1 :
1 ◆hZcK3t5z1w :
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。
それは、生物に寄生し日常生活に紛れ込む。
そんなモノが、空から落ちてきた・・・・( ^ω^)の家に・・・。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 13:52:59.12 ID:nPxPNws50
カーズ様か
3 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 13:53:39.42 ID:6NE80/G60
( ^ω^)「ふんふんふんふんふんふんふんふん♪」
( ^ω^)「ふう、風呂はいいものだお」
( ^ω^)「風呂はリリンの生み出した文化の極みだおw」
ブーンはくつろぎ、目を瞑る。彼は思う。「ああ、明日もまた友達と馬鹿なことをしよう」
そのとき、奇妙な、例えるなら蛇のようなものが彼の体に迫る
蛇は、彼の体に侵入を試みようとしていた、しかし彼の体には進入口となる穴は無かった
蛇は焦っていた
そのとき、
( ^ω^)「ん?」
彼は気づいたようだった、しかしそんなことは関係ない
蛇は彼の頭めがけて突進していた
4 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 13:54:12.14 ID:6NE80/G60
( ^ω^)「うわッ!?」
とっさに出した彼の左腕に蛇が突き刺さる
(;^ω^)「ちょwwwww登ってっくるおwwwwwww」
蛇は彼の頭を目指して体内を登っていく
(;^ω^)「笑ってる場合じゃないお、何とかしないと!」
ブーンは急いで風呂から出て、近くにあるタオルで腕をきつく縛った
(;^ω^)「こいつなんなんだお!?」
ガラッ
風呂の戸が開く
('A`)「おいおいどうした?急に叫びやがって・・・・」
('A`)「腕なんか縛って・・・・M?」
(;^ω^)「どちらかというとS・・・じゃなくって大変なんだお!僕の腕に・・・あれ?」
彼の腕はきれいさっぱり、傷など無かった
('A`)「腕がどうしたよ」
(;^ω^)「いや、さっきまで何かが入ってたんだお」
('A`)「なにって?ヒートロッドとか?」
(;^ω^)「あれぇ・・・・?」
('A`)「まあいいや、あんまり騒ぐなよ」
(;^ω^)「騒いでるのはお前のほうだお、深夜にVIP見て大笑いするのはやめてほしいお」
('A`)「・・・・・・・・スイマセン」
(;^ω^)「とりあえずリアルで『テラワロスwwwwwwww』とか言うのはやめてほしいお、正直キモいおwwwwwwwww」
('A`)「・・・・・・・・・・・生まれてきてスイマセン」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 13:54:43.07 ID:Fv/fGJN7O
ミギー
6 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 13:54:55.60 ID:6NE80/G60
風呂から上がりベッドに寝転がるブーン
( ^ω^)「・・・・・さっきのはなんだったんだお?」
(;^ω^)「・・・・昨日なんか変なものでも食べたかお?」
( ^ω^)「うーん・・・・」
( ^ω^)「まあいいや、明日は明日の風が吹くお。もう寝るおwww」
ブーンが眠りについた
近頃巷を騒がす連続猟奇殺人事件がある。
その事件は10人近く殺された今も犯人は捕まっておらず、また犯人の目処もたっていない。
しかしその事件が連続事件として報道されていることには理由があった
この事件であがった死体はすべて『ミンチ』になっていた
???[・・・失敗した]
(;^ω^)「・・・うーん・・・」
???[・・・失敗した]
(;^ω^)「・・・・なんだお・・・?」
???[だまれ!]
