( ^ω^)ブーンがGangsterになったやうです。
1 :
◆bP2qfddi66 :
、という夢を見て、ブーンは目を覚ましました。
( ^ω^)「・・・・・・・・・。」
ブーンは少し暖かな、清々しい気持ちを胸にVIPを覗きます。
VIPでは今日もブーン系小説の作者達が、ブーンを主人公にしたおはなしを書いています。
( ^ω^)「・・・・・・・・・。」
ブーンは自分がそんなに小説に書かれるような立派なAAではない事を知っています。
時々そうやってたくさんの人のおはなしの中で、すごいAAとして書かれる事を重荷に思うこともあります。
おはなしを書いている人達もそのことには気づいています。
それでも彼等は思うのでした。
このVIPの顔であるブーンには、立派なAAになって欲しい。すごいAAになって欲しい。
そんな願いを込めて、おはなしを書き続けるのでした。
そして、ブーンはそれをとても微笑ましく思うのでした。
さて、今日もどこかでブーンのAAが書き込まれます。
ブーンはその度にVIPの中を駆け巡るのでした。
めでたしめでたし。
2 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:30:23.02 ID:qDEZky3L0
無かったようなので新スレ立てた。
とりあえず続きを投下。
誰かまとめページのアドとかヨロ。
3 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:32:17.64 ID:qDEZky3L0
VIPの市街地の一角、深夜のコンビニの前で立ち尽くす二人の兄弟が居た。
( ´_ゝ`)「時に弟者よ・・・、ここはどこだ。」
(´<_` )「兄者、さんざん地図を見ながら町を歩こうとした俺を無視して勝手に歩き回っておいてそれか。」
(;´_ゝ`)「待て、弟者。道ならそこら辺に居るヤツに適当に聴けばいいだろう。」
そこで、兄者と呼ばれた男がコンビニへと近づいていく。
二十分後、コンビニ前の駐車スペースが朱に染まった。
つい先ほどまで人だった物がいくつも転がる中で、二人の兄弟が立ち尽くしている。
先ほど兄者と呼ばれた男は右手に血まみれの長ドスを握っている。
男はニ、三度長ドスを振り、刀身についた血を払ってから鞘に戻すと、一息つく。
そこにもう一人の男が話しかけた。
(´<_` )「で、何故こうなる?」
(;´_ゝ`)「いや、道を聞いただけなんだが。」
(´<_`♯)「俺が言っているのは、何故コンビニの店員ではなく、コンビニの外でたむろしてるDQNどもに声をかけたのか?、という事だ。」
(;´_ゝ`)「だって連中、どうも珍走みたいだし、道にも詳しいかなぁ・・・、と。」
4 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:33:03.83 ID:qDEZky3L0
(´<_` )「珍走=地理に詳しい、という頭の弱さ丸出しの偏見は置いておいて、だ。」
遠くからサイレンの音が近づいてい来る。
入り口のガラスからコンビニの中を除き見れば、目玉が飛び出さんばかりに目を向いて驚いているコンビニ店員が、電話を握って震えている。
いくら深夜とは言え、こんな目立つ場所で堂々と殺人を犯せば、通報されぬはずがない。
(´<_` )「運営に通報されたか。これで俺達も強制送還か。」
( ´_ゝ`)「落ち着け、弟者。早く車に乗り込むんだ。逃げるぞ。」
(´<_`#)「ほう、車に?俺の記憶が正しければ、俺達の車は機能、兄者が駐車代をケチったせいでレッカーされたはずなんだが。」
( ´_ゝ`)「・・・・・・・・・車は僕等の心の中にある。」
(´<_` )「ねーよ。」
そんな時、二人の立ち尽くすコンビニの前に、一台の車が止まった。
黒いワゴン車だ。
∧ ∧
(*‘ω‘ *) キタぽっぽ
( )
v v
ぼいんっ
川
( ( ) )
6 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:34:13.62 ID:qDEZky3L0
( ´_ゝ`)「見ろ、弟者。おあつらえ向きに新しい車が来たぞ。」
(´<_` )「待て、兄者。まさか・・・。」
弟者が制止の声をかけた時には既に、兄者はワゴン車に向かって歩き出している。
ワゴン車の窓ガラスに向けて兄者の鞘に納まったままの長ドスが振り上げられる。
後はそれを振り下ろすだけだ。
だが、ついにそのワゴン車の窓ガラスが割られる事は無かった。
兄者の腕が振り下ろされる前に、ワゴン車の運転席の窓と、後部座席のドアが開いたからだ。
( ^Д^)「兄貴達、探しましたよ!!早く乗ってくださ―――」
ゴン、とかガン、としか表現の仕様の無い音が響いた。
兄者の振り下ろした長ドスは窓を壊す代わりに、窓を開けて兄弟達に話しかけてきた男の頭に直撃した。
ワゴン車の窓ガラスを割るつもりで込めた力がそのまま頭に激突し、窓を開けた男は失神した。
(;´_ゝ`)「あ、ごめんよ、タカラ。本当は止められたんだけど、そのまま振り下ろしたらどんなリアクション取るのか見たくって、つい。」
(´<_` )「兄者、俺は今ここで猛烈に兄者を殴っておかねばならぬような気がするのだが。」
7 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:34:56.14 ID:qDEZky3L0
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ、だらしねーな、タカラ。オラ、運転代われ。」
助手席に乗っていた女が、運転席に座っていた男、流石組若頭のタカラをぞんざいに後部座席に放り出す。
(*゚∀゚)「おい、兄貴達、早く乗り込んでくれ。そろそろ削除人の連中が来ちまう。」
女の声に従って、兄弟がワゴンの後部座席に乗り込む。
ワゴン車は、兄弟が乗り込むか乗り込まないかという内に発進している。
( ´_ゝ`)「うむ、タカラにつー、助かったぞ。」
(*゚∀゚)「何言ってんだよ兄貴。俺等、ファミリーだろ?水臭ぇ事は言いっこ無しだぜ。おい、タカラ、起きろ!」
( ^Д^)「痛たたたたた、あれ?兄貴達、何時の間にワゴンに乗り込んだんですか?」
( ´_ゝ`)「お前が気絶している間にだ。」
( ^Д^)「気絶?僕は気絶なんてしてたんですか?一体何故?」
( ´_ゝ`)「なんか、俺達がワゴン車に乗り込む前に一人でに気絶してたぞ。」
(´<_` )「兄者、その舌引っこ抜いてもいいか?」
(;´_ゝ`)「落ち着け、弟者。その手に握っているペンチはどこから出した。」
(*゚∀゚)「気にする事無いぜ、兄貴達。気絶したタカラの奴がヤワだっただけなんだから。」
8 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:35:53.70 ID:qDEZky3L0
(;^Д^)「あのさ、つーちゃん。つーちゃんって確か若頭補佐だったよね。」
(*゚∀゚)「おう、それがどうした、若頭。」
(;^Д^)「敬語って知ってる?」
(*゚∀゚)「圭吾?この前殺したニュー速帰りのあいつか?」
(;^Д^)「・・・・・・・・・・・・。」
(*゚∀゚)「それにしても兄貴達、合流するのに二週間もかかっちまったな。」
( ´_ゝ`)「うむ。VIPの中で落ち合おうとしか言ってなかったからな。」
(;^Д^)「ちょっとつーちゃん、運転中は前見て!!!振り向かずに前向いたまま喋って!!!」
中にいる者たちの混乱を他所に、ワゴン車は数十分をかけて市外にある三階建ての建物にたどり着いた。
ワゴン車から四人の男女が降りてくる。
( ´_ゝ`)「へー、結構いい事務所じゃないか。しかしなんだありゃ、有限会社リュウセキ?」
( ^Д^)「ええ、さすがに”流石組”の名前は使えませんからね。」
( ´_ゝ`)「そうなると俺はもう組長じゃなくて社長で、弟者が副社長か。」
(*゚∀゚)「俺等がVIPに来てんのはゴクヒニンムって奴なんだろ?」
(´<_` )「いや、別に任務でもゴクヒでもないが・・・。確かにできるだけ目立たない方がいいな。」
( ^Д^)「一門を破門になった俺達がVIPに来ているとなると、こっちの連中も警戒するでしょうしね。」
(´<_` )「どこかの考えの足らない馬鹿がここ二週間でさんざん刃傷沙汰を起こしたがな。」
(;´_ゝ`)「弟者、なんだその責めるような視線と言い草は。」
(´<_` )「実際に責めているんだが?」
9 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:36:44.01 ID:qDEZky3L0
(*゚∀゚)「まあ、兄貴達が暴れて騒ぎを起こしてくれたおかげで兄貴達を見つけることができたんだけどな。」
( ^Д^)「騒ぎの起きてるあたりを適当に走り回ってるだけで見つかりましたからね。」
四人は話を続けながらも、事務所のビルの中に入っていく。
ドアを開けると、中には50人程の男たちが詰めていた。
ドアから兄弟が顔を出すと、一瞬驚いたように静まり返ったが、次の瞬間には歓声がとんでいる。
( ´⊇`)「タカラ兄貴につーの姉御、組長達をついに見つけたんですね?」
( -_-)「死にたい。」
( ´_ゝ`)「おお、モヒャにヒッキーか。久しぶりだな。」
(´<_` )「兄者がしっかりしていればもっと早く合流できたんだがな。」
( ´⊇`)「兄貴達、もうチャカも弾薬も全部揃ってます。俺達は何時でも突撃できますよ。」
( -_-)「辛い。本当に死にたい。」
( ´_ゝ`)「そうか。準備は万端、というわけか。」
兄者が事務所の中を見回す。
元流石組員達、現リュウセキ職員達は皆武器弾薬の整備をしている。
10 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 21:37:26.23 ID:qDEZky3L0
( ´_ゝ`)「燃料は積んだ。タイヤも新しいのに取り替えた。手入れだって欠かしていない。」
(´<_` )「後はエンジンをかけるだけだ。それだけで俺達は走り出せる。」
( ´_ゝ`)「敵は三千人。こっちは五十四人。これほど燃える舞台は無い。おもしろいじゃあないか。」
兄者がニヤリと口の端を歪めた。
それに呼応するかのように、周囲の男達もニヤニヤと笑い始める。
兄弟というキーが差し込まれ、彼らにエンジンがかかった。
もう止まる事は無い、エンジンが。
(´<_` )「しかし兄者ほどアルカイックスマイルの似合わん男は居ないな。馬鹿笑いの方が似合ってるぞ。」
(#´_ゝ`)「・・・・・・・・・。」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 21:44:00.74 ID:+rvZlkSY0
( ´・ω・)先生キタ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 21:58:23.96 ID:+rvZlkSY0
あれ
今日はコレまで?
