ^ω^)「とりあえずお正月はおせち食べてお年玉貰うお。本のことはひとまず忘れるお」



本屋の店長「そいうえばうちの店に1万もする本なんて置いてたっけ?」
本屋の店員「知りませんよ。私はただ店長に言われた通り本を置いているだけですから」
本屋の店長「まあ1万円も売り上げがあって良かったよ」
本屋の店員「でも買ったお客さん少し変でしたね。何か意識が無かったような」



面白かったら保守してくれ。つまらなかったら何も書き込まないでくれ
ご飯食べる
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:38:50.57 ID:LgmBHDwU0
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:48:48.77 ID:nY2oihavO
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:53:38.59 ID:JDhnYO5j0
ブーン宅
( ^ω^)「この本は一体何なんだお。出版社も書いてないお」
( ^ω^)「とりあえず明日もう1回開いてみたいからツンを呼ぶお」


ツン宅
ξ゚听)ξ「・・・あの雪山は何だったのかしら。やっぱり本の中の世界だと言うしか
     無いの?別に正月ってやることないし明日内藤の家にでも行ってみようかな
     と、思ったらメールだわ」

From:内藤
明日本を開きたいから来てほしいお

ξ゚听)ξ「よし、もちろん行く。と」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 19:08:22.05 ID:JDhnYO5j0
次の日
ξ゚听)ξ「内藤。正月は暇だから来たわよ」
( ^ω^)「待ってたお。では行くお」
ξ゚听)ξ「待って。題名は何て書いてある?」
( ^ω^)「題名は、3人の探偵、と書いてあるお」
ξ゚听)ξ「探偵か。どんな人だろう。じゃあ行くわよ」
( ^ω^)「でも本の中に入れないお」
ξ゚听)ξ「何で?雪女の時は勝手に入っていったのに」
( ^ω^)「それは僕にもわからな・い・おZZZ」
ξ゚听)ξ「ちょっと内藤、何寝て・ん・の・よZZZ」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 19:42:24.26 ID:JDhnYO5j0
( ^ω^)「あれ?ここはどこだお?」
ξ゚听)ξ「どうやら本の中に入れたようね。あそこにホテルがあるわよ」
( ^ω^)「探偵だから殺人事件が起こりそうだお。ベタな展開になりそうだお」
ξ゚听)ξ「探偵が3人とホテルの従業員と宿泊客の中に犯人がいるとかね」
( ^ω^)「従業員がベジータみたいな人だったら面白いお」
ξ゚听)ξ「流石にそれは無いと思うわ・・・」
( ^ω^)「とりあえずあのホテルに行ってみるお」


ベジータ「いらっしゃいませ。支配人のベジータと申します。お客様は2名で
     よろしいですか?」
(;^ω^)「(本当にベジータみたいな人というか本人だお)2名で」
ベジータ「かしこまりました」
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
保守