(;^ω^)「・・・・まあいいお、オヤスー」
7 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 13:55:34.76 ID:6NE80/G60
ここはとあるバーボンハウス
(´・ω・`)「やあ、ブーン」
( ^ω^)「おいすーwwww」
(´・ω・`)「朝から元気だね、今日は5時入りだろう?なんでこんな時間に?」
( ^ω^)「なんだか今日はパワーがあまりまくりなんだおwwwwwだから早入りして多く給料もらおうという魂胆だおwwwwww」
(´・ω・`)「いやに正直だね。まあいいや、ちょっと用事があるからそこに座って待っててくれ」
(´・ω・`)「あ、ダーツするなよ。きみは前回投げて天井のライト全部割ったんだから」
( ^ω^)「わかってるお、同じ過ちはもうしないおwww」
ガチャ、バタン
( ^ω^)「前回右手でやったから駄目だったんだお、だからこんどは左手でやるおwww」
ブーンは矢を取りダーツの前へ
( ^ω^)「とうぁ」
矢は的へと一直線に突き進む
ピロロロロロロロロン♪
間抜けな命中音が鳴る
( ^ω^)「さすが僕だおwwww(まさか当たるとは・・・・)」
( ^ω^)「もう一回やるおwwwwwww」
( ^ω^)ブーワ
9 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 13:56:39.51 ID:6NE80/G60
ピロロロロロロロロン♪
先ほどから十数回目となる命中音がする
(;^ω^)「また真ん中・・・・」
先ほどから何度やっても矢が真ん中に命中する、その事態にさすがにブーンは戸惑っていた
パチパチパチパチ
( ^ω^)「ん?拍手喝采痛み入る・・・」
(´・ω・`)「すごいねブーン、いまので5回連続じゃないか?」
ショボンはいつの間にかそこにいた
(´・ω・`)「いつのまに練習したんだい?」
( ^ω^)「一回もしてないおwwwww」
(´・ω・`)「すごいな!右手でやるとどうなんだい?」
ブーンは右手に持ち替え矢を投げる
( ^ω^)「とうぁ」
矢はコーヒーの袋の底に突き刺さり、部屋にコーヒー豆をばら撒いた
(;^ω^)「・・・・・・・じゃ」
(´・ω・`)「待て」
10 :
◆EOIUzakA3k :2005/12/30(金) 13:57:06.73 ID:KEWNd84eO
11 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 13:57:24.64 ID:6NE80/G60
(;^ω^)「結局ショボンの奴僕にあの豆全部拾わせたお」
(#^ω^)「ムカつくお、休日を棒に振ってしまったお」
ドン!
( ^ω^)「ん?」
ヤンキーA「おいこら兄ちゃんどこに目をつけとんのじゃいワレ!」
ヤンキーB「おーいて、ああー!腕が折れちまった!こりゃ慰謝料もらわなきゃなあ?」
(;^ω^)「いやぶつかったのは謝るお、でもどうみても腕はおれてないおww」
ヤンキーC「うるせーよゴルァ!!」
ヤンキーが腕を振り上げブーンに襲い掛かる!
そのとき、『パチン!』と音がした
(;^ω^)「へッ!?」
ブーンが左手でヤンキーのパンチを止めていた
ヤンキーC「なんだてめぇ!?やんのかこるぁ!?」
ヤンキーは強がっているがブーンはヤンキーの動揺がなぜか手に取るようにわかった
(;^ω^)「暴力は駄目だお!!(手が勝手に!?)」
ヤンキーB「てめぇ!やりやがったな!!」
(;^ω^)「ひっ!」
またもやヤンキーの攻撃は止められる。そして、
ガキン!
ヤンキーAはふっとばされた。
12 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 13:57:54.10 ID:6NE80/G60
ヤンキーA「痛ぇ!!痛ぇよお!!」
ヤンキーの腕は折れて変な方向に曲がっている
ヤンキーB「てめ、よくも森崎君を!!」
ヤンキーC「死ねぇー!!」
ヤンキーが襲い掛かる
(;^ω^)「・・・・うるさいお」
ヤンキーは動けなくなる。いや、正確には動いたら食われるということを彼らは本能で感じ取っていた
( ゚ω゚)(・・・・食ってやろうか・・・・)
そこに、
警察官「おい貴様ら!なにをやっている!!」
突然の来訪者。
( ^ω^)「いえ、なんでもありません」
空気が緩和した
その場にいる誰もがなぜか助かったと感じた
警察官「またお前らか!今度は親呼ぶって言っただろう!!」
ヤンキーB「ひいー!かーちゃんだけはやめてー!」
警察官がヤンキーを連行していく
(;^ω^)「厄介ごとはごめんだおww」
ブーンはその場を立ち去った
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 13:59:15.25 ID:Z2vVT864O
久々にwktk
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:00:37.49 ID:nPxPNws50
>>10 空から降ってきたから何となく
カーズなら寄生もできるんじゃないかと思った
今では反省しているかもわからない
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:00:39.48 ID:S61H0yJJO
( ゚ω゚)(食ってやろうか)
( ゚ω゚)…
( ゚ω゚ )
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:01:06.47 ID:rDcEz3IZO
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:03:10.75 ID:fQ68bFS0O
ヒダリーは何か変
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:06:04.03 ID:qubp8E8DO
ひぎぃぃ
でいいんじゃね?