それではみなさま よいお年を。
14 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:02:42.66 ID:qDEZky3L0
十一月になった。
武運組とスレスト建設の半年間の抗争は終わりを告げた。
スレスト建設は倒産。社長の岸木は僕等が突撃した次の日に変死体となってVIP郊外で発見された。
その日の新聞の一面トップはひろゆきと切り込み隊長の対談の様子を紹介したものだった。
岸木の死は新聞の隅っこに小さく取り上げられていただけだった。
そこに載せられていた写真で、僕が突撃したときに最初に蹴った男が岸木だった事をはじめて知った。
後にスレスト建設の幹部構成員から明らかになった事の顛末はこうだ。
抗争が始まって半年近く経った頃、突然スレスト建設の若頭で突撃隊長のジョルジュが組を抜けたらしい。
ジョルジュは抗争が始まった一ヵ月後に、突然ふらりと現れてスレスト建設に協力するようになったそうだ。
ジョルジュとしては、面白そうだったから適当に手を貸してやっていただけ、という感覚だったのだが、スレスト建設の方としてはジョルジュを戦力としてかなり当てにしていたらしい。
スレストのジョルジュの戦いぶりに心酔していた若衆もついていってしまい、スレスト建設の構成員は半分以下に。
形勢が完全に不利と見た岸木は荷物をまとめてラウンジの知り合いを頼って逃げようとしたらしい。
しかし、ただ逃げるだけでは癪なので、武運組組長の孫娘の経営する喫茶店で発砲騒ぎを起こして嫌がらせをしてやろうと考え付いたらしい。
その喫茶店に向けて、懲役覚悟で鉄砲玉が送られた。
直接武運組に何かするわけではないというところがいかにも小物くさい。
結果、偶然居合わせた武運組長が撃たれ、岸木はたいそう焦ったらしい。
最後にちょっと嫌がらせをしてやるつもりが、相手の親分を撃ってしまった。
すぐに武運組からの報復が来ると思い、幹部数名にのみ自分がラウンジに逃亡する事を告げ、
若衆連中だけを建物内に残しておとりにしようとしたらしい。
そして、裏口から逃げ出そうとしたところへ丁度僕達が突撃をしてきたというわけだ。
なんだ、僕はしっかり岸木に落とし前をつけさせたというわけか。
15 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:03:33.55 ID:qDEZky3L0
岸木が刃物による裂傷だらけの異様な死体となって発見されたのには多少の同情はすれど、因果応報だと思うしかない。
風のうわさによると、岸木の死体は背骨の間に無理やり刃物を差し込まれて、背骨を寸断された状態だったという。
因果応報。
僕にもやがてそんな報いが来るのだろうか。
そんな、なんともいえない嫌な後味を残しつつも、抗争は終わった。
町にも平和が戻ったと言っていい。
あれっきり、町のふいんき(←何故か変換できない)は穏やかなものに変わっていたし、輪呂巣会の中でも安心感のようなものが漂っている。
先日、輪呂巣会の幹部集会で、格組の組長達と会長がスレスト建設との抗争が終わった事を話し合っていた。
相変わらず会長は信用のならなさそうな、老獪な光を目に宿していた。
銃撃を受けた組長は、二週間ほど入院してすぐに退院した。
今ではもうVIPの郊外にあるジムに通うほどにまで回復している。
本人いわく「入院生活の精で体がなまっている」との事だ。
まったく驚くべき回復力。
組長は案外、首を切られてもまた新しい首が生えてきそうだ。
まあ、妄想でしか無いのだが。
16 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:04:22.47 ID:qDEZky3L0
組長の居ない間、若頭の須藤さんは組長の代わりを務めていて色々忙しそうだったが、
組長が退院した今では何時もどおりの仕事に戻っている。
組の中を漂っていた緊張感も消えた。
組の皆は、この抗争が終わった後の平和な日常を満喫しているようだった。
そして僕等は―――、僕等も例に漏れずにこの平和を満喫してた。
ほぼ毎日ツンの喫茶店に入り浸り、だらだらと過ごしていた。
スレスト建設への突撃以降、僕達の名前は輪呂巣会中に知られる事となったが、他人の口を通して流れてくる噂は、どれも自分のものだという実感がわかなかった。
だが、僕達は気づかない。
この平和に見える日常の水面下で、確実に歯車が狂い始めている事に。
確実に、この町がバラバラになっていっている事に。
17 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:05:26.00 ID:qDEZky3L0
( ^ω^)「ツン、このカレードリア美味しいお」
ξ゚听)ξ「はいはい、分かったから口のまわり拭きなさい。」
(´・ω・`)「ツンちゃんの言うとおりだ。餌をむさぼる豚のようで見苦しいからもう少し皿から顔を離して食べたらどうだい?」
(;^ω^)「ちょwww豚てwwwなんだか最近、ショボが毒舌だおwwww」
('A`)「しかしショボさん、いいんですか?こんな昼間からのんびりしてて。」
(´・ω・`)「ああ、長岡組も無事に輪呂巣会に溶け込めたようだし、抗争も無いし、鉄砲玉の俺は暇なのさ。」
/ ,' 3「zzzZZZzzZZzZZzZZZZZ」
( ^ω^)「荒巻もこんな時間から喫茶店なんかでくつろいでていいのかお?」
ξ#゚听)ξ「ちょっと内藤!!!喫茶店”なんか”って何よ!!!」
(;^ω^)「アウアウ・・・、ゴメンだお、ツン。」
(´・ω・`)「荒巻のやつは帳簿の計算やら納税額の計算やらでいろいろ忙しいはずなんだが、何故ここでのんびりしていられるのかはわからん。」
(;^ω^)「荒巻って寝てばかりなのに何時仕事してるんだお?」
(´・ω・`)「さあね。君のように、簡単な仕事に金魚の糞のような長い時間をかける奴も居れば、膨大な量の仕事をちゃっちゃと終わらせてしまう奴も居るという事さ。」
(;^ω^)「改めて聞くけどショボ、おまえ本当は僕の事嫌ってるお?」
18 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:15:50.53 ID:qDEZky3L0
僕等はここの常連になっていた。
僕は組長からツンの警護役を未だに任せられているだけなのだが、彼らは暇を見つけてはこの店に顔をだしていた。
僕が大抵この店に居る事は周知の事実だからだろう。
ただ、荒巻だけは開店時間になるといつの間にか入ってきて、喫茶店の椅子を三つほど繋げて寝転がっている。
それ以降、たまに珈琲やランチなんかを頼んで、寝ながら食べるのだが、一向に起き上がる気配は無い。ずっと椅子の上に寝転がりっぱなしだ。
その癖、閉店時間が近くなると代金だけ置いて何時の間にか店内から消えている。
未だにツンも僕も、荒巻が歩いているところを見たことが無い。
( ゚∀゚)「おいすー^^ って、俺が最後かよ。」
たわいもない雑談を続けていると、この店に入り浸っている”僕ら”の中の最後の一人がやってきた。
ショボに連れられてこの喫茶店に来て以来、、何故かジョルジュもこの喫茶店に入り浸るようになった。
19 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:16:30.99 ID:qDEZky3L0
ξ゚听)ξ「あんたら、こんな真昼間から人の店に居座るんじゃないわよ。あんた等みたいなヤクザが徒党組んで席占拠してたら他のお客さんが入りづらいでしょ。」
( ゚∀゚)「なんだと!こんなおっぱい紳士に向かって!誰がヤクザだ!!」
('A`).。oO(ヤクザじゃん。)
(;^ω^)「ゴメンだお、ツン。でも・・・・、」
僕は自分達の姿を眺める。
小柄でひょろりとした体型のドクオ。
下がり眉毛で、小学生に悪戯に眉毛をマジックで書かれた犬のような顔のショボ。
寝転んでばかりで一回も立ったところを見た事が無い荒巻。
やけに陽気で細身のジョルジュ。
そして、何時も笑ってるような顔をしている僕。
(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・・・・。」
客観的に自分達を見てみて気づいたのだが、誰が見ても僕達がヤクザだとは思うまい。
20 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:17:11.86 ID:qDEZky3L0
ξ゚听)ξ「何よ、内藤。言いたい事があるんならハッキリ言いなさいよ。」
(;^ω^)「なんでも無いお。ツンの言うとおりだお。」
僕はその自己判断を口には出さなかった。
わざわざそれを口にして、ツンの自分に対する評価を自分から下げない程度には、僕は賢い。
ξ゚听)ξ「まったく、ニートじゃあるまいに、昼間っからダラダラしてるんじゃ無いわよ!」
その時、ショボの携帯が鳴った。
着歌はMe first and gimme gimmesの「I believe I can fly」。
僕とショボ、荒巻が高校時代から大好きだった歌だ。
聞いていると、空だって飛べる気になってくる。
(´・ω・`)「すまない。電話だ。」
そう言って電話に出たショボの表情がだんだんと、驚きのそれへと変わっていく。
電話が終わると、ショボはそのまま立ち上がって、帰り支度を始める。
21 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:18:01.07 ID:qDEZky3L0
( ^ω^)「ショボ?」
(´・ω・`)「悪いな内藤、組の方で事件だ。急いで帰らなければならなくなった。」
( ^ω^)「事件?」
(´・ω・`)「ああ、なんでも、銃持った連中が事務所を襲撃したらしい。うちの組長が死んで、若頭も重態だそうだ。」
(;^ω^)「・・・・・・ッ!!」
(´・ω・`)「急ぐんで、じゃあな。」
ショボは早足に出口へと向かった。
喫茶店の出入り口に取り付けられた鈴が、チリン、と音を立てた。
崩壊の音だった。
そう、僕達は気づいていなかった。
この町の平和な日常の水面下で、確実に歯車が狂い始めている事を。
確実にこの町が、VIPが、輪呂巣会全体が歪んで軋みだしていた事を。
僕たちがそれに気づいたときにはもう、輪呂巣会の歪みは取り返しのつかないところまで来ていた。
もう、止まらない。
第七話 Broken days・完
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 22:24:06.65 ID:0pXFQnBi0
おもしれー!
新スレはっけん(^ω^)
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 22:50:49.84 ID:U9S7rHp2O
人稲杉
25 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:57:38.48 ID:qDEZky3L0
僕たちの町に、VIPに、ある日突然紛れ込んできた異物。
その異物はまるで達の悪いウイルスのように、誰も気づかないうちにVIPに入り込んで、着々とVIPを歪め始めていた。
VIPの夜の世界に、極道の世界に深々と致命的な亀裂を刻んでいた。
その異物、いや、そいつ等の名前は―――
(;^ω^)「流石組?」
(,,゚Д゚) 「そうだ。生き残りの目撃証言からしてまず間違いない。ラウンジの高句麗一門に名を連ねている連中だ。」
緊急の輪呂巣会の集会が開かれたのはつい五分前だ。
議題はもちろん、昨日、いくつかの組の事務所に突撃してきた謎の武装集団の事だ。
昨日のほぼ同時刻、喪那亜組と神山組という、輪呂巣会でも最大といっていい派閥のうち、二つの組を含めた五つの組の事務所が襲撃を受けた。
襲撃を受けた当時、事務所に居た構成員はほぼ全員が死亡。数名の生き残りも重態だそうだ。
何時もなら、この集会に参加できるのは有力な組の組長だけなのだが、今日は違った。
輪呂巣会参加の組の組長や、有力な組の若頭、それにスレスト建設の件で輪呂巣会内に名前と実力を知らしめた僕とショボも参加を許された。
合計して三十人程がだだっぴろい座敷部屋に集められていた。
26 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:58:59.86 ID:qDEZky3L0
(´・ω・`)「そいつ等が・・・うちの組を・・・。」
先日の突撃を受けて、神山組は組長を含めたほとんどの幹部構成員が死亡。
重傷を受けて病院に運び込まれた若頭も二十分後に死亡した。
事実上、神山組の生き残りの中ではショボが一番の上位者だ。
( ゚∀゚)「流石組か・・・。聞いた名前だな。」
(,,゚Д゚) 「何?」
ジョルジュの呟きに対して、擬古組の組長、ギコが問い返す。
( ゚∀゚)「俺はVIPに来る前にもあちこちの板を放浪してて、一年ほどラウンジに居た事もあるんだが、そのときの事情でラウンジの方にも顔が利く。」
集会に参加する皆の視線がジョルジュに集まる。
( ゚∀゚)「連中から最近得た情報じゃあ、流石組って新進気鋭の中規模の組が、同盟組んでる組の若頭を怪我させて高句麗一門から破門されたって話だ。」
集会参加者A「つまり、今回の件はラウンジ全体の総意の上での侵攻ではなく、流石組のみの暴走というわけか?」
( ゚∀゚)「だろうな。いまさらラウンジがVIPに攻めてくる理由が無い。」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 22:59:13.03 ID:QQzvisi+O
wktk
28 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 22:59:48.53 ID:qDEZky3L0
高句麗一門というのは、ラウンジを取り仕切っているヤクザ達の連合のようなものだ。
かつてはラウンジから進出してくるヤクザと、逆にラウンジのヤクザのシノギを掠め取ってやろうというVIPのヤクザの抗争が絶えなかったのだという。
双方の勢力から大量に死者が出て、お互いに一旦退いて勢力を整えているうちにうやむやになって抗争は自然に終わったと聞くが、今では多少の交流をするまでに関係は改善されている。
それでもVIPとラウンジ、お互い未だに警戒心と猜疑心をむき出しにしているのは確かだ。
今でこそVIPは勢いをなくし始めているものの、かつての数だけが多かったヤクザと違い、今のVIPのヤクザはしっかりと統制がとれ、組織化されている。
ラウンジを仕切る高句麗一門が突撃を仕掛けてきても、お互いに無駄な損失を出すだけで、メリットが無い。
輪呂巣会長「ラウンジとの抗争の心配は無いと考えていいのだな?」
( ゚∀゚)「まず間違いないでしょう。」
輪呂巣会長「そうか、なら今回の集会は終わりだ。各自、流石組の捜索と警戒をしとけ。解散。」
(,,゚Д゚) 「待ってください、会長!!破門したとはいえ、元は高句麗一門に名を連ねてた連中ですよ!高句麗一門にも話を通して、てめぇのケツくらいてめぇで拭かせるべきですよ。」
輪呂巣会長「高句麗一門との関係を悪化させて、抗争でも起こせ、と?」
(;,゚Д゚) 「それは・・・・・・。」
( ^ω^)「会長、ギコさんの言うとおりですお。高句麗一門にもこの事は知らせて、流石組の情報をもっと得るなり何なりするべきですお。」
29 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:00:21.35 ID:qDEZky3L0
そこで、輪呂巣会長の視線が僕に向けられた。
年経て経験をつみ、狩の全てを熟知した鷲のような目だ。
輪呂巣会長「てめぇ・・・、武運のとこの内藤とか言ったか。ちょっと名前売ったくらいで調子に乗ってんじゃねえぞ、小物が。」
( ^ω^)「・・・・・・・・・。」
輪呂巣会長「少しは骨のある奴みてぇだからこの集会にも参加させてやったが、何時から俺に対して意見できる程偉くなった?ああ?のぼせあがってんじゃねえぞ!!」
会長は声色こそ厳しいものだったが、その顔は笑っている。
まるで若者をからかうのが心底楽しいとでもいいたげに。
僕はその目を正面から睨み返す。
( ´∀`)「とりあえず、だ。これから今わかってる流石組の情報を書いた紙を渡すから、各自それを元に連中を探してくれ。」
事務所に襲撃を受けた当時、偶然外へ出ていて襲撃を免れた喪那亜組の組長、モナーが、場をとりなすように言った。
会長と僕はしばらく睨みあっていたが、会長がふん、と鼻で笑って解散を告げると、それを合図として集会が終わった。
モナー組長から渡された紙にある情報によると、流石組は二人の兄弟によって率いられているらしい。
高句麗一門の中でも先鋭的な超武闘派集団だったらしい。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:00:50.20 ID:+fTjTUfPO
|ω^)
31 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:00:41.13 ID:qDEZky3L0
武運組長「まったく、内藤君と会長がにらみ合ってる間、ずっと心臓がバクバクいってたよ。」
( ^ω^)「でもあの会長、おかしいですお。ラウンジとの関係の悪化を恐れるような腰抜けには見えないお。」
武運組長「内藤君は組の中ではまだまだ新入りなんだから、気をつけてくれよ。生きた心地がしなかったよ。」
( ^ω^)「すいませんでしたお。」
武運組長「でもあのドキドキ感はいいね。癖になりそうだ。」
(;^ω^)「ちょwwwwwwwwww」
武運組長「じゃあ、私は事務所で留守番してる須藤達に何かお土産を買って帰るから。」
(;^ω^)「わかりましたお。僕はとりあえずツンの警護に戻りますお。」
そして三十分後、僕はツンの喫茶店で、集会があったうちに事務所が襲撃を受けていた事を知らされた。
若頭の須藤さんも発見されたときには既に事切れていたという。
僕の頭の中に、何かが崩れる音が響いた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:04:23.93 ID:wH6SkE/HO
よしきてたーーー
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:07:49.86 ID:U9S7rHp2O
須藤さん…なんてこった…
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:16:44.48 ID:80eKehjb0
おもすれー
ギャングで検索してたからなかなか探せなかったwwwww
こっちで見辛いですけど前スレ分まとめてます
見易い正式まとめURLだれかたのむ
36 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:20:33.76 ID:qDEZky3L0
翌日、須藤さんの葬儀が執り行われた。
武運組長は襲撃を受けたほかの組の組長の葬儀にも顔を出さなければいけないらしく、忙しそうだ。
他の組の組長さんも顔を出していたが、皆、物々しい警備を引き連れていた。
( ´∀`)「やあ、内藤君。」
そんな中、十人近いSPを引き連れたモナーさんがやって来た。
( ^ω^)「あ、モナーの叔父貴。叔父貴もうちの若頭の葬儀に来てくれたのかお。」
( ´∀`)「ああ、彼とは何度も面識があるからね。」
聞けば、モナーさんはSPだけでなく、喪服の下にも防刃ジャケットと防弾チョッキを重ね着しているのだという。
どうりで普段より少し太って見えるわけだ。
モナーさんは輪呂巣会傘下の組の中でも最大派閥の喪那亜組の組長だ。
何時命を狙われてもおかしくないし、実際に命を狙われて事務所に突撃された。
だが、これだけの警備がついていれば大丈夫だろう。
そう思い、僕はモナーさんとしばらく雑談を続けた。
モナーさんは人の上に立つ貫禄も持っている上、どこか気安さを感じさせる人だった。