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:08:32.15 ID:ISnlu2WV0
20 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 14:19:25.23 ID:6NE80/G60
ブーンは自宅に帰ってきた
('A`)「おうお帰り」
( ^ω^)「ただいまだお」
('A`)「今日はいやに遅かったな、いつもならもう2時間は早く帰ってきてるだろ」
( ^ω^)「まあ気にしないでほしいおwwあ、これから僕の部屋に入らないでほしいお」
('A`)「ん?なんでさ?」
(;^ω^)「気にしないでほしいお。あと晩飯はいらないお」
('A`)「そうかい。(ああ、溜まってんのか)」
ガチャ、バタン、カチャリ
ブーンは鍵を閉めベッドに寝転がる
(;^ω^)「うーん・・・なんだかおかしいお」
(;^ω^)「どうにも左手だけ僕じゃないみたいだお・・・」
じっと左手を見てみるが何の変哲もない。
(;^ω^)「まさかね・・・」
ブーンは持っていたライターに火を灯し左手に近づける
(;^ω^)(左手の感覚が無い!?)
左手が裂け、口が出てくる
(;^ω^)「ひいいいいい!」
ついには目玉も出て、なにか奇妙な物体になった
(;^ω^)「ひいいいいいテラコワスwwwwww」
('A`)「自分も言ってるじゃねぇかよ・・・」
21 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 14:20:15.11 ID:6NE80/G60
さて、ここまでしか出来てないわけだが
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:22:04.28 ID:ISnlu2WV0
23 :
◆EOIUzakA3k :2005/12/30(金) 14:24:03.86 ID:KEWNd84eO
24 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 14:24:41.49 ID:6NE80/G60
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:25:13.27 ID:X14V+lDh0
なめ子
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:25:15.17 ID:qubp8E8DO
ひぎぃぃ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:25:28.23 ID:Z2vVT864O
レフティー
28 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 14:25:53.21 ID:6NE80/G60
29 :
◆EOIUzakA3k :2005/12/30(金) 14:27:14.94 ID:KEWNd84eO
30 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 14:40:40.07 ID:6NE80/G60
???[失敗した・・・]
(;^ω^)「しゃべった!?」
('A`)「近頃のエロゲはほとんどしゃべってるだろ・・・・」
(;^ω^)「僕の左手はどうなってるんだお!?」
???[・・・・・食べた]
('A`)「今日は左手か・・・・というか実況するなよ・・・・」
(;^ω^)「この・・・離れろ!」
ブーンは左手を壁に叩きつける
が、左手の化け物は手のようなものを出し衝撃をなくした
(;^ω^)「マ・ワ・シ・ウ・ケ!?」
???[言葉・・・よく分からない・・・・]
???[教えろ・・・・ブーン・・・]
(;^ω^)「なんなんだこいつ!?このッ!」
こんどは近くにあったバールのようなもので左手を叩きつける
しかし、バールのようなものはいとも簡単に取られ「ぐにゃり」とひん曲がった
???[教えろ・・・・・・・・]
(;^ω^)「わかったお!だからその元・バールのようなものを首に押し付けるのはやめるんだお!」
それからブーンはPCを付け、この奇妙な左手に使い方を教え、眠りについた
これが夢であることを願って
31 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 14:56:27.95 ID:6NE80/G60
チュンチュン・・・チュン・・・・
( ^ω^)「ん・・・・・よく寝たお・・・!」
(;^ω^)「それにしても昨日は変な夢をみたおww」
???[おはよう、ブーン]