この人の元に輪呂巣会の中でも多くの人が集っているのは当然の事だ、そう思わせる物をもっていた。
37 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:21:29.42 ID:qDEZky3L0
( ´∀`)「おっと、悪いね、内藤君。まだこの後神山組や、他にも二つの葬儀場に顔を出さなきゃいけないんだ。先方にはスケジュールを伝えてあるから、遅れるわけにはいかないんだ。」
( ^ω^)「わかりましたお。どうかお元気で、モナーの叔父貴。」
今の輪呂巣会会長なんかより、モナーさんの方がよっぽど会長の器なのだと思うのだが・・・・。
そんなことを考えつつも僕はモナーさんを見送った。
棺桶に収まった須藤さんの頭は上から半分が無いのだという。
大口径の銃で撃たれたらしく、鼻から上が丸々吹き飛んでいたそうだ。
須藤さんの奥さんはそんな須藤さんを見て静かに涙を流したという。
どれどけの大人物でも死んで納棺されてしまえば、その狭い棺の中が全てだ。
葬儀にどれだけ人が集まって涙を流そうが、死んだ人間はそれを知る事は無い。
本当に嫌な話だ。
僕はしっかりと葬儀の席で手を合わせて、須藤さんの冥福を祈った。
そいつ等に襲われたのは葬儀場の中でだった。
「あんた、内藤さんだな?」
葬儀も終わりかけ、休憩室で長椅子に座る僕とドクオの前に三人の男が現れた。
38 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:22:06.32 ID:qDEZky3L0
声をかけてきたのはその中の、体格のいい男だ。目には隠し切れない敵意のようなものが浮かんでいる。
組の者ではないし、他の組のお偉いさんの中にもこんな奴等は見たことが無い。
葬儀も終盤なので、残っているのは相当親しかったものか、通夜のために残っている家族だけだった。
もちろんそういった者達は、休憩室などには居らず、葬儀の席に残っている。
つまり、僕等と男たち以外にここには人は居ない。
そんな状況で僕たちに話しかけてくる見ず知らずの連中。
おそらくこいつ等が例の流石組。
( ^ω^)「流石組の方々かお。」
('A`)「・・・・・・・・・。」
ドクオが無言で長椅子から立ち上がる。
その体からは抑えきれない殺意が漏れ出しているように見えた。
すると、三人の中からリーダー格と思われる、やたらと暗い顔をした男が一歩前に出る。
その背にはゴルフバッグのような物が背負われている。
39 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:23:02.79 ID:qDEZky3L0
( -_-)「死にたい。」
(;^ω^)「ちょwww何か言ってるwwww」
流石組員A「間違いありません、ヒッキー兄貴。更新されたリストに載ってます。」
( -_-)「死ぬのが好きなわけじゃないんです。生きて居たくないんです。」
(;^ω^)「聞いてないのに何か説明しはじめたwwwwwwwww」
( -_-)「でも――――、」
そこで、ヒッキーと呼ばれた男が腕を跳ね上げた。
腕の先端には鋭利な輝き。ナイフだ。
( -_-)「――――お前等ゴミどもがのうのうと生きてるのに、僕だけ死ぬのは嫌だ。」
そう言った瞬間には、ヒッキーの右手に握られたナイフが僕の顔面に迫っている。
他の二人の男も懐から銃を抜いて発砲。
僕は咄嗟に長椅子を持ち上げて銃撃とナイフを避ける。
見れば、ドクオも同じように長椅子を持ち上げて銃撃を防いでいた。
ヒッキーのナイフが長椅子に刺さり、薄い長椅子のクッション部分を突き抜ける。
僕はタイミングをはかり、その瞬間に合わせて長椅子を回転させる。
40 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:23:30.52 ID:qDEZky3L0
長椅子に刺さったナイフがヒッキーの手から離れ、椅子ごと回転させられる。
ヒッキーは、長椅子を回転させると同時に放たれた僕の蹴りで地面を転がる。
ドクオも長椅子を振り回して他の二人の銃を手から叩き落している。
あちらはもう心配無いだろう。
僕はそのままヒッキーに追撃をかけるため、地面に転がる頭を狙ってけりを放とうとして、やめた。
ヒッキーが自分の背負うゴルフバッグのように細長い鞄から、これまた細長い物体を取り出すのを見たからだ。
一メートル五十センチ程の日本刀だ。
それも、殆ど反りの無い勤皇刀。
(;^ω^)「ちょwwww銃とか刀とかテラズルスwwwwwww」
( -_-)「死んでくだちぃ」
(;^ω^)「GANTZ風!!?wwwwwww」
言いながらも、ヒッキーの振り回す刀を必死で避ける。
本来なら反りの無い勤皇刀は、切り裂く事には向いていないのだが、ヒッキーはそんな事にはお構いなしで振り続ける。
やがて、ヒッキーは自分の背負う鞄が邪魔になったのか、肩から鞄の紐を外す。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:24:58.78 ID:wH6SkE/HO
42 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:30:16.81 ID:qDEZky3L0
途端に、ガシャンという音。
中に何が入っているかはだいたい想像がつく。
おそらく銃器の類だろう。
それらの重りをなくして身軽になったのか、ヒッキーの振り回す日本刀にはさらにキレが見えた。
僕は必死でしゃがみ、転がりつつそれを避ける。
(;^ω^)「ちょっと待つお、おまいら、一体何の目的があってこんな事してるんだお。」
( -_-)「それは僕が殺すために生まれてきたから。」
(;^ω^)「ちょwwwなにこの電波wwww」
先ほどのナイフの時のように突きを放ってきた。
僕は急いで先ほどのナイフが刺さったままの長椅子を拾い上げて防ごうとする。
だが、ヒッキーの突きの速度は先ほどの比ではない。
そして、そのエモノのリーチも。
今から長椅子を捻って回転させても間に合わない。
僕は急いで刀の刺さったままの長椅子を蹴り上げる。
物凄い重かったし、長椅子の骨組み部分は硬かったが、我慢して蹴り上げた。
間に合わずに、少し刃が僕の左胸と肩を抉る。
43 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:30:51.01 ID:qDEZky3L0
灼熱間が走る。
だが、そんな痛みでひるんでいるわけにはいかない。
僕の蹴りで長椅子はヒッキーの頭上にまで飛び上がっている。
もちろん、長椅子に刺さったままの日本刀を握る、ヒッキーの腕も。
ヒッキーの顔に迷いのようなものが浮かぶ。
このまま日本刀を握ったままにしておくか、さっさと日本刀を手放してさっさと離れるか。
その迷いが勝負の明暗を分けた。
腕が跳ね上がったままのヒッキーの胴体は隙だらけだ。
僕は長椅子を蹴り上げたばかりの足が地面に着地すると同時に、ヒッキーの鳩尾を蹴り上げる。
あまりの衝撃にヒッキーの体が一瞬、数センチ中空に浮き上がり、吹き飛ぶ。
先ほど蹴った時もそうだったが、随分ヒッキーの体重は軽い。
振るう刀やナイフのスピードはかなりの物だったが、この軽さでどこにアレだけのスピードを生み出す筋肉がついているのだろうか。
ヒッキーは起き上がろうとするがその背中にさらに僕の足が突き刺さる。
( ;-_-)「ぐッ・・・・・ッ!」
ヒッキーの喉の奥から空気が漏れる。
44 :
◆bP2qfddi66 :2005/12/31(土) 23:31:36.32 ID:qDEZky3L0
一息ついてドクオの様子を見てみるが、
向こうも決着がついていた。
長椅子を振り回し続けるドクオに、二人の流石組組員は体を丸めて耐え続けるだけだ。
( ^ω^)「さて、どうするお?君達の負けだお。」
僕の声は荒い。
ついさっき須藤さんの焼香を済ませてきたばかりの僕に、須藤さんを殺した連中の一人を笑って許してやるだけの心の余裕は無い。
このまま肋骨の二、三本は折ってやろうか、僕は本気でそう考え始めた。
だが、ヒッキーは僕のその台詞に対して低く、暗い笑い声を響かせるだけだ。
( -_-)「負け?負けってのは完全燃焼できずに死ぬことさ。」
( ^ω^)「何?」
( -_-)「でも、君のおかげで僕も燃え尽きる事が出来そうだ。」
台詞と共にヒッキーが懐から丸い物体を放り投げた。
その形と碁盤の目のように表面を走る溝から、俗にパイナップルと呼ばれる物、手榴弾を。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:33:42.67 ID:aLYz8FAI0
とりあえず
>>1が上遠野あたりのラノベに影響を受けてそうなのは何となくわかった
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:34:31.29 ID:+fTjTUfPO
wktk
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:40:21.03 ID:80eKehjb0
ハァハァ・・・・続きまだ〜?
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/31(土) 23:55:29.99 ID:wH6SkE/HO
ことしもあっとごふん!