( ^ω^)「おはよう。ドクオにしては早く起きたNOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」
???[朝から元気だな]
(;^ω^)「夢じゃなかったお!?」
???[君の細胞は活発に活動している、少なくとも睡眠状態ではない]
(;^ω^)「最悪だお・・・・・病院に行くしかないお」
???[それは困る、分離でもさせられたら私は枯れて死んでしまう]
(;^ω^)「だったらなおさらだお!」
???[そうか・・・なら病院へ連れて行けばいい。その病院で私が分離すると同時にその分離させた人間にのっとってやる]
(;^ω^)「え・・・・・・!?」
(;^ω^)(どうしよう・・・・こんな化け物といっしょにいるなんて最悪だけどこの年で殺人犯になりたくないお・・・・)
???[迷っているな、血液で分かる]
???[それに君の左手がなくなるのは不便だろう。だから交換条件といってはなんだが]
???[私が眠っている間は君が操作できるように回路を繋ごう]
(;^ω^)「ちょwwwwwなにをいってr」
???[それでは私は疲れた、眠らせてもらうよ]
(;^ω^)「ちょwwwwwまwwwww」
ブーンがいくら左手を叩いても反応は無い
( ^ω^)「・・・・・左手の感覚が戻ったお・・・」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 14:59:14.66 ID:RGoXo4NvO
寄生獣か…
内容をそのままでなくエリアVIPのようなアナザーストーリーっぽくしてもらえるといいな…
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 15:07:25.80 ID:gjDNYA0q0
とりあえずwktk
34 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 15:10:19.54 ID:6NE80/G60
('A`)「うぃーす」
( ^ω^)「おいすー」
('A`)「さて、飯はもう出来てるぜ」
( ^ω^)「今日もおいしそうだお、いただきますお」
('A`)「冷凍食品だがな・・・・いただきます」
ハムッ!ハフハフッ!ハムッ!
('A`)「・・・・・食いすぎじゃないか?」
( ^ω^)「そうかお?なんだかおなかがへってしかたがないんだお」
('A`)「まあいいけどよ・・・・・自分で買いだめしとけよ」
ブーンは家を出る、そのころテレビではまたもや発見された猟奇死体の報道特番を放送していた
('A`)「人の死をネタに番組を作る・・・・世も末だな」
ここはとあるバーボンハウス
(´・ω・`)「やあ、ブーン」
( ^ω^)「おいすーwwww」
(´・ω・`)「今日もまた早いね、まあいいんだけど」
( ^ω^)「金はいくらあっても足りないんだお」
(´・ω・`)「へえ、そうかい。今日も用事があるから店を出るけど間違ってもダーツはするなよ」
ガチャ、バタン
( ^ω^)「今日は両手でやってみるおwwww」
35 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 15:26:16.00 ID:6NE80/G60
(;^ω^)「じゃ」
ブーンが店を出て行った数分後、バーのマスターは今度は2袋分のコーヒー豆を掃除していた
(;^ω^)「それにしても、この左手はどうしたものだお」
ξ゚听)ξ(お、ブーン発見)
(;^ω^)「こんなもの医者に見せたら・・・・大変なことになるお」
ξ゚听)ξ(おどかしてあーげよw)
(;^ω^)「かといってこんなものをずっと付けてるわけにも行かず・・・」
ススススス....(((ξ゚听)ξ (;^ω^)
ξ゚听)ξ「とうぁ」
パシィ
ツン子のチョップは止められた、しかしブーンは気づいていない
ξ゚听)ξ「うひゃあーーーッ無想陰殺!?」
(;^ω^)「へっ!?」
( ^ω^)「なんだツン子かお」
ξ゚听)ξ「・・・・わざとらしいわね」
???[おはようブーン]
(;^ω^)「うわっ!」
ξ゚听)ξ(・・・・?)
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 15:38:53.15 ID:CYaOSnm30
>ススススス....(((ξ゚听)ξ (;^ω^)
新しい表現方法だなw
37 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 15:42:37.24 ID:6NE80/G60
ξ゚听)ξ「・・・今の声、だれ?」
(;^ω^)「し・・しらないおwたぶん空耳だと思うおwww(今ここで他人に知られるのはマズイお・・・)」
ξ゚听)ξ(・・・・・・?)