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:03:46.27 ID:+SUmCT0m0
何故かこのスレであけおめことよろ
ジョルジュの絵描いてるからまだジョルジュ頃さんでね
先生、今年もよろしくお願いします。
51 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 00:05:53.46 ID:ss8T4mjK0
( ^ω^)「ちょwwwwマジでズルスwwwwww」
僕は急いでその場を飛びのいて、まだ長椅子を振り回し続けているドクオを無理矢理引っ張っていく。
そのまま休憩室の扉をくぐって、扉の隣の壁に背をつけ座り込む。
('A`)「ちょ、兄貴、どうしたんですか。」
(;^ω^)「爆弾、爆弾、爆弾持ってる、あいつ!!!!!爆弾!!!!」
だが、何時までたっても僕発音は響かない。
不思議に思っている僕にヒッキーの声が部屋の中から届く。
( -_-)「まあ、ピン抜いて無いからね。」
(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・。」
( -_-)「本当は今死んでも良かったんだけど、あんたよりも重要な標的がいるんでね。そろそろ時間だから行かなきゃならない。」
そう言うと、ヒッキーは先ほどの鞄を拾い上げ、その中に先ほどの手榴弾を入れる。
そしてそのまま休憩室の窓を開け、窓から外へ出る。
ここは二階なので、高さの心配は無い。
52 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 00:06:28.93 ID:qDEZky3L0
( ^ω^)「あ、待て―――」
だが、僕のその声は銃声でかきけされた。
慌てて扉の横の壁に顔を引っ込める。
何時の間にかドクオに殴られていた二人が拳銃を拾い、構えていた。
('A`)「あーあ、兄貴が俺を無理矢理引っ張っていくから・・・。」
(;^ω^)「・・・・・・、ゴメンだお。」
この間合いで銃を構えられると、僕らとしてはどうしようもない。
向こうも先ほどの攻防から警戒しているのか、こちらに近づこうとはしない。
膠着状態が続くかと思われた矢先、廊下の奥から複数の足跡が聞こえてきた。
僕はその足音の持ち主達の姿を見て絶句した。
廊下の奥からやってきた10人程の男達がその身に纏っているのは漆黒色のスーツだ。
それはいい。
葬儀の席では喪服など珍しくない。
いや、むしろその葬儀の席に溶け込み、潜伏するために喪服を着ているのだろう。
だが、彼等の動きは明らかに映画やテレビ等で見る、特殊部隊のそれだった。
先頭の男がアメリカ物の軍隊映画のように「Go Go Go Go!」と叫んでいる。
その手には無骨な形をしたアサルトライフルやサブマシンガンを抱えている。
彼等の中で先頭に立つ数人が呆然とする僕とドクオをの腕を取り、その場から引き離す。
引き離された先に居たのは擬古組組長のギコさんだった。
53 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 00:06:56.74 ID:ss8T4mjK0
(,,゚Д゚)「よう、内藤。随分頑張ったみたいじゃないか。」
(;^ω^)「ギコの叔父貴・・・・。これは一体・・・。」
(,,゚Д゚)「何って、流石組の連中を狩り殺すのさ。」
話しているうちに武装集団は、銃を持った二人が潜む休憩室を攻略している。
突入前に、開きっぱなしの扉からスタングレネードを放り込む。
数瞬後に扉から溢れる閃光。
突然の足音に驚いていた中の二人は一たまりも無いだろう。
閃光が止んだ瞬間、武装集団のうち二人が中に突入、一人が扉の前でサブマシンガンの引き金を引きまくる。
3点バーストとかなんとかいう、一回引き金を引くだけで弾が三発発射される撃ち方だ。
彼等がその設定でサブマシンガンを撃っているのはフルオートに比べて経済的だからだろう。
軍からの横流しや軍事板からの密輸等でしか銃弾を得られない僕らには、銃弾は無限にあるわけではない。
中に居た二人はあっという間に穴だらけになった。
54 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 00:07:33.56 ID:ss8T4mjK0
ギコさんは、今日あちこちで行われる組関係の葬儀に参列する組長達を狙って、流石組の連中が突撃をかけてくるのでは無いか、と考えて、思ったらしい。
狩り殺すには絶好の機会だ、と。
格葬式会場に数名の”サクラ”を潜り込ませて、異変があれば側で待機している十名の武装集団が突撃をかける。
そんな罠を今日中にVIP市内に引いてしまったらしい。
しかし、流石組の連中も手際がよく、なかなか今回のように狩ることはできない、との事だ。
ギコさんは話しているうちに、無線が入ってきて「悪いな、次の罠に連中がかかった。話している時間は無い。」そう言って走っていって、車に乗り込んでしまった。
しかし、こんな街中であんなごつい銃器を振り回すとは・・・、等と考えていると、ドクオが補足してくれた。
('A`)「ギコの叔父貴は元々ニュー速軍の大尉なんですよ。」
( ^ω^)「退役軍人さんかお。」
('A`)「いえ、なんか問題起こしてVIP設立のドサクサに紛れて部隊連れて逃げてきたらしいです。」
( ^ω^)「部隊ごと?」
('A`)「ええ。だからあいつ等、叔父貴の事”キャプテン(大尉)”って呼んでたでしょう。」
( ^ω^)「いや、僕は初めてマシンガン撃つところ見て、興奮してたからよく覚えて無いお。」
('A`)「・・・・・・・・・。」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:20:46.90 ID:+SUmCT0m0
ホテル・モスクワ思い出した
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:22:10.33 ID:sNmo1arxO
( ^ω^)作者サンあけおめだお
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:22:10.96 ID:j+4jidPG0
58 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 00:23:51.47 ID:ss8T4mjK0
その日はそのまま大人しく家路についた。
あれほど僕達が苦労して戦っていた連中を、ギコさんとその部下は一瞬で片付けてしまった。
なんだかそれが酷く馬鹿馬鹿しい事のように思えた。
自分がとてつもなく矮小な存在に思えた。
それからのその日の行動について、とくに話す事はない。
せいぜい、流石組の突撃を恐れて、夜道をおっかなびっくり帰ったくらいだ。
そして次の日になってから、僕の知っている人間が二人死んだことを知った。
一人はヒッキー。
そしてもう一人はモナーの叔父貴。
二人は同時刻、同じ場所で死んだ。
モナーの叔父貴ヒッキーが襲撃したのだ。
もちろん、十名近いSPがヒッキーの突撃を阻んだ。
だが、ヒッキーは撃たれようとも刺されようとも叔父貴に向かって突撃していったそうだ。
そして、ヒッキーの手が叔父貴の体に触れる距離まで近づいた時、ヒッキーの体が爆発した。
すでにピンを抜いた手榴弾を咥えていたらしい。
爆発は一瞬だった。
その後、僕はバラバラに吹き飛んだ叔父貴とヒッキーの死体を見た。
つい昨日戦ったばかりの相手が今日には死体になって出てくる。
随分あっけない物だな、と思った。
59 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 00:24:22.82 ID:ss8T4mjK0
僕は静かに問いかけた。
―――これが燃え尽きるって事なのか?
馬鹿馬鹿しい。
本当に、馬鹿馬鹿しかった。
―――これが、お前等のいう”完全燃焼”ってヤツなのか?
ヒッキーは言った。
殺すために生まれてきた、と。
殺すために生まれ、殺すために死ぬ。
疑いもせずそう信じ続け、周囲に公言し、それに順ずる壮絶な”生”。
確かに馬鹿馬鹿しい。
そう笑い飛ばす事が出来る。
だが、僕は自分のためにしろ、誰かのためにしろ、そこまで必死になって何かをすることが出来るのだろうか?
そこまで必死になって何かをやり遂げる事が出来るのだろうか?
僕の背筋を、怖気が走った。
第八話 Born to kill・完
60 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 00:26:35.11 ID:ss8T4mjK0
なんだか自分でもだんだんと何書いてるのかわからんくなってきた。
今日はもう寝る。
ノシ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:28:34.68 ID:9bsGvyb+O
先生乙ノシ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:29:52.96 ID:qpqrm9Hv0
乙ましておめでとう
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:30:07.33 ID:fGGaH2bLO
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:30:14.53 ID:Nvvc7oHLO
乙!!面白かった!!
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:31:09.63 ID:+SUmCT0m0
おつでした
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:31:53.41 ID:j+4jidPG0
叔父貴ぃ・・・・
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:31:56.32 ID:viJkcuX80
乙
騎士スレが10分で落ちたのはなんでだろ・・・・・
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:42:19.19 ID:sB4vuP8R0
ほ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:44:06.53 ID:tPmbJ+Pv0
乙じゃぁぁぁぁぁぁぁ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 00:58:49.48 ID:+SUmCT0m0
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 01:18:21.60 ID:sB4vuP8R0
ほ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 01:34:28.35 ID:9uyRbRNdO
あけおめ乙ほしゅ
今年は受験だから初詣もどこも行けず友達とも遊べず
しかもメール返ってこねぇwwwww
欝ましておめでとうだお( ^ω^)
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 02:08:25.45 ID:viJkcuX80
ほす
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 02:27:57.71 ID:qKy+264Z0
ほ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 02:27:59.97 ID:sNmo1arxO
( ∀ )
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 02:53:29.27 ID:++fccECCO
保守
ほ
ほ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 03:42:01.18 ID:wvauIRVG0
そろそろ保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 04:04:51.69 ID:yri3KzOM0
(・д・)マチュイ登場期待保守
∧ ∧
(・∀ ・) <先生よぉ
ノ( )ヽ
< >
∧ ∧
ヽ(・∀ ・)ノ <今度こそ出してくれよー
(( ノ( )ヽ ))
< >
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 04:29:54.60 ID:aHr0IfmfO
なす
83 :
なすーん:2006/01/01(日) 04:41:46.66 ID:9uyRbRNdO
なすーん
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 05:14:37.13 ID:Nvvc7oHLO
正直ドクオのかっこよさに嫉妬
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 05:38:58.52 ID:Nvvc7oHLO
保守
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 06:00:53.51 ID:seWwnVo2O
ラス保守
ねよ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 06:23:48.71 ID:Nvvc7oHLO
うッイクッ…!!