(;^ω^)「そ・・そんなことよりマックに行くお!さっきからおなかがすいてるんだお」
ξ///)ξ「わ、私と!?だだだだだだれがあんたなんかと!!」
( ^ω^)「いやならいいお」
ξ///)ξ「行く行く行きます!行ってあげるわよもう!」
( ^ω^)「なんか卑猥だお」
ξ///)ξ「しらないわよ馬鹿ぁ!」
( ^ω^)「ふう、おなかいっぱいだお」
ξ゚听)ξ「あなたよく食べるわね、テリヤキ3個とかおなかもたれるわよ?」
( ^ω^)「大丈夫だお(今日は異常におなかが空きやすいお・・・・もしかしてこいつのせいかお?)」
ξ゚听)ξ「じゃあ、私はこっちに用事があるから行くわね」
ξ゚听)ξ「・・・・・・」
( ^ω^)「どうしたんだおツン子?」
ξ゚听)ξ「あなた・・・・・・・ブーンよね?」
( ^ω^)「・・・・・・・・あたりまえだおwwこの世にブーンは2人としていないおwwww」
ξ゚听)ξ(・・・・・・そうか・・・・そうよね)
38 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 16:02:59.94 ID:6NE80/G60
それから3日過ぎた・・・
とくに変わったこともなく、日々が過ぎていく。
左手の化け物はブーンに危害を加えることもなく、むしろ彼を気遣っている(それは寄生生物として自分の身がかわいいからだろうが・・・)
そんなこともあり、彼はこの化け物とも案外上手く付き合っていけるのではないかと思いはじめていた。
( ^ω^)「ところでお前の名前は何なんだお?」
???[・・・名前などない]
( ^ω^)「それじゃ言いにくいお、いつも指示名詞ばかりだとなんかへんだお」
???[そんなものは固体識別に必要なだけだろう、ならば適当につければいいじゃないか]
( ^ω^)「うーん・・・・お前の好きな食べ物はなんだお?」
???[私は血液を栄養に生きているから食物の味は分からない、ただ・・・]
( ^ω^)「ただ?」
???[なめたけといったか?あれを食べているときの君の血液の状態は私によく馴染む]
( ^ω^)「じゃあお前はナメタケだお」
???[わかt]
( ^ω^)「いや、やっぱりお前はなめ子だお、その方が人間味があるお」
なめ子[私に人間味のある名前をつけてどうする?]
( ^ω^)「なにかあっても言い訳できるお、ナメタケじゃ言い訳できないお」
なめ子[そうか。!!ちょっとまて!]
( ^ω^)「ん?なんだお?」
なめ子[同種だ!仲間がいる!]
(;^ω^)「Why?」
なめ子[脳波のようなものを感じる!いるぞ!直線約200Mだ!]
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:04:52.16 ID:6xJj9j490
なめ子で決定かYO!
40 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 16:21:55.63 ID:6NE80/G60
なめ子[そこを右に・・・]
(;^ω^)「なあなめ子、もしかしてこれから会いに行くのって人間の頭をのっとった化け物かお?」
なめ子[おそらくそうだろう]
(;^ω^)「そんな気持ち悪いものに会いたくないお、帰るお」
なめ子[逃げるな!君にはどんなものに寄生されているのか知る必要がある!]
(;^ω^)「そんなもの知ったことじゃないお、帰るお!」
(;^ω^)「ぐえ」
なめ子が木を掴んでいる
なめ子[これは君のためでもあるんだぞ、ブーン・・・ん?]
(;^ω^)(いやな予感がするお・・・)「どうしたんだお?」
なめ子[いや・・・もう1人仲間が現れた・・・]
なめ子[いそげブーン!なにかいやな予感がする・・・]
なめ子(反応が1人になった・・・!?)
(;^ω^)「あの角にいる・・・」
なめ子[気をつけろブーン・・・何かがある・・]
(;^ω^)「犬の・・・死体?」
なめ子[これは・・・誰かが戦ったようだ]
(;^ω^)「ちょwwww誰ってだれよ?」
なめ子[分からない・・・ブーン、犬に近寄ってくれ]
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 16:31:57.10 ID:sNS3Kinl0
wktk
42 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 16:39:49.41 ID:6NE80/G60
(;^ω^)「うえ、気持ち悪いお・・・」
なめ子[これは・・・心臓が無い、抉られている?]
なめ子[一撃で、か・・・強いな]
(;^ω^)「うおぁ、こいつ羽が生えてるお」
なめ子[見ろブーン、こいつが私の同種だ・・・といっても死んでいるが]
( ^ω^)「残念だお、お前の仲間が出来たかもしれないのに」
なめ子[いや、こいつは本体自ら翼になっている。そんなことをすれば注意力は低下する。環境の違いもあるだろうが不勉強だった、だから死んだ]
(;^ω^)(こ・・・・こいつ・・・・)
そのときのなめ子は、感情のかけらも無い、まるで人形のような感じだった。
なめ子[ブーン、帰るぞ。じきに人が来る]
( ^ω^)「・・・・わかったお」
帰り道、トンネル前
なめ子[また・・・仲間だ・・・。一人だな。]
(;^ω^)「またかお・・・・」
なめ子[前方だ、トンネル内部にいる]
(;^ω^)「はいはい行きますお」
ブーンたちはトンネルに入っていく・・・
43 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 16:49:19.76 ID:6NE80/G60
トンネル内部、規則的に並んだオレンジの補助灯がほんのりと辺りを照らす
( ^ω^)「まだ見えないのかお?」
なめ子[いや、私には見えている]
バサバサと音がする
( ^ω^)「・・・?」
( ^ω^)「・・・カラスが何でこんなところに?」
(;^ω^)「!あれは・・・人?」
カラス[グゲッ・・・ゲッ・・・]
(;^ω^)「カラスが人を・・・!助けないと!!」
なめ子[いや、もう死んでいる。生体反応が無い]
(;^ω^)「!!」
なめ子[気をつけろブーン!来るぞ!]
カラス[グゲゲッ!]
カラスが高速で突っ込んでくる!
(;^ω^)「うわぁ!」
ブーンは恐怖で目を瞑った
ガキィン!
なめ子[ブーン!下がれ!]
なめ子が言う。恐る恐るブーンが目を開けると、信じられない光景が目の前で繰り広げられていた
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:02:31.35 ID:WIld5k1V0
wktk
tumaran
46 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 17:08:16.74 ID:6NE80/G60
頭の割れたカラス、その先は枝状に別れ、その全てが鋭利な刃物のようになっていた
それが、全力でブーンにむかって振り下ろされる
左手の割れたブーン、その先は丸く硬化し、その形はまるで巨大な盾のようだった
それが、全力でブーンを守る
ブーンは混乱していた。目の前でそんな戦いが展開されているのだ、混乱しないほうがおかしい
なめ子[聞こえないのかブーン!下がれ!]
その言葉でブーンは正気に戻る、しかし足は動かない。怯えているのだ、恐怖にすくんで動けないのだ。
(;^ω^)「ちょwwwwwwwwなにこの化け物wwwwwwwww」
なめ子[恐怖でおかしくなるのは分かるが私は耐えられそうに無い]
(;^ω^)「ひいいいいいい!!!」
なめ子[叫ぶ暇があったら後退してくれブーン]
(;^ω^)「わ・・わかったお・・」
カラスは考えていた、この生物の脳を奪ったときにきた1つの「命令」
「この種を食い殺せ」
これをカラスは守っていた
ここを通る人間はすべて食ってきた、今度もそうするつもりだった。
しかし、今度の人間はなにかが変だった。仲間がついている、と思った
だからこの人間を殺すのを手伝ってくれる、そう思って攻撃した、しかし
なめ子[ブーン!なにをしている!?]
(;^ω^)「相手はカラス、鳥目だお!だったら!!」
仲間は人間を守っていた、はじめに感じた違和感が分かった
この仲間は、人間に味方している
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:23:36.26 ID:CYaOSnm30
wktk
48 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 17:28:08.57 ID:6NE80/G60
カラスは憤っていた
なぜ、この仲間は人間の味方をしているのか
なぜ、この仲間は人間を食い殺さないのか
なぜ、この仲間は人間を何人も殺してきた自分の攻撃を、いとも簡単に防ぐのか
そしてカラスはひとつの結論を出した。
この同種は、敵だ。だから、殺す。
(;^ω^)「当たれ!」
ブーンが落ちていた石を拾い補助灯に向かって投げる
パリーン!
辺りが暗くなる、破片が降ってきて頬を切ったが気にならなかった
なめ子[なるほど、適切な判断だ]
辺りが暗くなる
( ^ω^)「これでカラスは攻撃できないお!」
ビュン!
何かが風を切ってブーンに向かって突き進む
なめ子[ブーン!左へよけろ!]