ふぅ〜… 保守
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 06:49:38.17 ID:Nvvc7oHLO
オナって寝よう…
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 06:54:56.28 ID:qNykDq600
o(>O<)o ← こいつ今年から新しくVIPのAAに仲間入りしたから、脇役でいいから出演させてあげてよ。
名前はビスマルクと言って「〜〜〜だじょー」を語尾に付けるのです。
よろしくお願いしますだじょーo(>O<)o
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 07:26:24.77 ID:/wnyvakVO
ほ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 07:59:13.42 ID:Nvvc7oHLO
グヒッw
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 08:28:10.32 ID:wvauIRVG0
ほしゅー
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 09:13:38.37 ID:VBEzdH9V0
面白すぎwwwwwww
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 09:52:22.93 ID:VBEzdH9V0
保守
ほ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 09:58:46.64 ID:tPmbJ+Pv0
も
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 10:18:05.47 ID:ZHVtAnNs0
何この名作wwwwwww
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 10:20:23.04 ID:L63jMWEM0
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 10:47:34.61 ID:aHr0IfmfO
なす
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 11:45:58.44 ID:MGFb4AqOO
明けましておめでとう保守
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 12:00:17.46 ID:yjhuVNw30
hosyu
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 12:30:04.47 ID:9uyRbRNdO
ほっ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 12:58:32.62 ID:mVOWnzze0
保守
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 13:33:11.18 ID:GqijvCU+O
ほ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 13:47:59.73 ID:SAPu4V3B0
ことよろほす
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 14:15:17.66 ID:+SUmCT0m0
今日こそ雪が降りそう保守
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 14:38:29.78 ID:40bHpleZO
ほ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 15:19:22.81 ID:9uyRbRNdO
あんあんあんほっ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 15:30:38.83 ID:5+tjZ05c0
ほす
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 15:43:24.86 ID:viJkcuX80
∠ ̄ ̄ ̄ヽ
〜|/*‘ω‘*) にんぽっぽ
/ y ⊂)
U 〉 ⌒l
/(__ノ ̄~U
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 15:56:59.07 ID:9uyRbRNdO
112 :
【大吉】 【1220円】 :2006/01/01(日) 16:01:44.80 ID:gUK9bcls0
hosyu
113 :
【1315円】 【吉】 :2006/01/01(日) 16:45:25.35 ID:40bHpleZO
ほ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 16:57:18.97 ID:VQYj/RGP0
ho
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:22:36.64 ID:hynwfAAD0
ほ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:31:54.38 ID:GqijvCU+O
る
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:32:02.81 ID:aHr0IfmfO
ほ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:34:07.92 ID:8TjyUjYZ0
|
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:51:56.36 ID:GqijvCU+O
す
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 17:53:13.95 ID:5RctxyAP0
プリモサウンドを期待したのは俺だけじゃないはず
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:08:19.39 ID:L/DItnPdO
保守
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:21:52.45 ID:rDF9k8KgO
かくし芸大会見てるんだけど、女装ミュージカルの指導が
南流石(流石組)
だったwwwwww
まさか…………(´_ゝ`)
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:27:43.21 ID:pUfgB1rG0
>>122 なんとなく君から高校生以下の臭いがする
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:42:06.98 ID:viJkcuX80
∠ ̄ ̄ ̄ヽ
〜|/*‘ω‘*) にんぽっ…
/ ☆⊂)
U 〉 ⌒l
/(__ノ ̄~U
∠ ̄ ̄ ̄ヽ
〜|/*‘ω‘*) ぽー
/ y )⊃ ≡≡≡≡≡☆ ヾ(; >< )ノ やめてください!
U 〉 ⌒l ( )
/(__ノ ̄~U ノ ノ
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:43:04.60 ID:rDF9k8KgO
>>123 いい鼻してるな
自分はブーン大好き女子高生だ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:45:48.93 ID:viJkcuX80
>>125 (;><)結婚してください!
(⊃⊂)
∪∪
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:52:45.06 ID:9uyRbRNdO
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 18:58:19.26 ID:rDF9k8KgO
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 19:00:47.05 ID:viJkcuX80
(;><)
(;>:;.:...
(;:;....::;.:. :::;.. .....
>>129 ちょwwwwwwwwwwwワラタwwwwwwwww
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 19:23:46.94 ID:viJkcuX80
ほ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 19:44:49.33 ID:viJkcuX80
し
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 19:57:13.18 ID:VQYj/RGP0
の
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 19:58:05.24 ID:8TjyUjYZ0
カ
135 :
【凶】 【1552円】 :2006/01/01(日) 20:00:46.98 ID:SmTyrrSB0
フラれてもめげずに保守するID:viJkcuX80に何かを感じずには居れない俺
保守
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:24:38.24 ID:L/DItnPdO
保守
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:43:09.97 ID:VQYj/RGP0
ち
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:45:43.26 ID:/UcSx+B80
わ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:47:48.50 ID:8TjyUjYZ0
わ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:49:13.20 ID:GqijvCU+O
や
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:50:38.10 ID:GqijvCU+O
き
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:52:22.94 ID:viJkcuX80
チワワ焼き・・・・・食うのか?
((((;゜д゜)))ガクガクブルブル
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:53:36.16 ID:+SUmCT0m0
喰った
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 20:59:43.69 ID:rDF9k8KgO
>129
最初ワラタけどじっと見てたら何故か泣けてきた
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 21:07:21.76 ID:aHr0IfmfO
は
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 21:21:36.37 ID:U+/CBdbN0
ら
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 21:23:14.75 ID:0HyU8E7R0
に
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 21:45:42.56 ID:c5CAMY6H0
し
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 21:47:24.46 ID:seWwnVo2O
>>128 遅レスだが
一筋なわりに名前を間違っている件
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 21:52:20.78 ID:rDF9k8KgO
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 21:53:38.27 ID:SAPu4V3B0
わざわざブーンスレで女を匂わす奴ってたまらなくuzeeee
ほす
馴れ合いも大概にせえや>腐女子
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:14:53.95 ID:9Dt4dhrCO
(*'ω'*)
154 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 22:17:53.63 ID:8kqat3vt0
(#゚Д゚)「ふざけるな!!!俺達が連中と戦ってる間に金勘定しかしてなかった奴が何言ってやがる!!!」
集会場になった和式の大広間にギコさんの怒声が響き渡る。
集会場に集まっている人数は二十名も居ないだろう。
流石組の突撃以降、輪呂巣会の幹部集会は幾度と無く開かれたが、その列席者は徐々に、だが確実に減っていた。
減っていった者達はみな居場所を移したのだ。
輪呂巣会幹部の座から、棺おけの中へと。
以前は丁度いい広さに感じた大広間も、今では随分広く感じる。
(#・∀・)「ふざけてんのはてめえだ!!!!手前等が何も考えずにばら撒いてる弾丸はどうやって手に入れてる?考えて物言えや!!!」
ギコさんに対して一歩も退かずに怒鳴り返したのはモララーさん。
クオリティー商事の社長だ。
155 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 22:18:20.41 ID:8kqat3vt0
今、輪呂巣会内部は真っ二つに割れていた。
輪呂巣会の中にあった有力な五つの組の内、最大派閥である喪那亜組、神山組の幹部構成員が全滅。
組の体裁すら維持できなくなった神山組と喪那亜組の組員と、その傘下の組はクオリティー商事と擬古組、武運組に吸収されていっているが、
武運組もスレスト建設との抗争や流石組の突撃で若頭と多くの構成員を失い、力を弱めている。
自然に輪呂巣会の中で、擬古組とクオリティー商事が力を強めて言った。
さらに、クオリティー商事の社長、モララーさんと、擬古組の組長、ギコさんは元来仲があまりいいとは言えない。
モナーさんが存命だった頃は、二人の間を取り持っていたらしいが、いまやそれも無い。
二人の対立は自然と激しくなっていった。
クオリティー商事、現在構成員約300名。傘下の組も含めれば総勢は約700名。
対する擬古組は、現在組員約70名。傘下の組を含めた総勢力は約500名。
そこにさらに他の輪呂巣会参加の組が同盟やら何やらで繋がっている。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:18:50.45 ID:Cx8hJeJu0
ktkr
157 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 22:18:47.61 ID:8kqat3vt0
商業主義のモララーさんと、軍隊上がりで超武闘派のギコさん。
輪呂巣会の商業派、穏健派がモララーさんについて、他の武闘派、過激派がギコさんについている。
後は、武運組のようにニ勢力の間をとりもとうとするか、傍観を決め込むかの二通りだ。
数の上ではモララーさんが優位だが、クオリティー商事は流石組の突撃で若頭を含めて幹部構成員数名を失い、混乱を生じさせている。
武運組長なんかは必死に二人の争いを止めようとしているが、正直今の武運組に二人のいがみ合いを止めるだけの力は無い。
今では、輪呂巣会の集会があるごとに大声で公然とののしりあうほどに二人の仲は悪化していた。
乱闘寸前にまで発展する事もしばしばだ。
(#゚Д゚)「だから弾と人を使わずに警察に任せるってのか?てめえには矜持ってモンがねえのか!!!」
(#・∀・)「ああ?流石組の連中はやりすぎた。ほっときゃそのうち豚箱行きだ!!警察にももう手は回してある!!!」
(#゚Д゚)「それじゃあこっちのメンツがたたねえって言ってんだよ!!!奴等に何人やられたと思ってる!!!」
(#・∀・)「だからなんだ?連中と戦いを起こしてさらに人を死なせる気か?そもそもなんでてめえの組だけ死人が出てないんだ!!奴等とグルなんじゃねえのか!!?」
(#゚Д゚)「なんだと!!!?俺達が奴等と何度撃ち合ったと思ってる!!!寝ぼけた事抜かしてんじゃねーぞ!!!」
最近の集会は終始こんな調子だ。
どちらが今後の流石組に対する対応の主導権を握るかで言い争っているのだ。
158 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 22:19:41.08 ID:8kqat3vt0
外に敵がいると言うのに、内側で揉めていて、本当に大丈夫なのだろうか。
二人の言い合いを眺める輪呂巣会会長の目は常と変わらぬ、油断のならない光を放っている。
会長は二人を一向にたしなめる様子は無いが、一体何を考えているのだろうか。
ともあれ、流石組の連中は輪呂巣組の中に確実に大きな断裂を生んでいた。
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:21:13.97 ID:j1w5BZOw0
キタキタキタ━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━!!