( ^ω^)「へっ!?ぐぅッ!!」
ブーンの脇腹に何かが刺さる
(;^ω^)「は・・・羽!?痛ゥ!!」
なめ子[下手な鉄砲数打ちゃ当たる・・・か]
カラス[グッグゲゲ!!]
(#^ω^)「笑ってやがるお!クソ!」
ゴオオオオォォ!
なめ子(ん・・・?トラック?)
なめ子(一か八か・・・)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:28:17.55 ID:SxJ5CUePO
これは失敗
50 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 17:40:04.25 ID:6NE80/G60
なめ子[ブーン!反対車線へ走れ!]
(;^ω^)「わ・・わかったお!」
ブーンが反対車線へ走る、その間もカラスの攻撃は止まない
カン!カンカン!
なめ子は限界が近づいていた。
カラス本体の攻撃と羽のマシンガンを全て防いでいるのだ、消耗しないはずがない
しかし、相手のカラスは重大なミスを三つ犯していた
一つ目は、視界が悪化していたこと
二つ目は、車道の真ん中を飛んでいたこと
三つ目は、本体を使って羽を飛ばしていたため注意力が低下していたこと
だから、
ガッシャアアン!!
トラックに気づかなかった
(;^ω^)「うっわ・・・ミンチよりヒデェ・・・」
なめ子[さすがに70kmの体当たりを受けたんだ、あの体ではひとたまりも無いだろう・・・]
なめ子[ブーン、騒ぎになる前にここを出るぞ]
(;^ω^)「え・・・?あ、わかったお・・・」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:40:16.01 ID:CYaOSnm30
wktk
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:41:38.59 ID:Z2vVT864O
冷静に考えるとあの描写を文で伝えるのは無理があるんじゃね?
53 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 17:42:51.52 ID:6NE80/G60
>>52 俺も書き出してから無理があると思い始めた
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 17:44:15.97 ID:4LVkVYSAO
55 :
1 ◆hZcK3t5z1w :2005/12/30(金) 18:08:29.53 ID:6NE80/G60
(;^ω^)「ふう・・・疲れたお・・・やっと家に近づいてきたお」
なめ子[ブーン、体調が悪化している。早く休め]
(;^ω^)「分かってるお、もう寝るお」
ガチャ
(;^ω^)「ただいまだお」
シー・・・ン
(;^ω^)「あれ?ドクオがいない・・・?」
なめ子[大丈夫だ、ここに死体は無い]
(;^ω^)「怖いこと言うなおwwww」
一通り探してみたがドクオはいない
(;^ω^)「まあいいお、もう寝るお」
ベッドに寝転がるブーン
なめ子[そういえばそのドクオは何者なんだ?]
( ^ω^)「ん?」
なめ子[家族・・・というわけではなさそうだな]
( ^ω^)「あいつとは腐れ縁だお。小学生のころからずっと一緒にいて今は一軒屋を共同で借りてるんだお」
それからブーンはドクオとの関係を語りだした
( ^ω^)「・・・・で、今は大学の研究にたまに顔出しに行ってるんだお」
なめ子[ということは、彼は・・・・相当に秀才なのではないか?]
( ^ω^)「らしいお、IQ190とか言ってたおwwww絶対うそだおwwww」
( ^ω^)「今日はいろいろなことがあって疲れたお、もう寝るお」
なめ子[ああ、私は勉強をさせてもらう]
( ^ω^)「電源きってくれよ・・・・それじゃおやすー」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/12/30(金) 18:34:55.55 ID:CYaOSnm30
wktk
57 :
1 ◆hZcK3t5z1w :
数日経った
チュンチュン・・・チュン
( ^ω^)「ん・・・朝か・・・」
( ^ω^)「おいなめ子、ドクオは・・・・ってあれ?あ、そか・・・眠ってるんだったお」
ニュースが流れている
先日発生した学校に殺人鬼が乱入、自爆した事件の続報です・・・・・・
あれからドクオは帰ってこない。しかし連絡が入った。
「警察に協力しているからしばらく帰ってこれない」
ドクオは多くを語らなかったがおそらく寄生された生物のことだろうとなめ子は言った
それから、なめ子と学校に言ってみることに決めた
仲間がいるかもしれない
そう望みをかけ、ブーンは行動を起こそうとしていた