160 :
【大吉】 :2006/01/01(日) 22:31:33.95 ID:BJZsAa2Y0
kitakore
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:36:59.46 ID:9uyRbRNdO
ktkr><
wktk
162 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 22:45:51.82 ID:8kqat3vt0
明かりを消し、暗闇と静寂に包まれる部屋の中で、死者に黙祷をささげる者達がいた。
ある者は胸の前で十字を切り、ある者は両の手のひらを合わせ、またある者は何をするでもなく、ただその場に佇んでいる。
行動も表情も皆バラバラだ。
だが、その顔に浮かんだ使者に対する哀悼の意は皆同じだった。
舌打ちをするものや、不機嫌そうに眉を寄せている者もいるが、死者への労わりは変わらない。
「ヒッキーの兄貴、完全燃焼できたのかな。」
「最大の標的の一人を仕留めて死んだんだから、満足だっただろうさ。」
「けど、こんな特攻隊みたいな・・・。」
「貴様!!特攻隊を馬鹿にするのか!!さては貴様、特攻隊に対して”可哀想”とか感じてる勘違い野郎だな!!?」
「馬鹿な!!国家という化け物の犠牲者のどこが可哀想ではないのだ!」
( ´_ゝ`)「あー、その、なんだ。お前等落ち着け。」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:46:09.21 ID:GqijvCU+O
先生きた
164 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 22:46:23.79 ID:8kqat3vt0
兄者が言った。
彼らの元に集まった者達は、元流石組組員という共通点でつながっているが、主義主張も出身板もてんでばらばらな者達の集団だった。
死にたがり、精神異常者、軍事オタク、格闘技マニア、、極右論者、極左論者、それぞれが元居たコミュニティで異端とされ、排斥されたつまはじき者達だ。
元々、流石組というのは、そんな連中が集まって作られたラウンジ高句麗一門の中でも異端児扱いされている組だった。
弾かれているから外れる事を恐れず、
外れているから忌避感が無く、
忌避感が無いから躊躇の無い、
誰も彼もがブレーキの壊れた欠陥品ばかりだった。
自分が何も成さずに、ただ置いていく事に我慢ができない、自己顕示欲の塊のような奴等ばかりだった。
そんな彼らがラウンジを離れてVIPに来た理由は一つ。
今最も人数の多いこの板で、最も多くの人々の心の中に自分の存在を焼き付ける。
周囲の全てを巻き込んで、自分たちだけが事の中心に立ち、ただひたすら”馬鹿騒ぎ”を続ける。
それだけのためにVIPにやってきた。
そう、燃え尽きるためだけに。
165 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 22:46:48.93 ID:8kqat3vt0
( ´_ゝ`)「で、何人死んだ?」
(´<_` )「11人が死んで、重傷が4人。行方不明が二人。動けるのは俺達も入れて37人だな。」
( ´_ゝ`)「なんだ、もう17人も脱落したのか。」
(´<_` )「ああ。もう数人で散らばって突撃するよりも、全員で固まって行動した方がいいだろうな。」
死者11名。
その事実に対する反応もまた、人それぞれだった。
自らの死をも覚悟する者、自分だけは死なないと信じ鷹をくくる者、自分も早く死にたいと羨む者。
(´<_` )「とりあえずはタカラやつー、モヒャ達が帰ってくるのを待とう」
( ´_ゝ`)「ん、そういえばあいつ等どこ行った?」
(´<_` )「つーが、”ヒッキー達の仕留めそこなった連中にちょっかいかけてくる”と言って聞かなくてな。タカラがしぶしぶお守りについて行ったんだが、心配なのでモヒャもつけさせた。」
( ´_ゝ`)「そうか。しかし、タカラも周囲の事を考えない我侭なやつと一緒に居ると大変そうだな。」
(´<_` )「兄者、それは自分に対する遠まわしな自虐か?」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:50:51.30 ID:viJkcuX80
ktkr
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:52:38.33 ID:SFaDfQhKO
wktk
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 22:58:34.32 ID:L/DItnPdO
保守あげ
期待あげ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 23:07:34.51 ID:aHr0IfmfO
だ
171 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:09:34.16 ID:8kqat3vt0
( ^ω^)「ちょっと邪魔するお。」
( ゚∀゚)「おお、よく来たな。」
その日、僕は長岡組の事務所に来ていた。
神山組が解散して以降、長岡組に入ったショボを尋ねるためだ。
(´・ω・`)「やあ、ようこそ長岡組へ。」
/ ,' 3「zzzZZZzZZZZZZZzzZZZzzZzZZ」
( ^ω^)「なんで荒巻が?」
(´・ω・`)「さあね。暇だったんじゃないかな。とりあえず用件はなんだい?」
( ^ω^)「これを見て欲しいんだお。」
僕は懐から銃を取り出す。
前にもこんな事があったような気がする。確かあのときは人前で銃を出してしまってショボとツンに叩かれたよな、と思っていると頭に衝撃がきた。
見ればショボが手を振り上げている。
172 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:10:37.82 ID:8kqat3vt0
(;^ω^)「何するんだお、ショボ。」
(;´・ω・`)「すまない。前にもこんな事があったな、と思い出していたら自然と手が動いていた。」
( ^ω^)「とりあえずこの銃の出所を探って欲しいんだお。」
僕がショボに渡した銃には”VIP Army”の刻印。
だが、前回ショボに見せたものとはデザインが全く違う。
(´・ω・`)「これは・・・・!!!りんご社のアップルP-26!!これを流石組の連中が?」
( ^ω^)「VIP Armyって彫ってあるから、多分軍からの横流し品だお。」
(´・ω・`)「それにしても妙だ。こいつはつい最近、軍でも正式装備としての採用が決まったばかりのものだ。何故連中がこんなものを。」
(;^ω^)「スレストの時みたいに軍からの横流しじゃないのかお?」
(´・ω・`)「スレストの時のアップルなら、古くなった装備をどこかの下っ端が横流しした可能性もある。だが、こいつはまだ採用されただけで実際に配備されているわけではないんだ。」
(;^ω^)「どういう事だお?軍関係者の中に、新品を丸々横流ししてくれるような流石組への協力者がいるって事かお?」
「それは無いはずだ。軍で輪呂巣会に大規模な銃の横流しをしている、東方第三旅団の大佐以外に、大量に装備の横流しをできるような協力者は居ない。前回のスレストの件で調査済みだ。」
その時、長岡組事務所の入り口のドアに何かがぶつかるような音が響いた。
173 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:11:06.15 ID:8kqat3vt0
( ゚∀゚)「ん、なんだ?」
ゴン、と先ほどよりも大きな音。
ジョルジュが組員の一人に様子を見るように伝える。
そして、組員がドアを開けて一歩踏み出した瞬間、組員が頭から血を吹いて倒れた。
(;^ω^)「な・・・・・・ッ!!!」
( ゚∀゚)「なんだオイ!!!どうした!!!!」
(´・ω・`)「やめろ!!不用意に近づくな!!!」
倒れた組員に近づいた、二人の組員がさらに倒れた。
二人とも足を打ち抜かれている。
(;゚∀゚)「待ってろ!!!今応急処置を・・・ッ!!!」
倒れた二人に近づこうとしたジョルジュを無理やりショボが押さえつける。
(´・ω・`)「落ち着け!!!狙撃されてる!!!」
そこで、さらに遠方から跳んできた銃弾が、うめいている二人の組員の内、片方の肩を抉る。
174 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:11:32.45 ID:8kqat3vt0
(;゚∀゚)「離せ!!!ショボ!!!!」
(´・ω・`)「馬鹿野郎!!!ああやって次の獲物が出てくるのを待ってるのが分からないのか!!!」
暴れるジョルジュを殴り、無理やり落ち着かせるショボ。
ジョルジュは平静を取り戻したのか、押し黙る。
そこで、僕等がなかなか外に出てこない事に業を煮やしたのだろう、敵の銃弾が倒れている二人のうち、片方の眉間を抉る。
撃たれた男の足が一瞬ビクリと動くと、そのまま男は二度と動かなくなった。
その様を見て生き残っている男がパニックをおこし、無事な手足をでたらめに動かしてその場から離れようとする。
そこをさらに銃弾が飛んできて、男の腎臓を抉った。
「ギャッ!!」
という短い悲鳴と共に、男の手足の動きが止まる。
(;゚∀゚)「畜生・・・・・。」
(´・ω・`)「諦めろ。もう手遅れだ。」
ジョルジュの口の奥から歯軋りの音が響く。
僕等はドアを閉め、事務所に閉じこもる。
175 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:11:52.74 ID:8kqat3vt0
(;^ω^)「どうすればいいんだお、ショボ!!!」
(´・ω・`)「何故俺に聞く。」
(;^ω^)「いや、だってショボは元VIP防衛大学生だったわけだし・・・。」
(´・ω・`)「まあ、方法はある。」
( ゚∀゚)「マジか!」
(´・ω・`)「ああ。まず内藤が一人で外に(ry」
(;^ω^)「あれwwwその作戦の展開の予想つくよ?www」
(´・ω・`)「そして射角から大体の位置の予測をつけて、榴弾砲か何かで・・・」
( ゚∀゚)「榴弾砲?wwwねーよwww」
(´・ω・`)「そうか、じゃあ俺達にできる事は無い。」
( ^ω^)「ちょwww諦めるのハヤスwwwww」
その時、僕は外からエンジン音が響いている事に気がついた。
不思議に思い、音のする方を眺めていると突然、事務所の壁に亀裂が入った。
( ^ω^)「?」
僕が疑問に思った次の瞬間には壁が吹き飛び、事務所内にトラックが突っ込んできている。
176 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:12:32.02 ID:8kqat3vt0
(;゚∀゚)「ちょwwww俺の事務所wwwww部屋借りてるだけなのにwwwww」
(´・ω・`)「ビルのオーナー、カワイソス。」
二人のそんな呟きを他所に、トラックの荷台から、銃を持った男達が五人ほど降りてくる。
彼等は降りてくるなり拳銃を構え、躊躇う事なく発砲。
長岡組の組員数名が血を流しながら地面に倒れ伏す。
(;゚∀゚)「ちょっと待て!!!ここ街中だぞ!!!あいつ等何考えてんだ!!!」
( ^ω^)「うはwwwトラックが突っ込んでくるとかwww映画みたいwwww」
(´・ω・`)「喋ってる暇があったら撃ち返せ。この非常事態だ、拳銃くらい持ってるんだろう?」
僕らは急いでテーブルや事務机を倒し、バリケードを作る。
僕は急いで先ほどショボに見せた銃を握り締める。中には弾が入ったままだ。
連中の銃撃が止んだ隙にこちらも撃ち返すが、なかなか当たらない。
僕らは、拳銃は持っていても撃った事等無いのだから仕方が無いのだが、
長岡組の組員は元はスレスト建設の構成員だった者ばかりだ。
武運組との抗争の最中に撃った事がある者は居るだろうが、銃撃戦に馴れているとは言いがたい。
対して、流石組と思われる集団の照準は正確だ。
既に十人近い組員が地に伏している。
177 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:13:02.38 ID:8kqat3vt0
( ^ω^)「銃撃が止んだ?」
(´・ω・`)「大方弾を撃ち尽くしたんだろう。チャンスだ。」
(;^ω^)「ゴメンだお。僕も弾切れだお。」
(´・ω・`)「・・・・・・これなんてデジャヴ?」
(*゚∀゚)「おいコラ!何時まで引き篭もってやがんだ!!俺達がそんなに恐いか?ああ?」
トラックの運転席からやけに乱暴な口調の女が出てくる。
その手には奇妙に歪曲した刀剣が握られている。
タルワールとか呼ばれる剣だ。
(*゚∀゚)「おい!!タカラ!!!何時までも寝てんじゃねえ!!!」
(;^Д^)「だって、つーちゃんがいきなりトラックで突撃するから(ry」
(*゚∀゚)「男がいちいち言い訳してんじゃねえ!!!さっさとエモノ構えろ!!!」
つーと呼ばれた女の呼びかけで、助手席で気絶していたと思われる、タカラと呼ばれた男が出てくる。
その男が構えたライフル銃を見て、僕は目を剥いた。
178 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:13:29.12 ID:8kqat3vt0
( ^ω^)「ショボ、ジョルジュ。悪いけどあのタカラってヤツは僕がやらせてもらうお。」
(´・ω・`)「そうか。じゃあ俺は外の狙撃手を。」
( ゚∀゚)「おいおい、俺にあの一番ぶっ飛んでそうな女の相手をしろってのかよ。」
(´・ω・`)「なんだ?怖気づいたか?」
( ゚∀゚)「ハ、冗談言うな。」
( ^ω^)「他の有象無象どもはここの組員に任せるお!行くお!!!」
僕の合図と共に全員がバリケードから飛び出す。
一斉に連中に向かって走り出すが、トラックの開けた穴から狙撃され、長岡組組員の一人が倒れる。
(´・ω・`)「なるべく壁の穴には近づくな!!!」
ショボの叫びが響く中、僕の頭の中は違うことで一杯だった。
タカラの持っているのはライフル銃。使う弾丸は間違いなくライフル弾だろう。
須藤さんの頭は吹き飛ばされていた。
おそらく、相当大口径の銃で撃たれたのだろうと言われていたが、弾丸は何処に飛んでいったのか、見つからなかった。
そして、ライフル弾ともなれば、拳銃の銃弾に比べて格段に威力は上がる。
流石組の組員が携帯しているのは拳銃だ。
それほど口径が大きいわけではない。
撃たれたところで頭の上半分が丸ごと吹き飛んだりはしない。
つまり、目の前のタカラという男のライフル銃が凶器である可能性が、一番高いという事。
僕の体が強張る。
自分の手で敵を打てるかもしれない。
そんな思いが頭を駆け巡った。
第九話 Corpse of Corps ・完
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 23:15:49.45 ID:9uyRbRNdO
ブーンンンンンンンンンン!!!!!!!!
180 :
◆bP2qfddi66 :2006/01/01(日) 23:18:53.50 ID:8kqat3vt0
すまんが今日はもう寝る。
早くもこの話書くのに飽きてきたってわけじゃないけど、
なんだか眠いのでもう寝る。
本当に飽きてきたわけじゃないぞ。
実はもう別の話書いてたりとかし無いからな。
本当だぞ。
ノシ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
| / ブーン
( ヽノ
ノ>ノ
三 レレ
作品の香りにひかれて飛んで参りました
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 23:30:46.98 ID:Jo/Zhzr80
>>180 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwいいところでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 23:31:41.78 ID:9uyRbRNdO
>>180 ちょwwせんせwwwwww
乙でした!おやすみ><
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/01(日) 23:32:56.57 ID:viJkcuX80
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 00:01:07.37 ID:tjDDdWAi0
ちょwwwwwwwwww保守wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
186 :
& ◆TTLQTUMllo :2006/01/02(月) 00:05:35.30 ID:CPKGP2cu0
保守
187 :
コンソメ ◆xXwoCdvQiE :2006/01/02(月) 00:16:37.65 ID:JcXoYGUGO
ホッシュ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 00:34:02.83 ID:esbJIUFYO
ほ
HOSHU
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 00:53:31.58 ID:I/5qE+WtO
あげとく
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 01:15:48.93 ID:4sxPbGxz0
ほす
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 01:45:29.25 ID:t+IjSjxkO
ほ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 01:59:18.01 ID:cR3UPrTV0
読み終わったら保守
ほしゅ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 02:42:40.67 ID:IRK0Uoq20
保守
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 03:06:42.99 ID:V8Zpxe+KO
ほ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 03:07:06.51 ID:DzhWQ/jr0
ほ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 03:24:21.85 ID:IRK0Uoq20
保守
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 04:33:26.89 ID:V8Zpxe+KO
うほ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 04:49:41.56 ID:V8Zpxe+KO
もう寝るから、誰かあげてくれよ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 05:13:48.06 ID:4sxPbGxz0
∧ ∧
(*‘ω‘ *) ちんぽっぽ
( )
v v
ぼいんっ
川
( ( ) )
ほ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 06:40:56.19 ID:tjDDdWAi0
ね、眠い……
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 07:36:39.18 ID:eBjVKW2U0
ほ
【るろうに剣心強さ議論スレッド 15 】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1136121320/10 10 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2006/01/02(月) 05:22:50 ID:sad6yN1k
ちょっと弁解。
こいつらはvipperの中でも突撃厨とよばれるやつらなわけで、全体の一部なんだ。
良識を持って楽しんでる人もいるんだよ。
みんなで仲間意識もって馴れ合ってるだけで害はないはずなんだ。
でもその一部が迷惑をかけて嫌なイメージが定着してるんだ。
つまり、僕がいいたいのはVIPはガキの集まりで引き際をしらず犬畜生にも劣る。
ほとんどはVIP内でおっぱいうpとか騒いでるだけなんだよ。
どうみても童貞です。ありがとうございました。
昨日の今日で懲りずにこんなこと書いてるのがいるお。
〜昨日のカキコ〜
【るろうに剣心強さ議論スレッド 14 】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1135084142/l50 746 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2006/01/01(日) 20:53:47 ID:???
>>745 根性無しのVipperに突撃なんて無理、一人じゃあ何も出来ない町のDQNとなんら変わらない奴等だから
もし突撃してこれたらおっぱいうpしてやるよw無理だろうけどw
974 名前: 746 [sage] 投稿日: 2006/01/01(日) 21:38:33 ID:???
やっぱりうpしない、恥ずかしい
vipの力舐めてたごめんなさい
次スレと隔離スレが出来たけど見てないと思って本スレのほうでこんなことをいってやがります。
れっつぶ〜ん!
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 09:21:47.97 ID:Eyo+itvS0
ほ
208 :
コンソメ ◆xXwoCdvQiE :2006/01/02(月) 09:32:46.73 ID:JcXoYGUGO
ここは俺がホッシュするから皆逃げるんだ!!
保守
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 09:34:30.63 ID:ly7o9VYL0
別の話書いてら書いてたで期待する保守
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 09:35:46.62 ID:8VBMHWdmO
突撃依頼みる度に一人でやっとけよと思うわ保守
211 :
コンソメ ◆xXwoCdvQiE :2006/01/02(月) 09:48:30.18 ID:JcXoYGUGO
ホッシュ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 10:00:47.11 ID:AxwrXTqE0
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 10:36:25.19 ID:pZZTrtDO0
ほしゅ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 10:51:03.67 ID:7Bsuhd2+0
ほすですお
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 11:21:08.60 ID:7Bsuhd2+0
今からバーゲン逝って来る
ほす
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 11:37:53.52 ID:I/5qE+WtO
に
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 11:53:53.82 ID:BY4zAndH0
こ
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 12:11:26.93 ID:U1nYUFq40
く
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 12:26:12.31 ID:UPQ7h2w90
で
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 12:48:13.72 ID:AxwrXTqE0
補修
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 13:21:38.29 ID:/jFMmEeRO
ぽ
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 13:45:53.46 ID:c4Ddw2Y60
一晩出かけてたけどスレ落ちてなかったwwwwwww
おまえら乙wwwwwwww
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 14:18:54.96 ID:JcXoYGUGO
ホッシュ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 14:42:58.41 ID:c4Ddw2Y60
保守
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 15:09:41.48 ID:c4Ddw2Y60
ほしゅ
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 15:21:13.01 ID:ml/tL4w1O
ほす
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 15:21:22.65 ID:eW32IpR10
2日も維持するとは・・・
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 15:33:47.26 ID:yz6xVEU6O
( ^ω^)
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 15:48:46.03 ID:t+IjSjxkO
温泉行って来るお
ほしゅ
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 15:57:11.26 ID:yz6xVEU6O
ほし
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 16:01:24.46 ID:jY3dSUbR0
面白いなw保守
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 16:27:28.82 ID:c4Ddw2Y60
保守
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 16:41:47.39 ID:I/5qE+WtO
ア
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 17:04:33.93 ID:4sxPbGxz0
∞
ぽ っ ぽ ん ち l
( *‘ω‘*)
( ( ( (∪ )
UU
___
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 17:21:15.15 ID:ew0RYPckO
初売り疲れた ☆
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 17:46:29.58 ID:4sxPbGxz0
ノ\ ノ\
ノ ノ
/ ノ ノ \
/ (;;;) (;;;) i
| >|< (__人_) >|< | ちんぽっぽ
丶 /
/ \
/ ヽ
| |
ヽ /
\ /
∨ ∨
ぼいんっ
| | |
| | |
/ / \ \
| | | |
\ \ / /
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 18:05:17.60 ID:/jFMmEeRO
は
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 18:30:40.67 ID:yvKcPRn9O
つ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 18:39:36.47 ID:lBYTGncC0
も
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 18:41:11.31 ID:UK09IPNH0
ひ
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 18:46:57.89 ID:X6Oq2EO30
で
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 19:07:39.29 ID:iInSm84fO
っ
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 19:16:10.00 ID:JcXoYGUGO
ホッシュ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/02(月) 19:38:26.53 ID:/jFMmEeRO
☆
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
問題は、「ギャングスター」「なったようです」で検索してるヤツは
ここにたどり着けないことというだな……
というか俺がそうだった(´・ω・`)